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  1. 市川三郷町議会 2023-03-16
    03月16日-03号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 5年  3月 定例会(第1回)令和5年第1回市川三郷町議会定例会(第15日目) 1.議事日程                             令和5年3月16日                             午前10時00分開議                             於議場 日程第1 付託案件につき委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 議案第42号 市川三郷介護保険条例中改正について 日程第3 議案第43号 市川三郷国民健康保険税条例中改正について 日程第4 同意第1号 要戸外六字恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第5 同意第2号 市川大門恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第6 同意第3号 水上外一山恩賜林保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第7 議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について撤回の件 日程第8 大畠山外七字恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 日程第9 閉会中の所掌事務調査の件 2.出席議員は次のとおりである。(13名)       1番 諏訪桂一   2番 一之瀬滋輝       3番 東 研一   4番 依田十造       5番 新津千吉   6番 秋山豊彦       7番 齋藤美佐   8番 丹澤 孝       9番 小川好一  10番 高尾 貫      11番 笠井雄一  13番 松野清貴      14番 一瀬 正 3.欠席議員(1名)      12番 有泉 希 4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長        遠藤 浩   副町長       依田誠二  政策秘書課長    井上靖彦   防災課長      林 茂一  総務課長      一瀬 浩   財政課長      海沼良明  町民課長      立川祐司   税務課長      芦沢 正  いきいき健康課長  望月和仁   福祉支援課長    櫻井 茂  保育課長      渡辺浩志   農林課長      望月順二  商工観光課長    塩沢正也   生活環境課長    丹沢宏友  土木整備課長    立川 潔   まちづくり推進課長 渡辺 潤  会計管理者     立川陽子   三珠支所長     丸山章仁  六郷支所長     木村竹実   教育長       渡井 渡  教育総務課長    相川由美   生涯学習課長    森川規彦 5.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)  議会事務局長    保坂秀樹  議会事務係長    進藤陽子  議会書記      相川伸也  議会書記      佐々木未緒  議会書記      依田慎也     開会 午前10時03分 ◎議会事務局長保坂秀樹君)  おはようございます。 それでは、開会に当たりまして、あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(丹澤孝君)  おはようございます。 開会の前に一部報道機関から議場内での撮影許可の申し出があり、これを許可しましたのでご了承願います。 なお、第12番、有泉希君より、本日、欠席する旨の届け出がされておりますので、ご了承願います。 ただいまより、令和5年第1回市川三郷町議会、第15日目の本会議を開きます。 それでは、日程の変更より申し上げます。 本日、議案の追加提案がなされました。 したがって、議会運営委員長の報告にもありましたように、本日の日程に追加し、審査してまいります。 詳細については、お手元に配布いたしました変更日程といたしますので、よろしくお願いいたします。 それでは、日程に入ります。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第1 各常任委員会に付託してありました議案第1号から議案第41号までの41議案について、各常任委員長より審査結果の報告を求めます。 総務厚生常任委員長、第9番、小川好一君。 ◆総務厚生常任委員長小川好一君)  総務厚生常任委員会の審査結果を発表いたします。 本委員会は、3月7日、7名の委員と議長、執行部からは町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員の多くが傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号ほか18議案、合計19議案であり、付託案件の審査の結果は、議案第6号を除く18議案は、原案のとおり可決、議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正についてのみ否決とするものでありました。 各議案に対して多くの質疑等があり、主のものは次のとおりであります。 まず、議案第3号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定については、職員の定年延長の制度開始により、今まであった退職後の再雇用の制度との関係はどうなのかとの質問に対し、再雇用の制度は定年延長に組み込まれるような形にはなるが継続する。また、会計年度任用職員制度定年延長制度とは別で、従前のとおり継続するとの答弁がありました。 次に、議案第5号 市川三郷職員定数条例中改正についてでは、本町の現状の職員数は、定数内とは思うが、類似団体との比較での人数はどうかとの質問に対しては、類似団体と比較すると、やや多いとの答弁があり、本町の財政状況を考えると、職員数は可能な限り少なくし、少数精鋭の体制とすべきではないかとの質問には、退職職員との採用試験の間を計画的に調整し、類似団体に近づくよう努力していくとの答弁がありました。 次の。議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正については、委員側から数多くの質問意見等があり、町当局からはそれに対する答弁や説明がありました。 委員側からは、今回の行政組織の改編は第1弾とはいえ、主目的である財政面での再建に向けたプロセスが全く見えていない。さらに、行政面でも町民サービスとは直結せず、むしろ逆行しているとの意見に対し、町当局としては、今回は子育てを中心にした福祉政策を強化することに重点を置いたものであり、財政面を考慮したものではないとの説明がありました。 しかし、町当局による過去の答弁から、組織改編こそ財政再建の基礎となるとの認識により、委員会としては財政再建が、今回の組織改編の主目的でなければ組織改編する価値がなく、財政再建を重視しない、その場しのぎの改編は組織そのものあり方として極めて危険であるとの判断から、否決すべき案件となりました。 次に、議案第8号 市川三郷国民健康保険条例中改正について、県内の市町村が本町と同様に税率を上げることになるのかとの質問に対しては、現在、他の市町村では既に税率の改定は実施済みとなっており、県内27市町村中25市町村が改訂をしている。残り2町村の1つが本町であるとの答弁がありました。 また、この改定により、国保加入者の負担は現状より急激に増大することから、町民理解が得られるのが最も重要となる。国保加入者に対する説明はいつするのかとの質問に対し、今議会決議後、速やかに説明を実施していくとの答弁でありました。 次に、議案第11号 令和4年度市川三郷一般会計補正予算(第9号)のうち、まず歳入では民生使用料ニードスポーツセンター使用料が大きく減額となっているのはなぜかとの質問に対し、従前の休館日である日曜日に加え、火曜日も休館日としたことによる収入減であるが、逆に支出の抑制にもなるとの答弁がありました。 歳出2款戸籍住民台帳費では、マイナンバーカード取得申請に触れた説明があったことから、今後のマイナンバーカードの普及率を上げる方策はあるのかとの質問に対し、地区公民館のみならず、自治公民館へも出張し、町民の取得申請を促す。また広報等による周知により個人宅への出張機会も増やしていくとの答弁でありました。 3款民生委のうち、保育所費では、通園バス安全装置設置補助金が計上されているが、どのようなものかとの質問に対し、内閣府の基準に基づいたシステムであり、園児の乗車降車の安全確認のためボタン操作があり、押し忘れによりクラクションが鳴ることにより、園児の乗車降車の確認を徹底するためのシステムであるとの答弁でありました。 次に、議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算では、まず歳出2款総務費における予算計上の方法や効果に関する質問が数多くありました。 