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令和元年度決算審査特別委員会 本文 開催日: 2020-09-18

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    令和元年度決算審査特別委員会 本文 開催日: 2020-09-18


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年度決算審査特別委員会 本文 2020-09-18 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 516 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯坂本委員長 選択 3 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 4 : ◯坂本委員長 選択 5 : ◯坂本委員長 選択 6 : ◯輿石委員 選択 7 : ◯坂本委員長 選択 8 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 9 : ◯坂本委員長 選択 10 : ◯輿石委員 選択 11 : ◯坂本委員長 選択 12 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 13 : ◯坂本委員長 選択 14 : ◯輿石委員 選択 15 : ◯坂本委員長 選択 16 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 17 : ◯坂本委員長 選択 18 : ◯輿石委員 選択 19 : ◯坂本委員長 選択 20 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 21 : ◯坂本委員長 選択 22 : ◯輿石委員 選択 23 : ◯坂本委員長 選択 24 : ◯寺田委員 選択 25 : ◯坂本委員長 選択 26 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 27 : ◯坂本委員長 選択 28 : ◯寺田委員 選択 29 : ◯坂本委員長 選択 30 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 31 : ◯坂本委員長 選択 32 : ◯寺田委員 選択 33 : ◯坂本委員長 選択 34 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 35 : ◯坂本委員長 選択 36 : ◯寺田委員 選択 37 : ◯坂本委員長 選択 38 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 39 : ◯坂本委員長 選択 40 : ◯寺田委員 選択 41 : ◯坂本委員長 選択 42 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 43 : ◯坂本委員長 選択 44 : ◯寺田委員 選択 45 : ◯坂本委員長 選択 46 : ◯植田委員 選択 47 : ◯坂本委員長 選択 48 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 49 : ◯坂本委員長 選択 50 : ◯植田委員 選択 51 : ◯坂本委員長 選択 52 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 53 : ◯坂本委員長 選択 54 : ◯植田委員 選択 55 : ◯坂本委員長 選択 56 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 57 : ◯坂本委員長 選択 58 : ◯植田委員 選択 59 : ◯坂本委員長 選択 60 : ◯清水(英)委員 選択 61 : ◯坂本委員長 選択 62 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 63 : ◯坂本委員長 選択 64 : ◯清水(英)委員 選択 65 : ◯坂本委員長 選択 66 : ◯小石川看護部長 選択 67 : ◯坂本委員長 選択 68 : ◯清水(英)委員 選択 69 : ◯坂本委員長 選択 70 : ◯小石川看護部長 選択 71 : ◯坂本委員長 選択 72 : ◯清水(英)委員 選択 73 : ◯坂本委員長 選択 74 : ◯小池総合相談室長 選択 75 : ◯坂本委員長 選択 76 : ◯清水(英)委員 選択 77 : ◯坂本委員長 選択 78 : ◯山田(厚)委員 選択 79 : ◯坂本委員長 選択 80 : ◯小石川看護部長 選択 81 : ◯坂本委員長 選択 82 : ◯山田(厚)委員 選択 83 : ◯坂本委員長 選択 84 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 85 : ◯坂本委員長 選択 86 : ◯山田(厚)委員 選択 87 : ◯坂本委員長 選択 88 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 89 : ◯坂本委員長 選択 90 : ◯山田(厚)委員 選択 91 : ◯坂本委員長 選択 92 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 93 : ◯坂本委員長 選択 94 : ◯山田(厚)委員 選択 95 : ◯坂本委員長 選択 96 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 97 : ◯坂本委員長 選択 98 : ◯山田(厚)委員 選択 99 : ◯坂本委員長 選択 100 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 101 : ◯坂本委員長 選択 102 : ◯山田(厚)委員 選択 103 : ◯坂本委員長 選択 104 : ◯雨宮病院事務総室長 選択 105 : ◯坂本委員長 選択 106 : ◯山田(厚)委員 選択 107 : ◯坂本委員長 選択 108 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 109 : ◯坂本委員長 選択 110 : ◯山田(厚)委員 選択 111 : ◯坂本委員長 選択 112 : ◯廣瀬経営企画課長 選択 113 : ◯坂本委員長 選択 114 : ◯山田(厚)委員 選択 115 : ◯坂本委員長 選択 116 : ◯有野財政課長 選択 117 : ◯坂本委員長 選択 118 : ◯山田(厚)委員 選択 119 : ◯坂本委員長 選択 120 : ◯青山病院長 選択 121 : ◯坂本委員長 選択 122 : ◯山田(厚)委員 選択 123 : ◯坂本委員長 選択 124 : ◯土屋教育総室長 選択 125 : ◯坂本委員長 選択 126 : ◯坂本委員長 選択 127 : ◯坂本委員長 選択 128 : ◯池谷委員 選択 129 : ◯坂本委員長 選択 130 : ◯寺田学校教育課長 選択 131 : ◯坂本委員長 選択 132 : ◯池谷委員 選択 133 : ◯坂本委員長 選択 134 : ◯寺田学校教育課長 選択 135 : ◯坂本委員長 選択 136 : ◯池谷委員 選択 137 : ◯坂本委員長 選択 138 : ◯寺田学校教育課長 選択 139 : ◯坂本委員長 選択 140 : ◯池谷委員 選択 141 : ◯坂本委員長 選択 142 : ◯田中歴史文化財課長 選択 143 : ◯坂本委員長 選択 144 : ◯池谷委員 選択 145 : ◯坂本委員長 選択 146 : ◯田中歴史文化財課長 選択 147 : ◯坂本委員長 選択 148 : ◯池谷委員 選択 149 : ◯坂本委員長 選択 150 : ◯穐山教育施設課長 選択 151 : ◯坂本委員長 選択 152 : ◯池谷委員 選択 153 : ◯坂本委員長 選択 154 : ◯深沢委員 選択 155 : ◯坂本委員長 選択 156 : ◯寺田学校教育課長 選択 157 : ◯坂本委員長 選択 158 : ◯深沢委員 選択 159 : ◯坂本委員長 選択 160 : ◯寺田学校教育課長 選択 161 : ◯坂本委員長 選択 162 : ◯深沢委員 選択 163 : ◯坂本委員長 選択 164 : ◯寺田学校教育課長 選択 165 : ◯坂本委員長 選択 166 : ◯内藤学事課長 選択 167 : ◯坂本委員長 選択 168 : ◯深沢委員 選択 169 : ◯坂本委員長 選択 170 : ◯寺田学校教育課長 選択 171 : ◯坂本委員長 選択 172 : ◯深沢委員 選択 173 : ◯坂本委員長 選択 174 : ◯内藤学事課長 選択 175 : ◯坂本委員長 選択 176 : ◯深沢委員 選択 177 : ◯坂本委員長 選択 178 : ◯内藤学事課長 選択 179 : ◯坂本委員長 選択 180 : ◯深沢委員 選択 181 : ◯坂本委員長 選択 182 : ◯内藤学事課長 選択 183 : ◯坂本委員長 選択 184 : ◯深沢委員 選択 185 : ◯坂本委員長 選択 186 : ◯鮫田委員 選択 187 : ◯坂本委員長 選択 188 : ◯穐山教育施設課長 選択 189 : ◯坂本委員長 選択 190 : ◯鮫田委員 選択 191 : ◯坂本委員長 選択 192 : ◯穐山教育施設課長 選択 193 : ◯坂本委員長 選択 194 : ◯鮫田委員 選択 195 : ◯坂本委員長 選択 196 : ◯穐山教育施設課長 選択 197 : ◯坂本委員長 選択 198 : ◯鮫田委員 選択 199 : ◯坂本委員長 選択 200 : ◯内藤学事課長 選択 201 : ◯坂本委員長 選択 202 : ◯鮫田委員 選択 203 : ◯坂本委員長 選択 204 : ◯内藤学事課長 選択 205 : ◯坂本委員長 選択 206 : ◯鮫田委員 選択 207 : ◯坂本委員長 選択 208 : ◯内藤学事課長 選択 209 : ◯坂本委員長 選択 210 : ◯鮫田委員 選択 211 : ◯坂本委員長 選択 212 : ◯内藤学事課長 選択 213 : ◯坂本委員長 選択 214 : ◯鮫田委員 選択 215 : ◯坂本委員長 選択 216 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 217 : ◯坂本委員長 選択 218 : ◯鮫田委員 選択 219 : ◯坂本委員長 選択 220 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 221 : ◯坂本委員長 選択 222 : ◯鮫田委員 選択 223 : ◯坂本委員長 選択 224 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 225 : ◯坂本委員長 選択 226 : ◯鮫田委員 選択 227 : ◯坂本委員長 選択 228 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 229 : ◯坂本委員長 選択 230 : ◯鮫田委員 選択 231 : ◯坂本委員長 選択 232 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 233 : ◯坂本委員長 選択 234 : ◯鮫田委員 選択 235 : ◯坂本委員長 選択 236 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 237 : ◯坂本委員長 選択 238 : ◯鮫田委員 選択 239 : ◯坂本委員長 選択 240 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 241 : ◯坂本委員長 選択 242 : ◯鮫田委員 選択 243 : ◯坂本委員長 選択 244 : ◯田中歴史文化財課長 選択 245 : ◯坂本委員長 選択 246 : ◯鮫田委員 選択 247 : ◯坂本委員長 選択 248 : ◯田中歴史文化財課長 選択 249 : ◯坂本委員長 選択 250 : ◯鮫田委員 選択 251 : ◯坂本委員長 選択 252 : ◯田中歴史文化財課長 選択 253 : ◯坂本委員長 選択 254 : ◯鮫田委員 選択 255 : ◯坂本委員長 選択 256 : ◯清水(英)委員 選択 257 : ◯坂本委員長 選択 258 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 259 : ◯坂本委員長 選択 260 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 261 : ◯坂本委員長 選択 262 : ◯清水(英)委員 選択 263 : ◯坂本委員長 選択 264 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 265 : ◯坂本委員長 選択 266 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 267 : ◯坂本委員長 選択 268 : ◯清水(英)委員 選択 269 : ◯坂本委員長 選択 270 : ◯内藤学事課長 選択 271 : ◯坂本委員長 選択 272 : ◯清水(英)委員 選択 273 : ◯坂本委員長 選択 274 : ◯内藤学事課長 選択 275 : ◯坂本委員長 選択 276 : ◯清水(英)委員 選択 277 : ◯坂本委員長 選択 278 : ◯寺田学校教育課長 選択 279 : ◯坂本委員長 選択 280 : ◯清水(英)委員 選択 281 : ◯坂本委員長 選択 282 : ◯寺田学校教育課長 選択 283 : ◯坂本委員長 選択 284 : ◯清水(英)委員 選択 285 : ◯坂本委員長 選択 286 : ◯寺田学校教育課長 選択 287 : ◯坂本委員長 選択 288 : ◯清水(英)委員 選択 289 : ◯坂本委員長 選択 290 : ◯寺田学校教育課長 選択 291 : ◯坂本委員長 選択 292 : ◯池谷委員 選択 293 : ◯坂本委員長 選択 294 : ◯植田委員 選択 295 : ◯坂本委員長 選択 296 : ◯板山生涯学習室長 選択 297 : ◯坂本委員長 選択 298 : ◯植田委員 選択 299 : ◯坂本委員長 選択 300 : ◯寺田学校教育課長 選択 301 : ◯坂本委員長 選択 302 : ◯植田委員 選択 303 : ◯坂本委員長 選択 304 : ◯寺田学校教育課長 選択 305 : ◯坂本委員長 選択 306 : ◯植田委員 選択 307 : ◯坂本委員長 選択 308 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 309 : ◯坂本委員長 選択 310 : ◯植田委員 選択 311 : ◯坂本委員長 選択 312 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 313 : ◯坂本委員長 選択 314 : ◯植田委員 選択 315 : ◯坂本委員長 選択 316 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 317 : ◯坂本委員長 選択 318 : ◯植田委員 選択 319 : ◯坂本委員長 選択 320 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 321 : ◯坂本委員長 選択 322 : ◯植田委員 選択 323 : ◯坂本委員長 選択 324 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 325 : ◯坂本委員長 選択 326 : ◯植田委員 選択 327 : ◯坂本委員長 選択 328 : ◯坂本委員長 選択 329 : ◯中村委員 選択 330 : ◯坂本委員長 選択 331 : ◯寺田学校教育課長 選択 332 : ◯坂本委員長 選択 333 : ◯中村委員 選択 334 : ◯坂本委員長 選択 335 : ◯寺田学校教育課長 選択 336 : ◯坂本委員長 選択 337 : ◯中村委員 選択 338 : ◯坂本委員長 選択 339 : ◯内藤学事課長 選択 340 : ◯坂本委員長 選択 341 : ◯中村委員 選択 342 : ◯坂本委員長 選択 343 : ◯内藤学事課長 選択 344 : ◯坂本委員長 選択 345 : ◯穐山教育施設課長 選択 346 : ◯坂本委員長 選択 347 : ◯中村委員 選択 348 : ◯坂本委員長 選択 349 : ◯内藤学事課長 選択 350 : ◯坂本委員長 選択 351 : ◯中村委員 選択 352 : ◯坂本委員長 選択 353 : ◯本田図書館長 選択 354 : ◯坂本委員長 選択 355 : ◯中村委員 選択 356 : ◯坂本委員長 選択 357 : ◯坂本委員長 選択 358 : ◯中村委員 選択 359 : ◯坂本委員長 選択 360 : ◯寺田委員 選択 361 : ◯坂本委員長 選択 362 : ◯内藤学事課長 選択 363 : ◯坂本委員長 選択 364 : ◯寺田学校教育課長 選択 365 : ◯坂本委員長 選択 366 : ◯寺田委員 選択 367 : ◯坂本委員長 選択 368 : ◯小林スポーツ課長 選択 369 : ◯坂本委員長 選択 370 : ◯寺田委員 選択 371 : ◯坂本委員長 選択 372 : ◯田中歴史文化財課長 選択 373 : ◯坂本委員長 選択 374 : ◯寺田委員 選択 375 : ◯坂本委員長 選択 376 : ◯輿石委員 選択 377 : ◯坂本委員長 選択 378 : ◯内藤学事課長 選択 379 : ◯坂本委員長 選択 380 : ◯輿石委員 選択 381 : ◯坂本委員長 選択 382 : ◯内藤学事課長 選択 383 : ◯坂本委員長 選択 384 : ◯輿石委員 選択 385 : ◯坂本委員長 選択 386 : ◯寺田学校教育課長 選択 387 : ◯坂本委員長 選択 388 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 389 : ◯坂本委員長 選択 390 : ◯輿石委員 選択 391 : ◯坂本委員長 選択 392 : ◯寺田学校教育課長 選択 393 : ◯坂本委員長 選択 394 : ◯輿石委員 選択 395 : ◯坂本委員長 選択 396 : ◯寺田学校教育課長 選択 397 : ◯坂本委員長 選択 398 : ◯輿石委員 選択 399 : ◯坂本委員長 選択 400 : ◯内藤学事課長 選択 401 : ◯坂本委員長 選択 402 : ◯輿石委員 選択 403 : ◯坂本委員長 選択 404 : ◯内藤学事課長 選択 405 : ◯坂本委員長 選択 406 : ◯輿石委員 選択 407 : ◯坂本委員長 選択 408 : ◯寺田学校教育課長 選択 409 : ◯坂本委員長 選択 410 : ◯輿石委員 選択 411 : ◯坂本委員長 選択 412 : ◯寺田学校教育課長 選択 413 : ◯坂本委員長 選択 414 : ◯輿石委員 選択 415 : ◯坂本委員長 選択 416 : ◯寺田学校教育課長 選択 417 : ◯坂本委員長 選択 418 : ◯輿石委員 選択 419 : ◯坂本委員長 選択 420 : ◯寺田学校教育課長 選択 421 : ◯坂本委員長 選択 422 : ◯輿石委員 選択 423 : ◯坂本委員長 選択 424 : ◯寺田学校教育課長 選択 425 : ◯坂本委員長 選択 426 : ◯輿石委員 選択 427 : ◯坂本委員長 選択 428 : ◯寺田学校教育課長 選択 429 : ◯坂本委員長 選択 430 : ◯輿石委員 選択 431 : ◯坂本委員長 選択 432 : ◯寺田学校教育課長 選択 433 : ◯坂本委員長 選択 434 : ◯輿石委員 選択 435 : ◯坂本委員長 選択 436 : ◯寺田学校教育課長 選択 437 : ◯坂本委員長 選択 438 : ◯輿石委員 選択 439 : ◯坂本委員長 選択 440 : ◯田中歴史文化財課長 選択 441 : ◯坂本委員長 選択 442 : ◯輿石委員 選択 443 : ◯坂本委員長 選択 444 : ◯田中歴史文化財課長 選択 445 : ◯坂本委員長 選択 446 : ◯輿石委員 選択 447 : ◯坂本委員長 選択 448 : ◯田中歴史文化財課長 選択 449 : ◯坂本委員長 選択 450 : ◯輿石委員 選択 451 : ◯坂本委員長 選択 452 : ◯板山生涯学習室長 選択 453 : ◯坂本委員長 選択 454 : ◯輿石委員 選択 455 : ◯坂本委員長 選択 456 : ◯板山生涯学習室長 選択 457 : ◯坂本委員長 選択 458 : ◯輿石委員 選択 459 : ◯坂本委員長 選択 460 : ◯板山生涯学習室長 選択 461 : ◯坂本委員長 選択 462 : ◯輿石委員 選択 463 : ◯坂本委員長 選択 464 : ◯小林スポーツ課長 選択 465 : ◯坂本委員長 選択 466 : ◯輿石委員 選択 467 : ◯坂本委員長 選択 468 : ◯小林スポーツ課長 選択 469 : ◯坂本委員長 選択 470 : ◯輿石委員 選択 471 : ◯坂本委員長 選択 472 : ◯小林スポーツ課長 選択 473 : ◯坂本委員長 選択 474 : ◯輿石委員 選択 475 : ◯坂本委員長 選択 476 : ◯山田(厚)委員 選択 477 : ◯坂本委員長 選択 478 : ◯田中歴史文化財課長 選択 479 : ◯坂本委員長 選択 480 : ◯山田(厚)委員 選択 481 : ◯坂本委員長 選択 482 : ◯田中歴史文化財課長 選択 483 : ◯坂本委員長 選択 484 : ◯山田(厚)委員 選択 485 : ◯坂本委員長 選択 486 : ◯内藤学事課長 選択 487 : ◯坂本委員長 選択 488 : ◯山田(厚)委員 選択 489 : ◯坂本委員長 選択 490 : ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 選択 491 : ◯坂本委員長 選択 492 : ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 選択 493 : ◯坂本委員長 選択 494 : ◯山田(厚)委員 選択 495 : ◯坂本委員長 選択 496 : ◯内藤学事課長 選択 497 : ◯坂本委員長 選択 498 : ◯山田(厚)委員 選択 499 : ◯坂本委員長 選択 500 : ◯坂本委員長 選択 501 : ◯山田(厚)委員 選択 502 : ◯坂本委員長 選択 503 : ◯本田図書館長 選択 504 : ◯坂本委員長 選択 505 : ◯山田(厚)委員 選択 506 : ◯坂本委員長 選択 507 : ◯天野委員 選択 508 : ◯坂本委員長 選択 509 : ◯内藤学事課長 選択 510 : ◯坂本委員長 選択 511 : ◯天野委員 選択 512 : ◯坂本委員長 選択 513 : ◯内藤学事課長 選択 514 : ◯坂本委員長 選択 515 : ◯天野委員 選択 516 : ◯坂本委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:            令和元年度 決算審査特別委員会記録 1 日   時  令和2年9月18日(金)午前9時58分 2 場   所  議会会議室 本庁舎10階 3 出席委員   委員長 坂本 信康     副委員長 天野  一              池谷 陸雄          原田 洋二              深沢 健吾          鮫田 光一              輿石  修          寺田 義彦              植田 年美          中村 明彦              廣瀬 集一          川崎  靖              清水 英知          山田  厚 4 欠席委員   な し 5 当局出席者    企画部       塚原  工     病院長       青山 香喜    病院事務局長    中澤 勝也     教育長       小林  仁
       教育部長      饗場 正人                               ほか関係室長及び課長 6 事 務 局  議会局長     嶋田 忠司  議会総室長  佐藤  学          議事調査担当課長 橘田 善弘  議事課長   清水  久          議事課長補佐   内池  進  議事課長補佐 一ノ瀬佳奈          議事係主任    佐野 雄司  総務課長補佐 植松 泰人 7 議   題  1 病院事業会計          2 一般会計歳出             第10款 教育費中子ども未来部所管分を除く                午前 9時58分 開 議 2: ◯坂本委員長 ただいまから本日の決算審査特別委員会を開きます。  それでは、本日の日程に入ります。  本日の日程は、病院事業会計及び一般会計歳出のうち第10款中、子ども未来部所管分を除く教育費の順で審査を行います。  ここで委員の皆様に申し上げます。当委員会は令和元年度決算に関わる特別委員会でありますので、その範囲内の質問に限りますことを十分御留意願います。また、事前に十分な調査をされ、質疑は簡潔・明瞭に、また重複を避けていただき、質問の最初には、どこの所管への質問か分かるよう、款項目または事業名等をお示しいただきまして、質問時間は30分を目安とし、審査がスムーズに進むよう御協力をお願いいたします。  また、当局に申し上げます。  質問に対しては、円滑に答弁が行えるよう努めていただくとともに、答弁の内容も簡潔で的を射たものとしていただくよう御協力をお願いいたします。  それでは、最初に病院事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  雨宮病院事務総室長。 3: ◯雨宮病院事務総室長 改めましておはようございます。着座にて失礼いたします。  それでは、議案第112号 令和元年度甲府市病院事業会計決算の認定について御説明いたします。別冊の甲府市企業会計決算書51ページ、事業報告書をお開きください。  まず、令和元年度における病院事業会計の事業内容について御説明をさせていただきます。  1の概況、(1)総括事項、イ医療制度を取り巻く状況です。  国においては、人生100年時代を見据えた1億総活躍社会実現を目指して、全世代型社会保障の基盤整備を行うとしており、医療分野では、医療従事者の働き方改革、地域医療構想をはじめとする地域医療提供体制の整備、医療偏在対策と確保計画の推進、医療情報化支援基金によるICT化の支援等を推進しています。  このような状況の中、当院においては、山梨県が策定した病床機能の再編や在宅医療の充実などを進める地域医療構想を踏まえ、新市立甲府病院改革プランを策定し、地域医療における当院の役割を果たすため、地域包括ケア病棟や総合相談センターを活用した回復期医療機能及び在宅復帰支援機能の強化と地域医療連携の推進、救急医療体制及び診療体制の充実、がん診療の推進と周産期医療の充実等に重点を置いた医療の提供に努めております。  また、持続性のある経営基盤を確立するための経営改革が求められており、収支改善に向けた各種取組を引き続き実施するとともに、地域の中核病院として地域に必要とされる医療を安定的かつ継続的に提供していきたいと考えております。  次に、ロ病院事業について御説明します。  このような医療環境の中、令和元年度は医師、看護師の確保対策、経営改善、地域医療連携、災害医療、医療安全対策へ重点的に取り組み、良質な医療の提供に努めてまいりました。  取組内容について御説明いたします。  (1)医師の確保対策につきましては、山梨大学の協力を得る中、診療科ごとの増減はあったものの、全体では年度当初の医師数を維持することができました。  また、専修医の確保については、新専門医制度の動向を踏まえる中で、情報収集に努め、さらに初期臨床研修医の確保に向けて山梨県臨床研修病院協議会と連携し、令和2年度に向けて当院を希望する協力型研修医1名の受入れを決定いたしました。  (2)看護師確保対策については、山梨県看護協会主催の看護職員就職ガイダンスへの参加(1回)や採用予定者説明会の開催のほか、ホームページによるPR活動などに努める中で、新卒対象者の採用試験を1回、有資格者を対象とした試験を1回実施し、3名を採用しております。  (3)経営改善に向けた取組につきましては、新市立甲府病院改革プラン等に基づき、収支改善に向けた年度目標の達成に向け、院長・副院長と各診療科との意見交換を前期・後期、5月と11月に実施し、具体的な数値目標を各科により設定するとともに、新規患者の獲得、診療単価の向上、地域包括ケア病棟の活用推進等、重要課題に向けた取組等について意見交換を行いました。  また、毎週火曜日に前週の経営状況等を集約した資料を各診療科等へ配付するとともに、隔週火曜日の幹部会議、翌日の診療部経営ミーティングを継続して実施する中で、病床利用率、紹介患者数、重症度、医療・看護必要度などをリアルタイムに把握・分析し、院内への目標周知を図りました。  職員の経営に関する意識啓発については、5月に平成30年度決算状況、令和元年度経営方針及び地域医療における当院の役割への積極的な取組等に関する説明会を3回開催し、1月には令和元年度決算見込み及び収支改善に向けた対応策に関する説明会を3回開催するなど、経営参画意識の高揚と危機意識の共有に引き続き努めてまいりました。  (4)地域医療連携については、甲府市医師会等との意見交換会や地域医療連携勉強会を開催し、医師同士の交流、顔の見える連携を図る中、診療機能に応じた役割分担によって、患者さんが地域で継続性のある適切な医療を受けることができるよう、地域包括ケアシステムの推進に努めました。  開業医等への訪問を積極的に実施し、当院に対しての意見、要望等を取りまとめながら、紹介患者等の受入れをスムーズに行えるよう整備を図るとともに、開業医からの診療予約については、従来のファクス予約に加え、紹介患者本人が直接電話により診療予約が可能となるシステム、ダイレクト予約を導入し、さらなる利便性の向上及び開業医等との連携強化に努めました。  また、地域医療連携だよりを発刊して当院の診療情報等をPRするとともに、周辺地域の医療機関に関する診療情報を掲載したリーフレットの活用を継続し、紹介患者及び紹介率等の向上に取り組んでいます。  (5)災害医療への取組については、災害派遣医療チーム技能維持研修に職員16名が参加し、災害時における救助技能の向上を図ることで地域災害拠点病院として体制強化を図りました。  また、地域災害拠点病院としての機能強化と災害時医療体制の実効性を高めるため、地元自治会等からの協力を得る中で、参加者235名となりました災害トリアージ訓練を実施するとともに、当院独自の夜間想定を含む防災訓練を2回実施しております。  次に、(6)医療の安全性を確保する取組については、インシデント事例を収集し、その対策を立案実施することで重大な医療事故を未然に防ぐ必要があるため、インシデント管理システムを活用する中、毎週1回実施される医療安全対策ミーティングにおいて事例の収集・分析・検討を充実させました。  その中で、度重なる事例においては、立案された再発防止策が現場で実践されているのか周知度の検証を行うため、院内巡回を実施するなど、インシデント報告が行える職場風土の整備を行いました。  また、警察OB職員を1名配置し、日中の院内巡回に加え、平日救急日の夜間対応を行うことで、職員等の支援体制の強化に努め、医療安全対策のための職員研修として「現場でいかせる安全な麻薬管理」「ヒューマンエラーを防ぐために、発生事例から学ぶ」「患者トラブルを防ぐ対応と発生時のコンフリクトマネジメント」などをテーマとした研修会を11回開催しております。  次に、ハRI検査問題と対応について説明させていただきます。  当院の核医学検査で放射性医薬品が日本核医学界の推奨投与量を大きく超えて投与されていたことが平成23年5月27日に院長と統括医療安全管理者に報告されました。  その後の調査で、15歳以下の小児145名に対して行われた核医学検査において、推奨投与量を超えた放射性医薬品が使用されていたことが判明し、同年9月1日に公表、10月1日には合同説明会を開催いたしました。  当院では公表後、院内にRI検査対策室を設置し、患者さんと家族に対して検査内容等を説明するとともに、患者さんと家族の不安を軽減するため、市長室に設置された病院事業管理担当と連携し、対応を行ってまいりました。  平成26年3月30日、市立甲府病院のRI検査に関する調査委員会から市長に提出された調査報告書の指摘事項についての改善と、医療安全管理体制の確立等に努めるとともに、患者さん及びその家族に対しては、被害者の会弁護団との統一要求書に関わる今後の方針及び示談書の内容合意以降、面談や訪問により補償方針に関わる説明を積極的に行い、示談締結に向け交渉に努めています。  令和元年度における対応等について御説明いたします。  (1)健康診断につきましては2回実施し、第1回目は8月14日から8月29日の間、受診者、当院60名、他院7名、計67名。第2回目は3月16日から3月30日の間、受診者、当院42名、他院5名、計47名でした。  (2)専門家による相談については、放射線医学の専門家による相談と心の健康相談を毎月1回開催しましたが、利用者はありませんでした。  (3)過剰投与内部被曝被害者の会との協議については、今後の方針に基づく第5回目の定期協議を令和元年11月に開催し、過剰投与内部被曝被害者の会からの意見、要望等への対応、定期健康診断の実施状況、再発防止・医療安全管理部の活動等、RI調査報告書指摘事項の対応状況等に関する意見交換を行っております。  (4)示談の締結につきましては、補償方針に関わる説明及び示談交渉を積極的に実施し、3名の患者さんと示談締結を行いました。  令和元年度末の示談締結済み患者さんの総数は125名となり、未締結20名の患者さんに対しては引き続き個別説明等を実施してまいります。  (5)医療安全等に係る研修会の開催状況については、医療安全研修会を10回、放射線院内研修会を1回開催いたしました。内容等につきましては、53ページに掲載した表のとおりとなります。御参照いただけますようお願いいたします。  次に、ニ業務実績について御説明いたします。  令和元年度の延べ入院患者数は10万5,848人、前年度対比59人の減、延べ外来患者数は18万6,108人、前年度対比88人の減となっております。  病床利用率は71.9%となり、前年度対比0.3ポイントの減、平均在院日数は12.7日となりました。  収支決算につきましては、後ほど決算報告書等において御説明させていただきます。  以降の令和元年度甲府市病院事業報告書資料につきましては説明を省略させていただきますが、54ページには議会議決事項、行政官庁認可事項、55ページには職員に関する事項及び建設改良工事の概況を、また56ページ、57ページには、業務量として、イ診療日数、ロ許可病床数、ハ入院・外来患者の月別取扱状況、ニ科別取扱状況を掲載しております。  また、58ページには各業務件数を、59ページには重要契約の要旨を、報告書の最終60ページへは企業債等及び一時借入金の概況等を掲載しております。御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、令和元年度の決算状況について御説明させていただきます。令和元年度甲府市企業会計決算書の36ページをお開きください。  