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02月23日-01号

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  1. 甲州市議会 2018-02-23
    02月23日-01号


    取得元: 甲州市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    平成30年  3月 定例会甲州市告示第11号 平成30年甲州市議会3月定例会を平成30年2月23日午前10時甲州市議会議場に招集する。 平成30年2月16日                      甲州市長  田辺 篤          平成30年甲州市議会3月定例会会議録                平成30年2月23日(金)午前10時00分開議---------------------------------------◯議事日程(第1号) 平成30年2月23日(金)午前10時開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告  第4 議会広報編集委員会の報告  第5 施政方針説明  第6 議案第1号 甲州市シェアオフィス施設設置及び管理条例制定について     議案第2号 甲州市空家等対策の推進に関する条例制定について     議案第3号 甲州市高校生等医療費助成金支給条例制定について     議案第4号 甲州市指定居宅介護事業者指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定について     議案第5号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について     議案第6号 甲州市下水道使用料条例及び甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第7号 甲州市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第8号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について     議案第9号 甲州市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について     議案第10号 甲州市財政調整基金条例の一部を改正する条例制定について     議案第11号 甲州市出産祝金支給条例の一部を改正する条例制定について     議案第12号 甲州市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について     議案第13号 甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定について     議案第14号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第15号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第16号 甲州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第17号 甲州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第18号 甲州市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について     議案第19号 甲州市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について     議案第20号 甲州市指定介護予防支援事業者指定に関する事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  第7 議案第21号 平成30年度甲州市一般会計予算     議案第22号 平成30年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算     議案第23号 平成30年度甲州市診療所事業特別会計予算     議案第24号 平成30年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算     議案第25号 平成30年度甲州市介護保険事業特別会計予算     議案第26号 平成30年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算     議案第27号 平成30年度甲州市訪問看護事業特別会計予算     議案第28号 平成30年度甲州市下水道事業特別会計予算     議案第29号 平成30年度甲州市簡易水道事業特別会計予算     議案第30号 平成30年度甲州市大藤財産区特別会計予算     議案第31号 平成30年度甲州市神金財産区特別会計予算     議案第32号 平成30年度甲州市萩原山財産区特別会計予算     議案第33号 平成30年度甲州市竹森入財産区特別会計予算     議案第34号 平成30年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算     議案第35号 平成30年度甲州市水道事業会計予算     議案第36号 平成30年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算     議案第37号 平成30年度甲州市勝沼病院事業会計予算  第8 議案第38号 平成29年度甲州市一般会計補正予算(第7号)     議案第39号 平成29年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第40号 平成29年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第3号)     議案第41号 平成29年度甲州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)     議案第42号 平成29年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)     議案第43号 平成29年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第2号)     議案第44号 平成29年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第45号 平成29年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第46号 平成29年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)     議案第47号 平成29年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)  第9 議案第48号 第2次甲州市総合計画基本構想について     議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の変更について     議案第50号 東山梨環境衛生組合の解散について     議案第51号 東山梨環境衛生組合の解散に伴う財産処分について  第10 報告第1号 第2次甲州市障害者総合計画変更の報告について  第11 発議案第1号 甲州市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について      発議案第2号 甲州市議会会議規則の一部を改正する規則制定について---------------------------------------◯本日の会議に付した案件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 議会広報編集委員会の報告  日程第5 施政方針説明  日程第6 議案第1号~議案第20号  日程第7 議案第21号~議案第37号  日程第8 議案第38号~議案第47号  日程第9 議案第48号~議案第51号  日程第10 報告第1号  日程第11 発議案第1号~発議案第2号---------------------------------------◯出席議員(18人)                             1番  平塚 悟君                             2番  小林真理子君                             3番  飯島孝也君                             4番  高野浩一君                             5番  廣瀬一郎君                             6番  青柳好文君                             7番  飯島武志君                             8番  高畑一幸君                             9番  廣瀬明弘君                            10番  黒川武雄君                            11番  岡部紀久雄君                            12番  日向 正君                            13番  廣瀬重治君                            14番  川口信子君                            15番  中村勝彦君                            16番  丸山国一君                            17番  夏八木盛男君                            18番  廣瀬宗勝君---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名                市長               田辺 篤君                副市長              芹澤正吾君                教育長              保坂一仁君                政策秘書課長           曽根 浩君                総務課長             荻原智志君                財務経営課長           手塚秀司君                管財課長             網野光邦君                会計管理者            樋口一重君                税務課長             飯嶋喜志男君                収納課長             斉藤公一君                市民課長             武澤勝彦君                環境政策課長           堀内俊次君                建設課長             小林茂夫君                都市整備課長           上矢敏彦君                産業振興課長           中村正樹君                農林土木課長           広瀬正樹君                観光交流課長           芦沢尊彦君                福祉課長             雨宮邦彦君                子育て支援課長          西嶋信一君                健康増進課長           今橋美穂君                介護支援課長           藤 政司君                国保年金課長           小沢一博君                教育総務課長           村松泰彦君                生涯学習課長           萩原利也君                文化財課長            飯島 泉君                学校給食センター所長       広瀬聡子君                ぶどうの丘事務局長        小澤和仁君                勝沼支所長            内田真琴君                大和支所長            土屋 武君                水道課長             村田政仁君---------------------------------------◯出席事務局職氏名                事務局長             町田幸一                書記               池田久美子                書記               保坂直紀     〔開会 午前10時00分〕 ○議長(夏八木盛男君) ただいまの出席議員18人、定足数に達しておりますので、これから平成30年甲州市議会3月定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。 この際申し上げます。報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(夏八木盛男君) 日程第1に入ります。 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員につきましては、議長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、議長において指名いたします。 