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  1. 山陽小野田市議会 2020-12-15
    12月15日-08号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 2年12月定例会(第4回)令和2年山陽小野田市議会(第4回定例会)会議録令和2年12月15日     午後1時 開議議員定数 (22名) 現員数     (22名) 出席議員 (22名)     議 長  小 野   泰 君     副議長  矢 田 松 夫 君     議 員  伊 場   勇 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  奥   良 秀 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  水 津   治 君     議 員  杉 本 保 喜 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  恒 松 恵 子 君     議 員  中 岡 英 二 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  藤 岡 修 美 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  宮 本 政 志 君     議 員  森 山 喜 久 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)     事務局職員出席者 局     長  尾 山 邦 彦 君 議 事 係 長  中 村 潤之介 君 書     記  原 田 尚 枝 君説明のため出席した者 市     長  藤 田 剛 二 君 副  市  長  古 川 博 三 君 総 務 部 長  川 地   諭 君 企 画 部 長  清 水   保 君 市 民 部 長  川 﨑 浩 美 君 福 祉 部 長  兼 本 裕 子 君 経 済 部 長  河 口 修 司 君 建 設 部 長  森 弘 健 二 君 総合事務所 長  篠 原 正 裕 君 教  育  長  長谷川   裕 君 教 育 部 長  岡 原 一 恵 君 病院事業管理者  矢 賀   健 君 病院局事務部長  國 森   宏 君 水道事業管理者  今 本 史 郎 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第129号及び議案第137号の2件について委員長報告、質疑、討論及び採決(総務文教常任委員長報告)議案第129号 山陽小野田市議会議員及び山陽小野田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第137号 山陽小野田宿泊研修施設きらら交流館指定管理者の指定について日程第3 議案第107号、議案第109号、議案第111号、議案第115号、議案第121号から議案第123号まで、議案第130号から議案第132号まで、請願第1号及び請願第2号の12件について委員長報告、質疑、討論及び採決(民生福祉常任委員長報告)議案第107号 令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第4回)について議案第109号 令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第4回)について議案第111号 令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について議案第115号 令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)について議案第121号 山陽小野田市立サッカー交流公園条例の制定について議案第122号 地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について議案第123号 山陽小野田市笑顔でこころをつなぐ手話言語条例の制定について議案第130号 山陽小野田障害者支援施設等指定管理者の指定について議案第131号 山陽小野田中央福祉センター指定管理者の指定について議案第132号 山陽小野田市の児童館の指定管理者の指定について請願第1号 年金の毎月支給への改善に関する意見書の提出を求める請願請願第2号 高泊地区における保育所の確保についての請願書日程第4 議案第105号、議案第112号、議案第114号、議案第124号から議案第128号まで及び議案第133号から議案第136号までの12件について委員長報告、質疑、討論及び採決(産業建設常任委員長報告)議案第105号 令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第112号 令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2回)について議案第114号 令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について議案第124号 山陽小野田勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について議案第125号 山陽小野田地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第126号 山陽小野田下水道条例の一部を改正する条例の制定について議案第127号 山陽小野田農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について議案第128号 山陽小野田下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第133号 小野田南部地区都市公園他施設の指定管理者の指定について議案第134号 小野田北部地区都市公園施設指定管理者の指定について議案第135号 山陽地区都市公園他施設の指定管理者の指定について議案第136号 江汐公園の指定管理者の指定について日程第5 議案第104号及び議案第138号の2件について委員長報告、質疑、討論及び採決(一般会計予算決算常任委員長報告)議案第104号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)について議案第138号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)について日程第6 閉会中の調査事項について────────────午後1時開会──────────── ○議長(小野泰君) 皆さん、こんにちは。ただいまの出席議員数は22名で会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、笹木議員、水津議員を指名いたします。──────────── △日程第2議案第129号・第137号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第2、議案第129号山陽小野田市議会議員及び山陽小野田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第137号山陽小野田宿泊研修施設きらら交流館指定管理者の指定についての議案2件を一括議題といたします。 本件に対し、総務常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 失礼いたします。12月定例会において、本委員会に付託されました議案2件について、11月30日に委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重審査いたしましたので、その内容を報告いたします。 まず、議案第129号山陽小野田市議会議員及び山陽小野田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、来年度実施予定の市議会議員選挙と市長選挙から選挙運動用ビラの作成費を公費負担の対象に加えるとともに、選挙運動用自動車の使用と選挙運動用ポスター等の作成の公営経費の限度額を改定するため、公職選挙法施行令の改正に準じて改正をするものです。 審査によって明らかになったことは、候補者一人当たりの予算額は、選挙運動用自動車その他の契約の場合は、議員が53万4,909円から57万8,148円に、市長が53万4,909円から66万8,268円に引き上げられます。選挙運動用ビラは2種類まで作成することができ、配布枚数の上限は、議員が4,000枚、市長が1万6,000枚であるということです。 選挙運動用ビラの頒布には、新聞折り込みによるもの、選挙事務所内で行うもの、演説会場内で行うもの、街頭演説の場所で行うものがあり、証票を貼ったものを頒布します。 選挙運動用ビラのサイズはA4とし、ポスターと同様、印刷会社と責任者の名前を入れ、立候補時に書類等と併せて見本を提出してチェックを受けるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第137号山陽小野田宿泊研修施設きらら交流館指定管理者の指定についてです。 概要は、宿泊研修施設きらら交流館指定管理期間が令和3年3月末をもって満了となるため、指定管理料3,491万6,626円で、令和3年度1年間の指定管理者富士商株式会社に指定するものです。 審査によって明らかになったことは、現行の設置目的に限定せず、現状の用途に合った新しいコンセプトの下での館の在り方を検討することとしており、現在、企画課が基本計画の策定及びPPP/PFI導入可能性調査を行っています。現時点では、令和4年度以降の当該施設の指定管理者制度による管理運営に関する仕様を固められないため、指定管理を令和3年度の1年間としているということです。1年間という短期間で施設運営を行いつつ、サービスの向上と経費の節減を共に実現しなければならないことを勘案して、単独指定としています。 導入可能性調査については、12月後半にプロポーザルを行い、令和3年7月頃に中間報告の報告書の提出、10月から11月までの間に最終報告書を提出してもらい、館の在り方の方向性を定めていくということです。指定管理料約180万円の増額は、通勤手当を含む人件費の増加や仕入原価率の上昇による売上原価の増加、機器メンテナンスの追加などによるものです。