柳井市議会 > 2018-09-25 >
09月25日-05号

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  1. 柳井市議会 2018-09-25
    09月25日-05号


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    最終取得日: 2023-03-29
    平成 30年 第3回定例会( 9月)─────────────────────────────────────────────平成30年 第 3 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)                                  平成30年9月25日(火曜日)─────────────────────────────────────────────議事日程                              平成30年9月25日 午前10時00分開議    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決    日程第3 閉会中の付託調査視察報告    日程第4 議案上程審議委員会付託)    日程第5 議員派遣について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決      厚生常任委員会委員長      (1)議案第42号 柳井市西福祉センター条例の一部改正について      (2)議案第45号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)      (3)議案第46号 平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      (4)議案第50号 平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      (5)議案第52号 民事調停の申立てをすることについて      (6)請願第3号 柳井市の保育行政の適正化を求める請願書      (7)付託調査等の報告について      建設経済常任委員会委員長      (1)議案第44号 平成29年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について      (2)議案第45号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)      (3)議案第47号 平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      (4)議案第48号 平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      (5)議案第49号 平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      (6)議案第51号 平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第1号)      (7)付託調査等の報告について      総務文教常任委員会委員長      (1)議案第41号 柳井市テレビ放送共同受信施設条例等の一部改正について      (2)議案第45号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)      (3)付託調査等の報告について      柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会委員長      (1)議案第43号 工事請負契約の締結について      (2)議案第45号 (分割付託)平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)      (3)付託調査等の報告について      議会運営委員会委員長      (1)付託調査等の報告について    日程第3 閉会中の付託調査視察報告    日程第4 議案上程審議委員会付託)      (1)認定第1号 平成29年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について      (2)認定第2号 平成29年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について      (3)認定第3号 平成29年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定について      (4)認定第4号 平成29年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について      (5)認定第5号 平成29年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      (6)認定第6号 平成29年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      (7)認定第7号 平成29年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      (8)認定第8号 平成29年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について      (9)認定第9号 平成29年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について      (10)報告第13号 平成29年度柳井市用品調達基金運用状況の報告について      (11)報告第14号 平成29年度柳井市県収入証紙購入基金運用状況の報告について      (12)報告第15号 平成29年度柳井市奨学金貸付基金運用状況の報告について      (13)報告第16号 平成29年度の決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について    日程第5 議員派遣について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 三島 好雄          2番 岩田 雄治3番 田中 晴美          4番 岩田 優美5番 秋良 克温          6番 山本 達也7番 坂ノ井 徳          8番 川﨑 孝昭9番 中川 隆志          10番 久冨  海11番 藤沢 宏司          12番 篠脇 丈毅13番 岸井 靜治          14番 早原 秀文15番 平井 保彦          16番 賀原 基和17番 石丸 東海          18番 君国 泰照──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長   河内 義夫          次長 宮本 忠明補佐   井原 郁江                  ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長            井原健太郎      副市長           鍵山 有志参与            粟屋  桂      教育長           桑原  眞会計管理者         弘津多美恵      総合政策部長        玉中  勲総務部長          國村 雅昭      建設部長          古谷 浩介上下水道部長        川本 和美      経済部長          日浦 隆雄市民部長          川井 隆志      健康福祉部長        米川 辰夫教育部長          河村 邦久      総務課長          河原 憲治財政課長          室田 和範                         ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎事務局長(河内義夫) ご起立願います。互礼。ご着席願います。 ○議長(藤沢宏司)  これより、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(藤沢宏司)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、田中議員、岩田優美議員の両名を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.委員長報告討論採決 ○議長(藤沢宏司)  日程第2、これより、各委員会に付託いたしました案件等を、一括議題といたします。 まず、厚生常任委員会に付託いたしました議案5件、請願1件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、篠脇議員。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅登壇〕 ◎厚生常任委員長(篠脇丈毅) 皆様、おはようございます。 それでは、委員長報告をさせていただきます。 厚生常任委員会は、会期中の9月11日及び閉会中の8月8日に開催をし、付託されました議案5件、請願1件及び付託調査事項等について、審査、協議を行いましたので、その概要をご報告申し上げます。 初めに、議案第42号、柳井市西福祉センター条例の一部改正についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、児童館を廃止することを審議会で協議をされたということであるが、地元の自治会との検討や周知はされているのかとの質疑があり、直接協議はしていないが、審議会の委員には地域の代表の方もおられ、その中で協議させていただいたとの答弁がありました。 また、廃止するにしても、時間をかけ、地元の方々に丁寧な説明をしたほうがよいのではないかとの質疑があり、今まで2回運営審議会の地域の代表者や学識経験者等からなる委員で審議をし、現状の利用者数、費用対効果、放課後児童クラブが整備されてきたこと等、総合的に検討し、廃止もやむを得ないということで、ご理解いただいており、今年度末に廃止するということで、周知をしたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、隣保館運営審議会の名称を改める理由についての質疑に、現在の西福祉センターは、隣保館、老人憩いの家、児童館を総合した施設であり、実質的には今までも、隣保館運営審議会の中で、児童館、老人憩いの家を含めた形で審議をしていた。今回、児童館の廃止にあわせて、名称を西福祉センター運営審議会に改めることとしたとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第42号は、挙手による採決により、賛成多数で、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました議案第45号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)についてであります。 9月補正予算書をご覧いただきたいと存じます。 執行部から補足説明の後、委員から22ページ、児童福祉総務費通信運搬費について、児童扶養手当支払通知書の発送を取りやめることにより、保護者の方等が不便になるのではないかとの質疑があり、事前に文書で周知しており、また、ほとんどの方が口座振込であるため、通帳で確認できるとの答弁がありました。 また、22ページ、国民年金費電算システム改修委託料について、今年度改修すれば、来年度以降は、費用が発生しないのかとの質疑があり、今回は法改正による改修である。新たに法改正があれば改修が必要となることもあるとの答弁がありました。 また、23ページ、母子福祉費母子家庭等自立支援給付金について、対象者の人数を尋ねる質疑があり、今回1名増え、9名が給付金の対象であるとの答弁がありました。 また、委員外議員から、21ページ、賦課徴収費電動契印機購入費について、偽造防止の目的で、今回、電動契印機に変更するということなのかとの質疑があり、このたび、クラウド化移行を機に、税務関係の証明を偽造防止用紙に変更し、電子公印での発行を行うこととなったため、これまで複数枚にわたる証明発行の場合には、朱肉割り印で対応していたが、穴あきの自動契印機を導入することとしたとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第45号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり、可決すべきものと決しました。 次は、議案第46号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、退職者医療療養給付費について、退職者とは誰を指すのかとの質疑があり、社会保険に何年か加入していた方が退職をされ、国保に加入された場合に、社会保険側が給付費を負担するという制度があり、その場合の被保険者を退職被保険者と呼んでいるとの答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第46号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第50号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、特に質疑はなく、議案第50号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第52号、民事調停の申立てをすることについてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、債務者が、平成15年に1回分のみ支払われ、平成26年に亡くなられた時点で、貸付金とほぼ同じ金額が残っていたということであるが、連帯保証人に対しては、どのように働きかけをしたのか。