△日程第6 市政の
概要説明
○議長(
中村勝彦君) 日程第6に入ります。 市政の
概要説明を求めます。 市長、
鈴木幹夫君。
◎市長(
鈴木幹夫君) 令和2年6月定例会の開会に当たり、
議員各位には、提案いたしました議案のご審議をいただくことに対しまして、心から敬意と感謝を表すものであります。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策及び支援策についてご説明を申し上げるとともに、市政の概要につきまして述べさせていただきたいと思います。 まず、今般の
新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、罹患されました方やそのご家族に心からお見舞いを申し上げます。 また、昼夜を問わず最前線で対応されています
医療従事者の皆様方に対し、厚くお礼を申し上げたいと思います。
新型コロナウイルスの
世界的感染拡大は、科学史上、人類が初めて経験しているもので、専門家の方によりましても、今後の展開の予想は困難であり、その終息は不透明な状況であります。 本市の
感染症拡大防止対策としましては、これまでに8回の
対策本部会議を重ね、
感染症拡大防止に関する
情報収集に努めるとともに、広報や
市ホームページ、
防災行政無線、CATVを通じて、市民の皆様に
情報提供を行ってまいりました。 また、
感染症拡大防止を最
優先課題とする必要があることから、春のイベントであります、
えんざん桃源郷桃の花まつり、甲州市ふるさと武田勝頼公まつり、甲州市体育祭り、
塩山地域一斉
河川清掃等を中止としたところであります。 また、秋の
イベント開催につきましては、各
実行委員会に市の方針をお伝えし、開催の可否について検討をしていただいたところであります。それにより、
フルーツマラソン大会につきましては全面的に中止、
ぶどうまつりにつきましては神事と鳥居焼のみを実施、また、およっちょい祭りにつきましては、商工会が取りまとめ、近く最終判断されると伺っております。大変残念でありますが、一刻も早く感染症が収束し、来年度は開催できるよう願うものであります。 次に、
小・中学校の再開についてであります。 4月9日午後から休業としておりましたが、5月14日に
緊急事態宣言が解除され、
県立学校等が再開する中、この感染症とともに生きていかなければならないという認識と、
子どもたちの健やかな学びを保障することの両立を図っていくことが重要であることから、万全な
感染症対策を取る中で、25日から再開したところであります。 次に、
公共施設の状況についてであります。 図書館や
文化施設、
体育施設等の
公共施設についても、県が発表しております
感染症拡大防止のための協力要請に基づき、消毒の徹底や
チェックシートによる
防止対策の実施、利用者への
ヘルスチェックシートによる体調の確認など万全の対策を行った上で、
条件付開館をしております。 また、ぶどうの丘につきましては、
感染症拡大防止のため、一部施設の休館に続き、4月20日から全
施設休館の対応を行ってまいりましたが、今月1日から
感染症拡大防止ガイドラインに基づき
安全対策を講じた上で、営業を再開したところでございます。 先行きが見通せない中、これまでの経営水準を取り戻していくことは容易ではありませんが、多くのお客様に安心してお越しいただける施設として、創意工夫を図り経営の強化に取り組んでまいります。 去る5月25日には、全国で
非常事態宣言が解除されました。しかし、
新型コロナウイルス感染症への対応は長期にわたることを覚悟しなければならない、第2波、第3波は必ず来るものと言われております。 これからは、日常生活と
感染症拡大防止対策を両立していかなければなりません。収束を願いつつも、現況をしっかり見詰め、
感染症拡大防止対策をこれまでと同様に気を緩めることなく、新しい生活様式を実践していただけることを切にお願いするものであります。引き続き、市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願いを申し上げます。 次に、国の
経済対策及び市の
独自支援策についてであります。 国では、「国民の生命と生活を守り抜き、
経済再生へ」として、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が決定されております。 本市の支援策としましては、4月の臨時会では、まず、
子育て世代の皆様の
経済的支援と、市内の商工業者の皆様が事業を継続していけることを
優先課題として、
小・中学校の給食費、保育所の副食費、
児童クラブ使用料の無償化及び
商工振興資金融資制度の
全額利子補給等や、疲弊している
市内飲食店への
補助事業を、また、5月の臨時会では、国民1人当たり10万円を支給する
特別定額給付金給付事業、
子育て世帯へ1万円を支給する
子育て世帯臨時特別給付金給付事業、
生活困窮者支援のための
住宅確保給付金事業、飲食店の
利用促進支援「無尽でお助け めざせ!100億円キャンペーン」事業及び休校中の児童・生徒への
学習機会確保のため
CATV授業放送事業等を上程させていただき、いずれも議会でのご議決をいただきましたので、各事業を実施しておるところでございます。 なお、
特別定額給付金給付事業の状況でありますが、
オンライン申請につきましては先月13日から、郵送での申請につきましては6月1日から受付を開始しております。本日までの
振込世帯は3,022件、振込金額が7億7,640万円となっております。 続きまして、主な施策について申し上げます。 まず、初めに、防災についてであります。
情報発信力の強化として
