甲府市議会 > 2017-06-19 >
平成29年経済建設委員会 本文 開催日: 2017-06-19
平成29年環境水道委員会 本文 開催日: 2017-06-19

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  1. 甲府市議会 2017-06-19
    平成29年環境水道委員会 本文 開催日: 2017-06-19


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年環境水道委員会 本文 2017-06-19 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 331 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯坂本委員長 選択 3 : ◯坂本委員長 選択 4 : ◯坂本委員長 選択 5 : ◯藤原委員 選択 6 : ◯坂本委員長 選択 7 : ◯小林水道課長 選択 8 : ◯坂本委員長 選択 9 : ◯藤原委員 選択 10 : ◯坂本委員長 選択 11 : ◯小林水道課長 選択 12 : ◯坂本委員長 選択 13 : ◯藤原委員 選択 14 : ◯坂本委員長 選択 15 : ◯小林水道課長 選択 16 : ◯坂本委員長 選択 17 : ◯藤原委員 選択 18 : ◯坂本委員長 選択 19 : ◯山中委員 選択 20 : ◯坂本委員長 選択 21 : ◯萩原水道管理室長 選択 22 : ◯坂本委員長 選択 23 : ◯山中委員 選択 24 : ◯坂本委員長 選択 25 : ◯藤原経営企画課長 選択 26 : ◯坂本委員長 選択 27 : ◯山中委員 選択 28 : ◯坂本委員長 選択 29 : ◯藤原経営企画課長 選択 30 : ◯坂本委員長 選択 31 : ◯山中委員 選択 32 : ◯坂本委員長 選択 33 : ◯藤原経営企画課長 選択 34 : ◯坂本委員長 選択 35 : ◯山中委員 選択 36 : ◯坂本委員長 選択 37 : ◯藤原経営企画課長 選択 38 : ◯坂本委員長 選択 39 : ◯山中委員 選択 40 : ◯坂本委員長 選択 41 : ◯藤原経営企画課長 選択 42 : ◯坂本委員長 選択 43 : ◯山中委員 選択 44 : ◯坂本委員長 選択 45 : ◯藤原経営企画課長 選択 46 : ◯坂本委員長 選択 47 : ◯山中委員 選択 48 : ◯坂本委員長 選択 49 : ◯藤原経営企画課長 選択 50 : ◯坂本委員長 選択 51 : ◯山中委員 選択 52 : ◯坂本委員長 選択 53 : ◯藤原経営企画課長 選択 54 : ◯坂本委員長 選択 55 : ◯山中委員 選択 56 : ◯坂本委員長 選択 57 : ◯石川浄水課長 選択 58 : ◯坂本委員長 選択 59 : ◯藤原経営企画課長 選択 60 : ◯坂本委員長 選択 61 : ◯山中委員 選択 62 : ◯坂本委員長 選択 63 : ◯藤原経営企画課長 選択 64 : ◯坂本委員長 選択 65 : ◯山中委員 選択 66 : ◯坂本委員長 選択 67 : ◯藤原経営企画課長 選択 68 : ◯坂本委員長 選択 69 : ◯山中委員 選択 70 : ◯坂本委員長 選択 71 : ◯大須賀営業管理室長 選択 72 : ◯坂本委員長 選択 73 : ◯山中委員 選択 74 : ◯坂本委員長 選択 75 : ◯大須賀営業管理室長 選択 76 : ◯坂本委員長 選択 77 : ◯山中委員 選択 78 : ◯坂本委員長 選択 79 : ◯大須賀営業管理室長 選択 80 : ◯坂本委員長 選択 81 : ◯山中委員 選択 82 : ◯坂本委員長 選択 83 : ◯大須賀営業管理室長 選択 84 : ◯坂本委員長 選択 85 : ◯山中委員 選択 86 : ◯坂本委員長 選択 87 : ◯山田委員 選択 88 : ◯坂本委員長 選択 89 : ◯藤原経営企画課長 選択 90 : ◯坂本委員長 選択 91 : ◯山田委員 選択 92 : ◯坂本委員長 選択 93 : ◯大須賀営業管理室長 選択 94 : ◯坂本委員長 選択 95 : ◯山田委員 選択 96 : ◯坂本委員長 選択 97 : ◯大須賀営業管理室長 選択 98 : ◯坂本委員長 選択 99 : ◯山田委員 選択 100 : ◯坂本委員長 選択 101 : ◯大須賀営業管理室長 選択 102 : ◯坂本委員長 選択 103 : ◯山田委員 選択 104 : ◯坂本委員長 選択 105 : ◯小林水道課長 選択 106 : ◯坂本委員長 選択 107 : ◯山田委員 選択 108 : ◯坂本委員長 選択 109 : ◯小林水道課長 選択 110 : ◯坂本委員長 選択 111 : ◯山田委員 選択 112 : ◯坂本委員長 選択 113 : ◯小沢(宏)委員 選択 114 : ◯坂本委員長 選択 115 : ◯前嶋下水道管理室長 選択 116 : ◯坂本委員長 選択 117 : ◯小沢(宏)委員 選択 118 : ◯坂本委員長 選択 119 : ◯前嶋下水道管理室長 選択 120 : ◯坂本委員長 選択 121 : ◯小沢(宏)委員 選択 122 : ◯坂本委員長 選択 123 : ◯前嶋下水道管理室長 選択 124 : ◯坂本委員長 選択 125 : ◯小沢(宏)委員 選択 126 : ◯坂本委員長 選択 127 : ◯鈴木委員 選択 128 : ◯坂本委員長 選択 129 : ◯藤原経営企画課長 選択 130 : ◯坂本委員長 選択 131 : ◯鈴木委員 選択 132 : ◯坂本委員長 選択 133 : ◯萩原水道管理室長 選択 134 : ◯坂本委員長 選択 135 : ◯鈴木委員 選択 136 : ◯坂本委員長 選択 137 : ◯深澤工務部長 選択 138 : ◯坂本委員長 選択 139 : ◯鈴木委員 選択 140 : ◯坂本委員長 選択 141 : ◯深澤工務部長 選択 142 : ◯坂本委員長 選択 143 : ◯鈴木委員 選択 144 : ◯坂本委員長 選択 145 : ◯長沢委員 選択 146 : ◯坂本委員長 選択 147 : ◯大須賀営業管理室長 選択 148 : ◯坂本委員長 選択 149 : ◯長沢委員 選択 150 : ◯坂本委員長 選択 151 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 152 : ◯坂本委員長 選択 153 : ◯山田委員 選択 154 : ◯坂本委員長 選択 155 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 156 : ◯坂本委員長 選択 157 : ◯山田委員 選択 158 : ◯坂本委員長 選択 159 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 160 : ◯山田委員 選択 161 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 162 : ◯坂本委員長 選択 163 : ◯山田委員 選択 164 : ◯坂本委員長 選択 165 : ◯藤原委員 選択 166 : ◯坂本委員長 選択 167 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 168 : ◯坂本委員長 選択 169 : ◯藤原委員 選択 170 : ◯坂本委員長 選択 171 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 172 : ◯坂本委員長 選択 173 : ◯藤原委員 選択 174 : ◯坂本委員長 選択 175 : ◯山中委員 選択 176 : ◯坂本委員長 選択 177 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 178 : ◯坂本委員長 選択 179 : ◯山中委員 選択 180 : ◯坂本委員長 選択 181 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 182 : ◯坂本委員長 選択 183 : ◯山中委員 選択 184 : ◯山中委員 選択 185 : ◯坂本委員長 選択 186 : ◯坂本委員長 選択 187 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 188 : ◯坂本委員長 選択 189 : ◯坂本委員長 選択 190 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 191 : ◯坂本委員長 選択 192 : ◯山中委員 選択 193 : ◯坂本委員長 選択 194 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 195 : ◯坂本委員長 選択 196 : ◯山中委員 選択 197 : ◯坂本委員長 選択 198 : ◯小沢(宏)委員 選択 199 : ◯坂本委員長 選択 200 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 201 : ◯坂本委員長 選択 202 : ◯小沢(宏)委員 選択 203 : ◯坂本委員長 選択 204 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 205 : ◯坂本委員長 選択 206 : ◯小沢(宏)委員 選択 207 : ◯坂本委員長 選択 208 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 209 : ◯坂本委員長 選択 210 : ◯小沢(宏)委員 選択 211 : ◯坂本委員長 選択 212 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 213 : ◯坂本委員長 選択 214 : ◯小沢(宏)委員 選択 215 : ◯坂本委員長 選択 216 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 217 : ◯坂本委員長 選択 218 : ◯小沢(宏)委員 選択 219 : ◯坂本委員長 選択 220 : ◯山田委員 選択 221 : ◯坂本委員長 選択 222 : ◯坂本委員長 選択 223 : ◯山田委員 選択 224 : ◯坂本委員長 選択 225 : ◯萩原減量課長 選択 226 : ◯坂本委員長 選択 227 : ◯山田委員 選択 228 : ◯坂本委員長 選択 229 : ◯萩原減量課長 選択 230 : ◯坂本委員長 選択 231 : ◯山田委員 選択 232 : ◯坂本委員長 選択 233 : ◯萩原減量課長 選択 234 : ◯坂本委員長 選択 235 : ◯山田委員 選択 236 : ◯坂本委員長 選択 237 : ◯萩原減量課長 選択 238 : ◯坂本委員長 選択 239 : ◯山田委員 選択 240 : ◯坂本委員長 選択 241 : ◯萩原減量課長 選択 242 : ◯坂本委員長 選択 243 : ◯山田委員 選択 244 : ◯坂本委員長 選択 245 : ◯萩原減量課長 選択 246 : ◯坂本委員長 選択 247 : ◯山田委員 選択 248 : ◯坂本委員長 選択 249 : ◯萩原減量課長 選択 250 : ◯坂本委員長 選択 251 : ◯山田委員 選択 252 : ◯山田委員 選択 253 : ◯坂本委員長 選択 254 : ◯萩原減量課長 選択 255 : ◯坂本委員長 選択 256 : ◯山田委員 選択 257 : ◯坂本委員長 選択 258 : ◯萩原減量課長 選択 259 : ◯坂本委員長 選択 260 : ◯山田委員 選択 261 : ◯坂本委員長 選択 262 : ◯萩原減量課長 選択 263 : ◯坂本委員長 選択 264 : ◯山田委員 選択 265 : ◯坂本委員長 選択 266 : ◯飯田環境部長 選択 267 : ◯坂本委員長 選択 268 : ◯山田委員 選択 269 : ◯坂本委員長 選択 270 : ◯山中委員 選択 271 : ◯坂本委員長 選択 272 : ◯萩原減量課長 選択 273 : ◯坂本委員長 選択 274 : ◯山中委員 選択 275 : ◯坂本委員長 選択 276 : ◯萩原減量課長 選択 277 : ◯坂本委員長 選択 278 : ◯山中委員 選択 279 : ◯坂本委員長 選択 280 : ◯萩原減量課長 選択 281 : ◯坂本委員長 選択 282 : ◯山中委員 選択 283 : ◯坂本委員長 選択 284 : ◯萩原減量課長 選択 285 : ◯坂本委員長 選択 286 : ◯山中委員 選択 287 : ◯坂本委員長 選択 288 : ◯内藤環境総室長 選択 289 : ◯坂本委員長 選択 290 : ◯山中委員 選択 291 : ◯坂本委員長 選択 292 : ◯内藤環境総室長 選択 293 : ◯内藤環境総室長 選択 294 : ◯坂本委員長 選択 295 : ◯山中委員 選択 296 : ◯坂本委員長 選択 297 : ◯井上廃棄物対策室長 選択 298 : ◯坂本委員長 選択 299 : ◯山中委員 選択 300 : ◯坂本委員長 選択 301 : ◯鈴木委員 選択 302 : ◯坂本委員長 選択 303 : ◯萩原減量課長 選択 304 : ◯坂本委員長 選択 305 : ◯小田切処理課長 選択 306 : ◯坂本委員長 選択 307 : ◯鈴木委員 選択 308 : ◯坂本委員長 選択 309 : ◯内藤環境総室長 選択 310 : ◯坂本委員長 選択 311 : ◯鈴木委員 選択 312 : ◯坂本委員長 選択 313 : ◯萩原減量課長 選択 314 : ◯坂本委員長 選択 315 : ◯鈴木委員 選択 316 : ◯坂本委員長 選択 317 : ◯飯田環境部長 選択 318 : ◯坂本委員長 選択 319 : ◯鈴木委員 選択 320 : ◯坂本委員長 選択 321 : ◯飯田環境部長 選択 322 : ◯坂本委員長 選択 323 : ◯鈴木委員 選択 324 : ◯山田委員 選択 325 : ◯坂本委員長 選択 326 : ◯坂本委員長 選択 327 : ◯山田委員 選択 328 : ◯坂本委員長 選択 329 : ◯坂本委員長 選択 330 : ◯長沢副委員長 選択 331 : ◯坂本委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:           平成29年6月定例会 環境水道委員会記録   1 日  時   平成29年6月19日(月) 午前 9時57分   2 場  所   本庁舎10階 委員会室2   3 出席委員   委員長 坂本 信康君  副委員長 長沢 達也君                大塚 義久君       鈴木  篤君                藤原伸一郎君       山中 和男君                小沢 宏至君       山田  厚君   4 欠席委員   なし   5 当局出席者  環境部長        飯田 正俊君            上下水道局業務部長   堀内 正仁君            上下水道局工務部長   深澤  隆君                      ほか関係室長及び課長   6 事 務 局  議事調査係長      小林 陽子君
    2:                午前 9時57分 開 議 ◯坂本委員長 ただいまから環境水道委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。  本日の当委員会の所管事項の調査について、傍聴したい旨の申し出がありましたので、傍聴を許可いたします。御了承願います。  以上で報告を終わります。  本日は、人事異動後、初めての定例会における環境水道委員会ですので、当局から職員の紹介をお願いいたします。       (環境部、上下水道局の順に各部長、室長及び課長自己紹介) 3: ◯坂本委員長 以上で、職員の紹介を終わります。  今定例会における当委員会への付託案件はございませんので、本日は、所管事項の調査のみを行います。  本日の所管事項の調査は、上下水道局、環境部の順で行います。  なお、環境部より路上喫煙禁止区域の指定について報告をしたい旨の申し出がありますので、環境部の所管事項の調査の冒頭に報告をしていただきます。  それでは、先にお伺いします。  質問のある委員は挙手をお願いします。なお、挙手のない委員は質問できません。                   (要望を聴取) 4: ◯坂本委員長 質問につきましては、事前に十分な調査等をされまして、簡潔明瞭、要領よく、重複を避け、的確な質問をしていただき、スムーズな議事進行に御協力いただきますよう、よろしくお願いをいたします。  また、発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いをいたします。  最初に、上下水道局の所管事項の調査に入ります。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  藤原委員。 5: ◯藤原委員 1点、お願いいたします。伊勢地区で起きた水道管の破損についてお伺いしたいと思いますけれども、破損が起きたときの時間とかプロセス、また、水が出なかった場合の対応、連絡等々のプロセスを教えていただきたいと思うんですけれども、お願いいたします。 6: ◯坂本委員長 小林水道課長。 7: ◯小林水道課長 過日、伊勢地区、正確には住吉地区になりますけれども、水道管の破損事故についてお答えをいたします。  まず、現場の状況でございますが、破損したのは100ミリメートルのビニール管、給水を近辺に行っております支管と呼ばれる配水管です。当日、朝5時ごろに、付近を通行された方から、道路上に水が出ているということで、上下水道局の守衛室に第一報が入りまして、これを受けまして、当日の現地確認者が現地に向かいまして、漏水を確認しまして、上下水道局の当日の待機者、それから、委託業者に連絡を入れまして、修理に取りかかりました。  修理につきましては、午前6時ごろから着手をいたしましたが、まず、断水になった家なんですけれども、これは、その事故が直接、原因で漏水したことによって水がとまってしまったということではございませんで、その修理をするために、その15軒にお断りをして、水をこちらでとめさせていただいて、それで計画的に断水をさせていただいたという状況になっております。  修理につきましては、正午少し前に完了いたしまして、通常どおり復旧をして給水は解消したという状況になっております。  以上でございます。 8: ◯坂本委員長 藤原委員。 9: ◯藤原委員 ありがとうございます。それにあわせてなんですけれども、そのような100ミリメートルのビニール管が壊れてしまう場合と、また、よく環境水道委員会で調査する布設替えもまだ残っていると思うんですが、その布設替えとかが計画的に新しいものにかわっていると思うんですけれども、今の現状、大体、何割くらい、その取りかえが終わっているか教えていただけるとありがたいんですけれども。 10: ◯坂本委員長 小林水道課長。 11: ◯小林水道課長 まず、先ほど報告しました、漏水した住吉地区の管についてなんですが、これは今、本市が更新、入れかえを進めている対象管路ではない管路でした。