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平成23年度決算審査特別委員会 本文 開催日: 2012-09-25

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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成23年度決算審査特別委員会 本文 2012-09-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 405 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯清水(保)委員長 選択 2 : ◯小林業務総室長 選択 3 : ◯清水(保)委員長 選択 4 : ◯飯島委員 選択 5 : ◯清水(保)委員長 選択 6 : ◯野村経営企画課長 選択 7 : ◯清水(保)委員長 選択 8 : ◯飯島委員 選択 9 : ◯清水(保)委員長 選択 10 : ◯野村経営企画課長 選択 11 : ◯清水(保)委員長 選択 12 : ◯飯島委員 選択 13 : ◯清水(保)委員長 選択 14 : ◯野村経営企画課長 選択 15 : ◯清水(保)委員長 選択 16 : ◯飯島委員 選択 17 : ◯清水(保)委員長 選択 18 : ◯野村経営企画課長 選択 19 : ◯清水(保)委員長 選択 20 : ◯飯島委員 選択 21 : ◯清水(保)委員長 選択 22 : ◯野村経営企画課長 選択 23 : ◯清水(保)委員長 選択 24 : ◯飯島委員 選択 25 : ◯清水(保)委員長 選択 26 : ◯今村営業管理室長 選択 27 : ◯清水(保)委員長 選択 28 : ◯飯島委員 選択 29 : ◯清水(保)委員長 選択 30 : ◯今村営業管理室長 選択 31 : ◯清水(保)委員長 選択 32 : ◯飯島委員 選択 33 : ◯清水(保)委員長 選択 34 : ◯今村営業管理室長 選択 35 : ◯清水(保)委員長 選択 36 : ◯飯島委員 選択 37 : ◯清水(保)委員長 選択 38 : ◯今村営業管理室長 選択 39 : ◯清水(保)委員長 選択 40 : ◯飯島委員 選択 41 : ◯清水(保)委員長 選択 42 : ◯今村営業管理室長 選択 43 : ◯清水(保)委員長 選択 44 : ◯飯島委員 選択 45 : ◯清水(保)委員長 選択 46 : ◯山田(厚)委員 選択 47 : ◯清水(保)委員長 選択 48 : ◯野村経営企画課長 選択 49 : ◯清水(保)委員長 選択 50 : ◯山田(厚)委員 選択 51 : ◯清水(保)委員長 選択 52 : ◯野村経営企画課長 選択 53 : ◯清水(保)委員長 選択 54 : ◯山田(厚)委員 選択 55 : ◯清水(保)委員長 選択 56 : ◯野村経営企画課長 選択 57 : ◯清水(保)委員長 選択 58 : ◯山田(厚)委員 選択 59 : ◯清水(保)委員長 選択 60 : ◯野村経営企画課長 選択 61 : ◯山田(厚)委員 選択 62 : ◯野村経営企画課長 選択 63 : ◯山田(厚)委員 選択 64 : ◯清水(保)委員長 選択 65 : ◯山田(厚)委員 選択 66 : ◯清水(保)委員長 選択 67 : ◯野村経営企画課長 選択 68 : ◯清水(保)委員長 選択 69 : ◯山田(厚)委員 選択 70 : ◯清水(保)委員長 選択 71 : ◯野村経営企画課長 選択 72 : ◯清水(保)委員長 選択 73 : ◯山田(厚)委員 選択 74 : ◯清水(保)委員長 選択 75 : ◯野村経営企画課長 選択 76 : ◯清水(保)委員長 選択 77 : ◯山田(厚)委員 選択 78 : ◯清水(保)委員長 選択 79 : ◯野村経営企画課長 選択 80 : ◯清水(保)委員長 選択 81 : ◯山田(厚)委員 選択 82 : ◯清水(保)委員長 選択 83 : ◯前嶋給排水課長 選択 84 : ◯清水(保)委員長 選択 85 : ◯山田(厚)委員 選択 86 : ◯清水(保)委員長 選択 87 : ◯前嶋給排水課長 選択 88 : ◯清水(保)委員長 選択 89 : ◯山田(厚)委員 選択 90 : ◯清水(保)委員長 選択 91 : ◯前嶋給排水課長 選択 92 : ◯清水(保)委員長 選択 93 : ◯山田(厚)委員 選択 94 : ◯清水(保)委員長 選択 95 : ◯前嶋給排水課長 選択 96 : ◯清水(保)委員長 選択 97 : ◯山田(厚)委員 選択 98 : ◯清水(保)委員長 選択 99 : ◯藤巻施設維持課長 選択 100 : ◯清水(保)委員長 選択 101 : ◯山田(厚)委員 選択 102 : ◯清水(保)委員長 選択 103 : ◯藤巻施設維持課長 選択 104 : ◯清水(保)委員長 選択 105 : ◯山田(厚)委員 選択 106 : ◯清水(保)委員長 選択 107 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 108 : ◯清水(保)委員長 選択 109 : ◯山田(厚)委員 選択 110 : ◯清水(保)委員長 選択 111 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 112 : ◯清水(保)委員長 選択 113 : ◯山田(厚)委員 選択 114 : ◯清水(保)委員長 選択 115 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 116 : ◯山田(厚)委員 選択 117 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 118 : ◯清水(保)委員長 選択 119 : ◯山田(厚)委員 選択 120 : ◯清水(保)委員長 選択 121 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 122 : ◯清水(保)委員長 選択 123 : ◯山田(厚)委員 選択 124 : ◯清水(保)委員長 選択 125 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 126 : ◯清水(保)委員長 選択 127 : ◯山田(厚)委員 選択 128 : ◯清水(保)委員長 選択 129 : ◯野村経営企画課長 選択 130 : ◯清水(保)委員長 選択 131 : ◯山田(厚)委員 選択 132 : ◯清水(保)委員長 選択 133 : ◯山中委員 選択 134 : ◯清水(保)委員長 選択 135 : ◯山中委員 選択 136 : ◯清水(保)委員長 選択 137 : ◯野村経営企画課長 選択 138 : ◯清水(保)委員長 選択 139 : ◯山中委員 選択 140 : ◯清水(保)委員長 選択 141 : ◯野村経営企画課長 選択 142 : ◯清水(保)委員長 選択 143 : ◯山中委員 選択 144 : ◯清水(保)委員長 選択 145 : ◯野村経営企画課長 選択 146 : ◯清水(保)委員長 選択 147 : ◯山中委員 選択 148 : ◯清水(保)委員長 選択 149 : ◯野村経営企画課長 選択 150 : ◯清水(保)委員長 選択 151 : ◯山中委員 選択 152 : ◯清水(保)委員長 選択 153 : ◯藤巻施設維持課長 選択 154 : ◯清水(保)委員長 選択 155 : ◯山中委員 選択 156 : ◯清水(保)委員長 選択 157 : ◯福島工務総室長 選択 158 : ◯清水(保)委員長 選択 159 : ◯山中委員 選択 160 : ◯清水(保)委員長 選択 161 : ◯野村経営企画課長 選択 162 : ◯清水(保)委員長 選択 163 : ◯山中委員 選択 164 : ◯清水(保)委員長 選択 165 : ◯野村経営企画課長 選択 166 : ◯清水(保)委員長 選択 167 : ◯山中委員 選択 168 : ◯清水(保)委員長 選択 169 : ◯野村経営企画課長 選択 170 : ◯清水(保)委員長 選択 171 : ◯山中委員 選択 172 : ◯清水(保)委員長 選択 173 : ◯野村経営企画課長 選択 174 : ◯清水(保)委員長 選択 175 : ◯山中委員 選択 176 : ◯清水(保)委員長 選択 177 : ◯野村経営企画課長 選択 178 : ◯清水(保)委員長 選択 179 : ◯山中委員 選択 180 : ◯清水(保)委員長 選択 181 : ◯桜井委員 選択 182 : ◯清水(保)委員長 選択 183 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 184 : ◯清水(保)委員長 選択 185 : ◯桜井委員 選択 186 : ◯清水(保)委員長 選択 187 : ◯東福寺浄化センター課長 選択 188 : ◯清水(保)委員長 選択 189 : ◯桜井委員 選択 190 : ◯清水(保)委員長 選択 191 : ◯清水(保)委員長 選択 192 : ◯小林業務総室長 選択 193 : ◯清水(保)委員長 選択 194 : ◯山中委員 選択 195 : ◯清水(保)委員長 選択 196 : ◯野村経営企画課長 選択 197 : ◯清水(保)委員長 選択 198 : ◯山中委員 選択 199 : ◯清水(保)委員長 選択 200 : ◯野村経営企画課長 選択 201 : ◯清水(保)委員長 選択 202 : ◯山中委員 選択 203 : ◯清水(保)委員長 選択 204 : ◯野村経営企画課長 選択 205 : ◯清水(保)委員長 選択 206 : ◯山中委員 選択 207 : ◯清水(保)委員長 選択 208 : ◯野村経営企画課長 選択 209 : ◯清水(保)委員長 選択 210 : ◯山中委員 選択 211 : ◯清水(保)委員長 選択 212 : ◯野村経営企画課長 選択 213 : ◯清水(保)委員長 選択 214 : ◯山中委員 選択 215 : ◯清水(保)委員長 選択 216 : ◯山中委員 選択 217 : ◯清水(保)委員長 選択 218 : ◯野村経営企画課長 選択 219 : ◯清水(保)委員長 選択 220 : ◯山中委員 選択 221 : ◯清水(保)委員長 選択 222 : ◯山田(厚)委員 選択 223 : ◯清水(保)委員長 選択 224 : ◯山田(厚)委員 選択 225 : ◯清水(保)委員長 選択 226 : ◯野村経営企画課長 選択 227 : ◯清水(保)委員長 選択 228 : ◯山田(厚)委員 選択 229 : ◯清水(保)委員長 選択 230 : ◯野村経営企画課長 選択 231 : ◯清水(保)委員長 選択 232 : ◯山田(厚)委員 選択 233 : ◯清水(保)委員長 選択 234 : ◯野村経営企画課長 選択 235 : ◯清水(保)委員長 選択 236 : ◯山田(厚)委員 選択 237 : ◯清水(保)委員長 選択 238 : ◯野村経営企画課長 選択 239 : ◯清水(保)委員長 選択 240 : ◯山田(厚)委員 選択 241 : ◯清水(保)委員長 選択 242 : ◯野村経営企画課長 選択 243 : ◯清水(保)委員長 選択 244 : ◯山田(厚)委員 選択 245 : ◯清水(保)委員長 選択 246 : ◯今村営業管理室長 選択 247 : ◯清水(保)委員長 選択 248 : ◯山田(厚)委員 選択 249 : ◯清水(保)委員長 選択 250 : ◯今村営業管理室長 選択 251 : ◯清水(保)委員長 選択 252 : ◯山田(厚)委員 選択 253 : ◯清水(保)委員長 選択 254 : ◯今村営業管理室長 選択 255 : ◯清水(保)委員長 選択 256 : ◯山田(厚)委員 選択 257 : ◯清水(保)委員長 選択 258 : ◯今村営業管理室長 選択 259 : ◯清水(保)委員長 選択 260 : ◯山田(厚)委員 選択 261 : ◯清水(保)委員長 選択 262 : ◯今村営業管理室長 選択 263 : ◯清水(保)委員長 選択 264 : ◯山田(厚)委員 選択 265 : ◯清水(保)委員長 選択 266 : ◯藤巻施設維持課長 選択 267 : ◯清水(保)委員長 選択 268 : ◯山田(厚)委員 選択 269 : ◯清水(保)委員長 選択 270 : ◯藤巻施設維持課長 選択 271 : ◯清水(保)委員長 選択 272 : ◯山田(厚)委員 選択 273 : ◯清水(保)委員長 選択 274 : ◯福島工務総室長 選択 275 : ◯清水(保)委員長 選択 276 : ◯山田(厚)委員 選択 277 : ◯清水(保)委員長 選択 278 : ◯福島工務総室長 選択 279 : ◯清水(保)委員長 選択 280 : ◯山田(厚)委員 選択 281 : ◯清水(保)委員長 選択 282 : ◯今村営業管理室長 選択 283 : ◯山田(厚)委員 選択 284 : ◯今村営業管理室長 選択 285 : ◯清水(保)委員長 選択 286 : ◯山田(厚)委員 選択 287 : ◯清水(保)委員長 選択 288 : ◯野村経営企画課長 選択 289 : ◯山田(厚)委員 選択 290 : ◯清水(保)委員長 選択 291 : ◯野村経営企画課長 選択 292 : ◯清水(保)委員長 選択 293 : ◯山田(厚)委員 選択 294 : ◯清水(保)委員長 選択 295 : ◯今村営業管理室長 選択 296 : ◯清水(保)委員長 選択 297 : ◯山田(厚)委員 選択 298 : ◯清水(保)委員長 選択 299 : ◯今村営業管理室長 選択 300 : ◯清水(保)委員長 選択 301 : ◯山田(厚)委員 選択 302 : ◯清水(保)委員長 選択 303 : ◯今村営業管理室長 選択 304 : ◯清水(保)委員長 選択 305 : ◯山田(厚)委員 選択 306 : ◯清水(保)委員長 選択 307 : ◯根津工務課長 選択 308 : ◯清水(保)委員長 選択 309 : ◯山田(厚)委員 選択 310 : ◯清水(保)委員長 選択 311 : ◯根津工務課長 選択 312 : ◯清水(保)委員長 選択 313 : ◯山田(厚)委員 選択 314 : ◯清水(保)委員長 選択 315 : ◯根津工務課長 選択 316 : ◯清水(保)委員長 選択 317 : ◯山田(厚)委員 選択 318 : ◯清水(保)委員長 選択 319 : ◯野村経営企画課長 選択 320 : ◯山田(厚)委員 選択 321 : ◯清水(保)委員長 選択 322 : ◯清水(保)委員長 選択 323 : ◯飯島委員 選択 324 : ◯清水(保)委員長 選択 325 : ◯野村経営企画課長 選択 326 : ◯清水(保)委員長 選択 327 : ◯飯島委員 選択 328 : ◯清水(保)委員長 選択 329 : ◯野村経営企画課長 選択 330 : ◯清水(保)委員長 選択 331 : ◯飯島委員 選択 332 : ◯清水(保)委員長 選択 333 : ◯今村営業管理室長 選択 334 : ◯清水(保)委員長 選択 335 : ◯飯島委員 選択 336 : ◯清水(保)委員長 選択 337 : ◯今村営業管理室長 選択 338 : ◯清水(保)委員長 選択 339 : ◯飯島委員 選択 340 : ◯清水(保)委員長 選択 341 : ◯今村営業管理室長 選択 342 : ◯清水(保)委員長 選択 343 : ◯飯島委員 選択 344 : ◯清水(保)委員長 選択 345 : ◯野村経営企画課長 選択 346 : ◯清水(保)委員長 選択 347 : ◯飯島委員 選択 348 : ◯清水(保)委員長 選択 349 : ◯野村経営企画課長 選択 350 : ◯清水(保)委員長 選択 351 : ◯飯島委員 選択 352 : ◯清水(保)委員長 選択 353 : ◯野村経営企画課長 選択 354 : ◯清水(保)委員長 選択 355 : ◯飯島委員 選択 356 : ◯清水(保)委員長 選択 357 : ◯野村経営企画課長 選択 358 : ◯清水(保)委員長 選択 359 : ◯飯島委員 選択 360 : ◯清水(保)委員長 選択 361 : ◯飯島委員 選択 362 : ◯清水(保)委員長 選択 363 : ◯飯島委員 選択 364 : ◯清水(保)委員長 選択 365 : ◯野村経営企画課長 選択 366 : ◯清水(保)委員長 選択 367 : ◯飯島委員 選択 368 : ◯清水(保)委員長 選択 369 : ◯清水(保)委員長 選択 370 : ◯築野みず管理室長 選択 371 : ◯清水(保)委員長 選択 372 : ◯清水(保)委員長 選択 373 : ◯野村経営企画課長 選択 374 : ◯山田(厚)委員 選択 375 : ◯野村経営企画課長 選択 376 : ◯山田(厚)委員 選択 377 : ◯飯島委員 選択 378 : ◯清水(保)委員長 選択 379 : ◯飯島委員 選択 380 : ◯清水(保)委員長 選択 381 : ◯野村経営企画課長 選択 382 : ◯清水(保)委員長 選択 383 : ◯飯島委員 選択 384 : ◯清水(保)委員長 選択 385 : ◯野村経営企画課長 選択 386 : ◯清水(保)委員長 選択 387 : ◯飯島委員 選択 388 : ◯清水(保)委員長 選択 389 : ◯築野みず管理室長 選択 390 : ◯清水(保)委員長 選択 391 : ◯清水(保)委員長 選択 392 : ◯清水(保)委員長 選択 393 : ◯清水(英)委員 選択 394 : ◯清水(保)委員長 選択 395 : ◯廣瀬委員 選択 396 : ◯清水(保)委員長 選択 397 : ◯清水(保)委員長 選択 398 : ◯清水(保)委員長 選択 399 : ◯清水(保)委員長 選択 400 : ◯清水(保)委員長 選択 401 : ◯清水(保)委員長 選択 402 : ◯宮島市長 選択 403 : ◯清水(保)委員長 選択 404 : ◯原田副委員長 選択 405 : ◯清水(保)委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前 9時58分 開 議 ◯清水(保)委員長 ただいまから本日の決算審査特別委員会を開きます。  本日の日程は、下水道事業会計、水道事業会計、古関・梯町簡易水道事業特別会計、簡易水道等事業特別会計の審査及び議案第75号及び議案第76号に対する討論、採決であります。  初めに、下水道事業会計の審査を行います。  それでは、当局から説明を求めます。  小林上下水道局業務総室長。 2: ◯小林業務総室長 改めまして、おはようございます。よろしくお願い申し上げます。  平成23年度甲府市下水道事業会計の決算について説明を申し上げます。  初めに、お手元にお配りをいたしました甲府市下水道事業・業務実績をごらんください。  処理区域人口は、18万5,027人、前年度に比べて210人減少しております。  処理世帯数につきましては、8万4,567世帯、前年度に比べ596世帯の増加となっております。  普及率は94.29%で、前年度に比べ0.48%の増となりました。  年間総処理水量は、甲府市浄化センター及び峡東浄化センターにおいて汚水処理した水量で、4,255万6,669立方メートル、前年度に比べて5万5,485立方メートルの増となりました。  下水道使用料収益は34億104万8,000円で、前年度に比べ4,464万円の増となっており、これは主に湧水分の使用料を改定したことによります。  一般会計繰入金は、前年度より約3,360万5,000円減の35億8,033万7,000円となっており、内訳は、収益的収入へ7億5,000万円及び14億3,627万9,000円を繰り入れ、資本的収入へは13億9,405万8,000円を繰り入れております。  職員数は前年度から1名減の52名となっております。  下の表につきましては、収益的、資本的収出の企業債の実績でございます。御参照いただきますようお願い申し上げます。  それでは、次に『甲府市企業会計決算書をごらんいただきたいと思います。58ページ、59ページをお開きください。  下水道事業決算報告書について御説明いたします。  (1)の収益的収入及び支出につきましては、事業活動に伴い発生する収益と、それに対応する費用を計上しております。なお、予算額と比較をするため、税込の数値となっております。
