甲府市議会 > 2020-03-06 >
令和2年経済建設委員会 本文 開催日: 2020-03-06
令和2年環境水道委員会 本文 開催日: 2020-03-06

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  1. 甲府市議会 2020-03-06
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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年経済建設委員会 本文 2020-03-06 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 205 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯長沢委員長 選択 3 : ◯長沢委員長 選択 4 : ◯石原まち整備室長 選択 5 : ◯長沢委員長 選択 6 : ◯長沢委員長 選択 7 : ◯長沢委員長 選択 8 : ◯石原まち整備室長 選択 9 : ◯長沢委員長 選択 10 : ◯長沢委員長 選択 11 : ◯長沢委員長 選択 12 : ◯飯田産業総室長 選択 13 : ◯長沢委員長 選択 14 : ◯長沢委員長 選択 15 : ◯下山まちづくり総室長 選択 16 : ◯長沢委員長 選択 17 : ◯輿石委員 選択 18 : ◯長沢委員長 選択 19 : ◯佐野建築指導課長 選択 20 : ◯輿石委員 選択 21 : ◯長沢委員長 選択 22 : ◯下山まちづくり総室長 選択 23 : ◯長沢委員長 選択 24 : ◯輿石委員 選択 25 : ◯長沢委員長 選択 26 : ◯藤原委員 選択 27 : ◯長沢委員長 選択 28 : ◯田中空き家対策課長 選択 29 : ◯長沢委員長 選択 30 : ◯藤原委員 選択 31 : ◯長沢委員長 選択 32 : ◯田中空き家対策課長 選択 33 : ◯長沢委員長 選択 34 : ◯望月委員 選択 35 : ◯長沢委員長 選択 36 : ◯坂本道路河川課長 選択 37 : ◯長沢委員長 選択 38 : ◯望月委員 選択 39 : ◯長沢委員長 選択 40 : ◯坂本道路河川課長 選択 41 : ◯長沢委員長 選択 42 : ◯望月委員 選択 43 : ◯長沢委員長 選択 44 : ◯池谷委員 選択 45 : ◯長沢委員長 選択 46 : ◯土橋まち保全室長 選択 47 : ◯長沢委員長 選択 48 : ◯池谷委員 選択 49 : ◯長沢委員長 選択 50 : ◯長沢委員長 選択 51 : ◯長沢委員長 選択 52 : ◯輿石委員 選択 53 : ◯長沢委員長 選択 54 : ◯長沢委員長 選択 55 : ◯長沢委員長 選択 56 : ◯長沢委員長 選択 57 : ◯輿石委員 選択 58 : ◯長沢委員長 選択 59 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 60 : ◯長沢委員長 選択 61 : ◯輿石委員 選択 62 : ◯長沢委員長 選択 63 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 64 : ◯長沢委員長 選択 65 : ◯輿石委員 選択 66 : ◯長沢委員長 選択 67 : ◯小田切公園緑地課長 選択 68 : ◯長沢委員長 選択 69 : ◯輿石委員 選択 70 : ◯長沢委員長 選択 71 : ◯小田切公園緑地課長 選択 72 : ◯長沢委員長 選択 73 : ◯輿石委員 選択 74 : ◯長沢委員長 選択 75 : ◯小田切公園緑地課長 選択 76 : ◯長沢委員長 選択 77 : ◯輿石委員 選択 78 : ◯長沢委員長 選択 79 : ◯藤原委員 選択 80 : ◯長沢委員長 選択 81 : ◯小田切公園緑地課長 選択 82 : ◯長沢委員長 選択 83 : ◯藤原委員 選択 84 : ◯長沢委員長 選択 85 : ◯小田切公園緑地課長 選択 86 : ◯長沢委員長 選択 87 : ◯藤原委員 選択 88 : ◯長沢委員長 選択 89 : ◯小田切公園緑地課長 選択 90 : ◯長沢委員長 選択 91 : ◯藤原委員 選択 92 : ◯長沢委員長 選択 93 : ◯小田切公園緑地課長 選択 94 : ◯長沢委員長 選択 95 : ◯藤原委員 選択 96 : ◯長沢委員長 選択 97 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 98 : ◯長沢委員長 選択 99 : ◯藤原委員 選択 100 : ◯長沢委員長 選択 101 : ◯望月委員 選択 102 : ◯長沢委員長 選択 103 : ◯齊藤都市計画課長 選択 104 : ◯長沢委員長 選択 105 : ◯望月委員 選択 106 : ◯長沢委員長 選択 107 : ◯齊藤都市計画課長 選択 108 : ◯長沢委員長 選択 109 : ◯望月委員 選択 110 : ◯長沢委員長 選択 111 : ◯齊藤都市計画課長 選択 112 : ◯長沢委員長 選択 113 : ◯望月委員 選択 114 : ◯長沢委員長 選択 115 : ◯荻原委員 選択 116 : ◯長沢委員長 選択 117 : ◯依田商工課長 選択 118 : ◯長沢委員長 選択 119 : ◯荻原委員 選択 120 : ◯長沢委員長 選択 121 : ◯依田商工課長 選択 122 : ◯長沢委員長 選択 123 : ◯荻原委員 選択 124 : ◯長沢委員長 選択 125 : ◯依田商工課長 選択 126 : ◯長沢委員長 選択 127 : ◯荻原委員 選択 128 : ◯長沢委員長 選択 129 : ◯田中雇用創生課長 選択 130 : ◯長沢委員長 選択 131 : ◯荻原委員 選択 132 : ◯長沢委員長 選択 133 : ◯志村産業部長 選択 134 : ◯長沢委員長 選択 135 : ◯荻原委員 選択 136 : ◯長沢委員長 選択 137 : ◯藤原委員 選択 138 : ◯長沢委員長 選択 139 : ◯依田商工課長 選択 140 : ◯長沢委員長 選択 141 : ◯藤原委員 選択 142 : ◯長沢委員長 選択 143 : ◯依田商工課長 選択 144 : ◯長沢委員長 選択 145 : ◯藤原委員 選択 146 : ◯長沢委員長 選択 147 : ◯依田商工課長 選択 148 : ◯長沢委員長 選択 149 : ◯藤原委員 選択 150 : ◯長沢委員長 選択 151 : ◯池谷委員 選択 152 : ◯長沢委員長 選択 153 : ◯保坂農政課長 選択 154 : ◯長沢委員長 選択 155 : ◯池谷委員 選択 156 : ◯長沢委員長 選択 157 : ◯保坂農政課長 選択 158 : ◯長沢委員長 選択 159 : ◯池谷委員 選択 160 : ◯長沢委員長 選択 161 : ◯保坂農政課長 選択 162 : ◯長沢委員長 選択 163 : ◯池谷委員 選択 164 : ◯長沢委員長 選択 165 : ◯保坂農政課長 選択 166 : ◯長沢委員長 選択 167 : ◯池谷委員 選択 168 : ◯長沢委員長 選択 169 : ◯桜林農林振興室長 選択 170 : ◯長沢委員長 選択 171 : ◯池谷委員 選択 172 : ◯長沢委員長 選択 173 : ◯桜林農林振興室長 選択 174 : ◯長沢委員長 選択 175 : ◯池谷委員 選択 176 : ◯長沢委員長 選択 177 : ◯桜林農林振興室長 選択 178 : ◯長沢委員長 選択 179 : ◯池谷委員 選択 180 : ◯長沢委員長 選択 181 : ◯末木委員 選択 182 : ◯長沢委員長 選択 183 : ◯依田商工課長 選択 184 : ◯長沢委員長 選択 185 : ◯末木委員 選択 186 : ◯長沢委員長 選択 187 : ◯依田商工課長 選択 188 : ◯長沢委員長 選択 189 : ◯末木委員 選択 190 : ◯長沢委員長 選択 191 : ◯山本就農支援課長 選択 192 : ◯長沢委員長 選択 193 : ◯末木委員 選択 194 : ◯長沢委員長 選択 195 : ◯山本就農支援課長 選択 196 : ◯長沢委員長 選択 197 : ◯末木委員 選択 198 : ◯長沢委員長 選択 199 : ◯望月委員 選択 200 : ◯長沢委員長 選択 201 : ◯山本就農支援課長 選択 202 : ◯長沢委員長 選択 203 : ◯望月委員 選択 204 : ◯長沢委員長 選択 205 : ◯長沢委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:            令和2年3月定例会 経済建設委員会記録 1 日   時   令和2年3月6日(金) 午前9時57分 2 場   所   本庁舎10階 委員会室1 3 出席委員    委員長 長沢 達也  副委員長 望月 大輔               荻原 隆宏       池谷 陸雄               末木 咲子       輿石  修               堀 とめほ       藤原伸一郎 4 欠席委員    なし 5 当局出席者   産業部長         志村 一彦           まちづくり部長      望月  伸           リニア交通政策監     根津  豊                      ほか関係室長及び課長 6 事 務 局   議事調査課長補佐     内池  進
    7 議   題   第 1 議案第43号 工事委託契約の変更契約の締結について   第 2 議案第47号 工事請負契約の変更契約の締結について   第 3 議案第15号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中              当委員会所管分              第1表 歳入歳出予算補正中               歳入 第14款2項6目、第15款2項7目・11目、                  第17款1項7目、                  第20款5項5目中産業部分及びまちづくり部分、                  第21款1項7目・10目               歳出 第6款、第8款、第11款              第3表 繰越明許費補正(追加)中                  交通安全施設整備事業、農業施設災害復旧費                  繰越明許費補正(変更)              第4表 地方債補正(変更)中                  道路新設改良事業、土地区画整理事業、公園事業、                  道路橋りょう災害復旧事業   第 4 閉会中継続審査中の請願について       請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採               択を求める請願               紹介議員  清水 英知  木内 直子  山田  厚                     山田 弘之 2:                午前 9時57分 開 議 ◯長沢委員長 ただいまから経済建設委員会を開きます。  3月4日の本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。  なお、3月4日の議会運営委員会において、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営について確認がされましたので、本日の常任委員会はその手順に沿って運営してまいりますので、御了承のほど、よろしくお願いいたします。  この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。  発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。  また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。  なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については、自席へ戻るよう当局において御指示願います。  それでは最初に、所管事項調査について、各委員より要望を聴取いたします。  所管事項について質問のある部等がありましたら、最初に申し出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。  なお、来年度の予算等に係る事項につきましては、予算特別委員会が設置され、そちらに付託されておりますので御留意ください。  本日の所管事項の調査は、まちづくり部、産業部、農業委員会の順で行います。                   (要望を聴取) 3: ◯長沢委員長 それでは、これより審査を行います。  最初に、議案第43号 工事委託契約の変更契約の締結についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  石原まち整備室長。 4: ◯石原まち整備室長 おはようございます。  それでは、議案第43号 工事委託契約の変更契約の締結について御説明いたします。  議案目録(その1)175ページをごらんください。  甲府市宝一丁目に整備している古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事の委託契約の変更契約の締結であります。  