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11月29日-議案上程・説明-01号

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  1. 大月市議会 2017-11-29
    11月29日-議案上程・説明-01号


    取得元: 大月市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    平成29年 12月定例会(第4回)1 平成29年11月29日(水曜日) 11時10分1 大月市役所議場1 出席議員 14名     1番 鈴木 基方        2番 相馬  力     3番 藤本  実        4番 小林 信保     5番 鈴木 章司        6番 山田 善一     7番 小原 丈司        8番 西室  衛     9番 小泉二三雄        10番 古見 金弥     11番 奥脇 一夫        12番 相馬 保政     13番 大石 源廣        14番 萩原  剛1 欠席議員 なし1 出席説明員  市     長  石井由己雄     副  市  長  石井 康雄  教  育  長  小泉 克行     総 務 部 長  兼子 幸典  市 民 生活部長  久保田一正     産 業 建設部長  上條 正巳  教 育 次 長  井上  久     中央病院事務長  星野 富明  消  防  長  村上 明人     秘 書 広報課長  奈良 則之  総 務 管理課長  安藤 一洋     企 画 財政課長  石井 達也  まちづくり創生  山口  強     市 民 課 長  天野  淳  課     長  税 務 課 長  横瀬 政弘     福 祉 課 長  山口 武彦  保 健 介護課長  天野  工     産 業 観光課長  坂本 和彦  建 設 課 長  井上 重隆     地 域 整備課長  鈴木 邦彦  会 計 管 理 者  市川  学     学 校 教育課長  小俣多津子  社 会 教育課長  小林  修     大 月 短期大学  卯月  勝                     事 務 局 長  消 防 課 長  米山 正明     医 事 管理課長  鈴木 計充1 出席事務局職員  事 務 局 長  藤本 直樹  書 記 (次長)  小坂  充     書 記 (主任)  駒井  恵1 議事日程(第1号) 平成29年11月29日(水曜日) 11時10分開議 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸般の報告 日程第 4 議案第42号 平成29年度大月一般会計補正予算(第5号) 日程第 5 議案第43号 平成29年度大月大月短期大学特別会計補正予算(第1号) 日程第 6 議案第44号 平成29年度大月国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第 7 議案第45号 平成29年度大月簡易水道特別会計補正予算(第3号) 日程第 8 議案第46号 平成29年度大月下水道特別会計補正予算(第1号) 日程第 9 議案第47号 平成29年度大月介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第 10 議案第48号 平成29年度大月介護サービス特別会計補正予算(第1号) 日程第 11 議案第49号 平成29年度大月後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第 12 議案第50号 大月市第7次総合計画基本構想を定める件 日程第 13 議案第51号 岩殿ニュータウン分譲地を減額販売する件 日程第 14 議案第52号 山梨県東部広域連合規約の変更の件 日程第 15 請願第3号 介護の現場を守るための請願 △開会11時10分 ○議長(山田善一君) ただいまから、平成29年第4回12月大月市議会定例会を開会いたします。 △市長の挨拶 ○議長(山田善一君) 開会に当たり、石井市長から招集の挨拶がございます。          (市長 石井由己雄君登壇) ◎市長(石井由己雄君) 本日、平成29年第4回12月大月市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集いただきまして、厚く御礼申し上げます。 提出いたします案件でありますが、後ほどご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、招集の挨拶といたします。 △開議 ○議長(山田善一君) これより本日の会議を開きます。 △議事日程報告 ○議長(山田善一君) お手元に配付いたしてあります本日の議事日程を職員に朗読いたさせます。          (議会事務局次長 小坂 充君朗読) ○議長(山田善一君) それでは、日程に従い進行いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(山田善一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 1番 鈴木基方君、8番 西室衛君を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(山田善一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 議会運営委員長の発言を求めます。          (議会運営委員長 小泉二三雄君登壇) ◆議会運営委員長小泉二三雄君) 議会運営委員会から報告をいたします。 去る11月27日に委員会を開催し、今定例会の会期につきましては、本日11月29日から12月15日までの17日間とすることにいたしましたので、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山田善一君) お諮りをいたします。 今定例会の会期は、ただいま議会運営委員長の発言のとおり、本日から12月15日までの17日間といたすことにご異議ありませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は、本日から12月15日までの17日間と決定をいたしました。 △諸般の報告 ○議長(山田善一君) 日程第3、諸般の報告をいたします。 監査委員から、平成29年度7、8、9月末現在一般会計及び特別会計例月出納検査結果報告平成29年度7、8、9月末現在病院事業会計例月出納検査結果報告平成29年度小中学校監査の結果報告について、それぞれ報告がありました。つきましては、お手元に配付いたしました書類をもって報告にかえさせていただきます。 次に、常任委員会視察研修についての報告をいたします。平成29年11月9日、10日、2日間にわたり、総務産業常任委員会が6名の委員の出席をもって、群馬県高崎市においては、まちなか商店リニューアル助成について、群馬県東吾妻町においては、バイオマス発電について、行政視察研修を行いましたので、ご報告をいたします。 また、平成29年11月14日、15日の2日間にわたり、社会文教常任委員会が6名の委員の出席をもって、静岡県三島市においては、小規模特認校について、静岡県静岡市においては、介護職員確保のための取り組みについて、静岡県袋井市においては、健康マイレージ取り組みについて、行政視察研修を行いましたので、ご報告をいたします。
    議案第42号から議案第52号まで上程、説明 ○議長(山田善一君) 日程第4、議案第42号「平成29年度大月一般会計補正予算(第5号)」から日程第14、議案第52号「山梨県東部広域連合規約の変更の件」までを一括議題といたします。 石井市長から提案理由の説明を求めます。          (市長 石井由己雄君登壇) ◎市長(石井由己雄君) 平成29年第4回12月大月市議会定例会の開催に当たり、本日提出いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げますとともに、私の所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。 さて、年末を迎え、本年も残り1カ月余りとなり、振り返りますと、8月から10月まで多くの台風が本市に接近をいたしました。 先月22日夜の台風21号による降雨は、8月の台風5号に続き、270ミリを超える雨量を記録しました。幸いにも、市道、農林道などへの大きな被害はなく、数カ所で道路のり面や河川から土砂が路面等に流入しましたが、早期の土砂撤去などにより安全な通行を確保することができました。 ただし、名勝猿橋においては、桂川の増水により、橋の下の展望台の手すりが流出したため、一部で立入禁止の措置を講じたところであります。 また、8月の台風5号により入山規制を行っておりました岩殿山でありますが、ボランティアの方々のご協力などにより、迂回路の整備が完了いたしましたので、来月7日に入山規制を解除することといたしました。まだ応急的な迂回路ですので、駐車場とトイレは使用できませんが、7日には希望者による桜の苗木を植樹するイベント計画しておりますので、今後市や観光協会のホームページで詳細をお知らせいたします。 