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  1. 山陽小野田市議会 2016-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成 28年 3月定例会(第1回)平成28年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録平成28年3月25日     午前10時 開議 議員定数 (22名) 現員数     (20名) 出席議員 (20名)     議 長  尾 山 信 義 君     副議長  三 浦 英 統 君     議 員  石 田 清 廉 君     議 員  伊 藤   實 君     議 員  岩 本 信 子 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  岡 山   明 君     議 員  小 野   泰 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  笹 木 慶 之 君     議 員  下 瀬 俊 夫 君     議 員  杉 本 保 喜 君     議 員  中 島 好 人 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  長谷川 知 司 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  矢 田 松 夫 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)事務局職員出席者 局     長  古 川 博 三 君 主査兼議事係長  田 尾 忠 久 君 庶務調査係 長  島 津 克 則 君 書     記  梅 野 貴 裕 君 書     記  原 川 寛 子 君説明のため出席した者 市     長  白 井 博 文 君 総 務 部 長  中 村   聡 君 総合政策部 長  芳 司 修 重 君 市民生活部 長  小 野   信 君 健康福祉部 長  河 合 久 雄 君 産業振興部 長  姫 井   昌 君 建 設 部 長  佐 村 良 文 君 成長戦略室 長  大 田   宏 君 総合事務所 長  吉 藤 康 彦 君 教  育  長  江 澤 正 思 君 教 育 部 長  今 本 史 郎 君 病院事業管理者  河 合 伸 也 君 病院局事務部長  市 村 雄二郎 君 水道事業管理者  岩 佐 謙 三 君 監 査 委 員  白 川 英 夫 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第23号、議案第27号から議案第36号まで、議案第45号から議案第47号まで及び議案第53号の15件について委員長報告、質疑、討論、採決(総務文教常任委員長報告)議案第23号 平成28年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算について議案第27号 山陽小野田市住民投票条例の一部を改正する条例の制定について議案第28号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について議案第29号 山陽小野田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について議案第30号 山陽小野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について議案第31号 山陽小野田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第32号 山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第33号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第34号 山陽小野田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第35号 山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について議案第36号 山陽小野田市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について議案第45号 山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第46号 山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減、共同処理する事務の変更、共同処理する事務の構成団体の変更及びこれに伴う規約の変更について議案第47号 新市建設計画の変更について議案第53号 山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第17号から議案第19号まで、議案第24号、議案第37号から議案第40号まで及び議案第48号の9件について委員長報告、質疑、討論、採決(民生福祉常任委員長報告)議案第17号 平成28年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算について議案第18号 平成28年度山陽小野田市介護保険特別会計予算について議案第19号 平成28年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計予算について議案第24号 平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算について議案第37号 山陽小野田市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について議案第38号 山陽小野田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第39号 山陽小野田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第40号 山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第48号 養護老人ホーム長生園組合規約の変更について日程第4 委員会提出決議案第1号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決委員会提出決議案第1号 議案第24号 平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対する附帯決議について日程第5 議案第16号、議案第20号から議案第22号まで、議案第25号、議案第26号、議案第41号、議案第42号、議案第49号及び議案第50号の10件について委員長報告、質疑、討論、採決(産業建設常任委員長報告)議案第16号 平成28年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算について議案第20号 平成28年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算について議案第21号 平成28年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算について議案第22号 平成28年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算について議案第25号 平成28年度山陽小野田市水道事業会計予算について議案第26号 平成28年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算について議案第41号 山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第42号 山陽小野田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について議案第49号 市道路線の認定について議案第50号 市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について日程第6 議案第15号の1件について委員長報告、質疑、討論、採決(一般会計予算決算常任委員長報告)議案第15号 平成28年度山陽小野田市一般会計予算について日程第7 委員会提出決議案第2号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決委員会提出決議案第2号 議案第15号 平成28年度山陽小野田市一般会計予算に対する附帯決議について日程第8 議案第43号、議案第44号、議案第51号及び議案第52号の4件について委員長報告、質疑、討論、採決(山口東京理科大学薬学部設置促進並びに利活用調査特別委員長報告)議案第43号 公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産を定める条例の制定について議案第44号 山陽小野田市公立大学法人運営基金条例の制定について議案第51号 公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学中期目標を定めることについて議案第52号 公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が徴収する料金の上限の認可について日程第9 議員提出決議案第1号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決議員提出決議案第1号 総合戦略策定に当たっての議会意見について日程第10 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会──────────── ○議長(尾山信義君) おはようございます。ただいまの出席議員数は20名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、矢田議員、大井議員を指名いたします。──────────── △日程第2議案第23号・第27号~第36号・第45号~第47号・第53号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第2、議案第23号平成28年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算について、議案第27号山陽小野田市住民投票条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第36号山陽小野田市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてまで、議案第45号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第47号新市建設計画の変更についてまで、及び議案第53号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての議案15件を一括議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。河野委員長。(河野朋子君登壇) ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) おはようございます。3月定例会におきまして、本委員会に付託されました議案15件について、3月10日に委員全員出席のもと委員会を開催しまして慎重審査をいたしました。その内容について報告をいたします。 まず、議案第23号平成28年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算についてです。 その概要は、歳入歳出予算総額それぞれ84億9,949万2,000円とします。歳入の主なものは、勝車投票券発売収入として80億3,041万円、場外発売事務協力収入を3億1,506万4,000円。歳出の主なものとして、包括的民間委託料は6億5,000万円、勝車投票券払戻金は55億5,972万5,000円計上しております。 質疑で明らかになったことは、サテライト宇部が開設され、1日当たり140万円から150万円売れていて、これが売り上げ増となっているということです。また、船橋場閉鎖により、本場開催日数は2日ふえております。損益分岐点について、本場開催が約69億円、場外発売が18億円程度であるということがわかりました。駐車場について、かなり委員から指摘が多くありましたが、これに対して第2、第5駐車場の借地料は約600万円となり、ここは通常の開催ではほとんど使用されることはなく、これは今後の課題であるということは認識していますが、このことについて当面は売り上げ向上に努力したいといった答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号山陽小野田市住民投票条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、公職選挙法の一部改正により、公職の選挙の選挙権を有する者の年齢が満20歳以上から満18歳以上に改められたことに伴い、山陽小野田市住民投票条例の一部を改正するものです。 審査で明らかになったことは、今度の参議院選挙で高校生の選挙事務従事者採用を検討しており、今後、いろんな機会を利用して啓発に努めていくということでした。また、住民投票とほかの選挙を同日に実施することについては、条例改正の検討に入りたいという答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第28号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についてです。 これは、行政不服審査法が平成28年4月1日から施行されることに伴い、山陽小野田市情報公開条例、山陽小野田市個人情報保護条例等の一部改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、改正後は審査を行う者は処分に関与しない者を審理員として指名することとなるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号山陽小野田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が平成28年4月1日から施行されることに伴い、行政不服審査法等との整合を図るために固定資産評価審査委員会条例の改正を行うものです。 審査の中で、固定資産評価審査委員会の構成は、不動産鑑定士及び市役所のOB2名であるということはわかりました。 これについて討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号山陽小野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、農業委員会事務局の職員定数2名を1名増員し3名とするものです。 審査で明らかになったことは、職員配置については、正規職員もしくは再任用職員を充てる予定であるということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 続いて、議案第31号山陽小野田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、地方公務員法の改正に伴い、公表する項目の変更及び追加を行うものです。 審査で明らかになったことは、勤務成績の評定を人事評価の状況に変更し、新たに職員の休業に関する状況と職員の退職管理の状況を追加して公表するということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例に、小学校に相当する義務教育学校の前期課程及び特別支援学校の小学部を追加するものです。 審査で明らかになったことは、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校が新たな学校の種類として規定されたということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第33号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、山口東京理科大学が平成28年4月から公立大学法人として開学することに伴い、大学運営が円滑に進められるよう組織体制を支援、強化するため、職員を派遣できるよう改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、派遣期間についておおむね2年から3年考えているということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第34号山陽小野田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令の公布による傷病補償年金と障害厚生年金等の調整率及び休業補償と障害厚生年金等の調整率の変更に伴い、所要の改正を行うものです。 審査で明らかになったことは、それぞれの調整率について0.86から0.88に変更するということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第35号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、山陽小野田市特別職報酬等審議会の答申を受けて、監査委員、教育委員、農業委員、固定資産評価審査委員会委員介護認定審査会委員障害支援区分認定審査会委員の報酬を現在の15%カットから10%カットとするものです。 特別職報酬等審議会の審議事項についての質疑がありましたが、これには基本的に市長等の給料、議員等の報酬の額についてではあるが、給与等に関連する周囲の制度等、その他の事項も審査、調査した上で、報酬、給料の額を決定するという答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号山陽小野田市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてです。 これは、外国で勤務等をする配偶者と外国において生活をともにするための休業制度を新たに創設するものです。 質疑によって明らかになったことは、配偶者が民間に勤務する場合も含むということ、そして期間は最大3年とするということです。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、いじめ調査検証委員会いじめ問題調査委員会の2つのいじめに関する委員会を附属機関として設置するものです。 審査の中で明らかになったことは、いじめ問題調査委員会は、いじめによる重大事態が発生したときに調査を行うために教育委員会に設置し、市長に答申することがあるので、現在の要綱設置から条例設置としたということです。また、いじめ調査検証委員会は、教育委員会から市長に報告された調査結果を再度調査する必要がある場合、市長部局に設置をするということです。また、ここでいう重大事態とは、児童生徒の生命、財産が脅かされるとか、30日以上の長期間の欠席といったものであるということでした。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減、共同処理する事務の変更、共同処理する事務の構成団体の変更及びこれに伴う規約の変更についてです。 これは、山口県市町総合事務組合の共同処理する事務に、新たに行政不服審査法による機関の設置及び当該機関の権限に関する事務を加え、これに岩国地区消防組合と宇部・山陽小野田消防組合が新たに加入する。また、公務災害補償事務として、非常勤職員に係る公務上の災害または通勤による災害による補償に関する事務を共同処理する団体に、宇部市、山口市、防府市、美祢市、周南市及び山陽小野田市の6市を加え、公立学校の非常勤の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務上の災害に対する補償に関する事務を共同処理する団体に、美祢市と周南市の2市を加える。さらに、公平委員会事務から美祢市萩市競艇組合が脱退するものです。 質疑で、山口県市町総合事務組合の共同処理する事務は、これで11事務となったということ、行政不服審査会の共同設置に係る当市の負担については1万円であるということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号新市建設計画の変更についてです。 これは、新市建設計画に合併特例債の活用が予定される事業を掲載しておく必要があるため、同計画に山口東京理科大学施設整備事業を追加し、これに伴う財政計画の変更を行うものです。 審査の中では、新市建設計画の変更には、薬学部の建設も含まれるということ、また財政計画では、本市の発行可能額である158億3,000万円の合併特例債を全て見込んでいるということが明らかになりました。 討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第53号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するものです。 明らかになったことは、厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率を0.86から0.88に改正するということ、特殊公務災害に係る傷病補償年金と同一の事由により、厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率は0.91から0.92に改正するということ、また、休業補償と同一の事由により厚生年金保険法による障害厚生年金等が併給される場合の調整率について、0.86から0.88に改正するということでした。 