柳井市議会 > 2019-08-23 >
09月04日-01号

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  1. 柳井市議会 2019-08-23
    09月04日-01号


    取得元: 柳井市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    令和 元年 第3回定例会( 9月)   柳井市告示第30号    令和元年第3回柳井市議会定例会を、次のとおり招集する。      令和元年8月23日                                      柳井市長 井原健太郎   1 期日 令和元年9月4日   2 場所 柳井市議会議場──────────────────────────────   開会日に応招した議員三島 好雄              岩田 雄治田中 晴美              岩田 優美秋良 克温              山本 達也坂ノ井 徳              川﨑 孝昭中川 隆志              久冨  海藤沢 宏司              篠脇 丈毅岸井 靜治              早原 秀文賀原 基和              石丸 東海君国 泰照                   ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────令和元年 第 3 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                                  令和元年9月4日(水曜日)─────────────────────────────────────────────議事日程                              令和元年9月4日 午前10時00分開会    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 諸般の報告    日程第4 議案上程審議(委員会付託)    日程第5 陳情上程審議    日程第6 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 諸般の報告    日程第4 議案上程審議(委員会付託)      (1)議案第48号 柳井市印鑑条例の一部改正について      (2)議案第49号 柳井市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について      (3)議案第50号 柳井市消防団員の定員、服務等に関する条例の一部改正について      (4)議案第51号 柳井市水道給水条例の一部改正について      (5)議案第52号 字の区域の変更について      (6)議案第53号 工事委託協定の締結について      (7)議案第54号 平成30年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について      (8)議案第55号 令和元年度柳井市一般会計補正予算(第3号)      (9)議案第56号 令和元年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      (10)議案第57号 令和元年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      (11)議案第58号 令和元年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      (12)議案第59号 令和元年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      (13)議案第60号 令和元年度柳井市水道事業会計補正予算(第1号)      (13)同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について      (14)報告第7号 平郡航路有限会社の経営状況について    日程第5 陳情上程審議      (1)陳情第8号 「生涯現役社会」を実現するシルバー人材センターの決意と支援の要望    日程第6 一般質問         君国泰照議員          1 市長の市政運営について          1 我が祖国、愛する柳井の平和都市について           (1)世界各地で民族紛争や宗教、領土問題での争いが相次ぎ、又異常気象による自然災害により、多くの人々が戦禍や飢えで傷付き苦しみ、悲しみにあえいでいる。このような世界情勢の中で、我が国日本は政治も安定して平和国家である。ふるさと柳井は、大自然の恩恵にあずかり実り多き母なる大地にて、平穏な田舎の都市で生活している。戦争をしない、核を持たない平和な日本において、我が祖国“ふるさと柳井”を市民や青少年に自信や自慢と誇り高き柳井を自覚し更なる柳井の平和都市の構築について市長、教育長にお尋ねする。          2 6月定例市議会の請願について           (1)令和元年第2回定例会において、双葉愛保育園の三度の請願と、柳商跡地利活用図書館建設に反対の請願が採択された。市長と議会は車の両輪である。二元代表で市長の全責任ではなく、市民から選ばれてその一翼を担う市議会にも責任がある。今回、三度の請願も無視するようでは、議会軽視であり、今後の市政運営にも支障をきたし禍根を残すことになる。その後の請願の処理、経過及び結果についてお尋ねする。          3 郷土活性化の源である祭り、イベントについて           (1)今夏の猛暑と2度の台風の接近であったが、被害もなく無事であった。このような厳しい暑さの中で盛大に金魚ちょうちん祭りが催され、又各地区においても、イベントや盆踊りが繰り広げられ行事関係者各位に心から感謝をすると共に、郷土ふるさとを愛する情熱と心意気に住民パワーを感じた。そこで人口減少、少子高齢化の人手や人材不足ではあるが持続、継続するには、より市民の参加が必要であり多少マンネリ化が見受けられるものもあるが、課題や反省点、要望について検討をされているかお尋ねする。         賀原基和議員          1 柳井市の公共施設の照明(明るさ)について           (1)庁舎の照明(明るさ)について           (2)学校他公共施設の照明について          2 農道(美ゅーロード)の交通安全対策について           (1)道路管理者として速度抑止はできないか           (2)側溝(水路)の溝蓋はできないか         山本達也議員          1 スポーツの推進に係る施策について           (1)柳井市スポーツ推進条例に基づき、市は、どのようなスポーツの推進に係る施策を展開しているのか           (2)これまでのスポーツの推進に係る施策は、柳井市スポーツ推進条例の目的に鑑み、十分になされているといえるのか          2 スポーツ施設の整備及び利用促進について           (1)柳井市民球場や柳井市体育館といった老朽化したスポーツ施設に対し、なぜ抜本的な対策を実施していないのか           (2)柳井ウェルネスパーク多目的広場の更なる利用促進の為に、どのような施策を講じているのか──────────────────────────────出席議員(17名)1番 三島 好雄          2番 岩田 雄治3番 田中 晴美          4番 岩田 優美5番 秋良 克温          6番 山本 達也7番 坂ノ井 徳          8番 川﨑 孝昭9番 中川 隆志          10番 久冨  海11番 藤沢 宏司          12番 篠脇 丈毅13番 岸井 靜治          14番 早原 秀文16番 賀原 基和          17番 石丸 東海18番 君国 泰照                  ──────────────────────────────欠席議員(0名)──────────────────────────────欠  員(1名)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長   河内 義夫          次長 宮本 太郎補佐   井原 郁江                  ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長            井原健太郎      副市長           鍵山 有志参与            粟屋  桂      教育長           西元 良治会計管理者         宗廣 宜之      総合政策部長        玉中  勲総務部長          國村 雅昭      建設部長          古谷 浩介上下水道部長        川本 和美      経済部長          日浦 隆雄市民部長          川井 隆志      健康福祉部長        米川 辰夫教育部長          河村 邦久      総務課長          河原 憲治財政課長          森岡 和子                         ──────────────────────────────午前10時00分開会 ◎事務局長(河内義夫) ご起立願います。互礼。ご着席願います。 ○議長(藤沢宏司)  これより、令和元年第3回柳井市議会定例会を開会いたします。 直ちに、本日の会議を開きます。 ここで、議事日程に入る前に、議長より、皆様にお願い申し上げます。議会におけるクールビズに取り扱いについては、議会運営委員会において、ご協議をいただいておりますが、6月議会と同様に、9月議会本会議においてもノーネクタイ、また、皆様それぞれのご判断によって、上着をとってもよいことといたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、日程に入ります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(藤沢宏司)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、川﨑議員、中川議員の両名を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(藤沢宏司)  日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、去る8月29日の議会運営委員会においてご協議申し上げておりますが、本日から9月26日までの23日間といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月26日までの23日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸般の報告 ○議長(藤沢宏司)  日程第3、諸般の報告を行います。 第2回定例会以降の議長会関係の概要をご報告申し上げます。 7月25日、木曜日、柳井市において、柳井地区広域市町議会議長会主催の議員研修会を開催いたしました。東京インタープレイ株式会社の米田英輝先生を講師にお迎えし、「議会におけるタブレット型端末の活用について」と題して講演をいただきました。 次に、8月9日、金曜日、柳井市において、山口県市議会議長会主催の議員研修会を開催いたしました。千葉県市川市議会事務局の野村憲一先生を講師にお迎えし、「ここがポイント、自治体議員のコンプライアンス」と題して講演をいただきました。また、午後からは、全国市議会議長会主催の2040未来ビジョン出前セミナーが開催されました。弁護士の杉田昌平先生を講師にお迎えし、「外国人と労働環境」と題して講演をいただきました。 次に、8月19日、月曜日、宇部市において、山口県市議会議長会主催事務局職員研修会が開催されました。株式会社地方議会総合研究所の廣瀬和彦先生を講師にお迎えし、議会運営に関する研修が行われ、本市事務局職員も出席しております。 なお、関係資料は事務局に保管してありますので、ご参照ください。 以上で、諸般の報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.議案上程審議(委員会付託) ○議長(藤沢宏司)  日程第4、議案第48号から議案第60号までの13件、同意1件、報告1件を一括上程し、直ちに議題といたします。 それでは、ただいま議題となりました全議案について、市長より、提案理由の説明を求めます。市長。〔市長登壇〕 ◎市長(井原健太郎) 令和元年第3回柳井市議会定例会は、柳井市印鑑条例の一部改正についてなど、議案13件、同意1件及び報告1件についてご審議をお願いするため、ご参集をいただきました。 それでは、提出議案等の概要をご説明申し上げます。 議案第48号は、住民基本台帳法施行令等の一部改正に伴い、柳井市印鑑条例の一部を改正するものであります。 議案第49号は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行及び地方公務員法の一部改正に伴い、柳井市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正するものであります。 議案第50号は、地方公務員法の一部改正に伴い、柳井市消防団員の定員、服務等に関する条例の一部を改正するものであります。 議案第51号は、水道法の一部改正に伴い、柳井市水道給水条例の一部を改正するものであります。 議案第52号は、団体営農地耕作条件改善事業鷹の巣地区の施行に伴う換地処分を行うため、地方自治法の規定により、字の区域を変更するものであります。 議案第53号は、柳井市公共下水道根幹的施設である東土穂石雨水ポンプ場建設工事委託協定を締結することについて、柳井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第54号は、平成30年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分について、地方公営企業法の規定により、議会の議決を求めるものであります。また、決算認定について、同法の規定により、監査委員の意見を付して、議会の認定を求めるものであります。 議案第55号は、一般会計補正予算であります。今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ6億7,188万6,000円を追加するものであります。 まず、歳出の主なものとして、総務費の財産管理費では、ふるさと納税等に係る寄附金を基金に積み立てるための積立金の補正を、柳井商業高等学校跡地整備費では、附帯工事費の補正を行うものであります。 民生費のプレミアム付き商品券事業費では、費目の組み替えを、児童福祉総務費では、電算システム改修委託料の補正を、児童措置費では、児童扶養手当の補正を行うものであります。 商工費の商工振興費では、企業立地に向けた基盤整備を行うため、実施設計委託料の補正を行うものであります。 土木費の道路新設改良費では、市道整備工事費の補正を、橋梁維持費では、測量設計委託料の補正を、河川総務費では、河川しゅんせつ補修工事費の補正を、街路事業費では、道路改良工事費県事業負担金の補正を行うものであります。 教育費の文化財保護費では、表土除去委託料の補正を、体育施設費では、伊陸地区グラウンド照明設備設置工事費の補正を行うものであります。 災害復旧費では、農林水産業施設、土木施設について、7月豪雨により発生した災害復旧経費の補正を、また、農林水産業施設について、昨年7月豪雨により発生した災害復旧経費の補正を、改めて計上するものであります。 次に、歳入でありますが、分担金及び負担金、国・県支出金、地方債等の特定財源に係る所要の補正のほか、一般財源の補正は、市税、地方交付税等の補正が主なものであります。 なお、地方債補正につきましては、災害復旧事業債公共事業等債等の補正を行うものであります。 議案第56号から議案第60号までは、特別会計及び水道事業会計に関する補正予算であります。 議案第56号は、国民健康保険事業について147万5,000円を追加するもので、保険事業費及び諸支出金の補正を行うものであります。 議案第57号は、公共下水道事業について1,034万円を追加するもので、繰入金及び下水道事業費の補正を行うものであります。 議案第58号は、農業集落排水事業について647万7,000円を追加するもので、県支出金、繰入金、市債及び農業集落排水事業費の補正を行うものであります。 議案第59号は、介護保険事業勘定について599万9,000円を追加するもので、総務費及び諸支出金の補正を行うものであります。 議案第60号は、水道事業会計について、資本的収支として、資本的収入の企業債を850万円、補助金を400万円それぞれ増額し、資本的支出の建設改良費を1,323万円増額するもので、排水管整備事業の補正を行うものであります。 同意第4号は、固定資産評価審査委員会委員に須内美穂氏を選任することについて、地方税法の規定により、議会の同意を求めるものであります。 報告第7号は、平郡航路有限会社の経営状況について、地方自治法の規定により、報告するものであります。 以上、提出議案等につきまして、その大要をご説明申し上げましたが、詳細にわたりましては、ご質問に応じまして、私及び関係参与からご説明申し上げますので、何とぞ慎重ご審議のほどお願い申し上げます。〔市長降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、市長の説明を終わります。 これより、1案ごとに審議に入ります。 まず、議案第48号、柳井市印鑑条例の一部改正について、補足説明があれば、これを求めます。市民部長。 ◎市民部長(川井隆志) 補足説明を申し上げます。 本年11月5日より、住民票への記載も可能となりました旧氏で印鑑登録ができるようにすること、また、性的マイノリティーに配慮し、個人のプライバシーを尊重するため、印鑑登録証明書の性別欄を削除することに伴う所要の改正を行うものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 今部長が述べられたことは、国の方針ですよね。でよろしいんですね、そういう理解で。 ○議長(藤沢宏司)  市民部長。 ◎市民部長(川井隆志) 今回の条例の一部改正は、住民基本台帳法の施行令等の改正に伴うものでございまして、国の制度改正に伴うものでございます。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、厚生常任委員会に付託いたします。 次は、議案第49号、柳井市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について、補足説明があれば、これを求めます。総務部長。
    ◎総務部長(國村雅昭) 補足説明を申し上げます。 議案書の2ページをお願いいたします。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律、こちらが施行され、同法第44条の規定による地方公務員法の一部改正に伴い、成年被後見人または被保佐人を職種業務等から一律に排除する規定、いわゆる欠格条項を規定した条項を削除するものであり、第1条では、柳井市一般職の職員の給与に関する条例から、第2条では、柳井市職員退職手当支給条例から、また、第3条においては、柳井市水道事業職員の給与の種類及び基準に関する条例から、それぞれ該当する条項を削除するものであります。 附則として、地方公務員法の一部改正の施行期日が、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布の日から起算して六月を経過した日となっておることから、本条例の施行期日を令和元年12月14日としております。また、第2項におきましては、柳井市一般職の職員の給与に関する条例に係る経過措置について定めるものであります。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。岩田雄治議員。 ◆議員(岩田雄治) よくわかっていないので、基本的なことをお訊きするんだけども、欠格条項として、成年被後見人等の権利の制限ということでの関係が国で決まって、それに伴って、柳井市の地方公務員法に関わって変換をするということでいいんでしょうけれども、そもそもが、いわゆる成年の被後見人が、柳井市としては、それを採用をしてはいけないということになっていたんでしょうか。どうなのでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) こちらは、認知症や障害を持つ方が、成年後見人制度、こちらを利用した場合には、公務員としての資格、地位が自動的に失われるという欠格条項がございました。こちらが、持っている資格が一律に失われる仕組みということから、こちらを廃止することで、こちらを利用される方の人権を尊重する環境を整えるという法律の趣旨でございまして、個別に今後は判断していくということになるわけでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  岩田議員、いいですか。 ◆議員(岩田雄治) いいですよ。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、総務文教常任委員会に付託いたします。 次は、議案第50号、柳井市消防団員の定員、服務等に関する条例の一部改正について、補足説明があれば、これを求めます。総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) 補足説明を申し上げます。 議案書の3ページをお願いいたします。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行によりまして、地方公務員法の一部改正に伴い、こちらの条例につきましても、欠格条項を定めております第7条において、成年被後見人または被保佐人を規定しております第1号を削除するとともに、必要な条項の繰り上げと合わせて、このたび字句の修正を行うものでございます。 附則といたしまして、議案第49号と同様に、本条例の施行期日を令和元年12月14日とするものであります。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、総務文教常任委員会に付託いたします。 次は、議案第51号、柳井市水道給水条例の一部改正について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 水道法の一部改正により、指定給水工事事業者の指定に更新制が導入されることに伴い、所要の改正を行うものでございます。 附則としまして、水道法の一部を改正する法律の施行日と同様に、令和元年10月1日から施行することとしております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第52号、字の区域の変更について、補足説明があれば、これを求めます。経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 補足説明を申し上げます。 議案書の5ページから7ページまでをごらんください。 団体営農地耕作条件改善事業鷹の巣地区につきましては、柳井市土地改良区が実施主体として、平成28年度から農地の大区画化、汎用化等の基盤整備を行っておりまして、今年度に事業の完了を予定しております。基盤整備による農地、道路、水路等の土地の形状変更に伴い、字の位置の変更が生じたため、字の区域の変更について議会の議決を求めるものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第53号、工事委託協定の締結について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 公共下水道の根幹的施設であります東土穂石雨水ポンプ場につきまして、日本下水道事業団に対し、委託期間を令和元年度から令和5年度の5カ年とし、委託金額24億800万円で工事委託するものでございます。 