なぜ、時効が一部成立するまでの間に、法的措置を取らなかったのかとの質疑があり、今回の貸し付けは、民法上の私債権に当たり、差し押さえの場合には、裁判所に申し立てること、納付については、連帯保証人も債務者と同等の義務があることは承知しているが、催告はまず、債務者に対して行うということで進んできたところである。相手弁護士から時効の援用をされる前に、実際に交渉する機会は確かにあったが、私債権であり、税のような財産の調査権等がない中で、財産等確認できないまま、強制的な手続をするまでに至らなかったとの答弁がありました。 また、他に同様の事例があるのかとの質疑があり、災害援護資金の貸し付けの関係で、これまでに6件の貸し付けがあり、うち4件が完済している。1件が今回の案件、もう1件については、低所得者ということで、話し合いの上、生活に支障がない範囲で、毎月分割で納付をしていただいているとの答弁がありました。 当委員会といたしましては、時効の援用をされた災害援護資金の状況について、閉会中の付託調査市民生活に係る社会福祉に関する項目の中で取り上げ、調査を行うことといたしました。 以上、慎重審査の結果、議案第52号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、請願第3号、柳井市の保育行政の適正化を求める請願書についてであります。 初めに、委員会として、紹介議員による補足説明を求める決定をいたし、補足説明の後、質疑を行いました。 次に、事務局から、請願の審査については、内容が地方公共団体、あるいは当該議会の権限内の事項であり、願意が妥当で、法令上、行財政上、実現性があることが採択する上での基本であること、今回のように請願が、数項目の内容からなる時は、項目のうち幾つかを採択することができるとの説明を受けました。こうしたことから、協議の結果、本請願は、項目ごとに審査することといたしました。 1項目めは、公立保育所を統合して、私立保育園が開設された経緯について、柳井市に真相解明を求めるものであります。執行部から資料をもとに、統合の基本方針の決定から受け皿となる社会福祉法人の決定に至る経緯について、説明を受けた後、質疑を行いました。 委員から、定員60人が90人に変わった経緯について質疑があり、定員60人は、市の当初の基本方針であり、統合後の受け皿として決定をした社会福祉法人が、具体的に施設の規模を計画していく中で、保育の需要等の実情を考慮して、90人としたものと考えるとの答弁がありました。 また、公募を行ったと言えるのかとの質疑があり、実際に保育事業を行っている認可保育園に対し文書を示し、園長集会で説明をし、受け皿となる保育園の設置運営を引き受けていただける法人はないか呼びかけをしており、公募等と認識しているとの答弁がありました。その後、採決を行い、賛成少数で不採択との決定をいたしました。 2項目めは、副市長の行為に関するものですが、さる9月6日の本会議における一般質問によって、考え方を答弁されており、それ以上のものを求める必要はないとの決定をいたしました。 3項目めは、当事者双方に、意見聴取をし、真相解明を求めるというものでありますが、約30年前の話であり、民民で、しかも、個人対個人の発言について、意見を聞くことには無理があるということで、決定をいたしました。 3項目あった中で、項目ごとに審査をし、決定をいたしましたが、採択できる項目はありませんでした。請願につきましての結論といたしまして、請願第3号は、挙手による採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。 次は、付託調査事項の1点目、市民生活に関わる社会福祉についてであります。 8月の委員会では、健康づくり対策における健康寿命についての報告があり、委員から、健康寿命平均寿命の差を縮めることが目標ということであるが、平均寿命と出しているものは、ゼロ歳児の平均余命で、健康寿命は、高齢者の状態や要介護度によって判定しているということであるが、平均寿命健康寿命を、一つのグラフの中で比較して評価できるものなのかとの質疑があり、市町の健康寿命については、介護度で算出されたものでの比較ということになる。平均寿命との比較は難しく、各市町間で、一番高い健康寿命に追いつくことが目標になるとの答弁がありました。 また、統計データで、県が順位を出して、市町村のレベルを上げようということであるが、順位で一喜一憂するよりも、着々と地道に様々な施策を行っていくことのほうが、重要ではないかとの質疑に、数字も絶対的なものではなく、市で実施している健康づくり事業については、全て、健康寿命の延伸につながると考えて、取り組んでいきたいとの答弁がありました。 委員外議員からは、柳井市の健康寿命を高めるため、市の施策の中に取り込んで、結果が評価できるような仕組みづくりはできないかとの質疑があり、平成24年に策定した柳井市健康づくり計画の中には、健康寿命という言葉は出ていないが、生涯を通じた健康の実現や、より高い生活の質をもって、より長く生きる、などの表現で、理念を表現しており、健康寿命の延伸と同じ意味であると考えている。今後、計画の中に、健康寿命という言葉を入れていくかは考えていきたいと思っており、にこにこ健康づくり等については、健康寿命の延伸という一つの大きな目標に向けての取り組みとして捉え、様々な施策を展開していくという考え方で進めていきたいとの答弁がありました。 9月の委員会では、前回の委員会で質問のあった、平均寿命健康寿命を比較する妥当性についての報告があり、委員外議員から、柳井市の健康寿命がどういうものかということが、説明のあった計算方法で計算すれば、わかるのではないかとの質疑があり、自治体によっては、市単位で計算されているところもあるが、研究結果では、人口13万人以上であれば、かなり精度も高くなるが、少ないところでは、それぞれの要因により、年度によって、かなりばらつきもあるということも指摘されている。本市では、そこまでして出すよりも、県で試算されたものを利用していきたいと考えているとの答弁がありました。 次は、2点目、環境に関する調査についてであります。 8月の委員会では、執行部からの報告事項等はなく、委員から、気温が異常に高いことによる、熱中症の患者数と、PM2.5の数値への影響を尋ねる質疑があり、熱中症の患者数については、把握しておらずPM2.5についても、県内で特段高い数値は出ていないとの答弁がありました。 9月の委員会では、執行部からの報告事項等はなく、委員から、台風等で広島湾から流れ着いたカキいかだプラスチックごみ等について、柳井市の現状を尋ねる質疑があり、次期閉会中の調査での報告を求めました。その他には、河川水質、大気汚染についての質疑がありました。 次は、3点目の税務に関する調査についてであります。 8月の委員会では、9月から運用が開始されるコンビニ収納についての報告に、委員から督促状も対応しているかとの質疑があり、税の関係は、9月以降の督促状について、納付書の機能のついたはがきを送付する予定にしているとの答弁がありました。 委員外議員からは、今回、対象になっていない市に納める料金について、今後対象にしていく方向で検討するのかとの質疑があり、コンビニ収納の導入は、周南市、光市等とのクラウド利用に合わせて始めるということであり、直接関係がないものについては、今は対象として広げるのが難しいとの答弁がありました。 9月の委員会では、執行部からの報告事項等はありませんでしたが、委員から、税の時効の年間件数について、滞納率、滞納徴収の現状についての質疑があり、次期閉会中の調査での報告を求めました。 付託調査等の報告は、以上でありますが、本委員会における次期閉会中の付託調査事項につきましては、引き続いて、1点目、市民生活に関わる社会福祉について。2点目、環境に関する調査について。3点目、税務に関する調査について。以上、3点とすることに決定しましたので、その旨、申し出をいたします。 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いをいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項について、8月の委員会では、初めに委員から、検診業務の全国健康保険協会との提携についての情報を求める質疑があり、県内でも何市か提携されており、柳井市としても検討はしているが、検診の日程等や会場の都合等で提携には至っていない。今後、日程等の調整がつけば、検討してまいりたいとの答弁がありました。 また、執行部から、7月6日から7日にかけての7月豪雨に関して、避難状況、広島県熊野町への保健師の応援派遣、浸水被害対応罹災証明の発行等についての報告があり、委員から、避難所に避難された高齢者、乳幼児の人数を尋ねる質疑があり、70歳以上の方が39人、乳幼児が2人であるとの答弁がありました。 また、委員外議員からは、広島の熊野町への保健師の派遣について、大変な作業であったと思われるが、柳井市での災害に関連づけた報告はされるかとの質疑があり、先に応援派遣で行かれた県の柳井健康福祉センターの職員と、今回の市の保健師から報告を受け、柳井市での災害が起きた時の対応を検討する会を設けようと考えている、との答弁がありました。 さらに、罹災証明の発行について、実態はどうなのかとの質疑があり、実際に、罹災証明というのは、申請を受けて、現地調査をして発行するというもので、今回、発行した8件とは別に、少なくとも3件の問い合わせ等があり、現時点では、まだ申請がないことは把握をしている。義援金の申請や、保険会社への書類で必要性が出てくれば申請をされると理解している。申請するのが困難な高齢者の方等には、電話連絡等があれば、お伺いをして、調査をすると同時に、申請書を記入していただくという対応も可能であるとの答弁がありました。 9月の委員会では、執行部からの報告事項等はなく、委員から、柳井市における1型糖尿病の方の人数を尋ねる質疑があり、市では、正確な数字は把握できない状況である。1型糖尿病により、小児慢性特定疾患として、医療受給者の対象となるのは、18歳までで、継続治療が必要な場合は、20歳まで延長が可能であるとの答弁がありました。 このほか、委員から、双葉愛保育園の園児の保護者に、市から、認可保育園に空きが出た、と電話をかけるということがあるのかとの質疑があり、確認したところ、双葉愛保育園から認可保育園に園児が移ることはあるが、いずれも保護者からの申し出であり、市から電話はしていないとの答弁がありました。 少し長くなりましたが、以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、厚生常任委員会の報告を終わります。〔厚生常任委員長 篠脇丈毅降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  これより、1案ごとにお諮りをいたします。 まず、議案第42号、柳井市西福祉センター条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論のある方がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に反対の方の発言を許します。岩田雄治議員。 ◎議員(岩田雄治) 済みません、風邪でちょいと声が聞こえづらいかと思いますが、頑張ってしゃべらさせていただきます。 大きく言って2つあります。 一つは、児童館廃止、もう一つは、運営委員会の名称変更であります。児童館の廃止については、利用者が少ないことは重々わかっております。ただ一方に、そこに登録をされている児童の数は、三桁の数を有しています。これは、何かがあれば、そこに集まる可能性があるということを指し示しており、利用者が少ないという事実をもって、廃止をするのでは、今検討されている商業高校跡地利用についてなどもある、図書館の利用者をいかに増やすかという話と同様に、いかに、ここに利用者を増やすかということの議論が全くなく、それで廃止するというのはいかがなものかということが1点です。 もう一つは、運営委員会の名称変更にあります隣保館についてであります。ご承知のとおり、隣保館そのものが、いわゆる同和事業の特措法との絡みでつくられた経過が全国的にはございます。その特措法がもうなくなっておりますので、隣保館そのものの名称を、全国的にはコミュニティセンターあるいは福祉センターという形で、機能はそのままにしますが、名称そのものが多くの地域でなくなっております。ご近所でいえば、光市などは、全ての隣保館がコミュニティセンターになっておるはずです。そういう意味合いで、既にもうない、いわゆる同和事業の施策の延長にあった隣保館という名称が、このたび、運営協議会だけ外すというのではなく、隣保館そのものの名称を変えるべきだというふうに主張することにおいて、今回の議案では、ほかにもある条例・文章の中の隣保館は残して、運営協議会だけが、隣保館の名前を外すのではなくて、隣保館そのものの名称を変更することを求めるのが私の異義です。 そういった意味合いで、今回の議案は不十分なのではないかと、そういうふうに思って反対をいたします。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、議案第42号に賛成の立場で討論をいたします。 今、岩田議員、それからいろいろ反対の理由がありましたけども、まあ、もっともであるお話ではございますけれども、今は、児童クラブも随分普及しておりますし、私もあそこはよく昔行っておりましたけども、世の中の流れの中で、岩田議員自身も隣保館という名前がふさわしくないというお話もございましたし、この際、この42号は、これで結構だと思います。