山陽小野田市議会 2007-02-28
02月28日-01号
○議長(
大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより
議会議案第1号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
議会議案第2
号山陽小野田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより
議会議案第2号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。────────────
△日程第6
意見書案第1号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第6、
意見書案第1号医師・
看護体制の充実で、安全・安心の医療を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者より
提案理由の説明を求めます。
山田議員。(
山田伸幸君登壇)
◎議員(
山田伸幸君) おはようございます。読み上げて提案とさせていただきます。 医師・
看護体制の充実で、安全・安心の医療を求める意見書 高齢社会を迎え、医療・介護・社会保障の充実は多くの地域住民の願いである。
医療事故がなく、安全・安心で行き届いた医療、看護を住民に提供するには、
医療従事者の高い使命感とともに、ゆとりと誇りをもって働き続けられる
職場環境が不可欠である。 近年、患者の入院日数の短期化、
医療技術の高度化に伴い、
医療労働は年々煩雑となり、現場の実態はかつてなく過密、
過重労働が強いられ、過酷となっている。 一方では、医療・介護・
福祉分野での需要はますます高くなってきており、過密、
過重労働により退職を余儀なくされるものがある中で、医師・
看護師等の不足は深刻な問題であり、その
確保対策等を含めた
充実強化が求められているところである。 よって、政府並びに国会におかれては、医師・
看護師等が不足する現状を抜本的に解消し、将来にわたって安全・安心で行き届いた医療・看護等が受けられるよう、
医療従事者の確保、
看護職員の配置基準の引き上げや、
看護師養成数の増員並びに
勤務体制の改善など、
充実強化を図る措置を講じるよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上が
意見書案であります。慎重審議の上、採択されるようよろしくお願いいたします。(
山田伸幸君降壇)
○議長(
大空軍治君) 提出者の
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 ただいま議題となっております意見書第1号は、お手元に配付してあります付託表のとおり所管の
常任委員会へ付託いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。────────────
△日程第7同意第1号・第2号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第7、同意第1
号山陽小野田市
教育委員会の委員の任命について及び同意第2
号山陽小野田市
公平委員会の委員の選任についてを
一括議題といたします。 市長から
提案理由の説明を求めます。
白井市長。(
市長登壇)
◎市長(
白井博文君) ただいま上程されました同意第1号は、
教育委員会の委員の任命についてであります。 現
委員田中浩氏の任期が、本年5月30日をもって満了いたしますので、
後任委員を任命するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。慎重に人選いたしました結果、
後任委員として
嶋田真里子氏を任命したいと存じます。 嶋田氏は、
PTA活動などを通じて、学校や地域の実情に十分精通されており、教育に造詣が深く、人格、
識見ともに優れ、その実績や貢献度を鑑みましても、
本市教育委員会の委員として誠に適任であると確信いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 なお、任期満了となります田中氏におかれましては、3期5年余りにわたり
教育行政の推進に多大の御貢献を賜りました。その御労苦に対して、ここに深甚なる敬意と謝意をあらわすとともに、今後の御健勝と御活躍を衷心よりお祈りいたします。 同意第2号は、
公平委員会の委員の選任についてであります。 現委員の木下陽子氏の任期が本年5月30日をもって満了することとなりますので、
後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。慎重に人選いたしました結果、
後任委員には引き続き木下氏を選任いたしたいと存じます。 同氏は、
公平委員会の委員を既に1期務められ、人格、
識見ともに優れ、
公平委員会の委員として誠に適任であると確信いたします。よろしく御審議の上、御同意くださるようお願い申し上げます。(市長降壇)
○議長(
大空軍治君) 市長の
提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております同意2件は、人事案件でありますので、
会議規則第36条の第2項の規定により
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております同意2件は、
委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議題となっております同意2件について、質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 同意第1
号山陽小野田市
教育委員会の委員の任命について質疑を行います。御質疑はありませんか。佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 市長にちょっとお尋ねします。 市長は
一般質問の中で「
教育委員会の委員は公募する」というふうに発言されてますが、その点はどうなんでしょうか、今回。
○議長(
大空軍治君)
白井市長。
◎市長(
白井博文君) 今回も公募を検討しました。しかし、検討の結果、もうしばらく待とうということで、次期に持ち越すことになりました。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) あれからもう既に半年過ぎてますし、どういうふうな検討をされたのか、具体的にどこの課でどういうふうにやられたのか、それとも、市長だけで検討されたのか、その点どうでしょうか。
○議長(
大空軍治君) 執行部、どなたが答えられますか。
白井市長。
◎市長(
白井博文君) 参与の追加をいたしましょうか。
人事課長です。そして、私との間で検討しました。
行政委員一般について、これから公募制度に変えるかどうかという、そうした基本にまでさかのぼって検討しましたが、多面的にいろいろ検討した結果、もうしばらく、もう1年ぐらい研究を続けようと、そういうことになりました。もう少し詳細な説明が必要でしたら、
人事課長、よろしくお願いします。
○議長(
大空軍治君) 佐村議員。
◆議員(佐村征三郎君) 僕はそうじゃないんですよ。要するに、教育問題については、市長はかなり「
教育委員会に任せる」というふうな発言をされておられましたのでね、
教育委員についても教育長の方と相談してやられたかという質問なんですよ。その点は全然なかったというふうに理解していいわけですか。
○議長(
大空軍治君)
白井市長。
◎市長(
白井博文君) 教育長を通じて
教育委員会と協議しております。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより同意第1号について採決いたします。本件はこれに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。 同意第2
号山陽小野田市
公平委員会の委員の選任について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 討論なしと認めます。 これより同意第2号について採決いたします。本件はこれに同意することに決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決定いたしました。────────────
△日程第8議案第1号~第17号・承認第1号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第8、議案第1号平成18年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第6回)についてから、議案第17号市道の認定についてまでの以上議案17件及び承認第1号平成18年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)に関する
専決処分についての承認1件、計18件を
一括議題といたします。 市長から
提案理由の説明を求めます。
白井市長。(
市長登壇)
◎市長(
白井博文君) おくれて申しわけありません。実は、皆さんのお手元にお配りしているのはちょっと字が小さいもんですから、これをA3に拡大してもらって、けさ、目を通したんですが、ちょっと順番が前後しておりまして、それを捜しておりました。申しわけありません。失礼しました。 ただいま上程されました諸議案について順次御説明を申し上げます。 議案第1号から議案第9号までは、平成18年度の補正予算であります。 議案第1号は、
