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平成27年予算特別委員会 本文 開催日: 2015-03-11

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成27年予算特別委員会 本文 2015-03-11 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 314 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯清水(保)委員長 選択 3 : ◯小林総務総室長 選択 4 : ◯清水(保)委員長 選択 5 : ◯桜井委員 選択 6 : ◯清水(保)委員長 選択 7 : ◯酒井情報課長 選択 8 : ◯清水(保)委員長 選択 9 : ◯桜井委員 選択 10 : ◯清水(保)委員長 選択 11 : ◯酒井情報課長 選択 12 : ◯清水(保)委員長 選択 13 : ◯桜井委員 選択 14 : ◯清水(保)委員長 選択 15 : ◯酒井情報課長 選択 16 : ◯清水(保)委員長 選択 17 : ◯桜井委員 選択 18 : ◯清水(保)委員長 選択 19 : ◯酒井情報課長 選択 20 : ◯清水(保)委員長 選択 21 : ◯桜井委員 選択 22 : ◯清水(保)委員長 選択 23 : ◯内藤委員 選択 24 : ◯清水(保)委員長 選択 25 : ◯白倉人事管理室長 選択 26 : ◯清水(保)委員長 選択 27 : ◯内藤委員 選択 28 : ◯清水(保)委員長 選択 29 : ◯白倉人事管理室長 選択 30 : ◯清水(保)委員長 選択 31 : ◯内藤委員 選択 32 : ◯清水(保)委員長 選択 33 : ◯内藤委員 選択 34 : ◯清水(保)委員長 選択 35 : ◯白倉人事管理室長 選択 36 : ◯清水(保)委員長 選択 37 : ◯内藤委員 選択 38 : ◯清水(保)委員長 選択 39 : ◯白倉人事管理室長 選択 40 : ◯清水(保)委員長 選択 41 : ◯内藤委員 選択 42 : ◯清水(保)委員長 選択 43 : ◯内藤委員 選択 44 : ◯清水(保)委員長 選択 45 : ◯白倉人事管理室長 選択 46 : ◯清水(保)委員長 選択 47 : ◯内藤委員 選択 48 : ◯清水(保)委員長 選択 49 : ◯内藤リニア政策担当課長 選択 50 : ◯清水(保)委員長 選択 51 : ◯内藤委員 選択 52 : ◯清水(保)委員長 選択 53 : ◯内藤リニア政策担当課長 選択 54 : ◯清水(保)委員長 選択 55 : ◯内藤委員 選択 56 : ◯清水(保)委員長 選択 57 : ◯内藤リニア政策担当課長 選択 58 : ◯清水(保)委員長 選択 59 : ◯内藤委員 選択 60 : ◯清水(保)委員長 選択 61 : ◯植田委員 選択 62 : ◯清水(保)委員長 選択 63 : ◯輿石研修厚生課長 選択 64 : ◯清水(保)委員長 選択 65 : ◯植田委員 選択 66 : ◯清水(保)委員長 選択 67 : ◯輿石研修厚生課長 選択 68 : ◯清水(保)委員長 選択 69 : ◯植田委員 選択 70 : ◯清水(保)委員長 選択 71 : ◯輿石研修厚生課長 選択 72 : ◯清水(保)委員長 選択 73 : ◯植田委員 選択 74 : ◯清水(保)委員長 選択 75 : ◯乙黒市民協働室長 選択 76 : ◯清水(保)委員長 選択 77 : ◯植田委員 選択 78 : ◯清水(保)委員長 選択 79 : ◯込山リニア交通室長 選択 80 : ◯清水(保)委員長 選択 81 : ◯植田委員 選択 82 : ◯清水(保)委員長 選択 83 : ◯込山リニア交通室長 選択 84 : ◯清水(保)委員長 選択 85 : ◯植田委員 選択 86 : ◯清水(保)委員長 選択 87 : ◯白倉人事管理室長 選択 88 : ◯清水(保)委員長 選択 89 : ◯内藤委員 選択 90 : ◯清水(保)委員長 選択 91 : ◯内藤委員 選択 92 : ◯清水(保)委員長 選択 93 : ◯中村委員 選択 94 : ◯清水(保)委員長 選択 95 : ◯伏見選挙管理事務局長 選択 96 : ◯清水(保)委員長 選択 97 : ◯中村委員 選択 98 : ◯清水(保)委員長 選択 99 : ◯池谷委員 選択 100 : ◯清水(保)委員長 選択 101 : ◯田中市民対話課長 選択 102 : ◯清水(保)委員長 選択 103 : ◯池谷委員 選択 104 : ◯清水(保)委員長 選択 105 : ◯田中市民対話課長 選択 106 : ◯清水(保)委員長 選択 107 : ◯池谷委員 選択 108 : ◯清水(保)委員長 選択 109 : ◯田中市民対話課長 選択 110 : ◯清水(保)委員長 選択 111 : ◯池谷委員 選択 112 : ◯清水(保)委員長 選択 113 : ◯山田(弘)委員 選択 114 : ◯清水(保)委員長 選択 115 : ◯長坂政策課長 選択 116 : ◯清水(保)委員長 選択 117 : ◯山田(弘)委員 選択 118 : ◯清水(保)委員長 選択 119 : ◯長坂政策課長 選択 120 : ◯清水(保)委員長 選択 121 : ◯山田(弘)委員 選択 122 : ◯清水(保)委員長 選択 123 : ◯込山リニア交通室長 選択 124 : ◯清水(保)委員長 選択 125 : ◯山田(弘)委員 選択 126 : ◯清水(保)委員長 選択 127 : ◯込山リニア交通室長 選択 128 : ◯清水(保)委員長 選択 129 : ◯山田(弘)委員 選択 130 : ◯清水(保)委員長 選択 131 : ◯石原(剛)委員 選択 132 : ◯清水(保)委員長 選択 133 : ◯青木契約管財室長 選択 134 : ◯清水(保)委員長 選択 135 : ◯石原(剛)委員 選択 136 : ◯清水(保)委員長 選択 137 : ◯田中市民対話課長 選択 138 : ◯清水(保)委員長 選択 139 : ◯石原(剛)委員 選択 140 : ◯田中市民対話課長 選択 141 : ◯石原(剛)委員 選択 142 : ◯清水(保)委員長 選択 143 : ◯込山リニア交通室長 選択 144 : ◯清水(保)委員長 選択 145 : ◯石原(剛)委員 選択 146 : ◯清水(保)委員長 選択 147 : ◯込山リニア交通室長 選択 148 : ◯清水(保)委員長 選択 149 : ◯石原(剛)委員 選択 150 : ◯清水(保)委員長 選択 151 : ◯中澤市民総室長 選択 152 : ◯清水(保)委員長 選択 153 : ◯石原(剛)委員 選択 154 : ◯清水(保)委員長 選択 155 : ◯石原(剛)委員 選択 156 : ◯清水(保)委員長 選択 157 : ◯清水(保)委員長 選択 158 : ◯石原(剛)委員 選択 159 : ◯清水(保)委員長 選択 160 : ◯酒井情報課長 選択 161 : ◯清水(保)委員長 選択 162 : ◯石原(剛)委員 選択 163 : ◯清水(保)委員長 選択 164 : ◯森沢委員 選択 165 : ◯清水(保)委員長 選択 166 : ◯清水(保)委員長 選択 167 : ◯野中委員 選択 168 : ◯清水(保)委員長 選択 169 : ◯中澤危機管理室長 選択 170 : ◯清水(保)委員長 選択 171 : ◯山田(弘)委員 選択 172 : ◯清水(保)委員長 選択 173 : ◯長坂政策課長 選択 174 : ◯清水(保)委員長 選択 175 : ◯山田(弘)委員 選択 176 : ◯清水(保)委員長 選択 177 : ◯山田(弘)委員 選択 178 : ◯清水(保)委員長 選択 179 : ◯山田(弘)委員 選択 180 : ◯清水(保)委員長 選択 181 : ◯曽雌消防本部次長 選択 182 : ◯清水(保)委員長 選択 183 : ◯山田(弘)委員 選択 184 : ◯清水(保)委員長 選択 185 : ◯曽雌消防本部次長 選択 186 : ◯清水(保)委員長 選択 187 : ◯山田(弘)委員 選択 188 : ◯清水(保)委員長 選択 189 : ◯曽雌消防本部次長 選択 190 : ◯清水(保)委員長 選択 191 : ◯山田(弘)委員 選択 192 : ◯清水(保)委員長 選択 193 : ◯廣瀬委員 選択 194 : ◯清水(保)委員長 選択 195 : ◯内田防災課長 選択 196 : ◯清水(保)委員長 選択 197 : ◯廣瀬委員 選択 198 : ◯清水(保)委員長 選択 199 : ◯内田防災課長 選択 200 : ◯清水(保)委員長 選択 201 : ◯廣瀬委員 選択 202 : ◯清水(保)委員長 選択 203 : ◯中澤危機管理室長 選択 204 : ◯清水(保)委員長 選択 205 : ◯廣瀬委員 選択 206 : ◯清水(保)委員長 選択 207 : ◯石原(剛)委員 選択 208 : ◯清水(保)委員長 選択 209 : ◯内田防災課長 選択 210 : ◯清水(保)委員長 選択 211 : ◯石原(剛)委員 選択 212 : ◯清水(保)委員長 選択 213 : ◯内田防災課長 選択 214 : ◯清水(保)委員長 選択 215 : ◯石原(剛)委員 選択 216 : ◯清水(保)委員長 選択 217 : ◯内田防災課長 選択 218 : ◯清水(保)委員長 選択 219 : ◯石原(剛)委員 選択 220 : ◯清水(保)委員長 選択 221 : ◯清水(保)委員長 選択 222 : ◯山岡危機管理監 選択 223 : ◯清水(保)委員長 選択 224 : ◯水野消防本部消防長 選択 225 : ◯清水(保)委員長 選択 226 : ◯飯田企画財政室長 選択 227 : ◯清水(保)委員長 選択 228 : ◯石原(剛)委員 選択 229 : ◯清水(保)委員長 選択 230 : ◯志村財政課長 選択 231 : ◯清水(保)委員長 選択 232 : ◯石原(剛)委員 選択 233 : ◯清水(保)委員長 選択 234 : ◯志村財政課長 選択 235 : ◯清水(保)委員長 選択 236 : ◯石原(剛)委員 選択 237 : ◯清水(保)委員長 選択 238 : ◯清水(保)委員長 選択 239 : ◯中澤市民総室長 選択 240 : ◯清水(保)委員長 選択 241 : ◯内藤委員 選択 242 : ◯清水(保)委員長 選択 243 : ◯萩原国民健康保険課長 選択 244 : ◯清水(保)委員長 選択 245 : ◯内藤委員 選択 246 : ◯清水(保)委員長 選択 247 : ◯内藤委員 選択 248 : ◯清水(保)委員長 選択 249 : ◯萩原国民健康保険課長 選択 250 : ◯内藤委員 選択 251 : ◯萩原国民健康保険課長 選択 252 : ◯内藤委員 選択 253 : ◯清水(保)委員長 選択 254 : ◯中澤市民総室長 選択 255 : ◯清水(保)委員長 選択 256 : ◯内藤委員 選択 257 : ◯中澤市民総室長 選択 258 : ◯内藤委員 選択 259 : ◯清水(保)委員長 選択 260 : ◯石原(剛)委員 選択 261 : ◯清水(保)委員長 選択 262 : ◯萩原国民健康保険課長 選択 263 : ◯清水(保)委員長 選択 264 : ◯石原(剛)委員 選択 265 : ◯清水(保)委員長 選択 266 : ◯清水(保)委員長 選択 267 : ◯乙黒市民協働室長 選択 268 : ◯清水(保)委員長 選択 269 : ◯野中委員 選択 270 : ◯清水(保)委員長 選択 271 : ◯乙黒市民協働室長 選択 272 : ◯清水(保)委員長 選択 273 : ◯野中委員 選択 274 : ◯清水(保)委員長 選択 275 : ◯乙黒市民協働室長 選択 276 : ◯清水(保)委員長 選択 277 : ◯野中委員 選択 278 : ◯清水(保)委員長 選択 279 : ◯森沢委員 選択 280 : ◯清水(保)委員長 選択 281 : ◯乙黒市民協働室長 選択 282 : ◯森沢委員 選択 283 : ◯清水(保)委員長 選択 284 : ◯原田委員 選択 285 : ◯清水(保)委員長 選択 286 : ◯石原(剛)委員 選択 287 : ◯清水(保)委員長 選択 288 : ◯中村委員 選択 289 : ◯清水(保)委員長 選択 290 : ◯乙黒市民協働室長 選択 291 : ◯清水(保)委員長 選択 292 : ◯内藤委員 選択 293 : ◯清水(保)委員長 選択 294 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 295 : ◯清水(保)委員長 選択 296 : ◯内藤委員 選択 297 : ◯清水(保)委員長 選択 298 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 299 : ◯清水(保)委員長 選択 300 : ◯内藤委員 選択 301 : ◯清水(保)委員長 選択 302 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 303 : ◯清水(保)委員長 選択 304 : ◯内藤委員 選択 305 : ◯清水(保)委員長 選択 306 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 307 : ◯清水(保)委員長 選択 308 : ◯内藤委員 選択 309 : ◯清水(保)委員長 選択 310 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 311 : ◯清水(保)委員長 選択 312 : ◯内藤委員 選択 313 : ◯清水(保)委員長 選択 314 : ◯清水(保)委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:             平成27年度 予算特別委員会記録 1 日  時  平成27年3月11日(水) 午後零時59分 2 場  所  議会会議室 3 出席委員  委員長  清水  保君   副委員長  山中 和男君         委員   森沢 幸夫君   荻原 隆宏君              池谷 陸雄君   原田 洋二君              大塚 義久君   廣瀬 集一君              桜井 正富君   野中 一二君              植田 年美君   中村 明彦君              長沢 達也君   石原  剛君              内藤 司朗君   山田 弘之君 4 欠席委員  なし 5 オブザーバー 議長 斉藤 憲二君  副議長 鈴木  篤君 6 当局出席者
       総務部長     長田 敦彦君    企画部長  萩原  泰君    リニア交通政策監 七沢 福富君    危機管理監 山岡 克司君    地域政策監    数野 雅彦君    市民部長  古屋 昭仁君    税務部長     乙黒  功君                          ほか関係総室長及び室長・課長 7 事務局 議会事務局長   堀内 正仁君   議会事務総室長  早川  守君       議事調査課長   佐藤  学君   議事調査課長補佐 宮川 孝雄君       議事調査課長補佐 深澤 健二君   議事調査係長   青木由加里君       議事調査係長   望月 正文君   議事調査係主事  宇佐美 淳君       総務課長補佐   山本 丹一君 8 議  題  1 一般会計歳出            第2款 総務費            第9款 消防費            第11款 災害復旧費            第12款 公債費            第13款 諸支出金            第14款 予備費         2 国民健康保険事業特別会計         3 交通災害共済事業特別会計         4 住宅新築資金等貸付事業特別会計 2:                午後 零時59分 開 議 ◯清水(保)委員長 会議に入るに先立ち、皆様にお願いがございます。本日は東日本大震災の発生から4年となり、震災で犠牲となられた尊い御霊に哀悼の意を表しますとともに、その御冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。樋口市長が黙祷の呼びかけをいたしますので、午後2時40分になりましたら、審査途中でありましても、暫時休憩し、この場におきまして黙祷をささげたいと思います。御協力をお願いします。  それでは、本日の日程に入ります。  本日の日程は、一般会計歳出第2款総務費、第9款消防費、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費並びに国民健康保険事業特別会計、交通災害共済事業特別会計及び住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査であります。  ここで委員に申し上げます。御質問される際は、最初にどこの所管への質問かわかるよう、できるだけ款項目等をお示しいただき、審査が円滑に進むよう委員の皆様に御協力をお願いします。  また、当局に申し上げます。今委員会において、答弁までに時間を要していた事例などがありました。質問に対して円滑に答弁が行えるよう努めていただくとともに、答弁の内容も簡潔で的を射たものにしていただくよう、御協力をお願いいたします。  最初に、一般会計歳出第2款総務費の審査に入ります。  それでは、当局から説明を求めます。  小林総務総室長。 3: ◯小林総務総室長 よろしくお願いいたします。  それでは、2款総務費につきまして、御説明申し上げます。  総務費につきましては、1項1目一般管理費から6項1目監査委員費までの31目あり、関係する部局も多数ございます。したがいまして、私のほうで一括して説明をさせていただきますが、御質問等につきましては各担当で答弁させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。なお、各目の説明におきましては、主な節につきましてその内容を御説明させていただきます。  それでは、平成27年度一般会計予算に関する説明書の50ページ、51ページをお開きください。  最初に、2款1項1目一般管理費につきましては、市長、副市長並びに職員182名分の給与費のほか、市長室、総務部及び市民部に係る経常経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、定年退職予定者の増に伴う退職手当の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、産休・育休等代替業務や、各窓口センターの窓口業務などに係る嘱託職員等計132名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、市長、副市長並びに職員182名分の給与費等であります。  7節賃金につきましては、職員の欠員等に伴い採用する臨時職員30名分の賃金であります。  52ページ、53ページをお開きください。  11節需用費につきましては、議案集や庁用封筒の作成に係る印刷製本費等であります。  13節委託料につきましては、職員採用試験の問題作成・採点業務、例規集の更新データ作成業務等に係る委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、例規集のデータベースシステム使用料、複写機の賃借料等であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、上下水道局職員の退職手当負担金等であります。  次に、2目職員研修費につきましては、行政課題に的確かつ柔軟に対応する能力や高度な専門的能力を持った人材の育成を図るための各種研修に要する経費であります。  8節報償費につきましては、職員の各階層別研修や専門的な能力向上研修など、研修実施に係る講師謝礼であります。  9節旅費につきましては、自治大学校や市町村職員中央研修所など、専門研修機関への職員派遣に要する経費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、専門研修機関における研修受講者負担金及び資格取得助成金等であります。  