なお、中央自動車道岩殿トンネル付近岩殿山斜面崩落の復旧につきましては、ネクスコ中日本等による安全確保策の方針がいまだに決まっておりませんが、市としてはできるだけ早期の全面復旧お願いしておりますので、今後も通行規制復旧工事に対しましてご理解とご協力をお願いいたします。 このほか、市道浅利2号線のハマヒラ橋の復旧につきましては、復旧方法河川管理者である山梨県と協議を重ねた結果、倒壊、流出した橋脚部分を復旧する方法に決定いたし、既に工事内容を地元に説明いたしましたので、本年度内の完成に向けて工事に着手をいたします。 次に、対話集会についてであります。 本年も、今月14日から10会場で、昨年と同様に、市民の皆様から意見を拝聴する対話集会を開催しております。今回は、本年度に策定予定の「立地適正化計画」と院長みずからが語る「市立中央病院」についてを共通話題とし、地域ごとの話題では、学校跡地の利活用活性化のための環境整備など、身近な話題を加えたことで、活発な会話が生まれ、大変意義深い対話集会になっていると感じております。 これからも市政運営において、さまざまな世代の方々の幅広い意見を集約する中で、市民の皆様の目線で「住んでよかった」、そのように感じられるまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。 次に、本市の活性化にぎわい創出に向けて、この秋に開催をされましたイベントについて報告をいたします。 まず、先月21日の第7回軽トラ市についてであります。 台風21号の接近が心配される雨の中での開催ではありましたが、昨年より多い60店の出店があり、約8,000人の方が市内外から訪れ、大変盛況でありました。軽トラ市も、この時期のイベントとして定着し、参加した出店者アンケートからも「リピーターやお得意様が雨の中、来店していただき、ありがたかった」、「商店街の店舗での購買も進み、お店のPRにもつながった」、「毎年ではあるが、大月短大生の活躍がすばらしい」、そのような声が聞かれました。 また、今月5日には、扇山と百蔵山をコースとした第4回大月桃太郎伝説トレイルランが開催されました。秋晴れの雲一つない天気に恵まれ、全国から400人の参加者を迎え、山々の紅葉、富士の眺め、名勝猿橋など、大月のすばらしい景色を堪能していただいたことと思います。 スタート及びゴール地点となった桂川ウェルネスパークでは、里やま収穫祭が同時開催され、野菜の直売や収穫体験を楽しんでいく参加ランナーも多く見られました。 なお、年末を迎え、来月1月からはBMCプロジェクト「大ツキ、きらめき大作戦!!もっともっと・・・輝かNIGHT!!」と題して、恒例の大月駅前のイルミネーションが点灯されます。LED電球約4万球を使って、富士山と月をテーマに年末年始の大月駅前を輝かせ、観光や帰省で大月を訪れる皆様に元気な大月とぬくもりを届けますので、ぜひご期待いただきたいと思います。 それでは、当面する諸課題を踏まえ、特に意を注いでおります主要事業等につきましてご説明を申し上げます。 初めに、大月市第7次総合計画についてであります。 この総合計画は、平成30年度から39年度までの10年間を計画期間とし、本市の新たな将来像を明らかにし、長期的視野に立った市の指針を定め、その実現のための取り組みをお示しするものであります。 このため本市では、平成26年11月に総合計画策定基本方針を決定し以来、市民の皆様や各関係機関の皆様と協働しながら、策定業務を進めてまいりました。 これまでの取り組みとして、平成27年2月に市民2,000人を対象としたアンケート調査を行い、集計と分析を行った上で、昨年度には市民で構成する「おおつきの将来構想検討市民会議」を設置し、職員で構成する職員ワーキンググループとも話し合いを重ねながら、総合計画基本構想の骨格についてご提案をいただきました。 本年度に入り、この提案をもとに庁内の策定委員会基本構想の素案を作成し、去る7月20日には議会を初め市民代表者など26名による大月総合計画審議会に諮問いたし、慎重な審議を重ねていただき、先月18日に答申をいただきましたので、パブリックコメントを経て、大月市第7次総合計画基本構想(案)を今定例会へ提案いたしたところであります。 この案では、基本理念として「信頼と協働のまちづくり」を第6次総合計画から継承し、本市ならでは地域特性や特徴的な地域資源を生かし、市民と行政とが信頼し合い協働することによって、みんなで責任を持って未来に希望が持てるまちづくりを進めるための大月市の将来像を、「ひとと自然をいかし、希望のもてる未来をみんなで実現していくまち 大月」といたしました。 また、この将来像を実現するため、「便利で賑わうまちづくり」、「緑や水と共生するまちづくり」、「健やかに暮らせるまちづくり」、「安心と信頼のまちづくり」、「豊かな心が育つまちづくり」、「活力あるまちづくり」、「安全で安心なまちづくり」、「持続可能なまちづくり」の8つの分野ごとの基本的な方針を施策の大綱といたしました。 