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12月26日-04号

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  1. 柳井市議会 2018-12-26
    12月26日-04号


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    最終取得日: 2023-03-29
    平成 30年 第4回定例会(12月)─────────────────────────────────────────────平成30年 第 4 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)                                  平成30年12月26日(水曜日)─────────────────────────────────────────────議事日程                              平成30年12月26日 午前10時00分開議    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告・討論採決    日程第3 議案上程審議    日程第4 閉会中の付託調査視察報告──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告・討論採決      厚生常任委員会委員長      (1)議案第55号 柳井市印鑑条例の一部改正について      (2)議案第57号 柳井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      (3)議案第62号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)      (4)議案第63号 平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      (5)議案第69号 平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      (6)議案第70号 平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      (7)議案第73号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)      (8)議案第74号 平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      (9)議案第77号 平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      (10)議案第78号 平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)      (11)認定第1号 (分割付託)平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について      (12)認定第2号 平成29年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について      (13)認定第8号 平成29年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について      (14)認定第9号 平成29年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について      (15)付託調査等の報告について      建設経済常任委員会委員長      (1)議案第58号 柳井市がけ崩れ災害緊急対策事業分担金徴収条例の一部改正につい               て      (2)議案第59号 柳井市営住宅条例の一部改正について      (3)議案第61号 市道路線の認定について      (4)議案第62号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)      (5)議案第64号 平成30年度柳井市市有林野区事業特別会計補正予算(第1号)      (6)議案第65号 平成30年度柳井市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)      (7)議案第66号 平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)      (8)議案第67号 平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)      (9)議案第68号 平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      (10)議案第73号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)      (11)議案第75号 平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)      (12)議案第76号 平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      (13)議案第79号 平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)      (14)認定第1号 (分割付託)平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について      (15)認定第3号 平成29年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定について      (16)認定第4号 平成29年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について      (17)認定第5号 平成29年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      (18)認定第6号 平成29年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      (19)認定第7号 平成29年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      (20)付託調査等の報告について      総務文教常任委員会委員長      (1)議案第54号 柳井市役所出張所設置条例及び柳井市公民館条例の一部改正について      (2)議案第56号 柳井市奨学金貸付基金条例の一部改正について      (3)議案第60号 柳井市平郡西テレビ放送共同受信施設指定管理者の指定について      (4)議案第62号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)      (5)議案第71号 柳井市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部改正について      (6)議案第72号 柳井市一般職の職員の給与に関する条例及び柳井市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について      (7)議案第73号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)      (8)認定第1号 (分割付託)平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について      (9)付託調査等の報告について      柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会委員長      (1)議案第62号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)      (2)認定第1号 (分割付託)平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について      (3)付託調査等の報告について      議会運営委員会委員長      (1)付託調査等の報告について    日程第3 議案上程審議      (1)議員提出議案第1号 柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について    日程第4 閉会中の付託調査視察報告──────────────────────────────出席議員(18名)1番 三島 好雄          2番 岩田 雄治3番 田中 晴美          4番 岩田 優美5番 秋良 克温          6番 山本 達也7番 坂ノ井 徳          8番 川﨑 孝昭9番 中川 隆志          10番 久冨  海11番 藤沢 宏司          12番 篠脇 丈毅13番 岸井 靜治          14番 早原 秀文15番 平井 保彦          16番 賀原 基和17番 石丸 東海          18番 君国 泰照──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長   河内 義夫          次長 宮本 忠明補佐   井原 郁江                  ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長            井原健太郎      副市長           鍵山 有志参与            粟屋  桂      教育長           桑原  眞会計管理者         弘津多美恵      総合政策部長        玉中  勲総務部長          國村 雅昭      建設部長          古谷 浩介上下水道部長        川本 和美      経済部長          日浦 隆雄市民部長          川井 隆志      健康福祉部長        米川 辰夫教育部長          河村 邦久      総務課長          河原 憲治財政課長          室田 和範                         ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎事務局長(河内義夫) ご起立願います。互礼。ご着席願います。 ○議長(藤沢宏司)  これより本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(藤沢宏司)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、早原議員、平井議員の両名を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.委員長報告・討論採決 ○議長(藤沢宏司)  日程第2、これより各委員会に付託いたしました案件等を一括議題といたします。 まず、厚生常任委員会に付託いたしました、議案10件、認定4件、並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、篠脇議員。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅登壇〕 ◎厚生常任委員長(篠脇丈毅) 皆さん、おはようございます。 それでは、厚生常任委員会審議の報告をさせていただきます。 厚生常任委員会は、会期中の12月10日及び閉会中の10月22日の両日、付託されました、議案10件、認定4件、及び付託調査事項等について、審査、協議を行いましたので、その概要をご報告申し上げます。 まず、議案第55号、柳井市印鑑条例の一部改正についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、マイナンバーカードの柳井市の普及率を尋ねる質疑があり、12月5日現在3,866枚交付しており、約12%であるとの答弁がありました。 また、もっと普及を積極的にPRする活動をしていくべきではないかとの質疑に、来年2月1日から新しく導入される各種証明書コンビニ交付サービスに合わせ、広報やホームページ等で積極的にPRしてまいりたいとの答弁がありました。 また、コンビニ交付の利用時間が6時30分から23時までということであるが、コンビニが24時間である利便性を考えると、あえて、この時間になっているのはなぜかとの質疑に、全国的にシステムの関係で利用時間は決まっているとの答弁がありました。 また、コンビニ交付の開始に伴い、消防署での受付が廃止になることで、支障はないかとの質疑に、現在は消防署のほか、電話での予約サービスを受けている。午後4時までに電話をいただければ、夜間市役所の宿直で受け取りができるようになっており、特段支障はないと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第55号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第57号、柳井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、専門職大学が大学制度の中に位置づけられることによる今回の改正で、広く採用できる人材が増えるのかとの質疑があり、産業の進展、国際競争の激化に伴い新たな専門的な人材の育成が急務という中で、大学制度に専門的な職業人を育成する大学が位置づけられることで、放課後児童支援員の資格の幅が広がるとの答弁がありました。 また、児童クラブの支援員の雇用及び今後について、市としての方向性を尋ねる質疑があり、支援員については、専門職大学の位置づけによる資格の幅の広がりの中で、雇用していく。今後については、児童を取り巻く環境、特に保護者の就労状況について配慮し、子どもを安心して預けられる環境の充実を図ってまいりたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第57号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、分割付託となりました議案第62号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)についてであります。 12月補正予算書をご覧いただきたいと存じます。 執行部からの補足説明の後、27ページの障害福祉費について、当初予算と比べて約1割増額となった理由を尋ねる質疑があり、当初予算は直近の年度の実績等の積み上げによるが、今回特に、介護給付費については、予想を上回る利用者数の増、また、訓練等給付費については、事業所に対して支払うサービス報酬の改定により増額となっている。今後も、障害者総合支援法に基づき、市として、障害福祉サービスの確保は必要であるとの答弁がありました。 また、29ページ、児童福祉総務費私立保育所委託料について、増額の理由の一つが児童数の増加ということであるが、何人増えたのか、また、増加傾向にあるのかとの質疑があり、延べ人数で200人、そのうち、ゼロ歳児については、85人の増加があった。予算については、入所状況やこれまでの推移をもとに算出しているが、実際には、母親の就労状況等、様々な要因があり、予想より入所の延べ児童数が増えたということで、一概に増加傾向にあるとは言えないとの答弁がありました。 また、歳入12ページ、市民税の増収について、個人所得がどの程度増えたのかとの質疑があり、1年間の柳井市の納税義務者の総所得金額は、平成28年が約399億円、平成29年が約405億円で、約6億円の増額となっているとの答弁がありました。 