○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、認定第1号は、認定されました。 次は、
建設経済常任委員会に付託いたしました、議案4件並びに
付託調査等について、
委員長の報告を求めます。
委員長、
上田議員。〔
建設経済常任委員長 上田代根子登壇〕
◎
建設経済常任委員長(
上田代根子) それでは、
建設経済常任委員会の報告をいたします。
建設経済常任委員会を、開会中の9月15日、また閉会中の8月5日に開催いたしましたので、その審査の経緯と結果等の概要を報告をいたします。 まず、議案第42号、柳井市
都市公園条例の一部改正についてです。議案書のほうになりますが、13ページです。 執行部から
補足説明の後、委員から、
指定管理の期間は5年では長すぎないか、利用時間及び休日の変更は、
利用実態を考えてのことなのか、また、
経費節減のためなのかという質疑に、
利用促進など、経営は5年間のトータルで考えていくのが適当。大きな施設は、5年間としているところが多い。利用時間等の変更は、
利用実態に合わせたものであるという答弁がありました。 また、
委員外議員からは、9月に
条例改正をした後のスケジュールなどについての質疑や、大会等で利用する場合は、利用時間を他の施設と同じように対応してほしいという発言がありました。 以上、審査の結果、議案第42号は、
全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第44号柳井市平郡猟区
設定条例の廃止についてです。 議案書の22ページです。執行部から
補足説明の後、委員から、地元の意向はどうなっているのかという質疑に、協議会で了承されているという答弁がありました。 以上、審査の結果、議案第44号は、
全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、
分割付託となりました議案第45号、平成23年度柳井市
一般会計補正予算(第4号)についてです。 9月
補正予算書をご覧ください。執行部から
補足説明の後、委員から、25ページの4目の憩いの
森管理費で、遊具の解体後、新設するのかという質疑に、市内には
大型遊具がほかにあるので、新設は考えていないという答弁がありました。 また、26ページ1項、商工費、3目の観光費の修繕料、これは
独歩旧宅の入り口の扉2カ所の修繕という説明を受け、修繕することはいいが、特別に関心のある人しか見学していないようである。文学の小道などとして、景色や
文化的風情を活用した
観光コースを考えてはどうか。あわせて、柳井市に関係する文学者の、PRをしていただきたいという発言がありました。 同じ26ページ、4目、
流通対策費1節の報酬は、有資格者であれば、安いのではないかという質疑に、週4日の勤務という答弁でした。 次に、30ページ、3目の
都市下水路費の
田布路木ポンプ場除塵機修理料で、
修繕業者は複数あるのかという質疑に、業者は数社あると思うが、特殊構造的なこともあり、
随意契約で考えている。また、
古開作ポンプ場と
古開作排水機場との使い分けはどうなっているのかという質疑に、管理については、一体で管理しないと機能しないので、
古開作ポンプ場完成後は、
都市計画課で、
一体管理を考えているという答弁がありました。 以上、審査の結果、議案第45号中の本
委員会所管部分は、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第47号、平成23年度、柳井市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてです。 執行部から、
補足説明の後、委員から特に質疑もなく、議案47号は、
全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、本
委員会に関わる
付託調査などについて、ご報告をいたします。 1点目は、
中心市街地の活性化についてです。今年の
柳井金魚ちょうちん祭りは、第20回を記念して8月6日から13日までの8日間開催し、多くの方々に
金魚ちょうちんと柳井を紹介し、PRができたと思う。来年度は、今回の経験を生かし、
関係団体と協議しながら、計画していきたいという説明を受けました。 委員から、今年は非常に盛大に開催できた。今後は、祭りが終わった後も、
金魚ちょうちんを飾るとか、
金魚ねぶたの
展示場所を設置したらなど、年間を通じた交流を図ったらどうかという発言がありました。 2点目は、柳井市との交流等による、農漁村の活性化についてです。執行部から10月23日、
フラワーランドで、第3回ファーマーズ・マーケットを開催されます。入場料は、今年も昨年と同様、
無料開放とし、当日は
石井ダム祭りも開催されるため、連携も検討していきたいという報告がありました。 また、ルーラルフェスタが11月5日、6日に、また
日積かぼちゃ祭りが、10月2日に開催されるという報告があり、委員からは、特産品のPRや、郷土食のアイディアを考えてほしいという発言がありました。 3点目は、
地域資源を生かした観光の振興についてです。執行部から、今年度
柳井商工会議所が、中小企業庁の補助を受け、瀬戸の小魚などを利用した
郷土料理の
開発調査事業に取り組んでいるという報告があり、委員から、予算を使って
自己満足に終わってしまわないように、多くの人々に食べていただけるような場所や、方法を考えていただきたいという発言がありました。 なお、本
委員会に関わる閉会中の
付託調査事項は、1点目、
中心市街地の活性化について、2点目、都市との交流等による農漁村の活性化について、3点目、
地域資源を生かした観光の振興について、以上3点の申し出をいたしたいと思います。 最後に、本
委員会に関わるその他の事項について、報告いたします。 執行部から、8月5日には、
土砂災害警戒区域の
追加調査について、7月の
集中豪雨における
被害状況について、また、来年4月1日に県から移譲を受ける、
ウェルネスパークの
施設改修計画について、柳井市
景観計画説明会の