次に、3目職員福利厚生及び健康管理費につきましては、職員の心身の健康の保持増進と活力向上、及び自治研修センターの維持管理に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、工事請負費の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、職員の健康管理業務に係る産業医や看護師など嘱託職員計6名分の報酬であります。  13節委託料につきましては、職員の各種健康診断業務、自治研修センターの維持管理業務に要する委託料であります。  54ページ、55ページをお開きください。  15節工事請負費につきましては、自治研修センター外壁の改修費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、職員福利厚生組合への一般会計分の事業主負担金であります。  次に、4目広報費につきましては、広報誌、ラジオ、テレビ等の各種媒体を活用し、本市の行政情報を市民にわかりやすく伝えるために要する経費であります。  11節需用費につきましては、行政情報等を紹介する広報誌「広報こうふ」の発行に要する印刷製本費等であります。  12節役務費につきましては、タウン紙「かわせみ」や新聞などへの広告掲載に要する広告料等であります。  13節委託料につきましては、ラジオ、テレビの広報番組の制作、放送業務等の委託料であります。  次に、5目広聴活動費につきましては、地域住民等の主体的な参画と協働による安全で安心な住みよいまちづくり活動を支援するために要する経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、玉諸悠遊館の建設工事完了に伴う工事請負費の減額によるものであります。  1節報酬につきましては、中道・上九一色に係る地域審議会委員のほか、連絡所、中道支所、上九一色出張所などの嘱託職員計32名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、中道支所と上九一色出張所の職員9名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、市内13カ所の悠遊館や中道支所、上九一色出張所の光熱水費等であります。  13節委託料につきましては、自治会連合会への広報誌などの配付業務等の委託料であります。  56ページ、57ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、自治会所有の防犯街路灯に対する電気料、維持管理費及びLED化への補助金、自治会連合会事務局運営費補助金等であります。  次に、6目財政管理費につきましては、予算編成及び市債の借り入れ等、財政運営に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、委託料の増額によるものであります。  11節需用費につきましては、「予算書及び予算に関する説明書」の作成に係る印刷製本費等であります。  13節委託料につきましては、統一的な基準による新たな地方公会計の整備促進に伴う固定資産台帳の整備等に要する委託料であります。  次に、7目会計管理費につきましては、会計室の会計管理業務に要する経費であります。  11節需用費につきましては、決算書の作成に要する印刷製本費等であります。  12節役務費につきましては、支払案内書の発送に要する郵便料等であります。  次に、8目基金管理費につきましては、財政調整基金ほか9基金の管理及び積み立てに要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、ふるさと甲府応援寄附金の増に伴う地域振興基金積立金の増額によるものであります。  23節償還金利子及び割引料から28節繰出金までにつきましては、58ページ、59ページに及びますが、説明欄記載のとおり、各基金への積立金等であります。  次に、9目企画費につきましては、市政の重要な政策的事項に係る総合的な企画立案及び推進に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、公共施設等総合管理計画の策定に要する委託料の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、総合計画審議会委員のほか、ホームページに係る情報等の整理業務嘱託員等、計76名分の報酬であります。  11節需用費につきましては、「主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書」の作成に要する印刷製本費等であります。  13節委託料につきましては、公共施設等総合管理計画策定のほか、次期総合計画策定等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、パブリックビューイング映像使用料等であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府地区広域行政事務組合への一般会計負担金等であります。  次に、10目財産管理費につきましては、公有財産の管理に要する経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、保健センターの移転整備に係ります工事請負費の減額によるものであります。  12節役務費につきましては、建物損害保険料及び市民総合賠償補償保険料等であります。  15節工事請負費につきましては、旧相生小学校跡地への保健センターの移転整備に要する建設工事等であります。  60ページ、61ページをお開きください。  23節償還金利子及び割引料につきましては、債務負担行為の償還金であります。  次に、11目車両管理費につきましては、本市が所有する車両の管理及び整備に要する経費であります。  1節報酬につきましては、庁用大型バス運転に係る嘱託職員1名分の報酬であります。  11節需用費につきましては、自動車燃料費及び自動車修繕費等であります。  12節役務費につきましては、自動車損害賠償責任保険料等であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、リース車両の賃借料等であります。  次に、12目庁舎管理費につきましては、本庁舎等の維持管理に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、工事請負費の増額によるものであります。  11節需用費につきましては、本庁舎の光熱水費等であります。  12節役務費につきましては、本庁舎の電信電話料等であります。  13節委託料につきましては、本庁舎の維持管理業務等に係る委託料であります。  15節工事請負費につきましては、旧相生小学校校舎の改修費であります。  次に、13目電算管理費につきましては、地域情報化計画の事業推進、こうふDO計画などの情報システムの運用管理に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、平成28年度から導入が予定されている番号制度に係りますシステム改修委託料の増額によるものであります。  62ページ、63ページをお開きください。  12節役務費につきましては、基幹業務系、内部情報系、地域開放系の各システムに係ります専用回線使用料等であります。  13節委託料につきましては、こうふDO計画などの情報システムの運用保守管理業務及び番号制度に要するシステム改修等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、1人1台パソコン及び周辺機器などに係ります賃借料等であります。
     次に、14目公平委員会費につきましては、公平委員会の運営に要する経費であります。  1節報酬につきましては、公平委員会委員3名分の報酬であります。  次に、15目恩給及び退職年金費につきましては、昭和37年12月1日以前の退職者に支給する4名分の退隠料及び9名分の遺族扶助料等に要する経費であります。  次に、16目交通安全対策費につきましては、歩行者、自転車、自動車などの交通安全対策及び生活交通としての路線バスの維持確保策に要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、駐車場の建設工事の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、交通安全指導業務、交通事故相談業務、自転車対策業務に係ります嘱託職員計4名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、交通安全指導員3名分の給与費であります。  8節報償費につきましては、運転免許証返納高齢者へのバスICカード支給に係ります経費であります。  13節委託料につきましては、市民の生活交通を確保するための廃止路線代替バス運行業務並びに甲府駅南口駐輪場の管理等の委託料であります。  15節工事請負費につきましては、甲府駅南口東側に新設いたします駐輪場建設費であります。  64ページ、65ページをお開きください。  次に、17目男女共同参画事業費につきましては、男女共同参画社会の実現に向け、「第2次こうふ男女共同参画プラン」の推進等に要する経費であります。  1節報酬につきましては、男女共同参画審議会委員のほか、女性相談業務や男女共同参画推進業務に係る嘱託職員計19名分の報酬であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、男女共同参画推進委員会への補助金等であります。  次に、18目諸費につきましては、他の款項目に属さない経費でありまして、市長室と市民部において執行する経費であります。  9節旅費につきましては、姉妹・友好都市等への親善訪問に要する旅費等であります。  13節委託料につきましては、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式参加業務等に要する委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市国際親交委員会への補助金等であります。  続きまして、2項徴税費について御説明いたします。  66ページ、67ページをお開きください。  まず、1目税務総務費につきましては、固定資産評価委員会委員3名分の報酬、及び税務関係職員87名分の給与費であります。  次に、2目賦課徴収費につきましては、市県民税や固定資産税等の賦課及び徴収業務に要する経費であります。前年度と比較して減額となった主な要因は、市税還付金の減額によるものであります。  1節報酬につきましては、市民税や固定資産税等の窓口業務や調査業務、徴収業務に係ります嘱託職員計15名分の報酬であります。  8節報償費につきましては、徴収嘱託員の徴収実績に対する手当であります。  11節需用費につきましては、給与支払報告書、市税等の口座振替依頼書の作成に係ります印刷製本費等であります。  12節役務費につきましては、納税通知書や督促状の発送郵便料、コンビニ収納取扱手数料等であります。  13節委託料につきましては、平成30年度固定資産評価替業務、市税等の領収済み通知書消し込みデータ作成業務等の委託料であります。  23節償還金利子及び割引料につきましては、法人市民税の額の確定に伴う還付金等であります。  続きまして、2款3項戸籍住民基本台帳費につきまして御説明いたします。  まず、1目戸籍住民基本台帳費につきましては、戸籍住民基本台帳及び印鑑証明等の適正管理や諸証明並びに外国人支援や住民基本台帳ネットワークシステムの運用などに要する経費であります。前年度と比較して増額となった主な要因は、交付金の増額によるものであります。  1節報酬につきましては、総合案内、市民課窓口受付業務、外国人相談業務及び個人番号カード関連業務などに係ります嘱託職員計24名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、職員31名分の給与費であります。  68ページ、69ページをお開きください。  11節需用費につきましては、各種証明書、住民基本台帳カードの交付や印鑑登録等に係る消耗品費及び戸籍届出用紙等の作成に係る印刷製本費等であります。  13節委託料につきましては、戸籍に係るデータ追加作成や副本の保管及び総合窓口運用業務等の委託料であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、個人番号カードに係る地方公共団体情報システム機構への交付金であります。  次に、2目住居表示整理費につきましては、住居番号表示板、街区表示板等の設置に要する経費であります。  11節需用費につきましては、住居番号表示板、街区表示板等の購入経費等であります。  続きまして、2款4項選挙費につきまして御説明いたします。  まず、1目選挙管理委員会費につきましては、事務局の運営に要する経費であります。  1節報酬につきましては、選挙管理委員会委員4名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、職員6名分の給与費であります。  70ページ、71ページをお開きください。  次に、2目選挙啓発費につきましては、明るい選挙推進のための常時啓発に要する経費であります。  8節報償費につきましては、地区明るい選挙推進協議会の「話し合い」及び「明るい選挙推進大会」の開催に要する講師謝礼等であります。  次に、7目県議会議員選挙費につきましては、本年4月12日に予定しております山梨県議会議員一般選挙に要する経費であります。  1節報酬につきましては、期日前投票所並びに当日投票所の投票管理者及び投票立会人等の報酬であります。  3節職員手当等につきましては、当日投票所の職務代理者及び投票事務係員などの手当であります。  7節賃金につきましては、臨時職員の賃金であります。  12節役務費につきましては、投票所入場券及び不在者投票の発送に係る郵便料等であります。  13節委託料につきましては、ポスター掲示場の設置撤去業務、投票所入場券の印刷及び封入・封緘業務等の委託料であります。  次に、12目市議会議員選挙費につきましては、本年4月26日に予定しております甲府市議会議員一般選挙に要する経費であります。  各節の内容については、県議会議員一般選挙費と同様であります。  72ページ、73ページをお開きください。  次に、13目玉諸土地改良区総代選挙費につきましては、本年10月14日に任期満了となります玉諸土地改良区総代選挙に要する経費であります。  続きまして、2款5項統計調査費につきまして御説明いたします。  まず、1目統計調査総務費につきましては、統計書の作成など、統計事務に要する経費であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、職員3名分の給与費であります。  74ページ、75ページをお開きください。  次に、2目統計調査費につきましては、国勢調査、経済センサスなどの各種統計調査の実施に要する経費であります。  1節報酬につきましては、国勢調査の実施に係ります指導員150名、調査員1,325名分の報酬であります。  7節賃金につきましては、国勢調査の事務補助及び調査票等審査に係ります臨時職員の賃金であります。  次に、3目統計調査員確保対策費につきましては、統計調査に必要な調査員の確保と資質向上を図るために要する経費であり、「調査員だより」の送付など、登録調査員への事務連絡に係ります郵便料が主なものであります。  続きまして、2款6項監査委員費につきまして説明いたします。  1目監査委員費につきましては、例月現金出納検査、決算審査、定期監査等の監査事務に要する経費であります。  1節報酬につきましては、監査委員2名分の報酬であります。  2節給料から4節共済費までにつきましては、常勤の監査委員1名及び職員5名分の給与費であります。  11節需用費につきましては、決算審査意見書、定期監査報告書の作成に要する印刷製本費等であります。  以上で2款総務費の説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願い申し上げます。 4: ◯清水(保)委員長 御苦労さまでした。  以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  桜井委員。 5: ◯桜井委員 67ページの個人番号制度、いわゆるマイナンバー制度というところで御質問をいたしたいと思います。このマイナンバー制度につきましては、2年前、平成25年5月ですか、いわゆる衆参両議院によって可決されたというところで、あの時点におきましては、地方等に出まして、このナンバー制度についてのいわゆる疑問点とか、あるいは、これからの取り組みについての課題であるとか、こういった説明会が重ねられた、こんな時期でもありました。  それを経過しまして可決されたものがここに今年度出て来たと。したがって、内容を見ますと、今年の10月以降に12桁における番号で、いわゆる個人番号が通知カードによって通知をされると。それに対して申請書を郵送するというようなシステムという前の説明があるわけですね。  そうした形の一つの中で、いよいよ具体的に準備が進められ、実行されていく。そして、もう来年からはこの個人番号カードが活用できる、使用できるという方向まで考えられているというのが実態ではないかと、こんなふうに思います。  この個人番号カードにつきましては、今現在も年金等を含めるいわゆる行政手続、あるいは、いろいろなもろもろの行政の手続に対しまして、利便性を高め、最終的には行政手続が本当に簡素化される、大変いい面を持っております。したがって、これから時代はやはり福祉に対する給付の問題、こういったような事務処理も、正確な対応ができる、大変喜ばしいシステムではないかと、こんなふうに思います。  しかしながら、このシステムでいよいよ出発しようと思うところには、いろいろな課題があるわけですね。まず一番心配されるのが、個人情報の漏洩、いわゆるプライバシーの侵害、あるいは、権利の侵害というのを含めて、いろいろ課題が出てくる。そして、また、一時ちょっと問題になりましたように、補償金のような振り込み等に、いわゆる悪質というのですか、不正があったと、こういうような一つの事例もこの裏側には秘められていると、こんなふうな形の中でこれが進められようとしているわけですね。  したがいまして、当局にお伺いしたいのは、こういった不正とか、あるいは、プライバシーを守っていくという自信がなければ、市民はこれに対して共感が持てないわけですね。これから取り組もうとするこの個人情報のあるカードに対して、当局では市民に対してこれだから行政はいい面と、そして、皆さんが心配している面ではこういうことを考えて不正はなくすようにするんだと、あるいは、個人情報は保護されるんですよと、こういうことを国のほうではそれなりの対処の仕方をやっているようですが、直接市民に向かう行政としましては、この課題を解決しない限りはあくまでも進む状況があまり信じないと、こういうふうに感じるわけですね。  したがって、お伺いしたいのは、まず、こういった問題点をどのような形で市民に理解と協力をしていただき、そして、なおかつ、そういったものに対して、強制とはいきませんけれども、将来は義務化しようという動きもあるわけですから、相当の速いペースでこの問題を市民に納得いくような説明が必要かなと、このように思います。言葉としては特定個人情報である保護評価とか、いろいろ難しいお話が出ておりますが、どんな手法をとって市民に理解していただき、この制度がすばらしいということは理解できるのですが、協力していただけるのか、この辺をひとつわかりやすく順序立てて御説明をいただきたいと、このように思うんですが、お願いいたします。 6: ◯清水(保)委員長 酒井情報課長。 7: ◯酒井情報課長 それでは、個人番号カードとかのセキュリティ対策ということで説明させていただきます。制度面で言いますと、今委員がおっしゃられたように、特定個人保護評価ということで、セキュリティが守られているということを市民に対して公表しなさい、知らしめなさいということが一つあります。