• "市民部次長"(1/2)
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  1. 山陽小野田市議会 2020-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    令和 2年 9月定例会(第3回)令和2年山陽小野田市議会(第3回定例会)会議録令和2年9月1日     午前10時 開議 議員定数 (22名) 現員数     (22名) 出席議員 (22名)     議 長  小 野   泰 君     副議長  矢 田 松 夫 君     議 員  伊 場   勇 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  奥   良 秀 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  水 津   治 君     議 員  杉 本 保 喜 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  恒 松 恵 子 君     議 員  中 岡 英 二 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  藤 岡 修 美 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  宮 本 政 志 君     議 員  森 山 喜 久 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)事務局職員出席者 局     長   尾 山 邦 彦 君 主査兼庶務調査係長 島 津 克 則 君 書     記   原 田 尚 枝 君説明のため出席した者 市     長   藤 田 剛 二 君 副  市  長   古 川 博 三 君 総 務 部 長   川 地   諭 君 企 画 部 長   清 水   保 君 市 民 部 長   川 﨑 浩 美 君 市民部 次 長   木 村 清次郎 君 福 祉 部 長   兼 本 裕 子 君 福祉部 次 長   尾 山 貴 子 君 経 済 部 長   河 口 修 司 君 公営競技事務所長  桶 谷 一 博 君 建 設 部 長   森 弘 健 二 君 大学推進室 長   大 谷 剛 士 君 総合事務所 長   篠 原 正 裕 君 会 計 管理者   藤 山 雅 之 君 教  育  長   長谷川   裕 君 教 育 部 長   岡 原 一 恵 君 病院事業管理者   矢 賀   健 君 病院局事務部長   國 森   宏 君 水道事業管理者   今 本 史 郎 君 水道局副局 長   原 田 健 治 君 監 査 委 員   山 根 雅 敏 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 緊急質問の件について日程第4 諸般の報告(行政報告、事務報告)日程第5 報告第5号の1件を報告及び質疑報告第5号 令和元年度財政健全化判断比率及び資金不足比率について日程第6 議案第78号から議案第98号までの21件を一括上程、提案理由の説明、質疑及び委員会付託議案第78号 令和元年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について議案第79号 令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第80号 令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第81号 令和元年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第82号 令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について議案第83号 令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第84号 令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第85号 令和元年度山陽小野田病院事業決算認定について議案第86号 令和元年度山陽小野田水道事業決算認定について議案第87号 令和元年度山陽小野田工業用水道事業決算認定について議案第88号 令和元年度山陽小野田下水道事業決算認定について議案第89号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第11回)について議案第90号 令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)について議案第91号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第92号 山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第93号 山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について議案第94号 山陽小野田本社機能移転促進条例の制定について議案第95号 山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について議案第96号 山陽小野田市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第97号 令和元年度山陽小野田水道事業会計処分利益剰余金の処分について議案第98号 令和元年度山陽小野田工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分について委員会付託表[令和2年9月1日]┌─────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名 │         付    託    内    容          │├─────────┼───────────────────────────────────┤│総務文教常任委員会│議案第91号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用  ││         │       等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報  ││         │       の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ││         │議案第93号 山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について  │├─────────┼───────────────────────────────────┤│民生福祉常任委員会│議案第80号 令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決  ││         │       算認定について                     ││         │議案第81号 令和元年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認  ││         │       定について                       ││         │議案第82号 令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計歳入歳出  ││         │       決算認定について                    ││         │議案第85号 令和元年度山陽小野田病院事業決算認定について     ││         │議案第90号 令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)  ││         │       について                        │├─────────┼───────────────────────────────────┤│産業建設常任委員会│議案第79号 令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算  ││         │       認定について                      ││         │議案第83号 令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳  ││         │       出決算認定について                   ││         │議案第84号 令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入  ││         │       歳出決算認定について                  ││         │議案第86号 令和元年度山陽小野田水道事業決算認定について     ││         │議案第87号 令和元年度山陽小野田工業用水道事業決算認定について  ││         │議案第88号 令和元年度山陽小野田下水道事業決算認定について    ││         │議案第92号 山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条  ││         │       例の制定について                    ││         │議案第94号 山陽小野田本社機能移転促進条例の制定について     ││         │議案第95号 山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制  ││         │       定について                       ││         │議案第96号 山陽小野田市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改  ││         │       正する条例の制定について                ││         │議案第97号 令和元年度山陽小野田水道事業会計処分利益剰余金  ││         │       処分について                      ││         │議案第98号 令和元年度山陽小野田工業用水道事業会計未処分利益剰  ││         │       余金の処分について                   │├─────────┼───────────────────────────────────┤│一般会計予算決算 │議案第78号 令和元年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について ││常任委員会    │議案第89号 令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第11回)に  ││         │       ついて                         │└─────────┴───────────────────────────────────┘────────────午前10時開会──────────── ○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの出席議員数は22名で、会議定足数に達しておりますので、これより令和2年第3回(9月)山陽小野田市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、伊場議員、大井議員を指名いたします。──────────── △日程第2会期の決定 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今回の定例会の会期は、お手元に配付してあります会期日程表案のとおり、本日から9月24日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月24日までの24日間と決定いたしました。──────────── △日程第3緊急質問の件について ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第3、緊急質問の件についてを議題といたします。 杉本議員から緊急質問の通告がありました。質問が緊急を要し、その他、真にやむを得ないと認められる理由について、通告者であります杉本議員の説明を求めます。杉本議員。 ◎議員(杉本保喜君) おはようございます。緊急質問をさせていただくという要旨は、皆さんのお手元にも通告書としてあると思いますけれども、この数日間において我が山陽小野田市は、日の出地区を中心としてクラスターが発生したというような状況に今なっております。 今朝の新聞では、大分予想よりも少なくなっているんじゃないかというようなことも読売新聞では書かれておりますけれども、これからどのように行政のほうは、この封じ込めをやっていくのか、現時点での状況を聞きたいということで緊急質問をすることにいたしました。 以上です。 ○議長(小野泰君) 杉本議員の説明が終わりました。緊急性について御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 それでは、採決いたします。杉本議員の緊急質問に同意し、直ちに発言を許可することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小野泰君) 賛成多数であります。よって、杉本議員の緊急質問に同意し、直ちに発言を許可することが可決されました。 杉本議員の発言を求めます。杉本議員。(杉本保喜君質問者席へ) ◆議員(杉本保喜君) 改めまして、おはようございます。 それでは、早速緊急質問をさせていただきます。私、会派令和の杉本保喜です。件名としては新型コロナウイルス感染症の対応についてということで質問させていただきます。 去る8月26日、本市はコロナ禍の中で山口県初のクラスター認定を受け、市内では新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。このような緊急事態において、市民に早急に事実関係及び対応策を明らかにすることが急務であると考えております。 議会においては、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会があり、そこにおいて副市長をはじめ部課長からの回答を得ておりますけれども、ここにおいては藤田市長の力強い回答を求めます。 それでは、通告書に従って3つの緊急質問に入ります。 1つ目、山口県は8月26日に、市内日の出地域でかなりの規模の感染者が発生していることや二次感染の拡大も認められることから、厚生労働省の意見も聞いた上で、県内初の飲食店におけるクラスターの発生であると判断されました。今回のクラスター発生に至った経緯と概要をお尋ねいたします。 2つ目、クラスター発生により市中感染も危惧されます。市は今後どのように感染を封じ込めていくのかをお尋ねいたします。 3つ目、新型コロナウイルス感染症については不明なことが多く、今、市民は非常に不安を抱えたままの生活をしています。このような不安を少しでも解消させることこそが行政の役割であると考えます。 そこで、様々な情報が飛び交う中、「見えぬ恐怖に正しく恐れる」ことが重要であると考えます。このことは3月定例会の代表質問で会派令和の笹木慶之議員が、当時のコロナウイルス感染の状況を踏まえ、正しい知識と正しい情報の必要性について、「見えぬ恐怖に正しく恐れる」と述べていますけれども、まさにこの緊急実態において過剰反応するのではなく、見えぬ恐怖に正しく恐れることは何か、行政から見えぬ恐怖に正しく恐れることを発信すべきだと考えますが、いかがでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(小野泰君) 藤田市長。 ◎市長(藤田剛二君) おはようございます。ただいまの杉本議員の御質問に対しましてのお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症の対応について、最初の今回のクラスター発生に至った経緯と概要についてでございます。 まず、8月26日9時より村岡知事の記者会見がございまして、次のとおりの内容が発表されました。 県においては、山陽小野田市の飲食店に関係する従業員や利用者の感染が合計で14名となり、陽性となった従業員の接触者の方からも陽性患者が出ている状況を踏まえて、今回のケースはかなりの規模の感染者集団であることや、二次感染の拡大も認められることから、厚生労働省の意見も聞いた上で、8月26日に飲食店におけるクラスターの発生であるとの判断をしたということでございました。 また、今回のことに関しましては、村岡知事と私が電話で今後の対応について協議をし、まずは感染の拡大状況を把握するため、日の出地域を中心とした酒類を提供する飲食店の従業員の皆さんに対して、8月26日から28日までの3日間でPCR検査を実施することを決定いたしました。 市においては、対象である飲食店にチラシのポスティングを行うとともに、電話にて検査協力のお願いをし、また保健師等専門職の派遣や検査会場の駐車場整理等の協力を行ったところです。 