変更の内容といたしましては、契約金額45億44万5,000円を、386万6,160円減額し、44億9,657万8,840円に改めるものであります。  主な変更の理由といたしましては、本工事委託では、当初設計における各工種の中でJR軌道沿いの既存土どめ擁壁の撤去工事について、単独作業として積算しております。  JR軌道敷地内及び近接する場所での工事におきましては、JR東日本との協議により運行の安全を確保するため、JR東日本の始業前に毎回軌道整備を行うこととしていることから、本工事委託におきましても、軌道整備に係る費用を計上しております。  このような中、本工事におきましては施工計画の見直しを行うことにより、JR軌道敷地内で実施する他の工種と単独作業を予定しておりました土どめ擁壁の撤去工事を同時に施行することにより、JR軌道敷地内での作業日数を短縮することができましたことから、今回、軌道整備に係る費用を減額するものであります。  この工事委託契約の変更契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要となりますことから、この議案を提出させていただいたところであります。  以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 5: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯長沢委員長 質疑がございませんので、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第47号 工事請負契約の変更契約の締結についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  石原まち整備室長。 8: ◯石原まち整備室長 それでは、議案第47号 工事請負契約の変更契約の締結について御説明いたします。  議案目録(その2)183ページをお開きください。  H31道路改良工事(市道下曽根2200号線)橋梁工事の請負契約の変更契約の締結であります。  変更の内容といたしましては、契約金額1億5,565万円を2,971万3,200円増額いたしまして、1億8,536万3,200円に改めるものであります。  また工期の令和2年3月30日までを延長しまして、令和2年7月31日までに改めるものであります。  変更理由といたしましては、工事発注後に橋梁の周辺地権者との協議が調い、取りつけ道路の位置が確定しましたことから、橋梁の取りつけ道路及び高欄工事を増工するものであります。  別紙、図面をお配りしてありますので、ごらんください。  赤色に着色されておりますところが取りつけ道路施工箇所になります。また、青色が高欄設置箇所ということになっております。  また、工期につきましては、昨年6月に請負契約を締結し、請負業者が直ちに橋梁メーカーに上部工事の発注を行ったところでありますが、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関連する工事などによる建設資材の需要に伴い、鋼板をつなぐ高力ボルトが不足する状況となり、納入に不測の日数を要し、本工事における工期内に上部工事の架設ができない状況となりましたことから、工期を令和2年7月31日まで延長し、対応するものであります。  この工事請負契約の変更契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決が必要となりますことから、この議案を提出させていただいたところであります。  以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 9: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 10: ◯長沢委員長 質疑がございませんので、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第15号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  初めに、産業部所管分の説明を求めます。  飯田産業総室長。 12: ◯飯田産業総室長 改めましておはようございます。どうぞよろしくお願いします。  それでは、議案第15号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号)中、産業部に係ります補正予算につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入について御説明申し上げます。  議案集の16ページ、17ページをお開きください。  15款2項11目災害復旧費県補助金1節農林水産業施設災害復旧費補助金につきましては、昨年10月の令和元年東日本台風による豪雨災害が激甚災害に指定されたことにより、被災した上向山町地内の農地の復旧工事に係る補助金119万円と、令和元年12月補正予算で計上いたしました右左口町地内2カ所の農地の復旧工事に係る補助金につきまして、その適用される補助率が変更したことによる増額分27万4,000円、計146万4,000円を増額するものであります。  次に、18ページ、19ページをお開きください。  20款5項5目雑入3節雑入産業部分につきましては、先ほど御説明した上向山町地内の被災農地の復旧工事における受益者負担金5万3,000円と、令和元年度12月補正予算で計上いたしました右左口町地内2カ所の農地の復旧工事における受益者負担金の減額分27万4,000円を相殺したことにより、22万1,000円を減額するものであります。  歳入は以上でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  24ページ、25ページをお開きください。  6款1項3目農業振興費19節負担金補助及び交付金につきましては、中核農家規模拡大育成事業奨励金等につきまして、認定農業者や新規就農者への農地の集積がふえたことなどに伴い、その奨励金を増額するものであります。  次に、30ページ、31ページをお開きください。
     11款4項3目農業施設災害復旧費15節工事請負費につきましては、先ほど御説明した農林水産業施設災害復旧費補助金がこちらに財源として充てられておりますが、昨年の令和元年東日本台風による豪雨で被災した上向山町地内の農地について、その復旧工事に係る工事請負費を計上するものであります。  歳出は以上でございます。  続きまして、戻りまして6ページ、7ページをお開きください。  第3表繰越明許費補正の追加について御説明申し上げます。  11款4項農林水産業施設災害復旧費、農業施設災害復旧費につきましては、先ほどの昨年の令和元年東日本台風による豪雨で被災した上向山町地内の農地について、その復旧工事が年度内に完了が見込めないことから、繰越明許費の設定を追加するものであります。  次に、繰越明許費補正の変更について御説明申し上げます。  6款1項農業費の農業施設等管理事業につきましては、今年度山梨県が実施しております帯那棚田の里地区県営農地環境整備事業につきまして、烏獣害防止柵の設置工事に係る設置ルートの選定等におきまして地権者との協議に不測の日数を要したことにより、工事の完了が見込めないことからそれに係る負担金600万円と、後沢ため池の整備事業につきまして、ため池内部の残土処理に不測の日数を要したことにより同じく工事の完了が見込めないことから、それに係る負担金228万4,000円を繰り越し、計828万4,000円を加える繰越明許費の変更を行うものであります。  以上で、産業部に係ります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 13: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 14: ◯長沢委員長 質疑がありませんので、以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。  引き続きまして、まちづくり部所管分の説明を求めます。  下山まちづくり総室長。 15: ◯下山まちづくり総室長 改めましておはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第15号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号)のうち、まちづくり部に係ります内容につきまして御説明いたします。  議案目録(その1)の6ページ、7ページをお開きください。  初めに、第3表繰越明許費補正につきまして御説明いたします。  まず、(追加)の表、8款1項道路橋りょう費の交通安全施設整備事業につきましては、交通安全施設整備工事におきまして、関係機関との協議に不測の日数を要したことから年度内に工事が完了しないため、繰越明許費を新たに設定するものであります。  次に、(変更)の表のうち、8款3項都市計画費の甲府駅周辺土地区画整理事業につきましては、国の補正予算に伴いまして、社会資本整備総合交付金が追加交付となったことから、年度内に工事が完了しないため、繰越明許費を増額するものであります。  次の和戸町竜王線整備事業につきましては、山梨県代行事業である城東工区及び中央五丁目工区におきまして、地権者との用地交渉が難航し、年度内での山梨県への代行事業負担金の執行が困難なことから繰越明許費を増額するものであります。  8ページ、9ページをお開きください。  次に第4表地方債補正(変更)のうち、上から道路新設改良事業、土地区画整理事業、公園事業及び道路橋りょう災害復旧事業につきましては、事業費の増減または国庫及び県補助金の増減等に伴いまして、限度額をそれぞれ変更するものであります。  続きまして、歳入につきまして御説明いたします。  14ページ、15ページをお開きください。  14款2項6目土木費国庫補助金1節道路橋りょう費補助金のうち、道路維持管理事業費につきましては、道路ストック総点検に係ります補助金の額の確定に伴いまして、減額するものであります。  次の交通安全施設整備事業費につきましては、国の補正予算に伴い追加交付の内示があったことから増額をするものであります。  2節都市計画費補助金のうち、甲府駅周辺土地区画整理事業費につきましては、まちなか回遊道路の整備に係ります補助金の額の確定に伴い減額するものであります。  空家等対策推進事業費につきましては、助成制度の申請件数が当初の見込みを下回ったことに伴いまして、減額するものであります。  3節住宅費補助金につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、国庫補助金の内示額による減額に加えまして、申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  16ページ、17ページをお開きください。  15款2項7目土木費県補助金3節都市計画費補助金のうち、甲府駅周辺土地区画整理事業費につきましては、補助金の額の確定に伴い減額をするものであります。  空家等対策推進事業費につきましては、山梨県におきまして、空き家対策総合支援補助金が創設されたことに伴い増額をするものであります。  5節住宅費補助金につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  18ページ、19ページをお開きください。  17款1項7目土木費寄附金につきましては、遊亀公園附属動物園における動物の飼育環境の改善や動物園の運営に対する寄附をいただいたことに伴い増額するものであります。  次に、20款5項5目雑入につきましては、リニア中央新幹線建設に伴います中道北小学校移転に係りますJR東海からの移転補償金を増額するものであります。  次に、21款1項7目土木債及び20ページ、21ページの10目災害復旧債につきましては、事業費の増減、また国庫及び県補助金の増減等に伴いそれぞれ変更するものであります。  続きまして、歳出について御説明いたします。  26ページ、27ページをお開きください。  8款1項2目道路維持費につきましては、道路ストック総点検に係ります国庫補助金の額の確定に伴います財源更正であります。  5目道路新設改良費につきましては、国の補正予算による国庫補助金の追加交付の内示に伴います財源更正であります。  次に、3項1目都市計画総務費のうち、都市基本計画推進事業費につきましては、都市計画道路である住吉四丁目善光寺線及び高畑町昇仙峡線における修正設計等が不要になったことなどによる減額であります。  空家等対策推進事業費につきましては、空き家の除却や改修などに対する助成制度の申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  2目開発指導費につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、耐震診断・改修に対する補助金申請件数が、当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  3目土地区画整理費につきましては、甲府駅周辺土地区画整理事業費及びまちなか回遊道路整備に係ります国庫及び県補助金の額の確定に伴う財源更正であります。  6目公園費につきましては、緑が丘スポーツ公園整備事業費におきまして、設計業務の変更に伴い減額及び財源更正するものであります。  以上で、まちづくり部に係ります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 16: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  輿石委員。 