都留市議会 > 2018-09-21 >
09月21日-03号

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  1. 都留市議会 2018-09-21
    09月21日-03号


    取得元: 都留市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年  9月 定例会          平成30年9月都留市議会定例会             議事日程(第3号)         平成30年9月21日(金)午前10時開議日程第1 自議第54号至議第60号並びに請願第3号(以上8件一括上程)     委員長報告      1 総務産業建設常任委員長      2 社会厚生常任委員長     議第54号 都留市職員定数条例中改正の件     議第55号 都留市税条例等中改正の件     議第56号 市道の路線の認定の件     議第57号 平成30年度都留市一般会計補正予算(第1号)     議第58号 平成30年度都留市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     議第59号 平成30年度都留市下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議第60号 平成30年度都留市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     請願第3号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための請願日程第2 認第1号、認第2号及び認第3号(以上3件一括上程)     決算特別委員長報告      認第1号 平成29年度都留市各会計歳入歳出決算認定の件      認第2号 平成29年度都留市水道事業会計決算認定の件      認第3号 平成29年度都留市病院事業会計決算認定の件日程第3 議員提出意見書案第2号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書日程第4 議員提出意見書案第3号 太陽光発電設備立地規制等に係る法整備等を求める意見書日程第5 議第61号 教育委員会教育長の任命について同意を求める件日程第6 議第62号 教育委員会委員の任命について同意を求める件●日程追加 副議長不信任決議案の動議について      議長不信任決議案の動議について      議長辞職の件      議長選挙      閉会中の継続審査の申し出について      閉会中の議員派遣について---------------------------------------出席議員(16名)      1番  志村武彦君     2番  小林健太君      3番  日向美徳君     4番  天野利夫君      5番  奥秋 保君     6番  山本美正君      7番  小澤 眞君     8番  板倉保秋君      9番  藤江喜美子君   10番  藤本明久君     11番  鈴木孝昌君    12番  谷垣喜一君     13番  国田正己君    14番  小俣義之君     15番  小俣 武君    16番  小林歳男君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長       堀内富久君   総務部長     高部 剛君  市民部長     志村元康君   福祉保健部長   深澤祥邦君                   会計管理者・  産業建設部長   小宮敏明君            重森 収君                   会計課長  総務課長     田中正樹君   企画課長     山口哲央君  財務課長     高山竜一君   市民課長     鬢櫛美咲君  税務課長     重森雅貴君   地域環境課長   小俣秀樹君  福祉課長     槇田 仁君   長寿介護課長   志村佳子君  健康子育て課長  齊藤浩稔君   産業課長     宮下洋一君  建設課長     清水正彦君   上下水道課長   石川和広君  病院事務局長   小林正樹君   病院事務局次長  久保田昌宏君  消防長      杉本良之介君  消防署長     小林昌次君  消防課長     藤江 隆君   教育長      梶原 清君  教育次長     紫村聡仁君   学校教育課長   清水 敬君                   選挙管理委員会  生涯学習課長   紫村聡仁君   書記長・監査   田中正樹君                   委員事務局長  農業委員会           宮下洋一君  事務局長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長     長坂文史君   主幹次長     田中 健君  書記       原田和可子--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(小俣武君) これより本会議を再開いたします。 ただいま出席している議員は16名であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付いたしました議事日程第3号により進めてまいります。                             (午前10時00分)--------------------------------------- △議第54号~議第60号、請願第3号の上程、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第1、議第54号から議第60号並びに請願第3号を一括上程し、議題といたします。 この議案は、いずれもその審査を各常任委員会に付託したものであります。 したがって、この議案の審査に対する委員長の報告を求めます。 最初に、総務産業建設常任委員長。     (総務産業建設常任委員長 山本美正君 登壇) ◆総務産業建設常任委員長山本美正君) 総務産業建設常任委員会での議案の審査についてご報告を申し上げます。 本員会は、付託された議案、議第54号、議第56号、議第57号の一部及び議第59号について、9月12日委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。 審査の過程では、都留市職員定数条例改正により増員となる消防職員に関し、救急出場件数等の現状と傾向について、ブロック塀等撤去促進事業補助金における1件当たりの金額と想定する件数について、また、同補助金の市民への周知及び啓蒙における市の考え方について、その他質疑が行われました。 審査の結果は、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと意見の一致を見た次第であります。 以上です。 ○議長(小俣武君) 次に、社会厚生常任委員長。     (社会厚生常任委員長 藤江喜美子君 登壇) ◆社会厚生常任委員長藤江喜美子君) 社会厚生常任委員会での議案の審査についてご報告申し上げます。 本委員会は、付託された議案、議第55号、議第57号の一部、議第58号及び議第60号について、9月12日委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。 審査の過程では、都留市税条例改正に伴い、個人市民税非課税範囲と所得控除の改正内容について、その他質疑が行われました。 