• 同和地区(/)
ツイート シェア
  1. 山陽小野田市議会 2010-03-26
    03月26日-08号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成 22年 3月定例会(第1回)平成22年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録平成22年3月26日     午前10時00分 開議  議員定数 (24名) 現員数  (24名) 出席議員 (24名)     議 長  大 空 軍 治 君     副議長  江 本 郁 夫 君     議 員  石 田 清 廉 君     議 員  伊 藤   武 君     議 員  伊 藤   實 君     議 員  岩 本 信 子 君     議 員  衛 藤 弘 光 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  小 野   泰 君     議 員  尾 山 信 義 君     議 員  河 﨑 平 男 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  下 瀬 俊 夫 君     議 員  硯 谷 篤 史 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  中 島 好 人 君     議 員  中 村 博 行 君     議 員  平 原 廉 清 君     議 員  福 田 勝 政 君     議 員  松 尾 数 則 君     議 員  三 浦 英 統 君     議 員  矢 田 松 夫 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)事務局職員出席者 局     長  三 戸 正 樹 君 次     長  沼 口   宏 君 主査兼議事係長  石 田   隆 君 主査兼庶務調査係長西 田   実 君 主     査  玉 田 拓 男 君  説明のため出席した者 市     長  白 井 博 文 君 副  市  長  山 縣   始 君 総 務 部 長  杉 本 克 彦 君 企画政策部長   市 村 雄二郎 君 市民福祉部長   大 田 博 美 君 環境経済部長   藤 本 賢 輝 君 建設部長     道 永 芳 美 君 山陽総合事務所長 福 重   亨 君 教  育  長  江 澤 正 思 君 教育部長     松 野 清 和 君 病院事業管理者  河 合 伸 也 君 病院局事務部長  藤 井 雅 夫 君 水道事業管理者  山 本 克 己 君 消  防  長  山 根 雅 敏 君 監査委員     白 川 英 夫 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第29号、議案第30号、議案第32号から議案第35号まで、議案第39号、議案第40号及び議案第41号の9件について委員長報告、質疑、討論、採決     (総務文教常任委員長報告)     議案第29号 山陽小野田個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について     議案第30号 山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について     議案第32号 山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第33号 山陽小野田山陽消防署建設基金条例の制定について     議案第34号 山陽小野田火災予防条例の一部を改正する条例の制定について     議案第35号 山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について     議案第39号 山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について     議案第40号 山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定について     議案第41号 山陽小野田市職員等の旅費に関する条例及び山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第16号、議案第18号から議案第21号まで、議案第26号、議案第31号及び議案第36号の8件について委員長報告、質疑、討論、採決     (民生福祉常任委員長報告)     議案第16号 平成22年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計予算について     議案第18号 平成22年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算について     議案第19号 平成22年度山陽小野田介護保険特別会計予算について     議案第20号 平成22年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算について     議案第21号 平成22年度山陽小野田老人医療特別会計予算について     議案第26号 平成22年度山陽小野田病院事業会計予算について     議案第31号 山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について     議案第36号 住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について日程第4 議案第17号、議案第22号から議案第25号、議案第27号、議案第28号及び議案第37号の8件について委員長報告、質疑、討論、採決     (建設経済常任委員長報告)     議案第17号 平成22年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について     議案第22号 平成22年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について     議案第23号 平成22年度山陽小野田下水道事業特別会計予算について     議案第24号 平成22年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計予算について     議案第25号 平成22年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について     議案第27号 平成22年度山陽小野田水道事業会計予算について     議案第28号 平成22年度山陽小野田工業用水道事業会計予算について     議案第37号 山陽小野田市労働会館の指定管理者の指定について日程第5 議案第15号の1件について委員長報告、質疑、討論、採決     (総務文教常任委員長報告)     (民生福祉常任委員長報告)     (建設経済常任委員長報告)     議案第15号 平成22年度山陽小野田一般会計予算について日程第6 議会議案第1号を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決     議会議案第1号 山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 意見書案第1号を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決     意見書案第1号 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書の提出について日程第8 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会──────────── ○議長(大空軍治君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり) ただいまの出席議員数は24名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第8条の規定により、議長において中村議員、平原議員を指名いたします。──────────── △日程第2議案第29号、第30号、第32号~第35号・第39号~第41号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第2、議案第29号山陽小野田個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について、議案第30号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第32号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第35号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてまでの議案4件、議案第39号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第41号山陽小野田市職員等の旅費に関する条例及び山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案3件、以上、議案9件を一括議題といたします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。吉永委員長。(吉永美子君登壇) ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 皆様おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり) 私は、総務文教常任委員会の吉永美子でございます。 去る3月8日及び15日の本会議におきまして、議長から当委員会に付託を受けました議案9件につきまして、3月16日及び18日、委員全員出席のもと慎重審査をいたしましたので、その概要と結果につきまして御報告をいたします。 なお、16日の午前中は、市内公共施設8カ所を視察いたしました。 まず、議案第29号山陽小野田個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 改正理由は、情報公開制度個人情報保護制度については、制定後、10年が経過しており、平成20年度に情報公開条例の改正を行い、本年度、個人情報保護制度の見直しをするものです。 今回の主な改正内容の要点としては、1つ目に、開示請求権者に任意代理を認めること、2つ目に、開示請求権者任意後見制度における任意後見人を認めること、3つ目に、口頭による開示請求についてでございます。主に、採用試験に係る成績の開示について、簡易な開示手続を求める意見があり、これについての規定を加えるほか、既存の関係する条文について所要の改正を行うものです。4つ目に、統計法の全部改正及びこれに伴う統計報告調整法の廃止に伴う引用条文や文言の修正等、所要の改正を行うものとの説明でございます。 質疑に入り、「委員の採用試験にかかわる開示請求はどのぐらいあるか」との問いに、「実績は現在のところない」との回答でございました。 質疑を終わり、討論はなく、全員賛成で、議案第29号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第30号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 今回の改正は、第90号第1項1号中から、「18歳未満の者」の文言を削ることで年齢制限を外し、福祉施策の一環として、県税である自動車税と市町村税の軽自動車税の減免を実施するものであり、22年度の課税対象から適用しようとするとのことです。 質疑、討論ともになく、議案第30号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第32号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 教育委員会に新たに、山陽小野田文化振興ビジョン検討委員会を加えようとするものであり、その担当する事務は、山陽小野田文化振興ビジョンについて検討することとしているとのことであります。 その理由として、本市は総合計画に基づき、市民の幅広い芸術文化活動を支援するとともに、質の高い芸術文化に接する機会の提供や環境の整備、文化財等の保存活用等について、その具体的な方針となる文化振興ビジョンを策定するに当たり、この検討委員会を設置しようとするものであるとの説明でございます。 説明を終わり、委員の「ビジョンというのはこれまでなかったのか」との問いに、「いわゆる『文化振興ビジョン』と言えるようなものについては、旧小野田市時代においては、平成15年度に策定したものがあったが、合併後の新市においては、今日に至るまでなかった」ということであるとの回答でございます。 次に、「振興ビジョンを検討することとなっているが、ビジョンが策定されたら検討が終わり、委員会の用はなくなるのか」との問いには、「今時点での考え方としては、23年度中には検討委員会文化振興ビジョンの策定を行うという前提で、その作業を進めていきたい。策定を前提とした検討委員会というふうに考えているので、その任務が終わった時点で解散するという形になる」との回答でございました。 質疑を終わり、討論はなく、全員賛成で、議案第32号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第33号山陽小野田山陽消防署建設基金条例の制定についてでございます。 この基金は、老朽化が著しく耐震性の劣る山陽消防署の建てかえに伴う建設財源の確保を目的に基金造成をするものです。基金は、石油貯蔵施設立地対策等交付金の全部、または、一部を積み立てるものです。なお、この基金は、山陽消防署建設以外の事業には充当ができないものとの説明でございます。建設は24年度に計画しており、2年間の全額基金と最後の1年は交付金を使用し、3カ年で建設を考えているとのことでございます。 委員の主な質疑について御報告いたします。 「3カ月でたまるのが3億円ちょっとであるが、4億円ぐらいの予定ではなかったか、足りない分は起債か」との委員の問いに対して、「合併特例債である」との回答でございます。 次に、「古くなっている公共建物との複合施設の考えは」との問いに、「あらゆる条件を検討した中で、消防署単独で建てかえる結論に至った」との回答でありました。 「解体費用は含まれるか」との問いには、「解体せず、残しての建設費である」との回答でございます。 討論はなく、全員賛成で議案第33号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第34号山陽小野田火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本条例は、個室型店舗における避難管理の統一的な運用が、全国消防長会から示されたことに伴い、本条例を改正するものとの説明でございます。 改正内容は、個室型店舗に設ける外開き戸のうち、避難通路に面するものにあっては、開放した場合において自動的に閉鎖するものとし、避難上有効に管理しなければならないものにするものとのことでございます。 委員の「該当する店舗はあるか」との問いに、「山陽小野田市の管内においては、バイパス沿いに2設ほどカラオケハウスがあり、それが該当している」との回答でございます。 討論はなく、全員賛成で、議案第34号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第35号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてでございます。 まず、改正理由についてでございます。山口県市町総合事務組合は、山口県内の市町が行う事務のうち、10の事務を共同で処理するために設置された一部事務組合です。地方自治法の規定により、一部事務組合を組織する地方公共団体の数を増減するとき、共同処理する事務を変更するとき、一部事務組合の規約を変更するとき、財産処分を必要とするときについては、関係地方公共団体の協議が必要であり、その協議については、関係地方公共団体の議会の議決を経なければならないとされております。このたび、山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について協議する必要が生じたので、議会の議決を求めるものとのことでございます。 変更の内容については、平成22年4月1日から、山口県市町総合事務組合が共同処理する事務のうち、職員退職手当支給事務について、宇部市交通局を加え、また、非常勤職員及び公立学校の学校医等に係る公務災害補償事務について、下松市を加えるもとのことです。 委員の「宇部市交通局に限るとなっているが、どうして、宇部市は中を分けてすることになったのか」との問いには、「今回、加入するのは退職手当組合の支給事務ということで、退職手当組合については、各市町が任意で加入することができる。その中で、宇部市は、水道局のみがこの退職手当の一部事務組合的なものに入ると、そして、そこで積み立てを行っていくということと考えられる」との回答でございます。 討論はなく、全員賛成で、議案第35号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第39号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 改正の理由につきましては、時間外労働の割り増し賃金率等に関する労働基準法の改正に伴い、地方公務員法が改正されることから、本市の条例においても所要の改正を行うものとの説明でございます。 また、改正内容につきましては、特に、長い超過勤務を強力に抑制し、当該職員に休息の機会を与えるため、月60時間を超える超過勤務に係る手当の支給割合を100分の150に引き上げるとともに、当該支給割合と本来の支給割合との差額分の支給に変えて、正規の勤務時間においても、勤務することを要しない日、または、時間を指定することができる制度とするものとの説明でございます。 委員の「実態はどうか」との問いに、本会議の質問でもありましたが、「昨年の災害対応と、あとは選挙に関する事務、あとは税務課の市民税、固定資産税とかの繁忙期が、月60時間を超えてしまうことはある」との回答でございます。 また、「臨時職員をふやしても、時間外勤務は変わらないのか」との問いには、「1月から6月現在、6月末まで3名を雇用している。過去からの付加作業において、この3名が一番適している雇用人数だということで報告を受けているし、今後について、4名、5名ふやすことによって、職員の時間外が減ることはないのではないかと聞いている」との回答でございます。 討論はなく、全員賛成で、議案第39号は原案どおり可決となりました。 次に、議案第40号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 改正理由につきましては、集中プランに基づき取り組まなければならない項目で改正を実施する諸条件が整ったためと、職員の給料について毎年見直しを行うこととしているためとのことでございます。 また、改正内容については、1つ目として、住居手当の改正で現在持ち家に係る住居手当を月額3,500円支給しているものを2,500円に減額するとともに、新築、または、購入の日から起算して5年間の支給とするものです。 2つ目として、通勤手当の改正で、現在自家用車等を使用して通勤する職員に対し、1km未満に月額1,000円、2km未満に月額2,000円を支給しているものを廃止するものでございます。 3つ目として、職員の給料について、管理職を除く一般職員の給料減額率を若年層の職員を対象に3%から2%にするものとの説明でございます。 