これについて討論はなく、採決の結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(河野朋子君降壇) ○議長(尾山信義君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第23号平成28年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねいたします。 先ほどの報告の中で、損益分岐点について言及されました。本場開催69億円、場外発売18億円の額が必要であるという説明でした。これですと合計額は87億円となるんですが、歳入歳出予算総額は84億9,949万となってるんですが、これでは最初から損益分岐点を下回った、そういった状況であるという認識でいいんでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回、委員会の審査の中で初めて損益分岐点について言及があったということは、大変評価しているわけですけれども、今言われるように、現状の売り上げ収入、それからこれまでの累積債務、これの返済などを考えると、現状でいくと赤字になるという予算上の数字では、そういうことになっていることは間違いありません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それと、船橋場の閉鎖について言及がありました。となると山陽小野田市にとっても、本場開催は2日ふえるということなんですが、場外発売の減収であるとか、それとかほかの場に対する負担が大きくなるのではないのかという不安があるわけですが、全体的に開催日数はふえていくのかどうなのか。その点での審議状況をお答えください。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 執行部の説明によりますと、船橋場の閉鎖は28年度以降ですけれども、これによってその開催日数がそのまま全場に割り振られるというわけではなく、本市の場合は2日ふえるというふうになっておりますが、5場がこれを危機感を持って、より売り上げ向上に臨んでいくというようなことでありますので、むしろ以前から言われておりました、26年度ぐらいで下げどまりであるということには間違いなく、28年度も1億を売り上げについては予算上上がっておりますので、閉鎖についての影響は、今売り上げがどうこうというようなところを、直接委員会の中で執行部から不安の声が示されるといったようなことはございませんでした。 ○議長(尾山信義君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) もう一点、払戻率についてお伺いしたいんですが、以前は75%ということで、随分来ておったんですが、これが70%に変わったと。ところが、先日オートの開催を告知するポスター見ると、払戻率が80%となったというふうに出ておったんですが、この払戻率80%というのは、全体が今後そのように変わっていくのか。それとも、特定の開催だけがそうなのか。その点についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 払戻率については、変更が数年前にあったわけですけども、これについては払戻率の可変については、各場のある程度独自性に任せられてるということなので、いろんなシミュレーションをした中で、本市についても払戻率について検討していくというような回答がありました。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。下瀬議員。
    ◆議員(下瀬俊夫君) 先ほどの委員長報告の中で、第2、第5駐車場の件が報告されました。なかなか利用がないという状況の中で、この問題の解決については、これは長年の懸案事項だと思っていますが、この問題について具体的に解決の方策についての議論があったのかどうか、これについてお答え願いたい。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 先ほど少し触れましたけれども、実際委員会の中で、この駐車場について委員からかなり意見がたくさん出ておりました。長年、ほとんど使用してないのに、市民の税金をそれだけつぎ込むことはどうなのかといった厳しい指摘もございました。 早く取り組むべきではないかといった声もあったわけですけれども、先ほど少し報告しましたけれども、執行部としては市長の認識も含めて、そういった課題はわかってはいるけれども、とりあえず売り上げのほうに力を注ぎたいといった以上の答弁が、委員からのそういった、急いでやってほしいといった、かなりそういう声に対しては、余り物足りない答弁であったというふうには、委員全員が受けとめたと思っております。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。中村議員。 ◆議員(中村博行君) 少し関連はするかと思うんですけども、委託先がトーターから日写に変わったということで、以前から財政計画を早く出せというふうに求めていたと思うんですけども、その件についての審査はあったんでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) これは再三、以前の委員会から累積債務の返済計画をいち早く出してほしいということは、再三求めてきたわけですけども、今回の委員会の中で、具体的にその辺の細かいことについては、審査はしておりませんが、市長が広報の中でも市民の皆さんに説明しておられたように、現在、ざっくりといけば35億円あった累積債務が20億円まで減ってきたということは確かなことで、それから委託先が変わったことによって包括的民間委託料、これが2億ほど今の現状ではふえておりますので、その部分がかなり返済していくときのそのあたりが、当初の計画よりはかなり返済に年数がかかるということは、委員会の中では確認できましたが、詳しい計画については、今後はっきり5月、6月、あるいはそれより先かわかりませんけれども、きちんとした計画を公表するといった執行部からの説明がありました。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第27号山陽小野田市住民投票条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ほかの選挙との同日開催について、今後改正の検討に入るという報告でした。この問題については、数年前から議会の中でも、それはすべきでないということで随分やってきたんですが、実際にこの改正をいつごろをめどにしているのか。そういった答えはあったでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回の改正の部分に関するところと少し外れるといいますか、本来の改正部分のところではない議論ではあったんですけれども、そうはいっても本会議場での質問に対し、市長がこういったことに対して、同日で行うことについて、考え直さなくてはいけないといった発言があったことを受けて、少し外れてはいますが、この議論を質問が出たので、執行部から回答を求めたところ、先ほどの繰り返しになるかもしれませんけれども、同日行うことについては、改正について検討に入りたいという総務部長からの答弁があり、委員長としては、これ以上それについて深く言及は求めておりません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第27号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第28号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の報告の中で、今回の改正で審査を行う者は処分に関しない者を審理員として指名することになるということがあったんですが、ではこれまで処分に関与した者が審理員として、そういった審査に加わったことがあるのかないのか、その点についてお聞きいたします。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回は行政不服審査法の施行に伴って、こういった改正が行われたということですけども、具体的にこれまでそういった処分にかかわった者が審査にかかわったかどうかというようなことについては、委員会の中では質疑は行われておりませんでした。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第28号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第29号山陽小野田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第29号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第30号山陽小野田市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第30号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第31号山陽小野田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第31号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第32号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第32号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第33号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今回の職員の派遣に関する条例の改正は、山口東京理科大学が公立法人となるということから、この大学運営に対して、市のほうから職員を派遣するという内容ですが、派遣される人数とか、これが例えばこの4月から既に派遣されることが想定されているのか。また、派遣されるとすれば、何人ぐらいが派遣されるのか。その点についていかがでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 人数につきましては、現在は現時点で2名を予定してるということで、経理関係や人事・給与関係、そういった資質のある職員を、いつからといったことについては答弁はいただいておりませんが、人数については2名ということは答弁をいただいております。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑は、山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 職員を配置されて、本庁との連絡調整をスムーズにされるのが目的だと思うんですが、市長部局において、これまでも人事的な不足とか、職員が足らないのではないのかという指摘も、これまでしてきたわけですが、そういったしわ寄せといいますか、その辺についての審査はされているでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) これによって新たに市長部局のほうに増員するとか、そういった計画はない、現状のままでいくというような、委員からの質問がどうなのかということに対しては、現状のままで行きますという答弁をいただいております。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第33号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第34号山陽小野田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第34号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第35号山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の説明で、この条例によって市長等の給料、議員等の報酬の額、これに加えて給与に関連する周囲の制度、その他の事項も審査、調査をした上で決定するということなんですが、これは要するに議会でいうところの政務活動費にも、これが言及されるということで考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 委員からの質問は、今回の報酬等審議会の諮問事項は一体どこまでなのかといった質問に対して、先ほどのような、あくまでも給料あるいは報酬ではあるけれども、その周辺のいろんな環境とか状況を勘案してというようなところで、その点について明らかになったわけですけども、今回の議員の政務活動費につきましては、あくまでも諮問事項ではないが、その周辺の状況ということで、今回の審議会からは附帯意見ということで出していただいたというようなことがあり、それについては議会のほうに意見として、総務部長から事務局長名でそういったものをいただいたので、それを受けて議会の中でさらにいろいろ協議していくというような、そういったことで審議事項の明確化ということを委員会の中で少し議論になったので、紹介させていただいたということです。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第35号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第36号山陽小野田市職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第36号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第45号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の報告で、いじめ問題調査委員会のことが設置、これが言われたんですが、その中で重大事態について、児童生徒の生命、財産が脅かされるとか、30日以上の長期間の欠席といったものであるというふうに言われました。 実際に30日以上の欠席をされてる児童生徒の方が、相当数おられるというふうな報告が以前あったと思うんですが、そういった問題がこれまでの要綱設置の中で審査されてきたのかどうなのか、その点についてお聞きしたいです。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回それを条例設置にするといった議案なんですけれども、以前の条項設置のときに、そういった事態が発生したのかどうかということについては、委員会の中では質問もありませんでした。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第45号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第46号山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減、共同処理する事務の変更、共同処理する事務の構成団体の変更及びこれに伴う規約の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第46号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第47号新市建設計画の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の報告で、財政計画で本市の発行可能額、合併特例債、158億3,000万円を見込んでいるというふうにありましたが、既に相当額が使われておりまして、残りがどれぐらいあるのか、そういった審査はされておりますでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 河野委員長。 ◎総務文教常任委員長(河野朋子君) 今回はその額の残りですか、そういったことについては質問もございませんでした。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第47号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第53号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第53号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第3議案第17号~第19号・第24号・第37号~第40号・第48号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第3、議案第17号平成28年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算についてから議案第19号平成28年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計予算についてまで、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算について、議案第37号山陽小野田市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてから議案第40号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてまで、及び議案第48号養護老人ホーム長生園組合規約の変更についての議案9件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。下瀬委員長。(下瀬俊夫君登壇) ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) おはようございます。民生福祉委員会の下瀬であります。 去る3月9日の本会議におきまして、当委員会に付託されました9議案について、3月11日及び18日の両日、委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重な審査を行いましたので、その審査の経緯と結果について御報告をいたします。 最初に、議案第17号平成28年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算についてであります。 この予算は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴う国保料の賦課限度額や軽減基準の見直しなどによって、予算総額は歳入歳出とも83億2,176万8,000円となり、対前年度比で99.1%、7,709万7,000円の減額となりました。 委員からの質疑の主なものは、国保料の賦課徴収の状況とコンビニ収納などについて問われ、「全体で9,400世帯が加入しているが、口座振替が3,850、年金からの特別徴収が1,657、納付書による徴収が3,900世帯で、納付書によるコンビニ収納は1期当たり950件程度を見込んでいる。本年度が700件でコンビニ収納は増加傾向である。ちなみに、口座振替は昨年度が4,500件、本年度が4,000件ですから、こちらは減少傾向にある」とのことであります。 「ジェネリック医薬品の利用状況、多受診や在薬対策などによる医療費の抑制効果はどうか」との問いに、「本市のジェネリック利用率は60.6%で、県下6位という状況だが、ジェネリック差額通知による切りかえ率は7.8%で、未送付の場合の切りかえ率が3.1%という状況なので、差額通知の効果は出ている」とのことであります。「国保の多受診者は、例えば睡眠薬常用者が複数の病院をかけ持ち受診をするような状況で、人数は把握しており、健康増進課の保健師と定期的な家庭訪問等を行っている」とのことであります。 「特定健診による医療費抑制効果に関する分析はどうか」の問いに、「特定健診の受診率は、平成26年度が35.6%で県下トップだが、受診後の保健指導利用率は伸び悩んでいる。医療費はかつて県下2位だったが、昨年度は6位に下がってきた」。「受診率の目標は、来年度55%、29年度が60%だが、達成できるのか」との問いに、「これは国の高い目標設定にあわせており、集団検診場所の周知徹底などにより受診率アップを図りたい」との答弁がありました。 「国保料の収納率と滞納者への差し押さえ件数について」の質問に、「国保料の27年度収納率は90.5%を見込んでおり、差し押さえ件数は約200件ある」。「国保の県事業への移管によって、本市の場合は91%で標準料率が設定され、納付金の金額が決まるのか」の問いに、「まだ県がどういう標準料率を設定してくるか不透明だが、その標準料率によって納付金が決まることになる」。「国保基金の活用で保険料引き下げが可能なのか」との問いに、「基金残高は5億9,000万円で、療養給付費の10%を目標としているが、新年度当初予算では1億8,000万円程度を取り崩して、保険料を上げないようにしたい」。「資格証明書、短期保険証の発行状況と資格証明書の交付要件は何か」との問いに、「27年度の資格証の発行は221件、短期証は418件で、資格証明書は国保滞納者本人との接触を図る努力をしているが、会えずに支払い能力の確認がとれない場合でも、やむなく資格証を交付している」との答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第18号平成28年度山陽小野田市介護保険特別会計予算についてであります。 