ただ、昭和50年代後半ぐらいに入れた管だと記憶しているんですが、どうしても、樹脂管ですので、その場所、埋設環境によっては劣化が進むものもございまして、その管路も、ビニール管が劣化したことによって、一部管が破損をしたという状況でございました。  現在、進めております管路の更新につきましては、平成18年に策定をいたしました水道施設の更新計画に基づきまして、計画的に進めているところでございますけれども、今、対象としている管路につきましては、古い老朽化した鋳鉄管、昔の鋳鉄管、それから、同じく老朽化したビニール管を中心に、順次、布設替えをしているところでございます。  このとき、計画の中で抽出をしました、今説明した管路につきましては、140キロメートル抽出をしておりまして、平成28年度の末におきまして、おおむね32%まで更新を進めてきております。したがって、まだまだ更新を進めていかなければならない管路がございますけれども、これらにつきましては、ことし新たに甲府市上下水道事業経営戦略、甲府市上下水道事業経営計画を立ててまいりますが、この中で、さらにこの残された管路、それから、この10年でまた更新が必要な管路等を十分に調査して、引き続き更新を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 12: ◯坂本委員長 藤原委員。 13: ◯藤原委員 ありがとうございます。32%完了していると。先ほど破損してしまったのは昭和50年代に入れた管だけれども、それは布設替えの計画には入っていなかったと。私は、思うに、どこから古くて、どこから新しいかというのが、ちょっと認識がわからないんですけれども、昭和50年代ということは、もう40年たっているかたっていないかというのは、こちらとしては、まだそこまで古くないという認識でいいんでしょうか。もっと古い管があるから、そっちからやっているということでよろしいのか、お答えいただきたいと思います。 14: ◯坂本委員長 小林水道課長。 15: ◯小林水道課長 以前は、一応水道の管というのは、法定耐用年数でいいますと大体40年ぐらいで、1つの目安として更新という形をとってきたわけですけれども、ただ、今進めている計画もそうですけれども、その管路の機能をまずきちっと評価をした上で、単に耐用年数だけではなくて、その状況を評価した上で優先順位をつけて更新をするという形を今はとっております。  今、藤原委員さんからもございましたけれども、昭和50年代に入れたビニールの管路よりも、さらに漏水の確率の高い管路というのは、古くは昭和の初期にまだ布設した管等もございますので、そうした管路をまず更新しようということで、今進めております。そうした管路を順次更新して、その先には、伊勢地区にあるような、その後の時代に入れた管路、こうした管路の布設替えに着手をしていきたいということで考えております。  以上でございます。 16: ◯坂本委員長 藤原委員。 17: ◯藤原委員 これで終わります。ありがとうございました。そのような形でやっていただいていて、また、事故等を起こしたときも、約1時間くらいで、そのような時間で着手していただいたということは、ある意味、プロがやっている仕事なのかなと思っておりますので、また今後、そういう事故があることはいいことではないと思うんですけれども、早急な対応をしていただきたい。あわせて、管路の新しいものへの取りかえが早期に進めばいいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 18: ◯坂本委員長 次、挙手を願います。  山中委員。 19: ◯山中委員 よろしくお願いいたします。  先日、水源林植樹の集い、お疲れさまでした。おいしい豚汁等をいただきまして、本当に感謝申し上げたいと思います。  今までだと、1人に3本とかという形で苗木を渡されて、穴を掘って植樹していたんですけれども、ことしは、場所に苗木が置いてあって、では、お願いしますという形でやられたと思うんですが、ことしはそうやって変わったのは、どういった経緯でそういうふうに変わったのか、ちょっと気になったので、教えてもらえればと思います。 20: ◯坂本委員長 萩原水道管理室長。 21: ◯萩原水道管理室長 水源林植樹の集いにつきましては、産業部林政課と上下水道局水保全課が共同して事業を行っているところでございます。今回の植樹につきましては、これまでの方法も含めて、どういった形が効率的なのかということも考えて、若干、形を変えさせていただいたと理解をしております。 22: ◯坂本委員長 山中委員。 23: ◯山中委員 私も参加させていただいて、植樹の時間にクイズを出したりとか、本当に新しい形で、市民の方に楽しんでもらうような企画をしてもらったのは感謝申し上げたいんですが、その中で1つ、1人分の苗木の数が決まっていないことで、植樹する方は、10本、20本と苗木を植えたり、そのかわり、お年寄りの方で苗木が見つからないという方もいらっしゃいまして、そういった中で、またいろいろ改善や、やりやすい方向を検討してもらいたいなと思いますし、また、水の保全、いい企画ですので、新しい取り組みにもまたつなげていっていただきたいと思います。  水源林植樹の集いについては終わります。  次に、甲府市上下水道事業経営計画2008や、最近、上下水道局のホームページを見ますと、いろいろな実績報告書や、5月8日には甲府市上下水道事業懇話会の会議録等が出ていましたので、そういった中で、いろいろ少しお伺いさせていただきたいなと思っております。  その中の甲府市上下水道事業経営計画2008の実績報告書から、ちょっとお伺いしたいなと思います。先日の本会議で、木内議員さんからも質問があったと思うんですが、平成30年は水道料金の検討をしていく予定というお話を聞いております。10年前にも水道料金の引き下げをしていただいたり、5年前にも水道料金の引き下げをしていただいたりということで、上下水道局の経営改善の御努力は非常にいつも参考にさせていただいているわけであります。  その中で、以前の計画をつくるときの、こういった資料だったと思うんですけれども、この中で、上下水道局の経営の御努力は確認させていただいているわけなんですが、この中の資料だと、平成8年度から平成22年度に比べて、経営実績と収入と支出は、これだけ圧縮して、経営努力をされていましたというようなお話を、資料で拝見させてもらったんですが、この平成22年度と比べて、水道の収入と支出はどのぐらい御努力されたのかということをまずお伺いしたいと思うんですが、わかる範囲で結構ですので、よろしくお願いしたいと思います。 24: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 25: ◯藤原経営企画課長 平成22年度からの、まず収入なんですが、給水収益といたしましては、約47億円ほどあった収益が、ここのところ、ずっと低減傾向にございまして、現在では約44億円ほどの金額になっております。この傾向は、人口減少等もございますので、しばらくは継続するんじゃないかと考えております。支出につきましては、平成22年度、営業費用等でいたしますと、42億円ほどの金額でしたが、現在でも、ほぼ同額程度の支出に抑えることができておりますので、現状では、経営状況としては、給水収益が減少傾向にあるものの、まずまずの経営状況にあると考えております。 26: ◯坂本委員長 山中委員。 27: ◯山中委員 ありがとうございます。こちらの資料ですと、収入は平成22年度が54億2,276万円ということが、さっきの数字だと約44億円というようなお話なんです。数字がもし違っていたら、また、私も確認したいと思いますが、こちらの支出、平成22年度でいうと46億8,300万円が同額程度という形になっているということでよろしいのでしょうか。 28: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 29: ◯藤原経営企画課長 今の山中委員がおっしゃられた金額等は、総収益と総費用の金額になっておりますので、私が先ほどお答えさせていただいたのは、あくまでも水道料金の収入の額ですので、そこには若干の差はあると思いますが、おおむね推移としては同じような状況でございます。 30: ◯坂本委員長 山中委員。 31: ◯山中委員 総収益と水道収益ということで、おおむねそういうような形で推移しているということで、経営の御努力は感謝申し上げたいと思います。  そういった中で、私たちも、こういった仕事をさせていただいていますと、甲府市の水道料金がというお話もいろいろなところでお伺いしますが、本市の水道料金というのは、担当として、今、県内においてはどのように把握しているのか。高いのか、安いのか、ほかに比べて、どのような感覚を持っているのかということをまずお伺いしたいと思います。 32: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 33: ◯藤原経営企画課長 水道料金の設定につきましては、それぞれの都市で、建設の状況だとか、地理的な要因だとか、都市構造の違い等によりまして、それぞれ違いはあるわけなんですが、私ども甲府市上下水道局におきましては、甲府市水道料金等審議会を設置して、その中で適正な料金水準等を御審議していただき、その答申を尊重する中で、これまで料金の設定をしてきております。  現状、把握している中では、生活用水の全国的な指標として使われているのが、1カ月10立方メートル当たりの水道料金等が生活用水としては指標となっておりますが、現在では、全国的な話でいきますと、真ん中よりもかなり下のほうにおります。  山梨県内におきます水道料金の金額なんですが、この平成28年度以降、山梨県内の事業体が、約半数ほどが料金改定を行っております。6月現在におきましては、今度は10立方メートル当たりの水道料金については、15事業体の中で上から7番目、おおむねほぼ真ん中というような水準になっております。 34: ◯坂本委員長 山中委員。 35: ◯山中委員 ありがとうございます。私たちも、上下水道局さんからの上下水道のお話を聞いて、甲府市の水道はほかに比べて、こういったことがあるから金額としては妥当な数字であるということは、いろいろなところでお話をさせていただいているんです。  ただ、どうしても、ほかに比べて甲府市はという話を言われる方が多いものですから、ちょっと私も調べてみました。甲府市と甲斐市と中央市と笛吹市と韮崎市で、確かに10立方メートル、20立方メートルの水道料金は、そんなに大きく何百円とかの数字で変わるわけではないんですが、今、樋口市長のおっしゃっている、こども最優先のまちということがありますので、一般家庭でいうと、4人家族とかだったりすると、大体40立方メートルか60立方メートル、水道料金は使うんじゃないのかなと私は思うんです。その40立方メートルと60立方メートルぐらいでしたらば、金額はどういうふうに推移するのかということを、ちょっとわかる範囲で結構なんですけれども、教えてもらいたいと思うんです。 36: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 37: ◯藤原経営企画課長 水道使用量、量的なところでいきますと、1カ月単位で指標等を使いますので、通常、請求する場合には2カ月分の御請求となりますので、40立方メートルとか60立方メートルとかという、2カ月でということになりますが、1カ月当たりに直しますと、その半分ぐらいになりますので、おおむね、一般的な御家庭で御使用になられる水量としては、1カ月10立方メートルぐらいから、1カ月20立方メートルぐらい、2カ月ですとその倍になりますので、おおむね2カ月で40立方メートルとかということになろうかと思います。その辺は、数字的には、全国的に見ると、20立方メートル、2カ月で40立方メートル使った料金で比較いたしましても、平均の金額を下回っているような状況でございます。  それ以上の水量になりますと、一般家庭というよりは、事業用の部類に入るような量となっていきますので、そうなりますと、料金体系の設定の仕方が、都市構造とかによってまちまちになりますので、公表されている指標等は、それ以上のものは公表、集計等はされてはおりません。そんな状況でございます。 38: ◯坂本委員長 山中委員。 39: ◯山中委員 調べていないということですけれども、ホームページとかインターネットを調べれば、すぐ金額体系というのは出てきますので、私もそれで資料を取り寄せて確認したんです。  甲府市の水道料金というのは、ゼロ立方メートルから20立方メートルまで、全ての立方メートルにおいて請求をしていただいているということで、金額的にも、単身者さんとか、あまり家で水道を使わない方にとっては、すごくリーズナブルな形になっているのかなと思います。ほかの市町村を見ますと、大体20立方メートルまで幾らとか、大体、定額で水道料金は決まっていたりするんです。だから、そういった料金体系も、いろいろ検討していただいて、水道は使えばだんだん金額も高くなっていくという形の計算方法だと思いますが、その20立方メートルまでの金額のあり方というのも、こども最優先の、40立方メートル、60立方メートル使う方々にも、ほかの市町村とあまり差がないような形で、上げろとか下げろとかというわけじゃなくて、いろいろなあり方をまた検討していただきたい。平成30年度においては、甲府市水道料金等審議会で答申があるわけですから、新しい形もいいのではないのかなと思います。  ちょっと調べたので、報告をさせていただきますと、甲府市だと13ミリメートルの口径で、40立方メートルを使うと5,767円で、60立方メートル使うと9,525円。甲斐市ですと、40立方メートルで3,693円で、60立方メートルで6,307円。中央市の玉穂地区以外で、40立方メートルだと4,810円、60立方メートルだと7,121円。笛吹市だと、40立方メートルで4,438円、60立方メートルで7,030円。南アルプス市ですと、40立方メートルで4,040円、60立方メートルで6,240円。韮崎市ですと、40立方メートルで5,529円、60立方メートルで8,488円という金額で、甲府市に近い金額もあるかと思うんですが、そういったほかの市でいうと、20立方メートルまで定額であったりとか、そういったあり方もあるようですので、また検討していただきたいと思います。  あと、一般家庭で使っている水道口径というのは、大体20ミリメートルの口径で扱っているところも多いかと思うんですが、その20ミリメートルの水道口径と13ミリメートルの水道口径の料金の差というのは、どういう根拠でその差になっているのかということをちょっとお伺いしたいと思うんです。 40: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 41: ◯藤原経営企画課長 まず、基本水量制といって、10立方メートルとか20立方メートルぐらいまでが基本料金に含まれる体系をとっている市町村もございます。ただ、今の全国的な傾向でいきますと、少量をお使いになっている方への配慮ということで、基本料金の中に、使わない人たちが10立方メートル使っただけの料金を逆に取られてしまうというようなことにもなりますので、今は、その基本水量制をだんだんなくしていく方向にあります。今、甲府市の場合には基本水量をつけておりませんので、全く、本当に使わない単身世帯の方とかについては、ほかの市町村とかよりも、はるかに安い料金になっていると考えております。  そして、もう1つ、13ミリメートルと20ミリメートルなんですが、基本的には13ミリメートルの口径が山梨県内、甲府市内が圧倒的に多いような状況です。ただ、全国的に見ますと、今、1つの家庭で、お風呂があったりとか、トイレが何カ所もあったりとか、洗濯機を使ったりとかで、同時に使用するケースが非常にふえています。そういったことでは、全国的には20ミリメートルの口径のものが一般に使われてきている状況がございます。ただ、甲府市としては13ミリメートルの口径が圧倒的に多い。  口径が13ミリメートルと20ミリメートルの料金の差ということなんですが、当然、口径が13ミリメートルと20ミリメートルでは、流れる理論流量等が違いますので、安定的に使える管の口径が大きいほど基本料金が高くなるということで、もっと大きくなると事業用、25ミリメートルとか40ミリメートル、50ミリメートルとかという口径がございますが、そこについては、布設の経費とか、そういうものが多大になってきますので、基本料金に差が出てまいります。基本的には流れる量の比率で、基本料金や口径が大きくなれば、その分、高くなるというような料金設定をしてございます。 42: ◯坂本委員長 山中委員。 43: ◯山中委員 その流れる量の比率によって金額が変わるということですが、量は一緒です。口径が13ミリメートルと20ミリメートルも使う量は一緒だと思うんですけれども、量による比率によって金額が違うということは、ちょっと一般的にいうと、わかりづらいところもあるんですけれども、その辺をもう一度、詳しくお願いいたします。 44: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 45: ◯藤原経営企画課長 水道の口径につきましては、例えば大きい工場とかですと、100ミリメートルとか200ミリメートルとかという口径のものを使うところもあります。一般家庭ですと、13ミリメートルとかの小さい口径。それだけ大量にお使いになられる事業者の方のところに水を届けるためには、それなりの水源を確保したりですとか、配水池の容量を大きくしたりとか、そこに持っていく管の太さを大きくしたりとかということが必要になってきますので、その水を、一定期間、どの程度量をお使いになるかということで、投資額が大分変わってきますので、大口径をお使いになられる事業者には、基本料金が高目の設定になるような仕組みになっております。 46: ◯坂本委員長 山中委員。 47: ◯山中委員 ありがとうございます。その高目の設定というのは、どういう基準で決められているんですか。何か法的な根拠とか、金額設定について、国からの指標とかがあったりするものなのか、その13ミリメートルの口径と20ミリメートルの口径の金額の違いについて、ちょっとお伺いしたいと思います。 48: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 49: ◯藤原経営企画課長 確かな基準というようなものは、はっきりとしたものはございませんが、ヘーゼン・ウィリアムスの公式というものがございまして、おおむね、それの流量比で設定はするんですが、料金の体系につきましては、各都市で事業者の構造とか、大企業が多い都市なのか、一般家庭の多い都市なのかということで大分変わってきますので、その辺は任意に設定を、柔軟性を持たせて判断をしているところでございます。  甲府市の場合につきましては、10年前の料金改定のときに、20ミリメートルの口径の水道をお使いになられるお客様が多少ふえてきているということもあります。そういうことで、20ミリメートルの口径の基本料金を以前よりも大分、そこの部分は下げた料金改定を行っております。 50: ◯坂本委員長 山中委員。 51: ◯山中委員 ここで詳しくは、私は述べませんけれども、今後、水道料金の改定等のいろいろなことを変えていく、審議会等がたくさんあるわけでありますから、また新しい形を、いろいろなチャンネルを持って検討してもらいたいと思います。  ただ、20ミリメートルの口径の40立方メートルと60立方メートルは、私も、ほかの市町村も確認しましたが、御存じだと思うんですけれども、そんなに料金体系というのは、大きくはかけ離れたりしません。こども最優先のまちをうたう甲府市でありますので、その40立方メートルか60立方メートルを使う世帯、また、その世帯の多くが20ミリメートルの口径を使っている。そういったところの世帯も、何かしら新しい形で検討をしてもらいたいと思います。  ほかのところだったりすると、13ミリメートルの口径の金額が20ミリメートルの口径だったりすると、プラス500円とか、そのような形もあったりする。その料金のあり方ということも、また、いろいろなところの市と広域的に連絡を取り合っていると思いますので、すぐわかるかと思いますので、そういったところをまた確認しながら、甲府市にとって、よりよい料金体系を築き上げていただきたいと思います。  水道料金については以上にします。  次に、上下水道事業懇話会や実績報告書の中のお話をちょっとお伺いしたいと思いますが、実績報告書の中の経営企画課の中において、施設整備更新の資金確保のため、適正な水道料金の検討を行うこととともに、計画的な企業債の借り入れを行っていく。また、料金収入以外の財源確保に努めていくということがうたわれておりましたが、どのようなことを料金収入以外の財源確保に努めていくのかということをわかる範囲で教えてもらえればと思うんですが、よろしくお願いいたします。 52: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。
