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  1. 市川三郷町議会 2017-03-03
    03月03日-01号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    平成29年  3月 定例会(第1回)平成29年第1回市川三郷町議会定例会(第1日目) 1.議事日程                             平成29年3月3日                             午前10時01分開議                             於議場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 請願の付託 日程第4 議案第2号 峡南広域行政組合の規約の変更について 日程第5 議案第3号 市川三郷町行政組織条例等中改正について      議案第4号 市川三郷町職員定数条例中改正について      議案第5号 市川三郷町職員の育児休業等に関する条例及び市川三郷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例中改正について      議案第6号 市川三郷町特定個人情報保護条例中改正について      議案第7号 市川三郷町税条例等中改正について      議案第8号 市川三郷町ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正について      議案第9号 市川三郷町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例中改正について      議案第10号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正について      議案第11号 市川三郷町地域活動支援センター設置及び管理条例中改正について      議案第12号 市川三郷町敬老祝金支給条例廃止について      議案第13号 平成28年度市川三郷町一般会計補正予算(第10号)      議案第14号 平成28年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)      議案第15号 平成28年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第5号)      議案第16号 平成28年度市川三郷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)      議案第17号 平成28年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第3号)      議案第18号 平成28年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第7号)      議案第19号 平成28年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第6号)      議案第20号 平成28年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議案第21号 平成28年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)      議案第22号 平成28年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第1号)      議案第23号 平成28年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第3号)      議案第24号 平成28年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)      議案第25号 平成29年度市川三郷町一般会計予算      議案第26号 平成29年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算      議案第27号 平成29年度市川三郷町介護保険特別会計予算      議案第28号 平成29年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算      議案第29号 平成29年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算      議案第30号 平成29年度市川三郷町簡易水道特別会計予算      議案第31号 平成29年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算      議案第32号 平成29年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算      議案第33号 平成29年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算      議案第34号 平成29年度市川三郷町温泉事業特別会計予算      議案第35号 平成29年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算      議案第36号 平成29年度市川三郷町市川財産区特別会計予算      議案第37号 平成29年度市川三郷町高田財産区特別会計予算      議案第38号 平成29年度市川三郷町大同財産区特別会計予算      議案第39号 平成29年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算      議案第40号 平成29年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算      議案第41号 平成29年度市川三郷町上水道事業会計予算 日程第6 一般質問 2.出席議員は次のとおりである。(16名)       1番 小川好一   2番 丹澤 孝       3番 高尾 貫   4番 佐野勝也       5番 川崎充朗   6番 市川朝嗣       7番 笠井雄一   8番 宮崎博已       9番 有泉 希  10番 内田利明      11番 松野清貴  12番 内藤 優      13番 三神貞雄  14番 村松武人      15番 秋山詔樹  16番 一瀬 正 3.欠席議員(なし) 4.会議録署名議員       1番 小川好一   2番 丹澤 孝       3番 高尾 貫 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長        久保眞一   会計管理者     小林武仁  企画防災課長    一瀬 浩   総務課長      武田智宏  財政課長      石原千秀   政策推進課長    丹沢和人  町民課長      武田真一   税務課長      芦沢 正  いきいき健康課長  内藤 勝   福祉支援課長    一瀬礼子  保育課長      窪田正彦   農林課長      丹沢宏友  商工観光課長    林 茂一   生活環境課長    海沼良明  土木整備課長    塩沢正也   まちづくり推進課長 保坂秀樹  三珠支所長     和田 豊   六郷支所長     望月利偉  教育委員長     石原政至   教育長       佐藤紀征  教育総務課長    薬袋和幸   生涯学習課長    丸山章仁 6.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)  議会事務局長    河西 勝  議会書記      深澤美佳  議会書記      櫻井 茂  議会書記      望月直人  議会書記      大熊美香     開会 午前10時01分 ◎議会事務局長(河西勝君)  おはようございます。 定刻となりました。 開会に先立ちまして、相互にあいさつを交わします。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(有泉希君)  おはようございます。 開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。 議員各位には年度末何かとご多忙のところ、ご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。 合併後、10年以上が経過し、市川三郷町第2次総合計画のもと、新設校の整備に必要な敷地の確保に伴い、現在の市川高校周辺にある本町の公共施設の再整備が必要となります。 将来にわたり、町民に愛され、親しまれる公共施設を目指さなければなりません。さて、本定例会は平成29年度当初予算、平成28年度補正予算、他条例改正等40議案であり、極めて重要な議会であります。 いずれも町民生活に直結した案件であり、非常に厳しい財政状況ではありますが、町民の福祉更新のため、十分なご審議をお願いいたしまして、あいさつといたします。 ただいまから、平成29年第1回市川三郷町議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 12月定例会以降の諸般の報告は、お手元に配布したとおりでございます。 続いて、一部事務組合の報告を組合議員に求めます。 はじめに、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をお願いいたします。 第10番、内田利明君。 ◆10番議員(内田利明君)  議長の命により、中巨摩地区広域事務組合議会の報告をいたします。 平成28年中巨摩地区広域事務組合議会12月定例会は、12月28日に開会され、本町からは市川議員と私、内田が出席いたしました。 提出された議案は、平成28年度中巨摩地区広域事務組合一般会計補正予算(第2号)、ごみ処理事業特別会計補正予算(第3号)、勤労青年センター事業特別会計補正予算(第1号)についての3議案でありました。 審議に入る前に、議会運営委員会委員長に南アルプスの花輪進氏が選任された報告がありました。 それでは、内容について報告いたします。 最初に、平成28年度中巨摩地区広域事務組合一般会計補正予算(第2号)では、歳入歳出それぞれに17万円を追加し、総額を4,222万2千円とするもので、歳入では繰越金に、歳出では、総務費に追加するもので、主な内容は職員手当と需要費で、公会計用のプリンターインクカートリッジ代の追加でありました。 次に、ごみ処理事業特別会計補正予算(第3号)では、歳入歳出それぞれに387万2千円を追加し、総額を12億3,291万2千円とするもので、歳入では繰越金に、歳出では、ごみ処理事業費に追加するもので、主な内容は、条例改正に伴う人件費と、ごみクレーン法定点検等の委託料の追加でありました。 次に、勤労青年センター事業特別会計補正予算(第1号)では、歳入歳出それぞれに88万5千円を追加し、総額を5,252万3千円とするもので、歳入では繰越金に、歳出では漏水による管理研修棟給水管敷設工事に伴う工事請負費の追加でありました。 提案された3案件はいずれも原案のとおり可決されました。 以上、中巨摩地区広域事務組合議会の報告とさせていただきます。 ○議長(有泉希君)  次に、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をお願いします。 第12番、内藤優君。 ◆12番議員(内藤優君)  議長の命により、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。 平成29年第1回山梨県後期高齢者医療広域連合議会定例会は、2月17日、山梨県自治会館講堂において開会されました。 今、定例会に提出された案件は、条例の一部改正案2件と、補正予算案2件、平成29年度当初予算案2件であり、いずれも原案のとおり可決されました。 議案の内容および審議の結果は次のとおりでありました。 職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正では、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、職員の育児休業等の対象となる子の範囲を拡大するとともに、介護休暇の取得方法等について条例を改正するものでありました。 次に、後期高齢者医療に関する条例の一部改正では、基礎控除後の所得金額が58万円以下で所得割額が5割軽減となっている方の軽減措置について、平成29年度分の保険料算定に当たっては所得割額を2割軽減とし、平成30年度以後は廃止とするための改正でありました。 また、被用者保険の被扶養者だった方に対する軽減措置について、平成29年度分の保険料算定に当たっては被保険者均等割額を7割軽減とし、平成30年度分は5割軽減、平成31年度以後の年度分の保険料算定に当たっては、資格取得後2年を経過するまでの間に限り、被保険者均等割額を5割軽減とするための改正でありました。 続いて、平成28年度一般会計補正予算(第2号)では、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ増額、減額せず、歳出予算の組み替えを行うもので、特別会計繰出金および基金積立金の増額と公会計システム委託料の減額でありました。 次に、平成28年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第’2号)では、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ363万8千円を減額し、それぞれ989億3,948万2千円とするもので、補正の主なものは、歳入では市町村負担金、国庫負担金を減額し、歳出では療養諸費、償還金および還付加算金を減額するものでありました。 続いて、平成29年度一般会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億7,938万2千円とするもので、広域連合議会や広域連合の事務に要する費用および特別会計の事務費用に繰り出すための負担金を市町村から受け入れるなどの内容でありました。 次に、平成29年度後期高齢者医療特別会計予算では、歳入歳出予算の総額をそれぞれ993億6,770万3千円とするもので、前年度に比べ20億6,352万4千円の増額でありました。 歳入の主なものでは、市町村支出金、166億9,308万8千円で、前年度より8億6,063万2千円の増額で約5.4%の伸びとなるものでありました。 歳出では、保険給付費は988億8,926万3千円で前年度より20億3,877万6千円の増となりました。増額した主な要因は、被保険者数が2,700人程度増加する見込みであること、また医療費の増額によるものでありました。 以上、山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告といたします。 ○議長(有泉希君)  続いて、峡南医療センター企業団議会の報告をお願いします。 第11番、松野清貴君。 ◆11番議員(松野清貴君)  議長の命により、峡南医療センター企業団議会の報告をいたします。 平成29年峡南医療センター企業団議会第1回定例会は、2月27日に開会され、本町からは内田議員、内藤議員、村松議員、秋山議員、そして私、松野が出席しました。 審議された案件は、議案2件で原案のとおり、可決されました。 それでは、審議された案件について報告いたします。 議案は、峡南医療センター企業団職員の育児休業等に関する条例及び峡南医療センター企業団職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてで、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い改正するものでありました。 次に、平成28年度峡南医療センター企業団会計補正予算(第3号)で、収益的収入及び支出では収入において、病院事業収益を1,225万4千円減額するもので、交付税確定等によるものでありました。 資本的収入及び支出では病院事業資本的収入及び支出を、それぞれ3,593万円を減額、介護老人保健施設事業資本的収入及び支出をそれぞれ57万4千円減額するもので、事業費確定等によるものであり、それに伴い医療機器等整備事業、病院整備事業および介護サービス事業の企業債限度額をそれぞれ減額するものでありました。 以上、峡南医療センター企業団議会第1回定例会の報告といたします。 ○議長(有泉希君)  以上で、報告を終わります。 日程に入ります。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第126条の規定によって、 第1番 小川好一君 第2番 丹澤 孝君 第3番 高尾 貫君 以上、3名を指名いたします。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第2 会期の決定を議題とします。 本件については、議会運営委員会において協議がなされておりますので、その結果について議会運営委員長より報告を求めます。 議会運営委員長、第13番 三神貞雄君。 ◆議会運営委員長(三神貞雄君)  議長の命により、議会運営委員会の報告をいたします。 平成29年第1回市川三郷町議会定例会の会期等につきましては、去る2月27日に議会運営委員会を開催し、協議いたしました。 その結果、会期は本日3月3日から16日までの14日間といたします。その間、4日、5日、11日、12日を休会日とし、7日、9日、13日、14日、15日を予備日といたします。 本日は、この後、提出されました請願の委員会付託を行い、次に、議案第2号の説明・質疑・採決を行います。続いて議案第3号から議案第41号までを一括上程、説明・質疑を行った後、常任委員会に付託いたします。 続いて、一般質問は6人から通告がありました。 次に、6日、8日および10日の3日間を各常任委員会の審査日にあて、6日を総務教育常任委員会、8日を厚生常任委員会、10日を土木環境常任委員会とし、いずれも午前10時から開議することといたします。 続いて、16日の最終日を本会議とし、付託案件についての委員長報告を行うことといたします。 また、追加議案が提出された場合には、日程を追加し、本会議の中で審議することといたします。 詳細は、お手元に配布いたしました日程のとおりでございます。 以上、議会運営委員会の報告といたします。 よろしくお願いします。 ○議長(有泉希君)  お諮りします。 本件につきましては、議会運営委員長の報告どおり、決定することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日から3月16日まで14日間に決定しました。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第3 請願の付託を行います。 本日までに受理した請願は1件であり、お手元に配布した請願文書表のとおりです。 所轄の委員会に付託します。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第4 議案第2号 峡南広域行政組合の規約の変更についてを議題といたします。 執行部の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  開会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、平成29年市川三郷町議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご多用の中ご出席を賜り、ここに定例会が開会できますことに、厚くお礼を申し上げます。 また平素、町行政の推進に深いご理解と、ご協力をいただいておりますことに、併せて感謝を申し上げます。 はじめに、平成29年度は、高校再編関連事業を最重点施策とし、ご高齢者を敬い尊び、子どもたちの未来に責任をもつ町制実現のための施策の充実を継続して政策の柱としました。 新たに、町立図書館併設の生涯学習センター、体育館、市川保育所の建設があります。 生涯学習センターならびに体育館は、土地購入および基本計画の作成をし、平成31年度の竣工を目指します。市川保育所の新園舎は、平成30年7月の竣工を目指しております。 次に、新年度から本庁舎関係の機構を見直し、新たに高校再編に伴い、計画用地内にある施設の移転建設を担当する課、および災害に強いまちづくりを担当する課の新設を計画しております。 防災は、南海トラフによる東海、東南海、南海の巨大地震をはじめ、台風、集中豪雨などによる災害から町民の皆さまの命を守るため、後追い型防災ではなく、例えばタイムラインで災害に備えるなど、先手型防災を徹底的に研究するなどに取り組むこととします。 また、平成28年度の国民健康保険特別会計の医療費の決算見込みでありますが、13億5,848万円となります。 昨年、平成27年度は、15億2,179万円であり、対前年比1億6,331万円、率で10.73%の減少、この実績に寄り、平成28年度一般会計法定外赤字補填分が0円に。法定外赤字補填が不要となりました。 平成27年度の法定外赤字補填は1億3,639万9千円でありました。この傾向が安定するよう、さらに分析と対策を重ねます。 本日、ご提案申し上げます案件は、組合規約の変更1件、条例改正9件、条例廃止1件、平成28年度市川三郷町一般会計・特別会計補正予算12件、平成29年度市川三郷町一般会計・特別会計等予算17件の40案件であります。 それでは、提案理由の説明を申し上げます。 議案第2号 峡南広域行政組合の規約の変更について 峡南広域行政組合において、介護保険における地域密着型サービス事業者に対する指導を行うことに伴い、地方自治法286条第1項の規定により、峡南広域行政組合規約を変更する場合の、関係地方公共団体の協議は、同法第290条の規定により、議会の議決を必要であるため、本案を提案するものであります。 なお、詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。
    ○議長(有泉希君)  総務課長、武田智宏君。 ◎総務課長(武田智宏君)  議案第2号 峡南広域行政組合の変更にについてご説明申し上げます。 新旧対照表の1ページをお開きください。 第3条の8号に、新たに共同処理する事務として、介護保険における指定地域密着型サービス事業者に対する指導に関する事務を追加するものであります。 この指導は、県で行っていたところですが、平成28年度から市町村に移管されたことから、町が行う指導事務を峡南広域行政組合で共同処理するため、組合規約を改正するものであります。 なお、町内には該当する施設は、JA西八代、デイサービスほほえみなど、11の施設があります。 指導は2年に1度であるため、29年度からの実施となります。29年度は、県の事業がまだ残っておりますので、県と町で合同の指導となっております。 施行日は29年4月1日からであります。 以上で、議案第2号の説明とさせていただきます。 よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(有泉希君)  これより質疑に入ります。 第3番、高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  1点だけお聞かせください。 県の指導事務を広域に持ってくるという話で、これは理解できます。その中身の問題です。中身の、つまり今まで県の指導は、例えば事業所におけるさまざまな勤務状況やら、あるいはそれぞれの認可された皆さん方の収支の問題だとか、あるいはその後の経過処置だとか、そんないろいろなことをこの部分では、たぶん出さなければ、提出しなければならないことに、事業所はなるわけですけれども、そういった時点の指導は、引き続き県と広域はそのままイコールで進められていくのかどうかについて、お伺いします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 福祉支援課長、一瀬礼子さん。 ◎福祉支援課長(一瀬礼子君)  県の今まで行われていました指導は、集団指導と実地指導という2つにおいて行われております。 その中身につきましては、運営が健全に、適切に行われているかどうかということで、人員および設置、運営に関する基準等におきまして、それが順守されているかどうかということについて行います。 また、質の確保、それから保険給付の適正化が行われているかというようなことで、集団において行うものとしましては、共通する事項として、それぞれ今申し上げたものと、それから感染症の予防であるとか、共通するような事項についての集団指導が行われます。 またそれぞれの、実地指導におきましては、必要な書類等を事前に通告して、用意していただいた上で監査を行うというようなものであります。 29年度につきましては、県と広域で合同で行うということになっております。 以上です。 ○議長(有泉希君)  第16番、一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  11の施設が該当するということですが、変わることによって、施設、それから介護施設を利用している人たちにとっての変化というのはあるのかどうか、その辺を教えてください。 ○議長(有泉希君)  福祉支援課長、一瀬礼子さん。 ◎福祉支援課長(一瀬礼子君)  28年度に、地域密着型として町に移管されたものにつきましては、グループホームであるカーム三珠、それから地域密着の福祉介護施設ということで、うぐいすの森、そのほか19人以下の施設ということで、見なしで指定事業を受けました、地域の通所のデイサービスがありますが、それが当初10ありましたが、9つということで、全部で11の事業所です。それがそのまま移行して、指導が行われることになります。 サービスの利用者さまについては何ら影響はありません。 ○議長(有泉希君)  質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって議案第2号は原案のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第5 議案第3号から議案第41号までの39議案を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  提案理由の説明を申し上げます。 議案第3号 市川三郷町行政組織条例等中改正について 市川三郷町役場組織の機構改革に伴い、関係条例の改正を行う必要が生じたため、本条例等中の一部を改正するものであります。 議案第4号 市川三郷町職員定数条例中改正について 市川三郷町職員定数条例の定数外の職員規定を設けるため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第5号 市川三郷町職員の育児休業等に関する条例及び市川三郷町職員の勤務時間、休暇等に関する条例中改正について 地方公務員の育児休業等に関する法律および育児休業、介護休業等の育児または、家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正に伴い、市川三郷町職員の育児休業等および介護休暇について所要の改正を行う必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第6号 市川三郷町特定個人情報保護条例中改正について 行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第7号 市川三郷町税条例等中改正について 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うため、地方税法および地方交付税法の一部を改正する法律の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令および、特定非営利活動促進法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例等中の一部を改正するものであります。 議案第8号 市川三郷町ひとり親家庭医療費助成に関する条例中改正について、児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第9号 市川三郷町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例中改正について 子ども子育て支援法施行令の改正により、第2段階に属する第2子以降の子の保育料の無料化およびひとり親世帯等の保育料軽減制度の拡大により、町の基準額を定める必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第10号 市川三郷町100歳祝金・年金条例中改正について 高齢者にかかる町単独慶祝事業等を精査したところ、長寿医療費給付金が88歳以上のすべての高齢者を対象としているため、重複する条例中の一部を改正するものであります。 