一般会計補正予算であります。 今回の補正は、決算を見込んだ調整及び取り急ぎ措置すべき案件等についての補正であり、歳入歳出とも8,696万1,000円を減額し、予算総額は263億7,564万5,000円となりました。 主な内容といたしまして、歳入では、配当割交付金1,200万円、株式等譲渡所得割交付金3,000万円、国庫支出金1,786万1,000円、財産収入105万7,000円、寄附金100万円及び諸収入7億8,740万5,000円をそれぞれ増額する一方、市税1,046万5,000円、利子割交付金7,000万円、県支出金2,401万9,000円及び市債8億3,180万円を減額しております。 歳出では、総務費では、退職手当等2,706万2,000円を増額し、民生費では、決算を見込んでの、国民健康保険特別会計繰出金等の調整や私立保育所施設整備費補助金等3,741万4,000円増額しております。 また、衛生費では、病院会計繰出金や小野田・楠清掃施設組合負担金等を調整し、7,621万4,000円減額し、労働費では、113万円減額しております。 次に、農林水産業費では、強い農業づくり交付金事業等の調整により、1,168万5,000円減額し、商工費では、土地開発公社利子補給金等により、2,828万5,000円増額しております。 さらに、土木費では、市道改良事業費や下水道事業特別会計繰出金等の調整により、1億8,732万3,000円減額し、消防費では、
消防団員退職報償金等により、510万1,000円増額しております。 最後に、教育費では、退職手当や山陽スポーツ協会補助金の調整等により、9,152万9,000円増額しております。 また、繰越明許費として、
住居表示整備事業ほか12事業、総額4億8,524万9,000円を計上し、債務負担行為の補正として、簡易水道の維持管理に係る水道事業会計負担金1,690万7,000円及び農業経営基盤強化利子補給金112万4,000円を追加しております。また、市債のうち、今回の補正により増額となるものについては、地方債補正として借入限度額の追加及び変更をしております。 議案第2号は、
国民健康保険特別会計補正予算であります。 今回の補正は、療養給付費の減額と、老人保健拠出金、介護納付金等の額確定等により、4億178万1,000円を減額しております。結果、歳入歳出とも4億178万1,000円の減額となり、補正後の予算総額は68億4,242万1,000円となりました。 議案第3号は、
介護保険特別会計補正予算であります。 今回の補正は、介護支援給付費1億4,000万円の減額と、医療制度改革に伴う介護保険システム改修の追加事業費314万9,000円の増額及び地域支援事業に係る人件費の一般会計からの組み替えによる増額であります。結果、歳入歳出とも8,344万3,000円の減額となり、予算総額は38億8,579万4,000円となりました。 なお、医療制度改革に伴う介護保険システム改修の追加事業費273万円を繰越明許費として翌年度に繰り越すこととしました。 議案第4号は、
老人医療特別会計補正予算であります。 今回の補正は、最終決算を見込み、予算調整をしております。 主な内容としまして、歳出では、医療費の実績額を見込み、医療給付費を2億600万円減額し、平成17年度実績に伴う医療費県負担金の償還金を799万9,000円増額しております。 歳入では、支払基金交付金4,842万6,000円、医療費国庫負担金1億2,955万3,000円、医療費県負担金4,754万9,000円を減額し、繰入金を総額2,754万7,000円増額しております。 結果、歳入歳出とも1億9,798万1,000円の減額となり、補正後の予算総額は84億1,368万1,000円となりました。 議案第5号は、
下水道事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、決算を見込み予算調整いたすものであります。 歳出につきましては、下水道事業費を3,847万5,000円減額し、公債費を285万5,000円増額しております。 歳入につきましては、負担金を1,708万3,000円、使用料を1,400万6,000円増額し、国庫補助金を560万円、一般会計繰入金を3,620万9,000円、市債を2,490万円減額しております。 結果、歳入歳出とも3,562万円の減額となり、補正後の予算総額は35億12万1,000円となりました。 なお、繰越明許費につきましては、厚狭東第2汚水幹線管敷設工事ほか9件、総額1億1,072万円を平成19年度に繰り越すこととしました。 議案第6号は、
小型自動車競走事業特別会計補正予算であります。 今回の補正は、歳出で職員人件費を511万7,000円減額し、予備費で調整しております。これに伴う予算総額の変更はありません。 議案第7号は、
病院事業会計補正予算であります。 今回の補正は、患者数の予定量を改めるとともに、決算を見込み、予算調整をしております。 収益的収支の支出につきましては、退職者の増加に伴い給与費を8,015万6,000円増額しましたが、材料費1,973万7,000円、経費2,739万5,000円を減額し、病院事業費用は51億4,322万8,000円といたしました。 これに対し収入につきましては、患者数が入院、外来ともに予定数量を下回り、医業収益は4億2,401万7,000円減額し、病院事業収益を47億8,548万3,000円といたしました。 この結果、3月31日時点での税抜きの損益計算では3億5,550万1,000円の純損失が生じることとなりました。 次に、資本的収支の支出につきましては、勧奨退職者の退職給与金を計上し、1億7,516万4,000円増の7億4,481万2,000円といたしました。 これに対し収入につきましては、退職手当債を計上し、1億5,348万7,000円増の5億9,110万7,000円といたしました。 この結果、収支差引不足額1億5,370万5,000円は、過年度分損益勘定内部留保資金等で補てんすることといたしました。 議案第8号は、
水道事業会計補正予算であります。 今回の補正は、配水量及び有収水量並びに建設改良事業の予定量を改めるとともに、職員給与費などの諸経費について、決算を見込み、予算調整いたしました。 収益的収支予算の支出につきましては、当初予算と比較し、一般職における水道経験者の退職負担金を初め、受託工事費、消費税、特別損失などを8,175万9,000円増額、給与費、動力費、修繕費などを6,256万6,000円減額し、総費用を16億9,015万8,000円といたしました。 収入につきましては、有収水量を当初の予定より11万トン減の883万5,000トンと見込んだことから、1,970万8,000円の減収となり、簡易水道関連の他会計補助金とあわせて2,887万8,000円減額、受託工事収益、特別利益を4,360万6,000円増額し、総収益を16億9,778万3,000円といたしました。 この結果、税抜き後の損益は、単年度純利益が209万2,000円となり、年度末未処分利益剰余金は217万3,000円となる予定であります。 次に、資本的収支予算の支出についてですが、当初予算と比較し、浄水場施設費、送水施設費、配水施設移設費、事務費、土地取得費及び調査費を5,933万3,000円減額、配水施設費及び営業設備費を3,295万8,000円増額し、支出総額を6億4,834万1,000円といたしました。 収入につきましては、企業債、工事分担金及び簡易水道関連の他会計補助金を当初予算より4,343万8,000円減額し、収入総額を1億3,250万3,000円といたしました。 この結果、5億1,583万8,000円の収入不足が見込まれますが、損益勘定留保資金や各種積立金の内部留保資金などで全額補てんすることとしました。 議案第9号は、
工業用水道事業会計補正予算であります。 今回の補正は、建設改良事業の予定量を改めるとともに、職員給与費などの諸経費について、決算を見込み、予算調整いたしました。 収益的収支予算の支出につきましては、当初予算と比較し、退職給与金、負担金、消費税を1,088万5,000円増額、退職給与金を除く給与費、賃金、社会保険料を945万7,000円減額し、総費用を2億9,535万3,000円といたしました。 収入につきましては、当初予算にない特別利益を10万3,000円計上し、2億9,898万7,000円としました。 この結果、税抜き後の損益は、単年度純利益が255万3,000円となり、年度末未処分利益剰余金は257万2,000円となる予定であります。 次に、資本的収支予算の支出についてですが、当初予算と比較し、導水施設費、浄水場施設費、送水施設費、土地取得費及び調査費を5,105万円減額し、支出総額を7,286万7,000円としました。 収入につきましては、企業債を当初予算より3,720万円減額し、収入額を3,280万円としました。 この結果、4,006万7,000円の収入不足が見込まれますが、損益勘定留保資金などで全額補てんすることとしております。 議案第10号は、
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定についてであります。 「
地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、「助役」を「副市長」に、「収入役」を「会計管理者」に、「吏員」を「職員」に名称を変更し、信託することができる有価証券の範囲を「不動産」に国債、地方債等を含めた「財産」に変更するものであります。 議案第11号は、
都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 今回の改正は、平成19年度に予定しております、有料公園施設の指定管理者制度導入に伴う所要の改正等であります。 議案第12号は、
労働会館条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 今回の改正は、平成19年度に予定しております労働会館の指定管理者制度導入に伴う所要の改正であります。 議案第13号は、山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてであります。 「