17: ◯輿石委員 今説明があった建築物耐震化支援事業費について、当初よりかなり申請が少なかったということなんですけれども、これはやはり今いろいろ老朽化が進んでいる建物がたくさんあるんですけど、申請の方法が難しいとか、何で少なかったかということはわかりますか。 18: ◯長沢委員長 佐野建築指導課長。 19: ◯佐野建築指導課長 建築物耐震化支援事業の減額分につきましては、避難路沿道建築物の耐震化にかかわる部分の補助金の減額が多くなっています。それにつきましては、予算要求時に所有者の意向等を確認した上で予算要求をさせていただいているんですけれども、その分につきまして、事業者の計画変更であったりとか、個人負担がある部分については事業を取りやめてしまったりという部分がありまして、所有者の意向の変更に伴う部分と、あと国費の部分が当初見込んでいた部分より少なかった部分もありまして、今回大きな減額ということになってしまいました。  以上です。 20: ◯輿石委員 それはわかりました。もう1つ雑入のほうで、18ページ、19ページのまちづくり部のJR東海から11億3,000万円ですか。この雑入というのをもう一回詳しく教えてもらいたいんですけれども、11億3,000万円は結構大きな金額なので、これは何の雑入ですか。 21: ◯長沢委員長 下山まちづくり総室長。 22: ◯下山まちづくり総室長 この雑入につきましては、中道北小学校の移転に伴いましてJR東海からの補償金を増額します。7億9,000万円ほど当初予算に計上していたんですが、今年度中にJR東海との交渉を重ねる中で交渉が調ったということで、全体の補償額のうちの7割を今年度いただけるということで、今回増額をしたところであります。  以上です。 23: ◯長沢委員長 輿石委員。 24: ◯輿石委員 本当にふえたということはありがたいということで、甲府市にとっていいということですね。了解しました。 25: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございますか。  藤原委員。 26: ◯藤原委員 1点、議案目録(その1)の27ページの空家等対策推進事業費についてお聞かせていただいたんですけれども、いろいろと目標を設定した件数よりも減ってしまっている要因を教えていただきたいと思います。 27: ◯長沢委員長 田中空き家対策課長。 28: ◯田中空き家対策課長 私どもが今回12月補正予算で計上しました甲府市特定空家等除却費助成制度、甲府市空き家改修助成制度、甲府市子育て世帯等家賃助成制度になります。  これにつきましては、当初の見込みを下回ったということで、ちなみに甲府市特定空家等除却費助成制度については15件に対して9件、6件が今回下回ったということ、また甲府市空き家改修助成制度については8件に対して6件、最終的に2件の減、甲府市子育て世帯等家賃助成制度については7件の減ということになります。  主なところについて、甲府市特定空家等除却費助成制度については、所有者の相続人が非常に多かったというところで、指導した結果、助成制度を活用する方が当初見込みを下回ったということ、また甲府市子育て世帯等家賃助成制度、甲府市空き家改修助成制度については中央部地域等の家賃調整になります。PR等については甲府市子育て支援アプリとかを活用しながら推進してきたんですが、なかなか転入を見込める方への周知が難しかったというところも結果としてはございます。  以上です。 29: ◯長沢委員長 藤原委員。 30: ◯藤原委員 今後の見通しなんですけれども、同じような形で実施していくのか、またちょっと改良を加えていくのかをお教えいただきたいと思います。 31: ◯長沢委員長 田中空き家対策課長。 32: ◯田中空き家対策課長 現行の制度につきましては、今年度をもって一度制度が終了になります。  ただし、最近の甲府市特定空家等除却費助成制度については今後も継続していきたいというところ、あとは甲府市空き家改修助成制度、甲府市子育て世帯等家賃助成制度については一定の移住は検証できました。ただし、定住についてはなかなか検証ができないというところで、さらに検証を踏まえるということから2年制度を延長して、この2年というのは新たな空家等対策計画が令和4年度からスタートするというところから、2年延長する中で検証もしていきたいと考えてございます。  以上です。 33: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございますか。  望月委員。 34: ◯望月委員 繰越明許費のところで交通安全施設整備事業について、交通アクセス施設整備事業費、繰越明許の600万円の部分なんですけれども、これはたしか令和元年度12月補正予算で子どもが通行する交差点等の点検で対策が必要ということで、その対策を講じるものの繰り越しになったということだと思うんですけれども、対策が必要な案件はたしか昨年10月定例会の経済建設委員会のときに10件と聞いていたんですが、10件中何件の対策が終わって、来年度に持ち越す分というのが何件あと残っているかという部分をお示しいただけますか。 35: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 36: ◯坂本道路河川課長 まず、未就学児が日常的に移動する経路の安全点検を警察や保育園関係者と行ったわけなんですけども、その中で関係機関との協議が調った10カ所については令和元年12月定例会で補正予算の計上を行い、この10カ所につきましては年度内に完成する見込みであります。  さらに、繰り越しの理由となっている関係機関との協議に時間を要していた箇所が7カ所あるわけですけれども、それにつきましては今回、社会資本整備総合交付金に関する補正予算なども活用する中で工事を実施していきたいと考えておりますが、今年度内での完成が困難であるということで繰越明許費の設定をいたしました。  以上です。 37: ◯長沢委員長 望月委員。 38: ◯望月委員 では、682万円を12月補正予算で計上した部分のうち82万円を今年度で使って、600万円を繰り越ししたというわけではないということですね。 39: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 40: ◯坂本道路河川課長 令和元年12月定例会で補正予算計上をした10カ所につきましては、今年度内に完成をいたしますので、682万円はそのまま執行いたします。 41: ◯長沢委員長 望月委員。 42: ◯望月委員 安心いたしました。東小学校付近の交差点も今もうそろそろ固めているところで、安全ポールを立てていただいて、全4カ所、交差点につけていただいて、ありがとうございました。早急な形でやっていただいたと思うんですけれども、これからまた対応が必要なところも7カ所あるということで、そこも来年度以降やっていくということでありますので、事故が起こらないことが一番なんですけれども、起こってからでは遅いので、できるだけ早く対応をしていただきますようによろしくお願いいたします。  以上です。 43: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございませんか。  池谷委員。 44: ◯池谷委員 先ほど輿石委員が質問されました20款諸収入で、そのうちの5目雑入のまちづくり部分ですが、もう少しこの中身を教えていただければと思います。詳細です。 45: ◯長沢委員長 土橋まち保全室長。 46: ◯土橋まち保全室長 JR東海による補償のことなんですけれども、中道北小学校につきましては公共補償という形をJR東海ととっております。最終的な補償額というのは、施設が全部でき上がって最終的なお金のやりとりをしないと確定しないというものになります。現在は、見込み額において出た金額の一部を先にいただいているという状況です。  詳しい内容につきましては、今後の補償にもいろいろ影響してきますので、余り詳しいことを述べるのは問題があるかという部分もありますので、御了承いただければありがたいと思います。お願いします。 47: ◯長沢委員長 池谷委員。 48: ◯池谷委員 今の答弁で大体わかります。私も、詳しいことを本当に聞きたいんですが、今までの中央市との関係とかいろいろ勉強した中で支障もあるということは十分わかっています。ですから、その辺はここではなくて、また教えてくれればいいと思います。  教育施設との関係もありますよね。それで既にもう甲府市のほうで通学路の改修も思い切って3年で投資してくれとか、そんな関係もあって関心があったもので質問しました。了解しました。
    49: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 50: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  それでは、これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  ここで産業部の皆様にはお引き取り願います。  次に、閉会中の継続審査となっております請願について審査を行います。  請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。  請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取り扱いについて、御意見をお伺いいたします。  輿石委員。 52: ◯輿石委員 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願ということなんですけれども、私も読ませていただいたんですが、本当に大企業は資金が潤沢にあって、結構保有資産もたくさんあると思いますけれども、甲府市、山梨県の中では中小企業が中心でありまして結構経営が大変なところもありますから、特に時給1,000円ということなんですけれども、これはちょっと今の時点では難しいし、また最近の新型コロナウイルス感染症等できょうも一斉に世界的に株価が低迷し、本当に日本の企業も大変な中、逆に言えば、時給1,000円どころか今の時給も確保するのが難しくなってくるような時代ですから、やはりこれは継続審査でお願いしたいと思います。 53: ◯長沢委員長 ほかに御意見はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 54: ◯長沢委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。  ただいま継続審査を求める意見が出ております。  それでは、継続審査についてお諮りいたします。  本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 55: ◯長沢委員長 起立多数であります。  よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案及び請願の審査を終了いたします。  なお、委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 56: ◯長沢委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。  次に、所管事項の調査に入ります。  それでは、まちづくり部の所管事項の調査に入ります。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  輿石委員。 57: ◯輿石委員 まず、リニア中央新幹線関連についてですけれども、また甲府市がちょっと振り回されるような事態になったということなので、こちらを聞きます。  私がきょう言いたいのは、リニア駅前の10.5ヘクタールの取り扱いということで、ここへ来て長崎山梨県知事が、またこれは甲府市が主体的にやってくれということを発言されて、いろいろ今困っちゃっているんですけれども、そもそもリニア駅前については私がここで言うまでもないんですが、私も昔の資料を引っ張り出してきて改めていろいろリニア駅前について知ったんですけれども、リニア駅周辺の24ヘクタールについてはリニア駅の裏の駐車場、パークアンドライドにしても、スマートインターチェンジにしても、駅前広場にしても、それはもう山梨県が主体的にやっていくということで、あと周りのまちづくりについては甲府市がやるということなので、それは当初から横内元山梨県知事、また後藤前山梨県知事の時代から暗黙の了解になっている。私もいろんな資料を夕べちょっと引っ張り出して見ていたんですけれども、確かに駅前とか、それは山梨県が整備するということは一言も書いていないんです。  その辺のところはあるんですけれども、それにしてもリニア駅前の計画図にしても、横内元山梨県知事、後藤前山梨県知事の時代に、大体リニア駅前には観光交流施設とか、産業振興施設とか、芝生イベント広場とか、また地元の水害が多いところですから地下式の調整池とかいったことを、リニア駅前にはつくるということで、山梨県によるいろんな絵を何回も私も見せていただいているんですけれども、そんな状況の中で知事が変わったといっても、その当時の山梨県としてそういったことを出してきているわけですから、知事が変わったから変えるじゃなくて、山梨県が出してきていることはやはり山梨県民、甲府市民、そして地元住民に対して提示したものですから、最近のかなり大きな方向転換というのは、特にこの10.5ヘクタールについては、知事が変わったからといってすぐそれを変えられるのかどうかということで、ただそれだけでは済まされないような気がします。