山陽小野田市議会 2019-09-27
09月27日-06号
令和 元年 9月定例会(第3回)
令和元年山陽小野田市議会(第3回定例会)
会議録令和元年9月27日 午前10時
開議議員定数 (22名) 現員数 (22名) 出席議員 (22名) 議 長 小 野 泰 君 副議長 矢 田 松 夫 君 議 員 伊 場 勇 君 議 員 大 井 淳一朗 君 議 員 岡 山 明 君 議 員 奥 良 秀 君 議 員 河 﨑 平 男 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 笹 木 慶 之 君 議 員 水 津 治 君 議 員 杉 本 保 喜 君 議 員 髙 松 秀 樹 君 議 員 恒 松 恵 子 君 議 員 中 岡 英 二 君 議 員 中 村 博 行 君 議 員 長谷川 知 司 君 議 員 藤 岡 修 美 君 議 員 松 尾 数 則 君 議 員 宮 本 政 志 君 議 員 森 山 喜 久 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)
事務局職員出席者 局 次 長 石 田 隆 君 主査兼
庶務調査係長 島 津 克 則 君 議 事 係 長 中 村 潤之介 君 書 記 光 永 直 樹 君説明のため出席した者 市 長 藤 田 剛 二 君 副 市 長 古 川 博 三 君 総 務 部 長 芳 司 修 重 君 企 画 部 長 清 水 保 君 地域振興部 長 川 地 諭 君 市 民 部 長 城 戸 信 之 君 福 祉 部 長 兼 本 裕 子 君 経 済 部 長 河 口 修 司 君
公営競技事務所長 桶 谷 一 博 君 建 設 部 長 森 一 哉 君 総合事務所 長 堤 泰 秀 君 会 計 管理者 岡 原 一 恵 君 教 育 長 長谷川 裕 君 教 育 部 長 尾 山 邦 彦 君
病院事業管理者 矢 賀 健 君
病院局事務部長 國 森 宏 君
水道事業管理者 今 本 史 郎 君 監 査 委 員 山 根 雅 敏 君本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第69号から議案第75号まで、議案第80号、議案第81号及び承認第4号の10件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
総務文教常任委員長報告)議案第69号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について議案第70号
山陽小野田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定について議案第71号
山陽小野田市
会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定について議案第72号
山陽小野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第73号
山陽小野田市税条例等の一部を改正する条例の制定について議案第74号
重複地番解消のための山地番の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について議案第75号
山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第80号 物品の購入について議案第81号
新市建設計画の変更について承認第4号
埴生小・中学校整備事業(
児童棟新築 機械設備工事)請負契約の一部変更に係る専決処分について日程第3 議案第58号から議案第60号まで、議案第65号、議案第76号、議案第78号及び議案第79号の7件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
民生福祉常任委員長報告)議案第58号 平成30
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第59号 平成30
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第60号 平成30
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について議案第65号 平成30
年度山陽小野田市
病院事業決算認定について議案第76号
山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第78号
山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第79号
山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第57号、議案第61号から議案第64号まで、議案第66号、議案第67号、議案第77号、議案第82号及び議案第83号の10件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
産業建設常任委員長報告)議案第57号 平成30
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第61号 平成30
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第62号 平成30
年度山陽小野田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第63号 平成30
年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計歳 入
歳出決算認定について議案第64号 平成30
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第66号 平成30
年度山陽小野田市
水道事業決算認定について議案第67号 平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定について議案第77号
山陽小野田市
森林環境整備基金条例の制定について議案第82号 平成30
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について議案第83号 平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について日程第5 議案第56号及び議案第68号の2件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
一般会計予算決算常任委員長報告)議案第56号 平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について議案第68号 令和元
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第3回)について日程第6
委員会提出議案第1号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論及び
採決委員会提出議案第1号
山陽小野田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 請願第1号の閉会中の継続審査について請願第1号 旭町地域における
農用地区域内の農地除外に関する
請願書日程第8 請願第2号の閉会中の継続審査について請願第2号
横土手農業振興地域内の
農用地区域の除外に関する
請願書日程第9 請願第3号の閉会中の継続審査について請願第3号 小学校・保育園が無くなる津布田地域のまちづくりの方針の策定を要望する
請願書日程第10 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会────────────
○議長(小野泰君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は22名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、河﨑議員、笹木議員を指名いたします。────────────
△日程第2議案第69号~第75号・第80号・第81号・承認第4号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第2、議案第69
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第75
号山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで、議案第80号物品の購入について、議案第81
号新市建設計画の変更について及び承認第4
号埴生小・中学校整備事業(
児童棟新築 機械設備工事)請負契約の一部変更に係る専決処分についての議案10件を一括議題といたします。 本件に対し、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
河野委員長。(河野朋子君登壇)
◎
総務文教常任委員長(河野朋子君) おはようございます。 9月定例会において本委員会に付託されました10議案について、9月5日に
委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その内容について報告いたします。 まず初めに、議案第69
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてです。 その概要は、平成29年5月に
地方公務員法及び
地方自治法の一部が改正され、
期限つき任用である
会計年度任用職員制度が新設されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、臨時職員及び
非常勤特別職は令和2年度から
会計年度任用職員に統合し、臨時職員は6カ月ごとの更新でありましたが、
会計年度内の任用になり、再度の任用は可能であるということです。 また、正規職員と同じ週38時間45分勤務の
フルタイム会計年度任用職員と週37時間30分以下の
パートタイム会計年度任用職員があるということです。 さらに、
地方公務員法の服務規程を明確に適用することとなり、違反等があれば懲戒処分となります。 なお、公務員では5年を超えた場合、常雇用する制度はないので、5年以上在職しても正規職員化することはないということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第70
号山陽小野田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定についてです。 概要は前号議案と同様ですが、これについては給与等に関する所要の改正を行っております。 審査で明らかになったことは、
フルタイム会計年度任用職員は日額賃金が月額給料となり、期末手当は
年間賃金日額の20日分であったものが正規職員と同じ期末手当となるということです。 また、
パートタイム会計年度任用職員は賃金ではなく勤務実績に基づき報酬が支給され、通勤手当は費用弁償により支給をされます。また、期末手当については勤務状況に応じて支給をされるということです。 なお、予算の影響額については約1億3,000万円の増となるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第71
号山陽小野田市
会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定についてです。 これも概要は前号議案と同様ですが、ここについては勤務時間と給与等に関する所要の改正を行っております。 審査で明らかになったことは、休暇等は国の
非常勤職員に準じて付与され、また、
年次有給休暇、病気休暇、特別休暇、介護休暇及び介護時間も付与されます。 さらに、引き続き在職した期間が1年以上であれば、育児休業についても適用があるということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第72
号山陽小野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これも概要につきましては前号議案と同様ですが、ここについては退職手当について所要の改正を行っております。 審査で明らかになったことは、
フルタイム会計年度任用職員は実質1年以上継続して雇用されれば退職手当が支給され、また、退職手当の支給対象となった場合には雇用保険の適用からは外れることとなるということです。 ここでは討論がありました。 「この条例により雇用の柔軟性ができ、人的な要素の十分な対応ができるので賛成する」との賛成討論があり、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第73
号山陽小野田市税条例等の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、地方税法の一部を改正する法律が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に
自家用乗用車を取得した場合、自動車税、
軽自動車税それぞれの
環境性能割の税率を1%分軽減し、これによる地方税の減収は全額国費で補填されるということです。 また、自動車税の種別割及び
軽自動車税の種別割の
グリーン化特例は、
環境性能割が自動車税及び
軽自動車税に導入されるため、その適用対象を
電気自動車等に限定をします。ただし、
消費税率引き上げに配慮して、現行制度を2年間延長した上で、令和3年4月1日以降に
初回新規登録または最初の新規検査を受けた
自家用乗用車から適用するということです。 さらに、
環境性能割の導入によりまして211万2,000円が新たに市の歳入になるということです。 また、
児童扶養手当の支給を受けている児童の父または母のうち、現に婚姻をしていない者または配偶者の生死も明らかでない者で、前年の
合計所得金額が135万円以下である場合、令和3年度分以降の
個人住民税を非課税とするということです。これについて対象者は現在約50名であるということでした。 これについて討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第74
号重複地番解消のための山地番の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてです。 その概要は、
山口地方法務局において実施されている
重複地番解消のための山地番の変更に伴い、
当該山地番を規定している条例6本について整理を行うものです。 審査で明らかになったことは、令和元年11月8日に、旧山陽町地域を山地番に1万番を付する方法によって重複地番を解消することから、6本の条例において規定する
山陽小野田市内に存在する公共施設の位置について、変更された地番に改正をするものです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第75
号山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 その概要は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律(
令和元年法律第37号)が6月14日に公布されたことに伴う改正です。 審査で明らかになったことは、欠格条項から「成年被後見人又は被保佐人」を削り、「免職」を「懲戒免職」に改めるということです。 また、令和元年12月14日から施行となった理由については、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律が令和元年6月14日に公布されましたが、施行期日は公布の日から6カ月を経過した日との通知があったためです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第80号物品の購入についてです。 その概要は、
山陽小野田市消防団の
消防ポンプ自動車の老朽化に伴い、更新をするものです。 審査で明らかになったことは、更新する車両について、平成12年度に高泊分団に配備された
消防ポンプ自動車で、
指名競争入札により、1,925万円で
藤村ポンプ株式会社が落札しました。 また、
石油貯蔵施設立地対策等補助金を活用して購入した車両なので、補助金の規定により、他への流用はできないということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第81
号新市建設計画の変更についてです。 その概要は、
新市建設計画の期間について、平成31年度までの15年間となっているものを1年間延長し、平成17年度から令和2年度までの16年間とするものです。 審査で明らかになったことは、計画期間の変更に伴い、財政収支の見通しの変更を行うということです。 また、9月補正時点で
合併特例債の発行累計額は157億7,000万円で、残額は5,850万円であるということでした。 そして、令和2年度までの期間で
債務負担行為の設定をする
埴生地区複合施設整備事業の外構工事にもこの
合併特例債を活用できるようになるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、承認第4