この予算は、国の介護保険事業計画と27年度決算見込みなどにより、保険給付費を算定して予算計上し、歳入歳出とも61億188万4,000円となり、前年度当初予算比で2億1,609万3,000円の増額予算となりました。 委員からの主な質疑は、「さんさんネットを利用した介護認定に必要な主治医意見書提出の状況はどうか」の問いに、「さんさんネットは医師会を通しての加入のため、加入状況は不明だが、意見書提出は27年度で8事業所、375件であった」。「29年度から要支援1、2の一部事業が介護保険から外れて市の総合事業となるが、その内容はどうか」との問いに、「要支援1、2の訪問介護と通所介護が介護保険事業から外れて市の総合事業となる」。「高額介護費が増加した理由は」に対して、「27年度から一定以上の所得がある方が1割負担が2割負担に変わった」との答弁がありました。 認知症カフェの今後の取り組みについての質問に対して、「認知症の本人、家族、専門職などが気軽に交流でき、社会参加を促す事業で、中学校区に今後最低1カ所は設置をしたい。新年度は2カ所設置の予定にしている」。「滞納者への差し押さえ状況は」との問いに、「悪質な滞納者を債権対策室に直接事務移管したのは11件だが、市税や国保料等の差し押さえのときに、介護保険料もあわせて行ったケースを含めると44件となる」との答弁がありました。 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第19号平成28年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 この予算は、歳入歳出とも9億9,831万3,000円となり、対前年度当初予算比で0.03%の減、30万9,000円の減額予算となりました。 委員からの質疑の主なものは、特別徴収と普通徴収の人数について聞かれ、「賦課人数1万119人のうち、普通徴収が2,369人、特別徴収が7,750人」。「普通徴収の滞納者は」に対して、「収納率は98.65%で、特別徴収は年金からの天引きで滞納者はいないが、普通徴収では118人が滞納となっている」。「短期保険証の発行要件は市が独自に決められないのか」の問いに、「保険者は山口県広域連合だが、市が独自に短期保険証を発行する基準を持っていない」との答弁がありました。 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算についてであります。 この予算は、新年度の入院患者を1日180人、外来患者を1日450人と設定をし、医業収益を昨年度から3,220万9,000円減の37億1,314万とし、税抜き後の病院事業収益40億8,324万に対して、病院事業費用は42億2,763万3,000円となり、単年度純損失を1億4,439万3,000円見込んだ予算となりました。 質疑の主なものは、「補正予算で厳しく指摘をされたが、資金不足が発生した原因は何か」の問いに、「26年度の新病院への移転時における患者数の減少及び移転に係る費用等で、それまで5,000万円程度だった資金不足が拡大をした。また、会計制度が変わり、一般会計や工業用水道事業会計からの借入金が固定負債から流動負債とされ、一時借入金が増加したこと、26年度決算の資金不足額が27年度に繰り越したことなどが理由である」との答弁がありました。 「入院患者180人、外来患者450人の設定の中で、再び資金不足が起きるような負債はあるのか」の質問に、「一般会計からの6,500万円、工業用水道事業会計からの3億4,000万円の借入金が主な負債で、一時借入金が約5億円あるが、補正予算の繰入金でかなりの部分減少させるので、28年度以降の不良債務は出ない計算となっている」。「入院患者180人と外来患者450人を設定した根拠は何か」との問いに、「新年度予算は達成が確実に見込める人数を設定した」との答弁がありました。 「病院経営に関して、外部評価を導入する前に、まず内部評価が先ではないか」との質問に、「病院経営の内部評価なしに外部からの評価はあり得ないが、数値的なものも含めて、議会には報告をしていきたい」。「病院連携による入院患者増の方策は」に対して、「病病連携や病診連携等のために地域連携室の充実や、院長を先頭に各医療機関を回る予定にしている」。「新病院建設に関連する減価償却費4億8,000万円が経理上大きな比重を占めているが、患者数をふやさない限り、この数値は消化できないのではないか」との問いに、「減価償却費までペイしようとすれば、病床稼働率を90%以上にしなければならない。医療機器を単年度で12億円程度導入した影響で、減価償却の5年間は95%いかないととれない。それ以降は90%未満でも何とか利益は計上できる」との答弁がありました。 「入院患者180人の稼働率と今後の経営見通しは」の質問に、「稼働率は83.7%となる。本来は赤字予算の提案は好ましくはないが、新年度の入院180人、外来450人は達成可能な最低限の数字とした」との答弁がありました。 以上で質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号山陽小野田市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてであります。 この条例は、消費者安全法の一部改正に伴い、市の消費生活センターの組織及び運営に関する事項等について、条例を定めるものであります。 委員からの主な質疑は、「本市の消費生活相談状況は」の問いに、「消費生活センターの職員は、市民相談係の職員3名と任期付職員1名の計4人体制で行っており、相談件数は25年度が402件、26年度が421件、27年度も、昨年と同じくらいの相談件数がある。相談内容は全て国民生活センターや県、市の消費生活センターをネットワークで結び、消費者庁に報告している」との答弁がありました。 「2年前の消費者安全法の改正により、業務内容が変わったのか」に対して、「相談員が消費者問題の資格を取るなど、高度な相談に対応できる体制の整備が進んだ」「相談の解決はどこまで行うのか」の問いに、「相談者から解決をしたとの報告はなく、解決件数はなかなかつかめないが、約1割についてあっせん処理をして、解決まで見届けている」との答弁がありました。 以上で質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第38号山陽小野田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 この条例は、厚生労働省令の改正により、認知症対応型通所介護の基準に、地域との連携や運営の透明性を確保するための運営推進会議の設置規定が設けられたため、条例の一部改正を行うものです。対象は、要介護認定を受けた方が利用する地域密着型サービス事業所であります。 この議案は、次の議案第39号山陽小野田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてと改正内容がほぼ同じであり、議案第39号の対象が要支援認定を受けている方が利用する地域密着型サービス事業所となっていることが違うだけであり、議案審査は一緒に実施をし、採決は個別に行ったわけであります。 委員からの質疑の主なものは、「今回の条例改正の意図は何か」の問いに、「認知症対応型通所介護施設のみが運営推進会議の設置規定がなかったために、今回設けられたものである。通常、自治会長や民生委員、ボランティア団体などの長などが五、六人で運営推進会議をつくり、おおむね半年に1回程度開催をすることになる」。「運営推進会議の報告書の公表はどのようにするのか」との問いに、「公表の方法については今後検討していきたい」との答弁がありました。 以上で質疑を終え、討論はなく、採決の結果、両議案とも全員賛成にて可決すべきものと決しました。 次に、議案第40号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 この条例は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料負担における公平性確保のために、国保料限度額の引き上げや軽減判定所得の見直しなど、所要の改正を行うものであります。 委員からの質疑の主なものは、「この改正により保険料がふえる世帯と減額される世帯数は」の質問に、「限度額引き上げは150世帯、2割軽減は56世帯増で1,272世帯、5割軽減は34世帯増の1,625世帯となる」。「県制度移行に当たって、国保料滞納者をふやさない対応は」の質問に、「低所得層の資格証明世帯などには保健師を同行して家庭訪問などを行っている」。「限度額世帯で滞納者はいるのか」の質問に、「限度額世帯でも滞納者はいる」。「賦課限度額を市が独自に引き上げなどができるのか」の質問に対して、「国民健康保険法の施行令で定められており、市独自の限度額引き上げはできない」との答弁がありました。 以上で質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 最後に、議案第48号養護老人ホーム長生園組合規約の変更についてであります。 この議案は、長生園規約第18条に、「組合の解散に伴う事務の承継並びに決算の審査及び認定については、組合市が議会の議決を経て行う協議をもって定める」を追加するものです。 委員からの質疑の主なものは、「今回の議案は長生園の民営化が決まってから効力が発揮するのか」の問いに、「宇部市と山陽小野田市の議会の議決を経た後、県に規約の変更届を提出をし、県知事の許可があった日から施行することになるが、単なる事務手続の定めであり、この条例改正で直ちに民営化ということにはならない」。「今回の規約変更がないと民営化ができないのか」との問いに、「この規約変更は単なる事務手続に関するものであり、この条文がなくとも民営化のためのプロポーザル実施は可能である」との答弁がありました。 以上で質疑を終え、討論はなく、採決の結果、全員賛成にて可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重なる御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。(下瀬俊夫君降壇) ○議長(尾山信義君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第17号平成28年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたします。 先ほどの保険料について、基金を1億8,000万取り崩して保険料の引き下げに充てたいという説明がありました。その前の説明の中で、医療費が下がったということが報告もされてるんですが、医療費が下がったことによる保険料への影響というのは、審査されてるでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 医療費は実は下がってないんですね。上がってるんですね。これは順位が下がったというだけで、医療費は上がってるわけです。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 資格証明書についてかなり議論がされたようでありますが、一番最後に報告をされているんですが、資格証明書というのは、国民健康保険法に定められた、医療保険を受ける権利が生じているわけですが、その権利を制限することになる。実際には行政処分に当たるというふうに考えるわけですが、となると、行政処分ということになると、本人の確認というのは必ず行わなければならないという事例に該当するのではないかなというふうに思うわけですが、先ほどの報告では、担当課では本人の面接確認は行わなくても資格証明書を発行してるという説明でした。このやり方が正しいのかどうなのか。また、これは行政処分に当たるのか当たらないのか。その点についていかがでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 資格証の発行そのものは、国民健康保険の加入してるということと、結局権利がない、いわゆる10割負担ですから権利がないということで、基本的には行政処分に当たるという議論にはなりました。 ただ、これが行政、執行部にとって、行政処分としての取り扱いをしてるかどうか。いわゆる本人確認なしに資格証の発行ができるのかどうかという点では、実はそれ以上の詰めた議論にはならなかったということであります。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それと以前、指摘をしてきたことなんですが、山陽小野田市の保険料が余りにも高いために、所得200万円程度の皆さんにとっての保険料が、この保険料を払うことによって、生活保護基準を下回ってしまうという指摘をしてまいりましたが、そういった非常に高い保険料なのに、今言ったような処分も同時に行われるということは、明らかに行政的な大きな問題点ではないかなというふうに思うわけですが、その点についての議論はされているでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 資格証の発行そのものが国民皆保険制度の根底を掘り崩すことになるんではないかという指摘は実はありましたが、実はこの問題についてのそれ以上の深い議論にはなっていないということを答弁にかえたいと思います。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 資格証明書の発行の次に来るものは何かといえば、差し押さえというふうになっていくわけですけども、件数も200件、国保のみかどうかわかりませんけども、問題は差し押さえの中身。以前、児童手当も差し押さえたというような件がありましたけども、そういう差し押さえの案件の内容については、委員会ではどのように審議されてるのかお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 差し押さえの中身についての議論は、今回はありませんでした。ただ、これまで委員会の中での議論の中では、行政指導にあるような違法な差し押さえはできるだけやらないようにしているという答弁は、これまでありました。
    ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第18号平成28年度山陽小野田市介護保険特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 国が要支援1、2を今までの介護保険制度から外すと。特に訪問介護と通所介護を介護保険制度から外してしまう。この通所介護及び訪問介護というのは、介護の一番大きな、その人がそれ以上、介護度が進まないようにしていくために非常に重要な部分となっているんですが、そういった要介護者の実例とか実情、そういったものが議論の中でされたのかどうなのか。これを外すことによって、どういう影響が出てくるのか。そういった問題についての議論があればお答えください。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 介護保険から外れるということについては議論があったんですが、ただ、これがそのまま市の総合事業に移行すると。当面、同じように国、県の補助金が出るんだという点で、とりあえずは当面、継続していくということになりますので、今すぐこれがどうかなるということではないんだという点の議論はありました。 ○議長(尾山信義君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 総合事業に移管されるということなんですが、来年ですか、スタートをしていくことが必要となってきてるわけですが、そのための準備について以前、質問しておきました。これについて、今どの程度、総合事業への移管について準備が進んだのか。私がいろんなところへお聞きした段階では、とてもじゃないが、介護の事業者以外に、それを受け取って支援していこうという事業者はあらわれないのではないかというふうにお聞きしてるんですが、その点についての議論があればお答えください。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 総合事業に移管するということで、市の担当者は大変な苦労されてるという点はあります。パワーポイントによる新しい総合事業に対する説明会なんかも、各地でかなり持っていこうという意欲とか、そういう担当者の側の努力や意欲がされているわけですが、ただこれが29年度からの実施ですから、まだ具体的に今後どうなるかという見通しとしては、まだなかなか持てないという状況で、委員会としても、それ以上の議論にはなっていないということであります。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) おはようございます。議案第18号平成28年度山陽小野田市介護保険特別会計予算について、日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。 介護保険制度が始まって15年が経過し、制度は浸透してきたと思われますが、制度そのものは、当初の理想から大きく後退を始めています。介護保険制度が始まる前は、介護の中心を施設から在宅へと言っておりましたが、現状は在宅で介護しようにも、それを支えるためには全て金次第。お金のない人は家族の介護を諦めるか、一番安い特別養護老人ホームに入所しないと、家族が疲れてしまいます。 しかし、特別養護老人ホームへの入所は極めて困難な状況が続いており、家族の介護に疲れた人が心中事件を起こすことが後を絶ちません。 さらに、今の問題は、政府が長続きできる制度と称して、軽度の要介護者を介護保険から外す動きに出てきていることです。要支援を外したばかりなのに、早くも次には要介護1、2と要介護者が一番多く存在する領域を介護から外そうとする動きも示しています。 また、要支援者に対しては、しっかりとしたケアをすることで、それ以上進行しないようにするべきですが、介護保険制度から外したことで、さらに介護が必要となる事態となることが心配をされております。 その対策として、NPOや地域のボランティアの力を当てにした総合事業を実施しようとしていますが、全国で先駆けて取り入れた自治体から聞こえてくる声は、ほとんどうまく機能してないという実態であります。 このような介護保険制度そのものが根底からその意義を失おうとしている現状から、この制度の抜本的な改善が必要であります。 また、現在の介護保険を支えている保険料の設定も、国民の負担がふえていくばかりであり、負担を抑えていくために、自治体が特別な対策をとる必要があります。 さらに、利用料にしても、利用料の負担を考えて、サービスを断るという事例が多く報告されており、これでは一番心配されていた保険あって介護なしという事態は、ますます真実味を帯びてきたわけであります。 保険者としての山陽小野田市が、この点にさらに力を入れていくことが大事であることを指摘して、反対討論といたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(尾山信義君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって討論を終わります。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、反対討論がありましたので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第19号平成28年度山陽小野田市後期高齢者医療特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の報告の中で、短期保険証について言及がありました。発行要件は県の広域連合で決めるために、市単独で発行する基準を持っていないということでありますが、実際に今、市内にはどの程度の方が短期保険証となっているのか。あるいは資格証明書の方はおられないのか。その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 資格証明書はおりません。全員が短期証なんですが、短期証の発行の人数は、実は議論になっていなかったと思います。済みません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 先ほどの委員長の説明の中で、いろいろ問題点が指摘されております。特に私が気になったのが、今回の予算で赤字にはなるが、不良債務は出ない。本当かなという心配をいたします。甘い見通しではないかな。現に今年度、平成27年度については、一般会計からの多額の繰り入れで何とかやりくりをしたという状況があるわけです。今年度よりさらに入院患者、外来患者を減少させるという中で、本当にその点が不安になるわけですが、この問題について委員会ではどのように審査されたでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) この問題に関して、後ほど委員会での附帯決議が出されます。それは結局、達成可能な最低限の患者数を設定してるんだということで、そうであれば年度途中でも、それは補正予算を組むべきだという内容なんですが、そこら辺で委員会としても、赤字予算については大変懸念をしておりまして、この問題について、もともとの設定そのものが安易な数字ではないのかという点の指摘は、各議員から相次ぎました。 以上であります。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それと非常に短期間ごとに病院経営の実態を把握する、そういう経営委員会あるいは経営会議、そういったものの設置も指摘をされてきたところですが、これが本当に機能するような、全職員が一丸となって、こういった経営問題について考えていく、そういうことが求められてきているわけですが、その点について審議状況をお答えください。