実施状況について、オルゴールの館「グリム」の
スピーカー修理について、高濃度の
放射性セシウムが含まれる可能性のある腐葉土などの
流通状況について、また、9月15日の
委員会には、
農業経営基盤強化促進法に基づく、
利用権設定の
要件緩和について、
大畠漁港へタンカーの
衝突事故の報告があり、それぞれ
質疑応答が交わされました。 なお、
ウェルネスパークの
施設改修は、委員や
委員外議員から、県からの移譲を受ける前に、しっかり対応してほしいという発言が多数ありました。 次に
利用権設定の緩和については、農地を借りたら管理を適切にしてもらうよう、指導していただきたいという発言がありました。 以上で、
建設経済常任委員会の報告を終わります。
○議長(
中次俊郎)
委員長の報告に対し、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔
建設経済常任委員長 上田代根子降壇〕
○議長(
中次俊郎) これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第42号、柳井市
都市公園条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号は、可決されました。 次は、議案第44号、柳井市平郡猟区
設定条例の廃止について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第44号は、可決されました。 次は、議案第47号、平成23年度柳井市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第47号は、可決されました。 次は、総務文教常任
委員会に付託いたしました、議案5件並びに
付託調査等について、
委員長の報告を求めます。
委員長、川﨑議員。〔総務文教常任
委員長 川﨑孝昭登壇〕
◎総務文教常任
委員長(川﨑孝昭) それでは、総務文教常任
委員会の報告をいたします。 総務文教常任
委員会を、会期中の9月13日、閉会中の8月8日に開催いたしましたので、審査の概要並びに結果について、ご報告を申し上げます。 初めに、議案第37号、柳井市
暴力団排除条例の制定について、
補足説明はなく、委員から、市内での状況についての質疑がありました。さらに、委員から、警察との連絡を密にし、対応してほしい旨の要望がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第38号、柳井市税条例の一部改正について、
補足説明はなく、委員から、市内での該当者は何人いるかという質疑があり、執行部から、株式等の譲渡所得であり、特に把握してないという答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、挙手による採決により、賛成多数で、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第39号、柳井市
都市計画税条例の一部改正について、
補足説明はなく、委員から、税額に影響はあるかという質疑に、執行部から、影響はないという答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第43号、柳井市
伝統的建造物群保存地区保存条例の一部改正について、
補足説明はなく、委員から、法の改正には絶えず注視し、条例の改正漏れがないよう気をつけてほしい旨の要望がありました。 さらに、委員から、申請過程で市民に影響はあるかという質疑に、執行部から、影響はないという答弁がありました。 以上、
慎重審査の結果、
全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第45号、平成23年度柳井市
一般会計補正予算(第4号)について、9月
補正予算書をご参照いただきたいと思います。 執行部から、
補足説明の後、委員から、32ページの教育費、学校の耐震診断業務に関して、各学校の耐震診断はほぼ終わっている中で、新庄小学校の体育館のみ行われてないが、いかがかという質疑に、予算や実施計画等の手順はあるが、学校施設は安全であるべきであり、早急に行ってまいりたいという答弁でした。 さらに、委員から、新庄小学校の学校施設の耐震について、どのように考えているかという質疑に、3棟ある校舎のうち、第2校舎については耐震基準に満たしておらず、今後建て替えの予定という答弁でした。 以上、
慎重審査の結果、
分割付託となりました議案第45号中の、本
委員会の所管部分については、
全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
付託調査事項の行財政改革について、8月の
委員会では、第2次柳井市集中改革プランの
進捗状況についての報告を受けました。平成22年度は、第2次集中改革プランの計画期間の初年度であり、事務事業の見直し、事業仕分け、
指定管理者制度の活用、定員管理及び手当の総点検をはじめとする給与の適正化、組織及び機構の見直し、第三セクターや地方公営企業などの健全化、公用車の集中管理合理化、地域住民による道路等の整備、電子自治体の推進等々について、報告がされました。 委員から、附属機関等委員の公募人数についての要望があり、また、時間外勤務手当の縮減、新たな人事評価システムの構築、地方公社の健全化、公用車の集中管理合理化などについての質疑が交わされました。 2点目の学校教育等問題については、8月の
委員会で、大畠
地区小学校統合の
進捗状況についての質疑に対し、学校統合に向けた大畠
地区学校環境整備地域懇談会を、8月25日に開催し、今年度の下半期から、具体的な準備を進める統合準備
委員会を開催してまいりたいという答弁があり、大畠
地区地域審議会への報告について、次回の学校環境整備地域懇談会の進め方についての質疑がありました。 なお、9月の
委員会では、柳井西部
地区の学校環境整備地域懇談会について、教育
委員会事務の点検及び評価についてなどの質疑がありました。
付託調査事項の報告は、以上でありますが、本
