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  1. 富士河口湖町議会 2013-03-06
    03月06日-02号


    取得元: 富士河口湖町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-11
    平成25年  3月 定例会(第1回)          平成25年第1回富士河口湖町議会定例会 第2日議事日程(第2号)                平成25年3月6日(水曜日)午前10時開議日程第1 議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号)日程第2 議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号)日程第3 議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号)日程第4 議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号)日程第5 議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第6 議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第7 議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)日程第9 議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第10 議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)日程第11 議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第12 議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第13 議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)日程第15 代表質問及び一般質問について---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第15まで議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(18名)     1番  渡辺元春君      2番  堀内昭登君     3番  渡辺喜久男君     4番  井出總一君     5番  渡辺 洋君      6番  佐藤安子君     7番  小佐野 快君     8番  梶原 武君     9番  山下利夫君     10番  外川正純君    11番  梶原義美君     12番  三浦康夫君    13番  古屋一哉君     14番  渡辺余緒治君    15番  小川清治君     16番  駒谷隆利君    17番  高山泰治君     18番  倉沢鶴義君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名 町長         渡辺凱保君   副町長        古屋征人君 総務課長       外川亮介君   政策財政課長     流石速人君 税務課長       五味菊広君   住民課長       渡辺喜正君 健康増進課長     日原和美君   福祉推進課長     佐野牧生君 環境課長       古屋立夫君   農林課長       本庄 久君 観光課長       小林賢治君   都市整備課長     流石 文君 水道課長       外川金雄君   教育長        梶原正孝君 学校教育課長     古屋和雄君   生涯学習課長     倉沢和彦君 文化振興局長     小林俊人君   上九一色出張所長   河野恵市君 教育委員長      伊藤正一君   教育センター長    武藤郁夫君---------------------------------------職務のため出席した者 事務局長       小林直彦    書記         渡辺澄男 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(外川正純君) 互礼をしたいと思います。 おはようございます。 昨日は我が町の憲法とも言うべき町民主体のまちづくりを目指す町の最高機関であります富士河口湖町自治基本条例の制定が議決されました。町民の皆様に説明できますよう職員全員を含めましてみんなで熟読し、理解していこうではありませんか。 それでは、始めます。 遅刻議員の報告をいたします。4番、井出總一君、所用のため遅刻届が出ております。執行部関係の欠席者の報告をします。出納室長、渡辺学君、足和田出張所所長、三浦邦武君、公務のため欠席届が出ております。 ただいまの出席議員は17名、定足数に達しておりますので、会議は成立します。 ただいまから平成25年第1回富士河口湖町議会定例会2日目を開始します。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりであります。 これより日程に入ります。--------------------------------------- △議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号) ○議長(外川正純君) 日程第1、議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) それでは、議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 今回の補正額は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ92万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を5億204万2,000円とするものです。 それでは、6ページ、7ページをお開きください。 初めに、歳入の説明です。 1款財産収入、1項財産運用収入、目1財産貸付収入につきましては388万1,000円を減額し、合計6,388万8,000円とするものです。節1土地建物貸付収入のうち河口湖カントリークラブ土地賃貸料の単価改定によるものが455万7,000円の減額、それと船津字登道ファミリーマートに対する賃貸料35万2,000円並びに船津字梨ノ木の駐車場として賃貸料32万4,000円が新規増額分となっております。 1款1項目1繰越金につきましては480万9,000円を増額し、合計4億2,896万4,000円とするものです。平成23年度決算額の確定に伴う繰越金の確定を行うものです。 続いて、歳出の説明です。 5款1項目1予備費につきましては92万8,000円を増額し、合計4億4,374万4,000円とするものです。ただいま歳入で説明した92万8,000円の増額分をそのまま予備費の増額とするものです。 以上で説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) ただいまの説明で土地貸付収入、河口湖カントリークラブで455万7,000円の減ということで説明があったんですけれども、ちょっと内容、比率とか詳しく説明願います。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 河口湖カントリークラブの貸し付けにつきましては、船津財産区としまして約15万坪の貸し付けを行っております。それで、会計前でございますけれども、坪340円というものが改定後310円ということになりまして、合計で約15万坪ですので450万円ほどの減額ということになりました。 以上です。 ○議長(外川正純君) 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) ちょっと内容突っ込んで申しわけないですけれども、この賃貸というのは、一般の方に対する賃貸は変わらずに、財産区に対する賃貸が変わったという話をちょっと聞いていますけれども、その辺の把握はしていますか。 ○議長(外川正純君) 休憩いたします。 △休憩 午前10時  分 △再開 午前10時  分 ○議長(外川正純君) 休憩を閉じ再開します。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 河口湖カントリーにつきましては、船津財産区で貸している分とそれから一般の住民が貸し付けている分がございます。今回、一般住民の貸し付け分のほうが先行をして下がっていると状況が確認できましたので、それに合わせて財産区の分を今回下げたということでございます。それで、一般住民のほうにつきましては、固定資産税というものが発生しておりますので、その分が加わって単価がなされているという状況でございます。 以上です。 ○議長(外川正純君) 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) そうすると、固定資産税分の減額をしたという理解でよろしいでしょうか。
    ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 固定資産分ということじゃなくて、通常の賃貸料の分が下がったということで解釈しております。 ○議長(外川正純君) ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第1、議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第1、議案第27号 平成24年度船津財産区特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号) ○議長(外川正純君) 日程第2、議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号)についてご説明させていただきます。 今回の補正は地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用できる経費を繰越明許費として設定するものです。 めくっていただき、2ページをお願いします。 第1表、繰越明許費として、款3項1財産管理費、事業名八木崎公園計画検討事業として390万円を翌年度へ繰り越しするものです。八木崎公園の整備計画を検討する事業において、平成25年度町事業として実施予定の都市公園長寿命化計画事業との整合性をとる必要があり、委託業者等の工期を延長し、翌年度へこれを繰り越すものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第2、議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第2、議案第28号 平成24年度小立財産区特別会計補正予算(第5号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号) ○議長(外川正純君) 日程第3、議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号)についてご説明させていただきます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ146万9,000円を増額し、歳入歳出それぞれ1億2,371万8,000円とするものです。 それでは、6ページ、7ページをお開きください。 まず歳入からでございますが、3款1項目1繰越金ですが146万9,000円を増額し、合計1億1,405万6,000円とするものです。これは平成23年度の決算額確定による増額です。 次に歳出ですが、3款諸支出金、1項繰出金、目1一般会計繰出金ですが9万円を減額し、合計503万7,000円とするものです。母の白滝駐車場整備事業繰出金でございますが、一般会計の商工費、観光費において母の白滝駐車場整備事業の事業費確定に伴い特定財源の減額が発生したため、河口財産区からの繰出金も減額するものです。 4款1項目1予備費につきましては155万9,000円を増額し、合計1億896万円とするものです。ただいま説明いたしました歳入の増額並びに繰出金の減額をそのまま予備費に増額するものです。 以上で説明を終わらせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第3、議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第3、議案第29号 平成24年度河口財産区特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号) ○議長(外川正純君) 日程第4、議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号)についてご説明させていただきます。 今回の補正は地方自治法213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用できる経費を明許繰越繰越明許費として設定するものです。 めくっていただき、2ページをお開きください。 第1表、繰越明許費として、款4諸支出金、項1繰出金、事業名勝山ふれあいセンター駐車場整備事業として500万円を翌年度へ繰り越しするものです。これは一般会計への繰出金でございますが、勝山ふれあいセンター北側における土地について一般会計、財産管理費において勝山ふれあいセンター駐車場として購入し整備するに当たり、契約並びに登記手続など不測の事態が生じ、支払いが年度内では困難なため翌年度へ繰り越しをするものです。 以上で説明を終わらせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第4、議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第4、議案第30号 平成24年度勝山財産区特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(外川正純君) 日程第5、議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題にします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 住民課長、渡辺喜正君。 ◎住民課長(渡辺喜正君) それでは、議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,925万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を28億9,538万6,000円とするものです。 事項別明細書で説明をさせていただきます。 8ページ、9ページをお開きください。 1款1項国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税、補正前の額8億7,022万9,000円から100万5,000円を減額し、補正後の額を8億6,922万4,000円とするものです。内訳ですが、節1から節3までの現年課税分につきまして調定額の更正に伴う減額分と増額分を各節に計上させていただきました。 同じく目2退職被保険者等国民健康保険税、補正前の額1,914万7,000円に1,046万8,000円を追加し、補正後の額を2,961万5,000円とするものです。内訳は節1から節3までの現年課税分につきまして調定額の更正に伴う増加分に加え、遡及適用に係る増加分を各節に計上させていただきました。 次に、3款国庫支出金、1項国庫負担金、目2療養給付費等負担金に643万1,000円を追加し、補正後の額を5億7,878万1,000円とするものですが、これは国庫負担分の確定に伴うもので、節1療養給付費等負担金は964万4,000円の減額、節4介護納付金負担金は420万8,000円の増額、節5後期高齢者医療費支援金負担金は1,186万7,000円の増額でございます。 1枚めくっていただいて、10ページ、11ページをお願いします。 目3高額医療費共同事業負担金を243万6,000円減額し、補正後の額を1,340万7,000円とするものですが、これは共同事業拠出金の確定に伴う減額でございます。 目4特定健康診査等負担金に35万2,000円を追加し、補正後の額を255万9,000円とするものですが、事業費確定に伴う国負担分の増加でございます。 次に、2項国庫補助金、目3出産育児一時金補助金に5万9,000円を追加し、補正後の額を6万円とするものですが、事業費の確定に伴う増額でございます。 続いて、4款1項目1療養給付費交付金から551万1,000円を減額し、補正後の額を1,770万3,000円とするものですが、節1現年度分の交付額確定に伴う減額でございます。 次に、6款県支出金、1項県負担金、目1高額医療費共同事業負担金を243万6,000円減額し、補正後の額を1,340万7,000円とするものですが、これは国庫負担金同様共同事業拠出金の確定に伴う減額でございます。 目2特定健康診査等負担金に35万2,000円を追加し、補正後の額を255万9,000円とするものですが、これも国庫負担金同様事業費確定に伴う県負担分の増加でございます。 おめくりいただいて、12ページ、13ページをお願いします。 2項県補助金、目1県老人医療対策費補助金に59万8,000円を追加し、補正後の額を200万円とするものですが、事業費の確定に伴う増額でございます。 同じく目2第1号県調整交付金に570万7,000円を追加し、補正後の額を1億970万7,000円とするものですが、普通調整交付金の増額に伴うものでございます。 7款1項共同事業交付金、目1高額医療費共同事業交付金を53万9,000円減額し、補正後の額を6,383万円とし、同じく目2保険財政共同安定化事業交付金を590万8,000円減額し、補正後の額を2億7,101万円とするものですが、いずれも市町村共同事業交付額の確定に伴う減額でございます。 次に、9款1項繰入金、目1財政調整基金繰入金に5,907万1,000円の増額は療養給付費等に充てるため基金を取り崩すものでございます。 同じく目2一般会計繰入金に874万9,000円を追加し、補正後の額を2億509万4,000円とするものですが、内訳は節1保険税軽減分は124万3,000円の減額、節2保健所支援分は200万円の増額ですが、これらは保険基盤安定負担金の事業費確定に伴うものでございます。 1枚めくっていただいて、14ページ、15ページをお開きください。 節5財政安定化支援事業繰入金は繰入基準に伴い219万3,000円の増額でございます。節6一般会計繰入金579万9,000円は老人医療対策事業分39万9,000円と重度障害者医療費助成分540万円で、いずれも事業費の確定に伴うものでございます。 次に、11款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、目1延滞金に100万円を追加し、補正後の額を700万円とするものですが、納期限の過ぎている保険税の納付に対する延滞金の増加でございます。 同じく4項目1雑入に430万円を追加し、補正後の額を730万円とするものですが、資格喪失後受診に伴う医療費の返還請求分の増加でございます。 続いて、歳出の事項別明細書でございます。 16ページ、17ページをお開きください。 2款保険給付費、1項療養諸費、目1一般被保険者療養給付費に9,000万円の増額補正をお願いし、補正後の額を15億4,000万円とするものですが、1月、2月診療分の保険給付費の不足が見込まれるため、増額をお願いすものでございます。 同じく、目2退職被保険者等療養給付費を600万円減額し、補正後の額を3,360万円とするものですが、退職者に係る保険給付費が積算を下回るため、減額をお願いするものでございます。 同じく、目3一般被保険者療養費を300万円減額し、補正後の額を2,460万円とするものですが、療養費払い分が積算を下回るため、減額をお願いするものでございます。 続いて、2項高額療養費、目1一般被保険者高額療養費に1,400万円の増額補正をお願いし、補正後の額を1億7,600万円とするものですが、2月、3月分の支給分の不足が見込まれるため、増額をお願いするものでございます。 同じく、目2退職被保険者等高額療養費を130万円減額し、補正後の額を290万円とするものですが、退職者に係る支給分が積算を下回るため、減額をお願いするものでございます。 めくっていただいて、18ページ、19ページをお願いします。 5項出産育児諸費、目1出産育児一時金を260万円減額し、補正後の額を1,840万円とするものですが、当初の積算より出産件数が減少したための減額でございます。 次に、3款1項後期高齢者支援金等、目1後期高齢者支援金を2万3,000円減額し、補正後の額を4億831万4,000円とするものですが、拠出金額の確定に伴う減額でございます。 次に、4款1項前期高齢者納付金等、目2前期高齢者関係事務拠出金を3万7,000円減額し、補正後の額を3万円とするものですが、事務費分の拠出金の確定に伴う減額でございます。 次に、6款1項目1介護納付金につきましては補正額はありません。国庫支出金の増額に伴う財源更正でございます。 おめくりいただいて、20ページ、21ページをお願いします。 7款1項共同事業拠出金、目1高額医療費拠出金を974万4,000円減額し、補正後の額を5,363万1,000円とし、同じく目4保険財政共同安定化事業拠出金を1,693万7,000円減額し、補正後の額を2億7,656万3,000円とするものですが、これらは市町村共同事業に係る拠出金額が決定したことによるものでございます。 次に、8款保健事業費、1項目1特定健康診査等事業費を716万円減額し、補正後の額を1,809万円とするものですが、節11需用費16万円は印刷製本費の減額、節13委託料700万円の減額は集団健診及び人間ドックの受診者の見込み数の減少によるものでございます。 同じく、2項保健事業費、目1保健事業活動費を30万円減額し、補正後の額689万1,000円とするものですが、節11需用費は印刷製本費の減額でございます。 1枚めくっていただいて、22ページ、23ページをお開きください。 11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、目2償還金に5,679万9,000円の増額補正をお願いし、補正後の額を6,913万6,000円とするものですが、これは平成23年度に係る療養給付費国庫負担金等の精算に伴う確定返還金でございます。 12款1項目1予備費3,444万6,000円の減額は、歳出予算に充当をさせていただくものでございます。 以上で説明を終わります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第5、議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第5、議案第31号 平成24年度富士河口湖町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(外川正純君) 日程第6、議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 健康増進課長、日原和美君。 ◎健康増進課長(日原和美君) それでは議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,295万1,000円増額しまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億3,576万2,000円とするものでございます。 まず、歳入です。 6ページ、7ページをお開きください。 8款繰入金、1項一般会計繰入金、目1介護給付費繰入金ですが、補正前の額1億6,454万9,000円に2,295万1,000円増額しまして1億8,750万円とします。介護給付費の増加に伴い一般会計からの繰入金を増額するものです。 続いて歳出ですが、2款保険給付費、2項介護予防サービス等諸費、目1介護予防サービス給付費、節19負担金、補助及び交付金ですが、介護予防サービス給付費がサービス利用料の増加に伴い予算不足となる見込みのため、160万円の増額補正をお願いします。 目6介護予防サービス計画給付費に50万円の増額でございますが、これにつきましても予算不足となる見込みですので、増額をお願いするものです。 款8予備費は2,085万1,000円の増額となります。 以上で説明を終わります。 ご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第6、議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第6、議案第32号 平成24年度富士河口湖町介護保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(外川正純君) 日程第7、議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)を議題にします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 健康増進課長、日原和美君。 ◎健康増進課長(日原和美君) 議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ77万円減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,527万円とするものでございます。 