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平成30年予算特別委員会 本文 開催日: 2018-03-14

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年予算特別委員会 本文 2018-03-14 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 507 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯大塚委員長 選択 3 : ◯深澤企画総室長 選択 4 : ◯大塚委員長 選択 5 : ◯神山委員 選択 6 : ◯大塚委員長 選択 7 : ◯青木総務総室長 選択 8 : ◯大塚委員長 選択 9 : ◯兵道委員 選択 10 : ◯大塚委員長 選択 11 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 12 : ◯大塚委員長 選択 13 : ◯兵道委員 選択 14 : ◯大塚委員長 選択 15 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 16 : ◯大塚委員長 選択 17 : ◯兵道委員 選択 18 : ◯大塚委員長 選択 19 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 20 : ◯大塚委員長 選択 21 : ◯兵道委員 選択 22 : ◯大塚委員長 選択 23 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 24 : ◯大塚委員長 選択 25 : ◯兵道委員 選択 26 : ◯大塚委員長 選択 27 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 28 : ◯大塚委員長 選択 29 : ◯兵道委員 選択 30 : ◯大塚委員長 選択 31 : ◯田中国際交流都市担当課長 選択 32 : ◯大塚委員長 選択 33 : ◯兵道委員 選択 34 : ◯大塚委員長 選択 35 : ◯向山協働推進課長 選択 36 : ◯大塚委員長 選択 37 : ◯兵道委員 選択 38 : ◯大塚委員長 選択 39 : ◯向山協働推進課長 選択 40 : ◯大塚委員長 選択 41 : ◯兵道委員 選択 42 : ◯大塚委員長 選択 43 : ◯末木委員 選択 44 : ◯大塚委員長 選択 45 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 46 : ◯大塚委員長 選択 47 : ◯末木委員 選択 48 : ◯大塚委員長 選択 49 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 50 : ◯大塚委員長 選択 51 : ◯末木委員 選択 52 : ◯大塚委員長 選択 53 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 54 : ◯大塚委員長 選択 55 : ◯末木委員 選択 56 : ◯大塚委員長 選択 57 : ◯星野市民課長 選択 58 : ◯大塚委員長 選択 59 : ◯末木委員 選択 60 : ◯大塚委員長 選択 61 : ◯木内委員 選択 62 : ◯大塚委員長 選択 63 : ◯坂本人事管理室長 選択 64 : ◯大塚委員長 選択 65 : ◯木内委員 選択 66 : ◯大塚委員長 選択 67 : ◯坂本人事管理室長 選択 68 : ◯大塚委員長 選択 69 : ◯木内委員 選択 70 : ◯大塚委員長 選択 71 : ◯坂本人事管理室長 選択 72 : ◯大塚委員長 選択 73 : ◯木内委員 選択 74 : ◯大塚委員長 選択 75 : ◯坂本人事管理室長 選択 76 : ◯大塚委員長 選択 77 : ◯木内委員 選択 78 : ◯大塚委員長 選択 79 : ◯坂本人事管理室長 選択 80 : ◯大塚委員長 選択 81 : ◯木内委員 選択 82 : ◯大塚委員長 選択 83 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 84 : ◯大塚委員長 選択 85 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 86 : ◯大塚委員長 選択 87 : ◯木内委員 選択 88 : ◯大塚委員長 選択 89 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 90 : ◯大塚委員長 選択 91 : ◯木内委員 選択 92 : ◯大塚委員長 選択 93 : ◯神山委員 選択 94 : ◯大塚委員長 選択 95 : ◯輿石市民協働室長 選択 96 : ◯大塚委員長 選択 97 : ◯神山委員 選択 98 : ◯大塚委員長 選択 99 : ◯輿石市民協働室長 選択 100 : ◯大塚委員長 選択 101 : ◯神山委員 選択 102 : ◯大塚委員長 選択 103 : ◯萩原リニア交通室長 選択 104 : ◯大塚委員長 選択 105 : ◯神山委員 選択 106 : ◯大塚委員長 選択 107 : ◯萩原リニア交通室長 選択 108 : ◯大塚委員長 選択 109 : ◯神山委員 選択 110 : ◯大塚委員長 選択 111 : ◯萩原リニア交通室長 選択 112 : ◯大塚委員長 選択 113 : ◯神山委員 選択 114 : ◯大塚委員長 選択 115 : ◯神山委員 選択 116 : ◯大塚委員長 選択 117 : ◯依田地域振興課長 選択 118 : ◯大塚委員長 選択 119 : ◯神山委員 選択 120 : ◯大塚委員長 選択 121 : ◯依田地域振興課長 選択 122 : ◯大塚委員長 選択 123 : ◯神山委員 選択 124 : ◯大塚委員長 選択 125 : ◯依田地域振興課長 選択 126 : ◯大塚委員長 選択 127 : ◯神山委員 選択 128 : ◯大塚委員長 選択 129 : ◯深澤企画総室長 選択 130 : ◯大塚委員長 選択 131 : ◯神山委員 選択 132 : ◯大塚委員長 選択 133 : ◯石川選挙管理委員会事務局長 選択 134 : ◯大塚委員長 選択 135 : ◯神山委員 選択 136 : ◯大塚委員長 選択 137 : ◯石川選挙管理委員会事務局長 選択 138 : ◯大塚委員長 選択 139 : ◯神山委員 選択 140 : ◯大塚委員長 選択 141 : ◯石川選挙管理委員会事務局長 選択 142 : ◯大塚委員長 選択 143 : ◯神山委員 選択 144 : ◯大塚委員長 選択 145 : ◯天野委員 選択 146 : ◯大塚委員長 選択 147 : ◯依田地域振興課長 選択 148 : ◯大塚委員長 選択 149 : ◯天野委員 選択 150 : ◯大塚委員長 選択 151 : ◯依田地域振興課長 選択 152 : ◯大塚委員長 選択 153 : ◯天野委員 選択 154 : ◯大塚委員長 選択 155 : ◯依田地域振興課長 選択 156 : ◯大塚委員長 選択 157 : ◯天野委員 選択 158 : ◯大塚委員長 選択 159 : ◯植田委員 選択 160 : ◯大塚委員長 選択 161 : ◯太田契約課長 選択 162 : ◯大塚委員長 選択 163 : ◯植田委員 選択 164 : ◯大塚委員長 選択 165 : ◯廣瀬委員 選択 166 : ◯大塚委員長 選択 167 : ◯功刀情報課長 選択 168 : ◯大塚委員長 選択 169 : ◯廣瀬委員 選択 170 : ◯大塚委員長 選択 171 : ◯功刀情報課長 選択 172 : ◯大塚委員長 選択 173 : ◯廣瀬委員 選択 174 : ◯大塚委員長 選択 175 : ◯功刀情報課長 選択 176 : ◯大塚委員長 選択 177 : ◯廣瀬委員 選択 178 : ◯大塚委員長 選択 179 : ◯功刀情報課長 選択 180 : ◯大塚委員長 選択 181 : ◯廣瀬委員 選択 182 : ◯大塚委員長 選択 183 : ◯青木総務総室長 選択 184 : ◯大塚委員長 選択 185 : ◯廣瀬委員 選択 186 : ◯大塚委員長 選択 187 : ◯清水(仁)委員 選択 188 : ◯大塚委員長 選択 189 : ◯渡辺研修厚生課長 選択 190 : ◯大塚委員長 選択 191 : ◯清水(仁)委員 選択 192 : ◯大塚委員長 選択 193 : ◯志村都市戦略室長 選択 194 : ◯大塚委員長 選択 195 : ◯清水(仁)委員 選択 196 : ◯大塚委員長 選択 197 : ◯田村開府500年事業課長 選択 198 : ◯大塚委員長 選択 199 : ◯清水(仁)委員 選択 200 : ◯大塚委員長 選択 201 : ◯田村開府500年事業課長 選択 202 : ◯大塚委員長 選択 203 : ◯清水(仁)委員 選択 204 : ◯大塚委員長 選択 205 : ◯大塚委員長 選択 206 : ◯金丸委員 選択 207 : ◯大塚委員長 選択 208 : ◯中村企画部長 選択 209 : ◯大塚委員長 選択 210 : ◯金丸委員 選択 211 : ◯大塚委員長 選択 212 : ◯中村企画部長 選択 213 : ◯大塚委員長 選択 214 : ◯窪田総合戦略監 選択 215 : ◯大塚委員長 選択 216 : ◯金丸委員 選択 217 : ◯大塚委員長 選択 218 : ◯深澤企画総室長 選択 219 : ◯大塚委員長 選択 220 : ◯金丸委員 選択 221 : ◯大塚委員長 選択 222 : ◯奈良田企画課長 選択 223 : ◯大塚委員長 選択 224 : ◯金丸委員 選択 225 : ◯大塚委員長 選択 226 : ◯中村企画部長 選択 227 : ◯大塚委員長 選択 228 : ◯窪田総合戦略監 選択 229 : ◯大塚委員長 選択 230 : ◯金丸委員 選択 231 : ◯大塚委員長 選択 232 : ◯窪田総合戦略監 選択 233 : ◯大塚委員長 選択 234 : ◯金丸委員 選択 235 : ◯大塚委員長 選択 236 : ◯窪田総合戦略監 選択 237 : ◯大塚委員長 選択 238 : ◯金丸委員 選択 239 : ◯大塚委員長 選択 240 : ◯窪田総合戦略監 選択 241 : ◯大塚委員長 選択 242 : ◯金丸委員 選択 243 : ◯金丸委員 選択 244 : ◯大塚委員長 選択 245 : ◯内藤委員 選択 246 : ◯大塚委員長 選択 247 : ◯功刀情報課長 選択 248 : ◯大塚委員長 選択 249 : ◯内藤委員 選択 250 : ◯大塚委員長 選択 251 : ◯星野市民課長 選択 252 : ◯大塚委員長 選択 253 : ◯内藤委員 選択 254 : ◯大塚委員長 選択 255 : ◯功刀情報課長 選択 256 : ◯大塚委員長 選択 257 : ◯内藤委員 選択 258 : ◯大塚委員長 選択 259 : ◯功刀情報課長 選択 260 : ◯大塚委員長 選択 261 : ◯内藤委員 選択 262 : ◯大塚委員長 選択 263 : ◯酒井市民総室長 選択 264 : ◯大塚委員長 選択 265 : ◯内藤委員 選択 266 : ◯大塚委員長 選択 267 : ◯酒井市民総室長 選択 268 : ◯大塚委員長 選択 269 : ◯内藤委員 選択 270 : ◯大塚委員長 選択 271 : ◯酒井市民総室長 選択 272 : ◯大塚委員長 選択 273 : ◯内藤委員 選択 274 : ◯大塚委員長 選択 275 : ◯坂本人事管理室長 選択 276 : ◯大塚委員長 選択 277 : ◯内藤委員 選択 278 : ◯大塚委員長 選択 279 : ◯坂本人事管理室長 選択 280 : ◯大塚委員長 選択 281 : ◯内藤委員 選択 282 : ◯大塚委員長 選択 283 : ◯坂本人事管理室長 選択 284 : ◯大塚委員長 選択 285 : ◯内藤委員 選択 286 : ◯大塚委員長 選択 287 : ◯輿石総務部長 選択 288 : ◯大塚委員長 選択 289 : ◯曽雌税務統括監 選択 290 : ◯大塚委員長 選択 291 : ◯矢野危機管理室長 選択 292 : ◯大塚委員長 選択 293 : ◯大塚委員長 選択 294 : ◯鮫田委員 選択 295 : ◯大塚委員長 選択 296 : ◯饗場消防本部次長 選択 297 : ◯大塚委員長 選択 298 : ◯鮫田委員 選択 299 : ◯大塚委員長 選択 300 : ◯饗場消防本部次長 選択 301 : ◯大塚委員長 選択 302 : ◯鮫田委員 選択 303 : ◯大塚委員長 選択 304 : ◯岡委員 選択 305 : ◯大塚委員長 選択 306 : ◯饗場消防本部次長 選択 307 : ◯大塚委員長 選択 308 : ◯岡委員 選択 309 : ◯大塚委員長 選択 310 : ◯饗場消防本部次長 選択 311 : ◯大塚委員長 選択 312 : ◯岡委員 選択 313 : ◯大塚委員長 選択 314 : ◯饗場消防本部次長 選択 315 : ◯大塚委員長 選択 316 : ◯岡委員 選択 317 : ◯大塚委員長 選択 318 : ◯饗場消防本部次長 選択 319 : ◯大塚委員長 選択 320 : ◯岡委員 選択 321 : ◯大塚委員長 選択 322 : ◯饗場消防本部次長 選択 323 : ◯大塚委員長 選択 324 : ◯岡委員 選択 325 : ◯大塚委員長 選択 326 : ◯神山委員 選択 327 : ◯大塚委員長 選択 328 : ◯饗場消防本部次長 選択 329 : ◯大塚委員長 選択 330 : ◯神山委員 選択 331 : ◯大塚委員長 選択 332 : ◯饗場消防本部次長 選択 333 : ◯大塚委員長 選択 334 : ◯神山委員 選択 335 : ◯大塚委員長 選択 336 : ◯饗場消防本部次長 選択 337 : ◯大塚委員長 選択 338 : ◯神山委員 選択 339 : ◯大塚委員長 選択 340 : ◯木内委員 選択 341 : ◯大塚委員長 選択 342 : ◯饗場消防本部次長 選択 343 : ◯大塚委員長 選択 344 : ◯木内委員 選択 345 : ◯大塚委員長 選択 346 : ◯饗場消防本部次長 選択 347 : ◯大塚委員長 選択 348 : ◯木内委員 選択 349 : ◯大塚委員長 選択 350 : ◯清水(仁)委員 選択 351 : ◯大塚委員長 選択 352 : ◯依田防災企画課長 選択 353 : ◯大塚委員長 選択 354 : ◯清水(仁)委員 選択 355 : ◯大塚委員長 選択 356 : ◯依田防災企画課長 選択 357 : ◯大塚委員長 選択 358 : ◯清水(仁)委員 選択 359 : ◯大塚委員長 選択 360 : ◯今井消防長 選択 361 : ◯大塚委員長 選択 362 : ◯有賀企画財政室長 選択 363 : ◯大塚委員長 選択 364 : ◯神山委員 選択 365 : ◯大塚委員長 選択 366 : ◯下山財政課長 選択 367 : ◯大塚委員長 選択 368 : ◯神山委員 選択 369 : ◯大塚委員長 選択 370 : ◯下山財政課長 選択 371 : ◯大塚委員長 選択 372 : ◯神山委員 選択 373 : ◯大塚委員長 選択 374 : ◯下山財政課長 選択 375 : ◯大塚委員長 選択 376 : ◯神山委員 選択 377 : ◯大塚委員長 選択 378 : ◯兵道委員 選択 379 : ◯大塚委員長 選択 380 : ◯下山財政課長 選択 381 : ◯大塚委員長 選択 382 : ◯兵道委員 選択 383 : ◯大塚委員長 選択 384 : ◯下山財政課長 選択 385 : ◯大塚委員長 選択 386 : ◯兵道委員 選択 387 : ◯大塚委員長 選択 388 : ◯下山財政課長 選択 389 : ◯大塚委員長 選択 390 : ◯兵道委員 選択 391 : ◯大塚委員長 選択 392 : ◯金丸委員 選択 393 : ◯大塚委員長 選択 394 : ◯矢野危機管理室長 選択 395 : ◯大塚委員長 選択 396 : ◯金丸委員 選択 397 : ◯大塚委員長 選択 398 : ◯矢野危機管理室長 選択 399 : ◯大塚委員長 選択 400 : ◯金丸委員 選択 401 : ◯大塚委員長 選択 402 : ◯下山財政課長 選択 403 : ◯大塚委員長 選択 404 : ◯兵道委員 選択 405 : ◯大塚委員長 選択 406 : ◯大塚委員長 選択 407 : ◯酒井市民総室長 選択 408 : ◯中村副委員長 選択 409 : ◯中村副委員長 選択 410 : ◯木内委員 選択 411 : ◯中村副委員長 選択 412 : ◯高野国民健康保険課長 選択 413 : ◯中村副委員長 選択 414 : ◯木内委員 選択 415 : ◯中村副委員長 選択 416 : ◯高野国民健康保険課長 選択 417 : ◯中村副委員長 選択 418 : ◯木内委員 選択 419 : ◯中村副委員長 選択 420 : ◯高野国民健康保険課長 選択 421 : ◯中村副委員長 選択 422 : ◯木内委員 選択 423 : ◯中村副委員長 選択 424 : ◯高野国民健康保険課長 選択 425 : ◯中村副委員長 選択 426 : ◯木内委員 選択 427 : ◯中村副委員長 選択 428 : ◯高野国民健康保険課長 選択 429 : ◯中村副委員長 選択 430 : ◯木内委員 選択 431 : ◯中村副委員長 選択 432 : ◯高野国民健康保険課長 選択 433 : ◯中村副委員長 選択 434 : ◯木内委員 選択 435 : ◯中村副委員長 選択 436 : ◯高野国民健康保険課長 選択 437 : ◯中村副委員長 選択 438 : ◯木内委員 選択 439 : ◯中村副委員長 選択 440 : ◯高野国民健康保険課長 選択 441 : ◯中村副委員長 選択 442 : ◯木内委員 選択 443 : ◯中村副委員長 選択 444 : ◯末木委員 選択 445 : ◯中村副委員長 選択 446 : ◯高野国民健康保険課長 選択 447 : ◯中村副委員長 選択 448 : ◯末木委員 選択 449 : ◯中村副委員長 選択 450 : ◯高野国民健康保険課長 選択 451 : ◯中村副委員長 選択 452 : ◯末木委員 選択 453 : ◯中村副委員長 選択 454 : ◯岡委員 選択 455 : ◯中村副委員長 選択 456 : ◯高野国民健康保険課長 選択 457 : ◯中村副委員長 選択 458 : ◯岡委員 選択 459 : ◯中村副委員長 選択 460 : ◯高野国民健康保険課長 選択 461 : ◯中村副委員長 選択 462 : ◯岡委員 選択 463 : ◯中村副委員長 選択 464 : ◯高野国民健康保険課長 選択 465 : ◯中村副委員長 選択 466 : ◯岡委員 選択 467 : ◯中村副委員長 選択 468 : ◯高野国民健康保険課長 選択 469 : ◯中村副委員長 選択 470 : ◯岡委員 選択 471 : ◯中村副委員長 選択 472 : ◯中村副委員長 選択 473 : ◯下山財政課長 選択 474 : ◯中村副委員長 選択 475 : ◯神山委員 選択 476 : ◯中村副委員長 選択 477 : ◯輿石市民協働室長 選択 478 : ◯大塚委員長 選択 479 : ◯大塚委員長 選択 480 : ◯神山委員 選択 481 : ◯大塚委員長 選択 482 : ◯輿石市民協働室長 選択 483 : ◯大塚委員長 選択 484 : ◯神山委員 選択 485 : ◯大塚委員長 選択 486 : ◯輿石市民協働室長 選択 487 : ◯大塚委員長 選択 488 : ◯神山委員 選択 489 : ◯大塚委員長 選択 490 : ◯輿石市民協働室長 選択 491 : ◯大塚委員長 選択 492 : ◯神山委員 選択 493 : ◯大塚委員長 選択 494 : ◯輿石市民協働室長 選択 495 : ◯大塚委員長 選択 496 : ◯大塚委員長 選択 497 : ◯内藤委員 選択 498 : ◯大塚委員長 選択 499 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 500 : ◯大塚委員長 選択 501 : ◯内藤委員 選択 502 : ◯大塚委員長 選択 503 : ◯伏見人権男女参画課長 選択 504 : ◯大塚委員長 選択 505 : ◯内藤委員 選択 506 : ◯大塚委員長 選択 507 : ◯大塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              平成30年度 予算特別委員会記録 1 日  時  平成30年3月14日(水)午前9時59分 2 場  所  議会会議室 本庁舎10階 3 出席委員  委員長 大塚 義久君     副委員長 中村 明彦君             廣瀬 集一君          岡  政吉君             小澤  浩君          末木 咲子君             鮫田 光一君          金丸 三郎君             清水  仁君          天野  一君             小沢 宏至君          兵道 顕司君             植田 年美君          内藤 司朗君             木内 直子君          神山 玄太君 4 欠席委員  な し 5 当局出席者    総合戦略監     窪田  淳君     危機管理監     早川  守君
       総務部長      輿石 十直君     企画部長      中村 好伸君    リニア交通政策監  望月  伸君     市民部長      塚原  工君    税務統括監     曽雌 芳典君                               ほか関係室長及び課長 6 事務局   議会事務局長   古屋 昭仁君  議会事務総室長  神宮司秀樹君         議事調査課長   深澤 健二君  議事調査課長補佐 望月 正文君         議事調査課長補佐 橘田 善弘君  議事調査係長   小林 陽子君         議事調査係長   宮崎 真二君  議事調査係主任  清水 和美君         総務課長補佐   植松 泰人君 7 議   題  1 一般会計歳出             第2款 総務費             第9款 消防費             第11款 災害復旧費             第12款 公債費             第13款 諸支出金             第14款 予備費          2 国民健康保険事業特別会計          3 交通災害共済事業特別会計          4 住宅新築資金等貸付事業特別会計 2:                午前 9時59分 開 議 ◯大塚委員長 ただいまから平成30年度予算特別委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。本日の審査を傍聴したい旨の申し出がありましたので、傍聴を許可いたしました。御了承願います。  以上で報告を終わります。  それでは、本日の日程に入ります。  本日の日程は、一般会計歳出第2款総務費、第9款消防費、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費、並びに国民健康保険事業特別会計、交通災害共済事業特別会計及び住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査であります。  ここで各委員に申し上げます。  御質問される際は、最初にどこの所管への質問かわかるよう、できるだけ款項目等をお示しいただき、審査が円滑に進むよう委員の皆様の御協力をお願いいたします。  また、当局に申し上げます。  質問に対しては、円滑に答弁が行えるよう努めていただくとともに、答弁の内容も簡潔で的を射たものとしていただくよう御協力をお願いいたします。  なお、3月31日をもって退職されます総務部長、税務統括監及び消防長には、所管する予算の審査が終わりましたところで挨拶をお願いしたいと思います。御了承願います。  本日の審査に入る前に、昨日の一般会計歳入での神山委員の質問に対しまして、深澤企画総室長より発言の訂正をしたい旨の申し出がありますので、これを許可します。  深澤企画総室長。 3: ◯深澤企画総室長 昨日の歳入予算の審査におけます神山委員さんからのふるさと納税に関します御質問におきまして、甲府市の方が他都市に寄附をすることで、新年度の市税の影響額がどのくらいあるのかという御質問をいただきました。  私は新年度課税としての影響額はどうなのかという質問と理解をいたしまして、6月にならないと判断できないという答弁をさせていただきましたが、平成30年度の市税の当初予算の積算過程において、甲府市民の方が他都市にふるさと納税をしたことによる影響額をどのくらい見込んでいるのかという質問でございましたので、答弁を訂正させていただきたいと思います。  平成30年度の市税の当初予算の積算におきましては、甲府市民の方が他都市に寄附したことによります市税の影響額として、平成29年度課税において市民税から控除された金額は約1億円余りございます。その減収分を考慮する中で市税の当初予算を積算してきておりますので、御理解をいただきたいと思います。答弁を訂正させていただきます。よろしくお願い申し上げます。 4: ◯大塚委員長 ただいまの訂正どうでしょうか、神山委員。よろしいですか。  神山委員。 5: ◯神山委員 了解しました。今、訂正いただいた内容を踏まえて、2款総務費での歳出のやりとりをしていきたいと思います。 6: ◯大塚委員長 それでは、日程に入ります。  最初に、一般会計歳出第2款総務費の審査に入ります。  それでは、当局から説明を求めます。  青木総務総室長。 7: ◯青木総務総室長 それでは、2款総務費につきまして御説明申し上げます。  総務費につきましては、1項1目一般管理費から6項1目監査委員費までの34目ございまして、関係する部局も多数ございます。したがいまして、私が一括して説明をさせていただきますが、御質問等につきましては、各担当で答弁をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  なお、各目の説明におきましては、主な節につきまして、その内容を御説明させていただきます。  それでは、平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の52ページ、53ページをお開きください。  最初に、2款1項1目一般管理費につきましては、市長、副市長、並びに職員211名分の給与費のほか、市長直轄組織、総務部及び市民部にかかわる経常経費であります。前年度予算と比較して増額となった主な要因は、職員数の増加に伴う一般職給与費の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、産休・育休等の代替業務や各窓口センターの窓口業務等にかかわる嘱託職員等計139名分の報酬であります。  7節賃金につきましては、職員の欠員等に伴い採用する臨時職員9名分の賃金であります。  54ページ、55ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、上下水道局職員の退職手当負担金等であります。  次に、2目職員研修費につきましては、行政課題に的確かつ柔軟に対応する能力や高度な専門的能力を持った人材の育成を図るための各種研修に要する経費であります。  8節報償費につきましては、職員の各階層別研修や専門的な能力向上研修など、研修実施にかかわる講師謝礼であります。  9節旅費につきましては、自治大学校や市町村職員中央研修所など、専門研修機関への職員派遣にかかわる旅費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、専門研修機関における研修受講者負担金及び資格取得助成金等であります。  次に、3目職員福利厚生及び健康管理費につきましては、職員の心身の健康の保持増進と活力向上及び自治研修センターの維持管理に要する経費であります。  1節報酬につきましては、職員の健康管理業務にかかわる産業医や看護師など嘱託職員計6名分の報酬であります。  13節委託料につきましては、職員の各種健康診断業務、自治研修センターの維持管理業務にかかわる委託料であります。  56ページ、57ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、職員福利厚生組合への一般会計分の事業主負担金等であります。  次に、4目広報費につきましては、広報誌、ホームページ、ラジオ、テレビ等の各種媒体を活用し、本市の行政情報を市民にわかりやすく伝えるために要する経費及び本市の地域資源を市内外へ発信し、知名度を向上させるための経費であります。  11節需用費につきましては、行政情報等を紹介する広報誌「広報こうふ」の発行にかかわる印刷製本費等であります。  12節役務費につきましては、タウン誌「かわせみ」やインターネットサイト等への広告掲載にかかわる広告料等であります。  13節委託料につきましては、ホームページの運用保守管理業務及びラジオ・テレビの広報番組の制作・放送業務等の委託料であります。  続きまして、5目広聴活動費につきましては、地域住民等の主体的な参画と協働による、安全で安心な、住みよいまちづくり活動を支援するために要する経費であります。前年度予算と比較して減額となった主な要因は、地域集会施設新設等の減に伴う補助金の減額によるものであります。  1節報酬につきましては、中道支所、上九一色出張所、各連絡所などの嘱託職員計12名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、中道支所と上九一色出張所の職員7名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、市内14カ所の悠遊館や中道支所・上九一色出張所の光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、自治会連合会への広報誌などの配付業務等の委託料であります。  58ページ、59ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、各地区21世紀のまちづくり推進事業費補助金、自治会所有の防犯街路灯に対する電気料、維持管理費及びLED化への補助金、自治会連合会事務局運営費補助金等であります。  次に、6目財政管理費につきましては、予算編成及び市債の借り入れ等、財政運営に要する経費であります。前年度予算と比較して減額となった主な要因は、統一的な基準による新たな地方公会計の整備促進に伴う財務書類作成支援の委託料の減額によるものであります。  11節需用費につきましては、予算書及び予算に関する説明書の作成にかかわる印刷製本費等であります。  次に、7目会計管理費につきましては、会計室の会計管理業務に要する経費であります。  11節需用費につきましては、決算書の作成にかかわる印刷製本費等であります。  次に、8目基金管理費につきましては、財政調整基金ほか9基金の管理及び積み立てに要する経費であります。前年度予算と比較して増額となった主な要因は、ふるさと甲府応援寄附金の増に伴う地域振興基金積立金の増額などであります。  23節償還金利子及び割引料から28節繰出金までにつきましては、60ページ、61ページにかけまして、説明欄記載のとおりであります。  次に、9目企画費につきましては、市政の重要な政策的事項にかかわる総合的な企画立案及び推進に要する経費であります。前年度予算と比較いたしまして増額となった主な要因は、こうふ開府500年記念事業実行委員会への補助金の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、こうふ開府500年記念事業にかかわる嘱託職員等計20名分の報酬でございます。  13節委託料につきましては、バーチャルリアリティコンテンツ制作業務及び甲府市地域公共交通網形成計画策定業務等の委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府地区広域行政事務組合への一般会計負担金、こうふ開府500年記念事業実行委員会への補助金及びこうふフューチャーサーチ普及促進事業費補助金等であります。  次に、10目財産管理費につきましては、公有財産の管理に要する経費であります。  12節役務費につきましては、建物総合損害共済基金分担金及び市民総合賠償補償保険料等であります。  次に、11目車両管理費につきましては、本市が所有する車両の管理及び整備に要する経費であります。  12節役務費につきましては、自動車損害賠償責任保険料等であります。  62ページ、63ページをお開きください。  14節使用料及び賃借料につきましては、リース車両の賃借料等であります。  次に、12目庁舎管理費につきましては、本庁舎等の維持管理に要する経費であります。前年度予算と比較いたしまして減額となった主な要因は、PCB廃棄物処理業務完了に伴う委託料の減額によるものでございます。  11節需用費につきましては、本庁舎の光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、本庁舎の維持管理業務等にかかわる委託料であります。  続きまして、13目電算管理費につきましては、こうふDO計画など情報システムの運用・管理に要する経費であります。前年度予算と比較いたしまして増額となった主な要因は、山梨県と県内市町村とで共同利用しております情報セキュリティシステム負担金の増額によるものであります。  13節委託料につきましては、こうふDO計画などの情報システムの運用保守管理業務及び番号制度に伴うシステム改修等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、1人1台パソコン及び周辺機器等にかかわる賃借料であります。  64ページ、65ページをお開きください。  続きまして、14目公平委員会費につきましては、公平委員会の運営に要する経費であります。  1節報酬につきましては、公平委員会委員3名分の報酬でございます。  次に、15目恩給及び退職年金費につきましては、昭和37年12月1日以前の退職者に支給する3名分の退隠料及び5名分の遺族扶助料等に要する経費であります。