以上が今定例会へ提案いたしました第7次総合計画基本構想(案)でありますが、現在、来年2月末をめどに、基本構想でお示しする将来像を具現化するための基本計画の策定を進めているところでありますので、議員各位を初め市民の皆様にも、この計画を実現するに当たり、一層のご支援とご協力をお願い申し上げる次第であります。 次に、人口減少対策についてであります。 先月17日に、本市の地域活性化に資することを目的とした連携協定株式会社山梨中央銀行と締結いたしました。この協定は、移住定住促進子育て支援農商工業活性化観光振興まちづくりなど、地方創生に関する連携であり、具体的には、現在策定している立地適正化計画に関する情報を共有し、大月駅・猿橋駅周辺のまちづくり活性化に知見やネットワークを生かした支援をいただくこととなっております。 さらに、連携住宅ローンに関する契約も締結し、移住定住促進策として行っている大月定住促進住宅取得助成金大月定住促進中古住宅取得助成金交付対象者山梨中央銀行住宅ローンを利用する場合、金利の優遇を受けることができることとなりました。 今後も、新たな地域活力の創出と魅力あるまちづくりの実現に向け、他の企業等とも調整を行い、産官学金労言の連携を図ってまいりたいと考えております。 また、絵本作家である市立図書館仁科幸子館長から、図書館キャラクターを活用した「移住定住応援ツキッピー」のイラストを提供していただきましたので、大月をイメージした「ツキッピー」のかわいいキャラクターをパンフレット、ノベルティー、名刺などに活用し、若者や子育て世代を中心に大月のPRを行いながら、引き続き移住定住促進を図ってまいりたいと考えております。 次に、大月市立地適正化計画策定状況についてであります。 この計画は、昨年度策定の「おおつき創生都市計画マスタープラン」で示した将来のまちづくり方針と全体構想に基づき、加速する人口減少及び少子高齢化に歯どめをかけるため、用途地域内に居住誘導区域及び都市機能誘導区域を設定し、誘導施設整備方針公共交通ネットワークとの連携によるまちづくりの具体的な方針をお示しする計画であります。 計画策定に当たりましては、庁内検討組織生きがい創生委員会学識経験者を初めとする各分野の専門家市民代表等で構成されるまちづくり推進協議会からのご意見をいただき、あわせて国土交通省や山梨県とヒアリング及び現地調査を実施して、素案を取りまとめたところであります。 現在、この計画素案を市長との対話集会で説明しており、同時にパブリックコメントも実施しておりますので、今後は、できるだけ早く計画案としてまとめ、都市計画審議会に諮問できるよう作業を進めてまいります。 次に、市立中央病院健全化についてであります。 厳しい経営状況が続く市立中央病院では、運営委員会から今後の診療のあり方、経営改善の方策、経営形態見直しなどについて提言をいただきましたので、新院長を先頭に院内で議論を重ねながら、健診センターの強化や北都留医師会との連携強化に取り組むとともに、診療科診療日数等につきましても見直しを行うこととしております。 また、市立中央病院が二次医療機関として今後果たすべき役割や常勤医師の確保につきましては、県福祉保健部との協議や三次医療機関であります山梨大学医学部附属病院及び山梨県立中央病院関係強化に努めているところであります。 次に、小中学校教育環境の充実についてであります。 ふるさと教育の一環として、小中学生が地域を見詰め、地域を愛する心を持つ機会として、「私の好きなところフォト展」を実施しており、6回目を迎えました本年度は、グループを含めて360人の児童生徒が出品した320点の作品を、先月11日から15日まで、市民会館2階ギャラリーで展示をいたしました。保護者児童生徒を初め、多くの市民の皆様が参観され、「身近なふるさとを見詰め直すよい機会になりました」などの好評をいただき、過日、テレビでも放映されたところであります。 中学校では、職場体験事業である「大月仕事塾」を猿橋中学校及び大月東中学校の2年生が、市内の企業や商店などのご協力をいただく中で、延べ4日間実施したところであり、この職場体験を通して、生徒のみならず、受け入れてくださった方々にとっても「有意義な時間を過ごすことができた」との感想をいただいております。 さらに、本年度に着手をいたしました「大月っ子学習サロン」は、保護者からも「子供が文字どおり楽しく学んでいることに感謝します」などの感想をいただいたところであります。 また、不登校児童生徒居場所づくりのため、旧強瀬小学校特別活動施設である通称「やまゆり館」を、市内の民間教育支援施設であるフリースクールと連携をし、教育支援センターとして整備するため、内閣府の地方創生拠点整備交付金を申請し、今月の7日にこの交付金が採択をされました。