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  1. 山陽小野田市議会 2005-07-27
    07月27日-07号


    取得元: 山陽小野田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    平成 17年 6月定例会(第1回)平成17年山陽小野田市議会(第1回定例会)会議録平成17年7月27日     午前10時00分 開議  議員定数 (36名) 現員数     (36名) 出席議員 (36名) 欠席議員 ( 0名)     議 長  相 本 繁 夫 君     副議長  一 倉 元 信 君     議 員  阿 川 照 平 君     議 員  伊 藤   武 君     議 員  岩 本 信 子 君     議 員  上 田 泰 生 君     議 員  上 野 正 昭 君     議 員  氏 永 創三郎 君     議 員  大 井 淳一朗 君     議 員  大 空 軍 治 君     議 員  小 野   泰 君     議 員  尾 山 信 義 君     議 員  川 村 博 通 君     議 員  河 村 雅 伸 君     議 員  佐井木 勝 治 君     議 員  佐 村 征三郎 君     議 員  佐 村 敏 和 君     議 員  硯 谷 篤 史 君     議 員  田 中 重 徳 君     議 員  田 中 恭 彦 君     議 員  田 辺 輝市郎 君     議 員  千々松 武 博 君     議 員  津 野   薫 君     議 員  津 野 啓 子 君     議 員  中 坪   智 君     議 員  二 歩 材 臣 君     議 員  花 本   徳 君     議 員  原 田   正 君     議 員  平 田   武 君     議 員  平 中 政 明 君     議 員  正 村 昌 三 君     議 員  三 浦 英 統 君     議 員  安 永   巧 君     議 員  山 田 耕 作 君     議 員  好 川 桂 司 君     議 員  吉 永 美 子 君事務局職員出席者 局     長  横 田 信 夫 君 次     長  蔵 本 一 成 君 主査兼議事係長  清 水   保 君 調 査 係 長  西 田   実 君 主     任  玉 田 拓 男 君説明のため出席した者 市     長     白 井 博 文 君 総 務 部 長     尾 原 勇 次 君 総務部次長       三 戸 正 樹 君 企画政策部長      尾 崎 謙 造 君 企画政策部次長     山 縣   始 君 まちづくり推進室長   加 藤 佳 雄 君 市民環境部長      長 尾 修 一 君 市民環境部次長     原 川 清 樹 君 保健福祉部長      蔵 川 安 雄 君 保健福祉部次長     笠 井 良 壽 君 産業経済部長      野 村 宗 司 君 産業経済部次長     岡 村 敏 雄 君 建設部長        坂 辻 義 人 君 監理室長        野 田 武 廣 君 山陽総合事務所長    山 本 暎 二 君 公営競技事務所長    山 本 耕 二 君 公営競技事務所事業課長 安 田 克 己 君 病院局次長       山 根 雅 敏 君 病院局事務部次長    藤 井 耕 作 君 教育長         江 澤 正 思 君 教育次長        金 光 康 資 君 水道局副局長      山 縣 武 士 君 消防長         中 里 裕 典 君 消防本部次長      安 部   学 君 監査委員        白 川 英 夫 君 監査委員事務局長    川 村 輝 吉 君 総務課技監       佐久間 昌 彦 君本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議会推薦第2号の1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決議会推薦第2号 山陽小野田市農業委員会の委員の推薦について日程第3 議案第9号及び議案第21号の2件について委員長報告、質疑、討論、採決 (総務文教常任委員長報告) 議案第9号 平成17年度山陽小野田市土地取得特別会計予算について議案第21号 山陽小野田市に収入役を置かない条例の制定について日程第4 議案第8号、議案第11号から議案第13号まで及び議案第20号並びに意見書案第4号の計6件について委員長報告、質疑、討論、採決 (民生福祉常任委員長報告) 議案第8号 平成17年度山陽小野田市訪問看護ステーション事業特別会計予算について議案第11号 平成17年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算について議案第12号 平成17年度山陽小野田市介護保険特別会計予算について議案第13号 平成17年度山陽小野田市老人医療特別会計予算について議案第20号 平成17年度山陽小野田市病院事業会計予算について意見書案第4号 住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の提出について日程第5 議案第10号、議案第15号、議案第16号、議案第18号及び議案第19号の5件について委員長報告、質疑、討論、採決 (建設常任委員長報告) 議案第10号 平成17年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算について議案第15号 平成17年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算について議案第16号 平成17年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算について議案第18号 平成17年度山陽小野田市水道事業会計予算について議案第19号 平成17年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算について日程第6 議案第14号、議案第17号、議案第22号から議案第24号までの5件について委員長報告、質疑、討論、採決 (産業経済常任委員長報告) 議案第14号 平成17年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算について議案第17号 平成17年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算について議案第22号 山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について議案第23号 山陽小野田市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第24号 山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第7号の1件について委員長報告、質疑、討論、採決 (民生福祉常任委員長報告)  (建  設常任委員長報告)  (産業経済常任委員長報告)  (総務文教常任委員長報告) 議案第7号 平成17年度山陽小野田市一般会計予算について日程第8 請願1件を上程、討論、採決請願第2号 「6月議会に於ける議会解散」に関する請願書日程第9 決議案1件を上程、提案理由の説明、質疑、討論、採決決議案第2号 山陽小野田市議会自主解散決議日程第10 議員派遣について日程第11 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会──────────── ○議長(相本繁夫君) おはようございます。ただいまの出席議員数は35名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで一言申し上げます。報道関係者から、本日撮影をしたいとの申し入れがありましたので、これを許可いたします。 ここで白井市長から発言の申し入れがありましたので、この際、これを許可いたします。白井市長。 ◎市長(白井博文君) おはようございます。山陽小野田市の職員が去る7月20日に脅迫罪の容疑で逮捕された事件に関しまして、市長として市民の皆様及び議会に対して心よりおわび申し上げます。 職員に対しましては、常日ごろから全体の奉仕者としてふさわしい言動をするよう指導してまいっておりますが、今回の事件発生により市民の市の行政に対する信頼を傷つけたことはざんきにたえません。 二度とこのような事件が発生しないよう市長みずから深く反省をし、改めて職員に対して綱紀粛正を徹底するとともに、市の行政に対する一日も早い信頼回復に努めてまいる所存であります。 事件につきましては、現在、捜査中でありますので、本人の処分は今後適切な時期に厳正に対処してまいりたいと考えております。 本市は、誕生してまだ4カ月足らずであり、財政の状況一つとりましても非常に厳しい局面に立たされております。 私を先頭に、職員ともども一丸となって市政の推進に邁進してまいる所存でありますので、引き続き市民の皆様、議会を初め関係者各位の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 なお現在、捜査中でありますが、報道によりますと、佐村議員が被害に遭ったということであります。申しわけありませんでした。 ○議長(相本繁夫君) 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。──────────── △日程第1会議録署名議員の指名 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において千々松議員、津野薫議員を指名いたします。 本日の欠席通告者を申し上げます。津野啓子議員、所要のため午前中欠席。 以上、報告を終わります。(大空軍治議員・佐村征三郎議員・  田中重徳議員・津野 薫議員退場)──────────── △日程第2議会推薦第2号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第2、議会推薦第2号山陽小野田市農業委員会の委員の推薦についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。一倉副議長。(一倉元信君登壇) ○副議長(一倉元信君) おはようございます。議会推薦第2号を説明いたします。 ただいま上程されました議会推薦第2号山陽小野田市農業委員会の委員の推薦について御説明を申し上げます。 本件は、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、農業委員会の委員を推薦するもので、大空軍治氏、佐村征三郎氏、田中重徳氏、津野薫氏の4名を推薦したいと思います。よろしく御賛同いただきますようお願い申し上げます。(一倉元信君降壇) ○議長(相本繁夫君) 提出者の提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議会推薦第2号について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議会推薦第2号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり推薦することに決定いたしました。(大空軍治議員・佐村征三郎議員・  田中重徳議員・津野 薫議員入場)──────────── △日程第3議案第9号・第21号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第3、議案第9号平成17年度山陽小野田市土地取得特別会計予算について及び議案第21号山陽小野田市に収入役を置かない条例の制定について、以上議案計2件を一括議題といたします。 本件に対し総務文教常任委員長の報告を求めます。田中委員長。(田中恭彦君登壇) ◎総務文教常任委員長(田中恭彦君) おはようございます。それでは、委員長報告を行います。 去る6月28日の本会議におきまして、議長から付託されました議案第9号及び議案第21号について、7月12日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その結果と概要を御報告いたします。 まず、議案第9号は、平成17年度山陽小野田市土地取得特別会計予算についてであります。 歳入歳出とも7,796万8,000円で、旧小野田市と旧山陽町の昨年度当初予算に比べマイナス25.4%、2,657万円の減額となっております。 まず、歳入は、1款財産収入は、土地建物貸付収入及び基金の利息等270万9,000円が計上されております。 2款繰入金は、土地開発基金からの繰入金で、前年度比44.1%、2,301万4,000円増額の7,524万8,000円が計上されております。 3款繰越金は、前年度から繰越金として1万円が、4款諸収入は、預金利息として1,000円がそれぞれ計上されております。 次に、歳出ですが、1款土地取得事業費は、公共用地の先行取得を行うための経費で、前年度比マイナス39.3%、3,668万7,000円減額の5,669万1,000円が計上されております。 2款公債費は、旧山陽町において地方債の借入により土地を購入しており、その元金及び利子の償還金の2,127万7,000円が計上されております。 質疑の中で、「土地特会が保有する土地の箇所数及び面積、またそれらの土地への基金充当金額は幾らか」との質問があり、「32カ所で総面積は7万5,962.32m2、基金充当金額は10億8,792万7,331円である」との答弁がございました。慎重審査の結果、全員賛成で、原案どおり可決いたしました。 次に、議案第21号は、山陽小野田市に収入役を置かない条例の制定についてであります。 従来、市におきましては、収入役は必置とされておりましたが、地方自治法の改正により、地方公共団体の組織及び運営の合理化を図る観点から、人口10万人未満の市におきましては、条例で収入役を置かず、市長または助役に兼掌させることができることとなりました。 本件は、本市の厳しい財政状況等にかんがみ、行政改革の一環として本条例を制定することにより収入役を廃止、市長に収入役の事務を兼掌させようとするものであります。 審査の中で、「助役が兼ねた方が妥当と思うが、助役が就任した場合はどうするのか」との質問があり、「他市を見ると助役が兼ねているところは多いが、選任した後で検討したい」との答弁がありました。 また、「県内の状況」はとの質問には、「萩市、柳井市は廃止している」との答弁がありました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決といたしました。 以上であります。議員各位の御審議のほどよろしくお願い申し上げます。(田中恭彦君降壇) ○議長(相本繁夫君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第9号平成17年度山陽小野田市土地取得特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第9号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第21号山陽小野田市に収入役を置かない条例の制定について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第21号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第4議案第8号・第11号~第13号・第20号・意見書案第4号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第4、議案第8号平成17年度山陽小野田市訪問看護ステーション事業特別会計予算について、議案第11号平成17年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算についてから議案第13号平成17年度山陽小野田市老人医療特別会計予算についてまでの3件及び議案第20号平成17年度山陽小野田市立病院事業会計予算について、以上議案5件並びに意見書案第4号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の提出について、以上、意見書案1件、計6件を一括議題といたします。 本件に対し民生福祉常任委員長の報告を求めます。平田委員長。(平田 武君登壇) ◎民生福祉常任委員長(平田武君) おはようございます。去る6月28日の本会議において、議長から民生福祉常任委員会に付託されました議案第8号、第11号、第12号、第13号、第20号及び意見書案第4号の6件について、7月14日、15日に全員委員出席のもと委員会を開催し、慎重審査をいたしましたので、その審査の結果と概要について報告いたします。 まず、議案第8号平成17年度山陽小野田市訪問看護ステーション事業特別会計予算についてであります。 対象者は、訪問看護利用者33名、居宅介護支援利用者35名であります。 歳出から説明いたします。 14、15ぺージ。1款訪問看護事業費1項1目3,173万7,000円の主なものは、職員1名、嘱託職員1名分の職員給与費と臨時職員4名分の賃金、リース車両に関係するもの、訪問看護ステーション事業、財政調整基金への747万9,000円の積立金です。 次のぺージ、2款居宅介護支援事業費1項1目26万円は、ケアプランを作成するのに必要なパソコンのシステム委託に関するものです。 3款医業費1項1目診療事業費57万円は、訪問看護に必要な委託材料費関係です。 4款予備費1項1目として30万円です。 次に歳入を説明します。 10、11ぺージ、1款療養収入費1項1目2,020万8,000円は訪問看護による収入です。 2款居宅介護支援収入1項1目365万4,000円は、ケアプラン作成による収入です。 3款財産収入1項1目利子及び配当金2,000円は、訪問看護ステーション事業財政調整基金の預金利息です。 4款繰越金1項1目900万円、5款1項1目預金利息1,000円、2目雑入2,000円を見込み計上です。 歳入歳出とも3,286万7,000円となります。 質疑の中で「財政調整基金積立金があるが、推計額で幾らになっているか」という問いに対して、「3月末で確認したところ3,100万1,808円とのことです。」 「直営でやっているが、将来的にも続けるのか」との問いに対しては、「市民病院のあり方の検討とあわせて検討したい」ということでした。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決といたしました。 次に、議案第11号平成17年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算についてであります。 歳出から説明いたします。 22、23ぺージ。1款総務費1項1目一般管理費8,206万6,000円は、国民健康保険を運営する上での職員10名、委託職員3名の人件費及び事務費等になります。この中で、レセプト点検職員を委託職員として雇用していますので、13節の業務委託料を535万2,000円、レセプト点検委託料211万2,000円を計上しています。 共同電算委託料616万5,000円は、国民健康保険団体連合会へ共同電算処理を委託するものです。 国民健康保険安定化対策指導委託料は、高医療費指定を受けており、安定化対策の指導や事業を国保対策専門家などに委託するものです。 次のぺージ、2目連合会負担金293万5,000円は、国民健康保険団体連合会への負担金になります。 次に、2項1目賦課徴収費1,363万1,000円は、保険料の算定や徴収するための費用で、主なものは、8節843万6,000円で、国保料の未納世帯を中心に徴収する収納推進員8名の徴収手当となります。 次のぺージ、3項1目運営協議会費39万6,000円は、国保運営協議会に関する諸費用になります。 2款保険給付費1項1目一般被保険者医療給付費、2目退職被保険者等療養給付費、3目一般被保険者療養費の計上です。 次のぺージ、4目退職被保険者等療養費、5目審査手数料とそれぞれにございまして、合計38億1,514万4,000円の医療諸費見込み計上です。 次に、2項1目一般被保険者高額療養費、2目退職被保険者等高額療養費で、合計4億3,110万3,000円が高額療養費です。 次のぺージ、4項1目出産育児一時金2,550万円は、1件30万円の85件分です。 次に、3款老人保険拠出金1項は、厚生労働省の計算式に小野田市の数値を当てはめて算出しており、1目老人保険医療費拠出金が14億5,628万5,000円、2目老人保健事務費拠出金が2,705万円、合計14億8,333万5,000円です。 次に、4款介護納付金につきましても、厚生労働省の計算式に小野田市の数値を当てはめて算出しており3億1,051万6,000円です。 次のぺージ、5款共同事業拠出金、70万以上の高額な医療費が発生した場合に拠出するもので、これを16年度の旧小野田市、旧山陽町の実績に基づき計上したもので、総額1億586万7,000円です。 6款保健事業費1項ですが、主なものとして、次のぺージ、13節の検診委託料、人間ドック、節目検診等を16年度の旧小野田市、旧山陽町実績数値に基づき計上しており、はり、きゅう施術費との合計で5,665万4,000円となります。 次のぺージ、7款諸支出金1項合計235万円計上しております。 次に、2項365万5,000円は、国保直営診療施設に該当しています山陽市民病院への直営診療施設勘定繰出金となっております。 次に、8款基金積立金3万9,000円は、国保基金積立金の利息、収入を払い出すものです。 9款予備費1項1目1,000万円です。 歳入になります。 12、13ぺージ、1款1項国民健康保険料は16億3,936万6,000円です。 次のぺージ、2款国民保険料1項4万円は、旧山陽町の滞納繰越分になっております。 3款使用料及び手数料57万4,000円は、証明手数料及び督促手数料です。 4款国庫支出金1項は12億7,892万9,000円で、このうち2目高額医療費共同事業負担金2,646万2,000円は、歳出にありました共同事業拠出金の4分の1を国と県が負担する国分です。 次のぺージ、2項1目財政調整金交付金は4億6,325万7,000円になります。 5款療養給付費交付金1項1目18億8,977万5,000円は、退職者の医療費に係る交付金となります。 6款県支出金1項1目2,646万2,000円は、歳出にありました共同事業費拠出金の4分の1を国と県が負担する県分です。2項1目1億7,790万円は、国から県へ移行された財政調整交付金です。 次に、7款共同事業交付金7,800万円は、70万円以上の高額医療費が発生した場合、超えた金額の10分の6に相当する額を交付金として受けるものです。 次のぺージ、8款財産収入8万5,000円は、基金積立金3億9,000万円の利子になります。 9款繰入金総額5億8,406万6,000円は、一般会計からの繰入金です。 10款繰越金2億2,500万円は、医療費の上昇、老人保健拠出金の増額等の影響による歳入不足のため、当初予算において計上したものです。 次のぺージ、11款諸収入1項2万円、2項4,000円、3項総額582万9,000円としています。 以上、歳入歳出も63億6,930万7,000円となります。 委員からの質問で、「高額医療費の割合については」という質問がありまして、「保険給付費の中に高額療養費というのがあり、この中で患者が医療機関に払う一部負担金が一定の額を超えた場合、これを返すもので、これは3種類ありまして、一定以上の所得、年間670万円以上の年収の者については限度額が13万9,800円、それから、市県民税の課税が7万2,300円を超える者、それから、市県民税が非課税の者については3万5,400円を超える者について返しています」とのことです。 「医療費の状況は」との問いに対しては、「山陽小野田市の医療費は県内でトップクラスである」とのことでした。「国保料についてはどうか」という質問に対しては、「保険料1人当たりについては、県内11番目ぐらいで安い」ということです。 「旧小野田市では料、旧山陽町では税であったが、調整はうまく対応できたのか」との問いに対しては、「違うのは時効だけで被保険者に対する取り扱いはほとんど変わらないので料にした」とのことでした。 「徴収率は」との問いに対しては、「16年度旧小野田市92.65%、旧山陽町92.84%」とのことでした。 「税から料にして時効が5年から2年になるが、不納欠損金が増えるのではないか」との質問に対しては、「時効が完成しないように種々対策を考えたい」とのことでした。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決となりました。 次に、議案第12号平成17年度山陽小野田市介護保険特別会計予算についてであります。 介護保険につきましては、事業計画を5年を1期として3年ごとに見直し改定をいたします。