まず、議会開催の都度、関心事となっている久保前町長らに対する損害賠償請求について、弁護士費用は経常的に予算化している顧問弁護士費用の中で対応しているとのことだが、富士川町のように事件による損害賠償経費としてしっかりと計上すべきではないかとの質問に対し、まだ依頼している弁護士から見積もりが届いていないため、予算化できず、既存予算との区分計上はできないとの答弁がありました。しかし、判決後、既に1年以上経過していることもあり、弁護士に対し、かかる費用の見積もりには、直ちに催促すべきである。富士川町のような迅速な取り組みをしないと、損害賠償請求の民事訴訟の権利が時効となってしまう可能性が懸念されるとの意見もありました。 また、政策推進費では、地域活性化起業人事業に560万円もの経費が計上されているが、財政難な時期に企業人の町事業への参入は有効な経費なのかとの質問に対し、この経費は特別交付税により100%充当されており、町の負担はなく企業人としての町に対する成果は十分なされているとの答弁がありました。 そして、情報化推進委員においては、RPA使用支援業務、文字起こしシステムAI-OCR利用料など、合計すると742万円余りの経費が計上されているが、毎年この経費を計上し続けるのか。また、これに見合った事務の効率化や人員削減などの効果はあるのかとの質問に対し、事務作業の効率化に必要な経費である。特に文字起こしシステムについては、会議等の音声、文字変換で9割を超える精度での文字変換が可能となった実績から、事務の効率化には効果的なものであるとの答弁でありました。 多額な経費が毎年かかることに違いないことから、町単位で行わず、広域圏で行う検討もしたらどうかといった意見もありました。 歳出3款民生費では、手話施策推進予算計上を受け、本町は手話言語条例制定の町ということで、全国に先駆けた取り組みもしたらどうか。具体的には9月23日が国際手話デイということもあり、町において、手話の日を制定する考えはあるのかとの質問に対し、今から手話施策推進会議に諮って検討していくとの答弁がありました。 そのほか、歳出4款でも、母子衛生費健康づくり対策費新型コロナワクチン接種事業費などで予算と関連する質問、事業に対する詳細説明を求める要望があり、町当局から適切な答弁と説明がなされました。 議案第24号以降の特別会計に関しましては特に質疑がありませんでした。 以上が、当委員会に付託されました案件の審査経過、ならびに結果であります。 よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(丹澤孝君)  次に、教育土木常任委員長、第10番、高尾貫君。 ◆教育土木常任委員長(高尾貫君)  議長の命により、教育土木常任委員会の審査結果を報告します。 本委員会は3月9日、6名の委員と副議長、執行部からは町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員全員が傍聴をされました。 当委員会に付託されました案件は、議案第2号ほか23議案、合計24議案でありました。 付託案件の審査の結果は、すべて原案のとおり可決するとするものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑があり、その主なものは次のとおりであります。 まず、議案第11号 令和4年度市川三郷一般会計補正予算(第10号)の歳出4款衛生費し尿塵芥処理費町指定ごみ袋作成事業負担金の計上を受け、現在、市川・三珠地区では、ごみ袋の製造から販売まで、JAを経由しているが、なぜ町が主体となってやらないのか。経費節減の観点から、町が主体となってやるべき事業ではないかとの質問に対し、旧町からの流れとしてこの体制となっているのが実態である。現在、六郷地区管轄峡南衛生組合でも、町が主体となってほしいとの要望もあり、併せて町全体として、ごみ袋の町発注に変えることを検討していくとの答弁がありました。 また、ごみ袋の問題と関連し、家庭ごみの減量化が遅れている本町の取り組み方針はどうなっているかとの質問に対しては、町民一人ひとり意識改革こそという有効策と考え、町としては広報等を通じて、町民に対しごみ減量化への協力願いと意識改革を促していくとの答弁がありました。 歳出5款の農業振興費では、地域おこし協力隊報償費および委託費が大きく減額となった要因は何かとの質問に対し、昨年の当初予算編成時点では委嘱できる予定であった人が急遽、都合により断念することとなった。その後も募集をかけ続けたが、該当者がなく事業費は減額となった。地域おこし協力隊は、農業関係だけでなく、全ての職種にて募集しているが、結果として1年間、どの職種においても該当者がいなかった結果となるとの答弁がありました。 また、地籍調査費でも、経費の減額が大きかったこともあり、現在の地籍調査の進捗状況と、今後の予定はどうかとの質問に対し、令和4年度には大塚地区が完了し、令和5年度は上野地区の調査を進めていくとの答弁がありました。 歳出6款の商工費では、大門碑林公園、夢工房など、観光施設の来館者数が非常に少ないことに着目した利用実績と実態についての質問が数多く。その答弁から、公共施設のあり方についての多くの課題が見えてきました。 歳出7款の土木費では、橋梁点検および橋梁長寿命化工事費の減額が大きいことから、その委託業者や工事の内容についての質問があり、町当局からは詳細な説明がありました。 歳出8款の消防費では、上水道工事関連消火栓設置負担金の減額が多いが、設置したのは何カ所かとの質問に対し、令和4年度は上水道の補償対象工事がなかったことから、設置件数はゼロであったとの答弁がありました。 歳出9款教育費では、子育てのための施設等利用給付費という扶助費があるが、具体的にどのような制度で、どこの施設への給付かとの質問に対し、子ども子育て支援制度に移行していない施設を対象にしているもので、富士川町の峡南幼稚園へ通園している園児を基準にした給付であった。本町では、その1施設のみであるとの答弁がありました。 次に、議案第15号 令和4年度市川三郷簡易水道特別会計補正予算(第4号)では、簡易水道だけではないが、公営企業会計としての移行はいつからか、また公営企業適用債があるが、どのような地方債かとの質問に対し、公営企業への移行は令和6年4月1日の予定となっている。 公営企業適用債は、その準備のための経費に充てる地方債で、充当率100%で交付税措置もあるとの答弁がありました。 議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計補正予算では、まず歳出2款安心安全対策費で、防犯灯LED化工事費では、何灯を予定しているかとの質問に対して、水銀灯から順次交換を予定しているが、その金額が設置場所や状態により異なるため、一概に灯数は明確にできないが、1基3万円ないし5万円を見込んでいることから3万円だと50基、5万円だと30基の設置が可能となるとの答弁がありました。 歳出4款衛生費では、し尿塵芥処理費清掃委託料があるが、何社と契約しているのかという質問に対して、市川三郷エコ協同組合の1社のみとの答弁がありました。また、先日、ごみ収集車に作業員が引き込まれ死亡するという痛ましい事故が発生したが、町としての対応は何かあるかとの質問に対して、普段から委託業者に対し、安全管理の徹底は呼びかけている。 しかし、事故が起きてしまったことは残念なことであり、今後事故の検証と併せ、さらなる安全対策を徹底するよう強く指導をしていくとの答弁がありました。 また、粗大ごみの回収方法や料金についての問題提起もあり、県内市町村でも収集場所を設けて無料回収をしている。自治体も多く、市町村によりばらつきがあるとのことで、これに関して今後、県内市町村の状況把握に努め、検討していくとの答弁がありました。 歳出6款商工観光費では、町内の観光施設トイレ洋式化を進めていたが、令和5年度予算に計上されていないのはなぜかとの質問については、令和4年度で全ての観光施設トイレ洋式化が完了したとの答弁がありました。 その他、観光施設利用者数キャリア教育と合わせた施設の有効活用、神明の花火会場の階段整備の状況など、数多くの質問と答弁がありました。 歳出7款土木費では、都市計画マスタープランに関する質問、町営住宅入居者の電気料に関する質問、町道に面する雑草対策に関する質問と答弁が多々ありました。 歳出8款消防費では、防災無線機器更新業務設計委託料が計上されているが、今後どのようなスケジュールでの設置を予定しているかとの質問に対し、令和5年度はこの予算にて設計業務を完了し、令和6年度から設置工事の予定であるとの答弁がありました。 歳出9款教育費では、部活動の地域移行に関し、本町ではどのように取り組んでいるかとの質問に対し、令和3年、4年度と、市川中学校の吹奏楽部が県の補助金を活用して地域指導を実施した。令和5年は、県の補助がなくなったが、町単費にて対応予定となっている。そのほかの部活動について、今後は協議会を立ち上げ、検討していくとの答弁がありました。 また、学校管理費の中に、市川南中学校の防水工事の予算額が3千万円を超える巨額なものとなっているが、しっかり精査した上での額なのか、応急的修理としての対応で、防水シートの表装だけ取り替えれば数百万円程度でできるはずだが、十分な現地確認や検討した上での決定かとの質問に対し、担当課では現地に何回も足を運び、その状況を把握している。その上で教育委員会内では応急修理の限界がきたとの判断により、今回の予算計上となったとの答弁がありました。 また、発注する際の注意事項として3千万円を超える工事になると、町の入札制度改革では、この工事は一般競争入札になるはずである。 その際の業者募集の条件、特に募集範囲について町内の業者がよいのか。