そして、市が青少年宿泊研修施設を持つことの意味を導入可能性調査の中でしっかりと整理をしていくということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(小野泰君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第129号山陽小野田市議会議員及び山陽小野田市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第129号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり、原案可決されました。 次に、議案第137号山陽小野田宿泊研修施設きらら交流館指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。藤岡議員。 ◆議員(藤岡修美君) 論点または質疑によって明らかになった事項の最後のところなんですけども、市が青少年宿泊研修施設を持つことの意味を導入可能性調査の中でしっかり整理していくとありますが、これは、きらら交流館自体の存在を整理していくのか、それとも宿泊研修施設きらら交流館の中で青少年宿泊研修施設を持つことの意味を整理していくのか。そのあたりの議論はあったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) お答えします。 まず、このきらら交流館につきましては、青年の家と比較をよくされるんですけども、青年の家については社会教育法にのっとって設置されておりますが、このきらら交流館については、そういった社会教育法にのっとっているというようなことがないわけです。現在も、やはり青少年の宿泊がありながらも、レストランとかお風呂とかがあって、ここ数年、そういった、この施設の在り方がどうなのかということが随分議論になってきたということです。 全国的に見ても、この青少年の宿泊施設というのが、全国でどんどん閉館してきている現状です。それらの役目がもう終わっているのではないかという流れがあります。このきらら交流館自体は、青少年の宿泊施設について今後どうあるべきかというところで、先ほども報告の中でも言いましたように、今後の可能性について調査する中で、本当に青少年の宿泊施設としての役割を今後も持っていくのかどうかということをしっかりと調査の中で明らかにして方向性を定めたところで、この館がこれからどういった形で指定管理されるかどうか分かりませんけれども、この1年間は、そういったことでこれまでの業者に指定管理を指定したというような流れについての説明はありました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第137号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は、委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第3議案第107号・第109号・第111号・第115号・第121号~第123号・第130号~第132号・請願第1号・第2号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第3、議案第107号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第4回)について、議案第109号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第4回)について、議案第111号令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について、議案第115号令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)について、議案第121号山陽小野田市立サッカー交流公園条例の制定についてから、議案第123号山陽小野田市笑顔でこころをつなぐ手話言語条例の制定についてまで、議案第130号山陽小野田障害者支援施設等指定管理者の指定についてから、議案第132号山陽小野田市の児童館の指定管理者の指定についてまで、請願第1号年金の毎月支給への改善に関する意見書の提出を求める請願及び請願第2号高泊地区における保育所の確保についての請願書についての議案12件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。大井委員長。(大井淳一朗君登壇)
    民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 去る11月30日、委員全員出席の下、実施しました議案審査について、お手元の報告概要に従って御報告いたします。 初めに、議案第107号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第4回)についてです。 今回の補正の主なものは、令和元年度決算の歳計剰余金を基金に積み立てるほか、決算を見込んだ調整であり、歳入歳出それぞれ1億2,961万8,000円を増額し、予算総額を75億9,665万7,000円とするものです。 審査の中で明らかになった事項は、今年度末の基金残高見込みは9億7,426万9,457円となる。基金は国保料の料率を安定させることと疾病予防につながる事業に活用したい。保険料の引下げについては慎重に対応したい。新型コロナウイルス感染症を原因とする所得等の減少に対する保険料の減免措置による保険料収入の減少分は、全額を国が補填する。その10分の6が災害等臨時特例補助金で、残りは調整交付金として入ってくる点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第109号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第4回)についてです。 今回の補正の主なものは、令和元年度における給付費等の精算に伴う剰余金を基金に積み立てるほか、決算を見込んだ調整であり、歳入歳出それぞれ1億1,661万8,000円を増額し、予算総額を68億130万6,000円とするものです。 審査の中で明らかになった事項は、国の制度改正に伴うシステム改修は国庫補助の対象となるが、市独自の業務軽減などの改修に国庫補助はない。介護保険保険者努力支援交付金は、3つの評価指標により額が決定される。本市は、全国平均と比較して自立支援・重度化防止に資する施策推進の得点が高い点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第111号令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)についてです。 今回の補正の主なものは、令和元年度決算の歳計剰余金の調整のほか、税制改正に伴うシステム改修費の追加であり、歳入歳出それぞれ99万7,000円を増額し、予算総額を11億4,683万円とするものです。 審査の中で明らかになった事項は、システム改修は職員では難しいため専門業者に委託する。プログラムを開発後、システムに反映させる作業があり、期間は3か月程度かかる点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第115号令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)についてです。 今回の補正は、入院患者数を1日平均166人に、外来患者数を1日平均369人に変更するなど、決算を見込んだ調整を行うものです。 病院事業収益は42億5,493万9,000円、病院事業費用は46億9,416万円となり、税抜き損益計算では3億3,042万4,000円の単年度純損失となるものです。 審査の中で明らかになった事項は、外来は9月補正時より幾分か回復し、1日平均6人増加した。県からの病床確保要請は2回あり、1回目4床、2回目22床を確保した。県の空床補償の単価は1床につき1日当たり5万2,000円である。市民病院での検体検査で陽性が判明した場合でも必ず県に相談し、要請に応じて対応する。新型コロナウイルスに関する特殊勤務手当については、現在、労使間で交渉中である。来年度に病院機能評価を受審する予定である点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第121号山陽小野田市立サッカー交流公園条例の制定についてです。 令和3年4月1日に、山口県立おのサッカー交流公園が、山口県から本市に移管されるため条例を制定するものです。 審査の中で明らかになった事項は、使用料は1時間につき、天然芝グラウンドを現行の1,330円から1,950円、人工芝グラウンドを880円から1,300円、照明器具を1,890円から1,000円にする。市外在住者の利用料金は、市内在住者の2倍とする。人件費を含めた必要経費は年間3,500万円程度で、使用料収入で賄う。物品を販売できるように用途地域を見直す。移管後1年間は直営とし、その間に指定管理者制度の導入を検討する。早ければ、令和4年度から指定管理者制度に移行する。ネーミングライツの導入についても検討している。イベント等も含め、まちづくりに資するよう運用していく点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第122号地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてです。 地方税法等の一部を改正する法律のうち、令和3年1月1日から施行される内容を反映させるため所要の改正を行うものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、山陽小野田国民健康保険条例山陽小野田介護保険条例及び山陽小野田後期高齢者医療に関する条例について、延滞金の割合の名称を「特例基準割合」から「延滞金特例基準割合」に改める。名称のみの変更であり、内容に変更はない点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第123号山陽小野田市笑顔でこころをつなぐ手話言語条例の制定についてです。 広く市民に手話に対する理解の促進と普及を図り、共生社会の実現を目指すため条例を制定するものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、前文に条例制定の背景や意義、聾者にとっての手話の重要性などを規定。第1条に目的、第3条に基本理念、第4条に市の責務、第5条に市民及び事業所の役割、第6条に市が推進する施策を規定している。施策の推進方針は、今年度中の策定を目指す。