令和元年度甲府市病院事業決算報告書となります。令和元年度甲府市病院事業決算報告書は、予算額に消費税及び地方消費税を含めて計上していることから税込みの金額となります。  (1)収益的収入及び支出は、事業活動に伴い発生する収益とそれに対応する費用を計上しています。収入、第1款病院事業収益は合計予算額94億7,142万9,000円に対し、決算額は88億5,455万3,495円となり、予算額に比べ6億1,687万5,505円の減となりました。  内訳です。第1項医業収益は、入院・外来収益と室料差額収益、一般会計負担金等のその他医業収益を計上しています。合計予算額86億208万8,000円に対し、決算額は80億4,285万9,200円、予算額に比べ5億5,922万8,800円の減となっています。これは、予算編成時の目標病床利用率78%に対し、実績が71.9%と6.1ポイント下回ったことなどによります。  医業収益へ受け入れた一般会計負担金は、3億89万9,000円となり、総務省の繰出基準及び地方公営企業法の繰入基準に基づき、保健衛生に関して行政が行う業務に要する経費へ充てています。  第2項の医業外収益には、受取利息及び配当金、他会計負担金、県補助金、その他医業外収益などを計上しています。予算額合計8億6,933万9,000円に対し、決算額は8億1,169万4,295円となり、予算額に比べ5,764万4,705円の減となりました。  医業外収益へ受け入れた一般会計負担金は、7億1,075万5,000円となり、医業収益と同様に、繰入・繰出基準に基づき、医療行政として行う業務と高度特殊な医療で不採算業務に要する経費へ充てています。  第3項特別利益につきましては、執行がありませんでした。  次に、支出について御説明します。  第1款病院事業費用は、予算額合計97億4,717万2,000円に対し、決算額は91億8,325万963円、5億6,392万1,037円が不用額となりました。  内訳です。第1項医業費用は、給与費、薬品などの材料費、委託料や賃借料・光熱水費などの経費、減価償却費、資産減耗費、研究研修費から構成しており、合計予算額93億6,423万円に対し、決算額は88億908万8,466円、5億5,514万円余が不用額となりました。  これは、給与費において2億7,546万円余、経費で2億4,212万円余、不用額が生じたことなどによります。給与費分につきましては、医師の職位構成の変化及び時間外勤務手当の減などから不用額を生じ、また経費分につきましては、委託料の運営関係業務及び施設整備管理関係業務や賃借料に計上しているリース機器等で不用額を生じたことなどによります。  第2項の医業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費、長期前払消費税の償却、院内保育所運営費、消費税及び地方消費税、雑損失、雑支出から構成されています。  合計予算額3億8,283万9,000円に対し、決算額は3億7,416万2,497円、867万円余が不用額となりました。  第3項特別損失と第4項予備費については執行がございません。  次に、38ページ、39ページをお開きください。  (2)資本的収入及び支出につきましては、建設改良に係る収支と企業債の元金償還金等を計上しています。  第1款資本的収入は、合計予算8億3,667万2,000円に対し、決算額は9億199万3,500円となりました。  内訳です。第1項他会計借入金は、合計予算額4億円に対し、決算額は同額の4億円となっています。  企業債元金償還に係る財源として借り入れたもので、水道事業会計からの長期借入金であります。  第2項負担金補助金は、収益的収入と同様に繰出・繰入基準に基づき一般会計から繰り入れた企業債元金償還に関わる負担金であり、決算額は5億120万3,500円となりました。  第3項長期貸付金返還金79万円は、看護学生修学資金2名の返還金となります。  第4項固定資産売却代金につきましては、執行がありませんでした。  次に、支出について御説明いたします。  第1款資本的支出は、合計予算額9億7,639万8,000円に対し、決算額は9億5,349万3,395円となりました。  内訳です。第1項建設改良費は、合計予算額4,842万3,000円に対し、決算額は2,596万9,373円、資産購入費及び建設工事費の合計執行額となります。  資産購入費は2,307万6,373円で、病棟モニタリングシステム847万円など全15機種を購入しております。  建物工事費は、リニアック棟改修工事に係る289万3,000円を執行いたしました。  第2項企業債償還金は9億2,557万4,022円を返済し、年度末の未償還残高は70億1,914万円余となります。企業債の明細を60ページ及び68ページへ掲載しております。御参照いただけますようお願いいたします。  第3項の投資195万円は、看護学生4名に貸し付けた修学資金となります。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5,149万9,895円につきましては、欄外へ脚注として記載しております一時借入金で措置いたしました。  次に、40ページをお開きください。  令和元年度甲府市病院事業損益計算書について御説明いたします。  令和元年度甲府市病院事業損益計算書は令和元年度中の経営実績を明らかにしたものであり、記載されている金額は全て税抜きの額となります。  1の医業収益は、入院収益、外来収益、その他医業収益の合計で80億3,060万5,172円。  2の医業費用は、給与費、材料費、委託料・賃借料・光熱水費などの経費、減価償却費、資産減耗費、研究研修費の合計で86億6,462万3,611円となり、医業損失は6億3,401万8,439円を計上するに至りました。
     3の医業外収益は、受取利息及び配当金、他会計負担金、県補助金、長期前受金戻入、実習生受入れや院内施設貸付収入ほかからなるその他医業外収益の合計で8億777万2,889円。  4の医業外費用は、企業債の支払利息、長期前払消費税償却、保育所運営費、雑損失、消費税の損税を計上する雑支出2億9,979万208円を含め、合計で5億537万1,083円。これらを算入した経常収支は3億3,161万6,633円の損失となり、当年度純損失は同額を計上しております。  これにより、当年度未処理欠損金は前年度繰越欠損金128億8,285万6,174円を加え、132億1,447万2,807円となりました。  次に、42ページをお開きください。  剰余金計算書について御説明いたします。  剰余金計算書は、令和元年度中の資本金と剰余金の変動内容を表します。  資本金の当年度変動額5億91万5,000円は、一般会計より資本的収入へ繰り入れた企業債元金償還に係る負担金を資本金へ計上するものです。  剰余金のうち資本剰余金には、当年度変動額がありません。  利益剰余金当年度変動額マイナス3億3,161万6,633円は、令和元年度に生じた当年度純損失を未処理欠損金へ計上するものです。  これにより、資本金と剰余金を合わせた資本合計は、15億8,780万1,670円となっています。  次に、44ページをお開きください。  欠損金処理計算書となります。  処分額はなく、当年度未処理欠損金等を全額翌年度へ繰越しいたします。  次に、45ページをお願いいたします。  貸借対照表について御説明いたします。  貸借対照表は、令和元年度末現在、病院事業会計が保有している全ての資産と負債及び資本を総括的に表したものです。  まず、資産の部です。1の固定資産のうち、(1)のイからホまでが有形固定資産です。当年度の減価償却後の残高は106億1,404万5,123円となり、(2)の無形固定資産残高227万3,248円と(3)の投資残高2,742万3,228円を加えた固定資産の合計残高は106億4,374万1,599円となります。  2の流動資産は、現金預金、貸倒引当金を含む未収金、貯蔵品、仮払金で、合計残高は15億3,427万8,275円です。  以上、資産の部の合計残高は、121億7,801万9,874円となっています。  次に、46ページをお開きください。  負債の部となります。  3の固定負債残高64億9,130万899円は、建設改良費等の財源に充てるための企業債及び他会計借入金となります。  固定負債へ計上している企業債は、令和3年度以降に償還する元金の残高となり、4の流動負債へ計上している企業債は、令和2年度の期中に償還する元金の額となります。  4の流動負債の合計残高は37億5,917万8,792円、(1)一時借入金18億9,000万円は、令和2年6月23日火曜日に返済が完了し、(3)未払金も6月までに全ての支払いを終えています。  また、(4)の引当金は、6月の期末勤勉手当支給日に取り崩し、(5)の預かり諸税ほかのその他流動負債につきましては、納税等により払出しを完了しています。  5の繰延べ収益の合計は、3億3,973万8,513円となります。  繰延収益は、平成26年度決算から適用となった新会計基準により、新たに設けられた科目です。これまで貸借対照表の資本剰余金へ計上していた建設改良に充てられた補助金等を一旦、繰延収益の長期前受金へ振替を行い、毎年度行う建物などの減価償却費に見合う分を長期前受金収益化累計額として計上していくもので、損益上においては現金が伴わない収益となります。  以上、3の固定負債、4の流動負債、5の繰延収益を合わせた負債の部合計は、105億9,021万8,204円となりました。  47ページをお願いいたします。  資本の部です。  6の資本金は147億84万4,847円となり、7の剰余金(1)資本剰余金はイの国県補助金とロの受贈財産評価額を合わせ、合計残高は1億142万9,630円となります。  (2)欠損金の合計は132億1,447万2,807円、剰余金の合計はマイナス131億1,304万3,177円となり、6の資本金と7の剰余金を合計した資本の部の合計は15億8,780万1,670円、前ページの負債の部と資本の部の合計は、121億7,801万9,874円となり、45ページ、資産の部合計と一致いたします。  貸借対照表について御説明をさせていただきました。  なお、甲府市企業会計決算書の財務諸表を作成するに当たり採用しました会計処理の基準及び手続につきましては、48ページと49ページへ注記として記載しております。  61ページ以降の財務諸表附属書類につきましては、説明を省略させていただきます。  また、お手元へ配付させていただきましたA4判の資料は、過去5年間の業務実績と決算の推移となります。併せて御参照いただけますようお願いいたします。  以上、大変駆け足の説明となりましたが、令和元年度甲府市病院事業会計の事業報告と決算状況の説明とさせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 4: ◯坂本委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある委員は挙手をお願いいたします。  ただいま挙手された委員から質問内容について聴取いたします。                  (質問内容を聴取) 5: ◯坂本委員長 それでは、挙手された委員は発言をお願いいたします。  輿石委員。 6: ◯輿石委員 よろしくお願いします。令和元年度内の3月末までの、新型コロナウイルス感染症も3月時点でかなりいろいろ問題が起きていたんですけど、その時点で中核市の市立甲府病院のPCR検査の実施ということでどのように検討されていたのかということをお伺いしたいと思います。 7: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 8: ◯雨宮病院事務総室長 令和元年度におけます新型コロナウイルス感染症に関係しますPCR検査の検討状況についてお答えいたします。  1月以降、新型コロナウイルス感染症患者が中華人民共和国のほうから発生したという状況を把握する中で、院内に法定で設置しております院内感染防止対策委員会というものがございます。その委員会が中心となりまして、まず感染症に対応する既存のマニュアルがございますが、そのマニュアルの内容の把握と必要な見直し、また各科での対応の考え方等を整理いたしました。  そして、その中で、検査等につきましては、まだ明確な対処、基準等が国のほうから示されておりませんでしたが、当院といたしましては、感染症の指定医療機関ということもありますので、しっかりした院内感染防止対策を取る中で対応していくということを令和元年度中に決定をし、まず基本的な外来患者さんへの手指消毒、またマスク等、ソーシャルディスタンスをはじめ、3月中には外部からの感染流入を防止するために、患者さんの家族の方につきましては1名ということでお願いをする中で対応して現在に至ったところでございます。  以上です。 9: ◯坂本委員長 輿石委員。 10: ◯輿石委員 いろいろ対応していただき本当にありがとうございました。現在はもうPCR検査はしていただいているんですよね。 11: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 12: ◯雨宮病院事務総室長 PCR検査機器につきましては、本年度に入ってからですが、その機器が、令和2年度6月補正予算に計上して、実は昨日ようやっと納入されたところですが、それまでの間につきましては、外注の検査機関のほうに必要な際には出したという状況でございます。  以上です。 13: ◯坂本委員長 輿石委員。 14: ◯輿石委員 まだまだ新型コロナウイルス感染症が収束していませんので、よろしくお願いしたいと思います。では、その質問は以上です。  次に、地域災害拠点病院ということで、災害訓練ということでトリアージ訓練というようなことを実施したということで、けがの様子でいろいろ振り分けるという、具体的にはどのような訓練だったんでしょう。 15: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 16: ◯雨宮病院事務総室長 総勢で235名ということで、近隣の自治会の住民の皆さんをはじめ、看護学生であったり、各種関係団体等の御協力をまずいただく中で実施をしました。  内容につきましては、重症度に応じたトリアージ訓練ということで、まず初期のトリアージ、そこで重症度、軽症から中等症、また重症に仕分ける中で、各重症度に応じたゾーンでの応急訓練というものを行っております。  以上でございます。 17: ◯坂本委員長 輿石委員。 18: ◯輿石委員 今から災害が予想されるということで、各地の災害を見ると、やはりそういった医療関係の方々が活躍されているということですけど、場所はどこで実施したのか、235名が参加しているということですけど、自治会の方はどのぐらい参加していただいたのか、実施した時期は、去年11月に各地区で防災訓練を実施したんですけど、細かいこと、いいですか。 19: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 20: ◯雨宮病院事務総室長 周辺の自治会の皆様方につきましては、おおむね80名程度は参加していただいたと考えております。あと、その他の看護学生、山梨県赤十字奉仕団の方、ボランティアの方、市役所本庁職員の有志も参加する中で開催をしたところでございます。  場所につきましては、本院、病院内部の建物の中で行っております。時期につきましても11月に行っております。  以上です。 21: ◯坂本委員長 輿石委員。 22: ◯輿石委員 地区的には山城地区だと思うんですけど、こういった訓練も非常に大切だと思います。今年は新型コロナウイルス感染症の関係で各地区の防災訓練はしないんですけど、また来年度以降、ほかの地区の人たちは、トリアージ訓練など、いつも見ていないと思いますから、要請があったらまた協力していただきたいということで要望で終わりたいと思います。  以上です。 23: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いします。  寺田委員。 24: ◯寺田委員 お願いします。まずは、コロナ禍の中、日頃より業務、本当に大変だと思いますけれども、ありがとうございます。  本会議や民生文教委員会でも度々お話はさせていただいておりますが、私としましては、公立病院、そしてまた地域医療の中核病院としての役割というものは、特別な役割があると思いますし、経営の合理化だったり、収益を上げろと何でもかんでも言うつもりはないという前提で質問させていただきます。  まず、病床の利用率について、先ほど御説明で収益が下がった理由として、当初の見込みを下回ったというお話がありましたけれども、その原因、令和元年度3月の激減は新型コロナウイルス感染症の影響があるかと思うんですが、全体を通して見込みを下回った、目標とどれぐらい差があったのかということも含めて説明をお願いいたします。 25: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 26: ◯雨宮病院事務総室長 まず、病床利用率の目標値ですが、78%を目標にしておりました。対しまして71.9%ということで、6.1ポイント減という結果になりました。  ただ、1点御説明させていただきたいのが患者さんの実数ですけれども、こちらは225名増加しております。今年2月、3月辺り、新型コロナウイルスの影響を受けたんですが、実患者については増員を確保したと。  ただ、やはり近年、いわゆる入院している在院日数の短縮化というものが進んでおりまして、0.4日減となったということで、最終的に延べ患者数につきましては59人減という結果になったという状況でございます。  ただし、一方で単価のほうは上がったというところで、収益のほうに結びついておるんですが、種別に見ていきますと、特に急性期の7対1病棟と回復期とした地域包括ケア病棟がございます。区分で見ていきますと、一般の急性期の病棟が、こちらは71.69%と、こちらで短縮化が診療領域によって進んだ影響が出ていると。ただ一方、地域包括ケア病棟のほうは、これも決して高いとは言えないんですけど、73.3%を確保しているということで、回復期の利用のほうは順調に進んではいるものの、急性期の治療の過程でやはり短縮傾向が進んでいるということで、いかに新規患者さんで病床を埋めていくかというのは、ここはやはり課題と捉えております。  以上です。 27: ◯坂本委員長 寺田委員。 28: ◯寺田委員 地域包括ケア病棟と今の滞在日数の減等については後ほどまた触れますけれども、目標78%と、そうはいっても、設定されている中で、年が替わってからの新型コロナウイルスの影響、2月に関しては外来の患者数はそんなに減ってはいないんですけれども、当初の令和元年中もなかなか78%までは届いてないというところで、目標設定が高過ぎたのか、現実との違いはあるかと思いますけれども、そんな中、甲府市からの繰入金、そして令和元年度、山梨県からの負担金の額、そして近年の傾向について、本当に簡単でいいので、答えられる範囲でお願いします。 29: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 30: ◯廣瀬経営企画課長 本市からの繰入金に対しましては15億1,256万9,000円の繰入金をいただいている状況です。また、山梨県の補助金は、感染症指定医療機関運営事業補助金等々により合計で2,412万8,000円、こちらをいただいている状況であります。  以上です。 31: ◯坂本委員長 寺田委員。 32: ◯寺田委員 山梨県から約2,412万円。これは毎年同じ額のものなのでしょうか。 33: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 34: ◯廣瀬経営企画課長 こちらに対しましては、毎年度、金額は変動しております。 35: ◯坂本委員長 寺田委員。 36: ◯寺田委員 それはどういう傾向であると令和元年度、分析しておりますでしょうか。 37: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 38: ◯雨宮病院事務総室長 県補助金等の推移からまず御説明させていただいたほうがよろしいかと思います。  近年、ここ五、六年、2,600万円から2,400万円台で推移しています。昨年度と比較しますと約300万円増加しました。昨年が2,170万円ほどでした。令和元年度が2,400万円余ということで、増加した分ですけれども、臨床研修医に係ります臨床研修費等補助金、こちらで300万円、これは受入れの実績等に応じてやはり変動するものもございまして、一律ではないという状況です。  また、例えば分娩の手当の支給補助金、こちらも分娩件数で変動しますので、金額は均一にはなりませんけど、ほぼ同様の費目で補助を受け入れている状況でございます。  以上です。 39: ◯坂本委員長 寺田委員。 40: ◯寺田委員 私としましては、補助金が増えたり、繰入れが増えること自体を悪というつもりは全くないですし、ましてや、コロナ禍で大変厳しい中で市立甲府病院が果たす役割というのはあると思うので、必要なものは必要に応じてかかるものもあると思います。
     ただ、先ほどの病床の話もそうですが、もちろん役割として、経営の合理化で先ほどの入院日数の短縮というのはいろんな病院で図られている。ただ、その一方で、私の周りで市立甲府病院を利用されている方の喜びの声というのは、ほかのところじゃ追い出されるけど、市立甲府病院は割といさせてもらえる、それが本当にありがたいという、それは役割の1つだと。  そういった地域の方に寄り添える、普通だったら経営の合理化を優先せざるを得ない状況の中でも、最後まで寄り添える病院であるというところで市立病院の役割があるのかなと。逆に言うと、赤字というか経営を圧迫する理由が、例えば経済的に厳しい人、またちょっと長めにいさせてくれという人をフォローするがために経費がかかって、経営が厳しくなっていくというんだったら、僕は役割を果たしているから仕方がないと言ったらあれですけど、1つの役割だと思うんですが、そうじゃなくて利用率が低いから収益が下がっていたという状況で経営が厳しいとなると、それはやはり役割として果たし切れているのかなという疑問も出たりはすると思うので、その辺、先ほどの病床率、特に先ほど地域包括ケア病棟のほうは73%ということで、それは寄り添っているあかしだとは思うので、ぜひ市民の皆さんにとって使いやすい環境のためによりお金を使っていただければと思います。  県補助金に対しては、市立甲府病院なので本市の予算でどんどんと言ったら変ですけど、繰入れすることに関しては、我々市議会、そして市民の皆さんの中で十分議論しながら使っていけばいいと思うんですけど、やはり山梨県の補助金に関しては、山梨県からすると、何で市立甲府病院だけみたいな。個人的には山梨県にあまりいろいろ言われたくないというところもあるので、市繰入金と県補助金の傾向は、むしろ本市が増えたとしても、山梨県は減らす方向のほうが市立甲府病院の経営としては、山梨県からいろいろ言われなくていいのかとも思うのですが、その辺の考え方、基本的な考え方、令和元年度において山梨県の補助金についての考え方をお聞かせいただけますか。 41: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 42: ◯雨宮病院事務総室長 山梨県の補助金等々の内容についてお答えいたします。  様々な10種類ほどの補助金を受け入れております。この補助金につきまして山梨県から直接的に受け入れてはいるんですけれども、実質的には県単の補助内容というものはほとんどございません。一部上乗せ等もあるかと思うんですが、まず国のほうで与えられた役割を果たしている病院に対する補助金はきっちりいただいていくというのが我々のスタンスでございます。  以上です。 43: ◯坂本委員長 寺田委員。 44: ◯寺田委員 ぜひそのことをしっかり伝えていただくというか、やはり甲府市は甲府市で、市立甲府病院で完結して、我々も意見を言わせていただいている。だけど、山梨県から甲府市の病院について言われるいわれはないというような、今説明いただいたようなことをしっかりと周知していかないと、やはり勘違いしている山梨県民の方、甲府市民というよりは山梨県全体のことなので、そこをしっかりと言っていただかないと、市立甲府病院が山梨県の中でお荷物みたいなことを平気で言う人もいるので、ぜひしっかりとした説明をお願いいたします。  私からは以上です。 45: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者、お願いします。  植田委員。 46: ◯植田委員 お願いします。令和元年度主要な施策の成果及び予算の実績報告書の293ページに掲載されております入院・外来患者の科別取扱状況を拝見しました。令和元年度、産婦人科が減少、小児科が減少、耳鼻咽喉科が増で、歯科口腔外科も増と。休床病床が48床あるというのは、それはそれですけれども、まず、ここの要因などをお尋ねしたいと思うんです。  何はともあれ、新型コロナウイルスの感染が始まった頃からいまだに1人のスタッフさんの感染者も出していないという、本当にこれだけの大きな病院なのに、そういう事故が、要するに感染者がいないということがどれだけ厳しい管理下で取り組まれているのかなということを考えると、本当に感謝に堪えません。ありがとうございます。特にドクターの皆さん、またナースの皆さんをはじめ、従事されている1人残らずのスタッフの皆さんに心から感謝を申し上げるところでございます。  また、地域の医療機関との連携と機能分担で切れ目のない医療支援がこの1年間、令和元年度でもできていたということを確認させていただいて、市立甲府病院にはとにかく、今も寺田委員がおっしゃいましたけれども、看護師の皆さん、ドクターの皆さん、また事務系の職員に至るまで心優しいサポートをいただいていると。ほとんどの方からこういうお声をいただいて、振り返ってみれば、私の実家の母も94歳ですけれども、この年に2週間ほどお世話になりました。もう厳しいかなと思いながらいたところをよみがえらせていただいたという、心からさらに感謝をしている、大恩を感じているところでございます。  そこで、まず1点目の質問が、科別の入院・外来患者さんの数の変化、特徴のある変化と原因をお尋ねいたします。 47: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 48: ◯雨宮病院事務総室長 昨年度の科別の患者さんの業務量等の推移について御説明します。  まず、減少幅で顕著なのが小児科となっております。ここの要因ですが、ドクターが昨年10月から1名他の病院に異動になったという状況もございまして、結果的に下げ幅がかなり増えているという状況でございます。  また一方、先ほど触れていただきました耳鼻咽喉科につきましては、山梨県内のシェア、ここで申し上げますと山梨県内でナンバーワンという状況で、集患力のあるドクターが3年ほど前に赴任して以降、右肩上がりの状況でございます。  また、その他歯科口腔外科につきましても、提携しています東京医科歯科大学のほうから准教授の先生に来ていただいており充実していると。  もともとの強みである呼吸器内科、また整形外科、それに加えて消化器内科等についても安定的な数字では推移しているという状況です。  全般を通しまして、どうしても年度末については新型コロナウイルスの影響を受けたという状況ではございますが、前半の10か月の頑張り等々によりまして、トータルではここ数年ではよい結果を残せたと考えております。  以上です。 49: ◯坂本委員長 植田委員。 50: ◯植田委員 まさにすばらしいなというように今御答弁を伺って実感しております。産婦人科に関しての減少は、少子化などいろいろあるのでやむを得ないのかなと思う反面、市内の人気のあると言ったら変でしょうか、患者さんがたくさんいて出産される個人病院などを確認すると、それはすばらしいサービスを、お金がかけられるからですけれども、されていて、もちろん、総合病院である市立甲府病院で出産したいという皆さんもたくさんいらっしゃって、それはそれですけれども、それでもやはり少子化だからこそ、何回も出産しないので、すごい思い出にしたいみたいな若い女性の声もあります。きらびやかにしてくれとは言いませんけれども、産科に関してはまたぜひ研究をしていただきたいと思います。これは要望です。  2点目の質問をいたします。がん拠点病院としての取組、様々これまでも頑張っていらっしゃったことは承知しております。令和元年度のこの取組の中で何か特徴があったでしょうか。 51: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 52: ◯雨宮病院事務総室長 がん拠点病院としての取組について御説明いたします。  がん拠点病院の要件には幾つか基準等がございます。引き続きにはなりますが、まずがんの手術について件数的に270件ほど行ってきたと。あと、がんの化学療法、これはもう今外来のほうで行っておりますが、必要な患者さんにつきまして外来化学療法のほうで対応してまいったと。こちらについては、年間おおむね1,000件弱ほど行っております。そしてあと、放射線の治療機、こちらを用いた治療も引き続き行っております。  山梨県内で放射線治療医が少ないということで、今常勤のドクターはいないんですけれども、以前、赴任していたドクター等によって維持をして、トータルでがん拠点病院としての求められる治療等を継続して行ってきたところでございます。  以上です。 53: ◯坂本委員長 植田委員。 54: ◯植田委員 これからまだまだ悪性新生物といいますか、がんで入院されていたり、また治療を受けられるという方はまだまだ増えていく時代なのではないかなというように思います。機械といいますか、購入された機材なども拝見いたしましたけれども、やはり大変手が届かないほど高額な機械だけど、導入すればもっとこうなるのにみたいなことがあった場合には、やはりそれも考えていただいていいのではないかと、借入金などたくさんまた増えてしまうかもしれませんが、患者さんがそれで治療が前に進むのであれば、そういうことも考えていただいていいのではないかなというように考えました。  最後の質問にいたします。緩和ケア内科の延べ患者数が74.5%減ったという数字を拝見いたしました。市立甲府病院においては、緩和ケアの看護師さん、専門看護師さんなど、とてもすばらしい訓練をされていて優秀なスタッフさんをそろえていらっしゃっているということも前から承知しております。昨年度の緩和ケアの患者さんが減った理由というのは、外来ですけれども、ここがちょっと分からなくて、お願いします。 55: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 56: ◯雨宮病院事務総室長 緩和ケア内科につきましては、こちらにつきましてもやはり常勤のドクターが1名いたんですが、異動になったという状況で患者数が減っていると。ただ、週に1回、非常勤として来て、引き続き緩和ケアチーム、こちら、ドクター以外の職種で構成されているところ、ほかのドクターも入ったりするんですけど、そういったチームの活動は継続しております。そして、必要な患者さんについては、引き続き病棟のほうで対応しておるという状況でございます。  以上です。 57: ◯坂本委員長 植田委員。 58: ◯植田委員 様々御答弁いただきました。こんなコロナ禍がまだ収束してない状況で、毎日毎日が本当に緊張の連続かと思いますけれども、どうか皆さんの御健康も、スタッフさんの御健康も守りながら頑張っていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 59: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者、お願いします。  清水(英)委員。 60: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。最初に、消費税増税の影響ということでお聞きしますけれども、昨年10月からの増税と、それから診療報酬で増税の影響緩和といって改定がされたということですけれども、実際それが、実質増減といいますか、消費税増税の影響と診療報酬の改定、トータルでどのように影響を受けたか、評価をお聞かせください。 61: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 62: ◯廣瀬経営企画課長 消費税率が8%から10%に上がった影響額ですが、約3,000万円の影響を受けた状況であります。  また、診療報酬の補填額につきましては、年間ベースで約4,000万円の補填となりますので、半年で約2,000万円の補填となります。1,000万円ほど影響はあったと分析しております。  以上です。 63: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 64: ◯清水(英)委員 診療報酬の補填は影響の3分の2、実質1,000万円ほどの影響ということでございましたけれども、病院にも増税分だけでもこれだけの影響があったということで非常に重大なことだと思う次第でございます。  続いて、看護師さんの夜間勤務の状況についてお聞きをいたしますけれども、地域医療を支えていただいている皆さんの努力に心から感謝を申し上げますけれども、やはり皆さんの健康をきちんと保障して働き続けられる環境をきちんとつくっていくということは大切だと思いますけれども、昨年度、看護師の皆さんの夜間勤務の状況、例年と比べてどのように変わったか、あるいはどのように取り組まれたかということをお聞かせください。 65: ◯坂本委員長 小石川看護部長。 66: ◯小石川看護部長 当院の看護部では、夜間勤務のほうは1病棟除きまして3名の夜間勤務要員で行っております。2交代制ということですので、夕方から出勤して朝までということになっています。  夜間勤務時間ですけれども、当初は15.5時間ぐらいの夜間勤務をさせていたんですけれども、今おっしゃっていただいたように、夜間勤務の負担ということを最小限にしたいということで夜間勤務時間の見直しを行いまして、13.5時間、2時間ほど夜間勤務の時間を短縮いたしました。  以前は当院は3交代制の夜間勤務だったんですけれども、2交代制の夜間勤務をするということで、夜間勤務を連続して行うということもしないようにしておりますので、夜間勤務の時間、そして夜間勤務と夜間勤務の間隔というものを軽減することで、そういうところから夜間勤務の負担の軽減をしております。  以上です。 67: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 68: ◯清水(英)委員 対策について御説明いただきました。今御答弁にもありましたけれども、3交代制から2交代制に変わった。3交代制、2交代制、それぞれメリット、デメリットがあると思いますけれども、今御説明あったとおり、やはり2交代制の場合は夜間勤務が長くなるということについて、13.5時間に短縮する努力もされているということでございましたけれども、職場での受け止め、看護師の皆さんの受け止め等については何か聴取をされておりますでしょうか。 69: ◯坂本委員長 小石川看護部長。 70: ◯小石川看護部長 当院には看護部の委員会ということで業務改善委員会というものがありますので、こういった夜間勤務の変更などに伴ってのその後の評価もきちんとしておりますけれども、2交代制の夜間勤務というのは実際に夜間勤務をする看護師のほうから強い希望があって、ワーキンググループをつくって2交代制のほうに移行できたということで、今までは午後3時半頃出勤していたんですけれども、現在は午後6時過ぎに出勤をし、帰る時間は同じですので、夜間勤務前の休息をしっかり取れるというように考えております。現状は3交代制には戻りたくないという意見が多くございますので、評価してよいのではないかなというように考えております。 