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平成26年予算特別委員会 本文 開催日: 2014-03-17

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    平成26年予算特別委員会 本文 開催日: 2014-03-17


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成26年予算特別委員会 本文 2014-03-17 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 362 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯佐藤委員長 選択 3 : ◯中野福祉総室長 選択 4 : ◯佐藤委員長 選択 5 : ◯山田(弘)委員 選択 6 : ◯佐藤委員長 選択 7 : ◯石原障害福祉課長 選択 8 : ◯佐藤委員長 選択 9 : ◯山田(弘)委員 選択 10 : ◯佐藤委員長 選択 11 : ◯石原障害福祉課長 選択 12 : ◯佐藤委員長 選択 13 : ◯山田(弘)委員 選択 14 : ◯佐藤委員長 選択 15 : ◯石原障害福祉課長 選択 16 : ◯佐藤委員長 選択 17 : ◯山田(弘)委員 選択 18 : ◯佐藤委員長 選択 19 : ◯山田(弘)委員 選択 20 : ◯佐藤委員長 選択 21 : ◯石原障害福祉課長 選択 22 : ◯佐藤委員長 選択 23 : ◯山田(弘)委員 選択 24 : ◯佐藤委員長 選択 25 : ◯石原障害福祉課長 選択 26 : ◯佐藤委員長 選択 27 : ◯山田(弘)委員 選択 28 : ◯佐藤委員長 選択 29 : ◯石原障害福祉課長 選択 30 : ◯佐藤委員長 選択 31 : ◯山田(弘)委員 選択 32 : ◯佐藤委員長 選択 33 : ◯石原障害福祉課長 選択 34 : ◯佐藤委員長 選択 35 : ◯山田(弘)委員 選択 36 : ◯佐藤委員長 選択 37 : ◯佐野委員 選択 38 : ◯佐藤委員長 選択 39 : ◯林本児童保育課長 選択 40 : ◯佐藤委員長 選択 41 : ◯佐野委員 選択 42 : ◯佐藤委員長 選択 43 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 44 : ◯佐藤委員長 選択 45 : ◯佐野委員 選択 46 : ◯佐藤委員長 選択 47 : ◯山中委員 選択 48 : ◯清水(仁)副委員長 選択 49 : ◯内藤総務課長 選択 50 : ◯清水(仁)副委員長 選択 51 : ◯山中委員 選択 52 : ◯清水(仁)副委員長 選択 53 : ◯内藤総務課長 選択 54 : ◯清水(仁)副委員長 選択 55 : ◯山中委員 選択 56 : ◯清水(仁)副委員長 選択 57 : ◯林本児童保育課長 選択 58 : ◯清水(仁)副委員長 選択 59 : ◯山中委員 選択 60 : ◯清水(仁)副委員長 選択 61 : ◯林本児童保育課長 選択 62 : ◯清水(仁)副委員長 選択 63 : ◯山中委員 選択 64 : ◯清水(仁)副委員長 選択 65 : ◯山中委員 選択 66 : ◯清水(仁)副委員長 選択 67 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 68 : ◯清水(仁)副委員長 選択 69 : ◯山中委員 選択 70 : ◯清水(仁)副委員長 選択 71 : ◯石原(秀)委員 選択 72 : ◯清水(仁)副委員長 選択 73 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 74 : ◯清水(仁)副委員長 選択 75 : ◯石原(秀)委員 選択 76 : ◯佐藤委員長 選択 77 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 78 : ◯佐藤委員長 選択 79 : ◯石原(秀)委員 選択 80 : ◯佐藤委員長 選択 81 : ◯石原障害福祉課長 選択 82 : ◯佐藤委員長 選択 83 : ◯石原(秀)委員 選択 84 : ◯佐藤委員長 選択 85 : ◯石原障害福祉課長 選択 86 : ◯佐藤委員長 選択 87 : ◯石原(秀)委員 選択 88 : ◯佐藤委員長 選択 89 : ◯石原障害福祉課長 選択 90 : ◯佐藤委員長 選択 91 : ◯石原(秀)委員 選択 92 : ◯佐藤委員長 選択 93 : ◯内藤委員 選択 94 : ◯佐藤委員長 選択 95 : ◯石原障害福祉課長 選択 96 : ◯佐藤委員長 選択 97 : ◯内藤委員 選択 98 : ◯佐藤委員長 選択 99 : ◯石原障害福祉課長 選択 100 : ◯佐藤委員長 選択 101 : ◯内藤委員 選択 102 : ◯佐藤委員長 選択 103 : ◯内藤総務課長 選択 104 : ◯清水(仁)副委員長 選択 105 : ◯内藤委員 選択 106 : ◯清水(仁)副委員長 選択 107 : ◯内藤総務課長 選択 108 : ◯清水(仁)副委員長 選択 109 : ◯内藤委員 選択 110 : ◯清水(仁)副委員長 選択 111 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 112 : ◯清水(仁)副委員長 選択 113 : ◯内藤委員 選択 114 : ◯清水(仁)副委員長 選択 115 : ◯碓井人権男女参画課長 選択 116 : ◯清水(仁)副委員長 選択 117 : ◯内藤委員 選択 118 : ◯清水(仁)副委員長 選択 119 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 120 : ◯清水(仁)副委員長 選択 121 : ◯内藤委員 選択 122 : ◯清水(仁)副委員長 選択 123 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 124 : ◯内藤委員 選択 125 : ◯清水(仁)副委員長 選択 126 : ◯斉藤委員 選択 127 : ◯佐藤委員長 選択 128 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 129 : ◯佐藤委員長 選択 130 : ◯斉藤委員 選択 131 : ◯佐藤委員長 選択 132 : ◯望月生活福祉課長 選択 133 : ◯佐藤委員長 選択 134 : ◯斉藤委員 選択 135 : ◯佐藤委員長 選択 136 : ◯望月生活福祉課長 選択 137 : ◯佐藤委員長 選択 138 : ◯斉藤委員 選択 139 : ◯佐藤委員長 選択 140 : ◯望月生活福祉課長 選択 141 : ◯佐藤委員長 選択 142 : ◯斉藤委員 選択 143 : ◯佐藤委員長 選択 144 : ◯森沢委員 選択 145 : ◯佐藤委員長 選択 146 : ◯兵道委員 選択 147 : ◯佐藤委員長 選択 148 : ◯石原障害福祉課長 選択 149 : ◯佐藤委員長 選択 150 : ◯兵道委員 選択 151 : ◯佐藤委員長 選択 152 : ◯石原障害福祉課長 選択 153 : ◯佐藤委員長 選択 154 : ◯兵道委員 選択 155 : ◯佐藤委員長 選択 156 : ◯石原障害福祉課長 選択 157 : ◯佐藤委員長 選択 158 : ◯兵道委員 選択 159 : ◯佐藤委員長 選択 160 : ◯鈴木委員 選択 161 : ◯佐藤委員長 選択 162 : ◯石原障害福祉課長 選択 163 : ◯佐藤委員長 選択 164 : ◯鈴木委員 選択 165 : ◯佐藤委員長 選択 166 : ◯石原障害福祉課長 選択 167 : ◯佐藤委員長 選択 168 : ◯鈴木委員 選択 169 : ◯佐藤委員長 選択 170 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 171 : ◯佐藤委員長 選択 172 : ◯鈴木委員 選択 173 : ◯佐藤委員長 選択 174 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 175 : ◯佐藤委員長 選択 176 : ◯鈴木委員 選択 177 : ◯佐藤委員長 選択 178 : ◯清水(英)委員 選択 179 : ◯佐藤委員長 選択 180 : ◯望月生活福祉課長 選択 181 : ◯佐藤委員長 選択 182 : ◯清水(英)委員 選択 183 : ◯佐藤委員長 選択 184 : ◯望月生活福祉課長 選択 185 : ◯佐藤委員長 選択 186 : ◯清水(英)委員 選択 187 : ◯佐藤委員長 選択 188 : ◯岡委員 選択 189 : ◯佐藤委員長 選択 190 : ◯望月生活福祉課長 選択 191 : ◯佐藤委員長 選択 192 : ◯岡委員 選択 193 : ◯佐藤委員長 選択 194 : ◯望月生活福祉課長 選択 195 : ◯佐藤委員長 選択 196 : ◯岡委員 選択 197 : ◯佐藤委員長 選択 198 : ◯望月生活福祉課長 選択 199 : ◯佐藤委員長 選択 200 : ◯岡委員 選択 201 : ◯佐藤委員長 選択 202 : ◯佐藤委員長 選択 203 : ◯中野福祉総室長 選択 204 : ◯佐藤委員長 選択 205 : ◯窪田環境総室長 選択 206 : ◯佐藤委員長 選択 207 : ◯中野福祉総室長 選択 208 : ◯佐藤委員長 選択 209 : ◯窪田環境総室長 選択 210 : ◯佐藤委員長 選択 211 : ◯中野福祉総室長 選択 212 : ◯佐藤委員長 選択 213 : ◯窪田環境総室長 選択 214 : ◯佐藤委員長 選択 215 : ◯坂本委員 選択 216 : ◯佐藤委員長 選択 217 : ◯功力減量課長 選択 218 : ◯佐藤委員長 選択 219 : ◯坂本委員 選択 220 : ◯佐藤委員長 選択 221 : ◯功力減量課長 選択 222 : ◯佐藤委員長 選択 223 : ◯坂本委員 選択 224 : ◯佐藤委員長 選択 225 : ◯功力減量課長 選択 226 : ◯佐藤委員長 選択 227 : ◯坂本委員 選択 228 : ◯佐藤委員長 選択 229 : ◯功力減量課長 選択 230 : ◯佐藤委員長 選択 231 : ◯坂本委員 選択 232 : ◯佐藤委員長 選択 233 : ◯森沢委員 選択 234 : ◯佐藤委員長 選択 235 : ◯山中委員 選択 236 : ◯佐藤委員長 選択 237 : ◯萩原健康衛生課長 選択 238 : ◯佐藤委員長 選択 239 : ◯山中委員 選択 240 : ◯佐藤委員長 選択 241 : ◯萩原健康衛生課長 選択 242 : ◯佐藤委員長 選択 243 : ◯山中委員 選択 244 : ◯佐藤委員長 選択 245 : ◯萩原健康衛生課長 選択 246 : ◯佐藤委員長 選択 247 : ◯山中委員 選択 248 : ◯佐藤委員長 選択 249 : ◯山中委員 選択 250 : ◯佐藤委員長 選択 251 : ◯功力減量課長 選択 252 : ◯佐藤委員長 選択 253 : ◯山中委員 選択 254 : ◯佐藤委員長 選択 255 : ◯功力減量課長 選択 256 : ◯佐藤委員長 選択 257 : ◯山中委員 選択 258 : ◯佐藤委員長 選択 259 : ◯功力減量課長 選択 260 : ◯佐藤委員長 選択 261 : ◯山中委員 選択 262 : ◯佐藤委員長 選択 263 : ◯佐野委員 選択 264 : ◯佐藤委員長 選択 265 : ◯窪田環境総室長 選択 266 : ◯佐藤委員長 選択 267 : ◯佐野委員 選択 268 : ◯佐藤委員長 選択 269 : ◯兵道委員 選択 270 : ◯佐藤委員長 選択 271 : ◯内藤処理課長 選択 272 : ◯佐藤委員長 選択 273 : ◯兵道委員 選択 274 : ◯佐藤委員長 選択 275 : ◯功力減量課長 選択 276 : ◯佐藤委員長 選択 277 : ◯兵道委員 選択 278 : ◯佐藤委員長 選択 279 : ◯内藤委員 選択 280 : ◯佐藤委員長 選択 281 : ◯滝口廃棄物対策室長 選択 282 : ◯佐藤委員長 選択 283 : ◯内藤委員 選択 284 : ◯佐藤委員長 選択 285 : ◯滝口廃棄物対策室長 選択 286 : ◯佐藤委員長 選択 287 : ◯内藤委員 選択 288 : ◯佐藤委員長 選択 289 : ◯萩原健康衛生課長 選択 290 : ◯佐藤委員長 選択 291 : ◯内藤委員 選択 292 : ◯佐藤委員長 選択 293 : ◯萩原健康衛生課長 選択 294 : ◯佐藤委員長 選択 295 : ◯内藤委員 選択 296 : ◯佐藤委員長 選択 297 : ◯萩原健康衛生課長 選択 298 : ◯佐藤委員長 選択 299 : ◯内藤委員 選択 300 : ◯佐藤委員長 選択 301 : ◯内藤委員 選択 302 : ◯佐藤委員長 選択 303 : ◯鈴木委員 選択 304 : ◯佐藤委員長 選択 305 : ◯功力減量課長 選択 306 : ◯佐藤委員長 選択 307 : ◯鈴木委員 選択 308 : ◯佐藤委員長 選択 309 : ◯内藤総務課長 選択 310 : ◯佐藤委員長 選択 311 : ◯内藤委員 選択 312 : ◯佐藤委員長 選択 313 : ◯中野福祉総室長 選択 314 : ◯清水(仁)副委員長 選択 315 : ◯清水(仁)副委員長 選択 316 : ◯窪田環境総室長 選択 317 : ◯佐藤委員長 選択 318 : ◯佐藤委員長 選択 319 : ◯土屋環境部長 選択 320 : ◯佐藤委員長 選択 321 : ◯戸澤長寿支援室長 選択 322 : ◯佐藤委員長 選択 323 : ◯長沢委員 選択 324 : ◯佐藤委員長 選択 325 : ◯萩原介護保険課長 選択 326 : ◯佐藤委員長 選択 327 : ◯長沢委員 選択 328 : ◯佐藤委員長 選択 329 : ◯萩原介護保険課長 選択 330 : ◯佐藤委員長 選択 331 : ◯長沢委員 選択 332 : ◯佐藤委員長 選択 333 : ◯佐藤委員長 選択 334 : ◯戸澤長寿支援室長 選択 335 : ◯佐藤委員長 選択 336 : ◯内藤委員 選択 337 : ◯佐藤委員長 選択 338 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 339 : ◯佐藤委員長 選択 340 : ◯内藤委員 選択 341 : ◯佐藤委員長 選択 342 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 343 : ◯佐藤委員長 選択 344 : ◯内藤委員 選択 345 : ◯佐藤委員長 選択 346 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 347 : ◯佐藤委員長 選択 348 : ◯内藤委員 選択 349 : ◯佐藤委員長 選択 350 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 351 : ◯佐藤委員長 選択 352 : ◯内藤委員 選択 353 : ◯佐藤委員長 選択 354 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 355 : ◯佐藤委員長 選択 356 : ◯内藤委員 選択 357 : ◯佐藤委員長 選択 358 : ◯手塚高齢者福祉課長 選択 359 : ◯佐藤委員長 選択 360 : ◯内藤委員 選択 361 : ◯佐藤委員長 選択 362 : ◯佐藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:           平成26年度 予算特別委員会記録 1 日   時  平成26年3月17日(月) 午前9時57分 2 場   所  議会会議室 3 出席委員   委員長  佐藤 茂樹君  副委員長  清水  仁君          委 員  森沢 幸夫君   斉藤 憲二君               鈴木  篤君   岡  政吉君               坂本 信康君   石原 秀一君               金丸 三郎君   山中 和男君               兵道 顕司君   佐野 弘仁君               長沢 達也君   内藤 司朗君               清水 英知君   山田 弘之君 4 欠席委員   なし 5 当局出席者    市民部長     萩原  泰君    福祉部長     長田 敦彦君    環境部長     土屋 敏雄君
                             ほか関係総室長及び室長・課長 6 事務局    事務局長     田中 一夫君  室長       早川  守君          議事調査課長   宮川  洋君  議事調査課長補佐 宮川 孝雄君          議事調査課長補佐 内田 計也君  議事調査課長補佐 深澤 健二君          議事調査係長   青木由加里君  議事調査係長   宮川 正孝君          庶務課長補佐   山本 丹一君 7 議   題  1 一般会計歳出             第3款 民生費             第4款 衛生費             第10款 教育費中福祉部所管分          2 浄化槽事業特別会計          3 介護保険事業特別会計          4 後期高齢者医療事業特別会計 2:               午前9時57分 開 議 ◯佐藤委員長 ただいまから本日の予算特別委員会を開きます。  それでは、本日の日程に入ります。本日の日程は、一般会計歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費中、福祉部所管分、並びに浄化槽事業特別会計、介護保険事業特別会計、及び後期高齢者医療事業特別会計の審査であります。  ここで各委員に申し上げます。御質問される際は、質問の最初にどこの所管への質問かわかるよう、できるだけ款項目等をお示しいただき、審査がスムーズに進むよう、委員の皆様の御協力をお願いいたします。  最初に、一般会計歳出第3款民生費の審査に入ります。  当局からの説明を求めます。  中野福祉総室長。 3: ◯中野福祉総室長 それでは、議案目録(その1)議案第1号 平成26年度甲府市一般会計予算につきまして御説明申し上げます。なお、事業費等に関する金額につきましては省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、お手元の『平成26年度予算に関する説明書(一般会計)』の80ページ、81ページをお開きください。2段目の表をごらんください。  3款民生費につきまして御説明申し上げます。3款民生費につきましては、福祉部及び市民部が関係いたしておりますが、全体の予算規模は前年度当初予算額と比較いたしまして12億3,329万7,000円、率にいたしまして4.41%の増となっております。このうち福祉部関係につきましては11億2,106万2,000円、率にいたしまして4.24%の増となっておりますが、その主な要因といたしましては、消費税引き上げに伴い、低所得者等への負担にかんがみ給付する臨時福祉給付金等に要する経費を新たに約8億円増額計上したことなどによるものであります。  それでは、主な内容につきまして御説明申し上げます。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費につきましては、福祉部及び市民部に関係しておりますが、そのうち福祉部関係の主なものといたしましては、一般職給与費のほか、社会福祉総務費、民生委員関係費、福祉関係計画推進事業費、介護保険対策事業費、住宅支援給付事業費及び介護保険事業特別会計繰出金等に要する経費であります。また、市民部関係では、人権推進事業費、国民健康保険事業特別会計繰出金及び住宅新築資金等貸付事業特別会計繰出金に要する経費であります。  それでは、主な節につきまして御説明申し上げます。1節報酬につきましては、民生委員推進委員会委員11名、民生児童委員協議会事務局嘱託職員1名、保健福祉計画策定にかかわる嘱託職員1名、住宅確保・就労支援職員嘱託職員1名及び介護保険給付事業嘱託職員1名にかかわる報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員48名分の給与費であります。8節報償費につきましては、民生委員・児童委員の活動手当、保健福祉計画推進会議委員、市民懇話会委員等に関する謝礼等であります。13節委託料につきましては、地域福祉計画のアンケート調査、並びに編集制作業務等委託料及び人権問題の啓発事業等にかかわる委託料であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、介護基盤緊急整備特別対策事業費補助金、社会福祉協議会運営費補助金及び民生委員・児童委員活動推進費補助金等であります。20節扶助費につきましては、住宅支援給付事業における住宅支援給付、及び通所サービス利用者食費負担等であります。28節繰出金につきましては、介護保険事業特別会計繰出金、国民健康保険事業特別会計繰出金及び住宅新築資金等貸付事業特別会計繰出金であります。  2目国民年金費につきましては、82ページ、83ページにまたがりますが、国民年金の資格取得・喪失などの各種届け出、老齢基礎年金等の裁定請求などの受付事務及び年金相談業務に要する経費であります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、嘱託職員2名分の報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員3名分の給与費であります。11節需用費につきましては、年金制度啓発用消耗品及びプリンタートナー等が主なものであります。14節使用料及び賃借料は、電子複写機の賃借料であります。  3目身体障害者福祉費につきましては、身体障害者福祉費、身体障害者の住みよいまちづくり事業費、特別障害者手当等支給事業費、及び重度心身障害者医療費助成事業費に要する経費であります。1節報酬につきましては、障害福祉課窓口における申請受付にかかわります嘱託職員3名、並びに重度心身障害者医療費助成事務にかかわります嘱託職員1名と、自動還付制度移行に伴います嘱託職員3名分の報酬であります。12節役務費につきましては、重度心身障害者医療費窓口無料制度及び自動還付制度移行に伴います審査支払手数料等であります。13節委託料につきましては、甲府駅南口エスカレーター運行管理及び清掃業務委託料等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、重度心身障害者医療費助成事業の自動還付制度への移行に伴います国保連集計システム構築のための負担金であります。20節扶助費につきましては、特別障害者手当、障害児福祉手当、重度心身障害者タクシー利用料金助成金及び重度心身障害者医療費助成金等であります。  次に、4目知的障害者福祉費につきましては、心身障害児童福祉手当支給事業費に要する経費であります。8節報償費につきましては、心身障害児福祉手当支給事業にかかわる福祉手当であります。  次に、5目老人福祉費につきましては、84ページ、85ページにまたがりますが、老人保護措置費、老齢者医療費助成事業費、多世代融資預託管理事業費、後期高齢者医療事業費及び後期高齢者医療事業特別会計繰出金等に要する経費であります。8節報償費につきましては、敬老祝い金支給等であります。