     次に、16目交通安全対策費につきましては、歩行者、自転車、自動車などの交通安全対策及び生活交通としての路線バスの維持確保策に要する経費であります。  1節報酬につきましては、交通安全指導業務、交通事故相談業務、自転車対策業務等にかかわる嘱託職員計5名分のほか、甲府市自転車等駐車対策協議会委員の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、交通安全指導員の3名分の給与費であります。  8節報償費につきましては、運転免許証返納高齢者へのバスICカード支給にかかわる経費であります。  13節委託料につきましては、市民の生活交通を確保するための廃止路線代替バス運行業務、並びに甲府駅南口自転車駐車場にかかわる指定管理料等の委託料であります。  次に、17目男女共同参画事業費につきましては、男女共同参画社会の実現に向け、第3次こうふ男女共同参画プランの推進等に要する経費であります。  1節報酬につきましては、男女共同参画審議会委員のほか、女性相談業務や男女共同参画推進業務にかかわる嘱託職員計16名分の報酬でございます。  66ページ、67ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、男女共同参画推進委員会への補助金等であります。  次に、18目諸費につきましては、他の款項目に属さない経費といたしまして、市長直轄組織と市民部において執行する経費でございます。前年度予算と比較いたしまして増額となった主な要因は、国際交流事業費の増額に加え、多文化共生推進事業費を、3項1目戸籍住民基本台帳費から移管したこと等によるものでございます。  1節報酬につきましては、多文化共生推進業務にかかわる嘱託職員3名分の報酬であります。  13節委託料につきましては、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式参加業務等にかかわる委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、フランス共和国で開催されるジャポニスム2018参加に伴う山梨県への負担金等であります。  続きまして、2項徴税費につきまして御説明いたします。  まず、1目税務総務費につきましては、固定資産評価審査委員会委員3名分の報酬及び職員83名分の給与費であります。  次に、2目賦課徴収費につきましては、市県民税や固定資産税等の賦課及び徴収業務に要する経費であります。前年度予算と比較して減額となった主な要因につきましては、3年ごとに実施しております航空写真撮影業務委託料の減額によるものであります。  1節報酬につきましては、市民税や固定資産税等の窓口業務や調査業務、徴収業務にかかわる嘱託職員計17名分の報酬であります。  68ページ、69ページをお開きください。  12節役務費につきましては、納税通知書や督促状の発送郵便料、コンビニ収納取扱手数料等であります。  13節委託料につきましては、平成33年度固定資産評価替業務、市税等の領収済み通知書消し込みデータ作成業務等の委託料であります。  23節償還金利子及び割引料につきましては、法人市民税の額の確定に伴う還付金等であります。  続きまして、2款3項戸籍住民基本台帳費につきまして御説明いたします。  まず、1目戸籍住民基本台帳費につきましては、戸籍、住民基本台帳及び印鑑証明等の適正管理や諸証明、マイナンバーカード関係業務などに要する経費であります。前年度予算と比較いたしまして増額となった主な要因は、地方公共団体情報システム機構への交付金の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、総合案内、市民課窓口受付業務及びマイナンバーカード関連業務などにかかわる嘱託職員計21名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、職員29名分の給与費であります。  13節委託料につきましては、戸籍総合システム更新等業務及び総合窓口システム更新等業務等の委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、マイナンバーカードにかかわる地方公共団体情報システム機構への交付金であります。  70ページ、71ページをお開きください。  続きまして、2目住居表示整理費につきましては、住居番号表示板・街区表示板等の設置に要する経費であります。  11節需用費につきましては、住居番号表示板、街区表示板等の購入経費等であります。  続きまして、2款4項選挙費につきまして御説明いたします。  まず、1目選挙管理委員会費につきましては、選挙管理委員会委員4名分の報酬及び職員6名分の給与費のほか、事務局の運営に要する経費でございます。  続きまして、2目選挙啓発費につきましては、明るい選挙推進のための常時啓発に要する経費であり、地区明るい選挙推進協議会の話し合い及び明るい選挙推進大会開催にかかわる講師謝礼等が主なものであります。  次に、6目知事選挙費につきましては、平成31年2月16日に任期満了になります山梨県知事選挙に要する経費であります。  1節報酬につきましては、期日前投票所、並びに当日投票所の投票管理者及び投票立会人等の報酬であります。  3節職員手当等につきましては、当日投票所の職務代理者及び投票事務係員などの手当であります。  72ページ、73ページをお開きください。  7節賃金につきましては、臨時職員の賃金であります。  12節役務費につきましては、投票所入場券及び不在者投票の発送にかかわる郵便料等であります。  13節委託料につきましては、ポスター掲示場の設置・撤去業務、投票所入場券の印刷及び封入封緘業務等の委託料であります。  続きまして、7目県議会議員選挙費につきましては、平成31年4月29日に任期満了になります山梨県議会議員一般選挙の準備に要する経費であります。  次に、10目知事選挙臨時啓発費につきましては、山梨県知事選挙の啓発に要する街頭啓発に使用する啓発物品の購入経費であります。  続きまして、11目市長選挙費につきましては、平成31年2月1日に任期満了になります甲府市長選挙に要する経費であります。  74ページ、75ページをお開きください。  12目市議会議員選挙費につきましては、平成31年4月30日に任期満了になります甲府市議会議員一般選挙の準備に要する経費であります。  14目笛吹川沿岸土地改良区総代選挙費につきましては、平成30年8月10日に任期満了になります笛吹川沿岸土地改良区総代選挙に要する経費であります。  続きまして、2款5項統計調査費につきまして御説明いたします。  1目統計調査総務費につきましては、職員3名分の給与費のほか、統計書の作成など統計事務に要する経費であります。  7節賃金につきましては、各種統計調査の事務補助及び統計書の作成補助にかかわる臨時職員の賃金であります。  76ページ、77ページをお開きください。  2目統計調査費につきましては、住宅・土地統計調査等の各種統計調査の実施に要する経費であります。  1節報酬につきましては、住宅・土地統計調査などの実施にかかわる指導員27名、調査員171名分の報酬であります。  続きまして、3目統計調査員確保対策費につきましては、統計調査に必要な調査員の確保と資質向上を図るために要する経費であり、研修会資料の作成にかかわる消耗品費が主なものであります。  続きまして、2款6項監査委員費につきまして御説明いたします。  1目監査委員費につきましては、例月現金出納検査、決算審査、定期監査等の監査事務に要する経費であります。  1節報酬につきましては、監査委員2名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、常勤の監査委員1名及び職員5名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、決算審査意見書、定期監査報告書の作成にかかわる印刷製本費等であります。  以上で、2款総務費の説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 8: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  兵道委員。 9: ◯兵道委員 1項18目諸費の国際交流事業費についてお伺いしたいと思います。市長の所信表明にも何度も出てきました5つのキーワード「子育て・子育ち」「稼ぐ・稼げる」に加えて「健康づくり」「歴史物語」「国際交流」と、このような新たな3つのキーワードを加えて、そのうち「健康づくり」についてはこれまでも幾つか議論の俎上に上っており、順に明らかにしていきたいと思っております。新年度予算で1項18目に国際交流事業費の計上がなされており、増額されているようですけれども、その要因についてまずお伺いをしたいと思います。 10: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 11: ◯田中国際交流都市担当課長 2款1項18目諸費の国際交流事業費の増額の要因といたしましては、フランス共和国パリ市で開催されますジャポニスム2018参加に伴います経費でございます。  以上です。 12: ◯大塚委員長 兵道委員。 13: ◯兵道委員 先ほどの説明の中でジャポニスム2018ということを発言されていたと思いますけれども、このジャポニスム2018とはどういうものでしょうか。この参加目的をお伺いしたいと思います。 14: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 15: ◯田中国際交流都市担当課長 ジャポニスム2018につきましては、2018年は日本とフランス共和国が友好160周年を迎えます。この記念すべき節目にフランス共和国のパリ市を中心に、ことしの7月から来年の2月にかけまして、約8カ月間歌舞伎や伝統芸能等、日本の各地の文化などを発信するイベントでございます。  このイベントに際しまして、私ども甲府市は山梨県と共同いたしまして、東京オリンピック・パラリンピック開催やこうふ開府500年、また信玄公生誕500年を控えておりますので、このイベントに参加いたしまして、フランス共和国との交流を深めるとともに甲府市のPRを行いまして、フランス共和国からの誘客を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 16: ◯大塚委員長 兵道委員。 17: ◯兵道委員 ジャポニスム2018において、具体的にどんな活動をなさるのかお教え願いたいと思います。 18: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 19: ◯田中国際交流都市担当課長 具体的には、ギネス世界記録にも認定されております信玄公祭り甲州軍団出陣の武田信玄公本陣隊をパリ市にて実施したいと思っております。武田信玄公役または重臣役、湖衣姫役もフランス共和国の方に着任していただくような形で、参加型のイベントとして話題性を高めて、武田信玄公の里、甲府市のPRをしていきたいと思っております。  以上です。 20: ◯大塚委員長 兵道委員。 21: ◯兵道委員 武田信玄公の本陣隊をパリ市で再現するということで、登場者についてはフランス共和国の方から選ぶと。フランス共和国の現地の人をどういう方法で選んでいくのかお教えください。 22: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 23: ◯田中国際交流都市担当課長 具体的な方法につきましてはまだ決まっておりませんけれども、山梨県と連携していきますので、今後協議していきますが、公募という形、また武田信玄公等につきましてはフランス共和国の著名な方、ある一定の名の通った方を考えております。  以上です。 24: ◯大塚委員長 兵道委員。 25: ◯兵道委員 アラン・ドロンとか、フランス共和国でしたか。フランス共和国には甲府市と姉妹都市のポー市がございますね。できればこういったポー市等とも連携を深めながらやっていけばなと思いますけれども、いかがでしょう。 26: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 27: ◯田中国際交流都市担当課長 兵道委員御提案のとおり、本市の姉妹都市ポー市がフランス共和国にはございますので、今後、ポー市にも相談、また支援のお願い等を通じまして、ポー市との姉妹都市交流も連動させたような形で、このジャポニスム2018については活動していきたいと思っております。  以上です。 28: ◯大塚委員長 兵道委員。 29: ◯兵道委員 ことし開催されると、これに参加して、より甲府市とフランス共和国が友好関係を深めていく。特に東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンになったところでございますので、これをきっかけにますます友好関係を深められればなと御期待を申し上げ、またフランス共和国からもどんどん甲府市のスパークリングワインを求めにやってきてほしいと思います。  このほかに市長が特に強調されている国際交流ということで、担当課長としまして国際交流事業にどのように取り組まれていくのか、その決意等についてお聞かせ願いたいと思います。 30: ◯大塚委員長 田中国際交流都市担当課長。 31: ◯田中国際交流都市担当課長 国際交流の考え方といたしましては、ただ単に海外の方との交流をするだけとは捉えておりません。近年のグローバル化の進展に伴いまして、国際教育の充実、また青少年の国際交流等々を通じまして世界で活躍できる人材の育成、世界とつながりを強める中でインバウンド観光の推進等、海外の活力の取り込み、また市内大学と連携いたしまして留学生の活躍できるまちづくり等々、こういった視点の中、各部門間で連携を図りながら国際交流事業を推進していきたいと思っておりまして、今後も国際交流がもたらすイノベーションといいますか、意識の改革等々、海外の活力も取り込みながら甲府市の発展に取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 32: ◯大塚委員長 兵道委員。 33: ◯兵道委員 市長の所信表明にもありますとおり、国際性豊かな人材育成に努めると。こうした国際交流を通じて、甲府市の持っているポテンシャルは非常に高いものがあると思います。まだまだ内外の人たちに知られていない甲府市、これが今回のジャポニスム2018への参加等をきっかけに、また甲府の魅力というのが国内の人のみならず、海外の人たちにもしっかりと広がっていくことを御期待申し上げたいと思いますので、新年度予算でしっかり取り組んでいただきたいと思います。  では、国際交流事業についてはありがとうございました。  続いて、あと1点、1項5目広聴活動費についてお伺いをしたいと思います。その中にまちづくり計画推進事業費がのっていますが、簡潔にお聞きをしたいと思います。  現在、各自治会に21世紀のまちづくり協議会ということで、21世紀のまちづくり事業に対して甲府市から助成をして、地域から発信した地域活動が今後も活発になるようにということで、恐らくこのまちづくり計画推進事業があると思いますけれども、この事業のそもそもの狙いとするところ、事業の補助の内容についてまずお聞きをしたいと思います。 34: ◯大塚委員長 向山協働推進課長。
    35: ◯向山協働推進課長 21世紀のまちづくり協議会では、地区自治会連合会長を初め各種団体の長の方が構成員となり、地域の将来像実現に向けて住民相互のきずなを深め、連帯感の醸成を図ることを目的とするとともに、住民福祉の向上のためのさまざまな取り組みを行っております。そうしたことから、本市ではそういう活動に対しての支援をしていくということで補助を行っているところでございます。  以上でございます。 36: ◯大塚委員長 兵道委員。 37: ◯兵道委員 ここのところ各自治体への加入率の低下に伴って自治会費がだんだん減少していくといったことで、各自治会も今後の自治会運営、財政的に四苦八苦している地域も出始めてきている。有価物の報奨金等についても、年々量の減少等に伴って減ってきているといったお話をよく耳にするところなんですけれども、このまちづくり推進事業費補助金については昨年に比べて来年度、平成30年度はどのような、例えば増額になるとか、そのような動きはあるのでしょうか。 38: ◯大塚委員長 向山協働推進課長。 39: ◯向山協働推進課長 21世紀のまちづくり協議会の事業費につきましては、近年、事業費が増大しておりまして、それに伴いまして各地区自治会連合会の負担もふえております。そうしたことから、本市ではさらなる活動の活性化と地域の負担を軽減するために、補助費の上限額を引き上げることとして均等割額を上げることとしております。  以上でございます。 40: ◯大塚委員長 兵道委員。 41: ◯兵道委員 均等割額を引き上げることで予定をされているというお話を伺いました。地域活動というのは、将来予想される大規模災害等を地域の力で乗り越えていくといったことを考えていく上では、ふだんからの地域活動は非常に重要だと私自身も認識をしているところでございます。  そうした中で、今の向山協働推進課長の御説明のとおり、各自治会にとっては非常に朗報だと思います。これをきっかけに、また各自治会の地域活動がより活性化することを御期待したいということで、また各自治会からのいろんな相談等が多分あると思いますので、それに十分お応えをしていく中で市民、行政協働でしっかりこうしたまちをつくっていこうと。このようなことを御期待申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。  以上です。 42: ◯大塚委員長 末木委員。 43: ◯末木委員 2款1項17目の男女共同参画事業費についてお伺いしたいと思います。女性総合相談件数をお伺いしたいんですが、今年度は何件だったのか。また、DVの相談件数もお示しください。お願いいたします。 44: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 45: ◯伏見人権男女参画課長 相談件数につきましては、平成30年2月末現在で536件で、DV相談については10件です。 46: ◯大塚委員長 末木委員。 47: ◯末木委員 DV相談が10件あるというのは、まだ頑張っているほうかなと思います。DV相談の中には、これからどのように発展していくかもしれない重大なケースも大変多いと思います。このDV相談によって、今後どのようなことを重点に置いて取り組んでいくのかお示しください。 48: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 49: ◯伏見人権男女参画課長 本市には山梨県警察本部、山梨県女性相談所、山梨県立男女共同参画推進センターぴゅあ総合とDV相談に対応できる施設があることから、地域性に恵まれていると感じております。身の危険が伴うような緊急性が高く保護が必要な相談は山梨県警察本部や山梨県女性相談所、緊急性が中の相談は甲府市福祉事務所や山梨県立男女共同参画推進センターぴゅあ総合、家庭内のトラブルで現状は愚痴など話を聞いてもらうと落ち着くというケースは本市の女性総合相談窓口と、関係機関が連携して具体的な役割分担ができていると感じております。  そのような中、今後も引き続き相談等にかかわる職務関係者の資質の向上や情報の共有を図り、関係機関、関係部署との連携を強化してまいりたいと考えております。 50: ◯大塚委員長 末木委員。 51: ◯末木委員 DV相談はその後のフォローが大変だと思いますけれども、これは本当に大切な命にかかわることもあると思いますので、ぜひ強化をお願いしたいと思います。  あと、昨年第3次こうふ男女共同参画プランを策定していただいたと思うんですけれども、今、国でも山梨県でも女性活躍推進は随分機運が高まっていると思います。昨年、私がちょっと調べたところ、男女共同参画週間、DV防止週間、あとは企業のロールセミナー、先週土曜日の甲府市男女共同参画フォーラム2018でも女性活躍推進優良事業者等の表彰もありました。本当にこつこつやっていただいているかなと思っております。ありがたいと思います。この中で今後、継続をしていただける事業はあるんでしょうか。お示しください。 52: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 53: ◯伏見人権男女参画課長 末木委員のおっしゃるとおりで、継続して啓発活動を行うことにより、市民意識の醸成にもつなげていきたいと考えております。今年度新たに実施したセミナー、講演会の開催や街頭啓発、また甲府市男女共同参画フォーラムにおける女性活躍推進優良事業者等の表彰は、男女共同参画委員と協働する中で引き続き実施してまいります。  また、先日受賞されました女性活躍推進優良事業者等につきましては、今後、本市ホームページなどを通じてその取り組み内容を紹介することにより、ほかの事業者や働く女性のインセンティブの拡大を図り、男性、女性がともに働きやすく、活動しやすい社会環境の向上につなげてまいりたいと考えております。 54: ◯大塚委員長 末木委員。 55: ◯末木委員 ぜひ働く女性のために応援をしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。  続いて、2款1項18目諸費の多文化共生推進事業についてお伺いいたします。外国人のネットワークとして、多文化サロンはとてもいい事業だと私は思っております。昨年始めた事業だと思いますけれども、今、多文化サロンには何カ国の外国人が伺っているのかお示しください。 56: ◯大塚委員長 星野市民課長。 57: ◯星野市民課長 外国人市民が日本語での会話とか日本文化の体験を通じまして、地域社会で孤立することなく生活していくための交流の場として、多文化サロンというものを今年度から開催しました。参加者につきましては、中国人、台湾人、韓国人、ペルー人、ブラジル人、フィリピン人等となっておりまして、年間10回開催しました。延べ125名の参加をいただいております。  以上です。 58: ◯大塚委員長 末木委員、予算ですから、この先の話に触れて。 59: ◯末木委員 どうも済みません。  多文化サロンはとてもいい事業だと思います。外国人はこれからますます本市ではふえていくと思います。いろいろな分野で交流をしていただきたいと思います。ぜひこの多文化サロンを進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。 60: ◯大塚委員長 木内委員。 61: ◯木内委員 まず、甲府市における甲府市職員の雇用の状況についてお尋ねしたいと思います。  子どもの貧困や少子化の大きな原因として、非正規雇用拡大によって引き起こされた低賃金と不安定雇用の広がりがあると指摘されています。働くならば正規雇用が当たり前という雇用のルールを確立していくことが大切だと思っていますが、本市の職員の人数、それに占める正規職員、非正規職員の割合や平均給与、来年度はどのようになる見込みなのかお示しください。 62: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 63: ◯坂本人事管理室長 甲府市の正規職員の現状でございますが、全体の人数でいきますと1,748名の職員がおりまして、うち女性職員が678名、率にして38.8%。非正規職員の部分でいきますと、この数字は人事課で予算執行している非正規職員の数になりますけれども、臨時職員につきましては全体で4名、そのうちの1名が女性ということで、率で25%。嘱託職員につきましては全体で477名、そのうち女性が375名、率で78.6%となっております。  それから、賃金の関係ですけれども、来年度の嘱託職員の募集ですと、主な事務職員でいきますと、今年度月額15万400円が来年度15万1,200円となります。それから、医療職でいきますと、保健師職の場合、本年度19万6,300円が来年度19万7,400円と、1,100円ほどの上昇となっております。それから、臨時職員につきましては、事務職でいきますと今年度6,700円、来年度も同じ6,700円となっております。医療職の保健師、助産師につきましても、今年度9,400円が来年度も9,400円と同じ金額になっております。  以上です。 64: ◯大塚委員長 木内委員。木内委員も今年度の数字は調べてくればわかることですから、それを踏まえて来年度どのように変化していくかということ、変わってくるかという形で聞いていただければありがたいです。 65: ◯木内委員 まず来年度、非正規職員数はどうなっていくかというのは現時点でわかりますでしょうか。 66: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長 67: ◯坂本人事管理室長 来年度の非正規職員数につきましては、今、来年度に向けて各部で採用の準備をやっておりまして、まだ正確な数字は把握できてないんですけれども、各部からの要望・要求なども見ていきますと、今年度よりは若干ふえるということを見込んでおります。  以上です。 68: ◯大塚委員長 木内委員。 69: ◯木内委員 以前伺ったものによりますと、大体35%から36%くらいの割合で推移しているかなというところですが、それが来年度若干ふえるのではないかという予想がされているところで、私たちとしますと、非正規職員はなるべく減らしていくべきだと考えているわけですけれども、そもそも非正規職員が担う仕事というのは臨時的なもので、一時的な業務のみだと想定されているんですけれども、甲府市における非正規雇用の方たちは、皆さんが臨時的・一時的な職務だけになっていらっしゃるということでよろしいんでしょうか。 70: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 71: ◯坂本人事管理室長 現在、甲府市での非正規職員の任用の考え方といたしましては、もちろん臨時的なものもありますけれども、業務において、例えば窓口業務的なものにつきましては嘱託職員にお願いするとか、そういう役割分担といいますか、すみ分けといいますか、そういった形をとりながら財政的な部分、人事的な部分と効率性を考えながら、職員の採用を行っております。 72: ◯大塚委員長 木内委員。 73: ◯木内委員 恒常的な仕事であれば、正規雇用という方向をぜひ考えていただきたいと思っております。  先ほど職員における女性の割合を伺ったんですけれども、正規雇用ですと38.8%の方が女性ということで、非正規嘱託職員の方が78.6%だというお話をいただきました。山梨経済同友会の「やまなし女性にプラス!」プロジェクト委員会の白書がつい最近発表された中で、山梨県は女性の非正規比率は2012年が57.8%で、全国で13番目に高いと。