甲府市議会 2020-12-09
令和2年経済建設委員会 本文 開催日: 2020-12-09
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経済建設委員会 本文 2020-12-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯天野委員長 選択 3 :
◯天野委員長 選択 4 :
◯土橋まち整備室長 選択 5 :
◯天野委員長 選択 6 :
◯天野委員長 選択 7 :
◯天野委員長 選択 8 :
◯石原まち開発室長 選択 9 :
◯天野委員長 選択 10 : ◯坂本委員 選択 11 :
◯天野委員長 選択 12 :
◯天野委員長 選択 13 :
◯天野委員長 選択 14 :
◯田中まちづくり総室長 選択 15 :
◯天野委員長 選択 16 :
◯天野委員長 選択 17 :
◯天野委員長 選択 18 : ◯飯田産業総室長 選択 19 :
◯天野委員長 選択 20 : ◯荻原委員 選択 21 :
◯天野委員長 選択 22 :
◯宮川雇用創生課長 選択 23 :
◯天野委員長 選択 24 : ◯荻原委員 選択 25 :
◯天野委員長 選択 26 :
◯宮川雇用創生課長 選択 27 :
◯天野委員長 選択 28 : ◯荻原委員 選択 29 :
◯天野委員長 選択 30 :
◯天野委員長 選択 31 :
◯天野委員長 選択 32 : ◯飯田産業総室長 選択 33 :
◯天野委員長 選択 34 : ◯望月委員 選択 35 :
◯天野委員長 選択 36 : ◯山本就農支援課長 選択 37 :
◯天野委員長 選択 38 : ◯望月委員 選択 39 :
◯天野委員長 選択 40 : ◯山本就農支援課長 選択 41 :
◯天野委員長 選択 42 : ◯望月委員 選択 43 :
◯天野委員長 選択 44 : ◯山本就農支援課長 選択 45 :
◯天野委員長 選択 46 : ◯望月委員 選択 47 :
◯天野委員長 選択 48 :
◯天野委員長 選択 49 :
◯田中まちづくり総室長 選択 50 : ◯天野委員長 選択 51 : ◯天野委員長 選択 52 : ◯天野委員長 選択 53 : ◯坂本委員 選択 54 : ◯天野委員長 選択 55 : ◯桜林農林振興室長 選択 56 : ◯天野委員長 選択 57 : ◯坂本委員 選択 58 : ◯天野委員長 選択 59 : ◯桜林農林振興室長 選択 60 : ◯天野委員長 選択 61 : ◯坂本委員 選択 62 : ◯天野委員長 選択 63 : ◯桜林農林振興室長 選択 64 : ◯天野委員長 選択 65 : ◯坂本委員 選択 66 : ◯天野委員長 選択 67 : ◯桜林農林振興室長 選択 68 : ◯天野委員長 選択 69 : ◯坂本委員 選択 70 : ◯天野委員長 選択 71 : ◯清水(英)委員 選択 72 : ◯天野委員長 選択 73 : ◯山本就農支援課長 選択 74 : ◯天野委員長 選択 75 : ◯清水(英)委員 選択 76 :
◯天野委員長 選択 77 : ◯山本就農支援課長 選択 78 :
◯天野委員長 選択 79 : ◯清水(英)委員 選択 80 :
◯天野委員長 選択 81 : ◯山本就農支援課長 選択 82 :
◯天野委員長 選択 83 : ◯清水(英)委員 選択 84 :
◯天野委員長 選択 85 : ◯里吉観光商工室長 選択 86 :
◯天野委員長 選択 87 : ◯清水(英)委員 選択 88 :
◯天野委員長 選択 89 : ◯里吉観光商工室長 選択 90 :
◯天野委員長 選択 91 : ◯清水(英)委員 選択 92 :
◯天野委員長 選択 93 :
◯天野委員長 選択 94 : ◯川崎委員 選択 95 :
◯天野委員長 選択 96 : ◯里吉観光商工室長 選択 97 :
◯天野委員長 選択 98 : ◯川崎委員 選択 99 :
◯天野委員長 選択 100 : ◯里吉観光商工室長 選択 101 :
◯天野委員長 選択 102 : ◯川崎委員 選択 103 :
◯天野委員長 選択 104 : ◯里吉観光商工室長 選択 105 :
◯天野委員長 選択 106 : ◯川崎委員 選択 107 :
◯天野委員長 選択 108 : ◯里吉観光商工室長 選択 109 :
◯天野委員長 選択 110 : ◯川崎委員 選択 111 :
◯天野委員長 選択 112 : ◯中村委員 選択 113 :
◯天野委員長 選択 114 : ◯望月委員 選択 115 :
◯天野委員長 選択 116 : ◯里吉観光商工室長 選択 117 :
◯天野委員長 選択 118 : ◯望月委員 選択 119 :
◯天野委員長 選択 120 : ◯里吉観光商工室長 選択 121 :
◯天野委員長 選択 122 : ◯望月委員 選択 123 :
◯天野委員長 選択 124 : ◯里吉観光商工室長 選択 125 :
◯天野委員長 選択 126 : ◯望月委員 選択 127 :
◯天野委員長 選択 128 : ◯依田中心街再生担当課長 選択 129 :
◯天野委員長 選択 130 : ◯望月委員 選択 131 :
◯天野委員長 選択 132 : ◯深井観光課長 選択 133 :
◯天野委員長 選択 134 : ◯望月委員 選択 135 :
◯天野委員長 選択 136 : ◯深井観光課長 選択 137 :
◯天野委員長 選択 138 : ◯望月委員 選択 139 :
◯天野委員長 選択 140 : ◯深井観光課長 選択 141 :
◯天野委員長 選択 142 : ◯望月委員 選択 143 :
◯天野委員長 選択 144 : ◯深井観光課長 選択 145 :
◯天野委員長 選択 146 : ◯望月委員 選択 147 :
◯天野委員長 選択 148 : ◯深井観光課長 選択 149 :
◯天野委員長 選択 150 : ◯望月委員 選択 151 :
◯天野委員長 選択 152 : ◯深井観光課長 選択 153 :
◯天野委員長 選択 154 : ◯望月委員 選択 155 :
◯天野委員長 選択 156 : ◯望月委員 選択 157 :
◯天野委員長 選択 158 : ◯山本就農支援課長 選択 159 :
◯天野委員長 選択 160 : ◯望月委員 選択 161 :
◯天野委員長 選択 162 : ◯山本就農支援課長 選択 163 :
◯天野委員長 選択 164 : ◯望月委員 選択 165 :
◯天野委員長 選択 166 : ◯荻原委員 選択 167 :
◯天野委員長 選択 168 : ◯山本就農支援課長 選択 169 :
◯天野委員長 選択 170 : ◯荻原委員 選択 171 :
◯天野委員長 選択 172 : ◯山本就農支援課長 選択 173 :
◯天野委員長 選択 174 : ◯荻原委員 選択 175 :
◯天野委員長 選択 176 : ◯山本就農支援課長 選択 177 :
◯天野委員長 選択 178 : ◯荻原委員 選択 179 :
◯天野委員長 選択 180 : ◯飯田産業総室長 選択 181 :
◯天野委員長 選択 182 : ◯荻原委員 選択 183 :
◯天野委員長 選択 184 : ◯飯田産業総室長 選択 185 :
◯天野委員長 選択 186 :
◯天野委員長 選択 187 : ◯荻原委員 選択 188 :
◯天野委員長 選択 189 :
◯宮川雇用創生課長 選択 190 :
◯天野委員長 選択 191 : ◯荻原委員 選択 192 :
◯天野委員長 選択 193 :
◯宮川雇用創生課長 選択 194 :
◯天野委員長 選択 195 : ◯荻原委員 選択 196 :
◯天野委員長 選択 197 :
◯宮川雇用創生課長 選択 198 :
◯天野委員長 選択 199 : ◯荻原委員 選択 200 :
◯天野委員長 選択 201 :
◯宮川雇用創生課長 選択 202 :
◯天野委員長 選択 203 : ◯荻原委員 選択 204 :
◯天野委員長 選択 205 :
◯宮川雇用創生課長 選択 206 :
◯天野委員長 選択 207 : ◯荻原委員 選択 208 :
◯天野委員長 選択 209 :
◯天野委員長 選択 210 : ◯荻原委員 選択 211 :
◯天野委員長 選択 212 : ◯下山リニア交通室長 選択 213 :
◯天野委員長 選択 214 : ◯荻原委員 選択 215 :
◯天野委員長 選択 216 : ◯下山リニア交通室長 選択 217 :
◯天野委員長 選択 218 : ◯荻原委員 選択 219 :
◯天野委員長 選択 220 : ◯下山リニア交通室長 選択 221 :
◯天野委員長 選択 222 : ◯荻原委員 選択 223 :
◯天野委員長 選択 224 : ◯下山リニア交通室長 選択 225 :
◯天野委員長 選択 226 : ◯荻原委員 選択 227 :
◯天野委員長 選択 228 : ◯下山リニア交通室長 選択 229 :
◯天野委員長 選択 230 : ◯荻原委員 選択 231 :
◯天野委員長 選択 232 : ◯下山リニア交通室長 選択 233 :
◯天野委員長 選択 234 : ◯荻原委員 選択 235 :
◯天野委員長 選択 236 : ◯下山リニア交通室長 選択 237 :
◯天野委員長 選択 238 : ◯荻原委員 選択 239 :
◯天野委員長 選択 240 : ◯下山リニア交通室長 選択 241 :
◯天野委員長 選択 242 : ◯荻原委員 選択 243 :
◯天野委員長 選択 244 : ◯下山リニア交通室長 選択 245 :
◯天野委員長 選択 246 : ◯荻原委員 選択 247 :
◯天野委員長 選択 248 : ◯坂本委員 選択 249 :
◯天野委員長 選択 250 : ◯小田切公園緑地課長 選択 251 :
◯天野委員長 選択 252 : ◯坂本委員 選択 253 :
◯天野委員長 選択 254 : ◯小田切公園緑地課長 選択 255 :
◯天野委員長 選択 256 : ◯坂本委員 選択 257 :
◯天野委員長 選択 258 : ◯望月委員 選択 259 :
◯天野委員長 選択 260 : ◯齊藤都市計画課長 選択 261 :
◯天野委員長 選択 262 : ◯望月委員 選択 263 :
◯天野委員長 選択 264 : ◯清水(英)委員 選択 265 :
◯天野委員長 選択 266 : ◯坂本委員 選択 267 :
◯天野委員長 選択 268 :
◯天野委員長 選択 269 :
◯天野委員長 選択 270 :
◯天野委員長 選択 271 :
◯天野委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 令和2年12月定例会
経済建設委員会記録
1 日 時 令和2年12月9日(水)午前9時57分
2 場 所 本庁舎10階 委員会室1
3 出席委員 委員長 天野 一 副委員長 中村 明彦
荻原 隆宏 岡 政吉
坂本 信康 望月 大輔
川崎 靖 清水 英知
4 欠席委員 なし
5 当局出席者 産業部長 志村 一彦
まちづくり部長 梅澤 賢一
リニア交通政策監 根津 豊
ほか関係室長及び課長
6 事 務 局 政策調査担当課長 橘田 善弘
7 議 題
第 1 議案第136号 市道路線の廃止について
第 2 議案第142号 工事請負契約の変更契約の締結について
第 3 議案第143号 工事請負契約の変更契約の締結について
第 4 議案第144号 訴えの提起について
第 5 議案第135号 指定管理者の指定について
(甲府市勤労者福祉センター)
第 6 議案第123号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第11号)中
当委員会所管分
第1表 歳入歳出予算補正中
歳入 第15款2項5目、第17款1項1目中産業部分、
第20款5項5目中産業部分、第21款
歳出 第2款1項9目中産業部分・18目中産業部分、
第6款、第7款
第2表 繰越明許費補正(追加)
繰越明許費補正(変更)
第3表 債務負担行為補正(追加)中
甲府市勤労者福祉センター指定管理委託料
第4表 地方債補正(変更)
第 7 閉会中継続審査中の請願について
請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の
採択を求める請願
紹介議員 清水 英知 木内 直子 山田 厚
山田 弘之
2: 午前 9時57分 開 議
◯天野委員長 ただいまから
経済建設委員会を開きます。
12月7日本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。
なお、本日の常任委員会は、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営を行ってまいります。
また、請願審査につきましては、所管事項調査後に行いますので、御了承願います。
この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。
また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。
なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については自席へ戻るよう御指示願います。
それでは、最初に、所管事項の調査について各委員より質問内容を聴取いたします。
所管事項について、質問のある部等がありましたら、最初に申出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。
申出の際には、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営のため、当局の出席は可能な限り最小限にとどめることから、所管事項の担当部及び課名、もしくは、可能な限り詳細に調査内容につきまして、御発言をお願いいたします。
本日の所管事項の調査は、産業部、農業委員会、まちづくり部の順で行います。
(質問内容を聴取)
3:
◯天野委員長 ここで、議案審査に関わります部及び所管事項調査に該当する部以外の皆様にはお引取り願います。御苦労さまでした。
なお、所管事項の調査を行う際には改めてお呼びいたしますので、それまで自席にて待機くださいますようお願いいたします。
それでは、これより審査を行います。
最初に、議案第136号 市道路線の廃止についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
土橋まち整備室長。
4:
◯土橋まち整備室長 おはようございます。
それでは、議案第136号 市道路線の廃止につきまして説明をさせていただきます。
議案目録(その1)105ページをお開きください。106ページの市道廃止路線図も併せて御参照ください。
この議案第136号に関わる廃止路線の名称は105ページに掲載されています市道路線廃止調書のとおり、上曽根2158号線及び上曽根2171号線であります。
まず、上曽根2158号線でありますが、重要な経過地はなく、起点及び終点につきましては記載のとおりであります。
次に、上曽根2171号線でありますが、同じく重要な経過地はなく、起点及び終点につきましては記載のとおりであります。
続きまして、提案理由ですが、本2路線は、旧市営旭住宅内の市道であり、市営住宅を廃止したことにより、現状、道路としての機能を有してないため市道を廃止するものでありますが、市道を廃止するに当たりましては、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を必要とするものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
5:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
6:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
7:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第142号 工事請負契約の変更契約の締結について及び議案第143号 工事請負契約の変更契約の締結についての2案を一括議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
石原まち開発室長。
8:
◯石原まち開発室長 それでは、議案第142号及び143号 工事請負契約の変更契約の締結について、一括して御説明いたします。
議案目録(その2)119ページを御覧ください。