     まず収入であります。  第1款下水道事業収益は、予算合計60億3,851万円に対し、決算額は58億2,228万5,240円で、予算額に対する決算額の比率は96.4%となっております。  予算額に対して2億1,622万円余が減となった原因は、下水道事業会計は収支均衡予算を編成しており、次に御説明いたします下水道事業費用を抑制することができたため、予算時に営業外収益に計上しました一般会計補助金1億9,500万円を資本的収入へ繰り入れしたことによるものであります。  次に、支出であります。  第1款下水道事業費用は、予算合計60億3,851万円に対し、維持管理業務の見直しなど、経費節減に徹したことによりまして、決算額は58億1,699万8,597円となり、予算額に対する決算額の比率は96.3%となっております。  60ページをお開きください。  (2)の資本的収入及び支出につきましては、建設改良にかかわる、収支、企業債の借り入れと元金償還等を計上いたしております。なお、収益的収入及び支出と同様に、予算額と比較するため、税込みの数値となっております。  まず収入であります。第1款資本的収入は、当初予算額48億9,889万3,000円に、住吉ポンプ場簡易処理高度化工事に伴う継続費の補正額1億1,360万円と、前年度からの地方公営企業法第26条の規定による繰越額にかかわる財源充当額9億3,420万9,000円を合わせ、予算額の合計は59億4,670万2,000円となっております。決算額は41億6,841万2,758円で、予算額に対する決算額の比率は70.1%となっております。  次に、支出であります。  第1款資本的支出は、当初予算額77億949万8,000円に、住吉ポンプ場簡易処理高度化工事に伴う継続費の補正額1億1,960万円と、前年度からの地方公営企業法第26条の規定によります繰越額10億1,534万円を合わせ、予算額の合計は88億4,443万8,000円となっております。決算額は68億7,767万3,052円で、予算額に対する決算額の比率は77.8%となっております。  なお、翌年度の繰越額は管渠建設費、処理場建設費等12億684万8,000円で、不用額は7億5、991万6,948円となっております。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、欄外下に記載のとおり、減債積立金等により補てんしております。  62ページをお開きください。  平成23年度甲府市下水道事業損益計算書について御説明いたします。損益計算書につきましては、平成23年度中の経営実績を明らかにしたものであり、記載されている金額は全て税抜きとなっております。  1の営業収益は、下水道使用料からその他営業収益までの5科目で構成をしており、合計は、中列、41億5,490万8,376円となっております。  2の営業費用は、管渠費から資産減耗費までの6費目で構成し、合計は、中列、39億7,728万9,915円となっております。  営業利益につきましては、営業収益から営業費用を差し引き、右の列の太字、1億7,761万8,461円となっております。  3の営業外収益は、受取利息、他会計補助金、雑収益で構成しており、合計は、中列、14億4,349万3,725円となっております。  4の営業外費用は、支払利息及び企業債取扱諸費、雑支出で構成し、合計は、中列、16億3,604万2,165円となっております。  経常損失につきましては、営業利益に営業外の収支を差し引き、1,492万9,979円となりました。  5の特別利益につきましては、過年度の下水道使用料を今年度に増額計上した過年度損益修正益と、平成23年度に退職した職員2名にかかわる一般会計と水道会計からの退職手当負担金をその他特別利益として計上しており、合計は、中列、5,366万9,300円となっております。  6の特別損失につきましては、平成18年度分の下水道使用料の不納欠損及び過年度分の下水道使用料減額費用の過年度損益修正損3,795万8,130円となっております。  その結果、当年度純利益は、右の列の太字、78万1,191円となり、前年度繰越利益剰余金はありませんので、当年度未処分利益剰余金も同額となります。  次に、64ページの剰余金計算書と、66ページになります剰余金処分計算書(案)でありますが、この二つの計算書につきましては、地方公営企業会計制度の見直しに伴い、平成23年度決算より新たな様式となっております。  戻りまして、64ページ、剰余金計算書につきましては、平成23年度中の資本金と剰余金の変動内容をあらわしたものであります。  まず、資本金でありますが、自己資本金への繰入額は88万4,059円、これは資本的収支の不足額へ充当した減債積立金の処分額であります。  借入資本金の増減額は、企業債の借り入れ19億1,950万円と、企業債償還分44億5,868万4,067円、他会計長期借入償還額2億4,666万6,664円となっております。  次に、剰余金でありますが、資本剰余金は国庫補助金、一般会計補助金、負担金、受贈財産評価額、その他資本剰余金で、国庫補助金以外は受け入れのみとなっております。国庫補助金のマイナス額2億3,787万2,612円は、資産の除却損を直接補てんしたものであり、資本剰余金の合計は705億2,490万8,982円となります。  利益剰余金は、減債積立金、未処分利益剰余金で構成されており、減債積立金は自己資本金への組入額88万4,059円が減となり、当年度末残高はゼロ円となります。未処分利益剰余金には損益計算書の当年度純利益78万1,191円を計上しており、利益剰余金合計も同額となります。  以上、翌年度へ繰り越す資本合計は、1,361億3,475万4,310円となっております。  66ページをお開きください。  剰余金処分計算書(案)であります。資本金、資本剰余金については処分はなく、未処分利益剰余金を平成24年度以降の資本的収支不足額へ充当するための減債積立金へ全額を積み立てする処分案であります。  67ページをごらんください。  貸借対照表について説明いたします。貸借対照表につきましては、平成23年度末現在の下水道事業会計が保有をしている全ての資産と負債及び資本を総括的にあらわしたものであります。  まず資産の部です。1の固定資産は全て有形固定資産で、イの土地からトの建設仮勘定までの合計で、右列1,360億166万49円となっております。  2の流動資産は、(1)現金預金から(3)前払金までの合計で、22億6,928万5,039円となっており、固定資産と流動資産を加えた資産の合計は、1,382億7,094万5,088円となっております。  次に、68ページの負債の部であります。  3の固定負債は企業債残高と引当金の合計で、右列4億1,278万7,960円となっております。  4の流動負債は、未払金とその他流動負債の合計で、17億2,340万2,818円となっており、負債の合計は、右列21億3,619万778円となっております。  次に資本の部であります。  5の資本金は、(1)自己資本金と企業債と他会計長期借入金の年度末残高である(2)借入資本金の合計で、右列656億906万4,137円となっております。  6の剰余金につきましては、(1)資本剰余金と(2)利益剰余金の合計で、右列705億2,569万173円となっており、資本金と剰余金を合計した資本合計は、右列1,361億3,475万4,310円となっております。なお、負債と資本の合計は、右列最下段1,382億7,094万5,088円となり、67ページの資産合計と一致しているところであります。  また、69ページ以降に事業報告書が、77ページ以降には財務諸表附属書類を掲載してございます。御参照いただきますようお願いいたします。  以上、平成23年度の決算報告とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 3: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  飯島委員。 4: ◯飯島委員 まず、この後上水がありますけれども、水道のほうで何点か聞いていきたいと思います。  平成23年度、算定期間末、新たな算定期間を迎えるに当たって、水道料金等審議会が開かれております。その中で、最後に答申の中であわせて要望というのがありまして、それを見てちょっとお聞きしたいと思います。  企業債につきましては、確かに元利償還金が増え、また、金利も経営に与える影響は大きいということですけれども、これは取り組みをちょっとお聞きしたいのですが、繰上償還等の利息が軽減されるような制度について、これまで対象となっていない企業債についても対象となるように国等に積極的に働きかけることと、こういう要望は必ず出てこようかと思うのですが、平成23年度はどのような働きかけの取り組みが検討されて、実際に働きかけがあったのかをお聞かせください。 5: ◯清水(保)委員長 野村経営企画課長。 6: ◯野村経営企画課長 企業債の繰上償還につきましては、平成19年度から3年間、平成21年度まで保証金免除という繰上償還制度が認められました。それは、利率が5%以上のものについて認められたわけでありますけれども、平成23年度につきましては、全国市長会、あと、下水道協会がございますので、そういうものを通じて国のほうに働きかけをしております。  以上です。 7: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 8: ◯飯島委員 この件についてはわかりました。今後ともぜひ働きかけをしないと企業債というのは全国一律の利率でということになりかねませんので、よろしくお願いをして、要望しておきたいと思います。  それから、ちょっと会計処理に関わる話になろうかと思うのですが、下水道事業会計の場合はざっと資産総額、有形固定資産を見ると、上水道の約3倍弱ございます。膨大な資産の維持管理が必要になってくるということですが、こちらを見てちょっと質問したいと思うのですが、平成23年度の決算審査意見書、監査委員から出されたものですが、こちらの比較の損益計算書、平成22年度との比較を見ますと、資産減耗費ですけれども、これを見ますと、金額的に平成22年度に対する比率として770%という大きな比率になっております。額にすると7,500万円余ということで、これは当初の予算でも8,000万円ほどが予算計上されていますが、資産というのは経年変化で減耗するという部分は確かにあるのですが、これだけ大きい金額が単年度に計上されているという、この何か理由がございましたら教えてください。 9: ◯清水(保)委員長 野村課長。 10: ◯野村経営企画課長 資産減耗費につきましては、国道52号線が国で整備を行っておりますけれども、その道路の整備に伴いまして既存の下水道管を布設替えしまして、それの残存価格分を資産減耗費として処分いたしました。  以上です。 11: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 12: ◯飯島委員 これは経年というよりもそういった国道52号の布設の工事の関係だということでよろしいですかね。わかりました。なるべくこういうのはないほうがもちろんいいわけで、減耗費というのは損益計算書上も与える影響があって、経年で逐次逐次減耗していくというものと、あるいは、布設替えに伴って一時的にボンと減耗費を計上しなければいけないというものも、二通りあると思うんですけれども、その辺、経年に伴うもの以外のものにつきましては予測も完全にできるものとは言い切れないと思うんですけれども、期間損益の平準という意味でも、あまり大きいものは計上しないほうというんですか、しなければいけないのかもしれませんけれども、その辺を質問した次第です。  次、未収金です。これも平成22年度に比べますと128.2%の増という、増といいますか、28%の増ということですが、この大きな原因、何かお考えのところがありましたら、分析できる点がありましたら、お答えください。 13: ◯清水(保)委員長 野村課長。 14: ◯野村経営企画課長 未収金につきましては、大きな要因といたしましては、国庫の補助金の部分が、企業会計ですので発生主義で及びますので、3月31日時点でお金が入っておりませんけれども、未収金として国庫補助金の部分を計上いたしました。それが主な原因であります。  以上です。 15: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 16: ◯飯島委員 発生主義ですから、検針をして、翌月以降の回収になる、それで未収金が発生するというのはごくごく当たり前の話ですが、それにしてもこの増加というのは何らかの経年といいますか、経常的に翌月回収という部分で、それよりも翌月回収不能になって、それが増加に結びついているというふうに思えるのですが、その辺はいかがでしょうか。 17: ◯清水(保)委員長 野村課長。 18: ◯野村経営企画課長 未収金が12億3,000万円ほどありますけれども、その半分、6億6,000万円は国からの国庫補助金の部分でありますので、先ほど答えたとおり、発生主義ですから、3月31日には未収金として計上いたしますけれども、国からの補助金が、実際に現金が入るのが4月になってしまったという状況であります。 19: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 20: ◯飯島委員 ということは、経常的な未収金の増というのは、多少はあるんでしょうけれども、そんなに心配するほどではないという理解でよろしいでしょうか。 21: ◯清水(保)委員長 野村課長。 22: ◯野村経営企画課長 はい、そのとおりであります。 23: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 24: ◯飯島委員 では、未収金に関連しまして、不納欠損についてちょっとお尋ねします。こちらの『平成23年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書』、326ページですけれども、今年度、例の下水道使用料の未賦課の部分について不納欠損を計上しています。不納欠損というのは、ちょっと読みますけれども、「既に調定された歳入が徴収し得なくなったことを表示する決算上の取り扱いであるから、時効により消滅した債権、放棄した債権等についてこれを行うべきである」と、これは自治法の第96条関係の行政実例としてこういうのがあります。  ちょっとお尋ねしたい点がありまして、これは下水道、公の施設の使用料ということですから、私の理解だと5年というのが消滅時効の期間になろうかと思うのですが、それで間違いないでしょうか。 25: ◯清水(保)委員長 今村営業管理室長。 26: ◯今村営業管理室長 お見込みのとおりで、5年でございます。 27: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 28: ◯飯島委員 下水道料金、使用料の未賦課のあの一件があったのは平成16年度だというふうに思うわけですが、それからこの326ページの表を見ますと、収納率が92.37%、未賦課分、それから、特殊業務住宅、集団住宅、これは75%ほどなんですが、今回この不納欠損を平成23年度に計上したこの額といいますか、この根拠というのをちょっと教えてください。 29: ◯清水(保)委員長 今村室長。 30: ◯今村営業管理室長 下水道使用料の未賦課分の不納欠損の内容でございますけれども、それぞれ地方税法の第15条第7項の関係で、まず財産なしで、件数が381件、金額が1,453万8,803円、それから、生活困窮によって収納できないもの、12件、54万1,965円、それから、所在、あるいは、財産不明が206件ございました、486万2,242円、それから、これは公示送達ということで352件、734万5,602円、合計で951件、トータルの金額で2,728万8,612円を平成23年度末に不納欠損したものでございます。 31: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 32: ◯飯島委員 事実経過はわかりましたが、その平成16年度から5年という時効をもう経過して7年たつわけです。平成16年度からいうと、8年目ということになるんですが、その間不納欠損というのは、平成22年度以前、出していたのでしょうか。 33: ◯清水(保)委員長 今村室長。 34: ◯今村営業管理室長 平成18年度が初年度でありますので、これが平成16年度に手数料、督促を出しましたので、その不納欠損が今回の不納欠損でございます。5年間ということです。 35: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 36: ◯飯島委員 平成18年度からのプラス5年でということは、今回初めてということですね。これは当時非常に大きな不祥事といいますか、職員の不適切な、業務が行われていなかったということでの発生ということですね。あの話はどうなっているんだという声もちらほら聞こえるわけです。  これについては、二つちょっと申し上げたいことがあります。  一つは、平成23年度初めてこういう会計上の処理ではありますけれども、決算上不納欠損を出したということは、これにつきましてはやはり経過報告も含めて何らかの市民に対する報告も必要なんではないかなと思っております。その辺どう考えるかということを1点お聞きしたいのと、それから、今後、これは基本的な御質問になろうかと思うのですが、不納欠損を今回の決算で計上した後、これについてはもう徴収は一切しないということでよろしいでしょうか。2点。 37: ◯清水(保)委員長 今村室長。 38: ◯今村営業管理室長 2点御質問いただきました。まず1点は、市民の方々にこれまでの不祥事について何らかのお知らせをすべきだということでございますけれども、平成24年3月31日まで毎月月末にそれぞれ市民の方の御理解と御協力を得ながら収納してきた状況を甲府市のホームページの上下水道局のホームページに掲載してまいりました。ほぼ92%という収納率が得られたものですから、現在はそのページの記載をしないこととしておりますので、現在はホームページには掲載されておりません。  また、もう1点、未賦課の収納の関係でございますか、不納欠損されたものについては、今後欠損処分をいたしましたので、徴収はいたしませんけれども、依然若干お約束しているものとか、そういったものがございますので、そういったものについてはこれからも徴収してまいりたいと考えております。  以上でございます。 39: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 40: ◯飯島委員 二つ質問しましたうちの最初の分ですけれども、これはけじめですから、今まで掲載してきたということですけれども、確かに徴収の努力はされてきた。起きたことはもう覆水盆に返らずですからね、過去のことをつべこべ言ってもしようがないと思うんですけれども、その努力は他としまして、こういった下水道事業会計の中で、今年度初めてこういう処理をしましたよということを含めまして、やはり市民には開示をすべきだというふうに私は思いますが、最後御所見をいただきたいと思います。 41: ◯清水(保)委員長 今村室長。 42: ◯今村営業管理室長 今まで本当に多くの市民の方々から御協力いただいた結果、ある一定の収納に達しましたので、不納欠損いたしましたという、その不納欠損の内容を、委員がおっしゃるとおり、載せたほうがより透明度の高い、市民の目線に立てば必要なことかと今はそんなふうに考えております。  以上でございます。
