• 指定管理者(/)
ツイート シェア
  1. 山陽小野田市議会 2009-08-20
    08月20日-01号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成 21年 9月定例会(第3回)平成21年山陽小野田市議会(第3回定例会)会議録平成21年8月20日     午前10時00分 開議  議員定数 (27名) 現員数     (27名) 出席議員 (26名)     議 長  川 村 博 通 君     副議長  佐井木 勝 治 君     議 員  伊 藤   武 君     議 員  伊 藤   實 君     議 員  岩 本 信 子 君     議 員  衛 藤 弘 光 君     議 員  江 本 郁 夫 君     議 員  大 空 軍 治 君     議 員  岡 田   事 君     議 員  小 野   泰 君     議 員  尾 山 信 義 君     議 員  河 野 朋 子 君     議 員  河 村 雅 伸 君     議 員  佐 村 征三郎 君     議 員  硯 谷 篤 史 君     議 員  髙 松 秀 樹 君     議 員  千々松 武 博 君     議 員  中 島 好 人 君     議 員  中 元   稔 君     議 員  二 歩 材 臣 君     議 員  福 田 勝 政 君     議 員  正 村 昌 三 君     議 員  三 浦 英 統 君     議 員  山 田 伸 幸 君     議 員  好 川 桂 司 君     議 員  吉 永 美 子 君欠席議員 (1名)     議 員  津 野 啓 子 君事務局職員出席 局     長  三 戸 正 樹 君 次     長  沼 口   宏 君 主査兼議事係長  石 田   隆 君 主査兼庶務調査係長西 田   実 君 主     査  玉 田 拓 男 君  説明のため出席した 市長       白 井 博 文 君 副市長      山 縣   始 君 総務部長     杉 本 克 彦 君 企画政策部長   市 村 雄二郎 君 企画政策部次長  渡 辺 津 波 君 市民福祉部長   大 田 博 美 君 市民福祉部次長  田 所   栄 君 市民福祉部次長  野 村 美智雄 君 環境経済部次長  元 永 恵 三 君 環境経済部次長  比 嘉 朝 康 君 公営競技事務所長 安 田 克 己 君 建設部長     道 永 芳 美 君 建設部次長    平 田   崇 君 山陽総合事務所長 福 重   亨 君 会計管理者    田 村 嘉 輝 君 教育長      江 澤 正 思 君 教育部長     松 野 清 和 君 病院事業管理者  河 合 伸 也 君 病院局事務部長  藤 井 雅 夫 君 水道局副局長   野 村 啓 治 君 消防長      山 根 雅 敏 君 消防本部次長   山 下 信 次 君 監査委員     白 川 英 夫 君 総務課主幹    清 水   保 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告(事務報告)日程第4 報告1件を報告、質疑報告第4号 健全化判断比率及び資金不足比率について日程第5 議案第62号から議案第92号まで及び議案第94号から議案第97号までの35件を一括上程、提案理由の説明、質疑、委員会付託議案第62号 平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について議案第63号 平成20年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第64号 平成20年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第65号 平成20年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第66号 平成20年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認定について議案第67号 平成20年度山陽小野田市後期高齢医療特別会計歳入歳出決算認定について議案第68号 平成20年度山陽小野田老人医療特別会計歳入歳出決算認定について議案第69号 平成20年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第70号 平成20年度山陽小野田下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第71号 平成20年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第72号 平成20年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について議案第73号 平成20年度山陽小野田病院事業決算認定について議案第74号 平成20年度山陽小野田水道事業決算認定について議案第75号 平成20年度山陽小野田工業用水道事業決算認定について議案第76号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)について議案第77号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)について議案第78号 平成21年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)について議案第79号 平成21年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第2回)について 議案第80号 平成21年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について議案第81号 平成21年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)について議案第82号 山陽小野田執行機関附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第83号 山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定について議案第84号 山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定について議案第85号 山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について議案第86号 山陽小野田急患診療所条例の制定について議案第87号 山陽小野田環境審議会条例の一部を改正する条例の制定について議案第88号 山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第89号 山陽小野田社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について議案第90号 山陽小野田病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第91号 山陽小野田市立病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について議案第92号 山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について議案第94号 物品の購入について議案第95号 物品の購入について議案第96号 平成21年度山陽小野田下水道事業特別会計補正予算(第3回)について議案第97号 山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 請願1件の委員会付託報告請願第1号 山陽市民病院の再開を求める請願委員会付託表[平成21年8月20日] ┌─────────┬───────────────────────────────────┐│ 委 員 会 名 │         付    託    内    容          │├─────────┼───────────────────────────────────┤│総務文教常任委員会│議案第62号 平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について││         │       (関係分)                       ││         │議案第76号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)に  ││         │       ついて(関係分)                    ││         │議案第77号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)に  ││         │       ついて(関係分)                    ││         │議案第82号 山陽小野田執行機関附属機関に関する条例の一部を改正 ││         │       する条例の制定について(関係分)            ││         │議案第83号 山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定について ││         │議案第89号 山陽小野田社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定に││         │       ついて                         ││         │議案第97号 山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の││         │       制定について                      │├─────────┼───────────────────────────────────┤│民生福祉常任委員会│議案第62号 平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について││         │       (関係分)                       ││         │議案第63号 平成20年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計││         │       歳入歳出決算認定について                ││         │議案第65号 平成20年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決算││         │       認定について                      ││         │議案第66号 平成20年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認定││         │       について                        ││         │議案第67号 平成20年度山陽小野田市後期高齢医療特別会計歳入歳出 ││         │       決算認定について                    ││         │議案第68号 平成20年度山陽小野田市老人医療特別会計歳入歳出決算認定││         │       について                        ││         │議案第73号 平成20年度山陽小野田病院事業決算認定について    ││         │議案第76号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)に  ││         │       ついて(関係分)                    ││         │議案第77号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)に  ││         │       ついて(関係分)                    ││         │議案第78号 平成21年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算  ││         │       (第2回)について                   ││         │議案第79号 平成21年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算    ││         │       (第2回)について                   ││         │議案第81号 平成21年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)に││         │       ついて                         ││         │議案第82号 山陽小野田執行機関附属機関に関する条例の一部を改正 ││         │       する条例の制定について(関係分)            ││         │議案第84号 山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例の一部を改正││         │       する条例の制定について                 ││         │議案第85号 山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定 ││         │       について                        ││         │議案第86号 山陽小野田急患診療所条例の制定について        ││         │議案第90号 山陽小野田病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する││         │       条例の制定について                   ││         │議案第91号 山陽小野田市立病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正 ││         │       する条例の制定について                 ││         │議案第92号 山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について ││         │請願第 1号 山陽市民病院の再開を求める請願             │├─────────┼───────────────────────────────────┤│建設常任委員会  │議案第62号 平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について││         │       (関係分)                       ││         │議案第64号 平成20年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算 ││         │       認定について                      ││         │議案第70号 平成20年度山陽小野田下水道事業特別会計歳入歳出決算 ││         │       認定について                      ││         │議案第71号 平成20年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計歳入歳出││         │       決算認定について                    ││         │議案第74号 平成20年度山陽小野田水道事業決算認定について    ││         │議案第75号 平成20年度山陽小野田工業用水道事業決算認定について ││         │議案第76号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)   ││         │       について(関係分)                   ││         │議案第77号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)   ││         │       について(関係分)                   ││         │議案第88号 山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定  ││         │       について                        ││         │議案第96号 平成21年度山陽小野田下水道事業特別会計補正予算   ││         │       (第3回)について                   │├─────────┼───────────────────────────────────┤│環境経済常任委員会│議案第62号 平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について││         │       (関係分)                       ││         │議案第69号 平成20年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳出││         │       決算認定について                    ││         │議案第72号 平成20年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入 ││         │       歳出決算認定について                  ││         │議案第76号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)   ││         │       について(関係分)                   ││         │議案第77号 平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)   ││         │       について(関係分)                   ││         │議案第80号 平成21年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正 ││         │       予算(第3回)について                 ││         │議案第87号 山陽小野田環境審議会条例の一部を改正する条例の制定  ││         │       について                        ││         │議案第94号 物品の購入について                   ││         │議案第95号 物品の購入について                   │└─────────┴───────────────────────────────────┘────────────午前10時開会──────────── ○議長(川村博通君) おはようございます。ただいまの出席議員数は26名で、会議定足数に達しておりますので、これより平成21年第3回(9月)山陽小野田市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において大空議員、岡田議員を指名いたします。 本日の欠席通告を申し上げます。津野議員、所用のため欠席。 以上、報告を終わります。──────────── △日程第2会期の決定 ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、お手元に配付してあります会期日程表案のとおり、本日から9月17日までの29日間といたしたいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月17日までの29日間と決定いたしました。──────────── △日程第3諸般の報告(事務報告) ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第3、諸般の報告を行います。 事務局長から事務報告をいたします。 ◎事務局長(三戸正樹君) おはようございます。それでは、平成21年9月山陽小野田市議会定例会における事務報告を申し上げます。 今回の事務報告は、平成21年6月10日から平成21年8月19日までの事務処理についてであります。 まず、1の全国市議会議長会関係でありますが、8月19日、川口市において開催されました全国小型自動車競走開催地議会議長会総会に出席いたしました。オートレース事業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあり、経済産業省に対して交付金制度の見直し等を、競輪とオートレースの振興法人の財団法人JKAに対しては、競輪場などでのオートレース車券の相互販売やPRできるように、それぞれ要望書を提出することにいたしました。 次に、2の山口県市議会議長会関係でありますが、8月18日、美祢市で開催されました市議会議員研修会に、本市議員から17人の議員が参加されました。 3の広域関係でありますが、宇部・美祢・山陽小野田広域連携協議会の会議が8月10日に当市において開催されました。 4の市関係でありますが、26件の行事等に出席いたしました。 次に、5の委員会・協議会関係でありますが、定例会会期中の会議を除き7件の会議等が開催されました。 最後に、6の他市からの行政視察についてでありますが、4団体から視察に来られました。お世話いただきました関係部署の職員の方々にお礼を申し上げます。 なお、事務報告における関係書類は事務局に保管してありますので、御高覧いただければと思います。 以上で報告を終わります。 ○議長(川村博通君) 以上で諸般の報告を終わります。──────────── △日程第4報告第4号 ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第4、報告第4号健全化判断比率及び資金不足比率についてを議題といたします。 市長から報告を求めます。白井市長。(市長登壇) ◎市長(白井博文君) おはようございます。本日は、平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定その他諸議案を御審議いただくため、お集まりいただきました。議案の説明に入るに先立ち、報告第4号は健全化判断比率及び資金不足比率についてでありまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員審査意見書を付して御報告するものであります。 まず、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、該当ありません。 次に、実質公債費比率については18.2%、将来負担比率については173.3%、公営企業会計資金不足比率については全会計において該当はありません。 以上、御報告を申し上げます。(市長降壇) ○議長(川村博通君) 市長の報告が終わりました。 本件は報告事項でありますので、質疑のみにとどめます。これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。──────────── △日程第5議案第62号~第92号・第94号~第97号 ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第5、議案第62号平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第92号山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についてまでの31件及び議案第94号物品の購入についてから議案第97号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4件、以上議案35件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。白井市長。(市長登壇) ◎市長(白井博文君) ただいま上程されました諸議案について、順次御説明申し上げます。 議案第62号から議案第72号までは、平成20年度の一般会計及び特別会計の各決算につき、監査委員の審査を経ましたので、意見書を付して、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定を求めるものであります。 