質疑につきましては、まず、「通勤手当について他市の状況は」との問いに、「宇部市が、1kmから2kmまで2,000円、1km未満はない、下松市が、2km未満1km未満も含むが2,000円としている。その他の市町についてはない」との回答でございます。 「若年層の職員というのは、大体何歳から何歳か」との問いに、「22歳から30歳前後になる。入庁して10年弱である」との回答でございました。 討論はなく、全員賛成で、議案第40号は原案どおり可決となりました。 最後に、議案第41号山陽小野田市職員等の旅費に関する条例及び山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 改正理由としては、現在、公用車を利用して出張する際、1日の日程が200kmを超えた場合は、1日「2,600円」の日当を2日分の「5,200円」支給しているが、本来、日当とは出張に伴う必要経費であり、例えば、昼食代や通信費がこれに当たるもので、1日に2日分を支給しなければならない理由が見当たらない。 また、このような支給方法は県内他市町に例もなく、不適切な支給方法と考えられるため、改正をするものとの説明でございます。 また、改正内容としては、路程が200kmを超えた場合においても、1日分の日当2,600円とするもので、また、今回の改正にあわせ、市長、副市長等の日当の3,000円及び宿泊料の1万4,800円について、一般職員と同じく、日当を2,600円、宿泊料を1万3,100円とするものとの説明でございます。 次に、委員の質疑についてですが、「路程の測り方について」の問いには、「インターネットを利用して地図で距離を測っている」との回答でございます。 「日当2日分を出すことについて、合併時の申し合わせか」との問いに、「旧小野田市に合わせたと思う」との回答でございました。 「200kmを超えた場合の1日分の日当2,600円と宿泊料の1万3,100円について、県内の状況はどうか」との問いには、「日当の2,600円については、県内でもいいほうである。上から4番目、5番目ぐらいの額になる。宿泊料の1万3,100円については、大半がこのぐらいの金額で固めてあるのが実情である」との回答でございました。 討論はなく、全員賛成で、議案第41号は原案どおり可決となりました。 以上、御報告申し上げます。議員各位の御審議をよろしくお願い申し上げます。(吉永美子君降壇) ○議長(大空軍治君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行います。 議案第29号山陽小野田個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第29号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第30号山陽小野田市税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第30号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第32号山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第32号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第33号山陽小野田山陽消防署建設基金条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第33号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第34号山陽小野田火災予防条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第34号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第35号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第35号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 失礼いたします。今の35号につきまして、私の報告の中にですね、質疑のところで、最初は「交通局」と言っておるんですが、最後のところで、宇部市は「水道局」のみが、この退職手当の一部事務組合的なものに入るということを言っておりまして、これは、「交通局」の間違いでありますので、訂正をお願いいたします。 ○議長(大空軍治君) 議案第39号山陽小野田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第39号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第40号山陽小野田職員給与条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第40号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第41号山陽小野田市職員等の旅費に関する条例及び山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第41号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第3議案第16号・第18号~第21号・第26号・第31号・第36号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第3、議案第16号平成22年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計予算について、議案第18号平成22年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてから、議案第21号平成22年度山陽小野田老人医療特別会計予算についてまでの4件、議案第26号平成22年度山陽小野田病院事業会計予算について、議案第31号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第36号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について、以上、議案8件を一括議題といたします。 本件に対し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。岩本委員長。(岩本信子君登壇) ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり) 去る3月8日の本会議において、本委員会に付託されました議案8件について、3月16、17、18日の3日間にわたり委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査いたしました。 以下、主な質疑応答を中心に、審議概要と審査結果について御報告いたします。 初めに、議案第16号平成22年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計予算についてであります。 「歳入歳出とも、2,430万7,000円で、前年度に比べ、率にして14.7%、420万4,000円の減額です」との説明を受け、審査の中で、「職員の体制は」に対し、「正規職員が1名、嘱託職員が1名、事務の臨時職員が1名、非常勤の看護師が5名、計8名体制である」。 また、「実数は昨年と比べてどうか」に対し、「21年度、多いときは40名、少ないときで32名、現在は33名です。利用者延べ数では、19年度は486人、20年度492人と推移している」。 また、「場所が離れたところに置いてあるこの事業の基本的な考え方は」に対し、「以前は、山陽中央病院の中に併設されていたが、一定の設備を整えるために今の場所になった。また、小野田地区では、医師会が市立病院でしております。利用についても、若干減少ぎみではあるので検討しなければならない」等々の質疑応答があり、「新病院の保健・福祉・医療の連携と訪問看護ステーションの仕組みをどうつくるかが行政の役割であり、新しい方向性を要請して賛成」との討論がありました。 採決の結果、全員賛成にて原案可決と決しました。 次に、議案第18号平成22年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算についてであります。 「歳入歳出とも、71億527万5,000円で、率にして3.17%、前年度と比較して、2億3,245万4,000円の減額です」との説明を受け、審査の中で、「ページ、26、27、共同電算委託とオンライン化については」に対して、「レセプトのオンライン化は23年度から本稼働する。共同電算委託には、22年度のレセプトオンライン化の予算は組み込まれていない。国保連合から1点当たりの単価が示され、23年度予算には組み入れることになる。オンライン化すると、レセプト点検の作業が簡略化、ミスもチェックできる」。 また、「28、29、滞納整理システムの導入は」に対して、「徴収員制度は19年度で廃止している。今使っているものは、職員が独自に作成したもので容量がいっぱいで操作方法もわからなくなっているので、債権対策室との連携もスムーズにできるよう、業者にシステム開発をした。一画面で滞納者と接触状況、家庭の情報、滞納、収納状況、履歴がすべて見れる」。 また、「短期保険者証発行の要件の内容は」に対し、「6カ月滞納者と分納誓約を守っている方には交付している。6カ月未満でも、特に重篤の方には3カ月の短期を出すことがある。短期保険証の発行は795件である」。 また、「60数件の無保険者を放置すること」に対し、「文書を出しても何の連絡もない、夜間・昼間に電話したり、家を捜して訪問したり、接触の機会を図っているができない状態である。短期保険証は、滞納者との接触の機会を設けるために用いられるもので努力はしている。一定期間で留保はやむを得ないと、国からも方針が出ている。書留の指示も出しているが、届かない例もあるので、無保険状態が続かないように最大限努力する」。 また、「国民健康保険運営委員12人のメンバーと審議内容は」に対し、「一般公募4人、医療関係者から4人、商工会議所より2人、女性団体から各1名、内容は、予算や条例改正など、議会に提出するものは事前に示しています。保険運営の重要なものを審議していただいている」。 また、「ページ、42、43、特定健診について、534万2,000円減となっているが、行政の姿勢が、保健予防の問題に対しどう考えているのか」に対し、「実績は少ない状況ですが、山陽小野田市の1人当たりの医療費は、20年度、県下2位、受診率はトップで医療費が高いこのような中で、特定健診は重要な位置を占めていると考えている。今年度の2,600人の見込みから、来年努力して、3,000人を超えるようにしたい」。 また、「ページ、44、45、はり・きゅう施術費にはマッサージはないのか」に対し、「整体やマッサージにも使える。申請は国保年金課の窓口で申請書を書いて、100枚つづりの補助券を渡している。1日1回、1カ月10日以内という制限があるが、補助額は、初見が200円、1術が700円、2術が800円となっている」。 また、「新年度の保険料の額は」に対し、「保険料は、所得が決まる5月下旬でないと保険料率は確定しない。今出しているところでは、単純計算ですが、21年度と同額か、若干低くなる結果が出ています」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「違法状態を保険者のほうからきちんとされることが必要、次に、健診事業の予算が低いことは深刻であり、行政全体でこの問題をフォローされたい、このように問題のある予算には反対」との討論があり、採決の結果、賛成多数にて原案可決と決しました。 次に、議案第19号平成22年度山陽小野田介護保険特別会計予算についてであります。 「歳入歳出とも、47億3,625万円で、率にして5.7%、前年度に比べ、2億4,591万9,000円の増額です」との説明を受け、審査の中で、「ページ、20、21、介護保険制度の中身について」に対し、「65歳から対象だが40歳から64歳までの方でも、特定疾病に該当する方はできる。介護認定申請をし、要支援1・2は、地域包括支援センターでケアプランをつくっている。要介護1から5までの要介護認定を受けた方で、在宅サービスを利用する方は、居宅介護支援事業所などでプランを作成しサービスを利用します。施設利用は、直接施設に申し込んでサービスを受ける形になっています」。 また、「予算、財源は」に対し、「介護保険制度は相互扶助の形からできており、制度の画期的なところはケアマネジャー制度で、ケアプランに基づくサービスが受けられる。認定を受けないとサービスを受けることができない。サービスについては居宅型と施設型があり、居宅介護では限度内でサービスを利用する。財源は、介護給付費の半分は公費負担で、25%が国、県、市がそれぞれ12.5、残り半分は、現在第4期で1号保険者、これ65歳以上ですが、20%、2号保険者、これは40歳から64歳までですが、30%の負担割合となっている」。 また、「ページ、22、23、介護認定審査会委員50人の補助金は、また、審査日程は」に対し、「すべて一般会計でしている。審査は毎週水・木曜日で、市役所と総合事務所で開催、8合議体あり、そのうちの2から3合議体が開催、時間は1時間ぐらい、件数は30件、また、施設待機についてに対し、県の調査で特別養護老人ホームで80人程度であるので、3施設ありますので240人くらい、厚狭地区に特別養護老人ホーム60床、老健施設20床、グループホーム18床、小野田地区に、グループホーム18床と小規模多機能型居宅介護に9名であります。在宅サービスと施設サービス費は3倍ぐらい差があり、1人当たり、在宅で9万円、施設で27万円で、施設整備が進むと保険料にはね返るので、勘案しながら整備を進める」。 また、「介護施設の医療行為は」に対し、「特別養護老人ホームは、医療行為はできない。老健施設については、医療管理が必要な方、介護療養型施設では、少し医療程度が高い方の利用が設定されている」。 また、「施設などでの事故報告の事例は」に対し、「市内では聞いたことがない。特別養護老人ホームは、医療と連携がとれないと認可されない。また、グループホーム等についても、医療機関との連絡体制をとっていないと認定されないが、県が認可するので毎年調査しています。事故があれば、市にも報告がある」。 また、「事故の申し立てはどこにすればいいのか」に対し、「介護施設サービスは、県に指定監督権限があり、最終的には県の判断だが、現場確認には市も同行するので調査はできる。まず、市に相談して、苦情については、第三者委員会を施設に設けるようになっているのでそちらでする。また、国保連合会の中に、介護保険に関する相談窓口もある」。 次に、「ページ、32、33、特定高齢者把握事業について」に対し、「地域の困っている年寄りの掘り起こしと相談を受けて実態把握していく事業で、地域サブセンターとして5カ所に委託している。小野田赤十字在宅介護支援センター、長寿園併設の小野田在宅介護支援センター、高千帆苑在宅介護支援センター、サンライフ山陽在宅介護支援センターと社協にある山陽在宅介護支援センターに委託している。昨年は2,100件対応しています」。 また、「元気な年寄りが交流する場は検討しているのか」に対し、「市の政策の生きがい対応型デイサービスや社協のサロン事業など行っているが、公民館の事業を進めているのが実情です」。 また、「昨年10月から、介護ボランティア活動制度を実施した高齢者自身の社会参加活動による介護予防及び健康増進の推進が目的で、現在74人の登録者数だが、周知が足りていない状況です」。 また、「ページ、38、39、ケアプラン作成の費用は」に対し、「現在、ケアプラン作成が市内で500件程度あり、職員だけではできず委託している。プランは1件当たり単価が決まっており、予防の場合は1件当たり4,120円、初めて立てる場合は加算が3,000円で、それで委託料を設定している」。 また、歳入では、「ページ、13、14ページ、1号被保険者がふえているが」に対し、「高齢者の増加により認定者もふえる。22年度は、設備整備もあるので増額となる」。 また、「18、19、新予防給付居宅介護支援費は」に対し、「18年度の介護保険で改定し、要支援1・2に該当する方が対象になる」。 また、総括質疑では、「介護施設で働く職員の労働条件の改善が予算化され、給与引き上げに期待はできるが、労働条件が厳しく定着しないことの実態調査と、施設の労働条件の悪化が入所者に影響することが懸念されるが、労働条件の向上についてはどうか」に対し、「実態調査はしてないが、入所者にとって施設が生活場所なので、今後実態把握に努めたい」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「生活保護が受けられない低所得者が、サービスを受けられない実態があるこの制度に疑問があり、予算には反対」との討論がありました。 採決の結果、賛成多数にて原案可決と決しました。 次に、議案第20号平成22年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 「歳入歳出とも、8億5,995万1,000円で、率にして0.7%、前年度に比べ、623万円の増額です」との説明を受け、審査の中で、「この制度がどうなるのか」に対し、「3月10日付の国保新聞では、後期高齢者医療制度は廃止の前提で、65歳以上を原則国保加入させた上で、65歳未満は区分分け経理をして、都道府県単位で財政を運営するとなっている。65歳未満の国保も、都道府県単位に広域化し、65歳以上も含め、現行の後期高齢者医療広域連合か都道府県が運営主体になる。市町村には、保険料徴収や保険事業各種申請の受け付けの窓口が残る方向」だと掲載されていた。 また、「16、17ページ、保険基盤安定負担金は」に対し、「保険料の所得割と均等割で軽減措置がある部分について、歳入欠損が生じないよう公費で補うものです」。 また、総括質疑では、「健診事業の受診率の低さについて」に対して、「後期高齢者の方々には、定期的に医療機関にかかっていることが多く受診率が低いと見ている」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「制度そのものに反対」との討論があり、採決の結果、賛成多数にて原案可決と決しました。 次に、議案第21号平成22年度山陽小野田老人医療特別会計予算についてであります。 「歳入歳出とも、110万5,000円で、率にして99%、前年度より1億1,384万6,000円の減額で、これは、老人医療特別会計の廃止に伴うもので、本年度は、3年間の清算期間の最終年度となり、大幅に減額しています」との説明を受け、採決の結果、全員賛成にて原案可決と決しました。 次に、議案第26号平成22年度山陽小野田病院事業会計予算についてであります。 「収益的収支は、病院事業費42億7,463万2,000円、これに対し、病院事業収益42億9,237万2,000円、この結果、税抜きの損益計算で、1,774万円の単年度利益を見込みました。 また、資本的収支は、支出5億6,535万円、これに対し、収入1億6,307万1,000円、この結果、収支差引不足額は、4億228万8,000円は、当年度分損益勘定内部留保資金で補てんし、なお不足する額は一時借入金で措置します」との説明を受け、審査の中で、「不良債務について」に対して、「21年度補正時では、『5,000万円の医業収支を目標に頑張る』と言いましたが、1、2カ月は、約2,000万円の増収で3月もそのように動いています。2月の外来は、前年度比90%だが入院で105と、病院全体の職員の協力で収益が上がっている」。 また、「追加議案の60時間を超えた場合と60時間を超える医師や職員はどうか」に対し、「今、規定の改定をしています。また、時間外勤務の状況から、ほとんどいない」ということでした。 