長門市議会 > 2021-03-18 >
03月18日-04号

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  1. 長門市議会 2021-03-18
    03月18日-04号


    取得元: 長門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    令和 3年 3月定例会(第1回)───────────────────────────────────────────令和3年 3月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第4日)                             令和3年3月18日(木曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号)                      令和3年3月18日(木) 午前9時30分開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第8号 令和3年度長門市一般会計予算      議案第9号 令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第10号 令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算      議案第11号 令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算      議案第12号 令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第13号 令和3年度長門市水道事業会計予算      議案第14号 令和3年度長門市下水道事業会計予算      議案第15号 長門市環境整備協力費基金条例      議案第16号 長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例      議案第18号 長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第19号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第20号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第21号 長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例      議案第22号 長門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第23号 長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 長門市特産品販売センター条例を廃止する条例      議案第28号 市道路線の認定について      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する            基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区)) 日程第3 議案第41号から議案第45号及び報告第2号の一括上程 日程第4 議案第45号 長門市教育委員会教育長の任命について 日程第5 報告第2号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第6 議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第7 議案の委員会付託 日程第8 議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第9 議員派遣について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 議案第8号 令和3年度長門市一般会計予算      議案第9号 令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第10号 令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算      議案第11号 令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算      議案第12号 令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算      議案第13号 令和3年度長門市水道事業会計予算      議案第14号 令和3年度長門市下水道事業会計予算      議案第15号 長門市環境整備協力費基金条例      議案第16号 長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第17号 長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例      議案第18号 長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第19号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例      議案第20号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第21号 長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例      議案第22号 長門市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第23号 長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      議案第24号 長門市特産品販売センター条例を廃止する条例      議案第28号 市道路線の認定について      議案第33号 長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例      議案第34号 長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例      議案第35号 長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例      議案第36号 長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第37号 長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第38号 長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例      議案第39号 地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について      議案第40号 工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区)) 日程第3 議案第41号から議案第45号及び報告第2号の一括上程      議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事)      議案第45号 長門市教育委員会教育長の任命について      報告第2号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第4 議案第45号 長門市教育委員会教育長の任命について 日程第5 報告第2号 専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて) 日程第6 議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第7 議案の委員会付託     予算決算委員会      議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)     総務民生委員会      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第8 議案第41号 令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)      議案第42号 令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第43号 長門市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第44号 工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事) 日程第9 議員派遣について──────────────────────────────出席議員(17名)1番 上田 啓二君       2番 綾城 美佳君3番 早川 文乃君       4番 中平 裕二君5番 橋本 憲治君       6番 有田  茂君7番 吉津 弘之君       8番 岩藤 睦子君9番 南野 信郎君       10番 重村 法弘君11番 重廣 正美君       12番 長尾  実君14番 三輪  徹君       15番 田村 哲郎君16番 林  哲也君       17番 大草 博輝君18番 