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、討論を終結いたします。 これより本案を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立多数であります。よって、議案第42号は、可決されました。 次は、議案第46号、平成30年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第46号は、可決されました。 次は、議案第50号、平成30年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第50号は、可決されました。 次は、議案第52号、民事調停の申立てをすることについて、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第52号は、可決されました。 次は、請願第3号、柳井市の保育行政の適正化を求める請願書について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論のある方がありますので、これより討論を行います。 委員長の報告が、原案について不採択でありますので、原案について討論を行います。 まず、原案に賛成の方の発言を許します。中川議員。 ◎議員(中川隆志) 私は、請願第3号原案について、賛成の立場で討論をいたします。 先ほど、委員長の報告にもありましたが、この請願第3号の1番目、60人決裁の定員が90人になったことについて、及びそれに関する予算についての真相究明を求める請願、これについて、健康福祉部長が、厚生常任委員会でお話になったことは、先ほど委員長からもお話がありましたが、市から委託を受けた福祉法人と市のやりとりの過程で、60人定員が、まあ、当時の子どもの数とも検討した結果、60人定員が90人になったと考えると、健康福祉部長は、おっしゃっています。 健康福祉部長が、個人的に考えられても、これは何ら、それがこの真相の究明の解明には至っておりません。きちんとした行政文書、あるいは当時の人から話を聞くことが重要だと思います。 よって、私は、今の健康福祉部長のお話では一切容認できるものではありません。60人定員が90人になったいきさつについて、きちんとした真相究明を求めることは、今後の柳井市の保育行政についても非常に重要なことだと思いますので、私は、請願第3号に賛成いたします。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に反対の方の発言を許します。田中議員。 ◎議員(田中晴美) 私は、請願第3号に反対の立場で意見申し上げます。 項目1の件に関しましては、柳井市は、行政として適正な事業を進めておられると、私は思っております。 また、項目2におきましては、請願を出されたら、そのことに関して議員が、イエスかノーかの判断を下さなければなりません。そうしたところで、請願をされる方の真意、お考えはわかりますが、請願を受けるほうの真意、お考えを、議員としては知るべき責務があると思います。副市長が先であろうと前であろうと、お話になられたということよりは、その前に、市会議員として、執行部、請願を受けるほうの情報をとるべきことが必要であろうと思います。 したがって、副市長の行為が、何ら問われることはないと思います。以上で、反対をさせていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に賛成の方。三島議員。 ◎議員(三島好雄) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきます。 3本ありましたけれども、2番目の副市長の件と3番目の件は、これは、ちょっとなかなか難しい件なので、賛成はいたしませんけれども、一番最初の春日保育園と柳東保育園の件でございます。 先ほど、中川議員からも同じ箇所で申されましたけれども、これは、前河内山市長時代の話でございますし、随分昔の話でもあるので、ほっとけばいいのかもしれませんけれども、しかし、河内山市長が、決裁の時には60人と間違いなくしているのに、その後、市長の決裁も得ずに、多分、90人に勝手に変えるというような行為は、今はもう、井原市長の時代にはないとは思いますけれども、まあ、今後のかがみとして、3項目の中の1番について、私は、全部、先ほど委員長が3つやるとおっしゃいましたけど、今、この関係では、3本とも一括しての賛否になりますけれども、もう一度言いますが、2と3は、結構だと思います。しかし、1番については、しっかりとここは将来のために明らかにすべきだと思いますので、賛成をいたします。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に賛成の方。岸井議員。 ◎議員(岸井靜治) 一市民である冨岡さんという方の請願を受けまして、私たちはいろいろと審議してきたわけですけれども、ここに書いてある3点という問題、要するによくわからない部分というのがあります。双葉愛保育園に関して、非常にわかりにくい、むしろこう疑惑っぽいというか、そういうふうな内容につきましては、やはりしっかりと、それぞれの3項目、解明していく必要があるというふうに思っております。 その中で、まず1番ですけれども、1番のいわゆる河内山市長時代の話とちょっと古いわけですけれども、ただ、行政の手続、手順としまして、こういうことが実際問題としてあって、それが現実に現在まで影響を及ぼしているというふうなことは、もしあったとするならば、これはやはり大きな問題であると、幾ら古いといえども、そういうことはきちっとさせなければいけない。 60人定員が90人定員になったという話ですけれども、これにつきましては今、先に賛成をされた方たちが、ご説明いたしましたんで、省きますけれども、もう一つのいわゆる公募という点に関してですけれども、公募の証拠というものが、いわゆる14年の3月5日に福祉部長から、各市内保育園長に宛てた文書、これが、唯一のその背景ということになっております。 しかし、この文書、読んでみますと、これは、私前にもご説明したと思うのですけれども、選定に当たっては、民間法人の意向を伺いながら、市の可能な支援について、検討しますが、最終的には、公募等公平性に配慮した方法により、決定いたしたいと。こういう文章なのですよ。これが果たして、この文章が公募を表明した文書になるのかどうか、ということが、私は非常に問題だと思います。 この判断については、いろいろな判断ができると思いますけれども、そういった意味でも、きちっとしたこの議会における議決というものを求めたいと、このように思っております。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  次に、原案に反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、討論を終結いたします。 協議会といたします。午前10時36分協議会                              午前10時37分再開 ○議長(藤沢宏司)  本会といたします。 これより、本請願を採決いたします。本請願に対する委員長の報告は、不採択でありますので、原案について、採決いたします。 お諮りをいたします。請願第3号を採択することに賛成の方の起立を求めます。(発言する者あり)再度。 お諮りをいたします。請願第3号を採択とすることに賛成の方の起立を求めます。(「採択」と呼ぶ者あり)採択です。採択する方はご起立を願います。〔賛成者起立〕 ○議長(藤沢宏司)  起立少数であります。よって、請願第3号は、不採択と決しました。 次は、建設経済常任委員会に付託いたしました議案6件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、田中議員。〔建設経済常任委員長 田中晴美登壇〕 ◎建設経済常任委員長(田中晴美) それでは、建設経済常任委員会を会期中の9月10日、閉会中の8月6日に開催いたしましたので、その審査の経緯と結果等の概要を報告いたします。 まず、議案第44号、平成29年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定についてです。 執行部から補足説明の後、委員から、未納があった場合の時効の期間は、どのくらいかという質疑に、2年経過で時効が成立するという答弁がありました。さらに、2年は早いのではないかという意見に、水道料金については、私債権であるため、民法の規定により2年となっているという答弁がありました。 また、簡易水道を統合したことによる費用が出ているが、今年度に限ったことであるのかという質疑に、今後は、簡易水道事業を統合した決算額で続いていくという答弁がありました。 また、職員が3名減になったことにより、水道料金窓口業務等包括外部委託料が増えたのかという質疑に、平成28年度までは、印刷製本費、通信運搬費、検針業務委託料、閉開栓業務委託料などを支払っており、この経費を含めて、全ての窓口業務を委託している。職員減の部分にだけ対応して増えた、ということではないという答弁がありました。 さらに、全般的に見て、決算額がどのように推移しているかという質疑に、平成28年度決算と平成29年度決算では、新規に始めたものと廃止したものとがあり、単純には比較できないが、試算によると包括外部委託をしたことにより、約380万円の削減効果を見込んでいるという答弁がありました。 また、水道料金の未納に対する給水停止は、どのように実施しているかという質疑に、納期限までに支払いがなされない場合は、督促、催告、通告を行い、例外なく給水停止を行っているという答弁がありました。そのほか、収納率や未収額について、質疑応答がなされました。 委員外議員から、配水及び給水費の委託料について、簡易水道を統合したことによる新規に発生したものもあると思うが、次年度以降も、現在の金額で推移するのかという質疑に、認可変更策定業務委託料については、今年度が最終であるが、他の委託料は、この金額で推移するという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第44号は、全員異議なく、原案のとおり可決及び認定と決しました。 次は、分割付託となりました、議案第45号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)についてです。 9月の補正予算書をご覧ください。 執行部から補足説明の後、委員から、28ページの商工振興費の中心市街地小売商業・街づくり推進支援事業補助金について、新たに申請された3店舗の業種は、何かという質疑に、サービス業1店、飲食業が2店であるという答弁がありました。 また、工事費全般について、多額の工事費が計上されているが、作業員が不足していることについて、行政として、どのように捉えているかという質疑に、土木災害復旧工事については、災害査定を受ける公共災44件のうち、9月補正で28件をお願いするものである。残りの16件については、年度内完成が困難であると予測されるため、発注期限の3年以内に、緊急性のあるものから、順次発注する予定であるという答弁がありました。委員からは、市民が困ることになるので、工事の早期完成について、配慮してほしい。また、工事自体が雑になるということがないようにしてほしいという要望発言がありました。 次に、25ページの農地費の、重機借上料及び農道舗装等原材料費、用排水路用原材料費について、地区はどこかという質疑に、重機借上料については、市内の11地区、農道舗装等原材料費については、9地区、用排水路用原材料費については、10地区であるという答弁がありました。 また、27ページの商工振興費の鉄道駅バリアフリー化設備等整備事業補助金について、バリアフリー化は喜ばしいが、駅南口の開設については、どのように考えているかという質疑に、以前より、経済団体、柳井商工会議所からも要望を受けているが、設置費及び設置後の維持管理経費について、JRではなく、全額自治体側に負担がかかるため、現時点では、費用対効果が見込めず、検討課題となっているという答弁がありました。委員からは、無人の簡易な改札でいいから、検討してほしいという要望発言がありました。 また、委員外議員から、35ページの現年農林業施設災害復旧費の国県支出金について、激甚災害を想定した額となっているのかという質疑に、激甚災害に指定されたが、農業施設や農地については、災害の度合いにより補助率が細分化されている。災害査定を受けていない現段階では、9月補正予算において、通常の補助率で計上しているという答弁がありました。 さらに、歳入12ページの農林水産業使用料の法定外公共物占用料について、太陽光発電の設置に当たり、開発区域内の保水力が低下するが、今回の開発計画に対策が盛り込まれているかという質疑に、県が認可するものであるが、沈砂池を設置し、流量調整をすると聞いている。流量については、30年確率で、50ha以下の部分において、時間156mmで計算されているという答弁がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第45号中の本委員会所管の部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第47号、平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)。議案第48号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)。議案第49号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)。議案第51号、平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第1号)。