柳井市議会 > 2010-12-21 >
12月21日-04号

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  1. 柳井市議会 2010-12-21
    12月21日-04号


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    平成 22年 第4回定例会(12月)─────────────────────────────────────────────平成22年 第 4 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)                                  平成22年12月21日(火曜日)─────────────────────────────────────────────議事日程                              平成22年12月21日 午前10時00分開議    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決    日程第3 陳情上程審議    日程第4 閉会中の付託調査視察報告──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 委員長報告討論採決      厚生水道常任委員会委員長      (1)議案第71号 (分割付託)平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)      (2)議案第72号 平成22年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      (3)議案第73号 平成22年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計補正予算(第               1号)      (4)議案第77号 平成22年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      (5)議案第78号 平成22年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)      (6)議案第79号 平成22年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)      (7)認定第2号 (分割付託)平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定につい               て      (8)認定第3号 平成21年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定に               ついて      (9)認定第6号 平成21年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認               定について      (10)認定第9号 平成21年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て      (11)認定第10号 平成21年度柳井市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て      (12)認定第13号 平成21年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て      (13)認定第14号 平成21年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定               について      (14)付託調査等の報告について      建設経済常任委員会委員長      (1)議案第64号 柳井市営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部               改正について      (2)議案第65号 柳井市営住宅条例の一部改正について      (3)議案第69号 市道路線の認定について      (4)議案第70号 市道路線の変更認定について      (5)議案第71号 (分割付託)平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)      (6)議案第75号 平成22年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)      (7)議案第76号 平成22年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      (8)認定第2号 (分割付託)平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定につい               て      (9)認定第4号 平成21年度柳井市港湾整備事業特別会計歳入歳出決算認定につい               て      (10)認定第5号 平成21年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて      (11)認定第7号 平成21年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて      (12)認定第11号 平成21年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて      (13)認定第12号 平成21年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に               ついて      (14)付託調査等の報告について      総務文教常任委員会委員長      (1)議案第62号 柳井市特別会計設置条例の一部改正について      (2)議案第63号 柳井市基金条例の一部改正について      (3)議案第66号 柳井市土地開発基金条例の廃止について      (4)議案第67号 柳井市過疎地域自立促進計画の策定について      (5)議案第71号 (分割付託)平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)      (6)議案第74号 平成22年度柳井市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)      (7)認定第2号 (分割付託)平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定につ               いて      (8)認定第8号 平成21年度柳井市土地開発事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて      (9)付託調査等の報告について      議会運営委員会委員長      (1)付託調査等の報告について    日程第3 陳情上程審議      (1)陳情第16号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情    日程第4 閉会中の付託調査視察報告──────────────────────────────出席議員(18名)1番 篠脇 丈毅          2番 上田代根子3番 藤澤 宏司          4番 下土井 進5番 田中 晴美          6番 三島 好雄7番 山本 達也          8番 坂ノ井 徳9番 賀原 基和          10番 君国 泰照11番 東  泰雄          12番 光野惠美子13番 藤里 克享          14番 川﨑 孝昭15番 鬼武 利之          16番 石丸 東海17番 中次 俊郎          18番 杉村 英子──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 吉山 健一          次長 稲田 富生書記 石岡 雅朗                  ──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長            井原健太郎      副市長           上田 順二教育長           高井 孝則      会計管理者         砂田 規之柳井ニューディール推進担当部長  林  幹男      総務部長          山中 孝之建設部長          沖永 佳則      経済部長          大井 清教市民福祉部長        丸本 健治      水道部長          坂井 省吾教育次長          貞末 正博      総務課長          松尾 孝則経営企画課長        木元 健二                         ──────────────────────────────午前10時00分開議 ◎事務局長(吉山健一) ご起立願います。ご礼。ご着席願います。 ○議長(中次俊郎)  これより、本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(中次俊郎)  日程第1、会議録署名議員の指名を行ないます。 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、光野議員、藤里議員の両名を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.委員長報告討論採決 ○議長(中次俊郎)  日程第2、これより、各委員会に付託いたしました案件等を、一括議題といたします。 まず、厚生水道常任委員会に付託いたしました議案6件、認定7件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、鬼武議員。〔厚生水道常任委員長 鬼武利之登壇〕 ◎厚生水道常任委員長(鬼武利之) 皆さん、おはようございます。厚生水道常任委員会は、会期中の12月13日及び閉会中の11月4日の両日、付託されました議案6件、認定7件及び付託調査事項等について、審査、協議を行ないましたので、その概要をご報告申し上げます。 まず、分割付託となりました議案第71号、平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)についてであります。12月補正予算書をご覧いただきたいと思います。 