    53: ◯藤原経営企画課長 公営企業ですので、もちろん本業である水道事業収益を、減少傾向にあるのをいかに防いだりとか、今大分、水量的にも余裕がありますので、需要を喚起するようなことを考えるのが一番メーンだと思っております。  公営企業の附帯事業につきましては、他都市でもさまざまな検討をしているところもございますので、そういったことを調査、検討する中で、どのようなことができるのかというようなことで、できる範囲というのは限られていますし、中には、実施したことによって収益性が損なわれるようなこともありますので、その辺は慎重にちょっと考えて、あと、水道、下水道、水を使う事業でありますので、環境にも配慮する中で、小水力発電とか、そういうようなことを有効に活用する中で、売電収入であったりとか、そういうものは確保していこうかなと考えております。 54: ◯坂本委員長 山中委員。 55: ◯山中委員 ありがとうございます。少し間違いがあったらあれなんですけれども、上下水道局さんの経営の御努力、多くの人員も少なくなったりして、経営努力を重ねてきていただいていることは本当に感謝申し上げたいですし、本当にこれだけの収益を確保していただいていることは、すばらしいことだなと思っております。  その中で、ちょっと心配なのが、今後、以前の予算特別委員会で福島前工務部長さんがおっしゃっていた、これ以上の委託をするのは大変だというようなお話を聞いて、本当に内部ではいろいろ大変な御努力があったんだなと思ったことは、福島前工務部長さんのお話で感じたところであります。  そういった中で、本市としても、何かPRといいますか、上下水道局が一丸となって甲府市を盛り上げてもらうような企画をつくってもらうような形が、また職員さんや甲府市のモチベーションにつながっていくんじゃないのかなと思っています。そういったものが新しい収入のあり方ということにつながっていけばいいのかななんて思ったりしたので、ちょっとお伺いいたしました。  そういった中で、水質の検査は、検査費はまた新しい収入にもなりますね。ならないですか。なるというお話もお伺いしておりますので、新しい水質の検査、ほかの井戸水の検査とか、いっぱい民間でもありますので、そういった検査をまたできるようになったりとか、あと、おいしい水のPRとかも、また販売できるように取り組んでいただきたいと思いますが、その2点について、新しい収入のあり方について、どのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。 56: ◯坂本委員長 石川浄水課長。 57: ◯石川浄水課長 ただいまの質問につきまして、現在のところ、甲府市以外の事業体につきまして、甲府市の小中学校の簡易専用水道、受水槽、高架水槽につきまして、小中学校の飲料水とプール水の検査について、福祉センターなどの浴槽の水について、検査ができるかどうかの調査を進めております。現在のところ、まだはっきりと検査ができる状態ではありませんが、今後も引き続き、検討を続けていきたいと考えております。 58: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 59: ◯藤原経営企画課長 甲府の水の販売についてでございます。甲府の水、このボトルドウオーターにつきましては、安全でおいしい甲府市の水道水のイメージアップを図り、水道水の利用を促進することや、大規模地震災害に備えて非常用飲料水を備蓄することの大切さをPRすることを目的に製造をしております。  これは主に本業である、蛇口から出る水をおいしく有効に使っていただきたいということが本来の趣旨で、PR用に作成をしているところでございます。全国では、大都市を初め、販売に踏み切っている都市もございますが、かなりの量を販売しているところでも、実質的に赤字となってしまっている事業がほとんどでございまして、そういった中で、製造、販売を中止する事業体ももう出てきております。甲府市といたしましては、あくまでも蛇口から出る水を有効に使っていただきたいというようなPRをさせていただく目的で、今後もPRさせていただきたいと考えております。 60: ◯坂本委員長 山中委員。 61: ◯山中委員 ありがとうございます。水質検査については、そういった形で話が進んでいるというところでありますが、ただ、市内の甲府市の所管するところを検査するというような内容だったりするものですから、また広域的な形で検査ができるというのは、本市の上下水道局の強みだと思いますので、あらゆる民間の団体の検査ができるように、また取り組んでいただきたいと思います。  ボトルドウオーターについては、赤字のところがあるからという形で話をされているようですが、黒字のところも多分あると思いますし、うまくいっているところもあるかと思います。そういった中で、いい方向を導き出してもらいたいなと思います。  ちょっと笑わないで聞いてもらいたいんですけれども、和歌山県有田市や大阪府泉佐野市だと、水の販売のほかに、炭酸水として販売して、収益がでたりすることもあるようです。そういった中で、新しい水の、またいろいろな検討とか、私はお酒を飲むのが大好きだったりするので、コンビニエンスストアで炭酸水とかが売っていたりすると、これは甲府市の水でできないものかななんて、ちょっと思ったりして、これはちょっと笑わないで聞いてもらいたいんです。ただ、稼ぐまちというのは本当にそういうことだと思いますし、みんながわくわくどきどきするようなことを、また上下水道局の皆さんで取り組んでいくということが私は大事だと思います。そういった形で、新しいところも取り組んでいただきたいなと思います。  先ほどおいしい水のPRということをお伺いしまして、その中で、おいしい水のPRということをどのように考えているか。実は、甲府市上下水道事業懇話会の資料ですばらしいなと思ったことがあったので、それについて、より詳しくお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いします。 62: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 63: ◯藤原経営企画課長 水道事業、下水道事業ともに、上下水道事業懇話会からのお話もありますが、市民満足度調査とか実感度調査では、非常に両事業とも高い評価をいただいておるところなんですが、その一方で、さまざまな取り組みについて、なかなか利用者の方に御理解を深めるまでには至っていないんではないかというような御指摘も受けているところでございます。  今後につきましては、より安心して、安全なおいしい水が甲府市に住んでいれば飲めるんだよというようなことで、より有効的な、戦略的な何かPRをできるような方向で、ことし、甲府市上下水道事業経営戦略をつくる年になっておりますので、その中で、今後のPRにつきましても、より効果的なものとなるよう検討を進めてまいりたいと考えております。 64: ◯坂本委員長 山中委員。 65: ◯山中委員 この甲府市上下水道事業懇話会の中の話だと、モンドセレクションとかも視野に入れて検討をしていくという話だったと思うんですけれども、それについては間違いないですか。どうですか。 66: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 67: ◯藤原経営企画課長 モンドセレクション等に申請するようなことも、1つ有効的なことではないかということで検討、準備を始めたところでございます。 68: ◯坂本委員長 山中委員。 69: ◯山中委員 ありがとうございます。甲府のおいしい水ということは、皆さんがおっしゃっているわけでありますので、それをまた目に見える形で、品評会等を通して、甲府の水がおいしいということをさらにわかりやすい、また、手法を使ってPRをしていただきたいなと思います。読売ウイークリーのおいしい水という話もあるんですが、そろそろ期限が切れてきているかなと思いますので、また新しいおいしい水の取り組みをぜひともお願いいたします。  最後に1点、ホームページを見ていたら、東日本大震災被災者の水道料金、下水道使用料の免除について、平成29年度1年延長するということになっているんですが、これは本市議会等には、そういった報告とか連絡とかはなくて、どういうような状況なのか、その辺の経緯をちょっとお伺いしたいと思います。 70: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 71: ◯大須賀営業管理室長 平成23年3月に起こりました東日本大震災につきましては、平成24年3月31日までの間、水道料金及び下水道使用料、こちらに避難している方々に対しては、全額免除をいたしました。現在は、住民税の非課税である対象者をもとに減免をしております。これについては、上下水道局の条例、規定に基づいて、上下水道事業管理者の判断で減額しているというような形になっております。 72: ◯坂本委員長 山中委員。 73: ◯山中委員 これは特段、本市議会等にはそういった話はされていないということなんですか。どうなんですか。 74: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 75: ◯大須賀営業管理室長 上下水道局の条例、規定に基づいて行っておりますので、始めた当時は、多分、議会には説明したと思いますが、現在は対象者が8世帯という少ない件数になっておりますので、報告はしておりません。  以上です。 76: ◯坂本委員長 山中委員。 77: ◯山中委員 せっかくいい話だと思いますので、そういったのは本市議会にも、また報告等あってもよかったのかなと思います。  これは水道料金、下水道使用料の免除についてですね。減免とかは、検討とかはなかったんですか。過去からのことであります。1年延長するということでありますので、なぜ免除だけだったのか。減免とか、そういった検討はどのようにされたのかをお伺いしたいと思います。 78: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 79: ◯大須賀営業管理室長 今、話をしましたとおり、住民税が非課税の世帯に水道料金と下水道使用料を免除しているということです。 80: ◯坂本委員長 山中委員。 81: ◯山中委員 免除というのは、費用がかからないということですか。 82: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 83: ◯大須賀営業管理室長 かからないという形です。 84: ◯坂本委員長 山中委員。 85: ◯山中委員 何を言っているかというと、例えば東日本大震災で避難された方が親戚の家に避難をされたとか、そういった場合には全額の免除ではなくて、減免とか、そういったこともあったようです。今、8世帯ということでありますが、それは公式に新たなところに住んでいる方が免除だったということでありますが、また、知り合いのところを頼ってお住まいになっているという方もいらっしゃったりするケースもあるようでありますので、もう1年延長でありますので、そういうところをまた検討してもらいたいなと思います。それはいろいろな全国のホームページを見ると多分に出ておりましたので、よりよい制度を目指していったほうがよかったかなと思って、私の質問は終わります。  以上です。 86: ◯坂本委員長 次の質問者、挙手をお願いいたします。  山田委員。 87: ◯山田委員 初めに、上下水道料金等も言われたので、現状、見てみれば、結構、上水道などの使用料に関しては、この間、頑張っておられて、抑制、それから低額に努められてきたと思うんです。それは下水道も、残念ながら上がっているとはいえ、他市との比較でいえば、比較的、上がり度合いが少ないということで、かつてよりは、料金的にいえば、都道府県の比較にすぎませんが、そういうものはよくなってきているんじゃないかと。その辺の数字がありましたら、全国との関係で、水道、それから下水道の甲府市の順位等がわかりましたら、お教えください。 88: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 89: ◯藤原経営企画課長 水道料金、下水道使用料の全国的な中での順位等について、お答えをさせていただきます。まず、水道事業ですが、平成28年の段階で、全国1,264団体中、高いほうから915番目、これは安いほうからの割合でいきますと、ほぼ4分の1のグループに入っております。下水道の使用料なんですが、ちょっと平成26年の数値で申しわけございませんが、全国で一律にいろいろな資料を、水道と違って料金表という形で公表されておりませんので、私どもで公益社団法人日本下水道協会から入手いたしましたデータをもとに集計した数値ではございますが、平成26年、2,232事業の中で、高いほうから1,562番目、安いほうから見ますと、おおむね下から30%以内程度のグループに属しているような状況にございます。 90: ◯坂本委員長 山田委員。 91: ◯山田委員 努力されていることに感謝申し上げたいと思います。でも、都市間でいうと、厳しいところと、甲府盆地のように有利なところも自然環境としてはあるんです。その意味で、ぜひ、今後とも据え置き、または引き下げの努力を続けていっていただきたいと思います。  20年ほど前は、甲府の水はどういうふうに言われていたのかというと、本市議会もそうですけれども、高いけれどもおいしい水と言われていたんです。私の近所は新紺屋地区だから、転勤の方が随分多くて、何でこんな甲府市の水道料金は高いのと言われて、あと、軽自動車税が高いんじゃないかみたいな。言われてみると、調べると、みんなそのとおりで、確かに甲府市は20年前、30年前、ものすごく高かった。でも、そのイメージが市民の皆さんはずっとついているんです。甲府盆地は豊かな水が多いところがあるから、他市で、山梨県内で見ると、甲府市はまだまだという要素も結構あると思うので、今後とも、ぜひ、その意味で、安くておいしい水というふうに努力していただきたいと思います。  それと、山中委員さんがいい意味で、この間、ずっとこだわって言われている水道料金の政策的な軽減、減免があってもいいんじゃないかと言われているんですね。  福祉的な意味での、生活困窮家庭等は、山中委員さんは忘れても私は覚えているので、ぜひ、今後はこういうことも検討する必要があるんじゃないか。その意味を、ぜひ、努めていただきたいと思いますが、その辺のところは、前回もお聞きして、まだまだというお話も聞いていますが、強く要望としていきたいと思います。  そこで、今日の質問としては、今まで質問してきた進捗状況です。上水道を使わないで、水道水を使わないで、下水道のみを使う。つまり、井戸水を使って下水道に流す。それについての対応が、この間、随分、甲府市の上下水道局は弱かった。でも、ここ一、二年ほど、一定の努力をされてきて、メーターをちゃんと見直す。メーターがふぐあいなものは、メーターをかえていただく。検針についてはどうなのか。その辺の進捗状況をぜひお教えください。 92: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 93: ◯大須賀営業管理室長 水道水以外の利用者に対する現地調査なんですが、井戸水の専用のメーターを設置して、その使用料の報告をみずから行っているもの、これが約188件あります。また、汚水排出量を認定により行っているものが58件、それぞれありますが、これらにつきましては、平成29年の3月までに、全て現地へ調査に伺いまして、水量等、確認をさせていただきました。  以上です。 94: ◯坂本委員長 山田委員。 95: ◯山田委員 その後の報告をちょっと聞かせてもらいたいんだけれども、必ず現地へ行って調査すればふぐあいが出てくる。そういうお話もありました。それに対して、どのような対応をされて、今後、どのように向けていくのかもお教えください。 96: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 97: ◯大須賀営業管理室長 まず、施設のメーターによる汚水量の報告を行っているものにつきましては、現地確認をした結果、誤った水量の報告は基本的にはありませんでした。ただ、2件ほど、メーターが壊れているという件数がありましたが、それ以外の186件につきましては、全て正しい報告で承っております。その2件につきましては、新しいメーターにかえるように強く指示をしてあります。ただ、その2件につきましても、ほとんど使用していない井戸水だったものですから、順次、そのような形で指導をさせていただいています。  また、自己申告で、メーターを取りつけていない、認定で行っている件数につきましては、過去の認定した時期と現況の間にかなり状況の変化がありましたので、それについては、再度、認定のし直しを行ったところです。  以上です。 98: ◯坂本委員長 山田委員。 99: ◯山田委員 メーターを使って検針するという場合ですけれども、結局、ほぼ事業者さんがメーターを使って検針をして報告するという形になっている。全部、これは井戸水を使って、下水道を使っている方々の善意にお任せするというようなやり方ですから、その辺のところを丁寧にするということと、その58件のところも丁寧に対応していただきたい。  同時に、新たに井戸水を使って下水道を使う御家庭なり、事業所も結構あると思うんです。問題は、その事業所です。やっぱりその辺のところの点検も、今後に向けてしないと、下水道だけ使われてくるということだといかがなものか。下水道に関しては、随分、不明水が多いです。だから、不明水が多いというときに、やっぱりこういうものが入り込んでくる可能性があると思いますが、こういうことに向けて、今後、どのようにお考えですか。 