7 議 題
第 1 議案第121号 工事請負契約の変更契約の締結について
第 2 議案第122号 工事請負契約の変更契約の締結について
第 3 議案第120号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第10号)中
当
委員会所管分
第1表 歳入歳出予算補正中
歳入 第14款中産業部分、第15款、
第20款5項5目中産業部分
歳出 第6款、第7款
2: 午後 2時09分 開 議
◯天野委員長 ただいまから
経済建設委員会を開きます。
先ほどの本会議において当
委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。
なお、8月26日の議会運営
委員会において、新型コロナウイルス感染症に配慮した
委員会運営について確認されましたので、本日の常任
委員会はその手順に沿って運営してまいります。
この際、
委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、まず挙手の上「
委員長」と呼び、指名されてから起立の上、
発言されるようお願いいたします。
また、質疑及び答弁は、簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな
委員会運営に御協力をお願いいたします。
なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については、自席へ戻るよう指示を願います。
それでは、最初に、議案第121号 工事請負契約の変更契約の締結について及び議案第122号 工事請負契約の変更契約の締結についての2案を一括議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
石原まち開発
室長。
3:
◯石原まち開発室長 よろしくお願いいたします。
それでは、議案第121号 工事請負契約の変更契約の締結について及び第122号 工事請負契約の変更契約の締結について、一括して御説明いたします。
議案目録(その4)177ページを御覧ください。
議案第121号であります。
甲府市宝一丁目に整備している都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線(第1工区))の工事請負契約の変更契約の締結であります。
変更の内容といたしましては、契約金額4億7,790万500円を、6,937万9,200円増額いたしまして、5億4,727万9,700円に改めるものであります。
続きまして、議案目録(その4)179ページを御覧ください。
議案第122号であります。
甲府市朝日二丁目、朝日三丁目に整備している都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線(第2工区))の工事請負契約の変更契約の締結であります。
変更の内容といたしましては、契約金額2億7,749万3,700円を、4,197万500円増額いたしまして、3億1,946万4,200円に改めるものであります。
両議案につきましては、今定例会におきまして、議案第101号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第8号)のうち甲府駅周辺土地区画整理事業に係る工事請負費の増額として可決いただいたものに基づきまして、工事請負契約の変更契約を締結するものであります。
先日の説明と同じ内容になりますが、再度説明をさせていただきます。
主な内容といたしましては、工事の掘削により発生する土につきまして、埋め戻し材として再利用するなど、土質特性に応じて適正な利用を図るものとされており、本工事におきましても、工事内で発生した土を道路等の埋め戻し材に利用するものとして設計を行っております。現場発生土の利用につきましては、国の基準により、実際に締め固め試験を行い判断することとなっておりますので、工事着手後、掘削作業に併せて発生土の試験を行ったところ、規定の強度が得られず、道路等の埋め戻し材として適していないことが判明したことから、埋め戻しに使用する材料を発生土から購入土に変更を行うものであります。
また、道路等の埋め戻しを発生土から購入土に変更することに伴い、埋め戻し材として使用しなくなる発生土の処分量が増加することにより、残土処分地までの運搬費及び処分費等を追加するものであります。
この工事請負契約の変更契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要とされておりますことから、この議案を提出させていただいたところであります。
以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。
4:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
坂本
委員。
5:
◯坂本
委員 前回も質問しましたので、一言だけ。賛成の立場で意見だけ述べさせていただきます。
前回、この補正予算に関わる審査の際にも申し上げましたが、適切に進捗管理を行っていただいて、早期完成をしていただくことを引き続き要望しておきます。
それに加え、地区の住民の皆様や工事関係者の皆様などの安全確保にも十分御留意をいただきますようお願いをしたいので、意見として述べさせていただきました。どうかできるだけ早期完成、何しろ私どもの第一の希望でありますので、よろしくお願いをします。