6ページ、7ページをお開きください。 歳入でございます。 1款サービス収入、1項予防給付費収入、目1介護予防サービス計画費収入ですが、補正前の額253万2,000円に90万円増額しまして、補正後の額343万2,000円とするものです。これは介護予防サービス利用者数の増加により、介護予防サービス計画費収入が90万円の増額となったものです。 3款繰入金、1項他会計繰入金、目1一般会計繰入金は、補正前の額1,350万7,000円から167万円減額しまして、補正後の額を1,183万7,000円といたします。これはサービス計画収入の増加と歳出の賃金の減額に伴い、一般会計からの運営費繰入金を減額するものでございます。 歳出です。 1款介護サービス支援事業費、目1介護予防支援事業費は、補正前の額1,488万4,000円から77万円減額しまして、補正後の額を1,411万4,000円とします。 節7の賃金ですが、嘱託職員の賃金を77万円減額いたしました。 以上で説明を終わります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第7、議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第7、議案第33号 平成24年度富士河口湖町介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(外川正純君) 日程第8、議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、水道事業会計が3月末で平成24年度が終了する際に、決算書に不納欠損額及び減免額を計上するために、企業会計処理上におきまして過年度損益修正損という科目の同額の予算金額を計上するために、不足分の増額補正をお願いするものでございます。 それでは、補正予算につきましてご説明を申し上げます。 なお、この水道事業会計は地方公営企業法による企業会計でございます。今回の補正は総額1,070万円の追加をお願いするものでございます。 第1条、平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)は次に定めるところによります。 第2条、平成24年度水道事業会計予算、第3条に定める収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 第1款水道事業費用、既決予定額2億5,385万円、補正予定額1,070万円とし、合計2億6,455万円とするものでございます。 第3項特別損失、既決予定額30万円、補正予定額1,070万円とし、合計1,100万円とするものでございます。 それでは、詳細につきまして説明を申し上げます。 最後のページになりますが、4ページをごらんいただきたいと思います。 平成24年度水道事業会計補正予算(第3号)の積算基礎の収益的収入及び支出からご説明させていただきたいと思います。 支出の補正でございます。 款21水道事業費用、項3特別損失、目3節1の過年度損益修正損に1,070万円の追加をお願いするものでございます。不納欠損を行う際に企業会計上の振替伝票を発行する際の勘定科目への増額でございまして、現金の支出を伴うものではございません。また、詳細な内容につきましては決算書作成時に不納欠損額等を計上させていただきますが、その際に説明させていただく予定でございます。 以上で、平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)についての説明を終わります。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第8、議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第8、議案第34号 平成24年度富士河口湖町水道事業会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(外川正純君) 日程第9、議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。 第1条としまして、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ990万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,873万9,000円とするものでございます。 第2条としまして、第2表による地方債の補正を行うものでございます。今回の補正の内容でございますが、工事請負費の減額に伴う関連する歳入歳出の補正をお願いするものでございます。 初めに、歳入の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 4枚めくっていただきまして、8ページ、9ページをお開きください。 5款繰入金、2項他会計繰入金、目1節1の一般会計繰入金ですが、補正前の額1,270万3,000円を540万円減額し、補正後の額を730万3,000円とするものでございます。これは補助事業費の減額によるものでございます。 7款諸収入、2項目1雑入、説明1の消費税還付金ですが、補正前の額1,000円に180万円を増額し、補正後の額を180万1,000円とするものでございます。これは消費税還付金の増額によるものでございます。 8款国庫支出金、1項目1国庫補助金、節1水道施設整備補助金、補正前の額700万円を330万円減額し、補正後の額を370万円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 9款1項簡易水道債、目1節1の簡易水道事業債ですが、補正前の額1,580万円を300万円減額し、補正後の額を1,280万円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 1枚めくっていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。 歳出の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 1款簡易水道費、1項目1維持管理費、補正前の額5,421万5,000円を990万円減額し、補正後の額を4,431万5,000円とするものでございます。 節15工事請負費1,190万円の減額でございます。内容ですが、山梨県が行う県道の改良拡幅工事に合わせて水道工事を予定していましたが、拡幅部分の県の工事おくれにより、水道工事が困難となったために減額するものでございます。 節25の積立金200万円につきましては、歳入増加分を積立金としたものでございます。 以上で、大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についての説明を終わります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論はなしと認めます。 これから日程第9、議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第9、議案第35号 平成24年度大石簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) ○議長(外川正純君) 日程第10、議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明を申し上げます。 第1条としまして、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ647万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,538万3,000円とするものでございます。 第2条としまして、第2表により地方債の補正を行うものでございます。今回の補正の内容でございますが、工事請負費の減額に伴う関連する歳入歳出の補正をお願いするものでございます。 初めに、歳入の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 4枚めくっていただきまして、8ページ、9ページをお開きください。 4款1項目1節1の寄付金でございますが、補正前の額1,000円に235万5,000円を増額し、補正後の額を235万6,000円とするものでございます。これは開発業者による施設整備の協力金が納付されたものでございます。 5款繰入金、2項他会計繰入金、目1節1の一般会計繰入金ですが、補正前の額1,472万4,000円を380万円減額し、補正後の額を1,092万4,000円とするものでございます。これは、補助事業費の減額によるものでございます。 7款諸収入、2項目1雑入、節1の消費税還付金ですが、補正前の額2,000円に317万5,000円を増額し、補正後の額を317万7,000円とするものでございます。これは消費税還付金の増額によるものでございます。 8款1項簡易水道債、目1節1の簡易水道事業債ですが、補正前の額2,210万円を580万円減額し、補正後の額を1,630万円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 10款国庫支出金、1項目1国庫補助金、節1水道施設整備補助金、補正前の額750万円を240万円減額し、補正後の額を510万円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 1枚めくっていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。 次に、歳出の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 1款簡易水道費、1項目1維持管理費、補正前の額6,500万円を647万円減額し、補正後の額を5,853万円とするものでございます。 節15工事請負費1,200万円の減額でございます。内容ですが、当初の見積もりの材料より安くて耐震化のある材料に変更したために、減額になったものと入札差金でございます。 節25の積立金553万円につきましては、歳入の増加分を積立金としたものでございます。 以上で、平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についての説明を終わります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第10、議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第10、議案第36号 平成24年度河口簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(外川正純君) 日程第11、議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。 第1条としまして、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ910万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,363万5,000円とするものでございます。 第2条としまして、第2表により地方債の補正を行うものでございます。今回の補正の内容でございますが、工事請負費の減額に伴う関連する歳入歳出の補正をお願いするものでございます。 初めに、歳入の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 4枚めくっていただきまして、8ページ、9ページをお開きください。 3款国庫支出金、1項目1国庫補助金、節1水道施設整備補助金、補正前の額692万5,000円を260万円減額し、補正後の額を432万5,000円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 6款繰入金、1項他会計繰入金、目1節1の一般会計繰入金ですが、緊急防災・減災事業債の繰り入れですが、補正前の額2,194万3,000円を430万円減額し、補正後の額を1,764万3,000円とするものでございます。これは補助事業費の減額によるものでございます。 8款諸収入、1項目1雑入、節1の消費税還付金ですが、補正前の額1,000円に99万7,000円を増額し、補正後の額を99万9,000円とするものでございます。これは消費税還付金の増額によるものでございます。 9款1項簡易水道債、目1節1の簡易水道事業債ですが、補正前の額2,000万円を320万円減額し、補正後の額を1,680万円とするものでございます。これは事業費の減額によるものでございます。 1枚めくっていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。 次に、歳出の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 1款簡易水道費、1項目1維持管理費、補正前の額6,176万9,000円を1,000万円減額し、補正後の額を5,176万9,000円とするものでございます。 節15工事請負費900万円の減額でございます。内容ですが、当初の見積もりの材料より安くて耐震化のある材料に変更したために減額になったことと、入札差金でございます。 節18備品購入費100万円の減額でございますが、非常用自家発電機購入の際の入札差金が発生したための減額でございます。 4款1項目1節29予備費89万7,000円につきましては、歳入の増加分を予備費としたものでございます。 以上で、平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についての説明を終わります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第11、議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第11、議案第37号 平成24年度足和田簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(外川正純君) 日程第12、議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明を申し上げます。 第1条としまして、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ530万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,855万5,000円とするものでございます。 第2条としまして、第2表により地方債の補正を行うものでございます。今回の補正の内容でございますが、工事請負費の減額に伴う関連する歳入歳出の補正をお願いするものでございます。 初めに、歳入の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 4枚めくっていただきまして、8ページ、9ページをお開きください。 3款国庫支出金、1項目1国庫補助金、節1水道施設整備補助金、補正前の額225万円を25万円減額し、補正後の額を200万円とするものでございます。これは事業費の精算によるものでございます。 6款繰入金、2項他会計繰入金、目1節1の一般会計繰入金ですが、緊急防災・減災事業債の繰入金です。補正前の額3,370万円を40万円減額し、補正後の額を3,330万円とするものでございます。これは、補助事業費の精算によるものでございます。 8款諸収入、2項目1雑入、節1の消費税還付金ですが、補正前の額1,000円に765万2,000円を増額し、補正後の額を765万4,000円とするものでございます。これは、消費税還付金の増額によるものでございます。 9款1項簡易水道債、目1節1の簡易水道事業債ですが、補正前の額1,140万円を150万円減額し、補正後の額を990万円とするものでございます。 目2節1の過疎対策事業債ですが、補正前の額200万円を20万円減額し、補正後の額を180万円とするものでございます。これらは事業費の精算によるものでございます。 1枚めくっていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。 次に、歳出の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 1款簡易水道費、1項目1維持管理費、補正前の額7,276万円に530万2,000円を増額し、補正後の額を7,806万2,000円とするものでございます。 節13委託料として200万円を減額するものでございます。設計委託料の入札差金と、水道施設整備管理料の減額、契約差金となっております。 節15の工事請負費50万円の減額でございます。内容ですが、事業費の精算による減額及び入札差金でございます。 節25の積立金780万2,000円の増額でございますが、歳入の増加分を積立金としたものでございます。 以上で、平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についての説明を終わります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第12、議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第12、議案第38号 平成24年度上九一色簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(外川正純君) 日程第13、議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明を申し上げます。 第1条として、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,860万円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,031万円とするものでございます。 また、地方債の補正につきましては、第2表の地方債の補正によるものでございます。 3枚めくっていただきまして、6ページ、7ページをお開きください。 初めに、歳入の事項別明細につきましてご説明を申し上げます。 6款1項目1下水道債、補正前の額3億1,530万円に1,860万円を増額し、補正後の額を3億3,390万円とするものでございます。節2の流域下水道事業債を1,860万円増額するものでございます。 次に、歳出の事項別明細についてご説明申し上げます。 2款下水道事業費、2項目1の流域下水道事業費、補正前の額933万2,000円に1,973万9,000円を増額し、補正後の額を2,907万1,000円とするものでございます。 節19負担金、補助及び交付金として1,973万9,000円ですが、山梨県が富士北麓流域下水道事業において富士河口湖町地内の北麓1号、北麓2号幹線の耐震対策工事及び足和田ポンプ場設備改築工事更新工事を新たに補正予算化したことによる負担金の増額でございます。負担率は32%でございます。 4款1項目1節29の予備費につきましては、補正前の額380万1,000円を113万9,000円減額し、補正後の額を266万2,000円とするものでございます。これは歳出の調整による減額でございます。 以上で、平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての説明を終わります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第13、議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 この採決は起立により行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第13、議案第39号 平成24年度富士河口湖町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号) ○議長(外川正純君) 日程第14、議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)を議題にします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)についてご説明いたします 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,577万7,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ110億8,089万4,000円とするものです。 政策財政課に関する補正予算についてご説明いたします。 まず、歳入の事項別明細書からご説明いたします。 12ページ、13ページをお開きください。 10款1項目1地方交付税については、既定の額に1億8,718万8,000円を増額し、補正後の額を25億8,718万8,000円とするものです。これは普通交付税の確定によるものです。 16ページ、17ページをお開きください。 15款県支出金、2項県補助金、目1総務費県補助金は細節2の地方消費者行政活性化交付金を15万円減額し、補正後の額を4,041万8,000円とするものです。これは交付金の確定による減額でございます。 18ページ、19ページをお開きください。 17款1項寄附金、目4総務費寄附金は既定の額に632万9,000円を増額し、補正後の額を633万円とするものです。これは細節2の富士山世界文化遺産登録推進寄附金30万9,000円増額するものであります。 なお、全額真如苑さんからのご寄附でございます。これについては、富士山世界文化遺産登録推進事業基金に積立金として計上してございます。細節3、ふるさと応援寄附金による寄附金に602万円を増額するものであります。この寄付金は10名からの寄附によるもので、将来寄附の目的に応じた事業に充当するため、ふるさと応援寄附基金に積立金として計上してございます。 5目の一般寄附金ですが、新たに100万円を増額するものであります。 20ページ、21ページをお開きください。 19款1項目1繰越金は平成23年度決算の繰越金を確定する増額であり、既定の額に4,729万6,000円を増額し、補正後の額を5億5,724万3,000円とするものであります。 20款3項目1雑入のうち、細節79の道路工事に伴う移転等補償料につきましては292万6,000円を減額するものであります。これは富士ヶ嶺地区の農道拡幅に伴う電柱移転補償を対象、修繕費の確定により減額するものであり、最終予算においても同額を減額してございます。 次に、歳出の事項別明細書についてご説明いたします。 24、25ページをお開きください。 2款総務費、1項総務管理費、目2文書広報費は11節需用費のうち修繕費を292万6,000円減額し、補正後の額を2,962万4,000円とするものです。減額の要因は、富士ヶ嶺地区の農道拡幅に伴う光ケーブル敷設がえの修繕費用が確定したことによるものであります。 目4の財産管理費、25節積立金のうち政策財政課にかかわる補正として財政調整基金積立金を1億2,000万円増額するものであり、今年度は補正予算第5号で増額しました5,000万円と合わせて1億7,000万円の積立額となります。今年度末の基金予定残額は12億7,491万9,000円となる見込みです。 続きまして、公共施設建設基金積立金を7,100万円増額するものであります。この積み立てにより、今年度末の基金予定残額は3億6,784万9,000円となる見込みとなりました。 続きまして、ふるさと応援寄附基金積立金602万円を増額するものであり、この積み立てにより、今年度末基金予定残額は930万2,000円となる見込みです。 続きまして、富士山世界文化遺産登録推進事業基金積立金として30万9,000円を増額するものでございます。これは、富士山世界文化遺産登録推進事業寄附金を財源として積み立てを行い、この積み立てによりまして今年度末基金予定残額は801万7,000円となる見込みです。 なお、今回の補正の政策財政課にかかわる積立金の総額は1億9,732万9,000円となります。 5目企画費は204万6,000円を増額し、補正後の額を8,548万7,000円とするものであります。 19節負担金、補助及び交付金の細節51の主要バス路線維持費補助金の確定額が604万6,000円となったことから、当初予算の計上額との差額分の増額補正をさせていただくものでございます。 26ページ、27ページをお開きください。 11目の消費者行政費は15万円減額し、補正後の額を30万6,000円とするものであります。減額の要因は、10月から消費者相談が広域窓口の対応となったことによりまして、それ以降の相談費用の減額によるものでございます。 42ページ、43ページをお開きください。 10款1項公債費、目1の元金は23節の償還金、利子及び割引料を4,600万円減額し、補正後の額を12億1,200万6,000円とするものであります。これは平成24年度中の起債予定額の償還方法が決定したことによる減額補正であります。 続きまして、目2利子ですが、23節の償還金、利子及び割引料を2,300万円減額し、補正後の額を2億607万5,000円とするものでございます。これは、平成24年度の起債の償還利率の確定や一時借入金利子の減額によるものでございます。 12款予備費は76万6,000円を予備費に増額し、補正後の予備費を1,077万6,000円とするものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) それでは、議会費及び総務課に関する補正予算につきましてご説明いたします。 まず、6ページの第2表、繰越明許費について説明いたします。 