議案第11号 市川三郷町地域活動支援センター設置及び管理条例中改正について 平成29年4月1日から市川三郷町地域活動支援センター事業を、より安全で安心な施設で実施することに伴い、所要の改正を行う必要が生じたため、本条例中の一部を改正するものであります。 議案第12号 市川三郷町敬老祝金支給条例廃止について 高齢者にかかる町単独慶祝事業等を精査したところ、長寿医療費給付金が88歳以上のすべての高齢者を対象としているため、重複する本条例を廃止するものであります。 議案第13号 平成28年度市川三郷町一般会計補正予算(第10号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1億5,147万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ95億8,403万円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 第2表「継続費補正」は、変更1件であります。 第3表「繰越明許費補正」は、追加7件、変更1件であります。 第4表「地方債補正」は、変更2件であります。 次に、補正の概要について、ご説明申し上げます。 今回の補正は、全般的に事業完了に伴う減額更正が主な内容となっております。 まず、歳入につきましては、町税は法人町民税、町たばこ税の現年分の更正など、合せて2,215万6千円の更正。分担金及び負担金は民生費負担金で258万7千円の追加、使用料及び手数料は、商工使用料で35万円の更正、国庫支出金は、民生費国庫負担金、総務費国庫負担金、民生費国庫補助金等の追加、更正など、合わせて2,244万8千円の追加。県支出金は、県負担金、県補助金および委託金の更正など、合わせて1,031万8千円の更正。寄付金はふるさと納税寄付金で1,882万4千円の追加、繰入金は財政調整基金繰入金で1億円の更正、繰越金は2,894万円の更正、諸収入は、雑入で457万4千円の更正、町債は、総務債、民生債など、2,900万円の更正であります。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 議会費は80万3千円の更正、総務費は総務管理費で人件費委託料の追加、更正のほか、事業費の精査による更正など、合わせて1,185万3千円の追加。 徴税費および戸籍住民基本台帳費で合わせて4千円追加、選挙費で143万9千円の更正、民生費は社会福祉費で扶助費他会計繰出金の更正、臨時福祉給付金支給事業費追加など、合わせて3,192万4千円の更正。 児童福祉費で、子育て支援医療費助成金更正、扶助費更正など、2,203万6千円の更正。 衛生費は、保険衛生費で峡南医療センター企業団負担金更正、予防接種事業委託料更正など、合わせて2,294万2千円の更正。清掃費で10万7千円の更正、水道費で他会計繰出金664万8千円の追加。 農林水産業費は、農業費で農業協力隊推進事業委託料更正、県営事業負担金追加、他会計繰出金更正など、合わせて667万8千円の更正、林業費および地籍調査費で合わせて57万2千円の更正。 商工費は、商工費および碑林公園管理費で他会計繰出金の更正など合わせて87万5千円の更正。 土木費は、土木管理費、道路橋梁費、都市計画費および住宅費で負担金、補償金、他会計繰出金更正など、合わせて4,897万1千円の更正。 消防費は、負担金218万6千円の追加。 教育費は、教育総務費で人件費更正など合わせて138万7千円の更正、小学校費および中学校費で扶助費など、合わせて2,561万7千円の更正、社会教育費および保健体育費で、需用費など合わせて891万9千円の更正。 諸支出金は基金積立金で10万円の追加であります。 議案第14号 平成28年度市川三郷町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について 今回の補正は、事業勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,992万3千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億8,559万円とするものであります。 直営診療施設勘定では、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ1,647万2千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,056万4千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 事業勘定の補正は、歳入では1款国民健康保険税を452万円追加、2款使用料及び手数料を9万9千円追加、3款国庫支出金を1,687万2千円更正、4款療養給付費等交付金を790万1千円更正、5款前期高齢者交付金を70万2千円追加、6款県支出金を807万2千円更正、8款共同事業交付金を6,649万1千円更正、10款繰入金を5,466万5千円更正、12款諸収入を124万3千円更正し、歳出では、1款総務費を56万5千円更正、2款保険給付費を6,937万9千円更正、3款後期高齢者支援金等を88万4千円更正、4款前期高齢者納付金等を5万2千円更正、5款老人保健拠出金を6万円更正、6款介護納付金を47万円更正、7款共同事業拠出金を7,489万2千円更正、8款保健事業費を362万1千円更正するものであります。 直営診療施設勘定の補正は、歳入では、診療収入を2,333万9千円更正、2款使用料及び手数料を6万1千円更正、3款繰入金を176万4千円追加、4款繰越金523万円追加、5款諸収入を6万6千円更正し、歳出では1款総務費を959万9千円更正、2款医業費を687万3千円更正するものであります。 議案第15号 平成28年度市川三郷町介護保険特別会計補正予算(第5号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ350万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億7,905万6千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、歳入では1款保険料で251万7千円追加、3款国庫支出金を2,071万1千円更正、4款支払基金交付金354万5千円更正、5款県支出金を4,700万4千円、財産収入を6千円を追加、7款繰入金を1,120万4千円を更正、8款繰越金を1,756万7千円更正し、歳出では1款総務費を119万5千円更正、3款地域支援事業費を233万9千円更正、4款基金積立金を6千円追加、5款諸支出金を2万8千円追加するものであります。 議案第16号 平成28年度市川三郷町介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)について 今回の補正は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ630万3千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、歳入では2款財産収入に2千円を追加し、歳出では2款基金積立金に2千円を追加するものであります。 議案第17号 平成28年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ118万2千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,980万8千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、歳入では1款サービス収入を492万9千円更正、2款財産収入を2千円追加、3款繰入金を249万5千円追加、4款繰越金を109万2千円追加、5款諸収入を15万8千円追加し、歳出では、1款総務費を102万円更正、2款サービス事業費を16万5千円更正、4款諸支出金を3千円追加するものであります。 議案第18号 平成28年度市川三郷町簡易水道特別会計補正予算(第7号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ268万3千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,639万5千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 第2表「繰越明許費」は、管理費1件であります。 第3表「地方債補正」は、変更1件であります。 補正の概要につきましては、歳入では3款国庫支出金を513万5千円追加、5款繰入金を664万8千円し、8款町債を910万円更正するものであります。 歳出では、総務管理費を212万4千円更正、2款管理費を550万9千円追加し、4款公債費を70万2千円更正するものであります。 議案第19号 平成28年度市川三郷町公共下水道事業特別会計補正予算(第6号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ4,612万4千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億5,989万1千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 第2表「地方債補正」は、変更1件であります。 補正の概要につきましては歳入では、2款使用料手数料を260万円更正、3款国庫支出金を210万円更正、4款繰入金を1,766万7千円更正、5款繰越金を784万3千円追加、7款町債を3,160万円更正するものであります。 歳出では、1款流域関連公共下水道費を3,795万1千円更正、2款特定環境保全公共下水道費を613万4千円更正、3款公債費203万9千円更正するものであります。 議案第20号 平成28年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ42万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,371万5千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 第2表「地方債補正」は、変更1件であります。 補正の概要につきましては、歳入で4款繰入金を102万7千円更正、5款繰越金を69万8千円追加、6款町債を10万円更正するものであります。 歳出では2款事業費を30万円更正、3款公債費を12万9千円更正するものであります。 議案第21号 平成28年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は、既定の予算の総額に増減はありません。 その内容は第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては歳入では、2款繰入金を52万5千円更正、3款繰越金に同額の52万5千円を追加し、歳出では1款総務費において財源更正するものであります。 議案第22号 平成28年度市川三郷町温泉事業特別会計補正予算(第1号)について 今回の補正は既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ927万2千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,799万9千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、1款使用料及び手数料を5万6千円更正、2款繰入金を808万1千円追加、3款繰越金を124万7千円追加し、歳出では1款温泉整備費を932万3千円追加、2款公債費を5万1千円更正するものであります。 議案第23号 平成28年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計補正予算(第3号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から歳入歳出それぞれ204万4千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,388万6千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、歳入では、1款使用料及び手数料を11万7千円追加、2款繰入金を550万2千円更正、3款繰越金を334万1千円追加し、歳出では、1款公園費を204万4千円更正するものであります。 議案第24号 平成28年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)について 今回の補正は、既定の予算の総額から、歳入歳出それぞれ625万8千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,077万4千円とするものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算補正」によります。 補正の概要につきましては、歳入では、1款後期高齢者医療保険料を428万8千円更正、3款広域連合支出金を35万2千円更正、4款繰入金を162万7千円更正、5款繰越金を9千円追加し、歳出では、1款総務費を25万3千円更正、2款後期高齢者医療広域連合納付金を600万5千円更正するものであります。 議案第25号 平成29年度市川三郷町一般会計予算について 平成29年度の当初予算につきましては、国の一億総活躍社会の実現の加速に向けた経済対策を活用して、今定例会に提出いたします補正予算と併せて編成いたしました。 新年度は、3月補正予算の繰り越しと、当初予算との2本立て予算から高校再編関連事業を最重点事項と位置づけ、ご高齢者を敬い尊び、子どもたちの未来に責任を持つための諸施策の充実を進めてまいります。 平成29年度の本庁の財政状況は、地方交付税交付金の合併算定替え適用期間の10年が経過し、5年の激変緩和期間の2年目となりますので、その影響額は約1億4千万円と見込んでいます。 町税につきましては、固定資産税、軽自動車税は若干の増を見込んでいますが、他の税につきましては減額を見込みました。特に都市計画税につきましては、課税の停止を決定しています。 歳出では、高校再編にかかる新施設整備に伴う物件費の増、保育所、認定こども園、施設給付費など、扶助費の増、峡南医療センター企業団負担金増に伴う補助費の増加など、歳入歳出とも非常に厳しいものとなっております。 こうした中で、歳入の確保や、経常経費の一層の縮減に努め、5年後、10年後の財政状況予測を念頭に、限られた財源の中で編成いたしました。 この結果、予算総額は91億8,445万7千円、前年度当初予算対比7.70%増、金額にして6億5,665万1千円の増額となっております。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 第2表「地方債」は、過疎対策事業債等5件であります。 それでは、予算の概要について、歳入からご説明いたします。 1款町税では、個人町民税および固定資産税、軽自動車税の増を見込んでおりますが、法人町民税、町タバコ税の伸びは見込めず、都市計画税は課税停止いたしましたので、総額3,682万7千円の減額、16億7,814万6千円を計上いたしました。 2款地方譲与税から8款地方特例交付金につきましては、地方財政計画および県の試算に基づき計上し、合計で4,535万2千円減額の、3億1,500万3千円を計上いたしました。 9款地方交付税は、地方財政対策の各種指標等による県の試算等から34億3,327万7千円を計上いたしました。前年度からは1億5,429万1千円の増額となっていますが、このうち1億円につきましては、例年は1年間の補正予算対応分として3億円を予算化せず、留保財源といたしましたが、本予算では2億円としたために、1億円の増額となっております。 その他の増額分につきましては、合併算定替えによる縮減額を基準財政需要額の増、基準財政収入額の減など、他の要因になる増額分が上回ったためであります。 10款交通安全対策特別交付金から、12款使用料及び手数料につきましては、それぞれ根拠法令に基づき2億6,351万1千円を計上いたしました。 13款国庫支出金は、対前年度2億1,626万7千円減額の5億8,449万8千円とするものであります。減額の主な要因は国庫補助金において、道路橋梁費補助金、鳴沢川高田地区内水対策事業補助金、六郷小学校大規模改造補助金の減額によるものであります。 14款県支出金は1,310万5千円増額の4億2,255万6千円を計上いたしました。 15款財産収入は、基金等利子など434万7千円を計上いたしました。 16款寄付金は、ふるさと納税寄付金等1,600万円増額を見込み、2千万2千円を計上いたしました。 17款繰入金は、財政調整基金繰入金3億5千万円、地域振興基金繰入金1億782万円を見込み、4億5,782万5千円を計上いたしました。 18款繰越金は2億6,914万3千円を計上いたしました。 19款諸収入は、峡南医療センター企業団短期貸付金6億5千万円の年度内返還を見込み、7億4,965万8千円を計上いたしました。 20款町債は、6,861万5千円減額の9億8,649万1千円を計上いたしました。 次に、歳出についてご説明申し上げます。 1款議会費は7,734万8千円を計上いたしました。主に議会運営費および人件費であります。 2款総務費は、12億1,651万2千円を計上いたしました。一般管理費など、経常的経費がほとんどでありますが、主なものといたしましては、安全安心対策費、コミュニティバス運行費、市川大門駅管理費、および峡南広域行政組合負担金等であります。 3款民生費は、25億3,626万9千円を計上しました。社会福祉対策としては、手話施策推進事業費を継続し、身体障がい者福祉対策および高齢者福祉対策経費の充実、国民健康保険特別会計および介護保険特別会計等の財政安定化を図ります。子育て支援対策では、子育て祝い金支給、児童手当の支給、18歳までの医療費無料化、ひとり親医療費助成、延長保育、および放課後児童対策などは、引き続き支援の充実を図ってまいります。 また、保育所費では、新園舎整備にかかる工事請負費を計上いたしました。なお、ご高齢者に対する福祉施策につきましては、給付が重複する部分の精査をさせていただき、長寿医療費給付金事業、米寿祝事業、100歳祝金、年金事業を計上いたしました。 4款衛生費では、15億6,257万5千円を計上いたしました。 健康増進事業として、各種がん検診、人間ドック、65歳以上高齢者のインフルエンザ、肺炎球菌ワクチン接種費用および風疹ワクチン予防接種費用の一部助成など、母子保健事業として、妊婦健診14回分の全額助成、および不妊治療医療費の一部助成等のほか自立支援医療、これは育成医療でございますが、給付事業および養育医療給付事業などを行います。また、峡南医療センター企業団負担金の負担方法を本町と企業団、富士川町との3者で見直しを行い、前年度から1億200万1千円の増額となっています。短期貸付金も6億5千万円を計上いたしました。 環境事業として、し尿塵芥処理等に要する経費を計上いたしました。 5款農林水産業費は、3億3,036万7千円を計上いたしました。 農林業の基盤整備や、農林業振興の各種施策といたしまして主なものは、鳥獣害防止策設置、農道水路の改修や、農業用施設の維持管理事業、県営事業負担金、新規就農総合支援事業などであります。 6款商工費は1億3,892万8千円を計上いたしました。 神明の花火大会など、各種イベントの実施や、観光プロジェクト事業等、商工会への補助金、印章購入費助成などのほか、観光施設の維持管理事業等であります。 7款土木費は、9億7,839万7千円を計上いたしました。 道路橋梁事業として、町道矢作上野線新設改良事業、町道宮原一本松広場線新設改良事業等を、河川費では町内河川、水路の維持改修事業等、都市計画費では、町道篭鼻川浦線新設改良事業、住宅リフォーム助成、狭隘道路整備事業等を、住宅費では、空き家対策事業等を行ってまいります。 8款消防費では8,485万1千円を計上いたしました。 非常備消防の運営費のほかに、防災備蓄倉庫設置、消火栓設置工事費と消防施設の充実を図り、火災や自然災害など、緊急時への対応を強化してまいります。 9款教育費は、10億2,995万1千円を計上いたしました。 民間外国語指導者設置事業や、小中学校、少人数学級の推進等、学校教育の充実に努めてまいります。 また、高校再編に伴う新施設整備費を新設し、生涯学習センター、図書館、町民体育館の整備を進めます。 10款災害復旧費は4千円を計上し、11款公債費は長期借り入れ、元利償還金など10億7,307万5千円を計上いたしました。 12款諸支出金は、地域振興基金積立金など1億5,418万円を計上いたしました。 13款予備費は、前年度予算と同額の200万円を計上いたしました。 議案第26号 平成29年度市川三郷町国民健康保険特別会計予算について 事業勘定については、歳入歳出の予算総額をそれぞれ23億7,506万1千円と定めるものであります。 また、直営診療施設勘定については、歳入歳出予算の総額を7,711万円に定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、事業勘定の歳入では、1款国民健康保険税4億5,516万6千円、3款国庫支出金では4億4,724万8千円、4款療養給付費等交付金6,724万9千円、5款前期高齢者負担金5億9,793万3千円、6款県支出金1億1,177万9千円、8款共同事業交付金5億3,443万5千円、10款繰入金1億5,923万7千円であります。 歳出では、1款総務費3,607万4千円、2款保険給付費14億1,206万7千円、3款後期高齢者支援金等2億2,822万1千円、6款介護納付金9,846万円、7款共同事業拠出金5億3,850万8千円、8款保健事業費2,920万1千円、11款予備費2,850万円を計上いたしました。 次に、直営診療施設勘定の歳入では、1款診療収入5,316万8千円、3款繰入金2,367万5千円であります。 歳出では、1款総務費4,565万9千円、2款医業費2,842万円、3款公債費203万1千円を計上いたしました。 議案第27号 平成29年度市川三郷町介護保険特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ20億7,466万3千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、1款保険料3億9,127万8千円、3款国庫支出金5億4,701万4千円、4款支払基金交付金5億5,216万4千円、5款県支出金2億5,417万8千円、7款繰入金、3億3,002万3千円であります。 歳出では、1款総務費5,188万3千円、2款保険給付費19億3,280万1千円、3款地域支援事業費は8,896万6千円、5款諸支出金101万2千円を計上いたしました。 議案第28号 平成29年度市川三郷町介護サービス事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ708万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 予算の主な内容につきましては、歳入では1款サービス収入704万7千円であります。歳出では1款事業費、居宅サービス事業費708万1千円を計上いたしました。 議案第29号 平成29年度市川三郷町訪問看護ステーション西八代特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,264万1千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では1款サービス収入3,231万4千円、3款繰入金27万5千円であります。 歳出では、1款総務費3,045万7千円、2款サービス事業費207万8千円を計上いたしました。 議案第30号 平成29年度市川三郷町簡易水道特別会計予算について 歳入歳出の総額をそれぞれ2億4,648万2千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では2款使用料及び手数料を8,529万1千円、3款国庫支出金を243万7千円、5款繰入金を1億2,209万3千円、8款町債を3,140万円であります。 歳出では、総務費を1,654万4千円、管理費を6,737万2千円、3款事業費3,734万円、4款公債費を1億2,522万5千円を計上いたしました。 議案第31号 平成29年度市川三郷町公共下水道事業特別会計予算について 歳入歳出の総額をそれぞれ9億9,303万9千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では1款分担金及び負担金を100万3千円、2款使用料及び手数料1億4,964万6千円、3款国庫支出金4,550万1千円、4款繰入金を5億2,068万7千円、7款町債を2億7,600万円であります。 歳出では、1款流域関連公共下水道費2億2,789万9千円、特定環境保全公共下水道費8,254万5千円、3款公債費6億8,259万5千円を計上いたしました。 議案第32号 平成29年度市川三郷町農業集落排水事業特別会計予算について 歳入歳出の総額をそれぞれ3,556万9千円と定めたものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」および第2表「地方債」によります。 主な予算内容につきましては、歳入では2款使用料及び手数料128万円、3款国庫支出金を500万円、4款繰入金を2,378万7千円、6款町債を550万円であります。 歳出では、1款総務費3万2千円、2款事業費1,397万3千円、3款公債費を2,156万4千円を計上いたしました。 議案第33号 平成29年度市川三郷町戸別浄化槽整備推進事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,006万3千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、1款使用料及び手数料を352万1千円、2款繰入金654万1千円であります。 歳出では、1款総務費691万6千円、2款公債費を314万7千円を計上いたしました。 議案第34号 平成29年度市川三郷町温泉事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,718万9千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、2款繰入金を2,699万7千円、5款諸収入を1,002万5千円であります。 歳出では、温泉整備費を153万6千円、2款公債費を3,565万3千円を計上いたしました。 議案第35号 平成29年度市川三郷町恩賜県有財産保護管理事業特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ249万8千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、1款繰越金を236万9千円、歳出では、管理費の委員報酬、県有地借地料等であります。 議案第36号 平成29年度市川三郷町市川財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ223万7千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では2款繰越金を211万4千円、歳出では管理費の委員報酬等であります。 議案第37号 平成29年度市川三郷町高田財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ71万5千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、2款繰越金71万2千円、歳出では管理費の委員報酬等であります。 議案第38号 平成29年度市川三郷町大同財産区特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ319万4千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、2款繰越金を319万1千円、歳出では管理費の委員報酬等であります。 議案第39号 平成29年度市川三郷町歌舞伎文化公園管理特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,307万6千円と定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では、1款使用料及び手数料222万7千円、2款繰入金2,051万3千円であります。 