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  1. 甲府市議会 2009-03-01
    平成21年3月定例会(第6号) 本文


    取得元: 甲府市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成21年3月定例会(第6号) 本文 2009-03-23 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 52 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長中込孝文君) 選択 2 : ◯予算特別委員長中山善雄君) 選択 3 : ◯議長中込孝文君) 選択 4 : ◯石原希美選択 5 : ◯議長中込孝文君) 選択 6 : ◯柳沢暢幸選択 7 : ◯議長中込孝文君) 選択 8 : ◯議長中込孝文君) 選択 9 : ◯議長中込孝文君) 選択 10 : ◯議長中込孝文君) 選択 11 : ◯議長中込孝文君) 選択 12 : ◯議長中込孝文君) 選択 13 : ◯市長宮島雅展君) 選択 14 : ◯議長中込孝文君) 選択 15 : ◯議長中込孝文君) 選択 16 : ◯総務委員長佐藤茂樹君) 選択 17 : ◯議長中込孝文君) 選択 18 : ◯議長中込孝文君) 選択 19 : ◯柳沢暢幸選択 20 : ◯議長中込孝文君) 選択 21 : ◯議長中込孝文君) 選択 22 : ◯議長中込孝文君) 選択 23 : ◯斉藤憲二選択 24 : ◯議長中込孝文君) 選択 25 : ◯議長中込孝文君) 選択 26 : ◯議長中込孝文君) 選択 27 : ◯議長中込孝文君) 選択 28 : ◯議長中込孝文君) 選択 29 : ◯議長中込孝文君) 選択 30 : ◯議長中込孝文君) 選択 31 : ◯議長中込孝文君) 選択 32 : ◯議長中込孝文君) 選択 33 : ◯議長中込孝文君) 選択 34 : ◯議長中込孝文君) 選択 35 : ◯議長中込孝文君) 選択 36 : ◯議長中込孝文君) 選択 37 : ◯柳澤 清君 選択 38 : ◯議長中込孝文君) 選択 39 : ◯土橋康二君 選択 40 : ◯議長中込孝文君) 選択 41 : ◯坂本初男君 選択 42 : ◯議長中込孝文君) 選択 43 : ◯望月由彦君 選択 44 : ◯議長中込孝文君) 選択 45 : ◯総務部長(松本博邦君) 選択 46 : ◯議長中込孝文君) 選択 47 : ◯産業部長(早川高仁君) 選択 48 : ◯議長中込孝文君) 選択 49 : ◯教育部長(海瀬正樹君) 選択 50 : ◯議長中込孝文君) 選択 51 : ◯消防長(渡辺卓信君) 選択 52 : ◯議長中込孝文君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                   午後1時01分 開 議 ◯議長中込孝文君) これより本日の会議を開きます。  報告事項を申し上げます。  市長から追加議案の提出について通知がありました。  提出議案は、議事日程記載の日程第32 議案第51号でありますので、朗読を省略いたします。  次に、柳沢暢幸君外11人から甲議第2号 甲府市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について及び斉藤憲二君外4名から甲議第3号 甲府市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定についての2案が提出されました。  既に各位のお手元に配付してありますので、御了承願います。  以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第1から日程第31までの31案を一括議題といたします。  31案に関し、予算特別委員長の報告を求めます。  予算特別委員長 中山善雄君。             (予算特別委員長 中山善雄君 登壇) 2: ◯予算特別委員長中山善雄君) 去る3月9日の本会議において、当委員会に付託されました平成21年度甲府市各会計別予算15案及び条例16案について、3月12日から19日までの8日間にわたり慎重に審査を行いました。  以下、その経過と結果について御報告いたします。  委員会は冒頭、総括質問を行いました。  その主な内容は、次のとおりであります。  最初に、地域経済の活性化についてただしたのに対し、景気悪化の厳しい状況下、すべての事務事業を対象に、必要性と目的を検証するとともに、事業の「選択」と「集中」を行うことにより、所要財源を確保し、中小企業の基盤強化としての融資枠の拡大、雇用の拡大を図るための企業誘致対策事業の創設、さらには、地場産業や伝統産業の振興と育成を図るための産業基盤の確立と販路拡大に向けた各種事業への支援など、第五次甲府市総合計画に位置づけた実施計画事業を推進していくとの答弁がありました。  次に、甲府の魅力の情報発信についてただしたのに対し、山梨県人会の役員の方々との意見交換の場を設け、相互交流事業に職員が参加するなど、新たな取り組みを行った。  また、本市を拠点に事業展開を行っている県外企業の方々への情報発信を行うとともに、市政運営に対する意見を伺ったところであり、今後も意見交換を行う中で、特色ある手法で続けていきたいと考えている。
     さらに、平成21年度は、活動のさらなる強化を図るため、シティプロモーション担当課長を配置し、各方面へ情報発信を行うとともに、市長みずからが先頭に立ち、情報を発信していくとの答弁がありました。  次に、財政の健全化指標についてただしたのに対し、複雑多様化する市民ニーズや増加傾向にある社会保障関連経費等の財政負担に対応するため、行政運営の効率化を図るとともに、公債費等の縮減や市税などの自主財源の確保により、財政基盤を強化していくため、今後も健全化4指標の数値に注意を払い、行財政改革を推進する中で、健全財政を堅持し、計画的な事業執行を行うとの答弁がありました。  次に、臨時財政対策債についてただしたのに対し、国の地方財政対策を勘案する中で、平成 21年度は、対前年度比55.2%、約8億7,000万円増の24億4,000万円余の計上となったが、臨時財政対策債の発行に際しては、地方債残高に大きな影響を及ぼすことから、細心の注意を払っていくとの答弁がありました。  最後に、市民福祉の充実についてただしたのに対し、福祉・健康への支援として、子育て世代をはじめとし、高齢者、障害者、低所得者への支援などの予算を計上したところであり、今後も常に市民・生活者の視点に立ち、市民に信頼され、安心と希望を持っていただけるよう、より効果的で計画的な市政運営に努め、さらなる市民福祉の向上を図っていくとの答弁がありました。  これに対し、市民の暮らしがかつてなく困難なときだからこそ、市民生活を守るため、全力を尽くすよう求める意見がありました。  以上が、総括質問の主な内容であります。  次に、各条例案の審査の経過と結果について申し上げます。  