17年度は第2期介護保険事業計画の最終年であり、第1号保険者の保険料率についても、平成15年度から16年度の実績とサービス利用の意向調査の結果に基づいた給付料の見込み等設計しております、この計画に基づいております。 歳出から説明いたします。 20ぺージ、1款総務費1項1目一般管理費7,752万5,000円の主なものは、職員7名の給料や職員手当等の人件費関係です。 需用費は、封筒や様式の印刷代であり、役務費は、保険証や更新申請や認定通知書の郵送料などであります。 委託料は、国民健康保険団体連合会への電算処理委託料及び介護保険事務処理システム運用改善業務委託料、また、平成18年度制度改革にかかわるシステム改修費用であります。 22ぺージ、2目連合会負担金43万9,000円は、山口県健康保険団体連合会に対する負担金です。 2項1目賦課徴収費267万9,000円は、第1号被保険者の保険料の賦課徴収に必要な納付書や督促状の印刷や郵送料です。 3項1目介護認定審査会費1,271万5,000円は、介護認定審査会業務の委員報酬や資料作成の用紙代とコピー代などの消耗品であります。 24ぺージ、2目認定調査費2,043万1,000円の主なものは、主治医意見書の手数料や訪問調査委託料であります。 次の保険給付費に移ります。2款1項1目介護サービス諸費33億1,273万円は、要介護1から要介護5と認定された方のホームヘルプなどの在宅サービス給付費、特別養護老人ホームなどの施設サービス給付費や介護計画作成費、福祉用具購入助成費、住宅改修助成費であります。 26ぺージ、2項1目介護支援サービス等諸費9,282万円は、介護認定が要支援と認定された方の在宅サービス給付費、介護計画作成費、福祉用具購入助成費と住宅改修助成費であります。 3項1目審査手数料は、介護給付費請求書(レセプト)の審査手数料であります。 27ぺージ、4項1目高額介護サービス給付費及び2目高額居宅支援サービス給付費は、利用者負担が一定の限度額を超えた場合の給付費であります。 3項1項1目財政安定化基金拠出金344万8,000円は、給付費が増大し、赤字決算となった場合に、借り入れ補てんできるように基金積み立てを行う拠出金で、国、県、市町村がそれぞれ3分の1の負担割合となっております。 4款諸支出金1項償還金及び還付加算金は、第1号被保険者の保険料の過誤納還付金、過賦課金、還付加算金及び給付費等の償還金であります。 30ぺージ、5款1項1目基金積立金333万7,000円は、第1号被保険者の保険料の平成16年度分の保険料の余剰金であり、介護給付費の準備基金として積み立てるものであります。 6款1項1目予備費は10万円を計上してあります。 7款公債費1項公債費1目元金214万円は、旧山陽町の介護保険電算システム整備事業の償還金で2目利子はその利子でございます。 続きまして、歳入です。 12ぺージ、1款1項1目第1号被保険者保険料5億8,080万9,000円は、被保険者数1万6,183人で、特別徴収については収納率100%、普通徴収については92%で算定しております。 2款1項1目総務手数料の主なものは、保険料の督促手数料であります。 3款1項1目介護給付費国庫負担金6億8,732万円は、介護給付費に対する20%の国の負担金であります。 2項1目調整交付金は、原則介護給付費の5%ですが、後期高齢者の割合などにより5.5%で算定しております。 2目介護保険事業費国庫補助金は、平成18年度の制度改正にかかわるシステム改修の補助金であります。 14ぺージ、4款1項支払基金交付金1目介護給付費交付金は、第2号被保険者の保険料であります。介護保険の負担割合につきましては、標準給付費の32%の負担割合となっております。 5款1項県負担金1目介護給付費県負担金4億2,957万5,000円は、介護給付費の12.5%の県の負担分であります。 2項県補助金は、介護サービス適正実施指導事業に対する県の補助金であります。 6款1項1目利子及び配当金は、介護給付費準備基金の利息であります。 7款1項一般会計繰入金1目介護給付費繰入金4億2,957万5,000円は、介護給付費の12.5%の市の負担金です。 16ぺージ、2目その他一般会計繰入金1億3,192万7,000円は、職員給与費及び事務費の繰入金です。また、歳入と歳出は同額でなければならないため、歳入については、事務費繰入金で調整しております。 2項1目介護給付費準備基金繰入金は、見込み以上の給付費の増大などにより、第1号被保険者の保険料収入が赤字の場合に、基金からの繰り入れをいたすものであります。 8款1項1目繰越金は、平成16年度の決算剰余金です。 9款諸収入1項は、第1号被保険者保険料に対する延滞金、加算金及び過料であります。 18ぺージ、2項1目預金利子は、介護保険特別会計の歳計現金に対する預金利子で、3項雑入は第三者納付金などであります。 以上、歳入歳出とも35億6,008万3,000円となりました。 慎重審査の結果、全員賛成で原案可決であります。 次に、議案第13号平成17年度山陽小野田市老人医療特別会計予算についてであります。 老人医療加入者は9,921人、旧小野田市6,365人、旧山陽町3,556人で、寝たきり、重度の障害者65歳から69歳までの方320人、旧小野田市213人、旧山陽町107人で、合計1万241人が対象です。 それでは、歳出から。 予算書16、17ぺージ、1款総務費1項1目一般管理費1,782万6,000円の主なものは、職員1名、嘱託職員1名分の職員給与費と各保険者に医療給付額等の通知を委託しております医療給付額等通知等の委託料483万円です。 次のぺージ、2款医療諸費1項86億3,640万円は、1目医療給付費84億6,000万円、2目医療費支給費1億4,400万円、3目審査手数料3,240万円で、平成16年度の旧小野田市、旧山陽町の決算見込み額を勘案したものです。 なお、この医療諸費は、予算全体の99.79%に相当します。 3款諸支出金2万円は、償還金等であります。 次のぺージ、4款予備費は10万円です。 次に、10、11ぺージ、1款支払基金交付金は、48億3,045万5,000円、内訳は、1節47億9,875万5,000円、2節3,170万円です。 2款国庫支出金1項は24億7,983万9,000円で、2項40万円は、医療費通知や医療費審査委託の医療費適正化事業費に対する補助金です。 3款県支出金1項は6億1,995万6,000円です。 次のぺージ、4款繰入金1項7億2,355万4,000円は、一般会計からの医療費への繰入れ6億3,032万7,000円と、給与職員の繰入等の9,322万7,000円です。 5款繰越金1項は10万円、6款諸収入合計5万2,000円は、延滞金、加算金や利子等を見込んだものです。 以上、歳入歳出も86億5,434万6,000円となります。 委員からの質問で、「医療給付費の関係で、山陽の方は高額であったが、合併して県内での位置づけはどれぐらいになるか」という問いに対しては、「医療費の金額は、旧小野田市1人当たり年間96万円、旧山陽町年間91万7,000円で、県内13市中トップで、全国でも上位に位置しています」とのことでした。 それから、この「医療費が下がれば国保料も下がるということですか」という問いに対しては、「医療費が半分になれば、保険料も半額になる」とのことでした。 慎重審査の結果、全員賛成で、原案可決となりました。 次に、議案第20号平成17年度山陽小野田市病院事業会計予算についてであります。 入院延べ患者数は小野田市民病院6万8,985人、山陽市民病院4万9,640人、両病院合せた入院患者数を11万8,625人であります。外来患者数は、小野田市民病院12万1,268人、山陽市民病院が7万8,080人とし、両病院合せた外来患者数を19万9,348人としております。 第3条からは、予算書20ぺージ、収益的収支の収入から説明いたします。 第1款病院事業収益は、小野田市民病院37億5,886万8,000円、山陽市民病院21億7,286万3,000円、両病院合せ59億3,173万1,000円であります。 第1目入院収益は、小野田市民病院が前年度当初予算より3,468万2,000円、1.6%減の21億59万4,000円を計上してあります。これは1日平均目標患者数を189人と設定し、年間入院患者数6万8,985人とし、1人1日当たりの単価を対前年費1,172円、3.7%減の3万450円であります。 また、山陽市民病院につきましては、前年度当初予算より1億4,385万2,000円、11.6%減の10億9,434万3,000円の計上をしております。これは1日平均目標患者数136人と設定し、年間入院患者4万9,640人とし、1人1日当たりの単価を対前年度比721円、3.2%減の2万2,046円としております。 以上により、両病院合せた入院収益は31億9,493万7,000円であります。 第2目外来収益は、小野田市民病院が前年度当初予算より6,393万1,000円、4.7%減の12億8,726万円であります。これは1日平均患者数497人と設定し、年間外来患者数12万1,268人として、1人1日当たりの単価を前年度比182円、1.7%減の1万615円としたためです。 山陽市民病院は、前年度当初予算より9,519万円、13.8%減の5億9,340万8,000円を計上しております。これは、1日平均患者数320人と設定し、年間外来患者数7万8,080人として、1人1日当たりの単価を前年度比853円、12.6%増の7,600円としております。 以上により両病院合せた外来収益は、18億8,066万8,000円であります。 第3目その他医業収益は、両病院合せて4億6,249万9,000円です。室料差額収益は、両病院合せて4,511万4,000円、公衆衛生活動収益は、両病院合せて6,968万8,000円、受託検査収益は、両病院合せて66万円、医療相談収益は、両病院合せて4,453万2,000円、その他医業収益は、両病院合せて6,460万8,000円であります。 また、一般会計からの補助金、負担金としては、第5節二次救急運営費補助金が両病院合せて300万7,000円、第6節救急医療負担金が両病院合せて2億3,117万9,000円、第7節保健衛生行政負担金が両病院合せて371万1,000円であります。 続きまして、21ぺージ、第2項医業外収益は、両病院合せて2億3,362万7,000円であります。第1目受取利息配当金は、預金利息分として両病院合せて1万5,000円としております。 第2目他会計補助金、これは研究研修費、共済追加費用、基礎年金拠出金公的負担金、児童手当特例給付にかかわる一般会計からの繰入金として両病院合せて9,079万3,000円であります。 第3目他会計繰入金、これは、企業債償還利息及び高度医療に要する経費にかかわる一般会計からの繰入金として両病院合せて1億2,044万9,000円としております。 第4目国県補助金は、国保病院に関して、国保調整交付金として山陽市民病院に100万円を計上しております。 第5目患者外昼食収益は、190万円を計上しており、第6目その他医業外収益は、両病院合せて1,947万円であります。 第3項特別利益第1目過年度損益修正益1億6,000万円を計上しておりますが、これは第5次病院事業経営健全化計画に基づいた特別の繰り入れです。 以上の結果、20ぺージの第1款病院事業収益は、両病院合せて59億3,173万1,000円であります。 続いて、22ぺージ、第1款病院事業費用は、両病院合せて57億7,064万円であります。第1目給与費は、小野田市民病院が前年度当初予算に比べ1億948万9,000円、5.9%減額の17億3,739万9,000円であります。これは、平成17年3月に給食業務の業務委託、退職者の不補充等による職員の減少、平成16年度予算作成時に比較して11名減ということです、による給与・手当の減額、定年退職予定者がないことによる退職金の減額等によるものです。 山陽市民病院につきましては、前年度当初予算に比べ1億1,454万7,000円、9.5%減額の10億8,624万円であります。これは、退職者の不補充や合併に伴う人事異動による人員減少等のため、平成16年度予算作成時比較で、5名減による給与、手当の減額、退職給与金の減額等のためです。 以上のことにより、両病院合せて28億2,363万9,000円であります。 次に、23ぺージ、第2目材料費は、小野田市民病院が前年度予算に比べ5,526万7,000円、4.6%減の11億4,762万9,000円であります。これは、主には、本年度から給食業務を外部委託したため、給食材料費が3,974万円の減額、注射用薬品が、16年度実績を勘案し、1,317万6,000円の減額となっております。 山陽市民病院については、前年度に比べ2,387万4,000円、4.5%減の5億375万4,000円であります。これは、主には患者数減による投薬薬品を2,531万4,000円減額したためであります。 以上により両病院合せて16億5,138万3,000円であります。 次に、第3目経費は、小野田市民病院が、前年度予算に比べ1億1,578万5,000円、26.8%増の5億4,762万6,000円であります。これは主には、修繕費で、CT用管球交換費用1,425万円の増額、委託料で給食業務8,894万8,000円、医事業務委託で2,066万4,000円の増額となっております。 山陽市民病院については、前年度に比べ156万円、0.6%増の2億7,779万3,000円であります。 以上により、両病院合せて8億2,541万9,000円であります。 次に、24ぺージ、第4目減価償却費は、小野田市民病院が前年度予算に比べ1,696万2,000円、8.7%減の1億7,754万6,000円といたしました。これは、平成8年度から平成10年度の間に整備した高額医療機器等が償却満了となったためであります。 山陽市民病院については、前年度に比べ73万5,000円、2.0%減の3,531万7,000円となっています。主な減額は、建物減価償却費の減によるものです。 以上により両病院合せて2億1,286万3,000円であります。 次に、第5目資産減耗費は、小野田市民病院が前年度予算に比べ19万1,000円、29.7%増の83万4,000円、山陽市民病院については、前年度と同額の70万円、これは生化学自動分析装置外医療機械等を除却するものです。 以上により両病院合せて153万4,000円であります。 次に、第6目研究研修費は、小野田市民病院が前年度と同額の950万円で、山陽市民病院については、前年度に比べ401万3,000円、43.7%減の517万円であります。 主なものは、医師謝金を賃金に組み替えたためであります。 以上により両病院合せて1,467万円であります。 次に25ぺージ、第2項医業外費用、第1目支払い利息は、小野田市民病院が前年度に比べ879万5,000円、11.7%減の6,658万5,000円であり、山陽市民病院については、前年度に比べ28万4,000円、0.7%減の3,902万8,000円としております。 以上により両病院合せて1億561万3,000円としております。 次に、第2目繰延勘定償却は、小野田市民病院の控除対象外消費税ですが、前年度に比べ471万円、51%減の452万9,000円としております。これは平成11年度に建設した医療職員官舎分の控除対象外消費税が、平成16年度ですべて償却されたためです。 山陽市民病院についてはありません。 次に、第3目患者外給食材料費は、小野田市民病院が前年度に比べ27万8,000円、21.4%減の102万2,000円としております。山陽市民病院についてはありません。 次に、第4目雑損失は、小野田市民病院、山陽市民病院とも前年度と同額で両病院合せて4,000円としております。 次に、第5目雑支出は小野田市民病院が前年度と同額の5,000万円としております。山陽市民病院については、本年度新たに費目を設けたため2,700万円としております。 以上により、両病院合せて7,700万円であります。 次に、第6目消費税は、小野田市民病院が前年度に比べ25万5,000円、7.4%増の370万円としております。 山陽市民病院については、前年度に比べ20万7,000円、7.7%増の290万円としております。 以上により両病院合せて660万円としております。 次に、第7目退職給与金負担金は、小野田市民病院には退職者がなく、ゼロです。山陽市民病院については、過去に病院事業職員として在籍した4人の職員の在職期間分の退職金を病院が負担するための費目で、本年度新たに費目を設けたため、皆増の3,186万4,000円です。 以上により、両病院合せて3,186万4,000円です。 次に、26ぺージ、第3項特別損失、第1目特別損失は、未収金のうち不納欠損処理分で、小野田市民病院が前年度と同額の700万円で、山陽市民病院についても前年度と同額の200万円としております。 以上により両病院合せて900万円です。 次に、第4項予備費第1目予備費は、小野田市民病院が前年度と同額の500万円です。山陽市民病院については、本年度新たに費用を設けたため、皆増の50万円です。以上により両病院合せて550万円です。 以上により病院事業費用は、両病院合せて57億7,064万円であります。 次に、27ぺージ、第4条予算で、資本的収入及び支出であります。まず資本的収入、第1款資本的収入第1項企業債第1目企業債は、小野田市民病院が前年度に比べ4,600万円、92%増の9,600万円であります。 山陽市民病院については、前年度に比べ750万円、83.3%増の1,650万円としております。 以上により、両病院合せて1億1,250万円です。寝台昇降エックス線テレビシステム、血液自動分析装置外の医療機器購入の財源となるものであります。 次に、第2項他会計負担金第1目他会計負担金は、小野田市民病院が前年度に比べ777万円、5.0%減の1億4,796万9,000円であります。 山陽市民病院については、前年度に比べ92万9,000円、4.2%増の2,308万1,000円としております。 以上により両病院合せて1億7,105万円で、主には企業債償還金に対する一般会計の負担金であります。 次に、第3項補助金第1目国・県補助金は、小野田市民病院が、医療施設設備等整備費補助金として寝台昇降エックス線テレビシステムの整備費のため前年度に比べ皆増の1,050万円、山陽市民病院については、国保診療施設の医療器械整備費として前年度に比べ87万5,000円、25%減の262万5,000円としております。 以上により両病院合せて1,312万5,000円です。 次に、第4項寄付金第1目寄付金は、山陽市民病院のみ1,000円の予算枠取りであります。 以上により資本的収入は2億9,667万6,000円となります。 次に、28ぺージ、資本的支出第1款資本的支出第1項建設改良費第1目建物改築費は、小野田市民病院、山陽市民病院ともに病棟等の改造費で、両病院合計で1,000万円です。 次に、第2目器械及び備品費では、小野田市民病院が前年度と比べ5,300万円、88.3%増の1億1,300万円としております。山陽市民病院については、前年度に比べ550万1,000円、39.3%増の1,950万1,000円としております。以上により両病院合せて1億3,250万1,000円です。主な医療器機等は、寝台昇降エックス線テレビシステム、血液自動分析装置、適時適温給食実施のための温冷配膳車等です。 次に、第2項企業債償還金第1目企業債償還金では、小野田市民病院が前年度と比べ1,027万6,000円、4.5%減の2億1,583万4,000円としております。山陽市民病院については、前年度に比べ148万7,000円、4.8%増の3,219万円としております。 以上により両病院合せて2億4,802万4,000円です。 以上により資本的支出は3億9,052万5,000円となります。この結果、資本的収入が資本的支出に不足する額9,384万9,000円は、当年度分損益勘定留保資金で補てんすることとしております。 次に、予算書2ぺージの予算第5条企業債でありますが、起債の目的、限度額、起債の方法、リース、償還の方法等、予算書に書いてあるとおりであります。 次に、第6条一時借入金の限度額は、両病院合せて19億円としております。小野田市民病院が3億円、山陽市民病院が16億円です。 次に、第7条議会の議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費28億2,363万9,000円を予定しております。また、交際費として95万円を予定しております。 次に、第8条欠損金の処理につきましては、本年度累積欠損金34億1,322万2,000円を次年度に繰り越すものであります。 次に、第9条棚卸資産購入限度額については、貯蔵品等の購入額を両病院合せて16億1,000万円に定めるものであります。 次に、第10条重要な資産の取得は、資産購入額2,000万円以上の寝台昇降エックス線テレビシステム一式を予定しております。 病院が二つありまして、会計では一本になっておりますが、それぞれの病院ということで説明がちょっと複雑になりまして申しわけありませんでした。 質疑の中で、「入院外来収入患者数について昨年度と本年度でどのぐらいの差があるのか」という質問に対しては、「16年度の決算を調整中なので確定数ではありませんが、16年度入院患者数4万5,179人、17年度4万9,640人ということで若干ふやしている。これは、第5次の経営健全化計画に若干あわせる形で予算を組んでいる」とのことでありました。 「整形と脳外科の先生がやめられると聞いたが、患者数が減ることはないか」という問いに対しては、「1名は開業、1名は異動ということで予想できなったことで、山大にお願いしたが、当面来ていただけない状況です。」「脳外科は週1回月曜日の午後非常勤の医師を7月から派遣してもらっている。」「今後、インターネットの活用や近県の大学の医学部や医科大学などを市長、院長、次長などスタッフでお願いして回るなど、いろいろと手を尽くし、医師確保に努めたい」とのことでした。 「1億6,000万円の黒字と計上されているが、予算は目標じゃない、ちゃんとできるか」との問いに対して、「16年度の患者さんは、いろいろな要因で減少したが、15年度に近づけるという意味もあり、16年度より若干膨らませたという形になった」とのことです。 「1億6,000万は一般会計からの繰り入れですが、これについてどのように考えておられるか」という質問に対しては、「これまでの実績をどう見るのか、今後の展望をどう見るのか、非常に難しい問題でありますが、努力します」ということでした。 「人件費で、小野田市民病院より山陽市民病院が高いのは」との問いに対して、「山陽市民病院の方は、患者数が減って収益が減ってきておりますので、人件費比率が上るという状態です。今後、職員の適正配置を含めて、経費の徹底的な見直しを行っていきたい」とのことでした。 その他いろいろ意見もありましたが、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決いたしました。 次に、意見書案第4号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の提出についてでありますが、これについては、現在の制度が悪用されているというような状況にあり、種々問題が起きているので、国に対して早期見直しをするよう意見書を提出したいということで、慎重審査の結果、全員賛成で可決いたしました。 以上でございます。議員各位の慎重な御審査をお願いいたします。(平田 武君降壇) ○議長(相本繁夫君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第8号平成17年度山陽小野田市訪問看護ステーション事業特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 訪問看護ステーション、小野田にはなかった事業なんですが、このことは、どうなんでしょうか。事業内容とかいうことは、話し合いが出たのでしょうか。どのような事業をしているのか、御存じでしょうか。教えていただきたいと思いますが。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 質問者については、ずっと傍聴しておられたので御存じと思うんですが、そのとき訪問看護利用者が33名でそれのための業務、居宅介護支援事業者が35名で、そのための業務をしているということでございました。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) じゃこれは今、山陽地区のみなんですが、小野田地区の方の対象とか、そういうことは別に話し合われませんでしたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) おっしゃるとおり、山陽地区だけでしたので、小野田地区については出ませんでした。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) これからのこの事業の小野田地区へ対するそういうことは別に来年度からの予算とか、そういうことは話し合われませんでしたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) そのことについては話し合われませんでしたし、山陽地区につきましても、今後病院の改革等についての中で一緒に検討していくということでございました。