令和 1年 12月 定例会(第4回) 令和元年第4回
富士河口湖町議会定例会 第1日議事日程(第1号) 令和元年12月10日(火曜日)午前10時開会日程第1
会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議員派遣の報告について日程第4 議案等の
委員会付託及び付託省略について日程第5 議案第109号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
富士ヶ嶺バイオセンター)日程第6 議案第110号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
町民福祉館ふじやま)日程第7 議案第111号
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第112号
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第113号
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第114号
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第11 議案第115号
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について日程第12 議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定について日程第13
一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(16名) 1番 古屋幹吉君 2番 渡辺英之君 3番 本庄 久君 4番 半田幸久君 5番 外川 満君 6番 渡辺武則君 7番 渡辺美雄君 8番 中野貴民君 9番 山下利夫君 10番 佐藤安子君 11番 小佐野 快君 12番 梶原義美君 13番 堀内昭登君 14番 井出總一君 15番 三浦康夫君 16番 倉沢鶴義君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名 町長
渡辺喜久男君 副町長 坂本龍次君 教育長 渡辺政孝君 総務課長 赤池和文君
政策企画課長 渡辺昭一君
地域防災課長 渡辺澄男君 税務課長 相澤一憲君 住民課長 梶原 浄君
健康増進課長 古屋広明君
福祉推進課長 渡辺幹雄君
子育て支援課長 高山美恵君 環境課長 白壁孝司君 農林課長 渡辺勇人君 観光課長 三浦吉彦君
都市整備課長 渡辺洋文君 水道課長 松浦信幸君
学校教育課長 清水勝也君 生涯学習課長 中村拓郎君
文化振興局長 山中一敏君 出納室長兼
会計管理者 羽田牧子君
---------------------------------------職務のため出席した者 事務局長 外川 誠 書記 佐藤 恵
△開会 午前10時00分
△開会の宣告
○議長(梶原義美君) 皆さんで互礼をしたいと思います。 よろしくお願いします。 師走の
お忙しいところを皆さんには第4回
富士河口湖町議会定例会に出席していただきまして、まことにありがとうございます。 先ほども申したとおり、12月に入ってから相当寒い日が続いております。また、今週には暖かい日が続くというようなことで寒暖の差が激しくなりますので、十分お体に気をつけていただき、風邪やインフルエンザを引かないようお願いしまして、会議を始めさせていただきます。 欠席議員及び
執行部関係者の欠席はありません。 ただいまの出席議員は16名、定足数に達しておりますので、会議は成立いたします。 ただいまから令和元年第4回
富士河口湖町議会定例会第1日目を開会いたします。
---------------------------------------
△開議の宣告
○議長(梶原義美君) これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりです。 これより日程に入ります。
---------------------------------------
△
会議録署名議員の指名について
○議長(梶原義美君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
富士河口湖町議会会議規則第128条の規定によって、13番、堀内昭登君、14番、井出總一君を指名いたします。
---------------------------------------
△会期の決定について
○議長(梶原義美君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から12月17日までの8日間としたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 異議なしと認めます。 したがって、本定例会の会期は本日から12月17日までの8日間と決定しました。
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△議員派遣の報告について
○議長(梶原義美君) 日程第3、議員派遣の報告についてを議題といたします。
地方自治法第100条第13項の規定により議長において議員の派遣を決定しましたので、報告いたします。 議員派遣の報告については、お手元に配付してあります
議員派遣報告書のとおりです。
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△町長挨拶及び提案理由の説明
○議長(梶原義美君) 日程第4に先立ちまして、議案の
提案理由等について町長から説明を求めます。 町長、
渡辺喜久男君。 〔町長
渡辺喜久男君 登壇〕
◎町長(
渡辺喜久男君) 本日ここに、令和元年第4回
富士河口湖町議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました案件の主なものにつきましてその概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。 去る11月5日に告示されました町長選挙におきましては、多くの町民の皆様から温かいご支援とご厚情をいただきまして再選の栄誉を賜りましたことを、深く感謝申し上げる次第であります。また、町民の皆様からいただきました負託の重みを、これまでの4年間にも増して改めて痛感いたしておるところであります。 これまでの4年間、保育所、小・中学校への空調設備の整備、
船津小学校改築事業の推進、保育所の
給食費無償化及び高校3年生までの
こども医療費助成事業の拡大、ようこそ
赤ちゃん事業の拡大など、子育てや教育環境の整備、さらには
町民体育館耐震化事業、防災無線の
デジタル化事業、
電線地中化事業など防災・減災体制の強化、また景観の保護・保全を図ってまいりました。 今後とも、観光・防災・教育・福祉を4本柱とした事業を継続し、さらなる前進に努めていく所存であります。 特に観光を町の基本に位置づけ、人・物・観光情報の交流を通じて地域の農業、商業、工業といった全ての産業の生産性を向上させ、町の総合力を高め、町民の皆様と協働した魅力のある「観光の
まちグランド」の形成・確立に取り組んでまいります。 また、小・中学校の
給食費完全無償化や乳幼児の身の回り品の支給事業、高齢者への
ドライブレコーダー及びオートマチック車踏み
違い防止装置購入事業を実施し、子供からお年寄りまで、生まれてきてよかった、長生きしてよかったと実感できる
まちづくりを進めてまいる所存であります。 今年8月には、町内の中学生8名が参加しスイス・ツェルマットを訪問し、
地元中学生たちと国境を越えた友情を築いてまいりました。 また、9月には、ラグビーの
フランス代表チームが富士吉田市と
富士河口湖町において
事前キャンプを行い、地域住民との交流を深めたところであります。 さらには、パラトライアスロン・フランスチームのテスト大会前事前合宿では、選手と地元の子供たちとの交流会や義足体験会を開催し、
ユニバーサルデザインの
まちづくり及び心のバリアフリーの取り組みを実施する自治体として、「
共生社会ホストタウン」に登録をされたところであります。 町の国際化は共生社会の推進にもつながり、言語や文化の違い、障害の有無、性別や年齢の違いに気づき、認め合うことこそ、人と人との結びつけを強くするとともに、一人一人の力が存分に発揮されると思っているところであります。 そして、私
たち人間社会の発展には自然との共生があることを忘れてはなりません。自然からの豊かな恩恵を享受することは、片や、地震や火山噴火、台風などの災害を負うことでもあります。そのことをしっかり自覚し、防災・減災体制をさらに強化していくことが重要であると考えております。 また、地球温暖化、
プラスチックごみ等による環境破壊を食いとめるべく、
温室効果ガスの排出抑制、
リサイクル・リユース等の再資源利用の推進、ごみの減量などさまざまな対策を打ち出し、美しい自然を守り育むことは私たちの使命であると考えております。 先代の方々がこれまで育て上げてまいりました社会基盤をさらに磨き、町民の皆様がこの町のすばらしさを実感し、この町で生きる喜びと誇りを次世代につなげ、希望と笑顔あふれる
まちづくりに邁進していく所存であります。 次にでありますが、令和2年度
予算編成方針についてご説明申し上げます。 まず、地方交付税は、平成26年度から合併算定がえによる交付額の段階的な縮小が行われてきましたが、令和元年度には一本算定に移行したことによりさらに減額が見込まれます。 町税においては、平成30年度に合併以来過去最高の45億円超えとなりましたが、景気の先行きの不透明感もあり、財政状況や将来の見通しが非常に厳しいことについて認識を改めているところであります。 限られた財源で最大限の事業効果を発揮するために、創意工夫の意識を持って対応することや、施策ごとの重点化・効率化を重視することはもちろん、徹底した歳出構造の見直しと一層の歳入確保への取り組みを強く進めることや、また、先ほど述べました私が選挙時に町民の皆様にお約束をした事業につきましては、その実現のため、積極的に予算を確保してまいりたいと考えておるところであります。 町民の皆様にこの町のすばらしさを実感していただくとともに、誇りを持っていただけるような町にするため、町民の福祉の向上と信頼される行政運営に努め、「全ての町民の皆様が笑顔にあふれ、将来に希望が持てる