武田 新二君                ──────────────────────────────欠席議員(1名)13番 先野 正宏君                ──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局  長 石本  徹君       次  長 山下 賢三君主  査 岡本 功次君       書  記 佐伯加寿馬君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 江原 達也君  副市長 …………………… 大谷 恒雄君教育長 ………………… 松浦 正彦君  企画総務部長 …………… 長尾 正勝君市民福祉部長 ………… 光永 忠由君  経済観光部長 …………… 小林 健司君経済観光部理事 ……… 田村 富昭君  建設部長 ………………… 早川  進君会計管理者 …………… 小川  章君  教育部長 ………………… 中谷 信浩君消防長 ………………… 杉村 俊宏君  三隅支所長 ……………… 宮垣 清久君日置支所長 …………… 光井  修君  油谷支所長 ……………… 梶山 陽司君上下水道局長 ………… 宗村 憲知君  企画総務部政策調整監 … 堀  俊洋君総務課長 ……………… 井関 勝裕君  財政課長 ………………… 高橋 伸二君学校教育課長 ………… 伊藤 充哉君                    ──────────────────────────────午前9時30分開議 ○議長(武田新二君) おはようございます。 本日の出席議員については17人であり、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(武田新二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、早川文乃議員及び中平裕二議員を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第8号~議案第24号・議案第28号・議案第33号~議案第40号 ○議長(武田新二君) 日程第2、これより、議案第8号から議案第24号まで、議案第28号及び議案第33号から議案第40号までを一括議題とします。各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。 予算決算常任委員長重村法弘議員。 ◎予算決算常任委員長(重村法弘君) 皆さん、おはようございます。委員長の重村でございます。多少時間を取りますけれども、御清聴のほうよろしくお願いします。 それでは、予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第8号「令和3年度長門市一般会計予算」については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 本議案については、予算決算常任委員会内に総務民生分科会文教産業分科会を設置し、それぞれ所管する科目について、延べ4日間にわたり審査を行いました。審査の状況について、主なものを御報告申し上げます。 歳入費目、地方交付税普通交付税に関して、委員から、予算額75億円の算出根拠について質疑があり、執行部から、令和2年度の交付決定額73億5,000万円を基準とし、国の地方財政計画の伸び率や国勢調査による人口減少及びコロナウイルス感染症により減となる要素を加味し、結果として昨年度比約2.5%増の75億円として算定したとの答弁がありました。 次に、基金費の財政調整基金に関して、委員から、財政調整基金の積立基準に関する基本的な考え方について質疑があり、執行部から、財政調整基金の積立てについては、独自に基準を設けていないが、地方財政法7条で繰越金の2分の1を積み立てるよう示されており、例年前年度の決算が認定された後に積み立てているとの答弁がありました。 次に、公債費に関して、委員から、令和3年度における公債費負担の軽減に向けた取組について質疑があり、執行部から、令和元年度は大型事業により、プライマリーバランスがマイナスになったものの、それ以外は近年プラスを維持しており、令和3年度についてもプライマリーバランスはプラスとなる状況である。近年は地方債残高も減少していること、繰上げ償還ができる資金とできない資金があることなどを総合的に判断し、令和3年度については繰上げ償還を見込まずに予算編成をしたとの答弁がありました。 次に、歳入費目、市税の市民税に関して、委員から、個人市民税及び法人市民税滞納繰越分に関わる収納率見込み及び徴収に関する基本的な考え方について質疑があり、執行部から、新型コロナウイルス感染症の関連で猶予した部分もあるが、個人市民税については25.0%、法人市民税については90.0%を算出上の収納率として新年度予算に計上した。また、徴収業務については、感染症の影響による滞納と、それ以外による滞納を分けて取り組んでいきたいと考えており、感染症の影響により納税が困難な方については、柔軟かつ適切な対応をしていくとの答弁がありました。 次に、企画費の定住促進対策事業について、委員から、移住コーディネーターの1名増員による事業効果について質疑があり、執行部から、移住コーディネーターは、平成30年度から向津具地区に配置しているが、令和2年度は2月末現在で147件もの移住相談があり、前年度と比較し、大幅に相談件数が増加している。3年度からは1名増員することで、東部、西部それぞれ1名を配置した2名体制となり、定住支援員との連携などにより、さらなる移住者の受入れを促進していくとの答弁がありました。 次に、ケーブルテレビ放送費光ファイバー網整備事業に関して、委員から、光ファイバー網整備完了後の料金改定について質疑があり、執行部から、民間の光ファイバー網を使用したサービスもある中で、指定管理者とも協議しながら、なるべく使いやすい料金設定を考えている。料金に関しては条例で定められていることから、9月定例会に条例改正案を提出できるよう、指定管理者と協議をしているとの答弁がありました。 次に、油谷支所費の油谷地区小さな拠点づくり推進事業に関して、委員から、福祉団体に交付予定の施設整備補助金500万円が福祉関連予算ではなく、油谷支所費へ計上されている理由について質疑があり、執行部から、現在油谷支所の敷地内で福祉事業者2団体が就労支援B型事業を開所されているが、油谷地区の小さな拠点づくり構想を進める中で移転を余儀なくされることから、施設整備に関わる補助金を油谷支所費で計上したとの答弁がありました。 次に、出張所費の宇津賀支所移転事業に関して、委員から、移転後の業務開始日を6月1日とした理由について質疑があり、執行部から、宇津賀郵便局内へ出張所を移転することについては、総務省の許可が得られたが、これから業務マニュアルの策定、施設の整備、建物の改築等、所要の日数が必要であることから6月1日と決定したとの答弁がありました。 次に、常備消防費の高機能消防通信指令装置機器更新事業に関して、委員から、消防庁舎はまだ新しい施設にも関わらず機器の更新事業を予算計上した理由について質疑があり、執行部から、高機能消防通信指令装置には、大きく通信系装置情報系装置の2つに分けられるが、今回の更新は、情報系装置の耐用年数が5年であるため更新するものである。一方、通信系装置については、耐用年数が10年であり、耐用年数に基づき計画的に更新をすることとしているとの答弁がありました。 次に、市民活動推進費の市民のキズナ創出事業に関して、委員から、令和2年度までの市民のちから応援補助金事業を見直して新規事業とした理由及び事業内容について質疑があり、執行部から、事業を検証する中で審査の過程におけるヒアリングやプレゼンテーションなどが、市民にとって煩雑で申請しづらい手続であったこと。また、活動の主力が中高齢層になっていることなどから、次世代を担う若者へのアプローチの必要性を課題と捉え、制度の改善を図るため新規事業とした。この事業を通じて若い世代の市民活動への参加を促し、新しい担い手の育成を図ることを目的とした事業であるとの答弁がありました。 次に、市民生活費市民相談事業に関して、委員から、専門相談員を配置する理由について質疑があり、執行部から、現在市役所に対する市民からの相談は、市民相談係が担っているが、近年、近隣トラブル悩み事相談など、相談内容は複雑かつ多様化し、市民相談の需要が高まっている。そこで、専門性の高い相談にも対応できるよう相談専門員を配置し、相談体制の充実・強化を図ることを目的としているとの答弁がありました。 次に、社会福祉総務費社会福祉協議会運営補助金に関して、委員から、社会福祉協議会に対する運営補助金について、令和3年度の補助率が令和2年度の80%から85%に引き上げられた理由について質疑があり、執行部から、社会福祉協議会は運営が厳しい中で、赤字事業内容の検討や人件費の圧縮など、経営改善に努められていることから、市としても人件費分の補助率を引き上げて支援するものであるとの答弁がありました。 次に、老人福祉費福祉タクシー助成事業に関して、委員から、令和2年度までは障害者を助成対象とした事業であったが、令和3年度においては助成対象者に高齢者を加えた事業となっている。助成対象を拡充した理由について質疑があり、執行部から、高齢者等を対象とした調査や相談等を受ける中で、移動手段の課題とともに、交通手段の支援の要望が多く寄せられていたことから、従来の福祉タクシー助成事業に要介護3・4・5の在宅高齢者を対象として加えることになったとの答弁がありました。 次に、保育園費の公立保育園安全体制見守り推進事業について、委員から、ゼロ歳児の受入れを行っている保育園に、午睡チェックシステムを導入する理由及び事業の内容について質疑があり、執行部から、睡眠中の赤ちゃんが何の兆候もなく、既往歴もないまま突然、死に至る事例が全国で見られるため、子ども達の安全を第一に考え、発症の予防体制を整備する事業である。