そのほか、障害福祉費の扶助費の増額理由について、児童福祉総務費施設改修工事費の内容についてなどの質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第62号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第63号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、49ページ、保険給付費の出産育児一時金について、1人当たりの支給額について尋ねる質疑があり、被保険者が出産された場合40万4,000円、産科医療保障制度対象分娩の場合は、42万円が一時金として支給されているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第63号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第69号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第70号平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑はなく、両案は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました議案第73号平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑はなく、議案第73号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第74号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第77号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第78号、平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、以上の3議案についてでありますが、執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑はなく、これらの議案は、いずれも、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、9月定例会最終日に追加上程をされ、閉会中の継続審査となっておりました、平成29年度決算について、ご報告を申し上げます。 平成29年度の歳入歳出決算書並び決算成果説明書をご覧いただきたいと存じます。 まず、分割付託となりました、認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、147ページの老人福祉費について、第2次柳井市総合計画の高齢者福祉の項目では、老人クラブの会員数の減少を抑制するとあるが、これだけの予算をかけて、どの程度の成果があったのか、検討されているかとの質疑があり、老人クラブ助成金老人クラブ連合会助成金ということで支出をしているが、老人クラブの会員数、団体数については、残念ながら減少傾向にあるとの答弁がありました。 さらに委員からの総合計画と予算決算の関係を尋ねる質疑があり、総合計画の成果指標の中に老人クラブの会員数等があるが、事業を進める上では、様々な項目があり、決算成果に直結する指標もあるが、そうでないものもあるとの答弁がありました。 また、156ページの私立保育所委託料について、支出額の増額理由を尋ねる質疑があり、私立保育所への委託金は、国の制度に基づく、基準額及び各種加算により算出をされ、その単価の増額によるものであるとの答弁がありました。 また、159ページ、家庭児童相談室費臨時雇賃金は、児童相談員を臨時に雇用したということであるかとの質疑があり、柳井市幼児ことばの教室の臨時雇賃金として、支出しているものであり、保育士資格を持っておられる方を雇用したものであるとの答弁がありました。 また、170ページ、保健対策費の運動による健康づくり業務委託料について、にこにこ健康づくり事業は、柳井市民の健康づくりにどれだけ寄与しているのか、また、きちんと検証されているのかとの質疑があり、医療費の分析により、一定の効果が得られることが報告されており、今後も進めていかなければいけないと思っているが、人数的には少ない状況にある。参加者数については、延べ人員を出していたが、今年度は実人員を把握する作業をしており、それぞれの教室や推進員の活動等で少しでも実人員の人数を増やす方向で取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また、歳入の61ページ、不納欠損の増額について、固定資産税の高額な滞納が2件あったということであるが、差し押さえ等で回収できなかったのかとの質疑があり、実際には、過去数年間の滞納があり、その高額な滞納額を差し押さえ等をして回収できるかは毎年検討しているところである。固定資産税であるので財産等はあるが、差し押さえが可能か検討した結果、公売や換価が困難な案件であったとの答弁がありました。 そのほかに、高齢者福祉タクシー利用助成費について、周産期医師確保支援事業費補助金について、平郡診療所の医薬材料費について等、多岐にわたって質疑応答がなされたことを報告いたします。 以上、慎重審査の結果、認定第1号中の本委員会所管部分については、挙手による採決により、賛成多数で、認定すべきものと決しました。 次は、認定第2号、平成29年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、267ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、繰越金の増加の傾向と剰余金の今後の扱い方について尋ねる質疑があり、平成27年度までは増減もあり、国保の制度改革、国の財政支援により、この2年間特に増えている状況であるが、年々増加傾向ということではない。剰余金については、12月補正予算に計上させていただく予定としているが、30年度から制度が大きく変わっており、今後このような多額の剰余金が発生することはないと考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第2号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第8号、平成29年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、325ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、決算成果説明書139ページ、29年度末現在の第1号被保険者数について、30年3月末に1万2,083人であるが、前年度に比べてどれだけ増えたのかとの質疑があり、前年の年度末が1万2,147人、推移については、29年の7月時点ごろにピークを迎えてから一旦減少傾向にあり、現在は、ほぼ横ばいの状況であるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第8号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第9号、平成29年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、351ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、決算成果説明書の144ページ、後期高齢者医療被保険者の総数が、29年度末現在6,540人であるが、前年度比はどうなっているかとの質疑があり、28年度末6,515人となっており、微増であるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第9号は、全員異議なく、認定と決しました。 次に、付託調査事項の1点目、市民生活に関わる健康福祉についてであります。 10月の委員会では、9月定例会で議決された、民事調停の申し立てをすることについて、執行部より債権管理について説明がありました。 委員から、今後の対応を尋ねる質疑があり、執行部からは、本来の債権管理の意義を何度も確認させていただいており、今回の事態を非常に重く受けとめ、しっかり債権の管理、回収を進めさせていただきたい。また、今後、時効の援用を相手方にされることがないよう、まずは、個々の債権債務関係をしっかり洗い出した上で、相手の生活状況などを確認しながら対応していくとの答弁がありました。 また、今回のようなことがあったがゆえに、債務者に対して、必要以上にプレッシャーをかけて徴収するようなことはないかとの質疑があり、債務者等から、しっかり聞き取りをしながら、相手の資力に鑑みて、状況に応じた対応をさせていただきたいとの答弁がありました。 また、時効の援用をするには、手数料なりの費用がかかるかとの質疑に、一般的な時効の援用をする場合には、内容証明郵便を使った文書での申し立て、今回のような弁護士を通した形の申し立てが一般的である。内容証明郵便については、普通郵便より高くなるとの答弁がありました。 さらに、私債権の場合には、こういう問題があるという前提で、毎年努力を重ねていく必要があり、このような案件が再び起きないような形でマニュアル化し、担当が変わってもきちんと引き継いでいかれるようにお願いをするとの要望発言がありました。 会期中の委員会では、執行部より、平郡診療所の建て替えに関し、構造部材の変更についての報告があり、委員から、鉄骨造から木造に変更することで、台風等の心配はないかとの質疑に、耐震性と同じようにそれぞれの構造に応じた基準が定められているので問題はないとの答弁がありました。 また、この変更で、設計に係る新たな費用は発生するのかとの質疑に、現在、実施設計ということで、設計業者に委託して進めている中での業者からの提案であり、設計の費用は変わらないとの答弁がありました。 2点目は、環境に関する調査についてであります。 10月の委員会では、前回の委員会で質問のありました、大気や河川の水質についての分析調査についての報告がありました。 委員から、マイクロプラスチックや発泡スチロールが、海や川に大量に流入している件で、柳井市での対応について尋ねる質疑があり、海洋プラスチックは、世界的な問題であり、柳井市単独での取り組みについては、特に計画し実施している状況ではないが、海岸の清掃ボランティア等、地域のグループの方の活動を通して、また、県とも協力して啓発活動等に努め、少しでも、ごみを減らし、きれいな環境をつくっていけるように努力していきたいとの答弁がありました。 会期中の委員会では、初めに委員から、前回の委員会で質疑のあった廃プラスチックの問題や、ごみの排出量削減等を委員会でも勉強し、議論しながら、何か柳井市で始めるということを進めたらどうかとの意見があり、まずは、廃プラスチックの問題について、当委員会として、次期閉会中の調査から、実態を執行部のほうで整理し報告をいただく中で、勉強しながら、進めていくことといたしました。 執行部からは、平成32年度からのごみの収集業務の民間委託についての報告があり、委員から、民間委託は、直営と比べて、どの程度のコスト削減になるのかとの質疑があり、経費の削減ということもあるが、近年、現業職員を採用しておらず、このままでは、ごみの収集体制が維持できないこともあり、市民の皆様へのサービスを安定的に供給していくことを目標としているとの答弁がありました。 また、なぜ、現業職員の採用をしなかったのかとの質疑に、現在、正規職員と再任用職員、臨時職員で収集を行っているが、臨時職員を採用して、収集をするということで、経費の節減等も図りながら進めているという状況の中で、平成27年度からは、行革の行動計画の中で、民間委託を視野に入れた計画を進めていくということで、コストの削減を目指しているとの答弁がありました。 次は、3点目の税務に関する調査についてであります。 10月の委員会及び会期中の委員会では、執行部からの報告事項、委員からの発言等はありませんでした。 付託調査等の報告は、以上でございますが、本委員会における次期閉会中の付託調査事項につきましては、引き続いて、1点目、市民生活に関わる社会福祉について、2点目、環境に関する調査について、3点目、税務に関する調査について、以上3点とすることに決定しましたので、その旨、申し出をいたします。 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いをいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項についてであります。 10月の委員会では、病児・病後児保育事業負担金についての説明があり、委員から、平生にある「のびのび」の利用者が、当初66人が14人になったというのは、どういうことなのか、66人収容できる施設ということではないのかとの質疑があり、病気の回復期における児童を予約制で預かる施設であり、当初の利用見込み66人に対して実績が少なかったということであるとの答弁がありました。 また、一番近い平生の施設の利用率が低い原因を尋ねる質疑に、「のびのび」については、病後児のみ対応ということで、実績が14人であったとの答弁がありました。 さらに、委員から、実際に病児や病後のお子さんを持つ方々のための施設であり、しっかり市民の皆さんに周知して利用していただきたいとの要望発言がありました。 会期中の委員会では、来年1月26日に開催される「第19回介護の集い」についての案内がありました。以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  これより1案ごとにお諮りをいたします。 まず、議案第55号、柳井市印鑑条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告とおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第55号は可決されました。 次は、議案第57号、柳井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第57号は可決されました。 次は、議案第63号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第63号は可決されました。 次は、議案第69号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第69号は可決されました。 次は、議案第70号、平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第70号は可決されました。 次は、認定第2号、平成29年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第2号は認定されました。 次は、認定第8号、平成29年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第8号は認定されました。 次は、認定第9号、平成29年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第9号は認定されました。 次は、建設経済常任委員会に付託いたしました、議案13件、認定6件、並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、田中議員。〔建設経済常任委員長 田中晴美登壇〕 ◎建設経済常任委員長(田中晴美) それでは、建設経済常任委員会を会期中の12月11日、閉会中の11月8日に開催いたしましたので、その審査の経緯と結果等の概要を報告いたしたいと思います。 初めに、議案第58号、柳井市がけ崩れ災害緊急対策事業分担金徴収条例の一部改正について、議案第59号、柳井市営住宅条例の一部改正について、以上の2議案についてですが、いずれも執行部から補足説明はなく、特に質疑もなく、議案第58号及び議案第59号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第61号、市道路線の認定についてであります。 執行部から特に補足説明はなく、委員から、新庄中村3号線と伊豫金4号線は、幅員4m、5.5mとなっているが、行き止まりの場合は、幅員が不足しているのではないかという質疑に、いずれも都市計画法に基づく開発許可を受け、整備された団地である。基準の中で、幅員6m未満の道路については、延長35mを超える場合、35mごとに回転場等が必要になってくるが、今回は延長35m未満であるため、整備のための基準を満たしており、市道認定基準にも沿っているという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第61号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました、議案第62号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)についてであります。12月の補正予算書をご覧ください。 執行部から補足説明の後、委員から、6ページの繰越明許費で、土木施設災害復旧事業について、完成予定はいつかという質疑に、21件を予定しており、平成31年5月30日から9月30日までの間、消費税率改定までに完成したいと考えているという答弁がありました。また、件数が多いが施工が可能であるかという質疑に、現在のところ、順調に進んでいるという答弁がありました。 35ページの河川総務費で、国・県支出金について、国・県のどういった事業であるかという質疑に、歳入17ページの土木費県補助金に記載されているが、国の事業名は災害関連地域防災がけ崩れ対策事業であるという答弁がありました。 36ページの街路事業費で、同じく国・県支出金について、国・県のどういった事業であるかという質疑に、歳入15ページに記載された、土木費国庫補助金の都市計画費補助金として、社会資本整備総合交付金によるものであるという答弁がありました。 委員外議員からは、7月豪雨による災害復旧工事について、今回の補正により復旧工事は完成すると考えていいのかという質疑に、全ての工事発注が完了しているわけではないが、公共災害については、災害査定を受け、金額を確定している。