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  1. 甲府市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 甲府市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年3月定例会(第1号) 本文 2020-02-26 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 14 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯金丸三郎議長 選択 3 : ◯金丸三郎議長 選択 4 : ◯廣瀬集一議員 選択 5 : ◯金丸三郎議長 選択 6 : ◯金丸三郎議長 選択 7 : ◯金丸三郎議長 選択 8 : ◯清水 仁議員 選択 9 : ◯金丸三郎議長 選択 10 : ◯金丸三郎議長 選択 11 : ◯金丸三郎議長 選択 12 : ◯樋口雄一市長 選択 13 : ◯金丸三郎議長 選択 14 : ◯金丸三郎議長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:           令和2年3月甲府市議会定例会議事日程(1)                         令和2年2月26日(水)午後1時 ─────  報 告 ───── 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期決定について 第 3 甲議第 1号 甲府市議会議会局設置条例制定について 第 4 甲議第 2号 甲府市役所の業務改善に関する決議について 第 5 議案第 1号 令和2年度甲府市一般会計予算 第 6 議案第 2号 令和2年度甲府市国民健康保険事業特別会計予算 第 7 議案第 3号 令和2年度甲府市交通災害共済事業特別会計予算 第 8 議案第 4号 令和2年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 第 9 議案第 5号 令和2年度甲府市介護保険事業特別会計予算 第10 議案第 6号 令和2年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算 第11 議案第 7号 令和2年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算 第12 議案第 8号 令和2年度甲府市浄化槽事業特別会計予算
    第13 議案第 9号 令和2年度甲府市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算 第14 議案第10号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計予算 第15 議案第11号 令和2年度甲府市病院事業会計予算 第16 議案第12号 令和2年度甲府市下水道事業会計予算 第17 議案第13号 令和2年度甲府市水道事業会計予算 第18 議案第14号 令和2年度甲府市簡易水道等事業会計予算 第19 議案第15号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号) 第20 議案第16号 令和元年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1            号) 第21 議案第17号 令和元年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算            (第1号) 第22 議案第18号 令和元年度甲府市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 第23 議案第19号 令和元年度甲府市病院事業会計補正予算(第1号) 第24 議案第20号 甲府市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条            例制定について 第25 議案第21号 甲府市地域包括支援センター運営協議会条例制定について 第26 議案第22号 甲府市子ども未来応援条例制定について 第27 議案第23号 甲府市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利            用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の            提供に関する条例の一部を改正する条例制定について 第28 議案第24号 甲府市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制            定について 第29 議案第25号 甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す            る条例の一部を改正する条例制定について 第30 議案第26号 甲府市古関・梯町簡易水道整備基金条例を廃止する条例制定に            ついて 第31 議案第27号 甲府市印鑑条例の一部を改正する条例制定について 第32 議案第28号 甲府市自転車駐車場条例の一部を改正する条例制定について 第33 議案第29号 甲府市市民センター条例の一部を改正する条例制定について 第34 議案第30号 甲府市敬老条例の一部を改正する条例制定について 第35 議案第31号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について 第36 議案第32号 甲府市国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例制定            について 第37 議案第33号 甲府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例            制定について 第38 議案第34号 甲府市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定について 第39 議案第35号 甲府市動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例            制定について 第40 議案第36号 甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について 第41 議案第37号 甲府市中小企業振興融資条例の一部を改正する条例制定につ            いて 第42 議案第38号 甲府市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定につ            いて 第43 議案第39号 甲府都市計画事業寿宝地区土地区画整理事業施行規程を廃止す            る条例制定について 第44 議案第40号 甲府都市計画事業甲府周辺土地区画整理事業施行規程の一部            を改正する条例制定について 第45 議案第41号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について 第46 議案第42号 甲府市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正す            る条例制定について 第47 議案第43号 工事委託契約の変更契約の締結について 第48 議案第44号 包括外部監査契約の締結について 第49 議案第45号 甲府市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する            条例制定について 第50 議案第46号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について 第51 議案第47号 工事請負契約の変更契約の締結について (出席議員) 木内 直子   川崎  靖   藤原伸一郎   堀 とめほ 鮫田 光一   深沢 健吾   末木 咲子   小澤  浩 山田 弘之   清水 英知   神山 玄太   長沢 達也 中村 明彦   寺田 義彦   望月 大輔   小沢 宏至 天野  