71: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 72: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。2交代制に強い要望があって改善をされたということでございましたけれども、いずれにいたしましても、13.5時間にいたしましても本当に大変な緊張感の中での勤務ということで、看護師の皆さんの健康が害されることのないように、これからも様々な取組や目配りをしていただけたらと思います。  最後に、RI検査問題についてお聞きをいたしますけれども、先ほど御説明いただきましたけれども、当事者の方たちで健康診断に参加されていない方、それから示談が締結されていない方がいらっしゃるということですけれども、その背景や昨年度の取組などについてお聞かせください。 73: ◯坂本委員長 小池総合相談室長。 74: ◯小池総合相談室長 御説明いたします。まず、健康診断に関しまして受診をしないという御家族の方につきましては、やはり健康診断に対する考え方というのがそれぞれの御家族において異なっておりまして、健康診断への取組も異なっているんですけれども、健康診断の受診等に関しましても、こちらでも進めておりますけれども、やはり御家族様の御意見、御意思を尊重しまして、必要に応じて健康診断の指定の期間以外のところに個別対応ということで対応させていただいております。  未受診の理由ということになりますけれども、やはりRI検査問題を過度に心配していないので健康診断は必要ないという御家族、または一定の期間空けて、1年間とか1年半と空けて受診をしていくという御家族、それから将来にわたってお子様に対してはこういうことを言わないという御家庭もあります。  また、原疾患がありますお子様がおりますから、定期的に一般受診をされていますので、その点でかかりつけの先生がいますので、特に心配していないというような考え方を持った御家族もおります。  それから、示談に関しましては、令和元年度におきましては145名中125名と締結させていただいております。  実は、令和2年度、今年度になりまして1名の患者様、御家族様と示談を締結させていただいておりますので、現状ですと126名となります。  こちらとしましても一定の説明をさせていただいておりまして、電話等でも、また健康診断のときにもお話をさせていただいておりますので、そんな形で粛々と説明、案内というものをさせていただいております。  以上です。 75: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 76: ◯清水(英)委員 この問題については本当に当事者の方たちが大変心も痛めていらっしゃるし、ずっと続く問題であるということで、本当に継続的に親身な対応をしていただけたらと思います。  健康診断については、先ほど数字を見ますと、当事者の方の数と受診されている方の数が離れていたので、心配だったものでちょっとお聞かせいただきました。引き続き対応を続けていただけたらと思います。  示談の締結の件についても、今年度、先ほどちょっと御説明いただきましたけれども、引き続き進めていらっしゃるということで、当事者の方たち、患者様、そして御家族の方たちの気持ちに寄り添った対応を今後とも続けていただきたいということを要望して終わります。  以上です。 77: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者、お願いします。  山田(厚)委員。 78: ◯山田(厚)委員 まず、要望のほうからお願いをしたいと思います。  1つは、先ほど清水(英)委員からも質問がありましたように、RI検査問題に関してはぜひ被害者の会の皆さんとも今後とも連携を強めていただいて、健康診断や相談の業務を充実させていただきたいと思います。  それから、健康診断を受けている方々のデータを必ず保存してもらって、一定の期間が来たら必ず分析する必要が時々あると思うんですね。これは長期的な問題になってきますので、ぜひその点を御配慮、お願いしたいと思います。  それから、市立甲府病院は地域の災害拠点病院でありますから、これはいろんなところからも、私のほうからもいろんな委員からもお願いはされていると思いますけど、洪水浸水想定区域の中にある地域災害拠点病院ですから、病院の施設そのものも抜本的にもう1回見直すことと同時に、発電機やキュービクル、燃料庫の場所等とも万全の体制で準備していただくと。令和元年9月定例会本会議で岡議員が質問されましたけど、ヘリポートを造ったりボートが必要になってくるというふうなお話があったわけですけど、これに関しては、基本的には病院事業会計が負担するものでなくて、一般会計の全体の防災の問題で考えるべきだと。そのときお答えになったのは上田市立甲府病院事務局長だったので「いやいや、市立甲府病院事務局長が答える問題じゃないでしょう。」と私は言った記憶があるところです。ぜひこれは一般会計としての連携で、なおかつ努力していくと。  そういうことで、かえって浸水想定区域内に災害拠点病院である市立甲府病院があることはいいことじゃないかと、体制さえ整えれば、市民の安全、甲府盆地の南部の皆さんのための安全のためにも立派なものになる。ぜひそういうところを一般会計とともに努力していただきたいと思います。  それから、甲府盆地の南部に市立甲府病院があるということで、10数年前に宮島前市長と議論したことがあったんですけど、私は南部にこの市立甲府病院が新しく新設されるということについて大賛成だといって、そのときに宮島前市長は「あんただけだよ。現状の場所でいいと言うに決まってるじゃん、普通の人は。」と言われたことがあるんですよね。だけど、今にしてみれば、甲府盆地の南部にあるというこの地域的な役割というのは随分重要になってきていると思います。  伺ったところによると、甲府市民の患者さん、入院、外来も含めて50%程度、あとは全部、笛吹市を中心として市外だということですから、甲府盆地の南部の皆さんのためにも、この市立甲府病院は拠点になっていると。  それで、お聞かせいただきたいんですけれども、現状の医師会や各市町村との医療連携、紹介状、これは要望にしておきます。時間ないから。それをしっかり固めることでどうなのかなと。そこのところ、なおのこと努力していただきたいと。  それから、市内の運行バスコースに関しては検討しますという御答弁をいただいたんだけど、なかなかどうなのかなと。というのは、甲府城南病院と市立甲府病院でお互いに並行して頑張っていると。だけれども、その運行コースをよそのほうに回すと。ちょっと東方面だけじゃなくて西方面のほうに回すだけでも随分患者さんの要望が多いはずだということで、この辺のところのアンケートだけじゃ分からないので、ぜひ甲府城南病院、市立甲府病院の運行コースの検討をしていただかないと市民全体の、また地域全体の患者さんの利便性にもつながらないということで、このコースの変更、費用はそんなにかからないわけですから、ぜひ検討をしていただきたいと、これは重ねてお願いをしていきます。  それから、市外からの運行バスです。笛吹市の患者さんに関しては二十数%ですよね。だから、ここのところからも、ぜひ甲府市医師会を通じて、運行バスのことも考えれば、必ず患者さんの来やすい市立甲府病院になると思いますので、経営改善のためにもその辺のところの努力をしていただきたいと。これは要望としていきます。  あと、病床利用率です。病床利用率をお聞きしたら、市立甲府病院経営計画では78%と。78%の病床利用率というのは稼働率ですから、これは国のほうから大体80%を目標にということを言われていますから、ある意味でしようがないとは言えますけれども、これはしっかりこういった地域連携だとか、バスの運行コースの改善など、様々なこういった環境整備をしない限り、なかなか内部の医療従事者などなどの皆さんの事務系職員も含めての努力だけでは改善できるものじゃありません。  例えばお店を経営されている方でも、お店を開いた瞬間に椅子が10個あったら、全部8個埋まるということはまずないわけで、例えばホテルで、ベッドが100台あったら、それがいつも80台埋まっているなんてホテルはないわけで。だから、病院のことでこんなにきんきんに詰められたら、現場の人はもう回転で大変ですよ。  それから、患者さんにとっても、これから高齢者も多いし、明日は、日曜日で家族がいるからいい、でも、月曜日になったら誰もいないから困るという人までどんどん出ていけということをしたら、病状を悪化させるようなことになってしまう。それは、山梨県立中央病院ができても市立甲府病院がすることじゃないというように私は思うんですよね。  だから、在院数の短縮も努力が求められていますが、それは患者さんの状態によって考えることであって、それから病床利用率はやはり70%程度ぐらいで頑張ったよねというふうにしていかないと現場はきつくなりますよ。  有名な病院で7%、4%で赤字などと言われない、20%で大威張りしている病院があるんですよ。それはどこかというと自衛隊病院なんですよ。自衛隊病院というのは赤字というように絶対言われないけど、同時に何かあったときの対応ということで病床はほとんど埋めないことにしているんですよ。あの立派な自衛隊中央病院でさえ再病床利用率は29%ですからね。全体の病床の稼働率は20%台と言われているんです。自衛隊熊本病院は14%、自衛隊舞鶴病院は7%、自衛隊佐世保病院は4%など、こういうところもあるので、政策的な判断でこういうことが行われているということですから、民間だって80%で稼働するなんてほとんどなくなっていきますよ、現状で。  だから、この辺のところの経営計画も、実態に合わせて緩やかに組んでいく、それから周りの環境を整えながら組んでいくということにしないとこれはきついかな、そういうふうに思いますので、県や国が求める数字をとにかく計画達成年度にはつくるということだけじゃ実情にそぐわない。かえってそういう計画を出した場合に叱られてしまうという状況にもなりますから、ぜひその辺のところの判断を緩やかにしていただきたいと思います。  さて、これも要望ですけど、国のほうは、昨年9月に山梨県内の病院、7病院名指しで、これは統廃合の対象だと言われましたけど、市立甲府病院は言われなかったというのはいろんな要素があったからだと。  北部の病院は近いからということで結構名指しされていますけど、今のコロナ禍でどの病院も今患者さんを抱えて厳しい思いをしているということですから、これに関しては見直しが必要なのかなと思いますので、この辺のところ、揺らぎなく頑張っていただきたいと思います。  それで、とにかく甲府市議会でも、皆さんがエッセンシャルワーカー、医療系の皆さんへの頑張りを敬意と感謝を持って受け止めているわけですけど、でも、このときだからこそ、敬意と感謝は待遇改善に向かわなければいけないというように思うわけですね、看護師さんも含めて。  先ほどの夜間勤務の3交代制から2交代制になったというのは、現場の声がほとんど多いわけですから、2交代制になるというのは一般的な流れが多くなっています。  ただ、1単位当たりの時間が約15時間から約13時間に減らされたということはありがたいですけど、やはり体の負担は大きいんですよね。人間の体は1日単位でサイクルしていますから、地球の自転に合わせて。だから、前後の時間や引継ぎの時間も含めて3交代制、2交代制がいいということだけでも、基本的には2交代制のほうが蓄積する可能性があるんですよ、疲労が。その辺のところも含めて、今回13.5時間にしたのはよかったけれども、やはり途中休憩も含めて、改善をぜひ今後とも働きかけていただきたいと思います。  それから、夜間勤務回数ですけど、これは質問になります。今何回でしょうか。それは2交代制になったから減っていると思いますけれども、看護協会の基準以下だなと思いますけど、いかがですか。
    79: ◯坂本委員長 小石川看護部長。 80: ◯小石川看護部長 平均夜間勤務時間は68.7時間で、回数にすると8.6回ですけれども、これは2交代制にすると月に4.2回となります。 81: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 82: ◯山田(厚)委員 週1回は来ると。  ぜひ、この辺のところも、夜間勤務をするには、ちょっとした休む場所も必要になってきますし、引継ぎ時間をかぶらないようにしないとよくないなと思いますので、ぜひ経営の改善とは、医療の改善も含めて待遇改善だということを見ていただきたいと思います。  ただ、実定員数から比べて現状欠員が40名ほど出ていますね。これはちょっと数多くないですか。なおかつ、離職されている方が新人の関係で非常に増えていますよね。非常にということはないけど、今まで国や県の離職率より少なかったけど、令和元年度から増えているし、このままいったら令和2年度、増えるのではないかという心配があるんですよ。その辺のところどのようにお考えですか。 83: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 84: ◯雨宮病院事務総室長 看護師のみなし定数に対する充足率ですが、現在340名ということで設定をしております。このうちの10名分、高度急性期、いわゆる集中治療室のICUを設置する段階で10名上乗せをしようということで設定をしました。  実際には、その前に回復期の機能強化を図っていこうということで今日に至っておりまして、実質330名での定数管理というようになっております。この中で行っているんですが、決して対看護配置数だけではないんですが、全て7対1の急性期病棟ではないと。1病棟13対1等々も導入する中で、90%強の充足率ということにはなっておるところでございます。  ただ、今後、今お話の出ております夜間勤務の時間、回数であったり、また、まさしく今日、感染症の対応等も十分留意する中で、必要な、不足する人員についてはしっかり対応していきたいと考えています。  以上です。 85: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 86: ◯山田(厚)委員 これについては、新型コロナウイルス感染症の問題は今年1月までに遡る、2月まで遡って患者さんを受け入れたときから特殊勤務手当も支給されていますよね。そのようにぜひ努力していただくとともに、安全な医療従事者ということで考えるならば、現状ある針刺し、きず、それから皮膚・粘膜曝露の件数、令和元年度は何件になりましたか。 87: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 88: ◯雨宮病院事務総室長 皮膚・粘膜曝露につきましては、令和元年度が2件、そして針刺し・切創等が20件ということで合計22件となっています。  以上です。 89: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 90: ◯山田(厚)委員 公務災害の認定件数、病院職員で見られると、これがまた平成30年度から令和元年度だと6件になったという数字をいただきました。私、ちょっと不思議だと思うのは、何で6件なんですかということですよ。針刺しや切創ということで、これは小さな公務災害ですよね。だから、1日、2日だったとしても、この中で何日か、例えば休暇を取った人が1人や2人、3人いるでしょう。それは何でこれをカウントしないですか。  大きな事故だけじゃなくて、小さな事故も行うと。それに対しては、任命権者側、当局側、使用者側においての公務災害の申請努力義務というのがありますよね。現に傷を負っている人だったり、疲れている人、倒れている人が難しい申請を出すわけじゃないわけだから、この辺の申請の業務というのは、事務方の皆さんでハウツーが分かっているわけだから、この22件の中でやはり公務災害に適用するのも何件かあると思うので、これはちょっとの問題じゃなくて、ちょっと深めだったものではしていいし、しなければいけないと思うんですが、いかがですか。 91: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 92: ◯雨宮病院事務総室長 御指摘された点につきましては、現行の基準にのっとって事務局職員のほうで対応しておりますが、また改めて、その基準であったりというところは必要な対応、必要があれば見直し、または改善を図ってまいります。  以上です。 93: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 94: ◯山田(厚)委員 ぜひそのような温かい現場をつくっていただいて、いつも皆さんを支えているんだよと。いつも言っていることですけれども、シーツ1枚でも本当に清潔なもの、ちょっとした椅子でも改善されていること。それから、いろんなミーティングをしなければいけないけど、最近はどうも会議室が足りないと。図書室へ行けばいつも満杯でお互いに相談し合っているようなことがあると。この辺の改善もすぐにとは言わないけど、長期的に判断していただいて改善する必要があるのではないでしょうか。  以上、この辺に関してはぜひ充実をしていただきたいと。  最近いただいた資料によると、超過勤務時間が45時間超えの方も、80時間という過労死ラインになった方々も、病院では2月段階から少しずつ増えていますよね。今もっと増えているかもしれません。この辺のところを丁寧に気をつけて、やはり待遇の改善、給与の改善、様々な環境の改善をしながら、人の充実、離職されないような対応。特に看護師さんだったら保育所の入所率が少し少ないのかなみたいな感じがして、もっともっと利便性を高めていただきたいと思います。せっかくいい施設ですから、これは全県にも誇れるものだと思いますので、ぜひそういう努力をしていただきたいと思います。  最後に、エッセンシャルワーカーの皆さんの待遇改善はこの辺にして、経営上の問題についてお伺いします。  今も本市議会議員なり決算審査特別委員会の委員の皆さんというのは実に温かく見守っていますけれども、かつて10数年ぐらい前は、今よりずっと経営状態はよかったんだけど、民間の企業会計に詳しい委員が手を挙げて、これでは市立甲府病院は実際のところ資金ショートするし、潰れるのではないかという意見を言われたんですよね。そのときに私も意見を言わせてもらったけれども、実際、市立病院なり公立病院なり、公営企業会計制度の会計の仕組みを知らない人は乱暴に、例えば一番分かりやすい資金ショートで見るんですよね。そうすると、流動比率で言うと、このいただいた表で見るとますます悪化していると。この辺のところ、簡単に数字を説明していただけますか。 95: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 96: ◯雨宮病院事務総室長 流動比率につきましては、企業の支払い能力を見る指標となっております。こちらのほうにつきましては、当然100%以上あることが望ましいという状況ですが、当院におきましては、今御指摘のあった平成26年度の公営企業の制度改正によりまして数値のほうが悪化と。表面上、当然、さらに悪化したという状況で、今40.8%です。  軒並み平成26年度の改正によりまして、当院のように企業債を多額に借り入れているところにつきましては、これまで借入資本にあったものが負債に回っていると。そして、1年以内に返済するものが流動負債に計上されると。そしてまた、当該年度に起因する支払い1年以内のものが引き当てると、引当金に計上するということで、こういった改正の要因によりまして流動比率をはじめ、流動負債に起因する各種指標が軒並み悪化しているというのは承知しております。  いずれ、個々の比率に直結するものはやはり収支の改善ということにありますので、先ほど御説明させていただいた132億円の累積欠損にしましても、全部現金ではもちろんないんですが、単年度、単年度でここはきっちりと収支均衡を図っていくというところで、内部留保をつくって、この流動負債のところを減らしていく必要があると考えています。  以上です。 97: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 98: ◯山田(厚)委員 例えば経営をされていて、川崎委員も経営をされていると思うけど、今年中に支払わなければいけない100万円があったと。だけど、現金は40万円しかないから、60万円ないよと。こうなったら資金ショートになってしまうんですよね、普通。これだけで見てしまうと、もう市立甲府病院はアウト。普通なら150%、現金で言ったら150万円か200万円あったほうがいいわけですね。だけど、これはいろんな意味合いがあって、帳簿上だけでは分からない問題がたくさんあると思うんです。  お聞きしますけど、病院事業損益計算書のほうで雑支出とあるでしょう。これで幾らですか、2億9,000万円ぐらいでしょうか。 99: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 100: ◯廣瀬経営企画課長 令和元年度の消費税は約2億9,979万円です。 101: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 102: ◯山田(厚)委員 だから、いわゆる薬代や診療材料、委託費には消費税が全部かかってくるわけで、それを患者さんから取れないから全部医療機関が出すんですよね。そういう金額が介護保険と同じように、医療機関というのは随分かかっていると。これはある意味で、国からの還付がなければこれはずっといってしまうわけですよね。  なおかつ、山梨県立中央病院が随分、財政的にいいし、華々しいと聞いているけど、山梨県立中央病院は法人化するときに固定負債を全部一般会計から面倒見ているでしょう。だから、山梨県立中央病院の収支も毎年見させてもらっているけど、固定負債がほとんどないですよ。そうなったら、立ち上がりだと収入だけになるじゃないですか。だから、そういうまねじゃなくて、現実の患者さんなり医療従事者の立場からぜひ考えてもらって、健全経営をしてもらうというようにしていかなければいけない。  それにしても、3億円近い消費税の持ち出し額があると。問題は、経営の努力をして、純損失でというとかなり頑張って減らしてきているでしょう。これ、2年間ぐらいですか、この傾向は。3億円ぐらい減っていますか。ちょっと数字、言ってくれますか。今年だけで3億5,000万円ですか。 103: ◯坂本委員長 雨宮病院事務総室長。 104: ◯雨宮病院事務総室長 令和元年度が3億3,100万円の帳簿上の欠損となっています。前年度は6億円強の欠損金を出しておりますので、3億円以上の改善は図っております。現金についても、本業第3条収支で現金を8,000万ほど残したという結果となっています。  以上です。 105: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 106: ◯山田(厚)委員 普通は、この帳簿上ではなかなか見えづらいけど、経営上の努力は頑張っておられると、そういうことですよね。ただ、人件費のほうにあまりかぶらないように、ぜひその待遇の改善、経営改善は一体だというふうに努力していただきたいと思います。  知らない方々というのは、わっと見ると乱暴に、本市の一般会計の繰入金は赤字補填だという言い方がかなりあるけど、これは本市では随分本市議会定例会でも議論していまして、総務省の繰出基準に基づいた金額であるし、また病院はいわゆる不採算医療というものの周産期医療なども、救急医療も行っていますよね。民間ではこれをしなければその分、赤字ではなくなる。また、感染症病床も6床ですか。これを抱えて一般に手術をして、入院となれば1億円ぐらいのお金は入ってくるわけですよ。だけれども、交付金というのは、山梨県の交付金もそれがあったかもしれない。2,000万円とか、そのぐらいの金額でしょう。国だってほとんど入ってないんだから。そういう我慢に我慢を重ねている公立病院のよさというものをぜひ理解していただきたい。  そして、もう1つ理解していただきたいのは、病院の経営側と一般会計の経営側との理解が足りないのではないかと私は思うところです。というのは、一般会計の総務省基準で本当の意味でちゃんと繰入れをしてくれているんですかというと、その現状は随分寂しいものですよね。包括外部監査では、下水道事業会計のほうは余分に入れ過ぎているのではないかと。その分は使用料に転嫁しろみたいな意見があったのか知らないけど、これはちょっと厳し過ぎるけど、消費税があって、3億円近い持ち出しをして、なおかつ一般会計の繰入基準が少なかったら、これは厳しくなるのは当然ですよ。この辺のところ、どのようにお考えですか。一般会計の繰入基準額と実際の繰入額が市立甲府病院だけなぜか少ないですよね。この辺の金額は幾らですか。 107: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 108: ◯廣瀬経営企画課長 繰入金額が15億1,256万9,000円に対しまして、基準額が16億22万7,000円となっております。その差額ですけれども、8,765万8,000円、こちらが不足を生じている金額となります。 109: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 110: ◯山田(厚)委員 その場合、一般会計の担当の方もそうだけど、病院事業会計の担当の方も、特に病院関係の担当の方は少し性格がよ過ぎるというか穏やか過ぎます。これでは病院を支えることにはならない。  というのは、私、去年も同じことを言わせてもらったけど、実繰入額が基準額との相違で毎年9,000万円か7,000万円ほど低くなっているでしょう。そうすると、この分だけ必ず赤字になるんですよ。なおかつ、本当ならば、消費税の持ち出し額3億円ぐらいプラスしてもいいんですよ。みんなのためにしているんだから。  なおかつ、保健衛生と公衆衛生もしているでしょう、我が市は持ち出しをして。行政が担う部分をかなり公衆衛生関係はしているんですよ。保健所から幾つか頼まれている仕事だってもう出ているでしょう、今回だって。それが何で平成28年度から15億1,200万円の金額が平成29年度も平成30度年も令和元年度も同じ15億1,200万円、ずっと同じ金額が続いているんですから。何でこれはこういう金額になるんですか。固定額じゃないですか、これだったら。だから、差額は毎年違うけど、つまり、基準額は毎年異なるかもしれないけど微減で、だけれども、入る実額、一般会計の実額は何で4年間も同じなんですか。これは普通、素人が見たっておかしいですよ。何でこれを許しているんですか。お答えください。 111: ◯坂本委員長 廣瀬経営企画課長。 112: ◯廣瀬経営企画課長 こちらの病院事業の繰入金につきましては、病院事業会計、一般会計ともに大変厳しい事業経営でありますので、毎年度、当院の必要な経費をしっかり伝える中で、財政当局と十分協議をいたしまして、一般会計が負担可能な範囲において病院事業における経営改善を含めた経営状況を十分に勘案する中で繰入金を決定していただいている状況であります。 113: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 114: ◯山田(厚)委員 いただいている、そういう発想では駄目ですよ。これは病院側にとったら権利だから。権利が不十分にしか行使されていない。一般会計にとったら、これは財務諸表の昔の説明書に書いてあるけど、これは義務ですよ。義務を果たさなくて、なおかつ少しずつ変動していけばいいけど、これ、はっきり言って1,000円単位まで同じ金額ですよ。これ、どういうことですか。有野財政課長、いらっしゃいますか。ちょっとお答えください。 115: ◯坂本委員長 有野財政課長。 116: ◯有野財政課長 ただいまの御質問にお答えいたします。一般会計の4款のところでも若干説明をさせていただきましたけれども、また廣瀬経営企画課長のほうからも説明がありましたけれども、今、病院事業会計と一般会計の状況を把握しながらの前年度をマックスとして考えて、それより病院事業会計は落としてもらいたくないと。本市のほうもそこまでというような協議をしながら確定をしているところでございます。  ただ、一般会計側としても、市立甲府病院、これは地域の医療として本当に中核をなす非常に重要な病院だと。もちろん、市民サービスの低下を招かないようにしていかなければいけないという、根底にそれはあります。そうした考えのもと、令和元年度まで同額だった繰出金も、令和2年度当初予算は730万円ほど増額をさせていただいております。  また、本年、コロナ禍の中で令和2年6月補正予算以降、繰出金も5,300万円ほど増加補正をさせていただいているような状況というところでありますので、一般会計としても病院事業会計、病院、この在り方について非常に重要だというものは根底に持っておりますので、今後も市立甲府病院とよく協議をしながら、市民サービスの低下を招かないような繰入れ、繰り出し、こういったものの環境を築いていきたいと考えています。  以上です。 117: ◯坂本委員長 山田(厚)委員に申し上げます。間もなく質問の目安時間となりますので、御協力のほど、よろしくお願いします。  山田(厚)委員。 118: ◯山田(厚)委員 基本的には、市民サービスという、そういう一般的なレベルではなくて命の状況ですからね、このコロナ禍において。とにかく一定程度、新年度では改善されたという御答弁を聞いて少しはほっとするけれども、私、あちこちの病院で経営だとか議論もしているけれども、こういう当局のやり方というのは、その病院を縮小したい人たちのやり方ですよ。この4年間の1,000円単位まで同じ金額が、どんどん医療関係で変動して同じ金額。なおかつ、10%、8%の消費税があるにもかかわらず、こうしているというのは。だから、今回の新型コロナウイルス感染症の事態を契機にして、ぜひ病院側としっかり議論をしていただきたいと。そうでないと、病院は今後ますます離職者など、待遇が悪くなったら辞めていく方が多くなってしまう。甲府盆地の南部を支えているのは市立甲府病院だから、ぜひその辺のところをしっかりしていただきたいと思います。  それにしても、病院側も頑張らなければいけないと。腰掛けのつもりで病院事業会計をやってもらっては困りますよね。事務方の判断だけでは駄目です。  そこで、最後に市立甲府病院の責任者である青山病院長から一言いただいて、新年度、どんどん次からは頑張りますという言葉をいただきたいと思いますけれども、よろしくお願いします。 119: ◯坂本委員長 青山病院長。 120: ◯青山病院長 山田(厚)委員、御質問と御提言、本当にありがとうございます。私ども公立病院ですので、公立病院の使命といいますか、公益社団法人全国自治体病院協議会では、公立病院は医療の最後のとりでであるというふうに言われています。私たちもそういうつもりで行っていますし、なおかつ、一番大事な使命は、地域の住民に公平な医療を届けること、正しい医療を届けること、なおかつ、そういったことを通じて地域の発展に寄与するということが自治体病院の使命であります。  私たちもそういったことを踏まえながら、このコロナ禍の中で職員全体が地域のために頑張ろうという気持ちで頑張っていますので、そのためには経営改善も当然大事ですので、一生懸命頑張っていくつもりでいますので、皆様方の御理解と御協力をお願いしたいと思っています。  特に今年度は、現在非常に大変な状況の中で、院内でいろんなチームをつくりまして、具体的には帰国者・接触者のチーム、発熱外来のチーム、病棟のチーム、そういったチームをつくって職員一丸となって行っていますので、何とかこのまま頑張りたいと思っていますので、よろしく御協力をお願いいたします。 121: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 122: ◯山田(厚)委員 どうもありがとうございます。市長部局の職員の皆さん、それから市立甲府病院の職員の皆さん、医療従事者の皆さん一緒になって、本市議会のほうも、職員全体も、市民全体の命のためです。頑張っていきましょう。ありがとうございました。 123: ◯坂本委員長 以上をもって、病院事業会計の審査を終了いたします。  それでは次に、一般会計歳出第10款中、子ども未来部所管分を除く教育費の審査に入ります。  それでは、当局から説明を求めます。  土屋教育総室長。 124: ◯土屋教育総室長 それでは、よろしくお願いいたします。  第10款教育費のうち、教育委員会所管分の決算につきまして御説明申し上げます。  なお、事業実績につきましては、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の301ページから342ページを、決算の概要につきましては、同報告書の449ページから453ページをそれぞれ御参照いただきたいと思います。  また、各目の説明につきましては、主な節の支出内容を御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、甲府市歳入歳出決算書の215ページ、216ページをお開きください。  初めに、10款1項教育総務費1目教育委員会費につきましては、教育委員会の運営費等でございますが、教育委員の報酬が主なものであります。  217ページ、218ページをお開きください。  2目事務局費につきましては、事務局の運営費、職員給与費及び入学準備金融資制度等に基づく預託金等でございます。  なお、補正予算につきましては、既定予算の更正に伴う職員給与費の減額補正であります。  1節報酬につきましては、嘱託職員の報酬であります。2節から4節につきましては職員給与費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、備考欄記載のものが主なものでございます。  21節貸付金につきましては、備考欄記載のとおりでございます。  続きまして、2項小学校費1目学校管理費につきましては、小学校25校分の施設維持管理、学校給食及び学校保健等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、既定予算の更正によります職員給与費の減額が主なものでございます。  また、継続費及び繰越事業費繰越額につきましては、小学校のブロック塀改修工事の経費を前年度から繰り越したものでございます。  1節報酬につきましては、学校技能員、学校司書、就学指導等に係る嘱託指導主事のほか、学校医、調理員等の嘱託職員の報酬であります。  2節から4節につきましては職員給与費であります。  11節需用費につきましては、学校施設の維持管理のための修繕費や光熱水費、消耗品等の費用でございます。  なお、不用額につきましては、光熱水費が見込みを下回ったことによるものでございます。  12節役務費につきましては、学校施設の維持管理及び学校保健事業に係る手数料等であります。  219ページ、220ページをお開きください。