執行部からの補足説明の後、各委員から、27ページの老人福祉費火災警報器設置費助成金に関して、法律で義務づけられたが、柳井市では、どの程度の世帯で設置済みとなっているかという質疑に、執行部より、福祉の関係で言えば、75歳以上の非課税世帯は600世帯で、そのうち設置費助成金の該当対象は400世帯程度と見込み、225件分を補正計上したとの答弁でありました。委員から、ぜひとも促進してほしい旨、要望発言がありました。 次に、32ページの保健対策費、委託料の個別予防接種委託料に関して、インフルエンザ予防接種はテレビ等でも取り上げられ、かなり周知されていると感じるが、接種が始まってからの実績はどうかという質疑に、現在までに窓口での補助申請を行なわれたのは400人程度であるが、接種された実績までは把握していない。今後、年明けには、再度、広報等による周知を予定しているとの答弁でありました。 その他、保健衛生総務費産科医等確保支援事業費補助金個別予防接種の日脳接種、太陽光発電システム設置費補助金公害対策費水質検査委託料と阿月地区への残土搬入の関係などについて、質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第71号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第72号、平成22年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、執行部との見解の違いはあるが、国保会計黒字決算、また、基金残高を見る限りにおいては、住民負担を減らすという配慮が必要との発言に対して、補正予算でも計上したように、医療費が大きく増加傾向にある中で、それに対応するための基金は必要であるとの答弁でした。 委員から、以前は、国保に対する国の負担比率が50%を超えていたが、現在、国の負担割合はどの程度かという質疑に、療養給付費の国庫負担は約34%との答弁がありました。委員からは、財政、健康を守るためにも、負担率アップを国に要望していくべきとの意見があったところであります。 以上、慎重審査の結果、議案第72号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第73号、平成22年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、この特別会計は今年度限りで閉じることになるが、特別会計をやめても、事務、滞納は残ることになる。税は5年で不納欠損となるが、未収の今後の取り扱いはどうなるのか、県及び県下の各市町の対応はどうかという質疑に、執行部からは、県の動向はわからないし、また、県下の市町で不納欠損処理を行なっているところはない。今後とも、できる限り、督促をしていきたいという答弁でありました。 なお、委員からは、中には完全な焦げつきもあり、県及び県内各市町と、協議、検討していかなければならないのではないかという意見もありました。 以上、慎重審査の結果、議案第73号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第77号、平成22年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、執行部から特に補足説明はなく、また、委員からの質疑もなく、議案第77号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第78号、平成22年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、執行部から特に補足説明はなく、また、委員からの質疑もなく、議案第78号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第79号、平成22年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)について、執行部から特に補足説明はなく、また、委員からの質疑もなく、議案第79号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、平成21年度決算について、ご報告を申し上げます。平成21年度の歳入歳出決算書並び決算成果説明書をご覧いただきたいと思います。 まず、分割付託となりました認定第2号、平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 執行部からの補足説明の後、委員から、164ページの老人福祉費、扶助費の高齢者福祉タクシー利用助成費に関して、申請しても使い残しがある状況で、対象者は住民税非課税という制限、また、遠隔地で交通手段を持たない高齢者に対する距離要件など、改善の余地があるのではないか。利用者にとっては、非常にありがたい制度であり、対象拡大の検討を要望する発言がありました。 次は、166ページの厚生諸費、扶助費の住宅手当緊急特別措置費の142万1,000円の不用額に関して、当初の計画では何人、何箇月分が予定されていたのかという質疑に、4・5箇月の10人分の家賃補助を補正計上したが、1件2箇月分の実績となった。これは、ハローワークの証明が必要で、本人の働く意欲欠如により、2箇月で打ち切りになったとの答弁でありました。委員からは、生活保護とも関連するが、仕事もなく、本当に困っている人を救う制度が必要であるとの発言がありました。 191ページからの塵芥処理費ですが、決算成果説明書55ページの資料をもとに、収集量は減っているが、直接搬入が増えている現状にある。市民への啓発とあわせて、どのように考えていくかという質疑に、ごみの減量化には、人口減少と市民の廃棄物に対する意識向上があり、1人当たりの排出量は減少傾向にあるが、県、全国平均に比較して多いのは、市内に中小事業者が多いことにも起因しているとの答弁でした。 また、同じく決算成果説明書55ページで、リサイクル率が、近年、徐々に下がって、県、全国平均を大きく下回っているのは何故かという質疑に、平成18年度まで焼却灰、飛灰をリサイクルしていたが、費用が高く、不燃物処理場で受け入れていることが主な要因であるとの答弁でありました。 その他に、各委員からは、交通安全推進と大畠地区交通指導員廃止の経緯について、市社協から派遣されている西福祉センター児童厚生員の勤務体制について、児童福祉総務費次世代育成支援行動計画の策定、地域子育て創生事業の補助実績、市内各所の児童公園の草刈り等について、環境衛生費太陽光発電システム設置等補助金実績と国・県及び市の補助内訳についてなど、また、委員外議員からは、難病患者に対する扶助費の不用額と現状、児童クラブ指導員臨時雇賃金の実績、電算システムソフト修正に係るコスト低減児童公園・都市公園の一元的・効率的管理について、医療関係機関等への適正な支払い単価について、公害対策費水質等検査手数料に関連して、周東環境衛生組合施設での水質検査、市内河川の水質調査と市民への啓発など、多岐にわたって質疑応答がなされたことを報告いたします。 以上、慎重審査の結果、認定第2号中の本委員会所管部分については、挙手による採決により、賛成多数で認定すべきものと決しました。 次は、認定第3号、平成21年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、281ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、少子高齢化国保会計の運営が難しくなっている中、何とか、国・県に依存しながら、収支が黒字という現実である。加入者が予防医療の認識を深め、自分自身が健康管理に留意しないと、医療費は嵩むばかりであるが、その辺の考えは如何かという質疑に、執行部からは、国保税の財源確保は県下でも高い収納率で、努力している。また、国保の予防医療では、検診率が低いのが現状で、予防医療の大切さを考えると、検診率の向上に努力していかなければならないが、財源の関係で苦慮しているのが現状との答弁でありました。 その他に、委員から、歳入歳出差し引きで約2億円の黒字が出ている。国保は、儲ける事業ではなく、結果的に保険税が高すぎるから、こういう結果になった。考え方として、これ以上の国保税負担は限界で、国保税は引き下げるべきだ。また、国保に対する国の支出金が以前と比べて大きく減少しており、国に対して「医療を守れ」という要望を上げていくべきではないかという発言もありました。 以上、慎重審査の結果、認定第3号は、挙手による採決により、賛成多数で認定と決しました。 次は、認定第6号、平成21年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、319ページからであります。執行部から、この事業は既に終了して、新規貸し付けはなく、償還期限が平成23年度まで残っているとのこと、また、平成23年度からは一般会計への移管を予定しているなどの補足説明があり、委員からは特に質疑もなく、認定第6号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第9号、平成21年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、333ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、各簡水の歳出で、修繕料の不用額が多く見受けられるがどうかという質疑に、執行部からは、主として、漏水など突発的な修繕対応等に要する経費として当初予算に計上したが、当該年度は、どこの簡水も漏水等が少なかったことなどによるとの答弁でありました。 その他、決算成果説明書127ページの不納欠損額について、これは5年を経過したものだが、現在、水道料金を滞納すると給水停止となることから、計上された金額は、それ以前のものかという質疑に、執行部からは、現在、滞納は減少している。合併後は、大畠地区でも給水停止を行なっていることから、来年度の不納欠損額は、大きく減ってくる見通しであるとの答弁でありました。 以上、慎重審査の結果、認定第9号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第10号、平成21年度柳井市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、345ページからでありますが、執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑もなく、認定第10号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第13号、平成21年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、371ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、介護給付費準備基金に関して、高齢化が進み、独居老人も増加しており、不測の事態に備えるための基金は必要だとの発言があり、執行部から、保険給付費の変動に耐え得るだけの基金は必要であり、最低でも1箇月の給付が賄えるだけの積み立ては必要だとの答弁でありました。 その他、介護認定審査及びかかりつけ医意見書の件数と新規・更新の内訳、内容等についても、質疑が交わされたところであります。 