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令和2年予算特別委員会-1 本文 開催日: 2020-03-19
令和2年予算特別委員会-2 本文 開催日: 2020-03-19

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年予算特別委員会-1 本文 2020-03-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 185 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯輿石委員長 選択 3 : ◯藤原業務室長 選択 4 : ◯輿石委員長 選択 5 : ◯山田(弘)委員 選択 6 : ◯輿石委員長 選択 7 : ◯遠藤給排水課長 選択 8 : ◯輿石委員長 選択 9 : ◯山田(弘)委員 選択 10 : ◯輿石委員長 選択 11 : ◯鈴木委員 選択 12 : ◯輿石委員長 選択 13 : ◯樋口経営企画課長 選択 14 : ◯輿石委員長 選択 15 : ◯鈴木委員 選択 16 : ◯輿石委員長 選択 17 : ◯貴家下水道管理室長 選択 18 : ◯輿石委員長 選択 19 : ◯鈴木委員 選択 20 : ◯輿石委員長 選択 21 : ◯山本浄化センター課長 選択 22 : ◯輿石委員長 選択 23 : ◯鈴木委員 選択 24 : ◯輿石委員長 選択 25 : ◯山本浄化センター課長 選択 26 : ◯輿石委員長 選択 27 : ◯鈴木委員 選択 28 : ◯輿石委員長 選択 29 : ◯山本浄化センター課長 選択 30 : ◯輿石委員長 選択 31 : ◯鈴木委員 選択 32 : ◯輿石委員長 選択 33 : ◯功刀営業管理室長 選択 34 : ◯輿石委員長 選択 35 : ◯鈴木委員 選択 36 : ◯輿石委員長 選択 37 : ◯功刀営業管理室長 選択 38 : ◯輿石委員長 選択 39 : ◯鈴木委員 選択 40 : ◯輿石委員長 選択 41 : ◯川崎委員 選択 42 : ◯輿石委員長 選択 43 : ◯遠藤給排水課長 選択 44 : ◯輿石委員長 選択 45 : ◯川崎委員 選択 46 : ◯輿石委員長 選択 47 : ◯遠藤給排水課長 選択 48 : ◯輿石委員長 選択 49 : ◯川崎委員 選択 50 : ◯輿石委員長 選択 51 : ◯遠藤給排水課長 選択 52 : ◯輿石委員長 選択 53 : ◯川崎委員 選択 54 : ◯輿石委員長 選択 55 : ◯小沢(宏)委員 選択 56 : ◯輿石委員長 選択 57 : ◯貴家下水道管理室長 選択 58 : ◯輿石委員長 選択 59 : ◯小沢(宏)委員 選択 60 : ◯輿石委員長 選択 61 : ◯貴家下水道管理室長 選択 62 : ◯輿石委員長 選択 63 : ◯小沢(宏)委員 選択 64 : ◯輿石委員長 選択 65 : ◯山本浄化センター課長 選択 66 : ◯輿石委員長 選択 67 : ◯小沢(宏)委員 選択 68 : ◯輿石委員長 選択 69 : ◯輿石委員長 選択 70 : ◯藤原業務室長 選択 71 : ◯輿石委員長 選択 72 : ◯山田(弘)委員 選択 73 : ◯輿石委員長 選択 74 : ◯小林水道課長 選択 75 : ◯輿石委員長 選択 76 : ◯山田(弘)委員 選択 77 : ◯輿石委員長 選択 78 : ◯木内委員 選択 79 : ◯輿石委員長 選択 80 : ◯樋口経営企画課長 選択 81 : ◯輿石委員長 選択 82 : ◯木内委員 選択 83 : ◯輿石委員長 選択 84 : ◯功刀営業管理室長 選択 85 : ◯輿石委員長 選択 86 : ◯木内委員 選択 87 : ◯輿石委員長 選択 88 : ◯功刀営業管理室長 選択 89 : ◯輿石委員長 選択 90 : ◯木内委員 選択 91 : ◯輿石委員長 選択 92 : ◯鈴木委員 選択 93 : ◯輿石委員長 選択 94 : ◯小林水道課長 選択 95 : ◯輿石委員長 選択 96 : ◯鈴木委員 選択 97 : ◯輿石委員長 選択 98 : ◯石川浄水課長 選択 99 : ◯輿石委員長 選択 100 : ◯鈴木委員 選択 101 : ◯輿石委員長 選択 102 : ◯小林水道課長 選択 103 : ◯輿石委員長 選択 104 : ◯鈴木委員 選択 105 : ◯輿石委員長 選択 106 : ◯功刀営業管理室長 選択 107 : ◯輿石委員長 選択 108 : ◯鈴木委員 選択 109 : ◯輿石委員長 選択 110 : ◯功刀営業管理室長 選択 111 : ◯輿石委員長 選択 112 : ◯鈴木委員 選択 113 : ◯輿石委員長 選択 114 : ◯長沢委員 選択 115 : ◯輿石委員長 選択 116 : ◯遠藤給排水課長 選択 117 : ◯輿石委員長 選択 118 : ◯長沢委員 選択 119 : ◯輿石委員長 選択 120 : ◯遠藤給排水課長 選択 121 : ◯輿石委員長 選択 122 : ◯長沢委員 選択 123 : ◯輿石委員長 選択 124 : ◯遠藤給排水課長 選択 125 : ◯輿石委員長 選択 126 : ◯長沢委員 選択 127 : ◯輿石委員長 選択 128 : ◯小沢(宏)委員 選択 129 : ◯輿石委員長 選択 130 : ◯小林水道課長 選択 131 : ◯輿石委員長 選択 132 : ◯小沢(宏)委員 選択 133 : ◯輿石委員長 選択 134 : ◯小林水道課長 選択 135 : ◯輿石委員長 選択 136 : ◯小沢(宏)委員 選択 137 : ◯輿石委員長 選択 138 : ◯岡委員 選択 139 : ◯輿石委員長 選択 140 : ◯藤原業務室長 選択 141 : ◯輿石委員長 選択 142 : ◯岡委員 選択 143 : ◯輿石委員長 選択 144 : ◯藤原業務室長 選択 145 : ◯輿石委員長 選択 146 : ◯岡委員 選択 147 : ◯輿石委員長 選択 148 : ◯石川浄水課長 選択 149 : ◯輿石委員長 選択 150 : ◯岡委員 選択 151 : ◯輿石委員長 選択 152 : ◯石川浄水課長 選択 153 : ◯輿石委員長 選択 154 : ◯岡委員 選択 155 : ◯輿石委員長 選択 156 : ◯輿石委員長 選択 157 : ◯望月水道管理室長 選択 158 : ◯輿石委員長 選択 159 : ◯木内委員 選択 160 : ◯輿石委員長 選択 161 : ◯望月水道管理室長 選択 162 : ◯輿石委員長 選択 163 : ◯木内委員 選択 164 : ◯輿石委員長 選択 165 : ◯望月水道管理室長 選択 166 : ◯輿石委員長 選択 167 : ◯木内委員 選択 168 : ◯輿石委員長 選択 169 : ◯望月水道管理室長 選択 170 : ◯輿石委員長 選択 171 : ◯木内委員 選択 172 : ◯輿石委員長 選択 173 : ◯鈴木委員 選択 174 : ◯輿石委員長 選択 175 : ◯望月水道管理室長 選択 176 : ◯輿石委員長 選択 177 : ◯鈴木委員 選択 178 : ◯輿石委員長 選択 179 : ◯望月水道管理室長 選択 180 : ◯輿石委員長 選択 181 : ◯鈴木委員 選択 182 : ◯輿石委員長 選択 183 : ◯輿石委員長 選択 184 : ◯青木業務部長 選択 185 : ◯輿石委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:             令和2年度 予算特別委員会記録 1 日   時  令和2年3月19日(木)午前9時59分 2 場   所  議会会議室 本庁舎10階 3 出席委員   委員長 輿石  修      副委員長 小澤  浩              荻原 隆宏           鈴木  篤              岡  政吉           坂本 信康              深沢 健吾           天野  一              小沢 宏至           望月 大輔              長沢 達也           堀 とめほ              藤原伸一郎           川崎  靖              木内 直子           山田 弘之 4 欠席委員   な し 5 当局出席者    上下水道局業務部長 青木 俊也     上下水道局工務部長 梅澤 賢一
                                  ほか関係室長及び課長 6 事 務 局  議会事務局長   嶋田 忠司  議会事務総室長  深澤 健二          議事調査課長   雨宮 洋一  議事調査課長補佐 雨宮 友宏          議事調査課長補佐 橘田 善弘  議事調査課長補佐 内池  進          議事調査係長   名取裕美子  議事調査係主任  佐野 雄司          総務課長補佐   植松 泰人 7 議   題  1 下水道事業会計          2 水道事業会計          3 古関・梯町簡易水道事業特別会計          4 簡易水道等事業特別会計 2:                午前 9時59分 開 議 ◯輿石委員長 ただいまから、令和2年度予算特別委員会を開きます。  本日の日程は、下水道事業会計、水道事業会計、簡易水道等事業会計の審査、並びに議案第1号から議案第14号までの14案に対する討論・採決であります。  ここで各委員に申し上げます。  質問される際は、簡潔・明瞭、要領よく、時間配分に御配慮いただきますよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  なお、審査をスムーズに進めるため、わかる範囲で款項目等をお示しいただきますよう、お願いいたします。  また、当委員会は、本市全体の新年度予算にかかわる特別委員会でありますので、その趣旨を十分御理解の上、質疑・質問されるよう、御留意願います。  また、当局に申し上げます。  質問に対しては、円滑に答弁が行われるよう努めていただくとともに、答弁の内容も簡潔で的を射たものとしていただきますよう、御協力をお願いいたします。  なお、3月31日をもって定年退職されます青木上下水道局業務部長には、各会計の予算審査が終わりましたところで挨拶をお願いいたします。御了承願います。  それでは最初に、下水道事業会計の審査に入ります。  それでは当局から説明を求めます。  藤原上下水道局業務総室長。 3: ◯藤原業務室長 議案第12号 令和2年度甲府市下水道事業会計予算について御説明をいたします。  下水道事業会計予算につきましては、令和2年度甲府市予算書の55ページから57ページ、並びに令和2年度予算に関する説明書(企業会計)の55ページから83ページに基づき、御説明すべきところではございますが、お手元に要約いたしました予算説明資料を配付させていただきましたので、この資料に基づきまして説明をさせていただきます。  資料の1ページをお開きください。業務の予定量となります。  年間総処理水量は、浄化センターにおいて処理する総水量で、3,787万4,782立方メートルを予定しています。  