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) これも実は後ほどの附帯決議でも触れるんですが、経営会議の内容について、もっとシビアに経営問題をきちんと正面から受けとめるべきだということで、今後、定期的に議会に報告するようにという、そういうふうな決議を後、出そうというふうに考えていますが、各委員さんの口からも、そういう経営に対する心配の声がかなり出されております。 以上であります。 ○議長(尾山信義君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それともう一点、病床稼働率が、先ほども少し触れたんですが、今予算では83%ということなんですが、以前からこれを引き上げていくことが必要ではないかという指摘がされております。特に90%以上が一般的だというふうに言われているんですが、これに対して90%に引き上げていくために、どういう手法をとっていくのか。特に市中の診療所、医院、病院との連携等も必要となってくると思うんですが、そういった対策について、病院局はどのような考えを持っているのか。それについての審査についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 病床稼働率が83.7%というのは、どう考えても経営を黒字にするという問題とは、かなり距離があるわけですね。基本的には90%以上が必要じゃないかという指摘は、各議員からも出されました。 ただ今後、地域連携室なんかを体制を強化しながら、病病連携、病診連携を今後強めていくと。そのために院長を先頭にして各医療機関を回って、お願いに回るんだと、こういうふうな意欲をかなり強調されていました。 それは、私たちもぜひ期待をするところでありまして、積極的に患者さんを受け入れる、そういう病院に脱皮してほしいということは、委員会としても強く希望したところであります。 以上です。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第37号山陽小野田市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 以前、私のほうにも相談があったんですけども、高齢者を狙った詐欺、オレオレ事件というのがあれですけど、今は名前も変わってきてるのかもわかりませんけども、そういった具体的な例の対応については、ここの委員会での審議はどのようになってるのか、その点についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 具体的な詐欺事件ですか。そういうことは余り議論になってないですよね。個別事案については、基本的にそういう議論の対象にならんでしょう。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第37号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第38号山陽小野田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 運営の透明性を図るということで、運営推進会議をつくるということなんですが、これの権限がどこまで及ぶのか。そういったサービス事業者に対する影響力、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 先ほども委員長報告の中で言いましたが、通所型介護施設だけが運営推進会議じゃなかったんですね。それを今回入れようという条例改正なんです。 ただ運営審議会というのは、地域の皆さんを中心にしてつくるわけですから、問題はどういう内容でそれが議論されるのかわかりませんが、ただ議論の中身については、基本的に公表しなければならないというふうな規定になっていますから、公表の仕方については、今後検討するようですが、それは当然一般の市民にも公表されるわけですから、それは当然施設そのものを縛っていくということになっていくんではないかというふうに思われます。 以上です。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第38号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第39号山陽小野田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第39号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第40号山陽小野田市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この条例によって最高限度額が引き上げられると。その引き上げられる世帯は150世帯程度であるというのが、先ほど報告されたんですが、ではどの程度の所得以上の方がこれに該当するのか、その点、いかがでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) その点の審議はしているんですが、実は資料を実はきょう持ってきてないんで、所得がどの程度かというのは、今即座にお答えできかねます。済みません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第40号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第48号養護老人ホーム長生園組合規約の変更についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第48号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第4委員会提出決議案第1号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第4、委員会提出決議案第1号、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対する附帯決議を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。下瀬委員長。(下瀬俊夫君登壇) ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 委員会提出決議案第1号、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対する附帯決議について、地方自治法第109条第6項及び山陽小野田市議会規則第13条第2項の規定により、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対する附帯決議を別紙のとおり提出をします。 読み上げて提案理由にかえたいと思います。 議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対する附帯決議。 本市議会は、議案第24号平成28年度山陽小野田市病院事業会計予算に対し、下記のとおり決議する。 記。1、当初からの赤字予算の計上は好ましくない。これは病床稼働率の設定が甘いと考える。ついては、半年後にも上方修正の補正が上程されるよう経営努力をすること。 2、経営会議の内容を定期的に報告すること。 以上であります。(下瀬俊夫君降壇) ○議長(尾山信義君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより委員会提出決議案第1号について採決いたします。本件は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。 本件の取り扱いについては、議長に一任願います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 下瀬委員長。 ◎民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 済みません。先ほどの後期高齢者医療特別会計の短期証の発行で、先ほど答弁漏らしましたんで、短期証の発行は全体で8名であります。 以上であります。──────────── △日程第5議案第16号・第20号~第22号・第25号・第26号・第41号・第42号・第49号・第50号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第5、議案第16号平成28年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算について、議案第20号平成28年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算についてから議案第22号平成28年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算についてまで、議案第25号平成28年度山陽小野田市水道事業会計予算について、議案第26号平成28年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算について、議案第41号山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第42号山陽小野田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、議案第49号市道路線の認定について及び議案第50号市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてまでの議案10件を一括議題といたします。 本件に対し、産業建設常任委員長の報告を求めます。中村委員長。(中村博行君登壇) ◎産業建設常任委員長(中村博行君) おはようございます。お疲れさまです。産業建設委員会の中村です。 それでは、今定例会におきまして当委員会に付託されました議案10件について、3月14日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その概要と内容について報告いたします。 まず最初に、議案第16号平成28年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算についてです。 これは、厚狭駅南口駐車場料金の引き下げにより、前年度に比べて予算総額を890万円減の3,068万2,000円とするものです。歳出では、一般管理費を510万1,000円、公債費は地方債の償還金で元金1,903万2,000円と利子76万5,000円、予備費578万4,000円を計上している。歳入では、平成26年度の実績台数と改定料金から算出した駐車場使用料1,371万4,000円、繰越金1,692万円、雑入として自動販売機の電気代4万8,000円を見込んでいるというものです。 質疑に入り、まず、「機械の更新などの基金の積み立ての考えはどうか」の問いに、「29年度から230万円と新たな機械に変えて、毎年のリース契約の予算を考えている」との答弁がありました。次に、「現在、定期駐車はどのくらいか」の問いに、「26年度は月平均6.4人、27年度は2月までで月平均9.3人であり、28年度は少な目に設定している」との答弁です。次に、「プリペイドカードや定期駐車券を駐車場の自動販売機に導入する考えは」の問いに、「機器のリースを始めるときに、その辺も含めて検討していく考えである」との答弁です。次に、「広告や看板を設置し、駐車場以外の収入を得る考えは」の問いに、「今後、検討させていただきたい」との答弁がありました。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号平成28年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算についてです。 これは、予算総額は昨年度に比べ108万2,000円減の1,417万円とするものです。 歳出は、市場管理費1,412万円、予備費5万円である。消耗品費5万2,000円、光熱水費317万8,000円、電動重量シャッターなど施設の修繕料202万8,000円、通信運搬費、保険料などの役務費10万4,000円、市場開場日の維持管理を行う管理委託料66万円、夜間の警備委託料461万8,000円、浄化槽や消防設備、電気設備の設備保守委託料24万9,000円、敷地内の草刈り等委託料21万6,000円、公設卸売市場連絡協議会負担金1万5,000円、地方卸売市場卸売業者運営補助金300万円を計上している。 歳入は、卸売業者及び附属営業人の市場使用料として、市場使用料153万4,000円、市場管理費として、一般会計から繰り入れる一般会計繰入金1,097万6,000円、前年度繰越金として繰越金1万円、卸売業者及び附属営業人の光熱水費負担分として雑入165万円を計上しているというものです。 質疑に入り、まず、「卸売市場に搬入している地元の方はどのぐらいおられるのか」の問いに、「まとまった量のほとんどはJAに行っており、6人程度の方が野菜などを持ち込まれている状況である」との答弁がありました。次に、「農業まつりなどのイベント以外に人を集める手だてを考えているか」との問いに、「市場は一般の人が入って売り買いする施設ではなく、制約もあるので難しい。小野田中央青果の子会社が運営する小売業の市場の市を広めていく程度である」との答弁です。次に、「一般会計から繰り出しているが、将来の計画は」との問いに、「26年度から運営補助金として500万円、300万円、300万円を計上しているが、経営健全化計画の中で行政がその一翼を担ったもので、28年度をもって終了する」との答弁がありました。次に、「経営の見直しなどの将来構想は」の問いに、「市場では小野田中央青果の子会社を使って袋詰め等の加工などにより地道にやっているのが現状で、累積債務を一括で返せるほどの黒字ではない。毎月の数値目標を立て、達成率をチェックしながら進めている」との答弁です。次に、「学校給食センターができて地場産がどれだけ供給できるか」の問いに、「給食食材を地場産だけで供給するのは100%無理であるが、できるだけ地元野菜を使っていく方針なので、給食センターについては農林、教育委員会、栄養士等々で会議を行っている」との答弁がありました。次に、「警備委託料の内訳と委託先は」の問いに、「株式会社白清社で、警備内容は夕方5時から翌朝7時まで、業務内容は施設及び物品の管理、電話受け付け、入荷物の確認と収受、敷地内全般の保安監視である」との答弁がありました。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第21号平成28年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算についてです。 これは、予算総額は31億1,710万2,000円である。 歳出の主なものは、一般管理費1億619万1,000円、施設管理費2億9,634万円、水質管理費599万6,000円、下水道建設費9億2,549万2,000円、公債費では、地方債元金の償還費用14億2,015万円、地方債利子償還金3億6,193万3,000円、一時借入金利子償還金50万円、予備費50万円である。 歳入の主なものとして、下水道使用料5億8,302万9,000円があり、そのうち現年度分の収納率は98.6%を見込んでいる。また、国庫補助金3億8,750万、繰入金10億8,157万5,000円、下水道建設事業債は4億4,780万円、資本費平準化債5億7,370万円などがあるというものです。 質疑に入り、まず、「建設目標は何%の普及率になるのか」の問いに、「28年度分2,640メートル、整備面積12ヘクタールを予定しており、普及率53.1%を目指している」との答弁がありました。次に、「今回0.5%の伸びだが、抑えている原因は」の問いに、「国の補助金が抑えられたことと、処理場の長寿命化費用を見ている」とのことです。次に、「集金業務等を水道局に委託したことの効果は」の問いに、「一元化以前の23年度と比べ、24年度以降は収納率が97%台から98.8%になった」との答弁です。次に、「公共下水と農業集落排水と合併浄化槽の水洗化の割合は」の問いに、「26年度末で下水道52%、農業集落排水2.8%、合併浄化槽24.4%である」との答弁です。次に、「公営企業適用化業務とあるが、宇部市のように上下水道局への考えは」の問いに、「水道局への合併は考えていないが、総務省から3万人以上の公共団体は32年4月までに公営企業へ移行しなければならないとなっているので、余裕を持って移行したいとの考えである」との答弁がありました。次に、「公営企業に移行した場合の現時点での課題は」との問いに、「下水道専用の新しい財務会計の構築をすること、減価償却もやっていないので、固定資産の評価を調査することが一番大きなことである」との答弁です。次に、「水質管理の委託料は、どこへどういう水質管理をしているのか」の問いに、「委託先は太平洋コンサルタントで、市の環境調査センターでは分析できない1,4-ジオキサンの分析と新ごみ処理場に運んでいる脱水汚泥に重金属類が入っていないかという分析を委託している」との答弁でした。次に、「放流水の売払金の内容と相手先は」の問いに、「一番大きなところは太平洋マテリアルで、昨年度約5万トンの実績。小野田公衛社、長陽衛生社の2社は浄化槽の洗浄水として、ほかに環境衛生センターと浄化センターである」との答弁がありました。 質疑を打ち切り、討論では、「いまだに取る必要のない負担金が取られているので、この会計には反対する」という討論があり、結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号平成28年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算についてです。 これは、歳入歳出総額をそれぞれ8,904万1,000円とする。 歳出の主なものは、一般管理費2,376万6,000円のうち、光熱水費591万6,000円、修繕費172万5,000円、委託料1,174万3,000円、調査委託料200万円などがあり、建設費として調査設計委託料を200万円、公債費として地方債元金償還金4,895万1,000円、利子償還金1,427万4,000円、予備費は5万円を計上している。 歳入の主なものは、農業集落排水使用料2,490万5,000円、督促手数料として総務手数料1,000円、長寿命化計画策定に係る農村整備事業補助金100万円、一般会計繰入金6,063万3,000円、前年度繰越金を10万円計上しているというものです。 質疑に入り、まず、「事業債の借りかえの計画は」の問いに、「国の指導で借換債の制度があったが、補償金が発生するので現在検討していない」との答弁がありました。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第25号平成28年度山陽小野田市水道事業会計予算についてです。 これは、年間有収水量は前年度決算見込みの98%程度を見込み、収益的収入合計は前年度当初比較で188万8,000円増額の15億1,464万7,000円となる。支出合計は、前年度当初比較で6,522万減の12億9,165万1,000円となる。その結果、単年度税処理後9,720万1,000円の利益となるが、非現金収入6,267万4,000円を差し引いた現金性損益は3,452万7,000円となる。 次に、資本的支出では、建設改良費が前年度比較で約3億8,800万円増額の16億9,246万4,000円など、支出合計は19億7,624万2,000円となる。資本的収入では、企業債11億4,800万円など、収入合計は12億840万4,000円となり、収支の差し引き7億6,783万8,000円が不足する。その対応としては、内部留保資金等や積み立てを取り崩し、補填するというものです。 質疑に入り、まず、「給水人口の数値はどのように算出したのか」の問いに、「住民基本台帳をもとに算出しているので、国勢調査等の数字とは異なる」との答弁です。次に、「現在の有収率は」の問いに、「87%で計上している」と答弁がありました。次に、「設備投資で送水・配水管の老朽化に対する年次計画は」の問いに、「財産目録はあるが、資産管理の将来見通しが甘く、2年かけてやっとアセットマネジメントができたので、それをもとに将来計画をつくっていく」との答弁がありました。次に、「減価償却費が少な過ぎるが」の問いに、「法的耐用年数を過ぎた資産が多く、資本的収支の純利益が出やすい損益計算書になっている」との答弁です。次に、「今後の水道の配管については、水道局と市が総合計画の中で、どこを中核にするのが肝心だと思うか」との問いに、「総合計画を平成30年に策定するので、市の企画課とも協議し、将来の水道配水システムの再構築を考えたい」との答弁がありました。次に、「企業債の利率4%以内は高過ぎないか」の問いに、「限度額となっているので理解してほしい」との答弁です。「マンション建設で一気に数十戸ふえた場合に、従来の枝管等で賄えるのか」の問いに、「全体的な水道施設そのものに余裕があり、給水等に障害が出ることはない」との答弁です。次に、「消火栓の新設2基はどこ」の問いに、「消防から毎年依頼があるが、年度当初は場所が決まっていない」との答弁です。「消火栓の設置場所や水道の容量など危機管理での消防との協議はしているのか」の問いに、「30年度から管の更新計画の中で消防とも協議をしていく」と答弁がありました。次に、「石綿管の工事は何メートルでいつ終わるのか」の問いに、「トータルで340メートル残っているが、28年度中に終了する予定である」との答弁がありました。 