一   長沼 達彦   坂本 信康   岡  政吉 山田  厚   廣瀬 集一   植田 年美   兵道 顕司 山中 和男   輿石  修   清水  仁   金丸 三郎 鈴木  篤   原田 洋二   池谷 陸雄   荻原 隆宏                           32人 (欠席議員)                            なし 説明のため議場に出席した者の職氏名 市長        樋口 雄一   副市長       工藤 眞幸 副市長       上村  昇   危機管理監     佐藤  敦 総務部長      窪田  淳   企画部長      塚原  工 市民部長      内藤 貴弘   税務統括監     萩原  優 福祉保健部長    深澤  篤   子ども未来部長   長坂 哲雄 環境部長      白倉 尚志   産業部長      志村 一彦 まちづくり部長   望月  伸   リニア交通政策監  根津  豊 病院長       青山 香喜   病院事務局長    上田 和正 教育長       小林  仁   教育部長      饗場 正人 選挙管理委員長   志村 文武   代表監査委員    輿石 十直 農業委員会会長   西名 武洋   上下水道局業務部長 青木 俊也 上下水道局工務部長 梅澤 賢一 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会事務局長    嶋田 忠司   議会事務総室長   深澤 健二 議事調査課長    雨宮 洋一   議事調査課長補佐  雨宮 友宏 議事調査課長補佐  橘田 善弘   議事調査課長補佐  内池  進 議事調査係長    名取裕美子   議事調査係主任   佐野 雄司 総務課長補佐    植松 泰人 2:                午後 1時04分 開 会 ◯金丸三郎議長 ただいまから令和2年3月甲府市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  報告事項を申し上げます。  議会運営委員会を代表して廣瀬集一議員外11人から、甲議第1号 甲府市議会議会局設置条例制定についてが提出されました。  次に、清水 仁議員外5人から、甲議第2号 甲府市役所の業務改善に関する決議についてが提出されました。  各位のお手元に配付いたしてありますので、御了承願います。  次に、本定例会に提出する議案につき市長から通知がありました。
     提出議案は、議事日程記載の日程第5 議案第1号から日程第51 議案第47号まででありますので、朗読を省略いたします。  次に、市長から議会に報告すべき事項であります報第1号の1件が提出されました。  既に各位のお手元に配付いたしてありますので、御了承願います。  次に、監査委員から令和元年11月末、12月末の例月現金出納検査報告書、並びに令和元年度定期監査・行政監査報告書、財政援助団体等監査報告書及び工事監査報告書が提出されました。  お手元に配付いたしてあります報告書により御了承願います。  以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員には、会議規則第173条の規定により     岡   政 吉 議員     創政こうふの 小 沢 宏 至 議員     藤 原 伸一郎 議員 を指名いたします。  次に、日程第2 会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会は、招集の日から3月24日まで28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 3: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は28日間とすることに決しました。  次に、日程第3 甲議第1号を議題といたします。  廣瀬集一議員から提案理由の説明を求めます。  廣瀬集一議員。                 (廣瀬集一議員 登壇) 4: ◯廣瀬集一議員 甲議第1号 甲府市議会議会局設置条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、議会事務局の補佐機能の充実・強化を図るため議会事務局を議会局とするについて、甲府市議会事務局設置条例の全部を改正し、制定するものであります。  なお、附則におきまして、甲府市議会委員会条例第2条第2項総務委員会第6号中「議会事務局」を「議会局」に改めるものであります。  以上でございます。 5: ◯金丸三郎議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、日程第3 甲議第1号を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 7: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第4 甲議第2号を議題といたします。  清水 仁議員から提案理由の説明を求めます。  清水 仁議員。                 (清水 仁議員 登壇) 8: ◯清水 仁議員 案文の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。  甲府市役所の業務改善に関する決議(案)  本市では、「住民福祉の増進」に努めるとともに、「最少の経費で最大の効果」を挙げるため、「甲府市行政改革大綱」等に基づき、その時々の社会・経済環境の変化に応じた不断の行政改革に取り組んできている。  これまで、事務事業の見直し、民間委託化の推進、公共施設等の効率的な管理運営などの取組により、一定の成果を挙げているところであり、これらにより生み出した経営資源を、必要性の高い施策・事業へ優先的、重点的に配分することで、市民サービスの向上が継続的に図られている。  こうした中、本市においては中核市移行に際して、多種多様な権限が移譲されたところであり、こうした権限移譲に伴う施策・事業を適切かつ丁寧に遂行されている職員に対し、改めて甲府市議会として感謝の意を表すものである。  一方、我が国においては、世界的にも類を見ない人口減少・少子高齢化が、加速度的に進行しており、本市においても、こうした現状を打破するための施策展開が強く求められており、これらが職員の長時間労働・多忙化等につながりかねないなど、これまで以上に業務改善の必要性が高まっている。  このような中、笑顔あふれる甲府の実現のために「タフで優しい市役所」を推進するに当たり、膨張し続ける諸施策に対するスクラップ・アンド・ビルドの観点を堅持しつつ、市長の力強くあたたかいリーダーシップのもと、持続可能な地域社会の実現に向けて、確かな業務の進め方の再考、仕事量に見合った人員配置を行うことが求められている。  以上のことから、次の事項について適切な措置を講じるよう強く要望する。 1 職員の業務量や勤務実態を把握し、速やかに業務改善を図ること。 2 「健康都市こうふ」として、働き方改革関連法の適切な運用を徹底すること。 3 諸施策の執行に当たり、働きやすい確かな選択と集中を行うこと。  以上、決議する。  令和2年2月26日                                   甲 府 市 議 会  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 9: ◯金丸三郎議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、日程第4 甲議第2号を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第5 議案第1号から日程第51 議案第47号までの47案を一括議題といたします。  市長から上程議案全部に対する提案理由の説明を求めます。  なお、提案理由の説明にあわせて市政運営に対する所信の表明を行いたい旨の申し出がありますので、これを許します。  樋口雄一市長。                 (樋口雄一市長 登壇) 12: ◯樋口雄一市長 3月市議会定例会の開会に当たり、市政運営に対する所信と議案の説明に先立ちまして、市役所づくりに対する私の想いを申し述べさせていただきます。  今般、大切な職員について、非常に心痛む悲しい出来事が生じました。