具体的には、センサーを子どもの服に取りつけ、午睡中における体の動きなどの変化を光と音で職員に伝えるシステムとなっており、システムの導入により、保育士の負担軽減につながることで、より一層保育に集中できる環境を整えることができるようになるとの答弁がありました。 次に、健康増進事業費の女性のがん検診受診率向上対策事業に関して、委員から、事業の内容について質疑があり、執行部から、女性のみを対象とした子宮がん検診乳がん検診については、20歳の若い世代からの受診が可能となっているが、経済的負担等の理由から検診率が低い傾向にあるため、子宮がん検診については20歳から40歳、乳がん検診について40歳から69歳を対象として、検診費用を無料とすることで受診率の向上を図る事業であるとの答弁がありました。 次に、地域医療推進費診療所運営事業に関して、委員から、課題である医師の確保及び医療機器のメンテナンス及び更新について質疑があり、執行部から、医師の確保については山口大学医学部から派遣調整、看護師、事務員等も欠員の確保に努めている。また、診療所の円滑な運営のために必要な機器に関しては保守点検を行っているが、メンテナンスの充実により、機器寿命を長く保つように取り組んでいるとの答弁がありました。 次に、農業振興費の中山間地域等直接支払い交付金事業に関して、委員から、制度が開始されて20年以上経過しているが、この制度の目的の一つでもある耕作放棄地の減少に関する担当課の検証について質疑があり、執行部から、毎年集落協定の締結状況、交付金の使用状況、協定による農用地の維持・管理等実施状況の調査を行い、事業の検証をしている。事業に取り組む集落が減少しているものの、制度により耕作条件が厳しい中山間地域の農地が維持・確保されていると認識しているとの答弁がありました。 次に、農業振興費の美しい農村再生支援事業に関して、委員から、棚田保全事業費補助金の交付目的について質疑があり、執行部から、長門市内で指定を受けた油谷地区の東後畑及び本郷の棚田における棚田農地の保全、関係人口等を増加させるための取組に対する支援を目的として交付する補助金であるとの答弁がありました。 次に、農地費の県営事業負担金に関して、委員から、県営事業の中には、事業の進捗が予定どおりに進まないため、耕作ができず困っている農家もいる。事業の進捗に対する市の働きかけについて質疑があり、執行部から、県営事業については地権者との打合せ等、県と市が連携しながら行っている。事業の進捗については、計画どおり進めて頂くよう県に強く要望するとともに、地権者に対してしっかり説明をしていく必要があると考えているとの答弁がありました。 次に、林業振興費木育推進事業に関して、委員から、長門おもちゃ美術館指定管理料1,173万9,000円の内訳について質疑があり、執行部から、施設の運営管理に要する費用が約890万円及びこれまで委託事業としていた誕生祝い品事業や学校との連携等、木育推進事業に要する費用が約280万円となっているとの答弁がありました。 次に、林業振興費のながと産木材サプライチェーン構築事業に関して、委員から、ながと型住宅助成事業補助金について質疑があり、執行部から、市産木材の利用促進を図る目的で、農林水産課建築住宅課とが部局を越えて連携し、市産木材の利用促進に努めようという趣旨で予算化をしたものであるとの答弁がありました。 次に、観光振興費長門湯本温泉観光まちづくり推進事業に関して、委員から、長門湯本温泉エリアマネジメント事業補助金2,795万円の内訳について質疑があり、執行部から、事業主体である長門湯本温泉まち株式会社に交付される補助金であり、内訳としては情報発信費として915万円、コンテンツ造成費として260万円、インフラ日常管理費として300万円、事務局経費として1,320万円となっているとの答弁がありました。 更に委員から、長門湯本温泉まち株式会社の事業実績に対する市の評価について質疑があり、執行部から、今年度がまだ終わっていないので評価できないが、コロナ禍でのスタートであり、大変な状況である中、温泉街全体で感染対策を取りながら安心して観光客が楽しめる取組をされていると認識していると答弁がありました。 次に、商工業振興費の三隅地区工場用地整備事業に関して、委員から、令和2年度までに実施した事業の毎年度における事業費の額及び事業の進捗状況について質疑があり、執行部から、平成28年度から実施している事業であるが、令和2年度末までの事業費見込み額は7億4,591万5,000円となっている。市及び進出企業において体制が変わったこと、またコロナ禍等により、面談機会がかなわなかったことから、工場用地の進捗状況は随時三隅工場に報告をさせて頂くと同時に、昨年末には市長が三隅工場に出向き、面談をし、今後の進め方について協議が行われているとの答弁がありました。 更に委員から、工場用地の売却交渉について質疑があり、執行部から、現在は具体的な交渉を行っていないが、今後第1工区の完了次第、速やかに協議を進めたい旨を伝えているとの答弁がありました。 次に、商工業振興費の地域公共交通推進事業に関して、委員から、10月から導入が始まるデマンド交通の運行に関する既存のバス運行会社との協議について質疑があり、執行部から、長門市公共交通協議会を実施し、令和2年度に3回ほど協議を重ねてきた。バス会社3社にも参加を頂いており、合意の上でデマンド事業を進めている状況であるとの答弁がありました。 次に、商工業振興費のバス路線運行維持対策事業に関して、委員から、デマンド交通の体制整備後における既存バス会社への運行維持補助金額及び運行路線について質疑があり、執行部から、運行維持に関わる補助金の額については、令和3年度では1億4,800万円を予算計上している。体制整備後の補助金額については、現時点でははっきり算出できる状況ではないが、8,000万円程度と試算している。運行路線については、市内完結型の系統については協議会で協議、基準を設定し、住民に影響が出ないように配慮し総合的に判断していく。また、他の自治体をまたぐ路線については、関係自治体と協議を行いながら見直しに向けて検討していくとの答弁がありました。 次に、商工業振興費の長門市しごとセンターを核とした地域未来創造事業に関して、委員から、敷地内の工場棟を解体する理由及び跡地の活用について質疑があり、執行部から、工場棟については築年数が古く、施設の老朽化が急激に進んでおり、活用に当たっては耐震化工事等を施す必要もあり、現状での利活用は困難であるため解体撤去する。また、跡地の活用については、隣接するスポーツ団体、財団、しごとセンターと連携した活用を検討したいとの答弁がありました。 次に、観光振興費の向津具ダブルマラソン事業ほか、各種スポーツイベントの開催事業に関して、委員から、新型コロナウイルス感染症を原因とした大会の開催中止に関する基準について質疑があり、執行部から、開催の可否については、第一義的には山口県の緊急事態宣言の発令状況によるが、罹患者の状況等これまでの例を参考にして判断するものと考えている。いずれにしても開催の中止の決定については、各大会の実行委員会の判断に委ねたいとの答弁がありました。 次に、地方創生推進費の海・山・人が織りなす新たな旅のスタイル創造事業に関して、委員から、下関市、美祢市及び長門市の3市が連携して取り組む事業内容及び目的について質疑があり、執行部から、県北西部エリアにおける自然資源を生かした交流人口の拡大やアウトドア関連イベントを更に盛り上げていくため、ジャパンエコトラック推進協議会が推奨する自転車、トレッキング、カヌーといった人力による移動ルートの公式認定を目指すことと併せて、これまでの温泉と食、景勝地を巡るというだけのツアーから、設定ルートの活用によるアウトドアスポーツを通じて、様々な自然や食などを満喫する着地型の観光メニューの充実と情報発信に取り組むこととしているとの答弁がありました。 次に、道路橋梁新設改良費の過疎対策事業に関して、委員から、市道の道路改良事業における費用対効果について質疑があり、執行部から、基本的には公共工事の場合、費用対効果を十分検証し、意思決定の必要があると認識しているが、地元からの要望によって整備を進める生活道などでは、費用対効果については難しい面もあると考えている。そうしたことから災害時に代替道路がなく、集落が孤立する場合や緊急車両が侵入できない道路など、市民のいのちと生活を守る観点を第一に考え、総合的に判断して事業決定しているとの答弁がありました。 次に、河川改良費の防災・減災対策河川整備事業に関して、委員から、前年度と比較し予算額が大幅に増加となっている理由について質疑があり、執行部から、これまで市が一般単独経費で事業を行ってきたが、国において創設された緊急浚渫事業債を活用した事業として、市内26河川の浚渫事業を予定している。計画どおりに5年間で事業を完了させるため、令和3年度は大幅増額となったとの答弁がありました。 次に、住宅管理費の空き家対策事業に関して、委員から、危険な空き家を除去するための補助金1,200万円の算出根拠及び令和3年度における略式代執行の実施予定について質疑があり、執行部から、令和2年度の補助金交付に関する実績は11件で1,033万円であったが、近年の相談件数が増加していることを加味し、令和3年度は交付件数12件、交付額1,200万円を見込み予算計上した。また、略式代執行については、深川湯本地区と西深川地区において2件の実施を予定しており、解体費用については、2件分で617万8,000円を見込んでいるとの答弁がありました。 次に、教育振興費のICT教育推進事業に関して、委員から、ICT支援員の配置計画及びアドバイザー業務の内容について質疑があり、執行部から、ICT支援員の配置については、文部科学省の指針では4校につき1名の配置を標準的配置人数と定めており、本市においては、学校数が16校であることから4名の配置を計画し、情報教育環境の充実と教職員の負担軽減を図ることとしている。