号埴生小・中学校整備事業(
児童棟新築 機械設備工事)請負契約の一部変更に係る専決処分についてです。 概要は、工事の中で旧設備を撤去しようとしたところ、
飛散性アスベストを使用した部材が発見されたため、適正に除去するための追加工事が必要となったことから、請負契約の金額を変更するものです。 審査で明らかになったことは、
アスベスト除去の工事を生徒のいない夏休み中に行うことと、令和2年4月に新校舎を供用開始するためには追加工事を8月中に行う必要があったため、8月13日に専決処分を行ったということです。 また、この工事金額は約550万円であるということでした。 さらに、公共施設でアスベストの調査をしているのは、目に触れる壁・天井などで、それ以外の密封された空間で人が立ち入らないところは解体時に確認して、あれば適正に処理をすることになっているということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で承認すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇)
○議長(小野泰君)
総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第69
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君)
地方公務員法及び
地方自治法の改正に伴う条例の制定なんですが、このことによって一部、これまで非常に問題とされてきた
非常勤職員、非正規職員の扱いがかなり処遇の改善も行われるということなんですが、しかしながら、問題点もいろいろあります。例えば、現在410人だと思うんですが、非
正規雇用職員がいるわけですが、これらは全員がこの新しい制度に移行されるんでしょうか。いかがでしょうか。
○議長(小野泰君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回のこの条例に関する
会計年度任用職員、これについては、現在の臨時職員と
非常勤特別職、
非常勤臨時職員、これを合わせた数で、これについては400人というような数字は伺っておりません。ここで説明を受けたのは、今後、
フルタイム会計年度任用職員が132名、
パートタイム会計年度任用職員が81名になるという説明を受けております。 以上です。
○議長(小野泰君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 私が410人と言ったのは、水道局や、あるいは病院局も含めての数字であります。この条例改正はそういった企業局においても及ぶことになりますので、ぜひとも、そういった方面まで目を向けた審査が必要であったというふうに思っております。 それから、先ほどの説明の中にもあったんですが、公務員では5年を超えたら常雇用する制度はないので、5年以上在職しても正規職員化することはないということを説明されましたが、5年以上の雇用を前提とするような、そういう新しい
会計年度任用職員制度となるのでしょうか。
○議長(小野泰君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(河野朋子君) 雇用につきましては、この委員会の中で説明を受けましたのは、3年までは勤務成績がよければ更新ができると。3年以上についてはまたオープンなところで募集をして、そこでまた採用について諮られるというふうな説明を受けておりまして、5年を前提とした雇用についての条例の制定であるといった類いの議論はしておりません。
○議長(小野泰君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 地方自治体であれば正規が当たり前、これが雇用原則であるはずですが、こういった雇用の原則についてはこの制度によって私は大きな問題が生じてくるのではないかなと思うんですが、そのような議論はされておりますでしょうか。
○議長(小野泰君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回の条例の趣旨はそもそもこういった臨時・
非常勤職員が増加しており、任用制度の趣旨に沿わない運用となっていることを改善するため、国がこういった改正を行うことによって、市もそういう条例の改正を行ったということで、先ほど議員も御指摘のように、かなりいろいろなところで改善も見られているということは委員会の中でも指摘をする委員もおりましたが、今のような雇用全体のことについての議論までは及んでおりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) おはようございます。 議案第69
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、反対討論を行います。 なお、この討論は
関係条例改正を踏まえて問題点を指摘するものであります。 本条例は、国の法改正を受け、非正規職員の任用根拠を厳格化し、410人いる非
正規雇用職員を
会計年度任用職員へ移行させ、処遇改善を行うというものであります。 本来、非
正規雇用職員の処遇改善として求められるのは、恒常的業務を担う非正規職員の正規化や均等待遇を図ることにあります。 しかしながら、今回の条例制定では、同一労働同一賃金を求める均等待遇の流れや女性が活躍できる社会の実現を目指す上でも、実現にはほど遠いものであると言わなければなりません。
会計年度任用職員は、1年間を期限とする
会計年度単位です。毎年更新されるとしても、いつでも雇いどめが可能な有期雇用の非正規職員であることに変わりはありません。正規と非正規職員との待遇格差は残されたままであり、しかも
正規職員並みに義務や処罰などが厳しく適用されることになります。 また、
会計年度任用職員の
フルタイムと
パートタイムの新たな待遇格差が生まれることになりました。臨時職員の待遇が底上げされることについては評価しますが、
ケアマネジャーや保育士などの嘱託職員はわずかな改善にとどまり、退職手当の支給は
フルタイムだけに限られています。均等待遇を求める立場からいえば、十分な処遇改善とは言えません。
フルタイム職員の導入については、任期の定めのない常勤職員を中心とした公務運営の原則が掘り崩されることになります。
会計年度任用職員制度の導入は、ますます職員の非正規化が進むのではないでしょうか。 市役所全体で正規から非正規への置きかえが進めば、市民にとっても
人的サービスの後退につながってまいります。 以上述べてきたように、
会計年度任用職員制度の導入の本質が、正規から非正規への置きかえと実質的に賃金カットが進められていくことにあります。このような問題点が解消されない本議案は廃案とすべきであり、制定に反対といたします。(山田伸幸君降壇)
○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第69号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第70
号山陽小野田市
会計年度任用職員の給与等に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第70号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第71
号山陽小野田市
会計年度任用職員の勤務時間、休暇等に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第71号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第72
号山陽小野田市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第72号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第73
号山陽小野田市税条例等の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第73号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第74
号重複地番解消のための山地番の変更に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第74号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第75
号山陽小野田市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第75号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第80号物品の購入についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第80号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第81
号新市建設計画の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第81号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 承認第4
号埴生小・中学校整備事業(
児童棟新築 機械設備工事)請負契約の一部変更に係る専決処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 先ほどの説明で、アスベストは除去されたというふうに説明がありました。 では、除去されたアスベストは今後どのように処分がされるのでしょうか。その点についての審査内容をお答えください。
○議長(小野泰君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(河野朋子君) 承認第4号についての審査の中では、アスベストの処分についての議論ということはしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより承認第4号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は承認であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり承認することに決定いたしました。────────────
△日程第3議案第58号~第60号・第65号・第76号・第78号・第79号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第3、議案第58号平成30
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてから議案第60号平成30
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてまで、議案第65号平成30
年度山陽小野田市
病院事業決算認定について、議案第76
号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第78
号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第79
号山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての議案7件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。吉永委員長。(吉永美子君登壇)
◎民生福祉常任委員長(吉永美子君) 皆様、おはようございます。民生福祉常任委員会の吉永です。 当委員会では、本会議において議長より付託を受けました議案7件について、9月5日、
委員全員出席のもと、慎重審査いたしましたので、その内容と結果についてここに御報告申し上げます。 まず、議案第58号平成30
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 初めに、概要です。 歳入総額71億9,889万9,996円に対し、歳出総額70億8,334万5,893円となり、差し引き1億1,555万4,103円の黒字となりました。 平成30年度から事業主体を都道府県とする県広域化へと大きく制度改正しております。 平成30年度国保加入世帯は8,290世帯で、前年度比138世帯減、被保険者数は1万2,577人で、前年度比303人減となっております。 1人当たり医療費47万6,531円で、前年度より1万3,718円増となっております。 基金残高は11億4,625万7,457円となりました。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 国民健康保険運営協議会を3回(5月、8月、1月)開催し、5月は3名欠席、8月は欠席なし、1月は1名欠席の状況です。 国民健康保険事業費納付金は、県広域化に伴って平成30年度から新たに設定された歳出科目で、県が保険事業を行うに当たり、必要とする財源の一部を県内の各市町に案分して請求する納付金で約15億8,900万円、令和元年度予算では約10%増加しており、原因を県に確認しましたが、案分の結果という以外返事がない状況で、今後、原因を確認していきたいとのことです。 健康保険事業(こくほシェイプアップジム)について、対象を平成30年度から30歳から74歳までの国保加入者とし、フリータイム制にしましたが、3回開催で160名を予定のところ89名(うち60代50名)の実績で、30代は1名参加となりました。PR不足が予定人数の半分しか集まらなかった原因の一つとして捉え、体験談等をPRに使用するなど、工夫していきたいとのことです。 ジェネリック医薬品の利用率は、年度末時点で県平均よりも高い75.2%で、差額通知による削減額は40万円強でございます。 特定健診受診率は35.6%で、前年度からほぼ横ばい、平成30年度は前年度よりも健診日を1回多く設定していましたが、台風の影響により2回中止となり、実質1回分減少する結果となりました。担当課としては、土日開催やがん検診との同時実施、協会けんぽとの合同開催など、健康増進課と連携を図り、より充実した健診になるよう努力していきたいとのことです。 収納率について、現年度収納率は92.71%、過年度収納率は20.95%となり、現年度分は目標としていた92%以上を達成しましたが、過年度分は目標としていた25%以上を下回る結果となりました。 滞納世帯数については1,323世帯、割合は15.6%です。 短期被保険者証の交付は474件、資格証明書の交付は41件で、対象者には平成29年度同様、訪問を最低2回行い、面談を実施しました。 差し押さえ件数は延べ数で預金口座が249件、不動産はゼロ、生命保険、給与等が187件、合計436件で、差し押さえ金額1,130万3,255円となりました。 質疑を終わり、賛成討論がありました。その内容は、「国民健康保険は高い国保料や資格証の発行等を理由に反対をしてきたが、ここ数年、資格証については発行を厳格にしているし、保険料についても基金の運用をきちんとして保険料の低減に向けている努力を評価して認定をしたい」とのことです。 討論を終わり、採決の結果、議案第58号は全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第59号平成30
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 まず、概要です。 平成30年度決算は、第7期事業計画の初年度に当たり、歳入総額64億7,941万6,890円に対し、歳出総額62億5,206万7,788円となり、差し引き2億2,734万9,102円の黒字となりました。 また、基金残高は5億719万5,427円となりました。 保険給付費が総額56億4,408万1,363円で、歳出総予算の約90%を占めており、昨年度と比較して約0.4%増となりました。 収納率は、現年度分が特別徴収と普通徴収を合わせて前年度の99.24%から99.30%に、滞納繰越分が23.57%から24.43%へと微増となっています。 委員数45名の8合議体で運営する介護認定審査会を90回開催し、要介護認定者数は2,948名で、対前年度16人増で横ばい。要支援認定者数は909人で、対前年度96人増の合計3,857人を認定しています。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 介護認定審査会に関する不用額については、平成29年4月以降、介護認定の有効期間が12カ月から24カ月に延長されたため、審査会の件数が少なくなったことによるものです。 介護認定調査員は6名で、1人が1カ月約50件調査を行っています。認定調査員のスキルアップについては、県主催の調査員研修が年2回、新規の調査員研修を市でも年2回開催。あわせて、結果に差が出そうな調査項目に関しては