市民福祉の増進を担う市役所におきましても、職員一人一人がやりがいを持って職務に精励できる、働きやすい職場づくりは最も大切な土台であり、私は、こうした出来事が今後決して起こらないよう、職場における、仲間同士で向き合い、気づき合い、支え合いながらさまざまな不安や困難を乗り越えていけるような職場環境を整えていくとともに、適切なマネジメントのもとで働き方を鋭意改善し、職員とともに市民福祉、市民サービスの向上と、市民の信頼をさらに高められるよう、真摯に取り組んでまいります。  先ほどは、甲府市役所の業務改善に関する決議を、全会一致で甲府市議会で議決がございました。私を初め執行部一同、真摯にこのことを受けとめさせていただきたいと存じます。議員各位におかれましても、引き続きまして御助言、御指導を賜りますことをお願い申し上げます。  それでは、私の市政運営に対する所信の一端と、議案第1号から議案第14号までの令和2年度予算案の概要につきまして、述べさせていただきたいと存じます。  まず、世界各国で感染が相次いで確認されている新型コロナウイルス感染症を巡りましては、国内における死亡例の発生や感染経路が判明しない感染例が複数地域で確認され、感染者数は増加の一途をたどるなど、状況は新たなフェーズに入り、県内・市内においても感染への危機感が高まる中、市民の皆様は不安を抱えているものと推察いたします。  本市では、健康支援センターを健康危機管理の拠点として、市民の皆様の不安を軽減するとともに、感染の疑いのある方を診療体制の整った医療機関等へ確実に繋ぐため、センター内に「帰国者・接触者相談センター」を設置し、市民の皆様からの相談等に応じることに加え、急速な状況の変化に対応するため、庁内において「甲府市新型コロナウイルス感染症対策会議」を実施し、緊張感を持って全庁的な体制で対策を進めることとしました。  今後、国内においても感染者は増加する可能性がありますが、市民の皆様におかれましては、手洗いや咳エチケットなどの日常の感染予防策を徹底していただきますとともに、国や県、市が発信する正確な情報に基づき、冷静な対応をしていただきますことをお願いしたいと考えております。  さて、令和元年度は、平成から新たな時代への幕開けとなる中、本市においては、中核市元年、こうふ開府500年、市制施行130周年、そして市立動物園の開園100周年という幾つもの佳節が重なるメモリアルイヤーとなりました。  特に「こうふ開府500年記念事業」については、本市の財産とも言える重層的な歴史や伝統、文化を次世代へ継承し、郷士愛の醸成に資する取組に注力してまいりました。市民や地域の皆様をはじめ、企業や各種団体など多くの方々に御理解とお力添えを頂く中で、甲府の未来を拓く子どもたちにスポットをあて、子どもたちが地域について自ら学習し、その成果を発表したり、子どもからシニアまで一緒になってまちの歴史や文化などを再認識したりするなど、地域の宝を再発見する機会を通じ、「故郷こうふ」への誇りと愛着を育むことができたものと考えております。  諸課題が山積する現下の厳しい状況の中にあっても、本市は、こうして多くの市民の皆様に培われた「こうふ愛」をもとに地域の絆をより一層深め、様々な主体と連携・協働しながら、本市が有する豊かな地域資源を最大限活用することで更に魅力と活力あふれるまちづくりに取り組まなければなりません。  そのためには、中核市という新たなステージに立った本市が、今、取り組むべき重要な施策を取りまとめた「こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXT」に掲げた、子どもたちが心豊かにたくましく成長できるまちを目指す「こども輝くまち」を創る、いつまでも健やかで活躍できるまちを目指す「健康といきがいのまち」を創る、女性が自らの意志で自己実現できる環境づくりを目指す「女性活きいきのまち」を創る、地域産業の発展とリニア効果の最大限の享受を目指す「潤いと活力あるまち」を創る、郷土愛を育み、地域資源を活かした新たな宝づくりを目指す「故郷が好きなまち」を創る、東京2020オリンピック・パラリンピックを好機と捉え、“グローバルなひととまち”を目指す「世界がつながるまち」を創る、中核市・甲府を支え、持続可能なまちを目指す「タフで優しい市役所」を創るの7つの重点施策の実現に向けて、「NEXT」に位置付けた取組を着実に実践し、希望に満ちた甲府の未来づくりを一歩一歩前進させてまいります。  今後におきましても、議員各位をはじめ多くの市民の皆様と共に手を携えながら「故郷こうふ」の発展に全力で取り組んでまいる所存でありますことから、引き続き、厚いご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  我が国においては、少子高齢化による人口減少が急速に進展する中、若年層を中心に東京圈への人口流入が継続し、地方では社会を支える担い手の減少や、消費市場の縮小など、様々な社会的・経済的な課題が生じており、国は、将来にわたって活力ある地域社会の実現と東京圏への一極集中の是正のため、地域特性に応じた生産性の向上や、関係人口の創出・拡大、更には魅力ある地域づくりを進めるなど、地方創生の目指すべき将来に向け迅速に取り組むとしています。  また、景気は、雇用や所得環境の改善、景況感の地域間でのばらつきの縮小などにより回復基調が長期的に継続しているものの、地方においては、米中貿易摩擦や台風被害の影響による先行き不安から、回復の減速感が見られることに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が経済に及ぼす影響への懸念も強まっており、楽観できない状況にあります。  こうした中、本市では、市民の平均所得や雇用者数が増加するとともに、子育て世代の女性の有業率が増加するなどポジティブな動きも見られることから、この動きを更に加速・拡大させて、「市民の笑顔とまちの元気」に繋げるためにも、市民が活き活きと心豊かに暮らし、潤いと活力に溢れるまちづくりを目指す施策を引き続き展開していく必要があります。  中核市移行2年目となる令和2年度は、多岐にわたる事務権限を最大限に活かす中で、中核市に相応しい自主性と自立性を備えた都市として、行財政基盤を揺るぎないものとし、更なる市政の発展に取り組むとともに、連携中枢都市圏の形成に向けた自治体間連携を進め、圏域の発展を牽引していくことが重要となります。  直面している少子高齢化や人口減少による地域経済の縮小、地域社会の脆弱化といった課題に対し、地域を支える多様な主体と連携・協働することで、市民に寄り添ったきめ細かな施策を展開し、市民福祉の増進と地域の活力向上に努めなければなりません。  こうしたことから、「第六次甲府市総合計画」の都市像である「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の具現化に向け、「こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXT」や「第二期甲府市総合戦略」を着実に推進するとともに、持続可能な行財政運営に取り組み、中核市・甲府の明るい未来を切り拓いてまいります。  このような考えのもと、令和2年度の市政執行にあたりましては、「第六次甲府市総合計画」における基本構想に基づき、次に述べます方針のとおり、施策の重点的かつ効率的な執行に努めてまいります。  一つ目は、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」であります。  次代を担う子どもたちの豊かで健やかな心身の育みに資する取組や、地域で子どもの成長を見守り、応援する仕組みづくりを進めるとともに、子どもの主体的・対話的で深い学びの実現に向けた、学校教育のICT化の推進や外国語教育の充実など時代に即した教育環境の構築に取り組んでまいります。