条例の内容を分かりやすく説明したものを作成する予定である。新規事業は新年度からで、テレビ電話の画面を通して手話通訳を行う遠隔手話等を検討している点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第130号山陽小野田障害者支援施設等指定管理者の指定についてです。 令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者を公募した結果、社会福祉法人山陽小野田社会福祉事業団から応募があり、指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者社会福祉法人山陽小野田社会福祉事業団とする議会議決を求めるものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、市職員3人、公募1人、学識経験者2人からなる選定委員会で審査した。委員には、審査基準表について事前に説明している。指定管理者評価表(モニタリング)の一次評価については各施設が、二次評価については行政が行っている。各施設とも体調確認、手指消毒、換気などの感染症予防に取り組む計画となっている点です。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第131号山陽小野田中央福祉センター指定管理者の指定についてです。 令和3年4月1日から令和6年3月31日までの指定管理者を公募した結果、社会福祉法人山陽小野田社会福祉協議会から応募があり、指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者社会福祉法人山陽小野田社会福祉協議会とする議会議決を求めるものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、市職員4人、公募2人からなる選定委員会で審査した。指定期間は、施設の使用許可と維持管理を主とする業務は3年、一定の専門性が必要または5年程度の期間がなければ安定した運営が困難な業務は5年にしている。中央福祉センターの施設としての指定管理業務は貸館等である点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第132号山陽小野田市の児童館の指定管理者の指定についてです。 令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者を公募した結果、社会福祉法人山陽小野田社会福祉協議会から応募があり、指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者社会福祉法人山陽小野田社会福祉協議会とする議会議決を求めるものでございます。 審査の中で明らかになった事項は、市職員4人、学識経験者2人からなる選定委員会で審査をした。児童館7館は、一括ではなく別々で公募した。7館いずれも前回より指定管理料限度額が増額となっている。感染症対策として、換気、手指消毒、名簿の提出や健康観察をお願いしている点でございます。 質疑を終え、討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、請願について御報告いたします。 去る12月2日及び10日、委員全員出席の下、実施しました請願審査についてお手元の報告概要に従って御報告いたします。 請願第1号年金の毎月支給への改善に関する意見書の提出を求める請願についてです。 概要は、現在、年金は2か月の支給となっているが、家計管理の点から賃金と同様に毎月支給へと改善を図るよう国に意見書の提出を求めるものでございます。 まず、参考人から願意をお聞きし、諸外国では年金が毎月払いや週払いのところがある。月ごとにお金を分けていても急な出費で翌月分を使ってしまうことがある。様々な料金を月単位で支出しているので、2か月ごとの支給は生活実態と合わない。これまで国に年金の毎月支給を要望してきたが、費用が2倍かかり、事務量が増えることを理由に2か月支給にせざるを得ないとの回答があった。山口県内で意見書提出の請願が採択された市はないなどの意見や説明がございました。 その後、執行部に出席してもらい、市は国民年金の窓口業務の一部を国から受託しているのみであり、年金の支給や年金保険料の徴収について携わっていないこと、市のほうに年金を毎月支給にできないかといった要望はないことを確認いたしました。 その後、日を改めて、委員会を開会し、請願の取扱いについて協議しました。 委員からは、毎月支給となると経費が発生し、現役世代に影響するだけでなく、受給者の年金額にも影響があるのではないか。自分の周囲では1か月ごとの支給になったほうがよいと意見があったが、すぐにでもしてほしいというような要望はなかった。生活様式が月単位となっており、毎月支給への改善という趣旨は理解できる。趣旨採択でいいのではないか。請願を採択したのは全国で66市にとどまっており、全国的にそれほど切実な問題ではないのではないか。2か月を1か月にという議論に入っていくのが本当に難しい。誰に負担がかかるのか慎重に考えなければならない。毎月支給となると、27億6,000万円のお金がかかるので、現実問題として難しい。趣旨採択が妥当ではないか。請願者の気持ちや環境を考えると不採択というのはどうなのか。気持ちをしっかり酌んでいく必要があるのではないかとの意見がありました。 討論はなく、委員から、趣旨採択すべきとの意見がありましたので、趣旨採択について諮り、賛成多数で趣旨採択すべきものと決しました。 次に、請願第2号高泊地区における保育所の確保についての請願書についてです。 概要は、西福寺保育園が令和3年度に閉園するため、高泊地区に新設も含めた保育所の確保を求めるものでございます。 まず、紹介議員及び参考人から願意をお聞きし、昭和30年に保育所として認可を受けて開園したが、令和2年に園長が亡くなられ、後継者が見つからないまま令和4年3月で閉園することになった。閉園すると高泊地区に保育所がなくなり、場合によっては仕事を辞めて、子供を自宅で養育せざるを得ないことになる。市長に保育所の認可申請や施設整備補助の支援を頂きたい旨の要望書と1,836名分の署名を提出した。 保護者に対する説明会には、前園長の妻、代理人の弁護士と園長代行をされている方が出席され、令和4年3月まで保育園を続ける旨の説明があった。高泊地区から保育園がなくならないよう地域で頑張っている。話がまとまったら市に支援をお願いしたいと考えている。形はどうあれ、現在の保育士の顔ぶれで保育を続けていただけるのであれば、100%以上という思いであるなどの意見がありました。 その後、執行部に出席してもらい、高泊地区に公立保育園の建設は難しい。もし民間から新設保育園の話があれば、補助金申請等の協力はさせていただく旨の答弁がありました。 その後、日を改めて委員会を開催し、請願の取扱いについて協議しました。 委員からは、地域住民の要望であり、子育て世代の施策として重要である。この請願は採択すべきである。今後の推移を見届ける意味で継続審査したほうがいいのではないか。今後、委員会が継続審査していくことと、この請願書に対する採決を留保することは別と思う。今日結論を出したほうがいい。請願を採択した上で、委員会で今後の動きなどを調査していくほうがいいのではないかとの意見がありました。 当初は継続審査すべきとの意見もありましたが、請願審査を終えた後も引き続き所管事務調査をしていく点で一致し、継続審査とせず、請願の採択について諮ることといたしました。 討論はなく、全員賛成で採択すべきものと決しました。 以上で、民生福祉常任委員会からの報告を終わります。(大井淳一朗君降壇) ○議長(小野泰君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第107号令和2年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第4回)について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 国民健康保険の基金は、これまで大体11億円程度あって、保険料の引下げや、あるいは保険料を維持するために使われてきたというふうに認識しております。先ほどの説明の中で、疾病につながる事業に活用したいということでありますが、これは全般的に言われているのか、それとも何か特別にこういう対策を講じたいという思いがあるのか、その点を、まずお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) お答えいたします。 疾病予防に関する施策については、これまでも予算委員会等で述べてきたとおりであり、この委員会の中で特にこれをしたいといった答弁はございませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 次に、保険料の引下げについての問題ですが、慎重に対応したいというふうに言われております。 保険料の引下げが納入率の向上につながってきたと思っておりますが、納入率向上が、この疾病予防につながるように、積極的に貢献をしていくべきだと思います。この保険料の引下げを慎重に対応したいという思いは分かるんですけれど、このことによって納入率向上につながってきたというふうに思っているんですが、その辺の質疑はなかったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) お答えいたします。 保険料は基金を10億円程度積んでいるので、保険料を引き下げることはできないだろうかといった質疑がございました。先ほど報告したことに尽きるんですが、やはり保険料が今のレベルに抑えられているということは、これだけ基金があることが要因であると。下げていくと基金の繰入れをもっと増やさなきゃいけないということになり、基金の減り方が多くなり、やがて基金が枯渇すると。そうなると、また保険料を上げるということになる。これはかえって御迷惑をおかけすると。したがって、現状において値下げをすると将来的にすぐに値上げをしなければならないというような状況になりかねないので、そのあたりについては様子を見て慎重に対応したいとの答弁でした。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この基金残高の見込みを先ほど言われたんですが、今の説明を聞いていると、どの程度、確保することと考えているのか、その点の質疑はあったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 失礼しました。