富士河口湖町」の実現に向けてさらに努力してまいりますので、町民の皆様並びに議員各位のご支援とご協力を重ねてお願い申し上げるところであります。 それでは、今議会に提出いたしました議案等の概要を申し上げます。 提出案件は全部で15件であります。内訳は、町有施設の
指定管理者の指定が2件、条例の改正が6件、補正予算は、
特別会計補正予算6件及び一般会計の補正予算であります。 まず、条例の一部改正でありますが、
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例は、
成年後見人制度の利用促進に関する法律の改正により、町表彰条例の特別待遇の停止の見直しを行うために改正するものであります。 次に、
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例は、国・県の給与に関する勧告並びに一般職の国家公務員の
給与改定等に鑑み、条例の一部を改正する必要があること、また、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う改正、及び労働基準法に基づく時間外手当の算定基礎額に寒冷地手当、
地域手当等を算入するために改正するものであります。
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、国・県の給与に関する勧告並びに一般職の国家公務員の
給与改定等に鑑み、
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する必要があるために改正するものであります。 次に、
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例と、
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例、及び
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、欠格事項を削除及び修正するために改正するものであります。 次に、
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定についてであります。
富士ヶ嶺バイオセンター及び
町民福祉館ふじやまの
指定管理者の指定期間が令和2年3月31日をもって満了となるため、4月1日以降の
指定管理者について提案を申し上げるものであります。 次に、補正予算につきましては特別会計6会計と一般会計でありますが、そのうち、令和元
年度一般会計補正予算(第4号)の概要についてご説明申し上げます。 今回の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に4億3,197万1,000円を追加し、歳入歳出の総額を140億7,590万2,000円とするものであります。 まず、第2表の
債務負担行為でございますが、令和2年度にくぬぎ平
スポーツ公園運動場の
人工芝生化事業を行うに当たり、令和2年の単年度で施工完了を目指すため、あらかじめ今定例会で
債務負担行為をご議決いただき、来年度の予算化を確定し入札手続等を進め、年度当初に契約を締結し工事を進めるため、7億5,000万円をお願いするものであります。 次に、補正予算の歳入の主なものについてご説明をいたします。 国庫支出金5,600万円、県支出金3,209万7,000円、寄附金30万円、繰入金469万5,000円、繰越金3億3,887万9,000円をそれぞれ増額いたしました。 次に、歳出の主なものにつきましてご説明いたします。 議会費は、
ツェルマット視察研修レポート特集号追加発行分で20万円の増額、同
研修補助金320万円の減額であります。 総務費は、
一般管理費で
管理職登用年代職員への研修委託料35万1,000円、
財産管理費で
公共施設建設基金への積立金1億円、企画費で
新築住宅建築等奨励金680万円、徴税費で法人税等の還付金900万円を計上いたしました。 民生費は、
戸籍住民登録費に
臨時職員賃金74万3,000円、
社会福祉総務費で、平成30年度
障害者医療国庫負担金の確定に伴う返還金と介護給付・
訓練等給付費など6,078万4,000円、
老人福祉費で
介護保険特別会計繰出金3,671万1,000円、保育所費で
認定こども園委託料8,000万円の増額であります。 衛生費は、
衛生費総務費で
子ども医療費助成金等3,080万円、
景観保全費で
家庭用太陽光発電システム設置補助金50万円、
塵芥処理費で
ごみ収集委託料等124万3,000円を増額いたしました。
農林水産業費は、畜産費で
アフリカ豚コレラ侵入防止対策緊急支援事業等435万円、農地費で
河口土地改良区
揚水ポンプ修繕補助金770万円、林業費で松くい
虫被害木駆除委託料等78万6,000円の増額であります。 商工費は、
河口湖通り街灯LED化事業補助金739万円の増額であります。 土木費は、
土木総務費で
道路用地等分筆登記委託料30万8,000円、
道路橋梁総務費で未
就学児利用経路緊急合同点検に伴う
安全対策工事費250万円、
道路維持費で
町道除雪委託料等4,400万円の増額であります。 教育費は、
学校管理費で小学校への
学校ネットワークシステム設定費等と船津小学校への
備品購入費等2,413万1,000円、
教育振興費で
勝山小学校学級増に伴う
備品購入費、西浜小学校、
大嵐小学校パソコンリース料等383万2,000円、公民館費で
富士河口湖町
交流センター石積み修繕工事費等663万8,000円、
学校給食費で
船津小学校給食室新設に伴う消耗品、
備品購入費等588万9,000円の増額を予算化したところであります。 以上で本定例会に上程しました令和元
年度一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。詳細な内容や特別会計につきましては各
常任委員会において担当課長からご説明をさせていただきますので、ご審議の上、何とぞご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げ、今定例会における所信及び概要説明とさせていただきます。
---------------------------------------
△議案等の
委員会付託及び付託省略について
○議長(梶原義美君) 日程第4、議案等の
委員会付託及び付託省略についてを議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付してあります
議案付託表(案)のとおり、各
常任委員会への付託及び付託省略をしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 異議なしと認めます。 したがって、日程第4、議案等の
委員会付託及び付託省略については
議案付託表(案)のとおり決定しました。 引き続いて、各
常任委員会への付託を省略された議案について会議で審議を行います。
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△議案第109号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
富士ヶ嶺バイオセンター)
○議長(梶原義美君) 日程第5、議案第109号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
富士ヶ嶺バイオセンター)を議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
政策企画課長、渡辺昭一君。
◎
政策企画課長(渡辺昭一君) 議案第109号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について。 下記のとおり
富士河口湖町町有施設の
指定管理者を指定しようとするので、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。
指定管理者に管理を行わせる公の施設の名称、
富士ヶ嶺バイオセンター。
指定管理者として指定する団体、名称、
鷹取建材株式会社、代表者、鷹取賢、所在地、東京都八王子市中野町2545番地21。 指定の期間、令和2年4月1日から令和5年3月31日まで。 提案理由のご説明をいたします。
富士ヶ嶺バイオセンターの
指定管理者の指定期間が令和2年3月31日をもちまして満了となるため、令和2年4月1日以降におけます
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、ここに提案するものです。 まず、
指定管理者制度については、住民の福祉を増進する目的を持ってその利用に供するための施設である公の施設について、
民間事業者等が有するノウハウを活用することにより、
住民サービスの質の向上を図っていくことで施設の設置目的を効果的に達成するため、平成15年9月に設けられました。 当町におきましては、平成17年度から導入を検討し、現在、15の施設におきまして
指定管理者による施設の管理運営を行い、それぞれの施設が特色ある施設の運営や
利用者サービスの向上などを図っていることから、制度の趣旨に沿った一定の効果が得られております。 今年度につきましては、対象とすべき施設につきまして各担当部署へ照会し、担当部署としてこれまでの業務内容の検証を実施し、
指定管理者制度を選択するかどうかや、制度を導入した場合、公募にするか従来の団体を選定するかについて検討をしていただきました。 その後、
指定管理者の選定について慎重かつ適切な判断を行うことを目的に業務上の課題等を整理し、公の施設の管理のあり方について検討していくため、
業務委託検討会を開催いたしました。その中で、引き続き令和2年度からも
指定管理者において管理運営する施設として、今回上程いたしました2つの施設が挙げられました。 その後、
業務委託検討会で検討した結果を踏まえて、
河口湖商工会経営指導員、副町長、町職員など8名から成る
指定管理者審査委員会を開催し、申請内容について審査をしていただきました。審査方法は、申請書類の審査、これまでの実績や事業計画、財務計画等についてのプレゼンテーションの実施やヒアリングを行い、