     また、東京2020オリンビック・パラリンピックの開催を契機に、国際感覚豊かな人材の育成に取り組むとともに、ライフステージに応じたスポーツの普及と生涯学習の充実による生きがいの創出を図り、誰もがいきいきと暮らせるまちづくりを推進してまいります。  二つ目は、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」であります。  本市の経済を支える地域産業の振興のため、地場産品等のブランド化の推進をはじめ、販路開拓の支援や企業立地の促進を図るとともに、若者と外国人の就業機会の確保や、女性の起業等の後押しなどにより、魅力と活力が溢れるまちづくりを進めてまいります。  また、甲府城周辺地域をはじめとする中心市街地の賑わいの創出に取り組むほか、地域資源の魅力の掘り起こし等による観光振興を図り、国内外からの観光客を誘致するとともに、引き続き移住・定住施策を推進するなど、交流と賑わいのあるまちづくりに取り組んでまいります。  三つ目は、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」であります。  災害に対する市民意識の醸成や、自助・共助・公助による地域防災力の向上を図るとともに、関係機関等との連携による防犯や交通環境の改善に努めるほか、消費者被害の未然防止や消費生活問題への助言・支援に取り組むなど、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。  また、「健康都市宣言」が目指す、市民・地域・行政が一体となった「元気Cityこうふ」の実現に向け、保健所機能と保健センター機能を併せ持つ甲府市健康支援センターを拠点として、感染症予防をはじめとする健康危機管理の対策を実施するなど、市民の健康と安全の確保に取り組むとともに、多様な主体との連携による健康づくりや、高齢者の暮らしを地域で支えあう仕組みの構築など、いつまでも健康で生きがいを持って暮らし続けられるまちづくりを推進してまいります。  四つ目は、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」であります。  温室効果ガスの排出抑制や廃棄物の一層の減量化と再資源化への取組をはじめ、環境美化活動の推進による環境保全意識の醸成などを進め、循環型社会の構築を目指すとともに、開園100周年を迎えた附属動物園を含む遊亀公園の一体的な整備に着手し、子どもを中心に全ての世代が集い交流する場を創出するなど、潤いのある快適な環境づくりを進めてまいります。  また、リニア中央新幹線の開業を見据えた取組や、都市機能と生活利便機能の集約と連携による都市構造の実現に取り組むなど、利便性の高い都市基盤の構築による持続可能なまちづくりを進めてまいります。  五つ目は、「基本構想の推進」であります。  開府500年を契機とした「故郷こうふ」への誇りや愛着を醸成し次代に継承する取組を引き続き実施するとともに、地域コミュニティの維持に向け、ボランティア活動の更なる活性化を図り、市民と行政による協働のまちづくりを推進してまいります。  また、中核市として、地域の個性を活かした活力と賑わいのある連携中枢都市圏の形成に向け、近隣自治体とのより一層の連携を進め、将来にわたって圏域の経済成長や暮らしの利便性向上などを図ってまいります。  加えて、選ばれる都市となるよう都市ブランドの確立や様々なネットワークを活用したシティプロモーションに取り組むほか、中核市の職員として多様化する市民ニーズに的確に応え困難な課題に果敢に挑む人材の育成や、行政サービスの更なる向上に向け、事務の効率化や選択と集中による行財政改革を一層加速させ、未来に責任が持てる自治体運営に努めてまいります。  以上の市政執行方針に基づき、令和2年度の予算編成にあたりましては、これまで以上に事務事業の選択と集中に重点を置く中で、施策・事業の着実な推進と確実な成果が得られるよう、予算計上を行ったところであります。  これにより、令和2年度当初予算は、一般会計が744億2,998万2,000円、特別会計が761億7,796万6,000円、合計で1,506億794万8,000円といたしました。  この当初予算の概要につきまして、「第六次甲府市総合計画」の基本目標別に、ご説明申し上げます。  まず、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」に関わる取組であります。  子ども・子育てへの支援につきましては、家庭や地域、民間団体等と連携・協働し、子どもが自ら育つことを応援する、「甲府市子ども未来応援条例」を制定し、子育ち施策をより積極的に推進する中、本市の未来を担う子どもの成長を応援する社会の実現を目指してまいります。  また、子どもが運動遊びに夢中になる環境整備として「屋内運動遊び場」を創出するとともに、子どもの興味や関心を引き出しながら、運動遊びをリードしていく、プレイリーダーの育成や親子イベント等の充実を図り、子どもの運動能力の向上と豊かな心と健やかな体の成長に繋げてまいります。  更に、子育て世代包括支援センターにおいて、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を推進するため、マイ保健師制度による一人ひとりに寄り添った相談支援を行うとともに、子ども相談センター「おひさま」においては、子育てに関する各種相談体制の充実に努めてまいります。  放課後児童クラブについては、利用希望者が増加傾向にあることから、放課後児童支援員の確保や民間委託などにより、受入児童の拡充を図ってまいります。  学校教育の充実につきましては、世界で活躍できる人材を育成するため、外国人英語指導講師を増員し外国語教育の充実を図るとともに、小中学校及び甲府商業高等学校の高速大容量通信ネットワークの整備による、タブレットパソコンの活用を推進し、子どもたちの学習意欲の向上と質の高い学びの場を創造してまいります。  また、きめ細かな指導により教育環境の安定化を図るため、臨時教育職員を小学校に配置するとともに、特別支援教育支援員や教育支援ボランティアの活用などにより、児童生徒の健全育成と学力向上に努めてまいります。  更に、子どもたちの安全・安心な学校生活の確保に向けては、専門的知識を有するスクールソーシャルワーカー等を小中学校に派遣し、問題を抱える児童生徒や家庭を支援するとともに、学校給食については、衛生管理の更なる徹底を図るほか、通学路の安全確保に向けては、関係機関と連携した安全点検はもとより、城南中学校における通学橋の耐震補強工事を実施してまいります。  加えて、リニア中央新幹線の整備に伴う中道北小学校の移転については、令和3年度の開校に向け、校舎等の建設工事を着実に進めるとともに、県産材を活用した児童用の机や椅子に更新するなど、教育環境の整備に努めてまいります。  甲府商業高等学校については、地域に貢献できる有為な人材の育成を図るため、学習と部活動の両立を目指す中で、各種資格の取得を目標とした学力の定着や、部活動を通した健全な心身の育成を図ってまいります。  甲府商科専門学校については、新たに高等教育の修学支援新制度の対象校として、授業料等の経済的負担を軽減するとともに、「職業実践専門課程」の認定校として、グローバル化や情報化に対応した地場企業に貢献できる人材を育成してまいります。  青少年の健全育成につきましては、青少年が社会性や自立性を身に付け、責任を持って行動できる社会人となるよう、関係機関との連携に努め、学校・家庭・地域と一体となって取り組んでまいります。  また、子どもが市政やまちづくりに主体的に関心を持ち、子どもの夢や願いが、本市の未来に繋がるよう、子どもの意見を受け止める機会を設ける中で、将来の本市を支えていく担い手の育成や郷士愛の酸成に繋げてまいります。  生涯学習の充実につきましては、「甲府市生涯学習ビジョン」に基づき、各種事業を推進するとともに、市ホームページ上の特設サイトにより、官民問わず市民の生きがいに繋がる各種セミナー等の情報を提供する中で、市民一人ひとりの生涯学習への参加や、社会との繋がりを深める環境づくりを支援してまいります。  また、生涯学習の情報拠点施設である市立図書館については、多様化する利用者ニーズに応えるため、レファレンスサービスや蔵書整備など図書館機能の充実に努めるとともに、市立図書館と学校図書館のシステムネットワークを有効活用した読書活動の推進など、子どもたちに幅広い読書の機会の提供と支援を行ってまいります。  スポーツの振興につきましては、誰もが生涯にわたりスポーツに親しむことができるよう、ライフスポーツの普及・促進を図る中で、市民の健康づくりを推進するほか、緑が丘スポーツ公園において、新環状・緑が丘アクセス線の整備に関連する野球場やテニスコートなどの整備に伴う実施設計に着手してまいります。  また、東京2020オリンピックの開催にあたり、卓球とレスリングのフランス代表チームの事前合宿を受け入れ、ホストタウン交流を一層推進するとともに、子どもたちが世界的なスポーツの祭典を間近で観戦できる機会を創出するなど、多くの人が夢と感動に触れられる事業を展開してまいります。  更に、地域密着型スポーツを振興する観点から、ヴァンフォーレ甲府と山梨クィーンビーズを応援してまいります。  文化・芸術の振興につきましては、市民が身近に親しむことで、豊かな感性を育むことができるよう、優れた文化・芸術に接する機会の提供などに努めてまいります。  