山口市議会 2015-06-16 平成27年第2回定例会(3日目) 本文 開催日:2015年06月16日
こうした外国人観光客の誘客は、観光振興にとっては不可欠でありますことから、海外における共同プロモーションなど関連団体と連携しながら、さまざまな取り組みを行っているところであり、各種観光案内における多言語表記もその重要な取り組みの一つであると考えております。
こうした外国人観光客の誘客は、観光振興にとっては不可欠でありますことから、海外における共同プロモーションなど関連団体と連携しながら、さまざまな取り組みを行っているところであり、各種観光案内における多言語表記もその重要な取り組みの一つであると考えております。
これまで平成23年には萩市、防府市と関係団体の構成による萩往還観光誘致制度創設委員会を設立し、平成24年には宇部市と観光交流に関する協定、平成25年には美祢市と観光交流パートナー協定を締結するなど、それぞれの市の特色を生かしながら全国街道交流会議全国大会の開催や共同プロモーションの実施など、情報発信や誘客事業等に連携して取り組んでいるところでございます。
平成26年度におきましても、中国、韓国、台湾でのエージェントの訪問や、商談会への参加、エージェントの招聘視察ツアー対応を初め、受け入れ態勢整備に係る助成事業や日本文化体験として大変好評を得ております着物の着付け体験事業の実施、そして観光交流パートナー協定に基づく美祢市との共同プロモーション事業など、引き続き効果的な誘客事業を展開してまいりたいと考えております。
このような中、順調に成果を上げております本協議会での取り組みといたしまして、来年度は台湾、韓国等はもとより、国内からの誘客や教育旅行誘致のための共同プロモーション、さらには特産品のPRを行うなどの物産交流も進めてまいり、山口市と美祢市の双方の強みを十分に生かした事業を意欲的に展開してまいりたいと考えているところでございます。
また、西日本における東アジア地域からの玄関口となる福岡や広島、下関とも連携した魅力的な観光ルートの開発や共同プロモーションに取り組みますとともに、宿泊旅行者に対する滞在費用の軽減措置を拡充するなど、受け入れ環境の充実を図ることによりまして、東アジア地域をターゲットにした積極的な誘客活動を展開してまいりたいと考えております。