県内の業者がよいのか、それとも全国の業者対象の募集がいいのかなど、しっかり精査をし、昨年の官製談合事件のようなことが二度と起きないよう。また町民や職員にも納得がいくようしっかりとした入札執行に心がけてほしいという意見がありました。 あと、生涯学習センター管理費では、生涯学習センター受付委託料についてなぜ外部団体に委託し続けているのか。受付や部屋の開け閉めをする程度では委託する意味がない。本来なら教育委員会が生涯学習センターに事務室を移転し、そこで受付すれば委託料の大きな節減になるはずであり、今回の機構改革がそういう具体的に見えた改革であれば、町民も職員も理解できるはずである。このような財政危機というのに、なぜそういう工夫をしないのかとの質問に対して、現在の委託先がNPO法人市川三郷スポーツクラブとなっており、総合型地域スポーツクラブであり、町民の方が身近なスポーツに親しむために設立されたスポーツクラブである。 町内の各種体育館を活用して活動してきた実績もある中、受付業務をしてきた市川三郷スポーツクラブを存続させるための補助に変わる委託であるとの答弁があったが、その理由と部屋の開け閉め程度で多額な委託経費することには納得できない。年間1,200万円、つまり月100万円の受付委託料を払い続けることに疑問を持つ職員はいないのか。生涯学習センター管理費にかかる赤字についても、もっと真剣に考えてほしいとの厳しい意見もありました。 最後に、給食費および地区公民館の利用料の有料化、市川上地区・下地区公民館の風呂の再開予算の欠如、小中学校の教育振興扶助費の不足の点で議案第23号の一般会計予算に反対する意見と異議がありましたが、採決の結果は原案に賛成多数にて可決すべきものとなりました。 以上が、当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これより、報告に対する質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 採決は7回に分けて行います。 はじめに、議案第1号から議案第41号のうち、議案第6号、議案第8号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第38号を除く35議案を一括して採決いたします。 35議案についての委員長報告はいずれも原案のとおり可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、35議案は委員長の報告のとおり可決することに決定しました。 次に、議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正についての総務厚生常任委員長の報告は原案を否決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 まず、原案を否決をするものという委員長報告に反対者、つまり原案に賛成者の発言を許します。 第1番、諏訪桂一君。 ◆1番議員(諏訪桂一君)  議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正について、委員長報告に反対、原案に賛成の立場から意見を申し上げます。 まず、本議案で目指すものの1つに、住民福祉サービスの向上が挙げられます。本会議や、総務厚生常任委員会での執行部の提案説明、一般質問や委員会での執行部の答弁をお聞きしますと、今回の組織再編の目的は、近年の福祉介護サービスの需要増を受け、福祉支援課に集中していた需要を、福祉と介護の2つの課に分散させ、住民サービスを適切に提供していくことができるよう、組織体制の見直しを行うものであると理解しています。 もう1つは、子どもの成長を幼児期から青年期まで一貫して見守り、情報を一元化し、支援し続けるために、これまで別にあった保育課と子育て支援課を統合するものだと理解しています。 特に近年、子育て家庭が抱えるさまざまな課題が指摘されています。 産前産後のケアや児童虐待、貧困、ヤングケアラー、発達障害など多くの課題があり、これらを複合的に抱える家庭も多いことから、関係者が連携して支援が必要な方を発見し、支援につなげていくことが重要であると考えます。 さて、委員会審議の中でもご指摘があったとおり、本町にとってどうしても避けて通れない問題が財政健全化であります。 執行部の説明では、今回の組織の見直しにおいて、総務課に行財政改革推進係を設置し、来年度から全庁的な組織再編に着手するとのことでした。 今回の組織の見直しは、これまで固定化されていた組織にメスを入れ、組織に風穴をあけることに意義があると考えます。 組織が住民の需要に応じて柔軟に対応できるよう形を変えることは、より的確で迅速なサービスにつながり、これまで重複していた業務の見直しや部署ごとの業務の平準化につながります。ひいては組織のスリム化が図られ、財政健全化につながっていくのだと考えます。 ですから、今回の組織再編は、財政健全化に向かって歩み出すはじめの一歩であると考えます。 今回、このように重要な議案が総務厚生常任委員会で否決される事態に陥ったのは残念でなりませんが、議案提出までの過程に問題があったのではないでしょうか。 そこで一つ要望があります。町内職員への十分な説明と合意形成は急務です。甲州弁に「まるかって」という言葉があります。みんなが同じ目的意識を持ち、ゴールを目指すという意味です。 全職員がまるかって住民サービスの向上、財政健全化に取りかかるために、職員間の合意形成に力を尽くしてください。 私たち議員は、町民の代表であり、目指すものは町民の笑顔です。町の支援を待ち望んでいる住民の方々を苦しめるような結論に至ることは本意ではありません。 議論は、お互いの意見をすり合わせ合意点を見出すためのものです。この討論の結果、個々の意見が変わることは少しもおかしいことではなく、むしろ議論として成り立っている証でもあると思います。どうか反対の意思を示されている議員の方々にも再考をお願いいたします。 住民福祉は待ったなしです。歩みを止めるべきではありません。 以上のことから、今般の条例改正は必要であると考え、議案第6号の委員長報告に反対し、原案への賛成討論といたします。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  次に、委員長報告に賛成者、つまり原案に反対者の発言を許します。 第11番、笠井雄一君。 ◆11番議員(笠井雄一君)  議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正について、総務厚生常任委員会委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。 3月7日の総務厚生常任委員会では、原案は賛否同数により、最終的には委員長に採決を委ねる形となりました。 委員長の判断は、質疑や討論内容により原案の否決という的確な採決であったものと確信しております。 この場を借りて、小川委員長の良識ある公正採決には、心より感謝申し上げます。 まず、委員長報告に賛成する理由といたしましては、私は総務厚生常任委員という立場から、町当局に何度も確認のための質問を行いました。その結果、機構改革の目的、効果等に対する検討がなされていない不十分な改革であるとの判断によるものです。 質問や確認をして分ったことは、何より今回の組織改編にとって町が最も重要と考えているはずの財政改革への道筋が全く見えてこない原案を作成し、提案した町当局でさえその趣旨が曖昧であるということです。 今まで、私は議会の中でも本町の財政危機に関する質問を数多く行い、町の財政課題に触れ、改善に向かう提言を繰り返してきました。過去の会議録を見ていただければ分かることですが、職員数に関する問題、公共施設の管理・統廃合の問題、さらに財政危機の引き金となった事業。 これは高校再編に伴う用地の無償譲渡問題、生涯学習センター建設に関する入札問題等々ですが、議員という立場から一般質問等において数多くの質問を行い、異議を唱えてきたつもりです。 しかし、町からの質問や提言はむなしく、時の町長らは事業の見直しや行財政改革など全く行わず、それと逆行するかのように巨額なハコモノ事業を断行し、その顛末としては、官製談合防止法違反および贈収賄による逮捕という、近年、県下に類のない事件により、財政状況を悪化させたまま失職していきました。 その後は、私の懸念したとおり、町の財政は坂道を転がり落ちるように悪化の一途をたどっております。 実質単年度収支は4年連続の赤字、令和4年度決算では財政指標のうち経常収支比率は全国1,724市町村でワースト11位、将来負担比率も全国ワースト25位となり、これらの指標はすでに財政破綻までのカウントダウンに入っているようです。 そんな中、町ではなんと財政再建策の基礎となるのは、組織の機構改革だと位置づけてしまいました。 機構改革を実施することが、最重要な対応ということで、今回の議案となったものと理解するしかありません。 ところが、この改革は先の総務厚生常任委員会にて、私からの質問に対して、やれ子育て政策の遂行だの、福祉分野の充実だの、当たり前のことなんです。しかしながら、財政問題とは全く関係のない、的外れとも捉えられる改革提案となってしまったのです。 また、私は常任委員会の席で、今後の財政状況は、機構改革によりどのように改善されていくのか、そのシミュレーションを教えてほしいと質問をしたところ、町からの明確な答弁はありませんでした。現在、シミュレーションをつくっていないといった悲しい事実だけが明確な答弁だったんです。 