審査マニュアルに基づき評価をいたしました。 その結果、当施設につきましては、町の生ごみを堆肥化し減量していくための
EM発酵ぼかしづくりの材料や生
ごみ発酵容器を定期的に納入していただいていること、
富士ヶ嶺地区を中心とした地域行事への清掃活動等に積極的に参加するなど、
地域貢献活動等が特に評価されました。 以上、説明とさせていただきます。ご審議の上ご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第5、議案第109号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第5、議案第109号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
富士ヶ嶺バイオセンター)は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第110号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
町民福祉館ふじやま)
○議長(梶原義美君) 日程第6、議案第110号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
町民福祉館ふじやま)を議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
政策企画課長、渡辺昭一君。
◎
政策企画課長(渡辺昭一君) 議案第110号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について。 下記のとおり
富士河口湖町町有施設の
指定管理者を指定しようとするので、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求める。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。
指定管理者に管理を行わせる公の施設の名称、
富士河口湖町
居宅介護施設(
町民福祉館ふじやま)。
指定管理者として指定する団体、名称、
富士河口湖町
社会福祉協議会、代表者、会長、
渡辺喜久男、所在地、山梨県南都留郡
富士河口湖町小立2487番地。 指定の期間、令和2年4月1日から令和5年3月31日まで。 提案理由のご説明をいたします。
富士河口湖町
居宅介護施設(
町民福祉館ふじやま)の
指定管理者の指定期間が令和2年3月31日をもちまして満了となるため、令和2年4月1日以降におけます
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2第6項の規定により、ここに提案するものです。
指定管理者制度等につきましては先ほどの議案第109号での説明とさせていただきます。 当施設につきましては、
富士河口湖町に居住する高齢者等の住みなれた地域での生活を支援するため、
介護保険法に規定する通所介護、小規模多
機能型居宅介護及び介護予防小規模多
機能型居宅介護等を提供することを目的に設置する施設であることや、当該施設の周辺は町の
福祉ゾーンと位置づけられており、町の福祉の拠点として、
社会福祉法人富士河口湖町
社会福祉協議会が
地域福祉推進を図る目的を達成するため、
介護サービス事業の収支の改善を図りながら管理運営を行うことが適当であると判断し、公募によらない選定となりました。
富士河口湖町
社会福祉協議会を引き続き
指定管理者として選定した理由につきましては、当協議会は、町民利用の意見・要望を管理運営に反映させるため、常設窓口を設置し、課題等について協議を行い改善を図っていくなど、設置目的に沿った活動が認められたこと、小規模多
機能型居宅介護等の民間参入が困難な事業に取り組んでいること等が特に評価されたものであります。 また、さらに町民にサービス内容を理解していただき積極的な利用を促し、利用者が安心安全な体制のもと心のこもったサービス提供が受けられるよう、関係者一同にさらなる努力を強く要望いたしました。 以上、説明とさせていただきます。ご審議の上ご議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第6、議案第110号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第6、議案第110号
富士河口湖町町有施設の
指定管理者の指定について(
町民福祉館ふじやま)は原案のとおり可決されました。
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△議案第111号
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第7、議案第111号
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 総務課長、赤池和文君。
◎総務課長(赤池和文君) 議案第111号
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 提案理由ですが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、特別待遇の停止の見直しを行う必要があるため、提案するものです。 改正の内容についてご説明いたします。 例規集では1巻の323ページからとなりますので、あわせてごらんください。 議案書の2枚目をお願いいたします。 第10条の第1項第1号は、特別待遇の停止の要件のうち、成年被後見人及び被保佐人を規定しているもので、これを削除して、以降、各2号を繰り上げるものです。 附則として、施行期日を公布の日からとするものであります。 以上、条例改正についてご説明いたしました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第7、議案第111号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立を願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第7、議案第111号
富士河口湖町表彰条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第112号
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第8、議案第112号
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 総務課長、赤池和文君。
◎総務課長(赤池和文君) 議案第112号
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 提案理由ですが、国及び県の給与に関する勧告並びに一般職の国家公務員の
給与改定等に鑑み、
富士河口湖町
職員給与条例の一部を改正する必要があること、また、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う改正、及び労働基準法に基づく時間外手当の算定基礎額の算定方法についての改正をする必要があるため、提案するものです。 最初に、人事院勧告の内容と条例改正の概要をご説明いたします。 お手元にお配りしてあります別紙1、説明資料をごらんください。 まず、人事院勧告の骨子ですが、今年度分は、民間給与との格差を解消するため、毎月の給与及び期末勤勉手当について引き上げを行うというものです。 具体的には、1として、毎月の俸給は行政職初任給を大卒で1,500円、高卒で2,000円引き上げ、これを踏まえて、30代半ばまでの職員の在職する号俸について所要の改定を行うもので、平均改定率は0.1%となります。 次の2の期末勤勉手当は、民間の支給割合との格差を解消するため、前年度より0.05カ月の引き上げとなります。 3の住居手当は、支給対象となる家賃額の下限を「1万2,000円」から「1万6,000円」に引き上げるとともに、月額支給限度額を「2万7,000円」から「2万8,000円」に引き上げるものです。 4の実施時期につきましては、俸給表は平成31年4月1日、期末勤勉手当は令和元年12月1日にさかのぼることとなり、住居手当は令和2年4月1日から施行となります。 説明書の中段ですが、以上の人事院勧告の骨子を踏まえ、当町の給与についても国及び県に準じて、1として、俸給表の改定を行います。2として、期末勤勉手当、いわゆるボーナスですが、年4.45カ月を4.5カ月にするものです。3として、住居手当の支給対象となる家賃額を4,000円引き上げ、月額支給限度額を1,000円引き上げを行うものです。国や山梨県は、人事院や人事委員会の勧告を受け、勧告どおりの給与水準の引き上げを行うところです。これらの状況を踏まえ、当町においても同様の措置をとるものとしたいと思います。 それでは、議案書に戻っていただきまして条例改正の内容のご説明をいたします。 例規集では第1巻の5,451ページですので、あわせてごらんください。 議案書の2枚目をお願いいたします。 第1条は、勤勉手当の改定と、この議案書の最後にあります給料表の改定を行うものとなっております。 第2条につきましては、住居手当に関する改定となっております。 第3条は、時間外手当の算定基礎額については、労働基準法に基づき寒冷地手当、
地域手当等を算入する必要がありますので、
職員給与条例に明記されていないために条文の改正を行うものです。 第4条につきましては、地方公務員法第16条の欠格条項において、第1号の成年被後見人または被保佐人が削除されることから、給与条例の該当条文の削除等を行うものです。 以上、条例改正についてご説明いたしました。人事院勧告に伴う措置となっておりますので、何とぞご理解を賜りたく、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第8、議案第112号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第8、議案第112号
富士河口湖職員給与条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。
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△議案第113号
