韮崎市議会 > 2020-06-04 >
06月04日-01号

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  1. 韮崎市議会 2020-06-04
    06月04日-01号


    取得元: 韮崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-07
    令和 2年  6月 定例会(第2回)          令和2年第2回韮崎市議会定例会議事日程(第1号)                   令和2年6月4日(木曜日)午前10時開会日程第1 会議録署名議員指名日程第2 諸報告日程第3 会期の決定日程第4 市長所信表明---------------------------------------出席議員(16名)    1番 中島美弥子君    2番 功刀正広君    3番 秋山祥司君     4番 金井洋介君    5番 木内吉英君     6番 小沢栄一君    7番 内藤正之君     8番 渡辺吉基君    9番 浅川裕康君    10番 守屋 久君   11番 宮川文憲君    12番 清水康雄君   13番 田原一孝君    14番 輿石賢一君   15番 一木長博君    16番 小林恵理子欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   市長       内藤久夫君   副市長      内藤一穂君   秘書人事課長   樋口治元君   総務課長     筒井清重君   総合政策課長   長谷川尚樹君  市民生活課長   野口文香君   税務収納課長   竹野はるみ君  福祉課長     横森弘樹君   産業観光課長   東條匡志君   長寿介護課長   貝瀬京子君   健康づくり            中山信次君   建設課長     保阪昌春君   課長   上下水道課長   保坂武資君   会計管理者    保阪明美君   市立病院            仲澤俊彦君   教育長      堀川 薫君   事務局長   教育課長     佐藤道平---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   宮澤祐仁君   書記       清水淳子君   書記       山本覚也君--------------------------------------- △表彰状並びに感謝状の伝達 ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 本会議に先立ちまして、表彰状並びに感謝状の伝達を行います。 去る4月14日、山梨県市議会議長会定期総会が開催され、宮川文憲議長一木長博議員に表彰状が、宮川文憲議長浅川裕康議員に感謝状が贈呈されました。 宮川文憲議長におかれましては、議長として市政の進行に努められた功績により表彰状が、山梨県市議会議長会の発展に寄与された功績により感謝状が、共に山梨県市議会議長会会長、萩原 剛様より贈呈されたことを紹介させていただきます。 次に、宮川議長より伝達を行います。 宮川議長、前にお願いいたします。 先ず、一木長博議員、前にお願いいたします。 ○議長(宮川文憲君) 表彰状 一木長博殿 あなたは、韮崎市議会議員在職20年、よく市政の進行に努められ、その功績は顕著であります。よって、第263回山梨県市議会議長会定期総会において表彰します。 令和2年4月14日 山梨県市議会議長会会長 萩原 剛 代読。(拍手) ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 次に、浅川裕康議員、前にお進みください。 ○議長(宮川文憲君) 感謝状 浅川裕康殿 あなたは、韮崎市議会の副議長として、本会の発展に寄与された功績は誠に多大であります。よって、ここに感謝の意を表します。 令和2年4月14日 山梨県市議会議長会会長 萩原 剛 代読。(拍手) ◎議会事務局長宮澤祐仁君) 以上をもちまして、表彰状並びに感謝状の伝達を終わります。---------------------------------------議長挨拶議会事務局長宮澤祐仁君) 次に、令和2年第2回韮崎市議会定例会の開会に当たりまして、宮川議長よりご挨拶を申し上げます。     (議長 宮川文憲君 登壇) ○議長(宮川文憲君) 開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 本日、令和2年第2回定例会が招集されましたところ、議員、執行部各位におかれましては、ご多様な中ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。 