また、個人番号を使えるのがもう法律で決まっていまして、ある特定の業務以外は個人番号を使えないというような仕組みになっています。個人番号の漏洩とか、不正に対しましては罰則の強化ということで、個人番号法の中で罰則規定が設けられていまして、そのほかには特定個人情報に関するガイドラインの中でも罰則規定等が、こういう場合には罰則をしなさいとかというのがガイドラインの中に載っています。  それから、今度新しくマイポータルといいまして、個人の情報がどういうところに提供されたかということがわかるような仕組みを国は考えていまして、それが平成29年1月から運用開始になります。ある市町村で私の個人情報を使ったという経歴がわかるように、簡単に言えば個人のポータルというか、ホームページを開設するような仕組みになっていまして、そこを見に行けばどこどこの市町村で私の個人情報を使ったなというのがわかるような仕組みを構築するようになっています。  システム面でいきますと、特定個人情報は国の一括管理ではなくて、あくまでも分散管理で、今と同じように行政が個人情報を持っているというようになっています。今度自治体間等のそういういろいろな税情報の連携が始まりますけれども、それにも特定個人情報というのを使わずに、新たなシステム内で付番といって、システム内で新しい番号を振って情報連係するような仕組みをとっています。  なお、職員が今度個人番号を、特定個人情報というか、個人番号を使うに当たっても、権限を与えまして、その人以外は使えないというような仕組みになります。情報連係するにも暗号化で情報連係するというような仕組みがとられることになりまして、周知の方法とすると、今もホームページ等を使って特定個人情報、個人番号カードとはということで、今PRをしていますので、そのような形で今後も情報発信をしていきたいと考えています。  以上です。 8: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 9: ◯桜井委員 要するに、今のお話ですと、少々問題が起きたときには、いわゆる職員も、あるいは、そういった情報を漏洩した者も罰則がありますよと。したがって、簡単には違法はできないんですよということで縛ってあるということですか。 10: ◯清水(保)委員長 酒井情報課長。 11: ◯酒井情報課長 そのとおりです。 12: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 13: ◯桜井委員 要するに、私が言わんとしていることは、そういったことを明確に市民に納得いくように説明をしなくちゃならないと。ただ罰則がありますよと言ったらね、どうすればそうなっちゃうんだというような説明がないと、いきなり通知カードが送られてきて、じゃあ、それによって申請しましょうという段取りにはならないと、こういうふうに思うんですね。市民に対してですから、わかりやすく、法律用語じゃなくて、市民が理解できるようにして、ああ、こんな制度だったら私もこの個人番号カードをすぐに申請しなければ困ると、こういうような機運にしていかないと、この目的が達成できないんですね。  特に私が心配する、今日の新聞紙上の報道にも出ていますけれども、この保護法に、一番心配するのが企業だと思うんですね。莫大な情報がこの個人番号カードには全て入っていくということを前提に考えると、この個人番号カードを使えるところは、行政はいいですよ、しっかりと管理をし、しっかりといわゆる公僕である以上は問題を起こしませんと宣言すれば、またそれでなくちゃ困るわけですね。しかし、一般企業、大きな企業、こういったものを全国で扱うような大きな企業は、こういった問題に対して大変に積極的に策を打ってくると思うんですね。それは企業だからといって行政に関係ないんじゃなくて、行政の中に入ってくるんですね。同じいわゆるデータを持っているわけですから。  そういう中で、例えば、我々の甲府市の中で企業が仕かけてくるいわゆるそうした個人番号カードに不正を起こすような、あるいは、誘導するような、こういうものを防げるというシステムを持っていないと、市民が混乱するわけですね。現にいろいろと問題が出ておる中で、なおかつ、この個人番号カードのナンバーというものが出てきて、不正につながるということであれば、これは大変なことになるわけですね。その辺はどのように企業からの問題に対する漏洩問題ですね、こういったものはどのような形で行政としては防げると、このように理解をしているのでしょうか。 14: ◯清水(保)委員長 酒井情報課長。 15: ◯酒井情報課長 個人番号カードの所管が総務省になりまして、例えば、個人番号カードの中にICチップがあります。その中に民間企業もデータを埋め込むのですけれども、そのシステムをつくっているのは総務省ですので、行政がそのセキュリティが守られているかと監視するのは、国に特定個人情報保護委員会というのがありまして、そこで監視したりチェックするような仕組みになっています。  以上です。 16: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 17: ◯桜井委員 いずれにしましても、現実にもう今年度から手に入るわけですから、やはり明確にその説明をし、そして、国の制度でやることですから、おのずからそういった指導が出てくるわけですのでね、こうした場合はこうだということを、問題を起こさない、あるいは、起こしたという時点ではなくて、やはりもう通知カードを発送する時点からそうした問題を解消していかないと、もう何年も前、もう二、三年前からこの個人番号カードは便利で大変に有意義なものであるけれども、裏側にはこういう問題があるということを議論してきているわけですから、やはりそういった心配を市民から払拭するような形で、この個人番号カードに入っていく時点でそういったものの取り組みはまず必要と感じます。  ゆくゆくはもう預金口座まで全てこれでもって間に合っちゃうと。それで、そのかわりその個人番号カードの中には自分の財産は他人でもみんな見られるようになっちゃうということになったらば、これは大変なことになりますよね、全てが。  したがって、もう今の時点でこれから動き出す面においては、このセキュリティに対しては徹底した一つの取り組みをし、そして、これは国の制度の問題ですから、制度のほうから防げる課題を全て網羅した中で市民にいわゆる声掛けしていくと、こういうような準備段階が必要かなと思います。そのような準備をしていくおつもりがあるのかどうか、再度ちょっとお聞きいたします。
    18: ◯清水(保)委員長 酒井情報課長。 19: ◯酒井情報課長 特に本当に個人情報漏洩とか、いろいろな個人番号カード自体セキュリティの問題もありますので、それはしっかり取り組んで、住民の方にも周知したいと思っています。  以上です。 20: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 21: ◯桜井委員 わかりました。資料を見ていろいろ勉強していかなくちゃいけないなと、こういうふうに思います。いずれにいたしましても、個人の財産も含めた管理をこれからしていくわけですから、もうしっかりとその辺は取り組んでいただいて、甲府市民からこういった問題に対してどんな方であろうと不正なものに引っかからない、かからない、こういったことのしっかりと取り組んでいく必要があろうかと思いますので、ぜひこの新しい取り組みとしては、これから時間をかけて、この10月以降出すということですから、それまでに全て整備しながら、市民から問い合わせがあったら明確にこうなっていますよと、安心してくださいと言える言葉が使えるように、しっかり取り組みをしていただくことをお願いして、終わります。 22: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  内藤委員。 23: ◯内藤委員 それでは、まず全体の職員の定数管理全般について伺いたいと思います。まず、正規職員の実数ですけれども、予算書にも出ておりますけれども、平成25年1,072人、平成26年が1,048人、平成27年度が今度1,027人、21人の減員ということになっております。給食調理業務、ごみ収集の委託化の進行による減員もあると思いますけれども、あと、全体としてどんな部門を増やしたのか、増員したのか、どんな部分で減が出ているのか、お願いします。 24: ◯清水(保)委員長 白倉人事管理室長。 25: ◯白倉人事管理室長 職員の人数でございますけれども、昨年度が1,048人、今年度1,027人という数字になっておりますけれども、その上の括弧書きがございますが、短時間の勤務職員、再任用職員のほうが増になっておりまして、その振替分という内容で職員数が減じているというのが主な状況と認識しております。 26: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 27: ◯内藤委員 毎年お伺いしているのは、一つ増やしてほしい部門といたしまして、生活保護のケースワーカーですけれども、平成27年度はどうなるでしょうか。 28: ◯清水(保)委員長 白倉人事管理室長。 29: ◯白倉人事管理室長 平成27年度の細かい数字が手元に今ないんで恐縮なんですけれども、例年国で決められております実現業員1人当たりの世帯数が社会福祉法で決められていますので、それに満ちる配置を予定しているところでございます。  以上です。 30: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 31: ◯内藤委員 そうでしたら、80世帯に1人が十分満たされるように、ちょっと平成27年度どうなっているかあれですけれども、これは要望としてお願いしたいと思います。  あと、保健師さん、増えていますでしょうか。 32: ◯清水(保)委員長 内藤委員に申し上げますけれども、数字的な、いわゆる理解でしたらば、一覧で数字を出してもらったらどうかなと思うんですけれども。 33: ◯内藤委員 とりあえずケースワーカーと保健師です。 34: ◯清水(保)委員長 白倉人事管理室長。 35: ◯白倉人事管理室長 数字についてはまた後ほど御報告させていただきたいと思います。採用としては今年度1名保健師の採用をしているところでございます。  以上です。 36: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 37: ◯内藤委員 でしたら、保健師さんの数、ケースワーカーの数については、後ほど予算特別委員会のほうに提出をお願いしたいと思います。  それで、これも去年、毎年保健師さんの増員について求めております。昨日介護保険料の値上げのところで、今度介護保険制度が介護予防・日常生活支援総合事業に移行していくということで、そうですね、室長に対して言うのであれば、とにかく保健師さんの役割が非常に大きくなって、保健師の増員が必要になってくるというような話を今するんですけれども、介護保険事業、来年度から3年かけて移行していくということで、いろいろそのこと自体僕らは問題があるとは思っているんですが、現にやはり甲府市のほうではまだ受け皿の準備が整わないということで、まず1年先送りということになっております。  それで、既にさまざまな介護予防・日常生活支援総合事業を実施している先進例とされているところ、例えば、奈良県の生駒市ですとか、鹿児島県ですとか、この辺の経験を聞いてみますとね、結局その介護予防・日常生活支援総合事業に移行するに当たってのキーパーソンは保健師であるというようなことがどこでも強調されているようであります。ですから、これは介護のほうにまたお聞きすることになると思うんですけれども、定数管理の面から見て、この介護保険事業、来年度以降のことを考えても、保健師さんを増やすことは必要ではないかと思うんですけれども、室長でよろしいですか。 38: ◯清水(保)委員長 白倉人事管理室長。 39: ◯白倉人事管理室長 職員定数につきましては、毎年度5月から6月にかけまして各職場において定数のヒアリングをさせていただいているところでございます。その中で、今年度においてもその部分については確認をしていきたいと考えております。  以上です。 40: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 41: ◯内藤委員 介護保険制度の側面からと、もう一つ、国民健康保険、健康衛生の観点からも保健師さんの増員が必要だという話なんです。国民健康保険の運営協議会で昨年新潟県上越市、その前に兵庫県の尼崎市に伺ってまいりました。どこも予防に力を入れることによって医療費の給付を抑えるということに成功していると。特に、去年伺いました上越市で言うと、透析を受ける患者さんが非常に多かったところを、保健活動に力を入れることによって透析患者さんを減らす。なおかつ、これが介護の給付費の減少にもつながっているというような事例を聞いてまいりました。ここでもやはりキーパーソンとなるのは保健師だという話なんですね。  ですから、5月から6月にかけて定数のヒアリングを行うということでありますけれども、ぜひやはり保健師さんの増員については十分配慮していただきたいということを、要望します。 42: ◯清水(保)委員長 数字でしたら後ほど調べて提出してもらうか、そのほうが議事運営に助かりますけれども。 43: ◯内藤委員 そうですね。では、終わります。  ごめんなさい、もう一つ、これも毎年聞いておりますけれども、非正規職員の数、割合、そして、非正規職員の平均年収は平成27年度どうでしょうか。 44: ◯清水(保)委員長 白倉人事管理室長。 45: ◯白倉人事管理室長 その数字についても後ほど出させていただければと思っております。  以上です。 46: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 47: ◯内藤委員 私も今去年の議事録を見ながら聞いていますので、毎年聞いていますので、ぜひまたよろしくお願いします。  それでは、2款1項9目リニア中央新幹線の企画費、リニア中央新幹線の関係です。昨日の歳入のところでお伺いいたしました。今度用地買収についてJR東海から山梨県が委託を受けたということで、甲府市はどうなっているかということで、甲府市のほうにも予算が歳入のほうで計上されていたということです。今回歳出のほうですので、もう少し、平成27年度このJR東海からの受託業務についてはどんなふうな内容なんでしょうか。 48: ◯清水(保)委員長 内藤リニア政策担当課長。 49: ◯内藤リニア政策担当課長 山梨県から昨日の歳入の関係で受託の金額が出ておりましたが、甲府市として持ち出しについては人件費だけですので、特に予算化はございません。山梨県から要望されているのが、用地買収の説明会でありますとか、交渉相手の同行でありますとか、あるいは、相続とか、死亡とか、そういうことの情報提供をお願いしたい、そのような事務ですので、具体的な予算はございません。人件費に充当させていただいています。  以上です。 50: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 51: ◯内藤委員 具体的にこの用地買収にかかわって、職員を嘱託でしょうかね、増やすとか、あるいは、皆さん方の仕事にはどんなふうにあらわれてくるんですか。 52: ◯清水(保)委員長 内藤リニア政策担当課長。 53: ◯内藤リニア政策担当課長 山梨県のほうから平成28年度、来年は平成27年度ですけれども、平成28年度から職員を2名から3名程度山梨県のほうへ派遣していただいて、用地買収に協力していただきたいというお願いが来ております。平成27年度については職員をどうこうということはございません。  以上です。 54: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 55: ◯内藤委員 その前に、民間事業者の仕事を公で受託するということについてはどんなふうにお考えでしょうか。 56: ◯清水(保)委員長 内藤リニア政策担当課長。 57: ◯内藤リニア政策担当課長 山梨県には甲府市に中間駅ができるということで、中間駅の整備、あるいは、周辺整備につきましては山梨県が計画、あるいは、方針等は立ててやっていこうということで県内市町村も協力していこうというスタンスでございます。甲府市といたしましても、リニア中央新幹線開業の効果を最大限享受して甲府市の活性化につなげていこう、そんなようなスタンスでございます。具体的な予算を出したりということは、予算、あるいは、予算化したとか、金額が出ているとか、そういうことは特にございません。  以上であります。 58: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 59: ◯内藤委員 この受託がよいかどうかということについてはちょっと私どもと見解が分かれますので、この辺にいたします。とりあえずそういった山梨県が受託したと、それについてあわせて甲府市も同一歩調をとるということについて確認できましたので、このリニア中央新幹線については以上で終わります。 60: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  植田委員。 61: ◯植田委員 2点お伺いさせていただきたいと思います。  1点は、52ページ、53ページの1項3目職員の福利厚生及び健康管理費というところで、職員の福利厚生及び健康管理費に4,612万3,000円が上げられていますけれども、健康管理、健康診断なんかもこの中に入ってくるんだと思っていますけれども、その内容は今までの内容と変わらないんでしょうか。 62: ◯清水(保)委員長 輿石研修厚生課長。 63: ◯輿石研修厚生課長 職員の健康診断につきましては、例年同様実施をする予定でございます。この予算の中で、健康管理費の中で実施する予定でございます。 64: ◯清水(保)委員長 植田委員。 65: ◯植田委員 伺っているところによりますと、集団検診車が市役所に来てくださって、そこで検診をすると。その中で、胃がん検診に特化して伺わせていただきたいんですけれども、ピロリ検診的なものは全くないということでよろしいんでしょうか。 66: ◯清水(保)委員長 輿石研修厚生課長。 67: ◯輿石研修厚生課長 健康診断の審査項目につきましては、労働安全衛生法で定められておりますので、ピロリ菌の検査については人間ドックにおいて実施をしていただいております。また、この人間ドックにおきましては、山梨県の市町村共済組合からの65%、また、場合によっては85%の補助が受けられることになっております。  以上です。 68: ◯清水(保)委員長 植田委員。 69: ◯植田委員 ありがとうございます。ぜひそれだけ65%も補助があるなら、多少個人的に費用はかかってしまうんでしょうけれども、集団検診の中にピロリ菌検査がないのであれば、ぜひそれは勧奨していただきたい、勧めていただきたいと思います。やはりこれはピロリ菌検査でかなりの確率で胃がんの進行といいますか、発見ができるということを、もう確立されている状況になっていますので、本来でしたら全員がそれを血液検査でできることですから、セットにしていただければありがたいんですけれども、人間ドックという形になっているんでしたら、ぜひそれを勧めていただきたいということをお願いします。  それともう1点だけ、心の健康のための健康推進といいますか、要するに、見ていますと、夜遅くまで本庁舎は電気がついていて、こんなに遅くまで皆さんお仕事されるんだというのをいつも思っています。これだけの多忙な中で、ストレスもたまるでしょうし、また、人間関係もいろいろあるかと思います。そういう中で、特に女性なんかも、女性に限ったことではないですね、失礼しました、大変心の健康を害するという、精神的に自律神経をちょっとバランスを崩したりということもあるかと思います。それに対しての何か方策がこの中には入っているんでしょうか。 70: ◯清水(保)委員長 輿石研修厚生課長。 71: ◯輿石研修厚生課長 職員の心の病と申しましょうか、ストレスにつきましては、非常に、平成25年度も27人という、メンタル系の疾患で傷病休暇、また、休業する職員がいることから、一昨年から実施をしておりますが、メンタルヘルス研修というのを全職員に、これ一昨年からではなくて、もう毎年実施をしております。