現在は、改築の設計が完了し、工事発注の手続に入るところで、本年度末までに工事が完了する予定であります。 次に、観光の振興についてであります。 今月12日に、新たな試みとして「おおつき観光まちづくりフォーラム」が、大月短期大学を会場に開催をされました。このフォーラムは、地域活性化に向けて本市の観光資源を利用し、観光によるまちづくり可能性を図るため、国が進める観光地経営組織である民間団体DMO設立について、本年3月から大学の先生や観光協会農業従事者旅行関係者などによる協議会で検討してきました活動の集大成として開催されました。 前日の11日には、モニターツアーとして、産業まつりへの参加や農業・料理体験を行う「グリーンツーリズム」、桃太郎伝説由来となった市内の「もも・さる・いぬ・きじ」の名がついている場所をめぐる「大月桃太郎伝説ツアー」、企業向け福利厚生サテライトオフィスとしての空き家活用を探る「おおつき体感ツアー」、そして5月から実施しております体験プログラムの「酒米、米づくり体験ツアー」の4つのツアーを実施をいたしました。 フォーラム当日は、午前中に「地方創生観光DMO」についての公演があり、午後からは4つのツアー分科会に分かれての検討会と各部会の成果発表が行われました。 分科会では、「それぞれのツアー満足度は高いものの、本当にお金を稼げるのか、継続できるのか」など、各ツアー改善点が指摘され、活発な意見交換が行われました。 そして、全体成果発表会では、「外国人観光客を初め、旅行先の決定には、SNS、インスタグラムなどの利用が中心となっているので、それらによる情報発信に力を入れるべきである」など、今後の課題への対応も発表されました。 最後に、地域デザイン学会理事長原田保先生により、「地域ブランドは重要であり、今後の大月市の観光ビジネスとして、ターゲットを東京23区に絞り、富士山桃太郎伝説ブランドとすることも一つの戦略である」との提案をいただきました。 また、参加者アンケートからは、事業の継続性に課題を感じる声もあるものの、大月可能性に期待の声も多く、回答者の87%の方からDMOを設立すべきとの意見がありました。 DMOによるまちづくりは、観光だけでなく、本市が持つ多くの可能性や資源を利用することがこれからの地域活性化に結びつくものだと、会場の全ての参加者が感じられる機会となりました。 次に、消防団活性化についてであります。 全国的に消防団員の減少及び高齢化が進む中、大学生等の若者が消防団活動に参加し、消防や地域防災の担い手になることが期待をされております。 そのような中、消防団活動を実施した大学生等に対する就職活動支援の一環として、本市では「大月学生消防団活動認証制度」を来月1日からスタートいたします。 この制度は、消防団活動において一定の実績をおさめ、地域社会に貢献した大学生等に、本市がその功績を認め、「大月学生消防団活動認証証明書」を交付することにより、大学生等就職活動において企業から高く評価されることを期待するものであり、あわせて若者の消防団活動への参加によって、消防団活性化されることを期待するものであります。 企業の皆様におかれましても、採用に当たって、この証明書の提出があった場合には、その職に必要な能力や適性を判断する際の参考として活用いただき、積極的に評価いただきますようお願いを申し上げます。 また、消防団活性化策の第1弾として、既に発表いたしました「消防団応援店制度」でありますが、現在、市内66事業所のご協力をいただきまして、来月1日からサービスが開始されることとなりました。 この制度の趣旨をご理解いただき、多大なご協力をいただいております大月商工会大月商店街協同組合を初め、市内の商店などの皆様に深く感謝を申し上げます。 以上、諸課題を踏まえ、主要事業などにつきまして申し上げ、本市の地域活性化を図ってまいりますので、議員各位を初め、市民の皆様の絶大なるご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 続きまして、本日提出いたしました案件につきまして、その概要をご説明申し上げます。 今定例会に提出いたします案件は、予算案件が8件、その他の案件が3件の計11件であります。 初めに、予算案件についてご説明申し上げます。 今回の補正予算は、人事異動による職員給与費の調整や前年度決算の確定に伴う繰越金追加計上、その他事業の精査などにより予算編成を行いました。 まず、議案第42号「大月一般会計補正予算(第5号)」の主な補正内容といたしまして、総務費では、東部広域連合負担金住宅取得助成金及び積立金の追加など、土木費では交付金の決定に伴う道路橋梁新設改良費の減額など、災害復旧費では事業内容の決定に伴う減額などを行い、職員給与費の調整とあわせ、歳出補正総額は2億3,474万8,000円の減額となっております。 