今後、入札により、落札減が生じた場合の追加発注や、発注後の業者との打ち合わせにより、繰り越しが追加になることも予測されるという答弁がありました。 また、34ページの観光費で、施設改良工事費について、施工箇所は観光センターの西側に当たる歩行者用の柵であるかという質疑に、大島大橋架橋の折に歩行者用の柵として設置されたものである。5月1日の車両衝突により破損し、事故を起こした相手方により原状復旧されているが、車両衝突時に転落防止の用をなさないことがわかったため、今回、車両と歩行者の両方に対応できるよう整備するものであるという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第62号中の本委員会の所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第64号、平成30年度柳井市市有林野区事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部から補足説明はなく、特に質疑もなく、議案第64号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第65号、平成30年度柳井市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部からは特に補足説明はなく、委員から、60ページの歳入で、使用料について、減額になった理由が利用者減ということであるが、利用者が減ったことに対して、今後、どのような対策を講じていくのかという質疑に、柳井まちなか駐車場、柳井駅南駐車場のいずれも減収が予測されている。柳井駅南駐車場については、周辺の民間駐車場の増加、スーパーの撤退による従業員用駐車場利用の減などの要因が考えられ、柳井市総合計画及び柳井市公共施設等総合管理計画にあるように、売却等を含め、廃止の方向で検討しているという答弁がありました。柳井まちなか駐車場については、機械化や拡張工事を行い、順調に推移してきたが、現在、頭打ちの状況である。近隣に、民間のコインパーキング、チケットパーキングが増えており、利用者が減少しているということが、主な要因と考えられるという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第65号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第66号、平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第67号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第68号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、以上の3議案についてですが、いずれも執行部から補足説明の後、特に質疑はなく、議案第66号、議案第67号及び議案第68号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました議案第73号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)についてであります。12月の補正予算書追加分をご覧ください。 執行部から補足説明はなく、特に質疑もなく、議案第73号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第75号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第76号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、以上の2議案についてですが、いずれも執行部から補足説明の後、特に質疑はなく、議案第75号及び議案第76号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第79号、平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。 執行部から補足説明の後、委員から、職員が11名から10名になったのは、一時的なものか、今後はこの体制で進めていくのかという質疑に、今後も1名減で続いていくものと考えているという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第79号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、9月定例会最終日に上程され、継続審査となっておりました平成29年度決算認定議案について、報告をいたします。平成29年度決算書及び決算成果説明書をご覧いただきたいと思います。 まず、初めに、分割付託となりました、認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、であります。 執行部から説明の後、経済部関係では、186ページの労働諸費で、シルバー人材センター補助金に関して、シルバー人材センターの現在の状況を尋ねる質疑に、会員数が1市2で421名、受注件数が5,148件で、経費の10%が手数料であるという答弁がありました。 同じく186ページの農業委員会費で、農業委員と農地利用最適化推進委員に関して、農業振興地域の農用地区域の見直しに対して、どのように関わっていくのかという質疑に、委員の意見を聞きながら決定していきたい。また、農業従事者の約半数の500件を対象にアンケート調査を実施しているという答弁がありました。 さらに、188ページの農業振興費で、フラワーランド遊具点検委託料について、修繕状況や利用状況はどのようになっているかという質疑に、危険性の高いところは最優先で修繕し、少しでも長く使用できるよう、手直しを行っているという答弁がありました。 また、委員から、山口ゆめ花博の遊具について、譲り受けが可能であれば検討してほしいという要望発言がありました。 同じく190ページの農業振興費で、ファームステイ研修助成金について、どの程度の研修内容で、どのくらい農業に従事されているのかという質疑に、営農を始めるという実態になっていないが、県内の農大が関心を持たれるなど、別の効果もあらわれているという答弁がありました。委員からは、農業の喜びや地元で働く喜びに結びつけるような施策を展開してほしいという要望発言がありました。 198ページの林道開設費で、林道補修工事について、室津半島スカイラインは7月豪雨により通行状況がどうなっているのかという質疑に、現在は柳井市部分の路肩崩壊以外は通行可能となっており、柳井市部分については、工事の準備中であるという答弁がありました。 また、208ページの観光費で、ふれあいビーチ関連の委託料に関して、海水浴場の開設期間を延長できないかという質疑に、7月中旬から盆過ぎの日曜日まで開設しており、他の海水浴場の事例も参考にして、検討したいという答弁がありました。 さらに、予算組み、執行について、どのような感想を持っているかという質疑に、経済部では、幅広い分野に予算がまたがっており、様々な分野で、住民や事業者を相手に予算執行をしている。限られた予算をいかに効率的に執行していくかが求められており、市民の皆様や事業者の方々にとり、有意義で幸せにつながるような予算執行となるよう工夫していかなければならないという答弁がありました。 委員からは、最小の経費で最大の効果が上がるような予算組みをお願いしたいという要望発言がありました。 建設部関係では、委員から、214ページ道路維持費で、小型ガソリンエンジン溶接・発電機購入費及び鉄筋カットベンダー購入費について、どういう時に使うものであるかという質疑に、グレーチングの補修時など、鉄筋を切ったり、折り曲げたりする機械であるという答弁がありました。 214ページの道路新設改良費で、ふるさとの道技術支援委託料について、具体的にどのような支援であるのかという質疑に、素人では難しい作業や安全管理など、地元住民では困難な技術的な支援を受けるためのものであるという答弁がありました。 218ページの河川総務費で、河川浚渫補修工事費に関して、予算をしっかり確保し、安全なまちづくりに努めてほしいという要望発言がありました。 また、グレーチングによる損害賠償に関して、事故を未然に防ぐため、どのような対策を講じているかという質疑に、パトロールにより未然にグレーチングを交換したり、ボルトで固定している。側溝の中を清掃するため、固定してほしくないという要望もあり、地元の方と協議しながら進めたいという答弁がありました。 220ページの街路事業費で、全体事業費と進捗状況について、把握しているかという質疑に、1,000万円を超える全ての事業について、実施計画において、一覧表が作成され、進捗状況を把握し、ホームページに掲載しているという答弁がありました。 さらに、予算組み、執行について、どのような感想を持っているかという質疑に、建設部において、土木部門については財源確保、都市計画部門については人材確保、建築部門については、入居者の理解と協力が必要であると感じているという答弁がありました。 元の国道が市道に認定されるなど市道面積の拡大に伴い、道路の傷みについて視野に入れた予算組みをお願いしたいという要望発言がありました。 委員外議員からは、216ページの橋りょう維持費で、八幡(はちまん)橋と八幡(やはた)橋は、別の場所であるのかという質疑に、日積地区内の別の橋であるという答弁がありました。 同じく216ページの河川総務費で、燃料費について、ボランティアの草刈りに対する充当ということであるが、どの程度の内容であるかという質疑に、1人1Lで上限が10Lであるという答弁がありました。 また、一般競争入札にする額の基準はどのようになっているかという質疑に、1,000万円未満が指名競争入札、1,000万円以上が一般競争入札であるという答弁がありました。 そのほか、道路新設改良費を支出したことにより、どのくらい市道の改良率に寄与したかを検討しているかという質疑に、毎年、総合計画の成果指標として政策企画において調査しており、前年比の593m改良延長が延び、橋りょう維持費についても、おおむね順調に事業が進捗しているという答弁がありました。 また、街路事業費で、東部高速交通体系整備促進事業並びに地域高規格道路整備促進事業について、陳情活動により、どのような成果があったかという質疑に、事業の進捗が図られているところもあれば、一定の成果が得られていないところもあるという答弁がありました。 そのほか、経済部関係では、委員から、大畠観光センター管理運営委託料について、地産地消推進事業について、農地集積協力金について、有害鳥獣捕獲事業について、新規漁業就業者の定着支援事業について、竹林転換事業について、また、委員外委員からは、雇用創造セミナー開催助成金について、CM作成業務委託料について、担い手組織育成事業などについて、それぞれ質疑が交わされ、委員からは、ふれあいどころ437のPRを、しっかりやってほしいという要望発言がありました。 建設部関係では、大屋西住宅の水路修繕について、山根住宅及び大屋東住宅の収入率について、県道柳井玖珂線の災害復旧工事などについて、それぞれ質疑が交わされました。 以上、慎重審査の結果、認定第1号中の、本委員会所管部分は、全員異議なく、認定すべきものと決しました。 次は、認定第3号、平成29年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算書は、289ページからであります。 執行部から、補足説明の後、委員から、阿月林野区について、市有林の売却はどうなっているかという質疑に、その後、まだ進捗していないという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第3号は、全員異議なく認定と決しました。 次は、認定第4号、平成29年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号、平成29年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、以上の2認定についてですが、いずれも、執行部から、補足説明の後、特に質疑はなく、認定第4号及び認定第5号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第6号、平成29年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算書は、307ページからであります。 執行部から、補足説明の後、委員から、未収金について、支払能力があるにもかかわらず、支払わない人に対する、手立てはないのかという質疑に、特にないが、来年10月から、上下水道料金を一括徴収に変更し、未納があった場合、給水停止を検討しているため、解消に向かうと期待しているという答弁がありました。 委員外議員からは、過去に、下水が宅地から出るところをとめるという、訴訟例もあるので、検討してはどうかという質疑に、検討はしたが、周辺の方に迷惑がかかるため、困難であり、今の状況になっているという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第6号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第7号、平成29年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、決算書は318ページからであります。 執行部から、補足説明の後、特に質疑はなく、認定第7号は、全員異議なく、認定と決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査等について、報告をいたします。 1点目は、中心市街地の活性化と企業誘致についてであります。このたびの委員会では、執行部から、特に報告事項はありませんでした。 委員から、まちづくりに、しっかり研究してほしいという要望発言がありました。 11月の委員会では、執行部から、サテライトオフィス等の誘致制度について、県の補助制度に準じ創設し、現在、廃校となっている校舎への誘致に向けて、取り組んでいるという報告がありました。 委員からは、柳井市出身者にPRするなど、強く進めてほしいという要望発言がありました。 また、山口県柳井土木建築事務所主催により、土穂石川改修事業土穂石橋架け替え工事並びに、橋本橋架け替え工事に関する説明会が、開催されるという報告がありました。 2点目は、地域資源を生かした、観光の振興についてであります。この度の委員会では、執行部から、特に報告事項はありませんでした。 委員からは、観光ビジョンについて、今年の柳井まつりの状況についての質疑があり、柳井まつりの花傘おどりなど、時代にあった催しとなるよう、検討してほしいという要望発言がありました。 11月の委員会では、執行部から、柳井まつりを11月23日に開催し、初めての企画としてパンマルシェを開催することや、周防大島の出店スペースを確保し、協賛会としても、周防大島を応援していくという報告がありました。 委員からは、白壁おなんど塾など、良い講座は、まつりとは別に、計画してほしいという要望発言がありました。 そのほか、委員から、金魚ちょうちんは、柳井の顔となっている。常時、装飾できるような、予算の確保に努めてほしいという意見に、通年装飾できるよう、金魚ちょうちんを、確保していきたいという答弁がありました。 また、農業に対する支援策と同様に、商業に対しても、起業しやすいまちとなるよう、努めてほしいという要望発言がありました。 3点目は、水道事業についてであります。このたびの委員会及び11月の委員会では、特に報告事項はありませんでした。 委員から、上水道の予算について、設備のメンテナンスにかかる割合が大きくなっており、新規延長がなかなかできない状況を、どのように考えているかという質疑に、各事業者で合理化を進め、さらに広域化で合理化を進めることにより、事業の効率化を図っていきたいが、大きく区域を拡大することは、難しい状況である。現在、老朽化対策に、重点を置いているという答弁がありました。 また、上水道が布設されていない地域のデメリットを、いかにカバーするかということを、検討するべきではないかという質疑に、水道事業だけではなく、全体的な協議が必要であると考えているという答弁がありました。 以上が、付託調査事項に係る報告であります。なお、本委員会に係る、閉会中の付託調査事項につきましては、引き続いて、1番目、中心市街地の活性化と企業誘致について、2番目、地域資源を生かした観光の振興について、3番目、水道事業について、以上、3点とすることに決定いたしましたので、その旨、申し出をいたします。議長におかれましては、お取り計らいを、よろしくお願いいたします。 最後に、本委員会に係る、その他の事項について、報告いたします。 このたびの委員会で、執行部から、11月13日、山口県柳井土木建築事務所が開催した、土穂石川総合流域防災事業地元説明会について、来年1月11から20日まで、東京で開催される、ふるさと祭り東京について、1月25日から28日まで、同じく東京で開催される、きんさい柳井物産フェアについて、報告がありました。 委員から、イベントでの、金魚ちょうちんの装飾の仕方について、工夫してほしい、また、こういった機会を捉えて、柳井をしっかりPRしてほしいという要望発言がありました。 