山陽小野田市議会 2009-12-03
12月03日-01号
平成 21年12月定例会(第4回)平成21年
山陽小野田市議会(第4回定例会)
会議録平成21年12月3日 午前10時00分 開議 議員定数 (24名) 現員数 (24名) 出席議員 (24名) 議 長 大 空 軍 治 君 副議長 江 本 郁 夫 君 議 員 石 田 清 廉 君 議 員 伊 藤 武 君 議 員 伊 藤 實 君 議 員 岩 本 信 子 君 議 員 衛 藤 弘 光 君 議 員 大 井 淳一朗 君 議 員 小 野 泰 君 議 員 尾 山 信 義 君 議 員 河 﨑 平 男 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 下 瀬 俊 夫 君 議 員 硯 谷 篤 史 君 議 員 髙 松 秀 樹 君 議 員 中 島 好 人 君 議 員 中 村 博 行 君 議 員 平 原 廉 清 君 議 員 福 田 勝 政 君 議 員 松 尾 数 則 君 議 員 三 浦 英 統 君 議 員 矢 田 松 夫 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 吉 永 美 子 君 欠席議員 ( 0名)
事務局職員出席者 局 長 三 戸 正 樹 君 次 長 沼 口 宏 君 主査兼議事係長 石 田 隆 君 主査兼
庶務調査係長西 田 実 君 主 査 玉 田 拓 男 君 説明のため出席した者 市長 白 井 博 文 君 副市長 山 縣 始 君 総務部長 杉 本 克 彦 君
企画政策部長 市 村 雄二郎 君
企画政策部次長 渡 辺 津 波 君
市民福祉部長 大 田 博 美 君
市民福祉部次長 田 所 栄 君
市民福祉部次長 野 村 美智雄 君
環境経済部長 藤 本 賢 輝 君
環境経済部次長 元 永 恵 三 君
環境経済部次長 比 嘉 朝 康 君
公営競技事務所長 安 田 克 己 君 建設部長 道 永 芳 美 君
建設部次長 平 田 崇 君
山陽総合事務所長 福 重 亨 君 教 育 長 江 澤 正 思 君 教育部長 松 野 清 和 君
病院事業管理者 河 合 伸 也 君
病院局事務部長 藤 井 雅 夫 君
水道事業管理者 山 本 克 己 君 消防長 山 根 雅 敏 君
消防本部次長 山 下 信 次 君 監査委員 白 川 英 夫 君
総務課主幹 清 水 保 君本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告(行政報告、
事務報告)日程第4 議案第102号から議案第118号までの17件を一括上程、提案理由の説明、質疑、
委員会付託議案第102号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)について議案第103号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第6回)について議案第104号 平成21年度
山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1回)について議案第105号 平成21年度
山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について議案第106号 平成21年度
山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3回)について議案第107号 平成21年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第3回)について議案第108号 平成21年度
山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について議案第109号 平成21年度
山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第1回)について議案第110号 平成21年度
山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第4回)について議案第111号 平成21年度
山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)について議案第112号 平成21年度
山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第3回)について議案第113号 平成21年度
山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)について議案第114号 字の区域の変更について議案第115号
山陽小野田市
職員給与条例及び
山陽小野田市
職員給与条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について議案第116号
山陽小野田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の制定について議案第117号
山陽小野田市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第118号
山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 請願2件の
委員会付託報告請願第2号 所得税法第56条の廃止を求める
請願書請願第3号
山陽小野田市
住宅リフォーム資金助成事業継続についての
請願書委員会付託表[平成21年12月3日]┌─────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名
│ 付 託 内 容 │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│総務文教常任委員会│議案第102号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)
││ │ について(関係分)
││ │議案第103号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第6回)
││ │ について(関係分)
││ │議案第115号
山陽小野田市
職員給与条例及び
山陽小野田市職員給与条
││ │ 例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定に
││ │ ついて
││ │議案第116号
山陽小野田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の制定に
││ │ ついて
││ │議案第117号
山陽小野田市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の
制 ││ │ 定について
││ │議案第118号
山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正
││ │ する条例の制定について
││ │請願第 2号 所得税法第56条の廃止を求める請願書 │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│民生福祉常任委員会│議案第102号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)
││ │ について(関係分)
││ │議案第104号 平成21年度
山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特 ││ │ 別会計補正予算(第1回)について
││ │議案第106号 平成21年度
山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予 ││ │ 算(第3回)について
││ │議案第107号 平成21年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算 ││ │ (第3回)について
││ │議案第108号 平成21年度
山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計補正 ││ │ 予算(第1回)について
││ │議案第109号 平成21年度
山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │議案第112号 平成21年度
山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第3回)
││ │ について │├─────────┼───────────────────────────────────
┤│建設経済常任委員会│議案第102号 平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)
││ │ について(関係分)
││ │議案第105号 平成21年度
山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算 ││ │ (第1回)について
││ │議案第110号 平成21年度
山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算 ││ │ (第4回)について
││ │議案第111号 平成21年度
山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計 ││ │ 補正予算(第1回)について
││ │議案第113号 平成21年度
山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会 ││ │ 計
補正予算(第4回)について
││ │議案第114号 字の区域の変更について
││ │請願第 3号
山陽小野田市
住宅リフォーム資金助成事業継続についての
││ │ 請願書 │└─────────┴───────────────────────────────────┘────────────午前10時10分開会────────────