この事業は、柳北排水区内の59.4haの雨水対策として、ポンプ場を整備するものであります。 事業概要といたしましては、令和元年度から令和3年度にかけてポンプ場の土木建築工事を、令和3年度から令和4年度にかけてポンプ設備工事を、令和5年度に場内整備工事を行うものであります。 日本下水道事業団は、日本下水道事業団法に基づき設立された法人で、下水道の業務について、地方公共団体を支援、代行する機関として、地方公共団体の出資により設立された、高度な技術を要する下水道事業を代行できる唯一の団体であります。これまでの当団体への委託実績は、柳井浄化センター、古開作雨水ポンプ場、宮本雨水ポンプ場がございます。 このような理由から、本市においては、当該業務における総合的な専門的知識を有しないため、当団体へ工事の委託を行うものであります。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。早原議員。 ◆議員(早原秀文) 非常にこれは大きな事業なので、確認を含めて、3点ばかりお伺いしたいと思います。 この議案書の11ページにあるんですけども、この遊水池というか貯水池、この体積というか立米、これはよく、数字がよくわからないんですけども、実際これは何立米の遊水池、貯水池になるのか。そして、このポンプ場が、機能というか、1時間雨量何mmまでの降水に対して、十分排水処理ができるのか。そういったこの基本的な設計はどうなっているのかというのが1点目です。 2点目については、今部長さんおっしゃいましたけども、この実施計画で見ましても、一応完了時期は令和5年度ということでいいんでしょうか。そして、この費用負担区分は約24億円の負担割合、これは県と市が折半すると、お互いに約12億円ずつ負担するということでよいのかどうかというのが2点目。 そして、3点目ですけども、このポンプ場事業というのは、この東土穂石ポンプ場をもって、もう完了するのか。また、将来まだ、別の箇所にですね、まだつくる必要があるのかどうかということを含め、以上の3点について、上下水道部長にお尋ねいたします。 ○議長(藤沢宏司)  上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) まず、遊水池の容量につきましては、ポンプ場基本設計作成業務により、排水区域の面積、雨水の流入量、ポンプ場の敷地面積を考慮し、面積700m2、容量2,100m3として計画しております。11ページの平面図の三角形の部分が遊水池となります。 次に、排水能力についてでございますが、本市の雨水ポンプ場の整備基準は、降水確率年を10年、時間降雨強度を53mmとしており、当ポンプ場もこれにより整備する計画でございます。整備の期間ですが、令和5年度の完了を目指します。 事業の財源でございますが、補助対象事業費の2分の1は、国の補助金である社会資本整備総合交付金を、残りは起債を活用する予定でございます。 最後に、今後の雨水ポンプ場の建設についてでございますが、今回の東土穂石雨水ポンプ場の整備が完了すれば、当面雨水ポンプ場の新設の計画はございません。完了後は、その他の既設ポンプ等の設備の更新、あるいは増設を検討してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  よろしいですか。はい、石丸議員。 ◆議員(石丸東海) この排水区の放流先は、土穂石川ですよね。この土穂石川を、現在、山口県において改修しています。そして、ネックになります188号線沿いの田布路木橋がございますね。これらを改修しないと、ここで集めたのを一気に土穂石川に流せば、一気に水量が増えて、下流のほうがつかる。護岸等がもてるのか。県の計画予定があるでしょうが、さっき言われた令和5年完了でしょうよね、これは。それまでに土穂石川の河川改修というのは、どの程度進むんですか。整合性、県と当然話されておると思うんですが、その点はいかがですか。 ○議長(藤沢宏司)  建設部長。 ◎建設部長(古谷浩介) 今、雨水ポンプ場は令和5年度までということでございますけど、土穂石川の田布路木橋がボトルネックになるということと思うんですけど、令和5年度までに田布路木橋の部分が広がるのはちょっと難しいかと思いますけど、今県の予定では、田布路木橋の部分が広がらなくても、一応10分の1確率で整備する予定にしておりますので、今回この東土穂石ポンプ場が令和5年度にできて、そこにその水を土穂石川に放流した際に、そうした氾濫は起きないというふうに説明を受けております。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 本案は、なお慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第54号、平成30年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 最初に、水道事業会計処分利益剰余金の処分について、ご説明申し上げます。 別冊となっております水道事業会計決算書をお願いします。 5ページをお願いいたします。 下段になりますが、水道事業剰余金処分計算書案についてでございます。建設改良積立金の取り崩し2,500万円及び当年度純利益3,598万712円をあわせ、当年度未処分利益剰余金6,348万712円が生じたため、積立金の取り崩し分2,750万円は資本金に組み入れ、未処分利益剰余金は利益剰余金の減債積立金に179万9,036円、建設改良積立金に3,418万1,676円を、それぞれ積み立てるものでございます。 続きまして、平成30年度水道事業会計決算について、ご説明申し上げます。 水道事業会計決算書の1ページをお願いいたします。決算報告書の(1)収益的収入及び支出の収入からご説明をいたします。 水道事業収益の決算額は、10億1,270万5,375円となっております。主なものは、水道料金と一般会計繰入金でございます。 次に、支出でございますが、水道事業費用の決算額は、9億6,849万9,969円となっております。主なものは、広域水道からの受水費でございます。 なお、収入から支出を差し引きしますと、4,420万5,406円の黒字となっております。また、消費税関係数値を除いた当期純利益は、3,598万712円となっております。 続きまして、(2)資本的収入及び支出でございますが、下段の支出から説明いたします。 資本的支出の決算額は、3億8,494万5,805円となっております。そのうち、建設改良費が2億3,627万7,080円でございますが、これにつきましては、10ページからの事業報告書のとおり、排水管整備事業等を実施したものでございます。 収入の決算額は、2億5,352万3,853円で、主なものは、企業債と出資金でございます。収入から支出を差し引いた不足額1億3,142万1,952円につきましては、欄外に記載しております補てん財源を充当しております。 また、決算書の7ページ以降には、貸借対照表と財務諸表及び、このほか決算附属書類を添付しております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。 この際、監査委員より審査の報告を求めます。坂ノ井議員。 暫時休憩といたします。午前10時32分休憩                              午前10時33分再開 ○議長(藤沢宏司)  本会といたします。 連絡があるまで休憩といたします。午前10時33分休憩                              午前10時36分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、本会といたします。 改めまして、監査委員より審査の報告を求めます。監査委員、坂ノ井議員。〔監査委員 坂ノ井徳登壇〕 ◎監査委員(坂ノ井徳) 大変失礼いたしました。事務局との連携がうまくいきませんで、時間をとらせました。まずは、おわび申し上げます。 それでは、ただいま上程されました平成30年度柳井市水道事業会計決算認定につきましては、審査の結果をご報告申し上げます。 本審査は、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づくものであり、本年の5月30日から7月8日までの間、私ともう一人の監査委員であります田中委員とともに、提出されました決算報告書など審査に付すべき書類並びに関係諸帳簿、証拠書類を照合し、さらに毎月実施しております例月出納検査の結果も踏まえながら厳正に審査を行い、あわせて水道事業の経営状況の把握にも努めたところでございます。 その結果、決算報告書、損益計算書、貸借対照表等提出されました書類は、それぞれ適正に作成処理されており、また、関係諸帳簿とも符合をしておりますことから、適正なものであると認めました。 皆様に配付しております意見書の掲載のとおりでございますが、参考までに平成30年度の水道事業の概要の一端を述べさせていただきます。 まず、事業の状況でございます。平成31年3月31日現在で前年度と比較し、給水戸数は268戸、給水人口は169人、それぞれ減少をしております。 有収水量、有収水量率は85.5%で、前年度と比較して1.7ポイント下回っております。 続いて、経営成績におきましては3,598万712円の利益が計上され、建設改良積立金の取り崩しによる、その他未処分利益剰余金変動額2,750万円と合わせて6,348万712円が当年度未処分利益剰余金として翌年度に繰り越されております。 この未処分利益剰余金の処分につきましては、資本金への繰り込み2,750万円、減債積立金への積み立て179万9,036円、建設改良積立金への積み立ては3,418万1,676円により全額処分し、繰り越し利益剰余金はゼロ円となる予定でございます。 最後に、今後の水道事業の運営につきましては、給水人口の減少に伴い、引き続き厳しい経営環境が続くものと考えられますが、経費節減に努力され、計画的な事業執行による効率的な運営に努められ、安全で良質な水の安定供給による市民の福祉の向上に努められますようお願いするものでございます。 また、令和元年、本年10月1日より水道料金と下水道料金の一括徴収が行われますが、市民サービスの向上、業務の効率化等、経営状況の改善が期待できるものの、不納欠損等の圧縮等、さらなる改善を申し入れました。以上、決算審査の報告といたします。 ○議長(藤沢宏司)  審査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。〔監査委員 坂ノ井徳降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、審査報告を終わり、これより審議に入ります。 議案第54号について質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第55号、令和元年度柳井市一般会計補正予算(第3号)について、補足説明があれば、これを求めます。総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) 補足説明を申し上げます。 別冊になっております令和元年度補正予算書9月補正、こちらの1ページをまずお願いいたします。 今回の補正は、第1条として既定の歳入歳出予算総額に6億7,188万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ166億637万7,000円とするものであります。 第2条は、地方債補正について定めるものでございます。 6ページ、7ページをお願いいたします。地方債の補正でございまして、災害復旧事業債などの追加及び事業費の変更による地方債の限度額の変更を行うものでございます。 それでは、歳入の主なものを説明いたします。 10ページをお開きください。まず、市税の市民税は、個人市民税の所得割の固定資産税は主に総務大臣配分償却資産の増額によるものでございます。 11ページの地方特例交付金及び普通交付税につきましては、額の確定によるものでございます。 12ページの農林水産業費分担金及び災害復旧費分担金につきましては、事業実施に伴う地元負担金を、12ページ下段から16ページ上段の国県支出金は、事業の追加、変更等に伴う補正を行うものであります。 16ページをお願いいたします。下段の寄附金は、ふるさと納税及び一般寄附に係る寄附金を計上するものであります。 17ページの基金繰入金のうち、公共用施設維持基金は、事業の財源に充当するため繰り入れるもので、財政調整基金は今回の補正における歳入剰余金相当額を基金繰入金の減額により対応するものでございます。 下段の雑入のうち、民生費雑入のプレミアム付き商品券売却代は、プレミアム付き商品券の販売は、当初計画では実行委員会方式により実施することとしておりましたものを市直営方式に変更したため、商品券売却代を歳入に予算計上するものでございます。 18ページをお願いします。市債につきましては、事業費の増加等に伴う公共事業等債の補正、地方の財源措置として発行する臨時財政対策債の補正でございまして、この補正後の一般会計の令和元年度末地方債残高は179億493万1,000円となる見込みであります。 続きまして、歳出の主なものをご説明申し上げます。 20ページをお開きください。まず、文書費及び財産管理費に計上した備品購入費は、公用車の老朽化による更新費用を計上するものでございます。 21ページの積立金は、ふるさと納税等に係る寄附金をその趣旨に沿って、ふるさと振興基金、教育基金及び地域福祉基金に積み立てるものでございます。 なお、今回の補正に伴う基金の残高につきましては、1枚紙でお配りしております基金残高見込み額表をご参照いただければと思います。 柳井商業高等学校跡地整備費については、複合図書館に係る本体工事費の9月補正予算への計上は見送りとした上で、跡地の周囲に設置されている危険ブロック塀を撤去し、フェンス及びガードレールを整備する経費を附帯工事費として追加計上するものでございます。 22、23ページのプレミアム付き商品券事業費は、市直営方式での実施としたことに伴い、実行委員会に支出する予定であった補助金を減額し、商品券換金業務委託料を新たに計上する等の予算の組み替えを行うものでございます。 23ページ下段の児童福祉総務費では、幼児保育無償化の対象範囲の確定に伴う電算システム改修に要する委託料等を、24ページの児童措置費では、本年11月からの児童扶養手当の支給月の変更に伴い、今年度に限り15カ月分の手当を支給するため扶助費を追加計上するものでございます。 26ページをお願いします。下段の農業振興費では、公用車の老朽化による更新費用等を、27ページの農地費では、農道、水路等の維持補修、改修等に係る経費を計上いたしております。 28ページをお願いします。下段の林業振興費では、琴石グリーンパーク内の維持修景施業を行うため、森林整備地域課題対策事業委託料を計上しております。 29ページの漁港管理費及び海岸保全事業費では、漁港区域内及び海岸保全区域内の施設整備の修繕料を計上いたしております。 下段の商工振興費の委託料は、企業立地関連基盤整備として、南浜企業団地排水経路整備に係る実施設計委託料を計上するものであります。 30ページ、市制度融資保証料補給補助金は、実績見込みにより増額補正をするものであります。 下段の道路維持費には、西里1号線側溝補修工事等、市道の維持補修工事費等を、道路新設改良費には、北部柳井田布施線の道路鋪装工事等に要する経費を、橋梁維持費には、打越橋橋梁補修設計に係る経費を計上いたしております。 32ページをお願いします。河川総務費の河川しゅんせつ補修工事費は、治水上緊急に対応する必要のある河川のしゅんせつを行うものであります。 下段の街路事業費では、古開作線に係る測量設計委託料、県事業負担金や古開作中央線に係る道路改良工事費等を計上しております。 次に、35ページをお願いします。小学校費の学校管理費には、施設修繕料及び施設改修工事費の増額を、中学校費の学校管理費には、施設修繕料の増額を計上いたしております。 続いて、36ページでございます。文化財保護費では、伊保庄地区における国営圃場整備事業に係る発掘調査賃金や表土除去委託料等を、37ページ、給食センター運営費には、調理・衛生器具等の修繕料を計上いたしております。 体育施設費では、伊陸地区グラウンドに夜間照明整備4基を設置するための工事費を、ウェルネスパーク管理費では、アクアヒルやないのプールろ過器や、公園内のベンチの更新に要する経費を計上するものでございます。 38ページ、39ページの災害復旧費のうち、現年分として計上した災害復旧工事費等は、本年7月18日に、主として伊保庄地区において発生した豪雨災害に係るものを、過年度分として計上した災害復旧工事費等は、昨年7月5日から7日までの間に伊陸地区で発生した豪雨災害に係るものについて、本年度予算に改めて計上するものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。岩田雄治議員。 ◆議員(岩田雄治) 本来なら委員会で言うべきことなのでしょうが、委員会では、私は意見が言えない、意見というか、要望が言えないので、要望のこの点をちょっと。 20ページにあります文書費と財産管理等の分で公用車の購入がされます。昨今いろいろな問題がありますので、ぜひともこの公用車、安ければいいんでしょうけれども、ただ、安かろう、悪かろうでも困りますので、一定の設備として、いわゆるドライブレコーダーをぜひ整備をしていただきたいというふうに思います。 先日もどこぞの副市長さんが、あおり運転をしたとかしないとかというニュースになっておりました。こういったことがないようにという意味合いも含めて、それをこの中での検討としていただけないかなという要望も含めてでございます。 ○議長(藤沢宏司)  総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) ドライブレコーダーの必要性につきましては、以前からの一般質問でもお伺いしておりますが、その必要性につきましては十分認識をしておりまして、ごみ収集車、それから、スクールバス、財政課で管理しております集中管理車等につきましては、既に設置をしておるところでございます。これから購入する車につきましても、設置する方向で検討させていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 今の車両購入費に関連してでございますけれども、20ページ、今、岩田議員が質問された車両購入費90万円載っておりますね。それと、26ページにも車両購入費と載っているんですよ。これが105万円です。この差というのは一体何なのでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) 今回の補正予算におきましては、3台の老朽化した車両の車両購入費を計上させていただいております。 まず、20ページの文書費の車両購入費、こちらにつきましては軽の貨物車2WDの購入を予定しておるところでございます。 それから、20ページ、財産管理費の備品購入費、車両購入費につきましては、主に山口県庁等に出張しますハイブリッド車の購入を予定しておるものでございます。 それから、26ページ、農業振興費の車両購入費につきましては、軽の貨物車でございますが、農地、山のほうにも参ります車でありますために4WD車、こちらの購入を予定しております。その値段の差ということでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 別な質問に移りますけれども、21ページの16番、柳井商業高等学校跡地整備費で、補正予算として3,139万ですか、載っております。今回のその補正する附帯工事費というのは、先ほどのお話ですと、危険ブロックとかフェンス、ガードレール、そういうふうなものの整備だというふうなことをお伺いいたしましたけれども、これらの要するに補正しようとしている内容というのは、当初計画の枠をはみ出ていないかどうかということが1つと、それから、財源の話ですが、これによりますと、特定財源として国県支出金が1,250万、それから、地方債、これが1,670万、その他、それから、一般財源として219万と、こういう数字が上がっておりますけれども、この特別財源である国県支出金、地方債、これと、よく言われております合併特例債、これとの関連性についてご説明願えないでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  総合政策部長。 ◎総合政策部長(玉中勲) 失礼します。お尋ねの今の今回の柳商跡地整備事業に伴う補正についての附帯工事費の増額部分についてでございますが、お尋ねの当初の整備事業の費用から増えたのではないかというご質問でございますが、ご説明をいたしましたとおり、この跡地の周囲にございます危険ブロックの事象につきましては、昨年、地震の関係でブロック塀の対策をする必要が生じておりまして、現在、危険な状態となっております。危険なブロック塀についての啓発はさせていただいておりますが、今、そういった状況でございますので、新たにその危険ブロック塀対策ということで今回計上させていただいたということでございまして、当初、基本構想等による整備費を計上しておりますが、それとは別の──別といいますか、それに加わる形で今回危険対策事業として行うということで計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  財源。総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) こちらの今回、柳井商業高校跡地の危険ブロック塀の改修等に伴う予算につきましては、国庫補助金として社会資本整備総合交付金、これ13ページの一番下段に、済みません、ちょっと待ってください。──総務費の総務管理費の負担金1,250万、社会資本整備臨時交付金、こちらのほうを充当させていただいております。 それから、起債につきましては、18ページの市債、総務債、柳井商業高校跡地整備事業債、公共事業等債、こちらのほうを充当させていただいておりまして、今回の事業につきましては、合併特例債は充当しておりません。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  早原議員。 ◆議員(早原秀文) ちょっとついでに。6、7ページの地方債補正。この中でいろいろな事業債起債されるわけですけれども、このいろいろな種類によって、これの利率ですけれども、5%以内というふうになっているわけですけれども、一番、この事業債の中で最も利率が低いものというか、当然、返済期間によって、5年で返すもの、30年で返すものによって利率は違うでしょうけれども、最も低い利率で幾らなのか、最も高い比率で幾らなのか。その幅というのをちょっと5%以下というのではちょっと曖昧なので教えていただけないかなと思います。 ○議長(藤沢宏司)  総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) こちらの事業に係る起債の借り入れにつきましては、実際、事業完了後の来年の年度末あたりになってこようと思います。もちろん5%以内ということで、かなりの幅はございますが、その時点の借り入れ先、今おっしゃいました返済期間、それから、その借り入れ時の金利の状況、これによって変わってまいりますので、ちょっと今一概に何%ということは申し上げにくいというのが現状でございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  早原議員。 ◆議員(早原秀文) この一応これについてはいいのですけど、現在、実績的に、今、大体現在、どういった利率で起債しているのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思っています。 ○議長(藤沢宏司)  わかりますか。