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第8号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第11号平成17年度山陽小野田市国民健康保険特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) これも私傍聴しておりませんので、質問させていただきます。 国民保険料は、山陽地区と小野田地区では違いがあったんですが、このことについてはどうなってますか。 それと、県内では一応11番目ていうことをお伺いしましたが、合併して、旧小野田市、旧山陽町は上ったのか下がったのか、その辺を、保険料ですね。お伺いしたいと思います。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 保険料は、御指摘のように、旧山陽町、旧小野田市の方で調整がありまして、旧小野田市の方は平均して1,065円の増額、旧山陽町の方については6,600円の減額ということであります。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) これで同一になったわけなんでしょうね。それはいいんですけど、先ほど言いましたけど、合併して11番目ということでしたんだけど、旧小野田市としては上ったのでしょうか。旧山陽町としてはその辺をちょっとお伺いしたいんですが。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) ですから、今申しましたように、種々の努力により旧山陽町は6,600円ぐらい減額になるということですね。それから、旧小野田市の方は上るということでございます。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第11号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第12号平成17年度山陽小野田市介護保険特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第12号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第13号平成17年度山陽小野田市老人医療特別会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第13号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議はありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第20号平成17年度山陽小野田市病院事業会計予算について質疑を行います。御質疑はありませんか。河村議員。 ◆議員(河村雅伸君) 委員長にちょっとお尋ねいたします。 細かいことにちょっとなるんですけれども、予算書の20ぺージなんですけれども、その他医業収益の中の救急医療負担金が小野田市民病院に約8,800万、山陽市民病院の方に1億4,200万という5,000万近い差があるんですけれども、そのあたりはどういうふうな理由でそういうふうになってるのか、お尋ねします。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) そこについては質問が出ませんでしたのでやっておりません。 ○議長(相本繁夫君) 河村議員。 ◆議員(河村雅伸君) それと、職員のところなんですけれども、小野田市民病院側と山陽市民病院を比べると山陽市民病院の方はその他の職員というのがおられるんですけれども、その他の職員というのはどういう職員なのか、出ましたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) その他の職員についての質問もありませんでした。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 山陽市民病院の方は、改善計画に入ってるわけなんですけど、この改善点についてのこの予算書の中でどのような点を重点的に予算を組まれたかは話は出ましたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 改善点というより、5カ年の計画の中で上げてあります目標値に沿って計上されたというふうな説明がありました。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。中坪議員。 ◆議員(中坪智君) 施政方針の中に病院事業については、市民病院将来構想検討委員会を設置しということが書いてあります。 今回のこの予算に、先ほど委員長報告にもありましたが、「山陽市民病院の脳外科が廃止された」ように今報告されましたが、そういうのがあったかないか、質問があったでしょうか、お聞きしたいと。あればどういう答弁があったか、お聞きしたいと思います。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 医師のいわゆる辞職ていいますか、やめられたって先ほど報告したと思うんですが、脳外科の先生については退職されたので、山大の方から週に1回ほど月曜日の午後ですが、臨時職員として来ていただいているということで、これから医師の確保については市長を初めスタッフで最大限努力して、計画に支障のないように努めたいという答弁はありました。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第20号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長の報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 意見書案第4号住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求める意見書の提出について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより意見書案第4号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第5議案第10号・第15号・第16号・第18号・第19号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第5、議案第10号平成17年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算について、議案第15号平成17年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算について、議案第16号平成17年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算について、議案第18号平成17年度山陽小野田市水道事業会計予算について及び議案第19号平成17年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算について、以上、議案計5件を一括議題といたします。 本件に対し建設常任委員長の報告を求めます。氏永委員長。(氏永創三郎君登壇) ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) おはようございます。それでは、建設委員長としての報告をさせていただきます。 まず、21日に建設委員会を全員出席、途中退席なさった方もいらっしゃったんですが、それに先立ち、20日に建設担当部署について、旧山陽町と旧小野田市、どちらも1日かけて、午前中、旧山陽町、午後、旧小野田市ということで現地を視察させていただきました。 それで、私どもに付託されました議案10号、15号、16号、18号、19号、5件について、ただいまから委員長報告をさせていただきたいと思います。 最初の議案10号は、平成17年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算についてですが、この予算は、総額5,117万円とするものでございまして、余り特徴はないんですが、これ一般管理費なんかが710万1,000円を計上して、そのうちの委託料が426万9,000円と。それから、これの委託先がF.D.Kライフテックという会社に委託してあるということでございます。 3款の公債費については、償還金が1,768万6,000円と、予備費より償還に早めるために2,108万8,000円を加えた3,877万4,000円が償還されるというものでございます。その利息として479万5,000円を支払おうとするものです。歳出はこれで合計5,117万円です。 次に歳入でございますが、歳入はぺージが10、11ぺージ、駐車場の使用料2,700万円、繰越金2,400万円、自販機の売上代が17万円、合計5,117万円となる次第でございます。 それで、その審議の中で、「駐車場台数は」「昨年度3万5,000台、料金は2,692万円あったので、今年度は2,700万を組んだ」ということでございます。 それから、「予備費があって繰上償還をしたんですが、来年度以降はどうなるのか」という質問で、「繰越金がないので、来年度以降なくなれば予定どおりの償還にする」ということでございます。 「利息について」は、「4回ほどこの分を借りておるんですが、2%、2.1%、1.9%、1.8%、それぞれ利息がわずかですが違っておる」ということの説明でございました。 審議の結果、全員賛成可決いたしましたので御報告申し上げます。 それから次は、議案15号平成17年度の山陽小野田市の下水道事業特別会計でございます。今年度の主な工事で、その前にこの事業の総額は39億5,034万円となります。主な事業は、汚水管施設の延長ですね。これを5,530m、整備区域面積を22.42haを追加するというものです。17年度末にこれが終わった後、合計しますと整備面積が802.19ha、処理区域の人口が2万8,107人、普及率が小野田、山陽合せて41.7%。それで、ちなみに、小野田の方は2万684人が利用して普及率は46.1%、山陽地区は7,423人が利用し、普及率は33.0%となる予定でございます。 それでは、詳細について御報告申し上げます。 ぺージ20、21の1款1項2目の施設管理費2億6,056万8,000円ですが、その主なものは、ぺージ22、23ぺージの13節委託料で若沖水処理センターと山陽水処理センターの維持管理委託料1億7,936万3,000円です。 25ぺージ、3目水質管理費13節の委託料277万6,000円は、放流水の水質の検査をいたすもので、4目下水道建設費14億1,690万8,000円の主なものの27ぺージ、13節委託料、次年度以降に工事を行うために調査設計委託料1億1,910万円と、山陽地区の日本下水道事業センターに委託をする1億3,317万円です。15節の工事請負費9億5,550万円は先ほど言いました市内一円の汚水管施行延長5,530m、整備面積が22.42haを行う工事費です。 それから、このうちの補助事業費が5億3,000万円、単独事業費が4億2,550万円です。 次に、2款1項1目公債費、元金償還は14億5,424万3,000円、2目利息の支払いは7億2,639万2,000円の予定です。 平成16年度末までの下水道事業建設債券の残高は、ぺージ36ぺージのとおり、212億1,497万1,000円です。 次に、歳入を申し上げます。 予算書12、13ページ、2款1項1目の下水道使用料4億1,409万5,000円を計上しております。3款1項1目下水道事業費国庫補助金は4億7,319万1,000円を、そのうちまちづくり交付金として平原地区の整備費に4,320万円を計上しております。 平原団地ちゅうのは、小野田市の平原団地ですよ。昔のひばりケ丘って言いよったあの辺です。 それから、4款1項1目一般会計繰入金は7億8,930万5,000円、2目の下水道事業費繰入金4億6,090万3,000円の合計12億5,020万8,000円を計上しております。 7款市債1項1目下水道事業債として8億100万円を2目の資本費平準化債4億9,500万円と3目高資本費対策借換債4億5,820万円で、合計17億5,420万円の計上です。 一応、この下水道事業については、以上のとおりでございます。 質疑の中で、「公共下水道と合併処理槽の経費の優劣を比較検討して、将来的にどうするのかを検討してもらいたい」という質問が出ました。 それから、ページ22ページのことなんですが、「水質管理費として2,389万2,000円のうち、人件費が2,000万円計上と、そうすると委託料で残り277万6,000円があるんですが、全部これを外部委託した方が安くつくんじゃないか」という質問が出ましたので、執行部からは、「今後はその辺も検討してみよう」ということでございました。 その質疑が終了しまして、審議の結果、全員異議なく賛成可決といたしました。 次に、議案第16号平成17年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。 これは歳入歳出とも8,201万円とするものでございます。 農業集落事業は、小野田地区では小野田西地区、それと仁保の上地区、それから山陽地区では福田地区というのがありまして、合計3カ所でございます。それぞれの計画戸数は、小野田西地区が519戸、仁保の上地区が56戸、福田地区が89戸、合計664戸です。そのうち水洗化済みの戸数は、合計しますと582戸となっております。 それでは、予算書の説明をいたします。 予算書16、17ページ、1款1項1目農業集落排水事業一般管理費1,999万5,000円、それと2款1項公債費6,815万6,000円を計上しております。 次に、歳入は12、13ページ、1款1項1目農業集落排水使用料2,355万8,000円、2款1項1目一般会計繰入金5,483万6,000円、5款市債970万円を予定しております。 それで、審議の中で、「福田地区というところの農業集落排水の使用料が特別扱いされて、1世帯当たり1戸ですね、1,942円50銭、1人当たり388円50銭と計算されているが、他地区のことと公平にすべきじゃないか」という質問があり、「次期改定時には値上げも考えなくちゃならない」という答えがございました。このコンマ5というのは、消費税が入ってこういうふうになったんだということですが、委員会としても非常に難しいんじゃないかと、こういう特定なところが特別扱いを受けるというのは難しいんじゃないと思います。 それから、「農業集落排水事業は費用対効果も考えると、今後進めるのは難しいんじゃないか」ということで、執行部からも「今後はちょっと考えない」ということでございました。 以上の結果、全員異議なく賛成といたしました。 それから、引き続きまして、議案第18号平成17年度山陽小野田市水道事業会計予算の説明をいたします。 その前に、厚東川ダムの現況については、節水時には46%まで減少したが、現在はほぼ90%になっているんじゃないかと思います。 小野田市の水道の今給水戸数は2万6,920戸、給水人口6万7,330人、年間上水配水量、これが1,017万8,000トン、それから年間有収水量、これが886万5,000トン、有収率87.1%。 水道事業会計は23億3,034万8,000円とするもので、主なものは、配水管施設の改良や機器の整備事業、また配水管路の改良や延長等が主なものです。 それでは、予算書に沿って説明申し上げます。 まず、1ページ、第2条の業務予定量のうち、年間給水量については、小野田地区624万5,700トン、山陽地区簡易水道分も含めて261万9,300トン、計886万5,000トンです。 それから、1ページの第3条の──その前に、ちょっとこれだけ言うておきましょう。職員が旧小野田地区44人、それから旧山陽地区21名、合計65名です。内容は、上水に55名、工水に9名、それから簡易水道分に1名、計65名。だから、トータルで合いますわね、65名でございます。 それでは、1ページの第3条の収益的収入及び支出の収入については、簡易水道分も含め、水道料金16億5,320万円を見込み、総額17億3,407万5,000円を予定しております。 一方、支出については、簡易水道分2,384万円を含んで、総額17億2,152万8,000円の予定でございます。 以上の結果、収入支出で647万3,000円の利益が生じるんですが、これは消費税抜きでございまして、消費税を入れると1,254万7,000円の利益が出ます。しかし、抜きにすると647万3,000円で、繰越金分を入れて844万2,000円になります。 それでは、2ページの第4条の資本的収入及び支出の収入について、企業債、工事分担金、他会計補助分で総額8,757万8,000円を予定しております。これに対する支出については、建設改良費、簡易水道分を含んで企業債償還などで総額6億882万円の予定となっております。以上の結果、5億2,124万2,000円を収入不足が生じますが、損益勘定留保資金ほか内部留保資金で全額補てんする予定となっております。 それから、3ページの第5条は、合併を機に更新した料金徴収システム賃借料について限度額6,788万5,000円、老朽化のため更新した水質検査機器の賃借料について限度額1,323万円で、ともに平成21年度までの期限で5年計画──5年契約ということですね、債務負担行為を設定する予定でございます。 第6条の起債限度額は1,700万円で、借入利率は4%ちょうどでございます。 第7条の一時借入金の限度額は2億円で、第8条、予定支出の経費の金額は流用できる各項についての設定でございます。 4ページの第9条、流用禁止課目の職員給与費は5億4,109万1,000円で、交際費は50万円を予定しております。 第10条の他会計からの補助金は、一般会計から3,182万9,000円、工業用水道事業会計から270万8,000円の予定となっています。 第11条のたな卸資産の購入限度額は2,011万3,000円の予定でございます。 質疑の中で、「検針はどうなっているのか」との質問で、「小野田は嘱託職員がやり、山陽地区は関野工務店というのがやっておる」と。これに対して、「ぐあいが悪いんじゃないか」という質問がありまして、「将来は嘱託職員で考えたい」ということでございます。 それから、「滞納状況はどうか」ということで、「小野田地区は収納率が98%で、未納残が300万ぐらい、それから山陽地区は収納率が99%」、この辺がちょっと私らもわからんのですが、今までの未納の累積が2,000万円あるんじゃないかと、二、三千万円、累積がですよ。ここにやっぱりさっきもありましたが、「水道料金の時効というのはどねえなるんか」ということでしたが、そのときに「裁判所の最近の判例では2年となった。しかし、地方自治法では10年となっておるので、山口県全体でこの問題にどう対処するのか考えていきたい」という返事でございました。 それから4番目ですが、石綿管ですね、「今、例の石綿管を使っているのはどういう状況か」ということでしたが、「小野田地区では本山地区で約800m、それから山陽地区は5,200mを使っている。しかし、この水道管は内部がコーティングしてあるので、今のはやりの中皮種や健康被害には一応水道局としては無害であると考えておる。しかし、できるだけ早く取りかえよう」ということでございます。 もう一つ、「水源涵養林についてどうか」ということで、「面積は現在14ha、投資金額が2,500万円を投資している」ということでございます。 それで審議の結果、全員異議なく賛成といたしました。 それから最後ですが、19号平成17年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算の説明でございます。 工業用水道事業会計は、3億5,903万円を予定するもので、主なものは送水管の改良事業です。これは小野田地区だけで西部石油、日産化学、田辺製薬、この3社だけが使っているもので、これは全部契約水量ですので取りはぐれるとかいうことはございません。それで、この利益も一応1,013万の利益が出て、税抜きで考えると425万9,000円となって、この未処分利益金が合計518万円となる予定でございます。これは今、小野田地区の3社だけで全部契約水量ですから、職員も9名で給与費として7,925万2,000円を予定しているということでございます。 これについては、余り質問もございませんので、一応全員審議の結果、異議なく賛成といたしました。 以上のとおりでございます。 それでは、審議のほどよろしくお願いいたします。(氏永創三郎君降壇) ○議長(相本繁夫君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第10号平成17年度山陽小野田市駐車場事業特別会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第10号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告とおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第15号平成17年度山陽小野田市下水道事業特別会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。好川議員。 ◆議員(好川桂司君) 委員長に御質問いたします。 先ほど御報告の中にもありましたとおり、合併処理槽との経費との比較という話がありました。農業集落排水のことも含めて、そのあたりの答弁についてはどのような答弁だったんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) では、答弁させていただきます。 農業集落排水、公共下水道、それと合併処理槽、下水の処理には3つの方法があるんですが、農業集落排水は短い範囲で──小さい範囲で起債でやりますので、一般会計からの補助がどうしても必要だと。しかし、その地区はどちらかといえば農業地域でございますので、農業者もこれは農林水産省の方の助成で補助して、文化的な生活を送るというので、これができたわけでございますので、農業者にとっては大変いいんですが、田舎にもそういうことをやるので、一般会計からの補助金が必要になってくるという考えでございます。 それから、今の合併処理槽と公共下水についても、単価で計算しますと、短期的には合併処理槽の方がうんと安うございます。それで、質問の中では、「合併処理槽をやるのはいいが、維持管理にだれが責任を持つのか」と。今までにおいては、宇部の環境衛生課、県の担当ですね、県の担当ということですが、漏れが非常にあるということで、その責任をだれがどう負うのかと。極端なことを言いますと、合併処理槽をつけて何年も、年に1回の検査ということが義務づけられておるんですが、やらなかった場合にはどねえなるのか、やらなかった場合は今までは料金徴収にもいかないし、何となく汚水が垂れ流しになると。そのことをきちっと維持管理をするシステムがなってないじゃないかということで、今までもそういう問題が出たと思います。 公共下水は、その点一番安全、確実なんですが、大変な予算が必要になる。地下4mか5mを長い距離掘削して配管していかんにゃならないということで、これも先ほどありました公共下水道の事業債として220億円、230億円の公債費を発行しているわけでございますね。それを考えると、早く安い方向で一番した方がいいんじゃないと。ということは、合併処理槽も検査体制をきちっとしたらいいんじゃないかと。 私どもが個人的な理由ですが、私どもが四国に視察に行ったときは、地区ごとに管理組合ができて、その管理組合がきちっとしていた。あなたのところは何月何日に検査しなきゃいけませんよと、やってくださいよと、それを皆チェックしている。チェックしているからきちっと毎年全部が管理できた。 ところが、小野田はそのことが全然できていない。ただ、責任はあれは宇部の保健所ですよということで、その辺がやっぱりその辺の管理がきちっとできたら、私は合併処理槽もこれからは田舎に行くほど建設費が高うつきますから、その辺もいいんじゃないかと思うんですが、執行部からは毎年検討してみよう、検討してみようとずっと検討し放しでございます。 以上のとおりでございます。 ○議長(相本繁夫君) 好川議員。 ◆議員(好川桂司君) 先ほど農業集落排水については、委員長の報告がありましたとき、「今後は考えない」という報告、であったかと思いますから、これ以上対象地域を広げるということはもうないというふうに私は聞き取ったんですけれども、まずはそれでよかったのかどうなのか。 