○議長(
大空軍治君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は24名で
会議定足数に達しておりますので、これより平成21年
山陽小野田市議会定例会を開催いたします。 これより本日の会議を開きます。 議事日程はお手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において下瀬議員、硯谷議員を指名いたします。────────────
△日程第2会期の決定 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、お手元に配付してあります
会期日程表案のとおり本日から12月22日までの20日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月22日までの20日間と決定いたしました。────────────
△日程第3諸般の報告(行政報告、事務 報告) ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第3、諸般の報告を行います。 市長から報告事項の申し入れがありましたので、この際、お願いいたします。白井市長。(市長登壇)
◎市長(白井博文君) 本日は、平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算その他諸議案を御審議いただくため、お集まりいただきました。議案の説明に先立ちまして、
山陽小野田市
施設管理公社の解散に伴う清算の結了について報告を受けましたので、御報告いたします。
財団法人山陽小野田市
施設管理公社は、平成21年3月31日の解散に伴い、清算人により清算を結了しました。 なお、残余財産、現金569万692円、固定資産及び備品295万1,192円は、
山陽小野田市に帰属しました。 以上、御報告申し上げます。(市長降壇)
○議長(
大空軍治君) 引き続き、事務局長から
事務報告をいたします。
◎事務局長(三戸正樹君) おはようございます。それでは、平成21年12月
山陽小野田市議会定例会における
事務報告を申し上げます。 今回の
事務報告は、平成21年8月20日から平成21年12月2日までの事務処理についてであります。 まず、1の
全国市議会議長会関係でありますが、10月26日、
全国小型自動車競走開催地議会議長会監事として会長の
浜松市議会議長らと、
経済産業大臣及び
財団法人JKAに対し要望書を提出いたしました。 次に、2の市関係でありますが、20件の行事等に出席いたしました。 次に、3の委員会・
協議会関係でありますが、
定例会会期中の会議を除き10件の会議等が開催されました。 最後に、4の他市からの行政視察についてでありますが、3団体から視察に来られました。お世話をいただきました関係部署の職員の方々にお礼を申し上げます。 なお、
事務報告における関係書類は事務局に保管してありますので、御高覧いただければと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(
大空軍治君) 以上で諸般の報告を終わります。────────────
△日程第4議案第102号~第118号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第4、議案第102号平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)についてから議案第118
号山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてまでの計17件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。白井市長。(市長登壇)
◎市長(白井博文君) それでは、ただいま上程されました諸議案について、順次御説明申し上げます。 議案第102号から議案第113号までは、平成21年度の
補正予算であります。 議案第102号は、
一般会計補正予算であります。 この補正は、人件費の調整、
経済危機対策関連等の取り急ぎ措置すべき案件についての補正であり、
歳入歳出とも6億473万4,000円を増額し、
予算総額を268億9,615万円とするものです。 補正の主な内容としましては、まず歳入では、
地方特例交付金1,126万8,000円、
地方交付税2億1,871万3,000円、使用料及び手数料1,428万円、
国庫支出金689万9,000円、県支出金1億3,047万4,000円、寄附金21万1,000円、繰越金3億74万7,000円並びに市債2億1,160万円をそれぞれ増額する一方で、分担金及び負担金5,319万1,000円、繰入金1億8,916万4,000円並びに諸収入4,710万3,000円をそれぞれ減額しております。 続きまして、歳出では、議会費で人件費の調整により972万5,000円を減額し、総務費で人件費の調整、
歳計剰余金処分に伴う
財政調整基金積立金等により2億3,819万8,000円を増額しております。 また、民生費では、人件費の調整、
施設整備費補助金等により1億2,709万6,000円、衛生費では、人件費の調整及び
し尿処理施設統合事業により2億2,095万2,000円、労働費では人件費の調整により25万1,000円をそれぞれ増額し、
農林水産業費では人件費の調整、
農地有効利用支援整備事業等により1,518万2,000円を減額し、商工費では人件費の調整により926万円を増額し、土木費では人件費の調整、
道路改良事業等により3,538万6,000円、消防費では人件費の調整、消防車両
整備事業等により139万7,000円をそれぞれ減額し、教育費では人件費の調整、
学校遊具整備事業等により1億6,206万円を増額し、
災害復旧費では国の査定が終わったことから1億4,713万7,000円を減額しております。最後に公債費で、
まちづくり魅力基金造成に伴う
合併特例債の
元利償還費等により5,574万4,000円を増額しております。 また、
債務負担行為の補正として、
労働会館指定管理者委託料1,842万円を追加し、歳入予算における市債の増額に伴い
地方債補正として、
借入限度額の変更をしております。 議案第103号も
一般会計補正予算であります。 この補正は、
厚陽校区小中学校基本計画策定事業についての補正であり、
歳入歳出とも690万円を増額し、
予算総額を269億305万円とするものです。 補正の内容としましては、歳入では、繰入金690万円を増額し、歳出では教育費で
厚陽校区小中学校基本計画策定事業に伴う
業務委託料690万円を増額しております。 また、
債務負担行為の補正として、
厚陽校区小中学校基本計画策定事業1,610万円を追加しております。 議案第104号は、
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、歳入につきましては平成20年度決算が確定したことから前年度繰越金を増額し、歳出につきましては人件費、
訪問看護ステーション事業財政調整基金積立金を調整しております。結果、
歳入歳出とも6万4,000円の増額となり、
予算総額は2,857万5,000円となりました。 議案第105号は、
駐車場事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、歳入につきましては、平成20年度決算が確定したことから、前年度繰越金559万8,000円を増額し、歳出につきましては人件費71万5,000円を増額し、予備費で調整しております。結果、
歳入歳出とも559万8,000円の増額となり、
予算総額は5,687万6,000円となりました。 議案第106号は、
国民健康保険特別会計補正予算であります。 今回の補正は、決算を見込んでの人件費の補正であり、
歳入歳出とも1,260万9,000円を増額し、
予算総額は74億5,390万8,000円となりました。 なお、財源は、
一般会計からの繰入金を充当することとしております。 議案第107号は、
介護保険特別会計補正予算であります。 今回の補正は、歳入につきましては、
介護給付費準備基金及び
介護従事者処遇改善臨時特例基金の利子11万5,000円、前年度繰越金1億956万4,000円を増額し、また、人件費の調整により
一般会計繰入金504万7,000円を減額するものであります。 歳出につきましては、平成20年度の
介護給付費及び
地域支援事業費に係る国・県等の負担金の
超過交付額を返還するため、償還金815万4,000円、給付費の精算による剰余金等を基金に積み立てるため、積立金1億33万6,000円をそれぞれ増額し、人件費の調整のため総務費1,094万6,000円を増額し、
地域支援事業費1,480万4,000円を減額するものであります。結果、
歳入歳出とも1億463万2,000円の増額となり、
予算総額は45億9,186万1,000円となりました。 議案第108号は、
後期高齢者医療特別会計補正予算であります。 今回の補正は、人件費の調整に伴うもので、
歳入歳出とも148万4,000円を増額し、
予算総額を8億5,520万5,000円とするものであります。 なお、財源は
一般会計からの繰入金及び繰越金を充当することとしております。 議案第109号は、
老人医療特別会計補正予算であります。 今回の補正は、
歳入歳出とも3,333万2,000円を減額し、
予算総額を8,161万9,000円とするものであります。 補正の主な内容としましては、歳出では、決算を見込んで医療諸費を減額し、諸支出金のうちの償還金及び予備費を増額しております。歳入では、決算を見込んで
支払い基金交付金、国・県支出金及び
一般会計繰入金を減額し、前年度繰越金を増額しております。 議案第110号は、
下水道事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、主に人件費の減額及び修繕料の増額に伴うものであります。 歳出につきましては、
下水道事業費421万6,000円を減額し、歳入につきましては、繰越金270万円、市債1,030万円を増額し、