そのほか、橋りょう長寿命化修繕計画について、市営住宅の長寿命化計画について、観光協会の法人化について、人・農地プランについて、質疑がありました。 また、山口ゆめ花博を参考にした、やまぐちフラワーランドの運営について、シティープロモーションについて、研究してほしいという要望発言がありました。 11月の委員会では、執行部から、やない美ゅーロードの一部通行止め解除について、報告がありました。 また、来年10月から、水道料金と下水道使用料を、一括徴収する予定であるという報告がありました。 さらに、周防大島へ給水応援活動を行っていること、送水のための応急復旧工事が完了した後も、島内全域に通水するまで応援活動を続けていくという報告がありました。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。〔建設経済常任委員長 田中晴美降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  11時10分まで、休憩といたします。午前10時55分休憩                              午前11時10分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。 これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第58号、柳井市がけ崩れ災害緊急対策事業分担金徴収条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第58号は、可決されました。 次は、議案第59号、柳井市営住宅条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第59号は、可決されました。 次は、議案第61号、市道路線の認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第61号は可決されました。 次は、議案第64号、平成30年度柳井市市有林野区事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第64号は、可決されました。 次は、議案第65号、平成30年度柳井市市営駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第65号は、可決されました。 次は、議案第66号、平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第66号は、可決されました。 次は、議案第67号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第67号は、可決されました。 次は、議案第68号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第68号は、可決されました。 次は、認定第3号、平成29年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第3号は、認定されました。 次は、認定第4号、平成29年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第4号は、認定されました。 次は、認定第5号、平成29年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第5号は、認定されました。 次は、認定第6号、平成29年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第6号は、認定されました。 次は、認定第7号、平成29年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、認定第7号は、認定されました。 次は、総務文教常任委員会に付託いたしました、議案7件、認定1件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、久冨議員。〔総務文教常任委員長 久冨 海登壇〕 ◎総務文教常任委員長(久冨海) 総務文教常任委員会は、会期中の12月12日及び閉会中の11月9日に開催し、審査を行いましたので、その概要並びに結果等について、ご報告を申し上げます。 初めに、議案第54号、柳井市役所出張所設置条例及び柳井市公民館条例の一部改正について、執行部からの補足説明の後、委員から、移転にかかる費用についての質疑があり、約1,500万円を改修に充てているとの答弁がありました。 別の委員からは、公民館利用ために、もともと建てられた建物ではないため、駐車場が不足することも考えられるが、ふれあいどころ437の駐車場も、利用することを考えているのかとの質疑に、集会等がある場合は、駐車場の不足も見込まれるところであるが、その場合は、ふれあいどころ437の駐車場を、利用させていただくことも考えているとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第54号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第56号、柳井市奨学金貸付基金条例の一部改正について、執行部からの補足説明の後、委員から、定住促進奨学金について、これまでは、卒業後に、柳井市に定住しなかった場合は、3%の利子を加算していたが、改正後はそれがなくなるということなのかとの質疑があり、利子の加算はなくなり、無利子での償還となるとの答弁がありました。 さらに、人材確保奨学金について、市内の医療機関で、看護師、保健師または、助産師としてとあるが、医療機関以外で、保健師として従事した場合はどうなるのかとの質疑に、市内の医療機関以外の場合は、該当にならないとの答弁がありました。 別の委員からは、卒業後、一旦、市外の医療機関に就職した後に、市内の医療機関に就職した場合の取り扱いについて質疑があり、卒業後、引き続き勤務した場合と規定しているため、一旦、間が空いた場合は、該当しないということになるとの答弁がありました。さらに、この制度の対象は、将来、柳井市に定住して、看護師や保育士を目指す人に、限定されると考えてよいかとの質疑に、基本的には、そのようになるとの答弁がありました。 その他、委員外議員からは、制度を拡充するだけで、利用者枠が少なければ、利用の機会を狭めることになるのではないかとの質疑に、奨学金制度に使ってほしいということで、寄附金をいただいている。これを今後、基金に積み立てて活用していく中で、利用者の拡充を図ってまいりたいとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第56号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第60号、柳井市平郡西テレビ放送共同受信施設指定管理者の指定について、執行部からの補足説明はなく、委員から、受信施設の運営形態について質疑があり、地元の方が主体となった組合をつくっていただき、指定管理をお願いしている。1世帯当たり2,000円の利用料を収入源として、運営をされており、簡単な維持補修についても、その運営費でされており、市からの指定管理委託料は、発生していないとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第60号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、分割付託となりました、議案第62号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)についてであります。 平成30年度の補正予算書を、ご覧いただきたいと思います。 執行部から、補足説明の後、24ページの一般管理費の手数料で、委員から、日積出張所に設置している、騒音測定器を、平郡西地区へ移設するということに関して、平郡にも設置するということは、よいことだと思うが、今まで継続して調査し、データを出していたものが、なくなっていいものなのか、データを取り続けることも、大事なのではないか、日積小学校に移設するということは、考えられないのかという質疑があり、現在、日積地区には、日積出張所とあそか苑に、騒音測定器は設置されているが、日積出張所の移転に伴い、日積出張所とあそか苑の距離が近くなること、騒音件数を比較した際に、あそか苑のほうが、件数が多い状況であり、艦載機移駐後においても、あそか苑付近に比べて、騒音件数が少ないという状況を、把握しており、あそか苑付近の上空が、飛行コースになっていることが、推測されること、あわせて、平郡西地区から、騒音状況の測定の要望が、多く出ていることによって、移設を考えているものであるが、日積小学校への移設も、あわせて検討するとの答弁がありました。 また、財産管理費の、ふるさと納税推進業務委託料について、委員から、今年は、約1億8,000万円を見込んでいるということでよいのかとの質疑に、そのように見込んでいるとの答弁がありました。さらに、さとふるに12%の手数料を支払っているが、もっと手数料が低いところもあるがどうなのかとの質疑に、昨年の例でいうと、12月の1カ月間で6,000万円の寄附をいただいている。そうした状況の中でも、さとふるは、苦情処理等に、適切に対応していただいたという実績がある。また、商品の発送手続に関しても、信頼性が高く、手数料だけ見れば、他の業者もあるが、当面は、さとふるに委託することを考えているとの答弁がありました。 そのほか、委員外議員からも、騒音測定器の移設についての質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第62号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第71号、柳井市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部改正について、及び議案第72号、柳井市一般職の職員の給与に関する条例及び柳井市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、以上の2議案については、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 また、分割付託となりました、議案第73号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)につきましても、執行部からの補足説明の後、委員からの質疑はなく、議案第73号、中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、9月定例会最終日に追加上程され、閉会中の継続審査となっておりました、同じく分割付託の認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定であります。 29年度決算書をご参照を願います。 執行部からの説明の後、歳出の総務、企画関係では、112の一般管理費の賃金で、臨時雇用の人数が予定より少なかったということだが、不要な人を予定しているわけではないだろうから、その分だけ、業務に差し支えは出なかったのかとの質疑に、産前産後、育児休業未定分として、2名分を計上していたが、結果として、1名分の取得しかなかったためであるとの答弁がありました。 114ページの防犯灯設置助成金については、防犯灯の設置が進んでいないところもあると思うが、どのような状況であるのかとの質疑があり、設置、改修が進み、申請件数が減ってきているのが、昨今の現状であり、自治会長集会等でのPRに努めてまいりたいとの答弁がありました。 122ページの企画費の、「がんばれ地域!夢プラン応援事業補助金」について、夢プラン策定に当たって、地域においては、相当の労力と責任が問われてくる。ローカルマニフェストや、第2次柳井市総合計画においても、夢プランの策定について掲げられており、全地区での策定を目指すのであれば、これからを見据えた、手厚い支援を行っていってほしいとの要望発言に対し、総合計画、ローカルマニフェストにも掲げている目標であり、しっかりと現場の状況等を見きわめながら、検討してまいりたいとの答弁がありました。 次に、教育委員会関係では、236ページ、240ページの小学校費、中学校費の備品購入費では、備品の購入について、学校からの要望には、応えられるようにしていただきたいが、備品購入費は、学校に十分行きわたっているのかとの質疑に、予算の範囲内で、優先順位をつけて対応しているとこではあるが、学校からの要望には、なるべく応えられるようにはしたいと思っているとの答弁がありました。 240ページの学校管理費の図書購入費については、生徒数に応じて、図書購入費を配分しているのだろうと思うが、辞典類のように、生徒数に関係なく必要となる図書があるはずである。そうすると、生徒数が少ない学校においては、辞典類といった、図書以外の図書の購入に、支障が出る可能性があることについて、どのように考えるのかとの質疑に、そうした視点を持ち、学校図書館の支援員の協力を得ながら、購入計画を進めてまいりたいとの答弁がありました。 また、244ページの公民館費の報酬、250ページの人権教育費の賃金、260ページの体育振興費の報酬では、審議に、幅広い分野の、多くの方の意見を反映させるためにも、委員の選び方、会議開催の時間帯等、出席率を上げる工夫ができないかとの質疑に、会議の会長の日程が中心にはなってくるが、できる限り多くの方に、参加をしていただけるように、調整をしているところであり、出席のお願いはしていきたいと考えている。また、団体から委員を推薦していただく際も、会議に出やすい方を推薦していただけるような、努力はしてまいりたいとの答弁がありました。 公民館運営審議会委員報酬については、公民館運営審議会は、余り進展のある会議ではないように感じるが、その後に、運営等について、公民館同士の横の連携の協議はされているのかとの質疑に、公民館同士の会議として、各公民館の講座の状況等の資料を持ち寄り、情報交換の場を設けている。他の公民館で実施している講座を参考にして、講座を実施したりという話は、よく聞いているとの答弁がありました。 次に、150ページのサンビームやない運営費に関しては、決算成果説明書を見ると、平成28年度から29年度にかけて、収入が100万円近く減っており、このまま減っていくことが心配されるが、これについて、何か考えがあるのかとの質疑に、29年度の春先に使用された方が、前もって、28年度中に使用料を支払われたということもあり、実際の使用べースと使用料が比例するものではない。ここ数年は、平均的に、70日ぐらいの使用があり、今のところ、今後、使用が減っていくという見込みは、立っていないとの答弁がありました。 また、現在、柳井市には、大きな文化事業がないが、何か方策を立てているのかとの質疑に、赤字状態が続いたことで、自主文化事業をやめていった経緯があり、現在実施している自主文化事業は、サザンセト音楽祭だけである。設備の老朽化等の問題もあり、現時点では、貸し館として運営していくという方針であるとの答弁がありました。 さらに、委員からは、教育的な意味からも、文化事業は避けて通れないものであり、今後の課題として、取り上げて欲しいとの要望発言がありました。 体育施設費に関しては、経年劣化したような状況の施設が、多く見られるが、総合計画の中でも掲げられている、スポーツ・レクリエーション施設の、適切な維持管理を、しっかりとお願いしたいとの要望発言がありました。そのほか、サンビームやないの補助員の雇用について、月性展示館の委託管理についてなどの質疑がありました。 続いて、歳入については、不用物品売り払いに関してなどの質疑がありました。 なお、報告は、以上に絞らせていただきましたが、委員及び委員外議員から、多岐にわたり質疑がありましたことを、つけ加えさせていただきます。 以上、慎重審査の結果、認定第1号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、認定すべきものと決しました。 次に、付託調査事項の行政改革について、12月の委員会では、各種証明書コンビニ交付開始について、ごみ収集業務の民間委託について、報告がありました。 次に、付託調査事項の学校教育等問題について、11月の委員会では、学校給食費の改定についての説明があり、委員から、このことで就学援助費がどのくらい増えるのかとの質疑に、現在算定中であるとの答弁がありました。 その他、委員外議員からは、今後の給食費の見通しなどについて、質疑がありました。 12月の委員会では、日積小学校管理特別教室棟改築工事について、伊陸小学校の改築工事についての説明を受け、委員から、伊陸小学校のアソビの庭について、真砂土で整地を予定しているということだが、芝生のほうが、多目的に使用できるのではないか、今までにない学校の形態になって、地域と一体の、コミュニティスクールとなると思うので、地元のご意見も聞いていただきたいとの要望発言がありました。 また、建物がグラウンド側に寄ってくることになると、今よりも、ナイターソフトボールのボールが飛んでいくことになると思う。景観を損なうことになると思うが、校舎を傷つけてはいけないので、防球ネット等の対策を、よろしくお願いしたいとの要望発言がありました。 