甲府市議会 2014-12-12
平成26年経済建設委員会 本文 開催日: 2014-12-12
7 議 題
第 1 議案第 95号 専決処分について
(平成26年度甲府市一般会計補正予算(第5号))
第 2 議案第100号 平成26年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)
第 3 議案第106号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について
第 4 議案第108号 指定管理者の指定について(甲府市地方卸売市場)
第 5 議案第 98号 平成26年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中
当委員会所管分
第1表 歳入歳出予算補正中
歳入 第13款2項5目中産業部分・6目、第14款2項5目、
第17款、第19款5項5目、
第20款1項7目・15目中建設部分
歳出 第6款、第7款1項3目、第8款、第9款
第2表 繰越明許費補正(追加)中
観光施設整備事業、歩道整備事業、
橋りょう長寿命化修繕事業、和戸町竜王線整備事業
繰越明許費補正(変更)中
甲府駅周辺土地区画整理事業
第4表 地方債補正(変更)中
河川整備事業、土地区画整理事業
第 6 所管事項調査
2: 午前 9時57分 開 議
◯坂本副
委員長 ただいまから
経済建設委員会を開きます。
報告事項を申し上げます。輿石修
委員長は、一身上の都合により欠席する旨の届け出がありました。本日は輿石修
委員長が欠席のため、甲府市議会委員会条例第12条により、副
委員長であります私が進めさせていただきます。
12月10日の本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。
これより審査に入ります。この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。
発言する際は、挙手の上
委員長と呼び、指名された後、起立の上
発言されるようお願いいたします。
それではこれより審査を行います。
最初に、議案第95号 専決処分について(平成26年度甲府市一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
小林産業総
室長。
3:
◯小林産業総
室長 おはようございます。
それでは、議案目録(その1)の1ページをお開きください。
議案第95号 専決処分についてであります。地方自治法第179条第1項の規定によりまして、平成26年度の一般会計の補正予算を専決処分いたしましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。
2ページをお開きください。
まず、専決処分する理由でありますが、経年劣化により破損した住吉第一堰の改修等に係る経費を追加するについては、甲府市一般会計予算の補正を必要としますが、市議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分を行ったものであります。
次に、3ページでありますが、歳入歳出予算の補正の内容は、第1条のとおり、歳入歳出それぞれ3,179万4,000円を追加し、予算総額を724億7,156万6,000円とするものであります。
次に、地方債補正につきまして御説明いたします。
6ページをお開きください。
「第2表 地方債補正」の(変更)でありますが、農業施設整備事業につきまして、経年劣化した住吉第一堰の改修等に伴い、限度額の変更を行うものであります。
次に、歳入について御説明いたします。
12ページ、13ページをお開きください。
上段の表になりますが、18款1項1目繰越金につきましては、平成25年度決算において生じました剰余金の一部を今回の補正予算に係る一般財源として充当使用するものであります。
下段の表になりますが、20款1項6目農林水産業債につきましては、住吉第一堰改修等に伴う農業施設整備事業債を増額するものであります。
次に、歳出について御説明いたします。
14ページ、15ページをお開きください。
6款1項5目農地費、13節委託料は、住吉第一堰から取水している下流域に用水を供給するための仮設ポンプ取水管理業務委託に係る経費であります。15節工事請負費は、破損した住吉第一堰の油圧配管修繕工事に係る経費であります。
以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
4:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
飯島委員。
5:
◯飯島委員 今回は経年劣化により破損をしたということですけれども、この堰というのはいろいろな機械部品が組み合わさって1つの用をなすというものだと思うんですが、通常機械装置といいますか、こういう堰も含めて、通常計画を立てて維持管理、あるいはまた前倒しで修繕を、部品の取りかえ等々がなされるのが普通であるわけですけれども、今回専決処分ということで、ここもお聞きしたいんですが、急に壊れたという状況で、この工事請負費、あるいは委託料を補正したということだろうと思うんですけれども、これまでの経緯といいますか、通常の維持管理の計画はどうだったのか、その辺からまずお聞きしたいと思います。
6:
◯坂本副
委員長 小林農林振興
室長。
7:
◯小林農林振興室長 これまでの経過と申しますか、この住吉第一堰でございますけれども、昭和47年に設置のほうをさせていただいておりまして、設置から42年を経過しておるところでございます。設置以降ですけれども、堰の運転、維持管理にかかわる経費といたしまして、年間電気料が約2万5,000円、あるいは保守点検に17万円というようなことで、年次的といいますか、毎年の運転にかかわる経費を計上しておるところでございます。
以上です。
8:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
9:
◯飯島委員 ランニングコストといいますか、通常のランニングコストで電気料とか、維持管理コストが、それぞれ今おっしゃったとおり、かかっていると。まあ42年経過しているということですから、場所によって、運転状況によって、この堰なるものの総体の耐用年数というのは、場所、場所によってやっぱり違うと思うんですが、どの程度の、設置から廃棄に至るまでの耐用年数というのは、おおむねどのぐらいと見込んでいたわけでしょうか。
10:
◯坂本副
委員長 小林農林振興
室長。
11:
◯小林農林振興室長 もちろん委員御指摘のとおり、その利用度、頻度によって異なるわけですけれども、一般的に機械の耐用年数というようなものがございまして、水をとめる扉の部分、扉といいますか、壁の部分があるわけですけれども、これが一般的には40年、そして今回破損をいたしましたけれども、油圧の駆動部分につきましては一般的に20年が耐用年数というような数字が出ておるのが実態でございます。
12:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
13:
◯飯島委員 今回の修繕は油圧のポンプ部分ということですけれども、20年と。そうすると約倍ですね。長寿命化が図られたというふうにも言えるわけですけれども、その辺壊れるのではないかと。通常認識されている耐用年数を倍近く、倍以上ですね、超えているわけですから、その辺の御認識は今までなかったんでしょうか。
14:
◯坂本副
委員長 小林農林振興
室長。
15:
◯小林農林振興室長 この堰だけに限らず、幾つか農業用の施設があるわけですけれども、これらが耐用年数をかなり過ぎているというのは、承知をしておるところではございます。しかしながら、今回もそうですけれども、それを計画的に、年次的にという御指摘ではございますが、やはり同じような大きな金額がかかってしまうと。今回たまたま油圧が壊れましたけれども、20年たっているので油圧をかえるというようなことでも同じ金額がかかってしまうということでございますので、計画的ということではございますが、やはり現状の中では対処的な対応にならざるを得ないというようなところが現状でございます。
16:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
17:
◯飯島委員 そういうお答えであれば納得といいますか、せざるを得ないかもわからないんですが、会計の上では、公会計では修繕のための維持管理費用、また修繕に向けて費用を引き当てる、あるいはストックするという考え方も両方であるわけですけれども、その辺ぜひ今後検討いただいて、急な破損、あるいは破損しますと用をなさなくなる、その間工事費をもって原状といいますか、回復するためには期間がかかる、費用がかかるのは仕方ないと思うんですが、その期間この堰はとまったままになるというようなことが予測されますので、ぜひその辺は計画を、維持管理はもちろん、計画も立てていただいて、その費用の引き当てもできる限りやっていただけるように検討していただきたいというふうに要望しておきます。
終わりです。
18:
◯坂本副
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19:
◯坂本副
委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20:
◯坂本副
委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり承認することに決しました。