審査の結果は、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと意見の一致を見た次第であります。 次に、請願第3号については、採択すべきものと意見の一致を見た次第であります。 以上です。 ○議長(小俣武君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 委員長報告によると、議第54号から議第60号までの議案は原案可決であります。 これより議第54号から議第60号について一括にて採決いたします。 お諮りいたします。 議第54号から議第60号については原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。 次に、請願第3号について採決いたします。 お諮りいたします。 請願第3号は原案のとおり採択することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △認第1号、認第2号及び認第3号の上程、委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第2、認第1号及び認第2号並びに認第3号を一括上程し、議題といたします。 この3件はいずれも平成29年度の決算であり、その審査を決算特別委員会に付託したものであります。 したがって、その認定についての決算特別委員長の報告を求めます。 決算特別委員長。     (決算特別委員長 谷垣喜一君 登壇) ◆決算特別委員長谷垣喜一君) 決算特別委員会での認定審査についてご報告を申し上げます。 本委員会は、去る8月30日の本会議において付託されました、認第1号 平成29年度都留市各会計歳入歳出決算認定の件、認第2号 平成29年度都留市水道事業会計決算認定の件及び認第3号 平成29年度都留市病院事業会計決算認定の件を審査するため、9月13日、14日、18日の3日間にわたり委員会を開き、説明員の出席を求めて審査を行いました。 審査の過程では、地方公会計の統一的な基準に基づく財務書類を作成したことによる本市の財政に対する新たな課題と問題点等について、生涯活躍のまち・つる事業における複合型居住プロジェクト事業用地購入費の詳細について、特定空き家等に対する各種委員会の開催状況と特定空き家の現状と今後の対策について、本市における生活保護世帯数及び保護率の現状と国・県や県内他市との比較による本市の考えについて、介護保険事業特別会計一般介護予防事業における不用額の主な要因について、本市の保育士に対する報酬額と近隣他市との比較による本市の考えについて、高校生等就職支援資格取得補助金の対象となる資格内容と資格取得状況の詳細について、橋梁長寿命化修繕計画による修繕完了の予定時期と今後の見通しについて、市内小・中学校への防犯カメラ設置状況と今後の設置に向けた本市の考えについて、20年後の成人式による市外からの参加者に対する本市のPR活動内容と民法改正により成人年齢が18歳となることによる20歳成人式の今後の本市の考えについて、その他多くの質疑が行われました。 審査の結果、委員会の審査過程における意見、要望、指摘を今後の予算編成及び予算執行などに反映されるよう望み、付託された決算については、認第1号及び認第2号については、採決の結果、原案のとおり認定すべきものと決し、認第3号については、原案のとおり認定すべきものと意見の一致を見た次第であります。 以上です。 ○議長(小俣武君) 以上で決算特別委員長の報告を終わります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。 板倉保秋議員。     (8番 板倉保秋君 登壇) ◆8番(板倉保秋君) 認第1号-(1) 平成29年度都留市一般会計決算の一部について反対の立場で討論を行います。 6款商工費の予算現額は1億6,132万4,000円に対し、支出済額は1億2,592万803円でした。これは、本市における中小規模の事業の拡大や、支援や助成制度をさらに拡充、充実できることを示しているのではないでしょうか。 本市には、都留市小規模商工業者事業資金補給制度や都留市創業者支援利子補給制度などがあり、経営安定に必要な資金の融資を受けた場合や創業による融資を受けた場合の利子の一部を補助しているとのことです。これらの利用者をさらに増やすために、制度の周知や補助率の拡充なども必要だと思います。 そのほかにも、さまざまな援助を行っているとのことですが、「創ります!しごととくらしの充実したまち」これを実現させ、活気に満ちた都留市にするためには、さらなる創意工夫が求められるでしょう。 その一つとして、以前にも取り上げたことのある住宅リフォーム助成制度小規模店舗リフォーム助成制度が有効だと考えます。個人の資産に資するため、不適切だとのことでしたが、快適な住居を提供することも行政の務めだろうと思います。また、この制度は利用者ばかりでなく、地元の小規模事業者もその恩恵を受けることになります。その経済効果は非常に大きなものがあるということです。河口湖町でも利用者が増えているようです。本市においても実現を求めます。 9款教育費の予算現額と支出済額との比較は、1億8,000万2,873円です。この一部を使い、学校給食費の補助が可能ではないでしょうか。少子化の時代、子育て環境の充実は欠かすことはできません。たとえわずかであっても、負担が減れば気分的にも楽になるのではないでしょうか。国からの援助が余りにも少ないことがあると思いますが、子供の貧困対策、子育て支援少子化対策などさまざまな視点を踏まえ、一歩を踏み出すことを求めます。 また、国からの教育予算の大幅な増額を求めることを県とともに連携し、さらに強力に進めてほしいと思います。 3款民生費の予算現額と支出済額との比較は、2億3,903万7,137円です。この一部を使い、高校生までの医療費窓口無料化ができないものでしょうか。6月議会の市長答弁において、窓口無料化のメリットは、保護者が医療機関の窓口において支払い負担が軽減され、また、市の窓口においても償還払いのための請求手続などの事務負担も軽減されるとしました。子育て中の家庭においては、共稼ぎの世帯が多いと考えられます。 現在では、労働条件も厳しく、休みを取ることも気をつかう、そんな方も多いのではないでしょうか。市役所へ出かける暇が省けるだけでも大きな支援になると思います。 一方において、医療費の増加の懸念やレセプト点検手数料の増加など課題も出されました。医師会や医療機関との調整、関係団体との協議を積極的に進める中で、諸課題を何とか克服してほしいと思います。 以上で、平成29年度都留市一般会計決算の一部に対する反対討論を終わります。 次に、認第2号 平成29年度都留市水道事業会計決算に対する反対の立場で討論を行います。 都留市水道事業会計決算報告書には、次のように述べられています。 水道料金の改定をした結果、今年度の給水収益は2億6,825万3,994円となり、前年度と比べ2,468万271円の増となりました。また、その他特別利益として、滝下浄水場拡張用地の一部を売却したことなどにより1,755万6,341円となりました。この結果、当年度純利益は8,204万810円となりました。 また、都留市監査員による審査意見書では、水道事業は地域住民の生活や地域の発展に必要な社会資本を整備し、サービスを提供するなど重要な役割を果たしており、災害時のライフラインの確保は市民の生命を守るために必要不可欠なものである、加えて配水系統の見直しを含めた老朽化した施設の更新、老朽管の計画的布設替え等計画的整備を積極的に推進するとともに、漏水等の防止に努められたいとしています。 本市の基幹管の耐震管への布設替えの進捗は、29年度までに3万3,384メートルで、全体のおよそ40%程度とのことでした。過日の北海道の大地震でも水の重要さ、大切さを再認識いたしました。本市もいつ大地震に見舞われるかもわかりません。基幹管の耐震管への布設替え工事をスピードアップしていかなくてはなりません。 さらに、水道法第1条には、清浄にして豊富低廉な水の供給を図りとあります。職員の皆さんのご尽力により、平成29年度の当年度純利益は8,204万810円となりました。 そこで、平成31年度に予定されている料金改定を見送り、きれいでおいしい水を安い料金で利用できるよう求めて反対討論とします。 以上です。 ○議長(小俣武君) ほかに討論はありませんか。 小澤 眞議員。     (7番 小澤 眞君 登壇)