100: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 101: ◯大須賀営業管理室長 施設メーターで自己申告していただいている皆さんにつきましては、昨年、何十年ぶりで調査に伺ったんですが、それにつきましては、今年度も引き続き、調査にお伺いしまして、昨年、メーターは壊れていないんですが、若干、古いメーターをお使いになっている方々がいらっしゃいまして、その方には御指導してまいりました。その指導の結果、取りかえるような話を結構いただきましたので、その確認も含めまして、今年度中に再度、メーターの確認にお伺いすることになっております。  以上です。 102: ◯坂本委員長 山田委員。 103: ◯山田委員 その意味で、水道料金、下水道使用料は結びつくことですから、ぜひ検討していただきたい。  それから、私、先ほど言いました、井戸水なり雨水を使う家庭も多いわけだし、事業所もあると思うので、その辺のところも対応するように気をつけていただきたい。これは確実に収入につながるところでありますし、無理な給水停止なんていうことをしなくてもいいわけですから、ぜひ、その辺の努力もしていただきたいと思います。  それから、甲府市の水道でいえば、随分、立派な事業であるところの鉛製給水管の布設替え等も含めて、どのような進捗状況でありましたか。 104: ◯坂本委員長 小林水道課長。 105: ◯小林水道課長 平成27年度から新たな計画も立てまして、鉛製給水管の布設替えにつきましては積極的に進めているところでございますが、昨年度平成28年度の状況について報告をいたしますと、この鉛製給水管布設替基本計画に基づきます布設替えの件数が196件ございました。それから、従前から進めてきております漏水修理に伴う布設替えが277件、それから、配水管の布設替えに伴う鉛管の布設替えが482件で、計955件の布設替えを進めてきております。  ただ、現在の状況では、まだまだ、全て解消するには時間が当然かかりますけれども、できるだけ、早期に全ての改修を図りたいということで、工事の発注方法等も工夫しながら、ことしも、昨年度を上回るぐらいの布設替えをしていきたいと考えております。  以上でございます。 106: ◯坂本委員長 山田委員。 107: ◯山田委員 とにかく鉛製給水管は、国際的にも有害だということになっていて、まず、朝一番の水は、バケツ1杯は飲料に使うななんて、そういう話もあるわけですけれども、ざっくりと言って、この大計画がほぼ終了するというのはいつごろになりますか。 108: ◯坂本委員長 小林水道課長。 109: ◯小林水道課長 現在の鉛製給水管布設替基本計画を策定したのが平成26年になりますけれども、このときに、今、配水本管から給水管まで管理しております地図情報システムというのがございますが、これを使いまして、公道上の鉛製給水管を敷設している件数というのを正確に抽出いたしました。その件数が2万7,174件ございました。したがいまして、現在、大体900件の年間の布設替えということになりますので、単純に計算しますと30年ほど要するということになります。この単年度の件数をふやしていって、3年でも5年でも短縮をしていきたいということで、努力をしているところでございます。  以上でございます。 110: ◯坂本委員長 山田委員。 111: ◯山田委員 ぜひ頑張っていただいて、早目にやっていただきたいと思うんです。結局、この工事が進めば進むほど、有害性だけじゃなくて、耐震性も改善されるということです。それから、あと、耐震でいうと随分弱いし、人体に一定の影響があるんじゃないかと危惧されているアスベストの関係も、ぜひ、同じように努力をしていただきたいと思います。  それで、最後ですけれども、やっぱり甲府市の上下水道局は、盛んに効率化、合理化に努力していただいているんですけれども、やっぱり業務委託が上下水道の規模からいうと、結構、全国的に早目になり過ぎていると、大き過ぎると、割合が結構きついなという感じがするんです。  それで、ぜひ今後、人的な継承性も含めて、それは技術部門だけじゃなくて、事務系もしっかり対応するという意味で、人をちゃんと育てるということを考えていただきたい。流れによると、とにかく非正規職員さんで、委託業者さんとなってくると、一旦、事故があるとき、または大規模災害のときに対応できなくなるんじゃないか。その辺のところも含めて、努力をしていただきたいと思います。  以上で終わります。これは要望です。 112: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 113: ◯小沢(宏)委員 平成22年度から実施して、平成25年度に完了しました合流式下水道緊急改善事業についてお伺いします。対策を10点ほどされて、目標の達成度ということで、評価が平成28年3月に発表されているんですが、おおむね3つの項目について、目標を立てて、達成度をあらわしております。いずれも100%ということで、その内容について、お伺いしたいんですが、汚濁負荷量の削減、放水汚濁負荷量ということで、目標値が年間117.8トン、それに対して115.0トンということで、達成度が100%ということなんですが、この対策をする前の数字がわかれば教えていただきたいことと、この目標値の設定の根拠をお教え願えれば。よろしくお願いします。 114: ◯坂本委員長 前嶋下水道管理室長。 115: ◯前嶋下水道管理室長 ただいまの御質問にお答えいたします。合流式下水道の改善の内容につきまして、大変申しわけございません、ただいま手元に資料がございませんので、適切なお答えができないのですけれども、放流水の数値の根拠ということにつきましては、流量計算等に基づきまして、放流水の流路の変更等を行っているということでございます。  以上でございます。 116: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 117: ◯小沢(宏)委員 済みません。突然の質問で申しわけなかったです。わかりました。  それと、もう1つの目標であります公衆衛生上の安全確保という観点から、未処理下水の放流回数、こちらも年間120回のところを65回で、達成度は100%。こちらは、時間当たりの降雨量に左右されることだと思いますが、放流するときに、おおむね、大体どのぐらいの降雨量が短時間当たりあれば、このときには65回放流していると思うんですが、その平均値みたいなのがわかればと思ったんですが、わかる範囲でお願いします。 118: ◯坂本委員長 前嶋下水道管理室長。 119: ◯前嶋下水道管理室長 それにつきましても、ちょっと具体的な数字がないのですけれども、基本的に、住吉中継ポンプ場におきまして、流入してまいります合流区域内の下水道を浄化センターに送るというような運転をしております。その中で、浄化センターへ一定の汚水量を送る。そして、住吉中継ポンプ場に行きまして、放流をするというようなことで、その状況に応じまして運転をしているという状況でございます。
     以上です。 120: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 121: ◯小沢(宏)委員 済みません。またそちらへお伺いして、教えていただくといたします。  その施策の中で、スクリーンを設置ということがちょっと何点か目立ちましたので、スクリーンについてお伺いしたいんですが、要は、スクリーンでごみをこして汚濁量を減らすというか、そういうことだと思うんです。目詰まりをするとオーバーフローするということだと思うんですが、その目詰まりに対しての管理、その辺をどのような体制で行っているか、教えてください。 122: ◯坂本委員長 前嶋下水道管理室長。 123: ◯前嶋下水道管理室長 ただいま御指摘がございましたように、スクリーン等でごみ等が詰まりますと、公共水域で放流されてしまうというようなこともございます。したがいまして、私ども下水道課におきましては、一定量の降雨量が想定される前後におきましては、下水道課の職員がパトロールを行うということを実施しております。  また、重要な吐口につきましては、保守点検業務等を委託しておりまして、その中で定期的な保守点検をしているという状況でございます。  以上です。 124: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 125: ◯小沢(宏)委員 御回答ありがとうございました。できましたら、今度、お伺いしたときに、その一定量の降雨量、その辺の数字を教えていただきたいとともに、今後とも、その維持管理等を抜かりなくやっていただかないと、万が一あふれた場合には周囲の環境が非常に悪化するものと考えますので、今後とも、ぜひ、よろしくお願いします。  以上で終わります。 126: ◯坂本委員長 鈴木委員。 127: ◯鈴木委員 それでは、2点ほどお伺いしたいなと思っています。  今年度、甲府市上下水道事業経営計画自体も見直しということで、各委員からもさまざまな提案も、また質問もあったところであります。その中で、啓発活動ということで、いろいろなやり方があると思うんですけれども、昨年もお伺いしたときに、全国でマンホールカード自体のコレクターも非常に多くなってくるということで、前年度、計画をして、申請を実はしているんだけれども、自分たちのところの手前でつくるんじゃなくて、1つのそういうマンホールカードをつくってくれるところがあって、そこへ申請をしてつくってもらうんだけれども、それが非常に人気があって、なかなか順番が回ってこない。  今年度はそれで何とかできるような形で発行したいななんていうことを昨年、お伺いしたんですけれども、なかなかそうはなっていないというところなんですが、ぜひ、そういう形でPRするということでは必要だと思うので、今の状況なんかも含めて、そのマンホールカードについて、どのような形で進めていくのかをわかりましたら、お願いします。 128: ◯坂本委員長 藤原経営企画課長。 129: ◯藤原経営企画課長 マンホールカードにつきましては、昨年から全国で開始をされて、各市町村でマンホールのデザインが違うものですから、そのカードを集めようと、かなり県外とかからいらっしゃって、下水道のPRに有効的に使用されているという状況は、私どもも把握をしているところでございます。  甲府市におきましても、なかなか下水道のPRにつながるような手法というのが少ない中で、非常に有効な活動であるということから、今年度、マンホールカードの発行に向けて、検討、準備を始めたところでございます。 130: ◯坂本委員長 鈴木委員。 131: ◯鈴木委員 昨年もそんなような話をしていたんですけれども、ぜひとも実現をしていただきたいなと思います。これはこれで終わります。  次に、経営計画、公営企業ということで、さまざまな取り組みをなされていくということは承知しています。その中で、先ほど山中委員の質問に対しまして、企業経営ということで、今後どんなものがありますかということで、水質検査及び他の市町村の業務委託の受託、そんなお話があったところですが、担当課ではなくて、それはもう経営計画ということです。  まず1点目とすれば、水質検査については、常々、私も質問をしているんですが、皆さんの計画で考えてこられたこと、平瀬の浄水場に水質の職員も年次的に3名入れたと。また、新しい企業経営として、簡易水道水等のタンクの検査をするということで、検査機器も2億円弱のものを入れていって、その準備をしていると。年度、年度で聞きますと、例えば、いつごろから始まるんだという話をしたところ、まだ、それについての、いろいろな技術的な確立をするために時間がかかるというお話をした年もありました。  また、じゃ、それについて、検査は工務部でやるけれども、その集金等については工務部で実際にはできないでしょうと、業務部でやるんだけれども、業務部は検討しているのですかというと、検討は一切していないと。部が違うと。そんな話の年もありました。  一昨年については、とりあえず、当初は800件弱くらいの簡易水道水の検査、山梨県内、甲府市内にもあるという話をされていたけれども、それについて全く手がつかなくて、自分のところの、また、市の中のみをするというような話もされていたんです。  ここで、経営計画、当然、企業ということだから、稼ぐということも含めて、今後、水事業自体についても非常に減少していく中で努力をされるんだなということで質問をしてきたんですけれども、前回の当委員会のときにも、今後どうするんだという話をしたところなんです。私たちは、それを応援しているつもりでいたんですけれども、今でもいるんですけれども、実際に、今度は経営計画を立てるときに、それについてはどういう方向でいくのか、それについては経営管理のほうで方向性についてお示しをいただきたいなと思います。 132: ◯坂本委員長 萩原水道管理室長。 133: ◯萩原水道管理室長 水質検査を所管しているということで、私から、まずお答えをさせていただきたいと思います。  今、鈴木委員おっしゃいましたとおり、これまでいろいろ応援をしていただきまして、また、激励をしていただきまして、おかげさまをもちまして、水質検査の体制が整ったと考えております。その成果といたしまして、法律に定められております水質検査の51項目が全て上下水道局の中でできるという体制になりまして、それの成果ということで、科学的に水の安全性をお示しできるということで、市民の皆様の安全につながっていると考えております。  また、あわせまして、職員の検査業務の質の向上ということにもつながっておりまして、改めて上下水道局内の自己検査体制の確立、向上につながったと考えております。  もう一方、収益というか、業務の拡大ということで、自主財源の確保にどうつながるのかということですけれども、これにつきましては、先ほど浄水課長が申し上げましたとおり、さまざまな検討をしてまいりました。具体的な業務の成果として、外部からの受託というところには至っておりませんが、これにつきましても、内部のできるものについては委託をすることになりまして、若干ですが、収益の拡大につながっております。  今後でございますけれども、必ず、今できないからゼロということではなくて、同じ姿勢を持ちながら、少しでも受託の可能性の検討を続けてまいりたいと考えているところでございます。 134: ◯坂本委員長 鈴木委員。 135: ◯鈴木委員 経過については、私より詳しく説明をしていただいたんですけれども、当然、企業会計ということで、いろいろな努力をしていくと。実際的な数字も挙げていたところです。水道事業自体については、いろいろな収益を、企業会計だから、選択肢も求めていきたいということで、また、水に関することであったり、それをやることによって、上下水道局の信頼性というところで応援をしてきたり、支持をしてきたところであります。  そうはいっても、これだけの企業、人材も確保したり、機器も入れて、まだこれから確保への検討をしていくという話では、方向性が出ていないような気がするんです。特に、工務部だけの話であって、業務部とどういう連携をしているのかというところは、ほとんど私がお聞きする中では、連携がとれていないと思っているんです。  ですから、もし実施するんであれば、実施してもらわなければ困ると思っているんですけれども、これだけ資本投下をして、上下水道局内の民間に出した検査だけをやって、それが若干の収益になっていますよということではなくて、方向性として出したのであれば、ぜひ、今回策定をする経営計画にはしっかりその辺も書き込んで、期限も切ってもらって、事業については進めていくことはできないんですか。 136: ◯坂本委員長 深澤工務部長。 137: ◯深澤工務部長 水質検査体制につきましては、鈴木委員さんのほうで本当に応援をしていただいて、今、担当から説明したとおり、かなりの進捗を見せております。そのような中で、スタンスとして、企業局ですから、企業会計ですから、収入という面でも何とかならないかということで、いろいろな検討、調査をした結果とすれば、あまりいい方向ではございませんでした。やれる範囲だけやったというのが今の現状です。  鈴木委員さん、おっしゃるとおりで、今年、経営計画、経営戦略を新たにつくります。それから、水道事業に関しても、広域化ですとか、そういったものの中で、状況が変わってくる要素も含まれております。そういったことの中で、スタンスとすれば、何か実施したいというスタンスは捨てておりませんので、新しくつくる経営戦略の中で、位置づけについて考えてまいりたいと。業務部とも、当然、連携をする中で、計画を考えていきたいと考えておりますので、ぜひ御理解をお願いしたいと思っています。 138: ◯坂本委員長 鈴木委員。 139: ◯鈴木委員 もう4年、5年、計画については経過しているわけですから、ぜひとも、今、深澤工務部長さんが、経営計画には方向性を出していきたいと、そうですね。そういうお話をしたので、期待をしたいなと思います。  あと1点、他市町村のということで、先ほど山中委員さんからの質問について、そんな答弁があったところでありますけれども、また、市の企業経営だから、他の市町村の受託業務についても、受託ができるように、民間企業と一緒に参入をしていったらどうかという提案は前々から、本市議会というよりも上下水道局にお伺いしたとき、そんなメニューはできないんですかということをお伺いしたところです。  常任委員会とはいえ、そういうお話をされたということで、あえてお話をしますけれども、ぜひとも、ほかの市町村には上下水道局もなく、水道管理自体は民間に出しているところも非常に多いということですから、民間企業と競争をする中で、ほかの事業もとっていく中で、経営の基盤を安定していくとか、甲府市の上下水道局の技術力をその中で高めていく。皆さんの言う技術の継承というのは、そういうところにもあるんじゃないかなと思いますから、経営計画にそれは書き込めるものではないと思います。そこは期待したいと思うんですけれども、検討はされていくんですか。 140: ◯坂本委員長 深澤工務部長。 141: ◯深澤工務部長 他事業体、水道を経営している他の市町の関係につきましては、結構、検体数が多いので、なかなか難しい部分はございますけれども、できることは実施していきたいと思っておりますので、先ほど申しましたとおり、新しくつくる経営戦略の中で検討をしてまいりたいと思っております。 142: ◯坂本委員長 鈴木委員。 143: ◯鈴木委員 いろいろな選択肢もぜひ考えていただきまして、公営企業、企業会計ということですから、かなり柔軟性はあるセクションだと思っていますし、それができるんではないかなと期待もしているところでありますから、新しくできます経営計画、さまざまな形で御検討いただきたいと要望しまして、終わりにします。ありがとうございます。 144: ◯坂本委員長 長沢委員。 145: ◯長沢委員 1点だけ、お願いをしたいと思います。3月の議会のときに、当委員会で水道料金の未納の方の納付確約書についてお聞きしたところでございます。先日、上下水道局に伺いましたときに、今般、この確約書の書類について変更をしたということでお聞きをいたしました。今日は坂本委員長に許可を得て、その書類を持ってきたわけですけれども、これを拝見しますと、内容的には、より詳しく、また、わかりやすくなっているという印象を受けました。この変更した確約書につきまして、どのような趣旨で、どういうところを変更されたのか。また、実際にこの確約書は既に適用をされているのか、詳細をお聞きしたいと思います。 146: ◯坂本委員長 大須賀営業管理室長。 