     13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものでございます。  なお、不用額につきましては、新型コロナウイルス感染症対策のための小学校の臨時休業により、学級給食を中止したことから、調理業務及び配送業務の委託料が減額となったことが主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、コピー機等事務機器の賃借料等でございます。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  なお、不用額につきましては、契約金額の差金によるものでございます。  18節備品購入費につきましては、備考欄記載のほか、教室内の空気を循環させるためのサーキュレーターの購入費が主なものでございます。  19節負担金補助及び交付金につきましては、備考欄記載のものが主なものでございます。  221ページ、222ページをお開きください。  2目教育振興費につきましては、小学校の教育活動に関する経費や教育環境の整備のための経費でございます。  なお、補正予算につきましては、GIGAスクール構想の実現に向けた情報通信ネットワークの環境整備に関わる委託料の増額が主なものでございます。  1節報酬につきましては、きめ細かな教育事業に係る臨時教育職員や外国人英語指導講師等の嘱託職員の報酬であります。  4節共済費につきましては、嘱託職員の保険料等であります。  7節賃金につきましては、特別支援教育支援員の賃金であります。  11節需用費につきましては、各小学校の消耗品費等でございます。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  なお、繰越明許費につきましては、情報通信ネットワークの環境整備が年度内の完了が困難でありましたことから繰り越したものであります。  また、不用額につきましては、情報通信ネットワーク環境整備の設計変更によるものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、タブレットパソコンの賃借料等であります。  18節備品購入費につきましては、教材・教具等の購入費であります。  20節扶助費につきましては、小学校における就学援助費等であります。  3目学校建設費につきましては、小学校校舎整備拡充事業、給食室整備事業及び中道北小学校移転事業等に要した経費でございます。  なお、補正予算につきましては、小学校のトイレリニューアル工事のための工事請負費の増額補正が主なものでございます。  また、継続費及び繰越事業費繰越額につきましては、玉諸小学校の校庭拡張に伴う測量設計業務の経費を前年度から繰り越したものであります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  223ページ、224ページをお開きください。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりでございます。  なお、繰越明許費につきましては、小学校のトイレリニューアル工事が年度内での完了が困難でありましたことから繰り越したものでございます。  また、不用額につきましては、契約差金等によるものであります。  続きまして、3項中学校費1目学校管理費につきましては、中学校11校の施設維持管理及び運営等に要した経費であります。  主な補正予算につきましては、甲府市学校施設長寿命化計画策定のための委託料の増額補正が主なものであります。  また、継続費及び繰越事業費繰越額につきましては、中学校のブロック塀改修工事の経費を前年度から繰り越したものであります。  1節報酬につきましては、学校技能員、学校司書、学校医及び栄養士等の嘱託職員の報酬であります。  4節共済費につきましては、嘱託職員の保険料等であります。  7節賃金につきましては、学校給食配膳員の賃金であります。  11節需用費につきましては、学校施設の維持管理のための修繕費や光熱水費、消耗品費等であります。  なお、不用額につきましては、光熱水費が見込みを下回ったことによるものが主な要因であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  なお、繰越明許費につきましては、城南中学校通学橋耐震補強等設計業務が年度内での完了が困難であることから繰り越したものであります。  また、不用額につきましては、新型コロナウイルス感染症のための中学校の臨時休業により、学校給食を中止したことから給食調理及び配送業務の委託料が減額となったことが主な要因であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、コピー機等事務機器の賃借料であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  18節備品購入費につきましては、教室内の空気を循環させるためのサーキュレーター等の購入費であります。  225ページ、226ページをお開きください。  2目教育振興費につきましては、中学校の教育活動に関わる経費や教育環境の整備に要した経費、及び教育研修所等の運営経費であります。  なお、補正予算につきましては、GIGAスクール構想の実現に向けた情報通信ネットワーク環境整備に関わる委託料の増額補正によるものであります。  1節報酬につきましては、あすなろ学級指導講師、外国人英語指導講師、自立支援カウンセラー等の嘱託職員の報酬であります。  4節共済費につきましては、嘱託職員の保険料等であります。  7節賃金につきましては、特別支援教育指導員の賃金であります。  11節需用費につきましては、各中学校の消耗品費及び教育研修所等の光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、体育事業委託料等であります。  なお、繰越明許費につきましては、情報通信ネットワークの環境整備が年度内での完了が困難であったことから繰り越したものであります。  また、不用額につきましては、情報通信ネットワーク環境整備の設計変更によるものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、タブレットパソコンの賃借料等であります。  18節備品購入費につきましては、教材・教具等の購入費であります。  20節扶助費につきましては、中学校における就学援助費等でございます。  3目学校建設費につきましては、中学校老朽化リニューアル事業に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、中学校のトイレリニューアルのための工事請負費の増額補正であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  なお、繰越明許費につきましては、中学校のトイレリニューアル工事が年度内での完了が困難でありますことから繰り越したものであります。  また、不用額につきましては、契約差金等によるものであります。  続きまして、4項高等学校費1目高等学校総務費につきましては、甲府商業高等学校の学校医の報酬及び学校職員の給与費等でございます。  なお、補正予算につきましては、給与改定に伴う職員給与費の増額補正であります。  1節報酬につきましては、学校医、スクールカウンセラー、非常勤講師、学校用務員、学校司書等の嘱託職員の報酬であります。  227ページ、228ページにまたがりますが、2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  2目学校管理費につきましては、甲府商業高等学校の施設の維持管理及び運営等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、甲府商業高等学校の給水管改修のための工事請負費の増額補正が主なものであります。  1節報酬につきましては、嘱託職員の報酬であります。  11節需用費につきましては、光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、施設管理や管理運営等に係る委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、事務機器等の賃借料であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  3目教育振興費につきましては、甲府商業高等学校の学習環境の整備や教育活動に要する経費であります。  なお、補正予算につきましては、GIGAスクール構想の実現に向けた情報通信ネットワーク環境の整備に関わる委託料の増額補正が主なものでございます。  1節報酬につきましては、外国人英語指導講師の報酬であります。  9節旅費につきましては、各種大会、修学旅行等、生徒引率のための旅費であります。  229ページ、230ページをお開きください。  13節委託料につきましては、パソコン教室機器等の保守点検業務の委託料であります。  なお、繰越明許費につきましては、情報通信ネットワークの環境整備が年度内での完了が困難でありますことから繰り越したものでございます。  また、不用額につきましては、情報通信ネットワークの環境整備の設計変更等によるものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、パソコン教室機器の賃借料等であります。  続きまして、6項専門学校費1目専門学校総務費につきましては、甲府商科専門学校の嘱託職員の報酬及び学校職員の給与費等であります。  なお、補正予算につきましては、給与改定に伴う職員給与費の増額補正になります。  1節報酬につきましては、非常勤講師、学校医、スクールソーシャルワーカー等の嘱託職員の報酬になります。  2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  2目学校管理費につきましては、甲府商科専門学校の施設の維持管理及び運営等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、甲府市学校施設長寿命化計画策定のための委託料の増額補正であります。  11節需用費につきましては、高熱水費等であります。  13節委託料につきましては、施設管理や運営業務に関わる委託料であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  231ページ、232ページをお開きください。  3目教育振興費につきましては、甲府商科専門学校の教育活動に要する経費や教育環境の整備に要した経費であります。  13節委託料につきましては、情報通信機器の保守点検業務等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、教育用パソコンの賃借料等であります。  続きまして、7項社会教育費1目社会教育総務費につきましては、生涯学習の振興及び放課後子供教室の推進等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、給与改定等に伴う職員給与費の増額補正が主なものであります。  1節報酬につきましては、社会教育委員、社会教育指導員、放課後子供教室コーディネーター等の嘱託職員の報酬であります。  2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のほか、放課後子供教室運営費等委託料が主なものであります。  2目文化振興費につきましては、市民の文化芸術活動等への支援や、将棋の日in甲府の開催、文化財保護に伴う発掘調査及び史跡武田氏館跡整備事業に要した経費であります。  なお、継続費及び繰越事業費繰越額につきましては、史跡武田氏館跡整備事業における第3次梅翁曲輪ゾーン整備工事の経費を前年度から繰り越したものであります。
     1節報酬につきましては、文化団体の育成及び開府500年記念事業に係る嘱託職員の報酬であります。  7節賃金につきましては、文化財発掘調査及び整理作業員の賃金であります。  なお、不用額につきましては、予定されていた原因者負担による開発が行われなかったことによることが主な原因であります。  233ページ、234ページをお開きください。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  なお、不用額につきましては、予定されていた原因者負担による開発が行われなかったことから、発掘調査に係る委託事業が未実施となったことが主な要因であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、発掘調査用重機の賃借料等であります。  なお、不用額につきましては、予定されていた原因者負担による開発が行われなかったため、発掘調査に関わる賃借料が不要になったことが主な原因であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  なお、不用額につきましては、国庫補助減額により発掘調査事業を縮小したことが主な原因であります。  17節公有財産購入費につきましては、史跡内の公有地化事業に伴う土地購入費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、備考欄記載のものが主なものでございます。  22節補償補填及び賠償金につきましては、史跡内の公有地化事業に伴う建物等補償費でございます。  不用額につきましては、実際の補償額が見込みを下回ったことによるものであります。  3目公民館費につきましては、市内9か所の公民館の維持管理や運営等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、既定予算の更正に伴う職員給与費の減額補正によるものであります。  1節報酬につきましては、公民館運営審議会委員の報酬及び嘱託職員の報酬であります。  2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  11節需用費につきましては、各公民館の光熱水費等であります。  235ページ、236ページをお開きください。  13節委託料につきましては、各公民館の施設管理や運営業務に係る委託料であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  4目図書館費につきましては、甲府市立図書館の維持管理や運営等に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、既定予算の更正に伴う職員給与費の減額補正が主なものであります。  1節報酬につきましては、図書館協議会委員及び図書館司書等の報酬であります。  2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  7節賃金につきましては、館内奉仕業務を行う臨時職員の賃金であります。  11節需用費につきましては、光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  14節使用料及び賃借料につきましては、図書館情報システム機器の賃借料等であります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  18節備品購入費につきましては、図書等の購入に要した経費であります。  237ページ、238ページをお開きください。  5目総合市民会館費につきましては、甲府市総合市民会館の維持管理や運営等に要した経費であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のとおりであります。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりであります。  続きまして、8項社会体育費1目社会体育総務費につきましては、スポーツ推進委員等の報酬及び配置職員の給与費等であります。  また、補正予算につきましては、既定予算の更正に伴う職員給与費の減額補正であります。  1節報酬につきましては、スポーツ推進委員等の報酬であります。  2節から4節につきましては、職員給与費等であります。  2目体育振興費につきましては、市民を対象としたスポーツ普及のための事業や市民体育大会等の各種大会に要した経費であります。  なお、補正予算につきましては、こうふ開府500年及び市制施行130周年の記念として実施したグラウンドゴルフ大会開催のための報償費等の増額補正であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、備考欄記載のものが主なものであります。  239ページ、240ページをお開きください。  3目学校開放費につきましては、スポーツ振興のための小中学校等の学校体育施設の開放、社会体育施設の維持管理及び運営に要した経費であります。  8節報償費につきましては、学校管理指導員に係る経費であります。  11節需用費につきましては、夜間照明施設等の光熱水費であります。  4目体育施設費につきましては、緑が丘スポーツ公園をはじめ、各種スポーツ広場の維持管理及び運営に要した経費であります。  1節報酬につきましては、中道スポーツ広場管理人の報酬であります。  13節委託料につきましては、備考欄記載のものが主なものでございます。  15節工事請負費につきましては、備考欄記載のとおりでございます。  以上で、10款教育費のうち、教育委員会分の決算に関わる説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 125: ◯坂本委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある委員は挙手をお願いいたします。                  (質問内容を聴取) 126: ◯坂本委員長 質問は30分をめどにお願いします。  当局の皆さんには、今、私が指名した順序で質問していきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ここで暫時休憩いたします。                午後 零時22分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 1時24分 再開議 127: ◯坂本委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、挙手された委員は発言をお願いいたします。  池谷委員。 128: ◯池谷委員 それでは、教育委員会の関係で、最初にALTの配置の関係ですが、その事業についてお願いしたいと思います。 129: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 130: ◯寺田学校教育課長 お答えいたします。このALTの事業といいますのは、小学校、中学校、高校に外国語指導助手というネーティブスピーカーの方を配置している事業であります。事業の概要はそんなことになります。 131: ◯坂本委員長 池谷委員。 132: ◯池谷委員 基本的な内容は分かりましたが、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書にあります配置ですが、小学校に8名、中学校に6名、高校に1名、合計で15名を配置してということで、それは承知しております。  それで、私が聞きたいのはALTの任期、その方々の任期は何年ですか。 133: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 134: ◯寺田学校教育課長 基本的には1年でありまして、再任用というか継続は可能ですが、1年単位の雇用となっております。 135: ◯坂本委員長 池谷委員。 136: ◯池谷委員 1年ね。当然、そうすると、1年ということになれば、私が心配をしているのは、ALTというのは日本へ来てみて、初めてそこで本市の教育委員会の配属になりますよね。そして、1年間となると、その方がいい悪いにつけ、1年というといろいろなトラブルがあると思いますが、この令和元年度の15名の中でそのようなトラブルというか、何か原因があって途中で辞められた方、そういうことはなかったですか。 137: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 138: ◯寺田学校教育課長 まず、昨年度で言いますと15名の雇用でありますけれども、そのうち12名は現地採用という言い方をしておりますけれども、既に山梨県内、甲府市内に在住している外国の方ということになっておりますので、この方たちについては、いわゆる生活の適応のトラブルや不安はないと考えております。  残り3名につきましては、姉妹都市のアメリカ合衆国デモイン市からの招聘者でありまして、この方々につきましては、デモイン市でもともと教員をやっている方がデモイン市教育委員会の推薦を受けてきております。ただ、日本の生活は初めてですので、来日の際、住居の手配、銀行口座や電話契約などの諸手続等には学校教育課の職員が立ち会っております。また、生活を始める中でトラブルが起きたときにも相談に乗るような対応しております。  また、学習指導につきましては、まず学校で打合せは当然行うわけですけれども、それに加えて、月1回、学校教育課のほうでALTを集めてのミーティングをしておりまして、授業指導であるとか、あるいは悩み事等の相談にも応じております。  昨年度につきましては、個人的な事情で1名現地採用の方が辞めておりますけれども、生活上のトラブル等ではございません。  以上です。 139: ◯坂本委員長 池谷委員。 140: ◯池谷委員 今の説明で分かりました。12名の方は心配ないですし、3名はデモイン市からの招聘ということで、もう内容が分かっていますからいいんですが、これが先ほど私が言うように、多国籍から来て配置になれば心配。本市教育委員会で、生活の関係からいろいろな関係を全部面倒を見るとなると、そのほうが大変だと思いますがね。そういう心配はないということで安心しました。  この事業、確かにいい事業ですが、当局のほうでその方の面倒を見るというか、その関係にはうんと力を入れなければできないということで。それであれば、私も、これだけの15名の皆さんがということになれば大変だから、現状を聞いてみようと思って、令和元年度、その内容を聞いて本当にこれはありがたいと思います。できれば、こういう形で、経費もかかりますが、もう少しまた増やしていくように努力してもらえればありがたいと思います。もうこれだけ質問して答弁で分かりましたので、これでこの関係の質問は終わらせていただきます。大変ありがとうございました。  それでは、2つ目でございますが、埋蔵文化財についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。  この埋蔵文化財については、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書にありますが、令和元年度においては本調査をしたのは1件ということで、それまでに本調査が終わったものは、令和2年度には、整理作業は当然できますが、整理作業は道路改良の関係だと思いますが、2か所の整理作業を終えたということは承知しています。そうすると、整理作業が終わると、今度、出土品の収納をどこかにしなければならないということですが、それらの出土品の取扱いというか、その辺はどのようにしているかお伺いをしたいと思います。よろしくお願いします。 141: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 142: ◯田中歴史文化財課長 発掘調査後の報告書を作成した後の出土品をどうするのかという御質問でございますので、御答弁させていただきます。  岩窪甲文館というところがございまして、そこで発掘した出土品を管理しながら、報告書を作るための測量や実測等をしております。そして、それが終わったものにつきましては、現在、旧上九一色小学校の校舎がございますので、国の出土品の取扱いに関する指針や山梨県教育委員会出土品取扱要項で保管すべき決まり事がございますので、遺跡名、調査の年月日、また内容や脆弱性など、報告書に記載してある出土品なのかどうかということも記録しまして、プラスチックの容器に入れて保管をしているという状況でございます。 143: ◯坂本委員長 池谷委員。 144: ◯池谷委員 そうすると、最終的には、今旧上九一色小学校の校舎へ保管をということですか。この出土品は、私が言うまでもなく、本当に縄文時代から弥生時代のそういう貴重なもの、すごい出土品だと思うし、私も旧中道町でしたから、旧中道町でも出土品は多かったんですが、その当時、これは簡単には置くことができないということで、やはり部屋を造って、そしてそうやって保管をしなければならないということでしたが、その旧上九一色小学校への保管の方法は、これは長い歴史の出土品ですが、普通、貴重品であれば空調から何から整えなければならないと思うのですが、ただプラスチック容器へ入れて、それでもう何十年間保管してもいいということですか。 145: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 146: ◯田中歴史文化財課長 空調ということですと、実際には自然のままの空気ということになります。プラスチックの箱に密封はされるんですけれども、また貴重なものについてはビニール容器等にくるんで保管をしているというのが実態でして、また保管するだけではなく、記録をしておりますので、博物館で展示がしたいというようなときには、それを持ち出して活用したり、あと毎年、遺跡展もございますので、そこで出品をして活用しているというような状況でございます。 147: ◯坂本委員長 池谷委員。 148: ◯池谷委員 ですから、そうやって遺跡展等の企画のときにはまた出展をするということだから、私、まだ一度も行ったことないんですが、すごい出品の数があるんでしょうね。いずれにしても、そこで保管ではなくて、計画的に将来は、これ、一生続きますからね。そういう何か整備して収納する場所というものも必要になってくるのではないですかね。これは廃棄するわけにいかないですからね。ずっと収納するわけですから、これからずっとね。将来的にはそういうことも必要ということも私は感じておりますが、またその辺は改めて何かのときにまた話をしたりしていきたいと思いますが、いずれ出土品についてはそういう手順で、今は旧上九一色小学校の校舎へ令和元年度に出土されたものも保管されているということで解釈できました。ありがとうございました。  以上でこの質問を終わります。  では、あと1点は、リニア中央新幹線による中道北小学校の移転に対することをちょっとだけお聞きしたいと思います。  もう令和元年度に工事は発注して、それぞれ校舎も屋内運動場もプールも工事をしていますが、一番心配しているのは、私も経験はあるんですが、基礎工事が一番大事だということです。校舎にしても、屋内運動場にしても、プールにしても。  というのは、上曽根町、下曽根町は液状化の関係で、地質調査をしても30メートル掘っても本当にじゅくじゅくな砂壌土ということで、私も中道北小学校の今のプールを担当で造ったんですが、たまたま阪神・淡路大震災のときに、計画し造ったんですが、情報を聞いたら、そのときの大震災でプールはほとんど全部壊れてしまったけど、たまたまですが、ヤマハ発動機株式会社という会社が造ったプールは全部壊れなかったということで、その工法を取り入れて設計を組んで造ったプールなんですよ。そして、基礎工事は、普通の工事と違ってすごい工事をして、地震が起きても崩れなくて、そのままプールが動くという、そういう工法を取り入れた。そんなことで造ったんですが、移転で、今度はまた新しくするということですが、私がさっき冒頭言ったように、基礎工事が一番ということで、それでお聞きしようということですが、その辺建設の発注に当たって、お伺いしたいと思います。
    149: ◯坂本委員長 穐山教育施設課長。 150: ◯穐山教育施設課長 移転先の中道北小学校の敷地におきましては、6か所のボーリング調査、地質調査をしております。また、プールの直下でも地質調査をしております。地質調査に基づきまして構造設計を行いまして、校舎、屋内運動場、給食室にはくいを施工しております。  また、プールにつきましては、柱状の地盤改良を長いところで9メートル施工しております。基礎工事におきましては、担当職員が小まめに現場に行きまして、適切に工事管理を行っているところであります。  以上でございます。 151: ◯坂本委員長 池谷委員。 152: ◯池谷委員 私もいつか聞こうと思っていたんですが、たまたま今回、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書でそうやって出てきて、もう発注しているということですが、地元の付近では、自分たちが住居を建築する場合でも基礎工事が一番鍵になるということで、もうあそこの一帯は、新築するでも何でも、基礎工事が物すごくかかるということですが、そうやって甲府市でも、大きい建物だけれども、それだけ注意を払って行ったということだから、将来、これ、半永久ですからね。そういう注意を払って職員も指導しながらということですので、その辺はあとは完成を待つということで、分かりました。  以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 153: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いします。  深沢委員。 154: ◯深沢委員 それでは、よろしくお願いいたします。小中学校の教育振興費に関わります教員の多忙化解消に向けた取組について何点か伺いたいと思います。  教員の多忙化解消に向けた取組については、本市の教育委員会、また教育現場においても重要課題として本格的に取り組んでいただいていると認識をしております。そうした中、児童・生徒に寄り添ったきめ細やかな教育の推進に向けては、先生方が子どもたちと向き合う時間の確保、また少し心に余裕を持ちながら児童・生徒に接すること、そんなことが必要であると思っております。  校長先生をはじめ教員の意識改革も行っていただいていると思うんですけれども、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書にありますように、臨時教育職員9名、また特別支援教育支援員を36名配置するなど、教員の負担軽減や業務の効率化など進んでいると認識しています。  そうした中、令和元年度決算に関わる中で多忙化解消に向けた取組について、主な取組内容をお伺いします。 155: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 156: ◯寺田学校教育課長 まず、甲府市教育委員会及び学校現場における多忙化改善の取組ですけれども、今お話がありましたように様々な取組を行っております。  まず、平成29年度から、甲府市教育委員会と学校現場、PTAが代表となります甲府市教員の多忙化改善対策検討委員会を設置いたしまして様々な取組をしております。その取組の中の1つとしまして、学校をサポートする人材の配置というのを上げておりまして、今御説明にありましたように、きめ細かな教育のための市単教員、これについては11名の配置であります。少人数学習のための市単教員が4名、特別支援教育支援員が36名というような形で学校現場への配置をするとともに、また派遣のスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーという形で、学校の求めに応じてサポートする人材も活用していると、このような状況であります。  以上です。 157: ◯坂本委員長 深沢委員。 158: ◯深沢委員 決算審査なので、決算の中で人件費等々、そういう部分での市単の支援職員の配置というものが主だったわけですけれども、決算にかからない部分で、例えばタイムカードを作ったり、昨年度されていると思います。  そういう中で、決算に関わる中で、目に見えて改善できたという成果というものがありましたら教えてください。 159: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 160: ◯寺田学校教育課長 1つの数字的な指標ということでの御紹介ということになるかと思いますけれども、平成29年度から本市の多忙化改善対策検討委員会を立ち上げる中で、6月と11月期の教員の勤務時間の把握をしております。それを1つ例に取りますと、昨年度11月期の1か月の時間外勤務時数ですけれども、大半を占める教諭の平均ですが、小学校が43時間41分、中学校が52時間58分となっておりますけれども、前年同期、一昨年度と比べますと、小学校では2時間58分の減少、中学校で3時間27分の減少となっておりまして、まだまだ時間外勤務がある状況ですけれども、減ってきているということがこの数字から分かるかと思っております。  以上です。 161: ◯坂本委員長 深沢委員。 162: ◯深沢委員 小学校で2時間ちょっと、中学校で3時間ちょっとの減少ということですので、まだまだ残業数も多いという認識であると今お話もありました。  そんな中で中学校の部活動についてですが、土曜日・日曜日の部活動も含め、顧問の先生方、負担増につながっているということが言われておりますが、中学校の部活動については、部活動指導員と運動部活動外部指導員、それぞれ任用をされていますが、その状況についてお伺いをお願いします。 163: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 164: ◯寺田学校教育課長 私のほうからは、部活動指導員について御説明をしたいと思います。  この部活動指導員といいますのは、顧問教員がいなくても、例えば単独で対外試合への引率等ができるということで、まさに顧問として教員に代わる存在ですけれども、これにつきましては、昨年度は2名、南西中学校と北中学校に配置をしております。  また、部活動全体の多忙化改善ということの中で、部活動ガイドラインを設定いたしまして、各校におきまして休日のうち1日は休養日、いわゆる活動をしない日、平日におきましても、5日あるうち1日は休養する日というようなことを設けて部活動の運営の効率化を図っているところであります。  以上です。 165: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 166: ◯内藤学事課長 中学校運動部の部活動の実技指導者につきましては、中学校の運動部の活動における実技指導者が不足をしていたときがありましたので、そのときにこの実技指導者を設けさせてもらっています。  昨年度の実績で言いますと、中学校11校、1校2名ということで最大22名を限度としているんですけれども、昨年度は11校で22名の実績がありました。  また、今年度につきましても、10校18名ということで実施をしているところでございまして、多忙化解消の1つにつながるのではないかと考えておりますので、引き続きこの事業は実施していきたいと考えております。  以上です。 167: ◯坂本委員長 深沢委員。 168: ◯深沢委員 部活動指導員が2名。この2名については、毎年ローテーションで替わるという認識でよろしいでしょうか。また、種目が例えば決まっているのか、同じ人がスライドしていくのか、その辺をちょっとお聞きします。 169: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 170: ◯寺田学校教育課長 この事業は昨年度までで2年目で、今年度も2名雇用をしておりまして、3年目ということになりますが、それぞれ年度ごと2名となります。学校を替えておりますので、今年の2校を入れると6校が結果的には3年間の中で配置があったというような状況です。  競技の種目につきましては、学校が特に必要とする部活動のほうで雇用しておりますので、この種目というようなことの限定はありませんが、昨年度につきましては、2校ともバスケット部の指導員であったというような状況であります。 171: ◯坂本委員長 深沢委員。 172: ◯深沢委員 部活動外部指導員につきましては、2名掛ける11校、22名採用で、これも3年目になるんでしょうか。そういう中で、任期、同じ人がされているのか、スライドして他校と交代しているのか、その辺お伺いします。 173: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 174: ◯内藤学事課長 この事業は平成17年度から条件をつけて実施をしているんですけれども、部活動の実技指導者が不足している学校に対して補充をするような形になってきます。部活動に関してはそれぞれ様々な種目になってきますので、同じ指導者がされている学校もあれば、また違う方に替わっているという学校もあります。  以上です。 175: ◯坂本委員長 深沢委員。 176: ◯深沢委員 どちらの指導員もそれぞれ学校で必要とする部分で、もちろん聴取をしながら対応しているということで承知いたしました。  もう1点、小中学校における印刷機の導入について伺います。  小中学校においては毎日の事務作業の中で大変印刷物を多く扱っていると思います。