一般会計繰入金1,721万6,000円を減額しております。結果、
歳入歳出とも421万6,000円の減額となり、
予算総額は32億2,432万9,000円となりました。 議案第111号は、
農業集落排水事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、主に市債の増額に伴うものであり、歳入において繰越金を8万円、市債を30万円増額し、
一般会計繰入金38万円を減額しております。結果、歳入総額は、差し引きにより8,500万円のまま変わりありません。 議案第112号は、
病院事業会計補正予算であります。 今回の補正は、主に旧
山陽市民病院敷地内に布設されている
FDK株式会社山陽工場の
排水管移設に伴う
予算調整であります。 まず、
収益的収支の支出につきましては、CTの管球交換のための修繕費1,580万円を増額し、
職員給与費1,040万2,000円を減額し、医業費用を39億3,308万5,000円とするものであります。また、
排水管等移設費負担金1,900万円を増額し、
医業外費用を5億8,233万円とするものであります。結果、
病院事業費用は49億3,958万円となりました。 議案第113号は、
小型自動車競走事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、人件費の調整に伴うものであります。 歳入につきましては、
小型自動車競走事業財政調整基金繰入金100万3,000円を増額し、歳出につきましては
職員人件費の決算を見込んだ調整として100万3,000円を増額しております。結果、補正後の
予算総額は137億3,177万3,000円となりました。 議案第114号は、字の区域の変更についてであります。
土地区画整理法による
山陽都市計画事業厚狭駅
南部地区土地区画整理事業の換地処分に伴い新しい街区が形成され、街区の境界線が確定することになります。これにつきましては、その管理、利用その他一般行政上、字の区域を調整する必要がありますので、字の区域の変更を行うものであります。 なお、変更を要する土地は耕地番28筆であります。 議案第115号は、
山陽小野田市
職員給与条例及び
山陽小野田市
職員給与条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、平成21年
人事院勧告を受け、
国家公務員の給与が民間給与を上回る0.22%の
マイナス較差を解消するため、給料月額の引き下げが実施されますので、本市においても同様の改正を行うものであります。 なお、この改正により給料月額の平均で約535円の減額となります。 議案第116号は、
山陽小野田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の制定であります。 本市の
特殊勤務手当については合併時に一度見直しは行いましたが、
社会経済情勢などの変化や国の基準等を踏まえ、改めて見直しが必要となっていたのが実情であります。このことから平成20年10月に諮問機関として
特殊勤務手当検討委員会を設置し、各項目の業務内容が手当支給の趣旨に適合しているか、市民の理解を得られるかなど、必要性について議論を重ねていただきました。今回提案しております内容は、この
特殊勤務手当検討委員会からの提言を参考に案を作成して、
職員労働組合と協議、交渉を行い、最終調整しております。 なお、現在規則としているものを新たに条例で定めるものであります。 議案第117号は、
山陽小野田市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、危険物の規制に関する政令の一部改正に基づき、
地方公共団体の手数料の標準に関する政令に規定する総務省令で定める金額等を定める省令が改正されたことに伴い、本条例を改正するものであります。 改正内容は、危険物の貯蔵及び取り扱いを休止している
特定屋外タンク貯蔵所及び準
特定屋外タンク貯蔵所における耐震性に係る技術上の基準への適合期限について一定の措置がとられた場合に危険物の貯蔵及び取り扱いを再開する日の前日を基準日とするように規定の整理を行うものであります。 議案第118号は、
山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、救急業務における傷病者の円滑な搬送を行うために消防法が改正され、消防法から引用している条項の一部が繰り下げられたことに伴い、同引用条項の改正を行うものであります。 以上、提出しました諸議案につき、その概要を御説明しましたが、なお詳細につきましては御質問に応じ、私及び関係参与から御説明申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。(市長降壇)
○議長(
大空軍治君) 市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第102号平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 歳入のところで退職手当債が1億5,000万円増額となっておりますが、これが増額となった理由などについてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 市村企画部長。
◎
企画政策部長(市村雄二郎君)
一般会計の23ページに計上しております退職手当債の増額の理由について御説明申し上げます。 当初予算では、定年退職32名を計上しておりましたが、その後、退職勧奨等9名ふえて41名分の人件費を計上いたしております。これには退職手当債の対象が普通退職等を除いておりますが、その額が10億6,400万円に上ってまいります。したがいまして、退職手当債の限度額につきましては前年度の給料総額から12%を引いて約7億7,000万程度出るわけですけども、借り入れを若干抑えまして6億5,000万円借りるということでございます。従いまして、主な理由は退職勧奨等による退職者の増でございます。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 次に、51ページ、保健衛生費の予防費のところで扶助費として新型インフルエンザ予防接種費助成金ということで、3,387万3,000円計上されておりますが、これの扶助となる対象はどういった方が対象となるのでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 田所次長。
◎
市民福祉部次長(田所栄君) 扶助費の新型インフルエンザ予防接種費助成費の対象者でございますが、生活保護の対象者、それからもう一つが前年度の市民税──世帯の非課税の方を対象にしております。一応、全体としては5,300人程度が該当するのではないかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) そういった方々への扶助費として助成金が出されるということの広報等はどういうふうにされているのでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 田所次長。
◎
市民福祉部次長(田所栄君) 新型インフルエンザの接種につきましては、広報等で前回お知らせしているところでございます。その中に一応それに該当される方につきましては生活保護の受給者証とか前年度非課税、それから介護保険の限度額負担認定書等が該当されますので、それを医療機関にお示しするように広報等ではお知らせしております。また、ホームページにおきましてもその辺でお知らせをしているという状態でございます。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) 14番、下瀬です。ページを追って3点ほど質問したいんですが、よろしいですか。
○議長(
大空軍治君) 1件ずつお願いします。
◆議員(下瀬俊夫君) 1件ずつ。
○議長(
大空軍治君) はい。
◆議員(下瀬俊夫君) 1件ずつですか。
○議長(
大空軍治君) はい。
◆議員(下瀬俊夫君) 51ページ、環境衛生費ですが、これは歳入の調整部分だけ、歳出部分はありません。実は先般、斎場で重大事故が発生しているのではないかというふうに聞いています。予算化が間に合わなかったのかどうなのか、執行にどの程度の報告が行ってるのか、これについて一つ詳細──詳細といいますか概略について御存じであればお聞かせ願いたいと思うわけです。火葬中に煙道が落下して火葬ができなかったという事態が発生したんじゃないかと。日時等については関係者が特定されますので、もし概略を御存じであればこの問題についてどう認識されているのかお聞かせ願いたいと思います。これはこれで1件ですか。
○議長(
大空軍治君) ちょっとそこまで。執行部、元永次長。
◎
環境経済部次長(元永恵三君) 御質問は、3目環境衛生費の県支出金のことということでよろしゅうございますか。(「関連です」と呼ぶ者あり) この県支出金につきましては、災害時に市が消毒作業を行っております。それにかかわった経費について国、県が3分の1ずつ補助をすると、そういうことに伴う財源の振りかえでございます。 そして、斎場の件につきましては、御案内のとおり斎場はいずれも昭和55年に竣工いたしました施設で老朽化が進んでおりまして、煙道あるいは炉の剥落とかそういうことが起こっておりますけれども、それに対して適宜補修を行っております。議員さんから御質問いただきました火葬中に剥落したということについてはちょっと私どもとしてはちょっとその辺は伺っておりませんけれど。
○議長(
大空軍治君) 山縣副市長。
◎副市長(山縣始君) ただいまの下瀬議員さんの御質問は、今回上程提案しております件でございませんので、別にお答えする用意はございません。
○議長(