また、「ページ23、24、医薬分業について」に対し、「患者さんの希望に応じて院外処方をしている」。 また「24ページ、経費節約で委託料が減額されているが」に対し、「外注検査費200万円減、電算保守委託料500万円減と医療事務委託料を減額している」。 また、「修繕費3,000万円だが、新病院予定で抑えられている状況ではないか。そのような感覚が、いい医者の確保に影響を与えないか」に対し、「言われるとおりだが、安全観点から優先順位をつけてしなければならないところをするが、数年待てるものは待つ。内面的な修理で器械などは我慢している」。 また、「雨漏り箇所が大変多いがどうか」に対し、「建物の接続部分や、どこから漏るのかわからない箇所もあり、原因がどこにあるのかを把握できていない。窓口ロビーでバケツを置いた対応もあった。患者さんにも御迷惑をかけた」。 また、「新病院プロポーザルの予算は」に対し、「21年度の補正で対応しており、基本構想が出てこないので計上していない。話が決まれば、また補正で対応していく」。 また、「25、26ページ、窓口の未収金についての対策は」に対し、「未納通知書を発送し、納付のない方には電話連絡をする。未収対策はこの2点です」。 また、「不納欠損と未収金の総額はどうか」に対し、「小野田市民病院で4,800万円、旧山陽病院で2,000万円の未収金がある。不納欠損は基本的に住所不明を中心に処理しています。22年度不納欠損は平成13年度以前を予定しています。3割の一部負担で、7割は保険請求しております」。 次に、収入の部の質疑では、「入院、外来の減は医師がやめたことだけか」に対し、「医師がやめるのも大きな要因だが、科によって常勤医がいないことが問題で、総合的に見た場合、一つの科がなくなると大きな痛手となる。これだけの入院、外来患者を診ているのは、残っている医師が非常に努力している」等々の質疑応答がありました。 また、総括的な質疑では、「1点目、予算提案は局長がすること、2点目、患者確保に対する基本姿勢、3点目、山陽市民病院跡地に建つ福祉施設と診療所が地域に開かれた医療機関となることに疑義がある。位置の問題が病院の方向を左右すると考えるが、詳しく聞きたい」に対し、「1点目、局長提案はしています。2点目、ここ数年、病院職員は患者さんに対して対応がよい。病院の組織文化という観点ではマインドが変わってきたと思う。また、医師を招聘していく病院だから、市民と一緒になってつくっていかなければ存続できない。医師がおりやすく、しかも優秀な医師に来てもらえる病院としなければ継続はできない。今の段階では非常に苦慮している。3点目の新病院の件は、現時点では述べることができないが、山陽市民病院跡地の問題は、可能性の問題で、内科と高度のリハビリができる地区になり、すぐれた福祉医療圏域になると思う」。 また、「控え目な数字で予算で組んでいる点について、経営的観点からはどうか」に対し、「適切な指摘ではあるが、古くなる建物は住民の心から次第に離れていくので、今の段階では大きく望むことは難しいので、謙虚に実態と即した提案をした。新病院の役割として、労災病院を急性期病院として温存することが大事である。労災が取り扱わないマイナスの部分について市民病院が対応するような、競争ではなく、全体としてどうあるのが望ましい地域医療になるのかの観点が必要である」。 また、「労災と比較して薬の待ち時間が長いこと、個室の整備、医師、看護師の接遇について」に対し、「薬はよくわかっているが、改善の方向が見当たらないが、できるだけ早く何らかの対応をとるようにする。個室については、経費がないので改修ができなかった。接遇は相当よくなったと思うが、研修をする余地がある」。 また、「経営形態の方向性についての所見は」に対し、「新病院ができるなら、市民と一緒に考えながら覚悟を決めたほうがよい。独立行政法人では規模が小さく、指定管理者では、それなりの方が来られればいいのですが、今のままでは全部適用がよい」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「病院の全体的な先がなかなか見えてこない。悩ましい問題だと考える。山陽地区に病院がなくなって困っている状況で、新規福祉施設がこれにかわるものかは不透明であり、山陽地区に住んでいる皆さんの要求にこたえられる病院となることを要望して賛成」との討論がありました。 採決の結果、全員賛成にて原案可決と決しました。 次に、議案第31号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 「今回の改正は、国民健康保険法施行令の改正に伴うもので、被保険者としない者の追加、所得算定方法の変更、被扶養者であった者の保険料軽減の延長の3点です」との説明を受け、審査の中で、「所得算定方法の変更は」に対し、「従来、所得の算定は給与等の総収入に山林所得の合算であったものが、地方税制改正により、新たに株式の上場や特定土地等の長期譲渡所得を加える。所得の計算は税務課が行い、保険料の判定については税務課が算出した所得金額をもとにする」。 また、「条例改正により国保料の収入は伸びるのか」に対し、「これはもともと附則の中にあったもので、保険料への影響はない」。 採決の結果、全員賛成にて原案可決と決しました。 最後に、議案第36号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法についてであります。 「厚狭駅南部地区土地区画整理事業の完了のめどがつき、土地区画整理法による換地処分にあわせて街区方式により実施するもので、戸数については110戸程度、面積については21.2haとなっており、新町名は地区住民と協議の上決定し、実施時期は平成22年秋ごろを予定している」との説明を受け、審査の中で、「結果として反対がなかったのは、手続が面倒という声はなかったのか」に対し、「管理組合の総会で街区方式の説明をした。質問の時間も設けたが、意見はなかった」。 また、「自治会は」に対し、「自治会の内訳は、末益22世帯、あさ紫苑16世帯、一丁田10世帯、自治会未加入46世帯と十数軒の事業所がある」。 また、「換地処分は完了するのか」に対し、「一応秋ごろまでに完了するめどが立ったという報告を受けたので、換地処分にあわせて住居表示をする提案を出した」。 また、「換地処分ができなかったら」に対し、「あらかたの区画整理が済んでおり、工事のめどがある程度ついているので、住居表示を実施しても何ら問題はない」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「町名については以前より問題が出ているので、皆さんの意向をきちんと尊重された対応をすることを要請して賛成」との討論があり、採決の結果、全員賛成で原案可決と決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重御審議のほどよろしくお願いいたします。(岩本信子君降壇) ○議長(大空軍治君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行います。 議案第16号平成22年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この訪問看護ステーション事業については、以前、民営化というふうな話がありました。その点については審査がされましたでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) その点は審査しておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第18号平成22年度山陽小野田国民健康保険特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 委員会での反対討論もあったように、「保険者がこの被保険者に対して保険証を交付しないというのは違法である」という討論もありましたけれども、長期にわたって、その無保険状態における世帯はどのぐらい世帯があったのか、お尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 長期にわたってですか。先ほど言いましたように、短期保険証の発行は795件あって、そして長期には、それはどうでしたかね。ちょっと待ってくださいね。そこは聞いておりません。じゃから、長期というのが、六十数件、窓口にとめ置きがあるということでございました。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) いずれにしても、違法状態ということは放置できない問題です。一定期間、委員長報告で「一定期間に接触してお話しする」という報告がありましたけれども、その一定期間という期間についてどのぐらいかという点についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 「1年も保険証が届かないところもある」という質問はございましたけど、その「一定期間」というのは、このことについては執行部のほうからは受けておりません。(「うそつけ」と呼ぶ者あり) いや、何で。質問者が、「一応政府答弁では『1カ月程度』という言い方をしているんですよ」ということはありましたけれど、執行部からは、「一生懸命、何か今回も夜間とか連絡をとって、1カ月間努力をやってみても接触ができない場合は、書留で送ってくれというような指示を出した」ということで聞いております。だから、執行部のほうからは、その「一定期間」という、きちんとしたその回答はいただいておりません。 ○議長(大空軍治君) 中島議員。 ◆議員(中島好人君) 確認ですけれども、「1カ月間努力してもだめだったら郵送する」ということが審査されたと、回答があったというふうに理解してよろしいんでしょうか。 以上です。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) そのように理解していただいていいと思いますが、そのときに書留が届かないという問題も出ておりまして、そしてそのことが、その書留が届かないとどうなるのかということもちょっと話し合っております。それについては、やっぱり郵便局との連絡をとって、そのとりに来られるような形をとったらいいんではないかという話も、委員のほうからは出ております。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 特定健診のことが、先ほど報告の中で「件数が減っているのに、予算がさらに削減をされている」ということなんですが、これをふやしていく努力、それはどのようにされているのか、その点についての審査状況をお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) これはどこでしたか、特定健診はふやしていく、これでは、「未受診者の方、一応全部の方々に、節目健診とか、そういうことをして受診を勧めていく」ということでした。そして、「未受診者に対しては、11月下旬で洗い出しをして、その洗い出し作業が終わり次第、全員の方に電話で受診勧奨を行っている」ということでした。そして、「まだいろいろと提案があったので、そのことを生かしていきたい」ということも言われました。 以上です。 ○議長(大空軍治君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 以前からこの場から主張してまいりましたが、保健師さんによる訪問指導の引き上げの努力なんですが、最近法律が変わって、特定健診に力が入っているようですが、この保健師の訪問指導の件数等、そういった質疑がされたのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) そのような質疑はありませんでした。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第19号平成22年度山陽小野田介護保険特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 介護保険の認定の問題についてお尋ねをいたします。 介護保険制度が始まって、その人が、申請者がどの程度介護が必要かということを公的な機関として審査会が設けられて、要介護度が決定されるわけですが、要介護度が、この程度が必要だと言われても、サービスがそれに追いつかないと、いわゆる「保険あって介護なし」という状況が多数生まれているというふうに考えておりますが、その点についての審査状況をお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 今言われたようなことは審査しておりませんが、不服に対しては、相談、苦情に対しては、市のほうに来て、そしてそのそちらのほうで、施設のほうでそういうふうな管理組合でしたか、相談窓口があるそうですので、そちらとも協議ができるということは聞いております。 ○議長(大空軍治君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 一番の問題は、今多くの御家庭で問題になっているのが、もう家庭では面倒見切れないので施設に入れたいと、しかし、待機者がたくさん多くて、どんなに自分のとこが困っても、なかなかそれに対応できないという施設の不足の問題なんですが、これは今後どのような解消が図られようとしているのか、その点についてお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 施設待機人数ということでの質疑はありましたが、その解消については、先ほども言いましたように、在宅介護とその施設介護の差額が3倍あり、どちらかというと、その施設をつくればつくるほど、今度は介護保険料にはね返ってくるので、その辺は勘案しながら見ていきたいという、その保険料がアップしないようなことにしなければということも聞いております。 ○議長(大空軍治君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今の発言からすると、施設については、今後建設は余り進めたくないというふうな状況かと思いますが、それと、近年、特に最近大きな問題になっているのが、施設での火災による入所者の死亡事故が相次いでいるという点です。グループホームは、一応在宅施設ということになっておりますが、山陽小野田市として、そういった施設への安全点検、そういったことが行われているのか、市内にある施設では、そういった危険、避難誘導等、万全な体制がとられているのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 施設には基準がありまして、防火に対してでも、きちんとそのスプリンクラーとかつけるようになっております。それは全部消防署がきちんとその確認をしているということでございました。だから、今、スプリンクラーについても、できてないところが1カ所あるらしいですけど、今それは「協議中」ということでございました。だから、火災というか、そのスプリンクラーがここですね。自動通報装置や火災報知機装置というものも別に基準がありますので、それはきちんと設置されていることを把握されているという返事をいただいています。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第20号平成22年度山陽小野田後期高齢者医療特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今、後期高齢者医療制度は廃止の方向だというふうな話もありましたが、今問題になっているのが、保険料の未納者に対する制裁措置というか、資格証明書がここでも準備されているというような話を聞いておりますが、山陽小野田市では、その保険料滞納者に対する対応はどのようにされているのか、その点についての審査状況をお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) その点は審査しておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第21号平成22年度山陽小野田老人医療特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第26号平成22年度山陽小野田病院事業会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) ここ数日間、新聞等で問題になってきているのが、島根県における、鳥取県でもそうでしたが、医師が地域の病院からいなくなるという事態なんですが、医師の安定的確保についてどういう努力がされているのか、その点について審査状況をお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 安定確保についての審査はしておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 患者さんの負担を減らしていくために有効な手段として、今、ジェネリック医薬品、これを進めていく、広げていくということが厚生労働省も進めているところなんですが、山陽小野田市の病院局は、そういったジェネリック医薬品への取り組みがどのようにされているのか、また実績等がわかればお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) ジェネリック医薬品についても、このたびでは審査しておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第26号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第31号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第31号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第36号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第36号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第4議案第17号・第22号~第25号・第27号・第28号・ 第37号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第4、議案第17号平成22年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について、議案第22号平成22年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算についてから議案第25号平成22年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算についてまでの議案4件、議案第27号平成22年度山陽小野田水道事業会計予算について、議案第28号平成22年度山陽小野田工業用水道事業会計予算について及び議案第37号山陽小野田市労働会館の指定管理者の指定について、以上議案8件を一括議題といたします。 本件に対し、建設常任委員長の報告を求めます。三浦委員長。(三浦英統君登壇) ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) おはようございます。去る3月8日の本会議におきまして、議長から建設経済常任委員会に付託されました8議案を3月18、19日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、概要とその審査の結果について御報告いたします。 なお、18日に建設経済担当部署の市内の現地を調査いたしましたので、報告しておきます。 まず、議案第17号平成22年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算についてであります。全体たくさんありますので少し長くなりますので、よろしくお願い申し上げます。 