2007年に比べると、4ポイント上昇しているということです。女性の正規雇用率が高いほど女性の労働参加率が高いというデータがあると。山梨県の非正規雇用率の高さは改善が求められるんじゃないかということが、この白書に書かれておりました。  人口減少に歯どめをかけるためにも、若年女性の県外転出に歯どめをかけるという観点からも、女性の活用や活躍が非常に大切になると思っています。そのためにも甲府市が率先して正規雇用率を上げていく努力が求められると思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 74: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 75: ◯坂本人事管理室長 正規雇用率の率を上げていくということですけれども、先ほども申し上げましたように、業務の効率性も考慮しながら雇用しておりまして、甲府市は嘱託職員の女性の比率が高いというのも、特に男性、女性で分けて採用しているわけではなくて、募集をして、今登録制をとっているんですけれども、女性の登録が圧倒的に多い中で、その中から嘱託職員を選考して任用しておりますので、どうしても結果としては女性の比率が多くなってしまう、男性の申し込みが圧倒的に少ないという状況の中では、率を変えていくのは難しいと考えております。  以上です。 76: ◯大塚委員長 木内委員。 77: ◯木内委員 非正規雇用嘱託職員の採用を少なくして、正規雇用職員をふやしていけば、その問題は少しでも解決していくのではないかと思っています。  それに関して、若干違うんですけれども、女性の管理職の割合について以前伺ったこともあるんですが、日本はジェンダーギャップ指数が114位だと。前年よりも下がっているということで、女性管理職の割合をふやすことが求められていると思うんですけれども、甲府市の女性管理職を来年度何%にしていこうということを考えていらっしゃるでしょうか。 78: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 79: ◯坂本人事管理室長 来年度、甲府市の特定事業主行動計画でも10%という目標を掲げておりますので、少しでも上げたいんですけれども、現状、来年度ふえる予定はなくて、今年度と同じような状況になろうかと思います。それは管理職の課長昇任制度とか職場の環境整備、そういったものも影響してくるだろうと思いますし、職員の意識改革にも取り組んでいかなければ、なかなか数字としてあらわれてこないのかなと思っております。  以上です。 80: ◯大塚委員長 木内委員。 81: ◯木内委員 女性が活躍できるためには、さまざまな要因が絡んできますし、条件整備もさまざま必要だと思います。一概に能力があるから女性は頑張れと言われても、長時間労働の上に家事や育児や介護など、女性の肩にずっしりとかかってくる。その上にさらに管理職の責任までと言われても、とても背負い切れない状況があるなと、それは当然だと思っております。男性の働き方とか日本全体の働き方とか、そこまでいっちゃうんですけれども、あとは男女共同参画に対する意識などを変えていかなければ進んでいかない問題かなと思っていますが、本市が率先してこの問題にぜひ取り組んでいただきたいと。それを要望しまして、これに関しては質問を終わらせていただきます。  ちょっと関連しますけれども、男女共同参画に関しての質問をさせていただきたいと思います。先ほども末木委員からも男女共同参画に関して質問がありました。甲府市の職員だけでなくて、一般企業での女性管理職の比率を引き上げていくことも必要だと思います。そのために来年度、甲府市としてどのように取り組んでいこうか何か考えていらっしゃるでしょうか。 82: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 83: ◯伏見人権男女参画課長 先ほどの答弁と重複しますけれども、先日10日、甲府市総合市民会館芸術ホールで開催された甲府市男女共同参画フォーラム2018におきましては、今年度初めて職場における女性活躍の推進を目的として女性活躍を推進している事業者等を表彰し、その取り組み内容について紹介させていただいたところであります。  この表彰制度は第3次こうふ男女共同参画プランに盛り込んでおり、今後も引き続き甲府市男女共同参画フォーラムにおいて表彰、紹介し、その取り組みにつきましては本市ホームページ、情報誌等へ掲載し、紹介していくことで、事業者及び働く女性に対するインセンティブの拡大を図り、男性も女性もともに働きやすく活動しやすい社会環境の向上に努めてまいりたいと考えております。 84: ◯大塚委員長 木内委員、今の事業は幾ら予算を計上してあるのかというところを聞いてくれれば、この予算特別委員会が成り立つんです。ぜひお願いします。今、常任委員会での所管事項調査の質問のような形になっていますよ。ですから、伏見人権男女参画課長の答えが、金額を少しでもいいから引き出せるような質問をしてください。今の事業を、伏見人権男女参画課長、進めていくんですよね。それにはどのくらいの予算が組んであるのか、大まかでいいんでしょうけれども、答えられたら。  伏見人権男女参画課長。 85: ◯伏見人権男女参画課長 甲府市男女共同参画フォーラム等の講演会にかかわる謝礼等の金額になるんですけれども、甲府市男女共同参画フォーラムのみならず、講師の謝礼といたしましては報償費40万円程度を見込んでおります。 86: ◯大塚委員長 木内委員、どうぞお願いします。  木内委員。 87: ◯木内委員 私も先日開催された甲府市男女共同参画フォーラム2018に参加しました。甲府市女性活躍推進優良事業者として表彰された日本政策金融公庫甲府支店の方が、多様性のない男性中心の社会では柔軟性や発展性は期待できないと。女性の力を発揮してもらうためにも職場環境を向上させていくことが必要だということで、女性が継続して働いていくことができる社会は男性も働きやすい社会であるとおっしゃっていました。そして、さらに女性管理職をふやしていくには1年や2年ではなかなか難しくて、長いスパンでの取り組みが必要だということもおっしゃっておりました。こういった取り組みを広げて、一般企業の経営者の方たちの理解を一層進めていただくことを要望したいと思います。  日本女性会議について若干伺いたいんですけれども、今定例会本会議で天野議員や植田議員が日本女性会議誘致に関して取り上げておりました。私も、男女共同参画を進めていくためには、甲府市での日本女性会議の開催というのは有意義だと思っております。市民意識の醸成というのがなかなか進んでいないように思っておりますので、こういう日本女性会議の開催は有意義だと思います。  調査・研究をしていくという答弁がございましたが、来年度石川県金沢市で開催される日本女性会議に甲府市からも多くの方に参加していただくことが求められると思うんですけれども、それに関して予算で何か考えていらっしゃるでしょうか。 88: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 89: ◯伏見人権男女参画課長 予算的には計上してない現実であります。日本女性会議への参加につきましては、より多くの方に参加いただくことにより男女平等意識の醸成につながると考えております。今年度も日本女性会議への参加は山梨県立男女共同参画推進センターぴゅあ総合が企画して、山梨県下の自治体を経由して案内、募集をしており、本市からは例年、男女共同参画推進委員が5名程度参加しております。今後も山梨県立男女共同参画推進センターぴゅあ総合や山梨県下の自治体と連携する中で、より多くの皆さんに参加していただけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。  以上です。 90: ◯大塚委員長 木内委員。 91: ◯木内委員 予算的にはその辺が含まれてないのが現時点では残念だなと思うんですけれども、私もできれば自分のお金を使って日本女性会議に参加できればなと思っております。そうはいっても費用負担も多いかと思うんですけれども、男女共同参画推進委員が5名程度毎年参加されているということですが、さらに多くの方に参加を訴えていただいて、多くの方に参加していただいて、こんな会議だったら甲府市でもぜひ取り組んでもらいたいということが盛り上がってくればいいなと思いますので、そういう方向でぜひ進めていただきたいということを要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 92: ◯大塚委員長 神山委員。 93: ◯神山委員 では、テンポよくやっていきたいと思います。  まず、2款1項16目交通安全対策費の自転車対策事業費についてです。駐輪場を甲府駅周辺で整備いただきまして、最近は放置自転車も目立たなくなり、県都の玄関口として非常に環境がよくなったと思っております。その取り組みには大変感謝をしたいと思います。  ただ、甲府駅南口の駐輪場につきましては時間制限があり、24時間自転車がとめられないという状況がありまして、中央高速バスで東京都に向かおうと思ったとき、始発が午前5時、駐輪場のあく時間も午前5時ということで、利用できない状況が今あるというのを聞いています。せっかくいい施設をつくっていただいたので、始発で東京に通勤する方の利便性向上のために10分でも15分でも早めていただければと思うんですけれども、新年度の取り組みはいかがでしょうか。 94: ◯大塚委員長 輿石市民協働室長。 95: ◯輿石市民協働室長 甲府駅南口の自転車駐車場でございますが、第1と第2がございまして、今、安全性のためということもありまして、午前1時から午前5時までシャッターで閉鎖をしている状況でございます。  この時間設定につきましては、JR中央線の始発、また最終電車の到着時間を見越して設定したものでございます。今、御指摘いただきました中央高速バスの始発が午前5時ということで、その点、十分理解しているわけでございますが、今そういった御意見を市民の皆様からいただいたときには、大変申しわけないんですが、甲府駅北口の自転車駐車場が24時間開いておりますので、そちらを利用していただきたいとお願いしているところでございます。  また、新年度は指定管理契約期間の3年目でございまして、条件の変更というのはございませんので、同様の対応をしていきたいと考えております。  以上でございます。 96: ◯大塚委員長 神山委員。 97: ◯神山委員 新年度の対応についてはわかりました。私は甲府駅北口方面なので、甲府駅北口を利用するということでいいですけれども、そうはいっても甲府駅北口が便利で使う住民だけではないので、平成30年度で今の委託契約が終了して、平成31年から新たな委託契約ということでしたら、ぜひとも新年度、御検討いただきたいたと思いますし、利便性が向上するということは市民が当然望むことですので、年度の途中でも交渉していただいて、10分でも15分でも早く開くことができるのであれば、それは望ましいと思いますので、引き続きの交渉をお願いしたいと思いますし、平成31年度からの新しい契約についてのやりとりをしていくと思いますので、その点はぜひポイントとして捉えていただきたいと思います。いかがでしょうか。 98: ◯大塚委員長 輿石市民協働室長。 99: ◯輿石市民協働室長 3年間の指定管理契約期間で債務負担行為を設定しておりますので、変更はちょっと厳しいのかもしれませんが、そんな努力もまた検討していきたいと考えております。 100: ◯大塚委員長 神山委員。 101: ◯神山委員 では、その努力には期待をしたいと思います。  では次です。ここから2款1項9目が続きますけれども、まず在来鉄道の利便性向上の事業についてです。早朝の特急の新設ですとか、甲府から帰る終電を遅くするというダイヤグラムに対しての利便性向上の声が非常に多いと思います。また、活性化協議会を通じてということがこれまででしたけれども、これまでの取り組みの中で、沿線自治体間でネットワークを構築するなど、新たな動きをこれまでもしてきていただいたと思います。利便性向上に対しての予算というのは30万円ほどで、非常に少ないわけですけれども、そのお金をどのように使って多くの市民要望を実現していくか、新年度の取り組みを教えてください。
    102: ◯大塚委員長 萩原リニア交通室長。 103: ◯萩原リニア交通室長 今、神山委員さんおっしゃいましたように、平成29年度から沿線自治体と従来の中央東線高速化促進広域期成同盟会以外の活動をしておりまして、その予算といたしまして去年より若干アップをさせていただいております。その内訳といたしましては、早朝電車に乗り込みまして需要調査、どれだけ乗っているかという調査をするための旅費をふやしました。研究会での活動費用も10万円ほど盛り込んだところでございます。  以上でございます。 104: ◯大塚委員長 神山委員。 105: ◯神山委員 JRはもうかれば当然走らせてくれると思いますので、その需要調査というのは非常に重要ですし、新年度予算をふやしていただいたことは歓迎するところです。今後、その需要調査等を踏まえて具体的な提案をJRにしていって、ともに市民要望実現に向けて歩みを進めてもらいたいと思います。  例えば能登空港を開業するときに、搭乗率保証を石川県がすることで、ANAは1日1便しか往復させないといったところを2便にしてもらって利便性を向上して、搭乗率保証を上回る利用実態を民間と行政がともに進めていったという事例もありますので、この沿線自治体で座席を買うことも一つの方法かもしれませんし、車両の運用についても具体的な提案をしていくことでぜひ交渉していただいて、早朝特急の新設は首都圏に近い甲府市の強みを生かすことにつながると思いますので、ぜひとも新年度も進めていただきたいというのは、今の確認で非常に期待が持てるところでしたので、よろしくお願いします。  あわせて地域公共交通網形成計画について、引き続き聞いていきたいと思います。首都圏の利便性向上のところはいいですけれども、甲府市内の公共交通の利便性向上も今後重要になっていくと思います。先日、新聞にもありましたけれども、中学校3年生向けに、高校進学に向けて通学はバスで行こうよというチラシを配っていただけるということで、利用をしていただいてバスの便利さに気づくことが、バスの利用増につながっていくと思います。ということで、地域公共交通網形成計画をつくる予算が新年度計上されておりまして、さまざま事業者に対して働きかけ等をしていくと思いますけれども、この計画策定に当たって利用者に対してどのような働きかけをしていくか、新年度どのように検討していくか教えていただきたいと思います。 106: ◯大塚委員長 萩原リニア交通室長。 107: ◯萩原リニア交通室長 これは平成29年度から行っているところでございますが、各地区に出向きまして、まず皆さんが乗っていただくことがバスを守ると。そういった意識を啓発するためにモビリティ・マネジメント事業を行っております。また、来年度につきましても、そういった活動をチラシ等を配る中で行っているわけですが、皆さんが乗っていただくことが一番肝心なことですので、我々やバス事業者が一生懸命やったところで、乗っていただかないとバスはなくなってしまいますので、市民意識の醸成を目的に実施していきたいと考えております。  以上でございます。 108: ◯大塚委員長 神山委員。 109: ◯神山委員 ぜひともお願いします。私もバスが便利なところに今住んでいるので、時間帯を問わず、使ってみて本当に便利だなと実感をしています。過去に山梨県の事業でエコ通勤トライアルウィークということで、事業所と一緒にバスを利用してみませんかという取り組みがありました。これは山梨県の事業で行われたことですけれども、何か使うきっかけになるようなことを、この計画づくりとかかわるけれども、意識の醸成というところでぜひとも御検討いただきたいと思うのと、あとは具体的にバスが利用できそうな人に利用してみませんかという働きをするのもいいのかなと。かつて計画をつくったときに公共交通空白地帯があったり、便利なところに住む人、不便なところに住む人。便利なところに住む人をしっかりターゲットにして、ちょっとバスで通勤してみませんかと、それを甲府市の職員に広げる。甲府市の中心部はバスは便利で、通勤できると思いますから、具体的にターゲットを示した働きかけをしていくなども新年度取り組みをしていくと、地域公共交通網形成計画をつくったときにより実態性を持ってできるのではないかと思いますけれども、具体的な働きかけをしていく、このようなトライアルウィークを甲府市独自でやってみる。その点についてはいかがでしょうか。 110: ◯大塚委員長 萩原リニア交通室長。 111: ◯萩原リニア交通室長 来年度につきましてはそういった事業は考えていないところでございますけれども、平成29年度9月から職員向けのこうふエコ通勤デーを毎週金曜日に設定したり、あるいは先ほど委員さんおっしゃったように、ターゲットを高校入学予定者に絞った形でチラシを配ったりといったこと、学生も公共交通の利用者であると思いますので、高齢者だけでなくて、学生向けだったり、あるいは企業向けにもPRをしていきたいと考えているところでございます。 112: ◯大塚委員長 神山委員。 113: ◯神山委員 わかりました。金曜日にはこうふエコ通勤デーの働きかけをしてきていただいたと。さまざまな取り組みをしていただいたということがわかりました。新年度になりましてもぜひとも引き続き働きかけをしていただいて、利用者増につなげていただきたいと思います。立地適正化計画を国土交通省は進めていこうとしているわけですけれども、そのかなめは公共交通政策だと思いますので、ぜひとも期待をしたいと思います。この点は確認ができました。  ということで次にいきまして、甲府市中心市街地活性化基本計画について聞いていきたいと思います。今、公共交通を取り上げましたけれども、立地適正化計画等を今後具体的にしていくときに拠点というものは重要であると思うわけです。甲府市の拠点は言うまでもなく甲府市の中心街、これまでつくってきたところなので、この中心市街地活性化基本計画についての推進事業費も9目に書かれておりますので、この費用は事業に当たって100万円弱、約90万円と少額ですので、どう効率的にこの予算を執行していくかということを2点ほど確認していきたいと思います。  1つは、この中心市街地活性化基本計画の中で、平成30年度は平成32年3月に向けての中間地点だと思いますけれども、推進主体の確立という部分で、ストリート再生チームの定着・発展ということが計画の中に書かれていたかと思います。しかしながら、ストリート再生チームは御承知のとおり、今全く機能してないというか、もうなくなってしまったような部分がありまして、ここの計画推進主体を確立していくというところに書かれていた主体は既になくなっている状況で、この計画末の平成32年度に向けて、平成30年度以降どのようにこの計画推進をしていくかお答えをいただきたいと思います。 114: ◯大塚委員長 平成30年度のことでいいんでしょ、神山委員。平成32年度という話もありましたけれども、平成30年度の予算審査ですから。 115: ◯神山委員 平成32年度が計画終了の年度ですけれども、当然それに向けて平成30年度取り組みをしていくと思います。そこにおいての主体は何でしょうかということです。 116: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 117: ◯依田地域振興課長 ストリート再生チームにつきましては、神山委員御指摘のとおり、今はイノベーション構想策定委員会に名前が変わっていると認識しております。ですので、イノベーションの策定につきましては、7款にありますが、そちらで動いていることは私も認識しております。また、まちづくり推進主体につきましては、LLCまちづくり甲府という大きな使命感を持った団体がおります。民間団体を統括していくというスキームはそちらで確立していく必要があると思いますが、本計画の中ではそのほかにも甲府市中心市街地活性化協議会、あとは甲府市の中にも幹部職員で構成する検討委員会がございます。  また、これまで中心市街地まちづくり会議もありましたが、こちらは平成30年度はのっていませんが、その推進主体につきましてはそういう形の2つの団体、甲府市中心市街地活性化協議会と策定にかかわる検討委員会が進めていく。また、民間をまとめていく団体としましては、LLCまちづくり甲府がこれからのかなめになっていくと考えておりますので、そちらの活用を考えていきたいと思います。  以上です。 118: ◯大塚委員長 神山委員。 119: ◯神山委員 わかりました。LLCまちづくり甲府がかなめになっていくという御答弁をいただきました。以前、本会議でLLCまちづくり甲府の機能強化について、1期目のときにやりとりを行った経緯がありますけれども、しっかり機能する組織になるよう平成30年度検討して、特に依田地域振興課長はLLCまちづくり甲府にも出向していた経験があると思いますので、そこは期待を大きくしているところです。ぜひともそこは推進をしていただきたいと思います。  もう1点、甲府市中心市街地活性化基本計画において、さまざまな中心市街地の活性化を目指していくというところで計画づくりがされているわけですけれども、今後この中心市街地活性化基本計画エリア内にマンションが幾つか建っていって、居住人口の増が非常に期待できるところだと思います。  しかしながら、商業活性化という甲府市中心市街地活性化基本計画の一つのポイントで考えたときに、この中心市街地活性化エリアだけの定住人口増ではエリア内の商業活性化というのは難しいのかなと思ったときに、担当課としては当然、中心市街地活性化エリア内の商業活性化を考えたときに、周辺部の住民増というのもこの計画の目標を達成していくには重要だと思います。本計画を担当している課長として、周辺部に対しての取り組みについて平成30年度庁内で働きかけをしていくとか、LLCまちづくり甲府を経由して行っていくとか、その点お考えなどがあれば、ぜひお聞きしたいと思います。 120: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 121: ◯依田地域振興課長 今年度1月から建設部で行っています中央部に対する補助に関しましては、一定の効果があると思っております。それまで定住促進ということで、115ヘクタールに限っておりましたが、それが若干広がることによって、今、神山委員御指摘のとおり、波及していくと思っております。私も、例えば甲府駅を中心として回遊性を高めるためには、115ヘクタールだけを促していても何も意味がない。そこから、例えば銀座1丁目であれば、銀座1丁目から連雀問屋街まで人が流れていく必要があると思っております。甲府駅北口についても同じでございます。  ですので、確かに115ヘクタールだけで物事を考えていると何も進まないということは認識しております。ですので、LLCまちづくり甲府では今、企画立案を考えているところですが、来年度以降、若者の人材育成も含めまして中心にどうやったら人が来てくれるのか、また我々のように昼夜間人口としてこちらに来ている身としては、全国でもかなり県庁所在地としては高いレベルに昼夜間人口はおりますので、そういう方々がまちに流れていく方向を考えていく機会にしてまいりたいと思っております。  以上です。 122: ◯大塚委員長 神山委員。 123: ◯神山委員 依田地域振興課長の考えを今お聞きしまして、ぜひとも進めていただきたいと思います。期待をして、中心市街地活性化については久しぶりに質問しましたけれども、中心市街地活性化については以上にしたいと思います。  そのまま引き続き、依田地域振興課長のところで1つございます。移住・定住促進事業です。サテライトオフィスの整備等を行ってきていただいたかと思います。新年度も1,250万円ほどの予算が計上してありますけれども、オフィスをつくってオーケーということでは当然ないと思うんですけれども、どうやって入居させていくかお聞きをしたいと思います。 124: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 125: ◯依田地域振興課長 今御指摘いただいたサテライトオフィスにつきましては、オリオンイーストのオリオン共同ビルに3部屋、サテライトオフィス2部屋とテレワークセンター1部屋をつくって、それは民間とのコンソーシアムの中でつくったわけですが、現在は1部屋が埋まる状況になりつつあります。サテライトオフィスのもう1部屋につきましては、来年度以降誘致をしていきたいと思っておりますが、ことし1年考えていろんなものを、地域活性化センターの補助もいただきまして行ったんですけれども、企業誘致する中で東京の企業、あと地元の企業にもリサーチをかけました。  その中で出てきたものは、地元とのマッチングというのが非常に大事だということは当然再認識したんですけれども、中にはちょっとネガティブな考えもありまして、例えばサテライトオフィスでこちらに来たときに地元の業務を持っていかれてしまうんじゃないかとか、そういう危惧がされているとか、賛否両論ありました。  そういうことを若干払拭していくためにも、今回はサテライトオフィスツアーということで1泊2日で見学会をして、その後、就農体験というものをした形をとりましたが、今、来年度の予定を考えているところですと、地元企業とのマッチングを実際にして、そこで何か業務をしてみるということで、何日かはまだ定かではないんですが、そちらで何かの業務を一緒に手がけてみる。それでこちらのサテライトオフィスに来ていただくという動きをしてまいりたいと思っております。  以上です。 126: ◯大塚委員長 神山委員。 127: ◯神山委員 甲府市の取り組みはわかりました。マッチングをしていくということを言っていただきました。甲府市、山梨県の強みは人間関係が近いということだと思います。その中にしっかり来ていただく企業が、なるほど、この中で取り組みができたら、東京でやるよりも違うインスピレーションとか、取り組みが大きくなってくるんじゃないかと。そういうところを強みとして打ち出していただきたいと思います。  あわせて、来てよ、来てよでは当然来ないわけで、今も使っていただいていると思いますけれども、しっかり足を使って、地方に出ていきたいと思っているような企業と積極的にかかわっていただいて、あと依田地域振興課長のところはこうふコンシェルジュという強い武器を持っているわけですから強く人間関係をつくって、また1部屋埋まりつつあるというところもしっかり入っていただけるように取り組みを続けていただきたいと思います。  では、以上にいたしまして、あと2項目、端的にしたいと思います。  あと残りの2つのうちの1つ目は、ふるさと納税です。もう一つ最後に、選挙費の質問を用意しているんですけれども、事務局長は見られないようなので、こちらの部屋で待っていただければ迅速に進むのかなと思いますので、まずはふるさと納税をお聞きしたいと思います。  昨日、歳入のところで新年度7,500万円ということでお答えをいただきましたけれども、当然ふるさと納税を集めるに当たって費用がかかると思います。このふるさと納税を行っていく上で、新年度どのくらい費用がかかるか。当然返礼品の調達費もあると思います。今度ポータルサイトをふやすということであれば、そのサイトの値段、あとはそれに対する人件費等があると思いますけれども、いかがでしょうか。 128: ◯大塚委員長 深澤企画総室長。 129: ◯深澤企画総室長 ふるさと納税にかかわる経費でございますけれども、平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の60ページ、61ページの2款1項9目の説明欄にあります企画部経費の中に含まれております。金額につきましては4,096万1,000円でございます。それは人件費は除いてございます。現在、人件費を入れますと、これまで嘱託職員を雇用させていただきながらふるさと納税に対応してまいりましたが、来年度は職員が兼務をしてまいりますので、大体1日平均2時間程度かかるということになりますと、平均値から試算をしますと270万円程度、その金額をプラスいたしますので、大体4,300万円程度の金額が、ふるさと納税を推進していく上でかかってくる経費ということでございます。  以上です。 130: ◯大塚委員長 神山委員。 131: ◯神山委員 了解しました。歳入で7,500万円を見込んで、そのために4,300万円ほどかかると。かつ市民税で出ていくことが想定されるということなので、若干大赤字が予想されると思います。ここは確認できましたので、ふるさと納税の状況はわかりました。  これは国がつくった制度なので、だめじゃないかとここで言ったところでしようがないので、私はやめるということをぜひとも市長会を通じて声を上げてほしいとこれまでも言ってきましたけれども、そういうことも御検討いただきたいというのが1つ。  しかしながら、きのうと同じことを繰り返しますけれども、そうは言っても国がこの制度をつくってしまったんだから、何とか勝つために取り組みとして頑張っていかなければしようがないんだろうと思います。トップランナーを追随するのは難しいんじゃないかと思いますが、宮崎県都城市とか、とにかく何十億円とか稼いでいるところはネームバリューが高いので、みんなクリックしたら、そこを見てしまうという状況があるので、ぜひとも負けないように、マイナスが出ないように、まずはそこを目指してもらって、より勝てるような取り組みをしていただきたいと思います。これはお伝えをして、状況はわかりましたので、以上にしたいと思います。  最後、選挙費についてお聞きをしたいと思います。1つ目は、平成29年12月定例会本会議でも佐野議員が質問したところですけれども、ビラの頒布です。平成31年3月から公職選挙法の一部を改正する法律が施行されて、市議会議員選挙、県議会議員選挙でもビラが配られるようになりますので、それについて平成30年度、当然条例の整備をしていかなきゃいけないと思いますけれども、ぜひとも公費でビラを頒布できるようにしていただければ、当然新人の候補者にとっても費用がなく、より選挙に挑戦できる環境が整うかなと思いますけれども、新年度いかがでしょうか。 132: ◯大塚委員長 石川選挙管理委員会事務局長。 133: ◯石川選挙管理委員会事務局長 佐野議員の質問にもお答えしたとおり、平成30年度にはその条例を制定していって、公費負担を考えております。  以上であります。 134: ◯大塚委員長 神山委員。 135: ◯神山委員 わかりました。公費負担を考えていただけるという強い答弁をいただいたことで、非常によかったと思います。しっかり政策で戦える選挙になるように議員候補者も頑張っていきたいと思います。  もう1点、より投票しやすい環境づくりの中で期日前投票所があるかと思います。