また、本市の貴重な資源である文化財を有効活用するため「甲府市文化財保存活用地域計画」を策定するとともに、日本を代表する城郭等に選定されている築城500年を迎える要害山城をはじめ甲府城、武田氏館の本市三名城を国内外へ広く発信する中で、周遊マップの作成やフットパスツアーの開催など観光を含めた活用を図るほか、信玄ミュージアムにおいて、歴史・文化・伝統を市民や来訪者に伝えるなど、本市の魅力の伝承と発信に努めてまいります。  人権尊重・男女共同参画の推進につきましては、関係機関と連携した啓発活動を実施するほか、LGBTメッセージ展等を通じて、人権について考える機会を提供するなど、誰もが住みよい豊かな社会の実現に向けて取り組んでまいります。  また、女性の起業等を応援するためのセミナーの開催や、女性の視点を活かしたまちづくりに向けて、様々な分野で活曜する女性たちが集まり、交流や意見交換を行う機会を提供するなど、男女が共に支え合い、その個性と能力を発揮できる社会の形成に向けた環境づくりを推進してまいります。  更に、「日本女性会議2021in甲府」については、プレ大会の開催など、成功に向けた準備を着実に進めていく中で、大会テーマである「未来へつなぐ まちづくりは人づくり ~甲斐の国から ともに~」のもと、地域社会全体の男女共同参画意識の更なる醸成に繋げるとともに、女性が活きいきと活躍できるまちづくりを推進してまいります。  国際交流・多文化共生の推進につきましては、中高生の友好都市派遣・受入による教育交流を図るとともに、国際交流員が、海外をターゲットにSNS等を活用して甲府の魅力を世界に発信していくほか、学校や地域に出向き、子どもたちをはじめとした市民に対して、海外の歴史や文化、習慣の違いを伝える出前講座等を開催するなど、多様な機会を通じて積極的に交流を深め、国際性豊かな人材の育成や国際交流による地域社会の活性化に取り組んでまいります。  また、「甲府市多文化共生推進計画」に基づき、外国人への日本語講座や文化の体験等を通じて、国籍を問わず、市民一人ひとりがお互いの文化の違いを尊重しつつ、相互理解を深め合える地域づくりを推進するとともに、引き続き多文化共生社会の実現を目指し、次期「甲府市多文化共生推進計画」を策定してまいります。  次に、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」に関わる取組であります。  産業振興全般につきましては、「甲府市産業ビジョン」に基づき、本市の魅力や産業の競争力を高めながら産業全体が融合して取り組むべき目標である「稼ぐ力の向上」に向け、各産業分野の個別計画等を横断的に連携させ、本市の産業振興に努めてまいります。  商業・工業の振興につきましては、「甲府市中小企業・小規模企業振興条例」に基づき、本市産業の振興に資する効果的な施策の推進に努める中で、市内中小企業等の持つ技術・技能・人材の充実に加え、優れた地域産品として認定した甲府ブランドの魅力を市内外に効果的に発信してまいります。  また、新たに「女性おうえん資金制度」を創設し、女性の起業を後押しする中で、本市で活躍する女性を応援してまいります。  更に、宝飾産業・伝統的工芸品産業などの国内外の販路拡大について助成を行い、本市の地場産業の振興を図ってまいります。  加えて、企業誘致においては、本市に立地を希望する企業への情報提供を行うとともに、「甲府市産業活性化支援条例」に基づく支援策などの有効な活用を促すことにより、新たな成長産業や未来産業を見据え、企業誘致を推進してまいります。  農業・林業の振興につきましては、「甲府市農業振興計画」に基づき、農地などの限られた資源の有効活用を推進するとともに、生産の効率化及び担い手の確保を図るため、最先端農業機械の導入や「プロファーマー」の育成・支援などを効果的に実施し、本市農業の目指すべき姿である、『まちと地域が共生する「魅力ある農業都市」』の実現に取り組んでまいります。  また、甲府ブランドに認定している農産物については、積極的に周知を図ることで、ブランド力の強化に努め、販路拡大による農業所得の向上に繋げてまいります。  更に、森林が有する公益的機能が十分に発揮できるよう、市有林及び民有林の造林・保育に取り組むとともに、森林が持つ素晴らしい機能を知ってもらうため、新たに森林整備の体験活動を実施してまいります。  加えて、甲府名山手帳などの活用により、魅力溢れる「甲府名山」の周知に積極的に取り組んでまいります。  雇用対策の推進につきましては、学生及び一般求職者を対象とした説明会に加え、留学生を含む外国人を対象とした「甲府市就職応援合同企業説明会」を開催するとともに、新たに県外学生などの求職者が参加しやすいよう、首都圏からバスの送迎を行うなどUIJターンの推進に努めてまいります。  また、甲府市就職応援サイトの充実を図るとともに、地場産業が有する魅力を高校生に紹介することにより、市内企業で働くことへの関心を持っていただけるよう努めてまいります。  卸売市場の活性化につきましては、「甲府市地方卸売市場経営戦略」に基づき、将来を見据えた効率的な市場運営と市場機能の維持・強化などを図るとともに、「甲府市地方卸売市場整備計画」による計画的な施設整備を実施し、公設市場として安全・安心な生鮮食料品等の安定供給を行ってまいります。  観光の振興につきましては、観光ニーズの多様化に柔軟に対応し、集客効果の高い施策を推進するため、「第3次甲府市観光振興基本計画」を策定するとともに、インバウンドバスツアーの造成やナイトタイムエコノミーの推進などによりインバウンド対策に取り組むほか、東京2020オリンピック・パラリンピックや令和3年度の信玄公生誕500年に向けて、近隣自治体との連携の強化を図る中で、本市及び圏域の魅力を効果的に情報発信し、県内外の観光客の誘引を図ってまいります。  また、「小江戸甲府の夏祭り」をはじめ各種イベントについて、より一層の充実を図り交流人口の増加に努めてまいります。  中心市街地の活性化につきましては、中心商店街の魅力を引き出すため、各商店街の特性や消費者ニーズ等を把握するための基礎調査を実施するとともに、中心市街地への「屋内運動遊び場」の整備に着手し、賑わいの創出や交流人口の増加を図ってまいります。  更に、甲府城南側エリアの整備におきましては、「甲府城周辺地域活性化実施計画」に基づき、甲府城を活かした歴史・文化が感じられる空間づくりにより、中心市街地の活性化に繋げてまいります。  移住・定住の促進につきましては、甲府を体感できるフットパスツアーの実施やSNSなどを活用した情報発信により、本市の魅力を積極的にPRするとともに、「こうふコンシェルジュ」を中心に、東京、横浜で開催される移住・定住相談会やセミナー等に積極的に参加し、東京圏で働く第二新卒者や学生をターゲットとしたきめ細かな対応を図ってまいります。  また、鉄道を利用する県外への通勤・通学者に対して定期券購入を支援することにより、移住・定住及び鉄道の利用促進を図ってまいります。  次に、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」に関わる取組であります。  防災・危機管理対策の推進につきましては、災害に強いまちづくりを進めるため、液体ミルクや災害時貸出用等のスコップを新たに備蓄することをはじめ、非常用食糧や防災資機材の備蓄拡充に取り組むとともに、地域防災力の要となる防災リーダーのフォローアップを図るほか、防災士の資格取得を支援することにより、災害に対する市民意識の高揚や自助・共助・公助の連携を図り、地域防災力の強化に努めてまいります。  また、市内小中学生を対象とした防災教育に引き続き取り組んでまいります。  消防・救急体制の充実につきましては、消防分団本部拠点施設を新たに整備するとともに、消防団の車両・資機材の更新や消火栓・耐震性貯水槽などの消防水利を年次的に整備することにより、消防力の充実・強化を図ってまいります。  防犯・交通安全対策の充実につきましては、自治会が所有する防犯街路灯の新設・維持管理等への助成を行うことにより、街頭犯罪を抑止し、安全で明るい地域社会の形成に努めてまいります。  また、新入学児童への防犯ブザーの配付や、マモルメールによる情報発信を行うほか、子どもたちを犯罪から守り、保護者の方に安心してもらうため、新たにすべての市立小中学校に防犯カメラを設置してまいります。  更に、交通安全教室の開催や反射材の配布等を行い、市民一人ひとりの交通安全意識の高揚を図るとともに、カーブミラーの設置や補修などの交通安全施設の整備充実を図ってまいります。  加えて、社会問題となっている高齢者の交通事故を防止するための啓発を強化するなど、交通事故の抑制に努めてまいります。  