次に、議案第100号 平成26年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
今村市場経営
室長。
21:
◯今村市場経営室長 議案目録(その1)、77ページをお開きください。
議案第100号 平成26年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
甲府市地方卸売市場の管理につきましては、市場施設の使用の指定及び許可に関する業務や、市場施設及び施設の維持管理業務などについて指定管理者を定め、これらの業務を委託するための甲府市地方卸売市場指定管理委託料を平成27年度から平成31年度まで5カ年の債務負担を設定するものであります。
以上、平成26年度市場事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
22:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
23:
◯坂本副
委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
24:
◯坂本副
委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第106号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
金丸建設総
室長。
25: ◯金丸建設総
室長 議案目録(その1)、107ページをお開きください。
議案第106号 甲府市市営住宅条例の一部を改正する条例制定について説明をさせていただきます。
この一部改正でありますが、甲府市市営住宅条例第7章の次に第8章、市営住宅駐車場の管理、第69条から第78条を加えるための改正であります。
公営住宅における自動車保管場所については、平成8年の公営住宅法の改正によりまして、駐車場を共同施設として位置づけて、適正かつ合理的な管理に努めなければならないとされています。そのため、北新団地の建てかえを機に新築、建てかえを行う甲府市営住宅の駐車場については、公営住宅法による共同住宅として整備して、適正かつ合理的な管理を行い、駐車場料金を徴収していくことといたしました。その初めとしまして、平成26年4月、建てかえが完了しました北新団地A棟について、共同施設として整備した市営住宅駐車場を平成27年4月から有料化し、適正かつ合理的な管理を行うため、条例改正を行うものであります。
お配りいたしました甲府市市営住宅条例の新旧対照表をごらんください。改正内容につきまして、主な条項を御説明いたします。
2ページをお開きください。
第70条において、市営住宅駐車場を使用することができる者は市営住宅の入居者であり、市営住宅の入居者または同居者がみずから使用するものと定め、第71条において、第2項で使用できる区画の数は、入居者1名、すなわち1部屋に対し1区画としております。
3ページ下の第73条において、市営住宅駐車場の使用料の額は、市営住宅駐車場に係る償却費、修繕費、管理事務費及び地代、並びに近傍同種の駐車場の料金を勘案し、規則で定めるとしております。
また、4ページ、第74条において、規則で定める特別の事情がある場合において、必要があると認めるときは市営住宅駐車場の使用料の減免または徴収猶予をすることができることとし、第75条では、市営住宅駐車場を使用する場合の保証金として、使用料の3カ月分に相当する額を徴収することと定めております。
4ページから5ページにかかります第76条においては、不正の行為によって使用許可を受けたときなどの場合には使用の許可を取り消し、明け渡しを請求することができることについて定めております。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
26:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
内藤委員。
27: ◯内藤委員 今回、市営住宅駐車場有料化を導入していくということですけれども、説明にありましたが、今回は北新団地のA棟ということですけれども、今後既存の住宅に、これはやっぱり広げていくんですか。
28:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
29: ◯降矢住宅課長 既存団地につきましても、駐車場として基準を満たすための改修を行い、改修が完了したものから共同施設としての駐車場として管理を開始し、料金を徴収していく考えでございます。
以上でございます。
30:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
31: ◯内藤委員 そうしますと、これ改修をしていく、整備していく、何か年次的な計画はお持ちですか。
32:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
33: ◯降矢住宅課長 今、料金を徴収するのは北新団地建てかえの部分でございますが、今後既存団地につきましても、車の台数、保有台数等々を調査する中で計画を立てていきたいと考えております。
34:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
35: ◯内藤委員 今回北新団地のA棟の対象となる方々にはどのような、説明は既にされているんでしょうか。あと対象者の反応というんですか、様子はどうなんでしょうか。
36:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
37: ◯降矢住宅課長 まず募集の段階で料金がかかる、今後かかっていくという説明はさせてもらっております。何かと説明会等々を開く中で、料金を徴収していくという説明もあわせて行っております。
以上でございます。
38:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
39: ◯内藤委員 そうしますと、一応今回の対象となる人たちには、募集の段階で既に説明してあるということでした。具体的に幾ら想定しているんでしょうか。
40:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
41: ◯降矢住宅課長 駐車場の料金につきましては、先ほど説明したとおり、償却費、修繕費、管理事務費及び地代並びに近傍同種の駐車場の料金を勘案して規則で定めることになっておりますが、今の予定では1カ月3,000円を予定しております。
42:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
43: ◯内藤委員 近傍同種の駐車料金は、大体周りの駐車場の料金というのはどのくらいなんでしょうか。
44:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
45: ◯降矢住宅課長 近傍同種の駐車場ですが、5,000円から6,000円、5,000円が主でございます。
46:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
47: ◯内藤委員 そうしますと、甲府市市営住宅条例の一部改正案の第73条で近傍同種の駐車料金との均衡ということになりますと、この3,000円が上がっていく可能性もあるということでよろしいですか。
48:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
49: ◯降矢住宅課長 やはり周辺の土地の単価等々の状況を見ながら、この辺は変わる可能性は十分考えられます。
50:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
51: ◯内藤委員 甲府市市営住宅条例の一部改正案の第74条に減免及び徴収猶予が定めてありますけれども、具体的にどのような減免、徴収猶予の基準を設けるんでしょうか。
52:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
53: ◯降矢住宅課長 規則で定めるわけですが、今減免の措置の対象者としましては、生活保護者、それと自動車税の免除されている方を考えております。
あっ、済みません。軽自動車も含めております。
54:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
55: ◯内藤委員 今、山梨県営住宅でも、やはり同様の動きがあります。既存の山梨県営住宅で反対の動きもあると聞いていますが、どんな様子か承知しておりますか。
56:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
57: ◯降矢住宅課長 はい。山梨県におかれましても、平成22年度から駐車場料金の導入を行っておると聞いております。まず、やはり初めに建てかえ等々で整備された団地から料金を徴収て、順に計画的に既存の団地も整備する中で料金を取るという話を聞いております。一応整備するに当たっては、その地元の自治会等々の説明、話し合い等を行う中で計画を進めているという話を聞いております。
58:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
59: ◯内藤委員 山梨県営住宅で幾つか反対の動きがあるように聞いております。
それで駐車場の整備というのは、快適な住環境の提供という、これは設置者の義務でありますので、これと料金を有料化というのは、リンクさせるのは別物だと思うんですが、御見解いかがでしょうか。
60:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
61: ◯降矢住宅課長 やはり団地内の敷地を利用するわけですので、受益者の負担ということで、それ相応の負担を設けるのが妥当だと考えております。
62:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
63: ◯内藤委員 それでは意見を言います。今、国民生活は貧困層の増加、30万人拡大して2,000万人を突破、貯蓄なし世帯の比率、2014年30.4%と3割を超えました。子供の貧困率は過去最悪の16.3%、ひとり親家庭の貧困率は54.6%、県民生活についても、山梨中央銀行の山梨県内勤労者の消費動向などを見ますと、最新の数字を見ましても同様の傾向が出てきております。
その一方で自動車の所有は生活手段で必要でありますので、ここに有料化を持ち込むのは明らかに負担増となると思います。公営住宅法は、住宅に困窮する低額所得者に対して、低廉な家賃で賃貸することによって国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とするとあります。今回の条例改定は、この公営住宅法の目的に照らしても、市民生活の実態に照らしても、今回の北新団地を突破口に、甲府市営住宅に住む皆さんに新たな負担を持ち込むものでありますので、反対します。
64:
◯坂本副
委員長 ほかに質疑はありませんか。
飯島委員。
65:
◯飯島委員 じゃあ簡潔に、この議案にかかわる部分だけ聞きますが、議案集の110ページの提案理由のところですけれども、「入居者等の利便を図るため」という趣旨があります。この「入居者等」の「等」というのは、具体的に何が含まれるか教えてください。
66:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
67: ◯降矢住宅課長 同居される方ということでございます。
68:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
69:
◯飯島委員 はい、わかりました。それで、この甲府市市営住宅条例新旧対照表の使用の申請及び許可の第71条の2項ですが、入居者1名につき1区画、これが最大申請できる区画だということですけれども、この入居者という場合は1世帯と考えるんでしょうか。それとも、3人世帯であれば3台までという申請が可能だと捉えるんでしょうか。
70:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
71: ◯降矢住宅課長 1世帯と考えていただきたいと思います。
72:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
73:
◯飯島委員 はい、わかりました。それでは、あとはこの議案に直接関係ないので、また所管事項で簡潔に聞いていきたいと思います。ありがとうございました。
74:
◯坂本副
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
75:
◯坂本副
委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を起立により採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
76:
◯坂本副
委員長 起立多数であります。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第108号 指定管理者の指定について(甲府市地方卸売市場)を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
今村市場経営
室長。
77:
◯今村市場経営室長 議案目録(その1)、113ページをお開きください。
議案第108号 指定管理者の指定について御説明いたします。
甲府市地方卸売市場の管理につきまして、一般社団法人甲府市地方卸売市場協会を指定管理者として指定するについては、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を必要とすることから、提案するものであります。
以上、指定管理者の指定についての説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
78:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
飯島委員。
79:
◯飯島委員 先ほどの議案の中で指定管理料の債務負担行為を審査したわけですが、この議案第108号は指定管理者として一般社団法人甲府市地方卸売市場協会を指定するということです。で、先般一般質問の中でも一般社団法人甲府市地方卸売市場の運営等についての質問をさせていただきましたが、この甲府市地方卸売市場協会というのは、市場関係者、仲卸業者等々を含めまして、構成の事業者が複数者あって、そして委託に基づいて指定管理をして業務を受けているという状況ですが、まず、調べてくればよかったんですけれども、この構成事業者数をお答えいただきたいと思います。
80:
◯坂本副
委員長 伊藤計画課長。
81: ◯伊藤計画課長 構成数でございますけれども、団体数は19でございます。
82:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
83:
◯飯島委員 はい。それぞれの事業者の方が市場に入居といいますか、仲卸の方もいらっしゃいますけれども、民間事業者ということで、一般質問の中でも御答弁にあったように、市場の取り扱い数量も激減をしているという中で、非常にこれらの事業者の方も経営が苦しい状況ではないかなと思うんですが、甲府市として市場の管理運営をこの一般社団法人甲府市地方卸売市場協会に委託をするに当たっては、やっぱりこれらの構成事業者の安定した経営状況というのを随時把握していかなきゃいけないと。一たび経営状況が悪化をして、この19の構成事業者のうち幾つかが経営が立ち行かなくなるということになりますと、限られた構成事業者で運営をしているわけですから、そういった段になりますと、市場の運営も支障を来すということになろうかと思います。
そこで甲府市として、この一般社団法人甲府市地方卸売市場協会の構成事業者の経営状況、このような状況につきましては、どのような把握の仕方をしているのか、あるいは経営状況が悪化をしている、悪化をしつつあるというような事業者がいた場合には、どのような対応を甲府市としてはしているのか、その辺をお答えいただきたいと思います。
84:
◯坂本副
委員長 今村市場経営
室長。
85:
◯今村市場経営室長 市場の役割は、生鮮食料品等の取引の適正化と、その生産及び流通の円滑化を図り、もって市民生活の安定に資することを目的としております。今御質問がありましたことにつきましては、市場関係者が一丸となり、市場の経営の健全を追求していくことが必要であると考えております。
甲府市中央卸売市場におきましては、国の通知等により関係事業者の経営の健全をはかる目安が示されております。これらを参考に、私どもの甲府市地方卸売市場業務条例に規定する監督という条項、規定がございますけれども、これらを使いまして、市場の適正かつ健全な運営を確保してまいりたいと考えております。年1回ほどの業者の経営状況、業務に関する事項、財務に関する事項について、監督させていただいております。
86:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
87:
◯飯島委員 監督という言葉は、カテゴリーとして非常に範囲が広いと思うんですね。ですから、例えばこれらはみんな市場関係の民間事業者ということですから、詳しい各社、各社の財務状況、事業状況等を我々は見ることができないわけですけれども、この甲府市地方卸売市場業務条例に基づいて甲府市のほうは監督をしているということですが、例えば財務状況等をごらんになって、年1回。これは全てが税務申告もされている事業者でしょうから、例えばそれらについて決算書の提出を求める、あるいは経営分析指標等を抽出して、あるいは全体として、監督というお答えでしたけれども、そこら辺までを含んでの監督と理解してよろしいでしょうか。
88:
◯坂本副
委員長 今村市場経営
室長。
89:
◯今村市場経営室長 監督の内容につきましては、検査事項としまして業務に関する事項と、今お話がありました財務に関する事項、2つの視点に立って、今検査をしております。特に財務に関するものにつきましては、損益性とか粗利益の向上等に努めるように販売管理の削減を続けていただきたいとか、あるいは在庫を削減するようにしていただきたいとか、そういったところで指摘をしておるんですけれども、先ほど申し上げました国の中央卸売市場では事細かに財務の規定が示されて、国の指針で示されております。例えば純資産額とか、それから財産の状況を記載した書類の提出などを見まして、流動比率が1を下回った場合とか、自己資本比率が0.1を下回った場合、それぞれ幾つかの指標を設けておりますので、これらも参考にしながら、次からは監督といいましょうか、検査をしていきたいと考えております。それで余り芳しくないところについては是正を求めると。ただ、卸売業者、仲卸業者、それぞれ経営方針がございますので、どこまで立ち入っていいのかというのはちょっと難しいと思いますけれども、その一定の指標に照らし合わせて、客観的な情報を伝えていきたいと考えております。
90:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
91:
◯飯島委員 そのお答えの中の、いろいろな財務の指標を見ていくと。例えばそのうちの1つでも2つでも、国が定める基準というんですか、これを下回るというような場合には是正を求めていくというお答えでしたけれども、例えばある一定以下、かなり落ち込んでしまったというような事業者がいた場合、それは経営が非常に苦しいということを通り越して危険だというように判断されるような状況になったときは、この19ある構成事業者から抜けていくというんですか、あるいは資格なしという形での排除というんですか、そういうことはあるんでしょうか。
92:
◯坂本副
委員長 今村市場経営
室長。
93:
◯今村市場経営室長 経営が苦しいからといって排除というところまではいかないと思いますが、それぞれ経営努力をしていただいて、経営が存続できるようにしていただきたいというふうなお願いというんですか、忠告というんですか、そういった提案をさせていただきたいと考えております。
94:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
95:
◯飯島委員 そのとおりだと思いますから、ぜひ経営が立ち行かなくなって、そして廃業とか、倒産というような事態になりますと、構成事業者がぼろぼろと落ちていくわけですから、そうならないように監督の趣旨に従って、綿密に厳しい指導をぜひしていっていただきたいと要望させてもらいたいと思います。
以上です。
96:
◯坂本副
委員長 伊藤計画課長。
97: ◯伊藤計画課長 先ほどの協会の団体数でございますが、19団体と申し上げましたけれども、修正をさせていただきたいと思います。13団体、19名でございます。訂正をお願いいたします。
98:
◯坂本副
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
99:
◯坂本副
委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
100:
◯坂本副
委員長 御異議なしと認めます。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
次に、議案第98号 平成26年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会所管分を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
初めに産業部所管分の説明を求めます。
小林産業総
室長。
101:
◯小林産業総
室長 それでは、議案第98号 平成26年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中、産業部にかかわります補正予算につきまして御説明申し上げます。
議案目録(その1)の48ページ、49ページをお開きください。
歳入について御説明申し上げます。
中段の表、13款2項5目
商工費国庫補助金の2節観光費補助金につきましては、観光施設整備事業費に係る国庫補助金を増額するものであります。
50ページ、51ページをお開きください。
最上段の表、14款2項5目農林水産業費県補助金につきましては、被災農業者向け経営体育成支援事業費及び農業施設復旧支援対策資金利子助成事業費に係る山梨県からの補助金を増額するものであります。
最下段の表、19款5項5目雑入につきましては、甲府駅南口周辺整備事業における総合案内所の実施計画に係るバス事業者の負担分を増額するものであります。
56ページ、57ページをお開きください。
続きまして、歳出について御説明申し上げます。
最上段の表、6款1項2目農業総務費、19節負担金補助及び交付金につきましては、平成26年2月14日から15日にかけての大雪により被災した農家の施設の再建費等に係る補助金、及び大雪により被災した農業施設を復旧するための借入資金の利子助成に係る経費を増額するものであります。
2段目の表、7款1項3目観光費、13節委託料につきましては、甲府駅南口周辺整備事業における総合案内所の延べ床面積の増加に伴い、実施設計に係る経費を増額するものであります。
歳出の説明は以上でございますが、戻りまして42ページ、43ページをお開きください。
「第2表 繰越明許費補正」の(追加)について御説明申し上げます。
7款1項商工費、観光施設整備事業につきましては、先ほど御説明いたしました甲府駅南口周辺整備事業における総合案内所の実施設計において年度内の完了が見込めないため、繰越明許費の設定を行うものであります。
以上で産業部に係る補正予算についての説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
102:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
内藤委員。
103: ◯内藤委員 それでは2月の大雪被害、特に農業用ハウスの倒壊なんかの復旧支援について伺います。
平成26年9月の当委員会では、撤去については83経営体のうち8割が既に撤去着手、再建については98経営体の大体半分くらいが着手しているということですけれども、現状どこまで来ているんでしょうか。
104:
◯坂本副
委員長 小林農林振興
室長。
105:
◯小林農林振興室長 大雪によります農業用ハウスの撤去再建でございますけれども、その後いろいろ、制度の拡充及び被災されました農家の皆さんのさまざまな状況が出てまいりまして、若干数に変動が出てまいりました。そういう面では、撤去に関するところから御説明をさせていただきますと、農林水産省関係では撤去の方が78人ございました。78名中74名の方がもう既に撤去のほうが着工をして、ほぼ終わる状況になってございます。そして再建のほうでございますけれども、再建につきましては85名の方が対象になってございまして、そのうち70名の方が着手をされているというような状況になっております。
以上です。
106:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
107: ◯内藤委員 おくれている理由といたしまして、例えば業者の都合、なかなか業者が手配できないということもあると思います。あと行政の対応としてはどうなんでしょうか。平成26年9月では必要な職員も雇用して、農家の立場で市民に対応していきますというお答えでしたけれども、このおくれている原因、どんなふうに捉えていますか。
108:
◯坂本副
委員長 小林農林振興
室長。
109:
◯小林農林振興室長 今、委員のほうから御指摘がございましたとおりでございまして、私どもも早く交付金の申請のほうを取りまとめてあげるべく、農家の皆さんに見積もりのほうをお願いしておるところでございますけれども、最低でも3社以上の見積もりが必要になるわけですが、この3社が全部そろわないと。実際にやっていただく業者も、いろいろな対応も、朝電話をかけても、もう現場に出ていますというような状況もございまして、昼夜を問わず業者の方も努力はされているんですけれども、実際に見積もりとしての成果が上がってこないというようなところが原因でございます。
その後の対応ではございますけれども、私ども、先ほども申しましたように、国への申請のほうの取りまとめの業務も進めさせていただいておりまして、これまでに約6割強の、7割弱になりますけれども、その方々、金額ベースではございますが、交付金の補助金交付の決定を受けておるところでございます。残りの方につきましては、今御指摘のとおり急いで見積もりをそろえていただく中で、こちらにつきましても申請ができるように、引き続き農家のほうの支援に努めてまいりたいと考えております。
以上です。
110:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
111: ◯内藤委員 私ども平成26年10月21日に農林水産省のほうに行きまして、この被害補償の担当者と話をいたしました。このときに我々、国のほうではいろいろな制度をつくったりしているけれども、予算がなかなか執行されていないではないかということで農林水産省の担当者に言いましたら、農林水産省のほうではかつてない制度で、しかも手続もかなり簡素化しているんだけれども、山梨県から上がってこないんですと。あとは山梨県でおくれているのか、甲府市でおくれているのかは、皆さん方よく調べてくださいと。こんなような話でした。
加えまして、懸案事項でありました補助事業の年度をまたぐ問題、これについても農林水産省のほうでは、積み残しも含めて確保できるようにしているという話でした。だから、かなりその辺柔軟に、今年度間に合わなくても来年度も確保するよというふうに僕は受けとめたんですけれども、いずれにしろ、これが行政の対応のおくれによって再建がおくれるということになってはならないと思いますので、引き続き万全な体制をとっていただきたいと思います。要望で終わります。
112:
◯坂本副
委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
113:
◯坂本副
委員長 以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。
引き続きまして、建設部所管分の説明を求めます。
金丸建設総
室長。
114: ◯金丸建設総
