○議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決を行います。 まず、認定第2号「平成28年度大月市
大月短期大学特別会計歳入歳出決算認定の件」から認定第9号「平成28年度大月市
病院事業会計決算認定の件」までを一括して採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決です。 本案は、
委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
委員長報告のとおり認定することに決しました。 次に、認定第1号「平成28年度大月市
一般会計歳入歳出決算認定の件」を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 本案に対する
委員長報告は可決です。 本案は、
委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君) 起立多数です。 よって、本案は
委員長報告のとおり認定することに決しました。
△議案第41号の上程、説明、質疑、討論、表決
○議長(
山田善一君) 日程第3、議案第41号「平成29年度大月市
一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。
石井市長から
提案理由の説明を求めます。
石井市長。 (市長
石井由己雄君登壇)
◎市長(
石井由己雄君) 議案第41号「平成29年度大月市
一般会計補正予算(第4号)」につきまして
提案理由をご説明申し上げます。 今回の
補正予算は、9月28日に
衆議院が解散し、第48回
衆議院議員総選挙が10月10日に公示され、10月22日に投開票が行われることによる
執行経費の補正を行うものであります。歳出におきまして
総務費の
選挙費に2,200万円を追加するものであります。これを賄う歳入につきましては、
県支出金2,200万円を増額いたします。 以上でありますので、何とぞよろしくご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
山田善一君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております案件につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により
委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては
委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第41号「平成29年度大月市
一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君)
全員起立です。 よって、議案第41号「平成29年度大月市
一般会計補正予算(第4号)」は、原案のとおり可決することに決しました。
△
意見書案第1号の上程、説明、質疑、討論、表決
○議長(
山田善一君) 日程第4、
意見書案第1号「
教職員定数改善、
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための
意見書(案)」を議題といたします。 ただいま議題となっております
意見書案第1号を職員をして朗読いたさせます。 (
議会事務局次長 小坂 充君登壇)
◎
議会事務局次長(
小坂充君)
教職員定数改善、
義務教育費国庫負担制度拡充を図るための
意見書(案) 日本は、
OECD諸国に比べて、1
学級当たりの
児童生徒数や教員1人当たりの
児童生徒数が多い状況があります。一人ひとりの
子どもたちにきめ細かに対応したり、
教職員が
心身ともに健康を維持して
教育活動に携わったりなど、
子どもたちの学びの質を高めるための
教育環境の実現のためには、
定数改善や少
人数学級推進は不可欠であり、
自治体が見通しを持って安定的に
教職員を配置するためには、国段階での
国庫負担に裏づけされた
定数改善計画の策定が必要です。 また、
学校現場における課題が複雑化・困難化する中で
子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、
教材研究や
授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのためには
教職員定数改善などの施策が最
重要課題となっています。(公財)
連合総合生活開発研究所の
教職員の働き方・労働時間に関する
報告書によると、7~8割の教員が1ヶ月の時間外労働が80時間(
過労死ライン相当)となっていること、1割が既に
精神疾患に罹患している
可能性が極めて高いことなどが明らかにされました。明日の日本を担う
子どもたちを育む
学校現場において、
教職員が人間らしい働き方ができるための長時間労働の是正が必要であり、そのための
教職員定数改善も欠かせません。 本市でも、「
ふるさと教育」を
市政教育の基本に据え、
教育支援室の設置や
学力向上のための
教材費の補助など
学校教育の充実を図る施策を積極的に展開しています。
義務教育費国庫負担制度については、「
三位一体改革」の中で
国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの
自治体においては、厳しい
財政状況の中、
独自財源による
定数措置が行われていますが、
地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として
財源保障をし、
子どもたちが全国どこに住んでいても、
一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな
子どもの学びを保障するための
条件整備は不可欠です。 よって、国会及び政府におかれては、
地方教育行政の実情を十分に認識され、
地方自治体が計画的に
教育行政を進めることができるようにするために、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 記1.
子どもたちの
教育環境改善のために、計画的な
教職員定数改善を推進すること。1.教育の
機会均等と水準の
維持向上をはかるため、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに
国負担割合を2分の1に復元すること。1.