討論はなく、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号平成28年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算についてです。 これは、収益的収支で、収入は前年度当初比較で69万4,000円減額し、合計2億9,839万円となる。支出合計は前年度当初比較で201万2,000円減の2億7,266万3,000円となる。税処理後の純利益は2,028万7,000円となるが、非現金収入396万7,000円を差し引いた現金性利益は1,632万円となる。 次に、資本的収入は、病院会計からの貸付金償還金のみであるが、平成27年度末に病院会計からの要請で貸し付け条件を変更し、償還期間を延長する予定である。この貸付金は、平成19年度決算で措置した額の一部が償還されたものなので、資本的収支の差し引き計算には算入していない。支出総額の9,494万9,000円が補填すべき不足額となる。この対応は内部留保資金等に加え、積立金5,814万7,000円を取り崩して補填するというものです。 質疑に入り、まず、「工業用水を必要とする企業誘致に対応できるのか」の問いに、「水道局の水源は山口県企業局から供給いただいており、新規の申し込みがあった場合は山口県企業局が供給することになる」との答弁です。次に、「送水管を使った発電の検討は」の問いに、「ポンプ圧送なので発電するために送水ポンプに余計に電気を加えることになり、効率的によくない」との答弁がありました。次に、「水道の大切さを教える学校教育等は」の問いに、「今年度は小学4年生が対象で、全小学校から毎年来ている」との答弁がありました。次に、「水道の源流部の維持管理で水道局は頑張っているが、環境面の配慮もしているというアピールも必要ではないか」との問いに、「秋のハイキング、春のマス釣り、水道展でPRしているが、まだ足りていない」との答弁がありました。次に、「涵養林の維持管理費が削減されているが」の問いに、「3年ごとか5年ごとか定期的に枝打ちをしているが、このたびは間伐がなく、通常の下刈りだけを計上したため減額となった」との答弁です。次に、「厚東川ダムの負担金の増加は」の問いに、「このたびの災害で流木がダムに入ったので、その除去に経費がかかった」との答弁です。次に、「ダム湖底の汚泥の問題が放置されているが」の問いに、「ダムは非常に深くしゅんせつが困難であることと、湖底がかなり酸性の強い物質で埋まっており、しゅんせつによる水質悪化の可能性があるので、現段階では手がつけられていない」との答弁がありました。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは、本手数料徴収条例の改正は、新たに追加される2つの事務に係る手数料を定めるもので、1つ目は長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則の一部を改正する省令の公布によるもので、平成28年4月1日から長期優良住宅建築等計画の認定について、新築住宅に加えて、新たに既存住宅の増築、改築に係る認定基準が追加されるため、当該認定事務に係る手数料を定めるものです。 2つ目は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の公布によるもので、平成28年4月1日から建築物のエネルギー消費性能向上計画の認定事務が追加されるため、当該認定事務に係る手数料を定めるもので、手数料の額は山口県と同額を定めるものであるとのことです。 質疑に入り、まず、「1件7万3,000円の手数料がかかる、その内容は」の問いに、「全ての事務を行う場合であって、構造計算から内部の消費外皮計算等を全て含め計算処理するので時間もかかる」との答弁です。次に、「一般の注文住宅ではなく、プレハブメーカーなどが申請されるものか」との問いに、「プレハブメーカーはもともと仕様として国の認定をとっているので認定はとりやすいが、地場の工務店による住宅でも可能で、現況も新築の場合、何件か出ている」との答弁がありました。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第42号山陽小野田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてです。 これは議会や市民からの強い要望から料金値下げを行うもので、また厚狭駅南口駐車場利用者の利便性を高め、利用促進を図るためである。庁内協議の上、政策的に特別会計が一時的に赤字となっても、利用者が値下げを実感できる料金とした。全ての時間帯でおおむね半額となる料金案である。 なお、28、29年度は料金収入の減と償還金があるため、2年間で約2,400万円の収入不足が見込まれ、繰越金1,692万円を充てても赤字になるので、平成29年度に一般会計からの繰り入れを行うことになるが、償還終了の30年度以降は黒字が見込まれ、32年度にはその返済が終わる見込みであるというものです。 質疑に入り、まず、「駐車画数に対する利用率は」の問いに、「平成26年度で52%、最高は20年度の59%、最低は22年度の43%、平均すると53%である」との答弁がありました。次に、「値下げを周知する看板の設置は」の問いに、「議決後にすぐ出せるよう用意はしている」との答弁です。次に、「障害者スペースのあり方については」との問いに、「駅前を今後どうするかは、駐車場特会ではなく別途検討する」との答弁がありました。次に、「送迎用の駐車スペースに常にとまっている車が多いが、その対応はどうするのか」の問いに、「調査をしており、認識している。注意警告の看板を追加するよう手配している」との答弁です。次に、「駐車場が1時間無料となるが、送迎用の駐車スペースはどうするのか」の問いに、「それについては他の用途も含め内部で協議している段階である」との答弁がありました。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に議案第49号市道路線の認定についてです。 これは、小野田駅前土地区画整理事業区域の整備に係るもので、市道3路線を認定するものである。第1路線は市道小野田駅前7号線、起点、日の出1丁目1790番2地先、終点、日の出1丁目1783番3地先、延長170メートル、第2路線は市道小野田駅前8号線、起点、日の出3丁目2186番1地先、終点、日の出3丁目1749番12地先、延長160メートル、第3路線は市道小野田駅前9号線、起点、日の出3丁目2211番5地先、終点、日の出3丁目2206番2地先、延長200メートルを予定している。 認定理由は、昭和34年に小野田駅前土地区画整理事業として計画決定し、昭和41年に駅前広場と駅前西地区の整備が完了したが、東地区は未施行区域となっているため、土地計画法による建築制限がかかり、市街化の進展が困難な状況であるため、この問題解決のため代替事業として、小野田駅前地区都市再生整備計画事業により整備を行う予定である。この中の基幹事業として道路や公園の整備を行うが、道路整備の条件として、市道であることが必須条件となっているため、整備予定の3路線を市道認定するものであるというものです。 質疑に入り、まず、「3路線はいずれも道路拡幅が必要か」の問いに、「道路幅員を6メートルとしており、現在1メートル程度の道があるところを利用して道路計画しているので拡幅が必要である」との答弁です。次に、地元との協議は既に進めているのか」の問いに、「駅前商店街、自治会などと協議会を立ち上げ、第9回までの協議会、説明会を持ち、この方向性を決めた。この路線で国にも事業として計画を要望したところである」との答弁がありました。次に、「いつごろ開通するのか」の問いに、「5年間の計画である」との答弁です。次に、「5年かかる手順は」の問いに、「28年度は測量設計、29年度は建物移転が必要な家もあるので調査に入る。用地交渉に入って、道路幅を確保した時点で工事となるので、時間はかかる」との答弁です。「立ち退きが必要となった場合の見通しは」の問いに、「事前に話はしているが、補償のお金などは個別の協議になるので時間はかかるとは思っている」との答弁がありました。 討論はなく、全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第50号市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてです。 これは、今回の住居表示実施予定区域は、山口東京理科大学設立にあわせて、昭和61年に住居表示が行われた大学通1丁目に隣接する須恵東、須田の木、東須田の木自治会の一部で、北側は宇部市との市境、東側は大学通1丁目を除く県道まで、南側はうつけ川、西側はJR本山線までを囲む約16.9ヘクタールである。当該地区は大学開校後、市街化が進み、地元自治会から住居表示の要請書が提出されている区域であるというものです。 質疑に入り、まず、「以前は道路で区切るというのはあったが、初めて線路で区切るのを聞いた気がするが」の問いに、「恒久的な施設で区切るというのが基本になっており、このたびは線路という形になった」との答弁がありました。 討論はなく、結果、全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会の報告を終わります。議員各位の慎重審査をよろしくお願いします。(中村博行君降壇) ○議長(尾山信義君) 産業建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行いますが、ここで午前中の会議を閉じて、午後1時10分、13時10分から再開いたしますので、御参集お願いいたします。それでは休憩いたします。────────────午後0時 8分休憩午後1時10分再開──────────── ○議長(尾山信義君) 休憩前に引き続き午後の会議を開きます。 議案第16号平成28年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) 料金改定の根拠について3月9日にお聞きしました。あと条例改正のところで根拠らしきものが書かれているというのがあるんですが、この特別会計のほうでは基本的に予算の削減をされています。 ただ、ちょっと気になったのは、この委員長報告の中でもありますが、定期駐車の利用者について、26年、27年と伸びてきてるのに、なぜ28年度は利用料金を下げるのに利用者を少な目に設定をしているのか、これがちょっとわからないんです。これはどういう内容で、このように少な目に設定したのか教えていただきたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) どうして、あるいは何人ぐらいかということについては質疑はありませんでした。ただ、少な目に設定したという答弁があったのみで、質疑等はいたしておりません。申しわけありません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第20号平成28年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) この卸売業者に搬入しているのが6人程度の方が野菜を持ち込まれているとありますが、逆に地元の小売業者の利用者数といいましょうか、それはどのぐらいあるのか審査されましたでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) そういった通常的な人数については、審査をいたしておりません。 ○議長(尾山信義君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) この報告書の中では、今300万円を計上して、補助金をですね。そして、28年度をもって終了するとあります。そうすると、その後のこと、やはり経営改革とか対策とか、この補助金がなくてもできるんだったら別に問題はないんですけれど、終了した場合のこの経営改革とかそういうふうなことは審査されましたでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 運営補助金として28年度で終了ということで、あとはやっぱり自主自立といいますか自主経営ですね、「円滑にいくようにしていただきたい」ということの答弁はありましたけども、それについて本会議場でも質問ありましたように、その補助金の規定をつくるとか、そういう考えはないということですね。あくまでも自主自営でできるような体制を整えていただくという、そういう指導はあるかと思います。 以上です。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) この事業はもう20年以上ぐらいあります。今まで自主自立ということがなされてないわけ、できてないのが現実だと思うんですが、運営補助金が今までどのぐらいここに出されていたのかという審査も必要なんですけど、これよりも先にこの事業そのものの将来性に対する廃止とか見直しも含めての審査とか、そういうふうなことは審査はされなかったんでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。
    ◎産業建設常任委員長(中村博行君) そこまでは審査は至っておりません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) 今回のこの予算の審議の中で、学校給食とのかかわりについて審議をされておられます。どこまでこの問題で議論されたのかわかりませんが、これまでの本会議答弁等で、この学校給食は地産地消でいくんだということがずっと答弁されていました。教育長のほうからも、「契約栽培も含めて積極的に農家を育成するんだ」と、こういう答弁もありました。 その関連で、この卸売市場が今後学校給食にかかわっていく頻度がかなり高くなるんじゃないかなと思うわけですが、この100%無理だと、「地場産だけで供給するのは100%無理だ」というふうに書いてますが、問題はそういう地元農家の育成の問題とも関連をした、そういう方策について具体的にこの卸売市場が責任を負っていくということになるんかどうなのか、これについてひとつ議論があれば御答弁お願いしたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 答弁では、教育長の言われた「地産地消」ということを学校給食、これセンター化について、この考え方を担当課では地産地消物件も取り入れた中でやっていきますというふうに理解をしているということで、100%それ、地場の野菜等でできるというような認識は持っていないということですね。 そして、今御質問ありましたように、これを将来的にということについては、委員会では農業政策全体の見直しも含めて、やはり給食センターについては先ほど少し申しましたが、農林、また教育委員会、栄養士等々、そして執行部、全市的な方向でやっていかなくてはいけないのではないかという投げかけはいたしましたが、具体的な将来、将来像というものについては審査をいたしておりません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議がありますので、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第21号平成28年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第22号平成28年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第25号平成28年度山陽小野田市水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 水道料金の件でお尋ねしたいと思うんですけども、市民の生活の口径が10ミリ、13ミリというところなんですけども、その辺における県下での水道料金の位置というか、高い順から位置としては今何番目ぐらいになっているのか、その辺のところの審議内容についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 料金等については、今回審査をいたしておりません。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第25号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第26号平成28年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第26号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第41号山陽小野田市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第41号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第42号山陽小野田市駐車場条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。吉永議員。 ◆議員(吉永美子君) 先日の本会議で確認いたしましたが、これまで純粋な駐車券の紛失であり、善意の利用者に対しても不正使用としてきたことが、このたびの条例によって整備されることは評価をいたします。 そんな中で、入場する際の入り口のところの看板に紛失をした場合の料金ですね。要は、この議案でいきますと可決後は24時間まで500円、しかしながら、なくした方は日帰りであっても3,000円ということでなるわけですが、第三者で証明する人が、駅員の方が証明をするといっても3,000円という形に昨年もなっているわけです。 であるならば、この看板を「紛失した場合は3,000円を必要といたします」ということが、看板に出されているべきだと思いますが、この点については看板につけてないということは私は大変不備だと思っておりますが、この点について執行部から改善の答弁があったのか。また、委員会の中で質問があったかどうかお知らせください。 ○議長(尾山信義君) 中村委員長。 ◎産業建設常任委員長(中村博行君) 大変申しわけありません、その辺の審査、質疑はありませんでした。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第42号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第49号市道路線の認定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第49号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第50号市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第50号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第6議案第15号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第6、議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算についてを議題といたします。 本件に対し一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。伊藤委員長。(伊藤 實君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) それでは、議案第15号平成28年度一般会計予算決算常任委員会の委員長報告をいたします。 去る3月9日の本会議において、本委員会に付託されました議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算について、15日から17日までの3日間及び22日に委員全員出席のもと委員会を開催し、審査いたしましたので、その概要と結果について御報告いたします。 審査に当たっては、予算概要書に掲載された主要施策の中から27事業を抽出し、その実施計画書、事務事業評価シートなど関係資料の提出を求め、それらの事業を中心に審査いたしました。平成28年度山陽小野田市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ286億7,400万円で、前年度当初予算と比較して15.6%、38億6,900万円の増額となっております。 それでは、事務事業を中心に報告いたします。 まず、ふるさと山陽小野田応援事業についてです。執行部からの説明では、サポート寄附のさらなる推進、自主財源の確保、地元特産品等の販路拡大とPRの促進を通じ市内産業の活性化に寄与することを目的として、平成28年6月から寄附者へのお礼として地元の特産品等の返礼品を送る事業である。 具体的には参加事業者を公募し、事業者と返礼品を決定する。募集する返礼品は市内で製造、加工、栽培、販売等が行われている地元特産品のほか、地元事業者が提供するサービスも対象としており、幅広く魅力ある商品を募集する。 また、全国的なPRのため、ふるさと納税ポータルサイトの最大手であり現在もサポート寄附に関する情報を提供しているふるさとチョイスに加入する予定にしている。初年度は寄附件数500件、寄附金額1,500万円を目標に事業を運営していくとの説明がございました。 質疑の中で、「もっと特産品をアピールする方法も必要ではないか」との質問に対し、「商品については、まずカタログをつくり全国ポータルサイトに掲載する、また観光課等と連携しながら新しい特産品開発にも力を入れていかなければならない」との答弁がございました。 