大空軍治君) 下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) こういう人生最期を迎える場で火葬中にできなくなったという事態が発生するというのは重大事態ですよ。こういうふうな問題を議案にないから、私は「なぜ議案にないのか」って話したわけです。11月中に起こっているわけです。だから間に合わなかったから議案に、予算化されなかったかどうなのかっていうのがありますが、煙道の脱落なんていう事故は今の指定管理者の問題で言えばたしか5万円未満ですか、それ以上に該当する大変大きな私は補修だろうと思うんです。こういう問題が執行側に通知が行ってなかったのかどうなのか、先ほど担当者のお話では「知らない」と言われました。こんな事態が発生してるのを知らないなんていうこと自体が私は大変重大だろうというふうに思っています。これ1件ずつなんで、この問題についてはこれ以上やりませんが、ぜひ担当委員会で厳密な調査をお願いしたいと思います。 55ページ、今回、し尿処理費で工事請負費が予算化されています。聞くところによると山陽浄化センターの貯留槽をここで予算化をするという話であります。貯留槽の新設について実は私いろんな関係者に聞いてみましたが、こういう貯留槽の新設については「初めて聞いた」という話が出てくるんです。実は先般のまちづくり市民会議で
合併特例債のこの問題について検討部会がありました。この中でこの問題について諮問されて議論がされています。この資料を見ましてもこの中でこういう貯留槽の新設については全く説明もないし議論されていない。あったのは現在の山陽浄化センターの貯留槽、これを残すという話はありました。写真入りでその部分の貯留槽の写真は載っています。しかし、こういう問題がなぜ
合併特例債の検討部会の中で何の議論もされずに、特にこれは市長が座長を務められた会議です。そういう中でだれも知らずにこういう予算化が突然出てくるのかというのが大変私は不思議だと思っているわけです。 これは聞くところによると5,000万円かけてつくるということですね。5,000万円かけて貯留槽をつくる必要があるのかどうなのかということをまず議論したいと思っています。 それで、一つは、今言ったように直前の市長の諮問機関で議論されていない問題が突然出てきたという問題。2点目は、一度山陽地区でバキュームがくみ取って、これを貯留槽に一遍入れて、そこから小野田の浄化センターに運ぶという話ですよね。何でこんな二度手間をこんな5,000万円かけてやらなきゃいけないのか、これが2点目です。3点目はですね。
○議長(
大空軍治君) 1件ですね。
◆議員(下瀬俊夫君) いえいえ、これ1件についてですからね。
○議長(
大空軍治君) はい。
◆議員(下瀬俊夫君) 3点目は、この問題について指名入札をされるのかどうなのかという問題です。聞くところによると、この問題については既に特定の業者が見積もりを出しているのではないかという話があります。そうするとこれは全く予算の出てない、あるいは議会にもどこにも報告されていない状況で、特定の業者が見積もりまでとるような事態が実際あるのかどうなのか、これもあわせて御答弁をお願いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) まず、一番最後の山陽浄化センター、浄化センターといいますし尿処理の関係の施設、山陽浄化センターについて一部の業者から見積もりをとると、そんなことはあり得ません。少なくとも私が市長になってからはそういうことは一切禁止しております。ですからそれは杞憂というか何か誤った情報が届いたんだと思います。 それから、大元の山陽浄化センターのこれからのことですけれども、ほとんどもう機能が危うくなっております。しばらく稼動ができなくなって浄化槽──現在の浄化槽だけ利用してるという時期が一時ありました。応急修理をしておりますけれども、もうそう長くは持たない。長くて1年も2年という意味です、そんなに持たない。至急、小野田の浄化センターのほうで全部受け入れるという、そういう基盤整備を早くする必要があるということでそういう準備を進めてます。 ただ、山陽地区、旧山陽町です、山陽地区で収集してきたし尿をそのまままっすぐ小野田のほうに運ぶというふうなことは今の一般廃棄物処理基本計画ではできないということになっています。この基本計画では合併協定を引き継いで線引きがなされています。ですからこれまでどおり山陽浄化センターの一部に運んできたそのし尿を貯蔵する──貯留するといいますか、そういう貯留槽、これを今のを使うか新設するかどちらかの必要があります。これから先、10年、20年、30年と先を見越したときに今の物は使えないと。新設したらどうかというのが担当課の考え方でして、その説明も詳しく聞きましたけれども、一応合理性があるということで予算案として議会に出させていただきました。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) いや、ほかに答弁されないのかどうなのかわかりませんが、先ほど言いましたように
合併特例債の検討部会では全くこの問題が直前の会議でもかかわらず全く出ていない。それから、説明資料を見ましても新設なんていうのは全く入っていないわけです。こういうふうな問題が結局、
合併特例債事業として採択されたという話でありますが、この問題がなぜこんな予算化される直近のそういう会議でも明らかにされなかったのか大変私は疑問であります。 それから、先ほどの市長の答弁で合併の条件というふうに言われました。(「合併協定」と呼ぶ者あり) 合併協定というのは実は多岐にわたっているわけです。合併協定が多岐にわたっていて、なぜこの問題だけが厳密に線引きされているのか。これを私は大変疑問です。いつまでこういう問題が続くのか。合特法という問題もあるようでありますが、しかし合特法は既にかなりもう年月たっている問題で、特に清掃業者の近代化あるいは他業種転換等に対する援助をどうするかという程度の問題です。そういう点で5,000万円も予算をかけてこういうのを予算化するということ自体が私は今言ったように二度手間だし、この問題について大変大きな疑問があるわけであります。これについてぜひ担当の委員会で十分審議をお願いしたいと思います。 3点目の問題ですが、よろしいですか。
○議長(
大空軍治君) はい。
◆議員(下瀬俊夫君) 77ページ。住宅リフォームの助成金の問題です。私は、今回のこの住宅リフォーム助成金については、助成制度については白井市長のクリーンヒットではないかと。二塁打程度のクリーンヒットではないかと思っているわけですが、既にこれ
補正予算が組まれてかなりの方がこれを利用されているというふうに聞いています。今月の18日まで申請期間があるわけですが、これの現況、いわゆるどの程度申請があって実績があったのか。同時に、市内の中小業者の方がこの問題を大変喜んでおられるというように聞いています。この経済不況の大変厳しい中で来年度以降の問題について皆さん関心持っているわけです。特にこれが臨時交付金を当てにされた財源であったために、やはり来年度以降の予算化について大変皆さんが心配されているという状況があります。そういう点でこれについて基本的にどういうふうに考えておられるのかお答え願いたいと思います。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 渡辺次長。
◎
企画政策部次長(渡辺津波君) 現在も建築住宅課のほうで受け付けておりますので数字は時々変わっておりますが、集計いたしました11月いっぱい、11月27日までのデータでお答えしますと、受付件数195件です。これに伴いますいわゆる市からの交付金といいますか補助をするお金が1,344万円になっております。波及効果といたしましては幾らぐらいの工事が出たのかということになろうと思いますが、工事の見積額が1億4,369万3,146円ということで、市からのお金の10倍以上の工事が発注されておるという状況であります。 この原資といいますか、この財源につきましては先ほど下瀬議員も言われましたように経済対策の臨時交付金で充てております。今年度限りです。その関係で既にこの要綱自体が12月18日までの受付ということで、これ以降はないということで当初から計画をしておるものです。来年度以降の予定は国の情勢や、また、社会情勢等で改めて考え直すということになります。
○議長(
大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 一応そういうふうな回答です。ただ、一部の議員、この中からも一部の議員からは、あれも出せ、これも出せといろいろ言われます。しかし、やりくり、やりくりした中でどう財源を捻出するか、その点については皆さん方の協力が必要です。全体的にやりくりの中で一般財源の中からどう助成金を捻出することができるかと、一緒に知恵を出し合って考えていかなくちゃいけない、そういう作業であろうというふうに思います。私は、この事業は非常によかったと思っております。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 71ページですが、道路新設改良費のところで県工事の委託料が4,096万3,000円。これは工事の変更があったわけなんですか、それとも何かこの道路に対して新設されないとかそういうことがあったんでしょうか、その辺をちょっと。マイナスになっているところを教えてください。
○議長(
大空軍治君) 道永建設部長。
◎建設部長(道永芳美君) この事業につきましては、現在県のほうで周防高潮対策事業で前場川の河川改修を行っております。この前場川河川改修には市道が3路線接続をいたしておりまして、河川改修に伴いまして県にこの事業と同時にあわせて道路の改良をお願いしておるところでございますが、本年度該当する路線まで工事が進まないということで今回これを落とさせていただいております。 以上であります。
○議長(
大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) もう一つ、99ページですが、道路橋りょう河川
災害復旧費のところで国の査定が終わったからということで返還金ということで多分なってるんだと思うんですが、この査定が終わっても災害復旧に対する支障は別にこの国の査定であって、こちらのほうが予算化した部分についての支障はないのかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 道永建設部長。
