光市議会 1993-09-09 1993.09.09 平成５年第３回定例会（第２日目） 本文
公共事業汚職による自治体首長の相次ぐ逮捕は、談合が単に建設業界の体質、悪しき慣行であるにとどまらず、行政と常態的に深く癒着しやすいという傾向性を物語っているわけであります。公共工事をめぐっては、不正事件が起こるたびに改革が論議されながら、小手先の改善にとどまり、時がたつとまた事件が起こるという繰り返しでありました。今度こそ抜本的に改革する絶好の機会であります。
公共事業汚職による自治体首長の相次ぐ逮捕は、談合が単に建設業界の体質、悪しき慣行であるにとどまらず、行政と常態的に深く癒着しやすいという傾向性を物語っているわけであります。公共工事をめぐっては、不正事件が起こるたびに改革が論議されながら、小手先の改善にとどまり、時がたつとまた事件が起こるという繰り返しでありました。今度こそ抜本的に改革する絶好の機会であります。
公共事業汚職による自治体首長の相次ぐ逮捕は、談合が単に建設業界の体質、悪しき慣行であるにとどまらず、行政と常態的に深く癒着しやすいという傾向性を物語っているわけであります。公共工事をめぐっては、不正事件が起こるたびに改革が論議されながら、小手先の改善にとどまり、時がたつとまた事件が起こるという繰り返しでありました。今度こそ抜本的に改革する絶好の機会であります。
しかも今日、事件の解明には至らず、金丸前自民党副総裁は新たな２２億円を隠して脱税で逮捕されましたが、他の関係者は野放しの状態であります。 今や、市民は絶望的な気持ちで国会を見つめ、政治に対する不信は極限に近づきつつあります。日本の民主主義を根底から破壊している政権党・自由民主党の責任は、厳しく問われなければなりません。この事件が地方政治にも重大な悪影響を与えていることは、紛れもない事実であります。
御承知のように、この問題は今年１０月３日、教員採用試験にからむ贈収賄事件として、前徳山教育事務所長、元県教委の教職員課長補佐でありました人物と、それから父母２名が逮捕されるという問題をきっかけにいたしまして、公然とマスコミでも報道され、広く社会に知られることとなった事件であり、しかもこの事件の発端には、元徳山市議も介在していたという問題であります。