款2総務費、項1総務管理費、事業名勝山ふれあいセンター駐車場整備事業については1,240万円の繰り越しをお願いするものでございます。内訳は勝山ふれあいセンターの北側用地の購入代金として1,000万円、住宅の撤去、処分工事と砕石敷きならし工事として240万円となっております。用地購入費のうち500万円は勝山財産区からの繰り入れとなっております。当事業につきましては、用地購入とそれに続く撤去及び整地工事が年度内に完了できない見込みです。その理由ですが、用地の売買において本人の意思確認が不可欠でございますが、この意思確認に相当な時間がかかっていること、また土地及び建物の相続登記について錯誤があったことから修正手続に想定以上の時間を要しました。このため3月末までの執行が難しい状況であり、繰り越しをお願いするものです。 次に、7ページ、第3表の地方債の補正をごらんください。真ん中あたりですが、過疎対策事業債ですが、総務関連事業債120万円減額し、補正後の限度額を980万円とするものです。消防防災施設整備事業債は140万円減額し、補正後の限度額を2,060万円とするものです。 それでは、歳入ですが、20、21ページをお願いします。 21款1項町債、目2過疎対策事業債につきましては260万円を減額し、5,310万円とするものです。節1の消防施設整備事業債ですが、消防自動車整備事業債について、上九一色分団精進部の消防自動車の購入についてその財源として過疎対策事業債を充てておりますが、予定よりも安価に購入できましたので、140万円を減額するものです。 めくっていただきまして、22、23ページをお願いします。 節5総務関連事業債ですが、上九一色出張所のマイクロバス購入、こちらも予定よりも安価に購入できましたので、120万円の減額とするものです。 次に、歳出について説明いたします。 24、25ページをお願いします。 1款1項目1の議会費につきましては5万円を増額し、1億95万1,000円とするものです。議員報酬が不足する見込みのため追加をいたします。 次に、2款総務費、1項総務管理費、目1一般管理費につきましては220万4,000円を減額し、4億2,317万2,000円とするものです。 節2給料ですが、不在となっておりました副町長の4月からの12月中途までの減額と、副町長本人から申し出がありました毎月の給料10%減額分を合わせまして476万7,000円の減額です。 節3職員手当等でございますが、これも給料と同様副町長についての各種手当の減額分、一方、退職予定者が増加見込みであり、退職手当特別負担金が増額となり、差し引きしまして256万3,000円の増額となるものでございます。 次に、目4財産管理費につきましては総務課に関係するものは25節の積立金を除く分20万円の減額となります。 節11の需用費、光熱水費ですが、昨年4月の大口業務用の電気料金値上げにより、庁舎の電気料につきまして約14%アップとなりました。節電に努めてまいりましたが、3月分について不足する見込みであり60万円の増額をお願いするものです。また修繕費につきまして、庁舎地下にある雨水処理システムのポンプ故障により、修繕費として30万円をお願いするものです。 次に、節18備品購入費ですが、上九一色出張所のマイクロバス購入において、予定よりも117万7,000円安い582万3,000円で購入しました。端数処理を行って110万円の減額とするものです。 次に、26、27ページをお願いします。 目9地域振興費につきましては、財源更正をするものです。そのほかその他財源ですが、346万2,000円増額し、その分一般財源を減額するものです。この金額につきましては、住民生活に光をそそぐ交付金として民生費に計上されておりましたが、青パト経費等に充当するためこちらに財源を移したものです。 続いて、40ページ、41ページをお願いします。 8款1項消防費、目2非常備消防費ですが、105万円を増額し2,745万7,000円とするものです。 節9旅費105万円ですが、消防団の出動旅費の補正でございます。火災あるいは暴風雨等による出動に対する費用弁済であり、年間を通しての活動により不足する見込みであり、ここで補正をさせていただくものです。 次に、目3消防施設費ですが、64万8,000円を増額し5,093万円とするものです。 節15の工事請負費ですが、130万円の増額をお願いするものです。内容ですが、乳ヶ崎線の道路工事にあわせて、消火栓を4基設置するものです。消火栓の設置につきましては道路工事あるいは水道工事と一緒に実施することが経費の節減につながりますので、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。 続きまして、節18備品購入費ですが、65万2,000円を減額するものです。消火栓用のホース格納箱の購入費、先ほどの乳ケ崎線と登山道線など合わせて6カ所で66万3,000円の増額です。また、上九一色分団精進部の消防自動車の購入については予定額よりも131万5,000円安い2,068万5,000円で購入できましたので、その分を減額し、消火栓の増額分と差し引き65万2,000円の減額となるものです。 以上、議会費、総務課に関する補正予算案についてご説明いたしました。 よろしくご審議のほど、お願いいたします。 ○議長(外川正純君) 税務課長、五味菊広君。 ◎税務課長(五味菊広君) それでは、税務課にかかわる補正予算についてご説明いたします。 26ページ、27ページをお開きください。 2款総務費、2項徴税費、目1税務総務費、補正前の額1億1,380万7,000円に126万円増額し、1億1,506万7,000円とするものです。これは、節8報償費に126万円追加するものです。平成22年の固定資産評価審査決定取り消し請求の訴訟を受け、町が甲府地裁において敗訴し、東京高等裁判所に訴訟していた裁判が昨年3回の口頭弁論を行い、本年1月16日に町の主張が全面的に認められ勝訴判決が下され、2月7日に勝訴が確定いたしました。報償費126万円の追加補正予算は、この裁判の弁護をしていただいた弁護士に対して支払う全面勝訴による報償であります。 以上です。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(外川正純君) 住民課長、渡辺喜正君。 ◎住民課長(渡辺喜正君) それでは、住民課が所管いたします補正予算についてご説明申し上げます。 歳入でございますが、12ページ、13ページをお開きください。 14款国庫支出金、1項国庫負担金、目1民生費国庫負担金、補正額5,135万円の減額でございますが、このうち児童手当負担金分といたしまして節5被用者子ども手当負担金が741万4,000円の減額、節6非被用者子ども手当負担金に102万円の増額、節7特例給付負担金に548万8,000円の増額、節8被用者小学校修了前特例給付負担金が445万4,000円の減額。 1枚おめくりいただいて、14ページ、15ページをお願いします。 節9非被用者小学校終了前特例旧負担金が735万7,000円の減額、節13中学校終了前特例給付負担金が3,962万7,000円の減額、以上、6項目の合計で5,234万9,000円の減額をお願いするものでございます。これは事業費の確定に伴う国庫負担分の減額でございます。 同じページの下段になりますが、15款県支出金、1項県負担金、目1民生費負担金、補正額821万5,000円のうち、児童手当負担金分として節3被用者子ども手当負担金が150万9,000円の増額、節4非被用者子ども手当負担金が237万円の減額。 めくっていただいて、16ページ、17ページをお願いします。 節5被用者小学校修了前特例給付負担金が336万4,000円の減額、節6非被用者小学校修了前特例給付負担金が334万円の減額、節12特例給付負担金が137万円の増額、節13中学校修了前特例給付負担金が1,484万3,000円の増額、以上、6項目の合計で864万8,000円の増額をお願いするものでございます。これは国庫負担金同様に事業費の確定に伴う県負担分の増額でございます。 続いて、歳出でございますが、28ページ、29ページをお開きください。 中段ですが、3款民生費、2項児童福祉費、目2児童措置費を3,504万5,000円減額し、補正後の額を4億7,102万円とするものでございます。内容ですが、節20扶助費3,504万5,000円の減額になりますが、事業費確定に伴う児童手当分の減額でございます。 以上で説明を終わります。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 健康増進課長、日原和美君。
    ◎健康増進課長(日原和美君) 健康増進課所管分の補正予算について説明いたします。 16ページ、17ページをお開きください。 15款県支出金、2項県補助金、目3衛生費県補助金、節1保健衛生費補助金は150万円の減額となります。これは乳幼児医療費県補助金の減額です。実績によるものでございます。 続いて、歳出ですが、28ページ、29ページをお願いいたします。 3款民生費、1項社会福祉費、目7高齢者体力づくりセンター費ですが、補正前の額3,869万1,000円へ123万円増額いたしまして、補正後の額が3,992万1,000円となります。これは需用費の増額補正でございますが、燃料単価の値上げにより、燃料費が不足する見込みとなったため123万円の増額をお願いするものです。 続いて、下のほうになります4款衛生費、1項保健衛生費、目1保健衛生総務費は344万2,000円の減額となります。 まず、7節賃金ですが、産休代替保健師の賃金が166万3,000円不用となる見込みのため減額をいたします。 13節委託料ですが、20万円の減額です。内訳としまして、母子保健事業の妊婦乳幼児健康診察委託料の不足が見込まれるため60万円の増額、健康のまちづくり事業の健康のまちづくり計画策定委託料が80万円の減額となり、差し引き委託料は20万円の減額となります。 次のページ、30ページ、31ページをお願いします。 19節負担金、補助及び交付金ですが、77万2,000円の減額となります。これは山梨赤十字病院建設債償還金の減額でございます。 20節扶助費ですが、これは子ども医療助成金を300万円減額いたします。 28節繰出金は国民健康保険特別会計への繰出金で219万3,000円の増額となります。 続いて、目2予防費ですが、150万円の減額となります。これは住民健診の委託料に不用額が見込まれるため、委託料の減額でございます。 健康増進課所管分の補正につきましては以上でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 福祉推進課長、佐野牧生君。 ◎福祉推進課長(佐野牧生君) それでは、福祉推進課が所管いたします補正予算についてご説明申し上げます。 6ページをお願いいたします。 第1表、繰越明許費です。 3款民生費、1項社会福祉費、事業名福祉センター整備事業、金額969万5,000円は船津福祉センター改築工事設計委託ですが、基本設計の段階において施設の規模及び住民の利用しやすい施設の検討に時間を多く費やしたため、年度内に実施設計の完了が見込めないことから、平成25年度へ繰り越しをお願いするものであります。 12、13ページをお願いいたします。 歳入です。 14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、補正前の額5億2,082万円に5,135万円を減額し、補正後の額を4億6,947万円とするものであります。 2節国民健康保険基盤安定負担金の99万9,000円の増額は、国民健康保険基盤安定制度の保険者支援分の事業費の増額に伴い、国庫負担金を増額するものであります。 14ページ、15ページをお願いします。 2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、補正前の額2,466万2,000円、820万1,000円を減額し、補正後の額を1,646万1,000円とするものであります。 1節社会福祉費補助金の454万円の減額は、障害者自立支援の地域生活支援事業費の減額に伴い国庫補助金を減額するものです。 2節児童福祉費補助金の366万1,000円の減額は、ファミリーサポートセンター、集いの広場及び僻地保育所運営費の子育て支援の次世代育成支援対策交付金の事業費の確定に伴い、国庫補助金を減額するものであります。 15款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、補正前の額2億3,239万2,000円、821万5,000円を増額し、補正後の額を2億4,060万7,000円とするものであります。 2節国民健康保険基盤安定制度負担金の43万3,000円の減額は、国民健康保険基盤安定制度の保険者支援分の事業費の確定に伴い、県負担金を減額するものであります。 16ページ、17ページをお願いいたします。 2項県補助金、2目民生費県補助金、補正前の額1億450万9,000円に924万2,000円を増額し、補正後の額を1億1,375万1,000円とするものであります。 1節社会福祉費補助金の26細節地域生活支援事業補助金の227万円の減額は、障害者自立支援の地域生活支援事業費の減額に伴い、県補助金を減額するものであります。28細節重度心身障害者医療費対策事業費補助金の270万円の増額は、重度心身障害者医療費の事業費の増額に伴い、県補助金を増額するものであります。30細節ふれあい声かけ事業補助金の881万2,000円は、民生費委託金から民生費県補助金に科目を変更し、事業費の確定に伴い補助金を減額したものであります。 18、19ページをお願いします。 3項委託金、2目民生費委託金、補正前の額1,303万8,000円、補正額1,078万8,000円を減額し、補正後の額を225万円とするものであります。 1節社会福祉費委託金、01細節行旅病人・死亡人取り扱い費委託金の150万円の減額は行旅病人・死亡人取扱件数の減少に伴い委託金を減額するものであります。02細節ふれあい声かけ事業委託金の928万8,000円の減額は、民生費補助金に科目の変更に伴い、全額減額するものであります。 26ページ、27ページをお願いします。 歳出です。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、補正前の額6億5,183万8,000円、184万7,000円を増額し、補正後の額を6億5,368万5,000円とするものであります。001細目社会福祉総務費、7節賃金47万6,000円の減額は、ふれあい声かけ事業の臨時職員の賃金に不用額が生じたために減額するものであります。 8節報償費の24万円の減額は、自殺対策事業の相談員の謝礼が不用に伴い減額するものであります。 11節需用費6万6,000円の減額は、自殺予防事業の印刷製本費に不用額が生じたため減額するものであります。 12節役務費の150万円の減額は、行旅死亡人の処理手数料の減額で、当初30体を予定しておりましたが、3月現在18体と見込んでおりますので、処理手数料を減額するものであります。 13節委託料の132万8,000円の減額は、自殺企図者の一時保護者がいなかったために自殺企図者一時保護委託料330万円を減額し、ことし4月から障害者自立支援法が障害者相互支援法に改善され、難病者の医療費及び育成医療費が新たに加わるため、認定申請等のシステムの改修に要する経費197万2,000円を増額するものであります。 28節繰出金の615万7,000円は、国民健康保険特別会計へ重度心身障害者医療費対策事業の540万円と保険基盤安定制度負担金の75万6,000円を繰り出すものであります。004細目その他の扶助費、20節扶助費の70万円の減額は、心身に障害のある者に支給しています心身障害児福祉手当に不用額が見込まれますので、減額するものであります。 28、29ページをお願いします。 2目老人福祉費、補正前の額5億1,748万6,000円、2,135万円を増額し、補正後の額を5億3,883万6,000円とするものであります。 8節報償費の200万円の減額は、寝たきり及び認知高齢者を介護している家族に支給する慰労金が当初見込んでいた件数よりも少なく、不用額が生じるために減額するものであります。 28節繰出金2,335万円、004細節国民健康保険特別会計繰出金の39万9,000円は68、69歳の高齢者を対象にした県単老人医療費の増加に伴い、繰出金を増額するものであります。025細節介護保険特別会計の2,295万1,000円は、介護保険特別会計の保険給付費の町負担分として一般会計から繰り出すものであります。 2項児童福祉、4目保育所費、補正前の額6億5,905万2,000円、71万2,000円を増額し、補正後の額を6億5,976万4,000円とするものであります。001細目保育所費、18節備品購入費の71万2,000円の増額は、河口保育所の電気式食器消毒保管器は平成2年度に設置し20年以上経過したため、部品の調達が難しく修理が困難なために新規に購入するものであります。また、小立保育所の児童用のテーブル及び椅子の破損等により新たに整備するものであります。 以上が、福祉推進課が所管いたします補正予算であります。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 環境課長、古屋立夫君。 ◎環境課長(古屋立夫君) それでは、環境課の補正予算の説明をさせていただきます。 30ページ、31ページをお願いします。 4款衛生費、1項保健衛生費、目4景観保全費、補正額150万円、補正後の額6,358万円。 節19負担金、補助及び交付金、太陽光発電の補助金が不足するため150万円の補正をさせていただくものでございます。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 農林課長、本庄久君。 ◎農林課長(本庄久君) それでは、農林課の所管する補正予算についてご説明申し上げます。 6ページ、7ページをお開きください。 第2表、繰越明許費でございます。 5款の農林水産業費、1項農業費、事業名について畑地帯総合整備事業3,015万円を次年度へ繰り越しをお願いするものでございます。 次に、7ページ、第3表、地方債の補正でございます。合併特例事業債、畑地帯総合整備事業債について2,970万円に950万円を加え、3,920万円とするものでございます。これは県補正の4,000万円の増額があり、25%の1,000万円を町が負担するものであり、その95%を合併特例債で補うものでございます。 では、歳入に入りたいと思います。 16ページ、17ページをお開きください。 15款県支出金、1項県負担金でございます。2目の農林水産業費負担金でございます。27万円の減額をお願いするものでございます。これは地籍調査費の負担金が県補助の確定に伴い27万円を減額するものでございます。 15款県支出金、2項県補助金、4目の農林水産業費県補助金でございます。293万7,000円の減額をお願いするものでございます。 4節の林業費補助金で森林病害虫等駆除費の補助金8万円、これは松くい虫の駆除について事業確定がなされたために8万円を減額するものでございます。 特定鳥獣害保護管理事業補助金でございますが、285万7,000円を減額するものでございます。これについても事業費の確定に伴い減額をお願いするものでございます。 次に、20ページ、21ページをお開きください。 21款町債、1項町債、1目の合併特例事業債でございます。 7節の畑地帯総合整備事業債でございます。950万円の増額をお願いするものでございます。先ほどご説明のとおり、4,000万円の25%の負担金の95%を合併特例債へ補うものでございます。 それでは、歳出に移りたいと思います。 32、33ページをお開きください。 5款農林水産業費、1項農業費、4目の畜産業費でございます。257万8,000円の増額をお願いするものでございます。 19節負担金、補助及び交付金でございますが、13の補助金、バイオセンターの赤字補填でございます。399万5,040円の不足が生じました。協議の結果148万7,040円につきましては町がすべきでないと認めて、指定管理者が支払うことになります。250万8,000円を町が補填するものでございます。 次に、15の家畜防疫対策補助金でございますが、7万円のワクチンの接種が不足したために増額をお願いするものでございます。 次に、5目農地費でございますが、1,000万円の増額をお願いするものでございます。 19節の負担金、補助及び交付金でございますが、畑地帯総合整備事業負担金として4,000万円の25%1,000万円を負担金の増額をお願いするものでございます。 次の欄の5款農林水産業費、2項林業費、1目林業振興費でございます。443万8,000円の減額をお願いするものでございます。 まず、8節報償費でございますが、346万5,000円につきましては、有害鳥獣駆除報償費が事業費確定に伴い346万5,000円を減額するものでございます。 次に、13節の委託費25万7,000円につきましては、松くい虫の駆除の事業費確定に伴い25万7,000円を減額するものでございます。 15工事請負費につきましては、林道補修の工事請負費を計上してございましたが、入札差金として51万8,000円を減額するものでございます。 19節負担金、補助及び交付金の19万8,000円の減額につきましては、有害鳥獣防護柵の設置補助金、補助申請が少なかったために19万8,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、34、35ページをお開きください。 5款の農林水産業費、4項地籍調査費、1目地籍調査費でございますが、54万3,000円の減額をお願いするものでございます。 12節の役務費11万3,000円につきましては、地籍調査システム保守料の減額がございましたので、11万3,000円を減額するものでございます。 13節委託料でございますが、富士ヶ嶺地区の測量委託につきまして、補助金の確定に伴い43万円の減額をお願いするものでございます。 以上が農林課の所管する補正予算でございます。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 観光課長、小林賢治君。 ◎観光課長(小林賢治君) それでは、観光課の所管する補正予算について説明いたします。 12ページ、13ページをお開きください。 13款使用料及び手数料、1項使用料、3目商工使用料、4節西湖いやしの里根場施設等使用料1,400万円の減額ですが、入場者の減少及び売り上げの減少に伴う施設使用料の減により、減額するものでございます。 次に、16、17ページをお願いいたします。 ページ一番下になります。15款県支出金、2項県補助金、5目商工費県補助金、1節商工費補助金380万円の減額ですが、緊急地域雇用創出特別基金事業として5事業で2,200万円予算措置していましたが、事業の採択確定に伴い380万円を減額するものです。 次に、18、19ページをお願いいたします。 上段になります。2節観光費補助金538万円の減額ですが、富士の国やまなし観光施設費補助事業の母の白滝駐車場整備事業の事業費確定に伴い減額するものです。 次に、中段の17款1項寄附金、2目1節商工費寄附金、10万円の増額ですが、1月までの寄附金及び今後の見込みから増額するものでございます。 下段になります。18款繰入金、3項財産区繰入金、4目1節河口財産区繰入金9万円の減額ですが、母の白滝駐車場整備事業費確定に伴う繰入金の減額です。 次に、20ページ、21ページをお願いいたします。 20款諸収入、3項1目1節雑入、説明欄71いやしの里事業等収入200万円の減額ですが、補正予算第9号にて減額補正いたしましたが、さらに販売収入が減ることが見込まれたため減額するものでございます。 21款1項町債、1目合併特例事業債、21節観光施設整備事業債970万円の減額ですが、母の白滝駐車場整備事業債520万円減、梨川もみじ回廊遊歩道整備事業債450万円の減、ともに事業費確定による減額です。 次に、22、23ページをお願いいたします。 14目辺地対策事業債2,030万円の減額ですが、説明欄にありますとおり、コウモリ穴施設整備事業債1,880万円の減、西湖いやしの里整備事業債120万円の減、野鳥の森公園整備事業債30万円の減、いずれも事業費確定に伴う減額となります。 事業内容と詳細につきましては歳出のほうで説明いたします。 町債に関連しましてページ戻りますが、7ページをお願いたします。 第3表、地方債の補正です。 合併特例事業債のうち観光施設性費事業債、補正前の限度額6,500万円を970万円減額し、補正後の限度額を5,530万円とするもので、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はございません。同じ表の下段になります。辺地対策事業債、限度額5,610万円を2,030万円減額し、補正後の限度額を3,580万円とするもので、やはり起債の方法、利率、償還の方法については変更はございません。 歳出に移ります。 24、25ページをお願いいたします。 2款総務費、1項総務管理費、4目財産管理費、25節積立金、1億9,742万9,000円のうち、説明欄積立金の016西湖いやしの里づくり基金積立金に10万円増額するもので、歳入にて寄附金の増額を受け積み立てするものです。ちなみに今年度の末の現在高の見込みですが、1,260万円ほどになります。 次に、34、35ページをお願いいたします。 6款1項商工費、2目商工振興費ですが、62万4,000円を減額し補正後の額を5,997万8,000円とするもので、8節報償費は加藤電機が事業所を増設したことにより、企業立地促進条例第7条第1項第1号の規定に基づく事業所奨励金407万6,000円と同条第1項第6号の除雪奨励金50万円、合わせて457万6,000円を増額いたします。事業所奨励金につきましては3年間交付の1年目、除雪奨励金につきましては5年間交付の1年目に当たります。 13節委託料380万円の減額は、緊急雇用創出事業確定に伴い減額するものです。 