◎建設部長(道永芳美君) 公共土木事業、公共土木施設災害復旧につきましてちょっとお話しいたしますが、当市が考えておりまして、国のほうに申請いたしまして、被災額というのを報告するわけでございますが、今回上程しておりましたのは被災額を報告いたしておりまして、そのままの金額を提案させていただいておりましたが、国の査定といいますか査定設計書の段階で当初はやっぱり異差があってはいけないということで多く見積もっていたわけでございますが、正規な見積もりをいたしました結果でございます。
○議長(
大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) いや、だから災害復旧に支障がないのかどうかをお聞きしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 道永建設部長。
◎建設部長(道永芳美君) 大変失礼いたしました。支障はございません。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 以上をもって質疑を終わります。 議案第103号平成21年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第6回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 先ほどの御説明をお伺いいたしておりまして、厚陽校区云々くんぬんということでございますが、議案が上がってきたわけでございますので、それなりに厚陽校区の話し合いなり、どのような経過からこれができる見込みが立ったというようなことだろうと思うのでありますが、この説明をお願いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 厚陽中学校は、本市におけます学校校舎の中で最も古い校舎でございます。昭和35年、もう50年になろうとしております。一番古いのが厚陽中学校で、その次の校舎が厚陽小学校でございます。また、耐震強度2次診断をしまして、そのIs値が出ておりますが、最も低くて危険性の高い物が厚陽中学校の校舎でございます。その次が厚陽小学校になるわけでございます。 この件につきましては子どもの安全ということで、市としては直ちにすぐにしなくてはいけないわけですが、それが財政面のことからできなかったわけでございます。地区住民、数年前から大変御心配をおかけして、地域の人たち、保護者も直ちにしてくれという要望か強く寄せられていたわけでございます。しかし、財政的な面からそれがかなわなかったと。市の責任というのは非常に大きいことだと考えております。 このたび財政的にそれがやっと可能になった状況でございます。一日も早く子どもの安全ということについては対処する責務があると感じております。厚陽地区の住民の皆様方に再度その意思を確認いたしましたが、やはり「直ちにしてほしい」と、そういう形でしてほしいという要望でございました。一刻も早く、一日も早く、最も古い校舎、最も危険な校舎を改修して、子どもを安全な校舎に通わせるということが早くできればと考えております。
○議長(
大空軍治君) 伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 大変喜ばしいちゅうか、地元の方の御希望でございますのでぜひですね、確認を今しましたところ地元の御意見、合意はあるというふうに認識をいたしました。 さて、この議場にはもう既におらんわけでありますが、同僚議員が過去の議会の中で一般質問を差し上げましたところ、市長のほうからの答弁で、「小学校も中学校も公民館も」と、このような一般質問の御回答があって議場がわいた覚えを今いたすわけでありますが、今回のこの中には公民館計画はどのようにカウントされているのでありましょうか、お知らせ願います。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 公民館は地域の方々の生涯学習または文化的活動の場等の中心でございます。今回議案を提出させていただいている施設一体型の学校像というものは地域のそういう文化施設の核をつくるという考え方でございます。その中には地域連携のそういった施設またはそういうようになり得る物もつくるというふうな考えでおります。それは「学校に公民館も一緒にしたら」と、「地域の人たちの活動の場も一緒にしたら」という市長の考え方と方向性は同じだと考えております。公民館そのものということは今回はそういうふうなことにはなっておりませんが、地域の方がそこでいろんな活動をし、そして子どもを育てていくという方向においてはかなり前進した案であろうと考えております。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) 伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) それじゃあ、最後の3点目をお伺い申し上げます。 この説明資料の中にも厚陽校区、小中学校基本計画策定事業と、こういうふうに書いてあるわけでありますが、私も
合併特例債の市民会議の場で急遽出たのかもともとあったのかよくわかりませんけども、
給食センターといいますか食事工場といいますかそういう論議もあるようでありますが、この厚陽校区、小中学校には
給食室の問題についてはどのようなとらえ方がされてあるわけですか、お知らせください。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 現在の案、それは基本計画の中で固められていくものだと思います。そして基本計画をこれからつくっていくときには保護者、そして地域住民の意見も聞く中で固まっていくものであろうと思います。そういった中で
給食室のこともまた議論されるであろうと考えております。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) ほかにありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 小学校と中学校の建設については
山陽小野田市立学校適正規模・適正配置基本方針というのが平成19年度に出されております。その中において一応そういうことはうたわれてはおりますが、私はこの小学校の適正規模、適正配置なぜされたかと、やっぱ将来のこの
山陽小野田市の教育のあり方、小学校の位置とか中学校の規模とか、そういう数とかのことをきちんと基本計画を出されたものと、その計画書がまだ何も出てないわけです。一応基本方針は出てますけど計画書というのは全然見てないわけなんです。そうすると今緊急に安全面から見たらもう厚陽中学校と厚陽小学校っていう出し方をされましたが、その学校適正規模・適正配置の計画といいますか、そういうのが全然こう将来的な
山陽小野田市の姿が見えてないのにこの事業をとり行われるということについてはすごくちょっと疑問を持ってるんですけど、その点はどう考えてらっしゃいますか。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 適正規模・適正配置の基本方針は出てますが、それぞれ具体的なもの、すなわち
山陽小野田市においてどの校区でどの学校をどういうふうにしてというふうなことができてないという御質問だと思います。それは今後していかなくてはいけないことだと考えておりますが、今回のこの案は将来を見通した計画でございます。それは現在文科省では標準の学級の人数を40人というふうなものを設定しておりますが、文科省におきましても目指すものは教員1人当たりの児童生徒数は10数人であると、それは欧米の基準に早く近づくんだと。それを目標にしてるというふうに文科省はうたっております。しかし、その40人ということを変えることは財政面、また、地域の特性等においてそれはなかなか難しいと。各地域でそれぞれ努力してほしいというふうに書かれております。 したがいまして、理想としているのは文科省もやはりそういった欧米の手厚いそういう教育環境でございます。その教育環境から本市を照らしてみますと、まだまだそこまで至っておりません。今回提案させていただいているそういう教育環境はそれに一歩近づくものでございますので、よりいい教育環境に近づくものとしてこれから目指すべき方向に向いているものと考えております。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 教育環境はよくなる、でしたら
山陽小野田市全体の計画書が今出てない。私がなぜこれを言うかというと、突然に出てきた、前から言われてはおりましたけど、きちんとしたそれぞれの
山陽小野田市全体の学校の計画書、ここはいつこういうふうな形をする、ここはこういうふうな形をするとかいうきちんとした計画書、基本方針ができてないといけないと思うんです。それによって今度そういう今のこういうふうな小中学校が、一貫校をつくるとかそういうことができなくてはならないんじゃないかと思ってます。その部分の基本計画的なものが何も見えてなくて──
山陽小野田市全体の、そしてここだけをこういうふうな形を今とられたということに対しては大変疑問がありますので、今度委員会のほうではしっかりとその辺を検討してみてください。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 質問ですか、要望ですか。
◆議員(岩本信子君) 質問したいと思います。それでもしあれでしたら委員会のほうでもしっかりとやってください。一応今言ったことの計画書ができてないということに対して、
山陽小野田市の全体の計画書ができてないということに対してちょっとお答えをお願いいたします。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 個々の学校をどういうふうにしていくのかということを全市的に決めていくということは非常に時間のかかることでございます。多くの意見を聞かなくてはいけないことと思いますし、年々その状況は変化していると考えております。しかし、その方向性というものは先ほど申しましたようにある程度固まっていると。それは子どもの教育にとって先般も教育委員会会議で子どもの社会性を高めるんだという基本方針を決定しております。その基本方針は子どもの「具体的には」とそこに書いていますが、具体的には小中連携を推進することによって異年齢の縦の交流を深めて社会性を高める。そして、もう一つは地域との連携を深めて、地域と協働のそういったことにより社会性を高めるという教育委員会の基本方針をその2本の柱でもって決めているわけでございます。その方向に沿って今回最も早く古い学校を早くしなければいけないと、子どもの安全を早く確保しなけりゃいけないという市の責務において決定している、進めている、そういう案でございます。