12節役務費につきましては、老齢者医療費助成にかかわりますレセプト審査支払手数料であります。13節委託料につきましては、老人福祉センターへいりん荘の運営委託、在宅高齢者等緊急通報システムの保守点検委託、後期高齢者健診及び人間ドック、簡易脳ドックにかかわります委託料であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、老人クラブ助成金、山梨県後期高齢者医療広域連合事務費負担金及び療養給付費負担金等、並びに甲府市医師会、歯科医師会、薬剤師会等への補助金であります。20節扶助費につきましては、老齢者医療費助成事業及び老人保護措置費にかかわる扶助費であります。21節貸付金につきましては、多世代融資預託管理事業費における金融機関への預託金であります。28節繰出金につきましては、後期高齢者医療費事業特別会計への繰出金であります。  次に、6目福祉センター費につきましては、玉諸福祉センター、山宮福祉センター、貢川福祉センター、相川福祉センターの4福祉センター、中道YLO会館、上九の湯ふれあいセンターの運営にかかわります指定管理料、及び相生仮本庁舎跡地への福祉センター建設事業費であります。13節委託料につきましては、4福祉センター、中道YLO会館、上九の湯ふれあいセンターの指定管理料、及び相生仮本庁舎跡地への福祉センター建設に伴います埋蔵文化財基礎調査整理委託業務等であります。  15節工事請負費につきましては、相生仮本庁舎跡地への福祉センター建築付帯工事にかかわる事業費であります。  次に、8目障害福祉費につきましては、自立支援サービス事業費、自立支援医療事業費、地域生活支援事業費、障害者センター事業費及び障害児通所支援事業費等に要する経費であります。1節報酬につきましては、自立支援給付認定審査会委員18名、手話通訳者1名、障害支援区分認定にかかわる嘱託職員2名、及び相談支援事業機能強化等にかかわります嘱託職員2名分の報酬であります。8節報償費につきましては、登録手話通訳者、要約筆記者派遣にかかわる報償費等であります。12節役務費につきましては、障害福祉サービス費審査支払手数料及び障害支援区分認定にかかわります医師意見書作成手数料等であります。13節委託料につきましては、甲府市障害者センター指定管理料、日中一時支援事業及び身体障害者自立支援事業費等の委託料であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、地域活動支援センター事業等にかかわる補助金であります。20節扶助費につきましては、障害福祉サービス費、障害児通所支援事業費、自立支援医療給付費、自立支援補装具支給費、移動支援事業費及び日中生活用具給付等事業費等であります。  86ページ、87ページをごらんください。  2項児童福祉費につきまして御説明申し上げます。1目児童福祉総務費につきましては、放課後児童クラブ事業費、すこやか子育て医療費助成事業費及び民間保育所等運営整備事業費等に要する経費であります。1節報酬につきましては、子ども・子育て会議委員、放課後児童クラブ指導員、家庭児童相談員、ファミリーサポートセンターアドバイザー、及び児童館の館長、児童厚生員等の嘱託職員報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員27名分の給与費であります。7節賃金につきましては、夏休み等の時間延長に伴います放課後児童クラブ臨時指導員の賃金であります。11節需用費につきましては、「子育てガイドブック平成26年度版」の作成に伴います印刷製本費、放課後児童クラブ、児童館における工作材料費及び光熱水費等であります。12節役務費につきましては、すこやか子育て医療費助成に伴いますレセプト審査支払手数料等であります。13節委託料につきましては、放課後児童クラブを民間保育所において運営するための委託料、及び放課後児童クラブ、児童館の警備及び消防用設備保守点検委託料等であります。15節工事請負費につきましては、放課後児童クラブの空調機設置工事等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、民間保育所等運営及び整備費補助金、及びすこやか子育て医療費助成事業にかかわります甲府市医師会等への補助金などであります。20節扶助費につきましては、すこやか子育て医療費の助成であります。  2目児童措置費につきましては、88ページ、89ページにまたがりますが、私立保育所運営費、児童手当費等に要する経費であります。1節報酬につきましては、児童手当支給事務、及び子ども・子育て新制度にかかわります嘱託職員の報酬であります。12節役務費につきましては、私立保育所への保育料収納事務手数料、及び児童手当の支給に伴います関係書類発送に要する郵便料等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、私立保育所の運営費負担金及び母子生活支援施設措置費等にかかわる経費であります。20節扶助費につきましては、児童手当であります。  次に、3目母子父子福祉費につきましては、ひとり親等福祉費、ひとり親家庭等医療費助成事業費に要する経費であります。1節報酬につきましては、母子自立支援員1名の嘱託職員報酬であります。8節報償費につきましては、ひとり親家庭相談員に対する報償費、及びひとり親家庭等児童入進学祝い金等であります。12節役務費につきましては、ひとり親家庭等医療費助成に伴いますレセプト審査支払手数料等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、ひとり親資格取得就学奨励金、ひとり親入学支援金及びひとり親家庭ファミリーサポートセンター利用料助成金等であります。20節扶助費につきましては、児童扶養手当及びひとり親家庭等医療費助成であります。  次に、4目保育所費につきましては90ページ、91ページにまたがりますが、一般職員給与費、公立保育所費であります。1節報酬につきましては、公立保育所の保育士、栄養士及び調理員等嘱託職員報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員46名分の給与費であります。11節需用費につきましては、公立保育所の賄い材料及び光熱水費等であります。12節役務費につきましては、入所児童の健康診断費、給食調理員等腸内細菌検査等各種検査料、及び遊具の点検手数料であります。13節委託料につきましては、公立保育所の機械警備、火災報知器設備等の保守点検等であります。15節工事請負費につきましては、旧中央保育所解体工事等であります。  次に、5目児童福祉施設費につきましては、青少年宿泊施設管理費及びチビッコ広場整備事業費に要する経費であります。1節報酬につきましては、堂の山青少年キャンプ場の管理人報酬であります。8節報償費につきましては、チビッコ広場の環境整備に伴います自治会等への報償費であります。11節需用費につきましては、チビッコ広場に設置してあります遊具及びフェンスの修繕費等であります。13節委託料につきましては、チビッコ広場に設置してあります遊具の点検、及び堂の山青少年キャンプ場の汚水処理施設維持管理業務にかかわる委託料であります。  次に、6目青少年対策費につきましては、青少年健全育成費等に要する経費であります。1節報酬につきましては、青少年育成カウンセラー4名、専門補導員3名及び青少年問題協議会の委員13名の報酬であります。8節報償費につきましては、青少年育成推進員、子どもクラブ主任指導員及び地区補導委員の報償費等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、青少年育成甲府市民会議活動補助金、甲府市子どもクラブ保健部会加入補助金、及び甲府市子どもクラブ指導者連絡協議会補助金等であります。  次の表をごらんください。3項生活保護費につきまして御説明申し上げます。1目生活保護総務費につきましては、92ページ、93ページにまたがりますが、一般職員給与費のほか生活保護総務費、中国残留邦人生活支援事業費及び生活保護受給者就労支援事業費等に要する経費であります。1節報酬につきましては、生活保護受給者の自立のための自立支援員、就労支援員及び中国残留邦人の支援相談員等の報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員33名分の給与費であります。12節役務費につきましては、診療報酬、調剤報酬、介護報酬の審査手数料等であります。13節委託料につきましては、診療報酬明細書管理業務、生活保護レセプト管理システム保守業務、及び中国残留邦人生活支援システムの保守点検にかかわる委託料であります。20節扶助費につきましては、中国残留邦人生活支援給付費であります。  次に、2目扶助費につきましては、生活扶助等の各種扶助費であります。  次に、3目救護施設費につきましては、施設事業費といたしまして光風寮の運営に要する経費であります。13節委託料につきましては、光風寮指定管理料及び自家用電気工作物保守管理業務委託料であります。15節工事請負費につきましては、光風寮の和室改修工事等であります。4項災害救助費1目災害救助費につきましては、火災等により被害を受けた場合に生活必需品を給付または貸与する小災害援護金であります。  5項臨時福祉給付金給付費1目臨時福祉給付金給付費につきましては、このたび消費税引き上げに伴い、低所得者への影響にかんがみ、平成26年度市民税(均等割)の非課税者に1万円、加算対象者にさらに5,000円給付する臨時福祉給付金であります。  94ページ、95ページをごらんください。  2目臨時福祉給付金給付事務費につきましては、臨時福祉給付金給付にかかわる事務費であります。3節職員手当費は、職員の時間外手当、勤務手当であります。7節賃金は、臨時福祉給付金の給付事務にかかわります臨時職員の賃金であります。12節役務費は、申請書等の送付にかかわる郵便料及び給付金の振込手数料等であります。  6項子育て世帯臨時特例給付金給付費1目子育て世帯臨時特例給付金給付費につきましては、このたびの消費税の引き上げに伴い、子育て世帯への影響にかんがみ、平成26年1月分の児童手当を支給されている児童1人当たり1万円を給付する子育て世帯臨時特例給付金であります。2目子育て世帯臨時特例給付金給付事務費につきましては、子育て世帯臨時特例給付金給付にかかわる事務費であります。12節役務費は、申請書等の送付にかかる郵便料及び給付料の振込手数料であります。  以上で、3款民生費につきまして説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 4: ◯佐藤委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  山田(弘)委員。 5: ◯山田(弘)委員 85ページの障害福祉費の自立支援の定例会とか全体会に出させていただいたんですけれども、そこで甲府市障害者基幹相談支援センターというものが4月からできると思うんですけれども、それはどこに費用が入っているんでしょうか。 6: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 7: ◯石原障害福祉課長 85ページですけれども、説明の障害者センター事業費、これは甲府市障害者センターがありますけれども、そこに委託事業として位置づけてあります。 8: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 9: ◯山田(弘)委員 この中の甲府市障害者基幹相談支援センターの金額は幾らなのでしょうか。 10: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 11: ◯石原障害福祉課長 甲府市障害者基幹相談支援センターに要する経費は、2,400万5,700円です。  以上です。 12: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 13: ◯山田(弘)委員 わかりました。  4月からスタートする自立支援の甲府市障害者基幹相談支援センターですけれども、これは甲府市障害者センターの中に設置して、専門的な相談する陣容といいますか、どのような内容ですか。 14: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 15: ◯石原障害福祉課長 相談支援員に対しては、主に人件費となるわけですけれども、6名分に対する経費がほとんどであります。 16: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 17: ◯山田(弘)委員 障害の方もいろいろあるじゃないですか。細かい担当といいますか、専門員の内容。例えば手話の方とか、いろいろな相談相手によって変わるじゃないですか。そういう人が全部いらっしゃってやるということですか。 18: ◯佐藤委員長 平成26年度の事業に対する聞き方でよろしいですか。 19: ◯山田(弘)委員 そうです。 20: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 21: ◯石原障害福祉課長 人員体制は、社会福祉士3名、精神保健福祉士2名、相談支援専門員1名の計6名で対応してまいりたいと考えております。  以上です。 22: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 23: ◯山田(弘)委員 わかりました。  これを平成26年度の4月からスタートするわけですけれども、今、僕が言いました手話通訳者とか、そういう方たちはその中にはいらっしゃらないのですね。 24: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 25: ◯石原障害福祉課長 当然、社会福祉士等については、手話通訳とか、そういうものを資格として持っている職員もいますので、そちらのほうで対応してまいりたい。 26: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 27: ◯山田(弘)委員 そういう体制になりますと、今度は1カ所で全ていろいろなことが対応していただけると思うんですけれども、ということは今まであった窓口はどのような内容になるんですか。 28: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 29: ◯石原障害福祉課長 相談支援ということで、平成25年度までは市内に4事業所あったわけですが、法の改正がありまして、相談支援体制を見直す中で甲府市障害者基幹相談支援センターというものが位置づけられました。もう一つ、障害福祉サービスを受けるに当たっては、障害福祉サービスの必要量とかを計画することが、サービスを受けるに当たって計画をつくることが必要となりました。その計画をつくる事業所として、現在、市内に14カ所あるわけですが、その事業所の位置づけとなります。計画を作成する事業所としては、計画書をつくるということもあるんですが、相談所としてはそういう機能も持たせております。そして、甲府市障害者基幹相談センターはその中心的な役割、総合的に相談できる事業所として位置づけてあります。  以上です。 30: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 31: ◯山田(弘)委員 わかりました。結局、今までと同じような内容もしていただけるということですね。その状況で、市役所としても同じような連携をとっていくと思うんですけれども、そういう形になったんですから、障害者の方たちの自立支援に向けた計画相談という状況の内容ができるだけよくなる方向で、この平成26年度の予算の状況で執行していただきたいと思います。  また、今までどおり、定例会とか全体会というのは続けていくわけですね。そこだけ最後に。 32: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 33: ◯石原障害福祉課長 甲府市地域自立支援協議会は、年2回の全体会と隔月、年6回、定例会を行っているんですが、今度、その事務局を甲府市障害者基幹相談支援センターのほうに位置づけて、また機能としてはこれまでどおりと変わらないように設置運営してまいりたいと考えています。  以上です。 34: ◯佐藤委員長 山田(弘)委員。 35: ◯山田(弘)委員 わかりました。それでは、その状況の中で連携しながらよろしくお願いいたします。  以上です。 36: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。  佐野委員。 37: ◯佐野委員 それでは、3款民生費について2つ質問させていただきたいと思います。  まず、子ども・子育て支援事業計画費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、子ども・子育て支援事業計画費についてお聞きします。  まず、平成27年度本格実施の新制度に向けて、平成25年12月に行われたニーズ調査において、特に小学校向けアンケート、1,500件配布、1,097件回収の回収率73%ですか、このことについてちょっとお聞きしたいと思います。
     まず、回答については単一回答だと承知しているんですが、放課後子どもクラブについて知っているという回答については、1,055人のうち764人、72%と非常に多いんですけれども、利用者したことがある回答については、いいえと答えた方が766人。1,016人の回答のうち766人がいいえとお答えしている。それから、今後利用したいかということで、978人のうち651人がいいえとお答えしている。病児・病後児保育については、これは特異性とか専門性もあるので、これは利用が少ないのはしようがないと思うんですが、今後利用したいかという問いに対しては、いいえが77%を超えていた。  児童館についても、知っていると答えた方が1,051人中977人の93%。利用したことがあるという方については、1,012人中644人がいいえとお答えしている。今後利用したいか、ここが一番重要だと思うんですが、918人中758人、82%の方がいいえと答えているというふうに、このニーズ調査の結果が出ておりますが、この現状のニーズとして、他方で放課後児童クラブの利用ができないほど盛況な地域もあると聞いておりますが、それにもかかわらず、甲府市で無作為抽出での全体ニーズについては、このような結果であることについて、施設やこの制度の周知や利活用を行う今後について、平成26年1月から3月で支援事業の基準を策定する地域子ども・子育て支援事業計画の方向性が、目指さなきゃいけないと思うんですが、この方向性についてどういうふうにお考えなのか、これを受けてお考えをお聞かせください。 38: ◯佐藤委員長 林本児童保育課長。 39: ◯林本児童保育課長 ニーズ調査につきましては、昨年11月にしたところでございます。そのニーズ調査については、現在、単純集計といいまして、各項目に対する集計が出ております。今後につきましては、国から示された量を算定するマニュアルに基づきまして、実際どのような量が必要なのかということの計算を進めているところでありますので、まだ具体的にはどのぐらいの量が必要だということは現在出ておりません。ただ、委員さんのおっしゃったように、今、単純集計が出た中では、特に小学生の放課後児童クラブの要望については、非常に多いというところは見えているところであります。  ただ、その中でも、本市の中で実際に子どもにどういう時間を過ごさせたいかという話の中では、例えば自宅、習い事と回答した方もかなり多くありまして、実際のニーズの中では、放課後児童クラブだけが選択肢ではないという回答も出ております。したがいまして、さらに中の分析、詳細な検討をした中で、来年度、平成26年度4月以降に子ども・子育て会議の中で審議を経ながらいろいろな計画を策定してまいりたいと思っております。  以上です。 40: ◯佐藤委員長 佐野委員。 41: ◯佐野委員 ありがとうございました。確認ができました。  この平成26年9月末までの中間報告には間に合うと思いますが、この量の見込みなどを含めて施策推進の御検討を、地域のばらつきもこの中から見えてくるかと思うわけです。地域で市民の方にお聞きすると、うちは足らないんだよねという声があったり、あるいはよくわからないと言われる。実際に歩いてみてもそういうことはわかりますので、これについては、先ほどお話させてもらったとおり、量の見込みなどを含めて、施策推進の御検討をよろしくお願いしたいと思います。  これは、要望で終わらせていただきます。  次に、1項社会福祉費、5目老人福祉費の家族介護教室について、ちょっとお聞きしたいと思います。家族介護者を支援する事業として、平成21年から家族の介護負担を軽減するために実施されている家族介護教室について、平成26年度の予算執行についてお聞きしたいと思います。  2013年3月本会議にて、当局の御答弁に、これは男性介護者のことについてなんですが、今後も男性介護者が増加することを念頭に置く中で、相談支援や、これらの事業の充実を図り、男性介護者の負担軽減に努めるとありました。そこで、ちょっと質問したいんですが、平成25年から平成26年、今月までに計8回、3月19日までに家族介護教室が9回実施されることを確認していますけれども、平成26年の予定とともに、このうち男性介護者を対象にした介護教室として行われる予定があるか、以上2点についてお聞きしたいと思います。ちなみに、2012年度には男性介護教室は3回実施されていることは確認しております。よろしくお願いします。 42: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 43: ◯手塚高齢者福祉課長 家族介護教室でありますけれども、これまでに今年度、8回開催させていただいているところです。だんだんと男性の介護者がふえていく中で、議会でも御質問いただいたように、今まで家庭の中で家族の介護をしていらっしゃらなかった男性たちが、介護で大変苦労しているという実態があることを把握しております。  来年度は、高齢者支援計画の策定年でありますし、それから高齢者支援計画は介護保険事業計画と高齢者保健福祉計画が合体した計画であります。今後、平成26年度には、市民アンケートの調査を2,000人規模でやっていきます。それから、もう既に介護保険のサービスを使っていらっしゃる方、それから使っていらっしゃらない方の調査は済んでおります。それから、策定のための市民委員会も立ち上がってまいりますので、そういった市民の意見を聞きながら、また9つの包括支援センターの中では家族に対する支援もやっておりますので、その包括からの現状、それから課題も受けながら、平成26年度に策定する事業の中に、さらに充実して強化した事業としていきたいと考えております。 44: ◯佐藤委員長 佐野委員。 45: ◯佐野委員 私も自分自身も男性ですので、男性介護者の実態について調査してみますと、全国的に見て育児休業取得者と比較対照した場合についても、男性の占める割合は2%だそうですが、介護者に占める男女比は1対2と非常に多くなっている。イクメンよりもかなり多いというのを確認しています。どれだけ男性介護者の増加が実態として進んでいるか、それから対策が急務かは数字から見てわかるものだと、先ほど課長のおっしゃっていたとおりだと思うんですけれども、既に男性も約4割を占めているということですので、男性介護者は、要介護者に対して心配されることは、虐待とか痛ましい事件を起こす。女性より勘弁が足らぬ部分が男性としてはあると思うんですが、この率が多いと聞いております。  また、介護離職による困窮化というのも非常に多い実態が浮き彫りとなっておりますので、心配をもう一つしているのは、本市職員においても、もし介護されるような人がいる場合については、仕事の効率や健康を考えた場合、職員の男性介護者実態も詳細調査をしておく必要があるかなと思っております。  