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令和3年予算特別委員会 本文 開催日: 2021-03-18

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年予算特別委員会 本文 2021-03-18 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 428 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯荻原委員長 選択 3 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 4 : ◯荻原委員長 選択 5 : ◯鈴木委員 選択 6 : ◯荻原委員長 選択 7 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 8 : ◯荻原委員長 選択 9 : ◯鈴木委員 選択 10 : ◯荻原委員長 選択 11 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 12 : ◯荻原委員長 選択 13 : ◯鈴木委員 選択 14 : ◯荻原委員長 選択 15 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 16 : ◯荻原委員長 選択 17 : ◯鈴木委員 選択 18 : ◯荻原委員長 選択 19 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 20 : ◯荻原委員長 選択 21 : ◯鈴木委員 選択 22 : ◯荻原委員長 選択 23 : ◯末木委員 選択 24 : ◯荻原委員長 選択 25 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 26 : ◯荻原委員長 選択 27 : ◯末木委員 選択 28 : ◯荻原委員長 選択 29 : ◯山田(弘)委員 選択 30 : ◯荻原委員長 選択 31 : ◯丸山医事課長 選択 32 : ◯荻原委員長 選択 33 : ◯山田(弘)委員 選択 34 : ◯荻原委員長 選択 35 : ◯丸山医事課長 選択 36 : ◯荻原委員長 選択 37 : ◯山田(弘)委員 選択 38 : ◯荻原委員長 選択 39 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 40 : ◯荻原委員長 選択 41 : ◯山田(弘)委員 選択 42 : ◯荻原委員長 選択 43 : ◯荻原委員長 選択 44 : ◯荻原委員長 選択 45 : ◯土屋教育総室長 選択 46 : ◯荻原委員長 選択 47 : ◯荻原委員長 選択 48 : ◯山田(弘)委員 選択 49 : ◯荻原委員長 選択 50 : ◯寺田学校教育課長 選択 51 : ◯荻原委員長 選択 52 : ◯山田(弘)委員 選択 53 : ◯荻原委員長 選択 54 : ◯寺田学校教育課長 選択 55 : ◯荻原委員長 選択 56 : ◯山田(弘)委員 選択 57 : ◯荻原委員長 選択 58 : ◯寺田学校教育課長 選択 59 : ◯荻原委員長 選択 60 : ◯山田(弘)委員 選択 61 : ◯荻原委員長 選択 62 : ◯本田図書館長 選択 63 : ◯荻原委員長 選択 64 : ◯山田(弘)委員 選択 65 : ◯荻原委員長 選択 66 : ◯木内委員 選択 67 : ◯荻原委員長 選択 68 : ◯本田図書館長 選択 69 : ◯荻原委員長 選択 70 : ◯木内委員 選択 71 : ◯荻原委員長 選択 72 : ◯本田図書館長 選択 73 : ◯荻原委員長 選択 74 : ◯木内委員 選択 75 : ◯荻原委員長 選択 76 : ◯本田図書館長 選択 77 : ◯荻原委員長 選択 78 : ◯木内委員 選択 79 : ◯荻原委員長 選択 80 : ◯本田図書館長 選択 81 : ◯荻原委員長 選択 82 : ◯木内委員 選択 83 : ◯荻原委員長 選択 84 : ◯本田図書館長 選択 85 : ◯荻原委員長 選択 86 : ◯木内委員 選択 87 : ◯荻原委員長 選択 88 : ◯内藤学事課長 選択 89 : ◯荻原委員長 選択 90 : ◯木内委員 選択 91 : ◯荻原委員長 選択 92 : ◯内藤学事課長 選択 93 : ◯荻原委員長 選択 94 : ◯木内委員 選択 95 : ◯荻原委員長 選択 96 : ◯内藤学事課長 選択 97 : ◯荻原委員長 選択 98 : ◯木内委員 選択 99 : ◯荻原委員長 選択 100 : ◯寺田学校教育課長 選択 101 : ◯荻原委員長 選択 102 : ◯木内委員 選択 103 : ◯荻原委員長 選択 104 : ◯寺田学校教育課長 選択 105 : ◯荻原委員長 選択 106 : ◯木内委員 選択 107 : ◯荻原委員長 選択 108 : ◯寺田学校教育課長 選択 109 : ◯荻原委員長 選択 110 : ◯木内委員 選択 111 : ◯荻原委員長 選択 112 : ◯中村委員 選択 113 : ◯荻原委員長 選択 114 : ◯穐山教育施設課長 選択 115 : ◯荻原委員長 選択 116 : ◯中村委員 選択 117 : ◯荻原委員長 選択 118 : ◯板山生涯学習室長 選択 119 : ◯荻原委員長 選択 120 : ◯中村委員 選択 121 : ◯荻原委員長 選択 122 : ◯寺田委員 選択 123 : ◯荻原委員長 選択 124 : ◯内藤学事課長 選択 125 : ◯荻原委員長 選択 126 : ◯寺田委員 選択 127 : ◯荻原委員長 選択 128 : ◯内藤学事課長 選択 129 : ◯荻原委員長 選択 130 : ◯寺田委員 選択 131 : ◯荻原委員長 選択 132 : ◯内藤学事課長 選択 133 : ◯荻原委員長 選択 134 : ◯寺田委員 選択 135 : ◯荻原委員長 選択 136 : ◯内藤学事課長 選択 137 : ◯荻原委員長 選択 138 : ◯寺田委員 選択 139 : ◯荻原委員長 選択 140 : ◯内藤学事課長 選択 141 : ◯荻原委員長 選択 142 : ◯寺田委員 選択 143 : ◯荻原委員長 選択 144 : ◯内藤学事課長 選択 145 : ◯荻原委員長 選択 146 : ◯寺田委員 選択 147 : ◯荻原委員長 選択 148 : ◯内藤学事課長 選択 149 : ◯荻原委員長 選択 150 : ◯寺田委員 選択 151 : ◯荻原委員長 選択 152 : ◯内藤学事課長 選択 153 : ◯荻原委員長 選択 154 : ◯寺田委員 選択 155 : ◯荻原委員長 選択 156 : ◯寺田学校教育課長 選択 157 : ◯荻原委員長 選択 158 : ◯寺田委員 選択 159 : ◯荻原委員長 選択 160 : ◯内藤学事課長 選択 161 : ◯荻原委員長 選択 162 : ◯寺田委員 選択 163 : ◯荻原委員長 選択 164 : ◯田中歴史文化財課長 選択 165 : ◯荻原委員長 選択 166 : ◯寺田委員 選択 167 : ◯荻原委員長 選択 168 : ◯田中歴史文化財課長 選択 169 : ◯荻原委員長 選択 170 : ◯寺田委員 選択 171 : ◯荻原委員長 選択 172 : ◯荻原委員長 選択 173 : ◯田中歴史文化財課長 選択 174 : ◯荻原委員長 選択 175 : ◯寺田委員 選択 176 : ◯荻原委員長 選択 177 : ◯望月委員 選択 178 : ◯荻原委員長 選択 179 : ◯樋口総務課長 選択 180 : ◯荻原委員長 選択 181 : ◯望月委員 選択 182 : ◯荻原委員長 選択 183 : ◯樋口総務課長 選択 184 : ◯荻原委員長 選択 185 : ◯望月委員 選択 186 : ◯荻原委員長 選択 187 : ◯寺田学校教育課長 選択 188 : ◯荻原委員長 選択 189 : ◯望月委員 選択 190 : ◯荻原委員長 選択 191 : ◯寺田学校教育課長 選択 192 : ◯荻原委員長 選択 193 : ◯望月委員 選択 194 : ◯荻原委員長 選択 195 : ◯寺田学校教育課長 選択 196 : ◯荻原委員長 選択 197 : ◯望月委員 選択 198 : ◯荻原委員長 選択 199 : ◯寺田学校教育課長 選択 200 : ◯荻原委員長 選択 201 : ◯望月委員 選択 202 : ◯荻原委員長 選択 203 : ◯板山生涯学習室長 選択 204 : ◯荻原委員長 選択 205 : ◯望月委員 選択 206 : ◯荻原委員長 選択 207 : ◯板山生涯学習室長 選択 208 : ◯荻原委員長 選択 209 : ◯望月委員 選択 210 : ◯荻原委員長 選択 211 : ◯板山生涯学習室長 選択 212 : ◯荻原委員長 選択 213 : ◯望月委員 選択 214 : ◯荻原委員長 選択 215 : ◯清水(仁)委員 選択 216 : ◯荻原委員長 選択 217 : ◯寺田学校教育課長 選択 218 : ◯荻原委員長 選択 219 : ◯清水(仁)委員 選択 220 : ◯荻原委員長 選択 221 : ◯鈴木委員 選択 222 : ◯荻原委員長 選択 223 : ◯内藤学事課長 選択 224 : ◯荻原委員長 選択 225 : ◯鈴木委員 選択 226 : ◯荻原委員長 選択 227 : ◯内藤学事課長 選択 228 : ◯荻原委員長 選択 229 : ◯鈴木委員 選択 230 : ◯荻原委員長 選択 231 : ◯内藤学事課長 選択 232 : ◯荻原委員長 選択 233 : ◯鈴木委員 選択 234 : ◯荻原委員長 選択 235 : ◯内藤学事課長 選択 236 : ◯荻原委員長 選択 237 : ◯鈴木委員 選択 238 : ◯荻原委員長 選択 239 : ◯内藤学事課長 選択 240 : ◯荻原委員長 選択 241 : ◯鈴木委員 選択 242 : ◯荻原委員長 選択 243 : ◯内藤学事課長 選択 244 : ◯荻原委員長 選択 245 : ◯鈴木委員 選択 246 : ◯荻原委員長 選択 247 : ◯内藤学事課長 選択 248 : ◯荻原委員長 選択 249 : ◯鈴木委員 選択 250 : ◯荻原委員長 選択 251 : ◯内藤学事課長 選択 252 : ◯荻原委員長 選択 253 : ◯鈴木委員 選択 254 : ◯荻原委員長 選択 255 : ◯内藤学事課長 選択 256 : ◯荻原委員長 選択 257 : ◯鈴木委員 選択 258 : ◯荻原委員長 選択 259 : ◯寺田学校教育課長 選択 260 : ◯荻原委員長 選択 261 : ◯鈴木委員 選択 262 : ◯荻原委員長 選択 263 : ◯寺田学校教育課長 選択 264 : ◯荻原委員長 選択 265 : ◯鈴木委員 選択 266 : ◯荻原委員長 選択 267 : ◯寺田学校教育課長 選択 268 : ◯荻原委員長 選択 269 : ◯鈴木委員 選択 270 : ◯荻原委員長 選択 271 : ◯寺田学校教育課長 選択 272 : ◯荻原委員長 選択 273 : ◯鈴木委員 選択 274 : ◯荻原委員長 選択 275 : ◯寺田学校教育課長 選択 276 : ◯荻原委員長 選択 277 : ◯鈴木委員 選択 278 : ◯荻原委員長 選択 279 : ◯岡委員 選択 280 : ◯荻原委員長 選択 281 : ◯内藤学事課長 選択 282 : ◯荻原委員長 選択 283 : ◯岡委員 選択 284 : ◯荻原委員長 選択 285 : ◯内藤学事課長 選択 286 : ◯荻原委員長 選択 287 : ◯岡委員 選択 288 : ◯荻原委員長 選択 289 : ◯穐山教育施設課長 選択 290 : ◯荻原委員長 選択 291 : ◯岡委員 選択 292 : ◯荻原委員長 選択 293 : ◯穐山教育施設課長 選択 294 : ◯荻原委員長 選択 295 : ◯岡委員 選択 296 : ◯荻原委員長 選択 297 : ◯穐山教育施設課長 選択 298 : ◯荻原委員長 選択 299 : ◯岡委員 選択 300 : ◯荻原委員長 選択 301 : ◯小澤(浩)委員 選択 302 : ◯荻原委員長 選択 303 : ◯寺田学校教育課長 選択 304 : ◯荻原委員長 選択 305 : ◯小澤(浩)委員 選択 306 : ◯荻原委員長 選択 307 : ◯寺田学校教育課長 選択 308 : ◯荻原委員長 選択 309 : ◯小澤(浩)委員 選択 310 : ◯荻原委員長 選択 311 : ◯内藤学事課長 選択 312 : ◯荻原委員長 選択 313 : ◯小澤(浩)委員 選択 314 : ◯荻原委員長 選択 315 : ◯内藤学事課長 選択 316 : ◯荻原委員長 選択 317 : ◯小澤(浩)委員 選択 318 : ◯荻原委員長 選択 319 : ◯内藤学事課長 選択 320 : ◯荻原委員長 選択 321 : ◯小澤(浩)委員 選択 322 : ◯荻原委員長 選択 323 : ◯内藤学事課長 選択 324 : ◯荻原委員長 選択 325 : ◯小澤(浩)委員 選択 326 : ◯荻原委員長 選択 327 : ◯内藤学事課長 選択 328 : ◯荻原委員長 選択 329 : ◯小澤(浩)委員 選択 330 : ◯荻原委員長 選択 331 : ◯田中歴史文化財課長 選択 332 : ◯荻原委員長 選択 333 : ◯小澤(浩)委員 選択 334 : ◯荻原委員長 選択 335 : ◯末木委員 選択 336 : ◯荻原委員長 選択 337 : ◯寺田学校教育課長 選択 338 : ◯荻原委員長 選択 339 : ◯末木委員 選択 340 : ◯荻原委員長 選択 341 : ◯寺田学校教育課長 選択 342 : ◯荻原委員長 選択 343 : ◯末木委員 選択 344 : ◯荻原委員長 選択 345 : ◯寺田学校教育課長 選択 346 : ◯荻原委員長 選択 347 : ◯末木委員 選択 348 : ◯荻原委員長 選択 349 : ◯寺田学校教育課長 選択 350 : ◯荻原委員長 選択 351 : ◯末木委員 選択 352 : ◯荻原委員長 選択 353 : ◯寺田学校教育課長 選択 354 : ◯荻原委員長 選択 355 : ◯末木委員 選択 356 : ◯荻原委員長 選択 357 : ◯板山生涯学習室長 選択 358 : ◯荻原委員長 選択 359 : ◯末木委員 選択 360 : ◯荻原委員長 選択 361 : ◯板山生涯学習室長 選択 362 : ◯荻原委員長 選択 363 : ◯末木委員 選択 364 : ◯荻原委員長 選択 365 : ◯内藤学事課長 選択 366 : ◯荻原委員長 選択 367 : ◯末木委員 選択 368 : ◯荻原委員長 選択 369 : ◯神山委員 選択 370 : ◯荻原委員長 選択 371 : ◯寺田学校教育課長 選択 372 : ◯荻原委員長 選択 373 : ◯神山委員 選択 374 : ◯荻原委員長 選択 375 : ◯寺田学校教育課長 選択 376 : ◯荻原委員長 選択 377 : ◯神山委員 選択 378 : ◯荻原委員長 選択 379 : ◯寺田学校教育課長 選択 380 : ◯荻原委員長 選択 381 : ◯神山委員 選択 382 : ◯荻原委員長 選択 383 : ◯寺田学校教育課長 選択 384 : ◯荻原委員長 選択 385 : ◯神山委員 選択 386 : ◯荻原委員長 選択 387 : ◯寺田学校教育課長 選択 388 : ◯荻原委員長 選択 389 : ◯神山委員 選択 390 : ◯荻原委員長 選択 391 : ◯板山生涯学習室長 選択 392 : ◯荻原委員長 選択 393 : ◯神山委員 選択 394 : ◯荻原委員長 選択 395 : ◯板山生涯学習室長 選択 396 : ◯荻原委員長 選択 397 : ◯神山委員 選択 398 : ◯荻原委員長 選択 399 : ◯藤原委員 選択 400 : ◯荻原委員長 選択 401 : ◯内藤学事課長 選択 402 : ◯荻原委員長 選択 403 : ◯藤原委員 選択 404 : ◯荻原委員長 選択 405 : ◯内藤学事課長 選択 406 : ◯荻原委員長 選択 407 : ◯藤原委員 選択 408 : ◯荻原委員長 選択 409 : ◯内藤学事課長 選択 410 : ◯荻原委員長 選択 411 : ◯藤原委員 選択 412 : ◯荻原委員長 選択 413 : ◯内藤学事課長 選択 414 : ◯荻原委員長 選択 415 : ◯藤原委員 選択 416 : ◯荻原委員長 選択 417 : ◯寺田学校教育課長 選択 418 : ◯荻原委員長 選択 419 : ◯藤原委員 選択 420 : ◯荻原委員長 選択 421 : ◯寺田学校教育課長 選択 422 : ◯荻原委員長 選択 423 : ◯藤原委員 選択 424 : ◯荻原委員長 選択 425 : ◯寺田学校教育課長 選択 426 : ◯荻原委員長 選択 427 : ◯藤原委員 選択 428 : ◯荻原委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:             令和3年度 予算特別委員会記録 1 日   時  令和3年3月18日(木)午前9時58分 2 場   所  議会会議室 本庁舎10階 3 出席委員   委員長 荻原 隆宏      副委員長 小沢 宏至              鈴木  篤           岡  政吉              坂本 信康           小澤  浩              末木 咲子           清水  仁              望月 大輔           寺田 義彦              中村 明彦           長沢 達也              神山 玄太           藤原伸一郎              木内 直子           山田 弘之 4 欠席委員   な し 5 当局出席者    企画部       塚原  工     病院長       青山 香喜
       病院事務局長    中澤 勝也     教育長       數野 保秋    教育部長      饗場 正人                               ほか関係室長及び課長 6 事 務 局  議会局長     嶋田 忠司  議会総室長  佐藤  学          政策調査担当課長 橘田 善弘  議事課長   清水  久          議事課長補佐   内池  進  議事課長補佐 一ノ瀬佳奈          議事係主任    宇佐美 淳  議事係主任  佐野 雄司          総務課長補佐   植松 泰人 7 議   題  1 病院事業会計          2 一般会計歳出             第10款 教育費中子ども未来部所管分を除く 2:                午前 9時58分 開 議 ◯荻原委員長 ただいまから、令和3年度予算特別委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。  本日の審査を傍聴したい旨の申出がありましたので、傍聴を許可いたしました。御了承願います。  以上で報告を終わります。  それでは、本日の日程に入ります。  本日の日程は、病院事業会計及び一般会計歳出第10款中子ども未来部所管分を除く教育費の審査であります。  ここで委員の皆様に申し上げます。  質問される際は、事前に十分な調査をされ、簡潔・明瞭、要領よく時間配分に御留意いただきますよう、皆様の御協力をお願いいたします。  また、当委員会は令和3年度予算に係る特別委員会でありますので、その範囲内の質問に限りますことを十分御留意いただくとともに、常任委員会の所管事項となるものにつきましてはここでは質問できませんので御遠慮いただき、重複を避け、的確な質問を行う中で、スムーズな議事進行に御協力をお願いいたします。なお、分かる範囲で款項目等をお示ししていただきますよう、お願いいたします。  また、当局に申し上げます。  質問に対しては円滑に答弁が行えるよう努めていただくとともに、答弁の内容も、令和3年度予算の範囲内で、簡潔で的を射たものとしていただくよう、御協力をお願いいたします。  なお、3月31日をもって退職されます病院長及び病院事務局長には、所管する予算の審査が終わりましたところで挨拶をお願いしたいと思います。御了承願います。  それでは、最初に病院事業会計の審査に入ります。  当局からの説明を求めます。  雨宮病院事務総室長。 3: ◯雨宮病院事務総室長 改めまして、おはようございます。よろしくお願いいたします。着座にて説明をさせていただきます。  それでは、議案第11号 令和3年度甲府市病院事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  病院事業会計の予算につきましては、令和3年度甲府市予算書の53ページから55ページ、並びに予算に関する説明書(企業会計)の26ページから54ページに基づき御説明すべきところでございますが、お手元へ配付させていただきましたA4判の当初予算説明資料により御説明申し上げます。  資料の1ページ、業務実績の推移をお願いいたします。  上段の病院事業会計予算第2条業務の予定量を御覧ください。  令和3年度における病床数は、前年度と変わらず408床、患者数は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、年間入院患者数は、前年度と比較して2,935人減の11万1,514人、年間外来患者数は、前年度と比較して1万5,274人減の16万7,948人を見込んでおります。また、病床利用率につきましては、前年度と比較して2ポイント減の76%を設定いたしました。  続きまして、資料の2ページ、予算実施計画をお願いいたします。  病院事業は、地方公営企業法の財務を適用し、複式簿記によります企業会計を採用しております。事業予算は2本立てとなっており、管理運営等に係ります予算第3条の収益的収支と、3ページの資産購入等に係る予算第4条の資本的収支に仕分け、経理を行っております。  予算第3条に定める収益的収入及び支出には、病院の運営や維持管理に要する費用と、その財源を計上しています。病院の運営、維持管理などに必要となる費用には、支出科目、給与費、材料費、経費、減価償却費、病院施設の建設のため借り入れた企業債の支払い利息などがあります。これらの費用のうち、病院を運営する経費は、入院・外来収益などとして、患者さん等に負担していただき、病院の運営や維持管理に係る医業費用の一部と企業債支払い利息の2分の1を総務省の繰出基準に基づく一般会計からの負担金等の繰出金で賄っております。  2ページの収益的収入より御説明いたします。  第1款の病院事業収益は、91億3,808万3,000円、前年度の93億1,223万1,000円に対し、1億7,414万8,000円、1.9%の減となっております。  