まず、議案第62号は、一般会計歳入歳出決算認定であります。 平成20年度の予算額は、当初238億6,000万円でしたが、補正予算及び繰越明許費予算を合わせて予算総額は262億5,509万1,961円となりました。これに対し、歳入総額は246億4,895万5,292円で、執行率は93.9%となりました。一方、歳出総額は242億7,241万3,285円で、執行率は92.4%となりました。 この結果、形式収支である歳入歳出差引きは3億7,654万2,007円の黒字でしたが、これには市道高泊千崎線道路改良事業等の翌年度への繰越財源4,579万4,655円を含んでおりますので、実質収支は3億3,074万7,352円の黒字となります。この3億3,074万7,352円の剰余金の処分については、今後の補正において、地方財政法第7条第1項の規定に基づき、2分の1を下らない金額を財政調整基金へ積み立て、または地方債の繰上償還に充てます。 歳入の主な内容については、その根幹をなす市税は、対前年度比0.8%増の105億9,767万1,779円となっております。地方交付税は、対前年度比13.9%増の38億5,499万4,000円となりました。また、繰入金は、平成19年度の土地取得特別会計及び土地開発基金の廃止に伴い、繰入金が大幅に減少したため、対前年度比96.5%減の5,765万2,706円となりました。 歳出の内容については、お手元の資料、「平成20年度決算に係る主要な施策の成果その他予算の執行等の実績報告書」をもって説明にかえさせていただきます。 最後に、平成20年度決算に係る主要財源指数は、単年度の財政力指数0.772、経常収支比率96.6%となっております。 次に、議案第63号は、訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額2,997万5,234円、歳出総額2,491万940円、差引き506万4,294円となりました。 主な内容は、歳入では、訪問看護収入や居宅介護支援収入であり、歳出では、訪問看護システムや公用自動車のリース料であります。 次に、議案第64号は、駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額5,837万7,119円、歳出総額3,277万8,215円、差引き2,559万8,904円となりました。 主な内容は、歳入では、駐車場使用料であり、歳出では、公債費であります。 次に、議案第65号は、国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額66億5,660万2,283円、歳出総額68億8,235万1,941円、差引き2億2,574万9,658円の不足となり、このため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成21年度の歳入を繰り上げて、これに充てております。 主な内容は、歳入では、保険料国庫支出金及び前期高齢交付金であり、歳出では、保険給付費であります。 次に、議案第66号は、介護保険特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額45億3,235万865円、歳出総額44億2,268万6,752円、差引き1億966万4,113円となりました。 主な内容は、歳入では、保険料支払基金交付金及び国庫支出金であり、歳出では、保険給付費及び地域支援事業費であります。 次に、議案第67号は、後期高齢医療特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額7億9,414万1,377円、歳出総額7億9,325万498円、差引き89万879円となりました。 主な内容は、歳入では、保険料及び一般会計繰入金であり、歳出では、後期高齢医療広域連合納付金であります。 次に、議案第68号は、老人医療特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額8億4,874万4,697円、歳出総額7億6,908万299円、差引き7,966万4,468円となりました。主な内容は、歳入では、支払基金交付金及び国庫支出金であり、歳出では、医療給付費であります。 次に、議案第69号は、地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額859万3,864円、歳出総額844万6,228円、差引き14万7,636円となりました。 主な内容は、歳入では、市場使用料、光熱水費負担金及び繰入金であり、歳出では、小野田中央青果運営助成金、市場の維持管理費及び光熱水費であります。 次に、議案第70号は、下水道事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額41億1,701万4,178円、歳出総額41億676万2,715円、差引き1,025万1,463円となりました。 主な内容は、歳入では、下水道負担金、下水道使用料、国庫支出金、一般会計繰入金並びに市債であり、歳出では、下水道事業費及び公債費であります。 次に、議案第71号は、農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 歳入総額8,383万5,465円、歳出総額8,365万5,352円、差引き18万113円となりました。 主な内容は、歳入では、使用料、一般会計繰入金及び市債であり、歳出では、農業集落排水事業費及び公債費であります。 次に、議案第72号は、小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定であります。 単年度収支で8,492万4,522円の黒字を計上したものの、歳入総額128億9,221万6,883円、歳出総額137億3,191万9,828円、差引き8億3,970万2,945円の不足となり、このため、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、平成21年度の歳入を繰り上げて、これに充てております。 主な内容は、歳入では、勝車投票券発売収入であり、歳出では、競走事業費であります。 議案第73号から議案第75号までは、平成20年度の病院事業並びに水道事業及び工業用水道事業の各決算につき監査委員の審査を経ましたので、意見書を付して、地方公営企業法第30条4項の規定に基づき、議会の認定を求めるものであります。 まず、議案第73号は、病院事業決算認定であります。 平成20年度決算は、小野田市民病院と山陽市民病院を機能統合した後の初めての決算となります。収益的収入は、医業収益が37億1,669万7,786円となり、医業外の収益及び特別利益を含んだ病院事業収益は39億8,141万6,430円となりました。これに対し、収益的支出は、医業費用が37億1,883万7,731円となり、医業外費用及び特別損失を含んだ病院事業費用は42億934万540円となりました。 この結果、損益計算の収支差引では、2億2,792万4,110円の当年度純損失を生じ、年度末累積欠損金は43億895万2,553円となりました。 次に、資本的支出については、歯科改修工事及びエレベーター巻上機リニューアル工事に伴う建物改築費、医療機器更新に伴う器械及び備品費、企業債償還金、退職手当債償還金、退職給与金で8億3,297万7,114円となり、これに対する財源としましては、企業債、退職手当債、公立病院特例債、他会計負担金、国・県補助金及び他会計からの長期借入金等で11億4,261万9,000円を充てました。 次に、議案第74号は、水道事業決算認定であります。 本年度の有収水量は、社会全体に浸透してきた節水意識の定着化及び本年度後半アメリカに端を発した世界的な経済不況の影響を受け、前年度決算水量より23万6,191トン少ない827万7,464トンとなりました。 収益的収支における事業収益については、簡易水道も含めた水道料金が4,092万8,577円の減収となりました。他の収益については、他会計負担金等の増がありましたが、他会計負担金が大幅に減となったこと等から、総額は前年度決算額より5,413万2,233円減の15億61万4,695円となりました。 これに対し、事業費用については、負担金、委託料等が増となりましたが、人件費、修繕費、支払利息等が減となったことから、総額は前年度決算額より1億906万5,958円減の14億2,318万4,731円となりました。 この結果、損益計算では7,742万9,964円の純利益が生じ、当年度未処分利益剰余金が7,750万8,468円となりましたので、これの処分としまして、減債積立金1,000万円及び建設改良積立金6,750万円を積み立て、残額8,468円は翌年度に繰り越すこととしております。 次に、資本的収支の支出については、建設改良費として、水道施設の新設、改良、移設工事等を行いました。これに企業債償還金を含めての総額は、10億1,769万9,518円となりました。 これに対する財源として、企業債、工事分担金等総額5億3,373万6,813円を充てた結果、差引き4億8,396万2,705円の不足が生じましたが、当年度分損益勘定留保資金等で全額補てんしました。 次に、議案第75号は、工業用水道事業決算認定であります。 本年度の収益的収支における事業収益については、工業用水が1日単位での契約水量制を採用しており、前年度がうるう年であったことから、本年度は1日分少ない73万9,473円減の2億6,990万7,645円となりました。他の収益については、他会計負担金の減等があり、総額は前年度より438万9,658円減の2億7,183万8,729円となりました。 なお、給水実績量は、前年度より139万3,124トン増の834万125トンとなりました。 これに対し、事業費用については、人件費、修繕費等が増となりましたが、受水費、減価償却費等が減となったことから、総額は前年度決算額より241万9,456円減の2億5,774万1,950円となりました。 この結果、損益計算では1,409万6,779円の純利益が生じ、当年度未処分利益剰余金が1,443万732円となりましたので、これの処分としまして、減債積立金440万円及び建設改良積立金1,000万円を積み立て、残額3万732円は翌年度へ繰り越すこととしております。 次に、資本的収支の支出については、建設改良費として、工業用水道施設の改良事業を行いました。これに企業債償還金を含めての総額は、2,240万5,129円となりました。 これに対する収入としましては、長期貸付金償還金が1,220万円ありますが、これについては、平成19年度決算において措置した額の一部を償還したものであるため、収入が他にないことから、支出額2,240万5,129円が補てんすべき額となり、その対応として過年度損益勘定留保資金等を充てることにしました。 次に、議案第76号から議案第81号までは、平成21年度の補正予算であります。 議案第76号は、一般会計補正予算であります。 今回の補正は、平成21年7月、「中国・九州北部豪雨」による災害に伴う補正であり、歳入歳出とも5億277万2,000円を増額し、予算総額を252億1,191万4,000円とするものであります。 補正の主な内容としましては、まず、歳入では、分担金及び負担金5,087万5,000円、国庫支出金2億603万1,000円、県支出金3,814万4,000円、繰入金1,567万7,000円、諸収入1億244万5,000円、市債8,960万円をそれぞれ増額しております。 続きまして、歳出では、総務費で、災害応急工事委託料2,750万円を増額しております。 また、民生費では、災害援護資金貸付金等3,771万5,000円を増額し、土木費では、桜川通太陽光照明の修繕料272万9,000円を増額し、消防費でも、消防車両の修繕、防火水槽のしゅんせつ等216万9,000円を増額し、教育費では、浜五挺唐樋の修復で429万9,000円を増額しております。 最後に、災害復旧費で、農林業施設及び公共土木施設災害復旧費で4億2,836万円を増額しております。 また、歳入予算における市債の増額に伴い、地方債補正として借入限度額の追加をしております。 議案第77号も平成21年度一般会計補正予算であります。 この補正は、経済危機対策関連や学校施設の耐震化事業と取り急ぎ措置すべき案件についての補正であり、歳入歳出とも10億7,950万2,000円を増額し、予算総額を262億9,141万6,000円とするものであります。 補正の主な内容としましては、まず歳入では、分担金及び負担金975万円、使用料及び手数料405万円、国庫支出金6億8,106万3,000円、県支出金6,782万1,000円、財産収入1,644万1,000円、繰入金1億339万2,000円、諸収入18万5,000円、市債1億9,680万円をそれぞれ増額しております。 