そのところを甲府市としても、やはり意見を強く述べてもらわないと困ると思います。  知事というか、山梨県が言うには、長野県飯田市とか、岐阜県中津川市は市が主体としてやっているということなんですけれども、当然皆さん御承知のとおり、飯田市も中津川市も長野県とか、岐阜県の郊外にあるところでございますから、山梨県が主体的になるということは考えづらくて、飯田市も中津川市にしても、また神奈川県相模原市にしても市が当初からやるということでやってきているわけですけれども、ここへきてまた山梨県が、甲府市が主体的になれということで、もう去年大津町にせっかく決まったんだから、今からまちづくりが進んでいくぞというときにまた何か待ったをかけられたような気分で、昨年1年間をその検証だけで終わっちゃって、駅前で10.5ヘクタールをどっちがやるんだということで、また1年間というか、そこで時間がとまっちゃうということで、2027年という時間が区切られているんだから、それはもうどんどん進めていかなきゃならんときに押しつけっこみたいなことをしていたんでは、本当に私は困ると思いますから、そこのところをやはりやってもらうというか、はっきり解決してもらわないと困ります。  逆に言えば、去年甲府市ではなくて中央市にリニア駅が決まった場合に、中央市にも同じことを言うのかなというか、リニア駅前の整備を甲府市にやらせるために甲府市に決めたんだというようなことを思いたくなっちゃいます。取引条件ではないけれども、そういったことも思いたくなっちゃいますので、とにかく甲府市としてもその辺のところをどういうふうに考えているのかお伺いしたいと思います。 58: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 59: ◯櫻林リニア交通室長 今、輿石委員からリニア中央新幹線に関する過去の経過ということで、山梨県でも平成24年度にリニア活用基本構想を策定し、平成29年度にはリニア環境未来都市整備方針を策定し、リニア駅の周辺整備について青写真的なものを示してきていることもありまして、甲府市でもそういったものを踏まえましてリニア活用基本構想を策定し、リニア駅周辺の外側の部分、リニア駅近接地域のまちづくり整備方針、そういったものも策定する中でまちづくりに取り組んできているところでございます。  今回、また山梨県で新たなリニアやまなしビジョンを策定するということになっておりまして、今年度中に示されるということになっておりますが、既にことし2月にリニアやまなしビジョンの案が示されています。その案の中では来年度、リニア駅周辺整備に関する検討会議を設置するということになっております。そういったところで、甲府市におきましても過去の経過といったものを踏まえる中で、山梨県に対して意見や考えを述べていかなければいけないと思っております。  いずれにいたしましても、リニア駅周辺整備というのが甲府市だけでなく、山梨県下全域に波及するような整備となるように、山梨県あるいはJR東海と連携しながら取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 60: ◯長沢委員長 輿石委員。 61: ◯輿石委員 もちろんリニア駅前は甲府市民だけが使うもんじゃないですから、山梨県が本当は主体的になって整備するべきで、だから私が今言っているのは10.5ヘクタールの部分に関してそこをどういうふうに、今までどおり山梨県が主体的になって整備してもらわんと私は本当に困ると思うんです。一番困るのが、用地の底地を結局誰が買うんだという話です。そこのところはどうでしょうか。 62: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 63: ◯櫻林リニア交通室長 ビジョンがこれから示されることになるんですが、これまで山梨県が主体的に用地のほうも、ことし1月末には、軌道の用地だけではなく、リニア駅の北側及び南側全てを含めた全地権者を対象とした説明会を開いております。  そういったところで、用地は山梨県が買収等を行うものと思っておりますが、今後検討会議が設置されるということになりますので、改めてまた協議が必要になってくるのかもしれませんが、現状ですと、山梨県のリニア用地事務所で説明会を行っているという経過を踏まえますと、山梨県が取得していくのではないかと考えております。  以上です。 64: ◯長沢委員長 輿石委員。 65: ◯輿石委員 昔の資料を引っ張り出してきたら懐かしい資料もあり、平成23年9月に、当時宮島市長でしたけれども、初めて大里地区でリニア中央新幹線の説明会がありました。その中で、あと地域部会というのをつくって、それのときは当初は山梨県が入っていて途中から甲府市だけになってきたんですけれども、そういった流れもあるんですが、情報を共有するという面でも、最近1期生、2期生の議員さんたちはそういった昔のことはあんまり知らないと思うんで、そこのところの情報共有ということで、当局のほうにお願いしたいと思います。  本当に一番のかなめになるところですから、早急にしてもらって計画を進めていただかないと、甲府市が本当に取り残されちゃうんです。県都にあって、一番いいところにあるんですけれども、まだ計画が本当に白紙状態なんていうことでは困りますので、そこのところよろしくお願いしたいと思います。リニア中央新幹線に関しては以上です。  では次に、緑が丘スポーツ公園についてですけれども、これもかなり前からいろんな議員さんが何とかならないかということで、老朽化の施設がたくさんある中でやってきて、ようやくこうやって具体的な青写真が、私も初めてこれを見させてもらったんですけれども、とりあえず前期整備スケジュールということで、令和6年度までに約12億円という形で予算を見ているんですけれども、後期工事はどのぐらいの予算を見て、いつまでに仕上がるのかということも含める中で説明していただきたいと思いますけれども。 66: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 67: ◯小田切公園緑地課長 緑が丘スポーツ公園の再整備につきましては、今年度、基本設計を行わせていただいて、交付金を活用しながら来年度以降は実施設計を行って、令和6年度までには新環状・緑が丘アクセス線にかかわる施設については、事業を進めていきたいと考えています。  それ以降の事業につきましては、交付金も活用するものですからその効果だとか、あと前期工事の進捗状況だとか、それを踏まえて後期工事の計画については作成していきたいと考えています。  ですので、今のところ全体で事業費がいくらかというところは、まだわからないような状況でございます。  以上です。 68: ◯長沢委員長 輿石委員。 69: ◯輿石委員 この整備イメージ図にある前期工事のところを今回整備するということですね。 70: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 71: ◯小田切公園緑地課長 そのとおりでございます。 72: ◯長沢委員長 輿石委員。 73: ◯輿石委員 後期工事のスケジュールはまだ未定だということですね。  だからこの前期工事のところだけなんですけれども、やっぱりこういったものをつくると維持管理費というのがかかってくると思いますが、その辺のところは甲府市が100%対応してくれるということですよね。 74: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 75: ◯小田切公園緑地課長 維持管理についても、甲府市のほうで維持管理していくということでございます。 76: ◯長沢委員長 輿石委員。 77: ◯輿石委員 地元の方々にとっては長年の再整備ということなんで、本当に慎重に進めていただいて、全部こうやってきれいな形になるようにお願いしたいと思います。  以上です。 78: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございますか。  藤原委員。 79: ◯藤原委員 先に緑が丘スポーツ公園についてお聞きします。  緑が丘スポーツ公園については先ほど輿石委員からもお話がありましたが、前期工事のスケジュールしか書かれていないということで、今から全てにおいての工事を行うということなんですけれども、いわゆる全体像、全体の工事の予定、また交付金をどう取り扱うかというのは、令和7年度以降は基本未定ということでいいんでしょうか。 80: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 81: ◯小田切公園緑地課長 先ほども輿石委員に説明をさせていただきましたけれども、今のところは新環状・緑が丘アクセス線にかかわる施設の改修を進めていきたいということでございます。  この改修工事の中の進捗状況だとか、あるいは交付金の配分率だとか、そういったものを検証しながら、後期工事については計画していきたいということでございます。  以上です。 82: ◯長沢委員長 藤原委員。 83: ◯藤原委員 わかりました。いわゆる中途半端なものにならないようにしてもらいたいなと思います。この工事期間中なんですけれども、施設の利用についてなんですが、どのような形で考えているかを教えていただきたいと思います。 84: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 85: ◯小田切公園緑地課長 御利用されている方、各競技団体の方々とは説明会などで、来年度実施設計を行っていきますので、その中で工事の進め方だとか、中止の期間だとか、そういったものについては随時、説明していきたいと考えております。  以上でございます。 86: ◯長沢委員長 藤原委員。 87: ◯藤原委員 わかりました。計画的にやっていただいて、利用者になるべく負担がないようにしていただければと思います。  もう1点、整備イメージ図の中に入れられていたこのイメージ図からなんですけれども、駐車場の出入り口というのをしっかり明記していただいたほうがいいのかなと思います。  我々が今まで使っている感じですと、結構この中を普通の一般道路として使っている人がいたり、また駐車場の迂回とかで使われている方もいると思いますので、このイメージ図からなんですけれども、どこから出入りして、どういうふうに迂回をしてというのがちょっとわかりづらいなということと、迂回したところの渋滞とか、近隣の住宅に住んでいる方とかの通行の要所になっている部分もあるんで、その点をちょっと工夫してほしいなと思うんですけれども、どのように当局のほうで駐車場のスペースについて考えているか教えていただきたいと思います。 88: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 89: ◯小田切公園緑地課長 この図面につきましては、あくまでもイメージということで御理解をいただきたいと思います。整備イメージ図の中にも書いてありますとおり、駐車場につきましては、集約していきたいということで書かせていただいております。  今後、実施設計も行っていきますので、その中で地域の方々だとか、各競技団体の方々とも相談しながら具体化していきたいと考えております。  以上でございます。 90: ◯長沢委員長 藤原委員。 91: ◯藤原委員 先ほどお話がありましたとおり、いわゆる幹線道路のところからやっていくということなんで、基本的にはこの図面の奥の部分というか、西側の部分とか、プールの部分というのは余りこの計画のほうには書かれていなくて、この後ということですよね。令和6年度、令和7年度以降になるのかと思いますけれども、いずれにしましても、駐車場は緑が丘スポーツ公園を利用するに当たって多くの皆さんが使い、また交通の拠点、要所になっているんですけれども、近隣住民の皆さんとかにもより配慮をいただいた工事をしていただかないと、緑が丘スポーツ公園周辺で大渋滞なんていうことが起きても困りますので、ぜひそこは御留意をいただきながら計画的に進めていただければと思いますのでお願いいたします。  次に、遊亀公園について一つお伺いしたいと思います。リニューアル工事が進むに連れて、いろいろ素案等も出てきてこれからということなんですけれども、ちょっとお名前を忘れちゃいましたが、公園内の売店の前に、戦争のときにそこから水を飲んだと言われる井戸があるようなんですが、その井戸跡の取り扱いについて教えていただきたいと思うんですけれども。 92: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 93: ◯小田切公園緑地課長 今、藤原委員が言われましたように、井戸があったということは承知しております。市民の方々からも残してほしいというような意見が出されているのも聞いております。  今、計画の中では、そこの取り扱いについては具体的な方策等が決まってはおりませんけれども、今後さまざまな意見をいただくとか、協議もしなければいけなくなってくるかと思います。そういった中で、井戸があったことも何かしら残していければ残していきたいと考えております。  今のところは、具体化して残す、残さないというところについては決まっていないような状況でございます。 94: ◯長沢委員長 藤原委員。 95: ◯藤原委員 今、小田切公園緑地課長からお話もあったとおり、住民の中でも残してほしいという意見が少しだけれどもあると、そういうことも踏まえたり、また遊亀公園の歴史背景、歴史的にも古い公園だということも踏まえれば、私自身は残してもいいのかなと考えますので、そこをよく当局、また住民サイドの皆さんともお話いただいて、歴史的には一回つぶしてしまえば復元はないと思いますので、ぜひ書物だけというよりも現物で残していただければと思いますので、これは要望としてお願いしておきたいと思います。  最後に、リニア中央新幹線について少しお願いしたいと思います。輿石委員からの質問に対して詳しい話はいただいたんですけれども、今後、甲府市としてどのような対応をとっていくのか、特に山梨県サイドとの交渉段階の中で主としてここだけは曲げられないとか、こういう部分だけは筋を通しますよという部分があれば、基本的にはこの4年間いろいろなところでリニア中央新幹線の質問も出てきたんですけれども、山梨県の動向を注視しながら、山梨県と歩調を合わせてというのが基本的な御回答だったと思います。  今回、状況が少し変わってきたというのは私も承知していますので、ぜひ甲府市としてのリニア用地に対する思いも含めて教えていただけるとありがたいんですけれども、よろしくお願いします。