また、アドバイザー業務は、学習用端末の使用方法及び授業における活用方法の研修やICT機器の活用に関する提案などについて、専門的な知見を有する業者に委託する業務であるとの答弁がありました。 次に、学校給食費の給食調理業務委託事業に関して、委員から、学校給食調理業務を民間に委託することによる経費の節減効果について質疑があり、執行部から、調理業務を民間委託した場合、これまでの直営方式と比較し、人件費や事業費など年間に約1,200万円の節減になると試算しているとの答弁がありました。 次に、教育振興費の楽しく学ぶ英会話支援事業に関して、委員から、事業の必要性について質疑があり、執行部から、市の教育方針としてグローバルな視点を子ども達に届けたいという思いが強く、英語で発信できる人材の育成や教育水準の向上を図り、子育て世代から選ばれるまちづくりの一助として事業を推進するものである。この事業で小学校1・2年生に対し英会話支援を行うことで、小学校1年生から中学校3年生まで、義務教育の期間中は途絶えることなく英語教育を実施できる。令和2年度に仙崎小学校で実証準備を進めてきたことを基に進めていきたいとの答弁がありました。 次に、文化財保護費の長門市歴史民俗資料館(仮称)整備事業に関して、委員から、今後の整備予定について質疑があり、執行部から、実施設計は完了しており、4月から入札執行のための準備を行う。工期は8か月間を予定しており、令和4年3月末に完成する予定であるとの答弁がありました。 次に、公民館費の仙崎公民館整備事業に関して、委員から、基本計画策定業務について質疑があり、執行部から、仙崎公民館を整備するに当たっては、建物や駐車場の規模、建物の配置等に関して専門的な知見が必要となることから、建設コンサルタントに計画の策定業務を委託したいと考えているとの答弁がありました。 討論では、限られた財源の中においても議会の要望事項が予算化されていることは評価できるが、令和3年度の当初予算からは市の中長期的な展望が見えず、市長の明確なメッセージやリーダーシップが見えないなどの理由により、認めることができないと反対する意見がありました。 採決の後、委員の発議により、議案第8号に対する附帯決議案が提出され、賛成全員で可決しました。 附帯決議案は、1、コロナウイルス感染症の影響による生活困窮や事業不振による滞納等が発生した場合、現下の地域経済の状況に鑑み、減免や徴収猶予を適用するなど、滞納者個々の実情を十分考慮し、適切に対応すること。 2、FTTH光化事業は、令和4年度春からの市内全域のサービス開始となるため、令和3年度は最終年度の計画になっているが、これまでも工期内に完了しない工事があったことから、令和3年度の事業執行に当たっては、工期内に工事を完了すること。また、設計施工の一括発注を見直し、工事の責任体制の明確化を図ること。 3、シティプロモーション事業及び海・山・人が織りなす新たな旅のスタイル創造事業については、総務省の地域おこし企業人交流プログラムを活用することになっている。登用される外部人材の能力が十二分に発揮できる環境と体制の整備を図ること。 4、油谷支所や宇津賀出張所の移転については、行政や郵便窓口の存続のためにはやむを得ない側面があるものの、過疎地域における身近な行政機関として住民サービスの維持や地域コミュニティの確保を図り、行政機能の低下にならないよう努めること。 5、7つの地区社協にエリア支援員を配置する予定としているが、その任務については抽象的であるため、地区社協とエリア支援員との線引きが難しい。はっきりとした線引きをするとともに、指揮監督の徹底を図ること。 6、就労移行支援事業は、障害者の一般就労等への移行に向けて大切な準備期間となるが、本市では2年前から就労移行支援を行う事業所がなくなり、萩市などの他市の事業所を利用している状況になっている。障害のある方が市内で就労移行支援を利用できるよう、引き続き尽力されたい。 7、コロナ禍で生活に困窮する世帯が増える中で、最後の安全網である生活保護の役割はますます重要になっており、厚生労働省も生活保護の申請は国民の権利とホームページで呼びかけ、申請の障害になっている親族への扶養照会も義務でないと認めている。相談者が申請をためらうことのないような対応を取り、保護を適切に実行すること。 8、コロナウイルス感染症の蔓延による影響もあり、全国的に自殺者が増加傾向にある。こうした事態を未然に防ぐためにも、庁内各課及び関係機関や団体との緊密な連携を行い、自殺予防対策に取り組むこと。 9、女性のがん検診受診率向上対策事業については、広報やほっちゃテレビ、SNS等を活用するなど、市民への周知徹底を図り、さらなる受診率の向上に努めること。 10、地域公共交通推進事業においては、既存バス路線の減便、廃止を含めた見直しを進め、市内全域へのデマンド交通の導入を基本とした市民の利便性を損なうことのない公共交通体系の再構築を図ること。 11、三隅地区工場用地整備事業について、諸般の事情により、当初計画からかなりの遅れを生じていることから、進出企業の工場建設が早期に着手できるよう引き続き用地造成の完了を目指し、着実な事業進捗を図られたい。以上の11項目について、市は十分に留意して執行することとしております。 その他の費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。以上で、予算決算常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) 以上で、予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長、岩藤睦子議員。 ◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) おはようございます。総務民生常任委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を総務民生常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第16号「長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」、議案第18号「長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例」、議案第19号「長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例」、議案第20号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」、議案第33号「長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例」、議案第34号「長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例」、議案第35号「長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」、議案第36号「長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第37号「長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、議案第38号「長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第39号「地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について」、議案第40号「工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区))」、以上12議案については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 議案第9号「令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」、議案第11号「令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算」、議案第12号「令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算」、議案第15号「長門市環境整備協力費基金条例」、以上4議案については、賛成多数で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第15号「長門市環境整備協力費基金条例」の審査におきましては、委員から、周辺の環境整備の対象となる自治会について質疑があり、執行部から、ボートレースチケットショップながとの設置されている駅前区及び隣接している湊中央区や正明市等の自治会が対象であるとの答弁がありました。 次に委員から、教育及び子育て環境の整備の内容及び対象の地域について質疑があり、執行部から、青少年対策教育環境におけるハード、ソフト全般の整備等を想定しており、対象地域は市内全域であるとの答弁がありました。 討論では、委員から、基金の処分の内容については、本来は税金で賄われるべきものであり、ギャンブルに負けた人達の原資で補おうとすること自体、政治的、道義的また公共政策としても許容できるものではなく、人の不幸の上に成り立つ基金の設置は認められないとの反対意見がありました。 議案第40号「工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区))」の審査におきましては、委員から、前回の入札では、仕様書において部材の一部がメーカーを限定するような表記となっていたが、今回の入札では解消されたのかとの質疑があり、執行部から、部材については同等品との使用可とする旨を明確に示し、問題なく入札が執行できたと考えているとの答弁がありました。 