以上、慎重審査の結果、認定第13号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、認定第14号、平成21年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 決算書は、399ページからであります。執行部からの補足説明の後、委員から、電算システム改善委託料についての質疑に、執行部から、特別徴収、普通徴収に係る法改正に伴うものであるとの答弁。その他、不用額の役務費、通信運搬費は、郵便料金の割引制度利用によることなど、質疑が交わされたところであります。 以上、慎重審査の結果、認定第14号は、全員異議なく、認定と決しました。 次は、付託調査事項について、報告いたします。 1点目の市民生活に関わる健康福祉については、高齢者の健康づくりの観点から、施設整備を含む介護関連事業について、高齢者福祉計画及び第4期介護保険事業計画に基づき実施しているとのことで、施設・居宅系サービス並びに施設地域密着型サービスの現状及び今後の予定等について説明を受け、質疑が交わされたところであります。 2点目は、水道事業に関する調査です。 11月の委員会では、この件に関して、冒頭、市長から、未届け使用をしていた業者の水道使用料の認定に関することで、9月以降、あらためて事実確認を行なった結果、前回の委員会での報告内容と同様に、水道給水条例第28条の規定により認定がなされており、そして、認定されなかった水量は、料金を請求できない水量としたとのことでした。 また、今後の水道未届け使用再発防止策として、閉栓中のメーターの検針、メーターの撤去、閉栓キャップ取り付け等、効果的な方法について、水道部内で検討中であり、市民や水道関係事業者に十分周知し、再発防止に努めるとともに、今後、このようなことが2度と起こらないように、職員に対しては倫理の徹底と信頼回復の訓示を行ない、また、1日も早く市民の信頼を回復し、期待に応えるべく、職員一丸となって邁進してまいりたいとの報告がありました。 このことを受けて、各委員、委員外議員から、いろいろと質疑が交わされたところですが、この件については、今後、水道事業に関する調査の中で、臨機応変に取り扱っていくこと、あわせて、効果的な再発防止策も含めて、調査していくことといたしました。 また、12月の会期中の委員会においては、閉栓中の給水装置の未届け使用防止対策の現在までの状況等について、説明を受けたところであります。 現在、料金システムに登録にされている閉栓中の箇所は1,952箇所で、11月末までに、委託検針員による調査を行なった結果、1,153箇所はメーターが確認でき、残り799箇所は、あらためて箇所の特定を行ない、閉栓中のメーターの現状を確定する予定とのことです。また、アパート、貸店舗、一戸建て住宅等では、原則としてメーターは撤去せず、検針による管理を行なうとともに、「閉栓中」表示のカードを設置するなど、実態把握を十分にして、効率的かつ未届け使用が発生しないような方法でメーターを管理を行なっていきたいとのことでありました。 委員からは、このたびの認定水量の件では、誰が良いとか悪いとかではなく、問題が何故起こったのかということを明らかにして、再発防止を図っていくことが大事だとの発言があり、また、一方では、これまでの執行部の報告を、概ね「了」とする意見など、いろいろと発言があったところですが、最終的には、付託調査事項の中で、引き続き、審査をしていくこととなったところであります。 その他に、水道事業に関する調査では、県内各市の簡易水道統合に係る状況と、その調査について説明を受け、柳井市の簡水統合の課題は、資産調査を踏まえて改めて整理する必要があるけれども、老朽化している施設の整備、簡水部分の赤字補填等について、今後、一般会計サイドと協議しながら、統合作業を進めていきたいとのことでありました。 また、11月16日に、柳井、周防大島、上関、田布施及び平生の1市4町の首長が知事に直接お会いして、水道事業高料金対策費補助金の継続について要望したなど、この間の水道高料金対策についての報告も受け、それぞれ、質疑が交わされたところであります。 3点目の環境に関する調査では、柳井市の交通安全対策について、交通事故情勢、交通安全活動の重点、主な交通安全活動や、この12月1日から実施された「柳井市交通死亡事故多発警報発令実施要領」などについて、説明を受けたところであります。 付託調査の報告は、以上でありますが、次期閉会中の付託調査事項については、引き続き、1点目は市民生活に関わる健康福祉について、2点目は水道事業に関する調査、3点目は環境に関する調査と決定いたしましたので、申し出をいたします。 続いて、本委員会の所管に関するその他の事項でありますが、執行部から、11月の委員会では、水道事業高料金対策に係る県への要望並びに過去からの経緯等について、そして、会期中の委員会では、中国電力柳井発電所のガスタービン更新工事の12月からの開始について、また、柳井市生活交通活性化計画策定の取り組み状況、策定目的並びに8月の協議会立ち上げから今日までの経緯と今後の予定等について、それぞれ報告を受け、質疑が交わされたところであります。 以上で、厚生水道常任委員会の報告を終わります。 ○議長(中次俊郎)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔厚生水道常任委員長 鬼武利之降壇〕 ○議長(中次俊郎)  これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第72号、平成22年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第72号は、可決されました。 次は、議案第73号、平成22年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第73号は、可決されました。 次は、議案第77号、平成22年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第77号は、可決されました。 次は、議案第78号、平成22年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第78号は、可決されました。 次は、議案第79号、平成22年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第79号は、可決されました。 次は、認定第3号、平成21年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論のある方がありますので、これより、討論を行ないます。 まず、原案に反対の方の発言を許します。東議員。 ◆議員(東泰雄) 認定第3号、平成21年度の国民健康保険事業特別会計の決算認定について、反対をいたします。 これにつきましては、先ほど、委員長報告にもありましたが、平成21年度は約2億円の黒字繰り越しという説明がありました。黒字2億円と言いますが、同時に、基金についても──この基金というものは、今までの黒字部分の積み立てであるわけでありますが、これが、基金残高が約2億1,000万円、合わせると4億1,000万円ですね。 国保会計の歳入歳出の規模を見ますと、歳入43億円、歳出41億円。つまり、約40億円としても、年間40億円の予算で、そのうちの1割が基金と黒字繰り越し。これは、余りにも大き過ぎるのではないかということを、今まで、委員会でも言ってきたところであります。 つまり、国保というのは、先ほどの委員長報告にもありましたけれども、かつては、療養給付費に対する国の補助は約50%あったのですが、これが34%にまで、現在、引き下げられている。結局、国が負担しなかった部分が、被保険者の保険料となって、はね返っているわけでありまして、皆さん、ご存知のとおり、大変重い負担になっているのです。 その結果、滞納もありまして、滞納すれば、資格証明書とか短期保険証、このようなペナルティが課せられてくるわけでありまして、本当に病気になって、医療が必要な時に保険証がない、あるいは、短期でしか医療を受けることができない。これは、本当にひどい制度だと、私は思っています。私は、かつてのような国の補助率50%に戻し、本当に、住民に温かいという面では、温かい行政という面では、ペナルティを外して、安心して医療を受けることができる、このような制度にしなければならないと考えています。 とりわけ、国保というのは、他の社会保険制度と比べれば、同じ収入であっても保険料は高く、反対に給付は低い。このような劣悪な状況にあるわけでありまして、やはり、国に対しても、きちんと要望すべきことは要望していくし、そういう立場で、例年、この国保決算には反対しておりますが、以上のような理由で、認定第3号について、反対をいたします。 ○議長(中次俊郎)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 私は、認定第3号、平成21年度柳井市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定に、賛成でございます。 先ほどから出ました黒字部分については、基金に回すということでございました。私の記憶間違いでなければ、何年か前におっしゃっていましたが、3年計画ぐらいで、最初は、ちょっと高目になるけれども、将来の医療費増に対して備えているというふうなお話がございました。これから、団塊の世代の方々が、どんどん定年されまして、どんどん医療費は膨らむばかりでございます。それに対しての準備をすることは、行政にとっては、とても大事なことではないかと考えますので、私は、この認定第3号に、賛成でございます。 ○議長(中次俊郎)  次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(中次俊郎)  起立多数であります。よって、認定第3号は、認定されました。 次は、認定第6号、平成21年度柳井市同和対策資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第6号は、認定されました。 次は、認定第9号、平成21年度柳井市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第9号は、認定されました。 次は、認定第10号、平成21年度柳井市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第10号は、認定されました。 次は、認定第13号、平成21年度柳井市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第13号は、認定されました。 次は、認定第14号、平成21年度柳井市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第14号は、認定されました。 次は、建設経済常任委員会に付託いたしました議案7件、認定6件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、上田議員。