歳出では、1款歌舞伎文化公園費で2,307万6千円計上いたしました。 議案第40号 平成29年度市川三郷町後期高齢者医療特別会計予算について 歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億2,672万9千円に定めるものであります。 その内容は、第1表「歳入歳出予算」によります。 主な予算の内容につきましては、歳入では1款後期高齢者医療保険料1億4,651万6千円、3款広域連合支出金335万2千円、4款繰入金7,645万4千円であります。 歳出では、1款総務費1,548万2千円、2款後期高齢者医療広域連合納付金2億1,084万5千円を計上いたしました。 議案第41号 平成29年度市川三郷町上水道事業会計予算について 本年度の業務予定量は給水戸数3,745戸、総配水量155万4千立方メートル、1日平均配水量4,258立方メートルであります。 収益的収入及び支出の予定額は、収入においては水道事業収益1億7,686万8千円とするものであります。内訳は営業収益1億4,509万9千円、営業外収益3,176万9千円であります。 支出においては、水道事業費用1億8,223万2千円とし、内訳では営業費用1億6,378万4千円、営業外費用1,814万8千円、予備費30万円であります。 次に、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入において97万3千円とするものであります。内訳では、工事負担金97万2千円、固定資産売却代金1千円であります。 資本的支出において8,004万9千円とするものであります。内訳では、建設改良費3,004万4千円、企業債償還金5千万5千円であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額7,907万6千円は当年度消費税調整額215万3千円、引継現金930万円、過年度分損益勘定留保資金2,082万9千円および当年度損益勘定留保資金4,679万4千円で補填するものであります。 以上、提案理由の説明といたします。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(有泉希君)  これより質疑に入りますが、あらかじめ申し上げます。 本件については、議会運営委員長の報告にもありましたように、所管の常任委員会に審査を付託いたします。 したがって、ここでは大綱的な質疑をお願いいたします。 これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 本件については、各常任委員会に審査を付託いたします。 これにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件につきましては、各常任委員会に審査を付託することに決定しました。 暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。     休憩 午前11時33分-----------------------------------     再開 午後1時00分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。----------------------------------- ○議長(有泉希君) △日程第6 一般質問を行います。 第16番、一瀬正君ほか6名から通告がありましたので順次、発言を許します。 第16番、一瀬正君の一般質問を許します。 第16番、一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  これより一般質問を行います。 最初に、現在ある市川大門町民会館、市川三郷町立図書館および市川大門体育館は、本年の9月1日から町民は使用することができなくなり、その間の3施設利用者にはどこの施設をどのように提供していくのか質問します。 1月16日に開かれた議員全員協議会のときいただいた、県のスケジュール表によれば、3施設の引き渡しは平成29年10月となっています。しかし、町民が3施設を使えなくなるのは9月1日からとの連絡が関係者にあったと聞きました。そこで次の点についてお答えください。 第1に、町民が3施設を使えなくなるのは9月1日からですか。 第2に、県へ提供する3施設は町民にとって最も必要な施設です。特に町民会館と図書館は高齢者の利用率が高い施設です。1月16日にいただいた資料によると、町民会館と図書館の竣工式は平成31年11月を予定しています。両施設のこの間の代替施設はどこを考えているのですか。 第3に、県のスケジュール表によれば、町民会館と体育館の取り壊しが平成29年11月から30年6月となっています。町が新校舎建設に提供するこれらの施設は、新高校の東の端に位置しています。新高校のグラウンド用地になると考えられますが、県からは用途について説明は聞いているのでしょうか。 第4に、県のスケジュール表によれば、新高校の校舎建設は平成30年12月から平成32年2月となっています。校舎の建設場所はグラウンドの北側が考えられます。すると、校舎建設期間中は現在のグラウンドはほとんど使用できなくなると考えられます。そして既存校舎取り壊しは平成32年6月から平成33年1月、グラウンドの整備が終了するのは平成33年1月以降と考えられます。 新高校が開校するのは平成32年4月ですが、新高校が開校してもグラウンドの整備が完了するのはもっと先になるでしょう。その間は、市川三郷町有のもろもろのグラウンド提供を積極的にやることです。と同時に、3施設の引き渡しは予定どおり、平成29年10月にしても、移設3施設が建築完了するまで、市川高校生徒とともに町民も3施設を現在と同様に使用する交渉を県当局と行ってはいかがかと提言するものですがお答えください。 第5に、市川高校生が昨年の12月と1月に町民会館、体育館を何回使用したか教えてください。 第6に、図書館は市川本町駅近くの旧ファミリコ跡の町有地に建設することを提言し、町長の見解を伺いたく質問します。 町民会館も市川大門の中心部へ建設すべきと私は考えます。もちろん、図書館は町の中心部へ置かなくてはならないと私は考え提言します。 1月16日の議員全員協議会で報告された購入しようとしているサンペーパー跡地の面積は1万3,500平方メートルで、現在の町民会館と体育館の面積8,500平方メートルよりも5千平方メートル広い土地となりますが、問題は駐車場です。現在のように隣接する役場やJA西八代、商業施設の駐車場の利用という現在とは異なり、広大な駐車場が必要となります。町長は当初、図書館の移転先を市川郵便局の隣の、旧セルバ跡地と考え交渉されましたが、買い物難民を助けたいと断念されたのですね。私は、町の図書館が主催する文化事業にこれまでも参加してきましたが、職員の皆さんが一生懸命努力している姿を見ると、誇らしく見えるとともに、有意義な講座に参加できたことに感謝しています。 町長も私と同じように、市川三郷町立図書館の存在を誇りに感じておられるのではありませんか。だから旧セルバ跡へ大きな図書館を建設しようと考えられたのではありませんか。 町民会館内に、中・高校生の自習室を私は提案し、実現したこともありましたが、今も2階のロビーで高校生が勉強しています。図書館を遠くへ移したら生徒たちが利用できなくなる。何とかしなくてはならない。そんな時、教育者であった町民の方から、市川本町駅のホームのベンチで、電車が来るのを暗い中1人で待っている女子高校生が気がかりです。今度3高校が統合すれば、もっと遠くから来る生徒が多くなり心配です。市川本町駅の近くに高校生が集える場所づくりが必要と思いますがいかがでしょうかと提言してくれました。 そうだ、旧ファミリコ跡へ図書館を造れば、高校生が集い学べる場所になり、他の地域の高齢者が図書館に来るにも身延線が使えるし、市川大門の人にとっても、町の中心なので、旧サンペーパー跡よりも良いと思うし、中央通りの活性化にもつながると考えます。 町有地だけでは狭いのならば、隣接する土地の購入の可能性も他の場所よりも多いのではありませんか。 町立図書館は市川本町駅近くの旧ファミリコ跡の町有地に建設することを強く求め、提言するものですが、町長の見解を伺います。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  一瀬正議員の一般質問にお答えします。 市川大門町民会館、市川三郷町立図書館および市川大門町民体育館は、本年9月1日から使用できなくなり、その間の3施設利用者にどこの施設を提供していくかについての1点目、3施設を使えなくなる時期についてでありますが、山梨県教育委員会では、3施設の解体工事を平成29年10月に入札執行、これは一般競争入札の告示でございますが、入ると聞いておりますので、今現在では、3施設の使用は8月末までを予定しております。 2点目の、町民会館と図書館の代替施設についてでありますが、町民会館につきましては、現在定期的に利用されている方の利用状況を確認し、代替施設となる地区公民館等への振り替えの利用計画を作成し、また、利用されている方々に代替施設の希望等を聞く中で、可能な限り希望に添えるよう調整を図ってまいります。 町立図書館本館につきましては、休館とし、通常通り開館している三珠・六郷分館を利用していただこうと考えております。本館所蔵の図書につきましては、三珠庁舎・中地区公民館等で保管し、可能な範囲でインターネットや両分館にて予約受付し、貸し出しを行っていきたいと考えております。 3点目の、町民会館と町民体育館用地の新高校での用途についてでありますが、新高校の設計は、山梨県の平成29年度当初予算に計上されております。その建築設計で校舎の配置を含め検討していくと聞いておりますので、用途につきましては現段階では未定でございます。 4点目の、3施設引き渡し後も現在と同様な使用交渉をについてでありますが、1点目の質問でも答弁させていただきましたが、基本的には3施設の使用は8月末としております。しかしながら、県教委と協議し、建物の取り壊し工事に支障のない時期までの間、1日でも長く使用できるよう強く要望してまいります。 5点目の、12月と1月の市川高校生の町民会館、町民体育館の使用回数についてでありますが、町民会館の12月の使用回数は3回、1月が2回の計5回です。町民体育館の12月の使用回数は12回、1月が14回の計26回使用しております。 6点目の、町立図書館を旧ファミリコ跡地に建設してはについてでありますが、現在の町立図書館の面積は300平方メートルで、蔵書も約6万2千冊あり手狭な状況にあります。このことより新たな図書館につきましては、1,500平方メートル、約5倍程度の面積を予定しております。ファミリコ跡地は980平方メートルと狭く、さらに南側にはリサイクルステーションや貯水槽が設置されており、その面積を考慮しますと600平方メートルしかございません。また、近隣の土地購入につきましては時間を要すると思われます。1日も早く新図書館の建設に着手するためにも、現在計画しております町民会館との複合施設での建設を進めたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  ほかに質問はありますか。 一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  有泉仁町長の時代のことですが、新役場庁舎建設にあたって、旧役場跡地は市川高校が建設されるときに役立ててもらいたいと思い、そのまま役場職員駐車場としてこれまで活用してきました。 市川保育所も同様に、保育所を建設するときに市川高校に用地提供することを、有泉町長は表明して、これまで来られました。3高校統合した新しい高校を残すときは、今述べた2施設の提供はもちろんですが、町民会館と図書館、体育館を提供するというのならば、これらの施設をどこに建設したらよいのか、利用者や議会に相談をして、英知を寄せ集めてやらなくてはならないのではなかったですか。 議員が、サンペーパー跡地に建設することを知ったのは2月7日の全員協議会のときです。市川高校の場所へ新高校を建設すると考えるなら、同時に町で提供する施設はどこに建設しようと、同時進行をすべきだったと考えますが、この点については過ぎ去ったことですが、町長はどのようにお考えですか。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  まず、一瀬議員にしっかり理解をしていただきたいと思うのは、中心部に1万平方メートルを超える場所があるんでしょうか。一番悩んだんですよ、そういう広い土地が。例えあったにしても、所有者からそれはお譲りできないという話ですから、そういう中で時間が限られておりまして、やはり1万3,500平方メートルのところが何とかお譲りいただけるということで、そういう方向に進んだわけでございまして、最初からそういうところにという思いではありませんで、あれば近くにそういう広い面積のところがあれば、当然考えます。 まず、理解していただきたいのは、例えば大同の地区公民館を造りました。一番いい場所です。あの場所は役場の職員とか、町だけではないんです。地元の議員がどれほど苦情を受け付けたり、どんな思いを、大変な思いをして用地取得に奔走してくださって、まとめ上げてあの場所に大同地区公民館が出たんです。それから黒沢バイパス、総額28億円で、県の・・・。いえいえ、そのくらいみんなで協力しなければできないんですよ。町が町がということではなくて。それで黒沢バイパスにしても、県が28億円で造ったバイパスも、廃河川から何からものすごい大変な交渉を地元の皆さんが議員を中心にしてくださって、あの工事もできました。 先月、2月16日に完成した新三珠陸橋にも、16人の地権者、これも元議員、前議員、今の議員がみんなで取り組んでくれて、用地を取得して、あの三珠陸橋が完成したんです。 だから、町だけではなくて、関係する皆さんも同じ思いで、一緒に用地のことを考えてくださるような気持ちが欲しいなというように思うんです。 町が町がというのではなくて、やはりそういう広い面積を確保するためには容易ではないんですよ。そのことを理解していただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  3施設を統合して移設しようというから、広大な面積が必要なんです。町長は、私たちが何にも協力しないと言いましたが、町長は協力を議会に求めましたか。私は、2月23日にマルアイ不動産の村松社長さんにお会いしました。町民会館と図書館をサンペーパー跡地へ建設されては、子どもやお年寄りは行けなくなってしまうので困る。また、町が寂しくなってしまうので困る。市川地区の中心へ町民会館と図書館は建設してほしいという署名運動が始まっていることも、社長さんにお話しました。 現在の町民会館と図書館がある場所の近くのマルアイさんの所有地をお譲りいただけるか、このことをお願いをしました。 しかし、保育所の跡地はマルアイ不動産の所有している土地だけれど、役場庁舎周辺についてはマルアイさんが所有している土地だからということで、その時、町役場からマルアイさんに建設用地のお願いに行ったが断られたということを議会で説明を受けているけれど、町では、役場ではマルアイさんの社長さんの所へ行ったかどうかという問いもしました。そしたら同じような質問をされてきた方がおられる。社長に私が聞いたら、「いや、役場で来たということは、僕は知らない」とお答えになられたということです。 2月28日、マルアイ不動産の村松社長さんが、わざわざ私の家に来てくださいました。私からのご依頼の件について、マルアイの社長さんに問い合わせてくださいましたら、私がお願いした役場庁舎の空き地は、新しく工場を建設する計画がすでにあり、町に協力したいが計画が進行中であったため、申し訳ないが無理ですと、そして町役場からの用地のお願いは聞いていないとのことを、再度お答えくださいました。 市川高校存続と、新高校建設のために、市川保育所または3施設を県へ提供することを表明する時点で、その後のこれらの施設はどうするか考えなかったのですか。そして町長は、議員がと言って、確かに大同の議員さんたちがいろいろ御苦労なさったことも知っています。三珠の議員さんたちがご苦労なさったことも知っています。 しかし、市川地区の市川大門町民会館なんです。市川地区の人たちが使っております。それは、時には六郷の人たちも使いますし、三珠の人たちも使います。しかし、市川の人たちが中心が、市川地区の人たちが使う場所があそこなんです。ところが中地区公民館は使用している人たちに何ら相談もなく、10月に閉めたわけではないですか。 そして八乙女公民館、町長ご存知ですか、八乙女公民館がなんで町民会館の1階にあるのか、町民会館を造るとき、八乙女地区の人たちが、内田一議員のころのことです。お願いをした、町へ。そしたら町民会館の1階を八乙女公民館に使ってくださいという。八乙女公民館を利用している人たち、町民会館を利用している人たちは、今度はあそこが使えなくなるんです。その人たちが困るんです。 山日新聞は700メートルというふうに言います、私は市川小学校のとき、6年生の時、市川小学校の元の校舎の門から、グンゼまで何歩で歩けるか、確かめながら歩きなさいと言う、体育の時間やりました。500メートルでした。ですから山日新聞が書いているように、あそこから700、今の施設から700メートルかもしれません。しかし、造ろうという、サンペーパーの所へ線を引いて、体育館はいいですよ、お若い人たちが使うんですから、図書館や町民会館を使う人たち、1丁目、2丁目、3丁目、4丁目の人たち、この人たちはお年寄りが、今来ている施設と、そこを歩いて行けますか。車があるではないかと言います。車に乗れない人たちも利用しているんです。 今度の署名が、1週間ですよ。1週間で1,600、それをとったのはお年寄りの人たちなんです。利用している人たちが一生懸命、今朝までまだ署名が届いているんです。そういうような思いを、場所がないではなくて、どんな努力をされたんですか。私は町長に頼まれませんでした。しかし私はマルアイさんを訪ねたんです。マルアイさんが断ったって、社長さんは知らないんですそのことを。 町長は行かれたんですか、それだけお答えください。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  あのですね、一瀬さん、少しご質問されている思いは強く分かるんだけども、旧市川大門の町民の皆さんというのは、中地区だけではないんですよ。今まで遠くから通っておられた方もいるんですよ。だから今言った、1丁目から4丁目の方が遠くなると言うけれども、町民の皆さんというのは公平ではなければならないんではないですか。それはね、中心部、中心部とおっしゃるけども、ときによったら市川大門地区もありますけども、高田もあれば、大同もあれば、山保もあれば、それからもっと言えば三珠地区もあれば、六郷地区もあれば、公平にしなければならないですよ。だから、中心部になければならないという論理を、一瀬さんは、私普段から政治活動の中で、すごく公平性で物事を考えてくださった議員として尊敬していました。もっと平均的にいつも絶えず、そういう全体のことを考えてくださっていました。だけど、1丁目から4丁目の皆さんがこうだからこうですという考えは、私はやはり全町民的な事でものを考えるべきではないかというように思っています。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  町長、高田には高田公民館があって、いろいろな催しができるんです。大同には大同公民館がある。三珠地区にもあるんですよ、役場のすぐ側に。六郷地区にも。あれは市川地区の公民館なんですよ。だから合併した時、市川三郷町民会館としなかったんですよ。市川大門町民会館と名を打ったんですよ。それはどういうことかと言ったら、市川地区の人たち、高田でもなければ、大同でもない、山保でもない、市川地区の人たち、この人たちの施設なんですよ。 町長ね、町全体の施設ではないんですよ。そこがあなたの解釈の間違いではありませんか。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  生涯学習センターとして考えているということを申し上げたんではないですか。だから、生涯学習センターということになると、全町的に考えるべきではないでしょうかという話をしているんです。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  生涯学習センター、今、文部科学省は違う方向で図書館を考えているんです。この本を発行された慶應義塾大学のお2人の先生方が、図書館問題で文部科学省から相談され審議委員にお1人はなっているんです。 私は本を置いてきましたが、ちょっと待ってください。 慶応義塾大学の片山善博さん、教授。それから糸賀雅児教授、このお2人がこれがこの中で書かれている図書館が、どういうふうにこれからしていかなければならないのか、私も勉強する中でしているんです。生涯学習センターという予算も出ていました。これは総務教育委員会でやるからと思って、私は省いたんですが、今町長おっしゃった。町民会館を生涯学習センター、市川大門町民会館を生涯学習センターにするということを誰が決めたんですか。 町長権限だとおっしゃるならば、なぜ議会に、大きな変化ですよ、市川地区にとっては。私は市川地区の議員なんです。それを生涯学習センターと名前を変えて、私たちの、市川地区の人たちが使っていた町民会館を、全町のためだからと言って、あの町はずれへ持って行くなどいう、とんでもない話ではないですか。私は町長から聞かれませんでしたが、マルアイさんの町へ交渉したのは、何を交渉しているんですか。くろがねやとセルバのあそこを譲ってくださいという交渉ではないんですか。 そして社長さんは、先ほど言ったみたいに、町からのは聞いていませんと。2度、わざわざマルアイ不動産の村松社長さんが家へ来て、社長にもう1回尋ねたら聞いていないということだった。というと、町は町長が行かれたんだったら、社長さんの所へ行って、お願いをするのが筋だと思うんです。 しかし、町長は行っておられないと思うんですよ。町長が担当課に行く訳はないし、そしてまた町長がわざわざ行ったとしたら、社長が知らないなんて言うわけはないではないですか。 こうした取り組みが、議員である市川地区にいる、数少ない議員の1人です。合併したから、全部で16人しかいない議員です。その議員の1人である私は相談を受けていませんが、他の議員たちが相談を受けているでしょうか。 私は、ほとんどの議員たちが、全員協議会で初めて知ったと思いますよ。ほかの議員たちに、いつこういう相談をされたか教えてください。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  建設検討委員会を立ち上げたときに、生涯学習センターと、それから体育館ということで、2つの検討委員会を立ち上げました。 冒頭の、今日の本会議の冒頭のあいさつでも、私はそういう計画について、自分の考えを述べさせていただきました。 あと、正議員が生涯学習センターなんかとんでもないと、町民会館と図書館と、そういう機能で別々に造れという、それは一瀬議員のご主張だと思います。それはそれで、議員がお考えになっていることだから、その主張は当然述べられても、別にそのことはお考えを述べたことですから、私はそのことについて触れませんけども、いくつかの会議の中で、最近の傾向としては、生涯学習センターと図書館併設というのがありまして、先日、その検討委員会に来ていただいた図書館の専門の方の話ですと、最近はそういう施設で経費を大きくかけるわけにはいかないから、限られた予算の中で施設を造るということであれば、こういう形態が非常に多くなっていますという話もされたんです。ですから一概に私は間違っているとは思っていないんですよ。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  私が言っているのは、町民会館と図書館。図書館は三珠には三珠分館があるんですよ。建設中は三珠分館と六郷分館を使うと言っていらっしゃる。市川地区にとっては、あそこしかないんですよ。そして、町長もご存じだと思うんですが、お年寄りの皆さんや、子どもたちが行っているんですよ。そして高校生も来ているんですよ、それがあの図書館であるし、そしていろいろな催しを、図書館の人たちがしています。私はできるだけ参加してきました。講演会であったり、それから展示会であったり、子どもたちのための集まりであったり、そういう施設なんです。市川地区にとって、よそにはそういう施設があるんですよ。市川地区にはないんですよ。それを市川地区の人たちが、行けないような、歩いて行けないような、下へ持って行くということが、私は、もっと考えるべきではないかと、それでは、私は2つの提案をさせていただきます。 私はこれまで批判ばかりしてきたわけなんですが、積極的に提案もさせていただきたいと思うんですが、第1の提案は、現在の町民会館を新しい施設ができるまで取り壊さないで使えるように、県知事にお願いをする提案です。 というのは、役場前の道路に面した体育館、それから町民会館を早く取り壊そうという、県の思いはどこにあるかと言いますと、工事をする工事車両が、ダンプカーだとか、大型トラックが入る場所が、今、市川高校の所にはないんですよ。ありますか。 竹田屋さんのところにしたって、内山さんと竹田屋さんのところを大型ダンプが入るには、今もですが、新しい校舎が完成するまでは高校生は通うところなんですよ。もちろん町民会館へも子どもたちは行く訳ですよ。そしたら、私は見てきましたが、体育館の、体育館を利用している人たちは、他の施設へ行っても行けるだけの能力がある人が利用しているわけです。そして現在の体育館をつぶす問題について、利用者を呼んだそうです。説明したのは職員が行って説明をした。課長ではなかったということも聞いています。 私たちにとっては、こんな大事な話を、町長さんから聞けるか、課長さんから聞けるかと思ったら担当の方だったと。もう二度と説明会へは行かないと怒った方も、私に電話をくれました。 町民会館はそのまましておいて、次が仕上がるまでそのまましておく。そして体育館から工事車両が入れるようにすれば、高校建設に支障もなければ、町民に対しての支障も少なくて済むではないか。このことが私の第1の提案なんです。 校舎をあそこに造るという説も流れたんです。だから早くつぶさなければ。しかし、町長、道路に面したところに、1つは騒音の問題、環境の問題で、校舎を建てるというのは、もし県がそういう政策ならば、町として一番深い関わりのある市川三郷町長として、校舎建設に対しての意見を言わなくてはならないのではありませんか。 私はだから、校舎はおそらく南側をグラウンドにして、最後につぶすのは現校舎ですから、北側への校舎建設というのが考えられます。グラウンドも広くなっているわけです。今まで野球部の向こう、あれは私が高校3年生のときだったんだ。太田公さんが県議会議員のころだったんです。そして私、生徒会長をしているから、お礼を言いなさいと言ったけど、県議選のすぐ前だったから、私はお断りをしたんです。そんな経緯もあります。 だから、市川高校は私、町長もPTAの会長をなされて、いろいろとご存じだと思いますが、校舎を造るには北側だと思います。道路に面していては無理だと思うんです。そういうことであれば町民会館が、町長も先ほど答弁の中でおっしゃったように、あそこへ残しておく。そして利用者も町長お答えになったように、利用が多いんです。私はちょこちょこ町民会館へ行きますけど、高校生がバンドで利用したり、合唱で利用したり、高校生の利用は多いんですよ。それだけにそういう主張を、せっかく遠藤浩という県会議員がこの町にいるわけです。一緒に県へお願いに行ってはいかがですか。 そして、町民会館は建設が完了するまでおいとくという、この考えはあるかどうかお尋ねします。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  全体で少し話をさせていただいていいでしょうか。 一瀬議員。 本町で一番整備が遅れているというように見ているのが、予算もほとんど投入していない場所が三郡橋東詰からスーパーかわぐちさんまでの間の南北がほとんど整備されていないんですよ。私は、町の将来100年、50年、100年の大計で見たときに、全町を見たときのバランスを考えたときに、そういう地域にもしっかり予算が投入できることを考えるべきではないかと、中央部まちづくり懇談会を中心として、中心部についてはかなりの高額の予算が投入されています。 町の形成としては、やはり全体をしっかり見ることも大事ではないかという思いの中で、今度の計画案もどうだろうかということで、提案をさせていただいているわけであります。 今、ご指摘の町民体育館と、町民会館の取り壊し時期につきましては、これは一瀬議員が主張されていることごもっともだし、町としてもそのことは当然交渉して、しっかりぎりぎりまで必要のときまで、ぎりぎりまでやはり取り壊しを待っていただくということは、当然すべきでありますし、そういう交渉に当たります。 ただ、まちづくりという点を考えますと、全体像で考えたらいかがかなと思います。