別の委員からは、陳情のあった、学校施設の改善要望について、切実なもの、緊急を要するものがあったと思うが、要望に沿った改善を、どのぐらい考えているのかとの質疑に、今年度については、再優先に11月臨時会で御説明した、エアコンの取りつけをしている。要望書においても、エアコン設置という要望が一番多く、これを第一課題としている。緊急的なものについては、対応しているが、全てを一度に対応することは難しく、十分に対応ができていない部分もあるとの答弁がありました。 次に、防災に関する事項について、11月の委員会では、平成30年11月5日内閣府地震・津波防災訓練について報告があり、委員から、地域での避難場所を決められていない自治会も、まだ多く、こういった時に、実際にどうしたらいいのかがわからないという自治会さんもいらっしゃる。その辺りを、一歩進めて指導をお願いしたい。 また、今回、シェイクアウトという横文字が使われたが、横文字ではなく、子どもやお年寄りにも、わかりやすい言葉に置きかえてほしいとの要望発言に対して、今回の訓練を通じて、自主防災組織をつくる取り組みや、地域での避難場所を決める取り組みが、盛り上がったところも感じている。どうしたらいいのかという、最初の一歩が難しい場合は、危機管理室の防災出前講座等で出向いて、ご説明させていただきたい。また、横文字については、横文字を、端的に日本語であらわすことは、簡単ではないが、いい言葉があれば、考えてまいりたいとの答弁がありました。 別の委員からは、訓練の際、防災行政無線の音声放送が、聞き取れなかったが、どのようにしてカバーしていくのかとの質疑があり、音声放送が、聞き取れない場合には、防災行政無線電話応答サービスにて、内容をご確認いただくことができる。なお、実際の災害時には、防災メール・緊急速報メール・ツィッター等も活用し、情報がより届くように努めている。また、今後、避難情報を発令する際には、より分かりやすくするために、サイレンを使用するなどして、その辺りを補ってまいりたいとの答弁がありました。 その他、委員外議員からは、災害種別に応じた、訓練の必要性についてなどの質疑がありました。 また、12月の委員会では、執行部から、柳井市地域防災計画の修正について報告を受け、委員から、このような計画を整備することは、重要なことである一方で、災害種別に応じた行動を示すことも、大事だと思うので、引き続きお願いしたいとの要望発言がありました。また、別の委員からは、要配慮者利用施設の計画策定についての質疑がありました。 その他、委員外議員からは、防災行政無線の音声案内についての質疑がありました。 次に、地域の夢プラン策定を通じた、中山間地域の活性化の取り組みについて、11月の委員会では、委員から地域おこし協力隊について、移住・定住を最終的に見込んで、その過程で地域に貢献ということだと思うが、そのためには、もう少し踏み込んで、移住・定住が進むような取り組み、工夫を考えてほしいとの要望発言がありました。 別の委員からは、市長が、ローカルマニフェストの重点施策にも掲げる事業であるならば、予算においても、めり張りをつけた予算編成をお願いしたいという要望発言がありました。 また、12月の委員会では、伊陸フェスティバル新鮮市場についての報告があり、委員から、地域が活性化するということは、ややもするとイベントになりがちであるが、流通がうまくいくようになることが大事ではないかと思う。また、地域で、市民目線で話をすると、いろいろなことが出てくる、それをいかに吸い上げていくかということに、気を使ってほしいとの要望発言がありました。 付託調査事項等の報告は、以上でありますが、本委員会における閉会中の付託調査事項は、引き続き、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域の夢プラン策定を通じた中山間地域の活性化の取り組みについての4点とすることに、決定いたしましたので、その旨、申し出をいたします。 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 その他の報告事項として、執行部から、11月の委員会では、大島大橋の広域水道送水管破断に伴う、給水支援状況、アクアヒルやないの無料開放、職員派遣等の人的支援の状況についての報告、平成30年度独歩記念事業柳井市短詩型文学祭についての報告がありました。 なお、12月の委員会では、その他の報告事項はありませんでした。 以上、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 以上で、総務文教常任委員会の報告を終わります。〔総務文教常任委員長 久冨 海降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第54号、柳井市役所出張所設置条例及び柳井市公民館条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第54号は、可決されました。 次は、議案第56号、柳井市奨学金貸付基金条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論のある方がありますので、これより、討論を行います。まず、原案に反対の方の発言を許します。中川議員。 ◎議員(中川隆志) 私は、議案第56号の条例一部改正について、反対をいたします。 本条例改正のきっかけになったのは、子どものために役立ててほしいという、2,000万円の匿名の寄附からだと伺っております。しかしながら、本奨学金は、勉学に意欲のある子どもに対する奨学金に加えて、本条例改正は、新たに、定住促進等、人材確保のための奨学金を加えるものです。 この3つを1つにして、奨学金にすることは、本来非常に目的がはっきりしない、3つあって、じゃあどれを優先して先行するのか、定かでない。 それから、委員会でも質問があって、お答えになっているのですけど、成人も対象になっているのかと言われたらそうだというお答えがあったのですけど、これは、寄付者の意を酌んでいないのではないかというふうに、危惧しております。 さらに、私は、初日にも質問しましたが、奨学金を受けることによって、5年間仕事と住居に縛りを受けることになる。果たして、そういうことで、希望者があるだろうかという質問もいたしました。 本来、新しい事業を始める時には、果たして、この事業が、市民に対して有効であるか、市民に対して役に立つものであるかということは、まず、調査する必要があると思います。その件についても、私は、委員会で質問しましたが、事前にこの件を調査する、そういう希望者があるかどうか、有効に活用できるかどうかという調査をしたというお答えは、いただけませんでした。 したがって、奨学金の目的が、ひとつははっきりしていない、それから、寄附者の意を酌んでいない、それから、事前に十分な調査をしないで、条例改正案を出された、この3つのことから、私は、本条例の改正に反対いたします。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、議案第56号、柳井市奨学金貸付基金条例の一部改正について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、今、中川議員もおっしゃいましたけど、定住促進奨学金というふうな、これまでなかった、一歩進んだ奨学金の活用だと思いますので、私は、高くここは評価をしていきたいと思います。 なぜかというと、やはり今、看護師さんとなかなか確保難しい中で、何とかして定住していただいて、それで柳井に住んで、それから、医療に従事していただきたいというのは、これ柳井市だけではなくて、全国的に行われている行政が多いと思います。 それと、仕事と住居についても、やはりある程度のハードルといいますか、必要だと思いますので、何でもかんでもというわけにいかないでしょうから、住居について、定住の年数についても、おおむね妥当だというふうに、私は思いますので、賛成をしたいと思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、反対の方。次に、賛成の方。 以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、議案第56号は、可決されました。 次は、議案第60号、柳井市平郡西テレビ放送共同受信施設指定管理者の指定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第60号は、可決されました。 次は、議案第71号、柳井市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  異議ある方がございますので、これより起立によって採決いたします。本案は、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、議案第71号は、可決されました。 次は、議案第72号、柳井市一般職の職員の給与に関する条例及び柳井市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  異議ある方がございますので、これより起立によって採決いたします。本案は、原案のとおり可決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、議案第72号は、可決されました。 次は、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託いたしました、議案1件、認定1件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、石丸議員。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海登壇〕 ◎柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長(石丸東海) 柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会は、会期中の12月13日及び閉会中の10月18日と、11月29日に開催し、議案1件、認定1件及び付託調査事項について、審査、調査を行いましたので、その概要並びに結果等について、ご報告を申し上げます。 初めに、分割付託となりました、議案第62号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)についてであります。 執行部から補足説明の後、委員から質疑はなく、議案第62号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、9月定例会最終日に追加上程され、閉会中の継続審査となっておりました、平成29年度決算について、ご報告を申し上げます。分割付託となりました、認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 執行部から説明の後、委員から質疑はなく、認定第1号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、認定すべきものと決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査事項について、ご報告を申し上げます。 12月13日の委員会では、執行部から複合図書館における基本設計方針(案)と、柳井商業高等学校跡地利活用に伴う複合図書館設計業務基本設計(案)について、説明がありました。 委員から、防災公園として考えた時、公園が分散しているという質疑に、防災機能については、グラウンドとの連携ということで、設計業者から提案をいただいている。イベント広場は、避難をしていただく場合にも活用できると考えているという答弁がありました。 防災公園としての役割を、グラウンドとの一体という話だが、市長は、体育館をグラウンドに建設するということを話されている。将来的に、体育館がそこにできて、防災機能のスペースが減るというのが分かっている前提で、この大きさでいいと考えているのかという質疑に、将来的に、体育館を建設した場合、体育館は、屋内収容も可能なので、ある面では、防災機能が上がってくるのではないかと考えているという答弁がありました。 基本設計方針(案)の説明の中で、運営経費の想定概算に、市民活動センターの予算も含めていると聞いたが、どういう意味なのかという質疑に、市民活動支援機能を持たせるということで、今の図書館と市民活動センターの決算を、加えて計上しているという答弁がありました。 基本設計(案)を見ると、建物は、テザイン重視のような感じだが、大きな地震に耐えられるのかという質疑に、安全な建物として、構造計算をしっかりやって、大地震にももつような設計にするという答弁がありました。 図面が出てきたけれども、建設費は、どうなるのかという質疑に、基本構想の工事費の金額は、当初の条件としてお示しをしている、防災倉庫を、建物の中に配置をするということを考えているので、その予算は、本体工事費に加味するという答弁がありました。 オープンに向けて、蔵書を増やしていくというが、オープン時には、フルスペースでオープンするべきではないかという質疑に、開架図書を10万冊と予定しているので、そこはクリアできるという答弁がありました。 人件費と開館時間及び休館日について、平日は9時30分から21時まで予定されているが、10人でも厳しくないかという質疑に、工夫もしながら、よりよいものにしていきたいし、体制も充実していきたいと考えているという答弁がありました。 グラウンドのバックネット裏のトイレについて、学校と協議をされているかどうかという質疑に、都市公園の機能として、整備する方向で、学校とは協議をしているという答弁がありました。 弓道場をどのように描いているのかという質疑に、弓道場については、基本構想でお示しをさせていただいて、弓道連盟と協議し、近的ということをお伝えしている。また、10人立ちの検討を進めることとしているという答弁がありました。 10月18日の委員会では、執行部から、8月20日に開催した、やないのおしゃべりとしょかん特別編のアンケート結果について、9月18日に開催した第3回目のワークショップ、やないのおしゃべりとしょかんのアンケート結果について、9月定例会において、校舎体育館等の解体工事について、契約締結の承認をいただいたので、10月16日に地元説明会を開催したという報告がありました。 また、10月29日に開催する、4回目のワークショップ、やないのおしゃべりとしょかんで示す予定の平面図(案)が提示されました。 委員から、目標蔵書数とか、目標来館者数、年間維持費は、どれぐらいになるのかということも、もう少し検討してほしいという要望発言がありました。 多目的グラウンドに防球ネットが、安全上いると思うがという質疑に、グラウンド周辺の防球ネットの設置については、この周辺の設計をする業者が提案してくることになっている。あわせて、プロック塀の対策についても、設計を進めさせていただいているという答弁がありました。硬式野球の練習時の打球音等について、対策を検討してほしいという要望発言がありました。 11月29日の委員会では、執行部から、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会からの質問に対する回答について、説明がありました。 委員から、ハードだけではなくて、ソフトを考えた、トータルの構想を検討してほしい。年間維持費は、人件費、図書購入費も含めて年間どのぐらいのランニングコストがかかるのか、検討してほしいという要望発言がありました。 利活用ありきなのか、図書館ありきなのかという質疑に、柳井商業高等学校跡地利活用基本構想の中において、全体をまず、都市公園として指定し、その中に、都市公園の供用施設として、複合的な機能を持った図書館を整備する。都市公園の運動施設として、弓道場を整備する。都市公園の便益施設として、駐車場を整備する。そして、都市公園の効果を高めるために、防災機能を持った芝生広場を整備するという4つで、柳井商業高等学校跡地の利活用を定めさせていただいた。その機能を高めるため、複合的な機能を持った図書館を整備していきたいという答弁がありました。 文化活動ができる場所もいるのではないか。それが網羅されて、初めて複合施設となるのではないかという質疑に、今回、コンセプトと複合的な機能について、ご紹介をさせていただいた。文化活動も、エントランスホールのギャラリースペース等も使って、可能になってくるのではないだろうかと考えているとの答弁がありました。 子育て支援機能は、どういう状況になるのかという質疑に、読み聞かせができることや、子育て世代包括支援センターとの連携によって、市内7カ所の子育て支援センター施設への誘導も含めて、子育て支援を進めたいと考えているという答弁がありました。 コーディネーターとしての人材を配置し、何をどうやりたいのかという質疑に、例としては、図書館内における本の紹介を司書がするならば、図書を読むことによって、次なる場所や団体を紹介することなどを考えているという答弁がありました。 ICタグについて、今、個人情報ということで、何を借りたか分かるのが嫌だという人がいる。そういう方のためには、最初につけてほしい。本が紛失ということについて、どう考えているかという質疑に、ICタグは、安心、安全に利用できる図書館に含まれると思っているので、導入の方向で検討したいと考えているという答弁がありました。 