19節負担金、補助及び交付金の140万円の減額については申請のありました災害資金利子補助金確定に伴い減額するものです。 次に3目観光費ですが、1,716万6,000円を減額し、補正後の額を1億6,033万円とするもので、12節役務費保険料はイベントの設置物の保険料が少なく済み40万円の減、14節使用料及び賃借料についてはイベント関連時における県有地借上料と防犯カメラ回線使用料が安価となったため50万円減額するものでございます。 15節工事請負費については、母の白滝駐車場整備事業において当初2,000万円を予算措置していましたが、事業費確定額が924万円となったため1,076万円の減及び梨川もみじ回廊遊歩道整備事業においても600万円の工事費を見ていましたが、工事内容を石積み工を盛り土工に変更したこと等により安価となりまして470万2,000円の減、合わせて15節工事請負費は1,546万2,000円の減額となります。 16節原材料費は花苗代の減により30万円の減額です。 ページをめくりまして、36、37ページをお願いいたします。 19節負担金、補助及び交付金50万4,000円の減額は、説明欄にありますテレビ放送等宣伝事業分担金38万円の減、山梨観光推進機構負担金12万4,000円の減、それぞれ確定等により減額するものでございます。 4目野鳥の森公園事業費ですが、30万円を減額し補正後を1,140万円とするもので、茅葺屋根ふきかえ工事を400万円予算措置しておりましたが、実績で370万円となるため、差額の30万円を減額するものでございます。 5目コウモリ穴管理費ですが、1,960万円を減額し、補正後を4,775万5,000円とするもので、13節委託料の90万円の減額のうち、説明欄001委託料の80万円の減額はネイチャーガイド運営委託として80万円予算づけしておりましたが、執行する際コウモリ穴管理運営委託費に含めたため不用となり減額するものでございます。002委託料臨時10万円の減は、駐車場増設設計委託費が99万9,000円となるため、予算との差額10万円を減額するものでございます。 15節工事請負費の1,870万円の減額は、遊歩道整備工事として3,340万円予算措置しておりましたが、当初予定しておりました工事箇所等の見直しにより箇所が減ったため減額するものでございます。 6目道の駅管理費ですが、30万5,000円を増額し、補正後7,792万7,000円とするもので、11節需用費の70万円の増額のうち、説明欄燃料費30万円は暖房用の灯油代、ガス代等が不足するため増額で、光熱水費40万円は電気自動車用急速充電器の電気料分が当初予算措置されていなかったことにより不足が生ずるため増額します。 13節委託料の14万5,000円の減額は、管理運営委託、機械警備委託費確定に伴う減額です。 19節負担金、補助及び交付金、道の駅かつやま感謝祭補助金25万円の減額は支出削減等により運営ができたため減額するものでございます。 7目いやしの里運営事業費ですが、479万円を減額し、補正後を1億647万5,000円とするもので、7節賃金の150万円の減額は繁忙期のパート及び臨時職員の賃金の支出が抑えられたため減額するものでございます。 13節委託料120万円の減額は、機械警備委託料が安価となったため減額し、15節工事請負費の130万円の減額は里内予定計画工事の工事差金が生じたための減額であります。 17節公有財産購入費の79万円の減額は養蚕室土地建物購入費が予定より安価となったため減額するものでございます。 以上で、観光課所管の補正予算の説明を終わらせていただきます。 よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 一般会計補正予算の説明の途中でございますが、ここで暫時休憩いたします。 午後は1時30分から再開いたします。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後1時30分 ○議長(外川正純君) 休憩を閉じ再開いたします。 午前中に引き続きまして一般会計補正予算の提案理由の説明を求めます。 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)のうち、都市整備課所管のものについて説明をさせていただきます。 6ページをお開きください。 第2表、繰越明許費でございますが、款7土木費、項2道路橋梁費、舗装トンネル長寿命化計画作成事業として1,000万円の繰り越しをお願いするものでございます。国の平成24年度補正予算における平成25年度事業の前倒しでございます。今後の本町の主要道路やトンネルの改修計画の策定で、年度内に実施できないためでございます。 款7土木費、項4都市計画費、景観形成モデル事業として555万円の繰り越しをお願いするものでございます。この事業は個人への補助金でありまして、河口地区並びに本栖地区の指定された区域内の希望者と修景工事について、山梨県を含め十分協議を進めてきましたが、年度内に工事の契約が見込めないため繰り越しをお願いするものでございます。 7ページをお開きください。 第3表、地方債の補正でございますが、1の変更でございます。都市整備課所管のものにつきましては合併特例事業債のうち道路整備事業債の限度額1億8,270万円より1億7,030万円と1,240万円減額するものでございます。 2、廃止におきましては、道路整備事業債として3,330万円を予定しておりましたが、起債対象事業として適切かを判断し、起債しないことといたしました。詳しいことにつきましては歳入にて説明をさせていただきます。 歳入について説明をさせていただきます。 14ページ、15ページをお開き願います。 中段の14款国庫支出金、2項国庫補助金、目4土木費国庫補助金、補正前の額1億7,620万9,000円、補正額335万5,000円を減額し、計1億7,285万4,000円とするものでございます。 節1土木費補助金でございますが、03社会資本整備総合交付金を335万5,000円の減額をお願いするものでございます。内訳につきましては、登山道線道路整備事業分といたしまして385万円を減額するものでございます。事業費の確定の結果により減額するものでございます。補助率は55%です。乳ヶ崎線新設改良事業分といたしまして、500万5,000円を減額するものでございます。事業費の確定の結果、当初申請より減額するものでございます。補助率は55%でございます。国の平成24年度補正予算分としての舗装トンネル長寿命化計画策定事業といたしまして550万円を増額するものでございます。補助率は55%でございます。 20ページ、21ページをお開き願います。 21款町債、1項町債、目1合併特例事業債、補正前の額8億820万円、補正額2億5,130万円を減額し、計を5億5,690万円とするものでございますが、うち都市整備課の所管するものにつきましては、3節道路整備事業債でございますが、01乳ヶ崎線道路改良事業債につきましては事業費の確定により390万円の減額、08登山道線道路整備事業債につきましても事業費の確定により300万円の減額、10インター線整備事業債につきましては事業費の確定により550万円の減額、合計で1,240万円の減額でございます。 22ページ、23ページをお開き願います。 21款町債、1項町債、目7土木債、補正前の額3,330万円、補正額3,330万円を減額し、計をゼロとするものでございます。 3節道路整備事業債でございますが、適債性を考慮した中で起債を行わないということでございます。 歳出に移らせていただきます。 38ページ、39ページをお開き願います。 7款土木費、2項道路橋梁費、目2道路維持費、補正前の額1億1,462万円、補正額3,211万2,000円を増額し、計を1億4,673万2,000円とさせていただくものです。財源内訳でございますが、国支出金としての舗装トンネル長寿命化計画策定事業の550万円、地方債としての道路整備事業債1,710万円の減額、一般財源として4,371万2,000円でございます。 節11需用費といたしまして、01消耗品につきましては舗装補修材500体の購入並びに融雪剤1,000体の購入費として230万円をお願いするものでございます。 節13委託料といたしましては1,981万2,000円の増額をお願いするもので、内訳は02委託料として不動産鑑定料の契約差金として18万8,000円の減額をお願いするものでございます。104除雪作業委託料として、町内の除雪2回分と幹線道路並びに小・中学校周辺道路分として2,000万円の増額をお願いするものでございます。03舗装トンネル長寿命化計画策定事業といたしまして、国の平成24年度補正予算対応として作成委託料として1,000万円をお願いするものでございます。 7款土木費、2項道路橋梁費、目3道路新設改良費、補正前の額4億148万5,000円、補正額2,125万5,000円を減額し、計を3億8,023万円お願いするものでございます。財源内訳といたしましては、国支出金としての登山道線道路整備事業、乳ヶ崎線新設改良事業としての社会資本整備総合交付金885万5,000円の減額、地方債としての合併特例事業債並びに道路整備事業債2,860万円の減額、一般財源として1,620万円をお願いするものでございます。 道路新設改良費につきましては、節別に説明するのでなく、事業別に予算が計上されておりますので、説明欄の事業別に説明をさせていただきます。 001一般道路新設改良事業費、22節補償、補填及び賠償金といたしまして河口湖駅から国道137号線までの町道0202号線内に未買収地の購入補償料といたしまして237万8,000円と河口地区町道2122号線道路拡幅工事に伴うNTT電柱1本の移設補償料として119万6,000円、合計357万4,000円をお願いするものでございます。 002農道整備事業費、15節工事請負費といたしまして、富士ヶ嶺地区農道整備工事の入札差金といたしまして27万5,000円の減額をお願いするものでございます。 003登山道線道路整備事業費、15節工事請負費といたしまして工事費の入札差金並びに確定精算により700万円の減額をお願いするものでございます。 004乳ヶ崎線新設改良事業費、13節委託料といたしまして、積算委託の契約差金といたしまして282万7,000円の減額をお願いするものでございます。 15節工事請負費といたしまして本年度最終年度として、未買収地の購入交渉を地権者と継続的に実施してみましたが、購入が不可能となりまして工事ができないため910万円の減額をお願いするものでございます。 006インター線新設改良事業費、13節委託料といたしましては、積算業務委託を予定しておりましたが、補償工事のみでしたので、職員により積算を実施いたしましたので300万円の減額、道路測量設計費の契約差金として162万7,000円の減額、合計462万7,000円の減額をお願いするものでございます。 15節工事請負費といたしまして、当初予算では附帯工事のため単独事業として計上させていただきましたが、補助対象として許可を受けましたので100万円の減額をお願いするものでございます。 以上、都市整備課が所管するものについてご説明をいたしました。 よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 水道課長、外川金雄君。 ◎水道課長(外川金雄君) 水道課所管の補正予算につきましてご説明を申し上げます。 歳入の中の20ページ、21ページをお開きください。 20款諸収入、3項目1節1の雑入の細節82の地下水保全協力金としまして300万円の増額でございます。これにつきましては、船津6618の一番地に清涼飲料水の製造を目的として行う井戸設置の申請があり、地下水保全市議会におきまして審議の結果、地下水の有効かつ適正な利用を図るため、平成23年5月23日に町と協定を締結したことにより、地下水保全環境保全に寄与することを目的に、地下水保全協力金として町に納付していただいたものでございます。 次に、22ページ、23ページをお開きください。 21款1項町債、目18緊急防災・減災事業債、補正前の額1億3,850万円を1,390万円減額し、補正後の額を1億2,460万円とするものでございます。 節2簡易水道対策事業債を1,390万円の減額をするものでございます。内容につきましては特別会計で説明いたしましたので、省略させていただきます。 次に、歳出の中の30、31ページをお開きください。 4款衛生費、3項目1水道費、補正前の額1億4,617万1,000円を1,386万4,000円減額し、補正後の額を1億3,230万7,000円とするものでございます。 節1の報酬として3万6,000円です。これは新たな井戸掘削許可申請が出されたために地下水保全審議会を行い、その際の委員報酬が不足するための補正でございます。 節28繰出金の1,390万円の減額でございますが、細節175大石簡易水道事業特別会計への繰出金、緊急防災・減災繰出金を540万円の減額でございます。176河口簡易水道事業特別会計への繰出金、緊急防災・減災繰出金を380万円の減額です。 1枚めくっていただきまして、32、33ページをお開きください。 177足和田簡易水道事業特別会計への繰出金、緊急防災・減災430万円の減額でございます。178上九一色簡易水道事業特別会計への繰出金、緊急防災・減災として40万円の減額です。内容につきましては特別会計で説明いたしましたので、省かせていただきます。 以上で、水道課所管の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 学校教育課長、古屋和雄君。 ◎学校教育課長(古屋和雄君) それでは、学校教育課所管のものについて説明させていただきます。 7ページをお開き願います。 第3表、地方債の補正、1変更、合併特例事業債、学校施設建設事業債、補正前の限度額2億5,620万円を2億3,620万円減額し、補正後の限度額を2,000万円にするものです。これは河口湖南中学校学校施設建設事業負担金の減額に伴うものです。 歳入についてご説明します。 20ページ、21ページをお願いします。 21款1項ともに町債、目1合併特例事業債、節6学校施設建設事業債、07河口湖南中学校建設事業債の2億3,620万円の減は河口湖南中学校学校施設事業負担金の減額によるものです。 次に、歳出について説明します。 40ページ、41ページをお願いします。 上から2段目になります9款教育費、2項小学校費、目1学校管理費です。補正額592万4,000円を追加し、計を1億6,535万9,000円とさせていただくものです。 節15の工事請負費、592万4,000円は船津小学校のクラス数がふえ、東館の多目的ホールを2つの普通教室にするための工事費と、大石小学校の屋内運動場の屋根裏板がずれて、地震等の揺れで落下することが懸念されるため落下防止の補修工事費です。 3項中学校費、目1学校管理費、補正額2億4,734万7,000円を減額し2億1,867万9,000円とするものです。 節19負担金、補助及び交付金2億4,734万7,000円の減額は、現在工事が行われている河口湖南中学校普通教室等改築工事への負担金の減額によるものです。減額は工事設計額の見直しによる減と補助金と起債の増額によるものです。内容は国の補助金が東日本復興特別会計の該当となり、補助金額決定の算出は文部科学省の決めた補助単価での交付金から事業費での交付金となり、増額となりました。また、補助裏の起債についても100%充当率の緊急防災・減災事業債の該当となり、増額となったため一般財源の負担が減額になり、町の負担金は2億4,734万7,000円減額した2,239万7,000円にするものでございます。そのうちの2,000万円については合併特例債を充てるようになっております。 以上で、学校教育課所管の説明を終わらせていただきます。 ご理解の上、ご審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(外川正純君) 文化振興局長、小林俊人君。 ◎文化振興局長(小林俊人君) 続きまして、文化振興局所管の補正予算についてご説明いたします。 7ページをお願いいたします。 第3表、地方債の補正でございます。 合併特例事業債のうち文化振興施設整備事業債限度額2,940万円を250万円減額しまして、2,690万円にするものでございます。工事入札差金によるものでございます。 続きまして、歳入について説明させていただきます。 20ページ、21ページをお願いいたします。 21款町債、1項町債、目1合併特例事業債、節27文化振興施設整備事業債250万円の減額は、ステラシアター屋根ふき工事の入札差金でございます。 続きまして、歳出について説明いたします。 40ページ、41ページをお願いいたします。 9款教育費、4項社会教育費、目7文化振興費、補正前の額5,798万1,000円に補正額40万円を追加しまして、補正後の額を5,838万1,000円とするものでございます。 節19負担金、補助及び交付金40万円でございます。内容は、国民文化祭実行委員会補助金で町の主宰事業に係る出演のための打ち合わせの旅費などでございます。 続きまして、42ページ、43ページをお開きください。 9款教育費、4項社会教育費、目9ステラシアター管理費、補正前の額8,831万6,000円に補正額259万円を減額しまして、補正後の額を8,572万6,000円とするものでございます。 節15工事請負費250万円の減額です。内容は、ステラシアター屋根ぶき工事の入札における差金でございます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、山下利夫君。 ◆9番(山下利夫君) 33ページの畜産業費のところですが、バイオセンターの赤字分のうち町が250万円負担するということについて、協議して決めたという説明があったんですが、どういう協議をしたのか、再度詳しく説明をお願いします。 ○議長(外川正純君) 農林課長、本庄久君。 ◎農林課長(本庄久君) これは、協議書の中で不足分については町が負担するという協議内容になっております。総額では399万5,000円という説明をさせていただきましたが、うち148万7,000円につきましては、主なものについては人件費でございました。それにつきましては、堆肥の袋詰めの際にシルバー人材センター、また指定管理者の職員の分の人件費が入っていたためにそれは認めないということで、その分については指定管理者が持ちなさいということで協議をさせていただいて、残りの分ということで250万8,000円、ほとんどが電気代ですとか修理代等のものでございます。 ○議長(外川正純君) 9番、山下利夫君。 ◆9番(山下利夫君) このバイオセンターは前年度を見ても、142万円赤字の補填をしていて、そのほかにもさまざまな修繕費町は支出していると思います。本当に施設運営に苦労している状況にありますが、同時にバイオセンター利用者や町民にとって大事な施設だと思います。どうやって施設の維持をやっていくかと、あるいは収益性をどうやって上げていくかということを町と指定管理者だけでなく、利用者の方とか関係者、あとは専門家なんかも入る中で、協議検討する場をつくっていくことが必要だと思いますけれども、その辺の考え方はいかがでしょうか。 ○議長(外川正純君) 農林課長、本庄久君。 ◎農林課長(本庄久君) 現在、堆肥のほうが急勾配で売り上げを伸ばしております。指定管理者側からは今年度が最後の補填になるだろうということで、今後補填はないという見込みを持っております。さらに利益を上げるために、また施設を有効利用するために、青木ヶ原の人ぷん等の投入も考えて今協議を進めているところであります。ただし、これは畜産農家のための施設でありますので、国庫補助金をもってつくったものでございますので、目的外使用に当たらない程度のものの利用と方向を今現在県と協議をしているところでございます。 ○議長(外川正純君) 山下利夫君。 ◆9番(山下利夫君) ぜひ利用者の方とか含めた中で検討していく必要があると思いますので、ぜひその辺も検討お願いします。 以上です。 ○議長(外川正純君) ほかに質疑ありませんか。 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) 都市整備課長にお尋ねします。 除雪に際して、ここに2,000万円補正を組んだわけでありますが、当初予算で800万円、あわせて2,800万円になるんだけれども、これだけ2,800万円もかかるものに対してなぜ初めからある程度のものを予算計上しておかなかったのか、まずその辺からお尋ねします。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 当初予算につきましては、1回を見込みまして、1回ということで予算計上させていただきました。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) だから、私が言うのは平均して2度や3度必ず降るわけだ。1月14日の45センチぐらいの雪で、もうあちらこちらで雪かきをしてほしいほしいという苦情が殺到したことは町長ご存じですね。問い合わせれば住民から我々も苦情くるから担当に電話すると、予算がないから辛抱してもらいたいという、予算は計上すればいいじゃないの、税金もらっているんだから。ここで何で2,000万円も、初めから2,000万円支度しておけばいいじゃないの。住民はもうかんかん怒りですよ。幹線道路でさえすごいですよ。例えば河口一つとっても、美術館通り、旧国道、20センチまで圧雪されてかちかちです。年寄りは病院にも行けない、買い物にも行けない、何とかしてほしい。担当に連絡すれば、予算がありませんから我慢してください。そんな自治体がありますか。課長、ちょっとそれについてどうでしょうか。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 自然災害という言い方が正しいかどうかわかりませんけれども、降雪時にはしっかりとした対応をすべく取り組んでいる所存でございます。過日、富士吉田市の市長とも降雪時の後お会いしたわけですけれども、苦情がいっぱいでまいったというような話をいただきました。私のほうも都市整備課を初め本当に除雪に関して努力しているというふうに思います。 その予算の組み方の問題については、ただいまご指摘のように、今後一考する必要があると思います。また、当町の場合にはエリアが非常に広いものですから、この場所では降っていなくても、上とか富士ヶ嶺のほうとか、本栖とか行くとそこは降っているというふうな気候の違いもありまして、そういったことも視野に入れながら都市整備課のほうで対応しているというふうに理解をいたしております。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) 私が言いたいのは、必ず1年に2度や3度降るから、それなりの予算は計上しておいて、あとわずか足りないものを補正をするということが私は順序だと思うんです。1回分除雪すると800万円だから800万円にしておくと。2度、3度降った場合に後は補正で対応するということになると、課長、いいですか、1月14日に降って、14日、15日、16日、おおむね3日か4日間で除雪をした。普通民間であれば、仕事をすれば月末に支払いもらうのは普通通常なわけだ。ところが行政、自治体の仕事をすると、書類だどうのこうのと言っておくれておくれる。結局この補正を通って事務的手続して、今月の半ばごろ支払えるという、法律上、仕事してから、終わってから40日間で支払をしなさいという法律が私はあると記憶しているが、それはいかがですか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) ご指摘のとおり、工事終了後完成検査をした後、業者から請求があった日から40日間で支払わなければならないという法律はあります。そのとおりだと思います。それから本当に、今回、非常におくれた点につきましては多々本当に迷惑かけて申しわけなかったんでございますが、当初予算につきましても、来年それをご指摘のほうに通るということで、来年度予算につきましては多少変更させて考えておるということを聞いておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) 当初予算で、それなりに予算を計上して意外に雪が多かったから、その分を補正したということというのは私は通るわけだけれども、1回分しか見ないなんていうことは私はおかしい。町長、それはしっかり対応してほしいと思います。 それからもう1個、39ページの舗装トンネル長寿命化策定事業、仕事の内容はわかるんだけれども、舗装トンネル長寿命化とは、トンネルとはどこのことを言っているんですか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) トンネルは本町に一つありまして、山梨県から移管されました大石地区から足和田地区の先の新しい道路、トンネルをつくった旧トンネル1カ所のトンネルでございます。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) わかりました。 それから、舗装の長寿命化計画、ちょっと言われても、俺は頭が悪いせいか余りぴんとこないんだけれども、舗装のどういうことをするんですか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 道を歩いていますと、道路が亀の甲みたいでぼろぼろになっているような状況があります。それを全て調査をし、道路の何%が悪ければ全部とり直さなければならないという基準がありますので、そちらのための調査をするということでご理解をしていただきたいと思います。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) だから、私はいつも思うんだけれども、そういうことを舗装のあるときなんていうものは、こんなものは別にプロが見なくても素人だってわかるわけだ。