    96: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 97: ◯櫻林リニア交通室長 リニア駅及びその周辺ということですが、やはりこれまでの経過というのは非常に大切だ、重要だと考えています。  山梨県もリニア活用基本構想ですとか、リニア環境未来都市整備方針ですとか、整備方針に基づき、昨年3月にはもう既に青写真、素案までできていたという産業交流施設、観光交流施設みたいなものまで描いていたといった事実もある中で、甲府市といたしましても用地の取得も含めて、その説明会も山梨県がことし1月末に実態として実施していると。24.5ヘクタール全てを対象とした地権者に対して説明会も行っている、そういったところも踏まえまして、甲府市としても、ビジョンの案で示されているんですが、来年度検討会議というものを立ち上げるということになっています。ここでリニア駅周辺についての、地元紙ですとか、有識者ですとか、あとは交通関係者ですとか、そういった方々を交えた検討会議を立ち上げるということなんですが、甲府市としても過去の経過を踏まえて、意見や考えをやっぱり述べていかなきゃいけないとは思っております。  先ほどリニア中央新幹線に関する過去の経過とかそういったものが、なかなか皆さんに知られていないというようなお話もありましたが、甲府市議会にも、リニア・公共交通調査研究会があるかと思います。そういったところを通じて、また周知させていただければと考えております。  以上でございます。 98: ◯長沢委員長 藤原委員。 99: ◯藤原委員 リニア中央新幹線開業が7年後ということで迫っている、ある意味もう全庁的に取り組んでいかなければならない課題なのかなというのは痛感しております。ぜひリニア中央新幹線の担当課も含めてですけれども、全庁的にということと、あとは市長を含めて大きなビジョンがある程度出していけるように、リニア・公共交通調査研究会も努力しなければならない部分はあるのかなと思っていますので、大きな夢が大きな負担になるとちょっと困りますので、そこだけは注視しながら、我々もしっかりと取り組んでいかなければと思うところでございます。  以上です。 100: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございますか。  望月委員。 101: ◯望月委員 1点、私から先ほど申し上げました甲府城周辺地域活性化実施計画についてお伺いをしたいと思います。  最初に、それぞれの進捗状況を確認したいんですけれども、山梨県とも並行でやっている部分もあると思うんですが、甲府市にかかわる部分で構いませんので、歴史・文化ゾーン、飲食・物販ゾーン、あとは散策の歩道の整備について、計画では年度でスケジュールが出ておりますけれども、それぞれの進捗状況をお伺いしたいと思います。 102: ◯長沢委員長 齊藤都市計画課長。 103: ◯齊藤都市計画課長 ただいま甲府城周辺の整備状況についての御質問ですが、まず全体からお話をさせていただきたいと思います。甲府城周辺地域活性化実施計画に基づきまして昨年度、旧甲府税務署跡地を取得いたしました。その中では国によるアスベストの調査により、当初予定から取得がおくれている状況でございます。  そして、今後もこの旧甲府税務署跡地や、そのほか旧甲府税務署跡地南側及び甲府市社会教育センター跡地のエリアの整備につきましても今、検討を進めているところでもございます。今後、各エリアの整備内容も検討を進める中でお示ししていきたいとも考えております。 104: ◯長沢委員長 望月委員。 105: ◯望月委員 基本的に、スケジュール感の中ではおくれはないということで理解をしていいかなと。あと旧甲府税務署跡地は取得をしたというのも、これまでの経済建設委員会でも何回もお伺いはしているんですけれども、これに今度、設計や工事を進めていくということで、その計画も含めて、いただいている実施計画の部分というのは、イメージで基本的にまだいただいている部分なんですけれども、そこら辺は具体的にどうするというものも、どういった形で協議をしていくかというのと、要は民間でちゃんと調査をしていくのかというのと、その計画は実際にいつぐらいに出てくるかというのをお伺いしたいと思います。 106: ◯長沢委員長 齊藤都市計画課長。 107: ◯齊藤都市計画課長 今おっしゃられた各ゾーンにおける具体的な計画がいつごろ出るのかという御質問でございますが、それぞれ交流広場、交流施設等につきましても現在、市民の歴史・文化の発表の場として活用できる場として進めております。具体的な内容につきましては、庁内で各担当課と現在協議を進めている状況ではあります。  そして飲食・物販ゾーンの整備のところにおきましては、ここは旧甲府税務署跡地の場所ですが、甲府市が購入した中で散策路を整備する考えでもおります。その後、民間活力を活用した施設、建物等の整備を促進してまいりたいという考えでおります。江戸風の町並みを再現していきたいという考えのもと、ここも地権者の方々がおいでになりますので、この方々に御同意をいただかなければなりません。丁寧な説明を行う中で、こういった方々の御意見、御要望をお聞きしながら、精力的に交渉を進める中で取り組んでまいりたいと考えております。そして民間企業の導入につきましても条件等を検討していく中で調い次第、事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。  そして、残りの甲府市社会教育センター跡地の整備につきましても、暫定的に駐車場としての整備を進める計画でおります。この中身におきましても、庁内において維持管理も含めて検討していく中、あるいは民間の活力も活用して検討していく中、さまざまな意見もお伺いしながら検討してまいりたいと考えております。  以上です。 108: ◯長沢委員長 望月委員。 109: ◯望月委員 今、地権者さんのお話も出ましたけれども、要は民有地の中で、この地域に住む方々あるいは地域以外の方もいつぐらいにどうなるのかというのが、ここの民有地の部分というのは2023年以降からになっていますので、まだ先の話ではあるんですけれども、現時点でどこまで進んだときに、我々がそこにかかわるのかという話をよく耳にします。  そこに対して、特に甲府城というのは甲府市の目玉観光地でもありますので、そういった部分でその地域以外の方々からも非常に関心は高いですし、そこにまた経済の潤いが、賑わいができるのであれば、そこにチャンスをつかみたいという方もたくさんいらっしゃいますので、できるだけ細かくこういった点、地域以外でも周知をしていただきたいと思いますし、特に地元に住む方たちは非常に不安になっていると思います。いつそういう話が来るのか、いつまでここに住めるのかといった話も出ておりますけれども確認ですが、地権者さんとの意見交換というのは定期的にされているんですか。現段階でされているんですか。もし今されていないのであれば、今後そういう予定というか、定期的にやっていく予定というのはあるんでしょうか。 110: ◯長沢委員長 齊藤都市計画課長。 111: ◯齊藤都市計画課長 ただいま地元の方々も含めた今後の調整、取り組みというお話だったかと思います。今まで説明会を行い、計画の内容をお示しする中で一定の御理解をいただいてきたところであります。  それ以後、現在は個別の地権者の方々と協議を進める中で、整備につきましては旧甲府税務署跡地、その南側を含めて先ほど申し上げた3つのゾーンを優先していくところでもございますので、こういった地権者の方々と個別に協議を進めさせていただいているところであります。  今後におきましても、そういった説明を重ねる中で事業に対する意向の確認であったりとか、合意形成を図る中で、理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。  以上です。 112: ◯長沢委員長 望月委員。 113: ◯望月委員 丁寧にぜひよろしくお願いいたします。  広場ゾーンなんかも、旧県民会館跡地のところも開かれたところで、ちょっとずつできてくるのかなと市民も見ているところでありますし、これがどういうふうに今から市民が活用して、あるいは観光で来た人が、県外から来た人が、市外から来た人が活用していくのかというのも、期待にもつながってくると思いますので、いろいろ今から始まってくると思いますけれども、その中でぜひ期待を持っていただけるような、住民に対しても、住民以外の方に対しても、ぜひ周知を広めていただけるようによろしくお願いしたいと思います。  非常に不安がある部分というのが、住民、地域の方々にいらっしゃいますので、ぜひそこら辺を丁寧によろしくお願いいたします。  要望です。以上です。 114: ◯長沢委員長 それでは、以上でまちづくり部の所管事項について調査を終了いたします。  まちづくり部の方々にはお引き取りを願います。お疲れさまでした。  次に、産業部にかかわる所管事項につきまして、先ほど挙手された委員の方は御発言をお願いいたします。  荻原委員。 115: ◯荻原委員 それでは産業部に関して、新型コロナウイルス感染症が流行していて、もちろん感染防止というのも一番大事ですけれども、それと同じぐらい大事なのが、特に、今経済的にいろいろな影響や打撃があって、産業部としてはやっぱりそういうものに全力で取り組むべき時期だと。きのうの数字でも千何十人、もう日本国内で感染者が出ていまして、山梨県内でもあるいは甲府市内でもいろいろ影響が出ています。  今定例会本会議で、私が取り上げたときには甲府商工会議所の調査の結果を申し上げて、そのときもたしか6割以上の企業がマイナスの影響を受けていると。二、三日前に今度は経済同友会ですね。そこの調査でも8割の企業がマイナスの影響を受けていますと。大変厳しい状況だと思っています。収束がなかなか見通せないので認識というのもなかなか難しいかもしれませんが、現状、甲府市内の例えば特に飲食、宿泊、製造業が大変、今困っているんですけれども、まずどんな認識を持っていらっしゃるのか、状況の認識をまずお示しいただきたいと思います。 116: ◯長沢委員長 依田商工課長。 117: ◯依田商工課長 今、荻原委員がおっしゃったように、新型コロナウイルス感染症に伴うさまざまな影響が業種を問わず出てきていることは事実でありまして、我々もその辺は認識しているところでございます。  また、ことし1月下旬から、刻一刻と情勢が変わっているといいますか、またここへ来てかなり変わってきているところがありますので、こちらも非常に深刻に思っているところでございます。  まず、先ほどお話がありました甲府商工会議所や経済同友会の調査に出ていますとおり、これも甲府商工会議所がことし2月の初めくらいからの調査だったこと、また今回、経済同友会は最近の調査で8割の企業がマイナス影響を受けているということで、6割、8割とかなり認識は強くなってきている、それは我々も同じでございます。  また、山梨県とか、甲府市も、ことし3月に入ってから問い合わせも結構来ておりまして、山梨県にも聞きましたら、かなり毎日何十件という、1日70件ぐらい相談が来たりということもあります。  また、国のほうでもセーフティネット保証4号、セーフティネット保証5号の指定について、本日からセーフティネット保証5号は指定になりましたし、3月2日にはセーフティネット保証4号の指定もしております。そういう点から我々も非常にしっかりと、これ以上に注視していかなければいけない状態に入ってきているなということは思っております。  以上です。 118: ◯長沢委員長 荻原委員。 119: ◯荻原委員 いろいろ深刻だという認識はお持ちだということではあるんですけれども、つい数日前、私も今定例会本会議でこれを取り上げて、そういう御認識の割には、大変申し上げにくいんだけれども、あのときの答弁だと、私はちょっと踏み込みが足りないんだろうと。あのとき御答弁いただいたのが、きょうがセーフティネット保証5号で、この間はセーフティネット保証4号という話なんですけれども、そうは言ってもこれは既存の制度融資をいろいろ紹介していくと。あと、山梨県といろいろ話をしていくと、そんな答弁だったんです。  私はあのとき、前日の朝刊で富士吉田市の話をして、富士吉田市が新たに緊急対策として、新型コロナウイルス感染症の影響が出ているので、最終的に0.65%という利子補給をするところまで踏み込んで対策を打つと。  私もちょっとそのとき優しいコメントを出させていただいて、それはなぜかというと、甲府市の小規模企業者小口資金でやっぱり利子補給後の実質利率が0.6%というのは緊急のたしか枠であったんです。それは同じようなことかなと思ったんですけれども、ただこっちの上限額は50万円しかないんです。これだと、本当にあっという間です。2日、3日で終わっちゃうかもしれない。  