将来的にグラウンドとか、弓道場を使っていくことになった時に、他の進入ルートを想定されているのかという質疑に、グラウンド部分には、将来、体育館の建設も考えていると話を聞いている。その場合には、ルートの検討も必要と考えているという答弁がありました。 柳井の北部、西部から来る方は、柳商橋からであろうと思う。この前、質問した時には、これは県の河川で、まだ当分、架け替えることはないという答えでした。県の方にも、しっかり要求してほしいと思うが、いかがかという質疑に、将来的には、必要になってくるだろうと思うが、河川改修との絡みもあるので、この辺りも含めて、要望をさせていただいているという答弁がありました。 なお、報告は以上に絞らせていただきましたが、委員及び委員外議員から、多岐にわたって質疑がありましたことを、つけ加えさせていただきます。 以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  次は、各常任委員会及び特別委員会に、分割付託いたしました議案について、討論及び採決を行います。 議案第62号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第7号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第62号は、可決されました。 ここでお諮りいたします。議案第73号から、議案第79号までの7件については、関連がありますので、一括して討論を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第73号から、議案第79号までの7件は、一括して討論を行うことに決定しました。 それでは、この議案7件について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。これより、1案ごとに採決いたします。 まず、議案第73号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第8号)について、本案に対する各委員長の報告は、可決であります。各委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第73号は、可決されました。 次は、議案第74号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第74号は、可決されました。 次は、議案第75号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第75号は、可決されました。 次は、議案第76号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第76号は、可決されました。 次は、議案第77号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第77号は、可決されました。 次は、議案第78号、平成30年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第78号は、可決されました。 次は、議案第79号、平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)について、本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第79号は、可決されました。 次は、認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論のある方がありますので、これより、討論を行います。まず、反対の方の発言を許します。中川議員。 ◎議員(中川隆志) 私は、認定第1号、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、認定できない反対の立場で、討論を行います。 まず、そもそも論から申し上げますと、決算というものは、予算に対する単なる数字合わせではなく、決算によって、事業が効率的、効果的に行われたかどうかを検討し、次期予算計画に反映させるものです。 地方自治法第2条第14項では「地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で、最大の効果を挙げるようにしなければならない」と規定されています。 事業や施策が、効果的、効率的に行われたかどうかを検証し、その結果を、翌年度、──恐らくここでは、多分翌々年度になると思いますが──の予算計画的に、どのように反映させるかを検討する材料にするのが、決算であるべきです。言いかえれば、決算と予算は、PDCAサイクルによって、連動しながら、回っていくものでなければなりません。 このような見地から、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算を検討することにして、厚生、建設経済、総務文教の3常任委員会に臨み、平成29年度が初年度になる、第2次柳井市総合計画や、5年計画の中間年に当たる、まち・ひと・しごと創生総合戦略をひも解き、決算結果の整合性や、進捗を検討する質問をさせていただきました。 結果から申し上げれば、決算の結果が、最小の経費で、最大の効果を上げて、効率的、効果的であったかも、次の予算に反映され、総合計画や、まち・ひと・しごと創生総合戦略の進捗に結びついたかも、ほとんど検討されていないと言わざるを得ませんでした。 いろいろと質問をしましたので、執行部の皆さんは、ご承知のことと思いますので、ここでは2つだけ例を申し上げます。まず「ほぼ予算どおり、あるいはおおむね予算どおりの執行でした」という説明が、多く聞かれました。予算を消化したというご報告は、最小の経費で、最大の効果を上げたか否かの検討を、一切なされなかったと言わざるを得ません。 次に、平成29年度老人福祉費の決算額13億5,102万5,000円は、第2次柳井市総合計画の高齢者福祉「いくつになっても生き生きと、安心して暮らせる社会を目指します」の成果を示す指標の一つ、「老人クラブの会員数の減少を抑制する」に、どれだけ寄与したのかしなかったのか。その検討は、次の予算にどのように生かされるのかを聞きましたが、効果があったかどうかの、具体的な検討内容や、次の予算に、どのように反映させたかということについての、的確な回答はございませんでした。 指標のとり方にも、問題はあるのですが、これを指標にした以上、老人クラブの会員数の抑制に効果があったのかなかったのかは、決算時に慎重に検証して、結果を、次の予算に反映させなければなりません。 すなわちPDCAサイクルでいえば、Cのチェックの部分と、Aのアクションの部分が連動しておらず、整合性のある計画Pが立てられなくなっています。したがって、PDCAサイクルは、全く機能していません。 余談ですが、決算報告には、決算成果報告書がついてきますが、今申し上げたような見地からすれば、これは決算成果報告書ではなく、決算結果報告書にすぎません。 以上の理由から、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算は、地方自治法第2条14項に規定する最小の経費で最大の効果を上げるための検討が、十分になされておらず、次の決算にも反映させるシステムも機能していませんので、認定することはできません。平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定を認定しない、すなわち反対いたします。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、認定第1号、分割付託になりました、平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で、討論をさせていただきます。 今、中川議員が縷々申されましたことは、全く理にかなっておりまして、そのとおりだと思います。けれども、また我々が、実際に委員会で見たところ、入札減とかもあって、本年、結構一生懸命努力して、予算の執行をされているというふうに、私は認めましたので、賛成をいたします。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、反対の方。次に、賛成の方。 以上で、討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は、認定であります。各委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、認定第1号は、認定されました。 午後1時まで、休憩といたします。午後0時06分休憩                              午後1時00分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開します。 次は、議会運営委員会における付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、山本議員。〔議会運営委員長 山本達也登壇〕 ◎議会運営委員長(山本達也) 議会運営委員会における付託調査事項について、11月16日、11月29日及び12月5日に開催しましたので、協議、審査の概要をご報告申し上げます。 1点目は、11月の臨時会及び12月定例会の会期、日程及び議案の付託先等、議会運営に関する協議を行いました。 2点目は、議長の諮問に関する事項についてであります。 本件は、6月6日に議長から議会運営委員会に諮問を受けて、議員定数については、6月14日、9月7日、11月16日に開催しました議会運営委員会で協議してまいりました。協議したことを会派に持ち帰り、協議していただいた内容を聞いて、また協議ということを繰り返してまいりました。 11月16日の議会運営委員会では、議員定数について、現状維持、2人削減、3人削減という意見がありましたので、協議の上、2人削減と3人削減の2つの案に絞り、挙手による採決を行い、2人削減が多数でしたので、現在の議員の定数18人を16人とすることを議長に答申することとなりました。なお、このことは、条例改正の施行の日以降初めてその期日を告示される一般選挙から適用することとなることを、申し添えさせていただきます。 また、このことを受けて「次期の一般選挙から、本市議会の議員の定数を16人とする」という方向性が明確になりましたので、12月7日に開催されました全員協議会において、議会運営委員会で決定されたことを、経緯等も含めて報告し、本日、後ほど議員提出議案として、「柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について」を上程することについて、ご了解をいただいたところであります。 従いまして、議長からの諮問に対しては、「本市議会の議員の定数は、16人とする」ということが、議会運営委員会としての答申ということであります。 なお、この間、協議してきた議員定数については、あくまでも議会人である我々が、本市議会の議員の定数は、いかにあるべきかということを、自ら主体性を持って議論し、協議してきたものであります。 3点目は、議会運営委員会における閉会中の付託調査事項についてであります。 本件は、引き続き、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項と決定したので、議長におかれましては、お取り計らいをよろしくお願いいたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。〔議会運営委員長 山本達也降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、各委員長の報告を終わります。 次は、各委員会の閉会中の調査について、お諮りいたします。 各委員長より、所管に関する特定事件について、閉会中の付託調査の申し出を受けております。総務文教常任委員会は、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域の夢プラン策定を通じた中山間地域の活性化の取り組みについて、厚生常任委員会は、市民生活に関わる社会福祉について、環境に関する調査について、税務に関する調査について、建設経済常任委員会は、中心市街地の活性化と企業誘致について、地域資源を生かした観光の振興について、水道事業について、議会運営委員会は、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項についてを申し出ておられます。 各委員会から申し出のあった特定事件について、それぞれ閉会中の付託調査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。 よって、各委員会から申し出のあった特定事件については、閉会中の調査に付することに決しました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案上程審議 ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第3、議員提出議案第1号を上程し、直ちに議題といたします。 ただいま議題となりました議案について、事務局長より朗読いたします。〔事務局長朗読〕                               議員提出議案第1号柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法(昭和22年法律第67号)第112条及び柳井市議会会議規則(平成17年柳井市議会規則第1号)第13条第1項の規定により提出いたします。   平成30年12月26日提出提出者 柳井市議会議員 山本 達也賛成者 柳井市議会議員 中川 隆志君国 泰照篠脇 丈毅田中 晴美賀原 基和岩田 優美石丸 東海 柳井市議会議長 藤沢 宏司 様 ○議長(藤沢宏司)  それでは、提出者の説明を求めます。山本議員。〔山本達也登壇〕 ◎議員(山本達也) ただいま上程されました議員提出議案第1号、柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。 本議案につきましては、私たち柳井市議会の議員の定数を、次期の一般選挙から16人とすることに伴い、柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正するものであります。 今年6月6日に、議長から議会運営委員会に対し、議長の諮問に関する事項として、議員定数についてが諮問され、6月14日の議会運営委員会におきまして、議員定数については12月議会まで答申すると決定され、これまでの間、協議をしてきたところであります。 協議の中では、現状より削減するという意見が多数を占め、その考え方の中からは、2人から3人削減、2人削減などという、幾通りもの案が出された一方で、現状より削減すべきではないという意見もあり、協議を進めてきたところであります。 また、協議に当たりましては、市民との対話、議員活動、全国の同規模の市議会の状況、県内各市議会の議員1人当たりに対する人口及び面積、議会における委員会構成、そして、柳井市議会の議員の定数の推移など、あらゆる観点から熟慮を重ねられた上での議論をいただいてきたところでありまして、こうした経緯等につきましては、皆様方もご承知のとおりと存じます。 そして、最終的には、いろいろな考え方がある中で、次期の一般選挙から、議員の定数を16人とすることについて、皆様方の熟慮を重ねられたご協議の中で、議会制民主主義のルールにのっとりまして、賛成多数で決定し、柳井市議会の議員の定数を16人とするという、このような議案を提出することに至ったものであります。 議員各位におかれましては、この内容並びに経緯等につきまして、改めまして十分にご理解、ご賢察の上、ぜひともご賛同いただき、議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。以上であります。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、提出者の説明を終わります。 質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。〔山本達也降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  ここで、お諮りいたします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。 それでは、議員提出議案第1号、柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論のある方がありますので、これより討論を行います。 まず、原案の反対の方の発言を許します。岩田雄治議員。 ◎議員(岩田雄治) 今回の議員提出議案1号、柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、反対の立場から討論を述べさせていただきます。 まず第1に、議会の役割という観点からであります。言うまでもなく、住民代表機関としての機能を有する議会は、多種多様な市民意見を反映する、複数の議員からなる合議体であります。