余りできるだけそういう経費をかけないでやるという方策は講じられないのか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 今回の関係につきましては、今まで維持補修費につきましては国のほうで見る補填がなかなかできなかったんですけれども、国交省の考え方が維持補修費のほうに費用を向けるということで、じゃ維持補修費をするためには現状がどうなのか、今後の改修についての計画をどうするのかというものを、きちんとした計画を立てなければ国庫補助金として採択されませんので、まずそちらをするための計画策定のための費用ということでご理解していただきたいと思います。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) よくわかりました。 それからもう1点、先ほど001の中の22の補填、補償、河口の2111号線とはどこのことかな。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 河口地区の湖畔道路から土地改良内の場所のペンションのところまでのところでございます。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) 課長、場所は把握しているのか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 場所は把握しております。道路拡幅をするということで、場所は名前、ペンションでございます。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) 今の答弁では余り把握をしているようには思えないけれども。 課長、そこの電柱移設とさっき言ったね。その電柱は急にあったわけじゃないでしょう。その辺どうですか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 当初予定ではその用地が購入ができないというようなことがありましたので、電柱はもともとありましたが、地区の先生方、地区の方々の協力によりまして道路拡幅ができましたので、予定ができましたので、NTT電柱を1本移設せざるを得なくなりましたので、補正予算で計上させていただきました。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君。 ◆16番(駒谷隆利君) それはおかしいじゃないの。初めから道路拡幅は決まっていたでしょう。ただ住人が判こを押したか押さなかったかのことで、つながるためには電柱移設は決まっていたでしょう。何でそれを補助を初めから盛らないのか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 予定の中では、拡幅ということでお願いしていたんですけれども、拡幅が難しいということでしたので、当初には盛ってありませんでした。その後、拡幅のご同意を得ましたので、その関係で補正として追加させていただきました。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君 ◆16番(駒谷隆利君) 課長、余り細かくいろいろ言うつもりはないけれども、本来ならば、あの道は11月25日が工期だったでしょう。それがどうしてこんなにおくれているのか。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 工期の変更ということで処理させていただきましたけれども、地権者の方のご協力が得られない。または必要ないということで計画していましたけれども、その後、地権者がご協力していただけるというような形になりましたので、その分の関係で変更させてもらって、延長させていただきました。 ○議長(外川正純君) 16番、駒谷隆利君 ◆16番(駒谷隆利君) これから工期おくれのないように、ちゃんとしっかり詰めを詰めて入札をかけるように改めてお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(外川正純君) ほかにございますか。 13番、古屋一哉君。 ◆13番(古屋一哉君) ふるさと応援寄附金が600万円の増額補正があったということですけれども、大口があったんでしょうか。 ○議長(外川正純君) 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 大口はございました。 金額で言いますと、500万円でございます。 ○議長(外川正純君) 13番、古屋一哉君。 ◆13番(古屋一哉君) すごく町にとってもうれしいことだと思います。そのような方にとってどのような対応をされているのか、ぜひお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(外川正純君) 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 多額なご寄附をいただいて町でも非常に感謝申し上げております。その方につきましては内部で協議しまして、東京にお住まいの方でございます。富士河口湖町出身で東京にお住まいの方で、会社の役員をなさっている方ということで、なかなかお会いできません。ついては町長も面談したいということで、先方の会社に申し出をしたんですけれども、お留守で海外にいらっしゃって、こちらへ来たときにご連絡をいただいて、感謝の意を表しに町長が参るという予定になってございます。そのときには、感謝状等々については用意して持ってまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(外川正純君) 13番、古屋一哉君。 ◆13番(古屋一哉君) 大口の方もいれば、小口の方もいるんですけれども、すごく町にとって有利なことです。町長は書道もうまいかと思います。ぜひぜひ直筆の手紙をもってお礼状を書くということも、私はすごく喜ぶことだと思いますけれども、その辺のぜひ配慮をお願いして質問を終わります。 ○議長(外川正純君) ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 討論なしと認めます。 これから日程第14、議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(外川正純君) 起立全員です。 したがって、日程第14、議案第40号 平成24年度富士河口湖町一般会計補正予算(第11号)は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △代表質問及び一般質問 ○議長(外川正純君) 日程第15、これより町政全般に対する代表質問及び一般質問を行います。 代表質問の通告者は、会派新樹会、代表質問者は8番、梶原武君。一般質問の通告者は2番、堀内昭登君、12番、三浦康夫君、7番、小佐野快君、13番、古屋一哉君、6番、佐藤安子君、9番、山下利夫君です。 順次、発言を許可します。 念のため申し上げますが、質問方式は代表質問、一般質問とも一問一答方式とします。また、代表質問者の再質問は2回、関連質問では再質問は1回までとします。時間は答弁を含めて90分以内とします。 一般質問は再質問、再々質問までとし、時間は答弁を含めて60分以内です。--------------------------------------- △梶原武君 ○議長(外川正純君) それでは、始めます。 会派新樹会、代表質問議員、8番、梶原武君、発言を許可します。     〔8番 梶原 武君 登壇〕 ◆8番(梶原武君) 議長より質問の許可をいただきましたので、会派新樹会を代表し、通告に従い、町政一般に対する代表質問を順次行わせていただきます。 昨年末、民主党から自民党、公明党の連立政権にかわり、安倍晋三内閣総理大臣がデフレ脱却、経済成長を目指し、アベノミクスを掲げ大胆な金融政策、機動的な財政出動から、これからは成長戦略へと進んできております。まさに、スピード感と決断力、実行力を何よりも大切にしていくと考えを述べたとおりに進んでおります。 当町におかれましても、新年度予算編成には、まだまだ苦しい財政状況下でもあり、相当苦労されたことと察します。 それでは、平成25年度の予算状況などを中心に質問させていただきます。 新年度予算について、平成25年度の注目行事は6月に賛否が決定する富士山世界文化遺産登録であります。イコモスから指摘が出てきましたが、長い年月にわたり地域住民の努力の結果が、また日本の願いがかなう日となります。そして、1月12日の冬のステージから始まった山梨県下で開催されます国民文化祭が、当町でもステラシアターをメーン会場として8月から4つの事業で開始予定です。どちらも国内外から多くのお客様をお迎えするイベントであります。 渡辺凱保町長は、基幹産業であります観光事業はもちろんでありますが、いつも言われています環境・福祉・教育を軸とした予算編成をなさったと思います。そして、特に日本中が取り組む防災対策にも目配りしたことと存じます。ほかの自治体を見渡しますと、残念なことに、予算執行のためには財源不足を補うために県債、市町村債の発行が大きく膨らみ、基金の取り崩しを進めざるを得ない情勢のところもあると聞き及んでおります。当町におきましてもプライマリーバランスなども心配になりますが、当町状況も含めましてお伺いいたします。 なお、国の緊急経済対策などで公共事業に予算がつく話が報道されておりますが、当町にも多くの関係業者がおります。ぜひ役場庁内を挙げてアンテナを高くし、国の方針をいち早くキャッチしてもらいたいのですが、担当課の意気込みをあわせてご答弁ください。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 政策財政課長、流石速人君。     〔政策財政課長 流石速人君 登壇〕 ◎政策財政課長(流石速人君) 新年度予算についてのご質問にお答えいたします。 町の平成23年度決算における一般会計の歳入総額から地方債発行額を控除した金額と、歳出総額から地方債の元利償還金を控除した金額のバランスであります基礎的財政収支、プライマリーバランスについては、約4億4,000万円の黒字となっております。近年では、平成20年度から黒字に転じましてそれ以降黒字の状況となってございます。平成25年度当初予算においても、起債予定額が11億9,800万円に対し公債費は約15億円となっており、約3億4,000万円の黒字となっている一方で、公共施設建設基金を5,290万円繰り入れる予算となっております。一般的には、プライマリーバランスは均衡が図られている状況と捉えてよろしいかと思います。 しかしながら、合併特例法で優遇措置されております普通交付税について、合併した一つの町としての本来の交付税額に向けて平成26年度より減額が始まります。平成32年度には本来の交付税額となる激減緩和期間がもう1年後に迫っている状況でございます。こうしたことから、プライマリーバランスは黒字であるものの、潜在的には大変困難な財政状況下にあると考えてよろしいかと思います。したがって、創意工夫した歳出予算措置に努め、交付税の減額に備えるよう多角的に努力している状況でございます。 財政調整基金の平成24年度末の予定残高は、年度中に1億7,000万円を新たに積み立てることによりまして、約12億7,500万円となります。6年前と比較しますと、18年度の残高でございますが、約8億3,000万円に比較しまして、約4億4,500万円の増となる見込みでございます。このような財政運営の極めて困難な状況の中で、平成25年度当初予算編成においては町の将来に備えまして、多方面から創意工夫した観光、防災、福祉、環境、教育事業などの施策を計上しております。 総務費におきましては、今後の財政の基本的な計画を策定する財政基本計画策定事業と、今後町の公共施設の有効かつ適正利用のための、施設及び利用実態等についての調査を行う公共施設白書作成事業を計上し、民生費では、福祉施設の拠点づくりについての調査を行う福祉ゾーン計画調査事業や、管内保育所整備計画事業を計上いたしました。 また、農林水産業費では、農業用施設や農村防災施設等の安全度評価を行い、対策の優先度が高い施設を的確に把握するための調査を行う、農村災害対策整備事業を計上いたしました。 土木費では、道路等の社会インフラの総点検を速やかに実施し、長寿命化を図ることを目的として雨水排水対策計画策定事業、橋梁長寿命化計画策定事業、都市公園長寿命化計画策定事業、公営住宅長寿命化計画策定事業及び都市再生整備計画事業を計上いたしました。これらの事業は、社会インフラの総点検と長寿命化計画の策定によりまして、必要不可欠な長寿命化に要する公共事業を計画的に実施していくための指標となるほか、日本経済再生に向けた緊急経済対策にかかわる施設の老朽化対策、また社会資本総合整備交付金や新設されました防災・安全交付金などの採択が期待されるところであります。国の緊急経済対策を念頭に入れ、予算編成をしたものでございます。 必要不可欠な公共事業に対し、国の補助金、交付金など、新たな採択がかなうよう細心の注意を払い、その情報と動向を的確に収集、把握し、公共事業を財源的に最も有利に展開できるよう各事業化を先頭に、一丸となって緊急経済対策に対応するよう努めてまいりたいと考えてございます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) ただいま国の緊急経済対策を念頭に入れた予算ということですが、財政に有利な補助金や交付金を確保するためにどのような方針で臨むのか、町長にお伺いいたします。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。
    ◎町長(渡辺凱保君) 今後につきましては、私を初め全職員が緊張感を持つ中で、アンテナを高くしてあらゆる情報収集や情報の共有化を図って進めていきたいと考えております。創意工夫をする中で取り組んでいきたいと思いますし、まだ緊急経済対策の具体的なものがなかなか見えてこないという苦しみを持っておりますけれども、これらに対して情報を得次第、私自身も先頭に立って取り組んでまいりたいとこのように考えております。 既に、課長会議等で再三にわたって私の考えは伝え、ここにおります課長全て一体となって取り組んでいくことを考えております。同時に、県のほうとも密接なつながりを持って、その情報収集にも当たりたいというふうに考えている次第でございます。 議員各位におかれましても、何かそういった情報がございましたら、また、ご指導を賜りたく、お願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 公共事業を財源的に有利に展開できるように今まで以上にアンテナを高く、情報をキャッチしてください。これは要望です。 ○議長(外川正純君) 次に関連質問に移ります。 関連質問はありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) 土木予算で都市公園長寿命化計画作成事業についてご質問いたします。 昨日の町長の概要説明では、都市公園長寿命化計画作成事業に881万円の予算を計上したと言われています。そのように理解しております。この長寿命化計画は町全体の都市公園、それから小立の八木崎公園、この辺も含めて、わかる範囲で結構ですけれども、さらに細かい内容をご説明願いたいと思います。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 都市公園長寿命化計画策定業務の内容でございますけれども、本町には現在9つの都市公園がございます。公園施設の老朽化が進む中で、財政上の理由から適切な維持補修、更新が困難な状況であり、必要な整備とバランスを図りつつ既存の施設の所要の機能を維持するため、国では地方公共団体が管理する公園施設の安全性の確保及びライフサイクルコストの縮減の観点から、予防保全的管理による長寿命化計画を含めた計画的な改築等に係る取り組みを推進するために、策定補助金50%が実施されております。この補助金を利用しまして、本町では長寿命化計画を策定するものでございます。 なお、平成26年度以降、全ての都市公園事業で公園施設の改築更新に対する補助について、長寿命化計画に基づき適切に維持管理されているものに限定をされるということですので、今回策定をするものでございます。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) 今、この計画作成事業を行った上で、50%の国の補助があるということですけれども、我々小立地区の役員を中心に、いろいろ地元の人たち、あるいは観光客にさらに魅力のある公園にしようということで改造検討を行っております。この結果が出次第、また提案はさせていただきますけれども、ぜひとも国の補助金、交付金、この辺を積極的に活用できるようによろしくお願いしたいと思います。要望として終わります。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問ありますか。 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) それでは、政策財政課長にお伺いします。 ただいまの財政課長の説明の中で、プライマリーバランスが平成20年から黒字になっていると。また、財政調整基金の方も4億5,000万円ほど6年前よりふえているということの説明がありました。私も実感として財政は健全化しつつあるということを認識しています。 その中で、今申されたように、確かに合併特例債で使った返還の交付金、その目減りが来年以降ずっと見込まれていますので、ぜひともその辺は慎重に返済していただけるということをお願いします。 今の答弁の中で、課長の言われた財政基本計画策定事業、あともう一つは公共施設白書作成事業、これは確かにインフラの整備とか、事務のほういろいろ言われていますけれども、たまたまこの前、読売新聞、維持管理の時代にというふうな大きな記事が出ました。確かに公共施設、トンネルを初めとした、建物を初めとした全ての施設の維持管理がこれから大変な時代になると思うんです。その辺を含めた中で、この2つの事業はこれから町の事業を展開する上で非常に大切だと思うんですけれども、その辺の認識と今後の展開の仕方を今の方向づけておられる部分までで結構ですから、説明願います。 ○議長(外川正純君) 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 25年度の当初予算につきましては、最も大事なものでございます財政の基本計画の策定、それから今後の維持管理も非常に問題になります公共施設の白書の作成業務委託ということで、これは町長の指示によりまして予算を計上することになりました。なぜことし計上するかということにつきましては、今余緒治議員がおっしゃいましたように、平成26年度から合併の特例によります普通交付税の財政措置期間が終了しまして、激減緩和期間がもう始まる瀬戸際でございます。その前に手だてを打っておかなければならないということで、25年度に予算を計上させたものでございます。 内容についての概略を申し上げます。 こういう状況下の中で、大きな要素を含む今後の財政状況シミュレーションを中期的、中期的と申しますのは約10年間をめどとしてございますが、中期的な視点で実施することを考えておりまして、現在の財政状況の分析ですとか、社会手法を用いての近隣自治体との比較シミュレーション、サービス水準というものを考えております。この財政シミュレーションに基づき、財政基本計画案の作成をして、財政状況の現状の把握と今後の歳入財源の動向や公債費、それから予定する歳出事業規模のフレームなどにつきまして、行財政改革ということでの取り組みの一環ということでやっていきたいというふうに考えてございます。 年度、4月になりましたら、大至急発注しまして、できるだけ早期に計画を策定して翌年度、26年度の予算の中に若干でも反映できれば、幸いかなというふうに考えてございます。 もう1点についてでございます。 公共施設白書作成業務委託、これについても施設の老朽化が著しい箇所もございます。当町の公共施設の全般について、同じく中長期的視野に立脚して将来これらの施設を有効かつ適正に利用を進めていくことを目的とするものでございまして、具体的には施設の管理を設置状況、それから設置目的、利用者数、稼働状況、維持管理費等老朽化の状況も含めながら、現状を分析して維持管理の資料と施設の統廃合を視野に入れた基礎資料とするため、富士河口湖町公共施設白書を翌年度作成してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆14番(渡辺余緒治君) ぜひとも今後の財政運営、町の行政運営、ぜひともお願いします。 それから、これも説明の中にあったんですけれども、雨水排水対策策定事業という、この間説明ありましたけれども、小立地区を含め河口湖南岸は川がなくて、雨のたびに雨水の対策で非常に困っております。そんな中で、この事業も非常に--にとっては注目される事業なんですけれども、どんなふうな形で今現在とられているか、その説明をお願いします。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 雨水排水対策計画策定事業でございますが、余緒治議員さんがおっしゃいますとおり、本町が管理する道路、特に河口湖南岸地区におきましては側溝の状況、それから浸透層の状況について、台風やまたゲリラ豪雨等に対応するため、現状の把握とそれから今後の対策について計画を策定するものでございます。 また、今後増大が予想されております側溝設置補修工事に体する経費に対しても、可能な限りコストの削減を目指すものでございます。この計画をもとにいたしまして、住民の皆さん方の安全・安心のために、緊急性並びに必要性を加味しながら、国庫補助金を利用しながら社会資本整備総合交付金を利用し、順次事業化していきたいと考えております。 ○議長(外川正純君) 17番、高山泰治君。 ◆17番(高山泰治君) 安倍政権が誕生いたしまして、アベノミクスということで今我が国も進んでいるわけなんでありますが、もう一つ、幾つかの重大な課題があるわけで、その一つにTPPの問題があります。 町長にお伺いします。この問題について町長はどのような所見を持っておられますか、お伺いします。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 私が一番心配しておりますのは、TPPの取り組みによって、いわゆる農業生産者に異常に影響が起きるということは存分に認識しているところでございます。しかしながら、これは私ども国の政策として取り組んでいるわけでございまして、そういった意味合いで動向をしっかり見た中で町行政の対応を考えていきたいと、こんなふうに考えているところであります。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 ◆17番(高山泰治君) ありません。 ○議長(外川正純君) 続いて、富士山世界文化遺産登録への取り組みはについて質問してください。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 富士山世界文化遺産登録への取り組みは。 日本文化や信仰と切り離せない、目の前に毎日仰ぎ見るだけでありがたいと思う富士山が世界の富士山に向けてカウントダウンが始まりました。証明書ともいうべき推進書は現在国連教育科学文化機関、ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議、イコモスで審査を受けていますが、6月にカンボジアで開かれる世界遺産委員会では登録決定にたどりつけると関係者の期待は高まっています。しかし、2月13日、山梨日日新聞はイコモスが名称の変更、また富士五湖や山腹周辺の開発行為などを抑えるなどの幾つかの提案を伝えてきたとの報道があり、住民の皆様は大変心配しているかと思いますが、山梨・静岡県が目指してきた富士山の世界文化遺産登録が決まり、朗報が当町に届いたとき、富士河口湖町として湖畔周辺や町内の環境整備はもちろんのことでありますが、構成資産の保存管理、また当日のセレモニーの計画など、ほかに具体的な取り組みがあればお伺いいたします。 ○議長(外川正純君) 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 富士山世界文化遺産登録への取り組みへのご質問にお答えいたします。 富士山世界文化遺産登録作業につきましては、平成18年から住民説明会等を繰り返し行い、町民の皆様方のご理解と特に本町では議会において富士山世界文化遺産登録推進特別委員会が設置され、登録を推進していただきました。改めて感謝を申し上げます。 いよいよことし富士山世界文化遺産登録の可否が決定されます。ご質問中にもございますが、イコモスからの追加情報の要請があり、登録実現が心配されています。しかし、これまでも日本の遺産に限らず、外国の世界遺産も含めて見ると、ほとんどの遺産に対しイコモスからの追加情報の要請があったと県のほうから聞き及んでございます。 さて、構成資産の保存管理についてでございますが、富士山を世界文化遺産に登録するためには構成資産の保存管理が重要な取り組みであります。そのため、構成資産の保存管理については国の文化財保護を基軸としており、これまでの世界文化遺産登録への取り組みやそれ以前からの制度で徐々に計画や体制を整えてきてございます。 町内の構成資産につきましては、富士河口湖町内天然記念物、溶岩洞穴等保存管理整備活用計画、重要文化財冨士小室浅間神社本殿保存活用計画、河口浅間神社と冨士小室浅間神社の境内地などが構成要素として含まれる史跡富士山保存管理計画、名勝富士五湖保存管理計画などが策定してございます。いずれの保存管理計画も各構成資産がどのような価値があり、どのような保護が必要なのか、現状変更など保存に影響を及ぼす行為がどの範囲に相当するのか、保存のためにどのような取り組みが必要なのかといった方針を計画書としてまとめてございます。