そうした中で、数年前からオルフィスという高速カラープリンターを導入し、業務の効率化に大変寄与している、そんな話を伺っております。令和元年度までの導入の状況をお伺いします。 177: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 178: ◯内藤学事課長 高速カラープリンターですけれども、平成27年度に最初に大規模校である城南中学校に導入をさせていただいています。その次に、平成29年度に小学校の大規模校であります山城小学校に導入をしています。また、昨年度は小学校4校、中学校2校に導入をしているところでございます。  以上です。 179: ◯坂本委員長 深沢委員。 180: ◯深沢委員 令和元年度の決算審査ですけれども、ぜひ効率よく各学校に配置できるようにという御予定はありますか。 181: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 182: ◯内藤学事課長 高速カラープリンターにつきましては、大規模校で最初に導入をしているんですけれども、印刷物が多い学校になりますので、そこでは作業時間の短縮になっているということも聞いております。  今年度に関しましても小学校で5校と中学校で3校台数では4台になりますけれども、導入をしている状況です。  以上です。 183: ◯坂本委員長 深沢委員。 184: ◯深沢委員 ぜひ、大変多くの印刷物を扱っていると思いますので、できるだけ早く各校に行き渡るように、またよろしくお願いします。  いろいろ質問させていただきましたが、今学校現場においては新型コロナウイルス感染症の予防対策だとか、また新学習指導要領、小学校では今年度から、中学校では来年度からということで、本格始動も始まります。そういった中で、やはり先生方の多忙化、事務作業が大変増えているのではないかと。いろいろ改革も、もちろん改善も、今御説明のようにしてもらっていると思いますけれども、むしろ増えてしまって多忙になっているのではないかということも感じています。やはり先生方が時間や心にゆとりを持ちながら子どもたちに接することが、また子どもたちと接する時間を確保できることがきめ細やかな教育につながると思いますので、引き続き多忙化改善に向けていろんな取組をできるだけしていただきますようにお願いをしまして、私の質問を終わりとします。ありがとうございました。 185: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いします。  鮫田委員。 186: ◯鮫田委員 それでは、お願いします。  初めに、小中学校のトイレの洋式化、リニューアル事業というのを計画的に進めていただいていると思いますが、令和元年度の実績と進捗状況を伺います。 187: ◯坂本委員長 穐山教育施設課長。 188: ◯穐山教育施設課長 小中学校のトイレの洋式化につきましては、学校施設老朽化リニューアル計画に基づきまして計画的に進めております。  平成27年度から工事に着手いたしましたが、平成30年度は学校施設環境改善交付金が不採択のため、事業を見送ったところであります。これを踏まえまして、昨年度からは防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策として、交付金の採択順位で上位にあるトイレのリニューアル化に特化し、昨年度は交付金が採択され、湯田小学校、西中学校のトイレのリニューアル工事を行ったところであります。  また、進捗率ですが、平成27年度から着手しまして、現在のところ令和8年度までの予定ですので、進捗率とすると、今年度が終わって約50%ということになっております。  以上でございます。 189: ◯坂本委員長 鮫田委員。 190: ◯鮫田委員 国の学校施設環境改善交付金が不採択だったので、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策としてということですね。分かりました。  実際、平成28年4月1日の時点でも、これ、ちょっと計算の仕方が違うかもしれないですけど、洋式便器率というものも49.8%、甲府市がそうだったというような資料を確認したことがあるんですけれども、実際、今約50%で令和8年度までの予定ということで、なかなか遠い、まだまだ長いのかなと思うんですけれども、令和元年度におきまして今回のような、交付金が不採択になったとか、そういうことがあってできない、延びてしまうことがないように、そういった場合にも本市単独で予算をしっかり確保できるように、また国への予算をしっかりもらえるような働きかけというのは、何か検討されたり実施されたりしましたでしょうか。 191: ◯坂本委員長 穐山教育施設課長。 192: ◯穐山教育施設課長 先ほど申し上げました防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策が今年度で期限を迎えることとなっております。ただし、全国知事会や全国市長会等で延長、拡充等を要望していることもありますので、交付金の採択状況などを見極める中で、今後の事業を推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 193: ◯坂本委員長 鮫田委員。 194: ◯鮫田委員 今まで、令和元年度中の考えですと、令和8年度完了という予定どおりに向かうということで検討されたということでよろしいんでしょうか。 195: ◯坂本委員長 穐山教育施設課長。 196: ◯穐山教育施設課長 現在のところ、令和8年度の完了に向けて検討しておりますが、現在、学校施設長寿命化計画も策定しておりますので、老朽化リニューアル計画を踏まえた長寿命化計画を今策定したいと考えておりますので、そういったことも踏まえる中で事業の推進を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 197: ◯坂本委員長 鮫田委員。 198: ◯鮫田委員 あとは要望にします。  新型コロナウイルス感染症の関係で蓋のついた洋式トイレにするようにというような支援策も出ているところで、洋式トイレにしたほうがいいのと、また小中学校が終わらなければほかの施設ができないという箇所も幾つもあるかと思いますので、ぜひ本市単独の予算もしっかり考えていただいて、予算要求もしていっていただきながら、活用できるところはしっかり活用していただきながら対応を取っていただいて、遅れることが決してないような万全な体制で取り組んでいただきたいと思います。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応ということで、学校給食のキャンセルできなかった食材費を本市が負担したという令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書、311ページに記載がありますけれども、食材の有効活用、市の関係機関に配付をするというような対応だったと思いますが、その内容を、どのような形で配付されたのかなどを伺います。 199: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 200: ◯内藤学事課長 新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして、今年3月3日の午後から学校が臨時休業になったんですけれども、その時点で3月4日以降のキャンセルができなかった食材が発生しましたので、それにつきまして、本市のほうで保護者に転嫁することなく、本市が負担をするということで食材を買い取ったわけですけれども、その食材につきましては、食品ロスの観点から、本市の関係機関のほうに提供をしたという状況です。  以上です。 201: ◯坂本委員長 鮫田委員。 202: ◯鮫田委員 その甲府市の関係機関に配付したというところをもうちょっと詳しく伺います。 203: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 204: ◯内藤学事課長 提供先につきましては甲府市社会福祉協議会、甲府市社会福祉事業団、公立保育所、市立甲府病院、放課後児童クラブであります。  以上です。 205: ◯坂本委員長 鮫田委員。 206: ◯鮫田委員 食材をそのままそちらで活用して加工してもらえるように、そのままお渡ししたということでよろしいんでしょうか。 207: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 208: ◯内藤学事課長 主に冷凍食品がキャンセルできなかったということでありましたので、その食材を、甲府市地方卸売市場の冷蔵庫を借りまして、保管をし、そちらに市立甲府病院、公立保育所につきましては取りに来ていただいたというような形になります。  以上です。 209: ◯坂本委員長 鮫田委員。
    210: ◯鮫田委員 分かりました。冷凍食品を中心にということで、何でもかんでもというわけではなくて、そういったものが業者さんのほうでもキャンセルは困るというようなものだけをキャンセルができないということで負担をしていただいたということですね。了解しました。キャンセルができる時期というのはいつぐらいまでだったんでしょうか。 211: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 212: ◯内藤学事課長 キャンセルができる時期ということですけれども、牛乳に関しましては3日前までキャンセルはできます。青果、精肉につきましては、おおむね1週間前。今回の冷凍食品につきましては大量発注をしておりますので、既にメーカーからこちらの倉庫に来ていたということもありますけれども、こちらはおおむね2週間から3週間前までキャンセルが可能ということです。  以上です。 213: ◯坂本委員長 鮫田委員。 214: ◯鮫田委員 内容、確認できました。言われている内容も、市民の方が聞かれてもしようがないと思うのと、そこを負担していただいたことに感謝等あると思いますので、この質問は以上で終わりたいと思いますが、1つだけ要望ですけれども、これは歳入のほうになってしまうんですけれども、給食がなかった場合の給食費を速やかに保護者の方に返金していただくなり、また次のときに回していただくのがちょっと長引きそうでしたら、早めに返金していただけるような対応をまた今後も検討をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。  続きまして、甲府商業高等学校、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の314ページに教職員の方々の人数というのが書かれているんですけれども、PTAの職員の方が2人と書かれているんですけれども、こちらについては、これは予算の中から支出しているのでしょうか。また2人というのは、支出しているのであれば必要なのでしょうか。 215: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 216: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 PTA職員についてお答えいたします。  PTA職員につきましては、PTA総会及び理事会の決定事項及びPTAに関する事務処理のため、一般会計ではなくPTAの会計で、PTA会長との雇用契約に基づきましてPTA事務局の庶務、会計事務を行っている職員でございます。  以上です。 217: ◯坂本委員長 鮫田委員。 218: ◯鮫田委員 内容、理解できました。ありがとうございます。  続きまして、同じ表の中に、校医、薬剤師、スクールカウンセラーが6人ということで記載があるんですけれども、このまま普通に見てしまうと6人、常時いるのかと、私、初め勘違いしてしまったんですけど、そうではなさそうで、費用的には幾らぐらいかかっているのでしょうか。健康診断など、そういうときだけの費用というようなことでよろしいでしょうか。小中学校と同じようなイメージと捉えてよろしいかどうかということです。お願いいたします。 219: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 220: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 報酬につきましては、国の基準等によりまして、甲府市医師会等との契約等により決めておるものでございます。業務としましては、健康診断等の関係や、薬剤師の方につきましては、環境検査の関係の業務を行っていただいております。  以上です。 221: ◯坂本委員長 鮫田委員。 222: ◯鮫田委員 その中で、先ほど深沢委員も小中学校の先生方の多忙化ということをおっしゃっていたんですけれども、甲府商業高等学校について多忙化というところでは何かお話が出ていたり、課題が出ていたり、また対策を令和元年度に検討されたとか、そういったことはございましたでしょうか。 223: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 224: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 甲府商業高等学校におけます多忙化ですけれども、部活動等、休日等の対応等がございますけれども、それについて現在、重要な課題として取り扱っているというような状況はございません。  以上です。 225: ◯坂本委員長 鮫田委員。 226: ◯鮫田委員 先生方からもそういった意見や問題等は出ていないということでよろしいでしょうか。 227: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 228: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 そう認識しております。 229: ◯坂本委員長 鮫田委員。 230: ◯鮫田委員 安心しました。またそういったところが出れば、ぜひ御検討いただきたいです。よろしくお願いいたします。  最後に、生徒数の市内、市外の内訳というのは、お分かりになれば伺います。 231: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 232: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 市内と市外の生徒数の内訳ですけれども、こちらの令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書のほうには令和2年3月末日現在ということで生徒数が出ておりますが、市内と市外の内訳は1日ずれて、本年4月1日現在というような形になりますけれども、市内の生徒が394名、51.1%、市外の生徒が377名、48.9%となっております。  以上です。 233: ◯坂本委員長 鮫田委員。 234: ◯鮫田委員 約半分ということですね。全県から生徒さんを募集されている、県外もありますかね。その中で、また甲府の地ですばらしい生徒さんを育てていただけるように、今後とも御尽力いただきたいです。よろしくお願いいたします。  以上で甲府商業高等学校の関係は質問を終わります。  続きまして、甲府商科専門学校につきましても、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の317ページに記載があるんですけれども、これも同じように学校医3名と書かれているんですけれども、同じような健康診断など、そういったときの先生で、費用も小中学校や甲府商業高等学校と同じような捉え方でよろしいんでしょうか。 235: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 236: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  本校におきましては、3名の校医ということで登録がされております。内科医、耳鼻咽喉科医、眼科医ということで3名の登録がございます。それぞれ専門が違うものですので3名という形で登録がございます。  委嘱の金額につきましては、本校単独で決めるのではなく、小中高校と同じ単価ということで、2年任期となりまして、1年ごとに報酬を支払っており、基本的には健康診断は最低限行う中で、もし何か学校で起こった場合は、相談あるいは助言などを行っていただくということになっております。  以上でございます。 237: ◯坂本委員長 鮫田委員。 238: ◯鮫田委員 内容、確認できました。  続きましては、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の中に産業別就職者数の記載がありますが、教科と就職先というのはマッチしているのかというのと、また最近の企業の需要をどのように把握されて、新たな教科の取り入れなどについても検討されていますでしょうか。 239: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 240: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 産業別就職者数の記載でございますが、学生の就職先の希望が必ずしも学校で学ぶ教科の内容とマッチしているわけではございませんが、企業からの求人に対して、学生の希望をできるだけ実現できるようにということで支援を行っているところでございます。  また、進路指導支援員を配置いたしまして、個々の学生の希望を把握する中で、個々の適性に応じた進路が実現できるように相談、また指導を実施しております。  教科につきましては、本校の教育課程を編成する上で、年2回の教育課程編成委員会を開催いたしまして、委員の皆様から寄せられた助言を得た上で、企業からの教科への需要の把握に努めているところでございます。  また、現在、情報通信企業の社員や、また会計事務所より税理士等を非常勤講師として迎えて授業を行っていることから、現場から、一番新しい情報を得ることによって、そのニーズに応えた教育を実施しているところでございます。  以上でございます。 241: ◯坂本委員長 鮫田委員。 242: ◯鮫田委員 現場の先生方というか、企業の方を講師として招いて、そこで必要なカリキュラム等、情報も得ているということで、すばらしいことだなと思います。  この中で、最終的に甲府市内の企業にとって何かメリットとなるような情報収集ですとか、ということを考えていくのが甲府市立商科専門学校の1つの役目でもあるのかということも思いますので、甲府市内の企業と連絡を取るような機会も、そこに集中して取るような機会というのもぜひ御検討をしていただきたいと思います。これは要望で終わります。ありがとうございました。  最後に、武田氏館跡歴史館管理運営事業について伺います。  令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書で確認をしましたところ、施設全体の入館数が28万1,341人、特別展示室観覧者数が3万5,776人とのことですが、当初の見込みと実績の受け止めを伺います。 243: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 244: ◯田中歴史文化財課長 武田氏館跡歴史館の入場者数についての御質問でございます。平成31年4月5日金曜日の初日は、招待者を含めて700人で開館をさせていただきました。  この施設ですけれども、文化庁の補助金を受けております。また、通常は史跡内には建設することができないというガイダンス施設を、場所の重要性ということを何度も文化庁に説明して、現在の位置に建設ができたところでございます。  目的としましては、神社を参拝していただいている方に、そこが史跡であるということの価値を知っていただくこと、また現地の史跡だけの案内では伝わらない武田氏館の歴史や魅力を伝える施設として開館をしたところです。  御質問いただきましたように、全体の施設の中では28万人以上、そして特別展示室については3万5,700人以上というところでの入場でございました。  令和元年9月定例会では、8月末現在で約14万人、また特別展示室は約1万6,500人という途中経過を報告させていただいたところです。やはり当初の目標といいますか、見込みということでいいますと、令和元年9月定例会の中でも答弁をさせていただきましたが、特別展示室に10万人という大きな目標を、期待を込めたものを設定させていただきました。そこに比べますと、やはり35%ということになりますので、ここについては、やはり反省すべき点があるかと考えているところです。  ただ、先ほども申しましたが、文化庁の補助金を受けているということがございますので、観光的な事業というのは非常に厳しい制約があるところでございます。そうした中で、観光シーズンの昨年9月から11月については、台風の影響があったり、主要道路が不通になったりというようなことで団体客のキャンセルもございました。  また、今年2月からは新型コロナウイルス感染症の影響等があって、商談会というのを年に4回実施をしたところですが、通常、冬季は神社の参拝者が少なくなるところですけれども、私どもの武田氏館跡歴史館に来ていただけるミステリーツアーというものを誘致いたしまして、数十台の団体バスの予定があったんですけれども、それもキャンセルという状況でございました。  そういったところで、ちょっと言い訳めいたところもお話をさせていただきましたが、これは真摯に受け止めて、今後も様々な事業を実施して誘客に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 245: ◯坂本委員長 鮫田委員。 246: ◯鮫田委員 結果だけですと、特別展示室の観覧者数は少ないということでございます。先ほどの御答弁を聞いて、ぜひまた今後にもつなげていただけるように様々な企画を考えていただきながら、チラシや本市ホームページを見ると、いろいろ考えていただいている中で、台風だったりコロナ禍だったりという要因等あると思いますが、市民の方からも内容の充実を求めるお声もありますので、また市民の方も2回、3回と来館してもらえるような、内容が変わるような展示内容であったり、企画だったりをまた今後とも検討していただきたいと思いますし、それとともに、駐車場を整備したほうがいいのではないかというようなお声もいただいているところでございますが、特別展示室の内容の充実と駐車場の整備というところでは、そのような要望というのは令和元年度中、何かございませんでしたでしょうか。また検討はされたのでしょうか。 247: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 248: ◯田中歴史文化財課長 2点、駐車場の要望と特別展示室の内容の充実についての御質問でございますが、私どもも来館者の意見、ニーズを聞こうということでアンケート調査等も実施しております。そうした中で、やはりアンケートに回答してくれる方というのは好意的な方が多いという認識もあるんですけれども、その中でも、やはり駐車場があったほうがいいですとか、特別展示室はもう少し内容があったほうがいいということはアンケート以外でも帰りがけにお声をお聞きすることもございます。  まず、駐車場でございますけれども、史跡内という先ほど説明をさせていただきましたが、立地条件的にはいいんですが、駐車場を造るということになりますと、そこがウイークポイントになっておりまして、史跡の中にアスファルトで固めた駐車場を造るということができないことになっております。これも何度も文化庁のほうにも建設前にお願いをしたところで、障がい者用を含め、緊急車両を止めるという場所も必要ですよというお話をさせていただいて、施設内には4台分の駐車場が確保できているところです。  また、施設を整備する前に、利用状況や周辺の駐車場の利用可能な場所というのも調査をしたところです。利用状況ということで、土曜日・日曜日に1時間ごとに武田神社の駐車場の利用状況等を確認したり、また地域を歩いて、この辺が駐車場で使えないだろうかという話をしてみたり、実際に駐車場があったらそこを貸してくれないかという話もお願いをしたところだったんですが、駐車場が借りられるところはなかったという状況です。  調査の結果や、また武田神社にも意見を聞きまして、武田神社前の道路が渋滞をするというのが、お正月や七五三のときというところもありまして、実態調査をしたところで、武田神社の駐車場を共用利用しようということでお願いをさせていただきまして、相川小学校南側の84台を含む武田神社の駐車場をお借りすることができました。  また、私どもでも臨時に駐車場を確保するので、それを武田神社でも使ってもらおうということで、共用利用するというような協定を結びながら現状に至っているところでございます。  駐車場は具体的に今から整備するのはちょっと厳しい状況ですから、今後も武田神社との協定を継続していきたいと思っております。  もう1つ、特別展示室の内容の充実ということでございます。これも民生文教委員会の中でも何度か意見を頂戴しているところでございますが、なかなか重要文化財的なものを購入するというのは難しいところでございます。また、1点買ってしまいますとそれだけになってしまうということで、結局、リピーターができないというところがありますので、私どもとしましては展示ケースを増設いたしまして、来年度、信玄公生誕500年に向けて、県外の寺社から武田氏ゆかりの物品をお借りして、定期的に替えてリピーターも増やそうということを考えているところでございます。  以上でございます。 249: ◯坂本委員長 鮫田委員。 250: ◯鮫田委員 丁寧な御説明ありがとうございました。84台の駐車場は本市でお借りをすることで、武田神社の前の道沿いの駐車場は共用しているというような協定ということで、違いますか。 251: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 252: ◯田中歴史文化財課長 武田神社の駐車場全て、84台の第2駐車場を含む全ての駐車場を共用しているということでございます。堀のそばの駐車場もそうです。 253: ◯坂本委員長 鮫田委員。 254: ◯鮫田委員 内容、確認できました。地域を総合的に捉えていただいて取り組んでいただいているというお話ですので、地域全体がますます観光の要所になれるように、今後ともまた取り組んでいただきたいのと、先ほどの特別展示室のところでもそういったお考えを持っていただく中で検討していただいているということですので、期待をするところであります。  以上で私の質問を終わります。 255: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いいたします。  清水(英)委員。 256: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。最初に、高校生、専門学校生の労働者の権利についての教育についてお聞きいたします。  若い人たちはもちろん近い将来、もしかしたら在学中にアルバイトをしたりすることもあるかと思いますけれども、働くときに様々な困難に打ち当たることがあります。労働条件にしても、あるいは突然の解雇、ハラスメントなど、自分の置かれている状況が違法だということに気づけないということが若い人にはよくあるし、事前に様々な権利のことについて知っておくということは大切なことだと思います。  本市においては、はたらく者のサポートガイドの発行など頑張っていただいておりますけれども、甲府商業高等学校や甲府商科専門学校において、このはたらく者のサポートガイドの活用も含めて学生さんたちにどのように労働者の権利を学ぶ機会をつくったり、取組をされているかということを教えてください。 257: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 258: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 甲府商業高校におきましては、現代社会の授業の中で、労働基準法など労働者の権利、労働法関係など、基本的な部分につきまして生徒に指導、教育をしておるところでございます。  また、本市の産業部のほうで作成しておりますはたらく者のサポートガイドにつきましては、進路指導に活用しながら、就職を希望する生徒を中心に、細やかな相談、指導及び実情に合ったサポート体制を取るように努めております。  以上です。 259: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 260: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 甲府商科専門学校におきましては、1年次に社会人基礎力の授業におきまして、甲府市が発行いたしますはたらく者のサポートガイドを教材として使用し、労働、雇用関係の講義を行っており、就職する上で必要となる法律知識の確認を行うとともに、労働に関する相談窓口等、公共機関を紹介するなど、学生のための主権者教育を行っているところでございます。  以上でございます。 261: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 262: ◯清水(英)委員 それぞれ取り組まれていることに感謝申し上げたいと思います。  細やかな相談あるいは相談窓口の紹介などを行ったということでございましたけれども、例えば昨年度、若い方たち、学生さんたちの間での相談などを通して、雇用情勢あるいは経済情勢など、あるいは学生さんたちの取り巻く労働やアルバイトなどを通しての状況について何か分析、所見等ありましたらお聞かせ願えますでしょうか。 263: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。
    264: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 甲府商業高校におきましては、現代社会の授業につきましては、2年生において週2単位というような形の中で授業を行っております。その中で、労働関係の権利等につきましても指導を行っているところでございます。  就職関係の相談につきましては、随時カウンセリング、オリエンテーション等を行っておりますので、年に何回というような統計は取っておりませんけれども、きめ細やかな対応ができるように努めているところでございます。  以上です。 265: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 266: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 甲府商科専門学校では、先ほど申し上げましたとおり、1年次にこの授業を行うわけですが、その後、例えばアルバイトなど、そういうものを通した中で問題事というか、実際に窓口に相談するような内容という事件、出来事は幸いにも起こっておりません。  また、もし仮にそういうような事例が起こった場合でありましても、教師たちが特別に対策委員会をつくったり、あるいはSSW(スクールソーシャルワーカー)に相談したり、あるいは就職に関するものであれば就職を担当する教員、あるいはその支援員がおりますので、その方々がそれぞれ個別の事例に対しまして対応を取りたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 267: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 268: ◯清水(英)委員 御答弁いただきました。若い人たちの場合は特にですけれども、まず権利を知らないことが多いということ。もう1つ、やはり自分が置かれている状況が本当に困ったな、違法だなと思っても、どこに相談していいか分からないということがあると思います。そうしたときに、今御答弁いただいたような、まず学校で本当に親身に対応していただける、相談に乗っていただける、相談窓口を紹介していただける、そうしたことは本当に大切なことだと思いますし、特に今年度といいますか、新型コロナウイルス感染症の拡大のもとで若い人たちのアルバイトなどをめぐって非常に厳しい状況が広がっていると思いますので、より一層の丁寧、親切、親身な御支援や、あるいは労働者の権利の教育などを進めていただけたらと思います。要望して、次に参ります。ありがとうございました。  次に、就学援助についてお聞きをいたします。  毎年、これまでも何回かお聞きしておりますけれども、就学援助を実際に利用されている児童・生徒さんたちの数や割合がこの間、減少傾向にあって、昨年度は前年度比微増に転じましたけれども、学校において就学援助の利用促進や、あるいは制度の周知などについて昨年度どのように取り組まれたでしょうか。 269: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 270: ◯内藤学事課長 就学援助制度の周知につきましては、昨年4月に甲府市立小中学校の全児童・生徒の世帯にお知らせと申請書の配付を行っております。また、入学通知書を発送する際には、小学校に入学する世帯へは10月に発送しますので、そのときにお知らせを配付しています。また、中学校は11月に入学通知書を発送しますので、それも同じようにお知らせを配付しています。  また、甲府市ホームページ、広報こうふ、大型ビジョン、暮らしの便利帖や子育てガイドブックへの掲載も行ったところでございます。  以上です。 271: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 272: ◯清水(英)委員 総括質問でも、これまでもお聞きしてきましたけれども、就学援助率が昨年度は前年度から僅かに増えたけれども、やはりこの間下がってきているということでやはり危惧を感じるわけです。もちろん御努力されていることは御説明も受けてきたし、感謝を申し上げるところですけれども、必要とされるお子さんたちがきちんと支援を受けられるように、これからもさらに周知や利用促進に努めていただきたいということを要望して、次に小学校給食の調理業務の民間委託についてお聞きいたします。  令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書に書いてありますが、新たに昨年度2校で民間委託をされて、数えてみましたら23校ということになりましょうか。そうしますと、いよいよ終盤と言っては申し訳ないですけれども、非常に進んできたというわけです。この間、民間委託を進めていって、給食の調理についてのノウハウや様々な技術の蓄積などがもし本市のほうで失ってしまったら、民間委託、委託先の業者の方との委託料の交渉などで非常に不利になるのではないかと。そして、委託料、将来、引上げにつながったり、いわゆるコストダウンと逆の方向に行ってしまうのではないか、コストダウンという目的さえも達成できなくなるということをこれまでも投げかけてきたわけですけれども、このことについて、いよいよ全校での民間委託が迫ってきた昨年度、何かしら検討されたり、見直しをされたりということはございましたでしょうか。 273: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 274: ◯内藤学事課長 先ほど清水(英)委員もおっしゃったように、全部で23校、昨年度までに民間委託をしています。  ノウハウという御質問ですけれども、大量調理のノウハウがなくならないように、こちらのほうでも年に数回、委託業者の調理員や学校の栄養士、そして学事課にいます栄養士が調理方法等の情報交換を行い、またその調理方法についても確認、指導も行っています。そういった取組を行う中で、ノウハウがなくならないような取組をしていきたいと考えております。  