50年、100年先の町の姿というのが大事なんです。もっと言えば、JR身延線の本町駅があって、本町駅中心だったんですが、当時は貨物があったから大門駅があそこにありましたけども、ほとんど本町駅中心でしたけど、今の時代になってみると、当時あれだけ本町駅、本町駅と言われていたけど、今は大門駅が中心になっているのではないですか。やはり町全体をしっかり見た上でバランスよく施設については考えていくということも必要だと考えているんです。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  体育館を造ったらいかがですか。 体育館だけ。体育館を使う人たちは、健康な人たちで行けるんです。力がある人たちが力を蓄える場所なんです。 しかし、町民会館とか図書館を利用する人たちは、高齢者や子どもたちなんです。後で学童保育の問題もお尋ねしますけど、私は非常に重要な問題だと思うんです。 町長、土地がないと言って、私ね、1つ目の提案は、親不孝通りのところ、町有地があるわけです。町有地は買わなくて済むんです。そして、お店はひじりさん1軒だけしかやっていないんですあそこで。ひじりさんも、もう奥さんと相談をしているという状況です。それから、駐車場がありますね、芦沢青果さんの車が止まっている駐車場、あれは昔は親不孝通りの商店の貸店舗のための駐車場であり、その前は、町長もご存じな土地であって、今は廃屋になっています。その後はどうなのかも知りませんが、道路は町の道路、町道なんです。 そうすると、先ほど土地が足りない、足りないと町長はおっしゃっています。面積もおっしゃいました。しかし、近所へのご協力をいただくならば、私は建設用地、町長が描いているような3倍にという建設用地にはならないかもしれませんが、可能性があるということを考えての提言です。 3つ目の提言は、町民会館をどこへ造るかです。中地区公民館のあった場所、ある場所、あの隣は町の公園です。そして駐車場は、今の商工会にお願いしている駐車場です。かつては商店街の人たちから借りて、町から借りて、駐車料を払って駐車していたんではないですか。そういう駐車場が今はあるわけです。 そうすると駐車場と公園と、それから中地区公民館、この3施設がある土地は、町の土地なんです。カクマンさんもお仕事を辞めて、お店とそれから倉庫が、大きな倉庫があります。周辺では陣屋さん、陣屋さんも商売をやめておられます。飲み屋さんがありました、陣屋さん。 あの周辺でも一人暮らしの人たちは、いろいろの方たちがいらっしゃいます。 私は、地域の人たちを寄せて、ご相談をすれば、町民会館を建てるのに近い面積が確保できると思います。3つ目の提案はそれです。 そして町長は、下地区が、市川の下地区の開発も、市川三郷町として考えなくてはならない。私はそう思います。だから体育館は、私は触れていないし、署名をされた皆さんも、そのことは体育館は私たち利用しているんではないし、利用している人もいるけど、その人は車で行ったり、元気な人たちが行っているけれど、一番困るのは、図書館や町民会館が向こうへ移って、貯筋教室や、コーラスや、コーラスだってコーラスの祭典を8月にやろうとしているんではないですか。そのことも聞きました。それは全町の人たちが集まるかしれないけど、市川公民館を使ってコーラスの練習をしている人たち、高齢者が多いんです。料理教室もそうです。 そうして市川地区の人たちが、そうやって利用している施設なんです。これをどうするかということで、サンペーパーの跡というのは、私が12月8日の一般質問のときは、そんな答弁ではなかったです。私はその建設予定地を相談している時だから、あえてどこですかと言わなかったんです。しかし私が、でも今の施設の近くですかという質問をしたら、近くではありませんけど、保育所の新園舎を建てる建設予定地ほど市街地ではない。つまり町はずれではないという答弁なんです。あそこが町はずれでないと思いますか。 だから私は、1丁目、2丁目、3丁目、4丁目ということを言ったんです。市川地区の人たちにとって、そして5丁目、6丁目、7丁目、8丁目の人たちは近いわけでしょう。そんなに変わらなくなるでしょう。しかし5丁目、6丁目の人たちは、私が提案するそこの場所だったら近くでもあるんです。 そして下地区の人たちが、喜んでいる方もいらっしゃいます。署名をお願いしたら断られたという人もいるんです。お母さんたちが言っていました。断られた方たちはなんだと言ったら、今、下地区の人たちは、災害に遭った時、自然災害に遭った時、逃げる場所がないと、町民会館が建ったら、そこが避難場所になるからいいではないかということを言っていらっしゃいます。その方は。 しかし町長が考えなくてはならないのは、市川地区の住民にとってどうなのかということだと思うんです。いかがでございますか、再考願いたいと思いますが。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  1つの議員の提案の中に代官所周辺の話もありました。実は、あの周辺も町にとっては1767年代ですから明治維新までの間、100年間代官所があった場所です。ですから代官所の今の御陣屋の門もああいう形になっておりますけれども、元どおり、東西に向く形の前の場所とは言わないですけれども、御陣屋どおりに面したところに戻して、あの周辺を整備して、そして集会所というか、中地区、寿会館として長く地域の方にお使いになっていただいたから、ああいう建物ではなくて、純日本風の平屋の木造建築で集会所というか、あつまれる場所のような建物を建てて、周辺を整備したいなという、御陣屋の跡地としてのそういう景観を残した、そういう場所にしたいという思いがございまして、地権者の方にはそれとなく町の考え方をお話をさせていただいて、まだそのことを進めるという段階ではないんですが、そういう取り組みも若干させていただいております。 ですから、あそこに町民会館のような建物をというのは、ちょっと時間もかかりますし、一番は合併特例債が使えるのが、平成32年までなんですね。合併から10年間だったんですが、5年間延長されまして、だから平成32年という期限を合併特例債の適用が外れると財源のことが、町の財政をかなり圧迫することもありまして、トータルでいろいろな計画の中で、お示しをさせていただいているんです。金が潤沢にあって、そして思うように用地買収ができて、こうして造りますという町の財政状況ではないんですね。 だからトータルですべてできるだけコストのかからないように、しかも町全体にとって、50年、100年後の町の姿を見たときに、やはりその計画は議員がご指摘のように、そう乱暴な計画ではないんではないかと、そういう思いの中で提案をさせていただいております。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  町長、お答えになっておりませんが、一方通行解除、中央通りの、あれが大きな障害になってきているんです。上のほうから商店は順々に閉めていきました。八百屋さんも2軒だけになりました。魚屋さんも1軒だけになりました。食堂も、最近1軒閉店しました。 中心部、100年、50年、100年をということなら、せっかく新しい3校の高校ができるわけですから、これを活用しながら、町の活性化を図る、そのためには町民の皆さんの、町長は高齢者を大切にする、お年寄りを大切にする、今日午前中の説明の中でも、町長が冒頭のあいさつの中でも言っている、そのお年寄りたちが苦しんでいる状況も考慮し、その中で考えるのは当然ではないかと思います。 町長の構想にある中地区公民館は、陣屋の伝統を守るような建物にしたい。それなら造る町民会館をそういう形に設計をすればいいではないですか。一番肝心なのは、町民が願っている町をつくることです。一方通行の解除の問題は、私は3回提案しています。そしたら最初の答え、私はあえて突っ込みませんでしたが、あれは前の段階での答えだったんです。 というのは、道路が何メートルだからどうのこうのということで、対面通行はできませんということですが、そうではなくて、今一方通行にした時点というのは、ダンプカーが走り、トラックが走り、大型車があそこを、あそこしか広い道がなかったんですよね。お年寄りの皆さんが事故があったんです。それで一方通行にしてくださいということを県へお願いをして、一方通行になったんです。今は違うではないですか。広域農道があるし、南線通りがあるし、北線通りもあるし、整備されてきました。そして52号線もあるし、そういう中で、町の市川地区の活性化をどう図っていくか、そのことの中で、今度のこの3施設、私も署名をされた皆さんも、言っていないのは、体育館は行くことができる人が行く施設、しかし行きたくても行けないお年寄りがいる施設を、近くへ造ってもらいたい。造る場所がないのか、造ることができないのか、私は考えたら2つの案、大きな投資をしなくても、町民会館に使う用地、町の3つの町有地がある。図書館のほうには町の1つの町有地がある。地域の皆さん方に、町長が先頭に立ってご相談をしていけば、町長が描いているような土地確保、可能になると思うんです。 私は、図書館を町長が検討されて、町債も盛られた、郵便局の隣の土地、残念でなりません。もっともっとトップ外交をしなくてはならないと、私は考えるんです。こんな重大な問題、町長は議員が何も協力しないではないかといったけど、私はマルアイさんまで言って、お願いをしてきています。私は町長に頼まれて行ったんではないんです。私は自分の意志で、住民がこんなに苦しんでいる。そういう中でお願いに行ったんです。結果は残念ながら駄目でしたが、しかし町長がお願いに行けば違ってくる可能性はあります。町会議員なんていうのは、県へお願いに行っても、国へお願いに行っても町会議員なんです。町長は一国一城の主なんです。あなたの力が本当に大切な時だと思います。 答弁はいいです。 次の質問へ入っていきます。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  思いはよく分かります。一生懸命そうやって取り組んでくださったことに関しては、感謝を申し上げたいと思います。 基本的には、子どもや孫、そういう代のことをしっかりまちづくりでは考えていきたいという想いがあるんです。子どもや孫、それからもっと50年、100年の将来像というものを見ながら、やはり考えるべきということで、提案をさせていただいております。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  子どもや孫のことを考えたら、市川に中心部に空き地がいっぱいあるんです。空き家がいっぱいあるんです。この対策を真剣に見るべきではないんですか、後で空き家問題を私はしますが、丹澤議員からも同じような質問が出ておりますので、私は本当に書いた中身だけを言わせていただきますが、そうした将来のことを考えたら市川地区をどうするのか、もちろん六郷地区、三珠地区、高田地区のこともあります。しかし、市川三郷町の役場庁舎がある中心のところがどんどん、私の所もつい最近まで43組は14軒あった。今度7軒、もっと減るかもしれない。隣の組もそうです。そういうところこそ、子どもの将来、未来の市川三郷町というのだったら、そういうところへこそ、町長が力点を置いてやるべきではないですか。私はそのことを述べたいと思います。 2番目の質問に移ります。 富士見保育所敷地内にある、友優と学童保育所は、富士見保育所が移転しても、今のまま存続させるという方針かについて質問します。 保育所新園舎建設問題でも指摘しましたが、市川と富士見の2つの保育所を統合するから、広大な用地が必要となり、面積に見合う用地として、建設場所の取得となったわけです。幼児施設の建設場所としては、適地ではないと、私は考えます。 1月16日の議員全員協議会で、新園舎建設の説明の中で、富士見保育所内にある子育て支援センター友優と学童保育所を、保育所新園舎内に移すのかの話があったかと思います。全議員協議会という場での話でしたので、質問は差し控えましたが、公の場で確認したく質問します。お答えください。 第1に、これまで議会の場でも富士見地区住民への説明会でも、富士見保育所が移転した後も、友優と学童保育は今のまま施設を活用していくという方針は変わらないと認識しています。富士見地域にとっては、重大な問題ですので、明確にお答えください。 第2に、富士見保育所を市川保育所と統合して、新園舎に移す理由の中に耐震問題があったと記憶しています。友優、学童保育を継続使用する耐震対策はどのように進めていかれるのか、方針をお尋ねします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  富士見保育所の移転後の施設利用についての1点目、富士見保育所の移転後の施設の活用についてでありますが、1月16日の全員協議会で担当課から説明いたしましたとおり、新園舎2階に子育て支援センターとして、現町民会館内のおひさまクラブと、富士見保育所施設内の友優を統合した施設を計画しております。 現在の、富士見保育所施設内の放課後児童クラブにつきましては、施設を継続利用する予定でおります。 2点目の、富士見保育所の耐震対策についてでありますが、昭和51年建築で築40年経過と老朽化し、耐震基準が関係する昭和56年の建築基準法の改正前の建物であるため、今後は、施設の有効利用に向けて必要に応じて改修等で対応してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  今、友優は新保育所へ移すというお話なんですが、最初に答弁なさった時は、友優と学童保育所を富士見保育所、保育園が移っても移さないと言ったと、私は記憶しているんですが、そのことは最初から友優は移す、学童保育だけ残すという答弁だったのかどうか、お尋ねします。 ○議長(有泉希君)  いきいき健康課長、内藤勝君。 ◎いきいき健康課長(内藤勝君)  富士見保育園にございます、学童保育と支援センター、両方とも友優というんですね。正式名称は、支援センターのほうがチャイルドセンター友優、これが支援センターの名称になりまして、もう1つが、学童保育につきましては、子ども館友優学童クラブということで、友優というのが2カ所は、放課後児童クラブと支援センター、両方友優という名称になっておりますので、そこで友優が新園舎に移すというところで、誤解があったかと思います。 ただ本来、支援センターのチャイルドセンター友優はおひさまクラブと併せて、新園舎のほうに移転するということは、最初から計画としてはございました。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  友優を建設した時は、私の一般質問をもとに建設したんですよ。というのは、国で昔は親と一緒にお嫁さん、お婿さんたちが暮らしていたんですよ。ところが分かれて、若い人たちだけで住んでいるようになったんです。子どものいろいろな病気になった時とか、いろいろな相談をする場所がないということで、国でこういう施設を造るということで、民間はすぐに飛びついたんです。しかし残念ながら、公立の施設はなくて、忍野村だけがそういう施設があるということで、関係者に私はそのことを質問の中で指摘、説明する中で忍野村へ行って、関係者の皆さん方が調査をして、そして生まれたのが友優であるということです。 そして午前中は子どもたちの相談に乗る。子育ての相談に乗る、午後からは学童保育をその人たちが預かってやるということです。 そして、今の答弁の私は大きな間違いはなんだと言ったら、保育所は富士見保育所は市川保育所と統合して移すけれども、学童保育、それと友優は残すという答弁だった、そういう認識でいたら、この間の全員協議会でいきいき健康課長が説明に来たんです。学童保育所の問題で、どういうわけで学童保育所のことを、教育委員会がするなら分かるけど、どうしていきいき健康課来るんだということで、私は疑問を持ったわけです。それであえてこの質問をしたわけです。 富士見団地の人たち、地域の人たちには、そのことをきちんと説明がされているかどうか、このことをお尋ねします。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  先ほど、いきいき健康課長が答弁したとおりでございます。 もう少し冷静にやり取りしましょう。何か非常におかしくなってきていて、私はできるだけ冷静に言っているんですが、このことはやはりもうちょっと冷静にやり取りしましょう。何かお願いします。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  時間が迫っていますが、町長、心は熱く、頭は冷たくやっています。 町長、だから私は言っているんですよ。富士見の人たちが、そういうような説明をきちんと受けているのは、私に対する答弁では、保育所は移しますが、友優と学童保育、あえて私は友優と学童保育と聞いているんですよ。友優と学童保育は残すんですか今の場所にという質問をして、残しますということなんですよ。それが今は、そうではなくて、みんな持って行ってしまいますよ、新しい保育所園舎へ持って行ってしまいますよという、初めてですよそれは。 ○議長(有泉希君)  いきいき健康課長、内藤勝君。 ◎いきいき健康課長(内藤勝君)  友遊の中で、支援センターのみが新園舎のほうに移設されるんですが、学童保育はそのまま存続いたします。ですから、学童保育につきましては、今の富士見保育所の敷地の中に存続させていただくということでございます。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  よくそのことを、私は友優と学童保育を残すと捉えておりますし、おそらく地域の人たちもそう捉えていると思います。 よく説明することを求めます。 3番目の質問に移ります。 市川大門地区の学童保育所は、市川大門町民会館に併設されていますが、これからの市川大門地区の学童保育はどこでどのようにしていかれる方針なのか質問します。 学童保育を受ける児童は低学年です。それだけに、学校に近くて通うのに安全な場所に有ってほしいと思います。 毎日散歩をしている方から聞いた話ですが、今度建設される保育所、新園舎も、町民会館も、市川小学校から通学路を歩くと、約2.5キロ、大人の足、この方は毎日、本当に歩幅が広い方で、その方が歩いて20分くらいを超えるというお話を聞きました。 幼い子どもが自分の足で市川小学校から行くには遠く、交通の上からも決して安全ではありません。 そこで、次の点について質問します。 第1に、市川大門地区の学童保育は、保育所新園舎内、または旧サンペーパー跡へ建設する町民会館内で実施する方針ですか、お答えください。 第2に、保育所新園舎内および新町民会館以外に考えている施設がほかにあるのでしたら教えてください。 第3に、私の提言ですが、八幡公民館を学童保育に使わせていただいてはいかがですか。八幡公民館は、いきいきサロンとしても高齢の皆さんが使用している施設です。現在ある町民会館よりも、市川小学校に近いばかりでなく、子どもたちが行くのにも車が通らない道を通って行くことができます。高齢の方のサロンは午前中の使用が多いので、支障はそれほどないと思います。もし一緒になっても高齢者の皆さんにとっても、子どもたちとっても、楽しい交流の場がつくれると思います。もちろん八幡自治公民館で学童保育を実施するには、八幡自治公民館の関係者のご理解とご承認が必要ですが、私は保育所新園舎や、新町民会館よりも近くて安全であると考えます。 また、児童を迎えに来られる父母の方にとっても利便性が高いと考えます。迎えに来られる方の駐車場には、3丁目の旧ファミリコ跡の町有地の利用も可能と考えます。八幡公民館の学童保育の利用についてはいかがでしょうか、お答えください。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  市川大門地区の学童保育の方針についての1点目、学童保育の設置場所についてでありますが、現在計画中の新園舎内に設置することは考えておりません。また、サンペーパー跡地への新町民会館内への設置につきましては、その方向で町立生涯学習センター・町立図書館建設検討委員会におきまして、ご検討いただいているところであります。 2点目の、新園舎、新町民会館内以外に考えている施設についてでありますが、現在進めております、建設検討委員会の動向を注視しつつ、状況においては他の候補地も検討してまいります。 3点目の、八幡自治公民館を学童保育に使用についてでありますが、町民会館の閉館に伴い学童保育の仮設場所を検討しましたが、その際に八幡自治公民館も候補地として挙げられました。しかし、町民会館内学童保育の利用者数を考慮しますと、利用者数に対する施設面積が、国の基準を満たしておらず使用できないと判断されました。このことから、八幡自治公民館を学童保育の場として使用するのは不可能となります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  市川小学校は建設時よりもクラス数が減って、空き教室があると考えます。市川小学校の空き教室を学童保育所に利用してはどうかという意見も町民の方から寄せられておりますが、市川小学校の空き教室は現在いくつあるのか教えてください。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩します。 教育総務課長、薬袋和幸君。 ◎教育総務課長(薬袋和幸君)  市川小学校の空き教室、余裕教室ですが、今現在手元に資料を持ってきてありませんので、後程調べて説明させていただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  町長もご存じのように、市川小学校建設時よりもクラス数が減っていますよね、空き教室がないわけはないんです。私が思ったのは、きっと八幡公民館では、今言ったような答えが出てくるだろうと思いましたので、いろいろな人に意見を聞いたら、市川小学校の空き教室があるではないですかというようなことで、そうすれば子どもたちも安心してそこでもちろん学童保育ですから、学童保育の教師たちが、担当の先生方が面倒を見てくれるわけですが、それでいいだろうという思いがして、再質問の中で思ったわけです。児童館、学童クラブ、仮設建設費ということで、楽園葡萄酒さんの前の碑林公園第2駐車場を借りて建設するという話がいきいき健康課長から全員協議会の中でありました。今日見ましたら、この予算が1,617万3千円計上されているわけです。町長、財政的に困難だ、困難だということですので、市川小学校の空き教室を活用することを、私は必要だと考えます。そして考えているような、町長が先ほど答弁なさったようなサンペーパー跡では、私は非常に子どもたち、低学年の子どもたちが自分で行く訳なんですね、迎えに行くのは親ですが、そこまで行くのが子どもたちなんですね。非常に私は危険だと考えます。遠距離でもあります。そういう意味からしたら、市川小学校の空き教室を学童保育に活用すると、富士見の子どもたちは今も通っていますし、親御さんで迎えに行って、大勢の子どもたちを毎日のように富士見まで送っていっているようなボランティア活動をされている方も、私は目にしています。 そういう意味では、富士見ではそういう形でやれるけど、市川地区の子どもたちを向こうへ、サンペーパー跡へ持って行くというのは、非常に、先ほども私がこの問題で一般質問することを、民報に書きましたら、その方が自分で歩かれて、そしてこれだけあってということを言ってくださったんで、一般質問を1月30日に提出していたんですが、私はその部分を足したわけです。そうすればもっと、そういう意味では学童保育をする場所を、市川小学校内の空き教室を活用させれば、もっと安全であると私は考えます。ぜひそのことを考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩します。     休憩 午後2時18分-----------------------------------     再開 午後2時19分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 いきいき健康課長、内藤勝君。 ◎いきいき健康課長(内藤勝君)  先ほどの一瀬議員さんの空き教室の数というお話なんですが、余裕教室ということで12月2日に教育委員会を通しまして、市川小学校の校長先生とお会いした経緯がございます。その時に、空き教室はありますかと私もお聞きしました。空き教室はありません、余裕教室がありませんというお話でした。要するに余裕教室ということで、空き教室は現時点ではございませんというお話がございました。 それをもとに、私のほうも学校との学童保育は不可能だなということで、他の施設を回る方向で考えてきました。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  そのことを教育委員会に報告したり、町長に報告して、教育委員会、町長が学校長等と話し合った経緯はございますか。 ○議長(有泉希君)  いきいき健康課長、内藤勝君。 ◎いきいき健康課長(内藤勝君)  教育委員会とはお話をさせていただいております。 教育長先生と、教育総務課長とお話をさせていただいて、空き教室がないと、余裕教室がないということはお話させていただきました。 それを議員さんがおっしゃる町長と直接お話をしたということはしませんでした。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  大事業をやるんですよ。町民にとって本当に大変なことなんですよ。町にとって町長がおっしゃるように、50年先、100年先を見据えた大事業に取り組んでいるんです。本当にそれに取り組むだけの体制を組んで、綿密な計画を立て、綿密な審議がされ、やっているとは私は思いません。残念ながら。私はその辺、議会にも決まってから、そうでしょう。議会にも、そして町民にも何の相談もなくて、保育所新園舎建設用地を決定し、今度のサンペーパー跡地も同じように決定してから検討委員会を立ち上げているわけですね。学童保育は、子どもにとっても、親にとっても本当に大事なんです。その場所がどうなのか。子どもに危険はないのかどうか。本当に大事なことなんです。 町民、特に市川地区住民にとって大切な施設である保育所、そして今度の3施設、町民特に市川地区住民にとってこの大切な施設を、執行部が勝手にその用地を決めて、それから検討委員会を立ち上げる、どこの場所が皆さん、町民にとっていい場所でしょうか、どういう施設がいいでしょうか、場所がまず大事なんです。 私は、町民無視の、議会軽視の、強権政治そのものではないかと、今までの3つの質問をしながら、答弁を聞きながら考えたんです。大事なこういうことは、これまでは議会にも相談がありました。そして町民にもご相談されて決めてきたんではないでしょうか。その点を私は、非常に残念に思います。私の指摘に対して町長はどのように考えておられますか、この点について、お答えいただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  候補地につきましても、何カ所か町でも有していて、何カ所かですね。そしてこの何カ所の中から、町民の皆さまにとって一番ということで選択をお願いするということはできますよ。だけども、それだけの面積のところがなかなかなくて、唯一お譲りをいただけるという用地がそこに決まったものですから、そこに決定をさせていただいたという方向で、今、提案をさせていただいているんですが、潤沢に候補地があって、みんなそれぞれよそさま、所有者があって、ご同意いただけなければ、いくらその場所がと言っても、お他人さまの持ち物のところを、勝手に絵を描くわけにはいかないんですよ。 ですから、取得されているところがあって、その何カ所かの候補地を町民の皆さまや、議会にお示しをして、どうですかということは図れますけれども、そういう状況ではないから、今回のようにその面積が初めて取得できる状況になりましたので、ご報告し、お示しをしているということです。 だから、決して議会軽視だとか、町民軽視という思いではございません。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  私が言っているのは、町民にとって深い関わりのある施設であるから、町民や議会に相談をしながらやるべきではないかと、土地を決定してからどうしましょうかではないんですよということを言いたい。そこで、私は町民図書館、町民会館は、こういう用地があるのではないですかという提言をします。そのもとには、町有地も含める中での買収ですから、価格も低く抑えられると思います。何よりも中心街を活性化するのも町長の務めだろうと考えての質問です。 それでは、4番目の質問に移ります。 市川大門地区の公共施設が中心部から下の地域へ移転される計画ですが、中心部はますます寂しくなってしまいます。先ほども述べましたが、中央通りの一方通行の解除をはじめ、中心街振興策をどのように進めていかれるのか質問します。 先ほど質問した、八幡公民館を活用しての児童館をやってはどうかと考えたのも、市川大門のいきいき中心街づくりを考えての私の提言ですが、多くの町民の嘆きは、中央通りが寂しくさびれていくことです、中央通り一方通行解除の問題は、昨年12月議会の一般質問でも質しましたが、一方通行になったのは昭和51年からです。