以上の4議案についてですが、いずれも執行部から補足説明の後、特に質疑はなく、議案第47号、議案第48号、議案第49号及び議案第51号の4議案は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査等について、報告いたします。 1点目は、中心市街地の活性化と企業誘致についてです。 このたびの委員会では、執行部からの報告事項は特になく、委員から、コンパクトなまちづくりモデル事業をやめ、駅周辺の中心市街地の活性化に取り組んでほしいが、コンパクトなまちづくりモデル事業について、県との関係は、どのようになっているのか、また、メリットは何かという質疑に、コンパクトなまちづくりモデル事業については、現時点において、企業立地と両面で方向性を模索している。立地適正化計画を作成する中で、居住誘導区域、あるいは、都市機能誘導区域を設定することとなるが、それらを公表していくタイミングにおいて、モデル地区の取り扱いについては、一定の判断をすべき時期が来るものと考えているという答弁がありました。 また、事業採択されたメリットについては、直接的なメリットはないが、構想策定に係る経費に対して、2分の1の補助があること、県から側面的な支援が期待できることであるという答弁がありました。 立地適正化計画の進め方については、都市再生特別措置法に基づく法定計画であり、法の基準に従い、平成30年度、平成31年度の2カ年にわたり検討し、作成する予定である。都市計画マスタープランは、都市計画法に基づく法定計画であり、平成31年度に、立地適正化計画を作成した後、平成32年度において、改定を行う予定であるという答弁がありました。 立地適正化計画と都市計画マスタープランは、どちらが上位であるかという質疑に、立地適正化計画は、都市計画マスタープランの高度化版とされており、土地利用に関する部分について、重点的に位置づけを行うものであるという答弁がありました。 8月の委員会では、執行部から、企業誘致に関して、市のホームページ上で、公開をしている用地情報について、8月1日付で更新し、県が策定中の、やまぐち産業イノベーション戦略で、定められた重点成長分野を中心に、企業誘致活動に取り組みたいという報告がありました。 委員からは、用地に関する問い合わせがあるにも関わらず、立地に結びつかない理由は何かという質疑に、執行部からは、新幹線や高速道路などの公共交通機関へのアクセス、重要港湾からの距離、都市ガスの利用等、立地条件やインフラがネックとなっているのではないかと推測されるという答弁がありました。 そのほか、委員から、他市では、市長の企業誘致活動に対する熱意に引かれ、立地したという事例もあり、市民が何を望んでいるのか、市民の声をしっかり聞いてほしいという要望発言がありました。 委員外議員からは、インフラのコストについて、働き手の確保について、遊休地の掘り起こしについてなどの発言があり、質疑が交わされました。 2点目は、地域資源を生かした観光の振興についてです。 このたびの委員会では、執行部から、2018サザンセト・ロングライドinやまぐちについて、7月の西日本豪雨により、設定コースの道路が、通行どめや片側交互通行になるなど、安全な大会運営が、困難であるとの判断から、事務局であるJTB山口支社徳山営業所において、中止の決定をされたという報告がありました。 8月の委員会では、執行部から、8月13日に、第27回柳井金魚ちょうちん祭りが開催され、日本の文化を海外に紹介するため、外務省が取材し、外国大使館に情報提供する予定であるという報告がありました。 委員からは特に質疑はなく、委員外議員から、今年は何人の来場者を想定しているのか、また、英文のパンフレットも作成してはどうかという質疑に、執行部から、西日本豪雨災害により、JRにおいて通常の運行ができないため、昨年同様の観光客の来場は見込めない。また、英文のパンフレットが完成したため、米軍に送付したという答弁がありました。 また、フィナーレの打ち上げ花火の数や、お祭りの範囲について、不足しているトイレの設置についてなどの質疑が交わされました。 そのほか、委員から、ホームページの見直しや、琴石山へ続く林道白潟線の危険箇所の表示について、ロングライドや観光で来柳される方々の民泊について、観光協会の法人化についてなど、意見や要望発言がありました。 3点目は、水道事業についてです。 このたびの委員会では、執行部から、8月に、柳井市水道事業経営懇話会が開催され、12月末までに5回開催し、水道課から、老朽管更新事業の必要性や事業収支、将来予測を説明し、意見交換を行い、意見書の提出をしていただくという報告がありました。 また、同じく8月に、柳井地域水道事業広域化検討委員会を構成する柳井市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町、田布施・平生水道企業団及び柳井地域広域水道企業団の1市4町2企業団で、柳井地域水道事業水道災害相互応援に関する協定を、締結したという報告がありました。委員から、1年ごとに更新をするのかという質疑に、執行部から、今年度は、締結の日から3月31日まで、以降、構成市町等から異議がない場合は、自動更新であるという答弁がありました。委員外議員からの発言は、特にありませんでした。 8月の委員会では、執行部からの報告事項、委員からの発言等はありませんでした。 以上が、付託調査に係る報告であります。なお、本委員会に係る閉会中の付託調査事項につきましては、引き続いて、1番目、中心市街地の活性化と企業誘致について。2番目、地域資源を生かした観光の振興について。3番目、水道事業について。以上3点とすることに決定いたしましたので、その旨、申し出をいたします。議長におかれましては、お取り計らいをよろしくお願いいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項について、報告いたします。 執行部から、県道柳井玖珂線の災害復旧状況について、地元自治会に対して、広報配布時に、復旧情報を回覧する予定であるが、県より、12月に通行どめが解除される予定であることが、示されたという報告がありました。 また、7月から8月にかけて、山口県東部高速交通体系整備促進協議会において、国土交通省、地元選出国会議員及び山口県に対して、国道188号を中心に要望活動を行ったという報告がありました。 委員から、会長を交代してはどうかという意見に、協議会が設置された経緯があり、現体制により要望を継続していきたいという答弁がありました。そのほか、第10回柳井ファーマーズマーケットの開催について、また、サル捕獲用大型囲いわなを、大畠大久保地区に設置したこと、山口ゆめ花博の、市町デーの取り組みについてなどの報告がありました。 8月の委員会では、執行部から、7月の西日本豪雨による被災状況について、報告がありました。建設部関係では、市道及び準用河川の被害について、市内各所で被災したが、特に伊陸、日積地区が多く、専決予算により、崩土取り除きと応急対応業務については、ほぼ完了したという報告がありました。 また、公共災害について、9月から災害査定を受け、災害復旧工事費については、9月補正予算で対応したい。激甚災害に指定されたため、国の補助率のかさ上げが見込まれる。次期降雨による災害から、住民を守るため、今後、崖崩れ緊急対策事業1件と、災害関連地域防災崖崩れ対策事業1件の、申請を行う予定であるという報告がありました。 また、県道柳井玖珂線の災害については、山口県柳井土木建築事務所において、素早い対応をしていただき、早期復旧に向けて取り組まれていると聞いている。地元自治会には、工事完成までの間、復旧情報を毎月回覧し、市のホームページでも、閲覧できるようにしたいという報告がありました。 委員から、柳井玖珂線、幹線道路整備の要望は、どのような状況であるかという質疑に、執行部から、柳井玖珂線は、地域高規格道路として、整備を県に要望している。また、東部高速交通体系整備促進協議会として、国道188号の関係する3カ所、柳井玖珂間地域高規格道路、県道柳井上関線の計5カ所について、引き続き、要望していくという答弁がありました。 次に、同じく豪雨被害について、都市公園1カ所、市営住宅1カ所で被災し、単独災害復旧事業として、9月補正予算により対応したいという報告がありました。 さらに、農業集落排水事業については、管渠の破裂が1件あり、当面の支障がないため、復旧工事は、農道とあわせて行うこと、また、大雨により、下水路が1カ所詰まったが、仮復旧をしているという報告がありました。 経済部関係では、農業用施設、農地、林道、山腹崩壊については、合計で262件の被害があり、公共災害や単独災害については、復旧に向けて、手続を進めているという報告がありました。 また、道路について、やない美ゅーロード、室津半島スカイライン、林道白潟西線、林道白潟線の4カ所が全面通行どめとなっており、災害復旧工事については、予算専決処分や、9月補正予算で対応したいという報告がありました。 次に、西日本豪雨による対応として、被災された方3世帯が、市営住宅への一時入居をされたこと、日本水道協会からの依頼により、岡山県倉敷市真備地区及び広島県江田島市において、給水応援活動を行ったという報告がありました。そのほか、市営大屋西住宅の火災による損害賠償請求について、示談の申し入れがあり、額が確定したことから、この額を代理人に示し、清算し、完了するという報告がありました。 また、地震によりブロック塀が倒壊し、被害が発生したことを受け、市内全戸に、ブロック塀等の点検についてのお知らせを配布し、ホームページにおいても、注意喚起を行っているという報告がありました。 また、住宅使用料、下水道使用料、農業集落排水使用料について、9月からコンビニでの納付が可能になるという報告がありました。 また、道路占用許可の適正化について、中国電力株式会社が共架電線類の道路占用許可申請を怠っていたため、追加申請をし、許可したという報告がありました。 そのほか、委員から、農業振興地域整備計画の見直しについて、新設された古開作雨水ポンプ場の能力についてなどの、質疑が交わされました。 ここで、質疑応答の内容の全てにわたり、ご報告することはできませんが、様々な観点から、それぞれの発言があり、活発な質疑応答がなされたところです。以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。〔建設経済常任委員長 田中晴美降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  これより、1案ごとにお諮りをいたします。 まず、議案第44号、平成29年度柳井市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決及び認定であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第44号は、可決及び認定されました。 次は、議案第47号、平成30年度柳井市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第47号は、可決されました。 次は、議案第48号、平成30年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第48号は、可決されました。 次は、議案第49号、平成30年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第49号は、可決されました。 次は、議案第51号、平成30年度柳井市水道事業会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第51号は、可決されました。 11時15分まで休憩といたします。午前11時03分休憩                              午前11時15分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。 次は、総務文教常任委員会に付託いたしました議案2件及び付託調査事項等について、委員長の報告を求めます。委員長、久冨議員。〔総務文教常任委員長 久冨 海登壇〕 ◎総務文教常任委員長(久冨海) それでは、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。 総務文教常任委員会は、会期中の9月12日及び閉会中の8月9日に開催し、議案2件及び付託調査等について、審査を行いましたので、その概要並びに結果等について、ご報告を申し上げます。 初めに、議案第41号、柳井市テレビ放送共同受信施設条例等の一部改正についてであります。 執行部から補足説明の後、委員から、指定期間が長期化することによる管理能力の低下等の弊害について質疑があり、近年の状況を見ると、おおむね良好な管理がされており、指定事業者の運営ノウハウを活用していくことが、妥当であると考えているとの回答がありました。委員からは、毎年の管理状況を精査するようにしてくださいとの要望発言がありました。その他、委員外議員からは、管理状況の確認方法などについての質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第41号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、分割付託となりました、議案第45号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)についてであります。 9月補正予算書をご参照いただきたいと思います。 執行部から補足説明の後、委員から、20ページ、財産管理費で、新聞等で返礼品の過当競争について、総務省が、返礼品について、地産地消をうたっている中で、他の自治体の産品を返礼品としているといった報道がされているが、柳井市において、どうなのかという質疑があり、市外の産品を単独で返礼品とすることはなく、市内の産品をメインとしたセットの品目として加えられたものであるが、主なものは、市内産品を返礼品としているとの回答がありました。