以上、要望で終わります。以上です。ありがとうございました。 46: ◯佐藤委員長 山中委員。 47: ◯山中委員 きょうは簡潔に終わらせるようにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  4点質問したいと思います。1点目が民生委員関係、2点目が子ども・子育て支援事業について、3点目が水ぼうそうについて、4点目が生きがい対策事業についてお伺いいたします。  まず最初に、民生委員関係についてお伺いいたします。昨年、民生委員が新たに447名の方が任命されましたが、まずこの447名の数が公費として妥当なものなのかどうかという妥当性について、平成26年度、3年間民生委員さんが包括ケアセンター、包括ケアシステムを構築する中で、447名という数字が今後妥当性があるものなのどうかということをまず1点お伺いしたいと思います。 48: ◯清水(仁)副委員長 内藤総務課長。 49: ◯内藤総務課長 委員おっしゃるとおり、昨年12月の改選で447名ということになりました。それまでは442名だったんですが、山梨県と協議する中、5名の増員を獲得することができ、現在、447名という民生委員・児童委員さんを確保することができているところです。この数について妥当かということなんですが、国のほうで基準がございまして、170世帯から360世帯、10万人を超える市につきましては、そちらのほうの基準内に入っておりますので、これにつきましては妥当であるということで考えております。  以上です。 50: ◯清水(仁)副委員長 山中委員。 51: ◯山中委員 ありがとうございます。  国の方の基準等があるということなんですが、ただ、市町村によって民生委員さんの活動が盛んであったり等、いろいろあると聞いております。厚生労働省の社会福祉業務報告によりますと、人口10万人当たりの民生委員数というのは、全国平均で175.92人ということで、甲府市で言うと447人ということで、10万人当たりで220人ぐらいですかね。非常に多くの数の民生委員さんが活動していらっしゃるということを把握しているんですが、その中で民生委員さんの1人当たりの年間活動日数にすると、どのぐらいになるものなのか。 52: ◯清水(仁)副委員長 内藤総務課長。 53: ◯内藤総務課長 まず、先ほどの10万人当たり170世帯から360世帯ということで私、お答えしたんですが、甲府市につきましては200世帯に1人という数になっております。これについては、当然妥当な数字であるということをちょっと補足で話させていただきます。  次に、10万人当たりの委員数ですが、これは全国平均値で176人ほどという数字が出ておりまして、甲府市におきましては10万人当たりの委員数が228人という数字が出ておりますので、これにつきましては全国平均よりもかなり高い数字ということでございます。  活動日数でございますが、全国平均で130日くらいということで出ておりまして、甲府市につきましては142.49日という数字ですから、全国平均よりも活動日数につきましては若干多いという状況でございます。 54: ◯清水(仁)副委員長 山中委員。 55: ◯山中委員 ありがとうございます。甲府市においては、本当に多くの数の民生委員さんが活動されていて、ただ年間の活動日数で言うと、それでもまだ多くの活動をされているという現状でありますので、今後、甲府市の地域包括ケアセンターの構築に向けて、民生委員さんのさらなる手厚い施策を検討していただきたいと思います。  以上で民生委員活動費については終わります。  次に、子ども・子育て新制度についてお伺いいたします。先日、子ども・子育て会議第2回が行われて、私も傍聴に伺わせていただきましたが、平成26年度のタイムスケジュールといいますか、決めていかなければならないことがありますね。本当に子ども・子育てに関して制度が平成27年度からすごく大きく変わる事に向けて、いろいろなことを決めていかなきゃいけないこと、甲府市としては本当に大変だなと感じるんですが、そこで、タイムスケジュールというのはどのようになっているのか、お伺いいたします。 56: ◯清水(仁)副委員長 林本児童保育課長。 57: ◯林本児童保育課長 甲府市子ども・子育て支援事業計画策定に向けてのスケジュールですが、今年度、ニーズ調査をしたところでございます。それに基づいて、まだ山梨県のほうから通知が来ていないんですが、実際の量の見込みを3月ないしは4月に国のマニュアルに基づいて算定します。その後、4月から9月にかけて、教育、保育、地域子ども・子育て支援事業の確保方策等を検討し、甲府市子ども・子育て支援事業計画案を策定いたします。その甲府市子ども・子育て支援事業計画案に基づき、認可・確認等の事前準備を10月から2月にいたしまして、確定した甲府市子ども・子育て支援事業計画を山梨県に3月に提出します。それで、新年度、4月から新たな事業を開始するというスケジュールになっております。  以上です。 58: ◯清水(仁)副委員長 山中委員。 59: ◯山中委員 ありがとうございます。  この前の子ども・子育て会議においては、保育の必要性における就労時間の下限を早々に決めなければならないと言っていたのですが、甲府市で言うと、現行の「保育に欠ける」条件の一つとして80時間以上働いているということだと思うんですけれども、国の制度で早々に決めなきゃいけないのは、48時間から64時間に変えなければならないということ。これから会議で決めると思うんですが、それについて、80時間から64時間に変わることの影響というのは、アンケート調査結果を見てどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 60: ◯清水(仁)副委員長 林本児童保育課長。 61: ◯林本児童保育課長 80時間というのは、現在、本市が保育所に入所できる基準として設定しているものですが、おおむね4時間の勤務で週5日ということが基準になっております。64時間というのは、1日4時間で週4日勤務、48時間というのは、1日4時間で週3日勤務というものが時間に対するわかりやすい概念だと思います。  それに基づきまして、今回、行ったニーズ調査の中では、約56%が就労している母親である。半分程度が就労している。そのうちフルタイムとそれ以外の者の割合も約半々という状況の中では、週3日とか、余り短いサイクルの就労の者の保育の基準というのは、現在、甲府市の状況ではないのかなと考えております。  影響なんですが、80時間を64時間あるいは48時間に下げるということは、保育所への入所の希望者がかなりふえる。現在、幼稚園に行っていらっしゃる方も保育所のほうに希望を出してくる可能性があるということで、それも現状の中では幼稚園の部分を保育所にするという必要性は、担当としては余り感じていないというところでございます。  以上です。 62: ◯清水(仁)副委員長 山中委員。 63: ◯山中委員 ありがとうございます。  よく一般的に待機児童等がある市町村、横浜市とかさいたま市とか仙台市、川崎市、名古屋市、京都市、神戸市等ありますけれども、それは今でも64時間の下限で子ども・子育て会議で決めるので、時間は変わらないわけです。甲府市では80時間から64時間に変えなければならないということと、保育所の入所率が今112%ぐらいですので、幼稚園の入所率は60%程度なので、単純に考えれば保育所の入所率が幼稚園のほうに移ってくれれば、もしいっぱいになった場合、いいのかなと思うんです。ただ、そこに移らない可能性もあるわけですね。それはどういうことかという、この前の委員会等でも話がありましたけれども、保育士さんが確保できない等も出てくることもありますので、今後の平成26年度の施策ですから、委員会の中で幼稚園の先生が心配されていたことでもありますので、しっかりとした対応を今後もお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  保育所については以上であります。  次に、水ぼうそうが今年度から無料接種になるという。 64: ◯清水(仁)副委員長 それは山中委員、款が違う。 65: ◯山中委員 ごめんなさい。  あと、生きがい対策について、お伺いいたします。いきいきサロンについてお伺いいたします。今年度、10月で切れるということだったんですが、半年間延長ということになるかと思うんですが、いろいろな方から、半年延長になりました。その先はどうなるんだということをよく聞かれるものですから、平成26年度中、いつに延長するのかどうかということを、どうなるのかを教えていただきたいと思います。 66: ◯清水(仁)副委員長 手塚高齢者福祉課長。 67: ◯手塚高齢者福祉課長 常任委員会のほうでも御質問いただきまして、お答えさせていただいたところですけれども、平成26年度につきましては通年で助成していくということで予算上程させていただいております。平成27年度以降、どうするのかということになってくるわけでありますけれども、先ほども申し上げましたけれども、高齢者支援計画策定の年に当たりますので、いきいきサロンの事業というのは、地域住民が大変主体となっていただいている互助の活動と位置づけておりますので、総合的な部分で市民アンケートを行いながら、高齢者支援計画の中で見直すということを考えております。  以上です。 68: ◯清水(仁)副委員長 山中委員。 69: ◯山中委員 いきいきサロンなんですが、甲府市の設置率は20%程度ですね。ですから、いきいきサロンの効果というのはまだ出ていないかと思いますので、甲府市社会福祉協議会の方々からすごく言われますので、早目の結論をぜひ出していただきたいと思います。要望です。  以上で終わります。 70: ◯清水(仁)副委員長 次に質疑ありますか。  石原(秀)委員。 71: ◯石原(秀)委員 では、質問させていただきます。  平成26年度においては、計画期間が平成22年度から平成26年度となっている本市の保健福祉施策の総合的な計画である第二次健やかいきいき甲府プランが計画を構成するそれぞれの施策、見直しということ。そして、次期計画を策定することになっております。そこで、高齢者支援計画の見直しについて、ちょうど課長さん、お座りいただいていますので、高齢者支援計画の見直しについて、現時点で平成26年度、こういうところを中心に見直しをしていきたい、もしくはどういう方法でその高齢者支援計画の見直しをしていくのか、その辺、基本的なところをお示しいただきたいと思います。 72: ◯清水(仁)副委員長 手塚高齢者福祉課長。 73: ◯手塚高齢者福祉課長 来年度、高齢者支援計画の策定年でありまして、高齢者支援計画は介護保険事業計画と高齢者保健福祉計画が合体した計画になっております。それで、介護保険制度が大きく変わるわけです。国のほうでも、地域医療と包括ケアの計画だと位置づけられているとおりに、在宅医療と介護の連携の推進を、さらに今年度、もの忘れ相談体制を整備させていただいておりますけれども、さらに平成26年4月からは甲府市医師会に在宅医療の相談室の設置が予定されておりますので、そちらとの連携がさらに強まってまいります。  それから、認知症の施策。  それから、生活支援サービスの充実強化という部分も、これまでの生活福祉サービスとして事業を続けてきているものがありますけれども、今度新たに介護保険の事業計画の中で国が方向を示されたものと、どういうふうな整合性を持ちながら事業を推進していくのかという点で、そこがポイントになるかなと思います。介護保険の制度が大きく変わって、予防給付のところが介護保険特別会計の地域支援事業にもなってまいりますので、そちらのほうで大きく制度改正、そして今後、3年間の高齢者支援計画を立てていくというところでは、これまでの高齢者支援計画に増して、今度大きな転換期を迎えている高齢者支援計画だなと考えております。  以上です。 74: ◯清水(仁)副委員長 石原(秀)委員。 75: ◯石原(秀)委員 ありがとうございます。  今、介護保険関係とか、連携をとりながらという話。あわせて、甲府市医師会とも連携をとる。この前、一般質問させていただいた中で、もの忘れ相談体制。だんだん一歩一歩だけれども、高齢者の皆さんに対してのサービス提供がすごく広がってきているなと考えています。御努力に感謝申し上げます。  その中で、先ほど来、佐野委員も山中委員も質問しておりますけれども、地域包括ケア体制。特に拠点となる地域包括支援センター、市内に9カ所ございますが、伺うことによりますと、その地域ごとによって、その地域包括支援センターによって格差が、すごく熱心に地域の相談に乗って、ちゃんと歩いてくれて、こういうサービスがありますよという話まで丁寧にしてくれる地域包括支援センターさんもあれば、もしくはどこということは言えないけれども、あるところではそこまで丁寧なサービスというか、相談体制になっていないところがあるように伺っています。それが、市内9カ所ある地域包括支援センターがなるべく平らになるような、そういうことを求めるんですが、それに対して当局としてはどういう体制でやっていくのか、その辺のお考えをお示しいただきたいと思います。 76: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 77: ◯手塚高齢者福祉課長 平成18年から地域包括支援センターが設置されまして、甲府市の場合には全て委託ということで進めさせていただいております。高齢者人口、大体5,000人に1カ所という規模です。甲府市の地理的なものが南北に長いという問題もありますし、それから住民性というような問題もあります。中心部と北や南では、介護力も違ったりというものもあります。それから、住民同士のつながりということでも、その強みとか弱みというものがあると思います。ですので、その特性を生かしたネットワークづくりということを強めていこうと思っています。  それから、地域包括支援センターのほうでは双方に評価を。地域包括支援センターでも評価していますし、我々のほうも委託する側でも評価しています。ですので、評価基準がありまして、その基準に基づいて、9つがばらばらにならないような一定の方向性を示しながら、その評価をさせていただく中で、こちらはすごく相談に乗るけれども、こちらはということがないような総合的なことを全体が進めていくような支援をさせていただいて、指導をしております。 78: ◯佐藤委員長 石原(秀)委員。 79: ◯石原(秀)委員 ありがとうございます。今、課長さんの御答弁ありましたように、格差がないように、ぜひその辺は当局としても指導していただきたい。これは要望しておきます。  次に、先ほど山田(弘)委員からも質問がありましたが、甲府市障害者基幹相談支援センターについて質問させていただきたいと思います。平成26年4月1日に開設ということでありますが、この前、一般質問でもその件、質問させていただいております。さらに、先ほどの山田(弘)委員の質問より、もう一歩掘り下げてお伺いしたいと思いますが、6人の人員配置でやるという話が先ほどの答弁でわかりました。理解しました。例えば身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を交付されている皆さんがいますけれども、この6人の体制の中で、大きく分けてその3つの相談件数はどのぐらいを想定して、その6人のうち、例えば身体障害者に対しては何人がというふうに。先ほど社会福祉士が3人いるという話もありましたけれども、どのぐらいの相談件数を見込んで、その6人体制でやっていくのか、その辺をお示しいただきたいと思います。 80: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 81: ◯石原障害福祉課長 今年度まで、市内4事業所の相談事業所があったわけですけれども、平成24年度の4事業所の実績ですが、実人数が763人、相談件数が1万6,276件ありました。それは平成24年度の実績ですけれども、1事業所の人員体制、委託料を600万円出しているわけです。その根拠は、主に人件費ですが、1.2人という計算であります。つきましては、4事業所で4.8人ということですから、今度、甲府市障害者基幹相談支援センターを6人体制で実施するということですと、余裕ができますし、なおかつ社会福祉士の資格を持っている方、複数持っている方もおるわけですけれども、協議の中で難しいような事例についても、その中で十分できるということで、その体制については十分強化されたと考えております。  以上です。 82: ◯佐藤委員長 石原(秀)委員。 83: ◯石原(秀)委員 今の実数で、平成24年度の相談件数、4事業所で1万6,276件という数字をいただきました。その4事業所が今度なくなってというか、連絡的なことはやってくれる、コーディネーター的なことも少しはやってくれるんだろうけれども、今度は甲府市障害者基幹相談支援センターにおいて6人で1万6,276件を十分こなしていけるのかなというところ、私はわからないんだけれども、もう一度、大丈夫です、十分可能ですというところの根拠をお示しいただきたいんです。 84: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 85: ◯石原障害福祉課長 1つは、先ほどいいましたが、4.8人で1万6,000件強対応していたような実績。なおかつ、現在、4事業所から引き継ぎをしているわけですが、さまざまな状況があります。簡易な事例とか難しい事例等々ありまして、その引き継ぎの中で、これは甲府市障害者基幹相談支援センターのほうでやってもらいたいという事例が380件ということで、今、いただいております。つきましては、平成24年度の763人ということですので、簡易な相談で十分対応できるということがありますので、そういうことに基づきまして6人の体制で十分対応できると考えております。  以上です。 86: ◯佐藤委員長 石原(秀)委員。 87: ◯石原(秀)委員 わかりました。当然相談の中には、重い軽いと言っちゃ失礼ですけれども、格差、内容が違うことは当然考えられることですけれども、甲府市障害者基幹相談支援センターということでありますから、その機能を十分果たしていただけるようなことを、これは甲府市障害者基幹相談支援センターに限らずだと思います。行政全てにおいてそうだと思いますが、プラン・ドゥー・チェック・アクションですね。必ずどこかで検証してもらって、それで何が足りないのかということを、1年を通してじゃなくて、3カ月とか、そういうスパンでそういうことをやってもらいたいなということを思います。そこは提案というか、要望させていただきます。ぜひ障害者の皆さんの頼りになる甲府市障害者基幹相談支援センターであることを希望いたします。よろしくお願いいたします。  それと、先ほどの甲府市子ども・子育て支援事業。これは、先ほど佐野委員、山中委員のほうからもありました。これは、しようかと思ったけれども、省きます。  次に、最後になりますけれども、これは昨年の予算特別委員会でも質問させていただいております。長沢委員も一緒にやられたんですけれども、山梨県立特別支援学校を災害時の福祉避難所にしたらどうだという話をしました。そのときは、山梨県教育委員会、そして山梨県の障害福祉課と協議中でありますという御答弁をいただいております。平成25年が終わります。平成26年度に入りますけれども、その辺についての進捗状況を御報告願いたいと思いますが、お願いします。 88: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 89: ◯石原障害福祉課長 山梨県立特別支援学校等がありますが、昨年の状況ですけれども、山梨県のほうとも協議して、山梨県の考え方としては、甲府市から福祉避難所という説明を受けてどうですかという話をしたんですけれども、山梨県のほうは甲府市だけじゃなくて全体を見ながらという考え方の中で、設置については、現在、それについて山梨県のほうから回答をいただいていない状況でありますが、山梨県立特別支援学校につきましては、施設はバリアフリー化されていまして、障害者にとっては大変取り入れやすいのですけれども、そこへ行く介護をするヘルパーさんのほうが、その協議の中でもそこが一番大きな問題、課題となりまして、甲府市としましてはヘルパーさんにそこへ行ってもらうような事業所との協議・協定を進めていまして、もしそういうものができたら、そこに派遣できるということで、今年度、甲府市社会福祉協議会と協定を結びまして、ヘルパーさん派遣については対応しているような状況であります。  以上です。 90: ◯佐藤委員長 石原(秀)委員。 91: ◯石原(秀)委員 ありがとうございます。  私、御父兄の皆さんと話す機会がこの前ありまして、直接お話をいただきました。この前の雪のときにもそうだったけれども、施設にお世話になっている、通所している方がそこから雪で家に帰れなかったという事例もあったようです。今、災害時のことを申し上げたんだけれども、同様だと思うんです。そこから家に帰れなかった場合、一番なれた場所、自宅か、もしくは通所している場所が障害者の皆さん、精神的にも一番安定すると思うんですね。  そういう意味で言うと、前回の繰り返しになりますが、長沢委員からも以前質問もあったけれども、私もそれは本当に思うんですね。ぜひそこはどんどん話を進めていただきたいなと思います。人員的なこと、体制が問題だ、ネックになっているという話は、たしか去年の予算特別委員会、平成25年度の予算特別委員会のときも同様の御答弁をいただいておりました。甲府市社会福祉協議会と協定を結ばれたということを、今、伺いましたので、それをさらにもっと深めていただいて、弱者の皆さんの味方になれるような場所の御提供をぜひお願いしたいということを、もう一度、平成26年度に向かっても要望させていただきますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