委員会における閉会中の補足調査事項は、引き続き行財政改革について及び学校教育等問題についての、2点とすることに決定しましたので、その旨を申し入れいたします。 最後に、執行部から、8月8日の
委員会では、柳井市地域ブランドの認証事業について、7月25日の豪雨落雷による学校関係の被害について、エリアメールの導入について、柳井学園高等学校甲子園出場に伴う予備費の流用について、パブリックビューイングの開催についての報告を受け、また、委員から、自主防災組織の役割についての質疑が交わされました。 また、9月13日の
委員会では、施行部から、平成23年度柳井
地区総合防災訓練の実施について、大規模な
施設改修によるアクアヒルやないの休館についての報告を受け、また、委員から、柳井
ウェルネスパークの管理について、柳北小学校建設などについての質疑が交わされました。 以上、総務文教常任
委員会の報告とさせていただきます。
○議長(
中次俊郎)
委員長の報告に対して質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔総務文教常任
委員長 川﨑孝昭降壇〕
○議長(
中次俊郎) これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第37号、柳井市
暴力団排除条例の制定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第37号は、可決されました。 次は、議案第38号、柳井市税条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論のある方がありますので、これより討論を行います。まず、原案に反対の方の発言を許します。光野議員。
◆議員(
光野惠美子) 私は、議案第38号、柳井市税条例の一部改正について反対いたします。 今回の議案第38号は、国の税制改正を受けての改正となっています。寄付金控除の拡充も入っていますが、反対の第1の理由は、大企業、財界の要望にこたえて大資産家に対する証券優遇税制を温存しています。 この証券優遇税制は、自公政権時代から廃止の方向も、検討されていたものですが、今回の税制改正には、上場株式の配当、譲渡益に対する、優遇税制を2年間延期しています。
東日本大震災からの復旧・復興を初め、現在の厳しい経済状況や、雇用状況に対応するために、何よりもまずとるべき道は、大企業、財界、大資産家への減税と思いやりではなく、国民の暮らしと雇用を最優先にすべきです。 第2の理由は、不申告者に対する罰則の強化です。本来の法の趣旨は、納税を指導すべきものであり、罰則を強化して取り締まるものではありません。全国の地方税等の徴収現場では、個人や個人企業者への、人権を無視した税務調査や滞納処分、差し押さえなど、乱暴な権力行使が広がっています。租税、刑罰の大幅な強化は、こうした乱暴な権力行使を一層助長して、拡大していくことに、つながりかねません。 以上の理由から、私は議案第38号に反対いたします。
○議長(
中次俊郎) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。
◆議員(三島好雄) 私は、賛成の立場で、討論をさせていただきます。 まず、1点目でございますが、国の法の改正を受けてということでございまして、この内容につきましては、国会で議論をしていただくべき内容でございまして、それはやはり市のほうはそれを受けて、粛々とやるしかないのではないかと思います。 2点目について、光野議員さんがおっしゃいましたけれども、違反者ですね、違反者に対する刑罰の強化ということでございますが、これは、普通滞納等があった場合は、現場の担当課が、やはり最初は、きっちり話し合いをしたりとか、また、話し合いに応じない場合は、話し合いに応じるように督促をしたりとか、そういうふうな手順をちゃんと踏んだ上で、それでももう応じない、また、財産があるのに、出さないとかいうふうなことについて、それで、随分滞納があるわけでございまして、悪質な部分については、やはり、これは毅然たる態度で臨むべきだと思いますので、私は、この議案に賛成をいたします。以上です。
○議長(
中次俊郎) 次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕
○議長(
中次俊郎) 起立多数であります。よって、議案第38号は、可決されました。 次は、議案第39号、柳井市
都市計画税条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は、可決されました。 次は、議案第43号、柳井市
伝統的建造物群保存地区保存条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する
委員長の報告は、可決であります。
委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は、可決されました。 次は、各常任
委員会に、
分割付託いたしました議案第45号について、討論及び採決を行います。 議案第45号、平成23年度柳井市
一般会計補正予算(第4号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 討論を終結いたします。 本案に対する各
委員長の報告は、可決であります。各
委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、議案第45号は、可決されました。 次は、議会運営
委員会における、
付託調査等について、
委員長の報告を求めます。
委員長、藤里議員。〔議会運営
委員長 藤里克享登壇〕
◎議会運営
委員長(藤里克享) 議会運営委員会の報告を申し上げます。 議会運営
委員会は、閉会中の8月11日、9月2日、会期中の9月12日に、それぞれ
委員会を開催しましたので、その審査、協議の概要等を、ご報告申し上げます。 1点目ですが、議会改革につきましては、引き続き進めていかなければいけないという、委員全員の共通認識の下で、協議を重ねてまいりました。