最初に、議案第27号 甲府市企業誘致条例制定については、県外企業に依存した、山梨県の産業政策は、現在、破綻を来している状況であり、今、力を注ぐべきは、市内の企業への支援を行うことが大切であるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第34号 甲府市母子家庭等児童手当支給条例を廃止する条例制定については、保護者の家計負担の軽減を図り、児童の健全な育成を助長し、もって、児童の福祉の増進を図ることを目的とする条例であり、廃止することは、福祉の後退であるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第36号 甲府市敬老条例の一部を改正する条例制定については、高齢者の生活実態を顧みておらず、市の財政を優先したものであるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第40号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定については、指定ごみ袋の販売金額には、ごみの処理料は加味されていないので、有料化ではないということであるが、有料化の第一歩であり、市民の暮らしが大変なときに、新たな負担増となるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第45号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、今年度、医療分保険料と後期高齢者支援分保険料を合わせた限度額が上がり、さらに、来年度から介護分保険料限度額を引き上げることは、さらなる負担増となるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第46号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、介護料率の見直しにより、介護保険料が上がり、さまざまな負担がふえる中で、さらなる負担増となるので反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  最後に、議案第28号 甲府市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について  議案第29号 甲府市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について  議案第30号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第31号 甲府市職員給与条例の一部を改正する条例制定について  議案第32号 甲府市自転車駐車場条例の一部を改正する条例制定について  議案第33号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第35号 甲府市福祉センター条例の一部を改正する条例制定について  議案第37号 甲府市中道YLO会館条例の一部を改正する条例制定について  議案第38号 教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について 及び  議案第39号 甲府市農業集落排水施設条例の一部を改正する条例制定についての10案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、平成21年度各会計別予算の審査の経過と結果について申し上げます。  最初に、一般会計予算について申し上げます。  歳入については、税や保険料の年金からの特別徴収についてただしたのに対し、分納や減免のきめ細やかで丁寧な対応に努めるとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 県からの委譲事務について、事務の精査を行うとともに、適正な交付金の要求に努めること。 1 保育料や高校の授業料の減免について、周知に努めるとともに、的確な対応を図ること。  次に、一般会計歳出について款を追って申し上げます。  まず、議会費については、議員定数の見直しや費用弁償の廃止をはじめとして、市議会が実施しているさまざまな議会改革について、積極的な情報発信の取り組みを求める意見がありました。  総務費については、公有財産の有効活用についてただしたのに対し、庁舎建設に伴い使用しなくなる庁舎の活用については、検討委員会を設置し、地元の意見等を聞きながら検討していくとの答弁がありました。  これに対し、厳しい財政状況であるので、売却も視野に入れた有効活用の検討を求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 山梨県地方税滞納整理推進機構を有効に活用し、収納率の向上を目指すこと。 1 残業の抑制をはじめ、適正な人事管理・組織管理に努めること。 1 人事評価制度については、デメリットを検証し、慎重に対応すること。 1 公有財産の売却については、不動産業者の仲介も検討すること。 1 定額給付金については、円滑な事務執行に努めること。 1 小規模工事契約を積極的に活用すること。  民生費については、生活困窮者への対応についてただしたのに対し、現在の社会経済情勢に起因し、相談件数は増加傾向にはあるが、さらなる親切・丁寧な対応に努めるとともに、自己啓発のための研修等を通じて職員の資質向上に取り組んでいくとの答弁がありました。  これに対し、関係機関と連携を図りながら、対象者の状況を的確にとらえた対応をするよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 福祉施策の事業推進に、積極的に取り組むこと。 1 チビッコ広場の環境整備に努めること。 1 子育て支援のネットワーク化を図り、情報収集、制度の充実に努めること。  衛生費については、資源物の回収対策についてただしたのに対し、いつでも資源物を排出できる24時間ステーションを試行的に設置し、利用状況を検証していくとの答弁がありました。  これに対し、市民の利便性や環境問題への意識を高めるために、積極的に事業の推進を図るよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 燃料電池の自家発電装置等に対する補助制度を検討すること。 1 こんにちは赤ちゃん事業は、きめ細やかな訪問を行い、育児支援事業との連携を図ること。 1 乳がん検診等の受診率向上のため、積極的に市民への周知を図ること。  労働費については、ふるさと雇用再生特別基金事業についてただしたのに対し、庁内をはじめ県とも十分協議する中で、現時点で国において採択される見込みのある事業をできる限り当初予算へ反映した。今後、庁内で対象となり得る事業について再度検討を進め、新年度内のできるだけ早い時期に予算化を図り、実施できるよう努めていくとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 労働相談については、市民生活全般に関する相談にも対応できるよう努めること。 1 「はたらく若者のサポートガイド」の内容を充実させ、一層の普及を図ること。 1 勤労者生活安全資金の資格要件を緩和できるよう検討すること。  農林水産業費については、小曲試験圃場についてただしたのに対し、現在、ブドウのウィルスフリー苗木の生産をはじめ果樹・野菜の試験圃場や市民農園、さらには新規就農者の実習圃場として利用しているが、一部を売却していく予定であるとの答弁がありました。  これに対し、事業への着手や執行については、常にコスト意識を持つことを求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 耕作放棄地の解消に努めること。 1 貸し出し農機具の拡充を図り、利用希望者の要望にこたえられるようにすること。  