教育条件の
格差解消を図るため、
地方交付税を含む国における
教育予算を拡充すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 平成29年10月3日
大月市議会議長山田善一 衆議院議長 殿
参議院議長 伊達忠一殿
内閣総理大臣 安倍晋三殿 財務大臣 麻生太郎殿
総務大臣 野田聖子殿
文部科学大臣 林芳正殿 以上です。
○議長(
山田善一君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第1号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により
提出者の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
提出者の説明を省略いたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
意見書案第1号につきましては、
会議規則第14条第2項の規定による
委員会提出議案であることから、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては
委員会への付託を省略することと決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより
意見書案第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君)
起立全員です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△
意見書案第2号の上程、説明、質疑、討論、表決
○議長(
山田善一君) 日程第5、
意見書案第2号「
適応指導教室の配置・運営に関する山梨県
教育委員会の支援を求める
意見書」(案)を議題といたします。 ただいま議題となっております
意見書案第2号を職員をして朗読いたさせます。 (
議会事務局次長 小坂 充君登壇)
◎
議会事務局次長(
小坂充君)
適応指導教室の設置・運営に関する山梨県
教育委員会の支援を求める
意見書(案)
適応指導教室の設置については、平成4年9月24日
付け文部省初等中等教育局長通知「登校拒否問題への対応について」に基づき、県において設置を進め充実させてきた。その後、平成15年5月16日
付け文部科学省初等中等教育局長通知「不登校への対応の在り方について」に基づき、
市町村に対して設置を働きかけてきた事も承知しております。 平成27年度の
学校基本調査によると、不
登校児童・生徒は、全国の小中学生12万3,000人と
増加傾向にあり、小学生は約255人に1人、中学生は約36人に1人の割合です。何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは
社会的要因により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にある児童・生徒は確実に増えてしまっています。 平成24年度、山梨県が実施した
行政評価アドバイザー会議の評価では、未設置の
市町村もまだまだ多く、すでに設置された教室でも、県と比較して
指導体制や内容が必ずしも十分とはいえないという評価をしている通り、その
子ども達を高校に進学させ、社会的に自立させるという役割を担う
指導員の果たす役割は大きく、その技術、能力は専門的であり、各
自治体による
指導体制の構築は、困難が予測されます。 そのような中、平成28年11月山梨県
教育委員会教育長「県の
適応指導教室の廃止に伴う対応について」により、こすもす教室を廃止する通知が
関係自治体に発出されました。
義務教育は、国民として必要な
基本的資質を培うものであり、憲法上の国民の権利、義務にかかわるものであって、国は、
地方公共団体とともに
義務教育にかかる費用を無償にし、国民の教育を受ける権利を保障する義務を負っています。県内の
適応指導教室の偏在が存在する状況の中、
予算面、
運営面での支援の制度もないまま、県による
適応指導教室の突然の廃止は、
子どもたちの居場所がなくなる
可能性も否定できません。 よって国、並びに県におかれては、
地方教育行政の実情を認識され、すべての
子ども達が進んで学ぶ意欲を持ち、自立に至るまで切れ目のない適切な指導がなされるよう、下記の措置が講じられるよう要請します。 記1.
県内自治体の
適応指導教室の整備の目途が立つまでの
経過措置を設けること1.県内の
適応指導教室の
実態調査をすること1.
適応指導教室の
指導員・施設の充実・確保についての指針を示し、
予算面、
運営面において
市町村の支援をすること1.