5番、廣瀬一郎君、6番、青柳好文君、以上お二人を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(夏八木盛男君) 日程第2に入ります。 会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期及び会議開催予定につきましては、去る2月19日に開かれた議会運営委員会において協議した結果に基づき、お手元に配付しました印刷物のとおりと決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長(夏八木盛男君) 日程第3に入ります。 諸般の報告を申し上げます。 本定例会へ提案する議案等について、市長から送付がありました。案件は議案52件で市長提出案件として上程いたしました。 次に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項並びに地方公営企業法第27条の2第2項の規定により、平成29年度12月及び1月の例月出納検査報告書並びに地方自治法第199条第9項の規定により平成29年度定期監査等報告書が提出され、議員各位に配付済みであります。 その他、12月定例会の閉会から昨日までの議会活動状況については、お手元に配付いたしました庶務報告書のとおりであります。--------------------------------------- △日程第4 議会広報編集委員会の報告 ○議長(夏八木盛男君) 日程第4に入ります。 議会広報編集委員会の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、岡部紀久雄君。 ◆議会広報編集委員会委員長(岡部紀久雄君) 議会広報編集委員会からの報告を申し上げます。 去る、1月31日に甲州市議会広報第49号が発行されましたが、第49号発行に向けての編集委員会を12月15日、12月20日、1月11日、1月19日に開催し、企画内容の検討、委員の執筆分担の決定、各委員が執筆した原稿の校正などを行いました。 次に、去る2月13日及び2月16日に編集委員会を開催し、甲州市市議会広報第50号の企画内容の検討を行いました。第50号の内容につきましては、「平成30年度予算の審議」及び「3月定例会レポート」を特集するとともに、「第50号発行記念企画」、「一般質問」、「常任委員会レポート」及び「四コマ漫画」を掲載する予定であります。 なお、山梨県広報協会が主催をする、平成29年度山梨県広報コンクールにおいて、「議会広報紙部門・市の部」に当市議会広報第48号を応募した結果、最優秀賞に選出されましたので、ご報告させていただきます。 議会広報編集委員会では、今後も読みやすく、わかりやすい、読者の立場に立った編集を心がけ、より多くの市民の皆様に親しまれる広報紙の発行を行っていく考えでありますので、関係各位のご協力をお願い申し上げます。 以上で、議会広報編集委員会の報告を終わります。 ○議長(夏八木盛男君) 報告は終わりました。 この報告に対し、質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) 日程第4の質疑を打ち切ります。--------------------------------------- △日程第5 施政方針説明 ○議長(夏八木盛男君) 日程第5に入ります。 施政方針説明。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 平成30年3月定例市議会の開会に当たり、議員各位には、提案をいたしました議案のご審議をいただくことに対しまして、心から敬意と感謝を表するものであります。 提出案件の説明に先立ち、私の所信の一端と施政方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。 今月の9日から25日まで韓国の平昌で開催をされている第23回冬季オリンピックでの、連日にわたる日本人選手の活躍は、日本国民に感動と勇気を与えています。 羽生選手の2大会連続の金メダルや小平選手の金メダル、県内企業に所属している菊池選手を含む女子パシュートチームの金メダル等、全ての選手に称賛を送りたいというふうに思います。 また、22日現在、冬季オリンピックの過去最多の10個を獲得した長野オリンピックを上回る11個のメダルを獲得しており、2年後の東京オリンピック・パラリンピックの成功と日本人選手の活躍を期待するものであります。 一方、国内に目を向けますと、今月3日から8日まで、また10日から11日にかけての強い冬型気圧配置が続き、北陸地方や東北地方を中心に北日本から西日本にかけての日本海側では記録に残るような大雪に見舞われ、死者22名、負傷者320名の多くの方が犠牲となられております。 被災されました多くの皆様に心からお見舞いを申し上げる次第であります。 さて、内閣府による1月の月例経済報告は、「景気は緩やかな回復をしている。」とされる中、国の平成30年度の予算は、「経済。財政再生計画」に掲げる歳出改革等を着実に実行し、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる「一億総活躍社会」の実現を加速するなどを基本方針として編成をされました。 本市の財政運営を取り巻く状況は、景気の回復が期待されているものの、市税全体の伸び悩み、普通交付税の段階的縮減、合併特例債の借入限度額到達など、依然として厳しい状況が続いておりますが、平成30年度の当初予算につきましては、国の予算編成の動向や地方財政対策、社会経済情勢の推移等に留意し、編成をしたところであります。 甲州市本来の財政規模となる平成33年度以降を見据え、身の丈に合った行政運営を維持し、引き続き、財源の縮小に見合った事業のあり方を意識した予算としております。また、限られた財源を効果的、効率的に活用し、住民福祉の増進に努めることを基本とし、少子・高齢化に向けた地域福祉対策、教育・文化の振興、観光・農業等の振興、生活関連社会資本の整備、環境対策など、重要な政策課題に的確に対応する事業については、着実に推進してまいります。 まず、第2次甲州市総合計画についてであります。 本市の特性や資源を最大限に生かすとともに市民ニーズの動向、社会経済情勢を総合的に勘案し、本市が目指す将来像と、それを実現するための基本目標及び施策の大綱等を示すものであり、平成30年度を初年度とし、平成39年度を目標年度とする長期計画であります。基本構想としましては、3点のまちづくりの基本視点、6つの基本目標、32の基本施策を掲げており、これまでのまちづくりの将来像を継承するとともに、今後の10年を見据え、まちづくり全体を総合的にデザインした構想となっており、本議会に議案として提案しておりますので慎重審議をお願いするものであります。 次に、人口対策についてであります。 人口減少や少子高齢化が急速に進む社会情勢のもと、地域としての高い持続性を確保するため、本市の個性を明確にした施策を進める中で、「住んでよかった、住み続けてよかったと実感できる」選ばれるまちづくりを推進し、人口減少と地域経済縮小の克服、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立を目指してまいります。また、国が進めている「新しい働き方改革」につきましては、セミナー及び企業誘致ツアー等を実施する中で、現在建設中の「シェアオフィス」の活用を図ってまいります。 次に、勝沼CATVの施設についてであります。 情報通信技術の進歩や社会情勢の変化に伴う多様なニーズに対応するため、施設の管理運営に係る課題や今後のあり方について、民間事業者への譲渡なども視野に入れ、本市の将来にわたる財政負担の軽減や現在提供しているサービスのさらなる向上に向けて検討してまいります。 次に、健康づくりについてであります。 母子保健事業につきましては、妊娠、出産、育児の切れ目ない支援体制の充実に取り組んでいるところでありますが、新たな取り組みとして、聴覚障害を早期に発見し適切な支援が行われることを目的に、新生児聴覚スクリーニング検査にかかる一部費用の助成及び産後鬱の予防を図るための産婦健康診査公費助成事業の実施に向けて準備を進めているところであります。 健康づくり事業では、食や運動、健康診断等の多様なメニューの提供により、楽しみながら健康づくりの取り組みを実践できる環境づくりとして「健幸ポイントこうしゅう事業」を、秋からのスタートに向けて関係機関と調整を進めているところであります。 また、これまで別々に策定をされていた「第1次甲州市健康増進計画」と「第2次食育推進計画」を、総合的な健康づくりを目指すために一体化させた、「第2次甲州市健康増進計画」を策定することとしております。 次に、子育て支援についてであります。 少子化が進む中、次代を担う子どもたちの健全育成とともに、安心して産み育てるための施策に積極的に取り組んでいるところであります。 子ども医療費の無料化につきましては、平成22年4月から年齢を段階的に引き上げ、平成26年4月からは、医療費の窓口無料化を中学3年生まで拡大してまいりました。さらに、平成30年4月から、入院費に限り、高校3年生18歳までを助成対象として実施してまいります。 次に、障害者福祉の施策についてであります。 「障害のある人と共に歩み、安心して暮らせるまち、甲州」を基本理念とし、平成32年度までの6年間を計画期間とする「第2次甲州市障害者総合計画」により、障害者施策を推進しているところであります。 障害のある方が、よりよい福祉サービスを受けられるよう、現状の障害福祉サービスの利用実態の分析、利用に関する意向及び事業者の実態などを勘案しながら、引き続き障害者福祉にかかわる施策のより一層の充実を図り、福祉向上に努めてまいります。 次に、国民健康保険事業についてであります。 新年度4月から、新たに施行される国民健康保険制度では、県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに運営を担うこととなります。 新制度においても、引き続き安定的かつ円滑な運用につながるよう努めてまいります。 次に、大藤診療所についてであります。 この1年、常勤医の不在に伴い、開業医の岩瀬医師、また、昨年7月から新たに、田中医師にご協力をいただく中で、大藤診療所及び出張診療所を継続して運営してまいりました。新年度4月からは、田中医師が診療所長に就任し、常勤医体制となり、一般診療、出張診療に加え、訪問診療等の体制も整え、地域医療の充実を図ってまいります。 次に、観光振興についてであります。 本年1月の国会における施政方針演説に「観光立国は地方創生の起爆剤」というフレーズがありました。本市も観光立市を掲げ、現在チャレンジをしている世界農業遺産や日本遺産などの観光資源として活用、2020年東京オリンピック開催に伴うインバウンドの広域的な受け入れ態勢の充実や従来型のシティプロモーションなど、あらゆる観光の可能性を見出し、取り入れて、まさに観光分野における地方創生の実践ができるよう施策を展開していくこととしております。 また、昨年注目を集めた「TRAIN SUITE四季島」でありますが、本年も4月から11月までの間、27回運行することになっており、チケットの販売も好評を博しているとのことであります。おもてなしをする団体を3月に公募するなど、ホスピタリティの醸成とともに、さらなる観光振興を推進してまいります。 次に、農業振興についてであります。 本市の基幹産業である果樹農業の持続的発展に向け、農業委員会等と連携し、就農定着支援制度等による農業後継者の育成、農地中間管理機構の活用及び農地流動化奨励補助金等による農地の集約、世界農業遺産へのチャレンジ、農村ワーキングホリデー・農泊の推進による都市と農村の交流、果樹の海外輸出、農業用地施設整備への支援等に積極的に取り組んでまいります。 次に、ワイン振興についてであります。 内外から注目を集めております甲州ワインでありますが、玉宮地区と勝沼地区に新たなワイナリーの建設が予定されております。風土と文化を感じていただける高品質のワインを消費者の皆様にお届けするとともに、産地を訪れてもらうため、ワイン品質審査会の充実やワイン原料用ぶどうの確保、ワインツーリズム等の推進に取り組んでまいります。 次に、商工振興についてであります。 「第2次商工業振興計画」のパブリックコメントを終了し、3月上旬には策定委員会から答申を受けることとなっており、この計画に沿って商工会と連携し、地域資源を最大限に生かした商工業振興に取り組んでまいります。 甘草の里づくり事業につきましては、当初計画の5年が経過し、栽培方法や商品開発について、一定の成果を得たことから、今後、市民の皆さんで栽培を希望する方に苗を配布するなどして、広く甘草栽培への参加を募り、新たな方策を展開してまいりたいと考えております。 次に、農業基盤及び林道整備事業についてであります。 基幹産業である農業を支えるため、国の施策を利用し、県の協力により農地耕作条件改善事業に取り組み、担い手への農地集積の推進を図ります。 また、林道台帳に登載された既存林道の橋梁施設を対象に、健全化や耐震性に係る点検診断を実施し、施設の状態を的確に把握することにより、補修及び更新等を計画的に進めてまいります。 次に、幹線道路整備事業についてであります。 市道西広門田33号線改良事業でありますが、現行の市道を拡幅改良し新たな主要幹線道路として整備を行うため、概略設計と現地調査に取り組んでまいります。 また、(仮称)市道上於曽98号線改良事業計画として、本年度から市道の概略設計を実施し、都市計画事業として連携する中で、市内のにぎわいを取り戻せるよう基盤整備を進めてまいります。 次に、「安全・安心なまちづくり」に向けた取り組みについてであります。 第2次甲州市総合計画の策定に伴い、新時代に向けた「甲州市都市計画マスタープラン」の見直しを、国が進める「コンパクトシティーと次世代ネットワーク社会」の考えに基づき、まちづくりの計画の策定を進めてまいります。 