これまでも徐々にふやしていっていただいて、非常に便利な状況になっています。開設以来、大学内キャンパスということで山梨大学の中で行うことで、大学生のみならず、周辺の住民にとっても非常に便利であるし、選挙権年齢が引き下がったことで、大学のキャンパス内にいる人は全員、今度は有権者であるということから、より期待されるわけですけれども、平成30年度は選挙があると思いますので、これだけ選挙費が計上されている中で平成31年1月の山梨県知事選挙、甲府市長選挙を実施していくに当たって、継続していただきたいということですけれども、その点の検討はいかがでしょうか。 136: ◯大塚委員長 石川選挙管理委員会事務局長。 137: ◯石川選挙管理委員会事務局長 山梨大学での期日前投票所につきましては、大学側の協力を得る中で行っておりまして、平成30年度も甲府市の選挙管理委員会としては行っていく予定でありますし、大学も協力していただけるということで予定をしております。  以上であります。 138: ◯大塚委員長 神山委員。 139: ◯神山委員 わかりました。ビラの件について、また今の期日前投票所の件についても前向きどころか、実施するという答弁をいただいたので、心強いと思います。  そこで最後に1点なんですけれども、過去に参議院議員通常選挙とか衆議院議員総選挙でも山梨大学に期日前投票所が開設されましたけれども、こうふ選挙だよりとか本市ホームページに期日前投票所の案内があるにもかかわらず、山梨大学の記載がないという状況があるんです。たった2日間しか開設されないということもあるかもしれないですけれども、周辺の人たちがこれを見ることで知るということで、そこで期日前投票できれば、わざわざ市役所まで行かなくていいよということもあるので、ぜひとも次は記載をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 140: ◯大塚委員長 石川選挙管理委員会事務局長。 141: ◯石川選挙管理委員会事務局長 山梨大学の期日前投票所については、学生の協力を得るということも必要になりまして、制作する時点で学生の協力が得られるかどうか、今までわかってなかった状況でありましたので、これまで載せられませんでしたけれども、できるだけそうしていきたいとは考えますけれども、今後についてはまた学生たちとの協力が得られる状況になった時点で、初めて期日前投票所の開設ができるという状況になりますので、その辺についてはもう少し研究が必要かと思います。  なお、近隣につきましては自治会の組回覧等で周知が図られていると考えております。  以上であります。 142: ◯大塚委員長 神山委員。 143: ◯神山委員 了解しました。印刷に間に合うようだったらぜひ載せていただきたいですし、私も近隣に住んでいるので、組回覧は承知しています。あと、本市ホームページは直せるので、ぜひホームページでの周知は図っていただきたいと思います。  では、2款は以上にします。ありがとうございました。 144: ◯大塚委員長 天野委員。 145: ◯天野委員 1点だけ、2款1項9目企画費の中の遠距離通勤・通学定期券購入補助制度についてお願いします。  この制度につきましては、移住・定住の促進、人口流出を抑制することが目的の事業だと理解をしております。平成29年度当初は、通勤・通学で合わせて488万円の予算だと思います。想定以上に通学が多くなって、足りなくなって12月補正をしているということでありまして、その点につきましては平成30年度の予算はどれぐらい見込んでいるのかということと、想定している人数を教えてください。 146: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 147: ◯依田地域振興課長 遠距離通勤・通学定期券購入補助制度につきましては、予算は892万1,000円。これは12月補正で計上されました金額と同額でございます。平成29年度につきましては通学は始まったばかりですので、最終的には推測するのはなかなか難しい部分がありますけれども、想定としまして、12月補正でいただいた部分について、892万1,000円と同額で今回も計上させていただいております。  また、人数につきましてはあくまで想定でございますが、通勤につきましては10名程度、また通学につきましては90名程度を見込んでおります。  以上です。 148: ◯大塚委員長 天野委員。 149: ◯天野委員 予算が892万1,000円で、通勤が10名、通学が90名を想定しているということで、ありがとうございました。この制度を利用している学生で、今月大学を卒業される方はいらっしゃいますか。 150: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 151: ◯依田地域振興課長 2月の段階で20名若干おったんですが、その方々を含めまして、今アンケートを行っているところでございます。今、全員はまだ返ってきてないんですけれども、就職の状況とか、そういうものもアンケートを3月中にまとめまして、また報告する機会があればしていきたいと思っておりますが、20名程度は卒業していくと考えております。  以上です。 152: ◯大塚委員長 天野委員。 153: ◯天野委員 今アンケートを実施しているということで了解しました。制度を利用して、その結果というのが気になるところでありますので、しっかりアンケートをとってもらって、学生が県外に就職したのか、また県内に就職したのか、しっかり検証していただきたいと思っております。  それから、通勤の方は会社で通勤手当が出るんですけれども、学生はそういうのがなくて、今、限度額が上限1万円ということになっているので、ぜひその辺も検討してもらって、もう少し増額してもいいのかなと考えています。また、定期券も1カ月定期だと、その半分ということですね、補助が。6カ月定期だとその半分ということで、利用する方は1カ月定期を幾つも買ったほうが得をするのかなという感じがあるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 154: ◯大塚委員長 依田地域振興課長。 155: ◯依田地域振興課長 定期券の仕組みまでは定かでない部分があるんですけれども、通常6カ月定期が率的には安くなっていると思います。ですので、必ずしも1カ月分買ったほうが安くなるとは限らないと思うんですけれども、3カ月、6カ月になるにしたがって割引率は高くなっていると思いますので、その辺はそういう弊害はないと思っております。  以上です。 156: ◯大塚委員長 天野委員。 157: ◯天野委員 わかりました。私の身近でもこの制度を利用して新しく東京の大学へ通うお子さんもいます。残念ながら私の息子はことし3月に卒業しちゃうもので、この制度は利用できなかったんですけれども、もっと前からあれば利用して、私の小遣いももう少しもらえたかなと思っております。本当に成果は出ていると思いますので、今後もしっかり検証して続けていただきたいと思っております。  以上です。ありがとうございました。 158: ◯大塚委員長 植田委員。 159: ◯植田委員 1問だけです。総務費の中に入ってくると思うので、契約課にお尋ねしたいと思います。障がい者就労施設等からの物品等の購入は国、県、市に努力義務の目標が与えられて、毎年毎年甲府市でも昨年度を上回る形で、ここまで進めてきていただいていることは承知しております。それで、平成30年度の障がい者就労施設等からの物品等の購入を含めた目標などがありましたら、教えていただきたいと思います。 160: ◯大塚委員長 太田契約課長。 161: ◯太田契約課長 障がい者就労施設等からの物品等の調達につきましては、平成25年度から引き続き取り組んでまいりました。その中で、これまで甲府市では、前年度の実績を上回るということを目標として取り組んできたところであります。これまでの5年間の実績を見ますと、平成28年度、平成29年度、この最近2年度につきまして、職員の意識も出てきたところから、実績が非常に伸びました。そうはいっても取り扱える物品等に限りもありますので、今後、飛躍的な伸びを期待することは難しい状況であります。  その中で、平成30年度につきましては、平成28年度、平成29年度と実績を上げてきましたその数値を参考にして、数値化した目標を持ちたいと考えております。その目標値をもって、それより低くならないような目標を立てたいと思っています。ただ、具体的な数値につきましては、平成29年度の決算後に実績を参考にする中で決定をして、6月くらいには本市ホームページ等でも公表していければと考えております。 162: ◯大塚委員長 植田委員。
    163: ◯植田委員 わかりました。毎年毎年頑張っていただいていることも承知しておりますので、平成30年度もこの障がい者就労施設等からの物品等の調達、購入などのことに関しては、全庁的にさらに検討していただきたいと思います。決算審査特別委員会とかいろんなところでもこの質問は出ていましたけれども、ペーパーしかできないとか、限られた部分ということはとてもよく承知しております。それでもいろんな形でまだまだ可能性はあると考えております。ぜひ全庁的にこのことはもう一度さらに御検討いただいて、大きく平成30年度は伸ばしていただきたいということを期待申し上げます。ありがとうございました。 164: ◯大塚委員長 ほかに質疑はありませんか。  廣瀬委員。 165: ◯廣瀬委員 13目の電算管理費をお願いしたいと思います。ちょっと大ざっぱな質問になりますが、よろしくお願いします。  こうふDO計画がかなり中心になって、予算に委託料で入っていると思うんですが、こうふDO計画が始まって第二次も含めて12年目ぐらいですね。このこうふDO計画については10年の契約をされていて、単純に考えると、6億800万円の10倍は委託料としてかかるということで契約をされたと思いますが、最近、特に国内はe-Japanとか言って、随分電算関係を進めています。AIも進めていますけど。そんなところで、最初に取り組んだこうふDO計画はとっても価値があったものだと思っていますが、最近いろんな制度が新しくなっていますので、平成29年度に新規のシステムで開発をせねばいけなかったものが幾つかあると思いますが、その代表的なものと、それに関する予算は国庫補助もあると思いますので、その概略をまず教えていただきたいと思います。 166: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 167: ◯功刀情報課長 平成29年度で新たなシステム開発を行ったとすると、コンビニ交付のシステムになるかと思います。平成28年度から平成29年度にかけてコンビニ交付のシステム開発を行いまして、構築費等で約9,700万円かかっておりまして、この費用についてはコンビニ交付に係るシステム改修費の2分の1が、特別交付税措置等で上限6,000万円が交付される予定になっています。 168: ◯大塚委員長 廣瀬委員。 169: ◯廣瀬委員 それで平成30年度の予算について契約以外の新規システムの開発の予定というか、つくる予定があるのかどうか。よろしくお願いします。予算が計上してあるかどうかですね。 170: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 171: ◯功刀情報課長 現在の甲府市のこうふDO計画は、平成30年度で終了いたします。平成31年度から二次のシステムに変わっていきますので、今、実際次期システムの開発で新たなシステム、新たなシステムというのは、こうふDO計画に入っていなかった部分としては総合窓口もこうふDO計画の中に取り込んでいったり、公営住宅のシステムを取り込んでいったりしております。あと、保健所の関係ですけれども、来年の4月から稼働しますので、その辺のものも次期システムには取り込んでおります。 172: ◯大塚委員長 廣瀬委員。 173: ◯廣瀬委員 今の保健所とか総合窓口を含めたいろんな計画というのは、各所管に予算が割り振ってあるというか、それともこの6億800万円の中に入っていると考えてもいいんですか。 174: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 175: ◯功刀情報課長 こうふDO計画で契約を行いますので、全部この6億800万円の中に入っておりますが、この6億800万円は前回の契約の支払いと、平成31年1月4日から基幹業務系を本稼働させますので、1月、2月、3月の3カ月の運用費を含んだ額になっております。 176: ◯大塚委員長 廣瀬委員。 177: ◯廣瀬委員 済みません。私も勘違いして、随分時間がたってしまったので。また、新規の分でこうふDO計画を進めていただきたいと思いますが、ペナルティを課すということも時々ありますので、その辺は十分注意しながら進めていただきたいと思います。  もう1点、使用料及び賃借料が1億6,800万円程度ありますけれども、概略で結構ですので、甲府市役所の1人1台パソコンの数と新年度の入れかえの台数がわかりましたら、お願いしたいと思います。 178: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 179: ◯功刀情報課長 情報課で管理している中で、賃借料で扱っているのはパソコンが1,315台であります。来年度の予定は一番多い平成26年に導入したものの更新になりますので、699台の更新を予定しております。 180: ◯大塚委員長 廣瀬委員。 181: ◯廣瀬委員 これについてはリース契約をされているということだと思いますけれども、相見積もり等々の入札等は行うんでしょうか。 182: ◯大塚委員長 青木総務総室長。 183: ◯青木総務総室長 1人1台パソコンにつきましては、入札の形をとっております。 184: ◯大塚委員長 廣瀬委員。 185: ◯廣瀬委員 ありがとうございます。台数の入れかえが多いし、これからずっと続くものですから、品質保証と価格の両方のところをきちっと押さえていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。終わります。 186: ◯大塚委員長 ほかにありますか。  清水(仁)委員。 187: ◯清水(仁)委員 54ページの2目の職員研修費のところでお聞きしたいと思います。先ほどの説明で、職員の研修事業費のところで350万円ほど計上してあるんですけれども、これは年間を通して何回くらいの職員研修であるかということと、そしてまた主な研修内容が今のところわかるようであれば、教えていただきたいと思います。 188: ◯大塚委員長 渡辺研修厚生課長。 189: ◯渡辺研修厚生課長 平成30年度の職員研修の予算でございますけれども、予算的には階層別研修を中心に25種類ほどの研修の実施を予定しております。平成30年度につきましては、中核市への移行も控えまして、予算的には今申し上げたような研修を予定しておりますけれども、平成30年度に階層別研修を中心といたしまして研修の見直しを行っていきたいと考えております。実際に行います研修の内容につきましては、現在検討をしているところでございます。  以上でございます。 190: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 191: ◯清水(仁)委員 何でこれを聞いたかといいますと、中核市に移行するということで、職員の意識を高めていくには全庁体制で中核市に向けた研修をしていかなければならないと思います。特に市民と関係ある市民部は、多分にそういった市民の皆さんとかかわりがあるから、中核市に向けたどんな職員研修がなされていくかなと思いましたから、聞いたわけでありますけれども、今、階層的な段階で25種類ほどの研修を予定しているということで、まさしくこの研修というのは法令遵守とかコンプライアンスがありますから、完璧でありながらも、またさらに完璧な職員研修を多くしていただきたいと思います。もう一度繰り返しますけれども、特に中核市に向けての職員の研修は多目にしていただければ大変ありがたいと思います。  次にもう1点だけお聞きします。企画費の基本戦略推進事業費のところをお聞きしたいと思います。タイトルが基本戦略推進という、ものすごく大きなタイトルにも個人的には感じますけれども、今年度の予算の中に運動能力向上等健康づくりに係る経費とあります。これは97万円ほど計上してありますけれども、保健衛生か教育委員会などもこの問題に関係してくると思いますが、今のこの時点で、これは小さな金額でありますけれども、97万2,000円はどのような形で使われていくのかお聞きしたいと思います。 192: ◯大塚委員長 志村都市戦略室長。 193: ◯志村都市戦略室長 この97万2,000円につきましては、平成30年度におきまして、平成29年度に行いました実証段階でプレーリーダー、子どもの遊びを夢中にさせるという役割を果たす、遊びをリードしていく役目を果たすプレーリーダーというものの効果を検証したことがございまして、その中で一定の効果が見られるということがございますので、97万2,000円を使いまして、このプレーリーダーの研修を考えているところでございます。内容といたしましては、年に大体2回から3回、保育士さん等を対象といたしました研修、それとその研修に対するOJTの意味でのイベント等を1回程度考えているところでございます。  以上でございます。 194: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 195: ◯清水(仁)委員 本年度になりまして市長から健康都市宣言の制定ということで、いろいろ健康にまつわる話が至るところで出ておりますけれども、この事業は健康都市に関係してくる事業であると思いますから、ぜひ健康事業に関係するということであれば、拡大していってほしいと思います。  これは教育委員会の話になると思うんだけれども、健康、健康と言いますけれども、健康というのはただ健康で、体力をつくるばかりでなくて、健体康心といって、心もしっかり育っていかなければ健康という意味はなく、健体康心を略して健康ということでありますから、体力づくりにあわせて心を一緒につくっていくような形の中での体力づくり、健康づくりに励んでいただきたいと思います。ありがとうございました。  最後にもう1点ですけれども、こうふ開府500年記念事業費、新規事業で1,600万円近く、記念誌とか冊子をつくっていくという新年度予算が計上されておりますけれども、これをつくってどんな形で配布していくのか、どんなところにこれを置くのか、あるいは全市民に対しての冊子がどんな形で渡っていくのか、もし今の時点で決定されていることがあれば教えていただきたいと思います。 196: ◯大塚委員長 田村開府500年事業課長。 197: ◯田村開府500年事業課長 開府500年を記念いたしまして、記念誌及び小冊子の発行を行ってまいります。記念誌につきましては、編集に係る予算といたしまして、教育委員会で所管する記念誌編集委員会で作成を行います。また、観光に関するものとして、経費を2款の総務費に計上をしたところでございます。記念誌に係る配布等々につきましては、開府500年事業課が所管をしておりまして、今のところの予定でありますが、小冊子につきましては、市民、観光客、関係都市を初め図書館、学校などへの配布、また武田氏館跡ガイダンス施設の入館者への配布などを考えております。また、記念誌につきましては、こちらも学校、図書館など県・市立学校、また記念誌参加者への記念品の贈呈などとしても想定をしているところでございます。  以上でございます。 198: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 199: ◯清水(仁)委員 わかりました。教育委員会と観光も含めた中で、最終的には企画部でこれをつくっていくということでありますけれども、一般の方々にこういった記念誌、あるいは冊子を配布するというお考えはありますか。 200: ◯大塚委員長 田村開府500年事業課長。 201: ◯田村開府500年事業課長 小冊子につきましては、市民の方々を初め、今のところ配布という形で検討を今後していく状況でございます。どの程度の範囲とか、そういうところを今から検討していく状況でありますが、市民の方にも開府500年のPR冊子として広く周知をしてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 202: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 203: ◯清水(仁)委員 その冊子は500年の次の日から、恐らくずっと生きていく冊子だと思いますから、できるようであれば、記念事業とかいろいろやりますけれども、言葉でなくて、自分たちの目でしっかりと確認して、それで次の時代に残していくにはこの冊子がすごく大事になってくると思いますから、今、田村開府500年事業課長から、できるだけ市民の方々にも配布をしていくというありがたいお言葉をいただきましたから、できる限り多くの家庭にこういったものを残していかれるようなお考えをぜひつくっていただければ大変ありがたいと思います。  以上です。 204: ◯大塚委員長 ここで暫時休憩といたします。再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午前11時59分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 零時59分 再開議 205: ◯大塚委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  一般会計歳出第2款の審査に入ります。  金丸委員。 206: ◯金丸委員 それでは、早速、質問に入らせていただきます。2款総務費、1項総務管理費、9目企画費についてでございます。  私は平成28年6月定例会のときに総務委員会を去るに当たって、我が市の多くの事業が、その当時、平成28年度において方向性が決まりました。そして、とりわけ今議論になっている開府500年の課題、保健所設置を含む中核市の課題、あとはリニアモーターカーに関する課題、何よりも第六次甲府市総合計画がスタートできるようになっている中で、総務委員会では私の出番もないだろうということで去るに当たって、総務委員会での質問となったわけです。  そういう前提のもとに、私はその後、我が市のこれからの最大の課題はということで、超少子化における人口減少社会において、どのように我が市を運営していくか、経営していくかという点においては、方向は幾つか決まっているんだけれども、中心市街地の活性化、これを何とかしなきゃいけないということで経済建設委員会に移って、産業部の皆さんと今日まで議論してきているわけです。  このことは後ほどまた商工費のときに質問しますからいいとして、なぜ企画費について質問するかというと、ここにありますように節の部分におきまして、説明欄で先ほど簡単な説明は聞いたんですけれども、企画部経費として約5,200万円、新事業形成費として約3,100万円、こういった大きなお金が支出される予算が組んである。それからさらに、負担金補助及び交付金として約2億3,500万円、こういうふうに大きな予算が示されています。合計すると約3億9,000万円の企画費だと。  こういう中にあって、平成28年6月17日に当時の総務委員会で3人に答弁してもらったにもかかわらず、言うなれば平成28年度中も平成29年度中も一体企画部は何をやっているんだという思いがきょう現在もまだ強くありまして、来年度の予算を議決する上での大事な予算特別委員会でございますから、改めて企画担当者たちに聞きたいわけであります。  一般的な例を出しながら話したほうがわかりやすいと思うので、例を出しながら話をしますと、今任期の本市議会がスタートしてから何人かの本市議会議員が、特に私どもの会派の議員がシティマラソンをやったらどうかとか、そういった提言をしてまいりました。それも開府500年に向けてちょうどいいじゃないかという趣旨であったと思います。当時も質問に答えたのは、スポーツという捉え方をされて、たしか教育委員会が答えておった。だけど、私は、そういったことは本来は企画部企画課の皆さんが考え、本市議会での提言や議論を踏まえて調査・研究していく。こういうことが企画部のあり方だと思っています。  そのときにも私は触れたんですが、今、市長室に市長直轄組織として都市戦略室がある。この2つの企画部企画課と都市戦略室とのすみ分けというのか、整合性を求めて話しした記憶もありますが、そういったことを考えても、きょう現在の企画部企画課に関してはそういったことがうまく稼働してないという思いがありますから、予算特別委員会でございますので議論をしたいと思って、今から少し長くなりますけれども、中村企画部長や深澤企画総室長や奈良田企画課長の考え方をただしておきたいと思っています。  そこで今、私が例に挙げた開府500年を記念したシティマラソンの件はどうなっているかという具体的なところから質問していきますけれども、これは企画部では検討したことがまずありますか。 207: ◯大塚委員長 中村企画部長。 208: ◯中村企画部長 お話をいただいた当初、企画部で検討し、その上で教育委員会のスポーツ課が所管だろうということで、スポーツ課にそのお話を持っていった経緯がございます。  以上でございます。 209: ◯大塚委員長 金丸委員。 210: ◯金丸委員 検討はしてそういうふうに割り振ったと。それは私も調査・研究する職務だからいいと思っています。  そこで、今1つの例を挙げながら話したんだけれども、それ以外にも我が市にとってこの先決まっている中核市への移行や開府500年やリニア中央新幹線開業や第六次甲府市総合計画、そういうことはもういいと。だけれども、新たな課題が幾つも出てくるときに企画部の機能がしっかりしていなければ、甲府市としては組織としてうまくないだろうと思っています。だから、あえて質問をしているんだけれども、2年前に話した話と同じ話になってしまうと思うんだけれども、私が考える企画の話をもう一度すると、目の前にあることを一つずつ対処するんじゃなくて、その先の甲府市をどう運営していくかというところが企画部の一番大事なことだと思っているんです。  そこで、私が考えるのに、今まで市長直轄組織の都市戦略室とどういうすみ分けをしてきたのか両部長に聞いてみたいんです。中村企画部長と窪田総合戦略監の両部長に聞いてみたいんです。これもこの款でいいですね、この項目の。企画部経費の5,138万円、新事業形成費の3,134万円、まずこの2つは恐らく中村企画部長の管轄でしょうし、もう一つ基本戦略推進事業費、これはこんなに少なくていいのかなと思うけれども、326万円と。この3つについて、それぞれの立場からお話をいただきたい。なおかつ、2つの部署の調整的なことはどうなっているのかということをお聞かせいただきたいと思います。 211: ◯大塚委員長 中村企画部長。 212: ◯中村企画部長 では、それぞれ分担をしてお答えをさせていただきますけれども、私からは、まず企画部と市長直轄組織のすみ分けといったところの私どもの考え方をお答えさせていただきたいと思います。  企画部についてこれまでも幾多の組織改編が行われてまいりましたが、金丸委員おっしゃられたように平成28年度の組織改編におきましても、これまで担ってきた庁内の総合調整、あるいは企画立案、政策形成といった根本の部分が変わったものではないと考えています。一方、その当時、新しくできました市長直轄組織では、今後甲府市が地方都市の中でどういうポジショニングで、どういう施策、事業展開を図っていくのかなどの基本的な戦略、あるいは市政課題や問題などを市長の特命事項として市長直轄組織が補佐をすることで、機動的に、迅速かつ的確な対応が可能になるのではないかという、そんな役割を新たに市長直轄組織は担ったのかなと考えています。  しかしながら、企画部、市長直轄組織の両者については表裏一体、どっちが表、どっちが裏かという話がありますけれども、そこは表裏一体であるものと私どもは考えております。相互の連携を図ることでこれまでも市政運営に努めてまいりましたし、今後におきましてもより一層の連携を図る中で、市民サービスの向上にも寄与してまいりたいと考えております。  金丸委員を初め客観的な目で見られたときに、物足りない部分、あるいは御不満な部分もあろうかと思いますけれども、それは部を預かります私の力不足でもございます。こうした点も踏まえて、ぜひまた今後とも御指摘、あるいは御提言等をいただければありがたいと思いますし、私の立場で企画部の役割というものを改めて認識して、果たしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 213: ◯大塚委員長 窪田総合戦略監。 214: ◯窪田総合戦略監 役割につきましては、今、中村企画部長が申したとおりでございますけれども、昨年度からこの組織ができまして、市長からの指示を受けましてその内容を情報収集する中で、まだまだどういうものかわからないという情報もございますので、そこを分析する中で市長へ報告し、また中村企画部長とも情報共有する中で、今後市政をどのように進めていくのかというものを特に扱っている。あと、実際には事業課としては、私どもは中核市推進課とシティプロモーション課がございますので、そこは2つの課を持ちながら進めているという状況でございます。 215: ◯大塚委員長 金丸委員。 216: ◯金丸委員 今、私の質問は2つあったんだけれども、1つは企画部と市長直轄組織総合戦略室のところを聞いたんだけれども、さっき言った企画部経費の5,138万円と新事業形成費の3,134万円の内訳をお願いしたいと思います。 217: ◯大塚委員長 深澤企画総室長。 218: ◯深澤企画総室長 まず、企画部経費の内訳でございますけれども、所管課につきましては企画部の総務課、行政改革課、財政課でございます。企画部総務課につきましては、先ほど来御質問にお答え申し上げてまいりましたが、ふるさと納税に関する経費として5,015万1,000円、行政改革課につきましては新たな行政改革大綱の策定等でございまして、金額は58万1,000円。財政課につきましては第六次甲府市総合計画の推進等でございまして、予算額として65万5,000円。以上3つでございます。  新事業形成費につきましては、企画部の企画課と行政改革課でございます。内訳につきましては、企画課につきましてはバーチャルリアリティのコンテンツを使った観光振興や婚活事業で3,084万8,000円、行政改革課につきましては外部評価にかかわる事業といたしまして49万6,000円。以上が内訳でございます。 219: ◯大塚委員長 金丸委員。 220: ◯金丸委員 そこで今、具体的な数字が出てきたから、先にそっちをお聞きしたいんだけれども、今、皆さんもお聞きになっているように、企画部の企画費という項目だけがもしあったらば、企画部の企画費というのは実際あるんだけれども、今もろもろのものが含まれていて、この金額になっている。しかし、今話を聞くと、企画部の企画課が負っている事業は、このうちバーチャルリアリティが三千数十万円という答えが今ありました。  私はここに問題があると思っているんです。何で企画部の企画課企画係がバーチャルリアリティの政策をする部署なのか、私には納得がいかない。別にバーチャルリアリティがだめだと言っているんじゃないですよ。この間の3月3日のこうふ開府500年記念事業のカウントダウンイベント300日前でも非常に好評だったという話も聞いています。  だから、バーチャルリアリティそのものは悪くない。だけれども、果たして企画部の企画課と呼ばれるところが新事業費3,134万円のうち、ほとんど全てがバーチャルリアリティに費やされているこの現実、これを皆さんに考えてもらいたいわけです。これではバーチャルリアリティをつくるために、それも開府500年のためにという名目で恐らくなさっているんだろうけれども、そのために企画部企画課が3,134万円のうち3,084万円ほとんど全てをこれに費やしていたら、私と先ほど来、部課長と話した議論と全く違ってきてしまっているんじゃないかと。私に言わせれば、それこそ開府500年事業課でも、あるいは情報課でも、ほかの部署にいくらでも割り振りはできるじゃないかと思っているんですが、その辺についてはどういう答弁をいただけますか。 221: ◯大塚委員長 奈良田企画課長。 222: ◯奈良田企画課長 この新事業形成費につきましては、新たな政策の形成、事業の展開の形成をするための経費ということで、これまでにも新規事業の組み立てをし、それぞれ所管に移管をしてきた経過のある事業となっております。このバーチャルリアリティにつきましても、コンテンツの作成というのが一つのものにはなっておりますが、このコンテンツを使っていかに活用していくかというところを、企画課として重きを置いて検討しております。  過日、今定例会本会議の答弁の中にもございましたが、観光客誘致のためのコンテンツということはもちろんなんですが、子どもたちに開府500年を契機として甲府の歴史に触れていただく。また、外出の機会が減ってきている方々に対しまして、このコンテンツを活用しながら甲府のまちを散策していただく。そういった多方面にわたる利用を今検討しているところです。これに関しましては、各所管部とも協議しながら検討を進めている状況となっております。  以上です。 223: ◯大塚委員長 金丸委員。 224: ◯金丸委員 いよいよ本格的な議論をしたいと思っています。今、奈良田企画課長の答弁したこと、バーチャルリアリティはさっきから何回も繰り返すけれども、決して悪いことではないと思うし、今からの時代、必要だと思う。だけど、私が一番聞きたいのは、今の答弁に基づくなら、何でそれを企画課で行わずに、開府500年事業課にでも、あるいは観光課に事業としてさせないのか。私が言いたいのは、冒頭から始まっているとおり、企画課や都市戦略室というのはそんな一々具体的な事業なんかするなと、考えるだけでいいと。まさに調査・研究、政策形成、これを真剣にやる、甲府市役所の中では一番重要なセクションだとずっと思っているわけです。  古い話をして申しわけないけれども、私が今日、本市議会議員としていろんなことができるのは、私がここに参画した当初の企画部の皆さん、行くといつもおじさんたちが四、五人ごろごろしていて、何をしているかよくわからなかった。だけれども、行くとだんだんわかってきたことは、あそこをどうしようかなとか、ここをどうしようか、これからどう持っていこうかなということをいつも、一番多いときは四、五人ぐらい課長さんがいたという記憶もあります。  だから、そういうセクションが役所には必要なんだなと思って、非常に肯定的に私は考えて、私自身も教えられることが大変多かった。  だけど、今のようなことをやっていると、果たして我が市の遠い将来、目前に迫った開府500年、中核市への移行、リニア中央新幹線開業、あるいは(仮称)健康都市こうふ基本構想、こんなものは言うなれば現場がみんな淡々として動いていくわけだから全く問題もないし、そういうこともあるから、私は総務委員会を外れて、いよいよこれからは産業部が所管する中心市街地活性化、これ以上落ち込んでは困るということで移させてもらったという経過があるんです。