それから、今最後におっしゃったように、公共下水道の方ですね、そちらの方の投資の方、非常に費用がかかるわけですから、合併処理槽に変えていった方がいいというか、そちらの普及の方に力を注ぐべきだというふうに毎年言われておるわけで、それについても執行部の方の答弁は、おっしゃるように毎年のようにそういう前向きに検討はしましょうということで、それで一歩進んだのかなというふうに思ってあえて質問をさせていただいたんですけども、あいかわらずの答弁だったというふうに解釈してよろしいんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) 「農業集落排水は、もうしない」と、今小野田市内3地区あるんですが、3地区以外にする予定はありませんということです。 それから、今の質問で公共下水と合併処理槽ということは、市長もそのときに熱心に聞かれて検討を約束すると、何か市長もうなずかれたと思うんですよね。だから、今度は少し変わるかもしれませんから、御期待をお願い申し上げます。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第15号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第16号平成17年度山陽小野田市農業集落排水事業特別会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第16号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第18号平成17年度山陽小野田市水道事業会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。好川議員。 ◆議員(好川桂司君) 簡易水道の今後の展望についてお話が出ましたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) 具体的に簡易水道を今後やるという話はございませんが、ただ先ほど申しましたように料金体系で公平性がないということで、その辺を公平にしたらどうかということがありまして、執行部では料金改定の折には、その辺も含めて改定したいという話はございました。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第18号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第19号平成17年度山陽小野田市工業用水道事業会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第19号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。 では、休憩いたします。────────────午前11時59分休憩午後 1時00分再開──────────── ○議長(相本繁夫君) これより午後の会議を開きます。 午前中に引き続き、会議を続行いたします。──────────── △日程第6議案第14号・第17号・第22号~24号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第6、議案第14号平成17年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算について、議案第17号平成17年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算について、議案第22号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第24号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3件、以上議案計5件を一括議題といたします。 本件に対し、産業経済常任委員長の報告を求めます。平中委員長。(平中政明君登壇) ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 産業経済常任委員会より5件一括御報告を申し上げます。 去る6月28日、本会議において、議長から当産業経済常任委員会に付託をされました議案第14号、議案第17号、議案第22号、議案第23号、議案第24号について、7月20日、議案第17号につきましては、議員9名のうち8名出席、1名欠席のもと、ほかは全員出席でありました。 委員会を開催し、慎重審議いたしましたので、その結果と概要を御報告申し上げます。 まず、平成17年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算は、歳入歳出とも1,777万5,000円となっております。 まず、歳出から御報告申し上げます。 予算書12ページ、1款卸売市場費1項1目市場管理費は、市場管理業務費及び小野田中央青果運営助成金として1,496万4,000円を計上しております。 次に、2款予備費1項1目予備費は5万円を計上しております。 次に、予算書14ページ、3款公債費は、地方卸売市場事業債の元金及び利子の償還金で、276万1,000円を計上しております。なお、平成17年度末未償還元金は505万1,000円となっております。 次に、歳入に行きます。 予算書10ページ、1款使用料及び手数料1項1目市場使用料は、5店舗分の市場財産使用料として148万9,000円。 2款繰入金1項1目一般会計繰入金は、一般会計から繰入金として1,507万円を。 3款諸収入1項雑入1目雑入は、業者が使用する光熱水費負担金が主なもので、111万6,000円を計上しております。 それでは、委員からの主な質疑について御報告申し上げます。 「昨年度の決算は黒字ですか赤字ですか」との質問に対して、「卸売市場会計は黒字になっておりますが、累積赤字が2,400万円ありますので、これに対する助成ということで500万円を助成しております。平成15年度が12万8,000円の黒字です。昨年が5万3,000円の黒字です」との答弁がなされております。 「小野田中央青果の大体何%ぐらいを扱っているのか」。それと「1日当たりの売り上げは大体どのくらいか」という質問に対し、「青果については約3割ぐらい扱っていると聞いております。売り上げにつきましては、月で申しますと2,700万円ですから、25で割ると1日100万円です」との答弁がされております。 慎重審議の結果、全員異議なく原案可決をされました。 続きまして、議案第17号平成17年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計についてでありますが、議案第17号の審議に際しまして、参考資料として、1、平成17年度山陽オート開催日数、2、平成17年度売上状況、3、平成16年度車券売上額及び入場者数等集計表、4、オートレースの構造改革について報告、及び啓発チラシの提出があり、説明を受けております。 平成17年度の開催日数については、本場開催は56日、受諾場外発売は253日、総開催日数は309日の予定であります。また、平成17年4月から7月11日時点までの車券売上状況は、ほぼ計画どおりという説明を受けております。 なお、オートレース構造改革については、関係資料を事務局に備えてありますので、御参照いただきいと思います。 それでは、歳出から主なものを説明をいたします。 1款競走事業費1項1目一般管理費の2節から4節は、職員の給与関係経費でありますが、経営改善を図る一環として職員12名体制から9名体制への減員を行っております。 2項事業費1目事務費は9億2,890万2,000円で、7節賃金は4億2,662万円を計上しておりますが、退職金制度廃止に伴う退職金の精算額が計上されております。13節委託料は3億4,373万2,000円で、本場開催56日に要する委託料であります。19節負担金補助金及び交付金の日動振交付金5,818万7,000円は、3号交付金の計上であります。1号交付金及び2号交付金については、猶予していただくことになっております。 5目賞典費は7億2,807万7,000円で、GⅠ、15日、GⅡ、5日、普通開催36日に要する選手賞金、手当額7億2,779万7,000円が主なものであります。 10目特別発売費は、13億9,261万4,000円を計上しております。場外発売をお願いする場合の他場への経費と場外を受託する際の必要経費であります。場外発売においては、他場で71億4,640万円を発売していただく予定であります。 次に、歳入でありますが、1款競走事業収入1項1目入場料収入は、通常開催1日2,600人、ビックレース3,000人を見込み、合計で2,656万円を計上しております。 2目勝車投票券発売収入は、GⅠレースで20億700万円、GⅡレースで16億2,000万円、通常開催では本場分4,700万円、電話投票分1,300万円、飯塚場外分2,650万円など、また返還金1億円を見込み、117億3,740万円を計上しております。 2項事業外収入1目諸収入では、公営企業金融公庫還付金1億5,475万8,000円、照明設備助成金1,000万円は、開発センターからの助成であります。場外発売事務協力収入5億3,877万円は、受託場外発売253日分の売上見込みに対する他場からの収入であります。 2款繰越金は10万円を計上しております。 3款諸収入2項雑入は、収入欠陥補てん収入として10億3,300万円を計上しております。 以上、本年度の予算は歳入歳出とも135億6,778万2,000円を計上しております。 それでは、委員から主な質問に対して、報告をいたします。 「場外発売収入の受託率について正確に教えてほしい」という質問に対し、「SG、GⅠについては売上げの14%、GⅡ、通常開催については売上げの16%、ただし船橋場につきましては、SG、GⅠが15%、GⅡ、普通開催が16%、それから川口場につきましては、場外をお願いする場合は今のところの従前どおりのやり方で、売上げの4.2%です」との答弁がなされております。 「普通開催で8,700万円が予定をされているが、その中の内訳が本場4,700万円、電話投票が1,300万円、場外発売が2,650万円との報告があったけど、肝心なところ本場の4,700万円がうまいぐあいにいっているか」との質問に対し、「本場開催4,700万円は、今現在でその数字より若干オーバーしている状況です」との答弁がされております。 「委託の形態でありますが、例えば競争入札をしているところがあるのかないのか、この業務についてはあそこしかできないというケース・バイ・ケースがあろうと思うが」との質問に対し、「基本的には競争入札できるものはそういうふうに考えておりますけど、実際の問題として随意といいますか、業者が決まってくるケースが多いです」、「例えば、選手宿舎管理委託料、競走会業務委託料、これについては相手方は競走会、それから出走表につきましては、相見積もりをとってできるだけ安いところでやるようにしておりますが、若干専門的な部分、例えば出走表の配達を明日中にやればよいとか、何時間のうちにやればいいというものではありません。刷り終わったら直ちに所定の場所に持っていくなり、時間どおりに印刷をしてもらうなり、まして誤字脱字があるとお客さんに説明がつかない部分がございますので、業者の選定につきましては、その辺も踏まえてやらせていただきたいと思っております」。「センター業務では、富士通の機械が入っておりますので、機械に関する部分につきましては、そのメーカーの保守でないと難しい面がございます」との答弁がされております。 13節の委託料でありますが、「競走会業務委託料ですが、飯塚の競走会と一緒になったということで、昨年に比べて委託料が減ったと思うが」との質問に対し、「競走会への競走の実施に関する委託料につきましては、2億1,200万円でございます。ちなみに、昨年は3億7,500万円で予算計上させていただいております」との答弁がされております。 25ページの「場外発売事務協力費をもう少し詳しく説明してほしい」との質問に対し、「場外発売事務協力費ですが、山陽場の56日開催について、他場の場外発売を延べ157日程度お願いする予定であり、その場外発売額を71億4,640万円と見込んでおり、それに対する委託料相当額として川口場を省き、場外売上額の14%もしくは16%相当額を受託場外に支払うものであります」との答弁がされております。 慎重審議の結果、全員異議なく原案可決をいたしております。 続きまして、議案第22号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、厚生労働省においては、障害等級等が見直されたことに伴い、地方公務員災害補償法が改正され、さらに非常勤消防団員等にかかわる損害補償の基準が定める政令の一部も改正されたことにより改正するもので、同改正の主な内容は、別表第2、第3の傷病補償表及び障害補償表にある障害の等級の改正並びに同別表中の用語を整理したもので、適用については平成16年7月1日となっております。 慎重審議の結果、原案どおり可決をしております。 次に、議案第23号山陽小野田市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について、これは消防団員の処遇改善のため、退職報償金の一部を引き上げるもので、同改正により勤続年数が10年以上25年未満で、班長から分団長の階級にある団員の退職報償金を一律2,000円、月にして0.4%から0.8%の範囲で引き上げるもので、平成17年4月1日の適用となっております。 慎重審議の結果、原案どおり可決をしております。 次に、議案第24号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、これは平成16年6月、消防法及び関連する政省令の一部が改正されたことに伴い改正するもので、改正内容の1点目は、燃料電池発電設備に関する位置、構造及び管理の基準に関する規定を追加するもので、第2点目は、住宅火災による高齢者等の死者の増加を防ぐため、一般住宅に対する住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準を新たに定めるもので、これにより新築住宅については平成18年6月1日から、既存住宅は平成23年6月1日までに同機器の設置が必要となり、第3点目は、指定数量未満の危険物及び指定可燃物等の取り扱いに関する基準の改正並びにごみ固形化燃料などの再生資源燃料を指定可燃物に追加したもので、これは平成17年12月1日から施行となります。 委員より主な質疑を御報告いたします。 「住宅用防災基準設備に関することでございますが、新築住宅については平成18年6月1日、既存住宅については平成23年6月1日まで設置するということでありますが、既存住宅に住んでいる分について、今後平成23年6月1日までに設置を条例により求められるわけですが、守らなかった場合はどうなるか」との質問に対し、「自己責任分野ということで罰則規定はありませんが、広報等を利用して広く知らせ、設置していただくようにお願いをいたします」との答弁がされております。 「8条と30条に該当する企業が市内にあるか」との質問に対し、「8条、燃料電池発電設備については、まだ全国的に普及しておりません。また、ごみ固形化燃料についても、本市において該当する業者はありません」との答弁がなされております。 慎重審議の結果、全員異議なく原案可決をいたしております。 議員各位の審議のほどよろしくお願いいたします。(平中政明君降壇) ○議長(相本繁夫君) 産業経済常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第14号平成17年度山陽小野田市地方卸売市場事業特別会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 青果市場の方にずっと助成金が出ております。このたびも500万出ております。この事業は、最初始まったときからずっと助成金を出しております、ここの。それで2,400万の累積赤字が出ております。この助成金がいつまでこれは続くようになるんでしょうか。委員長にお尋ねいたします。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。
    ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 岩本議員の御質問ですけど、岩本議員は委員会の傍聴をされておりましたけど、このような質疑は出ませんでした。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第14号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第17号平成17年度山陽小野田市小型自動車競走事業特別会計予算について、質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) このオート会計の中で、先ほど歳入のところでしたか、勝車投票券発売収入というところで117億3,740万上がっておりますが、この内訳をもう一度御説明願えませんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 内訳は、先ほど申しましたように、GⅠレースで20億700万円、GⅠレースが3本です。GⅡレースで16億2,000万円、普通開催が本場が4,700万円、電投が1,300万円、飯塚場外分が2,650万円であります。 以上です。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 私もちょっとこれがよくわからないんですけど、今足した全部の金額が117億3,740万円にはならないんですけど、ほかに何か収入があるんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) そのような質疑はしておりませんけど。 以上です。(「これに対して答えは出ないんでしょうか。」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) しておりませんという答弁かありましたよ。平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 今、岩本議員の質問ですけど、これを足したらこのような数字になるんじゃないですか、なりませんか。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 計算のもとになるものをお教えください。この117億3,740万になるもとの金額をお願いいたします。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 先ほど申しましたように、GⅠレースが15日間、3本で15日間、GⅡレースが5日間、残りが26日、それが普通開催です。 ○議長(相本繁夫君) 3回目を過ぎました。 ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第17号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第22号山陽小野田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第22号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第23号山陽小野田市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第23号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。 議案第24号山陽小野田市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。御質疑はありませんか。平田議員。 ◆議員(平田武君) 委員長にお尋ねしますが、防災機器というのはいろいろありますが、防災機器の具体的な内容と、それからそれをつけようとしたら幾らぐらいかかるのか、わかれば教えてください。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 平田議員の質問でありますが、そのような審議はなされておりません。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 討論なしと認めます。 これより議案第24号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決であります。よって、本件は委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第7議案第7号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第7、議案第7号平成17年度山陽小野田市一般会計予算についてを議題といたします。 本件の取り扱いにつきましては、先例により行いますのでよろしくお願いいたします。 それでは、ただいまから委員長報告をお願いいたします。 まず、民生福祉常任委員長の報告を求めます。平田委員長。(平田 武君登壇) ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 去る6月28日の本会議におきまして、議長より民生福祉常任委員会に付託されました議案第7号平成17年度山陽小野田市一般会計予算について、当民生福祉常任委員会関係分、歳出のみの審査を7月14日、委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その審査の結果と概要について御報告いたします。 なお、当民生福祉常任委員会関係分につきましては、2款総務費、3款民生費、4款衛生費分であります。 それでは、順を追って説明いたします。 84ページ、2款総務費1項10目支所及び出張所費146万6,000円は、南支所及び埴生支所業務にかかわる事務的経費の予算計上であります。 96ページ、20目自治会活動推進費の主なものは、19節の自治会事務費補助金で336自治会、2万7,256世帯を見込み、6,679万3,000円を計上しております。同節自治会館建設補助金につきましては、新築1件、増改築1件、修理3件に用地取得1件を見込み、1,400万円を計上しております。 100ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費14節の主なものは、戸籍システムリース料155万6,000円、行政ファクシミリリース料169万6,000円、郵便局用ファクシミリリース料63万円、模写伝送装置使用料144万5,000円で、合計547万5,000円を計上しております。 102ページ、2目住居表示整備費13節につきましては、今年度は小野田地区を予定しており、約230世帯で287万円を計上しております。 119ページ、3款民生費1項1目社会福祉総務費12節の手数料5万4,000円のうち4万4,000円は、介護保険住宅改修に係る意見書作成手数料1万9,200円と、介護保険審査手数料2万4,000円です。 13節の難病患者等ショートステイ事業委託料1万7,000円は、難病患者等を医療機関で一時的に預かってもらうものです。民生児童委員行政調査委託料938万6,000円は、民生児童委員さんに独居老人の調査などをお願いするものです。 19節5,745万5,000円の主なものは社会福祉協議会補助金3,626万6,000円です。これは社会福祉協議会の職員7名分の人件費です。民生児童委員研修費補助金は933万8,000円を計上しております。現在、民生児童委員の数は158名で、旧小野田市95人、旧山陽町63人です。社会福祉事業団に対する補助金464万円、保健研究協議会負担金2人分6,000円、在宅酸素電気料助成金14万4,000円は、呼吸器障害のため在宅で酸素濃縮装置を利用している在宅酸素療法患者に対する助成金であり、介護保険低所得者利用者負担軽減助成金384万円は、介護保険訪問介護利用している低所得者の利用負担の軽減助成であり、成年後見支援助成金11万円は、身寄りのない認知症高齢者に係る市長による成年後見開始申し立ての費用であります。地区民生児童委員協議会活動助成事業補助金は133万1,000円を計上しております。 121ページ、20節の進行性萎縮症者処置費426万円は、筋ジストロフィー患者に対する措置費であり、介護保険低所得者利用者負担対策措置費12万円は、国の定める介護保険低所得者措置費であり、無年金者特別給付金228万円は、在日無年金外国人等に対する特別給付金であります。 23節345万4,000円は、同和援護支援貸付償還金です。内訳は、2人分で家屋と土地で4件分です。 28節は、国民健康保険特別会計繰出金5億8,406万6,000円及び介護保険特別会計繰出金5億6,150万2,000円の市負担分であります。 2目身体障害者福祉費11節85万9,000円は、タクシー券や福祉医療費受給者証等の印刷費が主なものです。 12節のうち、手数料997万7,000円は、国保連合会に対する福祉医療費審査手数料であります。 13節216万8,000円は、施設及び訪問入浴委託料、手話や点字等のボランティア活動の委託料です。 14節のうち、自動車借上料7万4,000円は、県身体障害者大会に係るバス1台分の借り上げ料です。 