年間汚水処理水量は、雨水などの影響を除いた汚水処理量で、3,727万6,212立方メートルを予定しております。  年間総有収水量は、使用料をいただく対象となる処理水量で、2,087万4,679立方メートルを予定しています。  次の有収率は、年間汚水処理水量に占める年間総有収水量の割合となります。  次の処理人口は、下水道施設をどれだけの方が利用可能であるかを人口で示した指標で、18万2,400人を見込んでおります。  次の普及率は、行政人口に対する汚水処理が可能な人口の割合をあらわした指標で、96.48%を見込んでいます。  次の下水道使用料は、年間総有収水量より算定し、33億5,606万4,000円を見込んでいます。  次の建設改良費は、下水道施設の建設や更新など、資産の取得に係る予算となります。21億6,559万円を計上いたしました。建設改良事業の概要につきましては、5ページに工事内容を添付しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  職員数につきましては、53名となっております。  2ページをお開きください。  下水道事業会計予算です。  詳細につきましては、3ページ以降で説明をさせていただきます。合計欄をごらんください。  支出合計、128億4,491万7,000円が令和2年度の予算規模となります。  3ページをお願いいたします。  実施計画となります。  収益的収入及び支出には、維持管理に要する費用とその財源を計上しています。下水道の維持管理に必要な費用には、施設の維持管理費や減価償却費、施設建設のために借り入れた企業債の支払利息などがあります。これらの費用のうち、雨水の排除に要する経費は一般会計からの繰入金で賄い、家庭や事業所から排出される汚水を処理する経費は、下水道使用料として使用者に負担をしていただいています。  下水道事業収益のうち、営業収益は主たる営業活動から生じる収益です。  収入の大宗を占める下水道使用料は、人口減少、水使用機器の節水化の進行などにより低減傾向が続いており、令和元年度の決算見込みなどを勘案し、前年度より減を見込んでいます。  他会計負担金は、雨水処理費用に要する一般会計からの負担金です。  貸付金元金収入は、下水道の接続に伴う水洗トイレへの改造工事費を一度に負担することが困難である方に対して貸し付けた、水洗トイレ改造資金貸付金の元金返還金になりますが、令和2年度より、資本的収入に科目をつけかえております。  営業外収益は、金融・財務活動など、主たる営業活動以外の収益です。  営業外収益の2段目、他会計補助金は、汚水処理に係る経費や、処理施設建設に充てた企業債の支払利息及び減価償却費などに対する一般会計からの補助金となります。  長期前受金戻入は、平成26年度より適用された新会計基準に伴う収入で、固定資産のみなし償却制度が廃止になったことにより、これまで補助金などにより取得した固定資産の令和2年度における減価償却費見合い分を収益化したもので、現金を伴わない収入となります。  特別利益は、当年度の経常的な損益計算に算入されない利益を計上しています。  その他特別利益は、令和2年度に下水道事業会計で退職する職員が、市長部局などに在職していた期間に係る退職手当の負担金収入となります。  次に、支出について説明させていただきます。  営業費用は、主たる事業活動により生じる費用を計上しています。  管渠費には、下水道管渠の維持管理費などを計上しています。  ポンプ場費には、池添ポンプ場の維持管理費などを計上しています。  終末処理場管理費には、浄化センターの維持管理費などを計上しています。  総係費には、事業活動全般に関する費用を計上しています。  減価償却費は、下水道管渠や施設などの固定資産の償却費用で、資産減耗費は、下水道管の布設替えなどにより、古い管渠を廃棄する時点における残存価格を費用化するもので、減価償却費と資産減耗費は現金の支出を伴わない費用となります。  営業外費用は、金融・財務活動など、事業の営業活動以外により生じる費用となります。  営業外費用の支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債の償還利息を計上しています。  特別損失は、当年度の経常費用から除外すべき費用で、過年度損益修正損には、漏水などによる下水道使用料の減額費用などを計上しています。  以上、収入から支出を差し引いた収益的収支は、前年より1億5,649万7,000円減の、9億2,823万1,000円となりますが、全額を資本的収支の不足額に補填をしてまいります。  4ページをお開きください。  資本的収入及び支出です。  資本的収支には、施設の建設改良に要する費用や、企業債の元金償還金とその財源を計上しています。  下水道施設の建設には多額の費用がかかりますが、企業債を発行することにより資金を賄い、長期間にわたって償還することにより、世代間の負担の公平を図ります。  企業債の下水道事業は、国などからの借入金で、対象事業の減少などにより、前年を下回っております。  補助金は、国庫補助金及び他会計補助金を計上しています。国庫補助金は、対象事業の増加により前年を上回っています。他会計補助金は管渠などの整備に要した企業債の償還元金に充てる一般会計からの補助金となります。  工事負担金の受益者負担金は、新たに下水道へ接続していただく方に、建設事業費の一部として負担をしていただくものです。  その他資本的収入は、昭和町の一部地域の汚水を甲府市が処理していることに伴い、昭和町へ負担を求める企業債償還金充当額となります。  長期貸付金返還金は、水洗トイレへの改造資金貸付金の元金収入になります。  次に、支出です。  建設改良費の管渠建設費には、下水道管渠を建設する経費などを計上しています。市街化区域の管渠改良・更生工事に伴う工事請負費等の減により前年度を下回りました。  ポンプ場建設費には、池添ポンプ場の施設を整備する経費を計上しています。施設の耐震調査に伴う委託料等の増により、3,784万9,000円を計上いたしました。  処理場建設費には、浄化センターなどの処理施設を整備する経費を計上しています。施設の耐震補強に伴う工事請負費の増により、前年度を上回りました。  建設諸費は、受益者負担金早期納付者への報償費などを計上しております。  企業債償還金は、施設整備のため借り入れた企業債元金の償還金です。  他会計借入金償還金は、水道事業からの長期借入金に対する償還金です。  長期貸付金は、水洗トイレへの改造資金の貸付金となります。  以上、収入から支出を差し引いた資本的収支は32億7,493万円の不足額となり、この不足額につきましては、下水道事業費用のうち、現金の支出を伴わない減価償却費・資産減耗費と、収益的収支の純利益などで補填をいたします。最下段に補填財源の内訳を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。  5ページをお願いいたします。  4ページで説明させていただきました資本的支出の建設改良費のうち、工事請負費に係る概要となります。  1の管渠建設費には10億1,437万7,000円を計上しており、管渠の新設・更新延長は3,903メートルを予定をしています。  (1)汚水管整備は、1の新設管布設事業として、市街化区域が里吉2丁目ほか506メートル、市街化調整区域が古府中町ほか1,056メートル、中道地区が、下曽根町ほか1,291メートルを新たに整備してまいります。2の管渠更新改良事業は、ストックマネジメント計画に基づき、丸の内3丁目ほか市内一円で672メートルの管渠布設替えなどを行います。  (2)雨水渠整備は、大雨時に浸水の危険性がある地区の解消を目的に、富士見2丁目ほか市内一円で378メートルを整備いたします。  (3)汚水ます設置工事は、新たに下水道へ接続するための汚水ます100カ所を整備します。  2のポンプ場建設費には、池添ポンプ場の施設を整備する経費として284万9,000円を計上しております。  3の処理場建設費には3億5,448万5,000円を計上しており、令和元年度から令和3年度の3年間にわたる継続事業として、1管理本館・脱水機棟耐震補強工事のほか、4事業を予定しております。  以上、建設改良に係る工事請負費の予算額は、13億7,171万1,000円となります。  6ページをお開きください。  平成28年度から令和2年度までの業務実績の比較を掲載しております。あわせて御参照いただけますよう、お願いいたします。  以上、令和2年度の予算説明とさせていただきます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 4: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(弘)委員
    5: ◯山田(弘)委員 よろしくお願いします。  公共ますにまだ未接続のところがあると思います。例えば浄化槽というところは、浄化槽の点検をしなければいけないんですけれども、していないところがあって、それが漏れ出しているというところもある。そういう状況の箇所が多いので、先ほども出ましたけれども、公共ますにつないでいただけるようにとか、水洗化にしていただいてという状況の中で、どのぐらいの件数というか、令和2年度、予算的な貸付金の状況はどうなっているんでしょうか。よろしくお願いいたします。 6: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 7: ◯遠藤給排水課長 まず、未接続の件数からですけれども、本年2月末現在で、合計2,935件となっております。今年度接続していただいた件数が285件となっております。  貸付状況でございますけれども、貸付金のほうが3件、86万円の貸し付けを行いました。  一方の融資あっせん制度でございますが、1件、300万円の金融機関へのあっせんをしたところでございます。  以上となります。 8: ◯輿石委員長 山田(弘)委員。 9: ◯山田(弘)委員 せっかく、こういう貸付制度とかいろいろなものがあるのに、ただ知られてないというとおかしいですが、そういうことをやっぱりこちらからもPRしながら、教えてあげないとわからないこともあります。ある程度この未接続の解消に対して、御努力は願っているんですけれども、また令和2年度に、この貸付制度を有効に使いながら、説明をしてあげながらふやしていっていただきたいと思います。  場所は、ともかくとして、冬場はいいんですけれども、夏場は近所にすごくにおいがという状況なんかもありますので、そういうことに対しては本人の意思がなければできませんが、意思がそちらの方向に行くようなPR、相談等をしていただければと思います。よろしくお願いいたします。  これは要望で、以上です。 10: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  鈴木委員。 11: ◯鈴木委員 よろしくお願いいたします。  一般会計で下水道事業会計に対しての繰り出しのところを聞いたわけですけれども、新年度4億円ぐらい減額するということで、その理由をお聞きしたんです。あと、その内容についても、今年度行いました令和元年度包括外部監査の結果報告書も読ませていただいたところであります。