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平成25年予算特別委員会 本文 開催日: 2013-03-22

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成25年予算特別委員会 本文 2013-03-22 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 308 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯野中委員長 選択 2 : ◯堀内産業総室長 選択 3 : ◯野中委員長 選択 4 : ◯荻原委員 選択 5 : ◯野中委員長 選択 6 : ◯荻原委員 選択 7 : ◯野中委員長 選択 8 : ◯樋口労政課長 選択 9 : ◯野中委員長 選択 10 : ◯荻原委員 選択 11 : ◯野中委員長 選択 12 : ◯樋口労政課長 選択 13 : ◯野中委員長 選択 14 : ◯荻原委員 選択 15 : ◯野中委員長 選択 16 : ◯保坂産業部長 選択 17 : ◯野中委員長 選択 18 : ◯荻原委員 選択 19 : ◯野中委員長 選択 20 : ◯保坂産業部長 選択 21 : ◯野中委員長 選択 22 : ◯荻原委員 選択 23 : ◯野中委員長 選択 24 : ◯森沢委員 選択 25 : ◯野中委員長 選択 26 : ◯堀内産業総室長 選択 27 : ◯野中委員長 選択 28 : ◯森沢委員 選択 29 : ◯野中委員長 選択 30 : ◯樋口労政課長 選択 31 : ◯野中委員長 選択 32 : ◯森沢委員 選択 33 : ◯野中委員長 選択 34 : ◯樋口労政課長 選択 35 : ◯野中委員長 選択 36 : ◯森沢委員 選択 37 : ◯野中委員長 選択 38 : ◯樋口労政課長 選択 39 : ◯森沢委員 選択 40 : ◯野中委員長 選択 41 : ◯内藤委員 選択 42 : ◯野中委員長 選択 43 : ◯樋口労政課長 選択 44 : ◯野中委員長 選択 45 : ◯内藤委員 選択 46 : ◯野中委員長 選択 47 : ◯樋口労政課長 選択 48 : ◯野中委員長 選択 49 : ◯内藤委員 選択 50 : ◯野中委員長 選択 51 : ◯樋口労政課長 選択 52 : ◯野中委員長 選択 53 : ◯内藤委員 選択 54 : ◯野中委員長 選択 55 : ◯樋口労政課長 選択 56 : ◯野中委員長 選択 57 : ◯内藤委員 選択 58 : ◯野中委員長 選択 59 : ◯樋口労政課長 選択 60 : ◯内藤委員 選択 61 : ◯野中委員長 選択 62 : ◯野中委員長 選択 63 : ◯鈴木副委員長 選択 64 : ◯関野農林振興室長 選択 65 : ◯鈴木副委員長 選択 66 : ◯内藤委員 選択 67 : ◯鈴木副委員長 選択 68 : ◯飯島森林整備課長 選択 69 : ◯鈴木副委員長 選択 70 : ◯内藤委員 選択 71 : ◯鈴木副委員長 選択 72 : ◯飯島森林整備課長 選択 73 : ◯内藤委員 選択 74 : ◯鈴木副委員長 選択 75 : ◯池谷委員 選択 76 : ◯鈴木副委員長 選択 77 : ◯関野農林振興室長 選択 78 : ◯鈴木副委員長 選択 79 : ◯池谷委員 選択 80 : ◯鈴木副委員長 選択 81 : ◯関野農林振興室長 選択 82 : ◯鈴木副委員長 選択 83 : ◯池谷委員 選択 84 : ◯鈴木副委員長 選択 85 : ◯関野農林振興室長 選択 86 : ◯鈴木副委員長 選択 87 : ◯池谷委員 選択 88 : ◯森沢委員 選択 89 : ◯鈴木副委員長 選択 90 : ◯金丸委員 選択 91 : ◯鈴木副委員長 選択 92 : ◯関野農林振興室長 選択 93 : ◯金丸委員 選択 94 : ◯関野農林振興室長 選択 95 : ◯鈴木副委員長 選択 96 : ◯金丸委員 選択 97 : ◯鈴木副委員長 選択 98 : ◯関野農林振興室長 選択 99 : ◯鈴木副委員長 選択 100 : ◯金丸委員 選択 101 : ◯鈴木副委員長 選択 102 : ◯関野農林振興室長 選択 103 : ◯鈴木副委員長 選択 104 : ◯金丸委員 選択 105 : ◯鈴木副委員長 選択 106 : ◯鈴木副委員長 選択 107 : ◯岡委員 選択 108 : ◯鈴木副委員長 選択 109 : ◯関野農林振興室長 選択 110 : ◯鈴木副委員長 選択 111 : ◯岡委員 選択 112 : ◯鈴木副委員長 選択 113 : ◯飯島森林整備課長 選択 114 : ◯鈴木副委員長 選択 115 : ◯岡委員 選択 116 : ◯鈴木副委員長 選択 117 : ◯鈴木副委員長 選択 118 : ◯野中委員長 選択 119 : ◯清水産業振興推進室長 選択 120 : ◯野中委員長 選択 121 : ◯山田()委員 選択 122 : ◯野中委員長 選択 123 : ◯清水産業振興推進室長 選択 124 : ◯野中委員長 選択 125 : ◯山田()委員 選択 126 : ◯野中委員長 選択 127 : ◯清水産業振興推進室長 選択 128 : ◯野中委員長 選択 129 : ◯山田()委員 選択 130 : ◯野中委員長 選択 131 : ◯山口商工振興課長 選択 132 : ◯野中委員長 選択 133 : ◯山田()委員 選択 134 : ◯野中委員長 選択 135 : ◯山口商工振興課長 選択 136 : ◯野中委員長 選択 137 : ◯山田()委員 選択 138 : ◯野中委員長 選択 139 : ◯山口商工振興課長 選択 140 : ◯野中委員長 選択 141 : ◯山田()委員 選択 142 : ◯野中委員長 選択 143 : ◯清水(仁)委員 選択 144 : ◯野中委員長 選択 145 : ◯塩澤観光課長 選択 146 : ◯野中委員長 選択 147 : ◯清水(仁)委員 選択 148 : ◯野中委員長 選択 149 : ◯塩澤観光課長 選択 150 : ◯野中委員長 選択 151 : ◯清水(仁)委員 選択 152 : ◯野中委員長 選択 153 : ◯塩澤観光課長 選択 154 : ◯野中委員長 選択 155 : ◯清水(仁)委員 選択 156 : ◯野中委員長 選択 157 : ◯保坂産業部長 選択 158 : ◯野中委員長 選択 159 : ◯清水(仁)委員 選択 160 : ◯野中委員長 選択 161 : ◯山口商工振興課長 選択 162 : ◯野中委員長 選択 163 : ◯清水(仁)委員 選択 164 : ◯野中委員長 選択 165 : ◯内藤委員 選択 166 : ◯野中委員長 選択 167 : ◯金丸市民協働室長 選択 168 : ◯野中委員長 選択 169 : ◯内藤委員 選択 170 : ◯野中委員長 選択 171 : ◯金丸市民協働室長 選択 172 : ◯野中委員長 選択 173 : ◯内藤委員 選択 174 : ◯野中委員長 選択 175 : ◯金丸市民協働室長 選択 176 : ◯野中委員長 選択 177 : ◯内藤委員 選択 178 : ◯野中委員長 選択 179 : ◯山口商工振興課長 選択 180 : ◯野中委員長 選択 181 : ◯内藤委員 選択 182 : ◯野中委員長 選択 183 : ◯山口商工振興課長 選択 184 : ◯野中委員長 選択 185 : ◯内藤委員 選択 186 : ◯野中委員長 選択 187 : ◯野中委員長 選択 188 : ◯関野農林振興室長 選択 189 : ◯野中委員長 選択 190 : ◯森沢委員 選択 191 : ◯野中委員長 選択 192 : ◯関野農林振興室長 選択 193 : ◯森沢委員 選択 194 : ◯野中委員長 選択 195 : ◯森沢委員 選択 196 : ◯野中委員長 選択 197 : ◯関野農林振興室長 選択 198 : ◯野中委員長 選択 199 : ◯乙黒市場経営室長 選択 200 : ◯野中委員長 選択 201 : ◯野中委員長 選択 202 : ◯清水(仁)委員 選択 203 : ◯野中委員長 選択 204 : ◯小澤計画課長 選択 205 : ◯野中委員長 選択 206 : ◯清水(仁)委員 選択 207 : ◯野中委員長 選択 208 : ◯乙黒市場経営室長 選択 209 : ◯野中委員長 選択 210 : ◯清水(仁)委員 選択 211 : ◯野中委員長 選択 212 : ◯乙黒市場経営室長 選択 213 : ◯野中委員長 選択 214 : ◯清水(仁)委員 選択 215 : ◯野中委員長 選択 216 : ◯乙黒市場経営室長 選択 217 : ◯野中委員長 選択 218 : ◯清水(仁)委員 選択 219 : ◯野中委員長 選択 220 : ◯乙黒市場経営室長 選択 221 : ◯野中委員長 選択 222 : ◯清水(仁)委員 選択 223 : ◯野中委員長 選択 224 : ◯乙黒市場経営室長 選択 225 : ◯野中委員長 選択 226 : ◯清水(仁)委員 選択 227 : ◯野中委員長 選択 228 : ◯乙黒市場経営室長 選択 229 : ◯野中委員長 選択 230 : ◯清水(仁)委員 選択 231 : ◯野中委員長 選択 232 : ◯乙黒市場経営室長 選択 233 : ◯野中委員長 選択 234 : ◯清水(仁)委員 選択 235 : ◯野中委員長 選択 236 : ◯小澤計画課長 選択 237 : ◯野中委員長 選択 238 : ◯清水(仁)委員 選択 239 : ◯野中委員長 選択 240 : ◯野中委員長 選択 241 : ◯小田切市場改革調整監 選択 242 : ◯野中委員長 選択 243 : ◯亀田都市建設総室長 選択 244 : ◯野中委員長 選択 245 : ◯清水(仁)委員 選択 246 : ◯野中委員長 選択 247 : ◯深澤道路河川課長 選択 248 : ◯野中委員長 選択 249 : ◯清水(仁)委員 選択 250 : ◯野中委員長 選択 251 : ◯深澤道路河川課長 選択 252 : ◯野中委員長 選択 253 : ◯清水(仁)委員 選択 254 : ◯野中委員長 選択 255 : ◯深澤道路河川課長 選択 256 : ◯野中委員長 選択 257 : ◯清水(仁)委員 選択 258 : ◯野中委員長 選択 259 : ◯深澤道路河川課長 選択 260 : ◯野中委員長 選択 261 : ◯清水(仁)委員 選択 262 : ◯野中委員長 選択 263 : ◯深澤道路河川課長 選択 264 : ◯野中委員長 選択 265 : ◯清水(仁)委員 選択 266 : ◯野中委員長 選択 267 : ◯石原(秀)委員 選択 268 : ◯野中委員長 選択 269 : ◯深澤道路河川課長 選択 270 : ◯石原(秀)委員 選択 271 : ◯深澤道路河川課長 選択 272 : ◯野中委員長 選択 273 : ◯石原(秀)委員 選択 274 : ◯野中委員長 選択 275 : ◯深澤道路河川課長 選択 276 : ◯野中委員長 選択 277 : ◯石原(秀)委員 選択 278 : ◯野中委員長 選択 279 : ◯清水(英)委員 選択 280 : ◯野中委員長 選択 281 : ◯樋川建築指導課長 選択 282 : ◯野中委員長 選択 283 : ◯清水(英)委員 選択 284 : ◯野中委員長 選択 285 : ◯樋川建築指導課長 選択 286 : ◯野中委員長 選択 287 : ◯清水(英)委員 選択 288 : ◯野中委員長 選択 289 : ◯内藤委員 選択 290 : ◯野中委員長 選択 291 : ◯降矢住宅課長 選択 292 : ◯野中委員長 選択 293 : ◯内藤委員 選択 294 : ◯野中委員長 選択 295 : ◯降矢住宅課長 選択 296 : ◯野中委員長 選択 297 : ◯内藤委員 選択 298 : ◯野中委員長 選択 299 : ◯降矢住宅課長 選択 300 : ◯野中委員長 選択 301 : ◯内藤委員 選択 302 : ◯野中委員長 選択 303 : ◯野中委員長 選択 304 : ◯矢野計画指導室長 選択 305 : ◯野中委員長 選択 306 : ◯野中委員長 選択 307 : ◯薬袋都市建設部長 選択 308 : ◯野中委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前9時57分 開 議 ◯野中委員長 ただいまから本日の予算特別委員会を開きます。  本日の日程は、一般会計歳出第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、農業集落排水事業特別会計、地方卸売市場事業会計、一般会計歳出第8款土木費及び土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査であります。  最初に、一般会計歳出第5款労働費の審査に入ります。  当局から簡明な説明を求めます。  堀内産業総室長。 2: ◯堀内産業総室長 改めまして、おはようございます。  それでは、5款労働費について御説明申し上げます。  平成25年度一般会計、予算に関する説明書の100ページ、101ページをお開きください。  5款1項1目労働諸費につきましては、説明欄記載の一般職給与費のほか、労働福祉事業費、雇用促進対策事業費など、勤労者や就労希望者への支援などに要する経費であります。前年度予算と比較して9,000万円ほどの減となっておりますが、主な要因は、勤労者融資対策事業にかかわる預託金の減によるものであります。  主な節について御説明申し上げます。  1節報酬につきましては、労働相談員2名の報酬であります。  2節給料から4節共済費につきましては、職員3名にかかわる給与費であります。  102ページ、103ページをお開きください。  8節報償費につきましては、労働行政推進懇話会委員への報償費及び若年者就業自立支援事業として中学校等へ派遣するキャリア教育の講師謝礼等であります。  11節需用費につきましては、「はたらく者のサポートガイド」にかかわる印刷製本費及び各種事業にかかわる消耗品等であります。  13節委託料につきましては、勤労者福祉センター及び市民いこいの里の指定管理料とともに、雇用・就労支援システム運用管理にかかわる委託料であります。  15節工事請負費につきましては、勤労者福祉センターの屋根防水改修工事等にかかわる経費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、甲府市シルバー人材センター、甲府市勤労者福祉サービスセンターへの補助金及び中巨摩地区広域事務組合負担金等であります。  21節貸付金につきましては、勤労者住宅資金貸付金及び勤労者生活安定資金貸付金にかかわる預託金であります。
     以上で5款労働費についての説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 3: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  荻原委員。 4: ◯荻原委員 お願いいたします。ちょっと先に委員長に確認したいんですけれども、ここで緊急雇用対策事業というのを取り上げて、ただ、それは所管は労政課なのでほかですが、実際の執行は他部局へまたがると。だから、生の数字はほかの款に載っているのですが、労働政策ということでここで取り上げてよろしいでしょうか。 5: ◯野中委員長 労働政策にかかわるものだったらいいですよ。 6: ◯荻原委員 ということですね、わかりました。じゃあ、そういうことで質問させていただきますが、昨年11月ごろに重点分野雇用創出事業、これは緊急雇用の中の1つだと思っていますが、山梨県のほうにたしか17億3,000万円ぐらい来たと。で、これを市町村もいろいろ使って、まあ10分の10ですから、我々としては負担なくいろいろなことで使える事業だろうと思うのですが、平成25年度中に事業化をしてやっていくものに対して10分の10で来ますよと。そういう中で、甲府市がどんな取り組みを平成25年度やられて、どのぐらい予算があって、どのぐらいの雇用をここで見込めるのか、その計画についてお示しをいただきたいと思います。 7: ◯野中委員長 樋口労政課長。 8: ◯樋口労政課長 荻原委員の質問にお答えいたします。  本市は、国の緊急雇用対策として、平成21年度より平成24年度まで、ふるさと再生及び緊急雇用創出基金事業を活用し、雇用の創出に取り組んできました。平成21年度から平成24年度の予算においては、総事業費6億5,000万円余、118事業、512名の雇用を創出してきております。平成25年度におきましては、先ほど荻原委員が申しました緊急雇用創出事業につきましては、平成24年の11月に経済対策第2弾ということで緊急雇用創出事業の拡充ということで、国におきましては各県に交付金ということで追加交付をされました。その後、山梨県からの依頼のもと、直ちに今回の緊急雇用創出基金事業の条件等を踏まえ、各部局に募集を実施しましたところ、山梨県の補正予算の議会提出の期限も間近に迫っておりまして時間のない中、協議検討を各部局でしていただきましたが、委託条件が平成25年度の委託事業が終了した後も委託先が継続事業をすること、また、雇用した職員を次年度は正職員として雇用することなど、厳しい条件の中から申請が上がりましたのは、農業振興課の農産物加工開発及び販路開発事業の1件の委託事業でありました。  以上でございます。 9: ◯野中委員長 荻原委員。 10: ◯荻原委員 これは条件が厳しいなというのはそのとおりだと思うんですね。委託先が事業を必ず継続して必ず雇えという格好でありますし、時間がなかったというのもおっしゃっていましたが、ただ、額が17億3,000万円で、これは山梨県が2で市町村が1の割合なので、多分、山梨県内の市町村がみんなで5億8,000万円使えるお金かなと。まあ、ざっとですけれども6億円近いお金を使えると。だから、できれば、甲府市は人口やいろんなことから考えて1億円やそこらは何かこれは事業化をしていただきたいです。こう言ってはなんですけれども、10分の10のお金なので、これは知恵を出して何かいろいろ使い方を考えていく必要が私はあるのかなと思っているんですよね。ちょっとほかの市町村のことを調べられなかったのですけれども、数千万円ぐらいを考えているところもあるというふうにも伺っていますが、これからこれをちょっと積み増していただきたいんですが、その辺いかがでしょうか。 11: ◯野中委員長 樋口労政課長。 12: ◯樋口労政課長 荻原委員がおっしゃいますとおり、今まで緊急雇用ということで、平成21年度よりさまざまな部局で平成24年度までは最大限活用してきております。そして、各担当とも従来であれば実施したいという御意見がありましたけれども、先ほど言いました条件の中で新たな事業を計画することがちょっとできなかったという状況でありまして、引き続き、他都市の状況も注視しながら、山梨県からの追加交付という形であるかどうかも、山梨県との連携をとりながら、この事業の活用に向けて再度検討し、努力していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 13: ◯野中委員長 荻原委員。 14: ◯荻原委員 ちょっといやらしい指摘になっちゃうんですけれども、前に私が本会議で三、四年前に取り上げたふるさと雇用というのがあったですよね。で、ふるさと雇用も、お金は10分の10でありがたいんだけれども、かなりやはり縛りがあって、みんな使い方に苦慮していたと。