さらに委員からは、地産地消がうたわれているものであるので、市内の産品をもっとPRしてもらいたいとの要望発言がありました。 35ページ、給食センター運営費、修繕料について、調理業務の民間委託に伴って、時期を早めて実施するものなのかとの質疑に、給食センターは、完成から17年が経過しており、設備の老朽化に伴う不具合に対応するもので、民間委託に関連したものではないとの回答がありました。 33ページ、学校管理費で、柳井南中学校の危険ブロックの改修については、含まれていないのかという質疑に対して、現在、設計等の精査の段階であり、12月補正での対応を予定しているとの回答がありました。 ほかの委員からは、小学校費で、日積小学校の屋内運動場の実施設計業務委託料について、設計業務内容や、金額についての質疑があり、天井からつっている照明器具や、バスケットゴール等の非構造部材の耐震化についての実施設計であり、各小学校とも、非構造部材の耐震設計を進めているが、各学校とも、同程度の金額であるとの回答がありました。その他、多岐にわたって、委員及び委員外議員より質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、分割付託となりました、議案第45号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、付託調査事項についてであります。 1点目の行財政改革についてでは、8月の委員会では、基幹業務系システム共同利用についての説明を受け、委員から、各種証明書の様式が変更になることや、コンビニ納付の開始について、広報やないでの周知を一度だけで終わらせず、複数回行うことで、周知を図ってほしいとの要望発言がありました。 9月の委員会では、第3次柳井市行政改革大綱行動計画の、平成29年度の実績報告があり、職員提案制度における案の採用についての質疑に、方向性が採択された趣旨採用を含めて、6件であるとの答弁がありました。 また、ふるさと納税について、現在のポータルサイト業者に対して支払う手数料をどう考えているのかという質疑に、業者が各社ある中で、手続の迅速性、クレーム対応等のレベルの高さ等を考えると、コストパフォーマンスは、高いと考えているとの答弁がありました。さらに、自主財源を増やしていくことについて、どのように考えているのかとの質疑に、自主財源の確保の取り組みを進めてきているところだが、現時点では、ふるさと納税が、金額的にも多く、継続性もあるものであるが、引き続き、自主財源の確保は続けてまいりたいとの答弁がありました。 別の委員からは、審議会等における女性の割合が下がったことについて、審議会等には様々な機関から委員が出てくることになるので、まずは、そこの機関の女性が増えるように、働きかけていってほしいとの要望発言がありました。 別の委員からは、スクールコミュニティは、順調に進んでいると思うが、余りにも次から次へ段階を進めていくのではなく、ある程度緩やかに進めていくやり方も考えてはどうかとの質疑に、地域と学校の実態があるので、それぞれの実態に応じて、少しずつ量よりも質を高めていくことが、重要だと考えているとの答弁がありました。その他、委員外議員から、行政改革推進委員会についてなど、多くの質疑がありました。 次に、2点目の学校教育等問題についてでは、8月の委員会では、平成30年度の全国学力・学習状況調査の結果についての説明を受け、委員から、「地域社会の問題や出来事に関心がある」、「地域のボランティアに参加したことがある」と回答した生徒は、中学校において、全国平均を上回っているということであるが、実情は、地域の行事において、日程を工夫したりしているが、なかなか中学生の参加が得られない状況であるとの発言に対して、柳井中学校においては、柳中コミュットといい、各地区に分かれて、その地区で1取り組み、何か地域のためにできることはないかということで、地域の方と接しながら、地域のよさを発見してもらおうという取り組みを進めていることや、子どもたちが、地域の活動にボランティアでもっと簡単に出かけていけるような仕組みも、学校長とも相談しながら考えていきたいとの答弁がありました。 別の委員からは、学力の底上げについて、どのように考えているのかとの質疑があり、小中学校とも学び直しの時間を、朝学や給食の配膳時間などの授業時間以外に、確保して、学力保障に取り組んでいる。また、中学校では、地域の方にも来ていただいて、学び直しということにも取り組んでいるとの答弁がありました。その他、委員外議員からも調査結果についてなど、多くの質疑がありました。 また、学校教育等問題についての全般的な質疑として、公民館との合築となる学校における危機管理体制の整備についての質疑が交わされました。 9月の委員会では、柳井南中学校職員室等改修工事の完了について、柳井市算数・ジュニア数学オリンピックについて、報告を受け、委員外議員から、国語力が大事なので、ジュニア国語オリンピックの開催は、検討できないかとの質疑に、国語は、漢検を実施しているが、どういう形で実施するのか、また、問題を作成する教師の負担も考えると、現状では、実施は難しいと考えているとの答弁がありました。 次に、3点目の防災に関する事項についてでは、8月の委員会では、平成30年7月豪雨による被害状況等についての説明を受け、委員から、実際に被害の大きかった地区での相談窓口の開設や、本庁の相談窓口も事務的処理ではなく、被災者の気持ちに立った対応の徹底について、どのように考えているのかとの質疑に、庁内で、今回の豪雨災害に関する問題点や、改善点についての協議を実施するので、その場でいただいたご指摘についても、検討をしていきたいとの答弁がありました。また、県道柳井玖珂線の崩落に関して、山口県に対して、しっかりとした対応と、スピード化を要望していってほしいとの要望発言がありました。 別の委員から、防災行政無線について、現在、使用している言葉では聞き取りにくいものがあるので、どういった言葉が聞き取りやすいのかの研究や、避難所の開設についても、防災行政無線での放送を検討してはどうかとの質疑に対しては、言葉の使い方について改善できる部分があれば、研究してまいりたい。また、避難所については、防災メール、緊急速報メール、Lアラートを通じて、情報提供をしているが、防災行政無線では、正確、明確に伝わらない可能性も高く、現在、要支援者名簿等の作成をしており、今後は、個別計画も作成していくことで、地域を通じた情報伝達体制も必要と考えているとの答弁がありました。 さらに、別の委員から、停電時やテレビ放送における避難指示の伝達について質疑があり、防災行政無線の屋外子局は、バッテリーが付属しており、停電時もしばらくの間は稼働できるが、通信手段が途絶えた場合も、想定しておく必要があると考えている。また、市民の方に、自分の命は自分で守るという意識を持っていただくことも重要であるので、そういった意識を高めていただけるように、努力してまいりたいとの答弁がありました。その他、委員外議員からは、避難所の開設時間について、市内在住の外国の方への対応についてなど、多くの質疑がありました。 9月の委員会では、「平成30年7月豪雨についての防災総括会議における防災各班の課題と検証」について、「平成30年度地震・津波防災訓練」についての説明を受け、委員からは、今回の防災総括会議で挙げられた改善方法は、徹底して実行してほしいとの要望発言がありました。また、ほかの委員からは、地震・津波防災訓練について、訓練時のサイレンの音等に驚いた方がけがをされることが予想されるので、そのようなことが起こらないように、特に高齢者の方への周知を徹底するように、お願いしたいとの要望発言がありました。その他、委員外議員からも、訓練についての質疑がありました。 次に、4点目の地域の夢プラン策定を通じた中山間地域の活性化の取り組みについてでは、8月の委員会では、委員からの平郡地区の現状を問う質疑があり、「大嶽」という新しい芋焼酎を開発し販売するといった取り組みが、平郡東地区で行われているとの答弁がありました。また、平郡には、素晴らしい観光資源があるので、うまく活用してほしいとの要望発言がありました。また、ほかの委員から夢プランは、策定が目標となることのないようにすることが大事であるとの意見には、策定のみではなく、夢プラン実施の支援として、実行していく上で、必要な地域おこし協力隊等の配置等を行っていきたいとの答弁がありました。 9月の委員会では、阿月地区と柳北地区での夢プラン策定の取り組み状況についての報告がありました。委員からは、策定が完了した地区の今後の相談窓口は、どこになるのかという質疑があり、地域づくり推進課が窓口となり、各担当部署と連携し、対応していくとの答弁がありました。 付託調査等の報告は、以上でありますが、本委員会における閉会中の付託調査事項は、引き続き、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域の夢プラン策定を通じた中山間地域の活性化の取り組みについての4点とすることに、決定いたしましたので、その旨、申し出をいたします。 議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 最後に、その他の事項として、執行部から、8月の委員会では、公共施設におけるブロック塀の再点検の実施について、報告がありました。なお、9月の委員会では、その他の報告事項はありませんでした。以上、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、総務文教常任委員会の報告を終わります。〔総務文教常任委員長 久冨 海降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  それでは、議案第41号、柳井市テレビ放送共同受信施設条例等の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は、可決されました。 次は、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託いたしました議案2件及び付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、石丸議員。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海登壇〕 ◎柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長(石丸東海) 柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の委員長報告を申し上げます。 同特別委員会は、会期中の9月18日及び閉会中の8月7日に開催し、議案2件及び付託調査事項について、審査・調査を行いましたので、その概要並びに結果等について、ご報告申し上げます。 初めに、議案第43号、工事請負契約の締結についてであります。 執行部から、補足説明はなく、委員からも質疑はなく、議案第43号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました、議案第45号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)についてであります。 9月補正予算書をご参照ください。 執行部から補足説明の後、慎重審査の結果、議案第45号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査事項について、報告いたします。 8月7日の委員会では、執行部から、プールや卓球場がある、下の段の解体工事について、6月4日に入札を行い、株式会社ササキに発注したとの報告がありました。 次に、本年度予定している、複合図書館設計業務委託について、公募型プロポーザルにより委託候補者を特定したとの報告がありました。公募型プロポーザルは、より創造性・技術力・経験等にすぐれた設計者を選定するため、競争入札ではなく、委託料の上限額を定め、委託業者を選定する方式であり、5月29日に公募を開始し、2者から参加表明書の提出があり、予定技術者の技術力及び業務体制について、書類審査による一次選考を行い、7月23日に二次選考会を開催し、学識経験者や各種団体等の関係者及び行政関係者等10名による選定委員会でのプレゼンテーション及びヒアリングにより、委託候補者を、サポーズデザインオフィスに特定したとの報告がありました。 次に、複合図書館に関する意見交換会について、7月9日から8月6日の間に、各地区13カ所で開催した意見交換会について報告がありました。今回の意見交換会は、市内で活動されている自主グループや、PTA及び女性団体など、約340団体の皆さんにご案内し、複合図書館の複合機能についての考え方を説明し、自分たちの活動に必要な機能などについて、意見交換し、今後、予定しているワークショップへの参加について呼びかけを行い、このたびの意見交換会には、男性70名、女性59名の合計129名の皆さんにご参加をいただき、たくさんのご意見やご提案をいただいているので、意見交換の記録については、整理してお配りをさせていただくとの報告がありました。 次に、柳井商業高等学校跡地周辺のブロック塀について、報告がありました。柳井商業高等学校跡地周辺のブロック塀について、6月22日、現地調査を実施し、現行の建築基準法に適合していないと判断したブロック塀が10カ所、総延長380mあったので、6月22日に注意喚起の張り紙や、バリカーやコーンを設置し、今後の対応としては、ブロック塀約200mについては、校舎の解体工事とあわせて撤去したいと考えている。残りのブロック塀については、柳井商工高校のクラブ活動と調整を図りながら、山口県と連携をとり、対応方法について調査を行い、応急処置も含めて、適正に対応したいと考えているとの報告がありました。 最後に、8月20日にワークショップ「やないのおしゃべりとしょかん・特別編」を開催するとの報告がありました。