いきなり4億円という金額が減額されて、来年度の予算を立てることになると、かなり予算立ても厳しいのではないのかなと御質問したところ、その件については上下水道局とかなりすり合わせをして、それについては承知をしているとお伺いをしたんです。  そうした状況の中で今回予算を立てるにしても、4億円の繰り入れがないということで、事業運営に対してどんな方向性を持っているのかということをまずお聞きしたいと思います。 12: ◯輿石委員長 樋口経営企画課長。 13: ◯樋口経営企画課長 下水道事業につきましては先行投資型の事業でございまして、下水道整備の財源として一般会計からの繰入金等を充当している状況でございます。  本市の下水道事業につきましても、生活環境の改善のために集中的に整備を推進してきた関係から、一般会計からの繰入金も多額となってまいりました。令和2年度の予算編成に当たりましては、事業運営等に支障がない範囲で財政担当と協議を行いまして、来年度の繰入額を計上したところでございます。今後は企業債の償還も進行しまして償還額も減少していくというようなこと、並びに一般会計につきましても、本市全体の厳しい状況等も鑑みまして、そういった計上をしたところでございます。また、内部的な経営努力も行っていく中で、こうした計上となったところでございます。  以上でございます。 14: ◯輿石委員長 鈴木委員。 15: ◯鈴木委員 ぜひそのようにお願いしたいなと思っているんです。というのは、令和元年度包括外部監査の結果報告書の意見ということですけれども、見ると、資本的収入の企業債について、償還金が6億円ぐらいだと。これは「地方公営企業繰出金について」に基づいていないとされていると。その6億円分の穴埋めとすれば、使用料収入によって補うべきであるという意見でありますから、そうなってくるとこれをもとにいくと、4億円減額をしておいて、今後、来年度料金改定等々あるんですけれども、そこで補っていく方針なのかなと私は思っているわけです。まだその料金改定がどうなるかわからないにしても、それを当てにして事業運営をされたのであればちょっと心配だなと思っているんです。  確かに、使用料の徴収ということについても企業会計でありますから、基本入れるというのは当然だと思うんです。ただ、例えば水道事業と下水道事業、大きな枠で見てみますと、例えば水道自体については市街化調整区域であっても、そこについては利益を伴わないところであれば延伸していかないという基本的な方針がありますよね。下水道については水質管理とか、全体的な、公共の福祉に寄与するということで、下水道率も非常に高くなっていたりするから、不採算なところに対しても、かなり、それについては企業努力をされて延伸をしているわけじゃないですか。私が言いたいのは、例えば公営企業というか受益者負担、それを全部下水道の使用料自体を賄うということでいけば、市街化調整区域の延伸なんて恐らく市街化区域の人たちは求めてはいない。それによって下水道使用料が上がるということもありますから、その辺は、包括外部監査の意見であっても、全てそこで賄うわけじゃないなと思っているところなんですよね。  確かに、繰り入れについてはそういう基準はあるということでありますけれども、それは基準であって、繰り入れたことが法的に間違いかというとそうでもないと私は思っている。そこは下水と上水の違いだと思っているわけですけれども、ぜひその辺も御検討いただきまして、先ほど樋口経営企画課長から、そういうことを想定をして予算立てをして、収支バランスをとっているんじゃないという答弁をお聞きしましたから、そこは要望にしておきますけれども、ぜひそんな形でお願いしたいなと思います。  次に、ここにあります下水道とその関連性、下水道の処理量自体とかいろいろ減ってはきていることも影響して、下水道の使用料金というのはだんだん減ってきていると思っているんですよ。それについて企業努力をして対応していかなければならないから、当然未接続のところについてもお願いをしていくわけですけれども、例えば1日の処理量とか有収率があるじゃないですか。これについてはエリアを決めて、不明水を見つけてもらって改善をしていっていただいているんですけれども、当然そうは言っても、努力をされても全国平均もそんなにいいわけではないから、100%になるわけじゃないのはわかっているんです。1%とか上げていくのは非常に苦しいというところだと思うんですが、そうは言っても不明水について有収率を上げていかなければならない。有収率で例えば1%上げる、かなり厳しいんですけれども、1%上げると、下水の処理に対する経費はどのぐらい削減できるとか、何かそういうことをやっていますよね。前、ちょっとお聞きしたところ、1%上げて、約430万円と聞いているんです。1%上げても約430万円にしかならないんですよ。でも1%上げるには非常に資本的に投下はしているわけです。そういうことがあったりするので、先ほどの話に少し戻るんですけれども、下水道事業に関しては住民要望もあったりして、市街化調整区域にまで延伸をしてそこのところで、ただ繰入基準がというのはないのかなと思っているんです。有収率については、来年度も、場所を決めて調査されていかれるんですよね。そこをお聞きしたい。 16: ◯輿石委員長 貴家下水道管理室長。 17: ◯貴家下水道管理室長 雨水の浸入水の防止対策ということで、現在も継続的に事業を行っておるわけですけれども、対策工事ということで、下水道の本管からの浸入水を防除する対策を行っております。そちらの対策が、今年度で西田町地区の対策を終了することになっております。引き続き、前年度から岩窪町地区について原因の特定調査を行っておりまして、来年度につきましても原因特定調査は継続していく予定でおります。  また、岩窪町地区も終了ということになりますけれども、その次についても、計画的に調査は進めていく予定でおります。  ただ、岩窪町地区につきましては、本管が、西田町地区のヒューム管とは違って塩化ビニール管に変わってきていますので、なかなか本管からの直接の浸入水は少ないような状況もございます。今後につきましては、調査結果を検討した中で、どのような対策が必要なのか、鈴木委員もおっしゃったとおり、当然費用対効果ということもあるかと思いますので、そういった対策についても今後、再度検討していきたいと考えております。  以上です。 18: ◯輿石委員長 鈴木委員。 19: ◯鈴木委員 なかなかそこのバランスは改善しても、それが収益に反映しない事業だと思っているんですけれども、やらなければならないと承知をしているところであります。  下水処理場のほうでは、今第4系列まであるんですよね。人口も減っていったりする中で、処理水についても、不明水の御努力は別にしても、令和元年度と新年度の令和2年度を比べれば、年間の総処理水量についてもかなり減ってきたりする中で、第4系列の維持管理というのは継続してやられるんですか。それとも、例えば将来について、若干減っていくのであれば、バックアップも含めて、第4系列がなくて第3系列で済むとか、その辺の展望というのは、新年度お考えにはならないんですか。 20: ◯輿石委員長 山本浄化センター課長。 21: ◯山本浄化センター課長 お答えいたします。今第4系列について、ダウンサイジングとかそういう意味でおっしゃっておられるのかと思いますが、今のところ有収水量は年々減っている傾向にございます。処理水量につきましては、その年度によって降雨量等の影響を受けることが大きく、全体的に減っているかといいますと、一概にそうも言えない状況であります。日最大の処理水量等のこともあるんですけれども、今のところ第4系列をどうこうという計画はございません。  以上です。 22: ◯輿石委員長 鈴木委員。 23: ◯鈴木委員 今、実際のところ、平常時、下水の処理をするのに使うのは1系列あればいいんですか、2系列あればいいんですか。 24: ◯輿石委員長 山本浄化センター課長。 25: ◯山本浄化センター課長 今、特にどこかを休ませて処理ができるとか、そういう状況にはございませんので、全系列を日常的に使用しているという状況でございます。 26: ◯輿石委員長 鈴木委員。 27: ◯鈴木委員 年間通してはそうなのかもしれませんけれども、4系列全部曝気をして下水処理しているわけじゃないでしょう。 28: ◯輿石委員長 山本浄化センター課長。 29: ◯山本浄化センター課長 しています。 30: ◯輿石委員長 鈴木委員。 31: ◯鈴木委員 している。わかりました。じゃあ必要ということですね。承知しました。ぜひ維持管理については努めていただきたいなと思います。  最後にしますけれども、下水道の使用料の徴収状況について、もう少し改善というか方法はないのかなと思っているところであります。結局、未徴収の部分というか収納率についてもそうそう高くないというか、伸び悩んでいるとも思ってはいて、不納欠損する分というのは毎年、同じぐらいずつ出てきていて、5年たてばということなんですけれども、実際のところは、例えば平成29年度とか平成30年度、件数的には2,000件くらいあって、金額自体も1,000万円から700万円ぐらいあるわけですよね。これは恐らく、学生さんとかが転出してしまったりする部分が大きなウエートであったりするんですけれども、下水道料金を払っている人たちからすれば、ここのところは水道料金も同じ話になると思っているんですけれども、何か方法を考えてもらわないと。毎回不納欠損で、所在地にいないから何もないよ、しようがないよと毎年毎年1,000万円不能欠損していくということでいけば、10年であればやっぱり1億円ぐらいになってくるんですから、何かもう少し検討をして、ここは御努力をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 32: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 33: ◯功刀営業管理室長 平成26年度からですか、サービスセンターを民間に委託してからは収納率も上がってきておりまして、不納欠損額も徐々には下がってきている状況にはなってきております。  先ほども言われたとおり、無断転居の方とか、倒産とか、そういう方も結構あったりして、不納欠損になっている状況でありますが、今後も徴収にはいろいろな方法で、支払いの窓口をふやしたり、電子決裁等も取り入れたりしながら収納率を伸ばしていくよう今後も努力していきたいと思っております。  以上です。 34: ◯輿石委員長 鈴木委員。 35: ◯鈴木委員 総合的な話をされていますけれども、もう少し具体的なものが欲しいなと思うんです。死亡とか所在地不明と言いますが、例えば平成30年度に不納欠損した、倒産とか死亡とか、生活困窮とか所在不明等でいくと、その件数は、それぞれ全然違うでしょう。どのくらいですか。 36: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 37: ◯功刀営業管理室長 平成30年度の実績になりますけれども、倒産等が23件、死亡が167件、生活困窮が40件で所在不明が2,385件という数字になっています。 38: ◯輿石委員長 鈴木委員。 39: ◯鈴木委員 その所在不明のところが一番ウエートが多いわけですから、その一番圧倒的に多いところについての仕組みを考えていただかないと、ただ単に努力を総合的にしますというよりも、それをどうしていくかというところについてはぜひ、これ以上申しませんけれども、指摘をしておきますので、検討していただきたいなと思っています。  