今後はこの計画をもとに、厳粛な保存管理を行い、世界文化遺産としての価値を維持していくことが最重要課題であると捉えられております。 次に、富士山世界文化遺産登録が決定された際の事業でありますが、カンボジアで開催される世界遺産委員会が6月17日から27日までであり、この間のどのタイミングで決定の報告があるかは現段階においては示されておりません。そのため、広報等を利用し、登録決定後の早い段階で記念イベントを開催したいと考えております。あわせて、機運の醸成を図るため、構成市町村を初めとして富士北麓全体で、広域的に記念イベントを開催する必要性もあると考えております。また、世界文化遺産登録は各課において計画するさまざまな事業において富士山世界文化遺産を意識した事業となるよう、全町的に創意工夫を凝らし実施してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 富士山の世界遺産登録をめぐっては、名称を文化庁と山梨、静岡県両県が協議して、富士山と信仰・芸術の関連遺産群とパリにあるイコモスとユネスコに回答書を提出したと、3月2日新聞などで報道がありました。富士山と信仰・芸術の関連遺産群、世界文化遺産登録を契機とする来訪者への対応はどのようにするのか、担当課長にお伺いいたします。 ○議長(外川正純君) 政策財政課長、流石速人君。 ◎政策財政課長(流石速人君) 今後の来訪者への対応はということにつきましてお答えいたします。 先月、山梨県、静岡県、両県におけます世界文化遺産後を見据えた資産の保存管理及び整備活用並びにその周辺環境の保全を推進するために構成されております、富士山世界文化遺産協議会作業部会が静岡県内におきまして開催されました。この中で、来訪者への対応については、登山者の安全確保、来訪者の安全確保、情報提供、注意喚起等、または自動車等によります交通渋滞の対策、ごみ廃棄物対策、トイレの適切な維持管理等々について協議がされました。今後もこれらの諸課題の解決に向けまして国・県、関係市町村、関係民間団体等と密接な連携を図りながら、対応を慎重にしていきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 私も富士山世界文化遺産が世界文化遺産になることを心より望んでいます。登録実現に向けて全力を尽くしていただきたいと思います。要望しておきます。 ○議長(外川正純君) 次に関連質問に移ります。 関連質問はありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) 先月、2月23日、富士山の日に富士吉田市で、知事、郡内、郡内というんですか、富士吉田市を含めました県会議員等参加のもと、富士北麓6市町村、富士吉田市、河口湖町、西桂町、山中湖村、忍野村、鳴沢村と6市町村による富士北麓の環境美化宣言が行われました。まず、地元住民から富士山をきれいにとのイベントであったと理解しております。活動はこれからだと思いますけれども、具体的な活動をどのように進めていくか、伺います。 ○議長(外川正純君) 環境課長、古屋立夫君。 ◎環境課長(古屋立夫君) 世界遺産登録されるにつきまして、ごみ清掃、今既に毎年4月後半住民の皆様、企業の方々のご協力によりまして、クリーンアップキャンペーン、それと5月30日のごみゼロと2回ほど、清掃に協力していただいているわけですけれども、先ほど言われましたように、環境美化宣言をうちの町長が発信したということで、関係市町村と今後協議を重ね、一斉に日を決めて取り組むような方向を検討をしていき、それが定期的に定着できるような相談をして、清掃活動をしながら環境保全に努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆1番(渡辺元春君) 今の話だと、4月の後半、5月の後半、これは河口湖町で従来やっているとおりそれを進めますと。広域についてはこれから打ち合わせするということですけれども、ぜひとも環境美化宣言ですから、そのようにふさわしいような活動を計画していただきたいと、そんなふうに要望して終わります。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問はありますか。 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) それでは、湖畔の環境整備という点から環境課長にまず伺います。 3チームずっと出て、先ほど、きのう町長の所信にもありましたけれども、5月25日に町を挙げて1万人規模でアレチウリの駆除活動をするというふうな報道と、きのうの所信表明がありました。この中で、このような町民相手の活動というか、町を挙げての活動というのは、これから世界遺産の機運を盛り上げるために非常に有効であって、なおかつ環境保全ということで非常にいいことだと思うんですけれども、今回、この第1回目というかこういう活動、大体--すると思うんですけれども、今回のこの5月25日はどういう啓蒙活動、どういう形の中で1万人規模でやる予定なのか、わかる範囲で結構ですから説明お願いします。 ○議長(外川正純君) 環境課長、古屋立夫君。 ◎環境課長(古屋立夫君) 実は、昨年ごろから特定外来種でありますアレチウリ、アレチウリそのものはつる系の生物で、他の植物に覆いかぶさると植物に日が当らなくなり、ほとんど木が枯れてしまうという性質の生物です。既に長野県では平成16年から全県民を挙げてアレチウリ、意外に河川、水辺に出る植物ということで、インターネットまた見ていただければ、長野県では年2回、全県民が河川に出てアレチウリの除去をしているということで、うちのほうも、環境科学研究所のほうから去年あたりから出始めたということで、急遽、去年に各課から職員を動員して、たまたま一番多いところが今艇庫がちょっと多かったもので、30人余りで職員にお願いして除去したわけです。 毎年5月、6月に新しい新芽が出てくるということで、今回、たまたま世界遺産を登録ということの中で、うちのほうから山梨県、環境省、NPO富士山等の関係者をお願いして会議を進めていく中で、5月25日ということで日は決定させてもらいましたけれども、各関係者がそれぞれのルートで、インターネットとかルートで県内外から募集をすると。 そういうことの中で、清掃関係についてはメーンを大池公園、それからアレチウリ除去については大石公園をサブ会場として、NPO法人がアレチウリについての説明をした後、3カ所、一番多いところが河口湖の艇庫、それから大石公園、それからちょっと長浜に寄った桑崎という水辺にかなり生息しているということで、これはもう人海戦術でなければどうにもならないということの中で、あと来週11日に最終煮詰めをして、各ボランティアの方がそれぞれで募集をかけていく中で、アレチウリとごみ清掃と。 先ほど、元春議員さんからありましたけれども、今まで確かに各種団体でごみを協力してもらっていたわけですけれども、余り成果的にはなかったと。やはりこういう大人数、大規模な清掃活動が定期的にこれを契機に毎年開催され、先ほど言いましたクリーンアップキャンペーンもこれにあわせていくということで、大規模な清掃活動を展開していくことにより住民の意識を高めたり、県内外も注目してくれるじゃないかということで、これを1回目で、1万人という名でやっていますけれども、一人でも多くのボランティアに参加していただき、毎年定着できるような方向で前向きに教育をしていきたいというふうに考えています。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆1番(渡辺元春君) 世界遺産の前だけでなしに、今後ずっと継続が大切だと思います。その点で環境課長、何かとその窓口になろうかと思います。ぜひとも今後ともお願いします。 それから、町長に1点お伺いします。 先ほど、世界遺産決定後の記念イベントという話がありましたけれども、ぜひともこれも町を挙げて一体化した中で、官民まとまった中でのぜひとも開催を願いたいと。広域もそうですけれども、働きかけもそうですけれども、町長にそれに向けての考え方を、何かありましたらお聞かせ願います。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 町民の皆さん方の多大な過大なご協力を賜り、登録にこぎつけたわけであります。そういった意味合いで、町を挙げてというのは非常に大切なことだというふうに思っております。そういった意味合いで、このイベントについてはまたある面では視野を広げて広域で取り組むとかいろいろ考え方がございます。私の個人的な考えでは、願わくば山梨県の先頭に立っていただいた知事に来ていただくとか、おなじみの小田全宏さんに同席というのか、お二方に来ていただいて講演でも打てればいいなとか、そんなことも考えているところでございます。 この定例会が済んだ後で、具体的に皆さん方と意見をまとめて、しっかりと町民の皆さんの結集、願いがここでかなうということですから、それをアピールできるように取り組んでいきたいとこのように思います。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問はありますか。 17番、高山泰治君。 ◆17番(高山泰治君) 文化遺産登録後に構成資産の管理があるわけなんですが、この管理に関してお伺いしたいわけなんですが、もし、この資産に地震等で破産されたとか、そういう火事とか、そんなことが起きるわけなんですが、その際に神社仏閣等に関すればなかなか公費が使えないという、政教分離の原則みたいなものが存在しているわけなんですが、その点、富士山文化遺産の構成資産に関すれば公費が使えるとか、そういうことができるかできないか、お伺いしたいと思います。 ○議長(外川正純君) 生涯学習課長、倉沢和彦君。 ◎生涯学習課長(倉沢和彦君) ただいまの質問ですけれども、富士山世界文化遺産の構成資産、構成資産の保存管理計画につきましては、先ほど政策財政課長がお答えしたとおりです。そういう中で、構成資産の保存管理計画はその管理計画書の中にうたわれています。ただいまのご質問ですけれども、文化財という立場になりますと、文化財については町、それから県・国のそれぞれの文化財であるという中で、過日の昨年、補助金等の交付はしておりますけれども、全て町の、いわゆる指定されている文化財に対しての補助制度はあります。ただし、あくまでも価値に応じての補助金だろうと思います。 例えば文化財というと、今の構成資産とはちょっと離れるんですけれども、町にあります古文書なんかも文化財になっております。そういう中で例えば古文書が穴があいたとか、補修したいとかということに対しても、やはり所有者がもちろん直すことなんですけれども、それに対する助成制度というのは今検討しているところでして、来年度以降、要綱として定めるような考え方持っております。 建物については、主に大きな金額になろうかと思いますけれども、昨年、精進の諏訪神社における、もちろん受益者負担の中で町として500万円の補助を出したことがあります。そういった中で、文化財、構成資産じゃなくて全体の文化財に対する助成制度を設ける予定でおります。 そんな回答で、構成資産で出せる、神社が倒れるとか火事に遭ったとかという場合でも、いわゆる冨士小室浅間神社につきましては国の重要文化財ですから、もちろん町、それから県・国の負担がそれぞれ発生します。町が指定になっているところというのは、県だとか国の補助金は得られませんので、町でその範囲においての助成制度を適用していくことになろうかと思います。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 ◆17番(高山泰治君) ありません。 ○議長(外川正純君) 続いて、自治会や区の未加入者対策についてを質問してください。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 自治会や区の未加入者対策について。 全国的に人口減が続く市町村にあって人口増が続く我が町、富士河口湖町でありますが、快適で住みよいまちづくりがまだ道半ばではないかと思います。住んでよい町とは、だれもが社会生活を営んでいく上で、快適な生活を感受することのできる地域をいうのであろうと思います。住みよい地域、安心して住める地域を望まない人はいないと思います。その中核をなしているのが自治会、区を構成する隣組であり、自治会、区を中心として住民の社会生活が営まれていると言っても過言ではありません。地域活動を通しての生活空間の充実、震災時の助け合い、町からの情報伝達等、行政と住民生活との間にあって活動する自治会、区の重要さは今さら言うまでもありません。 住民の中には、積極的にまちづくりや地区行事に参加する人も数多くいます。一方、各地区で自治会、隣組離れが加速し、未加入者の増加が懸念され深刻化してきています。 そこで、各地区の自治会、区への加入率の状況はどうか。未加入者増加に対して、何らかの策を講ずるべきだと思いますが、考えを伺います。また、自治会、区へ加入していただくための加入した場合のメリットをどのように説明していくのか、伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して、答弁を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) それでは、自治会や区の未加入者対策についてのご質問にお答えいたします。 自治会や区は豊かな地域社会の実現を目指し、住民生活に密着し、さまざまな活動を行っていただく住民団体であり、行政との深いつながり、地域の活性化、安心・安全なまちづくり、さらには防火防災には欠かすことのできない団体であります。しかしながら、全国的にも、自治会や区への加入率は低下傾向であり、特に都市部においては顕著です。当町においても、自治会加入率は低下しており、地域活動の停滞や人間関係の希薄化にもつながり、大変憂慮しているところでございます。 各地区の自治会、区への加入率の状況ですが、ことしの1月時点で船津地区が45.21%、小立地区が74.71%、それから大石地区が77.10%、河口地区が50.36%、勝山地区が65.19%、足和田地区が84.09%、上九一色地区が94.74%、町全体では59.07%となっております。特に、船津地区においては、半数以上の世帯が自治会に加入していない状況であり、町としましても大きな衝撃を受けているところでございます。 自治会に加入していない理由として、自治会に参加しなくても日常生活において特に困ることはない。近所づきあいが煩わしい。あるいは役員になりたくないや行事に参加することが面倒くさい、また会費を払うのが嫌だなどさまざまです。しかし、自治会や区は地域の人たちが集い、話し合い、協力し合うことによって、よりよい地域づくりを目指すものです。また、防災面においても共助の必要性から人と人のつながりの大切さが改めて認識されているところです。このため、加入促進の対策が重要であることは十分認識しているところです。現在もホームページ等で自治会加入についてのPRをしているところではありますが、さらなる対策をとっていく必要があります。 その対策ですが、現在、町のいろいろな手続、各課の情報をわかりやすく記載した冊子、暮らしの便利帳を作成しております。この中に、自分たちの地域は自分たちの手でを合言葉に、自治会に加入しましょうという項目を設け、これを各世帯、転入者等に配布し、自治会加入促進についての周知を図っていきいたと考えております。また、上九一色地区は相当に加入率が高いわけですが、転入者に対し、区長や地区の役員が自治会員の権利と義務についてお話をし、理解をいただく中で自治会加入のお願いをしているとお聞きしております。自治会長、区長の協力をいただく中で、このような取り組みが他地区にも波及していくよう各種会議等において紹介をし、お願いをしていきたいと思います。 次に、自治会に加入した場合のメリットですが、地域イベントを通した地域住民同士の交流、災害の備えや防犯対策の協力、町や地域の身近な情報の取得、共有などが挙げられます。それらに加えて大きなメリットに、公園墓地の区画の永代使用が認められるということが上げられます。現在は、船津、小立、勝山地区において、管理の行き届いた墓地が整備され、自治会に一定期間加入することにより申請ができるものです。これらのメリットをより効果的に住民の皆さんに伝えていく必要があります。その方策の一つとして、自治会に加入するメリットを記載した自治会の手引きなどを作成していきたいと考えております。 特に、自治会に加入すればこんないいことがあるということを積極的にPRしてまいりたいと思います。また、自治会長や役員になっても、それほど心配ないということを認識していただける内容も盛り込んでいきたいと思っております。 あわせて、ホームページの更新、あるいは広報等に随時掲載を行い、自治会についての理解を促し、加入促進を図ってまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 先ほどの総務課長の答弁にありましたように、自治会に加入しない人の主な理由は、近所づきあいが煩わしい、行事に参加することが面倒であるなどとも言われます。自治会や行政側も時代に合った自治会に入りやすい環境を整えることも重要だと考えますが、町の考えをお伺いいたします。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 自治会に加入しない理由を分析をしてみますと、世代交代の進行に伴って、日本全体が社会的な構造の中で、いろいろな物事に対して関心が薄れているという大きな潮流があると思っております。そのような大変難しい時代ではございますが、実際に高い加入率を示している自治体というものもあります。 先ほど、答弁を申しました内容につきまして実施をし、何とか加入率のアップにつなげていきたいと思っております。それで、自治会の活動がよくわからないというような話もあり、行政側としましては、自治会の活動の内容についても紹介したり、あるいは東日本大震災以降のお互い助け合うというような気持、こういうものもPRをしてまいりたいと思っております。行政として、それらのできることを伝えていきたいと思っております。 それから、自治会加入を推進するためには、行政側だけの対策ではなかなか限界があると感じております。自治会や区にも協力をしていただいて、対応をしていく必要があると思っております。ご質問にあったように、受け入れる側、こちらの環境整備を整えるということが非常に重要であるということで、歓迎をするという姿勢を示したり、あるいは未加入世帯を訪問し、自治会独自のチラシ等をつくって、それらを未加入者に示して呼びかけるなどの対応をぜひもと自治会、区の皆さんにもお願いしたいと思っております。 このように自治会、あるいは行政、それぞれやるべきことがありますので、双方で対応をすることによって、加入促進を図ってまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 防災面においても、大規模な災害が発生したとき、みずからの地域はみんなで守る。一人一人が自主防災組織のメンバーであり、お互いが協力し合うことが大切でありますので、自治会、区へのより一層の加入PRをお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 次に関連質問に移ります。 関連質問ありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) ごみ処理について質問させていただきます。 私は、若いころ5年間、田舎へ単身赴任したことがあります。それは町営住宅に住んで、そこにある工場へ勤めていたわけですけれども、単身赴任で、何ですか、自治会、区へは加入しませんでした。一番困ったことは何だと言ったら、ごみの処理です。会社へ持って行ってそこで燃やしました。 今の河口湖町はどうでしょう。自治会、区、未加入者でも町民であれば、どこのごみ集積所でもいいですよと、置いてくださいと、そういうルールになっているように聞いております。自治会、区加入者は、地域ごとに出す場所、日時、ごみの種類等、決められたルールに従い処理し、場所の清掃管理を行っております。未加入者で、まれに見られますけれども、燃えるごみの日に燃えないごみを出したり、ひどい人はテレビを置いていったり、日時も守らず、ルールが自治会、区加入者と違う人がまれにいます。そこを管理している自治会、区の関係者、近所の方々は非常に迷惑していると、そんなふうにも聞いております。 町でも、未加入者の集積所をここだと決めて、守ってもらう必要があるじゃないかと、そんなふうに考えております。美しいまちづくりのためにも、自治会、区加入促進をいただいたらどうかと思います。そんなふうに考えますけれども、町としての考えを伺います。 ○議長(外川正純君) 環境課長、古屋立夫君。 ◎環境課長(古屋立夫君) 現在ごみステーションの設置、維持管理については自治会、区へお願いをしている状況です。それで今、元春議員が言われました、テレビとかという区長さんから電話がまれに来ます。それについてはすぐ環境課で、本来、リサイクル法に引っかかるわけですけれども、誰が捨てたかわからないということの中で、町のほうの予算の中で処分をしている状況です。 いずれにしましても、先ほど総務課長が答弁しましたように未加入者が多いと。なおかつアパートに居住されている方はあらかた自治会には加入していないと。そういうことの中で、町の条例の中で、事業者、当然アパートの経営者も含まれますけれども、許可業者と委託をして、自己でごみを処理しなさいということで、アパートの経営者それから事業者は個々で委託業者に委託して処理をしている状況です。 それと同時に、転入者につきましては窓口課で分別のパンフレットを配布をして周知をしているところですけれども、今後につきましては、町のインターネットまたCATVなどを活用した中で、さらにごみ分別についての周知徹底を図っていきたいと考えています。 よろしくお願いします。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 ◆1番(渡辺元春君) ありません。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問ありますか。 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) 各地区に育成会の活動があると思うんです。育成会の活動というのは、地区の財産区とか区とか自治会とか、そういったものから運営費が補助されていると思うんです。私が思うに、例えば私の近くにですけれども、神社のお祭りとかそういうときに、自治会未加入者も呼んでやっているんです。そういうときにチャンスとしてぜひとも捉えて、育成会の活動、育成会に加入する、4年、5年、6年等に多いです。小学生の上級生、その分だともうほとんど転入者も慣れてきていますので、区の様子をわかってきていると思うんで、それも捉えて、ぜひともその辺の機会を捉えて自治会への加入者をふやすというふうな手だても一案だと思います。 その中で今、総務課長の自治会の手引きという話がありましたけれども、そんなものもそれに含められたらということでちょっと今気がついたものですから、そういう内容にこういったこともできればということで思ってみたんですけれども、今説明した内容を含めたものを冊子にして、それを渡すということを考えていらっしゃるんですか。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 作成に向けてまだ動き出しているわけではございませんけれども、まずは自治会とか、区の様子を知っていただくということが必要だと思っております。その上で、先ほど答弁したような内容の施策を打っていきたいと思っております。 それで、内容としましては、自治会の内容、どのようなものかということで自治会の役割や運営それから活動内容、それから年間の行事予定、それと防災面でのやはり助け合いや連携方法、それから自治会に加入したときのメリット、ここを強調していきたい。それから町とのかかわりというものも出てきますので、町からのかかわりとあるいは町からの補助というものもそこへ入れることによって、町の様子もわかってメリットにもつながるんじゃないかと思っております。 それともう一つ、やはり加入の仕方がわからないということがありますので、その中に自治会への加入の仕方、あるいは申し込みの方法、そういうものも具体的にわかりやすく入れていきたいと思っております。いずれにしても、作成するにはちょっと時間はかかると思いますけれども、自治会長、あるいは区長の皆さんのご意見をお伺いしながら、よいものをつくってPRに努めていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆14番(渡辺余緒治君) ぜひとも前向きに取り組んでください。お願いします。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問はありますか。 17番、高山泰治君。 ◆17番(高山泰治君) 時間がないので、端的にお伺いします。 先ほど、自治会に河口湖は50.36%がという発言があったわけなんですが、河口は特別なルールがありまして、準会員という制度を設けております。準会員は会員と同じほどの出資はするけれども、人的なことはいたしませんということで、準会員制度というものがありますから、実質的には75%ぐらいが河口地区の自治会員ではなかろうかなんて思っております。 それから、自治会に入っていない人のメリットが大き過ぎるんです、うちの町は。うちの町は入っていないほうが、快適に町民生活が打てる。一番大きな例が自治会に配布しているいろいろな印刷物、それはもう町で直接配ってくれるんです。こんな便利なことはありません。自治会でもご苦労さんも言うけれども、町でもやる。それもありますし、自治会でも街灯費も納めなくてもいい。そして育成会費も納めなくてもいい。また、消防団も納めなくてもいい。体育協会も同じ、ごみステーションも使いっ放しで結構。