    ◆7番(小澤眞君) 認第1号 平成29年度都留市各会計歳入歳出決算認定の件及び認第2号 平成29年度都留市水道事業会計決算認定の件について、賛成の立場から討論いたします。 我が国の経済状況は、景気は緩やかな回復基調が続いており、内閣府が8月に発表した本年4月から6月期の実質GDP速報値は、民間企業設備公的資本形成が堅調を維持し、個人消費や所得の伸びも拡大したことから、GDP成長率は2四半紀ぶりのプラスとなりました。また、県内の経済状況においては、個人消費は緩やかに持ち直し、生産活動は緩やかに回復しており、雇用情勢についても改善が見られている状況であります。 一方、本市の経済状況につきましては、市税収入を見ますと平成29年度の決算で個人所得の減少などにより、前年度を下回っており、依然として厳しい状況が続いております。 堀内市長におかれましては、この状況を打開するため、生涯活躍のまち・つる事業都留市立病院産科分娩再開など、今後の都留市のまちづくりの方向性を決定する非常に重要な政策に対し、次々に取り組んでいただいているところであります。 特に、最重点施策の一つであります生涯活躍のまち・つる事業につきましては、民の力を活用し、元気な高齢者を地域に呼び込む施策として人口増加や新規雇用、新規創業の創出による市内経済の活性化だけでなく、このまちで暮らす全ての人たちが豊かな暮らしを実現できるようひたむきに取り組む市長の姿勢に強く感銘を受け共感するものであります。 また、都留市立病院産科分娩再開につきましては、産科分娩再開が間もなく開始され、市民が安心して出産や子育てができるための環境整備を進め、将来を担う子供たちが安心して暮らせるまちづくりの実現に尽力される堀内市長の姿勢は高く評価できるものであります。 さて、平成29年度決算を見ますと、一般会計実質収支額は1億9,129万7,125円の黒字でありました。これは、事務事業の効果的、効率的な執行による徹底した費用節減を図った結果であると感じております。 平成29年度に実施した主な事業といたしまして、子育て支援高齢者支援におきましては、すこやか子育て医療費助成事業及びすこやか子育てサークル支援事業介護人材確保支援認知症カフェ設置事業、在宅医療・介護連携推進事業を実施し、少子高齢化が進み、地域における生活環境が目まぐるしく変化する昨今において、子育て世帯高齢者世帯が安心して暮らせるまちづくりを推進するものとして高く評価するものであります。 また、教育面におきましても、小・中学校へのハイブリッドパソコンの導入や宝小学校非構造部材耐震改修事業、市内の小・中学校市費負担教員、都留文科大学の学生を配置し、きめ細やかな教育を行うなど、ハード、ソフトの両面で子供たち教育環境を充実させるものでありました。 そのほか、健康ポイント事業総合運動公園やまびこ競技場改修事業宝地域コミュニティセンター建設事業、市民の生命・財産の保護を図る空家対策推進事業、避難行動要支援者対策事業救急車両整備事業など、市民生活の安定と福祉の向上が図られ、将来の都留市を思い、希望と活力のあるまちづくりの視点からも、市民の皆様の期待に十分応えられるものであると確信しております。 また、財政の健全性をあらわす健全化判断比率のうち、実質公債費比率は13%であり、対前年度比0.5ポイントの減少、将来負担比率は23.2%で、対前年度比5.6ポイントの減少となり、いずれも数値は改善され、財政の健全化がより一層図られたことは高く評価するものであります。今後とも、指標の動向には十分に留意し、あわせて市債発行の際には、引き続き財政規律を堅持していただき、子供たちの世代に多額の負担を負わせないような財政運営を強く要請するところであります。 次に、水道事業についてであります。 この事業については、給水人口の減少や節水家電等の普及による水道使用料の減少に加え、近年多発しております大規模災害の教訓を踏まえ、安全でおいしい水、災害に強い施設、緊急時における給水確保を目指し、喫緊の課題である施設整備等を計画的に進めるための財源確保に向けた料金改定には、都留市議会といたしましても、平成28年12月定例会において、市民の負担を考慮し、平成29年度、平成31年度に段階的に料金の改定を行う給水条例の改正案を議決し、この取り組みのさらなる発展を期したところであります。 さらに、平成29年度からは有形固定資産の徹底した現状分析を行い、内部留保資金を確保し、現金の流出を防ぎつつ、建設改良事業を継続してきており、次年度以降の建設改良事業に充てるための約3,500万円の剰余金を建設改良積立金に積み立てていることから見ても、市当局の努力が明白に理解できるものであります。 水道は、市民の生活のみならず、生命に直結する極めて重要なインフラであるため、災害時における水道インフラ確保における老朽施設の改修など、今後も安全で安心な水の供給のため、水道事業の運営に努めていくことを強く望みます。 以上、申し上げましたように、本市の将来像であります「ひと集い 学びあふれる 生涯きらめきのまち つる」の実現に向け、限られた財源の中で最小限の費用で最大の効果が発揮できるよう創意工夫をお願いするとともに、我々も率先して堀内市長を応援していきたいと考えております。 最後になりますが、人口減少、超高齢化社会という我々がかつて経験したことのないような未知の状況の中で、常に先端的な行政課題に対し、英知を結集し、都留市政発展のために果敢に取り組む市長を初めとした執行部及び職員の姿勢には深甚なる敬意と感謝を申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(小俣武君) ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 認第1号及び認第2号並びに認第3号に対する委員長報告は、いずれも原案のとおり認定であります。 初めに、認第1号について採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 認第1号について、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小俣武君) 起立多数であります。 したがって、認定することに決しました。 次に、認第2号について採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 認第2号について、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小俣武君) 起立多数であります。 したがって、認定することに決しました。 次に、認第3号について採決いたします。 お諮りいたします。 認第3号は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、認定することに決しました。