そのときに私の、これはホームページに出た数字なので間違いないと思うのですけれども、例えば平成23年度ふるさと雇用は甲府市が4,600万円ほど、北杜市が8,400万円、笛吹市が1億2,500万円と。人数は、甲府市が13人雇用して北杜は19人、笛吹きは22人と、たしかこんな数字なんですけれども、要は、使い勝手が悪いと。確かに厚生労働省がいろんな条件をくっつけてきて、私も、ちょっと変というか、自治体に余り迷惑をかけないでくれというふうに腹の中で思っているんですけれども、だけど、そうはいっても、難しいけれども、ほかの自治体も時間もない、いろいろ大変な条件もあるけどクリアしてやはりやっていたですね。今回も私はその二の舞のような感じがして、何億円という事業で200万円じゃ、ちょっと何か物足りないなと思っています。で、追加分があれば積極的にということなので、そこはぜひ、もちろんこれは労政課の問題じゃないですからね、申しわけないです、課長さんは全く悪くなくて、これは甲府市役所全体の問題ですよね。だから、いろんな部局で事業を考えて、みんな持ち寄ればいいわけですから、これは何も労政課じゃなくて、あるいは産業部でなくても、福祉部であれ環境部であれ、これは雇用をつくれるわけですから、ぜひそんな他部局への投げかけもきちんとやっていってもらいたいなと思っているんですね。ちょっと、部長さんいらっしゃるから聞きたいのだけど、この数字が私はちょっと甲府市としては少な過ぎるなと。どんな認識を持っているのかわからない、ぜひ産業部だけじゃなくて、ほかの部局の問題でもあって、これは甲府市全体の問題なので、ちょっと積極的に音頭をとっていってもらいたいんですが、その辺のお考えをちょっと聞いておきたいんですけれども。 15: ◯野中委員長 保坂産業部長。 16: ◯保坂産業部長 議員の御指摘のとおり、人口の比率からすると、甲府市としては非常に少ないというふうに解しております。他部局とも十分な連携を図りながら、この事業については少しでも手が挙がるような方向でぜひとも取り組んでまいりたい、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 17: ◯野中委員長 荻原委員。 18: ◯荻原委員 もう1個また大きいお金が来ます。これが企業支援型地域雇用創造事業というやつですね。これは全体で13億円で、市町村分が恐らく4億円ぐらいになるんでしょうかね、ちょっとこれは数字は数億円という規模だと思いますが、これも平成25年度中に開始する事業に対してやはり10分の10だよと、こういうことになっています。これは平成25年度中だから、これから頑張ってもらいたいと思うんですが、何か今これに対して取り組む姿勢とか考えがあれば、最後にそれをお聞かせいただいて終わりたいと思いますが、いかがでしょうか。 19: ◯野中委員長 保坂産業部長。 20: ◯保坂産業部長 確かに、私ども産業部だけの考え方の中でこういった事業を進めるということではなくて、もっと他部局に広い意味で投げかけをして、そしてできればひざ詰めをして、こういった事業にぜひひとつ協力してくれという積極的な姿勢で他部局には投げかけをして、そして今後取り組んでまいりたい、そのように考えておりますので、ぜひひとつ御理解をいただきたいと思います。 21: ◯野中委員長 荻原委員。 22: ◯荻原委員 では、最後にあれですけれども、いろんな知恵を、ぜひ例えば民間の企業とかNPOの人に投げかけて、こういうスキームでやればうまくいきますとか、広くみんなに、公募じゃないですけれども投げかけをして、衆知を集めて、大甲府市に恥じない金額と人数をぜひお願いをしたい。それで終わります。 23: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  森沢委員。 24: ◯森沢委員 説明の中でもって委託料1,300万円余、この内訳をもう1回教えてくれますか。ちょっと聞き漏らした。 25: ◯野中委員長 堀内産業総室長。 26: ◯堀内産業総室長 1,307万1,000円の内訳でございますけれども、勤労者福祉センターの指定管理料につきましては、1,010万5,000円、そして市民いこいの里の指定管理料について221万円、そして雇用・就労支援システム、ジョブサポートの運営委託料が75万6,000円でございます。 27: ◯野中委員長 森沢委員。 28: ◯森沢委員 福祉センターのこれはいいとして、いこいの里221万円。これは留守番の手当だけということか。 29: ◯野中委員長 樋口労政課長。 30: ◯樋口労政課長 市民いこいの里におきましては、NPO法人黒平里山の会に委託してございまして、毎年4月1日から11月末が開設期間ということで、それ以外に12月から1月までは管理ということで、すべてを指定管理料で賄っていただいております。 31: ◯野中委員長 森沢委員。 32: ◯森沢委員 また委員長に怒られそうだけれども、いこいの里の年間利用人数、ちょっと決算のほうにかかわってくるかもしれないけれども、教えてもらいたいな。 33: ◯野中委員長 樋口労政課長。 34: ◯樋口労政課長 平成24年度の利用状況でございますが、利用者数4,056人、前年比332人増、決算見込みでございますけれども、利用料につきましては20万8,880円で、昨年より5万8,560円増でございます。利用者からのアンケート調査も実施しておりまして、好評を得ているところでございます。  以上です。 35: ◯野中委員長 森沢委員。 36: ◯森沢委員 4,000人利用してくれればいいと思うんだ。というのは、私いつも考えるんですが、甲府市民に生まれて、中道のほうは精進湖道路が通れるんだね、上九一色のほうは。黒平とかはわざわざ行かないから。だから、一生のうちでもって黒平へ一回も行かないで終わってしまう甲府市民はいっぱいいると思うんですね。それで、この利用者をもうちょっと数をふやすために、もうちょっと充実してもらえないかなと。というのは、これは後でまた教育のときにお願いするんだけれども、要するに小学生が今みんな夏期に、八ヶ岳のほうに、合宿に行っていますよね。(「林間学校」と呼ぶ者あり)林間学校か。あれを黒平でもやってもらうようなことにしたらどうかなというように思っているんだけどね。それにはもうちょっと、まあ小学校5年生だか6年生が行くと思うけど、まあ学校によってはかなり多いところもあるし、学校によっては少ないところもあるから、その子たちが泊まれるような中身にならないものかなと。そして、ある程度あの辺に、あの黒平の皆さんがつくっている畑がみんなあいているわけだ。あの辺を利用してキャンプファイヤーをやったり球技をやったりというようなグラウンドをつくってというような充実をさせてもらうようなことを考えてほしいということだけどね。どうなんだろうね。 37: ◯野中委員長 樋口労政課長。 38: ◯樋口労政課長 黒平におきましては、毎年利用人数がふえておりまして、先ほど森沢委員がおっしゃいますとおり、キャンプファイヤーとかしておりますが、基本的にはこの施設につきましては勤労者の一応施設ということになっておりまして、小学生だけというのはちょっと無理というような形ですけれども、そうはいっても、連れてくる方々が勤労者でありますから、その方を中心に子供のキャンプファイヤーとかは今実施している状況でございます。また、こちらのNPO法人の黒平里山の会と連携をとりながら、地域の遊休地等を利用した中、皆さんを集めて勉強会とかしたり、いろいろそういう形で利用しているということは確かでございます。今後とも多くの方に利用していただくよう努力していきたいと思います。  以上です。 39: ◯森沢委員 お願いします。 40: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  内藤委員。 41: ◯内藤委員 減額が約9,000万円で融資対策が主なものだということで、調べましたら7,600万円。ほかに減額になっている項目は、中小企業従業員福祉共済事業費、前年度208万円がことしはゼロ。勤労者福祉センター管理事業費、前年比で726万円の減、勤労者福祉サービスセンター推進事業費、前年682万円がことしはゼロ。あと、今出ました緊急雇用ですね、この辺の今挙げた項目の減額の理由を教えていただけますか。 42: ◯野中委員長 樋口労政課長。 43: ◯樋口労政課長 減額理由はたくさんございまして、融資事業につきましては、平成23年度につきましては、生活安定資金につきましては3件、そして住宅資金についてはゼロ件、そして平成24年度におきましては、生活安定については6件、そして住宅資金については1件ということで、その資金の差額が減少につながっているということで、預託金が減少しているということでございます。また、中小企業従業員退職金共済につきましては、こちらにつきましては、本市がこの制度に新規加入事業所に掛金の2分の1を限度として、補助金を500円限度として1年間のみ助成をしていた制度でございます。この新規加入事業所が減少したということと、そして平成21年度に事業仕分けあるいは事業評価検討委員会等の評価により、本市の助成制度の役割は終了したと判断されまして、この中小企業退職金共済給付補助金につきましては、平成24年度の補助で廃止することになりました。なお、廃止に合わせまして、平成24年度からでありますけれども、中小企業労働者のための労働者セミナー等を実施し、勤労者のための啓発活動を行っております。そういうことで、中小企業退職金共済については廃止ということで減額になっております。  続きまして、勤労者サービスセンター推進事業につきましては、計上事業の労働者福祉事業のほうに統合したということで、その金額が労働者福祉事業のほうにプラスになっているということでございます。統合いたしました。  以上でございます。 44: ◯野中委員長 内藤委員。 45: ◯内藤委員 あと、今の勤労者福祉センター管理事業費の話でしたか、統合というのは。もう1つ、勤労者福祉サービスセンター推進事業費というのも来年度廃止になっているのですけれども、済みません、今の話はどっちの話だったかしら。 46: ◯野中委員長 樋口労政課長。 47: ◯樋口労政課長 勤労者サービスセンター推進事業ということでございます。 48: ◯野中委員長 内藤委員。 49: ◯内藤委員 そうですね、金額的に見ますと労働福祉事業費は904万円ふえていますので統合ということで、じゃあもう1つ、勤労者福祉センター管理事業費の726万円の減、これは何でしょうか。 50: ◯野中委員長 樋口労政課長。 51: ◯樋口労政課長 勤労者福祉センターが昨年と比べ726万円減額になっています。その理由としましては、勤労者の福祉の増進と文化の向上を図るために設立しました勤労者福祉センターにおきましては、昭和56年に建設され、毎年多くの方が、2万人近い方が利用されております。建設されて30年を迎え、補修を余儀なくされておりまして、平成24年度につきましては大ホールの屋根防水工事等を実施し、平成25年度におきましては本館の屋根防水工事、テニスコート改修などを実施しておりまして、その工事費の差額になります。  以上でございます。 52: ◯野中委員長 内藤委員。 53: ◯内藤委員 わかりました。それで、先ほど荻原委員が取り上げました緊急雇用創出基金事業の終了に伴って、これは5款だけじゃなくて、先ほどの話のとおり、いろんな部にまたがるんですけれども、となると、先ほどの説明ですと、農業振興の方で1件2人の雇用が今手が挙がっているということでありますけれども、そうしますと、この3年間で88事業で512名雇用してきたものが継続されない、一回切れてしまうということで、かなり条件が厳しいということは先ほどの御説明でわかりましたけれども、例えば、甲府市でこれから廃止しよう、例えば民間委託しようだとか、本来甲府市でやらなければならない福祉サービス、障害者サービス、こちらのほうで制度を利用するということはできるのでしょうか。 54: ◯野中委員長 樋口労政課長。 55: ◯樋口労政課長 緊急雇用の事業につきましては、先ほどお話ししましたとおり、各担当の方で委託ということで委託先を決めていただいて、その事業を継続して平成26年度も実施していただくと。委託しなくてもそのまま実施していただくということと、平成25年に雇った雇用については正職員として平成26年から雇っていただくという事業でございまして、それに合致するものであれば、各部局のほうで検討していただいて委託をするという形にはできると思いますけれども、我が労政課の方からそういう発信というのは、お願いはしますけれども、具体的なものというのはちょっと今のところ検討していないということでございます。  以上です。 56: ◯野中委員長 内藤委員。 57: ◯内藤委員 じゃあ確認ですけれども、これはあくまでも委託ということで、甲府市の直営で何かしようということには使えないということでいいですか。 58: ◯野中委員長 樋口労政課長。 59: ◯樋口労政課長 申しわけございません。こちらの事業についてすべて委託事業という形になります。ですから、直営というのはないということで、平成24年度までは直営が大丈夫だったんですけれども、平成25年度のこの緊急雇用についてはもうすべて委託ということになります。  以上です。 60: ◯内藤委員 終わります。 61: ◯野中委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 62: ◯野中委員長 以上をもって、一般会計歳出第5款労働費の審査を終了いたします。  次に、一般会計歳出第6款農林水産業費の審査に入ります。 63: ◯鈴木副委員長 それでは、当局から説明を求めます。  関野農林振興室長。 64: ◯関野農林振興室長 それでは、6款農林水産業費につきまして御説明申し上げます。102ページ、103ページをお開きください。  この6款につきましては、農業委員会所管分を含んでおりますが、一括して御説明申し上げます。  なお、各目の説明におきましては、主な節につきまして、その内容を御説明させていただきます。  6款1項1目農業委員会費につきましては、農業委員報酬及び一般職給与費のほか、農地調査、農地基本台帳整備事業、農地流動化推進事業、農地利用状況調査を主な業務とする円滑化事業などに要する経費であります。対前年度比361万8,000円の減でありますが、主な要因は、職員給与費の減額によるものです。  1節報酬は、農業委員39名の委員報酬及び嘱託職員1名の報酬であります。  2節給料から4節共済費は、事務局職員8名に係る人件費であります。  7節賃金は、農地利用状況調査に係る臨時職員の賃金であります。  報償費は、農地銀行推進員、農業委員会協力員、農地利用状況の調査委員への報償費等であります。  11節需用費は、農地利用状況調査に係るもののほか、事務執行に伴う消耗品、年2回の農業委員会だより発行に伴う印刷製本費等であります。  104ページ、105ページをお開きください。  2目農業総務費につきましては、一般職給与費のほか、農政普及事業費に要する経費であります。前年度比247万円の減でありますが、主な要因は、職員給与費の減等によるものであります。  2節給料から4節共済費につきましては、職員17名分に係る人件費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、峡中・南部農業共済組合及び山梨中央農業共済組合への果樹・園芸施設共済掛金等補助金、農業制度資金への利子補給補助金等であります。  3目農業振興費につきましては、説明欄記載の農業振興地域管理事業費等に要する経費であります。前年度比529万2,000円の増でありますが、主な要因は、農業経営基盤強化促進対策事業費の増によるものであります。  8節報償費につきましては、水田農業産地づくり推進員等への報償費であります。  11節需用費につきましては、上九ふれあい農産物直売所トイレ修繕費のほか、事業執行に伴う消耗品等であります。  13節委託料につきましては、緊急雇用創出基金事業を活用した農産物加工品開発及び販路開拓事業などの委託料であります。  106ページ、107ページをお開きください。  負担金補助及び交付金につきましては、有害鳥獣対策に係る補助金のほか、農林業まつり実行委員会補助金、中核農家規模拡大育成事業奨励費、青年就農給付金並びに戸別所得補償制度に伴う甲府地域農業再生協議会への交付金等であります。  4目農業指導費につきましては、新規就農者等への技術指導や、果樹、花卉等の栽培普及等を行う指導普及事業に要する経費であります。前年度比77万9,000円の減でありますが、主な要因は、果樹、蔬菜、花卉等実証栽培用資材及び事業用器具費の減によるものであります。