また、価格が上がってしまうのではないかというような御質問もありましたけれども、業者選定の際にはプロポーザル方式、企画提案方式を選定しておりまして、技術面もそうですけれども、価格面についても考慮する中で選定をしているところでございます。  以上です。 275: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 276: ◯清水(英)委員 やはり懸念はあると思いますので、これからもいよいよ全校での民間委託ということが迫ってきていると思いますので、引き続きよく検討していただけたらと思う次第であります。  学事課は以上で、次に教職員の皆さんの多忙化の解消の取組についてです。  取組については先ほどの深沢委員の質問、そして実際の超過勤務の推移については、先ほどの御答弁で分かりました。  それで、平均の超過勤務の時間については、先ほど御答弁いただいたとおりだと思いますけれども、特に勤務時間の長い方たちへの対応支援、あるいは対応支援ケアのようなことの取組はどのように取り組まれたでしょうか。 277: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 278: ◯寺田学校教育課長 例えば11月期でありますと、11月の例えば80時間を超えている者など、そういう者についてもこちらに報告いただいておりますので、学校によって多少ばらつきもございますので、特に超過勤務が目立つような学校につきましては、学校長のほうへ学校体制、あるいは業務の効率化について指導しております。  また、個人的に非常に多い、何か月か続いているような方についても、教育委員会を通して学校のほうへお話をして環境改善に取り組んでいただいているという状況で、報告に基づきまして学校への指導、サポートをしているという状況であります。 279: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 280: ◯清水(英)委員 今御説明いただきました。調査もされて統計も取られていて、平均するとこのようになっているということですけれども、学校、いつも早朝にはもう開いているし、夜も遅くまで電気がついていたり、本当に先生方、忙しそうにされているなと。実際に、この数字以上の大変な実態があるのではないかと。いまだに私なんかは危惧するところであります。  例えば、お仕事を持ち帰らなければいけないとか、持ち帰らなければとても回らないような実態があるとか、様々なことがあるのではないかと心配をするんですけれども、そうしたことについて何か調査、あるいは御所見などございますでしょうか。 281: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 282: ◯寺田学校教育課長 まず、時間数につきましては、学校での勤務時間ということですので、学校内でいわゆる持ち帰っている仕事の時間量については、現状把握はしておりません。  ただ、数年来、多忙化改善に取り組む中で、教員の意識改革も進んできたというふうに理解しておりますし、先ほどサポート人材の派遣というのは1つの例でしたけど、それ以外にも会議の効率化や、各小中学校をつなぐような大きな市全体の学校行事等につきましても、精選を図ったり、研修会等の精選も図る中で、総合的にいろいろな取組をする中で、この問題については改善が図られているし、これからも図っていかなければならないと考えております。 283: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 284: ◯清水(英)委員 御説明いただきました。ぜひとも、さらに教員の方たちの多忙化の解消に向けて努力していただけたらと思います。  それで、今も御答弁にありましたし、先ほどの深沢委員の質問にもありましたサポート人材の派遣など、様々取り組んではいただいておりますけれども、やはり大本になるのは少人数学級の拡大ではないかと思うんですが、このことについて県や国への働きかけ、協議などを含めてどのように取り組まれたかということを教えてください。 285: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 286: ◯寺田学校教育課長 清水(英)委員のお話にもありましたように、山梨県のほうでもさらなる小人数学級の導入推進に向けて検討されているように理解しておりますけれども、現在、甲府市におきましては、山梨県のほうの制度がいわゆる小学校1年生、小学校2年生につきましては30人学級、小学校3年生以上につきましては35人学級ということになっております。  簡単に考えますと、小学校2年生から小学校3年生へ移行しますときに学級規模が大きくなりますので、場合によっては、学校によっては、それまで小学校2年生のときには3クラスだったのに今度は2クラスになってしまうというようなことが学級編制の規模で起こり得ます。そういうところにつきましては、本市独自の手当てとしまして、少人数学習のための市単教員を配置しまして、昨年度は4校に市単教員を配置しております。  ただ、最終的な教員配置の基準等は、山梨県が決めて配置しておりますので、これまでも、昨年度でありますけれども、山梨県のほうには教員の増員配置についてお願いをしているところであります。  また、25人学級の動向につきましては、山梨県の動きをこれからも注視しながら必要な対応を取っていくということを考えております。  以上です。 287: ◯坂本委員長 清水(英)委員。 288: ◯清水(英)委員 少人数学級、やはり学校で人員のさらなる配置、そして子どもたちの学びを保障する、そして先生方たちの負担を軽減して、子どもたちと向き合える時間を保障できるような環境づくり、予算的な措置も含めて、これからもさらに強めてほしいということを要望いたしまして質問を終わります。  以上です。 289: ◯坂本委員長 先ほどの池谷委員の質問に対しまして、寺田学校教育課長より発言を訂正したい旨の申出がありますので、これを許可します。  寺田学校教育課長。 290: ◯寺田学校教育課長 先ほど池谷委員のほうから、ALTが途中で辞めたような事例が昨年度なかったかというような御質問をいただきまして、私のほうから昨年度1名辞めたという答弁でありますけれども、これにつきまして訂正をしたいと思います。  この1名につきましては、体調を崩しまして、一旦お休みに入りましたけれども、最終的に復帰して年度末まで勤務をしている状況でありました。失礼いたしました。よろしくお願いします。 291: ◯坂本委員長 池谷委員。 292: ◯池谷委員 了解です。 293: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者お願いします。  植田委員。 294: ◯植田委員 よろしくお願いします。1点目は、生涯学習課にきょういくの日の推進事業についてお尋ねいたします。  きょういくの日の推進事業、全体で3,786人ということで、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の320ページに事業の実施状況がありました。甲府きょういくの日コンサート、これについてお尋ねいたします。人数は約500人参加、来場されたというお話でしたが、いつ行われてどのような状況だったかお示しください。 295: ◯坂本委員長 板山生涯学習室長。 296: ◯板山生涯学習室長 甲府きょういくの日コンサートですけれども、令和元年12月14日の土曜日に総合市民会館芸術ホールで実施をしております。  以上です。 297: ◯坂本委員長 植田委員。 298: ◯植田委員 どんな状況かというのは、私が見に行ったんだから一番私が分かるのではないかという話ですが、毎年参加させていただいて大変感動的な事業です。甲府きょういくの日コンサートはあまり知っている方も少なかったりするんですが、私は毎年どなたか、誰かどうかお誘いして一緒に鑑賞するんですが、とにかく指導者の先生がすばらしい。派手さは全くないんですが、なぜか涙が出るコンサートなんです。小さいお子さんがずっと毎年、その先生のもとで指導を受けられて、このコンサートで歌声を披露されるという場面もあります。こんなに継続して何人かのお子さんがこの先生のもとで練習をされたり、参加されたり、そのうちに妹さん、弟さんまでが、その次には次にはと出てくるって珍しいなと思いながら、毎年参加させていただいています。  今年はコロナ禍の影響でどうなるか分からないですけど、いずれにしても、この事業はぜひ継続していただきたいということをお願いして、次の質問に入ります。  10款2項小学校費の中で、夏休み子どもわくわく学び塾についてお尋ねいたします。  令和元年度も4か所で616名の参加があったと伺っています。内容を少しお示しください。 299: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 300: ◯寺田学校教育課長 この内容ですけれども、まず授業外における子どもへの学習支援ということを狙いとしまして、平成27年度、東中学校区での試行を経まして、平成28年度から今と同じ市内4地区で各3日の実施をしております。  内容につきましては、各児童・生徒が会場のほうへ自分の勉強したい内容のものを持って行きまして、そこにボランティアの学生や教員OBの方、あるいは市単教員、あるいは昨年度は甲府商業高校の生徒等が参加いたしまして個別の指導をしていると、こんなような状況であります。 301: ◯坂本委員長 植田委員。 302: ◯植田委員 つまずき学習の支援になっているなということも感じます。  毎年私もこれも参加させていただいて、後から静かに拝見するんですが、本当に小学生の子どもたちが生き生きとALTの先生とやり取りをしたり、また高校生のお兄ちゃんから算数を教わっているという。やはり年が近いだけに、本当に具体的に分かりやすく、学校の先生が教えるのとまた違った形で勉強を一緒にしているという姿が感動的でした。  本市のつまずき学習の支援については、このほかにもサポートティーチャー事業であったり、きめ細かな教育推進事業に係る臨時教育職員でしたり、御努力いただいていると思います。令和元年度にはさらにつまずき学習の支援のようなことは何か検討をされた経過があるでしょうか。 303: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 304: ◯寺田学校教育課長 まず、この事業でありますけれども、昨年度実績が616名でありますけれども、参加者が、これ、実を言いますと、台風での中止が1日ありまして、11日間で616名ということで一昨年度より増えております。  非常に好評をいただいておりまして、今年度年につきましても、当初の計画は同じ規模で同じ日数で行う予定でございましたけれども、コロナ禍によりまして、今年度につきましては中止させていただいたということで、基本的には昨年度以降も継続という形で取り組ませていただいているというような状況であります。  以上です。 305: ◯坂本委員長 植田委員。 306: ◯植田委員 ぜひ継続してお願いしたいことと、さらに拡大していただいて、つまずき学習、先ほどもお話出ましたが、小3の壁、中1の壁と言われるように、一度つまずいちゃったところがそこでつまずき続けて学校が嫌いになったり、できないという、自分の力を試せなくなるということが一番危惧されるところです。  ぜひ、今後もつまずき学習の支援というところにもう1つ力を入れていただけるとありがたいなと思って要望して終わります。  甲府商業高等学校について伺います。10款4項。お願いします。  まず1点目は制服についてです。甲府商業高等学校の女子生徒の皆さんのお母さんからよく長年言われている、声をいただいているのは、冬寒いので、自転車で通う子、もちろんバイク通学の子もいます。そういうお子さんたちがスカートで冬も制服で通学するということが大変辛いと、何とかならないかというお話をいただいてまいりました。  中には、冬の厳寒のときには、下にジャージを履いて、その上にスカートをはくという珍しいスタイルを取られて、かわいくはないかなという感じもするんですけれども、それでもそうしないと風邪を引いてしまうというくらいの甲府の寒さですから、ここについて制服の変更、またスラックス、パンツスタイルの制服というものを許可するみたいな形の検討があったかどうかお示しください。 307: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 308: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 甲府商業高等学校の女子生徒の制服につきましては、これまで学校としては、特段生徒、保護者からの要望というようなものはございませんでしたので、見直しについて検討したということはございません。  以上です。 309: ◯坂本委員長 植田委員。 310: ◯植田委員 ぜひアンケート調査などしていただいて、本当の声を聞いていただきたいと思います。  東京都内では最近では、痴漢防止など、いろんな女生徒を守るために、またLGBTの問題もありますので、制服をスカートタイプかスラックスタイプか選べるという学校も多くなってまいりました。御検討をお願いしたいと思います。  2点目の質問です。中途退学の状況について教えていただきたいと思います。  甲府商業高等学校だけではないかもしれませんけれども、一生懸命受験勉強をして挑戦して合格して入学したと思ったら、やはりちょっと違ったかなという感じなのか、どういう理由か分かりませんけれども、中途退学者というのがいるという状況があります。甲府商業高等学校の場合はいかがでしょうか。 311: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 312: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 昨年度、中途退学者が4名おります。内訳としましては、1年生が1名、2年生が3名、4名全員が通信制の高校への転学というような状況となっております。  以上です。 313: ◯坂本委員長 植田委員。 314: ◯植田委員 その理由の原因の主なのは、一人一人みんな違うかと思いますけれども、考えられる原因というのは何か調査をされているでしょうか。 315: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 316: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 個人情報的な部分もありますけれども、家庭の事情という方もいらっしゃいましたし、あとは御本人に障がいがあって、通常の授業が大変というような生徒さんもいらっしゃったと認識しております。  以上です。
    317: ◯坂本委員長 植田委員。 318: ◯植田委員 甲府商業高校ではないですけれども、山梨県立の高校では、入学するときと卒業するときでは、学年で1クラスもいなくなるくらいの状況もあるということも伺っています。中学校までは一生懸命そうやって頑張ってみえたお子さんが高校に入学して、苛酷な受験勉強を乗り越えてきて合格したのに、通信制の高校に替わるということは、それはそれでいいんですけれども、やはりそこでぜひ調査といいますか、どこかに、もし学校側、または授業についていけない、家庭の事情でというのも、最近では完全に国が高等教育無償化を実施しておりますので、そこはサポートできるのかなとも考えています。ぜひ細かく御相談に乗っていただいて、検定試験など物すごくすばらしい成果を上げている学校ですので、検定試験の数が多過ぎてついていけないなどいろいろあるかと思います。その辺のサポートを今後ともお願いしたいと思います。ありがとうございました。  最後に、甲府商科専門学校について伺います。  甲府商科専門学校、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書でも数を確認させていただいております。まず、令和元年度の受験の応募数、要するに入学願書を提出された方の数、合格者数、合格率をまずお示しいただいていいでしょうか。 319: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 320: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  今年4月に入学した者が去年の今頃から受験を始めたわけですが、受験者総数60名に関しまして、合格は60名でした。しかしながら、2名の辞退がございましたので、最終的に本校に入学をしたのは58名になります。この58名に加えまして、山梨県の長期人材育成コース、これを利用して本校に入学した者が1名おりますので、合計いたしまして59名の学生が入学をいたしました。 321: ◯坂本委員長 植田委員。 322: ◯植田委員 令和2年度の結果の話ですね、了解です。  令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書の学生数は、1年生、2年生合わせて90名ということで、市内、市外の割合も数字で拝見させていただきました。ホームページではないんですが、学生の声の中にも、学生さんが自らとてもいい学校だということを高評価で、こんなに授業料も何とかなる授業料で、なおかつ親にも負担をかけないで、伸び伸びと先生たちもサポートしてくれていいという声が、ほぼ全部がそうでしたね。なので、すばらしい教育をされているなというふうに感じています。  これはさらにつなげていただきたいのと同時に、今の数字ですと60名応募して60名受かる、もっと受けてほしいと思うくらいのところがあるんです。広報的なこと、受験生を、以前に比べればずっとこの数字はよく伸びているということも感じていますけれども、受験をしてくださる数を、もっとこんなにいい学校、就職率100%、またさらにすごいのは、2年卒業してから一般の私立大学の3年次に編入することもできるというすばらしいものがあるじゃないですかね。こういうことをPRするというところも大事かなと思っているんです。どのような広報活動をされたのかお示しください。 323: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 324: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 広報活動につきましては、こちらのほうで地元紙を使ったり、あるいはパンフレットを作って配布する。また、予算にも限界がございますので、それほど大きな展開はできませんけれども、オープンキャンパスなどを開催することをまたラジオなどで宣伝をしたり、そういう中で皆様に学校をまず知っていただくことも含めて募集を行っているということを宣伝していることと、おととし、2年前から始めたんですけれども、私と校長先生が県外にもこの学校があることを宣伝しようということで、近隣、特にあまり都会に行ってもしようがありませんので、静岡県、長野県の商学系のあるような、そういう高校に出向きまして、山梨県の甲府市にもこういう公立の専門学校があるよという形で紹介に上がったりしているところでございます。 325: ◯坂本委員長 植田委員。 326: ◯植田委員 卒業生の中には、ここを卒業してもちろん商業系のスキルをつけたんですけれども、首都圏で公務員になられたり、またそこで、卒業生の中で特化されるかもしれませんけれども、優秀な公務員のエリートコースに乗っかったなど、いろんな方がいらっしゃってすごい学校だなと思っています。  ただ、地元でも何となくすごい学校だなくらいですけれども、ぜひ広報の形で、ここを卒業して、卒業生に了解はいただくんでしょうけど、こんな将来があるんだよ、こんな将来頑張っている卒業生がいるんだよみたいなことをもっともっと知らしめていただきたいなと要望して終わります。ありがとうございました。 327: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いします。 328: ◯坂本委員長 中村委員。 329: ◯中村委員 お願いいたします。初めに、新型コロナウイルスの影響で長い臨時休業期間がありましたけれども、休業中、先生たちにおいては、生徒に様々な手作りのテキスト等を作っていただいて、本当に子どもたちもしっかりその中で勉強させていただいたという状況、本当にありがたいことだなと思っております。学校が再開しても、教育部の皆さん、先生方には様々な対応をしていただいているところであります。本当に感謝を申し上げます。ありがとうございます。  それでは、質問に入らせていただきますが、初めに教科書等の置き勉についてお聞きをしたいと思います。  このことについては、我が会派の植田委員が平成30年9月定例会本会議においても質問をさせていただいた経緯があります。昨今、教科書がA4サイズになって、ランドセルは軽くはなったんですが、中身が重くなったと。本当に昔に比べて重くなりまして、置き勉というのを植田委員が質問させていただいた後、許可をしてくれる学校も多くなってはきたんですが、まだ各学校と認識の違いがあるということを感じております。  令和元年度に置き勉についてどのような検討をされたのか、これをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 330: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 331: ◯寺田学校教育課長 置き勉につきましては、文部科学省から平成30年9月6日に「児童生徒の携行品に係る配慮について」という通知が発出されまして、様々な事例を示しながら、全てを持ち帰る指導ではなく、必要に応じて学校に置いていくもの等があってよいという、これがいわゆる置き勉ということだと思いますけれども、そのような通知が出されております。  この通知に基づきまして、昨年度も、その前の年度もですけれども、定期的に校長会等で児童・生徒に過重な負担にならないように、各学校で通学距離や宿題や家庭学習の在り方など、総合的に勘案して置き勉について検討するように指導してきております。ただ、本市のほうで一律、この教材は持ち帰らなくていい、これは必ず持ち帰らせるというふうな基準は決めてはいないところであります。  以上です。 332: ◯坂本委員長 中村委員。 333: ◯中村委員 学校ごとで、児童が多いところと少ないところ、様々あるんですが、そうはいっても、今年入学した小学校1年生は、かなりランドセルが重たくて、歩くときにこういうふうに肩や背中を丸めて歩いていて、ちょっとランドセルをこうやって持ち上げるとすごい重たいんですね。月曜日は、給食着を持って体育着を持って、両手に抱え切れないぐらいの物を持って、高学年になれば結構体格がよくなりますからいいんですが、小学校1年生などは本当に大変な状況でもありますし、今日辺り、金曜日になると、今度、それを全部持って帰らなければならないという、そういう状況があります。絵の具の道具や習字の道具も持つと、本当に大変な状況を見て、できれば市内一律、統一的な見解を出してもらって、学校で指導をしていっていただければありがたいなと思っておりますので、ぜひ今後も、小学生、成長期ですから、体にも影響が出てきますし、最近ではランドセルじゃなくてリュックサックでもいいよということで、リュックサック、ランドセル、どっちでも可能という学校も出てきておりますので、ぜひこれは今後検討をしていっていただいて、統一的なものを出していただければありがたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。 334: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 335: ◯寺田学校教育課長 今お話もありましたけれども、先ほど若干説明不足でありましたけれども、各学校の裁量に任せておりますけど、各学校で例えば週末につきましては、今御指摘ありましたように、給食着、上履きなど、荷物を持ち帰ることが多い状況にありますので、それ以外のものは週末以外に分散して持ち帰るような指導であるとか、あるいは、例えば体育着も週末の持ち帰りにならないように、時間割を、金曜日に体育を入れないような工夫をしているような事例もございます。本市としましては、好事例をまた紹介していくということが必要かなと思っております。  最後になりますけれども、このランドセルの重さにつきましては、2017年に大正大学人間学部人間環境学科の白土 健教授が調査した結果、小学校低学年、平均すると7.7キログラム程度ということでありましたけれども、本市におきましては、今年初めですが、サンプル調査で数校を調べましたところ、低学年児童で3キログラム程度ということで、以前よりは軽減されていて、それは1つ置き勉の成果もあるのかなと思っておりますけれども、そんな状況で今後も取り組んでいきたいと思います。  以上です。 336: ◯坂本委員長 中村委員。 337: ◯中村委員 調査もしていただいて、本当に少しずつでも変化をして、ぜひまた子どもたちの健康を守るために、ぜひ御協議をしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。1問目はこれで終わりにさせていただきます。  続きまして、学校給食における食品ロス対策についてお聞きをしたいと思います。  子どもたちに食品ロスの取組を推進していただきましてありがとうございます。令和元年度においては山城小学校、大里小学校において給食の食べ残し量などを調べるとともに、保護者にもこの食品ロスの取組として、イベントなど実施をしていただいたなど、食品ロス対策に力を入れていただいておりますけれども、令和元年度において食品ロス対策の成果などをお聞かせください。お願いいたします。 338: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 339: ◯内藤学事課長 令和元年度の食品ロス事業といたしましては、小学校2校、山城小学校と大里小学校にモデル校を実施したところでございます。  その成果といたしましては、山城小学校は1食当たり2.8グラムの減ということになっています。大里小学校については0.8グラム増という形にはなってしまったところでございますが、2校合わせるとトータルでは減というような形になっております。  また、アンケートをその2校に取っておりまして、児童たちの回答が、残さず食べようと思うと答えてくれた児童が、山城小学校では70.2%、大里小学校では71.4%の子どもがそのような回答をしてくれたということで、食品ロスに対する意識の向上が図れたのではないかと感じているところでございます。  以上です。 340: ◯坂本委員長 中村委員。 341: ◯中村委員 本当に学校で食品ロス対策を続けていただいて、子どもたちが食べ物について残さず食べようという、こういう理解が出て、そういうふうに思ってくれているということはとてもよかったなと思っております。  先日、環境部のほうから、小学校4年生に対して環境に優しいまち甲府ということで、12ページには食品ロス、知ってるという形で掲載もさせていただきました。今後においては、またモデル校がほかの学校に決まってくると思うんですが、しっかり子どもたち、小さいときからこのように食品ロスや環境問題を学ぶというのはとても大事なことですので、ぜひ今後も力を入れていっていただきたいなと思います。  私たちも総括質問の中でSDGsの推進ということで、この中にもそういう食品ロスや環境の問題というのは入っておりますので、ぜひその辺もしていっていただいて、先ほど鮫田委員の質問の中にも、学校給食のキャンセルできなかった食材を関係各所に配っていただいたと。やはり大人自らそういうように示していただいて、そして子どもにも教えていくというのも大事だと思いますので、今後ともぜひ力強く推進をしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  3問目には、毎回質問させていただいていて本当に恐縮なんですけれども、これは学校体育館の冷暖房設備の設置について、スポットクーラーの設置についてお聞きをしたいと思います。  このことについては幾度となく質問させていただいておりますので、詳細は省いて、令和元年度において学校体育館の冷暖房設備の設置についてとスポットクーラーの設置についてどのような検討と調査をされたのか、これをお聞かせください。よろしくお願いいたします。 342: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 343: ◯内藤学事課長 まず、スポットクーラーにつきましては、令和元年度、他都市の取組状況や他都市の導入の費用などを研究してまいりました。本市につきましても、夏は暑いということは承知しておりますので、今後も引き続き研究をしていきたいと考えております。  以上です。 344: ◯坂本委員長 穐山教育施設課長。 345: ◯穐山教育施設課長 私のほうでも導入事例の調査をさせていただきました。設置する場所も、例えばステージの床に置いたり、天井に設置したり、また管理通路に設置している場合、また床に置く場合も固定式、移動式、また動力につきましても都市ガス、LPガス、電気式、また工事で直接施工している場合やリースで設置している場合など様々な事例があることを把握させていただきました。  現在、体育館を使用する際にも、窓の開放や十分な換気を行うなど、適切な対策を講じる必要が生じておりますので、空調設備の運用等に新たに検討しなければならない要素が出てきております。今後も引き続きまして、他都市の状況等を注視する中で、体育館の空調設備の在り方について検討してまいります。  以上でございます。 346: ◯坂本委員長 中村委員。 347: ◯中村委員 調査・研究をしていただいているということで、本当に感謝を申し上げたいと思います。  令和元年6月定例会本会議に、体育館の冷暖房の設置についても質問をさせていただいて、私たちの会派は大阪府箕面市へ行政視察に行った経緯も話させていただきました。箕面市についても、これは緊急防災・減災事業債を使って設置をしたということで、先ほども言われていましたけれども、緊急防災・減災事業債、今年度をもってなくなるのではないかというのは出てきておりますけれども、これはしっかり私のほうも国に対して要望もして、引き続き活用できるように、国においても、今、補正予算の中でこうやってつくっているものですから、できれば通常予算の中に埋め込むようにと今私ども公明党でも訴えているところです。  しっかりこの辺はまた調査・研究を行っていただきたいなと思いますし、このスポットクーラーについても、今年、愛知県春日井市のほうへ行政視察へ行きまして調査をさせていただきました。全学校25校の体育館についているんですが、換気扇をつけて、そしてスポットクーラーを4台ぐらいつけて、そしてその体育館の換気をする。そして、冷たい空気を流すと。エアコンみたいには効かないんですが、やはり体育館の中で暑くなったからそこのスポットクーラーの吹き出し口のところへ行って熱を取るという。  この春日井市については、熱中症で1人の児童が死亡したという例があって、そしてこういうふうに設置を始めたという経緯もあります。例年、だんだん夏が暑くなって、外でも遊べない、プールにも入れない、体育館も入れないというようになってくると、子どもたち、コロナ禍の中でストレスもたまって大変な状況もあるので、この緊急防災・減災事業債が使える、調査をしていただいて、計画を立てるのであれば、しっかりそれもしていただいて、このスポットクーラー、冷暖房設備、前向きに検討をしていっていただければありがたいなと思います。  事故が起きてから、あのときしておけばということではなくて、そういう中で、そしてこういう防災・減災事業債があるときにしっかり検討をしていただければありがたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  以上です。  次に、グリーン塗装や区画線の設置についてお聞きをしたいと思います。  毎年、夏休み期間中に各学校が警察、地域の皆さんと一緒に通学路の安全点検を行って、危険箇所等の報告があると思います。中でも、グリーン塗装や区画線設置の要望は多くあると思いますが、令和元年度において安全点検の要望、特にグリーン塗装、区画線設置等の要望に対してどのように検討、対応されたのかお聞かせを願いたいと思います。 348: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 349: ◯内藤学事課長 グリーン塗装の件でございますけれども、毎年、通学路点検を夏休みに実施をしております。昨年度の通学路点検では、24校分で75か所の危険箇所の報告があったわけですけれども、その中でグリーン塗装の関連は6校で11か所の要望が出ております。  予算の関係上、当年度に全て対策を講じることができないようなこともありまして、昨年度でいきますと、平成27年度の通学路点検で出たグリーンベルトの関連を実施させていただきました。  また、昨年度の6校11か所のうち1か所だけは緊急性がありましたので、そこについては昨年度の時点で対策を講じている状況です。  以上です。 350: ◯坂本委員長 中村委員。 351: ◯中村委員 かなりの量の要望が来ていて、平成27年度の分が昨年度行われたということで、本当に大変だなというのは実感をいたしました。  昨日、寺田委員のほうから道路河川課のほうに路面標示の御質問はされたんですが、グリーン塗装というのは、雨が降った後は滑って転んだりするという、そういう危険性もあって、最近ではグリーン塗装の幅が細くなってきたと思うんですね。これ、結構予算が高くつくと思うので、これは多分、警察との協議にはなると思うんですが、そんなに幅広くグリーン塗装をしなくても、道路の左右にある路側帯の白いラインが塗られているところがあると思うんですが、その路側帯が区域、道路交通法で決めている白いラインだと思うんですけれども、それをもしだったらグリーンにしていただけるのかどうかというのも、ぜひ、本当に費用がかからなくてできるような検討もぜひ警察と協議をしながら行っていただければありがたいなと思いますし、昨年度も緊急性の高いところは優先的に対策を講じていただいたということ。これからも、幾つかはあるんですが、ぜひ緊急性の高いところから講じていっていただければありがたいなと思いますので、またぜひ今後ともよろしくお願いをしたいと思います。  これで最後の質問に入らせていただきます。最後は、7項4目図書館費でブックシャワー、読書通帳の導入についてお聞きをしたいと思います。  このことについては我が会派において本市議会定例会においても何回か質問させていただいた経緯があり、常任委員会でもたびたび質問させていただいております。ブックシャワーについては、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、感染症予防対策として私たちの要望で図書館にブックシャワーを導入していただいた経緯があります。本当にありがとうございました。  また、読書通帳については、子どもたちの活字離れが指摘される中で、読書意欲を高めるために読書通帳の導入を要望してまいりましたけれども、令和元年度において新たなブックシャワーと読書通帳の導入についてどのように検討されたのかお聞きしたいと思います。 352: ◯坂本委員長 本田図書館長。 353: ◯本田図書館長 それではまず、ブックシャワー機につきましては、昨年の10月より館内のほうに出しまして、来館者の方にも御利用いただくような形で活用してまいりました。  そしてまた、年明け以降、新型コロナウイルスの蔓延に伴いまして、次亜塩素酸ナトリウム液での本の清拭と併せて活用しております。  ブックシャワー機の追加導入につきましては、全国的な導入の状況や、それからブックシャワー機が使用しております紫外線の有効性ということにつきましての知見が今後どのようになるかというようなことを注視しつつ、また館内における活用状況、こちらも見ながら研究しているところでございます。  そして、読書通帳につきましては、この2月に忍野村で導入をしたというニュースもございましたけれども、既に導入された図書館にいろいろお伺いをいたしまして聞き取りしたところ、やはり記録用のプリンターであったり、読書履歴を抽出するシステムであったり、そして通帳そのものであったりといったところがやはり相応のコストがかかるということで、この辺が課題かなと考えているところでございますけれども、こちらにつきましても、これによって大分、貸出しが伸びたというような事例もあるそうですので、引き続き検討していきたいというふうに考えております。 354: ◯坂本委員長 中村委員。 355: ◯中村委員 本当に調査・研究をしていただいてありがとうございます。  ブックシャワーについても、1台は今導入、稼働しているということですが、その後、次亜塩素酸ナトリウム液で拭いたりもするということで、まだまだコロナ禍の中で感染症、長引きはすると思いますので、ぜひもう1台か何台か、人手がかからないように、それと今現在の6冊、中に入れると一遍にできる。できればもう1台ぐらい導入しても、殺菌ができるというのでぜひ御検討をしていただきたいなと思います。  また、読書通帳についても、今おっしゃられたように、忍野村も導入されているし、富士吉田市についても導入をしております。私たちの会派で長野県佐久市立図書館に行政視察を、かなり前ですけれども、行かせていただきました。  行政ではなくて、地元の銀行に機器を導入していただきまして、そして通帳なども作っていただいて、本当に銀行の通帳と同じように行っている自治体もあります。自治体が予算を使わなくても、こういう取引銀行か何かにお願いをして、寄附をしていただいて設置をするという考え方もありますので、ぜひ子どもたちが印字をするたびに何を読んだ、これを読んだというのが、それがまた大人になって、何年生のときにはこういう本を読んだなという記録にも残りますし、またそれが今度、結婚して子どもができたときに、こういう本を読んだから、また自分の子どもには、孫にはこういう本を読んでもらいたいということもできると思いますので、ぜひ今後とも調査・研究していただいて、導入の御検討をしていただきたいとお願いしまして、以上で質問は終わります。ありがとうございました。 356: ◯坂本委員長 それでは、ここで暫時休憩いたします。                午後 3時22分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 3時39分 再開議 357: ◯坂本委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  一般会計歳出第10款教育費の質疑を続行いたします。  まず、その前に中村委員より発言を訂正したい旨の申出がありますので、これを許可します。  中村委員。 358: ◯中村委員 すみません。先ほどのスポットクーラーの件で、愛知県春日井市の設置してある学校の数を25校と発言したんですが、全小中学校52校ということで訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。すみませんでした。 359: ◯坂本委員長 それでは、挙手された委員は発言をお願いいたします。  寺田委員。 360: ◯寺田委員 では、質問させていただきます。まず、学校における危機管理体制についてお伺いいたします。  学校において子どもたちの生命は最優先で、子どもたちが安全・安心な学校生活を送るということは大変重要なことであります。令和元年12月定例会本会議におきましても、リスクマネジメントとクライシスマネジメントについて質問をさせていただきましたが、早速、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書についてリスクマネジメントとクライシスマネジメントについて記載していただいて、思わず昨年と比べてしまったんですけど、しっかり明記していただいて対応していただいていることがうかがえます。  そこで、令和元年度について学校の安全管理体制について、特に新しい事業等、また対策等、検討いただいたことがありましたら御説明をお願いいたします。  また、その際、令和元年12月定例会本会議で原田議員も質問されていました防犯カメラの設置費については、恐らく本年度予算のほうだと思うんですが、その検討等も説明いただければと思います。  以上です。