---------------------------------------議員提出意見書案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第3、議員提出意見書案第2号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書を上程し、議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤江喜美子議員。     (9番 藤江喜美子君 登壇) ◆9番(藤江喜美子君) 上程いただきました議員提出意見書案第2号 教職員定数改善、少人数学級推進、及び義務教育費国庫負担制度拡充を図るための意見書の提案理由の説明は、意見書案文の朗読によって行います。 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。特に小学校においては、2018年度から新学習指導要領の移行期間に入り、外国語教育実施のための授業時数の調整など対応に苦慮する状況となっています。ゆたかな学びの実現のためには教職員定数改善などの施策が最重要課題です。また、日本は、ほかのOECD諸国に比べて、一学級当たりの児童生徒数や教員一人当たりの児童生徒数が多い状況があります。次期学習指導要領への移行など、授業時数や指導内容が増加している中、一人ひとりの子どもに、より丁寧な指導・支援を行うためには、一クラスの学級規模を引き下げることが必要です。 義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、本市のように独自財源により人的措置を行っている自治体も多く、地方自治体の財政を圧迫していることや自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。国の施策として定数改善にむけた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。 こうした観点から、国会及び政府におかれましては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。 記。 1.計画的な教職員定数改善を推進するとともに、少人数学級の推進を図ること。 1.教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに国負担割合を2分の1に復元すること。 1.教育条件の格差解消を図るため、地方交付税を含む国における教育予算を拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上、本日付、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣宛てであります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小俣武君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出意見書案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより議員提出意見書案第2号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。---------------------------------------議員提出意見書案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第4、議員提出意見書案第3号 太陽光発電設備立地規制等に係る法整備等を求める意見書を上程し、議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 藤本明久議員。     (10番 藤本明久君 登壇) ◆10番(藤本明久君) 上程いただきました議員提出意見書案第3号 太陽光発電設備立地規制等に係る法整備等を求める意見書の提案理由の説明は、意見書案文の朗読によって行います。 電力は国民経済の発展に欠くことのできないものであり、福島第一原子力発電所事故以降、電力需給が逼迫しているため、再生可能な自然エネルギー発電において固定価格買取制度を導入するなどして、その普及促進に取り組んでいる。 しかしながら、太陽光発電設備については、高い買取価格が設定されたことや、規制緩和などにより急激に拡大し、様々な課題が全国で顕在化したところである。 本市においても、太陽光発電設備が急斜面の山林に森林を伐採して設置されるほか、農地や住宅地の中に周辺環境と調和せず設置されるなど、景観の阻害、住環境の悪化のみならず、土砂災害等の発生が非常に危惧される状況となっている。 このような状況に鑑み、固定価格買取制度の根拠法であるFIT法では、事業者に対し関係法令の遵守を義務付ける等の改正が行われたところであるが、土地利用規制等に関する関係法令では、太陽光発電設備から現在生じている景観、環境及び防災上における様々な問題に十分対応していない。 また、FIT法においても、事業者が同法の認定基準を遵守し、適正に太陽光発電設備を設置しているか確認する体制や、発電事業終了後のパネル等の適切な撤去、処分を担保する仕組みが整備されていない。 よって、国においては次の事項を早急に講じられるよう、強く要望する。 1 太陽光発電設備について、景観、環境及び防災上の観点から適正な設置がされるよう、立地の規制等に係る法整備等、所要の措置を行うこと。例えば、地域で重要な田園風景や自然環境が残る場所、住民が著しく危険を感じる場所などは、市長の意見を聴いた上で、特例的に立地を規制すること。 2 1による法整備等の実効性を高めるため、FIT法においても、着工していない認定案件について、事業者が計画地を立地規制の対象となる場所から変更する場合でも、同じ買取価格を適用すること。 3 太陽光発電設備がFIT法の認定基準に従い適正に設置されていることについて、国が責任を持って確認すること。 4 発電事業終了時や事業者が経営破綻した場合に、パネル等の撤去及び処分が適切かつ確実に行われる仕組みを整備すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上、本日付、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣宛てであります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(小俣武君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出意見書案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより議員提出意見書案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △議第61号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第5、議第61号 教育委員会教育長の任命について同意を求める件についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第61号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。 議案の朗読は、これを省略いたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。     (市長 堀内富久君 登壇) ◎市長(堀内富久君) 教育委員会教育長の任命について同意を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。 教育委員会教育長 梶原 清氏には、平成30年10月11日に任期満了となります。後任として、都留市上谷の上野 清氏を任命したいので、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(小俣武君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより議第61号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △議第62号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 日程第6、議第62号 教育委員会委員の任命について同意を求める件についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第62号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。 議案の朗読は、これを省略いたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。     (市長 堀内富久君 登壇) ◎市長(堀内富久君) 教育委員会委員の任命について同意を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。 教育委員会委員 上野 清氏から辞職願が提出されましたので、これを受理し、後任として、都留市川棚の白戸吉男氏を任命したいので、議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(小俣武君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △動議の提出 ○議長(小俣武君) ただいま、議会運営委員長から。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 鈴木議員。 ◆11番(鈴木孝昌君) 国田正己副議長の不信任決議案を動議として提出いたします。     (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ただいま鈴木議員より副議長不信任決議案の動議が提出されました。 ただいまの動議に賛成の方はおりますか。     (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 所定の賛成者がおりますので、動議は成立いたしました。--------------------------------------- ○議長(小俣武君) この際、しばらく休憩いたします。                             (午前10時49分)                             (午前10時59分) ○議長(小俣武君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程追加 ○議長(小俣武君) 休憩中に議会運営委員会が開催され、その協議の結果により、副議長不信任決議案についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、本決議案を日程に追加し、直ちに議題といたします。--------------------------------------- △副議長不信任決議の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小俣武君) 副議長の一身上に関する議題でありますので、地方自治法第117条の規定により、国田正己議員の退席を求めます。     (13番 国田正己君 退席) ○議長(小俣武君) 提案理由の説明を求めます。 鈴木孝昌議員。     (11番 鈴木孝昌君 登壇) ◆11番(鈴木孝昌君) ただいまから副議長不信任決議案提出理由の説明を申し上げます。 副議長職とは、議会を代表する議長を補佐、代行し、公正かつ円滑な議会運営を行う役割を担っているものと理解しております。 副議長選出に当たりましては、従来より、公平、公正を常として期数や年齢を考慮し、選出をされてまいりました。確かに地方自治法では、副議長の任期は議員の任期である4年とありますが、本市議会では長い歴史において歴代の正副議長は、議会運営の円滑化と都留市の未来を見つめての的確な行政運営を監視する二元代表制である議会としての立場を遵守し、さらに議会全体で発展的な議論を重ねるべく、環境をつくり出さなければならない最も重要な職責であり、多くの議員から尊敬される人格をも要求されるものであります。 そのような中、今月3日の一般質問の聞き取りの中で、質問項目が議員同士で重なり、議長、副議長、議会運営委員長の三者で調整会議が行われました。質問の順番も一番であり、以前から当局に要望を重ねてきた議員の質問を、後から提出された議員の質問を優先し、三者での調整会議の結果、関連質問で述べるようにとのことを決定をされました。この決定は、全く理不尽であり、理解できません。当該議員は、やむなく妥協せざるを得ませんでした。これからもこのような調整会議やその他の会議などで公平、公正なる評決が期待できず、私、そして賛成者議員としては、これらの現状をこれ以上見過ごすわけにはまいりません。 我々は、本市発展のため、そして本市議会の公平、公正なる正常な議会運営を心より願い、ここに副議長不信任決議案を提出するものであります。 以上です。 ○議長(小俣武君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。 藤江喜美子議員。     (9番 藤江喜美子君 登壇) ◆9番(藤江喜美子君) 副議長不信任に対する反対討論を行います。 都留市政が施行され60年余り、そのときその時代の議員が都留市の将来に思いをめぐらせながら、本市の発展に英知と努力を結集することで、今日の都留市議会を築き上げてこられたと思います。現在、その職にある議員も当然こうした考えのもと、都留市政の発展に努めることが議員に求められる課題の一つだと思います。 5年前、国田委員長のもと、都留市議会は二元代表制について学び、市長と競って市政の発展に寄与できる議会のあり方について研究し、2年の月日と50回以上の会議を経た上で、手づくりの議会基本条例をつくり上げ、今日に至っています。 今回の不信任動議の提案は、都留市議会が議会基本条例の中で示した市民の理解や期待に応えるために、より開かれた議会活動を推進するとした精神に反した市民不在の対応なのではないでしょうか。さらには、立派な条例の制定をしても議会の体質が変わることなく、その努力を台無しにした上、議会の中により深い亀裂をつくり出し、また、これまでの副議長の功績に汚点を残すことになるのではないかと危惧するところであります。 日ごろ、事務方と打ち合わせ等に全力投球している副議長のお姿を目の当たりにするたびに、また、議長の補佐役として職責に向かい合う誠実な姿勢に共感を覚えるとともに、評価されるこそあれ、非難されるようなところは全く感じておりません。 以上の幾つかの観点から、今回の不信任動議のご提案は、その提案の妥当性が大変希薄に感じるものであること、全く筋も通らないものであります。提案の撤回を求め、私の反対討論といたします。 ○議長(小俣武君) ほかにありませんか。 