室長 議案第98号 平成26年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中、建設部にかかわります補正予算の内容につきまして御説明を申し上げます。
議案目録(その1)、48ページ、49ページをお開きください。
歳入予算から御説明を申し上げます。
上から2段目、第13款2項6目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金マイナス1億6,764万円につきましては、甲府駅周辺土地区画整理事業費への国庫補助金交付額の減額に伴う補正であります。
続きまして、50ページ、51ページをお開きください。
上から2段目、第17款1項9目土地開発基金繰入金、1節土地開発基金繰入金1億3,700万円につきましては、公有財産の購入に伴う土地開発基金から一般会計への繰入金の補正であります。
続きまして、52ページ、53ページをお開きください。
第20款1項7目土木債、3節都市計画債マイナス1億3,370万円につきましては、土地区画整理事業の減額に伴う補正であります。
その下、15目2節合併特例事業債中、建設部分マイナス580万円は、一般河川改修事業費における工事請負費の減額に伴う河川整備事業債の減額補正であります。
なお、市債の変更に伴います地方債補正につきましては、恐れ入りますが、42ページ、43ページにお戻りいただきまして、一番下の段、「第4表 地方債補正」(変更)に記載の、河川整備事業、その下、土地区画整理事業のとおりであります。
次に、歳出予算について御説明を申し上げます。
56ページ、57ページをお開きください。
上から3段目、第8款1項6目橋りょう維持費598万4,000円につきましては、橋りょう長寿命化修繕事業費において、橋りょう長寿命化計画の計画更新業務委託料の増額補正であります。
その次の段、第8款2項1目河川水路費マイナス821万4,000円につきましては、一般河川改修事業費における工事請負費及び補償費の減額補正であります。
続きまして、58ページ、59ページをお開きください。
一番上の段、第8款3項3目土地区画整理費、13節委託料マイナス3億480万円につきましては、国庫補助金交付額等の減額に伴う補正であります。
次の段、第8款4項1目住宅管理費、11節需用費750万円につきましては、市営団地からの退去等に伴う修繕費、及び13節委託料558万4,000円につきましては、北新団地駐車場の有料化へ向けた公営住宅システムの改修委託料に伴う補正であります。
次の段、9款1項4目水防費、17節公有財産購入費1億3,700万円につきましては、砂田町地内の排水機場建設用地取得に伴う財産購入費であります。
続きまして、42ページ、43ページをお開きください。
「第2表 繰越明許費補正」、(追加)及び(変更)について御説明を申し上げます。
上の段、第8款1項道路橋りょう費、歩道整備事業につきましては、入札が不調となり、設計変更や工期の延長等、再度組み直しを行いましたが、年度内の事業完了が困難となったため、繰越明許費を設定するものであります。
次に、橋りょう長寿命化修繕事業につきましては、橋りょう長寿命化修繕計画の更新業務委託において、詳細点検に不測の日数を要したことなどにより、年度内の事業完了が困難となり、繰越明許費を設定するものであります。
次に、3項都市計画費、和戸町竜王線整備事業につきましては、移転補償交渉に伴い、移転先の選定及び建てかえ準備等により、年度内の契約締結が困難となり、繰越明許費を設定するものであります。
次の段、(変更)の第8款3項都市計画費、甲府駅周辺土地区画整理事業につきましては、現在施行中の古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事において、JR東日本の工事の遅延により、年度内の工事委託費の支払いが見込めないため、繰越明許費を増額するものであります。
以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
115:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
内藤委員。
116: ◯内藤委員 8款4項住宅費で、今委託料で駐車場の有料化に伴うものという説明でしたけれども、これ558万4,000円全てが今回の駐車場有料化に伴う予算なんですか。
117:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
118: ◯降矢住宅課長 今、公営住宅システムで住宅の入居等々を管理しておるわけなんですけれども、駐車場管理等につきましては、そのシステムのほうに入っていないものですから、このシステムを導入するに当たり、558万4,000円がかかるということでございます。
119:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
120: ◯内藤委員 そうしますと、今回の条例改正、有料化ということがなければ、この558万4,000円は要らないということになりますか。
121:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
122: ◯降矢住宅課長 はい。そのとおりでございます。ただ、このシステム導入することによって、今後既存団地の駐車場を整備するに当たりましても、この中で対応ができるということでございます。
123:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
124: ◯内藤委員 ちなみに初年度、この駐車場の料金収入、どのくらい見込んでいますか。
125:
◯坂本副
委員長 降矢住宅課長。
126: ◯降矢住宅課長 初年度につきましては320万円を予定しておりまして、次にD棟が建設されますと、またこれ台数が126台分、そしてまたB棟が完成しますと222台、C棟が最終完成しますと299台の駐車料金の収入が見込まれるという状況でございます。
127:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
128: ◯内藤委員 先ほどの条例に反対しているんだから、これ反対しなきゃならない。ということで、今気がつきました。反対です。
129:
◯坂本副
委員長 反対ですね。
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
130:
◯坂本副
委員長 以上をもって、建設部所管分の質疑を終結いたします。
引き続きまして、農業委員会所管分の説明を求めます。
山本農業委員会事務局長。
131: ◯山本農業委員会事務局長 議案目録(その1)、議案第98号 平成26年度甲府市一般会計補正予算(第7号)中、農業委員会にかかわります補正予算につきまして御説明いたします。
まず、歳入について説明いたします。
議案集の50ページ、51ページをお開きください。
上段の14款2項5目農林水産業費県補助金のうち、111万1,000円は農業委員会分で、農地中間管理機構集積支援事業にかかわる補助金であります。
次に、歳出について説明いたします。
議案集の56ページ、57ページをお開きください。
上段の6款1項1目農業委員会費の111万1,000円につきましては、平成26年4月1日より施行となりました改正農地法に対応するため、農業委員会が保有しております農地情報を管理する農地基本台帳システムのソフトの改修及びデータ更新のための経費でございます。なお、国ではこれらの業務を円滑にするため、歳入で申しましたとおり、農地中間管理機構集積支援事業補助金を交付しまして、農業委員会業務を支援してまいるということでございます。
以上が農業委員会にかかわる補正予算の説明であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。
132:
◯坂本副
委員長 以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
133:
◯坂本副
委員長 以上をもって質疑を終結いたします。
それでは、これより本案を起立により採決いたします。
本案は当局原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
134:
◯坂本副
委員長 起立多数であります。
よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。
以上で当委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。
なお、
委員長報告については副
委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
135:
◯坂本副
委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。
次に所管事項の調査に入ります。
産業部より、冒頭報告をしたい旨の申し出がありますので、御了承願います。
本日の所管事項の調査は、建設部、産業部、農業委員会の順で行います。
先にお伺いいたします。質問のある委員は挙手をお願いいたします。なお、挙手のない委員は質問できませんので、御留意ください。
(要望を聴取)
136:
◯坂本副
委員長 それでは、建設部、産業部の方は残っていただきたいと思います。それ以外の部の方々にはお引き取りを願います。御苦労さまでした。
それでは建設部の所管事項の調査に入ります。
先ほど挙手された委員の方は
発言をお願いいたします。
飯島委員。
137:
