光市議会 2011-12-07 2011.12.07 平成23年第4回定例会(第5日目) 本文
「坂の上の雲」が放送されています。この後、旅順陥落、水市営会見、奉天占領、日本海海戦と続きます。 戦前は、この奉天占領の3月10日が陸軍記念日で、日本海海戦の5月27日が海軍記念日でありました。特に日本海海戦があった明治38年5月27日は、世界史の大きな転換点と言われます。帝国主義のもとの白人支配の象徴であった大艦隊を有色人種がこっぱみじんに打ち破りました。
「坂の上の雲」が放送されています。この後、旅順陥落、水市営会見、奉天占領、日本海海戦と続きます。 戦前は、この奉天占領の3月10日が陸軍記念日で、日本海海戦の5月27日が海軍記念日でありました。特に日本海海戦があった明治38年5月27日は、世界史の大きな転換点と言われます。帝国主義のもとの白人支配の象徴であった大艦隊を有色人種がこっぱみじんに打ち破りました。
「坂の上の雲」が放送されています。この後、旅順陥落、水市営会見、奉天占領、日本海海戦と続きます。 戦前は、この奉天占領の3月10日が陸軍記念日で、日本海海戦の5月27日が海軍記念日でありました。特に日本海海戦があった明治38年5月27日は、世界史の大きな転換点と言われます。帝国主義のもとの白人支配の象徴であった大艦隊を有色人種がこっぱみじんに打ち破りました。
坂の上の雲は、私を中心に考えればひいじいちゃんの物語であります。その時代時代に、今の自分につながる人々がどんな社会をつくってきたか。何を守り、何を変えてきたか。今の自分を起点にして、縦軸を感じることができるか。これが歴史を学ぶことの肝です。そこにアイデンティティが生まれ、日本人としての自信と誇りが生まれます。 かつて自らを透明な存在とつづって犯罪に走った少年がいました。
坂の上の雲は、私を中心に考えればひいじいちゃんの物語であります。その時代時代に、今の自分につながる人々がどんな社会をつくってきたか。何を守り、何を変えてきたか。今の自分を起点にして、縦軸を感じることができるか。これが歴史を学ぶことの肝です。そこにアイデンティティが生まれ、日本人としての自信と誇りが生まれます。 かつて自らを透明な存在とつづって犯罪に走った少年がいました。
それから、本年は日露戦争が始まって100年ということでありまして、司馬遼太郎の『坂の上の雲』という小説がまた非常に脚光を浴びているわけでありますが、私は、『坂の上の雲』を、今、読み返しております。その中で、こういうくだりがありました。「軍艦というものは、一度遠洋航海に出て帰ってくると、船底にカキ殻がいっぱいくっついて、船足がうんと落ちる。
それから、本年は日露戦争が始まって100年ということでありまして、司馬遼太郎の『坂の上の雲』という小説がまた非常に脚光を浴びているわけでありますが、私は、『坂の上の雲』を、今、読み返しております。その中で、こういうくだりがありました。「軍艦というものは、一度遠洋航海に出て帰ってくると、船底にカキ殻がいっぱいくっついて、船足がうんと落ちる。