このワークショップ特別編は、ワークショップの企画運営を委託している、スタジオエルと、複合図書館設計業者の、サポーズデザインオフィスと、参加者の皆さんで、複合図書館の空間を考える市民ワークショップで、この中で、サポーズデザインオフィスの複合図書館の設計に関する考え方について、説明していただくとの報告がありました。 委員から、解体工事費について、予算との差が大きいが、こういうことが解体工事ではよく起こるのかとの質疑に対して、解体工事は、低入札制度における判断基準額がないので、こういった状況になることが多い。また、アスベストが利用されている試算をしていたが、調査の結果、アスベストがないと判明したので、そのことが当初予算との差ではなかろうかと思っているとの答弁がありました。 また、現状、図書館をどうするのか。現時点で、アイデアを持っているのかとの質疑に対して、現状の図書館を今後どうするかということについて、現時点で、具体的なものはないが、ワークショップ等でいろいろな意見をお聞きする中で、考えていきたいとの答弁がありました。 別の委員から、8月20日のワークショップ特別編について、複合図書館だけのワークショップと考えていいかとの質疑に対して、今回設計を委託することになった、サポーズデザインオフィスに、設計に当たっての考え方を、市民に広く知っていただきたい。また、スタジオエルから、今後、ワークショップで、どのような形で進めていくのかということも、説明いただく機会としていると答弁がありました。 委員外議員から、意見交換会で、いろいろな意見が出たと思うが、行政として、どのようにするのかとの質疑に対して、意見交換会の中でも、しっかり説明していただきたいという、ご意見をいただいている。これらについても、情報提供不足、情報発信不足というのが否めないので、8月からケーブルテレビを使って、図書館の情報を放送しているとの答弁がありました。 別の委員外議員から、前回のワークショップは、比較的若い方の参加が多かった。ご高齢の方、お年の高い方は、前回は参加されていないと思う。ご高齢の方の視点を盛り込んでいく工夫とか、参加者をどうするかといったことも、必要ではないかとの質疑に対して、前回の開催したワークショップでは、ご指摘のように、高齢の方が少なかった。今回の意見交換会においては、いろいろな形で、このワークショップに参加していただきたいということで、幅広く、今後も呼びかけていきたいとの答弁がありました。 9月18日の委員会では、執行部から、7月9日から8月6日の間に、各地区13カ所で開催した、意見交換会について、いただいたご意見については、8月31日付で、議員全員にお送りさせていただいているとの説明がありました。 次に、8月20日に開催した「やないのおしゃべりとしょかん・特別編」について、今後予定している2回のワークショップの前段として、複合図書館の設計業者である、サポーズデザインオフィスから、設計についての考え方や、思いについて、お話をしていただき、意見交換をさせていただいた。当日は、95名の皆さんにご参加いただき、当日のアンケートでは、いろいろな意見をいただいているとの報告がありました。 次に、9月18日と10月29日に開催するワークショップ「やないのおしゃべりとしょかん」について、多くの高校生や、小学3年生から80歳代までの幅広い年齢層から、50名の参加申込みをいただき、今まで提案していただいたアイデアなどを参考に、複合図書館でやってみたいことを提案していただき、必要な空間を考え、未来に残したい図書館にするには、どのようにすればよいかなど、アイデアを出し合っていただき、今後、一緒に活動を行いたい人や、図書館の運営を支援するサポーターの募集も行う予定にしているとの報告がありました。 また、このたびのワークショップにより、スタジオエルには、複合図書館の機能や、運営についての提案書をまとめていただき、サポーズデザインオフィスには、複合図書館の基本設計案を作成していただくこととしており、ワークショップの様子などについては、広報やホームページでも紹介し、広く市民の皆さんにご理解をいただき、整備を進めていきたいと考えているとの報告がありました。 委員から、図書館は反対という声があるが、市民の世論をどのように考えているのか、との質疑に対して、いろいろなご意見があるんだろうと思っている。ぜひ、つくってほしいという意見もいただいているとの答弁がありました。 別の委員から、8月20日に開催した「やないのおしゃべりとしょかん・特別編」のアンケートは、どうだったのかとの質疑に対して、取りまとめ中なので、取りまとめ次第お送りさせていただくとの答弁がありました。 別の委員から、柳井商業高等学校跡地について、防災広場、避難所としての活用について、質疑がありました。 別の委員から、全体事業費についての質疑があり、財源については、合併特例債という有利な起債を活用する。その有利性について、市民に説明する必要があるとの意見がありました。以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員長 石丸東海降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  これより、議案第43号について、討論及び採決を行います。 それでは、議案第43号、工事請負契約の締結について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は、可決されました。 次は、各常任委員会及び特別委員会に分割付託いたしました、議案第45号について、討論及び採決を行います。 議案第45号、平成30年度柳井市一般会計補正予算(第5号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  討論を終結いたします。 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。各委員長の報告のとおり、決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議案第45号は、可決されました。 次は、議会運営委員会における、付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、山本議員。〔議会運営委員長 山本達也登壇〕 ◎議会運営委員長(山本達也) 議会運営委員会における付託調査事項について、8月29日及び9月7日に、委員会を開催しましたので、協議、審査の概要を、ご報告申し上げます。 1点目でありますが、9月定例会の会期、日程及び議案の付託先等、議会運営に関する協議を行いました。 2点目は、議会におけるクールビズについてであります。 本件は、本会議初日の議長からの発議により、6月議会と同様に、本会議においては、各議員の判断とする旨の確認がなされたところであります。 3点目は、委員会での質疑の回数の制限について、協議を行い、柳井市議会提要の申し合わせ事項の確認がなされたところであります。 4点目は、議会運営委員会付託調査事項中の、議長の諮問に関する事項として、議員定数と業務継続計画(BCP)について、正式に諮問を受けております。議員定数については、委員さんからのご発言をいただきまして、今後、各会派での意見の取りまとめをお願いしたところであります。業務継続計画(BCP)については、引き続き、調査・研究することといたしました。 最後は、議会運営委員会における、閉会中の付託調査事項についてであります。 本件は、引き続き、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項について、と決定しましたので、議長におかれましては、お取り計らいをよろしくお願いいたします。以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(藤沢宏司)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、議会運営委員会の報告を終わります。〔議会運営委員長 山本達也降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、各委員長の報告を終わります。 次は、各委員会の閉会中の調査について、お諮りをいたします。 各委員長より、所管に関する特定事件について、閉会中の付託調査の申し出を受けております。 総務文教常任委員会は、行財政改革について、学校教育等問題について、防災に関する事項について、地域の夢プラン策定を通じた中山間地域の活性化の取り組みについて。 厚生常任委員会は、市民生活に関わる社会福祉について、環境に関する調査について、税務に関する調査について。 建設経済常任委員会は、中心市街地の活性化と企業誘致について、地域資源を生かした観光の振興について、水道事業について。 議会運営委員会は、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項について、を申し出ておられます。 各委員会から申し出のあった特定事件について、それぞれ閉会中の付託調査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、各委員会から申し出のあった特定事件については、閉会中の調査に付することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.閉会中の付託調査視察報告 ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第3、閉会中の付託調査視察報告についてを議題といたします。 それでは、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会における報告を求めます。副委員長、坂ノ井議員。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別副委員長 坂ノ井徳登壇〕 ◎柳井商業高等学校跡地利活用調査特別副委員長(坂ノ井徳) 柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会、先ほど委員長より、流れとしてご報告をさせていただきましたが、私のほうからは、過ぎる8月の31日に、下松市の「ほしらんどくだまつ」という施設を視察いたしました。この調査特別委員会は、今年の6月にスタートいたしまして、柳井市の取り組みや今後の展開等について、説明を受けてまいったわけでありますが、複合図書館、複合という言葉をキーワードに、先ほどご案内申し上げました、下松市にある下松市市民交流拠点施設「ほしらんどくだまつ」を視察をさせていただいたわけでございます。 同施設は、市民と行政の協働による施設をコンセプトに、中央公民館プラス図書館プラス交流の場プラス歴史民族資料展示プラス軽食喫茶等、併設し、敷地面積約8,357m2、延床面積約4,970m2の一部3階建てで、総事業費は国・県の助成金もあったようでございますが、約19億円で、平成24年に完成をいたしております。29年度の利用状況は、公民館で延べ15万人、図書館で約20万人で、1年間で60万冊の貸し出しを見ております。蔵書数は、移動図書館6,351冊を含め約20万6,000冊を保有しておられます。 これらの視察をいたしまして、市民のためとなる跡地利活用計画になればと願いつつ、視察報告とさせていただきます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。(発言する者あり)はい。 ◎柳井商業高等学校跡地利活用調査特別副委員長(坂ノ井徳) 失礼いたしました。今、いろいろと数字を申し上げましたが、来月、発行されます議会だよりにも、掲載させていただきますので、詳しい数字は、またそちらを参考にしていただきたいというふうに思います。済みません、失礼いたしました。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会の報告を終わります。〔柳井商業高等学校跡地利活用調査特別副委員長 坂ノ井徳降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、閉会中の付託調査視察報告を終わります。 午後1時まで休憩といたします。午前11時50分休憩                              午後1時00分再開 ○議長(藤沢宏司)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。────────────・────・──────────── △日程第4.議案上程審議委員会付託) ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第4、認定第1号から認定第9号までの9件、報告4件を一括上程し、直ちに議題といたします。 それでは、ただいま議題となりました、全議案について、市長より提案理由の説明を求めます。市長。〔市長登壇〕 ◎市長(井原健太郎) 本日、追加提案いたしました案件につきまして、ご説明申し上げます。 認定第1号から認定第9号までは、平成29年度柳井市一般会計及び特別会計、あわせて9件の決算認定につきまして、地方自治法の規定により、監査委員の意見を付し、関係書類とともに提出するものであります。 報告第13号から報告第15号までは、柳井市用品調達基金、柳井市県収入証紙購入基金及び柳井市奨学金貸付基金の、平成29年度運用状況につきまして、地方自治法の規定により報告するものであります。 報告第16号は、平成29年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定しましたので、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、報告するものであります。 以上、その大要をご説明申し上げましたが、詳細にわたりましては、私及び関係参与からご説明申し上げますので、何とぞ、慎重ご審議のほど、お願い申し上げます。〔市長降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  以上で、市長の説明を終わります。 