議案第142号であります。
甲府市宝一丁目に整備している都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第1工区)の請負契約の変更契約の締結であります。
変更の内容といたしましては、契約金額5億4,727万9,700円を103万6,200円減額いたしまして、5億4,624万3,500円に改めるものであります。
続きまして、議案目録(その2)121ページを御覧ください。
議案第143号であります。
甲府市朝日二丁目、朝日三丁目に整備している都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第2工区)の請負契約の変更契約の締結であります。
変更の内容といたしましては、契約金額3億1,946万4,200円を402万9,300円減額いたしまして、3億1,543万4,900円に改めるものであります。
主な変更内容といたしましては、当該工事の現場発生土につきまして、土質試験により、埋戻材としての使用に適していなかったことから、現場内で再利用せず処分場へ搬出するものとして積算し、工事に着手しているところであります。
こうした中、両工区において、土の状態に留意しながら丁寧に掘削作業を進める中で、比較的状態のよい発生土を選別し土質改良を行うことによりまして、道路の盛土材として再利用することが可能となる状態にすることができたところであります。
こうしたことから、今後、施工が予定されている盛土作業がある道路築造工事への再利用をすることによりまして、搬出先を処分場から仮置場へ変更し、運搬及び処分等に係る費用を減額するものであります。
この工事請負契約の変更契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要とされておりますことから、この議案を提出させていただいたところであります。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
9:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
坂本委員。
10: ◯坂本委員 契約金額が減ったということはいいことだと思っております。特に今、説明の中で、残土が使えないということで、全部新しく入れなければ駄目だというのが令和2年9月定例会の当委員会での説明でしたが、ここへ来て、そのような努力をしていただきまして、再利用できるものをしてみようということで差額が出たということでございますので、その努力に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
11:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
12:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより議案第142号 工事請負契約の変更契約の締結について及び議案第143号 工事請負契約の変更契約の締結についての2案を一括採決いたします。
2案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
13:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、2案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第144号 訴えの提起についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
田中まちづくり総室長。
14:
◯田中まちづくり総室長 それでは、よろしくお願いいたします。
議案目録(その2)123ページをお開きください。
議案第144号 訴えの提起について御説明いたします。
今回の訴えの提起は、市営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを請求するため、和解を含む訴訟を1件提起するものであります。
訴えの提起の相手方につきましては、平成14年度から滞納が特に目立つようになり、催告等を行ってきましたが、一時的に納付を行うも継続した納付が行われず、滞納解消の見込みがない状況でありました。
こうした中、本年6月に令和2年度4月分住宅使用料の納付を最後に支払いがなく、さらに、今年9月には退去手続の指導に従わず、一方的に市内のアパートに転居し、以降、電話催告や最終催告にも応答せず、連絡が取れない状況にあります。
以上のことから、甲府市市営住宅使用料滞納整理方針第7条の法的措置対象者である家賃の滞納月数6か月以上または滞納家賃15万円超過に該当する訴訟対象者といたしました。
訴えの提起及び和解に関する取扱いにつきましては、滞納全額の納付または一定額以上の納付に加え、滞納家賃等の分割納付等により完納する旨の申出があり、その履行が見込まれるときにあっては和解するものとし、また、一審判決の結果、必要があるときは上訴するものといたします。
なお、市営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴訟を提起し、または滞納家賃等の完納が見込まれるときにあって和解するについては、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を必要とするものであります。
以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
15:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
16:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
17:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第135号 指定管理者の指定について(甲府市勤労者福祉センター)を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
飯田産業総室長。
18: ◯飯田産業総室長 改めまして、おはようございます。
それでは、議案第135号 指定管理者の指定について(甲府市勤労者福祉センター)につきまして御説明申し上げます。
議案目録(その1)の103ページをお開きください。
また、お手元に配付させていただきました施設の概要等も併せて御覧ください。
本市の公の施設であります甲府市勤労者福祉センターにつきましては、平成20年度から指定管理者制度を導入しておりますが、平成28年4月からの指定期間が今年度末をもちまして満了となります。
このことから、このたび甲府市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例等の規定に基づき、選定委員会を設置し、公募を行う中で候補者を選定することといたしました。
選定委員会の委員には、甲府市勤労者福祉センターは、市内の勤労者の教養や福祉の向上を図るほか、勤労者の相互交流の場としての機能を持つ施設でありますことから、利用者2名及び有識者1名の計3名の外部委員を含む5名の委員を選任し、指定管理者の候補者の選定基準や、その選定などについて審査を行い、一般財団法人甲府市勤労者福祉サービスセンターを指定管理者の候補者として選定したところであります。
候補者選定の経過でありますが、第1回選定委員会が本年8月に開催され、募集要項や選定方法、選定基準等について審査が行われ、その内容が決定されました。
次に、第2回選定委員会が10月に開催され、応募のあった1団体の事業計画書や収支計画書等の記載内容及びヒアリング内容について審査をした結果、施設の有効活用やサービスの向上、さらには、管理に係る経費の縮減等が見込まれることから、一般財団法人甲府市勤労者福祉サービスセンターを指定管理者の候補者として選定するに至ったものであります。
当該団体を指定管理者として選定することにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするため、ここに提案するものであります。
なお、指定の期間につきましては、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となっております。
以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。
19:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
荻原委員。
20: ◯荻原委員 選定の経過、その他、これは妥当なことで、適正だと思いますけれども、1点だけ、会員数について、指定管理になってどのように増えてきたか、減ってきたか、あるいは現状どうなのか。現状は今、ここに数字は出ているんだけれども、今後の見込みとか、できるだけこれは会員数を増やしていってと思っているんですけれども、そんな取組等についてお聞かせいただきたいと思います。
21:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
22:
◯宮川雇用創生課長 今年度から1名の専属の会員数を伸ばす嘱託職員を雇用しまして、現在、会員数の増加の営業といいますか、企業を回りまして、依頼をしておる状況でございます。
すみません。会員数につきましては、手元に資料がないため、後ほど御説明させていただきます。
23:
◯天野委員長 荻原委員。
24: ◯荻原委員 数字が出なければ、それは構わないので、いいです。
要は、本市としても取組として専属の方を置いて、営業をやっているということは、実は私も承知していて、よく最近、リーフレットなどを配られているのを見ていますので、このセンターの方が頑張っていらっしゃるから、本市のほうでもできるだけ周知をして、サポートをお願いしたい、数字のほうは結構です。よろしくお願いしたいと思います。
25:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
26:
◯宮川雇用創生課長 すみません。会員数等が分かりましたので、報告させていただきます。
本年11月末ですが、467事業所で、3,607人の会員数となっております。
以上です。
27:
◯天野委員長 荻原委員。
28: ◯荻原委員 さらに増えるように、そこもサポートをお願いして、終わります。
もちろんこれは賛成です。
29:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
30:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
31:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第123号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第11号)中当委員会所管分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
初めに、産業部所管分の説明を求めます。
飯田産業総室長。
32: ◯飯田産業総室長 それでは、議案目録(その1)議案第123号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第11号)中、産業部に係ります補正予算につきまして御説明申し上げます。
まず、歳入について御説明申し上げます。
議案集の16ページ、17ページをお開きください。
15款2項5目農林水産業費県補助金1節農業費補助金につきましては、ブドウの晩腐病防除に係る補助金として166万6,000円を、3節畜産業費補助金につきましては、豚熱の感染防止に係る補助金として675万6,000円を計上するものであります。
17款1項1目総務費寄附金2節総務費ふるさと寄附金につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加を見込み、5億800万円を増額するものであります。
続きまして、18ページ、19ページをお開きください。
20款5項5目雑入3節雑入産業部分につきましては、平成30年9月の台風24号による強風で被災した農業用パイプハウスの修繕に対して、平成30年度中に交付した補助金に過払いが確認されたことから、農業者が国、県、市に自主返納する返還金7,000円を計上するものであります。
続きまして、20ページ、21ページをお開きください。
21款1項6目農林水産業債1節農業債につきましては、測量設計業務に伴い、施工範囲を見直した上帯那町地内の農業用水路法面保護工事に充てるための市債390万円及び県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金に充てるための市債310万円、計700万円を増額するものであります。
歳入は以上でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
議案集の22ページ、23ページをお開きください。
2款1項9目企画費企画諸経費につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加に伴う経費として、クレジット決済に要する手数料としての役務費及びサイト掲載料や返礼品代等の委託料を、合計で2億6,288万円を増額するものであります。
2款1項18目諸費23節償還金利子及び割引料の産業部分につきましては、先ほどの雑入の返還金における国と県の分に係る返還金5,000円を計上するものであります。
続きまして、28ページ、29ページをお開きください。
6款1項4目農業指導費19節負担金補助及び交付金につきましては、ブドウの晩腐病防除における恒久的対策としての簡易雨よけ施設の導入に係る補助金166万6,000円を計上するものであります。
6款1項5目農地費につきましては、先ほどの上帯那町地内における農業用水路法面保護工事に係る工事請負費294万9,000円及び県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金532万5,000円を増額するものであります。
6款1項8目畜産業費19節負担金補助及び交付金につきましては、豚熱の感染防止対策として、感染原因である野生動物、特に鳥類の侵入を防ぐための防鳥ネットの設置に係る補助金788万3,000円を計上するものであります。
次に、7款1項2目商工業振興費13節委託料につきましては、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン第2弾に係る委託料1億3,205万1,000円を増額するものであります。
7款1項3目観光費19節負担金補助及び交付金につきましては、来年2月に一般社団法人全国旅行業協会が主催する第16回国内観光活性化フォーラムinやまなしが本市で開催されることに伴う負担金50万円を計上するものであります。
歳出は以上でございます。
続きまして、恐れ入りますが、戻りまして、8ページ、9ページをお開きください。
第2表、繰越明許費補正の変更について御説明申し上げます。
6款1項農業費農業施設等管理事業につきましては、先ほどの農業用水路法面保護工事の年度内の完了が見込めないことから、繰越明許費を変更するものであります。
次に、第3表、債務負担行為補正の追加について、御説明申し上げます。
甲府市勤労者福祉センター指定管理委託料につきましては、指定管理者に委託料を支払うことについて、後年度にわたる債務を生じる内容の協定を締結することから、令和3年度から令和7年度までの期間において、限度額5,166万5,000円の債務負担行為を設定するものであります。
次に、第4表、地方債補正の変更について御説明申し上げます。
農業施設整備事業につきましては、先ほどの農業用水路法面保護工事に係る工事請負費及び県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金に充てるため、市債の限度額を700万円増額する変更を行うものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
33:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