主な増減科目について御説明させていただきます。  第1項医業収益のうち、1目入院収益は54億2,555万5,000円と、前年度当初予算額より9,173万3,000円、1.7%の減となりました。この要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による入院患者数の減少を見込んだことなどによります。  2目外来収益は、21億6,153万5,000円、前年度に比べ、3,343万円、1.5%の減となりました。この要因は、入院収益同様、新型コロナウイルス感染症の影響による外来患者数の減少を見込んだこと、また、外来の営業日数が242日と前年度より1日少ないことなどによります。  3目その他医業収益は、6億8,752万8,000円と、前年度に比べ、5,324万5,000円、7.2%の減となりました。主な要因は、患者数の減少を見込んだことから、室料差額収益及び妊婦乳児一般検診料・定期予防接種料などの公衆衛生活動収益について、収益見込みを低く設定したことなどによります。また、その他医業収益には、総務省が示す繰り出し基準に基づき、保健衛生に関して行政として行う業務に要する経費として、一般会計より負担金3億703万8,000円を繰り入れております。  次に、第2項医業外収益です。  2目他会計負担金7億5,619万8,000円につきましては、先ほどと同様に、総務省が示す繰り出し基準に基づく医療行政として、また、高度特殊な医療で不採算な業務に要する経費と、令和3年度内に支払いを予定している企業債利息の2分の1に当たる額を一般会計より繰り入れるものであります。  3目補助金は、臨床研修費等補助金事業、分娩手当等支給事業、新人看護職員卒後研修事業、救急搬送受入支援事業などに係る山梨県からの補助となります。  4目長期前受金戻入は、平成26年度の決算より適用された地方公営企業新会計基準に伴う収益です。固定資産のみなし償却制度が廃止になったことにより、これまで補助金等により取得した固定資産の令和3年度における減価償却費見合い分を収益化したもので、現金を伴わない収入となります。  5目その他医業外収益5,373万9,000円は、看護実習生及び臨床実習生の受入れ、また院内売店や自動販売機などの貸付収益となります。  第3項特別利益につきましては、存目2,000円を計上いたしました。  続きまして、下段の収益的支出につきまして御説明させていただきます。  第1款の病院事業費用は、93億1,122万5,000円、前年度の96億3,092万1,000円に対し、3億1,969万6,000円、3.3%の減となっております。  主な増減科目について御説明いたします。  第1項医業費用のうち1目の給与費は、前年度に比べ4,056万円、0.8%の減となっております。これは、超過勤務手当の削減や職員数の減に伴う法定福利費の減などによります。  2目の材料費は、2億5,117万4,000円減少しています。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による患者数の減少を考慮する中で、令和2年度における入庫・出庫の実績等により算出したこと等によります。  3目経費は、99万7,000円増加しました。この要因といたしましては、医療機器の修繕の増などから、機械器具修繕費で548万1,000円増加したことなどによります。  次に、2項医業外費用のうち、1目支払利息及び企業債取扱諸費は、財務省、地方公共団体金融機構、金融機関からの企業債の借入れ22件に係る支払い利息で、前年度当初予算額に対し1,347万6,000円、9.7%の減となっております。  6目雑支出につきましては、診療報酬が非課税であるため、仕入れに係る消費税が持ち出しとなる損税に係る支出となり、薬品等の貯蔵品に係る棚卸資産購入限度額の減に伴い、2,524万5,000円減少しております。  第3項特別損失及び第4項の予備費に関しましては、存目を計上させていただきました。  以上、収入より支出を差し引いた収益的収支は、前年度より1億4,554万8,000円増のマイナス1億7,314万2,000円となります。前年度と同様にマイナスの予算編成となりますが、減価償却費及び資産減耗費などの現金の支出を伴わない費用を除くなど、現金ベースによる計算では、黒字額は1億9,642万8,000円となります。この収益的収支における予算目標が達成できますよう取り組んでまいります。  次に、3ページをお願いいたします。  予算第4条に定める資本的収入及び支出について御説明いたします。  資本的収支には、医療機器などの購入や企業債の元金償還金と、その財源を計上しています。  第1款資本的収入は、7億6,767万3,000円、前年度に比べ1億7,499万8,000円の減となりました。  第1項他会計借入金3億円は、企業債の償還のため、地方卸売市場事業会計より借り入れるもので、7年間の据置きの後、4年間で償還してまいります。  第2項負担金補助金の第1目他会計負担金4億6,676万5,000円は、総務省の繰り出し基準に基づき、一般会計より企業債償還元金の2分の1に相当する額を繰り入れるものです。  第2目国県補助金90万5,000円は、資産購入に係る山梨県等からの補助金を見込み、第3項長期貸付金返還金、第4項固定資産売却代金、第5項寄附金については、存目を計上させていただきました。  続いて、資本的支出について御説明いたします。  第1款資本的支出は、9億4,706万3,000円、前年度に比べ3,105万2,000円の減となりました。  第1項建設改良費第1目資産購入費5,218万8,000円は、医療機器の故障時の緊急対応分として3,060万円、ほかは、ベッドサイドモニターなど計画的な更新が必要な機器分などとなっております。  第2項企業債償還金8億9,367万5,000円は、財務省及び金融機関からの企業債の借入れ21件に係る元金償還金で、前年度に対し3,417万1,000円、3.7%の減となっており、第3項投資第1目長期貸付金120万円は、看護学生への修学資金貸与制度に基づき、2名分の対応額を計上しております。  最下段、収入から支出を差し引いた資本的収支において、1億7,939万円の不足額が生じますが、この不足額につきましては、欄外、脚注に記載しました補填財源であります当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と当年度分損益勘定留保資金により補填してまいります。  以上で議案第11号 令和3年度甲府市病院事業会計予算の説明とさせていただきます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 4: ◯荻原委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。  鈴木委員。 5: ◯鈴木委員 よろしくお願いします。  ただいま令和3年度の甲府市病院事業会計の予算説明をしていただいたところでありますけども、非常に厳しいなというように思いました。聞いていても、何か緊張感があるなと、ほかの事業会計よりも思っているところであります。  市立甲府病院は私たちの公立病院であって、その中で、経営について、黒字にはなかなか転換できないところである、その中でも、来年度予算を見ても、収益的収入についても、今年度よりもかなり減っていく可能性がある。それはコロナ禍の影響もあるのかもしれません。そうなった場合については、やはり安定した経営形態を遂行するためには、かなり支出のほうも抑えて、これだけで行っていくんだというような御説明があったところであります。  その中で、先ほど申したとおり、決してこれについて否定をするわけではないんですけれども、最初に、今、市立甲府病院では、形態も変えたんですけど、新市立甲府病院改革プランを進めていますよね。その辺と。新年度予算等も含めまして、どんな対応になっているか。概略だけで結構ですけども、御説明ください。 6: ◯荻原委員長 廣瀬経営企画課長。 7: ◯廣瀬経営企画課長 御質問にお答えいたします。  令和3年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の完全な終息が見込まれないことから、様々な感染防止対策に努めるとともに、医師等による地域診療所等の訪問を再開いたしまして、当院のPRを行う中で、紹介患者の確保や救急患者の積極的な受入れを行いまして、その上で、DPCと言われております診断群分類包括評価におけます在院日数の適正化、また在宅復帰段階の患者さんにつきましては、回復病棟であります地域包括ケア病棟を利用していただきまして、病棟全体の有効活用を実施することにより、収益を上げていきたいと考えております。  以上です。 8: ◯荻原委員長 鈴木委員。 9: ◯鈴木委員 主な方針をお伺いしました。コロナ禍で診療報酬自体も非常に不明瞭なところがあったりするわけですけれど、そうはいっても、その中で、コロナ禍の中であっても、様々な病気の治療に対して市立甲府病院はフラッグシップを取っていかなければならないというところは承知しています。  例えば、そのDPCについても、以前から言われている中でかなり浸透もしてきていて、例えば病気に対して、これは、病院日数はこれこれだというような形で診療報酬を取っていくわけですよね。1日、2日早く完治すれば、退院してもらうから、その分についてはある程度の利益が出るとかという、そういう様々な方法ということは承知しているんですけれど、それだけでこれが済むのかというところもあったり、また、今、説明の中でお話をしていただいているのは、新市立甲府病院改革プランを実行する中で経営改善をしていくという。ただ、コロナ禍で不鮮明ということであれば、ある程度、ここのところは私たちも大きく判断をしていかなければいけないのかなと思っているところです。  例えば、診療報酬に消費税が転嫁できないという説明が先ほどありまして、その分、地方交付税で繰り入れてもらうという。それについては、実際のところ、満額、市立甲府病院のほうに繰り出しを甲府市からしているんですけれども、それでもやっぱりそこには差額が出てしまっているんですか。 10: ◯荻原委員長 廣瀬経営企画課長。 11: ◯廣瀬経営企画課長 令和3年度の繰入金につきましては、繰入金額が15億3,000万1,000円に対しまして、基準額が16億4,476万5,000円となります。基準額から1億1,476万4,000円不足を生じる見込みとなっております。  しかし、令和2年度の繰入金につきましては、現在、コロナ禍における状況を踏まえまして、感染症病床維持管理・運用費に係ります経費等に対する繰入金を1,000万円増額しているところであります。  以上です。 12: ◯荻原委員長 鈴木委員。 13: ◯鈴木委員 結局それでも足りないということですから、そこについては、やっぱり甲府市のほうからしっかり繰り入れてもらえるように、そのようにしたほうが私はいいと思っているところでありますし、支えていくにも、そういうところの一つ一つの積み重ねをしていかなければ、支出をこれだけ抑えても足りないと私は思っていますので、注目していきたいと思っています。  あと少しお願いしたいんですけれど、病床利用率です。今、令和3年度も76%くらいの稼働を計画しているというところでありますけれども、このコロナ禍で、病院のベッド数が足りないという全国的な話もあるところですけれど、それと同時ということかな、昨年、厚生労働省のほうから、新たな病床機能の再編支援というものがあって、病床を減らしていくと、それに対して助成等があるというような報道があったんですけれど、そういうものの適用も今後考えていくんですか。 14: ◯荻原委員長 雨宮病院事務総室長。
    15: ◯雨宮病院事務総室長 今、御質問のありました、病床削減に伴います補助金のメニューというものは承知をしております。かなりの、100万円単位の額で、削減に応じて支出するというメニューにつきましては、当院、現在、408床を有する中で、急性期、そして回復期病棟、そして感染症病床を持って、市民等の皆さんに必要な医療を安定的に供給している状況です。一方、病床利用率につきましても、特に本年度はコロナ禍の影響を受けまして、60%ほどの稼働とはなっておりますが、現時点で、そういったメニューを活用する中で病床数の削減をするということについては考えておりません。  以上です。 16: ◯荻原委員長 鈴木委員。 17: ◯鈴木委員 聞いて少し安心したんですけれど、少しコロナ禍が落ち着いたところで、もう一度、体制については、今は緊急事態だというように私は思っているので、むやみに病床を減らすというその判断はまだ早いのではないかというように私も思っているところでありますから、ぜひ頑張っていただきたいと思っています。  その中で、最後にお聞きしたいのは、市立甲府病院自体についても、先生方も、看護師の皆さんも、事務局も懸命に頑張っている。ただ、なかなかその状況以外に、何か、市立甲府病院が支持される、そんな取組ももう少しあってもいいのかと思っています。例えば、今、コロナ禍であって、入院されている方の面会、家族や知人などの面会については、当然、抑制されていますよね。なかなか面会ができない中で、入院されている患者さんに聞くと、オンラインなど、動画を撮ってもらって、それで様子を話し合ったりするということも聞いてはいるんですけれど、市立甲府病院として、例えばそういうオンラインなどで面会ができるようなシステムをつくっていただけると、例えば市立甲府病院っていいなというように思ったりするんですけれど、そのような取組を考えられることはないのでしょうか。 18: ◯荻原委員長 雨宮病院事務総室長。 19: ◯雨宮病院事務総室長 今、御質問のありましたオンライン面会につきましては、昨年10月から開始をしております。月に大体平均30件ほどとなっております。それと並行しまして、現在、外部の退院先の施設の方等との面談も直接的になかなかできない状況ですので、そういった部分にも活用しているということで、あと1台、本年度中に増設をしたところでございます。  今後、またそういったニーズが増大していくという状況でありますならば、状況を踏まえて、また機器の増設等については検討してまいりたいと考えております。  以上です。 20: ◯荻原委員長 鈴木委員。 21: ◯鈴木委員 実際、その話を聞いたんですけれど、まだなかなか浸透していなかったり、使い慣れていなかったりということがあったりするんですが、そこのところは大きく、住民サービス、入院されている患者さんまたは御家族のためのサービスということでしていただけると、より市立甲府病院は市民に近い形で入院についてもケアしていると言われるようになると思いますから、ぜひ浸透もしてもらって、増設もしていただきたいと思っています。  とかく、私、あまりそういうことは言わないですけれど、市立甲府病院については注目をしていますし、その頑張りについては評価をしているところでありますから、今後とも頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。 22: ◯荻原委員長 続きまして、末木委員、お願いいたします。  末木委員。 23: ◯末木委員 この病院経営が厳しい中、また新型コロナウイルスの感染も加速して大変なとき、感謝申し上げます。1点だけ質問をさせていただきます。  材料費ですが、令和3年度当初予算で、2億5,117万4,000円減額になっているんですね。この減額になっている要因を教えていただきたいと思います。やはり材料費といったら、手術や、とても人気がある歯科など、そういう材料費も減らしてあるのかと思っているんですが、よろしくお願いいたします。 24: ◯荻原委員長 雨宮病院事務総室長。 25: ◯雨宮病院事務総室長 材料費につきましては、先ほどまず御説明させていただいたんですけれど、こちらは、新型コロナウイルスの感染症の影響による患者数の減少等も踏まえる中、本年度、令和2年度実績をベースにして、令和3年度の患者数の伸び等も勘案する中で設定をしたものです。  全てではもちろんないのですが、この中には、病院事務局として取り組んできました、例えば後発医薬品の積極的な採用であったり、同種同効品、これを集約化することであったり、また、より安い廉価材料への転換をしていったという取組の成果も、この数字の中には入っていると考えております。  ただ一方、御指摘のありました材料費比率、医療収益に対する比率という1つの経営手法がございます。こちらは、総務省の発行しております公営企業の年鑑による同規模の病院との、いわゆる材料費比率、これを比較しますと、当院が大体22.5%から22.6%ですが、平均で見ますと、同規模病院ですと25.8%あります。この部分が、例えば黒字病院だと26%、そして赤字病院でも25.6%ということで、この数字自体は必ずしも低いことがよろしいということではなくて、末木委員が御指摘のとおり、やはり一定程度、手術を要する患者さんの割合が低いということも言えるというように考えております。  ですから、ここの部分につきましては、先ほど廣瀬経営企画課長から説明させていただきましたけれど、改めて、当然、新型コロナウイルスの感染防止対策の守りの部分も徹底するのですが、並行しまして、その回復に向けまして、改めて当院の強みを近隣の先生方にPRする中で、より診療密度の濃い患者さん等につきまして紹介していただけるような取組を改めて積極的に取り組むということを考えております。  以上です。 26: ◯荻原委員長 末木委員。 27: ◯末木委員 薬品の、この努力、大変すばらしいものだと思います。ぜひ、長引くコロナ禍の中、ますます大変だと思いますが、頑張っていただきたいと思います。  以上です。どうもありがとうございました。 28: ◯荻原委員長 続きまして、山田(弘)委員、お願いします。  山田(弘)委員。 29: ◯山田(弘)委員 よろしくお願いいたします。  令和2年12月定例会でも、病院の設備・備品について質問しましたけれど、今、特別室、個室、大部屋がどのくらいあって、どのぐらいの稼働率だったのでしょうか。 30: ◯荻原委員長 丸山医事課長。 31: ◯丸山医事課長 病院の病室の状況につきましては、個室につきましては63室ございます。その中で、全体の稼働率等も下がっている状況でございますが、個室につきましては55%程度の利用率になっております。  特別室につきましては、2万2,000円の高額な病室になります。こちらにつきましては2部屋ございます。年間で約80名程度の利用がある状況でございます。  以上でございます。 32: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 33: ◯山田(弘)委員 大部屋についてもお願いします。 34: ◯荻原委員長 丸山医事課長。 35: ◯丸山医事課長 すみません。大部屋につきましては、全体で60%程度の利用率になっている状況でございます。 36: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 37: ◯山田(弘)委員 分かりました。先ほども出ましたけど、コロナ禍の状況で、なかなか病院に入院していらっしゃる方も少ないという状況なのは分かるんですけれど、どうしてもやっぱり収益を上げなければならないということは分かるんですけれど、特別室が2万2,000円という。私も見せていただきましたけれど、今日日、2万2,000円では、よほどのことがない限り入ってくれないのではないですかね。今、ホテルなども金額が下がっていますからね。まあ、ホテルとは違いますけれど、個室が5,000円ぐらいですよね。ですから、5,000円という金額も、今の状況でいくと、少し高いのかなと思います。細かい話ですけれど、テレビも有料ですし、そんな状況がありますからね。その中で、少し価格も、今の時代の状況に合わせて変えるとか、それと、あと令和2年12月定例会でも言いましたけれど、どうしても予算がないのは分かるんですけれど、大部屋のトイレに液体石けんがない、ペーパータオルがない。それから、大部屋に関してですけれども、ベッドが手動だと、壁紙も剥がれている。このような状況だと、病院ですから、どうしても、不衛生、汚いという状況が出てきてしまうんですね。その辺の改善に関しては、この令和3年度予算にどのように反映されていますでしょうか。 38: ◯荻原委員長 雨宮病院事務総室長。 39: ◯雨宮病院事務総室長 トイレのペーパータオル、ハンドソープ等につきまして、まずお答えさせていただきます。  御指摘を受けまして、改めて点検をする中で、一部、設置がされていない部屋もございましたので、全ての大部屋、そして各フロアの共同トイレには、ペーパータオル、ハンドソープは設置をしました。関連しまして、消毒するクリーナー、これにつきましても、こちらは1階外来・2階外来、また病棟の大部屋、そして共用トイレ全てに設置を完了したところでございます。  2点目の、壁紙等、老朽化が進んだ修繕関係につきましては、状況を改めて確認する中で、本年度、全てではございませんが、壁紙、また老朽化等の必要な修繕は行ったところでございます。また来年度予算につきましても、こちらは約5,000万円、予算を計上しておりますが、その中で、施設整備としましても約1,000万円予算を計上する中で、そうした緊急的な対応をしていく予定となっております。  以上です。 40: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 41: ◯山田(弘)委員 分かりました。ハンドソープ等とペーパータオル、ありがとうございます。  なかなかベッドに関しては、かなりの予算がかかる内容ですから大変だと思いますけれど、ただ、今言った壁紙等のことに関しては、壁紙やベランダ等、そういうところの清掃など、かなり古い建物ですから、なおのこと、院内の状況だけは清潔に、きれいに保ってもらわないと、やっぱり入院されている方も気分的にもよくないし、そういうこともあるので、随時、そういう補修をしていただきたい。ベッドに関しては、将来的に換えていくという状況の中で、本当はすぐ換えてほしいですけれど、長いスパンで考えていただきたいという要望をして終わりたいと思います。  以上です。 42: ◯荻原委員長 以上をもって病院事業会計の審査を終了いたします。  ここで、病院長及び病院事務局長が3月31日をもって退職されますので、挨拶をお願いしたいと思います。  それでは、初めに青山香喜病院長、お願いいたします。  青山病院長。                 (青山病院長 挨拶) 43: ◯荻原委員長 どうもありがとうございました。大変な時期、本当にお疲れさまでした。  それでは引き続きまして、病院事務局長、中澤勝也部長。                (中澤病院事務局長 挨拶) 44: ◯荻原委員長 ありがとうございました。長い間、大変お疲れさまでした。  それでは、次に、一般会計歳出第10款中、子ども未来部所管分を除く教育費の審査を行います。  それでは、当局から説明を求めます。  土屋教育総室長。 