地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、「収入役」を「会計管理者」に変更し、「阿武地方老人福祉施設事務組合」は解散のため、また「下関市及び山口市」は交通災害共済事務の共同
事務処理団体から除くために規約を変更するものであります。 議案第14号は、市街地の区域及び
当該区域における
住居表示の方法についてであります。 今回は、お手元の資料のとおり、厚狭地区の千町一東、千町一西、千町二、千町三、千町四、千町五、天満町一、天満町二、天満町三、広瀬一自治会の一部を従来どおりの街区方式により実施するものであります。 議案第15号は、
養護老人ホーム長生園組合規約の変更についてであります。 「
地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、「助役」を「副市長」に、「収入役」を「会計管理者」に変更し、組合議長、副議長の選出方法及び組合経費の内容を定義するものであります。 議案第16号、議案第17号は、市道の廃止及び認定についてであります。 平成19年4月から実施される道路台帳の電子データ化に伴い、旧小野田市道と旧山陽町道の道路台帳の統廃合を実施するため、現在認定している市道全路線を廃止し、新たに認定するものであります。 承認第1号は、平成18年度
一般会計補正予算に関する
専決処分についてであります。 今回の補正は、地域介護・福祉空間整備等交付金事業等の交付採択を受けたことにより、歳入歳出とも1億1,600万円増額の補正をするものであります。この交付金は、市の整備計画に基づいて、事業者が実施する施設等整備事業に市が補助するものに対して、国が10分の10を交付するものです。 以上、提出いたしました諸議案につき、その概要を御説明いたしましたが、なお詳細にわたりましては、御質問に応じ、私及び関係参与から御説明申し上げます。よろしくお願いいたします。(市長降壇)
○議長(
大空軍治君) 市長の
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行いますが、質疑については1件ずつ行います。 議案第1号平成18年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第6回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この補正予算書の21ページに20款諸収入4項雑入の中で、総務費雑入として雑入金7億2,000万円計上されておりますが、これはどういう中身のもので、どういう目的をもって雑入が計上されているのか、お答えください。
○議長(
大空軍治君) 江本次長。
◎
企画政策部次長(江本勝一君) おはようございます。それでは、私の方から御回答申し上げます。 この繰入金につきましては、六つの基金からの長期借り入れを予定をしております。公共施設整備基金から2,000万、土地区画整理から2億9,000万、地域福祉から7,000万、交通遺児1,000万、教育文化4,000万、土地開発から2億9,000万、以上、7億2,000万でございます。 これの理由は、昨年度といいますか、年度で言えば今年度になりますが、実質公債費比率の問題が出てきました。これが山口県でトップ、中国地方で4番目ということで、この実質公債費比率の適正化のための計画を現在県と協議中でございますが、これを原則7年間で18まで下げないといけないということで、これの実現のために今年度の地方債、先ほど市長の説明の中にあったと思いますが、8億3,180万、大幅な減額をせざるを得なくなりました。その財源の補てんとして基金からの長期借り入れを行おうとするものでございます。 以上です。
○議長(
大空軍治君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) それに見合うようなものとして私が見ていたのが、次のページ、22、23ページに市債というところで行政改革推進債と地域再生事業債というのが減額になっているわけですが、これが当初計上されていて、今回減額をされる、全額が減額される、あわせて約9億円部分になるわけですが、これは相当の目的をもって計画されたと思うんですが、これが不執行ということで、さした問題というか、そういうものは発生しないんでしょうか。一応理由があってこれは計上されていたと思うんですが。
○議長(
大空軍治君) 江本次長。
◎
企画政策部次長(江本勝一君) 18年度当初予算については、まだ実質公債費比率という数値等も出ておりませんでしたし、どの程度になるかわかりませんでした。そういったことから、今までどおり財源確保という立場から地方債も発行していくんだということで予算を組んでおったわけです。しかしながら、先ほど言いましたとおり、実質公債費比率が異常に高い数値を示したと。これを下げていくためには、まずどういうふうにするかということで計画をつくらなければいけないわけですが、これを国の方は原則7年というふうになってますので、7年間で落としていこうとするならば、大体我々の想定とすれば、年間の地方債発行限度額を20億に設定をせざるを得ない、目標とすれば18億前後でいきたいということでございます。それに合わせるためには、交付税算入のない地方債、これから優先的に落としていくということで、今回この二つを落とし、約18億前後に合わせたということでございます。
○議長(
大空軍治君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) それと、もう1点、これは44ページ、45ページ、土木費、都市計画費の中で15節工事請負費が1,460万1,000円減額になって、その一方で、22節補償、補填及び賠償金が同額増額となっていますが、これの理由について御説明ください。
○議長(
大空軍治君) 執行部どなたが答えられますか。西村次長。
◎
建設部次長(西村明君) これは区画整理に係るものでございますけれども、今、住宅生協ですかね、それが新たに進出されるということがございまして、急遽水道管の敷設が必要になったわけでございます。したがいまして、その工事費の方から予定の工事、これは単独の道路を計画しておったわけでございますけれども、予算の関係で、これがないということで、水道管の敷設の方に、緊急性を要しますので、そちらの方に切りかえて、これについては補償補てんという形で水道局の方にお願いをするということで、こういう形にいたしたものでございます。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 民生費のところで、知的障害者の施設支援費というものが扶助費として減っているんですけれど、これはどういうことで減っていってるんでしょうか。ちょっと御説明、31ページです、お願いいたします。
○議長(
大空軍治君) 金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) この減額につきましては、年度途中で報酬単価の引き下げがあったことと、当初予想していたほど利用が伸びなかったということのための減額でございます。
○議長(
大空軍治君) 岡田議員。
◆議員(岡田事君) 市長の議案説明の中の文言のことでお尋ねしますが、事業会計の中で「税抜き損益」というふうな言葉が使われておりますが、この場合の「税抜き」というのは何の税金を抜いた形の計算になるんですか。その文言ですが、ひとつお尋ねしておきます。
○議長(
大空軍治君) 山根局次長。
◎
病院局次長(山根雅敏君) 公営企業に関する部分でしょうかね。(「そうです。」と呼ぶ者あり)これは一応消費税の扱いにつきまして、税抜きと税込みで数字を示しております。一般的に予算で比較するときには、これは税込みで計上しております。それから、決算のときには税抜きで一応出すようにいたしております。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) もう一つあったんです。 19ページのところの、先ほど議案の説明でもありましたけれど、強い農業づくり交付金等の調整により減額1,168万と、これは2,700万ですか、調整ということで減額されておりますが、これは具体的にどのような強い農業づくりの交付金の調整はされたのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 河崎次長。
◎
環境経済部次長(河崎平男君) この花の海整備事業でありますが、事業費の額が確定いたしましたので、入札減によるものであります。 以上です。
○議長(
大空軍治君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 済みません、事業が確定して入札減というのはちょっとよくわからないんですけれど。何を入札をされたんですか、その辺。
○議長(
大空軍治君) 河崎次長。
◎
環境経済部次長(河崎平男君) 18年度事業には農道の整備、またミニバラ生産温室附帯設備の一式工事、それから野菜苗の温室の設備一式、それからイチゴ生産温室の附帯設備、それから地域農業の管理施設の附帯設備一式でありますが、そういう各事業種をですね、事業の事業費が確定して入札減になったものであります。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第2号平成18年度
山陽小野田市
国民健康保険特別会計補正予算(第5回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第3号平成18年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第5回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 補正予算書の12ページに居宅支援サービス給付費が1億4,000万円という何かかなり大きな金額で減額となっておるんですが、その理由について御説明をお願いします。
