都留市議会 2011-12-22 12月22日-03号
シンガポール、ブルネイ、ベトナム、マレーシアです。そして、これらの4カ国すべてと日本は経済連携協定(EPA)を結び、それらの国の工業製品の関税は撤廃されています。 したがって、日本にとってTPPへの参加の実質的な意味合いは、経済規模から見てもEPAを結んでいないアメリカとの全面的な貿易自由化でしかありません。恐らくこれがアメリカの日本への農産物輸出自由化を中心とした隠された狙いであります。
シンガポール、ブルネイ、ベトナム、マレーシアです。そして、これらの4カ国すべてと日本は経済連携協定(EPA)を結び、それらの国の工業製品の関税は撤廃されています。 したがって、日本にとってTPPへの参加の実質的な意味合いは、経済規模から見てもEPAを結んでいないアメリカとの全面的な貿易自由化でしかありません。恐らくこれがアメリカの日本への農産物輸出自由化を中心とした隠された狙いであります。
ベトナム戦争当時、東南アジアはアメリカ主導のSEATO(東南アジア条約機構)という軍事同盟がありました。その条約のもとでアメリカの言うなりにベトナムに軍隊を派遣していました。しかし、ベトナム戦争が終わりSEATOは敗退しました。今新たにつくられたASEAN(東南アジア諸国連合)の10カ国には、アメリカの基地も軍隊も存在しません。