富士吉田市のほうは、金利は近くても上限額が1,000万円だということなので、例えばこの制度融資の話は、後からまたいろいろと出るとは思うんですけれども、ざっと見ると、既存の甲府市中小企業振興融資制度は金利が大体1.2%とか、1.4%あるので、これを例えば今の申し上げた緊急の小規模企業者小口資金の上限額50万円を2,000万円ぐらいに引き上げるとか、あるいは、これはもう資金そのものを新しく別立てでつくるとか、何らかのやっぱり抜本的なことを講じていく必要があるだろうと。  こういう際だから、利子補給しても実は金利ゼロぐらいの踏み込みをしたっていいと思うんです、これは緊急事態だから。本当にお困りで、お客さんは来ない、宿泊はキャンセルだというときだから、あらゆる手段をやっぱり講じてもらわなきゃいけないと思っているんです。  そこで、今定例会本会議での甲府市の制度融資に関する答弁は余りにも踏み込みが足りないと思っているんですが、再度聞きたいんだけれども、これからどんなふうに取り組んでいかれるんでしょうか。 120: ◯長沢委員長 依田商工課長。 121: ◯依田商工課長 今定例会本会議で答弁申し上げたものを受けまして、こちらでもいろいろなものを今検討をしているところでございます。先ほどの甲府市中小企業振興融資制度につきましては、荻原委員がおっしゃったように、1.何%というのが、うちの貸付利率になっております。  先ほどセーフティネット保証4号、セーフティネット保証5号が認定、国の緊急対策ということで行っておりますが、そちらでセーフティネット保証が認定されたことによって、ほかにはなかなかやっていないところですと、甲府市はセーフティネット保証があることによって0.3%減じるということをしております。  ですので、特別経営安定資金もそうですが、そのほかの資金についてもセーフティネット保証を使うことによって、例えば特別経営安定資金ですと金利1.0%が1.4%になります。もともと0.1%下がっていたので、全部で1.4%になっていくんですけれども、1.4%の貸し付けということでセーフティネット保証を受けることによって下がってくると。  また、緊急対策では信用保証料のほうについても固定になっておりますので、下がってきているということで、今のところそちらのセーフティネット保証4号、セーフティネット保証5号を使っていただくということで、認定をこちらでも進めていくということを中心にやっております。  ただ、おっしゃるとおり、やり方としては貸し付けの新しい制度をつくるとか、あとはもう一つ考えているところであれば、返済の猶予、今借りている方の返済を延ばすということは金融庁からも要請が出ておりますので、そういうことも検討はしているところでございます。今あらゆる面で検討しているところでございます。  以上です。 122: ◯長沢委員長 荻原委員。 123: ◯荻原委員 いろいろ御検討いただいているということで、それはぜひお願いをしたいと思うんです。返済猶予が実は一番効果があると思うんだけれども、これは金融機関とか、いろんなところと話をしなきゃならない。依田商工課長が決められるようじゃ、ぜひこの場でやってもらいたいぐらいの、今、状況なんだろうと思うんです。  それで、さっき山梨県には70件ほど毎日相談があるというようなことで、甲府市でも例えば相談があるのか、あるいはこういう事業をやるときには現状、いろいろ調査をしているんでしょうか。例えば、新聞記事だけで読むと、富士吉田市のほうは産業観光部だったかな、聞き取り調査をして、その結果こういうことをやったと。例えばいろんな業界団体なり事業主に、主として聞き取りとか、アンケートとか、今回どんな影響が出ているか、独自の調査みたいなことはかけているんですか。  あるいは、相談の窓口が必要だったなんていうことが、先ほどの経済同友会のアンケートでも出ているんだけれども、甲府市として例えばこの新型コロナウイルス感染症によって経営が大変だということに関する相談窓口とか、調査、そんなことは今どんなふうになっていますか。 124: ◯長沢委員長 依田商工課長。 125: ◯依田商工課長 独自の調査というのは行っておりませんが、やはり山梨県にも、甲府商工会議所にもそうですが、あとやまなし産業支援機構とか、そういうところにいろいろな情報というか、相談が来ているということは聞いております。  甲府市に来た相談としますと、こちらはことし3月に入ってからデータがあるところでは、やはりセーフティネット保証にすごく関心があるようで、その内容とか、申請方法とか、そういうことはお聞きしておりますので、こちらのことを丁寧に説明するとか、あと本市ホームページの産業支援サイトでの周知をこれまで以上にトップページに掲載していくとか、そういう周知をしっかりやっているところでございます。  以上です。 126: ◯長沢委員長 荻原委員。 127: ◯荻原委員 お忙しい中だとは思うんだけれども、できる限り現場の声を拾って正確な情報をとるように、そこをお願いしておきたいと思います。私なんかも、個人的にいろいろなところへ聞き取りをさせていただいて、相当実情がこんなこともあったのかと、いろんな発見がありますから、そこは当局の取り組みをお願いしておきたいと思います。  もう一つは、やっぱり雇用のほうが大変なことにもなってくるんじゃないかと思うんです。依田商工課長が今おっしゃったように毎日いろんな状況が変わってきていますし、国のほうでも、いろんな新しいことをやってくださっています。  これは、二、三日前の経済産業省のホームページでちょっと確認したんですけれども、多分雇用で今、国のほうがやるのが決まっているのかな。学校が休みになって、お子さんがいらっしゃるからお休みをとっている方に対する補償はたしかもう決まっていて、あと雇用調整助成金の特例措置だと。  ところが、それ以外に雇用問題でいろいろお困りの方がいらっしゃいます。もちろんフリーランスの方も仕事がなくなって大変だと。あるいは非正規雇用の方、あるいはお子さんとか関係なくもう会社で仕事がないから休んでくださいと言われているような方、やっぱりいろいろきめ細かい調査なり対応が必要で、山梨県のほうでも国の制度で漏れる方に対する補償は考えてくださっているとは思うんだけれども、甲府市として今、雇用状況がどんなことになっているのかの現状の御認識、あともう一つは学生さんの就職活動にもいろいろ今回のことで影響が出ていて、それがちょっと市内への就職活動がスムーズに行われなければ大変だなと、ちょっとそこは危惧しているんですけれども、その点もお答えをいただきたいと思います。 128: ◯長沢委員長 田中雇用創生課長。 129: ◯田中雇用創生課長 新型コロナウイルス感染症にかかわることで、本市の雇用の関係ということなんですけども、本市におきましてはそういった新型コロナウイルス感染症も含めまして、労働に関する相談というものは毎週2回、夜間に行っております労働相談室の開催、あるいはまた月に2回、日曜日に行っております社会保険労務士相談において受け付けているところでございます。  当然そちらのほうは、新型コロナウイルス感染症による影響を含めまして、勤労者を初め、もちろん事業者の方からも相談を受け付けているような状況でございまして、その内容によりまして国や県の制度を紹介するというような状況でございます。  先ほど荻原委員のほうから紹介もございましたが、国の制度といたしましては、労働者を一時的に休養などをさせまして、雇用の維持を図った場合に助成をする雇用調整助成金を、条件としては新型コロナウイルス感染症に影響を受けた事業主から、縮小した事業主に拡大したということのほか、あるいはまた小中学校等の臨時休業に伴いまして、子どもの世話を行うこととなりました正規労働者、非正規労働者に対しまして、大企業、中小企業問わず日額8,330円を限度に、賃金の10分の10を支払うような新たな助成金制度を設けるというようなことも公表してございます。  また、山梨県においても国の制度から漏れてしまった方へも、一定の条件はございますが、新たな助成制度もつくっているというようなところでございます。本市といたしましては、今後も国や県の動向も注視しながら、本市に相談に来られた方にこれらの制度にかかわります適切な情報も提供してまいりたいと思っております。  いずれにいたしましても、実際にお困りになっている方は売り上げの減少した事業主の方でありますし、お子さんの世話のために休まざるを得ない働く方、勤労者の方でございますので、これらの方が困ることのないように、相談に来た方にはタイムリーな情報提供と、あるいは本市ホームページにおいての周知をしていきたいと思っております。  また、甲府市内の就職活動ということでございます。確かに現状3月からは企業の広報活動が解禁になる時期でございまして、来年3月に卒業する大学生、新卒者の方にとっては今、重要な時期でございます。特に情報収集という点では、実際会社の方と会う機会、会社説明会、合同企業説明会なんかの期間は大変重要なことがございますが、この新型コロナウイルス感染症拡大防止ということで、軒並み中止になっている現状でございます。  現在は、その中で例えばホームページ上、一部のところではございますが、インターネット上で会社の方とやりとりをするというような方法もございますので、現在はどうしても御本人様の感染防止という点からやむを得ないということではございますが、これが一日も早く収束した際には、引き続き合同企業説明会を開催できるようにということで支援はしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 130: ◯長沢委員長 荻原委員。 131: ◯荻原委員 今の田中雇用創生課長さんの答弁で了解いたしました。当然これは先がなかなか見通せないので、日々いろんなことを考えて全力でやっていってもらいたいと思います。  話をまとめますけれども、私がいろいろ聞き取りに行っていたら、ある事業主のところへファクスが届いていたんです。はっきり言うと、これは差出人が東京都の現実にある会社を名乗っている詐欺まがいのところなんです。何が書いてあるかというと、3,000万円を融資できますと。年率は1.09%で、甲府市の制度融資よりも安いぐらいで、すぐ貸しますと。これはもちろんおかしい話で、私も事業をやっているので、こういう話がたまに来るんです。  ただ、この新型コロナウイルス感染症が始まってからいろいろなところに、はっきり言うと、これはヤミ金融というか、金融でもない業者だと思うんですけれども。こんなことが今いろいろ起こってきているから、ぜひそういう意味でも甲府市のいろんな制度を充実させていくとか、あるいはもう少し広報活動をして、こういう今おかしいというか、不適切な融資の勧誘もあるので気をつけてくださいと、注意喚起なんかも大変必要だなと、そんなふうに思っているんです。  これからいろいろまたこういうことが起こってくるから、最後志村産業部長さんにお話を聞きたいんだけれども、実は市内の産業は令和元年東日本台風から始まって、あそこで大分交通が寸断して観光業者を中心に大変だったと。ことしは何とか盛り返そうとみんな思っていたら、新型コロナウイルス感染症が発生して、信玄公祭りとか、あれも本当に大きな書き入れといっちゃなんですけれども、そういうものをどんどん逃していって、実は去年からずっと厳しい状況が続いていると思っているんです。  まだ収束も見通せない中なんだけれども、産業部としては、福祉保健部と並んでこの新型コロナウイルス感染症に関しては、私はもう全精力を傾けてやっていただきたいと思っているんです。そこで、今現状はそれぞれの課長さんからお話をいただいたんだけれども、産業部として今後この問題をどういうふうに乗り切っていくのか、決意なり、見通しなり、考え方を最後お示しをいただきたいと思います。 132: ◯長沢委員長 志村産業部長。 133: ◯志村産業部長 この新型コロナウイルス感染症につきましては、先月25日だと思いますが、国から新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が出ていまして、この中で早期の収束に必要なものは何かというのは小規模患者集団、クラスターと呼ぶそうですけれども、このクラスターが次のクラスターを生ませることを防止するのが最も重要とされておりました。  ただ、こうした中にありましても、それから10日もたたないうちに昨日の報道なんかを見ますと、クラスターからの連鎖が始まっているんじゃないかという報道が出ているということでございます。そういう進行性を増す状況にございまして、本市では中小企業が大半を占めているという中で、もはや影響を懸念するという状況ではないと。どちらかというと、この出口が見えない状況がこのまま続きますと、本当に経営がもたない事業者も出てきてしまうんだと、こういった危機感というものを今持っている状況でございます。  産業部といたしましては、この危機感を持って産業部で何をすべきかということを念頭に考えて、業務に当たって対応してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 134: ◯長沢委員長 荻原委員。 135: ◯荻原委員 志村産業部長の答弁で了解しました。危機感を持って、ぜひその危機感をいろんな施策に反映させる取り組みも強くお願いをして、私の質問を終わります。  以上です。 136: ◯長沢委員長 ほかに挙手された委員の御発言をお願いいたします。  藤原委員。