委員会では、各委員から種々意見が出されましたが、現在までに、具体的施策を定めるまでには、至りませんでした。 しかしながら、この議会改革は、継続的に進めていくことが重要であり、今後、各会派に
検討課題として持ち帰り、それぞれの会派で議論を深め、今後の
委員会へ提起、提案をし、この問題に取り込んでいくことにいたしました。 また、「柳井市議会申し合わせ事項」につきましては、今後、全議員で改めて点検し、現状にあっていない箇所については協議、検討を加え、見直しを行っていく方針を確認いたしました。 2点目ですが、議会運営
委員会における閉会中の
付託調査事項について、引き続き、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項とすることに決定いたしましたので、申し出をいたします。議長におかれましては、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 以上で、議会運営
委員会の報告を終わります。
○議長(
中次俊郎)
委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔議会運営
委員長 藤里克享降壇〕
○議長(
中次俊郎) 以上で、
委員長の報告を終わります。 次は、各
委員会の閉会中の調査について、お諮りいたします。 各
委員長より、所管に関する特定事件について、閉会中の
付託調査の申し出を受けております。 総務文教常任
委員会は、行財政改革について、学校教育等問題について。
厚生水道常任委員会は、
市民生活に関わる
健康福祉について、
水道事業に関する調査、環境に関する調査。
建設経済常任委員会は、
中心市街地の活性化について、都市との交流等による農漁村の活性化について、
地域資源を生かした観光の振興について。議会運営
委員会は、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項についてを、申し出ておられます。 各
委員会から、申し出のあった特定事件について、それぞれ閉会中の
付託調査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、各
委員会から申し入れのあった特定事件については、閉会中の調査に付することに決しました。 午前11時まで休憩といたします。午前10時46分休憩 午前11時00分再開
○議長(
中次俊郎) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。────────────・────・────────────
△日程第3.
議案上程審議(
委員会付託 ) )
○議長(
中次俊郎) 次は、日程第3、認定第2号から、認定第14号までの13件、報告5件を一括上程し、直ちに議題といたします。 それでは、ただいま議題となりました、全議案について、市長より提案理由の説明を求めます。市長。〔市長登壇〕
◎市長(
井原健太郎) 本日、追加提案いたしました案件につきまして、ご説明申し上げます。 認定第2号から、認定第14号までは、平成22年度柳井市一般会計及び特別会計、合わせて13件の決算認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付し、関係書類とともに、提出するものであります。 報告第15号から報告第18号までは、柳井市用品調達基金、柳井市土地開発基金、柳井市県収入証紙購入基金及び柳井市奨学金貸付基金の、平成22年度運用状況につきまして、地方自治法第241条第5項の規定により、報告するものであります。 報告第19号は、平成22年度の決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率を算定しましたので、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、ご報告するものであります。 以上、その概要をご説明申し上げましたが、詳細に当たりましては、私及び関係参与からご説明申し上げますので、何とぞ慎重ご審議のほど、お願いを申し上げます。〔市長降壇〕
○議長(
中次俊郎) 以上で、市長の説明を終わります。 これより、審議に入ります。 まず、認定第2号から認定第14号までの13件について、一括して
補足説明があれば、これを求めます。
会計管理者。
◎
会計管理者(砂田規之)
補足説明を申し上げます。 別冊の、決算成果説明書1ページをお願いいたします。一般会計につきましては、平成22年度は、当初予算に対しまして、5回の補正を行い、最終予算に、繰越明許費27件を合わせまして、総額は176億76万9,965円となりました。 これに対し、決算額は、歳入額が176億1,050万2,493円、歳出額が、169億858万7,451円となり、差引残額は、7億191万5,042円となりました。このうち、繰越明許費及び事故繰越しに要する一般財源充当額を差し引いた実質収支額は、5億6,580万1,483円となっております。 次に、決算額の主なものについて説明いたします。 まず、歳入につきましては、市税が50億5,685万5,191円、徴収率が93.6%となっております。地方譲与税は1億4,730万4,104円、地方消費税交付金等の各交付金合計は、4億8,978万9,725円、地方交付税は、49億8,352万4,000円、国庫支出金は、17億2,926万3,936円、県支出金は、11億9,344万5,675円、財産収入は、3,485万5,444円、繰入金は、3億8,777万9,621円、繰越金は、5億7,445万7,184円、市債は、13億7,991万7,000円となっております。 次に、歳出の執行額につきまして、ご説明申し上げます。 議会費は、1億5,609万5,678円、総務費は、財政調整基金等の基金積立金、庁舎エネルギー対策事業等で27億7,570万2,670円となっております。民生費は、障害福祉対策事業、老人福祉対策事業等で、46億9,721万3,833円、衛生費は、応急診療所運営事業、救急医療対策事業等で、11億3,262万7,721円、労働費は、シルバー人材センター事業、アクティブやない管理運営事業等で、3,854万531円、農林水産業費は、中山間地域等直接支払事業、花き産地育成対策事業等で、9億5,233万2,743円。 2ページになります。商工費は、中小企業経営安定対策事業、バス路線維持対策事業等で、5億7,037万8,223円、土木費は、橋りょう長寿命化事業、後地和田線