将来はおろか、ここ数年のシミュレーションすらない、機構改革だけが先行して、本当に大丈夫だろうか、ということは委員会の席にいた議員や、職員は誰しもが感じたことでしょう。 まさに付け焼刃、その場しのぎの改革と言わざるを得ません。 さらに地方税行財政改革という大きなくくりがありますが、財政問題を克服する上では、行政と財政という2つの要素が相乗しなければ効果が見込めないことは、誰しもが想定できる重要ポイントとなるはずです。 ところが、今回の財政改革としてシミュレーションがないとの答弁は、機構改革はおろか、組織そのもののあり方と、行政事務に従事する職員の資質の問題として、もっともっと重大な土台となるべき大きな課題に直面してしまいました。 つまり、この原案は財政改革に結びつくどころか、実は抜本的な職員の意識改革の必要性という新たな課題すら具現化してしまったのです。 また、これも3月議会前から気づいていたことですが、今回の機構改革は一部の職員による思いつきで決定し、断行しているものでありました。 原案の提案者である町長の機構改革に関する見解すら明確となっていないことも問題視すべきことを強く感じたわけであります。 それは私からの町長に対し、今回の機構改革を一体どのように捉えていますかとの質問に対し、町長は今回の機構改革は人事も関係するから所管である総務課にて実施しているとの答弁だけでした。 これは悪く言えば、総務課への責任転嫁とも捉えられる発言であり、事業の執行者であり、町の最高責任者であるということの意識の薄さを感じてなりません。 いずれにせよ、この原案はごくごく一部の執行主体となっている職員による改革です。執行機関である町長との間での意思統一すら図られていないという、危険な状態での発案であり、このまま漠然と進めることは関与していない、させない職員を無視し、議会すら無視した断行と言わざるを得ません。 私は、組織の機構改革は少なくとも全課長の意見に基づいて、慎重かつ迅速に計画されるべきものと考えています。これが欠如していたことが、行政改革としての観点から最も危惧される点であり、このことを真っ先に改めることから始めなければなりません。 最終目標である財政再建、その下にある行政改革、組織の機構改革すら失策に終わる可能性すら想定されます。 まとめると、大きく分けて、今回の機構改革は計画段階でさえ財政面での再建に結びつかないこと、行政面でも組織内の意思統一が図られていないこと。 さらに本町では、このような組織改編、機構改革をやらなければ、行財政改革すらできないのかという職員の危機意識の欠如と、現状の組織の原動力と問題解決能力の無さを感じてしまいました。 組織を動かしていくのはあくまで人であり、その者が問題意識や改革意欲が欠如していれば、いくら素晴らしい組織体制が整ったとしても結果は期待できないのです。 機構改革の前に、町長以下、職員の意識改革をしっかりと行うべきことも原案に反対の理由に加えたいと思います。 結論としまして、この原案は本町が直面している財政危機。つまり財政破綻はもう目の前にあるという町当局の危機感が全く感じられないということが、最も大きな反対理由となります。 待ったなしの財政再建に対し、今回のものが令和5年度の機構改革第1弾、第2弾は令和6年度以降という財政再建への取り組みを先送りした組織改革であることは大きな問題であり、今町が置かれている現状について、もっと慎重かつ迅速に対応されることを望みます。 以上、私からの委員長報告に賛成の討論となりますが、委員の皆さん、皆さまにおかれましても、この組織改編の条例が真の意味で財政改革に結びつくか否かをしっかりと考えていただき、町民サイドに立ち、是々非々の立場でのご判断をお願いいたします。 以上、委員長報告に賛成する立場の討論といたします。 ありがとうございました。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに反対討論はありますか。 第2番、一之瀬滋輝君。 ◆2番議員(一之瀬滋輝君)  私は、議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正について、委員長報告に反対し、原案どおり改正することに賛成いたします。 組織改正は、正しく目的を捉えて、それを評価することが必要だと思います。今回の組織改正の目的は、大きく2つあると理解しております。 1つは、少子高齢化の急速な進展により深刻化している本町の子育て支援および介護福祉サービスを充実するための組織改正です。これにつきましては、諏訪議員が示したとおりであると思います。 もう1つは、先輩議員の皆さまがご指摘されている行財政改革への取り組みを本格化するために、行財政改革推進係を総務課に新設する組織改正です。 私は、先輩議員の皆さまからのご指摘や、ご意見を伺う中で、本町の財政状況は、危機的状況にあり、早期に改善に取り組まなければならない最重要課題であると強く認識いたしております。 また、皆さまがおっしゃるとおり、今取り組まなければ手遅れになるおそれがあります。そして、こうした認識は、町当局および職員の皆さまも同様であり、今般の組織改正の提案は行財政改革に取り組むことの強い意思表明であり、改革を進める第一歩であると理解しております。 実際に改革を進める職員の皆さまには、大変な苦労が待ち受けるとともに、痛みを伴う改革も予想されます。その皆さまが、新年度は本格的に改革に取り組もうとしております。そして、そうした町職員の皆さまの気持ちや意気込みを、議会が踏みにじってはいけないと思います。また、改革に向けた歩みも議会が止めてはならないと思います。 子育て支援および介護福祉サービスの充実、そして行財政改革への取り組み、いずれも今やらなければ手遅れになります。待ったなしです。 したがいまして、私は、今般の組織改正につきましては、原案どおり改正を行うべきであると考えております。 議員の皆さまにおかれましては、今般の組織改正の目的を正しくご理解いただき、賢明なご判断をお願いいたします。 以上、委員長報告に反対し、原案どおり改正することに賛成する意見を発表いたしました。 ありがとうございました。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに賛成討論はありますか。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正に対する執行部提案に反対の立場から総務厚生常任委員長の報告に賛成し、討論を行います。 先ほど、笠井雄一議員から問題点が詳しく指摘してくれましたが、私からは3点について執行部提案に反対の意見を述べさせていただきます。 第1に、課を増やすことについてです。本条例改正では、これまで16の課の体制を17の課に課を1つ増やすことについてです。 これまで福祉支援課が担当していた業務を、介護課と福祉課とに分割することには理解する点もありますが、小さな町の行政で16課体制は、これまで多すぎると私は考えていましたのに、さらに1課を増やすことには反対です。各係の業務内容の再検討こそ大事と、私は考えます。 第2に、政策秘書課と総務課の職務についてです。今回の改正では、政策秘書課の担当業務の縮小と、総務課の担当業務の拡大です。両課の担当業務については理解できていた私だけに、いかなる理由で政策秘書課の業務縮小と、総務課の任務拡大なのか。町長にとって不都合があっての業務変更と思うが、私には理解できません。 第3に、保育課をなくし、新たに子育て支援課を新設することに対し、私は反対です。それは子育て支援と、保育という2つの重要な業務を1係が担当するための改正への疑問です。 これまでの保育事業は保育課が担当し、きめ細かく気配りをした保育所運営が行われてきました。この大切な保育課を子育て支援課を新設し、その2つの係のうちの1係が子育て支援事業と保育事業を1つの係へ集約とはとんでもないことです。 保育所運営事業が、いかに大事な事業なのか分かっていない組織改編に私は反対です。 以上、3点で総務厚生常任委員長の報告に賛成するものです。 以上で、討論を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  携帯電話はマナーモードか電源オフでお願いします。 ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正についての委員長報告に賛成、つまり原案に反対の方の起立をお願いいたします。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成、反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が裁決いたします。 議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正については、議長は原案を可決と決済します。 したがって、議案第6号 市川三郷行政組織条例中改正については、原案を可決するものと決定しました。 ここで、暫時休憩します。 再開は11時15分とします。     休憩 午前11時03分-----------------------------------     再開 午前11時15分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。 生涯学習課長、森川規彦君が、所用のため退席しました。代わりに、同課生涯スポーツ係長の望月健君が出席しておりますので、ご了承ください。 