◆14番(
内藤次郎君) 議案第81号
大月市立大月短期大学授業料等徴収条例改正について、賛成の立場から討論を行います。 過去の経過の中で、
国立大学の
授業料改定が実施された場合、その翌年に本短期大学の
授業料改定が実施されてきました。多様化・国際化の時代を背景に教育も量から質へ、画一性から創造性への転換期の中で、本学の特色ある教育が地域へ果たす役割は誠に大きいものがあり、本学の教育は地域社会への先行投資でもあります。こうしたことを加味する中で本市といたしましても、より良い
教育環境維持のため毎年相当の経費を支出しております。 一方、本市の
財政状況は
地方交付税や市税の減少により、引き続き厳しい
財政運営を強いられているところであります。こうした状況を勘案する中で、16年度からの新入生には授業料の改定はやむをえないものと判断し賛成するものであります。
○議長(
相馬保政君) 以上で討論を終結いたします。 これより
委員長報告に対する採決を行います。 議案第77号から議案第80号まで、及び議案第82号から議案第96号まで、並びに請願第5号から請願第6号までを一括採決いたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は
委員長報告のとおり可決されました。 つぎに、議案第81を号採決いたします。
委員長報告は決定であります。
委員長報告のとおり決定する事に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。よって、議案第81号は
委員長報告のとおり決定されました。
△議案第97号の
上程、説明、採決
○議長(
相馬保政君) 日程第3、議案第97号
大月市議会政務調査費の交付に関する条例中改正の件を議題といたします。 お諮りいたします。本案については朗読を省略することにいたしと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって本案については朗読を省略することに決定いたしました。 提出者、
天野祐治君から
提案理由の説明を求めます。 (17番
天野祐治君登壇)
◆17番(
天野祐治君)
提案理由の説明をいたします。 我々議会といたしましても、現下の危機的な
地方財政の状況を踏まえ、歳出削減など
財政健全化のための
行政改革に全力で取り組むべきであります。 こうした状況を勘案するなかで、
大月市議会議員の
調査研究に資するための一部として、議会における会派及び議員にたいし、
政務調査費として交付されている経費、2万円を1万円にするものであります。
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げて
提案理由の説明といたします。
○議長(
相馬保政君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております案件につきましては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますがこれにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております案件につきましては、
委員会付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は質疑、討論を省略いたします。 これより議案97号を採決いたします。賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
相馬保政君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△「
議員定数調査特別委員会」
委員長報告
○議長(
相馬保政君) 日程第4、「
議員定数調査特別委員会」
委員長報告を議題といたします。 本県に関しましては既に
議員定数調査特別委員会において調査を終了いたしておりますので、ただいまから委員長の報告を求めます。
議員定数長調査特別委員長 萩原剛君 (
議員定数長調査特別委員長 萩原剛君登壇)
◆
議員定数調査特別委員長(萩原剛君)
議員定数調査特別委員会から報告をいたします。 平成15年第6回
市議会定例会において、
議員定数調査特別委員会が議員14名の構成により設置され、不肖私が委員長に、副委員長に
石井佐武郎君を選出し
慎重審査を行いましたので、その審査結果を報告いたします。
特別委員会の審査の経過でありますが、平成15年12月 8日、第1回委員会を
開催平成15年12月15日、第2回委員会を
開催平成15年12月17日、第3回委員会を
開催平成15年12月18日、長野県
諏訪市議会調査視察平成15年12月19日、第5回委員会を開催 以上のような経過であります。 まず、平成15年12月8日には、本
委員会設置に伴い委員会の正副委員長を互選しました。 平成15年12月15日には、
山梨県内市議会議員定数調査一覧表により、
県内各市の人口・
議員定数・議員1人当たりの人口割合について討議を行い、これらを参考に大月市の地域性を考えて定数を検討していく旨が話し合われました。 平成15年12月17日には、
市町村議会の議員の定数・昭和46年に実施された、小選挙区制としての
大月市議会議員選挙・平成15年に実施された、大選挙区制としての
大月市議会議員選挙・過去の選挙期日及び投票率・
山梨県内市議会議員定数等の状況並びに
県内政務調査費交付条例制定状況の調査をも行いました。 平成15年12月18日には、他
市議会議員定数の状況等を
調査視察することも必要とし、長野県諏訪市を訪問し、(ちなみに、諏訪市は人口53,000人で
議員定数は23名)
議員定数の変遷・
議会活動等を聞くなか
意見交換を行いました。 平成15年12月19日には、
報道関係者・傍聴者見守るなか前回までの討議及び
調査視察を踏まえ、各
期別委員から各々の立場での、
議員定数についての見解が報告ました。各委員から行政への民意の反映・監視機能や議会の構成・
議員活動等幅広い視点から活発な討議がなされました。 これらの結果を踏まえ、
地方分権・
行政改革の推進・近隣他市との比較検討するなかで採決を行い、
議員定数を現行の22人から4人減じて18人に改定することを全会一致で可決決定いたしました。 そこで今般
大月市議会は4名の減員に併せて、
政務調査費をも50パーセント減額することといたしました。本決定にかんがみ、当局には次の諸点について格段の配慮をすることを求めます。1.