次に委員から、変動型最低制限価格制度によって前回の入札では、応札した2社のうち高い金額を提示したほうが落札する結果となったが、今回の入札に当たって制度の検討はされたのかとの質疑があり、執行部から、前回の入札と同年度内に行われた今回の入札においては、公平性の観点からも制度の変更は行っていない。今回は最低制限価格を下回る金額での応札はなかったが、今後も入札の制度については来年度新設される監理管財課を中心に研究を続けていくとの答弁がありました。 議案第9号「令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、本市の1人当たりの保険料と標準保険料率との比較について質疑があり、執行部から、本市の保険料は現行の保険料率では1人当たり9万1,246円、標準保険料率では8万6,738円となる見込みであり、現行の保険料率のほうが4,508円上回っているとの答弁がありました。 次に委員から、国保加入者における医療費の動向について質疑があり、執行部から、1人当たりの医療費は県内平均及び本市ともに平成30年度から令和元年度にかけて増加しており、令和2年11月診療分までの集計から令和2年度においても更に増加すると考えられる。また、県内平均を本市と比較すると、平成30年度、令和元年度において本市が県内平均を上回り、令和2年11月診療分までの集計から見て令和2年度においても本市のほうが高額になると見込まれる。したがって1人当たりの医療費については増加傾向にあるとの答弁がありました。 次に委員から、特定健康診査等事業費の手数料の増額理由について質疑があり、執行部から、前年度の当初予算では未受診者への勧奨を業務委託する予定としていたことから委託料に計上していたが、その後、国保連合会が県内市町を取りまとめ、同様の事業を安価に実施できることが判明したことから、国保連合会への事務手数料として計上したためであるとの答弁がありました。 討論では、委員から、国民健康保険事業については、長引く不況から保険料を払いたくても払えない世帯が増える中、国の予算削減や高齢化と医療の高度化による1人当たりの医療費の伸び等によって、被保険者の負担能力をはるかに超える保険料となっており認められないとの反対意見がありました。 議案第11号「令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、特別徴収及び普通徴収の被保険者数の見込みについて質疑があり、執行部から、特別徴収は1万3,044人、普通徴収は1,012人と見込んでいるとの答弁がありました。 次に委員から、介護保険サービスの自己負担割合毎の利用者数について質疑があり、執行部から、1割負担者が2,601人、2割負担者が99人、3割負担者が41人と見込んでいるとの答弁がありました。 次に委員から、認知高齢者家族等支援事業における補助の内容及び件数について質疑があり、執行部から、位置情報サービス機器の購入に係る初期導入費用や登録諸経費、レンタルに係る初期費用を上限2万円として、1人につき1回補助することとしており、件数は20件を見込んでいるとの答弁がありました。 更に委員から、位置情報の利用方法について質疑があり、執行部から、高齢者の靴やかばんなどにGPS機器を装着することで、家族が現在地を知りたいときにパソコンやスマートフォンなどで検索することができる。行方不明になった場合、家族の意向で警察等に情報を共有することも考えられるとの答弁がありました。 討論では、委員から、基金の取り崩しによって保険料を据え置いた点は評価するが、コロナ禍もあって高齢者本人や家族の貧困が深刻化し、保険料の滞納が問題となっている。市独自の利用料負担軽減や保険外サービスの実施に踏み出すべきであるとの反対意見がありました。 議案第12号「令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算」の審査におきましては、委員から、令和3年度の1人当たりの保険料について質疑があり、執行部から7万7,627円を見込んでいるとの答弁がありました。 次に委員から、保険料の軽減特例の見直しについて質疑があり、執行部から7割軽減の対象者については、これまで特例で更に上乗せした軽減が行われていたが、段階的に本来の軽減割合への見直しが行われ、令和3年度からは本来の7割軽減となるとの答弁がありました。 討論では、委員から、後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで、負担増と差別医療を押しつけるものであるとの反対意見がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げるべきことはございません。 以上で、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 次に、文教産業常任委員長、重廣正美議員。 ◎文教産業常任委員長(重廣正美君) おはようございます。文教産業常任委員長の重廣でございます。 文教産業常任委員会に付託されました議案につきまして、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、文教産業常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第10号「令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算」、議案第13号「令和3年度長門市水道事業会計予算」、議案第14号「令和3年度長門市水道事業会計予算」、議案第17号「長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例」、議案第21号「長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例」、議案第22号「長門市営住宅条例の一部を改正する条例」、議案第23号「長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第24号「長門市特産品販売センター条例を廃止する条例」、議案第28号「市道路線の認定について」、以上9議案につきましては、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について、主なものを御報告申し上げます。 議案第10号「令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算」の審査において、委員から、配湯利用料の算出根拠について質疑があり、執行部から、コロナウイルス感染状況による不確定要素も大きいが、様々な観光需要喚起の事業に伴い、利用状況がよい時期もあったことから、そのときの利用湯量を参考とし、令和2年度の当初予算と同等額で算出しているとの答弁がありました。 議案第13号「令和3年度長門市水道事業会計予算」の審査において、委員から、水道料金の適正化に向け市民の理解を得るためにも、水道事業会計の現状について一層の情報開示が必要ではないかとの質疑があり、執行部から、市広報に特集記事を掲載するなど、毎年の決算の情報を市民に分かりやすく伝えていくような方法を考えていきたいとの答弁がありました。 次に、委員から、水道料金の値上げとともに、一般会計からの繰入金について検討の時期にあるのではないかとの質疑があり、執行部から、全域が過疎地域、中山間地域である本市において、老朽管の更新事業等、料金収入だけでは賄えない部分について精査し、基準内繰入れとして一般会計から繰入れが可能となるよう、制度そのものの見直しを他の自治体、活動団体と一緒になって要望していかなければならないと考えているとの答弁がありました。 更に委員から、大河内川ダムの建設の本体工事の着手年度及び洪水対策としての導水路整備計画の見通しについて質疑があり、執行部から、県は本体工事の着手を令和7年度と予定している。また、令和元年の県の公共事業の再評価においても導水路の計画は上がっており、整備されるものと考えているとの答弁がありました。 議案第14号「令和3年度長門市下水道事業会計予算」の審査において、委員から、コロナ禍における下水道使用料の徴収体制について質疑があり、執行部から、相談に応じ徴収猶予等の対応を行っている。また、未収金のある方については、今までどおり催告等も行いながら、話し合いにより納めて頂く体制をとっているとの答弁がありました。 議案第24号「長門市特産品販売センター条例を廃止する条例」の審査において、委員から、行政財産から普通財産に移行し利活用する計画であるが、解体撤去も視野に入れているのかとの質疑があり、執行部から、施設の活用を大前提として考えているが、様々な理由により活用されない場合は再度検討したいとの答弁がありました。 議案第28号「市道路線の認定について」の審査において、委員から、この時期に市道認定する理由について質疑があり、執行部から、本線は昭和60年3月に駅南土地区画整理事業の一環として設置され、都市計画道路として管理していたが、今後は国費を活用できる市道橋として認定し、より適正な維持管理を行っていくためであるとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げることはございません。 以上で、文教産業常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、文教産業常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長の報告は終わりました。これより順次、討論及び表決を行います。 議案第8号「令和3年度長門市一般会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 議案第9号「令和3年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 議案第10号「令和3年度長門市湯本温泉事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕
    ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 議案第11号「令和3年度長門市介護保険事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 議案第12号「令和3年度長門市後期高齢者医療事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。 議案第13号「令和3年度長門市水道事業会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 議案第14号「令和3年度長門市下水道事業会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。 議案第15号「長門市環境整備協力費基金条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立多数です。よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 議案第16号「長門市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 議案第17号「長門市証明等手数料条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 議案第18号「長門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 議案第19号「長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。 議案第20号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。 議案第21号「長門市農業近代化資金助成条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。 議案第22号「長門市営住宅条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。 議案第23号「長門市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。 議案第24号「長門市特産品販売センター条例を廃止する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。 議案第28号「市道路線の認定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。 議案第33号「長門市役所支所及び出張所設置条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 議案第34号「長門市一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例等の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第34号は、原案のとおり可決されました。 議案第35号「長門市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。 議案第36号「長門市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。 議案第37号「長門市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。 議案第38号「長門市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。 議案第39号「地方公共団体の特定の事務の取扱いに係る郵便局の指定について」討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。 議案第40号「工事請負契約の締結について(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事(青海島・渋木・真木・俵山地区))」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり、可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第41号~議案第45号・報告第2号の一括上程 ○議長(武田新二君) 日程第3、本日市長から、議案第41号から議案第45号まで及び報告第2号が追加提出されました。 これより、議案第41号から議案第45号まで及び報告第2号を一括議題とし、提出議案等について、提案理由の説明を求めます。江原市長。 ◎市長(江原達也君) 皆さん、おはようございます。それでは、本日追加提出致しました議案等の概要について御説明申し上げます。 議案第41号は、令和2年度長門市一般会計補正予算であります。 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症に対応するための緊急経済対策8,321万3,000円を追加するほか、予算措置が必要となった経費について、所要の補正を行うものであり、補正総額は5,957万3,000円、補正後の予算規模は240億9,077万2,000円となっております。 その主な内容としては、新型コロナウイルス感染症による経済的な影響が長期化する中、離職者への支援に加え、第1次産業従事者を含む、市内全ての中小事業者の事業継続意欲を保持するための給付金や、新たな日常に応じた事業の再構築など、生産性の向上を図るための取組への支援に要する経費のほか、光ファイバー網整備事業や消防設備等整備事業の財源更生についての予算を計上しているところであります。 このほか、繰越明許費として、年度内完成が困難となった油谷地区告知端末整備事業のほか、先程申し述べました緊急経済対策4事業について、翌年度に繰越す措置を講じるとともに、地方債の限度額についての変更を行っております。 一方、歳入予算におきましては、歳出との関連におきまして、国の3次補正予算による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のほか、財政調整基金繰入金の取りやめや、市債の追加などにより措置しているところであります。 議案第42号は、令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算であります。 今回の補正予算は、昨年12月定例会において議決を頂き予算措置した介護保険システム改修業務について、年度内の完成が困難なことから、翌年度に繰越すための措置を講じるものであります。 議案第43号は、介護保険条例の一部を改正するものであり、介護保険法施行規則が本年2月18日に改正され、第1号被保険者の保険料に係る基準所得金額が見直されたことから、所要の改正を行うものであります。 議案第44号は、工事請負に関する契約議案となります。 本議案は、長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事につきまして、一部未完了工事が生じたことなどにより、工事内容の一部を変更し、これに伴い契約金額を減額することから、議会の議決を求めるものであります。 議案第45号は、人事に関する議案となります。 本議案は、松浦正彦教育長が3月31日をもって辞職されることから、現在、本市教育委員会学校教育課長である伊藤充哉氏を新たに教育長として任命致したく、議会の同意を求めるものであります。 伊藤充哉氏は、昭和62年4月に山口県公立学校職員に採用され、小学校教諭として高い使命感と情熱をもって子ども達の成長を見守ってこられたところであります。 また、長門市教育委員会での教育行政経験を経て、下関市立勝山小学校長として学校運営を担われた後、平成30年4月から現在に至るまで、長門市教育委員会学校教育課長として務められるなど、教育行政に深い見識を有しておられ、教育長として適任であると考えているところでございます。 なお、任期につきましては、松浦教育長の残任期間であります令和4年3月31日までの1年間となるところであります。 この際、御報告を申し上げます。 報告第2号は、公務中の自動車事故について、本定例会報告第1号にて物的損害に関する損害賠償の額を専決したことを報告致しましたところでありますが、同じ事故につきまして、人的損害に関する損害賠償の額を専決したことから、報告するものであります。 以上、提出議案等について、その概要を御説明申し上げました。何とぞ御審議のほどよろしくお願い申し上げます。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第45号 ○議長(武田新二君) 日程第4、議案第45号「長門市教育委員会教育長の任命について」を議題とします。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 お諮りします。本案は、委員会付託及び討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託及び討論を省略することに決定しました。 採決します。採決は無記名投票で行います。 議場の出入り口を閉じます。〔議場閉鎖〕 ○議長(武田新二君) ただ今の出席議員数は、議長を除いて16人です。 次に、立会人を指名します。