続きまして、歳出では、総務費で、市役所省エネ改修事業、地域防災無線構築事業等4,348万円を増額しております。 また、民生費では、国民健康保険特別会計繰出金や子育て応援特別手当給付事業等2億2,219万9,000円を増額し、衛生費では、女性特有がん検診事業やサーベイランスシステム構築事業等4,935万1,000円を増額し、農林水産業費では、農地有効利用支援事業等8,281万2,000円を増額し、商工費では、観光交流促進事業費等247万1,000円を増額し、土木費では、新生町街区公園整備事業や住宅リフォーム助成事業等で6,972万4,000円、消防費では、新型インフルエンザ対策事業やはしご車オーバーホール事業等4,570万5,000円を増額しております。最後に、教育費で、学校耐震化事業や地上デジタル放送対応事業等で5億8,406万円を増額しております。 また、歳入予算における市債の増額に伴い、地方債補正として借入限度額の追加及び変更をしております。 議案第78号は、国民健康保険特別会計補正予算であります。 今回の補正は、平成20年度の赤字決算に伴う繰上充用の精算及び歳入歳出の見直しによる補正で、歳入歳出とも1億2,743万円減額し、補正後の予算総額を74億4,129万9,000円とするものであります。 減額の主な理由は、歳出では、退職に係る療養諸費及び介護納付金の減、歳入では、国庫支出金及び療養給付費交付金の減であります。 議案第79号は、介護保険特別会計補正予算であります。 歳入については、事務費等繰入金143万9,000円及び平成20年度の介護給付費県負担金の追加交付金35万9,000円を増額しております。 歳出については、平成21年度の介護報酬改定に伴うシステム開発委託料116万1,000円、介護支援専門員の資格更新に伴う研修負担金3万4,000円、過誤納還付処理件数の増加に伴う還付金30万円及び平成20年度の介護給付費と地域支援事業費の精算に伴う支払基金交付金の償還金30万3,000円をそれぞれ増額しております。 結果、歳入歳出とも179万8,000円の増額となり、予算総額は44億8,722万9,000円となりました。 議案第80号は、小型自動車競走事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、新たに地域公益事業の新設及び消費税の調整に伴う補正で、歳入歳出とも566万6,000円を増額し、補正後の予算総額を137億3,077万円とするものであります。 歳出については、事業費のうち公課費を350万円増額し、予備費を350万円減額し、施設改善費で工事請負費を188万6,000円、負担金補助及び交付金を378万円、合わせて566万6,000円増額するものであります。 これにより、歳入では、施設改善費の増額により繰入金として財政調整基金から繰入金を566万6,000円増額するものです。 議案第81号は、平成21年度山陽小野田病院事業会計補正予算であります。 今回の補正は、主に山陽市民病院の譲渡に伴う予算調整をしました。 まず、収益的収支の支出については、新病院マスタープラン作成のため、医業費用を700万円増額、資産譲渡に伴い、医業外費用を1億7,541万8,000円、特別損失を4億816万5,000円計上し、病院事業費用を49億1,518万2,000円としました。 これに対し収入については、土地売却に伴い特別利益を1億9,084万7,000円計上し、病院事業収益を45億1,978万9,000円としました。 次に、資本的収支の支出については、貯湯槽取りかえのため、建設改良費を440万円、企業債償還金を4,990万4,000円増額し、7億8,459万4,000円としました。 これに対し収入については、土地売却に伴い固定資産売却代金を2,187万5,000円計上し、2億7,061万4,000円としました。 この結果、収支差引不足額5億1,398万円は、当年度分損益勘定内部留保資金で補てんすることとしております。 次に、議案第82号は、山陽小野田執行機関附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、障がいの相談支援体制の整備を図るとともに、相談支援事業を適切かつ効果的に実施するため、障がい及び関係が抱える個々のケースに基づき地域の課題について情報を共有しながら具体的に協議するため、「山陽小野田市自立支援協議会」を市長の附属機関として設置するための所要の改正であります。 また、子どもの読書活動の推進に関する法律に基づき、今年度中に第二次山陽小野田市子ども読書活動推進計画を策定するため、関係部署の職員のほか学識経験のある及び市民を委員とする「山陽小野田市子ども読書活動推進計画検討委員会」を教育委員会の附属機関として設置するための所要の改正であります。 次に、議案第83号は、山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、現在、教育委員会に属している「国民体育大会準備室」を市長部局へ異動させると同時に、名称を国体室と変更するものであります。 また、各部局との連絡及び調整を円滑に行うためにいずれの部局にも属さず、市長及び副市長の直属とするものであります。 次に、議案第84号は、山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、市の附属機関の委員には、法律の定めがある場合を除き、市議会議員は委員に就任しないとされたことに伴う所要の改正であります。 次に、議案第85号は、山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の条例は、本年10月1日から平成23年3月31日までの間、少子化対策の一環として出産育児一時金を現行の「35万円」から4万円増額し、「39万円」とするものであります。 また、保険料率の改定に伴う賦課割合の変更で、本年度に限定した特例措置であります。 次に、議案第86号は、山陽小野田急患診療所条例の制定であります。 これは、これまでの小児科休日急患診療所業務に加え、新たに平日(月曜日から金曜日)までの午後7時から午後10時30分まで内科の診療業務を開始することに伴い、所要の改正を行うため、既存の山陽小野田市小児科休日急患診療所条例の全部を改正するものであります。 次に、議案第87号は、山陽小野田環境審議会条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、市の附属機関の委員には、法律の定めがある場合を除き、市議会議員は委員に就任しないとされたことに伴う所要の改正であります。 次に、議案第88号は、山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、山口県使用料手数料条例の改正に伴い、屋外広告物等許可申請手数料を変更するものであります。 次に、議案第89号は、山陽小野田社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、市の附属機関の委員には、法律の定めがある場合を除き、市議会議員は委員に就任しないとされたことに伴う所要の改正であります。 次に、議案第90号は、山陽小野田病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、山陽市民病院の廃止に伴うもので、山陽小野田市議会の議決に付すべき重要な公の施設の廃止等に関する条例第2条の規定により、地方自治法第244条の2第2項に定める議会の議決を得ようとするものであります。 次に、議案第91号は、山陽小野田市立病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、議案第90号と同じく、山陽市民病院の廃止に伴う所要の改正であります。 議案第92号は、山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定についてであります。 これは、地方公共団体の特定の事務の郵便局における取扱いに関する法律第3条第1項の規定により、指定した小野田本山郵便局において住民票の写しや戸籍記載事項証明書などの受け渡し業務を取り扱っておりますが、今回新たに小野田有帆郵便局を指定することについて、同条3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第94号及び議案第95号は、物品の購入であります。 まず、議案第94号は、救助工作車の購入であります。これは、平成8年度に配備した山陽消防署の救助工作車の車両及び救助資機材の老朽化が著しいので、これを更新し、救助活動の円滑化を図るとともに、市民の安全確保を図るものであります。 これにつきましては、去る7月28日に指名競争入札を行いましたところ、6,982万5,000円をもって有限会社藤中ポンプ店が落札しましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、同社と購入契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第95号は、高規格救急自動車の購入であります。 これは、平成13年度に購入した山陽消防署の高規格救急自動車の車両及び救急資機材等の老朽化が著しく、救急救命活動に支障を来しているため、これを更新し、市民の安全確保を図るものであります。 これにつきましては、去る7月28日に指名競争入札を行いましたところ、3,034万5,000円をもって藤村ポンプ株式会社が落札しましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、同社と購入契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。 議案第96号は、下水道事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、消費税及び地方消費税の増額に伴うものであります。 歳入については、下水道事業費用225万5,000円増額し、歳入については、一般会計繰入金を225万5,000円増額しております。 結果、歳入歳出とも225万5,000円の増額となり、補正後の予算総額は32億2,854万5,000円となりました。 次に、議案第97号は、山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 議員各位も御承知のとおり、平成20年度山陽小野田市国民健康保険特別会計において制度改正等を熟知していないことが原因で、2億円を超える歳入欠陥を起こしました。 また、このことを早期に発見できなかったことにより、その後の対応等がおくれ、市民の皆様や議会に対して多大な御迷惑をおかけしましたことを大変申しわけなく思っております。よって、今回の改正は、市長としての責任を明確にするため、自戒として平成21年度10月分の給料月額に100分の30を乗じて得た額を減じるものであります。 以上、提出しました諸議案につき、その概要を御説明しましたが、なお詳細にわたりましては御質問に応じ、私及び関係参与から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 以上です。(市長降壇) ○議長(川村博通君) 市長の提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第62号平成20年度山陽小野田一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。
