ほか関係室長及び課長
6 事務局
議事課長補佐 内池 進
7 議 題
第 1 議案第120号 令和2年度甲府市
一般会計補正予算(第10号)中
当
委員会所管分
第1表
歳入歳出予算補正中
歳入 第14
款中市長直轄組織分及び総務部分、
第18款、第19款
歳出 第2款、第9款
2: 午後 2時10分 開 議
◯輿石委員長 ただいまから
総務委員会を開きます。
先ほどの本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。
なお、本日の
常任委員会も
新型コロナウイルス感染症に配慮した
委員会運営となります。御了承願います。
この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。
また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな
委員会運営に御協力をお願いいたします。
なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については自席へ戻るよう御指示願います。
それでは、これより審査を行います。
議案第120号 令和2年度甲府市
一般会計補正予算(第10号)
中当委員会所管分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
輿石企画経営室長。
3:
◯輿石企画経営室長 よろしくお願いいたします。それでは、議案目録(その4)の147ページをお開きください。
議案第120号 令和2年度甲府市
一般会計補正予算(第10号)中、
市長直轄組織、総務部、企画部、市民部及び消防本部に係ります
補正予算内容につきまして、一括して御説明申し上げます。
初めに、歳入につきまして御説明いたします。
158ページ、159ページをお開きください。
14款2項国庫補助金のうち1目
総務費国庫補助金でありますが、補正予算額2億1,014万4,000円のうち
市長直轄組織及び総務部が所管する1,632万7,000円につきましては、
庁舎管理費などの
新型コロナウイルス感染症対策に関わる経費に充当するため、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額するものであります。
18款1項1目
財政調整基金繰入金及び19款1項1目繰越金につきましては、今回の補正予算に係る一般財源として使用するため増額するものであります。
続きまして、歳出につきまして御説明いたします。
162ページ、163ページをお開きください。
2款1項
総務管理費のうち、5目広聴活動費につきましては、自治会における
手指消毒液等感染予防物品の購入に対する補助金及び悠遊館における
感染拡大防止に伴う
空調設備整備に係る経費であります。
12目
庁舎管理費につきましては、本庁舎等における窓口の
飛沫防止パーティション等感染予防物品の購入に係る経費であります。
166ページ、167ページをお開きください。
9款1項消防費のうち、2目非
常備消防費につきましては、消防団に対する
ウイルスバリア性の機能を保持した
レインウエアの配備に関わる経費であります。
3目防災費につきましては、災害時における
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた防災動画の作成に係る経費であります。
以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。
4:
◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
長沢委員。
5:
◯長沢委員 今御説明をいただきました。総務費の
庁舎管理費等、先ほど本会議で市長からも御説明をいただいたところでありますけれども、本庁舎等の各窓口への
飛沫防止パーティションの整備及び公共施設のトイレの
便座除菌クリーナー設置、これについてもう少し詳しく聞かせていただければと思います。
6:
◯輿石委員長 照沼管財課長。
7:
◯照沼管財課長 まず、
飛沫感染防止の対策についてですが、こちらにつきましては、毎年4月当初に
新型コロナウイルス感染症拡大のリスクが高まり、緊急的に
ビニールシートで対応してきたところでありますが、
新型コロナウイルス感染症拡大の収束が見込めないということの長期的な視点に立ちまして、
ビニールシートよりも耐久性に優れる
アクリル板に変更することといたしました。
この
アクリル板につきましては、本庁舎、南庁舎、西庁舎、各
窓口センター等の窓口、各窓口のサイズに合わせまして約200か所設置する予定でおります。
続きまして、
便座除菌クリーナーですが、こちらも同様、
新型コロナウイルス感染症拡大によりまして、公共施設のトイレの衛生面での配慮が求められているところであります。このことから、洋式トイレに
便座除菌クリーナーを整備し、
感染症対策、予防に取り組んでいくということになります。
こちらにつきましては、各庁舎、各
窓口センター、公民館や
福祉センター等の洋式トイレに約450か所設置する予定でおります。