次に、議案第8号 市川三郷国民健康保険税条例中改正についての総務厚生常任委員長の報告は原案を可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 まず、委員長報告に反対者、つまり原案にも反対者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第8号 市川三郷国民健康保険条例中改正に対する反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。 国民健康保険の財政運営主体が町から県へ移管された2018年から5年目になります。市川三郷町は、これまで国保税減税のために一般会計から多額の繰り入れを続けてきました。 今、議会での担当課の説明によると、今度の条例改正後には、一般会計からの繰り入れができなくなるとのことです。国の圧力とそれに従う県からの圧力です。 3月8日付しんぶん赤旗の報道によれば、名古屋市では新たに独自に一般会計からの繰り入れを行い、独自の控除制度と減免制度をつくり、多人数世帯や、ひとり親障害者世帯の保険料を他の都市と比べて低く抑えているそうです。 今回の市川三郷町における条例改正は、所得割、資産割、均等割、平等割の4制度から資産割をなくすための改正です。 私はこれまで、多子世帯ほど負担が重くなる平等割の廃止を求めてきました。しかし、廃止されるのは資産割です。今条例改正では、第7条の当該年度分の固定資産額のうちの土地および家屋にかかる部分の額に100分の75を乗じて算定された資産割税制をなくし、その代わりに所得割の算定基準が100分の5.00を乗じた額だったものを100分の5.78に値上げするものです。 担当課による説明では、本条例改正による令和5年度の増額見込み世帯は939世帯で、減額見込み世帯よりも300世帯以上が増税の見込みとのことです。 そして、議会に提出された資料によると、令和5年度から7年度にかけて国保税額は値上がりし、1人当たりの国保税額は、現在が7万7,291円に対し、令和7年度の課税1人当たりの額は9万4,979円と1万7,688円の増税の見込額となります。 そして、1世帯当たりでは現在11万5,321円に対し、7年度は14万1,712円と2万6,391円の増税見込み額となります。一般会計からの繰り入れが必要です。 増税への一歩となる本条例改正に対し、私は反対するものです。 以上で、議案第8号の反対討論を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  次に、委員長報告に賛成者、つまり原案にも賛成者の発言を許します。 第13番、松野清貴君。
    ◆13番議員(松野清貴君)  議案第8号 市川三郷国民健康保険税条例中改正について、原案に賛成の討論を行います。 令和5年度の賦課方式について、資産割を廃止し、所得割均等割、平等割の3方式に変更するもので、資産割については、固定資産税額が算定の基礎となるため、2重の負担感があること、固定資産の保有が経済的負担能力を必ずしも表しているものではないということ。 山梨県国民健康保険運営方式に基づき、県内全市町村は令和5年度までに賦課方式を3方式に移行することなどにより、資産割を廃止するもので、廃止した分を所得割に転化することで、実所得に合った配分と考えます。 平成30年からは町に加え、山梨県も国民健康保険制度を担い、財政運営の責任主体となり、県で毎年度算定した参考となる保険料率に改正することで、国保財政の健全化および負担の公平性に努め、他の被保険者に負担が転嫁されている状況を適正化する必要があると考えます。 加えて、山梨県全県での国民健康保険制度の運営に協力する必要があると考えます。 以上の理由から、議案第8号 市川三郷国民健康保険税条例中改正について賛成するものであります。 以上、賛成討論といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 議案第8号 市川三郷国民健康保険税条例中改正についての、委員長報告に賛成、つまり原案にも賛成の方の起立を求めます。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成・反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が採決いたします。 議案第8号について、議長は原案を可決と決裁します。 したがって、議案第8号 市川三郷国民健康保険税条例中改正については、原案を可決とするものと決定しました。 次に、議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算についての、総務厚生および教育土木常任委員長の報告は、原案を可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 まず、委員長報告に反対者、原案にも反対者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算に対する反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。 財政困難を口実に、町長は高齢者支援、子育て支援、教育支援を後退させてきました。 その一方で、DXとかAIなどなどと、カタカナの事務関係機器の導入や、今やらなくてもいいではないかと思える事業がいくつも予算計上されています。 遠藤町長が就任して初めての令和4年度当初予算の新規事業もそうでしたが、当初予算概要書に記載されている令和5年度の主な新規事業は21事業でした。 その中には町民の要望事業と思える事業も確かにありますが、財政が困難な中では先に事業を延ばし、町民に丁寧に説明してご理解をしていただく新規事業、継続事業もあります。 それでは、反対する具体的な予算について述べさせていただきます。 第1に、第2款総務費の町長交際費についてです。前年度は50万円の計上でしたが、財政困難と言われる本人が自らの交際費、公的資金を30万円増額は認められません。交際費80万円はやめるべきです。 第2に、同じく第2款総務費の15目政策推進費の新生児子育て支援給付金の廃止についてです。令和3年度まで新生児に対し、1人10万円ずつ支給していた制度の廃止。小さい予算で出産を祝い、励ますことができたものを廃止することは、私は許せません。 第3に、第3款民生費の2目老人福祉費の12節扶助費の高齢者保装具購入費助成金が1千円計上されています。昨年度、このサポート事業を廃止すると町長は表明されましたが、この制度は継続するとともに、対象者への紹介に力を入れ、予算増額を強く求めるものです。 第4に4款衛生費の12節の低所得者水道料金減額補助金の廃止についてです。令和3年度の同減額補助金の予算額は18万6千円でした。少額計上でしたが、弱者救済事業としては必要な事業なのです。復活を求めます。 第5に、9款教育費の中学校生徒の給食費の有料化についてです。物価高騰が続く中です。中学生の給食費無料化は継続すべきと考え、有料化には反対です。全国の市町村では、この小中学生の給食費無料化を進める自治体がぞくぞくと増えているのが現状です。それは先ほど述べたように、物価高騰が続く中で非常に子育てが大変なとき、このときに何で中学生の給食を有料化するのか、私には理解できません。 第6に、9款教育費の2目公民館費についてです。 地区公民館の利用料徴収は廃止し、これまでと同様に無料にすべきです。有料にしたことで、高齢者が趣味やお茶飲み会などで利用し、元気をもらっていた集いが有料化されたことにより集まりにくくなったという声が何人の方からも寄せられています。利用料収入は、町にとっては非常に少額です。速やかに無料化にすることを強く求め、有料に反対するものです。 第7に、小中学校の教育振興費の19節扶助費についてです。コロナ禍のもと、また、ロシアのウクライナ侵攻で物価高騰の中で、子育て中の家庭にとって、生活はますます困難になっています。そういう状況下なのに、扶助費の予算の減額計上です。 一般質問でも指摘しましたが、予算を増額し、要支援の基準を高めて困難な子どもたちの生活支援を強く求めるものです。 以上の7点の思いを伝えたく一般会計予算に反対するものです。人口減少が続くとともに、高齢者人口が全人口に占める割合は年々増加しています。特に峡南地域は同様な状況です。各地方の税収は減額を続けていると思います。そういう中で、他町の町長が、県や国へ財源確保のためのお願いに走り回っている話を耳にしています。一般質問でも指摘しましたが、町長が先頭に立って有利な財源を見つけ出す努力と、諸経費を少しでも軽減する努力をしなくてはいけません。本年の当初予算の審議の中でも、市川南中学校の屋上防水改修工事費3,650万円が高過ぎるという指摘や、下地区公民館のお風呂の修繕費についての見積額500万円についても、専門知識を持っておられる秋山豊彦議員から数値を示した詳しいご指摘がありました。 財源の確保のために、もっともっと町長に努力を求めるとともに、経費削減のためにもっと厳しいチェックとチェック機能を強く求めるものです。 その努力が足りないために、教育支援、子育て支援、高齢者支援、弱者支援のための諸施策の廃止・縮小を私は許すことができません。 よって、議案第23号 令和5年度一般会計当初予算に反対するものです。 以上で、反対討論を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  次に、委員長報告に賛成者、原案にも賛成者の発言を許します。 第4番、依田十造君。 ◆4番議員(依田十造君)  私は、議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算に賛成の立場で討論します。 