教育条件の
格差解消を図るため、
地方交付税を含む
教育予算の拡充を国に対し求めること 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 平成29年10月3日
大月市議会議長山田善一 山梨県知事 後藤斎殿 山梨県
教育委員会教育長 守屋守殿 以上です。
○議長(
山田善一君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
意見書案第2号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により
提出者の説明を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案は
提出者の説明を省略いたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
意見書案第2号につきましては、
会議規則第14条第2項の規定による
委員会提出議案であることから、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、本案につきましては
委員会への付託を省略することと決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて、討論を終結いたします。 これより
意見書案第2号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君)
全員起立です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△動議の提出 (「動議」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 鈴木基方君。
◆1番(鈴木基方君) この際、動議を提出いたします。猿橋学童保育施設建設に関する百条調査特別
委員会の設置を求めます。
○議長(
山田善一君) ただいま鈴木基方君から
地方自治法第109条による百条調査特別
委員会の設置についての動議が提出されました。 本動議の成立については、1名以上の賛成者が必要であります。賛成者はおりますか。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君) 所定の賛成者がありましたので、動議は成立をいたしました。
△日程の追加
○議長(
山田善一君) 本動議を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 したがって、本動議を追加日程第1とし、議題とすることに決しました。
△動議の上程、説明、質疑、討論、表決
○議長(
山田善一君)
地方自治法第109条による百条調査特別
委員会の設置について議題といたします。
提出者について説明を求めます。 1番、鈴木基方君。 (1番 鈴木基方君登壇)
◆1番(鈴木基方君) 一般質問で、当初予算では木造で建設された大月学童保育施設を参考に積算されたという、2,826万8,000円という事業費が計上されていた猿橋学童保育施設建設手法について、どのような手法をとるのか質問させていただきました。答弁は、軽量鉄骨造が採用される、すなわち猿橋学童保育施設建設においては、面積34坪、坪単価69万9,000円のプレハブ建築が採用されるということのようです。 平成26年6月
定例会、日本共産党、藤本実議員の「市の公共建物に木材を使用し、みずからの力で木材の利活用を推進する考えについて」という質問に、「本市では公共建築物における積極的な木材利用が林業の再生や適切な
森林整備につながることを目的として、平成24年8月に大月市内の公共建築物における木材の利用の促進に関する方針を策定いたしました。大月学童クラブにおいても木造で建設しており、児童の皆さんは木の香りやぬくもりを感じていることと思います。
子供たちが元気に明るく勉強できる環境を進めるため、今後も公共建築物へは積極的に木材を取り入れたいと考えております」という内容で産業
建設部長が答弁し、また藤本議員の再質問の中に「公共施設の木造化ですが、大月学童クラブが木造で新築されました。当初はプレハブ設計だったものを変更したということでしたけれども、時代の要請に応えたよい判断だった」とあります。 大月は木造で建設されましたが、今回猿橋は、答弁にあったように、施工性、耐震性、防火性、コスト面等の総合的な判断でプレハブを採用とのことです。いかがなものか。なぜ大月のときは今回のような総合的な判断とならなかったのか。また、周辺道路が狭隘なため、周囲に迷惑がかからないよう工期短縮を図るという答弁がありましたが、当初予算に盛られていたのだから、5月には着工していないとおかしいわけで、また坪数からして、今から着工したとしても、普通の家を建てるのに半年かからないのですから、4月には十分間に合います。納期1月になぜこだわるのか。 その後の