     以上で終わります。 92: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。  内藤委員。 93: ◯内藤委員 障害福祉課、引き続きお願いいたします。  相談体制の整備ということで、先ほど来話が出ておりますけれども、相談してもニーズに応えられるサービスがないというのが一番の大きな問題だと思います。そこで、今、障害者当事者、家族の皆さん方からいろいろ寄せられているニーズの中で、どんなサービスが今、足りないのか、把握しているのか、平成26年度はどんなふうに応えていこうとしているのか、まずお願いします。 94: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 95: ◯石原障害福祉課長 障害者からの意見の吸い上げにつきましては、障害福祉課が窓口業務を持っている中で、その中で吸い上げる。また、先ほどちょっと言いました地域自立支援協議会、それはさまざまな障害福祉事業所、また保護者の代表の中でいただいているわけです。相談に関しては、地域自立支援協議会の中で平成23年度からやって、平成24年度は議論が進んだところですが、それを踏まえまして、来年度から甲府市障害者基幹相談支援センター、新たな相談支援体制ということで対応しております。  あと、障害福祉サービスにつきましては、例えば補装具は視覚障害者等から、バームソナー等々の意見をいただいているような状況です。  また、この間、常任委員会でもお話が出ましたけれども、災害時におけるあんしん情報セットということで、御要望をいただいております。それにつきましては、現在、災害重点的要援護者登録をしたときにそれをお渡ししているわけですが、平成26年度でそういうことではなくて、必要な方に渡せるような対応を検討してまいりたいと思っております。  以上です。 96: ◯佐藤委員長 内藤委員。 97: ◯内藤委員 今、幾つか補装具ですとか、災害時の対策とか出ましたけれども、外出支援、グループホーム、地域生活支援、この辺が大分ニーズに応えられていない部分だと思います。往々にして、相談しても、相談された相談員の方が一緒に困ってしまうというケースもあります。ぜひ人数を把握していただいて対応していただきたいのと。  もし、平成26年度、何か事業化を考えているようでしたらお答えいただきたいんですが、いかがでしょうか。 98: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 99: ◯石原障害福祉課長 平成26年度につきましては、私ども障害福祉の施策に当たりまして、大きな計画でございます甲府市障害者福祉計画の策定年度であります。それに当たりまして、障害者の方等々からアンケートをいただく中で、それを踏まえて施策のほうに反映していきたいと考えています。  以上です。 100: ◯佐藤委員長 内藤委員。 101: ◯内藤委員 それでは、相談しても、その先のサービスがないという事態が少しでも解消されるように、また頑張っていただきたいと思います。  引き続きまして、項が幾つかわたりますけれども、3款の中で奨励的補助金につきましては、平成24年度、平成25年度、平成26年度の3年かけて、それぞれ補助金の削減ということを行ってきました。平成24年度、老人クラブ運営費補助金の削減、障害福祉関係では8団体に対して、それぞれ補助金の削減が行われました。平成24年に一遍にやってしまったものもあれば、平成24年度、平成25年度、平成26年度と3カ年かけて少しずつ減らしていくという項目もあります。この平成26年度で言えば、そういった補助金関係の削減、どのようなところにあらわれているでしょうか。 102: ◯佐藤委員長 内藤総務課長。 103: ◯内藤総務課長 補助金につきましては、平成23年度、平成24年度、平成25年度でまず一次の見直しがございまして、その中で奨励的部分につきましては削減しているという状況がございます。失礼いたしました。平成24年度、平成25年度、平成26年度の3カ年で見直しをしているという状況で、全体的に奨励的なものにつきましては、補助金額が落ちてきているという状況でございます。その他、奨励的でない通常の運営費補助金とか、そういうものにつきましては、事業運営に支障がないようにということで、内容精査の上、補助を出しているというところでございます。平成26年度の予算につきましては、奨励的な補助あるいは運営費補助等々含めまして、全体で5,000万円ほどの補助金が削減といいますか、予算措置上は減額となっております。  細かい中身につきましては、民間保育所の整備費に対する補助金が1億2,000万円ほど減りましたり、済みません、今のは整備につきましての補助金ですが、そういったものが大きく減っているというところもございますし、あるいはそのほか病児・病後児保育についての補助金がふえているとか、全体的には奨励的なものにつきましては減っているんですが、今、挙げました運営費補助であるとか整備にかかわるものにつきましては、そちらでふえているという状況でございます。 104: ◯清水(仁)副委員長 内藤委員。 105: ◯内藤委員 では、奨励的補助金の削減5,000万円という数字も出ましたけれども、幾つかこんなところを減らしましたというのを挙げていただけますか。 106: ◯清水(仁)副委員長 内藤総務課長。 107: ◯内藤総務課長 数点挙げさせていただきますけれども、まず老人クラブ運営費補助、私立幼稚園教職員研修費補助、私立幼稚園保育補助。 108: ◯清水(仁)副委員長 幾つかだから、全部じゃなくてもいいじゃないですか。内藤委員。 109: ◯内藤委員 じゃ、また後ほど資料請求させていただきますので、この場は結構です。ちなみに、老人クラブ運営費補助は平成24年度ですね。課長さんがうんと言いました。では、この問題は終わります。  次に、人権推進事業費、3款1項1目ですけれども、前年度に比べて20万4,000円の増額、これの内容は何でしょうか。 110: ◯清水(仁)副委員長 碓井人権男女参画課長。 111: ◯碓井人権男女参画課長 この増額分につきましては、消費税のアップ分と消耗品の若干のアップ分になっております。  以上でございます。 112: ◯清水(仁)副委員長 内藤委員。 113: ◯内藤委員 ありがとうございました。それでは、事業としては平成25年、前年並みという理解でよろしいですか。 114: ◯清水(仁)副委員長 碓井人権男女参画課長。 115: ◯碓井人権男女参画課長 事業としては、全く同じでございます。 116: ◯清水(仁)副委員長 内藤委員。 117: ◯内藤委員 では、最後に高齢者福祉計画についてです。先ほど来、話が出ております介護保険予防給付の地域支援事業への移行という大きな仕事が出てきております。そこで、2款の定数管理のところで保健師さんの配置の問題を聞きました。保健師さんの配置については、直接は4款ですけれども、3款のこれから高齢者地域支援事業を行っていくに当たっての人員配置、その辺の体制をお聞きしたいと思うんですけれども、地域支援事業に移行するに当たって、地域で介護する力の発掘・養成というのが平成26年度、大きな仕事になってくると思います。そこでの保健師さんあるいは社会福祉士さんの役割というのは非常に大きくなると思います。保健師さんと言っても、健康衛生課、福祉、地域包括と配置されておりますけれども、主にこういった地域資源の発掘・養成というのは、どの部分が担っていくのでしょうか。 118: ◯清水(仁)副委員長 手塚高齢者福祉課長。 119: ◯手塚高齢者福祉課長 地域資源の発掘ということですけれども、今、地域包括ケア体制を進めております。平成24年度に構築の方針を立てまして、その地域包括ケア体制の中核機関となりますのは地域包括支援センターということで、地域包括支援センターの中には3職種、主任ケアマネージャー、保健師、社会福祉士という職種がおりまして、1地域包括支援センターに4人、5人、多いところでは6人という体制の中でさせていただいているところです。そこのところは、各地区ごとに地域包括支援センターが担当しておりますので、そこで地域資源の発掘というところでは担っている部分が多いですし、またこちらの高齢者福祉課のほうにも、保健師、社会福祉士の職員がおりますので、そこと連携しながら現状も進めていますし、今後も進めていくということです。  以上です。 120: ◯清水(仁)副委員長 内藤委員。 121: ◯内藤委員 お聞きしたいのは、今の体制でそのままやっていけるのだろうかという不安があります。厚生労働省自身が今回の地域支援事業への移行に伴って、大変事務量がふえていくということを言っております。例えば地域支援事業の充実として、具体的には在宅医療・介護の連携の推進、認知症施策の推進、地域ケア会議の推進、生活支援サービスの充実強化と。これは全て保健師さんに関係するところですよね。ということで、地域包括で保健師さんが頑張るのか、それとも高齢者福祉の部門でも増員ということが必要になってくるのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 122: ◯清水(仁)副委員長 手塚高齢者福祉課長。 123: ◯手塚高齢者福祉課長 来年度、策定年の中で介護保険事業計画が策定されていきます。議員さんもおっしゃったように、今後は認知症のケアパスとか、初期集中支援チームの設置とか、認知症の地域支援推進員という部分で保健師さんが担う部分というのは確かに大きくなっていくと思います。ただ、そういった初期集中支援チームとか地域支援推進員の設置を地域包括支援センターに置くのか、それとも甲府市の直営でやっていくのかということも含めまして、あるいはどこか委託するということも選択肢の一つになろうかと思いますので、そういった部分を総合的に見ながら人員の配置というのも考えていかなければならないと考えています。  以上です。 124: ◯内藤委員 終わります。 125: ◯清水(仁)副委員長 ほかに。  斉藤委員。 126: ◯斉藤委員 生活保護の関係について質問いたします。ひとり暮らしや閉じこもりの高齢者の人たちに声かけをするなど、いわば孤独感といった点についての不安解消という点では大きな役割を果たしているということで、これについて今後も支援が必要だという認識の中で、そういう考えの上に立って通年助成をするということについては、厳しい財政の中でこれだけのことをやったことについて、大いに評価していきたいと思うんです。  そこで質問いたしますけれども、今、29地区113カ所でいきいきサロンの事業をやっているんですけれども、平成26年度にまたさらに幾つふえるという見通しを立てているのか、あるいは当局としては何カ所を目標として考えているのか、この辺について、まずお聞きしたい。 127: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 128: ◯手塚高齢者福祉課長 現在113カ所に設置されています。1年に大体20カ所から21カ所ぐらい新設されていくわけです。今までいきいきサロンの必要性があったり、立ち上げやすいところはどんどん立ち上がってきたわけですけれども、今後はさらに、例えば老人クラブの組織があったり、ほかに支え手があるようなところはなかなか推進ができないということも考えられますので、さらにこのいきいきサロンの効果、いきいきサロンによって高齢者の方々が孤独感の解消とか不安感の解消が図られているという実態を、昨年も113カ所のうち20カ所ですけれども、実態調査させていただいて、現に歩かせていただいてお話も聞いてまいりましたので、さらに進めていかれるような、新規にも立ち上がっていかれるように、そしてまた運営もできるような方向を考えていきたいと思っています。  それから、計画地ですけれども、平成26年度末で200カ所と計画は書かれています。  以上です。 129: ◯佐藤委員長 斉藤委員。 130: ◯斉藤委員 今、聞いた中では、ことし、平成26年度に20カ所ぐらいふえる。最終的には200カ所というお話でありましたけれども、ぜひこれらのことについての今後の推移を十分把握しながら、しっかりした運営資金として助成できるように、ぜひ努力をしていただきたい。このことを要望しておきたいと思います。  次に生活保護の関係ですが、生活保護についてはほぼ47億円の金額が来年の予算の中では計上されていますね。数字的には、1人当たりの担当世帯数からしても、平成20年から比べれば保護世帯数というのは倍とは言えないけれども、ほとんどそれに近いほどの世帯数にふえてきています。今年度、ケースワーカーが26人でありますけれども、その担当が81.5人、平成26年度には82.4人になりますけれども、今後さらにそれに対応するケースワーカーをふやす考えはあるんですか。 131: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 132: ◯望月生活福祉課長 ただいま御質問がありましたとおり、現在、直近で2月でいきますと、1人当たり82.4世帯の受け持ちをさせていただいているところでございます。平成26年度におきましても世帯の増加が見込まれるところがございますので、増員要求をしているところでございます。  以上です。 133: ◯佐藤委員長 斉藤委員。 134: ◯斉藤委員 いろいろな状況があるだろうと思いますけれども、これらのことについて、そういう世帯に十分行き届いたあれができるような体制というのはとっていくべきだと思いますし、それに伴う人的な体制というのはぜひとっていただきたい。このことをお願いしておきたいと思います。  それから、内容を見ますと、ゼロ歳から19歳のことについてはわかりますけれども、20歳から50歳代という年の方が非常に多いんです。そういう点について、これらの人たちは、病気がちであるとか障害者というものを抱えておる世帯なのか、この辺の内容はどういうふうに把握されているのですか。 135: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 136: ◯望月生活福祉課長 やはり直近、2月の世帯で見ますと、一番多いのは高齢者世帯となっております。次に、言われるように障害をお持ちになっている方々の世帯が2番目に多くなっておりまして、それに続きまして、病気、けが等の傷病者世帯という形になっております。これらの方々につきましては、当然高齢の方たちが半数の世帯を占めておることもございます。今、言う、障害をお持ちの方、それから病気、けがをお持ちの方もいらっしゃいますけれども、そういった方々につきましては、まずは健康体になっていただけるような支援に取り組みまして、それからその状態から上向くようであれば、当然年齢でも働けない方もいらっしゃいますけれども、年齢の中で働ける方がおりましたらば、その人の就労意欲等々を確認する中で、生活保護脱却に向けての支援も引き続き行ってまいりたいと思っております。  以上です。 137: ◯佐藤委員長 斉藤委員。 138: ◯斉藤委員 なぜ私が聞いたかというと、先ほども言ったんですけれども、これについては行き届いた、その人の身の回りというのは考えていくべきだということとあわせて、要するに、もう健康に近いほどになってきたと、あるいは普通の状態で働けるんじゃないかというような人は、積極的に就職活動のことについての相談も展開していく必要があるだろうと思うがゆえに、先ほども言ったんですが。  というのは、確かに数字的には高齢者が多いけれども、この人たちの数というのは、平成20年ぐらいと比べると、ほとんど倍近くふえているんです。確かに高齢者もふえているけれども、その倍にはふえていませんよ。だけれども、こういう人たちの年齢構成を考えてみると、倍近くふえているということについて、その辺の動向というのは十分見て、そして的確な指導と的確な対応をしていく必要があるのかなと考えますので、その辺について、もう一度その状況等を含めて御説明いただきたい、こう思います。 139: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 140: ◯望月生活福祉課長 確かに、それぞれの世帯の状況に応じまして、支援の方法は異なってくることはございますけれども、生活保護の基本的な考え方でございます、真に支援が必要な方につきましては、確実に保護を行っていくというものを基本的な考えとして捉える中で、いろいろな実情に応じた支援を今後も行ってまいりたいと考えております。  以上です。 141: ◯佐藤委員長 斉藤委員。 142: ◯斉藤委員 この47億円という数字は、非常に私は驚いたんですが、今後のことについても、積極的にそういう人たちの動向というのを十分見ながら、また考えてやりながら、ぜひ的確な対応をしていただくことを強く要望して終わります。 143: ◯佐藤委員長 ほかにございませんか。  森沢委員。 144: ◯森沢委員 関連して、私は同じ生活保護で1つ提案したいと思います。というのは、確かに47億円という、この数字を見て、私もけさ驚いた1人です。今、課長のおっしゃっている中で、いろいろな意味での更生というのは失礼ですが、例えば病気や何かの方が治療して治っていく段階というのを把握していれば、これを減らすことがあるいはできるかもしれない。ところが、1人の職員が80人以上持っている。とても追跡調査ができるわけがないですね。  そこで、提案ですが、私は追跡調査を職員がやって、トラブルや何かがあると大変危険です。そこで、これは多少費用がかかりますが、警察を退職した方でも2名ほど臨時で雇って、とかくのうわさのある方だけでも結構ですから、そういう方を追跡調査して、是正できるものなら是正していったらどうかということを提案させていただきます。検討してみてください。  以上です。 145: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。  兵道委員。 146: ◯兵道委員 3目の身体障害者福祉費の重度心身障害者の医療費助成事業について、お伺いしたいと思います。先般の条例審査でも、11月1日から自動還付方式が正式に決定していくということです。本予算で、11月1日以降は若干支払とかのシステムが変わるわけですけれども、私もこの変更が発表されたときから、一つの懸念といいますか、そういうものを持っておりまして、それを払拭するために、この制度変更に伴って、ちょっと御要望したいということもありまして、今回、取り上げさせていただきます。  まず、7億6,900万円強ですね。これは、従来ですと国民健康保険団体連合会とか社会保険の支払い基準から、医療機関に直接助成金を支払って、甲府市から国民健康保険団体連合会とかにお金を渡す、こんなようなやり方でいったかと思います。これは、この認識でよろしいでしょうか。 147: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 148: ◯石原障害福祉課長 そのとおりです。 149: ◯佐藤委員長 兵道委員。 150: ◯兵道委員 ありがとうございました。  そして、11月1日以降は、対象者の指定口座に振り込まれるんですね。それは、これまでと同じように、国民健康保険団体連合会とか社会保険から直接指定口座に支払われる、このようなシステムなんでしょうか。その辺、ちょっと確認したいです。 151: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 152: ◯石原障害福祉課長 国民健康保険団体連合会のほうから医療費にかかわる情報がありまして、その金額は市から受給者の口座へ振り込むという形です。  以上です。 153: ◯佐藤委員長 兵道委員。 154: ◯兵道委員 ありがとうございました。直接、甲府市から受給者の口座に振り込まれると、このようなことを理解いたしました。  今回のシステムの変更によりまして、従来は対象となる受給者、障害者の方が直接医療機関の窓口へ行って診療を受ける。基本的にお金を持たずに行けたわけです。今回、11月以降は、診察代、お金を携えて受診して支払って帰ってくる。そして、そのかかった医療費が口座に振り込まれて、今度はその口座から障害者、対象者の方々が口座から引き落とすという2つが障害者にとって金銭にかかわる事務といいますか、そういうものがふえたということなんです。  私は、一番心配しているのは、例えば重度の障害者の方々、特に知的障害の方あるいは精神障害の方。こういった方々は、金銭管理というのができるかどうかが日常生活の大きな鍵を握っている。これまでもいろいろな例から私も経験しているわけなんですけれども、こうした金銭管理がしっかりとできる方であれば、窓口へ行ってお金を払って、次の受診でお金がないから自分の口座から引き落として、それでまた医療を受診するという繰り返しがきちんとできるかと思うんですが、こういったことが、中にはちょっと難しいような方もいらっしゃるんではないかと思っているところです。  11月まで若干の時間がありますので、こうした受給者がスムーズに受診ができるような一つのサポート的なことも視野に入れる必要があるんではないかなと、こう思うのですが、その辺のことについてどういうお考えをお持ちか、お伺いしたいということです。 155: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 156: ◯石原障害福祉課長 委員さんがおっしゃったとおり、そういう方があるわけです。ほとんどの方は保護者と一緒に受診するわけですが、今、言った医療窓口でのそういったことも想定はされます。それにつきましては、これまで山梨県とのワーキング等のグループの中で、山梨県のほうでも協議の中で話し合いました。そして、山梨県のほうで、医療機関については、窓口の支払い、その他の事務については、受診者に対して十分考慮していただくようなことを申し入れてありまして、今、言った事例についても、こういうことがあるからということで、協議の中で医療機関のほうには十分申し入れた、そのような状況です。 157: ◯佐藤委員長 兵道委員。
    158: ◯兵道委員 わかりました。実態として、保護者、そういった方々が、多分息子とか弟とかお兄さん、そういう家族でこのサポートをしてきたと思います。しかし、親もだんだん高齢になってくる、兄弟も年をとってくる。これから、こういった重度の方々が単身で暮らしていかなければならない時代というのは、遠からずやってくると思うんですね。将来に向けても、よくこういった障害を持ったお子様を抱えている親御さんとか、話をすると、自分が亡き後、この子がしっかり生活できるか、非常に心配だと。そのことを常に心配される親御さんが多いんですね。そういうことも考えますと、これは医療の面ということでございますけれども、そういう障害者の立場に立って、寄り添った形でサポートしていただきたいな、そのようなことを考えていただきたいな。  あと、金融機関に対しても、サイン、しるしを持ってきたときには、丁寧にわかりやすく対応してあげるとか、そういったことも今後検討していただきたいなと思います。  いずれにしましても、先般、国民健康保険の予算、拝見しましたら、ペナルティーの解除によって約8,000万円も財源が回復できたと、このようなこともありますので、この窓口無料から自動還付というのは非常にやむを得ないものだと。そうであるならば、これが障害者にとって使い勝手のいいシステムになりますように、今後、サポートをぜひお願いしまして、この辺で終了いたします。  ありがとうございます。 159: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。  鈴木委員。 160: ◯鈴木委員 石原課長さん、座っていますから、先に。障害福祉費のところですけれども、先ほど来、委員のほうから、新年度、甲府市障害者基幹相談支援センターが甲府市障害者センターのほうに委託になるというお話なので、これはまず確認をしておきたいんですけれども、先ほどの山田(弘)委員からのお話の中で、手話通訳できる方が専門職の方の中にいらっしゃるような言い方をされたんですけれども、私の知る限りではいらっしゃらないんじゃないかなと思うんです。そのときには予約されますから、手話通訳者とのお話の中で、甲府市のほうからわかる方に来てもらったりということで対応するとお伺いしているんですけれども、私が聞いている範囲と今の説明と違うんですけれども、まずその辺を確認したいと思います。 161: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 162: ◯石原障害福祉課長 聴覚障害の方については、意思疎通支援事業というものがありますから、それを利用することになります。先ほど資格というお話でしたけれども、筆談等で対応ということになります。  以上です。 163: ◯佐藤委員長 鈴木委員。 164: ◯鈴木委員 甲府市から業務委託をするんですけれども、その専門員で手話通訳者を含めるということにはなっていないということで間違いないですね。それが確認できればいいです。  次に、障害者の移動支援、ガイドヘルパーの件ですけれども、ガイドヘルパーについては年間の時間が決められるという話はお伺いしています。そこで、先日の雪の後、新聞に、道が狭いので人一人しか通れないところを通るので、盲導犬を連れて買い物になかなか行けなかったり、点字ブロックがわからないので大変だという記事が載っていました。お一人の方に電話をして確認してみたところですが、記者さんのほうからそんな話が出て、そうなんだよという話をしただけという話をお伺いしたりしたんです。新聞記者さん等にも確認してみたら、車いすの方からもそんな取材をしたんですけれども、余りにも大変な大雪と。共助ということで、地域の皆さんがまず最初に道幅までとりあえず通れるだけの雪をかこうという形で、新聞紙上で見ますと、ただ単に一般の健常者の方からすると障害者の人たちがすごくわがままを言っていると見られることで、とても心配したところです。  