8月30日に県が総括を発表され、3日間で54店舗、従業員190名の方が検査を受けられ、陽性者は1名であり、この結果を踏まえると、日の出地域を中心とした飲食店において、感染が蔓延している状況ではないと結論づけられております。 なお、昨日、8月31日16時より、県において本市2例目となる飲食店でのクラスターが発生したと判断したとの発表がありました。その飲食店では、従業員1名、お客様10名の11名が感染され、二次感染としてお客様の同居の御家族の方1名の感染が確認されたことを受けて、県が判断されたものであります。 現在保健所において、濃厚接触者等の確認が行われていますが、市においてもクラスターの早期収束に向けて県と連携を図りながら、状況に応じた必要な対応、対策を講じてまいる所存であります。 次に、市は今後どのようにして感染を封じ込めるかという御質問でございます。 本市におきましても、日の出地域を中心とした飲食店について、県と同様に感染が蔓延している状況ではないと判断をしておりますが、連日のように感染者が報告されていることから、決して予断を許さない状況であると認識しております。 市では、感染の拡大を受けて、公共施設の利用中止や市主催の不要不急の行事・イベントの中止、また子供たちの安心・安全を守ることを第一に考え、該当する学校の臨時休業や保育園の臨時休園、該当校区の児童クラブの休所及び児童館の休館を決定するなど、感染拡大を防ぐための対応を迅速に実施してまいりました。 さらには、市民の皆様へ感染防止対策の徹底をお願いする目的で、8月26日より街宣車による広報活動も行っております。 感染拡大を封じ込めるため、今後も市として、その時々の状況に応じた必要な対策を全力で実施してまいりますが、それと併せて市民の皆様お一人お一人が感染予防対策の徹底や感染リスクの伴う行動をお控えいただくなど、このたびの事態を自分事として捉えていただき、慎重な判断に基づく適切な行動を実践していただくことが何より重要となります。 市民の皆様には、御不便、また御負担をおかけいたしますが、今後も市長メッセージ等を通じて、市民の皆様へ御協力をお願いしていきたいと考えております。 3つ目の正しく恐れることの発信についてでございます。 新型コロナウイルスは、その特性が分かっていない部分が多いわけでございますが、そのことが多くの方に不安を与える要因になっていると思います。不安があることは確かでございますが、このウイルスは重症化する割合は決して高くないとのデータも出ておりますので、しっかりと対策を行い感染を防いでいけば十分にウィズコロナの生活を送っていくことは可能であると考えます。 大切なのは正確な情報や知識を得ることであり、そのことが正しく恐れることにもつながることから、市として市民の皆様が過度な不安を抱かれることのないように、引き続き迅速で分かりやすい情報提供やメッセージの発信に努めてまいりたいと思います。 まだ一部では、感染された方やその御家族に対して誹謗中傷など批判的な目が向けられる問題も指摘されております。私も含めまして、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があるわけでございます。市民の皆様には、人権意識を持って温かい気持ちで接していただくことを強くお願いしたいと考えております。 今、本市は非常に困難な状況となっておりますが、一日も早く通常の生活に戻れる日が来ることを願って、市民の皆様と思いを一つにし、この難局を一致団結して乗り越えていきたいと思います。 市では、市民の皆様の大切な命、生活、そして地域経済をしっかりと守るために、議員の皆様とともに職員一丸となって必要な対策を力強く推進してまいる所存でございます。市民の皆様におかれましては、今後とも引き続き御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(小野泰君) 杉本議員。 ◆議員(杉本保喜君) 分かりました、どうもありがとうございました。 接触者の調査と陽性者への迅速な対応が重要であるということは、十分認識されていると思いますけれども、市として独自の対応が求められるというふうに思います。 そこで、県主導の部分が多いだろうと思われますが、一つここに例として取り上げたいと思いますのは、鳥取県議会において、8月25日、クラスター封じ込めの条例が可決され、9月1日から施行されるそうです。その概要は、休業要請をして従わない店は、知事から一定期間使用停止の勧告をし、対策を講じた店には協力金を支払うというような内容です。私はこういった対策も大切ではないかと考えます。 こうしたことから本市としては、市民の方々が抱える問題をしっかり山口県に伝えることが必要だと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 藤田市長。 ◎市長(藤田剛二君) 今回クラスターであるという発表がされました。先ほど知事とも電話で協議をさせていただいたという報告をさせていただきました。 その中においては、「この3日間のPCR検査、その結果次第によっては、また次なる対策が必要になるのかもしれません」ということも一応申し上げてはいるんですけども、それはやっぱり事実に基づいて、その結果に基づいて必要な対策を速やかに講じるという考えでありますので、想定のところでいろいろ公表するべき話ではないと思っておりますけども、状況に応じた対策が必要であるという考えは、知事にもお伝えをしているところであります。 今、事例としてお伝えになられた他県のことでございますけども、今のところ、これは知事が御判断されることになろうかと思いますけど、そういった案については私はまだお話を伺っているところではございませんが、条例をつくる、つくらないとあわせて必要な対策、より強化な対策を講じる必要があるかどうか。それをやっぱり事実に基づいてしっかり議論する必要があろうかと思いますので、今後どういう事態になるか予測はできないわけですけども、万が一かなりひどい状況等が確認できた際には、知事ともその辺りはより強く協議を進めてまいりたいと考えております。
    ○議長(小野泰君) 杉本議員。 ◆議員(杉本保喜君) うちの場合は県下で初めてのクラスター発生ということから、その対策については経験を踏まえた形で県のほうに強く言えるものがあると私は感じておりますので、その辺りのところをよろしくお願いしたいと思います。 それから、この新型コロナウイルス感染症については不明なことが多いと言われています。今、市民は非常に不安を抱えるままの生活をしております。そのような不安を少しでも解消させることこそが行政の役割であると考えます。 それで、ウィズコロナと言われる昨今において、やはり見えぬ恐怖に正しく恐れる、このことの重要性が確かな情報、事実を伝えるということ、そしてこれが人をいたわることへと移行する手段、過程であると考えます。市民への的確な情報を適宜に伝えることは行政の責務と言えます。 先ほど街宣車で回るというふうな具体的な活動を聞きましたが、このような緊急事態においてこそ市民は市長の迅速な指導力、発言力、行動力を求めております。市長、この辺りはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(小野泰君) 藤田市長。 ◎市長(藤田剛二君) 実際に行っているものは、今、御指摘いただきましたけど街宣車で幅広く知っていただく。それから今日も市の広報が9月1日付で出ておりますけども、それで毎回のようにコロナに対する市の考え方、取組等もお知らせをしております。 それと市長メッセージ等を含めて、ホームページにおいては随時PCR検査の結果並びに市の対応策等については、速やかにホームページで市民の皆様に御覧いただくようにしております。 それから、今回県内でもかなりの感染者が確認された本市でございますので、対策本部会議と併せて記者会見を何度か行わせていただきました。これも市民の皆様方にもしっかりお伝えする有効な手段の一つでもあろうかと思っております。 市民の皆様方に正しい情報がしっかり伝わること、それが本当に大切だという認識を持って、今後もいろんな施策を徹底してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小野泰君) 杉本議員。 ◆議員(杉本保喜君) ありがとうございました。ホームページを見ると非常にアップ・ツー・デートで、細かな情報が出されていると私も確認しております。ただ、問題はホームページをしょっちゅう見ていない人が大半であるというようなところから、やはり先ほどの具体的な、街宣車で回るというようなところは、やはりもう少し力を入れて、ああ走って話しているね、なるほどねというような環境づくりも非常に大切なことだろうと思いますので、その辺りのところもひとつよろしくお願いしたいと思います。 質問においては、最後いろいろあるんですけれども、それは特別委員会のほうに委ねまして、私の緊急質問はこれで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(杉本保喜君自席へ) ○議長(小野泰君) 以上で、杉本議員の緊急質問を終わります。