     だけど、今聞いている限りにおいては、新規事業の約3,100万円ほとんど全部を企画費で使っちゃうなんていうことを、それも事業としてですよ、どう考えても私には納得ができないんです。だから、別にこの予算に反対するわけではないですよ。これは先に言っておきます。反対はしませんが、あり方としてこんな企画部でいいのかと。私は中村企画部長も窪田総合戦略監も大変評価して、尊敬もしていますから、2人とも。こんな優秀な2人がいて、何か悲しくなっちゃうんです。  だから、その辺について再度、中村企画部長はさっき表裏一体といういい言葉を使ってくれたから、まさに表裏一体であるならば、樋口市長の来年再選ですよ。その次は3選もあると私は信じていますけれども、そういう中で樋口カラーである5つのキーワードをもとにした方向を考えていくかというところに重きを置いてほしいんです。  とにかく私がずっと言い続けているように、本市の人口は逆立ちしてもふえません。それから、高齢者の割合はどんどん高くなっていきます。そして子どもは、きのうもちょっと触れたようにどんどん減っていきます。だから、まさにこういった超少子化、人口減少時代に向かって、我が市は今、具体的に健康推進ということを始めています。だけど、それよりももっと違った観点で物事が考えられるんじゃないかという思いがあります。だから、そういったことをしていただくのが中村企画部長であり、窪田総合戦略監であり、という方たちだと信じていますから、ぜひその辺について再度答弁をしていただきたいと思っています。これはお2人と私の話でなくて、後に続く甲府市の行政、都市経営のためにも絶対的に必要なことだと私は思っています。よろしくお願いします。 225: ◯大塚委員長 中村企画部長。 226: ◯中村企画部長 それでは、私からまずお答えをさせていただきます。先ほど奈良田企画課長がお答えをさせていただいたことにちょっと補足をさせていただきますと、本来であれば金丸委員さんのおっしゃるように、企画課はあくまでも事業の前段階までかかわるというのが正しいあり方だと私も認識しております。その一つの例に空き家対策がございます。空き家対策も当初、企画課で抱えておりましたけれども、その翌年度の4月には新たな課を設けて、それを移管したと。実際には建設部で今進めております。形としてはそれが本来の形だと思います。  ただ、バーチャルリアリティはちょっと特殊性がございまして、今、奈良田企画課長が言いましたように、介護あるいは教育、観光も含めた、さまざまな分野での用途がある。そういう中でどこが主になって開発をするんだといったときに、これはなかなか難しいところがあって、企画課で抱えてしまった。だから、いずれ用途が明確になれば、それぞれのところで対応してもらうことになろうかと思います。  まず1点、そこだけは確認をさせていただいた上で、あと金丸委員さんがおっしゃるように、私ども企画部と都市戦略室、これは先ほど私が言いましたように表裏一体の組織だと考えて市政運営にも努めてまいりましたので、今後もより一層連携をとりながら進めてまいります。  そういう中で、市長が新たにこれまでの「子育て・子育ち」あるいは「稼ぐ・稼げる」それに加えて3つの新たなキーワードも打ち出して、今年度の予算についてもかなりそれに要している金額もございます。そういった意味でも市長の想いもございます今年度予算、これを有効に活用しながら、より市政の推進に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 227: ◯大塚委員長 窪田総合戦略監。 228: ◯窪田総合戦略監 金丸委員さんとは前もこんな話をしたかと思いますけれども、金丸委員さんのおっしゃるように、本市の方向性、将来像というのは大きな視点で見ていかないと、事業ばかりに目がとられてしまうということは私も常々思っております。  今、中村企画部長が申しましたように、私どももそういう意味では都市戦略というのは先導的に行いまして、主管課が決まりましたら、そちらへ引き継いでいくという形をとらさせていただいております。もちろん先ほど申しましたように、市長からの指示もございますので、その指示を真摯に受けながら、どうやったらその方向性が本市のためになっていくのか考えながら、そこは中村企画部長と常に連携しながら、今後も本市の将来像を見据えながらいろんな事業を積み重ねていきたいと思っております。  以上です。 229: ◯大塚委員長 金丸委員。 230: ◯金丸委員 両部長の答弁をもちろんよしといたします、私は。ですけれども、本当に大事なことというのは、何回も繰り返すけれども、ヘッドクォーターとしての役割、それは表裏一体で2つの部があれば、表裏一体でやっても構わない。そうすべきだと思います。  そうしたときに、企画部の企画費がこれだけあって、その中で今、両部で事業の話をしたのを聞いたんだけれども、広域行政の推進費というのはまだ計上してありますよね、企画費の中に約5,200万円。我が市が今行っている事業を淡々としていく中でどうしても考えなきゃいけないのは、第2の大合併。平成の合併は平成18年にあったけれども、第2の合併を考えるようなまちづくりを考えていかなければいけないと私は強く思っているんです。  ですから、樋口市長が就任した最初の1年間は私はおとなしくしていましたけれども、いろいろありましたから。樋口市長に最初に言ったことは、できれば今のように3市1町をやるのではなくて、かつての1市5町が目指したような、言うなれば甲府盆地を将来的には一体化するような広域的な行政を推進することが、我が市甲府市に託された最大の仕事なんだと。だから、樋口市長、広域合併をする気はありませんかという問いをしたんですけれども、そのときはまだまだという形のものがありました。  だけれども、本当に我が市が県都で、さらには来年中核市になっていったときに、人口のことを言うのは嫌なんだけれども、この間の18万9,941人からどんどん減っていくような県都であっていいのかということを考えたときに、私は甲府盆地が一体化できるような、その一歩としてまず1市5町で形成してきたような広域行政を推進すべきだという強い思いを持っています。だから、本当は両部はそういったことも念頭に置きながら調査・研究をして、そして市長に具申し、さらには本市議会にもそれを諮ってくるという働きを強く私は望んでいます。  先ほど図らずもまた質問しようと思っていたんだけれども、あれは土木費になるのかな、8款で空き家、あれなんかはまさにいい例だと思うんです。確かに最初は企画部であった。だけれども、建設部に移ったことによって、スピーディーに物事を担当課がやっていると私は聞いておりますので、そのときにもまた質問しますけれども、いずれにしても企画部や都市戦略室のあり方というのは、調査・研究して、それから調整をして、それで早くそれを現場に、現場というのは失礼な言い方だけれども、担当部局に投げて実を実らせるということが大事だと思っていますから、今、私が言ったように、広域行政推進費の約5,200万円も恐らくほとんどが広域行政事務組合への支出金であって、とても内容を考えるような内容ではないということも十分承知しています。  だけど、企画部企画課と都市戦略室を念頭に置いて考えられるような組織であるべきだということを強く応援演説して、終わろうと思います。30分で終わるのはとても悲しいですけれども、何か答えがあればよろしくお願いします。なければ結構です。  以上です。 231: ◯大塚委員長 窪田総合戦略監。 232: ◯窪田総合戦略監 今、金丸委員さんがおっしゃいましたとおり、合併という意味ではございませんけれども、私どもも近隣の市町と連携していかなければならないということは常々思っておりまして、私どもの基本戦略推進事業費の中に、予算としては非常に少額ではございますけれども、本市を含みますと9市1町で今後協議の場を持ちまして、研究をしていこうということで、実はことし、私が直接歩いてきました。それぞれ趣旨を説明する中で、御理解をいただいているところが現状でございます。これが発展していって、連携中枢都市圏構想が、これは一つの手段でございますけれども、その後に発展していけばいいのかなということで常々思いながら展開している状況であります。  以上であります。 233: ◯大塚委員長 金丸委員。 234: ◯金丸委員 今、いい言葉が出てきたから、そこを聞かせてください。9市1町、9市ですか、そこをまず具体的に。 235: ◯大塚委員長 窪田総合戦略監。 236: ◯窪田総合戦略監 甲州市、笛吹市、山梨市、中央市、韮崎市、甲斐市、北杜市、南アルプス市、それで8市ですね。1町は昭和町で9市1町です。本市を入れると10市町ということになりますけれども、よろしいでしょうか。 237: ◯大塚委員長 金丸委員。 238: ◯金丸委員 9市1町ですか。 239: ◯大塚委員長 窪田総合戦略監。 240: ◯窪田総合戦略監 8市1町です。申しわけありません。全部で9市町です。 241: ◯大塚委員長 金丸委員。 242: ◯金丸委員 やっぱりすごいじゃないですか。そういうことをやっているということが。今、質問してよかったと思いました。そういうことをするのが行政の企画部や都市戦略室の仕事だと私は思うんです。今の9市町についてはちょっと私、物足りない感じもするんだけれども、どうせなら釜無川よりこっちの市川三郷町とか、川向こうのことはどっちでもいいなと今思っているんだけれども、いずれにしてもそういうことを行っているというのを聞いてとても安心しました。それを行ってくださるのが企画力だと、あるいは構想力だと私は思っています。だから、今の話を聞いて質問してよかったと思っています。  余計なことを最後に1つ。この間の週末土曜日に、山梨学院大学であるシンポジウムというか、セミナーというか、勉強会がありました。本市のここにいらっしゃる方も何人かお見えになっていました。私はたまさか山梨経済同友会という枠で行かせてもらったんだけれども、そこでおもしろい話を聞いて、ああと思ったんだけれども、とにかく国が地方創生と称して、全国の市町村にすべからく総合計画をつくりなさいという指令を出しました。きょう現在出してないのは1つだけ、東京都中央区だけだそうですけれども、あとはすべからく出したと。ところが、出して、それを検討して分析したら、ほとんどがコンサルタントに丸投げだったと。あなたの市町村をどうしますかという計画をつくりなさいと言ったら、ほとんどコンサルタントに丸投げだった。そのうちコンサルタントがつくったところの現状は、半分ぐらい「満足してない」だったですかね、兵道委員。               (兵道委員「そうです」と呼ぶ) 243: ◯金丸委員 兵道委員もいたし、あとは何人かいましたね、本市職員の方。  自分のところでつくったわずかな市町村があった。そういうところは満足度が非常に高いわけなんです。だから、ああ、こんなものかと。地方創生と言いながら、地方にお金を配りますからと言って、気がついたらみんな大都会の東京都、京都府、ここの2つのコンサルタントにみんな丸投げだったと。だから、結局、地方創生といって国は地方に考えさせるなんて言っておきながら、コンサルタントは全部東京都と京都府だったから、お金が戻っちゃったわけです、そこへ。  それを聞いたときに私は何て情けないことだと思って、そうした中で今、窪田総合戦略監みずから9市町を回ったという話を聞いて、ぜひそういったことをやってほしいと。そういうことをやれば、こんな金額でなくたって、もっと使ったって本市議会議員は誰もクレームはつけないと思いますよ。企画部も新事業形成費でほとんど全てバーチャルリアリティに使っちゃうなんていうことをしないで、ちゃんとした意味での企画費を取れば、これも本市議会は恐らく納得できると思っています。  ですから、本当にこれで終わりにしますけれども、大事なセクションでございますから、開府500年や中核市への移行、あるいは健康推進に負けないように頑張ってやっていただきたいと思います。  以上終わります。 244: ◯大塚委員長 内藤委員。 245: ◯内藤委員 コンサルタント委託は全くそのとおりだと思います。またいずれ何かの機会に質問したいと思います。  スケールの小さい質問がしにくくなりましたので、絞りまして、1項13目電算管理費、マイナンバー制度の関係です。マイナンバー制度のシステム改修につきましては、平成26年度、平成27年度、平成28年度で大体一区切りということなので、その後、大きな法の改正がなければ、制度そのものに対するシステム改修はもう行われないということで、平成30年も予算はそれほど計上してないと思いますけれども、いかがでしょうか、マイナンバー制度全体の改修。 246: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 247: ◯功刀情報課長 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律にかかわるシステム改修で、情報連携という、書類を今受けている住民票の写しとか課税証明書が必要なくなる、その情報連携に必要な符号の整備でシステム改修費が2,300万円ほど計上してあります。それだけです。 248: ◯大塚委員長 内藤委員。 249: ◯内藤委員 それで、先ほど廣瀬委員からありましたコンビニ交付のシステム改修について9,700万円、半分は交付税で措置という回答がありました。それで、今度市民課にお聞きしたいんですけれども、平成30年度はコンビニエンスストアでの行政サービスの交付は何件くらい見込んでいるでしょうか。 250: ◯大塚委員長 星野市民課長。 251: ◯星野市民課長 平成30年度予算のコンビニ交付の証明書につきましては、証明書全体の1.5%を見込んでいまして、件数にしますと3,555件を見込んでおります。コンビニ交付の手数料というのは40万円ほど計上しております。  以上です。 252: ◯大塚委員長 内藤委員。 253: ◯内藤委員 そうしますと、1.5%の交付、なおかつ手数料ということで約40万円、これを支払うということで予算計上されているということですね。費用対効果というのはどんなふうに考えられていますか。 254: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 255: ◯功刀情報課長 費用対効果、利便性ということになるかと思いますが、例えば平日、仕事をしている、近所のコンビニエンスストアで住民票の写しがとれたり、県外でもとれますし、コンビニ交付は午前6時30分から午後11時までとれますので、そういったところで印鑑登録証明書がとれたり、住民票の写しがとれたりという利便性が広がっていると思います。 256: ◯大塚委員長 内藤委員。 257: ◯内藤委員 そうすると、費用対効果はあるということですか。 258: ◯大塚委員長 功刀情報課長。 259: ◯功刀情報課長 費用対効果はあると思っておりまして、今後、マイナンバーカードの普及が一番の課題になってくるかと思うのですが、今後またマイナンバーカードの普及が皆さんに広まっていけば、ますます効果は広がっていくのではないかと思います。 260: ◯大塚委員長 内藤委員。 261: ◯内藤委員 マイナンバーカードの普及が広がっていけばということですけれども、次に移ります。  それでは、2款1項18目諸費、平和都市宣言事業費についてです。平成29年度当初予算に比べましてわずか12万4,000円の増額ということですけれども、これは事業を拡大するとか、そういうことですか。 262: ◯大塚委員長 酒井市民総室長。 263: ◯酒井市民総室長 平和都市宣言事業におきましては、今回広島県広島市へ市民や中学生を派遣しているものが主な事業となっていまして、委託料で予算計上しており、宿泊費の値上げに伴いまして全体的な予算が増となっております。  以上でございます。 264: ◯大塚委員長 内藤委員。 265: ◯内藤委員 そうしますと、事業内容自体は平成29年度と同じだということですか。 266: ◯大塚委員長 酒井市民総室長。 267: ◯酒井市民総室長 事業内容につきましては平成29年度同様でございます。 268: ◯大塚委員長 内藤委員。 269: ◯内藤委員 これは大事な事業だと思いますので、ふやすということで要望をしておきたいと思います。  あわせて、核兵器廃絶平和宣言都市という看板ですけれども、甲府市地方卸売市場の管理棟が解体されまして、それに伴って1カ所減ったのを新しくつけかえました。ほかを見ても大分寂しくなった、薄れてきた看板も目立つわけですけれども、その辺を新しくするというのは平成30年度予算計上されていますか。 270: ◯大塚委員長 酒井市民総室長。 271: ◯酒井市民総室長 看板におきましては、新々平和通りの新山梨環状道路高架橋の南に1カ所ありまして、確かに塗装自体は薄くなっていますことは事実ですけれども、状況に応じて予算計上していきたいとは考えております。  以上でございます。 272: ◯大塚委員長 内藤委員。 273: ◯内藤委員 まさにその看板が気になっておりました。ぜひ新調していただきたいところです。これも要望しておきます。  最後に、職員の定数管理について伺います。まず、平成30年度について、条例定数、みなし定数、実員数はどんなふうになっていますでしょうか。 274: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 275: ◯坂本人事管理室長 平成30年度の条例定数につきましては今年度と同じ2,173人、みなし定数につきましては1,910人、見込みの実員数につきましては1,853人となっております。  以上です。 276: ◯大塚委員長 内藤委員。 277: ◯内藤委員 もう一つ、先ほど木内委員の質問の正規職員と非正規職員の話の中で、非正規職員の給料について15万1,200円という金額が出てまいりました。あと、日額だと思いますけれども、6,700円という数字も出ておりました。いずれもこれ単純に計算すると、例えば15万1,200円に12カ月掛けると181万4,000円ですか。年収200万円、ワーキングプアと言われるラインを下回ると思いますけれども、間違いないでしょうか。 278: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 279: ◯坂本人事管理室長 間違いございません。 280: ◯大塚委員長 内藤委員。 281: ◯内藤委員 非正規職員をできるだけ正規職員にということは、先ほども木内委員が言いましたので繰り返しませんけれども、まず職員数ですけれども、実員数については大分ふえてきていると思います。しかし、平成30年度予算特別委員会総括質問でも言いましたけれども、本当に少ない職員数で今の甲府市の業務に当たっているというのが実際のところだと思います。それで、昨年の9月定例会決算審査特別委員会で坂本人事管理室長はこのようなことを言っております。年次休暇の取得率、夏季休暇の取得率が年々低下しているという状況がある。一番の要因は多忙化、職員の不足といったところが、現場に出てもそういった声が聞かれますということを言っておりましたけれども、これは現在も認識は変わりないでしょうか。 282: ◯大塚委員長 坂本人事管理室長。 283: ◯坂本人事管理室長 同じ認識を持っております。  以上です。 284: ◯大塚委員長 内藤委員。 285: ◯内藤委員 まとめます。まず、職員数については、これからいろいろ新しい事業も入ってきますし、中核市移行ということもあります。業務量に見合うように職員数をふやしていくことを本当に考えていかないと、職員の多忙化、職員不足は確かに現場に影響があると思います。これが必要だと思います。一方で、定数管理とか、人件費を抑えていかなきゃいけないという相当な圧力があることも承知をしておりますけれども、いろんな事業を行っていくに当たって、これまでと同様な職員数、あるいは非正規職員の割合でいいのかどうか本当に考えていかなければならないときに差しかかっているんじゃないかという感想と要望を言いまして、終わります。 286: ◯大塚委員長 よろしいですか。  以上をもって、一般会計歳出第2款総務費の審査を終了いたします。  ここで、輿石総務部長及び曽雌税務統括監が3月31日をもって退職されますので、挨拶をお願いいたしたいと思います。  初めに総務部長、輿石十直君。  輿石総務部長。 287: ◯輿石総務部長 改めまして、総務部の輿石でございます。ただいま2款総務費におきまして、総務部を含めましてそれぞれの部の来年度予算につきまして慎重な御審査をいただきました。その中で、今出ました御要望、御指摘事項につきましては、総務部を含めまして、それぞれの部でまた真摯に対応してまいりたいと今思ったところでございます。  さて、私ごとでございますけれども、この3月末をもちまして定年退職となります。昭和56年に入所いたしまして、数えてみますと37年間の市役所生活が終わることになります。この終わるに当たりまして、議員各位の皆様方、それから諸先輩、そして同僚、それから仲間たちがいたからこそ、今の私があったものと改めて感謝をしているところでございます。  その中で、私、37年間でございますけれども、実は先日、ここの紙に書いたんですが、どのくらい部署を回ってきたかなと数えてみたところ、組織改正も含めまして17カ所の部署を歩いてまいりました。案外多いなというところで、私も改めてそれぞれの課を今考え直したところでございます。
     時間が若干でございますけれども、私の歩いたところを一、二御紹介させていただいて、どんなことを私がそこで学んできたかということをお話しさせていただければと思っております。  まず、係長以下の一般職の時代、一番思い出に残っておりますのが昭和61年のかいじ国体でございます。かいじ国体で、私、国体事務局におりまして、かいじ国体を成功させなきゃいけないということで、当然国体事務局ということですから、縁の下の力持ちということで、実は入所して1回目の異動で国体事務局にいったものですから、市役所の中のルールも余りわからない中で、何しろ私どもと同じ年代がいったものですから、私たちがやったことがとりあえずルールになって、かいじ国体が成功いたしました。閉会式のときに頭の中が真っ白になったということを改めて今思ったところでございます。と同時に、期限が必ず来るということをそのときに学んだところでございます。  それからあと、係長時代で一番思い出に残っているのが今の新市立甲府病院でございます。新市立甲府病院の病院建設室というところがありまして、今は当然、課はありませんけれども、あの病院を建てた。私は実働ではございませんけれども、あの病院の運営状況の業務に携わらせていただきました。その中で、お医者さん、看護師さん、それぞれ技師さん方といろんな連携を図る中で開院ができたと。  開院の中に一つ引っ越しという作業がございまして、引っ越しというのは当然機器の引っ越しもありますけれども、重症患者の引っ越しがあります。重症患者、最終盤は多分四、五十人残ったと思うんですけれども、その最後の1人を新病院に移送させたときに看護師さんが涙ながらにほっとしたということで、非常に感動したところでございます。  今度、課長時代の一つのまたエピソードでございますけれども、課長時代、私、教育委員会で学事課長をさせていただいたことがございました。そのときにちょうど新型インフルエンザがはやった、一番先のころでございまして、今は新型インフルエンザは注射をすれば、1週間ほどで治るということでございますけれども、そのときは新型インフルエンザにかかったならば世も末だという報道までされました。  そのときに私は教育委員会におりまして、実は関西・関東方面で蔓延したものですから、修学旅行に行っておりましたのを帰したと。それが私の課長時代、判断の中ではよかったかなということで、改めて思いますと安全・安心を第一に考えて、いずれ帰さなくても怒られる、帰しても怒られるということになれば、やはり安全・安心を考えたほうがいいんじゃないかということで、結果的には帰してよかったんですけれども、結果とすれば、そのときに実は交付金というのがございまして、その子たちはまたもう1回行けたということがありましたので、よかったのかなと思っております。  そんなことで、今、私、部長という職で、あと数日で終わりますけれども、1つまだやり残していることがございます。今、質問の中でもいろいろございましたけれども、私の部署では働き方改革ということが今一番狙いになっております。具体的に言いますと、超過勤務がなかなか減らないという状況。今御指摘もありましたけれども、人数の問題もあろうかと思います。それから、業務の見直しもあろうかと思います。このことは私の次の部長、あるいは全庁的に引き継いで、何とか職員に対しても働き方改革の中でワーク・ライフ・バランスがとれるような職場になっていけばいいなと改めて思ったところでございます。  そんなことで私も37年来ましたけれども、いつも思ったことは、なせばなるという考え方の中で仕事をしてまいりました。仕事を一生懸命していけば、必ず成就するんだと。ただ、何もしないことはよくないという考え方でしてきました。それで今、この私があると思っております。  ちょっと長くなりましたけれども、この37年間というもの、その仕事の理念を持ちながら私は務めてまいりました。結びになりますけれども、改めまして議員各位のこれからのますますの御活躍と御健康、それから甲府市議会、甲府市政のますますの発展をお祈り申し上げまして、退職に当たりましての挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。(拍手)。 288: ◯大塚委員長 ありがとうございました。  次に、税務統括監、曽雌芳典君。  曽雌税務統括監。 289: ◯曽雌税務統括監 退職に当たりまして、このような機会を与えていただきましてありがとうございます。また、税務関係の予算につきまして御審査をいただき、ありがとうございました。  私は昭和57年の採用で、この年の出来事といたしまして、中央自動車道の甲府昭和インターチェンジと勝沼インターチェンジ間が完成いたしまして、中央自動車道が全線開通した年でございました。また、当時は宮崎県にございましたけれども、リニアモーターカーの実験線において初めて有人、人が乗っての試験に成功した年でもございました。その当時は、まさかそのリニアモーターカーの駅が甲府市にできるとは夢にも思いませんでしたけれども、この年から36年の市役所生活もあと半月ほどで定年退職を迎えることとなりました。  振り返りますと、使い古された言葉でございますけれども、まさに光陰矢のごとしという言葉が実感でございます。