以上です。
8:
◯輿石委員長 長沢委員。
9:
◯長沢委員 私もこの
総務委員会におきまして、このような感染対策を要望した経緯もあります。本市当局として早速対応していただいたことに深く感謝を申し上げたいと思います。
飛沫防止パーティションも
アクリル板にしていただく中で、本庁舎のみならず、約200か所ということで今お話をお聞きいたしました。また、公共施設の
トイレ便座除菌クリーナーも約450か所ということで、充実した形で設置をしていただけるのではないかなというふうに期待をしているところです。
今後も、こうした感染対策につきましてタイムリーに実施をしていっていただきますことを併せて要望いたしまして、賛成の立場から質問させていただきました。
以上です。ありがとうございました。
10:
◯輿石委員長 そのほか。
清水(仁)委員。
11: ◯清水(仁)委員 2款の総務費の中で2点ほどお伺いをしたいと思いますけれども、これはもちろん賛成の立場でお聞きをさせていただきますけれども、自治会における
感染予防費購入の補助で2,661万6,000円が充当されておりますけれども、もう少し細かく詳しく御説明していただけますか。
12:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
13:
◯藤森協働推進課長 今回の補正予算ですけれども、コロナ禍の中にありましても地域の方々が安心をして
自治会活動を継続的に実施できますように、
感染拡大防止のために必要な
物品購入費を補助するものでありまして、補助の対象は各
地区自治会連合会となっております。
この2,661万6,000円ですけれども、積算といたしましては、基礎額として各
地区自治会連合会に一律の5万円、それから自治会割といたしまして1自治会に対して1万円、それから自治会の会員数割といたしまして1会員300円の合計額、これが2,657万5,000円となります。これがそれぞれの
自治会連合会に補助をするという内容となっております。また、残りの4万1,000円につきましては事務費ということになっております。
以上です。
14:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
15: ◯清水(仁)委員 分かりました。これは
自治会連合会にお任せをするというふうなことで、物品の買い求められる内容というものはもうお決まりになっているんでしょうか。
16:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
17:
◯藤森協働推進課長 物品は、備品の購入とそれから消耗品を対象としております。備品は空気清浄機、そういった備品、それから非接触型の体温計ですとか、サーキュレーター、こういったものを想定しております。また、消耗品は、アルコールの消毒液あるいはマスク等々を想定しております。
以上です。
18:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
19: ◯清水(仁)委員
自治会連合会にそれぞれ5万円、1会員当たり300円というような数値が出ましたけれども、これは有効に使ってもらえればありがたいと思います。
今、
藤森協働推進課長のほうからマスクもその中に充当するというようなことがありましたけれども、第1弾から今日、第7弾の
新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策としての金額が提示されました。これまでに
新型コロナウイルス感染症に対する緊急のお金が恐らく約220億円ぐらい出ていると思うんですけれども、今まで市民の、それぞれ約220億円というお金はそれなりのところでは有効に、かつまた市民のために活用されていることは事実だと思います。一般的に、市民の方々が直接に、本当にありがたいなというふうな思えることはマスクだったんですね。
マスク購入券配布事業は、今定例会本会議でも私たちの会派の金丸議員が質問いたしましたけれども、僕もよく
総務委員会で
マスク購入券配布事業は反対というふうなことを言いましたけれども、あれはどっちかというと、失礼ですけれども、
マスク購入券配布事業は失敗したなという思いであります。
今回の全
自治会連合会に出す合計2,661万6,000円というお金は、本当に市民一人一人のための目に見えた費用でありまして、今までの中でも私は今回の
自治会連合会あるいは各
単位自治会、また各家庭に充当する
物品購入費は、
新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策の第1弾から第7弾までの中では全てそうなんですけれども、今回が一番の目玉的な対応資金ではなかろうかと思われます。
本当にこれはありがたいことでありますから、今後、ぜひ全ての、今充当されたことは大変大事ですけれども、やはりまだ一般的な市民が甲府市はなかなかしてくれないとか、目に見えたものが返ってこないというのをよく耳にするんですけれども、この件に関しましては、
自治会連合会にこれが充当されるということで大変ありがたく思います。