総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) 現在、もし借りるとしたら約0.3%から0.4%、これぐらいの利率、借り入れ利率になろうというふうに思っております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 先ほどの質問の継続になりますけれども、今回の補正予算の金額に関しては、合併特例債対象ではないと、それを充当していないというふうなお話ですけれども、先ほどのお話ですと社会資本整備計画、そのような角度からの要するに国からの援助と、資金援助というふうなことだと思うのですけれども、合併特例債の場合は、我々──我々というか、私が認識しているところでは、要するに目的が図書館を建てるということを前提にしたもので構成されているというふうなことでしたけれども、今回の社会資本整備計画というふうな資金を使うということは、これは図書館建てるから、その社会資本整備計画を充当できるんだと、資金をね。そういうふうなことなのか、それとも先ほどお話ありましたように、危険ブロックとかフェンス、ガードレール、そういうふうなものを整備する、それ独自のためにそういう資金が充当できるんだというふうなことなのか、その辺の違いをご説明願えますか。 ○議長(藤沢宏司)  総合政策部長。 ◎総合政策部長(玉中勲) 失礼いたします。今の柳商跡地の整備事業につきましては、財源といたしまして、主に合併特例債を予定しているということで、これまで申し上げておりまして、それと同時に、いろいろな国からの交付金、補助金といいますか、そういったものが活用できるものについては、そういった事業を、交付金事業を活用していくということもあわせて検討しておりまして、そういったことで有利な充当できるような財源について、いろいろ模索して進めているということでございます。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、それぞれの所管の常任委員会及び柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託いたします。 11時15分まで休憩といたします。午前11時04分休憩                              午前11時15分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開します。 次は、議案第56号、令和元年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、補足説明があれば、これを求めます。市民部長。 ◎市民部長(川井隆志) 補足説明を申し上げます。 補正予算書の40ページをお願いいたします。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ147万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億6,540万6,000円とするものであります。 それでは、歳入からご説明いたします。43ページをお願いいたします。 国民健康保険基金繰入金につきましては、歳出の財源として、増額を行うものでございます。 次に、歳出についてご説明いたします。44ページをお願いします。 特定健康診査等事業費の委託料につきましては、集団健康診査の受診者の増加を見込みまして、増額をお願いするものでございます。 備品購入費につきましては、故障したパソコン及びプリンターの代替として、新たに購入をするするための経費を計上いたしております。 償還金につきましては、平成30年度の県支出金の額の確定に伴い、県支出金返還金を計上しております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 44ページですが、パソコンの購入とか、関連器具とか、ソフトの購入費というのは、どのようなソフトなのでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  市民部長。 ◎市民部長(川井隆志) 今回の購入するものは、国保特定健診等データ管理システムと、KDB国保データベースシステムの端末並びにその活用のためのソフトでございます。 ○議長(藤沢宏司)  いいですか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、厚生常任委員会に付託いたします。 次は、議案第57号、令和元年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 補正予算書46ページをお願いいたします。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に1,034万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億7,708万円とするものでございます。 それでは、歳入からご説明いたします。49ページをお願いいたします。 一般会計繰入金の増額につきましては、一般管理費の増により、歳出が増額したことによるものでございます。 次に、歳出についてご説明いたします。50ページをお願いいたします。 一般管理費の公課費につきましては、平成30年度事業に係る消費税及び地方消費税の納付額の確定により、増額するものでございます。 下水道事業費につきましては、南町地区の整備を進めるために、工事請負費の一部を、汚水環境実施設計の委託料へ振り替えるものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。中川議員。 ◆議員(中川隆志) ここの工事請負費の400万円が委託料で、工事の実施設計委託料になったということなのですけれども、これさっきちょっと説明あったけど、場所はどこでしたっけ。実施設計をやられた。 ○議長(藤沢宏司)  上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 実施設計の場所は、南町地区でございます。 ○議長(藤沢宏司)  中川議員。 ◆議員(中川隆志) 水道管替えられるのかと思うのだけど、何mぐらいやられるのですか。 ○議長(藤沢宏司)  上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 設計の概要でございますが、推進工法を約99m、開削工法を499m設計する予定でございます。 ○議長(藤沢宏司)  中川議員。 ◆議員(中川隆志) 実施設計をよそにお頼みになるということですが、これは、市の上下水道部では、その職員では対応できないということですか。 ○議長(藤沢宏司)  上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 人員的にちょっと難しい面がございまして、測量もございます。測量と、実施設計をやって、数量計算までコンサルに委託し、その後の設計、設計槽の製作等は、うちの職員で行う予定でございます。 ○議長(藤沢宏司)  ほかには。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第58号、令和元年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 補正予算書51ページをお願いいたします。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に647万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ3億1,698万円とするものでございます。 続きまして、53ページをお願いいたします。 第2表の、地方債の補正につきましては、農業集落排水事業債について、起債対象事業費の見込みにより、補正を行うものでございます。 それでは、歳入からご説明いたします。55ページをお願いいたします。 県補助金の減額につきましては、地方創生汚水処理施設整備推進交付金の減額によるものでございます。 一般会計繰入金の増額につきましては、一般管理費の増により歳出が増加したこと等に伴うものでございます。 次のページの市債につきましては、起債対象事業費の見込みにより、増額するものでございます。 次に、歳出についてご説明いたします。57ページをお願いいたします。 一般管理費の事業費につきましては、農業集落排水施設のマンホール及び舗装の修繕料を計上するものでございます。 公課費の増額につきましては、平成30年度事業に係る消費税及び地方消費税の納付額の確定によるものでございます。 続きまして、農業集落排水事業費の工事請負費につきましては、大畠地区中継ポンプ施設のポンプを更新するものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 57ページの大畠農業集落排水事業費が458万5,000円補正されておりますけれども、これが大畠のポンプの補修ですかね、そういうふうなことで使われると、補正されるということですけれども、こういったことというのは、当初予算の中で、検討できることではないかと思うのだけど、その辺りは何で、補正のほうに回ってきたのか、お願いいたします。 ○議長(藤沢宏司)  上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) このポンプは、平成12年に設置しまして、口径150mmのポンプでございまして、当初予算の後、現地を調査した結果、部品が壊れておるということと、その時に、絶縁を測ったところ、絶縁が低下しておるということで、不具合が生じておりますので、今回補正をお願いするものでございます。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、議案第59号、令和元年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、補足説明があれば、これを求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(米川辰夫) 補足説明を申し上げます。 補正予算書58ページをお願いいたします。 今回の補正は、介護保険事業の歳入歳出をそれぞれ599万9,000円追加し、予算総額を36億6,330万2,000円とするものであります。 まず、歳入についてご説明いたします。61ページをお願いします。 介護保険事業費補助金を新たに計上しておりますが、介護保険制度改正に伴うシステム改修経費の一部が、補助金として交付されるものでございます。 一般会計繰入金につきましては、所要の補正を行っております。 62ページをお願いします。 繰越金につきまして、返還金の財源として、前年度繰越金の増額を行うものであります。 次に、歳出ですが、63ページをお願いします。 総務費におきまして、介護保険制度改正に伴う、システム改修経費を計上しております。諸支出金におきましては、平成30年度に、超過交付を受けております、支払基金交付金の精査に伴う返還金の増額をお願いするものであります。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、厚生常任員会に付託いたします。 次は、議案第60号、令和元年度柳井市水道事業会計補正予算(第1号)について、補足説明があれば、これを求めます。上下水道部長。 ◎上下水道部長(川本和美) 補足説明を申し上げます。 補正予算書の64ページをお願いいたします。 第3条は、資本的収入及び資本的支出につきまして、増額補正するものでございます。 第4条は、第3条の補正に伴い、企業債の借入限度額を変更するものでございます。 次に、66ページの事項別明細をお願いいたします。 資本的支出につきましては、排水管整備事業の追加に伴い、建設改良費の工事請負費を増額する補正をお願いするものでございます。資本的収入につきましては、企業債を増額する補正及び国庫補助金の増額内示に伴い、補助金を増額する補正をお願いするものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。本案は、なお、慎重審議を要しますので、建設経済常任委員会に付託いたします。 次は、同意第4号、固定資産評価審査委員会委員の選任について、補足説明があれば、これを求めます。総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) 補足説明を申し上げます。 議案書の13ページ、14ページでございます。 固定資産評価審査委員会につきましては、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するため、地方税法423条の規定により、設置することとなっている行政委員会で、その職務は地方自治法202条の2第5項により、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服の審査決定、その他の事務を行うというふうに定められております。その委員の定数は、柳井市税条例により6人と定めているところでございます。 このたび、議会の同意を求めております委員は、本年7月にお亡くなりになられた河邉登委員の補欠の委員として、須内美穂氏を選任することについて、同意を求めるものであります。委員の任期は3年となっておりますが、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とすることというふうに定められており、令和2年6月13日までとなります。 このたび、同意をお願いしております須内氏は、前任者と同じ大畠町在住で、これまでに会社勤務や大畠図書館司書として、お勤めをされているところでございます。 氏におかれましては、中立的な立場から、固定資産の価格の適否について、審査決定されることにより、適正かつ公平な価格の決定を保証し、納税者の権利を保護するとともに、固定資産税における課税の公平を期することができるというふうに考えております。 以上の理由に加えまして、女性登用も図ってまいるという点も勘案し、須内氏につきまして、議会の同意をお願いするものであります。以上です。
    ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、同意第4号は、原案のとおり同意することに決しました。 次は、報告第7号、平郡航路有限会社の経営状況について、補足説明があれば、これを求めます。経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 補足説明を申し上げます。 議案書の15ページから17ページまでをごらんください。 平郡航路有限会社の令和2年度、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの事業計画について、離島航路整備法第4条及び離島航路整備法施行規則第1条の規定により、国土交通大臣に提出した令和2年度航路補助金交付申請書に基づき、その主な点を報告いたします。 令和2年度の収支見込みは、収益を8,665万5,000円、費用を1億3,147万1,000円とし、収益から費用を差し引いた純損失を、4,481万6,000円としております。 平成30年度実績と比較をいたしますと、収益については、西日本豪雨の影響と見られる減収分の回復見込みや、これまでの収益実績を考慮して、4.3%の増額としております。費用については、令和元年度に船員室空調機を更新したことによる、船舶備品費の増額や、燃料潤滑油費、店費などの増額を見込み、2.8%の増額としております。 引き続き、適正運行、適正管理に努め、経費の節減を図りたいと考えております。 航路経営については、人口減少や高齢化により、地元利用客の減少が続き、経営環境の大きな改善が見込まれないことから、引き続き、国・県及び市の補助金を仰ぐこととなります。 平郡航路有限会社においては、地元の協力を得ながら、島内ウォーキングツアー参加者や、キャンプ客、釣り人等の観光面での誘客に努めるとともに、盆正月の増便による利便性の向上等を図り、島外からの利用客の拡大に努めております。また、自動車航送の利便性が認識され、農水産物や生活物資の自動車輸送、工事車両や自家用車による往来が定着してきたことから、自動車航送運賃の増収に向け、努力をしているところでございます。 本航路は、平郡地区民の日常生活に不可欠な交通手段でございまして、市といたしましては、航路の安全運航が確保され、経営の健全化と安定化が図られるよう引き続き支援してまいる所存でございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。質疑はありませんか。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 今、報告を受けましたけれども、島民の方が少なくなるのは仕方がないとして、今、先日、男女の出会いの場とか、平郡でありましたよね。で、いろいろ、平郡で採れたサツマイモで、いろいろつくったりしている。そういうふうなこともあるので、これだけ見れば経費ばっかりですけども、見えないソフトの部分で、これは商工観光課が担当になるのかもしれませんけれども、そういう努力をね、されて、中からではなくて外から観光客が呼べるような、仕掛けができる、基礎ができていると思うんですよ。そういうことをされたらいかがかと思いますが、どうでしょう。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) ただいま、三島議員のお話にございましたように、例えばサツマイモとか、そういった、今、平郡のほうで取り組んでおられる取り組みをPRすることも大事と思っております。 これまでも、観光協会とJRさんがタイアップして行う、JRふれあいウォーク、こちらも毎年開催しておりまして、今年も、11月9日の土曜日に開催する予定でございます。また同じくこれもJRさんとの協賛でございますが、平郡東の公民館が主催をして、大嶽山を登山する、こちらについても毎年開催しておりまして、今年度も、まだ日程は決まっておりませんけど、秋に開催する予定。そういったイベントも毎年、何らかイベントを考えながら、平郡島のPRもしながら、島外からの方を迎え入れる努力をしてまいりたいと思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  三島議員。 ◆議員(三島好雄) ようやく言葉を思い出しましたが、婚活パーティーをこの間、されたのだと思うのですけれども。これは、全国的な問題ですけれども、話を聞いてね、とっても私嬉しかったわけですが、今後も引き続いてやるか、またもしくは考えてみてください。これは、要望でいいです。 ○議長(藤沢宏司)  早原議員。 ◆議員(早原秀文) ちょっと2点ぐらい伺いたいのですけども、今年度も約4,500万の赤字になったと、来年度もほぼ同じぐらいの純損失が見込まれるということです。これは、国・県・市が補助をせざるを得ないと。この補助金の負担割合というのは、一体どういう形になっているのかということが1点と、売上げを上げて経費を減らすということでしか、この損失の改善というのはあり得ないだろうと思うのですけども、まず、収益を上げるということで、当然、乗員、乗客数のアップあるいは車両数の増大といったことも大事でしょうし、それが余り望めないのであれば、それぞれの単価を上げざるを得ないだろうと私は思っている。少なくとも増収の、現状の単価とか、ままでいいのかどうかという、こういう検討をきちっとされているのかどうかということと、あと、費用面ですよね。人件費が一番大きいわけです、4,500万、船員費ですね。その次が燃料潤滑油費。私も油屋やっていましたので、この燃料費については、ちゃんと、どういう購入をされているのか、きちっと競争入札等をして、最も有利な買い方をされているのかどうかということ。 また、私がちょっと気になったのは、最後の店費というのは1,400万、ちょっと上がっているわけです、200万ぐらい。店費というのは、柳井港におられる方、そこの施設の関わる費用かなと思うのですけども、なぜこの店費が上がってくるのか、こういった点をちょっとご説明いただければと思います。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) まず、1点目の補助金の負担割合でございますが、今回の議案書につけておる損益計算書で平成30年度の航路損益というのが一番左にありますけど、それの一番下に枠外に、3行ほど、国庫補助金、都道府県補助金、市区町村補助金というのがございまして、この30年度は30年9月までの1年間ですけど、純損失が4,479万5,000円出ておると。それに対する補助金が、国県市の補助金でございまして、これは、実際には令和元年度、今年度補助金として入ってくると、一年遅れで入ってくるということになります。で負担割合についてはですね、国庫補助金は国のほうから直接平郡航路のほうに入るわけですが、算出根拠が、会社の全体で使った経費のうち、補助航路損益というのがこれになるわけですけど、その補助対象になるものに対して、国が一定の割合で、これは一言でいうとなかなか難しいみたいで、一定の割合で補助をいたします。その補助対象以外のもの、そういったものについて、県と市から補助するわけですけど、補助対象以外というか、国の補助にならないものについて、県が補助額を決めて、それに足らないものを市が補てんするというような形で、一定の割合、例えば国が何%、県が何%、市が何%というのが明確に決まっておるわけではないのですけど、おおむねこういったぐらいの割合になっておるということでございます。 2点目、収益や費用のことでございますが、まず収益については、確かに人口減少とかございます、島民の方も減少してくるということで、なかなか乗客を増やしていくというのは難しい現状がございます。特に昨年は、7月豪雨により、JRが不通になったということがございまして、やはりその影響を受けてかなり柳井港駅まで来られないということで、平郡への利用客も減ったということがございまして、昨年が約2万4,500人の乗客輸送人員でございます。一昨年が、2万7,000人ぐらいでございますので、それぐらい昨年は減少しておると。今年度については、それよりは増えるかどうかというのははっきりわかりませんが、先ほど言いました、いろいろな工夫を重ねて増やしていく努力はしたいと。車両につきましては、昨年は4,700台ぐらいで、一昨年が5,300台ぐらいですので、若干減っておりますけど、乗客はやはり年々減少傾向にある中、車両については、このへぐりを就航した1番最初、平成11年度は2,100台ぐらいでしたので、割と伸びてきておる、そういったこともございます。そうした中で、運賃については、これはやはりできるだけ島民にご負担をいただかない、利用者にご負担をいただかないということで、できるだけ引き上げは最低限にとどめておりまして、へぐりが、平成11年3月に就航したわけですが、その時点で1,500円でございました。その後、平成26年だと思いますが消費税改定により、平郡東西から柳井港までの乗客の運賃、1,500円でしたが、それを1,540円に平成26年当時に上げたと。今年の10月も消費税の改訂が行われますが、これに合わせて、1,540円から1,570円に引き上げをいたします。ですから、これは消費税改定に伴うものですから、特段実質の値上げということでもないのかもしれませんが、そういったふうに、値上げは極力抑えてきておる現状ではございます。 それと、費用面で、船員費、燃料費、店費のお話が出ましたが、船員費については、やはりこれは人件費でございます。船員たしか5人分だったと思いますが、どうしても同じ船員が勤めれば年々増えていくのは、やむを得ないことだと思いますが、平成30年度と令和2年度については同額としておりますのは、昨年1名退職を、船員がいたしまして、そこで一人入れ替わっておるわけですが、そういったことがあって、特段増加まではしていないということです。 燃料費については、これは重油の関係でございまして、どうしても高騰しておるから、燃料潤滑油費は上昇傾向にあるということでございます。重油の、どちらからということについては、ちょっと把握しておりませんので、またこれは改めて議員さんのほうにお答えをしたいと思います。 