以上、意見として述べさせていただきました。よろしくお願いいたします。
6:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
7:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより議案第121号 工事請負契約の変更契約の締結について及び議案第122号 工事請負契約の変更契約の締結についての2案を一括採決いたします。
2案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
8:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、2案は、当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第120号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第10号)中当
委員会所管部分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
飯田産業総
室長。
9:
◯飯田産業総
室長 それでは、議案目録(その4)議案第120号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第10号)中、産業部に係ります補正予算につきまして御説明申し上げます。
まず、歳入について御説明申し上げます。
議案集の158ページ、159ページをお開きください。
14款2項1目総務費国庫補助金1節企画費補助金につきましては、2億1,014万4,000円のうち、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン(第2弾)に要する経費に充てるため、1億241万1,000円を計上するものであります。
15款2項5目農林水産業費県補助金1節農業費補助金につきましては、桃のせん孔細菌病に係る経費に対して、山梨県から3分の1補助が出ることとなったことから、その補助金を計上するものであります。
続きまして、議案集の160ページ、161ページをお開きください。
20款5項5目雑入の産業部分につきましては、先ほどの、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン(第2弾)に係る、新たに採用する会計年度任用職員の雇用保険個人負担金を5,000円計上するものであります。
歳入は以上でございます。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
議案集の164ページ、165ページをお開きください。
6款1項4目農業指導費19節負担金補助及び交付金につきましては、桃のせん孔細菌病防除において、薬剤散布の徹底による散布回数の増加を見込み、補助金を増額するものであり、また、同様の細菌によるスモモへの感染防除に係る補助金と、本年7月の長梅雨による記録的な降雨により、黒系ブドウを中心に晩腐病が蔓延したことに伴う、罹病した剪定枝の焼却処分に係る補助金を新たに設けることとし、合計で603万6,000円を計上するものであります。
7款1項2目商工業振興費につきましては、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン(第2弾)に係る経費として、委託料及び広告等に要する役務費など1億241万6,000円を計上するものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
10:
◯天野委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
望月
委員。
11:
◯望月委員 よろしくお願いいたします。
最初に、農業費のほうで農業指導費、603万6,000円について、今回、桃のせん孔細菌病とブドウの剪定枝の焼却処分費用ということで補正予算が出ましたけれども、先ほど言いましたように晩腐病という影響の中でのブドウの剪定枝の焼却ということで了解はしましたが、今までも持込みについての補助といったものは、どちらかというとこれは環境部の所管になるんですけれども、補助していただいた、これと同じようなことを行うという認識でよろしいでしょうか。
12:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
13:
◯山本就農支援課長 今回の補正予算の剪定枝の焼却処分費用の補助でございますけれども、これにつきましては、ブドウの剪定枝につきましては、処分として、圃場において焼却処分をする。それから、機械等でチップにして圃場にすき込むというのが一般的でございます。
甲府市においては、混住化が進む中で、この後者のチップにしてすき込むという対策が非常に重要な対策になってございまして、農業センターの貸出し農機具でありますチッパーは非常に人気となっている機械でございます。しかし、今回、罹病した枝を圃場に残しますと再発につながるということで、焼却処分を指導する中で、混住化が進んでいる農家で、剪定枝を焼却処分できない方が甲府・峡東クリーンセンターへ持ち込む。これに対して補助をするものでございます。