○議長(
大空軍治君) 金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) 介護保険制度、18年の4月から改正がございまして、新予防給付が始まったところでございます。当初、介護給付から新予防給付へ相当数が移行するであろうというふうな形の中で増加を見込んでおりましたけれども、実質的にはそれほど伸びなかったということで減額補正を決算を見込んでさせていただいたものであります。 以上です。
○議長(
大空軍治君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 「実際には伸びなかった」というふうに言われましたが、伸びなかった理由というのがきちんとつかまれているのじゃないでしょうか。そもそもこのサービスを制限するようなさまざまな条項があって、このようになったと思うんですが、その点についてはどのように考えておられるのか、お答えください。
○議長(
大空軍治君) 金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) いろいろなことは考えられますが、全国的な傾向としてもこのような傾向が出ておりまして、
山陽小野田市1市にかかわるものではないようでございます。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 地域支援事業管理費ということで、これ給与費がここに出されているわけなんですけれど、どのような事業を行われていくんでしょうか、ちょっとその辺をお願いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) 人件費の件でございましょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)これは実は一般会計で組んでおった人件費でございますけれども、補助の対象になるということも途中で決まりましたので、これを一般会計の方からこの介護保険特別会計の方に移行したものでございます。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第4号平成18年度
山陽小野田市
老人医療特別会計補正予算(第4回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第5号平成18年度
山陽小野田市
下水道事業特別会計補正予算(第3回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第6号平成18年度
山陽小野田市
小型自動車競走事業特別会計補正予算(第5回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第7号平成18年度
山陽小野田市
病院事業会計補正予算(第2回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 今回の補正予算を見ておりまして、特に山陽市民病院の不良債務をなくしていく計画の中で、山陽市民病院自身が果たすべき黒字化というのが非常に難しいというのがわかってまいりました。その中に、当年度病院事業収益が小野田側で7,600万円のマイナス、山陽側で3億3,900万円のマイナスということで、予定額に比べても大幅に乖離がありますし、このようなことで健全化計画が達成されるのか非常に不安な点を感じるわけですが、大きくマイナスになろうとしているこの要因についてはどのようにとらえておられるのか、お答えください。
○議長(
大空軍治君) 山根
病院局次長。
◎
病院局次長(山根雅敏君) これにつきましては、一番大きいのはやはり患者さんの減といいますか、当初見積もったほどの患者数が見込めなかったというのが一番の大きな原因です。その中の原因をもう少し細かく見ますと、やはり医師離れといいますか、やはり17年度の前半におられた医師の数を18年度当初に確保するということでその数字を計上していったわけでありますが、実際にそれができなかったということによってこの患者数を得られなかった。これが一番大きな原因というふうに、収入については原因というふうに思っております。 以上です。
○議長(
大空軍治君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) もう1点は、この健全化計画の最大の目的である不良債務を減らしていくということなんですが、これを見ていきますと、まだ当年度で8億9,000万円残高が残ってしまうということなんですが、これが今後きちんと計画どおりされていくのか、その点の見通しについてお答えください。
○議長(
大空軍治君) 山根
病院局次長。
◎
病院局次長(山根雅敏君) これにつきましては、実は平成17年の10月に抜本的なこの経営改善計画の見直しを県を通じて国の了解をいただいたわけであります。それの内容につきましては、19年、20年といいますか、いわゆる計画を2年延長して、この間に単年ごとに1億9,000万ずつを入れて不良債務をゼロにするという計画を立てたわけであります。この前提になるのがある程度自助努力によりまして、いわゆる不良債務の一部については解消していくというのが前提になっておりますが、この部分が達成できないということが非常に一番計画どおりに進まない原因というふうに今考えております。 そういう中で、思いますに、経営改革自身というのは、もともと病院とか職員のためにあるものではなくて、いわゆる患者様とか市民のためになされるものと、そういう根本的なところにもう一度立ち返りまして、この再建計画の中身を含めて病院事業全体の抜本的な見直しといいますか、もうこのあたりを検討していかなければいけないというふうに現在のところ思っております。 以上です。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第8号平成18年度
山陽小野田市
水道事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第9号平成18年度
山陽小野田市
工業用水道事業会計補正予算(第1回)について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第10号
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第11
号山陽小野田市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この表をずっと見ていきますと、オートキャンプ場のキャンプ器具がですね、全部これを市長が定めるというふうになって、全部表から削除されているわけですが、この部分については今後どのようにされていくのか。例えば指定管理者が決めて、それを市長にお願いして、それを決定するというような、そういう形が前提として考えられているのか、お答えいただけますか。
○議長(
大空軍治君) 福重
建設部長。
◎
建設部長(福重亨君) コインシャワーとか、コインの洗濯機及びコインの乾燥機、これらについてはボイラーの灯油代等の実施、実費が料金で反映できるように1回につき200円という形にしております。それから、今言われました器具につきましては、すべての備品を計上しておったんですけども、指定管理者がお客様のニーズに応じて柔軟に備品をそろえることができるよう上限設定をし、一まとめにしたということです。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第12
号山陽小野田市
労働会館条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) この労働会館は、ちょっとお伺いしたいんですが、収益といいますか、この貸している収益と、それから維持費、施設の維持管理費はどのぐらいかかっているのか、お聞かせください。
○議長(
大空軍治君) 横田部長。
◎
環境経済部長(横田信夫君) 今、資料は持ち合わせておりません。今、私がこの議案に対する該当につきましては、これを条例改正をする内容についてのお答えのみであります。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第13号山口県
市町総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第14号市街地の区域及び
当該区域における
住居表示の方法について質疑を行います。御質疑はありませんか。伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) この議案は、私の記憶からいきますと、去年の9月議会に上程されるべく議員には議案が配られ、結果的には議案100号だったと思いますが、飛び番になった議案でございます。それなりの改正点なり解消点があって今回議案が上がったものと思うわけでありますが、その辺の説明をお願いします。
○議長(
大空軍治君) 金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) 現在、その後、努力はしてまいりましたけれども、現在まだ3名の方の理解を得れていないのが実情でございます。理解が得れてないというよりも、この事業実施に対して反対であるという表明をされておられます。一方では、この地域の多くの方々から速やかにこの事業を実施していただきたいという要望もございますので、今回この議案にのせさせていただいたという状況でございます。 以上でございます。
○議長(
大空軍治君) 伊藤議員。