123ページ、19節76万3,000円は、障害者団体に対する補助金であり、そのうちのふれあい運動会補助金30万円は、障害者の運動会に対する補助金です。 20節7億1,184万9,000円の主なものは、身体介護、家事援助などのホームヘルプ事業支援費2,276万7,000円、人工透析に係る医療費の助成等の更生医療給付費1,836万円、車いす等の給付・修理を行う補装具給付費2,040万円、療護施設、授産施設への入所・通所に係る身体障害者施設支援費8,496万6,000円、重度障害、乳児・母子医療に係る福祉医療助成費4億9,367万2,000円、重度障害者、障害児に対する特別障害者手当1,401万7,000円、福祉タクシーの助成費4,308万9,000円等であります。 3目知的障害者福祉費、11節の修繕料50万円は、知的障害者通所施設「のぞみ園」のトイレ改修費用であります。 13節のうち、警備委託料、設備保守委託料は、心身障害者通所授産施設「まつば園」等、市が設置している知的障害者3施設の警備、設備保守の委託料であります。のぞみ園運営委託料は、社会福祉事業団に対するのぞみ園運営委託料です。 125ページ、19節のうち、知的障害者小規模作業所運営費補助金253万8,000円は、小規模作業所「カニ工房」に対する運営補助であり、みつば園運営補助金59万5,000円は、知的障害者更生施設「みつば園」の送迎用車両のリース代であります。また、手をつなぐ育成会県大会引き受け負担金25万円は、本年、当市は同団体の県大会引き受けになりましたので、これに伴う負担金であります。 20節のうち主なものは、施設入所者の医療費である知的障害者施設医療費564万円、知的障害者施設支援費2億9,859万4,000円、知的障害者ショートステイ事業801万3,000円、グループホーム事業費783万6,000円であります。 4目精神障害者福祉費、8節の講師謝礼4万4,000円は、精神障害者に関する啓発事業の一環として、講演を行うためのものです。 19節965万2,000円のうち、精神保健共同作業所運営事業費補助金931万2,000円は、精神保健共同作業所「工房オレンジ」、「厚狭レインボー」の運営に対する補助金であり、精神障害者小規模通所授産施設負担金27万7,000円は、小規模通所授産施設「いこい」の市町村負担金であり、現在2名が利用しております。 5目高齢者福祉費の総額は17億4,481万8,000円です。 127ページ、1節72万1,000円は各種委員会の委員報酬です。特に、本年は介護保険事業計画の見直しを行いますので、高齢者保健福祉推進会議を数回開催する予定です。 8節のねたきり老人等介護者見舞金333万円は、在宅でねたきりの高齢者等を介護している家族に対する見舞金であり、敬老祝金1,204万2,000円は、85歳、95歳、100歳以上の高齢者に対する祝い金、米寿記念品は、88歳の高齢者に対する記念品代であり、ねんりんピック出場者2万円は、高齢者の健康福祉全国大会に県代表として出場される方に対する祝い金です。 11節のうち、印刷製本費75万4,000円の主なものは、高齢者保健福祉計画の印刷製本費です。 13節のうち主なものは、レセプト電算委託料600万円は、老人医療に係る保険者への通知等作成委託料であり、業務委託料186万3,000円は、PFI事業に係る管理事業委託料で、ショートステイ事業203万5,000円は、養護老人ホーム等への生活管理型ショートステイの事業費です。生活支援型ホームヘルプサービス事業842万4,000円は、要介護認定で自立と判定された要援護高齢者に対するホームヘルプ事業であり、生きがい対応型デイサービス事業2,184万円は、閉じこもりがちな高齢者等を対象に行う生きがい対応型と認知症予防型デイサービスであり、9カ所で実施しております。地域型在宅介護支援センター運営委託料2,408万3,000円は、5カ所の在宅介護支援センターの運営委託料であり、入浴サービス事業345万6,000円は、在宅で心身の状態により入浴が困難な高齢者に、施設の特殊浴槽を利用して入浴するもので、給食サービス事業1,765万5,000円は、日常支援型、ふれあい型合わせて約3万食の給食事業費であります。 129ページ、生きがい健康づくり総合事業は、老人クラブ連合会に委託し、高齢者の生きがいや健康づくりに資する事業を行っており、高齢者相談事業は、社会福祉協議会が高齢者の心配事丸ごと相談事業を行うための委託料です。 14節の内訳は、自動車借り上げ料31万7,000円は、山陽地区の老人クラブスポーツ大会及び敬老会のバス借り上げであり、機械器具借り上げ料1,320万3,000円は、緊急通報装置の借り上げ料であります。 17節6億5,677万5,000円は、昨年7月に契約されたPFIによるケアハウス整備運営事業契約に基づき、新型ケアハウスの購入費です。内訳は、ケアハウス40戸、40人定員、デイサービスセンター、地域交流スペース、その他付帯施設となっております。 18節200万円は、地域交流スペースで使用する長机等の備品購入費です。 19節のうち、施設整備補助金3,688万7,000円は、高千帆苑及びサンライフ山陽に対するもので、老人クラブ連合会補助金107万9,000円、老人クラブ補助金413万1,000円は、老人クラブ活動に関する補助金で、老人の日行事補助金268万円は、敬老会の行事の一部費用を補助するものです。長生園負担金2,210万5,000円は、宇部市とで組織している一部事務組合の経常経費負担金であります。 20節の主なものは、ねたきり老人等紙おむつ助成費660万円で、家族介護者が購入する紙おむつ等の購入費用を助成するものです。次に、福祉電話利用助成費169万1,000円は、63人分の電話利用助成費であり、老人保護措置費1億6,281万8,000円は、養護老人ホーム入所者の措置費69人分であります。 28節の7億2,355万4,000円は、老人医療特別会計の市負担分であります。 6目国民年金事務費1,414万2,000円は、職員2名分の給料等です。 131ページ、7目福祉センター運営費は、7カ所の福祉センターに対して3,748万5,000円を計上しております。 133ページ、11節1,659万4,000円、13節1,825万2,000円は、各福祉会館の管理委託料として計上しております。 8目総合館費、これは石丸総合館の予算で549万8,000円を計上しております。これに要する財源は、国庫支出金が549万5,000円、一般財源3万3,000円です。 135ページ、2項1目児童福祉総務費は1億1,187万3,000円です。 137ページ、8節23万2,000円のうち、主なものとして次世代育成支援対策行動計画推進協議会(20人)を2回開催するための奨励金21万2,000円を計上しております。 13節3,002万7,000円のうち、主なものは心身障害児簡易通園施設「なるみ園」の社会福祉事業団への運営委託料2,405万1,000円及び小野田小学校、厚狭小学校で行っております「ことばの教室」指導業務委託料436万5,000円を計上しております。 19節2,400万3,000円のうち、主なものとして本年度改築を予定している石井手保育園及び昨年度増築いたしました姫井保育園の保育所施設整備費補助金2,206万8,000円、及び自治会が管理しております児童遊園の遊具補修、敷地整備等に対する児童遊園整備補助金128万円を計上しております。 139ページ、2目児童措置費につきましては、16億1,392万3,000円を計上しております。 13節9億8,291万円のうち、主なものとして姫井、焼野、石井手保育園に新たに須恵保育園を加えた4園に子育て支援事業に対する委託料2,088万8,000円、市内私立保育園11園及び管外委託保育園に対する保育所運営費9億5,227万8,000円、小野田病児ケアハウス、「キッズあさひ」で実施しています病児保育に対する乳幼児健康支援一時預かり事業費948万8,000円などを計上しております。 19節は、焼野、須恵、伸宏、西福寺、姫井、真珠、あおい保育園が実施している延長保育等促進基盤整備事業補助金2,988万6,000円、焼野、須恵、さくら、姫井保育園に新たに真珠保育園を加えた一時保育サービス事業補助金158万4,000円など、特別保育に対する補助金4,486万4,000円を計上しております。 20節は児童手当、3歳未満の被用者1,010人分、6,840万円、非被用者──自営業者等ですが、301人分、2,145万円、特例給付213人分、1,489万円、3歳から小学校3学年修了前の被用者2,292人分、1億5,500万5,000円、非被用者683人分、4,735万円、及び母子家庭等の生活の安定と自立の促進を図るための児童扶養手当として583人分、2億7,905万4,000円を計上しております。 3目母子福祉費は、母子家庭の母親の自立を支援するため、母子家庭自立支援教育訓練給付金、母子家庭高等技能訓練促進費給付金など233万4,000円を計上しております。 141ページ、4目保育所費は、公立保育園6園、定員450人の経費で、4億6,006万4,000円を計上しております。 7節は、最低基準要員、障害児保育、産休代替要員等の臨時保育士及び臨時調理員の賃金3,686万9,000円を計上しております。 143ページ、11節4,677万7,000円のうち、主なものとして各園の通常の修繕料に、下津保育園乳児室のエアコン修繕料35万9,000円を加えた修繕料281万7,000円、及び各保育園の園児等の賄材料費2,931万9,000円を計上しております。 145ページ、5目家庭児童福祉費は、児童虐待や児童の非行等の悩みに関する相談業務に必要な経費8万7,000円を計上。 6目児童クラブ費3,917万6,000円は、放課後の児童保育に必要な経費で、主なものとして13節の保育業務委託料2,143万9,000円は、8節1,247万4,000円とともに、社会福祉協議会に委託することとしております。 18節425万4,000円のうち、本年度から山陽地区5小学校の児童クラブで実施する長期休暇1日保育に対応するため、エアコン購入費389万4,000円を計上しております。 7目児童館費は、児童に健全な遊びを与え、健康の増進に努め、幼児相談、児童相談事業を初め、地域活動の育成、助長を図るための経費で、4,941万9,000円を計上しています。 147ページ、主なものとして、13節の社会福祉協議会への保育業務委託料3,623万2,000円を計上しております。 15節319万7,000円は、高千帆児童館バルコニー手すり改修工事費であります。 続いて、3項1目生活保護総務費は、8,695万4,000円を計上しております。この財源の内訳は、187万9,000円が国庫支出金、8,507万5,000円が一般財源です。4月現在の生活保護の状況は、571世帯、979人、保護率は14.7パーミル、これは1,000人当たりの人数です。全国的に約11パーミル、山口県では約10パーミルです。旧山陽町は96世帯、169人、7パーミル、旧小野田は476世帯の810人、16パーミル。 151ページ、2目扶助費は14億933万8,000円を計上しております。これに要する財源は、国庫支出金10億7,111万2,000円、県支出金1,410万9,000円、一般財源3億3,822万6,000円です。 20節14億933万8,000円を計上しております。扶助費全体の54%を占めています医療扶助費が最も多く、以下生活扶助費と続いています。 続いて、4項1目災害救助費は3,298万2,000円を計上しております。これに要する財源は、県支出金67万円、諸収入3,231万2,000円です。 23節2,906万1,000円を計上しております。これは災害援護資金貸付金元金償還金です。台風18号38人分、平成16年度65人分、平成17年度45人分です。 153ページ、4款衛生費1項1目保健衛生総務費1節15万9,000円は、山陽小野田市健康づくり推進協議会委員15名の2回分の委員報酬です。 2節以下人件費関係は、健康増進課と環境課の環境衛生及び斎場関係の職員の2課にかかわる人件費です。 7節336万円は、保健センターの臨時職員保健師等の賃金であります。 8節以下事務事業費、通年の保健事務事業費を計上しています。 155ページ、13節の主なものは、基本健診等の老人健康診査委託料1億927万8,000円、その他母子乳児健診にかかわるものと、小児科休日急患診療委託料1,324万6,000円等です。 19節の主なものは、日赤老健施設に対する老人保健施設整備補助金2,351万9,000円、宇部小野田広域救急医療対策協議会で実施している病院輪番制の二次救急運営費補助金733万2,000円、宇部市食肉センター施設利用負担金113万2,000円は、山陽小野田市の市内の食肉業者が同施設を利用するため、市が負担する金額です。水源開発対策補助金774万2,000円は、宇部市丸山ダム建設にかかわる元利償還金に対する補助等です。 157ページ、20節のうち15万円は、市町村2分の1、県2分の1の単県制度で、保険適用不妊治療者を対象に自己負担分に対して1年度当たり3万円以内で補助される不妊治療助成費です。 28節は、病院会計繰出金7億7,718万2,000円が計上されています。 2目予防費8,799万9,000円は、三種混合、二種混合、麻疹、風疹等の予防接種、ツベルクリン反応、BCGを初めとする結核予防業務費等です。 159ページ、3目環境衛生費13節の警備委託料47万9,000円は、小野田斎場の機械警備の費用です。設備保守委託料192万6,000円は、斎場関係の電気・火葬炉設備等の保守点検委託料です。 161ページ、清掃委託料160万7,000円は、小野田斎場待合室の清掃と南墓地公園・東墓地公園の清掃を委託している費用です。業務委託料1,315万7,000円は、山陽斎場の運転管理業務の一部及び合併に伴う新市の一般廃棄物処理計画を作成するための業務を委託するものです。 18節の庁用器具費300万円は、小野田斎場の告別ホールのエアコン設置経費です。 19節の浄化槽設置推進事業補助金5,578万5,000円は、公共下水道事業の認可区域または農業集落排水事業の整備区域以外に浄化槽を設置するものに対して補助を行うもので、138基分を計上しています。生ごみ処理器購入助成金141万5,000円は、電動式生ごみ処理機や生ごみ処理容器の購入に対する助成です。 4目公害対策費は、公害対策業務に要する経費として5,084万8,000円を計上しています。 1節の委員報酬85万9,000円は、環境審議会・技術専門委員会・環境影響評価特別部会・公害対策協議会の委員報酬です。 163ページ、11節の消耗品費61万9,000円は、啓発用の看板、パネル、消耗機材等の費用です。 修繕料72万3,000円は、デポジットやぐらの塗りかえ、測定機器等の修理費用です。 13節の公害調査委託料116万円は、ゴルフ場の水質調査等の調査委託料です。 165ページ、5目環境調査センター費の2節から4節までは、環境調査研究業務関係にかかわる職員4名の人件費です。 11節の466万9,000円は、環境調査センターの試薬等の消耗品及び施設、船舶並びに車両に関する費用です。 13節の管理委託料114万6,000円は、調査船「竜王」の管理を個人に委託しており、その委託料です。分析業務委託241万8,000円は、分析の補助業務を個人2名に委託する委託料です。 18節の機械器具費675万円は、鉛やカドミウムなどの重金属類を分析する原子吸光光度計の更新費用です。 167ページ、6目保健センター運営費7,322万6,000円は、山陽小野田市保健センターと山陽保健センター、2施設の職員10名分の人件費のほか、光熱水費、修繕料、施設設備管理委託料と維持管理経費を計上しています。 169ページ、2項1目清掃総務費の2節から4節までは、環境衛生センター、清掃工場及び山陽浄化センターの職員53名の人件費です。 171ページ、8節の報償金388万円は、子ども会や老人会などが集団回収した資源ごみに対して支払う奨励金で、kg当たり5円を支給しています。 19節の小野田・楠清掃施設組合負担金1億1,703万3,000円は、小野田・楠清掃施設組合の市負担分です。ごみ箱設置助成金180万円は、限度額2万円で90個分を見込んでいます。 2目塵芥処理費、173ページ、13節の業務委託料4,137万円は、焼却炉の運転業務の一部を委託しており、その委託料です。焼却灰運送委託料1,319万2,000円は、焼却灰を周南市の株式会社山口エコテックまで搬送する教務の委託料です。焼却灰処理委託料6,748万1,000円は、焼却灰を周南市の株式会社山口エコテックでセメント原料となるよう処理するための委託料です。塵芥収集運搬委託料6,557万1,000円は、旧山陽町地域のごみ収集業務の一部を委託しており、その委託料です。管理委託料200万円は、一般廃棄物焼却施設改修工事にかかる管理業務の委託料です。 15節の工事請負費6,916万1,000円は、環境センターのごみ焼却施設改修工事及び最終処分場ストックヤード建設工事です。 18節の機械器具費1,370万円は、パッカー車2台とバッテリー等の購入費用です。 27節の汚染負荷量賦課金98万3,000円は、環境衛生センター及び清掃工場の焼却施設の大気汚染負荷量にかかわる賦課金です。 175ページ、3目し尿処理費は3,861万1,000円となっています。旧山陽町地域のし尿浄化槽汚泥を山陽浄化センターにおいて処理する経費です。 13節の管理委託料182万5,000円は、浄化センターの執務時間外における管理業務の委託料です。分析委託料94万7,000円は、排ガス測定等の法定検査委託料です。 以上、審査の中で「病院会計繰出金について、交付税措置されたものをそのまま繰り出しているのか」という質問に対して、「特定財源ということで2億円、一般財源で7億7,718万2,000円、小野田市民病院分3億6,663万2,000円、山陽市民病院分4億1,055万円である」とのことでした。 「浄化槽設置推進事業補助金138基がついていますが、公共下水道関係とよくすり合わせをしてやっていただきたいがどうか」という質問に対しては、「公共下水道では後の管理は公共でやるが、合併処理槽の場合には自分でやらなければならないなどがありますので、現状でいきたい」ということでございました。 「環境調査センターの存在意義はあるのか」という問いに対しては、「年間2万件から3万件の案件を処理しているので、これを民間委託したら高くつくし、また川で魚が死んだとか油が流出したとか、すぐに対応しなければならない場合があるので、必要と思う」とのことです。 さらに、「焼却場の施設整備については、毎年何千万円も出してやっているが、将来計画を立てて基金を集めるとかしなければいけないのでは」という問いに対しては、「もっともです。こういう案でどうだというような案の提示など、協力をお願いします」ということでした。 「社会福祉協議会の補助金はどんなものか」の問いに対して、「市でやるべき業務をやってもらっている分だ、理解してほしい」ということです。が「来年度検討委員会を立ち上げたい」とのことでした。 「ケアハウスのPFIについて、旧山陽町では一般財源は1,400万円と聞いていたが、随分違っているが法律が変わったのはいつなのか」、そういう問いに対しては、「本年の5月ごろ県から説明があって、補助対象の内容が変わった」、「具体的に契約時の16年度にはつかみ切れなかったのではないか」ということでした。 「合併特例債を使うとありますが、適用されるのか」という問いに対しては、「県の方でヒアリングを受け、一応受理されたということですが、7月末に県が国に行って審査を受ける手はずになっており、9月中旬ごろまでには判明するのではないか」ということでした。 「介護保険事業については、今後PFI事業はもうやらないということですか」ということに対しては、「介護保険事業については、今後ないだろうということです」とのことでした。 市長からは、「よく一つ一つを慎重に検討して手続に対処していきたい」とのことでした。 それから、「生活保護について旧小野田が多い要因は何か、審査はどのようになっているのか」という問いに対しては、「審査は全国一緒で、なぜ旧小野田地区が多いかというと、炭鉱のあった宇部・小野田は閉山後、こちらに残っていらっしゃって受けておられる方が多い」ということで、旧小野田地区が多いという特色だそうです。 以上、慎重審査の結果、全員賛成で原案可決されました。審議をよろしくお願いいたします。(平田 武君降壇) ○議長(相本繁夫君) 民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。津野啓子議員。 ◆議員(津野啓子君) 先ほどもおっしゃいましたが、社会福祉協議会の補助金、市の業務をしているから補助金を出す、それ以外にほかに詳しい審議はされましたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 補助金に対する審議でありまして、人件費についても100%でなく75%が出されているということで、他市では8市ぐらいが全額を出しているというような報告もありまして、山陽小野田市の場合、自分とこでやらなければいけない業務分という考え方で出しているということですが、今後慎重に検討してみようということでした。 ○議長(相本繁夫君) 津野議員。 ◆議員(津野啓子君) わかりました。市がやらなくちゃいけない業務を民間委託という発想かもわかりませんけれども、これは、社協はやっぱり独立した民間ですが、そのときほかの民間業者にもいろんなそういうふうな手が出たときに、また再度考えて直してもらいたいと思います。 それと、今度は121ページ、進行性筋ジストロフィーの方ですね、これは何名。121ページ、扶助費で上がっておりますが、進行性筋ジストロフィーの方だと思うんですが、何名の方が受けてらっしゃるかお願いします。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) 人数は出ませんでした。 ○議長(相本繁夫君) 津野議員。 ◆議員(津野啓子君) 人数は出ませんでしたですか。はい、わかりました。 そしたら、そのページの121ページ、金額としては小さいんですが、これからのバリアフリー化を目指して手話奉仕員、要約奉仕員、点字奉仕員要ると思いますが、今年度の要請事業はどこに、どこがどのようにされるんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平田委員長。 ◎民生福祉常任委員長(平田武君) そのところの小さいことは出ませんでした。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 次に、建設常任委員長の報告を求めます。氏永委員長。(氏永創三郎君登壇) ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) それでは、議案第7号の平成17年度山陽小野田市一般会計分の建設担当分について説明申し上げます。 去る21日、1名欠員のもとに審議いたしましたので、その概要と結果を報告します。 土木費関係は、昨年度より7億5,000万円減少しまして、34億8,804万円となっております。これの主なものは、交通安全対策施設整備事業1,485万、それから、市内一円道路維持管理経費9,307万4,000円、県道整備事業費、4路線ありますが1,950万。生活関連道路改良事業3億9,908万3,000円、これは13路線ございます。それから、治水排水対策事業3,400万3,000円、港湾整備負担事業9,292万5,000円、市内一円公園維持管理事業1億5,731万7,000円。それから、土地区画整理事業2億6,750万9,000円。高齢者向け優良賃貸住宅整備事業4,927万。それから、市営住宅建替事業3億1,079万6,000円、以上が主な土木関係の事業でございます。 それで、内容について簡単に申し上げますと、よろしゅうございますか、予算書212ページ、215ページの間に、1項土木管理費1目土木総務費11節需用費の光熱水費245万6,000円ですが、主には市道敷地にある街灯の電気代です。19節負担金補助及び交付金の県事業負担金770万円につきましては、自然災害防止事業と急傾斜地崩壊対策事業の負担金でございます。 次に、216ページから217ページ、8款土木費2項道路橋りょう費1目橋りょう総務費13節委託料410万円につきましては、道路台帳の修正業務委託料です。 218ページから219ページ、19節負担金補助及び交付金、県事業負担金1,950万円につきましては、先ほど申しました県道4路線の道路改良事業費です。また、小規模土木助成金として2,400万円、これは3,000万の20%という地元負担で、市が80%負担ですから2,400万ということです。 8款土木費2項道路橋りょう費2目交通安全対策費11節需用費の修繕料60万円につきましては、カーブミラーや交通安全標識の修繕料です。 220ページ、221ページ、13節委託料の50万円につきましては、市道松原焼野線整備工事の分筆登記業務委託です。15節工事請負費の1,700万円については道路曲正面あるいはカーブミラーの設置や区画線の設置工事費です。 8款土木費2項道路橋りょう費3目道路維持費11節の修繕料4,921万円につきましては、市内一円の舗装補修、道路の維持修繕や公用車の車検整備代です。