総務産業常任委員会で、設計変更で着工が伸びているという総務管理課の答弁がありました。なぜ設計変更しなければならなかったのか。また、執行部の都合で納期が延びているのだから、納期の短縮云々を言うべきではないはずです。また、納期を少し延ばしたにしても、大月は木造にこだわったのだから、また建てかえではなくて新築なのだから、少しでもよいものをということで、地元にも大工さんはたくさんいるのだから、今回の猿橋も木造にこだわるべきです。プレハブ設計の上にふんだんに木を使うなどと言うから余計な手間がかかるのです。 決算審査における大月短大校舎木造建設に関する考え方についての総務部長答弁は、1、林野庁の交付金で事業費は伸びるが、一般財源が低くなり、市の税金を使う額が減る、2、林野庁の補助で交付税バックがある有利な起債がつくことで一般財源が安くなる、3、国、文科省、ほかのほうからできるだけ木を使うようにと言われた、4、木のぬくもり、こういう4つの理由で大月短大校舎が木造で建設され、非常にいい校舎ができて喜んでいるというものでした。 短大校舎建設のとき、1と2について、一般財源を使う必要がない基金の範囲でおさめるべきという私の主張に明確な回答はありませんでした。4について、私は反対しておりません。そして、今回猿橋の件については、特に3について、平成24年8月策定の大月市内の公共建築物における木材の利用の促進に関する方針のもと、今回は誰から言われてプレハブにするのかという疑問も出てきます。すなわち、どのようなそんたくが働いているのか。 大月市内の公共建築物における木材の利用の促進に関する方針のもと、
子供たちが元気に明るく勉強できる環境を進めるため、大月はプレハブから木造に設計変更、これは理解できます。一方、大月市内の公共建築物における木材の利用の促進に関する方針があるのに、猿橋は当初木造での建設計画だったところ、2月に木造から軽量鉄骨造、いわゆるプレハブに変更では到底理解できません。木造のよさというのも決算審査における総務部長答弁からもはっきりしているわけです。猿橋学童保育施設において、壁に杉板を使用し、
子供たちの環境面への配慮をしたといっても、余計な手間がかかるのみで、木造で整備された大月とは明らかに差が出るわけです。なぜ当初木造での建設計画だったところ、2月に木造から軽量鉄骨造、いわゆるプレハブに変更になったのか。こういった疑問の数々を全て明らかにするべきです。 以上が猿橋学童保育施設建設に関する百条調査特別
委員会の設置を求めることの
提案理由となります。ご清聴ありがとうございました。
○議長(
山田善一君) これより提出理由に対する質疑に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 藤本実君。 (3番 藤本 実君登壇)
◆3番(藤本実君) 百条
委員会設置の提案に反対する討論を行います。 まず、百条
委員会の設置目的の真偽についてです。どの事務が公益に反するのか、不正と思われる事件性がどこにあるのか、設置目的の真偽を確認することが大前提です。
決算審査特別委員会などで問題視された点について、市がどのように説明してきたのか、説明責任は果たされたのかについて述べさせていただきます。 疑惑があると発言された主張は、次のようなものでした。木造からプレハブに変わった経過が何しろおかしい、余りに不自然、もっと安全安心なものをつくって提供する、そちらのほうが公益の役割だと思う、やはり
子供たちにはよいものを与えたい、それに対する市の説明は次のようなものです。「当初設計の木造から軽量鉄骨造を採用した理由でありますが、当初平成25年度に施設整備した大月東小学校区の放課後児童クラブやえざくら1、2の設計金額を参考にして平成29年度当初予算計上を行いましたが、当該地区は周辺道路が狭隘であり、迂回路もないことから、周辺の皆様に長期にご迷惑をおかけしないことを優先することと、建築工法を庁内で再検討した結果、工期が短い工法である軽量鉄骨造を採用するとなり、設計業務の入札後、2月16日に第1回目の設計業者との打ち合わせにおいて軽量鉄骨造での設計をお願いしております。なぜ5月に着工しなかったのかという件については、国及び県の内示決定が本年8月4日になり、それから素早く執行手続を行い、8月下旬に入札が行われ、9月6日に第1回目の請負業者との打ち合わせを行い、早期完成を目指しております。工期の短い工法にこだわった理由としては、周辺の方から児童の送迎時に狭い道路に進入しないよう要望がありましたので、工事期間中についても周辺の方にできるだけ迷惑を縮小する配慮をしたものであります」そう、優しいのです。 施設整備に当たっての考え方や木造については「施設整備に当たっては、それぞれの条件や事業があります。事情があります。大月東小学校区の放課後児童クラブやえざくら1、2の場合も、立地条件や施工性、コスト面等、総合的な判断を行い、国及び県の
子ども・子育て施設整備交付金を活用して木造で施設整備を行いました。今まで木材の活用ということを説明してきましたが、公共建物を全て木造にするとは言っていません。平成26年6月議会で藤本実議員は木材を使用する考えについて質問しており、抜粋ですが、大月東中学校の一部の壁面に木材を使用し、大月学童クラブは木造で建設し、大月東小学校は内壁に木材を、外壁にハイブリット木材を使用する考えを示しております。さらに、プレハブと表現すると工事現場の仮設事務所を連想するが、現在計画中の放課後児童クラブ施設は安全安心を確保した軽量鉄骨造であり、生活室の内装仕上げについては、壁に杉板を使用し、