新型コロナウイルス感染症に係る山梨県内の緊急事態宣言が解除され、3週間が経過いたしました。現在、国の支援策に加え、韮崎市でも様々な支援策を打ち出しておるところでございます。 市民の皆さん、事業者の皆さんが安心して生活できるよう、引き続き市民の声を受け止め、きめ細かな支援策を、議会も執行部と一丸となって対処してまいる所存であります。 さて、本定例会には、市長から令和元年度予算繰越報告案件をはじめ、令和2年度一般会計予算、条例の一部改正のほか、重要な議案が提出されております。 議員各位におかれましては、市長から提出された案件に対し、各常任委員会及び本会議を通じ、慎重に審査、審議を尽くされ、円滑な議会運営にご協力を賜りますようお願いを申し上げ、開会の挨拶といたします。--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(宮川文憲君) ただいま出席している議員は16名であります。 定足数に達しておりますので、令和2年第2回韮崎市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 議長よりお願いを申し上げます。議場内での携帯電話の電源は切っていただきますようお願いをいたします。 また、議場内ではクールビズを実施しております。暑く感じる方は上着を脱ぐことを許可いたします。                             (午前10時07分)---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(宮川文憲君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に、5番、木内吉英議員、12番、清水康雄議員を指名いたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(宮川文憲君) 日程第2、諸報告を行います。 議会の会務報告でありますが、本年第1回定例会以降の概要につきましては、お手元に配付した報告書のとおりでありますので、ご了承願います。 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項、第199条第2項、第4項及び第7項の規定に基づき、例月出納検査行政監査定期監査財政支援団体等に対する監査及び指定管理者に対する監査の報告は、お手元に配付のとおりであります。 次に、市長から本定例会に提出する案件が送付されております。議案目録(その1)のとおりでありますので、ご了承願います。 次に、市長から議会に提出すべき事項として、地方自治法第243条の3第2項の規定により、市が出資している法人の韮崎市土地開発公社経営状況説明書及び一般財団法人武田里文化振興協会経営状況説明書が提出されました。お手元に配付のとおりであります。 つきましては、この際、この説明を求めます。 長谷川総合政策課長。 ◎総合政策課長長谷川尚樹君) 韮崎市都市開発公社経営状況についてご説明申し上げます。 市が出資している法人の経営状況説明書の1ページをお開き願います。 先ず、令和元年度の事業報告書であります。 概要の総括事項、令和元年度中の事業内容につきましては、工業団地売却事業といたしまして、上ノ山・穂坂地区工業団地第2期造成区画5区画中4区画、また、第1期の残地合わせて4万6,455.53平方メートルを売却いたしました。 理事会議決事項につきましては、記載のとおり5議案を提出し、議決されました。 3、役員に関する事項についてでありますが、令和元年度の役員及び役員の辞任につきましては記載のとおりでございます。 Ⅱ、事業、1、土地取得に関する事項につきましては特にありませんでした。 2、土地処分に関する事項につきましては、先ほどの総括事項事業内容と同様でございますが、工業団地造成区画を9億8,091万315円で売却いたしました。 2ページをお開きください。 続きまして、決算報告書であります。 収益的収入及び支出の、先ず収入であります。 事業収益土地造成事業収益につきましては、総括事項で説明したものとなります。 補助金等収益は、工業団地造成に係る県の利子補助173万5,000円であります。 事業外収益受取利息は、定期預金等預金利子4万7,574円であります。 その他の雑収益につきましては、合同庁舎跡地穴山デイサービスセンター隣接地等の貸付料226万2,790円であり、収入合計は9億8,495万5,679円となったところであります。 次に、支出となります。 事業原価工業団地売却原価につきましては、工業団地造成に係る原価6億7,717万5,960円を費用計上したものであります。 販売費及び一般管理費133万5,241円の内訳といたしましては、需用費が事務消耗品等により11万5,550円、工事費は職員駐車場として利用している用地の整地整備費89万7,091円、また、公租公課が固定資産税により32万2,600円となりました。 