これの配分は今各
自治会連合会に5万円とか、1会員当たり300円と言いましたね。分かりましたけど、何か買い求めた後の証明書とか、そういうものは出していただくようになるんですか。
20:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
21:
◯藤森協働推進課長 これは、各
自治会連合会に対する補助金ということになりますので、精算をしていく際には、何を買ったのかという証明書、または領収書等々を出していただく必要があろうかというふうに考えております。
以上です。
22:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
23: ◯清水(仁)委員 確かに、この資金を違うところに運用されては困りますから、それが一番心配だったんですけれども、証明書をしっかり見ていただいた中でその予算を充当する、大変ありがたく思います。
これは1つ今、
自治会連合会で自治会員が入るのが少なくて困っているのが事実でありまして、自治会にこういった
新型コロナウイルス感染症対策の資金等を充てていくと、市民の皆さん方の考え方が違ってくると思うんですね。ですから、これは今後の自治会への加入促進についてもいい意味でありますから、ぜひ市民に対するこういった
新型コロナウイルス感染症対策をさらに極めてもらいたいと思います。これは要望いたします。
次に、悠遊館の運営費の中で811万6,000円ほどありますけれども、これは空調設備に関わる経費とあるんですけれども、どういったものなんでしょうか。
24:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
25:
◯藤森協働推進課長 現在、悠遊館において会議等を行う場合は、密閉を回避するために窓を開けるなどの定期的な換気をお願いしているところでありますけれども、空調設備に不具合が生じますと十分な室温が保てなくなるということもありますので、今回、業者が行う点検の中で、耐用年数が経過して故障等により修理が必要な空調設備を対象として、工事に要する経費を計上したところであります。
以上です。
26:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
27: ◯清水(仁)委員 たまたま今回コロナ禍であったから、そういったことで点検をされているような今答弁だと思いますけれども、今までは全く点検はしてなかったというようなことで、今回はそういった不具合が見つかったから、コロナ禍のためにそれを実施するための補正予算というようなことでよろしいでしょうか。
28:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
29:
◯藤森協働推進課長 点検は毎年1回必ず行っております。その中で、今回、不具合が生じたというところが幾つか見受けられましたので、その中のものを計上させていただいたということであります。
以上です。
30:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
31: ◯清水(仁)委員 先ほど
藤森協働推進課長、5か所で金額的に811万6,000円というお金は相当な金額だと思いますけれども、1か所どのくらいの金額になっていますか。
32:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
33:
◯藤森協働推進課長 工事に要する経費なんですけれども、大きいところで石田悠遊館と、それから相川悠遊館、ここは本体、
空調機器そのものを取り替える必要があるところもありますので、そういったところが非常に大きい額のところとなっております。
それ以外には、大国悠遊館、大里悠遊館、羽黒悠遊館の3つの悠遊館については、比較的軽微な修繕でありますけれども、エアコンの空調の効きが悪いというところもありますので、そういったところの修繕に要する経費となっております。
以上です。
34:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
35: ◯清水(仁)委員 了解しました。やはり2か所、新しくするというようなことでこの金額になったと思いますけれども、悠遊館で大勢の方々が必要に応じて自由に使うところでありますから、しっかりと点検をしながら、今後も、定期的な点検をしているそうでありますけれども、不具合のないようにしていただければ大変ありがたいと思います。
それから、2款の中の
庁舎管理費で、先ほど長沢委員からもお話ありましたけれども、
パーティションを
ビニールシートから
アクリル板に替えるということでありますけれども、この
アクリル板というのは、最初は
ビニールシートで垂らしたんだけれども、最初のときには
アクリル板への思いというか構想というか、研究したということはなく、ただ
ビニールシートを垂らせばいいという考えであれをやったんですか。それとも、予算の関係でやったのか分かりませんけど、そこだけ見解を。
36:
◯輿石委員長 照沼管財課長。
37:
◯照沼管財課長 今年4月当初、
新型コロナウイルスの
感染症拡大が急速的に広がったということもありまして、そこで
飛沫感染防止の対策を窓口で取らなければならないということになりまして、早急に対応しなければというところから、まず
ビニールシートを用いてすぐに対処したところでございます。
その後、当初は長期的なことになるかどうかというのは予見できませんでしたので、
ビニールシートで対応してきたところでございます。また、
アクリル板への対応ということも考えましたが、当時は
アクリル板がなかなか手に入らないということもございまして
ビニールシートで対応させていただいたところでございます。
以上です。
38:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
39: ◯清水(仁)委員 分かりました。最初からそういう考えがあったというようなことをお聞きしましたからほっとしましたけれども、やはり
アクリル板が大変需要が多くて、甲府市が考えたときにはもう既になかったというようなことで理解をさせていただきます。
今後、またいかなるところへも、
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波と言われていますけれども、先ほどの本会議での市長の答弁では、甲府市は減っていると言いましたけれども、違うところでは、そういった
アクリル板もしなきゃならないことが起きてくると思いますから、ぜひそのときには早急にそのことは準備、手配、それを取り付けていただくことを考えていただければ大変ありがたいと思います。それは要望とさせていただきます。
2款のほうはそれでいいんですけど、9款でお伺いしたいと思いますけれども、9款のほうの消防費のほうですね。非
常備消防費。
先ほどいただいた資料の中で2,819万4,000円円ほど
レインウエアを購入するというふうなことでありますけれども、これは何名の方々に配付するのか、またこの値段はどのぐらいするのか、分かっているのであれば説明をお願いしたいと思います。
40:
◯輿石委員長 内田消防本部次長。
41:
◯内田消防本部次長 人数につきましては1,209名でございます。これは、令和2年4月1日現在の消防団員数の人数が1,209名ですので、その人数分ということでございます。単価につきましては、1着2万1,200円でございます。
以上です。
42:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
43: ◯清水(仁)委員 この
ウイルスバリア性というのは、もちろん、バクテリアとかウイルスを防止されているものであると思いますけれども、この
レインウエアというのは、材質的にはどういった材質を注文してあるかどうか分かります。材質を教えてくれますか。
44:
◯輿石委員長 内田消防本部次長。
45:
◯内田消防本部次長 材質につきましては
ディアプレックス製でございます。ポリウレタンの素材をナイロンの素材で挟んだ3層構造になっている、そういったような材質になってございます。
以上です。
46:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
47: ◯清水(仁)委員 3層構造、僕も調べたところ3層構造になっているんですけれども、値段が5,000円から、先ほど2万1,200円と言いましたけど、2万5,000円ぐらいまであるんだけど、すごく高額な
レインウエアですけれども、これはまたどういう、真ん中辺を選ぶとかでなくて、一番高いほうを選んだ理由は何でしょうか。
48:
◯輿石委員長 内田消防本部次長。
49:
◯内田消防本部次長 この製品を選んだ理由につきましては、甲府市消防団の
岩下英二団長と相談をして決めたんですが、発汗性もあったりとか、活動がしやすいということで、これがいいんじゃないかということでこの製品に決めさせていただきました。
以上です。
50:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
51: ◯清水(仁)委員 相談すれば誰しもがいいものを買ってほしいと言いますよね。安いものなんて言いませんけれども。これ、大事だと思うんだけれども、水防費の
新型コロナウイルス感染防止対策というようなことが書いてあるんですね。水防費というと、川が氾濫したときとか、あるいは雨水と汚水が合流したときのためのものなのかというようなことがあるんですよね。
これはできれば、注文したというようなことで、いつ頃からこれは手に入るようなことですか。まだ入札ですか。
52:
◯輿石委員長 内田消防本部次長。
53:
◯内田消防本部次長 まだ注文はしておりません。今回の補正予算を可決していただいた後に、入札をかけます。
以上です。
54:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
55: ◯清水(仁)委員 活動しやすいような服でありますから、1,209人の方々のサイズをしっかり把握して、そして活動しやすい、自分に合った