〔建設経済常任委員長 上田代根子登壇〕 ◎建設経済常任委員長(上田代根子) 建設経済常任委員会は、付託されました議案7件、認定6件及び付託調査等について審査を行なうため、今期定例会会期中の12月14日、また、閉会中の11月9日に委員会を開催いたしましたので、その審査の経緯と結果等について、概要を報告いたします。 まず初めに、議案第64号、柳井市営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部改正についてです。 執行部からの補足説明の後、委員から、農業者の高齢化で、土地改良事業による整備や災害復旧事業を行なってまで耕作しないという話を聞くので、もっと負担軽減をしてもよいのではないかという質疑に対し、実際には補助金の増高による軽減措置があり、負担は、これまでより軽くなっている。また、徴収方法についても、工事完了後という規定を変更し、適時適切に徴収できるよう見直しするものとの答弁でした。 なお、委員から、土地改良事業及び災害復旧事業について、今までと同じシステムでやるわけなので、後回しとなっている箇所についてもやってもらうよう、よろしくお取り計らいをお願いしたいという発言がございました。 以上、慎重審査の結果、議案第64号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第65号、柳井市営住宅条例の一部改正についてです。 執行部から、特に補足説明はなく、委員から、用途廃止については理解するが、関連して、特に、市営住宅入居世帯の市内全世帯に占める割合と県内他市の状況を踏まえ、今後の市の住宅政策について伺いたいということで、数字的なものを、今後、出していただきたいという発言がありました。また、用途廃止の6戸と補正予算計上の今年度解体工事の関係についても、質疑がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第65号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。申し添えますけど、一応、数字的なものは、後で、書類として配布をいただきました。 次に、議案第69号、市道路線の認定について、及び、議案第70号、市道路線の変更認定についての2議案は、委員会では、一括して審査を行ないました。 執行部から、補足説明はなく、また、委員から特に質疑はなく、委員外議員から、この度の路線には該当しませんが、県道から市道への降格路線と、その際の引き継ぎなどについて、状況などを十分考慮し、県と相談、交渉してほしい旨の要望発言がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第69号及び議案第70号の2議案は、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、分割付託となりました議案第71号、平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)についてです。 12月補正予算書をご覧ください。執行部からの補足説明の後、委員から、47ページの住宅管理費、市営住宅補修工事費に関して、住宅明け渡し後の空き家の修繕工事について、市と入居者の負担は、それぞれ、どのようになっているのかという質疑に、畳の表替えと襖の張り替えは居住者負担で、主要構造物や老朽化によるものは市の負担で行なっているという答弁でした。また、そのことは、入居時の契約で明確になっているのかという質疑に、入居時に確認をしているということでございました。 以上、慎重審査の結果、議案第71号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第75号、平成22年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 執行部から、特に補足説明はなく、委員から、受益者負担金の支払い及び下水道への接続について、個々の事情で加入できないところもあるのではという質疑に、執行部から、一応、3年経過すると、未接続者にお願い文書を出しているが、できない理由として、高齢で財政的に難しいからとか、空き家であるという回答が多いという答弁でした。委員からは、面的整備が進めば、受益者負担を払うのは当然であり、また、柳井市は下水の普及率も低いので、しっかりと進めてもらいたいとの発言がありました。 以上、慎重審査の結果、議案第75号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次に、議案第76号、平成22年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 執行部からの補足説明の後、委員から、特に質疑はありませんでしたが、委員外議員から、開発行為申請による余田出張所前の宅地等からの排水処理の余田中央地区集落排水へのつなぎ込みはどうかとの問いに対し、既に処理能力がいっぱいで、合併浄化槽による汚水処理をお願いしているということでした。 以上、慎重審査の結果、議案第76号は、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 続きまして、9月定例会最終日に上程され、継続審査となっておりました平成21年度決算認定議案について、報告いたします。平成21年度決算書及び決算成果説明書をご覧いただきたいと思います。 まず初めに、分割付託となりました認定第2号、平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定についてです。 執行部からの説明の後、委員から、208ページの林業振興費、イノシシ対策の電気柵等設置補助金について、取り組みにもかかわらず、被害が増えている。補助率も2分の1から3分の1になり、要望は実際に多いと思うが、対応しきれているのか。また、電気柵以外の対策はないのかという質疑に、イノシシは多く捕獲しているものの、被害は増えている。現在では、捕獲と電気柵が一番有効な方策ということで、適正な予算要求を行なうとともに、新規に5台の捕獲オリを購入し、有効活用を検討しているとの答弁でした。 226ページの道路新設改良費に関して、ふるさとの道整備、生活道整備とも成果は上がっているが、地元負担が難しい地区への条件緩和はできないかという問いに対し、地元負担が負いにくくなっているのは事実であるが、基本的には、今の形で対応していきたいとの答弁がありました。委員からは、現場を見て、臨機応変な対応をしてほしいとの要望がありました。 228ページの河川総務費の河川浚渫工事費に関し、平成21年度は非常によく対応してもらったが、まだまだ浚渫箇所はあり、今後の予算確保を求める質疑に、臨時交付金対応で事業費の大きなところが対応できた。引き続き、やっていきたい気持ちを持っており、努力をしていきたいとの答弁でした。 230ページの街路事業費、後地和田線道路改良工事に関連して、サンビーム前の交差点改良のところは、将来的な見通しはどうかという質疑に、後地末広線や駐車場との絡み、また、体育館へ抜ける都市計画道路との関係もあり、観光や文教施設とあわせて考えていくべきではないかということで、現時点で、手法は断言できないとの答弁がありました。 232ページからの住宅管理費、決算成果説明書の79ページですが、住宅使用料の徴収について、収納努力はされていると思うが、より収納率を上げていただくよう、よろしくお願いしたいとの要望発言がありました。 276ページの農林水産業施設災害復旧費で、測量設計委託料について、土地改良事業団体連合会、土改連ですが、これに丸投げするのは如何なものか。地元でできるものは、地元業者に委託・発注できないかという趣旨の質疑に、執行部からは、現在は、輻輳している場合は土地改良連合会に出しているが、今後は、市内業者に発注できるものは、やっていきたいという答弁でした。 その他、農業振興策としての市の新たな取り組み予定等、水産業振興費の内海東部地区漁場環境保全事業負担金による魚礁設置並びに漁獲効果、また、ニューフィッシャー確保育成推進事業の状況、街路事業費の清掃業務委託、植栽管理委託や地下道に設置されている防犯カメラの録画及び管理、商工振興費の商工会議所及び商工会への補助金並びに算出根拠、観光費の湯原温泉利用状況や池の浦公園の現況などについて、それぞれ質疑が交わされました。 なお、金額の多寡にかかわらず、市民の税金であり、質疑、質問に対しては、明確な説明をお願いしたいとの発言もありましたので、報告をいたします。また、その他にも、多くの質疑があったことを報告させていただきます。 以上、慎重審査の結果、認定第2号中の本委員会所管部分は、全員異議なく、原案のとおり認定すべきものと決しました。 次は、認定第4号、平成21年度柳井市港湾整備事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 決算書の305ページからです。執行部からの説明の後、委員から特に質疑もなく、認定第4号は、全員異議なく、原案のとおり認定と決しました。 次に、認定第5号、平成21年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 決算書の311ページからです。執行部からの説明の後、委員から特に質疑もなく、認定第5号は、全員異議なく、原案のとおり認定と決しました。 次は、認定第7号、平成21年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 決算書の323ページからでございます。執行部からの説明の後、委員から、決算成果説明書123ページの駐車場運営状況で、駅南の契約が少なくなっているが、PRは如何かとの質疑に、執行部から、広報、ホームページ等で常にPRしているが、3分の2が空いている状況で、これは、店舗の移動による影響が大きいとの答弁でした。何か、良い対策があれば、よろしくお願いしたいとの発言がありました。 以上、慎重審査の結果、認定第7号は、全員異議なく、原案のとおり認定と決しました。 次は、認定第11号、平成21年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 決算書の353ページからです。執行部からの説明の後、委員から、354ページの下水道使用料について、平成17年度以降、毎年のように、現年分の収入未済額が400~450万円あり、合計が年々100万円ずつ増えている現状がある。徴収努力もわかるが、正直に数字が出ており、きちんとした対応を求める発言がありました。 また、委員から、関連して、下水道料金水道料金に比例している。水道は給水停止があり、水道料は支払っても、下水道料を支払わない人もあると聞く。ぜひとも、収納努力をお願いしたい。さらに、使用料金を支払わないごね得が通ると、大変なことになる。何らかの方法を考えるべきだという発言があり、委員会としても、よろしくお願いしたいという要望をいたしました。 以上、慎重審査の結果、認定第11号は、全員異議なく、原案のとおり認定と決しました。 次は、認定第12号、平成21年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 決算書の363ページからです。