    ◆議員(山田伸幸君) 土木費関連の中に県事業負担金ということで、港湾費とか河川などに多額の負担金が計上されておりますが、この負担金についてはどのような明細がつけられてその金額がはじき出されているのか、その点についてわかっている範囲でお答えください。 ○議長(川村博通君) 道永建設部長。 ◎建設部長(道永芳美君) おはようございます。今質問が港湾費ということで、港湾費の県事業負担金のことでございますが、まず海岸、あるいは海岸高潮、あるいは高潮防災、それから、県でやっております単独工事等の負担金でございます。内容につきましては、海岸高潮、これは小野田港の大浜、あるいは東沖、それから、小野田本港等でございます。 以上でございます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) その明細がきちんと市民の納得が得られるものかどうかということが聞きたかったのですが、次にいきます。 消防にお聞きしますが、先日も水害が発生をいたしましたが、その際、消防のほとんどの職員が出払われたと思うんですが、このたびのことも含めて、現在の消防の体制で、そういう全市的な被害が発生した場合、対応し切れるものかどうなのか、その点についてお伺いいたします。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) 災害の規模にもよるわけであります。このたび、山口県を中心とした今回の豪雨でありますが、今回山口県の中では、防府市、それから、山口市さんが特に被害が大きかったわけであります。通常の災害につきましては、現在の山陽小野田市消防本部で持っております消防力で対応していきたいと思いますが、その消防力で対応し切れない場合は、県内で協定を結んでおります。応援協定というのがあります。これに基づいて近隣の市町村の消防の応援を求めると、そして、さらに災害が大きくなれば、消防緊急援助隊という、いわゆる県知事を通じまして国のほうに申請して、昨年、岩手・宮城内陸地震のときにありましたような応援を求めると、さらに必要があれば、自衛隊の応援求めるとか、そういうような形の中で市民の安心・安全を守っていきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 消防では、特に山陽地区の水害に現在の山陽消防署の職員数で対応し切れたかどうなのか、その点についてはいかがでしたでしょうか。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) 山陽小野田市におきます今回の災害につきまして、特に山陽地区につきまして、7月21日の日に大雨が降ったわけでありますが、これにつきましては床下浸水、床上浸水、そして、がけ崩れ等災害が発生しました。今回災害が発生しましたが、人的な災害というか、これは発生しませんでした。そういう意味におきましては、山陽消防署の非番の職員は全員招集かけましたし、当然小野田消防署のほうの職員も非番の職員等を中心にして応援体制を引きましたので、人的被害が出なかったという意味においては、ある程度対応ができていったかなと、あと床上浸水、床下浸水の対応、このあたりについては、例えば、厚狭川上流の、例えば、美祢地区の桜山地区の1時間の降雨量が想像を超えるような降雨量であったと、そういうことを勘案しながら、これから先、例えば、そのあたりで幾ら以上の雨が降れば、厚狭川が危険水域になると、その辺のデータを集めながら、これからの防災対策といいますか、そういうものに役立てていきたいなというふうに思っております。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 不納欠損の額がかなりふえてるような気がするのですが、監査委員さんの意見書の中には「やむを得ない」と書いてあるんですが、ちょっとこの辺の理由を説明していただけませんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 杉本総務部長。 ◎総務部長(杉本克彦君) 不納欠損処分につきましては、法的な措置によりまして経年、あるいはその後の滞納整理の中で、正当な理由があって、それ以上の対応の額を保持できないという段階で不納欠損処分をするわけですが、最近は特に不景気の状況、あるいは各個人の収入の減少、そういったものが継続的に続いているという状況の中で、法的な手段として不納欠損処分を随時行っているという状況で、結果としてそういうふうになってきたわけです。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) それでは、債権特別対策室というのができておるのですが、それによってどのぐらい逆に今まで20年度はどのぐらい回収できたのかをちょっとお知らせ願いたいと思いますが。 ○議長(川村博通君) 杉本部長。 ◎総務部長(杉本克彦君) 滞納整理、処分につきましては、ただいま議員御指摘のとおり、債権特別対策室並びに税務課の収納係のほうで重点的に行っておりますけれども、その効果は決算数値にも見えておりまして、収納率の伸びにも反映しております。先ほどの提案説明の中では、全体の市税の収納率8%くらいの率で向上してるわけですが、その中には県による併任徴収、あるいはただいま出ました債権特別対策室の職員による努力による収納対策、これによって伸びが見込まれたというふうに理解をしておりますが。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) あと一つ、決算が少ないから人件費の割合が高くなったのだろうとは思いますけど、人件費の割合が24.2%でしたか、なっております。今まで22、それ以下ぐらいだったのが、そのぐらい上がってるのですけれど、何か原因がございますでしょうか。 ○議長(川村博通君) 杉本部長。 ◎総務部長(杉本克彦君) 団塊の世代の退職数がこの数年、ことし、来年と30名前後で推移しておりますけれども、退職の数による影響だと思われます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第63号平成20年度山陽小野田訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第64号平成20年度山陽小野田駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第65号平成20年度山陽小野田国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) このたびの赤字発生について、調査委員会を設けて調査をしているということでしたが、調査委員会の報告がまだ何らなされておりませんが、これについてはどのようになっているのか、お答えください。 ○議長(川村博通君) 杉本総務部長。 ◎総務部長(杉本克彦君) 調査委員会につきましては、当初市長の私的な諮問機関ということで、当時の総務部長、現在の副市長の山縣副市長を初めとして、ほかに3名の委員構成で問題の検討委員会が立ち上がりました。その後、原因究明、あるいは最終的には今後の改善策、あるいは対策等について、市長のほうには報告をされたわけですが、これについてはその後の保険料の暫定的な措置等が当該委員会の中で協議が行われたということで、その議会に対しての説明については全員協議会、あるいは委員会の中で担当部局のほうから説明があったやに聞いておりますので、それで対応されたというふうに認識をしております。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この赤字決算を出したことについて、監査意見書を読まさせていただきますと、「医療費の推計違い」というふうに書かれておりますが、私どもの調査とか、委員会での説明とかを聞いていきますと、「後期高齢支援金の算定誤りが主なものだ」というふうに書いてあるのですが、ここにはそういったことが書かれておりませんが、いかがなものでしょうか、その点について、できれば監査委員の御答弁をお願いしたいんですが。 ○議長(川村博通君) 白川監査委員。 ◎監査委員(白川英夫君) 私どもが監査意見として書いておりますのは、今言われましたように、詳細でここが間違いということは書いておりません。 ただ、私どもが書いておりますのは、組織として管理が──管理というか、確認ができなかったと、そういうことでこういう間違いが起きたというようなことをちょっとここに書いておりますが、今言われたような詳細の数字とか、どこに間違いがあるというようなことについては書いておりません。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この問題に関して市長を初めとする処分というのも行われておるわけですが、そういった真相をきちんと市民の前に明らかにしていく必要があろうかと思いますが、その点について、できれば市長からお伺いをしたいんですが、調査委員会のきちんとした説明だとか、あるいは監査意見書も非常に私は不十分なものであると思うんですが、これで市長は十分であるというふうに考えておられるんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 済いません。ちょっと聞き落としたんですけど、最後何が十分か不十分か、その点、済いません。別なことを考えておりましたので。 ○議長(川村博通君) 補足してください、質問を。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 要するに、調査委員会の説明が何らなされておりません。それと監査意見書にしても、非常に私は不十分なものである。これでは何が問題でそのような赤字になったのか、私は不十分であるというふうに考えるのですが、市長はもうこれでいいと、調査委員会の報告も何らないし、そういうことで十分だと考えておられるのでしょうか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 事実関係の調査は十分であったかという問題とそれを議会あるいは市民の皆様にどの程度報告すべきかという問題をちょっと分けて考える必要があると思います。 まず、事実関係の調査は十分であったかという点については、先ほど総務部長から説明がありましたが、当時の総務部長、今の副市長を長とし、あと3名、あと3名はいずれも国保については非常に経験の豊富な、現在は次長、課長になってる人たちですが、3名をつけ加え、4名体制で調査してもらいました。約1カ月ぐらいかかったと思います。 その結果、初期の算定の過程で明らかな重大ミス、決定的なミスが2点あったということの指摘がありまして、それを前提にして、その後、私のほうで検討し、どういう結果になるかはともかくとして、分限並びに懲戒審査会の意見を聞く必要があると考えて、私から諮問をしました。答申をいただき、最終的に自分の処分を決めまして、対象となる職員4名に対しては、昨日の午前10時ごろそれぞれ処分を告知しました。 議会、市民に対する情報提供が十分じゃないという点につきましては、先ほどの4名、当時の総務部長を長とする4名の調査報告書、これ市長あてになっております。これはマル秘ではありません。本来公開して全然構わない文書であると、そのほうが、あるいは市民の皆さんが、あるいは議会の皆さんもよくわかっていただけるかもしれません。ちょっと検討させていただきます。特に隠す必要はありません。 ですから、先ほど市民福祉部長が関係する常任委員会の席で詳しく御説明したはずですと、こういうふうに述べております。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) 今市長のお答えの中で、決定的な計算ミスが起きたと、決定的な計算ミスを起こす要因はどういうふうな要因だったのか、例えば、全協の中でも議論になりました市長の任命責任としての職員の質の問題、俗に言う1年ごとに代わっていくから、当然仕事に対して熟知していないんじゃないかと、そういう任命権の未熟さから、今回決定的な計算事項起きたんじゃないかと、そういうふうな話もありましたが、その点は市長はどういうふうに考えられますか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) いろんな部署で、いろんな業務に職員が従事してます。私もその1人ですが、少なくとも机に座り、仕事に立ち向かって。(「よく聞こえません」と呼ぶあり) 自分の業務を遂行するときには集中します。その集中力の欠如、それがひいては裏返せば責任感のなさ、ですから、業務を怠ったと評価しました。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) 業務を怠ったと、ただ、怠ったというだけで解決する問題でしょうか、新人が1年ぽっと行って、すぐさま職務に熟知するというのは非常に難しいと思うんですよ。ましてや、国保の場合には修練が要ります。じゃ市長にお聞きしますが、その間、その職員について事前にそういう教育をされたんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(大田博美君) 私どもは職員としてその場に立たされた、その中で十分な努力をして、その制度について熟知していく必要があるというふうに考えております。今その件で、私どものほうの勉強が足らなかったと、私も1年目でございましたので、その辺のところがよくわからなかったというのがございますが、やはりその場に立ったら、そのところどころで十分な努力をしていく必要があるんじゃないかなというふうに考えております。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) 市長、今も聞かれたように、職員は一生懸命やるけど、1年そこらで熟知するということは非常に難しいと思うんですよ。