商工費については、企業誘致への取り組みについてただしたのに対し、企業立地にかかわる事前協議や法令等に基づく事務手続を円滑に行うための総合窓口を設置するほか、従業員の家族に甲府市がいかに暮らしやすく、子育てがしやすいかを理解してもらうための暮らしガイドブック等を作成し、できる限り説明しながら配布していくとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 地方消費者行政活性化交付金の有効活用を検討すること。 1 大好きまつりについては、個人からも協賛金を募ることを検討すること。 1 甲府市観光客誘致対策補助制度について、周辺の状況を調査しさらに有効な制度とすること。 1 消費者保護のため消費者意識啓発事業を積極的に行っていくこと。  土木費については、中心市街地への人口増加対策についてただしたのに対し、中心市街地活性化基本計画の認定を受け、区域内に住宅を取得した場合、補助金を支給する「まちなか定住促進事業」を創設するとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 景観条例に基づいた良好な景観の形成に取り組むこと。 1 空き家対策を検討すること。 1 遊亀公園附属動物園の活性化に取り組むこと。  消防費については、災害時の要援護者等への対応についてただしたのに対し、各避難所への要援護者用仮設トイレの配備を行うとともに、避難所運営委員会や福祉部と連携を図りながら、福祉避難室の設置訓練をモデル的に実施していくとの答弁がありました。  これに対し、福祉避難室の設置訓練については、要援護者が必要とするものを把握しながら実施し、全市に広げていくよう積極的な取り組みを求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 孤立集落については、衛星携帯電話のほか防災備品の配備に努めること。 1 地域の特性に合った消防サービスの提供と、消防力の維持・向上に努めること。 1 消防団が未設置の地区への設立を促進すること。 1 水害及び地震の発生を想定した図上訓練実施の啓発を行うこと。  教育費については、発達障害者への支援についてただしたのに対し、乳幼児期から成人期に至るまでの一貫した支援を行えるよう相談支援ファイルを活用し、関係機関と情報を共有する中で取り組んでいくとの答弁がありました。  これに対し、特別支援教育支援員の適切な配置に努めるよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 就学援助制度の改善を検討すること。 1 学校裏サイト対策を構築すること。 1 いじめ・不登校の児童、生徒に対する取り組みを強化すること。 1 入学準備金融資制度の拡充を検討すること。 1 学校図書館司書の勤務条件と、図書室の充実に努めること。 1 総合市民会館への指定管理者制度の導入を検討すること。  公債費については、積極的に借り換え及び繰上償還を実施し、地方債の金利の引き下げや削減を求める意見がありました。  諸支出金については、経済不況下における土地開発公社のあり方を検討し、早期の整理を求める意見がありました。  次に、特別会計予算について申し上げます。  まず、国民健康保険事業特別会計については、保険料減免制度の見直しについてただしたのに対し、所得金額の適用要件を緩和することにより、保険料減免制度の拡充を図っていくとの答弁がありました。  これに対し、保険料減免制度の対象を所得割だけではなく、均等割・平等割を含めた制度となるよう求める意見がありました。  このほか、保険料の納付については、年金からの特別徴収以外に、口座振替も可能であることを周知徹底するよう求める意見がありました。  住宅新築資金等貸付事業特別会計については、貸付金の償還率が低く、他の事業に見られない不公正、不明朗な支出であるとの意見がありました。  介護保険事業特別会計については、保険料引き上げに対する市民への周知についてただしたのに対し、広報やホームページへの掲載をはじめ、介護報酬改定とあわせた冊子を全世帯に配布するとともに、対象者には納入通知書にパンフレットの同封を行うなど、周知徹底に努めていくとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 地域密着型サービスの充実を図ること。 1 地域包括支援センターと連携を図り、事業推進に努めること。
     古関・梯町簡易水道事業特別会計については、合併協定に基づく今後の水道料金についてただしたのに対し、現在実施している水質検査・水量調査等の結果を踏まえて、料金体系を検討していくとの答弁がありました。  農業集落排水事業特別会計については、高齢化が進む集落の実態を踏まえ、農業集落排水施設使用料の改定に際しては慎重な対応を求める意見がありました。  後期高齢者医療事業特別会計については、保険料滞納者の資格証明書の交付についてただしたのに対し、保険料の納付相談等きめ細やかな対応と短期証の発行を行うなど、山梨県後期高齢者医療広域連合と連携を図っていくとの答弁がありました。  中央卸売市場事業会計については、地方卸売市場への転換についてただしたのに対し、平成 19年度末に地方転換を柱とした市場の見直し方針を策定したところであり、現在これに基づく見直し計画と整備方針の策定を平成21年6月をめどに進めている。今後、具体的な整備計画を平成22年に策定し、平成23年の国の第9次整備計画へ位置づけられるように取り組んでいくとの答弁がありました。  これに対し、関連団体や業者の方々と積極的に意見交換を行い、よりよい整備計画等を策定するよう求める意見がありました。  病院事業会計については、公立病院改革ガイドラインに基づく改革プランの策定についてただしたのに対し、学識経験者、医療関係者、市民代表者等で構成する経営協議会における審議や、院内の改革推進会議において協議・検討を行いながら、プランの策定作業を進めているとの答弁がありました。  これに対し、改革プランの策定にあたっては、必要に応じ審議状況を公開するよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 医師・看護師の確保に引き続き努めること。 1 周産期医療の推進を図ること。 1 院内助産所の開設を検討すること。  下水道事業会計については、福祉減免制度の創設についてただしたのに対し、地方公営企業は、受益者負担による独立採算制が原則であり、福祉減免制度の創設については、大変困難であるとの答弁がありました。  これに対し、公営企業の本来の目的は公共の福祉の増進であるので、生活困窮者や福祉施設への配慮を求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 事業所排水の検査を積極的に実施していくこと。 1 浸入水・不明水対策を引き続き講じること。  水道事業会計については、鉛給水管の布設替えについてただしたのに対し、市内の小中学校については、平成20年度で布設替えを終了したとの答弁がありました。  これに対し、保育所などの公共施設についても調査を行い、鉛給水管の布設替えに努めるよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 ボトルドウォーター「甲府の水」の販売促進を図ること。 1 料金の減免の取り扱いについて、管理規程を整備すること。  交通災害共済事業特別会計、老人保健事業特別会計、土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計及び簡易水道等事業特別会計については、特に質疑はありませんでした。  以上が平成21年度の一般会計及び各特別会計予算の審査における質疑の大要であります。  