執行部からの説明の後、委員から特に質疑もなく、認定第12号は、全員異議なく、原案のとおり認定と決しました。 続きまして、本委員会に係る付託調査等について、報告いたします。 1点目は、中心市街地の活性化についてです。柳井まつりについて、当日は天候にも恵まれ、市内外から多くの来場者があったこと。また、反省会で出された反省点や意見をもとに、次年度開催の参考にしたいとの報告を受け、いろいろと質疑が交わされ、ちょっとした工夫により、よりよい「柳井まつり」にしていくことなどについて、発言がありました。 2点目は、都市との交流等による農漁村の活性化についてです。10月17日、第2回ファーマーズマーケットを中国新聞「ちゅーピーまつり」と同時開催し、6,400人を上回る入場者があって、非常に賑わったとの報告を受けました。天候も良く、アンケートでは、総じて楽しかったとの意見をいただき、特に、中国新聞と事業が重なった関係で、広島方面からのお客さんも多く、都市との交流ということでは、大いに成功したと考えているとの報告を受けました。 3点目は、地域資源を生かした観光の振興についてです。 執行部からは、JRふれあいウオークの実施状況について、報告を受けました。観光協会主催により、平成22年度は10回実施し、今年最後となった12月4日は、要望の多かった「平郡島横断コース」を企画・実施し、58名の参加があったということです。 地元平郡の方々には、弁当の提供や様々な協力、おもてなしをいただき、参加者には大好評ということでした。JRという媒体を利用した企画ではありますが、今後とも、柳井市内にいろいろなコースを企画することにより、柳井市の観光交流の1つの柱として育てていきたいということでした。 また、委員からは、駅前街路樹の世界の柳の木について、さらに、来年度の第20回金魚ちょうちん祭りの盛り上げと関連予算計上について質疑があり、執行部から、国体イベントの関係もあり、いろいろなイベントを行ないながら、何日か開催していくという大きな案もあり、予算要求時期でもあり、その辺りの意向を踏まえた予算も検討していきたいという答弁がありました。 付託調査事項については、以上です。なお、本委員会に係る閉会中の付託調査事項につきましては、引き続いて、1、中心市街地の活性化について、2、都市との交流等による農漁村の活性化について、3、地域資源を生かした観光振興について、以上の3点を申し出たいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後に、本委員会に係るその他の事項についてです。執行部からは、景観ワークショップの開催とアンケート結果について、「ふるさと柳井市100景」の募集並びに選定のための投票について、黒杭川上流治水ダム建設事業の概要について、柳井市生活交通活性化計画策定の取り組み状況について、柳井市地域ブランド認証事業についての説明があり、また、委員からは、柳井川河川公園工事の今後の予定などについて、夢がつながる地域づくり推進室設置と今後の進め方及び概略について、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への協議参加反対を求める意見などについての発言があり、それぞれ、質疑が交わされたところでございます。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わらせていただきます。 ○議長(中次俊郎)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔建設経済常任委員長 上田代根子降壇〕 ○議長(中次俊郎)  午前11時15分まで、休憩といたします。午前11時00分休憩                              午前11時15分再開 ○議長(中次俊郎)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。 休憩前の建設経済常任委員長の報告を受け、これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第64号、柳井市営土地改良事業に要する経費の賦課徴収に関する条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第64号は、可決されました。 次は、議案第65号、柳井市営住宅条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第65号は、可決されました。 次は、議案第69号、市道路線の認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第69号は、可決されました。 次は、議案第70号、市道路線の変更認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第70号は、可決されました。 次は、議案第75号、平成22年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第75号は、可決されました。 次は、議案第76号、平成22年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第76号は、可決されました。 次は、認定第4号、平成21年度柳井市港湾整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第4号は、認定されました。 次は、認定第5号、平成21年度柳井市市有林野区事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第5号は、認定されました。 次は、認定第7号、平成21年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論のある方がありますので、これより、討論を行ないます。 まず、原案に反対の方の発言を許します。光野議員。 ◆議員(光野惠美子) 私は、認定第7号、平成21年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対いたします。 駅前駐車場事業は、今まで、運営時間の変更や壁面広告で赤字対策されてきておりますが、立体駐車場の起債2億1,820万円の長期債償還金と立体駐車場の維持管理のための委託料により、毎年、大赤字となっています。 私たち、日本共産党は、立体駐車場見直しが必要と、毎回、反対してきました。やっと、今年、行なわれた事業仕分けで、償還終了にあわせて、立体駐車場の使用を取りやめることになりましたが、当時、調査設計費を636万4,000円かけて行なわれた事業なのに、長年、赤字運営となる負の遺産に対しては、同じ轍を踏まないためにも、反対をいたします。 ○議長(中次俊郎)  次に、原案に賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 私は、認定第7号、平成21年度柳井市市営駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定に、賛成でございます。 今、光野議員さんがおっしゃった議論は、毎回、毎年のように繰り広げられております。ポイントは、要するに償還期限があるということで、私も、以前は、これについて、ひっかかったことがあるわけでございますが、一応、償還期限があるということで、全体として、この予算は立てておりますので、粛々と進めていくべきだと考えておりますので、私は、認定第7号に、賛成でございます。以上です。 ○議長(中次俊郎)  次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(中次俊郎)  起立多数であります。よって、認定第7号は、認定されました。 次は、認定第11号、平成21年度柳井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第11号は、認定されました。 次は、認定第12号、平成21年度柳井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第12号は、認定されました。 次は、総務文教常任委員会に付託いたしました議案6件、認定2件並びに付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、川﨑議員。〔総務文教常任委員長 川﨑孝昭登壇〕 ◎総務文教常任委員長(川﨑孝昭) それでは、総務文教常任委員会の報告をさせていただきます。 会期中の12月15日、また、閉会中の11月8日に委員会を開催いたしましたので、審査の概要並びに結果等について、ご報告を申し上げます。 初めに、議案第62号、柳井市特別会計設置条例の一部改正についてであります。 執行部から、特に補足説明はなく、委員から、廃止される4特別会計のうち地方卸売市場事業については、当初に特別会計の中で1,000万円が使われ、その後、計画が白紙に戻った経緯がある。この金額の処理、取り扱いについての質疑に、市場再編計画が合意に至らなかったことにより、平成17年10月に解散したものであるとの答弁がありました。 委員からは、結果的に無駄な支出となったことについて、反省点として、今後、業者が絡んだ事業について、こういう無駄が出ないように、よくよく詰めを行なって、市のお金を使ってほしいとの要望発言がありました。 また、同和対策資金貸付事業について、市は、いわゆる不良債権の今後の対応をどのように考えているのかという質疑に、一般会計で債務を引き継ぐことになるが、当市だけでなく、県を含めた県下市町全体の問題として、近々協議されると聞いているが、これからも督促を含め、回収に努力しなければならないとの答弁がありました。 その他、基金残高の資料提供などについての発言があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第63号、柳井市基金条例の一部改正について、執行部からの補足説明の後、委員から特に質疑もなく、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第66号、柳井市土地開発基金条例の廃止について、執行部から、特に補足説明はなく、また、委員からの質疑もなく、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、議案第67号、柳井市過疎地域自立促進計画の策定についてであります。 執行部から、特に補足説明はなく、委員から、計画策定に至る住民意見の反映、実施計画との整合性、財源手当などに関する質疑に、執行部から、庁内各部署からの聴き取り等により、住民の意見を反映した必要な事業を選択・計上したもので、過疎債を財源として充当して実施することを前提に計画に上げている。また、過疎債は、元利償還の70%が交付税措置をされることから、2分の1以上の補助事業が少ない中で、有効利用を図ることを考えているとの答弁がありました。 