そういう点は、市長が任命権としての仕事の仕方がおかしいのじゃないかと、そのことが今回の事件を起こしたのではないかと思いますが、市長どうですか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 処分理由としました明らかな重大ミス2点と、例えば、こういうことです。後期高齢以降の人数がいます。75歳以上、74歳以下の人数がいます。その片方を差し引くべきところを他方を間違えて差し引いてると、これ日常的な市長や部長の指導が不十分だったといえばそうです。そうかもしれません。全体的な緊張感の欠如というのを感じました。そういうたぐいのものです。 また、先ほど山田議員が希望されて、私は公開して構わないと思っているのですけれども、また内部で協議しますが、それをごらんになって、明らかな重大ミスというのはどういうたぐいのものかというのをひとつ内容をごらんになって御質問ください。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第66号平成20年度山陽小野田介護保険特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第67号平成20年度山陽小野田市後期高齢医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第68号平成20年度山陽小野田老人医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第69号平成20年度山陽小野田地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。伊藤武議員。 ◆議員(伊藤武君) 担当の委員会でございますので、質疑というふうにとられてもらうと大変申しわけないんでありますが、先ほど議案説明の中で、「歳出では、小野田中央青果運営助成金」という言葉がありましたが、間違いであるなら訂正をしていただきたいということで発言をいたしました。 以上でございます。 ○議長(川村博通君) 質疑としてとらえます。御答弁願います。答弁してください。比嘉環境経済部次長。 ◎環境経済部次長(比嘉朝康君) どうも失礼しました。小野田中央青果運営助成金、これの名称がおかしいのではなかろうかというお話でございますが、このとおりでよろしいかと思います。(笑声)大変申しわけございません。私どもの予算書の中では1款卸売市場費1項青果市場費1目市場管理費とはなっております。ですが、基本的には管理費を助成するという中での運営助成金という名称で、問題ないのではなかろうかと思います。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第70号平成20年度山陽小野田下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第71号平成20年度山陽小野田農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第72号平成20年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) このオートレース事業においては、法的な成立要件ということが非常に重要になってくると思うんですが、交付金については4億円余りですか、日動振交付金ということで4億1,700万円計上されおるんですが、一般会計への繰り入れがいまだに計上されておりませんが、その点については構わないというふうに考えておられるんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 安田公営競技事務所長。 ◎公営競技事務所長(安田克己君) ただいまの御質問でございますが、確かに日動振、今JKAと言いますけれども、そちらのほうの交付金については20年度4億数千万円納めておりますが、一般会計への繰り出しについてはできておらない状況でございます。私どもといたしましては、できるだけ早く今の累積赤字等々を解消いたしまして、一般会計に繰り出しができるような状況に努力をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) ちょっと追加します。ことしはそのはしりとして埴生の青年の家の奥に体育館があります。あの体育館の屋根の雨漏りがひどいんですけれども、その補修に充てたりします。そういうふうなことから、やがてもう少し幅を広げて、福祉事業への貢献、一部でもできるような方向で、これから1億1,000万円、1億3,000万円、とにかく赤字補てんのために残して使うんだと、全額赤字補てんだと、その考え方は少し改めようというふうに考えてます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 交付金が日動振から逆に今度はいろんな、さっき言われました体育施設だとか、福祉施設、それとか機械工業の発展ということで使われるということになってるのですが、それがもっと市内に幅広く活用されないと、市民の理解というのは深まらないと思うのですが、それについては十分なされているというふうに考えておられるでしょうか。 ○議長(川村博通君) 安田所長。 ◎公営競技事務所長(安田克己君) ただいま大変厳しい御質問でございます。まず、JKAの交付金を使った市内等々への事業の助成といいますか、そういう部分につきましては先般もお答えしたと思いますけど、21年度につきましては、福祉車両を2台程度助成をいただけるように聞いております。それから、22年度につきましても、1台程度助成がいただけるように現在調整をしておる状況でございます。 それから、先ほど市長がちょっと御説明申しましたけれども、スポーツ協会の体育館の補修の経費につきましてJKA関連の車両競技記念財団のほうから2分の1程度の助成がつくように現在申請がなされておるようでございます。 状況的には以上でございます。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 少し補充します。先ほど議会の局長のほうから事務報告がありました。その事務報告の冒頭に、全国市議会議長会関係とあります。オートレース場は全国に6場ありますが、6場の開催地の議長が集まって協議がなされています。施行の会議もあります。前回の議長の報告を読ませていただきますと、経済産業省との中間にある日動振、今名称変わりましたけど、そこへの交付金、上納金、これが高過ぎるのじゃないかと、もっと売上金を地域の福祉向上のために使える方向で、交付金の率を見直してほしいということについて非常に熱心に議論されています。そんなふうに地道に努力はしてるんです。 それはそれとして1億1,000万円、あるいは1億数千万円入りますので、そのうちの一部はもう少し幅広く地域福祉の向上に役に立つように、そういう方向で何か使うべきものはないかというふうなことをいつも念頭に置きながら、オートレースに関する予算の編成をこれからもしていこうというふうに考えてます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第73号平成20年度山陽小野田病院事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) このたびの広報に市長のコラム欄でジェネリック医薬品の使用を市民に呼びかけるというのがありましたが、市民病院としてジェネリック医薬品の採用、もしくは使用についてはどのような対応をされておられるのか、その点についてお答えください。 ○議長(川村博通君) 河合病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(河合伸也君) ジェネリックにつきましては、以前議員さんからお話がありましたんですが、全国的に厚生労働省も推奨してますし、今ジェネリックと一言で言いましても50数社ありますので、どれが信頼できるかということをきちんと勘案しながら、今かなりふやしつつあるというところであります。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 以前調査したときには、山陽市民病院においては10%を超えるような非常に高い率で採用されていたと思うんですが、現在の市民病院での採用率はどの程度になってるでしょうか。 ○議長(川村博通君) 河合管理者。 ◎病院事業管理者(河合伸也君) 何%というのが品目数の話なのか、金額ベースの話なのかというところにもよりますんですが、今のところかなり10%に近い、目標は今20%ぐらいに持っていこうとしているところですけれども、かなりいきつつあるというふうに思ってます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第74号平成20年度山陽小野田水道事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 以前から水道事業については、積立金をもって山陽地区の水道管の布設がえと、あるいは貯水槽の設置というふうなことが言われておりましたが、それは現在どこまでその計画については進んでいるんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 野村水道局副局長。 ◎水道局副局長(野村啓治君) 配水池の問題につきましては、21年度の予算でお示しをいたして議決をいただきましたけれども、一応基本設計の段階に入っております。それから、老朽管の更新につきましては、21年度予算については一応1.5キロ程度を前倒しして更新していくということで、21年度に予算計上をしております。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) それでは、石綿管についてはどのような状況が今把握されておるでしょうか。 ○議長(川村博通君) 野村副局長。 ◎水道局副局長(野村啓治君) 先ほど申し上げました1.5キロというのが石綿管関係でございまして、一応これを施行いたしますと、市内の総延長の1%を切る状況になるというふうに考えております。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 水道の事業に関して水も減り、減収になった割には本当に歳出も減らされて、かなり努力されて損益では利益が出ております。本当にこれは水道局が努力されてるんだなというのがわかるんですが、努力された歳出がかなり減ってるという部分の人件費、修繕費、支払利息とか書いてありますが、どの部分を努力されてこのような大きな歳出減になったのかをちょっとお聞かせ願えたらと思います。 ○議長(川村博通君) 野村副局長。 ◎水道局副局長(野村啓治君) 人件費につきましては、19年度におきまして4名退職をいたしまして、その後の補充2名ということでやっておりましたけれども、10月に1名ほど補充ということで、一応もう一名の補充は本年度の4月からということになりました。その部分での新陳代謝による減と、それから、19年度から始めております繰上償還による利息の減と、それから、起債の償還のピークを一応18年ぐらいにクリアをいたしまして、今減少の段階に入っておりまして、その支払利息の減少もかなり歳出減の中では大きなウエートを占めているところでございます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり)
    ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第75号平成20年度山陽小野田工業用水道事業決算認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第76号平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第77号平成21年度山陽小野田一般会計補正予算(第4回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第78号平成21年度山陽小野田国民健康保険特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第79号平成21年度山陽小野田介護保険特別会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第80号平成21年度山陽小野田小型自動車競走事業特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第81号平成21年度山陽小野田病院事業会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この補正予算書の重要な処分ということで、第5条が掲げられておりますが、ここには土地3件、建物1件、構築物1件ということになっておりますが、これは数量については書かれているのですが、簿価及び現在の評価額が全くわかりません。それについてはどのようになっているのか、お答えください。 ○議長(川村博通君) 藤井病院局次長。 ◎病院局次長(藤井雅夫君) 今、山田議員さんのほうから第5条の評価額のことについて今聞かれました。一応私のほうは、評価額等につきましてはいろいろ調べております。それで、この中には上げておりませんけれども、この評価額に基づいて算出しております。 以上です。(「それを答えてくれという、それじゃ答弁にならん」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 答弁してください。藤井次長。 ◎病院局次長(藤井雅夫君) それでは、評価額なんですけれども、実はこれ平成20年の6月に鑑定評価のこれをいただきました。その鑑定の基準といたしまして、山陽の鴨ノ庄あたりを一応鑑定評価という形でさせていただきました。価格が平成20年の1月1日現在で約3万5,000円、これm2当たりですけれども、これに基づいて修正を若干かけまして、こちらに上げさせてもらっております。 以上でございます。 ○議長(川村博通君) 市村企画政策部長。 ◎企画政策部長(市村雄二郎君) 補足をさせていただきます。 まず、土地につきましては、先ほどもありましたように不動産鑑定評価、専門家による評価をいただいております。この中で番地が3つございますが、上から順番に2万4,400円、2万1,900円、2万5,800円でございます。これは平成20年度の鑑定評価でございますので、21年にかかります時点修正を3.17%減額した価格でございます。 なお、売却価格につきましては相互協議、相手方との協議の上、この評価額に0.8を掛けたもので土地を売却するといたしております。売却の経過については以上でございます。 なお、先ほどの地価公示価格につきましては、先ほど説明がありました20年1月1日現在で3万4,700円、21年1月1日現在で3.17%の時点修正加えて3万3,600円というふうになっております。 以上でございます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第82号山陽小野田執行機関附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第83号山陽小野田市組織条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第84号山陽小野田次世代育成支援対策推進協議会条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第85号山陽小野田国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第86号山陽小野田急患診療所条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第87号山陽小野田環境審議会条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第88号山陽小野田手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第89号山陽小野田社会教育委員条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第90号山陽小野田病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) この議案によって山陽小野田市立山陽市民病院の廃止ということですが、実質昨年の3月で廃止をされていたわけですが、現在まで放置されていたというか、その点についてはなぜ今こういう議案の提出となったのか、その点についての説明をお願いいたします。 ○議長(川村博通君) 河合病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(河合伸也君) 福祉施設に病床を転換するためには病床の権利を確保しなければならないので、福祉施設に移譲することがほぼ決まるまでは一応休止といえども権利は確保させてもらっとったといいますか、しなければ、もう既にそこに福祉施設もできないということになりますので、これは病床を転換して福祉施設にするという仕組みですから、現在は国の方針でよほどの理由なくしては福祉施設の特別養護老人ホームとか、老健施設もそう簡単にはできませんので、病床を担保にそれにやるということであります。そのためにずっとこれまで休止をやめることができなかったというところであります。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) ちょっと市長の立場で補充します。山陽市民病院、昨年の4月から休止して、地域の皆さんには大変御迷惑をおかけしました。バスでもって小野田市民病院のほうに通ってもらうというふうな大変な御不自由をおかけしました。ようやく一昨年の秋に自分のところで引き受けますと言ってくれた業者が、ようやく山陽市民病院の跡地に医療施設と介護老人福祉施設と、そういうものをつくれるという、そういう体制がようやく整ったんです。準備ができましたということで、山陽市民病院については廃止の手続をとってほしいというふうなことになりました。時期がようやくそこまで来たと、局長の御説明、その点明確でなかったものですから、そこを補足させていただきます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 福祉施設となった場合、今度は介護の認定だとか、あるいは入所のための判定、もろもろのことがあってかなり入所が難しい。逆に言ったら入院施設であれば、医者が必要だと思えば、すぐにでも入院ができるわけで、どっちが市民が本当に求めているのか、そういったことは非常に重要なことだと思うんですね。特に、病院をなくすことについては相当市民の抵抗といいますか、反対の声も上がっております。今回の廃止にしても、今まで何も知らされないまま唐突に出てきたというふうな感じを受けておられる方も随分おられると思うのですが、市民的な合意、納得、その点についてはもう済んでいるというふうに考えておられるのでしょうか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 昨年の4月1日から休止に入りましたけれども、その前の半年かけて、ですから、それ以来ずっと一貫していろんなところに出かけていっては対話の日、市政説明会、懇談会をやっておりますが、多くの市民に説明し、そして、理解を得てきたつもりです。 しかし、市長になってつくづく感じるのは、情報を市民に1人でも多くの人に伝えることがいかに大変かと、Aということで話したつもりですが、その人から聞いた人は「市長がBということを言ってた」と、そういうことが蔓延してる。これ山陽小野田市特有の事情とも思えません。山陽小野田市の市民の文化的レベルって、そんな低いものじゃありません。だけど、何か正確なものが伝わらないということをすごく残念に思ってます。思ってますが、精いっぱいやってきました。これからもやります。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。尾山議員。 ◆議員(尾山信義君) 19床の有床診療、それと福祉施設のほうに多分80床ぐらいだろうというふうに思うのですが、残りの部分についてはもうこれはなくなるということですか、例えば、新病院の建設に関してのほうに回すことができるとか、これは完全になくなるということで考えてよろしいんですか。 ○議長(川村博通君) 河合管理者。 ◎病院事業管理者(河合伸也君) おっしゃるとおりで、できれば議員さんがおっしゃるようにベッド数を確保しておきたかったのですけれども、それは昨年の段階で御説明させていただきましたように、県はとてもそういうところでベッド数の確保を許してもらえるような状況ではありません。できるだけ病床数は減していって、そして、病院の数を減していって、福祉施設ないしは在宅で見ていくというのが今の国の方針ですので、それについては全く回復できそうな雰囲気ではありませんでした。けれども、その方向に向かってかなり努力したつもりであります。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) この廃止の議論をする前、もともと執行部のほうが言われていましたのは、今の山陽小野田市民病院、あれの建設についてが話題になったと思うんですよ。廃止するためにはあの病院をどうするかと、その問題が今回言われてませんが、どういうふうになってるんでしょうか。 ○議長(川村博通君) 河合管理者。 ◎病院事業管理者(河合伸也君) 今度の新病院の件ですか、ちょっとそれとこれとはちょっと別問題というふうに考えてまして、新病院を議論するには、山陽市民病院の跡地のことをきちんとしなければ、その次もなかなか話せないのではないかというふうに理解してます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) 僕は、それは議論が違うんじゃないかと、要するに、山陽市民病院の跡地につくるのは市と業者の関係、業者がつくることですから、当然そのことは民間がやる。 ところが、公益病院というのは公益病院の使命感があるはずです。ですから、山陽市民病院を廃院するときに、当然小野田市民病院をどうするかということで随分諮問機関も設けられて、新病院建設構想についても協議されたと思うんですよ。それでまた、中間答申も行われとるはずです。市民として見たら要するに、医療と介護の問題、ちょっと違うと思うんです。 ですから、問題は小野田市民病院をどうするのかと、執行部は、いつも言っておられるのは古くなったら人道的問題があって、建物の古いのを置いちょったら大変じゃないかと、だから、廃院するんだと、そういうことを言いよると、小野田市民病院も既にそういう時期に来ちょると、それをまた先送りするのかと、そういうふうな問題になると思いますが、どうでしょうか、(発言するあり) ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 一部正しいと思うところはありますが、大半は間違ってますので、ちょっと私のほうから説明します。私が市長になったのが平成17年の4月です。合併したのが平成17年3月でした。合併に向けた合併協議会の中で、2つの総合病院を抱えて、これをどうするのかということが随分協議されましたが、結論が出ないまま、しかし、合併直後に直ちに2つの病院をこれから先どう運営していくのかと、その基本方針を立てるべく病院の将来構想検討委員会というものを立ち上げました。これは市長になる前に合併直後に用意されておりました。当時の病院局の事務部長は、きょうは消防長として出席しております。 ですから、私が市長になったときには立ち上がっていたんです。それは2つの病院の関係をどうするのかということなんです。何回も何回も繰り返しましたけれども、山陽市民病院の存在については、地域の人たちのそれなりの要望があると、残してほしいという強い声もあると、実は残してほしいとおっしゃる人ほど利用してくれていないのですが、(笑声)非常にそこは残念なことですけれども、余分なことです。 しかし、残してほしいと、ですから、これから先がどういうふうに医師の数が、事実上、医師がいなくなれば、病院として患者の需要にこたえることができないのは当然のことですが、できるところまでやろうということで、本院、分院の構想とか、あるいは小野田のほうから医師に応援をお願いして、足りないところを補充してもらうとかいうふうなことで、何とか明確に山陽市民病院の休止、廃止は決めないままの状態で、しばらく残すということで続けました。そのうちに河合局長を迎えることになりました。河合局長は、御自分の専門の分野もありますが、毎週1日、その診療のために山陽市民病院に通われました。仕事の合間に山陽市民病院の隅々をずっとごらんになったそうです。 そして、もはや山陽市民病院は利用される患者に対して安心・安全の点で責任の持てる病院としての機能を喪失してるというふうに私に対して助言され、そういう書面も出されました。そのあたりから事態が急展開し始めたんです。 ですから、佐村さんのおっしゃることは大分事実が違います。そのあたりから後のとりあえず山陽市民病院をどうするのかということについて、将来構想検討委員会とは違った、河合局長が事務局長になった、そうした検討委員会がずっと続いて、山陽市民病院は休止しようじゃないかというふうなことになり、一昨年の秋ごろ決まって、去年の3月末をもって休止状態に入ったというふうに認識しています。 それとは全く違って、全く別なルートです。