13節委託料の562万4,000円については市道敷の草刈り、境界の復元測量業務費です。15節工事請負費の6,400万円につきましては、市内一円の道路維持工事や小規模土木事業です。16節原材料費の245万円は、道路用側溝蓋や凍結防止剤の塩カルの購入費です。 次に、予算書の222ページから223ページ、8款土木費2項道路橋りょう費4目道路新設改良費、これは、市道の5路線、高泊千崎線、有帆大休線、郷後潟線、片山梅田線、平原団地線、これの委託料で3,200万円。これは測量調査及び調査設計の業務委託料です。15節工事請負費の3億1,686万9,000円については、市道5路線、これは楴山線、須田の木線、小野田山手線、桜川・石丸線、傍示・清水堂線の工事費です。それから、17節公有財産購入費1,420万円につきましては、市道3路線、新生町地方線、それから談合道・久保線、石炭線の用地費です。 224ページから225ページ、22節補償補填及び賠償金3,580万円については、市道2路線、須田の木線と新生町地方線の補償費です。 8款土木費2項道路橋りょう費5目道路橋りょう維持費11節需用費の500万円については、床板や暗渠の修繕費です。 次に、8款土木費河川費1目河川管理費11節需用費の747万5,000円につきましては、排水機場やポンプ場の電気代や水道料や施設修繕料です。 それから、224ページから227ページの13節委託料の3,145万7,000円については、きららビーチ焼野、排水機場やポンプ場の管理委託料、焼野海岸排水機場処理施設の設備保守委託料、北竜王遊水機の草刈等委託料、有帆川ハザードマップ作成の業務委託料、排水機場やポンプ場設備の維持点検委託料です。15節工事請負費の450万については、旦排水機場にポンプ1台を増設するための工事費です。18節備品購入費378万円につきましては、非常用ディーゼル発電機の購入、通常ウエルダーと言いますが、発電機の購入費です。19節負担金補助及び交付金の県事業負担金150万円につきましては、焼野海岸整備事業の負担金です。 次に、8款土木費4項港湾費1目港湾管理費11節需用費の265万8,000円につきましては、主に北竜王排水機場の燃料代、電気代や水道代です。13節委託料の278万円につきましては、主に北竜王排水機場の管理委託料あるいは──管理委託料と塵芥処理費です。 それから、228ページから229ページ、19節負担金補助及び交付金の県事業負担金4,096万円につきましては、海岸防災事業、高潮対策ですが、防舷材補修、排水機場機器補修や灯浮標点検の負担金です。同じく19節負担金補助及び交付金、小野田港本港地区埠頭用地造成事業負担金5,196万5,000円につきましては、過去に行われた小野田港本港の整備事業の償還金です。 次に、都市計画課に入ります。228ページから229ページ、8款土木費5項都市計画費1目都市計画総務費は12億7,637万2,000円で、主に232ページ、233ページの28節繰出金12億5,020万8,000円で、下水道事業特別会計への繰出金でございます。 それから、次に、3目公園費4,689万5,000円です。主に234ページ、235ページの15節工事請負費2,244万1,000円で、縄地ケ鼻公園整備に伴うものです。 次に、4目緑地公園費は4億3,176万円です。主には236、237ページ、13節委託料1億3,417万9,000円で、市内都市公園や街路樹の維持管理委託料です。これは、山陽小野田市施設管理公社が主な委託先でございます。それで、15節工事請負費は、開設公園の改修工事費として500万円を計上しております。この開設公園の500万円は、主には滑り台2基、高千帆台の公園と笹尾の公園に1基ずつ設置するものです。19節負担金補助及び交付金のうち県事業負担金は、江汐公園整備事業にかかわるもので700万円を計上しております。緩衝緑地償還金は、東沖緑地、新沖緑地及び最終処分場一帯緑地の3緑地計2億4,103万7,000円を計上しております。 次に、238ページから239ページの5目土地区画整理費は3億267万4,000円です。主に240ページから241ページ、15節工事請負費2億1,262万5,000円です。厚狭駅南部地区土地区画整理事業にかかわるもので、22節補償補填及び賠償金3,551万円は、厚狭駅南部地区土地区画整理事業にかかる代替地の補償です。 次に、建築課を説明します。予算書244ページから245ページ、8款土木費6項住宅費1目住宅管理費11節需用費の修繕料として3,000万円、これは市営住宅の退去時の際に補修せんにゃなりませんので、その修繕料です。 1目住宅管理費13節委託料の管理委託料442万円は、家賃の徴収業務あるいは滞納整理業務を委託するもので、それの電算システムにかかわるものです。設備保守委託料743万3,000円につきましては、これはEV給水設備の保守点検料です。測量調査委託料100万円につきましては、昨年度工事が終了いたしました神帆地区の分合筆の費用です。業務委託料403万円につきましては、市営住宅修繕業務にかかわる委託料です。これは、主に大工関係です。15節工事請負費2,250万円につきましては、古開作団地の外壁改修や有帆団地の側溝改修、萩原団地の解体工事などです。19節の高齢者向け優良賃貸住宅事業補助4,972万円のうち、厚狭駅前に現在「心遊館」というものが30戸の予定で建ててありますが、本年度から入居開始になりますのでその建設費の補助と家賃の補助でございます。 次に、予算書246ページから247ページ、2目住宅建設費15節工事請負費2億9,368万1,000円については、16年度から国債で建設しております萩原団地3階建て12戸の今年度分及び平原団地の10戸分の建設費でございます。 次に、予算書248ページ、249ページ、2目住宅建設費17節公有財産購入費の用地購入費1,000万円につきましては、平原団地の用地購入費です。これは、道路拡張に使う予定でございます。22節補償補填及び賠償金の補償金454万円は、今年度完成します萩原団地12戸、平原団地10戸の移転料でございます。 次に、災害復旧費について説明申し上げます。318ページから319ページ、11款災害復旧費1項公共土木施設災害復旧費1目道路橋りょう河川災害復旧費15節工事請負費1,078万7,000円は、15年度の2件と16年度の災害の6件の工事費です。 質疑の中で、「小規模土木事業の申請はどのぐらいかかるのか」ということでしたが、「大体1年待ち」だそうでございます。 それから、「この負担が山陽地区では今まで30%地元負担でしたが小野田は20%」と、それで、「これは調整して現在小野田と同じく20%ということでしております」ということです。 それから、「小野田港の利用促進を図ってもらいたい」ということの要望がありましたが、「そのために利用促進のアピールをどんどんしたい」という返事でございます。 それから、「縄地ケ鼻公園につきましても有効利用を今年度から電気・水道工事が始まるんですが、できたら多くの人が利用できるように要望したい」ということでございます。 それから、「有帆緑地の処分場については、公共だけが現在利用しておりますが、それにこだわらなく早く工事を完成して、地元の公園として利用させてほしい」ということでしたが、執行部からは「大変難しい問題だと。市としては徐々に埋め立て、長い期間で利用したいということは、公共残土捨て場としてある程度の期間利用したい」ということでしたが、その辺が難しい問題だということだろうと思います。 それから、「市営住宅の滞納について」、「12カ月以上あるいは30万円以上の悪質者4件については、市長が全額片づきました」という返事がありまして、市長の方から「ボランティアでこれは片づけた」という話がございました。 それから、最後は、厚狭駅南部地区土地区画整理事業では、これ大変疑問が出されましたが、というのは例の皆さん御案内のとおりの9億円の土地開発公社の基金を、いつの間にか基金がなくなって、現在の山陽小野田市が返済していく予定になっておるということに対して、事業は山陽小野田市でやりますので今年度も2億何ぼの予算を組んでおるんですが、そのことで委員の中から疑問も出たけれども、執行部としては非常に答えにくいということではなかったかと思います。 それで、1名欠員のもとに審議いたしまして、7名が全員賛成ということで可決させていただきました。 以上でございます。(氏永創三郎君降壇) ○議長(相本繁夫君) 建設常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。好川議員。 ◆議員(好川桂司君) 今、御報告がありました厚狭駅南の土地開発の問題です。ちょっと「執行部の答弁が言いにくい答弁だった」ということの報告しかなかったわけですけども、具体的にはどういうお話があったんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) 大体の人は知ってると思うんですが、この厚狭駅南は、私どもが工事はやるんですが、総務部の方が直接の担当だろうと思うんですが、この厚狭駅南の土地の保留分というのがあったわけです。それで、普通、土地区画整理ちゅうのは、その保留分が2割なら2割ということで、その保留分を売って、その売った金で工事をするちゅうのが普通のやり方なんですよ。ところが、山陽町の場合は、町の時代ですから、15、16年度で、その保留分の9億円を一たん土地開発公社に売って、その土地開発、本来なら基金で積み立てておかにゃいけんわけですね、工事のとき使うということで。それを山陽町の一般会計に移してしもうたんです。それで、その9億円を15、16年度の2カ年で皆使ってしまったと。それで、今度は合併して、今年度から工事が始まるが、その工事代2億4,000万ですか、それを新市の方で負担してやるようになるということで、非常に何か山陽町時代の議員の人はその辺のいきさつはよう知っちょるのかということですが、みんな何か腑に落ちないと、自分らもだまされたというような答えなんです。 それで、私どもも、はあ、合併のときにそのことがはっきりわかればですが、今度新市が大体基金の9億円の戻しということで17年度から17、18、19、20毎年、各2億円、それに最後の21年度で1億と利息を基金に積み増しをしていかんにゃいけんということで、何か先に皆使われて、借金だけは後で払えよと、そういうことに対して委員会も釈然としない、執行部もなかなか言いづらいちゅうことがあったんじゃなかろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。佐村議員。 ◆議員(佐村敏和君) 先ほどの委員長報告の中でちょっと理解できなかったんですが、市営住宅の悪質滞納を1年以上といいますか、4名ぐらいおられるということで、「市長さんのボランティアで片をつけられた」とかいうふうな答弁だったと思うんです。先ほどの話では。ちょっとそこ辺が理解できないんですが、お願いします。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) 4件、予算は90万円載っておるんですが、そのときの審議で市長が「これは全部片づきました」と。それで、「それはいいことだな」と。それで、当時市長がそれを弁護士としておやりになったんじゃないかと思うわけです。だから、弁護士をしておったけれども、その費用はもらいませんよということではないかと思います。もし、その答えに異論があったら市長、直接言ってもらってもいいですが。 ○議長(相本繁夫君) 答弁されます。白井市長。 ◎市長(白井博文君) 市長に就任する前の出来事です。弁護士として顧問弁護士をしておりました。解任される前のことです。4月の途中に解任されました。その前の出来事です。全部判決、和解、債務名義をとりました。その報酬については全部放棄した、当時放棄したという、そういう意味です。(「佐村さん、わかりましたか。」と呼ぶ者あり)(「ちょっと理解できなかったんですが、今市長のお話聞きましてよくわかりました。」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。津野啓子議員。 ◆議員(津野啓子君) 今の話で市長が解任されるまでにボランティアでされたということですか、委員長、山陽町の滞納分はいかがでしたか。 ○議長(相本繁夫君) 氏永委員長。 ◎建設常任委員長(氏永創三郎君) 小野田分が何ぼ、山陽町の分というのは審議しておりません。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 次に、産業経済常任委員長の報告を求めます。平中委員長。(平中政明君登壇) ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 産業経済常任委員会から報告をいたします。 去る6月28日、本会議において、議長から当産業経済常任委員会に付託されました議案第7号平成17年度山陽小野田市一般会計予算について、当委員会関係部分、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、9款消防費、11款災害復旧費について慎重審議いたしましたので、その結果と概要を御報告を申し上げます。 まず、予算書174ページ、5款労働費1項1目労働諸費は、労働会館運営、雇用能力開発支援センターの運営及び労働行政推進にかかわる経費として4,608万1,000円を計上しております。 予算書178ページ、2目勤労青少年ホーム費は、従前、小野田勤労青少年ホームは教育委員会に所属しておりましたが、合併後、機構改革に伴い産業経済部に移管されました。このため小野田勤労青少年ホーム及び山陽勤労青少年ホーム両館の管理運営や、今年度は本市が山口県勤労青少年スポーツ大会を所管することに伴い、地元負担金を含め2,543万8,000円を計上しております。 次に、予算書182ページ、6款農林水産業1項1目農業委員会費は、農業委員会事務局の管理運営費として2,853万8,000円を計上しております。 予算書184ページ、2目農業総務費は、市内の工業敷地内の埋設農薬の適切な最終処分を行う埋設農薬適正管理事業への取り組み、有線放送設置協会負担金及び地方卸売市場事業特別会計への繰出金等により1億9,844万2,000円を計上しております。 次に、予算書186ページ、3目農業振興費は、埴生干拓地における「花の海整備事業」に伴う農業生産法人への利子補給や地消地産の取り組みである「旬菜惑星」事業の推進、中山間地域等直接支払い交付金等により1,821万6,000円を、4目米自給調整総合対策費は米政策の推進にかかわる事務及び市農政を円滑適切に推進するために設置をいたします総合農政推進協議会の運営等により78万6,000円をそれぞれ計上をしております。 予算書188ページ、5目地域農政推進対策費は、「花の海整備事業」にかかわる農業生産法人への農業経営対策補助金、米政策改革及び水田農業ビジョンの円滑な推進をするための農業管理センター運営費補助金、ライスセンター等への償還補助としての経営基盤確立農業構造改善事業費補助金及び市民農園管理運営事業等により2億946万円を計上しております。 予算書190ページ、6目農地総務費は、農業用排水機場等の適切な維持管理を行うための各土地改良区への補助金や土地改良施設の適切な運転のために必要な整備補修事業であります。適正化事業補助金、国・県の補助事業に該当しない農業用水や農道等の整備について事業の一部を助成する小規模土地改良事業助成金等により2億3,519万3,000円を計上しております。 予算書192ページ、7目土地改良事業費は、冷泉地区における団体営ため池整備事業、沖開作及び宮川第二堰における土地改良維持管理適正化事業、沖開作及び石炭地区における元気な地域づくり交付金事業、黒埼及び埴生・松屋地区における県営海岸保全施設事業、石束・不動寺原地区補助事業整備における県営経営体育成基盤整備事業、新農業水利システム保全対策事業負担金等により、1億6,769万4,000円を計上しております。 次に、予算書194ページ、2項林業費1目林業総務費は、主に市有林の管理業務にかかわる経費として893万4,000円を計上しております。 予算書196ページ、2目林業振興費は、森林整備施業計画に基づき実施いたします市有林保育業務、江汐公園における松くい虫防除事業、有害鳥獣保護事業、平沼田地区における小規模治山事業等により2,563万5,000円を計上しております。 予算書198ページ、3目生活環境保全林整備事業費は、菩提寺山市民の森の維持管理費として470万3,000円を計上しております。 予算書200ページ、3項水産業1目水産総務費は、漁港施設の維持管理、修繕及び管理委託業務といたしまして2,385万3,000円を計上しております。 予算書202ページ、2目水産振興費は、漁港水産施設の改良、栽培漁業にかかわる補助及び金融機関の預託金として6,553万3,000円を計上しております。 3目漁港建設費は、刈屋漁港、埴生漁港の第10次漁港整備長期計画にかかわる漁港改修工事及び埴生漁港の海岸整備事業として1億6,468万6,000円を計上しております。 次に、予算書204ページ、7款商工費1項1目商工総務費は、主に商工行政にかかわる企業誘致業務、観光振興等に従事する職員の人件費及び地方バス路線維持にかかわる経費として1億6,120万1,000円を計上しております。 次に、予算書206ページ、2目商工振興費は、商工振興、中小企業振興のための制度融資、商業企業化支援センター「日の出市場」の管理運営、企業誘致等にかかわる経費として3億1,962万9,000円を計上しております。 予算書210ページ、3目流通対策費は、消費者トラブルの相談等による消費者行政推進業務にかかわる経費として21万7,000円を計上しております。 4目観光宣伝費は、観光宣伝やイベントを通じて情報発信や交流人口の増加を図るための経費として2,007万1,000円を計上しております。 予算書212ページ、5目商工センター運営費は、商工センターの管理運営にかかわる経費として959万8,000円を計上しております。 予算書248ページ、9款消防費1項1目常備消防費は、消防職員の人件費のほか、はしご車のオーバーホール及び消防緊急通信指令システムの整備工事並びに救急救助資器材等の備品購入費として12億2,041万2,000円を計上しております。 次に、予算書252ページ、2目非常備消防費は、その主なものとして消防団の年報酬及び出動手当のほか消防団員等退職報償金負担金として5,997万2,000円を計上しております。 次に、予算書254ページ、3目水防費は、水防用資器材として36万円を計上しております。 予算書320ページ、11款災害復旧費2項1目公害復旧総務費は、新エネルギー産業技術開発機構や社団法人山口県採石協会等の最終鉱業権者による復旧工事の対象とならない浅所陥没の処理業務として19万9,000円を計上しております。 それでは、委員からの質問に対して御報告を申し上げます。 185ページの「埋設農薬適正管理業務補助金の1億5,000万円で、この農薬はどこから出たものか」との質問に対し、「市内の化学工場に埋設されている残留有機汚染物とされる農薬です。」「平成17年度には2億6,700万円ぐらいで、これは国が50%補助いたしまして企業がその半分50%をもつということであります。」 次に、「集団営農用機械補助金はどういったものか」との質問に対し、「石束、不動寺原地区の補助整備をやっておりますが、そのトラクター4台を購入するようにしております」との答弁がされております。 「アサリの育成状況はどうなっているのか」、「原点は稚魚を育てなくてはならないということだが」との質問に対して、「山陽地区においては栽培事業補助ということで、今申されたアサリの稚魚放流、上限を200万円としまして半額の補助をそれぞれ厚狭漁協、埴生漁協で行っております。」「小野田地区では、小野田漁協の方で上限を345万円として半分のアサリ稚魚の補助、高泊漁協につきましては100万円を上限として半分の補助で毎年アサリの稚魚放流はやっています」との答弁がされております。 「消防の緊急通信指令システムのこと」でありますが、「現在、埴生出張所と山陽署の方に119番等をしている住民は思っていると思うが、工事が進むと一本化されて全部この緊急司令室に全部かかり、そこから全部指示が出るというふうに変わるのか」との質問に対し、「現時点では旧山陽町の住民の方々から119番されれば小野田の司令室の方に入ってきて、司令室からファクス、無線なりで山陽消防、埴生出張所等に出動指令等を出しております。そういう現状で一刻も早く通信者の場所並びに災害状況を確認しまして一番適している署からの消防隊の出動ということで、このたび司令室装置の更新をお願いをしているものであります」との答弁がされております。 「消防団員の充足状況について」でありますが、「定数は503名となっておりますが、7月1日現在で定員は467名となっておりますとの答弁がされ、充足率は94%です」との答弁がされております。 慎重審議の結果、全員異議なく原案のとおり可決をされました。よろしくお願いいたします。(平中政明君降壇) ○議長(相本繁夫君) 産業経済常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。津野啓子議員。 ◆議員(津野啓子君) まず、1点目、185ページの災害に強い有線放送でございますが、有線放送は、山陽町側に何人かの有線放送電話と、そしてインターネットのケーブルをつないでいる家庭があると思うんです。これを災害に強いいい物だとおっしゃるんなら、これからは小野田方面に向けて、また新たな柱を建てて有線でいくような方針をされたかどうかまで協議されたかどうかをお聞きします。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) ただいまの質問でありますけど、そういうような質問も出ました。「旧小野田にも普及してほしい」という質問が出ました。そのうち、また、市長さんが協議会の会長になっておられますので、そのうち協議がなされると思っております。 ○議長(相本繁夫君) 津野啓子議員。 ◆議員(津野啓子君) 有線放送にはよい点と悪い点、インターネットはさすがローカルですので遅うございます。ですからよい点と悪い点を加味されて、これからの方向づけをお願いしたいと思います。 それと、もう一つ、2点目、211ページ、合併を契機にいろんな団体が合併いたしました。で、今合併してないところは、ここの産業経済では小野田消費生活研究会、山陽消費者の会ですが、これはこれからどのような協議をしていくとか、それともお互いがお互いのところでしていくのか、一緒に合併してするような話にはなっていなのか、それもお聞きします。 それと、もう1点は、同じく合併しないところ、小野田観光協会と山陽観光協会です。ですから、これも、私は総務委員会の方で言いました。祭りのときはあそこで同じような祭りをするんじゃなくて、一つのイベントとして新市が祭りをもつべきだと。それだったらば、この観光協会の仕事というものが必然的に合併に進んでいって、同地域の祭りを持ち上げて、そして、それから観光客を呼ぶという原点に返ってもらいたいと思いますので、その観光協会の件はどうなりましたでしょうか、お聞きします。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) ただいま津野議員の質問でありますけど、各種団体の合併問題でありますけど、そのような協議はなされませんでした。それと観光協会につきましては、千々松議員もここにおられますけど、何か近々何か合併をされるような話を聞いております。 以上です。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) 187ページの農業近代化資金利子補給金のことなんですが、これは、「花の海」ということはお伺いしましたが、これは一度限りなんですか、それとも何年か続いていくものなのかどうか、そういうことは話し出ましたでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 事業は、「花の海事業」でありますけど、今から何年続くということは委員会の中では話は出ませんでした。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) じゃあ、ちょっとお伺いしますが、これは、利子、借りている間はずっと利子補給をしていくものなんでしょうか。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) 委員会ではそのような話も出ませんでしたけど、そのように承知をしております。 ○議長(相本繁夫君) 岩本議員。 ◆議員(岩本信子君) じゃあ、ちょっともう一つお伺いします。 わからないものがありますから、その下の中山間地域等直接支払交付金というのがございますが、これはどのようなものかということは話し合いされましたでしょうか。もし、話し合いがなければ、もし、わかる範囲でお話していただきたいと思いますが。 ○議長(相本繁夫君) 平中委員長。 ◎産業経済常任委員長(平中政明君) そのような話は出ておりませんけど、私の方から言うとうそを言うちゃいけんけえ。 ○議長(相本繁夫君) 委員長以外の答弁はできません。(「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 ここで15分間休憩をいたします。15時15分から再開をいたしますので、しばらく休憩をいたします。────────────午後2時57分休憩午後3時17分再開──────────── ○議長(相本繁夫君) これより休憩前に引き続き会議を続行いたします。 次に、総務文教常任委員長の報告を求めます。田中委員長。(田中恭彦君登壇) ◎総務文教常任委員長(田中恭彦君) 大変長い間でお疲れと思いますが、委員長報告を行います。 去る6月28日の本会議におきまして、議長から付託されました議案第7号関係分について、7月12日、13日に委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その結果と概要を御報告をいたします。 平成17年度山陽小野田市一般会計予算は、歳入歳出とも273億円で、平成16年度の旧小野田市・旧山陽町の当初予算合計額と比較すると0.6%、1億5,700万円の増となっております。 まず、歳入から報告をいたします。 20ページ、1款市税1項市民税1目個人は地方税法の改正等によりまして前年度比1.1%、2,225万1,000円増の20億5,694万6,000円の計上がされ、2目法人は企業収益の増収が見込まれるため前年度比37.5%、3億8,099万1,000円増の13億9,610万9,000円が計上されております。 次に、2項固定資産税1目固定資産税は、家屋の新増築及び償却資産の増加によりまして前年度比1.3%、6,447万7,000円増の50億730万4,000円が計上されております。 2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金は、国、県、公団等の資産に課する税で、前年度とほぼ同額の3,499万2,000円が計上されております。 3項軽自動車税は、軽自動車の登録台数の増加が見込まれたために前年度比4.1%、466万5,000円増の1億1,956万1,000円が計上され、4項市たばこ税は前年度比1%、430万2,000円増の4億2,082万1,000円が計上されております。 5項特別土地保有税は、滞納繰越分として57万7,000円が、6項入湯税は旧山陽町地区の納税義務者増により前年度比188.9%、425万円増の650万円が、7項都市計画税は家屋の新増築による評価額が増加したことによって前年度比1.2%、794万3,000円増の6億9,017万6,000円が計上されております。 以上、1款市税全体では97億3,298万6,000円で、前年度比5.3%、4億8,875万9,000円の増となって、歳入総額に占める構成比は35.6%、前年度比1.5ポイントの増となっております。 次に、2款地方譲与税1項所得譲与税は2億9,600万円で、前年度比155.2%、1億8,000万円が増額されております。これは個人の所得課税にかかる国から地方公共団体への本格的な税源の移譲を行うまでの間の措置として、所得譲与税が地方公共団体に対して譲与されるもので、平成16年度に創設されたものであります。 2項自動車重量譲与税は、前年度比2%、300万円増の1億5,600万円が、3項地方道路譲与税は前年度比マイナス15.9%、700万円減の5,600万円が計上されています。 4項特別とん譲与税は、外国貨物船が港に入ったとき港湾使用に課税されるもので、前年度比7.7%、200万円減の2,400万円が計上されております。 以上、2款地方譲与税全体では、前年度比48.6%、1億7,400万円増額の5億3,200万円が計上され、構成比は1.9%、前年度比0.6ポイントの増となっております。 3款利子割交付金は、前年度比マイナス33.3%、3,500万円減の7,000万円が計上され、構成比は0.3%、前年度比0.1ポイントのマイナスとなっております。 4款配当割交付金は前年度比マイナス5%、90万円減の1,700万円が、5款株式等譲渡所得割交付金は前年度比マイナス25.9%、280万円減の800万円が計上されています。 6款地方消費税交付金は6億4,700万円で、幾分消費が上向いていることもあり、前年度比5%、3,100万円の増額が見込まれ、構成比は2.4%、前年度比0.1ポイントの増となっております。 10款地方交付税は、前年度比マイナス3.3%、1億5,200万円減の44億800万円が計上されております。内訳は、普通交付税が35億400万円、特別交付税が9億400万円で、構成比は16.1%、前年度比0.7ポイントの減となっております。 12款分担金及び負担金は前年度比22.8%、6,929万8,000円増の3億7,388万9,000円が計上されております。これは、旧山陽町において保育所の保護者負担金が使用料で計上されていましたが、新市において負担金で計上されていることにより増額となったものであります。 30ページ、13款使用料及び手数料1項使用料は、前年度比マイナス20.8%、9,947万1,000円減の3億7,820万2,000円が計上され、減額の理由は旧山陽町の保育所保護者負担金の予算組み替えによるものであります。 2項手数料は前年度比21.8%、2,448万2,000円増の1億3,691万6,000円が計上されております。 以上、13款使用料及び手数料全体では前年度比マイナス12.7%、7,498万9,000円減の5億1,511万8,000円が計上されております。構成比は1.9%と、前年度比0.3ポイントの減となっております。 34ページ、14款国庫支出金1項国庫負担金は、前年度比17.5%、3億2,121万8,000円増の21億6,149万2,000円が計上され、増加の主な理由は、合併に伴い旧山陽町域の生活保護や児童扶養手当事務が県から新市に移管されたことによるものであります。 2項国庫補助金は、前年度比マイナス34.4%、2億5,002万8,000円減の4億7,779万7,000円が計上され、減額の主な理由は、扶助費の一部が一般財源化されたことによります。 3項委託金は、前年度比マイナス69.1%、2,768万5,000円減の1,240万3,000円が計上されております。 以上、14款国庫支出金全体では、前年度比1.7%、4,350万5,000円増の26億5,169万2,000円が計上され、構成比9.7%で、前年度比0.1ポイントの増となっております。 38ページ、15款県支出金1項県負担金は、前年度比マイナス14.2%、5,232万円減の3億1,486万6,000円が、2項県補助金1目民生費県補助金は、前年度比12.7%、1,001万6,000円増の4億9,241万5,000円が計上されております。増加の主な理由は、PFIによる新型ケアハウス購入事業に対する補助金の増によるものであります。 2目衛生費県補助金は2,459万2,000円が計上され、このうち浄化槽設置推進事業費は1,859万5,000円で、138基の設置補助が見込まれております。 3目労働費県補助金は209万7,000円が、4目農林水産業費県補助金は5億402万9,000円が、5目商工費県補助金は770万円がそれぞれ計上されております。 6目土木費県補助金は3,155万7,000円が計上され、このうち2節住宅費県補助金は、主に本年度山陽地区で完成予定の高齢者向け優良賃貸住宅整備事業費への補助金であります。 7目消防費県補助金は1億939万円が計上され、これは、石油貯蔵施設立地対策等交付金で、本年度は消防緊急通信指令施設整備事業費に充てられるところであります。 8目教育費県補助金は、少人数学級化支援事業に対する補助金など1,459万6,000円が計上されております。 以上、2項県補助金全体では、前年度比マイナス4.9%、6,162万3,000円減額の11億8,637万6,000円が計上され、構成比は4.3%、前年度に比べて0.3ポイント減となっております。 次に、3項委託金は、前年度比マイナス14.9%、1,764万1,000円減の1億82万3,000円が計上され、減額の理由は選挙事務費の減によるものであります。 以上、15款県支出金全体では、前年度比マイナス7.6%、1億3,158万4,000円減の16億206万5,000円が計上され、歳入に占める構成比は5.9%、前年度に比べて0.5ポイント減となっております。 次に、16款財産収入1項財産運用収入は、「いこいの村江汐」等の土地・建物の貸し付収入及び基金などの利息で4,588万2,000円が計上され、2項財産売払収入は市有地の売却収入として8,850万7,000円が見込まれております。以上、16款財産収入全体では、前年度比マイナス66.4%、2億6,582万5,000円減額の1億3,438万9,000円が計上され、構成比は0.5%と、前年度比1ポイントの減となっております。 50ページ、17款寄附金は1,000円が計上され、18款繰入金1項基金繰入金は歳出財源の手当のため退職手当基金、減債基金、財政調整基金、公共施設整備基金及び山陽都市計画事業厚狭駅南部地区土地区画整理事業基金からそれぞれ一般会計に繰り入れられ、合計で11億6,161万9,000円が計上され、前年度比56.4%、4億1,902万2,000円の増額となっており、構成比は4.3%、前年度に比べて1.6ポイントの増となっております。 19款繰越金は3,000万円です。 20款諸収入1項延滞金加算金及び課料は、1,750万円が、2項市預金利子は1万1,000円が計上されています。 3項貸付金元利収入は前年度比64.8%、7億95万1,000円増の17億8,203万4,000円が計上され、増加となった主なものは、土地開発公社への貸付金元利収入が前年度に比べて6億5,018万5,000円の増となったことによります。 4項雑入は、前年度比28.3%、1億9,625万7,000円増の8億8,878万7,000円が計上されております。 以上、20款諸収入全体では、26億8,833万2,000円が計上され、前年度比50.9%、9億720万6,000円の増額となっており、構成比は9.8%、前年度に比べて3.2ポイントの増となっております。 62ページ、21款市債は、前年度比マイナス37.4%、13億410万円減の21億8,590万円が計上され、減額の主な理由は、昨年度減税補てん債の一括借りかえ分があったことによります。これらは地方債によっては地方自治法第230条第1項の規定により、予算書11ページ、「第3表地方債」により、それぞれの借入限度額等の設定が行われております。 また、市債のうち合併特例債が充てられているものは、消防緊急通信指令施設整備のための1目消防費の1億1,380万円、PFIによる新型ケアハウス整備事業のための3目民生債5億500万円、廃棄物処理施設の整備等のため4目衛生費2節清掃債8,260万円、厚狭駅南部地区土地区画整理事業のための6目土木債のうち土地区画整理事業債4,740万円、以上、4つの事業に計7億4,880万円の合併特例債が予定されております。 次に、歳出にまいります。 66ページ、1款議会費2億8,562万4,000円は、議会運営業務にかかわる経費であります。 2款総務費1項総務管理費1目一般管理費は、一般管理、庁舎管理、秘書業務の経費であり、15億4,621万8,000円が、2目人事管理費は人事管理業務にかかわる経費で1,144万3,000円が、3目文書管理費は文書管理条例規則などの法令制度、情報公開などの業務にかかわる経費として3,324万1,000円が計上され、個人情報保護審査会委員、情報公開審査会委員の報酬や合併に伴う例規のデータベース化によるシステム保守委託料等であります。 4目情報管理費は1億8,459万4,000円で、情報管理課の外部から侵入防止のため強化ガラスに取りかえるため修繕料等が計上されています。 5目広報広聴費は、広報業務及び広聴業務にかかわる経費で、今年度から公聴の一環として市長による「市民との対話の日」を7月から毎月開催するとのことであります。 6目財政管理費157万2,000円は財政管理業務にかかわる経費として、7目会計管理費243万8,000円は出納業務にかかわる経費として計上されております。 8目財産管理費3億6,830万4,000円は、普通財産及び基金の管理等にかかる経費で前年度比3億1,286万1,000円の増となっておりますが、これは、償還金の中に厚狭駅南部地区区画整理事業基金へ積戻し分1億5,260万9,000円と、積立金のうち退職手当基金積立金1億6,708万5,000円があるため増額となっておる部分であります。 9目企画費は企画調整業務にかかわる経費で、今年度の主な業務は総合計画の策定業務に着手することとまちづくり市民会議の運営とのことであります。 14目地籍調査費は地籍調査業務にかかわる経費で、地籍調査につきましては旧山陽町は100%完了し、旧小野田市は平成16年度末で69.3%とのことであります。 16目ふるさとづくり推進事業費はふるさとづくり推進協議会に対する助成が主なもので、17目国際交流等推進員は、平成5年に姉妹都市提携をしているオーストラリアのレッドクリフ市との交流等に要する経費であります。 18目監理費は入札及び工事検査の実施等にかかわる経費で、19目男女共同参画推進費は男女共同参画審議会の立ち上げで男女共同参画プランの策定が予定されております。「女と男の一行詩」についても引き続き取り組まれるとのことであります。 96ページ、2項徴税費1目税務総務費は税務管理業務として2億215万円が計上され、前年度比19%、4,757万2,000円の減で、この主な理由は、人件費4,681万3,000円の減額であります。 2目賦課徴収費は、賦課徴収業務及び路線化評価業務として1,970万9,000円が計上されております。 104ページ、4項選挙費は、市長選挙、農業委員選挙の管理執行に要する経費等であります。 110ページ、5項統計調査費は、事業所・企業統計調査、国勢調査等の指定統計にかかわる経費等であります。 256ページ、10款教育費1項教育総務費1目教育委員会費は366万1,000円で、主なものは1節報酬の教育委員4名の委員報酬319万2,000円であります。 2目事務局費は3億946万3,000円で、主なものは退職手当1億2,597万9,000円で、退職予定者6名分と前教育長分であります。 2項小学校費1目学校管理費は、保健室エアコン設置事業等、小学校管理業務にかかわる経費2億1,989万円、2目教育振興費は7,225万5,000円が計上され、主なものは楽しい学び舎づくりステップアップ事業、パソコン及びコンピューターソフトのリース料とのことであります。 3項中学校費1目学校管理費は、保健室エアコン設置事業等、中学校管理業務にかかわる経費1億1,345万9,000円が、2目教育振興費は中2、中3少人数学級化支援事業による業務委託等6,576万8,000円が、3目学校建設費は学校建設の調査委託料と改修工事費700万円が計上されております。 4項幼稚園費は、埴生幼稚園の運営業務及び幼稚園就園奨励費等で8,777万円が計上されております。 276ページ、5項1目社会教育総務費は有帆菩提寺山磨崖仏調査事業、文化財保存事業補助金等1億887万9,000円が、2目公民館費は合併に伴い中央公民館制度が新たに創設され公民館運営業務として2億746万9,000円が、3目図書館費は山陽地区利用者カード発行やブックスタートなど図書館運営業務等にかかわるもので1億5,956万6,000円が計上されております。 290ページ、4目市民館費の主なものは11節修繕料で非常用電源装置の改修、非常用ドアの改修、調理室の窓枠の改修等であります。 5目文化会館費は自主文化事業費等文化会館運営業務にかかわる経費で、国民文化祭実行委員会負担金は平成18年に開催される国民文化祭にかかわるものであります。 6目歴史民俗資料館の主なものは、11月に開催予定の「あかり展」にかかわる経費であります。 298ページ、7目きらら交流館費は、きらら交流館運営業務にかかわる経費で、18節備品購入費において天体観測や自然観測の体験学習を主催講座として実施するため、天体望遠鏡等の購入費用が計上されております。 9目きららガラス未来館4,227万6,000円は、きららガラス未来館の運営業務にかかわる経費で、来年開催される「第3回現代ガラス展」準備経費等であります。 4目給食費は、学校給食運営業務として4億4,779万1,000円がそれぞれ計上されております。その中に就学援助費の給食費としては5,827万2,000円が計上されております。 次に、320ページ、12款公債費1項1目元金27億6,904万5,000円は、地方債の元金償還で、前年度比マイナス24.8%、9億1,218万6,000円の減となっております。これは、昨年度に平成7年度、8年度に借り入れた減税補てん債11億3,060万円の満期一括借りかえがあったことによるものです。 2目利子6億2,555万円は、地方債一時借入金の利息償還で、前年度比マイナス7.5%、5,037万円の減、3目公債諸費47万4,000円は、地方債借り入れ申請等の事務費用で、主なものは12節役務費42万円で、地方債借り入れに対する金融機関への手数料でございます。 13款諸支出金12億円は山陽小野田市土地開発公社への貸付金で、この貸付金は単年度の公社の運転資金として貸し付けられるもので、貸付利息は定期預金と同じレートとなっております。 14款予備費は7,500万円が計上されております。 次に、10ページ、「第2表 債務負担行為」等、委員会関係分は、山陽小野田市土地開発公社の行う事業に伴う金融機関に対する債務の保証で、平成17年度限度額66億772万9,000円であります。これは、旧小野田市では52億円、旧山陽町では14億772万9,000円の債務保証限度額が定められており、新市土地開発公社の誕生に伴いそれぞれ限度額を合算し、新市の債務保証の限度額としたものであります。 以上の審査の中で、「職員の健康診断に小野田市民病院にあるマンモグラフィーを入れたらどうか」ということについて、これは、「法定健康診断には入っていないが、それを活用していきたい」ということ。 「職員の配置の検討については、職員配置の適正化について大切な職務の一つだと思っている。」「10月、来年3月で実施したい」と考えているということ。 「厚陽中の建てかえに関しては」「総合計画の中で小学校、中学校の配置その他をどうするのかという問題が出てくると思う。そういう中で最優先なのだが、周囲の環境を研究することで了解してください」とのことでした。そういう質問と回答がございました。 以上であります。慎重審査の結果、賛成多数で原案を可決いたしました。以上であります。議員各位の審議のほどよろしくお願いいたします。(田中恭彦君降壇) ○議長(相本繁夫君) 総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。千々松議員。 ◆議員(千々松武博君) 55ページの貸付金の元利収入の件でございます。 まず、第1の水産業の貸し付けの分が4,200万円、それからその下の中小企業の融資金貸付金元利収入が2億6,100万6,000円ということで、多分この6,000円は利息じゃないかと思います。それから、上の分の4,200万は利息がついてない、戻しの利息がついてないわけです。そういったことで出の方を見てみますと、203ページに、要するにこれは金融機関の預託金ということで4,200万出ておるわけです。で、この金融機関の、この金額を金融機関別にどのようになっておるか、それぞれ水産業と中小企業の関係、そういう審議がされておりましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(相本繁夫君) 田中委員長。 ◎総務文教常任委員長(田中恭彦君) その件については審査の中ではございませんでしたので。はい。 ○議長(相本繁夫君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(相本繁夫君) これをもって質疑を終わります。 以上をもって委員長報告に対する質疑を終わり、これより討論を行います。討論はありませんか。岩本議員。(岩本信子君登壇) ◎議員(岩本信子君) では、議案第7号平成17年度一般会計予算承認について反対討論いたします。 一般会計17年度予算は厳しい財政難を抱えており、また、合併で山陽・小野田の事業の一本化も数々の問題を残しています。そのようなすり合わせの厳しい中、市民サービスも大きな低下を招くことなく編成されて、執行部や担当課の御苦労の跡も伺える予算書ではあります。これはおおむね賛成はしておりますが、民生費においてPFI方式による新型ケアハウス事業の予算については大きな疑問を持っています。 一つ目に、この事業は旧山陽町よりの継続事業でありますが、16年度旧山陽町当初予算に事業金額は記載せず、財源だけ債務負担行為で8億円組まれております。PFI事業とは民間資金を活用するために完成時の17年10月に決裁の予定となり、そのときに財源を確保すればよいのではないかと考えますが、なぜ山陽町ではこのような債務負担行為をつけられたのか疑問が残ります。早期に予算をつけるということは業者の資金調達の保証にはなるのではないかとは思うんですけど、PFI法ではPFI事業者に対する安易な出資及び損失補償は禁止されていると思います。 次に、2番目ですが、施設改善の議案が16年7月29日に6億8,800万、これは税込みですが、で、旧山陽町議会で議決されております。そのとき説明された財源の補助金が変わってきていることです。国において社会福祉施設などに関する補助金の見直しが毎年行われており、当初計画の2億6,600万円が1億2,150万円となりました。結果、市債が5億500万となり、市の持ち出し分がふえたことになります。また、これは契約により賃貸料の上限が決められており、市負担分がふえたほど家賃を上げることができません。この行政の見通しの甘さや不備を市民が負担する必要があるのでしょうか。 3番目に、内閣府のホームページにこれは載っておりますが、国庫補助金が交付されなかった場合、まちが事業費を調達できなくなり事業実施が不可能になるのではないかという懸念が県から提起されておりました。その答えとして山陽町では町の起債で事業を賄うと回答していることです。このことは契約書にはあるそうですが、補助金の不交付リスクをまちのリスク負担とすることを旧山陽町議員は説明も受けずに議決をしております。このことは旧山陽町執行部の背任行為につながりはしないのでしょうか。 以上のことから、この予算案の中で5億500万の市債を起こすことは納得できません。契約見直しや合併特例債を使うなどの回答をいただきましたが、明確なはっきりとした財政計画は示されておりません。市民の負担が少なくなり、財源が確実に決着すればそのときに承認いたしたいと思います。よって、7月27日現在この時点では、この17年度予算案は承認できません。(岩本信子君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって討論を終わります。 これより議案第7号について採決いたします。本件に対する委員長報告はそれぞれ可決でありますが、賛成多数のものもありますので起立により採決いたします。委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(相本繁夫君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり原案可決されました。──────────── △日程第8請願第2号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第8、請願第2号6月議会に於ける議会解散に関する請願書を議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております請願第2号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議題となっております本件について討論を行います。討論はありませんか。岩本議員。(岩本信子君登壇) ◎議員(岩本信子君) 6月議会に於ける議会解散に関する請願書に紹介議員として賛成討論をいたします。 5月の臨時会において「議会早期解散に関する請願」が不採択となりました。6月1日より議会解散請求を求めて署名運動が始まりました。結果、この議会開催中の7月5日に3万1,021人の署名が提出されました。この数は全議員の獲得票の合計に匹敵する数です。市長選と同じく法定協議会での在任特例を認めない市民が多くいるということのあらわれだと思います。主権者である市民の意思を私たち議員は、ただ代行している代理人であって市民の代表者ではありません。民意なき会派に縛られ市民を見ていない議会は存在する意義はないと考えます。市民の願いでもあります新しい市の新しい議会の実現を早急に立ち上げることが現議員の急務ではないでしょうか。どうか市民の声であるこの請願の趣旨を重く受けとめていただき、多くの方々の御賛同をお願いして賛成討論といたします。(岩本信子君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。好川議員。(好川桂司君登壇) ◎議員(好川桂司君) お疲れさまでございます。