市ホームページを改修するとともに、
地域防災力の向上という観点から
危機管理アドバイザーを採用してまいります。なお、これらの経費につきましては、
補正予算として上程したところであります。 これから、梅雨、
台風シーズンとなりますが、災害時等には必要に応じた避難場所の開設が想定されます。その場合は、
新型コロナウイルス感染症対策を講じる必要がありますので、担当部門に対し、適切な対応の検討を進めるよう指示をしたところであります。庁内の連携をもって防災・
感染症対策に取り組んでまいります。 次に、
健康づくりについてであります。 高齢化が進む中にあっても、
健康寿命を延ばすことにより、人生100年時代の健やかな暮らしを実現するために、
高齢者保健事業と
介護予防事業の実施の重要性が高まっております。その足がかりとして、
後期高齢者に対する
健康診断を高齢者の特性を踏まえた形に整え、医療・
介護情報を併せ総合的に把握した上で、切れ目のない支援を行うための枠組みを構築してまいります。 次に、
障害者総合計画についてであります。 「障害のある人と共に歩み、安心して暮らせるまち、甲州」を
基本理念とした第2次
総合計画の
計画期間が本年度末となっていることから、甲州市
障害者自立支援協議会が中心となり、検証等を行う中で、第3次甲州市
障害者総合計画を策定してまいります。この計画により、障害の有無にかかわらず、市民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う
地域社会の実現に向け、障害者の自立と社会参加の支援等のための施策の一層の推進を図ってまいります。 次に、
母子保健計画についてであります。 「すべての親と子が健やかで心豊かに暮らせるまち こうしゅう」を
基本理念として、平成27年度から10年の
計画期間で推進しており、甲州市
母子保健計画「
すこやか親子こうしゅう」の中間評価を実施したところであります。本年度は
計画期間の後半がスタートしておりますので、評価結果の検証を行うとともに、国や県の動向を踏まえながら課題の解決に向けた取組を進めてまいります。 次に、
介護保険事業についてであります。 昨年度に実施いたしました高齢者を対象とした
ニーズ調査結果を基に、令和3年度から5年度までを
計画期間とする甲州市
高齢者福祉計画・第8期
介護保険事業計画を策定してまいります。今後も、高齢者が住み慣れた地域で健康で生き生きと自分らしく充実した暮らしを送る、人生100年時代を見据えた
介護保険事業に取り組んでまいります。 次に、農業施策であります。 今般の
新型コロナウイルス感染症拡大により、
農林水産業にも影響が広がっております。サクランボ、桃、ぶどうの
出荷シーズンとなり、今後、消費者や市場の動向に変化が生じることも予測されますので、その状況を注視するとともに、
市ホームページ等を通じて国や県等の支援策に関する情報を提供してまいります。 また、昨年度発生した桃の
せん孔細菌病対策として、農家の皆さんに
農薬購入費の助成を行うなど、
防除対策の支援をさせていただきました。この取組を結実させるため、JAや県、
関係機関等と連携した対策を講じてまいります。 次に、塩山駅
周辺都市再生整備事業についてであります。
塩山駅前広場等の再
整備事業を行い、
歴史まちづくり計画と
都市計画マスタープランとの整合性を踏まえ、駅周辺の活性化を図ってまいります。本年度は、塩山駅南口駅前ロータリーの整備を実施してまいります。 次に、
道路整備についてであります。 安全で災害に強い
まちづくりのため、
社会資本整備総合交付金事業により、新設道路の整備をはじめ、交通弱者を交通事故から守る
グリーンベルトの設置や、狭隘道路の
解消事業を行い、生活基盤の強化を図ってまいります。
農道整備につきましては、
農道下岩崎12号線
改良事業など、老朽化した農道の拡幅改良や舗装工事を行い、基幹産業である農業の生産力の向上と農村集落の保全を図ってまいります。 次に、水道・
下水道事業についてであります。 本年4月から、
簡易水道事業が
上水道事業へ統合され、新たに甲州市
水道事業としてスタートしております。昨年度に策定いたしました甲州市
水道ビジョン及び経営戦略に基づき、適切な
事業運営を行ってまいります。現在進めております
塩山地域、
勝沼地域の
水道整備事業につきましては、本年度、
小田原地区に配水池を建設予定であります。今後も、安全、安心な水を継続的に供給できるよう、計画的に整備を行ってまいります。 また、
下水道事業につきましても、4月から公営企業化し、豊かな自然、水環境を後世に残すことができるよう、経営の透明性、健全性の向上に努めてまいります。 次に、小学校の
ICT化推進事業についてであります。 国が提唱する教育のICT化に向けた環境整備計画でありますGIGAスクール構想に基づき、児童・生徒1人1台の端末整備を行い、小学校におけるプログラミング教育の必修化に対応してまいります。 次に、東京オリンピック事前キャンプ関連事業についてであります。 東京オリンピックの開催は来年7月に延期されましたが、フランスハンドボール代表チームから、来年の大会前には予定どおり事前キャンプのために本市を訪れる旨の連絡が届いております。本年度も機運の醸成に向け、フランスにちなんだ各種教室やオリンピアンの講演会等を予定しております。 次に、釈迦堂遺跡博物館についてであります。 昨年度リニューアル工事を実施しました釈迦堂遺跡博物館につきましては、延期しておりましたリニューアルオープンを今月21日に開催する運びとなりました。 最後に、本市の令和2年度当初予算につきましては、義務的経費や経常的経費を中心とした骨格予算でありましたので、今回、政策的経費や新規事業などの経費を計上した肉づけ予算として7億5,472万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を199億2,863万9,000円とする