    43: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 44: ◯飯島委員 これはぜひ、今年度の話になると思いますけれども、方法とやり方を、方法とやり方は同じですけれども、ちょっと考えていただいて、あの問題はどうなっっているのだというのがまだあるのです、市民の中には、根強く。やはりそういう誤解をほとんど解消できていないのではないかなんていう、これは情報を持っていない方の意見ですけれども、確かにその部分についてはやはりけじめだと私は考えておりますので、ぜひ検討いただくことを強く要望して、下水道は終わりにしたいと思います。 45: ◯清水(保)委員長 ほかに質問ありませんか。  山田(厚)委員。 46: ◯山田(厚)委員 下水道の会計を見させていただいて、事態はさらに厳しくなっているんですよね。簡単に言うと、純利益のほうですか、この4年間ぐらい80万円台をずっとやっていたけれども、今年は78万円ぐらいですよね。なおかつ、一般会計からの繰入金の35億8,000万円という金額ですが、これ自体は総務省基準に合っているし、別に不足はしていないということでよろしいですか。 47: ◯清水(保)委員長 野村課長。 48: ◯野村経営企画課長 そのとおりであります。 49: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 50: ◯山田(厚)委員 別に上回っているということでもないんですかね。 51: ◯清水(保)委員長 野村課長。 52: ◯野村経営企画課長 下水道の役割は一般家庭から出された汚水の処理と雨水、雨水の処理とありますので、雨水の処理の経費の部分相当分については一般会計からの繰り入れの基準に基づいて全額を繰り入れとしていただいております。 53: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 54: ◯山田(厚)委員 だから、基準に合っているということで、別に下がってもいないし、上回ってもいないんですかというふうにお伺いしたんですけれども。 55: ◯清水(保)委員長 野村課長。 56: ◯野村経営企画課長 基準どおりであります。 57: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 58: ◯山田(厚)委員 市立甲府病院のほうなんかは基準どおり払われていないで厳しいんです。でも、一旦経営上の指標を見せていただくと、下水道事業会計のほうは病院事業会計より数値が厳しいですよね。例えば、先ほど一番最初に流動資産と流動負債との関係で言う流動比率ですね、監査委員からの報告書を見ると、また今年もさらに下がって、131.7%と書いてありますね。類似都市でいうと246%ですから、かなり厳しい状態。それから、酸性試験比率、よく聞くことですけれども、これは100%以上であってほしいというのが、類似都市で言うと240%だけれども、本市は115.6%と。現金のほうですよね。これがかなり厳しいと思うんですが、類似都市だと180.4%だけれども、本市は40.8%と。これらの数値は毎年厳しくなっている。こういうことが経営分析指標でやるとうかがえるわけです。  それで、例えば、純利益が48%、一般会計の繰入金も全額いただいていると、そういう状態の中で、いわば綱渡りのような現状があるやもしれないと思います。  そこで、今年は短期一時借入金はどうなったのでしょうか。 59: ◯清水(保)委員長 野村課長。 60: ◯野村経営企画課長 平成24年度ですか。 61: ◯山田(厚)委員 平成23年度です。 62: ◯野村経営企画課長 借り入れはございません。 63: ◯山田(厚)委員 ないよね。 64: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 65: ◯山田(厚)委員 だから、これがよく今年借り入れしなくて済んだなと思うんです。例えば、退職給与引当金2,000万円、引当金にするんだけれども、この金額は毎年毎年2,000万円だけれども、2,000万円が変らないんですよね。つまり、引き当てしても、それを毎年積み立てて維持することができないと。そういう会計ということになっているんでしょうかね。  それから、流動資産と流動負債の関係が厳しいということになりますけれども、はっきり言って、この原因は一体どこにあるのかと。下水道会計が毎年一生懸命頑張っているのだけれども、経営上は少しもよくならないどころか厳しくなっていると。その辺の根本的な原因はどこにあるとお考えでしょうか。 66: ◯清水(保)委員長 野村課長。 67: ◯野村経営企画課長 流動資産の比率につきましては、委員おっしゃるとおり、昨年と比較しますと20ポイントほど悪くなりました。また、流動資産の求め方は原因がございまして、分子のほう、流動資産を流動負債で割ったものが流動比率になりますけれども、現金は増えたけれども、未払金の増加があったと。この大きなものは企業債の償還等が未払いになってしまったということがありますけれども、現金を増やすには借り入れをする、企業債を借り入れればもうちょっと、あと4億円ほどは実際に借りれる状況であったけれども、企業債はあまり借りますと当年度負担が多くなるということで、なるべく企業債に頼らない経営をしておりますので、そういったことで流動資産が減ったことによって流動比率も昨年より悪くなったという状況でありますけれども、先ほど答弁させてもらいましたように、一般会計からの繰り入れも全て基準内でありますし、汚水の使用料につきましては使っていただいた方から適正な料金を使用料として徴収しておりますので、今後もこういった経営を維持していきたいと思っております。 68: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 69: ◯山田(厚)委員 いやいや、こういった経営を維持していきますというのではちょっと語弊があるんですよね。こういった経営を何らかの形で改善するという方途を見つけ出さないと、借り入れすれば流動負債が増えますよということではね、ちょっと問題があるのではないでしょうか。だから、いろいろな改善なり工夫を今後していくことが問われているかなと思うんですよね。  一番、もう今おっしゃられたからわかるけれども、例えば、主要支出の構成を見るとね、全体のコストを100にしたら29%が全部利子払いでしょう、30%近くがね。それで、収入のほうの一番根本である下水道の使用料は34億円だけれども、簡単に見ると、利息の支払いが16億円以上だから、市民の皆さんからいただいた下水道の使用料が34億円で、つまり、そうなってくると、50%近くが支払利息で全部消えているということになるんですよね。ですから、その辺の工夫というか、対応というふうにして、どうやって収入をやっていくのかということが今後の健全経営になってくるかと思うんです。  それで、長期借入金が一般会計と上水道のほうか、何本かありますよね。この長期借入金の性格というのをちょっと改めて紹介していただきたいんですけれども、これは企業債と同じく次年度以降元利償還金で地方交付税の措置があるものなのか、一般会計の繰入金が当然とされているものなのかどうか、その辺の説明もしていただけますか。 70: ◯清水(保)委員長 野村課長。 71: ◯野村経営企画課長 長期借入につきましては、一般会計、水道事業会計から借り入れをしております。これは企業債が発行できなかったものにつきまして借り入れを一般会計のほうからしております。 72: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 73: ◯山田(厚)委員 元利償還の分で企業債を組む場合には必ず地方交付税措置があるし、一般会計の繰入基準に入るんですよね。この場合の長期借入金というのは入るんですか、入らないんですかということをお伺いしたんですけれども。 74: ◯清水(保)委員長 野村課長。 75: ◯野村経営企画課長 そのことについては私どものほうではわかりません。 76: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 77: ◯山田(厚)委員 それはちょっと後で調べてもらって、必ずわかることだから、基本的に1億円借りました、10億円借りましたという関係で、後で一般会計の繰入金があると。それになおかつ地方交付税が入ってくると入ってこないでは全然違うでしょう、今後の長期計画に。そこをちょっと明らかにしてもらわないと困るんですよね。必ずそれを明らかにしてもらいたいと。  それと同時に、この一般会計と水道からの借入金の金利ですよね。0.8%なんだけれども、もうちょっとそこのところを、同じ上下水道局だし、一般会計からなんだから、0.4%とか0.3%だっていいじゃないですか。その辺のところの工夫はどうしてできなかったのか。自分で自分と交渉するようなものかもしれないけれども、その辺はいかがなんでしょうか。 78: ◯清水(保)委員長 野村課長。 79: ◯野村経営企画課長 利率の基準につきましては、大手銀行等の預金の利息等を勘案しまして、あと、企業債等の利息の状況を判断いたしまして、下水道のほうは借りるほうですから、利率は低いほうがよくて、水道事業会計につきましては、貸し出すほうですから、ある程度の利率を取らなきゃなりませんので、水道も損がないように、下水のほうも損がないように、双方のメリットを考えて利率のほうは設定をしております。 80: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 81: ◯山田(厚)委員 でも、0.5%のときも0.2%のときもあったじゃないですか。その辺のところは市場の金利に合わせてやったということなんでしょうかね。それにしても、0.8%というのはそんなに温かい金額じゃないわけで、そういうところの改善というものを、今後問題ですけれどもね、ぜひ要望とさせていただきたいと思います。  それで、幾つかあるんですけれども、収入を増やすためにはどうしていくのかということがかなりポイントになってくるかと思います。それで、特に言われるのは、未接続、せっかく下水道の管渠を頑張って入れたとしても、なかなか接続していただけない御家庭があると。それに対してどのように対応されてきたのか。接続すれば接続するほど下水道の使用料金になるし、プラスになってくるわけですよね。現状の未接続の世帯数、それに対してまたどのように取り組みされてきたのかお聞かせください。 82: ◯清水(保)委員長 前嶋給排水課長。 83: ◯前嶋給排水課長 ただいまの質問にお答えいたします。平成23年度の下水道未接続家屋への対応ということでお答えをさせていただきます。  平成23年度は公共用水域の水質保全はもとより、経営上の健全化、また、効率化等の観点から、4月当初時点におきまして、未接続件数は3,820件ございました。年度内に供用開始等によりまして増加した件数が345件ございまして、年度内の接続件数は458件を接続していただいております。  したがいまして、24年3月時点、23年度末時点の未接続件数は3,707件となっております。  それから、どのような取り組み、具体的な取り組みということでございますが、対象家屋の直接個別訪問を主体といたしまして、これにアンケート形式の調査票等を配付、また、送付いたしまして、これらの手段を、手法を基本といたしまして、未接続理由の分析を行いまして、分析結果に応じた接続指導を行っているところでございます。  以上でございます。 84: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 85: ◯山田(厚)委員 そこで、特に毎年どういうふうに取り組みされてきたのかということでお伺いしているのは、水洗便所の改造資金制度の活用、それから、水洗便所の改造融資あっせん制度の活用、これはどの程度進捗があったのか、どの程度皆さんに働きかけてきて、実績が上がってきたのか、その辺もちょっとお伺いしたいと思います。 86: ◯清水(保)委員長 前嶋課長。 87: ◯前嶋給排水課長 ただいまの質問にお答えをいたします。  平成23年度の実績といたしまして、貸付制度につきましては8件ございました。貸付金額は252万円、融資あっせん制度につきましては3件ございまして、融資金額が94万円となっております。  以上でございます。 88: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 89: ◯山田(厚)委員 いまだに3,707件が未接続のままにされているわけですけれども、この3,707件に関しては、アンケートをとられたり、個別訪問もかけられているということで、この3,707件の御家庭の皆さんの、便意性もあるし、衛生上もよろしいと思われる、思われるじゃないですよね、そういう水洗ですよね、それがなぜできないのかという調査上の分析というものはお持ちなのでしょうか。 90: ◯清水(保)委員長 前嶋課長。 91: ◯前嶋給排水課長 先ほど申しましたように、アンケート調査等によりまして、未接続の理由の一番大きなものは接続工事の資金不足ということが言われております。また、建物の老朽化、あるいは、長期不在、空き家などが大きな理由となっております。  理由としましては一応私どもとしては大体10項目ほど分析をしてございます。  以上でございます。 92: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 93: ◯山田(厚)委員 だから、そこを分析すると、もう空き家になっているときとか長期不在を除けば、現実に資金不足が一番大きいものになってくるわけですよね。そうすると、先ほど質問させていただきました、水洗便所の改造資金制度とか、改造融資あっせん制度というものを大きくアピールして、活用いただくというのが筋だと思うんですが、でも、残念ながら、その改造資金の状況を見ると、平成21年度が18件、平成22年度が8件、平成23年度が8件で、一方の融資あっせんにしても、平成21年度が9件だけれども、平成22年度が2件、今年度今議論している平成23年度が3件という、伸び悩みというか、だんだんしぼんでいくような気がしてならないんですけれども、ここに対する対応というのはどのようにお考えだったのでしょうか。 94: ◯清水(保)委員長 前嶋課長。 95: ◯前嶋給排水課長 これは今年度にもつながっていくお話ではございますけれども、未接続家屋の戸別訪問時については、丁寧に貸付制度及びあっせん及び利子補給制度について御利用いただけないかということをお願いしつつ戸別訪問を行っております。  今年度については、またその延長で、やはりこれは粘り強く市民の皆様にこういった制度があるということを、御関心をいただくように努力してまいりたいと思います。 96: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 97: ◯山田(厚)委員 この間二つの制度に関しては、利子補給もしていただいたり、金利も下げていただいたり、それから、償還の期間を延ばしていただいたりという、そういう努力は随分していただいているんですけれども、とにかくこれで接続していただければ必ず使用料になってくると。その3,700件のうちの何件かがやってくれれば必ず厳しい下水道事業会計にプラスになってくるわけですから、さらにこの条件を、金利等も含めて、改善したり、やりやすさを徹底して、利用しやすい制度にして接続していただくと、そのことをぜひ考えていただきたいと思います。  さらに、もう一つ、収入に結びつかないと思われるのは、有収水量がこの平成23年度でもまた下がりましたよね。平成21年度では53.7%、平成22年度が53.6%、平成23年度が53.3%と。これはよその自治体から比べてもかなり低いわけですし、その有収水量というものは直接現金化、使用料になる対象の水量なわけですから、ここが低下し続けるというのはいかにももったいないと思うんですが、これに対する対応はどのようにされてきましたか。 98: ◯清水(保)委員長 藤巻施設維持課長。 99: ◯藤巻施設維持課長 有収率が低いという問題でございますが、おっしゃるとおり平成22年度の53.6%に対しまして、平成23年度は53.3%ということで、0.3ポイント下がっております。有収率が低いというのは不明水が多い、侵入水が多いということになりますが、これは降雨量にかなり影響をしておりまして、住吉ポンプ場で降水量を計測しておるんですが、平成22年度は年間の降雨量が1,203.5ミリ、平成23年度の場合が1,474ミリということで、降雨量はかなり上がっているんですが、有収率とすれば0.3ポイントしか下がっていないので、まだましというわけにはいきませんけれども、雨のわりには下がっていないのかなというふうに感じております。 100: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 101: ◯山田(厚)委員 それでも、他の自治体から比べて20ポイントぐらい低いんですよね。いや、それはもうちょっと、そこはちょっと頑張っていただきたいなと。これについてどのような下水道の管渠の更新計画や合流の改善計画とか、耐震化の計画もあるんですけれども、大ざっぱに平成23年度中は耐震化の問題、雨水対策ですよね、そういう問題も含めてどのように努力されてきたのか、簡単に御説明願います。 102: ◯清水(保)委員長 藤巻課長。 103: ◯藤巻施設維持課長 不明水の直接的な対策としましては、侵入水対策ということで、平成23年度は屋形3丁目で、10ヘクタールの中で798メートルの非常に漏水の多い箇所を特定しまして、止水工事を行いました。また、管渠更新計画の中では、これも管更正を行うわけですが、湯田、中央1丁目、若松町、丸の内等で、4か所で589メートルの管更正を行いました。これは管線形の1,200ミリ、1,100ミリ、小さいのは300ミリもあるんですが、管線形の管更正を行いました。  また、地震対策ですが、やはり管更正を行っていまして、相生1丁目、宝2丁目、これは国道52号線ですが、1,100ミリ、202メートル、1,000ミリ、92メートル、合計で295メートルの管更正を行いました。  