以上で終わります。 40: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  川崎委員。 41: ◯川崎委員 よろしくお願いします。  先ほど山田(弘)委員が質問された下水道の接続の件で、1件でも多く供用開始のところに接続していただきたいというお話なんですけれども、家の前の道路が、公共の道路でなく個人の所有の道路であって、その個人の道路を通らないと自分の家に接続できないようなところもあると思うんです。いろいろな形でそこにお願いして、道路を通させてもらって下水道に接続することはできると思うんですが、それが、個人の方とトラブルかわからないですけれども、接続させてもらえないところがあると思うんですよ。そういった事例は何件か、把握していますでしょうか。 42: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 43: ◯遠藤給排水課長 今、川崎委員がおっしゃられました、把握しているかどうかでございますけれども、私が担当になってから、羽黒地区で1件ございます。やっぱり民間同士の話ですのでなかなか難しい部分もありまして、今のところ膠着状態となっております。 44: ◯輿石委員長 川崎委員。 45: ◯川崎委員 実は私、実家が水道工事店で、私も水道工事を10年ほど前やっていたときに、緑が丘のほうで1件そういったことがありまして、なかなか、個人の道路を持っている人が承諾してくれないという事例がありました。結構そういう事例はあると思うんですけれども、1件ぐらいしかないですかね。  特に私が今、お店を営業している中心街なんて、入り組んでいるところなので道路がないようなところが結構あるんですよね。そういうところはトラブルがないということですか。 46: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 47: ◯遠藤給排水課長 私どもの部署で、未接続のお宅に訪問をさせていただいているんですけれども、その中で理由別としまして、他人の土地を通らなければ下水道に接続ができないという物件が、平成31年度で30件ほどございます。総数としてつかんでいるのは30件ということであります。 48: ◯輿石委員長 川崎委員に申し上げます。あくまでも来年度の予算についての質問ということでお願いします。  川崎委員。 49: ◯川崎委員 1件でも多く徴収できればよくなると思うんですけれども、その30件は全くトラブルもなくということですか。それとも、やはり接続されてないという。 50: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 51: ◯遠藤給排水課長 今申し上げた30件が接続ができていないというところでございます。 52: ◯輿石委員長 川崎委員。 53: ◯川崎委員 やはり民間同士のことですからなかなか話ができないということもあると思うんですが、1件でも多く接続していただけるように、根気よくお話をしていただけるとありがたいと思います。  以上です。 54: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  小沢(宏)委員。 55: ◯小沢(宏)委員 先ほど、不明水を究明するためにという、相川地区の西田町、来年度でひととおりめどがつくということだったんですが、その地区の面積でもいいですし、住宅の軒数、何軒あって、今まで総額、どのぐらいの、検査というか、究明するためにかかるであろう費用がわかりましたらお教え願います。 56: ◯輿石委員長 貴家下水道管理室長。 57: ◯貴家下水道管理室長 これまでに、平成21年度から調査を実施してきまして、西田町地区について対策工事を行ってきました。止水工事の延長としては約1万メートルの、いわゆるコンクリートのヒューム管の中に新たな管を更生していく管更生という手法を使って止水工事を実施してきております。  手元にこれまでの累計の金額というのは、私把握しておらないんですが、平成31年度につきましては、1億8,700万円程度の予算規模で対策を実施しております。  以上です。 58: ◯輿石委員長 小沢(宏)委員。 59: ◯小沢(宏)委員 先ほど鈴木委員が、1%上げるのに約430万円でしたっけ、そのぐらいの数字と言われたのは究明するだけでもこれだけのお金がかかるという。ですから、有収率を上げるというのは非常に困難なことだなと改めて感じました。今後も、岩窪町地区等を進めていかれるということですので、今度は塩化ビニール管だそうなので、若干、もっといい数字が得られるかなと。そこは期待しております。  あと、有収率を上げるというのではないんですが、浸入水対策としてマンホールのふたの交換をたしか行っているかと思うんですが。当初計画していた数と今まで完了したもので、今年度交換する数等がわかりましたらお教え願います。 60: ◯輿石委員長 貴家下水道管理室長。 61: ◯貴家下水道管理室長 古いタイプですと表面に穴があいているタイプの鉄ぶたがございます。当然、雨が降りますとその穴から浸入水もあるということで、これまでにおおむね400カ所程度の鉄ぶたの取りかえを行ってきました。また、今年度についても30カ所の取りかえで、新年度予算ということですと50カ所程度の取りかえを予定しております。  また、こういった穴あきの鉄ぶたが、ある程度特定の年度に布設されたということもございまして、いわゆる北部地域、JR中央本線より北側だけではではなく、南側のほうにも、地域的に固まって存在しているようなところもございますので、そちらにつきましても調査の上、順次取りかえを行っていく予定でおります。  以上です。 62: ◯輿石委員長 小沢(宏)委員。 63: ◯小沢(宏)委員 そういう地道な作業を進めていただきたいと思います。  浸入水ということで、住吉中継ポンプ場、池添ポンプ場等、あと浄化センターですか。浸水に対する対策、費用というのは、来年度どの程度見込んでいますでしょうか。 64: ◯輿石委員長 山本浄化センター課長。 65: ◯山本浄化センター課長 お答えいたします。  今年度基本的な調査を行いました。甲府市洪水ハザードマップに基づいて浸水の危険箇所、それからどの程度のところまで浸水が来るかという調査を行いました。なおかつ、その対策について概算の費用を出して、基本的な計画案を立てる業務委託を行ったところでございます。  ただ基本的に国の対策、ガイドライン等々、補助事業としてやる上での明確なところがまだ出てきておりませんで、来年度につきましては、とりあえずその辺の計画をまとめるということと、国の政策の様子を見たいということもございまして、予算はございません。そういう状況でございます。 66: ◯輿石委員長 小沢(宏)委員。 67: ◯小沢(宏)委員 わかりました。国の方針が決まりましたらできるだけ早急に対策を講じていただきたいと思います。
     そのときに1点お願いがあるんですが、浄化センターは、浸水とすると5メートルぐらいでしたっけ。たしかそのぐらいあったと思いますので、あそこにはたしかNAS電池があったと思いますので、そこへの浸入対策もしていただきたいと思います。  以上です。 68: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 69: ◯輿石委員長 以上をもって下水道事業会計の審査を終了いたします。  次に、水道事業会計の審査に入ります。  それでは当局から説明を求めます。  藤原上下水道局業務総室長。 70: ◯藤原業務室長 引き続き、よろしくお願いいたします。  議案第13号 令和2年度甲府市水道事業会計予算について御説明をいたします。  水道事業会計につきましても、令和2年度甲府市予算書の59ページから61ページ、並びに令和2年度予算に関する説明書(企業会計)の84ページから112ページに基づき御説明をすべきところでございますが、お手元に要約いたしました予算説明資料を配付させていただきましたので、この資料に基づきまして御説明をさせていただきます。  資料の1ページをお開きください。  業務の予定量です。  給水栓数は、給水契約の対象数で、11万9,574栓を予定しています。  次の年間総配水量は、浄水場からお客様に送る水の量で、3,111万9,652立方メートルを予定しています。  年間総有収水量は、料金をいただく対象となる水の量で、2,568万3,049立方メートルを予定しています。  次の有収率は、年間総配水量に占める年間総有収水量の割合となります。  次の給水収益は、年間総有収水量より算定した水道料金の収入で、46億1,743万3,000円を見込んでいます。  次の建設改良費は、水道施設の建設、更新など、資産の取得に係る予算となります。29億3,654万1,000円を計上いたしました。  建設改良事業の概要につきましては、5ページに工事内容を添付しておりますので、後ほど御参照をいただきたいと思います。  職員数につきましては、102名となっております。  2ページをお開きください。  水道事業会計予算です。  詳細につきましては、3ページ以降で説明をさせていただきます。ページ下段の合計欄をごらんください。  網かけをした支出合計90億8,606万4,000円が、令和2年度の予算規模となります。  3ページをお願いいたします。  実施計画です。  収益的収入には、水道水を供給する単価となる水道料金を主体とする収益を計上しています。一方、収益的支出には、水道水の供給に係る人件費、物件費などの維持管理費、企業債の支払利息など、現金の支出を必要とする経費のほか、減価償却費など、現金の支出を伴わない費用も計上しております。  収入をごらんください。  水道事業収益のうち、営業収益は、主たる営業活動から生じる収益です。収入の大宗を占める給水収益は、人口減少、水使用機器の節水化の進行などにより逓減傾向が続いており、令和元年度の決算見込みなどを勘案し、前年度より減を見込んでいます。  営業外収益は、金融・財務活動など、主たる営業活動以外の収益です。  営業外収益他会計補助金は、一般会計からの補助金となります。  長期前受金戻入は、令和2年度における減価償却費見合い分を収益化したもので、現金を伴わない収入となります。  雑収益には、下水道事業会計からの負担金、2市1町の下水道使用料徴収受託料などを計上しています。  特別利益は、当年度の経常的な損益計算に算入されない利益を計上しています。  その他特別利益は、令和2年度に水道事業会計で退職する予定職員が、市長部局に在職していた期間に係る退職手当の負担金収入です。  次に、支出について説明をさせていただきます。  営業費用は、主たる事業活動により生じる費用を計上しています。  原水及び浄水費には、取水・浄水施設の維持管理費などを計上しています。  配水費には、配水池や配水管の維持管理費などを計上しています。  給水費には、水道メーターの取りかえ費用などを、受託工事費には、給水装置の新設工事などに係る受付や審査等に要する費用を計上しています。  業務費には、水道メーターの検針や料金計算などに要する費用を計上しています。  総係費には、総務など事業活動全般に関する費用を計上しています。  