また、JR3駅の周辺整備でありますが、塩山駅につきましては、「都市再生整備計画」による事業の申請をして南口広場の設計を予定しており、勝沼ぶどう郷駅については、市が所有する駅舎南側についての耐震診断が終了したことを受け、今後の活用について検討を進めるとともに、駅からの景観を守る景観基準の見直しを検討中であります。甲斐大和の駅につきましては、駅舎前の新初鹿野橋の歩道部に雨よけシェルターの設置を予定しており、引き続きトイレ等の施設のリニューアル計画を進めてまいります。 次に、甲州市の景観を守る取り組みについてであります。 昨年11月に行われました第7回美しい県土づくり推進大会において、塩山高等学校の商業研究部及び3年4組都市整備研究グループが、「塩山ガイドマップ」の発行や「景観を考えるセミナー」、「塩山駅南口広場及び地区整備検討会」における調査研究報告などに対して高い評価を受け、大会の奨励賞を受賞しました。 また、本年1月には、一般社団法人日本塗装工業会が主催する、環境色彩コンペティション「第20回グッドペインティングカラー」において、「甲州市・駅から景観改善事業・市民参加によるガードレールペンキ塗り」が改修部門の中から特別賞を受賞をいたしました。 官学連携及び市民協働による景観への取り組みが評価を受ける中、今後も継続して「景観を生かしたまちづくり」を進めてまいります。 次に、地域防災の整備についてであります。 有事の備えとして、防火水槽の設置、非常食の備蓄など、計画的に地域防災力の強化を図り、市民の皆様の生命、財産を守ってまいります。 また、非常災害により大量に発生する廃棄物の処理に関し、平常時、応急対応時、復旧、復興時の対応について具体的に定め、今後起こり得る災害にあらかじめ備えるため、国の指針や地域防災計画を踏まえた「甲州市災害廃棄物処理計画」を策定することとしております。 次に、教育行政についてであります。 「人・自然・ふるさとを愛する甲州教育」を基本理念として、本年度末に策定をする「第2次甲州市教育振興基本計画」により各種施策を着実に推進してまいります。 学校教育では、昨年3月に告示された新小学校学習指導要領において、小学校3・4年生に外国語活動が、5・6年生に外国語科が導入され、新年度からは2年の移行期間を経て、平成32年度から全面実施となります。 こうした改革の中で、年間指導計画を策定し、指導体制の充実や英語指導助手の増員等の準備を行い、教育内容の充実を図ってまいります。 また、少子化が進展する中で、児童生徒数が減少し小規模化が進んでいる現状を踏まえ、児童生徒の学びやである学校施設について、地域とともにある学校づくりの視点を持ち、学校関係者と保護者の皆様並びに市民の皆様のご意見をいただきながら、統廃合についても検討してまいります。 次に、東京オリンピック事前キャンプ関連事業についてであります。 昨年、フランス共和国ハンドボールチームの2020年東京オリンピック事前キャンプを、本市で実施する基本合意を締結をし、現在、塩山体育館の改修に向けた設計業務を進めております。また、お迎えするに当たり、さらなる詳細な協議を重ね、実施協定の締結を目指すととともに、市民のオリンピックに向けた機運の醸成など、関連事業を実施してまいります。 次に、日本遺産認定の取り組みであります。 昨年5月から茨城県牛久市と共同で、「日本ワインの歴史ロマン薫る風景、近代化と先人たちのワイン醸造140年」のタイトルのもと、文化庁へ申請書を提出をしたところであります。認定の可否は、本年の5月ごろになりますが、これを機に、相互にイベントへ参加するなど、新たな交流も始まっているところであります。 また、昨年発見されて大きな話題となりました、ケカチ遺跡出土の和歌刻書土器についてでありますが、9月のシンポジウム以降、県立博物館、釈迦堂遺跡博物館で展示公開され、3月10日からは県立考古博物館で展示されております。今後、より多くの方々に和歌刻書土器の価値を知っていただくため、展示用のレプリカや、学校教育や生涯学習の中で使用できる教材用のレプリカを製作するなど、普及啓発に努めてまいります。 以上、私の所信の一端と施政方針を申し述べさせていただきました。 今後とも甲州市のさらなる発展のために全力を上げて取り組んでまいる所存でございますので、ご理解とご協力をお願いを申し上げまして、私の所信表明といたします。 ○議長(夏八木盛男君) 施政方針説明は終わりました。--------------------------------------- △日程第6 議案第1号~議案第20号
    ○議長(夏八木盛男君) 日程第6に入ります。 議案第1号 甲州市シェアオフィス施設設置及び管理条例制定について、議案第2号 甲州市空家等対策の推進に関する条例制定について、議案第3号 甲州市高校生等医療費助成金支給条例制定について、議案第4号 甲州市指定居宅介護事業者指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定について、議案第5号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について、議案第6号 甲州市下水道使用料条例及び甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第7号 甲州市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第8号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について、議案第9号 甲州市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について、議案第10号 甲州市財政調整基金条例の一部を改正する条例制定について、議案第11号 甲州市出産祝金支給条例の一部を改正する条例制定について、議案第12号 甲州市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第14号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第15号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第16号 甲州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第17号 甲州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第18号 甲州市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、議案第19号 甲州市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、議案第20号 甲州市指定介護予防支援事業者指定に関する事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、以上20件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提案をいたしました20件の条例案につきまして、ご説明をいたします。 まず、議案第1号 甲州市シェアオフィス施設設置及び管理条例制定について、ご説明をいたします。 お試しサテライトオフィス機能とコワーキングスペース機能を併設した地方創生拠点施設「甲州市シェアオフィス施設」の設置及び管理に関し、必要な事項を定めるため制定するものであります。 次に、議案第2号 甲州市空家等対策の推進に関する条例制定について、ご説明をいたします。 空き家等対策の推進に関する特別措置法に定めるもののほか、市の空き家等対策の推進に関して必要な事項を定めるため制定するものであります。 次に、議案第3号 甲州市高校生等医療費助成金支給条例制定について、ご説明をいたします。 高校生等に係る医療費のうち入院費について助成することに関し、必要な事項を定めるため制定するものであります。 次に、議案第4号 甲州市指定居宅介護事業者指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定について、ご説明いたします。 介護保険法の改正により、指定居宅介護支援事業者の指定等の権限が平成30年4月に県から市へ移譲されることに伴い、事業者の指定及び事業の運営に関する基準等、必要な事項を定めるため制定するものであります。 次に、議案第5号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 平成29年度に引き続き、市長ほか特別職の給料月額を平成31年3月31日まで減額するため、関係する3条例について所要の改正を行うものであります。 次に、議案第6号 甲州市下水道使用料条例及び甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 下水道事業会計の健全性を高めるため、下水道使用料の改正を行うとともに、下水道使用料と同じ料金体系を使用している大和地域の浄化槽の使用料の改定も行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第7号 甲州市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 業務量が増加するとともにその内容も煩雑化している家庭相談員の報酬月額を改正するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第8号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 山梨県職員給与条例等の一部改正の内容等に鑑み、職員の扶養手当について改正を行うほか、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第9号 甲州市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 これまで月額で支給してきた職員の特別勤務手当を日額による支給に改めるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第10号 甲州市財政調整基金条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 財政調整基金を設置する特別会計を明示しますため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第11号 甲州市出産祝金支給条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 出産祝金制度の目的に、人口対策も含むことを明らかにするとともに、受給資格等について明確にするため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第12号 甲州市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 国民健康保険法の改正に伴い、国民健康保険運営協議会の根拠規定を明示する必要が生じたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第13号 甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 平成30年4月からスタートする第7期介護保険事業計画に基づき、介護保険料を改定するほか、介護保険法施行規則の改正に伴い、保険料段階における合計所得金額の改正を行うなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第14号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次一括法による公営住宅法の改正に鑑み、市営住宅の家賃の決定等について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第15号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 都市公園法施行令の一部改正に伴い、都市公園の敷地面積の標準を見直すとともに、政令の基準を参酌して条例で定めるものとされた都市公園の敷地面積に関する運動施設の割合を規定するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第16号 甲州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、後期高齢者医療被保険者に係る規定を改めるほか、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第17号 甲州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額等に関する条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 幼児教育の段階的無料化の取り組みにより、利用者の負担額の上限に係る特例措置が拡充されることに伴い、保育料徴収基準額のうち1号認定の第3階層の徴収基準額を改定するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第18号 甲州市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 指定居宅サービス等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令により、指定地域密着型サービスの基準が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第19号 甲州市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について、ご説明いたします。 