請願第2号「6月議会に於ける議会解散に関する請願書」について、大変恐縮ながら反対の討論をさせていただきます。市民クラブの好川桂司でございます。 反対と申しましても、今、岩本議員がおっしゃいましたようなことで、3万人の署名が集まった、あるいは議会の解散を求める白井市長が誕生されたということは、私たち議員もそれぞれに、議長もおっしゃってましたけれども、「非常に深く厳粛に受けとめておる」ものだというふうには思っております。私は異論もあろうかというふうに思いますが、私なりの意見をここで述べさせていただいて皆様方の御判断を仰ぎたく思っております。 ただいま議員定数適正化委員会というものを立ち上げて、議員定数の見直しを行っております。これによって議員定数が幾らになるのかと、今の30の定数が幾つ減っていくのかということは、私が目指す目標点はありますけれども、特別委員会に付託されておることですので、あえて数字は申し上げませんが、そこを目標に今頑張っていただいているということを聞いております。ぜひ私はそれを信じて、なるべく少ない人数で行財政改革に議員みずからも貢献ができる議員数になればよいなというふうに思っております。 こういう議員定数を見直すこういう時期というのは、私は1年生議員で、まだ議員になって2年足らずで、よくわかりませんけれども、先輩の各議員に聞きますと、なかなかこういう定数の削減というものは難しいんだと、過去何回かやったけども、何カ月もかかって何人も集まっても、なかなか実施ができないということをよく聞いておりました。そういう意味では、こういう議会のある意味危機的状況だからこそできるということではないかなというふうに思っておりますし、8月の臨時会までに何とかその素案をつくっていただいて、8月臨時会にぜひそれをかけていただいて、そこで定数を減らした上で、条例をつくった上で新たな議会が開催されることを望んでおります。 今、可能性としては4つの選択肢があるのではないかなというふうに私なりに考えております。一つは、今こうしてふるさとを考える会の瀬戸会長が出されておりますように、即時6月議会での解散という話が一つ。それから2つ目は、その署名運動によりますリコールによる解散。いずれも定数は30での改選でございます。それから、3つ目は定数を適正化といいますか、減らした上での議員が自主解散をして、それから出直し選挙というのが3つ目だというふうに思っております。4つ目は何があるのかなと皆さん思われるかもしれませんけれども、あり得ないとは思いますが、現在のまま2年在任と。こういうことはもう今の段階では、今、失笑を買いましたように、きっとないというふうに私も思っています。そういう意味では、議員の皆さんそれぞれに、もうそういう腹はきっとできているんだろうなというふうに、私は思っております。 ただし、自主解散をするため、自主解散ということばかりが先行して、ひとり歩きしておるような状態ですけれども、法的には4分の3以上の出席議員で、5分の4以上の同意が必要ということは、議員の皆さんもう既によく御存じのことだろうと思います。現在36名の議会におきましては、29名以上の賛同が要るという計算になります。 しかしながら、この6月議会終了後に、うわさではありますけれども、数名の議員さんが議員辞職をされるという話も漏れ聞いております。そういう動きがあって、仮に、人数が何名になるかわかりませんけれども、例えば29名というようなことで仮定をした場合に、24名の賛同者がいなければ可決しない。言いかえれば、6名の反対があったら、この自主解散そのものができないというような計算になってしまいます。今の議会の構成では7人まではオーケーということなんですけれども、そういうことになると6人になってしまうということで、そういう意味では非常に厳しいハードルになってしまって、自主解散をしたくても法的にできないという本当に残念な結果になりますし、もっと言いますと、五月雨式に、辞職される議員さんはそれぞれの思いで辞職されるんでしょうから、私はとやかく言いませんけれども、五月雨式にもしそういう議員さんがふえてこられると、あるいは補欠選挙という大変また市税を使って、リコール選挙になれば3,000万の市費が投入されると、その上にまた補欠選挙もあると。そんなことになったら、本当に山陽小野田の議会は何をしているんだということで、本当に全国的に汚名を知らしめてしまうというふうに思っております。 そういう意味からも、ぜひ私は、(発言する者あり)きょう解散すればいいという声もありますけれども、私は定数をぜひこのチャンスに、あと1月ですから、1月待っていただいて、その間にぜひ皆さん方でそういう自浄作用といいますか、ものに期待をいたしたいなというふうに思っております。リコールでの解散というのは我々議員といたしましても、また市の歴史の上からも、非常に不名誉で残念なことであろうというふうに思っております。できれば、議会の自浄作用に期待をし、あるいはここにおられます各議員の良識を信じまして、定数削減、そして8月自主解散というシナリオをいま一度確認をさせていただきたいというふうに思っております。 私自身は、最後までそういう意味で議会の中でそういうことで闘っていきたいなというふうに思っております。そういう私を見まして、周りの方々は、「辞職しない議員というのは潔くない」と、「風が読めない」と、「自己保身じゃないか」というふうに揶揄もされますし、御批判もいただいております。しかしながら、私が目指す市税を投じない自主解散というものを実現させるためには、その中にあえて身を置いて、ぜひこの議会の内部でみずからが議員としてできることは何かということをいま一度考えて、沈みかけた船を見捨てて海に飛び込むのではなく、みずからもう一度立て直しにかかっていくというようなことも必要ではないかなというふうに思いまして、登壇をさせていただきました。決してこの請願そのものの趣旨に反対をするという意味じゃないことをぜひ傍聴席の方にも御理解をいただきたいなというふうに思っております。 以上で私の、反対討論というにはちょっと腰のおぼつかない討論になりましたけれども、ぜひ定数削減をしたいんだという思いが伝われば、それでいいかなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。(好川桂司君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。津野啓子議員。(津野啓子君登壇) ◎議員(津野啓子君) 決議書を提出する議員の一人として、他の議員の方々の多くの賛同を得たく討論いたします。 合併の最大の目的は行財政のスリム化や経費削減にあります。在任特例はあくまでも特別な措置であり、山陽小野田市の厳しい財政運営を一番よく理解しなければならないのは議員です。現在の議会の状況は、議員みずからが合併効果を打ち消してはいないでしょうか。今こそ議員が率先してみずからの身を削ってこそ、新市の運営も円滑に進むのではないでしょうか。特別委員会では定数削減の協議がされておりますが、定数の適正化、もっと大事な議員報酬の見直しなど、6月議会で解散をし、新たな議会で審議すべきだと思います。 さきほどの好川議員の討論の中の8月臨時会で決るのでしょうか。6月解散、リコール解散、定数削減の自由解散、住民投票、4つの目標があります。これを1月でクリアできますか。また、市税を投じない自主解散の意味とはどうでしょうか。千慮な──千慮ですよ、千慮な議員各位の賛同をお願いいたします。(津野啓子君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。大井議員。(大井淳一朗君登壇) ◎議員(大井淳一朗君) 皆さん、こんにちは。大井淳一朗です。今までいろんな方の意見が出ておりました。私はそれぞれの思いがあり、それぞれの立場で主張されていることだと思いまして、私は皆さんそれぞれ尊重したいなと思っております。 私は、「6月議会に於ける議会解散」に関する請願の採択につき、賛成の立場で討論いたします。 賛成の実質的根拠は、純粋な市民の思いだろうと思います。私たち議員は、新市の動向を見定める責務と、早く襟を正してほしいとする市民の声の微妙なバランスの中で、解散について考えてきました。その中で示された9月解散という一つの方向性に対して、結果的には3万を超える署名が集まりました。これは9月じゃいけんよというあかしであり、重く受けとめなければなりません。 また、先週末から、私ごとではありますが、4会場で急遽市政報告会を開きまして、校区の後援会員の意向をお聞きしました。そこでも早くこの状態から正常化に戻してほしい、結果が見えている住民投票に3,000万もの税金を使ってほしくないとの意向で一致いたしました。 思うに、行政と議会は車の両輪です。市長選を経て一方の市長さんの方の車輪が変わりました。何とかこれで予算も通りました。次は議会側がタイヤ交換するときではないでしょうか。新市において山積する重要案件に取り組む責務がある、これは皆さんお持ちだと思います。ただ、私は本当にそう思うのであれば、あえて厳しい審判を受けてから臨もうというのが現在の率直な思いでございます。 これに対して、「今解散したら定数はどうなるんだ」という意見があります。確かに対数問題は重要ですし、私も削減には賛成しております。しかし、定数が削減されるかわりに、「解散が1カ月から2カ月延びることよりも、定数が結果的に30のままでも早く解散してほしい」と望んでいる市民が多いのではないかと、私はそう感じております。もはや緻密な財政比較よりも強い一つの一種の感情が上回っているのかもしれません。 さらに、賛成の形式的根拠として、前回までと異なった請願事由が上げられます。前回の議会早期解散の請願事由に、「合併に対する取り組みが民意と完全に乖離していたことに市民の審判が下ったんだ」とありまして、当時の私は法定協の委員の立場から、これを甘受することができませんでした。それに対し、今回はシンプルに議会解散請求の手続に入った民意を理解し、自主解散を決議する旨の内容で請願事由が上げられております。代表者は別の意図があるのかもしれませんが、これが私たちに対する一定の配慮がなされているのであれば、これに応えなければならないだろうと思っています。 以上、るる申し上げてきましたが、市民のために中身のある9月定例会が開かれ、いち早く市政の正常化へと向かうことを望みまして、またむだな3,000万を本当に必要な事業に9月補正予算として例えば充てることを強く要望いたしまして、本請願の採択につき賛成討論といたします。(大井淳一朗君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。平田議員。(平田 武君登壇) ◎議員(平田武君) 純粋に財政問題だけを考えまして討論いたします。 現在、解散、今しますと、30人のままで行くというのは、先ほどから話が出ておりましたが、そのとおりです。30人のまま行きますと、30人の費用が要るわけです。4年間ですね、今から。そして、このあと1カ月ぐらいで削減の話が煮詰まって、ある程度の削減ができたとしたら、その人数で4年間行くわけです。30人の報酬は、現在いらっしゃる36人の報酬よりも多いんです。1年半ほど例えば最後まで行ったとしても、1,000万円以上現在の方が安いわけです。30人というのは非常に大きい数字なんです。例えば、議員が今1年約600万ほど報酬が出ておりますが、それが4年間続くわけですから、30人で行きますと1人でも2,400万、4人ですと約1億円も多く使うことになるわけです。5人で行きますと1億2,000万ぐらいですね。 そういうことで、「小野田にはお金がありません」とよく言われますが、そのとおりで、それだけのむだ遣いは今からはしてほしくない。ここまで来た以上は1カ月ぐらい待ったって、人数をきちんとして出直していただきたいと思います。でないと、さっきも言いましたように、1人当たり1期で2,600万もむだ遣いになります。私は、そういうふうに財政上の問題からいって、きょう解散するよりは、そのめどをつけて、1億円なり倹約できる方に進んでいってほしいと思います。それで、きょうの解散には反対いたします。 以上です。(平田 武君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって討論を終わります。 これより請願第2号について採決いたします。請願2号を採択することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(相本繁夫君) 起立少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決定いたしました。──────────── △日程第9決議案第2号 ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第9、決議案第2号山陽小野田市議会自主解散決議を議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。河村議員。(河村雅伸君登壇) ◎議員(河村雅伸君) 皆さん、こんにちは。会派春風の河村雅伸でございます。それでは、決議案第2号山陽小野田市議会自主解散決議について、案文の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。山陽小野田市議会自主解散決議 議会の在任特例については多くの市民が反対している。それはさきに行われた市長選挙において、議会の在任特例に反対の公約を掲げた白井市長が圧倒的な差で信任を得た結果を見れば明らかである。これは今回の合併を強行に進めてきた旧山陽町議会と旧小野田市議会に対しての批判のあらわれであり、現市議会への不信任である。市民の多くは即時解散を強く求めており、既に6月1日より議会の解散請求も開始され、住民投票が行われることは確実である。 議会の解散請求という運動が起きた責任は、現市議会にある。新市の厳しい財政状況を考えると、市民と議会が対立している場合ではない。一日も早く正常化を取り戻し、市民ととともに新市のまちづくりについての再建策を模索していかなければならない大事な時期である。 住民投票による解散では、膨大な費用もかかり、市民と議員の対立構図が消えるどころか、ますます溝が広くなり、市民の混乱は広まるばかりなので、住民投票をやらせてはならない。市民の混乱を収拾し、正常化を取り戻すためには、本会議において議員みずからが解散を決議し、新市の市民に信任された議員による議会での新市のまちづくりを考えるしかない。 以上の理由により、「地方公共団体の議会の解散に関する特例法」に基づき、山陽小野田市議会を解散する。平成17年7月27日。 以上、慎重に御審議をしていただき、市民が納得できる御判断をよろしくお願いいたします。(河村雅伸君降壇) ○議長(相本繁夫君) 提出者の提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件は会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております本件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより議題となっております本件について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。尾山議員。(尾山信義君登壇) ◎議員(尾山信義君) お疲れさまです。市民クラブの尾山信義でございます。この決議案第2号につきまして、反対の立場から討論させていただきます。 山陽小野田市が誕生いたしまして、4カ月を経過をいたしました。この間、在任特例に反対されてきた方々につきましても、在任特例を使っておられるということでございます。合併するまでの経緯といたしまして、合併協議会では議員定数については法定数どおり30、在任期間についても2年間ということで決まりました。この在任特例を反対に立候補された白井市長が就任をされました。定数のことについては、余り触れられておられませんが、住民からも「議員は多過ぎる、減らすべきだ」、「予算的にも削減するべきだ」との声も出ていることも事実であります。今回、先ほど平田議員も予算的なことを申されました。私もそのとおりだというふうに思っております。 また、今回この定数適正化検討特別委員会というものを今設置し、私も委員に選任されました。このことによって、「定数もきちんと削減をしていくべきだ」と、第1回の検討委員会も既に開催をされ、削減するという方向で方向づけがなされました。この検討委員会は、市民にとっても私は大変重要なものというふうに思っております。 決議案第2号によって今回解散すれば、30人定数で4年間、旧小野田市の報酬で枠取りがなされるというふうに思います。現状では、市民の意向も考えて、旧山陽町議員の報酬につきましては在任特例を使い、またまちづくり確認という意味からも謙虚に推移をしてきたという状況にあります。このことが本当に市民に理解をされているのかということが少し疑問にも思われます。また、この特別委員会を設置することは非常に意味深いものがあるというふうに思っております。 しかし、住民投票の予定も既に打ち出され、期日前投票なども使わなくて済む、経費は使わないということを基本に置けば、早急に定数を決定し、この議案を可決して解散をすることが私は最も市民に対する誠意だというふうに思っております。 そういう意味で、私たち議員は趣旨は趣旨といたしましても、今回の選挙の結果を真摯に受けとめ、議員として見識を持ち、みずからを律し、議会制民主主義におけるよりよい議会の権威保持に努める必要があるというふうに思っております。 以上の理由から、決議案第2号山陽小野田市議会自主解散決議に反対をするものであります。 以上です。(尾山信義君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。岩本議員。(岩本信子君登壇) ◎議員(岩本信子君) では、決議案第2号山陽小野田市議会自主解散決議に御賛同いただきたく、意見を述べます。 さて、さきの議会解散を求める運動に3万人余りの署名が集まり、9月に住民投票が実施されることが確実になったことは、皆様御承知されていると思います。この議会初日に、山陽小野田市議会議員定数適正化検討特別委員会が設置されていますが、2カ月もない短期間で3回程度の会議で、的確な適正化が図れるのかどうか、大きな疑問を持っています。 新市になっての財政は逼迫してきており、このたびの17年度予算も、ある基金をすべて取り崩し、何とか編成されております。来年度はもう数千万の基金しかない状況の中、議員定数も大幅な見直しを考えていくべきではないでしょうか。人口5万から10万の市の議員定数は30人です。この割合で計算すると、6万5,000では約20人となります。これが適正化の基準となるのではないでしょうか。財政の長期的展望を考えると、このぐらいを目指すべきだと私は思っていますが、合併直後の混乱期、地区の間の一体感を強めるためにも、ある程度の議員は必要なことも確かであります。ゆえに、新市定数は30人から始め、任期の4年間に報酬を見直しすれば、財政面は節約できます。また、4年間に長期的財政を考慮しながら、定数見直しを考えていくことが新しいまちづくりだと考えました。 これまでの署名運動に市民は大きな労力をかけています。そして、9月の住民投票まで行けば、3,000万円の費用がかかると言われております。議員定数適正化検討特別委員会は財政改革を目的としております。9月まで任期を延ばし、安易な少数削減では、長期にわたる抜本的な財政改革につながるとは思えません。また、この議会は9月に自主解散を決めております。このようなことから、この議会はこれからかかる費用は使わずに、市民の思いを重く受けとめ、早急に市民と議会の関係を正常に戻す努力をし、難航を極める山陽小野田市政に支障を来たさないようにすることの方が先決ではないでしょうか。 よって、この山陽小野田市議会自主解散決議案に賛成いたします。(岩本信子君降壇) ○議長(相本繁夫君) ほかに討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) これをもって討論を終わります。 これより決議案第2号について採決いたします。この採決は、会議規則第70条第1項の規定により、無記名投票で行います。(「議長、緊急動議いたします」と呼ぶ者あり) 岩本議員。 ◎議員(岩本信子君) 無記名投票じゃなくて、記名投票でお願いしたいと思います。 ○議長(相本繁夫君) ほかにだれかおられますか。動議が3名以上に達しておりますので、暫時休憩をいたします。暫時休憩をいたしますので、しばらくお待ちください。(発言する者あり)みんな控室の方へ。横田局長。 ◎事務局長(横田信夫君) ただいまから、議会運営委員会を開催をしていただくようになります。その中で御論議をいただきたいというふうに思っております。────────────午後4時25分休憩午後4時43分再開──────────── ○議長(相本繁夫君) これより休憩前に引き続き会議を続行いたします。 ここで会議時間の延長について申し上げます。会議時間は、会議規則第88条により、午後5時までとなっておりますが、日程がすべて終るまで会議を続行いたしますので、御協力のほどお願いいたします。 ただいま岩本議員から、本件の採決について記名投票にされたいとの動議が出されましたが、本件の採決については、議長において既に無記名投票で行う旨の宣告をいたしておりますので、この動議は認められません。この採決は、会議規則第70条第1項の規定により、無記名投票で行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ○議長(相本繁夫君) ただいまの出席議員数は36名であります。 投票用紙を配付いたさせます。(投票用紙配付) ○議長(相本繁夫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) ○議長(相本繁夫君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記入願います。なお、会議規則第72条の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、反対とみなします。 ただいまから投票を行います。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、投票用紙に記載の上、順番に投票を願います。(各議員投票) ○議長(相本繁夫君) 投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(相本繁夫君) 開票を行います。会議規則第30条第2項の規定により、立ち会い人に上野議員、花本議員を指名いたします。 上野議員、花本議員の立ち会いをお願いいたします。 念のため申し上げます。本案の議決については、地方公共団体の議会の解散に関する特例法第2条第2項の規定により、議員数の4分の3以上の者が出席し、その5分の4以上の者の同意を必要とします。ただいまの出席議員数は36名であり、議員の4分の3以上です。また、出席議員の5分の4は29名であります。(開票) ○議長(相本繁夫君) 投票の結果を報告いたします。 投票総数36票、これは先ほどの出席議員に符合いたしております。このうち賛成11票、反対25票。 以上のとおり、賛成は5分の4に達していません。したがって、決議案第2号山陽小野田市議会自主解散決議は否決されました。──────────── △日程第10議員派遣について ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第10、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。会議規則第158条の規定により、議員の派遣について、平成17年8月19日に山陽小野田市文化会館で行われる山口県市議会議員研修会に36名以内の議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、本件はそのように決定いたしました。──────────── △日程第11閉会中の調査事項について ──────────── ○議長(相本繁夫君) 日程第11、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第103条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(相本繁夫君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の調査に付することに決定いたしました。 以上をもちまして、本会議に付託されました案件は全部終了いたしました。よって、平成17年第1回(6月)山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れでございました。────────────午後5時01分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成17年7月27日   議  長   相 本 繁 夫   署名議員   千々松 武 博   署名議員   津 野   薫...