ただ、その中で、ぜひ障害福祉課のほうで話を進めていただきたいのは、災害時の重点的要支援者というものもありますから、例えば買い物に行くときには周りの方たちに頼めるような体制づくりをまずしてもらいたいのと。そうは言っても、あの大雪の後の処理でいきますと、日常生活するのに非常に大変ということでいけば、ガイドヘルパーの年間の時間数があるんですけれども、こういった災害時のケース等については、異例なケースでそんなにないと思うので、枠を拡大してもらいたいというのをぜひ検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 165: ◯佐藤委員長 石原障害福祉課長。 166: ◯石原障害福祉課長 まず、1点目の地域・近隣との体制づくりということですが、これにつきましては、民生委員さんとか、地域の共助という面で対応して。もちろん、地域定着云々ということでうちのほうで事務を進めているんですが、啓発等々をするんですが、改めて大きな体制づくりということはちょっと考えておりません。  もう一点ですけれども、障害者の移動に関しては医療費支援ということがありまして、年間100時間以上の方は市民税非課税でゼロですけれども、課税世帯では5%が個人負担。100時間を超えた場合は一律1割の個人負担ということになります。視覚障害者の方につきましては、これは障害福祉サービスになるんですが、所得に応じて、生活保護の方はもちろんゼロですけれども、低所得者、3人世帯で障害者年金1級受給者の場合、収入が300万円以下の方が対象となるわけですが、その方についてはゼロということですが、それ以上の方については1カ月9,300円。  委員さんがおっしゃった枠を拡大してほしいというお話ですが、それにつきましては、この間の雪がありましたが、時間等々ありまして、1カ月、また1年の中で制度を弾力的に運用して対応してまいりたいと考えています。  以上です。 167: ◯佐藤委員長 鈴木委員。 168: ◯鈴木委員 御丁寧な説明ありがとうございました。  移動支援につきましては、弾力的に検討していく、また調査していくということですから、承知しております。でも、先ほどの、例えば雪の次の日にわざわざ買い物に行かなくても、御近所の方に頼めればということであれば、拡充という言い方で、恐らく私の言い方が悪かったのかもしれませんけれども、その辺はそういう事例が出ているわけですから、重点的要支援者にもそういう方たちが対象になっているかということは、ぜひ調べてもらいたいなと思います。時間もないので、それで要望にしておきます。  最後に、いきいきサロンです。先ほど委員の方たちからも、いきいきサロンの重要性については意見があったところでありますし、当局のほうからもそういう考えということですから、それについては私もそのとおりだと思っています。私、いきいきサロンの委託の方法について、もう少し検討してもらいたいなと思っているんです。いきいきサロン、実は全国社会福祉協議会というのがあって、そこで推奨して山梨県社会福祉協議会、そして市の各社会福祉協議会でその活動もされているものだと思っています。甲府市の社会福祉協議会の社協だよりを見ても、一番の推進事業だとなっているわけですね。  そこで、甲府市よりも先にやりました南アルプス市を見ますと、市からの助成金が半分ぐらいで、あと社会福祉協議会の社費をいただいて活動しているわけですから、それを使っていると聞いているんです。ここで打ち切りだとか、そんな話も出たりして、延長ということになっていますけれども、将来的には社会福祉協議会自体は自分のところの大切な事業だということで、地区でも言っているわけですから、社費ということもあったりしますから、その辺はただ業務委託がなくなると、私たちのほうでもやらないかもしれないと、地区でも説明されたりするんですけれども、考え方がちょっと違うんじゃないのかなと思うんです。その辺は、どんなふうに思われていますか。 169: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 170: ◯手塚高齢者福祉課長 いきいきサロンは、甲府市社会福祉協議会に委託して行っている事業ではありますけれども、先ほど議員さんのほうからおっしゃっていただいたように、全国的に見ますと全国社会福祉協議会が推進していて、市の社会福祉協議会が推進の母体になっているところが圧倒的に多いわけですね。本市の場合には、市が委託するという事業になっておりますので、何回も繰り返しで申しわけないのですけれども、今後、高齢者の支援計画が来年度、策定年に当たりますので、いきいきサロンの事業も含めまして、甲府市社会福祉協議会に委託するのか、今後も引き続き委託なのか、あるいは全国の市でやっているような形で、甲府市社会福祉協議会が推進の主体になっていくのかというところは、引き続き甲府市社会福祉協議会とも協議させていただきたいと考えております。  以上です。 171: ◯佐藤委員長 鈴木委員。 172: ◯鈴木委員 ちなみに、甲府市が業務委託しているんですけれども、甲府市の社会福祉協議会のほうはいきいきサロンについて、どのぐらい支出しているんですか。それとも100パーセント、ゼロですか。 173: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 174: ◯手塚高齢者福祉課長 コーディネーターさんの委託料、それから助成金、ともに介護保険の事業でやっています。 175: ◯佐藤委員長 鈴木委員。 176: ◯鈴木委員 ぜひともこの芽を潰さないように、それから甲府市社会福祉協議会のほうでも自分のところの推進事業の1丁目1番地だと言っておられるのであれば、その辺を充実するという意味からも、委託がいいのか助成がいいのか、その辺も含めまして、甲府市社会福祉協議会の自立もそういうところから成り立ってくるのかなということを要望しまして、時間も来ましたので終わりにします。 177: ◯佐藤委員長 清水(英)委員。 178: ◯清水(英)委員 では、生活保護費について、お尋ねします。特に2目扶助費ですけれども、扶助費がふえているということについて、もちろん生活保護世帯、人員がふえていることがその背景にあると思いますけれども、扶助費の内訳、例えば医療扶助がこのくらいといったことは、新しい資料でも目安でもいいんですけれども、ありましたら教えていただけますでしょうか。 179: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 180: ◯望月生活福祉課長 生活扶助費、生活保護費の中で見てみますと、医療扶助費が一番多くなっております。次いで、いわゆる生活扶助費の形になります。この医療扶助費につきましては、ここ5年間の様子を見てみましても一番多くなっております。この医療費の扶助費の額が上がってきてはいるんですけれども、後発医薬品、ジェネリック医薬品の推進等で、平成24年度から本市としても保護者の方々の同意を得る中で使用の促進を図っております。利用率も、若干ではありますが、平成24年から平成25年にかけまして上がってきております。  引き続き、平成26年度におきましても、ジェネリック医薬品の推進もさることながら、先ほどもお答えさせていただきましたように、なるべく皆さんがとにかく健康で過ごしていただくことが一番ですので、そういった日常的な支援等々をする中で、日常生活の中で健康体になっていただければ、今まで医療にかかっていた方がその分医療にかかることがないということがあれば、そこの部分でも医療費の削減が図っていけるのではないかなと考えております。  以上です。 181: ◯佐藤委員長 清水(英)委員。 182: ◯清水(英)委員 扶助費の中で医療扶助が一番多いということがよくわかりました。病気で働けなくなったり、昨今で言えば仕事がないなど、さまざまな事情を抱えていらっしゃって保護を受けざるを得ない方がふえていらっしゃると理解いたしました。  国も不正受給ということがよく話題になったりしますけれども、全国で言えば、年によって違いますが、生活保護費の中の0.3%とか0.5%ほどという統計なども出ております。ぜひともきめ細かい対応を今後もお願いしたいと思いますが、それについて、1目ということになると思いますけれども、ケースワーカーさんをふやされるということですが、ふやした結果、来年度当初、1人当たり担当世帯数、何世帯になりますでしょうか。 183: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 184: ◯望月生活福祉課長 先ほどお答えしましたように、直近2月で1人当たり82.4世帯を受け持ちをさせていただいております。平成26年度におきましては、平成26年度中ということでお答えさせていただきたいと思いますけれども、過去の経過等を見る中で、予想される世帯が平成26年度中、恐らく2,200世帯ぐらいになるであろうと見込んでおります。そうしますと、今の数で割りますと85.5世帯という形になってしまいます。ただ、これで増員要求させていただいておりますので、ここ2年間、2名ずつ増員していただいております。2名、また増員していただけるようであれば、79.4世帯という数字を見込んでおります。  以上です。 185: ◯佐藤委員長 清水(英)委員。 186: ◯清水(英)委員 79.4世帯を見込んでいるということで、国の基準とほぼ同じということになります。それでも、本当に今の複雑な経済状況なども含めますと、支援が長期化、複雑化、困難化していると思いますので、ぜひともより懇切丁寧な支援ができるような体制づくりを今後とも御要望したいと思います。  以上です。 187: ◯佐藤委員長 では、委員の皆さんにお伺いいたします。この後、質問予定の方は挙手をお願いします。はい。それでは、質問者があと1人でありますので、このまま続行いたします。  岡委員。 188: ◯岡委員 時間も迫っておるようでございますので、簡潔にお願いしたいと思います。  先ほどから生活保護の関係、質問がたくさん出ておるわけでございますけれども、二、三点、お願いしたいと思います。  平成26年度予算編成について、生活保護の2人世帯、また1人世帯、障害世帯、いろいろあるわけでございますけれども、その中で一番伸びを見た予算編成はどの部門でしょうか、それと金額を教えていただきたいと思います。 189: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 190: ◯望月生活福祉課長 一番多く見込んでおりますところは医療の関係でありまして、金額的には全予算の中でも22億円を予定しております。  以上です。 191: ◯佐藤委員長 岡委員。 192: ◯岡委員 保護世帯のいわゆる項目があると思うんです。41歳、1人とか51歳、1人とか。言うなれば、そういうふうな中で、2人で夫婦世帯、1人世帯、何歳、障害者、いろいろ世帯があると思いますけれども、そのどの項目が一番多いかという内容でございます。よろしくお願いします。 193: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 194: ◯望月生活福祉課長 そうなりますと、一番多いのが単身の高齢者世帯となります。特に、2人世帯とか3人世帯という考え方ではなくて、過去の扶助費、先ほど言いましたように、医療扶助とか生活扶助といったものの推移を見ながらとさせていただいておるところでございます。 195: ◯佐藤委員長 岡委員。 196: ◯岡委員 先ほどから後追い調査をしていますかということでございますけれども、再確認の中で後追い調査をしっかりとしているのか。その後追い調査の中で、今、大変心ない言い方がたくさんされておりまして、パチンコは遊興費だ、そんなものはへえっちゃいんだとか、いろいろあるんです。各市から甲府市のほうへ入ってくるとか、そんな心ないうわさがたくさん入っております。そんなことで、しっかりと調査をかけて支給していると思いますけれども、そういううわさについてもいろいろと入ってくると思います。どうぞその辺のところも含めて、後追い調査をしていただきたいということと。  それから、再度、ここには申請についてはなくて、年に一度課税調査を行いますよとか、収入・生活の状況が変わったときはすぐ届けてくださいよということをたくさん書いておりますけれども、ここで限定されておりますのは、年に一度、課税調査を行いますということです。ほかについては、自主申告の部分が多くなっていますけれども、こういう内容の中で、再度、簡単に言えば、ことしも来年も再来年も生活状況がお変わりになる人たちが結構おられると思いますので、そういうところで1年に一度ぐらいはどうかなと思いますけれども、現状はどんなふうになっていますか、教えてください。 197: ◯佐藤委員長 望月生活福祉課長。 198: ◯望月生活福祉課長 確かに、今お話がございましたような課税調査を初めといたしまして、各地区担当のケースワーカーが、ケースによるんですが、毎月訪問、それから2カ月に一度訪問、3カ月に一度と、その程度によって区分けがされていますが、ほとんどが月に1回、現地のほうに赴きまして、その受給の方々の健康状態から就労状態等々の確認をさせていただくところでございます。その際、就労した際には必ず申告してくださいねということで指導もさせていただいているところでございます。課税調査を初めとしまして、いろいろ本人等の状況を確認する中で就労の状況がわかった段階では、早目に本人とまた話をさせていただく中で、適正な処理をさせていただいているところでございます。  以上です。 199: ◯佐藤委員長 岡委員。 200: ◯岡委員 ありがとうございます。いずれにいたしましても、先ほど申し上げましたとおり、非常に状況が厳しい状態ですので、1つ例にとりますと、共済年金あたりを見ても、25年ぐらい勤めても十二、三万円。だんだん減って、15万円とか十二、三万円になると思います。そうなりますと、健常者2人世帯の高齢者の皆さん、65歳と大体同じぐらいの内容で、医療費は別途支給のこちらで払いをしておりますよね。生活保護の中でも、医療費助成は別ということで、支給がまともに15万円という内容になりますと、25年間勤めた人がほぼ同じような状態で支給されているわけです。非常に厳しい状態の皆さんがたくさんおられまして、税金の一部を充てるわけでございますので、大変厳しい皆さん方もおられますので、十分に支給されるよう調査をして、その辺のところがしっかり指導できますようによろしくお願いいたしたい。  以上です。 201: ◯佐藤委員長 以上をもって、一般会計歳出第3款民生費の審査を終了いたします。  それでは、ここで暫時休憩といたします。再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。               午後零時10分 休 憩       ─────────────・─────────────               午後零時59分 再開議 202: ◯佐藤委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  一般会計歳出第4款衛生費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  中野福祉総室長。 203: ◯中野福祉総室長 よろしくお願いいたします。  それでは、4款衛生費につきまして御説明申し上げます。94ページ、95ページをお開きください。  4款衛生費につきましては、福祉部、環境部及び建設部が関係いたしておりますが、その予算規模は前年度当初予算額と比較いたしまして7億8,967万9,000円、率にいたしまして6.82%の減となっております。このうち福祉部関係につきましては10億1,527万円、率にいたしまして24.14%の減となっておりますが、その主な要因といたしましては、地域医療センター整備事業における工事請負費の減少などによるものであります。  それでは、主な内容につきまして御説明申し上げます。  1項保健衛生費、1目保健衛生総務費につきましては、96ページ、97ページにまたがりますが、一般職給与費のほか、母子保健事業費、救急医療体制整備事業費及び地域医療センター整備事業に要する経費であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員35名分の給与費であります。8節報償費につきましては、妊婦、乳幼児等の健康診査などにかかる医師、保健師、歯科衛生士、助産師、心理判定員及び心理相談員等への報償費であります。11節需用費につきましては、地域医療センターの維持管理にかかわる光熱水費等であります。12節役務費につきましては、妊婦一般健康診査、乳児一般健康診査などにかかる事務手数料、並びに乳幼児健診対象者等への通知発送にかかわります郵便料等であります。13節委託料につきましては、妊婦・乳児一般健康診査、生後4カ月までの乳児を持つ家庭を訪問し、子育てに関する相談や支援を行う乳児家庭全戸訪問事業、在宅当番医制運用委託及び休日夜間急患診療体制整備事業費委託料等であります。15節工事請負費につきましては、地域医療センターの外構工事及び医療福祉会館解体工事費等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市医師会救急医療センター運営費補助金、休日夜間診療体制整備費負担金、病院群輪番制病院施設整備費補助金及び特定不妊治療費助成等でございます。20節扶助費につきましては、療育医療給付に要する事業費であります。  次に、2目予防費のうち福祉部関係といたしましては、各種予防費に要する経費であります。1節報酬につきましては、予防接種事業にかかわります嘱託看護師等の報酬であります。11節需用費につきましては、予防接種手帳作成に要する印刷製本費等であります。12節役務費につきましては、市立甲府病院における各種予防接種手数料等であります。13節委託料につきましては、日本脳炎、高齢者インフルエンザ、4種混合、ヒブ、小児肺炎球菌ワクチン等の予防接種にかかわる委託料であります。  以上で2目予防費のうち、福祉部にかかわります部分につきまして、説明を終わらせていただきます。  引き続きまして、環境部にかかわる部分つきましては、窪田環境総室長より御説明を申し上げます。 204: ◯佐藤委員長 続きまして、窪田環境総室長。 205: ◯窪田環境総室長 それでは、4款衛生費のうち環境部にかかわります予算につきまして御説明申し上げます。また、4款1項4目環境衛生費のうち、建設部にかかわります予算及び上下水道局関係の4款3項1目下水道整備費、同じく4項1目上水道施設費につきまして、あわせて御説明申し上げます。  引き続き、96ページ、97ページをごらんください。  4款1項2目予防費の環境部関係につきまして御説明申し上げます。環境部関係につきましては、畜犬対策事業費に要する経費であります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、飼い犬等の適正飼育パトロールなどにかわる嘱託職員1名の報酬であります。8節報償費は、狂犬病予防注射の会場借り上げの謝礼であります。11節需用費は、狂犬病予防注射通知書の印刷、犬の注射済票の作成、及び犬の適正飼育のための啓発物品等に要する経費であります。  98ページ、99ページをごらんください。  19節負担金補助及び交付金は、狂犬病予防注射済票の交付、及び登録業務に対する獣医師会等への補助金であります。  次の3目健康づくり推進費につきましては、中野福祉総室長が御説明申し上げます。 206: ◯佐藤委員長 中野福祉総室長。 207: ◯中野福祉総室長 それでは、3目健康づくり推進費につきまして御説明申し上げます。  3目健康づくり推進費につきましては、健康づくり推進事業費のほか、健康教育費、健康診査費、及びまちなか健やかサロン運営事業等に要する経費であります。  1節報酬につきましては、嘱託栄養士1名の報酬であります。11節需用費につきましては、市民健康ガイドの印刷製本費、及び食生活改善推進員研修用食材料費購入にかかわります消耗品等であります。12節役務費につきましては、がん検診個別通知などにかかわります郵便料等であります。13節委託料につきましては、まちなか健やかサロン運営業務、基本健康診査、各種がん検診、及び健康の森センター、いきいきプラザの指定管理にかかわります委託料等であります。14節使用料及び賃借料につきましては、まちなか健やかサロン運営に伴いますフロア賃借料及び複写機の賃借料等であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、保健計画推進連絡協議会補助金及び愛育連合会補助金等であります。  4目環境衛生費につきましては、100ページ、101ページにまたがり、福祉部、環境部及び建設部の3部がかかわりますが、福祉部関係につきましては、公衆衛生事業費、古関・梯町簡易水道事業特別会計及び簡易水道事業等事業特別会計への繰出金が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府浴場組合公衆浴場施設改善費補助金等であります。