これらにより、支出合計は6億7,851万1,201円の決算となったところであります。 3ページをご覧ください。 資本的収入及び支出の、先ず収入でございます。 長期借入金決算額9億4,312万9,022円、こちらは財政調整基金及び金融機関からの借入金であります。詳細につきましては、9ページの様式第17号の長期借入金明細書をご参照願います。 次に支出であります。 土地造成事業費の目、工業団地造成事業費の保有中利子173万5,122円は、金融機関からの借入れ分の利子であり、総係費1,714万1,970円につきましては、工業団地入り口看板作成経費及び下水道の受益者負担金等であります。 目、長期借入金償還金、決算額19億812万9,022円につきましては、財政調整基金及び金融機関からの借入れの償還金であります。 なお、資本的収入が支出に不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、また、当年度分損益勘定留保資金により補填しております。 4ページをご覧ください。 損益計算書であります。 先ほど説明いたしました決算報告書収益的収入及び支出の内容と同様であります。 なお、一番下にある当期純利益は3億644万4,478円となります。 5ページをご覧ください。 貸借対照表になります。 先ず、資産の部、流動資産は、現金及び預金、事業未収金公有用地完成土地等資産合計4億4,301万2,907円であります。詳細につきましては、8ページの様式第1号、第2号、第7号、第8号の各明細書をご参照願います。 次に、負債の部につきましては、長期借入金1億1,172万9,022円であり、こちらも詳細につきましては、9ページの様式第17号の明細表をご参照願います。 次に、資本の部、基本財産500万円は市の出資金であります。 次に、準備金につきましては、前期繰越準備金、当期純利益を合わせまして3億2,628万3,885円となり、これに基本財産を合わせた資本合計は3億3,128万3,885円であり、負債資本合計は、資産合計と同額の4億4,301万2,907円となります。 6ページをご覧ください。 キャッシュフロー計算書であります。 事業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、土地造成事業収入から土地造成事業支出などの差引きにより、合計10億4,816万346円の収入であります。 3の財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、長期借入金の返済による支出などで9億6,500万円であり、現金等の増加額は8,316万346円、期首残高と合わせて期末残高は、8ページの様式第1号の預金金額であります3億747万5,718円となります。 7ページは財産目録であります。 資産総額から負債総額を差引きした差引正味財産は3億3,128万3,885円でありまして、先ほどの貸借対照表資本合計額であります。 8ページ、9ページは、各区分の明細表でございます。 以上が、令和元年度の事業及び決算であります。 続きまして、11ページをご覧ください。 令和2年度の事業計画でありますが、土地取得及び処分に関する事項の計画は現在ありません。 資金計画につきましては、受入資金4億2,260万2,000円の内訳といたしまして、雑収益に用地貸付料長期借入金については市より1億1,173万円、また、繰越金3億736万6,000円を計上するものであります。 支払資金につきましては、1億1,238万7,000円を予定するものでありますが、主なものは長期借入金の償還金であります。 12ページは、令和2年度の公社の予算でございます。 第2条、業務の予定量につきましては、現在予定はありません。 第3条、収益的収入及び支出であります。収入の第1款事業収益存置予算であり、第2款の事業外収益、第2項の雑収益の176万4,000円は、合同庁舎跡地駐車場及び穴山デイサービスセンター隣接地等の賃借料であります。収入合計177万1,000円を計上しております。 支出の第1款事業原価存置予算であり、第2款販売費及び一般管理費の54万円は、消耗品費固定資産税等であります。 第3款事業外費用存置予算であり、支出合計として54万6,000円を計上しております。 13ページをご覧ください。 第4条、資本的収入及び支出であります。 収入、第1款資本的収入、第1項長期借入金1億1,173万円は、市の財政調整基金からの借入分であります。 第1款資本的支出、第1項公有地取得事業費及び第2項土地造成事業費は、ほぼ存置予算であり、第3項長期借入金償還金1億1,173万円につきましては、令和元年度借入分の償還金であります。支出合計1億1,184万5,000円を計上しております。 