ケアマネジャー連絡会で伝えているとのことです。 福祉用具購入助成及び住宅改修助成費について、本市は償還払いとなっていますが、受領委任払いに対応している自治体はあります。すぐに対応が難しい部分はありますが、ほかの市の状況等も確認しながら、なるべく利用者の負担が少ないような形を考えていきたいとのことです。 住宅改修は5項目あり、実績としては手すり工事310件と段差解消101件が非常に多い状況となっております。 介護支援ボランティア220人のうち、実際に活動しているのは107人で、登録の仕方や活動の評価など、市社協と少しでも改善できるところはないか考えていきたいとのことです。 住民運営通いの場(百歳体操)について、介護ボランティアの活動とリンクして相乗効果で広げていくことは大変有用であり、研究を進めていきたいとのことでした。 安心相談ナースホンについて、民生委員が65歳以上のひとり暮らし高齢者2,842人に対し、高齢者保健福祉実態調査時に紹介しています。昼間に高齢者だけになる家庭も対象となっておりますが、実績は383件となりました。 認知症カフェは、高千帆校区に2カ所、小野田校区に2カ所の計4カ所で、医療法人や社会福祉法人の施設が委託を受けて展開しています。取り組みはさまざまで、月に1回あるいは2カ月に1回開催し、参加者は10人程度から40人程度。山陽地区にはまだありませんが、認知症支援事業所と認知症支援ネットワーク会議を年2回ほど開催しており、認知症の国の施策も踏まえて今後も働きかけを行っていきたいとのことでございます。 質疑を終わり、反対討論がありました。その内容は、「制度そのものが保険あって介護なしと言われるような状況が見直しのたびに深まってきており、既に要支援の介護外しが進められ、そのかわりに総合事業というのが入ってきて、介護の制度そのものに大きな弱点が潜んでいるし、それは結局、市民・国民の大きな負担になってきていると考えているので、決算を認定することはできない」とのことです。 討論を終わり、採決の結果、議案第59号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、議案第60号平成30
年度山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてです。 まず、概要については、歳入総額10億2,882万4,198円に対し、歳出総額10億2,803万7,389円となり、差し引き78万6,809円の黒字となりました。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 被保険者数は1万652人で、対前年度111人、1.1%の増となりました。 また、保険料収納率は99.34%で、県内13市中2位となりました。 滞納は、現年分が292件、83人で277万2,548円、滞納繰越分が229件、43人で233万8,411円。差し押さえは3件の42万44円となりました。 短期被保険者証の発行については34人の結果となりました。 質疑を終わり、反対討論がありました。その内容は、「後期高齢者医療保険制度そのものが世界に類を見ない年齢によって保険制度が区分されているということで、この制度の根幹が問題だということで反対をしてきたが、さらに短期保険証の発行の状況が、本人の不利益に通じる処分でありながら、丁寧な対応がされていないということを理由にして認定できない」ということでございます。 討論を終わり、採決の結果、議案第60号は賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、議案第65号平成30
年度山陽小野田市
病院事業決算認定についてです。 まず、概要についてです。 病院事業収益が42億402万1,903円に対し、病院事業費用が44億787万6,742円となり、差し引き2億385万4,839円の赤字となり、累積欠損金は34億3,381万806円となりました。 入院患者数は6万5,620人で、前年度と比較して1日当たり2人減の180人となり、3,392万円余りの減収です。 外来患者数は10万929人で、前年度と比較して1日当たり6人増の414人となり、7,537万円余りの増収となりました。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 医師数については、平成29年度末で29名の医師がいましたが、2増4減ということで平成30年度は27名。医師の増員に関しては、働きかけは常に行っていますが、山口県の特徴として、若い医師が15年間ぐらいで30%ぐらい減っているとのことです。 経営改善の一環として、白内障手術を当初週1回実施する予定でしたが、人手不足により月1回となり、8月からの開始で計18件実施しています。単価が高く1件当たり約22万円となっています。 DMAT災害派遣医療チームは編隊を2組つくっており、定期的に研修に参加。平成30年度はそれぞれ1隊ずつ東京と高知で実務研修に参加し、7月の広島県の豪雨の際には実際に出動し、現地で活動しました。 ジェネリック医薬品について、病院が損にならないような品目から選んでおり、平成31年3月に15品目を採用し、令和元年度に入り63品目を採用とのことです。 災害拠点病院の指定に向けての動きについては、非常用発電機の燃料タンクの設置に入札が不調となり、設計と施工を別発注し、令和元年度に完了する予定となったため、指定の見通しについては県も答えられないと言っているとのことです。 質疑を終わり、討論はなく、議案第65号は全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第76
号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要については、住民基本台帳法施行令等の一部改正に伴い、住民票に旧氏の併記が可能となることから、印鑑登録証明書についても旧氏の併記が可能となるよう改正するものでございます。 次に、審査の中で明らかになった事項についてです。 旧氏の併記については、住民票、印鑑登録証明書とも希望者のみとなります。マイナンバーカードについても、旧氏併記の希望者は、券面記載を変更する手続となります。 質疑を終わり、討論はなく、議案第76号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第78
号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 まず、概要については、
山陽小野田市地域福祉計画の推進状況を調査、審議し、総合的かつ計画的な地域福祉計画を推進するための附属機関として、
山陽小野田市地域福祉計画推進委員会を設置するものです。 次に、審査の中で明らかになった事項については、委員会の構成は、学識経験者1名、公募委員2名、社会福祉に関する団体または事業者の代表等から13名ないし14名の計16名から17名の予定で、委員会の開催について、今年度は1回ですが、翌年度以降は年2回の開催を予定しております。 質疑を終わり、討論はなく、議案第78号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第79
号山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 まず、概要については、災害弔慰金支給等に関する法律の一部改正に伴う所要の改正で、主な内容は、災害弔慰金及び災害障害見舞金の支給に関する事項を調査、審議する支給審査委員会を設置するものです。 次に、審査の中で明らかになった事項については、委員会は常設ではなく、災害が起き、事例が発生したときに置くもので、委員の構成は、医師、弁護士、その他市長が必要と認める者のうちから5人程度で、内容に応じた委員を選定いたします。 質疑を終わり、討論はなく、議案第79号は全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、民生福祉常任委員会の報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願い申し上げます。(吉永美子君降壇)
○議長(小野泰君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。(松尾数則君退場)
○議長(小野泰君) 議案第58号平成30
年度山陽小野田市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第58号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第59号平成30
年度山陽小野田市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第59号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第60号平成30
年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第60号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第65号平成30
年度山陽小野田市
病院事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第65号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。(松尾数則君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第76
号山陽小野田市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第76号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第78
号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第78号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第79
号山陽小野田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第79号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第4議案第57号・第61号~第64号・第66号・第67号・第77号・第82号・第83号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第4、議案第57号平成30
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第61号平成30
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についてから議案第64号平成30
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定についてまで、議案第66号平成30
年度山陽小野田市
水道事業決算認定について、議案第67号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定について、議案第77
号山陽小野田市
森林環境整備基金条例の制定について、議案第82号平成30
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分について及び議案第83号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についての議案10件を一括議題といたします。 本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇)
◎産業建設常任委員長(中村博行君) おはようございます。産業建設の中村です。 今定例会において当委員会に付託されました議案10件について、9月6日と9日に
委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、議案の概要と審査内容、その結果について報告をいたします。 若干長うありますので、よろしくお願いいたします。 まず最初は、議案第57号平成30
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 まず、概要から。歳入合計は2,474万9,695円に対し、歳出合計は1,547万6円となり、歳入歳出差し引き残額は927万9,689円であります。 歳入の主なものは、駐車場使用料2,134万8,710円、平成29年度からの繰越金335万5,161円である。 歳出の主なものは、一般管理費のうち光熱費など需用費144万9,200円、駐車場内の清掃や自動発券機等の維持管理などの委託料116万4,202円、厚狭駅側の出口新設に伴う工事請負費492万2,640円、公債費457万1,890円である。なお、公債費については平成30年度で返済完了である。 平成30年度の駐車場利用台数は、前年度比6,402台増の5万1,263台で、稼働率は74%である。 審査の中の主な質疑では、まず、「使用料が伸びた原因は」との問いに、「平成28年度に使用料を約半額にしたことが周知されたこと、定期駐車券の利用者がふえたことである」との答弁。 「償還金が完了したが、料金改定など今後の方向性は」との問いに、「来年度に未舗装部分の整備を考えており、その後の収入額の推移を見ながら料金改定など検討したい」との答弁。 「未舗装部分の整備による効果は」との問いに、「現在、駐車枠が190台分あり、整備により約80台分ふえるが、定期駐車券利用者を考慮し、250台程度で満車規制をかけたい」との答弁。 「5,000円のプリペイドカードの売り上げがふえた理由は」との問いに、「1,000円、3,000円より5,000円のカードのほうが割合としてサービスの金額が大きいからと思われる」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第61号平成30
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 まず、概要から。歳入総額は平成29年度比約89万円減の994万248円に対し、歳出総額は平成29年度比約89万円減の978万9,774円となり、歳入歳出差し引き額は15万474円である。 歳入の主なものは、使用料及び手数料が平成29年度比約84万減の123万4,799円、一般会計繰入金686万4,000円などである。 歳出の主なものは、光熱水費や修繕料など需用費449万7,055円、警備や草刈りなどの委託料491万4,712円などである。 平成30年度の取扱量は、数量、金額ともに減少し、金額は約3億1,722万円である。 審査の中での主な質疑です。 まず、「繰入金は何に充当したか」との問いに「一般管理費に充てた」との答弁。 「市場運営において、取扱高のデッドラインは設定しているか」との問いに「一般管理費は建物の維持管理が主で、老朽化が進めば修繕料等もふえてくるが、デッドラインは考えていない」との答弁。 「耐震診断はしているか」との問いに「昭和58年開設なので、昭和56年の基準に適合しており、診断は受けていない」との答弁。 「利用店舗数と空き店舗数は」との問いに「全部で5店舗は入れるが、平成30年度は1店舗分あいていた。その分、使用料の減額が生じた」との答弁。 「小野田青果販売が業務停止後も荷物等を置いて占領していた期間の使用料の徴収は」との問いに「さかのぼって徴収は考えていないが、内部で協議したい」との答弁。 「取扱量の落ち込みが大きいが、その原因は」との問いに「売買参加者の減少と構造的な問題、また、一売買参加者との訴訟の関係によると思っている」との答弁。 「中型の冷蔵庫の故障が夏場の取扱量に影響したのでは」との問いに「外にある別の冷蔵庫で賄うことができたため、因果関係はないと思っている」との答弁。 「冷蔵庫を設置するのは市と中央青果どちらなのか」との問いに「冷蔵庫は市場に必要なものなので、本来、市が設置するが、故障中の冷蔵庫はかつて中央青果が設置したものである」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第62号平成30