委員からの主な質疑でございますが、「駐車料金が高いように思うがどうか」との質問に対して、「料金が高いという話はよく聞いているが、借入金で行っているので、償還が終わるまでは現状のままでいきたい。また、一般質問の中で『長期にとめる場合の優遇措置を考えたらどうか』という質問があったが、この件は内部で検討したい」との回答です。 「夜間の照明が暗いとのことであるが、新幹線のライトがつくところは明るいが、高架橋の陰になるところは暗いので、この対応についてどうか」との質問に対して、「駐車場の照明は9基ついている。新幹線の高架の駐車場の境が暗いということであるが、現地調査をし、必要があれば照明をつける等、何らかの措置をしたい」との回答です。 「予備費や繰越金が多くあり、この会計でこのような規模が適正かどうか」の質問に対し、「予備費は、人件費を平成19年度から計上するようになり、繰越金が減少している状況です。区画整理事業が完了し、個人の方が土地が引き渡されれば民間駐車場がつくられることも考えられ、駐車場事業も厳しくなるのではないかと危惧している。借入金は返済しなければならないので、予備費は持っておきたい」との回答です。 以上、慎重審査の結果、賛成多数で原案可決されました。 次に、議案第22号平成22年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について御報告いたします。 「工事請負費は、生鮮食料品の品質確保のため、冷蔵庫が経年劣化しており、この改修工事です」。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「以前に比べ取扱量が減少しているように思うが、以前と比べてどういう状況か」との質問に対して、「一番ピークは平成19年度でした。この時期が8億8,000万円くらいでした。20年度実績は7億5,000万円、本年も見込みとして同じくらいです。この主な原因は、一部大きな卸売業者が撤退したことです。この原因は、施設の老朽化により、フォークリフトであるとか冷蔵庫であるとかを活用できない不満があったということです。今回、冷蔵庫の改修で、業者にも十分活用してもらえるような、また新しい業者にも入ってもらうような取り組みをしていきたい」との回答です。 「取扱量が一番多いのは何か」との質問に対して、「金額ベースでいくと、果物が一番多いです。市場で一番取扱高が大きいのが丸喜に卸している業者ですが、そこが一番果物を取り扱っております。ことしの12月まで、野菜が2億5,000万円、果物が4億3,000万円くらいです」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第23号平成22年度山陽小野田下水道事業特別会計予算の概要について御報告いたします。 執行部からの説明ですが、「認可区域面積は、小野田処理区が900ha、山陽処理区430.4ha、山陽小野田市全体としては1,330.4haです。平成22年度は、汚水管渠5,808.55mを整備する予定で、整備面積は32.19ha、処理人口は1,321人の増となり、累計で整備面積949.33ha、処理区域人口3万2,321人となる見込みです。普及率でいえば、小野田処理区54.6%、山陽処理区38.1%、山陽小野田市全体では49.1%となる見込みです」。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「徴収業務一元化でシステム開発負担金は今回で終わるのか、また一元化に向けて経費削減はどのくらいか」との質問に対して、「システム開発負担金は2カ年、水道局に支払いをする。水道局は5年リースとなっているとのことであり、現在協議中であり、どのように推移するか不透明であるが、基本的にはシステム開発を水道局が行っていますので、それで終わるのではないかと思っている。一元化となれば、印刷関係、人件費等の軽減ができ、1,500万円くらいの軽減ができるのではないかと思うが、今後の協議次第である」との回答です。 「山陽水処理センターでかなり大きな空き地がある、何か有効活用等を考えているか」との質問に対して、「当初計画では、施設を8池建設する予定でありました。当初計画時は人口が増加していたが、現状は減少している。また、使用料も以前ほど伸びていない状況であり、その結果、3池で済むような予測です。本年、国の検査があり、コンポストはなじまないとの指摘もあり、今後、下水道施設としてどのような使用方法があるか検討したい」との回答です。 「委託料で東高千帆台の下水取り込みの調査をするということであったが、調査内容はどのようなものか」との質問に対して、「石井手、有帆団地は楴山の道路拡張にあわせて管を布設し、有帆方面に向かっており、これに取り込むのを基本としている。東高千帆台の管は、集中合併処理で1カ所に集めて処理するようになっており、県道側に出されている。圧送により下水道管に取り込むように考えているが、開発行為でつくった管であり、漏水や誤接続等の調査をするものです」との回答です。 「合流方式でした一番最初に取り組まれた1期工事であるが、どのくらいの規模であるか、また今回の調査により、今後分離式に変える計画はないか」との質問に対して、「規模は49.4haで、今回は、合流改善については分流化するのではなく、合流のままでいきたい。合流区域については、降雨初期の放流水質が悪いということであるので、降雨初期の放流水を簡易処理して放水する計画にしており、平成25年までに施行する予定です」との回答です。 「予算規模が以前に比べ縮小し、繰入金も9億円に減少されているが、下水道事業として事業自体はどのような影響が出ているか」との質問に対して、「全体計画の見直しと事業認可の見直しということで、平成20年度より6年間の事業計画を作成した。これにより、今まで以上の事業の進捗の計画をしている。資本費平準化債の借入額が増加した結果、予算に反映している。以前に比べ事業規模が落ちているという状況ではない」との回答です。 以上、慎重審査の結果、賛成多数で原案可決されました。 次に、議案第24号平成22年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計予算の概要について御報告いたします。 「小野田西地区は、水洗化戸数487戸、水洗化率90.7%です。仁保の上地区、水洗化戸数46戸、水洗化率92%です。福田地区は、水洗化戸数78戸、水洗化率96.3%です」。 執行部からの説明が終了し、委員会の主な質疑ですが、「農業集落排水は、放流水を皆、川に流しているのか」との質問に対して、「水質基準以下とし、川なり海に放流している」との回答です。 「基準では、川の水よりきれいにして放流しなくてはいけないと聞いたことがあるが、厳しい基準か」との質問に対して、「瀬戸内海は閉鎖性水域であり、東京湾、大阪湾と同じように、通常より厳しい」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第25号平成22年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算の概要について御報告いたします。 平成22年度の重点取り組み事項として、5点の項目の説明がありました。まず第1点、累積赤字等の債務の計画的返済、第2点、地域公益事業の推進、第3点、SG第29回オールスターオートレースの開催、第4点、重勝式勝車投票法の導入の推進、第5点、専用場外発売場の推進。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「現在、職員3名で勤務されているが、JKAの方が1名でいいようなことを言っておられたそうですが、休暇や勤務時間はどのようになっているか」との質問に対して、「人員については、人事ヒアリングを通じて、現状の事務量であれば3人が最低限の必要人員ということで説明をしている」との回答です。 「収益保証分の配分金が1億1,888万9,000円ということは、最低保証の1億1,000万円を除けば888万9,000円の利益しか見込めないということであろうと思うが、ビッグレースもかなりあると思うが、どのように考えているか」との質問に対して、「21年度に104億円程度の補正をお願いしたところですが、平成22年度の売り上げ増の要素は、SGレース、正月レース、盆レースの開催予定です。昨年度の最終補正後、10億円増で114億円程度という見積もりですが、この額は他場にお願いする売り上げも入っていますので、21年度以上に他場に場外発売の協力をお願いしています」との回答です。 「歳出の負担金補助及び交付金の公営競技納付金ですが、実際の支払いはどのくらいの支払いか」との質問に対して、「決算後、翌年度に支払うようになっていますが、収益の2分の1を納めるということが納付金の基本的な考え方です。ただし、現状は、国のほうで控除してもよい項目の支援がありますので、21年度決算においての支払いはないと見込んでいます」との回答です。 「一時借り入れは、市においては限度額があるが、その中に入っているか」との質問に対して、「当会計では、一時借入金の限度額は30億円と決めているので、その中で借りている。レースが終了して2日後には元金と利子を返済する」との回答です。 「市の配分金ですが、平成33年度にはすべて計画的に返済していくという計画であるが、配分金との関係で計画的に実行されるか、また、日本トーターとの契約期間と今後の予定についてはどうか」との質問に対して、「平成33年度までにすべて債務を終えるよう進めている。収入は最低保証額の1億1,000万円を少し超えたくらいを予定している。日本トーターとの契約は平成25年3月までであります」との回答です。 「当初は富士通と入札をしてこのようになったが、2年後は入札をされるのか、それともこのまま契約をされるのか。包括民間委託であるので入札すべきと思うがどうか」との質問に対して、「基本的なことはまだ協議をしておりません。入札ということを前提に置き、現在、浜松場、船橋場が22年度で契約が終わるので、その動向を見ながら、早い時期に決めていかなければいけないと思っている」との回答です。 「民間委託は3場だけですが、川口、伊勢崎、飯塚等はどうか。市で運営をしているが、利益は確保されているか」との質問に対して、「直営で運営している他の3場については、包括的民間委託を導入する話は聞いていません」との回答です。 討論が2名の委員からありましたので報告いたします。「オートについては、2つの懸念というか、繰入と交付金の問題を取り上げてきたが、市民の中で公営ギャンブルに対する反発の声も聞いており、この議案に反対します」、2点目、「現在、当委員会におられる3名の職員が粉骨砕身頑張っておられるが、今までの赤字を解消するため、平成33年までは運営をしなければ一般会計に負担がかかり、市民に迷惑がかかる。職員も、旧山陽町出身の職員が引き続いて行うのではなく、旧小野田市出身の若い職員も入れていただくという要望を出して賛成といたします」。 慎重審査の結果、賛成多数で原案可決されました。 次に、議案第27号平成22年度山陽小野田水道事業会計予算の概要について御報告いたします。 「山陽小野田市水道事業の給水人口は6万5,790人、給水戸数は2万8,085戸で、年間有収水量は、前年度より37万5,000m3減の794万4,000m3、有収率86.7%を予定しています。 収益的収支の収入については、水道料金収入を初め、他会計負担金等が大幅に減額となることから、総収入は、前年度に比べ、8,580万2,000円減となっております。支出は、修繕費や賃借料等が増額になるものの、人件費や負担金、支払い利息が減額となることにより、総支出は、前年度に比べ、8,260万減額となっております」。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「山本水道事業管理者は、昨年11月に就任され、本会議で理念的なことを言われたが、22年度予算編成に当たり、管理者として実施したい項目はあるか」との質問に対して、「水道事業という総合計画がありますので、それに基づいた予算である」との回答です。 「昨年の12月定例会で、企業手当について、4月まで解決したいと言われたが、現状進展がないが、本会議場での発言の重みをどう思っているか」との質問に対して、「12月の答弁は、4月の給与に反映すべく誠心誠意組合との交渉をさせていただくとの答弁であり、現在組合と交渉をしています」との回答です。 「下水道との統合の件ですが、料金徴収の統合は進んでいるが、その後の計画はどうか」との質問に対して、「水道局では、平成23年度に現状の水道料金の電算システムを更新することにしており、この時期をにらんで徴収一元化の取り組みを行いたい。下水道と水道局の部門統合は、他市においても、統合をしているところ、統合に向けて検討しているところ等あるが、組織の統合となれば、それぞれ会計の資産評価等、それぞれの諸問題があり難しい面もある。徴収一元化の完了後検討したい。ただし、統合ができるという見通しがついて数年がかかるのではないかと思う」との回答です。 「現在は、下水道課、水道局では、徴収月が違っているが、徴収一元化で同時徴収となり、徴収金が倍となり未収金が増加するのではないかと危惧している」また、「下水道との調整の中で、給水停止の考え方はどうか」との質問に対して、「料金は一緒に徴収し、滞納は比率により収納せざるを得ない」とのことです。 また、「給水停止の考え方として、水道に滞納がある場合は給水停止をするが、下水の滞納に対して給水停止ができないようになっているので、下水道料金を徴収するために給水停止をすることはありません」との回答です。 「水道事業の職員に対する退職引当金の状況はどうか」との質問に対して、「現在、地方公営企業会計制度研究会が、総務省の中に立ち上がっており、その中で、3月31日に退職した職員に支払われる退職手当を確保するよう報告されている。当水道局の規模では、6億5,000万円くらい確保の必要がありますが、上水においては、1億9,100万円、工水で9,200万円ほど確保している」との回答です。 「水道事業は、老朽管や老朽施設の改修の必要性があり、市当局は、定員管理を実施するとのことですが、定員適正化計画はどのような取り扱いか」との質問に対して、「収益が減収していく時代には、それに合わせた経営をすべきと思うとともに、安心・安全な水の供給をすべきであり、総合計画に基づいて定員のあり方を検討している」との回答です。 「山陽総合事務所の職員を引き上げるような発言が、さきの一般質問でありましたが、今後の方針はどうか」との質問に対して、「収益が減少しており、また、設備投資の経費もかかる状態ですので、効率的な組織を目指さなければいけないと思う。料金収入は、総合事務所のほうでできるが、給水の停止や開栓は、水道局から行くので20分ぐらいかかるが、その辺は若干不便となるかもわからない。設備の更新を重点的に行っていくことを考えるならば、市民の皆様に理解が得られるものと思っている」との回答です。 討論がありましたので報告いたします。 「水道事業管理者が、冒頭あたりでは、余剰人員はいないと発言されたにもかかわらず、山陽総合事務所の職員に対しては、余剰人員があるとうい矛盾した回答がありました。給水停止の問題は、市民サービスの大幅な低下、水道料金が高いのは、市民生活にも影響が出ているなどから、この予算には反対します」。 採決の結果、賛成多数で原案可決されました。 次に、議案第28号平成22年度工業用水道事業会計予算の概要について御報告いたします。 「工業用水道事業の給水は、責任給水制を採用しており、前年度と同量の年間901万5,000トンを3事業所に給水しております。収益的収支の収入では、料金収入が前年度と同額であり、その他の収益につきましては、他会計負担金等が減額となったことから、総収入は前年並みとなっております。支出は、退職給与金及び用地管理費等が増額となるものの、退職給与金を除く給与費及び修繕費等が減額になり、総支出は、前年度に比べて減額となっています」。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「工業用水道は3社に給水しているが、希望があれば、水の確保という問題も含めて送水できるか」との質問に対して、「設置条例において水量が2万9,500トンとなっており、給水しているのは3社で2万4,700トンであり、4,800トンの差があり、受水企業が見つかったときは、設置条例上はできるが、水をどう手当てをするのかという問題があります。理論上はできるが、実際の水量とは違うので御理解を賜りたい」との回答です。 「3社の契約水量ですが、この見直しはあるか」との質問に対して、「3社に対しての契約でありますが、企業のほうから申し出がない限り、変更することは難しい」との回答です。 「工水の職員は9名であるが、総体的には職員数が減少している中で、工水の人員は変わらないとの認識でいいか」との質問に対して、「現在の状況から見れば、変える必要はないものと思う」との回答です。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。 次に、議案第37号山陽小野田市労働会館の指定管理者の指定についての概要を御報告いたします。 「先月の2月3日の選考委員会における指定管理者候補者の決定に基づき、地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設である山陽小野田市労働会館の指定管理者を日本労働組合総連合会山陽小野田協議会に決定するものであります。 なお、指定の期間は、平成22年4月1日から、平成25年3月31日までの3年間です」。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「議案審議の質疑で応募が1件だけという話でしたが、問い合わせはなかったか」との質問に対して、「問い合わせはありました」との回答です。 「候補者にホームページを見たら、応募の要領がわかるようにされているか」との質問に対して、「アップしております」との回答です。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。議員各位の御審議をよろしくお願いを申し上げます。(三浦英統君降壇) ○議長(大空軍治君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決につきましては1件ずつ行います。 議案第17号平成22年度山陽小野田駐車場事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第22号平成22年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第23号平成22年度山陽小野田下水道事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第24号平成22年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第25号平成22年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第25号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第27号平成22年度山陽小野田水道事業会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第27号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第28号平成22年度山陽小野田工業用水道事業会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第28号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第37号山陽小野田市労働会館の指定管理者の指定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議案第37号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第5議案第15号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第5、議案第15号平成22年度山陽小野田一般会計予算についてを議題といたします。 