45: ◯土屋教育総室長 それでは、議案目録(その1)議案第1号 令和3年度甲府市一般会計予算第10款教育費のうち、教育委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  お手元の令和3年度予算に関する説明書(一般会計)の10ページ、11ページをお開きください。  10款教育費につきましては、一部子ども未来部及びまちづくり部所管分を含みますけれども、当初予算額55億1,879万円、対前年比マイナス22.54%、16億596万1,000円の減額計上でございます。減額となった主な要因は、中道北小学校移転事業費、小学校校舎整備拡充事業費及び史跡武田氏館跡整備事業費の減額計上によるものであります。  重点事業といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策に係る経費、教員の多忙化改善への取組に係ります経費及びGIGAスクール構想の推進に係る経費などを計上したところであります。  それでは、126ページ、127ページをお開きください。  10款1項教育総務費につきまして、主な内容を御説明申し上げます。  1目教育委員会費につきましては、教育委員4名の報酬等、教育委員会の運営に係る経費であります。  2目事務局費につきましては、給与費のほか、事務局運営費、入学準備金融資制度に基づく預託金などに係る経費であります。  続きまして、2項小学校費1目学校管理費につきましては、一般職給与費のほか小学校25校の維持管理及び保健給食などに係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因につきましては、施設改修に係る学校営繕費の工事請負費及び給食室のドライ化完了に伴う学校給食費の備品購入費の減によるものであります。  128ページ、129ページをお開きください。  12節委託料は、学校ネットワーク保守業務、警備業務、給食調理業務及びGIGAスクール構想の推進に伴う1人1台端末の配備に対応するためのヘルプデスク業務委託料が主なものであります。  13節使用料及び賃借料につきましては、防犯カメラの賃借料及び教員の多忙化改善のための高速フルカラープリンターの賃借料が主なものであります。  14節工事請負費は、石田小学校校舎屋上防水改修に係る工事費が主なものであります。  17節備品購入費は、教員の多忙化改善のための留守番電話及び25人学級に対応するための校内備品購入が主なものであります。  18節負担金補助及び交付金は、山梨県統合型校務支援システムの負担金が主なものであります。  2目教育振興費につきましては、小学校の学習環境の整備及び教育活動の支援などに係る経費であります。  1節報酬は、外国語指導助手、特別支援教育支援員及び新型コロナウイルス感染症対策として配置いたします学習指導員、スクール・サポート・スタッフの報酬が主なものであります。  13節使用料及び賃借料は、タブレットパソコンの賃借料が主なものであります。  17節備品購入費は、学校図書館の図書購入費が主なものであります。  19節扶助費は、要保護及び準要保護児童の就学援助費が主なものであります。  3目学校建設費につきましては、中道北小学校移転事業及び小学校老朽化リニューアル事業に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、中道北小学校校舎等の増改築が完了したことに伴う中道北小学校移転事業費及び玉諸小学校グラウンド拡幅改修工事の完了に伴う小学校校舎整備拡充事業費の工事請負費の減によるものであります。  130ページ、131ページをお開きください。  14節工事請負費は、現中道北小学校の既存校舎の解体工事費であります。  3項中学校費1目学校管理費につきましては、中学校11校の維持管理及び保健給食などに係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、城南中学校通学橋耐震補強工事に係る維持管理費の工事請負費の減によるものであります。  12節委託料は、学校ネットワーク保守業務、警備業務、給食調理業務及びGIGAスクール構想の推進に伴う1人1台端末の配備に対応するためのヘルプデスク業務委託料が主なものであります。  13節使用料及び賃借料は、教員の多忙化改善のための高速フルカラープリンター賃借料が主なものであります。  14節工事請負費は、富竹中学校屋内運動場屋根防水改修に係る工事費が主なものであります。  17節備品購入費は、教員の多忙化改善のための留守番電話等の校内備品の購入が主なものであります。  18節負担金補助及び交付金は、山梨県統合型校務支援システムの負担金が主なものであります。  2目教育振興費につきましては、中学校の学習環境の整備及び教育活動への支援などに係る経費、教育研修所等の運営に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、学習指導員及びスクール・サポート・スタッフの配置に係るサポートティーチャー事業費の報酬の増によるものであります。  1節報酬は、外国語指導助手、特別支援教育支援員、自立支援カウンセラー、スクールソーシャルワーカー及び新型コロナウイルス感染症対策として配置する学習指導員、スクール・サポート・スタッフの報酬が主なものであります。  132ページ、133ページをお開きください。  10節需用費は、教科書改訂に伴う教師用指導書の購入のための消耗品費が主なものであります。  13節使用料及び賃借料は、タブレットパソコンの賃借料が主なものであります。  19節扶助費は、要保護及び準要保護生徒への就学援助費が主なものであります。  3目学校建設費につきましては、中学校老朽化リニューアル事業に係る経費であります。  続きまして、4項高等学校費1目高等学校総務費につきましては、一般職給与費及び甲府商業高校の教職員給与費等に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、教育職給与費の減によるものであります。  2目学校管理費につきましては、施設の維持管理及び運営に係る経費であります。  134ページ、135ページをお開きください。
     10節需用費は、消耗品費及び光熱水費が主なものであります。  12節委託料は、学校案内等作成業務、警備業務の委託料が主なものであります。  3目教育振興費につきましては、学習環境の構築や教育活動に係る経費であります。  12節委託料、13節使用料及び賃借料は、パソコン機器の保守及び賃借料が主なものであります。  続きまして、6項専門学校費1目専門学校総務費につきましては、一般職給与費のほか甲府商科専門学校の教職員給与費等に係る経費であります。  136ページ、137ページをお開きください。  2目学校管理費につきましては、施設の維持管理及び運営等に係る経費であります。  12節委託料は、校内清掃業務、警備業務の委託料が主なものであります。  3目教育振興費につきましては、学習環境の構築や教育活動に係る経費であります。  12節委託料、13節使用料及び賃借料は、パソコン機器の保守及び賃借料が主なものであります。  続きまして、7項社会教育費1目社会教育総務費につきましては、一般職給与費のほか、成人の日のつどいの開催、生涯学習の振興及び放課後子供教室推進事業に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、一般職給与費の減であります。  138ページ、139ページをお開きください。  12節委託料は、放課後子供教室運営費が主なものであります。  2目文化振興費につきましては、史跡の保存・整備推進のための発掘調査や、史跡武田氏館跡整備事業、史跡武田氏館跡歴史館管理運営事業、文化芸術推進事業等に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、甲府城下町遺跡調査に係る文化財保護費の委託料及び史跡武田氏館跡整備事業費の公有地化事業に伴う補償補填及び賠償金の減であります。  12節委託料は、原因者負担による発掘調査委託料が主なものであります。  14節工事請負費は、梅翁曲輪ゾーン整備工事費が主なものであります。  18節負担金補助及び交付金は、甲府市文化協会への補助金及び甲府市文化財保存活用地域計画策定に係る負担金が主なものであります。  3目公民館費につきましては、一般職給与費のほか、市内9か所の公民館の維持管理及び運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、一般管理費の工事請負費の減であります。  140ページ、141ページをお開きください。  12節委託料は、各公民館の清掃業務、管理運営業務委託料が主なものであります。  14節工事請負費は、南西公民館の受変電設備改修の工事費が主なものであります。  4目図書館費につきましては、一般職給与費のほか、市立図書館の管理運営及び蔵書整備に係る経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、図書館管理運営費の会計年度任用職員の人件費の増によるものであります。  12節委託料は、図書館情報管理システムの保守業務及び施設の清掃・管理運営業務の委託料が主なものであります。  13節使用料及び賃借料は、図書館情報管理システム機器の賃借料が主なものであります。  17節備品購入費は、図書の購入費であります。  5目総合市民会館費につきましては、総合市民会館の施設の維持管理及び運営に係る経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、総合市民会館管理運営費の工事請負費の減であります。  12節委託料は、指定管理料であります。  14節工事請負費は、芸術ホール照明設備ボーダーライト等の更新工事費であります。  142ページ、143ページをお開きください。  続きまして、8項社会体育費1目社会体育総務費につきましては、一般職給与費のほか、甲府市スポーツ推進委員報酬等の経費であります。  2目体育振興費につきましては、市民を対象としたスポーツ普及のための事業や、競技力向上を目的としたスポーツ選手の育成、市民体育大会等の各種大会の開催に係る経費であります。  12節委託料は、各種スポーツ振興事業等の委託料であります。  18節負担金補助及び交付金は、甲府市スポーツ協会への補助金が主なものであります。  3目学校開放費につきましては、スポーツ振興のための小学校・中学校施設のグラウンド、体育館の開放等に係る経費であります。  13節使用料及び賃借料は、市内29か所の社会体育用夜間照明施設のLED化等整備に伴う賃借料であります。  4目体育施設費につきましては、緑が丘スポーツ公園、青葉・東下条スポーツ広場等の施設の維持管理及び整備に係る経費であります。  12節委託料は、緑が丘スポーツ公園、青葉・東下条スポーツ広場の指定管理料が主なものであります。  以上、教育委員会所管の予算内容につきまして、主なものを中心に御説明させていただきました。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 46: ◯荻原委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある委員の方は挙手をお願いいたします。                  (質問内容を聴取) 47: ◯荻原委員長 それでは、順番に従いまして、山田(弘)委員、発言をお願いします。  山田(弘)委員。 48: ◯山田(弘)委員 よろしくお願いします。  生徒指導アドバイザーが1名、自立支援カウンセラーが2名、スクールソーシャルワーカーが1名、各あすなろ学級の教室に6名ということは2名ずつということですね。これ確認です。 49: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 50: ◯寺田学校教育課長 あすなろ学級の講師につきましては、各級に2名ということで間違いありません。  以上です。 51: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 52: ◯山田(弘)委員 このほかには、自立支援カウンセラーとスクールカウンセラーは同じでしょうか。 53: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 54: ◯寺田学校教育課長 スクールカウンセラーにつきましては、学校教育課内におりまして、学校等の要請に基づいて派遣する形で相談活動を行っております。自立支援カウンセラーにつきましては、これは教員のOBという形で、心理相談に限らず学校教育全般について相談を受けるという形で、教育研修所内に2名配置をしております。  以上です。 55: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 56: ◯山田(弘)委員 分かりました。いろいろ名前がついていますけど、生徒に対してのいろいろな要件に合わせていると思うんですけれども、この仕事の内容というのは、また個々、それぞれ違うわけですよね。連携をし合ってという状況の中で行っていらっしゃるとは思うんですけれど、ただ、仕事の内容という状況が細かく違うところがあるので、私が何回も言っていますスクールソーシャルワーカー、これが1名というのはかなり少ないという状況で、教えていただきたいのは、先生のOBとOBではない割合というのはどのぐらいあるんでしょうか。 57: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 58: ◯寺田学校教育課長 学校教育課内の生徒指導の専門スタッフの内訳ということですが、まずスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーは教員OBではございません。自立支援カウンセラー、生徒指導アドバイザーにつきましては教員OB、あすなろの指導講師につきましても教員OBという構成になっております。 59: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 60: ◯山田(弘)委員 ほとんど経験者ということですよね。そういう人でなければできませんものね。その中で、私、しつこいようですけれど、スクールソーシャルワーカーが1名は少ないので、増やしていただきたい。これは要望にしておきます。  それと、あすなろ学級ですけれど、コロナ禍やいろいろな状況の中で、学校に行けなかったり、休みが多かったりしたのですが、あすなろ学級が3か所にあって、令和元年度の実績等を見ますと、本級が17名、東分級が12名、南分級が9名という状況になっていますけれど、やはりこういうところの重要性というのがありますので、私は西部にもう1級、穴切庁舎にもう1級欲しいということと、それと、退職なさったOBの先生がいいとか悪いとかというのではなくて、やはりこういう時代だからこそ、現役の先生を1名ずつでも配備して、復帰に向けてというか、学校に戻るための相談等をしていただける先生が欲しいと。韮崎市にありました山梨県のこすもす教室には現役の先生がいらっしゃったという話も聞きますし、そんなところを考えて、令和3年度、行っていただければと思いますので、これもまた要望で、お願いいたします。  この件に関しては以上です。  それから、甲府市立図書館に関してです。  甲府市立図書館ですけれど、現地調査に行かせていただいて、これも令和2年12月定例会に質問しましたけれど、令和3年度にどのぐらい反映されているのか。その内容については、やはり事務室、まあ、閲覧室など、そういう図書館のほうはいいんですけれど、職員の事務室のじゅうたんが剥がれていてつまずきやすくて、暗くて寒くて、何か三拍子そろっているような状況でしたが、その辺は、令和3年度予算の中でどのように計上されていのでしょうか。 61: ◯荻原委員長 本田図書館長。 62: ◯本田図書館長 昨年の12月定例会で御指摘いただきました甲府市立図書館の事務室の環境整備の点ですけれど、昨年12月の時点で、蛍光灯の取替えであったり、また床面につきましては、フリーアクセスフロアですので調整が利くということで、そちらの調整をいたしましたり、かなり12月の段階で実施をいたしました。  そして空調設備等につきましても、新型コロナウイルス感染症の関係の補正予算で、今年度に予定しておりました部品交換について、前倒しで、先日、工事が済んだというような状況でございまして、ほぼ終わっている状況でございます。  事務室とは関係ないのですけれど、館内の照明の交換費用につきましては、令和3年度の予算に計上している部分がございます。  以上です。 63: ◯荻原委員長 山田(弘)委員。 64: ◯山田(弘)委員 分かりました。納得できましたので、ありがとうございました。  以上です。 65: ◯荻原委員長 続きまして、木内委員、お願いします。 66: ◯木内委員 よろしくお願いいたします。  まず、図書館費に関して伺いたいと思います。  令和2年9月定例会で、甲府市立図書館サービスの充実を求める請願が採択されております。その中で、図書館司書、図書館の皆さんの働き方の見直しや、さらなる研修、閉館時間の検討、公民館の図書館に司書の巡回を増やすことやネットワーク化の検討、図書館の人員の確保、司書資格を持っている職員の配置ということなどを求めていますが、それらに関して、令和3年度の予算でどのようなことが予算化されているでしょうか。 67: ◯荻原委員長 本田図書館長。 68: ◯本田図書館長 ただいま何項目か挙げていただきました、甲府市立図書館サービスの充実ということに関しての予算に関わる部分ということになりますと、やはり司書の関係になるかと思いますが、現在、司書が1名減の状態で今年度は運用しておりましたので、これにつきましては、令和3年度は27名確保ということで、一名、現在、足りない状況ですので、募集をしまして、面接といった採用事務を行っているところでございます。  そして研修につきましては、山梨県公共図書館協会の研修がやはり中心になりますので、研修費というような形での新規の計上はございません。  以上でございます。 69: ◯荻原委員長 木内委員。 70: ◯木内委員 そうしましたら、予算の中ではないですけれども、その請願に盛り込まれております内容で検討などを進めていこうというようなことはいかがでしょうか。 71: ◯荻原委員長 本田図書館長。 72: ◯本田図書館長 開館時間の圧縮、それから公民館への司書の派遣、そして職員の司書資格の取得、そういったことにつきましては、令和3年度から、今、新型コロナウイルス感染症の関係で、制限付きの開館という状況がございまして、通常の開館ができてないんですけれども、そういった状況が緩和された以降に実施する予定でございます。 73: ◯荻原委員長 木内委員。 74: ◯木内委員 その請願の中にあった件、令和3年度にぜひ検討して進めていただければと思います。  さらに、その中で、公民館の図書館のネットワーク化も進めてほしいという要望もありましたが、その点の検討はいかがですか。 75: ◯荻原委員長 本田図書館長。 76: ◯本田図書館長 ネットワーク化につきましては、請願に対する処理経過及び結果の報告の中でも若干触れたんですけども、やはりまずは各公民館図書室の書架の充実といったところが重要になるかと思いますので、まずはそこに司書を派遣いたしまして、書架の整理と、それから、既に一部実行しておりますけれども、図書館の本の移管をいたしまして、公民館図書室の図書の充実を図っているところでございます。  以上です。 77: ◯荻原委員長 木内委員。 78: ◯木内委員 民生文教委員会の中で閉会中調査をした際に、甲府市は、正規の職員、司書の資格のある正規の職員が少ないということがありました。来年度、その正規の職員の比率などはいかがでしょうか。 79: ◯荻原委員長 本田図書館長。 80: ◯本田図書館長 正規職員が6名でございますが、うち司書資格を持っている者が、今、私1名ということになっております。それ以外の職員につきましては、研修制度等を利用いたしまして取得をするように促していくという予定でおります。  以上です。 81: ◯荻原委員長 木内委員。 82: ◯木内委員 正規職員の司書資格を持った方の比率を増やしていただきたいと、そのこともお願いをいたします。  もう一点、バリアフリー化というか、目の不自由な方に対しての対応、できれば文字等を拡大できるような機械の導入というようなことですが、その点の御検討はいかがでしょうか。 83: ◯荻原委員長 本田図書館長。 84: ◯本田図書館長 読書バリアフリー法に係る視覚障がい等がある方への対応でございますけれど、法律の趣旨といたしましては、そうした拡大読書器のような機器の導入と、あわせてアクセシブルな書籍ということで、電子書籍であったり、文字の大きな書籍の導入といったことを進めておりまして、現在、当館におきましては、大活字本と申しますけれど、そういった大活字本の充実に努めております。拡大読書器につきましては、現在のところ御要望が特にございませんので、その辺の需要はさほどないのかという判断のもとに、新年度予算には計上はございません。  以上でございます。