消費者保護の推進につきましては、身近な生活の中で高齢者への声かけ活動等を行い、異変が見られた際に相談機関へ繋ぐなどの役割を果たす「消費者見守りサポーター」の育成強化を図るとともに、消費者安全確保地域協議会との連携を深める中で、消費者被害に遭いやすい高齢者等の見守り体制の強化に取り組んでまいります。  また、様々な消費者トラブルの発生に対応し、消費者被害を防ぐため、専門知識を有する消費生活相談員による相談対応や出前講座を通じて、消費者の安全な暮らしの保護に努めてまいります。  地域福祉の推進につきましては、自助・共助・公助を適切に効果的に展開させるため、本市の保健福祉施策に関わる総合的な計画である「第4次健やかいきいき甲府プラン」に基づく個別計画を推進するとともに、支え合う地域共生社会の実現に向けて、保健・医療・福祉をはじめとする各分野の連携・協働の推進を図ってまいります。  高齢者福祉の充実につきましては、高齢者の保健福祉の推進全般と介護保険を運営するための「甲府市高齢者支援計画」について見直しを行うとともに、高齢者の自立した生活を支援するため、多様な主体が参画する通いの場の創出や家事援助など、高齢者を地域で支え合う日常生活の支援を行うほか、フレイル予防や介護予防の事業を継続的に推進し、高齢者がいつまでも健康で生きがいを持って生活できるよう、地域包括ケア体制の推進に取り組んでまいります。  また、「甲府市成年後見制度利用促進基本計画」に基づき、認知症の方などが住み慣れた地域で生活を続けることができるよう、成年後見制度の利用促進や権利擁護の支援に向けた取組などを行ってまいります。  障がい者福祉の充実につきましては、障がい者施策全般に関わる基本的な方針や必要なサービスを確保するための「甲府市障がい者福祉計画」について見直しを行うとともに、障がい者が個人としての尊厳にふさわしい日常生活や社会生活を営むことができるよう、自立支援サービスや障害児通所支援サービス等の各種障がい福祉サービスの提供や、重度心身障がい者への医療費助成を行ってまいります。  また、障がい者が希望する地域で安心して暮らせる環境づくりに向け、引き続き地域生活支援拠点事業の充実を図るとともに、身体障害者手帳の交付に係る手続きの迅速化など、質の高い行政サービスの提供に努めてまいります。  社会保障の充実につきましては、「第2期甲府市国民健康保険データヘルス計画」に基づき、効果的な保健事業を実施することにより、市民の健康の保持増進を図り、医療費の適正化に繋げるとともに、国民健康保険の安定的な財政運営を図るため、保険料の収納率向上に努めてまいります。  また、生活困窮者への支援として、自立相談支援員を配置し、丁寧な相談支援を行うとともに、困窮状態から早期に脱却できるよう、住宅確保給付金の支給や家計改善の支援など世帯の実情に配慮した適切な支援に努めてまいります。  健康づくりの推進につきましては、「健康都市宣言」の考えに基づき、市民一人ひとり、が地域との繋がりを深める中で自らの健康意識を高め、健康づくりに取り組むことで健康寿命の延伸が図れるよう、新たに健康に関する正しい知識や情報を伝え広げていく取組をはじめ、被保護者への健康管理の支援や集団健診におけるオプトアウト方式の導入など健診受診率の向上のための新たな取組を展開してまいります。  また、感染症対策については、甲府市健康支援センターを拠点として、新型インフルエンザや新型コロナウイルス感染症等の発生を想定した体制整備をはじめとする感染症の予防とまん延防止の対策に取り組むとともに、感染症患者に適切な医療を提供するための医療費の公費負担及びDOTS支援員の配置による結核患者の支援の拡充を図るなど、市民の健康と安全の確保に努めてまいります。  更に、介護保険制度を利用できない40歳未満の若年層の終末期のがん患者に対する在宅ターミナルケアの支援として、訪問介護等のサービスに係る費用を助成してまいります。  加えて、母子保健については、妊産婦及び乳幼児の健康保持・増進を図るため、保健指導や健康診査等を実施するとともに、特定不妊治療費の助成や新たに人工授精を対象とする一般不妊治療費の助成を行い、子どもを産み育てたいと願う方々を応援してまいります。  医療環境の充実につきましては、甲府市地域医療センターにおける救急医療センター、歯科救急センター、救急調剤薬局の運営に対して支援を行うとともに、休日昼間の在宅当番医制を実施して、市民が安心して医療を受けられる体制を確保してまいります。  また、地域医療の中核を担う市立甲府病院において、医療需要を踏まえる中で、二次医療圏で不足する医療に対して積極的な対応を行うとともに、更なる経営改革を推し進める中で、安定的な経営基盤の確立に努めてまいります。  更に、甲府市健康支援センターにおいて、市民の医療に関する相談への対応や病院及び診療所に対する検査・研修を実施するなど、医療安全の推進と住民の医療に対する信頼の確保に努めるとともに、薬局開設や医薬品販売業の許可申請の審査や薬剤師に係る研修の実施など、薬剤師の資質向上と業務の適正化に取り組んでまいります。  次に、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」に関わる取組であります。  自然環境の保全と地球温暖化対策の推進につきましては、「第二次甲府市環境基本計画」に基づき、環境問題に対する理解を深めるため、子どもから高齢者まで幅広い世代への環境教育に取り組むとともに、クリーンエネルギーの普及・促進に向けて、太陽光発電や蓄電池などの設置者に対して助成を行い、温室効果ガスの排出抑制に努めてまいります。  また、環境美化活動の推進については、市民等が自主的・主体的に参加・行動していけるよう、河川清掃への支援や路上喫煙禁止区域について協力を呼びかけるなど、意識の醸成に努めてまいります。  公園の整備と緑化の推進につきましては、みどり豊かな住みよい環境づくりに向け、市民生活に潤いと安らぎを与える公園の整備・維持管理や緑地の保全に努めてまいります。  また、遊亀公園・附属動物園については、公園の持つ子育て支援機能や環境教育機能の強化、更なる賑わい創出の実現に向けて、「甲府市遊亀公園・附属動物園整備計画」に基づき、公園の整備のための実施設計に着手し、市民から親しまれる公園や動物園となるよう整備を進めてまいります。  循環型社会の構築につきましては、「甲府市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」を策定し、将来にわたり一般廃棄物を適正に処理するため、市民、事業者、行政が共通の認識に立ち、それぞれが取り組むべき役割を明らかにするとともに、リサイクル推進員との連携によるごみの減量化の啓発やごみへらし隊による分別排出の指導強化、ごみ分別アプリによるごみの分別方法や収集日の効果的な情報発信など、ごみの適正排出を推進し、更なるごみの減量化や資源リサイクルを図ってまいります。  良好な景観の形成につきましては、県都・甲府市の玄関口である甲府駅の南口周辺において、地域特性を活かした景観のルールづくりを住民との協働により行う中で、魅力と風格あるまちづくりを推進してまいります。  住環境の向上につきましては、空き家を地域の資源と捉え、新たに地域集会施設など地域の活性化に資する施設への改修に対する支援を行い、管理不全な空き家等の解消や利活用の更なる促進を図ってまいります。  また、老朽化した市営住宅の計画的な改修による長寿命化を推進するほか、地震災害から市民の生命や財産を守るため、私有ブロック塀の耐震改修や建築物耐震化への支援などを行うことにより、良好な居住環境の確保に努めてまいります。  水道水の安定供給につきましては、「甲府市上下水道事業経営戦略」に基づき、健全で効率的な事業経営に努める中で、市民との協働による水源保全の推進や水質管理の充実を図るとともに、危機管理対策や管路・施設の更新及び耐震化を推進し、災害に強くしなやかな水道の構築と安全でおいしい水の安定供給に努めてまいります。  生活排水の適正処理につきましても、「甲府市上下水道事業経営戦略」に基づき、下水道への接続率の向上に努めるなど経営基盤の強化を図る中で、危機管理対策や管路・施設の耐震化及び効果的な改築等を推進し、災害に強く快適で衛生的な生活環境の確保と公共用水域の水質保全に努めてまいります。  また、生活排水処理の現状と課題を整理するため、「甲府市生活排水処理基本計画」を策定し、生活排水の適正処理等に努め、水質汚濁を防ぎ、健全な水環境の確保を図ってまいります。  生活衛生の充実につきましては、人と動物の共生する社会を実現するため、動物愛護の推進に熱意と見識を有する市民を動物愛護推進員として委嘱し、動物の適正飼養の普及・啓発に努めてまいります。  また、食品安全の確保を図るため、食品事業者への監視、指導等に加え、食品のリスクや管理方法に係る正しい知識を修得し、正確に情報発信できる市民を「食品リスクコミュニケーター」として養成し、地域の食品安全意識の醸成を図ってまいります。  公共交通の利便性の向上につきましては、路線バスの運行支援や交通空白地域におけるコミュニティバスの運行など、地域の実情に即した公共交通を確保するとともに、ユニバーサルデザインタクシーの普及促進を図るための新たな支援の実施や、「甲府市地域公共交通網形成計画」に基づく各種施策を推進し、まちづくりと一体になった持続可能な地域公共交通ネットワークの形成に努めてまいります。