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第9、議案第113号
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 総務課長、赤池和文君。
◎総務課長(赤池和文君) 議案第113号
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 提案理由ですが、国及び県の給与に関する勧告並びに一般職の国家公務員の
給与改定等に鑑み、
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する必要があるため、提案するものです。 先ほどの
職員給与条例の改正と同様に、
会計年度任用職員の給料表は職員と同様の給料表を用いていることから、給料表の改定を行う必要があるため、改定を行うものです。 改正の内容についてご説明いたします。 議案書の2枚目をお願いします。 第1条は、給料表の改定を行うものです。3枚目以降、改定後の給料表を添付してあります。 附則として、施行期日を令和2年4月1日とするものです。 以上、条例改正についてご説明いたしました。人事院勧告に伴う措置となっておりますので、何とぞご理解を賜りたく、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第9、議案第113号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第9、議案第113号
富士河口湖町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。
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△議案第114号
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第10、議案第114号
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
地域防災課長、渡辺澄男君。
◎
地域防災課長(渡辺澄男君) 議案第114号
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明いたします。
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 提案理由ですが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律が6月14日に公布され、同法の中で地方公務員法の一部が改正されたことにより当条例の一部を改正する必要があり、提案するものでございます。 例規集では第2巻の9,031ページからとなりますので、あわせてごらんください。 それでは、改正内容をご説明いたします。 次のページをごらんください。 改正内容は、第4条中、第1号の「成年被後見人又は被保佐人」を削り、同条第2号を第1号とし、同条第3条中、「免職」を「懲戒免職」に改め、同号を同条第2号とし、同条第4号を第3号とするものであります。 なお、附則としまして、当条例改正は公布の日から施行するものでございます。 以上、条例の一部改正についてご説明をいたしました。ご審議のほどをよろしくお願いいたします。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第10、議案第114号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第10、議案第114号
富士河口湖町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。
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△議案第115号
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第11、議案第115号
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 住民課長、梶原浄君。
◎住民課長(梶原浄君) 議案第115号
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をさせていただきます。
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 提案理由は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、総務省の示す印鑑登録証明書事務処理要領の一部が改正となり、所要の改正を行う必要があるため、ここに提案いたします。 それでは、条文に沿って内容をご説明いたします。 1枚おめくりください。 例規集では、
富士河口湖町印鑑条例は第1巻の2,215ページからとなっております。 この改正は、成年被後見人の一律な権利制限が見直されたことに関連する改正となります。 第2条は、印鑑の登録資格を規定したものでございますが、第2条第1項及び第2項を印鑑登録証明事務処理要領に準拠した字句に改めるものであります。また、第2項第2号において、「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」と改めるものであります。 次に、第15条は、印鑑登録原票の職権抹消を記述したものでございますが、第15条第1項第3号の「後見開始の審判を受けたとき」を「意思能力を有しない者となったとき」と改めるものであります。 なお、附則としまして、施行日は、印鑑登録証明事務処理要領の改正の施行日である令和元年12月14日から施行するものであります。 以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第11、議案第115号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第11、議案第115号
富士河口湖町印鑑条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。
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△議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(梶原義美君) 日程第12、議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 水道課長、松浦信幸君。
◎水道課長(松浦信幸君) 議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定について。
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和元年12月10日提出。
富士河口湖町長、
渡辺喜久男。 例規集につきましては2巻7,001ページを参照してください。 提案理由ですが、これも同様に、成年被後見人等の権利について制限措置の適正化を図るため、関係法律が施行されたことにより、指定工事業者の欠格条項の見直しが必要となり、
下水道条例の一部を改正するものとなっております。 それでは、条例の一部改正について説明をいたします。 次のページをお開きください。 第6条の3第1項第4号アを「
破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者」、エの「その役員のうちにアからウまで」を「その役員のうちにアからエまで」に改めた上で、オとして、ウの後に次のエを加えさせていただきます。「エ 精神の機能の障害により排水設備等の工事の事業を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通の適切に行うことができない者」。 次に、6条の9第1項の「変更があったとき」の後に「、第6条の3第1項第4号ア、エ若しくはオのいずれかに該当するに至ったとき」を加えるものです。 附則の1条といたしましては、施行期日ですが、この条例は公布の日から施行するものとします。 以上で議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定についての説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(梶原義美君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梶原義美君) 討論なしと認めます。 日程第12、議案第116号を採決いたします。 この採決は起立により行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方はご起立をお願いします。 〔
賛成者起立〕
○議長(梶原義美君) 起立全員です。 したがって、日程第12、議案第116号
富士河口湖町
下水道条例の一部を改正する条例の制定については原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 午後は1時30分から再開いたします。
△休憩 午前10時58分
△再開 午後1時30分
○議長(梶原義美君) 休憩を閉じ、再開いたします。
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△一般質問
○議長(梶原義美君) 日程第13、町政全般に対する一般質問を行います。 一般質問の通告者は、6番、渡辺武則君、7番、渡辺美雄君、10番、佐藤安子君、9番、山下利夫君の4人です。 順次発言を許可いたします。 念のため申し添えますが、質問形式は一問一答方式とし、持ち時間は質問時間、答弁を含め60分以内とします。また、再質問は2回までとします。 傍聴人に申し上げます。会議中は、掲示してあります傍聴人の守るべき事項にもありますとおり、静粛にして傍聴されますようお願いいたします。また、携帯電話はマナーモードにするか電源を切っていただくようお願いいたします。 それでは始めます。
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△渡辺武則君