    85: ◯荻原委員長 木内委員。 86: ◯木内委員 また来年度、様々御検討いただいて、市民の皆さんが本に親しめる環境を充実させていただきたいということをお願いいたしまして、甲府市立図書館に関する質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。  そうしましたら、就学援助制度の件に関して伺いたいと思います。  やはりコロナ禍の影響を受けて、就学援助を受けている方が増えているということですが、来年度の予算は何%を見込んで予算を立てているのでしょうか。 87: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 88: ◯内藤学事課長 令和3年度予算の就学援助率ということですけれど、令和2年度の予算が、まず9.71%で見込みました。令和3年度につきましては10.28%です。令和2年度の実績も伸びておりますので、伸びた形での援助率とさせていただいています。  以上です。 89: ◯荻原委員長 木内委員。 90: ◯木内委員 伸びているというところ、実績から、増やして予算を組んでいるというところに対しては、ありがとうございます。毎回言っているんですけれど、就学援助におけるクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の3項目もぜひ検討していただきたいんですが、その点はいかがでしょうか。 91: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 92: ◯内藤学事課長 就学援助におけるクラブ活動費、生徒会費、PTA会費につきましては、現在、その3品目を支給している自治体が全国でも2割程度にとどまっています。そのことから、本市におきましては支給対象とはしておりません。今後も他都市の動向を注視していきたいと考えております。  以上です。 93: ◯荻原委員長 木内委員。 94: ◯木内委員 子どもたちが経済的な理由でいろいろなことを諦めなければならないと、部活動などのこともあると思うんですが、そういうことを解消していくためにも、ぜひその検討をまたしていただきたいと、これも要望をして終わります。  次、教員の多忙化の解消に関して伺いたいと思います。  様々、多忙化解消に向けて、対応策、留守番電話機を導入するなど、されているというところですけれども、来年度、多忙化の改善に向けての主な内容を説明いただけますでしょうか。 95: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 96: ◯内藤学事課長 令和3年度の多忙化改善への取組といたしましては、留守番電話機につきまして、小中学校36校に各1台を導入していく予算を計上しております。  また、高速カラープリンターが多忙化解消に有効ということでありますので、もう段階的・計画的に導入してはいるんですけれど、令和3年度につきましても、小学校5校、中学校5校分の予算を計上しております。  以上です。 97: ◯荻原委員長 木内委員。 98: ◯木内委員 多忙化解消ということになるのか、業務軽減の中で、令和2年度の夏休みの閉庁日というようなことがあったかと思うんですが、今年はコロナ禍によって夏休みの期間が短縮してしまったんですけれども、その夏休み中の学校の閉庁日ということは実施されたのでしょうか。そして来年度はどのようにするお考えでしょうか。 99: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 100: ◯寺田学校教育課長 学校閉庁日ということになると思いますけれども、今年度も年度当初、8月のお盆の週、8月12日から8月14日まで予定しておりまして、この期間は、学校のほう、授業日ではありませんでしたので、そのまま学校閉庁日としております。  来年度につきましても、同様にお盆の週になりますけれど、8月10日火曜日から8月13日金曜日までを学校閉庁日という形で、職員は基本的に、日直等を置かずに閉庁日を予定しております。  以上であります。 101: ◯荻原委員長 木内委員。 102: ◯木内委員 日直も置かないということで、少しでもそれが軽減になるかと思います。  それで、昨年は変形労働時間制ということが話題になっていたんですけれど、その辺のところは、来年度、何か変化があるのでしょうか。 103: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 104: ◯寺田学校教育課長 これにつきましては、令和元年の12月に、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法が改正されまして、その中で、いわゆる夏休み等の休日のまとめ取りを可能にするということで、1年単位の変形労働時間制が可能となりましたけれど、この令和2年7月に、文部科学省から出ております通知の中で、この適用については、実施の可否は、県費負担教職員である小中学校の教員は山梨県から給与が出ていますので、県費負担教職員については、都道府県において条例を整備するものという規定がありまして、現時点で山梨県では条例等はまだ整備されてないということですので、山梨県の動向を注視しながら、各市町村でどうするかというのは次の段階になるかと思います。  以上であります。 105: ◯荻原委員長 木内委員。 106: ◯木内委員 多忙な期間と、多忙でない期間ということで、労働時間、多忙なときは10時間まで可能にするというような法律だったと思うんですけれども、そうなると、本当にその期間が非常に多忙になってしまうというところでは、導入すべきでないと思っておりますので、その意見を述べたいと思います。  そして、職員の多忙化解消の中で、小学校の先生、1日6校時、授業がある中で、丸々6校時全部授業を持っているという先生がいらっしゃると伺っていて、非常にそれが大変だと伺っておりますが、そういう点で、例えば1日に持つ授業を減らしていくというような方向性というのは来年度はいかがでしょうか。 107: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 108: ◯寺田学校教育課長 小学校におきましては、特に低学年は基本的に担任が全ての授業をというような、これは、子どもの発達段階に応じて1人の教員が長く関わるほうがいいということがあると思いますけれど、特に小学校低学年の担任を受け持つ先生方は、1校時から5校時、6校時まで教えるような状況があります。  ただ、この教員の配置につきましては、国が教員の学級数に応じた教員の配当の標準というものを決めておりまして、これに基づいて、各県が、この学級に応じた教員の配置基準を決めております。この辺が変更されないと、なかなか一気に定数が変わるということは難しい状況でありますけれど、山梨県が、それ以外の加配措置ということで、一定の条件を満たす学校には加配しておりますので、これについては、従来から甲府市としましても山梨県に強く加配の増員等を要望しております。これによって、小学校低学年の担任を受け持つ先生方が、特に1日終日授業をするような状況が解消されるかどうかということはまた変わってくると思いますが、これと別に、本市のほうでは市費負担教職員等、あるいは特別支援教育支援員等を配置して、教員の業務を軽減するような人材の配置はさせていただいているところであります。  以上です。 109: ◯荻原委員長 木内委員。 110: ◯木内委員 ぜひ、フルで5校時、6校時まで受け持つというような状況を少しでも改善していただければと思いますので、その点は要望して、質問を終わります。ありがとうございました。 111: ◯荻原委員長 続きまして、中村委員、お願いします。  中村委員。 112: ◯中村委員 お願いいたします。小学校・中学校の老朽化リニューアル事業費についてお聞きをしたいと思います。  学校施設は、子どもたちの学習・生活の場であり、機能的な施設環境を整えるために、現在、学校施設老朽化リニューアル計画に基づき、老朽化施設のリニューアルを行っておりますけれども、この事業内容と来年度の計画について教えていただきたいと思います。 113: ◯荻原委員長 穐山教育施設課長。 114: ◯穐山教育施設課長 小中学校老朽化リニューアル事業につきましては、平成27年度から平成29年度まで、校舎、屋内運動場の屋上・外壁等の大規模な改修を行ってまいりましたが、平成30年度は、国の交付金が不採択であったため、事業を見送りました。これを受けまして、令和元年度からは、交付金の採択順位で上位にあるトイレの洋便器化、床のドライ化などトイレのリニューアルに特化し、交付金の採択を受ける中で事業を推進しております。令和3年度は、千代田小学校及び東中学校校舎のトイレリニューアル工事を行う予定であります。  以上であります。 115: ◯荻原委員長 中村委員。 116: ◯中村委員 文部科学省から学校のリニューアル化というのは、通知が出されて、平成27年度から平成29年度までは大規模な改修を行い、平成30年度は予算化されなくて見送りされたという中で、今度はトイレ等リニューアルを行っているということです。文部科学省からは平成27年に通知が出されたと思うんですが「学校施設の改築までの平均年数は、鉄筋コンクリート造の場合、おおむね42年となっているが、実際の学校施設の物理的な耐用年数は、適切な維持管理がなされ、コンクリート及び鉄筋の強度が確保される場合には70年~80年程度、さらに、技術的には100年以上持たせるような長寿命化も可能である。」ということで、学校を壊さずに、上手に使っていってくださいねというような通知だと思うんですが、このことは認識をしております。  今後においても、今、お答えがありましたとおり、国からの交付金の選択分の、いろいろな方針を見極めながら、これは行っていかなければならないことですけれど、しっかり私どもも、これは安定した財源でできるように国のほうにも要望していきたいと思っております。  そうはいっても、この事業、安全で安心な施設環境の確保のために、リニューアル事業の継続をお願いするとともに、またできれば、体育館のリニューアルを行う際は、エアコン設置の検討もぜひお願いをしたいと思います。  この質問は以上です。  続きまして、7項社会教育費5目総合市民会館費の総合市民会館管理運営費をお聞きしたいと思います。  来年度、1億1,050万2,000円の計上をされておりますが、この予算の詳細を教えていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 117: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 118: ◯板山生涯学習室長 総合市民会館管理運営費の内訳ですけれども、指定管理者に支払う委託料が1億877万4,000円、そのほかに、工事請負費としまして、芸術ホールの照明器具の劣化に伴う工事が159万5,000円となっております。  以上です。 119: ◯荻原委員長 中村委員。 120: ◯中村委員 約159万円は、照明器具の交換ということですね。この照明器具については、オープン当初から、多分、替えていないのかなと思いますが、この音響機器や照明機器のシステム、また器具・器材については、どうしても、長年使っていると、耐用年数というものもあるんですが、このような専門的な機器に関しては、定期的に適切な整備・点検・管理を行うことによって寿命を延ばすことができます。先ほど学校のリニューアル化のこともお聞きしましたけれども、できれば、こうやって一度に予算を取るのではなくて、今後においては、機器等の長寿命化、これを図るために、年次的に計画をつくっていただいて予算を計上していただければありがたいと思いますので、これは要望して、質問を終わります。  以上です。ありがとうございます。 121: ◯荻原委員長 次に、寺田委員、お願いします。  寺田委員。 122: ◯寺田委員 私からは、まず学校給食費についてお伺いしたいと思います。  これについて、小中学校合わせて合計7億6,200万円ほどの予算が計上されておりますけれども、甲府市教育委員会、学校というものはそもそも特殊な組織で、学校給食費というものはなかなか分かりにくい部分があると思うんですが、まず、この学校給食費については何に使われているのか御説明ください。 123: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 124: ◯内藤学事課長 この学校給食費、小学校が5億5,518万4,000円、中学校費で2億699万9,000円でありますけども、こちらにつきましては、調理をする人件費の委託が主なものであります。  以上です。 125: ◯荻原委員長 寺田委員。 126: ◯寺田委員 調理をするための委託料、人件費ということで、ではそうすると、食材や、給食の献立メニューに関しての費用、つまり各学校で、今、御父兄から徴収させていただいている学校給食費は含まれてないという理解でよろしいでしょうか。 127: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 128: ◯内藤学事課長 保護者からの学校給食費につきましては、まず学校給食法の規定により、学校給食の実施に必要な施設・設備、人件費は、設置者である本市が負担をすることになっております。それ以外の経費については保護者負担となっていますので、学校給食費の保護者から頂いている食材分は、一般会計では見ておりません。なので、ここでの予算計上はしてない状況であります。  以上です。 129: ◯荻原委員長 寺田委員。 130: ◯寺田委員 ということは、給食のメニューの内容、献立ですとか食材については甲府市学校給食会で管理をしているので、甲府市としては特に言えないことになってしまうのでしょうか。 131: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 132: ◯内藤学事課長 甲府市学校給食会の予算・決算での記載になりますので、こちらのほうでは記載をしてないという形になります。また給食メニューに関しましても、甲府市学校給食会のほうで献立作成委員会というものを開いて行っているんですけれども、それに関しては、本市教育委員会の学事課の職員、管理栄養士も参加をしていますし、学校配置の栄養教諭も参加しているということにはなるんですけれども、この一般会計ということではございません。  以上です。 133: ◯荻原委員長 寺田委員。 134: ◯寺田委員 ということで確認はできましたが、その甲府市学校給食会の献立作成委員会の中には、当然、本市で計上している、給与を払っている職員の方々、本市教育委員会の職員や管理栄養士等もそこで話ができるというところで言うと、一応予算の範囲での活動の一部というところでお話しさせていただきます。献立、昨年はコロナ禍ということで、メニューも少し食品数を減らして対応していただいたというところで、まだ引き続きコロナ禍ではありますけれども、やはりそういった中で、子どもたちの栄養バランスについて十分配慮していただきたいですし、また様々な量、小学生・中学生、本当に成長期で、食べる量というものもばらばらという中で、どうやってその量の配分をしていくかですとか、食品ロスというところで、同じ学校給食費を頂いているけれども、余るものもあれば、足りない子たちもいるというところでの対応、そしてまた、あわせて地産地消、山梨県産の食材を使ってなるべく学校給食をつくっていくということに関して、甲府市としてはどのように取り組むのかということはいかがでしょうか。 135: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 136: ◯内藤学事課長 まず、小学校給食のメニューに関しましては、小学校の栄養教諭が中心となってメニューを考えています。中学校に関しましては、本市教育委員会の学事課にいます管理栄養士が中心となってメニューを考えております。  その中で、献立は、主食、主菜、副菜、汁物をバランスよく仕上げるというようなことを心がけて、また地産地消の関係もありますので、旬の食材を取り入れながらということに気を遣いながら、給食メニューを作成しているところであります。  以上です。 137: ◯荻原委員長 寺田委員。 138: ◯寺田委員 あまり細かいことは所管事項で聞きますけれど、こういう様々な課題等をしっかり認識していただいて、児童・生徒、そして保護者、また生産者等の御意見も聞く中で、献立等に反映させていただければと思っております。  この点に関して、今度、公会計になるということで、再来年度を目指して公会計にしていくということで、そうすると、この公会計も、今度は、甲府市の会計に入ってくるということで、直接的な管理ができていくということで認識してよろしいでしょうか。 139: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 140: ◯内藤学事課長 令和4年の4月から公会計を予定しております。令和4年度の予算には、その食材費についても計上していく予定となっております。  以上です。 141: ◯荻原委員長 寺田委員。 142: ◯寺田委員 大変理解できました。  現状でいきますと、この7億6,200万円ほどは設備、また調理の人件費ということで先ほどお伺いしました。その調理に関しては事業者に委託をしているということですけど、その選定方法について教えてください。 143: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 144: ◯内藤学事課長 調理委託業者の選定につきましては、まず小学校につきましてはプロポーザル方式で業者を決定しております。中学校に関しましては、給食室が中学校にないことから、給食センターを持っている事業者でないと請けることができません。そのため、県内にはその業者が1社しかございませんので、随意契約というような形で選定をしております。  以上です。 145: ◯荻原委員長 寺田委員。 146: ◯寺田委員 小学校に関してはプロポーザル方式、中学校に関しては1社しかないので随意契約ということで、なかなか市場原理が働きにくいというか、もともとそういった業者が限られているというところもありますけれど、特に中学校に関しては1社しかないということで、そこの業務管理というか、適材適切な業務体系、そして商品提供というのがなかなか難しいと思うんですけど、その辺に関して、甲府市はどのように指導・管理されているでしょうか。 147: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 148: ◯内藤学事課長 中学校に関しましては、日々、本市教育委員会にいます管理栄養士等がその現場に行きまして、衛生管理や異物混入等の監視をしています。また、その監視の状況を業者と常にやり取りを行う中で、衛生管理などの徹底を図っているというような状況です。
    149: ◯荻原委員長 寺田委員。 150: ◯寺田委員 甲府市としては万全に指導・管理していただいているとは思いますけど、そうはいっても、事実、残念ながら、昨年、城南中学校ですよね、異物混入が発生してしまったということもあります。  1社しかないということは、ほかの衛生食品ですと、業務停止だとか、いろいろそういう方法も取れるけれど、1社しかないと、それを止めてしまうと、なかなかそれも難しいという状況も出てきますし、これはもう本当に重々承知だとは思いますけれども、やはり安全管理、そしてまたその事業者の、かといって、あまりプレッシャーをかけますと、働いている人たちも、より大変になって、そしてまた変なミスをしてしまうようなこともあるので、ぜひこの辺は、何とか万全を期していただきたいですし、また小学校の委託業者とも連携を取りながら、何とかうまい方法を研究していっていただきたいと思います。いかがでしょうか。 151: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 152: ◯内藤学事課長 異物混入防止に対しての取組につきましては、例年、研修会を開きまして、調理員等の関係者の意識の醸成などを図ったり、作業工程の確認を行うようにはしています。令和3年度に関しましても、研修や、その確認作業を行います。それとともに、またその業者の責任者に作業工程等の確認をさらにしまして、また、それをしているかどうかというヒアリングを常に行うような取組を考えております。  また、研修会以外にも、危機管理意識を醸成することは重要であると考えておりますので、常に本市教育委員会からは調理業者に向けて、その意識を持てるような取組を行っていきたいと考えております。  以上です。 153: ◯荻原委員長 寺田委員。 154: ◯寺田委員 ぜひそのように取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、学校危機管理体制整備事業費についてお伺いします。  これについて、3項2目で中学校のみの記載になっておりますが、先ほどの説明だと、2項1目の13節の使用料及び賃借料で、小学校の防犯カメラの賃借料も含まれていたんですが、以前、令和元年12月定例会本会議でも、その防犯カメラをはじめ、リスクマネジメントとクライシスマネジメントをしっかり行っていただきたいというお話をさせていただいたんですが、本年度の取組、中学校でしか、その事業費は明確に計上されてないんですが、どのようにされるかお答えください。 155: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 156: ◯寺田学校教育課長 ただいま御質問のありましたところですけれども、学校危機管理体制整備事業費ということで、中学校費に計上されておりますけれども、この内容は、いじめや不登校、暴力行為、あるいは虐待等の危機が発生したときに、それをサポートする人材の配置ということでして、例えば、先ほども御質問が出ましたけど、生徒指導アドバイザー、自立支援カウンセラー、発達相談員等々の人材の費用ということでして、実際には事例に応じて小学校のほうにも派遣はできますけれども、この費用自体はそのような費用ということになっております。 157: ◯荻原委員長 寺田委員。 158: ◯寺田委員 承知しました。人材のほうの事業費はこれで計上されている。それでは、実際、そのハード面というか、防犯カメラやその他の対策費については、どこで計上されて、どのような対策をされているんでしょうか。 159: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 160: ◯内藤学事課長 防犯カメラとその他の対策ということでございますけども、10款2項の小学校費の学校安全安心推進事業費がございまして、そこに防犯カメラと、新小学校1年生に防犯ブザーを配布しているんですけれども、その費用を計上しています。  以上です。 161: ◯荻原委員長 寺田委員。 162: ◯寺田委員 理解できました。ぜひハード・ソフト両面から子どもたちの安全・安心を守るように取り組んでいただければと思います。ここは確認できたので、承知しました。ありがとうございました。  最後に、7項2目文化振興費についてお伺いしたいと思います。  こうふ開府500年、そして信玄公生誕500年ということで、様々な事業をされていると思います。それで文化振興費には、開府500年甲府の歴史を学ぶ事業費、また文化財保護費も計上されておりますけれども、開府500年と言いますけれども、確かに甲府ができてから500年であるんですけれど、この甲府の地には、それ以前から脈々と歴史があって、文化財があってというところであると思うんです。500年と言うけれど、500年以前の歴史、特に開府に関わる武田の館とか、それ以降の甲府城は、すごい予算もついていろいろ事業があるんですが、それ以前のものに関して、どれぐらいの予算をつけて、どういった整備をしているのかお聞かせください。 163: ◯荻原委員長 田中歴史文化財課長。 164: ◯田中歴史文化財課長 500年以前の歴史につきましての予算ということでございますが、予算額ということを言いますと、御指摘のとおり、武田氏館跡というのは規模が大きいものですから目立てますけれども、文化財保護費の中では、発掘に係る事業というものがメインになっております。また、開府500年甲府の歴史を学ぶ事業の中では、文化財全般の活用、また啓発事業という形で計上しているわけですけれども、具体的に、500年以前の事業というものについてというよりは、与えられた予算でございますので、これを効果的に、効率的に使おうということを私どもは考えておりまして、予算以外ということで、職員が汗をかいていくという考えで行っております。  