指定居宅サービス等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令により、指定地域密着型介護予防サービスの基準が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第20号 甲州市指定介護予防支援事業者指定に関する事項並びに指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、ご説明をいたします。 指定居宅サービス等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令により、指定介護予防支援の基準が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(夏八木盛男君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑の通告がありますので、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) ただいま議長から許可をいただきましたので、2点にわたり質疑をさせていただきます。 今回の条例改正につきましては、盛りだくさん20本の条例制定、一部改正が出ているわけでございます。その2点につきまして、私が所属しない委員会の関係につきまして、まず質疑をいたします。 先ほど来、市長からも説明があったわけでございますけれども、議案第6号 甲州市下水道使用料条例及び甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について質問をいたします。 まず、この条例につきましては、第1条第2条についてでございますけれども、今回質疑の内容につきましては、第1点といたしまして、下水道事業の現状と事業内容について。第2点としましては、下水道料金の改定理由について。第3点目につきましては、周辺市町村の下水道事業の動向について。これらはいろいろ一般会計からの繰出金、あるいはまた、全国的な近隣状況等、あるいはまた水道審議会等の内容等についてのお話をいただければ結構でございます。 それから、4番目といたしましては、下水道料金の値上げによる一般家庭の負担増について。この件につきましては、料金改定による一般家庭による負担がどのくらいになるのか等をお聞きしておきます。それから市民への改定時期の周知についてでございますけれども、このことにつきましては、特に家庭への負担増というふうなことにつきまして、昨今の経済状況や人口減少、高齢化社会の中、例えばわずかであろうと負担が大きくなることは家計に影響を与えることとなり、特に公共料金については、市民生活の面から特に関心が高い内容であり、住民の理解や協力が必要であると考えます。料金改定の内容や時期についてどのように住民や企業、関係機関等に周知徹底しておくのかを、まず伺っておきます。 次に、議案第13号 甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。 この条例制定については、改正条例内容第5条第1項からあるわけでございますけれども、例えば盛りだくさんに数字が並べてありますけれども、関係条項の1号中13号というふうなことで、非常に所得の関係を並べておるわけでございます。これが率にしてどのような内容というのを、ここでお聞きをしておきます。それからこの件については、改定理由でございますけれども、1号保険者の見込み等の高齢率ということ。 それからまた2番目といたしましては、保険料の負担率の制度改正により第1号被保険者の負担率はどのようになるのか。また第2といたしまして、介護保険料の動向についてでございますけれども、1点目は基準保険料、今回第7期の基準額というものがうたわれているわけですけれども、それはどうなるのか。それから月額引き上げ率はどうか。 第3点目といたしましては、基準年額保険料と所得段階制への今回条例改正でも13段階があるわけでございますが、これがどのような状況になるのか。それから人口減少や高齢化の進行する中での考え方、これはどういうのか。第3といたしまして、市民への改定内容の制定の時期、周知についてはどのように行っているのかをお聞きをしておきます。 以上です。 ○議長(夏八木盛男君) 都市整備課長、上矢敏彦君。 ◎都市整備課長(上矢敏彦君) それでは、議案第6号 甲州市下水道使用料条例及び甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定につきまして、廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 まず、下水道事業の現状と経営内容についてでございます。 現在の下水道事業の進捗状況につきましては、全体計画人口下水道普及率が52.6%、接続率86.8%、1万4,914人の方にご利用をいただいております。整備面積といたしましては、認可面積987ヘクタールのうち、716ヘクタール、72%が整備済みとなっております。平成28年度事業決算では、決算額13億4,114万円となっており、その内訳は、下水道使用料1億8,010万円、一般会計繰入金6億9,193万円、負担金968万円、国庫補助金4,350万円、繰越金932万円、市債4億520万円となっており、歳出のうち、本来賄うべき維持管理費、有益処理負担金、人件費及び公債費のうち、利子分を加えた維持管理費用3億4,743万円を使用料で賄うことができず、一般会計から不足分を繰り入れをしている状況でございます。 今回の下水道料金の改定理由についてでございます。現在、下水道使用料収入で汚水処理にかかわる経費を賄うことができておらず、一般会計繰入金への依存度が高い状況にあります。現在の使用料は全国及び県内の市町村平均単価より安いため、総務省より平均単価1立方当たり150円以上を改定するよう指導を受けております。 平成26年度に下水道審議会において、3年ごと3段階に1立方当たり157円となるよう値上げをするよう答申を受け、平成27年7月に第1回改定を行いました。また、平成29年12月の下水道審議会において事業実績について検証を行ったところ、第2回改定を予定どおり実施し、平成30年7月に行うよう提言を受けております。下水道事業を適正かつ安定的に運営していくためには、受益者負担の原則を基本として事業の健全性を高める必要があることから、料金の改定が必要であると考えております。 また、今回料金改定対象となるのは塩山・勝沼地区公共下水道使用料、大和地区公共下水道使用料及び市町村設置型合併浄化槽使用料でございます。今回の改定によりまして、年間3,000万円の増収が見込める予定でございます。 周辺市町村の下水道の料金の動向についてということでございますが、下水道の経営につきましては、大都市部を除き全国的に苦しい経営をしているところが多い現状があります。総務省が全国の市町村の下水道経営を調査し、健全経営の最低限であるというのを料金指針としましたのが、1立方当たり150円であります。全国平均では1立方当たりが138円、甲州市と同規模の類似市町村平均が、1立方当たり180円となっております。近隣市町村では、甲府市が1立方当たり150円、笛吹市が1立方当たり132円、山梨市が154円となっており、甲州市は今回の改定により、現在平均単価115円が135円、17%の増となりますが、を予定しておりまして、改定後は峡東流域下水道関連市町村4市の中で、3番目の料金となります。 今回の下水道料金の値上げによる一般家庭の負担増についてでございます。今回の平均単価115円から1立方当たり135円への値上げを行った場合、一般世帯、大人2人子ども2人、4人家族の2カ月で40立方を使用したと仮定をした場合、現在2カ月当たり3,896円が、2カ月当たり4,560円となりまして、2カ月当たり664円の増となります。1カ月当たりに換算しますと、332円の負担の増となります。 市民への改定内容や改定時期の周知についてでございますが、下水道料金の値上げは直接家計への影響があり、市民皆様のご理解とご協力が必要と考えており、その周知につきましては、十分時間をかけ、使用者のご理解をいただけるよう、可決され次第、全使用者への通知や、広報、CATVでの周知を図り、7月の改定を予定しております。 9月以降の検針分から新料金とする予定になっておりまして、半年程度の期間を設ける中で、スムーズな改定となるよう努める考えでございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 介護支援課長、藤 政司君。 ◎介護支援課長(藤政司君) 議案第13号 甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定につきまして、廣瀬宗勝議員の質疑にお答えをいたします。 まず、改定理由におきます第1号被保険者の見込みと高齢化率、保険料の負担率制度改正により、第1号被保険者の負担率はということでございますが、甲州市介護保険条例の一部を改正する条例制定に係る介護保険料の改定につきまして、介護保険料は3年ごとに見直しが行われ、本年度は第7期介護保険事業計画の策定に当たり、2018年度(平成30年度)から2020年度(平成32年度)までの介護保険給付に係る保険料の改定が必要であります。 策定に当たっては、保険者の実績値をもとに、人口及び要介護認定者の推計、各種サービスの見込み料の推計、介護報酬改定率等により算定をしております。具体的には、介護保険サービス見込み料の大きなウエートを占める65歳以上の方の第1号被保険者数の見込みとして、2018年度(平成30年度)の試算では1万956人となり、2020年(平成32年)には高齢化率35.2%、1万928人、第6期初年度の平成27年と比較して246人の増と推計されます。それに伴い、3年間で必要となる介護保険事業費が、今期の第6期では102億円の見込みに対し、第7期では111億円を見込み、8.8%の増になります。また、第1号被保険者の保険料の負担率が制度改正により22%から第7期には23%となり、1%の保険料負担増になります。 続きまして、保険料の動向におきます基準保険料第7期の基準額、月額引き上げ率、基準年額保険料と所得段階制の第13段階、人口減少や高齢化が進行する中での考えにつきましてお答えいたします。保険料の基準月額でございますが、第6期の基準月額については、月額5,466円でありますが、事業費や保険料負担率増加等により、第7期の基準額は月額5,967円で積算いたしました。引き上げ率は9.2%、501円の増であります。この月額保険料5,967円を基準に基準年額保険料を7万1,604円とし、基準年額保険料に所得段階別各13段階の料率をかけた値が、それぞれの年額の保険料となります。基準年額保険料7万1,604円を第5段階とし、第1段階の方は低所得者階層の方となりますので、基準年額7万1,604円の2分の1となり、年額保険料が3万5,802円となります。また、所得段階別の13段階の方は基準年額の2.1倍となりますので、15万368円でございます。 今後、人口減少や高齢化が進行することが予想され、それに伴い介護費用の増加、保険料負担の上昇が避けられない中、第6期と同様、第1段階に当たる低所得者の保険料、軽減料率を0.5から0.45へさらに引き下げを行い、年額保険料を3万5,802円から3万2,220円へ軽減をいたしました。また、介護保険サービス見込み料を推計する上で、現在甲州市内で運営する介護保険事業所は自宅を中心に利用する居宅介護及び居宅介護予防サービス事業所が30事業所、住みなれた地域を離れず生活を続けるための地域密着型サービス事業所が13事業所、施設通所によりサービスを受ける広域的な施設サービス事業所が5事業所、ケアマネジャーの所属する居宅介護支援及び居宅介護予防支援事業所が9事業所の、計57事業所あります。 第7計画においては、要介護になっても最後まで住みなれた環境で自分らしい生活を送るための地域包括ケアシステムの進化推進に向け、認知症対応型共同生活介護、グループホームでございますが、1施設。小規模多機能居宅介護1施設、定期巡回随時対応型訪問介護看護を、1施設の3施設を計画しています。 近隣市町村の状況からも、これら3施設はこれから利用者の増加が予想されることから、地域密着型サービスの充実を図るため、施設整備を計画するものであります。 次に、市民への改定内容や改定時期の周知につきましては、5月中には広報、市役所支所の窓口で配布している介護保険制度の案内パンフレットや、市のホームページなどで、改正の案内をお知らせする予定でございます。また、7月に全ての被保険者の方にお送りする介護保険料納付通知書にも改正の案内通知を同封し、各種広報媒体を通じて周知に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) ほかに質疑はございませんか。     (発言する者なし) ○議長(夏八木盛男君) 日程第6の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案20件については、次のように審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第1号、議案第2号、議案第5号、議案第7号、議案第8号、議案第9号及び議案第10号については、総務常任委員会へ、議案第3号、議案第4号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号及び議案第20号については、教育民生常任委員会へ、議案第6号、議案第14号及び議案第15号については、建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで、暫時休憩いたします。 再開を11時25分といたします。           休憩 午前11時16分           -----------           再開 午前11時25分 ○議長(夏八木盛男君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第7 議案第21号~議案第37号 ○議長(夏八木盛男君) 日程第7に入ります。 