店費については、平郡航路の柳井港に勤務している職員、常務と社員が二人、これの人件費が店費の主なものでございまして、やはりそういった人件費とかで若干の増はありますし、今回、30年度と令和2年度を比較して増えておるのは、これはやはり船費も人件費以外の雑費とか、いろんなものがありまして、それについては年々増減が出てまいります。この帳票をつくる時に増えた要因といたしましては、3カ年平均ぐらいを目途に、この帳票をつくるというような規定といいますか、3カ年平均に、後は過去の実績とかを踏まえてつくるということで、明確な理由が何かというのはお答えできませんが、過去の実績によって店費の増加になっておる、ということでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  岩田雄治議員。 ◆議員(岩田雄治) 今も言われましたように、この赤字を減らすにはやっぱし、人を増やすと、乗客を増やすことが第一なのですが、ここに書いてあります、地元の協力でウオーキングツアーやキャンプ客、釣り客の誘致と。先ほど言われましたようにJRとのタイアップでということもありますが、せっかく車を運べるということであれば、同じキャンプでも、キャンピングカーでのキャンプ等も最近流行っておりますし、そういう意味合いで言うと、平郡航路さんでは難しいであろうキャンプ場の整備、有料キャンプ場で一定の電源も、電源施設を置いて、キャンピングカーなんかでは、そこで電源をとってやれるというようなものも考えてみてはいかがかなというご提案でございます。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) キャンプ場の整備ということでございますか。こちらについては、当然かなりの費用もかかりますでしょうから、今後調査研究ということになろうかと思います。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 平郡の、例えば今から10年先ぐらいになると、平郡島って一体どういう状況になっているのかと、いうふうなことを前提にしていろいろなことを考えていかなきゃいけないのではないかなというふうな気がするのですけど、手元にある資料を見てみますと、現在、平郡島に居住されている方たち、80歳以上の方たちが、今、何名ぐらいかと言いますと、119名なんですよね。平郡島全体で301名という状況でございまして、10年後にどういうことになっているかはまあちょっとよくわかりませんけど、そういう状況であるというふうなことを前提にして、この平郡航路、これをどのように持っていくのかと、いうふうなことは、しっかりと考えておいていただきたいと思うのですけども。 それと、同時に船の老朽化というものが進んでいますよね。これに対してきちっとした計画があるのかないのか、ちょっとわからないのですけれども、これが柳井市の公共施設管理計画にのっとって、船のこれからの老朽化というふうなものを、どのようにしていくのかっていうふうなことが、考えられているのかどうか、その辺もお伺いします。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) まず一点目、平郡の10年先を予測してということで、確かに人口減少は、今後進んでいくということで、その中で、現在のフェリーの関係のお尋ねが出ましたが、今、使用しておりますへぐりでございますが、平成11年3月に就航いたしまして、今年で丁度20年を経過しております。法定の耐用年数というのは既に経過をしておるわけでございますが、へぐりは瀬戸内海で、内海を航行するということで、外界を航行するよりも、機関の損傷は少ないと考えられること、あるいは、へぐり自体、平郡島との往復ですから、航行距離が他の航路に比べて短いということでございます。そうしたことで、現在20年を経過しておりますが、当然のことながら、毎年の中間検査や5年毎の定期検査を行っております。今までも何度か故障とかはもちろんございましたが、そういったことのないように、未然に定期検査などを実施しておるということでございまして、瀬戸内海の他の航路では、30年ぐらい運航しておるという航路もあるというふうに聞いておりますので、今20年ですから、あと10年とはっきり言えるかどうかというのはありますが、とにかく使えるだけは大きな故障もございませんので、しっかり点検等をしながら使っていきたいというふうに考えております。 それと、公共施設等総合管理計画については、平郡航路は別の法人でございますので、そちらとは直接は関係ございません。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、報告第7号の報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第5.陳情上程審議 ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第5、陳情第8号を上程し、直ちに議題といたします。 事務局長より、陳情第8号の表題、提出者の住所、氏名等を朗読いたします。〔事務局長朗読〕                               陳情第8号   令和元年8月26日 受理「生涯現役社会」を実現するシルバー人材センターの決意と支援の要望提出者 東京都江東区東陽3-23-22公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会会長 金子順一柳井市南町3丁目9番2号   公益社団法人柳井広域シルバー人材センター理事長  行村敏彦 柳井市議会議長 藤沢宏司様 ◎事務局長(河内義夫) 以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  陳情第8号は、会議規則により配付いたします。午後1時まで休憩といたします。午前11時54分休憩                              午後1時00分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開します。────────────・────・──────────── △日程第6.一般質問 ○議長(藤沢宏司)  日程第6、一般質問を行います。 今期定例会における一般質問の通告は12名。質問の順番は、抽選により、既に決定しておりますので、順次、質問を許します。最初の質問者、君国議員。〔君国泰照登壇〕 ◆議員(君国泰照) 君国泰照でございます。まず最初のトップバッターとして行いたいと思いますが、前回の質問は平和教育でございました。今度はシリーズで、今回は、平和都市というタイトルにいたしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。 なぜこういうふうなことになったかと申しますと、この前、新聞を読んでいました。九州やらみんな大雨で、各地で災害が起こっています。そして、議会の中の談話室の中で、某伊陸とか、余田とかちょっと琴石山に近い辺の議員さんの方が、柳井のまちは台風が来る、来るいうと、いつでも来んのと、地震はないし、津波は来んし、柳井ちゅうのは、よいよ住みやすいところじゃの。ほいじゃ、ついでに、ああ、柳井ちゅうのは、まあ平和なところじゃの、くしくも、議員の皆様も柳井市の平和都市ということを非常に感銘をしていらっしゃるではないかと思いますが。 本題にまいりますが、我が祖国、愛する柳井の平和都市についてであります。 世界各地で民族紛争や宗教、領土問題での争いが相次ぎ、また、異常気象による自然災害により、多くの人々が戦禍や飢えで傷つき苦しみ、悲しみにあえいでおります。 このような世界情勢の中で、我が国日本は政治も安定をして平和な国家であります。ふるさと柳井は、大自然の恩恵にあずかり実り多き母なる大地におきまして、我々はこの平和な田舎のまちで過ごさせていただいておるわけであります。 戦争をしない、核を持たない平和な日本において、我が祖国ふるさと柳井を市民や青少年に自信や自慢と誇り高き柳井を自覚し、さらなる柳井の平和な都市の構築について、どのように市長、また教育長はお考えでしょうか。お尋ねをするものであります。 2番目は、6月の定例市議会の請願についてであります。 令和元年の第2回の定例会におきまして、双葉愛保育園の三度の請願と柳商跡地利用図書館建設に反対の請願がされたわけであります。 この柳井市におきましては、市長と議会は車の両輪でありますが、時々、がたがきます。二元代表制で市長の全責任ではなく、市民から選ばれたその一翼を担う市議会にも責任があるわけでありまして、請願の採択は法的な拘束はないが、やはり市民に反映を求めるように努めるべきではなかろうかと思います。三度の請願も無視するようであれば、全くこれは議会軽視であり、今後の市政運営にも支障を来し、禍根を残すことにもなるわけであります。その後の請願の処理、経過及び結果についてお尋ねをいたします。 3番目、郷土活性化の源であるイベントについてであります。 今年の夏は非常に猛暑で二度の台風の接近でありましたが、余り被害もなく、無事であったわけであります。このような厳しい暑さの中で盛大に金魚ちょうちん祭りが催され、また各地においてもイベントや盆踊りが繰り広げられ、行事関係各位に心から感謝するとともに、郷土ふるさとを愛する情熱と心意気に住民パワーを感じたわけであります。 しかしながら、人口減少、少子高齢化の人手や人材不足ではあるが、持続、また継続をしなければならないと思いますが、もう少子高齢化でそれぞれの地区でも人手が足りない、若い者が踊り手がいない、そういうふうなことになっておりますが、やはりこの祭りというのは、より多くの市民の参加が必要であります。祭りといえば、それぞれの地区の関係者と市役所の職員が一生懸命にやるのではない。やはりその地域地域の気がついた皆さんが大いにこの柳井の祭り、ふるさとの祭りを盛り上げ、市民が参加してこそ盛大になってくるわけでありまして、今からは子どもや大人、青少年を、また、ふるさとから帰った方もちょっとみこしの一つを担いでみて、そういうふうな方もいらっしゃるわけでありまして、大きな祭りもいろいろ入れますと盛大ではあります。三大祭りも華やかな一方、ややさびれたところもあるわけでありますが、多少マンネリ化が見受けられるものもありますが、その課題や反省点、要望について検討されているかをお尋ねいたします。 以上で質問を終わりまして、また再質問等をさせていただきたいと思います。〔君国泰照降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  市長。〔市長登壇〕 ◎市長(井原健太郎) それでは、君国議員のご質問にお答えをさせていただきます。 まず1点目の我が祖国、愛する柳井の平和都市についてお答えをいたします。 本市におきましては、平成17年に核兵器廃絶・平和都市宣言を行い、平成21年には平和首長会議に加盟するとともに、非核・平和の重要性を市民の皆様とともに深く認識し、全ての人が安心して暮らすことのできる平和社会の構築に向けてさまざまな取り組みを進めてまいりました。 そうした中、本年7月29日から8月2日の5日間、本市におきまして、山口県内では初となる長崎原爆展が、長崎市及び公益財団法人長崎平和推進協会の主催により開催をされました。 本市も後援という立場から、関係者や市民の方々への周知等の協力をさせていただきました。 原爆展では、被災資料や写真パネルを初め、被爆した瓦の展示等もあり、実際に触れることができるなど、貴重な体験をすることができました。 また、被爆者による被爆体験講話が行われ、その中で、三瀬清一郎さんは、国民学校5年生、10歳の時、爆心地から3.6kmの自宅で被爆をされ、家の中は惨たんたるありさまでしたが、ご家族8名は無事であったというお話をされました。 数日後、学校が気になり様子を見にいくと、想像を絶する現場であり、瀕死の人、大やけどを負いリヤカーで運ばれてくる人、「水を、水を」の声や、苦しさの余り「殺してくれ、殺してくれ」と叫ぶ人、そして、救護が間に合わずに、次々と亡くなられ、校庭で焼かれる様子を嫌というほど見せられたとのことでございました。 こういう経験をしてきたからこそ、今の当たり前の生活が、いかに平和であるかを実感され、戦争の悲惨さを伝えていきたいと決意されたそうでございます。 計2回開催されました講話には多くの参加者がございました。 遺族会の方を初め、幼児や小学生、そしてその保護者など、幅広い層の方々が参加をされ、用意された椅子では足りないほどで、どなたも熱心に最後までお話を聞いておられました。私も、直接、被爆体験をお聞きし、平和の希求への思いを一層強くしたところでございます。 また、平和の大切さを改めて感じていただきたいという思いに共感された地域の団体が、原爆展にあわせて、子育て中の親子を対象とした絵本の読み聞かせやふれあいサロンを開催されるなど、出会い、ふれあいの場ともなりました。 そのほかにも、先月24日に開催されました新庄地区の戦没者慰霊祭には、これ私自身初めてでありましたが、高校生の男の子、つまり、戦没者のひ孫になられる方が参列をされておられました。 広島、長崎に原爆が投下されてから、そして終戦から74年が経過をいたしました。原爆や戦争を直接体験された方が少なくなり、戦争に関する記憶が徐々に薄れていく中、また、被爆者や戦没者の高齢化がいわれている中で、このたび、長崎原爆展をお引き受けしたことにより、多くの市民の皆様、特に子どもたちが、新たに、また改めて戦争の悲惨さや平和への思い、命の尊さ、ひいては、人を思いやる心の大切さをいま一度見つめなおす機会になったのではないかなというふうに思います。そして、今後も、そのような機会を設けていくことは私たち大人の責務であると感じております。 三瀬さんがおっしゃっておられましたように、日々の当たり前のような生活こそが平和であるということ、豊かな自然と多くの人々の中で、学び成長していくことの幸せを、柳井の子どもたちにはぜひ感じてほしいと願っております。 また、子どもたちが、その平和都市、柳井で暮らす幸せを実感できるように、そして、子どもたちの本市で生きる自信や自慢、誇りにつなげられるようなまちづくりをするために、私どもも日々精進してまいりたいと思います。 続きまして、大きな2番目の(1)柳商跡地利活用図書館建設に反対の請願の処理、経過及び結果について、お答えをいたします。 先般、7月29日の柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会におきまして、申し上げましたとおり、本年6月議会での柳井商業高等学校跡地の図書館建設反対に関する請願書の採択を受け、市民の皆様への説明会等でお示しをしておりました複合図書館建設のための予算につきましては、9月議会への提案を見送ることといたしました。 しかしながら、本市といたしましては、人口減少や少子高齢化が急速に進行する中にあって、柳井商業高等学校跡地利活用事業は、本市の将来に向けての重要なプロジェクトであるという考えに変わりはございません。 そうした中で、本整備事業における現在の状況でございますが、施設の解体工事に関しましては、校舎部分の解体を完了し、現在、体育館の解体工事に着手をしておりまして、完了後は、グラウンドと体育館の間にある防球ネットの設置工事を予定をしております。 このたびの9月議会におきまして、民地との境界にある跡地周辺に設置の危険ブロック塀を撤去するための附帯工事費の予算をご提案させていただいております。 また、複合図書館に関しましては、これまでの市民への説明会や議会等からいただいたご意見について、できる限り反映できるように、協議・検討を重ねているところでございます。 そのほか、これまで開催いたしました市民の皆様との意見交換会や説明会でいただきましたご意見の中でも、将来の複合図書館の運営にもつながっていき、現段階から取り組むことが可能なものについて検討を行っております。 具体的には、少々細かいことにはなりますが、図書館資料のお一人の貸し出し上限数を、これまでの6点から8点に変更をしております。 また、図書館1階の絵本の並び順につきましては、現在は出版社別になっておりますけれども、利用者の方がより探しやすいよう、作家の50音順に並びかえる作業に取りかかっております。 新しい企画といたしましては、子どもたちに本や図書館に興味を持ってもらうため、小学生による一日図書館員体験や小さな子どもたちを対象にしたぬいぐるみの図書館おとまり会を開催したところでございます。 多くの市民の皆様からご意見をいただいております、複合図書館へのアクセスにつきましては、傾斜等を勘案して新たな進入路整備を計画しております。 今年度に策定予定の柳井市地域公共交通網形成計画におきましては、今後の市全体の公共交通のあり方を踏まえつつ、複合図書館へのバス等の乗り入れも視野に検討してまいりたいと考えております。 複合図書館の設計に関しましては、より効率的で効果的な整備を目指し、さらなる見直しを行い、子育て世代などにより優しい空間の整備などについても検討を進めておりまして、これがまとまりましたら、特別委員会においてもご説明させていただきたいと思います。 いずれにいたしましても、今後とも、市議会との協議をさせていただきながら対応に努めてまいりたいと考えておりますので、まずは特別委員会において、ご協議させていただきたいと思います。 具体的には、これまでいただきましたご意見やご提案につきまして、市の考え方をお示ししてまいりたいと考えております。請願書に賛成をされた議員さんの中にも、さまざまなお考えがあるというふうにお伺いしておりますので、ぜひとも、そういった部分についても、しっかりと協議をお願いしてまいりたいと思います。 次に、双葉愛保育園の認可を求める請願について、お答えをいたします。 議会におかれましては、平成27年12月議会におきまして、双葉愛保育園の認可に関する請願を採択され、次に平成30年3月議会において、平成27年12月議会で採択された保育園認可に関する請願の実行を求める請願を採択をされ、さらに、本年6月議会において、双葉愛保育園の認可を求める請願を採択されております。 市としましては、1回目の請願採択の後、平成28年12月議会において、それまでの双葉愛保育園の認可申請に係る経緯、認可申請に添付した市の意見書の考え方等について行政報告をさせていただいております。 また、この時の請願の背景としていわれていたのが、保護者の保育料への不安があるということでございましたことから、市では保育料助成金交付制度を新設をし、当該園に通園される児童保護者に対し、平成29年4月分から助成金の交付を開始しております。 次に、2回目の請願採択の後には、平成30年6月議会において、市の意見書の補正について詳細に行政報告をさせていただいております。 市といたしましては、これまでも、その都度、議会からいただいたご意見、園児の入所実態等を検討した上で、児童福祉法の趣旨をもとに、本市において新たな保育所が必要な状況かどうかを判断してきたものでございます。 今回、3度目の請願が市議会において採択をされ、市といたしましては、これを重く受けとめ、これまでの経緯、市の考え方、議会からいただいたご意見等を改めて整理し、検討をしているところでございます。 保育所につきましては、認可の権限は、県にございます。 市は認可申請書に添付する意見書において、人口、児童数等の推移及び将来推計、地域の保育需要、市長の意見を記載し、県に進達することとなっております。 県は、保育所の設置認可申請があった場合、児童福祉法第35条第5項から第8項までの規定に基づき、審査等を行い、認可の可否を判断することとされております。 また同条第8項ただし書きにおいて、当該申請に係る保育所の所在地を含む区域における特定教育・保育施設の利用定員の総数が、当該都道府県が定める都道府県子ども・子育て支援事業計画において定める当該区域の特定教育・保育施設に係る必要利用定員数に既に達している時は、同条第4項の許可を、失礼しました。同条第4項の認可をしないことができるとされております。 これまでの市の意見書の考え方につきましては、平成30年6月議会の行政報告でも申し上げましたけれども、その主な点は、柳井市子ども・子育て支援事業計画における保育所の需要量と確保の方策において、年度が進むごとに供給過剰の状態に一層拍車がかかるものと見込まれているということでございます。 現時点では、こうした保育の需要と供給の見込み等につきましては、これまでと大きな変化はないといわざるを得ない状況でございます。 こうした中、柳井市子ども・子育て支援事業計画につきましては、第1期の計画期間が今年度までとなっておりまして、現在、第2期、これは令和2年度から5年間ということになりますが、この第2期の計画を、ニーズ調査の結果等をもとに策定作業中でございまして、保育の需要量と確保量についても精査している段階でございます。 また、本年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、対象は保育所等の3歳から5歳児であり、ゼロ歳児から2歳児については住民税非課税世帯となっておりまして、保育需要へ影響することも考えられます。 市としましては、こうした子ども・子育て支援事業計画や無償化の動向を含めまして、改めて対応を検討しているところでございます。 次に、3点目の郷土活性化の源である祭り、イベントについて、お答えをいたします。 議員ご指摘のとおり、柳井金魚ちょうちん祭りは本祭りを毎年8月13日に開催しており、市民、近隣住民及びお盆で帰省された方々にも楽しんでいただけるお祭りとして今回28回目を迎えました。 今年は8月3日にプレイベントとしてレトロ市民交流広場で点灯式とステージイベント、体験イベント及び金魚すくいチャレンジ2019などを開催をいたしました。 本祭りは、金魚ちょうちん踊りや金魚ねぶたの爆走のほかにも、今年は青森県弘前市の金魚ねぷたをレトロ市民交流広場等に装飾をし、おかげをもちまして多くの来場者をお迎えすることができました。 お祭りの実施に際しましては、事前に市報等を通じて助っ人スタッフを公募し、当初の金魚ちょうちんの取りつけ、金魚すくい補助員、当日のイベント・運営補助及び清掃ボランティアに高校生36名を含む49人の方にご協力をいただいております。 そうした中、今年の金魚ちょうちんの取りつけは7月31日に公募のお祭りスタッフ、ねぶた部会、これは柳井青年会議所、柳井商工会議所青年部、市内事業所等で組織をされておりますが、このねぶた部会に加え、柳井中学校の生徒、柳井高校硬式野球部及び本市の職員の計76人で実施をしております。 8月6日の台風8号の接近により、風雨により損傷した一部の金魚ちょうちんを8月7日につけかえております。 祭り当日も台風10号の接近により、一時強風が吹いた時もございましたけれども、開始後は、幸いに強風もおさまり、心配しておりましたふるさと花火まで無事終了をいたしました。 翌14日は台風10号の接近による暴風雨も予想されたため、装飾をしている金魚ちょうちんは一時的に撤去し、その後も雨が続きましたために、16日に行った再度の取りつけは、白壁の町並み、本橋、レトロスクエアに限定し、本市商工観光課職員により行っております。 例年、台風等の天候不良によるつけ外し作業については、商工観光課職員に加え、経済部の職員により実施をしております。 突発的なつけ外し作業についても、ボランティアを募集することが考えられますけれども、自然相手のため判断のタイミングはぎりぎりとなり、当初の取りつけ時を除き、ボランティアは募集していないのが現状でございました。 そうした中、8月14日の金魚ちょうちんの一時取り外しに際しては、当初の取りつけにご協力をいただきました柳井高校硬式野球部の監督さんに取り外し2日前の8月12日にご協力をお願いをいたしましたところ、快くお引き受けいただいたということでございます。 急遽のお願いにもかかわらず、まだまだ大変暑いさなかでございましたけれども、柳井高校硬式野球部の監督さん及び部員20人にご協力をいただき、大変感謝をしております。たしか、議員もその場はごらんになられたというふうに思います。 高齢化や各団体の人員減少に伴い、お祭りの全体の担い手も減少してきておりますが、今後も市民参加の柳井金魚ちょうちん祭りの実現に向けて、祭りボランティアのほかにも、金魚ちょうちんの取り外し作業などについても可能な限り協力が得られるように各種団体に呼びかけをさせていただきたいと考えております。 高校生を初め、市民や各種団体の方にもお祭りにご協力いただくことにより、祭りを実際につくる喜び、現場で参加する喜びを共有していただけたらと考えております。 