147: ◯大須賀営業管理室長 3月の環境水道委員会において指摘されました分納確約書につきましては、お客様にわかりやすくするために改正をさせていただきました。その中で、一番のポイントとしましては、分納期間中に納入困難な場合につきましては、サービスセンターが窓口になるんですが、私どもに必ず連絡をいただいて、相談をしてくださいという一言を添えさせていただきました。  また、明細につきましても、それぞれ調定ごとに書類をつくりまして、わかりやすくお客様に理解していただけるような形をとらせていただきました。  現在、この分納制、確約書につきましては、既に6月から確約書をとらせていただく方には適用をさせていただいております。  以上です。 148: ◯坂本委員長 長沢委員。 149: ◯長沢委員 ありがとうございました。今、趣旨等についても御説明をいただきました。また、既にこの書類は適用をされているということで伺いました。私も内容を見させていただいて、全額一括納入ができないため、別紙納入計画のとおり納入することを確約しますですとか、分納についても、1枚、別途に納入計画表を作成して、こういった形で分納していただくというような形になっていて、非常にわかりやすくなっているのではないかということを思いました。  また、今、お話がありましたけれども、相談窓口がサービスセンターにということで、明確に記されておりまして、こういった未納になっている方々は、どこに相談したらいいんだろうと。分納期間中でも、困難な場合でも、まずは相談をしてくださいということを書いていただいております。非常に市民の皆さんに、水道利用者に対して寄り添った形で改定をしていただけたのかなということを思います。  こういった水道料金の未納の方等は、そういうお立場で市役所に声を上げるということはなかなかしづらい。そういう立場の方かとも思います。私たちが現場でそういったお声をお聞きしまして、こういった本市議会で市民の声をお届けさせていただいたことに対して、早速こうやって改定する等、対処をしてくださったことに関しましては、心より感謝を申し上げたいと思います。  時代に合った形で、市役所から市民の皆さんに寄り添っていただいて、随時、必要があれば改善をしていくというような形で、今後もしていっていただければと思います。  また、そうした形が収納率のアップにもつながっていくということを考えますので、ぜひ、今後とも御努力を続けていただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 150: ◯坂本委員長 以上で、上下水道局の所管事項について調査を終了いたします。  上下水道局の方々にはお引き取りを願います。御苦労さまでした。  それでは、次に、環境部の所管事項の調査に入ります。  最初に、路上喫煙禁止区域の指定について報告をお願いします。  井上廃棄物対策室長。 151: ◯井上廃棄物対策室長 それでは、路上喫煙禁止区域の指定について御説明申し上げます。  新都市拠点整備事業による甲府駅北口の整備、甲府駅南口周辺地域修景計画による甲府駅南口の整備に伴い検討してまいりました甲府駅周辺の路上喫煙禁止区域の指定について、その概要が決定しましたので、御報告申し上げます。  事前にお配りしております資料をごらんください。  今回の指定の目的でございますが、道路、公園等、公共の場所での喫煙による他人への被害、やけど、またはポイ捨てを防止し、安全で清潔なまちづくりを推進します。市内の特定の区域を指定し、そこで喫煙マナーの向上や環境美化を図ることにより、市内全域の公共の場所における喫煙に対する啓発を促します。  今回の指定に至るまでの経緯でございますが、平成17年3月、オリオン通りの一部をモデル地区として指定しました。その後、平成22年12月にオリオン通り全域が指定されました。新都市拠点整備事業により甲府駅北口が整備され、甲府市民及び甲府市議会より、喫煙禁止区域指定の要望の声が上がりました。その後、甲府駅南口周辺地域修景計画により、甲府駅南口の整備計画が決定されたため、整備された区域の良好な環境を確保することを目的に、甲府駅周辺の路上喫煙禁止区域指定を検討することとなりました。  他都市の状況でございますが、68市に調査依頼しまして、63市から御回答いただき、路上喫煙禁止区域を指定している市は34市でございました。  指定範囲の考え方でございますが、甲府駅北口及び甲府駅南口において整備された、または今後整備される箇所を対象にいたしました。また、通行量調査を行いまして、それに基づく通行量及び喫煙人数が多いエリアを参考にいたしました。  意見交換会でございますが、甲府市環境保全条例の中に路上喫煙禁止区域を指定する場合については、意見交換会を行いなさいという条項もございます。計3回行いました。内容については、指定範囲、または指定喫煙場所等について御審議いただきました。出席者といたしましては、甲府市自治会連合会会長及び周辺自治会の会長、また、関係機関といたしまして、JR東日本、山梨県たばこ商業協同組合連合会、甲府商工会議所、丸の内八番街商店街振興組合、山梨県タクシー協会、山梨県バス協会等でございます。行政機関といたしまして、山梨県警察、山梨県の方にも御出席いただきました。  今後の予定といたしましては、6月20日、あしたでございますが、告示をする予定になっております。そして、その後、市民周知をいたしまして、8月の上旬に指定の開始をする予定でございます。指定開始以降につきましては、職員による巡回の啓発、指定区域内に表示シールを設置するというようなことを行います。なお、指定開始日につきましては、告示により指定をいたします。  右側の図面をごらんください。指定区域につきましては、甲府駅の北口でございますが、西側については甲府合同庁舎の西のベルクラシック甲府さんのところの南北の道路まで、北側につきましては山梨県立図書館の1本上の道路まで、東側につきましては甲府市歴史公園が囲まれた道路までということになっています。  甲府駅南口につきましては、西側につきましては送迎駐車場のところまで、南側につきましては平和通りの甲府市役所の交差点まで、東側につきましては舞鶴陸橋の道路と舞鶴城公園、そして、オリオン通りにつながるまでの道路を指定いたしました。  指定区域内、指定喫煙場所でございますが、区域内に4カ所ございます。甲府駅北口につきましてはよっちゃばれ広場の東南の隅です。甲府駅南口につきましては武田信玄公の銅像のところ、トイレの横です。あとは、舞鶴城公園の中に2カ所ございます。  以上でございますが、今回の指定によりまして、こうふ開府500年、信玄公生誕500年を契機に、交流人口増加が見込まれる甲府市の顔である甲府駅周辺のさらなる環境美化を目指していきたいと考えております。  以上でございます。 152: ◯坂本委員長 以上で報告は終わりました。  この件につきまして、委員の皆様から何か御質問等はございませんか。  山田委員。 153: ◯山田委員 これに関しては、悪いことではないと。受動喫煙の問題もあるし、防災上の問題もあるしということですけれども、私は北口地区に住まいをしておりますから、この図面を見て、すぐわかるんですけれども、細かい道路にまで入り過ぎているということが1つあると思うんです。例えば山梨文化会館の横とか山梨県立図書館の上とかです。こういうふうにしちゃうと、ゾーンの区切りが結構大変になってくるんじゃないか。たばこを吸われている方が、ここからはいけないよねと、禁止している区域だよねといった場合に、その区切りがはっきりしないと、かえって混乱する場合もあるんじゃないかと思うんです。この辺のことはどのようにお考えだったんでしょうか。 154: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 155: ◯井上廃棄物対策室長 今回の指定に対しまして、意見交換会を行い、区域の指定について議論したわけでございますが、区域の切れ目というのは、もともと公共の道路ということで区切っております。 156: ◯坂本委員長 山田委員。 157: ◯山田委員 やっぱりこの細い道に、通行量調査もやられたと思うんですけれども、山梨県立図書館の上とか山梨文化会館とか、私らはよく通るんですけれども、そんなには人が通るわけがないんです。武田通りとか、よっちゃばれ広場とか、あの辺に比べて。問題は、どうやって指定区域のゾーンであるかということ、シール等も貼られるということですけれども、これは混乱なくやられるのかということが1つポイントになってくると。  それから、巡回における啓発ですけれども、これはどのような形でやるわけですか。もし、たばこを吸っている人だったらどういうふうにするのかとか、その辺をちょっと簡単に具体的に教えてくれますか。 158: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 159: ◯井上廃棄物対策室長 まず、巡回による啓発ですが、今もオリオン通りを指定していますので、週に1回、巡回しております。今回、範囲が広がりますので、さらに回数をふやして、啓発をしていきたいと考えています。具体的には、吸っている方がいれば口頭指導を行っていきたいと考えております。  あと、エリアにつきましては、済みません、最初の質問は何でしたか。 160: ◯山田委員 どうやってエリア内とエリア外を区別するのかということをしっかりしないと。 161: ◯井上廃棄物対策室長 済みません。山田委員さんがおっしゃられたとおり、指定区域内に表示シールを貼っていくことを考えております。具体的に言いますと、30センチメートル角ぐらいのシールでございまして、ここから指定区域が始まりますとか、そういうことを考えております。あと、年を通してホームページに掲載しておりますので、それを見ていただければわかることになっております。  以上です。 162: ◯坂本委員長 山田委員。 163: ◯山田委員 例えばベルクラシック甲府の西側のところが地図から抜け落ちていることとか、要するに、これからこうふ開府500年も含めて、山梨県外の観光客の方も来ていただくというときに、あまりわかりづらいものにしてはだめだし、明確にしてやるべきだと思うんです。私は、これはちょっときついなと思うんです。  それから、巡回して指導される方も、観光客の方がわからないで吸っていたと。そういう場合に「あんた、やめなさい」と言うよりも「済みませんが、こちらに喫煙場所がありますよ」と言うので、随分、和みが違うんだよね。この喫煙場所を見ても、甲府駅南口にもう1つ欲しいかな、甲府駅北口は真ん前に欲しいかなとか思うんですけれども、その辺のところは、ぜひ、今後、検討していただきたい。  昔でいえば、オリオン通り、だめですよと言えば、オリオン通り。ピンとわかるんです。だけど、これになると、こういう細かい道まで入ってきたり、だから、全部、継続性があるんです。山梨文化会館の横とか。そうすると、区別が、30センチメートル角の表示シールあっても気がつかないで歩いている方も結構いてしまうと。それに巡回に来た方が真面目に注意した場合とか、いろいろ出てくる可能性もあると思うんです。  その辺の指導の仕方、啓発の仕方も含めて丁寧な対応をしないと、これだと、指定区域が煩雑過ぎて、細かくなり過ぎているので、ちょっと心配かなと。もっと喫煙場所を目につくところに、もう1つ、2つふやすとか、その辺のところも今後の課題として検討していただきたい。  ホームページ等に掲げる場合も、もっと完成した地図にしていただかないと、これだとちょっと、北口地区の人間だったらわかるけれども、よその人はわからないです。ベルクラシック甲府のところまでちゃんと書かないと、これだとちょっとねと思われてしまうので、ぜひ、丁寧な対応を努力していただきたいと思います。
     以上、要望でございます。 164: ◯坂本委員長 ほかにありませんか。  藤原委員。 165: ◯藤原委員 2点、お伺いしたいんですけれども、民間の例えばコンビニエンスストアとかが店先に灰皿を置いてあるようなところで、指定区域にかかっている部分というのは、指導して撤去してもらうのか、もしくは、これはちょっとかかっていないから、そういうところには置いていいということになっちゃいますか。よくコンビニエンスストアに吸いながら入ってくる人が捨てるような灰皿みたいな。そこをちょっと教えていただきたいんです。 166: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 167: ◯井上廃棄物対策室長 店先に灰皿を置いてあるところは、御指摘のとおりございますが、今回、路上喫煙禁止区域が指定されましたので、道路上に灰皿がある場合は、これは撤去していただきます。ただ、敷地内に灰皿がある場合は、これは規制の対象になりませんので、これについては、そこで吸ってもやむを得ないという形になります。  以上です。 168: ◯坂本委員長 藤原委員。 169: ◯藤原委員 ということは、民間の敷地内にちょっと入っていれば、そこに喫煙所があって、そこで吸うことはできちゃうということですね。わかりました。  あと1個、山田委員が言った点を含めて、罰則はあるんですか。よくいろいろな区市に行くと、幾ら罰金をもらいますみたいに時々書いてあるところがあるんですけれども、この件に関しては、そういったものがあるのか、ないのか、教えていただきたいです。 170: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 171: ◯井上廃棄物対策室長 罰則については、今回はマナー向上の啓発ということで指定をさせていただきましたので、今回については罰則の規定はございません。  以上でございます。 172: ◯坂本委員長 藤原委員。 173: ◯藤原委員 最後に、たばこを吸う人にとって、たばこを吸っていい場所が、この指定区域喫煙所、また市役所等々の喫煙所、場所等だと、大変少ないようなイメージがあるので、もう少しふやしていただければありがたいなと思います。  以上、意見です。以上で終わります。 174: ◯坂本委員長 ほかにありませんか。  山中委員。 175: ◯山中委員 本当に広域に路上喫煙をされるということで、方向的には、東京都とか、私たちも研修とかで行ったりすると、たばこを吸う場所はもうないというような状況は、私たちも承知しております。  そういった中で、今回、民間の施設も多くある中で、山梨文化会館とか山交百貨店。今、藤原委員さんがおっしゃいましたけれども、敷地内に喫煙所があって、すぐ道路は路上喫煙になるということです。ちょっと心配だからお伺いするんですけれども、敷地内でたばこを吸っていて、その煙が路上に行きますね。それに対して、一般の方と、そこで路上喫煙だからという形で、いざこざや、ちょっともめたりということはないのかなと、それはちょっと心配かなと思って、お伺いをしたいんですけれども、その辺はどうですか。 176: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 177: ◯井上廃棄物対策室長 今回の指定に関しましては、甲府市環境保全条例に基づきまして、環境美化という観点で、路上喫煙の禁止の指定をしてまいります。今、山中委員おっしゃられた受動喫煙ということでございますが、これは法律でいいますと健康増進法でございまして、今、健康増進法の受動喫煙ということで、屋内、またはそれに準ずる施設ということで、受動喫煙ということは規定されております。屋外ということでは、ちょっと今、国も方向性が定まっていない状況でございますので、煙が来て、それでいざこざというのは、また国の法律の整備が整ってから、本市もその動向を見て対応していきたいと考えておりますので、今のところは、そういういざこざがあるかもしれませんけれども、今回の指定については、対応することは考えておりません。  以上です。 178: ◯坂本委員長 山中委員。 179: ◯山中委員 よくコンビニエンスストアの外にも喫煙所があって、歩いている人は路上喫煙区域で、たばこを吸っている人は敷地内ということで、今、いざこざがあるかもしれませんがという話もありましたけれども、そういったことがないように徹底して、また、その周知に努めてもらいたいと思います。  ちょっとだけ気になるんですけれども、この地図上で、この白いところは、なぜここだけ白くなったんですか。 180: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 181: ◯井上廃棄物対策室長 済みません。言われてみれば、そのとおりです。この角につきましては、見直してみたいと思います。入れるように検討していきたいと思います。 182: ◯坂本委員長 山中委員。 183: ◯山中委員 ここは検討をしていただけるということで、ペーパーベースでつくっていないんですね。大丈夫ですね。全部つくり直しとかはないですね。大丈夫ですか。  あと、以前に市民の方から話があったんですが、今、タクシープールがショットガン方式になって、タクシーの控え場が甲府共立病院の向かいにあったりするんです。ここは喫煙所は道路側に面しているところに、この施設には入っていないですけれども、甲府共立病院のあのタクシーが待っている場所です。          (大塚委員「大原学園専門学校のところね」と呼ぶ) 184: ◯山中委員 そうです。そこの喫煙所は、結構、ここを通る方がいらっしゃって、外に煙がいっぱい来るという指摘があったこともありますので、このところには関係ないんですが、道路との分煙の形もまた考えてもらいたいと思います。  終わります。 185: ◯坂本委員長 先ほどの歴史公園の空白地の件はいいですか。これは後で話はできますか。もう埋めると決めていますか。山梨文化会館とか山梨県立図書館と同じような発想の場所じゃないんですか。民有地がある、民家があるとか。        (山中委員「歴史公園の中じゃなくて、道路です」と呼ぶ) 186: ◯坂本委員長 ごめんなさい、失礼しました。区切り方ですね。それはどうしますか。では、もう一度、答えてください。  井上廃棄物対策室長。 187: ◯井上廃棄物対策室長 意見交換会でも話が出ていると思いますので、昼休みに確認しまして、午後にお答えすることでよろしいですか。 188: ◯坂本委員長 わかりました。  ほかにありませんか。  それでは、この件につきましては終了いたします。  それでは、ここで暫時休憩いたします。  再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午前11時53分 休 憩         ─────────────・─────────────                午後 零時58分 再開議 189: ◯坂本委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、所管事項の調査を続行いたします。  その前に、先ほどの山中委員の質問に対しまして、井上廃棄物対策室長より発言したい旨の申し出がありますので、これを許可します。  井上廃棄物対策室長。 190: ◯井上廃棄物対策室長 先ほどの山中委員さんの御質問でございますが、その角の形でございますが、意見交換会の図面を確認したところ、このとおりになっておりましたので、今回はこの形で指定をさせていただくということでございます。  以上でございます。 191: ◯坂本委員長 山中委員。 192: ◯山中委員 意見交換会でこういった形になったということですから、誰かがこういった形にしてくれと言ったということですか。 