議案第21号 平成30年度甲州市一般会計予算、議案第22号 平成30年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算、議案第23号 平成30年度甲州市診療所事業特別会計予算、議案第24号 平成30年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算、議案第25号 平成30年度甲州市介護保険事業特別会計予算、議案第26号 平成30年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算、議案第27号 平成30年度甲州市訪問看護事業特別会計予算、議案第28号 平成30年度甲州市下水道事業特別会計予算、議案第29号 平成30年度甲州市簡易水道事業特別会計予算、議案第30号 平成30年度甲州市大藤財産区特別会計予算、議案第31号 平成30年度甲州市神金財産区特別会計予算、議案第32号 平成30年度甲州市萩原山財産区特別会計予算、議案第33号 平成30年度甲州市竹森入財産区特別会計予算、議案第34号 平成30年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算、議案第35号 平成30年度甲州市水道事業会計予算、議案第36号 平成30年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算、議案第37号 平成30年度甲州市勝沼病院事業会計予算、以上17件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会で提出いしました平成30年度当初予算案17件についてご説明を申し上げます。 まず、議案第21号 平成30年度甲州市一般会計予算についてご説明をいたします。 予算の総額は164億7,800万円であります。 主な内容を申し上げますと、歳出においては、総務費に電算システム運用経費やふるさと納税促進事業費、市民バス運行費、庁舎等維持管理経費など27億3,786万4,000円。民生費に、子育て支援や在宅福祉、障害者福祉の充実を図るため経費、老人医療費など48億737万8,000円。衛生費に、健康づくりの推進を図るための経費や子ども医療費の助成、ごみ減量化及び再生利用推進のための経費など14億5,545万9,000円。農林水産業費に、農業生産の基盤整備事業、有害鳥獣駆除対策事業など6億3,634万6,000円。商工費に、観光振興のための経費など4億251万円。土木費に、生活関連基盤整備事業や塩山駅前周辺地域における都市再生整備計画事業など16億8,477万1,000円。消防費に、東山行政事務組合消防費負担金、地域防災対策事業など7億5,443万6,000円。教育費に小中学校の教育振興に要する経費や生涯学習の推進、歴史まちづくりの計画の推進、スポーツの振興を図るための経費など14億6,225万7,000円。公債費に、22億9,865万6,000円などであります。 歳入においては、市税に40億2,741万6,000円。地方交付税に51億9,921万3,000円。国庫支出金に15億9,258万7,000円。県支出金に10億4,029万8,000円。寄附金に5億200万円。市債に12億2,000万円などであります。 次に、議案第22号 平成30年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は41億1,066万7,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、保険給付費に27億7,004万2,000円。国民健康保険事業費納付金に11億8,826万7,000円。保健事業費に7,114万7,000円などであります。 歳入においては、国民健康保険税に9億8,942万5,000円。県支出金に28億387万5,000円。繰入金に3億1,019万5,000円。 次に、議案第23号 平成30年度甲州市診療所事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は7,381万1,000円であります。 歳出においては、診療所に係る運営経費であります。 歳入の主な内容は、診療収入に4,414万3,000円。繰入金に2,903万7,000円などであります。 議案第24号 平成30年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は4億2,729万7,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては後期高齢者医療広域連合納付金に4億2,275万7,000円などであります。 歳入においては、後期高齢者医療保険料に3億2,680万円、繰入金に9,886万9,000円などであります。 次に、議案第25号 平成30年度甲州市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は36億3,611万5,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、保険給付金に33億6,186万8,000円。地域支援事業費に1億6,209万円などであります。 歳入においては、保険料に7億6,905万5,000円。国庫支出金に8億9,134万円。支払基金交付金に9億3,032万5,000円。県支出金に4億8,548万円。繰入金に5億5,976万6,000円などであります。 次に、議案第26号 平成30年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算についてご説明します。 予算の総額は、896万7,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、サービス事業費に882万2,000円などであります。 歳入においては、サービス事業収入に892万円などであります。 次に、議案第27号 平成30年度甲州市訪問看護事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は552万2,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、サービス事業費に43万8,000円などであります。 歳入においては、繰入金に38万8,000円などであります。 次に、議案第28号 平成30年度甲州市下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、14億2,492万3,000円であります。 主な内容としまして、歳出において、下水道費へ4億1,635万4,000円、公債費に9億6,001万9,000円などであります。 歳入においては、使用料及び手数料に2億3,224万4,000円、繰入金に7億8,206万5,000円、市債に3億4,290万円などであります。 次に、議案第29号 平成30年度甲州市簡易水道事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、7億5,437万7,000円であります。 主な内容としまして、歳出において、簡易水道事業費に2億8,795万3,000円、環境衛生施設整備費に2億9,420万2,000円。公債費に1億6,922万2,000円などであります。 歳入においては、使用料及び手数料に2億3,728万円、繰入金に2億3,706万7,000円、市債に1億9,690万円などであります。 次に、議案第30号 平成30年度甲州市大藤財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、447万5,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、総務費に75万2,000円、諸支出金に280万4,000円などであります。 歳入においては、財産収入に297万1,000円などであります。 次に、議案第31号 平成30年度甲州市神金財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、594万8,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、総務費に69万7,000円、諸支出金に489万5,000円などであります。 歳入においては、寄附金に534万3,000円などであります。 次に、議案第32号 平成30年度甲州市萩原山財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、1,708万円であります。 主な内容としまして、歳出において、総務費に714万7,000円、諸支出金に890万円などであります。 歳入においては、財産収入に480万円、繰入金に870万円などであります。 次に、議案第33号 平成30年度甲州市竹森入財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は、79万5,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、総務費に49万8,000円、保護費に16万5,000円などであります。 歳入においては、繰越金に47万円などであります。 次に、議案第34号 平成30年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算について説明をいたします。 予算の総額は、54万2,000円であります。 主な内容としまして、歳出においては、管理費に38万5,000円などであります。 歳入においては、繰入金に40万円などであります。 次に、議案第35号 平成30年度甲州市水道事業会計予算についてご説明いたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益が4億8,105万7,000円、事業費用4億3,295万円となっております。収益の主な内容は、営業収益が4億1,504万円であり、営業費用として4億282万8,000円であります。 資本的収入及び支出につきましては、収入1,459万7,000円、支出1億8,447万8,000円などであります。収入の主な内容は、負担金668万6,000円、移設補償金791万1,000円であり、支出につきましては、建設改良費1億1,529万3,000円であります。資本的収入額が資本的支出額に対して不足する各1億6,988万1,000円は、当初年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額804万5,000円、過年度分損益勘定留保資金1億6,183万6,000円で補填するものといたします。 次に、議案第36号 平成30年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算についてご説明いたします。 収益収入及び支出につきましては、事業的収益が10億9,378万5,000円、事業費用につきまして10億7,386万7,000円であります。収益の主な内容は、宿泊料、食事料、ワイン等の販売収入など、営業収益として10億9,341万8,000円であります。事業費用につきましては、施設経営費などの営業費用として10億4,442万8,000円であります。 資本的収入及び支出につきましては、支出として建設改良費4,424万7,000円等であります。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4,424万7,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額327万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4,097万1,000円で補填するものとしております。 次に、議案第37号 平成30年度甲州市勝沼病院事業会計予算についてご説明いたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益が2,073万1,000円、事業費用は2,073万1,000円であります。収益の主な内容は一般会計から負担金等1,603万円であり、費用につきましては、減価償却費、事業費等として1,924万円、支払利息、雑損失として149万円であります。 資本的収入及び支出は、収入につきましては、一般会計から負担金552万5,000円、基金積立金利息から6万6,000円であり、支出につきましては、企業債償還金1,255万6,000円等であります。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額603万1,000円は、過年度分の損益勘定保留資金で補填するものといたします。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(夏八木盛男君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑の通告がありますので、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) ただいま議長から許可をいただきましたので、若干質疑をさせていただきます。 今、市長から説明がございましたように、平成30年度一般会計予算は、歳入歳出それぞれ164億7,800万円と定めております。昨年度に比べまして9,800万円の増、率にいたしまして、0.6%の増となっております。私が所属しない委員会においての質疑をさせていただきます。 まず、議案第21号 平成30年度甲州市一般会計予算、3款の民生費1項の社会福祉費3目障害者福祉費、本年度予算額は、7億9,137万1,000円のうち、20節におきまして、扶助費でございますけれども、7億3,674万6,000円の主な内容についてをお伺いいたします。 