この後、反対・賛成の討論があり、採決の結果、  議案第 2号 平成21年度甲府市一般会計予算  議案第 3号 平成21年度甲府市国民健康保険事業特別会計予算  議案第 5号 平成21年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  議案第 8号 平成21年度甲府市介護保険事業特別会計予算  議案第12号 平成21年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算  議案第14号 平成21年度甲府市病院事業会計予算 及び  議案第15号 平成21年度甲府市下水道事業会計予算 の7案については、いずれも多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第 4号 平成21年度甲府市交通災害共済事業特別会計予算  議案第 6号 平成21年度甲府市老人保健事業特別会計予算  議案第 7号 平成21年度甲府市土地区画整理事業用地先行取得事業特別会計予算  議案第 9号 平成21年度甲府市古関・梯町簡易水道事業特別会計予算  議案第10号 平成21年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算  議案第11号 平成21年度甲府市簡易水道等事業特別会計予算  議案第13号 平成21年度甲府市中央卸売市場事業会計予算 及び  議案第16号 平成21年度甲府市水道事業会計予算の8案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  最後に市長から、山梨県においても世界同時不況に伴う企業の設備投資や個人消費の不振が県内の産業を直撃し、業種・業態を問わず依然厳しい状況が続いているとする企業が多く見られ、大変深刻な状況に直面している。  このような社会経済情勢の中においても、さらなる本市の発展のため、議会をはじめ市民の皆様からの意見を広くお聞きするとともに、市民・行政協働による開かれた市政の推進を図り、すべての市民の方々がひとしく行政サービスを享受できるよう努めていくとの決意が述べられました。  終わりにあたり、現在、地方分権改革について、第29次地方制度調査会において、盛んに議論がされておりますが、政府では、平成21年度中に新分権一括法案を国会に提出する予定となっており、地方自治体は、大きな変革期を迎えております。  当局におかれましては、今後、新庁舎建設や新ごみ処理施設の建設などの大型プロジェクトを控えておりますが、実質公債費比率の動向等に留意する中で、財政構造の弾力性を確保し、長期的な健全財政運営に努めるとともに、市民と行政の協働による開かれた市政の推進を図り、「誰もが笑顔と活力に満ちあふれたまち 甲府」の実現に向け、市長はじめ職員のなお一層の奮起を期待して報告を終わります。 3: ◯議長中込孝文君) 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  日程第1 議案第27号から日程第31 議案第16号までの31案に関し、討論の通告がありますので、順次これを許します。  最初に、石原希美君。                 (石原希美君 登壇) 4: ◯石原希美君 日本共産党を代表して、議案第2号 平成21年度甲府市一般会計予算、議案第3号 平成21年度甲府市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号 平成21年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議案第8号 平成21年度甲府市介護保険事業特別会計予算、議案第14号 平成21年度甲府市病院事業会計予算、議案第15号 平成21年度甲府市下水道事業会計予算、議案第27号 甲府市企業誘致条例制定について、議案第34号 甲府市母子家庭等児童手当支給条例を廃止する条例制定について、議案第36号 甲府市敬老条例の一部を改正する条例制定について、議案第40号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第45号 甲府市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について及び議案第46号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定について反対する討論を行います。  世界経済危機のもと、日本経済はかつてないスピードで悪化しています。これは、この間の自民・公明政治が推し進めてきた構造改革路線が、内需、家計をないがしろにし、極端な外需頼みの構造をつくり出した結果といえます。加えて、労働法制の規制緩和による非正規雇用の拡大、社会保障抑制路線がさらに国民生活を困窮させ、経済縮小の悪循環をつくり出しています。  こうした国の悪政に対して、今こそ甲府市政が住民の福祉の増進を図るという地方自治体本来の役割を果たし、市民生活を守る防波堤として、暮らし、福祉最優先、市民サービスの充実を図ることが求められています。  さて、平成21年度予算では、小中学校の耐震化や増改築、学童保育の施設整備など、市民要求にこたえた施策も一部盛り込まれています。しかし、甲府駅北口整備事業などの建設事業費は確保され、土木費は前年度比で伸び率22.8%と突出している一方で、民生費の伸び率は0.98%と自然増分さえも抑えるような予算配分となっています。  とりわけ、母子家庭への支給金の廃止、敬老祝金の削減、介護保険料の引き上げ、多子世帯保育料助成制度の廃止、生きがいデイサービス事業の後退などの内容が含まれており、市民生活を守るとは言いがたい予算となっています。  以下、主な反対理由を述べます。  まず、一般会計についてです。  歳入において、10月から65歳以上の高齢者から住民税の年金天引きが始まります。本市では、約1万人の市民がその対象となっており、近年の相次ぐ負担増により高齢者の暮らしがますます大変になっている中での新たな年金天引きは、暮らし悪化にさらに追い打ちをかけるものと考えます。国の制度改定によるものではありますが、高齢者の命と暮らしに大きな影響を与える内容であり、反対します。  次に、歳出についてです。  民生費中の同和対策事業費及び住宅新築資金等貸付事業特別会計繰出金は、ゼロ償還87人、償還率32%と極めて低く、しかも根拠法がなくなったもとでの、不明朗、不透明な支出であり、認められません。  また、多子世帯保育料助成制度については、多くの市民の利用がありながら、昨年の縮小に引き続き今回は廃止にするものです。当制度は、多くの子育て世代から大変喜ばれ、頼りにされていた制度であり、少子化対策子育て応援という点からも逆行するものであり、反対します。  同じく、民生費中の生きがいデイサービス事業費は、介護保険制度を利用していない高齢者に対し、これまで無料で実施してきたものを、利用者一回当たり500円を徴収するというものです。高齢者の生きがいや自立、さらには介護予防という点からも逆行するものであり、また、高齢者にとっては生活が厳しい中での負担増であり、認めることはできません。  加えて、老人無料入浴事業についても、毎月行っていたものを季節ごと年4回に縮小する内容となっています。高齢者の外出を促すものではなく、逆に抑制しており、またわずかな楽しみを奪うものであると考えます。  次に、商工費の企業誘致対策事業費は、今議会で提案された企業誘致条例に基づく支出であります。これまで県が進めてきた企業誘致頼みの産業政策は、非正規労働者の増大と、誘致企業の県内下請けへの発注率の低さが特徴とされており、企業誘致による雇用の確保、拡大や地域経済活性化には貢献していないというのが実態です。