会議規則第30条第2項の規定により、立会人に重村法弘議員及び重廣正美議員を指名します。 投票用紙を配付します。〔投票用紙配付〕 ○議長(武田新二君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を点検します。〔投票箱点検〕 ○議長(武田新二君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載願います。 なお、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第69条第2項の規定により、否とみなします。 ただ今から投票を行います。議席番号1番の方から順次、前方の記載所で記載の上、投票願います。〔投票〕 ○議長(武田新二君) 投票漏れはありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。重村法弘議員及び重廣正美議員、開票の立ち会いをお願いします。〔開票〕 ○議長(武田新二君) 投票の結果を報告します。 投票総数16票、これは、先程の出席議員数に符号しております。 賛成13票、反対3票、以上のとおり賛成が多数です。したがって、議案第45号は、同意することに決定しました。 議場の出入り口を開きます。〔議場開鎖〕 ○議長(武田新二君) この際、暫時休憩いたします。11時10分から会議を再開します。午前11時03分休憩………………………………………………………………………………午前11時10分開議 ○議長(武田新二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただ今同意を得られました伊藤充哉氏から挨拶の申出がありますので、これを受けることとします。 ◎学校教育課長(伊藤充哉君) 失礼致します。長門市教育委員会学校教育課長の伊藤充哉と申します。 ただ今本議会におかれまして教育長任命の御同意を頂きました。身に余る光栄と存じますとともに、その職責の重さに身の引き締まる思いでいっぱいでございます。 本市の輝かしい歴史、文化、この中で生涯を通じて学び、互いを思いやり、こうした大人の姿に憧れを抱き自ら成長しようとする子ども達、このような教育の場づくり。教育委員の皆様、関係機関の皆様、地域の皆様としっかりと連携し、教育行政の代表者として、誠心誠意努めてまいる所存でございます。 もとより、微力、非才の身でございます。この先、何かと至らぬ点が多々あろうかと思いますが、市民の皆様、議員の皆様の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、本日このような場を設けて頂きましたことに心より感謝申し上げます。どうぞこれからよろしくお願い致します。ありがとうございました。(拍手)────────────・────・──────────── △日程第5.報告第2号 ○議長(武田新二君) 日程第5、報告第2号「専決処分の報告について(自動車事故に係る損害賠償の額を定めることについて)」を議題とします。 これより、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第41号~議案第44号 ○議長(武田新二君) 日程第6、議案第41号から議案第44号までを一括議題とします。 これより、質疑を行います。 お諮りします。議案第41号「令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)」は、長門市議会議会運営の申し合わせ事項に基づき、質疑を省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を省略することに決定しました。 次に、議案第42号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」について、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第43号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」について、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 次に、議案第44号「工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事)」について、質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、質疑を終わります。 以上で、ただ今議題となっています議案に対する質疑を終結します。────────────・────・──────────── △日程第7.議案の委員会付託 ○議長(武田新二君) 日程第7、議案の委員会付託を行います。 ただ今議題となっています議案第41号から議案第44号までは、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 この際、委員会開催のため暫時休憩致します。本会議の再開は午後1時を予定しています。午前11時15分休憩………………………………………………………………………………午後2時30分開議 ○議長(武田新二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第41号~議案第44号 ○議長(武田新二君) 日程第8、議案第41号から議案第44号までを一括議題とします。 各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。予算決算常任委員長重村法弘議員。 ◎予算決算常任委員長(重村法弘君) 皆さん、お疲れさまです。予算決算常任委員長の重村でございます。 それでは、予算決算常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、予算決算常任委員会を代表して御報告を申し上げます。 議案第41号「令和3年度長門市一般会計補正予算(第14号)」については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 労働諸費の雇用維持対策事業に関して、委員から、離職者支援給付金の給付対象者に対する周知方法について質疑があり、執行部から、制度の周知については商工団体を通じて行うほか、市のホームページやほっちゃテレビなど、できる限りの手段を使って周知徹底に努める。また、離職者に対しては、離職届を出される際に制度の周知をして頂くようハローワークにお願いしているとの答弁がありました。 商工業振興費のがんばる中小事業者応援給付金に関して、委員から、売上げが20%以上減少している市内の事業者数について質疑があり、執行部から、担当課としては1,000事業所を想定しており、その内訳としては、飲食店、ホテル、旅館などのサービス業が200事業所、その他の業種が500事業所、農林水産等第一次産業事業所で300事業所としているとの答弁がありました。更に、委員から、事業所の定義について質疑があり、執行部から、中小企業基本法に基づく中小事業者を定義づけしたいと思っている。本市において、所得税等の申告をしている事業者、若しくは法人住民税の均等割り等を納税している事業者等が対象になる。法人の経営形態ではなく、税務申告をし、営業実態のある法人であれば対象になるとの答弁がありました。 商工業振興費の交通事業者等事業継続支援事業に関して、委員から、バス路線運行維持対策事業との違いについて質疑があり、執行部から、バス路線運行維持対策事業補助金については、市内を運行しているバス系統の維持、確保を目的としているが、本事業については、コロナ禍により利用者が激減している交通事業者に対して、事業継続の支援を目的とする事業となっており、性質の異なる補助と考えているとの答弁がありました。 その他の費目については、特に御報告を申し上げるべきことはございません。 以上で、予算決算常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) 以上で、予算決算常任委員長の報告は終わりました。 お諮りします。予算決算常任委員長の報告に対する質疑は省略したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、委員長の報告に対する質疑を省略致します。 次に、総務民生常任委員長、岩藤睦子議員。 ◎総務民生常任委員長(岩藤睦子君) 皆さん、お疲れさまです。総務民生常任委員長の岩藤でございます。 それでは、総務民生常任委員会に付託された議案について、会議規則第37条の規定に基づき、その審査の経過と結果を、総務民生常任委員会を代表して御報告申し上げます。 議案第42号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」、議案第43号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」、議案第44号「工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事)」、以上3議案については、賛成全員で可決すべきものと決定しました。 それでは、審査の状況について主なものを御報告申し上げます。 議案第43号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」の審査におきましては、委員から、基準所得金額の見直しによる被保険者への影響及び対象について質疑があり、執行部から、合計所得金額が200万円から210万円までの方及び300万円から320万円までの方については、所得段階が1段階引き下げとなり介護保険料が安くなる。