以上です。 104: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 105: ◯山田(厚)委員 特に甲府市の下水道は他のまちより早く下水道を布設したという実績があるわけですよね。大変すばらしいことだと思うんですが、でも、同時に早めに老朽化する、更新の時期が来始めていると、そういうことになるかと思います。ぜひしっかりした更新計画を立ててもらって、今後の有収水量の低下に抗して頑張っていただきたいと思うわけです。  それで、最後に特定事業所についてお伺いします。重金属とか、悪臭とか、有毒ガスと、こういうものは管渠を早めに傷めてしまうし、処理に携わる下水道の職員の皆さんの健康を破壊してくると、そういう問題で、地域の環境問題もしっかりするためにも、ここの特定事業所に関しては処理に対して悪質な下水が流入しないように努力されているわけですが、平成23年度はどのような努力をされてきたでしょうか。 106: ◯清水(保)委員長 東福寺浄化センター課長。 107: ◯東福寺浄化センター課長 浄化センターでは、処理不能な悪質下水が流入しないように監視、指導を行っているところでありますけれども、このような事業所につきましては、平成23年度末で285件の施設がありまして、このうち60件につきまして立入検査を行っているところであります。 108: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 109: ◯山田(厚)委員 60件というと、昨年よりちょっと立ち入りの件数が減ったかに思いますけれども、ちょっと減ったかなという、なぜかなと。それから、基準を超過された施設はそのうち幾つあったんでしょうか。 110: ◯清水(保)委員長 東福寺課長。 111: ◯東福寺浄化センター課長 平成23年度につきましては、基準超過の事業所は1件ということで、前年度、平成22年度の違反件数が6件ということで、この再検査のために行った件数が平成22年度の66件に対して、今年度、平成23年度は60件に減少しているというところです。 112: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 113: ◯山田(厚)委員 ぜひこの事業を継続していただいて、地域環境なり、職員の皆さんの健康を守るためにも継続して努力していただきたいと思います。  あわせて、浄化の関係の放射能汚染の関係、平成23年度は原発事故がありまして、その後どのように対応されて、現状はどうなっているのかお聞かせください。 114: ◯清水(保)委員長 東福寺課長。 115: ◯東福寺浄化センター課長 浄化センターでは昨年の放射能の事故以来、搬出できない焼却灰というのがございまして、これが昨年の11月末で244トン、現状場内に焼却灰として積み置きされております。11月以降の灰につきましては、リサイクル業者の基準以下に低下しましたので、搬出できておりますけれども、その値が現在9月13日の値としてはセシウム134、137の合計で90となっており、100以下ということになっております。 116: ◯山田(厚)委員 単位。 117: ◯東福寺浄化センター課長 ベクレルです。キログラム当たり90ベクレルということになっております。 118: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 119: ◯山田(厚)委員 でも、90ベクレルはそんなに軽い数字でもないんですね。それから、244トンの今後はどうなるのかと。その辺をお聞かせください。 120: ◯清水(保)委員長 東福寺課長。
    121: ◯東福寺浄化センター課長 埋め立てとかいうような業者は最近になって出てきておりますけれども、処分してもいいよというような業者も出てきておりますけれども、東京近郊で、関東一円、まだ本市の10倍以上のところがありますので、こういったところがだんだん減ってきた段階で受入業者が増えてくるのではないかなというふうに考えておりますので、できるだけリサイクル業者のほうに回したいというふうに考えています。 122: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 123: ◯山田(厚)委員 いずれにしても、国の数値というのは、震災がれきの埋め立ては8,000ベクレルでもいいとかね、混合型の8,000ベクレルなんていうことが言われているわけだから、その意味で見ると、この90ベクレルというのは比較の問題で少ないかなと。でも、これは安心できないわけで、それから、244トンの、今テントヤードにあるということですよね。ぜひ封じ込めをしっかりして、飛散しないように、職員の皆さんがそれによって内部被ばくなどないように心がけていただきたいと思います。それはよろしいでしょうか。 124: ◯清水(保)委員長 東福寺課長。 125: ◯東福寺浄化センター課長 現在袋詰めの状態で、テントヤードという施設の中に入っておりますけれども、鍵をかけて一切入れないような状況になっております。 126: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 127: ◯山田(厚)委員 最後に、下水道の今後の計画について、本市の下水道というのは、水洗化率というのはものすごく極めて高い位置にもう来たと思います。しかも、甲府市は平らなところじゃなくて、中山間地、山あり谷あり川ありのところですよね。これだけ努力してきたというのは確かに評価できるんですけれども、これ以上企業債を増やすようなやり方で次から次へと伸ばすという計画ではなくて、厚生労働省も進めている合併浄化槽、このことも視野に入れて、しかも、合併浄化槽は地震に強いとも言われているわけですから、もうちょっと計画の見直しをして、必要とあればスピードを落とす、そういった計画も今本当に必要になっているかと思います。これは強い要望として終わります。  以上です。 128: ◯清水(保)委員長 先ほどの山田(厚)委員の質問の中で答弁が一部漏れたところがありますので、その答弁を、野村課長。 129: ◯野村経営企画課長 先ほどの下水道事業会計に対する一般会計からの長期借入につきまして、一般会計のほうで地方財政措置が、交付税の措置があるかということですけれども、措置はございません。 130: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 131: ◯山田(厚)委員 やはりございませんというのはかなり厳しいんですよね。同じお金を借りたとしても、その対応をしてもらえないということですから、企業債の組み方もやはり下水道会計に有利になるようにしないと、それになってくるともらうお金が少なくて、出すばかりになっちゃうんですよね。ぜひその辺のところをしっかり配慮していただきたいと思います。  以上で終わります。 132: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。  山中委員。 133: ◯山中委員 簡潔にします。 134: ◯清水(保)委員長 簡便に、わかりやすく、はっきりと。 135: ◯山中委員 はい、済みません。山田(厚)議員がもうお話しされたので、ほとんど少ないんですが、重複しないところで話させていただきたいと思います。  経営の比較診断表等を見させていただきまして、話させていただきたいと思いますが、まず最初に、使用料単価と汚水処理原価、平成21年度が142円、平成22年度が140円、別で出していますけれども、汚水処理単価と汚水処理原価がどのように推移したのか、平成23年度、推移したのかお答えください。 136: ◯清水(保)委員長 野村課長。 137: ◯野村経営企画課長 平成23年度の汚水処理原価につきましては、148.6円、これは1立方あたりですけれども、1立方あたりの使用料単価は150円になります。 138: ◯清水(保)委員長 山中委員。 139: ◯山中委員 汚水処理原価のほうが150円ということで、若干下がったということで喜ばしいんですが、使用料単価のほうが今度は上がっているということはどういうことなんですかね。お願いいたします。 140: ◯清水(保)委員長 野村課長。 141: ◯野村経営企画課長 使用料につきましては、平成21年度から水道の使用に伴う下水の分と、もう一つ、地下水をくみ上げて、事業所なんかや、それをまた下水に流すという汚水処理、湧水を使った汚水があるんですけれども、その部分につきまして使用料のほうを平成21年度から3年間、平成23年度までの3年間をもって改定をさせていただきましたので、その影響でございます。 142: ◯清水(保)委員長 山中委員。 143: ◯山中委員 ありがとうございます。理解させていただきました。  あと、汚水処理原価の維持管理費に対しての数字といった、そういうのは出ているでしょうか。 144: ◯清水(保)委員長 野村課長。 145: ◯野村経営企画課長 汚水処理原価148.6円のうち、48.6円ほどが維持管理費の部分でございます。 146: ◯清水(保)委員長 山中委員。 147: ◯山中委員 ありがとうございます。前年度は53円で、今年度においては48.6円ということでよろしいですか。 148: ◯清水(保)委員長 野村課長。 149: ◯野村経営企画課長 はい、そうであります。 150: ◯清水(保)委員長 山中委員。 151: ◯山中委員 ありがとうございます。こちらの表を見させていただくと、本当に建物の維持管理費、経費の回収率という、維持管理において本当に全国的にも高い数字であるということを維持しているということは確認させていただくんですが、水洗化率も高いということで、その中で、この本当に、先ほど山田(厚)委員からもお話があった、有収率が全国と比べてやはり20ポイント以上下がっているということが本当に経営に対して何か問題を起こしているんじゃないかなと私自身は思うんですが、この有収率が、今までずっと低かったことは、どのように今まで何十年と経営されて、有収率が上がってこないということはどういうふうなお考えで、それを改善しようとか、そういったことは今まで行われなかったんですかね。お願いいたします。 152: ◯清水(保)委員長 藤巻課長。 153: ◯藤巻施設維持課長 侵入水が多いというのは、昨日、今日に始まったことではないかと思います。これまで止水工事は、当時の下水道部の時代から、昭和52年から止水工事は始めております。それで、昭和の時代にやった止水工事というのはまだ今の止水に比べると精度が悪いものでありましたけれども、それでも少しでも有収率を上げようということで、昭和52年から行ってきていまして、現在の侵入水対策は、平成20年に計画をつくりまして、改めて侵入水の多いところをピンポイントで抑えるというやり方をしております。  そうは言いましても、甲府の下水道は昭和30年3月26日に相生で起工式をしまして、既に57年がたっております。供用開始も昭和37年、1962年ですが、湯田で供用開始をしまして、ちょうど50年たっております。その間、1日も休みなく使っている施設ですので、これを休ませないようにしながら、今後も本当に悪いところをピンポイントで場所を特定して止水工事に努めていきたいというふうに思います。  以上です。 154: ◯清水(保)委員長 山中委員。 155: ◯山中委員 ありがとうございます。本当にこういったところの有収率の低さというのが本当にいろいろな形でいろいろなところを、経営を圧迫しているのではないかなと私は感じさせていただきました。今後もそういった形で有収率の向上に努めて、また、計画ある向上に努めていただきたいと思います。  また、水洗化率が高いというお話がありましたが、甲府市の下水道でいうと、特定環境保全公共下水道と公共下水道、二つに分かれているわけですが、ほとんどが公共下水道で、1万7,000人世帯人口が特定環境保全公共下水道のほうになるということなんですが、こちらの水洗化率が80数%ということに推移していますが、こちらの水洗化率の向上に対して何か、平成23年度においてどのような形で行ったのかということをお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。 156: ◯清水(保)委員長 福島工務総室長。 157: ◯福島工務総室長 今山中委員がおっしゃったみたいに、いわゆる特定環境保全事業で、今市街化調整区域をやっております。そちらのほうが今約63%、それについては、供用開始をしまして、水洗化を進めているところです。残りの約30何%については、まだ認可区域に入っていますけれども、平成27年度までにやっていくという形で行っております。  以上です。 158: ◯清水(保)委員長 山中委員。 159: ◯山中委員 ありがとうございます。順次水洗化率を高めていただけるということで、ありがとうございます。その市街化調整区域、地域で言うと、国玉町とか、酒折地区とか、里垣地区とか、下鍜冶屋町とかいうほうになると思うんですが、こちらのほうの使用料単価はどのような形で、そういった形での数字というのは出ているものなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 160: ◯清水(保)委員長 野村課長。 161: ◯野村経営企画課長 なかなか市街化調整区域だけの単価を出すということは難しいので、ちょっと出せません。 162: ◯清水(保)委員長 山中委員。 163: ◯山中委員 特定環境保全公共下水道での単価というのは出るものなんですか。お伺いいたします。 164: ◯清水(保)委員長 野村課長。 165: ◯野村経営企画課長 平成23年度につきましては、これはあくまでも総務省のほうの決算統計のもとの数字でありますけれども、196円ほどになります。 166: ◯清水(保)委員長 山中委員。 167: ◯山中委員 使用料単価が196円ということでよろしいですか。 168: ◯清水(保)委員長 野村課長。 169: ◯野村経営企画課長 そうです。使用料単価が196円ほどになります。 170: ◯清水(保)委員長 山中委員。 171: ◯山中委員 汚水処理原価というものはどのぐらいになっていますか。お伺いしていいですか。 172: ◯清水(保)委員長 野村課長。 173: ◯野村経営企画課長 198円ほどになります。 174: ◯清水(保)委員長 山中委員。 175: ◯山中委員 平成22年度で見ますと147円から196円、汚水処理原価は149円、そして、198円と、金額が大きくなっていると思うんですが、こういった数字はどうしてこれだけ差が大きくなるものなんですか。お伺いしていいですか。 176: ◯清水(保)委員長 野村課長。 177: ◯野村経営企画課長 処理全体は大津にあります浄化センターのほうで処理をしておりますので、それを特定環境保全公共下水道と分けるということはなかなか難しいんですけれども、あくまでも今言った数字は総務省の決算統計をもとにした数字で出すとそういう形になるということであります。 178: ◯清水(保)委員長 山中委員。 179: ◯山中委員 ありがとうございます。何しろ日々の維持、メンテナンスにおいて全国、ほかと、類似と比べて優秀だといいますか、いい数字で推移しているんですが、今後やはり老朽化する下水道に対して何らかの手を打っていかなければ、下水道料金に反映するのではないかと懸念するわけでありますから、しっかりとした施策をこれからもお願いしたいと思いまして、以上で終わらせていただきたいと思います。 180: ◯清水(保)委員長 ほかに。  桜井委員。 181: ◯桜井委員 私から、1点だけですね、経過と必要なところの数字を説明願いたいんですが、それは、平成23年度におきまして、今までやってきた事業の節目になる年という事業があったわけですね。というのは、コンポスト事業、これが平成23年度に廃止をするということで、今までも来たわけですけれども、今年度の、平成23年度の決算で、ここにコンポストの売り上げですね、販売収入、これは109万9,000円という数字がここに載っております。また、一方では、報告資料によりますと、今年度の、平成23年度においては674トンの製造をしたという報告書が出ているわけですね。この製造の量と売り上げの販売収入、これの関係をまずお聞きしたい。  というのは、昨年まで持っていたいわゆるコンポストの在庫ですね、ここで全部処理ができたのかどうか、これも含めてお願いしたいんですが。 182: ◯清水(保)委員長 東福寺浄化センター課長。 183: ◯東福寺浄化センター課長 委員がおっしゃられましたように、平成23年度は674トンの脱水汚泥をコンポストの原料として使いまして、その汚泥をコンポスト化した製品1体当たりの約100円相当の金額を売却収入として売り上げのほうに計上してありますけれども、これが消費税を入れますと115万4,978円というふうになっておりますけれども、これは例年ですと2,000トンほど汚泥を原料として使っていまして、例えば、その前年度、22年度の場合ですと、660万円余という金額の売却収入が出ております。  昨年はちょうどコンポストを廃止する年に当たりまして、約1,000トンをコンポストの原料として使う予定でありましたけれども、地震によりまして、放射能が出たということで、その分を農家の皆さんに影響が出ないようにということで、コンポストの原料とするのをやめまして、その間焼却量を増やしたりして対応しておりました。  これにつきましては、全体の金額につきましては、例えば、確かに売り上げは減っておりますけれども、全体にかかる経費というものに関しましては、前年、平成22年度が1億円余りあったものが、5,000万円程度に減少しておりますので、売り上げが少なかったものの、支出した額としては減っております。  以上です。 184: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 185: ◯桜井委員 ありがとうございました。おそらくこの、今お話ありましたように、販売収入を得るには今の私はこの部分は大きな目的があって何年も続けてきたけれども、現実には不採算事業だという一つの捉え方をしておりましたので、そういった面からいきますと、平成23年度においては、逆に5,000万円の利益が出たと、こういう捉え方も一方では出てくるかなと、こんなふうに思うわけです。  いずれにいたしましても、これにつきましては、このコンポスト事業、それなりに一定の評価があり、また、それなりの一つの目的があって長年続けてこられたのが平成23年度で廃止になるということでございます。ある意味でいきますと、一つの経過の中においては、いろいろな事情から廃止せざるを得なくなったと、こういう状況だと思いますが、一つの節目ですから、このコンポスト事業に対する過去におきましての経過の中においての事業に対する評価というんですか、総括をしていただいて、この事業の廃止に向けて了解すると同時に、また新しい事業に向けて、採算部門になっていくのか、どうなるか、その辺はまた追っての問題だと思いますけれども、いずれにいたしましても、ひとつここでもって経理から見た一つの総括をしていただきたいなと、こういうふうに思っておりますが、その辺をお聞かせ願いたいと思います。いかがでしょうか。 186: ◯清水(保)委員長 東福寺課長。 