     28節繰出金につきましては、古関・梯町簡易水道事業特別会計及び簡易水道等事業特別会計への繰出金であります。  以上で4目環境衛生費のうち、福祉部にかかわります部分につきまして説明を終わらせていただきます。  引き続きまして、環境部関係につきましては窪田環境総室長より御説明申し上げます。 208: ◯佐藤委員長 窪田環境総室長。 209: ◯窪田環境総室長 続きまして、4目環境衛生費につきまして御説明申し上げます。  4目環境衛生費のうち環境部関係につきましては、環境衛生事業費及び都市美化事業費に要する経費であります。98ページ、99ページをごらんください。主な節について御説明申し上げます。  11節需用費は、害虫等の駆除用薬品、及び河川清掃用消耗品購入等に要する経費であります。13節委託料は、学校等公共施設のスズメバチ駆除のために要する経費であります。14節使用料及び賃借料は、庁用車のリース料であります。19節負担金補助及び交付金は、スズメバチの駆除に対する補助金、及び河川清掃に伴う自治会連合会等への補助金であります。  次に、同じ4目の環境衛生費のうち、建設部にかかわります予算について御説明申し上げます。建設部関係につきましては、つつじが崎霊園の維持管理事業費に要する経費であります。主な節について御説明申し上げます。  1節報酬は、霊園の嘱託職員1名分の報酬であります。12節役務費は、樹木剪定等に要する手数料などであります。13節委託料は、霊園内除草清掃委託等に要する経費であります。15節工事請負費は、霊園内園路改修工事に要する経費であります。  以上が建設部にかかわります主な予算の内容であります。  100ページ、101ページをお開きください。  次に、5目公害対策費につきまして御説明申し上げます。5目の公害対策費は、環境審議会委員の特別職給与費のほか、一般職給与費、環境対策事業費、生活排水対策事業費、環境リサイクルフェア事業費、地球温暖化対策事業費に要する経費、及び浄化槽事業特別会計への繰出金であります。前年度当初予算に比べ増額となった主な要因は、浄化槽特別会計への繰出金、及び生活排水対策事業にかかわる浄化槽の法定検査等維持管理義務の啓発・指導業務にかかわる嘱託職員への報酬などの増額であります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、環境審議会委員への報酬、及び環境教育事業にかかわる嘱託職員1名並びに浄化槽の法定検査等維持管理義務の啓発・指導業務にかかわる嘱託職員2名の報酬であります。2節、3節、4節は、公害係の職員5名の給与費であります。8節報償費は、環境監視員40名への報償金、地球温暖化対策実行計画推進委員会委員15名の報償金、うちエコ診断に伴う診断員への報償金、及び保育所、幼稚園等で環境教育事業を実施する際の講師への謝礼等であります。11節需用費は、キッズISO14000プログラム入門編ワークブック、水質検査用薬品や分析機器消耗品、及び小学校高学年用の環境副読本作成等に要する経費であります。13節委託料は、公共用水域等の水質検査、自動車騒音面的評価業務委託、及び環境リサイクルフェア開催等に要する経費であります。19節負担金補助及び交付金は、甲府市地球温暖化対策地域協議会負担金、合併浄化槽設置補助金、住宅用太陽光発電システムや高効率給湯器及び木質ペレットストーブの導入に対する助成金等であります。21節貸付金は、公害防止施設等設備資金預託金であります。28節繰出金は、浄化槽事業特別会計への繰出金であります。  次の7目斎場費及び8目病院費は、福祉部の中野福祉総室長が御説明申し上げます。 210: ◯佐藤委員長 中野福祉総室長。 211: ◯中野福祉総室長 それでは、7目斎場費につきまして御説明申し上げます。7目斎場費につきましては、102ページ、103ページにまたがりますが、一般職給与費及び斎場管理費に要する経費であります。  1節報酬につきましては、火葬業務に従事いたします嘱託職員5名分の報酬であります。2節給料から4節共済費につきましては、職員2名分の給与費であります。11節需用費につきましては、斎場にかかわります電気料、水道料等の光熱水費及び事業用燃料費等であります。13節委託料につきましては、清掃及び火葬炉などの保守点検にかかわります委託料であります。15節工事請負費につきましては、火葬炉等の各種改修工事に要するものであります。18節備品購入費につきましては、火葬用ロストル等の事業用器具費であります。  次に、8目病院費28節繰出金につきましては、病院事業会計繰出金に要する経費であります。  以上で、4款衛生費のうち、福祉部にかかわります部分につきまして説明を終わらせていただきます。  引き続きまして、環境部関係につきまして窪田環境総室長から御説明申し上げます。 212: ◯佐藤委員長 窪田環境総室長。 213: ◯窪田環境総室長 続きまして、2項清掃費につきまして御説明申し上げます。  1目清掃総務費につきましては、環境部職員の一般職給与費及び環境センター維持管理等に要する清掃総務費であります。前年度当初予算に比べ減額となった主な要因は、一般職員の減員による給与費の減額や、一般廃棄物処理基本計画策定業務委託完了に伴う減額などによるものであります。  主な節について御説明申し上げます。2節、3節、4節は、職員119名の給与費であります。11節需用費は、環境センターの光熱水費、コピー用紙等の消耗品、及び建物修繕等に要する経費であります。12節役務費は、環境センターの電話料及びB型肝炎予防接種手数料等に要する経費であります。13節委託料は、環境センター管理棟の清掃業務委託や消防設備点検業務委託等に要する経費であります。14節使用料及び賃借料は、コピー機及び印刷機のリース料等であります。  次に、2目塵芥収集費につきまして御説明申し上げます。2目塵芥収集費は、主にごみの収集運搬業務である塵芥収集に要する経費であります。前年度当初予算に比べ増額となった主な要因は、可燃ごみ収集運搬業務の新たな民間委託化に伴う経費の増額であります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、資源物の持ち去りパトロール等にかかわる嘱託職員1名の報酬であります。11節需用費は、ごみの収集運搬に伴う消耗品、及びごみ収集車の燃料費等に要する経費であります。  104ページ、105ページをお開きください。  13節委託料は、可燃・不燃ごみの収集運搬業務委託、及び側溝土砂収集運搬業務等に要する経費であります。14節使用料及び賃借料は、ごみ収集車及びコピー機のリース料であります。19節負担金補助及び交付金は、ごみ集積場設置及びカラス対策用の防護ネット購入に対する補助金等であります。  次に、3目塵芥処理費について御説明申し上げます。3目塵芥処理費は、最終処分場事業費、環境センター附属焼却工場事業費、破砕工場事業費、ごみ処理施設建設事業費、施設運営事業費、環境センター地域環境整備事業費、及び最終処分場建設事業費に要する経費であります。前年度当初予算に比べ増額となった主な要因は、次期ごみ処理施設建設に伴う負担金、最終処分場事業費、及び最終処分場建設事業負担金の増額などによるものであります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、破砕不適物除去作業業務にかかわる嘱託職員1名の報酬であります。7節賃金は、ごみの処理にかかわる臨時職員5名の賃金であります。11節需用費は、各施設の稼働に伴う消耗機材や薬品、光熱水費、事業用燃料、事業用器具修繕等に要する経費であります。13節委託料は、焼却残さ最終処分業務委託、及びプラント関係にかかわる法令点検業務委託等に要する経費であります。15節工事請負費は、焼却工場のごみ搬送コンベア等の部品取り替え工事に要する経費であります。19節負担金補助及び交付金は、甲府峡東地域ごみ処理施設事務組合及び最終処分場建設事業に伴う山梨県市町村総合事務組合への負担金等であります。27節公課費は、公害健康被害者補償法に基づき、重油使用料及びごみの焼却量により算出される大気汚染負荷量の賦課金であります。  次に、4目のし尿処理費につきまして御説明申し上げます。4目し尿処理費は、衛生センターでのし尿処理費及びし尿収集費に要する経費であります。  主な節について御説明申し上げます。11節需用費は、し尿処理にかかわります運転管理用薬品、光熱水費及び事業用器具修繕等に要する経費であります。  106ページ、107ページをお開きください。  13節委託料は、衛生センター総合点検業務委託やトラックスケール法定点検整備委託等に要する経費であります。  次に、5目の資源回収費につきまして御説明申し上げます。5目資源回収費は、廃棄物減量等推進審議会委員の特別職給与費のほか、明るくきれいなまちづくり基金事業費、リサイクルプラザ管理運営事業費、及びごみ減量と資源リサイクル事業費に要する経費であります。前年度当初予算に比べ増額となった主な要因は、指定ごみ袋の作成に要する経費の増額であります。  主な節について御説明申し上げます。1節報酬は、甲府市廃棄物減量等推進審議会委員への報酬であります。8節報償費は、自治会の集団回収に対する報償金等であります。11節需用費は、主にEMボカシ製造に伴う材料費や、ごみの分け方、出し方分別冊子増刷に要する経費であります。12節役務費は、指定ごみ袋の販売に要する手数料等であります。13節委託料は、資源物の収集運搬選別排出業務委託、指定ごみ袋の作成保管配送業務委託、及びリサイクルプラザ指定管理委託等に要する経費であります。19節負担金補助及び交付金は、有価物回収に伴う回収事業者補助金、生ごみ処理機器購入補助金等であります。  続きまして、上下水道局所管にかかわります予算につきまして御説明申し上げます。  4款3項1目下水道整備費につきましては、一般会計から下水道事業会計への繰出金であります。  108ページ、109ページをお開きください。  次に、4款4項1目上水道施設費につきましては、一般会計から水道事業会計への繰出金であります。  以上で、4款衛生費の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 214: ◯佐藤委員長 ありがとうございました。以上で説明は終わりました。  ここで再度各委員に申し上げます。御質問される際は、質問の最初にどこの所管への質問かわかるよう、できるだけ項目節等をお示しいただき、審査がスムーズに進むよう委員の皆様の御協力をお願いいたします。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  坂本委員。 215: ◯坂本委員 それでは、2項5目資源回収費の中のごみ減量と資源リサイクル事業費の中で、平成26年度の予算概要の中でありますごみ減量対策であります。これは800万円計上されている件でございますが、ごみ減量化に向けた取り組みとして、しんぶんコンポストとキット等の作成及び配布を行う事業と書いてあるわけですが、この事業は御承知のとおり、この委員会にも出席しております鈴木篤先生、またちょぼら・くらぶの皆様と協働で考案した事業であると承知しておりますし、またちょぼら・くらぶとは協定を結んで進んでいる事業ではないかと承知しているわけでございますが、私もそんな話を聞きながら賛同し、昨年6月の議会で質問させていただいたことがありますので、またここで予算化されたことは非常にうれしいし、ありがたいなと思っているところなので、なおこれを拡大してもらいたいために質問させていただきたいと思います。  予算を組んだということは、家庭で手軽に取り組むことができる生ごみ減量対策の1つ、これは大変有効だったと思いますが、その中で、昨年から始めた事業だと思いますので、まず平成25年度の実績と、それから平成26年度予算を組みました、これの目標といいますか、計画といいますか、その点についてお伺いしたいと思います。 216: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 217: ◯功力減量課長 まず、しんぶんコンポストの実績でございますけれども、坂本委員御指摘のとおり、本年度から実質スタートした事業でございまして、今年度の2月までの実績でございますけれども、しんぶんコンポストが761個、ダンボールコンポストが55個、あとコンポストの中身、器材だけも無料で配布しておりまして、そちらにつきまして232袋を2月末までに配布したという実績でございます。  新年度の予算ですけれども、目標といたしましては、今年度の倍の1,600世帯で新たにコンポストを使っていただきたいということでございまして、それから後、器材のほうですけれども、おおむねですけれども、先ほど申しました1,600世帯と、それから今年度既に実施されている約800世帯ございますので、全ての方が2,400世帯ということで、その方々が年間3.7回ですけれども、利用していただくということで、8,800個を予定しておりますので、かなり大幅な大胆に踏み込んだ予算をいただきましたので、積極的にしんぶんコンポスト等によります生ごみ減量を図ってまいりたいと思っているところでございます。 218: ◯佐藤委員長 坂本委員。 219: ◯坂本委員 本当にいい事業だと思って、これは進めて拡大していけばいいなと思っておりますが、ちなみに今、出ている実績の中で、これは自治会単位、世帯数は出ましたが、いろいろな自治会、いろいろな団体等と話があったと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 220: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 221: ◯功力減量課長 甲府市自治会連合会のほうにお話しするのはもちろんでございますけれども、なおかつ甲府市食生活改善推進員連絡協議会のほうにも御協力いただきまして、会長会議でまずはお願いした実績がございまして、今度は各地域で地区の会長さんから御要望があれば、ごみ減らし隊等と出前講座等でお邪魔をして、各地域でしんぶんコンポスト等の普及拡大に努めているところでございますし、新年度も積極的に、甲府市自治会連合会、甲府市食生活改善推進員連絡協議会の方々等の御協力をいただきながら普及していきたいと考えているところでございます。  以上です。 222: ◯佐藤委員長 坂本委員。 223: ◯坂本委員 いろいろな形で告知しながら広めていただければと思います。  ちなみに、これの器材とかコンポストなどはどこかで発注していると思うんですが、発注しているところはどちらでしょか。 224: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 225: ◯功力減量課長 東光寺町にございます障害者センターのほうに単価契約で委託してございます。 226: ◯佐藤委員長 坂本委員。 227: ◯坂本委員 そのような形の中でやっていくことは非常にいいことだなと思っております。なお一層進めていただければと思います。  それから、先ほどの拡大していく中において、甲府市自治会連合会を通してということで、今やっているところもいろいろな意味で偏った自治会でやっているのではないか。それから、団体においても、先ほど言いました甲府市食生活改善推進員連絡協議会さんですか、を初め、前も消費者協会の団体の方にもという形になっておりますので、いろいろな意味で口コミでの広がりもいいでしょうし、また甲府市自治会連合会を通してPRしていくことも必要だと思いますが、それについて、知らないとやらない。ただし、今までの経験からいきますと、やっていただくと必ず継続して広がっている事業ですので、その辺のPRについてもう少し計画といいますか、方策を出していただければありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。 228: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 229: ◯功力減量課長 御指摘のとおりでございますので、広報等に積極的に掲載して、一般市民の方々にもこの存在を知っていただく努力をいろいろな方途を使ってやっていきたいと考えているところでございます。 230: ◯佐藤委員長 坂本委員。 231: ◯坂本委員 ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思いますが、先ほどの実績の中で、これは最初に始まったのは段ボールコンポスト、その次から全然違う、頑張りまして、いろいろな研究をされてしんぶんコンポストになった。これを簡単に言いますと、段ボールでやるとごみがちょっと多いから、新聞だけにすれば新聞だけのごみになるからと変えていったと思いますが、そんな形でなお一層、これも考えながら進化しているようですので、またいろいろな形でやっていっていただければありがたいなと思うところでございますし。  また、甲州市などもこれを積極的に考えているようなことも聞いております。過日の報道でも、他地区ですが、結構大きな木箱を使った生ごみを処理している報道がありましたが、いろいろかんがみて、このしんぶんコンポストが一番簡易にできるかなと思っておりますので、大いに広げてもらいたいと思いますし、議会でも言いました、つくろう循環型社会、こんなことを合い言葉にこの事業がなお一層広がって、ごみ減量につながればありがたいなと思いますので、どうか拡大に格段の御努力を要望して質問を終わります。ありがとうございました。 232: ◯佐藤委員長 森沢委員。 233: ◯森沢委員 今も坂本委員さんがるるおっしゃっていましたから多くは言いませんが、宣伝がちょっと足りないのではないか。というのは、お宅にごみ減らし隊という隊がありますよね。あの方たちをフル活用して、年に4回ぐらい講習会をやってほしい。今、もっとやっているんだっけ。環境フェアのときに確かにやるのは知っているけれども、それを広報で募集して、環境部内であの方たちを利用してと言うと語弊があるけれども、普及していただければ、もうちょっと早く普及するのではないか。これだけピートモスや何かを配布するということは、ごみを減らすための効果があるからやっているんだと思いますので、ひとつこれからも頑張ってください。それだけ要望します。終わり。 234: ◯佐藤委員長 山中委員。 235: ◯山中委員 よろしくお願いします。  まず、水ぼうそうと高齢者肺炎球菌の予防接種費について、お伺いいたします。平成26年度より水ぼうそうが国の交付等を受けて無料で接種できるようになるということをお伺いしております。本当に喜ばしいことであるなと思っております。まず、この水ぼうそうの対象者はどのぐらいになっているのか、お伺いいたします。 236: ◯佐藤委員長 萩原健康衛生課長。 237: ◯萩原健康衛生課長 水ぼうそうは、ことしの10月から予定しているところですけれども、延べ人数8,400人余りを予定しているところでございます。  以上でございます。 238: ◯佐藤委員長 山中委員。 239: ◯山中委員 ありがとうございます。8,400人ということで、この方々に費用がかからなくなるということは承知いたしました。  この水ぼうそうワクチンですけれども、1歳児の同じ時期に予防接種を受けるかと思うんです。水ぼうそうとおたふくかぜ、麻疹、風疹を1歳になる12カ月ごろに、同じ時期に同じ予防接種を受けるような形になってくるかと思うんですが、そのときに麻疹、風疹と、今度は水ぼうそうが助成対象になるということで、本当に喜ばしいんですが、同じ時期に2回とか受ける費用になりまして、新米のお母さんとか家族には非常に負担がかかってきて。この水ぼうそうの予防接種を受けてくださいというのは、どのような形で周知されるのか、お伺いいたします。 240: ◯佐藤委員長 萩原健康衛生課長。 241: ◯萩原健康衛生課長 対象月例、おおむね1歳前後の方が打たれるわけですけれども、直接通知を差し上げまして周知を図ろうと考えているところでございます。 242: ◯佐藤委員長 山中委員。 243: ◯山中委員 ありがとうございます。積極的な周知活動をしていただいて、麻疹、風疹とおたふく、水ぼうそう等の周知を図っていただきたいと思います。  その中で、ことし平成26年度、高齢者の肺炎球菌ワクチンも交付対象になるということを伺っております。甲府市は、国に先駆けて高齢者の肺炎球菌ワクチンを行ったと思うんですが、今後、国のほうでも5歳置きですか、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳と5歳置きに対象になるということで、今まで甲府市が国に先駆けて行っていたところを国が追いかけてやっていただけるという形で、その辺は予算等はどういう形になるのか、お伺いいたします。 244: ◯佐藤委員長 萩原健康衛生課長。 245: ◯萩原健康衛生課長 今まで甲府市では、65歳以上の方に通算1回限りということで助成させていただいていたんですけれども、今度、国は5歳刻みで、委員さんおっしゃいましたように接種を助成するということで、これは全部無料ということではないんですけれども、B類の予防接種に指定されますと、全額ということではなく、今まで甲府市が行っていたように、半額ほどの4,000円の助成ということになろうかと思っています。  それで、試算したところなんですけれども、65歳以上の方がおおむね何人いるかということもあるんですけれども、5歳刻みで、65歳、70歳といくんですが、5歳刻みの年齢の方が1万2、000人ほどいらっしゃるということでございます。そのうちお医者様は、高齢者にインフルエンザワクチンと同時に打ちなさいという勧め方をされるということで、そのうちの50%の方が高齢者インフルエンザの予防接種を毎年されておりますので、最初は50%ぐらい受けると6,000人ぐらい受けるのではないかと、このような見込みを立てているところでございます。 246: ◯佐藤委員長 山中委員。 247: ◯山中委員 詳細な報告、ありがとうございました。  国のほうで追いついて高齢者の肺炎球菌ワクチンを行っていただけるということでありますので、甲府市は高齢者の肺炎球菌ワクチンは国に先駆けてやっていただいたという経緯がありますので、今、麻疹、風疹、水ぼうそうと来ているわけでありますので、ぜひそこの余るという金額じゃないと思うんですが、おたふくかぜを同じ時期に予防接種を2回受けてくださいという形で来るわけですね。ぜひそこの配慮をしていただきたいなと思います。  私もついこの前まで子どもを育てていたんですけれども、奥さんから予防接種が来たよ。2回目なんか別にいいよと言うと、すごいけんかになったりするので、家族の中でけんかになったりするので、それは受けなくていいよとか言えないので、絶対に1から受けなきゃならなくなったりするので、ぜひ家庭が円満にいくよう、おたふくかぜもぜひいろいろ考えていただきたいと思います。  次に、小型家電のリサイクルについて、お伺いいたします。 248: ◯佐藤委員長 項目節をお願いします。 249: ◯山中委員 資源回収費の全般になろうかと思うんですが、今年度の2月から使用済小型電子機器再資源化促進法によりまして小型家電のリサイクルを行っているとお伺いしております。それが平成26年度、どのように小型家電の回収を行っていくのか、まずお伺いいたします。 250: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 251: ◯功力減量課長 小型家電の回収でございますけれども、根拠法令自体は昨年4月1日施行になりまして、甲府市におきましては4月から破砕工場での対象品目ピックアップを既に行っていたという事実もございます。あと、回収ボックスによります回収を、山中委員さん御指摘のとおり、本年2月より開始したところでございまして、あと回収方法としましては、環境等のイベントによるイベント回収等によります、以上のボックス回収、イベント回収、ピックアップ回収等によりまして小型家電を回収し、有用貴金属のリサイクルを図っていくという事業でございます。本年度も開始したばかりでございますので、新年度に向けましては、回収量の拡大に向けて、なお一層のPRを図ってまいりたい。  それから、特に今年度の状況を見ますと、パソコンの投入といいましょうか、回収が多い傾向にございます。ですので、これも甲府市で指定した品目の中に入れてよかったなと思っているところでございますので、新年度に向けましても、なお一層小型家電の回収を市民の皆さんに周知できますよう、図ってまいりたいと思っております  以上です。 252: ◯佐藤委員長 山中委員。 253: ◯山中委員 ありがとうございます。