◯飯島委員 じゃあ、1点だけお聞きします。
ことしの3月の議会本会議で一般質問して以降、数次にわたりまして要望やら、質問をしてきたことなんですが、甲府駅南口の周辺整備の中で、これは甲府の市役所では都市計画課になろうかと思うんですが、公衆トイレの整備です。今着々と工事が進んでいまして、要望等も山梨県の都市計画課にお伝えをしていただいているという状況は承知をしておりますが、まず完成目途、いつぐらいになるのかお答えいただきたいと思います。
138:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
139: ◯根津都市計画課長 甲府駅南口周辺地域修景計画によりますトイレについてでございますけれども、今の予定でして、平成27年5月に発注予定で年内中の完成と聞いております。
以上です。
140:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
141:
◯飯島委員 平成27年5月に発注ということは、何ですかね、備品関係の発注ということですか。
142:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
143: ◯根津都市計画課長 トイレにつきましては営繕工事、建築工事になりますので、平成27年5月に建築工事の発注と聞いております。
以上です。
144:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
145:
◯飯島委員 数回にわたりまして要望をさせていただいておりますから、ここでまた再度申し上げないんですが、こちらの希望といいますか、甲府市としての希望という、整備内容の希望ということになろうかと思うんですけれども、それがどの程度、今わかる範囲でかなえられるのかといいますか、整備されるのか、その辺が現段階でお答えできる部分をちょっとお答えいただきたいと思います。
146:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
147: ◯根津都市計画課長 甲府駅南口駅前広場のトイレの件ですけれども、まず場所は前も申しましたように信玄公銅像の南側に設置いたします。それから、トイレの仕様といいますか、設備の内容なんですけれども、現在詳細設計を山梨県のほうの委託によってやっておりまして、おおむね成果が出てきたところでございます。設備といたしましては、ウォシュレット、温便座、手洗いには冬季にはお湯が出るようなシステムになっております。また、今回多目的トイレも設置いたしまして、多目的トイレにはオストメイト、チェンジングボード、手すり等々、必要なものを整備する予定でございます。また、盲導犬用トイレも設置いたしまして、今までにないような設備で計画をしているところでございます。
以上です。
148:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
149:
◯飯島委員 はい、わかりました。またそれ以外の要望もあるわけですけれども、また、これはこの場ではなくて逐次、着工が来年5月ということで、今整備内容を詰めているということですから、この場ではそのぐらいにしておきたいと思います。ありがとうございました。
150:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
151: ◯内藤委員 引き続き根津課長、お願いします。太陽光発電パネルの設置についてです。平成26年9月議会の当委員会では、まず景観上で太陽光発電設備の取り扱いを明確にする必要がある、今後他市町村の事例も参考にしながら検討していく必要があると考える、指導要綱等を作成して届出制を制定する、それによって指導助言ができるような制度づくりをこれから検討していくというのが平成26年9月議会の答弁でありました。それ以降、どのような取り組みをなさってきたでしょうか。
152:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
153: ◯根津都市計画課長 太陽光発電設備等につきましては、今おっしゃったとおり、景観につきましては届出対象として明確になっておりませんでした。その後、平成26年9月議会以降検討いたしまして、何とか届出制度ができるような仕組みを考えてまいりました。その結果、太陽光発電設備を今まで工作物の位置づけとしておったんですが、工作物の中でもより明確に、太陽光発電を特記した形で明確にいたしまして、一定規模を超える行為を届出対象としたく、届出内容について甲府市全域における景観形成基準とあわせて指導助言をできるような形で、甲府市の景観計画を変更して届出対象にしたいと考えております。
また、現在その甲府市景観計画の変更の原案を決定いたしまして、先月、11月から12月、本日までなんですが、12月12日まで意見募集、パブリックコメントを行っております。その結果を踏まえまして、今後都市計画審議会というところで意見聴取いたしまして、来年の4月から一定面積以上のものについては景観上で届出制度を行っていきたいと考えております。
以上です。
154:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
155: ◯内藤委員 景観という面から位置づけていくということでしたが、建設部のカウンターに既に太陽光発電設備に関する計画概要の届出書が置いてありまして、ああ、既にもうスタートしているんだなと思いましたけれども、これにも該当法令等ということで、都市計画法、土砂災害防止法、急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律、地すべり等防止法、砂防法、土壌汚染対策法、農業振興地域の整備に関する法律、森林法、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律、山梨県地下水及び水源地域の保全に関する条例、自然公園法、文化財保護法と、このように該当する法令が書かれております。今回、その中でも都市計画課が窓口になるという理解でよろしいんですか。ほかのところでは、この太陽光発電パネルの設置については扱わないということになるんでしょうか。
156:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
157: ◯根津都市計画課長 建設部というか、都市計画課につきましては、まず景観法に伴う届け出を都市計画課の窓口で来年4月から行っていきたいと考えております。今、内藤議員から見せていただきましたものは、現在関係部局と協議をしておりまして、防災上の問題もございますし、その他の問題もございますので、とりあえず情報共有という意味で、その資料をカウンターに置いているわけでございます。景観以外につきましては、今後も関係部局と協議をいたしまして、何らかの方策をとっていかなきゃいけないと現在考えているところでございます。
以上です。
158:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
159: ◯内藤委員 そうですね。まあ景観だけにとどまらない問題はあると思います。例えば、今回の善光寺町の場合は、土砂災害の特別警戒区域及び警戒区域の上にあるということから、非常に住民からも不安の声が出ているとおりです。平成26年9月議会で紹介しましたが、長野県の佐久市の条例を見ますと、はっきりと「太陽光発電施設の設置に伴い、自然災害の発生等による市民生活への影響が懸念されるため、佐久市条例等によって」というくだりがあるとおりです。都市計画課長ですから、景観以外のところで踏み込んで答弁ということにはならないと思いますけれども、こうした配慮も必要ではないかと思います。
ちなみにパブリックコメント、何件ぐらい来ていますか。
160:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
161: ◯根津都市計画課長 きのう現在で1件の意見が来ておりますが、今回のパブリックコメントにつきましては、大きく太陽光発電の届出義務の件と、それから今まで地区別の甲府市景観計画ということで、今回山梨学院大学周辺を地区別の甲府市景観計画を定めようとしております。同時にやっておりまして、意見は山梨学院大学のほうの意見でございますので、太陽光発電の届出義務の件につきましては、今のところ意見はございません。
以上です。
162:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
163: ◯内藤委員 甲府市のホームページから入っていって、パブリックコメントのところに入っていっても、なかなか太陽光発電の設置についての意見募集というのが、3回くらい入っていかないと出てこないというのはありますけれども、それはいいです。
それで、今回の変更点ということで、「第1章 景観計画」の16ページに、確かに地上に設置する場合についてという項目があります。例えばその7番で、「すぐれた景観を有する山岳等、または貴重な歴史的建造物の近傍にあっては、これらに違和感を与えることのないように、位置、形態、意匠、色彩及び材料について配慮すること」と、このような案が出てきております。ちなみに今回の善光寺町の場合は、これに抵触しますか。
164:
◯坂本副
委員長 根津都市計画課長。
165: ◯根津都市計画課長 はい。まず今回の景観の届出制度の規模といいますか、届出対象の規模なんですが、今1,000平方メートル以上、または高さ15メートルを計画しております。当然善光寺町の太陽光発電につきましては、5,000平米強あると想定されますので、届出対象になります。