本件の取り扱いにつきましては、申し合わせにより行いますのでよろしくお願いいたします。 それでは、ただいまから委員長報告をお願いします。 本件に対し、総務文教常任委員長の報告を求めます。吉永委員長。(吉永美子君登壇) ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 総務文教常任委員会の吉永美子でございます。去る3月8日の本会議におきまして、議長から当委員会に付託を受けました議案第15号平成22年度山陽小野田一般会計予算関係分につきまして、3月16日から18日、委員全員出席のもと慎重審査をいたしましたので、その概要と結果につきまして御報告をいたします。 まず、歳出についてでございます。 1款議会費についての説明は、「前年度当初予算に比べ、1,756万4,000円の減額となっているが、21年6月のインターネット中継の補正、12月の人件費関係の補正並びに3月補正と、3回の減額補正を行っている。その補正後の額が、1億9,302万4,000円なので、それと比べた場合、371万6,000円の減額となっている」とのことでございます。 委員の「職員数について、それぞれの委員会が活性化し、これからやらないといけないことが多い中で、職員に負担がかかるからという理由で、それができないということは決してあってはいけないと思う」との意見に対し、「議会は、議員が市民の代表として選出され、それを事務局としてお手伝いをさせていただく。その間に不都合とか、人的なパワー不足があってはならないと考えている。応援体制が必要になってくるかもしれないので人員には十分に配慮したい」との回答でございました。 次に、2款総務費につきましては、「人事管理費の業務委託料を260万円新たに計上しているが、これは、新たな人事評価制度を今後導入することにしているので、その導入に係るコンサルへの委託料と職員研修に要する費用を計上している」とのことでございます。 次に、財産管理費につきましては、「22年度から公用車更新事業に着手する」とのことでございます。これは、「管財課所管の管理自動車を3年をめどに段階的にリース車に更新し、老朽車両への修繕料の削減、管理事務の軽減、あわせて、安全性の確保を図るものであり、本年度は普通車2台、軽自動車6台、計8台のリース予定で、軽への小型化は4台」とのことであります。 次に、防災費の「174万7,000円の増額は、21年度に防災無線の老朽化に伴い、MCA無線を導入したので、その電波塔利用料と4月から配信を行う防災メールシステムの利用料である。なお、22年度の総合防災訓練は、9月3日に出合小学校で行う予定で協議中である」との説明でございます。 次に、国民体育大会費につきまして、「国体開催には大変な経費がかかるということで、平成19年度から、そのための基金の積み立てをしており、このたび、1,000万円の積み立てをすることによって、積み立ての累計額は、2,500万円になる」とのことでございます。 委員の質疑についてでございますが、「昨年、地籍調査ができた面積は」との問いに、「21年度は、1.29km2である」との回答でございます。 また、「『女性の日』のネーミングについて」の問いには、「市の男女共同参画審議会委員からも、『女(ひと)と男(ひと)の一行詩』とあるように、『女と男の日』にしてはどうかという意見は出ている。今まとめたものを供覧しているので、市長のほうの考えも出てくるかと思っている」との回答でございます。 「徴税費の償還金8,000万円は、何の償還金か」との問いに、「法人市民税の償還金が主で、21年度は景気が随分20年度後半から悪くなり、2億5,000万円の予算を組んだが、22年度はそれがちょっと持ち直したことにより、8,000万円の計上である」ということでございます。 次に、「国民体育大会費で、冒頭大変厳しい予算という説明であったが、具体的にどこがどういうふうに厳しいのか」との問いに、「全体では、当初予定させていただいた分と比べて、30%減というふうになった。リハーサル大会の運営の部分については20%減で、市の魅力をどんどん発信していって宣伝をしようというようなPRとか啓発については75%減、それから、視察調査費は全くついていないという状況である。しかし、市長から、ちょっと厳しそうだということで、改めて説明する機会をもらっている」との回答でございました。 次に、9款消防費についてでございます。「積立金1億977万9,000円は、老朽化が著しく耐震性の劣る山陽消防署の建てかえに伴う建設財源の確保を目的に、石油貯蔵施設立地対策等補助金を積み立てるもので、平成22年度は全額基金として積み立てるもの」との説明でございます。 委員の「広域の問題で、ポンプ車やはしご車、救助工作車、化学車、救急車について、当市と宇部市の充足率は」との問いには、「山陽小野田市については、はしご車が1台、ポンプ車が6台、救急車が4台、救助工作車2台ということで、基準を100%充足している。宇部市は、はしご車1台、ポンプ車11台、救急車6台、救助工作車2台、化学車4台ということで、こちらも100%というか、逆に、化学車は宇部市のほうが100%を超えたような充足となっている」との回答でございます。 次に、「石油貯蔵施設立地対策交付金について、当市は、特別の西部石油等があっての歳入というのが考えられるわけだが、宇部市は幾らぐらい入っているのか」との問いに、「はっきりした金額はわからないが、2,000万円から3,000万円と思う」との回答で、「宇部市との今後のかかわりでデメリットもあるのではないか」との問いには、「たとえ広域化しても、この石油備蓄交付金については、山陽小野田市に交付されるものであり、山陽小野田市の中での事業ということになる」との回答でございます。 次に、10款教育費についてでございます。「教育費は、総額で18億3,135万2,000円といたしており、前年度に比べ、8,551万1,000円の減額となっておりますが、その主な要因は、職員の人件費が、1億1,430万円の減額、学校施設耐震化事業が、2,282万9,000円の増額となっていることによるもの」との説明でございます。 「指導研究費の負担金補助及び交付金の諸行事補助金50万円については、科学博覧会を開催するということで、この開催に関する補助金となる。これは、山口東京理科大学との連携事業の一つとして開催するもので、内容は各種の展示、実験コーナー、物品出展、トークショー等を予定している。実施経費について、大学と市とで折半するというもので、50万円を協議会への補助金として計上するもの」との説明でございます。 また、「図書館費について、報償費65万5,000円の主なものは、講演会、講座等の開催に係る講師謝礼で、本年は国民読書年であり、また、中央図書館の開館15周年にも当たるので、これらに関連した記念講演会を開催し、多くの市民に読書に興味・関心を持っていただく契機にしたいと考えている」との説明でございました。 さらに、「負担金補助及び交付金13万2,000円のうち、日本図書館協会負担金5万円については、4年前の合併時に負担金をカットされていたもので、今回再加入の意味を認められ加入するものです。これは、全国的な図書館情報の収集や図書館間の協力体制の促進、図書館職員の資質向上や著作権問題の解決など、図書館運営の機能充実を図るため、最新情報の入手及び市民への情報提供を行う必要なもの」との説明でございます。 委員の質疑につきまして、「科学博覧会の事業計画は」との問いに、「あくまで、まだ担当者レベルの協議であるので、すべて4月に入って、協議会であるとか、それこそ科学作品展であれば、山陽小野田市教育研究会の理科部会が主体となってされ、その場で正式決定ということになるので、現段階では正式な資料という形で出すことはかなわないと思う」との回答でございました。 次に、「図書購入費について、ことしは、国民読書年、また、中央図書館の15周年ということで、講師謝礼が出ていたが、記念のときに思い切った図書購入の予算のチャンスでもあるわけだが、購入の拡大というのは前年と比べてどうなのか」との問いに、「枠配分の中で図書費だけをふやすということになれば、どこかを削らないといけない。どこも削る余裕がないぎりぎりの状況である」との回答でございます。 次に、歳入についてでございます。 市税については、22年度予算額は、103億2,654万7,000円で、前年度に比べ、3.28%、3億2,816万2,000円の増額となっております。 「市民税について、まず、個人市民税については、昨年後半からの急激な景気後退の影響が続き、21年中の個人所得についても落ち込みが見込まれるので、均等割を53万9,000円減、所得割を6,025万円減、滞納繰越額は、1,207万5,000円増とし、合計4,871万4,000円減の28億9,016万8,000円との説明でございます。 法人市民税は、個人同様、景気低迷の影響が続いているが、若干の収益の改善が見込まれ、均等割を1,466万1,000円増、法人税割を1億4,827万3,000円増、滞納繰越額を28万3,000円増とし、合計1億6,321万7,000円増の11億4,132万4,000円としているとのことでございます。 固定資産税については、土地は下落修正により3,819万3,000円減とし、家屋は、新・増築による増額分が滅失による減少分を上回り、366万5,000円増としているとの説明でございます。 また、都市計画税につきましては、固定資産税と連動して、土地については下落が続いているので、1,628万6,000円減、家屋については、新・増築による増額分が滅失による減少分を上回り、669万4,000円増としております。滞納繰越額は、112万3,000円減とし、合計1.76%、1,071万5,000円減の5億9,672万2,000円」との説明でございます。 また、「地方交付税につきましては、41億3,000万円とし、内訳は、普通交付税を35億円、特別交付税を6億3,000万円とのことでございます。積算については、普通交付税は、新しく創設される地域活性化雇用等臨時特例費など、そして、21年度決算見込みと、地財計画、山口県の技術的な指導等を勘案してのもの」とのことでございます。 また、「財政調整基金繰入金を1億7,000万円計上し、この基金の残高は2億1,929万4,000円となるとの説明でございます。市債につきましては、まちづくり魅力基金造成事業債として、5億5,100万円を計上しているが、これは合併特例債の基金造成分である」との説明でございます。 次に、「市民税について、収入が減っても課税は前年度の収入で来るがその対応は」との質問に対しては、「例えば、21年度の課税は、20年の所得になる関係で、21年度に対して、職を失ったから市民税がかかってくるけど払えないという相談はあった。そういう場合は、納税相談を受け分納誓約してもらい、少しずつ毎月でも入れてもらうなどの方策をとって対応している」との回答でございました。 次に、「法人市民税はふえてきているわけだが、この増は景気復興によるものか、その原因についてはどのように把握しているか」との問いには、「この法人市民税を算定するに当たり、各企業の状況、あるいは、財務省の景気予測等を確認しながら、算定をしているところである。今回、若干財務省の予測として来年度は上がるだろうという中で算出をしたものであるが、一概にいいとは言えない。ただ、それとは別に、今回ふえた原因の一つとして、昨年度原油高による影響で、今年度の法人市民税が全くかからないという企業も何社かあった。そういった企業は、今年度の予定納税というのも当然ゼロなわけだが、来年度に向けて、ことしの状況がまずまずということを確認したので、来年度については、その予定納税分も含めた決算として法人市民税が入ってくるのではないかということも踏まえて、今回増額になった次第である」との説明でございます。 「ゴルフ場利用税は、ランクがあるはずだが」との問いには、「税率としては、例えば、1人1日につき、利用料金3,500円未満であれば400円、あとは、段階によって3,500円以上4,000円未満であれば500円という形で分けられている。一番高いのが、1万5,000円以上で1,200円というふうに段階分けで税率が設定されている。交付金としては、その10分の7を所在市町村に交付という形である」との回答でございます。 質疑を終わり、2名の委員から反対及び賛成討論がありました。 まず、反対の理由としては、「消防の広域の問題で広域化促進ではなく、消防力を上げていただきたい。また、教育については、就学援助の充実の必要性があること及び図書費の増がないこと、栄養士の増員計画がない」ことなどでございます。 賛成の委員は、その理由として、「行政評価や公債費負担適正化計画など、財源のない中でいろいろな事業をやっている。教育行政、消防行政の中で頑張っておられるので支援していこうという立場で賛成する」とのことでございます。 採決の結果、賛成多数で、議案第15号は原案どおり可決となりました。議員各位の御審議をよろしくお願いいたします。(吉永美子君降壇) ○議長(大空軍治君) ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集お願いいたします。では、休憩いたします。────────────午後0時03分休憩午後1時00分再開──────────── ○議長(大空軍治君) これより午後の会議を開きます。 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。尾山議員。 ◆議員(尾山信義君) 97ページの国民体育大会費についてですが、これ、議案の提案のときにも少し触れましたけれど、今回、たまたま私が先日申した分で、この「ちょるるバッチ」も少しふえたようにも思いますけれど、市長も今つけておられますが、国体室長が今回異動になっております。 これは、ことしプレ、来年もうカウントダウンに入った本大会があるわけですけど、この大事な時期にこの異動ということが、非常に私は懸念をされるわけですが、それはさておきまして、そういった中で、この一くくりにしておられる予算の中で、この国民体育大会の機運の盛り上がりについて、どのようなところに重点的にやっていかれるかというような論議はされたでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) まず、御報告でもさせていただきましたが、「予算が厳しい」というところから、まず、この予算でできるのかというところにかなり時間を置いたと思います。 特に、事業概要説明会等ですね、こういった調査費が全く「ゼロ」という中で、ほんとに山陽小野田市が恥ずかしい状態になってはいけなということで、この辺を大変危惧する意見等がたくさん出たと認識しております。 で、また、意見として出ていたのがですね、恥ずかしくない大会にするために、みんなで協力してやらないといけない大会なのだと、「予算確保、人員の要望をしておきたい」という言葉も出ています。それほどやはりこの予算が大幅に削減されていることから、「おもてなし等がどうなっていくのか」、この辺について大変危惧する意見が多く出ました。 以上でございます。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 消防の広域化の問題なんですが、先ほどの説明では、今山陽小野田市に入っている交付金、補助金等は、そのまま山陽小野田市に、もし合併したとしても入ってくるんだということがあるんですが、それは、法律でそのように定められているのか、あるいは、そういうふうに期待をしているだけなのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 法律まで踏み込んだお話はありませんでしたが、消防として、壇上でも御報告をさせていただきましたように、次長のほうからですね、この「石油備蓄交付金については、山陽小野田市に交付されるものです」ということで、「たとえ広域化したとしても、事業としてはその管内の事業になろうと思います」ということで答弁が入っております。 ○議長(大空軍治君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 次に、教育関連のことなんですが、一般質問でも繰り返し質問がされております給食センターの問題です。今、学校給食については、食育という部分でくくられて、文部科学省もかなりそれについては強調をして、で、全国を見ていっても、それまでセンターであったものが自校方式に戻される、そういった中で、この給食センターの計画が進められようとしているわけですが、この食育と逆行するんではないかという、こういった点については議論がされているでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) このたびにつきましては、給食費の部分での質問等が入っておりますが、広域の部分というのは、前回も御報告させていただきましたように、視察に行かせていただきまして、実態を見てまいっておりますので、給食センターという部分での突っ込んだ議論はしておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 次に、職員の定員管理の問題なんですが、この間、退職者があっても不補充でこられて、あちこちの職場で現場に出る回数がふえて、なかなか通常業務ができないという事態が生まれています。 また、年休消化について、ほとんどが流さざるを得ないという状況の中で、現在の定員管理のあり方が、退職不補充のままずうっといって、ほんとにこう市として住民の納得のいくサービス提供ができるのか、そういう体制が構築できるのか、そういった議論についてはいかがだったでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) このたびの人事関係につきましては、特に、このたびから導入をされる予定であります人事評価制度、こういったところにつきましての審議をさせていただいております。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) 先般の本会議でも、厚狭公民館のですね、雨漏り問題について大変深刻だという指摘をしておきました。で、委員会では、現地も行かれたようなんですが、現状を踏まえてどういう議論になったのか、教えていただきたい。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) この「公共施設全体にわたって、そういった検討をしていく計画をつくるべきではないか」という意見が出ました。しかしながら、財政のほうからとしては、「それを全部上げていくととても多額なお金になって、そこまで現実には手が入らない」という答えでございます。 ○議長(大空軍治君) 下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) いや、公共施設一般を聞いているわけじゃないんですね。「厚狭公民館についての雨漏りはどうなのか」と聞いたわけです。で、現地について、行かれたということなんで、現状を踏まえてですね、どういうふうな審査になったのか、そのことをお聞かせ願いたいという話であります。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 今申し上げましたけれども、そういった厚狭公民館だけではなくて、今回8カ所の施設を見てまいりまして、その中で、全体としてやはり大変古い公共施設でどうにかしていかなければいけないというところで、今後の検討についてどうしていくのかというお金の問題も絡めて意見が出たということでございます。 ○議長(大空軍治君) 下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) いや、ないならないと言ってもらったらいいんですがね、厚狭公民館の現状はですね、特に、舞台、ピアノが置いてある舞台なんかは、大変もう腐ってきてですね、「危ない」という状況だということを私は言ってるわけですね。で、その問題について現場を見られたわけで、だそうですから、そういう問題について、きちんと議論がされたのかどうなのか。 ほかの施設はどうでもいい、どうでもいいとは言いませんが、厚狭公民館についてだけ、私は言ってるわけですから、これは、先般の本会議でも言ってます。そういう点でね、これは、「大丈夫だ」という答弁があったわけでね、それをやっぱり踏まえた議論になったのかどうかということをね、聞いたわけですから、それについてきちんと答えていただきたい。 ○議長(大空軍治君) 吉永委員長。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 厚狭公民館については、館長の問題からですね、館長というよりは、あそこをどうするのか、事故が起きてからでは遅いからだれが責任をとるのか、その辺について、もっと早目に説明をしていただきたいという要望が出ました。その際には、今後それはきちんと気をつけていきたいという回答でございます。(「委員長、質問に的確にね、よろしく」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) ありますか、はい、どうぞ。 ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 雨漏りのみをというところは、ありません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 次に、民生福祉常任委員長の報告を求めます。岩本委員長。(岩本信子君登壇) ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 議案第15号平成22年度山陽小野田一般会計予算、本委員会関係分について、去る3月16日、委員全員出席のもとに委員会を開催し慎重審査いたしました。 以下、審査概要と審査結果について御報告いたします。 なお、本委員会関係分については、歳出における2款総務費の一部、3款民生費のすべて、4款衛生費の一部及びそれらにかかわる歳入部分であります。 まず、各担当者より、それぞれ予算説明書に沿って細目にわたり説明を受け、ページを追い審査に当たりました。 ただいまから、委員会審査における質疑応答を中心に報告いたしますが、報告に若干の時間を要しますことを初めにお断りいたしておきます。 それでは、まず、ページを追って歳出の概要についてから御説明いたします。 2款では、「ページ、84、85、支所及び出張費、21年度と比較して564万7,000円の減額で、これは後任職員の給料差額です」。 また、「ページ94、95、自治会活動推進費業務に係る費用として7,351万4,000円を計上して、主なものは19節負担金補助及び交付金で、7,110万2,000円のうち自治会事務費補助金として342自治会で2万8,200世帯の5,858万円を計上、前年度に引き続き15%の減額、また、防犯街灯設置補助金290万4,000円の55%は、土木費国庫補助金、社会資本整備総合交付金を財源としています」。 また、「ページ96、97、自治会館建設補助費については、目出自治会館土地取得330万、広瀬自治会館改築180万、楴山自治会館修理60万の計570万の計上です」。 また、「ページ110、101、戸籍住民基本台帳及び出張所の業務に係る経費として1億2,172万6,000円を計上、14節使用料及び賃借料は、本庁、総合事務所、支所、出張所での戸籍抄本の証明発行を行う行政ファクシミリリース料で、リース期間終了で10分の1の金額で再利用できる機器が複数あるため減額となりました」。 次に、3款民生費、「ページ114、115、社会福祉総務費では、社会福祉協議会への助成関係、民生児童委員関係、援護関係の予算で、13億2,349万3,000円のうち国民健康保険特別会計繰出金と介護保険特別会計繰出金11億8,145万を除いた7,305万5,000円となり、21年度より30.6%の増額となっています」。 また、「ページ116、117、13節委託料のうち民生児童委員行政調査委託料924万4,000円は、民生児童委員1人当たり5万8,200円を158人に、民生児童委員協議会を通じて個人に支払います。19節負担金補助及び交付金の主なもので、社会福祉協議会補助金5,200万円は、昨年度の3,571万1,000円から1,628万9,000円の45.6%の増となっている。これは補助対象を見直し、人件費のみならず、事業費も含めて収支を勘案して、適正な協議会運営費における市の補助額を算出しています」。 また、「ページ118、119、28節繰出金7億2,940万円は介護保険特別会計繰出金で、2目障害者福祉費11億4,838万2,000円は、昨年度比3,960万4,000円の増で、主なものは施設支援給付費と施設医療助成費です」。 また、「ページ120、121、地域活動支援センター委託料1,883万8,000円は、かに工房やあさレインボー、工房おれんじなど市内3カ所の運営委託費です。また、のぞみ園、まつば園、みつば園の指定管理料は、いずれも社会福祉事業団への管理運営委託料です。20節扶助費10億6,053万9,000円の主なものとして、特別障害者手当1,688万3,000円は重度障害者に支給するものです。また、施設支援等給付費4億8,904万8,000円は施設への入所、通所に係る給付費で、自立支援医療費給付費は人工透析などに係る医療費を助成するものです。福祉医療助成費3億6,000万円は重度障害者の健康保険の自己負担分を助成するもので、福祉タクシー助成費3,300万円はタクシーを利用した際に初乗り料金を助成するものです」。 また、「ページ122、123、3目高齢者福祉費では2億5,651万5,000円で、昨年比で4,109万1,000円の増額で、主なものは長生園負担金と施設開設準備経費助成特別対策事業補助金です」。 また、「ページ120、125、19節負担金補助及び交付金のうち施設整備補助金は、高千帆苑及びサンライフ山陽の償還元金及び利子に対する補助金、施設開設準備経費助成特別対策事業補助金2,700万円は、新たに介護施設を開設する事業所に対し、開設時から質の高いサービスを提供する体制を支援するために開設準備経費を助成するものです」。 また、「ページ126、127、6目福祉センター運営費について、市内7館の維持管理で総額3,017万2,000円を計上、前年度比4.4%の減で、13節委託料2,376万6,000円のうち管理委託料は、本山、赤崎、高泊、高千帆の4館に、それぞれ当該の自治会、協議会やシルバー人材センターに委託料を払っています。中央福祉センターについては、指定管理者委託料で人件費、電気、ガス、水道、下水、警備、設備保守委託料を出しています」。 また、「ページ130、131、児童福祉費福祉総務費全体では、予算額1億2,021万2,000円となり、前年度に比べて2,365万9,000円の増となっていますが、私立保育園・保育所3園の施設整備を行うことにより増額となっています」。 また、「ページ132、133、2目児童措置費の27億4,726万6,000円は、前年度比7億3,983万1,000円の増額は子ども手当支給によるものです」。 また、「ページ134、135、13節委託料10億3,132万1,000円の主なものは、9億8,266万6,000円は市内私立保育園12園及び管外委託保育園に対する保育所運営費です」。 また、「ページ136、137、4目保育所費は、公立保育園の運営費で3億7,836万円で、前年度と比べ1,032万9,000円の減となっています。また、7節の賃金は5,978万9,000円で、保育士の最低基準要員、障がい児保育、一時保育等臨時保育士及び臨時調理員の賃金です」。 また、「ページ140、141、市内各小学校で実施している児童クラブ費は5,081万3,000円で、昨年と比べると591万8,000円の増額で、入所人員の増に対応するため保育士をふやしたことによる委託料と地域子育て創生事業を活用して各児童クラブに感染症対策機器を購入するためです。7目児童館費は、7つの児童館の運営経費で、4,460万4,000円は昨年とほぼ同額で、社会福祉協議会が指定管理者となり運営しています」。 また、「142、143ページ、3項1目生活保護総務費1億1,010万7,000円は、ケースワーカーの人件費関係で、金額の95%が人件費、前年度比6.8%増となっています」。 また、「ページ144、145、2目扶助費について、生活保護費に係るもので、前年度比6,356万7,000円は5%増の13億3,896万1,000円で、保護費の負担は国が4分の3、市が4分の1となっている。ちなみに、22年1月現在、本市の生活保護世帯は669世帯、受給者は1,045人、保護率は16.03パーミリで、県全体で10.87パーミリ、宇部市に次いで県下2番目となっています」。 また、「ページ146、147、23節償還金、利子及び割引料6,110万3,000円は、災害援護資金貸付金元金償還金で、平成11年の18号台風での被災者に対する貸付金で、県費で貸し付け、市で返済金の受け入れをし、償還事務をしている。当該年度は最終償還期で、残額を一括返済するもので、対象者は92人である」。 次に、4款衛生費では、「ページ146、151までですが、1目保健衛生総務費は、保健衛生管理業務を初め各種の保健業務や診療業務などに係る経費を計上しており、149ページ、13節委託料のうち妊婦健康診査超音波診査委託料は5,569万9,000円を計上して、健診回数14回、検査内容も子宮がん検診及び風疹抗体検査、超音波検査など充実を図っています。次に、急患診療委託料3,033万6,000円は、市の急患診療所において休日小児科及び平日夜間の内科診療体制を維持運営するため、医師、薬剤師、看護師及び医療事務の委託料です。次に、健康診査委託料5,583万1,000円は各種がん検診委託料で、1万6,000人の受診者を見込んでいます」。 また、「ページ150、151ページ、2次救急医療対策事業運営費地元負担金798万8,000円は、宇部・小野田救急医療圏域内の救急患者を扱う2次救急医療機関に支払う負担金です。21年度から医療機関の協力を得て365日体制となり、宇部・小野田圏域の救急診療体制が充実されました」。 また、ページ158、161、6目保健センター運営費9,474万8,000円は、小野田保健センターの施設を維持管理するためのものです等々の説明を受け、引き続き、それらの歳出に伴う歳入の概要について御説明いたします。 2款総務費の一部歳入では、「ページ30、31、火葬場使用料で146万3,000円を計上」。 「ページ34、35、13款2項1目1節の総務手数料は、各種証明手数料及び戸籍手数料3,021万1,000円は、いずれも20年度決算と21年度決算見込みで算出しています」。 また、「ページ40、41、国庫支出金3項委託金、自衛官募集事務費3万5,000円、外国人登録事務費146万円を計上しています」。 次に、3款民生費に対する歳入は、「ページ30、31で、12款2項1目1節高齢者福祉負担金2,250万円は、養護老人ホーム措置費負担金です。また、2節保育所運営費負担金は、保護者負担金として3億4,665万円を計上しています。次に、13節1項2目1節民生使用料のうち223万2,000円は、福祉会館の貸し館業務の料金収入です。また、ケアハウスさんよう使用料は1,694万4,000円で、月額141万2,000円です」。 また、「ページ36、37、14款国庫支出金1項1目1節社会福祉費国庫負担金のうち自立支援給付費3億1,701万6,000円は、施設支援等給付費や自立支援医療給付費です。また、障がい者手当は1,266万2,000円です。国民健康保険基盤安定費1,613万1,000円は、歳出の国民健康保険特別会計繰出金のうち保険者支援分に対する負担金です。また、2節児童福祉国庫負担金は、市立保育園の運営費、児童手当、児童扶養手当、子ども手当で13億2,090万3,000円を計上しています。また、3節生活保護費国庫負担金9億9,522万円は、生活保護の扶助費の4分の3を国が負担するものであります」。 また、「ページ38、39、14款国庫支出金2項国庫補助金2目1節社会福祉費国庫補助金のうち地域生活支援事業3億1,701万6,000円は、コミュニケーション支援事業、これは聴覚障がい者等に使う分です。それから、日常生活用具等給付事業、地域活動支援センター運営事業です。住宅手当緊急特別措置事業費91万6,000円は、昨年10月より始まり、補助率は10分の10です。次に、2節次世代育成支援対策交付金3,200万円は、延長保育促進事業、子育て短期支援事業、ファミリーサポートセンター事業などです。次に、3節セーフティーネット支援対策等事業費692万8,000円は、生活保護適正実施推進事業であります」。 また、「ページ42、43、15款県支出金1項県負担金2目1節社会福祉費県負担金のうち国保基盤安定費1億4,525万8,000円及び国保負担軽減対策費1,421万1,000円は、国民健康保険特別会計繰出金に係るものです。後期高齢者医療保険基盤安定費1億1,460万5,000円は、後期高齢者医療特別会計繰出金に係るものです。次に、2節児童福祉費県負担金3億637万9,000円は、私立保育園運営費及び児童手当、子ども手当に係る県負担金です」。 また、「ページ44、45は、15款県支出費2項県補助金2節児童福祉費県補助金は1億8,774万9,000円です」。 また、「ページ52、53、18款繰入金2目地域福祉繰入金6,000万円は、障がい者福祉に3,000万円、高齢者福祉に3,000万円、財源充当するための基金からの繰入金です」。 また、「ページ56、57、20款諸収入3項1目民生費貸付金元利収入は、1節の福祉援護資金貸付金元利収入134万1,000円は、平成13年度まであった同和対策特定施策の福祉援護資金の貸し付けに係るものです。2節の災害援助資金貸付金元利収入は1,050万円です」などの説明がありました。 審査の中で、2款総務費、「ページ94、97ですが、防犯街灯設置補助」に対して、「中国電力の防犯灯の無料球かえサービスについて23年3月までなので、自治会の新たな負担が生じる。来年度予算に検討していく。また、自治会にも話をして、理解を得たい」ということでした。 次に、「自治会館建設補助金の自治会館の数と計画は」に対し、「要望が出たところは全件予算要求をしている。新築の場合、土地・建物で上限は900万円なので、分割の話をします。自治会館の数は152カ所である」。 また、「自治会事務費で監査委員から指摘されたことはどうか」に対し、「現在、5口座ほど個人名義に振り込みをしているが、22年度から公用の自治会名義の口座にする。個人名義には指導していきます」ということでした。 また、「市の広報紙の配布漏れと人数の把握は」に対し、「公民館や総合事務所にとりに来ていただいている。自治会未加入世帯は310世帯であるが、広報紙をとりに来ているかは把握していない」。 また、「103ページ、公的個人認証サービスの利用状況は」に対し、「電子証明の発行件数は、22年2月末で717件です」。 また、「自動交付機の導入は」に対し、「住基カード発行枚数が1,876枚で、2.85%の状況では難しいが、24年、ホストコンピューターを更新する予定ですので、それには自動交付機に対応できるシステムとしたい」。 次に、歳入について、「ページ30、31の火葬場手数料について、人体だけではなく、高齢化社会を迎え、ペットの火葬はどうか」に対して、「環境衛生センターに持っていくよう指導を受けた」とありましたが、委員から「担当委員会ではないが、新しい斎場建設の問題に申し送りの要望」がありました。 次に、3款民生費、歳出では、「ページ116、117、社会福祉協議会の補助金の大幅アップについて、人件費や事業費の説明を」に対し、「18年度まで社協の管理部門の人件費の7割程度の補助で5,200万円、合併後続けたが、19年度より財政悪化で3,500万円ぐらいに減額したが、社協も赤字がふえて、補助の見直しの要望が出て、見直しがされました。事業収益を生み出せない管理部門の人件費、職員13名と事務費など支出に対して、社協が実際に管理運営費に充当できる経費などと事業収入を過去2年間財政が精査して、平均額をとって、その残りを管理部門に対する赤字補てんとして補助の決定がなされました。実質的には人件費という形であります」。 また、「ページ118、119、同和援護資金償還の焦げつきについて連帯保証人への督促は」に対して、「現在、償還者は4名5件で、滞納は10名13件で、金額は2,085万7,823円であります。今まで連帯保証人に督促状を送っていませんので、督促をする方向で検討する」。 また、「ページ120、121ページ、グループホーム等の火災報知機や自動消火器の設置状況は」に対し、「19年6月に消防施行令が改正され、1,000m2から275m2についてはスプリンクラーをつけなさいということになり、市内6カ所にある最近のところはついておりますが、花とこもれびについては4月上旬にできるということです。福田のねたろうはただいま協議中」ということでした。 また、「福祉タクシー助成件数について」に対し、「3月初め現在で1,815冊交付しています。人工透析の方には加算措置があるので、実人数は1,637人となります」。 また、「ページ124、125、老人保護措置費27人だが、措置費はどう解釈するのか」に対し、「老人福祉法に規定している環境、健康的を含めて行政で保護しなければならない場合に、老人ホームや特別老人ホームに行政が入所させるときに用います」。 また、「施設開設準備経費について」に対して、「厚狭地区に認知症高齢者グループホームで健仁会、小野田地区に認知症高齢者グループホームと小規模多機能型生活介護の早川医院で22年度に建物ができて、新たに運営をするため、準備経費、例えば雇用のための研修、備品の購入、広報費用などである」。 また、「療養給付費負担金は」に対し、「後期高齢者負担金で、医療給付については半分を公費負担で市の負担部分である。残り50%は国保料などに含まれる後期高齢者支援金が40%、自己負担が10%となっている」。 また、「ページ132、133、ファミリーサポートの状況は」に対し、「2月末、提供会員が46人、依頼会員が134人、両方会員が14人で、総数で194人となっている。会員増については、事務局職員が保育園や児童館などに行って、ただいま広報している」ということでした。 また、「子育て関連ホームページ開設70万円の根拠は」に対し、「市とは別に子育て専用ホームページをつくるための費用で、見やすくカラフルに、保健関係、保育所、児童館など、すべてわかるホームページを立ち上げるための業者委託料です」。 また、「ページ134、135、障害児保育をしている園は」に対し、「さくら、伸宏、須恵、焼野、貞源寺、公立では厚陽、下津、出合、日の出です」。 また、「延長保育実施」に対し、「延長保育をする基本時間は11時間の開園で、それに30分ないし1時間を超えて実施したものが延長保育とみなす制度です。補助金は、基本部分が451万9,200円、年額支払われている。そして、人数により違ってくるが、1時間延長の焼野では212万4,000円、須恵、姫井、真珠、西福寺には142万2,000円が追加、30分延長の伸宏、あおい、貞源寺、貞源寺第二、さくら、石井手が30万円の上乗せとなっています」。 また、「幼保一元化の認定こども園についての考えは」に対し、「山陽小野田市で待機児童が生じている状況ではないので、積極的に取り組む考えはない」。 また、「ページ136、137、正規職員と臨時職員との格差の対応の考えは」に対し、「優秀な臨時職員を毎年数名嘱託職員にしています。退職により臨時が半数近くなっており、今後、正規職員の採用は、民営化も含めて全体的人数も計算に入れ、採用計画を立てる方向になる」。 また、「ページ140、141、児童クラブ待機状況は」に対し、「昨年は53名だが、来年は現在25名であるが、様子を見て、できるだけなくしていくように考えている」。 