子供たちの環境面へも配慮したものとしております」いかがでしょうか。議員が発した疑念に対して、市は説明責任を果たしているのではないでしょうか。公益に反する事務、あるいは不正と思われる事件性はどこにもありません。したがって、百条
委員会を設置する正当な理由がありません。 次に、設置提案に対する感想を述べます。大月市議会では、昨年、政党機関紙にかかわる政治活動が大月市議員政治倫理条例に違反していると、政治倫理審査会が請求され、設置されたことがあります。蒸し返しませんが、今回の件はそれ以上に大きな違和感を覚えます。公益にかなった事務に対して疑惑を強調し、政治問題化させることのように感じます。百条
委員会の設置の判断に当たっては、市議会の見識が問われてくると思います。百条
委員会は、地方議会が調査を行う上での伝家の宝刀であると言ってよいものです。実際に百条
委員会の設置は極めて例外的ですし、これを設置するという話が出た段階で社会的に疑惑を持たれた首長や議員は辞職してしまうという現状があります。逆に、社会的な事件でもなく、根拠薄弱な理由で伝家の宝刀を振り回すことになれば、恥をさらすことになります。
議員各位におかれましては、くれぐれも慎重な対応をお願いいたします。 以上。
○議長(
山田善一君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。
地方自治法第109条による百条調査特別
委員会の設置についての動議を採決いたします。 この採決は、起立により行います。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
山田善一君) 起立少数です。 よって、
地方自治法第109条による特別
委員会の設置については否決されました。
△
大月市議会議会運営委員会委員の選任
○議長(
山田善一君) 日程第6、
大月市議会議会運営委員会委員の選任を議題といたします。 議会運営
委員会の委員の選任につきましては、
委員会条例第8条第1項の規定により、議長において指名したいと思います。 つきましては、議会運営
委員会委員に指名した諸君を事務局職員から発表させます。 (
議会事務局次長 小坂 充君登壇)
◎
議会事務局次長(
小坂充君) 議会運営
委員会委員を発表いたします。 萩原剛議員、大石源廣議員、古見金弥議員、
小泉二三雄議員、西室衛議員、小原丈司議員であります。以上でありますが、順序不同にて発表しておりますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
山田善一君) ただいま事務局職員から発表させました諸君を議会運営
委員会委員に選任することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました諸君を議会運営
委員会委員に選任することに決定しました。 ただいま選任されました議会運営
委員会委員は、本会議休憩中に
委員会を開き、正副
委員長を互選して、速やかに
委員会の構成を終わるようここに招集をしておきます。 暫時休憩をいたします。 休憩 15時10分 再開 15時31分
○議長(
山田善一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中、議会運営
委員会を開き、正副
委員長の互選を行いましたので、事務局職員より発表させます。 (
議会事務局次長 小坂 充君登壇)
◎
議会事務局次長(
小坂充君) 議会運営
委員会正副
委員長を発表いたします。
委員長につきましては、
小泉二三雄議員、副
委員長につきましては、西室衛議員であります。 以上です。
△
総務産業常任委員会の閉会中の
継続審査について
○議長(
山田善一君) それでは、日程第7、
総務産業常任委員会の閉会中の
継続審査について議題といたします。
総務産業常任委員長から、目下
委員会において審査中の事件について、
会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしてあります申出書のとおり、閉会中の
継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。
委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
山田善一君) 異議なしと認めます。 よって、
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付すことに決しました。
△閉会15時32分
○議長(
山田善一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これにて平成29年第3回9月大月
市議会定例会を閉会いたします。 〇本日の会議に付した事件1 報告第2号及び議案第40号並びに請願第2号1 認定第1号から認定第9号まで1 議案第41号1
意見書案第1号1
意見書案第2号1 動議案1
大月市議会議会運営委員会委員の選任1
総務産業常任委員会の閉会中の
継続審査...