減価償却費は、浄水施設や配水管路など固定資産の償却費用で、資産減耗費は、古い配水管などを廃棄する時点における残存価格を費用化するもので、減価償却費と資産減耗費は、現金の支出を伴わない費用となります。  営業外費用は、金融・財務活動など、事業の営業活動以外により生じる費用となります。  営業外費用の支払利息は、企業債の償還利息を計上しています。  特別損失は、当年度の経常費用から除外すべき費用で、過年度損益修正損には、漏水などによる水道料金の減額費用を計上しています。  以上、収入から支出を差し引いた収益的収支は、前年度より1億5,033万7,000円減の7億8,157万円となりますが、全額を資本的収支の不足額に補填します。  4ページをお開きください。  資本的収入及び支出です。  資本的収入には、建設改良工事などに充てる資金を計上しています。一方、資本的支出には、その効果が次年度以降に及ぶ施設の整備・更新などを行う建設改良費、現有施設の整備に要した企業債の元金償還金、他会計への長期貸付金を計上しています。  収入をごらんください。  工事負担金は、県・市及び下水道事業など、他企業関連工事に伴う原因者からの水道管移設補償負担金で、他企業関連工事の増加などにより前年度を上回っています。  加入金は、新築などで新たに水道を利用する方に、水道施設の整備に要した費用の一部を負担していただくものであり、他会計貸付金返還金は、下水道事業会計からの長期貸付金の返還金となります。  次に支出です。  建設改良費は、施設の建設や更新などに要する費用を計上しています。工事請負費などの減少により前年度を下回りました。  企業債償還金は、施設整備のため借り入れた企業債元金の償還金です。  投資は、病院事業会計へ長期貸し付けを行うものであります。  以上、収入から支出を差し引いた資本的収支は、33億9,850万8,000円の不足額となり、この不足額につきましては、水道事業費用のうち、現金の支出を伴わない減価償却費・資産減耗費と、収益的収支の純利益などで補填をいたします。補填財源の内訳を記載してありますので、御参照をお願いいたします。  5ページをお願いいたします。  4ページで説明させていただきました資本的支出の建設改良費のうち、工事請負費に係る概要です。  1の浄水施設等整備には、2億6,733万3,000円を計上しています。  (1)の平瀬浄水場につきましては、平瀬浄水場急速ろ過池更生工事ほか、4事業を予定しており、事業費は1億3,665万7,000円となります。  (2)の昭和浄水場につきましては、令和2年度・3年度の継続事業として、昭和北方水源高圧受配電設備更新工事ほか、2事業を予定しており、事業費は1億3,067万6,000円となります。  2の配水管等整備費には、19億5,608万4,000円を計上しており、(1)更新計画による配水管布設替え等から(3)下水道布設に伴う配水管布設替え等までの事業により、配水管路1万7,364メートルを耐震管に布設替えを予定しております。  (4)の消火栓設置につきましては、19基を予定しています。  以上、建設改良に係る工事請負費の予算額は、22億2,341万7,000円となります。  6ページをお開きください。  平成28年度から令和2年度までの業務実績の比較を掲載しております。あわせて御参照いただけますようお願いいたします。  以上、令和2年度の予算説明とさせていただきます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 71: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  それでは質疑に入ります。質疑はありませんか。  山田(弘)委員。 72: ◯山田(弘)委員 よろしくお願いいたします。  それでは、鉛製給水管の取りかえの工事の件につきましてお聞きいたします。  たしか、平成28年12月定例会本会議の一般質問で、原田議員が質問して、そこから鉛製給水管の取りかえが始まったと思うんです。最初は学校施設、公共施設から始めてという状況だったんですけれども、現在はどんな状況で進んでいるのかということと、来年度は、4路線、2億円という共同設備、施設はもう終わったと思うんですけれども、どこをやられるのかということを教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 73: ◯輿石委員長 小林水道課長。 74: ◯小林水道課長 鉛製給水管の現在の状況と、来年度の予算内容について御説明をいたします。  今年度終了時点での正確な数値はまだ集計が整っておりませんけれども、今年度末におきまして、鉛製給水管の残存件数が約2万件、率に直しますと、鉛製給水管率、残存率が約26%と見通しております。  これに対しまして来年度ですけれども、地域としましては上石田2丁目方面、それから大里町、この2カ所については今年度からの継続工事となります。それから加えて若松町で1路線を予算化しております。こちらのほうは、ここ数年、鉛製給水管からの漏水がふえてきたという状況もありまして、早目に対応したいということで予算化をしております。全体では、先ほどもありましたけれども、2億3,000万円ほどの予算を計上しております。  この事業費の中には、鉛製給水管の取りかえとともに、鉛製給水管が残っている地域は元の配水管も古い管が結構多いものですから、あわせて取りかえを行おうということで、そちらにかかる経費も含めてという予算になります。  平成26年度に鉛製給水管布設替基本計画を、解消に向けた計画を策定しまして、それ以降事業を進めてきているわけですけれども、大体年間で750件から、多いときで1,000件弱ぐらいの取りかえを進めてきております。今の組織体制と、準備できる資金を含めてそこあたりが限界という状況でございます。ですので、全てまだ今から解消ということになりますと、20年という期間が必要ということになります。  以上でございます。 75: ◯輿石委員長 山田(弘)委員。 76: ◯山田(弘)委員 わかりました。ありがとうございます。  あと20年ですね。なかなか、予算とか工事の状況等もありますし、中心市街地のほうにはまだ回ってこないでしょう。中心のほうにはね。一応、体に害があるという状況もあって、古いということもありますし、昔は工事がしやすいから鉛製給水管を使ったんですよね。できるだけ早い状況の中で取りかえのほう、事故のないように進めていただければと思っています。  以上です。ありがとうございました。 77: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  木内委員。 78: ◯木内委員 水道料金の件で伺いたいと思います。  来年度が見直しをする年になるということでしょうか。まず、3年に1度の見直しということで、水道料金等審議会を開催していくんだと思うんですが、どのような予定でいらっしゃいますか。 79: ◯輿石委員長 樋口経営企画課長。 80: ◯樋口経営企画課長 来年度、水道料金等審議会を設置いたしまして、令和3年度から、おおむね3年から5年の適切な料金設定の諮問、並びに答申をいただくということになっております。 81: ◯輿石委員長 木内委員。 82: ◯木内委員 前にも言ったことがあるんですけれども、特に、他市町村から引っ越してきた子育て世帯の方たち、特に子育てだと洗濯の量が半端じゃないということもあって、越してきて、甲府市って水道料金がすごく高いってびっくりしたという話も聞いたこともあります。ぜひ、子育て世帯などに配慮した水道料金ということを考えていただきたいなと思います。  また、今新型コロナウイルス感染症の関係で、かなり経済状況が厳しくなっているところもあると思うんですけれども、経済状況によって減免のような制度を行っているのかどうか、来年度、その辺のところは何か見込んでいるのでしょうか。 83: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 84: ◯功刀営業管理室長 新型コロナウイルス感染症で、きのうも安倍内閣総理大臣の発言があったようですけれども、今のところ減免という措置はありません。ただ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、収入が減って一時的に支払うのが困難ということがあれば、分納計画とか、支払い猶予等で対応していきたいと考えております。 85: ◯輿石委員長 木内委員
    86: ◯木内委員 今までの実績を踏まえて、来年度予算としては何かその辺のところは、支払いを少し延長していく、減免ってありませんでしたっけ。 87: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 88: ◯功刀営業管理室長 生活福祉関係の減免というのはございません。漏水による減免措置等はありますが。  以上です。 89: ◯輿石委員長 木内委員。 90: ◯木内委員 経済状況がこれから厳しくなっていくところがふえていくんじゃないかと懸念しておりまして、ぜひその状況に応じて、特に水がないと生きていけないものですので、払っていないからストップということは絶対行えないものだと思います。ぜひ丁寧に対応していただきたいと、またあと、子育て世帯にやさしい水道料金をお願いしたいなということを意見として言わせていただいておしまいにいたします。 91: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  鈴木委員。 92: ◯鈴木委員 数点お願いします。  水道事業は、繰り入れもなく、独立採算で運営をされているということについての御努力について、まず御礼を申し上げますし、福祉関係の減免はないという話でしたけれども、たしか私の記憶では、東日本大震災で避難された方については、私どももかなりそれについてお願いしたところでありますけれども、ある一定程度減免をしていただいたということもありますから、そうそう冷たいんじゃないなとは思っているところです。  本題に入りますけれども、今御説明いただきました甲府市の水道事業会計の予算の業務の予定量なんですが、人口減少等も含めて、来年よりも給水栓の数も、年間総配水量も、当然それによって減っていくんですけれども、そこでお聞きしたいのが1日の平均配水量です。本市の場合には当然、平瀬浄水場と昭和浄水場の北方水源から給水をしていると思いますが、例えば十二分な配水量については確保されていると思うんですけれども、その中で、1日の配水量の中で平瀬浄水場と昭和浄水場のバランス、特に採算で言ったら、平瀬浄水場は自然流下でありますし、昭和浄水場はポンプアップということで、1日のうちのおおよそのバランスはどうなってますか。当然、昼と夜でも給水量は違うと思いますので、その辺のウエートで経費が変わるのかも含めて、御説明願えるとありがたいです。 93: ◯輿石委員長 小林水道課長。 94: ◯小林水道課長 現在、おおむねの数字で申し上げますと、給水量が1日9万トンほど、平均するとございます。その中で平瀬浄水場から7万トン、昭和浄水場からは2万トンと、そんな状況でございます。  今の運用というのは、需要に対しては平瀬浄水場が一定量を送りつつ、需要の変動、これは季節的な変動もございますし、1日の中での変動もございますが、その変動に対しては昭和浄水場が追随して対応するという運用になっております。  