193: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 194: ◯井上廃棄物対策室長 当初、我々から図面を提示させていただいたんですが、その図面の形が当初からこういう形になっていたということでございます。  以上でございます。 195: ◯坂本委員長 山中委員。 196: ◯山中委員 当初からそういう形であったということで、いろいろこれからもまだずっと続く内容でありますので、しっかりと続けていただきたいと思います。  以上です。 197: ◯坂本委員長 それでは、次に環境部の所管事項につきまして、先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  小沢(宏)委員。 198: ◯小沢(宏)委員 済みません。甲府市の猫の不妊、去勢手術の補助金制度についてお伺いします。近年、猫ブームと呼ばれるようになりまして、今後、数年たつと、野良猫と言わず地域猫というようなものがふえるのをちょっと懸念しておるんですが、平成27年からでしたか、この制度が始まって、近年の傾向ですとか、件数などがわかりましたら教えてください。 199: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 200: ◯井上廃棄物対策室長 不妊、去勢の件数です。平成28年度に関しましては、申請件数は、飼い主のいない猫が118匹、飼い主がいる猫が222匹でございます。合計340件です。それで、実際には、不妊の手術をした猫が180匹、去勢の手術をした猫が113匹、合計293匹でございました。補助金といたしましては、不妊が108万円、去勢が45万2,000円、合計で153万2,000円でございました。  平成27年度の申請件数、186件でございますので、平成27年度に対しては、平成28年度はふえている状況でございます。  以上です。 201: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 202: ◯小沢(宏)委員 申請をされて、実際に手術をしなかったというような方が何名かいるかと思うんですが、その辺の理由については把握されているでしょうか。 203: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 204: ◯井上廃棄物対策室長 申請をされる方は、猫が飼い猫でない場合も面倒を見ているということが条件になりますので、その辺の確証がとれなかったということでございます。  以上です。 205: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 206: ◯小沢(宏)委員 わかりました。ちょっと私が調べたところで、奄美大島には、他の動物を守る観点から、飼い猫の登録制度を採用しているようでして、ちょっと作業等は煩雑になるかと思うんですが、甲府市では今まで猫の登録等について検討した経過がございますでしょうか。 207: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 208: ◯井上廃棄物対策室長 犬は当然、登録制でやっておりますが、猫については、登録について検討をした経過はございません。  以上です。 209: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 210: ◯小沢(宏)委員 確かにそうですね。ちょっと煩雑過ぎるかなとは思うんですが、以前、平成22年ですか、マイクロチップリーダーの導入、いろいろと動物愛護団体等と連携して導入を図ったとありますが、導入を図って、結局どうなったのかということと、今後、マイクロチップを埋め込めば、飼い主等々の情報が非常に簡単にわかると思います。マイクロチップ等を埋めることを積極的に推進させるようなことを検討したことはございますでしょうか。 211: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 212: ◯井上廃棄物対策室長 マイクロチップに関しましては、適正使用の講習会とか、動物愛護週間のイベント等を通じまして、啓発活動を行っておる状況でございます。これはちょっと前のデータなんですが、平成24年度の12月の状況は、マイクロチップ装着が、犬が2,656頭、猫が335匹、その他動物14件で、合計3,005件となっております。  今後につきましては、動物愛護の視点に立ちまして、マイクロチップについては啓発を行ってまいりたいと考えております。 213: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 214: ◯小沢(宏)委員 わかりました。済みません。順番がちょっと前後してしまったんですけれども、この甲府市猫の不妊・去勢手術費補助金交付制度ですか。これは手術をした後、または、申請書を出す前に手術をした場合には補助金が受け取れないという制度になっているかと思うんですが、なぜそうなったのかということが説明できましたら、お教え願いたいと思います。 215: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 216: ◯井上廃棄物対策室長 小沢(宏)委員おっしゃるとおり、後でもいいという視点もございますが、現行では、申請書を出される前に手術をされるということは許可しておりませんので、そういう状況になっております。  以上になります。 217: ◯坂本委員長 小沢(宏)委員。 218: ◯小沢(宏)委員 わかりました。我が家の場合は、突然、発情期がきまして、うるさいなと。そこで急遽、手術をと思ったんですけれども、申請をして、しばらく日にちがかかるということを聞きまして、そう待っていられないなと思いまして、手術をしてしまったんです。ですから、期間限定でも構いませんので、後日、獣医師から診断書でも、何月何日にそうしましたというものがあれば認めてもらえるような制度であればとも思いますし、あと、予算の問題もありますでしょうし、予算がなくなったら打ち切りということも聞いております。できるだけ、どこまで拡充させるかによりますけれども、その辺も検討をしていただきたいと思います。要望です。  以上で終わります。 219: ◯坂本委員長 山田委員。 220: ◯山田委員 委員長にお諮りしますが、議論の資料ということで、3枚ほどお配りしたいんですけれども、よろしいでしょうか。 221: ◯坂本委員長 ただいま山田委員から資料配付の申し出がありました。これを許可いたしますので、事務局より資料を配付させます。                   (資料配付) 222: ◯坂本委員長 では、山田委員、始めてください。 223: ◯山田委員 A4、1枚からいきたいと思いますけれども、これは調べていただいた近隣市町の可燃用ごみ袋価格比較表ということで、甲府市は例の黄色いごみ袋なわけです。これについて、この中で1つ問題があるのは、もう既に始まっていますが、これから甲府・峡東地域の焼却施設ということで、甲府市、笛吹市、山梨市、甲州市とあるわけですけれども、その中で、笛吹市が断トツに出ているということをどういうふうに受けとめるのかということがあるわけです。  というのは、甲府市に近い地区とか、甲府市に通勤されている笛吹市の方々は、黄色いごみ袋を買って甲府市のステーションに置くという話が、結構、今は出てきているんです。倍額なものですから、できたら、この辺の足並みをぜひそろえていただければなということが1つあるわけです。その辺、どのようにお考えでしょうか。 224: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 225: ◯萩原減量課長 ただいま御指摘をいただきました笛吹市のごみ袋の価格でございますが、1枚当たり30円ということで、他の市と比較しますと、かなり高い、倍くらいの金額になっているということでございます。笛吹市におきましては、このごみ袋に処理料、手数料を上乗せして、価格を決定している考え方をとっているところでございます。
     今、山田委員から御指摘がありましたように、笛吹市は隣ということがありますので、この辺で甲府市に笛吹市のごみが出されてしまう危険性はあると認識しております。今後、その状況などを把握できましたら、笛吹市に申し出たり、対策も検討をしていく必要があるとは考えております。 226: ◯坂本委員長 山田委員。 227: ◯山田委員 危険性があるということではなく、現にそういうことが二、三件私の耳に入っています。やっぱり通勤途上で置くという方々も結構いるようなんです。だんだんそういう傾向が強くなっているんじゃないかなんていう話も聞いています。ぜひ、共同でやるわけですから、共同ということで努力していただきたいということと、甲府市はそもそも、有料ごみ袋という、買わなきゃいけないから、有料には有料なんですけれども、エコのためにやっているということですから、この15円という金額も含めて、例えば甲州市を見習って、1円でも安いほうがいいかなと思うところです。  ちなみに、甲府市のお店屋さんなんかでも、大型ごみ袋、150円と書いてあるところや、139円と、どんと書いてあるところがあるんです。139円というのは、小さく「消費税抜きです」と、こうなっているんです。だから、その辺のところで、それがいいか悪いかはまだ議論のところですけれども、1円でも安ければいいという気持ちが皆さんおありなので、ぜひ、その辺のところも今後判断していただきたいということと、今でも約7,000万円、約6,000万円の差額が出ていますね。製造費、販売費から含めての売り上げの金額を引いた差額。こういう問題も含めて、市民への対応をしっかりしていただければありがたいと思います。これは要望として終わっておきます。  それから、もう1つ、環境行政の概要というものを今、お手元に配りました。これは、皆さんにお配りしていただいている環境行政の概要の平成28年度版です。この有価物の回収と資源物の回収を並べてみたら、幾つか疑問に思ったり、質問をしたいことがありましたので、まず、この表の環境行政の概要、これは66ページから67ページにある分ですけれども、ちょっと質問させていただきたいと思います。  まず、資源物の回収なんですけれども、この逆有償資源物運搬処分委託料というのが結構、伸びているんです。これはどういう品目になるか。例えば瓶とか、そういうものに当たるわけでしょうか。このふえている傾向というのも含めて、ちょっと教えていただければと思います。 228: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 229: ◯萩原減量課長 逆有償資源物運搬処分委託料につきましては、多くは瓶類については逆有償という形になっております。鉄類も昔はある程度の金額がついたんですが、今、逆有償の品目というような形になってきていると聞いております。あと自転車なんかについても逆有償と聞いております。  逆有償のものがふえているというのは、やはり瓶類が、以前はボトルで、生き瓶については有償というような形にはなっていたんですが、生き瓶を取り扱う業者がたまたま平成27年度くらいからなくなって、それがカレットとして、今、処理がされているということで、若干、ふえているというような状況がございます。やっぱり価格的には逆有償のものの金額が、今、逆に伸びてきているというような状況でございます。 230: ◯坂本委員長 山田委員。 231: ◯山田委員 そうすると、もうちょっと丁寧に、もう1枚の紙の甲府市集団回収運動報奨金交付要綱なんかがありますけれども、ここで今、お話しになったのは、第4のところの金属類は掛けることの7.5円ということになっているんですが、この金属類であっても、鉄は逆有償ということになっているということですね。そういうふうに読めますけれども。 232: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 233: ◯萩原減量課長 カレットと自転車類は、今、逆有償というような形になっております。あと、破砕磁性物です。そういったものはマイナス、逆有償になっておりまして、先ほど言いました瓶のカレットとか、そういったものは、今、逆有償になっていますので、例えば自転車類みたいなものも、今、逆有償ですので、報奨金の計算の中には含まれていないという形になります。 234: ◯坂本委員長 山田委員。 235: ◯山田委員 とにかく、せっかく市民から出してもらった資源物であっても、逆に委託料を払わなきゃいけないというものがふえているというのは、1つの傾向なのかもしれません。でも、瓶の中でも、お酒とかビール瓶とか、そういうのは有償ですね。ひっくるめて、全部、瓶は逆有償じゃないと思うんですけれども、その点が1つ。  それから、もう1つ、続けて、これを見ますと、平成24年度と平成25年度で、一番最後の選別後資源物売却収入でいうと、その売却収入というのは大きく平成24年度と平成25年度が金額がふえているということで、これはありがたいことだと思います。まず、この金額がふえたというのは、資源物、有価物など、市場価格が前よりも上がったと、そういうふうに受けとめてよろしいわけでしょうか。2点です。 236: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 237: ◯萩原減量課長 そうですね。ここの平成24年度、平成25年度の差については、単価の関係で上がったということだと思います。  先ほどの御質問の瓶ですけれども、瓶は、生き瓶を引き取ってくれていた業者が平成28年度から取引できなくなったということで、生き瓶についてもカレットということで、それ以降はなっているという状況でございます。 238: ◯坂本委員長 山田委員。 239: ◯山田委員 この売却収入というのは、甲府市の収入になるということですね。それで、それは環境部なのか一般会計なのか、その辺、ちょっとまた教えてください。 240: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 241: ◯萩原減量課長 資源物の売却収入につきましては、平成28年度までは甲府市の収入ということで、環境部の予算に充当する形で行っております。平成29年度以降は新工場の歳入という形になっております。  以上です。 242: ◯坂本委員長 山田委員。 243: ◯山田委員 その辺のところは後でまた細かくお聞きするとして、この間、回収量そのものは、これを見ると、資源物の回収量は減っていますね。でも、直接搬入量も確かに減っているけれども、その全体の回収量に比べて、直接の搬入量は、ざっと電卓でたたいてみたら、結構なパーセントになって、39%、40%近くになっているんです。これはだんだんふえていって。そうすると、業務委託した場合の回収の手間暇は前より減ってくるということがありますね。それと、当然、全体の回収量が減っている。それから、同時に、選別に伴うというのは、全体の量が減ってきているわけですから、これも減ってくる。  でも、よく見てみると、直接搬入量がふえている、それから、回収量全体が減っている、とにかく全体の選別量が減っている中にありながら、この回収・選別等委託料の金額がどうしてこの間ふえているのか。この真ん中のところです。その辺がちょっと疑問なもので、ちょっと具体的に教えていただきたいんですけれども。 244: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 245: ◯萩原減量課長 資源物の回収につきましては、量的には減ってきているけれども、集積場の数だとかというものも若干ふえているということもありますし、作業をする人員とかトラック、それに使うガソリン代とか、その量に応じて減っていくということはないということでございます。  それから、回収の業務委託料につきまして、運転手と、それから助手と、2人体制で今、回っているところでございますけれども、これを完全に2人体制にしたり、それから、ある程度、選別をしっかりしないと、高く売れないということもありまして、その選別の職員をふやしたというようなことから、委託料がふえているというところでございます。 246: ◯坂本委員長 山田委員。 247: ◯山田委員 業務の具体的内容は、私、わかりませんので、その辺もちゃんと見なきゃ結論は出せないんですが、でも、確かに回収量そのものを見ても、平成23年度と平成27年度では、少しとはいえども、全体の量ですから、4%減っている。選別、回収量全体も、平成23年度から平成27年度では88.64%、これだけ減っている。でも、委託料は、平成23年度から比べると、全体額で11%、1,383万円ふえています。それだけに、安全な丁寧な仕事と承りますけれども、一方で、報奨金を平成13年から廃止した。この報奨金は自治会のほうですね。  だから、これが減って、業者さんには丁寧にしながら、自治会には平成13年度に廃止ということだけだと、説明をもうちょっとしっかりしたほうがいいと思うんです。そのことは後でもお願いしますけれども。  それから、もう1つ、有価物の回収を見ていただきたいと思います。これも、平成24年から平成25年度で、ちょっと区切りがあるなという感じがするんです。自治会で回されているお金というのは、自治会の買い上げ額と報奨金です。この2項目。この金額を見てみると、どんどん減っています。平成24年度のときの、この自治会買い上げ額と報奨金額を足してみると、6,580万円ほど。それが平成25年度になったら、この2つを合わせた金額が6,100万円ほどに減ってしまう。それからどんどん減ってきて、5,790万円とか5,370万円となっている。  でも、不思議なことに、平成24年度から平成25年度にかけて、この業者さんにお渡しするお金は、回収業者補助金と容器配置委託料ということです。この金額を足してみると、その平成24年度までは自治会さんに一定程度、当然といえば当然ですけれども、800万円ほど多く報奨金や買い上げ金を渡した。平成25年度になったら、急に、自治会さんと業者さんにお渡しするお金が逆転してしまっている。しかも、大きく逆転してしまって、平成25年度からは400万円も違ってきてしまう。それから、平成26年度だと1,300万円。平成27年度に1,300万円ということです。これはちょっといかがなものか。平成24年度から平成25年度の差というのはどうなったんでしょうか。この辺のところ、説明できますか。  なおかつ、自治会が下がっているんだけれども、回収業者さんには次々と、その案分比、金額でも、多く回っているという言い方はおかしいですけれども、ふえている。この辺のところの説明はどうなっていますか。お教えください。 248: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 249: ◯萩原減量課長 有価物の回収量は徐々に減少傾向にあるということでございまして、例えば平成24年度、平成25年度の自治会報奨金は確かに下がっております。この統計は、事業者の売却収入についても下がっています。確かに委託料は、平成24年度、平成25年度を比較しますと、平成25年度のほうがふえているということでございまして、何らか、そこで理由が発生しているということだと思うんですが、ちょっと今は事由を把握しておりません。  ただ、回収につきましては、回収量は減ってきていても、やはり回収に要する費用、人件費だとかトラックの費用だとかというものは、ある程度、同じようにかかってくるということになるかと思います。