    361: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 362: ◯内藤学事課長 寺田委員のただいまの御質問に学事課の部分での回答をさせていただきます。  まず、本市はこれまでも不審者が侵入した場合に、職員室へ知らせる緊急通報システムを全小学校の全教室に設置をしているところでございます。また、全ての市立小中学校においては、さすまたを設置して侵入者防止の対策も取っているところでございます。さらに、防犯カメラにつきましては、小学校4校と中学校5校にこれまでも設置をしておりました。昨年度、甲運小学校内に不審者の侵入がありましたので、それを受けまして、教育委員会としても検討をさせていただきまして、防犯カメラの導入を決定させていただいております。既に小学校4校、中学校5校ということで9校には設置がされていますので、残りの27校に設置をするということで、それにつきましては、今年度、既に6月までには全ての学校に配置をしたというような状況でございます。  以上です。 363: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 364: ◯寺田学校教育課長 私のほうからは学校教育課ということで、主にソフト面、いわゆる教育活動におけるところの防犯教育であるとか、学校への指導・助言、あるいは教員の研修のことについてお答えをしたいと思います。  まず、寺田委員から質問がありましたとおり、学校危機管理というのは文部科学省によりましても、いわゆるリスクマネジメントとクライシスマネジメント両方から図ることが大事であると言われております。  その中で、まずリスクマネジメントの観点としましては、昨年度の不審者が侵入した事案を受けた後、さらに強化したわけでありますけれども、いわゆる校舎の施錠、外部から侵入しにくい学校管理体制づくり等に関する指導・助言。あるいは、これは既に学校で行われておりますけれども、来校者への名札の着用、来校目的と記名の義務化等の取組、あるいは教職員におきましては、不審者が侵入した場合の訓練を行ったり、これは児童・生徒に対しても行っております。  加えまして、昨年度の事案を受けまして、教員研修のほうを強化するということを昨年度検討いたしまして、今年度になりますけれども、学校防犯をテーマとしました教職員研修を今年度内に行うというような予定になっております。  以上です。 365: ◯坂本委員長 寺田委員。 366: ◯寺田委員 ハード面とソフト面、両面から説明いただきました。ぜひ今後も継続していただいて、子どもたちが安全・安心で暮らせるように、そして防犯カメラもしっかり設置していただいたということでありがとうございます。  当然、子どもたちを守るということはもちろんで、教職員の皆さんも研修していただいているということも、さすまたもあるということですが、当然、先生方の安全もしっかり確保していただいた上で、警察、地域と連携した上で今後も取り組んでいただければと思います。ありがとうございます。  この点に関しては以上です。  続きまして、学校の屋外トイレの整備についてお伺いいたします。  先ほど鮫田委員から屋内のトイレの和式から洋式にという質問はあったんですが、とかく学校内の、もしくは体育館内のトイレのことはよく話題にはなっているんですが、学校外、校庭にあるトイレのことについて伺います。  特に、併せて、今、旧穴切小学校のトイレも含めての話ですが、大変老朽化も進んで、また中には和式どころか男女共用のところもあるという中で、学校の児童・生徒さん、当然、スポーツ関連だけではなくて、地域の方、イベント、そしてまた避難訓練等、災害時の避難所にもなっているというところで改善が必要ではないかと認識しているところですが、令和元年度においては、恐らく、事前にお話を伺ったところだと、学校開放費や体育施設費等で改修等対応ということですが、令和元年度においてどのような改修が行われたか、またその改修予定等の検討があったのかお伺いいたします。 367: ◯坂本委員長 小林スポーツ課長。 368: ◯小林スポーツ課長 お答えいたします。学校開放事業等につきましては、地域住民の皆様が気軽に身近にスポーツの施設として利用者が安全にできるように、改修等につきましては地区の管理指導員等と連携しながら修繕を行っているところでございます。  また、いろんなイベント等につきましては、利用者の要望等も踏まえまして、体育館のトイレ等も開放する中で利用もしているところでございます。  令和元年度の改修につきましては、石田小学校や貢川小学校など、トイレ、防球ネットの修繕を8か所行いまして、そのうちトイレにつきまして5か所行ったところでございます。  今後の整備につきましては、全体的に寺田委員がおっしゃるとおり、老朽化が進んでいることから、整備の必要性や、特に財源の確保、そして維持管理の経費の削減など、そういったところを昨年度は研究したところでありまして、特に寺田委員がおっしゃいました屋外のトイレの整備につきましては、先ほど説明があったかもしれませんけれども、学校のトイレのリニューアル化等、そういった計画の中で校舎内のトイレを外に設置するなど、社会体育用のトイレとして、またそれ以外にも利用ができるような、そういった効率的なことを今から考えていきたいと思っております。  以上です。 369: ◯坂本委員長 寺田委員。 370: ◯寺田委員 丁寧な御説明ありがとうございます。現状においては、地域や利用者のお声を聞きながら、現状の範囲内では整備をしていると、また計画をしているという話でありました。ありがとうございます。  ただ、現状といたしまして、やはりこの学校開放費、体育施設費だけだとなかなか整備し切れない部分、そしてまた利用も、当然スポーツで学校外の人が来校したり、その学校の子どもたちが使う、スポーツで使うことももちろんですけれども、やはりそれ以外の文化的なイベント、そしてまた防災の面で今後ますます利用は高まってくると。そしてさらに、コロナ禍という中での衛生面等々考えると、この限られた費用の中でちょっとずつというよりは、先ほどの学校の緊急防災・減災事業債を使った事業ではないですけれども、様々なメニュー、そして様々なほかの課との連携において計画を立て、改修していく必要があるのではないかと感じているところであります。  ぜひ今後も、防災企画課、管財課、また教育委員会等々と連携しながら、今どき共用トイレはなかなか使いづらいとは思うので、ぜひ検討を今後もしていって早い整備を要望したいと思います。ありがとうございます。  では、次の質問をさせていただきます。史跡整備についてお伺いいたします。  これも武田氏館跡周辺等はいろいろとお話が出たり、事業実績等あるんですが、昨年も質問させていただきましたが、やはり甲府市全体においては様々な史跡が眠っていたり存在したり、また開府500年を契機に、歴史ウオーク、地域を歩く中で様々な地域の方々が、地域にこんなのがあったんだと気づくことが多々あります。そういった中で、あったのはいいけど、どれだみたいなところもあるので、ぜひ、費用をかけろと言っているわけではなくて、ただ地域にこういうものがあるんだと。そしてまた、それを大事にしていかなければいけないという側面、また観光面においても、武田神社周辺、昇仙峡だけではなくて、そこから広がりを見せる政策としても、地域に散らばった史跡の整備というのは大事だと思います。  そういった中で、今、看板も大きいものをつけなくても、ちょこっとして、あとは携帯電話と連動してみたいな様々な工夫ができると思うんですが、令和元年度において、昨年も言いましたけれども、何かそれ以外の地域の宝を発掘するというところで検討、また事業等がありましたら御報告をお願いいたします。 371: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 372: ◯田中歴史文化財課長 史跡武田氏館跡以外のところでの史跡整備という御質問ですが、史跡というと、厳密に言うとほかのところはやっていないところですけれども、文化財の修理など、今寺田委員がおっしゃられた再発見的な観点での答弁をさせていただきたいと思います。  まず、史跡整備以外では文化財保護費の中で仏像等の修理の補助事業というのを行っておりまして、昨年度は甲斐善光寺の源実朝坐像をはじめ、そういった事業に補助を実施しております。  また、新たな魅力再発見というような形ですと、私の地域・歴史探訪という本を各自治会31地区で作っていただいたと思いますが、企画の段階で私どもも関与させていただいて、文化財的なものだけではなく、地域の宝としてあるもの、そういったものを地元の皆様に歩いていただいて再発見してもらって、それを地域の誇りにしてもらおうという計画を各自治会のほうで実施していただいているところであります。  私どもも自治会が作っていただいた原稿等を見させていただいて、明らかに違っているようなところがあったり、あと歴史的な用語というのを統一させていただいたりということで、昨年度は関与させていただいております。  また、今年度になりますが、その私の地域・歴史探訪を合本しましたので、それをまたさらに活用するということで、出前講座で地域・歴史探訪という講座を新たに創設させていただきましたので、そこでまた地域の宝を再発見していこう、一緒に勉強していこうというスタンスではあったんですけれども、コロナ禍の関係で自粛、また中止が続いているという状況でございます。  以上でございます。 373: ◯坂本委員長 寺田委員。 374: ◯寺田委員 様々な工夫をしながら、確かに史跡という名前に限らず、地域遺産じゃないですけど、地域の宝というところで取り組んでいただいていることに感謝申し上げます。  その上で、私の地域・歴史探訪に私も参加しましたけど、せっかく発見したものを、それを知らせて、そしてつないでいくというところはやはり大事だと思うので、こういうのがあったよではなくて、一見して分かるような、何でもいいんですけど、今様々なもので、そこにはないけど、あったようなイメージができるような、ITだったりいろんな活用もできますし、ぜひ、せっかくそういった機運が上がっていったなら、それを続けられるように、多少なりともそういった史跡というか宝の保護、そして周知のほうにも少し工夫をしていただければと思っております。  ぜひ今後も、うちの地域だったら川田の館などもありますし、そういった中で、武田だけではなくて、むしろ縄文時代から、もっと昔から、明治時代、大正時代、昭和時代、本当に甲府の歴史が地域に眠っているので、集中もいいですけど、広く歴史を子どもたち、地域の人たち、そして観光客の方に知っていただけるような政策にしていただければと思います。ありがとうございます。  以上です。 375: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者、お願いします。  輿石委員。 376: ◯輿石委員 最初に、小中学校費ということで、教室に冷房施設が今全教室に設置してあるんですけど、室外温度が39度、40度近くなると、特に3階の部分の教室が、室内温度がクーラーが入っていても30度以上になるという教室があるようです。それで、既設の扇風機があるんだけど、作動してはいけないということになっているんですけど、それはどういったことでしょうか。 377: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 378: ◯内藤学事課長 小中学校の天井扇ということですけれども、天井扇につきましては、耐用年数が既に過ぎているということから、安全面を考慮いたしまして使用をしていない状況でございます。  それに代わるものといたしまして、昨年度にサーキュレーターを小中学校の普通教室、全教室に2台、そして各学校には予備としても導入し、代替として使っている状況でございます。  以上です。 379: ◯坂本委員長 輿石委員。 380: ◯輿石委員 私もそれを受けて、先日、城南中学校へ行かせてもらって、サーキュレーター、やはり風力が全然、天井についているのとはかなり違うみたいなので、耐用年数が過ぎているということですけど、サーキュレーターで涼しくなればいいけど、どうもそれでは涼しくならないという現場の先生方の声みたいなのがあるんですけど、せめて3階の部分の教室だけでも天井扇を交換してもらえないでしょうか。その辺のところはどうでしょう。令和元年度に検討したでしょうか。 381: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 382: ◯内藤学事課長 令和元年度の検討ということですけれども、先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、サーキュレーターを活用してということで昨年度は検討したということでございます。  以上です。 383: ◯坂本委員長 輿石委員。 384: ◯輿石委員 その辺ところは平行線になりそうですから、とにかく要望ということで強く、暑いのは確からしいので、サーキュレーターがあっても大変だということですので、何とか新しくしていただければありがたいかなと思います。では、よろしくお願いします。  次に、小中学校、高校も多分そうだと思うけど、学校の体育着や制服、運動靴ですよね。そういったものは、前は決められたところで買わなければならないということだったんですけど、今でもそういった指定の販売店で購入しなければならないということですか。 385: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 386: ◯寺田学校教育課長 小中学校の体育着、制服、運動靴等についてでありますけれども、特に体育着や制服につきましては、各学校の校名が入っていたり、校章があったり、あるいは色等のデザイン等がありますので、特別に作る必要があるということで、結果的に取り扱う店が限定されているという状況であると学校から聞いているところであります。  また、運動靴につきましては、必ずこのタイプということではなく、校則等の中で例えば白いものであるとか、そうなりますと、これは指定のお店ということでなくて、その条件に合うものをそれぞれで購入している状況があると聞いております。  以上です。 387: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 388: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 甲府商業高校におきましても、体育着につきましてはデザインが統一されておりますので、同一の業者を通して販売というような形になっております。靴につきましては、小中学校と同様の扱いとなっております。  以上です。 389: ◯坂本委員長 輿石委員。 390: ◯輿石委員 私、この質問をするというのは、やはり値段の問題なんですよね。もちろん統一した物を着てもらったほうがいいんですけど、昔、私の子どもが通っているときは、中学校のときですけど、運動靴を買いに行くのに、私、大里町からすごく遠い北の外れの指定店まで行って、定価の値段でして、ここまで買いに来るんだと。そういったことがあったので。もちろん制服も上下、とにかく5万円だった。こんなに高い。インターネットで当時見たら、普通の日本製が2万5,000円ぐらいで、中国製だと1万5,000円ぐらい。それがどういうわけだか5万円になっているんです。どこの指定店でも全部同じ値段という。今でもそうなのかなと思うんですけど、その辺のところはどうでしょう。例えば制服の場合は指定店、全部同じ値段ですか。値段的なことは分かりますか。 391: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 392: ◯寺田学校教育課長 これも全ての学校、中学校は制服になると思いますけど、幾つかの学校に調査した結果という前提でお答えしますけれども、例えば冬の制服、女子ですと各学校ごとにいろいろデザインがあるわけですけれども、上下のセットでおおむね3万円台が中心になっていると把握しております。  男子の冬の制服につきましては、上下セットで3万円から4万円、そんな状況になっておりまして、指定店のほう、取扱いをするところが限られておりますけれども、値段で言いますと、学校によって若干素材等が違う中でばらつきは今言ったぐらいのことがありまして、大体3万円から4万円は御負担をいただいている状況があると認識しております。 393: ◯坂本委員長 輿石委員。 394: ◯輿石委員 当時より結構安くなったということでいいんですね。運動靴については指定店はないと。どこでもいいから白ということであれば、白い靴を買ってきてくれと。そういうことで、なるべくとにかく保護者に負担をかけないようなことで、先生方も大変だと思いますけど、そこのところ、よろしくお願いしたいと思います。 395: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 396: ◯寺田学校教育課長 これにつきましても、制服、体育着等に限らず、今保護者負担の軽減ということは各学校へ年度末、年度初めを中心に呼びかけておりまして、広く問題集、ワーク等の副教材等を含めて、保護者負担の軽減の観点から、各校において適切に判断するように指導しておりますので、今後もそういうことが必要になってくると考えております。  以上です。 397: ◯坂本委員長 輿石委員。 398: ◯輿石委員 そういったことを言っていただければ本当に安心できます。よろしくお願いします。どうもありがとうございました。  続きまして、小中学校給食の地産地消の割合ということで、以前にもこの件は上がったんですけど、なかなか数量がそろわないから全部は無理だよということを昔聞いたことがありまして、現在の大体の地産地消の割合はどんな感じか教えてください。 399: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 400: ◯内藤学事課長 小中学校給食の地産地消の割合ですけれども、まず冷凍食品及び加工品を含めますと、令和元年度でいきますと小学校は16.6%、中学校は17.6%、合計で17.1%となっています。  また、冷凍食品及び加工品を除きますと、令和元年度、小学校が26.4%、中学校が26.5%、合計で26.5%という状況です。  以上です。 401: ◯坂本委員長 輿石委員。 402: ◯輿石委員 当時もたしかこれ、そんなに変わってませんよね。10年ぐらい前からね。我々が見るともっと割合を上げてもいいと思うけど、その辺の、なかなか半分ぐらいいかないという原因は何でしょうか。 403: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 404: ◯内藤学事課長 本市の食育推進計画での地産地消の目標値は30%ということで、教育委員会としても30%を目標にはしているところでございますけれども、理由といたしましては、安全・安心でおいしい給食を提供していくために、良質かつ低廉な物資の調達が必要でありまして、現状の給食費の単価を維持していくことを考えますと、それには達してないというようなことが理由になっています。  以上です。 405: ◯坂本委員長 輿石委員。 406: ◯輿石委員 本当に現場サイドとすればいろいろ大変だと思いますけど、なるべく地元の農産品を使う。また、よく昔から近くのものを食べると体が丈夫になる。そんなようなこともあるみたいなので、とにかく地産地消の割合を増やしていただきたいと思います。  あと、残滓の件は先ほどほかの委員がされていましたので、残滓の件は割愛させてもらいます。  以上、給食に関しては終わりたいと思います。  そして、教育振興費で中高生のアメリカ合衆国デモイン市への研修派遣の件ですけど、デモイン市に令和元年8月1日から10日まで行かれているようですけど、中高生、これは継続事業ですね。いつも思うんですけど、中高生の参加はどういう形で募るんでしょうか。 407: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 408: ◯寺田学校教育課長 中高生の募集でありますけれども、各学校で、例えば中学校ですと中学校3年生全員に、こういう事業があるということをアナウンスしております。その上で、基本的に甲府商業高校も含めて各校2名の代表ということで、選考は学校に任せておりますが、全部の学校につきましては、研修でどういうことを学びたいかというようなことのテーマを決めたり、あるいは語学力等について作文や面接等で把握をいたしまして、学校から推薦をいただいて市のほうでそれを了解するというような形で各校2名、合計24名が派遣されているという状況になっております。 409: ◯坂本委員長 輿石委員。 410: ◯輿石委員 結構、これに参加するのは大変ですね。ちなみに、何人ぐらい募集が来て、倍率じゃないけど、その辺はどうでしょうか。 411: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 412: ◯寺田学校教育課長 倍率につきましては、全ての学校について把握しておりませんけれども、毎年、各学校で選考に苦労するという話を聞いておりますので、必ず複数名の生徒がいてかなり厳しい選考を経て来ているということで、あくまで研修であり、本市の代表として行くということがその基本になっております。  以上です。 413: ◯坂本委員長 輿石委員。 414: ◯輿石委員 もちろん、参加費は全部甲府市が持っているということですね。
    415: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 416: ◯寺田学校教育課長 参加費につきましては、一部自己負担を求めておりまして、中学生については1名8万円、甲府商業高校生につきましては、高校生ということでありまして10万円というような形で、全額ではありませんけど、一部負担をいただいている状況であります。 417: ◯坂本委員長 輿石委員。 418: ◯輿石委員 逆に、受入れもしているんですよね。こっちのほうが早い、令和元年6月1日から9日まで受入れをされたということですけど、この受入れ体制というものもどういう、やはりホームステイか何かということですよね。 419: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 420: ◯寺田学校教育課長 すみません、先ほどの費用負担ですけれども、甲府商業高校の生徒も含めて全て8万円ということでありました。失礼いたしました。  受入れにつきましては、全てホームステイという形で甲府市の御家庭のほうにホストファミリーで御協力いただいているという状況であります。 421: ◯坂本委員長 輿石委員。 422: ◯輿石委員 今回、甲運小学校へ行かれたということですけど、結構長い、1日から9日間ですから、どのようなことをされているのでしょうか。 423: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 424: ◯寺田学校教育課長 こちらへ来ていただく期間が長いわけですけれども、一定の期間につきましては、ホストファミリーと過ごす日というものもございます。逆に、デモイン市のほうも市の代表で来ておりますので、市長や教育長への表敬訪問であるとか、あるいは日本を理解するという意味で、県内外の史跡等について見学して学習を深めているという状況でありまして、その1つに小学校の訪問があると、こんな位置づけになっております。 425: ◯坂本委員長 輿石委員。 426: ◯輿石委員 先ほど聞き忘れたんですけど、逆に甲府市の子どもたちがデモイン市に行ったときも同じような形で行っているということ、向こうでいろいろ行ってくれているということですか。 427: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 428: ◯寺田学校教育課長 基本的にそういうことでありまして、デモイン市へ行った場合、本市の中高生がデモイン市の市長、教育長への表敬訪問、小学校等の学校訪問、あるいはアメリカ文化の体験、歴史博物館の見学、加えてホストファミリーとの交流というような内容で過ごしております。 429: ◯坂本委員長 輿石委員。 430: ◯輿石委員 姉妹都市とこういった交流は本当にいいことだと思います。グローバルな人材育成のために今後も継続していただきたいと思いますけど、最後に予算ですけど、令和元年度歳入歳出決算書のほうには728万5,000円と書いてあって、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書のほうには966万4,000円と書いてあるんですけど、これはどこが違うんでしょうか。 431: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 432: ◯寺田学校教育課長 令和元年度歳入歳出決算書の728万5,000円、これにつきましては、デモイン市へ行くほうの派遣の委託料でありまして、令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書のほうの966万4,000円につきましては、デモイン市から来た小中高生の受入れも含めまして、受入れ事業と派遣事業の総額ということで差が出ているという状況であります。 433: ◯坂本委員長 輿石委員。 434: ◯輿石委員 では、受入れのほうも、もちろんある程度、経費を使っていると。逆に、私が聞きたいのは、デモイン市のほうでも少し市の費用を使って、甲府市の子どもたちのために何か使っていただいているんでしょうか。 435: ◯坂本委員長 寺田学校教育課長。 436: ◯寺田学校教育課長 甲府市の子どもがデモイン市へ行ったときということだと思いますけれども、デモイン市のほうから直接甲府市のほうにいただいているという費用はありませんが、デモイン市のほうもホストファミリーに協力いただいておりますので、そのホストファミリーのほうへの手当てということでデモイン市のほうが対応しているというようなことを聞いております。 437: ◯坂本委員長 輿石委員。 438: ◯輿石委員 こちらばかり支出してたので、それを聞いて安心しました。  お金のことはさておき、本当にこれはすごいことだと思いました。継続して、先ほども言ったように、よろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。  続いて、文化振興費ということで、なかなか意外と知られてないんですけど、国の重要文化財である高室家住宅、まだ仕上がったばかりですね。なかなか公開という話にならなくて、令和元年度内においてはどのような維持管理と、あと公開というか検討をされたかお聞きしたいんですけど。 439: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 440: ◯田中歴史文化財課長 高室家住宅でございますが、昨年度までに修理が終わったところですけれども、所有者が県外にいるということもありまして、また高齢であるということがあります。  文化庁のほうに高齢であり、県外にいることで管理ができないということを所有者が言いまして、文化庁のほうで私ども甲府市のほうに管理団体になりなさいというお話があり、そこを含めて私どもが今管理団体になっているところでございます。  そうした中で、令和元年度、無人の建物でございますし、個人のものですから、常時職員を在駐させるということができませんので、予約制を取っておりまして、6回の見学の要望がありまして16名に説明をさせていただきました。その後、12月には、また所有者に許可をいただきまして見学会を実施させていただきまして、地元の方に午前は43名、午後は60名の方に見学していただいています。  以上でございます。 441: ◯坂本委員長 輿石委員。 442: ◯輿石委員 改めて聞きますけど、高室家住宅、整備費は幾らでしたか。 443: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 444: ◯田中歴史文化財課長 私どもは補助事業として実施をしておりますが、整備事業といたしましては総額7億4,000万円です。 445: ◯坂本委員長 輿石委員。 446: ◯輿石委員 7億4,000万円ということでございます。私がたまに通ると心配なのが、すぐひょいっと入れるんですよね。すぐぱっと入れる。わらぶきでしょう。ちょっとおかしいと言っては悪いけど、変な人が来てぽっと火をつけられれば7億4,000万円、ぱっと燃えてしまう。だから、それが怖くて、いろいろ防火の管理もしているみたいですけど、そういうことも含めて今後、管理の在り方も考えていただきたいと思いますし、今後どのように、将来的に公開というか活用されていくのかということもお聞かせ願いたい。 447: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 448: ◯田中歴史文化財課長 整備事業の中で防火設備の設置もしておりまして、管理団体である私どものところに緊急連絡が入ることになっております。  そういった中で、私どももそこを心配しておりますので、何か発報等がありましたら駆けつけるようにしております。また、地元の消防団等とも連携を図っているところでございます。  また、今後の活用ですけれども、やはり個人のものということと、ほかの重要文化財の建造物というのは寺社などというところで、ふだんから人が訪れるようなところですが、高室家住宅、個人の住居で、無人だから公開ができるんですけれども、ふだんは住んでいればできないところなんですね。  そういったこともありますので、今後、所有者の意向ということも確認をしながら、できる限り、私どもも公開をしようと考えておりまして、今年度につきましても4回の公開事業ということを所有者とも確認して実施する予定でございます。  ただ、春夏につきましてはコロナ禍の関係で中止をしておりますので、また秋冬にかけて見学会を開催していきたいと考えておりますので、その際にはまた丁寧な説明をしていきたいと考えております。 449: ◯坂本委員長 輿石委員。 450: ◯輿石委員 まだ個人の持ち物ということですけど、私の要望ですけど、とにかく、なるべく本市のほうで管理に置けるような状況に持っていっていただいて、広く一般に公開できるような体制で、せっかくあれだけのものがあるんだから、もったいないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。ありがとうございます。  次に、社会教育総務費ということで生きがい発見・応援サイト構築業務ということで、これはどういう、約300万円予算があったんですけど、これはどういう事業なのかお願いします。 451: ◯坂本委員長 板山生涯学習室長。 452: ◯板山生涯学習室長 生きがい発見・応援サイトですけれども、これは市民の皆様が自分に合った生きがいを見つけていただいて充実した人生が過ごせるよう、生涯学習に係る公民館の自主事業や出前講座の紹介、また各種セミナー等の情報提供を行うため、本市のホームページに特設サイトを構築したものになります。  以上です。 453: ◯坂本委員長 輿石委員。 454: ◯輿石委員 このサイトは令和元年度に初めて立ち上げたんですか。 455: ◯坂本委員長 板山生涯学習室長。 456: ◯板山生涯学習室長 はい、そうです。 457: ◯坂本委員長 輿石委員。 458: ◯輿石委員 これはどのような成果がありましたか。 459: ◯坂本委員長 板山生涯学習室長。 460: ◯板山生涯学習室長 当初、令和元年度中の公開を予定しておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症の関係で、公民館等の事業が中止になったり、実施が不確定な状況になりましたので、年度内の公開は見合わせることとなりました。