また、職員健康保険だよりによりまして、そういった相談窓口の斡旋をするように、周知するように心がけております。  また、平成28年度から実施されるストレスチェック、こういった心的な負担の度合いをアンケートによって実施するという、そういった制度が昨年の6月安全衛生法が改正になりまして、そういった制度の導入が見込まれております、行われますので、それにあわせて平成27年度はその準備をして、こういったストレスチェックをする中で職員の健康管理に努めていきたいと考えております。 72: ◯清水(保)委員長 植田委員。 73: ◯植田委員 ぜひこれから女性が輝く社会をつくるという国からの方針もありますけれども、やはりそうなってきますと、若い女性ももちろんですし、ある程度中堅になってくる、経験も豊かになってくる女性というのは、体のリズムが変わるといいますか、更年期になってきたり、また、家庭の中のこととか、もう本当に煩雑な中でお仕事しなくてはならない。そういう職員さんも増えてくるんじゃないかなと思います。ストレスチェックをやっていただくということと同時に、やはり眠れているのかとか、顔色一つではわからないかもしれませんけれども、ちゃんと睡眠がとれているのかとか、食事はきちんと、お昼休みも結構出入りが市役所の中は激しいですので、食事がきちんととれているのかとか、いろいろそういうようなことも課とか部で確認をしていただく、目を届けていただければありがたいなということをお願いして、この質問は終わります。ありがとうございました。  もう1点、62ページ、63ページ、交通安全対策費でちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。この中で2点、交通安全対策事業費823万5,000円が計上されておりますけれども、毎年よく私たち議員のところに地域の皆様からお声がかかるのは、ここが危ない、ここが危険だから何とかしてくれ、カーブミラーがあったほうがいいんじゃないかとかというお声をいっぱいいただきます。カーブミラーだけではありませんけれども、そのたびによく言われる、担当の方が来てくださいます、駆けつけてくださって、現場も確認して、これはあえてカーブミラーをつけないほうが安全なんだというお声もいただきます。それはそうなのかもしれない。ですが、予算もあることですからということを厳しく言われるときがたまたまあるんですね。そういう中で、この823万5,000円余で足りるのかどうかということをちょっとお尋ねしたいんですが。 74: ◯清水(保)委員長 乙黒市民協働室長。 75: ◯乙黒市民協働室長 今の委員の御質問ですけれども、823万5,000円、担当とすれば幾らでもあったほうがいいのかなと思いますけれども、限られた予算という中で、例えば、カーブミラーに特化してお話をしますと、この事業、カーブミラーもその設置条件というものが幾つかございます。それにのっとって設置、危険なところであれば自治会等を通して設置をしていただいております。ただ、現状で言いますと、新設よりも、カーブミラー、平成25年度末現在で甲府市が設置した箇所が5,200カ所ほどありますけれども、その新設よりも補修のほうに今どちらかというと比重があるということで、カーブミラーばかりではないですけれども、自発光式の交差点鋲もそうですけれども、そういった危険な箇所を担当職員が調査、確認をする中で、限られた予算を有効的に活用しながら、交通事故の防止に力を入れているというようなことで御理解賜りたいと思います。  以上でございます。 76: ◯清水(保)委員長 植田委員。 77: ◯植田委員 了解いたしました。全てのカーブにカーブミラーというわけではないのですけれども、やはり自治会、また、住民の皆さんがここは事故が多くてと言われることは事実であって、ぜひまたその辺の調整もよろしくお願いしたいなと思います。  もう一つだけ、最後にします。その同じ16目の中で、バス利用促進対策事業費3,875万1,000円が計上されています。これをちょっと具体的にどんな事業なのかお話いただければと思います。 78: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 79: ◯込山リニア交通室長 路線バスの廃止になったところを委託という形で代替バスを運行しておりまして、その委託経費が主なものであります。 80: ◯清水(保)委員長 植田委員。 81: ◯植田委員 時間がないのに申しわけないんですが、主だったところの路線をちょっと教えていただいてもよろしいですか。 82: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 83: ◯込山リニア交通室長 3路線ございまして、奈良原線と田富線、上九線、この三つの路線でございます。 84: ◯清水(保)委員長 植田委員。 85: ◯植田委員 わかりました。ありがとうございます。そうですね、それで3,800万円、これから先のことを考えると、公共交通機関、山梨交通さんでしたり、富士急行さんでしたりが撤退したときにこういう形ができてくるんだと思うんですけれども、足りるのかなという思いもしたり、また、もう一方では、その主だった路線もなんですが、住民、市民の皆さんが欲しいのは、さらにもう一歩先の奥のところまで何とか生活の便のために路線が欲しいなというお声も現実にあります。また、今後のことですのでぜひ御検討をいただきたい、調査をいただきたいということをお願いして終わります。ありがとうございました。 86: ◯清水(保)委員長 先ほどの内藤委員の質問に対しまして、白倉人事管理室長より発言したい旨の申し出がありますので、よろしくお願いします。  白倉人事管理室長。 87: ◯白倉人事管理室長 大変申しわけございませんでした。まず、保健師の人数でございますけれども、平成27年度で見込んでいる保健師の人数ですが、34人と、昨年度と同人数ということでございます。また、生活福祉課の職員については、ケースワーカー29人を想定しているところでございます。あと、嘱託職員についてですけれども、嘱託職員、職種がさまざま、短期のものもあれば、委員等も含まれる数字でございますけれども、平成27年度予算で見込んでいる人数は1,159人ということになっております。また、嘱託職員の報酬についても、それぞれさまざまでございますけれども、事務、技術の関係の嘱託職員の年収については、176万4,000円程度ということになっております。  以上でございます。 88: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 89: ◯内藤委員 じゃあ、このことについて少し続きをやってよろしいですか。 90: ◯清水(保)委員長 はい、再質問。  内藤委員。 91: ◯内藤委員 それでは、手短にします。
     一つ、保健師さんについては平成26年度と人数は同じということですけれども、非常に法定業務自体が増えてまいりまして、もう100を超える、104くらいになっていますかね、特に最近は事例が大変複雑化しておりまして、アルコール、メンタル、さまざまな困難事例が出てきて、保健師さんの対応、本当にたいへんになっております中で、ぜひ先ほどの介護予防・日常生活支援総合事業並びに健康衛生活動の強化という点でまた配慮を願いたいということが1点です。  あと、非正規職員ですけれども、今年度が、大分割合が上がっていますね。918人というようなお答えをいただいたと思います。これが1,159人と大分増えまして、一方で正規職員は減っておりますので、その割合、昨年は36.4%ですけれども、これがかなりまた上がることになると思います。年収については、昨年174万3,600円ということでしたが、今年は少し上がって176万4,000円になっておりますけれども、いずれ年収200万円を下回るワーキングプアということで、公の、公務労働で今ワーキングプアが増大しているというのは、これは全国的な傾向なんですけれども、昨日の職員給与の引き下げとあわせて、やはりこうした公務員の収入の減少が民間賃金を押し下げる圧力となり、地域全体で需要、消費の力が失われていくということが言えると思います。  こうした全国的に官制ワーキングプアの増加というのは、やはり経済的にも大変よろしくないというような意見も出始めておりますので、ぜひその辺も配慮した定数管理をお願いしたいと思います。要望で終わります。 92: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  中村委員。 93: ◯中村委員 済みません、2款選挙費のところで、2目の選挙啓発費についてお願いをいたします。来月山梨県議会議員の選挙、また、私たち甲府市議会議員の選挙もありますが、本当に投票率アップのために山梨大学に期日前投票所を設置していただいたりとか、投票所を増やしていただいてはおるんですが、この投票率アップについていろいろなお考えもあるとは思うんですけれども、どのようなことを考えているのか、また、投票所、期日前投票所について、障がい者、車いす等の障がい者の方を含めて、またお年寄り等の投票所について、投票するときに本当にちょっと投票するのが大変という方についての職員の対応について、研修とか、そういのがなされているのかどうか、少しその辺を教えていただければと思います。 94: ◯清水(保)委員長 伏見選挙管理事務局長。 95: ◯伏見選挙管理事務局長 選挙は市民が政治に参加する基本的な権利であります。しかし、ここ近年を見ますと、国においても投票率の低下、甲府市においても同じように投票率が低下しているところであります。こうした実情を踏まえて、選挙が執行されるたびに明るい選挙推進協議会と協働する中で、さまざまな選挙啓発をしているところであります。また、新聞折り込みによる広報活動とか、あと、投票入場封筒への選挙だよりの同封などで選挙啓発をしているところでありますけれども、今回の1月の甲府市長選挙で初めて実施した部分が2点ほどございます。  それは、まず1点は、山梨大学の学生の組織するグループとの協働によりまして、その啓発物品を山梨大学とか、山梨県立大学、都留文科大学の学生が学生さん方で考案して、その配布物品を作成し、それを我々と一体となって1月11日の成人の日、そのときに新成人の方々に配布しました。また、山梨大学のキャンパス内でもそれを配布したという経緯がございます。  それから、自治会連合会の御協力を得る中で、全自治会への組単位への回覧板に選挙がこの日にあるよというチラシを回覧させてもらった。それと、あと、視覚障がい者が甲府市内には110名ほどおられます。候補者からの選挙公報というものを新聞折り込みで配布しているところなんですけれども、視覚障がい者にはそれが読み取れないということがございましたから、それを音声としまして、カセットか、また、CD化して、皆様に送付をさせていただいたということで啓発活動をしているところであります。  そして、また、有権者等の利便性を考慮する中で、平成15年に期日前投票制度ができました。まず初めに、甲府市役所を法定設置期日前投票所として、総合市民会館、そして、その後、中道の公民館、そして、西公民館で実施し、今年の1月には初めて北部市民センターで開いたところであります。今回の統一地方選に向けては、山梨大学のキャンパスで、試行的になりますけれども、山梨県議会議員選挙に1日、そして、市議会議員選挙に2日間期日前投票所を設置します。なお、この部分につきましては、ちょっと大学との調整があったもので、広報とか、選挙だより等々にはその啓発ができませんでしたけれども、近隣の自治会連合会を通す中で、近隣の住民さんには啓発していただきたいということでお願いをさせてもらったところであります。  今後に向けても、有権者の方々、また、候補者の方々の声が届くように、積極的に啓発活動をしていきたい、そう考えております。  以上でございます。 96: ◯清水(保)委員長 中村委員。 97: ◯中村委員 ありがとうございました。本当にいろいろな施策をしていただいて、本当にこれで投票率アップできるように私どもも一生懸命頑張っていますんで、よろしくお願いいたします。  また、障がい者、お年寄りについても、本当に投票所に来られたら優しく介添え等もしていただいて、また、どうしても投票所というのは緊張するところでして、お年寄りの方なんかはちょっとうまく書けないとかというところもございますので、ぜひ優しい対応をしていただければありがたいと要望して終わります。 98: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  池谷委員。 99: ◯池谷委員 私は個人的には質問というのは各部へ行ったり、各課へ行くという、それが私の考えでございます。しかし、年に1回の当初予算でございますので、1点だけ、申しわけないんですが、質問させていただきます。  ページで言いますと、57ページでございます。款で言いますと2款1項5目19節の負担金補助及び交付金の中のLEDの関係でございます。街路灯でございます。このLEDの改修の補助金でございますが、たしか私の記憶でしたら、各自治会に平成25年度中ですか、自治会長に対して改修件数の把握をしているということですが、その辺、平成25年度中でよろしいですか、把握の状況です。 100: ◯清水(保)委員長 田中市民対話課長。 101: ◯田中市民対話課長 平成26年度から平成30年度までの5カ年間によりましてLED化を促進する事業の計画、これに当たりまして、平成25年度、前年度に意向の調査をしております。  以上でございます。 102: ◯清水(保)委員長 池谷委員。 103: ◯池谷委員 わかりました。そうしていきますと、当然平成26年度ということで、この自治会より提出されています各年度別の報告書がありますが、その補助をしているということですが、現在そのとおり、各自治会から上がっているとおりの件数ですか、そんなことで平成26年度も終わったのかどうかですが、それは予算審議ですからね、それはいいです、今年度のこの計画ですね、平成25年度中の件数で予算計上したのかどうか、その辺を教えていただきます。 104: ◯清水(保)委員長 田中市民対話課長。 105: ◯田中市民対話課長 平成25年度に意向調査した時点の数値と、それから、実は平成26年度から開始した計画でございますので、毎年その実施を見きわめながら計画については自治会の意向を調査していくということで、昨年、平成26年度7月から調査をしております。それによりまして、平成27年度につきましては、当初3,000棟ぐらいの希望だったんですけれども、これが7,900棟余りということで、前倒しの御意向が出ているというようなことで、平成27年度については約8,000棟の予算を組み込んでおります。  以上でございます。 106: ◯清水(保)委員長 池谷委員。 107: ◯池谷委員 わかりました。今私は、計画の当初よりかなり早めてほしいということで質問したかったんですが、今の課長よりね、そういう回答がありました。というのは、私がこれは自分個人的ですが、思うのは、この基金、もう財源を捻出ではなくて、もうある財源でございますのでね、その財源をもう本当は早めて一括でこの甲府のまちを明るく安全安心というのは、もう前の市長も今度の市長もそうですが、もうある財源ですから、一括でやったらということの思いの中でこの質問をさせていただきました。できれば、今年は補正でもしていただければね、自治会からあれば一括でそれをやってもらうか、あるいは、来年度、今度は一括で全部終わるように、甲府のまちがもう一挙に明るくなるような、そんなことをお願いしたいということで質問しました。考えがもしあれば、ちょっと考えだけを教えていただきます。 108: ◯清水(保)委員長 田中市民対話課長。 109: ◯田中市民対話課長 平成27年度の当初予算を御審議いただいている段階でございますけれども、一応毎年毎年状況は見きわめながら、自治会の意向のほうが強いようであれば、担当のほうといたしましては補正とか等を考えますし、それが過ぎてからでもまだまだ平成28年度、もし残っているようであれば、できるだけ前倒しでやっていただくというようなことで、意向を反映させていきたいと考えております。  以上でございます。 110: ◯清水(保)委員長 池谷委員。 111: ◯池谷委員 わかりました。ぜひそのようにしていただきたいと思います。  私の質問は1点だけで終わります。ありがとうございました。 112: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 113: ◯山田(弘)委員 59ページの9目の企画費の中の広域行政推進費、この内容をちょっと教えていただきたいんですけれども。 114: ◯清水(保)委員長 長坂政策課長。 115: ◯長坂政策課長 広域行政推進費につきましては、主なものとしますと、甲府地区広域行政事務組合一般会計の負担金、それから、国母公園、同じく国母公園管理事業への負担金、それから、東八代広域事務組合、こちらは東八聖苑のほうになりますけれども、こちらの一般会計への繰出金が主なものとなっております。  以上であります。 116: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 117: ◯山田(弘)委員 すると、これと、あとは消防関係のほうからも教育委員会関係からも別に出るわけですね。 118: ◯清水(保)委員長 長坂政策課長。 119: ◯長坂政策課長 まず常備消防部分に関しましては、9款の消防費のほうからの支出ということになります。教育委員会関係のほうに関しましては一般会計というような形の中で、あと、それから、ライブラリの事業ということになりますので、こちらのほうは今負担金等を徴収していないような状況になります。 120: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 121: ◯山田(弘)委員 わかりました。また別々に、そのところにまた質問いたします。  それは以上としまして、あと、同じところの在来鉄道利便性向上事業費についてお願いします。 122: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 123: ◯込山リニア交通室長 これは中央東線高速化促進広域期成同盟会と、身延線沿線活性化促進協議会の負担金が主なものでございます。 124: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 125: ◯山田(弘)委員 それが6万4,000円なんですか。何かすごく申しわけ程度みたいな金額がなんだけれども、どうしたんですかね。 126: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 127: ◯込山リニア交通室長 内訳を言いますと、中央東線高速化促進広域期成同盟会の負担金が2万円、身延線沿線活性化促進協議会のほうが1万円ということで3万円、要望活動するための旅費として残りの金額ということで6万4,000円となっております。 128: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 129: ◯山田(弘)委員 総括で私もちょっとお願いをしましたけれども、早朝特急電車の、負担金も少なくて、その要望をしに行く交通費なんかも含めて6万4,000円ということですけれども、何か実現しそうもないなみたいな金額なんで、もう少し予算をとってもらって、実現可能な状況に持っていっていただきたいなと要望いたしますので。  以上です。 130: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  石原(剛)委員。 131: ◯石原(剛)委員 それじゃあ、予算説明書のページに添って、順番に一つずつお願いしたいと思います。  総務費の総務管理費というか、全体にかかわるんだと思うんですけれども、契約の問題についてお聞きしたいと思います。これは小規模工事登録制度をさらに使いやすいというかね、これを使ってもらうようにするためにということで、予算ですから、新年度になってこれをさらに進めるためには、工事を受ける方、この方については市税の滞納があるとできないということですね。それで、中小零細な業者の方は現在の不況の中で一生懸命頑張っているけれども、どうしても税金を滞納してしまうというふうな業者さんもいらっしゃると思うんです。