また、委員からの意見として、「このことについては、附帯決議等で議会側からも要請しており、このように進んだことについては評価するが、改善の余地があるので改善しながら実施してほしい」との意見がございました。 次に、婚活支援事業について。執行部からの説明では、出会いや結婚を希望する独身男女を対象として、そのきっかけを提供するためのイベント開催を事業者に委託するものである。民間のノウハウを最大限に活用した効果的な事業としたいので、市外の事業者を含めて検討しており、プロポーザル方式で最も優れた提案をした事業者を選定する。 イベントについては、出会いの場となるパーティーやレクリエーションを年3回程度、コミュニケーション講座などの講座を年2回程度と設定している。イベント参加者数について、毎回男女それぞれ20人程度、合計40人程度を想定しているとの説明がございました。 質疑の中で、「市が行っていたときと回数も余り変わらない。効果的な婚活支援事業にならないのではないか」との質問に対し、「これはプロポーザルをする上での最低限のラインであり、提案の中で一番優れていると思われる業者に委託する」との答弁がございました。 また、委員からの意見として、「民間委託に変更したことについては、これまでの議会の提言を受け入れて改善されていると思うが、型にはめる必要はなく、民間のノウハウを活用するのであれば任せる姿勢が必要だ」との意見もございました。 次に、パラサイクリング連盟とのパートナーシップ事業及び東京オリンピック、パラリンピックキャンプ地誘致事業について報告します。執行部からの説明では、昨年10月に山陽オートレース場において、障害者の自転車競技であるパラサイクリングの合宿を行ったが、日本パラサイクリング連盟から高評価を得ている。28年度は10月に2回合宿が予定されており、その際に講演や実技演習等を開催し、障害者スポーツの理解と振興を図るとともに、山陽オートレース場の活用を進めていきたいと考えている。 また、2020年の東京オリンピック、パラリンピックを契機として、本市のPRとスポーツによるまちづくりを推進するためキャンプ地誘致を検討するもので、競技はサッカーとパラサイクリングを想定しており、誘致相手国は姉妹都市のモートンベイ市のあるオーストラリアと考えている。28年度は県が開催する市町との連携会議、研修会に参加するとともに、山陽小野田市キャンプ地誘致委員会を立ち上げるとの説明がございました。 質疑の中で、「オートレース場の走路はパラサイクリングの練習場としての評価はどうなのか」の質問に対し、「競技は競輪場で行われるのでバンクが非常にきついが、オートレース場は傾斜が緩やかなので練習に関しては長距離を走るという点で非常にいい」との答弁がありました。 また、委員からの意見として、「パラサイクリング連盟とのパートナーシップ事業は、レース場との共有というところもあり、またスポーツによるまちづくりの一環としてオリンピックのキャンプ地誘致にも宣伝になるので、しっかり取り組んでほしい」との意見がございました。 次に、子育て総合支援センター整備事業について報告いたします。執行部からの説明では、妊娠期から子育て期までの相談支援をワンストップで提供し、子育て世代が主役となる拠点、子育て総合支援センターを整備するものである。設置場所は、小野田駅北側の旧労働基準監督署を購入し、改修する予定である。事業費として28年度は改修工事実施設計委託料300万円、用地家屋等購入費8,026万6,000円などで、8,386万6,000円であるとの説明がございました。 質疑の中で、「現在保育所で実施している子育て支援センターの連携を図る中心的、総合的な拠点であるとのことだが、具体的にどういったことをするのか」との質問に対し、「市内5カ所に委託して実施しているが、市が実施することで全体の連携を図る拠点になると考えている。各施設の状況把握や情報共有なども行いながら、それぞれの事業の向上を目指していきたい」との答弁がございました。 また、「休館日については、いつでも自由に行けるというコンセプトで進めてほしい」との意見に対し、「開館日時などは来年度に決めるが、できれば土曜、日曜は開館したい。子育て世帯の人を対象にアンケートをとりたいとも思っているので、実施設計等に反映させたい」との答弁がございました。 次に、埴生小・中学校整備事業について報告いたします。執行部の説明では、市内の学校施設の中で唯一建物の主要構造部分の耐震化が済んでおらず、平成26年度に行った耐力度調査の結果、建物の耐力が基準を下回っていた埴生小学校の校舎を建てかえ、学校生活の安全性を確保することにあわせ、国、県が推進する小中連携教育を充実強化するため、埴生中学校の用地を広げ埴生小学校の校舎を新築するとともに、埴生中学校の校舎を改修し、小中一体型の学校施設にするものである。 財源として合併特例債の活用を予定しており、その活用期限を踏まえると、建設場所について昨年中に地元と基本合意に達する必要があり、埴生地区公共施設再編に係る意見交換会において、この事業の素案を説明し、参加者の大方の理解を得たと受けとめている。 また、埴生小、埴生中、津布田小の3校で、昨年12月に教職員説明会を、また、ことしの1月から2月にかけて保護者説明会を開催し、事業の素案を説明した。今後プロポーザル方式により、設計事務所から提案を受け、関係者と協議、検討し、図面化していく。その協議、検討の関係者は、埴生地区公共施設建設委員会のメンバーで、埴生小・埴生中・津布田小の教員、保護者、地域の学校支援協力者、支所・公民館利用者、市教委、設計事務所を予定している。 通学路の安全確保については、25年度から教員、市教委、警察、道路管理者の4者で現地確認、安全対策の検討、関係者への改善要望を始めたが、今年度に入り山陽小野田市通学路安全推進会議を発足し、取り組みを強化した。この活動もあり埴生校区では、工事中のものを含め歩道の設置、横断歩道の新設、路面に通学路の文字表示が実現しており、さらなる安全性の向上に引き続き努力していく。 事業期間は平成28年度から平成32年度までの5年間で、総事業費は約18億7,000万円を見込んでいる。学校用地は現有地だけでは狭いため、約6,400平米の土地を取得し、サブグラウンド、遊具、駐車場などを整備し、現在のグラウンドをメイングラウンドとし、サブグラウンドとともに小中学校で共有する。その他、テニスコートの一部を駐車場にし、複合施設の利用者にも開放する。 なお、この開放に伴い、児童生徒や複合施設利用者と車が接触することを防ぐため、駐車場の周辺にフェンスを設置するとともに、南側の国道から校門までの上り坂約40メートルに歩車分離用のフェンスを設置して歩行者専用の通路を確保し、通行の安全性を向上させるとの説明がございました。 質疑の中で、「保護者は学校と複合施設の入り口が同じということで、かなり不安が大きいと思うが、リスクをなくすべきではないか。保護者から不安の声はあったか」との質問に対し、「説明会で学校評議員の方が国道側の出入り口の安全性について強く言っていた」との答弁がございました。 また、「学校敷地内の駐車場は学校関係者だけなのか」との質問に対し、「一番奥に新しく造成する駐車場は先生専用、プールの手前も教職員と来校者向けということで考えているが、複合施設の利用者も利用できる」との答弁がございました。 また、「複合施設が隣にあることで得られるメリットは何か」との質問に対し、「縦糸と横糸という表現をしているが、縦糸は9年間を学校教育で育んでいく、そこに地域の方が愛情を注ぎ込んで横糸を織りなし、その糸を完成させていく。学校が第2公民館に、公民館が第2学校になり、垣根を越えた事業展開を実現する上でのアドバンテージになっていく」との答弁がございました。それに対し、「ソフト面は垣根を越える必要があるが、距離があっても十分そういった活動が現在行われている。場所的に離れているがゆえに、うまくできないという例があるのか」との質問に対し、「山陽小野田市は山口県でも非常に進んでいる。近いとよりうまくいく」との答弁がございました。 また、「公共施設が学校敷地内にあるようなものだが、子供たちを守る側からどう考えているか」との質問に対し、「校内にそういう車が出入りするときの安全面は最大限配慮していかなくてはいけない」との答弁がございました。 次に、埴生地区複合施設整備事業について報告いたします。執行部からの説明では、この事業は平成27年11月までに14回の地元意見説明会を経て、埴生中学校南側の民有地2,776平米を取得し、支所、公民館、児童クラブ室の3つの機能を合わした施設を建設するものである。小中学校と近接して一つのエリアに建設することから、中教審や文科省が示している新たな教育方針、学校を核とした地域創生を進めていく上で、埴生地区は大きな教育上のアドバンテージを得ることができると考えている。 今後プロポーザルにより設計事務所を選定し、地域と学校がより連携しやすい整備の提案を受けるとともに、建設委員会を通じてさらなる地元要望、意見を集約して満足度の高い施設にしたい。現埴生公民館の解体まで含めた事業全体の工程は32年度までの5カ年で、平成28年度に用地取得、地質調査、基本設計を実施し、29年度は土地造成工事、建物の実施設計、30年度から建築主体工事、31年度末に開館、32年度に既存施設の解体工事を実施する計画としている。 28年度予算の主な内容は、測量調査委託料148万円、用地購入費3,836万1,000円、家屋補償費用269万5,000円、地質調査業務委託料825万円、基本設計業務委託料729万円など合計6,258万5,000円を計上している。財源としては合併特例債、地域活性化事業債、防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金、放課後児童クラブ施設整備費補助金、まちづくり魅力基金を充てているとの説明がございました。 質疑の中で、「複合施設の駐車場は何台置けるのか」との質問に対し、「15台の予定である」との答弁がございました。それに対し、「収容最大人数を200人と想定しているようだが、15台で大丈夫か」との質問には、「学校側の駐車場と現埴生公民館の跡地の駐車場で賄うことになる」との答弁がございました。 また、「地元住民の意見は、現在の埴生公民館は長年駐車場で困っていたので、駐車場だけは確保してほしい。また、複合施設と駐車場とが一体型で利便性のあるものをつくってほしいということであったが、駐車場が分離した形になっているので全体的な活用はできないと思う。それに応えているのか」との質問に対し、「新しい複合施設の前には15台しか確保できないが、テニスコート横の28台については相互利用を、また、現在の公民館、支所についても臨時駐車場として考えているので100台ぐらいはクリアできる。そういった意味で駐車場の確保はできる」との答弁がございました。 また、「埴生地区の将来像から考えたときに、当初の市の提案では、青年の家周辺に統合施設として整備して交流の場、そして山陽小野田市の中での核の一つとしてという構想を示されたが、今回複合施設の位置や構想が変わっており全然一致してないが、どう捉えたらいいのか」との質問に対し、「拠点施設の整備については、いろいろな捉え方がある。最初に提案した青年の家の敷地を活用した交流拠点としての整備については、市内外、校区の内外からの利用も含めて整備していきたいということであったが、地域の中の交流拠点として小中連携校と隣接することで、地域との連携をさらに深めていくという捉え方ができるので、まずはそちらを優先していきたい。今後、青年の家周辺を有効活用し、魅力のあるまちづくりにどうつなげていくかについては、現段階でははっきりとした構想までは至っていないが、しっかり構想を練る中で将来的なまちづくりにつなげていきたい」との答弁がございました。 これに対し、「この事業よりもまちづくり全体、山陽小野田市をどのようにつくっていくかは根本の問題である。交流拠点のゾーン化まで示し、これでいくんだという計画が途中で方向転換した、いつどこで決定したのか。それが存在しないこと自体、市民に対しての裏切り行為ではないか」との意見がございました。 地元合意の問題についても多くの質疑がございました。その主なものとして、「合意形成について大半の方がこれに合意しているという認識であるとのことだが、若干の反対意見があったと思うが、その判断はどうしているのか」との質問に対し、「昨年9月に中学校の隣接地ということで提案した際、意見もいただき、それを修正し、11月に最後の意見交換会を開催したが、その提案については駐車場の台数確保に努めてほしいということはあったが、この提案に対する反対はなかったということで合意が得られたと捉えている」との答弁がございました。 また、「参加者が少なかった、特に埴生小のPTAの方が徐々に少なくなってきたということに対し、その参加者をふやそうとする努力は十分したという認識か」との質問に対し、「保護者にぜひ参加してもらいたいという思いがあったので全保護者に案内を出したが、その中に今後はこういう学校の問題は地域と一緒の場で話していく時代になるので、この問題について保護者の方だけで話す予定はない。ここでいろんなことが議論されて重要な合意形成になると思うので、『ぜひここに来て意見をお願いする』という言葉をつけ加えた」との答弁がございました。 これに対し、「どの程度効果があったのか」との質問に対し、「それによってふえたという状況ではなかったと思うが、そこにはPTAの会長や副会長も来られ、言うべきことは言われており、効果はあったのではないかと感じている」という答弁がございました。 また、委員からの意見として、「おおむね了解を得たとなっているが、どうやって調べたのか。参加者がおおむね了解したからよかったのか。全市民を対象と言っているが、集まっているのは30人である。意見集約の方法として、意見交換会という手法をとったことに大きな問題がある」との意見がございました。 質疑の後、委員間で自由討議を行いましたが、埴生地区の老朽化した公共施設について、駐車場が狭いということも含め新たに複合施設として建設する必要があるということと、当初提案された建設場所である青年の家についても委員から異論はなく、当該土地での複合施設建設について住民合意の問題、埴生地区の将来構想、小中学校の安全面などの観点から意見を交わしました。 その主な意見として、「一番の問題は、民意がどのように反映されたか。一部の人の意見があたかも全体の意見であるかのようになったところに大きな問題がある。一番肝心な埴生の将来のまちづくりをどうしていくのかという視点での意見交換会を含めた議論がなかった」という意見。 また、「当初青年の家周辺で提案した経緯があるが、途中から変更したが、どこでそれが決まったのか。実は決まったところはどこもない、これが不思議でならない。こういう大事な問題がどこで決まったかも示せないという状況は、行政の継続性という点で基本的に問題がある」。 それから、「意見交換会という手法について、かなり詰めた議論をしたが、結局5,000人の地域の住民のうち50人程度が常時集まった。そうすると意見交換会が決定機関なのかどうか、この位置づけもはっきりしない。それを決定機関にしてしまい、それでおおむね合意とした」という意見。 また、「一番大きなものは、児童生徒の安心・安全という点から、かなりのリスクがあることを指摘したが、やはり避ける努力をすべきだ。住民の声とかいうよりも、行政がそういうことに対して毅然と対応すべきだ」という意見。 また、「小中連携校と埴生の複合施設は、埴生のまちの核となるべき施設だ。これを中心に埴生のまちが発展していかなければならないが、この場所がそういった場所なのか検討してみるべきだ。敷地の問題も含めて、わざわざ土地を買ってまでという気がする」という意見。 また、「公共施設の再編とあるが、まだ公共施設には埴生幼稚園もあるし、埴生の消防署の出張所もある。将来的にその再編も見据えた埴生地区の公共施設の再編でなければならない。埴生のまちづくりについては今の場所ではなく、埴生の青年の家の場所に設置する中で、どのように埴生のまちをつくるのかという市民合意を得なければならないし、そういう手法が必要だ」という意見がありました。 また、自由討議の中で、「市長に市民合意の考え方について、直接聞くべきである」との意見が出され、後日、市長に委員会に出席を求め、その点について市長から次のような発言がございました。 「まず、『執行部内の意思決定機関、庁議ではどうなっているのか、部長会議ではどうなっているのか』という指摘があるが、行政権は市においては市長に専属的に帰属している。1人で全部の仕事ができないので、規則で事務委任という形で職務の代理執行をお願いしている。庁議あるいは部長会議、部間連絡調整会議というのもあるにはあるが、それは市長が意思を決定するについて部長クラス、すなわち経験豊富な職員の意見を聞きたいということであり、記録に載ってないではないかということについては、それは口頭で聞くかあるいは口頭で意見交換したんだろうと思う。 もう一つは、『埴生地区の公共施設の再編に当たっては、10年前につくった第1次の総合計画の中で、青年の家周辺と明示されている』ということだが、探したがどこにも載っていない。 それから、実は埴生地区には2つの問題があると思っていた。一つは、市内の18の小中学校の中で、耐震工事をしていないのは埴生小学校だけだ。何とかしなければならないと気にしていたが、今回その問題に直面した。それから青年の家の周辺、広い運動広場も体育館もある。場所としてはうってつけのところで私たち内部も最初それしか考えなかった。 だから埴生の問題と言えば小学校の耐震工事の問題だけだろうというつもりだったが、現実の問題として最初は高潮の水位の問題ぐらいで済んでいたが、時間がたつうちに四国沖の南海トラフの津波の影響はどの程度あるのかというところで、より深刻な状況に追い込まれて、190号線から海側、すなわち青年の家周辺には例えば公民館で人が集まっているとか、支所に人が詰めているとかいうことが考えられる公共施設は絶対に建ててくれるなという方向で、中には違う人もいたかもしれないが、それを嫌う人が圧倒的に多かった。その危険があるところには絶対嫌だという人たちが集まった皆さんの大半であったと認識してる。 最終的には埴生中学校の横の190号線との間、実は、そんなところに支所、公民館、児童クラブを建てるスペースがあるんだろうか、地域の皆さんが納得するんだろうかという違和感があったが、ほかに探してもない。私としては提案したが、ここに場所があるんじゃないかということであれば、いつでもかえさせていただく、合併特例債に間に合う工事期間中であれば。 ただ時間がたつにつれて、国の財政がだんだん厳しくなってきている。そういう状態なので、今の青年の家周辺にという私たちのもくろみも崩れて、埴生中学校の横、言ってみれば狭いところで大丈夫かという不安が全くないわけではないが、場所がないので最終的には出席した皆さん方がだんだんそれもやむを得ないのかという形でまとまっていったというのが真相だと認識してる」とのことでございます。 討論に入る前に、河野委員から、本件に対する修正案が提出されました。修正内容は、埴生地区複合施設の建設に係る用地購入費等の削除で、その提案理由は、「埴生地区複合施設は、埴生地区の大切な交流拠点として建設の必要性は十分理解しているが、場所の決定についての市民合意をどう捉えるかについての疑問。学校の隣接地に複合施設を建設することによる危険性、将来を見据えた埴生のまちづくりの観点から、提案された場所について検討した結果、いま一度考え直す必要があるのではないか。当初の青年の家やオートレース場の駐車場などを視野に現在の場所を考え直してほしいということで、埴生地区複合施設の建設に係る用地購入に係る費用等を削除した」とのことでございました。 提出者の説明が終わり、本修正案について提出者に対する質疑では、「14回の意見交換会を実施し、熱心な方々の意見でやっとの思いで合意に至った。修正することで、その人たちに対する影響は相当大きいと思うが、どう考えているのか」との質疑に対し、「意見交換会での意見も大切な意見だが、埴生の将来をきちんと考えたときに今回の判断がどうだったのかという疑問があったので修正案を提出した」との答弁がございました。 次に、修正案に対する討論に入り、次のような討論がございました。「このように疑問のある議案に対しては、修正して議会自身がきちんと対応したほうがいいと考えているので、この修正案に賛成する」。次に、「提案されている敷地では、埴生地区のまちづくりの将来さえも語ることができないので修正案に賛成する」。次に、「合意はとれているという感覚であり修正すると、その人たちの立場から考えると議会不信がもっとひどくなる。地域と学校が密接な関係にあるべきだという観点からは、むしろ隣接しているほうが機能が発揮できる。非常に厳しい期限もあり、ベストと言えないまでもベターという考えから修正案に反対する」。 また、「市の計画を進める中での都市計画マスタープランとの整合性の問題で多少試行錯誤があるようだが、結果的には計画どおりに進んでいる。2点目は、地元関係者との合意形成については、14回にわたって合意形成がされたということは評価せざるを得ない。3点目は、防災上の配慮の問題で、青年の家の場所と現在計画されている場所を比較すると今のほうがベターではないか。4点目は、効果的な財政計画、財政運営はタイミングを失うと適切な財源が確保できない。このことは市民全体の負担にかかわるという問題も持っているので、非常に大きなウエートがある。5点目は、埴生地区の青年の家付近はレクリエーションと観光の拠点と位置づけられており、それをしっかり今後取り組んでもらいたい。それを含めて修正案に反対する」。 以上で討論が終わり、採決の結果、修正案について賛成多数で可決されました。 次に、修正議決した部分を除く原案について討論を行い、「臨時職に対する差別、特に学校司書の中に新しく任期付職員を入れて差別化を図ろうとしている。2点目は、特に商工振興、産業振興にかかわる問題で、地域通貨が大変小さい予算で組まれていたが、30万円程度では絶対に地域通貨にはならない。そういう点では根本的に考え方が間違っている。それから、交通の総合計画の問題も、これまでの連携計画をどう発展させるかという視点が基本的になかった。