この補助金につきましては、平成26年度をピークに、平成26年度、平成27年度、平成28年度と、やはりだんだん下がってきているという形になっております。 250: ◯坂本委員長 山田委員。 251: ◯山田委員 後で説明していただくというお話ですけれども、今の説明だけでは、当然、納得できないです。平成25年度から急にふえて、平成26年度も補助金はふえて、平成27年度は減ったけれども、一方では、もっとどんどん、自治会さんの買い上げ額と報奨金額は下がっている。このアンバランスは一体どういうものなのかなという感じがするわけです。  それで、もう1つの要綱ですけれども、甲府市有価物回収事業補助金交付要綱。こっちを見てもらうと、これは業者さんにお渡しする規定が書いてあるわけです。その第4を見ると、補助金額は組合員が有価物回収を行うことにより生ずる収入総額から支出総額を差し引いた不足金額とし予算の範囲で交付すると。補助金というのは、つまり収入、引くことの支出額ということです。収入額はどういうものなのかというと、回収して選別したものを問屋さんに売却した金額。それから、もう1つは、容器を配置している金額です。これはコンテナとか、そういうところだと思うんですけれども、委託料を甲府市からもらっていますから、それを収入額。支出はどうするのかというと、自治会へ、これは買い上げ金ですね。報奨金じゃなくて、買い上げ金だけだから、これと、甲府市が必要と認めた事業経費、この2つになってきているわけです。こうなってくると、支出が多い場合に、補助金に入ってくるということになるわけです。そういうふうな受けとめでいいわけですね。ここに書いてあるとおりで。              (萩原減量課長「はい」と呼ぶ) 252: ◯山田委員 そうすると、1つは、何で自治会が下がるのに、業者さんがどんどん上がっていくのかというのが理解に苦しむんです。というのは、最初の資源物回収のときに、今、御答弁いただいたように、資源物の回収のほう、平成24年度から平成25年度、例えば選別後資源物売却収入は、5,700万円ほどから約7,000万円にも上がった。その次は約7,900万円、その次は約7,600万円。全体の回収量が減っているのに、市場価格の変動でふえたというのならば、売却収入がふえて当然でしょうと思うわけです。ここはつまり、売却収入が大幅に減っていったということでしょうか。平成25年度、平成26年度、平成27年度。資源物と有価物の出されている品物は全く同じなわけです。一方では上がって、一方では下がるという計算になるんでしょうか。お聞かせください。 253: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 254: ◯萩原減量課長 有価物の回収については、やはりだんだん実施する自治会数も減ってきているというようなこともございまして、自治会の報奨金については減少傾向ということになっております。事業者の売却収入も減少しているということで、売却収入が減少するのに対して、経費については、やはりそれに応じて減っていくというわけではございませんので、その差額がやはり大きくなって、補助金がふえているというのがあるかと思います。 255: ◯坂本委員長 山田委員。 256: ◯山田委員 はっきり言って、納得できないです。回収量が減ってきて、報奨金は、例えば7円50銭とか32円とあるから、これは減ります。だけど、その買い上げ額が、どうしてどんどん一緒にふえるのか。一方では、こちら側を見た、資源物の回収は、売却収入、つまり市場価格は伸びているわけでしょう。どうしてそうなるんですか。  計算式がよくわからないのは、もうちょっと明らかにしたほうがいいと思います。要綱を見ただけではわからない。例えば、甲府市有価物回収事業補助金交付要綱の支出総額で、つまり補助金に回せるほうの金額ということでしょうか。補助金にプラスされるほう。甲府市が必要と認めた事業経費は何ですか。その基準はあるんですか。幾らぐらいなんですか。 257: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 258: ◯萩原減量課長 必要経費につきましては、その業者の人件費、給料とか社会保険料、福利厚生といったもの、あとは車両の関係で、車両の減価償却費、また修繕費、車両保険だとか燃料費といったものが認められた経費ということになります。 259: ◯坂本委員長 山田委員。 260: ◯山田委員 その車両関係とか人件費等々というのも、一定の基準がなかったら、うまくないです。向こうが言うままに出しているということは決してないと思いますので、その基準があるはずなんです。その基準をもっと明確にする必要があるかなと思うんです。そうでないと、結局、今言われた話の、業者さんにふえて、自治会の買い上げ額を見てもわかるように、市場価格と違って減っている。こういうことを見ると、やっぱり何か不透明感は否めないです。  それから、事業経費を今おっしゃられないんですが、明確な基準がないからじゃないですか。1つの会社にはこれだけの車両とこれだけの人員というのは、基準がなきゃおかしいわけで、それが出てこないというのは、計算式が成り立たないじゃないですか。どういうふうにお考えですか。 261: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 262: ◯萩原減量課長 基準については、基準額ということで定めがございます。 263: ◯坂本委員長 山田委員。 264: ◯山田委員 甲府市スズメバチ駆除費補助金とか、そういうものじゃないから、これで生活されている業者さんもいるし、その辺は明確に、公平的にやらなきゃだめです。要綱や何かでも、こういう大ざっぱな要綱じゃなくて、もうちょっと丁寧に書いていただきたい。それから、この環境行政の概要も、有価物の回収だったら、売却収入の欄もちゃんと入れて、わかりやすくしていくということがいろいろな意味での行き違いとか誤解を生まない内容になってくると思うんです。  その意味で、これははっきり言って、どなたが見ても、この有価物の回収と資源物の回収を見たら、不透明感が否めないという感じに見えてしまうわけです。やっぱり補助金制度の本来あるべき姿というのは、さまざまな審議会等の資料を見ても、透明性、公平性の確保とか、説明責任の履行、そういう原則があるわけですから、その辺が今のところ、この有価物の回収、資源物の回収というものに関して、はっきり言って、全然透明感がないという感じがしています。  業者さんと自治会との比べ方で見ると、集めて分別しているというのは自治会さんなわけです。私も20年ぐらいやっていますけれども。それで、どうしてこうなるのかとなってくると、とてもじゃないけれども、説明責任が今のところできていないと思うんです。その辺のところを、今後、必ず、しっかりした内容をつくっていただきたいと思いますが、飯田環境部長さん、いかがお考えですか。 265: ◯坂本委員長 飯田環境部長。 266: ◯飯田環境部長 素直にお答えさせていただきます。今後、なるべくわかりやすい資料の作成に努めてまいります。  以上でございます。 267: ◯坂本委員長 山田委員。 268: ◯山田委員 それから、結局、書類を出したり、計算をしたり、金額を出すというのは業者さんなわけです。だから、やっぱり年に1度ぐらいは現場に行って見るという必要があると思うんです。環境センターに今まで持ち込まれていたごみでも、定期じゃないけれども、年に何回かは、必ず成分分析なんかもされています。事業系のごみや何かでも。そういった一定での作業をしないと、やっぱり透明性、公平性がゆがんでしまうということなので、ぜひ、その辺のところも強くお願いをしていきます。  あと、最後ですが、ぜひ調査をしていただきたいというのは、新しい焼却炉ができた。これは随分、立派なもので、ガス化溶融炉というものです。これは、私、インターネットでいろいろ見たら、やっぱり廃プラスチックや何かもしっかり受けとめることができる。今まで、甲府市のような施設、古い施設でいうと、炉を傷めてしまう、耐用年数を短くするということで、やめたほうがいいと、そういう話もありました。でも、今のところ、いろいろな資料を見ても、ここ数年間、プラスチック類は、リサイクルといってもその燃料に値する。だから、一緒に焼却しても構わない。昔はダイオキシン等と言われたけれども、最近では施設の改善でもって、その辺の心配もかなりなくなっている。その意味でリサイクルというならば、その可燃物、つまり石炭よりカロリーが高い成分が出ると言われているわけです。  だから、この辺の問題も、今始まったばかりとは言いますが、廃プラスチックの回収等々も含めて研究をぜひしてもらいたい。できたら、これは業者さんにわざわざ費用もお願いして、廃プラスチックの作業を週1回やっている。でも、これが必要でない。ある意味では燃料にマイナスを与える、いい影響が出る、そういうことも含めて、ぜひ検討をしていただきたいと思います。これは要望として言っておきます。  以上です。 269: ◯坂本委員長 ほかの委員から挙手をお願いいたします。  山中委員。 270: ◯山中委員 よろしくお願いいたします。2点ほど、短くさせてもらいたいと思いますが、食品ロスの関係で、環境省のモデル事業を受託して、小学校等において、ごみ処理、学校給食等の処理を活用して行っているかと思うんですが、いろいろその中で実績が出てきたかと思いますので、食品ロスの小学校のモデル事業等は今どのような状況になっているのかということをお伺いしたいと思います。 271: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 272: ◯萩原減量課長 食品ロス対策事業でございますが、現在、教育委員会におきまして、モデル校3校の給食残菜の堆肥化、また、学校菜園等におきます、残菜によります肥料の利用、それから給食支援員を配置しての残菜調査などの取り組みを始めております。環境部におきましても、ごみへらし隊によります新ごみ処理工場の校外学習時での児童への啓発や、新聞コンポストを利用しての環境教育などに取り組んでいるところでございます。  今後、教育委員会と共同によります、小学校の親子を対象としたイベントの実施、また、食品ロスのオリジナル教材、パンフレットの作成だとか、バイオ式生ごみ処理機のモデル校への設置などの実施を予定しているところでございます。  以上です。 273: ◯坂本委員長 山中委員。 274: ◯山中委員 ありがとうございます。今はモデル校で3校ということでありますが、今、非常にすばらしい形で行っているかと思います。今後、拡大とか、ほかの場所での活用等はどのようにお考えなのかをお伺いしたいと思います。 275: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 276: ◯萩原減量課長 今後の活動につきましては、今年度は先ほど御説明したとおり進めてまいります。来年度につきましては、また、この取り組みをおそらく継続されていくと考えております。 277: ◯坂本委員長 山中委員。 278: ◯山中委員 ありがとうございます。本当に学校給食の残ったものを活用して行うということで、こういったことがいろいろな形で教育になろうかなと思うんですが、ただ、学校現場でも、環境教育や、いろいろな教育等もあるかと思いますので、そういった中で、全てが学校教育現場じゃなくても、環境行政の中で食品ロスの取り組みをまた新たな形でも取り組んでいただきたいなと思っております。  1点、環境省のホームページとかを見ると、3010運動とか、そういったような活動も行われておりますが、本市においては、そういった食べ物の食べ残し等について、どのように捉えているのか、ちょっとその辺についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 279: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 280: ◯萩原減量課長 本市としましては、はっきりと3010運動という形では行ってはおりませんが、庁内の職員間で行われます宴会等において過度な量を注文しない、また、料理を楽しむ時間を設ける、出されたものを残さないといった取り組みを行うような呼びかけを行っております。また、お父様、お母様がお勤め先の飲食会等に参加する場合にも同様の取り組みがされるよう、家庭においての取り組みの啓発を続けていきたいと考えております。 281: ◯坂本委員長 山中委員。 282: ◯山中委員 ありがとうございます。食べ残しとかになりますと、事業者さんだったりすることもありますので、甲府市が一般の食べ残し等、ごみの量を減らすという取り組みをしているかと思いますが、また、いろいろな飲食店さんや事業者さんにも、そういった食べ物のごみを減らす取り組みということを取り組んでいただきたいと思います。  長野県松本市さんだったりすると、タッパーで持ち帰りをするお店にステッカーを貼ったりとか、食べ物の食べ残しのゼロのステッカーをつくったりして、ごみの量を減らすという取り組みが行われているそうです。本市においても、そういったごみの量を減らす取り組みというのは、今後の環境行政においても行っていくべきかと考えますが、もう一度、その辺についてお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 283: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 284: ◯萩原減量課長 現在、家庭ごみの減量ということで、主に取り組んでいるところでございますが、山中委員のおっしゃるように、食品ロス対策については、事業系についても非常に大きな問題だと考えておりますので、今後、また研究をしながら対策を考えていきたいと考えております。 285: ◯坂本委員長 山中委員。 286: ◯山中委員 力強いお言葉をいただきました。また、そういった形で新たな取り組みも研究、検討していただきたいと思います。  次に、今定例会で飯田環境部長さんも御答弁をされたと思うんですが、中核市について、兵道議員さんの保健所設置に向けた今後の課題等の質問があったと思うんですが、そういった中で、環境部における中核市における課題と事務事業等はどのような形になっているのかということを、本会議の中で答弁はいただいたと思うんですが、ちょっとその辺の詳しい内容を教えていただければと思います。 287: ◯坂本委員長 内藤環境総室長。 288: ◯内藤環境総室長 中核市移行にかかわります環境部全体の事務という視点から、ちょっとお答えをさせていただきます。現在、平成31年4月の中核市移行に向けまして、諸準備を進めておるところなんですけれども、環境部全体でいきますと、おおむね370件ぐらいの事務事業が移譲されるのではないかということで、今のところ予定をしております。まだこれは確定ということではないんですが、この予定でおります。  具体的には、浄化槽に基づく事務でありましたり、大気汚染防止法に基づく事務、産業廃棄物に関する事務、重立ったものはこういうものなんですけれども、それらにつきまして、各所管課で検討、協議を進めながら、今進めているという状況でございます。  以上です。 289: ◯坂本委員長 山中委員。 290: ◯山中委員 私も中核市調査研究会の委員をやらせていただいておりまして、その調査研究会の中で、詳細についてはわかりかねる部分もあるので、各部局でというお話を伺うものですから、各部局に聞くと、詳細の部分は中核市の担当に聞いてくださいという話をされるものですから、その辺はどういった形になっているのかなということは、私もちょっと確認したいと思いまして、今質問させてもらったんです。  中核市調査研究会では、二千七百幾つの事務がありますと、確定した数字があったと思うんですが、その中で、今、内藤環境総室長さんのお話だと、370項目程度で確定していないというようなお話なんですが、その辺はどういうふうに判断したらよろしいですか。 291: ◯坂本委員長 内藤環境総室長。
    292: ◯内藤環境総室長 数が確定していないのはどういう関係からかと、こういうことでよろしいでしょうか。               (山中委員「はい」と呼ぶ) 293: ◯内藤環境総室長 数につきましては、おおむね、全体で今は約2,700件ということでおっしゃられたと思うんですけれども、移譲事務の中には、法定移譲事務と法定外移譲事務というのがございまして、山梨県の条例で実施していたりというものがあったりするものが法定外移譲事務なんですけれども、これらについて、移譲を受けるのかどうか、これは法定外ですから、任意といいますか、各市で、その法定外移譲事務を受けることによって、いわゆる市民サービスの向上につながっていくのかどうか、こういった観点からも検討する必要があるところでございます。  それらについて、おおむね、環境部だけではなく、本市全体で受ける方向にあるということは聞いているんですけれども、その数が山梨県から今からまだ落ちてくるものがあるのかどうか、そういったところがまだ確定していないということで、中核市推進課では、まだ確定ということではお答えをしていないという状況であると考えています。  以上です。 294: ◯坂本委員長 山中委員。 295: ◯山中委員 ありがとうございます。今年度中には、本市議会でも議案等に可決をしていくという形になろうかと思うんですが、そういった中で、ランニングコストや事務事業とか、費用は早い段階で私たちも把握できるような形で取り組んでいただきたいと思います。私たちも、中核市になるとどうなるんだという話をよく聞かれたりするものですから、よくなりますよという話はするんですけれども、ただ、費用が幾らになるかわからないという形で、今言われてしまうと、私たちも説明力が欠けてしまう部分もありますので、そういったところで、またしっかりとした形でわかるような方向を保っていただきたいと思います。  ただ、逆に、こうやってまだわかりませんと言われると、私たちもちょっと不安になってきてしまう部分もありますので、できるだけ早い段階で、公の形で公表できるよう努めていただきたいと思います。  そういった中で、飯田環境部長さんの答弁の中で、動物愛護センターですか、独自の処分場が課題というようなお話がありましたが、それについて、どのような現状を持っているのか、あまり、まだ今、交渉事もあろうかと思いますので、わかる範囲で結構ですので、お答えいただければと思います。 296: ◯坂本委員長 井上廃棄物対策室長。 297: ◯井上廃棄物対策室長 御質問の動物愛護の件に関しましては、ただいま甲府市で積極的に進めているという状況ではございませんが、いずれ中核市になって、動物愛護をしていかなければならないと検討しております。  今、実際に甲府市の環境部での仕事が、犬の狂犬病の予防注射、そして、猫の不妊、去勢の手術です。そういった事業は行っておるんですが、犬、猫の引き取りをしてから、その後、譲渡するか殺処分するのかという判断を下したり、譲渡をする場合、譲渡会を開いたり、あと、殺処分をどういうふうにしていくかとか、そういう件に関しましては、今は山梨県が実施している状況でございますので、その辺を、今後、中核市になったときに、どういうふうに甲府市で実施していくかということも踏まえまして、動物愛護センターの設置を検討しているということでございます。  