山口市議会 2021-03-03 令和3年第1回定例会(4日目) 本文 開催日:2021年03月03日
また、それではなぜこれが問題かというと、骨髄提供者──白血病の方に骨髄を提供する方が、仕事を理由に提供を断るという事態が多発しておりまして、それを解決するために、骨髄を提供する方が仕事を休みやすくする、そういった環境をつくっていただきたい──いわゆる休業補償の設立を従前よりお願いしておりました。
また、それではなぜこれが問題かというと、骨髄提供者──白血病の方に骨髄を提供する方が、仕事を理由に提供を断るという事態が多発しておりまして、それを解決するために、骨髄を提供する方が仕事を休みやすくする、そういった環境をつくっていただきたい──いわゆる休業補償の設立を従前よりお願いしておりました。
その理由としては、骨髄提供者、ドナーの通院、入院時における休業補償がないなど、ドナーの負担が重いことが上げられています。ドナーへ費用補助をすることにより、ドナーの善意を生かして提供に至るケースがふえ、より多くの命が救われることになると思われます。 現在、新潟県加茂市や島根県浜田市などでは、独自にドナー助成制度を立ち上げています。
その理由としては、骨髄提供者、ドナーの通院、入院時における休業補償がないと、ドナーの負担が重いことが上げられています。ドナーへ費用補助をすることにより、ドナーの善意を生かして提供に至るケースが増え、より多くの命が救われることになると思われます。現在新潟県加茂市や島根県浜田市などでは、独自にドナー助成制度を立ち上げています。
骨髄移植には、患者さんと骨髄提供者の白血球の型が適合する必要があり、兄弟の間では4分の1の確率で一致しますが、親子の間ではまれにしか一致しません。さらに、血縁関係のない人の間では、数百から数万分の1の確率でしか一致しないため、広く一般の人から骨髄バンクの登録者を募ることが必要となります。
そうした成果の多くは、数多くの骨髄提供者の存在と、国支援の「公的骨髄バンク」の結成(平成3年)によるところが大きいといわれている。 しかし、最適なドナー(骨髄提供者)にめぐり合う確率はまだまだ低く、骨髄移植治療を待ち受けながら、それをなかなか受けられないケースや、残念ながら、命を落とすケースも少なくない。それゆえ、「公的骨髄バンク」等の一層の充実が期待されている。