○議長(梶原義美君) 6番、渡辺武則君の発言を許可します。 6番、渡辺武則君。 〔6番 渡辺武則君 登壇〕
◆6番(渡辺武則君) 議席6番、渡辺武則です。 議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い行政一般について質問をさせていただきます。 初めに、令和2年度の予算編成についてお伺いをいたします。 国では、10月4日に第200臨時国会が招集され、昨日、閉会いたしました。今国会での焦点は大きく2点、日米貿易協定の承認と国民投票法改正案の成立にありました。政府は、日米貿易協定をめぐっては、日本の経済を支える2大産業である農業産業への関税引き下げ幅をTPPの水準まで抑えること、自動車産業への関税に追加関税を発動しないことをアメリカ政府と確認できたとしています。国民投票法改正案をめぐっては、北朝鮮問題も絡め改正案を成立させ、憲法審査会に自衛隊の明記など4項目の条文案を提示したい考えでした。 安倍首相は所信表明演説で、在任任期が憲政史上最長になることを受け、現状に甘んずることなく、教育、働き方、社会保障、我が国の社会システム全般を改革していくと決意を示されましたが、ここに来て、首相主催の桜を見る会が私物化されてはいないか、前夜祭の夕食会で地元の後援会員らに便宜を図っていないかとの疑惑を持たれ、その釈明に時間を費やし審議が進まず、日米貿易協定の承認案は閉会ぎりぎりで承認されたものの、国民投票法改正案に至っては成立を見送ることとなり、国の来年度の予算編成にも大きな影響を与え、県や町へその影響がないか危惧するところであります。 そのような中、町では11月5日に告示をされた任期満了に伴う
富士河口湖町町長選において、無投票で
渡辺喜久男町長が再選を果たされました。町長選での無投票は、町村合併の2003年以来16年ぶりのことで、多くの町民が町を二分する選挙戦を避け、安定した行政運営を望んだことと、町長の1期目の実績を評価し、2期目の信任をいただいたものだと思っています。 町長は今回、1期目の実績として、高校生までの医療費窓口無料化や教育施設へのエアコン整備、保育所の
給食費無償化、新船津保育所の竣工と船津小学校建てかえ着手などを掲げ、公約に掲げた子供や子育て世代に向けた施策を着実に実行してきたとして、2期目の新たな公約として「観光立町に向けた観光政策の強化」、「防災行政の積極的推進」、「教育政策の整備」、「健康・福祉政策の整備」を4本柱に、今後も事業を継続しさらなる前進をしていくと後援会活動を通して訴えてまいりました。 そこで、この町民とお約束した4つの公約を具体的にどのような施策をもって着実に実行されていかれるのか。さらには、令和2年度の予算編成において、いかに町民の立場に立ち歳出予算に反映していくのか、町長の基本姿勢と方針についてお伺いをいたします。
○議長(梶原義美君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 町長、
渡辺喜久男君。 〔町長
渡辺喜久男君 登壇〕
◎町長(
渡辺喜久男君) ただいまの渡辺議員の質問、令和2年度の予算編成をいかにということでございます。 中身につきましては、今回の町長選において掲げた公約の実現方、いかなる方法をもって実現をしていくのか、また、それをもとに令和2年度の予算編成の骨格はどうするのかということだろうと解釈をいたしまして答弁をさせていただくものでございます。 まず、今回の町長選におきまして無投票という信任を得たということではありますけれども、これを裏から見るならば、町民から白紙委任状を突きつきられて、さて、この後の4年間いかなる施策を打つのかお手並みを拝見するということだろうと思っておりますし、この点については大変重圧に感じておるところでございます。 そうした中、ただいまの質問にもありましたとおり、1期目におきましては、18歳までの医療費の無料化、また保育所給食費の無料化、また船津保育所の建設、また近年におきましては小・中学校のエアコン設備の設置、また防災無線のデジタル化の推進、また、現在行われております船津小学校の建設事業というようなことに取り組んできたわけであります。もちろん、これらの項目につきましては、2期目を迎えた今日におきまして、引き続いてこれらを推進していくのは当たり前のことだというように思っておるところであります。 そうした中で、今回の町長選においては、4つの項目において町民とお約束をした経過でございます。 まず1つ目は、我が町のなりわいとして観光の推進を強力に推し進めていくと。2つ目は、これから予想される東海沖地震、また首都圏直下型地震等に対処すべく、また、この北麓地域においては、富士山の噴火等への対策に重要なポイントとして取り組まなければならないということで、防災対策を2つ目に挙げて戦ってきたわけであります。 また、3つ目といたしましては、福祉行政、これは今までの4年間と同様に推し進めてまいりたいと考えております。ただ、この福祉政策においては、国は毎年、その制度設計を変えてきます。これらについて、今、担当の職員は大変な思いをして年間の福祉政策に取り組んでおります。 また、国においては、福祉政策において決して100%の費用を出していただいているわけではありません。よくて半分、残りの半分は県、最後の4分の1は町という施策の打ち方でございます。現在、この国における施策についていくのがやっとの福祉行政でございます。こういう面からするならば、私はいつも思っているのは、福祉政策は守りであると、いかにして守っていくか。これに相対するものが教育施策でございます。これは攻めです。福祉は守り、教育は攻めだという思いで行政を預かっているものと思っております。 今、お話ししました教育の整備については4つ目の公約であります。観光・防災・福祉・教育、この4つが今回の2期目として町民と約束をしたものであります。渡辺議員がおっしゃるのは、この項目はわかっておると、その具体的な施策をどうするんだということだろうというように解釈してお話をさせていただきます。 まず、観光でございますけれども、今現在、この町においては年間500万人のお客さんを迎えておるという状況でございます。今、観光面においては活況を呈しておるという状況でございまして、ホテル等の建設ラッシュ等がその明らかな一面でございます。しかしながら、今、各ホテルにおいては室内用のWi-Fiは無料Wi-Fiとして設置をしておりますけれども、一歩外へ出たときにWi-Fiが使えないという苦情をいただいております。特に外国からの観光客については、この点は寂しい観光行政だと言われております。 そうした中、これから数年はかかろうというように思いますけれども、河口湖駅から今一番のメーン通りとなりました大石の自然生活館までの間、この間に郊外用のWi-Fiの設置をしてまいりたいというように考えておりまして、当初予算に計上すべく、今、担当のほうにこれらの施策についての方法を探させているところであります。東電を使うのか、NTTを使うのか、またCATV等を使うのかという意味合いでございます。 これらによって、我が町の観光のメッカである河口湖駅から大石の自然生活館まで、郊外用のWi-Fiが使えるという方策をとってまいりたいというように考えております。この方法は、Wi-Fiはソフト面でございます。 次に、ハード面から申し上げますと、8年先、9年先に完成するだろうと言われておるリニアモーターカーを利用した山梨県を訪れる観光客をいかにこの富士の麓へ誘導するかという問題は、大きな問題だというように思っております。今のところ、リニアの山梨県の駅は大津町というところでございますが、ただいま県知事はもう少し西へ伸ばすと。いわゆる身延線の駅のほうへということが今言われておりますが、身延線の駅であろうが、リニア大津町の駅であろうが、ここで一体全体、山梨を訪れるお客さんがおりるのかという問題があります。 一つは、甲府盆地に観光客が押し寄せる材料があるのかという懸念を持っております。何といっても、先ほど申し上げた我が町を訪れる500万人の全てが、富士を見たい、雪を見たい、この一心で我が町を訪れていただいております。そうした中、リニアの駅からここへお客を誘導すると。一つの方法は、精進湖線等の関係から、精進から南甲府のインターまで、斜め堀りをもってトンネルを掘るという考えがあるわけでございますが、これは、道路構造上の問題で勾配がきつ過ぎると、不可能だということを国はおっしゃっております。 じゃ、次の手は、どうやってこの御坂峠を越えさせるのかと。この問題は、今、山梨県が新山梨環状道路というのを建設しております。いわゆる甲府盆地を一周する道路です。今、アイメッセのところまで来ておりますが、いずれはそれが石和まで来て、甲府盆地の北側を走る計画であります。今、私の考え方は、この山梨新環状道路が石和まで来た暁に、そこから、現在、県が計画しております御坂山脈をぶち抜く新々御坂トンネルに期待しておるわけです。現在の御坂トンネルは新御坂トンネルという名称でございますが、もう一本、新々御坂トンネルを掘ると。 これは知事も表明をしておるところでございますが、果たしてどこまでの長さで掘るのかというのが問題であります。一説によりますと、今の河口の2期バイパスのところから御坂トンネルを掘り抜いて、カムイのスキー場のところまでだと。これでは話にならないわけです、短過ぎて。私が思うところは、せめて御坂の小学校ぐらいまでを向かって掘っていただければというように思っております。そうして、その暁には、先ほど言った新山梨環状道路の石和インターからこの新々御坂トンネルを使って御坂峠を越えて、越えた瞬間にこの雄大な富士が見えるという構造を私は描いておるわけでございます。 こういう点が観光立町に向けたソフト面とハード面の考え方でございます。しかしながら、ソフト面のWi-Fiについては我が町でもできますけれども、このハード面のトンネル問題については、これは我が町一つだけで到底なし得るものではございません。県の力をかり、また国の力をかり、国の力をかりるというのは、これは生活道路のほかに防災的な道路としての活用策を国に訴えていくという考えでいるわけであります。こういったところが観光の具体的な、今回の2期目に向かっての私の考え方であります。 2つ目の防災対策でございますが、先ほど言った南海トラフ地震、首都圏直下型地震、東海地震、富士山の噴火、これらに対処すべき一番の問題は、一番足もとの、町民の一番近くにいる消防団の機能の強化であります。今、消防団になり手がなくて全国的に困っている状態でありますけれども、これらの強化を図る、これが一番、町民にとって頼りになることではないかというように思っております。 もう一つは、今、国の強靭化計画に基づきまして、いよいよもって富士山に導流堤の建設が始まっております。これは、流れ出た溶岩等を食いとめる施設でございます。しかしながら、これは我が