ただ、それにつきましては、その場所とか規模がちょっと定まっておりませんので、それを含めて検討していくという状況でございます。 298: ◯坂本委員長 山中委員。 299: ◯山中委員 いろいろ私もインターネット等で調べたんですが、そうやって業務委託ができるものは、ぜひとも取り組んでいただきたいと思いますし、今後、殺処分場という名前が適当かどうかわかりませんか、そういったところを本市において建設しなければならないということになりますと、また慎重な考え方もあってしかるべきだと思いますので、甲府市で緊密にまた連携をとっていただいて、本市において負担がない制度設計に努めていただきたいと思います。これは要望といいますか、強い要望をさせていただきたいと思います。  以上です。終わります。 300: ◯坂本委員長 鈴木委員。 301: ◯鈴木委員 では数点、質問をさせていただきますが、まず、先ほど山田委員が話をしたプラスチックの収集の件なんですが、今までプラスチックの分別収集についてはどうなんですかという話をお聞きしていたところ、燃料として非常に有効だから、分別収集する方向にはないということをお答えしていたわけです。今度は峡東3市と甲府市で、新しく笛吹市境川町にクリーンセンターをつくる。そこでは、今度は分別収集するということで問い合わせしたところ、峡東3市が既にプラスチックの分別収集をしているということで、甲府市も同一歩調をとる。そこのところは、そういう経過なんです。それによって市内で説明会も開いたり、実は私の地区でも、当初、予定したものについては、自治会、2回はしていただいたんですけれども、参加者は少なかったんですが、その後、女性部の方たちが関心を持ちまして、個別にまた説明会をしていただいたところなんです。  当然、軽量で、また容量も多くなってしまうというような形なんですが、住んでいる皆さんにお聞きすると、今まで大きなごみ袋を買っていたけれども、非常に小さくなったとか、毎週出したものが2週間に1回で済むとかというお話もお聞きしているところです。  総合的に考えて、プラスチック製容器包装については、今後とも推進していかれるのか、やっぱり山田委員が言うとおり、それにしても有効な資源だし、実際のところ、有価物という名前はあっても、ランニングコストは非常にかかってしまうというところもあると思うんです。なかなか難しい選択にはなると思うんですけれども、その辺はどんなふうにお考えなのか、また、分別収集の量とかも含めながら経過を説明していただければと思います。 302: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 303: ◯萩原減量課長 プラスチック製容器包装の分別回収につきましては、予測を超える量で、今現在、集まっているというところで、今、鈴木委員さんがおっしゃられたとおり、各御家庭から、可燃ごみの量が半分くらいに減ったというような声を多数いただいております。この分別回収につきましては、始める際に地域の説明会を73カ所で行うなど、市民への周知に努めてまいりました。  その結果、可燃ごみの減量でございますが、昨年の10月から毎月の可燃ごみの搬出量、回収量が減少しているという状況でございまして、ことしの5月まで、前年同月比で毎月の量が減っております。その減っている量については、プラスチック製容器包装の回収量を大きく超えた量が減ってきているということで、やはりこのプラスチック製容器包装の回収をきっかけに、容量的にかなり減るというようなところで、これはごみの減量に対する市民の意識というものにもやはり刺激を与えて、ある程度の量が減ってきているのではないかと考えております。  燃料として有効じゃないかというお話でございますが、溶融炉については、燃やしてということではないので、そのプラスチックの量について、特にそれによってかなり左右されるというものではないと聞いております。やはり市民に対するごみの減量意識の向上というような観点から見ましても、このプラスチック製容器包装の分別回収は、これからも推進していきたいと我々は考えているところでございます。 304: ◯坂本委員長 小田切処理課長。 305: ◯小田切処理課長 甲府・峡東の新施設の焼却施設について少しお話をしますけれども、基本的に、この4市が事務組合をつくるときに、まず、循環型社会ということを念頭に置いて、環境省に申請をします。その中には、3Rというのが主体になります。リサイクル、リユースというような形で、山田委員がおっしゃったサーマルリサイクル、プラスチックを燃やして発電事業に供するということは、これは東京都なんかでしきりにやっておりますけれども、これも一理の方法だと思います。4市が選んだ方法というのは、燃やすのが一番最後に来ています。全て循環型をやった上で、最終量を燃やす。これは地方都市に最終処分場がないということが一番の原因になるんですけれども、そのために、プラスチックの分別回収を行うと、4市が事務組合の中で決めました。その政策にのっとって、施設が建設されております。  ですから、プラスチックごみは燃やせないのかというと、燃やせるわけでございますが、今、平成29年出発した新施設においての政策は、プラスチックごみは分別収集するという形で、環境省にも事後評価をする予定でおります。  ですから、その方針にのっとって、現状のところは、甲府市は分別収集を行うということになると思います。  以上です。 306: ◯坂本委員長 鈴木委員。 307: ◯鈴木委員 大体の概略を説明していただきました。ランニングコストをとるか、それとも、可燃ごみを含めて、リサイクル推進を市民に啓発していくか、どっちかの選択として、後者をおとりになるという方向でいると。それであれば、ミックスペーパーも一時期はぐんと上がったんですけれども、ミックスペーパーを出す方たちはかなり減っているというのが現在の状況だと思います。ごみ袋を有料にしたときに、その差額は、またどういう形に使うんだということで、ミックスペーパーを出してくださいよということで、そういう袋をつくったりなんかもして、啓発をしたときには結構出たと思うものですから、プラスチック製容器包装ばかりではなくて、全体的にそういう方向で行くのであれば、ぜひとも、それも進めていただきたいなと思います。それは要望で終わります。  次の問題ですが、峡東3市と甲府市でできました甲府・峡東クリーンセンターの話が出てきましたけれども、前回の甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合の会議で、いよいよ収集が始まって、4市のパッカー車、収集車が、ルートは当然、決められていますけれども、それで甲府・峡東クリーンセンターにごみを運ぶようになった。  ただ、甲州市の議員さんでしたけれども、当然、笛吹市境川町周辺の方だと思いますが、近隣住民から、車の運転等が非常に危険なケースがあったということで、苦情が寄せられた。甲府市はなかったんですが、ほかの市でもそういう例を聞いたことがある。それについては、甲府市はそんなような、運ぶ、搬入について、苦情とかが笛吹市境川町周辺、または笛吹市さんから、またはごみ処理施設事務組合から、お聞きになっているようなことはありますか。 308: ◯坂本委員長 内藤環境総室長。 309: ◯内藤環境総室長 新工場に移って、苦情が甲府市のパッカー車、あるいはごみ収集車であったかどうかということなんですけれども、今、鈴木委員がおっしゃられましたように、4市の会議の中で、そういう苦情があったということは聞いているんですが、それを聞きまして、収集課が中心になるんですが、確認をしましたところ、そういう苦情は今のところ入っていないということでありました。そして、苦情がないからいいということではなくて、こういう苦情があったということが他市であったので、よく気をつけてもらいたいということを収集組合、あるいは個別業者さんには指導をしたというところはございます。  以上です。 310: ◯坂本委員長 鈴木委員。 311: ◯鈴木委員 ぜひとも、新しくできた新工場ですから、そのような対応で進んでいただけるようにお願いをします。  最後の質問になりますけれども、甲府市のリサイクルプラザの運営についてです。新しく指定管理者制度で民間のスポーツジム等を経営される方が運営することになりました。それで、先日、チラシをもらったんです。各委員さんにもお配りをしようと、実は少し思ったんですけれども、そこの新しく指定管理者を受託した会社を糾弾するわけでも全くないので、経過はちょっと見たいと思いまして、あえて今日は配りませんから、口頭で話をします。  甲府市リサイクルプラザ御利用案内とあるんですけれども、選べる利用方法ということで、通常施設利用、料金、内容が書いてあるんですが、当然、甲府市リサイクルプラザ条例にある利用料金が書いてあるんです。市内一般400円、小中学生100円、回数券は6枚つづりで、市内一般2,000円、小中学生500円とあるんですけれども、今度は有効期間がまず急に設定をされたのと、あと、言い方が悪いなと思うんですけれども、市外は2倍とありますが、2倍じゃないです。笛吹市は同一料金です。こういうチラシを配っているんです。  もっと困るのは、やたら勝手に決めて、フリー会員という会員制度をつくって、入会金が1万800円、今はキャンペーン中だからゼロ。年会費は、初年度3,240円。それが、月々5,700円を払えば、甲府市リサイクルプラザを自由に使える。ちょっと驚いちゃうような制度なんです。  まして、例えば甲府市リサイクルプラザを本市が民間会社に有料で貸して、そこの会社が自分のところで収益を上げるのは構いませんけれども、委託料を払って運営をしてもらっている。それも、甲府市リサイクルプラザ条例があるのに対して、こういうチラシを配ったり、聞くところによると、そこの会員になった方は、フリー会員だから、違う施設、どこへ行っても無料で利用できますよと。それだと、甲府市リサイクルプラザの収益は、甲府市リサイクルプラザ条例にあるもの自体が崩壊すると思うんです。  それで、指導はしていただけるという話をしましたけれども、現実的に、もうフリー会員になった方もいらっしゃるかもしれない。そのフリー会員のパスを持ってきても、今は入れないのか、入れるのか、そこら辺は、新しく民間企業さんと委託契約をしたわけですから、ならないところもきっとあると思うんです。徹底されているのならいいし、徹底されていないんであれば困る。その辺はいかがなんですか。 312: ◯坂本委員長 萩原減量課長。 313: ◯萩原減量課長 ただいまの甲府市リサイクルプラザの指定管理者のチラシの件でございますが、確かに市外は倍と言ってしまうと、笛吹市については矛盾が生じますので、これは訂正をするようにということで話をいたします。  フリー会員は月額で、5,700円、これは甲府市リサイクルプラザの会員という意味合いだそうでございます。ただ、この5,700円で自主事業への参加、プラス、プール等が利用できるとなっている記載がございます。鈴木委員、御指摘のとおり、利用料金は甲府市リサイクルプラザ条例で、減免規定については施行規則で規定がされております。そのため、一般利用につきましては、制度上、整合性がこれら条例規則等ととれている必要があると認識しております。  指定管理者に聞きましたところ、この月額料金には利用料金が含まれているということでございますので、フリー会員が一般利用をしたときには、有料の入場者数、それから、利用料金をカウントするように話をしてあります。  また、今後、例えば利用料金がその会員月額料を超えてしまうというような場合には、これは指定管理者が負担をするというような形で、月額料金を計上するようにということで、指定管理者に話をしてあるところでございます。 314: ◯坂本委員長 鈴木委員。 315: ◯鈴木委員 ここには、フリー会員は会員向けレッスンに自由に参加でき、プール、浴室、トレーニング室も使い放題で、大変お得なシステムですとあるんです。使い放題は、先ほど説明では言わなかったので、わざと言っているんです。  そういう中で、このチラシをつくること自体、出すこと自体を環境部さんが知っていて、許可をされたのかということが調査にかかわっているので聞こうと思ったんですけれども、今、お認めになっている発言をしています。認めているということは、これでいいということですね。飯田環境部長さん、これはお答え願わないと、これだと非常に運用的にまずいし、このチラシは甲府市リサイクルプラザ御利用案内ということでいけば、私、認めていなくて、指導をしていると思ったんです。これはこれでいいんだと、今、そういう説明をされているということは、非常に大きな話ですから、指定管理者の規定自体についても、もう一度、調査をしなければならなくなってしまいますので、これ自体については、認めているのか、認めていないのか、これだけで結構ですから、説明してください。 316: ◯坂本委員長 飯田環境部長。 317: ◯飯田環境部長 今、萩原減量課長から答弁させてもらいましたが、私どもが知ったのは、そのチラシが出た後そんな状況でしたので、事後の対策として協議をしたということがございます。そんな経過でございますので、苦情等があったときには、その都度、協議をしているわけですが、今年度、初めての指定管理者の業者さんというか、相手方ですので、4月から月1回、協議をする場を設けてやってはいます。そんなことで、認めるか、認めないかということでございますが、つくった際に甲府市が認めてつくったというものではございませんでした。大変申しわけございません。 318: ◯坂本委員長 鈴木委員。 319: ◯鈴木委員 いや、だから、それはわかりましたけれども、その後、協議をして、これでいって、この制度が、この仕組みがいいかどうかを認めているのかと聞いているんです。例えば、月額5,700円とあります。甲府市と笛吹市以外の市外の人は800円なんです。10回来れば8,000円なんです。市外の人のフリー会員、どうするんですか。  例えば、じゃ、今度は、カルチャースクールもやっているんですけれども、部屋は一律200円なんです。カルチャースクールに来る方は、その部屋代の200円をもらわなきゃならないでしょう。どういうカウントをして、どうしているか、全くない。  先ほど言ったとおり、甲府市リサイクルプラザを有料でお貸しして、御自分たちがするんだったら構いません。甲府市リサイクルプラザ条例というものがあって、指定管理者で、ここの会社が受けるという話を本市議会でも決定をしているわけですから、その後の運営について、後から出た、それについて、こういうやり方でやるからいいんじゃないかというのは、私は、とても納得ができないし、それであれば、当委員会としても、ちゃんと調査していただきたいなと思うところです。いかがですか。 320: ◯坂本委員長 飯田環境部長。 321: ◯飯田環境部長 済みません。私の説明がちょっとうまくなかったですが、条例と照らし合わせて、見合う格好で運営をしてもらうように、訂正するものは訂正するし、チラシについても取り下げをしてもらうものは取り下げをしてもらう、そんなふうに対応してまいります。 322: ◯坂本委員長 鈴木委員。 323: ◯鈴木委員 ぜひ、そのように判断されるのであれば、早急にしていただきたいと思います。飯田環境部長さんが言われたとおり、民間が初めてやったことだからということで、それでうまく運営ができるんであれば、非常にありがたいなと思いますから、よろしくお願いします。  以上です。 324: ◯山田委員 委員長。今のことに関して、私の発言は終わっていますけれども、同義的にちょっと話させてもらいたい。よろしいですか。委員長の判断、副委員長さんと相談で。鈴木委員さんの意見についてということです。 325: ◯坂本委員長 今、質問の要請がありましたが、委員の皆様にちょっとお諮りしたいんですが。          (鈴木委員「回答を求めないでですね」と呼ぶ) 326: ◯坂本委員長 いいですか。許可いたします。  山田委員、どうぞ。 327: ◯山田委員 済みません。特別に許していただきまして、ありがとうございます。今の飯田環境部長さんの答弁も含めて、ちょっとおかしいと思うのは、先ほどの話もそうだけれども、指定管理者制度の法令からいって、利用料金とか、そういう市民の方にいただくというのは、基本的には、議会の関与があるんです。だから、当局と話し合いでやったみたいな形で、当局は損しませんみたいな形じゃだめです。だから、議会の関与でもって、この金額が変わったか、変わるかというのを全部、議会にかける。指定管理者というのは、お任せするけれども、最低限、決算、予算も含めて、料金の問題は厳密なんです。今の話だと、終わってから気がついて、整合性をとったなんていうことじゃだめです。  これは必ず、どのような報告があったのかというように、このメンバーとしては今定例会ですけれども、その後、必ず環境水道委員会に報告をしていただきたい。これは強く要請していきます。法令からいってもおかしいです。  以上。 328: ◯坂本委員長 以上で、環境部の所管事項について調査を終了いたします。  環境部の方々にはお引き取りを願います。御苦労さまでした。  次に、当委員会の閉会中の調査申し出事項については、お手元に配付いたしました内容でよろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 329: ◯坂本委員長 それでは、そのようにさせていただきます。  御協議を願う事項は以上でありますが、この際、委員長、副委員長から退任の挨拶をさせていただきます。  どうも長時間ありがとうございました。おかげさまで、長沢副委員長に補佐をしていただきながら、各委員の皆様方に御協力をいただきまして、この任を遂行することができました。心より感謝申し上げます。  始まるときに、ここの所管は、今日やりましたが、環境部、それから上下水道局ということで、市民の生活に一番密着した委員会だなということで、そんな自覚を持ちながら、運営せていただいたわけでございます。  1年間の中では、先ほどから議題にありました甲府・峡東クリーンセンターの開設とか、今も問題になりましたが、それに伴う甲府市リサイクルプラザの運用等々、それから、焼却工場跡地の利用の問題なんかも出ておりました。それから、上下水道局においては、閉会中の委員会で調査させていただきました中道地区への送水管の増設等々、視察とか、浄水センター等々があったわけでございます。  本日も、今日は所管だけの当委員会だったんですが、このような時間まで皆さんに調査をしていただきまして、本当に充実した委員会になったかなと思っております。これも皆様方の御協力の賜物と心から感謝申し上げ、退任の挨拶といたします。  本当にありがとうございました。(拍手) 330: ◯長沢副委員長 1年間、副委員長を務めさせていただきました、公明党の長沢でございます。坂本委員長を十分に補佐することができなかったことを反省しておりますけれども、当委員会におきましては、議案、また所管事項に関しまして、皆様に活発に議論をしていただけましたことは、本当によかったと思っております。  議事進行に関しまして、委員の皆様に御協力いただきましたことを厚く御礼申し上げまして、1年間の御礼の御挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。(拍手) 331: ◯坂本委員長 それでは、以上をもちまして、環境水道委員会を散会いたします。                午後 2時23分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...