     11節需用費につきましては、事業執行に伴う消耗品及び事業用器具修繕費等であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、農業用廃プラスチック処理に係る負担金及び農業者団体への補助金等であります。  5目農地費につきましては、説明欄記載の地域整備事業費等に要する経費であります。前年度比2億9,799万1,000円の減でありますが、主な要因は、小曲圃場用地取得に伴う償還金の終了及び相川土地改良区竜ヶ池の地域用水環境整備事業への負担金並びに帯那棚田の里の県営農地環境整備事業への負担金の減によるものであります。  11節需用費につきましては、排水機場等の農業施設にかかわる光熱水費及び事業用機具修繕費等であります。  12節役務費につきましては、農道等施設整備に伴う所有権移転に係る登記手数料並びに用地取得に係る不動産鑑定料等であります。  13節委託料につきましては、農業施設整備に係る測量設計業務及び各種農業施設保守点検業務等に係る委託料であります。  15節工事請負費につきましては、農道改良工事、水路改良工事及び農業施設補修等に要する費用であります。  16節原材料費につきましては、土地改良事業及び農道等簡易補修に伴う原材料支給に要する経費であります。  17節公有財産購入費につきましては、農道改良工事に伴う用地買収費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、地域用水環境整備事業負担金、荒川沿岸用水利用組合事業費負担金、笛吹川土地改良事業負担金等であります。  22節補償補填及び賠償金につきましては、農道改良工事等に伴う物件移転補償費であります。  28節繰出金につきましては、農業集落排水事業特別会計への繰出金であります。  6目農業センター費につきましては、農業センター管理費に要する経費であります。前年度比505万6,000円の減でありますが、主な要因は、産学官連携に伴う小曲圃場施設整備にかかわる工事の終了によるものです。  1節報酬につきましては、圃場の管理にかかわる嘱託職員1名分、農村婦人の家、農機具等の貸し出し業務に係る嘱託職員1名分及びセンター常直嘱託職員1名分の報酬であります。  108ページ、109ページをお開きください。  11節需用費につきましては、事業執行に伴う事業用燃料費、光熱水費、事業用器具修繕費及び自動車等修繕費等であります。  12節役務費につきましては、電信電話料のほか、圃場の管理に伴いシルバー人材センターからの派遣を依頼するための手数料等であります。  13節委託料につきましては、農業会館、農村婦人の家の清掃業務及び防災設備保守・点検業務等の委託料であります。  15節工事請負費につきましては、農業センター事務室移転に伴う研究棟改修工事等に要する費用であります。  続きまして、6款2項林業費につきまして御説明申し上げます。  1目林業総務費につきましては、職員8名の人件費であります。前年度比171万5,000円の増でありますが、主な要因は、職員手当等の増額によるものであります。  2目林業振興費につきましては、説明欄記載の森づくり推進事業費等に要する経費であります。前年度比1,557万円の増でありますが、主な要因は、小規模治山事業費及び既設林道維持管理事業費における工事請負費等の増によるものであります。  1節報酬につきましては、市有林巡視員及び水源林水質調査業務専門嘱託職員に係る報酬であります。  7節賃金につきましては、松くい虫被害木調査並びに鳥獣保護事業に係るおりの設置及び撤去に要する人夫賃であります。  需用費につきましては、事業執行に伴う消耗品及び自動車用燃料費等であります。  12節役務費につきましては、森林国営保険料及び鳥獣保護事業従事者に係る傷害・賠償責任保険料等であります。  13節委託料につきましては、市有林の造林事業、松くい虫防除事業、林道の維持管理業務に係る委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、寺川グリーン公園に係る土地賃借料等であります。  110ページ、111ページをお開きください。  15節工事請負費につきましては、小規模治山工事、既設林道維持補修工事等に要する経費であります。  16節原材料費につきましては、既設林道の維持管理等に要する費用であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、松くい虫被害対策事業負担金、甲府市森林整備事業補助金及び特定鳥獣適正管理事業補助金等であります。  6款3項地方卸売市場費につきまして御説明いたします。  1目地方卸売市場費につきましては、地方卸売市場事業会計への繰出金であります。  以上で、第6款農林水産業費の説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 65: ◯鈴木副委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  内藤委員。 66: ◯内藤委員 では、考えながらしゃべります。先ほどの5款のところで出てきました緊急雇用が、林業の関係でもやはり農林業、6款のところでも廃止になっているものがあります。林業振興で前年327万円ですか。先ほどの話の続きなんですが、林業について言いますと、例えば国内受給率を50%に引き上げようという国の目標、それから今注目されています環境との連携、そんなことで、これからますます人が必要になってくる分野だと思いますが、その辺について、先ほどの雇用創出を何か農業・林業のほうで使えないか検討した経過はございますか。 67: ◯鈴木副委員長 飯島森林整備課長。 68: ◯飯島森林整備課長 緊急雇用の交付金の活用につきましては、森林整備関係も平成22年から雇用創出という目的で緩衝帯事業に取り組んでまいりました。先ほど来説明があったとおり、平成25年度以降の事業の対象に、非常に条件項目が厳しいというふうなことで採択が得られない状況下にあるということなんですけれども、また新年度に向けて追加の交付金事業等調査しながら、事業対象として得られるものにつきましては受ける中で、市内の森林整備と雇用の促進に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 69: ◯鈴木副委員長 内藤委員。 70: ◯内藤委員 直営はだめだというような話が先ほど出まして、こちらの6款のほうにも幾つか委託料というのがありますけれども、そういったところで何か活用するなんということはできないのでしょうか。 71: ◯鈴木副委員長 飯島森林整備課長。 72: ◯飯島森林整備課長 本市の森林整備にかかわる業務につきましては、ほとんどが林業事業体との業務委託の中で実施しているというふうな状況でございます。その林業事業体が雇用している現場作業される労務班がいるのですけれども、直営事業というふうなシステムでなくて、その林業事業体の組織強化と申しますか、基盤の強化というふうな視点からも業務委託の方法が現状有効だというふうに考えております。  以上です。 73: ◯内藤委員 終わります。 74: ◯鈴木副委員長 ほかにありませんか。  池谷委員。 75: ◯池谷委員 何点かちょっとお尋ねをします。まず最初に、昨年の農業委員会として甲府市長に建議という形で、何点か要望というか、そういうものを甲府市長宛てに出しているのですが、この平成25年の当初予算に、その辺、具体的でなくてもいいんですが、反映されている項目があればお答え願いたいと思います。 76: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。 77: ◯関野農林振興室長 農業委員会の建議要望の中でも何点か御質問等をいただいております。これは4月の段階でまた回答させていただくということになりますけれども、予算のほうでの反映というお話でございます。新規就農関係、特にこちらのほうにつきましては、平成24年度は既に7件で9名が新規就農給付金を受けるということで採択としております。それで、新年度のほうにつきましては、その中に1,500万円ということで計上されております。これにつきましては、9件で11名、夫婦が2件ございますから11名という形の中で1,500万円を計上させていただいております。  また、基盤整備事業関係におきましても、池谷委員のほうからも何回か御質問等もいただいておる中で、やはり基盤整備を拡充といいますか、してもらいたいというお話もいただいておりまして、そういう中におきましては、当然ながら一般財源だけでの対応というのはなかなか難しい、非常に厳しい状況の中でございますので、国さらには山梨県の事業を活用しながら対応していきたいということでお答えもしてきておりますけれども、さらに、山梨県の土地改良事業団体連合会のほうを母体とする事業もメニューがございますので、来年に向けましては、そちらの事業を活用して水路等の改修といったものに取り組んでいくということで、今後、そのような取り組みもしていきたいということで、いろんな補助金関係も活用しながら取り組んでいくということで計画をしてございます。  以上でございます。 78: ◯鈴木副委員長 池谷委員。 79: ◯池谷委員 御答弁ありがとうございました。私も立場上で、さっき室長が言うように、農業委員会もありますが、議会ということで私個人的にこの場でおさめていきたいと思います。またぜひ農業委員会的にはその成果、いろんな評価ということで、予算を計上したということをまた御報告願いたいと思います。ありがとうございました。  次に、先ほどの荻原委員と内藤委員の言われたように、緊急雇用対策の関係ですが、私の知っている限りですが、ちょっとことしの年度でお尋ねしたいのは、耕作放棄地をどんなような形で、この絡みで今年度考えているか。ちょっとお答え願いたいと思います。 80: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。 81: ◯関野農林振興室長 耕作放棄地の解消対策でございますけれども、これにつきましては、過去、緊急雇用のこの基金を活用しながら取り組んでまいりました。しかしながら、この活用ができないということになりましたので、平成25年度以降、これは当然取り組んでいかなきゃならないものだということで認識もしております。したがいまして、平成25年度に予算計上をさせていただきましたが、農業センター費のほうに計上させていただいておりますけれども、いわゆる建築のバックホーを活用するということで、それをリースとして借り上げまして、それを運搬し、また地域のほうでそれを活用していただきながら解消を図っていくということで、平成25年度の予算のほうに計上させていただいているということで御理解いただきたいと思います。 82: ◯鈴木副委員長 池谷委員。 83: ◯池谷委員 そうしますと、去年は、現在も大体終了したということですが、本当に耕作放棄地の解消ができたけれども、平成25年にはもうかなり低下してしまうということで解釈をしてもよろしいのでしょうね。 84: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。 85: ◯関野農林振興室長 緊急雇用の基金を活用するということは、当然、ある程度の規模ができるということで今まで解消を図ってきたのですが、なかなか、リース料も計上しているということでありますけれども、過去のような状況の中での解消というわけにはまいりませんけれども、ただ、特に中山間地を中心として耕作放棄地がありますので、やはりこちらのほうを中心としながらの活用ということになろうかと思いますが、やはりそれにしても、地域のほうでのリーダーとかそういった関係団体、またその皆さん方の中に我々のほうも入り込んで、その解消を含めて、その後の地域に合った農産物をつくっていただくということも含めて、やはり集落的な農業の展開を図るような形の中での構築をしていきたいなと。過去のような状況にはまいらぬかと思いますけれども、一生懸命努めていきたいというように考えております。  以上でございます。 86: ◯鈴木副委員長 池谷委員。 87: ◯池谷委員 今、関野室長さんの答弁でわかりました。実は私、これをどうするかということを個人的に考えるんじゃなくて、先ほどの2人の質問の中から、やっぱり国のほうの考えが違うということで、もう違っているからその方針ということですよね。実際私もその形の作業を見ているんですよね。やっぱり雇用関係の人たちを見ても、私も何回か畑に行きますよね。例えば草取りをしていますよね。そうすると、皆さんも感じているんですが、もうそういう人たちは本当に一生懸命働いているんですが、普通だったら半日かかることだったら、それが3日も4日もかかってその方が草を取っているんですよね。でも、その人に言わせれば、一生懸命私もやっていますよと、そういうことも国のほうでわかっているのかなということと、あと耕作放棄地の関係で、また私も知っているのが、作業として雇われてきているんですが、会社の社長さん、そういう方が雇ってもらいたいということで来るんですよね。その方もやっぱり失業したということで、一生懸命やりますよと言うんですけれども、やはりそういう人たちの力が、どうしても半日ぐらいで私たちができるものが3日も4日もかかるよとか、そういうのが現状ですよね。ですから、私が言っているのは、責めているんじゃなくて、やっぱりその皆さんも一生懸命ですが、やっぱりどれぐらいやったってみんなそうですが、1年や2年でそんなに簡単にはできないということですよね。それを国のほうでは続けるということで、正規雇用で採用しろという、それはちょっとできないと思いますから、要望として、市へ要望するんじゃなくて、甲府市から山梨県とかそっちのほうへ、そういうことはまた、皆さんに任せますよ、ぜひ、事業をやめたというような形を、地方から今度は県、国へ向かって発信しないとということを、そうしないと、もう事業というのはできないと思います。特にうちのほうでもそうですが、特に農業資材はこれを利用してということで、今1件2人ですか、平成25年度出たということで。今、農業関係もいっぱいそういう人が来ておりますので、ぜひ要望は市に要望じゃなくて山梨県、国のほうへぜひ働きかけてもらいたい、そんなことで私のほうで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 88: ◯森沢委員 やめちゃ困るな。 89: ◯鈴木副委員長 ほかにありますか。  金丸委員。 90: ◯金丸委員 それでは第6款の農林水産業費について質問させていただきます。来年度予算の中で一般会計の歳出が708億5,000万円という中で、この款の農林水産業費は約1%、1.04%。果たしてこれが妥当な数字かどうかというところから話をしたいんですが、我が市は、数年前、平成17年に旧中道町、旧上九一色村と合併させていただいて、当時私は質問させてもらったことがあるんですが、まさに中山間地域でそういった地域の農林業費というのは、その町や村の予算に占める割合は結構高いものがあったと。まあここに池谷委員さんいらっしゃるから、よくおわかりだと思います。確かに甲府市全体となるとこういう数字になってしまうのかなということで、私は非常に残念に思っているわけです。  そうした中で、皆さんもよくおわかりのように、国会では今TPPの問題が盛んに議論されておりまして、持論を先に言うと、私はTPPについては積極的に参加すべきだという意見を持っていますから、そうした中で、甲府市の次に向かって農林業の振興をどうしていくかということをお聞きしたいなと思っているのです。これはどうしてかというと、今、図らずも森沢委員から、やめちゃ困るなという意見があったわけですけれども、やはり関野室長が農林専門職として、農業職として非常に働きが大だということはもう誰もが認めるところでございますから、かつて我が市には数年前まで農林振興部というのがありまして、あの部が数年間続いた経過も皆さんも知っていると思うんですが、年々やはりこの款の予算が縮小されていって、事業も何となく縮小傾向で、そしてそのくせ、毎日いろんなことでまさに北の山間部から南の中山間地域まで非常に広い範囲をやらなきゃいけないというふうな状況があって、その部を復活しろとは言いませんけれども、これから甲府市の農業振興をどういうふうにお考えになっているのか、委員会ですから、お話をしていただければありがたいと思っています。  続けてやっちゃいましょうか。いいですか、一問一答で。はい、よろしくお願いします。 91: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。 92: ◯関野農林振興室長 今後の甲府市の農業振興という御質問ということでよろしいでしょうか。 93: ◯金丸委員 はい。 94: ◯関野農林振興室長 農家戸数が約2,400戸、これは再来年、2017年の農林業センサスが実施されますけれども、2012年の農林業センサスが約2,400戸という状況になっております。ただ、年々減少にはございますけれども、そしてまた農地のほうの減少という方向にはありますけれども、そうはいいましても、すべての農地がなくなってしまうのかという状況には恐らくならないだろうということの中で、中道町とも合併をさせていただきましたし、こういうことを考えますと、甲府市の中の農業というのは、実は二極あるのかなというふうに感じておりました。1つは、国のほうの施策を中心とした担い手への集積関係、こちらを中心としての規模拡大という方向が1つの流れがある。もう1つは、甲府市の実態を見てみますと、兼業農家がそのほとんどを占めるという実態がございます。したがいまして、私どもは、二極の中のもう一極の兼業農家を中心としました皆さん方にも力を注いでいかなければならないだろうなということで、私もこの2年間取り組んでまいりました。  また、今後におきましても、特に地域的なことを考えますと、平たん地域におきましては、兼業農家はありますけれども、農業のしやすい状況も実はあります。そういったことを考えますと、家の跡継ぎというのは必ずおりますので、その方が兼業農家としても農作物栽培をしていくという方向になろうかと思っております。ところが、中山間地というのはどうしても、その中の兼業農家といっても、本当におじいちゃん、おばあちゃんという状況がございますから、今は直売所等という中で、今まででしたら隣の家のほうにつくったものを配っていたということで、今は直売所が出ておりますから、そこで売れば換金できるということで、特に奥さん方、それにおじいちゃん、おばあちゃんも喜んでおるという実態がございます。こちらのほうにやはり力を注いでいかなきゃならないだろうなというふうに感じておりまして、そうはいいましても、その農作物への指導ということの中では、農業センターを中心としての取り組みが今度は必要になるだろうなというふうに思っております。そして、それもまた地域の方に職員が出向いて、ただ物だけつくれということではなくて、先ほど池谷委員の方からもお話がありましたように、耕作放棄地を未然に防止するということになれば、どうしてもこれはそこに作物をつくる農家だけの問題ではないというふうに思います。というのは、やはりそこの集落における住民の皆さん方、この方々の力も借りなきゃならんだろう。そしてさらには市民農園なんかも活用しながらということで考えると、市民の皆さんにも力を貸していただく、こんな取り組みが私は自分なりには、国は集落営農と言っておりますけれども、私は集落的営農という方向の中で甲府市の農業は今後考えなきゃならんだろうなということで考えております。こんなことでございますけれども、よろしくお願いいたします。 95: ◯鈴木副委員長 金丸委員。 96: ◯金丸委員 本当に最後の予算委員会で、今、集落的農業というふうなことを御教示いただいて勉強になりましたし、今たまたまお答えの中で農業センターのお答えがありまして、私は2点目として、今の見解に基づけば、やはり本来我が市の農業センターというものはもっともっと活用というか充実していかなければいけないのではないかというふうに思っています。今の答弁に対する私の考え方は、やはり今までは確かに専業農家の皆さんのためのいわゆる農業振興であり農業センターであると。しかし、これからいうなれば市民の皆さんのお力もお借りしたり関心を持ってもらうためにも、よりそういった方たちに農業センターというふうなところが、単に農家の担当だけでなく、市民向けにもやはり指導的なセクションになればいいのかなと思っておるのですが、かつて、昭和48年だったですか、関野さんたちがお入りになったころは、農業センターがつくられて、そこではたしか新宿御苑から職員を派遣して、それからいわゆる熱帯植物というか、わかりやすく言えばガムというふうなものを栽培した時期もありますね。それがだんだんそういうこともなくなっていって、気がついて時々あそこを通るたびに、ここは今何をやっているのかなというふうに私は個人的には寂しい感じがあるわけです。ですから、その農業センターの充実というか活用について、もう一度その辺、お考えがありましたらばお願いをしたいと思います。 97: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。 98: ◯関野農林振興室長 農業センターが、当時49年にオープンしたときには、1つの大分類で1つの課という中で、指導を中心に、それから温室関係とか圃場関係とか、こちらのほうで実証関係を中心に行ってきたと。時代の流れといいますか、いろんな環境の中で、今は1つの係ということで職員数も減少しておりますけれども、やはり私は、先ほど申し上げましたように、今、鳥獣害の問題とかそういった問題も含めて、市民農園の問題等々、耕作地の問題もありますけれども、やはりこれらについての事業を、当然これは農政課の中で取り組んできましたけれども、やはり農業センターのほうの中で事務のほうを行っていくという体制がいいだろうなと。実は今年度の中ではそのような方向の中で取り組んでいく方向で確認をしてございます。したがいまして、今、職員数は当然私がどうこう言えるわけではありませんけれども、やはり農家と直接接する面が強い部署でもございますから、そちらのほうの充実を今後も図っていかなきゃならないということを考えております。  