これより、審議に入ります。 まず、認定第1号から認定第9号までの9件について、一括して補足説明があれば、これを求めます。会計管理者。 ◎会計管理者(弘津多美恵) それでは、認定第1号から第9号まで、会計ごとに補足説明を申し上げます。 別冊になっております、平成29年度決算成果説明書の1ページをお願いいたします。 平成29年度の当初予算は、骨格予算として編成し、一般会計におきましては、153億2,600万円を計上いたしました。その後、6回の補正を行った結果、平成28年度の繰越明許費繰越額を含めた最終予算額は、169億1,591万9,368円となりました。決算額は、歳入164億6,203万8,920円に対し、歳出162億3,599万2,013円で、差引残額は2億2,604万6,907円となりました。このうち、繰越事業のため、翌年度へ繰り越す財源2,601万9,313円を差し引いた、実質収支額は2億2万7,594円となりました。 決算額の主なものについて、ご説明いたします。 歳入は、市税47億8,623万5,036円、地方譲与税1億2,146万1,000円、地方消費税交付金等各交付金の合計6億9,727万6,775円、地方交付税45億5,716万5,000円、国庫支出金18億9,832万8,839円、県支出金13億3,204万1,561円、財産収入2,034万5,348円、繰入金3億735万7,890円、平成28年度からの繰越金2億8,500万4,180円、市債12億6,745万9,000円となりました。 次に、歳出につきまして、議会費は1億7,341万6,944円。総務費は、基金積立金等18億2,805万7,538円。民生費は障害福祉、老人福祉、児童福祉対策事業等52億8,029万1,973円。衛生費は、応急診療所運営事業、各種保健対策事業等10億6,410万9,396円となりました。労働費は、シルバー人材センター事業、アクティブやない管理運営事業等3,878万4,985円。農林水産業費は、中山間地域等直接支払事業、漁港機能保全事業等11億2,863万4,502円。商工費は、中小企業経営安定対策事業、観光振興事業等7億182万5,102円。 ページかわりまして、2ページになります。 土木費は、橋りょう長寿命化事業、臨時市町道整備事業等17億7,865万9,888円となりました。消防費は、消防機庫等施設整備事業、柳井地区広域消防組合負担金等7億836万5,912円。教育費は、各小中学校の施設改善事業、公民館建設事業等12億6,172万248円。災害復旧費は1,632万3,414円。公債費は、長期債償還元金・利子等19億3,502万5,495円。諸支出金は3億2,077万6,616円となりました。 続きまして、3ページから特別会計ごとに、主な内容について申し上げます。 国民健康保険事業につきましては、歳入は、国民健康保険税7億3,182万8,952円のほか、国県支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金等合計52億4,523万6,744円となりました。歳出は、保険給付費28億7,589万1,330円のほか、後期高齢者支援金、共同事業拠出金等合計48億2,248万9,004円となり、歳入歳出差引残額は4億2,274万7,740円となりました。 次に、市有林野区事業につきまして、歳入は、財産収入、基金繰入金等合計92万753円に対し、歳出は、造林事業負担金など合計83万5,923円で、差し引き残額は8万4,830円となりました。 市営駐車場事業につきましては、歳入は、柳井まちなか駐車場ほか、各駐車場の料金収入など合計711万4,670円。歳出は、各駐車場の運営費合計675万8,854円となり、差引残額は35万5,816円となりました。 4ページをお願いいたします。 簡易水道事業につきましては、歳入は、使用料及び手数料、一般会計繰入金、市債等合計6,750万383円。歳出は、各簡易水道の管理運営費や施設整備費、公債費等で、歳入決算額と同じく6,750万383円となりました。 次に、公共下水道事業につきましては、歳入は、受益者負担金、使用料及び手数料、国庫補助金、一般会計繰入金、市債等合計13億9,823万663円。歳出は、処理場維持管理費、管渠布設工事費、雨水ポンプ場整備費等の下水道事業費及び公債費で、合計13億7,695万223円となり、差引残額は2,128万440円となりました。 農業集落排水事業につきましては、歳入は、使用料及び手数料、一般会計繰入金等で、合計2億5,589万7,120円。歳出は、各処理場及び中継ポンプの維持管理費や公債費等で、歳入決算額と同じく2億5,589万7,120円となりました。 5ページ、介護保険事業につきましては、まず、保険事業勘定の歳入は、介護保険料、国県支出金、支払基金交付金、一般会計繰入金等で、合計36億2,819万8,656円。歳出は、保険給付費、地域支援事業費等で、合計35億3,725万7,648円となり、差引残額は9,094万1,008円となりました。 また、介護サービス事業勘定では、歳入は、介護予防サービス計画費収入、歳出は、介護予防支援事業に係るサービス事業費で、決算額は、歳入歳出とも1,277万5,600円となりました。 最後に、後期高齢者医療事業につきまして、歳入は、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金等で、合計6億129万5,109円。歳出は、後期高齢者医療広域連合納付金等で、合計5億9,903万5,657円となり、歳入歳出差引残額は225万9,452円となりました。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。 この際、監査委員より、認定9件について、一括して、審査の報告を求めます。平井議員。〔監査委員 平井保彦登壇〕 ◎監査委員(平井保彦) それでは、ただいま上程されました、認定第1号から第9号までの、平成29年度柳井市一般会計及び特別会計の決算につきまして、審査の結果を一括して、ご報告申し上げます。 これらの決算は、地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付されたものであり、本年の7月10日から8月9日までの間、田中委員とともに、決算報告書、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、さらに、毎月実施しておりますところの例月出納検査の結果を踏まえながら、予算の執行状況等を審査し、あわせて財政の運営状況等の把握に努めたところでございます。その結果、各会計の決算額は、関係諸帳簿と符合し、計数は正確に処理されておりましたので、決算の状況につきましては、適正であると認められました。 以上のことを踏まえた上で、監査委員の意見を申し上げます。 柳井市の平成29年度決算は、一般会計と特別会計の総計で、実質収支は、前年度と同様に黒字であり、単年度収支につきましては、プラスとなっております。 主要な財政分析指標を普通会計で見ますと、財政力指数は、近年ほぼ同数値で推移しておりますが、依存財源に頼らざるを得ない傾向は、依然として続いております。また、経常収支比率につきましては、やや上昇傾向が見られ、その数値からも、財政の硬直化が顕著であることが伺えます。公債費比率は、新規借り入れが減少したことにより、改善されてきてはおりますが、今後も、厳しい財政環境が続くことが予想されることから、引き続き、財政の健全化に努められますようお願いいたします。 続いて、個別的な審査意見を申し上げます。 まず、税や料等の収納につきましては、柳井市債権管理マニュアルに基づいて、研修会等を開催され、全庁的な取り組みが行われています。定期的な督促や個別指導、時効の中断手続、差し押さえによる強制徴収を実施されるなど、収納努力をされていることは評価いたします。 しかしながら、依然として収入未済額は多額となっていますので、今後も、債権管理台帳の充実を図り、収納状況の現状分析や、問題点の抽出等を行って、今後の対応方針を決められますようお願いいたします。 また、このことは、限られた財源の確保や、受益者負担の公平性を期すものでありますので、徴収率向上の努力と、より適切な対応を、重ねて強く要望いたします。 また、財産の管理等につきましては、地方公会計制度に係る固定資産台帳を、平成27年度に作成し、そのデータに基づいて、公共施設等総合管理計画を、平成28年度末に策定されておりますが、今後は、それぞれ所管する施設ごとに、早急に管理計画を策定され、長期的な視点による、更新・統廃合・耐震化・長寿命化等の対応を、計画的に行っていただき、財政負担の軽減、平準化を図られますようお願いいたします。 今後、社会保障費や、公共施設の維持管理経費等の増大が予想されます。普通交付税の合併算定替えも、平成27年度から段階的に縮減され、市税収入も減少傾向にありますので、一般財源の確保は、喫緊の課題となっています。そうした中、例えば、ポータルサイトを活用した、ふるさと納税は、地域資源を生かした、地場産業の育成、観光PR等に寄与している上、一般財源の確保にも大きな成果を上げており、今後も、その額の増進に、節度を保ちながらも、努力していただきますようお願いいたします。 最後になりますが、今後も、市民からの行政に対する期待に応え、将来にわたって、市民が安心して暮らしていける安心・安全なまちづくりのためにも、限られた財源の効率的な執行と、さらなる、行財政改革の推進に努められるよう、要望いたしまして、監査報告といたします。 ○議長(藤沢宏司)  審査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  監査委員に対する今の質問ですね。早原議員。 ◆議員(早原秀文) この内容でないといけないんでしょうか。特別会計とか、そういった内容について。 ○議長(藤沢宏司)  今、平井議員が監査の報告をされましたが、そのことについての質問です。決算等の質問については、この後。 ◆議員(早原秀文) はい、わかりました。じゃ、その後に質問させていただきます。 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、審査報告を終わります。〔監査委員 平井保彦降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  協議会といたします。午後1時19分協議会                              午後1時20分再開 ○議長(藤沢宏司)  本会といたします。 それでは、認定第1号から認定第9号までの、9件について、一括質疑を行います。質疑はありませんか。早原議員。 ◆議員(早原秀文) これは、まあ、委員会でお尋ねしなければならないことかどうかわかりませんけど、ちょっと私初めてなもので、もしこの場でよろしければお尋ねしたいと思いますけども。特別会計の中の、例えば、簡易水道事業、農業集落排水事業、介護保険事業、これは、いずれも歳入歳出差額は、ゼロ円となっているわけですけれども、これは、たまたまなったのか、この事業については、歳入または歳出を調整して、歳入歳出残高がゼロになるようにされているのか、いずれなのかをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(藤沢宏司)  総務部長。 ◎総務部長(國村雅昭) ただいまのご質問でございます。 特別会計につきましては、一般的に繰越事業がない会計におきましては、歳入の一般会計繰入金、これを調整いたしまして、歳入歳出ゼロ円とするような決算を、打つものでございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  ほかにありませんか。岸井議員。 ◆議員(岸井靜治) 29年度のいわゆる決算書といいますか、きょう朝来た状況で、初めて我々の手元に届いたという状況で、この内容をこの場で審議するわけには、ほとんどいかないということではないかと思うのですけれども、先ほどの議長のお話ですと、これを各委員会に付託して、ということでございますので、その場で、細かくやっていくことにはなると思いますけれども、ただそうなってきますと、いわゆる自分の置かれている委員会に関連する内容しか、審議できないということになってしまいます。ということで、その辺に関しては、どのような格好で、これから、我々、審議に加わることができるのか、その辺をご説明お願いしたいということでございます。 ○議長(藤沢宏司)  議長のほうから申し上げます。 これは、既に、議会運営委員会で、委員会にも、委員の皆様にも、お知らせをしております。それぞれ今、岸井議員からありましたが、そのことについても、それぞれの所管の委員会ごとで、いろいろなことを審議、質問内容等についても、議会運営委員会で確認をされておりますので、それにのっとって、各委員会で審議がされるようになっております。 ほかにありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。 これら認定9件については、別紙、委員会付託表のとおり、各常任委員会及び柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託し、次期定例会までの、閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、これら認定9件については、別紙、委員会付託表のとおり、各常任委員会及び柳井商業高等学校跡地利活用調査特別委員会に付託し、次期定例会までの、閉会中の継続審査とすることに決しました。 次は、報告第13号から第15号までの3件について、補足説明があれば、これを求めます。財政課長。 ◎財政課長(室田和範) 補足説明を申し上げます。 議案書の10ページから12ページをお願いをいたします。 当基金は、柳井市用品調達基金条例に基づき、市の業務に必要な事務用品の購入及び支払い等を行うものでありますが、その内容につきまして、11ページの精算報告書により、ご説明申し上げます。 