経費的な部分という話ですけれども、その点については、以前に水運用構想を立てたときに、いろいろと経費的な部分も検証した経過がございますが、金額的には、若干平瀬浄水場のほうが安いんですけれども、その経費的な部分というよりも、もう1つの観点とすれば、先ほど鈴木委員からもございましたけれども、エネルギーをどちらが使うのかという視点に立ちますと、自然流下の平瀬系を主体にして使っていくのが時代に即した運用であろうということで、それ以降、需要が減少していく分については、今後の課題ということになりますけれども、昭和浄水場の能力的なものを調整していくことを基本的には考えております。  以上でございます。 95: ◯輿石委員長 鈴木委員。 96: ◯鈴木委員 バランスについてお伺いしました。来年度も健全な経営をされていかれるんだなと思っています。  そこで、さらに、それをもとにお伺いします。給水人口に対する1日の配水量、給水量なんですけれども、平瀬浄水場自体については、まだまだかなりのキャパシティがあると思いますけれども、今、昭和浄水場と平瀬浄水場で2万トンと7万トンですけれども、実際に平瀬浄水場1本になるとしたら、今7万トン送っている量自体については、平瀬浄水場の給水能力の何割ぐらいなんですか。 97: ◯輿石委員長 石川浄水課長。 98: ◯石川浄水課長 平瀬浄水場で現状の稼働率という形になりますが、六十二、三%という状況になります。  以上です。 99: ◯輿石委員長 鈴木委員。 100: ◯鈴木委員 とりあえず、例えば昭和浄水場がなくても平瀬浄水場だけでも運営はできるということですよね。そこまでの話はしませんけれども、逆にそうであれば、やっぱり公営企業であるから、減らせという話ではなく、公営企業であるんですから、やはり他市町村と話し合いをする中で、給水人口をふやしていくと。そういう努力自体は、広域間連携の中で協議も始まっているところですから、ぜひ新年度、目指してもらいたい。そこが大切なところではないのかなと私は思うんですけれども、年2回ほど山梨県を主体にして、広域化についても話をされているというお話をお伺いしました。新年度もそういう話が出てくると思うんですけれども、なかなかほかの県を見てもうまくいっていないということも承知しているところです。ぜひその辺を背景に、また努力していただきたいと思っています。  これはこれぐらいにします。  次に、予定量の中で、ちょっと不思議だなと思っているのが有収率なんです。有収率、ぜひ、大切につくった水でありますから、上げていただきたい。それに対して過去、漏水検査の企業等も使いながら上げていただいているんですが、ここで、令和元年度から令和2年度になると減ってしまうというのはどういう理由なんですか。普通はふえていかなければならないところ、予定として減るというのはどうしても理解ができないんですけれども、どんな理由があるんですか。 101: ◯輿石委員長 小林水道課長。 102: ◯小林水道課長 新年度予算の際に出しております予定量の中の有収率につきましては、当然その前年までの有収水量や配水量の動向を踏まえた上で推定をしている数字になります。今年度末の有収率をどう見通しているかと申しますと、平成30年度が82.6%だったんですが、今年度に関しては82.4%から82.5%ぐらいの間に落ちつくのではないかと今のところ見ております。ですから実績自体が、有収率が今年度下がる可能性がございます。その中で来年度につきましては、ここにあります82.53%という数字は、甲府市上下水道事業経営戦略の中で立てております、令和2年度の目標値として82.53%と掲げておりますので、その数値を設定させていただいたという経過がございます。  有収率については、その年の復元してくる漏水量と、片方でそれをとめようとする漏水防止対策によって防止水量が出てくるんですが、そのせめぎ合いの結果として生まれてくる数字になります。ですので、復元漏水量を防止水量が上回ったときには、その年度の有収率が前年よりも向上してまいります。逆に、例えば1つ大きな漏水が発生したりしますと、復元する漏水量が防止している漏水量を上回ってしまいますと下がってしまう。この有収率につきましては、必ずしも毎年右肩上がりで上がっていく数値ではございませんで、上げ下げを繰り返して今日まで来ております。ただ我々としましても、そうした状況で、長期的な取り組みの中、何とかここを、水準を90%という高みにもっていきたいということで取り組みを進めているところでございます。  以上でございます。 103: ◯輿石委員長 鈴木委員。 104: ◯鈴木委員 理由はわかりました。ただ、こういうふうに数字を出されると、何か大きな理由があって、有収率についても向上してもらっているのに下がるとしか捉えないと思いますし、その理由も含める中で、やっぱり上げていこうというのはとても大切だと思っています。いろいろな事態がなければ、上がるということの説明だったと思いますから、これについては新年度、推移を見させてもらいたいなと思います。大きな漏水とか事故とかがないにもかかわらずこの数字であれば、それについては御努力はされないなと、逆に判断せざるを得ないということですよね。  最後に、さっきの下水道事業のほうで出ました水道料金に対する不納欠損、当然水道事業もあると思うんです。これについて、当然下水道事業もそれだけの金額があるということですから水道事業も同じぐらい、同じ料金徴収しているからあるということですよね。そうなってくると、新年度の予定でも構いませんし、今年度でも構いませんけれども、一応予定されている、5年で取れなくなる不納欠損額はどのくらい、項目別と金額がどのぐらいになるんでしょう。 105: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 106: ◯功刀営業管理室長 済みません、先ほど下水道事業のほうで不納欠損の件数を説明させてもらったんですけれども、水道事業の件数を私発言してしまいましたので、訂正させていただきたいと思います。  先ほど下水道事業の倒産の件数11件、死亡が147件、生活困窮36件、居所不明が1,756件でございました。  水道事業が、平成30年度の実績なんですけれども、倒産が23件、死亡が167件、生活困窮40件で、居所不明が2,385件という件数で、平成30年度の不納欠損額については1,100万円ほど、水道事業はさせていただきましたが、来年度については約1,000万円になる予定でございます。  以上です。 107: ◯輿石委員長 鈴木委員。 108: ◯鈴木委員 繰り返しにならないようにしますけれども、不納欠損額は、両方合わせて幾らぐらいになるんですか。 109: ◯輿石委員長 功刀営業管理室長。 110: ◯功刀営業管理室長 下水道事業の不納欠損額は、昨年度が650万円。水道事業が1,100万円でございます。 111: ◯輿石委員長 鈴木委員。 112: ◯鈴木委員 わかりました。650万円に1,100万円ね。両方で1,700万円余ということになるんですよね。それはかなり大きな額でありますから、当然、料金徴収をそういう形で一緒にやっていたりするんですから、そこは改善をしてもらいたい。何か方法見つけてもらいたいと思っていますので、下水道事事業とあわせてお願いいたします。  以上で終わります。 113: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  長沢委員。 114: ◯長沢委員 支出のほうの営業費用6目総係費にかかわってくるのかと思うんですけれども、貯水槽の関係の維持管理の啓発についてお聞きしたいと思います。  その前に、これは要望なんですけれども、先ほど来、鈴木委員からもさまざま、上水・下水、いろいろな視点から、効率経営や料金徴収の件も御指摘があったところです。これから人口が減っていく中で給水の収益も年々減っていく。全国で水道事業の存続が言われる中で、本市においては健全経営をされていらっしゃることは非常に感謝を申し上げるところでございます。  しかしながら同じだけの、それは下水道事業もそうですけれども、メーター数の管路を、今後減っていく人口で維持、また更新をしていかなければいけないということですので、そういう意味では、先ほど鈴木委員が指摘されたような形で、また、料金徴収に関しても、上水・下水セットになっていると思いますけれども、委託をされているということです。それは何年も前からだと思うんですけれども、そういう意味ではプロを導入しているということになると思いますので、しっかりそこは協議を専門業者さんとしていただいて、その辺も今後きっちりと、先ほどのお話のようにやっていかれる必要があると思います。これは要望とさせていただきます。  そして1点だけ、貯水槽の関係なんですけれども、甲府の水は大変おいしいということでモンドセレクションも受賞されて、私も非常においしいと感じて毎日使用させていただいているところでございます。  そうした中で、一般家庭は直圧式で、2階建ての家なんかまでは、それはアパートでもそうだと思うんですけれども、給水をしていると思うんです。3階以上の建物に関しましては受水槽ですとか、また高層マンションなどでは高架水槽ですとか、そういったものをもって甲府市の水道を使用している状況にあると思います。  その中で、官公庁に関するそうした建物、また県営団地や市営団地などは、受水槽の清掃に関しましては、トン数を定めて法的に、年に1回、維持管理していかなければいけないという決めごとも水道法でありますし、きちっとなされていると考えておりますけれども、民間のアパートやマンション、こうしたところが、例えば10トン以下の貯水槽を持っているようなところも、小さいアパートだと多いと思います。甲府市ではそうしたところもしっかりと年に1回以上の維持管理をすべきと定めているところだと思いますけれども、こうした水道の維持管理の費用はオーナーさんが負担をして、維持管理をしていくということだと思います。  そうした中で、特に民間で2DK以上のアパートなんか、結構若い御夫婦、小さいお子さんがいらっしゃったりする世帯もあるんだと思います。甲府のおいしい水を、高架水槽を通して使用している、そうした家庭の方は高架水槽の管理が大切になってくるんだと思います。本市でも、そうした民間のアパート、マンション所有者の方に対して、そうした啓発を今までもしてきていると思うんですけれども、どの程度管理されているか、実績の数字をお持ちであればそれも教えてほしいんですけれども、来年度、啓発などどのように活動していくか、教えてください。よろしくお願いします。 115: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 116: ◯遠藤給排水課長 貯水槽水道ということでお話がありまして、先ほど10トンを超える施設が簡易専用水道、10トン以下の受水槽を持っている施設が小規模貯水槽水道ということで、簡易専用水道につきましては甲府市内に495カ所ございまして、2月末現在、345件の法定検査を受けているところでございまして、率にしますと70%の受検率になっています。  小規模貯水槽水道については法定検査の義務はございませんが、甲府市水道事業給水条例施行規程におきまして受水槽の清掃等を年に1回行ってくださいという規定がございます。  