大型プロジェクトについて中長期を見通し、平成16年度以降の
財政展望を明らかにするよう努めること2.予算の
効率的執行を図り、徹底した経費の節減に努めること3.病院、上下水道、学校等各企業体は
経営合理化を図り、業務は民間委託する等(アウトソーシング)に努めること4.職員の
効率的管理を図り、「定数」の減員に努めること5.人事の活性化を図り
、職場環境の改善に努めること 以上、本委員会の
審査報告といたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
相馬保政君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 ご質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 発言の通告がありますので、順次発言を許可します。 はじめに、8番、
山崎喜美君の発言を許可します。 (8番
山崎喜美君)
◆8番(
山崎喜美君) 議案第98
号議員定数を削減する
定数条例案に対し
反対討論を行います。
改正条例案は法定数の26名から4名減らしている、現在の22名をさらに4名減らし18名にすると言う提案です。法定数からは8名の削減になります。以前の法律では法定数は30人でしたから、それから見ると12人減らす事になりこれは4割の削減にあたります。 私は、議員は少なければ少ないほど良いのか、むしろ少なければ
少数意見の排除や議会に出る道を閉ざす事になりはしなしかという疑問を感じます。あらためて議員とは何か、議会とは何か、その役割を果たす上でどれだけの人数が必要か、本当に少ないほど良いのか、経費節約の対象とすべきなのか、なぜ有権者の中に議員を減らせと言う世論があるのかなどのことを、十分に検討する必要があるのではないかと感じます。 そのためには一定の時間が必要ではないでしょうか。有権者に対しても検討し考えるための情報を提供する必要があると思います。なぜ任期を3年半も残した今、決めなければならないのでしょうか。いま決めたところで直ちに経費の節約になる訳ではありません。それは3年半後のことです。まだ次の選挙まで十分時間があります。難しい問題なので3年半というのは検討するのにちょうど良い時間だと思います。いそいで結論を出す事を避け、さきほど述べた議員の役割、議会の役割、さらに
議会制民主主義のあり方について有権者と共に考えてみるよい機会ではないでしょうか。 十分に検討し、それでも市民の世論が「議員を減らせ」と言うのであれば私はあえて反対しません。 以上いま直ちに削減する事に意義ありという立場からの
反対討論といたします。
○議長(
相馬保政君) つぎに、18番、
佐々木大輔君の発言を許可します。 (18番
佐々木大輔君登壇)
◆18番(
佐々木大輔君) 私は、
議員定数調査特別委員会委員長の報告に賛成の立場で討論を行います。 委員会での
慎重審査の結果、
議員定数を22人から18人に改正するという結論であります。議会は言うまでもなく住民を代表して、当該団体の意思を決定する機関であります。 このため、議員は切磋琢磨し研鑚を重ね
議員活動に取り組むとともに、議会が果たす機能を遂行しなくてはなりません。私どもは全力をもってその任に当たり、地域の
住民福祉向上のため
議会活動を常に行っているところであります。
議員定数の法定数は私も十分承知し理解もしております。しかしながら、現下の厳しい社会・
経済情勢の中で国・地方を問わず
行財政改革は避けて通れない大きな課題であります。 今日、地域の総合的な行政主体である
地方公共団体が果たすべき役割はますます増大しています。地方自治体にいては歳出に対し
地方税収入には乖離(かいり)が存在し、
地方分権を推進していく上で、これ以上の歳入が見込めない現状下においては歳出をカットせざるを得ないところであります。こうした状況を勘案する中で、行財政の効率化を図り、経費の節減に努めなければならないことは言うまでもありません。また、その節減した公費は地域の
住民福祉向上のための、諸施策に充てるべきであると私は考えるものであります。 その姿勢を議会自らが率先して示す事は重大な決断であります。このことを全議員が認識してしかるべきではないでしょうか。執行部においてもこの英断を十分認識され、議会と執行部が厳しい
財政運営に共に対処していかなければならないものと考えております。
委員長報告の中で述べられていましたとおり、審査の過程でいろいろな角度からの見解が出され、活発な討議がなされました。
地方分権・
行財政改革の推進・近隣他市との比較検討するなかで
議員定数を4人減じて18人にするということが、本市の現下における適正な数と思慮され賛成した次第であります。 以上、私は
議員定数を削減することについて賛成の態度を表明して討論を終わります。
○議長(
相馬保政君) 以上で討論を終結いたします。 これより
委員長報告に対する採決をいたします。
委員長報告どおり決する事に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
相馬保政君) 賛成20、反対1、起立多数であります。 よって、本件は
委員長報告どおり決定されました。
△議案第98号の
上程、説明、採決
○議長(
相馬保政君) 日程第5、議案第98号
大月市議会議員定数条例中改正の件を議題といたします。 お諮りいたします。本案については朗読を省略することにいたしと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって本案については朗読を省略することに決定いたしました。
提出者萩原剛君から
提案理由の説明を求めます。 (
議員定数調査特別委員長 萩原剛君登壇)
◆
議員定数調査特別委員長(萩原剛君)
提案理由の説明をいたします。 先ほど
委員長報告が承認されたことによりまして、