42年前の昔のことで、当時は今のように大門バイパスも、広域農道もなく、大型ダンプカーや、大型トラックが頻繁に往来する中央通りでした。現在は違って、中央通りを往来する車は激減しています。それどころか広い道なので一方通行とは知らずに、下から上へと間違って走ってきた車がパトカーに止められていることが珍しくありません。 12月議会の答弁で、解決しなくてはならない困難な点は分かりましたが、状況を変えるのが町長の政治力ではありませんか。それとも町長は一方通行解除に反対なのでしょうか、お答えください。 第2に、市川大門中心街振興策についてです。新しい高校が現在ある場所に存続でき、生徒数が県下一になって、その生徒の多くが市川本町駅、もしくは市川大門駅と高校を往来する、このことが中心街の活性化にも結び付くこととも考えます。その一方で町民会館、図書館、体育館が中心街から遠のくことによって、中央通りの進行はマイナスになると考えます。一方通行解除とともに、振興策が必要と考えますが、町長の見解と方針をお尋ねいたします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  市川大門地区中心街の振興策についての1点目、中央通りの一方通行解除についてでありますが、本町といたしましても商店街の活性化や地域住民の利便性向上の観点から、実現したい第一の事業であります。 まず、この事業を進める上で、第一優先課題として考えなければならない点は、歩行者等の安全確保と考えております。当然のことながら交通規制の解除により、ご高齢者や障がい者、特に車椅子の方々、通学する児童・生徒等が重大事故に遭遇してはなりません。安全対策が不完全な状態での一方通行の解除は、人命にかかわる重大事故が起きないとも限りません。この点は、12月の議会の折にも、警察署の指導・協議事項として、十分な道路幅員の確保という点について、強調させていただきました。現在、町の関係各課での検討や、警察署との協議を進めながら、緩和策を模索しているところであります。 それと同時に、中央通りの一方通行解除によるメリットとなる中央部の活性化という課題に対しても、少しでも前進できるよう取り組みを行っております。 まず、その第一歩として、現在一方通行の規制時間帯が午前7時から午後10時までとなっておりますが、規制の終了の時間を歩行者が少なくなる午前8時ごろまで短縮することについて、警察署との協議を行い、早期実施に向けて取り組んでいるところであります。 次に、山梨中央銀行市川支店前から遠藤帽子店前の間の一方通行解除につきましては、警察署はもとより、中央通りの道路・水路を整備した街並み環境整備事業の所轄窓口となる、山梨県建築住宅課との間にて、事業完了後の道路等の一部改良についての協議を進めております。 一方通行解除についての課題は、歩行者の安全確保の点、整備したばかりの水路、道路が国庫補助事業という点、地域住民の理解と総意を得るべき点のほか、ご指摘のとおり、高校再編に伴う主要公共施設の所在地移転もありますので、道路の見直し整備と併せて、今後も継続して取り組み、実現に向けて努力していきます。 2点目の、中心街振興策についてでありますが、買い物支援対策を進めるとともに商店街店主、および商工会と連携し活性化の検討会をさらに進めてまいります。 また、前回好評でした、「金曜どうでしょう」の取り組みも発展させる中での実施や、空き店舗を利用した取り組みのほか、情報発信等についても検討しているところであります。 中心街振興策につきましては、今後、まちづくり研究会・懇談会等の意見も取り入れながら、町の総合的な課題として取り組んでいきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  一般質問の途中ですが、通告された発言の制限時間に迫っています。 一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  5番目の質問に移ります。 空き家調査の進捗状況と町としての人口増加対策としての空き家活用政策の展開はどのように進める方針なのか質問します。 この件については、丹澤孝議員も同じような質問を通告されております。私の質問書、お手元にあると思いますが、用意された答弁をお願いします。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君、質問書をお読みください。 ◆16番議員(一瀬正君)  穏やかにやってくれというから、穏やかにやっております。 第1に、空き家の調査を実施することは聞いておりますが、どのような方法で調査を行われ、調査の進捗状況はどのようになっているのかお尋ねします。 第2に、調査の結果は、どのような方法で報告されるのですかお尋ねします。 第3に、人口増加策としての空き家活用策ですが、空き家情報の発信はどういう手法で行う計画ですか、お尋ねします。 第4に、空き家購入に際しての問題として考えられるのは、修理費用が多額になるということです。特に若い人たちに住んでもらうには、空き家購入への町の援助策が必要と考えて意見するものです。若い方々への新築住宅建設への援助制度を、一歩前進させて、青年が空き家を購入して、他の市町村から転入する場合、および町内在住の青年でも空き家を購入する場合には、町から補助金を支給する制度の創設の提言ですが、町長の見解を伺います。 第5に、壊れかけている空き家を放置しておくと、地震や火災の危険が心配されます。行政指導をすることは当然ですが、町が買収して活用を図ることは、これからも必要になってくると考えますが、壊れかけている空き家対策について、町長の見解と方針を伺います。 第6に、空き家バンクを市川三郷町でも創設し、現在に至っていますが、利用者が少ないように思います。売りたい人、買いたい人が集まらない要因、問題点はどこにあるのか、全国の先進市町村を参考にして分析し、改善してはいかがかと考えますがお答えください。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  空き家調査の進捗状況と町としての人口増加対策としての活用政策の展開についての1点目、空き家調査の方法、調査の進捗状況についてでありますが、平成28年6月より事前準備調査として、水道の閉栓・休止データと住民基本台帳データを突き合せすることにより、空き家候補を抽出いたしました。このデータをもとに、10月より本調査となる現地状況確認調査を、また、所有者、管理者への管理状況に関するアンケート調査を実施し、3月末で空き家等としての建物が、おおむね確定いたします。 現在、該当者からアンケート調査を返送されており、この報告による管理状況から「空き家」に該当するか否かの判定資料を取りまとめているところであります。 2点目の、調査の結果はどのような方法で報告されるかについてでありますが、平成29年度には空き家対策協議会を立ち上げ、対策計画等を策定する予定となっております。この協議会の中で計画の公表と併せて、町内の空き家件数等の公表を予定をしております。ただし、戸々の空き家の公表につきましては、個人財産情報のため公表することはできませんが、地区別の空き家件数の公表につきましては、今後検討してまいります。 3点目の人口増加策としての空き家活用策についてでありますが、現在、町ホームページのほかJOIN(一般社団法人移住・交流推進機構)JOINの運営する移住・交流ポータルサイト「ニッポン移住交流ナビ」や、甲斐適生活応援隊による「甲斐適生活応援サイト」にて情報発信を行っております。また、首都圏で移住者向けセミナー(相談会)が開催される際には、積極的に職員を派遣し、本町をPRしております。さらには、田舎暮らしや空き家物件を掲載した情報月刊誌にも資料を提供したところ、昨年の夏には宝島社が出版する「田舎暮らしの本」に本町を紹介していただきました。今後も、インターネットや情報誌を最大限に活用し、空き家登録情報の発信強化に努めてまいります。 4点目の若者への空き家購入補助金の創設についてでありますが、現在、町の移住定住に向けた支援策といたしましては、若者定住促進住宅補助金と、空き家バンク登録・利用促進補助金があります。若者定住促進住宅補助金は40歳以下の若者夫婦、および若者世帯への住宅取得を支援するものであり、空き家バンク登録・利用促進補助金は空き家のリフォーム費用を支援するものであります。 今後、空き家実態調査による空き家件数や、管理実態の把握に努め、空き家の有効活用先進地の成功例を分析するとともに、県内市町村の動向を注視する中で、いただきました貴重なご提言も踏まえ、具体的な支援策を検討してまいります。 5点目の、壊れかけている空き家対策についてでありますが、原則的には法的手段に基づき特定空き家としての処理をしなければなりません。 所有者本人による撤去や改修が原則となりますが、町からの指導・勧告に応じない場合には、行政代執行することも可能となっております。 また、町が買収して活用するという方法もありますが、行政財産として利用価値や予定の有無を精査し、慎重な対応を心がけたいと考えております。 6点目の、空き家バンク利用上の問題点についてでありますが、空き家バンクの登録者・利用者が少ない主たる要因は、空き家バンク制度の周知不足が原因だと考えております。県内の先進自治体では、空き家実態調査時の所有者アンケートを基に、戸別訪問や電話による周知を積極的に行い、登録物件の増加につながる成果を上げております。 一方で、空き家所有者の過半数は町外に居住している現実もあり、制度に対する理解が不十分であるとも考えられます。このようなケースにも対応するためさらに調査を進め、全国的な先進地での事例を参考にして、現在実施している空き家実態調査を有効活用し、登録物件の増加に向けて努力してまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  これからだと思いますが、ぜひご尽力いただきたと思います。 6番目の質問に移ります。 年末年始のごみ収集の休み期間の短縮について改善を求め質問します。 昨年12月の可燃ごみの最後の収集日は26日で、翌月4日までの8日間の可燃ごみ収集はありませんでした。どこの家庭でもそうですが、年末年始のごみの量は、普段以上に大量です。町民からごみ収集の休み期間が1週間以上あって非常に困った。何とかならないかと相談が寄せられました。しかし、解決できませんでした。気になって、次回の年末年始の暦を見ましたら、12月の可燃ごみの収集日は25日です。1月は5日ということになります。ごみの量が非常に多い年末年始のごみ収集です。特別収集日を1日加えるべきだと私は考え提言するものです。このことは、ごみを出す人だけではなく、ごみを収集する業者にとっても良いことだと考えますが、町長の見解と方針をお尋ねします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  年末年始のごみ収集日の改善についてでありますが、ご指摘のとおり、年末年始は特にごみの量が増大し、各家庭において苦慮されていることは聞いております。 平成29年度からは年末において特別収集日を設けること等を中巨摩広域事務組合と協議し、状況に応じた対応をいたします。 六郷地区は峡南衛生組合で年末もやっていただいておりますから、中巨摩広域事務組合ということをあえて申し上げさせていただきます。 以上、答弁といたします。
    ○議長(有泉希君)  一瀬正君。 ◆16番議員(一瀬正君)  ご答弁にありましたように、ぜひご尽力いただいて、改善を願いたいと思います。 7番目の質問に移ります。 和紙の活用PRと、和紙を使った芸術展への援助について質問します。 和紙といえば障子紙と書道用紙が目に浮かびますが、最近、和紙を使った写真、本日も展示されておりますが、友人に見せてもらい感動しました。 そんな折、市川和紙を使った写真展が、今市川三郷町役場のエントランスホールで開かれております。この写真展の案内状には、柔らかく、しっとりとした人肌のような温かみのある和紙独特の風合い感のある写真展と書いてありました。私の家に飾ってある、市川和紙の写真は、まさにそのとおりです。写真だけではなく、和紙を使った絵画、和紙を使って作った人形など、和紙の多面活用が目立ってきています。 最近の新聞報道でも忍野村、観光協会が、市川三郷町の和紙を使って、御朱印帳づくりの製作教室を始める報道や、製紙会社の新商品開発の報道が目に留まり、障子紙でない市川和紙の魅力を積極的に発信していくことが、大事であり、それを援助していく町の政策展開が必要です。 和紙を使った書道、写真、絵画、人形づくりなど、市川和紙を全国に、世界に発信していくことが地場産業を守り、発展させる行政の仕事でもあると考えますが、町長の見解と方針を伺います。 ○議長(有泉希君)  一瀬正議員、時間になりましたので発言を終わってください。 答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  和紙活用PRと、和紙を使った写真、絵画、人形など芸術展への援助策の推進についてでありますが、役場本庁舎エントランスホールでの「写真展」を拝見いたしましたが、温かみのある和紙の風合いが活かされたすばらしいものでございました。近年では、障子紙や書道用紙だけではなく、多種多様な和紙の提案がなされております。 本町では、平成28年1月15日に「ふるさと名物・応援宣言」をいたしました。この宣言により経済産業省の地域産業資源活用事業認定申請へのバックアップに取り組み、和紙の新たな提案を行った2社が認定を受けることができました。 また、平成28年4月より機構改革により商工係を独立させ、身軽に商工振興に寄与できる体制といたしました。今後も、広くご意見、ご提案をいただき柔軟な対応に努め、情報発信においても従来の紙面やマスコミをはじめ、ソーシャルメディアによる情報発信にも取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第16番、一瀬正君の一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 再開は3時といたします。     休憩 午後2時48分-----------------------------------     再開 午後3時01分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 先ほどの、一瀬正議員での一般質問での小学校空き教室に対する答弁をしていただきます。 教育総務課長、薬袋和幸君。 ◎教育総務課長(薬袋和幸君)  先ほどの、市川小学校の空き教室の教室数についてですが、お手元のほうに資料を配らせていただいたわけですが、すべて教室のほうを活用させていただいていまして、空き教室は現在ない状況です。 以上です。 ○議長(有泉希君)  続いて、第3番、高尾貫君の一般質問を許します。 第3番、高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  本町の水道事業の現状は。本町の水道事業の現状と町長の所見を伺いたいと思います。 昨年、12月第4回定例会土木環境常任委員におきまして、「水道料金の値上げに関する今後の予定について」との質問がありました。その際、町長は「今後、水道事業運営審議会を開催し、料金改定に向け検討していただく」と、答弁されました。 突然の料金改定に伴う答弁なので、私をはじめ議員各位もさぞかし驚いたことと思います。 町民の皆さんに、快適で潤いのある生活に欠かすことのできない、低廉で良質な水を将来も供給するために、市川三郷町全体の水道事業の在り方について、今後の対策として何が必要なのかを、町民の皆さまとともに考えて行く時期にきているのかと思います。 町長としてはどのような見解をもって、今後、臨んでいくのか、まず最初に伺いたいと思います。 昨年、12月山梨県内の16水道事業体の内、本年度中に見直す事業体、来年度中に見直したいとの計画を考えている事業体は、約半数に上る8事業体あり、見直しを検討・考察しているとの報道がなされました。 見直しに着手しなければならない主な要因は、管路などの施設の更新や、耐震化に伴う財源確保、人口減少と節水機器の普及による収入ダウンなどが、大きな要因として表れていると分析内容が報道されておりました。 旧市川大門町においては、1968年、(昭和43年)に市川・高田地区に給水を開始し、1976年(昭和51年)に黒沢、下大鳥居簡易水道を統合し、1985年(昭和60年)度には、第3次拡張事業の認可を受け、給水区域の拡張ならびに施設の整備改良を行い、本格的な普及率向上を目指してきたと1986年の昭和61年に旧市川大門町第3次総合計画に記してありました。 その後、平成10年から第4次拡張事業を導入し、平成27年度末で普及率99.1%までに至りました。 本町の水道事業は健全な状況で推移しているのか、していないのか、町民の皆さまには、詳細な情報を知らされていないのが実情だと思います。 平成17年10月3町合併、平成19年3月に第1次市川三郷町総合計画が発行されました。 その中で、基本構想の第5章に暮らしやすいまち③の誰もが住みたくなるまちづくり、さらなる生活基盤の整備や防災体制の整備などをすすめ、住み続けたい町を目指し、計画されたものであると思います。 とりわけ、水道事業の整備・充実について、何点か伺いますので、町民の皆さまに安心で安全な水の給水確保について、丁寧に説明していただきたいと思います。 まず1つは、水道料金の見直し改定、つまり、水道料金の値上げは町民生活にとって非常に大きな負担となってまいります。事業内容を抜本的に見直すとか、簡易水道と上水道との統合の可能性などを見極めながら、水源の保全や効率的な水道施設の整備・維持を図り、大災害に備えた施設整備の耐震化を推進し、安定した水道事業を運営していくために、受益者負担を納得できる方法で示すべきと考えますがお答えください。 2つ目は、審議会に諮り、多くの町民の皆さんの意見を受け賜ることは大変重要なことと考えます。 審議会の任務と構成、最も近い審議会の開催された年月日、また、町村合併以降水道事業審議会は、何回、この間、開催されてきたのかお答えください。 3点目は、合併協定書の中で、水道の加入者負担金、量水器使用料は旧市川大門町の例による。水道使用料は、現行のとおり新町に引き継ぎ、合併後5年以内を目途に料金を統一するとありまして、適正料金を念頭に統一的な料金体系の構築を検討することとなっておりました。 このことについて、これまで審議会ではどのように検討され、答申が出され実行されてきたのでしょうか、お答えください。 4点目は、簡易水道と上水道料金の確定された年度と、基本料金の推移と料金をお示しください。 また、一般家庭における簡易水道と上水道料金を平均値でお示しいただきたいと思います。 簡易水道と上水道の過去10年間の給水人口、さらに給水戸数の移り変わりと、有収水量の変化はあると思います。町としては、現状どのような受け止めをしているのか、年度別の比較をお示しください。 5点目は、平成27年8月に人口ビジョンが示されたように、人口推移と密接な関わりのある水道ビジョンを作成し、安全な水道水の確保に向けてシミュレーションを作成し、町の抱える将来の影響について、分析・考察しておく必要があると思いますが、どのような計画をお持ちなのか具体的にお答えください。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  高尾貫議員の一般質問にお答えします。 最初に、高尾議員のほうから前段で、昨年12月、第4回定例会の土木環境常任委員会におけるやり取りのことが触れられておりますけど、ちょっと話させていただきます。 実は、1979年、昭和50年から28年間水道料の料金の見直し改定がされなかったんですね。私が町長をさせていただいたのが平成15年5月1日で、単年度欠損が5千万円ずつくらい赤字だったんです。そして水道料金の改定がなかったものですから、累積赤字が大きくなる一方だったんですね。 それで、料金改定のことを何とかお願いしようということで、この審議会にお願いをしました。 その中で、第1回の諮問が、平成18年7月12日で、答申を頂いたのが平成18年10月27日で、19年度から改定が望ましいというご答申をいただきました。 その時には、55%くらい引き上げが必要であるということでした。これはとても無理なことですから、4年ごとに3回に分けて改定をするということになりまして、平成19年度に33.3%、それから第2回の諮問が平成22年6月29日にさせていただき、答申が22年10月25日にご答申をいただき、23年度の改定で、11.1%の改定をさせていただきました。 最後の料金の引き上げが27年度だったんです。でも、町民生活のことを考えたときに、ここでやはり上げることが町民の皆さまのご負担になるという想いから、27年度、28年度は据え置いてきたんです。その瑕疵もありますから、審議会にお諮りし、そのことをご審議いただくということもあって、こういう発言になったということをご理解をいただきたいと、経緯につきまして、今申し上げさせていただいたところでございます。 それでは、答弁をさせていただきます。 本町の水道事業の現状についての1点目、水道料金の見直し改定に向けてについてでありますが、本町は、1上水道と8簡易水道を有しております。いずれの設備においても老朽化する中で、突発的な対応も含めて、維持・管理に努めております。今後、水道事業を安定的に運営するためには、現状の把握、長寿命化対策、耐震化対策、経営戦略等を見据えた、根幹となる長期計画が必要と考えております。この長期計画を市川三郷町水道ビジョンとして、平成29年度より策定してまいります。また、市川三郷町水道ビジョンの策定と並行し、料金改定に向けた検討を行い、財政状況や受益者負担を勘案し、納得いただける料金改定を目指してまいります。 2点目の、審議会の任務と構成、過去の開催経過についてでありますが、水道事業運営審議会は、町長の諮問に応じ、水道料金、加入金、手数料に関する事項、および水道事業の運営に関し町長が認める事項について、調査、審議する機関とされております。 審議委員は、町議会議員、受益者、学識経験者、各種団体のうちから、20人以内で構成されており、直近では先日、2月23日に開催いたしました。合併後は、平成18年度4回、平成20年度1回、平成21年度2回、平成22年度6回、平成23年度6回、平成24年度2回、本年度分も含め、延べ22回の審議会を開催しております。 3点目の、合併協定項目に対する、これまでの審議会での検討内容と答申内容の履行状況についてでありますが、3町合併後、平成18年7月12日に、市川三郷町水道事業運営審議会に対して、上水道使用料金改定について諮問いたしました。同年10月27日に答申書の提出があり、答申内容は、上水道の整備を推進し、その維持管理に万全を期するとともに、上水道事業会計の健全な財政運営を図るため、社会情勢を勘案する中で、平成19年度から3段階で料金改定を行うというものでありました。これが先ほど述べたことであります。 この答申にもとづき、条例を改正し、平成19年度に料金改定を行いました。また、料金改定の第2回目となる、平成23年度に向けて、再度、水道事業運営審議会に対して、平成22年6月29日に、改定額について諮問し、平成22年10月25日に答申をいただき、料金の改定を行いました。 上水道料金の改定と並行して、簡易水道の料金統一と、水道事業の統合を図るため、平成22年12月21日に、水道事業運営審議会に対して諮問いたしました。平成24年3月14日、審議会より上水道との統合は、簡易水道の現状と地域性を考慮し、さらなる期間を定め長期的に検討をしていく必要があり、継続して審議していく。結論が出なかったということでございますが、料金統一は、8簡易水道を同時期に統一するのではなく、地域性や水源の種類等を考慮した中で、平成25年度より一部の施設について先行して料金を統一し、その後、段階的に料金統一に向けた改定を進めていくとの答申をいただきました。 しかし、当時の社会経済の情勢を鑑み、料金改定を見送り、また、上水道料金につきましても簡易水道料金との格差増大を防ぐため、平成27年度に予定していた料金改定について見送ることとし、今日に至っております。 4点目の、簡易水道と上水道料金が現料金となった年度と基本料金の推移と料金についてでありますが、簡易水道料金、上水道料金ともに、平成26年の消費税改定にともない、現料金に改定いたしました。 基本料金の推移につきましては、簡易水道料金は、旧六郷町時の中央簡易水道、岩下簡易水道料金が、平成15年度に料金改定した経過があります。この他は、平成元年以降には、改定はされておりません。 また、上水道基本料金につきましては、平成19年度に、先ほど申しましたが600円から800円に率で33.3%、また、平成23年度に900円に率で12.5%に改定いたしました。 一般家庭における簡易水道料金と上水道料金につきましては、平均水量を25立方メートルと仮定した場合の料金は、8簡易水道で最低は下芦川簡水の540円から、最高は網倉五八簡水・岩下簡水の2,450円と、1,910円の差があります。ですから平均値をということですが、開きがありすぎますからこういう表現にさせていただきました。 上水道は2,800円となります。 過去10年間の給水人口、給水戸数、有収水量の推移につきましては、使用料に一番影響する給水人口は10年前と比較し、簡易水道が12.61%の減、上水道が8.75%の減となり、これにより有収水量も減少しております。 5点目の、安全な水道水の確保に向けた水道ビジョン策定計画についてでありますが、1点目の質問でも答弁させていただきましたが、上水道、簡易水道を含めた水道事業の根幹となる長期計画として、現状の把握を行った上、長寿命化、耐震化、経営戦略等を見据えた、市川三郷町水道ビジョンの策定を、平成29年度より進めてまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  先ほど、前段での説明、それはちょっと私も全部メモをしきれませんので、後で答弁書を見ますけども、それは答弁書であれですけども、先ほどの数字をいただいたのも、できるだけ私のほうで担当課に資料を求めますので、それを出していただくということでよろしいでしょうか。 ○議長(有泉希君)  高尾議員、もう一度、質問を。 ◆3番議員(高尾貫君)  最初の町長の前段のところは、町長が言っていただく、そこは答弁書でいただきますから。後段の、数字が出されましたから、その数字のところは全部メモがしきれませんので、後程資料として出していただけますかということです。 ○議長(有泉希君)  分かりました。 答弁を求めます。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  後程ご用意させていただきます。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  ありがとうございます。 そこで、細かくいくつか伺いたいと思いますが、まず水道事業全般にわたって、今日までそれぞれ歴史もありますけど、経営の効率化とか、あるいは経費節減などに努めて、健全経営を目指してきていただいていることは、先ほど町長の答弁でも分かったんですが、水道料金の値上げというのは、まさに町民生活にとって非常に大きな負担となるということで、そこはきちんと認識をしておきたいと思いますし、ぜひ認識していただきたいと思います。 事業内容を抜本的に見直すって、もちろんあれですけど、簡易水道と上水道事業との、いわゆる上水道と簡易水道の、先ほど料金の話もありましたけども、若干、公正、公平性の面で行くと、後程触れますけども、上水の場合は事業体ですから、事業で回している。しかし、簡易水道の場合は、どうしてもいわゆる繰り入れ、繰り出し、繰り入れで、一般会計から補てんをしてきているという状況があるわけで、少しそうすると公正とか公平の面で行くと、若干町民勘定とすれば、平均的ではないのかなと、その意味でぜひそこのところは上水道と簡易水道、将来、本当にできるところからという、先ほど町長の答弁の中でありましたけど、下芦川の26件の簡易水道を上水道にくっつけろという話を、それはできませんから、当然先ほどもいただきました、例えば第1簡水とか、あるいは六郷の中央簡水ですね、これは3千とか、4千近い数字を持っているわけでございますから、そういったところと本町、市川三郷でやっている、旧市川大門、高田、あるいは下大鳥居などと同じ対応ができないのか、それからそこまでにしておきます。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩いたします。     休憩 午後3時26分-----------------------------------     再開 午後3時26分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  先ほどの町長の答弁の中にもございましたとおり、現在といいますか、過去にも審議会のほうで統合について、検討をいただいている経過がございます。その時点で、今後も継続してご審議いただくということで、今現在はそういう状況でおります。