山本美正議員。     (6番 山本美正君 登壇) ◆6番(山本美正君) 先ほど提出された国田副議長に対する不信任決議案動議に賛成の立場で討論いたします。 このたび、本市議会の副議長職続投に当たり、余りに横暴で名誉欲に溺れていると思わざるを得ない人物に、副議長職を託すのは大いなる不安を感じざるを得ません。 その理由は、次のとおりであります。 昨年選出された国田副議長は、過去に二度も議長職を務めただけでは飽き足らず、あろうことか再び副議長に就任し、さらには過去の先例を全く無視した副議長職続投など、かつて前例のない横暴な振る舞いは、まことにもって言語道断であります。 後進に道を譲り、指導するのも先輩議員としての大事な役割ではないのでしょうか。これでは、公正、公平な議会運営が保たれるとは到底思えず、本市議会の秩序と公平性を乱すと思われる蛮行を我々としては断固見過ごすわけにはまいりません。どこの世界にも物事は順序というものがありますので、醜い権力争いではなく、公平、公正で常識的な議会を運営することこそが本市の発展につながるものと認識しております。 これらの理由により、副議長不信任決議案に賛成することが市民の皆様から負託を受けた議員として当然のことと判断いたしました。 以上、議員各位の良識あるご理解をお願いし、不信任決議案に賛成の立場の討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(小俣武君) ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより副議長不信任決議案について採決を行います。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本動議のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小俣武君) 起立多数であります。 したがって、副議長不信任決議案については、可決されました。 国田正己議員の入場を許します。     (13番 国田正己君 入場) ○議長(小俣武君) 告知いたします。 ただいま国田正己議員の副議長不信任案については、可決されました。--------------------------------------- △動議の提出 ○議長(小俣武君) ただいま議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 小俣義之議員。 ◆14番(小俣義之君) 小俣 武議長の不信任決議案を動議として提出をいたします。 ○議長(小俣武君) 賛成の方はおりますか。     (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) 動議は成立いたしました。--------------------------------------- ○議長(小俣武君) この際、しばらく休憩いたします。                             (午前11時13分)                             (午前11時20分) ○副議長(国田正己君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程追加 ○副議長(国田正己君) これより議長に代わりまして、副議長の私が議長職を務めさせていただきます。 休憩中に議会運営委員会が開催され、その協議の結果により、議長不信任決議案についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。 これにご異議はありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 異議なしと認めます。 したがって、本決議案を日程に追加し、直ちに議題といたします。--------------------------------------- △議長不信任決議の上程、説明、質疑、討論、採決 ○副議長(国田正己君) 議長の一身上に関する議題でありますので、地方自治法第117条の規定により小俣 武議員の退席を求めます。     (15番 小俣 武君 退席) ○副議長(国田正己君) 提出者に提案理由の説明を求めます。 小俣義之議員。     (14番 小俣義之君 登壇) ◆14番(小俣義之君) ただいまから議長不信任決議案提出理由の説明を申し上げます。 議会は、住民の代表である議員が案件について、質疑、討論、採決を行う場であり、議員全員が徹底した論議を行い、議決の形で意思をあらわすこととされております。これらの会議を主宰するため、地方自治法第103条の規定により議会には議長が置かれ、議長に事故等がある場合に備えて副議長も置かれております。 また、地方自治法第104条によれば、議長には議事整理権、議会の代表権が規定をされ、議長は議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するものと決められております。議会の活動を主宰し、議会を代表する議長は、中立性と尊厳性を保つことが議会運営を行う上で必要条件とも言われております。 しかるに、過日行われた都留市議会主催の議会報告会の席上、市民からの要望に対しての議長の答弁で、我々グループの9名の勉強会で問題を提起し、問題に向かって取り組むという発言があり、これは、議会は議長のグループだけで議会を運営しているかのようにも受け取れる発言内容でありました。 常任委員会の席上においても、申し合わせ事項の発言時間のあり方について委員会中に異議を唱えるなど、これまでの議会内での運営基準としてきた申し合わせ事項をも軽視をする発言がありました。これらは、議会活動を主宰し、議会を代表する立場である議長としての発言とは思えない独善的な発言である上に、著しく中立性を欠くものであり、我々は認めることはできません。 我々は、本市発展のためにも、また、本市議会の公正、公平で誠意ある議会運営を心から願う議員としての信念に基づき、苦渋の、本当に苦渋です、苦渋の決断の上、ここに議長不信任決議案を提出をするものであります。 以上です。 ○副議長(国田正己君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) ありませんので、質疑を終結いたします。 次に、討論はありませんか。 天野議員。     (4番 天野利夫君 登壇) ◆4番(天野利夫君) 議長不信任に対する反対討論を行います。 昭和29年、1町4カ村が合併して市政施行し、平成20年12月都留市自治基本条例が制定され、都留市議会は活発な議論を重んじる伝統と、個々を尊重し合う民主的な政治風土を引き継ぐとともに、将来に向けた新たな価値の創造のため、不断の努力を重ね、市民の負託に応えていくことを決意し、2年の月日と五十数回の会議を開催し、大学教授や専門家の助言も得ず、平成25年6月都留市議会基本条例が施行されたと聞いています。 今日に至る中、議長に就任して1年10カ月、誠心誠意、議長職を務め、議会の公正性、透明性を確保し、協働で得られた民意のもと、自由な討論を行い、必要となる政策提言、政策立案などによって、その実現を図るため、平成29年3月政策提言研究会を立ち上げた力量、また、平成23年9月には、議会基本条例作成の提案等、数多くの実績も残し、議会事務局へも毎日に近いほど出向き、事務局、副議長との打ち合わせ等、支障、落ち度のないよう頑張っている議長の背中を頼もしく拝見しているところであります。 