本町においては、ここ数年、財政調整基金を取り崩さなければ、当初予算を構築できないという厳しい財政状況に陥っていることも理解できました。 また、全国的な問題ではありますが、少子高齢化により社会保障費は急増しており、本町でも扶助費の増大など、経常経費は拡大傾向にあり、歳入で歳出を賄えないことが常態化しているように思います。 このような状態状況下の中、今後も住民サービスを後退させることなく、継続していくためにはどうしたらよいのかみんなで知恵を出し合わなければ前へ進むことはできません。 個々の事業について反対の意見もあるかと思いますが、中学校の給食費への援助については、新型コロナウイルスに関わる臨時交付金を財源とした3年間は、保護者の負担を軽減できましたが、来年度はこの交付金等の財源が見通せない中、コロナ禍以前の30円補助から半額援助へと支援の増額を行うものですし、小中学校における扶助費も対象児童の減少による予算減であり、制度に変更はなく、これまでどおりの支援を行うとの説明もありました。 幸い令和3年度の決算では実質単年度収支が5年ぶりにプラスとなり、今年度においても改善傾向とのこと。 さらに令和5年度は町債を今年度より9千万円ほど減額するなど、事業を精査する中での予算であると理解しました。 予算を否決することで、住民のサービスを停滞させることはあってはなりません。財政健全化を必ずやり遂げるという遠藤町長の強い決意を信じ、令和5年度当初予算案に賛成するものです。 以上です。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに反対討論はありますか。 第6番、秋山豊彦君。 ◆6番議員(秋山豊彦君)  私は反対討論を行います。 令和5年度の当初予算、どこを見ても理解できる予算ではないと、私は判断をいたしております。 予算の反対の理由は、本町の喫緊の課題は財政再建化と、人口減少の2つであろうと思います。 本町の財政は、人件費や交際費のように毎年決まって支出される経費が、町民で、いや地方交付税のように毎年決まって収入する額を上回っている状況にあります。 つまり、歳出が歳入を上回っている極めて不健全な財政状況にあることは間違いない事実であります。 また、本年度の当初、予算は18億6千数百万円しかない財政調整基金を7億円も取り崩さなければ予算編成ができない状況にあったわけであります。そればかりではありません。予算規模に対する借金の比率は、先ほど一瀬議員からもありましたように、全国でもワースト11位という結果であるわけであります。 遠藤町長は、このような財政事情にあるにもかかわらず、自らのボーナスや、交際費を増額するなど、とても考えられない予算であると私は思うものでございます。 さらに、経費が収入を上回っているにもかかわらず、経常経費を削減する工夫をした形跡は予算の中にないわけであります。 なお、本町の人口は2005年10月に合併した当時は1万8,709人でしたが、18年後の本年2月の人口は1万4,945人であります。この間に3,764人が減少したことになります。なお、皆さん驚くことに六郷地区はおよそ33%の人口が減少しています。このため、人口減少対策は急務であると私は思うわけであります。 人口減少に歯どめをかけるために子育てしやすい環境や、働く場所の確保などを行わなければなりません。しかしながら、子育て世帯を支援するどころか、先ほども話が出ましたように、給食費の無料だったのを、今度は保護者から2分の1負担を求めるわけであります。 また、この町の企業は、物流の悪さや通勤経路の不便さから町外に移転してしまう始末であるわけであります。 したがって、私はこの当初の予算案は、本町の喫緊の課題に対応していないというふうに私は考えるもので、当初のこの予算につきましては、私は反対をするわけであります。 どうか議員の皆さん方、常識を持った議員の皆さん方、町民のためにも、ぜひともこの点をご理解の上判断なさることも期待をしながら、私の反対討論にさせていただきます。 ○議長(丹澤孝君)  他に賛成討論はありますか。     (なし) ほかに反対討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算についての委員長報告に賛成、原案にも賛成の方の起立を求めます。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が採決いたします。 議案第23号について、議長は原案を可決と決裁します。 したがって、議案第23号 令和5年度市川三郷一般会計予算については原案を可決するものと決定しました。 次に、議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算、議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算、および議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算についての総務厚生常任委員長の報告は、原案を可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので、討論を行います。 まず委員長報告に反対、原案にも反対者の発言を許します。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第24号、議案第25号、議案第38号に対する反対討論を行います。 最初に議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算に対する反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。 2018年度、今から5年前に国民健康保険の財政運営主体が都道府県に移管され、いわゆる全県1本化されました。先ほどの、議案第8号の条例中改正でも指摘しましたが、先進的な市川三郷町の一般会計からの財政支援も打ち切りへ打ち切れとの強要もあって、本町の国保税は3年間かけて大幅な増税となります。 国民健康保険の加入者は、4人に1人の割合で貧困化、高齢化する一方で、国が国庫負担を抑制し続けてきたため、高騰が止まらなくなっております。 岸田政権はその一方で、軍事費の拡大です。今後、5年間で43兆円です。岸田政権の大軍拡計画にある、F35戦闘機145機の配備をやめれば、消費税率を2%引き下げられます。 総合ミサイル防衛をやめれば、全ての年金受給者に年間6万円を上乗せできます。イージスシステム搭載艦の2艘をつくらなければ、児童手当を高校生まで延長し、所得制限を撤廃できます。 そして、原子力潜水艦の保有を見送れば、国保税の均等割と平等割をゼロにし、1世帯当たり19万4千円も負担が減ります。これは3月13日に甲府駅北口で開かれた重税反対集会の集会アピールのうちの一部の紹介です。 私はこれまで均等割をなくせと主張してきました。世帯人数が多いほど、国保税が高くなるのが均等割制度です。そのために、中小企業の従業員が加入している協会けんぽと比べ、家族が多いと2倍にも高くなっています。こういう状況下で、国内でも子育て支援を目的に、均等割制度をなくした自治体も生まれています。 冒頭にも述べましたが、国保財政運営の主体が県に移管されたことによる高齢者の医療負担増がとまらず、国の国保運営のあり方が国民の願いに逆行していることを指摘し、議案第24号の反対討論といたします。 次に、議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算に対する反対討論を行います。 令和4年度会計決算によれば、年金の受給額が少ないために、年金が介護保険料が納入できないために役場窓口へ行って保険料を支払う普通徴収の収入済み額は211万1,640円で、対前年度比で39万8,200円の増となっています。 介護保険料が納め納められなかった人たちは無年金か、低所得の方で生活困窮が背景にあります。 介護保険料を滞納している人々は、ペナルティーによって施設に入所できにくくされるだけでなく、必要な介護サービスも減らさざるを得ません。滞納者の多くを占める低所得者にとっていっそう深刻な事態となっています。 新型コロナの感染第7波、第8波では、全国各地の介護施設で集団感染が多発し、患者の療養を支える施設側の懸命な努力にもかかわらず、死亡者が激増する事態となりました。これは本町においても同様な事態が生まれております。 ホームヘルプ、デイサービスなど、在宅介護でも深刻な利用抑制とコスト増のために、多くの介護事業所が大幅な減収に見舞われ、業務の過酷化による職員のコロナ離職で現場の人手不足はさらに加速しています。 2022年の介護事業者の休廃業、解散、倒産は過去最多を記録しました。この介護崩壊というべき事態は、コロナに対する政府の無策が引き起こしたものですが、同時に介護保険導入以来の制度の矛盾の蓄積がコロナ危機の中で一気にした噴出したものです。 ところが、岸田政権はこの深刻な事態の渦中に介護サービスの利用料引き上げなど、さらなる制度改悪を狙っています。介護崩壊を打開し、安心できる公的介護保障の再生強化をしなければなりません。 介護保険制度が高齢者を悩み苦しめる制度であってはなりません。私は強い憤りを感じます。 よって、議案第25号 介護保険会計予算に反対するものです。 次に、議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算に対する反対討論を行います。 それでは、反対の理由を述べます。 