富士河口湖町の行政エリア以外でございます。鳴沢村と富士吉田市に設置をするということでございます。そうしたことで、これも一生懸命、国の国土強靭化計画に基づきまして多くの予算をつけていただいて、北麓の住民が安心して暮らせる状態をつくってもらいたいという考えを持っておるところでございます。 もう一つ、これは私の独自の考えでございますけれども、東富士の河口湖インターから、今、建設が進んでおります第二東名の富士宮インターまで、富士山の北麓を鉢巻き状に道路を通すという考えでございます。そして、この道路には、富士山側については3メートルから4メートルの導流堤を兼務した壁をつくる。これによって、富士山が噴火した場合に、全町民避難のような大きな避難になった場合に、ここの導流堤で時間を稼ぐという考えでございます。物流面も当然これは活用できますし、今言った防災面も活用ができるものでございます。 もう一つは、観光面にもこれが活用できる。今、私どもの観光は、何といっても東側から入っているお客さんを迎えております。中央道、中央線、東名、東富士、このルートが主導でございました。西から入って来るお客さんは、ある面では皆無と言っていいくらいです。しかしながら、こうやって幾つもの併用した用途を受けた富士北麓を鉢巻き状に回す道路ができると、西側からも相当入ってくるんだろうという思いでいますし、これは産業面でいいますと、
富士ヶ嶺地区の開発、朝霧高原の開発にもつながるというように大きな期待を抱いております。これは私の一つ夢でもございます。こういったことが、防災対策と一面を私は考えておることを表明したいというように思っております。 さて、3つ目ではございますが、当然、現在の福祉行政、先ほど申し上げた福祉行政を守るのが精いっぱいだということで、これには、かたく堅持をして、国の施策に落ちがないような方法で打ってまいりたいという考えはもちろんでございます。ある面では、これは町からとってみればハード面かもしれません。 ソフト面でいいますと、午前中の所信表明でも申し上げたとおり、今現在、お年寄りのブレーキ、アクセルの踏み間違いによる突っ込み事故があります。これらを防止する装置等の開発が大小の企業において進んでおります。これらについて補助制度を設けてまいりたいと。これも、現在既に担当に、来年度の当初予算に間に合うようにその構造設計、政策設計をお願いしておるところでございます。 またもう一つは、現在、あおり運転等で新聞に毎日出ておりますけれども、
ドライブレコーダーの設置についても補助制度を設けたいということで考えておる。これも、当初からこのような方法はとれないかということで今進んでおるところでございます。 次に、4つ目でございますが、教育に対する基盤整備施策でございます。これは何といっても、先ほど申し上げた第1期目において保育所の完全無償化を図ってまいりましたけれども、令和2年度より、小・中学校全てに完全無償化の給食費の無料化を図ってまいりたいという考えを持っております。これは町民との約束でございますので、やらなければならない施策であります。 またもう一つ、人口問題も絡んだ施策でございます。それは、乳幼児、いわゆる赤ちゃんに対していかなる経済的な支援ができるかということを考えてきました。全国で行われているのは現ナマを与えるということです。1人生まれたら2万、2人目が5万、3人目が10万という現ナマ主義です。これはやり方とすれば一番たやすい方法ですが、果たして現ナマをぶつけていいのかなという思いを持っております。 そこで私が考えたのは、生まれてきた赤ちゃんに対し1カ月3,000円の紙おむつ代を出す。また、これはゼロ歳から1歳までという方法で今考えております。その後、財政が許すならば、この金額のアップと年齢のアップを図ってまいりたい。極端に言いますと、年齢的にはおしめがとれるゼロ歳から2歳まで、また金額的には月5,000円という考え方もあろうかと思いますけれども、現在考えておるのは1歳まで、月3,000円の年間3万6,000円、これらを子供たちへの投資としてやってまいりたいというように考えております。 これら5点が今回の町長選における公約の具体例でございます。何とぞ議員諸兄の皆様にもご理解をいただきながらこの施策を進めてまいりたいと考えておるところでございます。 次に、これらの施策に基づく予算編成を、基本的な考え方はどうなんだという質問でございますので、これらについて答弁をさせていただきたいというように思います。 まず、予算編成のときに一番、首長が考えるのは、今の財政状況がどうなのかということは全国の首長が考えるところであります。 具体的に申しますと、現在、起債残高が190億円ございます。これは前にも表明したものでございますが、しかしながら、この190億円の中には、国が本来100%面倒を見るという臨時財政対策債が62億円も入っております。これは私どもの借金ではございません。極端に言えば国の借金でございます。国の借金を末端の市町村が肩がわりして借金をしているというものでございます。 またもう一つ、合併特例債の残高がまだ80億円残っております。しかしながら、これは、その70%を交付税算入して国がよこすという約束でございます。これが約56億円、国から入ってくる予定でございます。そうしますと、先ほどの190億円から臨時財政対策債、国の肩がわり62億円、また合併特例債の70%算入56億円を引きますと、実質の借金残高は72億円でございます。これと相まって、各家庭でいうならば定期預金がございます。これは行政用語で基金と申しますけれども、基金残高が60億円ございます。借金もあるけれども、定期預金もあるんだぞということでございます。 そうしますと、純粋的な借金残高が12億円でございます。これらを2万6,500人の人口割をしますと4万9,000円から5万円、1人当たりです。これは当然、赤ちゃんからお年寄りまでが5万円という借金を抱えておるということでございます。しかしながら、これらは、山梨県下、全国と比べても我が町の財政状況はよろしかろうという範囲に入っておる。 もう一つ、いつもバロメーターになりますのは、一体全体、1年間の予算で町民1人当たりどのくらい費用をかけているんだと、いわゆる行政コストと言われるものがございます。今、大体の決算額でいきますと116億ぐらいが1年間の決算でございます。本当に使った金でございます。これを先ほど申し上げた2万6,500人で割りますと、1人当たり43万8,000円かかっております。これは行政コストです。これは、かけていいものなのか、かからないほうがいいものなのか個人の考え方でございましょうけれども、1人当たりの町民にかかるコスト、これは、かかるものは当然かけていくべきだというのが私の考え方であります。 こういったことで、借金の残高、また1人当たりの行政コスト、こういう数字が出ておるわけでございます。そうした中で、首長は財政状況を考えながら予算編成に取り組むわけでございますけれども、今回も所信表明の中で申し上げたとおり、平成30年度の決算を見てもご存じのとおり、いよいよもって町の税収が45億円を突破しております。これは観光面において、またその他の産業面において、好景気を呈して、それが税収にはね返ってきているというように思っておるところでございます。この45億円を何とかして堅持してまいりたい、それにはいろんな施策を打って産業界の底上げに寄与しなければならない、こういうように思っておるところでございます。これが歳入面でございます。 また、当然のごとく、国や県、それらに基づく補助金・交付金の活用を図る。これは、アンテナを高くしていろいろな面から交付金・補助金を探り出すと。よって、町の予算編成にこれを反映させるという思いでいるところでございます。 次に、予算編成の歳出でございますけれども、現在、国の予算は、ことしもとうとう100兆円を超える予算になるそうです。しかしながら、これはあくまでも国の要繰金でございまして、末端の市町村は大変厳しい状況にあることは間違いないわけであります。所信でも申し上げたとおり、取捨選択を繰り返しながら、この歳出面では抑制を図っていかなければならないというように思っております。しかしながら、いかに抑制をといっても、町民と一度約束した先ほどの6点については、これはほかのものに増して予算の確保を図って、町民との約束を果たさなければならないと、こういう思いで予算編成に取り組むつもりでございます。 そうしたことから、過去の4年間を振り返りつつも現時点での財政状況に目を凝らした中で、50年、100年の計を立てた中で、町の福祉向上のため、また信頼される行政運営を務めてまいるために予算編成に取り組んでいくことを申し上げまして、答弁とさせていただくものであります。
○議長(梶原義美君) 再質問はありますか。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) ただいまご答弁にもありましたが、町長は、このたびの選挙の当選報告会において、この無投票での当選は町民から白紙の委任状をいただいたものだと考えるとおっしゃいました。ただいまのご答弁が白紙の委任状に託されたものだと考えます。今後4年間、着実に委任が実行されることを望みまして、再質問はございません。
○議長(梶原義美君) 続きまして、町中心部一極集中化傾向についてを質問してください。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) 次に、町中心部一極集中化傾向について質問をいたします。 当町は、富士山世界文化遺産の中心に位置をしておりまして、県を代表する観光立町で、国内外から多くの観光客が訪れていただいております。 山梨日日新聞では、町の観光統計によると、2017年の訪問客数は2014年に比べ約62万人の増加、外国人客を中心に右肩上がりが続き、町を囲む富士北麓地域ではホテルの開業・増設が相次ぐ。一方で、昨年のエリア別訪問客は、河口湖周辺が約21万人だったのに対し、西湖、精進湖、本栖湖は合わせても半分以下の83万人にとどまっていて、旧河口湖町地域を中心とした一極集中の状況だと報じ、さらに、精進湖の宿泊業者のコメントとして、観光でにぎわっているという実感に乏しい、観光客を町全域に分散する施策が欲しいと指摘をしています。 そこで、町の観光統計をもとに、2014年から2017年までの当町への観光入り込み客数、宿泊客数について、町全体及びエリア別に、また訪日外国人数について国別の客数をお伺いいたします。