望月委員。
34: ◯望月委員 農業費の指導普及事業費、ブドウの晩腐病の対策としての簡易雨よけの施設導入ということでお伺いをいたしました。
前回の令和2年9月定例会で、剪定枝の焼却処分費用の補助を行うということで、第2弾として簡易雨よけ施設の導入に係る補助を行うということで対策をされたんだと思います。
歳入のほうで県補助金166万6,000円。これは山梨県から10分の10の補助という理解でよろしいですか。前回、剪定枝の持込みについては3分の1の補助と聞いていたんですけれども、今回、全額山梨県で補助していただけるという理解でよろしいのかと、あと、これは166万6,000円で想定している部分で、大体どれぐらいの規模を想定しているのか、人数とかそういった部分、あと、スケジュールをどれぐらいのタイミングでいつまでに申請してとか、そういったものが具体的に出ていればお示しをいただければと思います。お願いします。
35:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
36: ◯山本就農支援課長 今回の簡易雨よけ施設の整備に対する補助につきましては、山梨県の補助事業を使って行うものでございまして、未来を拓くやまなし農業応援事業ということで、事業費の2分の1を補助いただいております。それで、山梨県から補助いただいた部分をそのまま100%農家の方に支援するという形になってございます。
それから、規模でございますけれども、今回、これに対しまして、要望した農家につきましては4軒の農家でございまして、4軒の農家が結成した組織体に対する取組に対して支援するものでございまして、面積にしますと40アールということでございます。
スケジュールでございますけれども、議会の議決をいただいた後、すぐに事業を進めていただくということで農家の方と準備を進めているところでございまして、年度内に事業完了する見込みでございます。
以上でございます。
37:
◯天野委員長 望月委員。
38: ◯望月委員 山梨県と綿密に協議をしているということがこれで理解できました。
令和2年9月定例会での補正予算にあった剪定枝の焼却処分費用もそうですけれども、これはやはり一体となってやっていかなければいけない事業であると思いますし、その時の当委員会でも御答弁がありましたように、異常気象がまたいつ起こるか分からないし、来年ないかもしれないし、あるかもしれないという想定の中で対策を講じられるということで、恒久的な対策も検討していきたいということを言われておりましたので、ぜひこういった体制をしっかり構築していただいて、何かあったときの際の備えとして、またすぐに動けるような山梨県との協議等々を重ねていただければと思います。
あと、想定する農家さんの軒数が4軒ということでしたけれども、これは何か募集をするというか、そういう相談があっての4軒という想定数になっているんでしょうか。
39:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
40: ◯山本就農支援課長 この簡易雨よけの対策につきましては、恒久的な対策ということでJA山梨みらいと、今後、こういった取組も進めていかなければならないということで何度か協議を進めているところでございます。
その中で、JA山梨みらいが生産者のほうに、こういう事業があるということで周知を図る中で手を挙げてきた農家さんということでございます。
以上でございます。
41:
◯天野委員長 望月委員。
42: ◯望月委員 JA山梨みらいからの調査ということで、本市がそれに対してということだと思いますけれども、多分4軒以上出るのではないか。私の個人的な考えですけれども、私が見ている限りでは結構被害が大きいので、いろいろなところからというか、これをまたしていきますとなったときに、かなり出てくると思うんですけれども、それはそれでまた継続的に検討していただけるように山梨県と協議していただいて、またお願いをしたいと思います。
前回は、剪定枝、今回、雨よけということで、それ以外にも対策を、議案の範囲をはみ出てしまうといけないんですけれども、それ以外に本市の打ち出している対策以外で、山梨県やJA山梨みらいなどで行っている対策というもので把握しているものがあればお伺いしたいと思うんですけれども。ここでよろしいですか。
43:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
44: ◯山本就農支援課長 JA山梨みらい等で独自に対策を行っているということはお伺いしておりますけれども、詳細については把握しておりませんので、ここでは差し控えさせていただきたいと思います。
以上になります。
45:
◯天野委員長 望月委員。
46: ◯望月委員 承知いたしました。
ぜひその辺も本市としても把握していただいて、包括的に市と県と、あるいは、JA山梨みらい等でしっかりこのブドウ晩腐病に対して備えているという一体感も伝わるような、動きをまたしていただければと思っております。
剪定枝の焼却処分のことは所管事項調査でお伺いしたいと思いますけれども、いずれにしましても、大変ありがたい事業であると思いますので、当然賛成の立場での質問でありました。
ぜひまた、農家さんの御意見を聞きながら進めていただければと思います。
以上です。
47:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
48:
◯天野委員長 以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。
引き続きまして、まちづくり部所管分の説明を求めます。
田中まちづくり総室長。
49:
◯田中まちづくり総室長 それでは、よろしくお願いいたします。
議案第123号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第11号)のうち、まちづくり部に係ります内容につきまして御説明いたします。
議案目録(その1)8ページ、9ページをお開きください。
第2表、繰越明許費補正(追加)につきまして御説明いたします。
8款1項道路橋りょう費市道新設改良事業につきましては、市道富士見中線
電線共同溝整備において、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特殊部材の納期の遅れにより、年度内の執行が困難であるとの理由から、1億2,259万円の繰越明許費を設定するものであります。
続きまして、3項都市計画費甲府城周辺地域活性化計画整備事業につきましては、旧甲府税務署跡地の建物解体工事において、外壁塗装の下に、当初想定しない外壁タイルが施工されており、そのタイル撤去のため、追加の作業工期を要するため、年度内の執行が困難である等の理由から、1億2,992万円の繰越明許費を設定するものであります。
続きまして、甲府駅周辺土地区画整理事業につきましては、地権者との補償交渉に不測の日数を要し、年度内の執行が困難であることから、1億6,188万9,000円の繰越明許費を設定するものであります。
最後に、緑が丘スポーツ公園整備事業につきましては、山梨県施工の緑が丘アクセス線整備に伴う、公園施設整備の実施設計を山梨県との補償契約締結後に発注する予定でありましたが、山梨県との補償交渉に不測の日数を要したことから、年度内の執行が困難であるため、6,235万4,000円の繰越明許費を設定するものであります。
以上で、まちづくり部に係ります補正予算につきまして、説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。
50: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
51: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
52: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で当委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
次に、所管事項の調査に入ります。
それでは、産業部の所管事項の調査に入ります。
先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。
坂本委員。
53: ◯坂本委員 それでは、産業部、マウントピア黒平管理事業についてお伺いいたします。
令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書によりますと、マウントピア黒平の利用状況は、コテージが1,031人、休憩室が780人、レストランが1,217人、イベント参加者が1,260人の合計4,288人が利用しているという状況だと伺っております。
その中で、このマウントピア黒平は30年以上たったものですから、様々な施設にも老朽化が進んできたんだろうと思っております。
その施設管理について質問したいのですが、この施設は、御承知のとおり、子どもたちも利用する施設ですので、安全で安心に利用できる施設でなければならないと思っておりますが、今までも給湯室とかいろいろな修繕等をお願いし、手を入れてきてもらったんですが、この施設に対して、維持管理は年次計画的に行っているのか、どのような形で維持管理を進めてきているんでしょうか。
54: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。
55: ◯桜林農林振興室長 マウントピア黒平につきましては、坂本委員がおっしゃったように、平成3年に供用開始以来、もう30年になります。
そういった意味で、どうしても老朽化はしてきているものでございまして、何回か修繕を繰り返してきたところです。直近では平成28年度、平成29年度、平成30年度に計画的に修繕工事、トイレ等がどうしても傷んでしまうということで水回りを中心に行ってきたところです。
いずれにいたしましても、これにつきましては、黒平地域振興組合が指定管理を行っておりまして、この指定管理者と協議しながら毎回、計画的に優先順位をつける中で修繕をしてきているところでございます。
以上です。
56: ◯天野委員長 坂本委員。
57: ◯坂本委員 水回りを中心に、また、指定管理者との打合せの中で今まで修繕を行ってきたということでございますが、年次計画を立てるというよりも、そのときどきでいろいろな不都合が出たときに手をつけていくほうがやはり一番いいのではないかと思っております。
そうはいいましても、現在もまた進行していると思うのですが、現在は、どのようなものを修繕として考えているでしょうか。
58: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。
59: ◯桜林農林振興室長 いろいろ指定管理者から連絡が来ているもの、来ていないものもございまして、コテージの状況ですとか、あと、場内の道路は山つきの道路ですので、どうしても雨が降ると水が流れてしまうといった不具合等が出ておりますので、逐次、指定管理者と協議しながら対応していく予定でいます。
以上です。
60: ◯天野委員長 坂本委員。
61: ◯坂本委員 以前もコテージの屋根が壊れていて、結構そのままになっていて時間がかかったことがありました。そのため、1棟使えなかったということが結構長かったような気がします。
そして、コテージも、やはり30年たっていますから、雨水によって腐食して壊れていくんだろうということで、それを直していくという話も聞いておりますので、暫時、コテージだけはやはりあまり腐食したようなところがあったり、いろいろ見栄えが悪いというのはよろしくはないと思いますので、しっかりと管理をしていってもらいたいと思っております。
また、今、御答弁いただきました場内の道路の件で、どうしても土の道路になっていますから、掘れてしまって、凸凹がすごく出てしまいますので、非常に使いづらい。特に雨が降るとぐしゃぐしゃになって、滑ったりして上っていけないということでございますので、この点について、もう1回、この道路についてどのような処置をしていくお考えがあるかお聞かせください。
62: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。
63: ◯桜林農林振興室長 場内の道路につきましては、どうしても雨が流れる。また、今は雪が深いもので、どうしても雪が溶けないとか、そういった状況がございますが、そうはいっても水路等が一応ございます。そこに葉っぱ等が詰まっている状況等も関連してくると想定していますので、これについても管理状況等も見極めながら対応していきたいと思っています。
以上です。
64: ◯天野委員長 坂本委員。
65: ◯坂本委員 今、答弁いただきましたように、一番のネックは排水路の落ち葉の除去が一番大変だということで、本当にまいっているようでございます。
要は、若干の上りになっていますから、車などが通ると、どうしても凸凹になってしまう。それから、雨が降ると、滑って上っていけないというような。
あまり使用頻度が悪くなるような状況は、やはり検討していただければと思いますので、また、道路のほうもよろしくお願いいたします。
それから、もう1つ、前にもいろいろ質問させていただきましたが、周りの木の伐採を結構していただきました。現在はどうでしょう、緊急に伐採するような木はまだあるでしょうか。
66: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。
67: ◯桜林農林振興室長 指定管理者等からはそういった要望は出ていません。
以上です。
68: ◯天野委員長 坂本委員。
69: ◯坂本委員 先ほども申し上げましたが、このような施設は安全で安心して使える施設でなければいけないと思いますので、先ほど答弁いただきました指定管理者と協議をしながら、計画的に維持管理をしていただければと思っております。
それから、もう1点、これは要望ですが、指定管理者によりますと、マウントピア黒平の中だけでなく、その周辺においてもやはり結構危険な木がございまして、伐採しなければならない木があるようなことを聞いておりますので、指定管理者と緊密に連絡を取りながら、その辺のところも対応していただくことを要望して質問を終わります。
70: ◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
清水(英)委員。
71: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。
それでは、改正種苗法の成立を受けた本市への影響についてお伺いをしたいと思います。
改正種苗法が先日、国会で可決成立をしたわけですけれども、国に登録をされた作物の種や苗を農家さんが自家増殖をする場合、許諾料の支払いが求められる。事実上この自家増殖が禁止されてしまう、できなくなってしまうという問題が指摘をされているわけですけれども、法律が可決されまして、本市の農家の皆さんにどのような影響があると分析あるいは評価をされていらっしゃるか、現状をお聞かせください。
72: ◯天野委員長 山本就農支援課長。
73: ◯山本就農支援課長 種苗法の改正につきまして、甲府市の農業への影響でございますけれども、特に影響があると考えられますのがイチゴあるいはブドウという作物になるかと思います。
イチゴにつきましては、ランナーで増殖をするということで、株を増やして、また、次の年生産するという形を取っておりますので、ただ、このイチゴの苗につきましては許諾料が含まれておりまして、1年目につきましては、買った苗からランナーを増やして株を増やす。そこから、また次の年、イチゴを収穫するということは可能ということでございますので、通常の栽培の中では大きな影響はないのかと考えております。
ただ、近年はそういった育成の技術が発達しておりまして、増殖も盛んに行われているという状況もありますので、農家のほうともよく意見を聞きながらその状況等を把握していきたいと思っております。
以上でございます。
74: ◯天野委員長 清水(英)委員。
75: ◯清水(英)委員 特にイチゴやブドウで影響があるということを御説明いただきましたけれども、例えば作付の面積であるとか、あるいは、生産量とか生産高とか、そういった影響のある作物の割合などについて、何か評価や分析等はありますでしょうか。
76:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
77: ◯山本就農支援課長 登録されている品種につきまして影響がございますので、イチゴにしましても、ブドウにしましても、かなりの品種がございます。この全てがその法律に関わってくるということではなくて、登録された品種だけが関わってきますので、それで、その登録の仕方もどういう形で種苗法に関わるのかというところ、一つ一つ違いますので、そこを、ただいま山梨県で、山梨県下で栽培されている登録品種についてどういう影響があるか、詳細に調べていただいておると聞いておりますので、それを受けまして、甲府市にもどのような影響があるか、詳細にチェックしていきたいと思っております。
以上でございます。
78:
◯天野委員長 清水(英)委員。
79: ◯清水(英)委員 山梨県のほうで今、調査をされて、それを受けて詳細なチェックをしていくということでありました。
種子等については、やはり長い歴史をかけて農家の皆さんが種子の選抜を繰り返したり、地域の風土に根差した、合ったものを作ってきたといった長い歴史があると思いますけれども、これが一部の企業によって、ゲノム編集であるとか、遺伝子操作などによって登録が独占されるということがあったりしては困るという問題意識があるわけでございます。
農家の皆さんの営業と権利を守るために実態把握や支援、様々な対策に取り組んでいただきたいと思います。
この件については、以上であります。
続きまして、農家の皆さんの持続化給付金の申請についてお聞きいたします。
持続化給付金については、農家の皆さんでも、新型コロナウイルス感染症拡大によって減収があれば申請ができるということでありますけれども、その基準について、農林水産省のリーフレットなどを見ますと、前の年の年間事業収入を12で割った額の50%以下の月があれば申請ができるということであります。
農家の皆さんは、複数の作物を栽培している場合であっても、収入のある月とない月が当然ありますから、前の年の12分の1の収入を下回る月は、農閑期なども含めてきっとあるだろうと思うわけです。
そうしますと、相当多くの農家の皆さんが申請の対象になると思いますし、実際に当時の江藤拓農林水産大臣も、これは令和2年5月の国会答弁ですけれども、農林水産業では極めて柔軟な対応で、ほぼほぼ全ての農業者が対象になると理解していると御答弁されているわけです。きっと相当大勢の方たちが対象になるだろうと思うわけです。
現状をお聞かせ願いたいのですけれども、市内の農家の皆さんで持続化給付金を申請された方々は今、大体どのくらいいらっしゃるかということは分かりますでしょうか。
80:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
81: ◯山本就農支援課長 持続化給付金につきましては、申請はウェブ上で経済産業省に直接することになっております。相談窓口といたしましても、JA山梨みらいあるいは山梨県中北農務事務所ということになっておりまして、直接我々が関わるという仕組みにはなっておらないのですけれども、本市では農業者の相談窓口を設けておりますので、そういった経営の相談等を対応する中には持続化給付金の相談もございます。
その相談件数につきましては8件の相談がありましたけれども、その方々が実際に申請したかどうかにつきましては、そこまで把握してないという状況でございます。
以上でございます。
82:
◯天野委員長 清水(英)委員。
83: ◯清水(英)委員 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて減収となった方々は本当に大勢いらっしゃいますし、農家の方も含めて大勢いらっしゃる。申請する対象となる方はすべからく、漏れなくぜひとも申請して、この難局を乗り切っていただきたいと思いますし、対象となる全ての方が申請できるように、ぜひとも支援や周知をさらに強めていただきたいということを要望いたします。
農業関係は、以上であります。
次に、商工等についてお聞きいたしますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響での減収、事業者の皆さんへの支援などについて今定例会本会議でもお聞きいたしました。
特に今回、補正予算もありましたけれども、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン等、様々取り組んでいただいているわけであります。
このがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンについてでありますけれども、非常に効果があったという事業者の方もいらっしゃって、第1弾のときの最終日はお客さんがすごくたくさん来て、商品が売り切れてしまうくらい大勢来たといった声がある一方で、まず、電子決済に対応することが難しくてできなかったとか、あるいは、お客さんが割と高齢者の方が多くて、スマホを持っていらっしゃらないからメリットを感じられないであるとか、あるいは、電子決済ですから、例えば少額の現金取引をずっとやってきた自営業者さんからしますと、月末締め、翌月払い、こういった入金サイクルがネックになったといった声もございます。
やはり、このキャンペーンについて言いますと、1つには前回の、本年9月のときには、電子決済の普及や決済額が大きく増えたといった評価もあったと思いますけれども、実際に困っていらっしゃる業者の皆さんにどのように支援が行き渡ったか、あるいは、このキャンペーンに参加できなかった業者さんは、なぜ参加できなくて、あるいは、どんなことに困っていらっしゃるかといったことも評価、調査しなければいけないと思いますけれども、こういった取組は何か考えていらっしゃいますでしょうか。
84:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
85: ◯里吉観光商工室長 ただいま質問いただきました第1弾の評価の関係ですけれども、大きくは、利用されて、お客さんがふだんより消費してくれて売上げが増加につながったであるとか、常連さんもQRコード決済を使うようになって、新しい生活様式の定着にも寄与しているという、そういうお声をいただいております。
参加できなかった方のお声を把握はしておりませんが、今回の第2弾におきまして、前回より400軒近い店舗が参加をしていただいております。かなり普及して、前回参加しなかった方、事業者についても参加いただいていると考えておりますので、今後もPRをしながら、現時点、すぐに申し込んでいただければ、1月からの参加もできますので、そういった周知をしていきたいと考えております。
また、入金サイクルの関係ですけれども、PayPayにつきましては、口座入金方法の選択によっては、入金手数料が無料で翌日に振り込まれるというような形で、かなり利便性の高いシステムを取っております。
それに慣れない、あるいは、使いづらいという事業者の方もいらっしゃるかもしれませんけれども、QRコード決済ではなくて、通常のクレジットカード、こういったものに比べてもかなりお得なものとなっておりますので、ぜひとも新しい生活様式に対応していただくために使って実感していただきたいと考えております。
こうした事業者の不安の解消につきましては、来年1月につきましても、また相談ブースを設ける予定でおりますので、そういったところを活用していただきながら、新しい生活様式の定着を進められるよう、こちらも努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
86:
◯天野委員長 清水(英)委員。
87: ◯清水(英)委員 決済方法によっては手数料無料ということで、翌日入金といった御答弁がありましたけれども、まずは、手数料のことについて言うと、将来どうなるかということがまだはっきりしてないですよね。この期間中は無料なのかもしれませんけれども。
そういった不安であるとか、あるいは口座についても、やはり業者の皆さんは長年のお付き合いのある金融機関があって、従来の金融機関を使っていると、そのようにならないわけです。
そもそも、先ほどもちょっと言いましたけれども、お客さんがスマホを持っていらっしゃらない、地域の高齢者の方たちが主にお客様だったりすると、なかなかメリットを感じられないといった声もございます。
こういった、この事業については、1つはQRコード決済を大きく進めるとか、あるいは、非接触決済を進めるといったことでは効果があるし、実際に売上げの面でメリットを受けた業者さんがいらっしゃるということは承知しておりますけれども、やはり困っていらっしゃる業者の皆さん全てに行き渡るようなものではないし、メリットを享受できなかったという人たちについてもよく調査をし、また次の対策などを考えていただければと思います。これは要望といたします。
それから、Go Toキャンペーンについては、やはりトラベルにしても、イートにしても、あるいは、商店街にいたしましても、結局、利用できる人とできない人がいたり、特に零細企業の方たちが取り残されたりしているということで、やはり全ての困っていらっしゃる業者さんに行き渡るような支援を求めるところでありますけれども、持続化給付金の申請の期限が迫っております。
持続化給付金の申請が始まった当初に手続をされた業者さんはすごく大勢いらっしゃいますけれども、そのときは対象ではないと思ったけれども、この長期化の中でやはり申請しなければならないといった声もまた出始めているところであります。
残された期限、また、年末年始も挟みます。どのように申請等、支援等に取り組んでいかれるのかといったこと、何かお考えがありましたら、お聞かせください。
88:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
89: ◯里吉観光商工室長 持続化給付金につきましては、先ほど農業関係もございましたけれども、経済産業省のほうで直接相談窓口を設けるなどして行ってまいりました。
私どもも、適切にそちらのほうにつながるように、問合せが来た場合については対応してきたところであります。
残り、令和3年1月15日までということですけれども、これまで私ども行ってきました、事業継続支援金のお問合せについても持続化給付金の対象になる可能性がある事業者につきましては、そちらを適切に紹介してきた取組をしてきましたので、そういう問合せについては、丁寧に今後も対応していきたいと考えております。
以上でございます。
90:
◯天野委員長 清水(英)委員。
91: ◯清水(英)委員 ぜひとも、親切、親身な御支援をお願いしたいと思います。
様々な制度が、もちろん新型コロナウイルス感染拡大が長期化する中で申請期間が延長されたり、あるいは、手続の期間が非常に短くて、多忙な業者の皆さんがなかなか対応し切れないといった声もあります。せっかくつくった制度、申請できずに利用できないといったことがないように、ぜひとも御支援や周知等、さらに力を入れていただければと思います。要望して終わります。
以上です。
92:
◯天野委員長 ここで委員の皆様にお諮りをいたします。
今回、特例といたしまして、観光商工室に関わる所管事項調査につきましては、ここで一括して行うことといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
93:
◯天野委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
それでは、調査を続行いたします。
ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
川崎委員。
94: ◯川崎委員 よろしくお願いします。
まず、私はPayPayのことについてお聞きしたいのですけれども、先ほど400軒ほど参加するお店が増えたということですけれども、飲食店はそのうちどのぐらい増えたんでしょうか。
95:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
96: ◯里吉観光商工室長 大半が飲食店と聞いております。細かい件数については、ちょっと持ち合わせておりませんので、調べさせていただければと思います。
97:
◯天野委員長 川崎委員。
98: ◯川崎委員 分かりました。
前回の令和2年9月定例会の当委員会でも質問させていただきましたけれども、前回、9月の段階で私も利用した中で思ったことが、やはり中心街は結構加入されている方が多いんですけれども、郊外のほうでちょっと少なかったのではないかと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。
99:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
100: ◯里吉観光商工室長 すみません。先ほどの質問に答弁させていただきますけれども、今回、約1,700軒ございますけれども、そのうちの飲食が578軒ございますので、前回に比べるとかなり多くなったのではないかと考えております。
また、今の御質問ですけれども、前回、中心街が多いということもありましたけれども、この第2弾に向けては、郊外への普及も進める必要がありますので、PayPay株式会社側の周知につきましても、郊外のほうに当たっていただけるように私どももお願いしてきたところでございます。
以上でございます。
101:
◯天野委員長 川崎委員。
102: ◯川崎委員 ぜひとも郊外の方も使っていただけるように。前回も申し上げましたが、ランチを営業しているお店がちょっと少なかったので、ぜひともランチを営業しているお店が郊外で増えればいいと思っております。
それと、私、毎日のようにPayPayを使っておるのですが、会派の控え室で出前を取ったときに、この出前を取ったお店はPayPayが使える店で、出前のときにも使えればいいと思ったんです。
QRコードをお店の中で持ち歩いている人もいますけれども、それを持ち出して、出前先でPayPayが使えたらいいと思ってちょっと調べたんですけれども、コピーは不正ということでできないという話だったんですけれども、何か使える方法があるということを調べてみたのですが。そうすればもっと利用の範囲が広まるのではないですか。そういうところをもっと広めたらいいと思うのですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。
103:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
104: ◯里吉観光商工室長 QRコードにつきましては、実際にそこに備付けということではございませんので、移動ができることは事実でございますけれども、川崎委員が御指摘のように、持ち出して使うことを積極的に推奨することは、例えば他の自治体の姉妹店、そういったところに持ち出したりするということにつながる可能性もありますので、そういったところは積極的には推奨しておらないところでございます。
今回のがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンにつきましては、市内のお店に足を運んでいただき、リピーターの獲得にもつなげ、それがひいては事業者支援につながるということも趣旨の1つでございますので、それに沿った形の適切な運用をしていただくよう、事業者の方には申し上げたいと思います。よろしくお願いします。
105:
◯天野委員長 川崎委員。
106: ◯川崎委員 よく分かりました。そういう不正ができるということですね。それはよろしくないので、その点はよく分かりました。ありがとうございます。
では、PayPayに関する質問はこれでおしまいにして、もう1点です。
接待を伴う飲食店へのPCR検査についてですけれども、もちろんこの件は保健所の管轄だとは思いますが、やはり今、甲府の中心街を見ていますと、かなりお客様も少ないですし、私の店もかなり少ないです。
特に今、山梨県でグリーン・ゾーン認証制度を推奨していますが、接待を伴う飲食店は除外されています。除外されているので、かなりその辺に対しては苦労しているところがあるんです。
長野県長野市も、ついこの前、接待を伴う飲食店に向けてPCR検査を期間限定で、無料で検査を行ったわけですけれども、そういったことは甲府市でもできないでしょうか。
107:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
108: ◯里吉観光商工室長 ただいま川崎委員がおっしゃられました長野県長野市の事例につきましては、長野県と連携して、保健所に専門チームを設置して、接待を伴う飲食店の従業員の希望者に対してPCR検査を行うということでございますが、この案件につきましては、私ども所管もまたぎますので、私どもからお答えということは非常に難しい部分もございますけれども、長野市と同じような対応を取るかどうかは別としまして、主として接待を伴う飲食店なども含めて感染の発生状況を見る中で、必要な対応、こういったものを総合的に判断していくことになると思いますので、私どもから直接的な回答はここまでとさせていただきたいと思います。
以上でございます。
109:
◯天野委員長 川崎委員。
110: ◯川崎委員 それは私も重々承知ですけれども、やはり今のこの現状が非常に逼迫しておりまして、本当に毎日のようにそういうお話を伺います。
もちろんグリーン・ゾーン認証制度をというお話の中からすると外れてしまうので、何とかその人たちにも手を差し伸べていただきたいと思います。
長野市の加藤久雄市長も、やはりクラスターが原因でそういったことを実施したという話もあります。
今回、山梨県内でも都留市のほうで、やはりスナックがそういったクラスターが起きたという事例もありますから、ぜひともその辺のところは総合的に皆さんで考えていただきたいと思います。
以上です。
111:
◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
中村委員。
112: ◯中村委員 私からは1点。産業部の皆様、また、特に商工課、観光課の皆様には、このコロナ禍、様々な支援策を講じていただきまして、本当に感謝を申し上げるところでございます。
一時は収まるかと思って、Go Toトラベル、また、Go Toイート、国のほうでも支援策を講じている中で、またここで感染が拡大してきて、本当に大変な状況にもなってきている中ですが、そうはいっても、甲府市の商店の皆様、支援をしなければならないということで、これは甲府市に直接関係はないのですが、このGo To Eatキャンペーン山梨が10月12日から始まったわけですけれども、私も食事券を買わせていただいて、食事等させていただいているんですが、ここへ来て、どうしても甲府市の飲食に伴うところは、個人のお店は、現金で払っていただいて、現金で仕入れるというところが多くて、チェーン店とかそういうのは体力ありますから大丈夫なんですが、そういう中で、この食事券を使っていただいて、持ってくればいいんですが、先ほどのPayPayのほうは手数料がなく、翌日にも入金ができるという、そういうシステムで、PayPayが使えるところはいいんですが、この紙ベースで、ペーパーで来たところは、なかなかその次の日に現金化ということにならなくて、使っていただくのもありがたいんですが、換金をするのにちょっと時間がかかるというお声も聞いております。
これは直接、本市が行うわけではありませんが、ぜひこういうお声もあるということで、これはこういう拡大をした中で、また少し食事とかそういうのが制限をされる中で、これも、また多分延長はしていくとは思うんですが、そういうためにも、いくら食事券を使っても、これで飲食店が現金化できなくて大変だということでは本末転倒な話ですので、また、ぜひ本市のほうから、山梨県、また、山梨県を通して国のほうへ、換金をするようなときになるべく短く現金化ができるような要望を、ぜひそれをしていただければと思っておりますので、これは要望で終わりにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
113:
◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
望月委員。
114: ◯望月委員 よろしくお願いいたします。幾つかあるので、端的に質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最初に、令和2年12月定例会本会議で寺田議員から質問がありましたヨドバシカメラの出店についてお伺いをしたいと思います。
先ほど言いましたように、令和2年12月定例会本会議でもいろいろな形で話合いや協議を行っているということでお伺いしましたが、私は、本年5月に、ヨドバシカメラ出店予定ということで、報道が大きく出て以来、令和2年6月定例会の当委員会でも雇用の創出、あるいは、甲府市の玄関口として、しっかりこの甲府市の、そこに位置する重要性をぜひ理解していただくために、早めの要望や、あるいは、意見交換をお願いしたいなんていう話をしてまいりました。
まず、確認からさせていただきたいんですけれども、今定例会本会議では志村産業部長がお答えになっていましたので、所管としては商工課になるかと思いますけれども、主にこれは相手方といいますか、ヨドバシカメラさんと商工課でいろいろやり取りをしているという理解でよろしいでしょうか。
115:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
116: ◯里吉観光商工室長 ヨドバシカメラの担当の方との打合せにつきましては、私どもだけではなくて、まちづくりの関係もございますので、まちづくり部も同席して、情報共有をしているところでございます。
以上でございます。
117:
◯天野委員長 望月委員。
118: ◯望月委員 まさにその辺をお伺いしたいと思っていたところで、やはり立地適正化計画や、甲府駅南口周辺地域修景計画とか、いろいろなもの、周遊の事業であるとか、たくさんのものが絡んでいるので、そういった部分、産業部が当然中心となってやっていただく部分でありますけれども、またいろいろな部局を横断した形で、全庁体制でやっていただきたいと思います。
その辺、全体的に甲府市としても、立地適正化計画も含めて、そういったものも先方には理解をしていただいているということでいいのかと、あと、これは今の段階で本市としてもどこまで公表できるかというところもあると思いますけども、今、相手方の担当者と本市の実務者、職員さんとの話合いという中でのやり取りということでよろしいですか。
119:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
120: ◯里吉観光商工室長 望月委員がおっしゃったように、私どもの実務者とヨドバシカメラの担当部長と情報共有をしているところでございます。
以上でございます。
121:
◯天野委員長 望月委員。
122: ◯望月委員 ぜひこの辺、先ほども言いましたように、甲府市全体のことに関わると思います。甲府の玄関口であり、また、そこに甲府市として重要性がかなり高い部分だと思いますので、実務者協議をしていくことは当然土台をつくる部分ではあると思いますけれども、ぜひこれも全庁的に考えていただいて、市長が出向いていくとか、いろいろな形で、またヨドバシホールディングスのトップというか、そういった方ともぜひいろいろな形で、今回の出店以外でもいろいろな関わりがまたできるように、ぜひ市長にも自らの働きかけを行っていただきたいと思いますけれども、その辺の考えがもしあればお伺いしたいと思います。
123:
◯天野委員長 里吉観光商工室長。
124: ◯里吉観光商工室長 情報共有でも様々な段階があると思いますので、そういった段階がございましたら、必要に応じて対応がなされると思います。
以上でございます。
125:
◯天野委員長 望月委員。
126: ◯望月委員 今のところ方針ということでお伺いしましたので、来年、新型コロナウイルス感染症の影響でずれ込むかもしれないなどということも報道でも出ておりますけれども、ここ1つのことということにとらわれず、ぜひ全体的なこととして取っていただいて、そこからまた波及するようなこととお願いしたいと思います。
これは要望で終わらせていただきます。
次に、イオン甲府ココリ店の現状についてお伺いしたいと思います。
これもこれまで当委員会で質問させていただいてきました。今年11月で終了するということで、先日の新聞報道でも出ておりまして、今後の見通しがということも出ておりましたけれども、現状、11月で終了する前までには今後の計画を決めていただきたいという要望もしているということで答弁をいただいておりますけれども、現状についてお伺いしたいと思います。
127:
◯天野委員長 依田中心街再生担当課長。
128: ◯依田中心街再生担当課長 今、望月委員おっしゃったとおり、運営会社であるイオンリテールによるイオン甲府ココリ店、イオンリカーが本年11月30日もって閉店になったということで、今までの要望はこれまでも引き続き要望してまいりました。
現在のところですと、まだ決まっているわけではないんですが、計画というか、いろいろなところに打診をする中で、今、現地調査を行ったりしている業者も実際いるという状況でございます。
以上です。
129:
◯天野委員長 望月委員。
130: ◯望月委員 新聞でも見ている限りでは、何か決まったということではないと思いますけれども、先ほど言いましたヨドバシカメラもそうでありますけれども、甲府の中心でありますので、早急というか、粘り強くその辺はこだわっていただいて、人の集積する場所でありますので、ぜひいい方向に向かっていただければと思っております。これも要望で終わらせていただきます。
次に、戦国BASARAのスタンプラリーについてお伺いしたいと思います。
戦国BASARAスタンプラリー事業については、信玄公生誕500年ということで、まさに今、開催されております。
今年11月3日からこのような形で来年2月28日までの事業と承知しておりますけれども、まず、この予算についてお伺いしたいと思います。
131:
◯天野委員長 深井観光課長。
132: ◯深井観光課長 こちらのスタンプラリーに係る事業費につきましては、現在のところ、350万円ほどを予定しております。
以上でございます。
133:
◯天野委員長 望月委員。
134: ◯望月委員 これは本市の予算で支出している、独自で支出しているということでよろしいですか。
135:
◯天野委員長 深井観光課長。
136: ◯深井観光課長 こちらは本市の一般会計から支出を予定しております。
以上でございます。
137:
◯天野委員長 望月委員。
138: ◯望月委員 本市の一般会計から支出している事業としてはちょっと寂しいかなと感じております。
というのは、パンフレットに載っているこのスタンプスポットの一覧が、約半分以上が市外の場所であります。大体30か所近くある中で、甲府市のところも10か所程度と出ております。
この辺も、このマップを見る限り、市内にもっと、大変いいスポット、観光スポットがあるのではないかと感じておりますけれども、その辺は何か戦略を持ってつくられたというか、選定をしたということであるのかどうか、選定方法についてお伺いしたいと思います。
139:
◯天野委員長 深井観光課長。
140: ◯深井観光課長 今回のスタンプラリーの観光スポットにつきまして、こちらは紙のスタンプラリーとモバイルを使ったスタンプラリーと2種類を同時に行っております。観光課につきましては紙のチラシに押すスタンプスポットを設定しております。
こちらは甲府市内と市外に観光スポットを設定いたしましたが、市外のスタンプスポットにつきましては、例年3か所程度ずつを市外のスタンプスポットとして設定しておりました。
過去のアンケート調査から、スタンプラリーに参加するきっかけというところが、市外の道の駅などのスタンプスポットというような意見も出ておりますことから、市外にスタンプスポットを設けまして、市外からの誘客を促進するというようなことを目的として、市外の設定をさせております。
観光客の方は行政の境というものはあまり意識せず観光していると思われますので、今後も甲府市だけでなく、広域的な連携を強化しまして、相互の誘客を図っていくことが重要と考えておりますので、こうした広域的に連携する取組を今後も続けていきたいと考えております。
以上でございます。
141:
◯天野委員長 望月委員。
142: ◯望月委員 利用者からの要望もあった、プラス、広域連携の観点も含めて、甲府市が中心となるという意味では、他の、近隣の市町も交えて引っ張っていくんだということだと思いますけれども、あまりにも少ないということもありますので、できるだけ、利用者の要望は、来ていただく人たちですので、当然必要だと思いますけれども、できればこういった募集を市内事業者さんに募ってみるとか、プレゼンテーションをしていただいて、スタンプスポットにふさわしい場所であるかどうかを、そういう1つの盛り上げのようなものをつくってみてもいいのではないか。
そこで、また、そういった点では、こういういい事業をやっているのであれば、観光に対しての事業者さんの心意気というか、思いもそこで盛り上がってくると思います。
私は定例会本会議などでもこれを質問して、たしか平成28年度では、費用が330万円で4,000万円ぐらいの効果が出たということで、かなり大きな経済効果が出ていると思いますので、そうなると、いろいろな事業者さんも手を挙げてくると、うちもやらせてくれとか、うちのところにも置いてもいいですよという話も出てくると思いますので、さらに、今、コロナ禍でありますけれども、海外からもやはり来ていただいているような現状を踏まえると、いろいろな方が興味を持って手を挙げていただくのではないかと思いますので、ぜひその辺、市内事業者、あくまでも甲府市の事業でありますので、当然広域連携で一緒に巻き込んでやろうということは大切だと思いますけれども、市内の経済とか事業者の話もしっかり踏まえて、そういった観点を持っていただきたいと思います。
いずれにしましても、この辺、経済効果が出ている事業でありますので、しっかり応援する立場で今回、質問させていただきました。
次に、市内の4市周遊バス。これはどこかに委託して行っているんでしょうか。市がバスを出しているんでしょうか。
143:
◯天野委員長 深井観光課長。
144: ◯深井観光課長 こちらの4市の周遊バスにつきましては、記念事業課で担当しておりまして、私ども観光課の事業ではございませんので、詳しいお答えができません。申し訳ございません。
145:
◯天野委員長 望月委員。
146: ◯望月委員 例えばレトボンを活用しているとか、県内のバス事業者を利用しているとか、その辺も分からないですか。
147:
◯天野委員長 深井観光課長。
148: ◯深井観光課長 レトボンを活用する中で、山梨交通株式会社に委託をしているということはお聞きしております。
以上でございます。
149:
◯天野委員長 望月委員。
150: ◯望月委員 予算の中にそれも入っているという。記念事業課で行っているから、その費用はそちらで持ってもらっているということで了解いたしました。
レトボンも活用しているということで、少し安心しましたけれども、先ほども申し上げましたように、甲府市が中心となって行っている事業で、独自で費用を支出している部分でありますので、ぜひ市内の観点をまず踏まえた上で、全県的に引っ張っていくような考えでまたやっていただきたいと思います。これも要望で終わらせていただきます。
次に、昇仙峡のリバイバルプランについてお伺いさせていただきます。
昇仙峡リバイバルプランについては、昨年度に昇仙峡リバイバル会議を立ち上げて設置して、今年の3月にプランを策定したということでお伺いしております。
このプランについては、荻原委員や我が会派の清水(仁)議員も令和2年3月定例会本会議で質問をしている部分もありまして、私、最近、昇仙峡に行く機会が結構多くて、植田会長率いるまちづくり調査研究会でも行かせていただきましたし、会派でも勉強しに行ってまいりましたけれども、恥ずかしながら、ロープウェイに大変久しぶりに乗って、やはりすごくいいなと感じております。
まちづくり調査研究会でも、植田会長から甲府の魅力再発見ということで話をされて、それに皆さん同意して、しっかりそういったものを見つけにいこうということで動いておりますけれども、この昇仙峡リバイバルプラン、最近、これも私も見たものですから、今年3月に策定したということの話は聞いていたんですけれども、見て、あまり全体的などういった形でできたのかということは把握してなくて、大変恐縮ですけれども、この辺について、今後、どのようにこの昇仙峡リバイバルプランを活用していくか、どういった部分で甲府市の施策に反映をしていくか、この取扱いについて、甲府市で策定したというより、昇仙峡リバイバル会議で策定したということで多分位置づけをされていると思うんですけれども、その辺の取扱いについてお伺いしたいと思います。