以上でございます。 99: ◯鈴木副委員長 金丸委員。 100: ◯金丸委員 私も本当にそういう今のお考えがいいんだろうなとは思っています。平成4年に初めて市民農園をつくったらどうかという御提言をさせてもらって、当時、室長たちにお世話になって、今、市内にはいくつも市民農園ができて活用されている現実というのがあります。そういう意味で、やはり専門職の皆さんは、専門の能力をやはり役所にいるときに発揮できるポストというかセクションが私はもう絶対大事だと思っています。  そうした中で、関野さん、大変御苦労さまでございましたけれども、最後に1つ、TPPに参加したときに甲府市の農業は明るい未来になるのか、どうなるのか、もし個人的な見解ということがございましたら、お願いできますか。 101: ◯鈴木副委員長 大丈夫ですか。  では、関野農林振興室長。 102: ◯関野農林振興室長 農産品の5品目は守っていこうというお話が出ておりますけれども、ただ、仮にそれが守られないというような状況になった場合ということを想定してということでお話しさせていただきますけれども、特に甲府市におきますもので影響があるだろうと言われておりますのが、当時、平成23年11月に山梨県が農業関係も含めましての影響評価というのを出したと思いますけれども、その中では、米についてはブランド米を除いて相当な影響があるだろうと。それからブドウもそれなりの影響があるだろうというようなことがあったというように思っております。  そこで、ここ近年の状況を見た場合に、甲府市の、特に私は米かなと感じているのですが、米が大体今2,400戸のうちの1,200戸くらいは販売、店頭を含めて直売所も含めて販売農家がありまして、そのうちの半分、ですから500戸から600戸くらいの方が販売をしています。ですから、この方たちの米作農家は少なからず影響するだろうと。特にブランド米というのが、山梨県で言いますと、北杜市の梨北米、これは昨年の米が特Aということで、ほとんど東北のものと変わらないという評価を受けておりますが、ただ、甲府市の米がどうかなという場合に、そこまではちょっと行かないのかなと。そうすると、やはりこれは影響が出るだろうということで、米はいずれにしましても影響するだろうと。ブドウにつきましては、関税、今米の場合は778%ということですから、ブドウは大体10%ぐらいなのですね。ですから、冬の間にチリのブドウが出回りますけれども、ただ、食味的には、私も食べてみましたけれども、余りおいしいとは感じません。やはり山梨県の甲府市のブドウというのは本当に品質もいいですから、これはもう逆に海外のブドウが入ってきても大丈夫じゃないかなというふうに思っております。  ただ、もう1つ心配になるのが畜産関係、これは中道を中心とした、肉牛と肉豚農家がありますから、こちらのほうは少なくとも影響が出るだろうというようなことで感じております。  以上です。 103: ◯鈴木副委員長 金丸委員。 104: ◯金丸委員 今まで政府、国の議論を聞いていると、我が甲府市はどうなるんだろうというふうに私は疑問に思っていたから、今細かく聞かせてもらって、これもよかったなと思っています。いずれにしても、御卒業なさっても、ぜひ甲府市の農業のこれから今後のために、ぜひまたお力添えいただくことを強くお願いいたしまして、御苦労さまでしたということで終わります。  以上です。 105: ◯鈴木副委員長 ほかに質疑はありませんか。 106: ◯鈴木副委員長 岡委員。 107: ◯岡委員 2人がいますから、ちょうど鳥獣の保護とそれから駆除と、2人がいるのでちょっと聞かせていただきたいと思うんですけれども、非常に山梨県議会のほうでもこんな鳥獣の保護と駆除ということで問題になっておるわけですが、特に駆除について、山間部にある集落に非常に被害が多いというふうなことで聞き及んでおりまして、私も現地を見せていただいてびっくりしたんですけれども、今年度と来年度の予算について、その鳥獣の保護・駆除の関係でどのようになっているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 108: ◯鈴木副委員長 関野農林振興室長。
    109: ◯関野農林振興室長 鳥獣関係ということでございますけれども、鳥のほうはちょっとこちらへ置いておきまして、イノシシ、鹿の関係の農作物の被害、これは平成21年をピークに実は減少傾向にあったのですが、昨年は実は200頭先の捕獲をしております。これにつきましては生息地域というのがどうしても山林地域ということになりますから、そちらのほうの関係がございまして、生息環境がよくなっちゃったということで、どうしても農地のほうに出没しておる、こんなことで捕獲も相当の数が出ている。したがいまして、それに対しまして、今年度の中でどういう対応をしていくのか、どうしていこうかなということで、隣におります飯島課長とも協議をしてきました。  そこで、農業関係のほうにつきましては前年度並みの予算を計上させていただいております。それとあわせて、やはりもとも絶たなきゃだめだなということで、これは私どものほうは実は農作物の被害関係における特別措置法がございまして、そちらのほうでの対応と。それから、飯島課長のほうの所管というのは、実は鳥獣保護法という中での適正な管理捕獲ということで、個体数の調整を図るということになりますけれども、こちらのほうも実は120頭の予算を計上してございます。これはイノシシと鹿をあわせての計上ということで、両者のほうで連携をとりながら対応していきたいということで計上させていただいたということで御理解をいただきたいと思います。 110: ◯鈴木副委員長 岡委員。 111: ◯岡委員 非常に難しい問題で、保護しなきゃならない、で、被害が出て駆除しなければならないということでございますけれども、毎年話に聞きますと相当数の、100頭を超すイノシシなんかが保護されて放されているというふうなことで、現状、生息地域の中で適正な管理地というものがあると思うんですけれども、その状態と、それから頭数が把握できていれば、鹿及びイノシシだとかそういう状況の中で、適正というか、そこに生息する場所と生息する頭数なんかがうまく合致しているのかなというふうなことを考えるんですけれども、そうでないと、そのまま里におりてきて非常に被害を及ぼす、駆除になる状態になると思うんですが、その辺の状態はいかがでしょうか。 112: ◯鈴木副委員長 飯島森林整備課長。 113: ◯飯島森林整備課長 中山間地域の農業被害、ニホンジカ並びにイノシシが一番の原因者でございます。山梨県が策定をしております第11次鳥獣保護計画に基づくニホンジカ管理捕獲計画というのがございます。その中で、山梨県下の生息推定数が現状4万頭というふうな数字でございます。適正な生息数を4,700頭というふうな目標値を持っております。そんなふうなことから、甲府市も平成24年度一部試行的にニホンジカの管理捕獲事業を実施してまいりました。さらに平成25年度から4カ年、ただいま関野室長のほうから御説明をさせていただきましたけれども、毎年、生息地における個体数調整、鹿とイノシシを合計で120頭ずつ調整をして農林業被害対策の推進を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 114: ◯鈴木副委員長 岡委員。 115: ◯岡委員 ありがとうございました。非常に山間集落の農業が脅かされて、自分たちが食べるものも何か鳥獣に食べられてしまって、非常に大きな被害が出ているようで、まあ補償は出ていても非常に残念な、せっかくつくっている皆さん方が、さあ食べようかななんて思ったらもうみんな食べられてしまった、手芋なんかみんな掘られて大変な状況だったななんていうことで、いろいろとまた相談にも行かせてもらいましたけれども、今後ともぜひ目を離さないように、ひとつよろしくお願いします。 116: ◯鈴木副委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 117: ◯鈴木副委員長 以上をもって、一般会計歳出第6款農林水産業費の審査を終了いたします。 118: ◯野中委員長 次に、一般会計歳出第7款商工費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  清水産業振興推進室長。 119: ◯清水産業振興推進室長 それでは、第7款商工費につきまして御説明申し上げます。資料の110ページ、111ページをお開きください。  商工費につきましては、企画部及び市民生活部の所管分を含んでおりますが、一括して説明させていただきます。なお、各目の説明におきましては、主な節につきまして、その内容の説明をさせていただきます。  7款1項1目商工総務費につきましては、職員23名に係る給与費等であります。  2目商工業振興費につきましては、説明欄記載の一般管理費のほか、融資対策事業費、地場産業振興対策事業費、中心市街地商業等活性化事業費など、商工業の振興に要する経費であります。前年度比1,659万円余の減でありますが、主な原因は、南北工業団地にかかわる公社への償還金が終了したことによるものであります。  8節報償費につきましては、優良社員、優良従業員表彰、商工業振興指針策定に伴う商工業振興協議会委員報償費等に要する経費であります。  11節需用費につきましては、事務執行に伴う消耗品等であります。  13節委託料につきましては、まちなかヴァンフォーレプラザ活用業務、中心市街地歩行量調査業務、若者文化発信プロジェクト業務等のほか、新規事業の地域ブランド推進調査委託に係る経費であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、事務執行に伴う複写機の賃借料であります。  112ページ、113ページをお開きください。  19節負担金補助及び交付金につきましては、商店街等への各種イベント推進事業補助金、小規模企業者小口資金の利用者への信用保証料補助並びに利子補給金、地場産業センター運営費補助金など、地場産業や伝統産業の振興・育成を図るための各種補助金、空き店舗対策や提案型イベント、小グループ自主的取り組み支援、ストリート再生チーム支援事業など中心市街地活性化のための補助金、さらには企業誘致を促進するための情報通信関連産業立地促進事業補助金等であります。  21節貸付金につきましては、中小企業振興融資資金の原資となる預託金であります。  22節補償補填及び賠償金につきましては、小規模企業者小口資金、特別経営安定資金及び災害復旧対策資金の信用保証協会に対する損失補償金であります。  24節投資及び出資金につきましては、小規模企業者小口資金の信用保証協会への寄託金であります。  3目観光費につきましては、説明欄記載の観光施設整備事業費のほか、観光振興事業費、観光開発事業費、まつり推進事業費など、観光振興に要する経費であります。前年度比4,360万円余の減でありますが、主な要因は、「2012関東・東海B-1グランプリin甲府」が終了し、経費がなくなったこと、また、平成25年度から産業プロジェクト推進課が廃止されること、さらに、国の緊急雇用創出基金事業を活用して実施してきた甲府市観光地周遊支援事業が終了したことによるものであります。  11節需用費につきましては、観光キャンペーンで配布するノベルティーの作成のほか、甲府市観光パンフレットの増刷に要する経費、公衆トイレ等の光熱水費などに要する経費であります。  13節委託料につきましては、公衆トイレの清掃管理業務、登山道の整備業務、観光案内所運営業務、歴史物語観光開発事業、観光戦略費、レンタサイクル運営事業等に要する経費であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、昇仙峡天神森駐車場敷地賃借料及び軽印刷機の賃借料等であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、山梨観光推進機構負担金、観光客誘致対策費補助金、信玄公祭りに係る負担金、大好きまつり実行委員会補助金、甲府市観光協会補助金、鳥もつ煮支援事業等に要する補助金等であります。  次に、企画部の所管となります4目南北地域振興費につきまして御説明申し上げます。  この予算は、南北地域振興事業費のほか、マウントピア黒平管理事業費及び地域振興複合施設等整備事業費に要する経費であります。前年度比4億3,213万円余の増でありますが、主な要因は、甲府南インターチェンジ入り口東側の市有地に計画しております地域振興複合施設の建設工事費であります。  8節報償費につきましては、北部山間地域振興協議会委員の報償費でございます。  11節需用費につきましては、こうふ暮らし体験施設の事業用燃料費及び光熱水費並びにマウントピア黒平の事業用器具修繕費及び建物修繕費が主なものであります。  13節委託料につきましては、マウントピア黒平の指定管理料及び地域振興複合施設の整備に伴う調整池設計業務等の委託料であります。  14節使用料及び賃借料につきましては、マウントピア黒平及びこうふ暮らし体験施設の土地賃借料などが主なものであります。  15節工事請負費につきましては、地域振興複合施設の建設工事費であります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、クリスタルライン整備促進協議会及びやまなし二地域居住推進協議会への負担金等であります。  114、115ページをお開きください。  23節償還利子及び割引料につきましては、地域振興複合施設等整備事業用地に係る償還金であります。  最後に、市民生活部の所管となります5目消費者対策費につきまして御説明申し上げます。  この予算は、自立した消費者育成・啓発のための経費及び計量法に基づきますはかりの定期検査等に要する経費であります。  1節報酬につきましては、消費生活相談員の報酬であります。  8節報償費につきましては、消費者問題懇話会の委員及び消費者モニターへの報償費であります。  9節旅費につきましては、消費生活相談員専門研修などに参加するための費用弁償が主なものであります。  11節需用費につきましては、啓発用パンフレットの購入費が主なものであります。  13節委託料につきましては、弁護士相談業務委託料及び計量検査業務委託料が主なものであります。  19節負担金補助及び交付金につきましては、消費者協会活動費補助金が主なものであります。  以上で7款商工費の説明を終わります。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 120: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  山田()委員。 121: ◯山田()委員 今出ましたけれども、産業プロジェクト推進課がなくなりますが、その理由をちょっとお聞かせいただきたいんですけれども。 122: ◯野中委員長 清水産業振興推進室長。 123: ◯清水産業振興推進室長 平成23年度、平成24年度に産業プロジェクト推進課が組織されまして、平成23年度につきましては、12月に行いました「よっちゃばれ市」、それから平成24年度につきましては昨年の11月に行いました「2012関東・東海B-1グランプリin甲府」、その大きなイベントが終了したことに伴いまして、翌年以降、そういった大きなイベントも予定をされておりませんので、一部の業務を商工課と観光課に引き継ぎまして、産業プロジェクト推進課自体はなくなったということでございます。 124: ◯野中委員長 山田()委員。 125: ◯山田()委員 いろいろそういう行事のほうを、この産業プロジェクト推進課がやっていたと思うんですけれども、この事業ありきの状況の中でその課があったような状況があると思うんですけれども、ただ、せっかく培ってきた事業のノウハウとかいろいろなものを、その課がなくなることによってそれが終わってしまったのであれば、今までのいろいろな行事とかそういうものが、何か終わったらそれですべてが終わっちゃうみたいな状況はもったいないと思うんですよね。ですから、今言われたように、観光課のほうで分担して内容を受け継ぐようですけれども、その内容の事業、廃止と存続とか、その事業によっての、いろいろな事業があると思うんですけれども、どれが廃止、どれが存続というような内容はあるでしょうか。 126: ◯野中委員長 清水産業振興推進室長。 127: ◯清水産業振興推進室長 イベント自体は来年度以降、特に大きなものはございませんので、それは終わるわけですけれども、そのほかの食のブランド化ですとか食の情報発信というような業務を産業プロジェクト推進課が所管をしておりましたので、そういった部分につきましては、観光課あるいは商工課のほうで引き継いでやっていくということでございます。 128: ◯野中委員長 山田()委員。 129: ◯山田()委員 わかりました。まあ、余り無駄にならないような状況で、その事業のほうの、まあ鳥もつだってまだやっておりますし、大きなイベントが終わってしまったら終わりという状況じゃなくて、それを生かしたいろんなほかのまた事業を、ほかの課のほうで続けていっていただきたいと思います。それは以上で終わります。  次に、ことしの例の問題になった商店街連盟のキティちゃん問題ですけれども、あれは予算のほうは補助金として見ているとは思うんですけれども、この間、経済建設委員会でも出ましたけれども、商店街組合のほうに補助金というのは幾らぐらい出ているのでしょうか。 130: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 131: ◯山口商工振興課長 甲府商店街連盟の補助金として84万円を支出しております。 132: ◯野中委員長 山田()委員。 133: ◯山田()委員 そういう予算をつけて向こうのほうに出しているんだというんですけれども、現状においては、神社というのですか、あれがただぽつんとあそこにあるだけで、ちょっと寂しいというか、もったいないというか、そういう状況なんです。補助金を出すだけという状況ではなくて、ある程度はそこにかかわって、ああいう結果が出ないような状況で、もう少しやり方を考えてやっていれば、もう少しうまくいったと思うんですよね。ですから、そういう内容の話、あれは話し合いはあったんでしょうか、こちらの商工課のほうに。 134: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 135: ◯山口商工振興課長 キティちゃんの社の設置につきましては、事前に私どものほうに相談とかお話があったということはございません。商店街連盟のほうとは緊密に、タウンレビューの関係なんかもございましてミーティング、情報交換をしておるのですけれども、今回の案件につきましてはちょっと御相談がなく、いきなり御案内をこちらもいただいたというふうな状況でございます。 136: ◯野中委員長 山田()委員。 137: ◯山田()委員 わかりました。これからいろんな状況でかかわっていくということで要望したいと思いますけれども、お願いいたします。  それから次に、LEDの商店街のほうの補助金の件なんですけれども、新しく平成25年度からLEDにした場合と、LEDにしてからの商店街の電気料の補助が出るという状況ですけれども、これに関しては、例えば商店街とかそういうところにお話を聞いたりアンケートをとったりとかという状況はあったのでしょうか。 