今の甲府市の地域経済の衰退の一因は、県外資本の行き過ぎた進出により地域内での経済循環が崩壊していることにあり、市内の今ある力を育て、応援することに産業政策の主軸を置いてこそ、真の地域活性化が図られると考えます。  よって、このような条例に基づく支出は認めることができません。  次に、土木費中の甲府駅北口周辺整備にかかわる事業については、現在の厳しい財政状況のもとにおいては、事業全体として急ぐ必要のない事業であると考えます。  次に、諸支出金開発公社費については、塩漬け土地の借金の利払いに使われるものであり、反対です。  次に、国民健康保険事業特別会計については、2年連続国民健康保険料の引き上げ及び介護分付加限度額の引き上げの内容が含まれており、認めることはできません。  次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計については、先ほども述べた同様の理由により認めることはできません。  次に、介護保険事業特別会計については、所得階層を細分化し、低所得者に配慮したことは評価するものですが、保険料基準額で年間約4,000円、全体では平均9%の引き上げとなっており、さらなる市民負担増であり、認めることができません。  次に、病院事業会計については、分娩介助料の4万円の引き上げの内容が含まれており、出産、育児の世代にとっての負担増は多大なものであり、認めることはできません。  下水道事業会計については、今回水道料金は引き下げとなり、トータルで見ると市民にとっては若干の引き下げとなりました。しかしながら、下水道だけを見れば引き上げであり、一部に引き上げになる人たちもいること、現下の市民生活の現状を考え合わせると、賛成することはできません。  次に、6つの条例についてです。  企業誘致条例については、先ほど述べた同様の理由により、認めることはできません。  次に、母子家庭等児童手当支給条例については、母子家庭への年額1万円という手当を廃止するものです。本市において、所得250万円以下が7割を超える母子家庭世代にとって、経済的負担は重く、自立支援という名のもとに母子家庭への生活実態を顧みない条例廃止であり、認めることはできません。  また、敬老条例については、敬老祝金の支給対象者、支給額ともに縮小するものです。お年寄りのわずかな楽しみを奪うものでもあり、敬愛の意を表して老人福祉の増進に寄与するという条例の目的からも後退となる制度改定であると考えます。  次に、廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例については、ごみの指定袋導入が盛り込まれています。指定袋の導入は有料化の第一歩と危惧するものであり、市民にとっては新たな負担増となるもので認めることはできません。  最後に、国民健康保険条例は、保険料の限度額の引き上げがその内容となっています。また、介護保険条例についても介護保険料の引き上げが含まれた内容であり、両事業ともに抜本的には国の制度改定が求められるところですが、現下の厳しい市民生活においては新たな負担増であり、認めることはできません。  以上で、討論とします。 5: ◯議長中込孝文君) 次に、柳沢暢幸君。                 (柳沢暢幸君 登壇) 6: ◯柳沢暢幸君 議案第2号から議案第16号までの平成21年度各会計別予算に賛成の立場から討論を行います。  世界的な金融不況による急速な景気後退や少子高齢化等による社会保障関連経費の負担の増大など、社会情勢が急激に変化する中、地方自治体は税収の減収が予測されるなど、非常に厳しい財政状況となっており、行財政改革を進め、安定的な行政運営を維持することが求められております。  こうした中、本市においては、行財政改革による財政健全化を図るため、施策、事業の「選択」と「集中」を行う中で、市民生活の安定や市民福祉のより一層の向上及びごみ減量化や地球温暖化に対する環境問題への積極的な対応、さらには景気低迷の影響を受ける勤労者などへの支援策の拡充など、限られた財源を市民生活に直接関係する施策へ重点配分する中で、中長期的な視点に立った持続的な発展と市民福祉の一層の充実に向け、予算の効率的な配分を行っております。  さらに、本予算は、実質公債費比率の改善に努め、財政健全化を強く意識しつつ、緊急な課題や福祉、教育、環境分野などにきめ細やかな対応をしており、大いに評価するものであります。  また、各特別会計及び各企業会計につきましても、それぞれの事業に見合った適切な予算措置がなされております。  以上のことから、新年度予算案は、的確かつ適正な予算であると高く評価するものであります。今後とも地方分権の時代にふさわしい自主自律の行財政運営を推進するとともに、市民の目線で、本市の都市像である「人がつどい 心がかよう 笑顔あふれるまち・甲府」の実現を目指し、すべての市民が夢と希望と元気を、ここ甲府というキャンバスに描けるようなまちづくりの推進を強く熱望し、賛成の討論といたします。 7: ◯議長中込孝文君) 以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。  これをもって討論を終結いたします。  これより日程第1 議案第27号から日程第31 議案第16号までの31案を採決いたします。  はじめに、日程第1 議案第27号から日程第6 議案第46号までの6案を起立により一括採決いたします。  6案に対する委員長の報告は可決であります。  6案は、当局原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者 起立) 8: ◯議長中込孝文君) 起立多数であります。  よって、6案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第7 議案第28号から日程第16 議案第39号までの10案を一括採決いたします。  10案に対する委員長の報告は可決であります。
     10案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、10案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第17 議案第2号から日程第22 議案第15号の6案を起立により一括採決いたします。  6案に対する委員長の報告は可決であります。  6案は、当局原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者 起立) 10: ◯議長中込孝文君) 起立多数であります。  よって、6案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第23 議案第12号を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、当局原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  (賛成者 起立) 11: ◯議長中込孝文君) 起立多数であります。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第24 議案第4号から日程第31 議案第16号までの8案を一括採決いたします。  8案に対する委員長の報告は可決であります。  