一昨年10月末日の臨時議会で、第68代議長選において、白票は認められていても7人の白票、議長就任の挨拶も聞かず、6人が議場退席、その中に議会を円滑に運営しなければならない議会運営委員長の議場放棄、総務産業建設常任委員会のこの日の唯一の議題で責任ある総務産業建設常任委員長の議場退席で議案放棄、自分の要職も省みず、全うせず、放棄し、退席した議員が我が身を省みず、正副議長を批判するのみのことで満足していると思うと、まことに情けない思いです。 自分たちでつくった議会基本条例をもっと尊重し、大切にしていっていただきたいと思います。議長不信任案なんてとんでもないことであり、これが都留市議会の現状かと思うとまことに残念であり、議会も将来への大きな汚点を残し、市民に申しわけない気持ちです。 私は、議長の側面で議長の職務を注意深く見ておりますが、議長は職務を全身全霊で全うしております。 よって、この不信任案は全くの思い違いであり、撤回を求め、反対討論といたします。 ○副議長(国田正己君) ほかに討論はありませんか。 藤本明久議員。     (10番 藤本明久君 登壇) ◆10番(藤本明久君) 先ほど提出された小俣議長に対する不信任決議案動議に賛成の立場で討論いたします。 我が都留市は、昭和29年市制施行以来、今年で64年になります。この間、64年の歴史の中で、議長職に就かれた方々たくさんおられます。その中で、議長職を3回という方は、現職議長のほかいないわけであります。この64年の中の議会の歴史の中で、議長職を経験する中で、やはりこれは、議会はみんなのものであります。議会はみんなのものであり、議長はそれをまとめ、若い人を育てるというような義務があると私は思うわけであります。 議長は代表であります。この64年の中には、3回できる機会があった方もいるでしょう。3回やりたかった人もいるでしょう。だけれども、そういう方々も全ての64年の中の議会の経験者の皆さんは、2回で、我慢ということはないんでありますが、次の世代のために、人を育てるために、たらい回しと言わないまでも、それなりに適材適所の中で議長職を選んできたんだと私は考えております。やはり議会は市民のものであり、議員だけのものではありません。この一人でやっぱり3回という議長職というのは、どう考えても私はおかしいと思わざるを得ないわけであります。 同僚議員の中には、数長く議会の歴史を重ね、まだ1回という方もいるわけであります。そういう方にもやっぱりある程度諮る中で、うまくやっていかなければ、議会をまとめていかなければいけないと思うのは私の意見であります。やはり議会というものは、公平、公正で常識的な議会を運営することが本市の発展につながるものだと私は認識しております。 これらの理由で、議長不信任決議案に賛成することが、我々市民の皆様から負託を受けた議員として当然のことと判断をすることに私は思っております。 以上、議員各位の良識あるご理解をお願いし、不信任決議案に賛成の立場の討論とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(国田正己君) ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより議長不信任決議案について採決を行います。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本動議のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○副議長(国田正己君) 採決の結果、可否同数であります。 よって、地方自治法第116条第1項の規定により、本職において本案に対する可否を裁決いたします。 本案については、本職は否決と裁決いたします。 小俣 武議員の入場を許します。     (15番 小俣 武君 入場) ○副議長(国田正己君) 告知いたします。 ただいま小俣 武議員の議長不信任決議案については、否決されました。--------------------------------------- ○副議長(国田正己君) しばらく休憩いたします。 全員協議会を開きますので、大会議室にご参集願います。                             (午前11時37分)                              (午後1時59分) ○副議長(国田正己君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △日程追加 ○副議長(国田正己君) ただいま、議長、小俣 武議員から議長辞職願が提出されました。 お諮りいたします。 議長辞職の件を本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 異議なしと認めます。 したがって、議長辞職の件を本日の日程に追加し、議題といたします。--------------------------------------- △議長辞職の件 ○副議長(国田正己君) 議長の辞職願を事務局長に朗読させます。 ◎議会事務局長(長坂文史君) 朗読いたします。 平成30年9月21日、都留市議会副議長 国田正己殿、都留市議会議長 小俣 武。 辞職願 今般、一身上の都合により、議長職を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。 以上です。 ○副議長(国田正己君) お諮りいたします。 小俣 武議員の議長辞職は、これを許可することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 異議なしと認めます。 したがって、小俣 武議員の議長辞職は許可することと決しました。--------------------------------------- △議長退任の挨拶 ○副議長(国田正己君) この際、前議長 小俣 武議員から退任の挨拶をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。     (15番 小俣 武君 入場) ◆15番(小俣武君) 議長辞任に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 一昨年10月31日、第68代議長の要職にご推挙され、1年10カ月誰にも負けずと議長職に励んできたつもりであります。堀内市長のもとで議会と執行部が一体となり、都留市の発展を夢見ながら活動をしてきたつもりでございますが、本日、青天のへきれきとも言うべき議長不信任が提出され、否決されましたが、民主主義には少数意見の尊重という美しい言葉もございます。7人の反対された人たちの気持ちをくみ、辞職を決意することになりました。 1年10カ月の間、堀内市長を初め、多くの職員、そして議員の皆様方には一通りならぬご迷惑をおかけしたこともあったと思います。議長不信任の、そしてまた副議長不信任の提出に幾つかの過ちもございますが、1点だけその過ちの修正をさせていただきたいと思います。 一般質問の調整会議において、A議員とB議員が質問が重複したということで、議会運営委員長初め、副議長と私、そして当該議員の2名、5人が集まり、当該議員の意見を聞いて、そしてまず1番目に藤本議会運営委員長に、この問題をいかがいたしましょうかとお尋ねしたところ、私は小澤議員が関連質問に回り、志村議員が一般質問でいいと思いますという発言を一番初めにいただき、副議長にお尋ねしたら同じ回答であると、私も同じように解釈をして3人で決定したことであります。 後日、小澤議員から通告順、今までの質問内容、回数があるから、これは国の憲法であると、だから私がという主張がありました。しかし、その後の文言に、それらを勘案して調整会議で決定をするという文言があります。