無理に滞納したくて滞納しているんではないという。そういう方が仕事をもらえばね、それで稼げて、そして、納税者にまた復帰できるというふうになるという点では、甲府市が出す仕事を滞納があるからということでそういう業者さんに受けられないということになりますと、いつまでたっても堂々めぐりになってしまうというふうなことで、ここで、大きな工事の場合はね、やはり経営の安定性という、業者さんのね、受託能力という点からもやはり納税はしっかりしてもらわなきゃならないとは思いますが、中小零細企業、ほとんどこの小規模工事は2万円、3万円の仕事なんですよね。それで納税ができるかというと、そういうことにはならないと思うけれども、やはり仕事をもらって、これで元気を出してやっておこうというきっかけにもなると思うので、この小規模工事の登録制度については、実はこれは9月議会の決算審査特別委員会で山田 厚議員が聞いて、研究しますとおっしゃっているんですけれども、研究されたのかどうかお答えいただきたいと思います。 132: ◯清水(保)委員長 青木契約管財室長。 133: ◯青木契約管財室長 工事の大小にかかわらず、まず、義務として税金は納税すべきだという基本的な考えがございます。その中で、研究すると申し上げました。現在、山梨県の市町村事務組合が中心となりまして、山梨県全体で一括処理をしようというような方向がございまして、ただいま研究会が開かれております。私どもはなかなか参加する機会は少ないんですけれども、情報が入っておりまして、私どもの思いは伝えてございます。ただ、そうしますと、今度山梨県全体、市町村全体で同じような取り組みをしなければならないというところもございまして、それに参加するかどうかも含めて今研究しているところでございます。  以上でございます。 134: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 135: ◯石原(剛)委員 より広がる方向もあるかなと。しかし、この滞納の問題についてはなかなか壁が越えられないなという印象ですが、ぜひ甲府市民の税金を使って甲府市内の業者が元気になってもらうということになるように、ここ直接関係ないけれども、住宅リフォームの助成制度は積算で出すからね。そういう、積算で出した補助金が滞納している業者さんも仕事を受けられて、そういう方も仕事をもらえるということでいい制度だと思うんですけれども、これは手前みそですね。  それで、これで小規模工事についてはぜひ前進できるように研究を進めていただきたいし、この滞納問題はなかなか越えられないんですけれども、そういう性格のものだということで研究の課題として受けとめていただきたいと要望します。ありがとうございました。  次に、5目の広聴活動費の街路灯の助成事業ですね、LED化について先ほどからお話があります。私はそのLED化を大いに進めていただくのはいいんですけれども、市内には新たに住宅をつくりまして、住宅団地としてできている新興住宅街もありまして、そういうところでは街路灯を新たに設置してもらいたいという要望があります。しかしながら、各自治会で単位自治会にすると1つとか、2つとか、3つとかね、新設というのはなかなかできないというふうな状況があるんですね。既に住宅街が完成しているところはそれでいいかもしれないけれども、新たに住宅地をつくった場合、それは開発業者さんの仕事だというふうな面もなきにしもあらずですが、個人の方々がそこに住宅を買って、一つずつを買った場合はね、自治会としてはやはりつくらなきゃならないと思うので、新設についてはどのような基準で助成をしていて、これについてはやはり特別新興住宅街対応というような研究も必要ではないかと思うんですけれども、御見解があったらお聞かせいただきたいと思います。 136: ◯清水(保)委員長 田中市民対話課長。 137: ◯田中市民対話課長 新興住宅の部分の街路灯の新設につきましてでございますけれども、自治会が維持管理をしている部分について助成が出ると、こういう制度になっております。したがいまして、自治会のほうへお問い合わせをいただく中でそういった対応についてはお願いをしているところなんですけれども、自治会についてのPRにつきましては、ホームページのほうへも載せておりますし、また、各自治会長には自治会のしおり等を配る中で、自治会の加入促進に当たる中でそういった新興住宅の方々についてもお声をいただくというふうな形で対応を進めているところでございます。  あと、助成制度の中の新設の部分の街路灯の基準につきましては、一応全て市内全部の520の自治会にそれぞれというわけにもいきませんけれども、一応年度内には3棟という縛りではやっております。ただ、そこにつきましても、近年新興住宅のほうからそういった住民の、市民の皆さんのお声が多いものですから、予算につきましては前年度よりもちょっと増加をさせていただくということで見込みを立てているところでございます。  以上でございます。 138: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 139: ◯石原(剛)委員 今のお話で少し元気が出ましたね。新設に向けて要望があるから増加させたと。1単位自治会で3棟ですかね、基準は。 140: ◯田中市民対話課長 単位自治会でございます。 141: ◯石原(剛)委員 単位自治会3棟ということですね、520のね。わかりました。ぜひ要望に沿った少し対応があったということで、これは明るい、まさに街灯に明るさが差したようなと感じましたので、ぜひよろしく今後もお願いしますと。これはこれで終わります。  次に、16目交通安全対策費でお聞かせいただきたいと思います。先ほど公共バスというふうなことがありました。ぜひこれは、もう一つ前の目では、9目の企画費のほうでは公共交通体系整備推進事業費というのもあります。こちらのほうでもかかわりがあるかと思いますが、やはりこれまでのバスですね、これが路線が廃止されてしまって、不便を感じているという方々に対して、それにかわる公共交通をね、考えていくということをやられていると。幾つかやられたということですけれども、さらにもっと前に出てと、植田委員が総括質問でもっと前に出てもらいたいと要望したと思いますけれども、私もしっかり前に出てもらいたいと要望したいんです。  それで、このバスの利用促進対策事業費は前年に比べると大分減っているわけですよね。だったら、その分を新しいシステムをつくるのに、どんと4,000万円ぐらい減ったわけだから、4,000万円ぐらいのお金を使ったことを考えてもいいんじゃないかと。もっと前に、お金がないじゃなくて、あるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうかと。新しい体系を考えながら。  やはりその下にあります運転免許返納高齢者支援事業ね、これにもかかわりありますけれども、包括支援センターを回ってお話を聞きますと、特にバスがないところでは高齢の方々がなかなか運転免許証を返納ということに抵抗すると。やはりどこに行くのにも車があれば、軽トラがあれば行けるけれども、これをとられてしまっては行けなくなるということで、なかなか返納できないというふうなこともあるわけです。返納してもバスのパスカードをもらってもバスが来なきゃ使いようがないですよね。したがって、両方の面から公共バス、あるいは公共交通推進のためにもっと力を入れていくべきじゃないかと思いますがいかがでしょうか。 142: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 143: ◯込山リニア交通室長 バス利用促進対策事業費でございますけれども、先ほど主なものを説明いたしましたが、そのほかに今回宮本地区で行います買物、通院等の送迎事業に係る費用については、このバス利用促進対策事業費の中に今年度計上しております。そのほかの地区につきましては、やはりまず、先ほどありましたように、路線バスを維持していくということが必要だと思います。それで、路線バスにつきましてはほかの市町村にまたがっているということがございますので、近隣の市町村、山梨県と連携して利用促進ということはしていかなきゃならないということで、山梨県のほうで甲府南西地域バス路線検討会というのが昨年度から始まりまして、そこの一体的な利用促進策を検討していくということになっております。あと、バス路線につきましては、いわゆるニーズに合っていないということで、バスネットワークについても再編をしていこうということでございまして、まずは山梨県全体で基幹になるネットワーク、あと、地域内の交通バスネットワーク、これについて再編を考えていこうということで、交通拠点の候補地について、各種データとか、あとは市町村の考え方を参考に、そういう交通拠点の候補地について、その場所の選定に当たっているというのが今の状況でございます。  あとは、そのほかは、バスネットワーク以外の、それから外れる地域というのはやはり、これまでの答弁にありましたように、住民の方がその地域についての状況とかニーズについては一番よく知っているということで、これは行政とバス事業者、あと、市民がそれぞれの役割分担の中、協働して考えていくということでこの地域に合った公共交通が構築できるんじゃないかということで、その方向で取り組みたいと思っております。  以上です。 144: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 145: ◯石原(剛)委員 確認ですが、このバス利用促進対策事業費3,875万1,000円ですね。前年度は8,584万8,000円、ですから、かなり金額に差があります。これだけあればもっといろいろできるんじゃないかと、こういうふうに思うんですけれども、そこら辺はどうしてなんでしょうか。 146: ◯清水(保)委員長 込山リニア交通室長。 147: ◯込山リニア交通室長 このバス路線の維持に係る補助金について今回計上しておりませんので、その分が減少しておりまして、このバス路線の維持に係る補助金につきましては、早急に対応、支出が必要なものということではありませんので、6月補正予算を視野に対応してまいりたいと考えております。 148: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 149: ◯石原(剛)委員 わかりました。ことしの予算ではちょっとまだ持てないけれども、6月補正でそれなりの金額がまた乗ってくるから、バス路線がどんどん赤字でなくなっちゃったから補助するところが少なくなっちゃって減ったというわけでもまあないということですね。わかりました。じゃあ、あまり金があるというふうに大きな声で言っていちゃちょっと見当違いということですけれども、要望はそういったことで、運転免許証を返納したくてもバスがなくて返納できない、そういう地域の対応、新しい形での体系で公共交通を維持していく必要があるんじゃないかという要望にしっかりこたえていただきますよう要望したいと思います。ありがとうございました。  次に、18目の諸費で、平和都市宣言事業費、これが前年に比べてちょっと増えています。前年に比べて200万円ほど増えました。従前から広島の原爆の8月6日への市民の参加、市民代表の参加をさらに広げてもらいたいというふうなことを要望しておりました。これが少しかなったのかなというふうなことで、この増額の内容についてお伺いしますという話だけれども、この中身はどんなことがあるんですかということをお聞きしたいと思います。 150: ◯清水(保)委員長 中澤市民総室長。 151: ◯中澤市民総室長 平成27年度の平和都市宣言事業費の増額の主な要因といたしましては、平成27年が戦後70年及び甲府空襲から70年ということになりますので、もちろん平和活動というものは何十周年とか、そういうことだけではありませんが、やはりこういう機会を捉えて、これまでとは違った事業で改めて平和について考えるというようなことで、一応記念の講演を含めた式典を計画させていただいておりまして、その予算が主なものでございます。 152: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 153: ◯石原(剛)委員 わかりました。私の考えているものとちょっと違ったんですけれども、しかしながら、戦後70年に際しての記念講演と、これはよいことだと思いますので、私もしっかり聞きたいなと思います。内容がわかりましたので、しかしながら、要望とすれば、やはり甲府市の平和都市宣言事業としてね、ずっと続けてやってきました広島の8月6日への市民代表の派遣、最近はなかなか手を挙げてくれる人がいなくて苦労しているというのがあるんですけれども、工夫をしながらこの平和事業をね、続けていくことを希望します。この問題についてはこれでおしまいにします。  最後に、マイナンバー制度というものですね。個人番号制度ということで、2款3項1目、戸籍住民基本台帳費のことでお聞きしたいと思います。桜井委員さんからはとても便利なものだけれども、プライバシーの心配はないのかという形でお話がありましたが、私はこれはとても危険がある事業じゃないかと思っているんです。個人情報の漏洩ということは幾つもマスコミを騒がせております。  これまで住民基本台帳で11桁の番号が個人にはついています。しかしながら、このほうもあまり利用がされていないのに莫大なお金がかけられたと。さらに今回、今度は12桁の番号をつけて個人情報を網羅的に管理しようとしています。氏名、生年月日、性別、世帯の状況、住民税や後期高齢者、国民健康保険料などの納税の状況、国民年金や国民健康保険、それから児童や障がい者などの福祉サービスの資格情報などの社会保障の情報、それから、身長とか体重とか、その他の健康管理の情報などもね、一括してこの管理というかね、情報として持てるものになるというふうなもので、住民基本台帳なんかに比べてもかなりセンシティブな情報を扱うことになるんじゃないかということで、先ほどいろいろこういうふうな歯どめをかけてね、情報漏洩をしないような歯どめをつくっているんだと言われましたが、罰則によってそれでは心配なんですね。 154: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員に申します。ちょうど午後2時40分ですから、ちょっと区切りがつけば今区切り。 155: ◯石原(剛)委員 区切りはね、これで最後なんですけれども、40分になりましたね。 156: ◯清水(保)委員長 それでは、暫時休憩をいたします。午後2時43分から庁内放送に合わせて黙祷をささげたいと思いますので、当局の方もちょっとお待ちください。このままちょっとお待ちください。ここで黙祷をささげます。                午後 2時41分 休 憩
            ─────────────・─────────────                午後 3時00分 再開議 157: ◯清水(保)委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  2款総務費について審査を続行いたします。石原(剛)委員の質疑を続行していただきたいと思います。  石原(剛)委員。 158: ◯石原(剛)委員 休みの時間の間にも少し調査をしまして、だんだん事柄が見えてきましたが、質問を続けていきたいと思います。  先ほど申し上げたように、非常にセンシティブな情報をこの番号によってひもづけされるというふうなことで、この情報の漏洩ということが非常に心配になります。ということで、このようなシステムを、国全体では3,000億円のビッグプロジェクトと言われておりますが、実は自治体にかなり重い負担をかけてこれを構築しようとしております。今回事業費7,200万円で、歳入として国から入ってくるのは1,500万円ということですから、自治体に重い負担を負わせながら国が個人情報を一気に手にしてしまうというふうな、大変問題のある事業ではないかと思うんです。それで、情報漏洩に対する対策はどのようになっているのかをお聞きしたいと思います。 159: ◯清水(保)委員長 酒井情報課長。 160: ◯酒井情報課長 まず、個人番号カードにつきましては、プライバシーに関する情報は入れられないことになっていまして、基本4情報と個人番号しかカードの情報として掲載できないことになっています。また、行政のデータにつきましては、先ほども申し上げましたように、行政の内部で管理することになりますので、情報漏洩等はないと考えております。  以上です。 161: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 162: ◯石原(剛)委員 行政内部といいましても、一つ例としては、文部科学省が全国学力テストを委託していましたベネッセコーポレーションは、2,260万件の情報を外へ出してしまったと。これは委託業者ということですね。あと、行政内部といいますと、これはちょっと新聞を調べてみたら、静岡地裁が天竜署の元巡査部長、職務上知り得た個人情報を暴力団関係者に漏らしたということで、地方公務員法違反で1年6月の禁固というふうな罪が決まったということで、やはりこれは心配になるんですね。いうことで、別に最初からそうやって人を疑っているわけじゃないですけれども、こういった事例があるわけです。  それから、さらに政府はこの個人番号カードを利用するということで、銀行の預金口座にもこの番号を振りなさいということを義務化するというふうな方向に動いていると聞いておりまして、ますます心配になるということなんですね。国から言われてやらなきゃならないんですけれども、しかしながら、この事業はいろいろ問題があって、見切り発車をしたような段階で、国では我が党は反対をしましたし、社民党も、それから、生活の党も反対して、しかしながら、与党多数と民主党の賛成で通ってしまいました。ということで、意見を述べて、このような問題がある事業はやるべきではないという意見を述べて終わりたいと思います。  以上です。 163: ◯清水(保)委員長 ほかに。  森沢委員。 164: ◯森沢委員 今石原(剛)委員の御質問されたバス利用促進対策事業について、ちょっと追加して申し上げたいんですがね、こういうことを考えているんですよ。今かなりバス会社へ補助してやってもらっていますが、私どもが眺めてみて、日中のバスというのはほとんど1人か2人しか乗っていないんですよね。確かに朝夕の通勤時には座席がいっぱいになるぐらいは乗っていますけれども、私どもが住んでいるところは場末ですから、ほどんどもう空っぽのバスが帰ってくるんですね。あれを見ましてね、もうちょっとほかに方法があるんじゃないかなというふうなことをいろいろ考えました。  それで、申し上げたいのが、今診療所の多くでやっていますよね。月に1回か2度ある診療日に年寄りを迎えに行ってやってくれんかいということを長年騒いでいましたら、現在はそれをやっているそうです。これを市内のほうまで持ってこれないかということを思っているんですよ。ことしの予算も3,800万円に決めちゃったんじゃなくて、もっと追加する予定があるということですから、ひとつそれに加えてくれんかなと思って今発言しているんですが、タクシー会社へ軽自動車を2台ぐらいずつ置いておいてもらって、買物難民、市中の病院へ行く人、これらの要請があったら往復200円ぐらいでもって乗せてあげてくれないかと。タクシーはどんどん行きますけれども、やはり高いですよね。それが軽自動車か何かでもってタクシー会社がやってくれれば、あとは補助金を甲府市が出せば、100円か200円で運行ができると思うんですよ。そういうことも考えていただきたい。  ひところ相川地区でもってデマンドバスをやっていましたよね。ところが、あれは大き過ぎて細い道に入れないんですよね。あのバスが通れるところへ出てくる人間というのは1人か2人、ですから、乗っている人も3人か4人しか乗っていないというのが実情だったので、結果的にはおしまいにしちゃったんですがね。あれを軽自動車でやればね、これからもっと利用価値があると思うんですよ。その辺をひとつ考えていただきたいということをお願いしてやめます。  以上。 165: ◯清水(保)委員長 要望ですね。答弁はいいそうでございます。  ほかありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 166: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもって一般会計歳出第2款総務費の審査を終了いたします。御苦労さまでございました。  次に、一般会計歳出第9款消防費の審査に入ります。  それでは、審査に入りたいと思いますけれども、説明の前に野中一二委員から発言を求められておりますので、これを許します。 167: ◯野中委員 予算特別委員会は始まったばかりですけれども、当局の説明が長過ぎるような気がします。前にもたしか私は言ったことがあるんですけれども、摘要欄に説明をもっと書いておいてほしいと。書いてあることで説明する必要がないことはぜひそこで発言を省略してほしい、そんなことを思います。例えば、報酬とか、人件費だとか、何だかんだいったときは、報酬以外のものに払っているんだったらそれは今度説明しなきゃならんけれども、報酬とか人件費に払っているものはそれで払っているんだったらそれ以上説明する必要ないじゃないか。各委員さんもそれぞれ恐らく自宅できっちりと、予算書を配られてからもう1週間以上たっていますから、自分の質問したい項目をみんな付箋を貼ったり、赤ペンを引いたりして用意してきているわけですね。そこで当局が20分、30分というように事前に説明しちゃうと、何か四、五年前の予算特別委員会に戻ったような気がするんです。ぜひその辺は当局の皆さんにも了解いただいて、説明文に記載してあることはもう説明する必要はないじゃないかと。いわゆる読解省略という方法ですね。それから、よほど今年初めて新しい事業として手をつけるとか、それ以外のことはぜひ省略してほしい、そういうふうに思います。  だから、各委員さんも、全員が質問するのは決していいわけじゃなくて、もっと私は思っているけれども、二年、三年前の委員会というのはどんな委員会でもすごく的確だったんですね、質問の内容が。ぜひそういうふうに努力していただいて、短時間で中身の濃い質問が終わるようにぜひ協力いただきたいと思います。よろしくお願いします。 168: ◯清水(保)委員長 それでは、当初申し上げたように、質問、あるいは、提案については簡潔にお示しいただいて、審査が円滑に進むように各委員の、あるいは、当局のほうの御協力をお願い申し上げます。  それでは、第9款消防費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  中澤危機管理室長。 169: ◯中澤危機管理室長 それでは、9款1項消防費につきまして御説明申し上げます。  予算に関する説明書の132ページ、133ページをお開き願いたいと思います。  消防費につきましては、1項1目の常備消防費から4目の水防費まででございます。関係いたします所管部は、企画部、消防本部、建設部でありますが、説明につきましては、私が一括して説明を申し上げます。なお、金額につきましては省略させていただきます。  まず、企画部及び消防本部が所管いたします9款1項1目常備消防費につきましては、説明欄記載のとおり、甲府地区広域行政事務組合消防費負担金ほか2件に要する経費であります。対前年度比596万9,000円の減額となっております。主な要因は、甲府地区広域行政事務組合消防費負担金の負担率の変更による減額であります。  次に、消防本部が所管いたします2目非常備消防費につきましては、甲府市消防団の車両の整備及び被服、消防団の維持管理及び耐震性貯水槽設置事業に要する費用であります。対前年度比5,968万8,000円の減額となっております。主な要因は、負担金補助及び交付金の減額によるものであります。  主な節につきまして御説明申し上げます。  1節の報酬は、消防団員の年報酬であります。  8節の報償費は、消防団員の退職報償金が主なものであります。  9節の旅費は、消防団員の出動に係る費用弁償が主なものであります。  11節の需用費は、消防団員の被服費及び消防ポンプ自動車等の維持管理費に要する経費であります。  13節の委託料は、道路団員の健康診断に係る経費が主なものであります。  15節の工事請負費は、耐震性貯水槽設置事業に要する費用が主なものであります。  18節の備品購入費は、計画的に更新を行っています発電機及び投光器の購入費が主なものであります。  134ページ、135ページをお開きください。  19節の負担金補助及び交付金は、消防団員等公務災害補償等共済基金負担金が主なものであります。  次に、企画部が所管いたします3目防災費につきましては、市民の生命と財産を守るために必要な防災対策整備事業及び総合防災訓練などの防災対策に要する経費であります。主な節につきましては、ごらんのとおりであります。  続きまして、建設部が所管いたします4目水防費につきましては、水防活動に要する経費であります。対前年度比85万9,000円の減額となっております。主な節につきましては、そこに記入のとおりであります。  以上で、本当に簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 170: ◯清水(保)委員長 御苦労さまです。以上で説明は終わりましたが、1項1目常備消防費については、甲府地区広域行政事務組合への消防費負担金及び消火栓設置に係る負担金でありますので、その範囲で質疑されるようお願いいたします。  それでは、質疑に入ります。質疑ありませんか。  山田(弘)委員。 171: ◯山田(弘)委員 先ほどもちょっと聞いたんですけれども、甲府地区広域行政事務組合の消防費の負担金の甲府市の割合が減ったということですよね。その割合はどのくらい減ったのでしょうか。 172: ◯清水(保)委員長 長坂政策課長。 173: ◯長坂政策課長 負担割合につきましては、平成27年度から5年間をかけて、それまで甲府市が86%、他の市が73%だったものを、80%へ段階的に調整をかけていくということで、甲府市におきましては1.2%負担割合のほうが減となっております。  以上であります。 174: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 175: ◯山田(弘)委員 わかりました。減るということはいいことなので、ただ、どのようなものにこれをまた利用するかということなんですけれども、広域行政にかかっているお金ですからね、甲府市の消防だけの状況というのではないと思いますけれども、その辺は有効に使えるような状況にしていただきたいと思います。  もう一つ、委員長、常備消防の質問もいいですか。 176: ◯清水(保)委員長 非常備消防費。 177: ◯山田(弘)委員 さっき常備消防と言った。 178: ◯清水(保)委員長 消防費の負担金関係。 179: ◯山田(弘)委員 じゃあ、2目のほうですけれども、消防ポンプ車の平成27年度の状況はどのように金額のほうは予定しているのと、それから、台数、それから、もう申請が出ているところもあると思うんですけれども、その辺の兼ね合いはどうなっているでしょうか。 180: ◯清水(保)委員長 曽雌消防本部次長。 181: ◯曽雌消防本部次長 平成27年度のポンプ車の補助金につきましては、今予定しておりますのは1分団から補助の要請が来ております。今回の当初予算につきましては、予算には盛ってありませんけれども、6月の補正予算として対応していく予定でございます。  以上でございます。 182: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 183: ◯山田(弘)委員 今までは600万円でしたけれども、聞く話によると段階的という状況ですから、800万円でよろしいんでしょうか。 184: ◯清水(保)委員長 曽雌消防本部次長。 185: ◯曽雌消防本部次長 段階的に上げていくということで、200万円上げて、800万円ということで今現在は考えております。 186: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 187: ◯山田(弘)委員 わかりました。ありがとうございます。1団だけなんですね。わかりました。段階的という状況ですから、毎年増やしていくんですけれども、最終的に平成31年度に全額ということになるんですけれども、その前にどうしてもどこの団からとか、全額になった場合、どこの団からとか、例えば、年数のたくさん経過しているポンプ車のところとか、まだ一度も買っていないところとかという、何かそういう定義というか、規約を考えていますか。 188: ◯清水(保)委員長 曽雌消防本部次長。 189: ◯曽雌消防本部次長 全額交付になった後の整備の更新順序ということでございますけれども、原則的には古いポンプ自動車から更新をしていきたいと考えております。 190: ◯清水(保)委員長 山田(弘)委員。 191: ◯山田(弘)委員 わかりました。やはりそれがわかっていないと、例えば、来年、平成27年度、1団だけという状況でしたけれども、いろいろな兼ね合いが出てくるんで、じゃあ、それだったらこのときとか、それだったら平成28年度とかという状況が出てくると思うんで、その辺はある程度いろいろな分団から質問等は出ているかとは思いますけれども、それの説明というか、状況を何かの状況のときに話をしてあげていただきたいなと思います。これは要望で終わらせておきます。 192: ◯清水(保)委員長 ほかに。  廣瀬委員。 193: ◯廣瀬委員 3目の防災費、説明を折角省略していただいて、時間をいただいたので少し話をしたいと思います。J-ALERTについてお聞きをしたいと思いますが、J-ALERTは整備をされてから幾つか試験段階を経ていますけれども、現在の状況をまず、昨年の秋でしたか、1回全市的にも全国的にもしましたね。それを含めて状況をお願いいたします。 194: ◯清水(保)委員長 内田防災課長。 195: ◯内田防災課長 J-ALERT、国の緊急の防災システムでございますが、昨年度は総合防災訓練のときは使っておりませんが、それ以外のときで11月に2度ほど訓練をしております。 196: ◯清水(保)委員長 廣瀬委員。 197: ◯廣瀬委員 訓練をした目的は、J-ALERTが全国的にうまく最初に設置したときに大変中途半端で、各市町村が必要な設定とか、そういうのがなくて、最初にここで鳴ったときには、大地震ですと言ったのかね、突然朝の8時に鳴って、一昨年ですかね、その後うんもすんもないと。大地震です、大地震です、避難してくださいと、朝8時ちょっと、十何分かな、鳴って、それ以来そういうことなんですが、実はそれはその後に市町村でコメントを設定してくださいとか、いろいろなそういうことがあったようですが、それが2年たってどんなふうにされたかということと、今、昨年11月にJ-ALERTの試験がありましたし、その前にはテポドンのときに沖縄に配備をするということで、J-ALERTを全国的に使いましたね。ただ、そのフィードバックとか、その辺のことが大変中途半端になっているので、鳴ったはよいけれども、市民は何をしたらいいかという、そういうことが全然伝わってこないということで、その辺の設定を含めた何か改良をされたかどうか、確認をしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 198: ◯清水(保)委員長 内田防災課長。 199: ◯内田防災課長 国からのJ-ALERTでございますが、特に改良ということはないんですが、聞きづらいとか、そういうような要望はいただいておりますので、マイクの設定を変えてみたり、通常の防災行政用無線と同じような感じで対応いたしております。 200: ◯清水(保)委員長 廣瀬委員。 201: ◯廣瀬委員 私は耳で聞いただけなのであれなんですが、緊急警報が出たときに、あと、それぞれの市町村に応じて、必要に応じてその後のコメントとか、いろいろな警報を入れられるということですね、状況を、そういうことを聞いたことがないでしょうか。 202: ◯清水(保)委員長 中澤危機管理室長。 203: ◯中澤危機管理室長 済みません、先ほどの質問に対してですけれども、J-ALERTにつきましては、甲府市のホームページのほうにJ-ALERTについて情報提供サービスということで掲載をさせていただいています。その中に、放送される情報及び放送内容、報知音、とるべき行動等を明記させてもらっています。  以上です。 204: ◯清水(保)委員長 廣瀬委員。 205: ◯廣瀬委員 かなり大きな出来事のときにJ-ALERTが鳴らされるので、詳細のところで市民が必要な行動がとれるように、ぜひまた研究、検討を進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 206: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  石原(剛)委員。 207: ◯石原(剛)委員 簡単なことをお聞きしたいと思います。今日は3月11日ですから、地震が、東日本大震災が起きてから4年目ということで、ふだんからやはり防災についてはね、しっかりやっていかなきゃいけなということでお聞きします。お聞きしたいのは、地震や大災害が起こったときの各防災倉庫などにね、備品、それから、食料などを順次配備してあると思います。年次的にこれはやっていくというようになっていますが、平成27年度ではどのような資器材を拡充していく予定なのかと。今後についてはどういうふうな予定なのかと。目標を持ってやられていると思うんですけれども、その目標も含めてお聞きしたいと思います。 208: ◯清水(保)委員長 内田防災課長。 209: ◯内田防災課長 備蓄につきましては、平成24年度から平成27年度までの4年間で、食料1日3食分を2日6食分に増やす計画をしております。平成27年度に14万720食、2日6食分の最終年度として備蓄をする予定でございます。  以上です。
    210: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 211: ◯石原(剛)委員 あと、毛布とか粉ミルクとか、それから、何でしたっけ、トイレですかね、簡易トイレというのですかね、そういったものもたしかあったんじゃないかなと。それについてはもう既に充足しているから、今後はやらなくてもいいと。食料だけ平成27年度にやれば一応の目標にしていた資器材、備品などは全て完了するというように理解すればよろしいんでしょうか。 212: ◯清水(保)委員長 内田防災課長。 213: ◯内田防災課長 トイレにつきましては、マンホールトイレを1カ所設置する予定であります。避難所用マットにつきましては、平成27年度は2,460枚、それから、毛布、ブランケットにつきましては、3,000枚を配備する予定であります。 214: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 215: ◯石原(剛)委員 もうちょっと、聞き方が悪かったんですけれども、平成27年度はそれだけやるんですけれども、計画があると思うんですね。先ほど食料については平成24年から平成27年で、4年間で全て当面の目標にしている6食分ね、できたと。それから、先ほど言ったような、トイレとか、ブランケットとかいうようなものについては、既に目標はもう達成したから、古いものから更新するというふうな考え方でやっているということで考えればよろしいんでしょうか。目標、計画に対して平成27年度はここまでこういうふうにしていますよと、だんだん積み重ねていって、一遍にはできないけれども、当面はこの年度までには全部そろうんだなとわかると安心できるなと思うので、お聞かせいただきたいと思います。 216: ◯清水(保)委員長 内田防災課長。 217: ◯内田防災課長 避難所用のマットにつきましては、平成23年度から平成28年度までの間に1,447枚備蓄する予定でおります。毛布、ブランケットにつきましては、平成27年度を最終年度として合計1万9,250枚を配備する予定であります。  以上です。 218: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 219: ◯石原(剛)委員 わかりました。そういうことで、平成27年度、平成28年度と順次やってきて、大体資器材についてはこれでひとまずは安心できるなというところまでやってきたということがわかりましたので、ありがとうございました。 220: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 221: ◯清水(保)委員長 ないですね。それでは、以上をもって一般会計歳出第9款消防費の審査を終了いたします。御苦労さまでございました。  ここで危機管理監並びに消防本部消防長が3月31日をもって退職されますので、御挨拶をお願いしたいと思います。  最初に、危機管理監、山岡克司君。 222: ◯山岡危機管理監 本日はこのような機会をつくっていただきまして、まことにありがとうございます。  私は昭和54年に甲府市役所に入所いたしまして、ことしで36年が経過をいたします。最後の2年間部長職に就かせていただきまして、危機管理監という、いつやってくるかわからない災害という非常にいやらしいプレッシャーを感じながら毎日仕事をしておりました。決して居心地のいいポストではなかったと、そのように感じております。朝起きて、空を仰いで、きょうも1日何事もありませんようになんていうことを毎日祈っておりましたが、自然というものはそんなに甘いものではなく、集中豪雨がありましたり、台風が接近して大雨が降りましたり、極めつけは去年の2月の大雪でございました。観測史上初めてとなる114センチメートルという積雪、甲府市ではすぐに雪害対策本部を設置いたしまして、市長を初め、職員一丸となって、本当に死にもの狂いで対策を行ってまいりましたが、なかなか事が進まなくて、路頭に迷うというのか、考える時間が何回もあったと思います。  そんな中で、議員の皆様方には非常に優しい言葉、励ましの言葉、また、適切なアドバイスを与えていただきまして、とても力強く、ありがたく感じたところでございます。  あと残り3週間弱でございます。陽気もよくなってまいりましたので、多分大雪ということはないとは思いますが、近い将来高い確率でやってくると言われています首都圏直下型の地震ですとか、東海地震に対しての防災、減災対策というものは、また新しい危機管理監に十分に引き継いでまいりたいと思いますので、議員の皆様方にも引き続いて御指導と御助言を賜りたいと存じます。  私は平成21年から4年間議会事務局に厄介になりました。皆様方には非常によくしていただき、とても居心地がよく、充実した毎日を過ごさせていただきました。皆様方と出会えたことが非常に大きな宝物となっております。  結びに、議員の皆様方のますますの御活躍と、甲府市議会、並びに、甲府市のさらなる発展を祈念いたしまして、御礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。                    (拍手) 223: ◯清水(保)委員長 長い間御苦労さまでございました。  次に、消防本部消防長、水野 栄君。 224: ◯水野消防本部消防長 水野でございます。退任の御挨拶の前に、このたびの当消防本部の職員の酒気帯び運転による交通事故により、御心配をおかけしておりますことにおわびを申し上げます。大変申しわけございません。職員には日ごろから公務員倫理の徹底を初め、交通法規の遵守、事故防止など、綱紀の粛正に努めてきたところではございますが、このたびの事案につきましては、重大な事態と重く受けとめ、大変遺憾に思っております。今後は甲府市と同様に、不祥事防止のための対策会議を設置いたしまして、全職員が一丸となって再発の防止に全力を尽くすとともに、圏域の住民の皆様の信頼の回復に努めてまいりたいと思います。  それでは、改めまして退任の御挨拶を申し上げます。この3月31日をもって定年退職となりますが、私は昭和53年に入所以来37年間、過ぎてしまいますとあっという間のように感じております。  振り返ってみますと、市民部市民税課に新採用として配属をされまして、課税を行う責任の重さを感じた3年間でございました。  その後、企画部の企画担当に異動いたしまして、昭和56年当時、本市では既に全市的なシビルミニマムがあったわけでございますが、地域別のシビルミニマムを研究しようということになりまして、そちらのほうの研究業務に携わりをさせてもらいました。  