ほかにもまだあるが、基本的にこういうことを指摘して反対する」との討論がございました。 採決の結果、修正議決した部分を除く原案について、賛成多数で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重審議のほどよろしくお願いいたします。(伊藤 實君降壇) ○議長(尾山信義君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたが、ここで15分間の休憩をしたいと思います。────────────午後2時 9分休憩午後2時30分再開──────────── ○議長(尾山信義君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。河﨑議員。 ◆議員(河﨑平男君) 修正案に対して、5項……(「まだ出ちょらん」と呼ぶ者あり) あ、出ちょらんか、ごめん。(笑声)訂正します。(「訂正」と呼ぶ者あり) 訂正します。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それでは、委員長に質問いたします。 まず、子育て支援センターの件についてです。これについては私も、最初の議案が提案される際に、元労働基準監督署の建物を購入して、そこにそういうセンターを配置することについては、元労働基準監督署の建物そのものが非常に広くて、利用方法についていろいろ展開が考えられるのではないかということを質問したんですが、それについてこの子育て支援センターの活用等、それについての審議状況をお尋ねいたします。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) 労働基準監督署ですね。そちらを利用するに当たっては、その前に本会議でもあったように、サンパークとか商業施設で設置をしたらどうかというような意見があったんですが、そこでは面積的に狭いという中で、今の監督署のところは広いわけで、その分を現在今5つの保育所等でこのような支援をしているわけですが、子育てのコンシェルジュ等も含めて、そこの機能をより効果的にできるような施設にしたいというような答弁はございました。 ○議長(尾山信義君) 河﨑議員、先ほどのこの一般会計予算の委員長報告についての質疑は、修正案であっても構いません。修正案は出てないですけれど。質疑ですか。(「ええ」と呼ぶ者あり) 討論はまだ。(「討論じゃない」と呼ぶ者あり) 河﨑議員。 ◆議員(河﨑平男君) 合意形成の関係でありますが、合意形成は埴生地域住民のものであって、地方の住民自治、主たるものであります。これを議会の委員会が修正してもいいものでしょうか、お考えをお聞きします。(「考え、質疑じゃない」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) それは委員長の考えを聞かれるということですか。(「考え、個人的な意見」と呼ぶ者あり) 審査をした内容についての質疑にしてください。河﨑議員。 ◆議員(河﨑平男君) そういった質疑等はなかったんですか。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) 明快な質問をお願いします。 ○議長(尾山信義君) 河﨑議員。 ◆議員(河﨑平男君) 合意形成の段階で、いろいろのこの委員長報告の中にありますが、どこの段階ということで言われておりますが、埴生の住民の意思決定のもとでやられたので合意形成と私は考えるが、その質疑について議論はなかったのですか。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) 先ほど壇上から申しましたように、その合意形成については、いろいろと意見といいますか、その議論は深めました。先ほど言いましたように埴生地区には約5,500名ぐらいの市民の方が住まれておりますし、30名、50名の方がそのような合意をしたということですが、先ほど言いましたように、この14回のうち、この議員の中にも会議を傍聴された方の意見の中でも、果たしてそれが合意形成に当たるのか、人数的にはどうなのかというような議論があった中で、何を根拠にという部分がありまして、そこの今の人数30人がそれで合意形成になるのかというような議論はありました。 以上です。(「住民の中、全部通知してるんですよ」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 傍聴席、静粛にお願いします。 ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 埴生地区の複合施設の整備事業のところなんですが、この中で答弁をいただいている部分です。この中で書いてあるのは、「今後青年の家周辺を有効に活用し、魅力のあるまちづくりにどうつなげていくか。現段階でははっきりとした構想までは至っていないが、しっかり構想を練る中で、将来的なまちづくりにつなげていきたい」との答弁があります。このことを委員会の中では、どのように協議とか審議とかされましたでしょうか。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) 先ほど壇上から委員長報告しましたとおり、当初は執行部は青年の家に複合施設を建設しようという計画でした。そこには老朽化した青年の家、そしてグラウンド、体育館等含めてそのような複合施設をという考えだったわけですが、そしてこの市内外も含めて交流人口を埴生地区の重要拠点ということで、そういう計画だったわけですよね。 実際、今回の提案になりますと、今後この青年の家、老朽化してます。このことの解体というかどういうふうに再編整備するかという議論すら今はしてないというのが、先ほど言いましたような答弁です。 だから、要するに今位置を変えたということで、青年の家等の老朽化した施設等を含めた再編整備計画は全く検討をしてないという答弁があったわけでございます。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この埴生地区の公共施設再編について、小学校のPTAの方から伺った話では、以前小学校のPTAとして中学校との統合については反対という決議を上げてるということですが、それに対して何ら教育委員会からまともな返答はない。 さらにもう1点、この公共施設再編にかかわって、青年の家が危険だというふうな話もあったわけですが、では実際に市が出しているハザードマップとの関係では本当に危険性はどのように考えているのか、その点についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) まず1点目、埴生小中連携校についてです。このことにつきましては、私自身が総務委員長の時代、埴生小中学校の保護者の方から連携校について反対の請願等も寄せられておりました。その理由としては、まずは小学校、中学校が一緒になった場合に、現在の埴生中のグラウンドの面積でいくと小学生がそこに来るわけですから、そうした場合にグラウンドが狭いというような問題、それと通学路の問題です。通学路についても小学生が実際には今の埴生小学校のほうから東側に移動するわけですから、その辺の通学路についての不安があるという大きな2点で反対をされてたわけです。 今回につきましては、教育委員会のほうは、その当時はグラウンドを広げるようなことはしないということを明確に言われた結果、先ほど言いますように反対の声があったわけですが、今回の提案につきましては、その辺を十分受けとめたといいますかグラウンドも広くして、そのような保護者の皆さんの不安を払拭できるような提案になってたんで、埴生小中学校の連携につきましては、まだまだ課題はあるかもしれませんが、先ほど壇上で言ったように通学路についても歩道整備する等のいう成果が見られましたので、委員会のほうもあんまりハード面といいますか、その辺についての異論的な議論はございませんでした。 もう一点の今回の青年の家ではいけなくて埴生中学校のところにという話の大きな理由としては、災害時、先ほど言いましたように、通常の津波ではなくて南海トラフ等を想定した場合にはという理由があったわけですが、先日の22日の委員会に市長に出席をしていただきました。その際に私のほうから、現在、最近ですね。埴生地区を初め市内3カ所のハザードマップが配布をされております。そのことについて質問をしましたが、市長は埴生地区の青年の家の状況は承知をされておりませんでした。 現に避難地区には想定をされてないということで、実際それを理由にしてしまうと今回のハザードマップ自体の信用性、信憑性についても大きな問題が起こるんではないかというふうには考えております。 以上です。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。杉本議員。 ◆議員(杉本保喜君) 「意見集約の方法として意見交換会という手法をとったことに大きな問題がある」との意見が出たということなんですけれども、この意見を出された議員の方は、では結果論でしょうけれども、どういう形がよかったんかと思われて、この意見を述べたか、そういう話が委員会の中で出たかどうかお尋ねします。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) 意見交換会はあくまでも意見交換会です。通常であれば審議会等そのように公募委員でするなり、山陽地区の複合施設については、ワークショップ形式で公募等それぞれの団体等から選任をしていただいてそういう声を聞いたわけですが、意見交換会といいますと単なる意見交換会にすぎないというような、その委員の方の意見でございました。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑は。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 青年の家というものは、埴生地区のものじゃございません。これはやはり山陽小野田市のまちづくりとしての全体の中で考えていく部分ではないかと思うんですが、それと埴生の地域づくり、公民館とか児童館とか一体化したものとの埴生の地域づくりとの関係性ですよね。どのようにこの山陽小野田市全体のまちづくりと埴生の地域づくりとの整合性みたいなものですか、どのように協議されたのかお聞きします。 ○議長(尾山信義君) 伊藤委員長。 ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) ちょっとあんまり質問の意図がよく理解できないんですが。マスタープラン見られたらわかると思いますが、それぞれの地区のやっぱり活性化等含めて大事なんですが、マスタープランの中にはどこを中核地ということが記載されておりますし、そうした中で青年の家の活用という部分にも記載されておりますんで、そういうことで一応市全体で当然考えるべきだというふうな議論はしております。 ○議長(尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 これより、討論、採決を行いますが、委員長報告は修正でありますので、まず委員会修正案について討論、採決を行います。 討論はありませんか。(発言する者あり)討論を行います。討論はありませんか。下瀬議員。(「修正案に対して」と呼ぶ者あり) 質疑は終わったから、今の全体のことについての討論です。(「修正案の討論」と呼ぶ者あり) 修正案の討論。下瀬議員。(下瀬俊夫君登壇) ◎議員(下瀬俊夫君) 日本共産党の下瀬であります。私は平成28年度山陽小野田市一般会計予算に対する修正案に賛成の立場から討論をいたします。 今回の埴生地区複合施設建設に当たって、地域住民の意向集約や建設場所の決定、予算計上に至る経過の中で、3つの大きな疑問と違和感を持たざるを得ませんでした。1つは建設場所の決定であります。 当初市は、埴生青年の家を公共施設再編の拠点とする方針を打ち出しました。敷地が広い上、土地代が要らず、今後の埴生地区発展の拠点づくりの方向性を打ち出したものでしたが、地元との意見交換会の中で、津波など災害のおそれがあるとの一部住民の意向を受けて、これをいとも簡単に投げ捨て、埴生中学校前に移すという対応を行ったわけであります。そんなに市民の意向を尊重するのなら、新市民病院や学校給食センターをなぜゼロメートル地帯に持っていったのか。まさに災害に対するダブルスタンダードだと言わざるを得ません。 また、当初の提案から方向転換を含めて執行部内のどこで決まっていったのか、資料請求をしてもその政策形成過程が全く見えないという行政としての基本的な手続や機能を喪失していると言わざるを得ないのであります。 先日発表された埴生地区の津波ハザードマップでも、青年の家周辺は津波被害が想定されない地域であり、白井市長は、このハザードマップさえ見ていないとの答弁をしたのであります。 2点目は、住民の意見集約の方法であります。今回市長は、地域住民との意見交換会を14回も開催したと胸を張ります。しかし、この意見交換会とは何か。意見交換会の参加者が同意をすれば、なぜ埴生地区の大方の住民の同意とみなすのか。埴生地区約5,000人の住民の意向をどう集約するのか。私は最初から白井市長のボタンのかけ間違えがあったと言わざるを得ないのであります。 3点目は、小中連携校との関連施設として唐突に位置づけられたことであります。当初この複合施設問題は、小中の統合などとは切り離して検討が進められてきました。埴生小学校の保護者の間に小中連携校に対する厳しい批判の声があったからであります。ところが、埴生小学校の耐力度調査を境にして一気に小中連携校の構想が具体化を始め、結局複合施設そのものがコミュニティースクールの関連施設として位置づけられることになったわけであります。その経過の中で教育委員会は、保護者との協議をかたくなに拒否する対応を続け、学校問題であるにもかかわらず、保護者抜きで地域住民の意向を優先するかのような態度をとったのであります。 この新年度予算の委員会審査の中で白井市長は、一連の行政対応について場当たり的だとの認識を示し、他にいい場所があれば提案してほしいとの発言を繰り返し、私たちを驚かせました。 また、住民アンケートなら1カ月程度でとれるとの認識さえ示したのであります。今回の委員会審査の中で、埴生地区複合施設建設に関しては、委員全員が一致して必要だとの認識を確認した上で、委員会の多数意見がこの一連の行政手法への厳しい批判にあったことは確実であります。私たちは、議会がみずからの責任のもとで、今回の結論を踏まえた市民への働きかけをするなど、本来議会が持っている市民とともに歩む本来の議会活動を展開するチャンスと位置づけ、直ちに取り組んでいくことを強調して賛成討論とします。(下瀬俊夫君降壇) ○議長(尾山信義君) 反対討論はありませんか。河﨑議員。(河﨑平男君登壇) ◎議員(河﨑平男君) 議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算についての修正案に対し、反対いたします。 埴生地区公共施設再編に係る合意に至った経緯については御承知のとおりと思いますが、まず初めに平成23年度当初でありますが、3月27日に埴生地区の公共施設利用者との意見交換会で、行政は青年の家用地に再編計画を提案されましたが、さまざまな意見があったことから、翌平成24年度に埴生地区住民公共施設再編協議会が2回実施されました。 ここにおいても結論は出ず、平成25年度8月には、地元関係団体約50団体との話し合いで、さまざまな意見要望があったことから、9月には市政説明会が開催されました。公共再編についての意見交換会がなされたところですが、その後平成25年度10月に埴生地域の住民との意見交換会を月1回の定例会方式で実施をすることで合意がなされたわけです。このときも、さまざまな意見が交わされました。 平成25年度には6回もの自由闊達な意見や提案が出されたところです。また、平成26年度には4回開催され、さまざまな意見が出されました。これを受けて平成27年度には4回の意見交換会が開催され、4月15日には公共再編に伴う小中一体型や複合施設の農用地購入予定をすることになり、地権者は子供たちのために土地を提供しよう、地域のために土地を提供しようということで、そういうこともあり、その後意見交換会で位置図や配置図などの整備方針や概要が示され、翌年11月には長い年月をかけ、やっとの思いでさまざまな意見がまとまったところです。 このことは埴生地域はもちろん、津布田地域も含めた地域交流拠点施設として埴生地区複合施設は埴生市民が主役であります。埴生のまちづくりや地域コミュニティーの観点から合意形成がなされたもので、埴生地域住民によって意見、要望、提案などが意思決定されました。結論が出されたものでこれを議会が否定してもよいものでしょうか、疑問に思います。よって、この修正案に反対いたします。(拍手)(河﨑平男君降壇) ○議長(尾山信義君) ほかに討論はありませんか。矢田議員。(矢田松夫君登壇) ◎議員(矢田松夫君) 私は、議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算の修正案、埴生地区複合施設整備事業にまつわる予算案でありますが、私は以下の理由で賛成の立場を明らかにしていきたいというふうに思っております。 その一つに、直接民主主義という手法で地元合意を得たというものの、5,000人以上の地域住民からして二、三十人のいつもの参加者であり、多くの声なき声を置き去りにしてきたことや、なぜ参加者が少ないのかなど点検、総括なくして、ただ単に堂々めぐりの会議を開催してきたことが行政への諦め、挫折、失望、住民同士のいがみ合いにより出席者も減少し、結果として青年の家では900メートル遠くなるなど、まさに現公共施設付近の地元の合意になってしまったことであります。 何ら団体の代表者でもなく決定権を与え、公共施設の位置論ばかりを先行し、都市計画マスタープランに基づく埴生地区のまちづくりについて、より多くの地域住民と議論を深めなかったことが、一部の市民の富だけを認め、地域全体、つまり市民本位の手続ではなかった。施政方針で明らかにされた市民が主役のまちづくりはどこに行ったのでしょうか。(「間違いじゃないか」と呼ぶ者あり) その2つに…… ○議長(尾山信義君) 静粛にしてください。 ◎議員(矢田松夫君) ああいう声でいつも意見交換会されるんですよ。ああいう声でいつも意見交換会出るんですよ、どう思われます。 その2つに提案される公共施設建設場所は、通学路と並行し、児童生徒の安全性を脅かすことや敷地面積の狭隘により長年駐車場の狭さでイベントもできない状況から開放されず、ただ単に箱物建設以外にはなく、そばに公共施設が併設されることが地域連携校にふさわしいというものの、マスタープランに基づきます埴生地区全域のそれ以上のまちづくり構想は、ここで頓挫してしまうわけであります。 意見交換会では、「大きな人が集まるところがないとまちは成り立たない。公共施設を建てる際は、埴生地区の将来を考えんといけん」と言われたように、広大な土地があれば、あれもこれもそれも、さらには、遊び、憩いとまちづくりの夢は広がりますが、残念ながら現状では正夢で終わり、最大の財源を投資するものの、最大の効果は得られないという状況であります。 その3に、第1次市総合計画に即してつくられました都市計画マスタープランによりますと、青年の家に公民館、支所を再編する計画を示すものの、小中連携校問題なしに複合施設の建設は進められないとの声もあり、切り離しもできず混迷を深めてきたのが現状であります。 地域交流拠点は、現公民館や支所付近を示すものの、憩いや遊びに代表される機能を充実させるには余りにも敷地面積は狭く、そのことが人が行き交う躍動感ある地域形成を図ることすらできません。いわゆる埴生地区のまちづくりの核となる将来展望でもあります。だからこそ、専門的な知見に基づく青年の敷地内に埴生地区複合施設を建設するべきだと申し上げ、以上3点にわたり修正案賛成の討論を終わります。 以上でございます。(矢田松夫君降壇) ○議長(尾山信義君) ほかに討論はありませんか。岩本議員。(岩本信子君登壇) ◎議員(岩本信子君) この修正案に対して反対をいたします。 まず第1に、市民合意について議会としてはどう考えているかという点です。この市民合意をどう捉えるかほど難しいことはないと考えております。市民各自それぞれ思いがあり、全ての人の合意はとれません。20人足らずの議員でさえ合意は難しいのに、何をもって合意にするのか。今回の議案は14回も埴生地域に行かれ、まとめられたと聞いております。このことが市民合意にはならないのでしょうか。市民合意がなされてないとする根拠は示されてまずおりません。 次、2つ目です。建設予定地の問題です。この複合施設が主に埴生住民の方々が利用する地域づくりの拠点だとするならば、これからの政策である中学校区のコミュニティスクールの実現とあわせて考えてみる必要があるのではないでしょうか。コミュニティスクールの学校運営協議会は、地域の方々で構成され、子育て支援の中枢となり地域力を育てる場にもなります。現在の示されている場所は中学校にも近く、地域の皆さんにも集まりやすい地域づくりの拠点に適しているのではないかと考えます。 また、当初は青年の家の場所が提案されており、なぜ変更になったのか不明であることが問われておりますが、青年の家は地域の拠点づくりから離して、山陽小野田市のまちづくりの拠点として捉えるべきだと考えております。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 昔、青年の家は、海水浴場や、私もこまいころ行きました。松原がありました。山陽パークなどレジャー施設の拠点であるというイメージがあります。これは市の大切な財産ではないかと思ってます。若者を対象にしたレジャーやスポーツ施設の拠点となれば、若者の活性化にもつながり、市民全体が利用いたします。本市南の本山や赤崎地区の住民が埴生支所に行くことは考えられませんが、スポーツやレジャーの拠点なら市民交流の場ともなります。 