151:
◯天野委員長 深井観光課長。
152: ◯深井観光課長 昇仙峡リバイバルプランにつきましては、昇仙峡が現在、観光客が年々減少しているという状況も踏まえまして、昇仙峡の観光振興は重要課題ということの認識がありまして、昇仙峡リバイバルプランを策定することとなった背景がございます。
こちら昇仙峡リバイバルプランにつきましては、観光事業者様や有識者で構成します昇仙峡リバイバル会議におきまして、昇仙峡の観光振興を図るため、課題の分析や対応策などを検討しまして、今後の昇仙峡の活性化について、認識や方向性の統一を図りました計画となり、そのためのロードマップとして策定されたものでございます。
昇仙峡リバイバル会議から甲府市に提出をいただきました。
こちらの内容につきまして、本市といたしましては、現在、策定中でございます次期の第3次甲府市観光振興基本計画のほうに反映をさせていくというようなことを考えております。
また、昇仙峡リバイバルプランの進捗管理につきましては、日本遺産に認定されることに伴いまして、日本遺産認定による昇仙峡地域活性化推進協議会でも昇仙峡の活性化計画というものがございますので、そちらと併せまして計画のほうを進めていくというような取扱いをさせていただいております。
以上でございます。
153:
◯天野委員長 望月委員。
154: ◯望月委員 今後は第3次甲府市観光振興基本計画に盛り込んでいくという、これも荻原委員がずっと当委員会でも言われてきたことなので、これを多分鋭意進められていると思いますけれども、見ましたら、かなり立派な昇仙峡リバイバルプランなので、アンケート結果も載っていたりですとか、あるいは、今後の目標についてもしっかり明記をされている部分もありますので、これはかなり活用できる、当然甲府市の上位計画、観光の上位計画でありますので、甲府市観光振興基本計画には盛り込まれると思うんですけれども、これは単体でもすごくいいプランが出来上がっていると思います。アンケートもそうでありますし、その辺も打開策、あるいは、現状、今後の課題も浮き彫りになっておりますので、ぜひこれを広くまた周知をしていただいて、その中でまた御意見をいただいたりとか、いろいろなところで活用していただいて、できている部分、できていない部分があると思いますので、その辺も整理しながら、すばらしいプランでありますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
1つ、私、昇仙峡に何度か足を運んだときに、やはり甲府市内の方々への発信も大事じゃないかと思っております。観光に対しても、インバウンドですとか、そういった部分も大変大事ではあるんですけれども、私も無尽などで聞くと、私もそうであったように、やはり市内の人がロープウェイに乗ったことがないとか、ロープウェイは小さい頃に行ってそれっきりだという方も結構多いんです。
そういった部分も含めて昇仙峡の魅力の発信ということで、市内の市民の方々にもぜひアピールしていただけるようなものをつくっていただければと思います。
板敷渓谷にも行ったんですけれども、私、初めて行きまして、あんなにすばらしいところはないと思って、水も飲ませていただいて、川の水を飲んでおいしかったなんていうことも感じましたし、そういったものも発信していっていただければと思います。
この昇仙峡リバイバルプラン、期待を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
以上です。
155:
◯天野委員長 この質問で観光商工室関係の所管事項調査を終わりたいと思います。
望月委員、引き続き質問をお願いします。
156: ◯望月委員 では、就労支援のほうで、先ほどの議案にもありましたブドウの晩腐病についてお伺いしたいと思います。
先ほどの議案でありましたように、簡易雨よけの設置に対しての補助ということで、その前に令和2年9月定例会で剪定枝の焼却処理が無料になるということで、大変ありがたいという声も挙がっております。
その一方、高齢化が進んでいて、やはり持込みに限るということで、その持込みが、トラックに載せて、そこからまた処理場に持っていって、そこで下ろすという作業がなかなか厳しいという声も出ております。
その辺の声は何か、相談されたりとか、現状、そういった部分は対応されておりますでしょうか。
157:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
158: ◯山本就農支援課長 今、剪定が始まりまして、剪定枝の処分ということで、今、農家さんが取り組んでおられるということで、先日、1件の電話がございまして、処分の手続等に関しまして問合せがございました。
JA山梨みらいのほうで受け付けて、それを確認いただいて、御自分でもって甲府・峡東クリーンセンターのほうに持っていくという手続を取っていただくことになっておりますけれども、その辺が周知されていなくて、問合せをいただきましたけれども、その中で、持っていくということに関して、ちょっと大変だという御意見はいただいております。
以上でございます。
159:
◯天野委員長 望月委員。
160: ◯望月委員 その辺は対応を進めている事業でありますし、たしか今年11月中の受け付けで、持込みは来年3月でありますので、その辺また対応策を考えていただきたいというところもあるんですけれども、全部回収して回るということも大変大きな作業になるので、その辺はまた環境部等とも協議をしていかなければいけないと思うんですけれども、無料で焼却処分ができるということは大変ありがたいことで、それ以上のわがままを言ってはいけないのかということも基本的には言われておりましたけれども、そう思われている方は恐らくかなりいらっしゃると思います。
当然、農家さんが自ら作られた作物を自分の自らの手で捨てにいく。作物ではないですけれども、剪定枝でありますけれども、これまで精神的なショックを受けていた中でそういったものを焼却処理していかなければいけないなどということも考えられますので、ぜひ寄り添った形で、相談等も受けていただきたいと思います。
今回、剪定枝の焼却処分について、恐らくJA山梨みらいを通して、その調査というか、そういったものをされていると思いますけれども、それに対して、今回、被害状況についてもいろいろ、被害面積等の調査も含めて行っているということをお伺いしております。
本市においての経済損失までいくとなかなか難しいと思うんですけれども、例年に比べてどれぐらいの出荷数が減少したのか、あるいは、先ほど言いましたような被害面積といいますか、そういった部分、把握している部分があれば、お示しいただきたいと思います。
161:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
162: ◯山本就農支援課長 JA山梨みらい、それから、JAふえふきの中道管内の出荷量、それから、出荷額について数字をいただいておるところでございます。
全体前年比でございますけれども、出荷量につきましては、81.31%という数字でございます。
2割近く減収ということになって、これはブドウの生食用、醸造用を除いたものでございます。
ただ、出荷額につきましては、今年単価がいいということの中で、93.29%ということでございます。
ただ、平成30年と比較しますと、ブドウの出荷量で68%、出荷額ですと86.7%ということで、平成30年がよかったので、それよりもかなり少ないということの中で、ただ、昨年と比較すると、出荷額では、単価がよかったので、全体的には93%に収まったという状況でございます。
以上でございます。
163:
◯天野委員長 望月委員。
164: ◯望月委員 出荷額も単価がアップした関係もあって、影響は93%になったということで、全体的な影響としては最小限に食い止められているのかと感じました。
今年9月からずっと対策を講じられているように、恒久的な形で対策も講じられておりますし、来年に向けて、また同じようなことが起きたときへの備えとして、またいろいろ丁寧に御意見聞いていただいて、そういった部分を進めていただきたいと思います。
前回の令和2年9月定例会の当委員会でも申し上げたんですけれども、やはりこの課題は、本市と山梨県とJA山梨みらいと農家さん、皆さんでやはり一緒になって乗り越えていかなければいけないものだと思います。
本市だけがやっているとか、JA山梨みらいだけがやっているということではなくて、先ほどのそれ以外の対策を把握されているかということの質問にもつながるんですけれども、ぜひこういったものが使えないのであれば、こういったものをJA山梨みらいでやっていますから、こういうものを使ってくださいとか、いろいろな情報発信できるような、市として、行政としての役割をぜひ果たしていただきたいと思っております。
来年、再来年以降、また同じような状況になったときの備えとして、ぜひまた万全にしていただきたいと思いますので、その辺を要望して質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
165:
◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
荻原委員。
166: ◯荻原委員 産業部に関する質問をお願いします。
まず、種苗法の改正の話で、先ほど清水(英)委員から質問があって、中身は私のほうでも大体理解はできたんですけれども、法律改正そのものは、これは必要でしょう。海外へあまりに持ち出しては困るし、それから、もう1点、やはり、育種家というんでしょうか、改良して新しいものを作っていく人を少しエンカレッジして、競争力をつけて、付加価値を高めていく。この2つがやはり眼目なんだろうなと思います。
そこで、先ほどの御答弁で、イチゴですか。市内は結構イチゴ農園が盛んですから、そこで、たしか今のところランナーで増殖して株を増やしていくから、通常では多分問題ではないという、御答弁だったんだけれども、多分それはランナーで増やした株でイチゴを取って、そこまではいい。
だけれども、イチゴを収穫した後、株だけを今度、また増殖させるのは自家増殖に当たって、必要なのかと思うんだけれども、その辺は私のそういう理解でいいんでしょうか。
167:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
168: ◯山本就農支援課長 孫株ということになるかと思いますが、孫株に関しましては、この種苗法に抵触してくるということになるかと思います。
以上でございます。
169:
◯天野委員長 荻原委員。
170: ◯荻原委員 ちょっと法律がややこしくて、私も農林水産省のホームページでいろいろ調べたんだけれども、多分イチゴで秋口に買ってくる株は、もうそこで実をつけて、実は収穫します。その後株だけ残って、今度、それを増殖していく。これが、農林水産省のホームページにも、そういうのは多分自家増殖に該当するから、場合によっては許諾が必要だと、こんな理解でいいですよね。
だから、結構市内のいろいろな、イチゴだけでなくて、農業者の方にいろいろな形でやはりこの影響が出てくるんだろうと思っているんです。
多分本市がやれるのは、許諾料がどのぐらいか。必要であれば、そういうものを支援するとか、あるいは、許諾をするときの手続がいろいろ複雑であれば、そういうことの支援がこれから本市に求められていくのか。そんなふうに思ってはいるんですけれども、まだ具体的に、では、どういう品種がどうということは、山梨県で全部調べて、その結果をもらえばいいんですか。それとも、何か本市でも調査をするんでしょうか。
171:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
172: ◯山本就農支援課長 山梨県のほうでただいま調査をいただいておりますので、それを確認する中で、甲府市にどのような影響があるか、調査していきたいと考えております。
以上でございます。
173:
◯天野委員長 荻原委員。
174: ◯荻原委員 この間の新聞記事で、小曲町のイチゴ農家の方が出ていらっしゃっていて、かなり皆さん不安に思っていますので、いろいろ早めに状況をお伝えして、安心して栽培ができるようにしてもらいたいと思います。
私の調べた範囲だと、イチゴの中で、紅ほっぺと章姫が結構多いのかと思うんだけれども、紅ほっぺのほうは静岡県が開発したものだから、公的機関だから、これは許諾料は必要ないというのは違いますね。やはりこういうのが必要なんですね。
章姫のほうは一般の事業者だけれども、期限が切れているなどと聞いたんですけれども。紅ほっぺも自家増殖をする場合は必要なんでしょうか。私の調査不足で恐縮ですけれども、できるだけ早く農家の皆さんにそういったことをまたお知らせをしていただければと思っています。
もう1つは、観点を変えると、今度、育種家というか、そういう人たちへ何か支援をして、付加価値を高めていくということも、一方で取組としてはありなのかと思うんですけれども、何か本市のほうでそういったことを今後、展開していくような予定はあるのでしょうか。
175:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
176: ◯山本就農支援課長 特にブドウの育種家は市内に2軒ございまして、新しい品種を作出しておりまして、有望品種につきましては、農業センターの試験圃場等でその地所栽培等をしていきたいということで情報交換をしているところでございます。
以上でございます。
177:
◯天野委員長 荻原委員。
178: ◯荻原委員 要望ですけれども、せっかくこの種苗法も改正されて、逆に言うと、今度、守られることにもつながりますから、励みになると思います。そんな支援もまた引き続きお願いをしていきたいと思います。
これはまたちょっと取り越し苦労かもしれませんけれども、こういう法律ができると、今度、盗難とか、結構盗みに入る人も出てくると思うので、その防止策についても、本市のほうで何か資金的な支援をして、盗難防止のようなことも考えていく必要があるのか。そんな御検討をお願いして、これに関しては質問を終わりたいと思います。
そうしましたら、次が、ふるさと納税についてお願いします。
たしか昨年度まで、これは企画部のほうで所管していたというか、対応されていたということだと思うんですけれども、今年度から産業部のほうに移って、専門の担当部署もできて、取組をされてきていると思います。
いろいろ本市ホームページなどを見ると、地場産品をすごくうまくラインナップされていて、すばらしい取組をしていると思っているんですけれども、そこで、まだ年度途中だけれども、これまでふるさと納税が今年度、今の段階でどのように集まっているのか、状況をまず、お知らせいただきたいと思います。
179:
◯天野委員長 飯田産業総室長。
180: ◯飯田産業総室長 今年度のふるさと納税の状況でございますが、11月末現在で約4億2,000万円の御寄附をいただいております。これは前年同期比と比べて約6倍の数値となっております。
以上です。
181:
◯天野委員長 荻原委員。
182: ◯荻原委員 約6倍ですね。やはりこれは専門の部署をつくったからか、これは産業部の皆さんの取組がすばらしかったと思います。
この令和元年度歳入歳出決算書の数字を見たら、令和元年度がたしか1億7,000万円で、その前が1億2,000万円ですから、年度を通して。もう既にそこから考えても、今年11月で4億2,000万円ということですから、これは本当に評価したいと思っています。
ぜひ、こういう格好で取組を続けていければと思っています。
今日の朝刊で笛吹市の山下政樹市長が出ていまして、笛吹市は約9億円集まった。やはりコロナ禍でいろいろ税収も減っているから、これは貴重な財源だというお話をされていましたけれども、甲府市もこういう時代ですから、ぜひ引き続き取組をお願いしていきたいと思っています。
もう1つ、やはりこれは産業部に所管が移ったということは、恐らく地場産品のPR、あるいは、宿泊券、いろいろな格好で甲府市の観光、プロモーションなど、そういう意図なんだろうと私は理解しているんですけれども、そういった意味で、例えば今までこの数か月間、何か成果があったとか、今後、こういうふうにやってプロモーションしていくなど、何かお考えあればお聞かせいただきたいんですが。