歳入につきましては、前年度繰越金などの追加、国庫支出金、繰入金や市債の減額などにより対応いたしております。 次に、議案第43号「大月大月短期大学特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、職員給与費の調整と、教務システム改修経費進路指導事業経費などの追加を行い、歳入につきましては、前年度繰越金などを追加しております。 次に、議案第44号「大月国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、職員給与費の調整と、基金積立金、前年度精算に伴う国・県支出金の返還金の追加などを行い、歳入につきましては、共同事業交付金及び一般会計繰入金を減額し、前年度繰越金を追加しております。 次に、議案第45号「大月簡易水道特別会計補正予算(第3号)」についてであります。 歳出におきましては、職員給与費の調整と市営簡易水道維持管理費の追加を行い、歳入につきましては、前年度繰越金、諸収入などを追加しております。 次に、議案第46号「大月下水道特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、職員給与費の調整と財源更正を行い、歳入につきましては、一般会計繰入金を減額し、前年度繰越金を追加しております。 次に、議案第47号「大月介護保険特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、職員給与費の調整、事業の組みかえ、システム改修費、繰越金の確定に伴う基金積立金の追加などを行い、歳入につきましては、国・県支出金、繰入金及び前年度繰越金などを追加しております。 次に、議案第48号「大月介護サービス特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、前年度精算による一般会計繰出金を追加し、歳入につきましては、前年度繰越金を追加しております。 次に、議案第49号「大月後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」についてであります。 歳出におきましては、後期高齢者医療広域連合納付金などを追加し、歳入につきましては、前年度繰越金などを追加しております。 続きまして、その他の案件についてご説明申し上げます。 まず、議案第50号「大月市第7次総合計画基本構想を定める件」についてであります。 これは、本市における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想として、第7次総合計画基本構想を定めるに当たり、地方自治法第96条第2項の規定による議会の議決すべき事件に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第51号「岩殿ニュータウン分譲地を減額販売する件」についてであります。 これは、当該分譲地の販売について、不動産鑑定価格から減額して販売することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第52号「山梨県東部広域連合規約の変更の件」についてであります。 これは、養護老人ホーム大鶴楽生園が平成30年3月31日をもって廃園となることに伴い、地方自治法第291条の3第1項の規定による山梨県東部広域連合の共同処理する事務及び連合規約を変更する協議を行うため、同法第291条の11の規定により、議会の議決を求めるものであります。 以上が、本日提出いたしました案件でありますが、何とぞよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(山田善一君) ただいま議題となっております案件に対する質疑等は、一般質問終了後を予定しておりますので、ご承知願います。 △請願第3号の上程、付託 ○議長(山田善一君) 日程第15、請願第3号「介護の現場を守るための請願」を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第3号につきましては、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、社会文教常任委員会に付託をいたします。 △散会11時47分 ○議長(山田善一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 〇本日の会議に付した事件1 会議録署名議員の指名1 会期の決定1 諸般の報告1 議案第42号から議案第52号まで1 請願第3号...