187: ◯東福寺浄化センター課長 昭和59年から始めましたコンポスト事業でございますけれども、その当時埋立処分をしていたわけですけれども、埋立処分場の減少等によりまして、リサイクルすることが当時の社会情勢にとって最もすばらしいことであろうことで始めました事業でございます。これにつきましては、市民の皆様、使っていただいているお客様方にもすごく好評を得ましてずっと来たわけですけれども、惜しまれつつも、事業の費用の高騰、あるいは、エネルギー事情から、こういったことが続けられない状況になってきました。施設自体も老朽化しているということで、これを更新しなければならないという時期になりましたので、こういった状況に至ったわけですけれども、今後さらにもう一度コンポスト事業というものをもう一度見直す中で総括をしていきたいというふうに思います。 188: ◯清水(保)委員長 桜井委員。 189: ◯桜井委員 ありがとうございました。また、当然、バイオ部分のいわゆる施設というのがあそこに残っていくわけですから、この場所を本当に有効活用していってほしいと、こんなことを願っております。  いずれにいたしましても、このコンポスト事業に対しまして、大変御努力と、また、それぞれの目的を持ってされてきたことに本当に評価いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 190: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。ないですね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 191: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもって下水道事業会計の審査を終了いたします。  つぎに、水道事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  小林上下水道局業務総室長。 192: ◯小林業務総室長 それでは、平成23年度甲府市水道事業会計の決算について御説明を申し上げます。  まず初めに、お手元に配付をしております「甲府市水道事業・業務実績」をごらんいただきたいと思います。  給水人口は24万878人であり、前年度に比べて439人の減少となっております。  給水収益調定数につきましても、11万3,521件と、前年度に比べて490件減少しております。  総配水量は3,511万2,203立方メートルとなり、前年度に比べ78万9,272立方メートルの減となりました。平成22年度は記録的な猛暑により一時的に増加いたしましたが、節電、節水志向の高まりも見られ、減量となったところであります。なお、配水量は年々低減傾向となっております。  給水収益は、水道料金の使用料であります。総配水量の減少伴い、前年度より6,308万4,000円の減となりました。  下の表につきましては、収益的・資本的収支と企業債の実績でございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、次に、甲府市企業会計決算書をごらんいただきたいと思います。96ページ、97ページをお開きください。水道事業決算報告書について御説明いたします。  (1)の収益的収入及び支出につきましては、事業活動に伴い発生する収益と、それに対応する費用を計上しております。なお、予算額と比較をするために税込みの数値となっております。
     まず、収入であります。第1款水道事業収益は、予算額合計55億4,528万7,000円に対し、決算額は54億4,929万2,708円で、予算額に対する決算額の比率は98.3%となっております。予算額に対しまして9,599万円余が減となった要因は、昭和町区画整理事業の遅延により、受託工事収益が減額となったことが主な要因であります。  次に、支出であります。第1款水道事業費用は、予算額合計50億3,422万円に対し、決算額は47億1,758万5,540円となり、予算額に対する決算額の比率は93.7%となっております。予算額に対しまして3億1,660万円余の不用額が発生した要因は、営業部門の委託化などによる事業費の削減や、昭和町区画整理事業の遅延に伴い、受託工事請負費に未執行額が生じたことなどによります。  98ページをお開きください。  (2)の資本的収入及び支出につきましては、建設改良にかかわる収支、企業債の借り入れと元金償還を計上いたしております。なお、収益的収入及び支出と同様に、予算額と比較をするため、税込みの数値となっております。  まず、収入であります。第1款資本的収入は、当初予算額14億6,209万1,000円に、前年度からの地方公営企業法第26条の規定による繰越額にかかわる財源充当額を合わせ、予算額の合計は16億3,422万7,000円となっております。決算額は11億2,366万3,346円で、予算額に対する決算額の比率は68.8%となっております。  次に、支出であります。第1款資本的支出は、当初予算額43億5,487万4,000円に前年度からの地方公営企業法第26条の規定による繰越額を合わせ、予算額の合計は48億3,150万2,000円となっております。決算額は32億8,774万8,603円で、予算額に対する決算額の比率は68%となっております。  なお、翌年度に繰り越す予算額は、他企業関連工事などに伴う配水管布設替え工事費等6億8,519万5,000円で、不用額は8億5,855万8,397円となっております。  資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、欄外下の記載のとおり、減債積立金等により補てんをしております。  100ページをお開きください。平成23年度甲府市水道事業損益計算書について御説明いたします。損益計算書につきましては、平成23年度中の経営実績を明らかにしたものであり、記載されている金額は全て税抜きとなっております。  1の営業収益は、給水収益、受託工事収益、その他営業収益で構成しており、合計は、中列、48億166万1,248円となっております。  2の営業費用は、原水及び浄水費から資産減耗費までの8費目で構成し、合計は、中列、42億2,971万256円となっております。  営業利益につきましては、営業収益から営業費用を差し引き、右の列の太字、5億7,195万992円となっております。  3の営業外収益は、受取利息及び配当金、他会計補助金、雑収益で構成しており、合計は、中列、3億8,865万6,355円となっております。  4の営業外費用は、支払利息、雑支出で構成し、合計は、中列、2億5,275万2,800円となっております。  経常利益につきましては、営業利益に営業外の収支を加算し、7億785万4,547円となっております。  5の特別利益につきましては、過年度の給水収益を今年度に増額計上した過年度損益修正益と平成23年度に退職した職員3名にかかわる一般会計からの退職手当負担金をその他特別利益として計上しており、合計は、中列、1,187万4,327円となっております。  6の特別損失につきましては、平成18年度分の水道料金の不納欠損及び過年度分の漏水による水道料金減額費用などの過年度損益修正損1,897万5,696円と、平成23年度に市長部局で退職した職員3名が水道事業会計に在職していた年数分の退職手当負担金でありますその他特別損失2,768万3,788円で、合計は、中列、4,665万9,484円となっております。  その結果、当年度純利益は、右の列の太字、6億7,306万9,390円となり、前年度繰越利益剰余金はありませんので、当年度未処分不利益剰余金も同額となります。  次に、102ページ、103ページの剰余金計算書と104ページの剰余金処分計算書(案)でありますが、この二つの計算書は地方公営企業会計制度の見直しに伴い、平成23年度より新たな様式となっております。  戻りまして、102ページの剰余金計算書につきましては、平成23年度中の資本金と剰余金の変動内容をあらわしたものであります。  まず、資本金であります。自己資本金への組入額は7億4,246万2,733円、これは資本的収支の不足額へ充当した減債積立金の処分額であります。借入資本金の増減額は企業債の借り入れ、5億9,000万円と、償還額13億3,935万916円となっております。  次に、剰余金でありますが、資本剰余金は受贈財産評価額、工事負担金、建設改良補助金、加入金で、それぞれの受入額のみとなっており、資本剰余金の合計は320億5,392万8,123円となります。  利益剰余金は、減債積立金、未処分利益剰余金で構成されており、減債積立金は自己資本金への組入額7億4,246万2,733円が減となり、当年度末残高はゼロ円となります。  未処分利益剰余金には、損益計算書の当年度純利益6億7,306万9,390円を計上しており、利益剰余金の合計も同額となります。  以上、翌年度へ繰り越す資本合計は、514億4,139万3,561円となっております。  104ページをお開きください。剰余金処分計算書(案)であります。資本金、資本剰余金については処分額はなく、未処分利益剰余金を平成24年度以降の資本的収支不足額へ充当するための減債積立金へ全額積立する処分案であります。  105ページをごらんください。貸借対照表であります。貸借対照表につきましては、平成23年度末現在の水道事業会計が保有しているすべての資産と負債及び資本を総括的にあらわしたものであります。  まず、資産の部であります。1の固定資産につきましては、(1)有形固定資産と(2)の投資を計上しており、固定資産合計は右列、484億5,196万382円となっております。内訳といたしまして、有形固定資産は、イの土地からトの建設仮勘定までの合計で、3列、473億3,195万382円となっており、投資はイの長期貸付金とロの基金の合計で、3列、11億2,001万円となっております。  2の流動資産は、(1)現金預金から(4)前払金までの合計で、54億3,505万6,905円となっており、固定資産と流動資産を加えた資産の合計額は538億8,701万4,287円となっております。  次に106ページの負債の部であります。  3の固定負債は、引当金を計上しており、イの退職給与引当金とロの修繕引当金の合計で、右列、18億8,020万4,153円となっております。  4の流動負債は、(1)未払金から(3)その他流動負債の合計で、5億6,541万9,573円となっており、負債の合計は、右列、24億4,562万3,726円となっております。  次に資本の部であります。5の資本金は、(1)自己資本金と企業債の年度末残高である(2)借入資本金の合計で、右列、187億1,439万6,048円となっております。  6の剰余金につきましては、(1)資本剰余金と(2)利益剰余金の合計で、右列、327億2,699万7,513円となっており、資本金と剰余金を合計した資本合計は、右列、514億4,139万3,561円となっております。  なお、負債と資本の合計は、右列下、538億8,701万7,287円となり、105ページの右列下の資産合計と一致をしているところであります。  107ページ以降には事業報告書が、119ページ以降には財務諸表附属書類を掲載しております。御参照いただきますようお願いいたします。  以上、平成23年度の決算報告とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 193: ◯清水(保)委員長 ありがとうございました。  以上で説明は終わりました。  質問ございませんか。  山中委員。 194: ◯山中委員 お願いいたします。最初に、給水原価と給水単価の確認をさせていただきたいと思います。平成22年度は154.47円で、141.5円、給水原価、供給単価が165.43円が平成22年度で、平成23年度が165.1円ということで間違いはないですか、お伺いいたします。 195: ◯清水(保)委員長 野村課長。 196: ◯野村経営企画課長 平成23年度の1立方メートルあたりの給水原価につきましては、141.5円、1立方メートルあたりの供給単価、使用料単価につきましては、165.1円になっております。  以上です。 197: ◯清水(保)委員長 山中委員。 198: ◯山中委員 ありがとうございます。141.5円と165.1円ということで、前年度に比べて金額もお安くなっているといいますか、単価としては低くなっているということを確認させていただきました。これで、例えば、10立方メートルあたりの家庭用料金と、20立方メートルあたりの家庭用料金はどのぐらいになるのかということをお伺いしてもよろしいですか。 199: ◯清水(保)委員長 野村課長。 200: ◯野村経営企画課長 1か月10立方メートル使いますと、1,144円になります。 201: ◯清水(保)委員長 山中委員。 202: ◯山中委員 20立方メートルではお幾らぐらいになりますか。 203: ◯清水(保)委員長 野村課長。 204: ◯野村経営企画課長 2,803円になります。 205: ◯清水(保)委員長 山中委員。 206: ◯山中委員 この10立方メートルと20立方メートルの差というんですか、例えば、表流水を源流とするところと若干、10立方メートルだと同じでありますけれども、20立方っメートルであったりすると差があるということは、どうしてこういった差が出てくるものなんですか。それは料金を決める何か的な、マニュアルといいますか、表みたいのがあったりするものなんですか、お伺いします。 207: ◯清水(保)委員長 野村課長、簡便に答弁してやってください。わかるように。 208: ◯野村経営企画課長 料金につきましては、日本水道協会の算定要領等に基づきまして算定をしております。1立方メートルあたりの使用料の料金は、1から20立方メートルまでは単価が59円、これは2か月になりますけれども、59円、21立方メートルから40立方メートルの1立方メートルあたりの単価が158円、その上が174円、一番高いところで121立方メートル以上が217円という料金、使用料単価の設定をしておりますので、それを計算すると10立方メートルあたりと20立方メートルあたりで料金が違ってございます。 209: ◯清水(保)委員長 山中委員。 210: ◯山中委員 了解いたしました。そういった基準があるということで確認させていただきました。  あと、ほかと比べて大幅にちょっと違うな、数字が大きいなと思ったところが2点ありまして、それについてお伺いしたいと思います。この材料費ですね。材料費の数字と、路面復旧費と、この2点の数字が他と比べて高く感じるんですが、それについてはどのようなお考えかということをお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 211: ◯清水(保)委員長 野村課長。 212: ◯野村経営企画課長 材料費につきましては、量水器、メーターですけれども、水道メーターは8年に1度計量法に基づきまして交換をしております。これが材料費という形で出ますので、これは毎年、給水区域内に11万件ほどメーターがついておりますけれども、それを8年でサイクルしてかえておりますので、その年によって違いが出てございます。また、そのメーターの設置個数は他都市では違いますから、それを一概に比較することはなかなか難しいと思います。  また、路面復旧につきましても、委員おっしゃるとおり、他都市よりも若干高いということですけれども、工事が終わった後の路面を舗装整備するための舗装復旧費でありますので、他都市の状況と工事のやり方が若干違うのか、ちょっとその辺はわかりません。 213: ◯清水(保)委員長 山中委員。 214: ◯山中委員 ありがとうございます。いろいろなことを検証して、今後も努めていただきたいと思います。  最後に、ごめんなさい、給水人口が15万人から30万人未満の比較を見させてもらっているんですが、取水道の有収水量1平米当たりの金額として、取水道水道部門ですかね、川から水をとる部門ですけれども、そこの数字がほかと比べて高く感じるんですが、そこはどうして費用がかかっているのかということをお伺いしたいと思いますので。 215: ◯清水(保)委員長 ちょっと中身、他の比較というのはどこ。 216: ◯山中委員 ごめんなさい、給水人口15万人以上30万人未満、総務省のデータから見させていただきました、から算出して出させていただきました。よろしくお願いします。 217: ◯清水(保)委員長 じゃあ、わかったら答弁、野村課長。 218: ◯野村経営企画課長 類似都市といいますと、表流水、うちもダムからの表流水を主な水源としておりますけれども、その取水の原価の中には浄水場等の維持管理費、また、減価償却費、あと、荒川ダムの減価償却費等が含まれておりますので、他都市の浄水場との規模の違い等が考えられると思います。 219: ◯清水(保)委員長 山中委員。 220: ◯山中委員 ありがとうございます。他都市と比べて本市は本市の算定基準でということでありますが、全国的に水道、浄化槽の民間委託を行ったりとか、浄水場を1か所に統合したりとか、いろいろな形で改革が求められている、行っているところもあるようです。今後も、甲府市の水道料金はどうしても高いと多くの方に言われてしまいますので、いろいろな観点から水道料金が極力安くなる方法を模索していただきたいと強く要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。 221: ◯清水(保)委員長 ほかにありませんか。ないですね。 222: ◯山田(厚)委員 あります、委員長。 223: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 224: ◯山田(厚)委員 下水道の会計で、上下水道一体になっているんですけれども、上水と下水では随分金額が、経営状態が違っちゃっているわけですよね。今回の上水の関係の経営指標を見ても、下水道とはまた逆に流動比率、これが200%以上と言われているけれども、甲府の上水だったらもう1,000%近くになる、961%で、類似都市は368%と。現金預金比率で言うと、20%以上がいいでしょうというふうに言われているけれども、上水のほうは718%、他の都市の上水の経営から比べて、群を抜いて現金の比率がいいとか、酸性試験比率がいいとか、流動比率がいいというふうに思うんですが、この経営状態が立派だと、こういうことに対する要因はどこにあるとお考えでしょうか。 225: ◯清水(保)委員長 野村課長。 226: ◯野村経営企画課長 先ほども言いましたように、平成19年度から平成21年度に保証金免除の繰上償還が認められましたので、それに伴いまして繰上償還をして、支払利息を抑えたこと、あとは、効率的な経営によりまして、民間にできるものは民間のほうにお願いするということで委託化を進めてきた、その点であると思います。 227: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 228: ◯山田(厚)委員 最初のほうのお話にあるように、やはり支払利息が、繰上償還なども含めて、この何年間で激減しているんですよね。ちょっと前まではたしか十数%か20%あったけれども、これがいろいろな努力も含めて、償還期間が切れたこともあって、今や5%台ぐらいになってしまっている。だから、下水道と全然支払利息がかさんでいるところが違うなというふうに思うわけです。  