次に、4款の衛生費1項保健衛生費1目保健衛生費、本年度予算額は9億3,541万8,000円となっておりますが、そのうち13節の委託料8,003万7,000円及び19節負担金補助及び交付金1億9,137万9,000円の主な内容について質疑をいたします。 次に、6款の農林水産業費1項農業費の3目農林振興費については、前年度、1億8,083万1,000円でありましたけれども、本年度予算額は6,152万4,000円の減額となっておりますが、主な内容を伺っておきます。 次に、5目の農地費についてでございますけれども、前年度予算額は2億9,627万7,000円でございましたけれども、本年度予算額は2,207万9,000円の減額となっております。主な内容をお伺いいたします。 次に、2項の林業費2目林業振興事業費についてでございますけれども、3,630万8,000円の減額についての内容を伺っておきます。 次に、7款商工費2項商工観光費1目観光費についてでございますけれども、今年度予算額が2億4,087円で1,762万3,000円の増となっておりますけれども、13節の委託料3,965万1,000円と、15節工事請負費に6,066万円の内容についてお伺いいたします。 次に、第8款土木費2項道路橋梁費3目道路橋梁新設改良費についてでございますけれども、今年度予算額は2億6,597万8,000円の予算計上でありますけれども、そのうち13節委託料1億518万6,000円及び15節工事請負費1億3,350万円の主な内容についてをお伺いいたします。 次に、第8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費については、本年度予算額9億678万3,000円の予算計上となっております。そのうち、都市構造形成事業費565万9,000円の内容と、都市再生事業費は4,182万3,000円の内容についてお伺いいたします。 次に、第10款の教育費5項保健体育費1目の保健体育総務費についてでありますけれども、今回東京オリンピック事前キャンプ関連事業費として450万円の内容についてを伺っておきます。 以上です。 ○議長(夏八木盛男君) 福祉課長、雨宮邦彦君。 ◎福祉課長(雨宮邦彦君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 歳出第3款民生費1項社会福祉費3目障害者福祉費20節扶助費につきましては、障害を持つ方に対して社会参加の機会の確保及び地域社会における共生、社会的障壁の除去に資するよう総合的かつ計画的に行う諸手当や、障害福祉サービス等に係る経費でございます。 主な内容といたしましては、障害者自立支援給付費として4億5,800万円、重度心身障害者医療費助成金として1億3,600万円。障害児通所給付費等として6,535万6,000円、障害者自立支援医療給付費として4,682万8,000円、特別障害者手当等給付費として1,180万8,000円、障害者補装具給付費として800万円などでございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 健康増進課長、今橋美穂君。 ◎健康増進課長(今橋美穂君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 4款衛生費1項保健衛生総務費1目保健衛生総務費13節委託料8,003万7,000円の主な内容につきましては、第2次健康増進計画作成業務委託料の434万9,000円、基本健康診査歯周疾患検診等の委託料970万4,000円、がん検診委託料の4,702万円、妊婦・乳児一般健康診査及び新たに始まります新生児聴覚スクリーニング検査及び産婦健康診査委託料の1,865万8,000円でございます。 続きまして、19節負担金補助及び交付金1億9,137万9,000円の主な内容につきましては、不妊治療補助金の687万5,000円、政策的医療交付金の3,400万円、休日夜間救急診療体制及び小児救急医療事業負担金の1,924万9,000円、子ども医療費助成金の1億2,180万円でございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 産業振興課長、中村正樹君。 ◎産業振興課長(中村正樹君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えをいたします。 6款農林水産業費1項農業費3目農林振興費の減額となった主な事業と金額でございますけれども、産地パワーアップ事業費が1,095万1,000円、有害鳥獣防護柵整備事業費が3,119万7,000円、地域おこし協力隊推進事業費が261万9,000円、果樹輸出促進事業費が942万円、地域農業支援営農技術習得事業費が480万円でございます。 次に、減額の主な理由でございますけれども、産地パワーアップ事業につきましては、来年度の計画がまだ決定しておりませんので、年度当初での予算化を見送ったことによるものです。 有害鳥獣防護柵整備事業につきましては、現在計画中の工事が順調に進んでおりまして、全体の事業量として減少したことによるものでございます。 地域おこし協力隊推進事業につきましては、今年度4名の隊員を任命する計画で予算計上し、指定させていただきました支援機関が募集、面接を行ったところでございます。残念ながら現在までに任命までに至っておりません。こうした状況を考慮させていただきまして、平成30年度は1名減の4名とさせていただいたことによるものです。 果樹輸出促進事業につきましては、地方創生事業の一環といたしまして平成28年度、29年度の2カ年で実施いたしましたリーファーコンテナ活用による農産物等輸出調査事業が終了したことによるものです。 地域農業支援営農技術習得事業につきましては、研修生3名のうち、2名が研修終了となります。来年度は1名となったことによるものでございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 農林土木課長、広瀬正樹君。 ◎農林土木課長(広瀬正樹君) 廣瀬議員の質疑にお答えいたします。 同じく6款1項農業費5目農地費の前年度比2,207万9,000円の減額についてであります。主な内容は、農業水利施設維持管理事業費1,336万2,000円の減額については、地域から要望がありまして、平成28年度から進めておりました塩山宮の前水路改修工事が平成29年度に完成するため、来年度は適正化事業に係る事業負担金119万3,000円の支出となります。また、次回の農業水利施設維持管理事業の工事は、平成32年度を計画しています。 農道維持管理事業費の657万2,000円の減額については、農業基盤整備資金償還金の減額であります。県営担い手支援型畑地帯総合整備事業費の288万5,000円の減額については、平成29年度国の補正予算TPP等関連政策大綱に基づく施策の実施と、水田の畑地化畑地樹園地の高機能化等の推進事業目的のため、平成30年度当初予算が前倒しにより実施されたためであります。 続きまして、6款農林水産業費2項林業費2目林業振興事業費の減額内容についてであります。前年度比3,530万8,000円の減額についてであります。主な内容は、平成13年度から菱山地内林道源次郎線開設工事を施工し、総延長1,649メートル、総事業費3億1,167万円で平成29年度事業完了となるためであります。 ○議長(夏八木盛男君) 答弁の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。 再開は午後1時といたします。           休憩 午後0時01分           -----------           再開 午後1時00分 ○議長(夏八木盛男君) 再開いたします。 休憩中に、健康増進課長、今橋美穂君、産業振興課長、中村正樹君から発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 健康増進課長、今橋美穂君。 ◎健康増進課長(今橋美穂君) 廣瀬宗勝議員の質疑に対する答弁の際、4款衛生費1項保健衛生費を、4款衛生費1項保健衛生総務費と答えてしまいましたので、訂正をお願いいたします。 ○議長(夏八木盛男君) 産業振興課長、中村正樹君。 ◎産業振興課長(中村正樹君) 私のほうも、廣瀬宗勝議員の農林水産業費1項農業費3目農業振興費の中で地域おこし協力隊の推進事業、30年度は1名減の3名でございますが、4名というふうにちょっと発言をしてしまいました。申しわけございません。ここで訂正をさせていただきます。申しわけございません。 ○議長(夏八木盛男君) 観光交流課長、芦沢尊彦君。 ◎観光交流課長(芦沢尊彦君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えをいたします。 7款商工費2項観光費1目観光費のうち、委託料及び工事請負費の内容についてでありますが、まず、委託料の内容につきまして、観光一般事業費といたしまして、勝沼ぶどう郷駅前案内業務に176万2,000円、観光宣伝事業費といたしまして、フォトコンテストを実施するための募集から審査までを包括的に委託をする費用といたしまして、180万9,000円、また甲府市及び峡東3市の4市連携事業といたしまして、200万円、内容といたしましてはインバウンド対策となる宣伝事業4市の自主事業の運営費、合同キャンペーンを実施する、これは首都圏、関西地域等で実施する予定でありますが、これが費用でございます。 また、にぎわいを創出する事業といたしまして、勝沼ぶどう郷駅において観光シーズンの数カ月となりますが、月1回のペースで計画をしております開催運営委託料として100万円。 次に、観光施設維持管理費といたしましては、登山道等の管理50万6,000円と、公衆トイレの浄化槽の清掃管理委託費316万円を合わせまして、366万6,000円であります。 交流体験施設維持管理費につきましては、これは指定管理料でありますが、大和自然学校に1,100万円、天目山温泉に600万円、大菩薩の湯に648万円、道の駅甲斐大和ほか1施設、ここに270万円であります。以上が委託料であります。 次に、工事請負費についてでありますが、観光施設維持管理費につきましては、荒廃が危惧されておりましたぶどう祭りのフィナーレを飾る鳥居焼周辺整備に伴う工事費用に3,649万4,000円、公衆トイレのリフレッシュ工事及び看板撤去工事費用に200万円、合わせまして3,849万4,000円であります。交流体験施設維持管理費といたしまして、大菩薩の湯リニューアル事業、これの内容としましては、ホール空調設備改修工事に999万円、道の駅甲斐大和シャッター修繕工事に291万6,000円、天目山温泉リニューアル事業費といたしましては2件ありまして、ボイラーの循環ポンプ等取りかえ工事に347万7,000円、温泉温度調節弁改修工事に398万6,000円であります。 以上観光費における委託料及び工事請負費に係る当初予算に計上いたしました主な内容でございます。 なお、議員ご質疑の中にもございました観光費が増額となったという部分に関しましては、この2つの施設におきましては、委託料は昨年度並み、工事請負費につきましては、昨年の倍額程度の計上となっておりますことから観光費の増額につながったものと、大きな要因であるというところでございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 建設課長、小林茂夫君。 ◎建設課長(小林茂夫君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 第8款土木費2項道路橋梁費3目道路橋梁新設改良費13節委託料の主な内容につきましては、橋梁長寿命化改修事業の橋梁修繕、耐震設計業務委託、3橋で4,500万円。橋梁点検業務委託3,000万円などであります。 続きまして、15節工事請負費の主な内容につきましては、社会資本整備総合交付金の市道上於曽81号線歩道改修工事4,500万円、市道綿塚12号線ほか3路線舗装修繕工事3,000万円、また、市単道路整備事業の甲斐大和駅前橋梁歩道整備工事3,500万円などでございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 都市整備課長、上矢敏彦君。 ◎都市整備課長(上矢敏彦君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 第8款4項1目都市構造形成事業費565万9,000円について説明いたします。都市計画道路見直し等説明会時の飲料費2万1,000円、委託料甲州市都市計画マスタープラン見直し検討業務委託1期分563万7,600円でございます。現行の甲州市都市計画マスタープランは平成21年3月に作成されたものであり、今回第2次甲州市総合計画の策定に伴い、これまで行ってきた事業の検証をし、さらなる計画の推進や見直しを行います。 8款4項1目都市再生整備事業費4,182万3,000円について説明いたします。委託料塩山南口駅前広場実施設計業務委託2,472万1,200円、歴史的風致維持向上計画に基づき、都市再生整備計画事業として実施いたします。公共交通の拠点整備として、南北の文化財を活用した利用者や地域住民が活用しやすい駅広場の建設に向け実施設計をするものでございます。 その他委託料といたしまして、塩山駅周辺(北口ほか基本構想)委託598万3,200円、その内容につきましては、駅周辺の状況調査と活性化に向けたソフト事業に充てる費用でございます。 その他委託料といたしまして、都市計画道路塩山駅下於曽線等調査業務委託881万2,800円、塩山駅下於曽線及び周辺の調査及び計画の策定費でございます。 JR甲斐大和駅トイレ実施設計委託甲州市分90万3,930円。甲斐大和駅舎に付属しております駅舎の外部分のトイレ改修に伴う設計委託費の甲州市負担部分でございます。負担金補助及び交付金JR甲斐大和駅トイレ実施設計負担金140万円、JRの駅構内部分のトイレ設計に伴うJRに支払う負担金でございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 生涯学習課長、萩原利也君。 ◎生涯学習課長(萩原利也君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 第10款教育費5項保健体育費1目保健体育総務費、東京オリンピック事前キャンプ関連事業費450万円につきましては、フランスハンドボールチームとの事前キャンプ実施協定締結に向けた甲州市2020東京オリンピック事前キャンプ誘致推進委員会への事業委託料360万円、市民のオリンピック機運の醸成に係るフランスにちなんだ教養講座や、日本人オリンピアン講演会の開催経費90万円でございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) ほかに質疑はございませんか。     (発言する者なし) ○議長(夏八木盛男君) 日程第7の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の予算案17件については次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第21号 平成30年度甲州市一般会計予算第1表歳入歳出予算のうち、歳入全款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第11款公債費、第12款予備費、第2表地方債総則中、一時借入金及び歳出予算の流用並びに議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号及び議案第34号については総務常任委員会へ、議案第21号第1表歳入歳出予算のうち、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費並びに議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号及び議案第37号については、教育民生常任委員会へ、議案第21号第1表歳入歳出予算のうち、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費並びに議案第28号、議案第29号、議案第35号及び議案第36号については、建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第8 議案第38号~議案第47号 ○議長(夏八木盛男君) 日程第8に入ります。 議案第38号 平成29年度甲州市一般会計補正予算(第7号)、議案第39号 平成29年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第40号 平成29年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第3号)、議案第41号 平成29年度甲州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、議案第42号 平成29年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第43号 平成29年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第2号)、議案第44号 平成29年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第45号 平成29年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第46号 平成29年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)、議案第47号 平成29年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)、以上10件を一括議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) まず、議案第38号 平成29年度甲州市一般会計補正予算(第7号)についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億3,313万円を追加するものであります。 主なものとしまして、歳出においては総務費へふるさと支援基金積立金等1億2,960万1,000円、農林水産業費へ県営担い手支援型畑地帯総合整備事業費等8,366万7,000円を追加し、議会費、議員報酬等748万4,000円、土木費を社会福祉整備総合交付金事業等7,186万9,000円を減額するものであります。 歳入においては、市税へ4,800万円、地方消費税交付金へ2,000万円、寄附金へ2,882万9,000円、繰越金へ2億1,977万9,000円を追加し、繰入金を1億9,874万8,000円を減額するものであります。この補正予算のうち、甲府・峡東地域ごみ処理施設建設に伴う周辺地域整備事業負担金ほか3件につきましては、繰越明許費補正をお願いするものであります。 次に、議案第39号 平成29年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 今回の補正は歳入歳出それぞれ2億4,813万9,000円を減額するものであります。 主なものとしまして、歳出においては諸支出金へ3,149万円を追加し、保険給付費を2億2,926万円、共同事業拠出金を1億4,664万9,000円減額するものであります。 歳入においては、繰越金へ2,387万円を追加し、国民健康保険税を2,000万円、国庫支出金を4,399万円、治療給付費交付金を3,000万円、共同事業交付金を1億5,233万3,000円を減額するものであります。 次に、議案第40号 平成29年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ778万円を減額するものであります。 歳出においては、医療費を778万円減額するものであります。 歳入の主なものといたしましては、繰入金へ711万7,000円を追加し、診療収入を1,580万円減額するものであります。 次に、議案第41号 平成29年度甲州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。 今回の補正は歳入歳出それぞれ458万9,000円を減額するものであります。 歳出においては、後期高齢者医療公益連合納付金を458万9,000円減額し、歳入においては繰入金を同額減額するものであります。 次に、議案第42号 平成29年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ6,967万4,000円を追加するものであります。 主なものとしまして、歳出においては、保険給付費へ6,311万円、諸支出金へ1,020万3,000円を追加し、歳入においては、支払基金交付金へ1,767万円、県支出金へ717万9,000円、繰越金へ4,339万2,000円を追加するものであります。 次に、議案第43号 平成29年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ367万8,000円を追加するものであります。 歳出においては、諸支出金へ367万8,000円を追加し、歳入においては、繰越金へ同額追加するものであります。 次に、議案第44号 平成29年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ227万9,000円を追加するものであります。 歳出においては、下水道費へ227万9,000円を追加するものであります。 歳入の主なものとしては、繰入金を357万8,000円、市債へ230万円を追加し、諸収入を489万9,000円減額するものであります。 次に、議案第45号 平成29年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億1,000万円を減額するものであります。 主なものとしまして、歳出において、環境衛生施設整備費を1億800万円減額し、歳入においては、使用料及び手数料を800万円、国庫支出金を2,667万9,000円、市債を7,340万円減額するものであります。 次に、議案第46号 平成29年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 今回の補正は、資本的支出において建設改良費を1,944万8,000円を減額するものであります。 次に、議案第47号 平成29年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。 今回の補正は、資本的支出において、基本積立金へ10万4,000円を追加するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(夏八木盛男君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑の通告がありますので、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) ただいま議長から許可をいただきましたので、私が所属しない委員会についての質問をいたします。 まず、議案第38号でございます。平成29年度の甲州市の一般会計補正予算についてでありますけれども、今回の補正につきましては、先ほど市長から説明がございましたように、1億3,313万円を追加して、歳入歳出それぞれ171億546万1,000円となっておりますけれども、その件についてを伺っておきます。 まず、4款の衛生費2項清掃費1目の清掃総務費19節負担金補助及び交付金についてでございますけれども、これにつきましては甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合負担金の1,941万円の減額についての内容についてをお伺いいたします。 次に、6款農林水産業1項農業費5目農地費5,625万円の増額について、これにつきましては県営担い手支援整備型畑地帯総合整備事業だと承知しておりますけれども、増額の内容についてをお伺いいたします。 次に、8款土木費2項の道路橋梁費3目道路橋梁費新設改良費の4,780万円の減額、委託料工事請負費補償補填及び賠償金の内容等についてを伺っておきます。 次に、8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費都市構造形成総務事業費247万4,000円の減額内容についてを伺っておきます。 次に、議案第42号 平成29年度介護保険事業特別会計補正予算(第5号)について質疑を行います。 今回の補正額は、6,964万7,000円を追加して、総額で36億3,691万9,000円となっておりますけれども、そのうち、歳出2款保険給付費1項介護保険サービス等諸費1目居宅介護サービス給付費、補正額4,200万円の内容を伺います。 次に、3目の地域密着型介護サービス給付費補正額2,700万円の内容を伺っておきます。 次に、議案第45号 平成29年度簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてをお伺いいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億1,000万円の減額で、総額といたしましては、8億9,715万2,000円と定めていますが、そのうち、歳出の2款環境衛生施設整備費1項簡易水道施設整備費1目簡易水道施設整備費についてですが、15節工事請負費が1億800万円の減額となっておりますけれども、この簡易水道事業施設等整備事業費の減額の理由、内容等について詳細にお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 環境政策課長、堀内俊次君。 ◎環境政策課長(堀内俊次君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えをいたします。 4款衛生費2項清掃費1目清掃総務費19節負担金補助及び交付金、甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合負担金の主な減額内容でありますが、一つ目としまして、可燃ごみ焼却残渣運転処分費が見込みより減じたことにより、171万8,000円の減額であります。 2つ目としまして、この施設は、ごみを焼却することにより発電を行っておりますが、この電力は、地域振興施設及び場内で利用しております。余剰電力は電力会社に売転しており、見込みより収入増、資源物売却等も、収入増により1,341万3,000円の減額であります。 また、増分としまして、派遣職員人件費負担金甲府・峡東クリーンセンター北側斜面緊急復旧工事21万7,000円であります。平成29年度の甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合負担金は、当初3,484万円でありますが、減額後は1,992万6,000円でございます。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 農林土木課長、広瀬正樹君。 ◎農林土木課長(広瀬正樹君) 廣瀬議員の質疑にお答えいたします。 6款農林水産業費1項農業費5目農地費の増額内容についてでございますが、国の平成29年度補正予算に伴い、TPP等関連政策大綱に基づく政策の実施と、水田の畑地化、畑地樹園地の高機能化等の推進事業目的のため、県営担い手支援型畑地帯総合事業の7地区が対象となり、市負担金25%の5,625万円の増額補正をお願いするものであります。 内容は、山地区2,325万円の増、菱山地区3,925万円の増、日下部地区250万円の増、東山東部625万円の増、日川右岸250万円の減、西野原地区、大藤地区は増減なしであります。