──────────── △日程第4諸般の報告 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第4、諸般の報告を行います。 市長から、公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学の令和元年度決算概要及び令和2年度事業計画概要について報告の申出がありましたので、ここでその報告を求めます。藤田市長。(市長登壇) ◎市長(藤田剛二君) 本日は、令和元年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定その他諸議案を御審議いただくためお集まりいただきました。 議案の説明に先立ちまして、公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学の決算概要及び事業計画概要の報告を受けましたので、お手元の資料を添えて御報告いたします。 まず、令和元年度の決算については、貸借対照表の固定資産において、教育・研究環境の充実を図るため研究機器類の購入や校舎の改修、図書の購入等が行われましたが、大規模な資産形成はなく、固定資産として前年度比1億5,577万4,924円減の41億6,188万1,804円が計上されております。 また、流動資産においては、現金及び預金として10億8,915万6,367円が計上されるなど、資産全体では53億1,366万3,450円が計上されております。 なお、損益計算書においては、外部資金等の増加、経費節減等の経営努力等により、当期総利益として2億2,745万6,579円が計上されております。 次に、令和2年度の事業計画については、支出は人件費13億2,335万9,000円、一般管理費5億4,583万3,000円のほか、教育経費、教育研究支援費等、計25億4,481万8,000円が計上されております。 なお、これらの財源としましては、市が交付する運営費交付金15億9,098万7,000円、授業料、入学金等からなる学生等納付金収入7億4,592万円のほか、目的積立金充当収入、受託研究等収入、財産貸付等収入等が充てられております。 公立大学法人の運営につきましては、薬学部の開設から3年目となる今年度も、全国各地から多くの入学生が迎え入れられました。現在、工学部、薬学部共に収容定員に対し十分な学生数が確保されており、財務状況も含め順調に運営がなされているものと考えております。 今後も法人運営が円滑に進み、山口東京理科大学が地域に根ざし、地域に求められる大学として発展していけるよう、市といたしましても、引き続き適切な支援に努めてまいります。 以上、御報告申し上げます。(市長降壇) ○議長(小野泰君) 市長の報告が終わりました。 これより質疑のみ行います。本件は行政報告でありますので、質疑は市長の説明内容に対してのみ行われますようお願いいたします。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 引き続き事務局長から事務報告をさせます。 ◎事務局長(尾山邦彦君) それでは、令和2年6月10日から8月31日までの間の事務処理状況について御報告申し上げます。 最初に、1の全国市議会議長会関係でございます。8月7日に、全国小型自動車競走開催地議会議長会第41回定期総会が新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から書面会議に変更して開催されました。 続いて、2の委員会関係その他でございます。定例会・臨時会における議案等審査及び定例会・臨時会の運営に関する会議を除きまして33件の会議を開催いたしました。 最後に3の地方自治法の規定による専決処分でございます。法律上、市の義務に属する損害賠償の額を定めるもの2件、市営住宅の管理上必要な事項についての訴えの提起4件の報告がありました。 なお、今回の事務報告の対象期間におきまして、市関係の行事等への出席及び他市からの行政視察は新型コロナウイルス感染症の影響により、ありませんでした。 以上、御報告いたします。 ○議長(小野泰君) 以上で、諸般の報告を終わります。 ここで換気のため、10時40分まで休憩をいたします。────────────午前10時28分休憩午前10時40分再開──────────── ○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を始めます。──────────── △日程第5報告第5号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第5、報告第5号令和元年度財政健全化判断比率及び資金不足比率についてを議題といたします。 市長から報告を求めます。藤田市長。(市長登壇) ◎市長(藤田剛二君) ただいま上程されました報告第5号は、令和元年度健全化判断比率及び資金不足比率についてであり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、監査委員の審査意見書を付して、御報告するものであります。 まず、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、該当はありません。 次に、実質公債比率については8.1%、将来負担比率については69.1%、公営企業会計の資金不足比率については、全会計において該当はありません。 以上、御報告申し上げます。(市長降壇) ○議長(小野泰君) 市長の報告が終わりました。 本件は報告事項でありますので、質疑のみにとどめます。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。──────────── △日程第6議案第78号~第98号 ──────────── ○議長(小野泰君) 日程第6、議案第78号令和元年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第98号令和元年度山陽小野田工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分についてまでの議案21件を一括議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。藤田市長。(市長登壇) ◎市長(藤田剛二君) それでは、ただいま上程されました諸議案について順次御説明申し上げます。 議案第78号から議案第84号までは、令和元年度の一般会計及び特別会計の各決算につき監査委員の審査を経ましたので、意見書を付して地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定を求めるものであります。 まず、議案第78号は、一般会計歳入歳出決算認定であります。 令和元年度の予算額は、当初302億5,100万円でしたが、補正予算及び繰越明許費予算を合わせて、予算現額は327億2,202万2,178円となりました。これに対し、歳入決算額は311億1,852万3,741円で、執行率は95.1%となりました。一方、歳出決算額は304億2,575万3,403円で、執行率は93.0%となりました。 この結果、形式収支である歳入歳出差引きは、6億9,277万338円の黒字となり、形式収支から翌年度への繰越財源2億6,060万3,606円を差し引いた実質収支は4億3,216万6,732円の黒字となりました。 この4億3,216万6,732円の剰余金の処分については、今後の補正において地方財政法第7条第1項の規定に基づき、2分の1を下らない金額を財政調整基金または減債基金への積立てや地方債の繰上償還に充てることとなります。 歳入の主な内容については、その根幹をなす市税は、対前年度比2.5%減の102億6,920万9,374円となっております。 また、国庫支出金は、対前年度比9.3%増の37億9,318万4,144円となりましたほか、諸収入は、対前年度比29.8%増の7億5,590万6,384円、市債は、対前年度比28.2%減の44億3,216万1,000円となりました。 歳出の内容については、お手元の資料「令和元年度決算に係る主要な施策の成果その他予算の執行等の実績報告書」をもって説明に代えさせていただきます。 最後に、令和元年度決算に係る主要財政指数は、単年度の財政力指数0.619、経常収支比率95.2%になっております。 次に、議案第79号は、駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額3,128万1,066円、歳出決算額862万5,199円、差引き2,265万5,867円となりました。主な内容は、歳入では駐車場使用料であり、歳出では、駐車場事業費であります。 