第5条の一時借入金の限度額、第6条の予算の流用につきましては、記載のとおりであります。 14ページ、15ページは公社予算実施計画書でありまして、収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出につきましては、先ほどの予算で説明したとおりであります。 16ページは予定損益計算書でございまして、内容につきましては、予算内容と同様でありますが、一番下に記載のある当期純利益は122万5,000円を見込んでおります。 次に、17ページにつきましては、予定貸借対照表であります。 資産の部、流動資産につきましては、現金及び預金、公有用地完成土地等により、資産合計が4億4,412万8,443円であります。 負債の部の長期借入金は1億1,172万9,022円であり、資本の部の基本財産500万円と準備金3億2,739万9,421円を合わせ、負債資本の合計は、資産合計と同額の4億4,412万8,443円となっております。 18ページは、予定キャッシュフロー計算書でありまして、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの現金の動きを予定しており、一番下の期末残高は3億1,021万5,254円を見込んでおります。 以上で、土地開発公社経営状況につきまして、説明を終わらせていただきます。 ○議長(宮川文憲君) 佐藤教育課長。 ◎教育課長佐藤道平君) 一般財団法人武田里文化振興協会経営状況についてご説明いたします。 経営状況説明書の19ページをご覧ください。 令和元年度の事業実績の報告になります。 先ず、総括でございます。 令和元年度は、協会の設立の目的であります、ふるさとの伝統芸能活動発展継承に努めること、芸術家や団体の育成を支援することなど、地域芸術文化の振興及び地域文化の創造と発信という趣旨にのっとり、積極的に事業を展開してまいりました。 また、地域文化の発展・向上を図ることを目的といたしまして、武田の里音楽祭等複数普及育成事業のほか、創作歴史劇王仁塚物語」や落語ワークショップといった地域芸術文化振興事業を実施したところでございます。加えまして、韮崎市文化協会の事務局、生涯学習フェスタの実施及び武田の里ライフカレッジの運営を行ったところでございます。 次に、会議等の開催状況でございます。 会議は、理事会3回、評議員会4回を開催いたしました。 内容につきましては、19ページから20ページまで記載のとおりでございます。 次に、20ページ下段から22ページ下段にかけまして、2の生涯学習事業実施状況でございます。 先ず、①韮崎市文化協会事務局の運営でございます。内容につきましては、記載のとおりでございますが、長野県伊那市との交流や生涯学習フェスタなどを実施したところでございます。 次に、21ページの②武田の里ライフカレッジの運営でございます。4月の開講式から次のページの2月の講座まで、各界から多彩な顔ぶれの講師をお招きし、バラエティーに富んだ講座を行ったところでございます。 なお、3月に予定しておりました閉講式、学園祭につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。 次に、3、各種事業の実施についてでございます。 (1)地域芸術文化振興事業といたしまして、伝統芸能保存継承事業は、出演者等の都合により未実施でありました。 また、武田の里みんなで創るにらさきの文化プロジェクトとして、わに塚のサクラを舞台に市民が参加して繰り広げられる、創作歴史劇王仁塚物語」を実施したところでございます。 (2)育成普及事業につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、3事業が中止となりましたが、落語ワークショップ、武田の里音楽祭、同吹奏楽フェスティバルの3事業を実施したところでございます。 (3)文化情報の収集及び広報事業でございますが、ポスター・チラシの掲示のほか、新聞・テレビなど各種のメディアを活用して広報活動を行ったところでございます。 24ページをご覧ください。 令和元年度の収支計算書であります。 先ず、収支計算書の収入の部から、決算額にて説明させていただきます。 1の基本財産運用収入は、1億円の基本財産に対する利息収入20万2円、2の事業収入は、入場料収入広告料収入で149万2,539円、このうち入場料収入は、武田の里吹奏楽フェスティバル、武田の里音楽祭落語ワークショップに係るものでございます。 3の補助金等収入は、市補助金で2,546万9,167円であります。協会の運営需要費分地域芸術振興普及育成事業費の分でございます。 4の諸収入は、受取利息194円、消費税の過年度還付金等の雑収入3万3,440円であります。 以上、収入合計は2,719万5,342円であります。 次の25ページをお願いいたします。 支出の部につきまして、同様に決算額で説明させていただきます。 