そこで、このように一定程度有利さもあるわけですけれども、そうしてみると、例えば、こういう状態になればもっと水道料金を下げるとか、早めに石綿管をかえたほうがいいじゃないかとか、鉛管のところの公道のところぐらいは早くかえたほうがいいとか、いろいろな意見が出てくると思うんですね。その辺については後でまたゆっくりお聞かせいただきたいと思うんですが、退職給与引当金です。これは去年もそう思ったんですけれども、今年の金額を見ると10億3,000万円の退職給与の引当金になっています。これはいかなる根拠なのか。平成22年から平成23年に関しても、5,000万円ほどの引当金、つまり、積み重ねて、いわばプールしておくということになるわけですが、こういう金額が、例えば、現金で10億円超えたとしても、これは固定負債のほうに入るんですよね。帳簿上はマイナスになってくるわけです。必要以上にちょっと退職給与引当金の金額が多くはないかなという、そういう危惧を持っているところですが、いかがですか。 229: ◯清水(保)委員長 野村課長。 230: ◯野村経営企画課長 退職給与の引当金につきましては、現在の職員が全員退職した場合、退職金に換算しますと12億円ほどの換算になります。新しい会計制度になりますと、引当金の義務化がされますので、12億円を目標に積み立てをしてまいりたいと思っております。 231: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 232: ◯山田(厚)委員 その12億円の積み立て方法というのは、新会計制度で言われている退職給付引当金のことなんですけれども、これは年度末に一時に全職員が一斉に自己都合退職した計算ですよね。簡便法というやり方ですよ。だけれども、これは大体中小企業の方々がやられる方法だけれども、全額じゃなくて、それに係数を掛けるんですよね。だから、12億円というその算定方法はあくまで簡便法で、係数なしで計算しているということですか。 233: ◯清水(保)委員長 野村課長。 234: ◯野村経営企画課長 全員退職した場合が12億7,000万円になりますので、それを目安に積み立てをしております。 235: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 236: ◯山田(厚)委員 そうなるとね、金額がものすごく大きくなるんですよね。だから、新会計制度それ自体もいろいろ問題があるけれども、引当金は義務化しろと書いてあるけれども、必ずしも簡便法で年度末に一時に全員が自己都合退職した計算をしろとは書いていないわけですよ。それを勧めている案内もありますけれども、だから、もうちょっと判断がきかないのかなと。それもまだ平成26年度予算からですから、今話ししているのは平成23年で、平成24年、平成25年、平成26年だから、あと3年もあるじゃないかと。その辺のところを含めて、ちょっといかがなものかなと思うんです。  というのは、同時に、下水道事業会計のほうでいうと、この引当金が幾らになっているのかというと、2,000万円でしょう。先ほど言ったけれども、積み立てているけれども、全然引当金が増さないと。毎年毎年2,000万円で、いわば取り崩した形になっていると。一方では10億円で、一方では2,000万円と、これはちょっと同じ上下水道局でアンバランスが激しくはないかと。  ちょっとお聞きしますけれどもね、100人を超える方が上水道事業会計の職員で計算されて、50人を超える方が下水道事業会計で計算されるけれども、その場合、Aは上水道事業会計でBは下水道事業会計で、退職金はこっちで、退職金はこっちでというふうになるんですか。その辺ちょっと教えてくれますか。 237: ◯清水(保)委員長 野村課長。 238: ◯野村経営企画課長 退職金につきましては、3月31日現在でどこの会計に属しているか、下水道事業会計の職員でありますとそちらからの支給になります。 239: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 240: ◯山田(厚)委員 そうすると、野村課長さんは今両方の仕事をされていると思うんですね。上水道事業の方の会計も、下水道事業の会計も、じゃあ、退職したときに、さあ、あなたはどっちですかという、どっちなんですか。 241: ◯清水(保)委員長 野村課長。 242: ◯野村経営企画課長 私の給料については下水道事業会計のほうからの支給でありますので、現時点では下水道事業会計からの退職金の支払いになります。 243: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 244: ◯山田(厚)委員 そうすると、お金が準備されていなかったと、こっちはないけれども、あっちはあるというふうになったら、何だかおかしな話になるなと。その辺のところをもうちょっと研究をしていただかないと、同じ机を並べて同じ仕事をしていながら、ちょっと理解に苦しむところが出てきちゃうんじゃないかなと。その辺のところぜひね、判断をしていただいて、もうこれ以上、大体12億円というお話だから、簡便法でも12億円というのは最高金額なわけで、これ以上、今年で、平成24年度で大体終わるぐらいの金額になっているわけですから、今度は下水道のほうの退職のことをどうやってみんなで考えていくのかというふうにしていかないと、同じ職場で退職金がアンバランスじゃちょっと心配でかなわないですよね。その辺のところをぜひ丁寧にやっていただければと思います。  それと、停水の執行実績のことでお伺いしたいと思います。平成23年度において、年間においてどのぐらい停水処分したのか。また、年度末で現に停水している件数がわかりましたら教えてください。
    245: ◯清水(保)委員長 今村室長。 246: ◯今村営業管理室長 平成23年度の停水件数は1,256件で、そのうち解除が1,092件、停水中が164件でございます。 247: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 248: ◯山田(厚)委員 停水中の164件というのは平成22年に比べて増えているんですか、減っているんですか。 249: ◯清水(保)委員長 今村室長。 250: ◯今村営業管理室長 平成22年度でございますが、平成22年度末の停水中の件数は180件でございますので、平成23年度末は164件でありますので、若干減少しております。 251: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 252: ◯山田(厚)委員 停水執行というのは、これは皆さんがよく御存じであるように、停水のためが目標なんじゃなくて、いかに解除していくのかと。その間丁寧に督促もしながらお支払いをお願いするということなわけですよね。その意味で、この三、四年間停水中の件数も、執行件数も頑張って減らしていただいているということに関しては敬意を表したいと思います。どうもありがとうございます。  ただ、今後のことについて、集金や検針などは丸々業者委託ですよね。これについては、防災上の問題なんかどう対応していくのか。それから、水の問題は生活の状況に直結する問題ですから、それをどういうふうにしていくのか。現に漏水の問題がありはしないかとか、それから、むき出しの鉛管が腐食している現状があるんじゃないかというのを、そういう業者の方々が歩いてつかんだ情報とか、そういうものをちゃんとこちらのほうでつかんでいるのかどうなのか、その辺が心配ですけれども、いかがですか。 253: ◯清水(保)委員長 今後の方針ですから、簡便に。 254: ◯今村営業管理室長 はい。毎月月末に、それぞれの委託業者とミーティングを持ちまして、報告、例えば、今山田(厚)委員がおっしゃったような不具合があったものについては報告を受けておりますので、そのあたりで情報を把握しております。  以上でございます。 255: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 256: ◯山田(厚)委員 その場合、生活に関する相談件数とか、これは生活福祉部に連絡したほうがいいよなとか、そういう問題はつかんでおられますか。 257: ◯清水(保)委員長 今村室長。 258: ◯今村営業管理室長 平成23年度中7件ございました。水道についてはライフラインの最たるものでありますので、上下水道局も行政サービスの一翼を担っているという視点と、それから、水道は生活に困窮している状況を発見できるという上下水道は機関の一つでありますので、本当に生活に困窮している未納者に対しましては、機械的に水をとめるとか、そういうことは回避するようにしておりますし、また、訪問や面談を通じまして、生活困窮の事案が確認された場合は本人に、個人情報の保護もございますので、本人に福祉部のほうにご連絡申し上げて、福祉部の制度はこういったものがありますよという御紹介などもしながら、約5か月ぐらいをかけて給水停止をするんですけれども、親切丁寧に給水停止をされる方については当たっておるところでございます。 259: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 260: ◯山田(厚)委員 これ丸々業者に包括的にお願いしているわけですけれども、でも、その業者はたしか名古屋か何かでしたよね。ちょっと遠くありはしないかと、防災上、なるべくなら県内がいいのではないかということと、例の巨大地震の南海トラフ、太平洋側が全部やられればいくら遠くてもあれじゃないかとか、いろいろ議論が出てくるんですけれども、その辺の契約も含めての今後の対応というのは、平成23年度中どのようにお考えになりましたか。 261: ◯清水(保)委員長 今村室長。 262: ◯今村営業管理室長 長期契約で、3か年で、今年度で長期契約が終了いたします。今年度、今委員がおっしゃったようなことも含めて、あり方と、それから、検討を進めておりますので、今年度末までには委員がおっしゃったことも含めて一定の方向を出して、次の委託契約に結びつけていきたいと考えております。 263: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 264: ◯山田(厚)委員 それで、いつもお聞かせいただいているんですが、鉛管の関係です。これはこの間随分努力していただきまして、特に平成21年に調査をしていただいて、公共施設の取り替えも47か所、これも努力するというお話で、そして、平成21年の調査では、幼稚園、保育園で各12か所ずつ鉛管の給水管が残っていると、これについてどのように平成23年度中は対応されていきましたか、お聞かせください。 265: ◯清水(保)委員長 藤巻施設維持課長。 266: ◯藤巻施設維持課長 鉛給水管の対策でございますが、平成24年度は公共集会所の最後のところで、13か所について取り替えを、平成23年は30か所の取り替えを行いました。  ご指摘の幼稚園、保育所につきましては、現地調査をして、24か所の鉛給水管が使われているのを確認したんですが、これにつきましては平成25年度から対応するように検討してまいりたいと思います。 267: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 268: ◯山田(厚)委員 ここだけは本当に感謝したいと思うんですよね。平成25年、来年ということでしょうかね。ぜひ福祉部とも連携しながらこの残りの24か所の、特に鉛の影響は低量といえども子供さんに影響が大きいと言われていますので、ぜひ対応をしていただければと思います。  それで、鉛管は特に給水管にあるということもありますけれども、公道にももちろんあるわけですよね。それで、公道の検査で、例えば、聴音検査とか、修理の実施の資料を見せていただいたら、まずこの91%が腐食劣化と。そのうちの、なおかつその88%が公道だと。なおかつ、修理したところの中身で見てみると、鉛管が83%と。そうなってくると、当面の対応としても、公道の鉛管の布設替えを徹底すべきじゃないかと。これは有収量率も高めたり、なおかつ、安全衛生上も鉛の布設替えをするということですから、かなり意味がある事業になってくると思いますが、どのようにお考えですか。 269: ◯清水(保)委員長 藤巻課長。 270: ◯藤巻施設維持課長 公道に入っている管は個人の管で、私ども市で、水道局で管理をしている管ではないものがあります。それが鉛管が使われているというところなんですが、これは個人の財産ですので、幼稚園なんかの給水管と同じで、個人の管ですので、これはまた改めて検討していかなきゃならないと思います。 271: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 272: ◯山田(厚)委員 確かにね、本管から取り入れる管というのは鉛管がほとんどですが、そうはいっても、個人所有じゃない鉛管だってあるんじゃないかと思うんですけれども、その辺はいかがなんですか。 273: ◯清水(保)委員長 福島室長。 274: ◯福島工務総室長 委員おっしゃるみたいに、昔はそういうのも多々ありました。今は基本的に個人の給水管だけが鉛管となっています。  以上です。 275: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 276: ◯山田(厚)委員 それはそれでありがたいと思うんですけれども、よその水道局を見ても、個人所有の鉛管に関してはなかなか布設替えができないんですよね。目標も立てられない。それに対して助成とか補助というものも随分実質的に行われていますが、なおかつ、国の方の指導も通達の段階でそういった対応をして支援しなさいと書いてあったはずですが、それはどのように検討されてきましたか。 277: ◯清水(保)委員長 福島室長。 278: ◯福島工務総室長 個人の給水管につきましては、毎年約2,000から3,000メートルは布設替え工事、多機能関連、また、うちの独自の計画路線、そういうものについて、一緒にメーターの前後まで全て鉛管を取り替えております。それで、今言ったみたいに、今年度については、昨年度の平成23年度については公共施設について30か所行いました。そして、残りがあと何か所ですけれども、今年度終わる予定です。そして、今後については、幼稚園も含める中で、私立の幼稚園ですけれども、保育園も含める中で、補助も含める中で、検討してまいりたいと考えております。 279: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 280: ◯山田(厚)委員 大変ありがたいことだと思いますが、でも、まだまだすごい延長があるわけでしょう。ぜひその辺のアピールもしていただいて、ゆとりある水道局の経営からいって、幾ばくかの補助だってあってもいいのかなと、そういうふうに思いますので、ぜひ検討していただければと思います。  それから、有収率の問題がこの間随分問題になってきておるわけですけれども、水道のメーターと同時に下水道のメーターのチェックというのはどこがやっているかと、全然やっていないんでしょう。これは上水のほうの担当でやっているんですか、下水道のほうでやっているんですか。独立した下水道の企業が持っているメーターがありますよね。そのメーターの取り付けも企業がやって、そのメーターの使用量も企業がやっているんですけれども、ここはどこが担当でやっているんですか。 281: ◯清水(保)委員長 今村室長。 282: ◯今村営業管理室長 下水道のメーターは、湧水のメーター。 283: ◯山田(厚)委員 そうそう。 284: ◯今村営業管理室長 湧水のメーターは、個人の方は設置していただいて、個人の方から報告をいただいているというような形になっております。 285: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 286: ◯山田(厚)委員 だから、その管理は上下水道局ということだけれども、会計上は今2つに分かれているから、上水道事業のほうの管理ということになるんですか、下水道事業のほうの管理になるんですか。 287: ◯清水(保)委員長 野村課長。 288: ◯野村経営企画課長 下水道の私設メーターにつきましては、あくまでも私のメーターでありますので、個人の管理になります。 289: ◯山田(厚)委員 そうじゃなくて、上水道事業の会計になるのか、下水道事業のほうの会計の担当でやっていくのか。 290: ◯清水(保)委員長 野村課長。 291: ◯野村経営企画課長 個人の管理になりますから、管理費の支出はございません。 292: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 293: ◯山田(厚)委員 そうじゃなくて、ちょっとこちらの質問の仕方が悪かったんですけれども、全体もう渾然一体しているから聞いてもいいんですけれどもね、上水道次行のほうの管理としてやっているのか、下水道事業のほうの管理として、地下水からポンプアップした水のメーターの管理はどこがやっているんですかということです。会計上ですよ、実務は見ないんだけれども。下水道事業会計ということでしょう。 294: ◯清水(保)委員長 今村室長。 295: ◯今村営業管理室長 下水道事業会計でございます。 296: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 297: ◯山田(厚)委員 その辺がつまりあまりはっきりしていないというのは、下水道のメーターに対する調査や何かもできていなかったんじゃないかと。井戸水のポンプアップをして、それを下水道管に流すということが意外とできてこなかったんじゃないか。  だから、今後は包括的な委託で、上水道のメーターを見てもらう方に、しっかり、例えば、年に一度ぐらいでもいいから、下水道メーターの管理もしていただかないと、例えば、メーターの取り付けの機械も勝手に各企業さんが、事業者さんがやって、その報告も各企業さんが報告するということでしょう。だから、この関係だって、例えば、有収率を低下させること、侵入水になっていってしまうことだってあるんじゃないかと思うんです。だから、抜本的に上下水道局として年に一度ぐらい、この地下水のポンプアップの下水道メーターの感知度も含めてどうなっているのかを検査したほうがいいと思うんです。その辺はどうお考えですか。 298: ◯清水(保)委員長 今村室長。 299: ◯今村営業管理室長 おっしゃるとおり、現在は申告制度になっておりますけれども、やはり我々もしっかり下水道のポンプアップされている井戸水の量がどのぐらい入っているかということは把握していかなきゃなりませんので、今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。 300: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 301: ◯山田(厚)委員 水の節約ということが随分言われています。私もちょっといただいた資料を見たんですけれども、一般家庭ではなかなかそんなに水道水を節約できないんですよね。これは下水道もセットになっているからでしょうかね。だけれども、大口需要者と言われている使用水量の上位30位を比べても、かなり目立って節水状況が行われていると。それから、口径ですか、大きいところの口径で、例えば、一般家庭と比べても随分節約状況があると。例えば、数値いただいて、一般家庭で言う20ミリ口径でやると、平成21年が100%だけれども、平成23年はわずかに99.5%と、節約のレベルは。