なお、県営担い手支援型畑地帯総合整備事業負担金については、第2表繰越明許費補正により繰り越しをお願いするものであります。 ○議長(夏八木盛男君) 建設課長、小林茂夫君。 ◎建設課長(小林茂夫君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 8款土木費2項道路橋梁費3目道路橋梁新設改良費の13節委託料15節工事請負費22節補償補填及び賠償金の合計4,780万円の減額補正の内容につきましては、社会資本整備総合交付金事業の交付額が申請額を下回りましたので、執行できなかった事業を減額補正したものであります。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 都市整備課長、上矢敏彦君。 ◎都市整備課長(上矢敏彦君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費都市構造形成事業の減額の内容についてご説明いたします。甲州市都市計画道路変更図書作成及び協議支援業務委託費として、当初予算517万3,200円で5路線の都市計画道路の変更を予定しておりましたが、歴史的風致維持向上計画が国の認定を受けたことや都市再生整備計画事業による駅周辺整備計画策定など、事業に関連性が高い2路線につきましては見直しを保留し、残りの3路線について協議資料を策定をしたため、247万4,000円の減額となりました。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 介護支援課長、藤 政司君。 ◎介護支援課長(藤政司君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 介護保険事業特別会計補正予算(第5号)歳出2款保険給付費1項介護サービス等諸費1目居宅介護サービス給付費につきましては、要介護認定者に対する訪問介護、訪問看護、通所介護、短期入所者生活介護等の居宅サービスへ給付費を負担するもので、居宅介護サービス給付費保険者負担金として、4,200万円の増額補正を計上するものであります。 増額の要因といたしましては、当初予算3ページは介護保険法の改正により、利用定員19名未満の通所介護が、居宅介護サービスから地域密着型介護サービスへ移行したことから給付費の減額を見込みましたが、一方で利用件数や介護給付費が増加しており、特に訪問介護、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所者生活介護の給付費の増加により、12月までの給付実績をもとに算定した結果、不足が生じることが見込まれるため増額をするものであります。 次に、ご質問の3目地域密着型介護サービス給付費につきましては、要介護認定者に対する地域密着型の通所介護、認知症対応型共同生活介護、グループホームでございます。地域密着型特定施設入所者生活介護、有料の老人ホームなどでございます。地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、地域密着の特別養護老人ホームでございます。これらにかかわる給付費を負担するもので、地域密着型介護サービス給付費保健者負担金として、2,700万円の増額補正を計上するものであります。増額の要因といたしましては、利用件数や介護給付費が増加しており、特に認知症対応型共同生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の給付費の増額により、12月までの給付実績をもとに算定した結果、不足が生じることが見込まれるため、増額をするものであります。 以上でございます。 ○議長(夏八木盛男君) 水道課長、村田政仁君。 ◎水道課長(村田政仁君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の歳出第2款環境衛生施設整備費1項簡易水道施設整備費1目簡易水道施設整備費15節工事請負費1億800万円の減額でございますが、内容につきましては、主に勝沼北部簡易水道整備事業の工事請負費であります。 平成29年度につきましては、菱山浄水場の建設に関しまして、3門、3工区の工事の発注予定でした。4月当初、国からの補助金の内示があり、この補助金については年度内完成というような制約がありました。建築工事等の施工の工程により、まず、2本を同時発注し、おおよそ1カ月ずらして残りの1工区を発注するというようなスケジュールでございました。 2工区発注して、その後、起工測量、再調査、現場内を精査したところ、残り1工区の発注に当たっては地盤改良等が必要になるということが生じてしまいました。この地盤改良には約2カ月半ほどかかります。この工程を含めると、残り1工区の発注というのが年度内完成の工程が組めない状態になってしまいました。そのために工事を発注することができなくなってしまいました。この工事については、平成30年度の予算で対応するような処置をさせていただいております。このために減額補正としたところでございます。 以上で終わります。 ○議長(夏八木盛男君) 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) ただいま各課長から補正予算の内容等につきましてお話しいただきました。今後とも真剣に執行していただきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。 1点だけ再質問をさせていただきますけれども、先ほど第6款の農林水産業費1目の1項農地費で、3目の農地費でございます。今回補正が5,625万円ということで、先ほど説明をいただきましてわかったわけですけれども、この補正額の財源内訳を見ますと、地方債が2,860万円、それから一般財源が2,765万円ということでなっておりますけれども、歳出のほうに移っていけないですけれども、聞いておきますけれども、市債の補正と、この金額がちょっと合わないような気がいたしますけれども、この辺の理由をお願いしたいと思います。 ○議長(夏八木盛男君) 財務経営課長、手塚秀司君。 ◎財務経営課長(手塚秀司君) 廣瀬宗勝議員の再質疑にお答えをいたします。 6款農林水産業費1項農業費5目農地費の補正予算額5,625万円の追加に対する財源として地方債を2,860万円計上しておりますが、その内訳につきましては、農道等施設整備事業債を1,800万円、合併特例債を1,060万円、それぞれ追加しております。なお、当該補正予算における合併特例債の補正額につきましては、950万円の増額補正でありますが、5目農地費の補正への追加のほか、6款農林水産業費2項林業費2目林業振興事業費の補正額200万円の減額に対して、合併特例債を110万円減額しておりますので、1,060万円の追加と110万円の減額の合算で950万円の増額補正となります。 以上となります。 ○議長(夏八木盛男君) ほかに質疑はございませんか。     (発言する者なし) ○議長(夏八木盛男君) 日程第8の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案10件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第38号 平成29年度甲州市一般会計補正予算(第7号)第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第3表地方債補正については総務常任委員会へ、議案第38号第1表歳入歳出予算補正のうち歳出第3款民生費、第4款衛生費、第2表繰越明許費補正のうち第4款衛生費並びに議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号及び議案第47号については、教育民生常任委員会へ、議案第38号第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第8款土木費、第13款災害復旧費、第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費並びに議案第44号、議案第45号及び議案第46号については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第9 議案第48号~議案第51号 ○議長(夏八木盛男君) 日程第9に入ります。 議案第48号 第2次甲州市総合計画基本構想について、議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の変更について、議案第50号 東山梨環境衛生組合の解散について、議案第51号 東山梨環境衛生組合の解散に伴う財産処分について、以上4件を一括議題といたします。 当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提案をいたしました、その他案件についてご説明をいたします。 まず初めに、議案第48号 第2次甲州市総合計画基本構想についてご説明をいたします。 甲州市の長期にわたる総合的かつ計画的な行政運営を図るため、平成30年度から39年度までの10年間にわたる第2次甲州市総合計画基本構想を定めるものであり、甲州市議会の議決すべき事案を定める条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の変更についてご説明いたします。過疎地域に指定されている甲州市大和町における自立促進に必要な事業を総合的かつ計画的に実施するため、平成28年度に策定をした甲州市過疎地域自立促進計画を変更することについて、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により準用する同条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第50号 東山梨環境衛生組合の解散についてのご説明をいたします。 平成30年3月31日をもって、東山梨環境衛生組合を解散することに係る地方自治法第288条の規定による協議について、同法第290条の規定により関係地方公共団体の議会の議決が必要であるため本議案を提出するものであります。 次に、議案第51号 東山梨環境衛生組合の解散に伴う財産処分についてご説明をいたします。平成30年3月31日をもって東山梨環境衛生組合を解散することに伴う同組合の財産処分に係る地方自治法第289条の規定による協議について、同法209条の規定により、関係地方公共団体の議会の議決が必要であるため、本議会に提出するものであります。 以上よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(夏八木盛男君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) 日程第9の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中のその他の案件4件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第48号及び議案第49号については総務常任委員会へ、議案第50号及び議案第51号については、教育民生常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第10 報告第1号 ○議長(夏八木盛男君) 日程第10に入ります。 報告第1号 第2次甲州市障害者総合計画変更の報告についてを議題とし、当局の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、報告第1号 第2次甲州市障害者総合計画変更の報告についてご説明をいたします。 平成26年度に策定をいたしました第2次甲州市障害者総合計画について中間評価を実施し、計画の一部を変更しましたので、障害者基本法第11条第9項の規定に準用する同条第8項の規定に基づき、報告をいたします。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(夏八木盛男君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) 日程第10の質疑を打ち切ります。--------------------------------------- △日程第11 発議案第1号~発議案第2号 ○議長(夏八木盛男君) 日程第11に入ります。 発議案第1号 甲州市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、発議案第2号 甲州市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、以上2件を議題といたします。 お諮りいたします。本案は提案説明、質疑、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議がないので、提案説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。発議案第1号 甲州市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、発議案第2号 甲州市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、以上2件は採決を省略し、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(夏八木盛男君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第1号、発議案第2号は、原案のとおり可決することと決しました。 以上をもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 次回の本会議は、3月6日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会といたします。     〔散会 午後1時55分〕...