    137: ◯藤原委員 先ほど言った何点かについて質問させていただきたいと思います。  まず、甲府市中心市街地活性化基本計画についてですけれども、今年度末で第2期計画が終了するということですが、計画終了後の中心市街地の商店街活性化についてどのように考えているか、特に先ほど言いました小グループ自主的取組支援事業の補助金とか、中心市街地空き店舗活用事業の補助金について今後どうなっていくかお願いいたします。 138: ◯長沢委員長 依田商工課長。 139: ◯依田商工課長 第2期甲府市中心市街地活性化基本計画は、第2期で一応終了というか、計画期間が終了するということで、今後ということですが、特に中心市街地の活性化につきましてはやはり商業の活性化とか、商店街の再生といういわゆる商業等の真の活性化が中心、最重要課題であるということは甲府市中心市街地活性化基本計画上も認識は同じですし、これからも変わっていきません。  また、第六次甲府市総合計画の中でも、中心市街地の活性化施策というのはこれからも取り組んでいく重要課題であると認識しておりますので、その中で商業の活性化はやはり中心にあると考えています。  先ほど藤原委員からお話があった小グループ自主的取組支援事業や中心市街地空き店舗活用事業、または中心市街地企画提案型イベント事業といろいろあって、基本的に商工課がやっていることですと補助事業というのが多いんですけれども、それは全て中心市街地商業等活性化事業費の中で位置づけております。これは、第六次甲府市総合計画の中心市街地の活性化施策の中の一つの事業になっておりますので、それをこれからも中心にやっていくというのが基本的なスタンスでございます。  その中で小グループ自主的取組支援事業につきましては、やはり平成26年11月に第2期中心市街地活性化基本計画が始まってから、いろんな効果は出てきておると思っています。ただ、その中にはやはり使いづらいといいますか、あるいは2者以上がグループをつくって補助を100%出していくという事業ですので、果たしてその事業が適切なのかということも含めまして、今検討をしております。  また、中心市街地企画提案型イベント事業につきましては、商店街とかを中心に出している事業ですけれども、そちらのほうとの兼ね合いということも考える中で、今後基本的には中心市街地商業等活性化事業費の中でどのような要綱をつくっていくかということを今検討しておりまして、それの見直しを図っていくつもりです。それは既存事業になりますので、それを進めていくと。また、新規事業につきましても商業等の活性化という考え方は変わりませんので、それを念頭に置いた新規事業についても考えております。  中心市街地空き店舗活用事業につきましても、同じように第2期甲府市中心市街地活性化基本計画の中で位置づけられた事業でして、こちらも中心市街地商業等活性化事業費に位置づけております。ですので、小グループ自主的取組支援事業と同じ事業費の中でやっていますので、それは基本、既存事業ということになります。それで今、既存事業という言い方をしてしまったんですが、小グループ自主的取組支援事業についても、中心市街地空き店舗活用事業につきましても既存事業ですので、こちらにつきましては今115ヘクタールの中で出店する場合の補助ということをしておりますが、基本的には115ヘクタールのエリア、どこに何を出しても同じ補助率ということで扱っております。  果たしてそれがいいのかということも含めまして今検討しているところで、それも既存事業の見直しという中で進めていきたいと考えております。  以上です。 140: ◯長沢委員長 藤原委員。 141: ◯藤原委員 基本的には、この2つの事業に対して効果はある程度出ているんだろうけれども、少し見直しを図っていかなきゃならないということはお伺いできました。  そこに関してなんですけれども、やっぱり甲府市としてはいろいろな部分で補助したり、店舗等を活性化させるためにやってきたと思うんですが、はっきり言って、住民というか、やっている張本人の店舗とか、そこで生活をしている人たちの元気というのがこれで見えたかというと、そうでもないなというのを私は考えていまして、もっと凝縮したポイントを絞ったものにしたほうがいいんじゃないかというのは思っていたんで、ここの見直しとか、例えば最後に言った中心市街地空き店舗活用事業の補助金で対象エリアの広さを少し考えようなんていうのもまさしくだと思いますので、ぜひこの中心市街地活性化を密度濃くやっていただければなと思いますし、今後どれだけここに予算が傾注できるかというのは未知数なのかもしれませんが、もっと住民、店舗の皆さんが歓喜できるように、いわゆる頑張っている人たちを応援できるような仕組みづくりをぜひしていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に融資の件です。先ほど荻原委員からも話がありましたとおり、融資制度というのは大変重要だなというのを感じております。  まず1点ちょっと気づいたのが、パソコンで市のホームページを開いてみて、新型コロナウイルス感染症対策というものがもう少し集約されてバナーが張ってあったりすると、市民の皆さんが使いやすいのかなと思いました。これは商工課の話ではないと思いますけれども、ここは全庁的にやってもらいたいなと思います。  特に融資の件であったり、またさまざまな医療面であったりというのを、開いてみたらいきなりヴァンフォーレ甲府が出てきた。ちょっと今これはそうじゃないだろうという思いもあるし、新型コロナウイルス感染症に関する情報が出てきているけれども、クリックしてもそこまで飛ぶのにどんどんリンクを進んでいかないと見れないというのはやっぱり使いづらいと思いますし、もっと新型コロナウイルス感染症で対策を求めている方に対して、ダイレクトに伝わるような形でインターネットへの掲載もしていただきたいと思います。  そうした中で融資対策なんですけれども、2008年のリーマンショックのときにとか、あと2011年の東日本大震災のときとかを思い返しますと、いろんな制度融資が誕生してきて、使っていただいた方というのは多いと思います。特に2008年のリーマンショックなんかを思い出しますと、多くの皆さんの利用があったのは実際ですし、甲府市としてもやはり低金利でそういったものの融資を考えなければならないのかなというのは、私自身も思います。  そうした中で、例えば神奈川県横浜市はちょっと規模が違うんですけれども、その2008年に緊急借換特別資金という形で8,000万円の枠で10年。また、これは大変おもしろいんですけれども、流動資産を担保にした融資制度も甲府市独自でつくっているというのもあります。いわゆる中小企業の皆さんは、昔は不動産を担保にというのが主流でしたけれども、なかなか不動産も持っていないし、やはり売掛債権とかそういうものも担保に入れながら、多少融資制度として使えるのもいいのかなと思います。実績を見てみると、その代弁率も大変少ないし、2%そこらくらいでおさまっているなというのもあるので、ぜひ新しい制度融資も考えていただきたい。いわゆる来年、再来年になってくると、いろいろ税金の支払いとかも来て、金銭的にも忙しくなってくる部分があるので、ぜひお願いしたいと思います。  最後に、先ほど言ったセーフティネット保証の中で、セーフティネット保証5号の要件を満たしていない方も制度の対象としてなりますということなんですけれども、そのセーフティネット保証5号の要件を満たしていない業種は基本的に商工課の中でどういうものが想定されると思っているか教えていただきたいです。 142: ◯長沢委員長 依田商工課長。 143: ◯依田商工課長 先ほどお話があった特別経営安定資金の中でということでお話させていただくと、特別経営安定資金は、確かに要件の中にセーフティネット保証5号の認定が基本的には必要なんですけれども、ただ、暫定的に2020年3月31日までには業種を指定しないという項目を以前から入れております。  ですので、そういう項目があるということで業種はなくても今はできるという。どちらかというと、こちらは先行していたといいますか、考え方としては業種を指定しなくても使えるようにということを前もって、制度化しておいたというものでございます。  以上です。 144: ◯長沢委員長 藤原委員。 145: ◯藤原委員 そうした中で対象要件を見てみると、例えば1番、2番は、甲府市に住所があって、または法人格を持っていてとか、山梨県信用保証協会の保証対象の業種で、要は2番か、3番か、4番が該当するということだと思うんですけれども、いわゆる山梨県信用保証協会を使えない、使っていなかった、初めて使うみたいな方々は結構大変なんです。要は、調書書類とかも今までのものを出せばいいやというのもないし、そういったところに対して結構あると思うんです。今それを聞いたのは、例えば遊技業であったり、私が前に勤めていた中古車販売業も何でか知らないけれども入ってないんです。  そういうのも含めて、そういった業種に対してこれだと、要は山梨県信用保証協会の指定がないと使えないという人たちはどういうふうな、ただ金融機関に相談して融資を伸ばしてもらうのかという話になっちゃいがちなので、そういった皆さんに対してどういうふうに考えているかというのを教えていただきたいんですけれども。 146: ◯長沢委員長 依田商工課長。 147: ◯依田商工課長 確かに特別経営安定資金につきましては、山梨県信用保証協会の保証がないと受けられないということはあることはあるんですが、やはり甲府市としますと、山梨県信用保証協会の保証つきというのは一つの条件になってくるのはいたし方ないかなとは思っております。  確かに、小規模事業者小口資金については寄託金ですが、こちらで預託金を扱っていくことを考えると、やはり保証というものがないと、なかなかこちらで進めていくのは難しいかなとは思っておりますが、それの検討はしていきたいと思っています。  以上です。 148: ◯長沢委員長 藤原委員。 149: ◯藤原委員 いわゆる一番困る業種が、そういうところに出てくるというのが実感できるんですけれども、ちゃんとそういった方々にも、甲府市としてやっぱり相談体制だけはつくらなければならないと思います。実情はわかります。今の預託金の話もしかり、保証がないと貸せないというのも甲府市の制度融資だからわかりますので、ぜひそこを金融機関とつないでいただくという仕事であったり、またいろいろな相談に乗っていただいたりということはやっていただきたいと思います。  これは例え話になりますけれども、2008年に私は今言った中古自動車販売店に勤めていたんです。その前に北京オリンピック・パラリンピック競技大会の特需があって、景気がぐるぐる回っていた矢先にリーマンショックが起きて、私も含めて4人が解雇みたいな話が来て、そのくらい自動車販売業とか小売業は結構厳しい状態に陥りがちです。  かつ融資が受けられないような業態というのは、今言った遊技業なんかもそうです。信用保証協会からは融資が出ないので、そういった業界も甲府市の中にいっぱいありますので、見えない部分で商工課としても、甲府市としても救えるような体制をぜひ構築していってもらって、甲府市として、この新型コロナウイルス感染症に対してしっかりとバックアップするんだというのを、全庁的にぜひつくっていただければと思いますので、ぜひ強い要望としてお願いしたいと思います。  以上です。 150: ◯長沢委員長 ほかに挙手された委員の方は御発言をお願いいたします。  池谷委員。 151: ◯池谷委員 それでは、私は昨年発生しました令和元年東日本台風による農地、林地への被害状況についてお伺いします。  最初に農地の被害状況についてですが、昨年の令和元年東日本台風発生以来、甲府市として現地を確認された箇所というのは何件あるか、お伺いをしたいと思います。 152: ◯長沢委員長 保坂農政課長。 153: ◯保坂農政課長 昨年の令和元年東日本台風にかかわりましての農地と農業施設の被害箇所についてでございますけれども、農地被害について3カ所、そして農業施設の被害ですけれども、そちらのほうが8カ所の発生でございます。あとは細かい事案が幾つかありますが、それは数の中には入れておりません。  以上でございます。 154: ◯長沢委員長 池谷委員。 155: ◯池谷委員 今それぞれの件数を細かく言いましたが、先ほどもちょっと令和元年度3月補正予算でも説明を受けましたけれども、私のほうでは農地の現地確認をした中で予算措置をとった件数というのは、先ほどの3月補正予算の説明でもわかるかもしれませんけれども、何件かをお示しください。 156: ◯長沢委員長 保坂農政課長。 157: ◯保坂農政課長 先ほど令和元年度3月補正予算の中でも1件計上を御審査いただきました。一応それも含めまして3件ほど3月補正予算で計上させていただきまして、工事のほうを実施するという状況でございます。 158: ◯長沢委員長 池谷委員。 159: ◯池谷委員 今回の激甚災害の指定を受けたのは、国とか県を通して申請しているかもしれないのですが、その件数は3件のうちの、3件全部ですか。お伺いしたいと思います。 160: ◯長沢委員長 保坂農政課長。 161: ◯保坂農政課長 農地被害の3件、全てが国の農業用施設災害復旧事業ということで採択をされております。 162: ◯長沢委員長 池谷委員。 163: ◯池谷委員 理解できました。そうすると、今回の農地の農業災害の関係は甲府市の単独事業ではなくて、全部国の農業用施設災害復旧事業ということでわかりました。  あと個人の負担、受益者負担、激甚災害の指定ですから補助率もありますが、その3件のそれぞれの補助率がわかったら、受益者の負担割合というか、それを教えていただきたいと思います。 164: ◯長沢委員長 保坂農政課長。 165: ◯保坂農政課長 3件とも激甚災害ということで指定がされましたので、補助率は同じでございまして国が95.8%、それから所有者ということで農家さんが4.2%でございます。  以上です。 166: ◯長沢委員長 池谷委員。 167: ◯池谷委員 当然これはもう国の激甚災害の指定だからよかったんですが、先ほどの令和元年度3月補正予算の説明もそうですけれども、ちょうど地域的にそれぞれが、どうも場所的に3件全部が認定されたということで、その辺は地域としても、恐らく農家の方も本当にありがたいと思います。  