この大体かかる5%の程度を最低でも確保しておいたほうがいいという目安はあるそうです。その額は大体3億円ともなりますが、やはり審査の中で、今後、コロナウイルスの影響がどれぐらいあるか読めないというところもあります。その一方で、保険料を上げるわけにはいかない。この両はざまにあるということを答弁されておりました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第107号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第109号令和2年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第4回)について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの論点または質疑によって明らかなった事項の中で、介護保険保険者努力支援交付金について3つの評価指標により額が決定されるとありましたが、3つの評価指標とは何なのか。また、本市は全国平均と比較して、自立支援・重度化防止に資する施策推進の得点が高いと言われておりますが、実際にどのような施策をやってきて、このように評価されているのでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) この点については、議案説明の中で、3つの評価指標とは、1点目がPDCAサイクル体制の構築、2点目として自立支援・重度化防止に資する施策の推進、3点目として介護保険運営の安定化に資する施策の推進ということを挙げられました。 なお、2点目の質問でございますが、この自立支援・重度化防止等に資する施策は具体的に何かということでございますが、これは例えば介護予防の事業、一般介護予防の取組とか評価指標に関しては、この事業をやっていればというより、そういった体制が取れているかどうかということが評価されるわけでございます。具体例として、住民運営通いの場で高齢者の人数がどれぐらいで割合が何%なのかということがその中にあり、その点が全国的な平均と比較して得点が高く配点されたと考えているとの答弁がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第109号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第111号令和2年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第111号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第115号令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明の中で、県からの病床確保要請が2回あったという説明をされました。この要請に基づいた使用があったのかどうなのか。また、新型コロナウイルスに関する特殊勤務手当、いわゆるコロナ手当のことなんですが、これは全額、全職員に支給されるのか、また職員の勤務内容、それぞれ任務が違うわけですが、それによって区別されるのか。その点、明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) まず1件目でございます。病床確保をした結果、実際に使用があったのかということでございますが、実際にコロナ患者が入院したかどうかについては答えることはできないとの答弁でした。 そして、特殊勤務手当については、委員から動向について質疑があり、国において特殊勤務手当の創設を受けて、現在、労使間で協議をしている。具体的な詳細については、この労使間の交渉の中で明らかになっていくものと思われ、この委員会の中では、どの範囲でどれだけといったことは明確にはされませんでした。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この特殊勤務手当は、既に民間などでは、もう11月には支給されているんですね。今回、市民病院の場合は、やはりこの議会の予算を通じてでないと支給されないということは理解をしておりますが、やはり一刻も早く、しかも全額が支給されるべきだというふうに考えておるんです。そういった意味から、今一生懸命に頑張っている職員に対するその評価として、そういった全ての職員に支給されるべきであるというふうに思うんですが、その辺の議論はされておりませんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 特殊勤務手当の動向について答えがあり、これに対して委員からは、具体的にどうということではないんですが、県の額を示しながら、しっかりと対応していただきたいといった要望がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第115号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第121号山陽小野田市立サッカー交流公園条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の説明で、使用料が、やはりそれぞれ大幅な値上げとなっているんですが、この値上げとなった根拠、基準、そういったものが示されているのかどうなのか。やはり多くの市民が利用しやすい値段でなくてはいけないと思うんですが、大幅な値上げとなっている、その理由、その点についてお聞きしたいということと、それからネーミングライツの導入について検討しているということなんですが、この料金がどの程度に設定されているのか、その点をお答えください。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 値上げとなった理由でございますが、県が、あらかじめ人工芝張り替え工事、照明設備更新等を行っていまして、それによる利用者の利便性の向上、そして、今後、市に移管されるわけでございますから、この施設全体の継続的な維持管理を行う必要性があります。そこで一定の料金収入確保の必要性があるということを考慮して、このたびの設定をいたしました。 先ほど説明もいたしましたが、この収入をもって人件費を含めた維持管理費を賄うことができるといった答弁でした。 そして、ネーミングライツについて、委員から提案があり、それについては検討しているとの答弁がございましたが、これについて具体的に料金を幾らにするかについては、まだ検討中であるということです。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今の説明では、改修部分を評価して料金を値上げするということなんですが、ほかの体育施設なんかであれば、面積によって料金なんかが決定されているということもあるんですが、先ほどの説明では、そういった基準というものは示されていないということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 明確に算定表というものは、委員会では示されませんでしたが、答弁から見ると、やはり維持管理をしていくためにどれぐらいの料金が必要かということと、もちろんほかの施設も考慮しながら、この料金を設定したといったことでございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。藤岡議員。 ◆議員(藤岡修美君) サッカー交流公園の予約について、現状、早朝の午前2時、3時から車の中で並んで待っているというような、かなりアナログな予約方法なんです。これは私も一般質問させていただきましたけども、予約システムの導入等々、予約方法についての議論というか質疑はあったでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) この点につきましては、今藤岡議員も言われるように、委員から朝9時にかなり並んでいるという実情があることを指摘し、オンラインでの予約システムを導入できないかといった質疑がありました。 この予約システムの導入については、執行部の答弁ですが、山口県と広島県の2県で大体15市ぐらいが導入していると。この予約システムの導入については、全庁的な判断も必要であろうかと思うので、ほかの施設とも併せて対応を検討したいとの答弁がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第121号について採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第122号地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第122号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり、原案可決されました。 次に、議案第123号山陽小野田市笑顔でこころをつなぐ手話言語条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この手話言語条例は、以前から民生福祉常任委員会で議論をしてきたもので、ようやくこれが実を結んだのかなというふうに思います。私も委員会において、先進地視察なんかも行ってきたわけですが、まず、この条例が成立したならば、この市役所で、直ちに職員がしっかりとこれを自覚をする、周知徹底する、そして、できるならば職員が手話研修なども通じて身につけていくことが必要だと考えます。 また、この本会議場においても、手話通訳者の配置だとか、やはり当然そういった配慮も今後必要ではないかなというふうに思っているんですが、そういった職員、あるいは市民、そして議会の在り方も含めて、議論がされているのであれば、それについてお答えください。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) 議員おっしゃるとおり、やはり今後が大切だという点では、委員会も一致しております。この条例制定後、職員に手話を勉強してほしいという意見も利用者のほうからありました。したがって、現在、あいサポート研修を職員の間でもしているんですが、そのあいサポート研修の中に手話を学ぶ機会というものを多く盛り込んでいきたいといった答弁がありました。 また、周知方法については、広報とかホームページを通じて、手話に関する情報発信に努めて、理解の促進に努めていきたい。また年度内に推進方針が定められますので、その推進方針に基づき、財政上の措置についても条文がありますので、予算要求、あるいは来年度以降の事業化につなげていきたいとの答弁がございました。 