また、本市の小売商業の実態を明らかにしまして、甲府駅ビルの出店に伴う販売面積の上限を算出させてもらいまして、本市商業の方向性を示した初代の甲府市小売商業振興指針なんかも策定をさせていただきました。  その後は総合計画の策定プロジェクトチームに参加いたしまして、人口推計でありますとか、市民所得推計に携わりましたが、人口につきましては、昭和60年当時既に政策人口を加味しなければ本市の将来人口というのは減少するということがわかっておりました。昨今では産業化文明を経た後の定常型社会という視点から、人口減少社会という、希望という、そういった提案を述べる専門家もおりますけれども、当時はまだまだ拡大成長を命題のように考えていた時代でございました。  それから、その後平成7年には郵政省へ派遣となりまして、全額国費の2億円の予算を使いまして、本市にインターネットを全国でも早い段階で導入をさせていただきました。  その後、平成11年には中核市構想推進計画を策定いたしまして、周辺町村に直接出向く中で、中道町、石和町との合併研究会を設置いたしました。今考えますと、このことがその後の中道町との合併の契機につながったものと思っているところでもございます。  また、平成17年からは市議会の研究会の御意見もお伺いするとともに、つくる会の皆さんと一緒に自治基本条例を策定させていただきました。条例制定までは2年3カ月という時間を要しましたけれども、自治体の憲法とも呼ばれる自治基本条例の制定に携わることができましたことは、甲府市に奉職し、地方自治の原点に触れることができた大変貴重な、そして、有意義な経験であったと思っております。  平成24年には、最近でございますけれども、全国特例市市長会の副会長市といたしまして、中核市の要件を緩和するとともに、地方中枢拠点都市としての役割を担うなど、特例市制度の改正を、参議院でありますとか、総務省、地方制度調査会などに要請をしてまいりましたが、こうしたことが先の地方自治法の改正につながったものとも思っております。  こうした中、本市におきましても、現在中核市移行の判断が求められておりますが、このたびの都市制度の改正の趣旨を踏まえまして、保健所機能を担うなど、移行に伴う課題を克服して、なお一層の市民サービスの向上を目指してもらいたいなとは思っております。  また、そして、定年を迎える昨年の4月でございますが、甲府地区広域行政事務組合の消防長を拝命いたしまして、消防職員321名の任命権者といたしまして、また、山梨県消防長会の会長といたしまして、圏域住民の皆さんの生命と財産を守る非常に大きな重責を担わせていただきました。  退職まで既に1カ月を切りましたが、このたびの職員の不祥事が発生したことはまことに残念でございますが、この37年間を振り返り、ここまでやってこられましたのも、市長さんを初め、特別職の方々、また、先輩、同僚の職員、また、議会の先生方の御指導、御鞭撻によるものと深く感謝を申し上げます。  退職後は、微力ではございますけれども、甲府市のさらなる発展に向けましてお手伝いをさせていただきたいと思っています。本当に長い間ありがとうございました。今日は貴重な時間をいただきましてありがとうございました。                    (拍手) 225: ◯清水(保)委員長 本当に長い間、お2人様、大変御苦労さまでございました。甲府市の職員として積まれた経験を、さらに外におかれましても、甲府市政発展のためにまた御支援、御尽力を賜ることをお願いいたしまして、長年お勤めいただいたことに再度皆さんに拍手で感謝の意をあらわしたいと思います。ありがとうございました。                    (拍手)  次に、一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査に入ります。  それでは、当局から説明を求めますけれども、簡略にぜひ御説明をいただきたいと思います。  それでは、飯田企画財政室長。 226: ◯飯田企画財政室長 それでは、11款から14款までを一括して御説明をさせていただきます。  予算に関する説明書の158ページ、159ページをお開きください。  なお、御指摘がありましたように、説明につきましては、済みません、目までの説明とさせていただきます。よろしくお願いします。  2段目、3段目の11款災害復旧費につきましては、1項公共土木施設災害復旧費、2項文教施設災害復旧費、及び、160ページ、161ページにまたがりますが、3項その他公共施設公用施設災害復旧費まで存目予算といたしましたが、実際の災害が生じたときには復旧の規模に応じた補正予算を計上して対応してまいりたいと考えております。  次に、12款1項公債費でありますが、1目元金につきましては、地方債の元金償還金であります。前年度と比較して3億7,931万6,000円の増額となっていますが、その主な要因は、臨時財政対策債及び合併特例事業債の元金償還開始に伴う増などによるものであります。  2目利子につきましては、地方債の利子及び一時借入金の利子であります。前年度と比較して7,484万6,000円の減額となっていますが、その主な要因につきましては、銀行等資金の低利借り入れや利率見直しなどによる地方債の償還利子の減によるものであります。  次に、13款諸支出金でありますが、1項1目土地取得費及び2目建物取得費につきましては、存目予算といたしました。  2項1目土地開発基金費につきましては、土地開発基金の運用益の積立金、下水道事業会計からの長期貸付金元金償還金などの土地開発基金への繰出金、及び、土地開発基金からの一般会計への繰替運用に伴う利子償還金であります。前年度と比較して113万4,000円の減額となっていますが、その主な要因は、下水道事業会計への長期貸付金及び一般会計への繰替運用の元金償還による利息が減額となったことによるものであります。  次に、162ページ、163ページをお開きください。  14款予備費につきましては、年度中途の不測の事態に対応するため、使途を特定しない予算であります。前年度と同額の2,000万円を計上いたしました。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 227: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  石原(剛)委員。 228: ◯石原(剛)委員 1つ聞いておきたいのは、臨時財政対策債の償還が始まるということですかね、公債費の元金、先ほどの説明でありました。合併特例債が10年、据え置きがあって、それから返すということだだけれども、この臨時財政対策債の場合は、地方交付税、基準財政需要額に算入させていただいて、およそ何割、10割ですかね、どういうふうに参入されているのか、いうことをお聞きします。 229: ◯清水(保)委員長 志村財政課長。 230: ◯志村財政課長 臨時財政対策債の元利償還金がどのくらい基準財政需要額に算入されるかということを質問されましたけれども、100%でございます。 231: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 232: ◯石原(剛)委員 もともと国が交付税で出さなきゃならない分を借金してくださいねと地方でいったということですけれども、地方でかわって借金してくださいねということで、10割算入していただけるということですから、しかしながら、借金は借金だから、これでいろいろな財政指標が悪くなるということにならないかという心配があるんですが、それはどうなんでしょうか。 233: ◯清水(保)委員長 志村財政課長。 234: ◯志村財政課長 財政指標につきましては、市民の借金としますと市民1人当たりという形で出てはまいりますが、いわゆる財政指標としてまいります実質公債費比率には臨時財政対策債のものは算入されませんので、健全化指標には響くことはございません。 235: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 236: ◯石原(剛)委員 わかりました。ということで、借金は借金としてえらい借金があるよという話の、1人当たりで計算すると出てくるけれども、この臨時財政対策債は国が本来は交付税で措置するものを肩がわりで出したんだから、いろいろな指標については入らないというふうなことだと理解しました。ありがとうございました。 237: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。ないですね。                (「なし」と呼ぶ者あり) 238: ◯清水(保)委員長 以上をもって一般会計歳出第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金及び第14款予備費の審査を終了いたします。  次に、国民健康保険事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  中澤市民総室長。 239: ◯中澤市民総室長 それでは、よろしくお願いいたします。国民健康保険事業特別会計につきましては、予算に関する説明書、特別会計の1ページからということでございますが、本日はA3の両面印刷の資料をお配りさせていただきましたので、まことに申し訳ございませんが、この資料を使いまして御説明させていただきたいと思いますので、御了承願います。  なお、特別会計ということでございますので、款について説明させていただきますので、あわせて御了承願います。  それでは、まずA3の資料のうちの事業勘定についての説明をさせていただきます。  まず、歳入につきまして、主なものを御説明申し上げます。  1款国民健康保険料につきましては、必要となります歳出総額から国庫支出金、一般会計繰入金、各交付金などの収入額を差し引いたものでございます。平成27年度におきましては51億9,899万2,000円を見込んでおりまして、このうち滞納繰越分として4億1,418万2,000円を目標といたしましたので、差し引いた47億8,481万円が現年度分の保険料として必要になるところでございます。  次に、4款の国庫支出金でございますが、これにつきましては、療養給付費等負担金と財政調整交付金について、重度心身障害者の医療費助成の方法が償還払いに変更されまして、窓口無料でなくなることによりペナルティが減ること、及び、保健給付費の増により増額となっているところでございます。  5款療養給付費等交付金につきましては、こちらは退職被保険者等に要する保険給付費が減少することにより交付額も減額を見込んでおります。  6款前期高齢者交付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金が提示する見込額でございまして、対前年で6億2,929万5,000円の増となっております。これは前々年度の精算によるものでございまして、原因といたしましては、前期高齢者に係ります適用者が増えたため増額となる見込みでございます。  7款県支出金につきましては、保険給付費の増により増額となっております。  また、一番下の項目であります調整交付金が3,342万9,000円増額となっております。4款の国庫支出金のところでも御説明させていただきましたが、重度心身障害者の医療費助成の方法が窓口無料から償還払いに変更されたことによりペナルティが減ることがその理由でございます。  8款共同事業交付金につきましては、対前年度予算で大幅に増えましたが、これは国民健康保険法の一部改正により、保険財政安定化事業におきまして、平成27年度からは事業対象がこれまでの30万円を超え80万円以下の医療費というところが、80万円以下の全ての医療費に拡大されたことによるものでございまして、24億円余の増額となってございます。また、これにつきましては後ほど説明いたしますが、右側の歳出7款の共同事業拠出金へ同額の予算が計上されております。  10款一般会計繰入金でございますが、当初予算におきましては、国が示します繰入基準と一般会計からの当初繰入可能額をもとに見込んだものございます。このうち、保険基盤安定繰入金につきましては、保険料軽減制度の拡充に伴う増を見込んでおります。また、その他一般会計繰入金につきましては、本年度11月から、平成26年度の11月から重度心身障害者医療費に対する助成方式が、先ほど申し上げましたように、自動償還払い方式へ移行することによって、それ以降の国県支出金の減額措置により減少することに伴った減額でございます。  12款諸収入につきましては、ほぼ前年並みの状況でございます。  続きまして、資料の右側に移りまして、歳出について御説明を申し上げます。  1款総務費につきましては、一般職員及び嘱託職員の人件費、保険給付等に要する事務費、委託料などが主なものでございまして、ほぼ前年並みでございます。  2款保険給付費につきましては、前年度当初予算との比較で2.8%ほどの増、伸びを見込んでいるところでございます。  3款後期高齢者支援金等、4款後期高齢者納付金等、5款老人保険拠出金及び6款の介護納付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金が示しております見込額を求めるための算出式をもとに計算した金額でございます。この中で、3款後期高齢者支援金等の額が減った要因は、前々年度の精算によるもの、また、6款の介護納付金の額が減少しておりますのは、介護保険2号被保険者数の減少によるものでございます。  7款の共同事業拠出金につきましては、先ほど歳入で説明しました資料左側の歳入8款の共同事業交付金と同額を計上でございます。  8款保健事業費につきましては、特定健診や人間ドックなどの健診に要する費用のほか、ジェネリック医薬品差額通知の作成業務委託料などを計上したものでございます。特定健康診査等事業費につきましては、平成26年7月臨時議会におきまして附帯決議をいただきました特定健診の低所得者無料化に伴う負担額を計上させていただいております。  10款諸支出金につきましては、前年当初予算と同程度の見込みでございます。  以上が歳出の主な内容でございまして、歳入歳出ともに前年比で12.92%の増の242億3,866万8,000円となっております。  続きまして、裏面をごらんいただきたいと思います。直営診療施設勘定について御説明申し上げます。  直営診療施設勘定につきましては、宮本診療所及び上九一色診療所の運営経費でございます。  まず、左側の歳入でございますが、1款の診療収入につきましては、医科及び歯科の各保険者からの診療報酬及び受診された方からの負担金でございまして、対前年比で67万2,000円の減額となってございます。  2款使用料及び手数料につきましては、診断書に係る文書料でございます。  3款繰入金につきましては、収支の不足分を補填するための一般会計と事業勘定からの繰り入れでございます。1款の診療収入を減額と見込んだことによりまして、対前年比で82万1,000円の増額となっているところでございます。
     次に、右側の歳出でございますが、1款総務費につきましては、医師、看護師等の報酬が主なものでございます。歯科技工料の見込みなどにより、6万円の増額となっております。  2款医業費につきましては、診療に係ります医療用器具の修繕費のほか、器材、治療用医薬品、衛生材料の購入費などが主なものでございます。  以上、歳入歳出ともに前年度比1.6%増の947万1,000円となっているところでございます。  雑駁でございますが、以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 240: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。  内藤委員、簡略に。 241: ◯内藤委員 国民健康保険の運営協議会の中でも平成27年度の予算についての説明を受けていますので、簡単にしたいと思います。  保険料について、平成27年度、変更点はございますか。 242: ◯清水(保)委員長 萩原国民健康保険課長。 243: ◯萩原国民健康保険課長 保険料につきましては、今条例、今議会に審議をお願いする段取りにはなっているところではございますが、限度額が4万円上がるという国の政令が出ましたので、それに向けまして準備を始めようと思っているところでございます。 244: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 245: ◯内藤委員 条例改正、今から、今議会に提出ですか。そうか。そうしますと、もう少し限度額の引き上げ、4万円ということですけれども、その内訳、医療部分、介護部分、あと、支援分、あと、影響額ですけれども、これはいいんですよね。条例が通らないとこの審議できないのでしょうか。この予算には入っていないということですね。あれ、ちょっと待って、だって、普通条例通してから予算やりますよね。どうなんだろう。 246: ◯清水(保)委員長 会計審査ですから、条例審査ではないので。 247: ◯内藤委員 ちょっとどうなんですか。条例を通してからそれに基づいた予算を審査しますよね。 248: ◯清水(保)委員長 萩原国民健康保険課長。 249: ◯萩原国民健康保険課長 引き上げ額の説明をさせていただければいいでしょうか。 250: ◯内藤委員 はい。 251: ◯萩原国民健康保険課長 限度額が、医療分の限度額51万円が52万円になりまして、後期高齢者支援分の限度額16万円が17万円に、介護保険料の限度額が14万円から16万円に引き上げを予定しているところでございます。 252: ◯内藤委員 影響世帯。 253: ◯清水(保)委員長 中澤市民総室長。 254: ◯中澤市民総室長 ちょっと微妙ではございますが、これにつきましてはちょっと国のほうからの還付等が若干タイミングが合わなかったこともございまして、これから議案として提案させていただくような状況もございますので、ただ、当然それが予算にどうかということではございますが、基本的にはそれが反映される場合については予算ということであれば今後の補正ということになろうかと思いますので、あくまでもその条例の件につきましてはこれからということでございますので、その辺のところを御配慮いただけるとありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 255: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 256: ◯内藤委員 では、今の室長の説明で、条例が出されます。条例が出された後また補正予算ですか。 257: ◯中澤市民総室長 必要であれば。 258: ◯内藤委員 必要であれば、はい、じゃあ、私たちは限度額の引き上げ、値上げについては反対だということですが、それは条例のほうでやることになると思いますので、今回の特別会計予算案については反対できないということで終わります。 259: ◯清水(保)委員長 ほかに質疑はありませんか。  石原(剛)委員。 260: ◯石原(剛)委員 これから限度額が上げられるからね、上げるときは反対しますよという予告をしたというようなものです。今回は従前どおりで料率の改定はないということで、今のところはこの予算が出ているから、それは賛成するものですが、一つ質問したいのは、高額療養費の限度額認定書ですね。これが滞納があることによって出ない。滞納があるという人はお金が大変で滞納しているんですよね。その人が高額な療養費を払わなきゃならないで、過重な負担になってしまっているということで、生活が大変になると。だから、滞納ということはいけないことだけれども、そうやってこのペナルティはいかがなものかと思うんですね。  それで、国民健康保険証についても、これはもう前の委員会でも聞きましたけれども、特別な理由があって、滞納があっても資格者証から正規の保険証に変えるという場合も実情に応じてやるということですけれども、この高額療養費の限度額認定証ね、これについてもやはり非常に過重なペナルティじゃないかと感じるんですけれども、この辺については今後検討して、やはりお金がないがために医療機関にかかれないというふうなことが起きてはならないと思うんですけれども、改善していく計画とか、検討するとかいうようなことはないんでしょうか。 261: ◯清水(保)委員長 萩原国民健康保険課長。 