◆議員(岩本信子君) もう一回ありますよね。この質問に対して3回目と思いますけど、いいですか。3回目ですよね。 これ平成19年の11月に出てるわけなんですよね、この基本方針というのが。平成19年の11月に。そしたらもう平成19年、平成20年、平成21年、2年たっているわけなんですよね。そして、今言われましたように「この計画を立てていくのにはすごく時間がかかるものだ」と、「変化していく」と言われましたけれど、この時点できちんとやはり方針が出たらやっぱり教育の一応方向性はきちんと決まっているんだったら学校の規模、これは今学校の適正規模と適正配置なんですから、その点の計画書というのはできてないといけないと私は思うんです。教育の方向性は決まっていて、それに対してきちんと適正規模・適正配置を計画しなければならなかった状況じゃなかったと思うんですけれど、今急に──急にでもないんでしょうけど一番の危ないところ、財政が可能になったから一番安全を守るためにはここだっていう言い方をされましたけれど、そちらの学校の適正規模・適正配置っていうことについてのきちんとした計画書が出てない限り、やはりちょっともう一度見直していかなければいけないんじゃないかと。全体の教育の姿というものをきちんと見直して、もう少しちょっと考えていかなければならないんじゃないかと私は思っているんですけど、その点はどうお考えでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 各地域の学校をどういうふうにしていくのかというふうなことがそれぞれ決められればいいわけですが、しかし、学校の例えば建設または改修、これは四、五年のスパンではございません。10年、20年のスパンでございます。例えば比較的新しい校舎の学校もかなりあるわけですが、そういうとこはこれから20年、30年もっとか、そのぐらい使っていただかなくてはいけないと。そういうふうなときにここの学校はこうします、ここの学校はこれとこれをくっつけてこうしますということを今の段階でそれは決めたとしても、実際20年、30年後にどういうふうになっているかということはなかなか不確かなところでございます。それよりも基本的な方針としてどういうふうにしていくのかという適正配置の基本方針を決めているわけです。そして、さらに教育環境ということについてどういう考え方で進めていくのかということを決めているわけです。学校というものは5年のスパンではなしに50年、60年のスパンでございます。その間にどういうふうに変化するか、状況が変化するかということはわからないわけで、今ここでその辺の細かい具体的なところをはっきり決めていくというよりは私は基本方針のようなもの、基本的な考え方のようなものを決めて、そしてそれぞれの時期に最も適切なものを決定していくというほうがいいのではないかというふうに考えております。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) それでは、お聞きしたいと思いますが、
債務負担行為のほうで1,600万円と、
業務委託料のほうで690万円ということですが、これは具体的にどういった内容でこの計画策定が行われていくのか。今年度計上されている
業務委託料はどういったものを含んでいるのか、その点についてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 松野教育部長。
◎教育部長(松野清和君) この基本計画につきましては、内容的には基本構想、それから基本計画、基本設計というものを含めているものでございます。今回の690万円につきましては、まず、前段の基本構想の策定というところで今回計上をさせていただいているところでございます。今後の部分につきまして基本計画、基本設計ということで重なり合いながら進んでいくかと思いますけど、今後についてはそういうものを計画していきたいということで上げているものでございます。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) では、今年度に基本構想を策定をして、来年度、平成22年度に具体的な計画設計に入るということでいいのでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 松野教育部長。
◎教育部長(松野清和君) はい。そういう流れになってまいると思います。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 基本構想というならば私も先日来、厚陽には行けなかったんですけど、埴生のほうには行っていろいろお話を聞いてまいりましたが、そのほかいろいろ聞き取り等も行っていく中で、この基本構想が要するに小中一体型の建物を建てていく、厚陽は今回小学校と中学校を一体的な建物にしていくということで、埴生はまたちょっと違うなというのを感じたんですが。ということは、じゃあその中でどういった学習が行われていくのか、小中の建物を一体的にというのはわかったんですが、小中一貫校が一貫の中身になっていくのか、それともただの連携を強化していくのか、そういったところが非常に分かれ目になっていくと思うのですが、その点については今現在どのように考えておられるのか、その点についてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 現在考えておりますのは、小中連携教育でございます。しかし、一貫教育と言われますもの、以前の議会でも申しましたようにあいまいでございます。また、多くの方が指摘されてますように本来「一貫」という言葉を使うまたは「連携」という言葉を使う・使わないにかかわらず、すべての学校において子どもを義務教育において9年間ちゃんと見ていくということが必要なわけで、どの学校においてもそういう視点は必要になってくるわけでございます。 今回の提案は、その連携の強弱または独立の強弱、それは今後十分それぞれの学年においてどういうふうにしていくのかということは運用の面になっていくわけですが、どちらにせよそういった選択が可能になると。連携ということが現在、本来教育上求められているわけですが、それが断絶しているということが今大きな問題に、小学校の先生は小学校のことだけ、中学校の先生は中学校のことだけということが大きな問題になっているわけで。本来すべての小学校、中学校でそれは同じように子どもを見ていかないといけないわけでございますがそれがなされてないわけで、この小中連携施設一体型の物におきましてはそれらが可能になる、そういった可能性が非常にあるわけでございます。しかし、どの程度連携し、どの程度独立するのかということは運用面で十分話し合いながら最も適切な方法を選択する、選択できる、そういう方向であるというふうに考えております。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。衛藤議員。
◆議員(衛藤弘光君) 衛藤ですが。この議案のタイムスケジュールです。それとこの事業の完成年度はいつごろを考えていらっしゃいますか。
○議長(
大空軍治君) 松野教育部長。
◎教育部長(松野清和君) タイムスケジュールですが、この今の基本構想につきまして何とか年度内に行っていきながら、来年度、平成22年度に入りまして基本計画、基本設計ということで、これらが順調に来年度進みましたら来年度中には今度は実施設計というようなことにも入ってまいりたいなという、そういうタイムスケジュールで私どもの考え方でおります。 それから、完成年度は一応、このまま順調にいけば平成24年の4月には新しい建てかえで開校できるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) 先ほどの教育長の答弁ちょっと若干気になることがあったんですが、厚陽小中学校の
給食室の問題について、これは今後の協議にかかっているかのような答弁がありました。これは教育委員会のサイドから出されている
給食センター構想とどういうふうな関連性があるのかです。あくまで教育長の言われるように地元の皆さんあるいはPTA等の協議にかかっているというふうに考えておられるのかどうか、その基本的な考え方です。それから、もう1点。
○議長(
大空軍治君) 1点ずつ。
◆議員(下瀬俊夫君) そうですか。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 若干誤解を与えたなら訂正しないといけないと思うんですが、我々の学校
給食共同調理場の提案がこの市民会議に出されました。これは現在、政策形成過程の話でございます。その過程におきましては、厚陽中学校の小中連携のその中では
給食は共同調理場においてするというふうに考えているわけでございます。しかし、先ほどああいう答弁をいたしましたのは、この学校
給食調理場っていうものも現在、政策形成過程でどういうふうに今後考えていくのかということは明確に決まっているわけではございません。といいますのは、それをしたとしましても何年間かはその共同調理場の計画の中でお話ししましたように幾つかは自校または親子方式ということが並列して行われるわけでございます。それがどこでどういうふうにするのかというのはまだ決まっておりません。したがいまして、もうこの厚陽の小中学校のものにどういうふうにするのかと明確に決定しているわけではないわけですが、しかし、大きく案と考えているのは、そこでは共同調理場からやっていくというふうに考えているわけです。それはしかし決定ではございません。
○議長(