これはかねて河合局長がおっしゃっていますが、小野田のほうにある市立病院だって、筑後何年といいますと、山陽市民病院とそう変わらないんです。非常に老朽化が進んでるという、そういう河合局長の御認識のもとに小野田市立病院、名称は山陽小野田市民病院というふうに変わりましたけれども、小野田にある市立病院のことです。この病院をこれからどうしたらいいんだということで、河合局長が事務局となり、そちらのほうで新病院建設構想検討委員会というふうなものが立ち上げられ、何回も議論されて、そして、先日私のほうに中間答申というものが出ました。 ですから、一番もとに戻りますと、合併したときに、実は2つの病院をどうするのかと、決めるに決められず、そして、私が市長になった後、とりあえず2つを並行して、これから先どこまで続くかわからないけれども、やれるところまでやろうというふうな状態だったのですが、河合局長がいらっしゃって、「山陽市民病院は死に体で、患者に対して責任のとれる、そういう病院ではもうあり得ません」ということで事態ががらっと変わりまして、そして、休止、廃止ということになり、それと全く別ルートで小野田市立病院の新病院建設の問題が今出ております。 しかし、前の小野田市民病院、今は山陽小野田市民病院と言いますが、小野田にある市民病院の新病院建設の件については、まだ白紙です。中間答申は出ましたけれども、これはこれから合併特例債を利用して云々というふうな、そういうことのようですから、合併特例債については、企画課、財政課のほうで内部的に検討しておりますし、やがて市民の意見を聞く機会もあります。そういうものを経て、初めて適債事業として注視されるといいますか、その資格を付与してもらうというふうなことでして、現在、新病院の建設構想については、全く白紙であるというのが市長の認識です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村征三郎君) どうも質問を理解してもらえませんようですね。私が言ってるのは、山陽病院を廃止するからには、市民が希望を持てる医療機関を明確にしてほしいと、そのためには今言う小野田の山陽市民病院をどうするのかというのが大きなもの、廃院するだけで山陽小野田市民の医療が解決するわけではないはずです。 ですから、片一方ある山陽小野田市民病院を今からどうするのかということが、廃院の前提条件でなけんにゃいけんということを私は質問したつもりです。市長はるる合併のことから言われましたが、市長になった以上、そのことは当たり前のことです、現実は。だから、私は、山陽小野田市民病院を今からどうされるんでしょうかという質問です。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 審議をお願いしております議案は、山陽市民病院の廃止に関することです。あとの準備が整ったので、もうそういう段階、手続をとってほしいと、そういう時期に来ましたということを申し上げました。山陽市民病院、これが市の組織条例の中に重要な施設の一つとしてのっております。これを抹消することについては特別決議事項だろうというふうに思いますが、この点について皆さんに審議をお願いしたいと出しているわけでして、小野田のほうにある新病院の問題は、まだ議案として出しておりません。やがてお願いをする時期が来るかもしれませんし、その節にはよろしくお願いします。 ○議長(川村博通君) 山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 今市長の口からも出ましたが、では、この山陽市民病院にかわるものが今新しい福祉施設と、それから、19床の有床診療所ということで示されておりますが、これが山陽市民病院が果たしてきた地域医療を担えるものになるというふうに考えておられるのでしょうか。 ○議長(川村博通君) 白井市長。 ◎市長(白井博文君) 小野田のほうもそうですが、山陽地区もそうです。病院の数、結構たくさんあります。まち全体として見るならば、全体が総合病院として成り立ってる、医療的には住民は恵まれた環境にあると、そういう認識です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第91号山陽小野田市立病院使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第92号山陽小野田市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定について質疑を行います。御質疑はありませんか。山田議員。 ◆議員(山田伸幸君) 特定の事務を取り扱うということですが、市内のそれぞれいろいろ簡易郵便局、今何と言うんでしょうか、新しい呼び方はわかりませんが、ある郵便局では公金まで扱えるのですが、ほかの、もとの名前で言いますと簡易郵便局では扱えません。ちなみに、私の地元の叶松という地域にも簡易郵便局があるのですが、そこでは宇部市の公金は扱えるのですが、山陽小野田市の公金は扱えません。こういった、特に私の地域ではちょっとまちから離れたところにありまして、しかもお年寄りが多いというとこで、特定の事務を、ぜひ公金も含めて扱うべきではないかと思うのですが、そういったお考えはお持ちじゃないでしょうか。 ○議長(川村博通君) 田所市民福祉部次長。 ◎市民福祉部次長(田所栄君) 今回の議案につきましては、特に市から離れて、住民票とかとりにくいという、住民票とか戸籍等に関して特定の事務をお願いするということで議案を出させていただいております。それで、特に今回小野田有帆郵便局でございますけども、その辺はかわりになるところがないということで、有帆郵便局について指定をお願いするところでございます。 以上でございます。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第94号物品の購入について質疑を行います。御質疑はありませんか。福田議員。 ◆議員(福田勝政君) この車は恐らく特殊車両と思うんですよね。それで、1台がこれ6,982万5,000円ですか、それで、ちまたのうわさですけど、消防車を売ると、一生食べていけるといううわさが高いんですよ。それで、入札は何社でやられたわけですか。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) 入札につきましては、議案説明の中で申しましたように7月28日の日に4社でもって行っております。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。福田議員。 ◆議員(福田勝政君) 4社というのはあれですか、恐らく山陽小野田市じゃないと思うんですよね、業者は。恐らく他市と思いますけど、他市はどこの業者でしょうかね。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) この場合の4社は特殊車両でありますので、宇部市、それから、周南市、宇部市で言えば3社、それから、周南市が1社の以上4社です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。福田議員。 ◆議員(福田勝政君) こうした車というのは下取り、そうした場合は下取りはない、要するに、価格はないわけですか、それとも全額出すわけですか。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) この件につきましても、先ほど議案説明の中で申しましたように、老朽化が著しいということの中で買いかえをするわけでありますので、当然下取りというのはありません。当然廃車という方向で車を処理するようになります。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第95号物品の購入について質疑を行います。御質疑はありませんか。福田議員。 ◆議員(福田勝政君) これ議案95号ですか、その車というのは何年ぐらい大体──95号ですね。その車何年ぐらい使った車ですか。 ○議長(川村博通君) 山根消防長。 ◎消防長(山根雅敏君) 議案95号の高規格救急自動車につきましては、一応耐用年数は8年ということで対応いたしております。 以上です。 ○議長(川村博通君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) これをもって質疑を終わります。 議案第96号平成21年度山陽小野田下水道事業特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。 議案第97号山陽小野田市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶあり) ○議長(川村博通君) 御質疑なしと認めます。(発言するあり) どういう発言ですか。(「済いません。先ほど伊藤議員さんの回答に対して」と呼ぶあり) はい、発言してください。比嘉次長。 ◎環境経済部次長(比嘉朝康君) 先ほど伊藤議員さんが議案説明の4ページの69行の地方卸売市場のところで小野田中央青果運営助成金について、この書き方でよろしいかというお話がございました。先ほどちょっと慌てておりましたので御無礼いたしました。助成金というのは、この市場ができたのが昭和54年だと思うのですが、それから1,000万円近くずっと出しておりました。それがどんどんどんどん減ってまいりまして、20年度は一応ゼロになっております。実を言いますと、なぜそうなって助成金と書いたかといいますと、決算書の中で19節の負担金及び補助金のところでまだ残っておりまして、それが市場の連絡協議会負担金という形の中で書いてありますので、この助成金については一応間違いでございます。 以上でございます。一応訂正をさせていただきます。 ○議長(川村博通君) 答弁に申し上げます。明快に御答弁願います。訂正するものなのかどうなのか。比嘉次長。 ◎環境経済部次長(比嘉朝康君) 「小野田中央青果運営助成金」については一応ございませんので、訂正をさせていただきます。 ○議長(川村博通君) 訂正する用語を明確におっしゃってください。 ◎環境経済部次長(比嘉朝康君) 削除をさせていただきます。 ○議長(川村博通君) 以上をもって、議題となっております議案35件に対する質疑を終わります。 これらの議案は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会へ付託いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。──────────── △日程第6請願第1号 ──────────── ○議長(川村博通君) 日程第6、請願の委員会付託報告を行います。 今定例会において申し合わせ期限までに受理いたしました請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたしましたので、御報告いたします。 委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。(発言するあり) 明確に発言の趣旨を言ってください。伊藤武議員。 ◆議員(伊藤武君) 全協の席で市長さんの減給については、10分の1、1カ月というのが全協で説明がありました。ところが、議案の説明は、議案97号は、市長の給料を100分の30を乗じた額、要するに、3割カットというふうにのっておると、ここの整合性がちょっとわからんのですが、済いません。そういうことなんです。 ○議長(川村博通君) 特別に追加の質問を認めます。 答弁を求めます。山縣副市長。 ◎副市長(山縣始君) 先ほど全協での10%はこのたびの国保会計に対しての任命責任としての自戒ということで10%のカットです。このたびの議案説明というのは通算、現在20%しておりますので、合わせて30%になっておるということの書き方です。そういう記載であります。したがって、30%も正しいし、前回事件の10%も正しいです。間違いございません。(発言するあり) ○議長(川村博通君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。本日本会議終了後、総務文教常任委員会及び民生福祉常任委員会を開催し、明日21日は、建設常任委員会及び環境経済常任委員会を開催いたしますので、付託案件の御審査をお願いいたします。24日は、午前10時から本会議を開き、一般質問を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午前11時54分散会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成21年8月20日   議  長   川 村 博 通   署名議員   大 空 軍 治   署名議員   岡 田   事...