この間、議員各位を初め先輩方の御指導、御支援をいただき、また部下や後輩にも恵まれまして仕事をすることができ、大変幸せであり、感謝をしております。とりわけ管理職になってからの10年間は大変なこともございましたけれども、とても充実した時間であったと思います。退職後は少しでも市政へのかかわりを持ちながら、微力ではございますけれども、力を尽くしていければと考えております。  最後になりますけれども、皆様方の御健勝、御活躍をお祈りいたしまして、挨拶とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。(拍手) 290: ◯大塚委員長 御苦労さまでした。  次に、一般会計歳出第9款消防費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  矢野危機管理室長。 291: ◯矢野危機管理室長 それでは、9款1項消防費につきまして御説明を申し上げます。よろしくお願いいたします。  平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の130ページ、131ページをお開きください。  消防費につきましては、1項1目の常備消防費から4目の水防費まででございます。関係いたします所管部は、市長直轄組織、企画部、建設部、消防本部でありますが、説明につきましては私が一括して説明を申し上げます。  まず、企画部及び消防本部が所管いたします9款1項1目常備消防費につきましては、説明欄記載のとおり、甲府地区広域行政事務組合消防費負担金ほか2件に要する経費であります。対前年度比837万円の減額となっております。主な要因は、甲府地区広域行政事務組合消防費負担金の減額によるものであります。  次に、2目非常備消防費につきましては、甲府市消防団の運営及び消防水利の確保に要する経費であります。対前年度比1,568万4,000円の減額となっております。主な要因は、消防団員の新基準活動服一括導入が終了したことに伴います需用費の減少によるものであります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節報酬は、消防団員の年報酬であります。  8節報償費は、消防団員の退職報償金が主なものであります。  9節旅費は、消防団員の出動に係る費用弁償が主なものであります。  11節需用費は、消防団員の被服購入費、消防車両等の車検整備費、修繕費及び燃料費が主なものであります。  13節委託料は、消防団員の健康診断及び道路下防火水槽改修設計業務委託に係る経費が主なものであります。  15節工事請負費は、耐震性貯水槽設置事業及び道路下防火水槽補強工事に要する費用が主なものであります。  18節備品購入費は、小型動力ポンプ及び小型動力ポンプ積載車の購入費が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金は、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金及び甲府市消防団分団運営費補助金が主なものであります。  次に、市長直轄組織が所管いたします3目防災費につきましては、市民の生命と財産を守るために必要な防災対策整備事業及び総合防災訓練などの防災対策に要する経費であります。対前年度比で75万2,000円の減額となっております。減額の主な要因は、南西部防災倉庫等の設置工事に要する経費及び地域防災力の強化推進事業に要する資機材等の購入経費の減額等によるものであります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節報酬は、嘱託職員の報酬及び甲府市防災会議委員17名の報酬等であります。  132ページ、133ページをお開きください。  11節需用費は、備蓄非常用食料等の更新、増量に要する消耗品費及び消火栓器具格納箱等の防災資機材に係る事業用器具修繕費等であります。  12節役務費は、衛星携帯電話などの電信電話料及び避難行動要支援者への同意書の発送・返信に要する郵便料等であります。  13節委託料の主なものは、防災行政用無線設備及び甲府市総合防災情報システムの保守管理業務並びに甲府市災害時受援計画策定支援業務などに要する経費であります。  18節備品購入費は、消火栓器具格納箱及び緊急時用浄水機等の防災資機材等の購入に要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金は、急傾斜地崩壊対策事業、非常用貯水槽の点検清掃及び緊急遮断弁更新工事に伴う負担金などであります。  引き続きまして、建設部が所管いたします4目水防費につきまして御説明申し上げます。  この4目水防費は水防活動に要する経費でありまして、対前年度比3,697万6,000円の増となっております。増額の主な要因は、新たな洪水ハザードマップ作成に要する経費によるものです。  それでは、主な節につきまして御説明いたします。  1節報酬は、水防協議会委員8人の報酬であります。  11節需用費は、水防計画の印刷製本費等であります。  12節役務費は、ポンプ・発電機等設置手数料等であります。  13節委託料は、洪水ハザードマップ作成等の委託料であります。  16節原材料費は、土のう作成用の土のう袋及び砂の原材料費であります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 292: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりましたが、1項1目常備消防費については、甲府地区広域行政事務組合への消防費負担金及び消火栓の設置と維持に係る負担金でありますので、その範囲で質疑されるようお願いいたします。  それでは、これより質疑に入ります。  確認のためでありますが、この款につきまして質疑のある委員は挙手をお願いします。                   (要望を聴取) 293: ◯大塚委員長 それでは、質疑に入りたいと思います。  鮫田委員。 294: ◯鮫田委員 トランシーバーを今回整備する費用ということが記載されているんですけれども、この内訳を簡単に教えていただきたいですけれども、お願いします。 295: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 296: ◯饗場消防本部次長 トランシーバーの整備ということですが、甲府市消防団への配備ということでお答えさせていただきます。消防団員の災害時の活動の安全性を確保するため、双方向で連絡がとれるようにということで、今年度、リース対応になりますが、班長以上の消防団員589名に対してトランシーバーを配備する予定であります。  以上です。 297: ◯大塚委員長 鮫田委員。 298: ◯鮫田委員 589名ということは、班長以上で、私も対象になってしまう。済みません、何も知りませんでした。ありがとうございます。双方向でということで、使い方など説明の場があると思うんですけれども、589名を超える人に徹底するというのはすごい大変なことだと思いますが、丁寧に対応していただきたいと思います。  これは来年度に検討していただきたいのですが、緊急時に地元の火災等一刻を争うような、消防団員への連絡が必要だという感覚が最近ありますね。よく火災があるものですから。そういった中で、分団長から消防団員へ連絡をする際にLINEだったり、メールだったり、電話だったり、皆さんそれぞれの形でされていると思うんですけれども、それをサポートできるような仕組みが何かあればありがたいなという思いがありまして、LINEだったりメールだったりすると、音を変えることができなかったり、夜中に気づかなかったり、普通のメールだと思って無視したら火事だったと。そちらを助けていただけるようなツールなのか、そういったものを事業の中で検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 299: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 300: ◯饗場消防本部次長 現在は火災の種類によりまして、指令課からどこまでの方に連絡をするという形の中で、そこから下は消防団の方々にお願いしているところですが、それに対する予算は平成30年度は特にありませんが、ちょっと検討させていただきたいと思います。  以上です。 301: ◯大塚委員長 鮫田委員。 302: ◯鮫田委員 今回、班長までこれで情報がいくと、現場では意思疎通も図れたりするのかなと思いますけれども、一刻を争うところでそういったことを検討していただけたら大変ありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 303: ◯大塚委員長 岡委員。 304: ◯岡委員 非常備消防費で、9款1項2目の1節をお願いします。2,614万4,000円の消防団員報酬を含めて計上されておるわけでございますけれども、消防団員から執行部の分団長まで全て手当がついております。今から質問するのは、1人が動くと予算が幾らということで全て予算絡みですので、御理解いただいてお願いしたいと思います。  ということで、27地区の住民の生命、身体、財産を守っていただいているわけですけれども、そこで手当を含めて新年度の予算が組まれているということでお聞きをしたいんですけれども、消防団員の適正配置についてであります。消防団員の適正配置については、甲府地区の人口の推移によって動くわけですから、非常に難しいわけではありますけれども、そんなに異動はないわけです。南部地区は人口が非常に多いということになりますと、消防団員は南部が多いわけです。396名ということでございますけれども、それは住民によって消防団員数が決まってくるというのは当たり前のことなんです。しかし、山を抱えたり、その地域の状況によって消防団員数、予算が変わると思いますけれども、その辺のところはいかがでしょうか。 305: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 306: ◯饗場消防本部次長 消防団の分団ごとの定数につきましては、分団長会議等で協議をしてまいりまして、平成29年4月に一部見直しを行ったところであります。その結果、甲府市消防団としまして消防団員数がふえたという状況がございまして、その取り組みは、平成29年7月に消防庁が全国の都道府県知事等に宛てて出しました消防団確保対策事業の中で、こういう定数の見直しを行うことによって消防団員もふえるということもありますのでということで、全国に紹介をしていただいたような事例がございますので、毎年度分団長会議の中で、その地区に適正な分団定数となりますように協議等を行っておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 307: ◯大塚委員長 岡委員。 308: ◯岡委員 了解しました。消防団員費用がこのところ1万四、五千円になっている中での予算を計上されているわけです。消防団員費用について消防団員1人当たり幾らということにもなりますけれども、その中で今お話をいただいたとおりでございますけれども、ここを見ますと、山を抱えている東ブロック、北ブロック、中道・上九ブロック、東ブロックは里垣地区と甲運地区が人数が逆転していますよね。条例定数に基づいて組んでおるわけですけれども、里垣地区は住民が約8,000人、甲運地区が約6,000人である。ところが、条例定数の消防団員数は45人、60人と逆転しています。  そういうことも加えまして、東ブロックへ参加できるのは玉諸地区なんですけれども、玉諸地区は70人と非常に少ないんです。ところが、1万2,000人なんですよ、住民は。そういうことも含めて、もうちょっと予算の配分を考えていったらと思いますけれども、一旦一段落して平成29年4月がそうですから、またひとつ考えなければいけないんじゃないかと思っていますが、いかがですか。 309: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 310: ◯饗場消防本部次長 今、消防団員の定数を各分団で決める場合に、住んでいる方というよりも、今の基準では車両とか、そういうものに対して何人程度必要だということで、各分団が持っております装備を基準に出てくる数字が、住んでいる住民よりも多いという状況もございまして、このような配分になっているところもございます。また、今、御意見等をいただきましたので、甲府市消防団とも協議してまいりたいと思います。  以上です。 311: ◯大塚委員長 岡委員。 312: ◯岡委員 了解です。  次に、その内容の中で、消防団の団長と副団長について、今回積算されての予算が組まれているわけですけれども、手当についてお知らせいただきたい。 313: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 314: ◯饗場消防本部次長 消防団員の方の年報酬につきましては、団長が4万3,000円、副団長が4万1,000円、分団長が3万2,000円、副分団長が3万円、それで部長、班長とありまして、団員が1万7,000円という状況でございます。  以上です。 315: ◯大塚委員長 岡委員。 316: ◯岡委員 団長が4万3,000円、副団長が4万1,000円ということでありますけれども、出場区分によって担当分団が出場するのは当たり前なんです。団長と副団長については、どのような内容によって出場しているのかお願いしたいと思います。基準はありますか。 317: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 318: ◯饗場消防本部次長 今、出場につきましては甲府地区広域行政事務組合消防本部消防隊等出場規程に基づきまして、消防団で出場計画をつくっております。そうしますと、火災発生場所の住所に伴いまして出動する分団が決まっております。例えば一般建物火災でありますと、下飯田1丁目に火災が発生した場合は、まず第1出場といたしまして池田分団、貢川分団が出場するようになっております。火災が大きくなりそうな危険性がある場合は第2出場ということで、千塚分団、穴切分団、春日分団が応援に赴く。その後、さらに火災が大きくなる可能性があるときには、第3出場ということで甲斐市の消防団にお願いをしたり、羽黒分団が駆けつけるという計画が一応できております。  そういう中で、各ブロックの副団長が現場の総指揮をとるということになっておりまして、各現場の総指揮をとります各副団長の判断で、鎮火までに今の出場状況ではさらに時間を要するとか、広範囲に延焼が拡大するおそれがある場合に分団を増隊するという判断をした場合には、団長に連絡をとりまして、団長名で出場隊をさらにふやすという状況であります。そういう中で出場隊をふやす命令を出しましたときには、団長も現場に赴くような状況になっております。  以上です。 319: ◯大塚委員長 岡委員。 320: ◯岡委員 団長、副団長は手当も年報酬も上がっているわけでございますけれども、いずれにいたしましても第3出場ぐらいになったら、団長に出ていただくという内容がよろしいんじゃないかと思っているんです。非常に大きな火災があっても、第3出場くらいでブロック副団長だけ出ていると。そういううわさがちょっと出ておりますので、本当に大変なお仕事で、お忙しい中での消防団活動ということで、本団執行部にも全く申しわけないと思いますけれども、鋭意努力をしていったらいかがかなとも思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 321: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 322: ◯饗場消防本部次長 昨年の4月からこの3月までの間の団長、副団長の活動状況でありますが、副団長につきましては一番少ない方で4回、一番多い方で9回、平均7回の出場をしております。団長につきましては2回の出場をしております。私どもが考えております、おおむねの規程どおりに出場できているものと考えております。  また、団長、副団長につきましては、災害出動以外の訓練とかの出動もかなり多うございまして、団長につきましては今年度、意見交換会等も含めますと92回の出動をしております。副団長につきましては75回の出動をしていただいておりますので、今の報酬ではとても見合わないような活動をしていただいているというふうに感謝申し上げる次第であります。
     以上です。 323: ◯大塚委員長 岡委員。 324: ◯岡委員 了解しました。いずれにしても火災出動が消防団の命でありますので、その辺のところは御理解をいただくにしても、たくさんの出動をしております。本当に頭の下がる思いであります。  以上であります。ありがとうございます。 325: ◯大塚委員長 神山委員。 326: ◯神山委員 消防団の働き方改革も必要なんじゃないかということがよくわかりました。私は班長なのでしっかり現場で、火事が起こらないのが一番ですけれども、改めて大変だなということが今よくわかりました。ということでトランシーバーを配備していただけることになったということで、そこを鮫田委員と絡まないように、新規事業ということで、予算にかかわってもうちょっとお聞きをしたいと思います。  まさか班長以上と思っていなかったので、どのような運用を想定して新年度トランシーバーを入れることになったのかをお聞きしたいと思います。最初、ちょっとイメージしていたのは、火事場に持っていって使う場合において、消防団の詰所に置いておいて火事のときに消防車に積んでいって、現場で消防団員がコミュニケーションをとるというイメージを勝手に持っていたわけですけれども、班長以上に配備されるということはそれぞれが自宅に持っていて、いざというときにそれを携帯して火事場に出ていく。そういう想定なのか。  そうなったときに、トランシーバーは無線機とは違うと思うので、どのくらいの範囲までのものを想定されているのか。なぜ今、範囲を聞くかというと、無線のように広いのであれば、当然火事場と班長がいるところ、班長以上の持っている人がいるところが遠くてもコミュニケーションがとれるツールになるけれども、トランシーバーとしての範囲であれば、いわゆる火事場周辺ということになると、その点、新規事業ということでどのように理解したらいいのかちょっと説明ください。 327: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 328: ◯饗場消防本部次長 トランシーバーにつきましては、今、分団長以上には防災無線を持っていただいております。そこまではどんなに遠い距離でもすぐ連絡がとれるんですが、今度消火活動になりますと、班単位で活動する班が多くなります。そういう中で危険な場所だから下がるようにとか、水をそこではなくてこちらにかけるようにという指示を出すときに、200メートル四方ぐらいの範囲内であれば、班長から直近のところに消防団員の皆さんはいると思いますので、まずは分団長からの指示とか、部長からの指示が班長に間違いなく届いて、班長が肉声で連絡できる範囲におります方々に素早く連絡することができれば、より消防団員の皆様の災害活動時の安全が確保されると考えまして、今回、班長以上に配備したいということで予算を計上させていただきました。  以上です。 329: ◯大塚委員長 神山委員。 330: ◯神山委員 状況はわかりました。あとはどういうふうに保有するかは、それぞれの消防分団ごとですかね。班長が携帯して御自宅で管理するのか、班長以上が所持するのか、あとは消防団の詰所に置いておいて、出動するときに載せていく。それはそれぞれの消防団で判断すればいいということでしょうか。わかりました。  あわせて、今回予算が175万円ほどだと思います。過去の予算を見ていくと、スマートフォンの整備というのが平成26年にあったかと思います。それが427万円ぐらい。この件については新年度以降どうなっていくか教えてください。 331: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 332: ◯饗場消防本部次長 スマートフォンにつきましては、今まで副分団長以上に配備をしておりましたが、導入当時に山梨大学と一緒に開発をしておる災害対応管理システムが入ってくると。そうすると、災害活動現場から画像を転送できるということで、スマートフォンを入れたときにはそれが推奨されまして、導入をした経過がございます。ただ、そのシステムが結果的に完成をいたしませんでしたということと、本当の災害時になると携帯電話がつながりにくくなってしまう。それはPHSと抱き合わせておりまして、普通の携帯電話よりはつながりやすいということで推奨されていたんですが、今使っているスマートフォンのメーカーからは新しい機種が出ないという状況でございますので、スマートフォンにつきましては平成29年度末をもちまして終了とさせていただく予定であります。  以上です。 333: ◯大塚委員長 神山委員。 334: ◯神山委員 新しいシステムにその当時はトライをしようとして、結果としてはなかなかうまくいかなかったかもしれないけれども、現場のことを考えて、平成26年度では判断していただいたんだと思います。今回それをやめることにして、今度はもっと現場に立脚した形で、使いやすい形としてトランシーバーを入れていただくことになったということで、しかも予算額としては安くて、より効果がありそうだということに変更いただいたことは非常にありがたいと思いますので、この点は理解をしました。引き続き現場の声を受けて、トランシーバーを導入してみてどうだったかということも、中で意見をどんどん反映していっていただければと思います。  もう1点だけ、9款については今定例会本会議でもお聞きをしました本部拠点施設についてお聞きをしたいと思います。今定例会本会議では、正副分団長会議とか分団長会議で分団の要望とか声は聞いているんだということ、あと本部拠点施設については、用地が確保できた地区から積極的に整備を行っていったという御答弁をいただきました。  当然平成30年度におきまして既に予定があるということは、特段、今の段階はないかもしれないですけれども、本会議のときの趣旨としては、地元としてはつくってほしいという要望を伝えたから、あとはお願いしますねという段階になっていることが非常に多いなと、いろんな地区で意見交換をすると感じています。とは言え、用地が確保できた地区からやっていくとなったら、その用地は誰が確保するんだとか、消防団、消防署、市役所、どこが主体的になってその用地を確保していくのかとか、具体的なことがなかなか見えないまま、うまくキャッチボールができてない状況があるなと感じていて、あの質問になったということです。  平成30年度において、今定例会本会議の答弁でも優先度が高いところから考えていくんだという話があったんですけれども、ぜひ膝を詰めて、具体的に少しずつでも進んでいくような取り組みを行っていただきたいと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 335: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 336: ◯饗場消防本部次長 本部拠点施設につきましては、今定例会本会議で答弁したとおり、老朽化が進んでいるところで、要件が整ったところについて整備をしてまいるという答弁をさせていただいております。平成30年度につきましては新たな整備の予定はございません。一部要望等がありまして改修、修繕はございますが、新たなものについてはございません。ただ、当然消防本部が、甲府市との覚書に基づきまして本市消防団の行政を担っておりますので、まずは分団等と話をする中で、本部拠点施設の整備は主体的に行っていかなくてはならないと思っております。  ただ、用地が確保できるということだけでは消防施設としてちょっと難しい状況がございまして、消防団員の皆さんが参集しやすいとか、出場しやすいとか、夜サイレン等が鳴ったり、人が集まったりしますので、近隣の住民の皆さんから騒音に対する苦情が出ないとか、さまざまな地域にも御協力をいただかなくてはなりませんし、車庫としての車を保管する場所で会議をすることも考えられますので、さまざまな要件がクリアできないとなかなか整備できない状況がございます。  ただ、今まで平成22年度に千代田分団、平成24年度に富士川分団、平成25年度には朝日分団、平成28年度に伊勢分団という形で本部拠点施設の整備をしてきておりますので、また老朽化が進んでいるところで何が1番とか2番ということでなく、進んでいるところ全体の情報を集めながら、要件が整ったところについては整備していきたいと考えております。  以上です。 337: ◯大塚委員長 神山委員。 338: ◯神山委員 わかりました。ただ用地があるだけではだめだということ、さまざまな要件が満たされた場所で、あとは建設する周辺の合意というか、理解があった上でできるということがわかりました。だとすると、なおさら、ただあそこに土地があるから、ここにつくってくれよという地域要望だけではできない。重要な施設なんだけれども、いろんな制限というか、要件があるので、なおさら地域とのコミュニケーションを密にとっていただきたいと思います。そこはぜひともお願いをさせていただきまして、9款については質問は以上にしたいと思います。 339: ◯大塚委員長 木内委員。 340: ◯木内委員 女性消防団員に関して伺いたいと思います。消防団員の数が減少する中で、女性消防団員を募集していこうということで、総務省消防庁でも積極的に募集しているところだと思いますが、甲府市において来年度、女性消防団員をふやしていこうとか、そのようなことに関して何か取り組みを行う予定はございますでしょうか。 341: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 342: ◯饗場消防本部次長 女性消防団員につきましては、甲府市では35名の方が、きょう現在、在籍をしていただいております。また、女性の視点で災害活動に従事していただくと、男性の消防団員では気がつかなかった、きめ細かい配慮等もいただけますので、積極的にふやしていきたいと考えております。  そういう中で山梨県の消防保安課とも連携しまして、さまざまなイベントで女性消防団員がこういう活躍をしていますという募集活動に参加したり、今、女性消防団員に春と秋の火災予防運動のときに啓発活動に御協力をいただく中で、女性が活躍をしていますよということも見ていただきながら女性の消防団員にも入っていただきたいということで、消防団員、地域の方にも、女性にも積極的に声をかけていただいておりますので、そのような形で続けていきたいと思っております。  以上です。 343: ◯大塚委員長 木内委員。 344: ◯木内委員 昨年度に比べて予算をふやしたことなどはございますか。 345: ◯大塚委員長 饗場消防本部次長。 346: ◯饗場消防本部次長 消防団員の募集活動に余り予算を割いておりませんので、まず地道に活動しておりますので、特に女性消防団員を増加させるための予算は平成30年度にはございません。  以上です。 347: ◯大塚委員長 木内委員。 348: ◯木内委員 1,250名の中で35名ということで、まだまだ女性消防団員は少ないかなと思います。消防団員全体が定数にも達してない中で、志のある方には積極的に女性消防団員になってもらえるといいかなと考えますので、ぜひ周知していただいて、そういう働きかけをお願いしたいと要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 349: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 350: ◯清水(仁)委員 ほかの委員さんが質問したならば、質問しないようにしようかと思ったんですけれども、誰もしてなかったから質問させていただきたいと思います。  新規事業の中で4目のハザードマップ作成ということで出ておりますけれども、洪水ハザードマップについてお聞きしたいと思うんですけれども、洪水ということになりますと、どの程度の河川の氾濫のハザードマップをつくっていくのかということを教えていただきたいと思います。 351: ◯大塚委員長 依田防災企画課長。 352: ◯依田防災企画課長 今、清水(仁)委員の質問にありました河川につきましては、国管理の河川は基本的には釜無川と笛吹川、あと県管理の一級河川については、指定河川ということで、今のところ荒川を初め6河川が指定されていますので、そちらの災害浸水想定を予定しております。 353: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 354: ◯清水(仁)委員 そうなると、洪水ですから、大きな川の氾濫のための洪水ハザードマップをつくって、市民の方に素早く情報を提供するという意味のハザードマップだと思いますけれども、今回3,697万6,000円が洪水ハザードマップをつくる予算になっておりますけれども、できた洪水ハザードマップはいつごろに市民の皆さん方に周知するのか、あるいはこの予算の中で作成順序ですけれども、まず1回つくってみた中で最終的なものをつくるのか、それとも1回で洪水ハザードマップをつくるのか、そこら辺をお聞きしたいです。 355: ◯大塚委員長 依田防災企画課長。 356: ◯依田防災企画課長 申しわけありません。予算につきましては道路河川課の予算計上になっておりますが、今の御質問はこれからのスケジュールになりますので、私ども防災企画課として協力して作成をしていきますので、お答えをさせていただきます。  まず、作成に当たって、災害浸水想定をそれぞれの河川で国、県が示されている、それを重ねまして全部の災害浸水想定を出したもの、今でも平成18年度につくりました洪水ハザードマップがございます。つくり込み自体は、それとほぼ変わりない状況でつくる形になるかと思います。ただし、今回、河川の氾濫等の関係で堤防が決壊したりしまして、そのため家が流されるという状況も考えられる想定にもなっております。そういったことも加味しながら作成をしていきます。それにつきましては基本的には委託業者を選定させていただきまして、委託業者とともに最初の浸水想定をまず先に重ねたものを作成していく。  それを作成した中で、今度ソフト面で避難をどのようにするかということについて防災企画課が中心になりますが、その協議をいろいろしながら関係者ともお話をさせていただく。その中には、今考えているのはいろいろ御意見をいただけるような専門家の監修もいただく、あるいは先ほど言った重なった状況の災害浸水想定ができた時点で、場合によっては各地区、ブロックごとになるかと思いますが、市民の皆さんにも御説明をさせていただく。