レインウエアを注文していただければ大変ありがたいと思います。
1点、これは私の要望ですけれども、今の2万1,200円の高い
レインウエアも必要ですけれども、長靴式の胸元までくるものは御存じですか。見たことあると思うんですけれども、これも各消防団にはまだ装備はしてないと思うんですよね。ですから、先ほどの
レインウエアも大変重要だと思いますけれども、甲府の場合は中心部におかれましては、雨水と汚水が合流します。そうすると、汚水もすごく溢れ出る可能性がありますね。そうすると、消防団員の方々にも、ばい菌とか、あるいは変なウイルスとか、あるいは何か触った場合に皮膚炎とか起こした事例があるから、できれば今回は、この
レインウエアを購入することは賛成ですけれども、次は長靴式の下からずっと胸元までくるものも、ぜひ買い求めて各消防団に配備するような、特に中心部の場合は排水が合流しますから一番大事だと思いますから、そこはしっかりと今後のためにも、こういったものにも
新型コロナウイルス感染症対策として書いてあります、水防費とありますから、一緒に合わせながら考えていただければ大変ありがたいと思います。
もう1点ですけれども、防災動画の作成とありますけれども、
防災動画DVDの作成で
感染防止対策について分かりやすく周知を図りますとあるんですけれども、どんなふうな周知をしていくんですか。
56:
◯輿石委員長 今村防災指導課長。
57:
◯今村防災指導課長 防災動画のDVDの周知方法ですけれども、今のところ、全自治会にDVDを配付して周知をする。あと、組回覧をしたり、本市のホームページなどで周知してまいりたいと考えております。
58:
◯輿石委員長 清水(仁)委員。
59: ◯清水(仁)委員 分かりました。全515自治会。この自治会全部に
防災動画DVDを提供して、そして見ていただくということですね。
全自治会で、自治会でもどういうふうな見方をするかはそれぞれ自治会にお任せするんですけれども、自治会館とか公民館を使っているところでは、テレビもないし、DVDも見られないところがあるから、そこら辺の周知の方法。ただ作って配って終わりじゃ意味がないから、その使用方法、利用方法あるいは活用方法をしっかりと、渡すときには何か資料をつくって、こういった形で見てください、渡してくださいというようなことを示したほうがいいと思うんですね。お役所仕事で、ただ作って、ただ渡して、それを見てもらえばいいということだと無駄なお金になっちゃいますから、市民の皆さん方にとって、大事な
防災動画DVDになると思いますから、特に地区ごとの防災訓練をしない中でありますから、重要な動画だと思いますから、しっかりと周知するように取り組んでほしいと思います。これは要望です。
以上です。終わります。
60:
◯輿石委員長 そのほか質疑はありますか。
小澤(浩)委員。
61: ◯小澤(浩)委員 9款防災費で、先ほど清水(仁)委員からもありましたように、災害時における
新型コロナウイルス感染症を踏まえた
防災動画DVDの作成に関する案件で一言述べさせていただきます。
これにつきましては、私、今年9月8日の当委員会の
所管事項調査で質問させていただきましたことがこのような形で実現されました。当局の皆様方には計り知れず、まずもって感謝を申し上げます。ありがとうございます。
そのときにも申し上げましたが、平時から災害について考え、行動を確認することは非常に大切であり、訓練を重ねていくことが、有事の際に自助、共助、公助により市民一人一人を守ることになりますので、その上でも、毎年実施されています
総合防災訓練はとても有意義なものであると思っております。ぜひ、実施されます主会場訓練では、参加者の安全を十分に確保するとともに、
地区会場訓練はコロナ禍ということで中止となりましたが、今回作成されます
防災動画DVDを有効に活用していただき、甲府市民全体の防災意識の高揚に努めていただきたいと思います。この議案については賛成です。
以上です。
62:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
63: ◯山田(厚)委員 まず、公共施設における感染防止の充実で、
アクリル板の
パーティションにしていただくこととか、
便座除菌クリーナーを配備するということはありがたいんですけど、この
便座除菌クリーナーの具体的な紹介をしてもらいたいんですけど。
64:
◯輿石委員長 照沼管財課長。
65:
◯照沼管財課長 便座除菌クリーナーにつきましては、
ディスペンサーと呼ばれる除菌液を供給する装置をトイレ内のブースの中の壁面に取り付けまして、そして
トイレットペーパーを折り畳みまして、
ディスペンサーから洗浄液を
トイレットペーパーの上に取りまして、そして便座を拭き取って除菌するという形で、使い終わった
トイレットペーパーはそのまま流すことができるというような形になっております。
以上です。
66:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
67: ◯山田(厚)委員 大体、そういう
便座除菌クリーナー、あちこちにあるんですけど、自分が使うときに使ってそのまま行っちゃうんですよね、普通は。だから、その辺のところもどうなのかなみたいな。