令和2年7月の調査による数値では、合計所得金額が200万円から210万円までの108人、300万円から320万円までの52人が対象となるとの答弁がありました。 議案第44号「工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事)」の審査におきましては、委員から、非常用自家発電機及び無停電電源装置の仕様の見直しについて質疑があり、執行部から、無停電電源装置については、当初30分程度稼働できる機器を想定していたが、今回採用する非常用自家発電機は、停電時の自動切替えに要する時間が40秒以内であることから、無停電電源装置を2分程度稼働できる機器に変更するものであるとの答弁がありました。 次に、委員から、実施設計による数量変更のための減額とは具体的にどのような内容かとの質疑があり、執行部から、油谷中継局内の空調機器について配置機器による発熱等を再検討し、規格を変更したことや、光ファイバーの布設ルートの検討及び必要芯数の精査によって、延長及び必要芯数を減らしたこと、また受信点設備の設備において事前調査を行った結果、本工事内での受信点設備については不施工としたこと等による減額であるとの答弁がありました。 次に、委員から、事業は工期内に完了する見込みなのかとの質疑があり、執行部から、今回の変更契約は、令和3年3月31日の工期内に完了可能な数量で積算している。残工事については、繰越予算を活用し、新年度改めて工事を行うこととしているとの答弁がありました。 次に、委員から、インターネット上位回線の増強工事を追加施工する理由について質疑があり、執行部から、現在インターネット上位回線については、1ギガで運用を行っているが、データ通信容量が限界量に達しており、インターネットサービスに支障を来している。本工事によって、日置地区・油谷地区のFTTH化が完了すれば、さらなるデータ通信容量の増加が見込まれることから、増強工事が必要であるとの答弁がありました。 なお、そのほかの議案については、特に御報告申し上げるべきことはございません。 以上で、総務民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(武田新二君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御質疑もないので、総務民生常任委員長に対する質疑を終わります。 以上で、各委員長の報告は終わりました。 これより順次、討論及び表決を行います。 議案第41号「令和2年度長門市一般会計補正予算(第14号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。 議案第42号「令和2年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。 議案第43号「長門市介護保険条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。 議案第44号「工事請負契約の一部を変更することについて(長門市光ファイバー網整備事業施設整備工事)」について討論を行います。御意見はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御意見もないので、討論を終わります。 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。〔賛成者起立〕 ○議長(武田新二君) 起立全員です。よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第9.議員派遣について ○議長(武田新二君) 日程第9、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。会議規則第86条の規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣したいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定しました。 更に、お諮りします。ただ今決定しました議員の派遣については、その後の事情により変更が生じる場合は、変更の決定を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武田新二君) 御異議なしと認めます。よって、その後の事情により変更が生じる場合は、変更の決定を議長に委任することに決定しました。 この際、松浦教育長から挨拶の申し出がありますので、これを許可します。松浦教育長。 ◎教育長(松浦正彦君) 御無礼します。 こうして皆さん方にお話しするのも最後になりましたけれども、教育長在任は5年間でございました。その間、本当に皆さん方には大変お世話になり、ありがとうございました。こうして、会期の一番最後に、こんな時間を御許可頂いたことには本当に感謝を申し上げたいというふうに思います。 在任5年間でございましたけれども、その間色んなことがございました。皆さん方とともに色んな御意見を交わしながら、更に高みを目指して事業展開を図ってきたということは常々思っております。 もともと私は、教育に身を置いてきた人間でございます。その頃の折から大切にしておる事柄がございまして、やはり物事を処するに、意図的に、計画的に、そして継続的に行うということは、広くうたわれております。このことを私は、教育行政をお預かりする立場になっても、大切にしてやってまいりました。きめ細やかな事業については、ここでいちいち申し上げることはできませんけれども、理念のもとに今の事業展開を図ってきたなという思いでもございます。当然、そこには子ども達の目線であるとか、或いは保護者の願いであるとか、或いは市民の思いであるとか、そういうものをしっかり酌み取りながら展開を図ってまいったという思いでございます。 これからは、一私人として地域社会で生きるようになりますけれども、今のような思いはどこへ行っても大切にしたいなという思いでいっぱいでございます。 今後、皆さん方とこうしてお話をすることは、中々出来かねるかというふうに思いますが、今はコロナ禍でございます。どうぞ、皆さん方も心身ともに御健康で、御隆昌で、そして御健勝でありますことを願っております。 また、長門市の発展、はたまた長門市の教育の充実を心から願っております。 本当に、ありがとうございました。お世話になりました。(拍手) ○議長(武田新二君) 高い席からではありますが、私のほうから松浦教育長に一言お礼を申し上げます。 松浦教育長におかれましては、平成28年4月に教育長に就任以来、5年にわたり長門市教育行政の発展に御尽力頂きましたことを、改めてお礼を申し上げます。 今後は、健康に十分ご留意の上、引き続き長門市の発展にお力添え頂きますようお願い申し上げますとともに、御健勝、御多幸を心から祈念致しまして、お礼の言葉に代えさせて頂きます。本当に御苦労様でございました。────────────・────・──────────── ○議長(武田新二君) 以上で、本定例会に付された事件の議事は全て終了しました。 令和3年3月長門市議会定例会を閉じるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、平成29年4月、市民の負託により市議会議員となられ、市政発展のため御活躍をされてきたところであります。 この3月定例会が今任期最後の定例会となりましたが、ここに滞りなく令和3年度一般会計予算をはじめ、提案されました案件の全てを議了しましたことに、議長として感謝を申し上げます。 来月には、次期市議会議員の選挙が実施されますが、引き続いて立候補される方々には、再びこの議場で御活躍されますことを強く念願致します。また、今期をもって御勇退される議員におかれましては、長門市の議員として、市政の発展に御尽力頂いたことに対し、心から敬意を表します。 本定例会は、本日をもって終了致しますが、議員としての任期は1か月後の4月23日であります。残任期間いっぱい、長門市のために御尽力頂きますようお願い致します。 さて、江原市長をはじめとする執行部職員の皆様には、大変お世話になりました。これまでの御厚情に対し、深くお礼を申し上げますとともに、市民のいのちと生活を守るため、さらなる御尽力を御期待申し上げます。 また、3月末をもって退職される執行部の方々に、一言お礼を申し上げます。 皆様におかれましては、執行部説明員として御出席頂いておりましたが、3月末をもって退職されますことから、本日は最後の本会議となりました。長きにわたり、それぞれの分野において市政発展に御尽力頂き、深謝申し上げます。今後は御自愛を頂き、長門市の発展にお力添え頂きますようお願い申し上げますとともに、御健勝、御多幸を心から祈念致します。 最後に、議長就任以来、市議会の円滑な運営に努めるとともに、市民から信頼される議会を目指し、議会改革にも取り組んでまいりました。特に、長門市特別職報酬等審議会の答申に基づき設置致しました議員報酬・期末手当及び定数等調査研究会において、市民アンケートの実施などを通じ、自らの報酬等について調査・研究を行い、ひとつの報告書に取りまとめたことは、大きな成果であったと考えております。 これまでの議員各位の御理解と御協力に対し、改めて厚くお礼を申し上げますとともに、新たな議会におきましても、様々な議会改革に向け、引き続き御検討頂くことを期待致しまして、任期最後の挨拶とさせて頂きます。 ありがとうございました。 これをもって、令和3年3月長門市議会定例会を閉会致します。どなたも御苦労さまでした。午後2時53分閉会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     令和3年 3月18日                議  長  武田 新二                署名議員  早川 文乃                署名議員  中平 裕二...