来年度の取り組みとしましては、簡易専用水道につきましては法定検査の周知指導を郵送しまして、前年度、例えば今年度やっていない施設には、直接訪問をし、面談して、検査を受けてくださいとお願いしてまいります。  小規模貯水槽水道については、全て啓発文書を郵送してまいります。  以上でございます。 117: ◯輿石委員長 長沢委員。 118: ◯長沢委員 小規模貯水槽水道についての実態はどの程度把握されていらっしゃいますか。 119: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 120: ◯遠藤給排水課長 小規模貯水槽水道につきましては、平成30年度、1,970件の施設があります。これは10トン以下の受水槽を持っている施設でございますが、受検率につきましては、87件の受検をされまして4.42%と、少ない数字となっております。 121: ◯輿石委員長 長沢委員。 122: ◯長沢委員 ありがとうございました。簡易専用水道については70%、それでも3割の方が検査を受けてないということなのかなと思います。これも、水道法で定められていても罰則がないということでなかなか進まない面もあると思うんですが、これに関しては訪問をしていただいて、啓発をしていただいているということは非常にありがたいことだなと思います。今後もよろしくお願いしたいと思います。  それで10トン以下の小規模貯水槽水道、これが今のお話を聞くと非常に厳しいと言わざるを得ない状況だと思います。小規模水道であっても同じように、貯水槽を通して水を使用していくことには変わりはないわけですので、この点に関して、もちろん国の指導というか、立法というか、そうしたものもこれから考えていってもらわなきゃいけないと私も思うわけでありますけれども、本市としましても安全・安心な水を市民の方に、一部、市外もあると思いますけれども、市民の方に使用していっていただくということを考えますと、こうした所有者の方に、啓発は今後さらに力を入れて進めていっていただかなければならないなと感じているところです。その辺、いかがでしょうか。 123: ◯輿石委員長 遠藤給排水課長。 124: ◯遠藤給排水課長 先ほど長沢委員がおっしゃいました、私が説明した70%というのは2月末現在ですので、まだ3月の報告書が上がってきていませんので、80%ぐらいを見込んでおります。  小規模貯水槽水道につきましては、法定検査の義務づけがないということもありまして、実際やっている方はもう少しいらっしゃるんじゃないかなとは感じていますけれども、清掃のほうは水道局に報告する義務はございませんので、実際はかなりの数が清掃等はしているとは思っております。 125: ◯輿石委員長 長沢委員。 126: ◯長沢委員 簡易専用水道ももう少しパーセントが上がってくるということと、小規模貯水槽水道も、実際にはもっとやっているんじゃないかと、私もそう思います。これは低過ぎるのでもっとやっている、そういうオーナーさんは多いだろうと思います。  いずれにしましても、特に小規模貯水槽水道はなかなかオーナーさんがしないという話も聞き及んでいるところであります。先ほども申し上げましたように、10トン以上であろうとそれ以下であろうと、アパート等に入居されている方は、その水槽を通して水を飲むということは同じだと思いますので、今後、先ほども申し上げましたように、国のほうでもっと指導を強化してもらいたいということももちろんあるんですけれども、本市としましても市民の皆さんの安全・安心ということを念頭に入れて、これからもそうした普及啓発には、来年度もしっかり努めていただけますように、お願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。 127: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  小沢(宏)委員。 128: ◯小沢(宏)委員 いただいた資料の5ページの配水管等整備、2番ですね、他企業工事に伴う配水管布設替え等、本市としては本来やらなくてもいいような工事に伴って、行うのに3億7,000万円ですか、次年度かかる見込みと。近年の、ここ二、三年の数字がわかりましたらお教え願えますか。 129: ◯輿石委員長 小林水道課長。 130: ◯小林水道課長 ここ数年の推計と申しますか、細かい数字的なものは、資料が今ございませんのでお答えできないんですけれども、全体の傾向としましては、その下に下水道工事というのもございますが、これもいわば他企業関連工事の1つになります。下水道工事につきましては甲府市も含めた、甲斐市、昭和町等も含めて下水道事業自体が終息傾向にございますので、減ってきております。  また、街路事業等につきましては、国、県あるいは市町の街路工事を含めてということになりますけれども、なかなかここの部分は予測がつきにくいといいますか、急激にふえる年もございますし、減っている年もある状況でございます。  以上でございます。 131: ◯輿石委員長 小沢(宏)委員。 132: ◯小沢(宏)委員 今、お話があった下水道布設に伴う配水管布設替え等、こちらのほうは下水道事業といろいろと歩調を合わせてやれば工事的にかなり節約できるところがあるかと思うんですが、どのような取り組みをして節約に努めているんでしょうか。 133: ◯輿石委員長 小林水道課長。 134: ◯小林水道課長 基本的には他企業が行う、下水道事業も含めてですけれども、工事を行う際に、一義的には水道の安全を確保するという主たる目的で、対応工事を起こすわけでございます。ただ、その前年度とかに調整会議等、道路管理者の招集する会議等がございまして、その中で、ほかの企業が場所的にどういう工事をするかという情報は入ります。その時点で、例えばある企業、市町村が下水道工事などを行うところに老朽管などがある場合には、極力調整しながら、あわせて工事を行うようにしますとその後の路面復旧費とかが減ってまいりますので、少ない予算の中でのやりくりになります。その点についてはアンテナを高くして、ほかの企業の状況も踏まえながら工事を進めているところでございます。  以上でございます。 135: ◯輿石委員長 小沢(宏)委員。 136: ◯小沢(宏)委員 内部で工夫をされて、数字的には表に出にくいと思うので、その辺、今後も頑張っていただきたいと思います。  以上です。 137: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  岡委員。 138: ◯岡委員 私は県外に行く機会が多くて、非常に県外の水というものを意識をして飲むんですけれども、うまくないですね。甲府市の水は非常にうまいですね。そんなことで、日本の中でも有数と言われるおいしい水を管理をして、配水をしていただいている、まずそのことに感謝をしたいなと思います。  質問に入りますが、総務関係で、職員数についてよろしいですか。  まず、職員数ですけれども、今102人という数字が出ておりますね。ここ3年間の職員数をお知らせをいただきたい。ことしの採用もあわせて、正規職員ということでお知らせをいただきたいと思います。 139: ◯輿石委員長 藤原業務総室長。 140: ◯藤原業務室長 職員数、水道事業の関係ですと、ここ3年間で言いますと平成29年度が94人、平成30年度が98人、平成31年度が97人という状況になってございます。  採用のほうは甲府市と一括で、人事等の採用はしていただいている状況でございます。 141: ◯輿石委員長 岡委員。 142: ◯岡委員 わかりました。退職者を任用していますよね。職員と合わせて、職務に対するその職員数は完全に充足をしておりますでしょうか。お聞きしたいと思います。 143: ◯輿石委員長 藤原業務総室長。 144: ◯藤原業務室長 近年においては、経験のある先輩方が再任用ということで職場にいて、後輩の指導等をしていただいている状況もございまして、総数的には充足している状況にはあると考えておりますが、ただ、技術的な部門でなかなか、市全体の話になってしまうかもしれないんですが、土木系とか、専門的なところの採用自体が難しいという傾向があろうかと思います。
    145: ◯輿石委員長 岡委員。 146: ◯岡委員 現在、平瀬浄水場は外部の会社に依頼をして運用している部分でしょうか。確認をさせてください。 147: ◯輿石委員長 石川浄水課長。 148: ◯石川浄水課長 運転管理は外部委託で行っており、包括委託をしています。 149: ◯輿石委員長 岡委員。 150: ◯岡委員 言うなれば完全な充足をされてないということですよね。市民の命を守る大切な水なんですけれども、それは責任を持って職員にお願いをしたいなと思います。そういうことが必要ではないかなと。やはり職員が責任を持って、その辺が、外部委託というのは責任があるんですか。その辺のところも含めて職員数についてのお考えをもう一度お聞かせをいただきたいと思います。 151: ◯輿石委員長 石川浄水課長。 152: ◯石川浄水課長 運転管理に関して外部委託しているとお答えをさせていただきましたが、これはもう7年目になります。その中で運転管理に関する指導、その辺は当然、1つずつ職員が行っております。  なお、水質の管理につきましては、当然職員がみずから行っている状況にあります。  以上です。 153: ◯輿石委員長 岡委員。 154: ◯岡委員 以前は私たちが、前々から水道というものについても何となく感じていた部分の中でも、やはり職員が充足をしていて、そして平瀬浄水場なんかも全部職員が入ってやっていた。そういう記憶があるんですけれども、いずれにいたしましても、先ほども言いましたとおり市民の命の水、一番直接的に命にかかわってくる水なんですよ。そういうことも含めまして、職員数はしっかりと充足をして、そして市民の安全・安心を守っていただくように、今後、何とか対応していただければありがたいと思っていますので、これは要望して終わります。ありがとうございました。 155: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 156: ◯輿石委員長 それでは、以上をもって水道事業会計の審査を終了いたします。  次に、簡易水道等事業会計の審査に入ります。  それでは当局から説明を求めます。  望月水道管理室長。 157: ◯望月水道管理室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案第14号 令和2年度甲府市簡易水道等事業会計予算について御説明いたします。  簡易水道等事業については、令和2年度より、これまで官公庁会計で行っていた古関・梯町簡易水道事業特別会計及び簡易水道等事業特別会計を一本化し、新たに公営企業会計による簡易水道等事業会計へ移行します。公営企業会計の適用により、経営成績や財務状況など、みずからの経営状況のより的確な把握が可能となり、経営の効率化・健全化に努めてまいります。  簡易水道事業会計予算につきましては、令和2年度甲府市予算書の63ページから64ページ、並びに令和2年度予算に関する説明書(企業会計)の113ページから130ページに基づき御説明すべきところでありますが、お手元に要約いたしました予算説明資料を配付させていただきましたので、この資料に基づきまして説明いたします。  資料の1ページをごらんください。  