そして、手話通訳者の配置についてでございますが、手話通訳者の配置を直ちにするという明言はなかったわけでございますが、先ほど御報告をいたしました遠隔手話といったものがございます。これは、繰り返しになりますが、窓口にネット回線をつないでタブレット端末を設置し、窓口での対応時にテレビ電話で遠隔手話通訳センターにつないで、画面を通して手話通訳を行うというものでございます。まずは、こういったところから少し進めていきたいといった答弁がございました。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 私たちが行った先進地では、2名の手話通訳者が配置されて、要望があれば、その人がやってきて手話通訳を行う。テレビというのは、どうしてもすぐ横について、その人の思いを正確に通訳できるかというところで、ちょっと疑問があるわけですが、職員の中から配置するといったことがぜひ必要だと思うんですが、そういった議論はされていないんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) やはり、この条例をつくるに当たって、利用者等関係者から御意見をお伺いする中で、手話通訳者を設置してほしいという声は強くあるようです。今、手話通訳、現段階では遠隔手話ということを検討しているとのことがありましたが、議員御指摘のように、今後、委員会の中で、この手話通訳者の設置について、また要望等をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。吉永議員。(吉永美子君登壇) ◎議員(吉永美子君) 皆様、こんにちは。私は公明党の吉永美子でございます。議案第123号山陽小野田市笑顔でこころをつなぐ手話言語条例の制定について、賛成の立場から討論いたします。 聴覚障害者の皆様にとって、手話はまさに言語、つまり言葉そのものでございます。私たちにとって、言葉は意思の伝達に欠かせないものでございます。よって、手話を言語とする条例の制定は、手話についての理解を深めるとともに、手話に関する施策を推進するためには必要不可欠なものと考えます。 私が所属する民生福祉常任委員会では、昨年8月7日、手話言語条例について調査するため、愛知県常滑市に視察に行ってまいりました。常滑市では、平成30年12月20日に、常滑市あなたとわたしの心をつなぐ手話言語条例を制定しています。山陽小野田市における手話言語条例の制定について、議会提案も視野に入れながら、昨年10月1日、常滑市で学んできたことを本市の執行部に情報提供し、意見交換を行いました。くしくも同日午後に、愛知県豊田市議会から視察に来られ、対応させていただきましたが、視察に来られた議員の中に聴覚障害者の方がおられ、手話通訳が行われていました。聴覚障害者の議員が本市議会の説明員は見ずに、真剣に手話通訳者を見ておられる姿を目前にし、手話はまさに言語であることを改めて思い知らされた瞬間でした。 その後、議長と当時の副委員長、委員長である私を含めた3人で、藤田市長に手話言語条例の制定についての要望をいたしました際、市長より、「機は熟しましたね」という言葉を頂いておりました。そして、待望の本日に至ったわけでございます。 このたび上程された手話言語条例については、その条文を見ますと、常滑市と同じく施策の推進方針が明記されております。これにより、手話に関する理解が広がるとともに、手話通訳に関する環境整備が進むものと期待しております。 会場の皆さん、あいサポート団体である山陽小野田市と山陽小野田市議会が手を携えながら、手話についての理解を深める行動を起こしていこうではありませんかと申し上げ、賛成討論といたします。ありがとうございました。(吉永美子君降壇) ○議長(小野泰君) 以上で、通告による討論を終わります。ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第123号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで換気のため、若干の休憩を挟み、14時5分から再開いたしますので御参集をお願いいたします。それでは休憩いたします。────────────午後1時55分休憩午後2時 5分再開──────────── ○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を続行いたします。 次に、議案第130号山陽小野田障害者支援施設等指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第130号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第131号山陽小野田中央福祉センター指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この中央福祉センターは、かなり以前から施設の維持管理が問題になっておりまして、建て替えも視野に入っているわけです。令和6年というこの期日です、今回、一応3年間ということになっているようですが、メンテナンスをどこまで踏み込んでやっていくのかということが非常に大きな問題だと思っています。かなり老朽化した施設でそれだけもつのかということが心配なんですが、その点、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) このたび指定期間が3年間となったのは、施設が老朽化しているということよりも、この指定管理の性質に着目して、この中央福祉センターの管理については施設の使用許可及び維持管理に関する業務が主たる施設であるということで3年間となっております。 なお、メンテナンスについて、詳細な質疑はございませんでした。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第131号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第132号山陽小野田市の児童館の指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 児童館については、今実質、児童クラブの利用者がほとんどだと思っておりますが、実際に、今年はコロナということもありまして、ますますその利用者以外の利用が難しい。定員を超えるようなところもあるわけで、その点で現在の建物が維持されたまま指定管理となるのか、あるいはこの児童館本来の役割が発揮できるような、そういうものとなるのか、その辺が非常に心配されているわけですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 大井委員長。 ◎民生福祉常任委員長大井淳一朗君) この点につきましては、やはりコロナの影響でソーシャルディスタンスを取るような運用をしております。子供たちもその中で、児童クラブの場合ですが、児童館のスペースを若干使用して児童クラブを運営している側面はあるとの答弁はございました。ただ、これは児童館のことですので、その限りでの答弁でした。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第132号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、請願第1号年金の毎月支給への改善に関する意見書の提出を求める請願について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 これより討論、採決を行いますが、委員長報告は趣旨採択でありますので、趣旨採択について、討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより趣旨採択について、起立により採決いたします。趣旨採択に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は趣旨採択することに決定いたしました。本件の取扱いについては、議長に一任願います。 次に、請願第2号高泊地区における保育所の確保についての請願書について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより請願第2号について採決いたします。本件に対する委員長報告は採択であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。本件の取扱いについては、議長に一任願います。──────────── △日程第4議案第105号・第112号・第114号・第124号~128号・第133号~第136号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第4、議案第105号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について、議案第112号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2回)について、議案第114号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について、議案第124号山陽小野田勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定についてから、議案第128号山陽小野田下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで及び議案第133号小野田南部地区都市公園他施設の指定管理者の指定についてから、第136号江汐公園の指定管理者の指定についてまでの議案12件を一括議題といたします。 本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 皆さん、こんにちは。お疲れさまです。産業建設の中村です。今定例会において本委員会に付託されました議案12件について、12月1日に委員7人全員出席の下、委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、議案の概要、審査内容、その結果について報告をいたします。 最初は、議案第105号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)についてであります。 概要から。今回の補正は、令和元年度決算が確定したことに伴う補正であり、歳入歳出ともに35万9,000円を増額し、予算総額を4,140万4,000円とするものです。 