環境部におきましては、木質バイオマスエネルギーの調査の関係で剪定枝を回収しているという取組でございまして、基本的に目的は違うわけでございますけれども、農家としては、剪定枝を処分してくれるということで助かっているところでございますが、今回は基本的に焼却処分を指導する中で、就農支援課としてはそこに補助をするというものでございます。
以上でございます。
14:
◯天野委員長 望月
委員。
15:
◯望月委員 今回はあくまでも就農支援ということでの補助ということで、話をお伺いしました。この剪定枝は回収をしてくれるんじゃなくて、持込みをしなければいけないということでよろしいでしょうか。
16:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
17:
◯山本就農支援課長 そのとおりでございます。
18:
◯天野委員長 望月
委員。
19:
◯望月委員 これを検討する中で、ブドウの例えば房なども、やはり晩腐病で埋めなければいけないという現状がある中で、いろいろなブドウ農家さんが、僕も見せてもらったんですけれども、もうありとあらゆるところに埋めて、臭いも含めて、この状況を見ると、そういったものも処分の対象にしてもいいのではないかなと、今回この補正予算が出たときに思ったんですが、その辺の検討はされたんでしょうか。
20:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
21:
◯山本就農支援課長 病果につきましては特に検討はしておりませんで、現地確認等をさせていただきました。そのときにも、中には取って、既に埋めてしまっているという状況もありましたので、それに対する対策につきましては特に検討はしてきてございません。
ただ、剪定枝につきましてはこれからということの中で、就農支援課として対策として検討して、今回の補正予算という形にさせていただきました。
以上でございます。
22:
◯天野委員長 望月
委員。
23:
◯望月委員 あくまでも剪定枝ということでお伺いしましたけれども、これ、いつからいつまでという期限はあるんですかね。それとも、ある程度収束というか、そういった枝の状況が把握できるまでは、ある程度予算が使い切れるまでは実施するというような状況なんでしょうか。何か期限というか、そういったものと、あとは今回、この対症療法みたいなもので、剪定枝を持ち込む状況にあると思うんですけれども、今回、特に長雨の状況の中でこういった判断をされたと思うんですが、来年度に向けても、ぜひ同じような状況が起きたら、また毎年同じようなことをしなければいけないと思いますので、そういった点も、来年度に向けてという部分も含めた検討を今されているかどうか、その辺をお示しいただきたいと思います。
24:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
25:
◯山本就農支援課長 スケジュール的なところにつきましては、甲府・峡東クリーンセンターも関わるところでございますので、制度の内容を今、協議をしているところでございます。それが整い次第、実行していきたいと思いますし、剪定枝につきましては、葉っぱが落ちてから取りかかるというようなことで、早ければ今年11月、それから遅ければ来年3月まで取りかかる人もおられるかと思いますけれども、年度内に処分していただくような形で指導していきたいと思っております。
来年度に向けてでございますが、今回の対策といたしましては、今年7月の記録的な降雨、観測史上最大の降雨というところ、それから31日間、全て降雨が記録されたという異常気象の中でこれだけ大発生したということを鑑みて、今回の対策をさせていただいたところでございます。異常気象、こういった悪天候がこれからも続く可能性がありますので、対策としては、恒久的な対策等も検討していきたいと考えているところでございます。
以上でございます。
26:
◯天野委員長 望月
委員。
27:
◯望月委員 もう1点お伺いしたいんですけれども、環境部で出している補助金は地域を限定していると思うんですが、今回の補正予算は、地域は限定せずに全市において補助される、ブドウ農家さんなので、ある程度地域が限定されるんですけれども、全市対象で補助するということでよろしいでしょうか。
28:
◯天野委員長 山本就農支援課長。
29:
◯山本就農支援課長 全市の農家を対象にしていきたいと思っております。
30:
◯天野委員長 望月
委員。
31:
◯望月委員 まとめます。来年度に向けても恒久的な対策を考えていくということで御答弁がありましたので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。この間いろいろ今年の長雨やいろんな状況の中で、この晩腐病が大量に発生しているという中で、まだ来年度に向けては時間があると思いますので、ぜひ山梨県と協議していく方向で、3分の1の補助となっているので協議はされていると思うんですけれども、いろいろJA山梨みらいや農家さんとぜひ積極的に意見交換していただいて、実際に必要な部分、こういった部分はやはり行政でないとできないというところも必ず出てくると思いますので、ぜひ丁寧にその辺は、年間のその期間でできる作物を全て捨ててしまうという状況の中ですと、やはり農家さんもかなり衝撃というか、精神的にもダメージがあると思いますので、そういったものをしっかり緩和していただけるような対策を講じていただく、また、寄り添った意見交換をしていただくような形で、ぜひお願いをしたいと思います。