138: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 139: ◯山口商工振興課長 今回の新年度予算でのLED化の促進とか、またその移行後の電気料の補助については、企画部のほうで今後市としての対応、調査研究の中で、LED化の必要性というものが言われておりますので、私どもはもともと、商店街の共同施設、街路灯のLED化を含めて、設置とか10年以上経過したものの補助を行っておりましたけれども、やはり商店街のほうで相当の自己資金、初期投資が必要でございますので、新年度においてはLED化を進めるべく商店街のほうに働きかけを行って、実績をつくっていくようにしたいと思います。今回の導入につきまして商店街のほうにアンケートをとったということはしておりませんけれども、日ごろのお話、情報交換の中で必要だというふうな判断のもとに新年度の対応をいたしました。 140: ◯野中委員長 山田()委員。 141: ◯山田()委員 わかりました。僕も何軒か聞いたんですけれども、一般質問の中でもお話をさせていただきましたけれども、やはり商店街自体がもう維持をしていけない状況なので、そこで商店街の街路灯を新しくするという状況はほとんど今ないんですよね。ただ単に今のついている街路灯を電気料を払って維持していくのが精いっぱいで、その商店街の街路灯を新しくしていくというのはほとんどないような状況が私の周囲ではあったんですけれども、何にしましても、LEDにかえなければ電気料の補助がないという状況ですので、これからまたいろいろ考えていただいて、今既存の施設の商店街の街路灯の電気料の補助のほうも考えていただきたいという要望をして終わりたいと思います。 142: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  清水(仁)委員。 143: ◯清水(仁)委員 せっかく委員会に出たから、1点だけ質問させていただきます。  昨年はB-1グランプリで甲府市内に空気というか雰囲気が1年間ずっとあれがあって、大変な活気のあったB-1グランプリでありまして、それがそれなりの効果が十分出たB-1グランプリでありましたけれども、新しい年度で何かそのB-1グランプリと同じようなお考えがあるのか、また、これからそういった検討をされていくのかいかれないのか、そこをちょっとお伺いします。 144: ◯野中委員長 塩澤観光課長。 145: ◯塩澤観光課長 平成25年度につきましては、まず、2月の総会におきまして甲府大好きまつりが10月19日の土曜日に開催することを決定させていただいております。あと、ただいま平成25年度におきましては、山梨県におきまして国民文化祭が開催をされております。ちょうどその事業の一環、10月15日の土曜日に、甲府駅北口を中心といたしまして、文化満喫!暮らしと味わいフェスティバルが開催されます。ちょうど甲府大好きまつりと同じ時期になりますので、ここの実行委員会と連携をとりながら、より多くの皆様に中心街あるいは甲府駅北口に来ていただけるように頑張っていきたいと考えております。  以上でございます。 146: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 147: ◯清水(仁)委員 ありがとうございます。今の御答弁の中で、B-1グランプリまでもいかないけれども、幾多のそういった計画をしているということで、大変ありがたく思っておりますけれども、やはり今度甲府駅北口の甲州夢小路というのが出まして、本当に民間の活力で甲府市を支えていただいているということでもって、今、19日から甲府駅北口のほうで国民文化祭を兼ねた中でイベントをするということで、これは1回ばかりでなくて、例えば甲府市の中だけのB-1グランプリ、そうしたものを毎年毎年やっていくと、もっともっと活性化された甲府市内の活力が生まれてくるんです。本当にこの1年間B-1グランプリをやるということで、前々の年からすごく甲府市内が盛り上がったんですね。そんなことで、今、課長のほうからも伺いましたけれども、ぜひ、甲州夢小路ばかりでなくても、甲府市のそういったところを活用しながら、市民に寄ってもらうというような何か方策を練ってもらえたらと思っております。  今、甲府大好きまつりが10月25日に行われるということでありますけれども、この113ページのまつり推進事業費というのは、これはどんな形で使われていくのですか。 148: ◯野中委員長 塩澤観光課長。 149: ◯塩澤観光課長 まつり推進事業費につきましては、これは県内外から観光客の皆様に親しまれております信玄公祭り、あるいは甲府大好きまつりの実行委員会に対して支出する経費でございます。具体的には、甲府大好きまつり実行委員会に820万円、甲府市の信玄公祭り実行委員会に545万円、山梨県の実行委員会に585万円という内訳で支出をさせていただいております。  以上でございます。 150: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 151: ◯清水(仁)委員 今、答弁の中で820万円が甲府の大好きまつりと。これは甲府市の100周年記念の中でスタートした事業でありまして、平成元年から始まったお祭りでありまして、物すごく活気のあったお祭りで、その当時、一番甲府市が助成金を出したのが、僕の記憶だと、一番高い数字で3,500万円出してあると思うんです。それから3,000万円とか2,500万円と下がってきて、去年あたり1,000万円近くの補助金を出してきて、ことしは820万円ということで、だんだん下がってきた。何で下がってきたか、その要因を教えてください。 152: ◯野中委員長 塩澤観光課長。 153: ◯塩澤観光課長 昨年も金額的には820万円でございます。同じ、ことし平成25年度も820万円ということで計上をさせていただいております。で、これはやはり祭り自体がこの補助金だけではちょっと厳しいものがございますので、私たちは市民祭りという位置づけの中で、より多くの皆様に一緒に運営をしていただくという考えのもと、協賛金というのを募集をしております。企業あるいは個人という、これが昨年あたり約200万円ありましたので、それをあわせて約1,000万円でやっているという形になっております。 154: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 155: ◯清水(仁)委員 お祭り自体が何か衰退してきている感じがするんですね。予算づけが減ってくるとお祭りが衰退ですね。あと二、三年たつとなくなっちゃうんじゃないかと。だから、せっかくこうやって市民のお祭り、これは甲府市の第一番のお祭りなんですよ。このお祭りをどうやって捉えていくかというのも毎年毎年話題になるんですけれども、なかなか思うように進まなくて、課長さんがかわってまた次の課長さんにいくとそんなことをやっているというような状況でありますから、もうそろそろどこかで一度このお祭りを抜本的に見直しをして、市民がもっと寄ってくる、子供が集まるお祭りに、何にしろとは言いませんけれども、またそこらをよく練っていただいて、甲府大好きまつりをぜひ見直しをしてもらいたい。保坂部長が、私の去年の12月の質問の答弁で、来てよかった、楽しかったと言われるようなお祭りに変えていくと言ったんですけれども、何かそこら辺の考えはありますか、部長さん。 156: ◯野中委員長 保坂産業部長。 157: ◯保坂産業部長 突然振られまして私も戸惑っておりますけれども、お祭り自体は特に、甲府大好きまつり、もう市民に定着していますけれども、マンネリ化のないように、中身を十分に精査しながら、またこれも地域の自治会を初めいろいろな団体に御協力をいただかなければなりませんので、その皆さん方の意見も十分聞きながら、議員の御指摘の点も十分踏まえながらやらせていただきますので、その辺は難しい問題ですので、ぜひひとつよろしくお願いします。
    158: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 159: ◯清水(仁)委員 この話は最後にしますけれども、とにかく最後に力強くお答えいただきましたから、ぜひ何とかよろしくお願いしたいと思いますし、やはり子供が集まってくるお祭りを主体に考えてもらいたいと思います。  最後にもう1点ですけれども、本年度中に商工業振興指針というふうなものが出てくると思いますけれども、この指針を踏まえながら、新年度の予算編成にどのように取り組んでいるのか、ちょっとお聞かせください。 160: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 161: ◯山口商工振興課長 商工業振興指針についてのお尋ねですけれども、昨年度と本年度の2カ年をかけて本年度中に策定するということで進めてまいりまして、現在、指針の素案をパブリックコメントにかけている、これがもう本日までなんですけれども、それでパブリックコメントの意見等を踏まえて、若干の微調整はあるかもしれませんけれども、これで指針の策定決定をしていくような状況でございます。  新年度につきましては、商工業振興指針の中で3つ戦略を立ててございます。商工業の基盤の整備、それからにぎわいの創出、それから地域の魅力向上、この3つの戦略でございます。それぞれの戦略のもとに施策が候補で三、四出まして、さらにその下に事業化の視点ということで41の事業が提案されているような形でございます。例えば、新年度予算化したものということでございますけれども、商工業者の基盤整備という戦略の下に、活力ある商業の育成という施策がございます。これはタウンレビューチームで商店街の具体的な取り組みをしておりますけれども、そのいろいろな意欲のある方に支援をする4つの事業、これらを予算化をしております。これが一応一番端的なところでございます。 162: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 163: ◯清水(仁)委員 わかりました。長い間考えてきたものでありますから、ぜひ今の3つの戦略をうまく活用して、そして地域の活性化につながっていけるような、そういったものにつくり上げていただきたいということをお願いしまして、終わります。 164: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  内藤委員。 165: ◯内藤委員 じゃあ最初に5目、市民生活部、消費生活センター事業についてお願いします。新年度の予算はほぼ前年並みになっておりますが、平成23年度から平成24年度にかけて400万円ほど減になっていたということで、去年の予算委員会でも、予算減になっているけれども大丈夫ですかというような話をした記憶があります。現在の体制、相談員の数、それから相談件数については、平成23年度実績については実績表に841件という数字がありますけれども、じゃあまずその相談の体制と、あと相談件数を教えてください。 166: ◯野中委員長 金丸市民協働室長。 167: ◯金丸市民協働室長 相談員数につきましては、平成24年度と同様に3人の体制で行っております。件数につきましては、平成23年度が841件だったのですが、平成24年2月の上旬の統計で851件と、平成23年度を10件ほど上回っております。  以上です。 168: ◯野中委員長 内藤委員。 169: ◯内藤委員 あと、相談内容についてはいろいろあると思いますけれども、かなり複雑化してきているのではないかという印象を持つのですけれども、そういった相談内容、そして一件一件の相談に対する大変さ、その辺、何か特徴は出てきていますか。 170: ◯野中委員長 金丸市民協働室長。 171: ◯金丸市民協働室長 今年度の相談内容ですけれども、やはり件数からまいりますと、通信販売に対する相談が一番多くて、そのほか、アダルトサイトによるワンクリック請求とか、携帯電話への架空請求なんかがやはり去年と同様多いものでございます。最近の傾向としまして、健康食品に関する相談ということで、注文していないと言っても強引に送ってくる手口ということで、高齢者がだまされるというか、お金を支払ってしまうケースとか、海外宝くじに関する相談、宝くじが海外で当たったので送金をしてくれと。その金額も二、三千円と小口でございますので、どうしても引っかかってしまうと。先ほど言いましたアダルト関係のワンクリック請求、あと携帯電話のスマートフォンの架空請求ということで、大量の請求がスマートフォンとか携帯を使ってくるという手口が最近の傾向でございます。  あと、大変さということなのですけれども、やはり今言ったように、いろいろな手口を使ってきておりますので、相談員もやはり一つ一つそれについての対応方法を勉強して指導していかなければならないということで、国民センターと連絡を密にとりまして、新しい手口についての照会をして、それについての対応を聞いてみたり、あと、今、委託料の中で弁護士相談というのがありましたけれども、さらに複雑なものについては弁護士のほうに御紹介するというような形で対応しております。  以上です。 172: ◯野中委員長 内藤委員。 173: ◯内藤委員 本当に相手の業者をまず特定すること自体が大変ですし、なかなかしたたかな相手が多いので業務も大変になってきていると思います。また、件数もふえていますけれども、現場のほうから、消費生活相談というのはもちろん甲府市だけの仕事ではありませんけれども、現場のセンターのほうからは増員要求みたいなものは出ているのでしょうか。 174: ◯野中委員長 金丸市民協同室長。 175: ◯金丸市民協働室長 件数がふえております。そして昼休みもなくやっている現状を見ているところでございますが、平成25年度については、私たちも相談員と話をする中で、平成24年度同様3人でやっていこうということで考えております。  以上です。 176: ◯野中委員長 内藤委員。 177: ◯内藤委員 ぜひ体制を厚くしていただきたいという思いを言いまして、じゃあ商工振興費のほうに移ります。  この7款自体を見ますと、予算自体は全体は3億8,400万円と増額になっておりますけれども、中道の地域振興複合施設等整備事業費というのがこの7款に入ってきますので、実質は商工費全体的に見れば、複合施設を除けばマイナスになっていると。今、商工振興指針の説明がありました。そういうことで、どこが減額になっているのかなということを見ていくと、1つが、2目の商工振興費、地場産業振興対策事業費、例えばこれが今年度に比べて593万円の減になっているということですけれども、この減額の中身は何でしょうか。 178: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 179: ◯山口商工振興課長 地場産業振興対策事業にかかわる予算の御質問ですけれども、マイナスの一番大きな要因は、山梨県の地場産業センターが来月4月から一般財団法人に移行いたします。これまで運営費、人件費を山梨県とともに補助をしておりましたけれども、一般に移行するということで、この運営費、人件費が540万円ほど減額になっております。  それからあと、大きいところでは、工場設置のための奨励金がございますけれども、これが3カ年ということで、こちらのほうの250万円ほどが終了した、このあたりが減額の要因の大きなところでございます。 180: ◯野中委員長 内藤委員。 181: ◯内藤委員 そうしますと、例えば甲府市工業協会への助成、ものづくり若手経営者育成支援事業、新商品開発研究事業、他の項目については大体今年度と同じ額が確保されていると受け取ってよいのでしょうか。 182: ◯野中委員長 山口商工振興課長。 183: ◯山口商工振興課長 委員おっしゃるとおり、それで結構でございます。 184: ◯野中委員長 内藤委員。 185: ◯内藤委員 終わります。 186: ◯野中委員長 ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 187: ◯野中委員長 ないようですので、以上をもって一般会計歳出第7款商工費の審査を終了いたします。  次に、農業集落排水事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  関野農林振興室長。 188: ◯関野農林振興室長 それでは、平成25年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。別冊の予算に関する説明書169ページからになります。  農業集落排水事業は、上九一色地区における農業用水の水質保全と生活環境の改善のための下水道事業でございます。予算総額は、歳入歳出とも、前年度に比べ35万2,000円の減となっておりますが、要因といたしましては、工事請負費の減によるものでございます。  歳入について説明いたします。173ページ、174ページをお開きください。  1款1項1目農業集落排水施設使用料につきましては、加入戸数137戸、公共施設等19カ所の使用料であります。  2項1目農業集落排水施設手数料につきましては、督促手数料の存目予算となっております。  2款1項1目利子及び配当金につきましては、説明欄記載のとおりであります。  3款1項1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金であります。前年度に比べ減額となった要因といたしましては、施設補修に要する経費の減額によるものでございます。  175ページ、176ページをお開きください。  3款2項1目基金繰入金、4款1項1目繰越金、5款2項1目雑入につきましては、いずれも存目予算となっております。  歳入は以上でございます。  続いて、歳出について説明いたします。177ページ、178ページをお開きください。  1款1項1目農業集落排水事業費につきましては、電気料等光熱水費や保守点検委託料など、施設の運営及び維持管理に係るものが主なものであります。  2款1項1目元金につきましては、公債費に係る償還元金であります。  2目利子につきましては、公債費に係る償還利子であります。  3款1項1目農業集落排水整備基金費につきましては、基金への積立金でありまして、預金利子を財源としております。  以上で、甲府市農業集落排水事業特別会計予算についての説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 189: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  森沢委員。 190: ◯森沢委員 この事業は、まあこれを関野室長に言っちゃ悪いけれども、排水事業、電気料以外はほとんどかかっていないような感じだけれども、これから続けていくの。 191: ◯野中委員長 関野農林振興室長。 192: ◯関野農林振興室長 当然続けていかなきゃならないと思っております。 193: ◯森沢委員 それはいいや、だめだ。 194: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  森沢委員。 195: ◯森沢委員 ほかにないようでしたら、お願いがあるんです。要するに、農政の希望のという関野室長が今回やめるから、後どうなるのか心配しているんだけれども、まあ将来の構想をお話をしてもらいながら挨拶をしていただこうと思ったら、金丸委員さんの質問で全部答えてくれちゃった。だから、挨拶だけでもいいから、どうかな。それでもし皆さんがよかったら。