また、今質問がありました「山岳や貴重な歴史的建造物の近傍にあっては、違和感を与えないような配慮をすること」ということで、当然この部分についても、届出内容でどのような処置をしたか、届け出をしていくということになると思います。ただ、今回の善光寺町につきましては、まだこの景観計画、来年4月の予定ですので、現在私どもにつきましては、直接事業者に指導ではなくお願いといいますか、協議をしているところでございます。
以上です。
166:
◯坂本副
委員長 内藤委員。
167: ◯内藤委員 平成26年9月議会でも言いましたけれども、太陽光発電の普及というのは大変重要でありますので賛成ですが、一方で今回のような問題、いろいろと甲府市に限らず、各所で出てきております。引き続き庁内の他の部署とも連携をとりながら、しっかり対応していただきたいということを要望して終わります。
168:
◯坂本副
委員長 以上で建設部の所管事項について調査を終了いたします。
建設部の方々には御苦労さまでした。お引き取り願います。
それでは、次に産業部の所管事項の調査に入りますが、冒頭報告をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。
保坂産業部長。
169: ◯保坂産業部長 報告の前に資料のほうの配付をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
170:
◯坂本副
委員長 ただいま資料の配付の申し出がありますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
171:
◯坂本副
委員長 それでは書記に資料を配付させます。
(資料配付)
172:
◯坂本副
委員長 保坂産業部長。
173: ◯保坂産業部長 産業部から、地方公務員法で禁止されているアルバイトを行っていた農政課職員の処分につきまして御報告を申し上げます。資料をごらんいただきたいと思います。
まず、今回の事案の概要について御説明を申し上げます。この職員は平成5年9月から本年3月まで20年7カ月の間、新聞配達のアルバイトを行っておりました。ことしの9月の下旬に甲府税務署からこの職員に所得税の修正申告の指摘があり、修正申告と追徴課税、5年分5万4,718円の支払いを済ませ、上司に報告したことにより発覚したものであります。アルバイトの内容につきましては、笛吹市及び甲府市170世帯への朝刊の配達で、ほぼ毎日朝3時から6時まで行っておりました。この職員から提出された源泉徴収の記録により、確認できた平成16年から平成25年までの10年間では、約1,450万円の収入を得ておりました。アルバイトは既に本年3月31日にやめております。この職員に対する処分につきましては、先月の11月の17日付で減給10分の1、6カ月の懲戒処分が行われたところであります。
この職員につきましては、毎日始業10分前には出勤し、勤務時間内はもとより、時間外の勤務においても職務に専念しており、仕事内容も精度が高く、信頼のおけるものであったことから、職場においてもこうした事実に気づかず、長期間が経過することとなりました。
公務員が職務を遂行するに当たっては、何よりもまず市民の皆様から信頼されなければなりません。このたびの事案は市民の皆様の市政への信頼を大きく損ねるものであり、ここに改めて深くおわびを申し上げます。
以上で私からの報告を終わらせていただきます。まことに申しわけありませんでした。
以上であります。
174:
◯坂本副
委員長 以上で報告を終わりました。
それでは、この件について質問のある方は
発言をお願いいたします。
飯島委員。
175:
◯飯島委員 これは処分がされて、当該職員は大きく反省していると聞いておりますが、このような事案が今後発生しないことが市役所全体にとっても大事だと思います。そこで、この兼職というんですか、アルバイトをしてはいけないという規定は、全ての職員は認識はされていると思いますが、再度こうやって、これ産業部長にお聞きするというよりは、全体として総務部長にお聞きしたほうがいいのかもしれないんですけれども、今御説明があった中でちょっとお聞きしたいんですが、再度全ての職員にこういったことを周知する、あるいはこういった事案が生じないように予防措置をとるというお考えはあるんでしょうか。
176:
◯坂本副
委員長 保坂産業部長。
177: ◯保坂産業部長 この件につきましては、さきの部長会議の中でも、総務部長のほうから依命通達ということで、全部長にその部分を、この趣旨を徹底するということで、改めて依命通達があったところでございます。当然私ども職員は、これと裏腹に職務に専念する義務というのが地方公務員法の中にもございますので、その趣旨にのっとって与えられた仕事を一生懸命やると。それが1つの基準でございますので、その辺はもう一度私の、産業部の部分ですけれども、この事例にのっとって私のほうで厳しく今回訓示をさせていただいて、職員に周知徹底をしたところでございます。
以上です。
178:
◯飯島委員 以上です。
179:
◯坂本副
委員長 ほかにありますか。
なければ、この件に関しましては以上で終了いたします。
それでは、産業部の所管事項の調査に入ります。
先ほど挙手された委員は
発言をお願いいたします。
飯島委員。
180:
◯飯島委員 それでは2点ほど聞きます。
去る12月議会の一般質問でも、甲府市地方卸売市場の運営等につきましての質問の中で一部提言もさせていただいたことですが、平成26年度、今からもう来年度以降に向けて、にぎわいのある市場づくりということが進められていると。私はたしか質問の中で、甲府さかなっぱ市も、もう十数回回を重ねて、非常に回を重ねるごとに好評であると。市場というものに、いわゆる消費者の皆さんの目が向いていると。活性化につながるためにはそういったイベントを重ねていく中で、この賑わいのある市場づくり施設事業というのは市場関係者だけではなくて、市民の皆さんも非常に楽しみにといいますか、期待をしている事柄じゃないかなと思うんですね。
それで、この件につきましては賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議というのを設けて、そこで計画づくり、あるいは議論をしていくと。もちろんこれは市有地を活用してという話になりますから、最終的にはこの計画に基づいて甲府市が方針等を決めていくということなんですが、例えば市場の用地が、特に駐車場などを見てみますと、やはり市場の流通量自体が減っているという、最盛期の4割ということですから、当然市場を通じて取引をする仲買とか、仲卸の人たちも、あるいはそこに仕入れに来る人たちも減っているという予測が立つわけです。そうしますと、駐車場の規模としてあれが適正かどうかという見きわめは、内々にといいますか、質問の中ではお答えをいただかなかったんですが、計画課長なんかにもお話を聞いたところ、あれはあれで駐車場としては必要な規模なんだというような趣旨の返答でした。やはり時間帯によって混み合う時間帯、それからやっぱり午後以降になりますと、当然市場の管理棟の東というんでしょうか、甲府バイパスに面した東側の駐車場など、ほとんどがらがらといいますか、駐車している車も出入りする車もないということなんですが、その辺をやっぱり今後見直していかなければいけないのかなと。だから、さっきの市営住宅の中でも駐車場の話が出ましたけれども、市場につきましても、やはり駐車場は今後大きな課題といいますか、見直していかなければいけない部分なのかなと。
とりわけ東側の部分につきましては、入り口、甲府バイパス、国道20号から北に向かって市場用地があるわけですけれども、その東側の部分というのを、やはり今計画されているにぎわいのある市場づくりの計画地と合わせて活用すべきだと思うんです。で、その賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議の中で、議会でもこういう意見があると。あるいは市民の皆さんもそういう意見を持っている方もいらっしゃるということを私、話を通じて知っているんですが、その辺の賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議の中でこういった意見があるんだということをお伝えいただくことは可能ですか。それと、やはり賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議の中でもそれを取り入れていただいて、議論の俎上にのせていただくということも必要かなと。
民営というのを基本とするという形ですから、当然今後プロポーザル方式というんでしょうか、企画提案をいただいた中で民間事業者がその経営をやっていくということですから、当然今後の話なんですが、それら民間事業者も用地が限定されるよりは、立地もすばらしくいいわけですよね。当然甲府市の南の玄関口とも言えるような場所ですから。そうしますとやっぱり、今まで限定された、甲府市が決めたにぎわいのある市場づくりの用地はここだと。この範囲でやってくださいというよりは、もっと範囲を広げる中で検討したほうが、よりにぎわいが生まれるような企画、提案も出てくるんじゃないかなと思うんですが、その辺を賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議に、俎上にのせていただくということはできますか。
181:
◯坂本副
委員長 伊藤計画課長。