この件に関しては以上です。ありがとうございました。
次に、商工費の商工業推進事業費、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン、大変好評をいただいているということでお伺いしておりますけれども、その中での第2弾に踏み切ったということで理解をしております。今回、まだ終わっていませんので、9月中に行っているキャンペーンについて、いろいろ条件があると思うんですけれども、1回につき3,000円の上限、最大で2万円ということで出ていると思うんです。これは全てリセットした上で、12月からまた新たに始めていくということでよろしいでしょうか。上限2万円が、9月分も入っていますよということではなくて、今年12月から来年1月の中でまた最大2万円のキャッシュバックが使えるというような、事業としては、新たな第2弾としてやっていくか、あるいは上限を上げるとか、そういった方針を少し具体的に教えていただけたらと思います。
32:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
33: ◯里吉観光商工
室長 キャンペーンの条件につきましては、第2弾は、新たにリセットする形で、新たなキャンペーンとして行っていく予定でおります。
30%還元というところは、そのままで実施する予定でおりますけれども、1回の上限額あるいは期間、あるいは月の上限額については、ただいま詰めているところでございます。
以上でございます。
34:
◯天野委員長 望月
委員。
35:
◯望月委員 30%還元は変わらず、そのほかのものは今から検討するということで了解いたしました。かなり好評をいただいている事業であると思いますので、ぜひ広く使えるようにまた検討していただきたいと思いますけれども、今回よく、私もいろいろなところ、無尽に行ったりして、周知は心がけていたんですけれども、やはりPayPayを使うということに対しての抵抗もまだあったりとか、あるいはPayPayだけなのかというやはり問合せなど、いろんな御意見をいただきました。
今定例会本会議でも質問しましたが、マイナポイントの場合ですと、大体100社以上の決済サービスが使えるということも踏まえて、ぜひその辺もPayPay以外でも使えるというような検討もしてみてはどうかと思うんですけれども、まだ上限も決めていないし、いろんなまだ可能性も含まれているという中の、期待を含めて質問するんですが、システム上いろんな協議があるかと思うんですけれども1社だけではなくて、ぜひこのPayPay以外でも、12月まであと2か月ほどあると思いますので、そういった部分も含めてぜひ検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
36:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
37: ◯里吉観光商工
室長 現在実施しておりますキャンペーンのQRコード決済事業者を選定するに当たり、公募型のプロポーザルを行って、複数事業者も念頭に置く中で公募を行いましたけれども、PayPay株式会社に選定をしたところでございます。
第1弾を実施して、複数事業者が同時に、ある同じ条件でできるということが必要ではあるかと思いますけれども、現在のところ、共通のプラットフォームということで仕組みがございませんので、新たに公募するのではなく、事業の継続性も含めて、PayPayで第2弾も行う方向で考えております。
以上でございます。
38:
◯天野委員長 望月
委員。
39:
◯望月委員 今実施している第1段に引き続きお願いするということであると思いますけれども、先ほども言いましたように、結構その辺の声が多いですので、ぜひ10月、11月、まだ時間がありますので、できる範囲・できない範囲と、制約上あったりするかもしれませんが、できればいろいろほかのキャッシュレス決済を使えるように、また研究をしていただいて、どうしてもシステム上とか契約上無理というのであれば、そこは致し方ないところではあると思うんですけれども、ぜひそこは幅広くできるように、ぜひいろんな協議をしていただきたいと思います。
そのPayPay株式会社に至ったというのも、随意契約ではなくて、しっかり公募した上でということですので、そこは透明性も理解はできますので、そこに対しては特にありませんけれども、今後に対してそういった形で、いろんな会社のキャッシュレス決済サービスが使えるように、また協議をしていただきたいと思います。
いずれにしましても、コロナ禍という中でありますので、ぜひ本市経済の回復にしっかり寄与していただけるように、今回は1か月間ですけれども、次回は2か月間ということですので、さらにそれを上回るような経済効果を上げていただくことと、また周知を徹底していただいて、PayPayの使い方、ログインから、アプリケーションの使い方とか全部含めて、いろんな形で皆さんにお知らせする方法もぜひ工夫をしていただいて、いろんな世代の方が使えるようなことを徹底していただきたいと期待を申し上げまして、要望で終わらせていただきます。
ありがとうございました。
40:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
川崎
委員。
41: ◯川崎
委員 よろしくお願いします。
今の、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンのことで少し要望があります。
今、望月
委員の質疑をお伺いした中で十分理解できたんですけれども、そのPayPayを使う中で、私のお店でもPayPayを使っておるので、お客様はよく使ってはいただけるんですが、私が自分個人で使った感想で言いますと、昼間にランチを出しているお店ではPayPayを利用できるお店が非常に、中心街では多いんですけれども、郊外では少ないんですよね。私も中心街に店があるので思うんですが、中心街のほうは最初にこのキャンペーンを始めたときにじゅうたん的に営業をかけて、結構な数のPayPayを使うお店が増えたんですけれども、郊外のほうがまだいまひとつ普及していないということで、ぜひPayPay株式会社のほうにその辺を促していただいて、幅広く甲府市民の人たちが使えるようにしていただきたいんです。
もう1つ、私のお店のお客さんから聞いた感想ですけれども、9月の1か月間というのは、例えば美容院とかですと1回しか使えないんですよね。お客さんは多くても月に1回くらいしか髪の毛を切らないので、1人のお客さんが1回しか来られないと。だから、やはり2か月ぐらい実施してもらえると、もう少し、1人のお客さんが何回も来てもらえるので、という要望がありましたので、今回2か月実施していただくというのは非常に歓迎します。
今のがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン、非常に中心街でもありがたく思っておりますので、ぜひとも次回また、成功させていただきたいと思います。
以上です。ありがとうございます。
42:
◯天野委員長 ほかに。
清水(英)
委員。
43: ◯清水(英)
委員 よろしくお願いします。
それでは、私からも商工業振興事業費、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンのことでお聞きしますが、今まさに第1弾を実施中ですけれども、この第1弾、まだ実施中ではありますが、今の段階での評価、そして第2弾を実施しようと判断された評価・分析等をお聞かせください。
44:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
45: ◯里吉観光商工
室長 詳細な決済金額等につきましては、今年9月のキャンペーン期間が終わってからということになりますけれども、3週目が終了した時点で見ますと、一部で持ち直しが見られると言われました今年8月の1か月の決済金額が、この3週間で約4倍になるとPayPay株式会社から聞いております。そうした意味でも、消費喚起と併せて、新しい生活様式として注目されている非接触決済の普及につながっているのではないかと考えております。
また、平成27年度に実施しましたプレミアム付商品券事業と比較しても、落ち込んだ飲食店などにおける利用が高まっているとも聞いております。そうした意味でも、新型コロナウイルス感染拡大による影響があった業種の消費喚起につながっていると考えております。
事業者からの声も、それぞれの担当が歩きながら聞いておりますけれども「お客さんがふだんよりも多く消費してくれるので売上げの増加につながった。」であるとか「QRコード決済を行うお客さんが増えた。」「県外から購入に来客された人もいる。」あるいは「大変助かるのでまた実施してほしい。」そういった声を聞いておりまして、そうした声に応えるためにも、今回、補正予算を計上させていただいたところでございます。
以上でございます。
46:
◯天野委員長 清水(英)
委員。
47: ◯清水(英)
委員 もちろん今、第1弾の最中ですので、詳細な分析というのは終わってからということだと思いますけれども、ぜひともひとつ、1つは経済の面でどのように効果があったかということ、そして、非接触払いといいますか、QRコード決済がどのように広がったかということも評価していただければなと思うわけでございます。
次に、第2弾の実施期間ですけれども、今年12月から来年1月までということです。2か月間ということで、第1弾より長いということは分かりましたが、1つは、実施までに2か月空いているということで、やはり思いますのは、飲食店の方たちの窮状を思えば早いほうがいいだろうということ、それから間が空くと、例えば12月と1月にこういったキャンペーンがあると分かれば、買い控えなんていうことも起こるんじゃないかという心配もあります。この期間をどのように判断されたかというのを教えてください。
48:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
49: ◯里吉観光商工
室長 まず、今回のようなポイント還元の事業につきましては、景品表示法におきまして、告示から1か月ほど周知期間が必要であるとされております。そうした意味からも、継続を求められる声もございますけれども、今年9月が終了しまして、そこですぐに例えば告示をしたとしても、早くて今年11月からということになります。