1の総務費でございますが、給料、報酬、需用費等、協会の運営に係る費用で、合計2,101万3,245円。 2の事業費でございますが、先ほどの武田の里音楽祭吹奏楽フェスティバル等地域文化芸術振興事業に係る経費で、需用費、使用料及び賃借料、講演料等658万3,097円になります。なお、予備費の充当はありません。 事業活動支出計は2,759万6,342円となり、事業活動収支差額マイナス40万1,000円であります。これを前期繰越収支差額993万5,672円と合算いたしました953万4,672円が繰越収支差額となります。 次に、26ページから27ページ中段までが、経常的な正味財産増減計算書であります。 26ページから27ページ中段までの内容は、先ほどの収支計算書に現金の支出を伴わない、26ページ最下段の減価償却費を加算した内容でありますので、説明は省かせていただきます。 27ページの中段以降は、経常外増減の部でございます。 当年度の欄をご覧ください。 経常外収益並びに経常外費用は発生しておりません。また、法人税充当額も発生しておりませんので、当期一般正味財産増減額は、上の表の当期計上増減額マイナス69万431円と同額となっております。したがいまして、一般正味財産期首残高は922万7,947円、一般正味財産期末残高は853万7,516円であります。 次に、2の指定正味財産は、初期の1億円から増減がありませんので、3の正味財産期末残高は、一般正味財産期末残高853万7,516円を加えた1億853万7,516円であります。 次に、28ページをご覧ください。 貸借対照表でございます。 当年度の欄で説明させていただきます。 1、資産の部。 1、流動資産は、現金預金、未収金を合わせまして937万5,612円、2、固定資産は、基本財産の1億円及び繰延資産の148万8,344円を加えた1億148万8,344円となっております。資産合計は1億1,086万3,956円であります。 次に、2の負債の部であります。固定負債はございません。 1の流動負債は、未払金及び預り金であります。負債合計で232万6,440円であります。 次に、3の正味財産の部でございますが、1の指定正味財産合計は1億円、2の一般正味財産につきましては853万7,516円、負債と正味財産の合計1億1,086万3,956円となりまして、資産合計額と同額となり、バランスが取れているという状況でございます。 29ページは財産目録でございますが、内容は貸借対照表と同様でありますので、説明は省かせていただきます。 30ページは、計算書類に関する注記でございます。重要な会計方針以下、記載のとおりでございます。 31ページをお願いいたします。 監査報告書でございます。 事業報告等計算関係書類、いずれも適正である旨の報告でございます。 32ページ、令和2年度事業計画でございます。 基本的には、令和元年度と同様の活動方針に基づきまして、会議等の開催、生涯学習事業及び地域芸術文化振興事業等、前年度の事業を踏襲しながらも、より充実した内容で、皆様にご満足いただけるような事業展開を市と協働して目指すというものでございます。 事業実施計画についてであります。 2の生涯学習の①武田の里ライフカレッジにつきましては、受講人数の制限を設けた上で、7月からの開講準備を進めております。 また、3の各種事業の①の2つ目、みんなで創るにらさきの文化プロジェクトにつきましては、演劇の舞台発表のスタイルですが、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、今後、実施方法の工夫の検討を行うこととしております。 いずれにしましても、本年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防を徹底し、実施方法を工夫しながら、市民の皆様に可能な限り学びの場、発表の場が提供できるよう進めていくものであります。 33ページをお願いいたします。 収支予算書であります。 予算額の欄でご説明をさせていただきます。 収入の部では、1の基本財産運用収入20万円、利息収入でございます。 2の事業収入は、入場料、広告料収入で153万円、3の補助金等収入は、市補助金2,803万8,000円ということで、昨年度より増額している分につきましては、主に人件費及び使用料及び賃借料に係る分でございます。 4の諸収入2,000円ということで、収入合計2,977万円でございます。 続きまして、34ページをお願いいたします。 支出の部であります。 1の総務費は、財団運営に係る経費でございまして2,324万9,000円、増額分につきましては、人件費及び使用料及び賃借料が主なものでございます。 2の事業費は、地域文化芸術振興事業費といたしまして711万3,000円、増額分につきましては、委託料が主なものでございます。 3の予備費3万円、合計で3,039万2,000円でございます。 以上のことから、当期収支差額マイナス62万2,000円であり、前期繰越収支差額をもって補填するものでございます。 出資者といたしまして、引き続き協会の運営に積極的に関わり、協働して本市の文化芸術の振興に寄与できるよう努めてまいりたいと考えております。 以上で、一般財団法人武田里文化振興協会経営状況の説明を終わらせていただきます。 ○議長(宮川文憲君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。     (発言する者なし)