その他に、新たな学校整備計画の策定と住民意見の把握、また、委員外議員からは、新たな計画期間6年間の根拠や過疎対策事業とメニュー変更による議会議決について、大畠地区の防衛省関連騒音防止対策事業のその後、事業仕分け結果を受けての計画の修正等々について、質疑が交わされたところであります。 以上、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、分割付託となりました議案第71号、平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)であります。12月補正予算書をご参照いただきたいと思います。 執行部からの補足説明の後──20ページをお願いします。企画費、地域ブランド認証事業に関しては、行政のバックアップと市民周知、県レベルでの取り組み、JAとのタイアップ、地域ブランドの情報発信、野菜生産量の確保と認証マーク等々について、委員から多くの質疑がありました。 執行部からは、事業の目的である地域資源を柳井ブランドとして認証し、販売促進等を支援、また、情報発信により観光客誘致を図り、地域経済の活性化を図るため、今後、いろいろと知恵を出し協議しながら、事業展開を図っていきたいとの答弁がありました。 次は、49ページをお願いします。小学校費、中学校費で、各学校に係る耐震関係委託料並びに工事請負費について、今から出される学校整備計画と財源確保及び市の実施計画との整合性に関する質疑に、執行部から、実施計画の見直し、ローリングは、当然やるべきで、予算編成や補正予算等々とも絡み、修正したものをお示ししたいとの答弁がありました。 その他に、委員から、退職手当に係る依願退職者数、リース校舎視察時に問題があると指摘があった箇所についての迅速な対応と現場を含む教育サイドの考え方について、22年度の各基金残高見込みなどについて、また、委員外議員からは、体育施設費に関連して、老朽化したトイレの今後の前向きな検討などについて、質疑が交わされたところであります。 以上、慎重審査の結果、分割付託となりました議案第71号中の本委員会所管部分については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次は、議案第74号、平成22年度柳井市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)について、執行部から、特に補足説明はなく、また、委員から質疑もなく、全員異議なく、原案のとおり可決と決しました。 次は、9月定例会最終日の本会議において、本委員会に付託となり、閉会中の継続審査となっておりました平成21年度決算であります。歳入歳出決算書及び決算成果説明書をご参照いただきたいと思います。 初めに、分割付託となりました認定第2号、平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 執行部からの説明の後、まず、歳出の総務・企画関係では──134ページをお願いします。財産管理費、市民総合賠償補償保険料についての質疑に、これは、市の主催する行事等において、市民が負傷された場合の見舞金等を支払う全国市長会の保険であるとの答弁がありました。 また、決算成果説明書の21ページをお願いします。ニューディール担当のところで、柳井市生活交通活性化計画策定のための準備、調査についての質疑に、事前協議を庁内で行ない、加えて、廃止代替バス路線地区での現況把握と事前協議のため、伊陸、日積、伊保庄、阿月地区の社協役員さんと、バス路線の現状等について協議したとの答弁でありました。 その他、土地利用対策費の所有権移転等について、また、委員外議員からは、合併協議に基づく地域審議会のあり方、自治宝くじ助成金の上限と申請、指定統計調査の予算と実績の金額ギャップ、市長のマニフェスト・柳井ニューディール8項目の取り組み、推進状況などについて、質疑が交わされたところであります。 次に、教育委員会関係では、244ページ、248ページの小学校費及び中学校費で、電子黒板等の購入、配置状況と利用状況についての質疑があり、執行部から、各校1台の設置で、小学校12台、中学校4台の設置をしている。電子黒板の使い方研修や、模擬授業も行なっており、学校教育のICT化が進む中、全ての教科での効果的な活用が求められるが、本格的な活用はこれからであるとの答弁がありました。 次は、264ページをお願いします。文化財保護費で、茶臼山古墳管理と休館日、トイレの利用等についての質疑があり、執行部から、以前から古墳を訪れる方の実績に鑑み、開館日を設定しているとのことで、委員からは、茶臼山古墳を訪れ、休館日でトイレもないような現状は如何なものか、今後の対応をよろしくお願いしたいとの発言がありました。 その他、小学校費、中学校費の就学援助制度の周知並びに決算成果説明書との数字の突合、県指定「むろやの園」災害復旧補助金、新庄小学校における研究指定校としての外国語活動の成果と今後の課題についてなど、また、委員外議員からは、経済対策による体育館アスベスト改修工事、不登校児童生徒対策などについて、質疑が交わされたところであります。 続いて、歳入については、いろいろな施設の使用料について、考え方として、その取り扱いは、個々の施設か、全体でのプールかという質疑に、基本的には一般財源として歳入に入ると考えているが、事業仕分け的な考え方も出てくるし、一般財源であっても、各々の施設ごとに分析して、今後は検討・評価していかなければならないと考えているという答弁がありました。さらに、委員からは、せっかく使用料を払っているのだから、使われる人が使いやすい施設になるように、要望する発言がありました。 また、基金残高と財政力指数に関する質疑に、基本的には、財政規律と需要のバランスを保つこと、公債費を中心とした財政的な指数は、類似団体の中では、それほど悪くはないが、財政の健全性とのバランスを考えながら、今後の財政運営をしていきたいと考えているとの答弁がありました。 その他、今後、収入を増やすため、維持管理のスリム化をしていくための土地の売却等について、また、委員外議員からは、地価下落時の財産処分、県職員による併任徴収と差し押さえ等の状況などについて、質疑が交わされたところであります。 以上、慎重審査の結果、分割付託となりました認定第2号中の本委員会所管部分については、挙手による採決により、賛成多数で、認定すべきものと決しました。 次は、認定第8号、平成21年度柳井市土地開発事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、執行部から、特に補足説明はなく、また、委員から特に質疑もなく、認定第8号は、全員異議なく、認定と決しました。 次に、付託調査事項について、1点目は、行財政改革についてであります。11月の委員会では、執行部から、事業仕分けの実施を受け、今後のスケジュール等について説明を受けたところでありますが、本件については、既に、去る11月29日に開催されました議員全員協議会で、市の見直し方針等の内容について、説明を受けたところであり、報告は省略いたします。 その他には、事業仕分けについての第2弾、第3弾はあるのかという質疑に、来年度は準備していないとの答弁。また、年間予算があり、行財政改革、集中改革プランがあり、事業仕分けがあるが、どういう優位性の位置づけになるのか、今一度、説明をお願いしたいとのことに、事業仕分けは、集中改革プランの中の事業の見直しの1つとして取り組んでいるとの答弁がありました。 2点目は、学校教育等問題についてであります。執行部から、12月の委員会において、学校環境整備地域懇談会の第6回会議を、12月13日から16日にかけて、市内4地区で開催している状況との報告を受けました。 この報告を受けて、今の地域懇談会では、学校を存続するという話しかなく、全てが見切り発車の状態だ。整備計画は、教育委員会会議で決まるということだが、どのぐらいの経費がかかるのか、実施計画で出してもらわないと、議会としての議論もできないのではないかという質疑がありました。 これに対し、執行部から、市の方針として、子どもを危険な目に遭わせないということを前提に、建て替え、リース校舎等の対応を行なっている。この度の補正でも計上しているが、基金等の積み立てを十分に行ない、他の財源も検討するなど、教育委員会サイドと財政サイドで協議を行ない、全く財源にあてがないのではなく、徐々に準備しているとの答弁でした。委員からは、よく協議、すり合わせをして、提案できるようにしてほしいとの発言がありました。 なお、財政の厳しい中、教育費に係る負担増が見込まれるが、将来的な財政見通しをつけてほしい旨の発言に、執行部から、何を優先するか、事業の選択と集中による財源手当とあわせ、あらゆる財源を模索して、計画的にやっていきたいとの答弁があったことを、報告しておきます。 その他には、委員から、平成21年度の教育委員会事務の点検評価について、ランク付けについての点数基準の有無、学識経験者の評価、現場にあった評価などの質疑があり、執行部から、評価の方法等について、これといって定められたものはないが、今後、改めるべきところは改めるなどしていきたいとの答弁がありました。 付託調査等の報告は、以上でありますが、本委員会における閉会中の付託調査事項については、引き続いて、1点目に行財政改革について、2点目に学校教育等問題について、以上の2点とすることに決定いたしましたので、その旨、申し出をいたします。 最後に、本委員会の所管に係るその他の事項として、11月の委員会では、委員から、スクールバスの接触事故の対応についての質疑があり、執行部から、具体的なことがハッキリしていないので、後日、議会で報告したいと考えているとの答弁がありました。委員からは、何度も同じような事故が起こっている。こういうことがないように、しっかりと注意を払って、事故のないように努めていただきたいとの要望がありました。 そして、12月の委員会では、執行部から、柳井市生活交通活性化計画策定の取り組みの状況について、「おいでませ山口国体」柳井市関係行事予定等について、また、中国電力柳井発電所第1号系列ガスタービン更新工事の開始についての報告があり、それぞれ質疑が交わされたところであります。 なお、11月8日の委員会では、机上審査終了後に、学校給食センター並びに、校舎リース事業が実施されました日積小、伊陸小、余田小の3小学校の現地視察を行ないましたので、あわせて、報告いたします。 以上、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(中次俊郎)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔総務文教常任委員長 川﨑孝昭降壇〕 ○議長(中次俊郎)  これより、1案ごとにお諮りいたします。 まず、議案第62号、柳井市特別会計設置条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第62号は、可決されました。 次は、議案第63号、柳井市基金条例の一部改正について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第63号は、可決されました。 