業務の予定量です。  給水栓数は、給水契約の対象数で、353栓を予定しています。  次の年間総配水量は、浄水施設等からお客様に送る水の量で、38万6,246立方メートルを予定しています。  年間総有収水量は、料金をいただく対象となる水の量で、20万918立方メートルを予定しています。  次の有収率は、年間総配水量に占める年間総有収水量の割合となります。  次の給水収益は、定額制9地区の給水栓数や、従量制の猪狩町地区の年間総有収水量より算定した水道料金の収入で、393万3,000円を見込んでおります。  次の建設改良費は、簡易水道施設の建設・更新など、資産の取得にかかわる予算となりますが、当年度につきましては予定している工事はありません。  職員数につきましては、4名となっております。  2ページをお開きください。  簡易水道等事業会計予算です。  詳細につきましては、3ページ以降で説明させていただきます。合計欄をごらんください。  網かけをした支出合計1億514万5,000円が、令和2年度の予算規模となります。  3ページをごらんください。  実施計画です。  収益的収入には、水道水を供給する対価となる水道料金を主体とする営業収益等を計上しています。一方、収益的支出には、水道水の供給にかかわる人件費、委託料等の維持管理費、企業債の支払利息など、現金の支出を伴う経費のほか、減価償却費など、現金の支出を伴わない費用も計上しています。  収入をごらんください。  簡易水道等事業収益のうち、営業収益は、主たる営業活動から生じる収益です。  給水収益は、給水世帯や給水人口の減少等の影響により、低減傾向が続いておりますが、令和元年10月より料金改定を行わせていただいたため、前年度の一般会計予算の使用料より増加を見込んでいます。  営業外収益は、金融・財務活動など、主たる営業活動以外の収益です。  営業外収益の、2他会計補助金は、一般会計からの補助金となります。  長期前受金戻入は、令和2年度における企業債償還金元金の額と加入金長期前受金を収益化したもので、現金を伴わない収入となります。  雑収入には、専用水道及び簡易専用水道委任事務の負担金収入等を計上しております。  特別利益の過年度損益修正益は、存目であります。  次に、支出について説明させていただきます。  営業費用は、主たる事業活動により生じる費用を計上しています。  原水及び浄水費には、取水・浄水施設の維持管理費などを計上しています。  配水費には、配水池の維持管理費や、漏水等の配水管の修繕費などを計上しています。  業務費には、職員の人件費や備消耗品費など、業務にかかわる経費を計上しています。  総係費には、総務など、事業活動全体に関する費用を計上しています。  減価償却費は、浄水施設や配水管路など、固定資産の償却費用で、現金の支出を伴わない費用となります。  営業外費用は、金融・財務活動など、事業の営業活動以外により生じる費用となります。  営業外費用の支払利息は、企業債の償還利息を計上しています。  特別損失は、当年度の経常費用から除外すべき費用で、令和元年12月から令和2年3月までの4カ月分の賞与引当金、及び法定福利費引当金を計上しております。  以上、収入から支出を差し引いた収益的収支は、2,072万9,000円のマイナスであり、支出が収入を上回っています。  4ページをお開きください。  資本的収入及び支出です。  資本的収入は、建設改良工事などに充てる企業債等を計上するところでありますが、令和2年度においては経営戦略策定年度であり、工事実施の計画がありませんので、企業債等の借り入れはございません。  また、資本的支出においては、施設の整備・更新などを行う建設改良費や、現有施設の整備に要した企業債の償還金元金を計上するところでありますが、建設改良工事がございませんので、企業債の償還金元金のみを計上しています。  収入をごらんください。  加入金は、新築などで新たに簡易水道等を利用する方に、簡易水道等施設の整備に要した費用の一部を負担していただくものであり、他会計補助金は、一般会計からの繰入金となります。  次に支出です。  企業債償還金は、施設整備のために借り入れた企業債償還金の元金です。  以上、収入から支出を差し引いた資本的収支は1,000円となります。  5ページをごらんください。  平成28年度から令和2年度までの業務実績の比較を掲載しております。あわせて御参照いただきますよう、お願いいたします。  以上、令和2年度の予算説明とさせていただきます。  御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 158: ◯輿石委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  木内委員。 159: ◯木内委員 水道料金の件ですけれども、いつから引き上げになるんでしょうか。 160: ◯輿石委員長 望月水道管理室長。 161: ◯望月水道管理室長 令和元年度、去年の10月に、消費税の増税に伴いまして、その段階で新たな料金設定をさせていただいたところでございます。 162: ◯輿石委員長 木内委員。 163: ◯木内委員 消費税増税分だけの負担増ですよね。 164: ◯輿石委員長 望月水道管理室長。 165: ◯望月水道管理室長 基本的にはそこの部分が大半ですけれども、南北地域の料金を統一するという観点もございましたので、端数等の調整の中で、定額制については月々1,000円をベースに、それに外税として10%乗せたという料金でございますので、基本的には消費税増税に伴う料金改定でございました。 166: ◯輿石委員長 木内委員、新年度でお願いします。 167: ◯木内委員 済みません、本当、申しわけないです。  そうしますと、1世帯当たり、来年度、水道料金はどのくらいの負担増になるかわかりますか。 168: ◯輿石委員長 望月水道管理室長。 169: ◯望月水道管理室長 1地区は従量制を併用しておるんですけれども、そのほかのところは定額制でございまして、1,000円のところと1,050円のところがあったのが1,100円になったということで、50円から100円の月々の料金値上げになりますので、そうすると年間で600円から1,200円の料金値上げになっております。 170: ◯輿石委員長 木内委員。 171: ◯木内委員 了解いたしました。  ありがとうございます。 172: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。  鈴木委員。 173: ◯鈴木委員 短くさせていただきますけれども、簡易水道自体の会計が今回企業会計になったということで、それで予算の説明資料をいただいている中でですけれども、確かに企業会計になったということなので、令和元年度については項目がないところなんですけれども、こちらの予算書があるわけですけれども、これについて前の会計制度でどのくらいになったかというのはまた、別に出していただくことは、後日できるんですか。対比ができないと、これについて今後見ていくためにも必要かなと思うんですけれども、その辺は、当てはめるようなことはできるんでしょうか。 174: ◯輿石委員長 望月水道管理室長。 175: ◯望月水道管理室長 今回の会計の変更に伴いまして勘定項目とかがそっくり変わってしまっているという中で、なかなかこの新しい会計システム、会計項目の中に入れ込むことは難しいんですけれども、皆さん、きょう予算に関する説明書の一般会計のほうはお持ちでしょうか。これの予算一覧表のところに、合計数字でございますけれども、古関・梯町簡易水道事業と簡易水道等事業、これまでの予算額が計上されているところでございます。 176: ◯輿石委員長 鈴木委員。 177: ◯鈴木委員 わかりました。実は皆さん、そこのところがわからないところかなと思ったのでお聞きしたところであります。なかなか難しいなと思っているんですけれども。  それと、あと、企業会計に変わるということで、環境水道委員会でも御説明していて、令和元年12月定例会で、当然その移行を承認されてきているところでありますけれども、国のほうは、水道の統一化ということも含めて、1本にしていこうという方針などが背景にあることはもちろん承知はしているんです。企業会計にすることによって影響があるのかというと、そういうものは今のところないというお話をされてはいたんですが、企業会計になると当然、メリットとすれば、今持っている財産とか貸借対照表も含めて、今後維持管理をしていかなければならないこともあったりするんですけれども、いずれにしても簡易水道事業を企業会計にするときには、そうは言っても、料金設定自体が、そもそも収益を伴うものに対して料金設定をしたものではないということもありますから、そこのバランスは非常に難しいなと思っているんです。そこら辺の注意をしていただきたいと思っているところでありますけれども、その中で、先ほど、給水収益に対しての算定根拠と、こういうことで金額については料金設定をしているという御説明があったんですけれども、そこのところ、申しわけありませんが、もう少しゆっくり御説明していただきたいと思います。 178: ◯輿石委員長 望月水道管理室長。 179: ◯望月水道管理室長 給水収益、いわゆる水道料金のお話になるかと思うんですけれども、これにつきましては、平成30年度の実績を見る中で、世帯数の増減、また使用料等を見る中で、この393万3,000円という金額を算出したところでございます。南部地区、また北部地区、北部地区には従量制の部分がございまして、それぞれ新しい料金設定もされているわけですから、それに基づいて、積み上げた結果として393万3,000円ということで前年度の予算と比べると11万8,000円のプラスとなっているところでございます。  以上でございます。 180: ◯輿石委員長 鈴木委員
    181: ◯鈴木委員 その算定根拠というのが今後、簡易水道事業を企業会計にしていく上でとても大切なところだと思っています。企業会計というところで、コストを賄い切れないような料金設定であるとか、これだけかかるからということになると膨大な金額になってしまいますから、そこについては気をつけていただきたいというお願いをして質問を終わります。よろしくお願いします。 182: ◯輿石委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 183: ◯輿石委員長 それでは、以上をもって簡易水道等事業会計の審査を終了いたします。  ここで、青木上下水道局業務部長が3月31日をもって定年退職されますので、挨拶をお願いいたします。  上下水道局業務部長、青木俊也部長。 184: ◯青木業務部長 (青木上下水道局業務部長挨拶) 185: ◯輿石委員長 青木業務部長、ありがとうございました。長い間、ありがとうございました。  以上をもって、議案第1号から議案第14号までの14案に対する質疑を終結いたします。  次に、討論・採決に入るわけですが、ここで暫時休憩といたします。  再開時間は午後2時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午後 零時11分 休 憩 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...