    ○議長(宮川文憲君) 質疑を打ち切ります。 以上で諸報告は終わります。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(宮川文憲君) 日程第3、会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、議会運営委員会が開かれておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。 清水康雄議会運営委員長。     (議会運営委員長 清水康雄君 登壇) ◆議会運営委員長(清水康雄君) 令和2年第2回定例会の開会に当たり、去る5月28日午前9時30分より、委員全員の出席と執行部から内藤市長、内藤副市長、筒井総務課長長谷川総合政策課長、議会事務局から局長の出席を得て、議会運営委員会を開催いたしました。 お手元に配付されております令和2年第2回韮崎市議会定例会議案目録(その1)のとおり、提出議案の説明があり、本定例会に付議することに決しました。 次に、本定例会について慎重に審議した結果、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日6月4日から6月22日までの19日間とすることに決しました。 以上で議会運営委員会の報告は終わります。 議長をして、よろしくお取り計らいのほどをお願いいたします。 ○議長(宮川文憲君) 議会運営委員長の報告は終わりました。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、委員長の報告のとおり、本日から6月22日までの19日間とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮川文憲君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は19日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定につきましては、委員長の報告のとおり、お手元に配付の第2回定例会会期日程表によりたいと思いますので、ご了承願います。 また、一般質問の要領など申合せ事項につきましてもご了承され、議会運営に協力されんことを望みます。--------------------------------------- △市長所信表明 ○議長(宮川文憲君) 日程第4、市長所信表明を行います。 内藤市長。     (市長 内藤久夫君 登壇) ◎市長(内藤久夫君) 本日ここに、令和2年第2回市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました案件のうち、主なるものにつきまして、その概要を申し上げ、併せて私の所信の一端を申し述べ、議員各位、また並びに、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 過日、大変残念な訃報がございました。山梨県知事を務められ、県政課題の解消に積極的に取り組み、また、市政発展にも多大なご尽力を賜りました本市出身の横内正明氏がご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、世界中で猛威を振るい、多くの死亡者が確認されるなど、まさに人類を脅かすパンデミックとなりました。 政府は、4月7日に発令した新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言について、山梨を含む全都道府県にその対象を広げ、これを受け、県は緊急事態措置として、県民には外出自粛を求め、遊興施設など一部店舗や施設に休業要請を行ってまいりました。 本市におきましては、感染予防対策のため、これまで、密閉・密集・密接を避けることの周知徹底を図るチラシの地区回覧をはじめ、私から直接市民の皆様への防災行政無線を通じたメッセージ及び懸垂幕の掲示や、ニーラによる手洗い動画の配信などの啓発を行ってまいりました。 また、公共施設の臨時休館、市主催行事の中止・延期、小・中学校の休校、保育園への登園自粛要請などの措置を講じるほか、妊婦や75歳以上の高齢者、医療機関、介護施設、民間幼稚園等にマスクを配付いたしました。 