年度山陽小野田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 概要から、平成31年4月から公営企業会計に移行したことに伴い、平成30年度は3月末で打ち切り決算としている。したがって、出納整理期間中の収入は収入未済額に計上され、支出は不用額に計上される。 歳入決算額は27億4,646万6,222円に対し、歳出決算額は27億649万2,472円となり、歳入歳出差し引き額は3,997万3,750円である。 歳入の主なものは、下水道負担金2,392万4,817円、下水道使用料5億6,607万8,293円、国庫支出金2億8,572万1,630円、一般会計繰入金11億1,900万円、市債7億4,450万円などである。 歳出の主なものは、下水道事業一般管理費7,475万2,061円、施設管理費3億96万8,769円、下水道建設費5億8,962万9,047円、公債費17億3,457万9,674円などである。 平成30年度末の公共下水道整備状況について、整備済み面積は1,070.51ヘクタール、普及率は54.1%、水洗化率は90.6%である。 審査の中の主な質疑。まず、「繰越明許費が約1億3,000万円ある理由は」との問いに「平成29年度に終わらなかった事業で、今、工事については平準化して工事発注ができるよう年間計画を立てている」との答弁。 「ストックマネジメントの進捗状況は」との問いに「ストックマネジメント計画の策定業務委託を平成30年度と令和元年度に行う予定で、施設の状況資料などを集め、状況等やリスク評価をしている」との答弁。 「負担金と使用料の不納欠損額の件数は」との問いに「両方とも5年の消滅時効によるもので、負担金が8件で約62万円、使用料が259件で約180万円である」との答弁。 「不納欠損に対する具体的な方策は」との問いに「平成23年から水道局と徴収一元化をしている。それ以降は収納率が99%の後半くらいになっており、一元化以前のものが残っている」との答弁。 「国の補助金が減額される中で、普及率を上げる方策は」との問いに「共和台や南平台など、大きな団地で集中浄化槽を設置しているところについて、更新する際に重点的に整備するなど、効率のよい整備を考えていく」との答弁。 「人口減少に伴って負担金使用料の傾向は」との問いに「今のところ、人口減少より、普及率の増加による使用料の増のほうが多いという試算をしている」との答弁。 「高千帆地区の雨水排水事業で、下水でポンプ場をつくる計画があったと思うがどうなっているか」との問いに、「平成26年度に高千帆浸水対策事業、基礎調査の計画を立てたが、まず、短期整備で水路の排水能力が低いところの整備を進めている。現在、ポンプ整備には至っていない状況である」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次は、議案第63号平成30
年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計歳入
歳出決算認定についてです。 概要から。平成31年4月から公営企業会計に移行したことに伴い、下水道事業特別会計と同様に、平成31年3月末で打ち切り決算としている。したがって、出納期間中の収入は未収入額に計上され、支出は不用額に計上される。 歳入決算額は8,476万6,337円に対し、歳出決算額は7,738万1,771円となり、歳入歳出差し引き額は738万4,566円である。 歳入の主なものは、農業集落排水使用料2,159万2,341円、一般会計繰入金5,821万1,000円、市債480万円などである。 歳出の主なものは、3地区の光熱費などの需用費925万5,050円、処理施設維持管理など委託料462万240円、公債費6,036万2,799円などである。 平成30年度の水洗化率の状況は、小野田西地区91.4%、仁保の上地区96.1%、福田地区97.3%である。 審査の中の主な質疑では、まず、「農集の汚泥処理費はどの項目に入っているのか」との問いに「業者に委託しており、委託料の中に含まれている」との答弁。 「3つの施設の現況は」との問いに「小野田西地区については処理場の状況が悪いので、今年度と来年度で公共下水の接続事業をしている。仁保の上地区と福田地区については、機能診断と最適整備構想の策定を平成23年度に実施して8年が経過しているので、来年以降に見直しを考えていきたい」との答弁。 「今後、農集の事業を実施するところがあるか」との問いに「市内全域の汚水処理施設構想の中で考えていくが、新規はないと見ている」との答弁。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次は、議案第64号平成30
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 概要から。歳入合計98億1,801万6,337円に対し、歳出合計110億7,157万5,640円で、歳入歳出差し引き額は12億5,355万9,303円の不足となり、令和元年度の歳入を繰り上げてこれに充当した。 なお、単年度収支は875万3,665円の黒字を計上した。 歳入の主なものは、勝車投票券発売収入94億6,592万5,400円、場外発売事務協力収入2億9,607万7,324円などである。 歳出の主なものは、競走事業費98億926万2,672円、前年度繰上充用金12億6,231万2,968円などである。 なお、包括的民間委託料は4億6,779万9,264円、市への収益保証は4,346万8,019円である。 審査の中の主な質疑では、まず、「本場の売り上げ増に向けた対策は」との問いに「魅力あるレース、イベント、催し物を計画していく」との答弁。 「ミッドナイトレースの照明の光が外に漏れることはないのか」との問いに「選手の目線、審判の目線、CS放送の目線、地元周辺に光が漏れないこと、この4つの視点から調整している」との答弁。 「ミッドナイトは何日間を予定しているか」との問いに「今年度は上期7日間、下期11日間の合計18日間を予定している」との答弁。 「重勝式がかなり伸びているが、今後の見通しは」との問いに「ミニの成立数が平成29年度は52セットだったが、平成30年度は709セットであり、当分は続くと見ている」との答弁。 「現在、重勝式の会員数は」との問いに「8月末で約11万人である」との答弁。 「リース料の完済は令和8年だが、債務が完全に返済されるのは」との問いに「現時点での推計だが、令和17年度前後には全ての赤字を解消し、なおかつ一般会計に繰り出しができるのではないかと思っている」との答弁。 「次の走路改修はいつごろの予定か」との問いに「根本的な走路改修は3、4年先と思っている」との答弁。 「日本写真判定との連携はうまくいっているか」との問いに「業務連携として本場開催では毎朝ミーティングをしており、それ以外でも随時協議などを行っている。良好なパートナーとの認識である」との答弁。 「役務費1,263万737円の不用額の主なものは」との問いに「銀行業務手数料を810万円計上していたが、本場開催を行う場合、各場外で売ってもらうため資金を送っていたものが、全場が入金機で自前の資金を持ち始めたことで不用になった」との答弁。 「オートレースの駐車場の問題は延ばすほど難しくなる。計画はないのか」との問いに「契約事であるので、当事者の意向も尊重しながら進めていきたい」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次は、議案第66号平成30
年度山陽小野田市
水道事業決算認定についてです。 概要から。収益的収支について、収入総額は前年度比1.3%増の15億6,130万2,248円に対し、支出総額は14億3,848万8,919円で、この結果、税処理後の単年度純利益は7,238万9,780円である。 有収水量については前年度比0.42%減の742万6,005立方メートル、また、有収率は85.89%である。 資本的収支について、収入総額は2億8,366万2,411円に対し、支出総額は10億3,283万6,150円で、結果、差し引き不足額は7億4,917万3,739円となる。この不足額は、当年度分損益勘定留保資金等に加え、減債積立金2億751万2,231円を取り崩し、全額補填した。 平成30年度末の内部留保金は7億4,978万7,061円、企業債残額は50億4,731万3,684円である。 審査の中の主な質疑です。 まず、「有収率の関係で漏水に対する手だては」との問いに「定期的に目視でパトロール、巡視をしているが、ほとんどは市民からの通報で、早急に修理対応している」との答弁。 「管路の修繕の状況は」との問いに「平成30年度の修繕は宅地内給水管が115件、道路上の給水管が151件、配水管が55件発生している。平成29年度よりは減少している」との答弁。 「メーターの交換の目安は」との問いに「計量法では8年となっているが、8年以内の交換もある」との答弁。 「口径13ミリと40ミリが減って、20ミリと75ミリがふえたことをどう分析しているか」との問いに「13ミリと20ミリはトータルすると減っている。これは人口減少と節水機器の普及等、また、大口径については企業の情勢かと思う」との答弁。 「最近4年間、有収率が下がっているがこの原因は」との問いに「管路の老朽化と密接な関係がある。以前示したように、更新工事に年間約6億2,000万円で約80年かかるが、財源が確保できないため、今は年間5億円程度の更新工事にとどまっている。施設整備が重要だと思っている」との答弁。 「資産減耗費が大きな数字になっているのは」との問いに「平成29年度までに行った送水管改良工事に伴う除去を平成30年度にまとめて行ったことにより、大量除去になったものである」との答弁。 「未収金、不納欠損の状況は」との問いに「今、約1億円の未収金があるが、最終的には99.8%以上は回収している。不納欠損は10年を過ぎたもので年間約100万円ある。今年度は130万円である」との答弁。 「水道料金の値上げをせず、このままでは5、6年先には内部留保金がなくなるのではとの危機感があるが」との問いに「減債積立金や建設改良積立金を活用し、事業量を抑えながら、現状の料金収入で当面は運営したい」との答弁。 「宇部市との広域化に対する考え方は」との問いに「水道事業を事業統合で検討している。1つの事業体となれば料金を同一、サービスも同一であるのが本来の形であるので、その方向で検討している。広域化の時期については令和4年4月1日と考えている」との答弁。 「広域化に向けて簡易水道の方向性は」との問いに「広域化までには上水に統合することで事務作業を進めている」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次は、議案第67号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定についてです。 概要から。収益的収支について、収入総額は2億9,723万2,429円に対し、支出総額は2億7,552万3,331円で、この結果、税処理後の単年度純利益は2,045万3,123円である。 工業用水については、責任給水制をとっており、前年度と同量の年間901万5,500立方メートルを3事業所に給水したが、実績水量は渇水により前年度比11.9%減の757万6,387立方メートルとなった。 資本的収支について、収入は病院会計からの貸付金償還金の6,600万円のみであり、これは平成19年度決算で措置済みで、ほかに収入はなく、支出は建設改良費と企業債償還金を含め、支出総額は3,941万4,134円である。これにより、支出総額全額が補填すべき不足額となり、当年度分損益勘定留保資金3,815万8,214円などで補填した。 平成30年度末の内部留保金は5億9,732万9,785円、企業債残額は1億6,298万7,622円である。 審査の中の主な質疑です。 まず、「資本的収入において長期前受金が補正予算で230万円上がっているが、決算額がゼロである要因は」との問いに「国の補助金を見込んで平成30年度に工事を予定していたが、手続上間に合わなかったもの」との答弁。 「工業用水の今後の見通しは」との問いに「企業訪問などしているが、企業は水の再利用や工場を更新する際に水を使わない施設をつくるなど、努力をされているので、使用水量がふえることはないため、楽観視はしていられない」との答弁。 「資産減耗費に5年分の計上とあるのは」との問いに「西部石油に工業用水を送っている管を上水道と並行して布設していたが、整備をやりかえたことにより、両方の管路とも不要になり、想定以上の資産減耗が出てきた」との答弁。 「周防大島の断水などの災害派遣は誰の判断で行うのか」との問いに「議会の議決を必要としないものについては
水道事業管理者の権限で決定できるとなっている」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で認定すべきものと決しました。 次に、議案第77
号山陽小野田市
森林環境整備基金条例の制定についてです。 概要から。2015年12月に採択されたパリ協定に関連し、平成31年4月1日に森林経営管理法及び同法施行令、同法施行規則が施行された。
山陽小野田市
森林環境整備基金条例は、この法律に関連した森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律により、市町村に森林環境譲与税が交付され、それを財源として森林経営管理に関する事業を行っていくことになるために、森林環境譲与税の受け皿としての基金を設置するための条例である。 内容は、市町村が人工林の森林所有者に対し意向調査をし、その結果に基づき経営管理計画を策定し、経営権を誰かに委託したいという所有者から経営権を取得する。 その後、経営管理実施権分配計画を策定し、森林経営に意欲のある業者等に経営を委託する。事業者が見つからない森林については、市町村が管理するというものである。 現在、東北震災復興目的で復興特別税として1人年間1,000円が賦課されているが、令和5年度で終了する。令和6年度からは森林環境税として同額が賦課される。それまでは、財源がないので、国は暫定的に特別会計から借り入れして、都道府県を経由し、市町村に森林環境譲与税を交付する。金額はその基準に応じ案分される。 本市は、これを基金に積み立て、それを財源として令和3年度までに森林経営管理計画策定の基礎となる森林経営意向調査を実施するための準備をし、令和4年度から森林所有者に意向調査を行い、管理計画を策定し、計画に沿って森林経営管理に関する事業を実施するというものです。 審査の中での主な質疑です。 「対象者は何件くらいか」との問いに「意向調査の前の準備調査で、対象人数、面積などを調べる。現在は把握していない」との答弁。 「なぜ今回の補正で上げたのか」との問いに「施行令、施行規則の施行が平成31年4月1日で、その後、詳細を把握して今回の上程となった」との答弁。 「今後の取り組みとしての啓発は」との問いに「国が明確な取り組みを示していなかったので、まず、森林に携わっている方の実態等も基金をベースに調査して、今後の森林所有者の対応のため、基金を活用する」との答弁。 「本市には、令和3年度までは390万円、令和4年から6年までは580万円、令和7年度以降は830万円交付されるとのことだが、その流れは」との問いに「国税として国が吸い上げ、人口割などの係数をもって県を通しておりてくる流れの財源である」との答弁。 「試算の基準となる本市の私有林の人工林の面積と林業従事者数、人口は」との問いに「試算であるが、人工林が1,125ヘクタール、林業就業者数5人、人口6万2,671人である」との答弁。 「配分が人口での案分に矛盾を感じるが」との問いに「森林の多い地方部は林業育成、林業経営などに、森林の少ない都市部では間伐の利用や利用促進などが考えられている」との答弁。 「この基金の性質は」との問いに「財調のように何でも使えるものではなく、基本的には目的に沿って活用できる目的基金である」との答弁。 質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第82号平成30
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてです。 概要から。平成30年度
水道事業会計決算により生じた当年度未
処分利益剰余金2億7,990万2,011円の処分について、そのうち2億751万2,231円は、裏づけとなる現金が会計内にないため、資本金に組み入れるもので、残る7,238万9,780円は、建設改良積立金に積み立てるものである。 質疑、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後は、議案第83号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてです。 概要は、平成30年度
工業用水道事業会計決算により生じた当年度未
処分利益剰余金2,045万3,123円の処分について、今年度については現金の裏づけがあるので、2,045万3,123円全額を建設改良積立金に積み立てるものである。 主な質疑では、「前年度末残額と当年度末残額が同じということは、資本の部分で変化がないということか」との問いに、「資本金については会計処理をしていないということである」との答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審査のほど、よろしくお願いいたします。(中村博行君降壇)
○議長(小野泰君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。(松尾数則君退場)
○議長(小野泰君) 議案第57号平成30
年度山陽小野田市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 駐車場事業の利用料をふやしていく上でもプリペイドカードを非常に多くの方に利用していただきたいわけですが、現在、販売する先が以前から問題になっているように固定されていますが、これをふやしていくような取り組みはされたんでしょうか。例えば、以前からあったように、駅の売店だとか、そのほかの近隣のお店なんかにも置いてもらうというようなそういったことも必要ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) おっしゃるとおり、前々からそういうお話をいただいておりますが、執行部のほうはそれはなかなか難しいという回答であったので、今回はその件については議論をしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 料金を引き下げれば利用が大きく伸びて黒字になるということを今回の決算は如実に示していると思いますが、債務もなくなって、これをなぜ