     本当に小型家電の回収をということを、ぜひごみ減量にもつなげていただきたいと思います。都市鉱山と言われるように、佐渡金山の30倍とか40倍、小型家電の中にあるということでありますので、ぜひしっかりとした周知をお願いしたいと思います。  また、自治会等で、小型家電の瓦れきとか燃えないごみに入れてしまったり、捨ててしまうと思うんですけれども、そういったところで周知とか分別はどのような形で、焼却工場のほうでもそういったものを確認したり、できるのではなかろうかとお伺いいたします。 254: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 255: ◯功力減量課長 さすがに焼却は少ないかと思うんですけれども、破砕工場の中でピット投入前にはピックアップということで、先ほども申し上げましたけれども、ピッアップ回収も行っておりますが、さすがにこれにつきましては、全てその時点でピックアップで拾い出すのはなかなか困難かなと思っておりますので、市民の皆さんに、まず排出する際に、小型家電はリサイクルできるということで回収ボックスのほうに投入していただくようにPRしているところでございます。 256: ◯佐藤委員長 山中委員。 257: ◯山中委員 回収ボックスは、どの程度、どのぐらいの規模で、どのような場所に置く予定になっているのか、お伺いいたします。 258: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 259: ◯功力減量課長 市内16カ所に設置してございます。サイズも違いまして、環境センターの回収ボックスが一番大きなタイプになっておりまして、こちらのほうはパソコンのデスクトップも入る、大きな回収ボックスとなっております。あと、市役所以下、いろいろな公民館、リサイクルプラザまで15カ所に投入口が2つの緑色のボックスを設置してございまして、そちらにつきましてはノート型のパソコンが十分入る投入口と、あと当然、小型家電ですので、携帯電話等が入る小さい投入口という形の回収ボックスを、合計16カ所、ことしの1月中に設置しているところでございます。 260: ◯佐藤委員長 山中委員。 261: ◯山中委員 ありがとうございます。  市内16カ所で環境センターと公民館ということですから、一般の方がそこまで行って捨てなければならないということの手間等もあると思いますので、ぜひその箇所もふやしていただいて。また、報償金等を支払われている自治会等もいろいろな活用方法を模索していただきたいと思います。収入源が別になるかと思うんですが、以上で終わらせていただきます。 262: ◯佐藤委員長 佐野委員。 263: ◯佐野委員 それでは、2項清掃費、3目塵芥処理費、最終処分場事業費コミュニティ処理施設建設事業費等について、ちょっとお聞きしたいと思います。国も進める政策であって、今回の大雪害についても、これからの大規模災害に対する備えとしても、市民の皆さんの関心が高いと思われる案件だと思うので、ちょっと質問させていただきます。  本市ホームページにも掲載されている会議録ですが、平成23年11月16日、第6回から第8回まで、甲府市ごみ処理施設跡地利用検討委員会が開催されて、その席上でごみ処理施設終了後の具体的な跡地の利活用案についての説明がされたと確認しました。跡地を仮設住宅の建設が可能な防災公園として整備していくと考えられているとか、発災時には43戸の仮設住宅の建設が可能となる。駐車場の一部に屋根を設置して、災害時には支援物資の仕分けもできるということをお聞きしているんですが、昨年は地元自治会への説明も完了している様子です。現在、年次的に打ち合わせ等、甲府市ごみ処理施設跡地利用検討委員会討議が重ねられているとのことですので、甲府市ごみ処理施設跡地利用検討委員会で示された議事内容を踏まえた上で、甲府市としてこの甲府市ごみ処理施設跡地利用検討委員会案について、平成26年度の進め方や今後どのように進めていかれるか、お考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 264: ◯佐藤委員長 窪田環境総室長。 265: ◯窪田環境総室長 あそこの甲府市ごみ処理施設跡地利用検討委員会につきましては、実は企画部が所管しておりまして、私ども、一委員としては入るんですけれども、そんなことで御了承願えれば。 266: ◯佐藤委員長 佐野委員。 267: ◯佐野委員 承知しました。ありがとうございます。独自に調べさせていただきたいと思います。  以上です。 268: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。  兵道委員。 269: ◯兵道委員 それでは、塵芥処理費の関係でお伺いしたいと思います。昨年夏の猛暑、そして今回の豪雪と、地球環境がきしみ始めているような気がいたします。特に3.11の原発事故以後、地球温暖化防止に向けた取り組みというのが、このところちょっと停滞しているのかなという印象も受けまして、一刻も早く再生可能エネルギーへの転換が求められるところですが、きょう、明日、一朝一夕に実現できるものではないということがあります。  一方で、大量生産、大量消費という、これまでの社会から資源循環型社会へ、この転換を図っていくことが求められている中で、ごみ処理の問題も常に関心を払ってきたところです。理想的に言えば、ごみ処理にかけるコストを順次削減し、他の増大する一方の行政経費、例えば社会保障経費といったものに振り向けていくという発想も今後必要になってくるのではないかと思います。  そこで、塵芥処理に関して2点お伺いしたいということで、まず第1点に、最終処分場事業費が約5億2,000万円強計上されておりますが、恐らくその中身は燃やした後の灰の処理、焼却灰の処分費が主だと思いますけれども、平成25年度までの状況を踏まえる中で、平成26年度、その計画について、まずお尋ねいたします。 270: ◯佐藤委員長 内藤処理課長。 271: ◯内藤処理課長 最終処分場の関係につきましては、平成22年度から全て県外の民間処分場のほうに委託しておりまして、現在、4年目を迎えておるところでございます。平成24年度までは3カ所、奈良県御所市、長野県小諸市、群馬県草津町のほうに合計約1万トンを処理してきた経過があります。平成25年度、今年度につきましては、見直しを行いまして、今までの3カ所にさらに長野県の野沢温泉村のほうに1カ所、新たに処分場のほうを、リスク分散あるいは安定的な処分場の確保という意味からいたしまして、現在順調に処理させていただいているところであります。4カ所に大体均等になるように排出しているところであります。  こういった中で、昨年6月になりますけれども、小諸市の最終処分場から、地元の小諸市との協議が整わないということで、今年3月をもちまして終了していきたいという通知がありました。そこで、私どもとしましては、残りの3カ所につきまして、小諸市の分を分担できないかという打診をしたところではありますけれども、野沢温泉村と草津町につきましては現状維持でお願いしたいということで、残りの御所市だけが余分に受け入れ可能だということがありました。そこで、私どものほうも安定的な供給ができないかということで、他の近県につきましても調査を行いまして、平成26年度につきましては、埼玉県寄居町にある焼却灰のリサイクル施設等、要するにリサイクルができる施設を見つけまして、そこに来年度につきましては処理をお願いしたいと考えておるところでございます。  以上です。 272: ◯佐藤委員長 兵道委員。 273: ◯兵道委員 詳しく経緯をお話いただきまして、ありがとうございます。  廃棄物については、最終処分場、全国でもだんだん逼迫してくるという事情もあって、今後ますます自区内処理といったことで、受け入れがだんだん厳しくなるのかなと思うところであります。そうは言っても、ごみも減る傾向は見せているものの、劇的に減ってはこない。それで、焼却灰の処分もこういった形でしっかりと処分先を確保していくということが必要かなと思うところですが、一方で、燃やすものを極力減らしていくような社会のあり方というのが求められるのではないかと思うところです。これには、市民のお一人お一人の御協力が不可欠じゃないか。  これまで本市においても、ごみの減量目標、各家庭で1人当たりの目標値を設定して、できる限りごみを減らそうということを取り組んでおられますが、現状、この達成の見込み、そして今後、平成26年度、この達成を実現するためにどのような取り組みを考えておられるのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 274: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 275: ◯功力減量課長 まず、家庭の可燃ごみでございますけれども、兵道委員、御指摘のとおり、本市の目標でございます市民1日1人当たり480グラム。指定ごみ袋導入の際に掲げた目標でございますけれども、残念ながら、平成21年当時は平均1日550グラムを超えていた状況ですけれども、それから減ってきた状況がございます。ですが、昨年は520グラムということで、目標には40グラム到達していない状況でございます。なおかつ、今年度、2月までの実績でございますけれども、市民1人1日当たりで算出しますと522グラムの可燃ごみが排出されている状況でございます。480グラムにつきましては、今年度目標達成は現状で申し上げますと厳しい状況にあると思っております。  新年度も当然480グラム目標でございますので、それに向けて減量を図っているところでございますけれども、兵道委員おっしゃいましたとおり、さまざまな減量施策を展開してございますけれども、特に一般の家庭の中で排出されるごみの中、生ごみ、どうしてもその水分の比重が多い。今年度行いました組成割合でも水分が48%というデータが出ております。さすがに水分をゼロにすることは不可能ですけれども、一搾りすることによって水分が48%だったのが10%ぐらい軽減されるとか、小さな積み重ねですけれども、市民お一人お一人の御協力をいただきながらごみ減量を図っていかなければならないと思っておりますので、周知、PRをいろいろな方法で図りながら展開しようと思っているところでございます。 276: ◯佐藤委員長 兵道委員。 277: ◯兵道委員 ありがとうございます。市民の力というのは偉大だと思うんです。一人一人のこんな小さいかもしれないけれども、積み重なると大きな成果が出てくる。ところが、こういったことはまだまだ周知が必要かなと思います。いろいろな家庭の事情も確かにございまして、どうしてもおむつといったもので可燃ごみで出さざるを得ないとか。そうは言っても、台所のごみは一人一人が意識を持って、きちんと水切りをして出していくということを、一人一人が地球的な規模で環境問題を考えようという感じで、今後、意識がだんだん高まっていけばいいかなと思っております。  いずれにしましても、数年後には新しいごみ処理施設が稼働すると思います。ますます燃やせるもの、少しでもリサイクルできるものはリサイクルに回す。そして、最終的にどうしても残るものは処分していく。このような社会へ転換を図っていく。そのためには、市民レベルからの取り組み、今後もますます必要になってくると思いますので、平成26年度についてもぜひ引き続いて取り組みのほうをよろしくお願い申し上げまして、以上で終わります。 278: ◯佐藤委員長 ほかにございませんか。  内藤委員。 279: ◯内藤委員 それでは、ごみ収集の民間委託、4款2項1目清掃総務費及び2目塵芥収集費について、お伺いします。先ほど2目について、委託料の増は民間委託によるものだということでした。それで、1目の一般職ですけれども、記載のところは119名。昨年の記載が128名だと思いましたので、9名の減となっておりますけれども、このごみ収集の民間委託が平成26年度、どれくらいになるのか。そして、これからしばらく先、どんなふうに移行していくのか、お願いします。 280: ◯佐藤委員長 滝口廃棄物対策室長。 281: ◯滝口廃棄物対策室長 可燃ごみの収集運搬業務の民間委託でございますけれども、市内の収集ルートが全部で28ルートございまして、そのうちの23ルートにつきまして平成25年度までに委託を行っておるところでございます。そして、平成26年度につきましては新たに2ルートを委託いたしまして、残るのは3つなんですけれども、これを平成27年度以降、また委託を行いまして、現在1つの協業組合と8の個別ルートに委託しているんですけれども、これについて将来的には2つの協業組合に委託を行いまして、それぞれお互いのよいところを学びながらスムーズな収集運搬業務を行っていただきたいと考えております。  そして、平成26年度の委託につきましては、15のルートを廃棄物の協業組合に出しているんですが、それが1億7,700万円余り、そして個別の委託10ルートで1億1,200万円余りという金額でございます。 282: ◯佐藤委員長 内藤委員。 283: ◯内藤委員 2つの協業組合というやり方については、また研究してみたいと思いますけれども、いずれ平成27年度、3ルート委託することによって、民間委託への移行は完了ということでよろしいですか。 284: ◯佐藤委員長 滝口廃棄物対策室長。 285: ◯滝口廃棄物対策室長 平成27年度に3ルート全てを委託することについては、まだ決まっておりません。平成27年度以降で3ルートという予定でございます。 286: ◯佐藤委員長 内藤委員。 287: ◯内藤委員 わかりました。ありがとうございました。  それでは、看護師さんの配置について、保健衛生費、1目保健衛生総務費について、お願いいたします。2款の職員の定数管理のところと、3款高齢者支援計画のところで、この問題に触れてまいりましたけれども、健康衛生課としてのお考えを聞きたいと思います。今、行政保健師、甲府市の保健師さんの各部署への配置というのはどうなっていますでしょうか。 288: ◯佐藤委員長 萩原健康衛生課長。 289: ◯萩原健康衛生課長 保健師の甲府市役所全課に何名ずついるかということでございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)総務部の人事課のほうが所管になるわけでございますけれども、私の知り得た範囲でお答え申し上げますと、健康衛生課、本当は26名なんですが、今25名ということで、あと高齢者福祉課に3名、障害福祉課に2名、介護保険課に1名、児童育成課1名、研修厚生課1名、学事課1名、以上でございます。 290: ◯佐藤委員長 内藤委員。 291: ◯内藤委員 3款に行ってしまうのかな。生活福祉課には今、配置していないですか。 292: ◯佐藤委員長 萩原健康衛生課長。 293: ◯萩原健康衛生課長 生活福祉課にはいません。 294: ◯佐藤委員長 内藤委員。 295: ◯内藤委員 3款に踏み込むようなら言ってください。先ほど来、生活保護費の扶助費が非常に多いという中で、医療扶助が半分近くを占めるということで、厚生労働省のほうでも生活保護のところに保健師を配置して、生活保護費に占める医療扶助費を抑えるということで出ているんですけれども、その辺、健康衛生課に聞くのではないのかな。わかりました。2款で聞くべきところだったので、済みません。では、やめます。そうすると、あと、何も聞けなくなっちゃう。  では、ちょっと言いたいことだけ言います。先ほど3款の高齢者支援のところで、地域包括ケアという大きな仕事が出てくる中で、保健師さんの配置というのも、行政で担う部分、それから地域包括支援センターなど民間で担う部分ということで、これから増員が必要になってくる部分だと思います。近年、この平成20年代だけを見ても、DV(ドメスティックヴァイオレンス)、児童虐待、高齢者虐待、自殺防止、災害、危機管理、生活習慣病への重症化の予防、生活困窮者の支援、認知症対策、そういうふうにたくさん、この5年間だけでも、それだけ保健師さんの業務がふえていますので、それに比べて保健師さんのふやし方が足りないのではないかと危惧しているところですけれども、もし健康衛生課としてお答えできるところがあったら、その辺、私は増員が必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。 296: ◯佐藤委員長 内藤委員に申し上げます。総務部の人事のほうにかかわることですので、答える部分がありましたらお願いします。  萩原健康衛星課長。 297: ◯萩原健康衛生課長 当然、健康衛生課だけじゃなくて、保健師の業務は多岐に広がっているということは了解していますし、あるいは保健師に特化した業務を周りの事務職が支えるような仕組みも必要かなと思っております。また、扶助費が増加ということでございますけれども、こちらでは生活福祉課とも連動いたしまして、保健師が研修を行ったり、あと基本健診を受けてくださいという周知を行ったりいたしまして、基本健診の数もかなりふえているような状況でございます。そういった方面から、健康衛生課では生活福祉、医療費扶助の減に資するような事業も手助けしているようなところでございます。  以上でございます。 298: ◯佐藤委員長 内藤委員。 299: ◯内藤委員 最後、残り、健康衛生課で答えられると思いますけれども、各部署に保健師さんが分散配置されている中で、統括保健師さん、横の連絡係ですね。これは健康衛生課の配置になると思うんですけれども、その辺の各部局との連携、保健師さんの連携、統括保健師の配置などについては、どのようにお考えでしょうか。 300: ◯佐藤委員長 内藤委員に申し上げます。人事にかかわることなので、款が違います。 301: ◯内藤委員 では、委員長が言うならやめます。終わります。 302: ◯佐藤委員長 済みませんね。  ほかにございませんか。  鈴木委員。 303: ◯鈴木委員 資源回収費、リサイクルプラザ管理運営事業費のところですけれども、甲府市リサイクルプラザの利用料金についてです。今回の予算特別委員会の冒頭で条例審査がありまして、その中で利用料金については消費税が5%から8%に上がるということで、その対象になるところについては審査が終わったところです。その中に、たしか甲府市リサイクルプラザは入っていませんでしたから、値上げをしないんだと思うんです。そこで、条例審査の中でも、消費税については仮受けて払うものであるということで、上がる部分もあるということであったと思うんです。  そこで、私は心配というか、質問したいのは、甲府市リサイクルプラザの管理運営費は甲府市施設管理協会というところに業務委託していますけれども、委託料とそこの利用料金の収入で恐らく事業をやるような形になっていると思いますから、そうなると400円をそのまま据え置きでということで甲府市のほうとの話になってしまいますと、差額の3%分については甲府市施設管理協会がその運営費の中から充当するんですか、それとも甲府市側からその分については出すんでしょうか、どちらなんでしょうか。 304: ◯佐藤委員長 功力減量課長。 305: ◯功力減量課長 まず、消費税の転嫁を行っておらないわけでございまして、この4月以降、アップ分につきまして、センターで見た場合の歳入の利用料は単価的には同じということでありまして、歳出につきましては、当然さまざまなものに転嫁されるわけですから、歳出はふえます。ということで、甲府市の指定管理料はふえてございます。 306: ◯佐藤委員長 鈴木委員。 307: ◯鈴木委員 了解しました。ありがとうございます。 308: ◯佐藤委員長 ほかにございませんか。  以上をもって一般会計歳出第4款衛生費の審査を終了いたします。  ここで、ただいま福祉部から、午前中の内藤委員への答弁について発言を訂正する旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。  福祉部内藤総務課長、お願いいたします。内藤総務課長。 309: ◯内藤総務課長 お時間いただきまして申しわけございません。  午前中、内藤委員からの御質問の中に、奨励的な補助金について、平成26年度、3款の中でどういう状況かということでの御質問をいただきまして、私の答弁で、平成25年度と比較いたしまして5,000万円ほどマイナスになるということでお答えさせていただいたんですが、福祉部は3款、4款、10款を所管してございまして、それらを合計して福祉部全体でマイナス5,000万円程度という内容でございまして、3款の奨励的な補助金だけに限定いたしますと、平成25年度と平成26年度を対比いたしますとプラス170万円ほどということになっております。  この内容につきましては、保育所に対する運営費の補助が、対象保育所が増加したためということと、老人クラブの人件費がふえたということでございます。内容的には、今、言いましたことによりましてふえている分。あとは、補助金の削減計画の中で減らした、午前中答弁させていただいた部分がございますので、それらを差し引きいたしまして、平成26年度につきましては平成25年度対比でプラス170万円程度ということでございますので、訂正させていただきます。  よろしくお願いいたします。 310: ◯佐藤委員長 内藤委員、よろしいでしょうか。 311: ◯内藤委員 わかりました。 312: ◯佐藤委員長 次に、一般会計歳出第10款教育費中、福祉部所管分の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  中野福祉総室長。 313: ◯中野福祉総室長 それでは、10款教育費中、福祉部にかかわります内容につきまして御説明申し上げます。  162ページ、163ページをお開きください。2段目の表をごらんください。  10款教育費、9項幼児教育振興費、1目幼児教育振興費につきましては、一般職員給与費のほか、幼児教育振興費、幼稚園就園奨励事業費、及び幼児教育センター事業費に要する経費であります。1節報酬につきましては、幼児教育センターにおける子育てアドバイザー、10名の嘱託職員報酬であります。2節給与から4節共済費につきましては、職員2名分の給与費であります。11節需用費につきましては、幼児教育センターにおける光熱水費等であります。14節使用料及び賃借料につきましては、複写機等にかかる賃借料であります。19節負担金補助及び交付金につきましては、幼稚園の就園奨励費補助金、及び私立幼稚園への子育て支援事業助成金等であります。  以上で、10款教育費のうち福祉部にかかわります歳出の概要につきまして御説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほどお願いいたします。 314: ◯清水(仁)副委員長 以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 315: ◯清水(仁)副委員長 以上をもって、一般会計歳出第10款教育費中、福祉部所管分の審査を終了いたします。  次に、浄化槽事業特別会計の審査に入ります。