さらに、市役所庁舎などに飛沫防止シートやアクリル板、消毒液の設置、職員の在宅勤務や会議室を利用した分散勤務等を導入し、集団感染の予防に努めております。 今日までの感染防止拡大に対する市民の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げますとともに、日々医療の最前線で奮闘されている医療従事者の皆様に深く敬意を表する次第であります。 また、これまで多くの皆様より、貴重なマスクや消毒液などのご寄附をいただき、改めまして厚く御礼を申し上げます。 さて、内閣府は先月の月例経済報告において、新型コロナウイルス感染症の影響により急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にあると、4月から据え置いた基調判断を示し、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを段階的に引き上げていくが、極めて厳しい状況が続くとしており、県内景気に目を向けましても、日銀甲府支店の経済概観では、景気は一段と悪化していると4か月連続で判断を引き下げました。 外出自粛や休業要請の影響で、売上げが大幅に減少する店舗や企業が増えており、地域経済への影響は深刻な状況であります。市民の皆様も、これまで経験したことのない、先が見えず不安な日々を過ごされている窮状を思い、その不安を少しでも取り除くべく、生活や子育てに対する支援を行ってまいりました。 先ず、臨時休校などによる家計の負担を軽減するため、18歳以下の子ども1人につき1万円の臨時給付金を県下に先駆け支給いたしました。 また、休校中の家庭学習の支援として、オンラインによる双方向の遠隔授業を穂坂小学校と韮崎北西小学校で試行的に実施いたしました。 さらに、利用者が減少しているタクシー業界が行う買物代行サービスを高齢者世帯や妊婦が利用する場合に、一部費用の助成を始めたほか、食料の不足が見込まれる世帯に対して緊急的な支援や、安定した住居確保のために給付金の支給なども行っております。 次に、国の特別定額給付金につきましては、明日の振込み予定を含めますと、1万514世帯、83.0%の給付率になり、引き続き迅速かつ的確な事務処理に努めるとともに、子育て世代への臨時特別給付金は、最も早い今月の児童手当に合わせ支給してまいります。 また、中小企業や小規模事業者に向けた本市の経済支援といたしましては、事業継続を応援する10万円の給付金をはじめ、売上げ等が減少し、融資制度を活用した場合の保証料と利子の助成や、雇用調整助成金等の申請に要した経費の一部補助を行っております。 なお、売上げが大幅に減少している飲食店に向けた支援といたしましては、テイクアウトやデリバリーを利用した「にらメシ運動」を展開しておりますが、市職員におきましても、微力ながら現時点において、延べ25店舗から約800食を購入し、取組を進めております。 さらに、「燈燈無尽応援券」と名づけたプレミアム付の飲食券・サービス券を発行する事業者に対し、補助を実施しておりますので、小さな灯火がやがて大きな明かりとなり、支援の輪が広がりますよう、皆様のご利用をお願いいたします。 保育所等の施設運営支援といたしましては、登園自粛による給食費返還分を助成する制度の創設により、食料納入業者への支払いと保護者への返還が同時に発生する負担を軽減し、安定した運営が行えるよう支援しております。 政府は、新規感染者数の推移や医療提供体制の状況などから、先月25日に全ての都道府県の緊急事態宣言を解除いたしました。 本市におきましては、県が示す基準に沿い、これまで分散登校としていた小・中学校の授業再開や公共施設の臨時休館を段階的に解除し、市民生活や経済活動の回復に向け動き始めたところでありますが、依然として予断を許さない状況であり、これからの長丁場に備え、感染拡大を予防する新しい生活様式を実践するなど、行動の変容を意識していただきたいと考えております。 今後も、感染防止対策や雇用の維持、事業継続のための支援などを国・県の施策と複合的に講じていくとともに、一日も早い終息を願いながら、この難局をチーム韮崎で乗り越えてまいる決意でありますので、さらなるご理解とご協力をお願い申し上げます。 次に、本年度の主な事業の動向と新たな取組について申し上げます。 先ず、学校教育の充実についてであります。 災害や感染症の発生等による臨時休校などの緊急時においても、ICTを活用し、全ての子どもたちが学べる環境を早急に構築するため、国が進めるGIGAスクール構想にいち早く取り組み、社会の変化に対応できる人材の育成に努めてまいります。 また、中学校における部活動につきましては、県の部活動指導員任用事業を初めて活用し、韮崎西中学校に実技指導の豊富な経験や安全に関する知識・技能を有する指導員1名を配置し、教員の負担を軽減するとともに、質的な向上と体制の充実を推進してまいります。 