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 196: ◯野中委員長 よろしいですか。皆さんの同意が得られましたので、関野農林振興室長から挨拶をいただきたいと思います。  関野農林振興室長。 197: ◯関野農林振興室長 役所生活がちょうど、1カ月は足らないのですが、39年間ということで、昭和49年の5月に農業センターのオープンと同時に採用されまして、農業センターを皮切りに農政のほうで25年ほど、都市計画といいますか、都市建設のほうで14年ほど仕事をさせていただきました。いろいろな方々との出会いもあり、また先生方とも御指導をいただいて、この3月には定年を迎えるということでございます。私も4月1日からはサラリーマンから野良リーマンになりまして、地域の農業の一役が担えればいいなということで、かみさんとともに農業に従事していくという決意でおります。今までの御指導、御鞭撻、ありがとうございました。本当にありがとうございました。(拍手) 198: ◯野中委員長 以上をもって農業集落排水事業特別会計の審査を終了いたします。  以上で終わります。御苦労さまでした。  次に、地方卸売市場事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  乙黒市場経営室長。 199: ◯乙黒市場経営室長 よろしくお願いいたします。それでは、議案第13号 平成25年度甲府市地方卸売市場事業会計予算につきまして御説明を申し上げます。予算書の57ページから59ページ並びに予算に関する説明書の1ページから17ページに基づきまして御説明をするべきところでございますけれども、お手元にA4判の業務実績の推移及び予算総括説明資料を配付させていただきましたので、この資料に基づきまして御説明を申し上げます。  まず、業務の実績の推移をごらんいただきたいと思います。市場の業務予定量についてですが、平成25年度は青果物3万7,281トン、水産物1万2,359トン、合計取扱量4万9,640トンを予定しております。平成24年度と比較しますと、青果物は約5.6%、2,212トンの減、水産物では約2.5%、317トンの減、合計では約4.8%、2,529トンの減を見込んでございます。取扱金額につきましては、青果物は約4.4%、4億2,637万1,000円減の92億6,387万9,000円、水産物は約4.6%、4億3,081万4,000円減の89億3,470万1,000円、合計では約4.5%、8億5,717万5,000円減の181億9,858万円を見込んでございます。  次に、平成25年度の市場事業会計予算につきまして、同じく配付資料の予算総括説明資料をごらんいただきたいと思います。  まず、市場の経営活動に伴い発生する収益と、それに対応する費用に関する予算書第3条の収益的収支予算について御説明申し上げます。  収益的収入のうち営業収益につきましては、卸売業者等の卸売額に対する売上高割使用料、卸売業者、仲卸業者等からの施設使用料及び電気、井水の使用料でございますその他営業収益でございます。  売上高割使用料につきましては、前年度当初予算額に比べ1.5%増となってございます。これは前年度決算額見込み額に対しまして過去5年間の平均増減額を乗じて算出したものでございます。施設使用料につきましては、前年度当初予算額に比べ4.5%の増となってございます。この主な要因といたしましては、新たに設置をいたしました青果低温売り場等の使用料を見込んでいるためでございます。その他営業収益につきましては、前年度当初予算額に比べ22.1%増となってございます。これは主に電気料金値上げによるものでございます。  次に、営業外収益につきましては、預金の受け取り利息、一般会計からの繰入金であります他会計補助金、行政財産目的外使用料等の雑収益でございます。  次に、収益的支出について御説明いたします。  営業費用につきましては、職員給与費、事務費等の一般管理費、光熱水費、修繕費、委託料等の施設管理費、建物構築物等の減価償却費でございます。  まず、一般管理費につきましては、前年度当初予算額に比べ2.7%増となってございます。主な要因といたしましては、嘱託職員1名分の人件費の増でございます。  施設管理費につきましては、前年度当初予算額に比べ2.6%減となってございます。主な要因といたしましては、市場施設修繕工事等の減によるものでございます。  減価償却費につきましては、前年度当初予算額に比べ53.8%増となってございます。主な要因といたしましては、新たに設置をいたしました青果等低温売り場、及び卸売場耐震補強工事の減価償却費の増によるものでございます。  次に、営業外費用につきましては、財務省からの借入金でございます企業債支払利息、それから環境整備費補助金等の関係業界補助金及び納付消費税額でございます。企業債支払利息につきましては、前年度当初予算額に比べ48.9%増となってございます。  続きまして、市場の建設改良及び企業債元金償還に関する予算書第4条の資本的収支予算について説明いたします。  まず、資本的収入のうち企業債につきましては、市場整備計画における施設整備費に伴うものでございまして、前年度当初予算額に比べ81.8%減でございます。これは耐震補強工事等の大規模な改修工事終了に伴う減でございます。補助金につきましては、冷蔵庫施設の改修設計にかかわる県補助金でございまして、前年度当初予算額に比べ83.7%減でございます。これは低温売り場等設置工事の終了に伴う減でございます。  出資金の他会計出資金につきましては、平成25年度企業債償還元金の約2分の1に相当する額を一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、資本的支出について説明いたします。施設整備費につきましては、市場施設整備関係職員2名分の給与費、それから市場施設整備にかかわる委託料、さらには工事請負費等でございます。前年度当初予算額と比べ68.3%の減でございまして、耐震補強工事等の大規模改修工事が終了したことによります減でございます。  企業債償還元金につきましては、財務省からの借入金の平成25年度元金償還分でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金にて補填いたします。  以上、雑駁ではございますが、平成25年度甲府市地方卸売市場事業会計予算の説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 200: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入るわけですが、本事業会計につきましては、本年4月1日より指定管理者制度を導入しております。ですから、ただいま当局から説明がありました範囲内での質問ということになります。
     もう1つお諮りしたいと思います。皆さん、この項で質問のある方は挙手を願えますでしょうか。  1人だけ。それでは、午後からにしたいと思います。ゆっくりやってください。  ここで暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。               午前11時57分 休 憩       ─────────────・─────────────                午後零時58分 再開議 201: ◯野中委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、地方卸売市場事業会計の審査に入ります。  当局から説明が終わっていますが、質疑に入ります。質疑のある方はいらっしゃいますか。  清水(仁)委員。 202: ◯清水(仁)委員 ちょっと風邪声で鼻が悪いから、声が通らんと思いますけれども、お許しください。  先ほどもらった資料の中で、収益的支出の営業外費用の中で、関係業界、前は援助金といったのが今度補助金と名前が変わりまして、これは平成24年度から150万円上がっているというふうに記載されておりますけれども、普通に考えてみると、もう年間にごみも収益もすべて下がっている。この関係業界補助金は恐らく重点的には場内のごみ処理に回っていると思いますけれども、この平成24年度から今度平成25年度で150万円上がった要因というのは何でしょうか。 203: ◯野中委員長 小澤計画課長。 204: ◯小澤計画課長 関係団体援助金150万円の増額につきましては、昨年度は指定管理料の中に入っておりまして、消費者感謝デー実行委員会の補助金の分が指定管理者の実行に伴いまして移したのですが、その分が直接の補助ということで、今年度、平成25年度からは本市から実行委員会のほうに直接補助をするのが妥当だというふうなことで平成23年度に戻したということになっております。 205: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 206: ◯清水(仁)委員 その消費者感謝デーの予算というのは毎年毎年この中に入っていたんでしょう。入っていたから、今回それが入るということはちょっと私は理解できないんだけれども。 207: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 208: ◯乙黒市場経営室長 今、小澤課長が申し上げましたとおり、平成24年度、今年度につきましては指定管理の業務ということで150万円、指定管理のほうに入れたのですが、市場関係者の皆さんと協議をする中で、やはり直のほうがいいだろうと。実行委員会組織を持ちますので、平成25年度につきましては、平成23年度と同じように元の体制に戻したということで、150万円ふえていますけれども、平成24年度がそういった形で、指定管理に組み込んだということで御理解いただきたいと思います。 209: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 210: ◯清水(仁)委員 わかりました。じゃあその150万円はわかりました。ですけれども、その150万円を引いても前年とこの関係業界補助金については同じということは、先ほど、一番冒頭に言った、すべてが減ってきているのに何でここが下がらないか、ここのバランスはどうなっているのか、ちょっと不思議に思うんですけれども。 211: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 212: ◯乙黒市場経営室長 この環境整備補助金ですが、これにつきましては生鮮食料品を扱う市場ということで、市場内で発生いたしましたごみですとか、あるいは側溝の泥上げ、あるいはネズミ等の有害動物の駆除というものを、市場関係者が協力をして安全で安心な生鮮食料品を消費者の皆さんに提供するという中で、みずから市場の環境整備に取り組んでいただいているというもとに、開設者として市場関係者の負担を軽減するという目的で、甲府市地方卸売市場協会のほうにその事業費の一部を運営費補助金というような形で負担をしている、支出をしているというふうな状況でございます。 213: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 214: ◯清水(仁)委員 今、乙黒室長の答弁は、私が質問している趣旨とちょっと違った答弁でありますけれども、やはり先ほど言ったのは、ごみがだんだん減ってきているのにそこが下がってこないのはどうしてなのかと聞いたんだけれども、これはネズミの駆除とかそういうことはわかります。わかりますけど、例えばこれが育成です、若い人たち、いわゆる二代目、三代目の育成を図るためにここがだんだん上がっていくとかいうことはいいんですけれども、今それさえも、何かこう市場が低迷しているから、二代目、三代目の方が跡取りがいない、そこへ重点的に目標に援助していくというなら話はわかるんだけれども、ただ、今、ごみが減っている中でここが減っていないということは、ちょっと僕は理解できなかったんだけれども、ごみがそれだけ出ているということに思えばしようがないと私も理解しますけれども、じゃあ、これで結構でございます。なるべく補助金は市場のそういう流れを見ながら、普通であれば、そういう状況になりますから、ぜひそこら辺よく御検討していただきたいと思います。  次に、このいただいております企業会計の13ページの流動資産の未収金でありますけれども、この未収金についてですけれども、今、厳しい市場の中の状況はわかりますけれども、この未収金というのは使用料の滞納と言っていいのかわかりませんけれども、この未収金というのはどんな形で今ここへ出してあるのですか。 215: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 216: ◯乙黒市場経営室長 13ページの未収金の内容でございますけれども、これは企業会計ですから、発生主義という形の中で、3月分の売上高割使用料、それと、その他営業収益ということで、電気料ですとか、あるいは井戸水といったものの使用料収入が4月に入ってくるということで、未収金という形で勘定科目がなっていますけれども、そういう形で計上させていただいています。 217: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 218: ◯清水(仁)委員 わかりました。じゃあ、そこで利用している人の使用料のその未収じゃないということですね。               (「はい」と呼ぶ者あり)  じゃあわかりました。  じゃあもう1点いきます。施設整備費、これも先ほどの資本的支出の平成25年度の1億8,340万4,000円、この施設整備の金額が出ておりますけれども、この金額は平成25年度までに整備計画にかかわるその費用ということで理解してよろしいでしょうか。 219: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 220: ◯乙黒市場経営室長 まず、この1億8,340万4,000円の内訳ということでございますけれども、この施設整備費の内訳につきましては、工事請負費、それから委託料、それから人件費、施設整備にかかわる職員2名分の人件費あわせまして1億8,340万4,000円ということでして、工事請負費につきましては、内容的には仲卸店舗の改修工事、あるいは青果棟周辺の排水改修工事、それから主なものだけ申し上げましたけれども、あと委託料関係では、市場冷蔵庫改修工事の設計委託とか、そういうものを、これは施設整備計画にのっとりましてやっているというふうな状況でございます。 221: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 222: ◯清水(仁)委員 冷蔵庫のほうは今から次に質問しようと思ったんだけれども、この予算が平成25年度の卸売り場の整備の資金としていいということですね。 223: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 224: ◯乙黒市場経営室長 そのとおりでございます。 225: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 226: ◯清水(仁)委員 じゃあ、今、冷蔵庫の話を室長さんのほうでしていただきましたけれども、冷蔵庫の整備につきましては、平成24年度、たしか設計をするということになっておりましたけれども、ことし入っていますか。 227: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 228: ◯乙黒市場経営室長 市場冷蔵庫の整備につきましては、平成24年度、今年度、市場関係者の皆さんと協議をする中で、平成25年度に設計工事委託、それから平成26年度、平成27年度の2カ年で改修工事をしていくと、現在そういうような予定でおりますので、平成25年度につきましては先ほど御説明いたしたとおり、工事の設計が入っていると。これが約1,400万円ほど入ってございます。 229: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 230: ◯清水(仁)委員 わかりました。じゃあ冷蔵庫の件はそれで終わらせていただきます。  あと、最後にもう1点ですけれども、私が昨年の12月の本会議の質問の中で、にぎわいのある市場づくりにかかわる施設、セクションを平成23年度から5カ年の施設整備におよそ19億円の費用を見込んでおり、その財源は国の交付金と企業債を充てるということでありましたけれども、これら多額の企業債借り入れに対し、総務省の繰出基準どおりに一般会計から繰り出すお考えがある、実はこれは私、再質問しようかと思ったら、もう時間がなくて終わっちゃったものですから、これを再質問しようかと思ったのですが、その今の質問のお答えはできますか。 231: ◯野中委員長 乙黒市場経営室長。 232: ◯乙黒市場経営室長 総務省基準というのがありまして、一般会計が負担するべきものはもう決まっておりまして、例えば市場の建設改良に要する経費ということで、三次予算でいきますと、これは平成4年度以降の利子分の2分の1を補填していただけると。それから四次予算のほうでいきますと、償還元金の2分の1、これが繰出基準の中で、一般会計のほうで負担をしていただけるということですから、今後につきましても、私どももらわないと運営ができませんので、そういった形ではいただけるものというふうに理解しております。 233: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 234: ◯清水(仁)委員 わかりました。じゃあ、もう1点最後ですけれども、にぎわいの市場づくりにかかわる、これは平成25年度に関係業界と協議を進めていくという話を前に伺っておりますけれども、にぎわいの市場の施設の設備費というのはどんなふうに捻出していく予定でいますか。 235: ◯野中委員長 小澤計画課長。 236: ◯小澤計画課長 にぎわいの市場づくりにつきましては、市場の活性化を図ることを目的に、平成21年度に策定いたしました市場見直し計画に位置づけたものでございます。現在の進捗状況につきましては、にぎわい市場事業の計画のたたき台というものを策定いたしまして、市場関係者で組織いたします検討委員会に御提議をさせていただきました。今後におきましては、その施設の必要性等も含めた中で十分に議論を重ねてまいりたいと考えております。なお、現在のところ、その財源につきましては、国の交付金を活用するとともに、残りにつきましては企業債を充てる計画となっております。  以上でございます。 237: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 238: ◯清水(仁)委員 何か市場のほうの話を聞いていると、平成23年から平成27年の整備計画をつくりましたよね。それで、つくったからにはそれを実行していかなければならないと思いますけれども、決めてあるからそれを実行するんじゃなくて、その間に市場の中の財政の状況も変わってきますから、ですから、そこで再度検討するか、変更するか、あるいは見直ししていきながら、その事業によっては平成27年度でなくてもいいから先送りしていくとかという、何かそういったことも考えていかないと、今、市場の財産が、きょうもここにありましたけれども、一番最初のやつで、こんなに減ってきちゃって、先ほど説明がありましたけれども、資料で青果・水産で2,529トンのマイナス。