○議長(梶原義美君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 観光課長、三浦吉彦君。 〔観光課長 三浦吉彦君 登壇〕
◎観光課長(三浦吉彦君) 町中心部一極集中化傾向についての質問についてお答えいたします。
富士河口湖町観光統計調査による観光入り込み数につきましては、2014年(平成26年)、観光施設の入り込み数は、エリア別に、河口湖北エリア65万人、河口湖南エリア97万人、西湖エリア72万人、精進・本栖湖エリア6万2,000人、町全体で240万2,000人となっております。 2014年(平成26年度)、外国人宿泊数につきましては、主な国別に、中国7万人、台湾3万5,000人、香港1万3,000人、タイ4万7,000人、アメリカ6,000人、フランス5,000人、その他の国々合わせて合計で25万人となっております。 また、2015年(平成27年度)、観光施設の入り込み数につきましては、エリア別に、河口湖北エリア67万人、河口湖南エリア101万人、西湖エリア75万人、精進湖・本栖湖エリア6万9,000人、全体で249万6,000人であります。2014年と比較し104%の伸びとなっております。 次に、2015年(平成27年度)、外国人宿泊数につきましては、主に国別に、中国13万人、台湾6万人、香港2万人、タイ6万6,000人、アメリカ9,000人、フランス9,000人、その他の国々を合わせて合計36万5,000人であり、2014年との比較として146%の伸びとなっております。 続きまして、2016年(平成28年度)の観光施設の入り込み数は、エリア別に、河口湖北エリア82万人、河口湖南エリア120万人、西湖エリア77万人、精進湖・本栖湖エリア6万3,000人、町全体で285万3,000人であり、2015年と比較し114%の伸びとなっております。 2016年(平成28年度)、外国人宿泊数につきましては、主な国別に、中国17万人、台湾10万人、香港3万人、タイ9万5,000人、アメリカ1万4,000人、フランス1万1,000人、その他の国々を合わせて51万8,000人であり、2015年と比較し142%の伸びとなっております。 2017年(平成29年度)の観光施設入り込み数は、エリア別に、河口湖北エリア91万人、河口湖南エリア121万人、西湖エリア77万人、精進湖・本栖湖エリア7万2,000人、町全体で296万2,000人であり、2016年度と比較し104%の伸びとなっております。 2017年(平成29年度)、外国人宿泊数につきましては、主に国別に、中国13万人、台湾11万人、香港4万人、タイ8万5,000人、アメリカ1万8,000人、フランス9,000人、その他の国々を合わせて51万6,000人であり、2015年比較とほぼ横ばいとなっているのが現状であります。 全体を通し、アジア圏からのお客さんが安定し来訪されておりますが、欧米からのお客様も徐々に増加の傾向にあることがわかります。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(梶原義美君) 再質問はありますか。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) ただいまご答弁いただいたように、当町の観光統計からすると、河口湖周辺にお客様が集中していると。そして、国別にも、中国人のお客様に依存している部分が多いなと、そんなふうに受けとめています。 やっぱり河口湖北岸が中心なのは、先ほどの町長の答弁でもありましたけれども、こちらに訪れる方は富士山を見るのを目的でいらっしゃいますので、北岸からのあのロケーションということだと思うんですね。それで、西湖地区のほうも多いのは、あのいやしの里からのロケーションと、そんなふうに思っています。 観光課が中心になって富士山西麓観光連絡協議会を立ち上げ、本栖湖が折り返しのブルーラインも数年前から運行していて、その効果も徐々に出ているところですけれども、まだまだ、先ほどの数字でいうと町西部のほうが少ないということがわかります。 ことしの流行語というのが発表されまして、ことしの流行語の年間大賞は「ONE TEAM(ワンチーム)」ということだそうですが、11月2日に閉幕をした、日本で行われましたラグビーワールドカップ、44日間の熱戦が終わりましたけれども、南アフリカチームが優勝しました。日本もプールAで全勝し決勝リーグに行き、この南アフリカとの激闘というのは多くの国民に勇気と感動を与えてくれたと思っています。 当町でも、公認チームのキャンプ地として、富士吉田市と共同でフランスチームをお迎えしたわけですけれども、その効果がどうだったのか、担当所管であります政策企画課では検証されているところだと思いますが、今後、鳴沢村と共同で、また東京オリンピック・パラリンピックのトライアスロンチームのキャンプをお迎えすることになっています。それを精進のカヌーや本栖のスポーツセンターに分散させていく考えはあるのか。 また、このオリンピック終了後にも、国内国外のリピーターを多く受け入れて、ちょっと低迷している町西部の旅館や民宿に通年通してお客様を受け入れる施策はないものなのか、
政策企画課長にお伺いをいたします。
○議長(梶原義美君)
政策企画課長、渡辺昭一君。
◎
政策企画課長(渡辺昭一君) ただいまの再質問にお答えをさせていただきます。 事前合宿誘致につきましては、これまでも申し上げてきましたとおり、特定のスポーツの競技人口の拡大が目的ではありません。主な目的につきましては、スポーツへの関心・意欲の高まりによります健康的な取り組みへのきっかけづくりなど、スポーツ振興であります。また、情報発信によります
富士河口湖町のPR等については、観光立町として安定した観光振興へつながることが主な目的でございます。 ラグビーワールドカップ
事前キャンプの成果についてでございますが、まず、9月20日に開幕し11月2日までの間、世界中から激しい戦いを勝ち抜いた20チームが48試合の熱戦を繰り広げましたラグビーワールドカップについては、記憶に新しいところでございます。特に日本チームの活躍については全世界から絶賛され、ラグビーを通じた勇気、忠誠心、規律の大切さと、ゲーム終了後の笛とともにノーサイドとなり、激しく戦い抜いた相手へのリスペクトの精神については多くの方々が感動し、またスポーツのすばらしさを改めて実感したのではないかと思います。 本町におきましては、富士吉田市とともに、ラグビーワールドカップベスト8チームとなりましたフランスチームを、9月7日から9月13日まで
事前キャンプとして、9月13日から18日までを公認キャンプ期間として計12日間誘致し、その間、公開練習やウエルカムセレモニーなど、地域との交流などを計画し実施できたことについては、スポーツの魅力の一端を肌で感じることができ、スポーツへの関心や、自分でも何かやってみようと思う意欲の高まりにつながったのではないかと考えております。 また、ラグビーワールドカップに合わせ、4年に一度、大会参加国の中で実施されます世界国会議員ラグビーワールドカップが、全国の中から本町くぬぎ平公園スポーツサッカー場が選ばれ、9月13日から17日まで開催され、約400名の選手、関係者が本町に滞在されたこと、ジャパンタイムスやさまざまなメディアに取り上げられましたことなどについては、本町を国内外にPRする絶好の機会であったとともに大きな経済効果をもたらし、今後の観光振興につながるものと考えております。 2020年オリ・パラにつきましても、ラグビー同様、主たる目的に向けて取り組みたいと考えております。また、本町出身の藤嶋大規君がオリンピアンでありますので、関係部署とも連携しながら、本人と住民が交流できる機会を事業化したいと考えております。 観光課長が答弁しましたとおり、観光統計からもわかるように、アジア圏からの来訪者とともに、欧米からのお客様も増加していることは明らかなことでございます。外国のお客様には、観光の足となる周遊バスをわかりやすく色分けし、河口湖周遊はレッドライン、西湖周遊はグリーンライン、精進・本栖周遊についてはブルーラインとして紹介しており、グリーンラインについては、60分間隔であったのが30分間隔と30分短縮され、またブルーラインは4往復が5往復と増便となり、さらに、現在、路線バスとのダイヤ調整によりまして1時間に1本を実現しております。これは皆、特に外国人利用者の大幅な増加が要因となっておりますと、バス運行会社から伺っております。 このことからもわかるように、多くの観光客が町の西部地区にも足を運んでおりますので、あとは、来訪者の皆様が立ち寄っていただけるような魅力あるメニューや外国語表記などの創意工夫、スポーツなどを気軽に体験できる環境を整えることなどが必要であるかと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(梶原義美君) 再々質問ありますか。
◆6番(渡辺武則君) ありません。
○議長(梶原義美君) 続きまして、町西部の現況と今後についてを質問してください。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) まず、税務課長にお伺いをします。 固定資産税台帳をもとに、2017年度、2018年度、過去2年間の当町における住宅戸数とその増減及び新築戸数を地区別にお伺いいたします。
○議長(梶原義美君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 税務課長、相澤一憲君。 〔税務課長 相澤一憲君 登壇〕