     また、リニア中央新幹線の開業による効果を最大限に享受し、市域全体の活性化に繋げられるよう、「甲府市リニア活用基本構想」に基づく施策の着実な推進やシンポジウムの開催などにより、市民意識の醸成を図ってまいります。  道路の整備につきましては、市民生活を支える生活道路の整備や橋梁の維持管理などを適切かつ着実に行い、安全・安心な道路環境の整備に努めるとともに、「都市計画道路整備プログラム」に基づく都市計画道路の計画的な整備を進めてまいります。  市街地の整備につきましては、便利さや暮らしやすさの向上を図るため、甲府駅周辺土地区画整理事業における確実な工程管理により円滑な事業推進を図るなど、安全で利便性の高い居住環境の整備に努めてまいります。  計画的な士地利用の推進につきましては、集約と連携による持続可能な都市構造の実現に向けて「甲府市立地適正化計画」に基づき、長期的展望に立った都市機能及び居住の誘導と公共交通の充実等による都市のコンパクト化を図ってまいります。  次に、基本目標を推進していくための基本的な方針であります「基本構想の推進」に関わる取組であります。  協働の推進につきましては、多様な主体が協働して地域課題等の解決を図る、豊かで活力ある持続可能な地域社会の実現を目指し、令和2年度を初年度とする「甲府市協働のまちづくり第2期推進行動計画」に基づき、協働によるまちづくりを更に推進してまいります。  また、「甲府市ボランティアセンター」の運営支援により、ボランティア人口の拡大や、ボランティア活動の活性化を図ってまいります。  更に、「甲府市の歌」の普及を促進し、市民との一体感や郷土愛の醸成に努めてまいります。  広域的な連携の推進につきましては、人口減少・少子高齢社会においても活力ある社会経済・地域活動を維持するために、連携中枢都市圏の形成に向けた自治体間連携を進め、圏域全体の一層の発展を目指してまいります。  シティプロモーションの推進につきましては、多様なメディアを活用した効果的・効率的な情報発信と甲府大使などとの相互応援によるイメージアップにより、甲府市が選ばれる都市となり持続的に発展できるよう努めるとともに、様々な分野で活躍している子どもたちを次世代甲府大使として認定し、積極的に応援してまいります。  また、開府500年のレガシーとして「こうふドリームキャンパス事業」や「甲府ラーニング・スピーチ事業」、「私の地域・歴史探訪事業」を継続する中で、甲府市の歴史・伝統・文化等を再認識し、「故郷こうふ」への誇りや愛着の醸成を次代へ継承してまいります。  持続可能な行財政運営につきましては、行政評価を活用する中で自主財源の安定的な確保と効率的な財源配分に加え、「甲府市公共施設再配置計画」に基づく公共施設等の適正なマネジメントなどにより、財政の健全運営に努めるとともに、令和2年度を初年度とする「第二期甲府市総合戦略」に掲げる本市の課題解決に向け、就業や起業・創業の支援、移住施策の充実によりUIJターンの促進を図るなど、人口減少の抑制に積極的に取り組んでまいります。  人材育成につきましては、「提案参加型方式」による研修等の実施や人材マネジメント部会等の外部機関への参加のほか、新たに内閣府への研修派遣を行い、地方分権時代の多様化・複雑化する行政ニーズに対応できるよう職員の能力開発を図るとともに、健康管理対策や労務管理対策による働き方改革を進め、職員の健康と安全の確保に努める中で、中核市・甲府にふさわしい意識と姿勢を兼ね備えた職員を育成し、私が先頭に立ち、職員と共に一丸となって市民サービスの向上に取り組んでまいります。  以上、私の市政運営にあたっての所信の一端と、令和2年度当初予算案の概要について述べてまいりましたが、議員各位におかれましては、何卒十分なるご審議をいただきまして、ご協賛を賜りますようお願い申し上げます。  引き続きまして、新年度予算以外の案件につきまして、その大要を御説明申し上げます。  まず、議案第15号「令和元年度甲府市一般会計補正予算(第5号)」につきましては、歳出において、第2款総務費は、公共施設整備事業等基金積立金等に係る総務管理費及び個人番号制度管理事業費に係る戸籍住民基本台帳費を追加するための補正であります。  第3款民生費は、国民健康保険事業特別会計繰出金等に係る社会福祉費及び教育・保育施設等運営給付費に係る児童福祉費を追加するための補正であります。  第4款衛生費は、一般廃棄物処理事業費に係る清掃費を更正するための補正であります。  第6款農林水産業費は、産地保全強化対策事業費に係る農業費を追加するための補正であります。  第8款土木費は、建築物耐震化支援事業費等に係る都市計画費を更正するための補正であります。  第10款教育費は、教材・情報環境整備事業費等に係る小学校費及び中学校費、一般振興費に係る高等学校費を追加するための補正であります。  第11款災害復旧費は、農業施設災害復旧費に係る農林水産業施設災害復旧費を追加するための補正であります。  第12款公債費は、地方債利子等を更正するための補正であります。  歳入につきましては、第12款分担金及び負担金、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第17款寄附金、第19款繰越金、第20款諸収入及び第21款市債を追加更正するための補正であります。  継続費の補正は、中道北小学校移転事業に係る年割額を変更するものであります。  繰越明許費の補正は、介護保険対策事業、交通安全施設整備事業、教材・情報環境整備事業、小学校老朽化リニューアル事業、維持管理費、中学校老朽化リニューアル事業、一般振興費及び農業施設災害復旧費を追加し、農業施設等管理事業、甲府駅周辺土地区画整理事業及び和戸町竜王線整備事業を変更するものであります。  地方債の補正は、起債充当事業費等の補正による借入れ限度額を変更するものであります。  次に、議案第16号「令和元年度甲府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、歳出において、第1款総務費、第5款保健事業費、第6款諸支出金及び第7款公債費を追加するための補正であります。  歳入につきましては、第1款国民健康保険料、第6款財産収入及び第7款繰入金を追加更正するための補正であります。  次に、議案第17号「令和元年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」につきましては、歳入において、第1款繰入金及び第2款諸収入を追加更正するための補正であります。  次に、議案第18号「令和元年度甲府市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」につきましては、歳出において、第2款保険給付費の介護サービス等諸費等を追加更正するための補正であります。  歳入につきましては、第1款保険料、第3款国庫支出金及び第7款繰入金を追加更正するための補正であります。  次に、議案第19号「令和元年度甲府市病院事業会計補正予算(第1号)」につきましては、収益的支出は、医業費用及び医業外費用を追加するための補正であります。  収益的収入は、医業収益を追加するための補正であります。  次に、議案第20号「甲府市無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める条例制定について」は、社会福祉法の一部改正に伴い、無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定めるについて、この条例を制定するものであります。  次に、議案第21号「甲府市地域包括支援センター運営協議会条例制定について」は、甲府市地域包括支援センター運営協議会を設置し、その組織及び運営に関し必要な事項を定めるについて、この条例を制定するものであります。  