182: ◯伊藤計画課長 市場の駐車場等の有効活用につきましては、委員のおっしゃるとおり取引量もピーク時の40%ほどになっております。それは事実でございますので、そういうものは40%という中で少ないということは我々も感じているところでございますが、あそこに今おります業者数については変わっておりませんので、駐車場については、今のところ97%ぐらいの使用率でございます。
それから東側の駐車場につきまして、賑わいのある市場づくり施設事業の中へというふうな質問でございますけれども、現在の賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議におきましては、賑わいのある市場づくり施設事業につきましてはその部分は含まれておりませんので、今後東側の駐車場を利用するというふうなことにつきましては、賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議の中で、また現段階では予定に入っておりませんので、今後また
委員長等と相談する中で話を進めていきたいなと思います。
以上でございます。
183:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
184:
◯飯島委員 では、賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議のほうで議論をしていただけるということに受け取れましたので、それはそれとしまして、ぜひ、やっぱり活用を定められた用地の中での企画となると、重ねてになりますけれども、企画が限定されちゃうと思うんですね。やっぱりこれから民間事業者になっていくということですから、観光の面、あるいは食、甲府市の食というものを広める面、それからにぎわいの面、いろいろな切り口が出てくると思うんですね。やはりそこであらかじめ枠を限定してしまうといろいろな部分がそげ落ちていってしまって、企画に広がりも出ないと思いますので、ぜひ賑わいのある市場づくり事業プロジェクト会議というものをせっかく立ち上げてございますので、そこも含めて、ぜひ前向きにやっていっていただきたいと思います。
市場につきましては以上です。ありがとうございました。
それから観光の件についてなんですけれども、ことしの8月でしたか、甲府市議会議員互助会主催で甲府市の観光振興というテーマで議員研修会をやりました。それで、そこで公益財団法人山梨総研の早川副理事長においでいただいて、いろいろなお話を聞いたわけですけれども、その中で、甲府市が委託をしている現甲府市観光案内所の女性の職員の方がいらっしゃるわけですが、その早川さんがおっしゃるには、甲府市観光案内所を利用された方に対して、その甲府市観光案内所の方が舞鶴城を案内するところを、聞いた話をそのままお伝えしますと、「あそこは何もないから行っても仕方ないですよ、お客さん」というような趣旨の
発言をしたということをこの場で、紹介しておりました。これはゆゆしき話じゃないかと。甲府市が管理や運営に責任を持つ甲府市観光案内所、その運営先の甲府市観光協会が嘱託の職員をお雇いの上そういう話をしたということで、やっぱり甲府市の管理監督責任も問われるということで、ぜひ事実確認をと私は観光課長にお話を何度もしておりますけれども、その後の事実確認の経過はどうでしょう。
185:
◯坂本副
委員長 望月観光課長。
186: ◯望月観光課長 ただいまの御質問ですが、甲府市から委託された甲府市観光案内所の中で、甲府市観光協会の職員がそこで対応していただいているわけです。観光客への不適切な対応があったということでございますけれども、平成25年度におきましても、窓口で9万7,791人、電話での問い合わせも1,185人もの対応をしておりまして、例年10万人以上の対応をしているところから、観光客への不適切な対応につきまして事実確認を行ったところではございますが、特定することはできませんでした。甲府市観光案内所では、甲府市内の重要拠点であります甲府城を当然案内しておりますけれども、甲府城内の稲荷櫓や鉄門、甲府城御案内仕隊の紹介をさせていただいておりまして、御指摘のあった「甲府城跡には何もないです。行ってもしようがないですよ」などと言ったことはないとの報告を受けております。ただし、甲府城に行った際、天守閣がないということになると観光客の楽しみを阻害することになりますので、事前に天守台はありますが、天守閣はございませんとの案内はしております。しかしながら、甲府市の玄関先で観光客にとっては甲府の顔とも言える観光案内所でありますことから、今まで以上に甲府市観光案内所職員への研修などを行う中で、おもてなし意識の醸成を図りながら親切丁寧な案内に努め、誤解を招くような案内はしないように甲府市観光協会に申し入れを行ったところでございます。観光課といたしましても、同様に努めてまいりたいと思います。
以上です。
187:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
188:
◯飯島委員 その要請は
文書で行ったんでしょうか。
189:
◯坂本副
委員長 望月観光課長。
190: ◯望月観光課長 口頭でさせていただきました。
以上です。
191:
◯坂本副
委員長 飯島委員。
192:
◯飯島委員 口頭でも、
文書でも、それはしかるべき対応だったと思います。そして、その当該嘱託職員だと思いますけれども、そういう
発言をした、しない、あるいはそれを聞いた観光客がどなたかということは、もう今となっては、真相は闇だと思います。現実問題として。ただ、そういうことが、やはり公益財団法人山梨総研という山梨の未来を調査研究して切り開くというような団体の副理事長さんからここで現実にあったわけです。現実にあったんです。これを重く踏まえて、重く受けとめて、やはり甲府市の観光はそういう人がいれば、なかなか皆さんがやる気を持ってやろうとしても、それがやはり甲府市観光案内所という場は全てがお客さんだと。そこに来られる方は。そういう認識を全員で共有するために、甲府市役所の観光課としてもぜひ目を光らせていただいて、甲府市の名が全国的に汚れるというようなことになっては、これは元も子もありませんので、ぜひその辺を踏まえてよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
193:
◯坂本副
委員長 はい、次。
池谷委員。
194: ◯池谷委員 私は1点だけ、農林水産業費の平成27年度の予算編成についてお伺いをしたいと思います。
実はこの平成27年度の農林水産業費の予算というのは、毎年甲府市の農業委員会では市長に例年建議書、もちろん
室長はわかっていると思いますが、それを出すに当たりまして、農業委員がいろいろな形で議論しまして、地区の皆さんの話を聞いてまとめて、この間農業委員会の会長、執行部、また議会の選出の農業委員が市長に要望しました。ですが、毎年毎年、本当に簡単に言えば出すだけであって、なかなか改善されない。けれども、ことしはぜひ平成27年度予算に向けて、市長に何とか答えを欲しいということで、今予算編成の恐らく実務をやっていると思いますが、査定の段階が現在どの段階なのか、担当から部長とか、財政課とかですが、今現在、その作業はどの段階になっていますか。教えてください。
195:
◯坂本副
委員長 保坂産業部長。
196: ◯保坂産業部長 来年度の予算要求につきましては、現在各部でまとめまして財政課へ提出をいたしまして、特記事項のヒアリングが終わったところで、今現在、具体的な査定に財政のほうで入っています。
ただ、来年度は市長選挙の関係もございまして、骨格予算的なものを組みますので、政策的な予算というのはまた後になろうかと思います。その辺は十分御理解いただきたいと思います。
以上です。
197:
◯坂本副
委員長 池谷委員。
198: ◯池谷委員 それもあわせてお聞きしようと思ったんですが、大体もう市長交代ですから、恐らく骨格予算かなと思いますが、もしそれが要望、建議書が強く出ているのであればと思ったんですけれども、大体内容はわかりました。そうすると、いずれまた私のほうでは来年3月にもまたその話が聞くことができないということですから、また私ども農業委員会の中でもそういう話が出ると思いますから、委員の皆さんにもこういうことであるという話をしてまいりたいと思います。
もともと私も理解をしています。もうそうやって各関係者や担当の方には、皆さんに要望していくから、担当の部署はどこの課もそうです。部局もそうですが、一生懸命積み上げをしていると思うんですがね。ただ、そうはいってもその積み上げが部長の段階、または財政課の段階といって切られてしまうということですが、その辺のことも私も理解はしながら、きょう作業はどうかなということで、特に心配になったんですが、確認の意味で私が1点だけお聞きしました。一応部長の答弁で了解しました。わかりました。ありがとうございました。
199:
◯坂本副
委員長 以上で産業部の所管事項について調査を終了いたします。産業部の方々には御苦労さまでした。お引き取りを願います。
それでは、以上をもって所管事項の調査を終了いたします。
次に、当委員会の閉会中継続審査及び調査の申出事項につきましては、お手元に配付いたしました内容でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
200:
◯坂本副
委員長 それでは、そのようにいたします。
御協議を願う事項は以上であります。
以上をもちまして、
経済建設委員会を散会いたします。
午前11時38分 散 会
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