後期高齢者医療制度は、高齢者に対する医療サービスを差別する制度です。年齢による医療の抑制、病院では、高齢者を入院させておくと損をする仕組みをつくりました。 そのために、高齢者は他の病院へ転院を迫られたり、かかりつけの病院から他の病院で診察してもらうために、新たに多額の初診料が要求されることにもなりました。 そういう中で、家計が困難な人は自宅で療養せざるを得なくなり苦しめられているのです。 それに10月からは2割負担制度が導入されて、医者にかかれない人が増加していることが心配です。 介護保険と同じように年金の受給額が少ないため、年金から保険料が天引きできない人は役場の窓口保険窓口で保険料を払います。 収入が少ないために、保険料が払えない人はどんなに苦しんでいるのか、物価高騰が続いているだけに心配です。 先進国、経済大国を誇るならば、高齢者が長生きをしてよかったと喜んでもらえるようにすることが、政治に携わる者の責任ではないでしょうか。 年齢によって医療サービスを差別する後期高齢者医療保険制度は廃止すべきです。 その立場から私は、議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算に反対するものです。 以上で、議案題24号、議案第25号、議案第38号の3特別会計予算に反対するものです。 以上で、反対討論を終わります。 ○議長(丹澤孝君)  次に、委員長報告に賛成、原案にも賛成者の発言を許します。 第7番、齋藤美佐さん。 ◆7番議員(齋藤美佐君)  議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算、議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算、議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について、原案に賛成の立場で討論を行います。 国民健康保険特別会計につきましては、持続可能な社会保障制度の確立を図るため、県と市町村がともに保険者となって国保運営を担っており、国保運営に対する財政支援の拡充がされております。 また、低所得者に対する保険料軽減もあり、医療保険制度の安定化、世代内の負担の公平化、医療費の適正化がされ、国民皆保険を将来にわたって堅持するためにも必要な予算であります。 次に、令和5年度介護保険特別会計につきましては、第8期介護保険事業計画、高齢者福祉計画の最終年度として事業を推進すると同時に、次期計画の策定においては第8期の十分な事業検証を行い、誰もが住み慣れた地域で在宅生活が続けられるよう、地域包括ケアシステムの強化につながる計画となるよう期待をするものであります。 高齢化が進み、高齢者の介護に関する問題が深刻化をする中、サービスを必要とする方が安心してサービスを受けられ、また介護保険事業の持続可能な運営を確保するためにも必要な予算であると考えます。 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、高齢者医療の安定的な確保を図るため、後期高齢者医療広域連合と市町村が協力連携することにより運営がされております。低所得者に対する保険料の軽減も行われております。高齢者の医療と支え手となる現役世代の暮らしを守るため、現行制度を堅持し、国民皆保険を将来に引き継いでいくためにも必要な予算であります。 以上の理由から、議案第24号、議案第25号、議案第38号について賛成討論といたします。 ○議長(丹澤孝君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 まず、議案第24号 令和5年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算についての委員長報告に賛成、原案に賛成の方の起立を求めます。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成・反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が採決いたします。 議案第24号について、議長は原案を可決と決裁します。 次に、議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算について、起立による採決を行います。 議案第25号 令和5年度市川三郷町介護保険特別会計予算についての委員長報告に賛成、原案に賛成の方の起立を求めます。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成・反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が採決いたします。 議案第25号について、議長は原案を可決と決裁します。 次に、議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について採決を行います。 議案第38号 令和5年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算についての、委員長報告に、賛成原案に賛成の方の起立を求めます。     (起立同数) 起立採決の結果、賛成反対が同数となりました。 地方自治法第116条第1項の規定により、本案に対して議長が採決いたします。 議案第38号について、議長は原案を可決と決裁します。 12時になりましたが、議事を継続いたします。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第2 議案第42号 市川三郷介護保険条例中改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  議案第42号 市川三郷介護保険条例中改正について 新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる。被保険者等に係る介護保険料の減免制度は令和4年度で終了となりますが、令和4年度末に資格を取得した方などのうち、減免の対象となる方を令和6年3月31日まで引き続き減免ができるようにするため、本条例の一部を改正するものであります。 以上、説明といたします。 詳細につきましては、担当課長より申し上げます。 ○議長(丹澤孝君)  福祉支援課長、櫻井茂君。 ◎福祉支援課長(櫻井茂君)  議案第42号 市川三郷介護保険条例中改正について。ご説明申し上げます。 本改正は、令和2年度から実施している新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者に対する介護保険料の減免措置に関して、令和4年度分の保険料のうち令和5年4月以降に納付期限が定められている保険料の減免についても、令和5年度の特別調整交付金による国の財政支援がされる予定であることから、条例の一部を改正するものであります。 現行の条例では、減免の対象となる納付期限が令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間とされており、令和4年度末に資格を取得した方などは減免の対象とならないため、対象となる令和4年度分の保険料の納付期限を令和6年3月31日までとし、引き続き減免の対象とするものであります。 それでは、新旧対照表の1ページをご覧ください。 改正の内容につきましては、附則第14項において、減免の対象となる納付期限が、現行では令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間とされているものに、これに加え、および令和4年度分の保険料であって、令和6年3月、31日までに期限が定められているものを加え、減免の対象といたします。 附則としまして、施行期日を公布の日から施行し、令和5年4月1日より適用するものといたします。 以上、説明とさせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(丹澤孝君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第42号は原案どおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第3 議案第43号 市川三郷国民健康保険税条例中改正についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤宏君。 ◎町長(遠藤浩君)  議案第43号 市川三郷国民健康保険税条例中改正について 新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる被保険者等に係る国民健康保険税の減免制度は、令和4年度で終了となりますが、令和4年度末に資格を取得した方などのうち、減免対象となる方を令和6年3月31日まで引き続き減免ができるようにするため、本条例中の一部を改正するものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。 ○議長(丹澤孝君)  税務課長、芦沢正君。 ◎税務課長(芦沢正君)  議案第43号 市川三郷国民健康保険税条例中改正について説明いたします。 新旧対照表の2ページをお願いします。 附則第22項は、ただいま町長の説明にもありました新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる方の減免制度でございます。