補正予算を上程させていただいております。 厳しい財政運営の中でありますが、限られた財源の重点的、効率的配分など創意工夫を行う中で、人口対策、子育て支援、教育、福祉、商工観光、農業振興、生活関連社会資本の整備など、重要な行政課題に的確に対応する事業の着実な推進を図ってまいります。 以上、私の所信の一端と、
新型コロナウイルス感染症対策及び主要な施策の概要を申し述べさせていただきました。今後も、甲州市のさらなる発展のため、全力で取り組んでまいる所存でございますので、ご理解とご協力をお願いするものであります。 以上で市政の
概要説明とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
中村勝彦君) 市政の
概要説明は終わりました。
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△日程第7 議案第46
号~議案第54号
○議長(
中村勝彦君) 日程第7に入ります。 議案第46号 甲州市税条例及び甲州市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、議案第47号 甲州市
国民健康保険税条例及び甲州市
介護保険条例の一部を改正する
条例制定について、議案第48号 甲州市
介護保険条例の一部を改正する
条例制定について、議案第49号 道の
駅甲斐大和施設設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定について、議案第50号
甲州市営定住促進住宅設置及び
管理条例の一部を改正する
条例制定について、議案第51号 甲州市
景観条例の一部を改正する
条例制定について、議案第52号 甲州市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、議案第53号 甲州市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、議案第54号 甲州市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、以上9件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、
鈴木幹夫君。
◎市長(
鈴木幹夫君) 今議会に提案いたしました9件の条例案についてご説明を申し上げます。 議案第46号についてご説明いたします。令和2年度税制改正の大綱を踏まえた地方税法の一部改正等に伴い、その一部改正の内容を踏まえたたばこ税の課税方式の見直しを行うなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第47号についてご説明いたします。
新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる者等に対し、国民健康保険税及び介護保険料の減免を行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第48号についてご説明いたします。昨年度実施した低所得者に対する介護保険料の軽減措置を強化するため政令が改正されたことに伴い、低所得層の保険料率を引き下げるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第49号についてご説明いたします。道の駅甲斐大和に隣接する農産物加工体験施設を道の駅の一部として位置づけ、効率的な管理運営を行っていくため、所要の改正を行うとともに、甲州市農産物加工体験施設設置及び
管理条例を廃止するものであります。 次に、議案第50号についてご説明いたします。定住促進住宅松里住宅において、令和元年度に実施した内装改修工事の完了に伴い、工事を行った部屋の家賃を改定するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第51号についてご説明いたします。良好な景観の形成に資するよう、自立式太陽光発電装置の設置等の際の届出要件を見直すほか、景観重要
公共施設の占用に関し、事前確認を義務化するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第52号についてご説明いたします。
特定地域型保育事業の運営基準を定めた内閣府令の改正に伴い、連携施設の確保を不要とする要件を定めるほか、幼保無償化に関する内閣府令の経過措置を踏まえ、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第53号についてご説明いたします。
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定めた厚生労働省令の改正に伴い、連携施設の確保や居宅訪問型保育の実施に関する要件を見直すため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第54号についてご説明いたします。
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定めた厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童クラブに配置する放課後児童支援員の資格要件を見直すため、所要の改正を行うものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただけますようお願いを申し上げます。