山陽小野田市が今後も維持をしていくのか、公共の意味もなくなってきたのではないかなと思うんですが、その点で質疑をされているでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) その点での審査はいたしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第57号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第61号平成30
年度山陽小野田市
地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 地方卸売市場事業特別会計は、市場の運営だけというふうに見られますが、実際には、その中でどのような取引がされているのか、どのような運営がされているのかというのが非常に大きくかかわってまいります。 店舗にしても、ここで事業を展開する方が積極的に利用されれば利用料もふえていくわけですが、残念ながら、これまでは倉庫がわりのような、あるいは事務所として活用されておりまして、利用料の増収にもつながっていないというふうに思っておりますが、市場の運営を担っている小野田中央青果のあり方ですね、これまでも本会議の中でもさまざまな質疑も繰り返され、そのあり方に疑問も呈されてきたわけですが、取引業者が市場から少なくなってきた原因について、先ほど少し説明があったんですが、もう少しこの点についての掘り下げが必要だと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 取引取扱量の減少というのは、もう如実に数字が示しております。その点で執行部のほうにただしたところ、想定できる通り一辺倒の回答ではありましたが、構造的なものがあるということを述べましたが、これはひとえに買参者の高齢化等々があって、それに伴い販売あるいは取引される部分の商品が減ってきたということがありました。 また、市場については、山田議員が一番御存じのように、関係者からも市民懇談会を受けまして、非常に厳しい、ややもすると産業建設常任委員会を否定されるような意見も出ました。 それで、委員全員が危機感を持ちまして、25日の執行部を呼んでの委員会の開催では、非常に委員からも執行部に対する厳しい質問等がありました。 それに対しまして、執行部からも、今まで調査不十分の状況での答弁等があったことに対する謝罪も受けましたので、委員会としては、今後、市場の活性化といいますか、正常化については十分注視をしていきながら進めていくべきだというふうに考えております。 当然、委員会の再編もございますので、その辺は次の委員会にこれを継続して審査していってもらうようにお願いしようという気持ちではあります。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) では、市場存続に向けて、委員の皆さんからそういう思いで今回の議案審査には当たられた。市場のさらなる活性化に向けた思いが発揮されたような、そういう審査になったんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 市場についてはずっと継続してその点を重視しながらやってまいりましたが、今回は決算認定ということでありましたので、これに重点を置いて審査いたしました。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) 議案第61号平成30
年度山陽小野田市地方卸売市場特別会計歳入
歳出決算認定について、反対討論を行います。 本事業については、昨年のこの場において、市場運営の正常化を求める討論を行いました。 その後、卸売市場の運営を行う小野田中央青果の社長交代や市場条例の改正など、取り組まれてまいりました。 中央青果については、本会議の一般質問において幾つも問題点を指摘し、改善を求めてきたところであります。 条例違反を放置してきた市の責任は重大であり、そのために取引業者が少なくなり、結果として本市場の取扱高の減少を招いているところであります。その影響が卸売市場に対して毎年のように繰り入れが必要となってきているわけであります。 運営正常化に向けた動きとして運営協議会が設置されましたが、これも正常化に対して余り効果を発揮しないのではないかと言わざるを得ません。
山陽小野田市として市長を先頭にした正常化に取り組まれることを求めて、反対討論といたします。(山田伸幸君降壇)
○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第61号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第62号平成30
年度山陽小野田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この事業で私は最近あることに気がつきまして、それは水洗化率の問題であります。農業集落排水の事業関係では93%、94%程度にまで上がっているわけですが、下水道事業については90%にとどまっております。 管は来ても、これと結束することのできていない市民が多くおられるということですが、これに対する努力、今行われているのは、3年以内に工事をすれば利息の補給というのがあるわけですが、これをさらに特別の努力をしてでも水洗化率を上昇させていくことが必要ではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 公共下水が54.1%ということで、これは前々から言っておりますように、国の補助金が非常に少なくなってきているということから、当初は年1%増を目指していたのが0.5%を目指すようになったということで、浄化槽への転換が図られているという状況です。 今おっしゃったように、もう既に近くまで公共下水が行っているのに、なおかつまだその管につなごうとされていない方、この辺の努力という点はもちろん必要と思いますが、個人のいろいろな問題もあろうかと思います。その点について詳しく審査したわけではありません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 次に、負担金の問題です。これを以前から私が問題があるというふうにしておりましたが、都市計画税を徴収した上で同様の面積に対して負担金を徴収するというのは二重取りだと、あるいは都市計画税の上乗せ徴収になるのではないかという指摘もこれまで行ってきたわけですが、この点について審査されているでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) その点について、今回は審査しておりません。以前の回答では、これだけがその要件ではないという答弁があったということは記憶しております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。笹木議員。
◆議員(笹木慶之君) 委員長にお尋ねします。 概要の中で、出納整理期間中の収入は収入未済額に計上され、支出は不用額に計上されるとありますが、となれば、歳入は平成30年度の債権になるんですね。不用額となれば計上されませんから歳入は起こりません。バランスがとれていないと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) そういった会計の内容について踏み込んだ議論はしておりません。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第62号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第63号平成30
年度山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計歳入
歳出決算認定の質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第63号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第64号平成30
年度山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 報告の中で、市への収益保証は4,346万8,019円であるというふうにされておりますが、この収益保証部分は、これがどのように活用されていくのか、使い道についてお答えください。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) その点については、本来、包括的民間委託に対しても6億2,000万円、本市に対する収益保証についても6,000万円となっておりますが、その使い道についての具体的な内容までは審査をしておりません。 ただ、公益事業等ありますので、そういった部分にも使われているのかなという気はいたしております。
○議長(小野泰君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) では、そういった公益事業、これに対してどのような金額が使われ、どのような事業が行われたんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) ちょっとお待ちください。まつば園、あるいはみつば園等々に、トイレの改修とか、さまざま使われているというようなことがありましたので、少しお待ちください。 すいません、実績表に載っているとおりです。実績表の52ページをごらんください。 具体的には、まつば園、みつば園等々のトイレやボイラーの改修等々に使われているということです。今年度はたしか1,500万円、今までは1,000万円を目安としておりましたが、1,500万円というふうになっているということです。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) もう1点、重要な点が、今、国を挙げて、URやったですかいね、ギャンブルを全国の主要都市で広げていくということが──IRでしたね、すいません──進められているわけですが、その中で議論になっているのがギャンブル依存症対策です。 私も以前、山陽オートでギャンブル依存症になられた方の御家族から相談を受けて、破産もできないということで、いろいろな立ち直りのための支援等、さまざまな形で取り組んだことがあるんですが、ギャンブル依存症対策も当然必要となってきているんですが、その点について議論されているでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今回はその点について議論しておりませんが、以前から執行部はそれに非常に注意を払って、本場等々にそういった看板等を掲げているというような答弁があったということです。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第64号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第66号平成30
年度山陽小野田市
水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 先ほど少し委員長のほうから報告もあったんですが、現在、水道局が宇部市との合併に向けた協議を進められております。まだ合併協議会の設置というふうには至っておりませんけれども、こういった問題は市民にも周知をしておくべきではないかなと思うんですが、市民への周知についてはどのようになっているんでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 今月の2日に所管事務調査でその点について調査をいたしました。その時点、あるいは、ここの決算認定の審査の際、9月6日でしたが、その時点ではまだ公表できる段階ではないという状況でありました。 新聞紙上では、今月の18日に山口新聞に公表がされたということで、この件について、委員会の中でも言っておりますが、平成28年12月のときに全員反対といいますか、否決をしたこともありますので、周知については水道局は十分やっていくのではないかというふうな気持ちもありますし、委員会としても、今度の9月議会報告会において、これをテーマにして市民の方の意見をしっかり聞いて、今後、議案が上程された場合にはそれをもとに審査をしていきたいというふうに思っております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) 議案第66
号山陽小野田市
水道事業決算認定について、反対討論を行います。 水道事業をめぐっては、3年前に突如のように料金の引き上げを提案し、議会から全員が反対する事態となりました。 その後、水道局は、宇部市水道局との広域合併を模索する動きが強められ、今では合併協議会の立ち上げが寸前まで来ている状況です。 しかし、宇部との広域合併の動きは市民にはまだ知らされておらず、水道料金引き上げ提案前のように唐突なイメージを持たれる市民が出てくるのではないでしょうか。 水道料金値上げの理由として挙げられた将来の水道施設の改修工事費用の捻出はこの中でどのようになっていくのか、宇部市との水道事業統合は市民にも知らせ、合意を図る努力をすべきです。 今後、合併協議の進展の中で市民に知らせるとしても、それはあくまでも合併が前提となります。 市民の納得を得る努力を抜きにした合併協議のあり方には問題があることを指摘して、反対討論といたします。(山田伸幸君降壇)
○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第66号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第67号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第67号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。(松尾数則君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第77
号山陽小野田市
森林環境整備基金条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 森林の整備は災害を防止するという観点からも非常に重要な取り組みです。 しかしながら、基金は、さっき金額をお聞きしましたけれども、これで本当に災害を防止するような、そういう森林環境整備ができるのか、大変心配されることですが、特に所管の委員会の体制が私はまだ十分整っていないというふうにも思っておるんですが、こういった基金の使い方が単なる森林の整備に終わるのか、それとも災害防止としての観点も持っているのか、その点はいかがでしょうか。
○議長(小野泰君) 中村委員長。
◎産業建設常任委員長(中村博行君) 災害防止等々についての審査はいたしておりません。 ただ、森林に関して一歩踏み出したかなという印象は持っております。
○議長(小野泰君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第77号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第82号平成30
年度山陽小野田市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第82号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第83号平成30
年度山陽小野田市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第83号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。それでは休憩いたします。────────────午前11時58分休憩午後 1時 再開────────────
○議長(小野泰君) これより、午後の会議を開きます。 午前中に引き続き会議を続行いたします。────────────
△日程第5議案第56号・第68号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第5、議案第56号平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について及び議案第68号令和元
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第3回)についての議案2件を一括議題といたします。 本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。矢田委員長。(矢田松夫君登壇)
◎一般会計予算決算常任委員長(矢田松夫君) 御苦労さまです。 それでは、平成30年度決算の一般会計予算決算常任委員会の報告を行います。 それでは、9月4日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案第56号平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定及び議案第68号令和元