小澤議員も正式な通告を受けて聞き取りをして、受け付けを終わっております。志村議員も同じように通告を受けて聞き取りをして、一般質問の準備も終了しているわけでございます。小澤議員が一般質問をするならば、志村議員が関連質問をするに表題を変えていかなければならない、こういう問題もあり、小澤議員は2つの質問項目があり、志村議員は1つの質問項目だ、全てを勘案して平等に透明性のある判断を下したと思っております。 しかし、正副議長の不信任案の中には、それらの批判する文言が数多く入っております。言い出せば切りがありませんが、1点だけは、これは間違いなく本人も了解をした上で、決着をしているということを議場で声を大にして皆さん方に説明をしているところでございます。 長い間、本当にありがとうございました。私もまだまだやり残したことがございます。俺がやらなきゃ誰がやるという使命を持って、機会があれば、また議長職へ復帰できる夢を見ながら日々都留市のために頑張っていく所存でございます。 執行部の皆さん方、今までありがとうございました。議員の皆さん方、ありがとうございました。(拍手)--------------------------------------- △日程追加 ○副議長(国田正己君) ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 異議なしと認めます。 したがって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。--------------------------------------- ○副議長(国田正己君) この際、しばらく休憩いたします。 全員協議会を開きますので、大会議室にご参集願います。                              (午後2時07分)                              (午後2時15分)
    ○副議長(国田正己君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議長の選挙 ○副議長(国田正己君) これより議長の選挙を行います。 選挙は、投票で行いたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 異議なしと認めます。 したがって、選挙は投票によることに決しました。 議長の選挙を行います。 議場を閉鎖させます。     (議場閉鎖) ○副議長(国田正己君) ただいま出席している議員は16名であります。 投票用紙の配付をいたします。     (投票用紙配付) ○副議長(国田正己君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 配付漏れはないと認めます。 投票箱を改めさせます。     (投票箱点検) ○副議長(国田正己君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 点呼に応じて記載台で投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、順次投票を願います。 事務局長に点呼させます。 事務局長。 ◎議会事務局長(長坂文史君) それでは、順次お名前をお呼びいたします。     (議会事務局長 指名点呼 投票) ○副議長(国田正己君) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(国田正己君) 投票漏れはないと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に9番、藤江喜美子議員、5番、奥秋 保議員を指名いたします。 両議員の立ち会いをお願いします。     (開票) ○副議長(国田正己君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 16票。 有効投票 16票。 無効投票 0票。 有効投票中 小俣 武議員 9票 鈴木孝昌議員 7票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は4票であります。 したがって、小俣 武議員が当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○副議長(国田正己君) ただいま議長に当選されました小俣 武議員が議場におりますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 小俣 武議員、議長に当選されました。--------------------------------------- △議長就任の挨拶 ○副議長(国田正己君) 議長の当選承諾及び挨拶があります。 ○議長(小俣武君) ただいま、議員の皆様方のご推挙を受け、議長職に就任いたすことになりました。選挙が終わればノーサイドでございます。議員の皆様方の今まで以上のご指導、ご厚情を賜り、堀内市政とともに、将来の都留市をかいま見ながら、議会と執行部が一体となり、都留市発展のために尽くす所存でございます。今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。 ○副議長(国田正己君) それでは、議長を交代いたします。     (議長交代) ○議長(小俣武君) これより議長職を務めさせていただきます。 円滑なる議会運営と議事進行には、格別なるご協力をお願いいたします。--------------------------------------- △日程追加 ○議長(小俣武君) ただいま議会運営委員長から、会議規則第111条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、委員会の閉会中の継続審査の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査の申し出について ○議長(小俣武君) お諮りいたします。 議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △閉会中の議員研修について ○議長(小俣武君) この際、お諮りいたします。 議会として、今後の委員会活動の参考として、市行政の振興に資するため、閉会中、各常任委員会研修を実施することにいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 したがって、そのように決しました。--------------------------------------- △閉議及び閉会の宣告 ○議長(小俣武君) お諮りいたします。 以上で、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。 したがって、今期定例会を閉会したいと思います。 これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小俣武君) ご異議なしと認めます。 本定例会は、本日で閉会することに決しました。 平成30年9月都留市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。                              (午後2時36分)    地方自治法第123条第2項の規定により署名する。         議長    小俣 武         副議長   国田正己         署名議員  山本美正         署名議員  小澤 眞         署名議員  板倉保秋...