取り扱い金額も8億5,700万円も下がった状況で、ずっと下がっていますよね。ですから、健全な市場運営がされるには、これから最大限の努力をしていかなければいけないと思いますから、私は、余り無理せずに何かその年に合った計画の見直しもいいんじゃないかなと思いますから、ぜひそこら辺も考慮しながら、うまく運営をしてもらいたいなということをお願いして終わります。 239: ◯野中委員長 午前中確認させていただきましたが、そのほかに質疑はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 240: ◯野中委員長 以上をもって以上をもって地方卸売市場事業会計の審査を終了いたします。  ここで、3月31日をもって退職する部長から挨拶をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  市場改革調整監小田切一也君。 241: ◯小田切市場改革調整監 本日は、このような機会をいただきましてまことにありがとうございます。  私は、昭和51年に市役所に入りまして、37年の公務員生活ということになります。この間、土木の技術者として区画整理等のまちづくり事業、それから下水道事業とか街路事業の基盤整備事業に従事してまいりました。今、そういう自分の携わったところを見まして、立派になった姿を見ますと、この事業に出会ってよかったということと、地域のお役に立ったというような満足感を抱かせていただいております。  また、この8年間は生鮮食料品の流通を担う卸売市場の改革を担当させていただきまして、市場関係者の皆さんと改革に向けた話し合いを重ねてきております。そういう中で、やはりまちづくりと同様に、人と人との信頼関係が大切だなということを学ばせていただいたということが本当に実りがあったなというふうに思っています。市場の改革はまだ途中でございますが、徐々に変わりつつあります。これが市場の活性化につながっていっていただければというふうに願っているところでございます。  いずれにしましても、今までもいろいろな問題に直面してきたわけでございますが、その時々の市長様初め、議会の議員の皆様の御指導、御鞭撻、また、先輩、同僚、そして後輩の皆さんのお支えがあったればこそということで、心より感謝を申し上げます。  これからは、地方の時代ということで、新庁舎も完成しますし、リニアの時代も到来します。大きく変わっていくだろう甲府市がさらに輝いてすばらしいまちになっていきますよう、私も今度は一市民の立場から応援していきたいと思っております。  結びになりますが、甲府市並びに甲府市議会のますますの発展と議員の皆様の御健勝、御活躍を御祈念申し上げ、お礼の御挨拶といたします。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手) 242: ◯野中委員長 続けます。次に、一般会計歳出第8款土木費の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  亀田都市建設総室長。 243: ◯亀田都市建設総室長 それでは、第8款土木費につきまして御説明を申し上げます。  初めに、予算に関する説明書10ページ、11ページをお開きください。  8款土木費につきましては、当初予算額62億9,088万7,000円、対前年度比4.95%、2億9,675万円の増額計上であります。増額となった主な要因は、和戸町竜王線整備事業の県代行事業負担金及び物件等補償費の増、さらに公営住宅整備事業の(仮称)北新団地建設に伴う工事費の増などが主なものであります。  続きまして、予算に関する説明書の114ページ、115ページをお開きをお願いいたします。なお、金額につきましては予算書に記載されておりますので、省略させていただきます。  8款土木費、1項道路橋りょう費につきましては、1目の道路橋りょう総務費から6目の橋りょう維持費までであります。一部に総務部にかかわります予算を含みますが、一括して御説明を申し上げます。  1目道路橋りょう総務費は、一般管理費及び道路用地管理事業費のほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス6.7%、4,432万円の減額計上であります。主な要因は、一般職給与費及び地籍調査事業費の減であります。  主な節につきましては、1節報酬は、地籍調査事業の嘱託職員1名分及び道路用地管理事業に係る嘱託職員1名分の報酬であり、2節から4節までは、職員62名分の給与費等であります。  11節需用費は、街路灯などの光熱水費、自動車修繕に要する経費等で、13節委託料は、地籍調査測量業務、市道登記業務及び総務部にかかわります設計積算システム保守業務等の委託料であります。  116ページ、117ページをお開きください。  14節使用料及び賃借料は、補修センターによる道路補修に係る建設機械及びダンプトラック、地籍調査事業に係ります統合型土地情報システム等の借上料などであります。  次に、2目道路維持費は、道路維持管理事業費等に要する経費でありまして、対前年度比40.7%、3,531万7,000円の増額計上であります。主な要因は、新規事業といたしまして、通学路の交通安全対策としてグリーン塗装や路面標示、注意喚起看板設置等を実施していくための通学路交通安全対策事業費を計上したことによるものであります。  主な節につきましては、1節報酬は、補修センター嘱託職員8名分の報酬であります。  13節委託料は、道路の除草、除雪に係る費用及び甲府駅北口の市道等に係る指定管理料であります。  15節工事請負費は、道路維持安全対策工事及び通学路交通安全対策工事費等であり、16節原材料費は、側溝ぶた、グレーチング、生コン等の直営補修工事用の材料費であります。  次に、3目道路舗装費は、説明欄記載の市道舗装事業費に要する工事請負費でありまして、対前年度比28.1%、1,466万8,000円の増額計上であります。  次に、4目道路整備事業費は、説明欄記載の道路整備事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス65.7%、2億1,973万2,000円の減額計上であります。主な要因は、増坪1号線整備事業等の事業終了によるものであります。  主な節につきましては、15節工事請負費は、国玉通り線、宮原2号線にかかわります道路改良工事等であり、17節公有財産購入費は、国玉通り線に係ります道路整備事業用地の取得費であります。  次に、5目道路新設改良費は、市道新設改良事業費のほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比38.2%、1億9,200万8,000円の増額計上であります。主な要因は、地域整備事業の工事請負費の増額によるものであります。  主な節につきましては、13節委託料は、市道新設改良事業ほか3事業の設計委託業務等に係ります事業であり、15節工事請負費は、市道新設改良事業ほか5事業に係る工事費であります。  118ページ、119ページをお開きをお願いいたします。  17節公有財産購入費は、市道新設改良事業等に係る道路用地の取得費でありまして、22節補償補填及び賠償金は、同事業等の道路用地取得に伴う物件移転補償費であります。  23節償還金利子及び割引料は、同事業等の道路用地取得に伴う償還金であります。  次に、6目橋りょう維持費は、橋りょうの維持補修に係る費用でありまして、対前年度比63.2%、1,651万1,000円の増額計上であります。主な要因は藤川の橋りょうかけかえに伴う県代行工事負担金を計上したことによるものであります。  主な節につきましては、13節委託料は、橋りょう長寿命化修繕計画策定業務等に係る経費であり、15節工事請負費は、春日歩道橋改修工事等で、19節負担金補助及び交付金は、県代行工事負担金に要する経費であります。  続きまして、2項河川費、1目河川水路費につきましては、一般河川の改修事業等に係る経費でありまして、対前年度比12.2%、1,189万4,000円の増額計上であります。主な要因は、野間川改修工事に係る移転補償費の増額によるものであります。  主な節につきましては、2節から4節までは、河川改修業務に係ります3名分の給与費、13節委託料は、沼川、四分川、流川の逆水防止樋門管理及び野間川改修に伴う家屋調査設計等の経費であります。  15節工事請負費は、河川水路改修等の工事に要する費用です。  120ページ、121ページをお開きをお願いいたします。  22節補償補填及び賠償金は、野間川改修工事に係る移転補償に要する経費であり、23節償還金利子及び割引料は、野間川拡幅や流川改修事業の用地先行取得に伴う償還金であります。  続きまして、3項都市計画費に移ります。1目都市計画総務費は、都市計画道路整備検討費のほか、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス29.5%、3,304万4,000円の減額計上であります。主な要因は、一般職給与費及び都市基本計画推進事業費等の委託料減によるものであります。  主な節につきましては、1節報酬は都市計画審議会委員等の報酬、2節から4節は職員7名分の給与費、13節委託料は市街地活性化等整備検討委託等に係る経費であり、21節貸付金は都市計画事業に伴う移転等の資金貸付金であります。  次に、2目開発指導費につきましては、土地開発指導事業のほか、説明欄記載の事業にかかわる経費でありまして、対前年度比マイナス18.5%、3,271万1,000円の減額計上であります。主な要因は、国の補正予算に伴い木造住宅耐震化支援事業費を平成24年度に前倒しすることによる事業費の減によるものであります。
     主な節につきましては、1節報酬は、開発審査会委員等の報酬であります。  2節から4節は、職員11名分の給与費であります。  122ページ、123ページをお開きください。  13節委託料は、建築指導事業費の構造計算プログラム保守に要する経費等であります。  19節負担金補助及び交付金は、新規事業であります住宅リフォーム助成事業における個人住宅のリフォーム工事に対する助成経費等であります。  次に、3目土地区画整理費につきましては、甲府駅周辺土地区画整理事業費のほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス1.9%、3,516万6,000円の減額計上であります。主な要因は、甲府駅周辺拠点形成事業及び山宮地区土地区画整理事業が終了したことによるものであります。  主な節につきましては、1節報酬は、甲府駅周辺土地区画整理審議会委員10名分の報酬、2節から4節は、職員16名分の給与費で、13節委託料は、甲府駅周辺土地区画整理事業における古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事委託等に要する経費であります。  15節工事請負費は、同事業地区の都市計画道路及び区画道路に係る工事費であります。  22節補償補填及び賠償金は、同事業に伴う建物移転等の補償費、23節償還金利子及び割引料は、同事業等の用地先行取得に伴う償還金であります。  124ページ、125ページをお開きください。  次に、4目街路事業費につきましては、市単独街路事業費のほか、説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比27.1%、1億3,430万5,000円の増額計上であります。主な要因は、和戸町竜王線整備事業の県代行事業負担金等によるものであります。  主な節につきましては、2節から4節は、職員5名分の給与費であります。  13節委託料は、和戸町竜王線整備事業に係る用地測量及び補償算定業務等に要する経費であり、17節公有財産購入費は、同事業に係る事業用地の取得費であります。  19節負担金補助及び交付金は、同事業の城東工区を山梨県が施工することによる代行事業負担金等であります。  22節補償補填及び賠償金は、同事業の事業用地取得に伴う物件移転補償費であり、23節償還金利子及び割引料は、街路事業用地先行取得に伴う償還金であります。  次に、5目公園建設費につきましては、西下条公園整備事業費のほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス36.4%、3,412万6,000円の減額計上であります。主な要因は、西下条公園整備事業の工事費の減によるものであります。  主な節につきましては、2節から4節は職員5名分の給与費、15節工事請負費は、西下条公園の公園整備に要する工事費であります。  次に、6目公園費につきましては、動物園管理事業費のほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比マイナス2.6%、1,174万4,000円の減額計上であります。主な要因は、一般職給与費及び都市公園管理事業における嘱託職員数の減であります。  主な節につきましては、1節報酬は、動物園窓口業務、遊亀公園内管理業務等に係る嘱託職員7名分の報酬であり、2節から4節は、職員25名分の給与費であります。  126ページ、127ページをお開きください。  11節需用費は、動物園・都市公園の光熱水費及び飼育動物用飼料等に要する経費で、12節役務費は、都市公園等の樹木剪定業務手数料等、13節委託料は、都市公園の清掃、除草業務及び動物園内の夜間警備、甲府市歴史公園及び甲府駅北口多目的広場の指定管理等に要する経費であります。  15節工事請負費は、省エネ・グリーン化推進事業における都市公園照明設備のLEDへの取りかえ及び都市公園の遊具改修工事費等であります。  23節償還金利子及び割引料は、都市公園用地等取得に伴う償還金であります。  次に、7目緑化推進費につきましては、圃場管理事務費ほか説明欄記載の事業に要する経費でありまして、対前年度比26.7%、412万円の増額計上であります。  主な節につきましては、1節報酬は、緑化推進協議会委員10名分及び落合圃場の嘱託職員1名分に係る報酬で、8節報償費は、緑化ポスターコンクール入賞者表彰賞品及び市民緑化教室の講師への謝礼等であります。  12節役務費は、圃場管理及びナデシコ群生地等の維持管理に伴うシルバー人材センターへの派遣手数料等です。  13節委託料は、まちの杜管理業務に要する経費、15節工事請負費は落合圃場屋根型ハウスの老朽化に伴う改修工事等であり、19節負担金補助及び交付金は、生け垣設置奨励及び事業所等緑化事業の助成金等であります。  128ページ、129ページをお開きをお願いします。次に、4項住宅費に移ります。  1目住宅管理費は、市営住宅の維持管理に要する経費でありまして、対前年度比マイナス11.7%、2,518万3,000円の減額計上であります。主な要因は、市営住宅の改修工事費等の減額によるものであります。  主な節につきましては、1節報酬は、市営住宅使用料の徴収嘱託職員2名分及び市営住宅管理嘱託職員1名分の報酬であります。  2節から4節は、職員7名分の給与費であり、8節報償費は、市営住宅明け渡し訴訟に係る弁護士費用及び市営住宅管理人報償金等であります。  11節需用費は、市営住宅の建物修繕に要する経費等であり、13節委託料は、給水設備保守管理等に要する経費、15節工事請負費は、市営住宅の外壁、台所等の改修工事費等であります。  23節償還金利子及び割引料は、住宅退去に伴う敷金払い戻しに要する経費であります。  次に、2目住宅建設費は、(仮称)北新団地建てかえに係る公営住宅整備事業に要する経費のほか説明欄記載のとおりでありまして、対前年度比38%、3億2,395万3,000円の増額計上であります。主な要因は、(仮称)北新団地の建てかえに伴う建設工事費等の増によるものであります。  主な節につきましては、12節役務費は、設計住宅性能評価手数料等に要する経費であります。  130ページ、131ページをお開きください。  13節委託料は、(仮称)北新団地D棟建設にかかる実施設計委託等に要する費用、15節工事請負費は、(仮称)北新団地A棟建設工事等に要する経費、23節償還金利子及び割引料は、市営住宅用地取得に伴う償還金であります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 244: ◯野中委員長 以上で説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  清水(仁)委員。 245: ◯清水(仁)委員 116ページの道路維持費のところで、通学路の交通安全対策事業費が新規事業で載せてありますけれども、この通学路の交通安全対策のグリーン塗装や路面標示とあるんですけれども、この路面標示というのは何を示しているのか。 246: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 247: ◯深澤道路河川課長 御質問の路面標示なんですけれども、路面標示として路面に、歩行者注意ですとか、あとゼブラとか減速マーク、そんなようなものをつける事業でございます。 248: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 249: ◯清水(仁)委員 じゃあ、この2,931万円の中のその路面標示はどのくらいの予算が盛ってあるんでしょうか。 250: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 251: ◯深澤道路河川課長 おおむねですけれども、450万円程度です。 252: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 253: ◯清水(仁)委員 じゃあこの新規の事業費の2,900万円のうちの450万円というのは極めて低い数字ですけれども、今言われた路面標示が、例えば1カ所に書いた場合にはどのくらいの費用がかかるんでしょうか。 254: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 255: ◯深澤道路河川課長 歩行者注意が1カ所で約5万円ですかね。 256: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 257: ◯清水(仁)委員 5万円というと、90カ所ですね、ことしの予算で。450万という今、金額を出されましたから、今、歩行者ということで5万円であれば、約90カ所が書けるというか標示できるということですけれども、ちょっと私が聞きたいのは、何でこう聞いたかというと、今最近、学校の近所の子供の通学路、歩行者でなくて児童通学が目につくんですよ。これはすごく運転しているドライバーが、カーブとか直線へ来てすごく目立つんですよ、児童通学とあると。あ、この先は子供さんが通っている通学路だというのがわかりますから、これを、例えばじゃあ歩行者優先と児童通学に450万円、90カ所かけられますから、できたら、歩行者も大事かもしれないけれども、その児童のほうにどのくらい今までかけてきたという──あ、新規だからごめんなさい、新規事業だからかけてないんだけど、基本的に児童通学というふうなほうに重点的にこの路面標示をしていただくような方向をお願いできますか。 258: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 259: ◯深澤道路河川課長 路面標示以外に注意喚起看板、注意してねという看板なんですけれども、それが通学路、児童注意というような看板を設置していくのもその中に含まれております。 