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第3回)については、総務文教分科会を9月5日、6日に、民生福祉分科会を9月9日、11日に、産業建設分科会を9月9日に、理科大分科会を9月10日に、また、委員会を9月4日、9月25日に開催し、慎重審査をいたしましたので、お手元にあります
委員長報告概要とあわせて審査結果について御報告をいたします。 まず、議案第56号平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について御報告を申し上げます。 決算審査に当たっては、それぞれ37の事業を抽出し、執行部に対し、資料の提出を求めました。 事業審査を中心に各分科会で審査を行いました。 まず、歳入歳出決算の概要であります。 歳入は、前年度と比較いたしまして、市税や地方消費税交付金、財産収入、繰越金などの増があるが、国庫支出金や県支出金、繰入金、市債などの減により、4億3,944万4,513円減の324億5,863万1,139円となりました。 歳出は、前年度と比較し、小・中学校、幼稚園空調設備整備事業の皆増のほか、財政調整基金積立金や新火葬場整備事業などの増があるが、山口東京理科大学薬学部校舎整備事業や病院事業会計繰出金などの減により、5億2,041万3,150円減の312億7,035万7,979円となりました。 歳入歳出差し引き額は11億8,827万3,160円となり、このうち、令和元年度に繰り越すべき財源5,016万1,178円を除いた11億3,811万1,982円を翌年度へ繰り越しをいたしております。 次に、歳入の主な内容であります。 1款市税では、市たばこ税及び都市計画税を除く全ての税収増、前年度比5億4,159万1,000円増の105億2,879万5,000円であります。市税が100億円を超えた理由は、市内一部の企業で業績が好調であったためであります。 10款地方交付税は、合併算定替えの終了による段階的縮減の4年目に当たりまして、前年度比2,264万2,000円増の60億273万9,000円であります。 16款財産収入は、前年度比7,390万7,000円増の1億881万3,000円であります。 市有地売払収入の内訳は、全部で13件を売り払いました。そのうち、一番大きいのがニチイ跡地であり、約8,300万円で売り払いました。 次に、歳出であります。 審査対象事業を中心に、その主な内容を報告いたします。 まず、シティセールス推進事業であります。 市の認知度の向上を図り、交流人口の増加、移住・定住促進につなげるため、市の魅力を市内外に発信するともに、新たな魅力の発掘に取り組むものであります。 平成30年度には、主にシティセールス推進体制の整備及び推進方策の検討を行い、決算額はシティセールス推進協議会報償金やのぼり旗の作成等、合計で246万6,416円であります。 活動指標であるホームページとSNSの閲覧数は、ホームページの閲覧数が71万4,352件、フェイスブックが28万4,807件であります。 主な質疑といたしまして「決算額では、具体的にはシティセールス推進協議会の報償金とのぼり旗の作成である。初年度からもっと大胆に動いていくのかと思った」との質問に「この事業は第二次総合計画の重点プロジェクトにかかわっており、重きを置いていくということだったが、この事業は補正予算で計上され、スタートがかなりおくれて事業の期間が丸1年なかったと委員からの指摘があった」との答弁がありました。 次に、シティセールスPR強化事業であります。 本市のPRロゴマークの作成と厚狭駅新幹線口2カ所への本市のポスター掲出によるPRを実施いたしました。 決算額は広告料やデザイン委託料等、合計で130万6,520円であります。 厚狭駅新幹線口へのポスター掲出による効果は、利用者が必ず目につくであろうという位置に掲出し、相当なPRになっていると推定しているとのことでありました。 主な質疑は「他市からの問い合わせや観光客がふえたかを活動指標にするべきだが、そのような議論はされたのか」との質問に「この2つの事業は、そもそも1つに絞って、活動指標とか成果指標をきちんと1つにすべきとの指摘もあったが、この事業は国の地方創生に関する補助金の関係で2本立てとしている。今取り組んでいるのは、スマイルプランナーをどんどんふやして、その人たちに情報発信してもらい、情報共有していくことで、ようやく昨年のこの時点ではスマイルプランナーは60名22団体であったんですが、現時点では130名44団体にふえており、その辺をもっと強化していくことがPRについても成果をもっと拡大するという目標を持って取り組んでいくという説明を受けた」との答弁がありました。 次に、キャンプ誘致推進補助事業であります。 2020年の東京パラリンピックに向け、パラサイクリング日本ナショナルチームのキャンプ誘致及び選手と市民の交流事業を積極的に推進するため、平成30年度は2回キャンプを受け入れ、決算額は150万円であります。 活動指標である合宿は目標3回に対して2回実施、交流事業は目標6回に対して2回実施であり、2020年に向けてより多くの人に興味関心を持ってもらうことが必要であります。 次に、かるたによるまちづくりの推進事業であります。 競技かるたの普及活動を展開することにより、「かるたのまち
山陽小野田」の復活を図り、本市の知名度向上や交流人口の増加を図ることを目的として、平成30年度から3年間、小・中学校へのかるた札の配布、かるた教室やかるた大会の開催、かるたのデモンストレーションや講演会などの開催を計画しているとのことであります。 市内の小・中学校に初心者用のかるた札を256組配布し、また、初心者対象のかるた教室と県内の小・中学生有段者10名が参加した競技大会を1回開催し、決算額は35万7,150円であります。 活動指標で、かるた教室を12回開催する予定が1回だった理由は、
山陽小野田市かるた協会との協議に取りかかるのがおくれたとのことでありまして、今年度は目標をクリアできるようにしているとのことであります。 小・中学校や教育委員会との連携は、令和元年度はかるた教室で学校に出向く予定にしており、学校教育課とも協議したいとのことであります。 次に、生活改善・学力向上事業であります。平成18年度から市内全小学校、平成19年度から全中学校に導入し、児童生徒の学習意欲、基礎学力の向上を図るものであります。 「モジュール学習を行うことで全児童生徒が集中して授業に取り組めていると思うか」との問いに「そう思う」「やや思う」と肯定的に回答した学校が100%でした。ただ、「そう思う」という積極的な回答をしている学校が半数を切っているので、児童生徒の個人差に対応した教材の開発普及と指導方法の研究、各学校の好事例の普及、若手教員がふえており、さらに効果的な指導方法の習得が必要であります。朝食を毎朝食べて登校する児童生徒の割合が昨年度より2%下がり、89%であったため、生活習慣の改善が非常に難しい状況にある家庭環境に対して、継続して個別に働きかけていく」とのことであります。 主な質疑については、「基礎学力とは、読むこと・漢字を書くこと・計算する能力とのことであるが、これを本当に基礎学力と言っていいのか。一番の問題は、自分を今後どのように向上させていくかをみずから考えていくような子供に育てていくことが求められているのではないか」との質問に「『基礎学力とは』については、この生活改善・学力向上事業の中における基礎学力という定義についての質問に対する答弁だったと思う。モジュール学習は、読み・書き・計算を着実にできるような訓練をし、それが身につくことにより、今言われた理解力などにつながっていく。まずはその土台をつくることを全市を挙げてやっていくということを平成18年度から取り組んでいる。これは継続していくことによって、アンケート調査にもあるように、どのようにしたら子供たちの学力や生活習慣が変化しているかということの問題点、課題も出てくると思うので、そういった事業評価を分科会として行った」との答弁がありました。 次に、学校給食実施事業であります。 平成30年度は2学期の給食から1センター方式となり、1日当たり5,315食が提供できたとのことであります。また、食中毒数とアレルギー事故発生の件数はゼロ件であります。決算額は7,753万5,090円であります。 給食センターの役割の一つであります食育指導を活動指標または成果指標の中に入れることについては、センターに学校教諭、学校栄養職員が3名おり、平成30年度には各学校で33回訪問しています。次年度、指標に入れることを検討したいとのことであります。 従来の給食方式と新たな提供方式の財政分析や他市の同様の事業体との比較については、財政分析はまだ1年の実績がないので難しい。また、他市との比較はできないとのことであります。 主な質疑は、「最近は冷凍食品がふえているということの議論はあったのか」との質問に「今回の給食実施事業については、冷凍食品の割合がどれだけになったかという数値は示されていないが、給食センターとなり合理化することで、給食に係る経費が抑えられ、給食費が今までと同じ額であれば、その金額差額分はケーキやプリンなどの嗜好品が今まで以上に給食として提供されるようになった。また、センター開始直後はかなりカット野菜の割合が多かったが、現在はそれほどカット野菜については使用はふえていない」との答弁がありました。 次に、
山陽小野田市観光プロモーション調査事業であります。 市の観光における現状と課題について、焼野海岸エリアを中心に、市内全域を対象に来訪者調査、宿泊者調査、宿泊施設調査、地域資源リスト作成、市内観光関係者へのヒアリング、公共施設現地視察・ヒアリング調査、市内在住者対面調査、モニターツアー等を実施して、決算額は620万7,200円でありました。 調査報告書で取りまとめられた課題や対応案などについては、今年度策定中の観光振興プランに生かしていくとのことであります。 この委託先は株式会社JTB山口支店と株式会社JTBプランニングネットワークのJJ共同体で、公募型のプロポーザルで5社からプレゼンテーションの申し込みがあったということであります。 次に、子育て総合支援センター(スマイルキッズ)の管理運営事業についてであります。 平成30年4月1日に供用開始し、オープン初年度での利用者は、目標の5,800人に対して、実績は2万2,436人でありました。 今後の課題といたしましては、初年度の実績に満足することなく、スマイルキッズが本市の子育ての支援拠点施設としてさらに多くの方に親しんでいただくことができるよう、6つの事業のさらなる連携に取り組んでいきたいとのことでありました。 校区ごとの来館者の統計をとり出したのが5月の中ごろで、どこから来たのか不明という方は分母に含めていないが、高千帆校区からの来館者が39%、厚狭からは17.5%、小野田が12%、高泊が9%です。来られた方の話を聞く限りでは、リピーターも大変多く、夏にはほとんど毎日来られる方もいると聞いているとのことであります。 来館者へのアンケートに、来館の手段についての項目を現在は設けていないので、今後検討するとのことであります。駐車場は50台でありますけれども、日常的な使用で特に不足したという声はなかったということであります。 施設の2階では健診を定期的に行い、それに加え、民生児童委員の研修会場や県の母子保健の研修、子育て関連の研修の場としても活用しているとのことであります。 子育てコンシェルジュ事業は、来館相談者数32人となっているが、プレイスペースに遊びに来られた方でコンシェルジュはきめ細かに声をかけているとのことであります。日常的な相談件数は捉えにくいということもありますが、数字にはあらわれないことがたくさんあるとのことであります。 本山や津布田からの来館者が大変少ない状況であり、周辺地域の人に来館してもらうために広報で大々的にPRし、オープニングセレモニーの開催、
FMサンサンきららでのPR、出前講座を行った際にスマイルキッズの話をメーンにするなど、多くの方に知っていただくための努力はしているとのことであります。また、母子手帳の交付、健診事業や家庭訪問などで細かく直接PRすることを心がけているとのことであります。 主な質疑といたしまして、「市外からの利用者数はどれだけで、市民の利用を圧迫していないか」との質問に「市外からの利用者数は出ておりませんが、圧迫しているという話は出ていない」との答弁がありました。 次に、地域子育て支援拠点事業(子育て総合支援センター事業)でありますが、地域の子育て中の親子の交流促進や育児相談等を実施し、子育ての孤立感、負担感の解消を図り、子育て家庭を地域で支えるために取り組んでいる事業であります。 プレイスペースの整備により子供の遊び場を提供するとともに、子育て中の親同士の交流の場にもなっており、キッズキッチンを初めとしたさまざまな講座を開催し、生き生きと子育てができる環境づくりの実現に取り組んでいるものであります。 施設利用者の目標値を2,700人としましたけれども、実績は1万8,656人でありました。 イベントを多彩に行うため、センター長もいろいろ知恵を絞って、たくさんの人が集まる講座を開催しているとのことであります。また、今年度のワークショップの募集に、こんな特技があるのでやってみたいとの応募が結構あり、それが今後の講座にもつながればと思っているとのことであります。 次に、家庭児童相談事業であります。 児童虐待の未然予防のための取り組みや、保護や支援を要する児童に適切な支援を行うための取り組みを行っており、相談実績は60件87人でありました。 相談件数をふやしていくという目標を立てているのは、虐待等の事案が重症化する前に、小さな事案の段階から相談を受け、早い段階で支援を必要とする児童や家庭に支援を行いたいと考え、設定したものであります。 平成30年度からは相談員を1名増員し、2名体制として、実施場所もスマイルキッズに移し、子育てコンシェルジュや子育て世代包括支援センターココシエの保健師との連携を図ることにより、事業のさらなる充実に努めているところであります。 相談室はプレイスペース側ではなく後ろに設置しており、相談者は裏口から入れば人の目に触れることなく相談することができるとのことであります。家庭児童相談員は2人とも元教師で、いろんな過去の経験から、児童の相談などを受けた経験を持っている方であるとのことであります。相談後の援助結果は、実績の87人については、実際に指導で入ったものが27人、児相に任せて送致したものが10人、今後継続して見守るものが50人となっているとのことであります。 次に、山陽地区公立保育所整備事業であります。 公立保育所再編基本計画に基づき、山陽地区の公立保育所4園を2園に再編整理し、うち1園を厚狭駅南部地区に定員140名の保育所を新設整備する事業で、令和4年度使用開始を予定しているとのことであります。 平成29年度から30年度にかけて取り組んだ基本設計が平成30年6月に完了し、実施設計、建設予定地の測量、分筆、地質の調査、用地購入をしたものであります。 土地開発公社からの簿価での土地購入については、土地開発公社は法律に基づいて設立をされまして、土地を先行取得し、市が土地開発公社に対して債務保証しているということもあり、通例どおりの簿価で買っているとのことであります。 開園後、園児たちの移行については、段階的に移行するのか、3園で希望する者が一遍に行くのか、具体的なことは今から検討するとのことであります。 出合保育所の跡地については、地元からの統廃合による保育所の利活用についての要望書を昨年度いただいていたとのことで、公共施設の利活用にということで、担当課ではなくて企画政策課も含めて庁内で検討協議を進めているとのことであります。 次に、放課後児童対策事業、いわゆる放課後児童クラブであります。 就労等により保護者が昼間家庭にいない児童の健全な育成を図るため、市内12小学校校区において放課後及び長期休暇期間等に小学校空き教室や児童厚生施設等を利用して児童クラブ事業を実施するものであります。 児童クラブ申込児童数に対する受け入れ率については、平成30年度が98.9%で、平成29年度の95.6%から伸びている。その要因は、平成30年度に第二厚狭児童クラブを整備したことにより、厚狭児童クラブでの待機児童が解消されたためであります。 支援員が不足している理由は、賃金面が課題の一つであると考え、積算根拠を見直すに当たり、委託料の範囲内で市が最低賃金のみを提示して、あとは各事業所で自由に設定できる仕組みに変えた。受託者に聞くと、若干今年度も応募がふえたという話は聞いていますが、支援員の中には扶養の範囲内でパートで働くことを希望している方もおられ、賃金が高ければいいというものではないという声も聞いているとのことであります。全国的な働き手の不足、保育士不足も大きな要因であると思っているとのことであります。 民間事業所の児童クラブ実施については、できればという思いはありますが、高千帆小学校区内の幼稚園には何度か打診したが、いろんな面で難しいという返事があったとのことであります。 児童数がふえるところは空き教室がなく、民間事業所が受けてくれればいいんですが、それも難しいということになれば、新しく整備するしか方策はないと思っております。課題になっているところから順次検討しているとのことであります。 次に、成人健康診査事業であります。 がん検診及び女性の健康診査については、健診方法は、集団健診、個別健診で行い、受診率に関して、がん検診の種類によっては目標とする13%を超えているものもありますが、全てのがん検診の平均受診率は8.0%となり、受診率が向上していかない現状であります。 