議会に今、求められていることは、議論を通じて、多様な市民の意見を反映し、それを統合調整をし、自治体の意思を形成する、こういったところにあります。 あわせて、それによって、行政執行機関に対する監視をする、こういったことにもなります。 また、個々の議員に通じて、行政に対し、市民の意思を伝える、市民の利益に反するような場合は、行政執行機関に対して批判をし、監視をしていく、このことが大きな役割であります。 このような、重要な役割を担う議会の議員定数を削減することは、憲法と地方自治法によって保障された民主主義の制度を揺るがす問題であるとともに、この制度によって期待される多種多様な市民の意思を反映し、統合調整として、自治体の意思、自治体の政策、意思を形成する上で欠陥を生じることに通じるものがある、こう考えるからでございます。 2つ目は、ここのほうが実は、私は柳井市の関係としては一番かなと思うのですが、議会改革という点からであります。 今、市議会においては、先ほど報告があった議会運営委員会等を通じて、議会改革の議論を付託調査等の形でやっているところであります。その中に、今回の議員定数についてもあるわけであります。 ここで問題なのは、どういった議会をつくるかという結論はおろか、その方向性も明らかでない段階で、議員定数のみを論じるべきではない、こういうことであります。議会運営を含める議会改革と、セットで行うべきことだと考えるからであります。 今回の議案が可決をすれば、例えば今3つある常任委員会のありようも変わらざるを得ません。今の議会は、いろいろとあっても、常任委員会が中心主義、そこに議案を付託され、そこで議論がされます。もしも、今ある柳井市の議会の運営の仕方が変わらなければ、2つに減された常任委員会で、今まで以上に負担がかかる量の議案を議論しなければなりません。 しかし、そうした議会の運営の仕方が変わっていない以上、日程等も変わることがなく、十分な審議時間がとれない、こういった可能性があり得ます。 こういった観点で言えば、議員が本来、一番重要な役割である議論の保障が担保されないこの現状でのこの議案は、定数是正議案は、不十分なものと言わざるを得ません。 こうした、そもそもの議員定数削減の前提に、昨年の市議会議員選挙が無投票に終わった、こういったことが考えられます。こういった中で、市民の中には、議員が多すぎるのではないか、高い給料をもらっていて、どんな仕事をしているかわからない。こういった声が聞かれます。 また、今回の柳商跡地の利活用に関しても、市長もいけないが、市議会議員も何をしているのだ、こういったお叱りも、多くいただいております。 これらの声は、議員や議会の質が問われる問題であり、加えて議員に対する不信感の表れだ、こう考えます。 そういった意味合いで、今必要なのは、単純に議員定数削減ではなく、このように議員に対する不信感を取り除くために、議会改革であり、議会の質の向上であると考えます。 私も所属をしていますが、柳商跡地の特別委員会の議論の中で、議会として市民に対する説明が必要なのではないか、こういった意見が、委員さんの中から上がり、複数の委員は、光市で行われています市民に対する議会報告会へも、参加をしています。議会内の党派や会派の違いを乗り越えて、議会報告会を実施することができれば、少なくとも何をしているかわからないという不信感の解消の一助にはなるかと思います。 そうした議会改革を一歩ずつ進め、市民に求められる議会改革の方向性は明らかにし、その上で、適正な議員定数を考えるべきだと考えます。 最後になりますが、今、地域経済と雇用、そして災害の復旧など、市民要求が山積しておる中で、地方自治体の本旨であります市民の暮らしや福祉を守るために、今こそ議会がその役割を発揮する時です。 そのためにも、議員定数を削減することは、市民の最も身近な議会とのパイプを細くするものとなり、断固反対することを表明し、私の意見とさせていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  次に、賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、議員提出議案第1号、柳井市議会の議員の定数を定める条例の一部改正について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 今、岩田議員が縷々述べられましたけれども、実に最な話ではあります。1つの議案に対して、委員会であれば、今6人でございますが、で見るか、8人で見るか、10人で見るか、その議案を審議する目は多い方がいいというのは、一般論というか基本だと思います。 しかしながら、昨今の柳井市の状況を見ますと、昨年の12月の選挙は、無投票でございました。じゃあ、次の選挙はどうだろうかというふうに想像してみますと、年齢の関係で引退をされる議員さんもいらっしゃるかいらっしゃらないかわかりませんけれども、減った場合、新たにまた新人さんが出てくるような雰囲気も、どうも感じられませんし、それではいけないのですけれども、そういうことで、先ほど議運の委員長が、あらゆる角度から検討したとおっしゃいました。これは当然、行政規模とか財政規模とかいろいろなことから見て、今の18では、やはり前回の選挙を見ても多いのではないかというのは、これはもう市民の皆さんからは本当、意見が強いわけでございます。 したがいまして、議員定数を、18人を16にする、これ以下はもう、しばらくは、もうあと20年も30年もやったら、それこそ本当、議会の存在意義がなくなってしまうと思いますが、16だったら何とか、委員会を今、3つありますが、2つに分けてでも、何とか市民の皆さんの付託を受けて、議会活動ができるのではないかと思いますので、私はこの議案に賛成をいたします。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、反対の方。早原議員。 ◎議員(早原秀文) 私は、先ほど岩田雄治議員がおっしゃいましたけども、逆の立場でもっと減らすべきだという立場で、反対の意見を表明したいと思います。 私ども、昨年の11月、それぞれが政策各テーマを掲げて、これはこの柳井市の約87%である有権者の方に訴えようとしたわけですけども、結果的にはそれは届きませんでしたし、審判を受けることができなかったという現実があります。これは、柳井市始まって以来の無投票ということになると、これは深刻に受け止めなければならないという現実です。 そして、私たちとしても、初めての挑戦でありましたけども、何としても数字を市民の方から、有権者の方からいただきたかったといった思いが強く残りました。 そこでやはり、これは一番、いろいろな要因があるとは言えど、やはりこの議員数が一番大きな問題であると、市民の投票権、あるいは信託権を行使できなかった、させられなかったという最大の要因は、やはり定数にあったということで、やはりこれはどう考えるかということですけども、今、提案の2名減というのが、私は合理的な根拠は少ないだろうと思います。 やはり、人口と議員数というのは、やっぱり比例関係にあるだろうということで、東西の隣市、隣り合う市について、東隣の岩国市、これは13万約4,000名、30名です、議員数は。西隣の光市、これは5万1,000人で18名、その隣の下松市というのは、5万7,000人で20名、そしてこの当柳井市は、11月末で3万2,062人です。そして、悲しいかな、この1年間、11カ月ですけども、既に441名の人口が減っています。この人口441名、ほとんど全てといっていいぐらい、これは有権者です。そういった現実もある。まず、はっきり認識しなければいけないと思います。 そして、岩国市の人口比例で言うならば、柳井市はやはり8名ということになります。光市、下松市を基準に考えれば、12名ということ、小数点は切り上げなきゃいけませんので、そういうふうになります。 よって、私は、議員数というのは12名が適正であるというふうに主張したいと思います。 そのことによって、現在、議会費が年間1億8,000万です。これは、最低でも5,000万円は減額すれば、できると思います。この原資というのはどういうところに使うのか、新しく建設する図書館費、これは蔵書購入費含めた運営費とか、さらに当面伸びざるを得ないだろう民生費、こういったものに、この議会費の削減部分を充当していくということが必要だろうと思います。 そして、悲しいかな、この人口というのは、人口減少という現実、これが来年度、来来年度と400名以上の減少というのは、これ今後とも悲しいかなこれは想定せざるを得ないわけです。 そういった、やはり現実というのを直視しなければならないだろうと思います。 そして、今、意見の多様性が担保できないとおっしゃいましたけども、12名いれば十分な、何名が多様性なのかということもあります。これは、複数での多様性なのです。やはり、12名もいれば十分、その意見の多様性は担保できる。委員会は2つで十分だろうし、言えばそれぞれの議員が、それなりのスキルアップをして、負荷は増えるでしょうけども、それは当然あっていくべきだと思います。 そしてさらに、もう1点加えて提案をさせていただきますけども、現在、我々は信任、不信任も受けていない、いわば未信任状態ということになります。こういった現状というのは、私は1日も早く解消すべきであると考えます。 昭和40年の6月3日に法律第118号、地方公共団体の議会の解散に関する特例法というのがあります。この第2条によりましたら、この柳井市議会について言えば、14人の議員が出席して、そのうち12人が賛成すれば自主解散はできると解釈できます。 柳井市始まって以来の無投票であったのであれば、始まって以来の自主解散も検討すべきではなかろうかというふうに、私は思います。これも、来年の4月末には、この平成の御世も終わるわけです。できましたら来年4月末までに自主解散して、5月以降の新しい御世には、新しく本当に市民に信任を受けた人たちで、この議会を構成されて、議会の改革、そして市民福祉の向上等に努めていただく。これが望ましいのではないかと、私は考えます。 以上をもって、私は現在の議員定数は12名とし、来年4月末までに自主解散をすべきであるということで、反対の意見表明といたします。 ○議長(藤沢宏司)  次に、賛成の方。  次に、反対の方。岸井議員。
    ◎議員(岸井靜治) 私も、16名ではなく、もっと減らすべきという、そういう立場で意見を述べさせていただきます。 私たちを選んだ市議会議員選挙は、無投票という前代未聞の方法となりましたけども、私自身は、無投票で選挙が行われなかったことについては、必ずしも議員定数が多いということが原因ではないと思っております。議員のなり手がいないということは、市民の中に、議会はおもしろそうだ、私も市のために何かやれそうだ、というような気持ちを持たせるものがない。すなわち、議会が市民に対して、市民参画の魅力を発信していないということではないでしょうか。 その角度からの反省を前提にいたしまして、議員定数についての私の意見を述べさせていただきます。 議員が少なくなれば、市民の意見を市政に反映する機能が低下するという考えもありますけれども、では、今の柳井市の議員の数で、そのような機能を十分果たしているのかというと、私は甚だ疑問を感じるわけであります。 逆に、少なくなれば、議員のまとまりも今以上に必要となり、議員間議論、委員会内議論が、今以上に活発にならざるを得なくなるのではないかというふうに考えております。 また、議員1人の守備範囲も増えるわけですから、負担は大きくなりますけれども、今以上に市全体を見なくてはいけなくなります。 議員のまち全体を眺めた総合的角度からの検討もやりやすくなると、そのように私は考えます。 次に、2人減で適正かという問題でありますけれども、私を含め、現在、高齢議員が結構いらっしゃいます。2人ぐらいでは、そういった背景を考えたら、次回もまた無投票の可能性が大いにあるという、現実的な問題があります。そういった意味でも、2人では余りにも少なすぎると思います。 議員定数に関する合理的な基準がない現在の状況で、常識的に考えれば、やはり他市の状況を考慮する必要があろうと思います。その場合、議員1人当たりの人口が、判断基準の一つであろうと思います。 一般に、人口の多いまちのほうが、議員1人当たりの人口は多くなる傾向があります。この傾向を考慮して、柳井市と人口が比較的近い下松市と光市との関係で考えてみました。 現在の柳井市の議員1人当たりの人口、1,791名と、光市、下松市の約2,850名の中間値、2,320名、これを議員1人当たりの人口とすると、約14名ということになります。私は、この14名にこれからの柳井市議会議員の資質の伸びしろをプラスして、6名減の12名が妥当と考えます。 したがって、2名削減の原案に反対いたします。 冒頭で述べましたが、議会改革は、議員削減のみではありません。市民の立場に立って活動し、議会の質を高め、行政にしっかりと物を言える議会にしていくことこそが、議会の本分であろうと考えております。このことを、私自身、肝に命じ、これからの議員活動を行ってまいります。 以上で、私の意見を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  次に賛成の方。  以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、議員提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.閉会中の付託調査視察報告 ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第4、閉会中の付託調査視察報告についてを議題といたします。 まず、厚生常任委員会における報告を求めます。委員長、篠脇議員。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅登壇〕 ◎厚生常任委員長(篠脇丈毅) それでは、厚生常任委員会の閉会中の付託調査事項について、報告を申し上げます。 厚生常任委員会は、10月31日から3日間、滋賀県草津市、長野県長野市、松本市を訪問し、視察をいたしました。 初日の草津市は、京都から快速で15分の位置にあり、京都、大阪のベッドタウン化が進み人口が増え続け、小学校の新築を迫られる中、平成22年策定された総合計画の就学前教育、保育の充実として、保育所と幼稚園の連携を促進し、発達に応じたきめ細やかな心配りのもとでの子どもの育成、また子どもそれぞれの人間形成の基礎づくりとなる様々な体験活動の充実に努めるとされております。 草津市は、公立の幼稚園10園、保育所が6園あったことから、幼保一体化の取り組みがなされておりましたが、平成24年の子ども・子育て関連3法が成立したことから、取り組みが加速し、保育の中でも教育を望む声、預かる時間の差はあっても、対象は一緒との基本認識から、市がリードする形で、モデル園として、認定こども園を平成28年度からスタートさせ、今日では、教育型公立3園、私立5園、444名の収容、保育型公立3園、私立5園、772名の収容となっております。 草津市の素晴らしいところは、就学前教育と保育カリキュラムをつくり、市内全ての施設に広め、小学校への接続カリキュラムまで用意しているところでありましたし、市の組織も、教育、福祉の枠を超えて、しっかりとした説明をされ、これからのあるべき姿を垣間見る思いがいたしました。 2日目は、長野市であります。国民健康保険事業運営の中で、財政健全化及びデータヘルス計画の取り組みについて調査を行いました。 人口規模38万、市域830km2と、市の規模は違いますが、厚生労働省の求めに応じ、平成30年度に一般会計からの繰り入れ見込み10億円を赤字解消対象額と定めるとともに、県が示した標準保険料率に近づける努力目標を定め、当面平成30年から10年間に解消すると定め、第一期5年間で保険者努力2.5億円、保険料改定によって2.5億円と定めております。 保険者努力分については、収納率の向上で約8,000万円、事業見直しで1.1億円、重症化防止で約6,000万円等を挙げているとの説明でありました。 また、同時併行して行われているデータヘルス計画について、医療情報による長野市国保の特徴としては、前期高齢者の割合と、心血管を傷める糖尿病、高血圧、脂質異常症の有病率が増加していること、特定健診受信者は微増しているが、未受診者が40歳から64歳で約8,000人と多く、保健指導の中で勧奨しているとの説明がありました。 特に、国保の保健師を増員し、これまでやっていなかった30代の健診勧奨、保健指導に取り組むとの説明があり、大都市ではありますが、きめ細かい国保事業に取り組まれていることが、非常に印象深く感じられました。 3日目は松本市でありますが、ごみの減量化施策の展開について調査しました。県内他市に比べ、事業系ごみが多いことに端を発し、もったいないをキーワードに、3R、すなわちリサイクル、リユース、リデュースの取り組みにより、減量化が進められております。平成20年代の初めからすると、ごみ排出量も減少しつつあります。 リユース事業として注目しましたのは、キッズリユースひろば事業、リサイクル事業としては、不用食器リサイクル事業、小型家電再資源化の取り組みであります。 調査に当たり、挨拶に立たれた建設環境委員長、女性の方でありますが、第1回食品ロス削減全国大会の松本市開催で、松本市の取り組みを全国に発信し、市民運動に広げているとの力強い挨拶がありました。 