◆議員(伊藤武君) 人数的な話が出ましたのでね、人数的な御質問に変えざるを得んわけでありますが。基本的に個別に説得をされたやに、個別訪問して、拝み倒しというわけじゃないでありましょうが、そういうことをしたら、「あなた方はほかの人の迷惑人になりますよ」というふうなニュアンスまで含めて個別に説得をされたやにお伺いをしております。少なくともその地域の人に対してやっぱり全体的な話が1回もそれ以降されてなしに、個別に説得をされ、それをもって多くの意見がそうだからということで押し切っていくというふうな感じを受けとめますし、かつまた、御返答の中でこの、どういいますか、街区方式について根本的な反対であるというふうに申されましたが、私がお聞きする、また陳情を受けちょる限りにおいては、街区方式を反対はしないというふうに言われております。非常に私は、これ若干もう少し時間をかけていただかないと、解消できないんではないだろうかと思いますが、その辺の努力についてはどうお考えですか。
○議長(
大空軍治君)
白井市長。
◎市長(
白井博文君) 議案はすべてそうですが、私たちの方で最善もしくは次善の策として、議案として出させていただいております。あとはすべてお任せしております。しかるべく議決していただきたいというふうに思います。特にこだわったものはありません。
○議長(
大空軍治君) 補足説明ですか。金光部長。
◎
市民福祉部長(金光康資君) それから、街区方式を根本的に反対されているという言い方は、私はしてないつもりでおります。事業自身に反対であると、それは街区方式という意味では別にございません。この
住居表示を、今回この事業に対して反対であるということだけで、街区方式を反対しておられるということではないことをつけ加えておきます。
○議長(
大空軍治君) 伊藤武議員。
◆議員(伊藤武君) 議案14号の説明の中でも厚狭地区の自治会名が上がりましたが、基本的に街区方式ということでございますので、一つの名前に対して一丁目何番地から始まって、いろいろ一つになるんだろうというふうに思いますが、御案内のとおり、厚狭には寝太郎伝説もございますし、寝太郎町という町もございますし、千町ケ原と言われるような千町という言葉もありますし、お殿様のおられました殿町というのもあります。今回この厚狭地区において一つの街区方式で一丁目1番地から始まって、二丁目、三丁目、四丁目とできるんでありましょう。 ただ、その中でやっぱり、そういうことが非常に、何といいますか、この範囲内の人に理解されておるのか。私は、自治会長さんに話をしたから話が済んだというような問題ではないと思っております。今後そういう形が進みますと、殿様の町の殿町もなくなるでございましょうし、現在も、ここの中にも書いてございますが、天満町というのは厚狭天満宮というものがあるからこそ天満町という名前があるわけでありますが、この……
○議長(
大空軍治君) 伊藤議員、少し質問を絞って。
◎議員(伊藤武君) はい、わかりました。御無礼しました。 少なくとも一つの名前を無理やり押しつけるんじゃなしに、その街区の中でも二つの名前にするとか、少なくとも説得する段階で「厚狭」の「あ」の字は一言も使わないよというような言葉がですね、説明に行った一個人個人の職員から出るような形の中で推し進めるちゅうのは非常に疑問を持っておりますので、その辺については十分慎重な進め方をしていただきたいというふうな気持ちもあります。 質問項目にちょっとならないようでありますので、やめさせていただきます。
○議長(
大空軍治君) いいですか。質問ありませんか、ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 議案第15号
養護老人ホーム長生園組合規約の変更について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第16号市道の廃止について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 議案第17号市道の認定について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 新しく電子データ化されるということで見やすくなるんじゃないかと思うんですけれど、廃止と新規とで路線というか、廃止で457あって、新規で路線が419路線ということで書いてあるんですけど、これは距離は31万5,390mですか、これは変わらない、廃止と新規されたのは変わってはいないんですか、どうですか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(
大空軍治君) 福重
建設部長。
◎
建設部長(福重亨君) 市道の延長は変わっております。というのが、路線も現市道、今364路線です。それで、新たにする市道が419ということで、55線ふえております。これは今まで例えば小野田駅前の駅前道路の区画割りの道路がいろいろありますね、中に、小野田駅前地方線と言ってた道路を、それぞれ1本ずつ名前をつけました。そういうのを分けた関係で、一応55線という路線はふえております。全体的に延長も、新たに追加する市道も6路線ぐらいありますので、延長的にはふえております。
○議長(
大空軍治君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) これをもって質疑を終わります。 承認第1号平成18年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第5回)に関する
専決処分について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大空軍治君) 御質疑なしと認めます。 以上をもって、議題となっております議案17件及び承認1件に対する質疑を終わります。これらの議案及び承認は、お手元に配付してあります付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託します。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。────────────
△日程第9議案第18号~第41号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第9、議案第18号平成19年度
山陽小野田市
一般会計予算についてから、議案第41
号山陽小野田市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の変更についてまでの、以上議案24件を
一括議題といたします。 市長の平成19年度の施政方針並びに議案24件に対する
提案理由の説明を求めます。
白井市長。(
市長登壇)
◎市長(
白井博文君) ただいま上程されました平成19年度
山陽小野田市
一般会計予算ほか諸案件の説明に入るに先立ち、平成19年度の施政方針並びに予算編成について所信を述べたいと思います。 平成18年の我が国の経済を顧みますと、個人消費に弱さが見られるものの、景気は全体として回復を続けていると言われております。しかし、景気の回復状況には地域差が大きく、当市にとっては税収の伸びにもほとんど見るべきものがなく、とても手放しで喜べる状況ではありません。 政府は昨年12月、「平成19年度予算編成の基本方針」を閣議決定し、平成23年度には国の基礎的収支を黒字化するとしまして、国の歳出をできるだけ抑制する歳出改革路線を堅持・強化しております。 このため地方においては、地方分権の推進、市町村合併、三位一体改革の影響など近年の大幅な変革の中にあって、頼みの綱とも言うべき国からの地方交付税が大幅に減額され、財政状況が一段と悪化してきております。今後も数年間は、税収を中心とした一般財源収入と財政需要の大幅な乖離という根本的な問題を抱えつつ、住民福祉の向上や地域の社会資本の整備充実など、多くの課題への対応に迫られるものと考えます。
山陽小野田市は、この3月で誕生2周年を迎えますが、残念ながらもともと基礎体力のない自治体同士の合併であったため、標準財政規模に照らし、不良債務も多額なら、実質公債費比率も県下で最悪の状態で、財政状況はまさに破綻寸前というほかありません。本市を赤字再建団体に転落させないためには、今こそ市民が一丸となり、忍び難きを忍び、耐え難きを耐える以外に、第二の夕張から逃れるすべはありません。
山陽小野田市の平成19年度予算案は、このような状況下で、
山陽小野田市が第二の夕張にならずに生き延びるための、まさに「崖っぷち予算」となりました。従来の市民サービスもかなり低下せざるを得なくなりました。大変心苦しく思っておりますが、赤字再建団体への転落回避のため、議会を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。私も、耐え忍び続けた後に訪れるであろうあけぼのの時代を強く信じて、全身全霊を込めて
山陽小野田市のまちづくりに向け邁進する決意でおります。 先ほども触れましたが、
山陽小野田市が誕生して、来月ではや3年目を迎えようとしています。この間、合併1周年の記念行事「市民ふれあいの集い」や、市章、市の木・市の花の決定、「
