まず初めに、去る3月2日、NHKテレビの全国版ニュースで甘草屋敷のひな飾りが紹介され、日に2,000人ほどが訪れ、大変好評をいただいていると報じられ、「風林火山」の町、甲州市のアピールに一役を買っていただきました。また、甘草屋敷が一般公開を始めてから、ことしは10周年の節目となりますが、入館者数がこのほど25万人を突破したとのことでもございます。
現在の冬の観光資源としては、神社仏閣の歴史散策、ワインに加えて、最近ではイチゴ狩り、甘草屋敷で展開しているひな飾りと桃の花祭り、晩秋から初秋にかけての枯露柿の風景等が挙げられます。新しい資源としては、近代産業遺産事業で整備をしている大日影トンネル遊歩道を利用したフットパスの展開、整備を進める宮光園の復興、気軽に歩ける新たな散策ルートの設定等を考えているところであります。
甘草屋敷を訪れる観光客は年々増加の傾向にありまして、現在行っておりますひな飾りと桃の花祭りは、3月5日現在で昨年同期より750人多い1万6,000人が訪れ、県内外からの観光客でにぎわっております。甘草屋敷を訪れる観光客の駐車場につきましては、駐車場所は点在いたしますが、普通車が32台、大型バスが9台収容できる駐車スペースを備えてあります。
加えて、イチゴ狩り、ザゼン草、桜や桃の花が咲く時期から枯露柿づくりまでの光景、ひな飾りと桃の花祭りのイベントから大菩薩嶺トレッキングまでの31にも及ぶイベントも重要な観光資源となっております。