次に、議案第80号は、国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額74億3,808万3,874円、歳出決算額73億911万2,032円、差引き1億2,897万1,842円となりました。主な内容は、歳入では保険料、県支出金及び他会計繰入金であり、歳出では保険給付費及び国民健康保険事業費納付金であります。 次に、議案第81号は、介護保険特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額65億6,800万9,034円、歳出決算額63億6,890万7,751円、差引き1億9,910万1,283円となりました。主な内容は、歳入では保険料、国庫支出金及び支払基金交付金であり、歳出では保険給付費及び地域支援事業費であります。 次に、議案第82号は、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額10億5,057万3,093円、歳出決算額10億4,973万1,551円、差引き84万1,542円となりました。主な内容は、歳入では保険料及び一般会計繰入金であり、歳出では後期高齢者医療広域連合納付金であります。 次に、議案第83号は、地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額942万6,918円、歳出決算額927万6,015円、差引き15万903円となりました。主な内容は、歳入では市場使用料及び一般会計繰入金であり、歳出では卸売市場費であります。 次に、議案第84号は、小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入決算額119億8,912万7,894円、歳出決算額131億6,530万4,531円、差引き11億7,617万6,637円の不足となりました。この差引き額から翌年度への繰越財源4,664万1,640円を差引き、12億2,281万8,277円の不足となったため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、令和2年度の歳入を繰り上げて、これに充てております。なお、単年度収支につきましては3,074万1,026円の黒字を計上しております。主な内容は、歳入では勝車投票券発売収入であり、歳出では競走事業費であります。 議案第85号から議案第88号までは、令和元年度の病院事業、水道事業、工業用水道事業及び下水道事業の各決算につき、監査委員の審査を経ましたので、意見書を付して地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定を求めるものであります。 まず、議案第85号は、病院事業決算認定であります。 令和元年度決算は、収益的収入は医業収入が38億2,906万2,296円となり、医業外収益及び特別利益を含んだ病院事業収益は45億2,241万212円となりました。これに対し、収益的支出は、医業費用が41億4,912万4,895円となり、医業外費用及び特別損失を含んだ病院事業費用は43億4,452万2,851円となりました。この結果、損益計算の収支差引きでは1億7,788万7,361円の当年度純利益を生じ、年度末未処理欠損金は32億5,592万3,445円となりました。 次に、資本的支出については、建物改築費や医療機器更新に伴う器械及び備品費、企業債償還金、他会計からの長期借入金償還金で5億3,231万2,202円となり、これに対する財源として企業債、他会計負担金で1億6,679万3,084円を充て、差引き不足額3億6,551万9,118円は、過年度分損益勘定留保資金で補填しました。 次に、議案第86号は、水道事業決算認定であります。 まず、収益的収入については、有収水量の減少に伴い、料金収入が税抜きで約1.2%の減収となり、収入総額は15億4,112万5,069円となりました。これに対し、収益的支出は総額13億3,220万8,276円となりました。この結果、税処理後の損益計算では、単年度純利益1億7,205万3,126円が生じました。 次に、資本的支出については、建設改良費に企業債償還金を含めての総額は7億7,130万3,418円となりました。これに対する財源として、資本的収入の企業債、工事請負金、補助金等の総額1億9,800万9,490円を充てた結果、差引き5億7,329万3,928円の不足額が生じました。──先ほど工事負担金でございました、失礼しました。 この不足に対しては、当年度分損益勘定留保資金等に加え、積立金を1億5,088万839円取り崩して補填しました。 次に、議案第87号は、工業用水道事業決算認定であります。 本年度の収益的収支における収入総額は2億8,885万8,672円となりました。これに対し、支出総額は2億1,082万5,899円となりました。この結果、税処理後の損益計算では、単年度純利益7,592万1,117円が生じました。 次に、資本的収支の支出については、建設改良費に企業債償還金を含めての支出総額は5,146万1,703円となりました。これに対して、収入は病院会計からの貸付金償還金の6,600万円のみであり、これは平成19年度決算で措置済みですので、他に収入がないことから支出総額全額が補填すべき総額となります。その対応として、損益勘定留保資金等に加え、積立金を2,295万896円取り崩して補填しました。 次に、議案第88号は、下水道事業決算認定であります。 まず、収益的収支については、収入総額18億4,896万4,057円に対し、支出総額は18億1,214万8,652円となりました。この結果、税処理後の損益計算では、単年度純損益は発生しておりません。 次に、資本的収支については、収入総額14億7,220万5,287円に対し、支出総額は22億1,635万3,900円となり、差引き7億4,414万8,613円の不足額が生じました。この不足額については、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金等により補填しました。 議案第89号は、令和2年度一般会計補正予算であります。 今回の補正は、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業、学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業等の取り急ぎ措置すべき案件についての補正であり、歳入歳出それぞれ1億9,110万6,000円を追加し、予算総額を376億9,973万2,000円とするものです。 補正の内容としまして、まず歳入では、地方特例交付金574万4,000円、地方交付税3億3,123万6,000円、分担金及び負担金349万円、国庫支出金2,895万6,000円、県支出金6,204万1,000円、寄附金20万円、諸収入366万円、市債6,742万3,000円をそれぞれ増額し、繰入金3億1,164万4,000円を減額しております。 次に、歳出では、総務費では財政調整基金積立金の減はあるものの、社会保障・税番号制度システム整備事業や公立大学法人運営基金積立金等として7,640万6,000円を増額し、民生費では、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業、避難所環境整備事業等として4,191万7,000円を増額しております。 次に、衛生費では、新型コロナウイルス流行下における妊産婦総合対策事業等として218万9,000円を増額し、農林水産業費では、森林経営管理事業や地域が育む豊かな森林づくり推進事業により640万1,000円を増額しております。 次に、土木費では、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業等として3,530万円を増額し、教育費では、学校再開に伴う感染症対策・学習保障等に係る支援事業やGIGAスクールサポーター配置事業等として2,649万3,000円を増額し、災害復旧費では、公共土木施設災害復旧事業により240万円を増額しております。 なお、繰越明許費の補正では、埴生地区複合施設整備事業を繰り越すとともに、地方債の補正として借入限度額の追加及び変更をしております。 議案第90号は、令和2年度病院事業会計補正予算であります。 今回の補正は、入院患者数、外来患者数、主要な建設改良事業の予定量を改めるとともに、これらに関する予算の調整等を行いました。 まず、収益的収支の収入については、入院外来等について現時点での実績等を踏まえて医業収益を2億4,457万円減額し、医業外収益については新型コロナウイルス対策事業費補助金として71万1,000円を増額し、特別利益については新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として8,000万円を増額し、その結果、病院事業収益は41億9,591万1,000円となりました。 