新たなステージに入ったがん検診の総合支援事業は、成人健康診査事業の一つとして実施をしており、市が実施するがん検診の受診を促進し、がんの早期発見につながることにより、がんによる死亡者の減少に対して、国が受診率向上に効果があるとしている受診勧奨資材を個別郵送する事業、年度内に21歳及び41歳になる女性に対してそれぞれ子宮がん検診と乳がん検診の無料クーポン券を個別郵送する事業、各がん検診の精密検査未受診者に対して個別に受診勧奨する事業であります。 ヤクルトとの協定や商工会議所を通じてのPR、クーポン券の発送やピンクリボン月間の集中PR、女性のための託児つき検診など、さまざまな取り組みを行っているけれども、今後も先進事例などを研究しながら、受診行動につながる方策を検討していきたいとのことであります。 ヤクルトの連携については、年2回、ヤクルトレディが回っている家にがん検診のチラシを届けてもらっているとのことであります。 がん検診受診率向上に向けて、平成30年度からはマイレージを導入しているが、これも検診の受診率向上に向けた取り組みの一つであり、また、乳がん検診にも力を入れたいとのことで、38歳の方のお試し乳がん検診やピンクリボン月間の集中啓発など、毎年さまざまなことを行っているとのことであります。 40歳以上の生活保護受給者の健康診査の平成30年度の受診率は低く、生保担当課と協議を行い、ケースワーカーから受診勧奨してもらえるよう、健康増進課からの情報提供と生活保護受給者の方にお渡しできるチラシ等の作成を今考えているとのことであります。 医療機関に対してがん検診を勧奨していただくための努力については、年度初めに検診に対する説明会を全医療機関に集まっていただき行っているとのことであります。そのときに、事務的な説明だけではなくて、ぜひ患者にも周知していただきたいとの説明や、健康増進課で作成しているがん検診のPR用のチラシやポスターを配布して掲載等をしていただいているとのことであります。 肺がん検診については、個別勧奨したほうが受診率が高いという成果が出ている。肺がん検診の受診勧奨はがきの発送については、平成30年度が初回年度で、今年度は逆に偶数歳の方に発送して同じような効果が出るかというのを検証していきたい。その結果、効果があれば、継続するかを検討していきたいとのことでありました。 21歳を対象とした子宮頸がん無料クーポンのこの年齢以外への配布については、クーポンの発送自体は効果があると考えているが、これが無料だからなのかということを含めて、他市との状況を研究・検討していきたいとのことであります。 次に、産婦健康診査事業であります。 産後うつ病の予防や新生児への虐待予防を図るため、産後2週間と1カ月の産後間もない時期の産婦に対する健康診査を病院等に委託して実施するもので、平成30年度から開始したものであります。 健診の結果、支援が必要な産婦に対して家庭訪問などを行い、必要な支援を行っており、産婦の自己負担はゼロであります。 今まで産婦健診は実費だったため、経済面から受けられない方もおられたが、自己負担がないということでほぼ全産婦が受診しており、全ての産婦に対するリスク管理にもつながっていると考えているとのことであります。 この事業の実施により、医療機関等も産後の支援に対する意識が高まり、心配なケースに関して直接、健康増進課に連絡が入るケースも増加しており、産婦に対する支援体制が厚くなってきていると感じているとのことであります。 要フォロー者の対応率が100%近いという点は評価できるとの委員からの意見もありました。フォローを要する者の件数は54件で、フォローは保健師の訪問または電話での対応が主であるとのことです。 フォローのために訪問したときに、もう一度、産後うつのリスクの指標をとっているが、話を聞き、フォローしていく中で、その点数は落ちついてきているとのことであります。 次に、産後ケア事業であります。 産後に心身の不調や育児不安があるなど、支援が必要と認められる産婦に対しての心身のケアや育児サポート、休養機会の提供等支援を提供するものであります。 医療機関などに宿泊や通う形の宿泊型とデイサービス型、自宅に助産師などが訪問するアウトリーチ型の3つの種類があります。 開始初年度の平成30年度は実績ゼロで、令和元年度は8月時点で延べ6件の利用があり、改善に向けた取り組みが少し生かされてきているのではないかと感じているところであります。 昨年度精査した結果、手続には課税証明等が必要になり、産後すぐに準備に入ると煩雑になるのではないかということで、今年度はこの事業の利用が必要になりそうな妊婦に対し、妊娠中から事業の説明を行っているとのことであります。また、入院後、退院せずにこの事業に結びつくほうが自然であるということで、医療機関との連携を図っているとのことであります。 産婦健診事業の要フォロー者に対して、産婦健診からの利用勧奨を行ったケースもあるとのことであります。 次に、バス路線再編計画策定事業であります。
山陽小野田市地域公共交通網形成計画に掲げたバス路線再編の方向性をどのような形で現実のバス路線に具体化するのか、明確にしようとするものであります。 計画作成に当たっては、コンサルタント会社に委託し、支援を受けながら、本市にとって最適な公共交通体系の構築につながるように努めたとのことであります。 今年度から再編計画に基づく具体的な事業に取り組み、令和2年度末の完了を目指すものであります。 人口減少からバスの小型化は当然考えており、4月から厚狭北部便では14人乗りの車両に更新したとのことであります。 今後2年間で策定した計画をできるところから実施するとのことであります。 乗りかえの際の料金の融通性の検討については、運送法等で決まりはあるが、利用者負担軽減のため、ICカードの導入など、検討したいとのことです。 主な質疑は、「10月がバス路線の時間とかの見直しになると思うが、今回の再編計画というのはこれに反映されるのか」との質問に「やれるところから取り組んでいくということであるので、当然それは反映されるというふうに認識している」との答弁がありました。 「山陽地区に大きな病院がなくなり、一度で済む総合病院に行きたいという要望は非常に強いが、バス路線再編計画策定事業の中で、そのような問題の検討が行われたか」との質問に「今回の再編計画では、各地域9カ所の場所を中心に、そこからの発着の場合、どういうシステムがよいのかということが示されている。具体的な地域の足の確保といったものが計画の中に盛り込まれていると思っている」との答弁がありました。 「高齢化が進み、高齢者の日常の足の確保は緊急の課題でありますが、その点で市民の意向調査などはバス路線再編計画には含まれているのか」との質問に「この再編計画にはそういったことは具体的には書いていないが、委員会から他市での取り組みを紹介し、その取り組みを参考に地域での意見を十分聞いていきたい」との答弁がありました。 子育て女性等就職応援事業についてであります。 第二次
山陽小野田市総合計画における重点施策の一つで、結婚・出産等による離職から再就職を希望する女性を対象として、就業再開に必要な知識・技能を習得できる機会を提供して、地元事業所で就職できるよう支援するものであります。 事業の委託先は学校法人YIC学院で、研修内容は1日4時間の15日間、パソコンの基本技能やビジネスマナーなど、幅広いカリキュラムが盛り込まれているものであります。 成果指標の参加人数の達成率は60%、研修生の就職率は55.6%でありますが、4月以降の研修生の就職率はさらに高くなっているとのことであります。引き続きこの事業の周知を図り、時勢に合った研修内容で成果を拡充したいとのことであります。就職先は、昨年度は接客業に3人、事務職に1人、看護師として病院が1人であるとのことであります。 約15日間、各4時間でのスキルの習得は、子育ての方を長時間縛ることは難しいことから検討した結果とのことであります。また、YIC学院は職業訓練にたけており、短期間で教えるノウハウを持っているとのことであります。 幼児教育の無償化で受講者がふえた場合の対応については、総合計画の重点施策であり、どんどんふやしていきたいが、YIC学院では15人ぐらいが限界と聞いているので、それ以上になれば予算の増額を検討するとのことであります。 次に、創業支援事業であります。
山陽小野田市創業支援事業計画に基づき、創業を希望する方への個別相談、会計処理相談など、各種相談会、創業セミナー等を実施するものであります。 両商工会議所への委託事業で特定創業支援事業に位置づけ、創業に至った方に市が認定証明書を交付するものであります。 活動指標の創業相談件数は達成率92%、成果指標の創業者は達成率30%であります。 創業の支援のため、有効な事業と判断し、起業塾など、創業について学ぶ場の提供による創業支援の充実を踏まえ、成果を拡充するため、コスト投入の方向性を打ち出したものであります。 創業につながらなかった方へのアフターフォローは、意見交換をしながら相談者に合った対応をしていきたいとのことであります。 次に、山口東京理科大学生定住促進事業であります。 本市に住民票を置く理科大生に対して、インセンティブとして住まいる奨励金を交付し、本市への定住を促進させるとともに、商業振興を図ることを目的として実施するものであります。 実施主体は
山陽小野田市で、学生への交付事務は山口東京理科大学、協力店募集は小野田・山陽両商工会議所、民主商工会に協力していただいており、協力店は合計で233店であります。 交付結果は、全学生1,101人のうち市内在住の学生が629人、うち市内に住民票がある学生は303人で、奨励金の交付を受けた学生が188人という結果でありました。 成果指標の入学時に
山陽小野田市の住民基本台帳に登録している学生の割合の達成率は42%であり、その一番の原因は事業開始が10月になったことであります。 周知方法を見直し、学生の市内居住促進や協力店舗増などに努め、制度拡大を図っているとのことであります。 領収書方式の交付方法については、当初、商品券で企画していたが、学生のメリットを考え、協力店をふやすため、協力店が換金をする必要のない領収書方式にしたとのことであります。 アンケート結果の分析、聞き取り調査から、今の学生にとっては余り魅力的ではないのかと思ったとのことであります。今後は、合格決定通知を送るときにチラシを同封するなど、1年生からしっかりPRをし、4年後には成果指標の達成率70%を目指すとのことであります。 次に、東下津地区内水対策整備事業であります。 平成21年、22年に連続して浸水被害が発生したため、その対策として東下津排水機場の排水能力を上げる必要性からポンプ施設を増設する事業であります。 平成30年度の決算額は、調査設計委託料115万9,920円、工事請負費1億7,515万7,600円であります。財源は、地方債1億7,630万円と一般財源3,652万円であります。 活動指標の建築工事、電気
機械設備工事は達成率100%だが、土木工事は進捗率75%です。令和2年度末に事業を完了するため、コストを維持し、各工事の実施も維持して事業を進める必要があります。 落札価格が低過ぎるのではとの懸念が指摘されたが、電気機械には最低価格がないので、落札額は低いが問題はないとのことであります。 ポンプの容量については通常10年に一度降る雨量、10年確率で設置をするが、この場所は1時間に72.6ミリの雨が降っても大丈夫なように設計しているとのことであります。 次に、小規模土木事業であります。 自治会が事業主体として実施する道路や水路及び安全施設の整備について補助する事業であります。限度額は200万円、事業費の補助率は70%であります。 平成30年度は、平成29年度までに受け付けたものと平成30年度に受け付けた緊急分を事業実施したということであります。総件数は54件、総事業費は3,619万3,621円で、このうち2,662万5,000円を補助金として市が支出をいたしました。 補助率をもとの80%に戻す市民要望があることについては、事業の停滞を解消するため、平成28年度受け付け分から補助率を70%にした。今後の事業の進捗状況を確認しながらしないと難しいとのことでありました。 主な質疑は、「議会カフェの中で、大きい自治会は負担能力があるけれども、小さい自治会にとっては3割というのは非常に大きい。ぜひ小さな自治会に対しての配慮を検討してほしいという要望があったが、その議論はあったのか」との質問に「市のほうで70%、80%と割り切っているが、状況に応じては75%なども考えたらどうかという指摘をしていこうという自由討議での意見があった。柔軟な対応ができるように意見を言いたい」との答弁がありました。 次に、公立大学法人山口東京理科大学運営費交付金事業であります。 決算額は15億4,291万5,000円で、財源の内訳は、公立大学法人運営基金繰入金が2億3,755万8,597円、まちづくり魅力基金繰入金が50万円、一般財源が13億485万6,403円であります。 課長提案事業の市内定住促進事業については、紹介数は119件、そのうちの
山陽小野田市内のアパート入居者は106件、入居率は89.1%であります。市内の在住状況は、自宅からの通学者が35人、市内の下宿が777人、合計812人。学生数に占める割合としては68.5%が市内に居住されており、このうち61.8%の502人が市内に住民票を置いているとのことであります。 次に、公立大学法人山口東京理科大学薬学部校舎建設事業であります。 平成30年度の事業は、平成29年度から繰り越した事業と駐輪場等の外構工事、管理棟及び温室を除く構内薬用植物園の整備、運動場及びテニスコート整備のための調査設計、薬学部研究機器類の整備など、総額27億8,816万3,845円であります。予定した金額からの増加分は、委託料が1,637万8,200円、工事費が4億1,823万2,360円であります。 次に、各分科会における自由討議について報告をいたします。 一つは、福祉センターについてであります。 高千帆福祉会館では2階に上がるのに階段しかなく、高齢者が上がれない状況であり、急いで対応すべきである。中央福祉センターについても何らかの対応が求められているのではないか。児童館にもいえることだが、山陽地区にいかに同じような機能を持たせたものを置くかということだ。新築がベストだが、難しい面もあるので、既存の施設を活用することも含めて、できる限り均等なサービスを受けられるよう議会として言っていかなくてはならない。 次に、民生委員の確保についてでありますが、力を入れていかないと、いずれなり手がどんどん少なくなっていくという問題があるので、対策を早くから講じたほうがいいと思う。最近は子供の見守りも民生委員の仕事であり、私には到底できないという意見が非常に多い。業務とつり合うような手当を絶対に欠かしてはならないと思う。民生委員の仕事自体が激務で、続けるのは困難である。手当の面もそうだが、民生委員の業務内容についても市と社協で委託や調査を依頼し過ぎていないのかということももう一度検討したほうがいいと思う。 民生委員の年齢についても、75歳を一つの基準としていたのを80歳まで延ばしたが、これも多分、つけ焼き刃的なものにしかならない。なり手も以前は後任を見つけてかわっていたが、それもできないぐらいになってやめていくという事例が相次いでいる。実は、この話は総合計画の審議の中でも出てきた問題で、今いる福祉員との連携も含めて解決していかなくてはならないと思っている。 広島市は福祉員に対して交通費レベルのお金を渡すシステムをとっている。そして、福祉員と民生委員とのつながりを強くして、福祉員の仕事が終わったら、次は民生委員だというような雰囲気づくりをしている。 2年ぐらい前から生活困窮者も面倒を見てくれということで、さらに民生委員の仕事はふえている。今やっている人が後任者を見つけるというシステムは、当事者にとっては本当に苦しい。やはり環境を整えないとなかなか難しいということである。民生委員になる人が少ないとか、山陽地区では余りそういうことを聞かない。地域をまとめるという要素が足りないのではないかという気がしている。 人数をふやすということだけではいけない。人権擁護委員は動いたら実費弁償がある。このようにもう少し民生委員の保障をするという議会から改革の意見を出していくしかないのではないか。 次に、児童クラブについてであります。 6年生まで見られるというところと見られないところがある。また、全体的に指導員の確保が難しいことがわかってきたので、その点でももう少し力の入れようがあるのではないかと思う。そこをぜひとも反映させていただきたい。 約300万円の不用額について、よく意味がわからない。そんなお金があったら賃金を上げる、人を雇えばと思う。市の条例の中では、3年生を対象とするとなっていない。児童を対象とするというのだから、6年生までが児童だ。これは法律違反ではないか。 法律が改正されたことによって対象が3年生から6年生に広がったが、市も拡大拡充ということで必要性は感じているし、お金もかけたいという原課の思いはある。どうしても受け皿がないのと、支援がない、人件費が安いからだけでもないようであり、どうやって解決していかなくてはいけないのかというのが一つの課題であろうとは私も同じように考えている。山陽だったら厚狭以外、小野田だったら有帆や本山以外、3年生までということになっているので、この差をどう解消していくかというのは議員皆同じように考えていることだと思う。 次に、農林水産事業費についてであります。 農地については、耕作放棄地の多い地域や後継者のいない都市部周辺の農地の活用について慎重な判断を求める。 次に、土木費についてであります。 小規模土木事業の市の補助率については70%や80%だけではなくて、75%なども検討し、自治会の負担軽減を考慮すべきである。 以上で報告、質疑を終え、反対討論がありましたけれども、採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、議案第68号令和元