次に、健康づくりの推進についてであります。 健康ポイント事業の取組の一環として、韮崎中央公園に、陸上競技場からこども広場を回る約1.1キロメートルのコースと競技場の外周を回る約0.7キロメートルの2つのウォーキングコースを整備いたしました。短いコースを気軽に歩けますので、生活習慣病や生活機能低下を防止するきっかけづくりなどになるよう、今後の活用を図ってまいります。 次に、スポーツ施設の整備についてであります。 市営総合運動場につきましては、PPP/PFI等の公民連携手法の採用を主な内容とした基本計画を策定したところであり、明年度末までを工期とするアドバイザリー業務の事業者を公募するための準備を進めてまいります。 次に、防災体制の強化についてであります。 新型コロナウイルス感染症を踏まえた、災害に備える取組につきましては、感染リスクを抑えるための避難の分散化など、市が行うことや、市民の皆様が避難行動を取る際のフローをまとめたマニュアルの作成を進めるとともに、指定避難所以外の施設の確保などに努めております。 次に、魅力ある観光施策の充実についてであります。 「たなばたさま」の作詞者で童謡詩人、権藤はなよ生誕の地として開催しておりますサマーイルミネーションinにらさきにつきましては、コロナウイルス感染症と戦う全ての人々への感謝のメッセージや、早期終息などの願いを市民の皆様からオリジナル絵馬に託していただき、イルミネーションの点灯期間中、韮崎駅前広場に飾ることといたします。 なお、花火大会をメインとした夏の武田の里まつりは、新型コロナウイルス感染の影響により、やむを得ず中止することといたしました。大変残念でなりませんが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。 次に、公共施設の適正な管理についてであります。 令和3年以降の水銀製品の製造や輸出入を国際的に禁止する水俣条約を受け、道路及び公共施設照明約2,300灯のLED化に着手し、省エネルギー化による環境への配慮と経済性の向上、照度アップによる市民生活の安全・安心を確保するとともに、調査・施工・保守を一括発注とした10年間のリース方式を採用し、費用の平準化を図ってまいります。 次に、本日提出いたしました審議案件につきましては、条例等の改正のほか、予算につきましても補正の必要が生じましたので、対処いたしたところであります。 これにより、今議会でご審議をお願いする案件は、報告案件3件、予算案件1件、条例案件10件であります。 予算案件であります令和2年度一般会計補正予算について、その概要を申し上げます。 今回の補正は、緊急性を生じた事業を中心に編成したところであります。 先ず、議会費であります。さきの臨時議会で議決いただいた議員報酬の削減により、議員報酬等を169万円減額補正しております。 次に、衛生費であります。本年8月以降に出生した乳児を対象に、10月からロタウイルスワクチンが定期接種となるため、その委託経費として、予防接種事業費を314万9,000円増額補正しております。 次に、農林水産業費であります。都市と農山村の交流により、農山村の所得向上と地域活性化を図るため、穴山町地内に建設中であります農泊施設の整備に対する助成金として、農業団体育成事業費に300万円を追加計上しております。 次に、消防費であります。コミュニティ助成事業の採択により、消防団の資機材購入経費として、消防施設維持管理費を112万9,000円増額しております。 次に、教育費であります。国のGIGAスクール構想による児童・生徒1人1台端末の整備や、家庭学習、学校からの遠隔授業を強化するための機材購入経費として、小学校ICT環境整備事業費に8,242万1,000円、中学校ICT環境整備事業費に4,458万6,000円を追加計上するなど、総額1億2,996万2,000円を増額補正しております。 以上の結果、一般会計補正予算額は1億3,555万円の増額補正となり、現計予算額は175億4,720万1,000円となります。 その他の案件につきましては、いずれもその末尾に提案理由を付記してありますので、よろしくご審議の上、ご議決あらんことをお願い申し上げ、私の所信といたします。 ○議長(宮川文憲君) 以上で市長の所信表明は終わりました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(宮川文憲君) 以上をもちまして、本日の会議は全部終了いたしました。 明日5日から14日まで、議案調査のため休会であります。 休会明け本会議は、6月15日午前10時、会議を再開し、市政に対する一般質問を行います。 本日の会議は、これをもって散会といたします。                             (午前10時54分)...