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  簡易水道、上水道の関係もそうですけど、集落で自主的に水道を持っているところがございまして、今回、樋田もそうですけど、簡易水道を敷設してつなぎました。寺所が今、やはり同じようで水源が枯渇するというようなことがあって、これもかなり距離はあるんですけども、簡易水道につなげて、そういうことも実は先駆けてやらなければならないところがいくつかありまして、そういうことも含めながら、トータルで今、ご指摘はとても重要なことでありますから、検討してまいりたいと思います。 水道事業審議会でもそのことには触れていただく予定になっております。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  それはそれでぜひ、総合的に検討していただければということで、ぜひそれは担当の事務局のほうから言っていただければ結構だと思います。 それから、私がもう1点聞きたいのは、物理的に現行の簡易水道を上水道に、1つに統一するのに当たりまして、新しく深井戸を掘るとかではなくて、今の現行の水源を活用することができるのかどうなのか、それを聞かせてください。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩いたします。     休憩 午後3時28分-----------------------------------     再開 午後3時30分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 答弁を求めます。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  先ほど、議員さんのご質問の中に、水源というお言葉があったかと思うんですが、水源、新たな水源。水源的には今あるもので十分足りているということで、あとは設備的なものになるかと思うんですが、統合するとすればかなりの設備投資が必要になってきますので、上水道的にも、事業としてそれが成り立つのかということで、今の時点ではその辺は考えていないということで。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  そんなに難しいのかなと思うんですけど、私はそんなに難しく考えないで、例えば私が言っていることが、水道審議会に事務局として、材料として出す場合に、そういった課題を出さないと審議できないと思うんです。そこのところをぜひ、改めてお願いをしておきたいと思います。答弁はいりません。 細かい話ですけども、今現在13ミリ、私どもは13ミリですね。あと25ミリだとか、75ミリの口径を使っているところはないと思うんだけど、13ミリ、25ミリは、大体どのくらいあるんですかね、利用しているのは。それは分かりますか。 ○議長(有泉希君)  生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  申し訳ありません。今、くわしい資料が手元にございませんので、後程提示させていただきます。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  あと、簡易水道のことは全く分からない。分かるでしょう。 私は、実はこういうことなんです。簡易水道事業の歳入、簡易水道事業の歳入そのものが、非常に一般会計から繰り出し、繰り入れしていて、会計そのものが全部そうですけど、結構していて、私の聞いた話ですけど、承った話だと、平成23年くらいで9,600万くらい出していて、25年とか26年に1億2千万、平成27年は1億2,900万くらい繰り出し、繰り入れしているんです。そういう意味で、簡易水道の繰入金がそう言うものと一緒にされて、例えば簡易水道というのは、どういう形で、なんで構成されているのかという話が出た場合に、繰入金はもちろんそうですけど、そのほか町債とか、繰り越しだとか、そういうのが入っているわけですよね。それはどのくらい入っているのか教えてくれますか。数字ではなくていいですから、構成だけで結構ですから。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩いたします。     休憩 午後3時34分-----------------------------------     再開 午後3時34分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  平成29年度の予算書でご説明させていただいてよろしいでしょうか。 211ページをお開きいただきたいんですが、こちらに・・・。 数字を申し上げます。 平成29年度の簡易水道特別会計の歳入の割合ですが、1款の分担金および負担金が、金額が64万8千円ということで、構成比が0.3%になります。2款使用料及び手数料、こちらが8,529万1千円で、構成比が34.6%です。3款国庫支出金ですが、243万7千円、構成比が1%です。財産収入が1千円、繰入金が1億2,209万3千円で、49.5%の構成比となります。 繰越金ですが200万、0.8%です。諸収入が261万2千円、1.1%、8款町債が3,140万ということで、12.7%という構成比になります。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  丁寧にありがとうございます。 私は、水道事業費の歳入は、どんな内容で構成されていますかと言ったら数字まで言っていただきましたので、数字はまたたぶん土木環境常任委員会でやりますから、繰入金、町債、繰越金、分担金、それから国庫支出金、それで構成されているんだと思っております。ちなみに、平成27年度は1億2,900万円でした。 というのは、要は本町の簡易水道の予算総額の中で、繰入金が大体今は34%、平成29年でという話ですけど、それだけ一般会計から出ているんですよ。そういうことを考えたときに、もちろん町長の答弁の中で、上水道の人たちというのは、これは後程触るつもりなんだけど、つまり上水道料金出し、下水道料金を払い、しかも町税を払って、その徴税の一般会計から簡易水道へ繰り出し繰り入れしているんですよ。そこのところは、あまりにも公正公平さに欠けているんではないかと、こういう質問をしているわけです全体的には。そこのところが、もちろん簡易水道もなければならないだろうし、小さい下芦川の26軒のところを簡易水道を上水道にしろと、そこまで私は触れるつもりはありません。だけどできるところはやっていってもらいたいなと、そういうトータル的な質問をしているわけですよね。 そこがなかなかご理解されないので、いずれ審議会の中で、それはぜひ材料として出していただければ結構ですので、いずれその辺の、当然審議会はオープンになるわけですよね。そこをちょっとお尋ねします。 ○議長(有泉希君)  高尾議員の質問を、ちょっと分かりやすく、答えを求めるのを。 ◆3番議員(高尾貫君)  審議会はオープンになるのでしょうか、ならないのでしょうか。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  オープンになるかというのはどういう。 一応、会議録は作っておりますので、そちらをご覧いただくことは可能かと思います。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  傍聴させていただきます。 いずれにしても、審議会の内容というのは非常に大事だと思いますので、そこをしっかりと聞かせていただきたいと思います。 別の質問をさせていただきます。 上水もそうですけれども、上水簡水、両方一緒に質問しますけど、上水の現在、非常に市川の町の水というのは、おいしいという話を聞きます。まずいではないです。おいしいという話を聞きます。 薬品が何の薬品で、現在何%薬品を、上水は何%、簡水は何%、それはお分かりですか。 ○議長(有泉希君)  生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  滅菌用として次亜塩素酸ソーダというものを使用しているということで、すみません、上水と簡水が6%と12%なんですが、上水が6%で、簡易水道が12%だったと思います。 ◆3番議員(高尾貫君)  そうでなくて、6%なのか、12%どっちを使っているかという。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  ですから、上水道のほうで6%を使っていまして、簡易水道で12%を使っています。 ○議長(有泉希君)  暫時休憩いたします。     休憩 午後3時40分-----------------------------------     再開 午後3時40分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  すみません。もの的には同じ成分のものなんですが、上水と簡水、別のパーセントのものを使っているんですが、最終的には濃度が0.1%から0.3%になるような処理をしています。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  ありがとうございます。 そういうふうに答えてほしいということで、あえて6と12というのを出させていただきました。 それと併せて、ぜひ調査をしておく必要があるのかなということでお願いをしたいのは、簡水の中で、それは感じる人と、感じない人がいるんでしょうけども、たまたま水道のトイレタンクを換えたと、故障して換えたら、中が真っ黒だったという話を聞きました。これはどこということをはっきり申し上げますけど、特に川浦地区というんですか、芦川の駅の周辺の人たちの水が、だいぶ何年も経つと黒ずんでしまうという話を聞きました。そこら辺のぜひ調査をしてあげていただきたいと思います。これは答弁いりません。 それから、あとここは非常に大事なところですので、お伺いしておきたいと思いますけれども、水道ビジョンをつくってほしいという話ですね。これは非常に潤いのある水道水を確保するという意味では、大変重要なことだと思いますし、その上、先ほど町長の答弁でいただいたんですけど、ビジョンをつくる場合は、何かを基本的なものに、ベースにしていかないと、作れないんではないかなと思います。 それで、私が例えば、先ほど言った管路の老朽化ですね、そういったものは、そういったビジョンの中にもちろん給水人口だとか、あるいは将来的な人口ビジョンと並行させて、人口の関係、給水の人口の変更だとか、そういったものが全部網羅されて、そしてそこに初めていわゆるビジョンというのが出てくるんでしょうけれども、何を分析をし、考察をしておくかということが、町民分からないと思うんです。 ぜひそこのところは、これからビジョンをつくるにあたって、どういう考え方を具体的には考えているのか、教えてください。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  水道関係、上水道、簡易水道もそうですけれども、設備の老朽化、耐震化、それから管そのものもまだ石綿管が使われている地域があります。これを中銅管にするとか、長期計画で更新の計画をつくるとか、大きな設備では平塩にあります配水機場、これが平成16年2月に竣工して、町外全域、高田、下大鳥居、大同の一部まで、今、おいしい水と言われた、その安全な水が供給されているわけです。それから役場の庁舎のすぐ南に、第1浄水場の建設があります。大きな投資だったんですけど、社会資本をかなり入れるということで、水道ビジョンがしっかり策定されていて、年次計画でそれらの施設の更新や、耐震化や、水道管の更新や、それらをしっかりやると、それから料金体系を見直していく。それから一般会計からの繰出というのは、これはバランス、損益分岐点に持って行くために、料金改定がということを始めたら、町民生活本当に大変なことになりますから、ある程度の一般会計の繰り入れはやむを得ないと思っています。それは社会資本を入れたときのその額は、やはり料金のほうには跳ね返らないように考えてあげないと、水道会計というのは非常に厳しくなると思います。 だから、トータルで施設設備を含めた、料金体系もそうですけれども、それら全町の水道ビジョンということになるかと思っております。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  まさに今町長が答弁されたように、本当に施設の状況や管路、それから耐震、さらには将来の人口だとか、給水人口、さまざま分析考察をしなければいけませんから、しっかりとしたビジョンを出すには、もちろんビジョンも審議会にお諮りをしなければなりませんし、また意見も聞かなければいけないだろうと思いますけど、ぜひそこはしっかりと事務方でもお願いをしておきたいというように思います。 それから、町民の立場でいくと、水道料金というのは、先ほど冒頭で申し上げましたように、本当に水道料金を値上げをしてほしくないというのが、当然であろうと思いますし、できるだけアップ率も30何%とか、とてもたまったものではありませんので、アップ率も低い方が、当然いいに決まっているわけでございますから、私も本音は水道料金は、値下げをしてほしいというのが思いでありますけれども、結局、水道料金が違えば、下水道料金も当然跳ね上がってくるのかなというように思いますけど、町民の負担がさらに増大をするわけでございますから、そこはぜひしっかりご検討をいただくということを審議会のほうにもお願いをしていただきたいと思います。 それから、次に、料金改定を町民に理解をしてもらうために、ぜひ私も最後の質問になると思うんですけども、公正公平ということが、町民の目線に理解されるということがまず第1だと思います。それから、町長の今言われた、社会資本整備の意味も分かりますけれども、合併当時の見直しのお約束などは、ぜひ実現をされるような、そういう審議会結果をきちんと答申を受けるということを、審議会でしっかり審議をしてもらうということをお願いしておきたいと思いますし、当然町民から理解されるような、そういう審議になっていただくことを、重ねてお願いをしたいと思いますし、先ほど来から、先ほどの一瀬議員の質問ではありませんけども、やはり子どもや孫の世代が水道を利用する、その時になって、一度にバーンと上げられたりとか、一気に料金の改定で、料金値上げになったという話にならないような、そういう状況をきちんと踏まえて、段階的に社会資本整備も含めて、しっかりとした潤いのある水道水が確保できることをお願いをしておきたいと思いますし、ぜひそこのところは、先ほど町長に答弁いただきましたけど、もう一度お願いをしたいと思います。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  高尾議員が最初にご指摘いただきましたおいしい水道水であるという、本町にとっては芦川の深層水、これは本当に恵まれていると思っております。そのために、おいしい水が供給できていると考えます。 ただ、施設整備へ特に配水する管が石綿管であれば、これはやはり問題があるというように思っておりますし、長期計画でしっかりとしたそういう施設整備を整えていくということが、大事であると考えております。 ただ、水道料金にそれらがすべて跳ね返るようなことをしてはならないというように思っておりますから、水道会計、本当に健全な水道会計を守る点からも、やはり適正な料金体系というのが必要であろうと、ですからトータルで審議会の皆さまのご意見をいただき、ご答申をしていただいた後は、当然議会にお諮りし、最終的な決定をいただくという手続きになりますので、いずれにしても議会には報告をして、そのことは執行するという形になりますので、いろいろな場面、場面で、ご提言をいただけたらありがたいと思っております。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  もう1点だけ、審議会の開催は、これからたぶん審議会を開催されると思うんですけど、どのくらいのペースといいますか、月1回のペースでいくのかとか、あるいは最終的に審議会答申が出るのはいつごろか、例えば年度内に出るとか、あるいは今年中に出るのかとか、その辺のことを聞きたいと思います。いわゆるスケジュールを聞いておきたいということでございます。 ○議長(有泉希君)  生活環境課長、海沼良明君。 ◎生活環境課長(海沼良明君)  今現在、審議会に町長からも諮問がしてございません。まず諮問内容が決まってから、その諮問内容につきましてどういうスケジュールで進めたらよろしいのかということで検討してまいりたいと思います。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  また諮問内容ができたらぜひ日程などが分かれば、スケジュールが分かれば教えていただきたいと思います。 次の質問に移ります。 水質保全と大災害に備えた下水道の在り方を再認識してはということで、普段当たり前のように利用している上下水が、地震等の災害時には生活ができなくなる実態が出てまいります。 私たちが日常使用している炊事、トイレ、風呂、洗濯などの生活排水は、言うまでもなく道路地下の公共の下水道につながっております。下水管のうち、自治体が管理するのは、処理施設と道路の地下にある下水管だけであります。町の管理する下水管から各戸をつなぐ配管が壊れた場合は私有物なので、自宅敷地内の配管は、所有者自身が維持、管理、補修する必要がありますが、理解度を深めていただくことに対して、町民の皆さまには今までどのような周知をしてきたのか教えていただきたい。 また、被災した場合は、地域防災計画に基づいて、町の指定業者などに、災害時における上下水道施設の応急対策業務に関する協定書に基づいて、復旧を依頼して早期修復することになりますが、町内指定業者、あるいは事業所との連携や詳細の応急対策業務の実施に対する必要事項は定期的に確認しているのかお尋ねします。 また、インフラ整備は自治体に求められることが多いと思いますが、普段から対応方法について町民に知らせておくことが大変重要であります。これまでの周知と今後の具体的方策を教えてください。 また、下水をきれいにして放流する下水処理場施設は下水道が復旧して素早く処理を可能にできる状態にしなければならないと考えております。 その定義からすれば、流域下水道を抱える本町は、山梨県や関係市町村間の連携は極めて重要になってまいります。現在どのような対応策が講じられているのか具体的にお答えください。 大きく分けて3つの質問ということになります。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  水質保全と大災害に備えた下水道の在り方についてでありますが、自宅敷地内の配管や維持、管理、補修に対する周知につきましては、下水道管渠布設工事施工の際、パンフレット等を用いながら、工事説明会もしくは各受益者への訪問説明を行っております。また、今後は広報等での周知も行ってまいります。 また、地域防災計画に基づく、災害時における上下水道施設の応急対策業務に関する協定書についてでありますが、協定書の第10条において、互いに異議が生じた場合には期間満了、これは毎年度末を指しておりますが、1カ月前までに申し立てることとされておりますが、これまでの間、協議会・町の双方とも異議申し立てはありませんので、現在まで協定内容に変更はないものと理解しております。 今後、災害時におきましても、自宅敷地内の配管の復旧や応急対策につきましては、平常時の維持管理同様に、所有者において対応していただく旨、周知してまいります。 下水処理場施設の山梨県や関係市町村間の連携についてでありますが、公共下水道につきましては、市川三郷町下水道総合地震対策計画に基づき事業を進めております。現在は、管渠の耐震化、および液状化に対する浮上抑制対策をメインに工事を進めております。 また、流域下水道では管理者であります県が主体となり、業務継続計画に基づいた訓練を県内流域下水道関連市町村で実施しております。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  高尾貫君。 ◆3番議員(高尾貫君)  ありがとうございます。 この質問をした1つの大きな流れと言いますか、実はある場所で大災害が起きたときは、大変恥ずかしながら、おそらく知識不足ではないかと思ったんですけど、こういう質問が出ましたから、「大災害出たときはみんな町でみてくれるずら」と、こういう勝手な言葉ですけど、そういう話が出ましたから、これはもう少し広報か何かできちんと周知をしないと、あるいはまた、私も接続をしましたけども、接続業者がこれこれこうでと、細かい話はたぶんしてくれませんので、そこら辺を勘違いしてはいけないので、あえてこの質問をさせていただいたのは、広報等々でしっかり周知をしてほしいという意味で、実は質問させていただいたということでございます。 終わります。 ありがとうございました。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第3番、高尾貫君の一般質問を終わります。 続いて、第7番、笠井雄一君の一般質問を許します。 第7番、笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  峡南北部配置高校建設に伴う財源充当と今後の財政計画について、お尋ねをしたいと思います。 県教委は、昨年9月、峡南北部配置高校は峡南・市川・増穂商業の3校を統合・再編した新設校を、現在の市川高校の敷地と隣接する町有地を含む場所とし、2020年度に開校する方針を教育委員会に報告しました。 1学年の定員は280人で、県内最大規模となり、その内容は、生徒が自分で学びたい科目を選べる単位制とし、商業科が80人程度、普通科140人程度、工業科60人程度とし市川高の英語科を存続する形で英語系列を設けることとしました。 これまで、建設場所・科目等については、関係町・各学校・同窓会・地域等各々の思いや意見等がある中、だいぶ時間もかかりましたが、少なくとも本町地内建設への思いが叶い、まずは町長も安心したと思います。 建設に伴い町では、早速予定地の整備に関連し、既存の建物の移転建設をスケジュールに基づき、既に市川保育所の用地確保・建設のための測量・設計等の発注を含め、着々と進捗しております。 また、町民会館・図書館・体育館の移転建設用地も内定し、準備も進んでいるようですが、これらに掛かる費用は膨大なものだと考えられます。 財源については、合併特例債を充当すると聞いていますが、これまで財政健全化に努力してきました本町ですが、これからは交付税の減額、これまでの起債等の償還、現状での特別会計等への繰り出し、病院運営などを考えた時、次期総合計画の実施についても大変厳しいものがあると考えます。 そこで、次の点について伺います。 1点目といたしまして、高校再編に伴う費用について、建物別にお願いいたします。これは、保育所・町民会館・図書館・体育館、これを建物別にお願いいたします。 2点目として、合併特例債の発行可能枠と28年度末までの発行額は。 3点目といたしまして、交付税の減額につき27年度額に対し、今後どのような額で減額されるか。 4点目といたしまして、実質交際比率、27年度決算では6.8の数値だと思いますが、10年後どれくらいになるか。 5点目といたしまして、起債等の償還のピークはいつご頃になるか。 この5点について、お尋ねをいたします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  笠井雄一議員の一般質問にお答えします。 峡南北部配置高校建設に伴う財源充当と今後の財政計画についての1点目、高校再編に伴う費用についてでありますが、保育所は平成28年度に用地を取得し、基本設計・実施設計を進めている段階で、町民会館、町立図書館、町民体育館につきましても用地は内定しており、基本設計等は未実施の段階での概算の概算というのでしょうか、費用となりますが、保育所の総事業費は約8億円、図書館を併設した生涯学習センターが約16億円、体育館が約13億円、合計37億円と見込んでおります。 先ほど申しましたが、概算の概算というか、詳しいまだ数字まで積み上げておりません。 2点目の、合併特例債の発行可能枠と平成28年度末までの発行額についてでありますが、合併特例債の発行可能額は、82億8,220万円、平成28年度末までの発行額は37億8,950万円の見込みとなっております。約45億くらいあります。 3点目の、交付税が平成27年度額に対し、今後どのような額で減額されるかについてでありますが、平成27年度は、合併後の新町の状態で算定した一本算定の金額と合併前の3町の状態で算定した合併算定替との差が7億2,468万4千円となっており、この額が合併後10年間は加算されてきました。平成28年度以降は、年度ごとに計算された金額の加算が、5年の激変緩和期間を経て6年目にはゼロになります。 加算率は、1年目が9割、2年目が7割、以降5割、3割、1割、ゼロとなります。 4点目の、実質公債費比率が10年後どれくらいになるかについてでありますが、高校再編に係る事業を平成32年度までに完成させ、以降は大型事業がないものと仮定し、平成37年度の実質公債費比率は、13.9%と予測しております。 5点目の、起債等の償還のピークはいつ頃になるかについてでありますが、償還のピークは、平成34年度と見込んでおります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  第7番、笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  1点目の、高校再編に伴う費用についてですが、ただ今の答弁で、総額で概算37億円という答弁があったわけですけど、この概算金額については、図書館を併設とした生涯学習センター、体育館、内定用地の買収費も含めているのか、またまだ設計等についてはこれからだというお話なんですけど、この設計委託料等も含めて、また保育所も、今後のどの施設も既存のものがありますので、解体をしなければならないと思うんですが、解体費用等を含まれたものなのかどうなのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 財政課長、石原千秀君。 ◎財政課長(石原千秀君)  先ほど町長も申しましたとおり、本当に概算ということなんですが、用地費、それから設計費、解体費等も今の段階では含んでいる金額となっております。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  そうしますと、本当の概算ということですけども、概算金額を出すにあたっても、ある程度坪当たり単価とか、そういったような基準に基づいて出しているのではなかろうかと思うんですけど、先ほど町長から答弁があったわけですけど、今後の財政計画等について、その額がある程度しっかりとしたものでなければ、財政計画も立たないのではないかと思うんですけど、あくまでも概算ということですので、その辺については、若干の増減があると解釈をさせていただきたいと思います。 いずれにせよ、膨大な財源が必要となってきます。財源充当については、全員協議会におきまして、合併特例債を充当するということでありましたけども、この説明で合併特例債を全額投入するという解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(有泉希君)  財政課長、石原千秀君。 ◎財政課長(石原千秀君)  この高校再編の事業につきましては、この見積もった37億という金額であれば、発行額の中で何とか事業が執行できるというように見ております。 若干、他の事業でも、今までも合併特例債を充当しておりますので、他の事業でも9億円ほど、今の段階では合併特例債が充当できるという計算になっております。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  合併特例債の発行期限が5年間、延長になったわけですけど、2点目の合併特例債の発行可能額が82億8千万円ほどということで、28年度末までの発行額が37億8,900万ほどとなる見込みとの答弁がありました。年度末の充当率が、ちょっと先ほどやってみましたら、おそらく45%ちょっとくらいになろうかと思うわけなんですけど、これに高校再編にこれから37億円、約充当するということになりますと、74億9千万ほどになろうかと思います。 そうしますと、全体の充当率が90.3%くらいになろうかと思います。合併特例債の発行については、3割の負担は町に乗って来るわけでございまして、借金に変わりはないわけです。そのために、あくまでも町の実力の範囲でやらないと重荷になるはずだと思います。 この負担は、町の努力で償還していかなければなりません。そこで今回の高校生編関連への特例債充当について、発行額を減らすためには、企業者である県に対して、何らかの協力を得る必要があるのではなかろうかと、このように私は感じております。 