だけれども、口径150ミリで見てみると、平成21年が100%とすると、89.9%の節水になっていると。一番大きい口径の200ミリでやると、平成21年が100%とすると、平成23年度においては35.5%までなっていると。これは企業さんの努力、それ以外に、企業活動が低下してこういうふうになったのかなと。それ以外に、やはり水道料金の節約として、地下水のポンプアップを活用しているというところがうんと大きいと思うんですよ。  それは、先ごろの南部工業団地の大津や西下條の調査を山梨県が中心になって毎年やって、甲府市がその数字をつかんでいますけれども、先ごろの数字は、一番大きい5ミリほどの地盤沈下があったんですよね。年間では20ミリまで大丈夫と言われているけれども、それが4年、5年たったら20ミリになるわけですよ。これは、一番の原因は地下水のポンプアップだと言われているわけです。  この辺のところも含めて、資源を使っておられるわけですし、なおかつ、これが有水量に入ってくる場合もあるんで、ぜひ年間一度ぐらいはしっかりした点検をしてもらいたいと思います。重ねてそれはちょっと質問したいんですが。 302: ◯清水(保)委員長 今村室長。 303: ◯今村営業管理室長 やはりこういう経済情勢になりますと、企業のほうも直接水道からでなくて、井戸水をポンプアップして使うというところが多くなってきております。それは事実でございます。ですから、我々もそこのところはしっかり数字を把握するためにも、今後検討課題として捉えてまいりたいと考えております。 304: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 305: ◯山田(厚)委員 何か12時になっちゃったんでやめなきゃいけないんだけれども、いつも聞いているんで、石綿管だけちょっと聞きますね。石綿管に関して、これは耐震性に非常に弱いし、老朽管だし、かえなきゃいけないということですが、平成23年度の数値を見ると、平成22年度と全く同じで前進が見られないじゃないかと、この辺のところが心配なんですけれども、平成23年度中ではただ無為に過ごしてきただけじゃなくて、どのように計画を立ててこられたのか、布設替えも含めてどのように計画を立ててこられたのかという、その計画をお聞かせください。 306: ◯清水(保)委員長 根津工務課長。 307: ◯根津工務課長 甲府水道の石綿管につきましては、平成23年度末で愛宕町にあります中区配水区から東福寺方面に向かう愛宕山の中腹へ口径200ミリ、延長530メートルの石綿管が残っております。愛宕町のこの530メートルの石綿管につきましては、布設替えが非常に厳しい状態でありますので、水運用の変更により対応を図っていきたいと考えております。平成23年度は水運用の変更を行うためのブロック化事業や、仕切弁等の設置を行ったところであります。  以上でございます。 308: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 309: ◯山田(厚)委員 中道のほうもまだ2,000メートル以上あるし、この中区配水池のところは、確かに距離は短いけれども、給水人口は1万5,000人とか言われて、結構な数なんですよね。今のお話だと計画がまだ見えてこないんです。計画はお持ちなんですか。 310: ◯清水(保)委員長 根津課長。 311: ◯根津工務課長 愛宕山の石綿管対策につきましては、単に石綿管の廃止を目的としたものではなく、将来的な東部方面の安定給水を目的として、中区配水池の更新までも視野に入れた東部水運用の一体的な見直し事業として進めております。当局といたしましても、本事業は長年の懸案事項であり、1日も早い石綿管廃止に向けて努力をしておりますが、現在取り組んでおります配水区域の変更や、石綿管に代わる供給管路の整備が、愛宕山という地形的な条件から、大変に困難な事業であるということをぜひ御理解をお願いしたいと思います。  以上でございます。 312: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員に申し上げます。まだありますか。 313: ◯山田(厚)委員 もうないんですけれどもね、だから、計画はお持ちなのかお持ちでないかということだけ聞いたんですけれども、お持ちでないと、そういうことですか。 314: ◯清水(保)委員長 根津課長。 315: ◯根津工務課長 今申したように、計画を持っております。平成25年を目標に頑張っております。 316: ◯清水(保)委員長 山田(厚)委員。 317: ◯山田(厚)委員 しっかり平成25年という数字をお聞きしましたので、よろしくお願いいたします。  あと、要望ですが、耐震性の問題ですね。ぜひ努力していただいて、緊急輸送路とか、基幹道路の問題なんかも、上下水道ともに努力していただきたいと。それから、働く皆さんで、この間職員の数がどんどん減っていて、結構施設維持課とか総務課、残業が多いようです。体に気をつけて、お互いにいたわりながら、人も増やしながら、がんばっていただきたいと思います。  以上で終わります。 318: ◯清水(保)委員長 何かまだ答弁あります。  野村課長。 319: ◯野村経営企画課長 済みません。下水道事業会計の退職引当金のことについて、ちょっと私が補足して説明させていただきます。平成23年度までの退職金につきましては、一般会計のほうから負担していただくというお約束になっております。平成24年度以降については下水道事業会計からの負担になります。  以上です。 320: ◯山田(厚)委員 わかりました。 321: ◯清水(保)委員長 ということで、ほかにありませんか。あります。  ということであれば、今ちょうど午後12時を4分ばかり経過しておりますので、ここで暫時休憩します。開始は午後1時、13時からということで開会しますので、暫時休憩します。               午後零時04分 休 憩       ─────────────・─────────────               午後零時57分 再開議 322: ◯清水(保)委員長 それでは、皆さんおそろいのようでございますので、水道事業の審査を続行いたします。  それでは、質問者、飯島委員。 323: ◯飯島委員 それでは、今まで質疑が出た中というよりは、別の項目について二、三点お聞きします。  下水道事業会計のときにも例を引きましてお話ししましたが、水道料金等の審議会というのが開かれまして、その中で、昨年度、要望事項として、「経営の効率化やお客様サービスの向上に対する努力は十分に利用者に評価されているとは言えないことから」、こんなことが指摘されています。
     そこで、何が要望されたかというと、課ごとに経営努力の、こんなことに取り組んだという経緯と結果といいますか、そういう部分で可視化を進めるとともに、必要があればそれは広報活動へのさらなる工夫、対応策を講じることにもつながると、こういう要望が出されていますが、差し当たり平成23年度はどんなふうな実現が図られましたでしょうか。 324: ◯清水(保)委員長 野村課長。 325: ◯野村経営企画課長 料金等審議会から出されました可視化、見える化の取り組み、特に見える化でありますけれども、経営計画2008を平成20年度から実施しておりまして、毎月の取り組み状況をホームページ等で公開をしております。その取り組み状況につきまして、わかりやすくホームページのほうに公開をしていっております。また、料金等をなかなか理解されていない部分もございますので、毎月の広報の中に1ページで『水道だより』というのを年4回発行しておりましたけれども、平成23年度につきましては4月にこういった形でA3の両面のリーフレット、これで水道料金、下水道の仕組みと、あと、災害に対する取り組み等を広報しながら、お客様のほうにお配りをしてまいりました。 326: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 327: ◯飯島委員 もうこれは要望ですから、取り組み状況をお聞かせいただいたとおりだと思います。よりやはり水道料金というのは原価計算しているわけですよ。原価計算ですから、やはり物が物流して、動いて、最終的に水道管の中を通って、蛇口をひねれば水が出てという結果しか目に見えないわけです。それに対する対価として幾ばくかの料金がかかるということで、ブラックボックス化とは言いませんけれども、その中をいかなる努力をしたのかということがやはり使用者側としては一番知りたい部分です。結局料金がどういう経営努力の結果によって上がったのか、下がったのか、こういうことを知りたいわけですから、引き続き可視化、見える化ということを、課ごとにやはり取り組みがされていると思いますので、その開示をよろしくお願いします。要望しておきたいと思います。  次、決算内容の中身を見ますと、比較の貸借対照表というのがありまして、これを見ますと、上水道事業、水道事業会計もそんなに剰余金がわんさか出て、経営状態がいいとは言い切れない中で、有価証券というのが、平成22年度、簿価ですけれども、これはこちらですね、9,900万円余りのものがあったんですけれども、平成23年度末でゼロということになっていますが、この有価証券の中身というのはどのような、有価証券ですから、銘柄と言ったらいいんでしょうか、あと、有価証券数と言ったらいいんでしょうか、その辺をちょっとお示しください。 328: ◯清水(保)委員長 野村課長。 329: ◯野村経営企画課長 中身につきましては、神戸市の公募債を買っておりました。額面9,955万円でありますけれども、平成23年度はこれを処分いたしました。 330: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 331: ◯飯島委員 本体といいますか、甲府市の公募債ですから、水道局にとっては有価証券ということになるんですけれども、よそからの、例えば、株式とか、出資ということになると、これはいかなる、売ったといいますか、減らすといいますか、そういういかなる計画に基づいて行ったのかということをお聞きしたかったんですが、ということであれば了解いたしました。その件については以上です。  最後に、ボトルドウォーター「甲府の水」というのがございますが、これは当初主にはPR、甲府のおいしい水をということでのPR、これを主目的にしていたかと思うんですが、一部過年度販売もしていたというふうに聞いておりますが、平成23年度におきまして、販売本数、販売収益、合わせて、販売用ということですから、1本当たりの原価というのも資料をお持ちだと思いますけれども、その辺をお答えいただけますか。 332: ◯清水(保)委員長 今村室長。 333: ◯今村営業管理室長 ボトルドウォーター「甲府の水」でありますけれども、平成23年度の販売個数は40箱、1箱2,400円となりますので、9万6,000円の売り上げがございました。 334: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 335: ◯飯島委員 40箱ということですが、これは1箱何本入りなんですか。 336: ◯清水(保)委員長 今村室長。 337: ◯今村営業管理室長 24本入りでございます。 338: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 339: ◯飯島委員 計算すれば出るんですが、475ミリリットル入りということで、1本当たり100円切るぐらいですかね。 340: ◯清水(保)委員長 今村室長。 341: ◯今村営業管理室長 販売は1本100円でございます。 342: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 343: ◯飯島委員 原価のほうはどうなっていますか。 344: ◯清水(保)委員長 野村課長。 345: ◯野村経営企画課長 これは平成22年の4月に製造したものでありますけれども、原価は1本当たりに相当しますと190円ほどになります。 346: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 347: ◯飯島委員 この原価が190円というのは何が入っているのかというのが非常に問題なんですけれども、聞くところによると、販売を目的という原価計算の中で、運送費なんかも入っていますか。 348: ◯清水(保)委員長 野村課長。 349: ◯野村経営企画課長 1本あたりにしますと原価は90円でありますけれども、これにつきましては、平瀬の浄水場で浄水、水道にした水をローリーで取りにきていただきまして、それを業者が持ち帰りまして、工場のほうで製造いたします。缶入りで、24本缶に入ったもの1箱を、1,500箱になりますけれども、これをこちらまで配達していただくというものが全て込みで90円ほどになっております。 350: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 351: ◯飯島委員 問題は、ここで評価したいところですけれども、販売は今主目的にしていないと。22年4月に製造ということですが、もう2年以上前に製造して、試験的に販売したというふうに今受け取ったんですけれども、販売は今、あるいは、23年度、主目的にしていないということであれば、ちょっと原価についての追及はしませんけれども、じゃあ、何というんですかね、その委託業者がボトリングまでを、委託というか、その先でやっているというふうに今聞いたんですけれども、いわゆる水道局としては直接的な手をかけていないというふうな部分での理解でよろしいでしょうか。 352: ◯清水(保)委員長 野村課長。 353: ◯野村経営企画課長 1,500箱業者のほうに納入していただきます。それは保管の関係で平瀬浄水場のほうに届けて、倉庫のほうに保管いたしますけれども、あくまで業者の方は平瀬浄水場までの届けてもらう、あと、倉庫のほうに保管するに当たりましては、職員が手作業で保管をいたしました。 354: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 355: ◯飯島委員 保管の補助業務みたいな形で関わっていると。残りは運送業者に対する委託料、あるいは、ボトリング費用でしょうかね。アルミ缶ですから、その製造費用というのもコストの、先ほどの90円の中には入っているという理解でしょうけれども、ちょっとこれは販売を、当初どの程度販売数量を見込んで、どの程度販売してやろうと、PRのために、こういうことがちょっと今の話だとうかがい知れない部分があります。  ちょっと話題を変えますけれども、これは平成23年度も私は要請といいますか、した部分があるんですけれども、今非常時の災害用の備蓄水という問題が非常に各所で不足しているんじゃないか、各家庭でも大人は1日当たりの備蓄する量として3リットルと言われていますけれども、その辺で何度かお願いをした経緯があるんですけれども、例えば、各家庭に配付するというようなことの検討というのはされたことがありますか。 356: ◯清水(保)委員長 野村課長。 357: ◯野村経営企画課長 このボトルドウォーター「甲府の水」をつくった主な理由としまして、災害に備えて一般家庭の備蓄用のお願いということもありますので、イベント等を開催する中で、このボトルを配りながら各家庭での災害時に備えましての備蓄のお願い等はしております。 358: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 359: ◯飯島委員 備蓄のお願いということは、この水を、とりあえず平瀬の浄水場の水を使って製造するノウハウは持っているわけですから、その辺、今後の話になりますけれども、検討もされたことがないのかもしれませんけれども、配付するというようなことはお考えでしょうか。 360: ◯清水(保)委員長 今後の方針だね。 361: ◯飯島委員 そうですね。 362: ◯清水(保)委員長 平成23年度の審査ですから。 363: ◯飯島委員 平成23年度の取り組みを踏まえての今後の方針を。 364: ◯清水(保)委員長 答弁あれば、野村課長。 365: ◯野村経営企画課長 コストが90円かかっておりますので、これを無償で配付するというわけにはいきませんけれども、原価相当分、100円相当分で買っていただく方には買っていただいて、各家庭に保存をしていただくというお願いをしております。 366: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 367: ◯飯島委員 お願いをしているということですから、それは今後コストがかかっているものを無償というわけにもいきませんけれども、例えば、各家庭ということになると相当数量になると思いますけれども、各避難所ということも想定内としてあるのではないかなと、非常用の貯水槽、各避難地ですね、整備状況というのはまだまだ整備されていない地域もあるんでしょうから、その辺まで踏まえまして、含めまして、これはぜひ検討していただきたい課題かなということで思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 368: ◯清水(保)委員長 ほかにはありませんですね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 369: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもって水道事業会計の審査を終了いたします。  次に、古関・梯町簡易水道事業特別会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  築野みず管理室長。 370: ◯築野みず管理室長 古関・梯町簡易水道事業特別会計の決算内容について御説明申し上げます。  『決算書』の336ページをお開きください。決算の概要につきましては、『主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書』の428ページに記載されておりますので、御参照のほどお願い申し上げます。  初めに「実質収支に関する調書」につきまして御説明を申し上げます。  本特別会計の歳入及び歳出の総額につきましては、いずれも1,206万986円となっております。  337ページ、338ページをごらんください。  歳入につきまして御説明申し上げます。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目加入負担金につきましては、新規加入者がなかったため、収入はございません。  2款使用料及び手数料、1項使用料、1目簡易水道使用料につきましては、利用者148世帯の年間の使用料であります。収入未済額につきましては、3世帯4期分の未納分であります。なお、当該未納額につきましては、その後の納付指導の結果、平成24年度に1世帯が納入をされております。残りにつきましても引き続き未納整理に努めてまいりたいと思います。  2項手数料、1目簡易水道手数料につきましては、納付期間内に納付されなかった者に対する督促手数料8件分であります。  3款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金につきましては、古関・梯町簡易水道整備基金の預金利子であります。