甲府市議会 1996-09-01 平成8年9月定例会(第3号) 本文
現在、公園緑地課が管理運営する公園は25か所とお聞きいたしますが、公園、近隣市民の休息所、子供の遊具施設、自治会の催し物と利用されているのでありますが、この公園を鎮守の森のようにして、入ると別世界、空気が変わるような形態にして、森林公園の感覚にする。甲府にはまちなかの彫刻展もあることなので、代表作品を建植する。
現在、公園緑地課が管理運営する公園は25か所とお聞きいたしますが、公園、近隣市民の休息所、子供の遊具施設、自治会の催し物と利用されているのでありますが、この公園を鎮守の森のようにして、入ると別世界、空気が変わるような形態にして、森林公園の感覚にする。甲府にはまちなかの彫刻展もあることなので、代表作品を建植する。
その対策の1つに水源涵養林の保安についてでありますが、これに指定されている面積は6,074ヘクタールとされており、この管理に当たっている人数が林業労務班として4人であり、また中央森林組合や県関係を含めても約50名程度と聞いております。また、予算的には甲府市直接分が約1,000万円で補助金が約300万円となっております。
次に、森林、林業の現状と北部振興対策についてお伺いいたします。 今日ほど森林に対し世間の関心が高まっているときはありません。ある人は熱帯林の激減と砂漠化の進行、酸性雨による森林の劣化、それと直接結びついている地球温暖化や生態系の破壊、遺伝子資源の絶減などに着目し、地球的規模での森林の荒廃と喪失に警鐘を鳴らしております。
森林の荒廃が指摘され、緑の保存が訴えられている現在、「山を育てるのは親子三代の事業」「動物は100年、樹木は1,000年」とも言われているように、親から子へ、子から孫へと地道に息の長い事業であります。市内の小中学生を対象とした北部山岳地域での森林体験学習などを積極的に導入し、甲府市のすばらしい財産を守り、育てる意識を高揚することが必要だと思いますが、御回答をいただきます。
次に、北部山岳地域の森林の保護育成についてただしたのに対し、この地域の山林は、本市の水源涵養林として、水道水等の確保に重要な位置を占めると同時に、なおかつ市民の緑の中での憩いの場ともなっているので、これの保護育成については、基金を設けて植林、伐採、下刈り等の事業を実施し、山林が荒廃しないような方策を積極的に講じ、子孫に美林を残すようにしていきたい旨の答弁がありました。
その原因は、異常気象だけでなく、林業の衰退とともに山が荒れ、森林の保水力が著しく低下したことによるものであったと報告されております。高松市の水源である早明浦ダム上流の緑のダムである森林が十分に管理がなされていないために、草地並みの保水力しかなかったことがその後の調査で解明されております。異常気象による天災ではなく、森林管理を怠った人災であったといわれているのであります。
北部山岳地域の振興については、甲府市の水源地帯保全のため、長年にわたり森林のもつ自然環境保全、水源の涵養、空気の浄化、保健休養施設の設置など本市と地域の人たちの協力のもとに、公共投資の拡充を図っているところであります。その中で特に重要なことは、山間地に住む人たちの定住条件の整備が必要かと思います。
また、都市化の進展の中で、厳しい現状にある農業や水資源の確保、更には大切な森林を守る林業につきましても、後継者対策や基盤整備を行い、その振興を図ります。 観光対策といたしましては、今、ライフスタイルの変化の中で、観光志向も多様化し、地域の生活文化を肌で学ぶ文化活動や、スポーツを体験する活動型観光が若者を中心に人気を集めております。
水道事業会計予算については、水源涵養林の保護対策及び市民へのPRについてただしたのに対し、本市の水源涵養林は公有林と民有林の2つに分かれるが、民有林については林業経営の衰退に伴い、その機能を保持することが難しい状況にあるので、森林の保護育成事業を推進するための基金を現在積み立てている。平成8年度からはその利息をもとにした各種の事業を実施する予定である。