具体的に申しますと、武田氏館跡だけではなく、点在する文化財を顕在化しようということで、昨年度から実施しております甲府三ヶ寺の宝物公開というものがございます。今年度も、和田町や桜井町の寺院3か所で公開いたしまして、1,000人以上の方が訪れましたので、来年度につきましても、そういった事業を、予算はないけれども、行っていきたいと考えております。  また、文化財の特別職の報償費という形であるんですけども、指定文化財の指定ということを地道に行っておりまして、今年度も3件、甲府市文化財調査審議会から指定相当という答申を受けております。その中の1つに、室町時代、15世紀の、朝日町にございます六面石幢という、高さが3メートル以上あるものもあるんですが、そういった地道な作業を継続しまして、文化財の顕在化ということも図っております。  また、出前講座というものがございまして、今年度からは「私の地域・歴史探訪」という非常に貴重な本をつくっていただきましたので、それを基に出前講座も実施をしているところです。残念ながら、期待したほど、コロナ禍の影響もありまして、それを活用しての出前講座というのはございませんでしたが、今年度につきましても、池田地区、甲運地区、中道地区、また伊勢地区については講座を実施しました。実施するに当たりましては、文化財主事が時間をかけて調査をして、開催をしている状況でございます。  また、来年度につきまして、今年度3月からになりますけれども、観光タクシードライバーの養成講座というものを、甲府市観光協会ともタイアップしておりますので、そういったところで、中道往還を含めた事業等を実施していきたいと考えております。  以上でございます。 165: ◯荻原委員長 寺田委員。 166: ◯寺田委員 お金は出せないけど汗をかくということで、聞いているこちらが涙が出るというところでお話を聞かせていただきました。  そうはいっても、甲運地区も、歴史のそういった勉強会や探訪を開催していて、関心が高まると、余計、その場を見たくなる。この間も株式会社日本ネットワークサービスから連絡があって、甲運地区に川田の館というのがあるらしいんですけど、現場取材に行ったんだけど、どこだか分からないんだけどみたいなことを言われて、取材してくれるのはありがたいんだけど、結局、関心を持っても、どこにあるか分からないところもあるので、やっぱり最低限の案内板だったり、現地へ行ったときに、ただ看板があるだけではなくて、最近はQRコードなど、様々な工夫、これは観光にもつながる話ですけれど、同じ看板でも、QRコードなどにより、例えば動画が見られる、歴史が見られる、それに関連するサイトにアクセスできるなど、文字ばかり同じ看板にいっぱい書いても、それは仕方がないんですけれど、ただ、工夫をすれば、同じ経費でより深い知識が得られる、そして興味が得られるということもできると思うので、もちろん汗だけではなくて、そういった技術、工夫を使っていただいて、限られた予算の中で行っていただきたいと思います。  具体的には、決算審査特別委員会で、度々、川田の館について私は触れてきましたが、今年度は行う予定ですかとまでは聞かないですけれども、今言ったことを含めて、最後、一言まとめていただければと思います。 167: ◯荻原委員長 田中歴史文化財課長。 168: ◯田中歴史文化財課長 貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。具体的にすぐできるということではないんですけれども、今考えているのは、甲府市ウォーキングマップというものが、31地区、ございます。こちらのほうを令和2年度に改訂したばかりでございますけれども、地域に行ってお話を聞きながら、このウォーキングマップの中に文化財をどう落とし込んでいくかということを考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 169: ◯荻原委員長 寺田委員。 170: ◯寺田委員 皆さんの熱意は十分伝わりましたので、汗プラス僅かのお金を足せるように我々も応援していきたいと思いますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。  質問を終わります。以上です。ありがとうございました。 171: ◯荻原委員長 それでは、ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午後 零時02分 休 憩        ───────────── ・ ─────────────                午後 1時00分 再開議 172: ◯荻原委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  一般会計歳出第10款教育費の審査を続行いたします。  ここで、先ほどの寺田委員の質問に対しまして、田中歴史文化財課長より発言をしたい旨の申出がありますので、これを許可します。  田中歴史文化財課長。 173: ◯田中歴史文化財課長 先ほどの甲府市ウォーキングマップにつきまして、補足説明をさせていただきたいと思います。ウォーキングマップの作成は福祉保健部の事業でございますので、私どもといたしましては、改訂時などに、地域の文化財を載せていただけるよう協議、働きかけをしていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 174: ◯荻原委員長 寺田委員、いかがですか。 175: ◯寺田委員 ぜひ連携して行っていただければと思います。 176: ◯荻原委員長 それでは、望月委員お願いします。  望月委員。 177: ◯望月委員 よろしくお願いします。  最初は、2項1目、3項1目の小学校管理費、中学校管理費についてお伺いをします。  これ、例年聞いているんですけれども、余裕教室がこれまでないということで御答弁をいただいておりました。地域の活用とか、いろいろな部分でこれまで提案させていただいてきたんですけども、令和2年度の余裕教室、また令和3年度の予定も含めて、余裕教室の状況についてお伺いしたいと思います。 178: ◯荻原委員長 樋口総務課長。 179: ◯樋口総務課長 令和2年度及び令和3年度の見込みでございますけれども、各学校では、授業の用に供していない普通教室につきましても、学習方法、指導方法の多様化に対応するためのスペースとして有効活用が図られておりますので、現状、余裕教室はないという状況でございます。 180: ◯荻原委員長 望月委員。 181: ◯望月委員 余裕教室がないことは、いろいろなことで活用されているということで理解をさせていただきますし、今定例会本会議での最初の市長からの説明のときも「小学校の余裕教室等の活用」ということを言われていたので、余裕教室があったじゃないかということは言いませんけども、連携して、子ども未来部といろいろ交渉して協議しながらやってこられたんだというように感じております。  令和3年度、これは、これまでの議論で、こういった形で活用する、4か所を分散で、またさらに放課後児童クラブとして活用するということでありましたけれども、この機会にいろんな、放課後児童クラブだけではなくて、市民部も含めて、またいろんな連携・協議等をしていっていただきたいというように思うんですけれども、その辺の令和3年度の取組をしていかれるか、そういった点をお伺いしたいと思います。 182: ◯荻原委員長 樋口総務課長。 183: ◯樋口総務課長 そういった様々な可能性といいますか、連携という形の中で、可能性として、様々な対応をさせていただきたいとは考えておりますけれども、またその状況もしっかりと調査する中で行っていきたいと考えております。  以上でございます。 184: ◯荻原委員長 望月委員。 185: ◯望月委員 ぜひよろしくお願いします。少人数学級の推進もありますので、そういったところの教室の確保ということもまた出てくると思いますので、その辺もうまく、有効活用できる施設、公共施設として、いろいろな意味で、また連携していただきながら、進めていただきたいと思います。  次に、小学校、中学校、高校の2項2目、3項2目、4項3目教育振興費についてお伺いをいたします。  具体的に、外国語指導助手、ALTについてですけれども、小中高校、それぞれ外国語指導助手、ALTの令和2年度の配置数と令和3年度の配置予定数をお伺いしたいと思います。 186: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 187: ◯寺田学校教育課長 まず、来年度は全員で19名の体制ということで考えております。内訳は、小学校12名、中学校6名、高校1名ということで、今年度と同じ人数体制での予算を計上させていただいております。  以上であります。 188: ◯荻原委員長 望月委員。 189: ◯望月委員 昨年度と変わらないと。コロナ禍の関係もあって、日本に来られないとか、そういったいろいろな事情もあったと思いますので、現状という形であると思うんですけども、JETプログラムを活用してALTを配置する方の人数をお伺いできればと思います。 190: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 191: ◯寺田学校教育課長 この19名のうち4名をJETプログラムでの任用というように考えております。  なお、先ほどの補足でありますけれども、19名、今年度当初、予定しておりましたけれども、来日等がコロナ禍の関係でできないということで、現時点では15名の体制で行っている状況であります。 192: ◯荻原委員長 望月委員。 193: ◯望月委員 ということは、4名こちらに来られないで、来年度、また予定をするという、またコロナ禍の関係で、どうなるかというのは先が見えない状況ですので、できるだけ、またそういったJETプログラム、国の財政措置がされるものでありますので、一般財源の軽減という意味も含めて積極的に活用していただけるようにお願いします。  小学校ということでありますけれども、ALT1人当たりの報酬は、この予算の中で、報酬額は幾らぐらいになるかお伺いしたいと思います。 194: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 195: ◯寺田学校教育課長 JETプログラムにつきましては、これは国、JETプログラムの規定がございまして、28万円余となっております。  以上であります。 196: ◯荻原委員長 望月委員。 197: ◯望月委員 1人約28万円、年間でですか。 198: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 199: ◯寺田学校教育課長 すみません、月額で報酬が28万円余となっております。 200: ◯荻原委員長 望月委員。 201: ◯望月委員 年間300万円ぐらいだと思いますので、これが4人になれば約1,200万円の大きな一般財源の軽減というようになると思いますので、また年度途中でも、そういった機会があればぜひ活用していただきたいと思いますし、これは国際交流の1つの観点からも大変有効な事業だと思いますので、ぜひ積極的に、また続けていただきたいと思います。  ALTについては以上です。ありがとうございます。  総合市民会館費については、中村委員への御答弁がありましたので、事業内容、工事請負費の内容も分かりましたので、ここは割愛をさせていただきます。  最後に、7項1目成人式費についてです。予算が約74万円でありますけれども、これは例年行っている成人式の予算ということの理解でよろしいでしょうか。 202: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 203: ◯板山生涯学習室長 そのとおりでございます。  以上です。 204: ◯荻原委員長 望月委員。 205: ◯望月委員 今年度、中止、延期という形で、代替イベントを行っていくという方針を出されておりましたけれども、成人式として扱わずに、何かほかの方法で、ここの予算としてではなくて別に考えていくということでよろしいですか。 206: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 207: ◯板山生涯学習室長 そのとおりでございます。  以上です。 208: ◯荻原委員長 望月委員。 209: ◯望月委員 またそのときには補正予算を組んで実施していくのかなという理解をさせていただきました。
     結構、今回の成人式の延期に伴って、新成人の皆様が影響を受ける部分というのは大きいと思うんですけれども、結構多かったのは、親御さんの声がすごくあるのかないのか、あるいは実施してほしいという声が多かったので、成人式、当然保護者も参加する成人式だと思うんですけれども、代替イベントを実施するというように決定されたら、ぜひ親御さんも巻き込んだような、またそういったイベントにしていただきたいなと思いますし、延期となった成人式で、経済的にも影響を受けたいろいろな業者さんもいますし、そういった方も、ぜひこの機会に盛り上げられるようなものをしていただきたいと思いますけれども、その辺の考え方等についてはいかがでしょうか。 210: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 211: ◯板山生涯学習室長 成人式につきましては、厳かな式典をして、新成人の皆さんに成人としての自覚を持っていただくということも大切なんですが、級友や幼なじみ等と出会って、また郷土愛を深めていただくということも非常に大切だと考えております。その点では、そういった場を設けて、新成人の皆さんが集う場というのは非常に大切だと思いますので、コロナ禍の状況を見てということになりますが、そういった場を設ける方向で、新型コロナウイルスの感染が落ち着いたタイミングで、どういった形になるか、まだちょっと分かりませんが、必ずそういったものができるような形で考えていきたいと考えております。  以上です。 212: ◯荻原委員長 望月委員。 213: ◯望月委員 心強い御答弁で、必ず実施していくということでお伺いしましたので、ぜひそういった、先ほど申し上げた部分も含めて御検討いただきながら、できる時期になりましたら実施していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 214: ◯荻原委員長 続きまして、清水(仁)委員、お願いします。  清水(仁)委員。 215: ◯清水(仁)委員 小学校・中学校共に維持管理費で、情報端末機器の件についてお伺いしたいと思います。  この間の新聞の報道にもあったんだけれども、文部科学省が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、GIGAスクール構想の目標達成の時期を前倒しをし、本年度内とすることが決定されましたけれども、本市におきましても、順次、情報端末機器を各小学校に配備されていくことと思われます。  この機器が整備されたからといって、すぐに使用できるとは思えません。端末機器が届いても、学校の先生、教員の研修、オンライン、家庭学習の実施体制や使用マニュアルの作成などで、学校の授業で本格的に活用するには、それなりの時間がかかると思うんですね。そこで、令和3年度はどのような工程で本格的に活用できるようにされていかれるのかお聞きしたいと思います。 216: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 217: ◯寺田学校教育課長 来年度の工程ですけれども、今おっしゃいましたように、端末機器が配備されましても、すぐに使える状況ではありませんので、使えるというのは、教員がその指導をできる状況ではないということですけれども、本格運用につきましては来年度の10月からを予定しておりまして、上半期の半年間につきましては、教員が、まずその使い方、あるいは機器の操作や、授業の場面でどのように使えるかということを研修したり、慣れていく時期だと考えております。  既に研修につきましては、本年の1月当初より、学校代表による終日研修や、学校ごとの1時間程度の基本的な操作研修等もしております。また教員向けのいわゆる研修資料、あるいは授業での活用ガイド、あるいは子ども向けの操作マニュアル等も、今、準備をしておりまして、そんな準備期間を半年間取って、10月から本格的に全ての学校で使っていくと、このように考えております。  以上であります。 218: ◯荻原委員長 清水(仁)委員。 219: ◯清水(仁)委員 分かりました。今年10月からというようなことでありますけれども、それまで期間がありますけど、本格的にこれを使っていくとなると、課題がたくさん出てくると思います。子どもさんたちの個人差にもよりますけれども、しっかりと、その子どもさんたちの学びが保障できるように、ぜひ取り組んで、10月にはうまくスタートできるように、また研修等を重ねながら頑張っていただきたいと思います。  以上です。 220: ◯荻原委員長 続きまして、鈴木委員、お願いします。  鈴木委員。 221: ◯鈴木委員 では、数点、お伺いしていきたいと思います。  まず、学校給食費の徴収について、ほかの委員からも質問があったところでありますけども、市長からは、令和4年度から、各学校で給食費を徴収していたものを、今度は本市教育委員会ということで、公会計で実施するという話を伺っていますから、新年度については、その準備をするんだというように思っています。  その中で、やっぱり核心的なことを少し知りたいんですけれども、まず、その理由としては、教員の皆さんの多忙化解消にもなるという説明をされていますけれども、実際のところ、公会計化して、本市教育委員会のほうが徴収をした場合については、どの程度、多忙化というのは解消されるというように見込んでいるんですか。 222: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 223: ◯内藤学事課長 公会計につきましては、国から学校給食費徴収・管理に関するガイドラインが出ておりまして、そのガイドラインにおきましては、1校当たり190時間の削減ができると言われています。本市においても、36校ありますので、36校掛ける190時間、その時間分、教員の多忙化を解消できるというような試算をしています。  以上です。 224: ◯荻原委員長 鈴木委員。 225: ◯鈴木委員 1校190時間、それを計算しているということですね。そうなってくると、その分を今度は甲府市教育委員会のほうで同じ時間がかかるわけですから、対応していかなければならないということですよね。そこのところの念を押したいと思っているんです。結構時間数も、そういうことで公会計化していけば、教員の皆さんの多忙化は解消される、だけど、それ自体がシステム化しているわけではないから、ただ徴収をするところの場所が換わるだけになっていきますから、そこは、当然、人員配置などについてを、今度、検討していくということになるんでしょうか。 226: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 227: ◯内藤学事課長 人員配置等は令和3年度に検討していくんですけれども、現在、考えていることは、徴収員を1名雇用する予定で考えております。学事課の職員が、その徴収員と一緒に徴収をしていくと。また、その1校当たり190時間が全てこちらの業務負担とならないように、新たにシステムを構築しますので、そのシステムの中でも本市教育委員会職員の負担軽減をできればと考えています。  以上です。 228: ◯荻原委員長 鈴木委員。 229: ◯鈴木委員 1校190時間で、今度、甲府市教育委員会のほうに徴収員1名入れて、システム化をして、本当に解消ができるのかという、まだ疑問点もあるわけですけれども、いずれ、教員の皆さんが徴収に対してかなりの時間を費やしていましたが、何かの理由について、未収になっている部分もあったりすると思います。それを今度、代わりに行うということですから、それなりのやはり準備はしていっていただきたいというように、まず思っているんです。  当然、甲府市教育委員会が、今度、徴収するということですから、各学校や甲府市学校給食会もあって、私会計だったものが、逆に今度は公会計になるということでしょう。公会計になってくるということは、ある程度、当然、システム化もできるというメリットもあるんだけど、実際のところのデメリットもあると思っているんです。なぜかというと、徴収できなかった部分についても、今度は公に本市の予算になってくるということは、全部出てくるということですよね。その辺はどうなんですか。 230: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 231: ◯内藤学事課長 公会計になることによって、未納の額は出てきます。その未納分につきましては、職員が丁寧な対応で保護者から頂くような形を取っていきたいと考えています。また、公会計になることによって会計の方法も変わってきますので、そちらのほうも利用しながらという形になってきます。  以上です。 232: ◯荻原委員長 鈴木委員。 233: ◯鈴木委員 その辺を丁寧に行っていかないと。ただ数字的なものであると、若干、それが独り歩きして怖いなということも感じているところです。また、公会計にするということは、徴収もそうですけども、購入に対しても、やはりそれは歳出として数値が出てくるんでしょうか。 234: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 235: ◯内藤学事課長 公会計になることによりまして、保護者から頂く食材費が学校給食費として歳入になります。購入した食材については歳出という形で出てきます。  以上です。 236: ◯荻原委員長 鈴木委員。 237: ◯鈴木委員 そうなってくると、甲府市学校給食会が受け持っているところの大きなウエート自体が、公会計によって移ってくるような形になるのかと思っているところであります。学校給食についても、効率よく、また安い食材をというようなことで調達をしていただいて、学校給食費の値上げについてもかなりセーブしてもらっていることも承知していますけれども、一方では、地産地消という話もあるので、今までは、調達自体については、甲府市学校給食会のほうで、これは全部行っていますという話をされていましたけれども、今度、それが公会計になってくれば、甲府市としての責任も出てくるわけですから、その辺もやっぱり検討していくべきだと思いますけども、いかがでしょうか。 238: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 239: ◯内藤学事課長 今まで甲府市学校給食会が担っていた業務が本市教育委員会に移ってくると。その中で、地産地消等も含めて食材費、学校給食費を値上げしないような形で行ってきましたけれど、本市教育委員会に移行しても、同じ考え方でいきたいということも含め、令和3年度、検討していくことになると思います。  