基金の原資は、1の現金と2の物品をあわせて、300万円でございます。収入につきましては、庁内各箇所から入ります、3の総収入金額と、4の債権(未収金)の合計353万5,481円であります。支出につきましては、5の総支出金額と、6の債務(未払金)の合計363万5,829円となっております。また、7の現金残高は、原資の1現金に、3の総収入金額を加え、5の総支出金額を差し引いたものであります。 10の在庫品評価額は、いわゆる棚卸評価額でありまして、8の受払簿残高から、9の欠損処分額を差し引いた額になりますが、今年度は、9の欠損処分額がございませんでしたので、8の受払簿残高と同額となっております。 11の基金総額は、7の現金残高に、4の債権(未収金)を加え、6の債務(未払金)を差し引き、10の在庫品評価額を加えたものであります。 以上の結果、基金総額は317万4,723円となっており、これから原資300万円を差し引いた17万4,723円が、29年度の剰余金として、平成30年度の一般会計に繰り入れることとなります。 なお、12ページは、各科目等からの当基金への受け入れ状況でございまして、一番下の合計金額は、11ページの収入の合計と一致をいたしております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  会計管理者。 ◎会計管理者(弘津多美恵) 報告第14号について、補足説明を申し上げます。 議案書の13ページをお願いいたします。 当基金は、県収入証紙を常備するため、柳井市県収入証紙購入基金条例に基づき、原資80万円により、運用しているものでございます。 14ページをお願いいたします。 (1)の基金運用状況について、ご説明申し上げます。 まず、現金につきましては、平成28年度末残高は28万7,040円で、平成29年度期間中の収入額が415万2,720円、支出額は419万円となり、平成29年度末残高は24万9,760円となりました。 県収入証紙の現物につきましては、平成28年度末の残高は51万2,960円で、平成29年度期間中の買受額が419万円、払出額が415万2,720円となり、平成29年度末の残高は、55万240円となりました。 以上により、現金と現物を合わせた、平成29年度末の残高は80万円となり、基金原資80万円と一致いたしております。 なお、(2)に、月別の基金運用状況、3に回転率、4には証紙の種類別受け払い状況をお示ししております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  教育部長。 ◎教育部長(河村邦久) 報告第15号について、補足説明を申し上げます。 議案書16ページをお願いします。 当基金は、柳井市奨学金貸付基金条例に基づきまして、平成22年度に、基金3,000万円を積み立て、向学心に燃え、人物及び学業が優秀でありながら、経済的理由により、就学困難な者に対して、奨学金の貸し付けを行うものであります。奨学金の内容は、一般奨学金が、月額3万円、定住促進奨学金が月額1万円となっております。 平成28年度末の基金は、(1)の基金運用状況表のとおり、貸付金782万4,000円、基金残高は、利息を含めて2,224万9,451円であります。平成29年度は、新規の申請が1件で、平成29年度中の貸付金は、平成24年度に貸付決定をした1名、平成26年に貸付決定した1名、平成29年度に貸付決定した1名の計3名に対する一般奨学金75万円、定住促進奨学金が2名24万円と合わせ、合計で99万円の増額となっています。 一方、償還金は、3名で、211万8,000円となり、貸付金残高は、差し引き669万6,000円となりました。 基金残高は、平成28年度末の残高2,224万9,451円から、年度中の貸付金99万円を差し引いたものに、償還金211万8,000円と、利息5,437円を加えた2,338万2,888円が、平成29年度末の基金残高となりました。基金残高の内訳は、(3)の基金運用状況のとおり、現金37万8,000円、定期2,300万4,888円となっております。 また、平成29年度までの累計の貸付状況につきましては、(2)の奨学基金貸付及び償還状況のとおり、大学生6名及び専修学生等2名に対する951万円でございます。以上です。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。 この際、監査委員による報告3件について、一括して、審査の報告を求めます。平井議員。〔監査委員 平井保彦登壇〕 ◎監査委員(平井保彦) それでは、報告第13号から第15号までの、平成29年度柳井市用品調達基金、柳井市県収入証紙購入基金及び柳井市奨学金貸付基金の運用状況について、審査の結果を一括して、ご報告申し上げます。 まず、柳井市用品調達基金につきましては、原資300万円をもって、運用がなされ、平成29年度における基金回転率は、1.18回転、運用益は17万4,723円となっております。当年度末の用品残高は、田中委員とともに、立ち会いのもと、棚卸し検査を実施し、その上で、関係諸帳簿並びに証拠書類と照合、審査した結果、適正に運用がなされているものと認めました。 次に、柳井市県収入証紙購入基金につきましては、原資80万円をもって、運用がなされ、平成29年度における基金回転率は、5.19回転、県証紙売捌高は、前年度と比較して65万7,110円増加し、415万2,720円となっております。なお、県収入証紙を購入する際に、県から売捌手数料が交付されますが、一般会計の諸収入、雑入として、13万5,756円を上げています。 当年度末の証紙残高につきましては、田中委員とともに立ち会いのもと、棚卸し検査を実施し、その上で、関係諸帳簿並びに証拠書類と照合、審査しました結果、適正に運用がなされているものと認めました。 最後に、柳井市奨学金貸付基金につきましては、原資3,000万円をもって、運用がなされ、当年度は、大学生3人に対し99万円の貸し付けを行い、当年度中の償還金は211万8,000円で、当年度末における貸付金残高は669万6,000円となっています。 以上、関係諸帳簿並びに証拠書類を審査しました結果、適正に処理されているものと認められました。以上をもちまして、3基金についての監査報告といたします。 ○議長(藤沢宏司)  審査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、審査報告を終わります。〔監査委員 平井保彦降壇〕 ○議長(藤沢宏司)  報告第13号から第15号までの3件について、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、報告3件についての報告を終わります。 次は、報告第16号について、補足説明があれば、これを求めます。財政課長。 ◎財政課長(室田和範) 補足説明を申し上げます。 17ページをお願いをいたします。 まず、1の健全化判断比率でございますが、4つの指標によりまして、自治体の健全度をあらわすものであります。 1つ目の実質赤字比率は、一般会計等、これは決算統計でいいますところの普通会計でございますが、これらの実質収支の合計額が、赤字となった場合の、標準財政規模に対する赤字額の割合でございます。 また、2つ目の連結実質赤字比率は、一般会計等に加えて、公営企業会計等の特別会計も加えました、赤字額の標準財政規模に対する割合でございます。本市は、いずれも黒字でございますので、横線ハイフンを記載することであらわすこととなっております。 3つ目の実質公債費比率は、一般会計等が負担する、元利償還金及び特別会計や、一部事務組合の元利償還金に対する一般会計等の負担額であります、準元利償還金の標準財政規模に対する割合で、3カ年の平均値であらわすこととなっております。 4つ目の将来負担比率でございますが、一般会計及び特別会計に加えまして、一部事務組合、土地開発公社、第三セクターも含めた一般会計等が、将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する割合でございます。 本市の4指標におきましては、いずれも早期健全化基準を下回っておりまして、現時点で申し上げれば、健全な財政状況にあるといえます。なお、早期健全化基準とは、財政再生団体となります前に、財政健全化計画を策定し、早期に健全化を図ることを求められることとなるものでございます。 次に、2の資金不足比率でございますが、公営企業会計の資金不足額、いわゆる赤字額の事業規模に対する割合でございます。本市では、いずれの公営企業会計におきましても、資金不足は発生いたしておりませんので、横線ハイフンを記載しているものであります。 今後も、引き続き、経営の健全化について、努力してまいる必要があると考えております。以上でございます。 ○議長(藤沢宏司)  以上で、補足説明を終わります。 この際、監査委員より、審査の報告を求めます。平井議員。〔監査委員 平井保彦登壇〕 ◎監査委員(平井保彦) それでは、報告第16号、平成29年度の決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について、審査の結果をご報告申し上げます。 最初に、平成29年度の健全化判断比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、本年の8月8日から9月10日までの間、田中委員とともに、4区分の健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、それぞれ適正に作成されているかどうかを主眼として、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、審査を実施いたしました。 その結果、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正であると認められました。 なお、監査委員の意見を申し上げますと、平成29年度は、いずれの比率につきましても、早期健全化基準と比較して、良好な状態にあると認められますが、今後もこの健全化基準を超えることのないよう、引き続き、効率的な財政運営に、努められますよう要望いたしまして、平成29年度健全化判断比率の審査報告といたします。 続いて、平成29年度の決算に基づく資金不足比率の審査につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。 この審査は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、対象となる水道事業会計及びその他3つの特別会計につきまして、8月8日から9月10日までの間、田中委員とともに、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、それぞれ適正に作成されているかどうかを主眼として、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、審査を実施いたしました。 その結果、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正であると認められました。 なお、監査委員の意見を申し上げますと、平成29年度は、水道事業会計及びその他3つの特別会計において、資金不足は生じていない状況にあり、良好な状態にあると認められますが、市の財政状況は、依然として厳しいことから、今後も引き続き、より一層の経営安定に努められますよう要望いたしまして、資金不足比率の審査報告といたします。 ○議長(藤沢宏司)  審査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、審査報告を終わります。〔監査委員 平井保彦降壇〕
    ○議長(藤沢宏司)  報告第16号について、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  質疑を終結いたします。以上で、報告第16号についての報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第5.議員派遣について ○議長(藤沢宏司)  次は、日程第5、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。お手元に配付しましたとおり、次期定例会までに開催が予定される会議等に、議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議員派遣については、可決されました。 次に、お諮りいたします。ただいま可決されました、議員派遣の内容に、今後、変更を要する場合は、その取り扱いを議長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤沢宏司)  ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の内容に変更を要する場合の取り扱いは、議長に一任されました。────────────・────・──────────── ○議長(藤沢宏司)  以上で、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。長期間にわたり慎重なご審議をいただきまして、誠にありがとうございました。 これをもちまして、平成30年第3回柳井市議会定例会を閉会いたします。午後1時41分閉会──────────────────────────────      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         平成30年 9月25日                     議  長 藤沢 宏司                     署名議員 田中 晴美                     署名議員 岩田 優美...