次に、支出については、入院外来患者の減少に伴う関連費用として、材料費や経費など5,340万9,000円の医業費用を減額し、医業外費用として医業費用減額に伴い雑支出及び消費税683万9,000円を減額し、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金として8,000万円を増額し、その結果、病院事業費用は46億3,753万5,000円となりました。この結果、1年間の税抜き損益計算では3億3,774万6,000円の単年度純損失となりました。 次に、資本的収支の支出については、建物改築費、器械及び備品費など建設改良費として2,968万8,000円を増額し、補正後の資本的支出の予算額は4億2,304万7,000円となりました。 また、収入については、企業債800万円を減額し、寄附金2,765万円を増額し、新型コロナウイルス対策のための設備整備事業費補助金として1,466万6,000円を増額し、補正後の資本的収入の予算額は2億1,020万円となりました。この結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億1,284万7,000円は内部留保資金等で補填しました。 また、資本的収支の補正に併せ、企業債の限度額も建物改築費、器械及び備品費それぞれ1,980万円増の3,480万円、2,780万円減の3,220万円としました。 最後に、医療情報システム更新事業分として、期間令和2年度から令和3年度、限度額6億516万5,000円の債務負担行為の追加設定を行います。 議案第91号は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正であります。 これは幼児教育・保育が無償化されたことに伴い、幼稚園就園奨励事業等が廃止されたため、市が独自に条例を定めて個人番号を利用する事務から当該事務等を削除するものであります。 議案第92号は、山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 これは水道料金の過少請求に関し、水道事業管理者の責任を明確化するために給料の減額を行うものであります。 議案第93号は、山陽小野田市税条例の一部改正であります。 これは地方税法の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、令和2年10月1日以降から順次施行されることに伴い、所要の改正を行うものです。 主な内容としましては、未婚の独り親に対する税制上の措置及び寡婦控除が見直されたこと等に伴い、市民税の非課税の範囲の規定において、寡夫を対象から除き、独り親を対象に追加し、現行の寡婦並びに寡夫及び単身児童扶養者に対する個人住民税の非課税範囲を見直し、独り親及び寡婦を対象とするものです。 また、軽量な葉巻たばこの課税方式の見直しにより、1本当たりの重量が1グラム未満の軽量な葉巻たばこ1本を紙巻きたばこ1本に換算するものです。 このほか法人市民税について、国税の連結納税制度の見直しに伴う所要の規定の整備、延滞金の特例割合である特例基準割合が延滞金特例基準割合と改称されること、納期限の延長があった場合の延滞金の特例割合について平均貸付割合に0.5%を加えた率に改める等、法改正に伴う所要の改正を行うものであります。 議案第94号は、山陽小野田本社機能移転促進条例の制定であります。 山口県においては、国が推進する地方創生に関する施策の一環である地方への企業の本社機能の移転、拡充を促進する取組に呼応し、県独自の支援制度として、市町と協調し、本社機能等の移転を行う企業に対して支援を行うため、本年4月から山口県本社機能等移転促進補助金を拡充し、若者や女性の事務系職場の創出に向けた取組を行っています。 本市においても、特に若い世代の市内定住、県外からの還流を図るため、山口県と連携し本社機能の移転を行う企業に対し、本社機能移転奨励金を交付することで、さらなる地方創生に取り組むために条例を制定するものであります。 議案第95号は、山陽小野田水道事業給水条例及び議案第96号は、山陽小野田市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正であります。 これらは市内に2か所ある簡易水道の水源である井戸の水量不足や水質悪化を解消するため上水道と統合することに伴い、条文から簡易水道に関する部分の削除及び別表を改正するものであります。 議案第97号及び議案第98号は、いずれも地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 まず、議案第97号は、水道事業会計処分利益剰余金の処分であります。 令和元年度水道事業会計決算における未処分利益剰余金3億2,293万3,965円の処分としては、まず1億7,205万3,126円を建設改良積立金に積み立てることとします。残る1億5,088万839円については、現金の裏づけがないことから資本金に組み入れることとするものであります。 次に、議案第98号は、工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分であります。 令和元年度工業用水道事業会計決算における未処分利益剰余金9,887万2,013円の処分としては、まず9,610万2,521円を建設改良積立金に積み立てることとします。残る276万9,492円については、現金の裏づけがないことから、資本金に組み入れることとするものであります。 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。(市長降壇) ○議長(小野泰君) ここで換気のために、11時15分まで休憩いたしたいと思います。────────────午前11時 7分休憩午前11時15分再開──────────── ○議長(小野泰君) 休憩前に引き続き会議を始めます。 市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第78号令和元年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それでは衛生費の関係で、まず環境衛生費のことで資源ごみの扱いについてお聞きします。 市民が環境衛生センターに資源ごみを持ち込むと、重量当たりの持込み手数料の負担が必要になります。しかし、市は、その持ち込まれた資源ごみを事業者に売却して売却益を得ているわけですが、これは市民に対して二重の意味の課税になってしまうのではないかということを思うわけですが、どのようにこの問題について考えておられるのか。 次に、保健衛生の関係で感染予防という観点でコロナウイルスの感染が広がっておりますが、決算にはこの感染防止の予算がどのように反映されているのか、衛生費関連でこの2つのことをまずお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 木村市民部次長。 ◎市民部次長(木村清次郎君) 資源ごみの取扱いということでの御質問に対して御回答いたします。 この資源ごみの取扱いですが、まず法律で廃棄物の処理及び清掃に関する法律というものがございます。その中には一般廃棄物と産業廃棄物という2つのごみの分け方で定義されております。そして、その処理の内容について記載がされております。それに基づきまして本市のほうも、一般廃棄物に関係するものに基づきまして廃掃条例というものを設置しております。 ですから、持ち込まれたごみにつきましては、あくまでも廃掃法に関係するところ、あと条例のほうにつきましても資源ごみという定義といいますか、その区分がございません。ですから、持ち込まれたごみはあくまでも一般廃棄物として取り扱っております。 センター内で分別した結果、リサイクルできる資源ごみが発生したという考えでありますので、排出されて出られる際には、条例どおりの持ち込まれた重量に伴って料金を頂くという認識でございます。 以上であります。 ○議長(小野泰君) 川地総務部長。 ◎総務部長(川地諭君) 新型コロナの感染症対策費の決算のほうでございますけども、先ほど議員は保健衛生費でということでございましたけども、決算につきましては、114、115ページの総務費、総務管理費、一般管理費のほうで、実は予備費から76万16円を充用いたしまして、消毒液の購入、それから市広報への啓発等を行っておる状況でございます。 以上でございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの資源ごみについては、市民の中でまだまだそういったことで理解されておらないということを一言申し添えて、次に経済関係のことなんですが、商工費の中でデマンド交通運行の経費が860万円の支出がされております。 一方、地方バス路線維持費補助金が1億3,100万円、やはり巨額な補助金が支出されておりますが、これはこのデマンド交通によって、この地方バス路線の維持費補助金が減額になるのかなというふうに思っておったんですが、それがあまり現れてきておりませんが、これはなぜなのか。 