整備事業等で、20億3,197万6,602円、消防費は、消防車両等設備
整備事業、広域消防組合の負担金等で6億6,282万7,007円、教育費は、スクールバス運営事業、各小中学校の施設改善事業等で、12億5,313万1,476円、災害復旧費は、6,478万8,914円、公債費は、長期債の償還元金及び利子等で、21億9,693万5,360円、諸支出金は、3億7,603万6,693円となっております。 3ページをお願いします。特別会計につきまして、ご説明申し上げます。 国民健康保険事業につきましては、歳入は、保険税収入、8億2,799万2,545円のほか、国庫支出金、県出資金等で、43億9,214万547円となりました。歳出は、保険給付費30億3,146万4,167円のほか、後期高齢者支援金、老人保健拠出金等で、42億7,897万747円となり、差引残額は、1億1,316万9,800円となっております。港湾
整備事業につきましては、歳入は、財産収入の柳井湾埋立事業基金利子収入等で、305万4,400円となり、歳出は、第1号、第2号工区埋立地に係る事務費、整備費、基金積立金等で214万381円となり、差引残額は、91万4,019円となっております。
市有林野区事業につきましては、歳入は、財産収入、基金繰入金で、47万4,099円となり、歳出は、林野委員報酬などで、42万5,536円となり、差引残額は、4万8,563円となっております。 4ページをお願いいたします。
同和対策資金貸付事業につきましては、歳入は、住宅新築資金等貸付事業の元利収入等で、285万4,652円となり、歳出は、同じく貸付事業の公債費及び事務費等で、歳入と同額となっております。なお、この
同和対策資金貸付事業特別会計は、平成22年度末をもって廃止し、債権は、一般会計に移行しております。 市営駐車場事業は、歳入は、料金収入1,093万6,900円のほか、一般会計繰入金と合わせて、2,995万1,796円となり、歳出は、各駐車場の運営費のほか、多くは公債費等で、歳入と同額となっております。 土地開発事業につきましては、歳入は基金繰入金等で、3億4,188万1,305円となり、歳出は、一般会計繰出金で、歳入と同額となっております。なお、この土地開発事業特別会計は、平成22年度末をもって廃止しております。 5ページをお願いします。簡易
水道事業につきましては、歳入ですが、使用料及び手数料、一般会計繰入金等で2億9,127万4,109円となり、歳出は、各簡易
水道事業の管理運営費ほか、公債費等で、歳入と同額となっております。 老人保健事業につきましては、歳入は、支払基金交付金のほか、国県支出金、一般会計からの繰入金で、42万4,665円となり、歳出は、総務費のほか、諸支出金で、歳入と同額となっております。なお、この老人保健事業特別会計は、平成22年度末をもって廃止しております。 公共下
水道事業につきましては、歳入は受益者負担金、使用料及び手数料のほか、国庫補助金、一般会計繰入金、市債等で、14億346万1,221円となり、歳出は、維持管理費、管渠布設工事費、雨水ポンプ場整備費等の下
水道事業費、公債費で、歳入と同額となっております。 6ページをお願いいたします。農業集落排水事業につきましては、歳入は、分担金のほか、使用料、県支出金、一般会計繰入金等で、3億2,775万4,139円となり、歳出は、各
地区の処理場及び中継ポンプの維持管理等経費のほか、公債費等で3億2,125万3,639円となり、差引残額は、650万500円となっております。 介護保険事業につきましては、保険事業勘定の歳入は介護保険料のほか、国庫支出金、支払基金交付金等で31億3,211万4,501円となり、歳出は、総務費、保険給付費、地域支援事業費などで、30億8,759万47円となり、差引残額は4,452万4,454円となっております。また、介護サービス事業勘定の歳入は、介護予防サービス計画費収入などで、1,904万1,325円となり、歳出につきましては、介護予防支援事業に係るサービス事業費で、歳入と同額となっております。 後期高齢者医療事業につきましては、歳入は医療保険料のほか、一般会計繰入金等で、5億3,327万3,940円となり、歳出は、総務費、広域連合納付金等で、5億2,278万199円となり、差引残額は、1,049万3,741円となっております。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 以上で、
補足説明を終わります。 この際、監査委員より、認定13件について、一括して監査の報告を求めます。杉村議員。〔監査委員 杉村英子登壇〕
◎監査委員(杉村英子) それでは、ただいま上程されました認定第2号から、第14号までの、平成22年度柳井市一般会計及び特別会計の決算につきまして、審査の結果を一括してご報告申し上げます。 これらの決算は、地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付されたもので、本年の7月11日から8月11日までの間、田中委員とともに、決算報告書、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、さらに、毎月実施しておりますところの例月出納検査の結果を踏まえながら、予算の執行状況等を審査し、併せて、財政の運営状況等の把握に努めたところでございます。 その結果、各会計の決算額は、関係諸帳簿と符合し、計数は、正確に処理されており、決算の状況について、おおむね適正であると認めたところでございます。 