○議長(
中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) 日程第7の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案9件については、次のように審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第46号は
総務文教常任委員会へ、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号及び議案第54号は厚生経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。
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△日程第8 議案第55
号~議案第57号
○議長(
中村勝彦君) 日程第8に入ります。 議案第55号 令和2
年度甲州市
一般会計補正予算(第4号)、議案第56号 令和2
年度甲州市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第57号 令和2
年度甲州市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、
鈴木幹夫君。
◎市長(
鈴木幹夫君) 今議会に提案いたしました3件の
補正予算案についてご説明を申し上げます。 まず、議案第55号についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ7億5,472万2,000円を追加するものであります。 主なものとして、歳出において、総務費へホームページ管理事業費等1,678万円、
農林水産業費へ果樹振興事業、就農定着支援制度推進事業、県営担い手支援型畑地帯総合
整備事業等2億1,143万2,000円、商工費へ商工業振興事業費等2,356万5,000円、土木費へ橋梁長寿命化改修事業、都市再生
整備事業等2億2,821万3,000円、消防費へ災害対策事業費、消防自動車
整備事業等7,913万1,000円、教育費へ
小・中学校パソコン管理事業、中学校施設管理事業など1億6,419万6,000円を追加するものであります。 歳入において、国庫支出金へ1億9,090万9,000円、県支出金へ8,760万円、繰入金へ1億7,909万4,000円、繰越金へ6,832万3,000円、市債へ2億1,610万円を追加するものであります。 次に、議案第56号についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ40万円を追加するものであります。 歳出において、諸支出金へ40万円を追加するものであります。 歳入においては、国庫支出金へ195万円、県支出金へ170万円を追加し、国民健康保険税を325万円減額するものであります。 次に、議案第57号についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ69万8,000円を追加するものであります。 歳出においては、諸支出金へ69万8,000円を追加するものであります。 歳入においては、国庫支出金へ488万4,000円、繰入金へ1,758万5,000円を追加し、保険料を2,177万1,000円減額するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
中村勝彦君) 日程第8の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の
補正予算案3件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第55号、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第2款総務費、第9款消防費、第10款教育費並びに第2表地方債補正については
総務文教常任委員会へ、議案第55号、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第6款
農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費並びに議案第56号、議案第57号については厚生経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。
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△日程第9 報告第1
号~報告第3号
○議長(
中村勝彦君) 日程第9に入ります。 報告第1号 令和元
年度甲州市
一般会計繰越明許費繰越計算書について、報告第2号 令和元
年度甲州市一般会計事故繰越し
繰越計算書について、報告第3号 甲州市
土地開発公社の
経営状況について、以上3件を一括議題とし、当局の説明を求めます。 市長、
鈴木幹夫君。
◎市長(
鈴木幹夫君) 今議会に提案いたしました3件の
報告事項についてご説明いたします。 報告第1号についてご説明いたします。令和元年
甲州市議会9月定例会、12月定例会、令和2年
甲州市議会3月定例会においてご議決をいただきました繰越明許費について、産地パワーアップ事業のほか、15事業の
繰越計算書を提出したところであります。 次に、報告第2号についてご説明いたします。事故繰越しいたしました事業は、市道三日市場46号線