260: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 261: ◯清水(仁)委員 それも含まれているというと、路面標示はかなり標示するのが減ってくるということですね、それが含まれているから。 262: ◯野中委員長 深澤課長。 263: ◯深澤道路河川課長 内容につきましては、昨年の夏に道路管理者、教育委員会、学校関係者などと相談をする中で、じゃあここは路面標示をしましょう、ここは注意喚起看板にしましょうという立ち会いを経て内容を決めておりますので、このとおり進めていきたいと考えております。 264: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 265: ◯清水(仁)委員 じゃあ最後ですけれども、立ち会いのもととか言いましても、そこに欲しいという、例えば小学校とか中学校で要望があった場合には,できるだけその要望に応えていただくような御配慮をお願いしたいと思います。というのは、できるだけ多くのところにその児童通学というのを書いてもらいたいということをお願いします。  以上です。 266: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  石原(秀)委員。 267: ◯石原(秀)委員 1項6目橋りょう維持費について御質問させていただきます。橋りょうの長寿命化ということが今特に言われてきているわけなんですが、本年度の予算、平成23年度、平成24年度で平成25年度との予算と比較してみますと、平成23年度が1,440万7,000円、平成24年度が2,612万7,000円、で、平成25年度が4,263万8,000円、昨年度比で63.何%でしたか、アップということでありました。これだけ特に震災以降、橋りょうの落下とかということが言われている中で,こういう予算が盛られてきているんだろうと思いますけれども、先ほどお話ございました春日歩道橋以外に橋りょうの維持についてどのような平成25年度の取り組みをされるのか、この予算の中でお答えいただきたいと思います。 268: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 269: ◯深澤道路河川課長 工事という意味合いでしょうか。 270: ◯石原(秀)委員 はい。 271: ◯深澤道路河川課長 工事に関しましては、今回平成25年度につきましては、春日の歩道橋を補修をするという工事費のみでございます。あとは補修センターにある原材料とかそういったものは予算計上してありますけれども、発注する工事は春日の歩道橋の工事であります。 272: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 273: ◯石原(秀)委員 昨年の9月の決算審査特別委員会のときにお尋ねをいたしました。そのときに、橋りょうの落下を防止するための落下防止装置、甲府市内に580橋がある中で、橋りょう落下防止装置が必要だというのが32橋、そのうち去年9月の時点では17橋完了している。あと15橋が必要ですというお答えをいただいたことを記憶しております。この15橋という昨年度決算ですね、それを踏まえての今度平成25年度の予算を出していらっしゃると思うんですが、その15橋についてはどういう取り組みをされる予定なんですか。 274: ◯野中委員長 深澤道路河川課長。 275: ◯深澤道路河川課長 現在、橋りょうの長寿命化修繕計画というものをことしの10月に完了するということを目指して進めておるのですけれども、この落橋防止の必要な15橋につきましても、その橋りょうの長寿命化修繕計画の中に盛り込む中で、今策定をしている途中でございます。 276: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 277: ◯石原(秀)委員 決算のときも申しました。きょうも同じことを申すことになるんですが、もし災害が起きて橋が落っこってしまうと、支援物資も届かなくなる、そういう状況が想像できます。そういうことを考えたときに、やはり今年度そういう取り組みをされるということでありますけれども、やはりそこは緊急性というものがあると思うんです。今後、診断をして計画を立てていく中でも、さらにそこに優先度を持って、ここがまずはというようなところはぜひ早くに手をつけていただきたいというふうに思います。  あわせて、取りかえの必要なところもあろうかと思うんです、耐震または免震構造を備えた、そういうことも思いますので、これはやはり市民生活の安全性ということを考えたときに、もう早急に手をつけていただかなきゃならないことだというふうに思っております。  つきましては、早急に、今平成25年の10月にはその診断結果が出て、長寿命化の方策が出るということでありますけれども、それはなるべくなるべく前倒しをしていただいて、市民生活の安全性を確保していただくようにお願いしたい。それを強く要望し、終わります。 278: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  清水(英)委員。 279: ◯清水(英)委員 1点お尋ねします。木造住宅耐震化支援事業についてお尋ねをいたします。先ほどの御説明で木造住宅耐震化支援事業費前倒しをされたということなんですけれども、例えば平成24年度と平成25年度を比べたときに、今年度耐震化は促進をされるのか、加速をされるのかということで、そういう問題意識を持ってお尋ねをしたいと思います。前倒しをされたのがどういった内容で、そして今回の当初予算に盛り込まれた222万円、この内容についてまず教えてください。 280: ◯野中委員長 樋川建築指導課長。 281: ◯樋川建築指導課長 今回の3月補正予算で前倒しして計上したものは、改修が30戸分ということで、4,665万円ほどの補正予算を計上いたしました。平成25年度の220万円に関しましては、この30戸が、例えば一般家庭には80万円の助成ということで、老人世帯には100万円ということで設定になっているんですが、例えば老人世帯が多くなった場合に、補正分で賄えない部分が出てくる可能性があるので、その1戸分を平成25年度分に予算計上してございます。  以上です。 282: ◯野中委員長 清水(英)委員。 283: ◯清水(英)委員 となりますと、例えば平成24年度当初15戸で、その後40戸になったというふうに記憶しております。そして今回の場合が30戸ということだと思うんですけれども、ちょっとこの規模ではなかなか加速されたと言えないのではないかと私は特に思います。と申しますのは、決算審査特別委員会のときに石原秀一委員への御答弁でしたけれども、市内にたしか1万1,000戸の耐震補強をしなければならない木造住宅が残されているんだといった御答弁があったと思います。そういったことで、より加速をするためには、やはり前倒しだけではなく、当初予算にももっと耐震補強の支援事業費、これが足りないのではないかと思いますけれども、当局の御見解はいかがでしょうか。 284: ◯野中委員長 樋川建築指導課長。 285: ◯樋川建築指導課長 前倒しで補正予算に計上した分に関しましては、これは必ず使い切らなければならないという補正予算になっておりまして、平成24年度に関しましては、改修は28戸実施いたしました。これが30戸を割ってしまうと国のほうでまずいということですので、今年度、平成24年度の実績を見まして30戸ということで設定させていただきました。これまでも制度の周知、啓発を図っていますが、平成24年度に関しましては、昨年度、平成23年度は13戸でしたので、倍近く伸びてはいるんですが、なかなか改修に経費がかかるということで、個人負担が多いということで進んでいないんですが、今年度に関しましては昨年度の倍実施したということで、その中を見ながら補正予算で30戸という計上をさせていただきました。  以上です。 286: ◯野中委員長 清水(英)委員。 287: ◯清水(英)委員 今、御答弁にもありましたけれども、やはり耐震補強の改修、個人負担が非常に重いということ、これも1つ大きな問題だと思います。繰り返しになりますけれども、1万1,000戸の耐震性のない木造住宅が残されているということに見合った対策、個数をふやすということもですけれども、この助成額をふやすなど、そういったことが必要だと。ぜひともそういったことを進めていただきたいということを要望して質問を終わります。  以上です。 288: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  内藤委員。 289: ◯内藤委員 じゃあ1点、4項1目住宅費住宅管理費についてお願いします。私ども、公共工事のあり方としては身近な生活の向上に役立つ身近なものを、しかもできるだけ市内の業者の皆さん方が受注できるような、そういった生活密着型の公共工事ということをいろいろな機会で言ってきております。まさに市営住宅の住宅管理費、市営住宅の改修は、そうした公共工事として本当にフィットしたものかと思います。それで、年次的に数字を見てみますと、住宅管理費、新年度は1億3,539万4,000円ということになっております。前年が1億5,128万2,000円、平成23年度が1億6,904万1,000円ということで、年々予算が減っていますが、じゃあ、まずこれについて説明をお願いします。 290: ◯野中委員長 降矢住宅課長。 291: ◯降矢住宅課長 これは長寿命化計画を立てさせていただきました。この計画に乗って10年計画で修繕を行っていこうという計画を進めております。今年度につきましては、南西団地6号棟のベランダ改修工事、南西第二団地3号棟の外壁修繕等々を行っていくと。これは毎年計上させていただきまして、10年計画で進めていこうという予定で進めております。  以上であります。 292: ◯野中委員長 内藤委員。
    293: ◯内藤委員 どこの住宅の何号棟の何を工事したというようなことが毎年実績報告書にも掲載されておりまして、非常によくわかるんですが、毎年いろいろな団地の自治会などを通じて要望が出されていると思うんですが、例えば、この今年度の1億3,500万円という金額は、いろいろなところから出されている要望に照らして、ざっくり2割ぐらいだよとか3割くらいだよとか、そういったおおよその数字が出ますでしょうか。 294: ◯野中委員長 降矢住宅課長。 295: ◯降矢住宅課長 要望等も含めまして、あと、退去した部屋の修繕等々を金額に載せております。  以上であります。 296: ◯野中委員長 内藤委員。 297: ◯内藤委員 いろいろ自治会などを通して要望が来る。それに、大体10年の計画で順次やっていくよということですが、やはり10年たつと、また新たにここを直してほしいというような要望が出てくると思うんです。そういう中で、年々、金額として予算が減っていくということが少し残念かなと。もう少し住民の皆さん方の要望に応えるためには、1億5,000万円という数字が妥当かどうかはわかりませんが、年々同じ額は確保して住民の皆さんの御要望に応えていただきたいなと思いはしますが、その中での年々減額になっております。  では、大体今出されている要望というのは、その見積もりの金額も出して、10年計画の中で、今出されている要望についてはクリアできるということになりますか。 298: ◯野中委員長 降矢住宅課長。 299: ◯降矢住宅課長 そのように考えております。 300: ◯野中委員長 内藤委員。 301: ◯内藤委員 じゃあ、最初に言いましたけれども、この事業というのは、地域の仕事の確保という点でも大切な事業と考えますので、ぜひ毎年の予算の確保をお願いしたいということで終わります。 302: ◯野中委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 303: ◯野中委員長 以上をもって一般会計歳出第8款土木費の審査を終了いたします。  次に、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査に入ります。  準備をお願いします。  矢野計画指導室長。 304: ◯矢野計画指導室長 それでは、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入予算から御説明いたします。予算に関する説明書(特別会計)の97ページ、98ページをお開きください。  1款1項1目雑入につきましては、寿宝地区土地区画整理事業の精算金収入であります。  次に、歳出予算について御説明いたします。99ページ、100ページをお開きください。  1款1項1目土地区画整理事業用地取得費は、寿宝地区土地区画整理事業清算金の土地開発基金への繰出金であります。  以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 305: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 306: ◯野中委員長 以上をもって土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計の審査を終了するとともに、本日予定しておりました審査を終了いたします。  ここで申し上げます。3月31日をもって退職する部長から、挨拶をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  都市建設部長、薬袋哲男君。 307: ◯薬袋都市建設部長 私の退職に当たりまして、きょうこのような挨拶の機会をいただきましたこと、本当にありがとうございます。  昭和という言葉も最近聞かなくなってきましたけれども、その昭和の50年4月に市役所のほうに採用になりまして、以来、38年奉職をさせていただきました。私は技術の職員でございまして、技術の中でも専門は建築でございます。建築の職員といいますと、その在籍期間のほとんどは建築営繕課や建築指導課に在籍するということになりますけれども、私は、若いころからいろいろな部署に配属をされました。当時まだ下水道部のころ、終末処理場の建設ですとか、百周年記念事業の博覧会の建設ですとか、あるいは甲府駅周辺の新都市拠点整備事業課、企画部の企画調整課、環境部の処理課、総務部の指導検査課などでございます。こういういろいろなところに行きますと、初めての課でございますから、事業も新しい事業と会うわけでありまして、何か、どういうふうな事業なんだろうか、あるいはどういうふうに変わっていくんだろうかという興味がすごく湧いてきまして、非常に楽しく過ごさせていただいたなと。一方、法律とか条例で動いていますから、そういう勉強もしなきゃならないのですが、それにも増して新しい事業に出会えてうれしかったなというふうに今思っております。  もっとよかったのは、そこでさまざまな人たちに会えたことでございまして、先輩の方にはいろいろ御指導もいただきましたし、同僚の皆さんとは、どういうふうな事業形態でやるべきかとか、討論とか意見交換ができました。それでいろいろな人間関係もできまして、とかく行政は縦割りというふうに言われますけれども、そういう人間関係が続いてまいりまして、いろいろな事業になっても細かい打ち合わせができまして、そんなことでもよかったのかなというふうに思っております。  特にこれまでの中で印象に残っている事業が3つほどございます。1つは、建築物の耐震化ということで、平成7年に阪神の大震災がありまして、これまでにないすごい建物の被害が出ました。その当時、建築営繕課におりましたので、周りの職員と一緒に甲府市の建物をどういうふうにしていくのかなというようなことにすぐ取りかかりまして、どういう基準だとかどういう方針がいいんだろうかということを取りまとめました。なかなか事業化に結びつくまでには時間がかかったんですけれども、その後進んでまいりまして、全国的に見ても、公共施設についても、先ほどの民間の木造住宅にしましても、全国レベルでも上位のほうにいるのではないかな、少しはお役に立てたのかなというふうに思っております。  それから2つ目は、甲府駅周辺の新都市拠点整備事業でございます。ここを担当したときはまだ事業が始まったばかりでございまして、全体の事業計画をどうするのかとか、あるいは各地域に説明会に行きます。そうすると、立派な絵だけんど、こんなもんは夢で終わるんじゃないのというような御批判をいろいろいただきました。その後、いろいろな方たちが、もう二十数年たちますから、引き継いで事業を進めてきまして、退職前に甲府駅北口があのようにさま変わりをしたことを目にできまして、大変うれしく思っております。  もう1つは、地域の皆さんがこのまちづくりの説明会なんかを通しまして、自分たちのまちというものを考えていただくようになりました。どういうふうに参加していくのか、あるいはどういうふうにしていくのかということで、地域でそういう組織化がされまして、それはお店の方ばかりではなくて、そこにお住まいの皆さんも参加をされて、具体的なソフトのイベントまでしていただくようなことになっております。今回の議会でも、行政と市民の協働というふうな御質問がいっぱい出てきました。まさしく行政と市民の皆さんの協働がそこの姿ではないのかなと。こんなような組織がいろんなまちで広がっていけば、活性化されるのではないかなというふうに思っております。  それから3つ目ですけれども、北新3団地の公営住宅の建てかえ事業でございます。もう四十数年前ですから、当時は住むところがなくて、部屋も狭いし、一部屋、二部屋というような団地でございます。当時の生活形態というのは銭湯へ行くというようなことでございましたので、北新団地にはお風呂がなかったので、今の生活実態に合ってないということで、早く建て直しをというような御希望をいただいておりました。それが昨年度からいよいよ工事に着手しまして、団地ばかりではなくて、周りの道路なんかの整備もしてきましたので、北新地区の新たなまちづくりの拠点になっていただけるのではないかなというふうに思っております。  これらの事業も、議員の皆様方の温かい御指導があったからこそ進んできたのかなというふうに思っております。また、時には厳しい御指摘やあるいは御意見、御提案もいただきました。それらを事業計画や事業の中に反映をさせていただきました。そんなことで市民の皆様の御理解もいただけたのではないかなというふうに思っております。このほかいろいろな事業に議員の皆様方の御支援や御指導をいただいたことをこの場をお借りいたしまして深く感謝を申し上げる次第でございます。  結びに、甲府市議会並びに甲府市のますますの発展と、それから議員の皆様お一人お一人のさらなる活躍をお祈り申し上げまして、退職の挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手) 308: ◯野中委員長 戻らせていただきます。  以上をもって本日予定しました日程はすべて終了いたしました。なお、週明け25日は午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日はこれをもって散会いたします。               午後2時05分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...