以上を踏まえ、監査委員の意見を申し上げますと、柳井市の平成22年度決算は、概略的には、一般会計と特別会計の総計で、実質収支では、前年度と同様に黒字、単年度収支では、赤字となっております。主要な財政分析指数を普通会計で見ますと、財政力指数は、前年度より低下しておりますが、近年ほぼ同じ数値で推移しており、依存財源に頼らざるを得ない傾向は、依然として続いております。 また、経常収支比率や公債比率につきましても、数値的には前年度と比較すると、改善されてきてはおりますが、依然として、厳しい財政環境が続くことには変わりがないため、引き続き財政の健全化に努められるよう、お願いするところでございます。 続きまして、個別的な審査意見について申し上げます。まず、1点目は、市税や使用料などの未収金についてでございます。 各箇所からのヒアリング等の結果、各担当箇所において、収入率向上を図るため、鋭意努力されているところは認められますが、依然として、収入未済額が多額であります。平成22年度においては、「柳井市債権管理マニュアル」を策定され、全庁的な債権管理の取り組みを開始されたようではありますが、今後は、財源の確保や、受益者負担の公平を期すためにも、税や料など、債権の種類・性格に応じた個別具体的なマニュアル化が必要であり、収納状況の現状分析や問題点の抽出など行い、今後の対応方針を検討されるよう、強く要望をしております。 次に、事務的な指摘となりますが、差引簿の記載方法についてお願いしております。差引簿は、予算経理の基礎となるものであることからも、より正確な記帳をされるよう、また、記帳内容や方法について、全庁的にある一定程度の統一性を持たれるよう、決算の正確性を期するためにも、要望したところでございます。 最後に、契約書等における印紙の貼り付けについてであります。契約書等への印紙の要・不要や、必要な金額について、契約の相手方に正しい知識を伝え、正確な印紙貼付を指導することは、市に対する信頼性を高めることにも繋がると考えられます。契約担当者は、印紙税法をよく理解し、経理事務を進められるようお願いしたところであります。 なお、昨年の決算審査報告において、土地開発事業特別会計につきまして、廃止を含めた事業の見直しを要望したところ、速やかに検討され、平成22年度末をもって、廃止されるという結論を出されたことについては、評価できるところであります。 最後になりますが、今後とも厳しい財政状況が予想される中、財政の健全化についての市民の関心は増しており、さらなる財政の透明化・健全化が求められているところであります。 また、同時に、市民からの行政に対する期待に応えられるよう、将来にわたって、市民が安心して暮らしていけるまちづくりのために、限られた財源の効率的な執行と、さらなる行財政改革の推進に努められるよう、要望いたしまして、監査報告といたします。
○議長(
中次俊郎) 監査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔監査委員 杉村英子降壇〕 以上で、監査報告を終わります。 協議会といたします。午前11時22分協議会 午前11時23分再開
○議長(
中次俊郎) 本会といたします。 それでは、認定第2号から、認定第14号までの13件について、一括質疑を行います。質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。 これら認定13件については、別紙
委員会付託表のとおり、各常任
委員会に付託し、次期定例会までの閉会中の継続審査といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、これら認定13件については、別紙
委員会付託表のとおり、各常任
委員会に付託し、次期定例会までの閉会中の継続審査とすることに決しました。 次は、報告第15号から、第18号までの4件について、
補足説明があれば、これを求めます。財政課長。
◎財政課長(木元健二) それでは、報告第15号につきまして、
補足説明を申し上げます。 用品調達基金は、柳井市用品調達基金条例に基づきまして、市役所に必要な事務用品の購入及び支払い等を行うものであります。その内容につきまして、15ページの精算報告書によりまして、ご説明を申し上げます。 基金の原資は、1の現金と2の物品合わせて、300万円となっております。収入につきましては、庁内各箇所から入ります3の総収入金額と、4の債権の合計、393万9,915円となっております。 支出につきましては、5の総支出金額と6の債務の合計、362万8,808円となっております。 また、7の現金残高は、原資の1の現金に、3の総収入金額を加えまして、5の総支出金額を差し引いたものでございます。 10の在庫品評価額は、いわゆる棚卸評価額でありますが、長期在庫となっておりました地図の一部につきまして、欠損処分を行っております。 11の基金総額は、括弧書きで示しておりますように、7の現金残高に4の債権を加え、6の債務を差し引き、10の在庫品評価額を加えたものでございます。 以上の結果、基金総額は、315万4,673円となっておりまして、これから原資300万円を差し引いた15万4,673円が、平成22年度の剰余金でございます。これは、平成23年度の一般会計に繰り入れることとなっております。 なお、16ページは、各科目等の支出状況でありまして、一番下の合計金額は、15ページの収入の合計と一致をいたしております。 続きまして、報告第16号につきまして、概要を18ページの運用状況報告書によりまして、ご説明させていただきます。 当基金は、平成22年度末をもって廃止といたしましたので、土地は一般会計へ売却し、売却した現金と基金現金の合計3億4,179万6,198円を、土地開発事業特別会計へ繰り出しをいたしております。 なお、土地開発事業特別会計も同様に、平成22年度末をもって廃止しましたので、全額を一般会計へ繰り入れ、公共施設整備基金へ積み立てを行い、今後の公共施設の整備へ活用してまいる予定でございます。以上でございます。
○議長(
中次俊郎)
会計管理者。
◎
会計管理者(砂田規之) 報告第17号について、