183:
◯天野委員長 飯田産業総室長。
184: ◯飯田産業総室長 まず、ふるさと納税の推進につきましては、やはり荻原委員がおっしゃっているとおり、地場産品である返礼品の充実や、あるいは、本市の魅力などの効果的な情報発信が重要となっております。
そうしたことから、今年度につきましては、まず、人気の高い返礼品でありますシャインマスカットや桃などのフルーツの数量等の確保を行いました。また、既存の返礼品でありますジュエリーや甲州印伝、そして、ワインといったもののラインナップも増やしました。
そして、新たな返礼品としましては、水晶の貴石確保や地ビール、スイートポーク、甲州みそ、山城のナス、そのようなものを追加し、体験型の返礼品としましては、ジュエリーの製作体験や、甲府名山のトレッキングツアー、フルーツとワインを巡る観光タクシー等も創出したところでございます。
さらに、情報発信としましては、毎週金曜日の本市の公式フェイスブックとツイッターによる発信や、ふるさと納税のポータルサイトにおける特集への積極的な参加、あと、2日に一遍のポータルサイトにおける最新情報の更新、あと、リピーターの獲得のための、寄附された方へのメールマガジンの発信などを行ったところでございます。
今後につきましては、こういったことも引き続き行っていくとともに、ふるさと納税のオリジナルの返礼品などもつくっていって、さらに本市のPRをしていきたいと考えているところでございます。
以上です。
185:
◯天野委員長 ただいま正午になりましたが、産業部の所管事項の調査を続行したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
186:
◯天野委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
荻原委員、質問を続けてください。
187: ◯荻原委員 恐縮です。では、ちょっと早口で。
今、いろいろ御答弁いただいて、やはり産業部にこれを移管した意義というものが物すごく、十分生かされていると、本当にこれは心から評価したいと思っています。
本当に体験型で、特に宿泊していただいたり、そういったことは観光振興にもなったり、やはりリピーターを離さないということも非常に大事なので、まめにメールマガジンを送っていらっしゃるということでありますから、本当に御担当の努力を多としたいと思って、引き続きの取組をお願いして、質問は終わりにいたします。
そうしましたら、この所管に関して最後で、シルバー人材センターについて質問します。
ここも報道などでは、新型コロナウイルス感染症の影響がいろいろあって、会員の方、登録者の数にも影響が出ていたりとか、あるいは、これは派遣と受託ですか、2種類のことでいろいろ収益を上げていらっしゃるかと思うんだけれども、そういった金額のほうにも何か影響が出ている。いろいろ報道で伺っているところなんですけれども、改めて今回、新型コロナウイルス感染症だけではないにしても、今年度、この会員数あるいは売上げ等々にどんな影響が出ているのか、まず、現状の御説明をお願いしたいと思います。
188:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
189:
◯宮川雇用創生課長 やはりコロナ禍の影響は4月、5月多く受けておりまして、会員数につきましては、昨年度の12月当初ですけれども、647人の登録者数がございました。
今年度の12月当初、584人と、約1割が退会されたのではないかと見ております。
また、受託件数につきましても、4月、5月とコロナ禍の影響を受けまして、15%ほどの減額という影響を受けておりますので、金額のほうもやはり落ち込んでいるのですが、6月以降ですが、4月、5月分の減った分が増加しているような状況ですので、この状態が続けば赤字にならずに運営できると見ております。
190:
◯天野委員長 荻原委員。
191: ◯荻原委員 6月から盛り返されたということで、赤字は回避できそうだという話でありますから、安心はするんですけれども、ただ、これから第3波ですから、なかなか厳しいところもあると思っています。
それから、何といっても、会員が減ってしまって、ただ、1回退会しても、また戻ってくるというか、再度加入ということももちろんありだと思いますし、やはりそういうところの取組も、もちろんそのシルバー人材センターがやるわけだけれども、本市もやはり何か支援をしていって、会員数をぜひ増やしていくような取組をお願いしたいと思います。
これは、会員数の増減で国からの助成金か何かに影響があるんでしょうか。ちょっとそこについても説明いただけますか。
192:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
193:
◯宮川雇用創生課長 国からの補助金がシルバー人材センターに交付されておりまして、過去3年の平均の会員数、また、就業の延べ日数による区分表がございまして、それによりまして補助金の金額が確定されますので、会員数にも影響がございます。
以上です。
194:
◯天野委員長 荻原委員。
195: ◯荻原委員 結局、会員数を増やしていただいて、件数が増えて、そういうことでまた補助も上がるということだと思います。国のそういうやり方がいい、悪いは別として、そういうこともあるので、ぜひ本市も側面からいろいろな格好でこれは支援をしていってもらいたいと思うんです。
たしか補助金が、これは私、事前にしっかり調査したら、1,600万円ぐらい出ていたんでしょうか。
これは会員数を増やしたり、いろいろな格好で予算がどうか。例えば新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ですか、そういうものを使って、補助金なり何なりをかさ上げして、支援をされるようなことは検討されるのでしょうか。
196:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
197:
◯宮川雇用創生課長 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、こういった事業に充てていいのかどうかという問題もございますので、当初からそういった考えではなく、シルバー人材センターのほうでも会員を伸ばすために、一旦退会された方にもまたお声かけをして、コロナ禍が落ち着いたらいかがでしょうかというようなお声をかけているということですので、他の補助金を交付するのではなく、現状の1,600万円ほどの今年度支出する予定の補助金の中で何とかやっていただけるようにお願いしているところでございます。
以上です。
198:
◯天野委員長 荻原委員。
199: ◯荻原委員 本筋からいけば、今、宮川雇用創生課長が答弁したとおりだと思うんだけれども、ただ、どうしてもというときは、別に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でなくても、本市単独でも何でもいいですから、そこはぜひ前向きに考えてやっていただきたいと要望しておきます。
これがこの件の最後ですけれども、市のほうで少しシルバー人材センターに仕事を増やすということも必要なのか。
いろいろ聞くと、周辺の自治体のシルバー人材センターなどは、自治体から結構いろいろな事業を受託している。公園の清掃とか、街路樹もそうなんでしょうか。だから、結局、金額もある程度になったり、安定した収益がある。
これはいろいろな格好でいいのではないかというふうに思うんですけれども、それは雇用創生課だけが発注とか何とかということではないんだけれども、一応所管課ですから、そういうことを庁内に広くお願いしていくというか、そういう取組をお願いしたいんだけれども、何かそれに関しての見解ありますか。
200:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
201:
◯宮川雇用創生課長 現在も、通年といいますか、地域医療センターの清掃とか、市民センターの公共施設の管理、また、遊亀公園の環境整備、甲府商業高校におきましては日直の代行等々、あと、公共施設の植木の剪定とか雑草の、刈り払い等の仕事を毎年受けておりますので、今後もお願いしていきたいと思っております。
以上です。
202:
◯天野委員長 荻原委員。
203: ◯荻原委員 減らないようにということと、増やしていければと思って。なぜかというと、今、現業職員の方を募集していなくて、私はやはりそういう職員の方も募集していくべきだと思うんだけれども、なかなかいろいろなところへ実は手が回らなくて、住民の方々も、同じ道路でも管理が甲府から隣接市町へ移った途端、きれいな並木道になったとか、時々聞かれますので、何かそういったことも工夫しながら、減らさないだけではなくて、ぜひ増やすようなスタンスでの取組をお願いして、要望にしたいと思います。
何かあればお願いします。
204:
◯天野委員長 宮川雇用創生課長。
205:
◯宮川雇用創生課長 現在もシルバー人材センターに甲府市から受注もありますが、再度、庁内に周知をさせていただきたいと思います。
以上です。
206:
◯天野委員長 荻原委員。
207: ◯荻原委員 了解しました。では、よろしくお願いします。
以上で質問を終わります。
208:
◯天野委員長 それでは、以上で産業部の所管事項について調査を終了いたします。
産業部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。
それでは、ここで暫時休憩をいたします。
午後 零時10分 休 憩
─────────────・─────────────
午後 1時07分 再開議
209:
◯天野委員長 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
まちづくり部に関わる所管事項につきまして、先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。
荻原委員。
210: ◯荻原委員 それでは、2点ほど、1点目が、UD(ユニバーサルデザイン)タクシーの購入の補助ということですけれども、これについては、昨年来、私のほうでも何度かこの委員会で、補助事業をつくってくださいと要望させていただきました。なぜかというと、国にせっかく60万円の補助事業があるけれども、自治体でその制度がないと国の補助金も申請できませんと、市内のタクシー業者も非常に困っていた。
そこで何度かお願いをする中で、今年度から1台につき10万円という形でつくっていただいたということで、これは大変感謝をしているところです。
併せて、山梨県のほうでも、多分時期は一緒で、30万円だったと思うんですけれども、補助制度をつくってもらって、山梨県と甲府市で合わせて40万円、国がまだ60万円だったと思うので、100万円だ。
そうすると、ユニバーサルデザインタクシーを買い換えるのも、恐らく昔のセダン型に換えるのと同じか、それよりお得になるのか。これは非常にいい取組をしていただいていると思っています。
そこで、やはり午前中の話もコロナ禍の関係なんですけれども、コロナ禍で飲食、宿泊と並んで、やはり公共交通の皆さんが実は今、厳しいところにあって、タクシー業界の皆さんも相当お困りになっている。
では、当初、予定されていた買換えがどのくらい本当に進んでいるんだろうか。
本当は古い車は買い換えるんだけれども、稼働台数がかなり少なくなっているから、古い車をそのまま遊ばせておくわけです。
そうすると、本当に今どんな現状なのかということがちょっと心配なので、取りあえず、どんな感じで予定されていて、現状、どのようになっているのか、それをまず教えてください。
211:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
212: ◯下山リニア交通室長 このユニバーサルデザインタクシーの導入への補助金ということで、今、荻原委員がおっしゃった今年度と来年度の2年間で補助をしていくということで、今年度、14台を予定して予算を組んでおりました。
ただ、今、御質問がありましたように、今年、新型コロナウイルス感染症の影響で、タクシー業界も非常に大きな痛手を受けているということの中で、予定の14台より申請が少なかったものですから、先日、こちらのほうも、一般社団法人山梨県タクシー協会に問合せをしたところ、今年については3台の申請のみということを伺っております。
以上です。
213:
◯天野委員長 荻原委員。
214: ◯荻原委員 確かに経営が大変厳しいですから、買換えはどうしても後回しになってしまって、3台ですか。今、2年間とおっしゃったんだけれども、そうすると来年度だ。
これは予想が不可能だと思うんだけれども、来年度の何か数字を把握していたら教えていただけますか。
215:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
216: ◯下山リニア交通室長 来年度についても当初14台を予定しておりましたが、併せまして、来年度の意向も調査をしたところ、来年度は8台を予定しているということです。
217:
◯天野委員長 荻原委員。
218: ◯荻原委員 コロナ禍の関係で、ワクチンが本当に出回って収束すれば、今、おっしゃったように8台ということもあるかもしれないし、ただ、場合によってはもっと厳しくなるかもしれないですよね。
そこで、やはりこれは期間を2年間と区切るのではなくて、延長をしていく必要があるだろうと思っています。
山梨県のホームページを見て、山梨県のユニバーサルデザインタクシー導入促進事業費補助金交付要項も調べたら、令和4年3月31日とあったから、だから、これは甲府市と一緒ということですよね。山梨県と足並みを。できれば、山梨県のほうにも働きかけてもらって、歩調を合わせて何年か延長する。できれば、補助率も上げていってもらえれば、もっとありがたいんだけれども、そんなことをお願いしたいんですけれども、御検討いかがですか。
219:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
220: ◯下山リニア交通室長 この制度自体は、高齢者の方ですとか、外国人観光客がタクシーに乗る際の利便性の向上ということで始めた事業でありまして、今、おっしゃったように、今年度、来年度の2年間の時限的な事業としておりましたけれども、今回、こういったコロナ禍で、申請自体がかなり当初予定より下がっているということですので、我々甲府市自体も、その導入の効果ですとか、そういったものも検証する中で、山梨県とも協議をして、令和4年度まで延長できるかどうか、また庁内で検討する中で、また山梨県とも協議をする中で決定をしていきたいと考えております。
以上です。
221:
◯天野委員長 荻原委員。
222: ◯荻原委員 山梨県と甲府市を合わせれば40万円になる。国が60万円で、これは結構大きいんだけれども、国のほうは、私も調べたけれども、なかなか期限が出ていないんです。
恐らく国は、今年東京オリンピック・パラリンピック競技大会があるから、それまでに一新していこうと、観光庁が所管するということは、多分そういう意味なんだろうと思うんです。
だから、来年、東京オリンピック・パラリンピック競技大会ということですから、来年までは多分国も延長かなと思いますが。
国の動きで何かつかんでいる部分があれば、御紹介いただきたいんですけれども、いかがですか。
223:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
224: ◯下山リニア交通室長 国の動向については、今のところまだはっきりとつかめてはいない状況です。
225:
◯天野委員長 荻原委員。
226: ◯荻原委員 了解しました。
何か機会があれば、国のほうにも期間延長の要望をしていっていただきたいと思いますし、国の60万円を使って、これは絶大な効果が出る仕組みだと思うので、ちょっとその動きも注視しながら、柔軟に、弾力的にぜひ考えていっていただきたいということを要望して、このUDタクシーの件については終わりにいたします。
それで、もう1点だけ。
例の遠距離通勤や通学の方の定期券の購入補助のことでありますけれども、これもコロナ禍の関係の話になってしまうんですけれども、リモートワークとかリモート授業とか、いろいろな形で今、都内へ行かなくてよかったというか、都内へ住む人がこっちからとか、いろいろなケースがあると思うんだけれども、令和元年度の件数に比べてどんな影響があって、利用者は増えているのか、減っているのか、ちょっと状況について御説明をお願いいたします。
227:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
228: ◯下山リニア交通室長 遠距離通勤・通学の定期券購入補助でありますけれども、今年度、やはり新型コロナウイルス感染症の影響がありまして、特に年度当初の4月、5月とか、大学等が休校になったということもありまして、学生が定期券の購入をかなり控えていたというところもあって、9月末になりますけれども、昨年度が1年間で110人の学生の方が利用しておりましたけれども、今年度については、9月末で45人ということで、半分以下になっています。
通勤については、昨年度が1年間で13人でしたが、現在では11人ということで、通勤については昨年度とさほど変わりがないというような状況になっています。
229:
◯天野委員長 荻原委員。
230: ◯荻原委員 これは、もちろん鉄道利用促進というようなことで、多分交通政策課のほうで所管している。だけれども、もう1個の大きな狙いは、多分これで県外に人を流出させないように、定住促進というか、そういうことも実はかなり効果が大きいのか。その辺の影響が出ることが心配なんですよね。
今まで、例えば、検証したことがあるのかとか、例えばこの政策でどのぐらい効果があったとか、あるいは、今後やはり政策効果を高めるために何か検討しているような部分とか、そういうことがあれば教えていただきたいんですけれども。
231:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
232: ◯下山リニア交通室長 この補助金を利用されている学生、また、社会人の方に、アンケートをとっておりまして、特に学生については山梨県の補助金も絡んでいて、山梨県がアンケートを取ることが条件ということになっていまして、令和元年度のアンケート調査の中で、卒業生の山梨県内の就職率を見ますと、この制度を利用された方については、約64%の方が山梨県内で就職をされているということで、今、荻原委員おっしゃったように、定住、市外へ転出しないようなことに関しては、一定の効果があったものと考えております。
以上です。
233:
◯天野委員長 荻原委員。
234: ◯荻原委員 今、約64%ですね。結構高い数字だと思って、これはやはり一定の効果が出ているんだろう。それだけにこれはやはり大事な、いい事業だと思うんですよね。
これは令和元年度決算のときにいただいた資料なんですけれども、これが、昨年度だと900万円ぐらいですか、通勤と足せば1,000万円ちょっとですか、予算で。その金額でこれだけの効果ということなので、これはいい事業だと改めてそう思うわけです。
それで、今、下山リニア交通室長もおっしゃったように、山梨県の補助金ということで、これは山梨県も一緒に出しているわけです。山梨県は多分、市町村に対して、この補助事業を行うところに補助金を出している。この山梨県の目的は鉄道利用というよりも、移住・定住促進を山梨県のテーマで掲げて、それが主な目的なんだろう。
私、山梨県の鉄道通学支援事業の概要を見ますと、補助率は市町村負担額の2分の1。それで、もう1つは、限度額が1市町村当たり250万円となっているんです。
2つ思ったんだけれども、本市が1,000万円以上出していて250万円ぐらいしか来ないということです、上限の。これは山梨県を挙げての政策だから、もう少し何とかならないだろうか。これは下山リニア交通室長に言っても違うかもしれないけれども。
あと、もう1つ思ったのが、1つの市町村でも金額が決められている。どの市町村も同じだ。ただ、人口とか利用者とか、それを考えると、もちろん山梨県の東部地域の大月市とかそっちのほうが多いかもしれないけれども、甲府も相当また利用人数も多い。やはり一律でこの決められると、どうかなと。そこに関しては、山梨県に交渉していってもらいたいと思うんですけれども、いかがですか。
235:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
236: ◯下山リニア交通室長 山梨県に対しても、これまで当初、山梨県のほうで対象者を、新たに鉄道を使った通学をされている者とかという形で、ちょっと制限があったりしまして、それに対しては山梨県市長会からの要望で、そういった制限撤廃ですとか、また、昨年度については、これも山梨県も時限的な制度だったので、事業の継続をという要望を出しておりました。今年度、山梨県市長会から、今、荻原委員がおっしゃった上限の撤廃をしてほしいということで、山梨県へは要望を出しております。
以上です。
237:
◯天野委員長 荻原委員。
238: ◯荻原委員 これは、やはり補助率2分の1は持っていただいてしかるべきことだと思うから、また、ぜひ引き続き強力に、そこは要請していってもらいたいと思います。
今、おっしゃったように、山梨県のほうでは、この資料だと期限が令和元年度で、その3年後に効果検証と書いてあるんだけれども、これだと令和4年度までなんですか。
甲府もこれは期限があるんですか。期限について教えてください。
239:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
240: ◯下山リニア交通室長 この事業については、当初、令和元年度までの事業でありまして、令和2年度、令和3年度と2年間、今、延長しております。
山梨県の事業についても甲府市と同じような形で2年間の延長となっています。
241:
◯天野委員長 荻原委員。
242: ◯荻原委員 令和3年度までということですね。あと1年、ちょっと気が早いんだけれども、これは拡充するなり、延長するなり、あるいは恒久化する、時限的なものではなくて。そういうこともそろそろ検討していってもらいたいと思うんですけれども、いかがですか。
243:
◯天野委員長 下山リニア交通室長。
244: ◯下山リニア交通室長 この事業については、先ほども答弁させていただいたように、アンケート調査からすると、県外へ流出する学生を抑制するというような効果もあるということですので、その辺のアンケート調査のこれからの結果ですとか、そういったものを検証しながら、また、延長するかどうかも再度、庁内で議論をしながら決めていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
245:
◯天野委員長 荻原委員。
246: ◯荻原委員 了解しました。検証しながらということは大事だと思いますので、引き続きアンケートが山梨県の条件になっているということですね。しっかりと検証しながら、いい事業なので、できる限り拡大、継続をお願いして質問を終わります。
247:
◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
坂本委員。
248: ◯坂本委員 では、1点だけ。公園緑地課にお願いいたします。
先ほども繰越明許費補正の中で説明のありました、緑が丘アクセス線の整備についてです。
その中で、山梨県施工の緑が丘アクセス線の整備を視野に、令和元年度、長寿命化支援事業を利用して、野球場、船出広場、テニスコート等改修を行うための基本設計を作成する。そんな中で、防災機能の強化も付け加えると聞いております。
その防災機能については、どのように強化していくのか、お伺いいたします。
249:
◯天野委員長 小田切公園緑地課長。
250: ◯小田切公園緑地課長 緑が丘スポーツ公園につきましては、国の補助金であります防災公園の補助メニューを活用しまして再整備することとなっております。
その中で、防災機能の強化といたしましては、今後、実施設計の中で具体化していきたいとは考えてはおりますが、例えば各施設への出入口、これについては大型車両の通行が可能になるような幅員の確保だとか、あるいは、緊急時の物流の拠点だとか、そういったことを念頭に関係機関と協議しながら、整備内容については、今後、進めていきたいと考えております。
以上となります。
251:
◯天野委員長 坂本委員。
252: ◯坂本委員 大型トラックが入れるようにとか、資機材の搬入出とか、倉庫がということでございますが、今、言われましたように、緑が丘スポーツ公園は防災公園になっております。
全体的にはどのような防災公園的な機能を有しているのか、分かる範囲で結構ですが、教えていただければと思いますが。
253:
◯天野委員長 小田切公園緑地課長。
254: ◯小田切公園緑地課長 緑が丘スポーツ公園につきましては、現在も山梨県の広域避難地の指定がされているとか、本市の地域防災計画の中でも避難地としての位置づけがあるとか、また、仮設住宅の予定地としての位置づけにあるとか、そういった防災機能については既にあるわけですけれども、これについても、より一層防災機能を強化するように、関係機関と協議しながら、その内容についても設計の中で具体化していきたいと考えております。
以上となります。
255:
◯天野委員長 坂本委員。
256: ◯坂本委員 緑が丘スポーツ公園は防災公園として、市民の皆さんには本当に重要な拠点となりますので、対策のほうよろしくお願いしたいと思いますし、また、過日、公益財団法人甲府市スポーツ協会から要望書が提出されましたので、それもまた十分に加味していただきたいんですが、その中に、落雷を防いでほしいという、今度新しいことが出てきましたので、その対策についても、また検討していただければありがたいと思っております。
いずれにしましても、緑が丘スポーツ公園は、競技スポーツの拠点とともにレクリエーションの場や生涯スポーツの場として、市民に愛され、使い勝手のよい公園となるよう、これからも御尽力のほどよろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。
257:
◯天野委員長 ほかに挙手された委員は発言をお願いいたします。
望月委員。
258: ◯望月委員 お願いします。リニア駅周辺の整備についてお伺いしたいと思います。
リニア駅周辺の整備については、これまで何度も取り上げられてきた件でありますので丁寧に、さらに、事業開始が2027年を予定でありますけれども、まだその時期までしっかり詰めていかなければいけない段階であるというふうに思います。
昨日、山梨県議会の令和2年11月定例会において、向山憲稔山梨県議会議員が、リニア駅周辺のまちづくりに対して、県市一体となったまちづくりということで、本会議で質問されておりました。
山梨県の答弁としては、市街化調整区域拡大の可能性も検討していきたい、そして、さらにいろいろな制度の地区計画制度の活用とか、そういったものも含めて検討していきたいということで、甲府市との連携は欠かせない、緊密に連携していくと担当の大儀健一県土整備部長から答弁がありました。
本市としても、そういった県市一体ということで、緊密に連携していく、そういったお考えに相違はないか、まずその辺を確認したいと思います。
259:
◯天野委員長 齊藤都市計画課長。
260: ◯齊藤都市計画課長 今、御質問のリニア駅周辺の整備について、今後、山梨県と連携した取組というところでございますが、リニア駅周辺につきましては、今後のまちづくりにおいて大変重要なところであるということで、県市共通した認識の下、これまで事務レベルでも協議を行っているというところであります。
今後におきましても、地元の御意向も伺いながら、引き続き山梨県と連携を密にして進めていきたいと考えております。
以上です。
261:
◯天野委員長 望月委員。
262: ◯望月委員 連携を密にしていきたいということで御答弁いただいたので、もうそれに尽きるんですけれども、中身については、これからまさに協議をしていくということで、それ以上掘り下げませんけれども、考え方ということで、今回お伺いさせていただきました。
山梨県もそういう形で考え方を出されておりましたので、本市としてのお考えはしっかりと一致しているかという部分で確認をさせていただきました。
もうこれ以上、掘り下げないで要望でとどめますけれども、先ほども答弁にありましたように、やはり地元の住民への不安につながるようなことがないように、また、丁寧に対応していただくことと、この件に関しては全市、全県に広がる大きな事業なので、対立構図として捉えることなく、ぜひ丁寧に進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。要望です。
以上です。
263:
◯天野委員長 以上で、まちづくり部の所管事項について調査を終了いたします。
まちづくり部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。
以上をもって所管事項の調査を終了いたします。
次に、閉会中継続審査となっております請願について審査を行います。
請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。
請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取扱いについて御意見をお伺いいたします。
清水(英)委員。
264: ◯清水(英)委員 願意妥当でありますので、採択でお願いいたします。
請願内容は、項目を見ていただければと思いますけれども、最低賃金をすぐに自給1,000円以上に引き上げることなどであります。
自給1,000円といいますと非常に高額に思われるかもしれませんけれども、仮に時給1,000円で1日8時間、月30日、週に5日間働いたとしたら、月額で17万円余です。年間でも205万円ほどということになります。
一人暮らしならともかく、なかなか家族を養ったりとか、そういったことは非常に難しい。非常に控え目な要求だと思われます。
なお、山梨県の最低賃金は月額838円ということですので、先ほどと同じように計算をしますと、月額で言うと14万円余、やはり引上げは急務だと思われます。
もちろん多くの人たちが働いている中小企業でこれを即座に実現するということは大変ですけれども、それに向けて中小企業への支援を拡充することなども併せて請願は求めています。
まとめますけれども、願意妥当でありますので、採択でお願いいたします。
以上です。
265:
◯天野委員長 ほかに御意見ありませんか。
坂本委員。
266: ◯坂本委員 現在においても、新型コロナウイルス感染症は収束に向かうどころか、第3波により、これまで以上の影響が危惧されております。
このような中、本市の企業は中小企業が中心であり、経営も非常に厳しい状況が続いているところが大半でありますので、本請願については、その時期等も踏まえ、慎重に審査しなければならないと思いますので、継続審査でお願いをいたします。
267:
◯天野委員長 ほかに御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
268:
◯天野委員長 以上をもって意見交換を終結いたします。
ただいま継続審査を求める意見と採択を求める意見が出ております。
それでは、まず、継続審査についてお諮りいたします。
本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
269:
◯天野委員長 起立多数であります。
よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。
以上で、当委員会に付託されました請願の審査を終了いたします。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
270:
◯天野委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。
次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
271:
◯天野委員長 御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。
御協議願う事項は以上でございます。
なお、委員の皆様には、散会後に行政視察につきまして連絡事項がありますので、しばらく自席にてお待ちください。
それでは、以上をもちまして
経済建設委員会を散会いたします。
午後 1時35分 散 会
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