◎税務課長(相澤一憲君) 平成29年度及び平成30年度におけます住宅家屋の課税状況についてご質問でございますが、専用住宅、共同住宅、併用住宅の合計戸数における課税状況につきまして地区別にご説明いたします。 平成29年度の住宅戸数は全町の合計で1万3,325戸、これに対しまして平成30年度における住宅戸数は1万3,376戸となっており、対前年度比51戸の増となっております。また、これに対応いたしました平成29年中における住宅の新築戸数は152戸でございました。 この内訳といたしまして、地区別の住宅戸数の増減と新築戸数につきましては、それぞれ船津地区、42戸の増、新築戸数56戸、浅川地区、増減なし、新築戸数1戸、小立地区49戸の増、新築戸数57戸、大石地区1戸の増、新築戸数5戸、河口地区1戸の増、新築戸数11戸、勝山地区、4戸の増、新築戸数8戸、西湖地区、3戸の増、新築戸数3戸、長浜地区5戸の増、新築戸数5戸、大嵐地区1戸の増、新築戸数なし、精進地区、増減なし、新築戸数なし、本栖地区、増減なし、新築戸数なし、
富士ヶ嶺地区51戸の減、新築戸数6戸という状況でございました。 専用住宅、共同住宅、併用住宅の合計戸数におけます課税状況の地区別状況につきましては以上のとおりとなっております。
○議長(梶原義美君) 再質問はありますか。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) それでは、次に住民課長にお伺いをいたします。 住民台帳をもとに、2017年度、2018年度、過去2年間の当町における人口数とその増減及び出生児数を地区別にお示しください。
○議長(梶原義美君) 住民課長、梶原浄君。
◎住民課長(梶原浄君) 過去2年間の人口の増減と出生数についてお答えいたします。 平成29年度末の町の人口は2万6,327人、平成30年度末の人口は2万6,430人であり、1年間で103人の人口増加の状況です。103人増加の地区別の内訳は、船津地区、マイナス41人、浅川地区、マイナス6人、小立地区、プラス147人、大石地区、マイナス23人、河口地区、プラス38人、勝山地区、マイナス12人、長浜地区、プラス7人、西湖地区、プラス1人、西湖南地区、マイナス5人、西湖西地区、マイナス1人、大嵐地区、プラス22人、精進地区、マイナス10人、本栖地区、マイナス10人、
富士ヶ嶺地区、マイナス4人となっています。 また、1年間の出生数は233人であり、地区別の内訳は、船津地区126人、浅川地区4人、小立地区44人、大石地区6人、河口地区20人、勝山地区21人、長浜地区3人、西湖地区1人、西湖南地区2人、西湖西地区1人、大嵐地区1人、精進地区3人、本栖地区ゼロ人、
富士ヶ嶺地区1人となっています。 以上、答弁とさせていただきます。
○議長(梶原義美君) 再々質問はありますか。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) 今ご答弁いただいたとおり、新築住宅戸数、それから出生児数も、それに示されるように町の西方というのは、過疎、それから辺地化、そして人口減少が進んでいるということがわかるんですけれども、その大きな要因というのが宅地不足とインフラ整備ということにあると思うんです。 西湖・根場地区では、数年前から県有地の払い下げということをお願いしたいということで委員会を開いてきましたが、今ちょっとその委員会も中座しているところですけれども、何でそれがとまってしまったかというと、大きな壁が2つありまして、住民総意という文言と山梨県恩賜県有財産管理条例の2つにあると思うんですが、この条例がある以上、もう町にしか払い下げができないということになっています。 もし町にしか払い下げができないんであれば、何とか私権ですね、借地権が設定できないものかということもお願いしてきたんですが、それもできないということで、これは担保にならないので、リフォームローンや金融機関の新築ローンも使えないという状況にあるんですけれども、地域では、この辺をもう一度原点に返って、本来の借地者であります町が地域と県の間に入って、この件を町の案件として進めていきたいというふうに考えを変えているわけですけれども、ここで町のお考えをお伺いいたします。
○議長(梶原義美君) 総務課長、赤池和文君。
◎総務課長(赤池和文君) 再々質問にお答えいたします。 西湖・根場地区については、昭和41年の台風26号による災害を受けて、当時の居住地に住むことが危険とされたため現在の移住地に転居しております。平成24年12月に、西湖・根場県有地払い下げ実行委員会から町長宛てに、町から県に対して払い下げの交渉をしてほしい旨の陳情書が提出されたところです。町では県及び地元と協議を行ってきたところですが、その中で県から提示された条件のうち、払い下げは町に対してしか行わない、土地の転売等については、払い下げ後、当分の間禁止する、払い下げ価格については不動産鑑定を行い判断するという厳しいものでした。 町の基本的な考え方は、地元住民の総意を持ったものであること、すなわち全ての住民が払い下げを有償で受けることを了承することを大前提として、地元町議会議員のご協力により、西湖区長、根場区長を初めとした実行委員会での協議を行ってきましたが、地元の意思統一ができていない状況となっています。 また、実行委員会の委員の任期が終了しており、現状、実行委員会が存在しない状況となっております。再度、地元の意見集約のためにも委員会を組織して、現状の地域住民の意向を確認していただきたいと考えております。払い下げに向けては、測量費用、登記費用、払い下げ費用等、相当な経費を各個人に負担していただくこととなりますので、まずは地元の意思統一が必要と考えております。 また、町西部ということで、精進地区の県有地につきましても同様に考えていきたいと考えております。 町においても、山梨県県有林課とは定期的に連絡をとり合った中で、現状の報告等を行いながら協議を進めているところです。 以上、答弁といたします。
○議長(梶原義美君) 6番、渡辺武則君に連絡いたします。一般質問の時間が残り5分になりましたので、時間配分を考えて質問をお願いします。 それでは質問に移ります。 最後の質問になります。プラスチックごみゼロ宣言に向けての質問をしてください。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) それでは、残り5分となりましたので、環境課長、よろしくお願いします。 プラスチックごみゼロ宣言に向けてということで、9月の一般質問でもさせていただいたんですけれども、私もこの議会開会前の先週6日、7日と、この一番の先進地であります京都の亀岡市に行って視察をしてきました。この視察内容についてはまた追って課長に報告をさせていただきますが、前回、9月の一般質問のご答弁にもありましたけれども、
富士河口湖町プラスチックごみゼロ宣言に向けてどのような進捗があったかお伺いをいたします。
○議長(梶原義美君) 環境課長、白壁孝司君。 〔環境課長 白壁孝司君 登壇〕
◎環境課長(白壁孝司君) プラスチックごみゼロ宣言に向けてのご質問にお答えをさせていただきます。 9月の定例会の一般質問におきまして、渡辺武則議員のほうからプラスチックごみ問題についての当町の取り組み等、答弁をさせていただいております。その中で、プラスチックごみゼロ宣言については検討課題ということでさせていただきましたが、先進自治体の状況を見ますと、大阪府、神奈川県では府・県でプラスチックごみゼロ宣言を行い、各市町村が賛同をしております。また、栃木県においては、県と県内全25市町共同で全国初となりますプラスチックごみゼロ宣言を行っております。 プラスチックごみゼロ宣言の内容につきましては、具体的な目標数値や活動内容を明記している自治体、目標だけの自治体と、各市町村で宣言内容がさまざまな状況となっております。 山梨県では、11月に第2次山梨県環境基本計画の中間見直しが行われ、「プラスチックごみ削減対策の推進」が新たに加わり、「重点的に取り組む施策」といたしまして、「廃棄物の発生抑制等の推進」、その中にある「不法投棄対策等の推進」の新たな項目といたしまして、プラスチックごみ削減対策に関する計画を策定し、使い捨てプラスチック製品の削減、プラスチック代用品の利用促進、プラスチックごみの減量化等を推進しますという項目が追加をされております。 山梨県では今のところプラスチックごみゼロ宣言はいたしませんが、当町といたしましては、町長2期目の公約にも掲げているプラスチックごみゼロの推進を受け、今後、先進自治体の宣言内容を精査し、
富士河口湖町プラスチックごみゼロ宣言に向け取り組んでいきたいと考えております。 以上、答弁といたします。
○議長(梶原義美君) 再質問はありますか。 6番、渡辺武則君。
◆6番(渡辺武則君) それでは、
富士河口湖町のプラスチックごみゼロ宣言に向けて、令和2年度、どんなふうな方向に進んでいくのか、今後の取り組みにご期待を申し上げ、私の質問は終わります。
○議長(梶原義美君) 以上で、6番、渡辺武則君の一般質問を終わります。
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△渡辺美雄君
○議長(梶原義美君) 続きまして、7番、渡辺美雄君の発言を許可します。 7番、渡辺美雄君。 〔7番 渡辺美雄君 登壇〕
◆7番(渡辺美雄君) 議長より質問の許可をいただきましたので、通告に従い町政全般に対する一般質問を行います。 議席7番、渡辺美雄。 月日のたつのは早いもので、令和元年も既に師走となりました。11月の
富士河口湖町町長改選において無投票で再選された
渡辺喜久男町長には、
富士河口湖町のさらなる住みよい
まちづくりのためにご尽力いただきますよう願いまして、質問に入ります。 1つ目の質問です。教育に関するインフラの整備を。 当町の学校、保育所等、校舎の老朽化もしくは耐震不足に伴う大規模な工事は、河口湖南中学校から船津保育所と続き、現在は船津小学校の校舎改築工事へと進んでいます。今後は、他地区校舎の老朽化対策など整備も行っていくものと思われます。 校舎の整備に加え、重要な事項が、子供達の安全・安心対策であるインフラの整備であります。特に重要と思われる部分は、安全な通学路の確保と、子供たちの送迎時に保護者が利用する広い駐車場の確保と考えます。子供達が安全に登下校できること、また送迎時の危険回避は、保護者の切なる願いであるとともに、町としても重要課題として取り組まなければならないことと思います。 各学校・保育所から毎年、町への要望が上がっている中に必ず載っている項目でもあります。11月には、小立地区の区長からも陳情書が出されていると聞いています。担当課においていろいろと対応していることは聞いていますが、この件についての現状と今後の方針を伺います。
○議長(梶原義美君) ただ今の質問に対して答弁を求めます。
学校教育課長、清水勝也君。 〔
学校教育課長 清水勝也君 登壇〕