補足説明を申し上げます。 20ページをお願いいたします。この基金は、県収入証紙を常備するため、80万円を原資といたしまして、その範囲内で運用をしているものでございます。 (1)の基金運用状況のとおり、現金につきましては、平成21年度末の残高が46万7,340円で、年度中の収入額が339万2,450円、支出額が370万円となり、差し引きによりまして、平成22年度末の残高は、15万9,790円となっております。 現物につきましては、平成21年度末の残高が33万2,660円で、年度中の買受額が370万円、払出額が339万2,450円となり、差し引きにより、平成22年度末の残高は、64万210円となっております。 現金、現物を合わせまして、平成22年度末の残高は、80万円となっております。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 教育次長。
◎教育次長(川端修) 報告第18号につきまして、
補足説明を申し上げます。 22ページをお願いします。(1)の基金運用状況のとおり、平成22年度当初、柳井市奨学金貸付基金として、3,000万円を積み立てており、年度中に72万円を貸し付け、差し引きによりまして、平成22年度末の残高は、2,928万円となっております。 貸付状況につきましては、(2)のとおり、平成22年度は大学生2名に対し、一般奨学金の貸し付けを行っております。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 以上で、
補足説明を終わります。 この際、監査委員より、報告4件について、一括して監査の報告を求めます。杉村議員。〔監査委員 杉村英子登壇〕
◎監査委員(杉村英子) それでは、報告第15号から、第18号までの平成22年度柳井市用品調達基金、柳井市土地開発基金、柳井市県収入証紙購入基金及び柳井市奨学金貸付基金の運用状況について、審査の結果を一括してご報告申し上げます。 まず、柳井市用品調達基金についてでございますが、本基金は原資300万円をもって運用がされ、22年度における基金回転率は1.31回転、運用益は15万4,673円となっております。当年度末の用品残高につきましても、田中委員とともに立ち会いの上、棚卸し検査を実施し、その上で関係諸帳簿並びに証拠書類の審査、照合の結果、適正に運用がなされているものと認めたところでございます。 次に、柳井市土地開発基金についてでございます。 本基金は、平成22年度末をもって廃止されることから、基金の精算処理が行われており、現金につきましては、1億8,909万3,363円を、土地開発事業特別会計に繰出しを行い、当年度末残高は0円となっております。 また、土地につきましても、全ての土地を柳井市に売却し、当年度末現在高は0m2となっております。 以上、関係諸帳簿並びに証拠書類を審査した結果、適正に処理されているものと認めたところでございます。 次に、柳井市県収入証紙購入基金についてでございますが、本基金は80万円をもって運用がされ、平成22年度における基金回転率は4.24回転、県証紙売捌高は、前年度と比較して約60万円増加し、339万2,450円となっております。 増加した主な要因としては、昨年10月から市役所で取り扱いを始めておりますパスポート発行事務によるものと思われます。当年度末の証紙残高につきましては、田中委員とともに立ち会いの上、棚卸し検査を実施し、その上で関係諸帳簿並びに証拠書類の審査、照合の結果、適正に運用がなされているものと認めたところでございます。 最後に、柳井市奨学金貸付基金でございますが、本基金は、奨学金の貸付に関する事務を円滑かつ効果的に実施するため、平成22年度から新設されました基金でございまして、3,000万円の原資をもって運用を開始されております。 当年度末における貸付残高は、大学生2名の72万円で、年度中の償還はありませんでした。 以上、関係諸帳簿並びに証拠書類の審査した結果、適正に処理されているものと認めたところであります。 以上、4基金につきましての、監査報告をいたしました。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 監査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔監査委員 杉村英子降壇〕
○議長(
中次俊郎) 以上で、監査報告を終わります。 報告第15号から、18号までの4件について、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。 以上で、報告4件についての報告を終わります。 次は、報告第19号について、
補足説明があれば、これを求めます。財政課長。
◎財政課長(木元健二)
補足説明を申し上げます。 議案書の24ページをお願いいたします。地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、
健全化判断比率及び
資金不足比率を算定し、監査委員の意見を付した上で、議会への報告並びに市民への公表が義務付けられておりますので、本議会に報告するものでございます。 まず、1の
健全化判断比率でございますが、4つの指標によりまして、その自治体の健全化を表そうとするものでございますが、それぞれ過去3年分の比率を、お示しをしております。 一覧表の上段からご説明申し上げますと、実質赤字比率は、一般会計等、決算統計でいいます普通会計ですけども、これらの実質収支の合計額が、赤字となった場合の、標準財政規模に対する赤字額の割合でございます。 また、連結実質赤字比率は、一般会計等に加えまして、公営企業会計等の特別会計も加えました赤字額の標準財政規模に対する割合でございます。本市は、いずれも黒字でございますので、「‐」で表すこととなっております。 次の、実質公債比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金、これは、特別会計や一部事務組合の元利償還金に対する一般会計等の負担額のことですけども、これらの標準財政規模に対する割合の3カ年平均値でございます。 最後は、将来負担比率でございますが、一般会計及び特別会計に加えまして、一部事務組合、土地開発公社、第三セクターも含めた一般会計等が、将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する割合でございます。本市の4指標でございますけども、いずれも早期健全化基準を下回っており、さらに過去3年間の推移を見ましても、それぞれ改善しておりますので、健全な財政状況にあると言えると思っております。 なお、早期健全化基準は、財政再生団体となる前に、財政健全化計画を策定し、早期に健全化を図ることを求められるものでございます。 次に、2の