もう1つは、
アクリル板をつけていただくということは賛成なんですけれども、
ビニールシートもそうなんですが、
アクリル板だとウイルスが付着した場合は何日か残ると言われているじゃないですか。そういう場合のときの対応ということも含めて、便座のところとか、ちょっと考えないといけないんじゃないかと思いますけど、何か考えがあったらお聞かせください。
68:
◯輿石委員長 照沼管財課長。
69:
◯照沼管財課長 山田(厚)委員おっしゃるとおり、
プラスチック面ですとかつるつるした面におきましては、
新型コロナウイルスが長く生存するということは確認しております。現在、
飛沫感染防止用の
ビニールシートにつきましても、各窓口で
アルコール消毒をしていることもありまして、
アクリル板になってからも同様の消毒を実施していただくというふうに考えております。
以上です。
70:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
71: ◯山田(厚)委員 やはりそれについても、窓口の人、忙しいですから、こういった業務を担える人を今後考える必要があるんじゃないかと思う。いずれにしても、
新型コロナウイルス感染症の関係は長期化する可能性がありますので、ぜひその辺のところの配慮もお願いしたい。
あと、
感染予防物品の配備ですけど、これは清水(仁)委員が丁寧に質問されたので、これ以上言うことはありませんけど、感染症のバリア性の機能を持ったものというのは、使用法とそれから保存法が大切なんですよね。その辺のところの周知もないといけないのかなと思うんですけど、いかがですか。
72:
◯輿石委員長 照沼管財課長。
73:
◯照沼管財課長 便座除菌クリーナーにつきましては、今回想定をしておりますのは、界面活性剤が入っております中性洗剤ということになりますので、長期の保存ができるものというふうに確認しております。
以上です。
74:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
75: ◯山田(厚)委員 9款の
レインウエアの話がありますよね。これは随分高額なものを買われるということで、それは大切なことで賛成いたしますけど、それについての取扱い方法とか保存方法をしっかりしないとすぐ劣化してしまうし、安全性が保てないことになりますので、その辺のことは皆さんに対する周知も徹底しないといけないかなと思いますけど、いかがですか。
76:
◯輿石委員長 内田消防本部次長。
77:
◯内田消防本部次長 メーカーのほうに確認したところ、耐用年数が大体4年ぐらいだということで伺っております。そのような中で、保存方法等につきましては、使用方法と確認して周知をしていきたいと考えております。
以上です。
78:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
79: ◯山田(厚)委員 それから、お話が既に上がっているから御存じだと思いますけど、
防災動画DVDの関係で同じく伺いたいけれども、これはどこで作成するんですか。どこかで作成したものをコピーして配るということ、それとも本市独自に配るわけですか。
80:
◯輿石委員長 今村防災指導課長。
81:
◯今村防災指導課長 まず、防災動画の撮影ですけれども、今年、
総合防災訓練の主会場である相川小学校で
避難所運営訓練を行いますので、そこで撮影した部分と、残りの
新型コロナウイルス対策を講じた避難所運営の受付だったり、そういったところは防災指導課独自で体育館等を使用して撮影をさせていただきたいと思います。
あと、配付につきましては、防災指導課から
自治会連合会を通じて
防災動画DVDを配付したいと考えております。
以上です。
82:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
83: ◯山田(厚)委員
単位自治会に全部配るというお話ですよね。もう1つ、私は大事にしていただきたいのは、自治会における
感染予防物品の補助で、これに関しては様々な
物品購入費を補助すると。こういうのも2つありますよね。これ、2つのところでお聞かせいただきたいんだけど、会員数に応じて、
単位自治会において、
連合自治会における金額をまとめて
連合自治会ということですけれども、この間、結構この二、三年、どういうふうにするのかというのは対応が求められている自治会未加入の方々、自治会が地区ごとになくなってしまったところ、本市で言うと未加入の方は30%ほどいると。この傾向は全国的に強まるばかりと言われていますが、これに対する対応はいかがされますか。
84:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
85:
◯藤森協働推進課長 今回の補助につきましては、あくまでも
自治会連合会ということですので、地区の
自治会連合会に入っている
単位自治会というところが対象になっておりますので、自治会未加入のところについては、今回は補助の対象にはなっていないというところであります。