主な質疑では、「コロナウイルスによる影響は」との質問に、「4月から11月末までの前年度比で利用台数は46%、駐車料金は35%である」との答弁。 次に、「今後の駐車場事業への影響は」との質問に、「今年度未舗装分の整備に約2,200万円を計上していたが、3月補正で減額して内部留保資金とすることを検討している」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第112号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2回)についてであります。 概要から。今回の補正は、令和元年度決算が確定したことに伴う補正であり、歳入において繰越金14万円を増額し、繰入金14万円を減額するものです。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第114号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)についてであります。 概要は、重勝式及びミッドナイトレースの発売収入の増加に伴う補正であり、歳入歳出ともに30億8,344万3,000円を増額し、予算総額を196億1,147万円とするものです。 主な質疑では、「食堂の建物貸付料の免除はいつ頃までか」との質問に、「来年3月までである」との答弁。「6車立ての9レースはいつから始めたのか」との質問に、「8月開催からで、重勝式とミッドナイトレースは約1.25倍の売上増となっている」との答弁。「スタンド改修工事の進捗状況は」との質問に、「予定どおり今年度中に基本設計、実施設計が完了する」との答弁。「通常レース、重勝式、ミッドナイトレースの売上比率は」との質問に、「通常レース46.9%、重勝式29.1%、ミッドナイトレース24%となっている」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第124号山陽小野田勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定についてであります。 概要は、平成27年に勤労青少年福祉法が改正され、勤労青少年ホームの設置根拠条文が削除されたことに加え、勤労青少年の利用が全体利用者の僅かにとどまっていることから、令和3年3月31日をもって小野田と山陽の両施設を廃止するものです。 主な質疑では、「山陽勤労青少年ホームの全ての関係団体とは協議済みか」との質問に、「4月にアンケートを行い、希望された施設と調整して、来年4月にスムーズに移行できる準備は整っている」との答弁。「小野田勤労青少年ホームから高千帆公民館に移行すると利用料はどうなるか」との質問に、「利用料金に変更なく移行できる」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第125号山陽小野田地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律が改正され、条ずれが生じたことに伴い、所要の改正を行うものです。 質疑では、「該当する事業者は何社いるか」との質問に、「現在、県全体で56件が県の承認を受けており、本市では4件承認している」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第126号山陽小野田下水道条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、延滞金特例割合の名称等を改める所要の改正を行うものです。 質疑では、「延滞金特例基準割合に名称変更した理由は」との質問に、「国の資料からは確認できず、国の方針と考える」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議案第127号山陽小野田農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、施設維持管理の効率化を図るため、3か所の農業集落排水施設のうち、小野田西地区農業集落排水施設を廃止し、令和3年4月1日から公共下水道に統合することに伴い、該当施設を農業集落排水施設から削除するものです。 主な質疑では、「圧送管は整備済みか」との質問に、「令和元年度から整備し、令和2年度末までに完了させ、来年4月から供用開始になる」との答弁。「集排区域の計画汚水量に対して処理能力は足りているのか」との質問に、「能力的には全然問題はない」との答弁。「公共下水道の整備比率はどうなるのか」との質問に、「約2%上がり、57.2%になる」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第128号山陽小野田下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 概要は、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、延滞金の特例割合の名称等を改めるもの及び小野田西地区農業集落排水施設を廃止し、公共下水道に統合することに伴い、統合後の下水道事業受益者負担金の取扱いについて、統合前に排水施設に係る分担金を徴収した受益者に対しては、新たに負担金を賦課しない経過措置を定めるものです。 主な質疑では、「農業集落排水事業分担金と下水道負担金は同額と考えてよいか」との質問に、「算定方法が違うが、一軒当たり約7万円で大体同額になる」との答弁。「小野田西地区で新たに公共下水につなぐ場合、受益者負担金はどうなるか」との質問に、「条例に基づいた計算で受益者負担金を徴収する」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第133号小野田南部地区都市公園他施設の指定管理者の指定についてであります。 概要は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの指定管理者を公募した結果、嶋田工業株式会社から応募があった。指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者を嶋田工業株式会社とする議会の議決を求めるものです。 主な質疑では、「指定管理期間が3年の理由は」との質問に、「通常の維持管理に関する業務が主たる施設であるため」との答弁がありました。 次に、「指定管理者の努力をどう評価しているか」との質問に「くぐり岩への来訪者が急増しており、環境整備には例年以上に手を加えられている」との答弁がありました。 次に、「きららビーチの監視人に年齢制限やライフセーバーの資格についての条件はあるか」との質問に、「資格の条件はないと思うが、監視人2人のほか管理事務所にも職員がおり、手こぎボートを設置しているため、危険に対する体制は整えている」との答弁。「指定管理者制度全般に言えることだが、応募者が前回指定管理者であった1社だけとなっているが、業務の魅力という点でどう考えているか」との質問に、「社会貢献、地域貢献で手を挙げているとの意見を聞いたことがある。今後、指定管理者制度の在り方も考えていきたい」との答弁がありました。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第134号小野田北部地区都市公園施設指定管理者の指定についてであります。 令和3年4月1日から令和6年3月31日までの指定管理者を公募した結果、公益社団法人山陽小野田市シルバー人材センターから応募があった。指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者を公益社団法人山陽小野田市シルバー人材センターとする議会の議決を求めるものであります。 主な質疑では、「シルバー人材センターは多くの施設を管理しているが、人員は確保できているか」との質問に、「会員数は減少傾向にあるが、公園の維持管理をする作業班の人数は確保できていると聞いている」との答弁がありました。「自治会からすると、指定管理者が管理業務をしているという認識はないと思うが、どう考えるか」との質問に、「草刈りなど所定の回数を行っているのは確認しているが、成果が見えづらいところもあると思う」との答弁がありました。「各公園に指定管理者名や電話番号入りの看板の設置が必要ではないか」との質問に、「設置しているところもあるが、全箇所でないため協議していきたい」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第135号山陽地区都市公園他施設の指定管理者の指定についてであります。 概要は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの指定管理者を公募した結果、公益社団法人山陽小野田市シルバー人材センターから応募がありました。指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者を公益社団法人山陽小野田市シルバー人材センターとする議会の議決を求めるものであります。 主な質疑では、「指定管理業務全般に該当するが、市のメリット、指定管理者のメリットは何か」との質問に、「市のメリットはコスト削減、民間ノウハウを入れた管理運営、維持管理が行えることであり、指定管理者のメリットは企業PR、固定的な人件費や間接的な本社機能の経費などをこの中で賄えることと思う」との答弁がありました。 次に、「企業努力として利益が出ると指定管理料が減額される状況をどう考えるか」との質問に、「仕様書にない自主事業をされた部分は、指定管理者の算定から外すべきと考えている。指定管理者制度については、全国的に問題になりつつあるので、本市でもしっかり考えていきたい」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第136号江汐公園の指定管理者の指定についてであります。 概要は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者を公募した結果、株式会社晃栄から応募がありました。指定管理者選定委員会の審査結果に基づき、その期間の指定管理者を株式会社晃栄とする議会の議決を求めるものです。 主な質疑では、「他施設と違い、指定管理期間が5年である理由は」との質問に、「江汐公園は広域公園の位置づけで、市外、県外から多くの利用者があり、面積も広大で、テニスコート、キャンプ場などを有する大規模な有料公園施設があることから、ある程度長期的な維持管理を視野に入れて設備投資をしていただきたいという考えから5年にしている」との答弁。 「赤字の事業計画書が出ているが、指定管理料の見直しが必要ではないのか」との質問に、「マイナスでもやりたい、会社としては問題ないと聞いているが、上限額の設定のプロセスの見直しについて企画課と都市計画課で協議、検討していきたい」との答弁がありました。「薬草園の管理はどうなっているのか」との質問に、「江汐公園の維持管理から完全に除外して、山口東京理科大学が株式会社晃栄に通常の維持管理をお願いされている」との答弁です。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審査のほど、よろしくお願いします。(中村博行君降壇) ○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第105号令和2年度山陽小野田駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明で、コロナウイルス感染症の広がりの影響のことが言われました。駐車料金が前年度比35%になっているという説明ですが、そのことによって未舗装部分を舗装するということができなくなった、それだけの収入の落ち込みであったというふうに考えるんでしょうか。それとも、この舗装は、これまでの蓄積されたものでやれるのではなかったのか、その点はいかがだったのでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。
    ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 議員推察のとおり、コロナウイルスの影響で、やはり料金収入がかなり減ったということで、慎重に次の事業については取りかからなければならないということから、先ほど申しましたように、一時内部留保金とするということを検討しているということであります。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今のままでいきますと、なかなか駐車場を利用して新幹線に乗ってということが、いつになればそれが復活するのかなと思うわけですが、この未舗装部分の舗装、内部留保資金にすることによって、いつこれが実施されるのか、その点いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 質疑もなかったんですけども、一応、状況を見てということであろうというふうに思われます。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第105号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は、委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第112号令和2年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第112号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は、委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第114号令和2年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 以前から問題になっている土地を借りて駐車場としている土地について、今後の扱いを検討するというふうなことが言われていたんですが、この問題について議論はされなかったのか、その点をお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回の委員会では、土地については話は出ておりませんが、以前の委員会で土地については所有者と交渉を始めているということは聞いております。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第114号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は、委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第124号山陽小野田勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明で、関係団体と協議をし、スムーズに移行できる準備は整っているというふうに言われたんですが、全ての関係団体がこれに合意したというふうに考えていいのか。それと、勤労青少年ホームそのものが問題になってきて今回の条例廃止ということになっているんですが、青少年の利用について、現在の利用状況はどのような状況であるのか、その点について質問いたします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 最初の、全ての団体と協議済みかということでありますが、100%というふうな回答はありませんので、交渉中というところも若干あるかというふうには思っております。 また、後の、青少年がどの程度利用されているかということについては、本当にこの館そのものが貸館といったような形で、非常に青少年の利用が少ないという答弁があったところであります。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 最初の質問で、はっきりした答弁ではなかったというふうに思っているんですが、「準備は整っている、移行できる準備は整っている」という答弁は、これはまだ合意されていない団体が残っているということでよろしいんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 委員会では、移行できる準備は整っているということで、それ以上の質問はございませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第124号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は、委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第125号山陽小野田地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第125号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第126号山陽小野田下水道条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第126号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第127号山陽小野田農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 3か所の農業集落排水施設のうち、ということで、今回は小野田西地区だけとなっておりますが、ほかの2か所については今後どうするのか、その点についてお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 小野田西地区は、従来から公共下水の整備計画に基づいて経営っていいますか、やっぱり経営上の事業としては、公共下水道につないだほうが有利であることからつないだわけですけど、あと2件については、そういった説明はございませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第127号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第128号山陽小野田下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第128号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第133号小野田南部地区都市公園他施設の指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 南部地区都市公園の指定管理の問題なんですが、きららビーチの監視人について報告がありました。ライフセーバーの資格についての条件はないと答えておられるわけです。実際に、これまでにあそこで犠牲者が出たことを私も知っています。やはり市の施設であるならば、もしそういう事故が再び起きれば、厳しい対応を求められてくると思うんです。そういったところで、やはり単なる監視人ではなくて、そういう研修を積んだ人、あるいは資格を持っている人がおられたほうがいいというふうに思うんですが、この質疑以上に深まった質疑はなかったのか、それはいかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 御指摘のように、やはりそれを心配されるということで質問がありました。結果は、今答弁したように、山田議員御存じということでありますが、やはり死亡事故もあったことで、非常にこのあたりは気をつけているので今申しましたような準備はしているということで、それ以上のことはございませんでした。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第133号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第134号小野田北部地区都市公園の指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 現在の都市公園を見てみますと、造られた当初と比べて、高い木が相当増えてきております。シルバー人材センターが所有する機器等では何か扱いにくい大きな木もあるわけですが、そういったのを含めて、シルバー人材センターで管理ができるのか、伐採等も対応ができるのか。非常に重要な問題なんですが、その点について、いかに協議されたでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 高木についても質疑がありまして、通常は3年に1回、そういった伐採をしているということでありますが、非常に難しい高木の処理については、専門業者に任せるというような答弁がございました。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第134号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第135号山陽地区都市公園他施設の指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第135号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第136号江汐公園の指定管理者の指定について質疑を行います。