私はこの問題を解決しなければ未加入者の問題は解決しないと思います。 これは要望なんですが、せめて町の印刷物は自治会を通じなければ配りません。必要だったら町へとりに来てください。そのぐらいの強い姿勢を持たなければ、未加入者はどんどんふえるばかりです。これは要望です。このことを考えながら未加入者対策をしていただきたい、かように思います。 以上です。 ○議長(外川正純君) 続いて、西湖いやしの里根場、西湖コウモリ穴、西湖野鳥の森公園について質問してください。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 西湖いやしの里根場、西湖コウモリ穴、西湖野鳥の森公園について、現在、西湖地区にある西湖いやしの里根場、コウモリ穴、野鳥の森公園の3つの施設はいずれの施設も町直営で観光課が管理運営をしています。西湖いやしの里根場はまちづくり交付金事業として地域の理解と協力をいただき、地域の活性化を目的として茅葺の原風景を再現し、整備建設されました。施設には体験と工芸ギャラリーと物販と、飲食等があり、四季折々のイベントも実施されています。以前から運営形態については、地元を主体とした運営形態や指定管理者制度の導入等議論されてきていますが、その後の経過を伺います。 また、西湖コウモリ穴は青木ヶ原樹海のネイチャーガイドツアー等で多くの観光客が訪れ人気を呼んでいます。西湖野鳥の森公園も樹氷祭りや紅葉の時期には写真愛好家等でにぎわいを見せています。これらの施設は町直営ですが、個々での運営形態をとっています。そこで西湖地区にある町直営の3施設の入場者数と運営状況を伺うとともに、総合的に一元管理することがより効率的であり効果的だと思いますが、考えを伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 観光課長、小林賢治君。     〔「端的にお願いします」と呼ぶ者あり〕 ◎観光課長(小林賢治君) それでは、西湖いやしの里根場、西湖コウモリ穴、西湖野鳥の森公園についてお答えいたします。 まず入場者数と運営状況でありますが、西湖いやしの里根場につきましては、昨年度の入場者数は20万7,006人で、対前年度比較約2万人弱の減です。今年度4月からことしの1月までですが、17万7,271人、2月、3月分を見込みますとトータルで約20万人弱となり、昨年度より1万人ほど少なくなるのではないかと予測されます。 次に、西湖コウモリ穴ですが、昨年度10万2,307人、対前年度比較でいいますと約3,000人の減、ことし4月から11月までで9万9,272人、12月から2月までの3カ月は冬季閉鎖しておりますので、残り3月を見込みますと、昨年と同数の10万2,000人から3,000人を見込んでおります。 西湖野鳥の森公園では、前年度16万9,400人ほどで対前年度比較約1万8,000人の減、今年度4月から12月までで11万3,600人、3月までを見込んでやはり昨年と同数の約17万人を見込んでいます。 運営状況についてでありますが、3施設とも町直営とし、いやしの里については所長を業務委託し、嘱託職員、臨時職員12名、合わせて13名で管理運営しております。 コウモリ穴につきましては、民間事業者に管理運営を業務委託しております。 野鳥の森公園については、嘱託職員1名を雇用し管理運営しております。 次に、施設管理の一元化についてですが、町では平成21年3月に町全体の観光振興計画である観光立町推進基本計画を策定し、現在計画に沿って観光振興を推進しているところです。一方、西湖地区においては同計画に沿って観光振興を図っていくと同時に、西湖地区固有の資源や特性を生かし、主体的に観光地域づくりに取り組んでいくことが求められており、そのためには観光事業者や住民等が、地区が目指すべき観光地域づくりの方向についての共通の認識を持つことが必要であります。 そこで、西湖地区の観光事業者や住民等が共通認識となる観光地域づくりの方向を検討しまとめるため、平成22年に検討会を立ち上げました。5回の検討会における討議に基づき、平成23年3月に西湖地区観光ビジョンを策定しております。西湖青木ヶ原樹海とそれらを囲む山々で構成されたすぐれた自然と静かな環境を地域の財産として認識し、質の高い観光地づくりを進めることを基本理念とし、幾つかの取り組みの基本方向を示しています。 その中で、西湖いやしの里根場、西湖コウモリ穴、西湖野鳥の森公園の町が管理している3施設については、将来的には地元が整備運営にかかわっていく方向で検討することが提案されています。町としても地域住民の皆さんの意向である地元が整備運営にかかわっていくこと、梶原武議員からご提案された統合的に一元化していくことについては、いずれも望ましいとの認識に立っています。この認識に基づいて、平成25年にはより具体的な検討を進めていく計画になっております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 運営状況の説明はただいま伺いましたが、3施設の昨年度の経営状況と今後の見通しについてはどうなのか。また課題に対する改善策はあるのか、あわせて伺います。 ○議長(外川正純君) 観光課長、小林賢治君。 ◎観光課長(小林賢治君) 昨年度の経営状況ということですが、収支面から捉えますと、いやしの里においては収入から支出を差し引きますと、マイナス約930万円となります。その中で支出のうち投資的経費、工事の関係になりますけれども、大規模な駐車場舗装工事を昨年度実施しております。これが1,580万円かかっております。それを差し引きますと、逆にプラスの650万円となります。同様にコウモリ穴では、マイナス260万円ですが、支出におけるやはり西湖線のレトロバスを運行しておりますが、そこの赤字負担分の経費と西湖長浜の財産区への繰出金、これを除きますと逆にプラス280万円となります。野鳥の森公園においてはマイナス430万円です。 3施設を合わせまして計算いたしますと、単純に収入から支出を差し引きますと、マイナス1,620万円です。先ほどと同様に駐車場舗装工事と財産区の繰り出し等を除きますと、プラスの500万円になります。 今後の見通しといたしましては、富士山世界文化遺産登録絡みで国内外から多くの方が訪れることを期待できるのが大きな可能性があります。また、クニマスの野生絶滅という認知効果と県がクニマスの施設を建設するということ、また昨年から強化してきました観光旅行業者への営業活動です、これの成果があらわれることを期待しております。 課題として、いやしの里については経営的に安定し、今後茅葺屋根をふきかえていく予算も独自に確保できるような経営をしていくことですが、いやしの里は単に経営がよければいいというわけにはいかない施設です。根場及び西湖地区の皆さんとの協力、理解、そして西湖地区全体の観光振興にも寄与できる施設としなければなりませんし、災害の歴史と地区の思いを兼ね備えた施設としてつくり上げていく必要もあります。つまり西湖地区の皆さんと一緒になってつくり上げていく、これが最大の課題であります。そのためには、ご質問にありましたとおり、3施設の一元化を地域の皆さんと腰を据えて具体的に進めていくことだと思っております。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) ぜひとも西湖地区の皆さんと質の高い観光地づくりへ向けて検討を進めてください。要望しておきます。 ○議長(外川正純君) 関連質問に移ります。 関連質問はありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) 先ほどの答弁で、西湖いやしの里根場は22年が約24万人、23年が20万7,000人、それからさらにそれが1万人ぐらい減るということです、24年度は。入場者が減っているということについては、何とかしてほしい、しなければいけないと、そんなふうに感じました。西湖コウモリ穴は前年と同じぐらいとことしは読んでいるようですけれども、西湖コウモリ穴についてお伺いします。 町が公認するネイチャーガイドによる青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアーということが行われています。インターネットにかなり宣伝されています。このネイチャーガイドツアーの来訪者も多いではないかと思いますけれども、そこで伺います。 昨年、23年度のデータで結構ですけれども、青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアーに来られた方は何人ぐらいか。またその内容はどうか。地域別に関東が多いのか、関西からも来ているのか、東北からは来ていないというふうに聞いていますけれども、東北からどうだとか、それから、年齢別です。今、シニアがかなり来るようなことになっていますけれども、そんなところだとか、それから日帰りか宿泊か、その辺の内容についてわかる範囲で結構です。伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(外川正純君) 観光課長、小林賢治君。 ◎観光課長(小林賢治君) ネイチャーガイドツアーにつきましては、レトロバスの到着に合わせて1時間ごとに出発する定時ガイドツアーと、事前予約による自由なコースでの予約ガイドツアーという2通りがございます。昨年度のガイドツアーの参加人員につきましては、定時ガイドが6,132人、予約ガイドが7,446人、合わせて1万3,578人です。 地域別では一番多いのがやはり東京、神奈川、埼玉、千葉という関東勢、続きまして静岡、愛知、最後に山梨という順番でございます。 あと、日帰りか宿泊かということですけれども、予約ガイドは時間的制約がありますので、周辺の施設へ泊ってくる方が多いんではないかと思われます。定時ガイドにおいても周辺観光施設の立ち寄りも含めてレトロバスを利用しての立ち寄りですので、やはり宿泊しているんではないかと思われます。 次に年代別ですが、これは統計とっておりませんので、はっきりした数字わかりませんけれども、年配の方が多いような傾向にあります。 以上です。 ○議長(外川正純君) 残り時間13分を切っております。 再質問はありますか。 ◆8番(梶原武君) なし。 ○議長(外川正純君) 1番、どうぞ。 ◆1番(渡辺元春君) 要望ですけれども、それだけの分析結果を持っていたら、営業に出してどんどんお客をとるような活動を希望いたします。 以上です。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問はありますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 新規会の最後の質問になります。 福祉の中核の社会福祉協議会事務所の有効利用にはについて質問してください。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 福祉の中核の社会福祉協議会事務所の有効利用は。 富士河口湖町は平成24年度地域福祉の充実を提唱する中、さまざまな事業への取り組みがなされ、介護慰労金の同額改定、手話通訳者の設定、婚活イベントの実施、障害者相談員の設置、ふれあい児童クラブ事業の実施、集いの広場ファミリーサポートセンター事業とすばらしい福祉政策が実施されてきました。 しかし、地域の福祉活動の中核となる社会福祉協議会の事務所は旧山梨赤十字病院の建物の2階で、高齢者、障害者が社会福祉協議会を訪問するときには、事務所が2階のため、必ず車のクラクションで合図して、担当者がおりてくるのを待って打ち合わせや相談をする状況であります。大変不便な状況であると聞き及んでいます。また、老朽化も激しく、耐震診断も含め検討及び対策が必要であると考えます。 そこで、早急に社会福祉協議会事務所への対策を講ずるとともに、あわせて旧日赤エリアを福祉ゾーンと位置づけ、計画的に施設の見直し、充実を図ることを提案しますが、町の対応を伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 福祉推進課長、佐野牧生君。 ◎福祉推進課長(佐野牧生君) 新樹会の最後の質問であります福祉の中核の社会福祉協議会事務所の有効活用にはについてお答えします。 社会福祉協議会は地域のさまざまな生活上の問題をみんなで考え、話し合い、協力して解決を図り、誰もが安心して暮らせ、人に優しい福祉のまちづくりを目指す地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であります。運営の原則は、地域住民と社会福祉関係者などの参加協力を得て活動することを特徴とし、民間組織として自主性と社会福祉関係者に支えられた公共性という2つの側面をあわせ持った組織であります。 さて、町社会福祉協議会の事務所は、山梨赤十字病院が昭和62年に建設した鉄骨づくり2階建ての施設を平成17年から事務所として使用しており、現在に至っています。建物は建設して以来25年以上が経過しており、老朽も進んでいる状況にあります。事務所は2階にあるため肢体の不自由な方は2階に上がることができない不便さと、打ち合わせができる会議室もないため、他施設を借りて会議等を行っている状況にあります。 町としては、1階に事務所及び会議室があり、駐車スペースの確保ができる施設が社会福祉協議会の事務所としてふさわしく、運営することが望ましいではないかと考えます。 また、この場所には、ふれあいこども館、通所授産施設Pal-Pal、ディサービスセンター、健康科学大学のクリニック、健康プラザ及び屋内ゲートボール場など、福祉及び保健施設が建設されており、まさに福祉と保健施設が一体となった福祉ゾーンであると言っても過言ではないと思います。 町では、このゾーンを訪れる子供から高齢者及び障害者など全ての町民が相互にふれあい、交流、自立し、社会参加を促進することができ、気軽に誰も利用できるバリアフリーへ配慮や、災害時に迅速に対応できる拠点機能を備えた施設の整備を検討してまいりたいと考えております。 また駐車スペースの区画もはっきりしていないことなどから、駐車台数も限られている状況にありますので、利用者の動線計画や駐車場整備などの課題を整理を行い、検討してまいりたいと考えております。 なお、施設の運営には各種団体、NPO法人、または社会福祉法人等の民間団体のお力をかりて運営することが望ましいのではないかと考えます。町では、新たに検討する施設を核とし、福祉及び保健機能が一体となった総合福祉ゾーンの整備を計画的に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。
    ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆8番(梶原武君) 福祉事業の推進を提唱している町として、早急に現状の把握を的確に行った上で、福祉・保健の拠点づくりを実施することが望まれると思いますが、町長の考えを伺います。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 福祉政策は私の3本柱と申しますか、非常に重点を置いて取り組んでいるところでございます。そんな中、福祉ゾーンの計画をこれから25年度、新年度予算で福祉ゾーン計画調査事業ということで予算にも組み込ませていただきました。そういった意味で、旧日赤跡地を福祉保健施設整備ということで検討してまいりたいというふうに思っております。とにもかくにも、先ほどご質問にもございましたように、老朽化していることもあるし、利便性が非常に悪いということで、新年度に関しましては優先して取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。 ○議長(外川正純君) 関連質問ありますか。 1番、渡辺元春君。 ◆1番(渡辺元春君) 社会福祉協議会の事務所が2階ということは、前々から問題になってよくないと、今の福祉課長の答弁でも1階が望ましいということですけれども、25年度にそんなことを実施するような方向で検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(外川正純君) 福祉推進課長、佐野牧生君。 ◎福祉推進課長(佐野牧生君) 先ほども答弁いたしましたけれども、事務所が2階にあるため、肢体の不自由な方や高齢者には不便をかけている状況にありますので、今1階に事務所及び会議室があり、駐車スペースの確保ができる施設がふさわしいと考えております。今後、障害者及び高齢者にとって、1階に事務所及び会議室があって使い勝手がよい公または民間の施設があるか確認等を行い、社会福祉協議会と協議を行いながら検討してまいりたいと考えております。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 ◆1番(渡辺元春君) ありません。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問ありますか。 14番、渡辺余緒治君。 ◆14番(渡辺余緒治君) 社協の問題に関しては、たしか町長就任6年前かと思いますけれども、そのときの思いもたしかあったと思います。ぜひとも福祉エリアとしてのゾーンとしての取り組みもあるようですから、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(外川正純君) ほかに関連質問ありますか。 17番、高山泰治君。 ◆17番(高山泰治君) 町長は日ごろから町政は住民目線で町政を行っているということをたびたび口にされているわけなんですが、高齢者や障害者こそが目線をその目線が必要だと思います。そういう目線の上に立った中で、福祉政策を進めていっていただきたい。かように思いますがいかがでしょうか。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 物事は実行しなければ何の意味もないわけでございます。そういった意味で、気持はあるんですけれども、どう申し上げていいか、予算的にも総合的にいろいろ検討しなければならないという場面もございまして、この福祉ゾーン整備計画に取り組むというのをようやくここで取り組んだところでございます。願わくば国の緊急総合整備資金がうまいところ転がっていただければありがたい、こんなことも思っているところでございます。何分にも皆様方と一致協力して取り組んでまいりたいと、このように考えますので、何とぞまたお知恵を拝借、またご協力をお願いを申し上げます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 ◆17番(高山泰治君) ありません。 ○議長(外川正純君) これをもって会派新樹会の代表質問を終了します。 暫時休憩します。 3時50分から開始しますので、よろしくお願いいたします。 △休憩 午後3時36分 △再開 午後3時50分 ○議長(外川正純君) 休憩を閉じ、再開いたします。 会派による代表質問は終わりましたので、これより一般質問を行います。 通告に従い、順次発言を許可します。--------------------------------------- △堀内昭登君 ○議長(外川正純君) 2番、堀内昭登君の発言を許可します。 どうぞ。     〔2番 堀内昭登君 登壇〕 ◆2番(堀内昭登君) 議長より許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。 最初に、富士山防災についてお伺いをします。 日本一の山である富士山は我々日本人の心のふるさとであり、私たちの町にも水や素晴らしい景観をもたらし、国際観光地として多くの観光客をもたらしてくれています。この富士山は、専門家によると噴火の可能性が十分あると言われています。富士山の麓で暮らす私たちが安心して町民生活を送るためには、適切な火山防災対策を講じるとともに、正しい知識を町民にアナウンスする必要があると感じています。富士山ハザードマップには、私たちの住む地域では溶岩流が約1日で到達するかもしれないとされています。噴火に伴う土石流や溶岩流、雪が積もっている季節の融雪型火山泥流に対する影響と対策について伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 総務課長、外川亮介君。     〔総務課長 外川亮介君 登壇〕 ◎総務課長(外川亮介君) それでは、答弁いたします。 富士山防災につきましては、極めて重要な防災事項であることを認識し、現在、見直し中の地域防災計画においても、大きな項目の一つとしてかなりのページを割り当て記載をしているところです。 富士山の噴火につきましては、火山性地震などを観測することによりある程度の予測が可能と言われておりますが、実際の噴火ということになれば、噴火の程度によりその対応は大きく異なります。このため、噴火のレベルに応じた応急対策、復旧復興対策を講じる必要がございます。 さて、噴火に伴う土石流や溶岩流、融雪型火山泥流については多くのケースが想定されるところであり、その影響ですが、噴火口の位置や噴火の規模によっては人命あるいは土地や住宅に大きな被害を及ぼすおそれがあると考えております。溶岩流については、その速さは条件によってさまざまですが、通常は歩く程度と予測されております。しかし、土石流や火山泥流は土砂を巻き込んで相当な速さで流れ下る現象ですので、発生後の避難は困難であると想定されます。昨年6月に発足した山梨・静岡・神奈川県3県の富士山火山防災協議会の山梨県部会においては、富士砂防の流域会によるライン設定をもとに、ことし1月に警戒が必要な範囲を公表され、警戒すべき複数のパターンが示されました。また、協議会においては、広域避難計画の策定を行う予定でございます。 これらをもとに、当町においても、富士山噴火に対する予防対策を講ずる必要があります。見直し後の地域防災計画上も安全な土地利用、公共施設の安全確保、情報発信拠点の整備、砂防治山施設の整備、ライフライン施設等の安全確保等において予防計画を示しており、この中で町単独でできることにつきましては、住民の皆様のご協力をいただき、速やかに対応してまいりたいと考えております。 しかし、富士山の噴火の対応については、近隣の市町村と協力したり、あるいは国または県レベルでの対応が必要な場合も多くあります。ご質問の土石流や溶岩流、融雪型火山泥流についても町単独ではなかなか整備が難しいものと認識しております。そのような項目につきましては、富士山火山防災協議会の議論をもとに広域的な協力体制の中で対策を進めていかなければならず、関係部門に今後働きかけや要請をしてまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 当町内には、数本の雪代沢が流れています。山中湖村や忍野村などでは防災用の調整池が完備されていますが、富士山の保全対策として、当町での火山泥流対策や大雨災害に備えた調整池の建設は当然町単独ではできません。国や県を動かし建設する考えがあるのかどうか、町長に伺います。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。 雪代沢につきましては、小規模な沢もありますが、複数の市町村にまたがっているものが多く、特に大規模噴火に伴う土石流や溶岩流、火山泥流が流れ下る沢ほど広範囲に広がり、多くの市町村に影響を及ぼすおそれがあります。当町における雪代沢はほとんどが南西から東北に向かって延びており、これらの沢については整備が行き届いていない箇所が多いのではないかと思っております。 現状では、多額の事業費がかかることやまた広域的な整備が必要なことから、町単独での整備は難しい状況であると、こんなふうに考えております。また、調整池でございますが、山中湖村などでは、事業費十数億円と言われる大規模な調整池を整備したわけですけれども、山中湖村の特殊事情で演習場の関係から事業費のほとんどが国費である。また、防衛補助を活用できる環境にあるところであります。当町においては、防衛のような有利な補助がないのが実態であります。雪代沢の整備も含め、日本一の富士山の噴火対策、防災対策であるという点を強調し、広域的な対応をする必要があることを思っております。特に国や県に理解していただき、また、国または県で実施していただけるよう要望してまいりたいと思います。 過日の富士北麓環境美化宣言、富士吉田市の市長さんを中心に行ったわけですけれども、それ以上に力を合わせ、また協力をいただき、取り組んでいきたいというふうに考えております。何とぞご理解のほどお願いいたします。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) たしか雪代沢は幾つかの町村にまたがって流れているわけですけれども、その一つの例であります、テンニョ沢は、下流の富士吉田市に流れています。これらの河川の改修や富士山の防災対策を富士吉田市などの広域圏を巻き込んだ防災対策を講じる考えがあるのか、担当課長に伺います。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 雪解け沢に関しましては、下流の富士吉田市におきましては河川を道路として使っておりというような状況があります。そのため、昨年の9月21日に地元の富士吉田市の新倉、赤坂、竜が丘、西丸尾、新町地区水害対策協議会より国土交通省甲府河川国道事務所に要望書が出されまして、9月25日に交付河川国道事務所、山梨県治水課、富士吉田市道路公園課、それから富士河口湖町都市整備課と協議会の方々とともに、小立地区の県営住宅前から富士吉田市のお姫坂までの雪代沢につきまして、現場確認を行いました。今後は、国・県、富士吉田市、富士河口湖町が連携をとりながら、それぞれの立場により実態調査、対策の立案、事業計画を進めていく方針となりました。現在、このように広域的に取り組んでいるところでございます。 富士河口湖町といたしましても、今後とも継続的に雪解け沢のしゅんせつ並びに改修工事を続けていくよう平成25年度当初予算にも計上させていただきました。