以上です。
86:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
87: ◯山田(厚)委員 何度も、これは防犯街路灯の補助金だけじゃなくて、そこのところを考えないと、市民の3割の方が全然関係ないよとしたら、これは大変なことになるわけです。なおかつ、これは地震とか危険区域じゃなくて、感染症というのは1か所、感染源があったら全般に広がりますよね。そのときに、7割だけ確保していればいいという話にならないじゃないですか。そこのところ、残りの3割もどういうふうにするのかというのも手だてとしない限り、
感染症防止、甲府市でやったよという、それは不十分ということになりますよね。その辺は丁寧にお考えにならなかったということでしょうか。あくまで自治会でやるんだから、それでいいということですか。
88:
◯輿石委員長 藤森協働推進課長。
89:
◯藤森協働推進課長 今回の補助に関しましては、あくまでも自治会の活動を安心かつ継続的に実施したいという考え方で補助をしているところであります。
以上です。
90:
◯輿石委員長 山田(厚)委員。
91: ◯山田(厚)委員 私がお願いしたいのは、それ以外のところをどうするのかということも一緒に検討しない限り、
感染症予防対策としたら不十分になるということです。
それから、自治会の対応でも、毎月、自治会員の方、市民の方が出て有価物の区別をしているところとしてないところはまた違うわけですよね。だから、機械的に自治会における補助だと言われてもいいし、賛成もいたしますが、それ以外のところをどうフォローするのかということも、これは今後ともしっかり検討していただきたいし、具体化していただきたい。これは強く要望して終わります。
以上です。
92:
◯輿石委員長 そのほかよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
93:
◯輿石委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
94:
◯輿石委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査を終結いたします。
なお、
委員長報告につきましては、
正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
95:
◯輿石委員長 御異議ありませんのでそのようにさせていただきます。それでは、当局の方にはお引き取りしていただきたいと思います。御苦労さまでした。
最後になりますが、9月8日の当委員会におきまして、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項について、委員から「
新型コロナウイルス感染症対策について」と「
議会報告会での市民からの意見に対する取扱いについて」を項目に加えていただきたい旨の提案がありました。この2項を加えることに対しまして委員の皆様から全会一致で了承を得、その字句についてを
正副委員長に一任いただいたところであります。
その後、
正副委員長で協議いたしましたが、
新型コロナウイルス感染症対策については、各
常任委員会においても、それぞれの所管事項に関する部分が審査、調査の対象となっており、当委員会におきましても、
危機管理対策や市有財産の管理など、関係する所管事項において審査・調査の対象となっているところであります。
また、
議会報告会での市民からの意見に対する取扱いについては、各
常任委員会に対して、それぞれの所管事項に関係する意見について議長から検討が依頼され、当委員会に対しましては、所管事項に関係する意見のみが対象となっているところです。
こうしたことを踏まえますと、委員から提案いただいた項目に関しては、既にお手元に配付の閉会中の継続審査及び調査申出事項の中に含まれている内容となりますので、新たに項目として追加いたしますと内容が重複してしまう、あるいは限定的な内容になってしまうとの結論に至りました。
以上のことから、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項については、改めて項目を追加することはせず、お手元に配付いたしました内容に、先日、継続審査となりました請願を加えた内容といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
山田(厚)委員。
96: ◯山田(厚)委員 これについては、危機管理という項目もあるわけですから、一応同意したいと思います。ただ、危機管理というのは極めて幅が広いわけで、国民保護法や何かに入っているということは、感染症なり細菌兵器の問題も入っているんですよね。
総務委員会というのは、様々な議論のセンターであるべきだと。だから、別にそのことに関して
新型コロナウイルスという言葉を入れろということにこだわりませんが、ぜひ今後とも
総務委員会、センターとしての
危機管理対策の中に
感染症防止問題、特に国難と言われている
新型コロナウイルス感染症の問題は決して忘れないで審査・調査をしたいと思います。