これが4年度で終了するのですけれども、令和4年度末に資格を取得した方のうち、減免の対象となる方を令和5年度中、いわゆる令和6年3月31日まで引き続き減免ができるようにするための改正でございます。 なお、本年度の減免は、令和5年3月3月15日時点で、4世帯67万5,500円でございます。 以上、市川三郷国民健康保険税条例という改正についての説明とさせていただきます。 ご審議のほどよろしくお願いいたします。 これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第43号は原案どおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第4 同意第1号 要戸外六字恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  同意第1号 要戸外六字恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 令和5年5月10日をもって全委員が任期満了となるため、諏訪桂一氏ほか4名の委員を選任したいので、市川三郷恩賜県有財産保護財産区管理会条例第3条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 ○議長(丹澤孝君)  ここで地方自治法第117条の規定により諏訪桂一君、依田十造君、齋藤美佐さん、小川好一君、松野清貴君の退場を求めます。     (退場) これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) ご異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 異議なしと認めます。 したがって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定しました。 諏訪桂一君、依田十造君、齋藤美佐さん、小川好一君、松野清貴君、議席にお戻りください。     (着席) 5名に告知します。 本件については、原案のとおり同意されました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第2 同意第2号 市川大門恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  同意第2号 市川大門恩賜県有財産保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 令和5年5月10日をもって全員が任期満了となるため、秋山豊彦氏、ほか4名の委員を選任したいので、市川三郷恩賜県有財産保護財産区管理会条例第3条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 ○議長(丹澤孝君)  ここで議長である私、丹澤が本案件の対象者となっていることから、地方自治法第106条第1項の規定により、進行を副議長の齋藤美佐さんと代わります。 暫時休憩します。     休憩 午後12時13分-----------------------------------     再開 午後12時14分 ○副議長(齋藤美佐君)  再開いたします。 本件のみ、副議長の齋藤が進行を務めさせていただきます。 地方自治法第117条の規定により、秋山豊彦君、丹澤孝君、高尾貫君、一瀬正君の退場を求めます。     (退場) これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定しました。 秋山豊彦君、丹澤孝君、高尾貫君、一瀬正君、議席にお戻りください。     (着席) 4名について告知します。 本件については、原案のとおり同意されました。 以上をもって、副議長による進行を終わり、議長による進行に戻ります。 暫時休憩いたします。     休憩 午後12時16分-----------------------------------     再開 午後12時16分 ○議長(丹澤孝君)  再開します。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第6 同意第3号 水上外一山恩賜林保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤浩君。 ◎町長(遠藤浩君)  同意第3号 水上外一山恩賜林保護財産管理会委員の選任につき同意を求めることについて 令和5年5月10日をもって全員が任期満了となるため、北村靖一氏ほか4名の委員を選任したいので、市川三郷町恩賜現有財産保護財産区管理会条例第3条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 ○議長(丹澤孝君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) ご異議なしと認めます。 したがって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第7 議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について撤回の件を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、遠藤宏君。 ◎町長(遠藤浩君)  日程第7 議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更についての撤回について 峡南広域行政組合から組合規約の変更取り下げに伴う関連議案の撤回についての通知が提出されたため、議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について撤回いたしたく議会の議決を求めるものであります。 以上、説明といたします。 ○議長(丹澤孝君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第9号 峡南広域行政組合規約の変更について撤回の件は、原案のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第8 大畠山外七字恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を議題とします。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって議長において指名推薦したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) ご異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 大畠山外七字恩賜県有財産保護組合議会議員には、第4番、依田十造君、第6番、秋山豊彦君、私、第8番、丹澤孝、第9番、小川義一君、第10番、高尾貫君、第12番、有泉希君、第13番、松野清隆君、第14番、一瀬正君の8名を指名いたします。 お諮りします。 ただいま指名しました8名を大畠山外七字恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 よって、8名は大畠山外七字恩賜県有財産保護組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました8名のうち7名が議場におられますので、会員規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。 本日欠席の第12番、有泉孝君については、議長である私より告知いたします。----------------------------------- ○議長(丹澤孝君) △日程第9 閉会中の所掌事務調査の件を議題とします。 議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定により、お手元にお配りしましたとおり、議会の会期、日程等の議会運営に関する事項および議長の諮問に関する事項について、継続審査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定しました。 なお、総務厚生常任委員会委員長、教育土木常任委員会委員長からも会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしたとおり、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定しました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審査は全部終了しました。 これをもって、令和5年第1回市川三郷町議会定例会を閉会します。 大変ご苦労さまでした。     閉会 午後12時24分 会議の経過を記載して、その内容が相違ないことを証するためにここに署名する。                        令和  年  月  日      市川三郷町議会議長      会議録署名議員      会議録署名議員      会議録署名議員  本会議録の作成にあたった者の氏名は次のとおりである。    議会事務局長    保坂秀樹    議会事務係長    進藤陽子    議会書記      相川伸也    議会書記      佐々木未緒    議会書記      依田慎也...