以上です。 240: ◯荻原委員長 鈴木委員。 241: ◯鈴木委員 ぜひその辺は、令和3年度に計画をして策定するということですから、基本的な方針として捉まえていただきたいと思って質問をしました。公会計についてはそれで終わりにします。よろしくお願いします。  次に、学校給食で、先ほど寺田委員のほうからも質問があったんですけれども、学校給食への異物混入があった件についてですが、先ほどのお答えの中で、新年度についても、中学校給食1社なんだけど、そこについての指導をしていくという話をされていました。昨年の予算特別委員会で、そのことについても質問したときには、同じような答弁をされていたというように思うんですけども、業務委託をしている以上は、それについては1社しか選考できないというのはとても残念なところですけれども、責任はやっぱり負っていただけるような形を持っていただかないと、なかなか重要視されないのかと思っているんです。  そこでお伺いしますけども、当然、新年度についても、そういう講習会なり、甲府市教育委員会のほうからしていただけるというのはいい話でありますけれども、やはり立入りの検査や、月例の報告書というのはしっかりつけていかなければいけないなと思っているんです。以前は、年に1回しかという言い方はいけないけど、1回の立入りだというお答えでしたけれども、より安全性を高めるためには複数回の立入りも必要だと思いますが、その辺については御検討願えないでしょうか。 242: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 243: ◯内藤学事課長 学校給食の衛生監視につきましては、先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、日々、教育委員会の管理栄養士等が、その業者の現場に行きまして、衛生管理のチェックや監視をしています。また立入りに関しましても、給食室の衛生調査及び改善指導ということで、小学校では令和2年度から校数を増やしまして、年間6回だったものを8回行くようにしています。中学校は、これまでと同じように2回というような形で予算も計上していますので、令和3年度も同じような体制で実施していきたいと考えています。  以上です。 244: ◯荻原委員長 鈴木委員。 245: ◯鈴木委員 私の質問がうまく伝わってないのかもしれないですけれども、管理栄養士や担当の職員が小学校に出向いて、その学校給食のことについてチェックなどをしていると、今、御答弁いただいたんですけれども、異物混入があったのは、配膳をしているときですか、それとも学校給食を作っている現場なんですか。もし現場であれば、現場への立入りということを多くしなければ、それについては抑制できないと私は考えるんですけれども、どうも私の質問が違ったのか知りませんけども、でもそうでしょう。その辺について、だから私は立入り等が必要だという話をしたんですけれども、いかがでしょうか。再度、答弁をお願いします。 246: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 247: ◯内藤学事課長 すみません。年間で小学校は8回の立入り、給食室の衛生調査及び改善指導を専門業者にお願いをして行くようにしています。小学校は、その小学校で調理をしますので、そこの調理をしている現場に行きます。中学校も年間2回、専門業者が、給食センターの作っている現場に立入り、給食室の衛生調査及び改善指導を行うような形を取っています。  以上です。 248: ◯荻原委員長 鈴木委員。 249: ◯鈴木委員 小学校と中学校で立入りの回数が違う理由は何ですか。 250: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 251: ◯内藤学事課長 小学校は自校方式を取っておりまして、21校が自校方式ということで、調理室があります。そこに、年間で8校、1回ずつ行くということと、中学校に関しましては、山梨県学校給食協働組合に業務委託をお願いしているんですけれど、その組合に2つの事業者がありますので、そこに1回ずつ行くというような形を取っています。  以上です。 252: ◯荻原委員長 鈴木委員。 253: ◯鈴木委員 様子がよく分かりましたから、予算特別委員会ですし、この辺で止めておきますけれども、結局、小学校についても、それでは全校に行かないということであれば、かなり漏れがあるなというように、恐らくほかの委員も思っていると思います。  それについて、中学校については、異物混入が2年連続してあったところでありますから、やっぱり安全で安心な給食を提供するということであれば、もう少し回数を重ねていただかないと「やっぱり出たな。」と後で言われるよりも、改善はして、その中でも出てしまったなら理由づけにもなると思いますけれども、ぜひここは御検討いただければと思っています。  給食の関係ですと最後になりますが、アレルギーをお持ちのお子さんの学校給食です。様々、アレルギー対策に対して、学校とも調整をして、そのお子さんが持っているアレルギーに対して、食材が副菜であったり、主菜であったりする場合については、自分の御家庭から給食の前に届けてもらったりしているという話もお伺いしました。場合によっては、ほとんどが、献立の中で、家庭から持ってこなければならないというときも、まれなケースとしては、あるというお話も伺ったんですけれども、新年度、そのことについては、統一した献立だからなかなか難しいというところも理解はできるんですが、本市の場合には、アレルギー対応給食を提供していなくて、御家庭に任せているということであれば、配慮すべきだと思っているんですけれども、その辺は、甲府市学校給食会と調整をしていただいて、なるべく負担がかからないように、そういう努力はしていただけるんでしょうか。 254: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 255: ◯内藤学事課長 甲府市学校給食会の献立作成委員会の中で、アレルゲンが少ないようなものを使うというようなことは伝えていくことができますので、そういったことで配慮をしていきたいと考えています。  以上です。 256: ◯荻原委員長 鈴木委員。 257: ◯鈴木委員 ぜひ新年度についても、重ねてお願いをしていきたいと思います。  次に、特別支援教育支援員でありますけれども、年々増やしていただいて、まず感謝を申し上げます。ただ、特別支援教育支援員についても、地方交付税措置がされていて、各行政区、甲府市なら甲府市の公立・私立関係なく、学校数掛ける人数が地方交付税で一応カウントされているというように伺っています。  その中で、年々増やしてもらっていますけども、そうはいっても、障がいを持ったり、ハンディキャップを持っているお子さんも増えてきていると。特に低年齢化もしているんですけれども、その中で、例えば甲府市公立小中学校長会とか甲府市公立小中学校PTA連合会等が、特別支援教育支援員を増やしてほしいという要望を毎年のようにしているんですけれども、新年度については、減はないと思いますが、何人ぐらい増える予定をされているんですか。 258: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 259: ◯寺田学校教育課長 特別支援教育支援員につきましては、来年度は今年度と同じ数を予定しております。  以上であります。 260: ◯荻原委員長 鈴木委員。 261: ◯鈴木委員 甲府市公立小中学校長会とか甲府市公立小中学校PTA連合会などからは、増やしてほしいという要望はあったんですよね。 262: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 263: ◯寺田学校教育課長 特別支援教育支援員につきましては、今、御質問がありましたように、毎年度、甲府市公立小中学校長会等から御要望をいただいております。そういう中で、今年度につきましては前年度と比べ4名増やしたという状況でありまして、来年度につきましては今年度と同じ数を維持していくということになっております。  以上であります。 264: ◯荻原委員長 鈴木委員。 265: ◯鈴木委員 毎年、引き続いて要望があるところでありますし、財政当局、そこに座っていますけれども、学校数掛ける人数分は一応地方交付税で措置されているということですから、ぜひとも今後とも増やしていただきたいと思いますし、今の文部科学省のホームページを見ても、特別支援教育支援員の全国の市町村の配置数って、なかなか、今、出てこないので分からないんですけれども、私が当時、調べたときには、全国の真ん中辺だったですよ。一番上のところは、当然、特別支援教育支援員の数は、全部充当していて、まだそれ以外に、市町村単独でその倍ぐらいを雇用しているところも多かったので、必要に応じて、その辺については人的な配置をしていただきたいと思います。  あと、特別支援教育支援員ですけれども、例えば、労働条件というか、処遇ですけれども、夏休み期間は雇用しないなど、そういうこともあったと思うんですけど、今はどのような状況になっているんですか。 266: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 267: ◯寺田学校教育課長 現状につきましては、授業があるときということになっておりますので、夏休み等は雇用が一旦切れる状況になっています。  以上であります。 268: ◯荻原委員長 鈴木委員。 269: ◯鈴木委員 そこについては、授業があるときという理解もしているんですけども、人材の確保というのがまた難しくなって、それだと働きにくいというお話もお伺いしていますから、ぜひとも検討していただきたいと思うし、また特別支援教育支援員の方自体、例えばお子さんたちも、非常に慣れたりしている子どももいらっしゃると思うんですけども、今までの課題になっている遠足などの付添いについては、修学旅行なども、なかなか甲府市教育委員会でも返事が悪いなというか、条件が違うからという話をされるんですけれども、お子さんたちあっての教育だったりするから、例えばそういうものに、ある程度、予算的なものが充当できるのであれば、そこら辺は踏み込んでいただきたいなと思うんですけれども、現状は、私が言ったとおり、遠足や郊外学習などについても特別支援教育支援員の同行は認めていないんですか。 270: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 271: ◯寺田学校教育課長 今、日帰りのいわゆる校外学習につきましては、特別支援教育支援員の付添いということは認めておりますが、宿泊を伴うものについては、現状、まだ認めていないという状況であります。 272: ◯荻原委員長 鈴木委員。 273: ◯鈴木委員 以前はそれも駄目だったわけだから、ぜひとも、条件をもう少し検討する中で、できる範囲の中で緩和していっていただきたいと思っています。  これも以上です。  最後、あすなろ学級の件です。先ほど山田(弘)委員から御質問があったんですけれども、別の意見で、あすなろ学級の入級について、どこの市町村も小学校4年生以上というのがほとんど、圧倒的なんだけど、不登校児童についても低年齢化しているから、そこを変更してほしいということで平成30年12月定例会本会議でも質問をして、小林前教育長から、甲府の場合には小学校4年生を小学校3年生にしましょうという答弁をいただきました。  その理由は、当然、小学校3年生までは、お友だちと仲よくするとか、学校に慣れるとか、体力づくりということで、当時の学校教育でいくと、大体勉強が難しくなったりするというのは小学校4年生からだから、小学校4年生から不登校が増えてくるからということが前提だと思うんです。今は、そうじゃないですよね。ということで、小学校3年生になったんですけれども、またその辺については、実際のところ、小学校2年生・小学校1年生でも、不登校で、学校に行きたくないという子もあったりして、学校のほうでもかなり先生が御努力しているという話を聞いています。  それで学校復帰できればいいんだけど、そうでなかった場合については、やっぱり選択肢として、小学校2年生・小学校1年生についてもあすなろ学級で受け入れると。それについては、あすなろ学級についても、ベテランの先生のOBとかの配置についても多くしても私は構わないと思っているんですけれども、ぜひ検討していただきたいと思うんです。その不登校、小学校2年生・小学校1年生などの実態については調査をされたりしているんですよね。
    274: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 275: ◯寺田学校教育課長 まず、あすなろ学級の入級の学年の引下げにつきましては、昨年度より小学校3年生まで引下げをいたしました。今年度、暫定値でありますけれども、あすなろ学級に通っている、登録している子どもが30名弱おります。そのうち1名が小学校3年生ということで通っております。  また、不登校の調査につきましては、最終的には年度末に文部科学省の調査がありますけれども、毎月末、人数の調査をしておりまして、今年度におきましては、小学校1年生・小学校2年生それぞれ数名ずつ、いわゆる30日以上の欠席を不登校と言いますけれども、数名ずついる状況になっております。  以上であります。 276: ◯荻原委員長 鈴木委員。 277: ◯鈴木委員 おっしゃる状況だというように私は思っているんです。あすなろ学級に小学校2年生がいないというのは、今、小学校2年生が入れないからだけの話だから、小学校3年生が1名いるというのは、とても甲府市としては、他の市町村と比べて枠は緩和して拡大しているということですから、すばらしい取組をしてくれているということです。  小学校2年生・小学校1年生も若干いるということで、まずは学校で、そのお子さんに対して先生たちが努力をしていただいて、それでも難しいという場合についてあすなろ学級でありますから、今後とも、その状況を調査しながら検討していただきたいということを、これは要望して終わりにします。  以上です。 278: ◯荻原委員長 それでは、続きまして、岡委員、お願いします。  岡委員。 279: ◯岡委員 最初は、給食の関係、それから2番目は10款2項3目小学校の老朽化リニューアルで、職員室の関係と体育館の関係、計3問でお願いをいたします。  それでは、先ほどからお二人の委員が質問をしていますけども、小学校の給食関係でございます。去年ですが、小学校の給食に針金が混入をしていまして、2回ほどそんなことが甲府市でもありました。今年に入って、埼玉県の小学校の給食で、あんかけ皿うどんですね。これは麺を二、三分、油で揚げるらしいですけれど、10分ほども揚げてしまったということで、先生と児童7人ほどが歯が欠けてしまったという、大変な状況ですね。このことは、新聞でも、テレビでも取り上げたようでございます。今はどうだか知らないけども、学校給食を出す前に検食を昔はしていたんですよ。検食をしてから、これを提供するので、初歩的なミスだったんじゃないかなとも思います。  今回、8回の立入りを小学校はします、中学校は2回ですよと、先ほど、お答えがありましたけれども、甲府市教育委員会は、2回の事故の後に、調理員に研修を開催したと聞いていますが、具体的に、何回行ったんですか。そして、来年度予算の中ではどんなふうな交渉を行っていきますか。何回行っていきますか。計3問についてお願いをいたします。今年度の内容、そして来年度の回数、そしてその内容について、3問ですが、お願いいたします。 280: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 281: ◯内藤学事課長 まず、今年度の異物混入の取組ということですけども、今年度は、異物混入があった時点で、その翌日に、直ちに納品業者、そして調理業者を集めまして、研修会を行っております。また、その研修会後に、全ての職員に伝わっているかどうかの確認もしているところでございます。  来年度の取組といたしましては、例年4月、8月、1月に異物混入防止の研修会を実施しておりますので、令和3年度も同じような研修会を開いていきたいと考えています。また、作業工程の確認も大切でありますので、作業工程の確認もしていきます。また、その調理業者の責任者がちゃんとその確認をしているかどうかも、ヒアリングを行う中で確認をしていきたいというような形を取っていきます。先ほどもお答えをさせていただきましたが、また危機管理意識を醸成することも大切でありますので、そこも、常に調理業者にそういった意識を持ってもらうような取組をしていきたいと考えています。  以上です。 282: ◯荻原委員長 岡委員。 283: ◯岡委員 業務委託しているので非常に難しい部分もあろうかと思いますけれども、いずれにしても、作業と作業工程について、しっかりと確認をしていかなければいけないですけれど、まあ、文句なく意識改革ですよね、これは。ひとつよろしくお願いいたします。  業務委託をする前に、甲府市職員である調理員たちが、百何十名とか、二百名近くの人たちが給食をつくっていた。こういうときにはあまりそういうことはなかったというようなことを聞いています。時々は調理員たちが自分たちで自主的に勉強会をしたということも聞いています。そして安全を確認していたそうですけれども、また時には、連絡もなく保健所の立入検査があったようです。お答えの中で、専門家にお願いをして8回の立入りをしていきますよ、というようなことがありましたけれども、今は保健所は立入検査はしていないんですか。 284: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 285: ◯内藤学事課長 異物混入があった時点で、保健所とも連携を図りまして、保健所も一緒に立入検査を行っている状況です。  以上です。 286: ◯荻原委員長 岡委員。 287: ◯岡委員 了解しました。  いずれにしても、表には出てこないと思いますけれど、小さい部分の中で、髪の毛や糸など、そういうようなものは混入をすることが多いと思うんですよ。今後は、特に調理員さん一人一人の意識改革をしていかなければ安全な給食は維持できません。  甲府市職員だった調理員たちに聞いたんです。そうしたら「これは意識しかないですよね。私たちは甲府の子どもたちに安全で安心な給食を食べていただきたいというふうに思って、一生懸命自分たちで研究しながら、教育委員会でなくても、自分たちでそういう研修をやっていましたよね。」なんていうような話もありましたけど、まずは意識改革だと思いますね。  今後は、特に調理員一人一人の意識改革をしていかなければ安全な給食が維持できません。このような事故がまた起きないとも限りません。しっかり、子どもたちが、中に何か入っているんじゃないかというような気持ちじゃなくて、子どもさんたちの健康を守り、子どもたちが「給食が待ち遠しいね。」「早く給食にならないかな。」なんて言って、そういう楽しい給食を頂けるような調理を心がけていただくよう、調理員たちの意識改革を徹底していただければありがたいと思います。  この件については終わります。  次に、10款2項3目になりますが、体育館の関係です。  学校での体育の授業は、みんな子どもさんたちが靴を履いて、そして体育館の中で体育の勉強をしていると思います。それで、社会体育になって、バレーボールをする場合は、回転レシーブをしたら、板が小さく欠けて肩へ入ったとか、または、剣道であれば、子どもたちが、ひどいときには1週間に1回とか、一月に1回とか、親指に刺さったとか、どこへ刺さったなんていうことで、練習場に救急箱を置いておいて、それで練習をしているような状態なんですよ。  山城小学校の関係では、業者にそれを見てもらって、18か所、こういうところが取れていたと、外れていたと。小さく外れて、そういう物が足に刺さったり、回転した場合は体に刺さったということで、そこを直したようですね。  甲府市の学校でそういうようなことが起きているんでしょうか。そういう情報はどうでしょう。ちょっとお聞きしたいんですけれども。 288: ◯荻原委員長 穐山教育施設課長。 289: ◯穐山教育施設課長 山城小学校だけではなくて、ほかの学校でもそういった事例がありまして、学校から営繕申請が出てきまして、応急処置をした事例はございます。  以上でございます。 290: ◯荻原委員長 岡委員。 291: ◯岡委員 来年度の予算も、その辺のところをしっかり調査をしていただくように盛り込んでいっていただきたいと思います。  それとあわせて、なぜ最近になって、床板がそんなにプチプチ、1センチメートルとか、3センチメートルとかの大きさでパチッと外れてしまうのか。床板がいけないのかなとも思っているんですけども、多くなってきたのが最近なんですよね。床板は全部、各学校とも同じ木材を使っていると思うんですけども、また、そういうものを調査していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 292: ◯荻原委員長 穐山教育施設課長。 293: ◯穐山教育施設課長 すみません。先ほどの答弁で、1つ追加させていただきたいんですけども、剥がれてしまった事例は承知しているんですけれども、けがをしたというのは聞いておりません。  今の御質問なんですけれども、私がよく聞くのは、床にテープを貼って、それは剥がすときに一緒に剥がれてしまう事例があるというように聞いております。  以上であります。 294: ◯荻原委員長 岡委員。 295: ◯岡委員 そんなことも聞いているんですけれども、最近になって多いということがどうなのかとも思っているんですよ。いずれにしても、来年度、しっかりもう1回、調査をしていただいて、そして業者とよく話をしていただいて、今、どうのこうのというわけにはいかないけれども、調査費用は計上していただいて、そして次に床板の交換のときには、木材も含めてよく検討しなければいけないかなとも思っているんですよ。  山梨県小瀬スポーツ公園武道館の2階の第1武道場が、少し悪くて、私が、こんな板はということで「これは換えなければ駄目だよ。」ということで、1,000万円近くかかったけど、換えていただいたことがあるんですよ。  危ないということは、一番、子どもたち、また社会体育の普及にもつながってくることですので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  この件はこれで終わります。  それでは、10款2項の学校建設費で、老朽化リニューアル事業関係です。  平成26年6月定例会本会議で質問をさせていただきました。内容的には、小中学校の先生方の健康管理についてというふうなことでございましたけれども、職員室の適正化、言うなれば具体的には保有空間がしっかり取れているか、先生方が健康でいられるかという問題なんですね。  そのときには、城南中学校、山城小学校、大里小学校、大国小学校などでございましたが、特に山城小学校は生徒数が多く、先生方も多いことから、みんなで集まる職員会議などでは、肩が触れ合うぐらい狭いんですね。