また、柳井金魚ちょうちん祭り協議会総会におきまして、金魚ちょうちん踊りの参加者が少ないとのご意見があったことから、今年は、プレイベントの際に金魚ちょうちん踊り教室を開催したこともございまして、例年以上に、この踊りへの飛び入りの参加が多くいらっしゃったということでもございました。 なお、お祭りの実施にあたりましては、毎年参加団体等で組織をいたします実行委員会を数回開催いたしまして、課題や反省点、気づき等について意見交換をさせていただいております。 今後とも、市民や各種参加団体の方々からのご意見をいただきながら、市民参加による柳井金魚ちょうちん祭りをよりよいものにして盛り上げていきたいと考えておりますので、議員におかれましても引き続いてのご指導とご協力をいただければというふうに思います。 なお、1点目の我が祖国、愛する柳井の平和都市については、教育長からも答弁をさせていただければ思います。〔市長降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  教育長。 ◎教育長(西元良治) 1番の我が祖国、愛する柳井の平和都市について、お答えします。 君国議員がただいまおっしゃいました、青少年にふるさと柳井への誇りと自信を持たせることにつきましては、児童生徒への郷土愛を育むことへのご示唆であり、まさしく、柳井市が掲げる教育目標「愛・夢・志をはぐくむ教育」につながるお考えだと思っております。 ご案内のとおり、柳井市では、平成26年度に全市民を対象に実施しました柳井の教育に関するアンケート調査や熟議の結果をもとに、柳井市民の教育に対する思いや願いを反映させ、本市の今後の教育政策の方向性を示す柳井市教育振興基本計画を平成27年度に策定したところです。 そして、その中で、柳井市の教育目標として掲げましたのが、今、申し上げた「愛・夢・志をはぐくむ教育」でございます。 この愛・夢・志の愛とは、自分を愛し、人を愛し、郷土を愛する教育の推進であり、児童生徒の自己肯定感、他者肯定感、地域肯定感の育成を重点目標としております。 この地域肯定感につきましては、授業でも、小学校6年生の国語科、まちの幸福論を通して育成しております。 子どもたち自身が、柳井のまちづくりについてプランを練り上げ、参観日等を利用して保護者や地域の方々にプレゼンし、返しの意見や助言、感想をいただきながら、さらにブラッシュアップしていくという学習です。 児童は、自分たちで柳井のことを調べ、話し合い、考えをまとめ上げていく過程を通しまして、柳井の自然の豊かさや地元の方々との温かい触れ合いなど、柳井のよさに改めて気づくとともに、ふるさと柳井に対する誇りを感じていきます。 このように、小学生の段階から、まちづくりに自分たちも関われるという感覚を養うことは、ふるさと柳井を愛し、ふるさと柳井を大切にする心の育成につながります。 そして、その心の育成が、平和を愛する心にもつながっていくものと考えております。 また、本市では、スクール・コミュニティによる教育のまちづくりの推進を図っておりますが、ここでも、この地域肯定感の育成を重視しております。 地域肯定感の育成につながるスクール・コミュニティとは、学校を中心にさまざまな年齢層の市民が交流を深め、新たなきずなを生み出すことによって、学校、家庭、地域が一体となった人づくり、まちづくりを進めることをあらわしております。 特に、現在、地域の方々が学校応援団として、ゲストティーチャーや引率補助、行事の準備や運営協力等、さまざまな形で児童生徒の支援に入っていただいております。 「人は、人を浴びて人になる」という言葉がありますが、児童生徒と学校応援団の方々が交流することによって、児童生徒は自分たちを温かく見守ってくださる地域のよさを体感し、ふるさと柳井への愛着とともに、柳井に生まれた喜びや誇りにつながっていくと考えております。 こうして地域の方々と触れ合い、ふるさと柳井で学び、育った子どもたちが、柳井の伝統を尊重し、将来の柳井を担っていく人材として活躍してくれるものと期待しております。 以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) 再質問をすることなく、非常に立派な回答で、原稿を書かれた課長さん方には本当お骨を折りだったと思います。 この柳井の市民が実感ができ、誰もがふるさとを自慢でき、自信があるまち、今、小学生のほうもどんどんそういうふうな感じております。 今回の、私も、いろいろなところの盆踊りとか、いろんなお祭り、イベント、それから、また最近では、日積の八朔も行きました。その時、市民の方々の顔色が違う、子どもたちがもう笑顔で、笑顔で、また、遠くに行っていた子どもたちも孫たちも帰ってくると、誰々ちゃんに出会った、どこどこで出会った、もう花が咲いて、もう一生懸命、ふるさとの祭りの時にみんな帰ってくるよ。盆や正月の時にも柳井に帰ってくるよと、そういうふうなふるさとを愛する思いというのが、すごく見受けるようになりました。そして、その中で、よく私もテレビで見るんですが、朝日テレビなんかじゃったら、ふるさとの誇りとかいろいろUターンした人がどんどんまちおこし、村おこし、レストラン開いたり、いろいろなものをやっておりますが、やはり今までのふるさとのことが忘れられない。定年退職したら、一度は帰ってきてやるぞ、そういうふうな思いがありまして、市長もよく言われますね。ふるさという歌があります。やっぱし、志をかなえた時には、いつかは帰らんという歌があります。やはり、そういうふうな童謡の歌なんかでも一つの郷愁を帯びますし、どんどん一斉に働いた方も、ぜひ柳井に戻ってきてまた頑張ってほしい。うちの自分のことですが、うちの孫も今度は高校になって、どっか大学かどっかよそへ行くんか、いや、都会は嫌い。柳井に生まれたんじゃから、柳井で一生懸命働きたい。また、大阪のほうに行っております孫も、じいちゃん、ばあちゃんが弱ったらね、今度は看病しに帰ってくるけね、ほいで、私は学校の先生になりたいよ。だから、私もふるさとが大好き、柳井の祭りが好きよ。そういうふうな小さな祭りでも、小さな子どもたちにね、どんどん夢や希望を与えるというのはね、非常にいいし、ただ、一過性からみな見ますと、ただ1,000万円もろうた、予算をぱっとしてね、使うのではなくて、そういうふうな効果があろうかと思います。 それから、日積なんか行きましても、中学生がどんどん太鼓をみな叩きよるですね。ほいでまた、太鼓を叩かない方もずっと車座になって、行っています。やはりそういうふうなものが非常に柳井市は平和だなというのを感じております。 先ほど市長が申されました、柳井市は、平和宣言、平和都市宣言ですか、私も長いことおるんじゃけど、そういうなのいっそ知らんし、どこのどこで何を言いよるのかわからんのですが、それをもうちょっと詳しくお知らせ願いますか。 ○議長(藤沢宏司)  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(米川辰夫) 今の都市宣言でございますが、当時、議会のほうで決議をいただいたというふうに、私、記憶をしております。 以上です。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) 平和都市宣言、よそだったら、よくね、看板なんかで、どこどこのまちの平和都市宣言、人が集まるところとか、市役所の前とか、駅の前やらあるんですね。ただ、宣言でも、私が言うのが、平和都市宣言でなくて、平和なまちの都市宣言、柳井のまちというのは、こうですよ、あれ一つに言われれば指針、柳井市の一つのまた憲法みたいになるのではないかと思う。柳井は、平和な都市づくりをしよる。そういうふうないろいろな角度から、柳井市のまちを愛する。そしてまた、一生懸命ふるさとのように頑張ろう、そういうふうな指標がいるのではないかと思うのですね。ほいで、今から柳井の指標をつくっても、ただ平和の都市いうても漠然としちょるわけです。 皆さん方のお手元に配付をしております。これはノスタルジックというの。これ、日田のまちに視察に行ったときに、これをいただいたわけでありますが、こういうふうな観光とか音とか食とか、風景、やっぱりこういうふうなのが、非常に心を響く、やっぱりふるさとらしい。柳井に生まれてよかったないうのが、ああ、こういうふうな里山が、棚田が立派じゃなと。古い町並みがある。どういう絵やら、里の絵やら、地産地消、そういうのをただ言うのではなくて、それぞれの課やそれぞれの委員会でもそれぞれの会議所とか、いろいろな商工会議所の中でも、一つ、この里山なら里山を何とかみんなで頑張っていこう。うちのまちは小川流れちょる、小川を地区のコミュニティーやら、そういうのでどんどんつくっていこう。みんながそういうようなふるさとづくりに推進して、貢献するということも必要ではなかろうかと思います。 私もこういうふうな新聞の切り抜き、美しい風景を見ながら、声を出して歌って、本当によかったな、涙して歌います。このふるさとを見ると、何か心の中から、じーんとするものがある。まだいうたら、3万8,000円も出して昨日つくりました。DVDの美しき日本の歌、その童謡とか、詩とかを歌いながら、それぞれの地区地区の春夏秋冬の景色をやりよるんです。やはりそういうのもぜひ、皆さん方も見てもらって、柳井のふるさと、例えば伊陸ならどういうふうなまちづくりしたい、日積ならこうよ、余田なら新庄ならこうよ、それぞれがふるさとのよさをしっかりつくってもらうような制度も必要ではないかと思うわけであります。 そういうふうなことで、ぜひ、平和な都市、平和に過ごせるいうまちづくりということをぜひ考えていただきたいと思いますし、市長もやっぱし、市町村に号令をかけて、今度、平和都市ではなくて、平和な都市ということもですね、頑張っていっていただきたいように思うわけであります。 そして、長うなりますが、この新聞の中に、巨大戦艦大和というのが、宇宙戦艦ではないですよ、大和いうのは。大和は爆撃におうて、いよいよ轟沈する、その中で船員が海の中に落ちる、そして、船員が寄り合いあって助け合いながら、海に沈んでいく前に歌を歌う。最初は、海ゆかばちゅうのとか、あとは軍歌を歌って、すごく鼓舞したそうです。だんだん力が尽きる時には、やはり童謡を歌って、ふるさとの歌、そして、ふるさとを思い出しながら、ああ、お父ちゃん、お母ちゃん、もう力尽きたよ、海に沈むけど、後に残った子どもたちをよろしくお願いしますよ、平和なまちづくりを目指して戦死をしたわけであります。そうした中で、我々は、本当、戦後の中で貧しいながらでも、一生懸命、親が食わずして、勉強して大学に行かせてくれた。今はその子どもたちが、遊び呆けておりますが、その中で、そういうふうな戦後の歴史等もしっかり教えると、ふるさというのは大変貴重なんですよ、みんなで頑張ろうじゃないか。そういう意味でも、少年少女合唱団とかいろいろなところでもよく歌っています。私も青年会議所の時に、ボニージャックスというのを呼びました。その時に、唱歌、そしてまた、童謡を歌ってくれ言うたら、もう2,000人の子どもたちがしーんとなって、非常に感激したということを覚えておるわけであります。 もう1点、建設部長、柳井には、こういうふうなふるさと柳井市百選ちゅうのがあるんです。これはつくって倉庫にしもうちょるのかいの。議員の中のそれで書棚に入っているのかいの。どういうふうにされちょると思います。 ○議長(藤沢宏司)  建設部長。 ◎建設部長(古谷浩介) 今のご質問でございますが、周知方法としましては、今、市のホームページに掲載はしております。本等の販売は、今、特に実績等はないかと思いますけれども、確かに、埋もれたままというような状況にはなっておろうかと思いますけれども、以前の答弁でいうと、今、商工観光課のほうが進めておりますふるさと百話百景ですか、その辺りとのコラボレーションも進めていきたいというような考えは持っております。 以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) せっかくかけて、市民の方は、そういうふうな、どういうふうなまち、こんなまちですよ、立派なまち、このショットがいいんよ、この祭りがすごいええんよ、例えば、子ども会でやったこういうようなこと、こういうような建物がいいんですよ、ふるさともあるんですね。ぜひそういうなのも、よそ行くと、額縁がかけてある。額縁の中やらのぞいてください。その額縁の中の景色が意味があるんですよ。柳井でも琴石山だったら、この地区からこの琴石山を見るとすごいんですよ。秋にはこういうふうなものがあるのですよ。伊陸の牛天神はこんなんがあるのですよ。ぜひ、そういうふうな時にスポット、スポットにでも写真を入れて、何か看板でつくってもらうとええ。 例えば、金魚ちょうちん祭りで見たのが、金魚ちょうちん祭りのこのぐらいの大きなポスターで夜景の中に金魚ちょうちんがあるのが、鳩子の海のところにあったわけです。祭りが済んだ後にでも、観光客来て、ああ、これはどうじゃったんか、あれはどんなに見に行くにはどうだろうか。その時に木阪賞文堂の隣辺りにこういうふうなポスターで、こういう金魚ちょうちん祭りの情景を張りつけてあるちゃるんですね。天神まつりやったら天神まつり、柳井の祭りはそれぞれこんなのがある。こういうふうなのがある。それぞれそういうふうなまちの中にも、見どころ、スポットを、こういう柳井にはこんな素晴らしいものがあるんですよ。子どもたちもそれを見ながら、ああ、柳井はいいのだな、いいのだなというインプットがいるわけであります。 教育長が首かしげるが、柳井はせっかくいい木がありましたから、こういうふうな柳井の名木いうのは、切っちゃいけんのです。せっかく大きい立派なやつがありながら、名木はやりながら、16か17か知らんが、新庄のある地区に、二度と生えん。根元から切ってしまうのいたんだな。ああいうふうな木の中で、先祖の思いでやる。はつり方でも全部丸坊主にするんではなくて、広島なんか行くと、前でちょんちょんと幹は潰さずに枝葉の葉っぱの奥深くだけきれいにしています。ぜひ、そんなことも頑張っていただきたいと思います。 それと、スロージョギングというのは、どこかいの。あんたんところかいの。ああ部長のところ。これも非常に立派ないいものがあります。いいものがあっても、1回見たらもう、すぐ捨てたのかどうか、中には捨てちょるんがおる。やはりそういうふうな中で、それぞれの柳東とか、遠崎とか、柳井とか、大畠でも、コースコースに、いろいろないいものがあったら、ぜひ、この辺はこういうふうな旧所、名跡やらいいもんがあるのですよ。そういうのはちょっと、立て札なんかやると、初めて挑戦する人でも、また、子どもたちが歩く時でも、よそから来られた方でも、ちょっとしたこういうような親切、親切があると、まちの中に歩きやすいように思うわけであります。 それと、最後の祭りにも、金魚ちょうちん祭りも、本当一生懸命頑張られました。ほんで、今市長から聞きました、高校生とか中学生とかいろいろな方が本当、その熱い思いで祭りを盛り上げていく、そして今度は、この祭りもよそから来た市民が、ちょっと担いでみたいというような時に、一つあきの提灯ぐらいつくって、飛び入りでもなんかできるようなこと。 それと、今、外人さんが非常に岩国からお見えになります。今度は、岩国基地も、ぜひ岩国の方から柳井の金魚ちょうちんいうのを、そういうのを察してもろうて、またふるさとに帰ってもらってもいいような、そういうふうな、いろいろアイデアがあろうと思いますが、これは答えは要りません。とにかく、祭りというのが、今年は本当涙が出るくらい感激をいたしました。 議員の方も、それぞれ一生懸命舞いを踊り、参加者の列に入って鑑賞されたんじゃないかと思いますが、よそでは地域活性化事業とか、ふるさと事業とかいうのがあって、私も志布志市に行きましたら、今度は自治会単位で補助金を出している制度があったわけなんです。 自治会で、いろいろ20万なら20万を制度に、いろいろコンペとか、計画やら練って、何をやり遂げて、ふるさとの祭りのため、ふるさとの活性化のため、いろいろなことに費用を使いなさいという、いい制度もありますが、そういうのを市民を鼓舞するように、そういうふうな誘い水も必要じゃないかと思いますが、その辺はひとつ考えられてはどうでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  市長。 ◎市長(井原健太郎) 先ほどから、市民を鼓舞する、もっというと、ふるさとを見つめ直すというような、お話もありました。これが、まさに地域の夢プランのことを言っておられるなというふうに、感じながら今までのお話を、お伺いをしております。 そういう意味で今、各地区で夢プラン、これお困りごと、地域の課題解決するばかりではなくて、もう一度ふるさとのいいところを、地域としてみんなで見直していこうという取り組みでございますので、夢プランはこれからも行政も一緒になって、策定に関わり、また一緒になって実現に向けて努力をするというような形になっておりますので、まさに今、議員さんおっしゃったところの、趣旨に合致する事業として、強力に推し進めていきたいというふうに思います。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) 今、夢プランのことをおっしゃったわけでありますが、非常に今、日積も、伊陸も、阿月も、それは平郡も頑張ったりします。柳井には、他にはどういうようなとこが、候補に挙がっておりますでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  市長。 ◎市長(井原健太郎) 今、議員さんおっしゃったのは、柳井というか、まちなかにより近いところではというようなお話かもしれませんが、具体的に今、進んでいるのは柳北地区ということで、やはりあの地区は柳北小学校の存続と、またコミュニティルームの設置等々が一つ契機になって、コミュニティ協議会も立ち上げられて、そういう流れの中で今、いま一度、地域を盛り上げていこうというような中で、進んでいるのかなというふうに、思います。 これは、直接夢プランの事業ではありませんが、そういう地域の機運が醸成されていく中で、先般議員も所属しておられた、柳井青年会議所の皆さんが、黒杭川の一斉清掃ということで、私も一ボランティアとして参加をさせていただいた。その時には、柳井学園高校の硬式野球部の生徒さんが、大活躍をされましたけれども、そういう本当にまちなかでも、そういう形で取り組みが行われ、そこでまた新たな人のつながりが生まれるということで、繰り返しますが、まさに今日冒頭から議員さんがおっしゃっておられる主旨の取り組みが、まちなかではまずは柳北地区で展開されようとしているというふうに、認識をしております。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) 非常に、素晴らしいことであります。ここには、新庄公民館、柳東だより、それからいろいろなところの候補がいます。 やはりそういうようなところでやると、自分のところの家の仕事がどうよ、何がどうよ、かにがどうよ、一つの団結が生まれるんじゃないかと思います。 そういうようなことで、ぜひまた推奨していただきたいのと、またそういうのなのが出てくると今度は、環境づくりでも中央地区環境づくり推進地区、柳井でも観光、環境ってから、もうずっと会議をやっております。しかし、実際に実行団体がない。下松なんかじゃったらもう、10も、20も、環境協議会の方が実践団体としてやっておるわけでありますが、私も一つの委員でありますので、そういうふうなことで、また会議でも申し添えたいと思います。 それと、だから双葉愛保育園でありますが、これもいろいろ市長の意見、それとそれぞれの委員会の意見、また予算等、いろいろ山口県の意見等もありましょうが、やはり議会で3度も請願を出したということ、それを一度ならず2度もけられて、今度はまた3度出しておりますが、この次にあと3人、4人、追求されるんじゃないかと思いますが、やはりこの3度の委員会の議決、議会の議決というのは、深く重く受けとめるとおっしゃいましたが、本当に、議員の要請や要望、そして市民の醸成のために、それが反映できるのか、その実現度はどうなのか、それをお尋ねしたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  市長。 ◎市長(井原健太郎) 先ほど縷々、この間の経緯については、ご説明をさせていただきました。なかなか、そもそものところで、やっぱり私たちは行政として、法に基づいて、様々な認可制度の中で、動きをしていかなきゃいけないと。法に基づいて、認可という流れの中で、やっぱり一方で請願があるわけでありますが、その法に基づく認可制度で、議会が、仮に何度請願を議決されたとはいえ、そのことによって、じゃあ「法の主旨を捻じ曲げてでも」もっというと、数値をちょっと触ってでも認可しようというところは、それはまた行政としてあるべき姿ではないというような、とても難しい、この問題は、そもそものところで、そういう背景というか、私が議会のことをとやかく申し上げるのは差し控えたいと思いますが、一番はやっぱり法に基づいて行政というのはあるべきだという、その認可に対してどこまで議会とはいえ、口を出していけるかというところは、今回のことに限らず、やっぱり社会全体見渡した中で、なかなか現実的には難しいんじゃないかというようなことを申し上げているわけでありますが、ただ、今は新たな第2期目の子ども子育て支援の事業計画の策定に向けて、作業し、またいろいろな分析も含めて行っている段階であるということは、これは法に基づいて、行う作業でありますので、そこをまずは、しっかりとやっていきたいというふうに、考えております。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) やはり、柳井の市民が、市長があまり全く見られない新聞には投書でどんどん、議員は何しよるんか、3回も請願して、何をやっちょるんか、ぬるいの。そういうような、叱咤激励が、本当、来ます。柳井市のは、よその町からでも3度もやっちょんじゃけん、一層つまらんの。ちょっと、よそからも馬鹿されるような気がせんでもないんですね。 やはり採択にも、また今からやれることにありましても、リスクはつきものなんですね。だから、だめじゃだめじゃいう、そういうふうな方向じゃなくて、ああすればできるんじゃないか、こうすれば期待に沿えるんじゃないか、そういうふうなプラス思考でも、ぜひやっていただきたいように思います。 また、10月以降、法の改正等もありますが、やっぱり柳井市の市民、もと議会の3度の採択というのを、強く強く受けていただきたいと思います。 あと5分でございますが、今度は柳商のほうに参りますが、これも議会と協議する、いつ、どこで、どのように協議をするのか、それはまた全協か何かでもやられましょうし、図書館のほうの特別委員会でもやられましょうが、やはり議員にもしっかり納得をしてもらって、十分理解された上の判断を、お願いしたいと思います。 それと、今まで反対の方の声が強かったが、最近はどんどん反対から賛成の陳情が出だしたですね。これで、見よったら、反対しますから、陳情からこういうふうなお手紙までいただきまして、やっぱりぜひ賛成して、立派な図書館をつくってくれという、市民の団体もできたわけであります。 やっぱり、白じゃ、黒じゃ、真ん中じゃあじゃなくて、やはりこれも本当の市民のためになる、市長はいつも図書館やるところは、子どもたちの未来、将来のためにやる。やはり保育所をつくるのでも、やっぱり子どもたちの未来や将来で、柳井にその保育園で過ごしてよかった。その保護者からもその保育園に行って本当いい子どもたちになったよ、そういうふうなことも考えられるんじゃないかと思いますが、市長のその腹の中にあるんじゃないかと思いますが、なかなか市長は本音をいうんで硬い、余り言うたことは、前にも言いましたが、なかなか曲げないという話を聞かれますが、やはり、吉田松陰の言葉の中に、みずからを顧みて、やましいところがなければ、千万人の反対あっても、我が道を進もう、そういう決意で我が道を進まれるのか、やはり市民の1万、2万の人の声を一緒に聞くのか、やはり柳井市のことは図書館も、双葉愛保育園の方も、これほど市民の方が、一生懸命市政のため、まちの未来のために、語ったことのない、署名運動もそねえにしたことがない、やはりそういうようなこともぜひ、市長は市民の意見を尊重し、そしてまた、反対者の意見も聞いて、また納得をしてもらう、そういうふうな努力は要ると思いますが、あと12月の議会では、また予算が上がろうと思いますが、私も反対をした一人であります。 