資金不足比率でございますけども、公営企業会計の資金不足額、いわゆる赤字額の事業規模に対する割合でございます。本市でも、いずれの公営企業会計におきましても、資金不足は発生しておりません。今後も、引き続き経営健全化について、努力してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 以上で、
補足説明を終わります。 この際、監査委員より、審査の報告を求めます。杉村議員。〔監査委員 杉村英子登壇〕
◎監査委員(杉村英子) それでは、報告第19号、平成22年度の決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。 最初に、平成22年度
健全化判断比率につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、本年の8月22日から9月2日までの間、田中委員とともに、4区分の
健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、それぞれ適正に作成されているかどうかを主眼として、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、審査を実施したところでございます。 その結果、
健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正であると認めたところでございます。 なお、監査委員意見を申しますと、平成22年度は、いずれの比率につきましても、早期健全化基準に比較すると、良好な状況にあると認められます。また、実質公債費比率と将来負担比率につきましては、ともに、昨年度より数値が低下しており、財政健全化に向けた努力が認められるところでもあります。今後も、この健全化基準を超えることのないよう、引き続き効率的な財政運営に努められるよう要望いたしまして、
健全化判断比率の審査報告といたします。 続きまして、
資金不足比率の審査につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。 この審査は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、5会計のうち、
水道事業会計については、平成23年5月24日から7月8日までの間、これ以外の4会計については、同年8月22日から9月2日までの間、田中委員とともに、
資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、それぞれ適正に作成されているかどうかを主眼として、関係諸帳簿並びに証拠書類等を照合し、審査を実施したところでございます。 その結果、
資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正であると認めたところでございます。 なお、監査委員意見を申しますと、平成22年度は、
水道事業会計他4つの特別会計において、資金不足は生じていない状況にあり、良好な状態にあると認められますが、市の財政状況は、依然として厳しいことから、今後も引き続き、より一層の経営安定に努められますよう要望いたしまして、
資金不足比率の審査報告といたします。以上でございます。
○議長(
中次俊郎) 審査報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。〔監査委員 杉村英子降壇〕
○議長(
中次俊郎) 以上で、審査報告を終わります。 報告第19号について、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) 質疑を終結いたします。 以上で、報告第19号の報告を終わります。────────────・────・────────────
△日程第4.
議員派遣について
○議長(
中次俊郎) 次は、日程第4、
議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。お手元に配付しましたとおり、次期定例会までに開催が予定される会議等に、
議員派遣を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、
議員派遣については、可決されました。 次に、お諮りいたします。ただいま可決されました
議員派遣の内容に、今後変更を要する場合は、その取り扱いを議長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
中次俊郎) ご異議なしと認めます。よって、
議員派遣の内容に変更を要する場合の取り扱いは、議長に一任されました。────────────・────・────────────
○議長(
中次俊郎) 以上で、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。長期間にわたり、慎重なご審議をいただきまして、まことにありがとうございました。 これをもちまして、平成23年第3回、柳井市議会定例会を閉会いたします。午前11時43分閉会────────────────────────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 平成23年 9月22日 議 長 中次 俊郎 署名議員 藤澤 宏司 署名議員 下土井 進...