これまで県に対し、どのような協力要請をしてきたか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  直接的な県からの支援もさることながら、関連で県に正式に申し入れているのが、三郡橋東詰からスーパーかわぐちまでの県道の拡幅、センターラインが入るような道路にしていただき、歩道をしっかりつけていただく、これは南アルプスのほうから、生徒が自転車、もしくはほかの手段で通学される際の安全を考えたときに、この道路整備はもっとも必要であろうということで。それから歩道のない通学路の部分について、歩道の整備をしていただく。こういう側面の支援を県のほうにはお願いをしてあります。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  私は、企業者が山梨県でありということで、なんらかの形で県も補助していただけるようなものがないかというような思いの中から、いろいろ調べてみたわけなんですけど、地方財政法の27条には、都道府県立の高等学校の施設の建設事業費の一部を、市町村に負担させることが禁じられているということが書かれております。 このへんにつきまして、当局ではどのような捉え方をしているか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(有泉希君)  政策推進課長、丹沢和人君。 ◎政策推進課長(丹沢和人君)  ご指摘のとおり、市町村に高校関係は費用を求めること、負担を求めることができないということで、今回、町のほうから申し出を行いまして、近隣の土地を寄付させていただくということで、高校を残すということにいたしましたので、そういうことで27条に規定されています町からの費用は出していないと解釈をしているところであります。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  そういった中で、県立高校建設については、町には負担をさせてはならないという禁止事項があります。私もちょっと解説本なども読んでみたんですけど、今、課長がおっしゃるとおりあるわけですけど、そういうことの中で、町のほうから、自ら用地についても提供しますと、そういった理由を、私は実はこんなことを、例えば全員協議会の席ででも、そういう説明をしていただければ、ある程度それなりの打つ手もあろうかなと思っていたんですけど、私も自分で調べたそういうことが27条で禁じられているということがありますので、例えば県と交渉する中においても、そういうことがある中においての交渉ってできるのではないかと思うんですよね。 満額町が特例を使ってやるという負担をするわけなんですから、これは先ほど町長も一瀬議員の答弁の中で、50年先のことも考えなければということの中で、私は次世代を背負っていく子どもたちに負の遺産は残したくないわけなんです。少しでも町の出し分を少なくするためには、強力に今27条をもとに、簡単に町が全面提供しますよではなくして、提供するんだから何かを求めるというようなですね。読んでみてどうもおかしいなと思ったんです私は。というのは、県は何を求めたのかなと、町に対して。求めたらおかしいものを何か求めたのかなということをちょっと感じたわけで、今、課長の答弁の中に全面提供しますということでしたら、県は求めているわけではないですよね、町に対して。そういう条件で県と話し合いがついているということを、少なくとも全員協議会の席でも、議会のほうへもしっかり伝えるべきではないかと、このように思うわけです。 ともかく、そういった法令があるもので、そういったものも再度頭の中に置いて、これからでもいいと思いますので、県への折衝を強力に進めていく必要があるのではないかなと、このように思います。どうでしょうか。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  全員協議会でそういう話をしなかったですか。しているということですけども。 しているはずですよ。それはどうですか。 そこのところを確認し合う意味で、ちょっと申し上げたんですが。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  この地方財政法の27条というのは説明していただきましたか。私は説明していないと理解していますけど。 ○議長(有泉希君)  政策推進課長、丹沢和人君。 ◎政策推進課長(丹沢和人君)  27条の具体的な中身については、全員協議会で説明はしておりませんが、全員協議会の折に隣接する土地について、県へ提供することを申し入れたいということについては、全員協議会のほうで私は説明しております。 以上であります。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。
    ◆7番議員(笠井雄一君)  県へ提供をしますということの中において、私どもは27条でそういう規制があるということが分からないわけですよね、その時点では。やはりその辺も丁寧に説明すべきではなかったかと思いますが、その辺について。 ○議長(有泉希君)  政策推進課長、丹沢和人君。 ◎政策推進課長(丹沢和人君)  27条の説明をいたさなかったことについては、大変申し訳ありません。 市川高校の現在地に高校を残すことを最優先ということで、以前から町長がおっしゃられているとおりに、周りの施設は全面的に協力をして高校を残したいということからの思いで、土地を提供するということで進んでおりましたので、全員協議会の折には、提供するという話はさせていただけたかと思いますけど、27条の細かいところにつきましては、説明をさせていただかなかったことについては、大変申し訳ございませんでした。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  先ほどの町長の答弁にもあったわけですけども、何らかの形で、例えばそういうことで27条の中で言っていることで、県がそういう解釈をしているということであれば、先ほど言いましたように、他の分野で何らかの協力を、先ほど道路の問題も出ましたけれども、道路の問題ばかりではなくして、例えば建設費用の中で、何か体育館を建てる場合においても、何かうまい補助制度があるか、またそういうようなことも県と協議する中で、少しでも協力をいただく必要があるのではないかと思いますが、その辺についてお考えをお願いします。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  笠井議員の言っていることはよく分かりますけど、現在地に市川高校を残すかどうかという点では、ものすごく表に出ないしのぎを削りました。町としては、100年の大計の中で町有財産を提供しても、将来のために今の場所に残していただきたいということで取り組んできたわけです。 結果が出たら、今度はああするべきだ、こうするべきだという話が出ると思いますが、その場面場面では必死でありました。そのことで取り組ませていただき、冒頭、笠井議員のこの文言にありましたように、町民の皆さまもきっと安堵してくださっていると思っているところです。 ですからこれからは、県にやっていただけるべきことは、お願いをしていきますし、そういうことはしっかり対応をしていきたいと。決まるまでのしのぎというのは、それは並大抵ではなくて、そういう中でここへ残していただくということを真剣に取り組ませていただいたということだけ、お話申し上げます。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  ぜひともこれからもそういった方向で県へお願いできるものは、極力お願いをしていく努力をしていただきたいと思います。 3点目、4点目の答弁から本町の財政状況と、今後の財政状況がうかがうことができました。そこで、財政課長、もし手元にあったらで結構ですので、本町の将来負担比率と、経営上収支比率はどれくらいなのか、お答え願いたいと思います。手元にありますか。 ○議長(有泉希君)  財政課長、石原千秀君。 ◎財政課長(石原千秀君)  将来負担比率は持っていますが、いつの時点でお答えすれば。 現時点ですか。 27年度の決算では、100.6%となっております。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  将来の財政計画を立てる中においても、非常にこの将来負担比率と、経常収支比率というのは、1つの大きな目安になるのではなかろうかと思いますけど。この比率が県の平均がおそらくあると思うんですけれども、その平均等について、課長、もしどのような状況か分かりましたら、先ほど将来負担比率だけでも結構ですので、教えていただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  財政課長、石原千秀君。 ◎財政課長(石原千秀君)  先ほどの質問で、27年度であれば形容収支比率も78.4という数字が出ております。 実質公債費率も6.8という数字になっています。 それから、県平均につきましては、資料を持ち合わせていないんですが、実質公債費率につきましては、制限がかかるところでありますと18%、それから将来負担比率につきましては、市町村であれば350%までOKという、経常収支比率につきましても、70から80まではOKという数字になっている範囲でございます。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  将来負担比率が100.6%くらいだということですけど、課長のほうから350くらいあれというような答弁なんですけど、一般家庭でも借金はない袖は振れずということの中において、大体一般家庭でも3倍くらいの数字までというようなことになっていますので、町の場合には350という数字でなかろうかと思います。 合併以来、町長も非常に健全財政を目指して、一生懸命努力をしてきたところですが、町長の当初予算の提案のときにも触れましたが、昨年度をもって普通交付税、臨時財政特例債の合併特例法の特例措置が終わり、28年度より5年をかけて段階的に削減されることとなりました。 5年後には、大きな額が削減されることも危惧しています。この削減を考え、中長期的に見て経費削減や、普通建設事業の削減に努力をしたとしても、充当可能な財源である基金等も底をつくのではないかと心配しているところです。このため、財政の抜本的な見直しも必要になってくるのではなかろうかと考えております。 これからは、今まで以上に職員全員が一丸となり、現状の把握と今後の財政状況について共通認識を持ち、努力していくことが必要だと考えますが、町長の考えをお聞かせください。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  実質公債費率だけ見ますと、山梨県が16.4%くらいなんです。当所うちは18.3%だったときに県の指導が入ったんですが、うちが財政再建健全化を進めた結果、27年度で6.8まで10%を切ってきましたから、関東財務局のほうからはむしろ市川はよくここまで財政再建をしたんですねという話で、県は16.4から17%近くあるんです。だけど実質公債費率の数字だけ見ると、市川三郷町の要するにいろいろな事業が縮小されるから、活力を失うという点もあるんですね。 だからリニアの関連する市町村で、施設の移転をするところは、補償が満額ではありませんので、18から20%の実質公債費率を見込むくらいまで取り組まなければならないという状況です。 ですから、本町がこれだけの大きな施設、建設を行っても13%台でいるということは、これまで財政再建してきた効果がここに出ているのではないかと思っております。 将来負担比率につきましては、基金と債務のバランスなんですね。借金が多くても基金が多くあれば将来負担比率はゼロです。だからこの兼ね合いもやはり大事ですから、健全な財政運営をするという点では、今ご指摘のとおり、職員一丸となって取り組むことは必要であると考えております。 ○議長(有泉希君)  笠井雄一君。 ◆7番議員(笠井雄一君)  ますます厳しい状況下に置かれるのではなかろうかと思います。 町でも筆頭計画である第2次総合計画も策定されまして、本年度より新たに動き出します。計画を実行するためには、今のような財政状況の中では、職員の知恵と行動力、そして連携が最も重要だと思います。 職員の力量を期待し、私の一般質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第7番、笠井雄一君の一般質問を終わります。 続いて、第2番、丹澤孝君の一般質問を許します。 第2番、丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  空き家対策の取り組みというタイトルで質問させていただきます。 前段のところ、若干省略しながら進めさせていただきます。 平成27年5月に空家等対策の推進に関する特別措置法が完全施行されまして、市町村が地域の実情に応じた空き家等に関する対策の実施主体として位置づけられました。 この措置法では、まず国が基本指針を策定する。市町村はそれに基づいて対策計画を定め、作成、実施に関する協議会を設置する。県は、それに対して技術的な助言や、連絡調整と必要な援助を行うということで定められております。 これを受けて、各自治体において主要課題として取り組みが進められているということになります。 市川三郷町では、平成22年に空き家バンク情報登録制度の運営を開始して、昨年4月の機構改革でまちづくり推進課を主管課として明確化して、対策への取り組みが進められています。 本日、空き家対策について、情報整理も含めて、全体的な確認をさせていただいて、町民への情報提供も含めて整理をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず最初の質問といたしまして、今実態調査が行われていると、3月までということで、一瀬議員の質問でございました。その調査終了後、空き家の調査結果を踏まえて、具体的対策に向けた作業進捗を図るということになります。 甲府では、具体的な作業進捗に向けて、昨年9月条例を制定して、計画の策定、それから不動産や建築の専門家でつくる協議会を設けて内容を協議するということを規定をしております。 また、対策計画については、県が作成して、早期策定に向けて各市町村に向けての説明会が行われたところであります。 市川三郷町においても、条例制定および対策内容を具体的に示すための空き家等対策計画が求められるわけですが、その取り組み方針について伺います。 続きまして、特別措置法では国および都道府県が市町村が行う空き家等対策等に基づく、空き家等に関する対策の適切かつ円滑な実施に資するため、空家等に関する対策の実施に要する費用に対する補助、地方交付税制度の拡充、その他の必要な財政上の措置を講ずるものとするとしています。 これに基づく自治体に対する財政面の支援について、どのような制度となっているか、概要を伺います。 3点目としまして、所有者が空き家取り壊しや処分を進めるための判断に関しては、国の税制体系も大きな影響を与えるものとなります。固定資産税の特例制度の見直しや相続時の優遇制度など、空き家等に関する税制についてどのような制度となっているか、概要を伺います。 4点目といたしまして、先日の新聞報道では、「富士川町が空き家解体費用の一部助成制度を新設する」との記事がありました。また、西桂町では、取り壊した土地について「公園や災害時の一時避難所として町が無償で借り上げ、自治会に掃除などの管理を委託する。所有者は土地にかかる固定資産税を減免される」ことも取り上げていました。 現在、町では空き家バンク関連での助成制度が創設されていますが、町としての空き家に関連する助成制度として、現在どのようなものがあるのか、また、今後新たな制度を検討する考えがあるのかについて、伺います。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  丹澤孝議員の一般質問にお答えします。 空き家対策の取り組みについての1点目、条例制定や対策計画策定の取り組み方針についてでありますが、具体的には平成28年度実施中の空き家実態一次調査が完了後、平成29年度には、空き家等対策協議会を立ち上げ、方針や計画を策定していきます。あくまで、実態に即した取り組み方針や計画策定が必要と考え、空き家等対策協議会を主体とした取り組みとなる予定であります。 平成29年度に実施予定となっております空き家実態調査のうち、二次調査は空き家敷地内にも踏み込んだ、より詳細な調査となり、その成果に基づいた綿密な計画を策定していきたいと考えています。早ければ、6月議会には取り組み方針・指針となる空き家対策条例を制定し、併せて今後の取り組みスケジュールを明確にしていきたいと考えております。 2点目の、国県の財政支援についてでありますが、今年度の空き家実態一次調査・二次調査の事業費に対し、国から2分の1、県から4分の1の補助金が支援され、さらに町負担分の4分の1についても、事業費の一部が特別交付税として算入されます。また、次年度以降に予定している計画策定、危険な空き家の除去等にかかる経費につきましても、国県補助金はありませんが、特別交付税として措置されることとなっております。 3点目の、税制度の概要についてでありますが、固定資産税の特例制度は、全国的な先進事例を参考にして、今後、空き家等対策協議会にはかり検討してまいります。 また、相続時の優遇制度ですが、国税となる相続税には現状では優遇制度はありません。しかし、相続した空き家と土地を他者に売却した場合に限り、所得税譲渡所得の3千万円までの特別控除を受けることができます。 4点目の、空き家に関する助成制度についてでありますが、本町には現在、空き家バンク関連の助成制度しかありませんが、平成29年度以降、本町の空き家実態の把握が完了し、実態に即した効果的な助成制度の創設につきましても検討してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  ありがとうございます。 少し具体的な中身、担当課長に伺うということになると思うんですが、先ほど6月の議会で協議会、条例の制定というのがお話がありましたが、条例制定をして、協議会を設立して、空き家等対策政策策定というような流れになると思うんですが、具体的なスケジュールをもう少し詰まっていれば、そして例えば特定空き家に指定したというようなことが、その所有者に届くというようなスケジュールが、どれくらいの時期になるのか。今の時点でそのことがある程度の目安があれば、教えていただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  まちづくり推進課長、保坂秀樹君。 ◎まちづくり推進課長(保坂秀樹君)  スケジュールのことなんですが、スケジュールのほう、非常に今この場で具体的に語るのは難しいところなんですが、先ほど町長の答弁もありましたとおり、3月末までで空き家の実態調査が完了します。空き家というのが全国的に地域ごとによって、いろいろなバリエーションがありまして、その地域にあった空き家対策をつくっていかなければならないと思っております。 今実態アンケート調査が来て、空き家の実際の現地調査もしまして、分かってきます今年度中に。そうしますと、今度は4月以降ですね、その実態に即してこの地域はこういう対策をしたらいいかなとか、そういうこともまた空き家対策の協議会の中へかけながらやっていきたいということで、誠にこのスケジュールというものが、明確にはなっていないところ申し訳ないんですけど、そこら辺の3月末までのアンケートの実態調査を踏まえて、しっかりとしたスケジュールをつくりたいと思いますので、その点ご理解をお願いいたします。 ○議長(有泉希君)  第2番、丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  今後詰めるということの説明を受けながら、また協議会に関しての具体的なところを伺いたいんですけど、専門家の人たちの知恵を借りながらということでありますが、具体的に協議会のイメージですね、どのくらいの規模で、どういう専門家の人たちが参画して、どういう内容を詰めるのかというようなところが、今のところの構想というか、中身が検討事項があれば教えてください。 ○議長(有泉希君)  まちづくり推進課長、保坂秀樹君。 ◎まちづくり推進課長(保坂秀樹君)  協議会に関しましては、空き家対策措置法の中でも、一応、必ずしもつくらなければいけないということではないんですけど、一応つくるほうの指針ということで、その中で協議会の構成委員としましては市町村長のほか、地域住民、市町村議会の議員、法務・不動産・建築・福祉・文化等に関する学識経験者、その他の市町村長が必要と認めるものをもって、構成するとなっております。 今、先進的にやっているのは、町というよりもレベルの協議会は設立しておりますので、そちらの例を見ますと、それぞれごとにいろいろなパターンがありまして、いろいろな資格を持っている人だとか、有識者の方を入れているような形にはなっております。 先ほどの繰り返しにはなりますけど、実態調査が終わって、その実態調査に合った形で、先ほどの空き家法の中に該当するような方々を選別して、取り組んでいきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  この協議会の中で、たぶん不動産業者とか、そういう方も入ってくるんだろうなと、他の例を見るとあるんですが、例えば不動産業者の活用といいますか、そういう協議会で特定空き家を指定するためのアドバイスということだけではなくて、具体的に土地を例えば隣家に、空き地になれば買いませんかとか、そういうようなアプローチで活用することによって、つぶすと、取り壊すというようなことをきっかけにできないかということがありまして、そのことは可能かどうかということも含めて検討していただきたいということで質問したいんですが、先日、うちの裏のほうの1人住まいの方が亡くなって、男の子2人は外へ出ていて、家庭もつくっているということで、跡の屋敷をどうするのかなと思っていましたら、割合早くつぶして、隣りの家で購入をしてくれたということで、今駐車場に使っているのでほっとしたというところがあります。 ごく親しい間であれば、そういうことが具体的に両家の話でできると思うんですけど、町外で持っている人であれば、具体的にどういう人が持っているのか分からないとか、そういうことがありますので、例えば具体的に情報がどう出せるかというところもあると思うんですけど、不動産屋さんで具体的に動いて、近隣のところにもし平地になれば購入しませんかとか、またそれをきっかけに取り壊しを進めるということにもつなげられないかなと思いまして、例えば不動産屋さんに個別に、具体的に動いてもらう。または、業界にそういう問い合わせの窓口をつくってもらうとか、そういうようなことが、情報提供を含めて可能なのか、またこれからやりとする場合に、そういうことも含めて調整をしてほしいなということで、その点についての感想を伺わせてください。 ○議長(有泉希君)  まちづくり推進課長、保坂秀樹君。 ◎まちづくり推進課長(保坂秀樹君)  不動産業者さんを入れるというのは、非常に貴重な意見というか、効果的なものだと考えておりまして、その辺なんですけど、先ほど税の優遇制度とか、そういったものがしっかり確立して、あと補助制度とかも確立しないと、議員さんのおっしゃるような流れができないと思うので、その辺もしっかり確立しながら、最終的には対策協議会の中で、空き家対策の1つとして入れているわけですけど、前向きに考えていきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  また、具体的な広告について、また少し検討が進んだところで質問をさせていただきたいと思うんですが、あと空き地の利用というところで、最後町長に伺うということになりますけれども、空き家対策では当然危険な建物を取り壊すということが大きな目的にはなりますが、空き家の持ち主に関しては適正管理、それから解体する、活用するということが空き家に対しての対策、選択を迫るということになると思いますが、本日の山日新聞で、79.4%の自治体で空き地問題に対応する部署が明確に決まっていないことが判明というような記事がありました。 当然、空き家対策と並行してか、空き家対策の少しずれた中で、空き地対策というところも大きな課題として出てくるということになります。 先ほどの、西桂町が公園にした場合に、固定資産税を免除するとか、そういう場合も、町づくりをどうするかということによって、どの土地だったらそのように活用しようかというところがないと、個別にそういうことは決められないというようなことになると思います。 そういう面では、町づくりの中で、どの土地をどのように活用するかということを検討する必要があるのではないかというようなところで、具体的な検討を進めていただきたいということです。 市川大門の関係でいきますと、芦川に近い場所、1丁目、2丁目の奥がすごく空き地が多くて、または空き家もあって、広く空いていて、危険な土地、建物もありますが、何とか活用できないかなというところは、町としての課題であろうと思います。 基盤整備して、宅地として分譲するか、または公共用地として活用するか、一瀬議員の質問にもありましたように、ある程度そういう土地を確保しておけば、公共建物については、いろいろな選択肢が広がるということにもなりますし、何度も出てきますが、ファミリコの土地も含めて、その空地を全体的にどのように活用するんだというようなところを重点を置いて、検討する必要があるのではないかなと思います。 もちろん、民間の土地ですので、集約には時間がかかるということは理解をしておりますので、すぐに活用に向けてというところはなかなか難しい要素もあると思いますが、ぜひその空地を町として、これは市川大門だけではなくて、当然ほかの地域にもあると思いますので、空き地をどのように活用するかというようなところ、先ほど山日新聞で、専門の検討部署はあまりないよという記事が載っておりましたが、町としても現在、もちろん取り組まれていればそういうことですし、今後そのことについて重点を置いて、検討していきたいというようなところも含めて、町長の見解を伺いたいと思います。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  そうですね、街中の場合、建築基準法の問題もあって、その場所に新しい家が建たない。幅員4メートルないとという決まりもありますし、市川大門地区もそうだし、高田もそうだし、本町の場合には長屋とか、密集地が多いんですね。そういう点で、ある程度の、今ご指摘の空間は、防火上も必要であると考えているんですね。ある程度空間が場所、場所によってはある程度の面積が必要だろうなというように思っているんです。 空き家対策というか、全体を縮小するということは難しくて、さらに空き家というのが増える傾向にあるんではないかと、これは県下全町的にそんな話が出るくらいでございまして、その空き家対策も今言った大きく分ければ連担である程度整備をして、そこに何軒かお住まいをいただいて、道路もきちんと整備をしてということも含めたまちづくりの計画が必要になるというご指摘だろう思うんですが。ですから空間をある程度つくりながら、そこの連担計画を含めたまちづくり計画をきちんと策定する必要があるというように思っております。 そのことは、先ほどの今年度中に何とか立ち上げをしたいという検討委員会の中でも、そういった提言をお願いをして、お考えをいただくような場面をつくっていきたいというように思っております。 これは全町的な大きな問題であって、将来を考えたとき、とても重要な案件であるという認識ではおりますし、ご質問されている要件一つひとつが、本当に重要だという認識は持っております。 しっかりとその辺につきまして、取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(有泉希君)  開議の途中ですが、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長します。 丹澤孝君。 ◆2番議員(丹澤孝君)  質問としては以上ですけど、当然空き家、空き地の活用、個人は自分の土地をどうするかということに、もちろんどうするかという悩みがありますけど、もっと広く活用できるというのは、やはり行政ですので、ぜひまちづくりという観点で、そういう動向をそのようにしていくのかということで、取り組みを強化していただければと思います。 併せまして、国の交付税制度の有効活用とか、また町民も、切実な問題としてありますので、広報と通じて、こういう取り組みをして、いつまでにこうだというところも積極的に広報していただければと思いますので、よろしくお願いします。 質問は以上といたします。 ありがとうございました。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第2番、丹澤孝君の一般質問を終わります。 暫時休憩いたします。 再開は5時10分とします。     休憩 午後4時56分-----------------------------------     再開 午後5時10分 ○議長(有泉希君)  再開いたします。 なお、第2番、丹澤孝議員にいたしましては、早退の願いがありましたので、これを受理して許可しましたので、よろしくお願いいたします。 