それと同じく商工関係で企業誘致事業ですね。新規誘致がどの程度あり、雇用としてどの程度の実績となったのか、これについてお聞きいたします。 ○議長(小野泰君) 河口経済部長。 ◎経済部長(河口修司君) ただいまありましたデマンド交通の件でございますが、バス等の補助金との比較でございますが、デマンド交通につきましては、不便地域についてデマンド交通をしておりまして、一昨年度から拡大も図ってきたところでございます。ですので、基本的にはそこの部分についての補助金というのは減るということではなく、新たなデマンド交通を設置していったということでございます。 それから、2つ目の企業誘致でございますが、令和元年度につきましては、小野田・楠企業団地には2社ほど出ていただいておるところでございます。既存企業の増設につきましては、2件ほどということで奨励金等々の対象となるということになっております。 雇用につきましては、既存企業、それから誘致企業につきまして、市内外問わずでございますが、令和元年度につきましては、予定といたしましては93人を雇用するという予定になっておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 続いて土木費関係をお聞きします。道路関係で路面保守の決算が計上されておりますが、現在せっかく整備されてきれいに舗装された後に、ガス管や下水道管、あるいは上水道管の工事が行われると、すぐにがたがたになってしまって、何のために舗装したのか分からないという状況が生まれておりますが、最初の舗装整備事業が意味をなさなくなってしまうと思うんですが、何か改善点はないのか。 それともう1点、街路樹の根のことなんですが、最初植えたときはそうでもなかったんですが、最近は巨木化いたしまして、根上がりが起きて舗装を持ち上げる、あるいはそこに置いてある鉄板を持ち上げて、通行人の大変邪魔になるというふうなことがあるんですが、こういった街路樹の根上がり対策について、改善にどのように取り組んでいるのかお答えください。 ○議長(小野泰君) 森弘建設部長。 ◎建設部長(森弘健二君) 舗装の復旧についてですが、掘削した場合の舗装の復旧幅は舗装の下にある路盤の厚さを掘削幅の両側にプラスした幅で施工します。通常歩道は掘削幅プラス30センチ掛ける2、歩道は掘削幅プラス10センチ掛ける2で舗装しますが、あまりに工事により道路に影響が出た場合は、国とNTTが取り決めた取決めによる影響範囲のルールで今現在は適用しております。 それと根上がりの処置について、毎年数か所、根上がりについて苦情を頂いております。根を取り除く作業を修繕費で、その場、その場で対応いたしております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかにはございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第79号令和元年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ここでは歳入を見てみると、単年度で2,195万円余り、これに900万円余りの繰越金で、全体で3,100万円程度の収入となっております。一方で支出が860万円程度に収まっております。このままいくと、毎年、毎年莫大な利益計上が進み、繰越金がどんどん増えていくように思うわけですが、この料金設定について今後何か考えておられるのか。議会からも様々な要求が出ておりましたが、当局の考え方をお聞かせください。 ○議長(小野泰君) 森弘建設部長。 ◎建設部長(森弘健二君) 厚狭駅南口駐車場は、開設後18年経過していますが、平成28年度に料金改定を行ったことにより、その周知後、駐車場利用者が増加しています。現在の190台の駐車枠が満車になった場合、未舗装部分に駐車する状況になっておりますので、利用者の利便性を向上させるため、本年度繰越金を原資に未舗装部分の舗装及び駐車枠の工事を実施します。 また、平成28年に料金改定をし、料金をほぼ半額としました。そのため利用台数が1.5倍に増えましたが、料金収入は改定前の約70%となっています。 そして、コロナ禍による移動自粛の影響を受けており、今後の収入の推移を確認しませんと今後の経営方針の判断はできません。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第80号令和元年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 国民健康保険料がかつては高かったんですが、今や毎年の基金の繰入れ等によって保険料を抑え、あるいは前年度と同額にするなどの努力がされておりますが、現在の収納率はどうなのか。 それと、この基金の状況について、いつまでも続くわけにはいかないと思うんですが、どういう考えをお持ちなのかお答えください。 ○議長(小野泰君) 兼本福祉部長。 ◎福祉部長(兼本裕子君) まず1点目の収納率でございますけれども、令和元年度の収納率が94.2%でございます。昨年度に比べて1.49ポイント上がっております。 それから基金に対する考え方でございますけれども、令和元年度末で基金の残高はおおよそ10億3,000万円でございます。この基金がどういう形で今後の保険料に反映できるかというのは大きな課題であるとは思いますけれども、やはり本当に今回の感染症等もあって、こういった基金はある程度持っておかないと、その給付費にやっぱり耐えられないというようなことも、このたび身をもって感じているところでございます。 なるべく、この基金を保有しながら、なおかつ保険料が維持できるような形で一生懸命考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(小野泰君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 保険料をこの間、頑張って据え置いたり、あるいは引き下げたりした成果が、今まで聞いたことのないような高い収納率につながったかと思いますが、今後も引き続きなるべく市民の負担が大きくならないようにお願いをしたいと思います。 この国保が県単位化になって、今後は保険料の統一ということも議題に上がってくるわけですが、その備えというのはどのようになっているんでしょうか。 ○議長(小野泰君) 兼本福祉部長。 ◎福祉部長(兼本裕子君) 保険料の統一化という話は、国において出ております。県で取り組むべき課題として、国からいろんな文書等も出ているようには聞いておりますけれども、現在山口県ではまだ具体的な統一化についての話が出ていないところでございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第81号令和元年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 介護保険の第七期計画が本年度までとなっておりますが、前年度の決算を踏まえて、この目標である地域包括ケア実現のための体制づくりですね、これを今、一生懸命取り組んでおられると思うんですが、これが国が言うようなそういう方向性が維持できているのか。 また、介護保険というのはスタートしたとき2,900円程度の保険料だったんですが、今6,000円近くにまでなっております。高齢者が増えるとともに、どうしても全体のパイが大きくなって、この負担も増えていくわけです。この保険料をこれ以上引き上げると、なかなか高齢者の生活にとっても厳しいものがあろうかと思いますが、どのようにお考えなのか併せてお答えください。 ○議長(小野泰君) 兼本福祉部長。 ◎福祉部長(兼本裕子君) それでは、介護保険についてお答え申し上げます。 第七期高齢者福祉計画の中間年度の決算につきましては計画値、介護給付費はおおむね歳出総額の90%が介護給付費でございますけれども、実績はいずれも計画値以内に今収まっておりまして、繰越金が実質収支が1億3,000万円程度繰り越されます。それを踏まえまして、現在第八期の介護保険事業計画も策定中でございます。 この次の計画の中心となるものが、介護給付につきましては、必要な方に適切に介護サービスを提供していくということが必須でございますけれども、高齢者の方が住み慣れた地域でその人らしくやはり暮らしていくために、今、地域包括ケアシステムというものに力を入れております。この方針につきましても、当初はやっぱり地域包括ケアシステムの構築というふうに言われていました。それから、ある程度出来上がって、次に充実、そして今はこれを進化させなさいというふうに国が方針を出しております。 