次に、議案第22号「甲府市子ども未来応援条例制定について」は、子どもに関わる全ての大人が連携・協働することにより、子どもの育ちを支える取組を推進し、魅力あふれるまち甲府を、子どもの権利を守り、全ての子どもが今を幸せに過ごし、夢や希望の実現に向け挑戦できる、こどもが輝くまちとするについて、この条例を制定するものであります。  次に、議案第23号「甲府市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、私立幼稚園就園奨励費の支給に関する事務の終了に伴う規定の整備を行う等のための一部改正であります。  次に、議案第24号「甲府市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、会計年度任用職員制度の導入に伴う規定の整備を行うための一部改正であります。  次に、議案第25号「甲府市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、会計年度任用職員制度の導入に伴い、会計年度任用職員の公務災害について、補償の額の算定の基礎として用いる補償基礎額を定めるための一部改正であります。  次に、議案第26号「甲府市古関・梯町簡易水道整備基金条例を廃止する条例制定について」は、甲府市古関・梯町簡易水道整備基金を廃止するについて、この条例を制定するものであります。  次に、議案第27号「甲府市印鑑条例の一部を改正する条例制定について」は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に鑑み、印鑑の登録資格に係る規定を整備するための一部改正であります。  次に、議案第28号「甲府市自転車駐車場条例の一部を改正する条例制定について」は、甲府駅の南口の自転車駐車場の供用時間を変更するための一部改正であります。  次に、議案第29号「甲府市市民センター条例の一部を改正する条例制定について」は、南部市民センター附属施設の使用料の額を改定するための一部改正であります。  次に、議案第30号「甲府市敬老条例の一部を改正する条例制定について」は、敬老祝金の支給対象者の見直しを行うための一部改正であります。  次に、議案第31号「甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について」は、国民健康保険事業の都道府県単位化に鑑み、国民健康保険事業財政調整基金に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第32号「甲府市国民健康保険直営診療所条例の一部を改正する条例制定について」は、国民健康保険直営診療所の手数料に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第33号「甲府市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の償還等に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第34号「甲府市食品衛生法施行条例の一部を改正する条例制定について」は、食品衛生法の一部改正に伴い、食品の製造等を行う営業施設の公衆衛生上講ずべき措置に関する基準に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第35号「甲府市動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正に伴い、動物愛護管理員を置くとともに、所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第36号「甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について」は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律及び都市の低炭素化の促進に関する法律の一部改正に伴い、審査手数料に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第37号「甲府市中小企業振興融資条例の一部を改正する条例制定について」は、女性活躍社会の実現及び本市産業の振興に資するため、女性おうえん資金を創設するための一部改正であります。  次に、議案第38号「甲府市地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定について」は、卸売市場法の一部改正に伴い、卸売業務の許可等を行うとともに、売買取引の方法の公表等に関する事項を定めるための一部改正であります。  次に、議案第39号「甲府都市計画事業寿宝地区土地区画整理事業施行規程を廃止する条例制定について」は、甲府都市計画事業寿宝地区土地区画整理事業を廃止するについて、この条例を制定するものであります。  次に、議案第40号「甲府都市計画事業甲府周辺土地区画整理事業施行規程の一部を改正する条例制定について」は、土地区画整理法施行令の一部改正に伴い、清算金に付すべき利率の改定を行う等のための一部改正であります。  次に、議案第41号「甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」は、新たに市営住宅を設置するとともに、公営住宅法の改正に伴う所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第42号「甲府市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、浄化槽法の一部改正に伴い、浄化槽の保守点検の業務に関し、浄化槽管理士に対する研修に係る所要の改正を行うための一部改正であります。  次に、議案第43号「工事委託契約の変更契約の締結について」は、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事において、施工計画の見直しに伴い、一部施工方法を変更する等の必要が生じたため、委託契約の変更契約を締結するについて、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第44号「包括外部監査契約の締結について」は、包括外部監査契約を締結するについて、地方自治法第252条の36第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第45号「甲府市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について」は、入院療養者と在宅療養者の費用負担の公平性の観点等から、入院時食事療養費に係る医療費助成金の支給対象者の見直しを行うための一部改正であります。  次に、議案第46号「甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について」は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の賦課限度額の引上げを行うとともに、保険料の軽減措置を拡充するための一部改正であります。  次に、議案第47号「工事請負契約の変更契約の締結について」は、H31道路改良工事(市道下曽根2200号線)橋梁工事において、橋梁への取付道路及び防護柵等の工事を行う必要が生じたため、請負契約の変更契約を締結するについて、議会の議決を求めるものであります。  以上が本日提案いたしました案件の大要であります。御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。ありがとうございます。 13: ◯金丸三郎議長 以上で説明は終わりました。  お諮りいたします。  2月27日及び28日は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 14: ◯金丸三郎議長 御異議なしと認めます。  よって、2月27日及び28日は本会議を休会することに決しました。  2月29日及び3月1日は、会議規則第10条第1項の規定により、休日のため本会議を休会いたします。  休会明け本会議は、3月2日午後1時から開会、提出議案全部に対する質疑及び市政一般質問を行います。  本日は、これをもって散会いたします。                午後 2時23分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...