     当局から説明を求めます。  窪田環境総室長。 316: ◯窪田環境総室長 それでは、浄化槽事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  『予算に関する説明書』特別会計の229ページ、230ページをお開きください。  平成26年度浄化槽事業特別会計は、前年度当初予算額と比較いたしまして5,255万4,000円の増額となっております。主な要因といたしましては、公設浄化槽設置に要する経費の増額によるものであります。  初めに、歳入につきまして御説明申し上げます。233ページ、234ページをお開きください。  1款1項1目浄化槽設置費分担金につきましては、公設浄化槽設置に要する経費のうち、受益者が負担する分担金であります。  2款1項1目浄化槽使用料につきましては、平成23年度設置分から平成26年度新規設置分、及び既存合併浄化槽移管分の使用料であります。  3款1項1目浄化槽整備費国庫補助金につきましては、循環型社会形成推進交付金交付要項に基づき、公設浄化槽設置に対し、国から交付される補助金であります。  4款1項1目一般会計繰入金につきましては、この事業にかかわる職員4名分の給与費などに対する一般会計からの繰入金であります。  5款1項1目繰越金につきましては、存目となっております。  235ページ、236ページをお開きください。  6款1項1目雑入につきましては、公設浄化槽設置に要する経費のうち、上下水道局が負担する負担金であります。  7款1項1目市債につきましては、公設浄化槽設置に要する経費に充当する市債であります。  続きまして、歳出につきまして御説明申し上げます。237ページ、238ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費につきましては、この事業にかかわる職員4名分の給与費、及び維持管理業務委託等に要する経費であります。  2款1項1目浄化槽整備費につきましては、公設浄化槽設置に要する経費であります。  3款1項2目利子につきましては、浄化槽事業債にかかわる償還金利子であります。  以上で、浄化槽事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 317: ◯佐藤委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 318: ◯佐藤委員長 以上をもって、浄化槽事業特別会計の審査を終了いたします。  ここで、環境部長が3月31日をもって退職されますので、挨拶をお願いしたいと思います。  環境部長、土屋敏雄君。 319: ◯土屋環境部長 ただいま、環境部の来年度の予算の御審査をいただきまして、まことにありがとうございます。定年退職まで、あと2週間ほどあるわけですけれども、退職に当たりまして御挨拶をさせていただきたいと思います。  昭和52年に市役所に入所し、3月31日をもって、ちょうど37年という市役所生活に幕を閉じることになりました。この間、議員各位を初め、諸先輩方の御指導や御支援をいただきながら、また大変すばらしい部下や後輩に恵まれまして仕事をすることができました。大変感謝しております。とりわけ、私の係長時代に議会事務局で6年間、それから課長、室長時代の障害福祉部障害福祉課の3年半、そして最後の環境部長の3年、これらの職場は私にとって大変思い出深い職場であります。  退職後は背広を脱いで、全くこれまでとは違った道を歩んでまいります。  議員各位のますますの御健勝と、甲府市議会並びに甲府市政のますますの御発展を心よりお祈りいたしまして、退職に当たっての御挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手) 320: ◯佐藤委員長 ありがとうございました。  それでは、次に介護保険事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  戸澤長寿支援室長。 321: ◯戸澤長寿支援室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案第6号 平成26年度甲府市介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。  『予算に関する説明書』特別会計の101ページ、102ページをお開き願いたいと思います。  初めに、歳入歳出予算事項別明細書につきまして御説明申し上げます。歳入の当初予算総額は176億8,563万6,000円で、前年度と比較して8億2,738万6,000円の増額で、4.91%の伸びであります。増額の主な要因は、1款保険料、3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県支出金、7款繰入金の増額によるものであります。  103ページ、104ページをお開きください。  歳出の当初予算総額は歳入総額と同額でありますが、増額の主な要因は、2款保険給付費が8億1,800万2,000円の増額によるものであります。  次に、歳入について御説明申し上げます。105ページ、106ページをお開きください。  1款1項1目第1号被保険者保険料につきましては、65歳以上の被保険者の介護保険料であります。  2款1項1目督促手数料につきましては、普通徴収の保険料にかかる督促手数料であります。  3款1項1目介護給付費負担金につきましては、保険給付費に対する国庫負担金であります。2項1目介護給付費財政調整交付金につきましては、市町村ごとの介護保険財政の調整を行うための全国ベースの保険給付費の5%相当分が国から交付されるものであります。4目地域支援事業交付金につきましては、地域支援事業費に対する国庫補助金であります。  107ページ、108ページをお開きください。  4款1項1目介護給付費交付金につきましては、40歳以上65歳未満の第2号被保険者の保険料が社会保険診療報酬支払基金から交付されるものであります。2目地域支援事業支援交付金につきましては、地域支援事業費に対する第2号保険者の保険料分であります。5款1項1目介護給付費負担金につきましては、介護給付費に対する県負担金であります。2項1目地域支援事業交付金につきましては、地域支援事業費に対する県補助金であります。  109ページ、110ページをお開きください。  6款1項1目利子及び配当金につきましては、介護給付費準備基金の運用利子であります。  7款1項1目介護給付費繰入金につきましては、保険給付費に対する市町村負担分を一般会計から繰り入れるものであります。その負担割合は保険給付費の12.5%であります。2目その他の一般会計繰入金につきましては、職員給与費及び事務費を一般会計から繰り入れるものであります。3目地域支援事業繰入金につきましては、地域支援事業費に対する市町村負担分を一般会計から繰り入れるものであります。その負担割合は、介護予防事業費の12.5%、包括的支援事業費及び任意事業費の19.75%であります。2項1目介護給付費準備基金繰入金につきましては、第五次介護保険事業計画の3年目における第1号被保険者保険料の負担分として、介護給付費準備基金の取り崩しを行い、保険給付費に充当するものであります。  111ページ、112ページをお開きください。  最下段に掲載してございますが、9款2項4目雑入につきましては、在宅高齢者に対する配食サービスの自己負担金が主なものであります。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。113ページ、114ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費につきましては、職員32名分の給与費及び介護保険事業の運営に要する経費であります。1節報酬は、嘱託職員1名分の報酬であります。2節給料から4節共済費までは、職員の給与費であります。2目連合会負担金につきましては、山梨県国民健康保険団体連合会に対する介護保険事務の共同処理に要する経費であります。  2項1目賦課徴収費につきましては、介護保険料の賦課徴収に要する経費であります。1節報酬から8節報償費まで徴収業務を行う嘱託職員3名分の人件費であります。12節役務費は、納入通知書等の送付に要する郵便料が主なものになります。  115ページ、116ページをお開きください。  3項1目介護認定審査会費につきましては、介護認定審査会の運営に要する経費であります。1節報酬は、介護認定審査会の委員31名分の報酬であります。  2目認定調査費につきましては、要介護認定の調査に要する経費であります。1節報酬から8節報償費までは、認定調査を行う嘱託職員等12名分の人件費であります。12節役務費は、主治医意見書の作成手数料及び調査票などの郵便料であります。13節委託料は、更新申請の認定調査を居宅介護支援事業所に委託するものであります。  4項1目趣旨普及費につきましては、介護保険制度の啓発のため、パンフレットによる広報活動に要する経費であります。  117ページ、118ページをお開きください。  5項1目市民運営協議会費につきましては、条例により設置している甲府市介護保険市民運営協議会の運営に要する経費であります。1節報酬は、委員15名分の報酬であります。  2款1項1目居宅介護サービス給付費につきましては、在宅の要介護1から5の認定者に対する訪問介護などの居宅サービスに要する介護給付費であります。3目施設介護サービス給付費につきましては、要介護者に対する介護老人福祉施設などの施設サービスに要する介護給付費であります。5目居宅介護福祉用具購入費につきましては、在宅の要介護者に対する福祉用具の購入に要する介護給付費であります。6目居宅介護住宅改修費につきましては、在宅の要介護者に対する住宅改修に要する介護給付費であります。7目居宅介護サービス計画給付費につきましては、在宅の要介護者に対する居宅介護サービス計画の作成に要する介護給付費であります。9目地域密着型介護サービス給付費につきましては、要介護者に対する認知症対応型通所介護などの地域密着型サービスに要する介護給付費であります。  119ページ、120ページをお開き願います。  2款2項の介護予防サービス等諸費につきましては、要支援1、または要支援2の認定者を対象とした介護予防サービスの予防給付費であります。その内容につきましては、先ほど御説明申し上げました、前ページの1項介護サービス等諸費と同様でありますので、説明は省略させていただきます。  121ページ、122ページをお開きください。  3項1目審査支払手数料につきましては、山梨県国民健康保険団体連合会に対する介護給付費の審査及び支払事務に要する手数料であります。  4項1目高額介護サービス費につきましては、要介護者が支払いました1カ月間の利用者負担額が所得に応じた一定額を超えた分を払い戻すための保険給付費であります。2目高額介護予防サービス費につきましては、1目と同じ内容でありますが、要支援者が対象であります。  5項1目高額医療合算介護サービス費につきましては、要介護者がいる世帯において1年間の介護保険と医療保険の利用者負担額を合算した額が、所得に応じた負担限度額を超えた分を払い戻すための保険給付費であります。2目高額医療合算介護予防サービス費につきましては、同じ内容でありますが、要支援者が対象であります。  6項1目特定入所者介護サービス費につきましては、所得段階が第1から第3段階までの低所得者の要介護者が施設サービスや短期入所サービスを利用したときに、食費と居住費の負担軽減を図るための保険給付であります。  123ページ、124ページをお開きください。  3目特定入所者介護予防サービス費につきましては、1目と同じ内容でありますが、要支援者が対象となります。  次に、3款1項1目二次予防事業費につきましては、高齢者が要介護などの状態にならないように予防することを目的として、二次予防事業の対象者の把握と介護予防事業に要する経費であります。13節委託料は、二次予防事業の対象者把握業務、介護予防事業、包括支援システムなどの委託料であります。  2目一次予防事業費につきましては、介護予防に関する知識の普及啓発や、地域における介護予防に資するための活動支援に要する経費であります。1節報酬及び4節共済費は、嘱託職員3名分の人件費であります。8節報償費は、運動指導士などの報償費であります。13節委託料は、ふれあいクラブ、まちなか健やかサロン及び高齢者食育元気会などの委託料であります。19節負担金補助及び交付金は、いきいきサロンの運営助成金などであります。  125ページ、126ページをお開きください。  2項1目包括的支援事業費につきましては、市内9カ所の地域包括支援センターによる、高齢者の日常生活を支援するために要する経費であります。13節委託料は、地域包括支援センターの運営業務などの委託料であります。  3項1目任意事業費につきましては、介護給付費適正化事業、家族介護支援事業、地域自立生活支援事業などに要する経費であります。1節報酬及び4節共済費は、嘱託職員1名分の人件費であります。8節報償費は、家族介護慰労金及び成年後見人などの報償費であります。13節委託料は、配食サービス事業及び生活援助員派遣事業などの委託料であります。20節扶助費は、介護用品購入助成及び高齢者虐待一時保護支援に関する扶助費であります。  4款1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、介護保険事業の安定的な運営を図るために設置した基金への積立金であります。  127ページ、128ページをお開き願います。  5款1項1目第1号被保険者還付金につきましては、第1号被保険者の資格喪失などによる介護保険料の還付金であります。  以上が、平成26年度甲府市介護保険事業特別会計予算の内容です。よろしく御審査のほどお願いいたします。 322: ◯佐藤委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  長沢委員。 323: ◯長沢委員 そんなに時間はかかりませんので、先にやらせていただきます。  2款1項6目居宅介護住宅改修費について、お伺いさせていただきたいと思います。昨年6月17日に一般質問させていただいた中の、調査研究ではなくて検討すると言っていただいたことについての御質問でございます。居宅介護住宅改修費、これは福祉用具の購入等も同じでございますけれども、住宅改修費の金額のほうが大きいので、そのことについて取り上げたんですけれども、これは受領委任払いの件ですけれども、一旦全額を納めて、30万円が上限でしょうか。それで、後で9割戻ってくるということで、年金生活者等の単独の高齢者世帯などはその最初の負担が大変だということで、最初から1割負担で済むような形にぜひなりませんでしょうかという形で質問させていただいて、検討するということで御答弁をいただいたんですけれども、あれから約1年たったわけですけれども、どのような検討がなされて、今年度予算を見ますと200万円ほど増額になっているわけですけれども、どのような形で取り組んでいかれるのか、お聞きしたいと思います。 324: ◯佐藤委員長 萩原介護保険課長。 325: ◯萩原介護保険課長 住宅改修費につきましては、現在、非課税世帯の方に対しては現物給付という形になっておりまして、それを広げていくということで、検討いたしますということで御答弁させていただいております。来年度、第六次の介護保険事業計画の策定年に当たっておりまして、金額は全部住宅改修費の制度について、その現物給付と登録制度というものを一緒にして選択制にしていくという、新しく変わる予定であるということで案が出されておりますので、そういったものを見据えながら、また小規模な住宅工務店等の建築業者等への影響なども考えながら、来年度、次期計画の中へ反映できるかどうかの検討をしていきたいと考えております。 326: ◯佐藤委員長 長沢委員。 327: ◯長沢委員 ありがとうございました。  国のそういった改正をもって、また計画に盛り込んでいくというお話だったんですけれども、県内他市ではいろいろな運用の仕方で選択できる。選択するということになると、当然最初から1割負担ということになると思うんですけれども、そういった形で早く運営の仕方で導入されている市もあるようですけれども、甲府市において、そのような考えはございませんでしょうか。 328: ◯佐藤委員長 萩原介護保険課長。 329: ◯萩原介護保険課長 また、県内の他市でもそうだと思うんですが、登録制というものをとっていないということがありまして、介護保険制度を登録制と現物給付をセットのような形で考えていくと。それと、今のやり方、償還払い方式、どちらかの選択制にするという案で国のほうも出しておりますので、そういった案をまた出てきた段階で、いろいろな影響も調査しながら、新しい事業計画の段階で反映していきたいと考えております。 330: ◯佐藤委員長 長沢委員。 331: ◯長沢委員 ありがとうございました。  業者さんへの影響ですとか、私も介護保険課のほうへ昨年も何回もお邪魔する中でお聞きしておりますので、その状況も承知しております。ただ、高齢者の方も経済的な面を考えても、お一人の方が何度もする改修ではございませんので、そういう意味では、お一人の方について人数も少ないということになりますので、思い切った改修ができるように、早くそういったことを実現させていただきたいということを要望させていただきまして、終わらせていただきます。  ありがとうございます。 332: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 333: ◯佐藤委員長 以上をもって、介護保険事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、後期高齢者医療事業特別会計の審査に入ります。
     当局からの説明を求めます。  戸澤長寿支援室長。 334: ◯戸澤長寿支援室長 議案第11号 平成26年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。  『予算に関する説明書』特別会計の205ページをお開き願いたいと思います。  初めに、歳入歳出事項別明細書について御説明申し上げます。  後期高齢者医療事業特別会計の歳入歳出当初予算額は21億4,245万3,000円であります。前年度と比較しますと1,931万2,000円の減額で、0.9%の減であります。減額の要因といたしましては、後期高齢者医療保険料の減額が主なものであります。  次に、歳入について御説明申し上げます。209ページ、210ページをお開きください。  1款1項1目特別徴収保険料につきましては、年金から納付される保険料であります。2目普通徴収保険料につきましては、納付書または口座振替によって納付される保険料であります。  2款1項1目督促手数料につきましては、普通徴収の後期高齢者医療保険料にかかる督促手数料であります。  3款1項1目事務費繰入金につきましては、高齢者福祉課職員の給与、及び事務費等を一般会計から繰り入れるものであります。2目保険基盤安定繰入金につきましては、低所得者に対する後期高齢者医療保険料軽減額の公費負担分を一般会計から繰り入れるものであります。  5款1項1目延滞金につきましては、普通徴収の後期高齢者医療保険料にかかる延滞金であります。  211ページ、212ページをお開きください。  2項2目雑入につきましては、保険料還付の財源が山梨県後期高齢者医療広域連合から交付されるものが主なものであります。  次に、歳出について御説明申し上げます。  213ページ、214ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費につきましては、高齢者福祉課職員の給与費等が主な内容であります。1節報酬につきましては、後期高齢者医療保険事務嘱託職員の報酬であります。2節から4節につきましては、一般職員の給与費であります。  2項1目徴収費につきましては、保険料の徴収等にかかるものであり、保険料徴収業務嘱託職員の人件費及び保険料額決定通知書等の印刷や被保険者証等の送付の郵便料が主なものになります。1節報酬から8節報償費につきましては、保険料徴収業務嘱託職員の人件費であります。12節役務費につきましては、被保険者証等送付の郵便料が主なものであります。  2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、本市が徴収した保険料等を山梨県後期高齢者医療広域連合へ支出するものが主なものであります。  215ページ、216ページをお開きください。  3款1項1目保険料還付金につきましては、資格喪失等に伴う保険料の還付金であります。  以上で、平成26年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算の説明を終わらせていただきました。よろしく御審査のほどお願いいたします。 335: ◯佐藤委員長 以上で説明は終わりました。  なお、委員の皆様に申し上げます。これより質疑に入りますが、本特別会計については山梨県後期高齢者医療広域連合議会が設置されておりますので、ただいま当局から説明がありました範囲内での質疑をお願いしたいと思います。  それでは、質疑に入ります。  質疑はありませんか。  内藤委員。 336: ◯内藤委員 では、今、委員長が言われましたように、これは保険料については山梨県後期高齢者医療広域連合で改定を決めていますので、説明の範囲で質問いたします。  後期高齢者医療保険料は、たしか値上げしていると思いましたが、今の説明ですと保険料全体は歳入のほうで減っているということですけれども、この辺、説明していただけますか。 337: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 338: ◯手塚高齢者福祉課長 保険料のほうは山梨県後期高齢者医療広域連合のほうで決定されているわけですけれども、こちらのほうで把握しております平成26年度、平成27年度の保険料は、2年ごとに見直しをされているところでありまして、均等割額がこれまで平成24年度、平成25年度が3万9,670円でありましたけれども、平成26年度、平成27年度は820円のアップで4万490円。それから、所得割の率は7.86%のままです。ただ、保険料の賦課限度額が55万円から57万円に変更になります。限度額が変わります。それで、1人当たりの平均の保険料が、平成24年度、平成25年度が6万9,608円でありましたけれども、1,657円増額になりまして7万1,265円となることが決まっております。  以上です。 339: ◯佐藤委員長 内藤委員。 340: ◯内藤委員 ですから、今、説明があったように、1人当たりの平均保険料は6万9,608円から7万1,265円に上がったと。それなのに、どうして歳入の保険料の総額が減ってしまったのかということで、例えば75歳以上の人数が減っているとか、どうなんですか。 341: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 342: ◯手塚高齢者福祉課長 特別徴収は100%でありますけれども、保険料の徴収の見込み額が39%を見込んでおりますために、減額をしております。 343: ◯佐藤委員長 内藤委員。 344: ◯内藤委員 39%というと、調定額に対して39%の歳入ということなんですか。 345: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 346: ◯手塚高齢者福祉課長 過去3年間の平均の伸び率で算定させていただいていますので、そこで試算いたしました。 347: ◯佐藤委員長 内藤委員。 348: ◯内藤委員 では、質問を変えます。  もう一つ、保険料を滞納している方、普通徴収分ですね。どのくらいの方が今、保険料を滞納しているんでしょうか。 349: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 350: ◯手塚高齢者福祉課長 2月28日現在で、滞納者は現年滞繰を含めまして535人であります。 351: ◯佐藤委員長 内藤委員。 352: ◯内藤委員 それらの方に対するペナルティーなどは、平成26年度、何か考えていますか。 353: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 354: ◯手塚高齢者福祉課長 平成25年度もそうですけれども、督促状の発送前には納付のお知らせをさせていただいて、督促状の発送から2週間後には徴収嘱託員さんが自宅を訪問して納付指導をさせていただいています。  それから、催告状につきましても、年に2回催告させていただいておりますし、訪問徴収の強化をさせていただいております。 355: ◯佐藤委員長 内藤委員に申し上げます。平成26年度の甲府市に限った部分。全体でしょうか。絞っていただきたいと思います。  内藤委員。 356: ◯内藤委員 それでは、甲府市でということで、特に資格者証の発行とか、いわゆるペナルティーは甲府市では平成26年度、考えないということでよろしいですか。 357: ◯佐藤委員長 手塚高齢者福祉課長。 358: ◯手塚高齢者福祉課長 資格者証は考えておりません。ただ、短期証と申しまして、保険の有効期間が短い保険証のほうは導入させていただいております。これは、あくまでも被保険者間の負担の公平と、それから納付の機会。納付相談する直接的機会の確保をするという意味で、山梨県後期高齢者医療広域連合のほうからも強い要請がありまして、本市のほうも導入しております。  以上です。 359: ◯佐藤委員長 内藤委員。 360: ◯内藤委員 では、まとめます。まとまらないんですけれども、後でよく説明を聞いてみますけれども、今回、高齢者をめぐっては、年金の支給額が下がる中、保険料も上がっているということで、大変な状況に置かれていると思います。山梨県後期高齢者医療広域連合で決めた保険料の値上げということでありますけれども、それが含まれた予算ですので、本会計には反対します。 361: ◯佐藤委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 362: ◯佐藤委員長 以上をもって、後期高齢者医療事業特別会計の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程はすべて終了いたしました。  なお、明日18日は午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるよう、お願いいたします。本日はこれをもって散会いたします。               午後2時49分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...