大空軍治君) 下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) 大変歯切れが悪いので私もどういうふうに質問していいかわかりませんが、いずれにしても今後の地元のあるいはPTAとの協議にかかっているというふうに推測していいですね。 それから、先ほどの教育長の答弁で小中連携あるいは一貫校の問題について、今後の方向性にかかっているかのような話がありました。私は、地元の皆さんの要請にこたえて地元に小学校、中学校をつくると、特にそれが同一敷地内に一体型の学校になる、これを皆さんが選択をされるということについて、地元の皆さんのそういう要請にこたえていくという点でいえばそれはそれでいいんでしょうが、教育方針として一貫校あるいは連携という問題については、私はこれはやはり一体型の学校とイコールではないというふうに思うんです。それをさもやっぱり一貫校、連携が不可避であるかのようなやっぱり説明がされると私は地元の皆さんは大変混乱をされるんじゃないかなという気がするわけです。 この問題については先般の厚陽地区での説明会でも参加者のほうから若干そういう混乱をするかのような質問なり意見もあったように聞いています。そういう点でこれは大変私は慎重な対応が要ると。先ほど教育長も言われましたが、慎重な対応が要ると。 特に、小中連携や小中一貫校については県下でもまだほとんどそういう方向性が出ていないわけです。全国的にもこれはなかなかやはりこう成果も定まらない問題ではあるんじゃないかと考えています。特に小学校と中学校の文化が違う。生徒と先生との関係の文化が大変違うという点で、これを無視して、これは一貫的に義務教育としてやるべきだというふうな考え方は、私は今の教育環境の中では大変特殊な考え方やないかなと考えています。 そういう点で先日も埴生で説明会がありましたが、あくまで地元の皆さんと協議を重ねながらこういう問題を進めていくというふうに受けとめてよろしいでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) 連携教育にかかわる考え方というのは若干違うわけですが、現在、先日の8月にありました全国一貫教育のサミットにおきましても国の方が指摘しておりますように、これは連携教育とか一貫教育という言葉を使う・使わないにかかわらず、すべての小学校、中学校の教師が子どもを9年間世話していくんだ、見ていくんだという観点に立たなければ現在のいろいろな問題は解決しないというふうに考えられて言われております。本市におきましては松原分校において施設一体型の小中連携教育が長年、何十年と行われてきたわけです。そこではすばらしい教育がなされ、本市が誇り得る教育環境だと自負しているわけですが、それは小学校の子どもがだんだんと成長して中学校に上がり、中学校でも成長していくと、それを小学校、中学校の先生がみんなで育てていくという、そういう環境なわけです。それは非常にすばらしい教育がなされていると私は考えております。しかし、それは特別支援の子どもに限らずすべての子どもにおいてそれは必要なことだと考えております。 そして、先ほど申しましたように、この小中連携といいますのは、それは連携の度合い、独立の度合いを最も適切なものに選択することができるということでございます。もしもある面で独立またはステップそういうものが必要な学年、状況であればそれを設定すればいいわけですし、そういうことが可能であるということでございます。 現在多くの、小中連携教育──施設一体型の連携教育を実施しているところではもともと隣接していた小学校と中学校、それの壁を取り払って実際にしていくというふうなところで、まあ、状況としてはそれでじゃあ前とどう違うのかと。それは大きな意識としては教員の意識の違いでございます。そこが一番大きなところですが、小学校文化、中学校文化と言われますけど、それを肯定して小学校は小学校、中学校は中学校でいいんだという考え方は持っておりません。それをなくして連携しなければいけないんだという、そういう考え方に至っております。 それから、地元の人たちとの協議の中で今後、埴生中学校区につきましてはいろんなことをお聞きしながら進めていくということには変わらないと思います。
○議長(
大空軍治君) 下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) 確かに言われるようにこの問題については地元の皆さんとの協議が必要だというのは確かなんですが、同時にこういう問題、特に教育方針について一番現場の教師との関係が私は非常に大事だというふうに考えております。ところが、この間の説明会──地元説明会を含めまして、教員には何の相談も説明もされていないじゃないかなと。そういう点では私は重大なやっぱり落ち度があったんじゃないなかと考えています。 特に小中連携や小中一貫校の問題については、現場の先生の間ではかなり大変な疑問が起こっています。これは説明不足ということもありますが、今言ったように小学校、中学校の文化の違いという問題について大変現場の先生たちはよく御存じです。こういう現場の先生たちの声を無視して進められないように、ぜひこういう先生たちの声も聞かれて対応していただきたい。 同時にもう一つ、先ほどの答弁の中で私は漏らしていたんですが、食育の問題です。いわゆる自校炊飯の問題について、特に自校炊飯が大変おいしいということについては既にもう定着しています。これをわざわざなくさなきゃいけないような環境に今あるのかどうなのかと。いわゆる単なる補助金絡みの問題の中で──学校建設の耐震化の問題で、その問題だけでこういう大事な食育をなくしてしまうような方向でいいのかという点では大変大きな疑問を持っています。そういう点でこの自校炊飯という問題について積極的に対応されるおつもりがあるのかどうなのか。先ほどの答弁は大変あいまいだったので、これもあわせて御答弁をお願いします。
○議長(
大空軍治君) 江澤教育長。
◎教育長(江澤正思君) まず、教員の意見を聞いてというとこですが、そのとおりでございます。今まで教育委員会から直接教員の方々に話していく機会というのは年間を通じてほとんどございません。大会のあいさつぐらいでございます私からは。それはどういう形で行われているかといいますと校長会を通じて行われているわけです。校長会には何度かお話ししているところで、私どもとしてはそれは伝わってる──どういう伝わり方をしてるかわかりませんが伝わっていると考えているところですが、しかし、実際、議論をじゃあどういう格好でしていこうかというふうなことを話したことはないことは確かでございます。これは今後、小中連携教育の研究会を教員の皆様方でつくっていただいて実際どういう形がいいのかと。先ほど言いましたが連携と独立の度合い、このことについて協議を重ねていきたいと考えております。 それから、食育で自校ですが、学校訪問等でよく
給食をいただくわけですが、大変本市の
給食はおいしいと考えております。いつも楽しみにしながら行っているわけでございます。旧小野田地区には親子方式、山陽は自校方式でございます。どちらもおいしいと感じております。現在の考え方としてはおいしさとはそういう、本市にはセンターということはございませんがそれほど違わないのではないかと考えております。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) それでは、以上をもって質疑を終わります。 議案第104号平成21年度
山陽小野田市
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第105号平成21年度
山陽小野田市
駐車場事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第106号平成21年度
山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第107号平成21年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第108号平成21年度
山陽小野田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第109号平成21年度
山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第110号平成21年度
山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第4回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第111号平成21年度
山陽小野田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第112号平成21年度
山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
◆議員(山田伸幸君) この予算書の中にFDK株式会社の
排水管移設、これが病院事業会計のほうで負担をしなくてはいけなくなるということなんですが、もともと敷地内を通っていたものですよね。これを病院事業会計のほうで負担しなくちゃいけない理由についてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 藤井事務部長。
◎
病院局事務部長(藤井雅夫君) 今、山田議員さんのほうから病院の敷地内にあるFDKの配管の移設をなぜ病院がしなくてはいけないかということでございます。実はこれはFDKが昭和44年に旧山陽町時代に誘致企業という形で来られたんですけれども、その際のFDK、それから市のほう──町でございますけれども、そのあたりの書類も残っていないということから、一応今敷地につきましては今の当時市民病院ですからそのまま引き継いで、今、すいません、予算につきましては今病院が健仁会のほうからいただくお金の中から出すということでございますので、一応病院のほうが予算計上をさせていただきました。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) それは説明になっていないと思うんです。だからなぜ出さなくちゃいけないのかということを聞いてるわけです。なぜ病院事業会計のほうが病院の敷地内を通っていたものの、もともと通っちゃいけなかったはずなんですよね。それが通っていたなら利用料とか取っていたことになろうと思うんですけど、そういったものをわざわざ病院事業会計のほうが負担をして移設をするという、その理由がちょっとわからないんです。説明できないんですよ、聞かれても私も。なぜ市のほうが負担しなくちゃいけないのか、わかりやすい理由について説明していただきたい。FDKとどのような交渉があったのかその点についてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 藤井事務部長。