そこで、何しろ最初に山城小学校の整備をということで、職員室の横に校長室がありまして、その校長室を取り払っていただいて、校長室は廊下の北側へ持っていっていただいて、職員室を拡張していただいて、今は、少しよくなっています。城南中学校も大丈夫なようです。  今、一番引っかかっているのは大国小学校ですね。大国小学校は、職員室が先生方でいっぱいになります。また今度は25人学級、今年だけじゃなくて、毎年、1年生が入ってくると25人学級になる。教職員も多くなるわけですね。  職員室のすぐ隣に放送室があるんですよ。その放送室を、山城小学校と同じで、令和3年度予算で壁を取り外していただいて、職員室を広くするという考え方は持っていますか、お伺いいたします。 296: ◯荻原委員長 穐山教育施設課長。 297: ◯穐山教育施設課長 職員室が狭いというお話をいただいたときには、現場の状況を確認し、先生方の話も聞いているところであります。しかしながら、今、岡委員がおっしゃったように、職員室を拡張するのに、壁を撤去する場合には構造的な問題、広げるスペースがない学校や、放送室などの場合は設備機器の移設の課題等があり、拡張が難しい学校もあるような状況でございます。令和3年度につきましては、大国小学校職員室の拡張の予算は計上しておりません。  以上であります。 298: ◯荻原委員長 岡委員。 299: ◯岡委員 いずれにしても、先生方が元気でないと、子どもが元気じゃないんですね。自分たちのクラスで業務を行えばいいじゃないかといっても、結局そこの光熱費その他いろんなことでお金がかかるから、職員室で仕事をしなければ駄目だよということで、学校では学校の予算が決まっておりますので、できるだけ余計な経費を省きたいはずです。それで職員室で仕事をする。そうすると職員がいっぱいというような格好になっているので、職員室で打てないから、じゃあということで、これだけ打って、職員室へ置いて帰るというようなことが続いていますので、また25人学級で手狭になる学校もあると思いますので、そんなことも考え合わせていただき、ひとつ先生方が元気になられるように、その保有空間のしっかりした取り方をお願いいたしたいと思います。  以上、終わります。ありがとうございました。 300: ◯荻原委員長 では、続きまして、政友クラブ、小澤(浩)委員、お願いします。 301: ◯小澤(浩)委員 それでは、早速、質問に移らせていただきます。  令和3年度に導入される留守番電話機と、GIGAスクール構想でのヘルプデスクの設置についてお伺いいたします。  今回初めて留守番電話機を小中学校に導入することになりまして、先ほど木内委員からも質問がありましたけれども、ちょっと角度を変えまして、教員多忙化と留守番電話機、確かに人を物に替えて削減していくという部分は分かるんですけども、実際、これを入れるに当たってどのようなメリットがあるのか、具体的に教えてください。 302: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 303: ◯寺田学校教育課長 この留守番電話機につきましては、教職員の負担の軽減を図りまして、より質の高い教育活動を実施するということが目的でありますけれども、これまで国や県による実態調査や、文部科学省の多忙化改善の取組に関する通知と、あるいは本市の多忙化改善対策検討委員会等の学校現場の意見の中で、勤務時間後の保護者等からの電話での問合せなどによる負担が物理的・精神的に大きいという報告もありまして、またその対応策の一環として、文部科学省のほうも、留守番電話機の導入、これが1つの解決の方策であると、こんなことがありましたので、これを踏まえながら、物理的・精神的負担の大きいとされるここを留守番電話にある時間から替えることで教職員の多忙化を改善しようという狙いであります。  以上です。 304: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 305: ◯小澤(浩)委員 分かりました。  それで、少し不思議に思うんですけれども、先生たちが学校から帰られまして、電話があるじゃないですか。これは今まで、鳴っていても誰も取れないんですけども、今度は取れてしまうということがありますね。それに対して翌日以降に対応しなければならないという部分で、これはどのような対応なんでしょうか。 306: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 307: ◯寺田学校教育課長 今、導入を考えています留守番電話機につきましては、ある一定の時間以降から、電話があってもメッセージが流れるという「既に勤務時間は終了しましたので翌朝何時以降に御連絡ください。」と、このようなアナウンスが流れます。ですから、仮に教員がどうしてもその日にやらなければならない仕事があって残っていた場合も、ある時間以降はメッセージが流れます。  また、そうはいっても、今度はそれ以降の時間、留守番電話機が対応している時間に、どうしても緊急の連絡等を保護者が取りたいということもありますので、これも学事課の関係で予算計上しておりますけれども、携帯電話のほうを各学校に貸与しまして、緊急時、例えば子どもの命、安全に関わること、それについてはこの電話に御連絡くださいという形で、セットにして行おうと考えております。  以上であります。 308: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 309: ◯小澤(浩)委員 それでは、小中学校が36校あると思いますけども、令和3年度は、これ、全部設置していかれるのか、ちょっとお尋ねします。 310: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 311: ◯内藤学事課長 36校ありまして、全校に留守番電話機と、先ほどお話がありました携帯電話について導入をしていきます。  以上です。 312: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 313: ◯小澤(浩)委員 詳細が分かりましたので、ありがとうございます。  次に、GIGAスクール構想、先ほど清水(仁)委員も触れていますけれども、いよいよ1人1台端末を今年度中に確保できたという部分で、それに対しては、令和3年度でヘルプデスクの設置という新しい言葉のものが出ていたんですけれど、これはどういったものなのか教えていただきたいと思います。 314: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 315: ◯内藤学事課長 このGIGAスクールのヘルプデスクでありますけども、1人1台端末が整備されまして、無線でインターネットにつながっていきます。そのインターネットでつながったものを授業で使っていくというような形になりますけども、インターネットにつながらないなど、不具合が出たときに対応するヘルプデスクとなっております。  以上です。 316: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 317: ◯小澤(浩)委員 ちょっと予想していなかったことで、不具合が出たときに使うものである。それでは、これは、1人1台の端末の中で、全部が全部というわけじゃないと思うんですけど、実際、どのぐらいの台数を導入するのでしょうか。 318: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 319: ◯内藤学事課長 導入する1人1台端末の台数は約1万3,000台になるんですけれども、今、無線の工事を終えまして、そこでテストをして、基本的にはインターネットがつながるんですけれども、もしつながらなかったときのためなので、何台を想定とか、そういうことではなくて、つながらなかったときなどに対応するというようなものです。 320: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 321: ◯小澤(浩)委員 私の捉え方が間違えていました。分かりました。机のデスクじゃなくて、パソコンと無線の間にちょっとした部品をかませるということでしょうか。 322: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 323: ◯内藤学事課長 インターネットがつながらないといったような不具合が生じたときに、学校側で委託をする会社に電話をしまして、そこでまず、どういった対応すればいいかと問合せをします。電話でもどうにもならないときには、現場に行って、その不具合を直すというようなサポートを行うものであります。  以上です。 324: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 325: ◯小澤(浩)委員 分かりました。その約1万3,000台に対応するという形で、大体予算の総額というのはどのぐらいでしょう。たしか17節の1,800万円ぐらいですか。 326: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 327: ◯内藤学事課長 これは、その委託、サポートをする人件費でありまして、学校管理費、小中学校あわせまして540万2,000円の計上になっております。  以上です。 328: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 329: ◯小澤(浩)委員 分かりました。540万2,000円ということで了解しました。
     次に、信玄ミュージアムについてお尋ねいたしたいと思います。  令和元年4月5日に信玄ミュージアムが開館しました。令和元年度は、施設全体の入館者数は約28万人と伺っております。そしてまた令和2年度は、実際、コロナ禍になってしまいまして、大分来館者は減っていると思うんですけども、人数と、新型コロナウイルス感染症対策をどのようにしてきたのかというところをまずお尋ねします。 330: ◯荻原委員長 田中歴史文化財課長。 331: ◯田中歴史文化財課長 令和2年度の入館者数と新型コロナウイルス感染症対策というところでございます。  まず、新型コロナウイルス感染症対策のほうから説明をさせていただきたいと思いますが、昨年の2月28日から臨時閉館をしておりまして、令和2年6月19日から部分的に開館をしております。また10月からは、特別展示室のほうも、事前予約制ということで開館をしてきておりますけれども、山梨県が示したガイドラインに沿った手指消毒、マスク着用などを職員や来館者にも義務づけをしております。また、入口・出口を1つにして、体温チェック、またチェックシートを書いてもらって、順路を決めて、対面、また交差を避けるような形で、新型コロナウイルス感染症対策を実施しております。  そうした中、今年2月末まででございますけれども、施設全体への入場者数が約8万2,000人、特別展示室に約5,500人の入館者がございます。  以上でございます。 332: ◯荻原委員長 政友クラブ、小澤(浩)委員。 333: ◯小澤(浩)委員 実際、昨年2月28日に臨時閉館して、約4か月、6月20日まで閉館したという形で、それは非常に勇気ある対応だったと評価いたします。また、いろいろな新型コロナウイルス感染症対策も施していることが分かりました。  入館者に関しましては、これはもうやむを得ないと思います。約28万人が8万2,000人に減少と。しかしながら、この信玄ミュージアムは、歴史物語都市こうふを描くためには、非常に最大の、やっぱりインパクトのある館でありますし、ましてや、今からお城の南側も整備されて、小江戸であったり、500年前の甲府であったり、非常に歴史を物語るにしてもこれから重要な館だと私は思っていますので、ぜひこれを温存しながら、皆さんのいろいろな意見を聞きながら、この事業をしっかり進めて、またリニア中央新幹線が通ったときには、しっかり、皆さん、観光客が訪れるようにお願いしまして、私の質問を終了とします。ありがとうございます。 334: ◯荻原委員長 続きまして、末木委員、お願いします。  末木委員。 335: ◯末木委員 まず初めに、GIGAスクール構想についてお伺いいたします。清水(仁)委員と政友クラブの小澤(浩)委員以外の質問をさせていただきます。  これは児童・生徒に1人1台の端末機、ICTの効果を活用した事業だということを理解しておりますが、こちらのICT支援技術を持ったGIGAスクールサポーターの研修は今回の予算にも入っているんですか。 336: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 337: ◯寺田学校教育課長 GIGAスクールサポーターにつきましては、今年度はこれを活用いたしましたけれども、来年度については予算計上しておりません。  以上であります。 338: ◯荻原委員長 末木委員。 339: ◯末木委員 こちらのほうは、GIGAスクールサポーターの研修はもう終わっているということですか。 340: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 341: ◯寺田学校教育課長 まず、研修につきましては、教員が実際に、来年度以降、授業で使いますから、教員研修は今年1月から始めておりまして、来年度以降も計画的な研修をいたします。  また、専門的な人材としましては、来年度、学校教育課内に新たに情報化を推進する係を設けまして、担当の指導主事、行政職員等を配置する中で、学校現場の指導や対応に当たりたいと。そういう形で先生方のスキルをアップさせていくと、そのように考えております。  以上であります。 342: ◯荻原委員長 末木委員。 343: ◯末木委員 この研修の内容等を教えていただきたいと思います。 344: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 345: ◯寺田学校教育課長 まず、クロームブックという端末を使うんですけれども、OSが入っているものですけれども、まず簡単な機器操作からです。スイッチを入れるところから始まりまして、まずは機器操作。次に今度は、それを使うことでどういうことができるか。さらに今度は、授業の中でどう使えるかと、幾つか段階でございますけれども、最初に今年度行いましたのは、簡単な端末機器操作を中心に行っておりまして、来年度以降は活用の仕方へ順に移行していくと、そのように考えております。 346: ◯荻原委員長 末木委員。 347: ◯末木委員 今年10月から本格的に進めていくということを先ほどお聞きしましたけど、この10月から、一人一人、このICT機器を使っていくということに、やっぱり支援というのは必要だと思うんですけれども、授業に係る支援はどのようにするのか、これは予算に計上されているのかお示しください。 348: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 349: ◯寺田学校教育課長 これは、学校のほうに、ある程度、常駐や、定期的に回ってといった形での専門的人材の支援の予算は計上しておりませんけれども、先ほど言いましたように、学校教育課内にいます、学校現場から来ております指導主事等が指導に当たるということと、あとは、これを先行的、あるいはモデル的に試行する研究校というようなものを設けまして、そこでの実践を随時発信していくという形で現場をサポートしていきたいと考えております。 350: ◯荻原委員長 末木委員。 351: ◯末木委員 しっかり進めていただいているみたいで安心いたしました。どうもありがとうございます。  続きまして、サポートティーチャー事業についてお聞きしたいと思います。  先ほどの鈴木委員と山田(弘)委員の質問にもありましたので、ちょっと省く部分もありますが、まず教育支援ボランティアと部活動指導員の配置、こちらのほうをお示しください。お願いいたします。 352: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 353: ◯寺田学校教育課長 まず、教育支援ボランティアにつきましては、来年度、小中学校合わせて約3,000回分の予算を計上させていただいております。部活動指導員につきましては、来年度、中学校対象ですけれど、2名の配置を予定して予算を計上しております。  以上であります。 354: ◯荻原委員長 末木委員。 355: ◯末木委員 約3,000回というのはすごくありがたい数字だと思います。また部活動指導員が、若干、なかなか難しいということですね。2校ということをお聞きしましたけれども、なかなか、この指導員確保ということが難しいと思いますが、できれば頑張って確保できたらと思います。  こちらでサポートティーチャー事業は終わらせていただきます。  次に、生涯学習推進事業についてお伺いいたします。  これは、いつでもどこでも学べる環境づくり、それが生涯学習だということをお聞きしておりますけれども、こちらのほうは、推進を図りながらも、出前講座制度やまなび奨励ポイント制度を使っているということをお聞きしていますが、こちらの2つの制度をお示しください。 356: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 357: ◯板山生涯学習室長 まず、出前講座ですけれども、こちらは、本市の生涯学習課にいろいろな講座をしていただける講師の方を登録しまして、それを一般公開しております。市民の方は、その講師の方と講座の内容を見て、この講座をやってみたいというように連絡をいただければ、甲府市のほうが仲介をして、その講師の方を紹介するというシステムになっております。  まなび奨励ポイントは、本市の生涯学習施設で行う研修や講座に参加していただいたり、図書館で本を借りたりしていただいた方にまなび奨励ポイントというものを差し上げております。まなび奨励ポイントをつける手帳がありまして、それに判こを1個ずつ押させていただいて、ある一定の点数になると、市長賞をはじめ、いろんな賞を差し上げているという事業になります。  以上です。 358: ◯荻原委員長 末木委員。 359: ◯末木委員 この出前講座、いきいきサロンでも使っているグループが多いということもお聞きしていますし、すごくいい制度だということもお聞きしております。  また、この学びポイント制度、たまると賞状が頂けるということなんですか。 360: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 361: ◯板山生涯学習室長 一番上は市長賞がありまして、市長から直接、賞状と景品が頂けるようになっております。  以上です。 362: ◯荻原委員長 末木委員。 363: ◯末木委員 よく理解いたしました。ありがとうございます。  最後に1点、お聞きしたいことがあるんですけれども、先ほどの教員の多忙化について、木内委員と政友クラブの小澤(浩)委員以外の質問をさせていただきたいと思っております。  学校給食の会計、また学校の納付金の徴収も取り組んでいただけるということをお聞きしていますが、こちらのほうはどのような形で取り組んでいくのかお示しください。 364: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 365: ◯内藤学事課長 学校給食費の公会計化と学校納付金の徴収ということでございますけども、まず学校給食費につきましては令和4年の4月から開始を考えています。今は私会計で、各学校の先生たちが徴収をしている、その徴収事務を、今度は本市教育委員会で行っていくというような形になっています。  また、学校納付金の徴収につきましては、令和5年度から段階的に、今、学校が教材や修学旅行費などを徴収していますけども、そちらについても本市教育委員会で徴収をしていきたいというようなことを考えています。  以上です。 366: ◯荻原委員長 末木委員。 367: ◯末木委員 令和4年度からということですが、国際的な調査によると、日本の教員は世界で一番長く働いているということをお聞きしております。それをお支えする教育委員会もすごく大変だと思いますけれども、ぜひ、本当に過労死というような言葉がなくなるように、皆さんでお支えしていきたいと思っております。  以上です。どうもありがとうございました。 368: ◯荻原委員長 引き続きまして、神山委員、お願いします。  神山委員。 369: ◯神山委員 何点か確認をしていきます。  まず、少人数学習の推進についてです。新年度から、山梨県の方針で、小学校は25人学級、また国も35人学級を進めていくということで、少人数学級が本当に具体的に進んでいくというところです。  本市はこれまで、少人数学級の推進ということで、モデル校を選定して、様々な形で少人数学習の推進をしてきていると思います。そもそも小規模校もたくさんですけど、そうはいっても、そういう取組をしてくる中で様々なノウハウを持っていると思うんですけども、具体的に、そうやって、山梨県の方針で25人学級が進んでいく、35人学級になっていくということで、これまでのノウハウを、新年度以降、その少人数授業にどのように反映させていくのか、その点を確認させてください。 370: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 371: ◯寺田学校教育課長 神山委員御指摘のとおり、本市では、山梨県のほうの少人数学級とは別に、少人数学習という形で、小学校3年生・小学校4年生を対象に、山梨県の30人学級が小学校3年生になるときに35人学級に替わりますので、それによって学級数が少なくなる、裏を返せば学級の人数が増える、その学級に対しての手当てということで行ってまいりました。  こういう中で、本市の少人数学習におきましては、教科によって、例えば算数については2つのグループに分ける等の形で少人数学習を行ってまいりました。そういう中で、集団が小規模化することで、子どもから見れば質問をしやすいであるとか、あるいは教員から見れば一人一人の見取りが確実にできると、そのような成果を把握しております。  来年度、今度は小学校1年生が、山梨県の25人学級の適用によりまして、今の段階ですと5校ほどがこの対象になりますけれども、25人以下の学級になりますので、本市で行ってきた少人数学習の成果を生かすという部分と、今度はかなり学級集団が小規模化いたしますので、山梨県もですけど、本市としても、この25人学級の適用になった学級の1年間の様子について把握をしていく必要があるかと考えております。  以上であります。 372: ◯荻原委員長 神山委員。 373: ◯神山委員 これまでの取組をしっかりと踏まえていくと、これまで続けてきたことが、今回、生かせるのかなと思いますので、そこは期待をするところです。  もう一点は、ここまでもあった質問と重なるので、あえて質問しないですけども、やっぱり少人数学級になってクラスが増えれば担任の先生が増えます。