議員定数条例の一部を改正する条例を提出いたしましたので、
議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
相馬保政君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております案件につきましては、
会議規則第37条第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思いますがこれにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議題となっております案件につきましては、
委員会付託を省略することに決しました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は質疑、討論を省略いたします。 これより議案98号を採決いたします。 お諮りいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
相馬保政君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△選挙第7号の上程、採決
○議長(
相馬保政君) 日程第6、選挙第7号 大旅外二恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決定いたしました。 大旅外二恩賜県有財産保護組合議会議員に白川洋一君、知見紀夫君、宮幡善明君、武藤次郎君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました諸君を、大旅外二恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と決定する事にご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま議長において指名いたしました諸君が、大旅外二恩賜県有財産保護組合議会議員に当選されました。
△
意見書案第2号の上程、説明、採決
○議長(
相馬保政君) 日程第7
意見書案第2号を議題といたします。 お諮りいたします。本案については朗読を省略することにいたしと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって本案については朗読を省略することに決定いたしました。 提出者、
奥脇一夫君から
提案理由の説明を求めます。 (10番
奥脇一夫君登壇)
◆10番(
奥脇一夫君)
意見書案第2号について
提案理由の説明をいたします。
意見書案第2号につきましては、請願第5号「新たな雇用を創出する為の起業・
創業環境の早急な整備を求める意見書の提出を求める請願」といたしまして、
総務常任委員会に審査を付託されました。去る12月19日の本委員会におきまして、
慎重審査の結果その必要性を認め採択されております。つきましてはお手元に配布いたしました意見書を、政府関係機関に提出したいと思いますので
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして
提案理由の説明といたします。
○議長(
相馬保政君) お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は質疑、討論を省略いたします。 これより
意見書案第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決する事にご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△
意見書案第3号の上程、説明、採決
○議長(
相馬保政君) 日程第8
意見書案第3号を議題といたします。 お諮りいたします。本案については朗読を省略することにいたしと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって本案については朗読を省略することに決定いたしました。 提出者、
小俣昭男君から
提案理由の説明を求めます。 (13番
小俣昭男君登壇)
◆13番(
小俣昭男君)
意見書案第3号について
提案理由の説明をいたします。
意見書案第3号につきましては、請願第6号「
観光立国へ積極的な
施策推進を求める意見書の提出を求める請願」といたしまして、
建設経済常任委員会に審査を付託されました。去る12月19日の本委員会におきまして、
慎重審査の結果その請願趣旨を理解し採択されております。つきましてはお手元に配布いたしました意見書を、政府関係機関に提出したいと思いますので
議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げまして
提案理由の説明といたします。
○議長(
相馬保政君) お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は質疑、討論を省略いたします。 これより
意見書案第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決する事にご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
相馬保政君) ご異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
△閉会午前11時15分
○議長(
相馬保政君) 以上で本日の日程は全部終了致しました。 これにて平成15年第6回大月
市議会定例会を閉会いたします。 〇本日の会議に付した事件1 諸般の報告1 議案第77号~議案第96号1 請願第5号~請願第6号1 議案第97号1 「
議員定数調査特別委員会」
委員長報告1 議案第98号1 選挙第7号1
意見書案第2号1
意見書案第3号...