私のすぐそばの農家の方もおりまして、そんな話を聞いたら、おかげさまで直接の耕作地ではないんですけれども、全部見ると傾斜地なんです。耕作地ではないけれども、そうやって地目が農地で該当になったということで、この間もその1カ所だけたまたまですが見せていただいたら、確かに壁が崩れて、そうやって補助率というか、激甚災害の指定を受けるから自分の負担は本当にわずかということで、それは甲府市の担当課の皆さん、山梨県もそうですが、国もそうですが、理解があってよかったと思います。  そんなことで、農地については、3月補正予算で繰越明許費になりますが、できてありがたいということで感謝申し上げまして、農地については終わりたいと思います。  あと、山林、林地の被害について現地を確認した箇所、これは何カ所あるか教えていただきたいと思います。 168: ◯長沢委員長 桜林農林振興室長。 169: ◯桜林農林振興室長 山林につきまして、災害における点検等を翌日から行いました。基本、市営林道を中心に行っているんですが、市営林道につきましては16路線ございまして、これを全線行っております。  ただ、順番といたしましてはやっぱり生活関連道路で、高成町に行く道ですとか、竹日向町に行く道、黒平町に行く道を中心に、あとの林道につきましては、もう事前に大型の台風が来るということもわかっていたので、一部については閉鎖をしていました。そういった関係で後日になりましたが、全て点検は行っております。  以上です。 170: ◯長沢委員長 池谷委員。 171: ◯池谷委員 そうしますと、林道は甲府市のほうでも把握していますということで、みずからもそうやって現地に行ったりして確認をしたということで、それはわかりました。  そして、あとは山林の関係、その被害というのを確認したのは何件かないということで解釈していいんですか。 172: ◯長沢委員長 桜林農林振興室長。 173: ◯桜林農林振興室長 山林の土砂災害等、全て目視ではございますが、林道を巡回するときに全部点検もしています。土砂災害等はございません。崩落等もございません。一部土砂の若干の流出、道路にちょっと土が流れ込む部分はございましたが、その程度で済んでいる報告を受けております。  以上です。 174: ◯長沢委員長 池谷委員。 175: ◯池谷委員 今、答弁で山林のほうは被害がないということですが、それはそれでいいんですけれども、私が一つここでお伺いしたいのは、これも地元ということで申しわけないんですが、私が判断しているのは地目が山林であり、そこが崩壊したということで、俗に言う崩壊の場所について、この場所は神社の境内地ということですが、地目を見ればわかるんですけれども、これは境内地じゃなくて、本来非課税でありますが、山林でということで私は解釈しているんですけれども、その辺は見解の違いかどうかわかりませんが、今回の災害の関係で山林には被害はないということですか。 176: ◯長沢委員長 桜林農林振興室長。 177: ◯桜林農林振興室長 池谷委員の地元のところにつきまして、私も現地に行ったりしているんですが、これについては山梨県のほうとも問い合わせる中で、いわゆる森林における災害に当たらないという御回答を受けております。  以上です。 178: ◯長沢委員長 池谷委員。 179: ◯池谷委員 私も地域の自治会長、また地区の自治会連合会長もぜひということで、また甲府市へもお願いしてきた経過がありますが、今は本当に災害以来、その翌日からですが、そうやって皆さん方が動いてきて、きょうになったら結果的にはそれは該当しない、山林じゃないという回答でございますが、そういうことであれば、私がここでいろいろ申してもしようがないんですが、今回のこの最終判断結果は一応、該当にはならない、そんなことで判断をいたしたいと思います。  それはそれで、4カ月間はもう山梨県に行ったり、あちこち行ったということはわかりますが、該当はないということで、ここの席では私はそういう判断をさせていただきます。本当に御苦労さまでした。  あと、先ほど質問した山林災害の箇所は昭和60年代、昭和60年度と昭和62年度の2度、山林ということですから山梨県の治山事業、当時は地震対策という事業がありまして、800万円をかけて擁壁の工事をしまして、その擁壁の工事をした山林の石積みが今回崩れたということで、その崩れた先は、先ほど申したように神社の境内地の中へ崩れてきた。そんなことがありますので、地域の皆さんも崇拝する神社ということもありますし、地域の皆さんはいつもそこへ行って参拝しているので、その擁壁が山道へ崩れてきたもんで、早く山林の災害復旧を何とかしてという、そんな意味もあります。  そして、例の山梨県の土砂災害警戒区域等マップの土砂災害の特別警戒区域、そしてあと一つは警報区域の2箇所にある、この一帯が全部その地域ですが、その地域の中の場所が崩れたんだけれども、それも山梨県のほうへ言っていただいたけど、山梨県もだめだと、そんなこともありますから、本当に今回そうやって土砂災害警戒区域等マップで、今もう世の中みんなそうですが、安全・安心、防災・減災という中で、それも対象になっていないということで判断をしていたということです。  そんなことで、私のほうではこれからも、要望じゃありませんが、そういう地域も残念ながら山林でも何もできないということで、ただ、これで結論が出たという、そんなことがありましたので話をさせていただきました。ぜひそんなことを、申しわけないんですが、あと一言、防災・減災、安全・安心という軸もありますが、ただ私はその軸を信じるだけ、そんな気持ちでこの質問を終わらせていただきます。 180: ◯長沢委員長 ほかに挙手された委員の御発言をお願いいたします。  末木委員。 181: ◯末木委員 先ほどの荻原委員と藤原委員の質問である程度納得できました。でも2点、セーフティネット保証の件で御質問をさせていただきたいと思います。  また、志村産業部長の、出口が見えないものの危機感を持って対応していく、心強いお言葉をいただきました。そこで、このセーフティネット保証の貸し付けで、今甲府市の地場産業である貴金属業の会社が、ここで大きなイベントがたくさんある時期だったんです。でも、軒並みイベントが中止になってしまって、結構大きな打撃を受けたという話をちょっと私はお聞きしまして、地場産業の貴金属業の皆さんに頑張っていただきたいとすごく思っております。ただ、貴金属業の会社がセーフティネット保証4号を多分使えないというのをお聞きしたんですが、それはないのですか。ちょっとお願いいたします。 182: ◯長沢委員長 依田商工課長。 183: ◯依田商工課長 セーフティネット保証4号につきましては、特に業種の指定がございません。突発的な、ただその起因するものが、今回であれば新型コロナウイルス感染症ということがありますので、起因することに該当しなければ、それは使えないということには、認定ができないということはございます。ただ、セーフティネット保証5号のほうは業種というのがありますので、セーフティネット保証5号は業種に入っていないと使えないということはあります。  以上です。 184: ◯長沢委員長 末木委員。 185: ◯末木委員 セーフティネット保証4号は使えるということを聞いて安心しました。しかし、またセーフティネット保証5号もぜひこれは特別として、甲府市のほうでも力を入れてセーフティネット保証4号を認定いただければ、大体何%で貸し付けができるんですか。先ほどそこをお聞きしなかったので、お願いいたします。 186: ◯長沢委員長 依田商工課長。 187: ◯依田商工課長 特別経営安定資金でいきますと、今通常金利が1.6%ですが、該当になりますと1.4%になります。なので、0.2%低く貸し付けはできます。  以上です。 188: ◯長沢委員長 末木委員。 189: ◯末木委員 もうちょっと頑張っていただけたらありがたいなと思うところもありますが、もっとセーフティネット保証の周知をお願いしたいと思います。  次は、パワーアシストスーツについてお聞きしたいところがあります。このパワーアシストスーツは最先端の農業機械として今、検討しているということをお聞きしましたが、いかがでしょうか。 190: ◯長沢委員長 山本就農支援課長。 191: ◯山本就農支援課長 パワーアシストスーツの導入につきましては、こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXTの中に位置づけておりまして、農業者の労働力不足の解消、つまり労働力の削減とか、作業の軽減といったものを図るため、最先端技術の普及を図っていくということにしておりまして、作業の補助機械等といったものの効果を検証していきたいと考えております。
     以上でございます。 192: ◯長沢委員長 末木委員。 193: ◯末木委員 私はこのパワーアシストスーツの導入を検討しているということに関して、とてもうれしく思いました。農業は今まで本当にきついとか、重労働とかそういうイメージがあったと思うんですが、この最先端農業機械を使うことによって全部払拭できるんじゃないかと思うようになっています。これから農業はやっぱりAIとか、IoTを活用できる時代だと思っています。もしも検討がうまくいった時にはぜひ周知していただきたいと思うところもありますが、これでまた新規就農者などにはどのようなことで周知していただけるんでしょうか。 194: ◯長沢委員長 山本就農支援課長。 195: ◯山本就農支援課長 新規就農者等につきましては、新規就農者に限らず、できるだけ多くの農家にこういったものを知っていただきたいと考えておりまして、使い方の講習ですとか、どういったものに役立つとか、その機械によりましてどういった作型に有効かを検証して農家さんにお知らせする、そういった機械の使い方の講習会を開催していきたいと思いますので、新規就農者を初め、多くの農家に参加していただいて普及を図っていきたいと考えております。 196: ◯長沢委員長 末木委員。 197: ◯末木委員 ぜひ女性でも農業はできるんだというところも周知していただいて、このパワーアシストスーツを使って新しい事業を行っていただきたいと思います。  以上です。 198: ◯長沢委員長 ほかに挙手された委員は御発言をお願いいたします。  望月委員。 199: ◯望月委員 観光農園ということで小曲町のイチゴ農園があると思うんですけれども、今トップシーズンでイチゴ狩りなんかが市内で行われていると思うんですけれども、特に小曲町は組合をつくって観光農園として行っていると思うんですが、今回の新型コロナウイルス感染症の関係で恐らく大変な打撃を受けているんじゃないかなと思います。  甲府市においてはフルーツ大国でもありますので、ほかにブドウ狩りとかいろんなものがありますけれども、今、シーズンとすればやはりイチゴ狩りということで大変その辺が気になっているところであります。特に今そこら辺の現状で何か入っているようなものはありますでしょうか。 200: ◯長沢委員長 山本就農支援課長。 201: ◯山本就農支援課長 甲府市におきましてイチゴ栽培農家は23件ほど、これは現在、就農支援課で過去のデータとか聞き取りをして調べた数字でございます。その中で観光イチゴ園は14件になります。  この状況を受けまして、小曲観光いちご組合の方に状況等を確認させていただき、また山梨県と状況を共有する中で、個人で入ってくるお客さんにつきましては例年どおり入っていただいているという状況のようですけれども、バスで来られる団体のお客様は今ほとんど入ってきていないということでございます。  状況的には、5割あるいは7割減ではないかなという御意見もいただいておるところでございます。  以上でございます。 202: ◯長沢委員長 望月委員。 203: ◯望月委員 バスで来られる団体、特に今、新型コロナウイルス感染症で自粛しなきゃいけない部分が5割、7割減少しているということで大変気になるところであります。  観光とすれば、今呼び込みするわけにもいかないので観光課の方にも、収束した後に頑張っていただくような話ではあるんですけれども、現時点で働きかけをするのは、農政課あるいは就農支援課のほうで頑張っていただくしかないのかなと思っております。  具体的にどういった形でバックアップできるかというものは、現時点でセーフティネット保証もありますけれども、なかなかそういった具体的に甲府市がどうこうとはいかないと思うんですけれども、ぜひ1年間の中でここにかけてイチゴ農家さんというのは多分やっていると思いますので、ぜひ寄り添った形でまたお声を聞いていただいて、助けられる部分、支援できる部分があれば県や国ともかけ合っていただいて、ぜひこれを機に廃業するなんていうこともないように、寄り添った形でぜひ御支援をしていただければと思います。  要望で終わります。  以上です。 204: ◯長沢委員長 以上で、産業部の所管事項について調査を終了いたしました。  産業部の皆様にはお引き取り願います。お疲れさまでした。  次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申し出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 205: ◯長沢委員長 それでは、御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。  御協議を願う事項は以上であります。  以上をもちまして、経済建設委員会を散会いたします。                午後 零時07分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...