続いて、第8番、宮崎博已さんの一般質問を許します。 第8番、宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  これより一般質問をさせていただきます。 指定避難所の代替について。 東日本大震災以降、災害対策基本法の改正や、山梨県地域防災計画の改正を踏まえて、市川三郷町の災害対策の充実と強化を図るため、平成28年5月に市川三郷町地域防災計画を改訂しました。 この度、市川高等学校の再編に伴い、町民会館および町民体育館が今年8月末をもって県に引き渡されます。この2施設は、町内82カ所ある指走避難所として位置づけられています。避難収容人員は、両施設合わせて890人を想定しており、町内で7カ所しかないシャワー設備も両施設には備わっています。さらに、市川大門地区に3カ所ある福祉避難所として、町民会館の1階和室が指定されていることです。 そこで、改めてお伺いいたします。 いつ起こるかわからない災害に対して、多くの方を収容できる避難所が2カ所も、9月以降使用できないことに対して、町はどのような対策を考えているのか、具体的にお聞かせください。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  宮崎博已議員の一般質問にお答えします。 指定避難所の代替についてでありますが、町内の指定避難所につきましては、避難所79カ所、避難地3カ所の合計82カ所を指定しております。また福祉避難所につきましては、7施設を指定しております。 発表されております山梨県東海地震被害想定調査によりますと、自宅建物被害やライフライン機能支障によって、避難所生活を強いられる人数が、本町においては、災害発生1日後で5,473人と想定されております。市川高校再編に伴い、利用が中止される町民会館と町民体育館の2施設を除いたとしても、それ以外の避難所の収容人数が7,922人確保できますので、想定される避難者に対し対応できる状況にあります。 また、町民会館および町民体育館の近隣の指定避難所につきましては、市川高等学校文化創造館、体育館、および格技場を地域防災計画においても指定しております。 今後は、要配慮者への対応、また避難生活の多様なケースやニーズなどに対応するため、指定避難所、および福祉避難所の運営方法や体制づくりの確立にむけて、鋭意努力してまいります。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  ありがとうございます。 今、町長の答弁でしっかり対応をしていくという答弁が返ってきたので、本当に良かったと思っています。 今回、県に引き渡される地域には、耐震性の貯水槽も備わっていたり、また富士川、笛吹川に対応するための水防倉庫が併設されているというように思っているんですが、それらの代替についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(有泉希君)  企画防災課長、一瀬浩君。 ◎企画防災課長(一瀬浩君)  ただいまの質問でございますが、防災倉庫の関係のほうは、29年度に、この庁舎内に備蓄倉庫というか、それらのものを設置をして対応していきたいと思っております。また貯水槽につきましても、今後検討してまいりますが、この役場庁舎の駐車場とか、いろいろな候補地があると思いますので、具体的にこれから検討していきたいと思っております。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  そうですね、本当に貯水槽は町内3カ所しかないということで、本当に消防とか、火災とかの対応にも必要だと思いますので、また検討していって、しっかりとしたものを造っていただきたいと思います。 また、8月末をもって使用できなくなることについて、また避難所が変更になることなどを含めると、やはり住民説明会というのは、もっとちゃんと皆さんに周知していったほうがいいと思うんですけど、その住民説明会の有無についてお伺いをいたします。 ○議長(有泉希君)  政策推進課長、丹沢和人君。 ◎政策推進課長(丹沢和人君)  今月の末、今のところ30日を予定しておりますが、町民会館および体育館の利用者等々を含めた、町民の説明会を開催できればということで、今のところ計画を進めているところであります。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  本当にしっかり、皆さんに周知をしていただきたいと思っております。 先日、2月23日、山日新聞に、身延断層が主要活断層として追加されたとの記事が掲載されておりました。本町は糸魚川静岡構造線断層や、曽根丘陵断層と3つの断層が伸びていて、また付近にはそういった身延断層が通っているということを考えると、地震ばかりではなく、いろいろな災害が起こることを想定して、やはり備えの強化は個人にあっても、絶対必要だと思いますが、町民の命を守るということを考えると、自治体は大きな責任があると思っていますので、その辺、今30日に予定しているということでしたが、周知の徹底をお願いしたいと思いますが、その辺もう一度町長のお考えをお願いいたします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  冒頭のあいさつで、防災課を独立させたいという思い、これは今、身延断層が新たに指摘をされました。糸魚川静岡構造線については前からだし、曽根丘陵断層もそうですし、最近防災に関する勉強会を町長として、何回かそういう会議に触れたんですが、タイムラインというか、気象庁で出すすべてのデータを解析して、要するに今までの防災は、後追い型防災というんですね、だからどうしても手を打つのが遅れてしまう。先手型防災にしなさいという勉強なんですね、それには徹底した、そういう気象庁から出る情報を分析して、早め、早めに手を打つと、このことによってかなり人の命が助かるということですね、東日本大震災のとき、津波という大きなことだったんですが、消防団員が254人亡くなっているし、民生委員も54人、だから救い手を救うということも、うんと大事なことであると指摘をされているんですね。その人たちが、住民を守るまで、最後まで留まって犠牲になっているんですね。 だから洪水とか、台風以外などでも、守り手を守るということもしながら、住民の命を守るという、徹底したこのタイムラインを研究して、防災に対応するということは、本当に大事だということを感じましたので、防災課を独立させて、町民の命を守る、徹底した防災計画をというか、体制をつくりたいという思いでおります。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  本当に助かる命もしっかり事前の準備で、備えで助かると思いますので、今、町長の思いというのは、十分伝わってまいりました。 今、30日に住民説明会を行っていただけるというお話でしたが、そこの場に来られる方は、説明を聞いて納得できると思いますが、やはり来られない方の対応とか、どういうふうに検討していくのか、教えていただければと思います。 ○議長(有泉希君)  政策推進課長、丹沢和人君。 ◎政策推進課長(丹沢和人君)  今のところ考えているのは、利用者とか、お近くの住民に対して、町民会館等々でありますので、三珠とか六郷の方が来ていただいてもいいということで、回覧で呼びかけることにしております。 ただし、防災上の観点につきましては、基本的には近くの区長さんたちにはお声をかけようかなと思っていますけど、全員が来ていただけるということは、ちょっと考えづらいかと思いますが、できるだけ、また少なくても先ほども一瀬議員の答弁でも町長からお知らせしましたとおり、8月以降もできるだけ使えるようにしたいと県へ申し入れをしていきたいと思いますので、その間には、防災訓練も出てくるかと思いますので、8月中には防災訓練の説明会もあろうかと思いますので、その折には避難所の関係については、特に触れて説明をするようにしたいというように思っております。 ○議長(有泉希君)  第8番、宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  ぜひ、本当に来られない高齢者の方とか、障がい者の方に対しても、しっかりとした対応を取っていただきたいと思います。 次の質問にいかせていただきます。 市川三郷町総合戦略の基本目標にある町内産業の活性化についてお伺いをいたします。 平成27年12月、市川三郷町総合戦略が策定されました。 ひと・まち・しごとを中心に、本町のあるべき将来像に向けて、地域の課題に対応した住み良い地域社会を実現するために、4つの基本目標が定められました。 人口減少が進む中、町へ新しい人の流れをつくる定住促進策も目標の1つで、長期的に自主財源の確保、増収につながってきます。 さらに、将来的に自主財源を確保していくには、総合戦略の基本目標の最後に示されている、安心して働けるための産業振興と雇用の創出であると考えます。 地域資源、自然・歴史・文化・産物のブランド化と、観光への取り組みにより、この町での起業と就労を支援するとして、 1.農業の6次産業化 2.地域資源の観光資源化への取り組みと起業支援 3.地域伝統産業の継承支援 4.将来を見据えたマーケティング 以上の4つの具体的な施策が示されました。 そこでお伺いします。 町の財源増も担うこれらの施策について、平成28年度の進捗状況と平成29年度に向けての取り組み、さらにKPIの変動を含めてお伺いいたします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  市川三郷町総合戦略の基本目標にある町内産業の活性化についての1点目、農業の6次産業化についてでありますが、農産物のブランド化、6次産業化において大切なことは「品質の安定」「供給量の確保」であります。平成28年度は、峡南農務事務所、JA西八代と連携し、全国の先進的な優良事例等を調査研究いたしました。平成29年度以降、この調査結果を基に、本町に置き換えた取り組みを行ってまいります。 2点目の、地域資源の観光資源化への取組みと起業支援についてでありますが、主な事業の空き店舗を活用したチャレンジショップ事業では、空き店舗の調査を行い、実施可能な店舗の選定をいたしました。平成29年度以降、どんな店の展開が可能であるのかを地域住民や若者の声を取り込み、商工会とも連携する中で進めてまいります。 次に、サテライトオフィス等誘致事業では、チャレンジショップ事業と絡めた検討を進めております。 また、特産品事業拡大および雇用促進事業では、平成28年度は5件、337万円を補助し取り組んでまいりました。平成29年度に向け補助金額を見直す中で、多くの方に利用していただけるよう検討してまいります。 3点目の、地域伝統産業の継承支援についてでありますが、主な事業の手すき和紙継承者育成事業では、平成28年度は7名の候補者を確保し、合計10回の講習会を終了しました。また、11月の県民の日には、町と合同で手すき和紙体験を実施いたしました。 平成29年度に向け、この継承者育成事業を進めて行く中で、継承者として経験を積み技術を高めていける仕組みを検討してまいります。 4点目の、将来を見据えたマーケティングについてでありますが、地域と大学との協働による取り組みといたしまして、県内大学と市町村で実施する、COCプラス事業に参加し、雇用創出と若者定着に関する協定を締結し、事業を展開しております。 また、中部横断自動車道、六郷インターチェンジ開通関係では、プレイベントや、開通観光キャンペーンを実施いたします。 さらに、インバウンド観光や滞在型観光の開発を山梨県観光部と連携し、峡南歴史文化ツーリズム構想の取り組みを進めているところです。新年度には、構想に基づいて峡南地域広域での観光振興に取り組んでまいります。 総合戦略のKPIにつきましては、平成28年度は総合戦略実行年の1年目ですので、現時点での目標値の修正は考えておりません。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  第8番、宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  ありがとうございます。 今、4-3の地域伝統産業の継承支援として、28年度7名の方が手すき和紙を実施したということで、10回ほど実施されたということで、素晴らしいなと思います。 先日、NHKの放送を見ていましたら、ちょうど市川和紙の継承者という女性の方がテレビに映っておりまして、本当にこれが伝統産業として、市川三郷の産業として、後世に残る素晴らしいものになっていけばいいなと考えているところでした。ですけど、今、町長のほうから後継者としての支援をこれからどのような支援ができるか検討していきたいというお話がありましたが、私もそういったところを考えていて、本当にどのような支援がしていただければ、町としてすれば、長く続けて後継者として育成ができるのかなという点を考えたときに、農業の6次産業の主な事業として、新規就農者に対して県から補助金が出ております。 また、地域資源の観光資源化への取り組みの企業支援の中に、特産品事業拡大および雇用促進事業に対して、先ほど町長が言われておりましたが、町で助成をしております。伝統産業である手すき和紙の後継者としていくには、やはり片手間では継いでいけないのではないかなということを考えると、継承の決意がある方には、町として補助をして、しっかりサポートをしていくのが大事かなと思っていますが、その点もう一度町長にお伺いいたします。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  確かにそうなんですね。生活が成り立つかどうかというのが、一番大事で、例えば手すき和紙で紙をすく技術を習得しても、それが販売し、収入になるという所得にプラスされないと、おそらくそこで終わってしまうということになります。 そこまで行きつくまで、その習得する期間ですね、この人は本当に将来、その技術を継承して、本当に独り立ちできる状況にあるという見極めがされたというか、そういう方に対しては、一定の補助というか、これが必要になってくるのかなという思いがします。 ただ、当然財源が必要でありますし、それから手すき和紙だけではなくて、他の分野も同じようなことが適用になるという関連もありますので、関連する商工会、市川の商工会、会長さんもいらっしゃいますけど、十分協議をさせていただく中で、限られた財源ですので、どういうことをすればその中で効果的かというようなことも、検討させていただき、あまり時間を費やすことは、許されないと思いますので、できるだけ早く結論を見出していきたいと考えて、しっかり検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  ありがとうございました。 町長がしっかり検討していくと、前向きに検討していただけるというお話だったので、ぜひその意向で町の伝統産業を継いでいくという決意のある方には、ぜひ町でサポートしていただいて、印鑑もそうであると思います。農業のほうも本当に県のほうで補助をするということは、そういうことも踏まえてのことだと思いますので、しっかり検討していただいて、サポートしていただければと思います。 この町で企業の就労と支援をするとありましたが、会社が元気になれば景気が良くなります。雇用がまた生まれます。新しい人の流れが、市川三郷町に生まれてくるということは、やはり町の増収減にもつながっていくと思います。 企業の誘致も含めて、企業の景気が良くなって、会社が元気になって潤ってくると、町外に流れて行ってしまう会社も中にはあります。現にあるというように伺っておりますが、そういった県の町外に流出してしまうような企業を食い止めるような策も大事かなと思いますが、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  企業誘致というのは、なかなか言葉では容易に出るんですが、実際問題非常に難しい点はあります。私どもが、行政を預からせていただいて、一番やはり数字的に注目しているのは、幼児、児童、生徒の数であります。峡南5町の例を挙げますと、本町が約1,170名です。富士川町が1,130名で、うちが富士川町より40名ほど多くなっております。お隣の身延は500人台で、500の後半です。南部町が490幾つ、早川町が66と、分母が小さいからです。そういう意味で、よく本町が停滞している、地盤沈下しているということを良く言われるんですが、私はしっかりそういう点で数字を見ていて、まだ峡南の中では、一番児童、生徒の数が多いし、そういう意味で。 それから先の第2次総合計画策定にあたって、調査機関が調査した、この25項目の重要な項目で2006年(平成18年度)と、2016年(平成28年度)の10年間で、すべてかなりのポイントで上昇しているんですね。これは紛れもなく町民の意向調査でこれが出ているんですよ。それで一般的に地盤沈下しているとか、こうしてこうなってということをおっしゃるけども、数字でしっかり見ると、近隣から比べても、この調査機関が全国でもすべての項目が数ポイントにわたって上昇しているなんて、珍しいという話なんです。 一般町民の方々は、静かに、冷静にそういう判断をしてくださっているんですね。他方、そういうことで盛んにそうおっしゃられる。それは1つの意見として耳に受け止めておりますけど、しっかり対応している、そういう数字を見ているということですね。 ですから、そういうことでさらに発展するように、いろいろな面で、各分野で取り組んでいきたいと思いでおります。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  今、本当に町長が言われたように、口で言えば、企業の誘致って本当に楽だと思います。でもなかなかそれがどこの自治体も大変大きな課題になっているということも、実際そうでありますし、人口が増えていないというのもそうであると思います。 今、私が質問させていただいた、企業が景気が良くなって、町の町内の産業を担っている会社が、景気が良くなってしまうと町外へ行ってしまう、流出してしまうという企業に対して、防ぐ手立てとかというのも、対策が必要ではないかということで質問をさせていただいたんですけど、もう一度お伺いいたします。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  特効薬はないというように思います。やはり、企業努力というか、これはなかなか、例えば旧六郷地区の花伊電線さんの問題も、何回かトップの方とお話しましたけど、会社の全体の経営方針の中で、そこを撤退せざるを得ないという、例えば国レベルで言えば、東芝などは今大変な状況ですよね。だから大企業でもそういう状況の中にある時代ですから、町が支援してというには限界があります。これはなかなか難しいです。 町が支援できる状況というのは、とても難しいのかなという感じがいたします。 気持ちは尊いですけど、なかなか難しいかなという感じがいたします。 ○議長(有泉希君)  宮崎博已さん。 ◆8番議員(宮崎博已君)  私は、会社に町が支援をどうのこうのというのではなくて、そういう手立てとかあるんだったら、皆さんで本当に知恵を出し合ってと思ったんですけど、それは会社の事情ということもありますので、難しい話だろうというように思っております。 この総合戦略の対象期間が平成27年から31年までという5年間ということでありますが、この総合計画、昨日、先日案が示されたように、第2次総合計画を見据えた、重点政策の「芽だし」という部分で、これには書いてありましたので、この事業が成功するかというのは、その立ち上げの部分にかかってくるのではないかなと思います。 住んでよかった、住み続けてよかったと思えるようなまちづくりをみんなで知恵を出し合って、前向きに進んでいっていただきたいと思います。 私たちも、微力ながら議員である以上は、しっかり皆さんの声を伝えて、町が少しでも良くなるように頑張っていきたいと思いますので、職員の皆さんもぜひ力を合わせて、知恵を出し合っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第8番、宮崎博已さんの一般質問を終わります。 続いて、第4番、佐野勝也君の一般質問を許します。 第4番、佐野勝也君。 ◆4番議員(佐野勝也君)  私は、第2次総合計画の際に行った、平成27年の町民意識アンケート結果より、観光の振興に絞って質問させていただきます。 本町を通る、金川曽根広域農道沿いに、みたまの湯、歌舞伎文化公園、大門碑林公園があります。 さて、町のホームページに市川三郷町第2次総合計画(案)が掲載されました。今後、町が各部門の計画を策定する際は、すべて総合計画が最上位計画としての方向づけで行われるとのことで大いに期待しているところです。 町民アンケート調査の結果が記載されていました。市川三郷町の暮らしやすさについては、平成18年実施されたアンケート調査結果より平成27年度の方が暮らしやすいと感じている町民が多く、よい結果でした。注目したいのは、観光の振興で、満足度は低く、重要度は、上昇しています。 四尾連湖、神明の花火、みたまの湯、歌舞伎文化公園、大門碑林公園など本町には、見どころが多くあります。その中で、歌舞伎文化公園と大門碑林公園の今後を期待する町民のみなさんの声を多く聞きます。 歌舞伎文化公園と大門碑林公園の現状と今後の取り組みをお伺いいたします。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  佐野勝也議員の一般質問にお答えします。 歌舞伎文化公園と大門碑林公園の現状と今後の取り組みについてでありますが、歌舞伎文化公園の現在の状況は、平成27年度の入館者数2,352人、対前年比120%、観覧料、ホールの使用料等の収入は267万1,531円、対前年比110%となっております。 平成28年度、新たな事業といたしまして、歌舞伎俳優による歌舞伎体験、着付けと附け打ち体験、12代市川団十郎丈の遺品展示等を行いました。また、施設改修では、照明のLED化・空調等の改修を行いました。 さらに市川団十郎事務所へ伺い、文化資料館へのご協力に対するお礼と、今後の取り組み等の打合せを3回行いました。今後も新たな取り組みを計画しております。 大門碑林公園の状況ですが、平成27年度の入館者数2,194人、対前年比92%、入園料等の収入103万200円、対前年比98%となっております。 平成28年度の新たな事業といたしましては、大門碑林公園顧問であります伊藤滋先生をお招きして拓本を学ぶバスツアーを開催いたしました。また、観光プロジェクトでは商工会と連携して旅行業者を招待し、本町の魅力をアピールするツアーも行いました。 施設改修といたしましては、トイレ駐車場の壁面に大型案内看板を設置したほか、北海道松前町にある国内最大級の碑林、「北鴎碑林」を担当課・関係課で視察しております。 今後はツアーや、視察で得られた情報を基に、満足度向上のための計画を策定し取り組みます。 以上、答弁といたします。 ○議長(有泉希君)  第4番、佐野勝也君。 ◆4番議員(佐野勝也君)  ありがとうございます。 私が、町民意識アンケート、本当にこれは市川三郷町が日本一の暮らしやすさを目指してということで、この町民アンケート、やはり町民の方はよく見ているなと、今は平成27年度、今年の第2次総合計画、この資料をいただいたんですが、これをいただく前に、インターネットで見て、これは何かイメージが暗い、市川三郷町が暗くなったのかなというのはとんでもなくて、暮らしやすさが、先ほど町長がおっしゃったように、町民アンケートで3.2%暮らしやすくなったということは、やはり町の職員の皆さん、町長はじめしっかり取り組んでいる結果だと思っております。今後も大いに期待しているところでございます。 今の、現状の中で、入園料、営業収入なども言っていただいたのですが、そこで現状、ちょっとどうなっているのかなというところを、ちょっと私がお聞きしたいのは、歌舞伎文化資料館、また大門碑林公園の入園料を言っていただきましたが、たぶん、旧町でスタートしたときの、そのままが今来ているのかなと、と言いますのも、歌舞伎資料館は、大人がふるさと会館の展望台を含めて、入園料が500円、大門碑林公園は町外大人が600円、町内は無料、団体扱いされている団体割引はと言いますと、歌舞伎文化資料館は20名からの団体割引、大門碑林公園は団体15名からということで、ちょっとそこが統一されていないのですが、その団体の部分が統一されていないんで、これは現状は旧町の段階から今に至っているのか、ちょっとそこをお聞かせください。 ○議長(有泉希君)  答弁を求めます。 商工観光課長、林茂一君。 ◎商工観光課長(林茂一君)  佐野議員さんのおっしゃるとおりで、合併前の金額を引き継いで、今のところ変更はしておりません。 ○議長(有泉希君)  佐野勝也君。 ◆4番議員(佐野勝也君)  分かりました。 今後の取り組みも、今、町長述べていただいたわけでありますが、やはり、今、交通アクセス、六郷インターの開設、あと2年経てば全国につながる、また第2次の計画10年先を見ると東京オリンピック、リニア中央新幹線など、いろいろアクセスが良くなってきまして、交流人口等も増える。その中で、合併から11年経つわけでして、その中で今は入園料もそろそろ統一していただきたいという、その施設整備の中にたぶん入っていると思うのですが、例えば県立美術館、県立考古博物館などで、障がい者割引とか、65歳以上のシルバー割引とか、そういうところも今後見据えて、既存設備があるところをもっとお客さんとか、そういうPRとかするところはしていっていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(有泉希君)  町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  ご指摘はよく分かります。 歌舞伎公園、歌舞伎資料館と、大門碑林公園、どちらかと言いますと、歌舞伎資料館のほうがまだ人が来ていただけるかなと、大門碑林のほうは、北鴎碑林ね、松前町のあそこは2大書家のお1人、金子鴎亭先生の生まれたところなんですね。もう1人、青山杉雨先生、子どもさんの時代に入ってきているんですが、やはり一流たる一流みたいなものにならないと、なかなか人は呼べないですね。そこがもう1つ大門碑林公園の場合には、もう一つ足りないなという感じがしております。 そこをどうするかというと、かなりの予算の必要もありますし、ですからその松前町の北鴎碑林の報告を受けたときに、ああいう傾斜ではないんですよね、平地にしっかりと立派なものが碑林としてあるということですから、状況をすごく考えても、非常に難しい点はあるんですね。ただ、料金につきまして、今のご提言のようなことはしっかり検討させていただきたいと思いますけど、一流たる、そういう施設にするということが、片方でないと、なかなか難しいのかなと。これは青山杉雨先生の系統の関係、担当課でかなり接触して、改善をさらに支援をいただけるようなことも取り組んでくださっておりますから、改善が見られるかもしれませんけど、いくつか手を打つ必要があるのかなと思っております。 最後に、佐野議員に過日の一般質問で、インタビューボードの質問をいただきました。あれが作りまして、本当に本町のPRに役立っています。心からお礼を申し上げます。 ○議長(有泉希君)  佐野勝也君。 ◆4番議員(佐野勝也君)  ありがとうございます。 今、現状と取り組みの中で、歌舞伎文化公園でありますが、私もよく町民の方に言われるんですが、ボタンの花は素晴らしい、三珠には歌舞伎太鼓がある。中心の真ん中にある歌舞伎が行われるともっと嬉しいよねと、よく言われるんですが、確かに歌舞伎文化公園と言いますと、ちょっと皆さん思うに、ここは歌舞伎をやるんだねというような感じで、思う方も多いと思うんです。市川団十郎の発祥の地ではありまして、どうしても成田屋の、松竹のあれではなくても、今、歌舞伎は私も調べたら、地歌舞伎と言いまして、本当に全国いろいろあるんです。また県内も子ども歌舞伎をやっているところもありますし、地歌舞伎もありますし、そういうところでちょっと模索して、アイデアを打てば、もっと素晴らしい、市川三郷に来てくれるのではないかなと思います。 本当に現状と取り組みを、すごく丁寧に言っていただきました。私は、歌舞伎文化公園、また大門碑林公園、10分動けばみたまの湯があるんですね。ですから私は、みたまの湯から5分で歌舞伎文化公園、10分すれば大門碑林公園というところで、ぜひまた今後、そこら辺を今後の取り組みの中で、皆さん頑張っていただきまして、この町を第2次の総合計画を成功させるように、みんなで頑張っていただきたいと思いまして、答弁はいりませんが、町民の皆さんが、至福のときを、素敵なスローな時間を送れる公園にしていただけたら良いなと考えまして、私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(有泉希君)  これをもって、第4番、佐野勝也君の一般質問を終わります。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 大変ご苦労さまでした。     散会 午後5時57分...