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第3回)について報告をいたします。 今回の補正は、幼児教育無償化事業、森林経営管理事業、小野田・楠企業団地防火水槽整備事業、
埴生小・中学校整備事業、
埴生地区複合施設整備事業、災害復旧費等の取り急ぎ措置すべき案件についての補正であります。 歳入歳出とも539万9,000円を減額し、予算総額を307億1,781万円とするものであります。 それでは、分科会から報告のありました主な内容について御報告をいたします。 歳入の主な内容についてであります。 地方譲与税の森林環境譲与税390万円の増額ですが、これは今年度の税制改正において創設された譲与税であります。 また、地方交付税は1,870万9,000円の減額、財政調整基金繰入金は3億1,445万4,000円の増額となっています。 歳出では、まず、総務費といたしまして、財産管理費を654万8,000円増額しています。このうち、財政調整基金積立金を554万8,000円増額した結果、財政調整基金の予算上の残高は32億3,223万2,000円となっています。また、ふるさと支援基金積立金100万円の増額は、市内企業からの地域への貢献を目的とした寄附となっています。 防災費210万円の増額は、7月後半の大雨や台風5号の影響により予算を使い切ったので、10月以降の自然災害に備えたものであり、210万円は過去5年分の応急費の平均額となっております。 大学費の財源組み替えの内容は、普通交付税の交付額が3,640万7,000円増額となったため、同額分の20%となる728万2,000円を薬学部校舎建設費に充当し、残りの2,912万5,000円分、公立大学法人運営基金繰入金を減額することで調整したものであります。 工学部は学生数が924人で、学生1人当たりの普通交付税の単価が153万4,100円となり、総額14億1,750万8,400円。薬学部は学生数が261人で、学生1人当たりの普通交付税の単価が177万7,440円となり、総額4億6,391万1,840円、大学分として交付される普通交付税額は18億8,142万円となります。 次に、民生費についてであります。 福祉センター運営費124万2,000円の増額は、本山福祉センターの温水ボイラー熱交換器修理と中央福祉センター玄関自動ドア装置修繕を行うものであります。現在、福祉会館のお風呂などについては、定期的なメンテナンスは行っておらず、ふぐあいが生じた都度対応しているとのことでした。 児童福祉総務費243万2,000円の増額は、幼児教育・保育の無償化に係る事務費であります。 児童措置費8,250万6,000円の増額の内訳は、幼児教育・保育の無償化に係る経費7,871万1,000円、無償化開始に伴い、新制度幼稚園に適用される低所得者等を対象とした副食費減免制度を旧制度幼稚園に通う児童にも同様に行うための事業費の経費229万5,000円、園児の午睡中の事故を防止するため、無呼吸アラーム等の購入費を私立保育園等に補助するもので、国の補助基準変更に伴う予算の不足分150万円となっています。 生活保護総務費605万円の増額は、生活保護法改正に対応するためのシステム改修経費123万2,000円と、生活保護利用者の健康管理を支援し、データに基づいた生活習慣病の予防、重症化予防の推進と適正受診指導を実施するための医療費分析業務に係る経費481万8,000円となっています。分析業務の委託先は、生活保護システムを導入した北日本コンピューターで、この事業は2021年から必須事業となるとのことであります。 次に、農林水産業費の農地総務費131万4,000円の増額は、永安台・沖開作土地改良区に対する事業償還金の補助であります。 土地改良事業費502万7,000円の増額のうち、ハザードマップ作成委託料256万円の増額は、西日本豪雨において広島でため池が決壊したことを受け、国が指定した新防災のため池の基準に該当するため池についてのハザードマップ作成費で、市内のため池348のうち、対象は94のため池で、そのうち、28のため池では作成済みとのことでありました。 林業振興費808万5,000円の増額のうち、調査委託料378万4,000円の増額は、
森林環境整備基金条例に伴う意向調査に向けての準備調査費用であります。 次に、商工費についてであります。 商工振興費2,867万9,000円の増額は、小野田・楠企業団地に防火水槽を設置するための工事請負費であります。平成31年4月、開発行為の許可申請を行ったところ、宇部・
山陽小野田消防局から開発行為の許可申請に同意するための水量が不足しているとの指摘があり、市が早急に消防水利を確保する必要があることから、40立方メートル級の防火水槽を設置するものです。今年度中の完成を予定しています。 委員からの質疑では、「設置する防火水槽は、開発を行う敷地だけが対象なのか。それとも、ほかの区画も対象なのか」との問いに「開発を行う敷地を含めた防火水槽を設置する」との答弁がありました。 次に、教育費の小学校費学校管理費181万5,000円の増額は、埴生小学校に設置したエアコンを他の小学校の音楽室に移設するための設計委託料で、埴生小、厚陽小を除く10校に移設するとのことであります。 小学校費学校建設費7,147万4,000円の減額は、埴生小・中学校の外構工事が令和2年度までかかるため、工事請負費を減額するものであります。 幼稚園費5,922万4,000円の減額の内訳は、幼児教育無償化による低所得者世帯等の副食費免除に伴う副食費実費分の給食費会計負担金14万3,000円の増額と、幼稚園の利用料無償に係る経費を民生費の児童措置費の施設等利用給付費負担金に組み替えるため、5,936万7,000円を減額しています。 きらら交流館費113万9,000円の増額については、きらら交流館2階来客用の休憩室の空調設備を更新するものであります。
埴生地区複合施設整備事業費2,446万7,000円の減額の内訳は、建築主体工事の工事一時中止に伴う費用が2,376万円増額となる一方、外構工事の令和元年度に係る工事請負費が4,822万7,000円減額となります。工事の一時中止に伴う増額については、業者と調整する中で、実際に支払った金額などを調査したいとのことでありました。 委員会での質疑では、「埴生小学校のエアコンをなぜほかの小学校に移設するのか」との問いに、「今後使用することがなくなるので、他の小学校の音楽室に移設する」との答弁がありました。 次に、災害復旧費の農業施設災害復旧費248万1,000円の増額は、7月の大雨により小埴生にある農地ののり面が崩落したため、その復旧に係る費用であります。被災した農業施設は6カ所だが、他の5カ所は小規模で、国庫補助金事業対象外とのことでした。 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。御苦労さまでした。(矢田松夫君降壇)
○議長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。(松尾数則君退場)
○議長(小野泰君) 議案第56号平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇)
◎議員(山田伸幸君) 議案第56号平成30
年度山陽小野田市
一般会計歳入歳出決算認定について、反対討論を行います。 一般会計は市の基本となる予算であり、それがどのように使われていたのかしっかりとした検討が必要です。
山陽小野田市議会はそのために主要事業を抽出し、事業内容の審議を強めてまいりました。この事業審査では幾つか問題点が指摘されております。 まず、学校給食センターについて、事業化する前には、教育委員会はしきりに地元産青果物の採用を強調しておりました。 しかし、実際には5,000食を超える調理のために、地元産の採用が期待されたほどには進んでいないということが明らかになりました。また、冷凍食品の採用が多くなっているとの指摘も寄せられているところであります。改善が必要です。 埴生地区公共施設再編では、小学校の移動について、地元から批判の声がありましたが、最近では宇宙監視レーダーの建設計画が浮上することにより、計画地により近くなることに対する不安の声が聞こえてまいりました。宇宙監視レーダー施設の建設をめぐり、市民から多くの批判の声が上がっていますが、市は国のやることと言い、物を言う立場にないとして、市民の不安に応える姿勢が見えません。 教育の問題では、児童生徒のいじめに確認件数や不登校の人数が数年前に比べて大きくふえており、真剣で効果のある対策が求められています。 定住促進では、これまでに進められてきた転入奨励金事業にとどまらず、二の矢三の矢はあるとのことでしたが、その後、定住促進につながるような事業の打ち出しがありません。 スマイルキッズを強調しておりますが、ここで取り組まれている事業は市民に向けた施策であり、他のまちからの移住者を獲得するそういう事業とはなっておりません。 子育て支援の一環として進められている山陽地区保育所整備事業は、市の遊休地の活用が目的であり、本当に子供たちに目を向けるならば、現在の計画地のような災害のおそれのあるような場所で建設すべきではありません。 さらに、児童クラブ事業においては、市内の全ての小学校ごとに学童保育事業が進められておりますが、一部のクラブを除いて6年生までが対象となっていますが、そうでないクラブも残され不公平です。 また、小野田地区では全て児童館での運営がされていますが、山陽地区では学校の空き教室が基本となっております。山陽地区に児童館の建設が待たれています。 福祉関係の問題点は、民生委員の確保が進んでおらず、根本的な制度の見直しが必要となっているとの指摘をしておきたいと思います。 高齢者福祉では、介護保険適用から外されたお年寄りにどのような独自のサービスをしていくのか模索が続けられていますが、残念ながら、介護保険で受けられてきたサービスの保障とはなっていないのが実態であります。 公共交通の問題では、バス路線事業について、車を運転しない市民にとっては欠かすことのできない事業であり、しかし、既に何年も前から議論し、計画を立ててきましたが、一向に市民のための計画が生きたものとして提起されておりません。バス路線維持のために補助金が使われ、空気を運ぶための補助金とやゆされております。 今回の予算執行においても、山陽地区で走っているコミュニティバスは小野田地区にはやってこず、市民の願いに背くような事業展開となっています。特に運転免許証を返納した市民のために、日常の足の確保は待ったなしです。 以上、数点の指摘を行いましたが、これ以外にも多くの点でまだまだしっかりとした予算編成とはなっておらず、そのために市民サービスの後退も招かれた部分もあります。 また、小規模土木事業においては、幾つかの自治会の会長から見直しが求められているのが実態であります。 市民本位が貫かれているかどうか、これを図る上で、こういった声に応えていくことが本当に求められているのではないでしょうか。 市のさらなる努力を求めて、本議案の反対討論といたします。(山田伸幸君降壇)
○議長(小野泰君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) これをもって討論を終わります。 これより議案第56号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は認定でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。(松尾数則君入場)
○議長(小野泰君) 次に、議案第68号令和元
年度山陽小野田市
一般会計補正予算(第3回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより議案第68号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第6
委員会提出議案第1号 ────────────
○議長(小野泰君) 日程第6、
委員会提出議案第1号
山陽小野田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。大井委員長。(大井淳一朗君登壇)
◎議会運営委員長(大井淳一朗君) 提案理由を読み上げます。
委員会提出議案第1号は、
山陽小野田市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 昨年度設置された
山陽小野田市議会議員政治倫理審査会から議長に提出された審査結果報告書の附帯意見として、「現在の本市議会政治倫理条例には、政治倫理基準に違反する行為が存在するという結果になった場合における議員又は議会として講じる具体的な措置が規定されていない。今後、条例違反の疑いがある事案に対して、公平かつ適正な運用を図るためには、当該条例に具体的な措置を定めておくことが必要であると考える」との意見がありました。 この附帯意見を踏まえ、措置を委員会の審査事項に加えるとともに、具体的措置を定めるものであります。さらに、政治倫理基準に違反している旨の指摘がなされたときは、指摘された議員はこれを尊重し、政治倫理の確保のために必要な措置をみずから講ずること、また、指摘された議員が措置をみずから講じないときは、議会の品位と名誉を守り、市民の信頼を回復するため、議会は必要と認める措置を講ずる旨を定めるものであります。 また、会議の原則公開及び秘密会について規定を設け、審査会の運営の手続を明確にするものであります。 よろしく御審議の上、御議決くださいますようお願いいたします。(大井淳一朗君降壇)
○議長(小野泰君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 討論なしと認めます。 これより
委員会提出議案第1号について採決いたします。本件は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。────────────
△日程第7請願第1号の閉会中の継続審査について ────────────
○議長(小野泰君) 日程第7、請願第1号の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 本件は、産業建設常任委員会において目下審査中の事件でありますが、会議規則第110条の規定により、委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────
△日程第8請願第2号の閉会中の継続審査について ────────────
○議長(小野泰君) 日程第8、請願第2号の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 本件は、産業建設常任委員会において目下審査中の事件でありますが、会議規則第110条の規定により、委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議がありますので、起立により採決いたします。委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の方の起立を求めます。(
賛成者起立)
○議長(小野泰君) 起立多数であります。よって、本件は委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。────────────
△日程第9請願第3号の閉会中の継続審査について ────────────
○議長(小野泰君) 日程第9、請願第3号の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 本件は、総務文教常任委員会において目下審査中の事件でありますが、会議規則第110条の規定により、委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。 お諮りいたします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 委員会におかれましては、閉会中といえども、十分なる御審査をお願いいたします。────────────
△日程第10閉会中の調査事項について ────────────
○議長(小野泰君) 日程第10、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(小野泰君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、令和元年第3回(9月)
山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。────────────午後2時23分閉会────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和元年9月27日 議 長 小 野 泰 署名議員 河 﨑 平 男 署名議員 笹 木 慶 之...