また、双葉愛保育園の時は、私は反対を2回して、今回は賛成に回ったということは、2度の請願をしても受けてくれない。ええい、したら腹が立つ、もうひとつ3度目の時は、ひとつ賛同して、ぜひその辺も、難しいのは無理は承知でもやっていただくようにお願いをしますが、その辺の腹積もりはいかがでございましょう。 ○議長(藤沢宏司)  市長。 ◎市長(井原健太郎) いずれにしても、先ほどからご説明をさせていただきましたように、柳商跡地については、まずは特別委員会において、しっかりと今までいただいてきたものをお返しをする、またそういう中で、議員さんお一人おひとりのご意見もお聞きをするという、そういう段取りで、まずはお願いできればというふうに思いますし、保育園の認可問題については、先ほど申し上げたように、法にのっとっていろいろな手続がある中で、どういう対応ができるかということも含めて、今は検討しているという状況でございます。 いずれにしましても、何か融通がきかないというような印象を持っておられるとすれば、それは大変恥ずかしいことでございますので、今後ともご指導いただきたいというふうに思いますし、何か白黒つけるというよりは、いかにこの多くの市民を一つにまとめていくかと、そういう視点で行政をつかさどるのが、私の責務でございますので、その辺りもしっかりと念頭に置きながら、大きな問題ありますけれども、委員からもご指導をいただきながらということで、お願いをさせていただければと思います。 ○議長(藤沢宏司)  君国議員。 ◆議員(君国泰照) 大変ありがとうございました。やはり市民を挙げて、これは辛口でいうとやっぱりみんなが柳井のまちを、よくしたいというその気持ちのあらわれであります。私も、いよいよ敬老のご案内が来ましたが、また一生懸命頑張りたいと思いますが、どうぞよろしくお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、君国議員の一般質問を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  午後2時15分まで休憩いたします。午後2時00分休憩                              午後2時15分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、一般質問を続けます。次の質問者、賀原議員。〔賀原基和登壇〕 ◆議員(賀原基和) まず、一般質問に入ります前に、先般、豪雨に見舞われました、九州地方の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い復旧・復興を願うものであります。 それでは、順次、通告に従いまして、質問をさせていただきます。 まず、1番目の市の庁舎内等公共施設の照明についてであります。今回の質問は、私自身、目の治療を受ける中、気づきとしてお尋ねするものであります。 (1)として、市庁舎内の明るさについて、現在の照明の明るさで市民サービスができていると思われるか、当市の考え方をお尋ねするものであります。 (2)の、学校の教室等の明るさについては、どのような基準のもと、どのような対応をされているのか。また、他の公共施設についても、照明はどのようにして管理をされているのか、お尋ねをいたします。 次に、2番目の質問については、昨年に引き続き、美ゅーロードの交通事故について、道路管理者として、どのような抑止対策をとっておられるか、お尋ねいたします。 また、(2)の、美ゅーロードの側溝の溝ぶたについて、現状は、広域農道においては、民地の出入り口だけにふたかけしてある。ご存じのように、朝夕においては、かなりの市民の方が、散歩をされており、土・日・祭日においてもジョギング等をされており、溝ぶたをかけることにより、路側帯が広くなり、交通安全上必要と思われますが、お考えをお聞かせください。 なお、委員会でもお願いしておりますが、現在、側溝等に雑草、葛がはびこっていると思われますが、草刈り等、今後の対応もお聞かせいただければと思います。 以上で、壇上での質問は終わります。〔賀原基和降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  市長。〔市長登壇〕 ◎市長(井原健太郎) それでは、賀原議員のご質問にお答えをさせていただきます。 大きな1点目、本市の公共施設の照明、明るさについてのうち、(1)庁舎の照明の明るさについて、お答えをいたします。 地球温暖化対策として、また、平成23年3月の東日本大震災以降、一層の節電、省エネ対策が求められている中、本市におきましても、事務所衛生基準規則に規定する照度基準を維持しつつ、年間を通して節電対策を行っております。 具体的には、トイレや廊下の蛍光灯を間引きし、2階以上の廊下の照明は、通常、消灯しております。また、お昼の12時から1時の間は、お客様対応等に支障がない範囲で、執務室内においても消灯することとしております。その他、使用していない場所の電灯は、各自、こまめに消灯するように努めております。 特に、夏場は国からの夏季の省エネルギー取り組みへの協力依頼を受けて、本市におきましても、7月1日から9月30日までの間、エレベーターの運転を1機とし、また、空調の温度設定を、原則28度とするとともに、空調効率のアップを図るため、原則ブラインドを下ろしたままにすることとしております。さらに、下ろしましたブラインドの羽を水平にすることにより、照度が確保できる箇所については、窓際の照明を消すこととしております。 これらの節電の取り組みを、各職員が心がけ、市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、実施をしてきております。一方で、議員、ご指摘のとおり、エレベーターをご利用されず、階段を利用されるお客様もいらっしゃる中で、階段が暗く、上り下りに危険が生じるような場合もあることを、議員のご指摘により、改めて認識したところでございます。したがいまして、まずは、特に、明り取りのない西側の階段や、段差のあるトイレの入り口の照明は踏み外しを防ぐためにも、常時、全点灯としてまいりたいと考えております。 また、今後も節電対策を進めていく中で、ご指摘をいただきました点も踏まえ、配慮しなければならない箇所や対応について、この際、再度整理をいたしまして、職員に改めて周知してまいりたいと考えております。 また、全点灯した状態でも、市、機能の低下等により、暗くて見えにくいと感じられる方もいらっしゃることから、照明器具の改善等についても、あわせて検討してまいりたいと考えております。 いずれにいたしましても、今回、賀原議員さんから、こうしたご指摘をいただいて、私どもも改めて認識したところも多々ございまして、大変、ありがたいというふうに感謝申し上げたいと思います。 次の、(2)の学校他公共施設の照度について、大きなご質問、広域農道柳井美ゅーロードの交通安全対策につきましては、関係参与によりまして、答弁をさせていただきたいと思います。〔市長降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) それでは、1の(2)学校ほか公共施設の照度について、お答えします。 初めに、学校施設における照度管理の状況ですが、平成21年4月に文部科学省が、学校保健安全法に基づく学校環境衛生基準を定めておりまして、各学校におきましては、学校環境衛生基準に基づき、学校薬剤師による照度検査を毎年実施しております。 学校環境衛生基準では、照度については教室及びそれに準ずる場所の、照度の加減値を300ルックスとする。また、教室及び黒板の照度は500ルックス以上であることが望ましい。コンピューター使用の机上面では、500ルックスから1,000ルックス程度が望ましい。まぶしさについては、児童生徒等から見て、黒板の外側15度以内の範囲に、輝きの強い光源、昼の光の場合は窓がないことなどが定められております。直近の照度検査の結果では、全ての小中学校において、学校環境衛生基準をクリアしている状況でございます。 次に、体育館や公民館といった、社会教育施設の照度についてです。これらの施設は毎年照度検査を行う義務のない施設になりますが、JIS日本工業規格の照度基準を目安に建設しております。合わせて照明器具が故障した際に、その都度、修繕を行っておりますので、現在も一定の照度は確保できております。 ただし、市体育館、バタフライアリーナについては、JIS日本工業規格の照度基準のほか、競技によって、国民体育大会競技施設基準がありまして、「おいでませ山口国体」の際に、本市が卓球競技を引き受けましたが、その卓球競技の照度基準はクリアしております。 今後の対応方針でございますが、学校施設の照度の管理については、学校環境衛生基準に基づき適正に管理していくとともに、社会教育施設の管理につきましても、利用者の方々に支障がないように、適切に対応及び管理をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 私からは、大きな2点目、広域農道美ゅーロードの交通安全対策について、お答えいたします。 まず、1点目の、道路管理者として速度抑止はできないかということについてでございます。広域農道柳井大畠線、柳井美ゅーロードは、農業振興や周辺農村部からの、市街地へのアクセスの改善を目的として、県営事業により、平成14年度から平成28年度にかけて、大畠住吉地区から柳井上田地区までの間、約6.6kmの農道として整備されたところでございます。平成29年3月26日に全線開通し、山口県から本市へ譲与を受け、現在、本市が管理をしているところでございます。 全線開通後の平成30年4月に、交通量調査を実施したところ、平日1日当たりの交通量は2,088台でございました。現在、一部区間におきまして、昨年の7月豪雨による災害復旧工事を、片側交互通行により行っておりますが、交通量については、昨年と比較して大きな差はないものと考えております。 そうした中、本市の交通安全対策でございますが、まず、柳井市交通安全推進協議会など関係団体を通じて、安全運転の呼びかけや、のぼり旗の設置など注意喚起を行っております。議員からのお尋ねの、速度抑止についてでございますが、平成29年度に柳井警察署と協議を行い、安全対策工事として、速度抑止と注意喚起のための道路標示、視線誘導標及び側溝ぶたの設置などを行っております。 道路標示としては、運転者に安全運転を促すため、「速度を落とせ」、「交差点注意」などの文字や、ドットマーク、減速マーク等の標示を路面に設置をして、速度の抑止を図っているところでございます。今後も、柳井警察署と協議を行い、安全対策として必要な箇所については、道路標示等による注意喚起を行ってまいりたいと考えております。さらに、パトカーや白バイによる警ら活動等を重点的に行っていただくよう、柳井警察署にお願いするなど、関係機関と連携した啓発活動により、交通事故防止に努めてまいります。 2点目の、側溝水路の溝ぶたはできないかということについてでございます。 側溝のふたがけの状況でございますが、農村振興総合整備事業で、最初に整備した大畠住吉地区から上原地区までの約1,600mの区間については、側溝にふたがけを行っております。一方、広域営農団地農道整備事業で整備をいたしました上原地区から柳井上田地区の約5,000mの区間については、交差点等の出入り口の必要な箇所のみのふたがけとなっているところでございます。この区間においては、側溝の延長が、約6,100mございまして、それに対して、ふたがけのない側溝の延長が、現在、約4,900mとなっているところでございます。  歩行者等の通行量については、調査はしておりませんが、朝夕におかれましては、議員がご指摘のとおり、この農道を歩かれている方がおられる状況も、私どもも承知しているところでございます。 なお、整備された本農道の幅員構成については、全幅員が7m、車道幅員が5.5mの二車線道路でございまして、歩道はなく、側溝を含まない路肩が75cmとなっております。したがって、ふたがけをすることにより、路肩が50cm程度広くなると考えております。議員ご指摘のとおり、ふたがけを行うことにより、路肩が広くなり歩行者の方が安全に歩くことができると考えております。 平成29年度には、茶臼山トンネルの出入り口に、歩行者の安全対策として31枚のふたがけを行っておりますが、先ほど申し上げましたように、ふたがけのない側溝の延長が、約4,900mございますので、相当の経費を要することから、全てにふたがけを行うことは難しいものと考えております。 市といたしましては、地元の皆様からのふたがけの要望箇所を聞き、歩行者の通行量も考慮しながら、交通安全上必要な箇所から整備を行うよう、検討してまいりたいと考えております。 また、路肩草刈り等につきましては、本農道は通行車両が多いことから、業者委託をして行っているところでございます。本年は8月9日に業者と委託契約を締結し、今月末までに終了する予定としているところでございます。今後も適切な維持管理を行い、利用者が安全に通行できるよう、努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(藤沢宏司)  賀原議員。 ◆議員(賀原基和) 答弁ありがとうございました。 そこで、市長、言われましたように、国の節電に協力をしているということは、私もしっかりと認めております。ただし、これは参考になるかどうかわかりませんが、まず、再質問をする前に、ご存じかとは思いますが、皆さん方おそらく眼科で視力検査を受けていらっしゃる方もあるかと思うんですが、この検査の明るさ、これはルックスでやるわけでありますが、病院側で言われるのは、この室内の明るさ500ルックス以上となっているのですね。 今、学校のほうの関係でお話をされましたが、随分と明るいようなお話をされましたが、結構500ルックスといったら、かなり私は明るいのではなかろうかと思います。これは、病院の基準であります。一つは500ルックス以上が、一つの室内の明るさでございますので、目の検査を受けられるときには、これ以上の室内で、おそらく皆さん検査を受けられると思います。 そこで、まず、市長の話では、暗いと感じておられたのか、整備をし直すということでありますが、私が、目が悪いということで質疑しましたので、私だけが一つのモデルになってはいけませんので、かなり来庁される方にお聞きをしましたところ、やはり皆さん、暗いと感じておられます。まず、玄関、特に雨の日等を含めて、これから整備をされるのであれば、私、ちょっと箇所を指摘をしてみたいと思います。 まず、玄関から入る時から、ご存じのように1階の入って、すぐに、市民課、そのほうに入る前にトイレがございますけれども、ここに、実際は電気器具の設置はしてあるんです。しかし、電球がないですね。もう除けてあるのです。なんでかいうと、その辺は節電に協力しておるということでしょうけども、これが除けてあります。 そして、今度はロビーでございます。これもロビーに入る時、特に私、感じましたのは、先般、期日前投票の時に、休日は1階で期日前投票をされます。その時感じましたのは、やはり私も暗いと感じました。ところが、ここも電気設備、設置はしてあるにもかかわらず、ここも電球が抜いてあります。それはそれとして、これから整備をされるのであれば、そのあたりもしっかりと見ていただきたいなと思っております。 そして、先ほど市長も指摘されておりましたが、階段です。特に、玄関側の階段、実は、あれは東側ですか。これは、外からの結構、明り取り、これがありますので、幾分違うと思いますが、何しろ玄関口の階段等については、明り取りはありませんので、かなり暗い感じがします。しかし、これ慣れると、職員の皆様方そんなに感じられないのかなあと思うのですが、突然、市庁舎に来られて、すぐに階段を上がるとなると、結構、皆さん、暗いと感じておられます。 今、市長が言われましたように、階段を踏み外すということもあろうかと思いますので、この辺は十分に気をつけていただきたいと思います。整備をしっかりとその辺りはしていただきたいと思います。 それから、今度は職員の方に言うのもあれなのですけれども、先ほど市長も言われました、12時から1時には電源を落とすという話でありました。1階は落とされていないようでありますけれども、ただ、これは食事をされるときということも含めて、私、個人的に考えますと、各家庭で、キッチンで料理をつくる時には電気をつけ、いざ食べるというときに電源切りますかね。皆さん、おいしいお弁当を持ってきて、いざ、食べるときに暗いところでお弁当を食べるのはいかがなものかなとは、個人的です、これは私の。ただ、職員さんが納得済みで、節電に協力していらっしゃるということであればいいですけれども、その辺のところは、今後、職員さんともう一度よく、おいしく弁当を食べるためには、明るいほうがいいのではなかろうかなという、賀原の案であります。 これは、ちょっと職員に対して申しわけない質問であったかもわかりませんが、その辺のところを一つ気をつけていただきたいなと、整備するにあたっては、全面的に執務室もあわせてですけども、結構、窓際といいましょうか、この辺りは、割と部・課長さんが座っていらっしゃるところは、天気の日にはおそらくよく見えるだろうと思うのですが、通路、電気消してありますので、その辺り執務をされるにあたっては、今日こうやってみますと、眼鏡をかけていらっしゃる方が七、八人執行部の方いらっしゃいます。 眼科のお医者さん曰く、自然にマンネリ化しているところで、暗いところでやると、本当に目が、精密機械が一所懸命働いておるようであります。そのうちに、やはり目が悪くなるのは、もうそういう暗いところでの仕事をされる方、だから執務されるところも、しっかりと本当に目に悪い影響があるかないかは、しっかり見届けて、職員さんの目を保護していただきたいなというのは、私の願いであります。 職員さんのことばっかり言ってもあれでありますけれども、ぜひ整備をされるということでありますので、今、私が言った以外にいろいろあろうかと思いますけれども、しっかりと目の保護していただく、このことが大事だろうと思いますので、私自身が目の治療を受けるようになって、目の大切さを感じており、今後は、目の悪い方への配慮も必要かと思いますので、一つよろしくお願いしておきたいと思います。 その次に、美ゅーロードの質問に入ります。 今、部長さんのほうのお話もあったのですが、私、質疑をしようかと思ったのですが、整備されるということですから、また、改めてその整備具合を見て、また、いつになるかわかりませんけれども、この照明については質疑をしたいと思います。 次に、美ゅーロードに入らせていただきます。 実は、この事業、ご存じのように平成29年3月25日より、約2年5カ月ばかりたっております。そこで、私ちょっと柳井警察署の交通課のほうに、これまでの事故例をお聞きしてきました。事故件数であります。この2年5カ月の間16件、このうち物損事故15件です。16件のうちの15件が物損事故。そして、この間の事故内容ですが、単独事故が12件です。12件のうち、ほとんど昼間が12件です。夜間が少ないようで、この美ゅーロードについては、事故件数が16件、そのうち物損事故が15件、単独事故が12件で、ほとんど昼間の事故だと、こういうことでございます。これは、実は、この8月20日までの状況であります。それ以降は、まだ私、警察のほうで知らせていただいておりませんので、29年3月26日より、今年の8月20日までが今の事故例でございます。 そこで、私が常日頃、昨年の9月にも、この美ゅーロードのことについては、質疑させていただいておりますけれども、やはり、今現在、ただ今もほとんどがスピード、速度の出し過ぎ、これによる、結局、単独事故ではありますけれども、ほとんどが全損という、かなりスピードが出ての事故ということで、私が申し上げたいのは、道路管理者として、こういう事故が起こっているが重大事故につながるよということで、昨年も言いました。 しかしながら、その辺り路上でスピードを落とせというのは、確かに書いてあるわけでありますが、運転しよって、道路の下ばかりは見ておりません。できれば、私は道路標識、標識のほうを、これを立てていただきたいなと、私は質問をしたつもりでありましたけれども、この辺りのところはいかがでしょうか。道路標識ですね。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 速度抑止のための道路標識についてのお尋ねでございますが、道路管理者としてできますことは、速度抑止を促す方法として、注意喚起の看板の設置があろうかと思っております。 現在、美ゅーロードの起点、大畠住吉側、終点、柳井上田地区、この2カ所に安全速度40という看板を設置しております。ただ、その2カ所だけでございまして、今後、その標識の設置については、今の標識がちょっと見えにくいとか、わかりづらいとかいうところもありますので、その辺をよりわかりやすくするために、警察署とも協議を行いまして、標識の文字の色の変更ができないかとか、あるいは看板の追加設置ができないかとか、そういったことは検討をしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  賀原議員。 ◆議員(賀原基和) ありがとうございました。今、部長も言われましたように、私も気づかなかったのですけれども、柳井の入り口、そして大畠の入り口、実は、美ゅーロードと標識があります。その下に、20cm枠、本当に小さいところに、これは、車で走ったらわかりづらいと思いますけれども、「安全速度」と書いてあるのですね。それで40と書いてあるのです。 初め、私、これは何か道路の番号かなという気でおりましたら、市のほうで、「いや、あれが実は標識なのです」ということで、改めて見ましたところ、本当に安全速度というのはほとんど車を走らせておると、ちょっと見られんのではなかろうかという気がしております。40くらいは何とか見られますが、だから、この道路は結局、安全速度が40だよという一つの、これは県の事業だったのですけれども、県のほうで指摘をされた速度だろうと思います。 そこで、確かに道路上には「スピードを落とせ」とあるのですが、そういうちょっと危険なところにある程度、一つ標識を立てることはできないか。これは公安委員会が認めなければできないといわれればそれまでですが、道路管理者としてできる一つの標識もあろうかと思うのですが、その辺りいかがでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 賀原議員おっしゃるとおり、当然、速度規制、いわゆる取り締まりなどをする、例えばそれが40kmとか50kmとかございますが、それはもう公安委員会の権限でございまして、道路管理者としては、そういった標識の設置はできません。 今、先ほど説明した安全速度40というのは、これは道路管理者で設置をしておりまして、その辺りの実際のその速度の数字とか、あるいは標識の色とか、そういったことについては、また警察署とも協議をして、必要に応じて設置をしてまいりたいと、いうふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤沢宏司)  賀原議員。 ◆議員(賀原基和) ありがとうございました。ぜひ関係機関ということになると、警察の交通課になろうかと思います。私のほうも、交通安全協会として安全旗等を掲げておりますが、何しろこれ道路自体が海岸に面しているということもあって、風が強い、そうするとかえって見えにくいような安全旗になっております。 やはり、きちっと行政のほうでそういうものを、あまり見にくくないような標識を、しっかりと立てていただきたいと。今、部長の話では、そのような対応を関係機関、警察と交通課のほうでしていただけるようなお話でございますので、一つぜひ前向きに検討していただきたいなと思います。 それで、次には、溝ぶた、この件に入りたいと思いますが、現在は、先ほど言われましたように、これが大畠地区は農村整備事業の農道、そして、柳井市に入りましては広域農道ということで、幾分、県のほうの予算の配分等が幾分違ったのかなと思うのですけれども、大畠の入り口から、今、一方通行、ちょっと崖等が崩れて、今、一方通行のところ、あの先ぐらいまでは今の水路に溝ぶたがかけてあります。 