しかし、スポーツ、レジャーの拠点と埴生公民館や放課後児童クラブ施設など地域の拠点となると、市民感覚としては埴生地区のものとして誤解や錯覚が生じることが考えられるのではないでしょうか。 まちづくりの核は、それぞれの地域がこの市の細胞の一つだと考えると、一つ一つの地域の細胞の活性化こそがまちの発展につながっていきます。それぞれ個性のある地域で、学校、公民館を拠点にした住民活動が市民主役のまちづくりの姿だと私は考えております。(「そうだ」と呼ぶ者あり) よって、青年の家の活用と地域住民の拠点づくりは別々に考えていくべきではないでしょうか。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 以上の点から、今議会として提案していくことは、埴生地区複合施設設備を進めると同時に早急に優先的に青年の家の活用を求めていくべきではないのでしょうか。(「そうだ」と呼ぶ者あり) 代替案もなく、ただ金額の修正をすることは得策だとは思えません。埴生地区の活性化をおくらせるだけではないでしょうか。議会もまちづくりとしての対極的な見地と埴生地域住民、工事完了や財源の期限などを考慮すれば、この修正案には賛成できないものと私は考えます。議員の皆様の熟考を求めて、反対討論といたします。(拍手)(岩本信子君降壇) ○議長(尾山信義君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって討論を終わります。 これより委員会修正案について起立により採決いたします。委員会修正案に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、委員会修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について討論を行います。討論はありませんか。中島議員。(中島好人君登壇) ◎議員(中島好人君) 議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算について、日本共産党市会議員団を代表して、原案について反対討論を行います。(発言する者あり) 新年度における事業施策において、議会が提出した政策提言に対して、実施に向けての努力がなされていることは評価できます。新年度の特徴は合併特例債を活用しての大型建設事業と地方創生における新型交付金を活用しての新規事業となっています。 一般会計予算決算常任委員会では、新規事業を中心に16項目27事業について事務事業調書によって事業内容について審査行われました。それを見てみますと、事業をしなくてはならないから、とりあえず事業計画を組んだという感じで、何のためにその事業を行うのかといったことが見えてきません。したがって、事業そのものが中途半端になっております。 幾つか例を挙げて見ますと、子ども・子育て支援事業では、子ども医療費助成制度は中学校卒業まで拡大されたものの、3割自己負担の1割助成となっています。今全国の流れは、高校卒業生までや3割全額助成所得制限なしが主流となっています。山口県下においても山口市、防府、下松、岩国、長門市などが3割全額助成となっています。地方創生の中心は、人口減少克服にあり、子育て支援策の位置づけが重要となっている中、総合窓口の設置はなくてはならないものとなっています。早期に設置を求めます。 また、婚活支援事業が、民間で復活したことは評価できますが、開催回数やテーブルマナー講座などの条件づけをしていますが、これらの条件をやめて業者の発想で自由に開催してもらうことが必要であります。ハッピースポット設置にしても幸福の鐘が鳴ると近所迷惑になるから、一番遠い岬の端に設置する、このことは若いカップルのためになるのか再検討が必要であります。 小中学校普通教室に、なぜ扇風機設置なのか、エアコンではないのか。また埴生小中学校整備事業では、保護者抜きで小中一体型での施設整備を進めることは許されません。 公共交通については、総合連携計画で上げた乗り継ぎを中心としたゾーンバス方式をなぜ取り組まないのかわかりません。 地域通貨事業については、1億円が最低でも必要と言われている中、30万円で何ができるのか、これで果たして地域通貨と言えるのか。名前をポイント制度とかに変えたほうがしっくりいくのではないかと思います。 事業審査以外では、総務関係において、1、公務出張の旅費規程は実費方式とし、領収証の添付を義務づけることが必要です。特に海外出張は早急に見直すべきであります。 2点目に、自治会事務費の補助金については、自治会に予算決算の提出について、今まで何度も議会で指摘していたのに対して、今年度初めて通知を出したということには驚きであります。しかもその通知内容は、補助金の金額を記入するだけの報告書となっており、何のための通知かわからないでたらめのものであります。厚狭地区の複合施設については、特に図書館としての機能が果たせるように文化財の保護、天井を補修し、またエアコン設置など、利用者が施設を快適に利用できるように改善が必要であります。 民生関係では、石丸総合館においては、議会決議を行った条例から「同和」の文言を外すように提案したが、依然そのままとなっています。救急患者診療を委託しているが、市民病院内での実施を検討すべきであります。 労働関係では、勤労者緊急小口資金貸付制度を他の銀行窓口も広げるなどして、改善して利用を促進する必要があります。 教育関係では、学校司書配置事業は、小中学校全校に学校司書を配置されていますが、免許を持ちながら17人の方が臨時雇いとなっています。このたび、そのうち2人ほど任期つき採用にしようというものですが、このことは現場に差別を持ち込むことになり、17人全員を任期つき採用とすべきであります。 また、学校司書に限らず資格を持つ人を任期つき採用するとともに、必要な部署には正規職員を配置し、正規職員と同様の仕事をしている臨時職員の賃金を上げるなど、処遇改善を求めて反対討論といたします。(中島好人君降壇) ○議長(尾山信義君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) これをもって討論を終わります。 これより修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(尾山信義君) 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く部分は、原案のとおり可決されました。──────────── △日程第7委員会提出決議案第2号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第7、委員会提出決議案第2号、議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算に対する附帯決議を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。伊藤委員長。(伊藤 實君登壇) ◎一般会計予算決算常任委員長(伊藤實君) それでは、議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算に対する附帯決議につきまして報告いたします。 本市議会は、議案第15号平成28年度山陽小野田市一般会計予算に対し、下記のとおり決議する。 記、1、地域通貨導入制度。予算額も少額で実行性に乏しいと言わざるを得ない。商業振興や消費喚起を促す上にも流通量の拡大を図ること。 2、公共交通のあり方。公共交通体系の早期の確立について、これまで何度も附帯決議として求めてきたが、スピード感に欠け進展が見られない。早急に今後の公共交通のあり方について、抜本的に改革を図ること。 3、地方創生の取り組み。地方創生には都市間競争に打ち勝つことが求められるが、本市の政策は独自性、積極性に欠けている感は否めない。もっと情報発信など攻めの行政を行うこと。 以上、議員各位の慎重審議のほど、お願いいたします。(伊藤 實君降壇) ○議長(尾山信義君) 提出者からの提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。これより、議題となっております本件について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、委員会提出決議案第2号について採決いたします。本件は、原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。本件の取り扱いについては、議長に一任願います。──────────── △日程第8議案第43号・第44号・第51号・第52号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第8、議案第43号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産を定める条例の制定について、議案第44号山陽小野田市公立大学法人運営基金条例の制定について、議案第51号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学中期目標を定めることについて及び議案第52号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が徴収する料金の上限の認可についてまでの議案4件を一括議題といたします。 本件に対し、山口東京理科大学薬学部設置促進並びに利活用調査特別委員長の報告を求めます。伊藤委員長。(伊藤 實君登壇) ◎山口東京理科大学薬学部設置促進並びに利活用調査特別委員長(伊藤實君) それでは、山口東京理科大学薬学部設置促進並びに利活用調査特別委員会の委員長報告をします。 去る3月9日の本会議において、本委員会に付託されました議案第43号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産を定める条例の制定について、議案第44号山陽小野田市公立大学法人運営基金条例の制定について、議案第51号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学中期目標を定めることについて、議案第52号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が徴収する料金の上限の認可についての4議案を9日に委員全員出席のもと委員会を開催し、審査いたしましたので、その概要と結果について御報告いたします。 最初に、議案第43号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産を定める条例の制定について、執行部からの説明では、地方独立行政法人法第6条第4項の規定において、地方独立行政法人は、その保有する重要な財産であって、条例で定めるものが将来にわたり業務を確実に実施する上で必要でなくなった場合、当該財産が設立団体からの出資等に係る財産であるときは、同法第42条の2の規定により処分しなければならないとされており、また同法第44条の規定により、地方独立行政法人は条例で定める重要な財産を譲渡し、または担保に供しようとするときは、設立団体の長は議会の議決を経て認可をしなければならないとされているので、公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産について条例で定めるものである。 なお、条例で定める同法第6条第4項に規定する重要な財産としては、国の独立行政法人の不要財産の処分に係る重要な財産は、帳簿価額が50万円以上のものとされているので、国と同様に帳簿価額が50万円以上としている。 また、同法第44条に規定する重要な財産を譲渡し、または担保にしようとするときに、議会の議決が必要な財産としては、地方自治法第96条第1項第8号及び地方自治法施行令第121条の2並びに山陽小野田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条において議会の議決事項と定められている2,000万円以上の不動産、土地については、1件5,000平方メートル以上のものに限る。もしくは動産または不動産の信託の受益権としているとの説明がございました。 さしたる質疑、討論はなく、採決では全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号山陽小野田市公立大学法人運営基金条例の制定について、執行部からの説明では、地方自治法第241条第1項に基づき、本市が設立する公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学の健全な財政の運営に必要な資金を積み立てるために基金を設けるものであり、大学の施設の建設や大規模改修、用地の取得、教育研究、退職手当等に要する経費に充てることを目的としているとの説明がございました。 質疑では、運営費交付金と基金についてあり、執行部からは、「平成28年度の大学予算において市から入ってくる運営費交付金は8億5,000万、その8億5,000万円の内訳は、施設の老朽化対策等で27年度までにできずに28年度以降にもやる工事が3億2,281万4,000円を想定している。これは大学から入ってくる5億9,600万円を充てていく。交付税として15億1,560万ぐらい入る予定だが、このうち通常の大学の管理運営として出すのは5億2,718万6,000円である。約10億円余るので、これは基金に積む予定である。身の丈に合ったきちんとした運営をすれば、毎年10億円弱ぐらいはたまり、将来の施設整備等に備えるお金ということになっている」との説明がありました。 討論はなく、採決では、全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第51号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学中期目標を定めることについて執行部からの説明では、地方独立行政法人法第78条第1項の規定において、読みかえる同法第25条第1項の規定により、設立団体の長は、6年間の期間において公立大学法人が達成すべき業務運営に関する目標である中期目標を定めなければならないとされており、さらに中期目標を定めようとするときは、同条第3項の規定により議会の議決を経なければならないとされているので、山陽小野田市が設置する公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が6年間の期間において達成すべき業務運営に関する目標である中期目標を定めるため、議案として提出するものである。 なお、同条第3項の規定により、中期目標を定めるときは、あらかじめ評価委員会の意見を聞かなければならないと定められているので、山陽小野田市公立大学法人評価委員会の会議を開き、委員の意見を聞いているとの説明がありました。 委員から、「評価委員会からどのような意見が出たのか」に対して、「その主な意見として、『全体的に抽象的な表現が多い』という意見、『山陽小野田市立であるのに市内への貢献というのが見えにくい』という意見、『財務をしっかりしてほしい』という意見、『現在、学生の4割、教員の大部分が隣接市のほうに居住しているので、市内在住に向けた取り組みが必要ではないか』という意見などであった」との答弁がございました。 討論はなく、採決では全員賛成で可決すべきものと決しました。 最後に、議案第52号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が徴収する料金の上限の認可について、執行部からの説明では、地方独立行政法人法第23条第1項の規定により、地方独立行政法人は、その業務に関して料金を徴収しようとするときは、あらかじめ料金の上限を定め設立団体の長の認可を受けなければならないとされており、また同条第2項の規定により、設立団体の長はこれを認可しようとするときは、あらかじめ議会の議決を経なければならないとされているので、議案として提出するものである。 なお、徴収する料金の範囲は、大学の業務に関するものが対象となるので、入学検定料、入学金、授業料、証明書等交付手数料、施設使用料等とし、定める料金の上限は、県内の国公立大学法人並みの設定としているとの説明がございました。 質疑では、「中期計画の中に、授業料等学生納付金について収支の状況また社会情勢等を勘案し、適正な料金設定を行うことと書いてあるが、その料金設定について見直しをするという考えなのか」という質問に対し、執行部からは「基本的には国公立大学の値上げ、値下げに準ずるということにしている」との答弁がございました。討論はなく、採決では、全員賛成で可決すべきものと決しました。 議員各位の慎重審議のほど、よろしくお願いいたします。(伊藤 實君降壇) ○議長(尾山信義君) 山口東京理科大学薬学部設置促進並びに利活用調査特別委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては、1件ずつ行います。 議案第43号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学に係る重要な財産を定める条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第43号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第44号山陽小野田市公立大学法人運営基金条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第44号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第51号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学中期目標を定めることについての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第51号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第52号公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学が徴収する料金の上限の認可についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議案第52号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第9議員提出決議案第1号 ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第9、議員提出決議案第1号総合戦略策定に当たっての議会意見についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。三浦議員。(三浦英統君登壇) ◎議員(三浦英統君) 議員提出決議案第1号読み上げまして、議会意見としたいと思います。 総合戦略策定に当たっての議会意見、今回の本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に当たり、議会の立場から素案について検証した。結婚、子育て支援の推進や子供の医療費助成など、議会政策提言が各分野に反映されていることに高い評価をするが、平成28年度予算は一部の計上にとどまっている。当該計画は平成27年度から31年度までの5カ年計画であることから、今後もできるだけ早い時期の予算化を切望する。 また、当該計画のより一層の実効性を高めるためにも、次の事項について要望する。転入奨励金事業に続く新たな転入促進事業を推進すること。空き家バンクの設置などの空き家対策に早急に取り組むこと。子育て世代包括支援センターが身近な拠点となるよう支援体制を充実強化させること。子育てに関する総合的な窓口を早急に設置すること。若者の就職支援、雇用創出、企業誘致活動の推進などについての事業化及び予算化を加速させること。地域公共交通を活性化させ、市内に人の流れをつくり出すこと。各事業を点でなく線あるいは面で捉え、全庁的な推進体制を構築すること。 最後に、議会として政策提言を行った立場から、今後の総合戦略の進捗状況や実施状況について、常任委員会を中心に検証を行っていくが、総合戦略の進捗については、行政と議会が車の両輪となって進めていくべきであることをつけ加えて、意見提出とする。山陽小野田市議会。 以上でございます。(三浦英統君降壇) ○議長(尾山信義君) 提出者からの提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。これより、議題となっております本件について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより議員提出決議案第1号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。本件の取り扱いについては、議長に一任願います。──────────── △日程第10閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(尾山信義君) 日程第10、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、平成28年第1回3月山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れさまでございました。────────────午後3時38分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成28年3月25日   議  長   尾 山 信 義   署名議員   矢 田 松 夫   署名議員   大 井 淳一朗...