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、維持管理に関する経費から簡易水道使用料などを控除した額を繰り入れたものであります。  2項基金繰入金につきましては、収入はございません。  339ページ、340ページをお開きください。  5款繰越金及び6款諸収入につきましても収入はございません。  341ページ、342ページをお開きください。  歳出について御説明を申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員1名分の給与費、水質検査業務手数料等、及び、古関・梯町簡易水道事業における施設の維持管理に要した経費が主な内容となっております。  2款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子につきましては、古関・梯町簡易水道施設工事に伴う市債の償還にかかわる財政融資資金貸付金等の元金及び利子であります。  3款諸支出金、1項簡易水道整備基金費、1目簡易水道整備基金費につきましては、古関・梯町簡易水道施設整備事業の財産確保のための積立に発生した利子であります。  以上で、古関・梯町簡易水道事業特別会計の決算の内容について御説明を終わらせていただきます。ご審査のほどよろしくお願いいたします。 371: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  質問ありますか。ないですか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 372: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもって古関・梯町簡易水道事業特別会計の審査を終了いたします。  次に、簡易水道等事業特別会計の審査に入ります前に、先ほどの飯島委員の質問で訂正の答弁をしたいということでございますので、野村課長。 373: ◯野村経営企画課長 先ほど飯島委員の有価証券のことにつきまして答弁させていただきました。有価証券で、私は神戸市の公募債を売却したというふうに。 374: ◯山田(厚)委員 神戸市。 375: ◯野村経営企画課長 神戸市です。委員が甲府市というふうに伺っていましたので、私の答弁は神戸市の公募債なので、訂正をお願いいたします。 376: ◯山田(厚)委員 ちょっとした違いだな。 377: ◯飯島委員 ちょっといいですか。関連質問ですが、手短にいきますから。 378: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 379: ◯飯島委員 神戸市という、甲府市と私は聞き間違えたんですけれども、他都市の公募債ということは、貸付金というか、債権というか、そういう形ですけれども、取得の経緯というのは、平成何年で、それがどういう経緯だったのかというのだけちょっとお答えください。 380: ◯清水(保)委員長 野村課長。 381: ◯野村経営企画課長 平成16年に取得をいたしました。 382: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 383: ◯飯島委員 取得の経緯、応募というんですかね、こちらから応募というより向こうから買ってくれみたいな、直接的な働きがあったんでしょうか。それとも、任意にこちらが応募したという、その辺の取得経緯です。 384: ◯清水(保)委員長 野村課長。 385: ◯野村経営企画課長 有利な資金運用ということで探していたところ、有利なものがありましたので、うちのほうで取得をいたしました。 386: ◯清水(保)委員長 飯島委員。 387: ◯飯島委員 了解しました。終わりです。 388: ◯清水(保)委員長 それでは、以上で補足の答弁は終わりたいと思います。  それでは、次に簡易水道等事業特別会計の審査に入ります。  築野みず管理室長。 389: ◯築野みず管理室長 それでは、最後になりましたが、簡易水道等事業特別会計の決算内容につきまして御説明を申し上げます。  『平成23年度甲府市歳入歳出決算書』の352ページをお開きください。決算の概要につきましては、『平成23年度主要な施策の成果及び予算の執行実績報告書』の430ページに記載されておりますので、御参照のほどお願い申し上げます。
     初めに「実質収支に関する調書」につきまして御説明を申し上げます。  歳入歳出の総額につきましては、それぞれ4,373万5,896円であります。  353ページ、354ページをお開きください。  歳入につきまして御説明申し上げます。  1款分担金及び負担金、1項負担金、1目加入負担金につきましては、新規加入者1世帯分、5万2,500円の加入負担金であります。  2款使用料及び手数料、1項手数料、1目簡易水道等使用料につきましては、利用者280世帯分の年間の使用料であります。  収入未済額につきましては、3世帯1期分の未納額であります。なお、当該未納額につきましては、その後の納入指導の結果、平成24年度に2件納入されております。残り1件につきましても引き続き未納整理に努めてまいりたいと思っております。  2項手数料、1目簡易水道等手数料につきましては、期間内に簡易水道使用料を納付されなかった世帯に対する督促手数料2件分であります。  3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、維持管理に要する経費から簡易水道使用料などを控除した額を繰り入れたものであります。  次ページにまたがりますが、4款繰入金及び5款諸収入につきましては、いずれも収入はございません。  355ページ、356ページをお開きください。  6款市債、1項市債、1目市債につきましては、上積翠寺町洞簡易水道施設浄水設備設置工事にかかわる市債であります。  357ページ、358ページをお開きください。  歳出について御説明申し上げます。  1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員1名分の給与費をはじめ、簡易専用水道にかかわる委任事務負担金、並びに、紫外線照射装置部品取替修繕、水質検査業務手数料など、簡易水道等施設の維持管理に要した経費が主なものでございます。  2款簡易水道事業費、1項簡易水道整備費、1目簡易水道整備費につきましては、原水における耐塩素性病原微生物でございますクリプソスポリジウム等による汚染の防止対策といたしまして、浄水設備の設置に要した経費でございます。  次項にまたがりますが、3款公債費、1項公債費、1目元金及び2目利子につきましては、簡易水道等施設工事にかかわる市債の償還にかかわる元金及び利子であります。  以上で簡易水道等事業特別会計の決算内容につきまして説明を終わらせていただきます。よろしく審査のほどお願いいたします。 390: ◯清水(保)委員長 以上で説明は終わりました。  質疑はありませんか。質疑はありませんですね。               (「なし」と呼ぶ者あり) 391: ◯清水(保)委員長 それでは、以上で質疑を打ち切ります。  以上をもって簡易水道等事業特別会計の審査を終了するとともに、議案第75号及び議案第76号の質疑を終結いたします。  次に、討論、採決に入るわけでございますが、暫時休憩をしたいと思います。休憩の時間については30分を目安としますが、再開については改めて庁内放送で放送いたしますので、お聞き取りをひとつお願いします。大体30分程度でございますので、よろしくお願いします。  以上、暫時休憩します。               午後1時22分 休 憩       ─────────────・─────────────               午後1時59分 再開議 392: ◯清水(保)委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  これより討論に入ります。  議案第75号及び議案第76号について、討論の通告がありますので、順次これを許します。  最初に、清水英知委員。 393: ◯清水(英)委員 日本共産党を代表して、議案第75号 平成23年度甲府市各会計別決算のうち、一般会計及び住宅新築資金等貸付事業特別会計の2会計の決算認定に反対する討論を行います。  平成23年度は東日本大震災の直後ということもあり、市民の暮らしや自営業者の営業がこれまで以上に厳しかった1年でした。多くの世帯で家計所得が落ち込み、税金や国民健康保険料の支払いに苦しめられ、生活保護世帯数は急増しました。地域経済の低迷は、各種統計・調査にもあらわれ、その原因として、個人消費の冷え込みが指摘されました。  こうした背景のもと、平成23年度、市政は市民に一番身近な政治として市民の命と健康を守り、住民福祉を増進するという自治体本来の役割を果たすことがこれまで以上に求められました。地域経済を活性化するためにも、暮らしを応援し、将来への不安を解消することが大切であると強調され、仕事起こしや人間らしく働ける雇用を広げることが期待されました。  さらに、原発ゼロの日本の実現に向け、低エネルギー社会への移行、エネルギーの地産地消、地球温暖化対策への意欲的な取り組みが迫られました。  しかしながら、国の社会保障削減路線のもとで、厳しさを増した市民生活への甲府市の対応は不十分だったと考えます。  また、学校給食などで民間委託と正規職員から非正規職員への置き換えが今後さらに拡大する方針であり、公的責任の後退が心配されます。職員数が引き続き削減されることで、住民サービスの後退や震災をはじめとする非常時への対応への不安が広がったこと、低賃金で不安定な雇用を市役所職員に広げていることが地域経済を冷え込ませる悪影響も看過できません。  こういったことから、一般会計の決算認定に反対します。  次に、平成23年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計については、償還率が39.60%と低く、ゼロ償還者が87名となっており、償還されない分については市民の税金で穴埋めをしています。他の貸付事業では見られない不明朗、不公正な事業であり、一般会計の繰出金を含め、認めることはできません。  以上、反対の討論とします。 394: ◯清水(保)委員長 次に、廣瀬集一委員。 395: ◯廣瀬委員 議案第75号 平成23年度甲府市各会計別決算の認定について、及び、議案第76号 平成23年度甲府市各企業会計別決算の認定についての2案について賛成討論を行います。  世界経済は、金融危機と深刻な景気後退をさまざまな努力で乗り越え、回復を続けてきました。しかし、平成23年度においては、欧米経済が減速するなど、全体として回復が弱まるとともに、加えて、ギリシャに端を発した欧州債務危機の顕在化による世界経済の減速により、各国とも政策運営が難しい状況となりました。  このような中、我が国の経済は、東日本大震災により深刻な打撃を受け、その後は復旧復興のための立て直しが図られましたが、夏以降の急速な円高の進行や、世界経済の減速により、景気の持ち直しは穏やかなものになっております。  一方、地方行財政においては、地域主権改革が進められ、地方公共団体にはこれまで以上に地域主権にふさわしい自主・自立した行財政運営が求められております。  こうした中、平成23年度の本市におきましては、充実した自治体経営基盤の確立が図られる中で、新政策プラン「“わ”の都・こうふプロジェクト(2011~2014)」に位置づけられた重点施策を踏まえ、第五次甲府市総合計画が着実に実施されています。  また、財政執行においては、徹底した行財政改革による財政健全化への取り組みや、市政収入などの自主財源の安定的な確保を図る一方、限られた財源を最大限に有効活用して、災害に強いまちづくり、健康づくりへの支援、教育環境の整備など、市民の皆様の安全・安心な暮らしのための重要課題に積極的に取り組んだ結果、国民健康保険事業特別会計及び病院事業会計を除いた全ての会計において収支の均衡が図られたところであります。  以上のことから、一般会計、各特別会計及び各企業会計の執行に関し、諸事業・諸施策はいずれも議決予算の目的に従って、適正かつ効率的に執行されているものと高く評価するものであります。  宮島市長におかれましては、今後も引き続き、行財政基盤の確立に努め、市民本位の市政執行に努めながら、本市の都市像である「人がつどい 心がかよう 笑顔あふれるまち・甲府」の実現に向けた取り組みに邁進されますことを期待し、議案第75号及び議案第76号に対する賛成討論といたします。  以上です。 396: ◯清水(保)委員長 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 397: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもって討論を終結いたします。  これより、議案第75号 平成23年度甲府市各会計別決算の認定について採決をいたします。  最初に、議案第75号のうち、一般会計決算及び住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の2会計決算についてお諮りいたします。  2会計決算は、当局提案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者 起立) 398: ◯清水(保)委員長 起立多数であります。  よって、2会計決算は当局提案のとおり認定するものと決しました。  次に、議案第75号のうち、国民健康保険事業特別会計決算、交通災害共済事業特別会計決算、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計決算、介護保険事業特別会計決算、古関・梯町簡易水道事業特別会計決算、農業集落排水事業特別会計決算、簡易水道等事業特別会計決算、後期高齢者医療事業特別会計決算及び浄化槽事業特別会計決算の9会計決算の認定についてお諮りいたします。  9会計決算は、当局提案のとおり認定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 399: ◯清水(保)委員長 御異議なしと認めます。  よって、9会計決算は、当局提案のとおり認定するものと決し、議案第75号 平成23年度甲府市各会計別決算は当局提案のとおり認定するものと決しました。  次に、議案第76号 平成23年度甲府市各企業会計別決算の認定について採決いたします。  地方卸売市場事業会計決算、病院事業会計決算、下水道事業会計決算及び水道事業会計決算の4会計決算についてお諮りいたします。  4会計決算は、当局提案のとおり認定することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 400: ◯清水(保)委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第76号 平成23年度甲府市各企業会計別決算は、当局提案のとおり認定するものと決しました。  以上をもって、当特別委員会に付託されました議案の審査を全て終了いたしました。  なお、委員長報告につきましては、審査において各委員から出されました御意見、御要望を織り込む中で、簡潔に整理し作成したいと思いますので、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 401: ◯清水(保)委員長 御異議なしと認めます。  それでは、そのようにさせていただきます。  この際、市長から挨拶したい旨の申し出がありますので、これを許します。  宮島市長。 402: ◯宮島市長 改めて、こんにちは。御挨拶を申し上げます。  平成23年度甲府市各会計別決算及び甲府市各企業会計別決算につきまして、精力的に御審査を賜り、まことにありがとうございました。  平成23年度の事業執行に当たりましては、厳しい財政状況のもと、職員と一丸となって市民福祉の向上に努めてきたところであります。  決算審査特別委員会の中でいただきました御指摘や御意見につきましては、真摯に受けとめ、今後の行財政運営や平成25年度の予算編成に活かしてまいりたいと考えております。  現在、国におきましては、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決めることのできる活気に満ちた地域社会を構築するため、地域主権改革を政策の大きな柱に掲げておりますが、改革の進展に伴い、自己決定・自己責任の領域が拡大されるとともに、適切な情報公開による説明責任と行政執行における高い透明性が今後ともさらに強く求められてまいります。  こうしたことから、本市におきましても、引き続き不断の行財政改革に積極的に取り組むとともに、限られた財源を効率的・効果的に活用し、健全で透明性の高い行財政運営に努めてまいりたいと考えています。  今後とも議員各位のさらなる御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、御礼の挨拶にさせていただきます。長丁場、どうもありがとうございました。 403: ◯清水(保)委員長 それでは、私のほうから一言ご挨拶を申し上げます。  平成23年度の決算審査特別委員会の委員の諸氏の皆さんにつきましては、長時間、何日にもわたって大変御審議御苦労さまでございました。  いつも経験のもとでお話をさせていただきますと、決算審査という中には、どうしても要望等が入りまして、私も運営上きつい指示をさせていただいて、必ず過年度の決算事項について審査をお願いしたいということで、運営につきましては言いたいことを言わせていただきました。  ともあれ、各委員の方々にはそういった指示に基づいて御協力いただきまして、各委員の方々につきましては、大変御協力いただきまして、今日まで運営について御協力をいただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。また、これを一つの糧にして、新しい年に向かって、ぜひ各委員の方につきましても、議員活動にまた生かしていただければと思うところでございます。大変、原田副委員長とあわせて、この委員会を無事に終了させていただいたことを重ねて御礼を申し上げまして、委員長の退任の挨拶にさせていただきます。本当にありがとうございました。御苦労さまでした。(拍手)  原田副委員長。 404: ◯原田副委員長 どうも、清水(保)委員長、本当に長い間ありがとうございました。御苦労さまでした。各委員の皆さん方も御苦労さまでした。  私から一つ言いたいのは、やはり委員皆さん方もこの決算に来るについては、当局の方からある程度資料が出ていますので、十二分にそれを踏まえて当局に質問するような格好の中でやるともう少しスムーズに行くんじゃないかと思いますけれども、その点、今から予算もあるし、また来年もあることですから、十二分にそこら辺の委員方の、勉強というと、自分も勉強しませんから、その点だけは皆さん方には十二分に行政のほうへ行って、いろいろ聞いてください。聞いて、質問事項で挙げていただければありがたいと思います。委員の皆さん方には本当に御苦労さまでした。(拍手) 405: ◯清水(保)委員長 それでは、以上をもちまして、平成23年度決算審査特別委員会を閉会いたします。               午後2時14分 閉 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...