なお、特に広域農道の、今、私が見ている範囲では、結構歩かれる、散歩をされる方、ジョギングされる方は白潟地区から遠崎地区が多いような気がします。そこで、ぜひここの水路に溝ぶたをかけることによって、路側帯がかなり今のより広くなります。歩かれる方にとっては、安全性が少しでも保たれるのではなかろうかなという気がしております。 また、もう一方では、これからおそらく草刈り等作業をされるにあたって、あの溝ぶたがあるとないとでは、工事をされる方、おそらくかなりしやすくなるのではなかろうかと思います。今は溝ぶたがないから、かなり、草刈りをされるにあたっても、側面をやられるわけでありますけれども、危険を感じながら、道路はあくまでも車が走っております。その上に、今の溝ぶたがしていないところの草刈りをされるわけでありますから、大変それにも神経を使いながらやっていらっしゃるように、今までの草刈りの対応を見ておりますと、そういうふうに私は感じております。 いうことで、これはひとつ年次計画、すぐに全体的にどうとかいうのではなしに、年次計画で茶臼山古墳あたりから、ぜひ溝ぶたをかけていただけるか、どのぐらいの長さでという、一つの予測が立てば、お答えいただきたいのですが。 ○議長(藤沢宏司)  経済部長。 ◎経済部長(日浦隆雄) 溝ぶたについては、先ほどご説明したとおりでございまして、市が譲与を受けてからは茶臼山トンネルの出入り口に31枚を設置をしたのですけれど、これは、茶臼山トンネル内にちょっと歩道部分みたいなところがございまして、そこから歩行者がトンネルから出られた場合に、やはり、ふたがないと危ないという判断のもとで、そのふたがけを行っております。 今、賀原議員さんも一気には無理だから、年次計画で何とかというお話でございますが、やはり全てにふたがけをすると数千万円とか、そういった費用になろうと思っておりますので、何年でということも、全部ということも申し上げられませんが、その辺りはより危険な場所から、年次的に少しずつでもふたがけをできないかということは、検討してまいりたいと思っておりますので、また、賀原議員さんからもいろいろご指導をいただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(藤沢宏司)  賀原議員。 ◆議員(賀原基和) 部長がそう言うのだから、大変答弁しにくい一つの私は指摘をしたかと思いますが、市長にお願いしておきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか、年次計画で一つ予算を来年度くらいから、どのくらいの距離は、私は申し上げられませんが、せめて100mぐらいはやるよというような、一つのお答えをいただきたいのですが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  市長。 ◎市長(井原健太郎) 今回のご質問の趣旨、また、要望内容、また、今のお気持ちをしっかりとお受けしたということで、きょうの時点では具体的なところは、今後の庁内での検討事項ということで、ご了解いただければと思います。 ○議長(藤沢宏司)  賀原議員。 ◆議員(賀原基和) ありがとうございました。次回の楽しみにしておりますので、また、溝ぶたについては再度、またですね、質疑をさせていただきたいと思いますし、先ほどの明るさについても、再度、私、現状を見せていただき、質疑をさせていただきたいと思います。 なお、最後に、雑草等の草刈りについて、できるだけ早くしていただかないと、今現在、見ておりますと、結構、溝ぶたがかけてあるところと、雑草が生えているところが区別つかないのですね。そういう危険性もありますし、また、水路に入っておったら、雨なんかで、結局、そこがごみのたまり場という、そういうことになりますので、そのことで、できるだけ早い一つの整備をお願いをいたしまして、時間は少し残っておりますけれども、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、賀原議員の一般質問を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  午後3時5分まで休憩といたします。午後2時52分休憩                              午後3時05分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて一般質問を続けます。 次の質問者、山本議員。〔山本達也登壇〕 ◆議員(山本達也) やない自民クラブの山本でございます。 災害級と言われました昨年の猛暑と比べ、今年の夏は少しはましだろうと思っておりましたら、今年の夏も昨年に劣らず、とにかく暑い酷暑となりました。国内では、めったにないはずの40度以上の最高気温も昨年に続いて観測されております。危険な暑さが、日常化してきたのでしょうか。この暑さを乗り切るためのアイテムとして、この夏に異例のヒット商品となったものに、空調服が挙げられます。皆さんはこの空調服をご存じでしょうか。 これは、腰辺りにつけられた電動ファンからの、服の中に風を通し、体の熱を下げるものであります。昨年の夏に、これを初めて見た時には、私には、随分と奇抜な服装のように思えてなりませんでした。しかしながら、今や工事現場等では、熱中症対策の必需品とされているとのことであります。 また、まちなかでは、マイ扇風機を使っている若者を見かける機会が、めっきりふえたように思います。これまで夏の風物詩としては、うちわや扇子が定着しておりますが、最近の暑さ対策のアイテムを見てみますと、今後は夏の風物詩も、様変わりしそうな感じさえする、今日この頃であります。 二十四節気では、夏の暑さが収まってくることを意味する処暑となり、朝晩は、めっきりしのぎやすくなりました。また、耳をすませば、虫たちが奏でる美しい音色を楽しむことができます。どことなく、秋の気配を感じるようになりましたが、市議会では夏の暑さに負けないくらい、熱い、熱い論戦を繰り広げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まずは、スポーツの推進に係る施策について、お尋ねします。 皆さんもご存じのとおり、柳井市ではスポーツを推進するために、県内他市に先立ち、平成25年6月に、柳井市スポーツ推進条例が制定され、同年7月から施行されております。この条例の第1条には、目的が規定されており、その第1条を読み上げてみますと、この条例はスポーツの推進について、基本理念を定めるとともに、市及びスポーツ団体の責務、並びに市民及び事業者の役割を明らかにすることにより、スポーツの推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって市民の心身の健全な発達、明るく、豊かな市民生活の形成、及び先人が築き上げた歴史と伝統のあるスポーツのまち柳井の発展に寄与することを目的とするとなっております。 第2条2以降は、基本理念、市の責務、スポーツ団体の責務等が続き、全11条で構成されております。私は、この条例を一読した上で、過去5年間の体育振興、スポーツ施設にかかる予算を見てみました。私の予算書の見方が悪いのかもしれませんが、基本的には前年当初予算であり、メリハリのない、あまりかわりばえのしない予算であるように感じました。 この条例に掲げられた崇高な目的、基本理念にふさわしいと思われるようなスポーツの推進にかかる施策は積極的に展開されているようにはどうしても感じられないのであります。市は、この条例に基づき、これまでどのようなスポーツの推進に係る施策を展開されてきたのか、また今後はこの条例に基づき、どのように施策を展開しようとされているのかお教えください。 次に、スポーツ施設の整備及び利用促進についてお尋ねします。 私は、スポーツをこよなく愛する市民の一人であります。実際に体を動かすことが大好きで、プライベートでは、やまちゃんという名前のソフトボールチームを結成しており、こうした活動もはや40年が経とうとしております。 また、シーズン中の月、水、金曜日の夜に伊陸小学校のグラウンドで行われている伊陸ナイターリーグですが、現在、日積、伊陸で結成されているソフトボールの5チームが参戦し、毎試合、熱い戦いが繰り広げられております。 試合では、もちろん勝ち負けもホームランも大事なことではありますが、それだけに固執するのではなく、他チームを含めた多くの仲間と世代を超えた心のキャッチボールをしながら、楽しむことを目的としております。ソフトボールは、私に多くの仲間を与えてくれ、そして仲間との信頼、絆が何よりも大切であると教えてくれました。また、私は、多種多様なスポーツ観戦が大好きであります。特に、高校野球観戦が大好きで、全国高校野球選手権山口大会は、とても楽しみにしております。 どんなに前評判が高くても、一度負けたら甲子園を諦めなければならない高校野球は、プロ野球とはまた一味違ったスリル感を感じます。 球児たちは一瞬一瞬のプレーに全てをかけ、時には想像できないような大逆転劇を繰り広げ、まさに筋書きのないドラマを展開してくれます。全力で頑張る球児たちの姿に、見る人の心を奪われ、筋書きのないドラマに心を揺さぶられてしまいます。 大人になると、一生懸命になる場面が少なくなりがちでありますが、球児のひたむきなプレーが大人の心を動かし、勇気を与えてくれているのではないでしょうか。また、今年の夏の甲子園では、試合中の選手のアクシデントに対する、対戦チームからの思いやりに感動させられました。 私は、これからも、高校球児のプレーを見続けていきたいと切に願うわけでありますが、実は、観戦中に非常に気になったことがあります。それは、柳井市民球場外野に敷かれている芝生の傷み具合が激しく、地面が見えている部分が目立ったことであります。柳井市民球場は、平成3年に開場して以来、27年が経過しております。その間、定期的なメンテナンスは継続的に行われているものの、外野の芝生については部分補修にとどまり、芝生の全面張りかえといった抜本的な改修は、開場以来、一度もありません。 そのため、現在の球場は、芝生のない、地面がむき出しとなった外野が目立つ状態となっており、観戦していても、決して心地よいものではありません。それより、何よりも、私は、プレーする高校球児がけがをしないか、心配でなりませんでした。 そこで、私は、最近、柳井市民球場でプレーした選手に、話を聞いてみることにしました。そうすると、内野と外野の境目は段差が大きく、また外野の定位置となる場所は、芝生が大きくはげており、そうした境目でつまづきそうになる。外野のグラウンドの芝生は、全体的にでこぼこしているように感じ、プレーをしていてとても危険だと思ったとの声を耳にしました。 私のにらんだとおり、現在の柳井市民球場の外野は、天然芝が敷かれているにも関わらず、けがのリスクが非常に高い、劣悪な状態であり、それを選手は、肌で感じているのであります。これでいいのでしょうか。 また、そのような状況は、柳井市体育館でも同じであります。私は、これまでも、市議会定例会において、柳商跡地には、冷暖房設備のある体育館を建設するよう、一貫して訴えてまいりました。それは、柳井市体育館が、昭和51年に建設されてから42年が経過し、建物の老朽化による天井の木製パネルが落下するといった、一歩間違えれば大惨事となるような事故が、現に起こっているからであります。 また、昭和41年度からスタートした、歴史ある山口県中学校卓球選手権大会は、平成25年度までの永年にわたり、柳井市体育館で行われておりました。しかしながら、夏場7月に開催されることから、冷房設備のない柳井市体育館では選手の体調管理が難しく、事実、平成25年度大会では、選手が熱中症にかかってしまいました。 そのため、平成26年度大会からは、冷房設備の整った防府市にある、防府市スポーツセンター体育館に場所を移し、開催されるようになりました。 もし、冷暖房設備の整った柳井市体育館が建設されれば、体育館としての機能が著しく向上し、再び山口県中学校卓球選手権大会を、スポーツのまち、卓球のまち柳井で開催することができるかもしれません。 もちろん、冷暖房設備が整えば、これまでは蒸し風呂状態であった夏場には、利用が軽減されていたバスケットボール等の多くの大会を、熱中症の心配をすることなく、開催することが可能となります。 こうしたことから、スポーツ振興と交流人口の増加が見込めます。そのような現状があるからこそ、柳井市にとって体育館の建てかえは最重要課題であると考えており、何度も申しますが、これまで私は市議会定例会において、冷暖房設備のある体育館の建設を一貫してご提案させていただいたのであります。 柳商跡地については、平成24年10月に、市長、市議会議長、地元選出県議、及び柳井商工会議所会頭で構成する、柳井市遊休地利活用検討懇話会が設置され、柳商跡地の利活用について、検討されるようになりました。平成26年10月20日には、私も委員の一員でございましたので、柳井市学園都市構想を中心とした、その時のやりとりはよく覚えております。柳商跡地の活用については、周辺を文教ゾーンとし、まずは地区全体の総合計画を定め、計画を長期、中期、短期に区分し、国、県、市がそれぞれ役割分担をしながら、一体となって、この地区の振興を考えていこうと、私は提起してまいりました。 それが、平成29年1月15日発行の、井原市長のローカル・マニフェスト、「幸せ」をつくる2017において、2番目に、柳井商業高校跡地を中心としたエリアで、産・学・官の連携による学びの場「21世紀の清狂草堂」を創出し、平成31年度までに、駐車場の整備や市民大学の創設などをめざしますと掲げられました。そのことだけでも、私には、大きな衝撃でございましたが、その後、市長は柳商跡地に図書館を建設する、あわせて弓道場も一緒につくるとの方向性を打ち出され、正直、私は、驚きを通り越して、唖然としてしまいました。 そもそも武道館、弓道場は、当初、古い建物を取り壊し、そこに建てかえるとの話でしたが、それが、武道館を南浜に建設すると、その時も同じように、突然に話が変わったのであります。 その話を聞いた瞬間、私の頭には、東北地方、太平洋沖地震発生時に、テレビから流されていた東北地方の沿岸部に、巨大津波が襲いかかる映像がよみがえり、その映像がぐるぐると駆け回ったことを、よく覚えております。 と申しますのは、実は、東北地方、太平洋沖地震が発生した時刻には、私は、本会に出席しておりました。休憩に入った時、議会事務局で目にしたテレビから、まるでゴジラが暴れ狂ったかのような映像が流されていることを、全く理解できず、これは何かというのが精いっぱいでありました。 あの日の衝撃は、生涯忘れることができません。そうした記憶から、海抜3.2mしかない低地に武道館を建設するのは非常識であり、武道館は備蓄型の避難所にもなるよう、高台の柳商跡地に建設し、なおかつ、冷暖房機能を持たせるべきだと意見しました。しかしながら、私の意見は、軽く押し切られ、柳井市武道館は、現在の南浜となったとの経緯があります。 以上の話からもおわかりのように、柳井市の施設建設は、市長の思い入れが強く、一貫性のない施策しか展開されていないように感じます。 柳井市には、スポーツを推進するために、条例として、柳井市スポーツ推進条例が制定されていることは、先ほども申しましたが、この条例の第10条第1項には、施設の整備、及び利用の促進が規定されており、その条文は、市は、市民が身近にスポーツに親しむことができるよう、スポーツ施設の整備、利用の促進、その他の必要な施策を講ずるものとするとなっております。 なぜ老朽化したスポーツ施設の整備、抜本的な改修といった、必要な施策は講じられていないのか、市民が真に必要としている施設が整備されないのか、お教えください。 次に、ウェルネスパークですが、これは、県に整備していただいた施設で、今は、柳井市に移管されており、指定管理者制度を利用して、運営が行われております。 柳井ウェルネスパークのホームページを見てみますと、多目的広場の紹介として、また、屋外体育施設としては、夜間照明完備の人工芝、テニスコートや、全面天然芝で覆われた多目的広場があり、各種スポーツ練習や大会はもちろん、職場のレクリエーションや運動会にご利用いただけますとあります。 しかしながら、私は、この多目的広場がサッカー以外で使用されているのを見たことはほとんどありません。柳井ウェルネスパーク多目的広場のさらなる利用促進のために、どのような施策を講じられているのか、お教えください。 以上で質問は終わりますが、答弁の内容によっては、再質問をさせていただきます。〔山本達也降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  市長。〔市長登壇〕 ◎市長(井原健太郎) それでは、山本議員のご質問に対して、お答えをさせていただきます。 大きな2点目の、スポーツ施設の整備及び利用促進について、お答えをいたします。 まずは、スポーツ施設の老朽化対策についてでございますが、本市のスポーツ施設におきまして、平成以降に竣工された施設は、ビジコム柳井スタジアム、FUJIBO柳井化学武道館、柳井ウェルネスパークの3施設でございまして、それ以外の施設は、昭和の時代に建設をされたもので、築30年以上が経過をしてきております。 したがいまして、これまでそれぞれの施設におきまして、不具合が生じた場合には、その都度、必要な修繕等を行い、対応してまいりました。 議員ご指摘のビジコム柳井スタジアムにつきましては、これまでフェンスへの衝撃緩衝材の設置を初め、スコアボード、バックスクリーン、ベンチ、トイレ、放送機器の改修などを行ってきております。 また、バタフライアリーナにつきましても、照明器具の取りかえや増設、トイレ、観客席、壁、天井、放送機器の改修などを行ってきております。 そうした中で、山本議員がご指摘のビジコム柳井スタジアムとバタフライアリーナの老朽化に対する抜本的な対策ということでございます。両施設につきましては、現在、長期的な視点での対応を検討しているところでございます。 具体的に申し上げますと、ビジコム柳井スタジアムは、ご指摘でもございます、芝の張りかえについて、現在、具体的な施工方法を検討しております。 また、バタフライアリーナにつきましては、現施設を長寿命化する方針の中、耐震補強については、平成20年度に耐震第2次診断、平成23年度に第3次診断、これは補強診断を実施するなど、継続的に検討してきたところでございます。 特に、耐震補強に当たりましては、照明のLED化、空調設備、床の改修なども施工することを、検討しております。 あわせて、財源として活用できる国の制度について、現在、模索をしております。今後は、長期的な使用が可能となるための、両施設への抜本的な対策について、具体的に検討してまいりたいと考えております。 次に、柳井ウェルネスパーク多目的広場の利用促進についてでございますが、議員ご指摘のとおり、現状では、少年サッカー大会のリーグ戦や、柳井中学校サッカー部の活動拠点など、サッカーでの利用が多い状況にございます。そのほかには、体育の日の市民スポーツレクリエーションの集いや、市民ロードレース大会、サザンセト・ロングライドin山口などでも利用されております。さらに、指定管理者による自主事業の、フットボールスクールも開講されております。これらの取り組みによりまして、昨年度の多目的広場の年間利用人数は約1,200人の増というふうになっております。 特に、民間事業者のノウハウを生かした、自主事業のフットボールスクールは、指定管理者制度の大きなメリットでもございまして、今後もこうしたメリットを最大限に生かすために、指定管理者と連携をしながら管理、運営に努めてまいりたいと考えております。 大きな1点目のご質問、スポーツの推進にかかる施策につきましては、教育長によりまして、お答えをさせていただければと思います。〔市長降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  教育長。 ◎教育長(西元良治) 2点目の、スポーツの推進にかかる施策について、お答えいたします。 山本議員のご指摘のとおり、柳井市スポーツ推進条例は、他市町に先駆けて、平成25年より施行しております。この条例の施行後に、まず初めに着手いたしましたのは、第6条に規定する柳井市スポーツ推進計画の策定であります。この第6条は、この条例の中の一つのポイントとなっておりまして、第3条に規定する市の責務を具体化したもので、この計画の中に、生涯スポーツの推進、競技力の向上、人材の育成、スポーツによる地域活性化、スポーツの場の充実及び施策の推進の5つの基本方針を掲げております。 これにより、条例の理念を踏まえた計画に基づき、市の具体的な施策を展開しているという状況でございます。 具体的な施策として、計画の策定と同時並行で事業を進めてきましたのは、施設の整備としてのFUJIBO柳井化学武道館の建設で、平成26年9月に完成しております。 なお、直近では、今年度に、南浜グラウンドと、テニスコートの照明設備を改修するようにしております。さらに、スポーツ団体、市民、事業者の取り組みとして、ビジコムカップ野球大会やプラチナ卓球大会、スポーツ合宿誘致、サザンセト・ロングライドが実施され、スポーツ活動への参加や地域間の交流が促進されており、市としましても、これを条例や計画に基づき、支援しております。 また、人材の育成や顕彰といった取り組みといたしまして、我がまちスポーツ推進事業として、卓球講習会や柳井市体育協会と連携したスポーツ教室や研修会といった人材育成事業を実施し、リオデジャネイロオリンピックのレスリング協議で銀メダルを獲得した、太田忍選手を顕彰しております。 一方で、スポーツは、体力の向上や健康の保持、増進、青少年の健全育成といった面から、生活習慣病の予防やストレスの防止、地域社会の活性化などの社会的役割も担っております。 この条例におきまして、本市のスポーツに関する基本理念を明らかにし、その施策を示すことで、市民一人一人が、スポーツが果たしている重要な役割についても、理解を深めることができると考えております。 そうした市民の理解と参加のもとで、スポーツをする、見る、支えるという、それぞれの立場で様々な事業が行われることが本市のスポーツ推進や活性化につながると考えております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) ご答弁ありがとうございました。特に、教育長さんにおかれましては、初めての本会議、少々緊張感はあると思いますがいかがですか。 私自身も最初の本会議、一般質問を思い出しました。本当に初心に立ち返り、緊張感を持ってお伺いしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 先ほどの答弁にもございましたが、こちらの柳井市スポーツ推進計画は、もちろん私も拝見しております。県内他市に先立ち、平成25年6月に柳井市スポーツ推進条例が制定された柳井市スポーツ推進条例の第6条に策定が義務づけられているこの計画ですが、これは、スポーツ推進に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するための基本的事項であり、個別、具体的なものを提示したものではないと理解しております。 しかしながら、余りにも漠然としており、残念ながら、私には、柳井市が推し進めようとする具体的な姿、柳井らしさが見えてまいりません。時の、現状に合わせて、施設の管理、また計画、改修整備等、要望しておきます。 それでは、先ほどからのご答弁の中に、検討、検討、ビジコムにしろアリーナにしろ、本当に検討されているということはお聞きしましたが、少し個別的に少々質問させていただきます。 柳井市民球場を見学されたことは、たびたびあると思いますが、その際、よく整備されている球場だと思われますか。部長さん。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。