8案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、8案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第32 議案第51号を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長 宮島雅展君。                (市長 宮島雅展君 登壇) 13: ◯市長宮島雅展君) 本日、追加提案いたしました案件につきまして、御説明申し上げます。  議案第51号「監査委員の専任について」は、本市の監査委員のうち、識見を有する者のうちから選任した土橋康二が本年3月31日をもって退職するので、後任として柳澤 清を選任するにつきまして、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。  以上が、本日追加提案いたしました案件であります。  御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 14: ◯議長中込孝文君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第32 議案第51号については、総務委員会に付託いたします。  暫時休憩いたします。                   午後1時48分 休 憩              ──────────・──────────                   午後1時59分 再開議 15: ◯議長中込孝文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第32 議案第51号に関し、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 佐藤茂樹君。               (総務委員長 佐藤茂樹君 登壇) 16: ◯総務委員長佐藤茂樹君) 先ほどの本会議において当委員会に付託されました案件について休憩中委員会を開き、慎重に審査した結果について御報告いたします。  議案第51号 監査委員の選任については、全員異議なく当局原案のとおり同意するものと決しました。  以上で報告を終わります。 17: ◯議長中込孝文君) 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより日程第32 議案第51号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は同意であります。  本案は、当局原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 18: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり同意いたしました。  次に、日程第33 甲議第2号を議題といたします。  柳沢暢幸君から提案理由の説明を求めます。  柳沢暢幸君。                 (柳沢暢幸君 登壇) 19: ◯柳沢暢幸君 甲議第2号 甲府市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、甲府市事務分掌条例の一部が改正されることに伴い、常任委員会の所管事項の整備を行うものであります。  改正内容は、総務委員会に庁舎建設部の所管に属する事項を加えるものであります。  なお、施行期日については、平成21年4月1日とするものであります。  以上で報告を終わります。 20: ◯議長中込孝文君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 21: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより日程第33 甲議第2号を採決いたします。  本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第34 甲議第3号を議題といたします。  斉藤憲二君から提案理由の説明を求めます。  斉藤憲二君。                 (斉藤憲二君 登壇) 23: ◯斉藤憲二君 甲議第3号 甲府市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、本市の財政状況等にかんがみ、平成20年度政務調査費を減額してきたところでありますが、今回提出された議案第30号において、特別職の給料が引き続き減額支給されること、また現下の経済状況下における本市の財政状況が厳しいことなどを考慮し、平成 20年度に引き続き平成21年度においても政務調査費を減額することで、各会派の意見が一致したところでございます。  改正内容につきましては、会派に対する政務調査費の月額4万円を3万円に引き下げて、交付する期間を平成22年3月31日まで延長するものであります。  以上で説明を終わります。 24: ◯議長中込孝文君) 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより日程第34 甲議第3号を採決いたします。  本案は、提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第35 甲選第1号 日向山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を行います。  本組合は、山梨県恩賜県有財産管理条例により、恩賜県有財産の保護に関する事務を共同処理するため甲府市、中央市及び市川三郷町をもって規約を定め、組合を組織しております。  同組合議会の議員定数は10人であります。
     このうち甲府市からの7人を、組合規約第5条に定める地域である旧上九一色村(梯、古関区)から3人、旧中道町(旧右左口村)から4人、それぞれ恩賜林保護の責任を有する市議会議員の被選挙権を有する者の中から、本市議会が選挙するものであります。  組合議会議員の任期は4年であります。  つきましては、同組合議会議員の任期が本年3月31日をもって満了となりますので、この際、任期満了前に選挙を行うものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 27: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  重ねてお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 28: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  日向山恩賜県有財産保護組合議会議員に  甲府市古関町3285番地   土橋高志君  甲府市古関町3326番地   橘田 章君  甲府市梯町7番地       橘田秀富君  甲府市右左口町350番地   田中良彦君  甲府市右左口町3913番地  中込一高君  甲府市右左口町3846番地  五味 務君  甲府市中畑町228番地3   渡辺輝一君 以上、7人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名をいたしました以上の諸君を日向山恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました7人の諸君が、組合議会議員に当選されました。  次に、日程第36 甲選第2号 柿坂外四山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を行います。  