262: ◯萩原国民健康保険課長 現状でも滞納が1期でもあれば出さないというものではありませんで、滞納期間が7期以内であれば、御相談の内容によりけりでという条件もつきますけれども、お出ししているような状況でございます。そういった御意見も参考にしながら、生活が苦しいイコール医療につなげられないということでは困りますので、検討はしていく必要はあろうかと思いますが、やはり行政サービスの制限もある程度必要ではないかとも考えております。  以上です。 263: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 264: ◯石原(剛)委員 基本的には滞納しないようにね、働きかけていくし、それから、滞納しなくても済む程度のやはり保険料にね、引き下げていくということがみんなで支え合う国民健康保険という点ではね、大事なことじゃないかというふうなことで、一層の御努力をお願いしたいと思いまして、以上で質問を終わります。 265: ◯清水(保)委員長 ほかに質問ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 266: ◯清水(保)委員長 それでは、以上で国民健康保険事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、交通災害共済事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  乙黒市民協働室長。 267: ◯乙黒市民協働室長 それでは、特別会計の予算に関する説明書61ページから64ページをごらんください。  交通災害共済事業特別会計予算について御説明申し上げます。  なお、説明につきましては、目までとさせていただきます。  この特別会計は、市民相互による見舞金制度といたしまして、昭和42年度に発足したものであり、交通事故に遭われた被害者を救済し、市民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とした特別会計でございます。  平成27年度につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4,672万2,000円とするものでございます。  65ページ、66ページをお開きください。  初めに歳入予算について御説明申し上げます。  1款1項1目の共済会費収入でございますが、一斉加入時の加入者数を8万9,246人、随時加入者を2,760人、合計9万2,006人、加入率47.51%を見込んだところでございます。年会費につきましては、一般の方は500円、65歳以上の方、老人ホーム入所の方、身体障害者1級から4級の方、療育手帳を交付されている方、精神障害者保健福祉手帳を交付されている方、ひとり親家庭の父または母は400円、中学3年生以下の方は300円となっております。なお、5月以降の中途加入の場合につきましては、それぞれ月割り計算としております。  2款2項1目の見舞金支払準備基金繰入金につきましては、共済見舞金の支払いのための繰り入れであります。  3款1項1目の利子及び配当金は、交通災害共済見舞金支払準備基金の預金利子でございます。  4款1項1目の雑入につきましては、存目でございます。  以上が歳入予算でございます。  続きまして、67ページ、68ページをお開きください。  歳出予算の説明をさせていただきます。  1款1項1目の事業費でありますが、前年度と比較し290万2,000円増となった主な要因は、平成26年度の見舞金の改定によるものでございます。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 268: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  野中委員。 269: ◯野中委員 この交通災害共済というのは、たしか3年前の予算特別委員会か決算特別委員会で、50%を切ったら見直しもしくは廃止ということがあったと思います。そういうことは引き継いでおりませんか。 270: ◯清水(保)委員長 乙黒市民協働室長。 271: ◯乙黒市民協働室長 確かに外部評価のほうでもそんなふうな御指摘をいただいたこともあるんですけれども、この交通災害共済事業というのは、現在見舞金の支払い準備基金も1億円強もありますし、財政的には非常に安定をした事業だと思っております。そういう中で、最大の課題というのが、今委員がおっしゃったように、加入率の向上だと認識しております。  そこで、平成25年度の加入率が46.7%、それから、平成26年度、今年度ですけれども、2月末で46.5%と、ほぼ横ばいということの中で、来年度、平成27年度につきましては、先ほど申し上げましたとおり47.51%の加入率を見込んでおります。  そのために、新規加入者を、継続されている方につきましてはほぼその横ばいでいくだろうと認識しておりますけれども、やはり当面50%というのを我々目指しております。そのためには、新規の加入者を増やすということが大事だろうと思っておりますので、今年度、平成26年度は平成27年度に向かいまして、通例各自治会のチラシを3月に配布しておったんですが、それを一月前倒しいたしまして、2月に配布をするとともに、各協力員でございます自治会連合会長さん、それから、協力員でございます単位自治会長さんに改めて、非常に安価な会費で幅広い事故に対応できるこの共済制度のすばらしいところをもう一度PRしていただくような形でお願いしたところでございます。  いずれにいたしましても、いろいろな方策をとりながら、当面、繰り返しになりますけれども、50%という加入率を目指して頑張ってまいりたいと思っております。  以上でございます。 272: ◯清水(保)委員長 野中委員。 273: ◯野中委員 50%を目指してなかなか50%にならないということは、この制度そのものに魅力がないということだと思うんです。それで、なおかつ、今外部の協力員といった自治会連合会長さんとか、そういうふうな人たちが応援してくれて、協力してくれて、集金をしているというんですけれども、例えば、うちの事例は、回覧で回ってくるんですね。それで、各組の組長さんがわざわざ集金に来てくださる。だから、来てくれれば嫌でも払わなきゃならんというのが実態なんではないかと。この払っている人のうちの一部は。  それで、しかも、この制度は何が問題かというと、支払いを請求したときに非常に遅いということを聞いたこともあります。私はもちろん支払い請求したことないんでわかりませんけれども、なおかつ、確かに掛金も安いけれども、受け取り金も少ない、これは当たり前ですよね。安いものをかけていたら安いものしか受け取れない。だけれども、それにしても、今ほとんど民間の方々が交通災害に対するいわゆる交通災害保険という民間の保険に入っていますよね。そういうものがありながら、なおかつこの制度に入るのかどうか。これは単なるおつき合いで入るんだったら、これはやめたほうがいいという意見が圧倒的です。その辺を踏まえた上で、この事業は私はもう既に廃止の時期は通り過ぎていると、もう廃止していて当たり前だと考えていますけれども、いかがですか。 274: ◯清水(保)委員長 乙黒市民協働室長。 275: ◯乙黒市民協働室長 私は担当の室長としてはそうは考えておりません。この事業というのは、やはり共済事業でございますから、先ほど申し上げましたとおり、安価な、これはあくまでも一般の保険を補完する的なものですから、当然会費も安いですし、見舞金という性格でございますから、ぜひその辺を御理解いただいて、繰り返し、繰り返しになりますけれども、もっともっとこの共済制度のいいところを今後も言い続けたいと思いますし、もう一つ言わせていただきますと、50%を切ってちょっと久しいんですけれども、最高の加入率のときが70%だったと思いますので、それと比較すると落ちていると思いますけれども、他の市町村のこの共済事業の加入率を見回したところ、50%を切っていますけれども、この47%程度という数字は非常に高いのかなと理解しております。  以上でございます。 276: ◯清水(保)委員長 野中委員。 277: ◯野中委員 これで終わりますけれども、繰り返しますけれども、この制度にははっきり言って魅力がないと。言うならば、この魅力のない制度をわざわざ特別会計をつくって会計の中へ組み入れて、こういったものを、会計帳簿をつくらなきゃいかんというふうな職員の努力を考えますと、ほかにそういう方々が活躍してくれる場は山ほどあるんではないかと、こんなふうに思います。先ほどから盛んに言っている福祉の部分へその職員の力を回すとか、保健の部分へそういう力を回すということは多分できると思いますので、この制度は廃止するべきだと思いまして、以上、終わります。 278: ◯清水(保)委員長 意見ですね。  ほかにありませんか。  森沢委員。 279: ◯森沢委員 これはいつか前のこういう機会のときに申し上げたことがあったんですが、今封書で出しますよね、加入者のお宅へ、今年度の分を出したよね。それを、要するに、全世帯の50%以下しか出していないということですか。 280: ◯清水(保)委員長 乙黒市民協働室長。 281: ◯乙黒市民協働室長 1月1日現在、住民基本台帳に登録されている甲府市にお住まいの方全ての方々に出しております。 282: ◯森沢委員 出した、わかりました。おしまいにします。 283: ◯清水(保)委員長 いいですか。  原田委員。 284: ◯原田委員 自分は、この前も言ったんですけれども、交通共済、これはやはりあったほうがいいという中であったのは、なぜかというと、行政の出すほうが遅いために、どうしてもそこでおくれたと。今回の今年度の場合は、皆さん方が協力してくれて、先に市民の方々に言ってくれたから、組長さんも集めいいんですよね。その点だけはね、自分も評価したいと思うんですよ。これがどういうふうに入ってくるパーセンテージが上がってくれればありがたいなと思うんですけれども、その点だけは自分は皆さん方には感謝して、そういうことでこれからも頑張っていただきたいと思います。 285: ◯清水(保)委員長 石原(剛)委員。 286: ◯石原(剛)委員 私はこれは応援したい会計なんですよね。というのは、実際に経験してみると、やはり自転車で転んだとかね、そういうようなときにやはりこういうのに入っていてよかったなと思って、幾つもそういう事例があるんですね。いうことで、やはりみんながみんなね、車に乗っているわけじゃないから、やはり車に乗っている人とかバイクに乗っている人はそれなりの保険に入っていると思うけれども、そうでない人というのはなかなかね、ないんですよ。  それで、この共済制度というのは目のかたきにされて、これは保険業界にとってみれば目のかたきなんですよ。やはり保険業界はもうけでやっているからね、そのもうけの分を保険料の中から出すから、とても同じような共済制度としてはできないということで、やはり助け合いの制度としてこれはやはり、時代は変わってきて、だんだん保険制度がね、いろいろなものにも出てきてはいるけれども、大事にしてもらいたいなと思うし、でも、5割は切ってはいるけれども、40%の市民の人が加入しているというのはかなりの制度だと思うんですよね。いう点では、ぜひ応援したいと思うし、努力してもらって、大いにPRを進めてね、やってもらいたいなと思うんです。いうことで、大いに応援したいなという意見を述べて、頑張ってくださいと思います。 287: ◯清水(保)委員長 ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 288: ◯中村委員 私も加入はさせていただいているんです。以前加入をして、見舞金の申請のことについて私はお伺いをさせていただくのですが、申請するときに、少し交通事故の状況とか、そういうのをちょっと絵に描かなきゃならないという状況もあって、申請に行くと煩雑な、ちょっと面倒くさいようなことも聞いております。ですから、この見舞金を申請するときにも、なるべく申請を簡素化していただいて、本当に少ない料金で見舞金をいただけるわけですから、その辺もよく今後考えていただいて、市民が申請しやすいような制度にしていただければありがたいと、これ要望です。よろしくお願いいたします。 289: ◯清水(保)委員長 それでは、委員長権限で、以上をもって交通災害共済事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  乙黒市民協働室長。 290: ◯乙黒市民協働室長 それでは、特別会計の予算に関する説明書83ページから86ページをごらんください。住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について御説明申し上げます。  この特別会計は、同和対策事業として行いました住宅の新築等の資金の貸しつけに対しまして、その償還に伴う貸付金の元利収入及び本市が貸し付けをする際の原資として起こしました市債の元利償還のための特別会計でございます。平成27年度につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,230万3,000円とするものであります。  なお、貸付事業につきましては、平成14年度をもって終了いたしております。  87ページ、88ページをお開きください。  初めに歳入予算について御説明させていただきます。
     1款1項1目の一般会計繰入金につきましては、公債費償還金総額から貸付金元利収入を除いた額を一般会計から繰り入れるものでございます。  2款1項1目の住宅新築資金等貸付金元利収入につきましては、収納状況を勘案する中で見積もりを行いましたが、回収に当たっては最善の努力をいたしてまいりたいと考えているところでございます。  2款2項1目の雑入につきましては、存目でございます。  続きまして、89ページ、90ページをお開きください。  歳出予算について御説明させていただきます。  1款1項1目の元金及び2目の利子は、市債の元利償還金でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 291: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  内藤委員、簡略に。 292: ◯内藤委員 簡略に質問します。去年は朝の10時から始めて午後4時18分に終わっています。今回は午後1時に始まって今ちょうどその時間です。3時間、済みません。  それでは、毎回お聞きしていることですけれども、この住宅新築資金等貸付事業特別会計は、当初予算と実態が大分乖離している特殊な会計であります。この3月補正でも、5,590万円を一般会計で穴埋めをしてきました。  そこで、償還の状況を伺います。ゼロ償還者、一部償還者、償還率、それぞれ教えてください。 293: ◯清水(保)委員長 碓井人権男女参画課長。 294: ◯碓井人権男女参画課長 まず、完納者につきましては、95名、一部償還者につきましては273名、ゼロ償還者につきましては87名、償還率につきましては38.61%でございます。 295: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 296: ◯内藤委員 そうですね、完納が増えたんですが、相変わらずゼロ償還者は87名ということで、ここのところ変わっていないと思います。  それで、今室長の説明の中で、回収については最善の努力を図るという言葉がありましたけれども、例えば、平成26年度までに比べてどんな点で最善の努力を尽くしていくんでしょうか。 297: ◯清水(保)委員長 碓井人権男女参画課長。 298: ◯碓井人権男女参画課長 貸付業務自体が、先ほども申しましたとおり、平成14年度をもって終了しております。現状といたしまして、貸付が終わってからもう十数年たっておりますので、なかなかこの貸した方自体が年をとられている、亡くなった方もおられますし、その行方自体がわからない方も実際おられます。個人情報のあり方がかなり厳しくなっている昨今におきましては、それを調べるということがなかなかできないということもありまして、こちらのほうも現地の調査とか、そういうものを、頻繁というわけにもいきませんけれども、年に一度ぐらいはなるべく行くような形をとってということで努力はしておりますが、現状自体がそれほど大きく変化がないものですので、新しく行方不明者が見つかったりとか、あるいは、そういう形で死亡者がわかったりということがありませんので、数字自体が最近動いていないというのが実態でございます。 299: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 300: ◯内藤委員 そうしますと、今議会でも市営住宅の滞納家賃について債権放棄というのが議案としてありました。今出ました行方不明、死亡については市営住宅の滞納料について債権放棄ということが経済建設委員会のほうでも審査が終わっていますけれども、じゃあ、似たような状況の方、かなりいらっしゃるということなんですか。死亡、行方不明など。 301: ◯清水(保)委員長 碓井人権男女参画課長。 302: ◯碓井人権男女参画課長 確定ではございませんが、行方不明というか、連絡がつかない方はかなりおられます。 303: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 304: ◯内藤委員 昨年ではかなり国民健康保険料の審査のところとか、いろいろ徴税、2款のところでも徴税、どうやって税金を納めてもらう、差し押さえなんかを含めて、かなり厳しい議論が昨年は予算特別委員会でやられてきております。これは回収も委託ですよね、回収業務。 305: ◯清水(保)委員長 碓井人権男女参画課長。 306: ◯碓井人権男女参画課長 回収に関して委託はしておりません。 307: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 308: ◯内藤委員 済みません。そうしますと、年1回の訪問は果たして最善の努力と言えるだろうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 309: ◯清水(保)委員長 碓井人権男女参画課長。 310: ◯碓井人権男女参画課長 現実問題といたしまして、例えば、税のように滞納整理に携わる職員というのが専属に実際には存在はしておりません。現実的な徴収といたしましては、こちらのほうから、まだこちらのほうから請求を行っている方もいらっしゃいますし、もう既に終わった方もいらっしゃいます。主な業務といたしましては、この件に関しましては、実際にお金を借りた方からの納税相談、あるいは、電話相談等におこたえするのが主になっておりますので、そういう方々の相談に乗る中で、今回の2名の方にお願いをする中で一括償還いただいたりとかというような形で、確かに人数がたくさんいていろいろなことで情報がとれれば、その方々のところに訪問したり、いろいろなことができるかもしれませんが、現状の体制ではそれがいっぱいなのかなとも考えております。 311: ◯清水(保)委員長 内藤委員。 312: ◯内藤委員 それでは意見を申し上げます。先ほどもありましたけれども、既に根拠法は廃止になっています。償還率もここ数年変わらない、ゼロ償還者数も87名と変わっておりません。毎年一般会計のほうからも繰り入れているというのが実態であります。これは制度の設計上、山梨県のほうにも大きな責任はあると思いますが、この会計、極めて不明朗、不透明な会計であると思いますので、これについては認めるわけにはまいりません。  終わります。 313: ◯清水(保)委員長 ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 314: ◯清水(保)委員長 以上をもって住宅新築資金等貸付事業特別会計の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程は全て終了いたしました。  なお、明日12日は午前10時からでございます。日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。                午後 4時25分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...