次は、議案第66号、柳井市土地開発基金条例の廃止について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第66号は、可決されました。 次は、議案第67号、柳井市過疎地域自立促進計画の策定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第67号は、可決されました。 次は、議案第74号、平成22年度柳井市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第74号は、可決されました。 次は、認定第8号、平成21年度柳井市土地開発事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、認定第8号は、認定されました。 次は、各常任委員会に分割付託いたしました議案等について、討論及び採決を行ないます。 まず、議案第71号、平成22年度柳井市一般会計補正予算(第3号)について、討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論を終結いたします。 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。各委員長の報告のとおり決することに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、議案第71号は、可決されました。 次は、認定第2号、平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、討論はありませんか。〔「なし」「あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  討論がある方がありますので、これより、討論を行ないます。 まず、原案に反対の方の発言を許します。東議員。 ◆議員(東泰雄) 認定第2号、平成21年度の柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、反対をいたします。 例年、この認定議案には、反対させていただいておりますけれども、いわゆる、小泉内閣当時からの三位一体改革等により、国からの地方交付税の削減、あるいは、補助金カットなどによって、全国の地方自治体の財政は、大変、厳しい状況に置かれております。 こういう中で、市の執行部のほうも、大変なご努力をされて、市民サービスの向上等にご尽力いただいていることには、例年、敬意を表しているところであります。 だが、しかし、そうは言いましても、暮らしの問題、あるいは福祉の問題等、まだまだ、社会的に弱い立場の皆さんに対する、本当に温かい行政が行なわれているのかどうか。その点では、まだまだ、ご努力は、評価はいたしますが、まだ、十分ではないのではないかと、このように考えています。 いずれにいたしましても、地方自治体が生き残っていくためにも、やはり、国と地方の関係は、今後、改善をしていかなければならないのではないか。そういう立場から、主に、国のやり方への批判という中身ではございますが、この認定第2号、平成21年度の柳井市一般会計歳入歳出決算認定に、反対をいたします。 ○議長(中次俊郎)  次に、原案の賛成の方の発言を許します。三島議員。 ◆議員(三島好雄) 私は、認定第2号、平成21年度柳井市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で、討論をさせていただきます。 今、東議員さんがおっしゃったように、国の政策によりまして、様々な改革によりまして、地方には、大変大きなしわ寄せが来ております。それは、もう、まぎれもない事実でございます。 しかしながら、その大変な財政の中で、柳井市も、大変立派な努力をされていると思います。今後も、ぜひ、特に今、現・民主党政権におきましては、今日言ったことが明日変わるとか、そういうふうなことで、なかなか、将来が見通せない。いろいろな政策について、全て、そうでありますが、そういう中で、執行部の皆さんには、しっかりと、また、努力をされて、ぜひ、柳井市民のために、頑張っていただきたいと思います。私は、賛成でございます。以上です。 ○議長(中次俊郎)  次に、反対の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  次に、賛成の方。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、討論を終結いたします。 これより、本案を採決いたします。本案に対する各委員長の報告は、認定であります。各委員長の報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(中次俊郎)  起立多数であります。よって、認定第2号は、認定されました。 次は、議会運営委員会における付託調査等について、委員長の報告を求めます。委員長、藤里議員。〔議会運営委員長 藤里克享登壇〕 ◎議会運営委員長(藤里克享) それでは、議会運営委員会における付託調査等につきまして、審査の概要と途中経過等について、ご報告申し上げます。 1点目は、議長の諮問事項について、議長から、3月に「議会改革について」、また、6月に「夜間・日曜議会について」諮問を受け、以後、いろいろと熱心なご協議をいただいているところでありますが、現段階では、結論を取りまとめ、絞り込むまでに至っておりません。 委員会では、具体的に議論を前進させるために、議長に、議会基本条例のたたき台となる資料提出を依頼し、9月議会で報告をいたしました。今回、議長から、資料提出がされ、また、議員全員に資料を配布したいとの議長の意向があり、皆様方のお手元には届いていると思います。 委員会は、資料提出を受け、全議員が十分に資料を検討し、また、各会派等での協議をお願いし、その意見を持ち寄って、次回開催の委員会において、その取り扱い等について、協議していただくこととしたところでございます。議員各位には、引き続き、ご検討、ご提案をよろしくお願いいたします。 2点目は、定例会日程(案)の「広報やない」及びホームページへの掲載時期について、柳井市議会では、議員各位のご努力により、議会傍聴者が増え、市民からの会期等に関する問い合わせも多くなっているところでありますので、現在、定例会前月の第4木曜日発表となっているのを、第2木曜日に変更することによって、開かれた議会運営という観点から、変更方、了承されましたので、ご報告をいたします。 3点目は、議会運営委員会における閉会中の付託調査事項について、引き続き、「議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項」とすることに決定いたしましたので、申し出をいたします。議長におかれましては、よろしくお取り計らいを、お願いいたします。 以上で、議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(中次俊郎)  委員長の報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔議会運営委員長 藤里克享降壇〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、委員長の報告を終わります。 次は、各委員会の閉会中の調査について、お諮りいたします。各委員長より、所管に関する「特定事件」について、閉会中の付託調査の申し出を受けております。 総務文教常任委員会は、行財政改革について、学校教育等問題について。厚生水道常任委員会は、市民生活に関わる健康福祉について、水道事業に関する調査、環境に関する調査。建設経済常任委員会は、中心市街地の活性化について、都市との交流等による農漁村の活性化について、地域資源を生かした観光の振興について。議会運営委員会は、議会の会期及び運営並びに議長の諮問に関する事項についてを、申し出ておられます。 各委員会から申し出のあった「特定事件」について、それぞれ、閉会中の付託調査といたしたいと思います。これに、ご異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  ご異議なしと認めます。よって、各委員会から申し出のあった「特定事件」については、閉会中の調査に付することに決しました。 午後1時まで、休憩といたします。午前11時58分休憩                              午後1時00分再開 ○議長(中次俊郎)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。────────────・────・──────────── △日程第3.陳情上程審議 ○議長(中次俊郎)  次は、日程第3、陳情第16号、住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情を上程し、直ちに議題といたします。 事務局長より、表題、提出者の住所、氏名等を朗読いたします。〔事務局長朗読〕                               陳情第16号平成22年12月9日 受理                                    住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情提出者 山口市中央4丁目3の3      山口県国家公務関連労働組合共闘会議議長 三浦俊彦 柳井市議会議長 殿 ○議長(中次俊郎)  本陳情書は、会議規則により、配付いたします。────────────・────・──────────── △日程第4.閉会中の付託調査視察報告 ○議長(中次俊郎)  次は、日程第4、閉会中の付託調査視察報告についてを議題といたします。 まず、厚生水道常任委員会における報告を求めます。副委員長、東議員。〔厚生水道常任副委員長 東 泰雄登壇〕 ◎厚生水道常任副委員長(東泰雄) それでは、厚生水道常任委員会の管外視察についての報告を行ないます。 本委員会では、去る11月10日、兵庫県加西市を訪問し、所管の水道事業に関して「上下水道お客様センター」について、視察いたしました。 加西市は、兵庫県の南部、播州平野のほぼ中央に位置しており、人口は4万8,400人であります。 加西市では、上下水道の民間委託について、研修いたしました。生活環境部が、上水道と下水道を管理しており、平成18年度より「上下水道お客様センター」を設置して、上下水道料金の検針や収納など、市民対応の部門を民間委託しております。 「お客様センター」の主な業務は、上水道や下水道の使用開始や停止などの諸届の受理、上下水道の使用料金の計算や徴収、滞納者への督促手続きや徴収とともに、給水停止などの処分も行なうとのことでございました。つまり、上下水道事業のハード部門は加西市が行なうが、市民対応のソフト部門は民間が行なうということであります。 加西市の担当者の説明では、委託契約期間は3年間で、委託業者は入札で選定し、民間委託を開始した平成18年度は4社の応募がありましたけれども、平成21年度の応募は2社であり、今後は、応募者が減ってくるのではないかとのことでございました。 