本組合は、山梨県恩賜県有財産管理条例により、恩賜県有財産の保護に関する事務を共同処理するため甲府市及び甲斐市をもって規約を定め、組合を組織しております。  同組合議会の議員定数は8人であります。  このうち甲府市から4人を、組合規約第5条に定める地域である山宮町から、恩賜林保護の責任を有する市議会議員の被選挙権を有する者の中から、本市議会が選挙するものであります。  組合議会議員の任期は4年であります。  つきましては、この際、本市議会において選挙を行うものであります。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 30: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  重ねてお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 31: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  柿坂外四山恩賜県有財産保護組合議会議員に  甲府市山宮町646番地   望月哲彰君  甲府市山宮町2742番地  永田幸雄君  甲府市山宮町3140番地  福島今朝尾君  甲府市山宮町795番地   小林正直君 以上、4人を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を柿坂外四山恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 32: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました4人の諸君が、組合議会議員に当選されました。  次に、日程第37 甲選第3号 第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員の補欠議員の選挙を行います。  本組合は、山梨県恩賜県有財産管理条例により、恩賜県有財産の保護に関する事務を共同処理するため甲府市及び甲斐市をもって規約を定め、組合を組織しております。  同組合議会の議員定数は10人であります。  このうち甲府市から9人を、組合規約第5条に定める地域である旧甲府市(池田、山宮)及び旧千代田村から選出しております。旧甲府市(池田)に1人欠員が生じたため、恩賜林保護の責任を有する市議会議員の被選挙権を有する者の中から、本市議会において選挙を行うものであります。  補欠議員の任期は、前任者の残任期間であります。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 33: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  重ねてお諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員の補欠議員に、  甲府市荒川一丁目4番14号  五味一豊君 を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました同人を第一奥仙丈山恩賜県有財産保護組合議会議員の補欠議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 35: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名をいたしました五味一豊君が、組合議会議員の補欠議員に当選されました。  次に、総務、民生文教、経済建設及び環境水道の各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件及び所管事項の調査について、会議規則第87条の規定により別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 36: ◯議長中込孝文君) 御異議なしと認めます。  よって、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。  次に、先ほど同意いたしました監査委員から、あいさつしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  柳澤 清君。                 (柳澤 清君 登壇) 37: ◯柳澤 清君 ただいまの監査委員の選任に際しましては、議員の皆様の御同意を賜りましてまことにありがとうございました。  今まで私は、外から市政を見る立場にありましたが、これからは行政の一員として職務に携わることになるわけですが、その責任の重さを本日改めて痛感いたしまして、まさに身の引き締まる思いでございます。  監査機能の一層の充実、強化、厳正化が強く求められる中で、大変微力ではございますが、市民サービス、市民福祉の向上を見据える中で、甲府市の行財政がより公正で合理的かつ効率的に運用できますよう、職務を全うする所存でございます。  私は、行政経験はございませんが、今まで金融サービス業に身を置く者として、お客様の視点に立ち、お客様の求めるもの、期待するもの、これにいかに迅速におこたえするかを常に意識して実践してまいりました。  このことは、お客様イコール市民の皆様という立場に置きかえれば、行政にも相通ずるものがあるのではないかと、そんなふうに思っているところでございます。  今後、真摯に研究、研鑽に励むとともに、銀行員生活で培った経験、コストやリスクに対する意識、さらに市民としての感覚を生かしながら議員各位並びに宮島市長さんはじめ職員の方々と一致協力して、市民から信頼される行政の推進に注力してまいります。  誠心誠意職務に取り組む所存でございますので、皆様方の御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げまして、監査委員就任のあいさつとさせていただきます。  本日は、まことにありがとうございました。 38: ◯議長中込孝文君) 次に、3月31日をもって退職する特別職の諸君からあいさつしたい旨の申し出がありますので、順次これを許します。  最初に、土橋康二君。                 (土橋康二君 登壇) 39: ◯土橋康二君 貴重な時間を拝借し、まことに恐縮ですが、3月31日をもって監査委員を退任させていただきますことから、一言御礼のごあいさつをさせていただきます。  平成17年4月以来今日までの4年間、行政経験のない私ではありましたが、宮島市長はじめ議員の皆様、職員の皆様方から温かい激励、御指導、御支援等いただく中で本日を迎えることができました。まことにありがとうございました。  この間、市政の実態を肌身で感ずることができ、また、新たな環境の中で多くの人と出会い、交流できましたことは、私にとりまして大きな財産であり、大変ありがたく思っております。
