甲府市議会 2021-06-01 令和3年6月定例会(第3号) 本文
駅ができれば人が来るということは決してなく、ただの受け身の姿勢でいるだけならば、リニア新駅はただの通過駅となってしまいます。リニア中央新幹線開業による千載一遇の好機を逃がすことなく、リニア効果を最大限に享受し、本市のみならず地域全体の発展につなげていくためには、リニア駅を核としたこれからの時代にふさわしい新たなまちづくりに向けた方針を示すことが必要であると考えます。
駅ができれば人が来るということは決してなく、ただの受け身の姿勢でいるだけならば、リニア新駅はただの通過駅となってしまいます。リニア中央新幹線開業による千載一遇の好機を逃がすことなく、リニア効果を最大限に享受し、本市のみならず地域全体の発展につなげていくためには、リニア駅を核としたこれからの時代にふさわしい新たなまちづくりに向けた方針を示すことが必要であると考えます。
昨年末、市長は、リニア新駅周辺整備について、長崎山梨県知事とともに共同記者会見も開かれました。市長の並々ならぬ意気込みを大変うれしく感じているところであります。
甲府市人口ビジョン【令和2(2020)年改訂版】における人口の将来展望では、リニア中央新幹線の開業後おおむね10年で転入出が均衡し、その後、転入超過が続くものとあり、第二期甲府市総合戦略で、リニア開通を見据えた都市環境の創出に取り組むとしていますが、7年後、甲府市にリニア新駅ができるというこの時期に、青写真が全く検討されず、市民意識の裏づけも期待感の醸成もありません。 質問いたします。
さらに、この道路が新山梨環状道路を経由し、リニア新駅までつながることにより、観光はもとより、都心や中京圏への通勤、通学も考えられ、懸念となっております移住・定住の促進が図られるのではと大きな期待を寄せているところであります。 市の事業におきましては、小原東・東後屋敷線、落合正徳寺線、野背坂線、駅南地域整備事業等が挙げられます。
本市は、リニア新駅周辺整備の全般において、やはりイニシアチブをしっかりと執るべきではないかと私は思っています。リニア駅の南側の整備については、今までは山梨県が主導でやるというふうに私も理解をしていましたが、これからは甲府市のほうが、もしくは山梨県のほうが、どちらが主導権を握っていくのか、もしくは民間でやるのかどうなるのかは分からない状態が続いていると私は思っています。
リニア新駅の名称につきましては、リニア中間駅の中で世界遺産でもある富士山に最も近い駅となることを踏まえ、国内外の多くの人々が集う山梨県の新しい玄関口としてふさわしい名称となるよう、山梨県や関係市町と連携して機運を高めていくことが必要であると考えております。
本市は、東京都に隣接する県の県庁所在地の1つでありながら、豊かな自然と緑あふれる中枢中核都市であり、リニア新駅の設置に伴う東京圏や中京圏等との時間・距離の大幅な短縮は、移転等を考える企業や、企業とともに転入されます従業員とその家族にとっても大きな魅力になるものと考えております。
特に、リニア新駅と甲府駅間の直通ルートは、甲府市都市計画マスタープランで、目指すべき将来都市構造を構成する都市基幹軸として位置づけるとともに、昨年度本市が多角的な視点で実施したリニア新駅位置の検証の中で、優位性が高いルートであるとしたところであります。
本県のリニア新駅の位置も様々な検証を行った中、ようやく決定して、いよいよリニアモーターカーの本格的な稼働に向けての動きが加速してきたと感じております。言うまでもなく、リニア中央新幹線が開業すると、首都圏、中京圏へのアクセスが飛躍的に向上し、移動時間の短縮はもちろんのこと、経済活動の流れも大きく変化するものと思っており、JR中央線や中央自動車道の全線開通同様に、歴史的な出来事になります。
ぜひとも、リニア新駅ができて、まちが大きく変わっていくということがあっても、甲府のまちの中心は甲府のまちの中心で、500年の歴史をずっと残してきているわけですから、お願いしたいと思います。
リニア新駅周辺の具体的な整備等につきましては、今後、山梨県と協議していく段階ではありますが、リニア中央新幹線の開業による効果は、本市のみならず、圏域全体で享受するものであり、地域産業の振興や雇用環境の充実、東京圏からのU・I・Jターンの活性化などにより、人口減少の抑制が期待されるところであります。
7年後の開業が予定されているリニア中央新幹線をとりましても、500年後はわかりませんが、100年後、200年後の甲府市民が利用している可能性は高く、リニア新駅を中心とした新たなまちづくりの方向性は、数百年先の甲府市をデザインするものになると思われます。
278: ◯櫻林リニア交通室長 あくまで本市が携わっているのは、リニア中央新幹線の用地と、リニア新駅とか軌道の部分というようなところで用地取得の業務に携わっております。
最初に、リニア新駅の本市大津町への設置の優位性についてお伺いいたします。 2027年、リニア中央新幹線の開業によるリニア新駅の本市大津町への設置の優位性について、先ごろ樋口市長は臨時記者会見を開き、本市大津町への設置の優位性をお伝えいただいたことに対しまして、感謝申し上げます。
甲府刑務所につきましては、リニア新駅の整備により新駅から徒歩圏内となることから、これまでに施設職員との意見交換を行うなど、情報収集に努めてまいりましたが、移転には、施設設置者である国を初め、関係機関との協議や連携が不可欠である上、移転先の選定や費用負担の問題など解決すべきさまざまな課題が想定されることから、引き続き国等の動向を注視してまいります。
土木費では、山梨市駅南地域整備事業や、小原東・東後屋敷線、落合正徳寺線などの基幹道路等の整備を促進し、リニア新駅、中央自動車道へのアクセス向上、近隣市との接続強化に取り組みます。また、懸案の南反保地域の整備計画にも取り組んでまいります。
一方で気になるのは、山梨県知事選挙中には触れていなかったリニア新駅の建設位置についても言及していることです。新聞インタビューなどで、大津町に建設が決まっているリニア駅の位置について疑問があるとした上で、JR身延線と接続できるほうがプラスになる、場所設定の経緯から勉強したいと述べるなど、駅位置選定の経緯を検証する方針を示しています。
田富玉穂大津線道路整備事業につきましては、主要道を結び、リニア新駅へのアクセス強化を図った利便性の高い交通環境を目指す整備を行っており、工事費、用地買収費や建物等補償費などを計上いたしております。
では、甲府市に建設されるリニア新駅がこの2つのうちのどちらに該当するのかといいますと、どちらにも該当することになります。来年中核市となる本市は、特に首都圏との連携を図り、巨大経済圏への参画を目指したいと考えるのは、至極当然です。また、その一方では、中間駅としてリニア駅周辺の拠点形成は、本市の発展のため必要不可欠だとも考えます。
また、今後リニア新駅の開業ということも見据えて、大津町、西下条町地内におきまして、排水路の対策の基本設計ということも取り組んでまいりました。また、小曲町、落合町地内におきましては、旧五割川と地質調査ということも業務委託で行っております。