民間委託の効果についてですが、委託を開始した平成18年度と前年度を比較すると、経費は1,030万円節減され、収納率は改善されて、3,000万円の増収になったとの説明がありました。また、市民サービス向上のために、平成20年1月より、コンビニエンスストアでの納付もできるようになったとのことでした。 なお、加西市の上水道は、柳井市と同様、独自の水源に恵まれず、高い水道料金になっているのが悩みであるとの報告、説明も受けました。 次に、翌日の11月11日、大阪府門真市を訪問し、廃棄物処理に関して「さわやか訪問収集」について、視察いたしました。門真市は、大阪府のほぼ中央にあり、人口は約13万人です。 「さわやか訪問収集」とは、粗大ごみの収集で、高齢者や障害者などの世帯で、粗大ごみを指定の場所まで持ち出すことが困難な場合、玄関先まで取りに行って収集する事業でございます。 門真市の場合は、それにとどまらず、玄関先まで持ち出すことのできない世帯については、家の中から運び出すことも行なっているとのことでした。その場合、他人の家の中に入るわけですから、門真市の訪問収集実施要綱では、必ず、第3者または市の職員が立ち会うことが定められておりました。 「さわやか訪問収集」を希望する人は、事前に電話またはファクスで市に申し込み、これを受けた担当課は、申込者の事前調査を行ない、収集予定日等を決めて実施するとのことです。門真市のきめ細やかな行政サービスに、感心した次第であります。 門真市からの説明を受け、質疑応答の後、門真市リサイクルプラザも見学してまいりました。門真市は、早くから、他の自治体に先駆けて、ごみの分別収集やリサイクルに取り組んでおり、学ぶべきことの多い視察でありました。 以上で、管外視察の報告を終わりますが、関係書類は、事務局に保管してありますので、ご参照いただけたらと思います。以上で、管外視察報告を終わります。 ○議長(中次俊郎)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔厚生水道常任副委員長 東 泰雄降壇〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、厚生水道常任委員会の報告を終わります。 次は、建設経済常任委員会における報告を求めます。副委員長、三島議員。〔建設経済常任副委員長 三島好雄登壇〕 ◎建設経済常任副委員長(三島好雄) それでは、建設経済常任委員会の管外視察報告を行ないます。 その前に、ひとこと、おことわりをしておきたいのですけれども、この視察の報告書につきましては、要点筆記をいたしまして、A4で5枚のボリュームがございました。事務局のほうから、1枚にまとめろと指示がありまして、従いまして、要点の中の要点でございまして、このほかに知りたいことがある場合は、事務局のほうに、写真とか、全部ございますので、ご覧になっていただきたいと思います。 また、同行の議員からは、あのことが、入っていないではないかというふうな、お叱りも、多分、あると思いますが、そういう事情でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 建設経済常任委員会は、10月18日(月曜日)から10月20日(水曜日)まで、同委員会所管の視察先として、1番目として、岐阜県可児市にあります「花フェスタ記念公園」、そして、2日目は、三重県伊賀市の「モクモクファーム」、そして、最終日は、滋賀県草津市役所を、それぞれ訪問し、行政視察を行ないました。 1日目の花フェスタ記念公園では、無償ボランティア──無料で行ないますボランティアの誕生の秘密といたしまして、2005年にバラフェスタを開催いたしまして、その際、定年退職された方を中心に数十人の方が、忙しい時には、来ていただいているということであります。 ちょうど、指定管理が、行政から民間に変わるということでございましたけれども、がらっと変わることはないかという質問に対しまして、大筋では変わらないという答弁でありました。バラの品種が7,000種類で、世界一ということでもあり、中国から招きを受けたり、世界バラコンテストなどを開催しているとのことでありました。 2日目は、モクモクファームでございます。モクモクファームの視察でございますけれども、組織は、今年で23年目を迎えております。中にあるこの公園は、後から継ぎ足したということでありました。基本的には、養豚農家16人と、そのほか3人の方が、200万円ずつ出資し、3,800万円の資本から始めたということであります。 ブレイクしたきっかけは、日本で一番最初に、手づくりウインナー教室を開いたことだそうです。今日──今日だけというのは、視察に行った日だけで700人。土曜日、日曜日は、1,000人くらいの手づくりウインナー教室の参加者があるそうであります。 きっかけは、お母さん方から、手づくりの方法を教えてくれという要望があったからであります。本来、安全なものは、すぐに腐る。自分たちでもつくれるという考え方を、伝えることができたということでございました。その中から、ギフトカタログを送ってほしいという要望があり、口コミで広がっていったということであります。 このほか、韓国にも指導をしております。そして、現在、正社員は140人、平均年齢は32.5歳、契約社員は140人、契約農家数は200軒、レストランは6店舗、アルバイトは500人を雇用しているということであります。5年前からは、滞在型の学習施設もつくっておりまして、39のコテージがあり、200人が泊まることができるということであります。 通販で一番売れるのは、お米ということであります。働いている者が主人公でなければならないということで、ボーナスも、年3回出すこともありますということでありました。 また、先ほども、申しましたように、当初、19人で始めたモクモクファームでございますが、初年度の夏は、大赤字だったそうであります。山の中のわかりづらい場所にあるため、1日頑張っても数万円という日が続いたけれども、ウインナーの手づくり体験をきっかけに、ブレイクしたそうであります。 行政や企業などから、一切、援助を受けておらず、全員が出資者の意識で頑張ってきた。お店に入っても、挨拶は「いらっしゃい」ではなく、「こんにちは」でありました。修学旅行も多く、豚の「ミニ豚芸」というものも、見ものでありました。 ちなみに、社長理事の木村修氏は、経済産業省認定「地域おこしに燃える人」、専務理事の吉田修氏は、国土交通省認定「観光カリスマ100選」、また、経済産業省認定「地域おこしに燃える人」に認定されております。牛も、35頭飼っており、食べ物教育をきっちりとやりたかったということでありました。 最終日は、滋賀県草津市役所で、まちづくりや観光について、お話を伺いました。説明の後、「草津宿本陣」という施設がございまして、視察を希望いたしましたが、お見せするほどの施設ではないということで、断られましたけれども、帰りに「草津市立水生植物公園みずの森」という施設と、道の駅を見学してまいりました。以上でございます。 ○議長(中次俊郎)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔建設経済常任副委員長 三島好雄降壇〕 ○議長(中次俊郎)  以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。 次は、総務文教常任委員会における報告を求めます。副委員長、光野議員。〔総務文教常任副委員長 光野惠美子登壇〕 ◎総務文教常任副委員長(光野惠美子) それでは、総務文教常任委員会の管外視察について、報告いたします。 本委員会は、10月4日から3日間、付託調査事項の管外視察調査を実施いたしました。 初めに、行財政改革についての調査のために、香川県坂出市に参りました。 坂出市の特徴は、職員自ら的確な判断と創意工夫により、市民サービスを低下させることなく、最小限の経費で最大の効果を上げることを目的として、職員全員が計画策定に取り組み、全職員で研修と再検討に努め、一丸となった取り組みで、成果を上げられていました。 次に、愛媛県今治市で、学校給食と地産地消について、調査いたしました。 今治市では、昭和58年から一部地域で事業化され、昭和63年からは、市全体で取り組まれ、現在、「安全な食べものによる健康都市づくり戦略」のもと、日本一の学校給食を目指され、農薬・化学肥料の50%削減や、特別今治産栽培米、また、今治産小麦粉パン、今治産大豆の豆腐、有機無農薬野菜を学校給食に取り入れるなど、市を挙げて、積極的に、地産地消を学校給食に活かす具体的な施策を実施されています。説明の後に、給食の献立と食育について、質疑を交わしました。 最後に、岡山県倉敷市で、英語教育総合推進プロジェクトについて、調査いたしました。 倉敷市の英語教育総合推進プロジェクトは、前市長が「国際文化都市くらしき」構想の実現のために、英語教育の推進に取り組まれたのが始まりですが、平成16年に、国から英語教育推進特区を受けられ、単市雇用の外国人英語講師プログラム、また、くらしきグローバルフレンドシップ事業、指定校から全校に広められた小学校英語科研究推進校事業など、積極的な事業展開の説明を受けました。 加えて、充実した教員研修の取り組み状況を聞き、委員から、総合学習の時間が英語学習に変わることについて等、意見を交わしました。倉敷市の視察で、国の学習指導要綱改正に伴う今後の柳井市英語教育の取り組みに、参考になる事例を多く知ることができました。 今回の調査結果を、今後の委員会での審査に活かし、柳井市の改革改善の議論を深めてまいりたいと思います。これをもちまして、総務文教常任委員会の視察報告を終わります。なお、視察の詳細資料は、議会事務局に保管しておりますので、ご参照ください。 ○議長(中次俊郎)  ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中次俊郎)  質疑を終結いたします。〔総務文教常任副委員長 光野惠美子降壇〕
    ○議長(中次俊郎)  以上で、総務文教常任委員会の報告を終わります。 以上で、閉会中の付託調査視察報告を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(中次俊郎)  以上で、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。長期間にわたり、慎重なご審議をいただきまして、誠にありがとうございました。 各議員の皆様、そして、執行部の皆様には、この1年間、柳井市政の発展と市民福祉の向上のため、大変なご尽力を賜りましたことに、心から敬意を表します。また、円滑な議事運営に、厚くお礼を申し上げます。 それでは、これをもちまして、平成22年第4回柳井市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。午後1時19分閉会──────────────────────────────      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         平成22年12月21日                     議  長 中次 俊郎                     署名議員 光野惠美子                     署名議員 藤里 克享...