これにつきましては、今年度6月に公民館が再開したことに合わせまして、7月から公開をして運用をしております。  以上です。 461: ◯坂本委員長 輿石委員。 462: ◯輿石委員 引き続きよろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。  もう1つ、上九一色地区の古関・梯スポーツ公園広場、昨年度、使用中止になったということで、上九一色地区のほうは土地が広いところはなくて、皆さん使える場所がないんですけど、それで、結構本市の担当者もかなり苦労してくれて、やはり駄目だったような感じがしますけど、その後、それはどうなりましたか。 463: ◯坂本委員長 小林スポーツ課長。 464: ◯小林スポーツ課長 お答えいたします。上九一色地区の当該施設につきましては、令和元年12月定例会本会議で閉鎖することが可決されました。令和元年度につきましては、その後に、今度は返還するという形になりますので、そういった返還方法について、まず弁護士と協議をして、協議が終わった後に各地権者のほうには返還方法について丁寧な説明をしながら、同意を得て令和2年度で撤去工事をしていくというような流れになっております。 465: ◯坂本委員長 輿石委員。 466: ◯輿石委員 ということは、古関・梯スポーツ公園広場はもう使えないということになってしまうということですね。 467: ◯坂本委員長 小林スポーツ課長。 468: ◯小林スポーツ課長 そのとおりでございます。 469: ◯坂本委員長 輿石委員。 470: ◯輿石委員 その代替案ということで、前、旧上九一色小学校の校庭を使うということですけど、グラウンドゴルフの愛好者が多いということで、代替地は、そのほかは何かないですか。 471: ◯坂本委員長 小林スポーツ課長。 472: ◯小林スポーツ課長 代替地につきましては、地元の説明については、先ほど言われたような上九一色小学校の跡地、また中道スポーツ公園広場のグラウンドのほうに行えるようにお話をして、また年間調整も中道スポーツ公園広場の場合、行っていますので、そういったところにも御案内をして、利用方法について申請できるような形は取っていったところでございます。  以上です。 473: ◯坂本委員長 輿石委員。 474: ◯輿石委員 要望ですけど、旧上九一色小学校のグラウンドが本当に狭いから校舎を取り壊してくれというんです。校舎を取り壊せばかなり広がる。でも、先ほど言われたように、校舎の中は史跡の出土品の倉庫になっているということで、その辺のところ、交通整理をしていただいて、史跡の出土品をどこかへ持っていってもらって、校舎を取り壊してもらって、なるべく広く使えるようにしていただきたいと、これは要望で終わりにします。  以上、終わります。どうもありがとうございました。 475: ◯坂本委員長 それでは、次の質問者、お願いします。  山田(厚)委員。 476: ◯山田(厚)委員 まず幾つか。昔みたいに1時間半もできないので、30分で終わらなければいけないので大忙しで。要望からでいきます。  主権者教育ということで求められていますが、これは既にはたらく者のサポートガイドなどを市内の高校、甲府商業高等学校などにお配りしているので、ぜひそういうものもテキストとして使っていただければ、充実していただければと思います。  それから、制服に関してはやはり高いという声はいっぱいあります。私どもの服も4年に一遍、選挙の前に洋品店へ行って買ってきて、ズボンが2本で3万円台など、それをいまだに着ているという。社会的にどんどん衣服費というのは下がっていますので、そういうところの判断も含めて、やはり値段の問題だと思うんですよね。ここをぜひ改善していただくように。  それから、中村委員のほうで何度も本市議会定例会でも常任委員会でも言われている冷暖房の関係です。普通教室は入ったし、いろんな教室も入っているわけですけど、やはり体育館の問題がかなり重要だったのかな。その意味で、中道北小学校が設計段階から入ってなかったというのは極めて残念だと。これは残念だなと思うんですね。これからは防災問題にもなってきますので、ぜひそういうことを。昨年、私ども民生文教委員会で、東京圏の自治体に行政視察に行ったときには、東京圏では新設のところは冷暖房は標準整備になっているし、既設のところにも買い換えているところが多いというお話も聞いたところです。  さて、スポットクーラーのお話も出ましたけど、これは建屋全体に含めることはできないんですけど、体を動かした子どもさんなどなどの一旦体温を下げるということはできるんですよね。熱中症予防では体温を下げるというのはかなりポイントになってきますので、そういう意味でスポットクーラーを体育館に何台か置いておいて、頑張って動いた後はスポットクーラー、一旦体温が下がるのでかなり安全性が高くなるというのがあるので、そういうことも考えていただきたい。  新紺屋小学校で3年ほど前に、防災訓練、夏ですからね。いよいよ外回りの訓練が終わって、中で講習も含めて行うとなったら、半分以上の方が帰ってしまったんですね。避難所が暑いから避難したという、そういう状況がありますので、ぜひその辺のところ、今後の計画で緊急防災・減災事業債も使うということができるのなら、これはやはり考えなければ駄目だと思います。これも要望です。  あと、毎年のように公益財団法人甲府市スポーツ協会がスポーツ施設の改善を要望していますが、なかなかできていない。この辺は年次計画も立てられて、これはこういうふうにしますよというのを活用されて、甲府市スポーツ協会の皆さんにも言っておいたほうがいいというふうに私は思います。  それから、学校一般備品、それから需用費などの関係は、下げ止まりになっているし、金額そのものが低くなっているという傾向が一貫してあります。特に昨年は消費税10%になり、社会保障、医療、教育関係は買い物が多いですからね。ここのところで10%の分を補填するならともかく、下げられているというのは現場に厳しいよなという感じがします。なおかつ、電気使用料が毎年のように高まっていますよね。これからいよいよタブレットパソコンの時代ですから。その意味で、ここを下げるという、需用費、それから学校一般備品、下げていくということじゃなくて、むしろ頑張って上げていただくということをしていただければなと思います。  それから、本来なら質問するところですが、就学援助も、これも少しというか、頭打ちの状況です。全国的な傾向として上がっているのに、本市のほうは頭打ちになっているので、これは気がかりです。かつて学期ごとに保護者の方に通知を出していたんですけど、そういったところも含めて、本市ホームページなど、それだけではなくて、そこも含めて努力していただきたいと思います。  やはり周知の問題だし、このことは、私どもがPTAをやっていた頃はかなり古いですけれども、教頭先生以外は学校の先生はこの辺のところの知識はあまりなくて、当時は、今もそうかもしれません。ぜひ学校のほうにも就学援助の説明等も分かりやすい資料を送っていただければと思います。ぜひ就学援助というものを頑張っていただきたいし、清水(英)委員もかなり言われているね。就学援助新3項目、この辺もぜひ自治体の類似都市も含めて検討していただいて、広げるものならコロナ禍で不況になる時代ですから、ぜひ検討していただければと思います。  あと、公費負担のことについて、要望ということで、やはり毎年いただいている、山梨県公立小中学校教頭会で出されている資料の中で公費負担の割合ですけれども、山梨大学教育学部附属小学校に続いて最近は都留市も多くなっているようですけれども、自己負担がね。やはり選手派遣費、夏休みの友や冬休みの友など、課外活動も今後は頑張っていただければなと思います。  それから、給食食材に関しては、給食の完全無料化も今の流れでますます広がっていますし、山梨県でも5町村ほど無料化をしている自治体があります。それ以外に、食材費の補助というのが結構入り始めているのは御存じだと思います。何もしないというのは全県で11自治体で、その中に甲府市も入っているわけですけど、ぜひ食材費の補助として甲府ブランド自慢のトウモロコシ、チヂミホウレンソウ、ナスなど無料で入れ込むなど、部分的に。そういうことからも、農業の、地場産業の手助けになるのではないかなと思いますので、ぜひその辺のところ、全部が全部とは言いませんけど、部分的にでもそういうことをすれば、保護者を励ますし、何よりも農業で頑張っている方を励ますことになりますので、ぜひ検討を開始すべきかなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、やはり要望です。毎年のように義務教育4者、PTA、校長会、教頭会、教職員組合ですか、4者で出している予算要望の中で、校庭の散水をしてもらいたいと。それは自動的にできるもの。これは全校配置ができてないですよね。ぜひお願いしたい。校庭というのは夏に近くなってくると、大体接地温が40度以上になりますからね。かえって外遊びは危険になってくるわけですよ。そして、本市の場合はいずれも体育館、暑いですからね。スポットクーラーを入れてくれればともかく。  だから、そういう意味で、散水をして気化熱でもって下げるということはかなり有効だというふうに言われています。熱中症防止のガイドラインでも言われている。だから、熱中症の問題として、防災上の問題としても、散水ということは極めて重要だと。スプリンクラーの関係は、この教育4者のお願いも含めて、ぜひ考えていただきたい。  あと、同じく教育4者、教育振興実行委員会で言われている核兵器廃絶平和都市の宣言で、予算措置をもっともっと頑張っていただきたいというのが出ていますので、その辺も参考にして、ぜひ今後とも核兵器廃絶平和都市宣言をしている甲府市として頑張っていただきたいと思います。  質問にします。文化財の関係です。これは洪水の問題と火災の問題で、いよいよ洪水の問題がいっぱい出てきました。有形、無形で甲府市の文化財というのは200件近くあるわけですよね。そのうち建物で22件、史跡で18件かな、天然記念物も21件ぐらいありますよね。これは火災とそれから水害、浸水の関係というのはどのように対応されてきたのかお伺いします。 477: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 478: ◯田中歴史文化財課長 平成31年の3月に甲府市が作成しました甲府市洪水ハザードマップも刷新されましたので、それにつきまして再度確認をさせていただきまして、土石流の危険区域にあるものが10件、また水深の危険区域にあるものが33件等、確認をしているところでございます。  ただ、場所は確認ができておりますが、水害についての対策というのは、注意喚起を促すことという形にはなるんですが、防火につきましては、昨年度は4月にノートルダム大聖堂の火災があり、10月に首里城の火災等がありまして、そういったところで注意喚起、また1月の文化財防火デーでの見回りでの再度の注意喚起、また昨年11月1日付で甲府地区の広域行政事務組合の消防長宛てに、文化財建造物の防火対策に係る注意喚起等について文書が出されておりますので、それに基づいた所有者への注意喚起をしているところです。  以上となります。 479: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。
    480: ◯山田(厚)委員 建物でも史跡でも注意しなさいよと言われても困るじゃないですかね。だから、その辺のところを少し考えて、例えば土のうを準備してあげるなど、ちょっとのことでもいいのではないかと思うんですよね。火災のほうの対応は、この間、スプリンクラーなどいろいろ言われていますし、消火栓の配置も言われていますけど。いよいよ困難なのは水害の問題ですよね。ぜひその辺のところもちょっと考えていただきたいなと思います。  それから、これは10年ほど前からお願いしているけど、山梨県が主体になって工事をしたりする場合がありますよね。その場合、調査の関係はみんな市のほうに結構来てると。その辺の費用負担、人数的に甲府市は厳しいわけですから、何でいつまでたっても市町村が県のお仕事をするのかと。山梨県は山梨県で埋蔵文化財係もあるし、人もいるでしょう。その辺、どうなってますか。 481: ◯坂本委員長 田中歴史文化財課長。 482: ◯田中歴史文化財課長 山田(厚)委員おっしゃるとおり、甲府市のもの以外のものでも埋蔵文化財の発掘、山梨県が行うべきと考えられるところを本市が行っているところもございます。そこは、山梨県のほうでは、地元の文化財は地元で守るという原則があるというお話ですが、毎年、山梨県への要望の中で、そこはぜひ山梨県が行ってくれというお話を、要望を出しているところです。  また、山梨県の移譲事務等がございまして、届出件数等に基づいて委託金という形で山梨県からも補助金をもらっておりますので、そういったところも高く金額をもらえるように要望しているところでございます。  以上です。 483: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 484: ◯山田(厚)委員 これは大体、法的に基づかない、山梨県がわがままだという感じがうんとするんですよね。1回ぐらいお断りしたらどうですか。なかなかできないですよね。その辺のところも意を強くしていかないと、甲府市が山梨県からの移譲事務で、中核市になっていろいろ仕事が増えたけど、何となく、相変わらず上から目線で物を言われても困ると。そういうところもやらないと本市の負担が強まるばかりではないでしょうか。ぜひその辺のところを頑張っていただきたいと思います。  あと、学校給食のほうでは、先ほど要望しましたけど、やはり輿石委員のほうからも質問があったように、地産地消率が30%というのは目標ですけれども、それがなかなかできてなくて、今のところ15%、半分ぐらいという。やはりこれは地元の農業等を励ましたり、地元の市場を励ますためにもこれは改善すべきだなと思います。  これは要望としていきますけれども、そして、全部、直営から委託になったでしょう。委託になってくると、直営の人たちと比べて経験が足りない場合があるから、加工食品、冷凍食品がどうしても多くなるんですよ。そうすると、単価が必ず上がるし、現に委託料の1食当たりの金額、上がっているでしょう。この辺のところもどう考えるのかということも、一定程度、先ほど言いましたように、食材の援助等もしながら頑張っていくということしかないと思うんです。だから、必ずしも委託というのはコストダウンにもつながらないなと、そんな感じはしているところです。  それと同時に、親子方式で完全に自分の学校で給食室がなくなったところというのは、現状どうなっているのかということが心配です。というのは、どの小学校も炊き出し機能が問われているわけですよね。だったら、今までの給食室というのはどうなっているのか。また、とにかく、例えばプロパンガス、釜など、いろんな備品があるのに、それは全部撤去しているわけでしょうか。例えば令和元年度、2校が完全に自校給食でなくなりましたけど、現状どうなっていますか。それだけお聞かせください。 485: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 486: ◯内藤学事課長 炊き出しにつきましては、実際には危機管理室の防災企画課のほうで協定を締結しておりますが、教育委員会といたしましては、まず調理委託のプロポーザルの際に、災害等が発生した場合に支援協力をするという確認をしています。  あとは防災企画課のほうで所管しているところでございますが、防災企画課に確認をしたところ、全ての学校に避難所として地区防災倉庫を設置しています。その中にコンロ等、炊き出しができるような機材があるということで、調理室がない学校も、親子方式の子となる学校が5校あるんですけれども、そこに関しては、そういった防災倉庫の中にコンロがあって、施設管理者、学校長と協議をして教室、例えば家庭科室を活用するなど、そういった協議をしながら進めているというようなことを聞いております。  以上です。 487: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 488: ◯山田(厚)委員 私は具体的な炊き出しのことを今お聞きしたのではなくて、教育委員会として施設そのものだって重要でしょうと。かつて千代田小学校を見たときに、今までの給食室が全部廃棄されていて、いわゆる倉庫になっていた。だから、この辺のところ、実にもったいないなという感じはしていたので、そういう機能があるところならそれを維持する。要は、災害対応ということだって考えるということが必要かなと思いますので、その辺のことも念頭に入れていただければありがたいと思います。  それから、資料をいただきました甲府商科専門学校でも甲府商業高等学校でも立派なことで、就職内定率が100%というお話がありましたよね。ただ、今度のコロナ禍の関係では、前年度でも、内定していても、企業の厳しさから内定をお断りするという今までにない事態が出てきてしまう。だから、甲府商業高等学校なり甲府商科専門学校でも、この問題に対する一定程度の注意や企業への問合せみたいなことをしていかないと、これからはどんどん内定率だけでははかれない世の中になってくるので、その辺の御検討はいかがでしたか。令和元年度です。 489: ◯坂本委員長 堀口甲府商業高等学校事務局長。 490: ◯堀口甲府商業高等学校事務局長 令和元年度につきましては、就職希望者86名のうち内定率は100%ということで、この中には学校が求人紹介をいたしまして、学校推薦で行った者もおりますし、生徒の支援につきましては、求人紹介、模擬面接の実施、履歴書の作成の指導、作文の指導等、事細かく生徒のほうに指導する中で就職の支援を行ってきたところでございます。  以上です。 491: ◯坂本委員長 碓井甲府商科専門学校事務局長。 492: ◯碓井甲府商科専門学校事務局長 就職ということで令和元年度の対応ということですが、実際に新型コロナウイルス感染症自体が問題になり始めたのが今年の2月頃ぐらいから社会的な影響が出始めたということで、その頃には生徒たちの就職先は決まっておりました、100%ということで。新型コロナウイルス感染症が実際に2月、3月に与えた影響で、その間に生徒たちの就職が取り消されたということは聞き及んではおりません。  その後、今の状況はまだ把握ができておりませんので、卒業生たちがどうなったかはまだ私も分からない部分はございます。  また、今年度の話になってしまうんですけれども、コロナ禍の影響で就職活動自体、企業も含めまして、我々、出だしが非常に遅れているという部分がございまして、9月の段階で、昨年度の対比でいきますと6月頃の状態ぐらいの就職率だという話だけは聞いておりますが、確かに企業自体の求人自体は鈍っているという話は聞いております。  ただ、最終的に今、子どもたちも非常に頑張っておりますし、就職担当の就職支援員のほうも今頑張って企業とやり取りをしておりますので、最終的なものが出るには、私も今の段階では言いづらいところもございますが、今年度は今年度でまた今頑張っている最中ですということでございます。 493: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 494: ◯山田(厚)委員 今までの努力で言えば、通常はいかに内定率を高めるとか、子どもさん、企業との関係をしっかりさせてやっていくということですけど、それとともにこれからは、内定の取消しだとか、一方的な雇い止めみたいな感じになってくる可能性があるので、その辺のところも注視していただければありがたいと思います。  これはこれで、以上で終わります。  それから、入学準備金の関係ですけど、まだまだもうちょっと頑張っていいのかなという感じがします。融資、その件数と金額ですが、この事態、さらに強まると思いますので、厳しい親御さんの、これはしっかり準備していただきたいと。  平成28年9月定例会では、本市議会で返還不要の給付型奨学金の創設及び無利子奨学金の拡充を求める意見書で全会一致で出したところです。この趣旨からも、ぜひ入学準備金等は子どもさんのためにも頑張っていただきたいと、これは要望としていきます。  それから、GIGAスクール構想が令和元年度から予算的にも始まって決算に載っていますけれども、これは結構、今後注視すべき問題だなと私は今定例会本会議でも言いました。それは1つは財政上の問題です。  周辺機器の購入費など、それからタブレットパソコンを一斉に買った場合には、必ず更新期が一斉に来るはずですよね。だから、その辺の国庫補助や何かを、出だしのときだから国も出しますよというけど、後は知らないじゃ困るわけで、一斉に更新期が来るときに、市町村自治体はどうするのか。この辺のところも今のうちからしっかりと要望を重ねていくこと、これは要望としていきます。  それから、校内無線LANの工事が始まっていますが、その希望も含めて、これは化学物質過敏症の生徒さんがいるのと同じように、電磁波過敏症の子どもさんもいるわけです、大人も。この辺のところも注意したり、我々にとったらこういうことの経験や知識、非常に不足していますので、ぜひその辺の知識、経験も持っていただきたいと。これも要望としていきます。  何よりも、学校施設の環境改善交付金というものをもっと強めないと、私は今定例会本会議でも言いましたけど、児童生徒の健康に留意してICTを活用するためのガイドブックなり、大人でもあるような様々なガイドラインなどの施行が学校の中にできなかったら、子どもさんの心身の健康破壊というのは一気に進む可能性もあるわけです。  既に、全国的に閉校状態があることで、子どもさんのスマートフォンの使い過ぎで目の障がいが多くなっているという報道も出ています。  また、この傾向は新型コロナウイルス感染症で始まったばかりではなくて、甲府市の学校健診の資料を見ても、これはお答えいただきたいんですけど、視力の低下や難聴傾向が高まっていると思いますが、不調傾向が、この辺はどういうふうに分析されていますか、お答えください。 495: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 496: ◯内藤学事課長 視力につきましては、令和元年度でいきますと、まず全国の小学校、0.3未満の視力のお子さんの平均が9.4%ということになっています。甲府市の男子につきましては、小学校は10.64%、甲府市の女子については14.35%で、全国と比べると小学校はちょっと高いというようなことが出ています。  中学校でいきますと、全国の視力の平均は、0.3未満のお子さんは27.1%、甲府市の男子は15.64%、甲府市の女子は18.01%で,中学校に関しては全国よりも低いという状況でございます。  以上です。 497: ◯坂本委員長 山田(厚)委員。 498: ◯山田(厚)委員 全国的に傾向は高まっているんですよね。でも、甲府市も高まっていると。でも、甲府市の小学校のほうは全国の平均より、山梨県の平均より不調率が多いでしょう。小学校が中学生になるんですよね。だから、その辺のところをぜひ注意していただかないと、目の不調というのは心の不調にもつながると言われていますので、ぜひよろしくお願いします。難聴の傾向もそうです。  続きまして、これは要望としていきますが、事務職員なり、養護教諭なり、それから大規模校に関しての複数配置というのはかなり求められています。ぜひその辺のことをしっかりしていただきたいと。  あと、寺田学校教育課長のほうから、教員の多忙化に関しては、それはしっかり指導していくんだと。意識改革というふうに言われたけど、トーンが高くて、私なんかおどおどしたんだけど、基本的には、今学校の多忙化というのは、意識改革とか本人の考えとか現場の問題だけではないですよね。非常に強くなっていると。  例えば、子どもさんの問題行動でもひきこもり、いじめ、不登校、対教師暴力、虐待、かなりの数字になっていますよね。これ、対応するのはみんな学校の先生方ですよね。それから、なおかつ、教職員の多忙化というのは、基本的にはコアの部分の会議を減らすなど行事の精選だけではなくて、英語だとか道徳だとか、本格的なものが入っている。なおかつ、学校ICTで今まで50歳代の人は、黒板にぱぱっと書けばいいのを全部打ち込みをしてやらなければいけない。こういう問題もあるわけですから、ぜひその辺の問題を現場任せ、個人任せでないような対応を心がけていただきたい。  やはり数が多くなっていますからね。これを指導の問題だけに片づけてしまと、これは超過勤務の時数を減らすみたいな、そういう感じになってしまうわけですよね。隠れ残業みたいな。そもそも学校の先生は残業手当ないですからね。その辺のところもぜひ考えていただきたい。  あと、時間がないですから、ぜひ最後に、しっかりお願いをしたいのは図書館です。これについては、資料を見ていただければ分かるので資料配付をお願いいたします。 499: ◯坂本委員長 ただいま山田(厚)委員から図書館に関する資料配付の申出がありましたので、これを許可いたします。  それでは、書記に配付させます。                  (書記 資料配付) 500: ◯坂本委員長 資料配付が終わりました。  それでは、山田(厚)委員より説明をお願いいたします。  山田(厚)委員。 501: ◯山田(厚)委員 この資料は、今年8月11日の民生文教委員会で配られた資料を私が持ってきただけのお話です。この資料を見ながら、民生文教委員会の皆さんは参考人の方のお話を聞いて、今定例会で皆さん賛成していただいて、今定例会本会議で満場一致の意見書になったわけです。  改めて、決算審査特別委員会の委員の皆さんにも見ていただきたいし、当局の人も考えていただきたいのは、甲府市図書館サービスの充実を求める請願の請願項目の3つ、どれもいずれも願意妥当なものだなという感じがします。  例えば図書館の利用時間ですけど、甲府市立図書館だけが平日夜の午後9時まで。大体午後7時、午後8時になるとかなりの人が帰ってしまうということも、何年か前の調査でも聞いています。これに対抗できると頑張っているのは笛吹市石和図書館だけです、県内は。午後8時までやっているところも韮崎市立大村記念図書館だけ。あとは大体、夜になったら、午後7時で大体終わっているということですから、女性が多い職場だけに、この辺のところも時間を短縮すれば、随分ほかのところに手が回るのではないかないうことを皆さんで考えられたと思います。  続きまして、各公民館図書室のことが話題になりました。これで言うと図書館のネットワークシステム、それからなおかつ、図書館司書を派遣しているところ、北公民館、南公民館、西公民館、中道公民館を見てもらえばいいけど、みんな3,000冊、4,000冊、5,000冊台です。  その一方、ネットワークシステムがないところは300冊、500冊、700冊台、桁が1つ違うんですね。だから、やはりこれを見て大事なのは、まずは図書館のシステム、ネットワークシステムを入れること。費用がかかるんだったら、1年に1館ずつでも結構だと。図書館司書の派遣もこの場合、かなり有意義だというふうに思うわけですね。圧倒的に貸出し数は伸びていますから。  また、下のもう1つの表を見ると、令和2年度の調査ですから、これは前年度を踏襲しているというふうに思いますから、これを見ると、正規の職員で図書館司書の資格を持っているのは1名と。これは全県で最も低いと。これは本市が富士吉田市と大月市と同じく低い。あとはみんな正規の職員で図書館司書の資格をお持ちだと。なおかつ、非正規の図書館司書にほとんど任されているというのは、これは圧倒的に甲府市だと。  予算のほうも違う資料で、私、調べましたが、県内の1人当たりの図書に関わる予算額は、甲府市が令和2年度で言うと一番低い。令和2年度だとワースト2位ぐらいのところ。もうちょっと、特に図書館司書の改善、それから身近な公民館図書室に対するネットワークシステムなどが必要じゃないか。だから、その意味でこの請願は満場一致になったと思います。  そこで質問させていただきますけど、この甲府市立図書館基本計画、私、見たときに、この甲府市立図書館基本計画の前に甲府市立図書館基本計画(案)というのも同じ令和2年3月、つまり決算の年度ですよね。これ見たら、随分不思議なことに、同じ3月で肝腎なネットワークシステムに関する記述が僅か1か月以内のことなのに消えていると。これは未来志向サービスというんだったら、電子図書館とかいろいろ言われている中で、オンラインのシステムが必要なのに、僅か同じ3月で、甲府市立図書館基本計画が出たときに何でこれが消えているんでしょう。これは本田図書館長にお聞きしたほうがいいですか。 502: ◯坂本委員長 本田図書館長。 503: ◯本田図書館長 甲府市立図書館基本計画を平成30年度から甲府市立図書館協議会等において協議をする中で策定してまいりまして、その中で原案を認めていただくというところまでまいりました。その後、教育委員会において決裁をいただく段階で、内容について精査したところ、この部分につきましては、るる山田(厚)委員のほうから御説明がありました、公民館におけるネットワーク化された公民館の図書室と、そうでない図書室との貸出し数の差につきましては、まずネットワーク化というお話がありましたけれども、その協議の中で、ネットワーク化そのものよりも、その後の図書館司書の派遣による公民館図書室のメンテナンス、書架の整理から始まりまして、展示であったり、その場においてのお話会であったりといったような、そういった部分についての効用のほうがやはり重要ではないかという、そういった議論がございまして、ネットワーク化そのものを別に否定するということではなく、そこが目的ということよりは、そういった一種のメンテナンスのほうを重要視するというような意味で、そのような表現にしたほうがよかろうということで、この部分については決裁の段階で協議をして変更させていただきました。  以上でございます。 504: ◯坂本委員長 山田(厚)委員に申し上げます。目安時間を過ぎておりますので、まとめてください。  山田(厚)委員。 505: ◯山田(厚)委員 まとめざるを得ないのでまとめますけど、これははっきり言って、甲府市立図書館協議会について令和元年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書を見ても、令和元年度で言うと11月に開催して、今度は2月。だけど、甲府市立図書館基本計画は3月に案が出ていて、その後、協議会で議論したというのではなくて、結局、決裁をしたというのは教育委員会内部でもって行ったと。  それも、簡単に言うと同じ3月ですから、一、二週間で期待されているオンラインのところの記述を切ってしまったと。ほかは変わっているところ、ほとんどなかったでしょう、私、見たけど。これは、甲府市立図書館協議会の人やなんか期待している人が結構いたし、私、その話、聞いていました。ちょっと費用がかかるからね、オンラインはやめていこうみたいなことじゃ駄目だと思いますよ。これは単年度計画で5年間の計画でしょう。5年間で記載してなかったら5年間やらなくてもいいという論法になりかねませんか。  それで、なおかつ、私の聞いたところによると、パブリックコメントにもかけてないし、甲府市立図書館協議会の皆さんには案の段階しか見せてないと。なおかつ、甲府市立図書館の職場の皆さんにまずは一度でもお話をし合ったり意見を聞くということがなくて、非正規職員の方々には一回も問合せも意見交換もない。これでは机の上で書いた基本計画だけになってしまうと。  なおかつ、皆さんが期待していたオンラインの形。この基本計画のアンケートでも、一番なぜこの図書館を利用しますかといったら身近な図書館だと、こういう記載がありましたよね。自宅に近い、勤務地に近い。皆さんの要求しているのは、図書館の分館をつくれと言っているわけじゃないですからね。せめてオンラインぐらいいいじゃないかという、要望は5年間の間ですよ。年次で1館ずつ整備したっていいじゃない。それを教育委員会の皆さんの決裁で決まっちゃったとなると、費用の問題しか残らなくなってくるわけです。  これではなくて、今定例会で出された甲府市立図書館サービスの充実を求める請願の趣旨に沿ってぜひ頑張っていただきたいと強く要望して終わります。  以上です。 506: ◯坂本委員長 次の質問者、お願いします。  天野委員。 507: ◯天野委員 本日、最後の質問になります。目安時間を十分使いたいところですが、職員の皆さんが残業にならない程度に質問させていただきたいと思います。  最初に、学校教育課に教職員の多忙化解消、働き方改革についてお伺いしようと思ったんですが、先ほど深沢委員、清水(英)委員の質問で、令和元年度いろんな検討、また取組がされたということを御答弁で確認できましたので、その質問はしませんが、学事課に職員の多忙化解消の観点で小中学校の学校給食費の徴収方法の検討、あるいは学校給食の公会計化について、令和元年度において検討された経過があるかということを御質問させていただきます。 508: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 509: ◯内藤学事課長 昨年7月に、国が示しました学校給食費徴収・管理に関するガイドライン、こちらで移行準備の工程、実施体制の整備及び業務システムの導入等が示されています。実施に当たっては、おおむね2年程度の移行準備期間を設定する必要があるということが記載されていますが、本市におきまして、昨年度はそのシステムについて他都市等の状況を調査いたしました。また、人員等の面に関しても調査・研究をしたところでございます。  また、中核市等の状況も調査をしたところでございまして、今後におきましても、先進都市の事例において様々な徴収管理方法等がありますので、国が示した学校給食費徴収・管理に関するガイドラインを参考に検討をしてまいりたいと考えております。  以上です。 510: ◯坂本委員長 天野委員。 511: ◯天野委員 私も平成28年9月定例会で学校給食費の徴収方法について質問させていただきまして、その中で公会計化、公の会計ということで学校給食費をはじめとする学校の徴収金について、教員の業務とはしないでほしいということをお願いいたしました。  また、今年8月25日の山梨日日新聞によると、山梨県内27市町村のうち甲府市など5市町村が公会計に移行せず、学校徴収管理を担う私会計を継続しているということで出ておりました。5市町村というのは、甲府市、笛吹市、都留市、上野原市、河口湖町ということで、県内の公立小中学校の34.1%を占めておりまして、それ以外の22の市町村については、税金に関する業務として口座の引き落としや児童手当から天引きなどで徴収をしているというふうに伺っております。  昨年、甲府市公立小中学校長会でも公会計化にしてほしいという要望をしたというように伺っております。また、山梨県も多忙化解消のために公会計が望ましいというように言っております。この公会計になかなか移行できないのはシステム上なのか、人員配置が難しいのか、あるいはそれ以外に高いハードルがあるのか、その辺はいかがでしょうか。 512: ◯坂本委員長 内藤学事課長。 513: ◯内藤学事課長 現在はそういった調査をして、先進都市の事例等を参考にしているという状況でございます。  以上です。 514: ◯坂本委員長 天野委員。 515: ◯天野委員 この徴収業務から教員が開放されることによって、その時間が子どもたちと向き合う時間や授業の準備に充てられると思いますので、ぜひ前向きな検討をして公会計化を強く要望しまして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 516: ◯坂本委員長 以上をもって、一般会計歳出第10款中、子ども未来部所管分を除く教育費の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程は全て終了いたしました。  なお、次の委員会は、休日明けの23日水曜日になりますが、午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 5時05分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...