また、「ページ144、145、生活保護のケースワーカーの対応はどうか」に対し、「現在、医療主事を含め8名が、689世帯、1人平均86世帯であるが、厚生労働省の1人当たり約80世帯の目安で地区の見直しをしています。また、2名の査察指導員がいるが、昨年よりの生活保護の増で手が回らない状況にあり、今回、国庫補助事業セーフティーネット支援で1名雇い入れの予算を計上、職員の資質向上には、検討会議を最低月1回開催している」ということでした。 次に、4款衛生費の保健衛生費、「ページ150、151、365日の2次医療圏の救急医療体制について、患者が30分、1時間と待機しなければならないことの改善策は」に対し、「医療機関からも問題提起されており、これについては、医療機関、医師、市民病院、消防を交えて、解決の糸口が見えるよう努力する」。 また、「ページ158、161、保健・福祉・医療の連携を深める議論はされているか」に対し、「現時点では、人的、場所的、資金的にも難しい状況である。今後、新病院ができる段階の中では連携体制の研究もしなければならないが、なかなか現実は難しい」。 また、「保健センターの機能が地域の保健・福祉・医療にどう活用されているかの検討はどうか」に対し、「各学校の保健室に末端を置いて、保健センターと小児科のネットワークで病診連携の構築はあるが、それ以上進んでいない」。 次に、歳入では、「ページ36、37、子ども手当の内容について詳しく」に対し、「22年4月から中学校修了までの子どもに1人当たり1万3,000円を支給、支給月は6、10、2月の3回、支払い月の全4カ月分が一度に支払われる。対象者は8,500人で、所得制限はなしだが、公務員については所属の長が支払う。施設入所者についても適用される」ということです。 また、「ページ38、39、住宅手当緊急特別措置事業の中身について」に対し、「離職して2年以内の者で、家、住居を失うおそれのある者や失った者で、9カ月の支給されます。その間、職と住居を見つけていただく制度です。金額は、生活保護と同じ2万8,000円です」。 また、「ページ42、43、健診事業で全市民を視野に入れた受診率のアップはどう考えているか」に対し、「節目健診で通知を出すことや民間企業とのタイアップを今後取り組んでいきたい」。 また、「ページ50、51、福祉のまちづくり条例とは何か」に対し、「山口県福祉のまちづくり条例があり、それに基づく特定公共施設新築届により、事務費の交付金が入る。個人はないが、スーパーなどのバリアフリーを対象にしている」。 また、「ページ56、57、災害福祉資金貸付金元利収入について返済、滞納は」に対し、「11年の18号台風で118名が受けています。5年、10年返済で完納者もいるが、38名の滞納があり、金額にして6,494万6,900円、連帯保証人を含めた督促や家庭訪問、分割返済等、前向きに進めています」等々の質疑応答がありました。 採決に先立ち、「予算の立て方としては、平等にサービスが受けられることを基本にしてほしい。この中には前向きな部分もあるので、関係各課のスタッフに期待して賛成」、また、「分割付託そのものが違法な行為ですので、この部分だけではあり得ないので反対」等々の討論があり、採決の結果、本委員会関係分は賛成多数にて原案可決と決しました。 以上で報告を終わります。議員各位の慎重の御審議のほどよろしくお願いいたします。(岩本信子君降壇) ○議長(大空軍治君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。衛藤議員。 ◆議員(衛藤弘光君) 95ページの自治会事務補助金の件でございますが、「342自治会のうち、いまだにまだ5自治会が自治会会計に補助金を入れてない」という報告をされましたけど、その5自治会の名称はよろしいですが、各自治会ごとの補助金が幾らであるかというようなのは審査されましたか。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 各自治会の補助金の審査はそれぞれしていませんけど、あれは1人につき何ぼだったか、きょうはちょっと覚えていませんけど、1世帯につき幾らというふうに金額が決まって、そして補助金を出されております。済みません。その金額的なものは、ちょっと今資料がないのでわかりません。 それと、先ほど5つの自治会ですけれど、「これは名前は」と言いましたら「出せない」ということでございました。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 生活保護の問題です。先ほど委員長も、報告の中で「宇部市に次いで多い」というふうな発言をされました。この山陽小野田市に生活保護世帯が多いという大きな要因の一つに、産炭地域であるということが上げられると思います。実際に全国の産炭地域では非常にこの生活保護率が高いという状況があり、これを取り上げて、いかにも山陽小野田市だけが突出して多いというふうな表現は間違っているはずです。 先般も一般質問でも取り上げられておりますが、新聞折り込みでそういった表現がされて、必死になって頑張っている、多くの生活保護で頑張っている人たちを傷つけるというふうなことがありましたが、この生活保護のあり方ですね。この間違った市民のとらえ方に対して、きちんと、本当に国民の命を守る、生活を支えていくという、そういう制度であるという広報的なものが非常に弱いんではないかなというふうに思いますが、そういった点での審査状況についてお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 生活保護の広報という、生活保護費で広報ということは審査しておりません。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) もう一点、今度は高齢者の問題です。先ほども介護保険のところで言いましたが、今、多くの被介護者を抱えているお宅では大変苦労をされておられます。当市ではまだ聞いたことがありませんが、お隣の宇部市では、何年か、2年前に1件、その数年前にも1件あったように、介護殺人という例も挙げられています。 今回のこの予算の中で、そういった高齢者の御家庭に対する支援、介護家族に対する支援、そういったものがきちんと反映されているのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 今回は、そういう細かいところまでは話はしておりませんが、一応保健センターが、高齢者──何だったっけ、ちょっと待ってくださいね。掘り起こしといいますか、委託をして、その高齢者を、その地域にいる高齢者を、やはり相談相手とか、そういうふうなことをするという事業は出ておりますが、それは委託金で出しておりますが、そういう話しかしておりません。 以上です。 ○議長(大空軍治君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この問題は、事件が起きてからでは遅いですので、早急な対応が求められていることだということを指摘しておきたいと思います。 もう一点、保育の問題です。近年、共働き世帯が急速にふえております。今、全国的にも、保育の質の問題が問われております。特に、公的保育の責任、私立ではなかなか受け皿として機能していないという問題がある中で、当市の公立保育所では、その肝心な保育士がほとんど、半分程度が臨時職員だというふうな話、先ほどの説明では、「一定の条件、あるいは勤務成績を見てから」というふうなお言葉でしたが、本当に今の若いお父さん、お母さん方の保育への要求にきちんとこたえていこう、公的責任を果たしていこうということからいえば、さらなる充実が必要だと思いますが、その点についての審査状況をお答えください。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 退職者がふえて、臨時職員が半数近くなるという現状は、やはり軽くは見ていらっしゃいません。それで、正規職員を採用する計画を立てるというふうにはされておりますが、総合計画では民営化もある程度書いてありますので、それをにらんで職員の採用をしたいということの話でございました。 それと、今、臨時の職員だから、その正職員だから、その保育に対する職員の態度が違うとは思いません。 以上です。(「今のは余計なことじゃ」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 岩本委員長、質問以外に答えんでください。自分の私見を述べちゃいけんですよ。 ほかにありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 委員長、丁寧な報告がありましたけれども、二、三お尋ねしたいというふうに思いますけれども、障がい者福祉の関係で、障がい者の自立支援ができて、利用者のこの1割負担というのが重くのしかかってきているわけですけれども、委員長の報告では、「その自己負担分何がしが計上されている」という報告でしたけれども、これはその利用料1割負担におけるこの利用軽減なのかどうか、その点についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) ちょっともう一度、済みません。ちょっともう一度、ちょっと言っていただけますか、ごめんなさい。 ○議長(大空軍治君) 中島議員、質問の趣旨がわからんそうですから、もう一度。 ◆議員(中島好人君) 丁寧に言ったつもりですけれども、委員長報告の中で、障がい者福祉の項目で委員長が報告されました。要するに、これには自己負担分の軽減の財源だという報告でした。自立支援法で利用者に対する1割負担が導入されまして、これが重くのしかかっているわけですが、これに対するこの軽減措置、自己負担分の軽減なのかどうか、その点についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) その細かいところまでは審査しておりませんので、その軽減分が、その今の言う自立支援法の10%というところということは審査してない、しておりません。 ○議長(大空軍治君) 中島議員。 ◆議員(中島好人君) もう一点は、児童クラブの待機者の状況も報告されました。以前53名から25名と、そういう中で、何とかそのできるだけ減らしたいということですけれども、やはりこの若い世帯というところは、早く安心して子どもを預け、そして仕事にかかっていきたいというところで、そういう保育なり児童クラブの果たす役割は非常に大きいわけですから、その辺でできるだけということでの対応ではなく、具体的なそういう対応策というのはどういう対策があるのか、その点についての内容についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 岩本委員長。 ◎民生福祉常任委員長(岩本信子君) 児童クラブがふえてきた、具体的なと言われましても、その細かい分は、ただ、25名のその今待機者が出ているが、それに対しては今からその努力というか、努力されていくということしか報告は、入れていく、ほかにちょっと定員よりも多分ふやしていくという意味だとは思うんですけれど、それで対応していくという話だったと思います。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 次に、建設経済委員長の報告を求めます。三浦委員長。(三浦英統君登壇) ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) どうもお疲れでございます。去る3月20日の本会議におきまして、議長から建設常任委員会に付託されました議案第15号平成22年度山陽小野田一般会計予算、3月18日、19日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、概要とその審査の結果について御報告いたします。 4款衛生費2目塵芥処理費13節委託料の業務委託料は、センター焼却炉の運転業務委託料と、1,960万円は今回新規に計上します新ごみ焼却施設計画支援業務で、基本計画、設計、地形測量調査、地質調査、生活環境影響調査、各種開発申請資料作成等の業務委託です。3目漁港建設費13節委託料の主なものは、埴生漁港改修事業のしゅんせつ工事、西護岸整備に係る測量調査委託料です。 8款土木費2目公園費15節工事請負費は、平成21年度に購入した新生町街区公園の整備です。 執行部からの説明が終了し、委員からの主な質疑ですが、「環境衛生推進協議会補助金が計上されているが、この補助金はどのように使うのか」との質問に対して、「自治会活動補助とは違い、推進協議会という別組織で環境衛生とかに関する協議をするということで、不法投棄とか地域の環境衛生に対する意識啓発活動等をする団体です」との回答です。 「塵芥処理費の燃料費が計上されているが、軽油を使わないてんぷら油の使用車両は何台か、また、軽油と比較して単価の差はどのくらいか」との質問に対して、「16台の使用です。軽油は91.5円、バイオディーゼルは85円です」との回答です。 「リサイクル事業の委託費ですが、この委託料は、どなたに委託し、どのようなリサイクルか」との質問に対して、「リサイクルプラザの最終処分場です。リサイクルプラザが、シルバーの男女1名ずつとNPO法人のあけぼの会の女性の方が2名います。作業内容は、発泡スチロール、ペットボトルにあけぼの会の方が6名、最終処分場に可燃物、不燃物の仕分けのほうに男性が2名おられる」との回答です。 「塵芥処理費ですが、宇部市の焼却場において焼却量が少ないと言われているが、宇部市の焼却場に持ち込むことについて、コストの検討など協議をしたことがあるか」との質問に対して、「この件は市民会議でいろいろ協議されたところです。コストの試算は、宇部市と交渉をしていないので、単価的なことは協議していません。宇部市が6万7,000人の全ごみを安定的にとっていただけるかどうかであるが、現状では建設の方向で整備を進めている状況です」との回答です。 「ごみの分別ですが、宇部市に比べかなり緩い分別収集をしていると思うが、現在の収集方法は変わらないか」との質問に対して、「ごみの収集についても、従前3回であったところを2回に回数を落としていきながら、市民の皆様方に迷惑のかからないようにごみの収集をする方針で体制づくりに取り組んできたところですが、これ以上の分別をすると、収集日の調整、収集車両の問題が起こってきます。地球環境の問題が進んでいく中で、後ろ向きでいるということは流れに逆行すると考えているが、検討課題としてとらえていると御理解をしてください」との回答です。 「し尿貯留槽設置予定ですが、地盤が軟弱で、古洞もあるので、ボーリング調査をするということでありますが、し尿処理場の建設当時は17mのくいを打ったとのことであるが、今後の考え方はどうか」との質問に対して、「し尿処理場と中継ポンプ場があり、建設当時調査をしています。この調査によるある程度は推測できるが、指摘もあったことから、15m程度のボーリング調査をし、N値及びボーリングサンプルをとり判断したい」との回答です。 「し尿処理費の工事請負費の内容はどうか、また、合併特例債は市民会議で審議されていないと思うがどうか」との質問に対して、「前処理装置と汚泥脱水機の更新であります。この件は市民会議でも了解をいただいています。これは小野田浄化センターの機能増進にかかわる脱水機更新で、能力アップを図るということです」との回答です。 「合併浄化槽ですが、昨年並みで戸数は何戸か」との質問に対して、「前年並みの100戸で需要に見合っています」との回答です。 「リサイクル事業収益金の価格が低迷しているが、ことしの見通しはどうか」との質問に対し、「20年度は単価が高騰したが、今後は単価の低迷が続くのではないかと考えている」との回答です。 「不法投棄ですが、調査をして、投棄者が確定した場合は注意できるか」との質問に対し、「不法投棄であった場合は、状況を確認し、ひどい場合は保健所、警察署に通報します。関係機関とタイアップし、不法投棄物の中で個人を特定するものがあれば、警察の捜査もあり、厳しい態度で挑んでいきたい」との回答です。 「労働会館は利用料金制をとっていないが、なぜとらないのか」との質問に対し、「労働会館は会議室が主なもので、土・日が若干あいているが、終日詰まっている。利用料金がふえる要素が少ないということで、貸館業務が主であり、貸館という形で指定管理をしており、利用料金制度でない指定管理になろうと思う」との回答です。 「シルバー人材センターの登録状況はどうか」との質問に対して、「432名が今年度末です」との回答です。 「10月からねたろう号が延伸されたが、空運送があってはいけないと思うが、実績はどうか」との質問に対し、「現地調査の結果、ねたろう号では10月はかなり多くの乗降客ありましたが、12月の暗いときは少ない乗客でありましたので、今後は運行状況を調整していきたい」との回答です。 「バスを利用される方は病院に行く方が多いと思う。日常の足に困っておられる方たちであり、一番要望の強い部分に力を集中すべきであるがどうか」との質問に対し、「市の地域公共交通総合連携計画は国に認められた計画ですが、平成21年度はねたろう号の延伸、平成22年度は、高畑方面の見直しに伴い高千帆団地内に入る路線の見直し等、地域での意見交換会を行い、10月から実証運行を行いたいと考えています。また、23年度は、厚狭北部、西側の地域を含めた生活交通の見直しを協議会の中で行っていきたい」との回答です。 「市民まつりですが、東沖の運動場、江汐公園、昨年は市役所周辺で行ったが、今後の方向性はどうか」との質問に対して、「江汐公園は子どもさんやお年寄りの方は乗り物でないと行けないということで、当地は交通の便が悪い。交通の便がよいのは小野田駅前及び市役所周辺であり、商業振興を考えれば、駅前の商店街を含め市役所周辺で行ったほうが一番ではないかということで、21年度実施したところです。反省会を開催し、次年度の実施場所等を協議の結果、場所は市役所周辺、日時は10月23日、24日で決定された」との回答です。 「補助金として250万円、有線放送設置協会に支出されるようになっているが、今後も存続のために補助金を出し続けるのか、合併したことを踏まえても、なお存続を考えていきたいというのが行政の考えか」との質問に対して、「有線放送設備は経年劣化しており、危機的状態にあります。この状態を踏まえ将来構想を検討しているが、有線放送が行っている事業について迷惑がかからないような形をとる手法について検討している」との回答です。 「ナルトビエイの食材を学校給食へということが言われており、専門的な方もおられたが、今後、この食材化について行政主導で行っていくのかどうか」との質問に対して、「女団連、漁協の女性部の方が、食材に向け、いろいろなレシピをつくって試食等をしていただき、好評を得たところですが、実際それを商品化するとなると、業者の方となり、市が推進していくことはこれ以上かかわれないと思っている」との回答です。 「小規模土木工事ですが、各自治会から多く提出されていると思うが、繰越はどのくらいあるか」との質問に対して、「残事業として、カーブミラーを含めて66件あります。21年度に完了したのが37件、工事が25件、カーブミラーが12件です。今後3年程度かかるのではないかと思う」との回答です。 「警報が出たとき、当番で待機されておられると思うが、そのようなときは揚水機場の管理業者も待機されているか」との質問に対して、「このたびマニュアルを作成し、大雨洪水警報が出た場合、市の職員が大正川揚水機場の管理者に連絡をとって、直ちに現地に行くように指示を出し、水位を見ながら運転を開始するようにしている」との回答です。 「都市計画総務費の小野田駅前の土地区画整理事業ですが、50年かかってもできない理由はどうか」との質問に対して、「区画整理事業は、ある程度の面積の中で補助対象となるのは幹線道路が必要となってくるのですが、駅前地区には12mの補助対象になる基準幹線道路を通す場所がなく、残った地区で区画整理事業をしようと思っても、補助対象事業がありませんので、すべて単独事業となるので膨大な経費がかかる。財政的にもできない状況です」との回答です。 