先ほど岡委員も言っていましたけど、そうすると、職員室が大変だとか、当然、教室が足りなくなってしまうということもあるので、国の方針は年次的に35人学級を増やしていくということですから、先を見通して、そういう施設の面も新年度から検討を引き続きしていっていただければというふうに思いますので、少人数学習については以上にします。  外国語指導助手、ALTについては、先ほど望月委員が質問した内容で、ほぼ確認ができました。予定より4人少ない段階からスタートということで、今いる先生方に少し御負担をお願いするのかもしれないけれども、そうはいっても過度の負担ならないように、とはいえ子どもたちの学習の機会が損なわれないように工夫していただきたいと思いますので、その点は特に質問しないで以上とします。  予定していた質問としては、新しい時代を担う人づくり基金の事業です。その中でも、特にアメリカ合衆国デモイン市との交流です。当然、このコロナ禍でありますので、令和2年度の交流事業はできなかったと承知をしていますけれども、この先、令和3年度、どうなっていくかというのはまだ見通せない状況ですけれども、この交流事業、予算は計上されているのかどうか、まずそこを確認させていただきたいと思います。 374: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 375: ◯寺田学校教育課長 アメリカ合衆国デモイン市との交流につきましては、来年度予算に、行う予定で、計上がされております。  もう一点、今年度につきましては、5年に1回の中華人民共和国成都市との交流でありましたけれども、これは、コロナ禍の影響で、行くほうも、来るほうも、実施できなかったというふうな状況であります。 376: ◯荻原委員長 神山委員。 377: ◯神山委員 令和3年度も、状況を見て、実施するしないは判断するということだと思いますけれども、予算は計上しているということで了解をしました。やっぱり大人になってからも「私、あのときデモイン市に行ったんだよね。」とか「うちでホームステイしていたんだよね。」と結構話題に出る、もう長く続いている事業で、海外を知る1つのきっかけにもなると思うので、何らかの形で実施をしていただきたいなというふうに思います。  たまたまですけども、ベーコンフェスティバルというので私もデモイン市と関わることがありまして、初めて姉妹都市のデモイン市に行きましたけど、やっぱり行ってみると、姉妹都市の、そういう長いつながりの中での温かさを感じるとか、アメリカ合衆国のいい部分が見えるとかもあるので、本当に教育的にいいなというふうに思います。  昨年、ベーコンフェスティバルでマスクのやり取りをしたんです。マスクだから、当然、輸送ができるので、送ったんですけれども、その授与式を、インターネットを通じて、樋口市長にも出ていただいて、向こうの市長とやり取りをしました。1人1台端末でネット環境も学校は整っていくということだと思いますから、インターネットでデモイン市とつないで何か交流をするとかすれば、実際に子どもが行くとなると人数は限られますけど、インターネットでつなぐことによって、また違う形での交流、姉妹都市を知るというきっかけもできるかと思うので、柔軟にいろいろ判断していただきたいなと思いますけど、いかがでしょうか。 378: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 379: ◯寺田学校教育課長 今、話がありましたように、この交流は長く続いておりまして、この中高生デモイン派遣研修に参加した当時の中学生が、今、実際、デモイン市の受入れをするに当たって通訳で帯同していただいているとか、あるいは、教育委員会が間に入らない中でもホストファミリーとの交流が続いているということがありますので、非常に意義あるものだと思っております。  そういうことを踏まえますと、もし仮にお互いの交流が、来年度、できないときにも、何らかの形での交流というものをICT機器の活用等も含めて行いながら、この交流の糸を切らさない、それが大事かと思っております。  以上であります。 380: ◯荻原委員長 神山委員。 381: ◯神山委員 前向きな御答弁をいただいたと思います。期待をするところです。  もう一点、小学校の教科担任制についてです。これも、国の中央教育審議会が、小学校5年生・小学校6年生を対象ということで、導入に向けての提言があったと聞いています。導入自体は2022年ですけれども、となると、新年度、それに向けて準備をしていくということが重要だと思うので、その点、お聞きをしたいと思っています。  市内の小学校を見てみると、大規模校から小規模校まで様々ある中で、小規模校で小学校5年生・小学校6年生で1クラスしかいないのに、授業で受持ちということはできないというように思うわけです。学年を越えても、小学校5年生・小学校6年生1クラスずつだったら結局2つの教科しかできないという、小規模校だとそういう課題もありますし、大規模校だったらそこの融通は利くのかもしれませんけども、様々、導入に向けた準備をしなくてはならない1年が来年なのかなと感じるところですけれども、来年度、どのような検討をされていくのかお答えをいただきたいと思います。 382: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 383: ◯寺田学校教育課長 本年の1月に、中央教育審議会から、今、話がありましたように「令和の日本型教育」と称する答申が文部科学省に出されました。その中で、令和4年度になると思いますけれども、小学校高学年からの教科担任制の導入を行うというようにあります。ただ、まだこの方向性について細かく文部科学省から示されておりませんで、まずは、どの程度の規模の学校にどのような基準で配置するのかということが課題になると思っております。  現在も、それと似た形でありますけれども、今年度より山梨県教育委員会のほうで、定数配置ではないんですが、加配教員という形で、小学校専科教員が、今年度、3名配置されております。これは、英語以外の教科について専科で行うというということを行っておりますので、これが、また来年度も、加配が山梨県からある見通しでありますので、この今年と来年度の英語専科ではない小学校専科加配の運用状況等が、今言いました来年度に向けての準備や、その成果、課題を把握するいい機会になるかと思っております。 384: ◯荻原委員長 神山委員。 385: ◯神山委員 寺田学校教育課長がおっしゃられるとおり、国がどういうふうに具体的な形をつくっていくかというところも大きく影響があるかと思います。またそうやって、山梨県から加配の先生をということで、実態を動かしながら、ぜひ検討していただきたいと思います。  もう既に小学校で導入している地方自治体もあるということは確認をしていて、様々なやり方、その学校の中でのやり取り、あと中学校区の中で、小学校を越えての先生のやり取りなどもあるようです。様々なメリット・デメリットがあると思いますし、また、学校の先生が教科で担任を持つことで、小学校の先生が、先ほどもありましたけど、1校時から6校時まで連続して行わなくていい時間をつくったりすることができるということもあって、働き方改革にもつながるというようなところもあると思いますので、ぜひ新年度、検討を進めていただきたいと思います。
     学校教育課についてはあともう一点ですけれども、先ほど望月委員も触れていました余裕教室についてです。私、余裕教室という形ではなくて、学童保育に対して、学校としても、ぜひ支援や、その理解の拡大をしていただけるように、校長先生を通じてお伝えいただきたいというところです。  3款のところで確認をしたところ、次年度、4つの学校で、余裕教室や、いわゆる理科室、家庭科室など、そういうところが放課後児童クラブの場所として使えるようになっていくということで報告を受けまして、よかったなと思って質問を終えて、その後、望月委員が細かく確認をしていただいたら、貢川小学校、相川小学校、東小学校、新紺屋小学校だったんですけど、今年度も空けていただいたところが継続するという答弁だったので、結局、学校数が増えていたのではないなということで、いろいろな学校の事情があると思うんです。コロナ禍だから密にならないようにということで、今言った学校は配慮していただいたのかと思うんですけれど、新型コロナウイルス感染症があるなし、まあ、あるからそうしなければいけないところはあると思うんですけど、なくても、子どもが豊かな環境で放課後の居場所を過ごせるということが望ましいと思うし、こういう事例があれば、放課後の子どもの安全管理の責任の所在をしっかり明確に分けているから、こういう場所を放課後児童クラブで使えているということだと思うので、こういう事例もあるので、体育館を使わせてもらえる、校庭を自由に使えるなど、ぜひ学校側にも、新年度、子どもたちの放課後の場がより豊かなるように話をしてもらいたいと思いますけど、いかがでしょうか。 386: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 387: ◯寺田学校教育課長 放課後児童クラブにつきましては担当課があるわけですけれども、来年度、いわゆる学校の教室の一部を使って放課後児童クラブを開設するという学校につきましては、これまでも、本市教育委員会のほうが担当課から打診を受ける中で、学校と協議を進めました。  今後につきましても、幾つか条件があると思うんですが、例えばセキュリティ上の問題、あるいは学校の教育活動に支障がないか、教職員の業務にも過度な負担にならないか,その辺等を学校と協議したり、また、その使用期間が一時的・緊急的なものであるのか、あるいは恒常的・継続的なものであるのか、その辺も確認しながら、子どもの放課後の居場所、これは大事なことですので、個別のケースに応じて、連携して協議・対応していくことが必要と考えております。  以上であります。 388: ◯荻原委員長 神山委員。 389: ◯神山委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。放課後児童クラブ、学童保育ということになると、今、主体は子ども未来部なので、ここは今いただいた答弁で理解をしますし、ぜひ一緒に支援をしていただければと思います。  では、学校教育課は以上にしまして、最後、放課後子供教室です。  放課後子供教室は、本市は甲府モデルということで展開をしてきていただいていまして、今、田中歴史文化財課長が、生涯学習課長だった頃から、この甲府モデルというのを構築して、今、続いてきていて、徐々に数が増えてきている。また、何度か見せていただいていますけど、子どもにとって、学校教育ではなかなか経験できない、体験できない、そういう経験の場ができていたり、すごくいいなと感じています。  新年度予算を拝見すると、1教室新設予定ということで御報告を受けているんですけれども、新年度の取組を、まずお聞きをしたいと思います。 390: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 391: ◯板山生涯学習室長 令和2年度末までにつきましては、小学校25校中13校で放課後子供教室を開催しております。来年度につきましては、大国小学校で新設を行います。また、里垣小学校を甲府モデル化にする予定になっております。  以上です。 392: ◯荻原委員長 神山委員。 393: ◯神山委員 そうやって徐々に広げていっていただいて、学童保育もですけれども、あわせて子どもの放課後の時間をより豊かにできるという取組で、本当に期待をしているところです。取組については、この間、確認もしてきていますし、またこうやって大国小学校を増やしていく、里垣小学校の運営の仕方もリニューアルしていくということで、新年度も期待をするところです。  今後、25校、できるだけ全ての学校で行っていけるように、規模を拡大していっていただくことを期待するんですけども、あわせて、学童保育という預かりの場と、こういう学びの場という2つの場が放課後にあると。全国的に見ると、放課後の子どもの居場所の主催が一体化している事例は多くあるわけで、やっぱりこの放課後子供教室、今、一体型ということで、放課後児童クラブに通っているお子さんにもお声かけをいただいて参加をいただくという場もありますけれども、でも別々にまだ運営されている状況なので、ぜひ多くの子どもたちにいろんな学びの機会があったらいいなと思うので、その運営体制も、これは部を越えてしまいますけれども、そうはいっても、提供している、そして学校の場で行っているということで、ぜひ令和3年度も、引き続きこの運営の仕方について検討もいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 394: ◯荻原委員長 板山生涯学習室長。 395: ◯板山生涯学習室長 放課後児童クラブとの連携につきましては子ども未来部のほうと常に調整をしておりまして、ただ、放課後児童クラブは放課後児童クラブでいろいろ課題があるようで、なかなかこちらの放課後子供教室との連携の検討までに、まだなかなか手が及ばないという課題があります。そういった中ですけれども、またできる状況である学校を、本市教育委員会でも子ども未来部と一緒に検討して、少しずつでも広げていけるような形を行っていきたいと考えております。  以上です。 396: ◯荻原委員長 神山委員。 397: ◯神山委員 いろいろ確認できましたので以上にしますけれども、今、ここのやり取りを含めて、新年度もすごく期待をするところもありますので、引き続きよろしくお願いいたします。  以上にします。 398: ◯荻原委員長 それでは、藤原委員、お願いいたします。  藤原委員。 399: ◯藤原委員 初めに、1款2目事務費、事務局費の中の入学準備金融資事業についてお伺いをいたします。  この金額計上、また事業の内容を、いわゆるこの金額にした、要は設定、人数というか、あとこの事業の概要を教えてください。 400: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 401: ◯内藤学事課長 入学準備金融資制度でありますけども、高校、大学等に入学する方の保護者で、入学準備金の調達が困難な方へ入学準備金を融資する事業であります。令和3年度の貸付金4,834万4,000円の額につきましては、今までに、まだ融資をしている額の半分の額を金融機関に預託金として預けますので、その金額というような形になっています。  以上です。 402: ◯荻原委員長 藤原委員。 403: ◯藤原委員 いわゆる既存の融資制度だということなんですけれども、今回、コロナ禍になって、今、内藤学事課長にお答えいただいたように、入学のときに必要な融資制度ということで、使えるのが中学校3年生や高校3年生の親に限定されてしまっているのかどうかを確認したいです。 404: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 405: ◯内藤学事課長 入学金を払う方なので、中学校3年生と高校3年生、また浪人をした方でも、入学金を払う方であれば、それは対象になります。  以上です。 406: ◯荻原委員長 藤原委員。 407: ◯藤原委員 先ほど木内委員の質問の中でも、就学援助制度を利用されている方の割合が増えたということもお伺いしたので、例えば、これ、制度を少し変えて、修学資金制度とかにして、いろいろなタイミングでこの融資制度を使えるようにとかというのはできないものなのかと思います。もっと言えば、この制度の中で、例えば振り込み指定にするとか、入学準備金以外のものにも使えるような融資制度であれば、もっと幅広く使っていただけるのかと思ってしまうところなんですけれども、いかがでしょうか。 408: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 409: ◯内藤学事課長 今のところ、この制度は入学準備金のみの融資制度でありますので、その他に使えることがいいのではないかということですけれども、そこについてはちょっと研究をさせていただきたいと思います。  以上です。 410: ◯荻原委員長 藤原委員。 411: ◯藤原委員 ぜひ、その返還方法、据置き期間など、いろいろあると思いますが、柔軟に対応していただければ、このコロナ禍の中で使える制度なのかと私自身は思います。  もう一点は、その金融機関の審査が必要ということなんですけれども、今回、いろいろ国とかから出ている補助制度、また融資制度を見ると、大分、その要件が緩和されている部分があるというように私は思います。特に多重債務であったりという最も借りづらいパターンの方々にも、ある程度、その制限をつけながらやることによって柔軟にできる、特に金利も安いですし、できる制度なのかなと思いますので、ぜひ検討していただいて、入学金以外の就学されている子どもさんたちにも使えるような制度にしていただければと思うんですが、どうでしょうか。 412: ◯荻原委員長 内藤学事課長。 413: ◯内藤学事課長 使い勝手がいいようにということですけれども、またそこは、今後、調査・研究をしていきたいと考えています。  以上です。 414: ◯荻原委員長 藤原委員。 415: ◯藤原委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次の質問をさせていただきます。いろいろ、教員、またその教員をサポートするためにということで、サポートティーチャー教育振興事業費とか、大きく盛られている部分があると思うんですけれども、こと現在、まあ、昔も現在もなのかもしれないですけれども、不登校や教育格差の問題に対してこういったいろいろな予算が計上されている中で、次年度、どのような取組をされていくのか教えていただきたいと思います。 416: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 417: ◯寺田学校教育課長 今、不登校の御質問がありましたけれども、ここ数年、全国的にも、甲府市でも不登校が多くなっておりまして、これは重要な課題であると考えております。  その中で、不登校につきましては、よく言われますが未然防止ということで、1つは学校における丁寧な学習指導や人間関係づくり、この辺につきましては、市費負担教職員等のサポートも入れることで丁寧な学習指導につながったかと思っております。  次に、早期発見・早期解決の取組でありますけども、これにつきましては、月3日以上の欠席の児童・生徒については、学校から報告を受ける中で、学校はもとよりですけれども、報告を受けた事例の中で、必要に応じて本市の教員、学校教育課の専門的スタッフである生徒指導アドバイザー等が助言を行っております。  さらに、不登校になってしまった子どもの学校復帰につきましては、各学校に配置されている配置スクールカウンセラー以外に、学校教育課内におります派遣のスクールカウンセラー、あるいは、先ほどから話が出ていますけど、あすなろ学級等を活用しながら、総合的に取り組んでいくというような形で考えております。  以上であります。 418: ◯荻原委員長 藤原委員。 419: ◯藤原委員 今の時代も、昔の時代もなんですけれども、基本的に不登校は駄目よみたいな感じで、多分、教育委員会も、一般家庭も取られているのかと思いますが、不登校になってしまう子どもたちにもいろいろ原因があると思っています。何人かに聞くと、やっぱりその過剰なアプローチがつらいという子どもたちもいたり、先生や教育委員会としてみれば、やっぱり学校に来てほしいと思っているんですけれども、そこの部分を、今後、例えばオンライン授業とか、また自由な教育、またいろいろ幅広い人間性もあると思うので、柔軟に捉えたときに、学校として、それでもやっぱり不登校は避けたい、来てほしいと思うのが教員の常だと思うんですけれども、幅広い対応ができるかなと思っているんですけれども、そこを、今回、いろいろ予算立てされた中で、例えば学校に来なくても、従来の教育であったりというのができる方向で今後考えていくということはできないものなのかなと思っているんですけど、次年度、どうでしょうか。 420: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 421: ◯寺田学校教育課長 先ほど、不登校の対応の在り方を幾つかの段階でお話をしたわけですけれども、基本的に、私ども学校教育を担う立場としましては、学校教育の中で、やがて社会で生きていく力、学力も含めて、これは社会関係をつくる能力もありますけれども、そういうものを学校教育で提供していますので、無理強いはしませんけれども、その子なりに合った形で学校復帰を図る取組はしていきたいなと思っております。  ただ、藤原委員から御指摘ありましたように、不登校といいますのは、これはただ学校に来ないというところが共通しているだけでありまして、その原因や、あるいは休んでいる日数、要因、あるいは家庭環境、様々ですので、いろいろな形で、無理強いしない、その子に合った学校復帰等を探っていく必要はあると、大事であると考えております。  以上であります。 422: ◯荻原委員長 藤原委員。 423: ◯藤原委員 難しい問題なのかもしれないですけれども、より柔軟に対応していただければと思っております。  あともう一点、教育格差という問題で、目に見えない部分で、いろいろなところで格差が出ていると思います。かつ、少人数学級であったり、また学年によっては、学力のいわゆる習熟度によってクラスを換えたり、そういった取組というのは、小中学校では、今後、される予定とかはあるのでしょうか。 424: ◯荻原委員長 寺田学校教育課長。 425: ◯寺田学校教育課長 今、各学校の判断の中で、習熟度といいますか、先ほどもちょっと触れましたけども、小グループでの学習や、小集団に分けてということは行っております。ただ、教育格差の解消というのは非常に大事なことだと思っておりますので、今後、市費負担教員も配置しておりますので、そういうものの中で教育格差を少なくするような取組というのは必要だと考えております。 426: ◯荻原委員長 藤原委員。 427: ◯藤原委員 いずれにせよ、教員の加配であったり、様々な問題というか、対応しなければならないところがありながら、かつ現代においての問題だと思っていますので、鋭意努力してもらいたいのとあわせて、また子どもたちの未来のために努力していただければと思います。  以上で終わります。 428: ◯荻原委員長 それでは、以上をもって一般会計歳出第10款中、子ども未来部所管分を除く教育費の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程は全て終了いたしました。  なお、明日19日も午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 2時45分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...