     また、監査委員の2年間は、他の監査委員の皆様方の御協力をいただきながら、市民目線に立ち「なぜ」という素朴な疑問を持って監査業務に取り組んでまいりましたが、私自身、至らぬ点等多々あり、その職責を十分果たしたかどうか、今もって自問自答しているところであります。  地方自治体を取り巻く環境は大きく変化し、ますます厳しさが増してきておりますが、甲府市においては、市民との対話、協働を基本とした新政策プラン「“わ”の都・こうふプロジェクトII(セカンドステージ)」を着実に推進実行していくことが、今日の激しい都市間競争の中で勝ち残っていくことにつながるものと確信いたしております。  終わりにあたりまして、宮島甲府市政並びに甲府市議会のさらなる発展と、皆様方の御健勝、御活躍を心から御祈念申し上げますとともに、後任の柳澤に対しましても私同様御指導、御支援等賜りますことをお願い申し上げ、退任のあいさつとさせていただきます。  思い出深い4年間でありました。本当にありがとうございました。(拍手) 40: ◯議長中込孝文君) 次に、坂本初男君。                 (坂本初男君 登壇) 41: ◯坂本初男君 退任にあたり一言だけ御礼を申し上げさせていただきます。  私は、教育委員を、平成13年からこの3月31日までで2期8年を努めさせていただきました。うち7年間教育委員長として皆さんに御指導いただいたわけでありますが、大変教育に対する市民の目も複雑にいろんな角度から要望がございます。これからも教育行政については、大変な時だと思います。  そういった中で特に 教育改革の中では、今度は保護者代表も教育委員の中に加えるという改定もいただきました。そういった中で私、そして松井先生もこの3月で退任をいたすわけでありますが、後任のこの前選任をいただいた2名のうち1名は18歳、二十歳以下の子供、いわゆる保護者としての資格を持った委員も出そろいました。  どうか後任の者にも温かき御指導をいただきますようお願いを申し上げまして、これからの甲府の教育行政、甲府の教育がさらに発展できますよう、皆さんに御指導いただきますようお願い申し上げまして、教育委員長、また教育委員としての任期を全うできたことに対する御礼の言葉といたしたいと思います。ありがとうございました。(拍手) 42: ◯議長中込孝文君) 次に、望月由彦君。                 (望月由彦君 登壇) 43: ◯望月由彦君 本日は、大変貴重な議会日程の中でごあいさつできます機会を与えていただきました。市議会並びに市当局に心から御礼を申し上げます。  2年前の4月からきょうまでの2年間を、上下水道事業管理者といたしまして務めさせていただきました。これに先立つ2年間の代表監査委員時代を通算いたしました4年の間、議員の皆様並びに市長様はじめ職員の皆様には多くの御指導、御鞭撻をいただきました。深く御礼を申し上げる次第でございます。  上下水道事業管理者といたしまして、上水道と下水道の組織統合と、下水道事業の公営企業法全部適用という重大な場面に立ち会うことができ、また、市民生活の最も基本的なライフラインの向こう10年間の経営方針であります経営計画2008を策定することもできました。これもひとえに宮島市長様、市議会議員の皆様、さらには職場の皆様の御指導の賜物であると重ねて感謝申し上げます。  終わりに、甲府市議会並びに甲府市の今後ますますの御発展を心から御祈念申し上げまして、退任のあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) 44: ◯議長中込孝文君) 次に、同じく3月31日をもって退職する部長職の諸君からあいさつしたい旨の申し出がありますので、順次これを許します。  最初に、総務部長 松本博邦君。              (総務部長 松本博邦君 登壇) 45: ◯総務部長(松本博邦君) この3月末をもちまして定年退職することになりました。市民福祉の向上のため、また甲府市のまちづくりのために約40年間にわたり市役所に奉職できましたことに対しまして、市長さんをはじめ議員さん、それから職員に感謝を申し上げる次第でございます。まことにありがとうございました。  私は、市役所に入り約40年間になりますが、人事異動では16か所職場を異動し、議員の皆様や先輩、同僚、また後輩に大変お世話になりました。無事定年することができます。これからは一市民として皆様方と一緒に甲府市のまちづくりに貢献していきたいと考えております。よろしくどうかお願いをいたしたいと思います。  退任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手) 46: ◯議長中込孝文君) 次に、産業部長 早川高仁君。              (産業部長 早川高仁君 登壇) 47: ◯産業部長(早川高仁君) こんな高い席から時間をいただいて、本当にありがとうございます。  1973年から市役所に勤めまして、甲府市大好き人間として市の職を選んで今まで過ごしてまいりました。今までに東海大学とか山梨学院大学で講義をして、学生の方から感想をもらうと、「早川先生は、甲府大好きなんですね」という感想をもらったこと、非常に今でも私の生きがいの支えといいますか、気持ちでやってきております。  これからも皆さんと一緒になって、一市民として甲府市の発展に一生懸命努力していきたいなと思っております。本当に長い間、皆さんの御協力をもとに過ごしてこられたことを非常にうれしく思っております。本当にありがとうございました。(拍手) 48: ◯議長中込孝文君) 次に、教育部長 海瀬正樹君。              (教育部長 海瀬正樹君 登壇) 49: ◯教育部長(海瀬正樹君) 退職にあたり一言ごあいさつをさせていただきます。  議員の皆様におかれましては、部長職だけを見ましても、産業部、教育部と通じ5年間にわたり大変な御指導をいただきました。本当にありがとうございました。おかげさまをもちまして、どうにか無事退職ができそうでございます。ありがとうございました。  今後におきましては、家に入り趣味でも行いながら、何か地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいりたい、そんなふうに考えております。引き続いての御指導をよろしくお願いいたします。  最後に、甲府市と議員の皆様のますますの御発展をお祈り申し上げ、お礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 50: ◯議長中込孝文君) 次に、消防長 渡辺卓信君。               (消防長 渡辺卓信君 登壇) 51: ◯消防長(渡辺卓信君) 消防長の渡辺でございます。本日は、発言の機会を賜りましてありがとうございます。  私は、昭和46年4月に採用されて以来38年間、職場と仕事、それからまた上司、同僚、後輩に恵まれまして勤務ができましたことを大変感謝をしております。  また、最後の職場は消防でありますが、私は消防行政に携われたことを誇りに思っております。消防では救急車の1分、1秒の時間短縮を最大の取り組みとしてまいりましたが、ここに来て市民の皆様に不安を残してしまいましたことを反省をしております。関係の皆様にはおわびを申し上げます。  退職をしてからも甲府市の発展に関心を持ちながら、御協力を申し上げる所存でございます。賜りました御指導、御鞭撻に感謝を申し上げるとともにお礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手) 52: ◯議長中込孝文君) 以上をもって、本定例会に提案されました議案及び請願等の審議を全部終了いたしましたので会議を閉じ、3月甲府市議会定例会を閉会いたします。                   午後2時24分 閉 会                         甲府市議会議長  中 込 孝 文                           〃 副議長  清 水   保                         会議録署名議員  谷 川 義 孝                           〃  〃   清 水   仁                           〃  〃   石 原   剛 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...