皆さんからの御意見もいただくような状況の中で最終版の作成をしていきたいという形で考えております。配布については、平成31年3月の末ぐらいを今のところは想定してございます。 357: ◯大塚委員長 清水(仁)委員。 358: ◯清水(仁)委員 わかりました。いろんな工程の中で最終的なものをつくっていくということであります。  私が今指摘したのは、甲府市の真ん中を荒川という大きな川が流れています。これが氾濫したときに小さな子どもさんから、あるいは高齢者の皆さん、ましてやまた障がいを持っている皆さん方、この一刻を争うときに万全な洪水ハザードマップをつくっていかないと、何かあったときに不備があってはいけないということを思いましたから、これは私が平成29年9月定例会本会議でこの質問をしたときに、新しい洪水ハザードマップをつくると早川危機管理監から答弁がありましたから、それに沿って今回つくると思いますけれども、綿密な打ち合わせをしながら、すばらしい洪水ハザードマップを作成いただくことをぜひお願いさせていただきたいと思います。  以上です。 359: ◯大塚委員長 以上をもって、一般会計歳出第9款消防費の審査を終了いたします。  ここで、消防長が3月31日をもって退職されますので、挨拶をお願いいたしたいと思います。  消防長、今井洋君。  今井消防長。 360: ◯今井消防長 消防長の今井でございます。退任に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  私は、消防のプロパーとして2年間消防長を務めさせていただきました。甲府地区広域行政事務組合管理者と甲府市長との覚書に基づきまして、甲府市の消防団事務と消防水利に関する事務を消防本部で取り扱っておりますことから、甲府市議会の総務委員会、また決算審査及び予算特別委員会にも出席させていただきました。甲府市議会の皆様には大変お世話になりまして、深く感謝を申し上げます。  甲府地区消防本部は、皆様御存じのとおり、甲府市、甲斐市、中央市及び昭和町の3市1町で一部事務組合を構成する広域消防本部でありまして、この圏域には約30万人の住民が生活しております。大規模自然災害の発生が懸念される中、甲府広域圏の安心・安全を確保するということにつきましては大変な重圧を感じましたが、同時に私が山梨県消防長会の会長にもなっておりましたので、山梨県内10消防本部の各消防長と常備消防の総合応援等について幾度となく協議を重ね、山梨県内の災害対応にも体制強化を図りました。このようなことから、他の消防本部管内の災害におきましても常に状況を把握して、応援要請等に応えられるよう広域消防応援体制の整備にも努めてまいりました。  御承知のとおり、消防本部職員につきましては、火災や救急、その他の災害に24時間体制でその任務に当たっております。さらに、階級を有する組織でありますので、厳しい指揮命令系統の中で任務を遂行するという特殊性がございます。このため、私は部下職員、特に管理職員に対しましては非常に厳しい態度で臨んでまいりましたが、今振り返りますと、私の意をくんでくれた部下には心から感謝をしております。  退職まであとわずかとなりましたが、きょうまでこの甲府圏域に大きな災害がなかったことについては、本当によかったなと感じております。しかしながら、災害はいつ発生するかわかりません。消防は災害危機管理を、市町村は行政危機管理を所管するわけでありますが、双方とも危機管理はその危機管理全体の80%が事前の対策でありますので、消防機関としましてもこの事前対策をさらに推進しているところであります。  甲府市が災害に強いまちになることを願いますとともに、甲府地区広域行政事務組合管理者であります市長さんを初め、特別職、甲府市議会の皆様並びに甲府市の関係職員の皆様に改めまして感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。  貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。(拍手) 361: ◯大塚委員長 次に、一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  有賀企画財政室長 362: ◯有賀企画財政室長 それでは、11款から14款までを一括して御説明申し上げます。  平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の156ページ、157ページをお開きください。  11款災害復旧費につきましては、1項公共土木施設災害復旧費、2項文教施設災害復旧費、3項その他公共施設公用施設災害復旧費まで、それぞれの目的別に存目予算といたしましたが、実際に災害が生じた際には、復旧の規模に応じた補正予算を計上して対応してまいりたいと考えております。  158ページ、159ページをお開きください。  12款1項公債費でありますが、1目元金につきましては、地方債の元金償還金であります。前年度と比較して13億6,176万6,000円の増額となっておりますが、その主な要因は、学校施設の耐震化などに係る合併特例債の借りかえに伴う増によるものであります。  2目利子につきましては、地方債の利子及び一時借入金の利子であります。前年度と比較して4,353万3,000円の減額となっていますが、その主な要因は、銀行等資金の低利借り入れや利率見直しなどによる地方債の償還利子の減によるものであります。  13款諸支出金でありますが、1項1目土地取得費及び2目建物取得費につきましては、存目予算といたしました。  2項1目土地開発基金費につきましては、土地開発基金の運用益の積立金及び土地開発基金からの一般会計への繰替運用に伴う償還元金及び償還利子であります。前年度と比較して123万4,000円の減額となっておりますが、その主な要因は、一般会計への繰替運用の償還利子が元利償還に伴い減額となったことなどによるものであります。  14款予備費につきましては、年度中途の不測の事態に対応するため、使途を特定しない予算でありまして、前年度と同額の2,000万円を計上いたしました。  以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 363: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  神山委員。 364: ◯神山委員 私は公債費をお聞きしたいと思います。歳入では市債について伺いまして、公債費を伺います。臨時財政対策債の部分です。償還金の1目の中で臨時財政対策債はどのぐらいになりますでしょうか。 365: ◯大塚委員長 下山財政課長。 366: ◯下山財政課長 まず、元金につきましては、79億円のうち28億3,200万円ほどになります。利子につきましては1億7,500万円ほどになります。 367: ◯大塚委員長 神山委員。 368: ◯神山委員 わかりました。それで予算額の財源内訳が書かれていると思いますけれども、臨時財政対策債の返還は交付税措置がされるということなので、一般財源から充当されていると思うわけですけれども、地方交付税の歳入で臨時財政対策債の償還分を計算されていると思います。その計算された分は返金され、約30億円のところに全額、平成30年度は充当しているということでよろしいでしょうか。 369: ◯大塚委員長 下山財政課長。 370: ◯下山財政課長 地方交付税については一般財源ですので、充当という考えはありませんが、昨日もちょっとお話をいたしましたけれども、実際に地方交付税で算定されている臨時財政対策債に対する額と償還額とで多少乖離がございます。基本的には、昨日もお話ししましたように、今年度は全額地方交付税として措置がされると考えております。 371: ◯大塚委員長 神山委員。 372: ◯神山委員 わかりました。昨日のやりとりで、9億円ぐらい臨時財政対策債の部分で出ているから、市債の発行額と公債費の額で大きな差が出ているという答弁をいただいたと。今も答弁をいただいたんですけれども、臨時財政対策債を返し終わるころに交付税措置で、臨時財政対策債を借りた分は国からということ、交付税措置というところが非常に大きなみそがあると思っているわけで、この仕組みをつくっているのは国なので、どうこう言うのはなかなか難しいのかもしれないですけれども、あとは国を信じるしかないということなんでしょうか。この部分については公債費の中で臨時財政対策債が大きい額を占めていて、そこは今回の財源の内訳で充当されているかということを確認したかったところですけれども、単年度だけでは判断しにくい部分という理解でよろしいでしょうか。 373: ◯大塚委員長 下山財政課長。 374: ◯下山財政課長 神山委員おっしゃるとおりでして、単年度では地方交付税は理論償還としての額しか地方交付税で算入されませんし、実際に市が返すのは実借入額の利率で返済をしていきますので、そこは乖離が出てくるんですけれども、今、臨時財政対策債は時限的な措置になっています。ただ、ずっと延長延長にはなっておりますけれども、臨時財政対策債の措置自体がなくなれば、今の地方交付税ですと、20年後には全て地方交付税として措置がされるという考えでおります。  以上です。 375: ◯大塚委員長 神山委員。 376: ◯神山委員 了解しました。中核市に移行するという話も交付税措置で財政負担するよと。出ていく分に対して現金をぼんとくれるわけではなくて、地方交付税でざっと来た中で判断してくれというような、当然臨時財政対策債の償還もそういうことなんだと思います。経年してしっかり見ていきたいと思います。この点については確認できましたので、以上にしたいと思います。 377: ◯大塚委員長 兵道委員。 378: ◯兵道委員 同じく公債費の関係で、昨日の歳入の起債の部分、それから今の公債費、これは元利償還金ベースの話ですけれども、私なりの視点を交えて幾つかお聞きをしたいと思います。
     まず、元金償還金については184ページ、185ページに調書が記載されておりまして、79億3,800万円が元金償還金の総体で、その内訳はここに掲げてあるとおりと。普通債から始まって、最後、過疎対策事業債、その元金償還金の状況が記載されております。  その中で一つ一つ当たっていきたいんですけれども、その他の部分でまず第一に市民税等減収補填債の償還、市民税等減税補填債の償還、それから先ほど話題になっていた臨時財政対策債の償還、これらについては歳入の分の地方交付税の関係でいきますと、端的に言いますと地方交付税バックとか、そういった制度があるかどうかまずお聞きをしたいと思います。 379: ◯大塚委員長 下山財政課長。 380: ◯下山財政課長 今おっしゃられました、その他の中の市民税等減収補填債、市民税等減税補填債、臨時財政対策債につきましては、交付税措置がございます。市民税等減収補填債は75%、臨時財政対策債は100%ということです。市民税等減税補填債は後ほどお答えさせていただくということでよろしいでしょうか。申しわけありません。 381: ◯大塚委員長 兵道委員。 382: ◯兵道委員 あと、合併特例事業債とか過疎対策事業債も見返り部分がございますよね。災害復旧債もそうだと思うんですけれども、地方交付税等のバック、見返りがございます。そのほか普通債ですけれども、これについては、例えば道路をつくるときに起債を起こすとか、そんな感じで財産が形として残るわけです。ところが、一時的には資金需要が多額にわたって、一度に払えないということで起債を起こすわけですけれども、これは私の感覚からいくと、財産が残るんだよと。将来世代もこの財産を使って受益、益を受けるんですね。でしたら、後年度、将来世代も負担を分かち合おうというのが起債のシステムだと思っております。  よく間違いやすいのは、全くそういった見返りとか財産が残らないで、ただ、借金の穴埋めに起債を起こすみたいな、それは地方にはないと思うんですけれども、国で見ますと法律をつくって、赤字国債、そのような制度で債券を発行しているわけですが、地方においてはこういう赤字地方債ってあんまり聞かないんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 383: ◯大塚委員長 下山財政課長。 384: ◯下山財政課長 基本的に市債が発行できる対象のものはハード整備ですので、必ず資産が残ってまいります。ただ、一部、184ページ、185ページで言いますと、その他の部分につきましては基本的にハード整備に対するものではないので、市民税等減収補填債は形としてはハードに充当してまいりますけれども、臨時財政対策債は基本的には赤字地方債になります。  あともう一つ、今、環境センターの中間処理施設の解体を行っておりますけれども、そういった解体に対しては今までは地方債を発行することができなかったんですが、公共施設の総合管理計画を策定した自治体については、解体費についても地方債を発行することができるということで、それは解体に対します地方債ですので、資産としては逆にマイナスになっていくものが今現在ございます。  以上です。 385: ◯大塚委員長 兵道委員。 386: ◯兵道委員 ほとんどは何の見返りとか財産も残らないで、単なる借金は地方にはあり得ないと私は理解をしております。先ほどの市民税等減税補填債にいたしましても、市民にとっては減税という恩恵を被っているわけですので、その分についての起債で穴埋めする。これは十分理由があると思っていまして、後年度皆さん負担を分かち合いましょうと。世代間の負担公平みたいな観点からいくと、これは当然考えられる制度だと思っています。  あと1つ、私がむしろ言いたいのは、ハード整備はその必要があってハード整備を行うと。例えば道路に危険箇所があって、これを補修しないと将来世代にとっても命を失う危険性もあると。そういったことで、事業を先送りすることによるリスクの後年度への転嫁、これは避けなければいけないなと。例えば甲府市の新庁舎建設もしかりだと思うんです。この新庁舎建設は計画が持ち上がってすぐ東日本大震災と、大きい災害がありました。そのときの判断で事業を先送りした場合に、後の世代が被るリスク、それは今考えても背筋が寒くなると思うんです。そうしたリスク負担を後年度に先送りするということは、むしろツケ回しみたいな、ツケの先送りみたいな、そういう表現よりも、事業を行わないことによるリスクの転嫁を避けるためには起債制度は非常に有益な制度だと。  あと1つ、ハード整備を行うことによって、地元経済に対する経済波及効果が考えられると私は思います。経済が刺激されることによって地元経済がうまく回って、税収がふえてくる。そういったことも考えられるわけなので、一元的に公債費が膨らんでいるからといって何の効果もないということはないと私は思います。  あと、多分気にかかるのが北海道夕張市の事例、のべつ幕なしに箱物をつくっちゃって、これが後で破綻してしまったと。その教訓を踏まえて財政健全化指標という制度ができ上がったわけです。その数値を見ると、起債制限比率とか一番気にかかるところについては、ここのところ甲府市も非常に安定した低水準を保っているということですので、当然いろんな面で適正事業の見きわめは大切だと思うんですけれども、そうした見きわめをしっかりした上で、後年度負担も考えながら適正な事業を行っていくという観点からの事業の見きわめが必要になってくると思いますが、下山財政課長の御認識をお願いします。 387: ◯大塚委員長 下山財政課長。 388: ◯下山財政課長 まさに兵道委員のおっしゃるとおりでありまして、これまでも本市はハード整備を行うには単純にハード整備を行ってきたわけではなくて、市民の利便性の向上ですとか、また安全・安心なまちづくりということで、その事業の中身を精査しながら必要最低限の真に必要なものについてハード整備を行い、それに対して財源手当という形で市債を発行してまいりました。  確かに市債の残高が少なければ、それにこしたことはないんですけれども、そこに一般財源を投入してしまうと、今度は別の例えば社会保障関係費ですとか、そういったものに影響も出てくるということで、そういったものにも影響を及ぼさず、また次世代の方々にも過度な負担を強いることのないような形で事業の選択をしながら、これまでも事業を進めてきました。ここにつきましても同じ考えのもと、事業を進めていき、市民の方々にとりましてよりよいまちづくりを進めていきたいと考えております。  以上です。 389: ◯大塚委員長 兵道委員。 390: ◯兵道委員 またいずれ繰上償還とか利率の安いものへの借りかえとか、そういったもので経費を少しでも削減できるような財政努力をお願いしまして、質問を終わります。  以上です。 391: ◯大塚委員長 金丸委員。 392: ◯金丸委員 それでは、11款について質問をさせていただきたいと思います。先ほど有賀企画財政室長から説明がありました。1項、2項、3項とありまして、もちろん存目予算でありますから、このことは十分承知しております。  しかし、ここでちょっと確認だけしておきたいんですが、もし万が一、災害が起こった場合に、担当するのは今度は財政課でなくて、現場の皆さんということになります。そこで今、我が市は誰がそれの担当者かといいますと、危機管理室というのがありますね。それで矢野危機管理室長にお尋ねをしたいんですが、よろしいでしょうか。  災害復旧費ですから、財政はともかくとして、一朝有事のときは当然、補正予算を早急に組むことをして、その場合に補正予算の準備をする担当は、今の我が市の所管からいくと危機管理室担当になりますか、それともそうではないですか。 393: ◯大塚委員長 矢野危機管理室長。 394: ◯矢野危機管理室長 実際そういった災害が起こったときに、どういったインフラがどういった被害を受けたかによって、インフラを整備している管理者がその復旧にどのぐらいの費用を要するかを算定しまして、それで活用できる補助等を考えながら災害復旧費用の積算を行いまして、要求をしていくという形になるかと思います。危機管理室で災害対策本部を立ち上げまして、そこで情報共有をいたしまして、総額の取りまとめとかは災害対策本部で掌握していきますけれども、各インフラの管理者ごとに被害状況についての調査を行って、被害算定をしていただく形になるかと思います。 395: ◯大塚委員長 金丸委員。 396: ◯金丸委員 答弁は了解いたしました。私がなぜあえてここを聞くかというと、一朝有事のときには一体どこが一番機能して、こういったことに対する対応をしていくかと考えたときに、今の答弁にあったように、災害対策本部をつくるときは、当然、今の組織だと、危機管理室が取りまとめ役になるだろうということで安心をいたしました。  そこで、矢野危機管理室長はいろんな要職を歴任してきて、たしか道路河川課長もおやりになったり、上下水道局に出向したり、また最終年度は危機管理室長として十分にお働きになったと思いますが、残念なことに3月で御卒業だということで、本当に長いこと御苦労さまでございました。ぜひこの機会に、矢野危機管理室長にも卒業に当たっての一言をいただければ大変ありがたいと思っています。 397: ◯大塚委員長 矢野危機管理室長。 398: ◯矢野危機管理室長 退任に当たって一言ということですので、せっかくですので、それでは。  先ほどちょっと金丸委員からもお話がありましたけれども、私も道路河川課長を務めまして、そのときにも台風とかゲリラ豪雨、そういったところでいろいろ苦労をして危機管理って大変だな、災害というのは大変だなというのをつくづく感じておりました。  その後、まち開発室長のときに大雪災害がありまして、あのとき建設部として対応していたんですけれども、そのときにあの歴史的な、100年の観測以来初めてという大雪の中で、道路河川課に当時、苦情の電話が全部かかってくるという状況で、ふだんであれば30分もかからずに歩いて登庁できるんですけれども、あの日の朝、長田建設部長から、午前4時30分くらいに管理職等にすぐ集合しろという電話がありまして、午前5時ぐらいに家を出たと思いますけれども、1時間ちょっとかかって登庁してきまして、そのときに10人ぐらいの建設部職員がいましたが、公用車も出ることができない。  そんな状況で何ができるかということで、とりあえず公用車が出られるように、新しい庁舎の公用車両の出入り口の雪かきをまずしようと。そういうことをやりながら日が出るのを待って、午前7時ぐらいから、後から参集してくる職員も含めて会議をしながら、とにかく状況把握をしなきゃだめだということで、参集してきた職員に自分の歩いてきた道の通行が可能かどうかとか情報収集をいたしました。  そのときに電話がじゃんじゃんかかってきて、道路河川課に行ったら課長も電話をとらざるを得ないみたいな状況になっておりまして、これでは対策がとれないということで、建設部の若い職員をみんな電話対応に充てて、係長以上は電話をとるなという体制をとって業者への指示とか、そういったことをやらなきゃだめだよということで指揮をとりながら対応したことを、災害というと思い出すところです。  そのときに災害部署はこりごりだなと思っていたんですけれども、何の因果か退職2年前にまた危機管理室ということで、最後の最後、またとんでもないところに来ちゃったな、これは何もなければいいなと思って、甲府市ではこの2年間大きな災害はなかったんですけれども、危機管理室に来たときにまず熊本地震が起こりまして、はるか遠くの災害でしたので、余り関係ないのかなと思ったんですが、熊本県の阿久根市と災害協定を結んでおりまして、そちらはあんまり被害が大きくなかったので、直接は動くこともなかったんですけれども、そういった情報収集ということで、甲府市もいろんな災害協定を結んで災害に備えています。大雪のときの経験をもとに、新潟県上越市へ昨年も雪の季節の前に、またもしあったときにはお願いしますということで、挨拶に日帰りで行ってきたりとか、そんなことも行っております。  そういったことでいろんなところと災害協定を結んでいる関係で、甲府市で災害が起こってなくても、よそで起こったときには逆に私たちが助けに行かないと、いざというときに助けてもらえないでしょうし、災害協定を結んだがための責任はあると思いますので、そういったところもしっかりしていかなきゃいけないのかなということで、どこで災害が起こっても甲府市として何ができるのか、そこの災害から甲府市は何を学ぶのかを常に念頭に置きながら仕事に向かっていかなきゃいけないなと感じているところでございます。  私、最後の年、私もいろんな部署へいったときに何かそこの部署で残して、私がここにいたときにはこういうことをやっていたなというのを思って今まで過ごしてきたんですけれども、今回の危機管理室では災害防災情報システムというのを、ちょうどそういうタイミングで異動したので、それを私もかかわらせていただいて、それが今年度中に仕上げると。4月から防災アプリということで、スマートフォンを使って甲府市からのいろんな防災情報の発信とか、情報共有ができるようなシステムを入れていくことに携われて、これを私の現職最後の事業として仕上げていけるということで、非常に満足感といいますか、達成感を持って卒業することができます。  昭和55年以来38年間務めましたけれども、今まで私を御指導してくださった諸先輩、議員の皆様、また同僚、部下の皆さんに感謝申し上げて、挨拶とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手) 399: ◯大塚委員長 金丸委員。 400: ◯金丸委員 私は本市議会議員になって、私たちも特別公務員なんだけれども、公務員というのは全体の奉仕者ということをよく言われます。でも、私に本当に全体の奉仕者だということを教えてくれたのは矢野危機管理室長でした。  ある日、たしか北部の地域に当時の矢野職員と2人で行って、山道を帰ってくるときでした。ちょっと待ってくださいと言って車をとめたんです、左の隅に。それで何をやったか。そこにごみが散乱していたんです。そのごみを全部拾い集めて車に載せて、そして、じゃ、行きましょうと言って帰ってきた。  あのとき、私は本当にすごい職員がいるんだなと思って、憲法の第15条や地方公務員法の第30条で言われているように、全体の奉仕者というのはこういう人のことを言うんだなと思って、私もそれからまた一生懸命頑張ろうという気持ちになりました。矢野職員が退職するのはとても残念ですけれども、今話してくれたように、本当に危機があったときには矢野職員がいたんだということを忘れないようにこれからも議会活動をするように誓って、送辞にいたします。御苦労さまでした。(拍手) 401: ◯大塚委員長 先ほどの兵道委員の質問に対しまして、下山財政課長より発言をしたい旨の申し出があります。これを許可します。  下山財政課長。 402: ◯下山財政課長 先ほどは申しわけありませんでした。市民税等減収補填債でありますけれども、これまで国の施策で行っておりました特別減税等に対しての補填の分の地方債ということで、これにつきましても元利償還金について100%交付税措置がされるということであります。大変申しわけありませんでした。 403: ◯大塚委員長 よろしいですか、兵道委員。 404: ◯兵道委員 ありがとうございました。 405: ◯大塚委員長 以上をもって、一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査を終了いたします。御苦労さまでした。  それでは、ここで暫時休憩といたします。再開は午後3時40分といたしますので、よろしくお願いいたします。                午後 3時18分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 3時40分 再開議 406: ◯大塚委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  国民健康保険事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  酒井市民総室長。 407: ◯酒井市民総室長 では、よろしくお願いいたします。国民健康保険事業特別会計予算について御説明いたします。  まず、資料の御確認をお願いいたします。お手元に配付させていただいておりますA3版用紙の資料により、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算につきまして御説明させていただきますので、御了承のほどよろしくお願いいたします。  また、平成30年度予算に関する説明書につきましては、特別会計中、1ページからとなりますので、あわせて御参照ください。  それでは、改めまして、平成30年度国民健康保険事業特別会計予算(事業勘定)につきまして御説明いたします。  お手元の資料、平成30年度国民健康保険事業特別会計予算案(事業勘定)をごらんください。A3版資料になります。  資料の左側が歳入、右側が歳出となっております。歳入歳出ともに左の列から、款の名称、平成29年度当初予算額、次に平成30年度当初予算額、その次が予算額の増減との対比となっております。  また、平成30年度から、国民健康保険事業の都道府県単位化に伴う山梨県との共同運営により、幾つかの項目について廃止や新設がございます。  それでは、歳入の主なものにつきまして御説明いたします。  1款国民健康保険料につきましては、必要とする歳出総額から県支出金、一般会計繰入金等の収入額を差し引いたものでございます。平成30年度におきましては、46億413万7,000円を見込んでおりまして、このうち滞納繰越分といたしまして、3億524万7,000円を目標といたしましたので、差し引いた42億9,889万円の現年度分の保険料が必要となるところでございます。  4款国庫支出金につきましては、都道府県単位化に伴い山梨県が一元管理することから、災害臨時特例補助金の存目計上のみであります。  5款療養給付費等交付金、また前期高齢者交付金につきましても山梨県の一元管理となりますが、療養給付費等交付金は平成29年度の精算追加交付分を考慮して存目としております。  6款県支出金ですが、保険給付費等交付金につきましては都道府県単位化に伴い、市町村が納付する国民健康保険事業費納付金をもとに、保険給付費を山梨県が全額負担いたしますので、保険給付費と同額を計上しております。保険者努力支援分につきましては、医療費適正化等への取り組みに対するインセンティブとして交付されるものであります。調整交付金につきましては、歳出3款国民健康保険事業費納付金の中に組み入れられて算定されております。なお、平成29年度までの共同事業交付金につきましては、事業廃止となります。  8款繰入金につきましては、国が示す繰り入れ基準と一般会計からの当初繰り入れ可能額をもとに見込んで計上いたしました。また、その他一般会計繰入金につきましては、平成30年度から国庫負担金に対する減額措置、いわゆるペナルティのうち、未就学児分の減額措置が廃止されることにより減額となっております。  10款諸収入につきましては、ほぼ前年度並みとなっております。  続きまして、歳出について主なものを御説明申し上げます。  1款総務費につきましては、一般職員及び嘱託職員の人件費、国民健康保険事業に要する事務費、委託料などが主なものであります。  2款保険給付費につきましては、平成28年度の薬価減額改定など、これまでの給付実績を踏まえ、前年度比約9億円の減額となっております。  3款国民健康保険事業費納付金につきましては、国の納付金算定のガイドラインに基づき、県が県全体の医療給付費等の見込みを立てた上で、国庫補助など公費で賄われる部分を除いた額を納付金として配分したものです。平成29年度まで予算計上されていた3款後期高齢者支援金等、6款介護納付金につきましては、国民健康保険事業費納付金に組み入れられて算定されております。  4款共同事業拠出金につきましては、事業廃止となりますが、過年度分の事務処理に係る経費でございます。  5款保健事業費につきましては、特定健康診査や人間ドックなどの健康診査に要する費用のほか、糖尿病性腎症重症化予防を初めとする医療費適正化支援業務委託料などを昨年度と同程度を計上したものでございます。  6款諸支出金につきましては、前年度と同程度を見込んでおります。  以上が歳出の主な内容でございます。山梨県との共同運営に伴い、歳入歳出ともに対前年度比19%減の202億518万5,000円となっております。  続きまして、直営診療施設勘定について御説明申し上げます。お手元の資料の裏面をごらんいただきたいと思います。平成30年度予算に関する説明書(特別会計)では45ページからとなっておりますので、あわせて御参照ください。  直営診療施設勘定につきましては、宮本診療所及び上九一色診療所の運営に係る経費でございます。  それでは、歳入について主なものを御説明いたします。  1款診療収入につきましては、医科及び歯科の各保険者からの診療報酬及び受診者からの一部負担金でございます。対前年度比で42万5,000円の増額となっております。  2款使用料及び手数料につきましては、診断書に係る文書料でございます。  3款繰入金につきましては、収支の不足分を補填するため、一般会計と事業勘定からの繰入金を計上するものであります。1款の診療収入を増額と見込んだことによりまして、対前年度64万円の減額となっております。  歳入につきましては以上であります。  続きまして、右側の歳出について御説明申し上げます。  1款総務費につきましては、医師、看護師等の報酬が主なものでございます。  2款医業費につきましては、診療に係る医療用器具の修繕費のほか、器材、治療用医薬品、衛生材料の購入費などが主なものであります。  歳出につきましては以上であります。  歳入歳出ともに対前年度比21万5,000円の減となっております。  以上で、平成30年度国民健康保険事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 408: ◯中村副委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  確認のためでありますが、当特別会計につきまして質疑のある委員は挙手をお願いします。                   (要望を聴取)