改良事業の1件であります。各関係機関との協議に不測の日数を要したことにより、事故繰越しの措置を取らせていただいたものであります。 次に、報告第3号についてご説明いたします。 甲州市
土地開発公社は、甲州市
まちづくり計画に基づき、市民福祉の向上及び生活基盤の整備等、市の重要施策に対応するため事業を行うこととしております。また、当事業年度末日の当公社解散に伴う業務を行うこととしております。 まず、令和2年度事業計画及び会計予算についてであります。 本年度は、収益的収入を183万5,000円、収益的支出を183万5,000円計上しております。 また、資本的収入をゼロ円、資本的支出を2億323万3,000円計上し、不足する2億323万3,000円は当該年度分損益勘定留保資金等で補填することといたしました。 次に、令和元年度事業及び決算についてであります。 事業につきましては、取得、売却事業ともに実績はありませんでした。 決算につきましては、事業外収益の合計が426万7,641円、事業外費用の合計が426万7,528円で、当期純利益は113円でした。 前期繰越準備金を加えた準備金合計は77万3,795円となっております。 以上、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
中村勝彦君) 日程第9の質疑を打ち切ります。
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△日程第10 議案第58号
○議長(
中村勝彦君) 日程第10に入ります。 議案第58号 甲州市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、
鈴木幹夫君。
◎市長(
鈴木幹夫君) 今議会に追加提案いたしました議案第58号についてご説明いたします。
新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対し傷病手当金を支給するため、本年5月29日に専決処分により、山梨県
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例の一部が改正されたことに伴い、市においても当該傷病手当金の支給に係る申請書の受付事務を行うため、所要の改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、市内において当該傷病手当金の支給対象者が発生したとき、迅速に手当金の支給ができるよう、本日のご議決をお願い申し上げます。
○議長(
中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
中村勝彦君) 日程第10の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第58号については、厚生経済常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで暫時休憩いたします。再開は追って連絡いたします。 休憩 午前10時56分 ----------- 再開 午前11時26分
○議長(
中村勝彦君) 再開いたします。
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△日程第11
厚生経済常任委員会付託事件の報告
○議長(
中村勝彦君) 日程第11に入ります。
厚生経済常任委員会付託事件の報告を議題といたします。 委員長の報告を求めます。 委員長、廣瀬明弘君。
◆厚生経済常任委員会委員長(廣瀬明弘君)
厚生経済常任委員会付託事件の報告をいたします。 本日の本会議において、当委員会に審査を付託された議案第58号 甲州市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について、以上の事件を審査するため、休憩中に厚生経済常任委員会を第1
委員会室で開催いたしました。 委員会には委員全員が出席し、当局から議案についての説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で厚生経済常任委員会の報告を終わります。
○議長(
中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し、質疑を行います。 質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) 日程第11の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。厚生経済常任委員会に審査を付託した議案第58号については討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) ご異議がないので、討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。議案第58号については、採決を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
中村勝彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第58号については、委員長報告のとおり可決することと決しました。 以上をもって、本日の
議事日程は全て終了いたしました。 次回の本会議は、6月16日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 〔散会 午前11時29分〕...