しかしながら、今回初めて1か月間、実証的な意味でも行っているということがございますので、しっかりとそこを検証し、また、周知期間といったものを取って、また、本庁舎内に相談ブースを設けるなどして、利用者側あるいは事業者側にもしっかりと応えていける、そういった期間を設ける意味でも、今年12月からという形を取らせていただきました。
以上でございます。
50:
◯天野委員長 清水(英)
委員。
51: ◯清水(英)
委員 今、法律のこと、また周知のことなど、御説明をいただきました。
ほかの会社の電子決済のコマーシャルになってしまいますけれども「うちは現金払いだけです。」と言っている商店主の人が、お客さんに「じゃあいいです。」と言われてしまうコマーシャルがありますが、ああいうことがやはり広がってくるということもあるのかなと思います。そして、今回第1弾が好評だという先ほどの御説明でしたから、やってみようかなと思われる商店の方たちがいらっしゃると思います。あのコマーシャルで「じゃあいいです。」と言われている店主が若い俳優さんだから、何だかちょっとコミカルに見えるけれども、実際には、なかなか導入できない人たちというのは、割と地域の高齢の商店主の方が多いだろうと思いますので、相談ブースを設けられるとか、いろいろおっしゃっていましたが、本当に丁寧な支援・相談をして、準備をしていただけたらと思います。
以上です。
52:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
荻原
委員。
53: ◯荻原
委員 1点だけ。今の、私もがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンのことでお聞きします。もう大体、効果と課題が、今までの皆さんの御質問で私もよく理解できました。消費効果もこれ、喚起効果がすごく高くて、しかも、先ほどの御説明で県外の方も、要は甲府市の中であれば利用できるわけだから、これは大変いい施策だなと思っています。
課題は、今までの
委員さん方が指摘されたように、やはり年代によって見てはいけないけれども、御高齢の方など、QRコード決済そのものになかなか取りかかれない方もいたり、先ほどの話の中で、業者の中でもやはりPayPayをなかなか入れられないと。私も自分の店で入れようと思ったんだけれども、まだ入れてないんですよ、やはり。そんなものなんですよ。
私の記憶がちょっとあいまいだけれども、甲府市役所本庁舎1階の相談ブース、今まで設けて、あれは甲府市が設けていたんですか、業者が場所を借りてやっていたんでしょうかね。その利用状況だとか、何か、今はやめてしまったようなことをちょっと聞いたんですけれども、その辺のことを教えてもらっていいですか。
54:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
55: ◯里吉観光商工
室長 QRコード決済の導入と利用促進に向けた相談ブースにつきましては、今年7月に事業者の公募を始めまして、選定までに1か月ほどかかりました。それが決定し次第、早急に利用促進を図るという意味で、約2週にわたりブースを設けたところでございます。電話の相談窓口も設けておりましたから、どちらかというと、事業者側につきましては電話で問い合わせるということが多かったようです。
そうした意味から、本庁舎1階の相談ブースにつきましては、件数は約60件になります。
以上でございます。
56:
◯天野委員長 荻原
委員。
57: ◯荻原
委員 電話のほうは、事業者はそういうことで利用いただけたんだったらいいと思います。約60件、もうちょっと本当は伸びてもよかったと思うんだけれども、それではこの件数もほぼほぼ達成して、もう必要ないということでやめたんですかね。またもし必要であれば、時期を見て何らかの取組をしてもらいたいと思うんですけどね。このブースという形式でなくても、何でもいいんですけれども、何かそんなようなお考えは、今ありますか。
58:
◯天野委員長 里吉観光商工
室長。
59: ◯里吉観光商工
室長 ただいま荻原
委員がおっしゃったように、利用者側、また事業者側も、対面で相談ということも必要になってくると思いますので、あと2か月という中で、スケジュールを組みながら対応していきたいと考えております。
以上でございます。
60:
◯天野委員長 荻原
委員。
61: ◯荻原
委員 ぜひよろしくお願いいたします。
以上です。
62:
◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
63:
◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
64:
◯天野委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で、当
委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
なお、
委員長報告については、正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
65:
◯天野委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。
御協議願う事項は以上であります。
それでは、以上をもちまして
経済建設委員会を散会いたします。
午後 2時48分 散 会
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