そういうふうな国の方針に基づきまして、やはり介護予防に一番力を入れる必要があろうかと考えておりますので、それを中心とした計画策定をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第82号令和元年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第83号令和元年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 地方卸売市場の問題で言うと、ここはどうしても一般会計からの繰入れがないとやっていけない事業となっております。 市からの一般会計の繰入れの意義づけなんですが、取扱高が増えてこそ意味もあるというふうに思っておりますが、残念ながらそうはなっておりません。 また、運営の改善のために協議会も設置されて、努力されているのは承知しておりますが、市場を市が開設している意味合いについて改めてお聞きをしたいと思います。 ○議長(小野泰君) 河口経済部長。 ◎経済部長(河口修司君) 卸売市場事業特別会計につきましては、一般会計からの繰入れは、あります。これは管理をする上でございまして、取扱高によって頂く分につきましては、卸売業者の取扱い手数料ということで頂いているところでございます。これにつきましては、その量によっては大きく違いますが、減免という措置も取っておりますので、金額はあまり多く望めていないというのが現状でございます。 今後は、今新たに卸業者をやっていただく方の提案をしていただいているところでございますが、これにつきましては、市としては今度は施設の管理を十分にしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第84号令和元年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第85号令和元年度山陽小野田病院事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 病院事業については、2月以降の新型コロナウイルス感染関係で、様々な影響が出てきているのではないか。特にこの決算にも影響が出てきているのではないかなと思うんですが、まず、その点についてお答えをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小野泰君) 國森病院局事務部長。 ◎病院局事務部長(國森宏君) 影響が出ているのは3月分になります。主には4、5、6月がコロナの影響が大きかったんですけど、3月頃から少しずつ出ておりまして、入院外来の見込み人数は結果的には見込みを下回っております。 以上です。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今回の決算を見ても、大きな赤字が出て一般会計からの巨額の繰入れをしていかなくてはいけないという状況が続いておりますが、これをある研究者の方の研修会の中で、今の診療報酬が特に地方病院において満床近くにならなくては経営が成り立たないという話があり、そのこと自体に問題があるのではないかなというふうに思います。 調べてみますと、70%ぐらいの公的病院が本市と同様に赤字を計上しております。こういう事態の中で、公的病院間でよく協議をされて診療報酬そのものが今のような状況でいいのか。特にこの新型コロナウイルスの広がりとともに、地方の公立病院の果たす役割というのが非常に重要になってきているというのも明らかになっているわけでありまして、病院が正常に運営できないようなことにでもなれば、市民にとって不安が広がってしまうことになります。病院局としてこういった診療報酬の在り方について、どのようなお考えをお持ちなのかお答えください。 ○議長(小野泰君) 矢賀病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(矢賀健君) 診療報酬が病床の稼働率が9割ぐらいないとやっていけないという議論がされていることは、私も承知しております。そして恐らく、それが事実だろうというふうに思います。 今回の新型コロナ感染については誰も予想していなかったことで、それでいろいろな面で問題点が明らかにされてきているということで、診療報酬を含めて病院の在り方自体が根本的にもう一回再検討されないといけない時期に来ているんじゃないかというふうに思います。 それで、本で読んだことなんですけども、昨年424病院が再編・統合ということで名指しされた、私たちの病院もそれに入っているわけですけども、全国的に見て424病院でコロナの患者を引き受けている病院が約半数あるということで、そういうこともありますので、もう一度その辺は議論し直していただきたいというふうに考えております。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第86号令和元年度山陽小野田水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今、水道局においては、広域化の取組が進んでおるわけですが、広域化への進捗状況及び市民に対する説明などについてのお考えをお聞かせください。 ○議長(小野泰君) 今本水道事業管理者。 ◎水道事業管理者(今本史郎君) 広域化についてでございますけども、昨年の暮れに令和4年4月を目指してということでスケジュールが発表になっておるんですが、今年に入りまして、この協議で検討委員会だとか専門部会等をやっておるんですけども、その検討委員会が全く開けていない。 広域推進室というのがあるんですけども、そこの職員が宇部市と山陽小野田市を交互に行って調整をしながら事を進めているということもあって、それが全ての原因ではございませんけども、なかなか協議が進んでおらない。昨年の暮れからほとんど進んでいない状況になっていると。少しの進展はあるんですが、あまり進んでいないという状況にございます。 市民への説明につきましては、新聞情報等が出ておりましたけども、それ以上にまだ説明する段階にないと今考えておりますので、法定協議会等具体的な中身、それから検討委員会の最終報告が出た、その辺りをめどに議員の皆さんとか市民に対する広報というのは考えていかなきゃいけないかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 次に、議案第87号令和元年度山陽小野田工業用水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第88号令和元年度山陽小野田下水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第89号令和2年度山陽小野田一般会計補正予算(第11回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第90号令和2年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第91号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第92号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第93号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第94号山陽小野田本社機能移転促進条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第95号山陽小野田水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第96号山陽小野田市水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第97号令和元年度山陽小野田水道事業会計処分利益剰余金の処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 次に、議案第98号令和元年度山陽小野田工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 以上をもって、議題となっております議案21件に対する質疑を終わります。 これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 委員会におかれましては、十分なる審査をお願いいたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。本日この後、委員会の開催となっておりますので、付託案件の御審査をお願いいたします。また、9月9日は午前9時30分から本会議を開き、一般質問を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午前11時43分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年9月1日   議  長   小 野   泰   署名議員   伊 場   勇   署名議員   大 井 淳一朗...