    409: ◯中村副委員長 木内委員。 410: ◯木内委員 まず、1ページの歳入の国民健康保険料から伺いたいと思うんですけれども、これに関しては昨日、条例の改正がありましたけれども、基礎賦課額の限度額の引き上げや保険料の軽減措置を反映したものと思ってよろしいでしょうか。確認です。 411: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 412: ◯高野国民健康保険課長 昨日の条例改正を踏まえた当初予算となってございます。  以上でございます。 413: ◯中村副委員長 木内委員。 414: ◯木内委員 昨年度予算よりもこの額が減額となっていますけれども、これは加入世帯や加入者の減少によるものでしょうか。 415: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 416: ◯高野国民健康保険課長 おっしゃいますとおり、加入者等も減少しているものが要因となってございます。  以上でございます。 417: ◯中村副委員長 木内委員。 418: ◯木内委員 来年度の加入世帯は何世帯になるのか。平成29年度と比べてどうでしょうか。 419: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 420: ◯高野国民健康保険課長 平成28年度末で世帯数が2万9,712世帯、被保険者数が4万6,651名でございます。それが平成30年度につきましては世帯数が2万9,233世帯、約470世帯の減、被保険者数でいきますと4万5,507名、1,100名程度の減、そのような状況を見込んでございます。 421: ◯中村副委員長 木内委員。 422: ◯木内委員 ありがとうございます。国民健康保険料を100%納入されてないですけれども、この収納率は何%で見込んでいるんでしょうか。 423: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 424: ◯高野国民健康保険課長 平成30年度におきましては92%を目標としております。それにつきましては平成28年度決算で91.07%と出てございます。また、平成29年度につきましては、見込みといたしまして91.5%程度を見込んでおる状況でございますが、今のところまだ見込みでございまして、それを踏まえまして、平成30年度は92%という目標を立ててございます。  以上でございます。 425: ◯中村副委員長 木内委員。 426: ◯木内委員 歳入で県支出金がありますけれども、これは山梨県から交付される県支出金ですが、この金額が138億5,328万9,000円となっておりますけれども、これは算出の根拠というか、どのようにこれが出されているのかわかりますでしょうか。 427: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 428: ◯高野国民健康保険課長 平成30年度の予算におけます県支出金でございます。A3版の資料を見ていただければよろしいかと思いますが、まず保険給付費等交付金(普通交付金)ということで、136億円程度の金額が計上してございます。これにつきましては平成30年度以降、国民健康保険の新制度におきましては山梨県が医療費の分を賄うということで、その額につきましては右側の歳出、2款保険給付費、そちらの備考欄にも書かせていただいているんですけれども、歳入保険給付費の部分が全額そちらの歳入へ計上しているという状況でございます。山梨県につきましては、2款保険給付費の下の3款国民健康保険事業納付金というものが平成30年度から出てくるんですけれども、甲府市においてはその納付金を山梨県に納めていく。それを財源に山梨県が医療費を負担していくというところが県支出金の保険給付費交付金というところでございます。  その下の保険者努力支援分につきましては、6,900万円程度でございますが、こちらは平成30年度からの医療費適正化等、国が考えておりますインセンティブに対します交付金ということで、これにつきましては山梨県で概算で算定しているものと、下の特別調整交付金も山梨県の概算算定でございます。  その下の特定健康診査等負担金の3,400万円程度につきましては、歳出におけます保険事業における特定健康診査の中で補助対象となっています部分の3分の2が補助されるものでございます。  以上でございます。 429: ◯中村副委員長 木内委員。 430: ◯木内委員 新しい制度でわかりづらい部分もあるんですけれども、前年度の医療費が反映されてこういう金額が算出されているという理解でよろしいでしょうか。 431: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 432: ◯高野国民健康保険課長 当然、医療費がベースとなってございまして、特に平成28年度決算におきましては11億円程度の減になったところでございますので、それを踏まえた平成30年度の保険給付費となってございますので、そういった部分を踏まえた予算額となってございます。 433: ◯中村副委員長 木内委員。 434: ◯木内委員 どうもありがとうございます。先ほどの御説明でいきますと、歳出の保険給付費が前年度から9億円くらい下がっているのは、薬価が減額されたことによるものとなっておりましたけれども、こういうところで医療費が下がっていくと、この辺の金額なども変わってくるのかなと思いました。  あと、職員数をお聞きしたいと思います。職員数が33ページにのっていたかと思いますが、今年度は27名で、平成30年度は30名という職員数となっていますが、この3名の増員の理由は何でしょうか。 435: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 436: ◯高野国民健康保険課長 3名の増につきましては、そのうち保健師が1名でございます。それ以外2名につきましては、そちらの予算に関する説明書(特別会計)にもあるんですけれども、平成29年度以降、技能職が2名こちらに配置されております。技能職員につきましては、環境部の業務状況の変更によりまして国民健康保険課へ配置をいただいたというところで、平成30年度の都道府県単位化以降につきまして保健事業に特に力を入れていかなければなりませんので、そういった部分で保健師を配置したところでございます。それ以外の2名につきましては、特に保健事業の中で健康診査の受け付け、直営診療所の関係の業務に当たってございまして、技能職員といえども事務職員と同じような業務に当たっているという状況でございます。  以上でございます。 437: ◯中村副委員長 木内委員。 438: ◯木内委員 そうしましたら、平成29年度からは30名体制でやっているということですので、新たに何か事業を広げるとか、そういうことは特に想定はしてないということでよろしいでしょうか。 439: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 440: ◯高野国民健康保険課長 新たな業務ということではございませんが、平成30年度の新制度に向けた平成29年度体制という部分で理解いただければありがたいと思います。 441: ◯中村副委員長 木内委員。 442: ◯木内委員 了解いたしました。今回のこの制度で公費が入って、それで随分と助かっている部分もあるのかなと思ったんですけれども、本当でしたら保険料が下げられるといいなと思いましたが、県内でも来年度国民健康保険料の引き下げをする市町村もあるようですが、残念ながら甲府市においては基礎賦課額の限度額の引き上げなども行われたりして、保険料の引き下げにはなっていないところが残念だなと思っております。ほかの市町村の状況なども把握しながら、甲府市でも保険料の引き下げを検討していただければと要望したいと思います。  本予算案に対しては、昨日も言いましたけれども、基礎賦課額の限度額の引き上げが盛り込まれた予算であることから、この予算案に関しては反対をしたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 443: ◯中村副委員長 次に末木委員。 444: ◯末木委員 高齢者がふえてきまして、そして非課税の方も50%近い中、本当に国民健康保険事業を頑張ってくださっていると思います。特にこの中で大切な保健事業についてお伺いいたします。  甲府市国民健康保険保健事業実施計画データヘルス計画についてですが、今回、こちらを見ますと、平成30年度は44万2,000円ほどふえているようなんですが、平成30年度の本データヘルス計画はどのような形でするかお伺いいたします。お願いいたします。 445: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 446: ◯高野国民健康保険課長 甲府市国民健康保険保健事業実施計画データヘルス計画につきましては、平成28年、平成29年の2カ年で行ってきてございました。平成30年度以降につきましては、平成30年から平成35年まで6年間の本計画を今年度中で策定いたしまして、平成30年度以降はそれをもとに保健事業を実施してまいります。次期の計画につきましては、平成28年度、平成29年度の目標等ございますので、そういった部分を強化いたしまして、それを踏まえて、保健事業につきましては充実した保健事業を実施していく。特に特定健診の受診率は若干上がっている状況でございますけれども、そういった部分でさらに力を入れていくような策定内容となってございます。  以上でございます。 447: ◯中村副委員長 末木委員。 448: ◯末木委員 このデータもターゲットが絞れるという点では、本データヘルス計画はとてもいい計画だと思います。  続いてあと1点、保健事業なんですが、4歳、5歳のお子さんを対象にした歯科健康診査を行っている。これもとてもよい取り組みだと市民の方が喜んでおりますが、平成30年度はどのような形で続行するのかお示しください。 449: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 450: ◯高野国民健康保険課長 4歳児、5歳児の歯科健康診査は、現在、甲府市歯科医師会へ委託をする中で事業を推進してございまして、平成30年度以降も引き続き継続してまいります。  以上でございます。 451: ◯中村副委員長 末木委員。 452: ◯末木委員 ちょうどこのころ、子どもたちが永久歯に変わっていくころです。とてもいい計画なので、ぜひ続行よろしくお願いいたします。  以上です。 453: ◯中村副委員長 ほかに質疑ありませんか。  岡委員。 454: ◯岡委員 2款の1項で1目、2目、3目、4目が減額になっていますけれども、これは医療費の減額に基づいた減額という考え方でいいでしょうか。 455: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 456: ◯高野国民健康保険課長 おっしゃるとおりでございまして、平成28年4月に薬価の基準の改定がございました。平成28年度決算におきましては医療費としては約11億円程度の減額となった状況でございます。そういった部分を踏まえた、またそれまでの実績を踏まえた今回の医療費の計上となってございまして、今回は9億円程度の減額とさせていただいた状況でございます。 457: ◯中村副委員長 岡委員。 458: ◯岡委員 了解しました。8億3,600万円超ということで減額がされておりますけれども、いずれにしても超高齢化社会において医療費を抑えて、持続可能な保険制度を維持するということについて、新年度についてこういう予算を組まれたけれども、果たしてどんなことを考えて予算を組まれましたか。お願いいたします。 459: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 460: ◯高野国民健康保険課長 平成30年度におきましては、まず新制度、国民健康保険事業を改革されたところでございます。そういった中で、これまでも医療費適正化という部分は続けてきたわけですけれども、さらに平成30年度以降につきましては、この改革というのも医療費適正化に向けた部分が一番だと思ってございますので、先ほども申し上げさせていただきましたが、甲府市国民健康保険保健事業実施計画データヘルス計画をもとにいたしまして各種保健事業、特定健康診査の受診率向上でありますとか、人工透析にならないような取り組みをして、医療費適正化を推進してまいりたいと考えております。  以上でございます。 461: ◯中村副委員長 岡委員。 462: ◯岡委員 医療費抑制の健康づくりということで、取り組みに関する県の成績、いうなれば210点満点で算出をした場合に、山梨県の位置は47都道府県中43位という結果も新聞には出ておったようでございますけれども、いずれにいたしましても国の考え方とはかけ離れた部分があって、山梨県は全国的にも抑制ができてない。今回からはいよいよ県への一本化ということになりますので、県も市町村もこの辺のところをしっかりと見据えてやっていかなければならないんじゃないかと思っているんです。こういう考え方の中で、甲府市では一歩進んだ考え方がありますか。 463: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 464: ◯高野国民健康保険課長 岡委員御指摘の医療費抑制の部分の山梨県43位ということで、1月に新聞に掲載されたところでございます。  これを受けまして、山梨県でも県全体で医療費抑制、今申し上げましたように重症化予防でありますとか、そういった部分に取り組んでいく。また、市町村におきましても、山梨県と連携する中でやっていくところでございますけれども、甲府市といたしましては、これまでも続けております甲府市国民健康保険保健事業実施計画データヘルス計画になりますけれども、次期の計画をさらに充実する中で保健事業、先ほど申し上げました人工透析にならないような取り組みをさらに強化していくとか、受診率の向上につきましてはこれまで以上の取り組み、もっと効率的な受診率向上につながるような取り組みをしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 465: ◯中村副委員長 岡委員。 466: ◯岡委員 それで、国は2020年の秋くらいまでにはジェネリック医薬品、いわゆる後発医薬品を新薬との合計に対して80%使っていただきたいという考え方を持っていますよね。今の状況ですと県も全般的には思わしくない、とてもとても2020年秋には追いつかないということになりますと、予算をしっかり守っていかなきゃならないんですけれども、いうなれば、傾斜配分も国の関係で考えられる。そうなると、しっかり国の方針に基づいた考え方をしていったほうが妥当であろうと私は考えておるんです。  そんなことで、後発医薬品とか今言われた腎臓病の慢性化とか、または重複しない適正な診療、そういう内容を含めて、しっかりと甲府市は甲府市で目をつけていかなければいかんじゃないかとも考えておりますけれども、後発医薬品の関係でカードやシールを配布するような考え方はありますか。 467: ◯中村副委員長 高野国民健康保険課長。 468: ◯高野国民健康保険課長 ジェネリック医薬品促進のカード等は既に配布している状況でございます。また、それに加えまして、平成30年度予算にも計上してございますけれども、ジェネリック医薬品の切りかえ促進の通知を加入者の皆様に出しておる状況でございます。これまで年間3回の通知を出していたところでございますが、今年度から6回にふやしまして、来年度も6回の送付で促進してまいりたいと思ってございます。  本市におけるジェネリック医薬品の使用率でございますけれども、平成29年12月末時点では64.15%という率でございまして、比較とすれば国が平成29年9月末で69.6%、山梨県が63.6%という状況でございまして、山梨県より率とすれば若干いいのかなという状況でございます。本市といたしましては、64.15%という数字につきましては、平成28年度末と比較しますと58.6%から64.15%までに進んでおりますので、ジェネリック医薬品への切りかえ促進の通知が徐々に見えてきているのかなという状況でございますので、これにつきましても引き続き、来年度以降取り組んでまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 469: ◯中村副委員長 岡委員。 470: ◯岡委員 いずれにいたしましてもこの関係は、特定財源の中で国や県で支出が行われるわけであります。ですけれども、一応しっかりと今言われたところを、徐々に多くのチラシを配っていただけるということもありますけれども、ぜひいい方向でこの予算が執行されますようにお願いしたいと思います。 471: ◯中村副委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 472: ◯中村副委員長 以上をもって、国民健康保険事業特別会計の審査を終了いたします。  先ほどの一般会計歳出第12款公債費での神山委員の質問に対しまして、下山財政課長より発言を訂正したい旨の申し出がありますので、これを許可します。  下山財政課長。 473: ◯下山財政課長 先ほど12款公債費の中で、神山委員から臨時財政対策債の償還元金はという質問に対しまして、私、平成30年度予算に関する説明書(一般会計)の185ページの1段下の数字を言ってしまいまして、28億3,200万円ほどというお答えをさせていただきました。これは合併特例事業債の償還元金でありまして、正確にはその1つ上の24億7,132万9,000円、こちらが臨時財政対策債の償還元金ということで訂正をお願いしたいと思います。 474: ◯中村副委員長 神山委員、よろしいでしょうか。 475: ◯神山委員 訂正なのでいいです。 476: ◯中村副委員長 次に、交通災害共済事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  輿石市民協働室長。 477: ◯輿石市民協働室長 それでは、平成30年度予算に関する説明書(特別会計)、59ページから62ページをごらんいただきたいと思います。交通災害共済事業特別会計予算について御説明申し上げます。  この特別会計は、市民相互による見舞金制度といたしまして昭和42年度に発足したものであり、交通事故に遭われた被害者を救済し、市民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とした特別会計でございます。  平成30年度につきましては、歳入・歳出予算の総額をそれぞれ5,239万5,000円とするものであります。  63ページ、64ページをお開きください。  初めに、歳入予算について御説明申し上げます。
     1款1項1目の共済会費収入でありますが、一斉加入時の加入者数を8万4,842人、随時加入者を2,624人、合計8万7,466人、加入率46%を見込んだところでございます。  年会費につきましては、一般の方は500円、65歳以上の方、老人ホーム入所の方、身体障がい者の方、療育手帳を交付されている方、精神障害者保健福祉手帳を交付されている方、ひとり親世帯の父または母は400円、中学校3年生以下の方は300円となっております。  なお、年度中途加入の場合につきましては、5月以降はそれぞれ月割り計算としております。  2款2項1目の見舞金支払準備基金繰入金につきましては、共済見舞金の支払いのための繰り入れであります。  3款1項1目の利子及び配当金は、交通災害共済見舞金支払準備基金の預金利子であります。  4款1項1目の雑入につきましては、臨時職員の雇用保険料・個人負担分でございます。  以上が歳入予算でございます。  続きまして、65ページ、66ページをお開きください。  歳出予算の説明をさせていただきます。  1款1項1目の事業費であります。  1節報酬は、交通災害共済審査委員10人の報酬であります。  2節から4節は、職員1名分の人件費であります。  7節賃金は、繁忙期であります4月と3月の加入受け付け業務にかかわります臨時職員の賃金であります。  8節報償費は、加入促進事務等に要する経費が主なものであります。  11節需用費は、加入申込書作成にかかわります印刷製本費が主なものであります。  12節役務費は、加入申込書の発送にかかわります郵便料であります。  13節委託料は、一斉加入者のシステム入力データ作成業務委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、共済見舞金が主なものであります。  25節積立金につきましては、見舞金支払準備基金の預金利子の積み立てであります。  以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 478: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  確認のためでありますが、当特別会計につきまして質疑のある委員は挙手をお願いします。                   (要望を聴取) 479: ◯大塚委員長 では、神山委員。 480: ◯神山委員 簡単なことだけ確認させてください。加入率を46%と見込んだということで、半分を切っているということですけれども、とはいえ助け合いということで、必要な事業かなと思うところはあります。特段、運用などをしているわけではないと思うので、仮に予算を超える支払い請求があった場合というのは、年度内にどのような対応をとられるんでしょうか。 481: ◯大塚委員長 輿石市民協働室長。 482: ◯輿石市民協働室長 平成29年度末で8,405万2,056円の見舞金支払準備基金がございます。こちらから予算を超える支出が見込まれるときについては、補正予算を組んで対応しているところでございます。 483: ◯大塚委員長 神山委員。 484: ◯神山委員 わかりました。基金に積み立てがあるということで、そこから繰り入れをしていくと。交通事故で被害を受けた方が請求するので、被害がないのが一番なので、助け合いで支える仕組みをこっちでつくっておきながら、そういうことが起こらないことが当然望ましいと思いますけれども、基金を積み立てていただいている。仮にこの基金もなくなったらどうなるかという想定はあるでしょうか。 485: ◯大塚委員長 輿石市民協働室長。 486: ◯輿石市民協働室長 平成26年度に見舞金を、4級から12級までを1万円上げました。それで、見舞金支払準備基金から取り崩しを毎年して繰り入れをしているわけですが、その制度をつくったときには2年分の見舞金程度を残して、また制度を見直すということですので、今約8,000万円ございますけれども、近い将来には見舞金の見直しなどを検討していきたいと考えております。  以上でございます。 487: ◯大塚委員長 神山委員。 488: ◯神山委員 わかりました。さまざま取り組みを進めていただきたいと思います。昭和46年度からですか、非常に長い間の事業だと思います。加入率が当然ふえれば、こんなことも心配しなくて済むわけですので、理解を得るような取り組みをしていくとか、あとは見直しをしていくというところは、変な意味で言うわけではないですけれども、ゼロベースで、時代に合った形などもあるかもしれませんので、御検討いただければと思います。この点、確認できましたので以上にします。 489: ◯大塚委員長 輿石市民協働室長。 490: ◯輿石市民協働室長 今、私、事業の始まりが昭和46年度と言ってしまったかもしれませんが、昭和42年度が正しいものでございますので、訂正をさせていただきます。 491: ◯大塚委員長 神山委員、よろしいですか。 492: ◯神山委員 私も昭和42年度に訂正をお願いします。 493: ◯大塚委員長 よろしいですね。  以上をもって、交通災害共済事業特別会計の審査を終了いたします。御苦労さまでした。  次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  輿石市民協働室長。 494: ◯輿石市民協働室長 それでは、平成30年度予算に関する説明書(特別会計)81ページから84ページをごらんいただきたいと思います。住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について御説明申し上げます。  この特別会計は、同和対策事業として行いました住宅の新築等の資金の貸し付けに対しまして、その償還に伴う貸付金の元利収入及び本市が貸し付けをする際の原資として起こしました市債の元利償還のための特別会計でございます。平成30年度につきましては、歳入・歳出予算の総額をそれぞれ6,436万5,000円とするものであります。  なお、貸付事業につきましては、平成14年度をもって終了いたしております。  85ページ、86ページをお開きください。  初めに、歳入予算について御説明させていただきます。  1款1項1目の一般会計繰入金につきましては、公債費償還金総額から貸付金元利収入を除いた額を一般会計から繰り入れるものであります。  2款1項1目の住宅新築資金等貸付金元利収入につきましては、収納状況を勘案する中で見積もりをいたしましたが、回収に当たっては最善の努力をいたしてまいりたいと考えているところでございます。  2款2項1目の雑入につきましては、存目であります。  続きまして、87ページ、88ページをお開きください。  歳出予算について御説明させていただきます。  1款1項1目の元金及び2目の利子は、市債の元利償還金であります。  以上で説明を終わります。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 495: ◯大塚委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  確認のためでありますが、当特別会計につきまして質疑のある委員は挙手をお願いします。                   (要望を聴取) 496: ◯大塚委員長 内藤委員。 497: ◯内藤委員 それでは、毎回伺っていることですが、完納者、一部償還者、ゼロ償還者それぞれ何名か、あわせて償還率、死亡者、行方不明者どのくらいでしょうか。 498: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 499: ◯伏見人権男女参画課長 平成28年度決算審査特別委員会におきまして、平成29年3月31日現在で貸し付け人数455名のうち完納者97名、一部償還者271名、ゼロ償還者87名、償還率37.7%と説明しておりましたが、今年度管理台帳の再整備を行い、改めて精査した結果を報告させていただきたいと思います。  平成29年度現在で貸し付け件数494件、358名のうち完納者141件、104名、一部償還者225件、163名、ゼロ償還者128件、91名で、償還率は37.7%となっております。これまでの甲府市議会への報告時のカウントの仕方は、同一人物1名に年度をまたいで再貸し付けを行った場合、延べ人数2名としてカウントされていたため、貸し付け人数455名で報告しておりました。現在、新規貸し付けは終了しており、償還のみとなっているため、改めて貸し付け人数と貸し付け件数での御報告とさせていただきたいと考えております。  死亡者、居所不明者につきましてですが、決算審査特別委員会におきまして、平成29年3月末現在でゼロ償還者における死亡者17名、行方不明者25名と報告させていただいておりましたが、今年度死亡者、行方不明者も含め、住民票の公用請求を行っているところであり、平成30年2月末現在で一部償還者及びゼロ償還者における死亡者は47名となっておりますが、まだ現在も調査中であります。  以上です。 500: ◯大塚委員長 内藤委員。 501: ◯内藤委員 平成30年度は貸付金回収のためにどんな努力、取り組みをされていくでしょうか。 502: ◯大塚委員長 伏見人権男女参画課長。 503: ◯伏見人権男女参画課長 貸し付け業務は平成14年度で終了していますことから、平成30年度に取り組む業務といたしましては、納付書の発送と納付相談が主な業務となっております。また、平成30年度も引き続き管理台帳の再整備を行い、借受人についての情報を最新データに更新し、償還状況を含め、現状把握に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 504: ◯大塚委員長 内藤委員。 505: ◯内藤委員 それでは、まとめます。毎年一般会計から繰り入れをして、穴埋めをしているというのが実態であります。この貸し付け制度は、制度の設計上、山梨県にも責任があると思っておりますが、この特別会計は極めて不明朗・不透明な会計でありますので、本予算案には反対をいたします。終わります。 506: ◯大塚委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 507: ◯大塚委員長 以上をもって、住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程は全て終了いたしました。御苦労さまでした。  なお、あす15日は、午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 4時28分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...