    ◎教育部長(河村邦久) 今のご質問ですけれども、ずっと私のほうも担当課長で携わっておりまして、指定管理者のほうに途中でなっておりますけども、先般も教育長とともに現場をちょっと見させていただきました。当初は、当初はと申しますとあれですが、毎年、約600万円以上の管理費と申しますか、それを指定管理者のほうに今、計上しておりますし、以前もそういう形で、ずっと管理をしておりました。 やはり、長年たっていくうちに、だんだん昔、以前は養生期間というか、1月から3月の間を、わりと使わせてなかったということも聞いておりまして、最近、年中いろいろ事業とか、野球大会とかずっと使用するになってまいりまして、やはり、かなり状況も悪くなってきたかなというふうに感じております。 ですから、特に、先般行った時は、やはり、中にも入りましたし、上から見させていただきましたけれども、かなり外野のほうは、ちょっと荒れているかなというふうに感じております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 今もそうおっしゃいますけれども、柳井市民球場、先ほども申しましたように、まずは見た目はよくない、今も部長さんもそうお答えになられましたと思いますけども、外野に芝生がないところが目につくと、お世辞にも、状態のよいグラウンドであるとは言えない状況であります。柳井市民球場の外野の芝生については、明らかに、抜本的な改善が必要であります。 そこでお尋ねします。現在、柳井市民球場の外野の芝生について、抜本的な改善計画は、先ほど市長さんからも、検討中とありましたけれども、どのように維持管理して行われようとするのか、お教えいただきたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 私のほうも、担当課長とともに管理している業者、それから以前管理している業者とかにもお話をさせていただきまして、外野の部分を3カ所、ライト、レフト、センターを大がかりに改善する方法、それから、内野と外野の間を改善する方法、それとか、全面的に改善する方法、それから、それを設置するにあたって期間がまたどれぐらい必要かということも、あわせて検討しております。 あと、そういった国の制度とか、そういった財源についても、今、検討してきているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 私は、柳井市民球場を管理されている方から、グラウンドの状態について説明を受けることができました。外野の芝生について、部分的な補修を定期的にしているが芝生はいくらきれいに部分補修しても全体でみると、まず平らにはならないとのことであります。また、芝生は、定期的に全面張りかえをすることが望ましいとも教えていただきました。 では、芝生の全面張りかえで理想的な年数、何年であるかご存じでしたらお教え願いたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 何年というのはちょっと私もはっきり聞いておりませんが、一応、今建設して25年たっておりますので、27年ですか、済みません。大体20年ぐらいが、一つの目安かなというふうには聞いたことがあります。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 先ほども改修に関しては、いろいろな形を考えておられるというふうに教育部長さんもご答弁いただきました。今の理想ですけども、理想は15年だそうです。先ほど申しましたように、柳井市民球場完成から、間もなく30年を迎えようとしております。理想的な芝生管理を行っておれば、2回目の全面張りかえを検討しなければならない時期であります。 しかしながら、柳井市民球場では、これまで一度も、外野の芝生の全面張りかえがなされておりません。また、水はけが非常に悪く、苦情は寄せられているにも関わらず、こちらに対しましても、何ら対策がとられていません。あわせて、危険防止ラバーの劣化や、バックネットの高さ不足によるファールボールの危険性など、これでは放置されているといっても過言ではないと思います。 これらに対しての今後の対応は、どのように考えておられますか、お教えください。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 今、山本議員おっしゃいましたように、苦情と申しますか、私が課長時代でございましたけれども、そういった大きな苦情というのが、余り耳に届いてないという状況もございます。特に最近、そういった声を多く聞くようになったというのが、現状でございまして、今の課題については、バックネット等の課題も聞いておりますし、当然それをどうするかということも、検討もしたことがあります。風に対しては、今の施設そのものができないので、もっと確実に補強する必要があるとか、そういった根本的なことも聞いてはおります。 ですから、今の件につきましても、水はけにつきましては、特に悪いというのは、今までは、私のほうは、余り情報として聞いたことがないというのが状況でございまして、使用される方は、以前から柳井市民球場は、ビジコム柳井スタジアムはきちんと整備されているということを、多く耳にしてきたというのが、今までは、私の課長時代と申しますか、現在でもそういう声も一部ではお聞きしているというのが現状でございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 実際に私も写真もみな撮ってきたんですが、ちょっと私も手抜かりで、きょうお持ちをすることができませんでしたが、今さっきおっしゃいましたけれども、ラバーなんかでも、危険防止のラバーなんかでも、相当劣化してはがれております。そして、お話をお聞きしたんですけれども、ファールボールが、バックネットが低いために外に出やすいと、それによって、車に当たったりとか、そういうこともあるということをおっしゃっておりました。 現に私も、ここだけを見て言うのではいけないと思いまして、周南野球場とかいろいろこの件で回ってみました。全くそういった面は違っております。その辺は特に気になったので、お願いをしておきたいと思います。 また、さらに気になるのは、スコアボードでありますけれども、現在のスコアボードは人が中に入って、試合経過を見ながら、数字のボードを手作業で差しかえなければなりません。真夏に行われる全国高校野球選手権山口大会では、学生がその役目を行っております。風通しの悪いスコアボード内は、非常に高温となり、学生が熱中症にかかるリスクは、非常に高いんですね。危険で劣悪な環境であると言えます。電光掲示板に変更する必要があると考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 実は、先般、スコアボードの件につきましても、業者さんをお呼びして、情報、状況等を伺っております。やはり、いろいろ聞きますと、全国の事例とか、県内のほうもいろいろ教えていただいたんですが、これスコアボードにするのが理想だというふうには思いますけれども、あと、使用頻度、それからあと財源とか、そういうこともいろいろ総合的にまた考えていく必要があるかというふうに思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 私、正直に申しますと、その程度の考え方では、このままでは夏に、柳井市民球場で、高校球児のプレイが見られなくなる日が来るのではないかと危惧しております。また、平成29年3月から恒例となっている日体大硬式野球部のスポーツ合宿がありますが、これは、日ごろ、大学生との交流の場を持つことのない市内の小中学生にとっては、とても貴重な場であります。そうした機会が今後も継続して行われるためには、きちんと管理された球場であることが、前提であります。加えて、球場内の練習設備の充実は、必須であると考えます。 これまで、日体大硬式野球部の合宿の際には、防球ネット、ピッチングマシーンを熊毛南高校から借りてきて行っているのが現状であります。このままでは、夏に柳井市民球場で高校球児のプレイが見られなくなる、また日体大硬式野球部のスポーツ合宿がなくなる日が来ても不思議ではありません。 市民がスポーツに親しむ場を奪われるようなことは、大きな損失であり、断固としてそのようなことは阻止しなければなりません。そのためには、柳井市民球場の抜本的な改修、設備の充実が必要と考えております。 先ほどから縷々検討しているとおっしゃいますけれども、そういった検討している時間はないと思います。直ちにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 山本議員おっしゃいましたように、先ほどからも出ておりますけども、特に、メインの芝生関係というところは、一番ちょっと一つのポイントなのかなというふうに思いますし、ほかの施設についても、今いろいろご意見いただきましたので、その辺もあわせて、早急にまた考えていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) どうぞよろしくお願いいたします。 柳井市民球場と並び、私が危機感を抱いておりますのが、柳井市体育館であります。現在、県内他市では体育館、アリーナへの冷暖房設備の整備が進んでおります。体育館、アリーナに冷暖房施設がないところは、県内に何市あるかお教えください。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 一応、柳井市の体育館、バタフライアリーナと同規模の面積、1,000m2以上ということで調査をいたしております。それで、行きますと、下関が2つ、合計で、今、現状では、柳井市体育館は、バタフライアリーナを含めて10カ所、今、空調が整備されておりません。これは、1,000m2以上ということで、ただ、10カ所のうち、今、今年度、2カ所ほどまた整備をされるというふうに聞いております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 10カ所といえばあれなのですけども、各市町村で代表の体育館で考えると、13市ですから、済みません、町ではありませんね、市で、市単一とすれば、13市中、今年度中に空調の設備もされるという2市を含めて、13市中9市はあると思っております。 その中で、さらに、周南市から岩国市までの東部地区に限ってみてみますと、冷暖房設備は計画されていないのは、柳井市だけであります。これは、下松市は今年度中に整備予定でございます。体育館がアリーナで冷暖房設備があるのは、もはや当たり前の時代であるといっても過言ではなく、災害級と言われました、昨年の猛暑に加え、今年の夏も酷暑であったことからも、当然の流れと思われます。 以上のようなことから、また老朽化が著しい体育館の現状を考慮し、冷暖房機能を備えた体育館の建設計画を実現するためには、どうすればいいのかお教えください。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 現状で申しますと、先ほど、市長のほうが一つお答えをしておりますけれども、現在のバタフライアリーナについて、検討もしておりますけども、長寿命化させるということ、それで、それとあわせてLED化、それから耐震化、空調設備の設置ということも一つの案ではあるかなというふうに考えております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 教育部長にどうするかいうて聞いても、それは酷な話で、本当に済みません、申しわけないと思っております。 平成31年2月にスポーツ施設拡充に関する陳情書が柳井市体育協会から市長に提出されました。これには、5項目の要望が上がっておりますが、内容については、かなり行政に遠慮されたものとなっていることが、若干気になりますが、スポーツ施設としての安心安全な利用が感じられ、大会の開催や日常の利用に支障を来す恐れがあると思われていることについては、私の思いと何らかわりがございません。 以上のことから、ぜひとも柳井市体育館の建てかえを真剣に、早急にご検討くださいますようお願いいたします。 次に、柳井ウェルネスパーク多目的広場についてお尋ねします。 過去5年間で結構ですので、稼働率、利用者数、利用料収入を教えていただければと思っております。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) ウェルネスパークのほうの、今の芝生部分と申しますか、あちらのほうについては、稼働率と申しますか、使用日数ということで、一応、資料のほうは整えておりまして、そちらのほうでよろしゅうございますか。 平成27年度につきましては、利用人数が1万343人、それから、平成28年度につきましては、1万1,506人、それから、平成29年度につきましては、1万781人、それから、平成30年度、昨年につきましては、1万2,044人ということで、昨年は、約1,200人ほど増加しております。利用人数につきましては、多目的広場の利用につきましては、以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 利用料は、いかがですか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 失礼しました、済みません。利用料につきましては、平成27年度が33万7,840円、それから、平成28年度が21万7,033円、それから、平成29年度が46万8,295円、それから、平成30年度が77万5,776円ということで、昨年度、29年度に比べては約2倍弱ということで、利用数並びに利用人数ということでも増えてはおります。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 稼働率はお出しになりませんか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 済みません。稼働率ということでいきますと、今の件数ということになりますと、昨年が312件ということで、昼間も使ったりしますので、昼とか夜とかありますので、その辺、ちょっと稼働率については、今ここではちょっとよう説明をしませんので、お許しください。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 過去5年間が4年間になってはおりましたけれども、それはいいとして、先ほどから2017年と2018年、平成で言ったら29年と30年の比較だけをおっしゃいます。確かに、皆さん、数字で聞かれたら、利用者が1万781人から1万2,044人、1,200人、先ほど市長さんも、増えたとおっしゃいました。今、教育部長さんも、それから利用料が46万8,295円から77万5,776円、だから2倍弱増えたと、このようにおっしゃいますが、私過去5年間と言ったのは、じゃあ、その前の年の28年はどうであったかと言いますと、2016年です。稼働率は5%なのですね。というのは、どこから出したかと申しますと、私の出し方がおかしいのかもしれませんけども、使用できる時間帯が、月曜から土曜が8時半から21時30分、13時間です。それから日祝日が8時30分から18時、9.5時間、それをざっと、休みが12月29日から1月3日まで、これが2019年、今年なのですけれども、今年の、それを年間計算してみると4,422時間、来年になりますと、2020年は4,524時間、大体今までの過去5年間を平均してみると、4,460時間ぐらいになると思うのですが、その時間でこの利用時間を、使用時間を割ってみたら、大体2016年、平成28年が5%なのですね。そして、2017年、これが11%、昨年は18%、でもその、私の今言った、およそ4,460時間、年間に使える時間から見てみますと、2016年は223時間の使用なのですね。 昨年、上がった上がったとおっしゃいますけれども、基数を言わないで上がった上がったと言われますから、さも皆さん、お聞きになると、すごく利用が増えたのかと思いますけれども、それでも稼働率は18%ですか、ぐらいにしかなりません。 そういうことは、何が言いたいかというと、本当にその低い稼働率を上げるために、どのような取り組みがなされているのか。また、それを低い稼働率と思われていないのなら、これはお答えする必要はございませんけれども、どう考えても5%だと、平成27年は8%、平成29年度が11%、これがどのように感じられるかで、回答は随分変わってくるとは思いますけれども、例えば、企業、学校、スポーツ団体等を訪問して、直接もっと使ってもらえるよう、PRをされているのか、そういうことを具体的に、お教えいただけたらと思います。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 確かに、山本議員おっしゃいますように、稼働率をそういうふうに比較されますと、当然、8%、5%、それが十何%というのは、確かにいい数字ではないというふうに思います。 実際、ウェルネスパークにつきましては、芝生の管理ということもございまして、実情、1月から3月の間は養生期間ということで、使用をなるべく控えているというのが一つございまして、その辺はずっと変わってきてないのですが、特に悪い利用状況であった時は、かなり芝生が雨の中を使って、大幅に傷んだということも1点あったかなということでございまして、利用をもっともっと抑えていたという状況はあります。 近年、最近ですと、フットボール、先ほど言いましたように、教室は当然、指定管理者のほうで、サッカー教室もやっていただいておりますけども、少し増えている原因は、恐らく最近、具体的に言いますと、柳井ランニングアカデミーという、走るほうです、走るほうも芝生を使って体幹トレーニングをしたり、ランニング中心の陸上活動もしているというグループも出ておりまして、それが小中学生約30人で、週4日程度を利用しているという状況もございまして、あとそのほうにもかなり、参加も出てきているというふうには聞いております。 それと、当然、行事につきましても、通年どおり利用しておりますけども、まだまだ当然、稼働率、利用率というのは少ないと思いますので、今後、やはりもっともっと、具体的に、小中学校に呼びかけるとか、各スポーツ少年団、ほかのグループにもしっかりと発信をしていって、使用していただくよう、取り組んでいきたいというふうに、改めて思わせていただきまた。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) 確かに、そういうこともあるでしょう。PR不足もあるでしょう。そうした中で、私が思うのに、多目的広場の稼働率が低い、大きな原因の1つとして、使いづらさがあると思います。さっきの芝生の養生期間とかおっしゃいましたけれども、多目的広場は全面天然芝で覆われております。その保護のために、多くの利用が制限されておりました。すなわち、使ってはいけない理由が多すぎるのではないでしょうか。先ほど、答弁の中でおっしゃいまいたので、そこのことは省きます。 ちなみに、多目的広場に係る年間の維持管理費を概算で結構ですので、教えてください。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 済いません、ただいま資料を持ちあわせておりませんので、別の機会でお答えしたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) ざっくりなのですけども、私が調べたところによりますと、多目的広場に係る維持管理費の概算が、人件費が480万円、これ多目的の従事分を換算しておられました。 それから、保守費等が芝生の薬品代、機械器具補修費等が200万円、計680万円なのです。 1年間に、この多額な維持管理経費が発生しているのに関わらず、多目的広場の稼働率は著しく低いわけでございます。また、それを好転させるための努力も、されていないのが現実であります。 そこで、私から多目的広場の稼働率を上げるための提案をさせていただきたいと思います。それは、多目的広場を現在の天然芝から人工芝にはりかえることであります。人工芝のグラウンドにすれば、利用制限がほとんどなくなり、サッカーだけではなく、今、人気のグラウンドゴルフやソフトボールでも気軽に利用でき、利用料も増えます。おまけに、維持管理費は天然芝に比べ、大きく抑えることが可能になります。 柳井ウェルネスパーク多目的広場を、人工芝にはりかえることを検討されたことはありますか。もし、検討されているのであれば、その結果はどのようになったかをお教えください。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 以前、やはり管理料とかも考えまして、人工芝ということも業者のほうに話をしたことがあります。多分1億単位以上でかかってくるというふうに聞いておりまして、現在のほうの管理のほうが、比較して継続するほうがいいんではないかということを、1度検討したことを覚えています。平成17年から大体稼働しておりますので、ちょうど時期的には、先ほど山本議員おっしゃいましたように、15年、今は平成32年ですから、15年ぐらいたってきているのかなというふうには、今、思いますけども。今後、一つの課題であるというふうに思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) もちろん、人工芝のはりかえには、多額の、今おっしゃいましたように、経費が必用との、それはよくわかっております。でも、これはスポーツ振興くじ助成が活用できることは、ご存じですか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 利用できるというふうに、ただ当たるか当たらないかというのもございますけども、それも活用できるというふうには認識をしております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) スポーツ振興くじの助成は、皆さんご存じのようにtoto・BIGの販売により得られる資金をもとに、地方公共団体及びスポーツ団体に行う、スポーツの振興を目的とする事業に対して行われるものであります。これを活用すれば、事業費の最大40%の助成を受けることができます。人工芝のメリットである維持管理費に加え、稼働率の上昇により、利用料収入は間違いなく増加いたします。初期投資がかかったとして、10年程度で投資費用を回収することができるとのデータもあります。目先の出資にこだわるのではなく、長いスパンで考えることが必要であり、またスポーツに親しむ人が増えることによる、市民の健康増進、それに伴う医療費、介護費の抑制といった副産物の効果をきちんと考慮することが大事だと思っております。そうしたことから、ぜひとも柳井ウェルスパーク多目的広場の、人工芝への張替をご検討いただきたいと思います。その際、せめて先進事例と、調査研究には力をいれていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 今、ご提言ございましたように、今の人工芝についても、調査研究していきたいと思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  山本議員。 ◆議員(山本達也) きょうは、部長さんに本当に、力強い最後の締めをしていただきました。くれぐれも、庁内協議で、今の勢いで、市長さんに提言していただきたいと、このように思います。 柳井市が厳しい財政状況であることは、重々理解しております。そうであるからこそ、市職員も我々議員も、その少ない財源を有効に活用し、市民の幸せな暮らしの追求のために、最大の効果を発揮するよう、努力しなければなりません。自分たちの置かれている立場にあぐらをかくのではなく、お互いにしっかりと知恵を絞り、汗をかかなければならないと思っております。 これからも、不断の努力をもって業務にまい進することをお約束し、私からの一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、山本議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(藤沢宏司)  以上をもちまして、本日の会議を終了し、あすは午前10時から会議を開き、引き続き一般質問を行いますので、定刻までにご参集をお願いいたします。 本日は、これをもって、散会いたします。午後4時02分散会──────────────────────────────      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         令和元年 9月 4日                     議  長 藤沢 宏司                     署名議員 川﨑 孝昭                     署名議員 中川 隆志...