山陽小野田市民まつり」の開催など、市民の一体感の醸成に努めてまいりました。また、私の基本姿勢であります「公平・公正・公明正大」のもと、「対話の日」や「市政説明会」、「まちづくり市民会議」などを開催する中で、「市民参加による市民本位のまちづくり」にも努めてまいりました。 また、市の基本計画や条例案の策定に際しては、昨年10月から「市民意見公募(パブリックコメント)」の手続を義務づけ、市民への情報公開と市民参加によるまちづくりをより一層推進していくこととしております。 さらに、本年度は、県内の他の自治体に先駆けて自治体の憲法とも言われる仮称「自治基本条例」の制定に着手することとし、早々に「自治基本条例をつくる会」を立ち上げ、条例制定への気運の醸成を図りながら、遅くとも平成21年4月の施行を視野に策定に取り組んでまいります。 行財政改革につきましては、市長就任後、「行財政改革推進本部」を立ち上げ、短期的、中・長期的改革事項を研究・検討してまいりました。それと並行して、御承知のように、昨年3月には総務省の指導のもと「集中改革プラン」を作成したところですが、一方では、合併後の行政改革の基本理念や目標を掲げる新市の「行政改革大綱」がなかったため、昨年9月、市役所内に「行政改革大綱策定本部」を立ち上げ、本年9月の公表に向け、現在、専門部会を中心に職員の総力を挙げて鋭意取り組んでいるところであります。また、議会からも昨年11月に「行財政改革検討特別委員会最終報告書」として行財政改革に関し提言をいただいたところですので、その内容を今後、大綱の中に十分に反映してまいりたいと考えております。本年度も引き続き全庁的な行財政改革に取り組むこととし、今できる改革、改善は間を置くことなく対応し、この難局を乗り切るため行政改革大綱実行計画(アクションプラン)の策定と実現に向けて職員一丸となって努力をしてまいります。 また、本年秋には、平成20年度からスタートする新たなまちづくりの羅針盤、第1次
山陽小野田市総合計画を議会に提案させていただきます。現在、多くの市民の方の参加を得て作成した素案を基本構想審議会で議論していただいております。間もなく基本構想案、基本計画案として市民意見公募制度により意見募集を行うこととなりますが、空想的な未来を描くのではなく、また決して背伸びをせず、現実的で実現可能な計画となるよう現在策定に努めているところであります。 次に、平成19年度予算編成の概要を御説明いたします。 破綻寸前の財政危機を乗り越えるため、平成19年度の予算はこれを「崖っぷち予算」と位置づけ、第二の夕張にならないように、歳出においては公共施設の管理経費等について極限まで絞り込み、職員給与については定員管理や給与水準の適正化を図りながら、引き続き5%の減額を継続し、かつ時間外手当を大幅に削減するなど、徹底して義務的経費を抑制しております。また、普通建設事業については、緊急性や投資的効果を踏まえ、継続事業を中心に厳選し、その財源を地方債に頼ることなく、計画的に公債費負担の適正化を図ることとしております。 また、歳入についても、引き続き知恵と工夫を生かし、自主財源の確保に全力で取り組んでまいります。 今後も財政の破綻を回避しながら、適正な費用対効果に基づく行政サービスの充実、最小の経費で最大の効果が上がる行財政運営に努めてまいりますので、議会を初め市民の皆様の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 それでは、平成19年度の施策について、その概要を御説明いたします。 1 「健康・福祉社会づくり」について 申し上げます。 まず、福祉については、財政の大変厳しい折ではありますが、可能な限り平成18年度の水準を維持するべく予算編成に取り組みました。 児童福祉、高齢者福祉、障害者福祉及び地域福祉の各分野ともに、だれもが人間らしく幸せに暮らせる地域社会の実現に向けて、さらに努力してまいりたいと考えております。 近く、「健康づくり行動計画」を策定いたします。市民の健康に対する意識を高め、生活習慣病の予防や健康寿命の延伸を図り、ひいては国民健康保険事業における医療費の抑制につなげたいと考えております。 病院事業については、多角的かつ総合的な見地から、その将来像を引き続き検討してまいります。 2 「安全な生活環境づくり」について 御説明します。 まず、消防については、迅速かつ的確な消防・救急救助体制を確立するため、消防車の更新や消防団車庫の整備などにより消防力の強化を図るとともに、救急隊員や救命士の教育・養成を推進し、救急体制の
充実強化に努めます。 次に、防災については、地域防災計画に基づき、山口県総合防災情報ネットワークシステム構築事業を実施し、災害発生時の連絡・対応を迅速確実なものにいたします。また、市民の防災意識の高揚に努める一方、昨年に引き続きハザードマップ(洪水・高潮避難地図)を作成・配布し、官民一体となった防災対策に努めます。 また、交通安全対策や防犯につきましても、警察署を初め関係機関などと連携を図る中、市民を交通事故から守る施策、暴力や犯罪のない明るいまちづくりを進めてまいります。 3 「市民主役のまちづくり」について 御説明します。 まず、市の職員一同、一人一人の市民を大切にすることが行政の基本理念であることを自覚し、業務に取り組みます。 市民と行政の協働のまちづくりについては、市民の行政への参加を促進するため、わかりやすい広報紙づくりや、市のホームページの充実に留意するなど、行政から市民へのさらなる情報の提供に努めます。また、「まちづくり市民会議」や、市長と地域住民との「対話の日」、「市民意見公募(パブリックコメント)」などを通して、市民主役のまちづくりに向けた環境整備を促進します。 さらに、行政と市民との協働や自治の基本理念等を法制化するため、自治体の最高規範性を備えた仮称「自治基本条例」の制定に向けて取り組むことといたします。 4 「行財政改革」について まず、行政運営については、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムの実現に向け、行政改革大綱の策定、行政評価システムの構築に取り組みます。また、組織体制についても、市民ニーズと業務量に見合った適正化に努めます。 財政運営については、いよいよ崖っぷちに立たされたとの自覚のもと、さらなる自主財源の確保、予算の重点的かつ効率的な配分に努めます。実質公債費比率、経常収支比率が高い水準にあることから、今後数年間は非常に厳しい財政運営に迫られることになりますが、この難局を乗り切るため、議会を初め市民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 5 「うるおいのある生活環境づくり」について 御説明します。 まず、市営住宅の効率的な活用について、きめ細かく改善を図り、市民の住環境の向上に努めます。 公園・緑地の整備については、このたび、約2万本のスイセンが咲き誇る縄地ケ鼻公園の完成を見たところでありますが、緑豊かで潤いのある快適な環境づくりを推進するため、さらに努力してまいります。 上水道については、水源涵養林の湧き水で災害備蓄用のボトル5,000本をつくり、市の指定した避難所9カ所に配備しました。安全でおいしい水の安定供給を図るため、さらに配水施設の新設・改良に取り組んでまいります。 下水道についても、市街地における公共下水道の整備のほか、計画区域外における家庭用浄化槽の設置支援など、地域の実情に応じた整備を図っていきたいと考えます。 また、地域公共交通については、高齢化社会を迎えた市民の足を確保するため、地方バス路線のあり方を含めて、さらなる検討を行います。 さらに、ごみ問題についても、市民の協力を得ながら、さらなるごみの減量化や資源の再生利用を推進してまいります。有用微生物群(EM菌)の活用方法についても、庁内にプロジェクトチームを立ち上げ、調査・研究を開始したところです。 6 「活力ある産業振興」について 工業、商業の振興については、活力あるまちづくりに不可欠な地域経済の活性化を目指し、引き続き努力してまいります。 農業については、国の新しい農政である「農地・水・環境保全事業」等に積極的に取り組みます。また、引き続き地産地消の推進を図ります。 水産業については、アサリを食べるナルトビエイを学校給食の食材にする事業に取り組みます。漁港の整備も、国・県の支援を得て早期完成を目指します。 観光の振興についても、観光施設の利用促進を図り、交流人口の増加に努めてまいります。 7 「にぎわいのある都市基盤づくり」について まず、厚狭駅南部地区土地区画整理事業については、高層住宅や事務所などの誘致活動を推進し、事業の早期完成を目指します。 道路網の整備についても、小野田湾岸線、国道2号厚狭・埴生バイパス(平成20年3月完成予定)などの整備促進に引き続き取り組んでまいります。 8 「魅力と個性ある教育・文化づくり」について 御説明します。 まず、学校教育については、「生活改善・学力向上プロジェクト」を継続し、子どもたちの自信と意欲を高めながら、社会生活の基礎と学力の基本をしっかりと身につけさせ、社会でたくましく生きていく力を育んでまいります。 高齢化社会が進む今は、生涯学習の推進の必要性がますます高まっております。さまざまな生涯学習プランを提供し、市民一人一人が生きがいを持ち、生き生きと暮らすことのできるまちづくりを目指します。また、公共施設の効率的な運用を図り、市民の多様な学習や活動のできる場所の提供に努めてまいります。 文化振興についても、可能な限り芸術文化活動の支援に努めてまいりたいと考えます。 スポーツの振興につきましても、だれもが気軽に参加でき、楽しめるスポーツ・レクリエーション活動の普及に努めるとともに、昨年7月にオープンした「県立おのだサッカー交流公園」を有効活用して、スポーツ交流を通して幅広い市民参加と連携によるまちづくりに役立てていければと念じております。 以上、平成19年度の施政方針と予算編成の概要について御説明いたしました。 引き続いて、諸議案につき、順次御説明申し上げます。 議案第18号から議案第31号は、「平成19年度」の当初予算であります。 議案第18号は、