食品ロス削減事業は、平成22年度から始められておりますが、当初はお外で残さず食べよう3010運動、すなわち、飲食店などでの食べ残しを減らす取り組みから始められております。 宴会では、乾杯後30分間は料理を楽しみ、お開きの前10分間は席に戻って、再度料理を楽しみましょうという運動であります。 平成28年からは、残さず食べよう推進店、事業所認定制度をスタートさせておりますし、持ち帰りシール、カード、パックを作成し、今日までに200件の認定、そのうち7割が持ち帰り可能とのことであります。 あわせて年長児童及び小学3年生に対する環境教育に力を入れているところであり、平成29年10月30日全国大会開催は、松本市が主催をし、環境省、農水省、消費者庁が共催しておりますが、今年は京都市で開催されており、松本市では10月30日を食品ロス削減の日を定めておるという説明でありました。 市民を巻き込んだ運動展開に、感心させられた視察でありました。 以上、3日間、非常に内容のある行政視察であったこと、また詳しい資料は事務局に保管してありますことを申し添えさせていただきます。 以上で、視察報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  次は、建設経済常任委員会における報告を求めます。副委員長、君国議員。〔建設経済常任副委員長 君国泰照登壇〕 ◎建設経済常任副委員長(君国泰照) それでは、建設経済常任委員会の行政視察報告をさせていただきます。 本委員会では、10月23日から25日の3日間、大分県大分市とうきは市、福岡県の久留米市の3市を視察をいたしました。 初日は、大分市の、大分アートを生かしたまちづくり事業についてを、研修をいたしました。 人口47万人で、県庁所在地で、日本一の温泉県で有名でありましたが、戦後は新産業都市として重化学工業を中心に発展をいたしました。しかし、急速に発展し、大分市に転勤する人は、余り魅力のない大分市に、何で大分なのと涙したそうです。 住めば都のことわざのごとく、温泉はある、関サバや関アジがうまい、酒や焼酎がうまく、住んでよし、食べてよし、飲んでうましと、大分県を離れる時、一抹の寂しさを覚え、二度泣きをするそうですとの担当課からの説明があったわけであります。 かつては、古くさい駅や駅前は、再開発度、見事な駅ビルや駅前に生まれ変わり、大分県都市として見違えるようになってまいりました。 しかし、大分市ってどんなところ、温泉県、高崎山の猿、関サバなどの観光資源はありますが、それ以外にも、大分市にはあるのではないかと、若手職員の提案により、斬新的な発想やアイデアで、中心市街地に憩いのスペースとしてトイレンナーレを企画いたしましたが、反対というのは議員の方がいらっしゃったそうであります。 その事業を実施計画する中で、中心市街地に、トイレにアート作品を展示し、トイレを舞台に街なかをアートにする芸術祭になるまでに発展をし、街なかのトイレを市民の憩いのスペースにしての活性化事業の取り組みを国も評価して、地方創生担当大臣賞を受賞されたそうであります。 また、アートをまちづくりに活用することに、地元住民、ボランティア、NPOや市内の小中学校や地元の大学、文化団体による協力、協働が着地型都市観光イベントで、まちの魅力を発見して、中心市街地の街なかを文化、芸術、各種イベントで盛り上げ、街なかを回遊劇場に見立てる活性化事業にまで発展をしたそうです。 職員のアイデアや熱意、そして^市民参加になるまでの行政、市民の協力、協働の連携で、この事業に取り組まれたことに、当委員会としては非常に参考になったわけであります。 次は、うきは市でございます。 2日目のうきは市は、地域資源を活用した取り組みについてを視察をいたしました。 人口30,446人で、議員定数は15名でありました。 平成11年に、日本棚田百選に認定されまして、つづら棚田の彼岸花は、全国的に有名となっております。 うきは市といえば、彼岸花がシンボルで、市の顔となっておりまして、約50万本の見事な花に、多くの観光客が押し寄せ、棚田米をイベントで販売したところ、大変評判がよく高値で売れ、合わせて地域の農産品も販売することとなり、これまた人気が出て、地域資源の活用となったそうであります。 彼岸花めぐりのイベントの起こりは、つづら棚田に咲く彼岸花を、まちづくり団体による地域の宝探しの企画でありまして、当たり前だった風景が、日本の原風景といえる景観が、脚光を浴びることになったそうです。 そのきっかけは、農水省の、ふるさと水と土ふれあい事業により、農道、水路改修、電柱移転などを実施され、地元農家の方々が、黙々と継続して、棚田に彼岸花の球根の植栽を行っておられたそうであります。 その努力が実り、花見の遊山から花見の観光客となり、農産物販売所を設け、来場者、観光客との対面販売する中で、新米の棚田米が大好評で、県内外から日本の原風景を求めて、観光客が押し寄せるようになったわけであります。 また、棚田には、棚田ブランド、棚田オーナー制度がありまして、守る会を発足して、地元有志の方が、棚田の耕作農家の方が高齢により耕作できなくなった棚田を、地域のリーダーと市が協議して、棚田の耕作保全を行っておられるとのことでした。 また、つづら棚田には、学び隊、森林セラピー、農家民宿、マウントバイク等を、NPOや地域おこし隊と協力して、地域資源の活用を図っておられます。 うきは市は、農産物で特にフルーツは、四季を通じて収穫されており、「道の駅うきは」、「吉井の白壁の町並み」の地域資源の回遊性を促進しているということでありました。 また、うきは市は、地域経済分析システムを導入して、市の地域における観光分析で、豊かな自然を基礎にして、地域資源の活用をされております。 それらのことが、先人が築いてきた魅力ある郷土を、後世に受け継いでいく責務があり、新市の将来像を、「郷土の魅力、未来へつなぐ心のふるさと─誇り・交流・夢─」と定められたそうであります。 その将来像には、「うきはブランドを絆で結ぶ しあわせ彩るうきは市~好きですうきは これまでも そして、これからも~」と示してあります。 地域の有志の熱意、行政との連絡、協働、協力が、うきは市の地域資源活用の取り組み事業となっておりまして、当柳井市においても、夢プラン等での地域資源を活用することなどに、大いに参考になりました。 最終日には、福岡県の、人口30万6,000人の久留米市を視察をいたしました。 当初は、久留米市の博覧会を視察するのかと勘違いをいたしておりましたが、久留米市の担当職員の説明によりますと、「旅博覧会~地域資源を生かした観光~」に至った背景には、平成17年に1市4の合併により、東西に幅広くなった久留米市を、「同じの久留米」として、結束感、統一感を高める工夫が必要であり、久留米市が全体の地域資源の発掘を行い、久留米市の自然、伝統、食文化、医療、ものづくりなどを磨けば光る地域資源を生かしたこと、そして、九州新幹線の九州全線開業により、団体旅行から個人旅行へと、近年の観光スタイルの変化を踏まえて、地域型体験旅行として、「久留米まち旅博覧会」を企画、立案されて取り組まれた事業であります。 その「久留米まち旅博覧会」とは、久留米市に暮らす人が、普段から慣れ親しんできた地元を自らが訪れ、人をもてなす、体験、交流型観光でありまして、プログラムを、平成18年度よりJTB九州へ業務委託をして、久留米市商品化戦略プランを策定し、ワーキングチームや、市民参加によるプログラムや、検討ワーキング等の実施を行っておったそうであります。 「まち旅博覧会」とは、従来の名所、旧跡だけでなく、地域の産業である農業や、酒造、酒蔵、工場、工芸品、大学、病院など公共施設等のマッチングを図り、連携して、地元住民、市民が自ら企画して、自らが観光客をおもてなしをする。その「まち旅博」の時代背景による動機、そしてまた目的、その成果として、交流人口の拡大、イメージの向上、久留米市の認知度のアップにつながっておりました。 さらに、人材やリーダーの育成、久留米市に対する愛着や誇りを醸し出して、それらの取り組みを通じて、広域合併による新市としての一体化を、市民、NPO、ボランティア、関係団体、行政の連携で取り組まれたことを、国でも高く評価されて、平成27年度に地域づくり表彰で、国土交通大臣賞を受賞をされたそうであります。 そこで、久留米市の自治意識の高さを感じたわけであります。 今回の視察を通じて、多くのことを学びましたが、3市とも共通して言えることは、それぞれの市が、あなた任せの行政依存でなく、自らのまちや観光、農業を何とかしたいと知恵を出し合い、その取り組みが、地域資源を生かした観光や、産業や、まちづくりの活性化事業となっております。 また、そのことが、地域の絆となり、市民が生活する、仕事をする、暮らすことに、誇りや幸せを感じられているように見受けられました。そして、そのことが、大分市、うきは市、久留米市の大きな視察の参考になったところであります。 今後は、常任委員会、各会派の視察におかれましても、視察が単に視察に終わることなく、視察後の成果を生かし、反省会や勉強会で研究することも必要であるとの、当委員会の委員の意見もあったところであります。 終わりに、今回の視察でも、各担当職員のご苦労により、大変有意義な行政視察であったことをご報告させていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。〔建設経済常任副委員長 君国泰照降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  次は、総務文教常任委員会における報告を求めます。副委員長、岩田優美議員。〔総務文教常任副委員長 岩田優美登壇〕 ◎総務文教常任副委員長(岩田優美) 総務文教常任委員会の閉会中の付託調査の視察について、報告をいたします。 本委員会は、10月29日から10月31日までの3日間、鳥取県智頭と、湯梨浜町、兵庫県豊岡市を訪問し、研修いたしました。 1日目の智頭では、「日本ゼロ分のイチ村おこし運動」について研修いたしました。 智頭は、鳥取県の東南に位置し、岡山県に隣接、の周囲は1,000m級の山々が連なり、冬に雪が多く、面積の93%が山林で、人口7,068人、高齢化率37.41%、2010年「日本で最も美しい村連合」に加入しています。 「日本ゼロ分のイチ村おこし運動」は平成9年度に制度化されました。閉鎖的、保守的、依存的な、旧態依然とした村社会の変革を図り、集落が元気になるとが元気になる、逆の発想で無から1をつくり出す、自分には何ができるか、住民一人一人がゼロからイチを踏み出そうという運動です。に「あれをしてください」と言うのではなく、自分たちで村の宝に付加価値をつけ、外の社会に開くことによって、住民の自立と共有をマネジメントしています。 さらに、10年間の活動の支援として、集落の活動に対して、最初の2年間は50万円、3年目から10年目は年25万円の合計300万円を助成しています。スタートして10年経過し、実施集落においては、都市との交流や、特産品の開発といった自主的・主体的な取り組みが芽生えるなど、新たな住民自治が根づきつつあるということでした。 87集落のうち、参加した16集落は、50代から60代前半の人がスタートから関わっており、高齢化とともに、担い手の育成も急務となっています。 さらに、としては、地区と行政が協働して事業を検討・実施できる体制として、振興協議会という体制をつくり、必要に応じて庁内にプロジェクトチームを組織しているとのことでした。 現在活動している地区振興協議会については、規模が大きくなることから、最初の2年間は100万円、3年目から10年目までは50万円の合計600万円を助成しています。 次の10年を見据えた取り組みとして、高齢者の居場所づくりとして、介護保険を使わず地域で支え合うデイサービスや、山郷にある地域資源を活かした体験事業も試行しているとのことでした。 2日目の湯梨浜町は、学校図書館を活用した教育について研修いたしました。 湯梨浜町は、平成16年21村で合併してできたで、鳥取県のほぼ中央に位置し、北は日本海に面し、人口は1万6,238人、湖底から温泉が湧き出る東郷湖が有名です。2つの産婦人科医院があり、若い人に人気なとなっているということです。 湯梨浜町には、旧東郷町の図書館を本館として、町内に分館が2つあり、本館の蔵書数は約9万6,000冊、とまり分館約2万7,000冊、羽合分館約1万7,000冊となっています。10年以上前に小学校を統合し、羽合小学校を建設した時に、公立図書館を併設していますが、特徴としては、同じホール内の図書館の床にラインを引き、学校図書館と公立図書館を分けています。良い点として、地域に関する資料など、児童が授業の中で活用でき、学習に生かすことができるとのことでした。不便なことは、小学校のスペースで学習している時間に、利用されている方の赤ちゃんの泣き声が聞こえてくることがあるとのことでした。 鳥取県は、平成18年度から、県教委により司書教諭の位置づけを明確化し、専任の司書教諭を全学校に配置しています。湯梨浜町では、図書館教育全体計画を立てており、学校図書館を利用した司書教諭・担任による「アロハ図書館タイム」の充実と、情報活用能力の育成に力を入れています。「アロハ図書館タイム」とは、図書館活用の学習で、各教科の目標達成のため、課題解決の場として図書館での学習を積極的に行ったり、調べ学習等、図書館での学び方を、1年生から身につけるように育成しています。 読書目標は、年間、低学年が100冊、高学年が80冊と、多くの本に親しみ、読書の習慣化を図っていました。全学年、隔週1時間を時間割りに位置づけ、週5時間は司書教諭を中心に担任と授業を行い、司書支援員は図書資料の準備など、役割分担ができていました。 学校での選書は、各主任が毎週集まり選定し、最終決定は、学校図書館運営委員会で決めているとのことでした。 3日目の兵庫県豊岡市は、城崎国際アートセンターの管理運営について研修いたしました。 豊岡市は、兵庫県北部に位置し、6つの市町が合併した、兵庫県内で最も面積が大きい市でもあり、野生のコウノトリに出会える日本で唯一のです。 城崎国際アートセンターは、城崎温泉の先にあり、兵庫県立城崎大会議館として、1983年に建設2億円以上かけて改修し、舞台芸術に特化した、日本唯一のアーティストインレジデンスとして、2014年にオープンしています。 それまでは、年間の稼働日が20日間、県は年間1,800万円を運営費として使っており、豊岡市では、新しい情報発信拠点ができれば、新しい人の流れができ、全体が潤い、運営費ぐらいは全体で稼げるのではと、アーティストのための劇場、稽古場、宿泊までそろった滞在型施設としました。 今では、随時芸術イベントも開催、口コミで広がり、世界でも注目されるアー卜の拠点となっています。1つのホールと、6つのスタジオは、24時間利用でき、22名が宿泊、最短3日間から最長3カ月までの滞在期間中の宿泊費、施設利用料は無料で、年1度の公募を行い、選考委員会で滞在アーティストを決めています。 この施設は、豊岡市の直営です。豊岡市には、大学も専門学校もなく、18歳になるとを出ていき、特に女性が帰ってこないため、結婚率の低下をどうするか、若い人がを出ていくのは、このはつまらない、地方暮らしは刺激が少なく、保守的でチャンスも出番もなく、新しいことをしようとするとすぐ潰されてしまうという、地方で暮らす価値が見出せないという問題点があるということでした。 そこで、グローバル化の進展で、世界中が急速に同じ顔になっていることから、人口規模は小さくても、世界の人々から尊敬され、尊重されるまち「小さな世界都市」とし、受け継いできた大切なものを守り育てる、世界に通用するローカルを磨いているとのことでした。今では小中学校での演劇授業など、年間20もの芸術に触れられる機会ができるようになっています。 直営のデメリットとしては、予算が膨らみ、年間5,000万円から6,000万円になったこと、良い点は、横のつながりができ、地方創生の戦略拠点となっているとのことでした。 さらに、世界に通用する専門大学の開設を、2021年に予定しており、城崎国際アートセンターと結びつけて、芸術家や観光のプロフェッショナルの育成を目指すとのことでした。 これで、総務文教常任委員会の視察報告を終わりますが、関係書類は事務局にて保管してありますので、ご参照いただけたらと思います。以上で、報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、総務文教常任委員会の報告を終わります。〔総務文教常任副委員長 岩田優美降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、閉会中の付託調査視察報告を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(藤沢宏司)  以上で、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。長期間にわたり、慎重なご審議をいただき、誠にありがとうございました。 これをもちまして、平成30年第4回柳井市議会定例会を閉会いたします。午後2時07分閉会──────────────────────────────      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         平成30年12月26日                     議  長 藤沢 宏司                     署名議員 早原 秀文                     署名議員 平井 保彦...