県の森林計画に、森林に求められる機能には木材の生産機能と広域的機能、すなわち山地崩壊の防止であり、憩いの空間の提供であり、水資源の安定的な確保であり、この2つの機能が共に働くことにならなければ森林計画は成立しないとありますが、木材生産機能の現状は、流通経済の変革と公益的機能の板挟みの中で、既に30年に及ぶ不況のどん底にあります。
豊かな自然に恵まれた北部山岳地域の振興では、その核となるマウントピア黒平を、林業構造改善事業として、森林資源の総合利用の観点から市民の利用に供するとともに、帯那山高原牧場の整備にも意を注ぎ、北部地域全体の活性化に努めてきたところであります。
このような状況を踏まえ、63%に及ぶ森林、山岳部を抱える本市においては、どのように考え、今後どう対処していくのか、お尋ねをいたします。 次に、リサイクルプラザの建設についてお伺いをいたします。
今後も26万人に及ぶ給水人口に対し、安全でおいしい水が供給できるよう、森林の保護育成について国・県の施策を十分活用しながら、維持管理を図っていくとの答弁がありました。 このほか主な要望・意見は次のとおりであります。 1 農業まつりについては、市民が農業とふれあう場となるよう内容を検 討すること。 1 遊休農地については、一般市民の利用が図れるような方途を講ずるこ と。
地球環境保全に果たす森林の重要性は、幾つかのところで説かれております。農林省については既に山林の果たす役割について、現時点で評価をするとするならば、年間約39兆円に相当すると試算をしております。青森県の林政課にあっても林野庁と同じ方法で、県内の森林の公益企業を試算をしたところ、土砂流出や酸素供給で森林機能は年1兆2,330億円、水源涵養機能としては817億円と評価をしています。
林業については、将来に向かって3,800ヘクタールの民有林の一部公有林化を図るため、借地による部分林の設定を検討して、地元住民との役割分担の中で森林を整備していくことが、山村地域の活性化につながるものと考える。この重要な時にこそ職員が新しい感覚、新しい認識のもとに一致団結をして、後世に悔いを残さない振興策を図っていくことが重要であると認識しているとの答弁がありました。
荒川取水口はゴルフ場計画変更により何ら問題はないようですが、広い森林を切り倒して産業廃棄物処理場があり、その汚水が取水口近くの川にヘドロとなって流れており、悪臭が漂っており、またその上に養豚団地があり、その悪臭と汚水が風の流れによって下帯那一帯までにおってまいります。全く緑豊かな山林だと思っていたのですが、入ってみてびっくりしました。
水道水源保護指導要綱に基づき、水源保護区域1万771ヘクタールを指定しておりますが、その森林のうち公有林以外の神社林、民有林を対象に、水源涵養機能を保持するために、1.水源林の植樹祭、育樹祭の開催、2.水源林の保護育成事業への助成、3.水源監視員の設置、4.市民意識の高揚を図るための見学会の開催等の事業を、農林振興部と協議しながら推進していきたいと考えております。
1 森林山村対策事業の創設に伴い、水源酒養林を保有する本市としては、 保全対策事業の推進を積極的に行うこと。 1 21世紀の甲府市像については、エコープランの策定及び人口定着を 含めた諸施策実現に向けての推進を図ること。 以上が総括質問の主な内容であります。 次に、一般会計予算について申し上げます。
酸性雨は森林を枯らし、人体に入り、温暖化が止まらなければ、北極、南極の氷が解け始め、オゾンホールが破壊され、ある学者によると21世紀はあるが、22世紀はないとまでいわれております。 こうした問題がなぜ起きるかというと、地球上の哲学が効率と収益を上げることのみに偏ってしまい、ただ経済をよくすることのみ考えていることによって、人類の滅亡にまで導いているといわれております。
次に、甲府市の面積の63%を占める1万830ヘクタールが森林であり、そのうち6,064ヘクタールを占める水源涵養保安林の保護対策についてお伺いをいたします。 先ほども申し上げましたように、近年地球的規模の環境汚染が憂慮される中、特に水質汚染はすべての生命を守る上から、一層深刻なものであります。