一般会計予算であります。 予算総額は、歳入歳出とも255億3,600万円で、前年度当初予算に比べ1,100万円の減額となりました。 歳入につきまして御説明いたします。まず、市税につきましては、個人市民税では、国の所得税から税源移譲が行われるため増収を、法人市民税も企業収益による増収を見込んでいます。また、固定資産税では、家屋等の伸びを考慮し、微増としています。結果、市税全体で、6.8%増の106億2,713万9,000円を見込んでいます。 次に、地方譲与税につきましては、税源移譲に伴い、所得譲与税が平成18年度をもって廃止されることにより、69.4%減の2億2,300万円を見込み、利子割交付金については、実績を勘案し61.9%減の3,700万円を見込んでいます。また、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金及び地方消費税交付金は、実績を勘案し増額し、ゴルフ場利用税交付金及び自動車取得税交付金は、実績を勘案し減額を見込んでいます。地方特例交付金につきましては、減税補てん特例交付金が廃止され、経過措置として、新たに特別交付金が創設されたことにより、54.0%減の9,820万円を見込んでいます。 次に、地方交付税につきましては、国の地方交付税改革による総額の抑制を勘案し、普通交付税を30億5,000万円、特別交付税を7億円見込み、全体で3.8%減の37億5,000万円とし、交通安全対策特別交付金は、実績を勘案し減額しております。 次に、分担金及び負担金につきましては、0.6%増の3億7,180万6,000円、使用料及び手数料は、1.1%減の5億2,179万1,000円とし、国庫支出金は、市町村合併に伴う補助金が皆減したこと等により、6.7%減の24億5,322万9,000円としております。 また、県支出金につきましては、強い農業づくり交付金事業の皆減等により21.3%減の13億936万7,000円とし、財産収入は、土地売払収入の増加を見込み、13.6%増の1億6,601万5,000円としています。繰入金については、財源不足に対応するため2億2,000万円を計上し、繰越金は3,000万円としております。 また、諸収入につきましては、繰上償還による地域総合整備資金貸付金元金収入を計上し、基金からの長期借入金の増額等により19.2%増の24億4,364万3,000円としております。 最後に、市債につきましては、市民税等減税補てん債は皆減し、普通建設事業債は、事業を厳選し、その財源を地方債に依存しない予算編成に努めましたが、退職手当債や地域総合整備資金貸付事業債を計上したことにより、全体で7.5%増の23億9,800万円となりました。 続きまして、歳出につきまして御説明いたします。まず、議会費では、2億918万2,000円を計上し、総務費においては、情報管理経費、総合計画策定事業費、地域総合整備資金貸付事業費、防災対策事業費及び選挙経費等33億2,480万円を計上しております。 次に、民生費では、障害者福祉費、高齢者福祉費、子育て支援関連事業費及び生活保護扶助費並びに国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び老人医療特別会計への繰出金等73億4,052万4,000円を計上し、衛生費では、市民の健康づくり推進事業費、斎場及び霊園の管理運営費、ごみ焼却関連経費並びに病院会計繰出金等20億6,265万5,000円を計上しております。 続いて、労働費では、労働対策事業費、勤労者施設管理運営経費等5,655万9,000円を計上し、農林水産業費では、
農業振興対策事業費、治水排水対策事業費、林業振興事業費及び漁港施設整備事業費並びに地方卸売市場事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計への繰出金等5億9,742万6,000円を計上しております。 また、商工費では、地方バス路線の維持支援事業費、企業誘致推進経費、中小企業等振興対策事業費等5億1,875万9,000円を計上し、土木費では、生活関連道路改良事業費、治水排水対策事業費、都市計画マスタープラン策定事業費、厚狭駅南部地区土地区画整理事業費及び市営住宅平原団地建替事業費並びに下水道事業特別会計繰出金等33億300万8,000円を計上しております。 消防費では、防災対策事業費、消防防災環境整備事業費等11億4,487万6,000円を計上し、教育費では、各種施設整備事業費、児童生徒就学援助事業費、生涯学習推進事業費、芸術文化推進事業費等21億4,732万5,000円を計上しております。 続いて、災害復旧費では、鉱害復旧関連事業費13万9,000円を計上し、公債費では、地方債元利償還金及び一時借入金利子償還金等35億8,074万7,000円を計上しております。 また、諸支出金では、土地開発公社貸付金12億円を計上し、最後に、予備費として5,000万円を計上しております。 議案第19号は、
訪問看護ステーション事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも3,172万7,000円を計上し、前年度比286万9,000円、8.2%減としております。 歳出につきましては、訪問看護事業費3,109万6,000円、居宅介護支援事業費20万1,000円等を計上しております。 歳入につきましては、療養収入2,203万2,000円、居宅介護支援収入367万2,000円、そのほか財産収入、繰越金及び諸収入として602万3,000円を計上しております。 議案第20号は、
土地取得特別会計予算であります。 歳入歳出とも323万6,000円を計上し、前年度比263万8,000円、44.2%減としております。 財産貸付収入等をもって、用地の管理または売却手続き等を行うことにしております。 議案第21号は、
駐車場事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも5,623万2,000円を計上し、前年度比810万7,000円、約16.8%増としております。 歳出につきましては、一般管理費1,700万2,000円、地方債の償還金1,831万3,000円、利息407万1,000円、予備費として1,684万6,000円を計上しております。 歳入につきましては、駐車場使用料として3,016万円、繰越金は2,600万円、自動販売機の電気代として7万2,000円を計上しております。 議案第22号は、
国民健康保険特別会計予算であります。 歳入歳出とも73億6,019万6,000円を計上し、前年度比4億5,446万円、約6.5%増としております。 歳出につきましては、保険給付費を50億5,399万2,000円、老人保健拠出金11億6,702万7,000円、その他介護納付金を2億9,766万円、総務費1億1,982万円等を計上しております。 歳入につきましては、保険料18億7,395万9,000円、療養給付費交付金23億6,368万2,000円、その他国庫支出金15億3,841万9,000円、県支出金2億9,842万8,000円、繰入金6億5,878万5,000円等を計上しております。 議案第23号は、
介護保険特別会計予算であります。 歳入歳出とも41億2,333万6,000円を計上し、前年度比2億24万7,000円、約5.1%増としております。 歳出につきましては、保険給付費38億4,845万7,000円、総務費8,512万6,000円、財政安定化基金拠出金基金431万8,000円、地域支援事業費として1億8,206万9,000円を計上しております。 歳入につきましては、保険料7億2,021万4,000円、国庫支出金10億371万8,000円、支払基金交付金12億515万4,000円、県支出金4億9,062万5,000円及び繰入金6億4,118万円などを計上しております。 議案第24号は、
老人医療特別会計予算であります。 歳入歳出とも85億3,401万2,000円を計上し、前年度比7,671万4,000円、約0.8%減としております。 歳入歳出の主なものは、医療諸費85億508万7,000円で、歳出総額に占める割合は約99.7%であります。その他総務費2,880万5,000円等を計上しております。 歳入につきましては、支払基金交付金42億6,868万円、国庫支出金28億2,829万6,000円、県支出金7億606万6,000円、繰入金7億3,081万9,000円等を計上しております。 議案第25号は、
地方卸売市場事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも1,111万5,000円を計上し、前年度比372万円、25.0%減といたしております。 歳出につきましては、卸売市場管理運営費を835万3,000円及び公債費を276万2,000円計上しております。 歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金等を計上しております。 議案第26号は、
下水道事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも31億5,866万4,000円を計上し、前年度比4億9,247万3,000円、13.4%減としております。 平成19年度は、汚水管1,810mを施工する予定であり、これにより整備区域面積が7.77ha増加し、829.45haとなり、普及率は44.7%となる予定であります。 なお、この事業に要する財源といたしましては、負担金5,135万5,000円、使用料4億7,061万1,000円、国庫補助金3億9,462万6,000円、一般会計繰入金12億3,947万2,000円、市債9億9,970万円等を計上しております。 議案第27号は、
農業集落排水事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも8,488万5,000円を計上し、前年度比278万8,000円、3.1%減としております。 歳出につきましては、施設の維持管理に係る農業集落排水事業費を1,804万4,000円及び公債費を6,679万1,000円計上しております。 歳入につきましては、使用料2,307万6,000円、一般会計繰入金5,229万7,000円、市債940万円等を計上しております。 議案第28号は、