また、このような広域的な取り組みが必要なものにつきましては、近隣市町村とともに協議の上進めていきたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 続いて、災害時の初期消火の対応と消防水利の確保について質問してください。 ◆2番(堀内昭登君) 災害時の初期消火の対応と防火水利の確保について伺います。 県下でも数少ない人口の増加が見られる当町においては、消防力の充実強化、消防水利の確保は町のご理解により年次計画で整備されつつあります。しかしながら、近年目覚ましく新築住宅が増加している住宅地、船津、小立、勝山のいわゆる新興住宅地の消防力と消防水利の状況は、これらの地区の自主防災組織の設置はどのようになっているのか、あわせて自治会を中心とした自主防災組織は、自主防災活動を地域活動の重点課題として位置づけられています。一部の自主防災組織では、定期的に訓練を実施していると聞いております。積極的な取り組みが行われていくよう、町としても働きかけていく必要があると思われます。 自主防災組織に配備されている軽可搬式小型ポンプ、いわゆるラビットは配備から二十数年経過しており、修理するにも部品がないようなことをお聞きしています。これらの対策や自主防災組織の補助金は実情に合っているのか、お伺いします。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) まず、火災の状況について報告をいたします。 昨年1年間の当町の火災件数でございますが、10件、うち7件が建物火災でした。前年度に比べて7件減少ということで多少増減がありますけれども、総体的に減少傾向となっております。ただ残念なことに、建物火災において2名の死者が出てしまいました。このような状況下、特に初期消火は重要で、これにより大火に至らなかったということもよくあります。引き続き消防水利の確保を図り、消防力を充実させ、火災件数の減少に努めていきたいと考えております。 さて、新興住宅街の消防力と消防水利の状況ですが、町では消防庁の消防水利の基準をもとに、防火水槽、消火栓を整備しており、また経費節減を図るため、道路工事や水道、あるいは下水道工事にできるだけ合わせて消防水利工事を実施しております。 開発行為においても、周辺の水利状況を勘案しながら、消防水利設備の設置に協力をいただいているところであり、現状として、市街地においてはおおむねその基準を満たしている状況です。 船津、小立、勝山地区の新興住宅街についても同様の基準に基づいて消防水利を整備するなど、消防力の充実を進めた結果、ほぼ基準内で配置できております。ただ建物と建物が離れている一部の地域については整備がされていないこともありますので、住宅の新築状況を確認しながら適切に対応していきたいと思っております。 新興住宅地区の自主防災組織の設置についてですが、組織の規約や役員をきちんと決めて組織化している地区は今のところまだ多くはございませんが、現状ではほとんどの地区において自主防災会、あるいは自主グループと言われる組織があり、それにかわる役割を担っております。現状を踏まえ、地域防災力の強化の必要性をさらに啓蒙し、新興住宅地区に限らず、町内すべての地区において自主防災組織が結成できるようお願いをしていきたいと考えております。 次に、可搬式ポンプ、小型ポンプの修理対策についてでございます。現在、自主防災会が保有しているものは相当古くなっていると聞いております。このような状況の中、ラビットをできるだけ長く維持していくためには、小まめな点検、定期的な稼働、これをさせる必要があります。しかし、修理が必要ということも出ていると思いますので、これらを扱っている業者やメーカーとも相談しながら、修理できる部品を確保するよう努力をしていきたいと考えております。 一方、ラビットの更新につきましては、自治会の負担も相当出てくることから、大変難しいと感じておりますが、国の支援等の情報を的確につかみ、地域の負担ができるだけ少なくなる方策を模索していきたいと考えております。 最後に、自主防災組織への補助金についてでございますが、現在、自主防災会、機械器具管理補助金が支給されているところです。十分とは言えない部分もありますが、機械器具管理を含めて自主的な活動主体である自主防災会への活動に対する支援という意味合いが大きいものですので、ぜひともご理解を賜りたく存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) ぜひ国の支援等をキャッチして対処してほしいと思います。 現在、町内の防火水槽は住宅密集地を中心に整備されたものと思われますが、住宅が密集していないところの対策として、防火水槽設置基準があるのか、あるならば民家は少なくとも防火水槽が設置できるよう防火水槽設置基準を見直すことができるのか。水槽設置を願望されている地区もあると聞いています。この点をお伺いいたします。 以上、消防水利についての答弁をお願いします。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 防火水槽の独自の設置基準というものはございません。ただ、消防法により、市街地、あるいは準市街地以外の地域でこれに準ずる地域の消防水利は防火対象物から一つの防火水利に至る距離が140メートルという基準がございます。ですので、防火水槽に限らず防火水槽、あるいは消火栓、そういうものについてということになります。 それで、当町においては、先ほども説明させていただきましたが、この基準に基づいて消防水利の整備を進めてきております。ただ、防火水槽の設置基準につきましては、消防法の今説明させていただいた定義に基づいて決められておりますので、町が独自で基準を見直すということはありませんが、適切に対応をしていきたいと思っております。 それから、防火水槽を願望しているという地区もあるということでございますが、確かに上水道の水圧が低いとか、あるいは放水距離が十分確保できないというような場合は防火水槽の整備が必要ではないかと思っております。一方、防火水槽の整備費なんですけれども、実は消火栓に比べると相当高額というものがございますので、今のところ町では防火水槽よりも消火栓を中心に整備をさせていただいております。 それから、防火水槽につきましてですが、必要な場所はもちろんあると思いますので、そういうところにつきましては、有利な補助金を見つけながら整備を進めていきたいと思います。ただもう一つ用地確保という難しい部分がございますので、そのあたりは地域の皆様にぜひともご協力をお願いしたいと思っております。 以上です。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 旧河口湖町、船津、小立、浅川、大石、河口、この地域では数軒に1カ所の消火器が設置してあります。これらの定期的な点検はしているものと思われますが、設置箱の老朽化が激しいところもあるので、更新と設置していない地区、新興住宅地などには設置する考えがあるかどうか、お伺いします。 ○議長(外川正純君) 総務課長、外川亮介君。 ◎総務課長(外川亮介君) 旧河口湖地域に設置してある消火器につきましては、これは定期的に点検をしております。その結果、老朽というか古くなったものについてはそれを外して防災訓練等で使わせていただいているという状況でございます。そして、一部につきましては、業者のほうに委託をして処分をしているということでございます。それで、現在でございますけれども、やはり防災意識の高まりということから、各家庭で相当消火器の設置が進んできております。そんなことで、更新についてはさせていただきたいと思っておりますが、新興住宅街等に新たに設置ということは今のところ考えておりません。 ただ、一方で、町のほうではやはり町全体の防災対策ということから、消防水利の充実を図っていく必要がございますので、先ほども説明した消火栓を中心に場所によっては、防火水槽等の消火水利の整備について、今後も積極的に進めさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(外川正純君) 続いて、町営の温泉休養施設の運営について質問してください。 ◆2番(堀内昭登君) 全国の自治体が直営もしくは出資する第三セクター等が運営する公営温泉が、近年景気の低迷などにより客離れが加速している状況であります。当町では、国際観光地として多くのホテル、旅館があり、また民間の温泉施設もあり、さらに自治体の財政難、円安による燃料の高騰等の逆風にさらされております。 本町の町営温泉施設は福祉サービスの面も背負っており、費用対効果では一概に整理できないものであるが、町営温泉休養施設や高齢者体力づくりセンターの経営について、今後はどのように考えているのか、町長の所見を伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 今後の町営温泉休養施設や高齢者体力づくりセンターの運営について、この質問にお答えさせていただきます。 町営温泉休養施設芙蓉の湯は平成9年に、高齢者体力づくりセンターは平成13年に各施設とも住民福祉の向上及び健康増進を図ることを目的として開設しました。高齢者体力づくりセンターにつきましては、機能回復、介護予防とこれらを目的としているところであります。施設の建設費につきましては、芙蓉の湯は船津財産区からの相当額を財源に繰り入れることにより建設され、また、高齢者体力づくりセンターは小立財産区からの相当額を財源に繰り入れることにより建設されました。 そして、その施設運営については、建設経緯の中で、両施設の開設から利用者からの施設使用料とまた各財産区からの繰入金及び一般財源によって賄ってきております。各財産区からの繰入金につきましては、施設の利用者の割合により他地区の財産区からも繰り入れをしていただいているところでございます。近年、燃料費の高騰や施設の老朽化による改修等により、維持管理費は増加してまいりましたが、施設の運営経費については、一般財源をさらに多く投入することで、財産区からの繰入金の抑制を図ってきたところでございます。今後運営していく上で、さらに維持管理における経費は膨らむものと予想されます。両施設の目的や福祉サービスという面を鑑み、また、健康のまちづくりを推進していくため、町民の健康増進と今後増加していく高齢者の交流の場であり、介護予防の役割を担う施設として評価し、今後も活用していくべきだというふうに考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 町営温泉休養施設や高齢者体力づくりセンターの運営費、繰出金が資金力のない財産区には重く肩にのしかかってきています。町民の健康づくりには町が応分の負担をすべきと考えるが、町長の考えを問います。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 財産区から運営費用の一部の繰り入れをお願いしているのが実態でございますが、それぞれの財産区におきまして、私自身が一番町全体の財産区の状況等は身にしみて感じているところでございます。そんな中、各財産区においていろいろの事情があると思います。健康づくりの施策についてまた繰り入れ等お願いをしていく上に当たって、さまざまな事情を考慮した中で、今後一般財源と財産区財源の割合も含め、財産の実情に即した費用負担の方法が理解を得られるかどうか、理解いただけるよう運営の今後の課題として検討をさせていただきたいと思っております。 いずれにしても、各財産の事情、それぞれあるわけですけれども、また、温泉休養施設の、先ほど申し上げましたように、維持継続も非常に重要なことであります。そういった意味合いで、財産区の皆様方にも繰り入れを今後もお願いしたいというところでございますけれども、それなりの検討もさせていただきたいと、このように考えております。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 ◆2番(堀内昭登君) ありません。 ○議長(外川正純君) 次に、通学路の点検と歩道の確保について質問を行ってください。 ◆2番(堀内昭登君) ことし4月には、新入生が集団登校してきます。昨年は、登下校中の児童が死傷する交通事故が相次ぎました。我が町の子供たちには絶対あってはならないという気持ちを強く持った次第でございます。当町では、新年度において早急に通学路の緊急点検を実施し、教育委員会が主体となり、警察、道路管理者、学校やPTA、地域住民の関係者の皆様で連携した、実効性の上がる交通安全対策が行われるよう求めます。 また、緊急点検が行われ、通学の危険性が高い箇所がどれだけあるのか、交通安全教育も含め、教育委員会としての取り組みはいかがか、教育長にお伺いします。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対して答弁を求めます。 教育長、梶原正孝君。 ◎教育長(梶原正孝君) ただいまの通学路の点検と歩道の確保についてのご質問にお答えします。 昨年6月14日の県スポーツ健康課主催の通学路の安全対策緊急連絡会において、通学路における交通安全について文部科学省交通安全業務計画の中で、学校及び教育委員会は家庭や地域の関係機関と連携共同して、通学路の設定と安全点検、集団登下校の実施、スクールゾーン設定の推進とその定着化について適切な措置が講じられるように努めることになっていると説明がありました。ご指摘のとおり、昨年4月以降、登下校中の児童等の列に自動車が突っ込み、死傷者が発生する痛ましい事故が相次いだことを踏まえ、文部科学省、国土交通省及び警察庁の3省庁が合同で作成した、通学路における緊急合同点検等実施要綱に記載されている学校及び市町村教育委員会の役割について、共通理解を図るとともに、具体的な取り組み内容について確認することになったわけです。 本町の点検の流れは、6月29日までに各PTAの協力をいただき、学校で危険箇所の拾い出しをしました。危険箇所を記した白地図と調査票を提出してもらったところ、101カ所の危険箇所の報告がありました。その後、各学校で緊急に警察及び道路管理者で対応してほしい箇所10カ所を拾い出していただき、富士吉田警察署、県道路管理者、都市整備課、学校教育課で合同点検を実施しました。そして、9月4日に合同点検箇所及び対策について県に報告を行っております。 11月2日に2回目の合同点検、4カ所を富士吉田警察署、都市整備課、学校教育課で行い、12月17日に都市整備課で対策必要箇所について道路管理者が対策内容及び事業主体を記した対策一覧表、対策箇所の位置状況及び対策内容を示した対策箇所図を各学校に配布し、公表しました。 なお、合同点検を実施しなかった残りの箇所については、学校による通学指導、PTAの旗振り、交通安全教室の実施、職員による街頭指導等で対応していくことになっております。 教育委員会としましても、今後も通学路の危険箇所の改善のために学校と連絡を密にし、子供への交通安全教室を初めとする指導をお願いするとともに、道路管理者や必要によっては警察署に連絡をとり、危険の回避に努めてまいりたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) それでは、都市整備課長に道路管理責任者としてお伺いします。 防護柵や歩道整備等の安全対策を早急に行わなければならない箇所に対応していただいているのか。また緊急点検結果に基づいて安全対策の実施計画等の策定をどのように考えているのか、伺います。 ○議長(外川正純君) 都市整備課長、流石文君。 ◎都市整備課長(流石文君) 通学路の緊急点検につきましては、都市整備課といたしましても、教育委員会と連携を保ち、点検結果、点検内容につきましては山梨県が担当する部分、富士河口湖町が担当する部分について既に当該の学校には連絡しております。町として改修が求められている箇所は船津小学校管内が4カ所、小立小学校管内が2カ所、勝山、大石、河口小学校管内が各1カ所の合計9カ所でございます。 平成24年度中、そのうちの3カ所につきましては緊急性を考慮し、実施を行いました。それ以外につきましては、平成25年度中に早急に実施の予定でございます。平成25年度に実施します橋梁長寿命化計画、舗装トンネル長寿命化計画、雨水対策長寿命化修繕計画等を行いますので、これらの計画策定の中で、安全の対策実施計画を含め検討をしていきたいと考えております。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 国の宝、次世代を担う子供たちの安全のために、早急に対策をしていただくよう要望します。 以上です。 ○議長(外川正純君) 次に、体罰やいじめに対する教育委員会、学校の取り組み状況についてを質問してください。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 大阪市立桜宮高校2年の男子生徒が顧問から体罰を受けた後に自殺した問題は、連日テレビや新聞を中心に大きく報じられております。学校におけるいじめの問題や体罰に迅速に的確に対応するため、教育委員会及び学校の取り組み状況や対応策を教育長に伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 教育長、梶原正孝君。 ◎教育長(梶原正孝君) ただいまの質問に答えさせていただきます。 ご指摘のとおり、体罰が原因となった生徒の自殺事件、運動部活動における体罰事件は柔道のナショナルチームにまで広がり、社会問題化しております。また、いじめ問題では、滋賀県での中学生の痛ましい自殺事件も発生しております。体罰、いじめの問題は、子供たちの命の問題であり、教育関係者のみならず社会全体の問題だと認識しております。この問題に関して、それぞれ教育委員会としての認識と対応の状況を2つに分けて答弁させていただきます。 最初に、体罰問題です。教育委員会として、体罰に対する認識ですが、体罰は法律で禁止されている行為で、暴力あるいは虐待であることはもちろん、現在の子供の状況、社会背景を鑑みると、絶対にやってはいけない行為であるといった今日的認識を大人全員が持つことが何よりも必要だと考えております。2月の教育委員会定例会では昔は当たり前だった、自分の子供だからと正当化されるものではない。法律上許されない行為ですから、本人、家庭の納得があったとしても、体罰容認の根拠にはなり得ない。したがって、体罰はいかなる理由をつけても教育の手段にはなり得ない行為であると確認をいたしました。 本町においても、これまでの学校での教育活動中にもこの認識から考えると、行き過ぎた指導や体罰と呼べるものがあったのではないかと想像されるところもあります。また、学校だけでなく、社会体育の場面にも起こっていたかもしれません。さらに、幾つかの家庭でもあるのではないかと思っています。その主要な原因として、教員や指導者、保護者までもがどこかで体罰を容認していた気持ち、認識を持っていたのではないかと考えています。 しかし、先に述べた事例から改めて体罰問題を考えたとき、これからの子供の指導や子育てにはあってはならないものと捉えていくことが必要だと考えております。県教委から緊急校長会議で直接指導があり、現在各学校では校長が全職員、全児童・生徒を対象にした調査を行っておりますが、教育委員会としても既に2月の初め、各学校長に校長会の席上、コンプライアンスの徹底、体罰についての指導を職員に徹底するように指示しました。また、体罰の事例資料やチェックリストを各学校に配布し、それぞれの学校で活用して職員の認識を高めるように指導もしました。 さらに、教育委員会で独自に体罰に関する啓蒙資料を作成し、町のスポーツ推進審議会で関係者に配布説明したりもしました。これから開催される生涯学習推進の集い、社会体育指導者などにも資料を配布し、地域の指導者の方々初め、保護者の方々にも意識を高めていただく中で、この地域から体罰、虐待という暴力を一掃するために取り組んでまいるつもりです。 次に、いじめの問題ですが、先の12月の議会に前教育長が本校のいじめについて答弁をさせていただきました。しかし、1月に県からの依頼で再度調査報告をいたしました。今回の調査では、これまでのように客観的ないじめの存在を調査するといったものでなく、児童・生徒のいじめられたといった訴えがどのぐらいあるかのアンケートが、認知件数として集計されました。それによると、いじめの認知件数として町内の小・中学校で32件が報告されています。大津市の事件の反省から、新たに早期に発見し迅速な対応により、深刻な事態にならないようにすることが今日のこの問題に対する基本的な対応と、各学校が捉えていくことが必要だと考えております。今回の調査では、具体的な内容は冷やかし、からかい、嫌なことを言われたなどの低学年児童の訴えが多く、いずれも深刻な状態にならないうちに解決をしております。 教育委員会としても、これから早期発見と迅速な対応で深刻ないじめに発展することのないよう、油断することなく、各学校にはアンテナを高くした実態把握を指導してまいりたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 町の教育センター内に、いじめ対策室みたいなものが設置してあるのか。児童・生徒、保護者、教職員からの相談、相談者の意向に沿った早期解決を目指す取り組みをする考えがあるか、町長に伺います。 ○議長(外川正純君) 町長、渡辺凱保君。 ◎町長(渡辺凱保君) 教育センターには現在、いじめ対策室、この看板は掲げておりません。しかし、毎月保護者に発行されている教育センターだよりや広報などでお知らせしているとおり、教育や子育てに関するあらゆる相談や悩み事など、どなたからのご相談にも対応することとしております。電話、来所、訪問など、全ての方法で相談に応じているところでございます。 実際に、平成24年度はこれまでに、延べ人数ですけれども、児童・生徒の相談は432件、保護者からの相談は233件、学校からの相談は91件ございました。子供たちにとっては、不登校に関しての支援や相談、保護者からは子育てに関するものが大半を占めておりますけれども、いじめに関する案件は子供たちから6件、保護者から10件寄せられ、その都度丁寧な対応を行い問題の解決を図っており、十分機能は果たしていると考えております。 しかし、解決することが難しい事案が多いのが現実であります。そこで新年度、25年度からは、問題解決を支援するため、専門的な識見を有するスクールソーシャルワーカーを設置し、より充実した体制で臨んでまいる所存であります。 なお、教育センターを広く利用していただくために、パンフレットの作成など、町民への周知を十分に図りながら運用してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 ◆2番(堀内昭登君) ありません。 ○議長(外川正純君) 堀内昭登君の最後の質問になりますが、有害鳥獣対策について質問してください。 ◆2番(堀内昭登君) 近年、イノシシ、猿等による農作物への被害が町内全域で増加しているばかりでなく、最近は市街地まで出没し、登下校中の児童などに危害が出るおそれがあります。町として、これら有害鳥獣による被害を防ぐ対策として、電気柵等を設置し鳥獣を田畑などに侵入させないようにする防護と、鳥獣を捕獲することにより、被害を防ぐ捕獲との両面から実施しておりますが、特に鹿や猿、イノシシの個体調整には力を入れて取り組む必要があると思うが、その対策を担当課長に伺います。 ○議長(外川正純君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 農林課長、本庄久君。 ◎農林課長(本庄久君) 堀内昭登議員の有害鳥獣対策の答弁をさせていただきます。 有害鳥獣対策につきましては、ご質問のとおり、防護柵の設置に対する補助金の交付及び猟友会による捕獲による被害を防ぐ対策をとっておりますが、いつどの場所にどの鳥獣が出没するかの予測がつかず、住民の通報によりその都度対応している次第でございます。今後の対策としては、富士山麓につきましては、山梨県、静岡県同時に捕獲作業を行うことにより、現在ふえ続けている数を抑制する方法を両県でただいま協議中でございます。また、御坂山系につきましては、イノシシ、猿が多く、捕獲については猟友会に頼っている次第でございます。猟師につきましても、現在減少傾向にあり、新規資格取得者をふやす必要があると考えている次第でございます。 簡単ではございますが、堀内昭登議員の答弁とさせていただきます。 ○議長(外川正純君) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆2番(堀内昭登君) 平成24年、あるいは24年度で結構ですが、各猟友会の地区別の捕獲状況と種類別にお伺いいたします。 ○議長(外川正純君) 農林課長、本庄久君。 ◎農林課長(本庄久君) 平成24年の現在までの捕獲数でございますが、鹿が243頭、一番多いのが富士ヶ嶺地区135頭、次に本栖59頭、3番目に足和田25頭でございます。これが主な頭数でございます。 次に、イノシシでございますが、現在まで141頭、1番目に多い捕獲場所が大石でございます、64頭、2番目に多いところが富士ヶ嶺でございます、38頭、次に、足和田地区で19頭となっております。同等の数でいきますと河口地区15頭でございます。 次に、猿でございますが、135頭を捕獲しております。一番多い地区は河口地区72頭、2番目に大石地区28頭、3番目に小立地区の21頭、4番目は足和田地区14頭となっております。 簡単ですが、以上が現在までの捕獲数でございます。 ○議長(外川正純君) 再々質問ありますか。 ◆2番(堀内昭登君) ありません。--------------------------------------- △延会の宣告 ○議長(外川正純君) 以上をもって本日の日程は全部終了しました。 本日はこれをもって延会したいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(外川正純君) 異議なしと認めます。 したがって、本日はこれで延会することに決定しました。 本日はこれで延会します。 明日は午前10時から議場において、一般質問を行います。 ご苦労さまでした。 △延会 午後4時43分...