質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 江汐公園は、少し歩けば、駐車場のすぐそばの芝生のところも含めて、かなりひどいイノシシの被害が出ております。この指定管理の指定の協議の中で、そういったイノシシ対策、これが十分行われているのかどうなのか。周辺を歩いてみても、本当にひどい状況がずっと放置されているんですが、これはどのように対応されてきたのか、その点、お聞きします。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) イノシシについては、非常に悩ましい問題であるという答弁がございました。具体的には、猟友会等々と協議して対策を取っていきたいということでございました。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ということは、現在対応し切れていないというふうに判断してよろしいんでしょうか。これは何か特別なことをしていかないと、あそこはかなりの市民の方がウォーキング等、あるいは季節によっては、市外からもたくさんの人が来られますので、被害が出てからでは遅いんですね。やっぱり人的な被害への対応も必要なので、今のような答弁では、ちょっと納得いかないんですが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) やはりそういう危惧をされて質問したと思います。そういったことではありましたが、それ以上踏み込んだ議論には至っておりません。 ○議長(小野泰君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第136号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで換気のため、若干の休憩を挟み、14時55分から再開いたしますので御参集をお願いいたします。 それでは休憩いたします。────────────午後2時44分休憩午後2時55分再開──────────── ○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を続行いたします。──────────── △日程第5議案第104号・第138号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第5、議案第104号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)について及び議案第138号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)についての議案2件を一括議題といたします。 本件に対する一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) 一般会計予算決算常任委員会から報告をさせていただきます。 議案第104号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)について及び議案第138号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)について、併せて報告をさせていただきます。 それでは、最初に11月25日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案第104号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)については、11月27日に理科大分科会、新型コロナウイルス感染症対策分科会、11月30日に総務文教分科会、民生福祉分科会、12月1日に産業建設分科会を開催いたしました。 本委員会は、12月11日に開催し、慎重審査をしてきましたが、各分科会における審議過程については、11日の本委員会で配付されました各分科会長概要報告を参照され、本日の委員長報告については、委員会で出された主な質疑について、概要と結果について御報告をさせていただきます。 今回の補正でありますが、ふるさと山陽小野田応援事業、GIGAスクール推進事業、商工センター空調機器購入事業、本山岬公園整備事業、本庁舎改修事業費などの取り急ぎ処置すべき案件に加え、決算を見通した調整などの補正であり、歳入歳出それぞれ4,157万1,000円を追加し、予算総額378億4,129万5,000円とするものであります。 それでは、12月11日に開催されました本委員会での主な質疑について御報告をいたします。 「市庁舎改修事業費の設計委託料150万円の増額は2期対策となる環境改善事業に係る施設実施設計の見直しのためとあるが、この事業に関する説明はあったのか」との質問に、「1期対策となる耐震化等の終了後、長寿命化やバリアフリー化、快適な職場環境の形成、アフターコロナを見据えた換気設備の整備等、いろいろな事情が生じたため実施設計の見直しをするとの説明があった」との答弁がありました。 また、「本庁舎改修工事の進捗率は11月末で66.2%とは予定に対してのものなのか、説明はあったのか」との質問に、「言及はなかったが、3月末完成が6月半ばぐらいまで延びるので2か月余り遅れるということ」との答弁がありました。 「日の出保育園は現在地を拡大して建て替える計画に決まったのか」との質問に、「小野田駅側の市有地周辺での建て替えを検討していたが困難となり、範囲を広げて小野田駅周辺を探したが見つからなかった。現在地に仮園舎を設けて建て替えるより、北側の土地を取得して、そこに園舎を建てて50年、60年もつ保育園にしたい」との答弁がありました。 「本山岬公園くぐり岩整備事業の市道拡幅は、空き地の空き家の土地も含めて行われるのか」との質問に、「その件は議論の中になかった。拡幅できるところはしていこうというふうに聞いている」との答弁がありました。 次に、理科大及び新型コロナ感染症対策分科会については、さしたる質問はありませんでした。 以上、報告があり、討論はなく、議案第104号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)については、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 次に、12月11日の本会議におきまして、本委員会に付託されました議案第138号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)については、同日に産業建設分科会、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開催しました。 本委員会は、本日午前中に開催し、慎重審査をしてきましたが、各分科会における審議過程については、先ほど報告いたしました議案第104号と同様に、本日の委員会で配付された各分科会長概要報告を参照され、本日の委員会委員長報告は委員会で出された主な質疑について、概要と結果について御報告を申し上げます。 今回の補正でありますが、現在、国において、その確保が進められている新型コロナウイルスワクチンについて、今後の供給開始を見据え、事前に接種体制の整備を行うためのものであり、事務処理システムの改修経費など円滑なワクチン接種に向けた所要の経費を計上するものと、今年は県内外でトビイロウンカによる深刻な水田被害が発生しており、被害を受けた水稲生産者を支援するため、県の支援策に歩調を合わせた補助金を創設し、水稲生産者が次期作のために購入する種子の代金を無料にするものです。 これらは、いずれも速やかに処置すべき案件の補正であり、歳入歳出それぞれ3,099万3,000円を追加し、予算総額を378億7,228万8,000円とするものであります。 それでは、本日開催されました本委員会での主な質疑について御報告を申し上げます。 「補助の対象となる水稲生産農家の基準は何か」との質問に、「水稲生産農家戸数は663人だが、実際の支援対象はJAと協議する」との答弁がありました。「補助は流通関係団体ではなく、農家に対して行うのではないか」との質問に、「JAや米麦改良協会に補助して種子の販売価格をゼロ円にすることで農業者を支援する事業である」との答弁がありました。 以上、報告し、討論はなく、議案第138号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)については、採決の結果、全員賛成により可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いします。(矢田松夫君降壇) ○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第104号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第15回)について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第104号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第138号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第16回)について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第138号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第6閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第6、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は、全部終了いたしました。よって、令和2年第4回(12月)山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れでございました。────────────午後3時 6分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年12月15日   議  長   小 野   泰   署名議員   笹 木 慶 之   署名議員   水 津   治...