◎
病院局事務部長(藤井雅夫君) FDKと交渉は今年度数回させていただきました。FDKのほうも、我々のほうは本来ならばFDKのほうに負担をしてほしいという申し入れもしております。しかしながら、FDKのほうも当時の書類はないということがまず一つ、それともう1点は町の書類をちょっといろいろ調べてもらって、あるいは調べたんでけれどもないということで、結局FDKのほうはうちのほうからお願いをした公文書に基づいて上司と相談した結果、FDKはそういうことができないということをいただきました。うちは病院と今度は
一般会計のほうでお話をしまして先ほどの御回答の形になったということです。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) FDKの所有物ですよね、これは。その所有物をなぜ、これは市と言いかえたら市の税金を使ってるということになりますよね、病院事業会計のお金を使うわけですから。市で言ったら市の財産にもなるわけですよね。明確な理由がないとこれを負担する理由、何か協定書かそういうことでもあったんですかね。どういうふうなそういうものが結ばれて市側の負担となるのか、そういう点がきちんとならないと1,900万円もの負担金ちゅうのは説明つきませんよ。なぜ市が負担しなくちゃいけないのか。例えば市民が持っているものを移設するとき市民に負担させるんじゃないですか、移動するときは。そうじゃないんですか。お答えください。
○議長(
大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 法律問題についてのお尋ねのようですから私のほうから。 誘致企業だという説明でした。誘致の際にこの排水管の埋設について恐らく約定がなされていると思うんです。それはその協定書が見つからないということでした。当時の山陽町の土地、その地下に埋設するわけです。これ法律的には地役権、無償の地役権を設定して、そしてFDKの便宜に供しているという状態がずっと続いてきたわけです。今度土地を売るについては完全な所有権を先方に──買い主に引き渡すわけですから、地上・地下ともに傷のない物にする必要があります。傷のない物にするためには排水管を移設する必要が出てきます。当初、誘致企業で無償の地役権を設定してどうぞということで来て、現在になってそこを明け渡してほしいと、別な所に移設してほしいという場合にどちらが費用を負担すべきかというそういう問題です。担当は多分協議してると思います。協議して先方のFDK株式会社の側としてはそれには協力できないという結論になってやむなく市の側、
一般会計なのか病院事業会計なのかはともかくとして市のほうで費用を負担せざるを得ないと、そういう結論になったというふうに承知しています。一番当初の問題なんです。当初どういうふうな約束で、どういうふうな取り決めでこの今の病院の敷地内に敷設されたのかと。しかし、考えられる一つの一番有力な道筋──道筋といいますか導入の経緯はそういうことではないかというふうに思います。旧山陽町のあいまいだった部分を現在の
山陽小野田市が引き受けてると、こういうことなんです。
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第113号平成21年度
山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第4回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第114号字の区域の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第115
号山陽小野田市
職員給与条例及び
山陽小野田市
職員給与条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第116
号山陽小野田市職員の
特殊勤務手当に関する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 今回先ほど市長が読み上げられました議案説明でございますが、下のほうです。「労働組合と協議、交渉を行い最終調整しております」と、この条文に大変のどに引っかかるものがございましてお尋ねを申し上げますが、労働組合とはまだ話がついておりませんよという文章ではないかと思います。労働組合と話し合いがついてない議案を議会に上げられまして、行政が本来労働組合とちゃんとした団体交渉をし、まとまった物を議会に上げられ議員として判断をさせられる、また、しなければならない、当然我々も肩にかかった大切な仕事の一つであります。この文章から憶測をいたしますと、議会が承認したんだから団体交渉の経緯にかかわらず職員は言うことをききなさい、このように相なるのではなかろうか。こういう危惧感を私は抱いておりますが、その辺の御説明をお願い申し上げます。
○議長(
大空軍治君) 杉本総務部長。
◎総務部長(杉本克彦君) 少なくともただいま上程をさせていただきました案件、市長部局における
特殊勤務手当の条例案につきましては組合との合意を見ております。ただ、全体の規則で対応をこれまでしておりました37項目のうち病院あるいは水道局における項目については現在それぞれの担当部署において協議が進められているというふうには聞いております。ですから、結果としては市長部局における部分は組合との合意を見て提案をさせていただいております。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 白井市長。
◎市長(白井博文君) 議案として出しました部分は今総務部長が御説明したとおりです。 ただ、ちょっと付言します。地方公務員法の解釈の点で伊藤武議員は全く間違っているということを今申し上げておきます。私と
職員労働組合との間の団体交渉事項について、交渉については誠実──誠意を尽くす義務があります。しかし、それでもなお妥結しない場合もあります。その場合出せないかのようなことをおっしゃいますが、それは地方公務員法の解釈を全く誤っています。誠意を尽くして、しかしなお妥結しなかった、そういう事項についても市長としては議会に議案として出すことは当然できます。
○議長(
大空軍治君) ほかにございませんか。衛藤議員。
◆議員(衛藤弘光君) この条例が通りますと年間総額として幾らの減額になるんでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 杉本総務部長。
◎総務部長(杉本克彦君) 現在、平成21年度の予算ベースで見ますと、年間支給見込み額が3,032万円程度になりますが、今回の市長部局における項目18項目から14項目に項目を削減いたしますと、それに伴う年間の影響額で345万円程度になろうかと試算をしております。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 山田議員。
◆議員(山田伸幸君) 今、市長部局で18項目から14項目ということで、なくなった、また、廃止された4項目というものはどういったものがあるのかお答えください。
○議長(
大空軍治君) 杉本総務部長。
◎総務部長(杉本克彦君) まず、斎場業務手当、これは
山陽小野田にあります斎場における遺体の火葬業務に当たる職員に対しての手当でありましたが、現在指定管理者制度を導入して職員がおりませんので廃止。それから電算業務手当、これは情報管理課における所属する職員に対する月額の手当でありました。それから3点目は変則勤務手当と申しまして、保育園あるいは幼稚園、それから中央図書館等、通常一般の職員が勤務を要しない日、土曜、日曜、祝祭日等を言いますけれども、それ以外の日に勤務を命ぜられる所属が主と思いますが、そういったところに勤務します変則勤務の手当。最後に、オートレース場に勤務しますオートレース業務手当、小型自動車競走にかかわる業務ということでの月額特勤手当。以上4点です。
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第117
号山陽小野田市
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第118
号山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 以上をもって議題となっております議案17件に対する質疑を終わります。 これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。 委員会におかれましては十分なる御審査をお願いいたします。────────────
△日程第5請願第2号・第3号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第5、請願の委員会付託報告を行います。
今期定例会において申し合わせ期限までに受理いたしました請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたしましたので、御報告いたします。 委員会におかれましては十分なる御審査をお願いいたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。明日は休会、7日月曜日は午前10時から本会議を開き、一般質問を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午前11時46分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成21年12月3日 議 長 大 空 軍 治 署名議員 下 瀬 俊 夫 署名議員 硯 谷 篤 史...