小型自動車競走事業特別会計予算であります。 歳入歳出とも126億4,737万3,000円を計上し、前年度比5億792万4,000円、3.8%減としております。 本場の開催日数については、年間53日開催することとしており、また、受託場外発売日数については、年間267日程度行う予定としております。 歳出につきましては、勝車投票券払戻金87億7,842万5,000円、包括的民間委託料6億6,613万9,000円などの競走事業費124億2,904万円、公債費796万5,000円、公営企業金融公庫納付金として諸支出金1億1,386万8,000円、予備費9,650万円を計上しております。 これに要する財源といたしましては、勝車投票券発売収入118億3,900万円などの競走事業収入126億3,237万3,000円、そのほか諸収入を計上しております。 また、債務負担行為については、オートレース振興協会からのリース料残額について長期安定的に返済していくことで関係機関との調整が整いましたので、これに基づき定めるものであります。 議案第29号は、
病院事業会計予算であります。 収益的支出は、病院事業費用を49億7,509万6,000円としました。うち医業費用としては、給与費、材料費、経費等で46億5,133万2,000円としました。医業外費用としては、支払利息、繰延勘定償却費等で3億976万4,000円としました。 これに対し収入は、病院事業収益を49億8,912万9,000円といたしました。うち医業収益としては、入院収益、外来収益、その他医業収益で47億5,110万5,000円を計上、医業外収益は他会計補助金、他会計繰入金等で1億9,052万4,000円を計上しております。 また、特別利益として、第五次病院事業経営健全化計画繰入分で4,750万円を計上しております。 この結果、税抜きの損益計算では2,236万4,000円の単年度利益を見込みました。 次に、資本的支出は、医療機器の年次更新などの建設改良費、企業債償還金及び退職手当債償還金で5億6,968万7,000円を計上しております。 これに対し収入は、企業債及び一般会計からの他会計負担金等で3億8,157万4,000円といたしました。 この結果、収支差引不足額1億8,811万3,000円は当年度分損益勘定内部留保資金で補てんすることとしております。 議案第30号は、
水道事業会計予算であります。 本年度の年間有収水量は、一般用水使用水量の低迷から、前年度より11万トン減の883万5,000トンを予定しております。 支出につきましては、建設改良費において、浄水場施設や送・配水施設の整備を行うほか、水源涵養林用地の取得などを予定いたしております。 まず、収益的収支予算の支出についてですが、前年度と比較し、負担金、支払利息などが減となる一方、減価償却費、委託料などが増となることから、総費用は前年度比3,752万9,000円増の17億849万4,000円を計上いたしております。なお、消費税納付額は5,150万9,000円を予定しております。 収入につきましては、前年度と比較し、簡易水道分を含めた料金収入が1,970万8,000円の減収となりますが、一般会計からの退職経費負担金や引当金の戻入れなどが増となることから、総収益は前年度比3,543万6,000円増の17億1,849万1,000円を計上しております。 この結果、税処理後の損益計算では、単年度純利益が146万6,000円となり、利益処分前の剰余金は363万9,000円となる予定であります。 次に、資本的収支予算についてですが、まず投資的経費である建設改良費に1億8,502万円を計上し、企業債償還金及び予備費を含めて資本的支出総額を6億2,289万8,000円としております。 この財源となります収入につきましては、企業債、工事負担金、出資金等1億4,354万9,000円を計上しております。 この結果、4億7,934万9,000円の収入不足が見込まれますが、損益勘定留保資金や各種積立金の内部留保資金などで全額補てんすることにしております。 議案第31号は、
工業用水道事業会計予算であります。 工業用水は、責任給水制を採用していることから、前年度より、閏年1日分増の904万200トンの配水を予定しております。 支出につきましては、建設改良費において、浄水場施設や導・送水施設の整備を行うほか、水源涵養林用地の取得などを予定しております。 まず、収益的収支予算の支出についてですが、前年度と比較し、動力費や負担金などが減となる一方、減価償却費や支払利息などが増となることから、総費用は前年度比231万3,000円増の2億9,623万8,000円を計上いたしております。なお、消費税納付額は365万円を予定しております。 収入につきましては、前年度と比較し、料金収入が閏年1日分増となることから、2億8,417万6,000円を見込み、また一般会計からの退職経費負担金や引当金の戻入れを行うことから、総収入は前年度比47万6,000円増の2億9,936万円を計上しております。 この結果、税処理後の損益計算では、単年度純利益が59万2,000円となり、利益処分前の剰余金は316万4,000円となる予定であります。 次に、資本的収支予算についてですが、まず投資的経費である建設改良費に6,113万円を計上し、企業債償還金を含めて資本的支出総額を7,786万2,000円としております。 この財源となります収入につきましては、企業債の3,800万円を計上しております。 この結果、3,986万2,000円の収入不足が見込まれますが、損益勘定留保資金などで全額補てんすることとしております。 議案第32号は、副市長の定数を定める条例の制定であります。 「
地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、「副市長」の定数を定めるものであります。 議案第33号は、報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、財政が厳しい状況にあることから、芸術顧問の報酬を当分の間、現在の報酬の額から20%減ずるものであります。 議案第34号は、
行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、電柱等の使用料を条例に明記するとともに、自動販売機設置時の使用料に最低基準単価を設定するものであります。 議案第35号は、
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、国民健康保険法及び同法施行令の一部改正に伴い、所要の措置を行うものであります。 議案第36号は、
敬老祝金支給条例の停止に関する条例の制定であります。 今回の改正は、限られた予算の中で介護保険事業や必要とされる高齢者の福祉サービス等の予算を確保するため、敬老祝金の支給を当分の間、停止するものであります。 議案第37号は、
職員定数条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、病院局の職員定数について、本年度山陽市民病院を退職する
看護師等8名を欠員不補充とすることから、定数を改正しようとするものであります。 議案第38号は、市立病院使用料及び
手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、特別個室、普通個室及び2人室の使用料について、病室の面積、設備等を勘案し、両病院の均衡を図るため、金額の変更をしようとするものであります。 議案第39号は、
消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。 今回の改正は、
山陽小野田市消防団再編計画に基づき、
消防団員の定員を改正するものであります。 議案第40号は、字の区域の変更であります。 平成17年度に叶松一丁目、二丁目及び大字小野田の一部において地籍調査を実施した結果、別紙図面に示しております字の区域内において、面積の狭小な字、字区域の乱れ等が明らかになりましたので、管理、利用、その他一般行政上、字の区域を調整する必要があるため変更を行うものであります。 議案第41号は、
山陽小野田市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の変更であります。 現在、小野田本山郵便局及び小野田本通南郵便局において、住民票の写し等証明書の発行業務の取り扱いをしておりますが、規約中、取扱期間が平成19年3月31日で満了するため、平成20年3月31日までに延長するものであります。 以上、提出いたしました諸議案につき、その概要を御説明いたしましたが、なお詳細にわたりましては、御質問に応じ、私及び関係参与から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 以上です。(市長降壇)
○議長(
大空軍治君) 市長の平成19年度の施政方針及び議案24件に対する
提案理由の説明が終わりました。 なお、これらの議案に対する質疑及び
委員会付託は、後日行います。────────────
△日程第10請願第1号 ────────────
○議長(
大空軍治君) 日程第10、請願の
委員会付託報告を行います。 本定例会において申し合わせ期間までに受理いたしました請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の
常任委員会へ付託いたしましたので、御報告いたします。委員会におかれましては、十分なる御審査をお願いいたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 ここで、これからの日程を申し上げます。 3月2日及び5日は、各
常任委員会の開催日となっておりますので、付託案件の御審査をお願いいたします。 7日は、午前10時から本会議を開き、付託案件に対する委員長報告、質疑、討論、採決等を行いますので、御参集をお願いいたします。 本日は、これにて散会いたします。お疲れでございました。────────────午前11時55分散会────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成19年2月28日 議 長 大 空 軍 治 署名議員 津 野 啓 子 署名議員 中 元 稔...