「半世紀もたっているので、最終的な行政としての方向性を出すべきと思うがどうか」との質問に対して、「現実的には、区画整理事業で実施するのは不可能であろうと思う。他の道路や公園の事業を取り入れて、区画整理が完了というように持っていけないか、県と協議しながら、地元の皆さんの意見を聞きながら、区画整理事業以外の手法で、それと同等の整備の状態で完了したいと考えている」との回答です。 「竜王山の桜のテングス病対策を行うということであるが、切っても治っていくものではないが、今後の方向性はどうか」との質問に対して、「テングス病は神の意思と言われており、消毒が効かない。テングス病にかかった枝は極力根元から切るしか方法がない。次々とテングス病が発生している状況で、そのほとんどがソメイヨシノという種類です。枝の除去がだめであれば、樹種転換を図っていく必要があろうかと考えています」との回答です。 「区画整理区域内の誘致はどのくらい進んでいるか、また、誘致活動はどこが行うのか」との質問に対して、「土地の利活用が図られていますが、31%であります。アパートが1棟建設されたのが昨年の状態です。現状は、区画整理事業がまだ完了していないので、区画整理のほうで行っているが、住居地域、商業地域、準工業地域という3種類の用途がありますので、都市計画の中に含まれる形になりますが、これは全庁的な考え方で、関係する部署と連携しながら行う形になろうかと思います。主にどこが主導権を持って行うかは今後検討中です」との回答です。 「自分に割り当てられた土地がそのままにしておけば宅地並みの課税になるのか」との質問に対して、「現状は整地してあります。整地した状態であれば、登記上の地目にかかわらず、宅地並みの課税となります。課税については1月1日の地目によって行いますので、この地区については来年の1月1日の現況でもって課税されることになります」との回答です。 討論がありましたので報告いたします。「昨年とは違って本格的な予算ということですが、これまでも指摘してきた土地開発公社に対する利子補給金の問題、あるいは土地区画整理事業での問題など、まだ住民にとってこの予算で納得できない部分も含まれていますので、この予算に反対します」。 以上、慎重審査の結果、賛成多数で原案可決されました。議員各位の御審議をよろしくお願い申し上げます。(三浦英統君降壇) ○議長(大空軍治君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) 下瀬です。浄化センターの問題でお聞きしますが、今、廃坑といいますか、「炭鉱の坑道の跡地で大変軟弱だ」という話はいただきましたが、同時に、地元の住民の皆さんから、特に予算化に当たって地元に説明もなかった、協議もなかったという点で、大変行政不信もあるようです。そういう点で、今回のこの浄化センターの山陽浄化センターの貯留槽の問題については、そこら辺の地盤の軟弱性という問題と同時に、地元住民との協議の問題についてどのような御審査をされたのか、ぜひ御答弁をお願いしたい。 ○議長(大空軍治君) 三浦委員長。 ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) 今回は、以前から申しておりましたように、前回の補正のときも申し上げました。「今後は十分地元と協議する」と、こういうお話がございましたが、今回は「御理解をいただく方向で説明を前回もしておった」ということでございますが、今後、地元のほうに、問題点が何点か出されております、地元から。「この件について、今調査委託に出しておるが、この件が出てきた段階において、再度地元と協議する」と、こういうようなお話がございました。 それから、この問題の中で、質問の中で、「市全体の中でのし尿の問題についても御理解をしてください」というような話がございましたが、これは「山陽のものは山陽で処理して小野田に持ってくる」と、こういうような回答もございました。 以上でございます。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) その問題と同時に、地盤が大変軟弱だという点で、20本程度のパイルを打たなきゃいけないと、いわゆる当初の予算に比べても相当大きく予算が変わってくるんじゃないかなという点で、こういう問題について、私は当初から、この政策形成過程に若干問題があるんじゃないかというふうに思っていますが、そういう点でのいわゆる予算を大幅に変えるような、変えなきゃいけないような、こういう予算の組み方について御審査があったのかどうか。 ○議長(大空軍治君) 三浦委員長。 ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) この問題につきましても審査がございました。といいますのが、まず通常例をとって質問もございました。これはどういうことかと申し上げますと、まず下水の工事を行うときに、古洞があるような箇所につきましては、2m置きにボーリングを打つ、そしてその後に工事を行う。また、そうした中において古洞が出てくれば、セメントを注入するというようなこともしておると、こういうような質問がございました。 それに対しまして、今回は、先ほど壇上でも申し上げましたが、隣に浄化センター、それからその隣に下水の中継所がある。こういう状況を見まして、「大丈夫であろう」というようなお話がございました。ただ、その中でボーリングを打って、先ほど申しましたN値の問題、あるいは古洞の問題の調査をする。 それから、もう一点が、くいの問題につきまして、300トンであるので、その20本のくいでもてるだろうと、ただ、そのボーリングのN値の問題によって、後でどうなるかはまだわからないと、調査を待っておると、こういうような回答でございました。 以上でございます。 ○議長(大空軍治君) 下瀬議員。 ◆議員(下瀬俊夫君) これは付託のときの本会議質疑でも若干疑問を呈しました。今の答弁では、あんまりそこら辺のことについて詳しいことはわからないという話なんで、この問題はまた改めて質疑しますが、3点目として、区画整理の問題、駅南の区画整理の問題に若干先ほどの委員長報告で気になったんで質問したいんですが、「来年の1月1日が課税標準で、宅地並み課税になる」というふうな報告がありました。 現在、あの駅南での仮換地の関係で若干トラブルも起こっているやに聞いています。昨日ですか、県の都計審に異議の申し立てがあって、開かれています。そういう点で、仮換地指定の関係でなかなか合意ができない、了解ができない方もおられて、そこに行こうにもなかなか行けないという方も、地主の方もおられると、そうすると、自分の土地にいろいろ作物を植えて、できるだけ税金について何とか宅地並みの課税を逃れたいというふうに考えておられる方が、具体的に言えば、なかなかこの自分の指定されたところに行けないと、そうすると、来年1月1日にはこれが宅地並み課税されるという状況になるわけですね。 そういう現状について、十分現地も踏まえて御存じであるのかどうなのか、そういうことも踏まえた審査をされたかどうなのか、済みません、御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(大空軍治君) 三浦委員長。
    ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) 課税の問題につきましては、1月1日に現況課税が始まると、こういうことで、まず現状、壇上で申し上げましたように、「現状のままで置いておれば宅地並みの課税がかかってくる。ただし、これに野菜等を植えておれば畑地としての課税がかかる」、こういう説明がございました。 それから、トラブルの件につきましては審査をしておりません。以前はトラブルがあったと、こういうことは聞いておりますが、以前からの答えの中では、訴訟といいますか、訴訟にかけておるから、「かけておる」という回答まではいただいておりますが、それ以上の回答はいただいておりません。 以上でございます。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんか。中島議員。 ◆議員(中島好人君) 小野田・楠の企業団地の利子補給が、また1,700万円組まれているわけですけれども、企業団地、大きな当市の課題でありますけれども、いつ売れるかわからんような土地をずっと利子の補給をしていくと、こういうあり方で本当にいいのだろうかと、もっとその市民の要求というか、そういうものにこたえた方向で、こうした利子の分を回していくという方法も考えられるんじゃないかというふうに思うわけですけれども、このあり方についての審査の内容についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(大空軍治君) 三浦委員長。 ◎建設経済常任委員長(三浦英統君) 企業団地につきましては、県と市とそれから宇部市というふうに負担分担金があるということで、まず県が50%、それから宇部市が10%、残りが山陽小野田市ということで、約19億5,000万円であったと思いますが、その中の利子補給であると、「今回は半期分しか利子補給を計上していない。今後は続けていく」と、こういうような御回答がございました。 以上でございます。 ○議長(大空軍治君) ほかにありませんね。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって委員長報告に対する質疑を終わり、これより討論を行います。討論はありませんか。山田議員。(山田伸幸君登壇) ◎議員(山田伸幸君) 議案第15号山陽小野田一般会計予算について、日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。 市長は、昨年、合併特例債の活用を目指し、市民会議を開き、本予算に反映されるものと見ておりましたが、2期目に編成された本格予算の割には、余り特徴のないものとなっています。本予算に市民が期待した予算も一方で反映されています。それは、路線バスの高千帆台乗り入れなど公共交通への配分です。もう一点、今年度実施され、市長は高く評価し、多くの市民からも歓迎されている住宅リフォーム助成を来年度も実施を確約していることです。 しかし、以下に述べます問題点は、急いで予算化、あるいは予算の削除が必要であります。 まず、総務文教関係では、「女性の日」と科学博覧会が上げられておりますが、全くと言っていいほど具体化がおくれ、本当に取り組む気があるのか疑われます。 文書管理については、情報公開条例がありながら、会議の記録を磁気テープでとっていても、要点筆記が済めば消去され、後で正確な検証を行おうにもできない仕組みとなっています。 職員の定数管理について、この間、退職者不補充とされてきましたが、多くの職員が代休の取得さえままならず、多くの年次有給休暇を流してしまう事態となっています。また、一部の職場では、人員不足から、休日であっても出勤せざるを得ないという事態まで浮かび上がっています。行き過ぎた人員削減は、労働基準法に抵触する事態となります。 次に、教育委員会は、既に明らかになっているように、学校給食のセンター化を進めようとしておりますが、今求められているのは食を通した豊かな教育であり、そのために給食センターをやめ、自校給食に戻している地域があるほどです。文部科学省も、食育の充実を進め、栄養職員の増員を図っている中で、増員は見送られ、給食のセンター化を進めようとすることは逆行しているのではないでしょうか。 消防についても、白井市長は、「消防の広域化」と称して、宇部市消防本部との合併を進めていますが、この方向は市民の安心・安全にかなうのか疑問です。特に、本市は、石油コンビナートを抱えていることから関係補助金が手厚く、消防設備が充実しており、合併によって予算の配分が減ることが予想されます。消防の広域化については、県内一斉に検討が始まりましたが、現在具体化しているのは本市と宇部市の例だけであり、より慎重な姿勢こそ必要ではないでしょうか。 次に、民生福祉関係では、生活資金や住宅の資金融資が行われた同和福祉援護資金が、連帯保証人にさえ全く請求されずに、2,000万円を超える焦げつきを起こしていることが明らかにされましたが、これでは市長の強調する公正な市政とは言えません。 次に、近年のひどい不況から生活保護の希望がふえ、市のより手厚い対応が必然となってきました。生活保護に対応するケースワーカー配置は標準より多くの人を抱え、担当ケースワーカーが過重負担となっています。 さらに、不況の影響で保育を希望する若い世帯がふえておりますが、市の方針は民営化を目指しており、明らかに公的保育からの後退以外の何物でもありません。ここで大きな問題として、保育士の半数が臨時職員で賄われており、質の高い保育を願う市民の意思に反しているのではないでしょうか。 次に、建設経済関連ですが、市は、山陽浄化センターの老朽化を理由に、一時しのぎの貯留槽建設を目指していますが、地元住民や関係者との話し合いを全く行わないまま予算化をしています。しかも、おくればせながら行った住民説明会では合意に至っておらず、まず合意を得てから、この問題を進めるべきであります。 次に、工場を増設した際に固定資産税をサービスする奨励金制度がありますが、本予算では、8社に対して1億1,600万円も軽減するとしており、企業に優遇し過ぎではないでしょうか。 また、小野田・楠企業団地が全く分譲が進まずに、市が1,700万円もの利息負担を強いられておりますが、利息分は進出してきた企業に負担させればよいものであります。しかも、企業団地の売り出しに際しても、周辺の工業団地と競争するように値引き合戦にはまり、実に60%もの値引きを表明しています。 以上、反対意見を述べましたが、特にここで述べたいことは、今議会中の一般質問で多くの議員が市長の施政方針に対して質問しても、市長は他の執行部に答弁を任せ、みずからの責任を放棄しているとしか思えません。施政方針は、市長が編成した予算の基本的な方針を述べるものであり、ほかでかえられるものではありません。市の予算は、市民の暮らしに直結したものであり、公正・公平なものでなくてはなりませんが、これまで見てきたように、本予算は、一部市民への特別扱い、あるいは企業への至れり尽くせりのサービスが見受けられるものであり、予算の組み替えが必要です。 以上を理由として、本予算に反対をいたします。(山田伸幸君降壇) ○議長(大空軍治君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) これをもって討論を終わります。 これより議案第15号について採決いたします。本件に対する委員長報告はそれぞれ可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(大空軍治君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第6議会議案第1号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第6、議会議案第1号山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。江本副議長。(江本郁夫君登壇) ◎議員(江本郁夫君) ただいま上程されました議会議案1件について御説明申し上げます。 議会議案第1号は、山陽小野田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 今回の改正は、この3月定例会において市長から提出された山陽小野田市職員等の旅費に関する条例及び山陽小野田市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例を先ほど本議会において可決し、市長と各種行政委員の日当及び宿泊料を一般職員と同額とすることに伴い、本市議会の議員の旅費についても同様に改正し、日当及び宿泊料ともに減額するものであります。 よろしく御審議の上、御議決くださいますようにお願いをいたします。 以上です。(江本郁夫君降壇) ○議長(大空軍治君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議会議案第1号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより議会議案第1号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。──────────── △日程第7意見書案第1号 ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第7、意見書案第1号核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。吉永委員長、総務文教委員長。(吉永美子君登壇) ◎総務文教常任委員長(吉永美子君) 総務文教常任委員会の吉永でございます。広島市長及び長崎市長からの「核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書の決議についてのお願い」につきまして、議長より当委員会に調査を付託されておりました。委員会で全員一致で意見書を出すべきとの結論に達しましたので、意見書を提案させていただきます。 提案理由につきましては、文章を読み上げることで提案理由とさせていただきます。 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書。 「現在、核兵器をめぐる世界の状況は、核の拡散や使用の危険性が高まり、核兵器廃絶に向けた唯一の国際合意である核不拡散条約(NPT)体制が崩壊の危機に瀕するなど、極めて逼迫しています。 こうした中、広島市と長崎市が主宰する平和市長会議では、2020年までに核兵器廃絶を目指す『2020ビジョン・核兵器廃絶のための緊急行動』を世界的に展開しており、その一環として、2008年4月、核兵器廃絶に向け各国政府等が遵守すべきプロセスなどを定めた別添の『ヒロシマ・ナガサキ議定書』を発表しました。 同議定書は、2020年までに核兵器を廃絶するための道筋を示すものであり、核不拡散条約(NPT)を補完するものとして、2010年のNPT再検討会議での採択を目標としています。 よって、国会及び政府におかれましては、核兵器の廃絶と恒久平和実現のため、『ヒロシマ・ナガサキ議定書』の趣旨に賛同し、2010年のNPT再検討会議において、同議定書を議題として提案していただくとともに、その採択に向け、核保有国を初めとする各国政府に働きかけていただきますよう強く要請します」。 以上でございます。趣旨に御賛同いただき、議員各位におかれましてはぜひ御議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。(吉永美子君降壇) ○議長(大空軍治君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は、会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより意見書第1号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。 なお、取り扱いについては議長に一任願います。──────────── △日程第8閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(大空軍治君) 日程第8、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに決定いたしました。 以上をもって本会議に付されました事件は全部終了いたしました。よって、平成22年第1回山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。お疲れでございました。────────────午後2時36分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成22年3月26日   議  長   大 空 軍 治   署名議員   中 村 博 行   署名議員   平 原 廉 清...